相場師朗の株式トレードマスタープログラム 2 時限目 ------------------ … ·...

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相場師朗の株式トレードマスタープログラム

無料オンライン講座 2 時限目

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プロのみぞ知る相場の真実と 3 局面

A・B・C の攻略法

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高橋慶行:

皆さん、こんにちは。

一同:

こんにちは。

高橋慶行:

投資の学校代表ナビゲータの高橋です。

相場師朗:

アリゲーターの相場師朗です。

三井智映子:

金融アリゲーターの三井智映子です。よろしくお願いします。

佐野よう子 :

アシスタントアリゲーターの佐野よう子です。

一同:

（笑い）

高橋慶行:

すごい。前代未聞のオープニングという。

今日は、相場先生、三井さん、2 時間目はここです。

2


一同:

（拍手）

相場師朗:

ここ、どこ？

高橋慶行:

ニューヨークで有名なテニスコートと聞いています。

相場師朗:

何でテニスコートなんだろう？

高橋慶行:

これは一時間目でも錦織フィーバーがおこっちゃったんで。三井さんのサングラス。

相場師朗:

このサングラスがね。

三井智映子:

ご挨拶の場くらいは上げたほうがいいかなと思ったんですけど、ちょっと紫外線が。

佐野よう子 :

紫外線がね。暑い暑い。

高橋慶行:

けっこう舞台裏でも、皆でクスクス笑うっていう。

三井智映子:

笑われてる。似合わないんっスけど。やっぱり 30 代超えるとね。対策が大事ですからね。

相場師朗:

アリゲーター対策ね。ナビゲーターの高橋さんね。

高橋慶行:

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アリゲーターの相馬先生。今日はテニスコートで楽しい雰囲気でいきます。格好も 1 時間目に比

べて大分ラフで。先生。

相場師朗:

はい。これはなかなかおしゃれな。

佐野よう子 :

お似合い。

相場師朗:

なんだったら、この中身も。

佐野よう子 :

ステキステキ。

高橋慶行:

佐野さんも野原で走ってるような感じですね。

佐野よう子 :

このままどっか行きたいです。

高橋慶行:

はい。ということでまとまりきらず。

では、2 時間目いきましょう。2 時間目も非常に濃いんですが、テーマはこちらになっています。

プロのみぞ知る相場の真実と 3 局面、A と B と C の攻略法とは。

三井智映子:

待ってました。

高橋慶行:

1 時間目に相場先生にリアルのトレードを材料に色々と教えていただきました。

A と B と C という３つの局面があり、攻略法があるということです。その 3 つの局面の攻略法を大

公開いただくのが 2 時間目となります。

佐野よう子 :

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楽しみ。

高橋慶行:

2 時間目も最後までご覧の方にプレゼントがあります。これも先生直伝の 5 日移動平均線を活用

したパターン集をプレゼントさせていただきます。受け取り方は最後にお伝えします。

相場師朗:

作戦だもんね。これ。

高橋慶行:

どうか最後までみていただきたいです。

佐野よう子 :

最後まで。

高橋慶行:

テッテレーですね。

一同:

（笑い）

高橋慶行:

まじめな話にいきます。

株売買で利益を上げるにはどうしたら良いんですか？というところで佐野さんもすごく知りたかった

じゃないですか。

佐野よう子 :

すごい知りたかった。

高橋慶行:

1 時間目見ていただいて、皆さんも薄っすら感じられていると思いますが、3 つあります。

1 つ目、株価の流れを読む（局面を読む）。読み方というのもこれから先生に教えていただこうと思

っています。2 つ目と 3 つ目ですが、これは建玉を操作するとまとめて言うこともできますが、2 つ

目、的確に建玉を入れる、3 つ目、入れた建玉を相場に合わせて操作する。先生、大きく分けてこ

のような感じですか。

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佐野よう子 :

最初としては良いですね。

高橋慶行:

2 時間目はもっと具体的に皆さんにお伝えしたいと思っています。

先ずは、A、B、C、この 3 つの局面を見抜くというところで、こちらのチャートをご覧ください。また佐

野さんに質問をしたいんですが。どこがどういう局面か分かりますか？

佐野よう子 :

いっぱい細々としたのがありますね。

高橋慶行:

あります。先生、まずはこんなふうに見えたらということですよね？

相場師朗:

そうですね。

高橋慶行:

三井さんはこれを見ていかがですか？

三井智映子:

基本的にはこの 3 局面はすごい分かりやすいと思うんですが、佐野さんが言ったように、細々とし

ているところをどう捉えていくのかというところが気になるところです。

相場師朗:

鋭いです。

高橋慶行:

鋭いですね。もう 1 つ出してみます。右側に出たのが分かりますか？

三井智映子:

あー、これです。

高橋慶行:

実際、先生が見られると、これはざっくりはしているんですが、こういうものなんですか？

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相場師朗:

こういうものですね。

一同:

ふーん。

相場師朗:

全ての銘柄、日本中の全ての銘柄、世界中の全ての銘柄、大体、こんな動きをしています。

高橋慶行:

下がってもみあって上がってと大きな 3 局面があって、その中にまた小さく 3 局面が出てきました

けれども。

相場師朗:

そういうことです。

高橋慶行:

佐野さん、人間心理。気付きました？

佐野よう子 :

あ、分からなかったです。

高橋慶行:

皆さんも、どう見えるか確認していただきたいです。次はこれでテストをしましょう。佐野さん、どうで

しょう？

佐野よう子 :

細々としたところが。

相場師朗:

細々、好きだよね。

一同:

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（笑い）

佐野よう子 :

あまり動きがないですね。

高橋慶行:

一番右のほうは動きがありますね。

佐野よう子 :

はー、激しい。

高橋慶行:

こういうふうに見えますか？見えましたか？これは三井さんにはどうですか？

三井智映子:

大きな上昇局面がありますね。佐野さんが言ったように、その前はかなりもみあいというか静かな感

じですけど、その大きなところを取りたいなと思います。あと、B 局面の大きな流れのなかの細かい

上げ下げもできれば取れれば良いのになと思うんですけど、先生、どうですか？

相場師朗:

取れますよ。

三井智映子:

本当ですか？

高橋慶行:

マークを出してみます。先生、こういうことですね。

三井智映子:

そうです。そこが全部取れたら良いですよね。

高橋慶行:

初めての方はこういうふうにただ見えていて、あとから見たら、右側のところが取れたら良いなって

思うと思うんですが、先生から見ると、最初からこんなふうに見えていらっしゃるということですね。

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相場師朗:

右側に、非常に大きく上がっている長い緑の線があります。あの根元で千株を買ってずっと上まで

持っていったら、そこそこにはなるだろうけども、それでは面白くないでしょう？

三井智映子:

確かに。こんなに大きいので、もっと取れたら良いなと思います。

相場師朗:

そうです。細々を取っていきながら、大きくて長い緑の線では徐々に利益を加えていくんです。

佐野よう子 :

加えていくんだ。

相場師朗:

そうです。あの中にも小さな上げ下げがあるんです。そうすると利益は、普通に下で持ってずっと

持っていくよりも大きな利益になります。

高橋慶行:

儲けたいって最初に言っていた佐野さんですけど、こういうふうに見るというのは分かってきました

か？

佐野よう子 :

分かりました。

高橋慶行:

最後にもう 1 つ。

佐野よう子 :

おー。

相場師朗:

おー。

佐野よう子 :

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細かい。

相場師朗:

分かった。誕生日プレゼントはコマをあげる。

一同:

（笑い）

三井智映子:

こまごま。

相場師朗:

コマが好きだよね。コマって呼ぼうか？

高橋慶行:

これも、こんな形になっています。

佐野よう子 :

取りやすそう。

相場師朗:

うんうん。

高橋慶行:

取りやすそうって思ったんですね？佐野さん。

相場師朗:

いいね。

高橋慶行:

こんなふうに、もっともっと細々とあります。先生、これを教えていただきたいのですが。ここに 20

日移動平均線というのが真ん中にあるんですが、これが、下落→底→上昇の基本形と呼ばれてい

るようなのですが、教えていただいても良いですか？

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相場師朗:

先ほどからお話しているように、日本中のちゃんと理解がある銘柄は、基本的に下げていきます。

でも、会社が潰れない限りはどこかで下げ止まります。下がっていくときは、大体、この黒い陰線で

す。朝 9 時より 15 時の方が低いとこういう陰線になります。朝 9 時より 15 時の方が高いと、今度

は白い陽線になります。陰線で下げいきます。そして、見てください。20 日移動平均線の上に陰

線でちょっと出るんです。でも、下がってしまいます。ところが、暫くぶりに、5 日ぶりに陽線になりま

す。そして、段々横並びになります。つまり下げ止まってきます。今まで陰線ばかりで下がってきた

のが、陰線と陽線が交互に出るようになり、20 日線の上に顔をちょこちょこ出すようになり、上昇に

転じていくと、20 日移動平均線の上だけで動くようになります。つまり、下がって、潰れないんだか

ら、横ばいで下げ止まって、今度は上がっていきます。あのあとどうなるかというと、また横ばいにな

って、また下がって、でも下げが浅くて横ばいになって、今度は上げが大きければ右肩上がりに上

げ下げをしながら上がっていくということです。

高橋慶行:

こういう基本形がパターンとしてあるんですね。

相場師朗:

これをまず攻略します。

佐野よう子 :

攻略。

相場師朗:

はい。コマあげるね。今度。

高橋慶行:

ちなみに、20 日移動平均線の他にも 5 日や 60 日、100 日とか色々あると思うんですけど、他でも

こういう形というのはあり得るんですか？

相場師朗:

世の中で一番使われているのが 5 日移動平均線です。そして次が 25 日。そして 75 日です。どう

してかと言うと、５日間が１週間とみるんです。１週間が５日ですから、１ヵ月は 5×4＝20 で 20 日

なのですが、昔は金融機関は土曜日も営業していたため、1 ヶ月は 25 日なんです。1 ヶ月が 25

日ということは、3 ヶ月は 75 日。だから世界中で、5 日移動平均線、25 日移動平均線、75 日移動

平均線が使われています。ところが、私は 20 日平均移動線を使っています。これは私だけです。

月・火・水・木・金で 1 週間は 5 日、1 ヶ月は 20 日、3 ヶ月は 60 日です。ということで、私は 5 日線、

20 日線、60 日線を使っています。でも、世の中はどの本を見ても 5 日線、25 日線、75 日線です。

考え方が古いんです。

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高橋慶行:

佐野さん、分かりましたか？今の５日。5 営業とか、そういうことです。

佐野よう子 :

そういうことですね。今の時代にあったものを使おうということですね。

相場師朗:

流石、コマ。

佐野よう子 :

コマじゃないです。

高橋慶行:

というのが基本形で、局面を見抜く上でも、これは基礎になってくるということですか？

三井智映子:

はい。既に左側が A 局面、真ん中が B 局面、そして右側が C 局面になっています。

高橋慶行:

A 局面、B 局面、C 局面の攻略法をこれからお教えいただきます。もっと細かくは見ていくんです

けど、先ず最低限、このオンライン講座で皆さんに教わっていただくのは、状況を見抜く方法と、

建玉の入れ方です。これが先生オリジナルの素晴らしい点となります。建玉。

佐野よう子 :

建玉。

高橋慶行:

興味ありますか？

佐野よう子 :

興味ありますけど、何ですか？

相場師朗:

竪琴じゃないの？立てゴマ。

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佐野よう子 :

建玉？立てゴマ。何だろう、建玉って。教えて。

高橋慶行:

三井さんはどうですか？

三井智映子:

前回の講座で 2-0 とかやってた、それが玉ですよね。

相場師朗:

玉ですね。

佐野よう子 :

あー。

高橋慶行:

注文です。

相場師朗:

玉じゃないんだよ。

佐野よう子 :

ケンダマに見えません？最初、ケンダマに見えた。

相場師朗:

株のことです。玉を入れるというのは、株を買うということ。玉を手じまうというのは、株を手じまうとい

うことです。

佐野よう子 :

そういうことだったんですね。

高橋慶行:

今回のオンライン講座全 4 回では、節目と 5 日移動平均線を活用した、A 局面、B 局面、C 局面

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を迎え撃つための手法を完結したかたちでお教えいただきます。

佐野さん、節目って何だか覚えていますか？

佐野よう子 :

節目ですか。何かの節目ですか？何かの節目。

相場師朗:

節目ってこうだよ。

三井智映子:

それは伏し目がちのふしめですよね。

佐野よう子 :

確かにふしめだ。

高橋慶行:

本当は知ってるんでしょ？

佐野さん、これ。

相場師朗:

フジテレビね。

三井智映子:

フジメディアホールディングさん。

高橋慶行:

左のほうから下がって上がってってあります。先生にこれをご説明いただきます。

相場師朗:

赤い線が 5 日移動平均線です。5 日移動平均線というのは、今日を含んだ過去 5 日の平均を取

って。

佐野よう子 :

なるほど。

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相場師朗:

まだ終わってないのでなるほどではないんだけど。5 日間の株価を合計して 5 で割ったのを今日

につける。つまり、5 日間の平均をつなぎ合わせているんです。

なるほど。今です。

三井智映子:

このタイミングです。

相場師朗:

そして、赤いのが 5 日移動平均線です。真ん中にある緑の線があって、1200 円と書いてあります。

佐野よう子 :

何だろう、あれ。

相場師朗:

もう 1 本、線を入れてもらえますか。

高橋慶行:

はい。

相場師朗:

2 本入っちゃった。上が 1250 円、その上が 1300 円です。どうですか。佐野さん、1200 円のところ

を見てください。左側、下がってきて、1200 円で下げ止まってるでしょ？

佐野よう子 :

はい。

相場師朗:

それで上がっていって、1300 円に当たると、1 回下げています。

佐野よう子 :

本当ですね。

相場師朗:

それで 1250 円でその下げが止まって、次の上げが上に突き抜けています。次はずーっと下げて

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きて、1 番下。緑の線、もう 1 本出してもらえますか？もう 1 本出してもらえますか？ほら。1 番トッ

プから下げてきて、1100 円でピッタリ止まった。

佐野よう子 :

ピッタリですね。

相場師朗:

次の 1100 円で止まって、次の上げが大体 1200 円ぐらいで横ばい。また下げてきて、1100 円でピ

ッタリ止まった。それで、次にまた上げていって、1200 円で横ばって、それを抜けたら、今度は上

の 1300 円辺りでもみもみ。

佐野よう子 :

もみもみだ。

相場師朗:

もみもみだよ。

というように、100 円とか 150 円とか、切りの良いところで株価は下げ止まったり上げ止まったりする

んです。

佐野よう子 :

おもしろいですね。

相場師朗:

すごいでしょう？これは発見だよね。

佐野よう子 :

発見だ。

三井智映子:

それはやっぱり、例えばこの場合は買う人が 1198 円で買いたいなというよりは 1200 円で買いた

いなみたいな。節目節目で注文を出すからということなんですね。

相場師朗:

そういうことなんですね。

佐野よう子 :

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それが節目ですか。

相場師朗:

そういうことです。例えば、私には孫がいるんだけど、孫にお年玉あげるときに、3000 円あげるじゃ

ないですか。それを、2962 円あげようなんて思わないですよね。

三井智映子:

無いです。

相場師朗:

そんな感じです。

佐野よう子 :

なるほど。

高橋慶行:

これが節目です。先生、さっきの線がこの状態でも頭に入っていないといけないんですよね？

相場師朗:

入っていたほうが良いですよ。

佐野よう子 :

そうなんですか。

相場師朗:

佐野さん、こっち見て。あなたは線が見えるようになるー。どう？

佐野よう子 :

一杯入ってる。すごい。

相場師朗:

俺の塾で、みんなにこうやって教えるの。

佐野よう子 :

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すごい。本当に。怖い。

高橋慶行:

次に練習にいきます。

相場師朗:

久光製薬です。

高橋慶行:

これもどんなふうに見たらいいのかということです。

相場師朗:

これも上げ下げしてますね。

三井智映子:

節目が見えますね。

相場師朗:

三井さんはプロだから、見えるんですね。

佐野よう子 :

三井さんには見えてるんですね。

高橋慶行:

線を入れてみました。

三井智映子:

佐野さんも、もう見えるようになっているはずですよ。

佐野よう子 :

そうか。私も見えます。

相場師朗:

佐野さん、どうですか？左から 3500 円でそれ以上上がらなくなり、そのあと 3400 円で下げ止まり、

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もう 1 度上げたけれども 3500 円で上げなくなり、そのままずーっと下げて 3200 円で下げ止まり、

ちょっと上げて 3300 円で上げどまり、ちょっと下げて 3200 円で下げ止まっています。そしてまた

3300 円に当たって、今度は 3150 円まで下げて、ずっと上がっていくんだけど、途中で横ばいに

なっているところがあります。あれが 3400 円です。それで、ずっと上げて、3700 円で天井です。

佐野よう子 :

天井。

相場師朗:

天井です。

佐野よう子 :

すごい。高いですね。

相場師朗:

というように、株価は、区切りになる節目で上げ止まったり下げ止まったりします。これが分かるだ

けで、トレードが非常に上手になります。今回は無料だけれども、完結 4 回まで、この節目を使っ

たトレードと 5 日移動平均線を使ったトレードの概略をお教えしたいと思います。

高橋慶行:

1 時間目の最後に建玉の実演を見せていただきましたが、そこでも当然節目というのは頭の中に

はもう？

相場師朗:

入っていました。特には説明はしていませんでしたが、節目と 5 日移動平均線を使っていました。

高橋慶行:

そうなんですね。

相場師朗:

あとは、頭の中に佐野さんのボケを入れながら。

佐野よう子 :

ありがとうございます。

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相場師朗:

三井さんのサングラスを入れながら。

三井智映子:

昨日はまだでしたよ。

相場師朗:

まだでしたか。

高橋慶行:

これはあえて。

三井智映子:

太平洋セメント。

高橋慶行:

あえて左から順にパッパっと開いていきます。

相場師朗:

ちょっと大きくなってきました。

高橋慶行:

上の幅が 280 円、下が 260 円です。

相場師朗:

ぴったりでしょう？

佐野よう子 :

本当ですね。

相場師朗:

左の 1 番高いところが 280 円、下が 260 円で下げ止まりました。さて、次。今、太平洋セメントのト

レードの実況中継をしています。

上がってきました。なかなか 280 円を超えられない。次はどうなるか。

超えられず下げて、260 円で止まって、やや上げたけれども、260 円を割ってしまいました。

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次は。ずっと下げて、1 番下は幾らですか？

高橋慶行:

240 円です。

相場師朗:

240 円辺りで下げ止まっています。一旦ちょっと上がってまた 240 円ぐらいで下げ止まって、今度

は、今、260 円辺りでうろうろしています。260 円になると、上げ止まって横ばいになっています。

三井智映子:

確かに。節目っていう感じですね。

相場師朗:

節目。

高橋慶行:

次にいきます。

相場師朗:

さて、今度は 1 番上は？

高橋慶行:

280 円です。

相場師朗:

280 円って、左側をずっと見てください。前の天井だったところ、ぴったりまた 280 円で下げ止まっ

てるでしょう？今度は真ん中の 260 円を割ってきたから、もうちょっと下がるかな。それで、今度は

一番下の 240 円で止まってまた上がっています。

一同:

はい。

相場師朗:

すごいでしょう？

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佐野よう子 :

すごいですね。

相場師朗:

240 円で止まったんで、2 泊 3 日だよ。

さて、これはどこまで上がるんだろうかと。260 円くらいでまた横ばいになって、下がってきました。

次です。240 円くらいまできて、何とか底堅くなっています。ということです。不思議でしょう？

佐野よう子 :

不思議ですね。

相場師朗:

この節目と赤いライン、5 日移動平均線で、佐野さんも女相場師になれます。

佐野よう子 :

女相場師ですか。ちょっと三井さんの後輩になって。

一同:

（拍手）

三井智映子:

よろしくお願いします。

高橋慶行:

後輩って言うと、学校の友達みたいですけどね。

これは、節目というものの重要さや、相場先生がこういうふうに見ているということをご理解いただき

たかったのであえて出題しました。節目をご存知の方もいらっしゃると思いますが、知っていること

と、今太平洋セメントで見たように意識して注文できるかどうか、つまり知っていることとできることと

いうのは違うんですよね。

相場師朗:

はい。私の本にも、知っていることとできることは違うと書きましたし、ラジオ放送でも同様のことを

お話しています。

高橋慶行:

佐野さん、やっぱり説明を聞いた後は意識するんですけど、1 ヵ月後、3 ヶ月後もいつも意識でき

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るかというと、ついつい忘れてしまうんですよね。

佐野よう子 :

忘れちゃいますね。

高橋慶行:

そういうわけで、是非皆さん、知っているといわずに、改めて意識していただきたいと思います。

話は変わります。1 時間目の授業を見た皆さんが知りたいと思ってるんじゃないかなということをお

話します。建玉操作の基本形についてです。あくまでも形の話なんですけど。例えばこういうところ

で空売りを 200 株入れました。空売り 200 株を持ちながら買いを 100 株入れました。もう 1 つ下が

って、空売り 200 株ながら買いを 200 株追加しました。

相場師朗:

各場所では今の合計が書いてあります。一番下では、上から持ってきて、ずっと継続している 200

株の空売りを持っています。それで、一番下では、上で買った 100 株に 200 株を足して、合計

300 株を持っている。つまり、左側に 200、右側に 300 という書き方になります。

高橋慶行:

ここにきて売りを手じまい、買いを入れました。色々な根拠があって、例えばこういうような結果、こ

ういうふになったトレードがあったとします。そのときに、ここで空売りを 600 株入れて、ここで買い

を 600 株入れるのではだめなんでしょうか？

相場師朗:

完璧ですね。

高橋慶行:

1 時間目のときに、先生はこういうふうにされなかったんです。これをちょっと詳しく教えていただき

たいのですが。

相場師朗:

先ず、上で空売り 600 株入れるということは、大切なお金ですから、100%から 90%ぐらい下げると分

かっていないと入れられないです。1 番下のあそこで 600 株を買う。つまり、1 番上で 600 株を空

売りを入れてずっと利益を取って、それを手じまって、ここに書いてあるところで 600 株の買いを入

れるって、これは完璧です。でも神様しか出来ないです。神様か、本屋さんに売っている本で、儲

かっていない人が書いた本にはこう書いてあります。

一同:

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はー。

相場師朗:

でも、実際に出来るかというと、大事なお金を本当に分からない状態でがーんと入れるのは出来な

いです。ではここで、6000 円なら入れられるじゃないですか。高橋社長はお金持ちだから。6000

円なら入れられる。でも、今、家を担保に入れて 6 億円ここで入れろって言われたら？

高橋慶行:

無理ですよね。

相場師朗:

そうでしょう？ところが、前の授業でやったように、足元を見ながら徐々に増やしていきます。例え

ば、ここから 10m 先を歩いていくときに、落し穴がどこかにあるとします。先ずは足を固めて固めて、

大丈夫大丈夫といって、落し穴にふっといったときに、あっと足を戻せるじゃないですか。

佐野よう子 :

確かに。

相場師朗:

だけど、いきなりどどどって行ったら、多分落ちちゃうと思うんです。確認しながらやっていきます。

なぜかと言うと、我々はプロだからです。プロというのは、宝くじ買うようにまぐれというのはないんで

す。確認しながら行くということは、売りを持ちながら、下がっても良いようにして、ほぼいけそうに

なるまで徐々に売りを抜いて買いを増やしていき、徐々に展開していきます。いきなり日焼けした

ら、多分がーっとなって倒れちゃいますよね。徐々に日焼けをしていくイメージです。

どう、分かりやすい、コマ？

佐野よう子 :

分かりやすいです。コマ？

相場師朗:

実際に、先ほど高橋さんが示してくれた 1 発買いは、もしこれが出来たらすごいけど、出来ないで

す。出来る人は、多分、ウソです。実際にお金を入れたら、出来ないです。

高橋慶行:

2 時間目のテーマに、相場の真実をお教えしますという話がありました。先生は現役でされていら

っしゃるので、ここでは一気に入れられないよという話も、打ち合わせをしていると良く聞くんです

が、まさにこういうふうな情報が溢れていませんか？こういうふうに注文したりサインがあったらとい

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うような。

相場師朗:

実際に戦争に参加した人から見たら、そんなに思うようには出来ないよということです。例えばオリ

ンピックのライフルの選手が、本当に戦場に行ってあの通りに撃てるかといったら、多分ビビッちゃ

って撃てないと思います。

高橋慶行:

確かに。

相場師朗:

本番と仮定とでは違うということを、皆さんも分かったほうが良いです。より安全にやっていくという

ことです。

高橋慶行:

2 時間目のまとめです。皆さん A 局面 B 局面 C 局面という状況は何となくご理解いただけたと思

います。

5 日移動平均線と節目のところもみていきます。実際に、また相場先生に 1 時間目と同じように 5

日移動平均線と節目を見て、A 局面 B 局面 C 局面を意識したものを実演していただきます。皆さ

んこれで分かるかどうかチェックしてください。

相場師朗:

コマちゃん、これはどこの会社ですか？

佐野よう子 :

会社ですか？

相場師朗:

見えますか？

佐野よう子 :

どこだろう。

相場師朗:

これは、ヨンリオっていうんですけど。

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佐野よう子 :

ヨンリオ？

相場師朗:

サンリオ。

佐野よう子 :

サンリオ？キャラクターの。

相場師朗:

そう。キャラクターのサンリオです。これも実は東証一部に上場している大きな会社です。これを見

ていただくと、サンリオの株価が上がっいって 2050 円で 1 度下がって、もう 1 度上昇したけれど、

2050 円を越えられません。そして 2000 円を割り込んでずっと下げていきます。一旦、1750 円で

横ばって 1800 円に当たったけれども超えられず、ずっとこの赤い線 5 日移動平均線の下である

限りは上がりません。5 日移動平均線の下である限りは上がりません。もしこれで空売りできてたら、

すごいですよね。

高橋慶行:

確かに。

相場師朗:

次にいきます。5 日移動平均線の上である限りは上がっていくんです。ここからちょっとやってみよ

うと思います。コマちゃん、今、株価は上昇してきました。そして、1650 円という節目に当たって

1600 円を割り込んでしまいました。この赤い線は何でしたっけ？

佐野よう子 :

なんとか日平均線です。

高橋慶行:

5 日移動平均線です。5 日移動平均線の下に出てきたこの黒いローソクは何線でしたっけ？陽

線？陰線？

佐野よう子 :

陰線です。

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相場師朗:

陰線です。5 日移動平均線の下に陰線である限り、陽線でもそうですが、下がっていくんです。と

いうことは、佐野さん、このあと下がりますか上がりますか？

佐野よう子 :

これは下にいるので下がります。

相場師朗:

その通りだ。

相場師朗:

なので、空売りをいれます。コマちゃん、あとでお金持ちと結婚するときを想定して、2000 株じゃな

くて 2 万株いれてみよう。

佐野よう子 :

2 万株いれちゃいましょう。

相場師朗:

ほっ。下がっている。ただ、これは陽線だから、上がっちゃうかもしれないけれども、5 日移動平均

線の下にあるので、もうちょっと下がるかもしれないです。ちょっと待ってみましょう。今持っている

のは、空売り 2 万株です。どれぐらい下げたかというと、昨日からだからまだそんなに下げてはいま

せん。いきますよ。横並び。ちょっと怖いですね。下がるとプラスになるのは、上がるとマイナスにな

るから、怖いから、ちょっとここでヘッジを入れます。

佐野よう子 :

ここでヘッジですね。

相場師朗:

これは下がるとプラスになるけど、これは上がるとプラスになるから、ここでヘッジを入れておくと、

上がっても下がっても損にはなりません。いきますよ。分かった。やっぱり下がるんです。5 日移動

平均線の内側で陰線である限りは下がるんだけれども、昨日と一昨日、陽線になったから、下がら

ないかもしれない。でも 5 日移動平均線の内側だから空売りを入れておいたけど、上がっちゃった

ら怖いから、買いも入れました。ところが今日は 5 日移動平均線の内側に陰線だから、やっぱり俺

の考えは正しかったので、買いは切ります。

佐野よう子 :

こうやって直ぐに。

27


相場師朗:

そして下がるのが分かったので、売りを足します。それでコマちゃん、最初に入れた 2 万株の空売

りはここで 1550 円で入れているけど、今日は 1500 円だから、50 円取れています。もう、100 万円

プラスです。

佐野よう子 :

わーお。

相場師朗:

いきますよ。翌日。まだ下がっています。いいでしょう？まだいけます。まだいける。コマちゃん、こ

れ、まだいける理由は？5 日移動平均線の内側で？

佐野よう子 :

陰線があるから。

相場師朗:

そう。

佐野よう子 :

分かりやすいな、先生。

相場師朗:

よーし、まだいくぞ。それで、今は 1550 円で 2 万株空売りを入れたのが 1450 円まで下がってい

ますから、2 万かける 100 円ですから、200 万プラスになっています。

佐野よう子 :


相場師朗:

途中で 1 万株プラスしているから、ここの辺で入れているので、50 円取れたから、合わせて 250

万円の利益になります。ただ、買いのヘッジをちょっと切っているので、200 万円くらいの利益にな

っています。

高橋慶行:

28


先生、質問いいですか？

相場師朗:

どうぞ。

高橋慶行:

先生のライフスタイルを 1 時間目にお聞きしましたけれども、これは 14 時半～15 時の間にやるこ

とですか？

相場師朗:

そうです。

高橋慶行:

この時間に、今日は 1 日こういう陰線が出ていて移動平均線より下だから売ろうとかいうのもその

時間に？

相場師朗:

14 時半というのは、その日の陰線、陽線というのが出来上がっているから、ただ、昼間働いている

方は、夜にお仕事から帰ってきて、そして、朝に見てやっても遅くないです。実は私は二十歳か

ら始めて 40 歳までは、ずっと朝だけやっていました。朝 8 時半に入れて、あとは見ないんです。

三井智映子:

ということは、9 時からマーケットが始まるので、3 時に終わったあとであれば、家に帰ってきたあと

でも OK ということですか。行く前でも OK という感じですか？

相場師朗:

そうです。だから、夜に見て、朝 9 時前に入れちゃえば良いんです。

三井智映子:

なるほど。

相場師朗:

サラリーマンの方も大丈夫です。ウルトラマンも大丈夫。ナビゲーターもアリゲーターも大丈夫です。

佐野さん、これはまだいけるでしょう？

29


佐野よう子 :

はい。いけます。

相場師朗:

これは？まだ？どう？

佐野よう子 :

まだいけます。

相場師朗:

まだいけるだろう？佐野さん、今ちなみに幾ら儲かっているかと言うと。ここからだから、どうだろう。

1550 円でしょう。1350 円まで下がっているかな。200 円取れているから、ここで入れた 2 万株は

400 万円ですよ。途中で入れたのが 150 万で、550 万円～600 万円の利益がでました。

佐野よう子 :

すごい。

相場師朗:

これは、佐野さんも三井さんも皆さんもなんですが、ここで 2 万株とか入れられるのはある程度お

金ができてからなんですが、100 株でも良いんです。100 株でも転がして、何回でもこういうことが

できて、今度は 1000 株ずつやる。1000 株ずつできるようになったら、3000 株ずつやろう。そうや

っていくとお金が貯まっていきます。私は、最初 60 万円で始めて、5 年か 6 年で 1 億 5600 万円

になったのかな。

佐野よう子 :


相場師朗:

そうすると、そっからは早いわけです。それを使ってやるから。だから、最初は 60 万円だから。ビ

ル掃除だもん。お金貯めるために。なので、少ない金額でやってもいいんだけども、今は大きな金

額でやっているのは、将来そうなれたらすごいでしょう？ということです。

ではいきます。翌日。佐野さん、これで陽線が出たから、怖いのが 1 つと、前の安値の 1300 円に

並んでいます。

佐野よう子 :

なるほど。

30


三井智映子:

節目。

佐野よう子 :

節目だ。

相場師朗:

ここで止まっちゃうと怖いので、次の上げに備えます。

佐野よう子 :

お、出てきた。

相場師朗:

買いを入れます。

三井智映子:

ちょっと入れました。

相場師朗:

売りを切らない理由は、まだ下がる可能性があるからです。じゃ、下がるんだったら、何で買いを入

れたの？下がっていくところを先ず買いを入れて、でも売りがあるから取れる。それでまた下がった

ところで、買いを増やします。売りがあるから取れているんです。そして、下がったところで買いを

増やします。売りがあるから取れているんです。そして、上がり始めたら売りをちょっと切ります。全

部切ると、また下がったときに困るので、ちょっとずつ切って、固まってから全部切って買いを足し

ます。

佐野よう子 :

へー。

相場師朗:

いきます。トゥモロー。英語も出来るんだよ。いきますよ。ほい。ほら。

佐野よう子 :

入れといて良かった。

相場師朗:

31


でも、このままグーッと上がるとは限らないんです。ここを見てください。ここ。

佐野よう子 :

あ、そんな例が。

相場師朗:

ここだって、下がってるでしょ。だから、分からない。

佐野よう子 :

確かに。

相場師朗:

ただ、何となくいけそうな気もするんです。下げが 1 ヶ月、2 ヶ月、3 ヶ月続くと、大体、そろそろな

んです。

佐野よう子 :

へー。

相場師朗:

いきますよ。ということは上げそうだから、買いをちょっと足します。まだ分かりません。はい。どう？

佐野さん、今まで 5 日移動平均線の内側にずーっといたのに、昨日は触ったでしょう？今日は乗

ったぜ。触ったあと、乗ったんだぜ。結構、強くなってきた感じですね。

佐野よう子 :

確かに、強くなりました。

相場師朗:

ということは、足してみようかな。フラットになりました。

佐野よう子 :

本当だ。

相場師朗:

いきますよ。翌日。今度は、私の戦略だと、もう 1 回下げたときに、前のここを割れないで下げ止ま

れば、多分そこが B 局面です。今まで何局面ですか？

32


佐野よう子 :

何でしたっけ？ABC 覚えてないよ。

相場師朗:

A、B、C。

佐野よう子 :

A が下がって。A 局面ですね。

相場師朗:

ここは A 局面なんです。えーですか？

佐野よう子 :

えーです。

相場師朗:

ここは、C。B。A。佐野さんは多分 C だろうけど。ここは実は A なんです。だから、A が終わりそう

だってここで分かりますよね？今まで超えられなかった 5 日移動平均線を超えそうになっているん

だから、A が終わる可能性があるわけです。A が終わったら、次は？

佐野よう子 :

C。

相場師朗:

B だよ。だから、B だということはもみ合いになるから、上がったり下がったり小さなレンジで動くから、

そこで右往？

佐野よう子 :

左往。

相場師朗:

しない。

佐野よう子 :

あー。

33


相場師朗:

何だ、今日初めて会ったのに息が合ってるな。では翌日いきます。下がってきた。だから、三井さ

ん、売り持って良かったです。

三井智映子:

良かったですね。フラットで良かったです。

相場師朗:

どきどきしないでしょう？

三井智映子:

はい。

相場師朗:

問題は、この前の安値を割らずに止まるかどうかです。でも、止まる可能性があるのは、今まで 5

日移動平均線の下だったのが、3 日連続で陽線ですよ。3 日連続陽線なんて、過去、下がってる

なかで無いんだから。

三井智映子:

だから、ちょっと強いということですよね。

相場師朗:

強いということです。いきます。ほっ。

三井智映子:

あっ。

相場師朗:

前の安値を割らずに 5 日移動平均線を超えてきました。

三井智映子:

強いぞ。

相場師朗:

これは強いぞということは、買いを増やすだよ。急に田舎の言葉に増やすだよ。

34


三井智映子:

増やすだよ。

相場師朗:

そして、売りを減らすだよ。

三井智映子:

減らすだよ。

相場師朗:

いきますよ。何か、B っぽいでしょう？横ばいっぽいでしょう？A、B です。

三井智映子:

次は？

相場師朗:

C になるんだけど、その前に。

三井智映子:

おーう。

相場師朗:

でも、デモストライキ。買いを持ってて下がってるけど、空売りも持ってるし、大丈夫です。しかも、A、

B だから。前の安値を保てば大丈夫なんです。ただし怖いので、ちょっと空売りを増やします。でも

ここの空売りは何百万か儲かっています。いきます。ほっ。割りません。ほっ。割りません。というこ

とは、堅そうだから、買いを増やします。まだ分からないから、空売りは半分持っています。いきま

す。ほっ。良いね。

佐野よう子 :

上がった。

相場師朗:

ということは。

35


三井智映子:

これはもう。

相場師朗:

ということはいけるから、空売りを切って、買いを足します。いきますよ。ほっ。ほっ。ほっ。

佐野よう子 :

あー。

相場師朗:

1450 円です。いきますよ。ふお。

佐野よう子 :

あー。

相場師朗:

さて、これでどうするかです。これは、もっと上がると思います。この 8 万株をずっと持っていって 2

千万か 3 千万ぐらい取りたいわけです。

一同:

ふーん。

相場師朗:

なので、持っていきたいけど下がってしまって怖いので、普通はこれで切ってしまって手じまうとい

うのもあるんだけれども、持っていきたいんです。いくの分かっているから。何でいくの分かってい

るかというと、ここを下回っていないからです。

佐野よう子 :

へー、なるほど。

三井智映子:

勢いがあるということですか？

相場師朗:

36


多分、高橋さん、もう仕事を離れて自分で本気で納得していますね。

次にいきますよ。なので、ヘッジを入れるだよ。下がったって、今、500 万、600 万儲かっているけ

ど、下がったって全然問題ないじゃないですか。だからヘッジを入れます。

三井智映子:

フラットにして。

相場師朗:

良いでしょう?儲かっているでしょう？今度は、この買いの利益がちょっと減ってきたけど、こっちが

増えているから、全然問題ないんです。

三井智映子:

要はフラットっていうことですね。あそこで１階。

相場師朗:

フラットだから。ほっ。とにかくここの辺りで止まれば良いわけだから。止まりそうだよね。もうちょっと

いけ。今、売りが儲かっているから、買いの数と同じだから問題ないんです。でも、これは A、B っ

ぽいでしょう？

三井智映子:

B っぽいです。

相場師朗:

ほっ。おら、来た。

三井智映子:

おっ。

相場師朗:

ということは、前の安値近辺の 1350 円でしっかり止まってるから、分かりました。売りはもう要らない。

買いを増やします。

佐野よう子 :

うわー、すごい増やした。

37


相場師朗:

いくぞ。

三井智映子:

Oui。

相場師朗:

何か、運動部みたいだな。体育会系。体育会トレード部。いくぞ。ほっ。ほっ。

三井智映子:

あ、陰線だけど。

相場師朗:

この辺、底？底？底？

佐野よう子 :

堅い。

相場師朗:

今日、覚えた言葉。底堅い。底堅いのが分かったから、増やす。

三井智映子:

すごい

相場師朗:

増やしてるけど、平均値は変わりません。底で 1 発で買ったのと変わらないでしょう？いきますよ。

ほいっ。5 日移動平均線の上に 4 日間います。

三井智映子:

本当だ。

相場師朗:

ここは、1、2、3、4、5。5 日間。今 4 日間だから、ここは 5 日間滞在して下がりました。翌日みてい

きましょう。超えた。

38


三井智映子:

あ、上がった。

相場師朗:

ということは、新記録です。ここは 5 日移動平均線の上に 1、2、3、4、5、5 日間で死んじゃった。こ

こは 1、2、3、4、5 だから、強いんですよ。前の高値、節目の 1450 円を超えてくれば、強いですよ。

次にいきます。来た。

三井智映子:

超えてきた。

佐野よう子 :

おー、来た。

相場師朗:

いいでしょう？もう、売りはありません。いきます。前の高値を超えたから、ちょっとだけ足します。こ

こで沢山足さないのは、大分上がってきたあとに沢山足すと、ちょっと下がっただけでも全体の足

を引っ張るからです。

佐野よう子 :

なるほど。

相場師朗:

もっとプロ的な話だと、買い価格の平均値が下がるから。

三井智映子:

なるほど。

相場師朗:

今、コマちゃんにも分かりやすいようにね。

佐野よう子 :

コマちゃんにも。

相場師朗:

39


いきますよ。翌日。ほっ。次にいきますよ。掛け声。ふっ。ちょっと心配なのが、今日は陰線、昨日

は陽線、今日陰線。ちょっと弱ってきたかな。もう 1 日いってみましょう。

三井智映子:

陽線だけど下がる。

相場師朗:

陽線だけど昨日より下。ただ、5 日移動平均線をキープしているから、我慢します。良い。おっ。お

っ。ほっ。このぐらいで、1 回終りにしましょう。

さて、A、B、C。多分、私がこれをやれば、これぐらいで 2、3 千万取ります。それで 5 銘柄やれば、

もうこの 2 ヶ月くらいで、1 億 5 千万円ぐらいとっちゃいます。年間 10 何億円とかです。佐野さんぐ

らいだと、100 株ずつ。皆さんも 200～300 株ずつやっても、20、30 万円にはなります。これはもう、

手に職です。サンリオって分からなくても、チャートが動いていれば良いんです。

次にいきます。もうちょっといきましょう。5 日移動平均線を陰線で割ったから、佐野さん、下がりま

すか上がりますか？

佐野よう子 :

下がります。

相場師朗:

はい。空売りを入れれば良いです。

佐野よう子 :

簡単だ。

相場師朗:

次にいきますよ。ここなんか面白いでしょう？1500 円に当たって負けています。1500 円に当たっ

て負けています。もう 1 回 1500 円に当たって負けたんだから、強いか弱いかっていうと？

佐野よう子 :

弱い。

相場師朗:

弱い。1500 円に勝てないんです。この下げが、前の安値の上で止まれば、もっと上がります。だか

ら今は空売りで取りながら、次の上げを取っていきます。止まってきた。まだだ。おお。おうでもな

がしまでも良い。ほっ。ということは、佐野さん、1500 円に当たって負け、当たって負けたけど、

1450 円に勝って 5 日移動平均線の上に出てきました。佐野さん、どうしいたら良い？もう下がらな

40


いですね。下がらないということは、空売りを切って？

佐野よう子 :

買いを入れる。

相場師朗:

これで良いわけです。そして。

佐野よう子 :

あ、えー。

三井智映子:

上がってきた。

佐野よう子 :

上がるんだ。

相場師朗:

佐野さん、切るとき言って。まだだよね？

佐野よう子 :

はい。まだですね。

相場師朗:

これは？

佐野よう子 :

まだ。

ああ、切ります。

相場師朗:

はい。これで切る。そう。それでいい。

佐野よう子 :

41


すごーい。簡単ですよ。

相場師朗:

そうだよ。この 3 万株だとしたら？

三井智映子:

1450 円から 1750 円の 300 円かける 3 万株なので 900 万円です。

相場師朗:

900 万円です。私だったらとっちゃいます。ここの操作、良いでしょう？下がると思って入れたけど、

返したから空売りを切って買いに変えました。これがプロの技ですよ。

佐野よう子 :

なるほど。

相場師朗:

今、実は移動平均線を基準にしてやって、しめを基準にしています。1500 円のところでもやりまし

た。それから 1350 円のところもやりました。ここだってそうです。天井は 1600 円です。ここは底は

1250 円です。そんな感じです。

一同:

（拍手)

三井智映子:

分かりやすい。

高橋慶行:

僕は受講生の気持ちで見てたんですけれど、思惑がちょっと外れてガーンって時があったじゃな

いですか。

相場師朗:

どこ？ここですか？

高橋慶行:

そこです。売り持たず、買いだけで１個我慢みたいな時に、もしかしたらすごい不安になってしまう

と思うのですが、その我慢のしどころのポイントみたいなのはあるんですか？

42


相場師朗:

それは、練習ですよ。

高橋慶行:

練習。

相場師朗:

もう１つ。ここの会場。場所、言っていいですか？

高橋慶行:

はい。

相場師朗:

中野新橋なんです。本当はさっき、ニューヨークのはずだったんですけど、本当は中野新橋なん

です。

高橋慶行:

ガチなあれですね。

相場師朗:

じゃ、ニューヨークにしましょう。

佐野よう子 :

するんですか？

三井智映子:

ここの場所をニューヨークとしたときに？

相場師朗:

私はニューヨークの銀行に勤めてましたから、ニューヨークを知っているわけです。ところが、コマ

ちゃんはニューヨークに行ったことはありますか？

佐野よう子 :

無いです。

43


相場師朗:

無いとしたら、初めて行ったときに、空港でどうしたら良いか分からないですよね。ニューヨークの

あそこのあそこの吉野家で待ち合わせしようといっても分からないでしょう？俺は分かる。俺と佐野

さんの違いは、回数です。ニューヨークに 100 回行けば、ニューヨークの吉野家に行けます。松の

やも行けます。それから、立ち食いそばにも行けます。というように、回数なんです。この場面をお

金を使ってやったらなくなっちゃうから、こうやって練習をするんです。それが踏ん張れるかです。

三井智映子:

だからこそ鑑賞が必要なんですね。

相場師朗:

必要なんです。

高橋慶行:

鑑賞の時間が長いというのは、そういうことなんですね。

相場師朗:

もう 1 つありますけどね。ここが底でしょう？上昇 3 ヶ月くらいなんです。1 ヶ月、2 ヶ月、ここはまだ

上昇して 1 ヶ月くらいだから、もっと上がるなっていう発想です。それから、前の安値を割っていな

いです。

高橋慶行:

なるほど。総合的に。ありがとうございます。これは是非、もっと質問をしていただきたいです。

相場師朗:

何でも答えますよ。

高橋慶行:

では、3 時間目のテーマについてお知らせします。ここまでは先生の実際の売買実演をご覧にな

った方も、とはいえ、リスク管理だったりとか損切りというのは勉強したよという方もいらっしゃると思

います。確かに大事だと思いますが、相場先生のリスク管理の考え方というのは、実はまだはなし

ていません。それを 3 時間目にお話させていただきます。それと、もう 1 度改めて、建玉操作を総

合的にまとめたものをお届けしたいと思います。

まずはポジションを両建てで持つということの本当の意味を皆さんにご理解いただきたいので、3

時間目は必ず見てください。

ということで、2 時間目もプレゼントがあります。

44


三井智映子:

最後まで見てくださってありがとうございました。

佐野よう子 :

ありがとうございます。

高橋慶行:

相場先生直伝の 5 日移動平均線の活用パターン事例集というのをお渡しさせていただきます。

受け取っていただく方法は、1 時間目と実は一緒なんです。

三井智映子:

コメント。

佐野よう子 :

コメントですね。ありがとうございました。

高橋慶行:

2 時間目も、2 時間目の感想、質問、沢山あると思いますので、是非していただきたいというふうに

思います。先生には、コメントの返答にご協力いただくのはもちろんなんですけども、補講動画な

んていうも、いただいた質問に対して準備していただいたりとかさせていただければと思います。

相場師朗:

チョコレートとコーヒーもらえればやりますよ。

高橋慶行:

分かりました。じゃ、佐野さん。

佐野よう子 :

良いんですか？

高橋慶行:

手作り。

佐野よう子 :

45


手作りで。はい。チョコレートは手作りで。

相場師朗:

手でも足でも良いけどね。

高橋慶行:

話は戻ります。プレゼントを受け取る方法は、2 つのステップがあります。1 つ目は、このページの

下にコメントをしていただくことが 1 つです。2 つ目は、コメント特典の請求フォームがありますので、

そこにメールアドレスを入れてください。入れていただければ、そこにこの事例集が届きます。この

2 ステップです。以上になります。

先生、2 時間目も最後にここまで初めて見られた方も沢山いて驚かれた方もいらっしゃると思うん

ですが、またしめをお願いいたします。

三井智映子:

お願いいたします。

相場師朗:

やっぱり、先ほどのニューヨークの話です。ニューヨーク 1 回目の人は心配だけれども、100 回行

けば心配なくなるじゃないですか。皆さんのお仕事でも学校でもそうだと思います。やっぱり先ず

慣れることです。上手になるためには、狭い範囲のことに慣れることです。数練習する。だから、キ

ャッチボールを何回もやる、バッティングの練習を何回もやるということです。それをやっていただく

と、技術になります。技術になると、いつまでもできるようになります。コマちゃんがおばあちゃんに

なっても、片手でペッとできます。

佐野よう子 :

テッテッテー。

相場師朗:

運動は年取っるとできなくなるけど、株のトレードは年を取ったほうが判断力が高まるんです。

三井智映子:

何回もそれだけ行ってるわけですもんね。

相場師朗:

そういうことです。

46


高橋慶行:

ありがとうございます。では、3 時間目は必見の内容になっていますので、ご覧いただきたいと思い

ます。3 時間目はまた会場を。

相場師朗:

どこだろうね？船からニューヨークへ行って、今度は？

高橋慶行:

テニスコートに行って。

相場師朗:

どっか銭湯にでも行くのかな？

高橋慶行:

かもしれませんね。

三井智映子:

富士山の山頂とかかもしれませんね。

相場師朗:

富士山の山頂、良いね。あの世も良いね。あの世。

高橋慶行:

あの世。

佐野よう子 :

良くない、良くない。怖い。

高橋慶行:

それでは、それも楽しみにしていただいて。お疲れ様でした。皆さん、ありがとうございました。

一同:

ありがとうございました。

47


投資の学校グループからのお知らせ

書き起こし PDF を最後までお読みいただき、

ありがとうございました！

書き起こしとはいえ、

最後までお読みいただけたこと、

相場先生をはじめ、

スタッフ一同、大変うれしく思っております。

そして最後に、

お願いがあります。

あなたが 2 時限目を見て感じたことや思ったことなどについて、

ご感想をいただけませんでしょうか。

基本的には、自由に想いをコメントして頂ければ、結構でございます。

ございますが、

コメントといっても、何をコメントしたらいいか、分からない、

という人もいるかもしれません。

そういう方は、下記、

【1】2 時限目でためになったこと

【2】現在抱えている株式投資に関する悩み

【3】相場師朗への質問や応援メッセージ

【4】三井さん、佐野さん、高橋に対するメッセージ

などを是非、お願いします。

もちろん、

お願いするだけではなく、そのコメントを通して、

我々は３時限目、４時限目、それから本講義へと、

より実りのあるノウハウの提供に活用させて頂くことを約束いたします。

48


そして、コメントをいただいたすべての方に、

スペシャルな特典をご用意させていただいております。

--------------------------------

【2 時限目コメント特典】

相場先生直伝

５日移動平均線のパターンマニュアル

--------------------------------

2 時限目では、

5 日移動平均線と節目に焦点を当てて

相場先生に解説していただきましたが、

この 2 時限目コメント特典では、

5 日移動平均線以外に

20 日、60 日、100 日、300 日移動平均線の活用と、

前の高値・安値、節目といった、他の「道具」も使いながら

エントリーのタイミングを判断していく方法を

詳しく解説していただきました。

5 日移動平均線の使い方、

実際に使うときの注意点を

20 分ほどのミニ動画で学ぶことができます。

こちらを受け取っていただくには、こちらの最下部に

コメントをしていただき、コメント請求フォームから

プレゼントの請求をしていただくだけです。

コメントやコメントの受け取り方は、

こちらの最下部に記載されていますのでご覧ください。

↓

http://toushi-school.net/aiba/fun/ses2/

それでは、

3 時限目も引き続きよろしくお願い致します。

http://toushi-school.net/aiba/fun/ses2/

相場師朗の株式トレードマスタープログラム 2 時限目 ------------------ … ·...

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