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COGNOS (R) ENTERPRISE BI SERIES COGNOS SERIES 7 VERSION 3 FOR WINDOWS インストール ガイド THE NEXT LEVEL OF PERFORMANCE TM イ ン ス ト ール ガイド 02.12.2004 Cognos BI 7.3 MR2 HTML TOC エン ト リ のテキス ト を入力し ま す。 HTML TOC エン ト リ のテキス ト を入力し ま す。 インストール ガイド

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COGNOS(R) ENTERPRISE BI SERIESC O G N O S S E R I E S 7 V E R S I O N 3 F O R W I N D O W S

インストール ガイド

THE NEXT LEVEL OF PERFORMANCETM

インス トール ガイ ド

02.12.2004

Cognos BI

7.3 MR2

HTML TOC エン ト リのテキス ト を入力しま

す。

HTML TOC エン ト リのテキス ト を入力しま

す。

インストール ガイド

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製品情報

このドキュ メン トは Cognos Series 7 Version 3 MR2 を対象と して作成されています。 また、 その後のリ リースも対象となる場合があ り ま

す。 このドキュ メン トの最新バージ ョ ンに関する情報は、 Cognos サポート Web サイ ト (http://support.cognos.com) で見るこ とができます。

著作権Copyright (C) 2005 Cognos Incorporated.

Portions of Cognos(R) software products are protected by one or more of the following U.S. Patents: 6,609,123 B1; 6,611,838 B1; 6,662,188 B1; 6,728,697 B2; 6,741,982 B2; 6,763,520 B1; 6,768,995 B2; 6,782,378 B2; 6,847,973 B2.

このドキュ メン トの内容については正確かつ完全であるよ うに万全を期していますが、 誤植や技術的な誤りがあるかもしれません。Cognos はこのドキュ メン トの使用から生ずるいかなる損害についても責任を負いかねますので、 ご了承ください。

このドキュ メン トには発行日が記載されています。 このドキュ メン トに記載されている事項は、 将来予告なしに変更されるこ とがあ り ます。 製品およびこのドキュ メン トについてのあらゆる改良変更は、 次版以降に記載されます。

合衆国政府制限付権利。 本製品のソフ ト ウェアおよび付属品には制限付権利が与えられています。 米国政府による使用、 複製、 開示については、 DFARS 252.227-7013 にある Rights in Technical Data and Computer Software 条項の (C) (1) (ii)、 または 48CFR52.227-19 にある

Commercial Computer Software - Restricted Rights 条項の (C) (1) および (2) に記載されている制限が適用されます。 契約者は Cognos

Corporation, 15 Wayside Road, Burlington, MA 01803 です。

本ソフ ト ウェアおよびそれに関連する文書には著作権法によって保護された当社所有の情報が記載されています。 すべての著作権は当社に帰属します。 本ソフ ト ウェアのリバース エンジニア リ ングは禁止されています。 Cognos Incorporated との書面による事前の合意なしに、

本ソフ ト ウェアまたは文書の内容の一部または全部の複製、 コピー、 転用、 検索システムへの保管、 あらゆる形式および手段による送信、そして他言語への翻訳はできません。

Cognos および Cognos ロゴ マーク は、 米国またはその他の国、 あるいはその両方における Cognos Incorporated の商標です。 その他記載さ

れた各商標または登録商標は、 各社に属します。

Cognos の製品とユーザー補助に関する情報は、 www.Cognos.com を参照してください。

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目次

はじめに 7Cognos Series 7 7

その他のマニュアル 9

第 1 部 : インス トール方法の決定 11

第 1 章 : インス トールのタイプ 13

デフォルト インス トール 13

カスタム インス トール 14

アップグレード インス トール 15

その他のインス トール タイプ 17

第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト 19Cognos Series 7 OLAP 19

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition 23

Cognos Series 7 Alerts/Notifications 24

Cognos Series 7 PowerPlay User 26

Cognos Support Accelerator 28

Cognos 付属ソフ ト ウェア 28

サポート ファイル 28

デフォルト設定 28

ポート 29

サービス 31

第 3 章 : バージ ョ ンの混在する環境 33

バージ ョ ンの混在する環境の設定 35

第 2 部 : Cognos Series 7 のインス トールおよびテス ト 37

第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール 39

システム要件の確認 39

管理者権限の確認 40

TEMP システム変数の作成 40

データベース環境変数の設定 40

Cognos NoticeCast 用のデータベース とデータベース ユーザーの作成 41

ディ レク ト リ サーバーのインス トール 41

Cognos Series 7 のインス トール 41

サービスの停止 41

Cognos コンポーネン トのインス トール 42

インス トールの完了 44

Web サーバーの設定 44

Cognos Series 7 Alerts/Notifications の設定の完了 47

さ らに作業するには 50

第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール 51

システム要件の確認 51

インス トールの準備 52

管理者権限の確認 52

TEMP システム変数の作成 52

Cognos NoticeCast のデータベース ユーザーの作成 52

ディ レク ト リ サーバーのインス トール 52

Cognos Series 7 コンポーネン トのインス トール 53

インス トール ガイ ド P

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サービスの停止 53

コンポーネン トのコピー 53

Cognos Series 7 の設定 55

Configuration Manager の使用 56

Web サーバーの設定 56

ディ レク ト リ サーバーの設定 59

コンポーネン トの設定 62

Cognos NoticeCast コンポーネン トの設定 62

設定の適用 66

サービスの開始 66

認証ソースの指定 67

次の作業 67

第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール 69

システム要件の確認 70

インス トールの準備 70

管理者権限の確認 70

TEMP システム変数の作成 70

Cognos NoticeCast のデータベースの作成 70

Sun Java System Directory Server へのアップグレード 71

Cognos Series 7 コンポーネン トのアップグレード 71

サービスの停止 72

コンポーネン トのコピー 72

Cognos Series 7 の設定 73

Configuration Manager の使用 74

Web サーバーの設定 74

ディ レク ト リ サーバーの設定 77

認証ソースの指定 81

コンポーネン トの設定 81

Cognos NoticeCast コンポーネン トの設定 81

Access Manager Server の設定 85

設定の適用 86

サービスの開始 86

次の作業 87

第 7 章 : インス トールのテス ト 89

Web サーバーのテス ト 89

ディ レク ト リ サーバーのテス ト 89

Ticket サービスのテス ト 90

Upfront のテス ト 91

Cognos Series 7 OLAP のテス ト 92

Cognos Series 7 PowerPlay Transformation Server のテス ト 93

Cognos Series 7 Alerts/Notifications のテス ト 93

分散ソート処理のテス ト 93

第 3 部 : アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード 95

第 8 章 : アップグレードの手順 97

アップグレードの計画 97

一括アップグレードの計画 97

段階的アップグレードの計画 98

アップグレードの手順 98

開始前のバッ クアップについて 98

アップグレード チェッ ク リ ス ト 99

必要なファイルのチェッ ク リ ス ト 99

アップグレードの説明で使用されている規定 100

サービス名とプロセス名 101

第 9 章 : サーバー アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード 103

セキュ リ ティの適用 103

Q Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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Upfront のアップグレード 104

Upfront データ ス ト アの編成 104

Upfront データ ス ト アの展開 105

カスタムの Upfront テーマのコピー (オプシ ョ ン) 107

Upfront セキュ リ ティの設定 (オプシ ョ ン) 108

テーマがユーザーに割り当てられているこ との確認 (オプシ ョ ン) 108

サーバー設定ファイルの更新 108

すべての関連するサーバーに対する Upfront の NewsItem ゲート ウェイ URL の更新 109

Cognos NoticeCast のアップグレード 109

Cognos NoticeCast ク ライアン ト オブジェク トのアップグレード 110

Cognos NoticeCast データ ス ト アの NewsItem ゲート ウェイ URL の更新 110

NoticeCast Server Administration での JDBC ド ラ イバ パスの更新 111

PowerPlay Enterprise Server のアップグレード 111

PowerPlay メ タデータの移動 111

PowerPlay メ タデータのアップグレード 112

Cognos Enterprise Planning の場所の確認 116

さ らに作業するには 116

第 10 章 : ク ライアン ト アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード 117PowerPlay for Windows 117

PowerPlay for Excel 117

PowerPlay Transformer 117

Web ブラウザ 117

カスタム マクロおよびその他のアプリ ケーシ ョ ン 118

Cognos マクロ 118

ロケール情報のアップグレード 118

第 11 章 : 新しいバージ ョ ンへの完全な切り替え 119

以前のバージ ョ ンのコンポーネン トのアンインス トール 119

ネームスペースのアップグレード 119

付録 A: Cognos Series 7 のアンインス トール 121

Cognos コンポーネン トのアンインス トール 121

Sun Java System Directory Server のアンインス トール 122

付録 B: その他のインス トール タイプ 123

不在モード インス トールの設定 123

Cognos コンポーネン トの不在モード コピーのセッ ト アップ 123

Cognos コンポーネン トの不在設定のセッ ト アップ 125

ネッ ト ワークでのインス トール ファ イルの設定 126

管理インス トールの設定 126

ワークステーシ ョ ン インス トールの設定 127

ワークステーシ ョ ン インス トールの実行 128

同じコンピュータに対する Cognos 製品ゲート ウェイの複数のインスタンスのインス トー

ル 128

付録 C: PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード 131

PowerPlay Enterprise Server のアップグレード 131

段階的アップグレードでのコンテンツのコピー 132

PowerPlay Enterprise Server アプ リ ケーシ ョ ンの編成 132

PowerPlay Enterprise Server アプ リ ケーシ ョ ンの展開 136

付録 D: ト ラブルシューティング 139

ト ラブルシューティングのリ ソース 139

一般的な問題 140

共通の問題 142

サンプル フォルダまたはファ イルが見つからない 142

サンプル ファイルを開けない 142

Ticket サービスが応答しない 143

Access Manager サービスの失敗と、 認証またはアクセス権に関する問題 144

インス トール ガイ ド =R

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デフォルト設定を適用した後に NoticeCast データ ス ト アへの接続を確立できない 145

デフォルト設定の後に、 JDBC ド ラ イバがク ラス パスに含まれていない 147

付録 E: その他の製品とサービス 149

Microsoft Data Access Components のインス トール 149

Adobe Acrobat Reader のインス トール 149

付録 F: Windows のインス トール チェッ ク リ ス ト 151

索引 157

S Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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はじめに

本書は、 印刷版ブッ クおよびオンライン ブッ ク と して提供されます。 関連マニュアルについ

ては、 「その他のマニュアル」 (p. 9) を参照して ください。

Cognos Series 7

Cognos Series 7 は、 完全なエンタープライズ BI ソ リ ューシ ョ ンです。

Cognos Series 7 のインス トール ガイ ド

本書には、 次のタイプのインス トールを行う際の操作手順が説明されています。 使用するインス トール タイプを決定するために、 まず本書の第 1 章をお読みください。

- 新しいデフォルト インス トール。 すべてのコンポーネン トが選択され、 デフォルト設定が

自動的に適用されます。 すべての Cognos コンポーネン ト とサードパーティのコンポーネ

ン ト を 1 台のコンピュータにインス トールする と見なされます。

- 主にデフォルト インス トールを実行し、 一部に変更を加える。 1 つのコンポーネン トで使

用されるポート番号など、 いくつかの項目を変更しなければならない場合があり ます。ディ レク ト リ サーバーなどのサードパーティ コンポーネン トが別のコンピュータにある

場合、 または以前のバージ ョ ンからアップグレードする場合がこれに該当します。

- 複数のコンピュータおよび複数のプラ ッ ト フォームへのコンポーネン トの分散を含むカスタム インス トール。 インス トールするコンポーネン ト を選択し、 カスタム設定によ り コン

ポーネン ト を設定します。

- Cognos Series 7 の以前のリ リースからのアップグレード インス トール。

また本書には、 Cognos Support Accelerator に関する情報と、 ご使用の Cognos 製品のサポートに

必要なサードパーティ ソフ ト ウェアに関する情報も掲載されています。

本製品を有効に利用するために

本書は、 Windows コンピュータにソフ ト ウェアをインス トールしたこ とのある、 Windows ユー

ザーを対象にしています。

Cognos サポート

Cognos Support Accelerator はセキュ リ ティ保護された Web ベースのサポート サービスで、 サ

ポート されている Cognos アプ リ ケーシ ョ ンに関する診断情報の収集と送信のプロセスが自動

化されます。 Cognos サポートに新しい事例を送信する と、 Cognos サポートの分析担当者が診

断情報に基づいて問題をすばやく評価して解決します。

Cognos Support Accelerator の詳細については、 http://support.cognos.com を参照して ください。

コンサルティング サービス

Cognos コンサルティング サービスは、 ツール、 実装サポート、 および認証プログラムを提供

し、 Cognos アプ リ ケーシ ョ ンによって目標の業績を達成いたします。 カスタム サービス パッ

ケージには、 実装支援、 プロジェク ト マネージャ、 技術設計者、 教育専門家、 専門的なプロ

ジェク ト配布チームを含めるこ とができます。

Cognos コンサルティング サービスの詳細については、 http://support.cognos.com を参照して く

ださい。

インス トール ガイ ド T

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はじめに

ト レーニング サービス

Cognos ト レーニング サービスには、 お客様が Cognos アプ リ ケーシ ョ ンを構築および実装し、

アプ リ ケーシ ョ ンへの投資から利益を得るための、 さまざまな ト レーニング オプシ ョ ンがあ

り ます。 プロジェク ト マネージャおよびエンド ユーザーのためのク ラスルームや e-Learning

など、 すべての ト レーニング オプシ ョ ンは、 特定のニーズに合わせて自由にカスタマイズで

きます。

Cognos ト レーニング サービスの詳細については、 http://support.cognos.com を参照して くださ

い。

ご質問およびご意見

本製品の使用に関するその他の技術情報については、 Cognos サポート Web サイ ト

(http://support.cognos.com) を参照して ください。

U Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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その他のマニュアル

本書では、 他のマニュアルを参照先と して示します。 参照先の一覧を次に示します。

マニュアルの形式

利用者の多様なニーズに応えるため、 ユーザー ガイ ド、 チュート リ アル ガイ ド、 参照ブッ ク、

その他の参考資料など、 さまざまなマニュアルが用意されています。

オンライン ヘルプ

情報は、 すべてオンライン ヘルプで参照できます。 オンライン ヘルプは、 Web ブラウザの

[ヘルプ] ボタン、 または Windows 製品の [ヘルプ] メニューおよび [ヘルプ] ボタンから表

示できます。 また、 Windows の [スタート ] メニュー ([スタート ]、 [プログラム]、 [Cognos

Series 7 Version 3]、 [マニュアル]) から表示するこ と もできます。

印刷するブッ ク

各オンライン ヘルプ システムの情報は、 オンライン ブッ ク形式 (PDF) で参照できます。 た

だし、 ヘルプ システムの情報によっては、 複数のオンライン ブッ クに分かれている場合があ

り ます。 マニュアルを印刷する場合やマニュアル全体を検索する場合は、 オンライン ブッ ク

を使用します。

任意のページ、 セクシ ョ ン、 またはブッ ク全体を印刷するこ とができます。 Cognos では、

Cognos ソフ ト ウェアの組織内における ト レーニング、 使用、 および保守の目的に限り、 当社

が著作権を所有する文書の印刷物と して、 または電子的な形式での使用、 コピー、 および複製を行う、 非限定的かつ譲渡不可能なライセンスを供与します。

オンライン ブッ クは、 各コンポーネン トのオンライン ヘルプの導入部から参照します。

ト ピッ ク 場所

テス ト用の製品サンプルの使用方法、 およびインストールの ト ラブルシューティング方法

『Installation Testing and Samples Setup

Guide』

オンライン ブッ ク (PDF)

高度なインス トールまたは分散インス トールの計画方法

『高度なインス トールの計画ガイ ド 』

オンライン ブッ ク (PDF)

コンポーネン トの設定方法 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』

オンライン ブッ ク (PDF) および

Windows ヘルプ

ビジネス インテ リ ジェン

ス データを編成し、

Cognos 環境間で移動する

方法

『Deployment Manager のユーザー ガイ

ド 』

オンライン ブッ ク (PDF) および

Windows ヘルプ

Sun Java System Directory

Server と Cognos Support

Accelerator のインス トール

方法

『Supplementary Software インス トール ガ

イ ド 』

オンライン ブッ ク (PDF)

インス トール ガイ ド V

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その他のマニュアル

また、 製品の readme ファイルやインス トール ガイ ドは、 Cognos 製品の CD から直接開く こ と

もできます。

NM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 1 部 : インス トール方法の決定

インス トール ガイ ド NN

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NO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 1 章 : インス トールのタイプ

Cognos 製品をインス トールする場合は、 常にコンポーネン トが選択され、 選択したコン

ピュータに必要なファイルがコピーされた後、 各コンポーネン トに対してプロパティが設定され、 その設定が適用されます。 インス トール タイプの違いは、 ユーザーがコンポーネン ト を

選択するか、 自動的に選択されたコンポーネン ト を使用するかの違いです。

使用するインス トール タイプ

Cognos によって選択されたコンポーネン ト をそのまま使用する場合でも、 コンピュータを選

択して、 サードパーティ製品のインス トールを含む、 すべての必要条件が満たされているこ とを確認する必要があ り ます。 インス トールが終わる と、 各自のデータ、 または Cognos によっ

て提供されたサンプルを使用して、 インス トールをテス トするこ とを推奨します。

Cognos によって選択されたコンポーネン ト を変更した場合は、 さ らにいくつかの準備が必要

です。 コンポーネン ト を部分的に変更した場合は、 必要に応じて設定を確認する必要があ り ます。 既存のデータ と ソフ ト ウェアを使用して完全な分散インス トールを行う場合は、 計画のためにさらに時間をかける必要があ り ます。

以前のリ リースからアップグレードする場合は、 2 つの独立する環境を保持するか、 バージ ョ

ンの混在する環境を運用するか、 まった く別の トポロジに変更するかなど、 さ らに多くの選択を行う必要があり ます。

バージ ョ ンの混在する環境、 複数のサーバー グループ、 相対 URL の設定方法については、

『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 の 「共通の設定タスク」 を参照して ください。

Cognos Series 7 の以前のリ リースからのアップグレードについては、本書で説明します。 Series

7 よ り前のバージ ョ ンからアップグレードする場合、 最初に、 少なく と もバージ ョ ン 7.0 に

アップグレードする必要があ り ます。

本書では、 次のインス トールについて説明しません。

- 最小インス トール。 最小インス トールは、 PowerPlay Transformer Edition for Windows と

PowerPlay Transformer Edition for UNIX、 および PowerPlay Enterprise Server for Windows で選

択できます。 最小インス トールでは、 Cognos Series 7 の実行に必要なコンポーネン トのみ

がインス トールされ、 一般的なセキュ リ ティ機能、 モデル作成機能、 ポータル機能はインス トールされません。

- Cognos Web Services。 インス トールのタイプの詳細については、 『Cognos Web Services SDK

Installation Guide』 を参照して ください。

本章の概要のセクシ ョ ンには、 それぞれの状況に最も適したインス トールのタイプを選択するための情報が記載されています。 作業を始める前に、 これらのセクシ ョ ンを必ず読むよ うにして ください。

デフォルト インス トール

デフォルト インス トールを選択した場合は、 システム要件を確認し、 製品をインス トールす

るコンピュータを 1 台選択し、 サポート されているサードパーティ ソフ ト ウェアをインス

トールする必要があ り ます。 次の選択が自動的に行われます。

- 必要なすべてのファイルが 1 台のコンピュータにコピーされる

- Cognos によって選択されたデフォルト設定が使用される

- デフォルト設定が自動的に適用される

- サービス とプロセスが自動的に開始される

インス トール ガイ ド NP

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第 1 章 : インス トールのタイプ

この方法が適する場合

このインス トールは、 テス ト または評価用の環境を設定する と きに最もよ く使用されます。 このインス トールでは、 デフォルトの選択が不適切になるよ う な既存の条件はあり ません。 また、 この方法は小規模な運用環境で使用する と きに便利です。 これは、 作業を開始するための最も早く て簡単な方法です。 インス トールするコンピュータには、 すべての Cognos ソフ ト

ウェア、 サードパーティ ソフ ト ウェア、 および必要なだけのデータ ス ト アとディ レク ト リ を

格納できる十分なディ スク容量が必要になり ます。

Cognos 製品およびサードパーティ製品の以前のバージ ョ ンを使用したこ とがな く、 評価また

はテス ト用にソフ ト ウェアをインス トールする場合は、 この方法を使用する と便利です。

デフォルトの設定と コンポーネン ト を確認する と、 すべてのデフォルト コンポーネン ト を使

用する一方で、 一部の設定のみ変更が必要になる場合があ り ます。 デフォルト インス トール

を選択しても、 いくつかのプロパティは Configuration Wizard で設定を変更できます。

Configuration Wizard は、 インス トール プログラムによ り ファ イルがコピーされた後、 または

Configuration Manager を実行したと きに表示されます。 こ こで必要な設定を変更した後、 設定

をコンピュータに適用します。

たとえば、 既に使用しているディ レク ト リ サーバーでデフォルトのポート番号が使用されて

いない場合、 または基本識別名 (DN) が Cognos のデフォルト値と異なる場合は、

Configuration Wizard を使用してディ レク ト リ サーバーのプロパティの該当する設定を変更で

きます。

Cognos Series 7 Alerts/Notifications では、 デフォルト インス トール オプシ ョ ンを選択した場合

でも、 いくつかの設定作業が必要になり ます。 設定の中にはユーザーが使用しているサードパーティ データベースに依存するものがあ り、 それらの値は自動的に決定されません。

Oracle、 IBM DB2、 Microsoft SQL Server、 および Informix のサード パーティ データベースがサ

ポート されています。 使用しているデータベースのタイプに合わせて、 Cognos 製品を設定す

る必要があ り ます。

必要な手順の記載場所

デフォルト設定ですべてのコンポーネン ト をインス トールする方法、 または部分的な設定変更のみを行う方法については、 「デフォルト設定を使用したインス トール」 (p. 39) を参照して く

ださい。

カスタム インス トール

すべての選択を行う場合は、 完全カスタム インス トールを実行します。 たとえば、 次のよ う

にな り ます。

- 分散環境を使用し、 コンポーネン ト とそのコピー先を選択する場合に、 カスタム インス

トールを実行します。

- 複数のサーバー グループを実装している場合は、 カスタム インス トール オプシ ョ ンを使

用して必要なコンポーネン トのみを 1 台以上のコンピュータにインス トールできます。

複数のサーバー グループの詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を

参照して ください。

このインス トール方法では、 ディ スパッチャや複数のインスタンスなどのサーバー コンポー

ネン ト を複数のコンピュータまたは複数のプラ ッ ト フォームにインス トールできます。 この方法では最大の柔軟性が提供されますが、 広範な知識が必要になり ます。 コンポーネン トの相互の通信のために各コンポーネン トに対して何を設定する必要があるかを理解する必要があ り ます。

このインス トール方法を使用するには、 [カスタム] インス トール タイプを選択し、 特定のコ

ンポーネン ト を選択するこ とによ り、 1 台のコンピュータにそのコンポーネン トのみをコピー

します。 その後、 インス トール プロセス中に、 2 つのオプシ ョ ンのいずれかを指定します。

- Configuration Manager を開き、 コンポーネン ト を今すぐ設定する

- インス トールを終了し、 コンポーネン ト を後で設定する

NQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 1 章 : インス トールのタイプ

すべてのコンポーネン トがインス トールおよび設定されてインス トールが完了するまで、 各コンピュータ上でこのプロセスを繰り返します。

この方法が適する場合

運用環境を設定し、 パフォーマンスを最大にする場合は、 この方法が必要になる可能性があります。 たとえば、 1 台のコンピュータにアプリ ケーシ ョ ン サーバー コンポーネン ト をインス

トールし、 別のコンピュータにゲート ウェイ と Web サーバー コンポーネン ト をインス トール

する場合があ り ます。

セキュ リ ティ コンポーネン ト を分離し、 ディ レク ト リ サーバーと同じコンピュータに Access

Manager Server をインス トールする場合もあ り ます。

管理ツールなどの特定のコンポーネン トのみを使用するユーザーに対しては、 選択したコンポーネン トにデフォルト設定を選択している場合でも、 この方法で必要な要素のみを適切な場所にインス トールするのが効率的です。 たとえば、 ローカル Windows ワークステーシ ョ ンを

管理コンピュータ と して使用する と便利な場合があ り ます。 このワークステーシ ョ ンから、 管理者は Upfront にレポート セッ トの発行などを行えます。

必要な手順の記載場所

この方法を選択する場合は、 まず 『高度なインス トールの計画ガイ ド 』 を参照するこ とを強く推奨します。 また、 インス トールの概略図を作成し、 インス トール チェッ ク リ ス ト (p. 151) を

使用して、 使用する予定の設定をすべて記録するこ と も推奨します。 インス トールの方法については、 「コンポーネン トの分散インス トール」 (p. 51) を参照して ください。

混合インス トールを実行し、 サーバー コンポーネン ト を UNIX および Windows コンピュータ

に分散する場合は、 本書および他のプラ ッ ト フォームの各インス トール ガイ ドを読む必要が

あり ます。 PDF 形式のインス トール ガイ ドを開くには、 インス トール メニューで [インス

トール マニュアルと Readme を表示] を選択します。

アップグレード インス トール

以前のバージ ョ ンの Cognos Series 7 を使用している場合は、 Cognos 製品の一部またはすべて

をバージ ョ ン 7.3 にアップグレードできます。

アップグレードする製品に対し、 次のいずれかのアップグレード方法を実行します。

- 新しいバージ ョ ンのソフ ト ウェアのみをインス トールする場合は、 ソフ ト ウェア アップグ

レードを行います。

- 新しいバージ ョ ンのソフ ト ウェアをインス トールし、 そのアプリ ケーシ ョ ンをアップグレードする場合は、 完全アップグレードを行います。

ソフ ト ウェア アップグレードまたは完全アップグレードを実行する と きは、 以前のバージ ョ

ンと同じコンピュータに新しいバージ ョ ンをインス トールするかど うかによって一部の選択が異なり ます。

- 以前のバージ ョ ンと同じコンピュータに新しいバージ ョ ンをインス トールする場合は、アップグレードを一括して行います。

新しいソフ ト ウェアのインス トール中にサービスが一時中断されます。 アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード中もサービスが中断されるこ とがあ り ます。 ただし、 一度に 1 つの製品

だけをアップグレードすれば、 他の製品を古いバージ ョ ンで実行しておく こ とができます。

- 以前のバージ ョ ンとは別のコンピュータに新しいバージ ョ ンをインス トールする場合は、段階的アップグレードを行います。

以前のバージ ョ ンが別の環境で実行されているので、 サービスが中断されません。 新しいバージ ョ ンのテス ト環境を作成する場合などに、 段階的アップグレードを使用します。 新しいバージ ョ ンにアップグレード してテス ト し、 問題がなければ、 運用環境にすべてのコンポーネン ト を実装します。

インス トール ガイ ド =NR

Page 16: COGNOS(R) ENTERPRISE BI SERIESpublic.dhe.ibm.com/.../docs/ja/s7common/7.3mr2/ebi_inst.pdfCOGNOS(R) ENTERPRISE BI SERIES COGNOS SERIES 7 VERSION 3 FOR WINDOWS インストール ガイド

第 1 章 : インス トールのタイプ

ソフ ト ウェア アップグレード - この方法が適する場合

ソフ ト ウェア アップグレードでは、 アップグレードする製品のソフ ト ウェアのみがインス

トールされます。 アプリ ケーシ ョ ンをアップグレードするかど うかにかかわらず、 次のバージ ョ ンに移行するすべての製品に対してソフ ト ウェア アップグレードを行います。

Cognos Series 7 の以前のバージ ョ ンを引き続き実行するかど うかを決める必要があり ます。 7.3

ソフ ト ウェアで以前のバージ ョ ンのアプ リ ケーシ ョ ンを引き続き実行するこ とはできますが、その場合はアプリ ケーシ ョ ンの新機能を使用できません。

以前のバージ ョ ンと現在のバージ ョ ンを相互運用できる場合は、 以前のバージ ョ ンを新しいバージ ョ ンと同時に実行するか、 またはバージ ョ ンを切り替えて使用するかも決める必要があり ます。 たとえば、新しいバージ ョ ンをインス トールする と きに以前と同じポート番号と Web

の別名を使用する と、 エンド ユーザーが新しい別名を指定する必要はあ り ません。 ただし、

一度に実行できるバージ ョ ンは 1 つだけになり ます。 この場合、 目的のバージ ョ ンが動作して

いて他のサービスが停止しているかど うかを確認する必要があ り、 サービス とプロセスの管理に多少のコス トがかかり ます。

製品によっては、 両方のバージ ョ ンを同時に実行する場合、 別々のポート を選択し、 Web の別

名をも う 1 セッ ト作成して、 データ ス ト アに別の名前を使用する必要があ り ます。 つま り、

別のサーバー設定ファイル (.csx) を管理する必要があ り ます。 以前の環境と同じサーバー設

定でコンピュータに対してアップグレードを行う場合は、 若干の変更を加えるだけで既存の設定情報を再使用できるこ とがあ り ます。 たとえば、 以前の環境と同じプラ ッ ト フォームを使用し、 コンポーネン ト を同じ方法で配布し、 同じサーバー グループを設定する場合は、 若干の

変更を加えるだけで既存の設定スク リプ ト (.ccp) およびサーバー設定ファイル (.csx) を再

使用できます。 Configuration Manager のコマンド ライン インターフェイスを使用して設定情報

をアップグレードする方法については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 の 「Upgrade

コマンド」 を参照して ください。

アップグレードの際に新しいサーバー設定に移行する場合、 たとえば Windows から UNIX に

移行する場合や、 サーバー グループを別の方法で設定する場合は、 アップグレードする製品

に応じて、 設定内容の大幅な変更が必要になる場合があ り ます。 この場合、 既存の設定ファイルは再使用できません。

必要な手順の記載場所

ソフ ト ウェアをアップグレードする方法については、 「アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール」 (p. 69) を参照して ください。

カスタム インス トールと同様に、 インス トール チェッ ク リ ス ト を使用して、 使用する予定の

設定をすべて記録するこ とを推奨します。 同時に両方のバージ ョ ンのソフ ト ウェアを実行する予定の場合は、 ソフ ト ウェアをインス トールする前に 「バージ ョ ンの混在する環境」 (p. 33) を

参照して ください。 アップグレードに伴って ト ポロジを変更する場合は、 『高度なインス トールの計画ガイ ド 』 および 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

完全アップグレード - この方法が適する場合

新しいバージ ョ ンのソフ ト ウェアをインス トールし、 アプ リ ケーシ ョ ンをそのバージ ョ ンにアップグレードするには、 完全アップグレードを行います。

アプ リ ケーシ ョ ンを 1 つずつアップグレードする場合は、 しばら くの間は古いバージ ョ ンと新

しいバージ ョ ンの両方を維持する と便利です。 新しいソフ ト ウェアをインス トールする と きには、 両方のバージ ョ ンを同時に実行できるよ うに設定するこ とを推奨します。

段階的にアップグレードを行う場合は、 元の環境からアップグレードする環境にアプリ ケーシ ョ ンを移行する必要があ り ます。 アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレードを 1 つずつ行い、 バー

ジ ョ ンの混在する環境でアプリ ケーシ ョ ンを実行するには、 サーバー アプリ ケーシ ョ ンを

アップグレード し、 その後ク ライアン ト アプ リ ケーシ ョ ンをアップグレードする必要があり

ます。

必要な手順の記載場所

完全なアップグレードでは、 新しいバージ ョ ンのソフ ト ウェアをインス トールしてからアプ リケーシ ョ ンをアップグレード します。

NS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 1 章 : インス トールのタイプ

新しいバージ ョ ンのソフ ト ウェアのインス トール手順については、 「ソフ ト ウェア アップグ

レード - この方法が適する場合」 を参照して ください。

アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード方法については、 「アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード」 (p. 95) を参照して ください。

その他のインス トール タイプ

また、 不在モード インス トールなどの他のインス トール方法を選択するこ と もできます。 こ

の方法では、 すべてのインス トール タスクが自動的に実行され、 ユーザーが途中で操作する

必要はあり ません。 それぞれのコンピュータを個別に設定する代わ りに、 同じ設定を持つコンピュータのグループに対して同じインス トール スク リプ ト を使用できます。

詳細については、 「その他のインス トール タイプ」 (p. 123) を参照して ください。

インス トール ガイ ド =NT

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第 1 章 : インス トールのタイプ

NU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

デフォルト インス トールを選択する場合、 このセクシ ョ ンで説明されているすべてのコン

ポーネン トが選択され、 デフォルトの設定値で設定されます。 カスタム インス トールを選択

する場合、 インス トールするコンポーネン トだけを選択して設定を完了するこ とができます。いずれの場合も、 インス トールを実行する前に、 システム要件や他のサードパーティ要件に注意して ください。

Cognos Series 7 OLAP

Cognos Series 7 OLAP を使用する と、 LAN、 WAN、 または Web ベース ネッ ト ワークでキュー

ブおよびレポートのデータにアクセスできます。 PowerPlay Enterprise Server は、 任意のク ライ

アン ト タイプからの要求を同時に処理できます。 ユーザーは、 Web ブラウザを使用して、

Upfront または PowerPlay EnterpriseServer に格納されているレポート またはキューブを開く こ と

ができます。 さ らに、 PowerPlayfor Windows または PowerPlay for Excel を使用してサーバー上

の任意のレポート またはキューブにアクセスするこ と もできます。

PowerPlay Enterprise Server ゲート ウェイ

ゲート ウェイ コンポーネン トは、 デフォルトで Web リ クエス トのみを処理する Common

Gateway Interface (CGI) プログラムです。 PowerPlay Enterprise Server には、 オプシ ョ ンの

ISAPI、 NSAPI、 および Apache モジュールの各ゲート ウェイ も含まれています。 PowerPlay

Enterprise Server ゲート ウェイは、 サーバー設定ファイル (.csx) を使用して、 各 リ クエス ト を

渡す PowerPlay ディ スパッチャを識別します。

PowerPlay Enterprise Server ディ スパッチャ

ディ スパッチャ コンポーネン トは、 Windows または Web ク ラ イアン トから PowerPlay リ クエ

ス ト を直接受け取り ます。 ディ スパッチャはリ クエス ト キューを管理し、 リ クエス ト をクエ

リー プロセッサまたはレポート プロセッサに転送します。

PowerPlay Enterprise Server のクエリー プロセッサおよびレポート プロセッサ

クエ リー プロセッサおよびレポート プロセッサによって、 すべての PowerPlay リ クエス トの

結果が返されます。 クエ リー プロセッサはキューブ リ クエス トの結果を返し、 レポート プロ

セッサはレポート リ クエス トの結果を返します。

PowerPlay Enterprise Server Windows Launch Agent

Windows Launch Agent を使用する と、 Upfront に発行されたレポート を PowerPlay for Windows

で開く こ とができます。

PowerPlay Enterprise Server Cleanup Service

PowerPlay Enterprise Server Cleanup ユーティ リ テ ィが必要となるのは、 ディ スパッチャのない

コンピュータに PowerPlay Enterprise Server ゲート ウェイがインス トールされている場合のみで

す。 Cleanup ユーティ リ ティによって、 一時 リ ソース (/ppwb) の場所から古くなった一時ファ

イルが削除されます。

インス トール ガイ ド NV

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

Upfront サーバー

Upfront サーバーは、 Upfront NewsIndex の管理と表示を行う リ クエス ト を処理します。 Upfront

サーバーには、 キューを管理して リ クエス ト を Upfront サーバーに転送するディ スパッチャが

含まれます。

Upfront サーバーは、 最小インス トールではインス トールされません。

Upfront ゲート ウェイ

ゲート ウェイ コンポーネン トは、 デフォルトでは Web リ クエス トのみを処理する Common

Gateway Interface (CGI) プログラムです。 Upfront には、 オプシ ョ ンの ISAPI、 NSAPI、 および

Apache モジュールの各ゲート ウェイ も含まれています。 Upfront ゲート ウェイは、 サーバー設

定ファイル (.csx) を使用して、 各 リ クエス ト を渡す Upfront サーバーを識別します。

PowerPlay Enterprise Server と Upfront は、 ゲート ウェイを介して相互に通信します。

Upfront ゲート ウェイは、 最小インス トールではインス トールされません。

Upfront データ ス ト ア

Upfront データ ス ト アは、 Upfront で管理する NewsBox や NewsItem などの Upfront リ ソースが

格納されるデータベースです。

Upfront データ ス ト アは、 最小インス トールではインス トールされません。

Upfront イベン ト サーバー

PowerPlay Enterprise Server で使用するために Cognos NoticeCast がインス トールされている場

合、 Upfront イベン ト サーバーは NewsBox および NewsItem に対する変更について Upfront

データ ス ト アをモニタし、 変更に関する情報を Cognos NoticeCast Server に転送します。 ユー

ザーが変更時の通知を指定している場合は、 Cognos NoticeCast によって通知が生成され、 関連

する電子メール リ ス トのメンバーに送信されます。 Upfront イベン ト サーバーは、 Upfront

サーバーと同じコンピュータにあ り ます。

Upfront File Manager

Upfront を使用して、 Cognos ドキュ メン ト以外のドキュ メン ト を管理できます。 たとえば、

ユーザーのタイムシートや経費レポート を Upfront NewsItem と してアップロードできます。

Upfront にアップロード した後で、 これらの非 Cognos ドキュ メン ト を配布および保護できま

す。 たとえば、 管理者のみがアクセスできるよ うに経費レポート を保護できます。 アップロード したドキュ メン トの複数のバージ ョ ンを保持できます。 たとえば、 タイムシート を毎月 1 つ

ずつ保持して、 どのタイムシート を使用するかを選択できます。

Access Manager Server

Access Manager Server は、 次の 2 つのサービスを管理する Cognos のセキュ リ ティ コンポーネ

ン トです。

- Ticket

Ticket Web Cognos このチケッ トは、 ユーザーが認証データを再入力しなくても複数の

Cognos アプ リ ケーシ ョ ンにアクセスできるよ うに一定の期間にわたって発行されます。

- Authentication

Authentication Web Cognos デフォルトでは、 このサービスは無効になっています。

Access Manager Server Ticket Authentication

Cognos アプリ ケーシ ョ ンごとに、 1 つ以上の Access Manager Server が必要です。ディ レク ト リ

サーバーと同じコンピュータに Access Manager Server をインス トールするこ とを推奨します。

Access Manager Server にフェイルオーバーと負荷分散を実装するには、 追加の Access Manager

Server をインス トールし、 Configuration Manager で負荷分散を設定します。

OM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

Windows 共通ログオン サーバー

Windows 共通ログオン サーバーでは、 Windows でユーザーがそれぞれの Cognos 製品と コン

ポーネン トの間を容易に移動できるよ うに、 サインオン情報を保持します。 このコンポーネントは、 Access Manager と統合されます。

Access Manager Administration

Access Manager Administration は、 すべての Cognos 製品の認証サービスである Access Manager

でのセキュ リ ティの設定と維持に使用するツールです。 Access Manager は、 ディ レク ト リ サー

バーに含まれているセキュ リ ティ構造と と もに機能します。 Access Manager Administration に

は、 信用サービス プラグインの作成に使用する Access Manager 信用サービス プラグイン

Software Development Kit (SDK) が含まれています。 このプラグインを使用する と、 Access

Manager で既存のセキュ リ ティ インフラス ト ラ クチャを使用できます。

最小インス トールでは、 Access Manager Administration と関連ツールは使用できません。

Cognos Server Administration

Cognos Server Administration は、 次の管理ツールにアクセスするためのユーザー インターフェ

イスです。

- PowerPlay Enterprise Server Administration

PowerPlay Enterprise サーバーの管理に使用します。

- Upfront Server Administration

Upfront サーバーの管理に使用します (最小インス トールではインス トールされません)。

- Access Manager Administration

全 Cognos 製品の認証サービスである Access Manager でセキュ リ ティ を設定および管理す

るために使用します (最小インス トールではインス トールされません)。

- Deployment Manager

別の Cognos サーバー環境に配布できるよ うに、 Cognos アプ リ ケーシ ョ ン データ

(PowerPlay レポート など) を転送可能なメディアに格納するために使用します。

Deployment Manager は、 データのバッ クアップには使用しないでください。 (最小インス

トールではインス トールされません)。

PowerPlay Enterprise Server ツール

PowerPlay Enterprise Server には次の Cognos ツールが含まれています。

- Configuration Manager

任意の Cognos Series 7 コンポーネン ト を設定するか、 複数のコンポーネン ト を一度に設定

するために使用します。 たとえば、 すべての Cognos Series 7 サービスを同時に停止できま

す。

- Access Manager Batch Maintenance

Access Manager のセキュ リ ティ管理に必要なメンテナンス タスクを自動化するために使用

します。

- Access Manager Registration Wizard

Access Manager に信用サービス プラグインを登録するために使用します。

- ユーザー定義関数 Software Development Kit (SDK)

レポート環境用にカスタムのビジネス関数を作成するために使用します。

- PowerPlay Connect

サードパーティ製品を使用して構築した OLAP キューブに接続するために使用します。

インス トール ガイ ド =ON

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

PowerPlay User

Cognos PowerPlay は、 OLAP データの分析およびレポート作成を行う Windows 版ツールです。

PowerPlay Transformer または他のサードパーティ OLAP サーバーで作成されたキューブを表示

するには、 PowerPlay を使用します。

PowerPlay for Excel

Microsoft Excel 環境で OLAP の分析とレポート作成を行うには、 PowerPlay for Excel を使用し

ます。

PowerPlay Transformer (Personal Edition)

PowerPlay Transformer は、 元データから多次元モデルを作成するための OLAP のモデル作成

ツールです。 各モデルは、 PowerPlay で表示できるキューブを作成するために使用されます。

PowerPlay と と もに提供される PowerPlay Transformer の Personal Edition は、 デフォルトでイン

ス トールされませんが、 カスタム インス トールを実行する と きに選択できます。

PowerPlay User ツール

PowerPlay User には次の Cognos ツールが含まれています。

- Configuration Manager

任意の Cognos Series 7 コンポーネン ト を設定するか、 複数のコンポーネン ト を一度に設定

するために使用します。 たとえば、 すべての Cognos Series 7 サービスを同時に停止できま

す。

- Access Manager Registration Wizard

Access Manager に信用サービス プラグインを登録するために使用します。

- Scheduler

指定した時間にレポート とマクロを実行するために使用します。

- Script Editor

CognosScript 言語のマクロを記述、 コンパイル、 および実行するために使用します。

CognosScript Dialog Editor を使用する と、 マク ロ アプ リ ケーシ ョ ン用のユーザー インター

フェイスを作成できます。

- ユーザー定義関数 Software Development Kit (SDK)

レポート環境用にカスタムのビジネス関数を作成するために使用します。

ブッ ク

Cognos Series 7 OLAP を使用する、 インス トール担当者、 ユーザー、 および管理者が参照でき

るよ うに、 完全な PDF マニュアル セッ トが提供されています。

ク イ ッ ク ツアー

ク イ ッ ク ツアーは、 Cognos 製品のオンライン版入門用ツールです。 PowerPlay for Windows と

PowerPlay for Excel のクイ ッ ク ツアーは、 デフォルトで Cognos Series 7 PowerPlay User と共に

インス トールされます。

サンプル

サンプルには代表的なデータが含まれており、 チュート リ アルやインス トールのテス トに使用できます。 特に以前のリ リースで作成した独自のデータがない場合に役立ちます。

サンプルの詳細については、 『Installation Testing and Samples Setup Guide』 を参照して ください。

OO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition によ り、 PowerPlay 管理者は PowerPlay 製品シ リー

ズ用の多次元モデルの作成、 変換、 抽出、 分析、 およびレポートのためのツールを使用することができます。

PowerPlay Transformer

PowerPlay Transformer は、 元データからの多次元モデルの作成に使用する、 OLAP のモデリ ン

グ ツールです。 各モデルは、 PowerPlay で表示できるキューブを作成するために使用されま

す。

PowerPlay User

PowerPlay User は、OLAP データの分析およびレポート用の Windows 版ツールです。 PowerPlay

Transformer または他のサードパーティ OLAP サーバーで作成されたキューブを表示するには、

PowerPlay を使用します。

PowerPlay for Excel

Microsoft Excel 環境で OLAP の分析とレポート を行うには、 PowerPlay for Excel を使用します。

Windows 共通ログオン サーバー

Windows 共通ログオン サーバーは、 Windows 上でユーザーがそれぞれの Cognos 製品と コン

ポーネン トの間を容易に移動できるよ うに、 サインオン情報を保持します。 このコンポーネントは、 Access Manager と統合されます。

Access Manager Administration

最小インス トールでは、 Access Manager Administration と関連ツールは使用できません。

Access Manager Administration は、 すべての Cognos 製品の認証サービスである Access Manager

でのセキュ リ ティの設定と維持に使用するツールです。 Access Manager は、 ディ レク ト リ サー

バーに含まれているセキュ リ ティ構造と と もに機能します。 Access Manager Administration に

は、 信用サービス プラグインの作成に使用する Access Manager 信用サービス プラグイン

Software Development Kit (SDK) が含まれています。 このプラグインを使用する と、 Access

Manager で既存のセキュ リ ティ インフラス ト ラ クチャを使用できます。

PowerPlay Transformer Edition ツール

PowerPlay Transformer Edition には、 次の Cognos ツールがあ り ます。

- Configuration Manager

任意の Cognos Series 7 コンポーネン ト を設定するか、 複数のコンポーネン ト を一度に設定

するために使用します。 たとえば、 すべての Cognos Series 7 サービスを同時に停止できま

す。

- Scheduler

指定した時間にレポート とマクロを実行するために使用します。

- Access Manager Batch Maintenance

Access Manager のセキュ リ ティ管理に必要なメンテナンス タスクを自動化するために使用

します。

- Access Manager Registration Wizard

Access Manager に信用サービス プラグインを登録するために使用します。

- CognosScript Editor

CognosScript 言語のマクロを記述、 コンパイル、 および実行するために使用します。

CognosScript Dialog Editor を使用する と、 マク ロ アプ リ ケーシ ョ ン用のユーザー インター

フェイスを作成できます。

- ユーザー定義関数 SDK

インス トール ガイ ド =OP

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

レポート環境用にカスタムのビジネス関数を作成するために使用します。

ブッ ク

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition の製品を使用する、 インス トール担当者、 ユー

ザー、 および管理者が参照できるよ うに、 完全な PDF マニュアル セッ トが提供されています。

ク イ ッ ク ツアー

ク イ ッ ク ツアーは、 Cognos 製品のオンライン版入門用ツールです。 PowerPlay User と

PowerPlay for Excel のクイ ッ ク ツアーは、 Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition から利

用できます。 ク イ ッ ク ツアーをインス トールする場合は、 カスタム インス トールでクイ ッ ク

ツアーを選択する必要があ り ます。

サンプル

サンプルは、 チュート リ アルと と もに、 またインス トールをテス トするために使用できる代表的なデータで、 特に以前のリ リースで作成した独自のデータがない場合に役立ちます。

Cognos Series 7 Alerts/Notifications

Cognos Series 7 Alerts/Notifications では、 ビジネス アプ リ ケーシ ョ ン内の緊急を要するイベン ト

を検出および管理できます。 ユーザーは NoticeCast エージェン ト を作成します。 これはビジネ

ス モデルを表す規則駆動型のオブジェク トで、 イベン ト を受信または応答してから、 関係者

に電子メールで通知を送信します。

NoticeCast Server

NoticeCast Server では、 オーサリ ング ツールによって作成されたクエ リーが実行され、 結果の

通知が電子メールで送信されます。 NoticeCast と統合されている他の Cognos Series 7 製品

(PowerPlay Enterprise Server など) をインス トールしている場合は、 これらの製品で作成され

たクエ リーも NoticeCast Server で処理できます。

Upfront

エージェン トの作成者は、 Upfront を使用してエージェン トおよび通知を作成して管理します。

通知によって NewsItem と NewsBox に加えられた変更が追跡されます。 ユーザーはエージェン

ト を作成して、 PowerPlay Web または Cognos Query のリ レーシ ョナル データベースの重要な

データを追跡します。

Upfront サーバー

Upfront サーバーでは、 Upfront NewsIndex の管理と表示を行う リ クエス ト を処理します。

Upfront サーバーには、 キューを管理して リ クエス ト を Upfront サーバーに転送するディ スパッ

チャが含まれます。

Upfront ゲート ウェイ

ゲート ウェイ コンポーネン トは、 デフォルトで Web リ クエス トのみを処理する Common

Gateway Interface (CGI) プログラムです。 Upfront には、 オプシ ョ ンの ISAPI、 NSAPI、 および

Apache モジュールの各ゲート ウェイ も含まれています。 Upfront ゲート ウェイは、 サーバー設

定ファイル (.csx) を使用して、 各 リ クエス ト を渡す Upfront サーバーを識別します。 Cognos

サーバー製品では、 これらのゲート ウェイを通じて Upfront との通信が行われます。

Upfront データ ス ト ア

Upfront データ ス ト アは、 Upfront で管理する NewsBox や NewsItem などの Upfront リ ソースを

格納するデータベースです。 また、 Cognos NoticeCast では、 サードパーティ データベースを

使用する NoticeCast データ ス ト アとい う別のデータ ス ト アが必要です。

OQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

Upfront イベン ト サーバー

Upfront イベン ト サーバーでは、 NewsBox および NewsItem に対する変更について Upfront デー

タ ス ト アをモニタし、 変更に関する情報を Cognos NoticeCast Server に転送します。 ユーザー

が変更時の通知を指定している場合は、 Cognos NoticeCast によって通知が生成され、 関連する

電子メール リ ス トのメンバーに送信されます。 Upfront イベン ト サーバーは、 Upfront サー

バーと同じコンピュータにあ り ます。

Upfront File Manager

Upfront を使用して、 Cognos ドキュ メン ト以外のドキュ メン ト を管理できます。 たとえば、

ユーザーのタイムシートや経費レポート を Upfront NewsItem と してアップロードできます。

Upfront にアップロード した後で、 これらの非 Cognos ドキュ メン ト を配布および保護できま

す。 たとえば、 管理者のみがアクセスできるよ うに経費レポート を保護できます。 アップロード したドキュ メン トの複数のバージ ョ ンを保持できます。 たとえば、 タイムシート を毎月 1 つ

ずつ保持して、 どのタイムシート を使用するかを選択できます。

NoticeCast データ ス ト ア

Cognos NoticeCast では、 情報がサードパーティ RDBMS ( リ レーシ ョナル データベース管理シ

ステム) のデータ ス ト アに保存されます。 Cognos NoticeCast では、 Oracle、 Microsoft SQL

Server、 Informix、 または IBM DB2 にあるデータ ス ト アがサポート されています。

Access Manager Server

Access Manager Server は、 次の 2 つのサービスを管理する Cognos のセキュ リ ティ コンポーネ

ン トです。

- Ticket

Ticket Web Cognos このチケッ トは、 ユーザーが認証データを再入力しなくても複数の

Cognos アプ リ ケーシ ョ ンにアクセスできるよ うに一定の期間にわたって発行されます。

- Authentication

Authentication Web Cognos デフォルトでは、 このサービスは無効になっています。

Access Manager Server Ticket Authentication

Cognos アプ リ ケーシ ョ ンごとに、 1 つ以上の Access Manager Server が必要です。ディ レク ト リ

サーバーと同じコンピュータに Access Manager Server をインス トールするこ とを推奨します。

Access Manager Server にフェイルオーバーと負荷分散を実装するには、 追加の Access Manager

Server をインス トールし、 Configuration Manager で負荷分散を設定します。

Windows 共通ログオン サーバー

Windows 共通ログオン サーバーでは、 Windows でユーザーがそれぞれの Cognos 製品と コン

ポーネン トの間を容易に移動できるよ うに、 サインオン情報を保持します。 このコンポーネントは、 Access Manager と統合されます。

Cognos Server Administration

Cognos Server Administration は、 次の管理ツールにアクセスするためのユーザー インターフェ

イスです。

- Alerts および Notifications

NoticeCast 環境の管理に使用します。

- ポータル

Upfront サーバーの管理に使用します

- セキュ リ ティ

全 Cognos 製品の認証サービスである Access Manager でセキュ リ ティ を設定および管理す

るために使用します

- Deployment Manager

インス トール ガイ ド =OR

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

別の Cognos サーバー環境に配布できるよ うに、 Cognos アプ リ ケーシ ョ ン データ

(PowerPlay レポート など) を転送可能なメディアに格納するために使用します。

Deployment Manager は、 データのバッ クアップには使用しないでください。

Access Manager Administration

Access Manager Administration は、 すべての Cognos 製品の Authentication サービスおよび

Authorization サービスである Access Manager でのセキュ リ ティの設定と管理に使用するツール

です。 Access Manager は、 ディ レク ト リ サーバーに含まれているセキュ リ ティ構造と と もに機

能します。 Access Manager Administration には、 信用サービス プラグインの作成に使用する

Access Manager 信用サービス プラグイン Software Development Kit (SDK) が含まれています。

このプラグインを使用する と、 Access Manager で既存のセキュ リ ティ インフラス ト ラ クチャを

使用できます。

NoticeCast ツール

NoticeCast には次の Cognos ツールが含まれています。

- Configuration Manager

任意の Cognos Series 7 コンポーネン ト を設定するか、 複数のコンポーネン ト を一度に設定

するために使用します。 たとえば、 すべての Cognos Series 7 サービスを同時に停止できま

す。

- Access Manager Batch Maintenance

Access Manager のセキュ リ テ ィ管理に必要なメンテナンス タスクを自動化するために使用

します。

- Access Manager Registration Wizard

Access Manager に信用サービス プラグインを登録するために使用します。

ブッ ク

NoticeCast、 Upfront、 および関連のある管理ツールを使用する、 インス トール担当者、 ユー

ザー、 および管理者が参照できるよ うに、 完全な PDF マニュアル セッ トが提供されています。

サンプル

サンプルにはいくつかの代表的なデータが含まれており、 チュート リ アルやインス トールのテス トに使用できます。 Access Manager および Upfront のサンプルは、 Cognos Series 7

Alerts/Notifications と共に提供されています。

サンプルの詳細については、 『Installation Testing and Samples Setup Guide』 を参照して ください。

Cognos Series 7 PowerPlay User

Cognos Series 7 PowerPlay User は、 Windows ク ラ イアン ト アプリ ケーシ ョ ンの PowerPlay また

は PowerPlay for Excel を使用して、 ローカル環境でキューブやレポートへのデータ アクセスを

提供します。 また、 Cognos Series7 PowerPlay User には、 PowerPlay で表示するキューブを作成

するための PowerPlay Transformer が含まれています。

PowerPlay

Cognos PowerPlay は、 OLAP データの分析およびレポート用の Windows 版ツールです。

PowerPlay Transformer または他のサードパーティ OLAP サーバーで作成されたキューブを表示

するには、 PowerPlay を使用します。

PowerPlay for Excel

Microsoft Excel 環境で OLAP の分析とレポート を行うには、 PowerPlay for Excel を使用します。

OS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

PowerPlay Transformer (Personal Edition)

PowerPlay Transformer は、 元データから多次元モデルの作成に使用する、 OLAP のモデリ ング

ツールです。 各モデルは、 PowerPlay で表示できるキューブを作成するために使用されます。

PowerPlay と共に提供される PowerPlay Transformer の Personal Edition は、 デフォルトではイン

ス トールされませんが、 カスタム インス トールを実行する と きに選択できます。

Windows 共通ログオン サーバー

Windows 共通ログオン サーバーは、 Windows 上でユーザーがそれぞれの Cognos 製品と コン

ポーネン トの間を容易に移動できるよ うに、 サインオン情報を保持します。 このコンポーネントは、 Access Manager と統合されます。

PowerPlay User ツール

PowerPlay には、 次の Cognos ツールがあ り ます。

- Configuration Manager

任意の Cognos Series 7 コンポーネン ト を設定するか、 複数のコンポーネン ト を一度に設定

するために使用します。 たとえば、 すべての Cognos Series 7 サービスを同時に停止できま

す。

- Access Manager Registration Wizard

Access Manager に信用サービス プラグインを登録するために使用します。

- Access Manager Batch Maintenance

Access Manager のセキュ リ ティ管理に必要な、 管理者のメンテナンス タスクを自動化しま

す。

- Scheduler

指定した時間にレポート とマクロを実行するために使用します。

- CognosScript Editor

CognosScript 言語のマクロを記述、 コンパイル、 および実行するために使用します。

CognosScript Dialog Editor を使用する と、 マク ロ アプ リ ケーシ ョ ン用のユーザー インター

フェイスを作成できます。

- ユーザー定義関数 Software Development Kit (SDK)

レポート環境用にカスタムのビジネス関数を作成するために使用します。

ブッ ク

Cognos Series 7 PowerPlay User を使用する、 インス トール担当者、 ユーザー、 および管理者が

参照できるよ うに、 完全な PDF マニュアル セッ トが提供されています。

ク イ ッ ク ツアー

ク イ ッ ク ツアーは、 Cognos 製品のオンライン版入門用ツールです。 PowerPlay for Windows と

PowerPlay for Excel のクイ ッ ク ツアーは、 Cognos Series 7 PowerPlay User から利用できます。 ク

イ ッ ク ツアーをインス トールする場合は、 カスタム インス トールでクイ ッ ク ツアーを選択す

る必要があ り ます。

サンプル

サンプルは、 チュート リ アルと と もに、 またインス トールをテス トするために使用できる代表的なデータで、 特に以前のリ リースで作成した独自のデータがない場合に役立ちます。

サンプルの詳細については、 『Installation Testing and Samples Setup Guide』 を参照して ください。

インス トール ガイ ド =OT

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

Cognos Support Accelerator

Cognos Support Accelerator はセキュ リ ティ保護された Web ベースのサポート サービスで、 サ

ポート されている Cognos アプ リ ケーシ ョ ンに関する診断情報の収集と送信のプロセスが自動

化されます。 Cognos サポートに新しい事例を送信する と、 Cognos サポートの分析担当者が診

断情報に基づいて問題をすばやく評価して解決します。 Cognos Support Accelerator のインス

トールについては、 『Cognos Series 7 Supplementary Software インス トール ガイ ド 』 を参照して

ください。

Cognos 付属ソフ ト ウェア

Cognos 付属ソフ ト ウェア CD には、 Sun Java System Directory Server インス トール キッ トが含

まれています。 Sun Java System Directory Server は、 Access Manager によって管理されるセキュ

リ ティ情報の保存用の Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) データベースです。

複数のユーザーのためにセキュ リ ティ を実装するには、 Sun Java System Directory Server または

サポート されているその他のディ レク ト リ サーバーをインス トールし、 設定する必要があり

ます。

また、 単一ユーザー インス トールの実装またはデモ環境用に、 ディ レク ト リ サーバーではな

く ローカル認証エクスポート (.lae) ファ イルを使用するこ と もできます。 .lae ファ イルを使用

する場合は、 ディ レク ト リ サーバーをインス トールする必要はあ り ません。

サポート ファイル

インス トール メニューでは、 その他のサードパーティ製品を指定できます。 これらは、 本書

の以降で記載されている説明に従って、 インス トールして設定する必要があ り ます。 既にこれらの製品のいくつかがコンピュータにインス トールされている場合や、 このソフ ト ウェアを必要とする Cognos 製品をユーザーがインス トールしない場合もあ り ます。 これらのサードパー

ティ製品と して、 次のものがあ り ます。

- Adobe Acrobat Reader。 オンライン ブッ クを表示するために使用します。

- Microsoft Data Access Components (MDAC) 2.7。 Windows 上でいくつかの製品サンプルを

使用するために必要とな り ます。

デフォルト設定デフォルト設定を適用するか、 Configuration Manager を使用して設定をカスタマイズするこ と

ができます。

デフォルト設定には、 ユーザー ID、 パスワード、 デフォルト ネームスペース、 およびポート

番号があり ます。 デフォルト設定を使用しない場合は、 Configuration Manager を使用してこれ

らのプロパティを設定する必要があ り ます。 次のセクシ ョ ンは、 Cognos のデフォルト設定の

一覧です。

OU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

ユーザー ID およびパスワード

次の表に、 デフォルト インス トール時に設定される、 デフォルトのユーザー ID とパスワード

をま とめます。 デフォルトの Cognos ユーザーは、 Access Manager によってユーザーのネーム

スペースに作成されます。

ネームスペース

デフォルト インス トールでは、 Sun Java System Directory Server に “Default” とい う名前のネー

ムスペースが作成され、次の設定を使用して Sun Java System Directory Server への接続が行われ

ます。

- ディ レク ト リ サーバー ポート : 389

- 制限のないユーザー /実行時アド ミニス ト レータ識別名 :

cn=Directory Manager

- ディ レク ト リ サフ ィ ッ クス : o=Cognos, c=C

ポート

Cognos Series 7 OLAP で使用されるデフォルトのポートは次のとおりです。

ログオン先 説明 ユーザー ID [Password]

Sun Java System Directory

Server Administration (Sun

ONE Server Console 経由)

Sun Java System Directory

Server を管理する目的で、

管理者と して Sun ONE

Server Console にログオン

する と きに使用する。

admin admin1234

Sun Java System Directory

Server Administration (Sun

ONE Server Console 経由)

権限が制限されるこ となく、 Sun Java System

Directory Server にアクセ

スする目的で、 制限のないユーザーと して Sun

ONE Server Console にログ

オンする と きに使用する。

cn=Directory Manager

admin1234

Sun Java System Directory

Server (Access Manager

Runtime 経由)

実行時に Sun Java System

Directory Server に接続す

る と きに使用する。

cn=Directory Manager

admin1234

Cognos 製品 Cognos 製品への最初のロ

グオンに使用する。

これは、 ネームスペースのデフォルト Cognos ユー

ザーです。

Administrator パスワードなし

コンポーネン ト デフォルト ポート

Sun Java System Directory Server 389

Access Manager Server の Ticket サービス 9010

Access Manager Server の Authentication サービ

8070

Web サーバー 80

インス トール ガイ ド =OV

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

Cognos Series 7 Alerts/Notificationsで使用されるデフォルトのポートは次のとおりです。

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition で使用されるデフォルトのポートは次のとおりで

す。

PowerPlay Enterprise Server 8010

Upfront 検索エンジン 4455

Notification サーバー 5020

Upfront ディ スパッチャ 8030

Upfront Server Administration 8031

Upfront リモート ト レース 8032

Upfront データ ス ト ア 8150

Upfront File Manager 8030

Component Default port

Sun Java System Directory Server 389

Access Manager Server ticket service 9010

Access Manager Server authentication service 8070

Web server 80

NoticeCast dispatcher 10998 (RMI), 5020 (Cogx2)

NoticeCast server 10999

RMI Firewall 10997

Upfront search engine 4455

Notification server 5020

Upfront dispatcher 8030

Upfront server administration 8031

Upfront remote tracing 8032

Upfront data store 8150

Upfront File Manager 8030

Component Default port

Sun Java System Directory Server 389

コンポーネン ト デフォルト ポート

PM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

サービス

デフォルト インス トールの後、 次に示す Cognos Series 7 のサービスが自動的に起動します。

一部のサービスは、 複数の Cognos 製品で使用されます。

Cognos Series 7 OLAP

- Cognos PowerPlay Enterprise Server

- Cognos Upfront Administration Service (共有)

- Cognos Upfront Data Store (共有)

- Cognos Upfront Dispatcher (共有)

Cognos Series 7 Alerts/Notifications

- Cognos NoticeCast Dispatcher

- Cognos NoticeCast Data Store

- Cognos Upfront Administration (共有)

- Cognos Upfront Data Store (共有)

- Cognos Upfront Dispatcher (共有)

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition

注 : これらのサービスは、 最小インス トールには必要あ り ません。

Cognos Series 7 PowerPlay User

- なし

本書で使用する命名規則

本書には、 Cognos 製品に関連のあるパス名とレンディシ ョ ンの記述が含まれています。 パス

名とレンディシ ョ ンは、 インス トールする Cognos 製品や、 インス トール時にデフォルト値を

変更するかど うかによって異なるこ とがあるため、 このマニュアルでは次の一般的な参照方法を使用します。

- <インス トール場所>は Cognos コンポーネン ト またはフォルダの場所を表す。

たとえば、 Windows では、 PowerPlay Enterprise Server 7.3 で使用する一時ファ イルのデフォ

ルトの場所は “\ProgramFiles\Cognos\cer4\ppserver” です。 このパスの一般的な参照形式

は、 “<インス トール場所> \ppserver ” です。

- “cern” は Cognos コンポーネン トのレンディシ ョ ンを表す。

たとえば、 Cognos Series 7 Version 3 のサーバー設定ファイルは “cer4.csx” です。 サーバー

設定ファイルの一般的な参照形式は、 “cern.csx” です。

インス トール ガイ ド =PN

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第 2 章 : Cognos Series 7 のコンポーネン ト

PO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 3 章 : バージ ョ ンの混在する環境

バージ ョ ンの混在する環境では、 アップグレードの管理など、 多くのインス トールの考慮事項をよ り柔軟に制御できます。

バージ ョ ンの混在する環境には、 独立した環境と して動作する Cognos Series 7 製品の複数の

バージ ョ ンが含まれています。 たとえば、 7.0 または 7.1 製品を 7.3 製品から独立した環境と し

て実行できます。 ネームスペースのスキーマ バージ ョ ンは、 両方のバージ ョ ンでの互換性が

必要なこ とに注意して ください。

Cognos Series 7 Version 3 には Cognos Series 7 Version 2 のリ リース との相互運用性があ り ます。

バージ ョ ンの混在するこれらの環境では、 Upfront や Cognos セキュ リ ティ コンポーネン ト など

の共通のコンポーネン ト を共有する 1 つのアプリ ケーシ ョ ンと して、 異なるバージ ョ ンが連動

するよ うに設定するこ と もできます。 異なるバージ ョ ンのコンポーネン トは 1 台のコンピュー

タに配置するか、 互いに相互作用するコンピュータに分散して配置できます。

たとえば、 PowerPlay Enterprise Server 7.1 と PowerPlay Enterprise Server 7.3 で、 同じ Upfront 7.3

NewsIndex と同じネームスペースを共有できます。 ユーザーは、 PowerPlay Enterprise Server 7.1

と PowerPlay Enterprise Server 7.3 でド リルスルーしてシングル サインオンを使用できます。

通常、 バージ ョ ンの混在する環境は、 複数回に分けて異なる製品をアップグレードする計画のために利用されます。 サーバーのコンポーネン トは一度に 1 つずつアップグレードできます。

この手順では、 7.0 と 7.3 のコンポーネン ト または 7.1 と 7.3 のコンポーネン ト を組み合わせて

実行する という中間的な状態が生じます。 相互運用性は、 7.1 と 7.3 のバージ ョ ンが混在する

環境でのみサポート されています。

アップグレードが完了した後でも、 新しい環境をテス ト している間などの一定期間であれば、以前のバージ ョ ンの Cognos Series 7 アプ リ ケーシ ョ ンを継続して実行できます。 7.3 環境に完

全に切り替える準備が整ったら、 以前のバージ ョ ンのコンポーネン ト をアンインス トールし、ネームスペースをアップグレードするなど、 今後永続的に必要となる変更作業をいくつか行います。 サーバー グループの複数のサーバーで要求の負荷を分散している場合は、 サーバー グ

ループのすべてのコンポーネン トが同じバージ ョ ンである必要があ り ます。 異なるバージ ョ ンのサーバーを実行して同じ要求を負荷分散するこ とはできません。

共有コンポーネン ト を使用して同じコンピュータにインス トールされた、 バージ ョ ンの混在する環境

同じコンピュータに混在したバージ ョ ンをインス トールできます。 共有コンポーネン トは、 同じコンピュータか、 1 つ以上の別のコンピュータにインス トールできます。 Cognos Series 7 の

以前のバージ ョ ンと現在のバージ ョ ンのコンポーネン トが 1 つのアプリ ケーシ ョ ンと して設定

されている場合は、 Upfront 7.3 を使用する必要があ り ます。 この例では、 Windows、 UNIX、

またはプラ ッ ト フォームの混在環境を使用できます。

インス トール ガイ ド PP

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第 3 章 : バージ ョ ンの混在する環境

別のアプリケーシ ョ ンと して管理された、 バージ ョ ンの混在する環境

同じコンピュータに混在したバージ ョ ンをインス トールできます。 異なるバージ ョ ンは別のアプリ ケーシ ョ ンと して存在できます。 この例では、 Windows、 UNIX、 またはプラ ッ ト フォー

ムの混在環境を使用できます。

各バージ ョ ンに別のコンピュータを使用した、 バージ ョ ンの混在する環境

別のコンピュータに異なるバージ ョ ンをインス トールできます。 共有コンポーネン トは、 同じコンピュータか、 1 つ以上の別のコンピュータにインス トールできます。 異なるバージ ョ ン間

でのド リルスルー アクセスを設定できますが、 すべてのド リルスルー先は同じ NewsIndex に

ある必要があ り ます。 この例では、 Windows、 UNIX、 またはプラ ッ ト フォームの混在環境を

使用できます。

PowerPlay Enterprise Server 7.3

Cognos NoticeCast 7.3

Upfront 7.3

ディレク ト リ サーバー

PowerPlay Enterprise Server 7.1

Cognos NoticeCast 7.1

PowerPlay Enterprise Server 7.3

Cognos NoticeCast 7.3

Upfront 7.3

ディ レク ト リ サーバー

PowerPlay Enterprise Server 7.1

Cognos NoticeCast 7.1

Upfront 7.1

ディ レク ト リ サーバー

PowerPlay Enterprise Server 7.3

Cognos NoticeCast 7.3

Upfront 7.1

ディレク ト リ サーバー

PowerPlay Enterprise Server 7.1

Cognos NoticeCast 7.1 ド リルスルー

PowerPlay ク ラ イアン ト

7.1 (Windows)

PQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 3 章 : バージ ョ ンの混在する環境

バージ ョ ンの混在する環境の設定

同じコンピュータに混在したバージ ョ ンをインス トールする場合、 または単一のアプリ ケーシ ョ ンと してバージ ョ ンの混在する環境を設定する場合、 特別な設定が必要になり ます。 これらの設定には、 デフォルトのポート番号の変更など、 比較的簡単な設定もあ り ますが、 よ り複雑な設定もあ り ます。 たとえば、 1 つのバージ ョ ンから別のバージ ョ ンにド リルスルーできる

よ うにするには、 Configuration Manager の以前のバージ ョ ンと現在のバージ ョ ンの両方を使用

してサーバー設定を管理する必要があ り ます。

別のコンピュータに異なるバージ ョ ンがインス トールされており、 両方が相互作用していない場合、 インス トールおよび設定の手順は単一バージ ョ ンのインス トールと類似したものとな ります。

バージ ョ ンの混在する環境では、 次のすべてまたは特定の設定タスクを実行しなければならない場合があ り ます。

❑ 一意のポート番号を指定する

同じコンピュータに同じ Cognos 製品の 2 つのバージ ョ ンをインス トールする場合は、 競

合を回避するために、 各インス トールに対して一意のポート番号を指定する必要があり ます。

❑ Web の別名を追加で設定する

ほとんどのバージ ョ ンの混在する環境では、 Web サーバーを追加で設定する必要があ り ま

す。

❑ 設定ファイルを管理する

バージ ョ ンの混在する環境では、 各バージ ョ ンに対して別の設定ファイルを管理しなければならない場合があ り ます。 たとえば、 単一バージ ョ ン環境では、 1 つの .csx ファイルを

使用してサーバー設定を管理できます。 バージ ョ ンの混在する環境では、 異なるバージ ョンが適切に相互作用するよ うに、 各バージ ョ ンに 1 つずつ、 合計 2 つのサーバー設定ファ

イルを管理しなければならない場合があ り ます。

❑ Access Manager、 Upfront、 Access Manager Server などの共有コンポーネン ト を管理する

Cognos Series 7 Version 3 では、 Access Manager Server は、 Ticket サービスを管理します。

Ticket Server は、 以前、 Ticket Server という スタンドアローン コンポーネン トでした。

Access Manager Server Ticket サービスでは、 Ticket Server と同じ機能を提供し、 同じポート

番号 (9010) を使用します。 バージ ョ ンの混在する環境では、 以前のバージ ョ ンの Ticket

Server をアンインス トールして ください。 その場合は、 Cognos Series 7 Version 3 のインス

トールを完了した後で Access Manager Server を初めて起動する前に、 Ticket Server をアン

インス トールする必要があ り ます。

インス トール ガイ ド =PR

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第 3 章 : バージ ョ ンの混在する環境

PS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 2 部 : Cognos Series 7 のインス トールおよびテ

ス ト

インス トール ガイ ド PT

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PU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール

Cognos Series 7 ソ リ ューシ ョ ンのデフォルト インス トールでは、 1 台のサーバー上での Cognos

Series 7 の実行に必要な、 すべての Cognos 製品およびコンポーネン トがインス トールされま

す。 Cognos によって行われるインス トールの選択を使用する場合は、 コンポーネン トの選択

と設定の両方についてデフォルト設定でインス トールします。 また、 コンポーネン トの選択を使用する と きにデフォルト設定を使用した後、 そのデフォルト設定を部分的に調整するこ と もできます。 いずれの場合も、 コンピュータを選択し、 サードパーティ製品のインス トールを含むすべての必要条件が満たされているこ とを確認する必要があ り ます。

このインス トールでは、 必須の設定事項に標準のデフォルト値が自動的に設定されます。 インス トール時にコンポーネン ト を選択した り、 インス トール後に設定を変更した りする必要はあり ません。 Cognos Series 7 Alerts/Notifications に関してのみ、 デフォルト インス トールの一部の

設定を変更する必要があ り ます。 これは、 使用しているサードパーティ データベースによっ

て一部の設定が異な り、 それらを自動的に設定できないためです。

また、 デフォルト インス トールを行った後に、 自分の環境に合わせて設定を部分的に変更す

るこ と もできます。 よ く ある変更は、 ディ レク ト リ サーバーに Cognos コンポーネン ト をイン

ス トールする と きの設定に関するものです。 手順については、 「Cognos コンポーネン トのイン

ス トール」 (p. 42) を参照して ください。

また、 必要なコンポーネン トだけをインス トールして、 必要な設定を行う こ と もできます。 手順については、 「コンポーネン トの分散インス トール」 (p. 51) を参照して ください。

7.0 または 7.1 コンポーネン ト を使用している場合に、 7.3 コンポーネン トへのアップグレード

が必要になる場合があ り ます。 手順については、 「アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール」 (p. 69) を参照して ください。

次のチェッ ク リ ス トは、 デフォルト インス トールを完了するためのタスクの確認に使用でき

ます。 この章では、 これらの各タスクで行う手順を順番に説明していきます。

❑ システム要件を確認する

❑ 必要に応じてディ レク ト リ サーバーをインス トールする (『Supplementary Software インス

トール ガイ ド 』 を参照して ください)

❑ 必要な Cognos コンポーネン ト をインス トールする

❑ インス トールを完了する

このチェッ ク リ ス トのタスクが終了する と、 デフォルト インス トールが完了します。 この後

インス トールのテス ト を開始できます。 インス トールのテス ト方法については、 「インス トールのテス ト 」 (p. 89) を参照して ください。

システム要件の確認

Cognos Series 7 をインス トールする前に、 インス トール先のコンピュータがソフ ト ウェアおよ

びハード ウェアの要件を満たしているこ とを確認して ください。 たとえば、 Cognos NoticeCast

には、 データベース インスタンス と適切な JDBC ド ラ イバが必要です。 Cognos Series 7

Alert/Notifications には JSQL Connect がデフォルトで提供されており、 Microsoft SQL Server に

対して使用できます。 また、Web サーバーがインス トールされて起動しているこ と と、 メール

サーバーへのアクセス権が必要です。

Cognos 製品でサポート されているソフ ト ウェア環境の最新リ ス トについては、 Cognos サポー

ト サイ ト (http://cognos.com/jp/) を参照して ください。 サポート サイ トには、 オペレーティン

グ システム、 システム要件、 パッチ、 Web ブラウザ、 Web サーバー、 ディ レク ト リ サーバー、

データベース サーバー、 OLAP サーバーなどの情報があ り ます。

インス トール ガイ ド PV

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第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール

すべての Cognos サービスは、 「Cognos」 などの同一ユーザーと してインス トールおよび実行す

るこ とを推奨します。

管理者権限の確認

インス トールする場合、 インス トール先の Windows コンピュータの管理者権限を持っている

かど うかを事前に確認する必要があ り ます。 管理者権限がない場合は、 システム管理者に連絡し、 コンピュータの管理者グループに追加するよ うに依頼して ください。

TEMP システム変数の作成

インス トールする場合、 一時ファイルを格納するフォルダを指定する TEMP システム環境変数

がコンピュータに設定されているこ とを事前に確認します。 インス トール時には、 CD のファ

イルが一時的にこのフォルダにコピーされます。

データベース環境変数の設定

アプ リ ケーシ ョ ンで リ レーシ ョナル データベースまたは OLAP データ ソースを使用する場合

は、 Cognos プロセスを開始する前に、 ユーザー用のデータベース環境変数を設定する必要が

あり ます。 次の表では、 値の例を示します。 お使いのシステムの正しい値については、 データベース管理者かネッ ト ワーク管理者に問い合わせてください。

データベース 環境変数 説明

Oracle 10G ク ラ イ

アン ト

NLS_LANG

NLS_LANG 環境変数は次

の形式を使用します。

NLS_LANG format = <言語

>_<地域 >.<文字セッ ト >

Oracle の NLS_LANG 環境変数と

Configuration Manager で指定されてい

るロケールのプロパティに互換性があるこ とを確認して ください。 互換性がない場合は、 予期しない結果となるこ とがあ り ます。

インス トールが完了したら、Configuration Manager の [ロケール]

プロパティに互換性のある値を設定して ください。 たとえば、 環境変数が NLS_LANG

French_France.WE8ISO8859P1 に設定

されている場合、 互換性のある

Configuration Manager の [ロケール]

プロパティは次のよ うにな り ます。

Windows の場合

ロケール : fr-fr

ネイティブ ロケール : fra_fra.28591

エンコード : iso-8859-1

互換性のある UNIX 設定については、

『Cognos Series 7 Version 2 インス トー

ル ガイ ド (UNIX)』 を参照して くださ

い。

詳細については、 Oracle のマニュア

ルと、 『Configuration Manager ユー

ザー ガイ ド 』 の [ロケール] プロパ

ティの項目を参照して ください。

QM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール

Cognos NoticeCast 用のデータベースとデータベース ユーザーの作成

このタスクは Cognos Series 7 Alerts/Notifications をインス トールしている場合にのみ当てはま り

ます。 この製品をインス トールしていない場合は、 タスクを実行する必要はあり ません。 次のセクシ ョ ンに進んでください。

Microsoft SQL Server を使用している場合は、 セキュ リ ティ プロパティが、 Cognos NoticeCast

データ ス ト アを保存するデータベース インスタンスに対して SQL Server および Windows 認証

に設定されているこ とを確認する必要があ り ます。 これらの設定は、 すべての Windows オペ

レーティング システムで使用します。 Cognos NoticeCast では JDBC を使用してデータ ス ト ア

に接続するため、 デフォルトの Microsoft Windows 認証では不十分です。 そのため、 データ ス

ト アにログオンしたと きに接続不能メ ッセージが表示されるこ とがあ り ます。 詳細については、 Microsoft の Web サイ ト を参照して ください。

ディレク ト リ サーバーのインス トール

エンドユーザーの認証とアプリ ケーシ ョ ンのセキュ リ ティ を実装するには、 Cognos Series 7 の

ネームスペースを使用するこ とが必要です。 このネームスペースはディ レク ト リ サーバーに

保存されます。 Cognos 製品をインス トールする前に、 Sun Java System Directory Server またはそ

の他のサポート されているディ レク ト リ サーバーを、 インス トール、 設定、 および起動しま

す。

Sun Java System Directory Server (以前の Sun ONE Directory Server) は、 Cognos Supplementary

Software CD からインス トールできます。 Sun Java System Directory Server は、 Windows または

UNIX にインス トールできます。 これらのプラ ッ ト フォームへのインス トールについては、

『Supplementary Software インス トール ガイ ド 』 を参照して ください。

既にサポート されているディ レク ト リ サーバーがインス トールされている場合は、 別のディ

レク ト リ サーバーをインス トールする必要はあ り ません。 Cognos 製品で使用するディ レク ト

リ サーバーの設定は、 インス トール中や、 後から Configuration Manager で行う こ とができま

す。 詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

Cognos Series 7 のインス トール

Cognos 製品は、 Cognos Series 7 に付属の CD からインス トールします。

- Cognos Series 7 製品は任意の順序でインス トールできます。

- インス トールは、 設定を適用してサービスを開始するまでは、 完了したとは言えません。サービスを開始する場合は、 共有データ ス ト アなどの依存関係に注意して ください。

- 製品固有の管理 CD は、 すべての管理ツールを別のコンピュータにインス トールする場合

に便利なよ うに提供されています。 本書に記載されているデフォルト インス トールでは、

管理ツールが Cognos Series 7 のサーバー製品と同じコンピュータに自動的にインス トール

されるため、 この CD は必要あ り ません。

サービスの停止

他の Cognos 製品がインス トールされている場合は、 他の Cognos コンポーネン ト をインス トー

ルまたはアンインス トールする前に、 すべての Cognos サービスを停止する必要があ り ます。

手順

1. Configuration Manager を起動します。

2. [よ う こそ] ページの、 [開始] タブをク リ ッ ク します。

3. [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

インス トール ガイ ド =QN

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第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウの一番上で、 コンピュータ名をク リ ッ ク します。

5. [操作] メニューの [サービスを停止] をク リ ッ ク します。

コンピュータで実行されているすべての Cognos サービスが停止します。

Cognos コンポーネン トのインス トール

複数の Cognos 製品のデフォルト インス トールは、 次の 2 つの方法で実行できます。

- 次に示す手順を実行して、 ファ イルがコピーされたら [コンポーネン トの設定を行わずにインス トール ウ ィザードを終了] オプシ ョ ンを選択し、 次の CD のコンポーネン ト をイン

ス トールした後、 複数の Cognos 製品のデフォルト インス トールを完了する (推奨)。 最後

の CD からのインス トールが完了したら、 全製品に対して一度にすべてのデフォルト設定

を適用し、 サービスを開始するこ とができます (p. 66)。 このオプシ ョ ンでは、 最初にすべ

ての製品のすべてのファイルをコピーした後、 すべての製品に対して一度にデフォルト設定を適用し、 サービスを開始します。

- 各 CD につき 1 回ずつ次に示す手順を実行し、 [コンポーネン ト をデフォルトの値で設定]

オプシ ョ ンを選択した後、 サービスを停止してから次の CD をインス トールする。 このオ

プシ ョ ンでは、 一度に 1 つの製品に対してすべてのファイルをコピーし、 コンポーネン ト

にデフォルト設定を適用し、 サービスを開始します。

手順

1. システム要件や、 準備タスク (ディ レク ト リ サーバーのインス トールを含む) を完了して

いるかど うかなど、 すべての必要条件を再確認します。

2. 必要な CD を用意します。

3. Cognos CD からインス トール メニューを開きます。

- CD を新し く挿入した場合、 インス トール メニューは自動的に表示されるはずです。

リ ンクをク リ ッ ク して特定の製品をインス トールします。

- インス トール メニューが表示されない場合は、 CD のルート ディ レク ト リにある

“Setup.exe” をダブルク リ ッ ク します。

- ネッ ト ワークからインス トールする場合は、 管理者がインス トール ファ イルをコピー

したフォルダの “Setup.exe” をダブルク リ ッ ク します。

4. インス トール ウ ィザードの [よ う こそ] ページで、 メ ッセージを確認して [次へ] をク

リ ッ ク します。

5. [使用許諾契約] ページで契約内容を確認して、 [同意する] をク リ ッ ク し、 [次へ] をクリ ッ ク します。

6. [ユーザー情報] に値を入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

7. [インス トール タイプ] ページで、 [デフォルト ] をク リ ッ ク して、 [次へ] をク リ ッ ク し

ます。

8. [文字セッ トの選択] ページが表示された場合は、 必要なロケール セッ ト を選択して、 [次

へ] をク リ ッ ク します。

9. [言語の選択] ページが表示された場合は、 使用する言語を選択して、 [次へ] をク リ ッ クします。

10. [インス トール先] ページで、 [次へ] をク リ ッ ク してコンポーネン トのデフォルトのインス トール場所を使用するか、 場所を変更して [次へ] をク リ ッ ク します。

11. 新しいフォルダを作成するプロンプ トが表示された場合は、 [はい] をク リ ッ ク します。

12. [シ ョート カッ ト フォルダ] ページで、 [次へ] をク リ ッ ク してすべての Cognos Series 7 製

品がインス トールされるデフォルトのプログラム フォルダを使用するか、 フォルダを変更

して [次へ] をク リ ッ ク します。

[インス トールの概要] が表示され、 デフォルトでインス トールされるすべてのコンポーネン トが一覧表示されます。

13. [次へ] をク リ ッ ク します。

これによ り、 ファ イルの転送が開始され、 ファ イルが CD からインス トール先にコピーさ

れます。

QO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール

14. [コンポーネン トの設定] ページで、 次のいずれかのオプシ ョ ンを選択し、 [次へ] をクリ ッ ク します。

- [コンポーネン ト をデフォルトの値で設定] - Configuration Wizard を起動し、 既存の

ディ レク ト リ サーバーを使用しているか新しいディ レク ト リ サーバーの設定を部分的

に変更する場合に特定のプロパティを変更できます。 Configuration Wizard で、 その他

のデフォルト設定と共に変更内容が適用され、 サービスが開始されます。

- [コンポーネン トの設定を行わずにインス トール ウ ィザードを終了] - この時点でコン

ポーネン ト を設定せずにインス トールを終了します。 コンポーネン トのインス トールが完了したら、 インス トール後に Configuration Manager を開始してコンポーネン ト を

設定し、 設定を適用してサービスを開始できます。 複数の製品をインス トールする場合は、 このオプシ ョ ンを使用するこ とを推奨します。

コンポーネン トの設定方法の詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』

を参照して ください。

15. デフォルトでコンポーネン ト を設定するよ うに選択した場合は、 次の操作を行います。

- Configuration Wizard の [よ う こそ] ページで、 [次へ] をク リ ッ ク します。

- [認証ソース] ページで、 [ディ レク ト リ サーバー] を選択し、 [次へ] をク リ ッ ク し

ます。

- [ディ レク ト リ サーバーの認証] ページで、 次のプロパティに必要な情報を入力しま

す。

- [コンピュータ]。 ディ レク ト リ サーバーがインス トールされているコンピュータの名

前です。

- [ポート ]。 ディ レク ト リ サーバーに接続されているポートです。

- [基本識別名 (DN)]。 ディ レク ト リ ツ リーの最初のエン ト リになる識別名です。 この

下に使用するデータ用のディ レク ト リ構造を作成します。

- [デフォルト ネームスペース名]。 ディ レク ト リ サーバーで使用するデフォルトのネー

ムスペースの名前です。

- [次へ] をク リ ッ ク します。

- [ディ レク ト リ サーバーの設定] ページで、 既存のディ レク ト リ サーバーを使用して

いる場合は、 [いいえ] をク リ ッ ク し、 新しいディ レク ト リ サーバーの設定を変更す

る場合は、 [はい] をク リ ッ ク します。 [はい] をク リ ッ ク した場合は、 変更するプロパティの値を入力します。

- [次へ] をク リ ッ ク します。

- [サーバー ト ポロジ] ページで、 デフォルト設定を使用するよ うに選択するか、 イン

ポートするサーバー設定ファイルを指定して、 [次へ] をク リ ッ ク します。

16. [終了] ページで、 [終了] をク リ ッ ク します。

これによ り、 インス トールされたコンポーネン トの設定と起動が開始します。

17. [OK] をク リ ッ ク して、 設定が正常に終了したこ とを確認します。

18. コンピュータの再起動を求めるプロンプ トが表示された場合は、 [はい] をク リ ッ ク します。

19. [終了] をク リ ッ ク して、 インス トール ウ ィザードを閉じます。

20. CD のインス トール メニューを閉じます。

注 : Cognos NoticeCast Server の場合は、 [Open Configuration Manager to Customize Component

Configurations] オプシ ョ ンを示すプロンプ トが表示されます。 Cognos NoticeCast Server は

NoticeCast データ ス ト アに使用するデータベースのタイプを特定できないため、 自動的に設定

されません。 [終了] をク リ ッ ク した後、 NoticeCast の設定を続行する必要があ り ます。 手順

については、 「Cognos Series 7 Alerts/Notifications の設定の完了」 (p. 47) を参照して ください。

インス トール ガイ ド =QP

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第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール

インス トールの完了インス トールを完了するには、 次のタスクに進みます。 これらのタスクのほとんどはインストールをテス トする前に完了する必要があ り ます。 オプシ ョ ンのタスクについては、 その旨が明記してあ り ます。

- Cognos Series 7 OLAP、 および Alerts/Notifications に対して Web サーバーを設定する (必

須)

- Cognos Series 7 Alerts/Notifications に対して Cognos NoticeCast の設定を完了する (必須)

Web サーバーの設定

システム要件と して Web サーバーをインス トールしました。 次に、 現在の Cognos 環境で動作

するよ うに Web サーバーを設定する必要があり ます。 そのためには、 Cognos 製品の HTML お

よび Web ファ イルが保存されているディ レク ト リに対して、 仮想ディ レク ト リ (Web の別名)

を設定する必要があ り ます。 Web サーバーのデフォルトのドキュ メン ト と して、 “default.htm”

も設定する必要があ り ます。

次の表の 「別名」 列に示す仮想ディ レク ト リは、 すべての Web サーバーに必要です。 別名の

「cognos」 の代わ りに異なる名前を使用できます。 この場合でも、 別名の 2 つ目の部分には

「cgi-bin」 と 「help」 を使用する必要があ り ます。 たとえば、 “your_name/cgi-bin” と

“your_name/help” のよ うにな り ます。 「場所」 列の<インス トール場所>を Cognos 製品をイン

ス トールした場所に置き換えます。 デフォルトの場所は、 “C:\Program Files\Cognos\cer4” で

す。

次の手順では、 新しい Web の別名を作成します。 既存のインス トールについて Web の別名を

変更するには、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。 また、 Web 製

品でデフォルトの CGI プログラムの代わ りに代替ゲート ウェイを使用している場合も、

『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

Microsoft インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス (IIS) 6 の手順

1. [スタート ]、 [すべてのプログラム]、 [管理ツール]、 [インターネッ ト インフォ メーシ ョ

ン サービス (IIS) マネージャ] の順にク リ ッ ク します。

2. [インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス マネージャ] の左側のウ ィンド ウで、 使用

しているコンピュータ名のフォルダを展開します。

3. “Web サイ ト ” フォルダを展開します。

4. Cognos 製品を実行する Web サイ ト を含むフォルダを右ク リ ッ ク します。

ヒン ト :Web サイ トが 1 つしかない場合、 そのデフォルト名は “既定の Web サイ ト ” で

す。

5. [新規]、 [仮想ディ レク ト リ ] の順にク リ ッ ク します。

6. [仮想ディ レク ト リの作成ウ ィザード ] ダイアログ ボッ クスで、 [次へ] をク リ ッ ク しま

す。

7. [エイ リ アス] テキス ト ボッ クスに 「cognos」 と入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

8. [参照] をク リ ッ ク して “<インス トール場所> \webcontent” フォルダを選択し、 [次へ]

をク リ ッ ク します。

別名 場所 権限

cognos <インス トール場所> \webcontent 読み取り

cognos/cgi-bin <インス トール場所> \cgi-bin 実行

cognos/help <インス トール場所>\Documentation

読み取り

QQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール

9. [読み取り ] および [ASP などのスク リプ ト を実行する] チェッ ク ボッ クスが選択されて

いるこ とを確認し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

10. [完了] をク リ ッ ク します。

11. [インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス マネージャ] の左側のウ ィンド ウで

“Cognos” フォルダを右ク リ ッ ク し、 [新規]、 [仮想ディ レク ト リ ] の順にク リ ッ ク しま

す。

12. [仮想ディ レク ト リの作成ウ ィザード ] ダイアログ ボッ クスで、 [次へ] をク リ ッ ク しま

す。

13. [エイ リ アス] テキス ト ボッ クスに 「cgi-bin」 と入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

14. [参照] をク リ ッ ク して “<インス トール場所> \cgi-bin” フォルダを選択し、 [次へ] を

ク リ ッ ク します。

15. [読み取り ]、 [ASP などのスク リプ ト を実行する]、 および [実行] チェッ ク ボッ クスが選

択されているこ とを確認し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

16. [完了] をク リ ッ ク します。

17. [インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス マネージャ] の左側のウ ィンド ウで

“Cognos” フォルダを右ク リ ッ ク し、 [新規]、 [仮想ディ レク ト リ ] の順にク リ ッ ク しま

す。

18. [仮想ディ レク ト リの作成ウ ィザード ] ダイアログ ボッ クスで、 [次へ] をク リ ッ ク しま

す。

19. [エイ リ アス] テキス ト ボッ クスに 「help」 と入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

20. [参照] をク リ ッ ク して “<インス トール場所> \Documentation” フォルダを選択し、 [次

へ] をク リ ッ ク します。

21. [読み取り ] および [ASP などのスク リプ ト を実行する] チェッ ク ボッ クスが選択されて

いるこ とを確認し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

22. [完了] をク リ ッ ク します。

23. デフォルトのドキュ メン ト を設定するには、 次の手順に従います。

- Cognos 製品を実行する Web サイ トの名前のフォルダ (“既定の Web サイ ト ” など) を

右ク リ ッ ク します。

- [プロパティ ] をク リ ッ ク します。

- [ドキュ メン ト ] タブをク リ ッ ク します。

- [既定のドキュ メン ト を有効にする] チェッ ク ボッ クスを選択して [追加] をク リ ッ

ク します。

- [既定のドキュ メン ト名] ボッ クスに 「default.htm」 と入力し、 [OK] を 2 回ク リ ッ ク

します。

24. [インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス マネージャ] を閉じます。

25. プロンプ トが表示された場合は、 [はい] をク リ ッ ク して設定を保存します。

IBM HTTP Web Server 2.0 の手順

1. “< IBM HTTP インス トール ディ レク ト リ> /conf” ディ レク ト リに移動し、 テキス ト エ

ディ タで “httpd.conf” ファイルを開きます。

2. 次の情報をファイルの終わ りに追加して、 “cgi” ディ レク ト リ を作成します。

ScriptAlias /cognos/cgi-bin "<インストール場所> /cgi-bin/"

<Directory "<インストール場所> /cgi-bin/">AllowOverride NoneOptions None</Directory>

3. 次の情報をファイルの終わ りに追加して、 ドキュ メン ト ディ レク ト リ を作成します。

Alias /cognos/help "<インストール場所> /documentation/"

<Directory "<インストール場所> /documentation/">Options NoneAllowOverride None

インス トール ガイ ド =QR

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第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール

Order Allow,DenyAllow from All</Directory>

Alias /cognos "<インストール場所> /webcontent/"

<Directory "<インストール場所> /webcontent/">Options NoneAllowOverride NoneOrder Allow,DenyAllow from All</Directory>

4. “httpd.conf” ファイルを保存して閉じます。

5. Web サーバーを再起動します。

Sun Java System Web Server 6.1 の手順

1. Web ブラウザを開き、 Administration Server の URL を入力します。

デフォルトの URL 形式は、 “http://<Web サーバー名 . ド メ イン名> :<デフォルト管理

サーバー ポート>” です。

たとえば、 “http://yourcomputer.yourcompany.com:8888” のよ うにします。

2. [Select a Server] ボッ クスの [Servers] タブで、 使用している Web サーバーをク リ ッ ク し、

[Manage] をク リ ッ ク します。

3. 右上隅にある [Class Manager] リ ンクをク リ ッ ク します。

4. [Content Mgmt] タブをク リ ッ ク し、 [Additional Document Directories] をク リ ッ ク します。

5. [URL Prefix] ボッ クスに 「cognos」 と入力します。

6. [Map To Directory] ボッ クスに、 “webcontent” フォルダの完全パスを入力します。

たとえば、 「<インス トール場所> \Cognos\cern\webcontent」 と入力します。

7. [OK] をク リ ッ ク し、 も う一度 [OK] をク リ ッ ク します。

8. [URL Prefix] ボッ クスに 「cognos/help」 と入力します。

9. [Map To Directory] ボッ クスに、 “documentation” フォルダの完全パスを入力します。

たとえば、 「<インス トール場所> \Cognos\cern\Documentation」 と入力します。

10. [OK] をク リ ッ ク し、 も う一度 [OK] をク リ ッ ク します。

11. 右上隅にある [Apply] リ ンクをク リ ッ ク し、 変更を適用します。

12. Web サーバーを再起動するかど うかを選択します。

13. [Programs] タブをク リ ッ ク します。

14. [URL Prefix] ボッ クスに 「cognos/cgi-bin」 と入力します。

15. [CGI Directory] ボッ クスに “cgi-bin” フォルダの完全パスを入力します。

たとえば、 「<インス トール場所> \cognos\cern\cgi-bin」 と入力します。

16. [OK] をク リ ッ ク し、 も う一度 [OK] をク リ ッ ク します。

17. 右上隅にある [Apply] リ ンクをク リ ッ ク し、 変更を適用します。

18. Web サーバーを再起動するかど うかを選択します。

19. デフォルトのドキュ メン ト を設定するには、 次の手順に従います。

- [Content Mgmt] タブをク リ ッ ク し、 [Document Preferences] をク リ ッ ク します。

- [Index Filenames] ボッ クスで、 “default.htm” を一覧に追加します。

注 : ファイル名はカンマで区切り ます。

- [OK] をク リ ッ ク し、 も う一度 [OK] をク リ ッ ク します。

- 右上隅にある [Apply] リ ンクをク リ ッ ク し、 変更を適用します。

20. Web ブラウザを終了します。

QS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール

Cognos Series 7 Alerts/Notifications の設定の完了

環境に合わせて Cognos NoticeCast の設定を完了する必要があ り ます。

インス トールでは、 NoticeCast データ ス ト アに使用するデータベースのタイプ (Oracle、 DB2、

または Microsoft SQL Server) や、 ユーザーが使用する メール サーバーなどの情報を自動的に

特定できないため、 Cognos NoticeCast の設定は完了しません。

この場合、 適切なコンピュータで Configuration Manager を実行して次の設定を行います。

Configuration Manager の使用方法の詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』

を参照して ください。

NoticeCast Server の設定

NoticeCast サーバーを起動する前に、 次のこ とを行う必要があ り ます。

- 通知の配信に使用される メール サーバーに関する情報の入力

- NoticeCast データ ス ト アに使用されるサードパーティ データベースに関する情報の入力

- NoticeCast データ ス ト アを作成する

NoticeCast Server を設定する手順

次の手順ではいくつかの情報が必要になり ます。 必要に応じてメール サーバー管理者に問い

合わせてください。

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

2. [開始] タブで、 [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager が開きます。

3. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [Cognos NoticeCast] を展開します。

4. [NoticeCast Server] コンポーネン ト を展開します。

5. “Mail Server” カテゴ リ をク リ ッ ク します。

6. [SMTP Server Name] プロパティを、 接続可能なメール サーバーに変更します。

7. メール サーバーでログイン情報が必要な場合は、 [SMTP Login Name] プロパティ と

[SMTP Login Password] プロパティを変更します。

8. [Email Address of Sender] プロパティで、 “[email protected]” を Cognos

NoticeCast メ ッセージの送信元と して表示する電子メール アドレスに変更します。

注 : メール サーバーの管理者は、 Cognos NoticeCast メ ッセージ専用の電子メール アカウ

ン ト を作成して ください。

9. 受信者が通知への返信や、 通知 リ ス トからの登録解除を行えるよ うにするには、 POP3

サーバーのプロパティを設定します。

詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

NoticeCast データ ス ト アを設定する手順

1. Oracle、 DB2、 または Informix を NoticeCast データ ス ト アに使用している場合は、 データ

ベースの JDBC ド ラ イバ ファイルを” <インス トール場所> \bin” フォルダにコピーしま

す。

注 :Microsoft SQL Server データベースを使用している場合は、 デフォルトで適切な場所に

“JSQLConnect.jar” ファ イルがインス トールされます。

2. [NoticeCast Data Store] コンポーネン ト を展開します。

“Connection File”、 “General” の他に、 サポート されるデータベースのタイプに対応する 4

つのデータ ス ト ア カテゴ リが表示されます。

3. “Connection File” カテゴ リ をク リ ッ ク します。

[Connection File - プロパティ ] ウ ィ ンド ウに、 このカテゴ リに現在設定されているプロパ

ティが表示されます。

インス トール ガイ ド =QT

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第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール

4. [Data Store Connection File] プロパティで [値] ボッ クスをク リ ッ ク し、 NoticeCast データ

ス ト アに適切な接続ファイルを選択します。 たとえば、 Oracle データベースの場合は

“ora_connection.conf” を選択します。

5. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 使用するデータベースのタイプに対応するカテゴ リ をク リ ッ ク

します。 たとえば、 NoticeCast データ ス ト アに Oracle を使用している場合は、 “Oracle Data

Store Configuration” をク リ ッ ク します。

6. [Database URL] プロパティで、 URL 内のサーバー名の部分を NoticeCast データ ス ト アが

配置されているサーバーの名前に変更します。 URL にはデフォルト ポート番号とデータ

ベース SID も含まれていますが、 デフォルト値を使用している場合は変更の必要はあ り ま

せん。 使用しているデータベースに応じて、 次のいずれかの設定を行います。

- “Oracle Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < OracleServer>

をデータベース サーバーの名前に変更します。 例 :

jdbc:oracle:thin:@< OracleServer> :1521:ORCL

- “Microsoft SQL Server Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 <

dbServerName>をデータベース サーバーの名前に、 < NCDataStoreName>をデータ

ベースの名前に変更します。 例 :jdbc:JSQLConnect://< ServerName> /< NCDataStoreName>

- “DB2 Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < DB2ServerName

>をデータベース サーバーの名前に、 < dbName>をデータベースの名前に変更しま

す。 例 :jdbc:DB2://< DB2ServerName> :<ポート番号> /< dbName>

- “Informix Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < ServerName

>をデータベース サーバーの名前に、 < dbName>をデータベースの名前に、 <

InformixServerName>を Informix Server インスタンスの名前に変更します。 例 :

jdbc:informix-sqli://< ServerName> :1906/< dbName> :informixserver=<

InformixServerName>

7. [Data Store Logon ID] プロパティに、 NoticeCast ユーザーのユーザー ID を入力します。

8. [Data Store Logon Password] プロパティに、 NoticeCast ユーザーのパスワードを入力しま

す。 プロンプ トが表示されたら、 パスワードを確認します。

9. [JDBC Driver File] プロパティの値を、 使用している ド ライバ ファ イルのディ レク ト リ と

名前に変更します。

- Microsoft SQL Server データベースで “JSQLConnect.jar” を使用している場合は、 [MS

SQL JDBC Driver File] プロパティで既に JDBC ド ラ イバ ファ イルのデフォルトのディ

レク ト リが指定されています。

- Oracle のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [Oracle JDBC Driver

File] プロパティで

“<インス トール場所> /bin/classes12.zip” が指定されているこ とを確認します。

- DB2 のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [DB2 JDBC Driver File]

プロパティで“<インス トール場所> /bin/db2java.zip” が指定されているこ とを確認します。

- Informix のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [Informix JDBC Driver

File] プロパティで

“<インス トール場所> /bin/ifxjdbc.jar” が指定されているこ とを確認します。

NoticeCast データ ス ト アの作成手順

1. [Explorer] ウ ィ ンド ウで [NoticeCast Data Store] コンポーネン ト を展開し、 “General” と

いう名前のカテゴ リ をク リ ッ ク します。

2. [プロパティ ] ウ ィンド ウで [Data Store Administration] プロパティの横にある [値] ボッ

クスをク リ ッ ク し、 [インス トール] を選択します。

3. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [NoticeCast Server] コンポーネン ト を選択します。

4. [操作] メニューの [選択項目を適用] をク リ ッ ク した後、 操作を確認します。

QU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール

注 :変更を適用する前に、 Access Manager が設定され、 ディ レク ト リ サーバーのサービス

を含む関連サービスが実行されているこ とを確認して ください。

この操作によ り NoticeCast データ ス ト アが作成され、 コンピュータで NoticeCast サーバーの設

定が行われます。 エラー メ ッセージが表示された場合は、 最初にデータベース ユーザーを作

成して、 制限なしの権限を割り当てたかど うかを確認して ください。

Cognos NoticeCast サービスの開始手順

1. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [Cognos NoticeCast] コンポーネン ト をク リ ッ ク します。

2. [操作] メニューの [サービスを開始] をク リ ッ ク します。

コンピュータでサービスが開始されたという確認メ ッセージが表示されます。

3. Configuration Manager を閉じます。

設定の変更をファ イルに保存するよ うに求めるプロンプ トが表示されます。 この操作はオプシ ョ ンです。 設定仕様ファイル (.ccs) に保存する利点の詳細については、

『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

NoticeCast Administration の設定

注 :次の手順は、 NoticeCast 管理ツールと NoticeCast サーバーを別のコンピュータにインス

トールしている場合にのみ必要です。 これらのコンポーネン トが別のコンピュータ上にある場合は、 両方のコンピュータのデータ ス ト ア設定情報が一致する必要があ り ます。 NoticeCast

サーバー コンピュータのデータ ス ト アの設定情報を記録し、 この情報を使用して NoticeCast

管理コンピュータを設定して ください。

手順

1. Oracle、 DB2、 または Informix を NoticeCast データ ス ト アに使用している場合は、 データ

ベースの JDBC ド ラ イバ ファイルを” <インス トール場所> /bin” フォルダにコピーしま

す。

注 :Microsoft SQL Server データベースを使用している場合は、 デフォルトで適切な場所に

“JSQLConnect.jar” ファ イルがインス トールされます。

2. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

3. [開始] タブで、 [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager が開きます。

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [Cognos NoticeCast] を展開します。

5. [NoticeCast Data Store] コンポーネン ト を展開します。

” 全般” カテゴ リ と、 サポート されるデータベースのタイプに対応する 4 つのデータ ス ト

ア カテゴ リが表示されます。

6. “Connection File” カテゴ リ をク リ ッ ク します。

[Connection File - プロパティ ] ウ ィ ンド ウに、 このカテゴ リに現在設定されているプロパ

ティが表示されます。

7. [Data Store Connection File] プロパティで [値] ボッ クスをク リ ッ ク し、 NoticeCast データ

ス ト アに適切な接続ファイルを選択します。 たとえば、 Oracle データベースの場合は

“ora_connection.conf” を選択します。

8. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 使用しているデータベースのタイプに適切なカテゴ リ をク リ ッ

ク します。 たとえば NoticeCast データ ス ト アに Oracle を使用している場合は、 “Oracle

Data Store Configuration” をク リ ッ ク します。

9. [Database URL] プロパティで、 URL 内のサーバー名の部分を NoticeCast データ ス ト アが

配置されているサーバーの名前に変更します。 URL にはデフォルト ポート番号とデータ

ベース SID も含まれていますが、 デフォルト値を使用している場合は変更の必要はあ り ま

せん。 使用しているデータベースに応じて、 次のいずれかの設定を行います。

インス トール ガイ ド =QV

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第 4 章 : デフォルト設定を使用したインス トール

- “Oracle Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < OracleServer>

をデータベース サーバーの名前に変更します。 例 :

jdbc:oracle:thin:@< OracleServer> :1521:ORCL

- “Microsoft SQL Server Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 <

dbServerName>をデータベース サーバーの名前に、 < NCDataStoreName>をデータ

ベースの名前に変更します。 例 :jdbc:JSQLConnect://< ServerName> /< NCDataStoreName>

- “DB2 Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < DB2ServerName

>をデータベース サーバーの名前に、 < NCDataStoreName>をデータベースの名前に

変更します。 例 :jdbc:DB2://< DB2ServerName> :<ポート番号> /< dbName>

- “Informix Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < ServerName

>をデータベース サーバーの名前に、 < dbName>をデータベースの名前に、 <

InformixServerName>を Informix Server インスタンスの名前に変更します。 例 :

jdbc:informix-sqli://< ServerName> :1906/< dbName> :informixserver=<

InformixServerName>

10. [Data Store Logon ID] プロパティに、 NoticeCast ユーザーのユーザー ID を入力します。

11. [Data Store Logon Password] プロパティに、 NoticeCast ユーザーのパスワードを入力しま

す。 プロンプ トが表示されたら、 パスワードを確認します。

12. [JDBC Driver File] プロパティの値を、 使用している ド ライバ ファ イルのディ レク ト リ と

名前に変更します。

- Microsoft SQL Server データベースで “JSQLConnect.jar” を使用している場合は、 [MS

SQL JDBC Driver File] プロパティで既に JDBC ド ラ イバ ファ イルのデフォルトのディ

レク ト リが指定されています。

- Oracle のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [Oracle JDBC Driver

File] プロパティで

“<インス トール場所> /bin/classes12.zip” が指定されているこ とを確認します。

- DB2 のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [DB2 JDBC Driver File]

プロパティで“<インス トール場所> /bin/db2java.zip” が指定されているこ とを確認します。

- Informix のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [Informix JDBC Driver

File] プロパティで

“<インス トール場所> /bin/ifxjdbc.jar” が指定されているこ とを確認します。

13. [Explorer] ウ ィ ンド ウで [Administration]、 [NoticeCast Administration] コンポーネン ト を

展開します。

14. “NoticeCast Administration” カテゴ リ を選択します。

[プロパティ ] ウ ィンド ウに、 このカテゴ リに現在設定されているプロパティが表示されます。

15. [NoticeCast Server Name] プロパティで、 [値] ボッ クスに NoticeCast サーバーが実行され

ているコンピュータの名前が表示されているこ とを確認します。

16. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [NoticeCast Administration] コンポーネン ト を選択します。

17. [操作] メニューの [選択項目を適用] をク リ ッ ク した後、 操作を確認します。

この操作によ り、 コンピュータで新しい設定が行われます。

さ らに作業するにはこれで、 デフォルト インス トールが完了しました。 Cognos Series 7 の使用を開始する前に、 す

べてのコンポーネン ト をテス ト して、 これらのコンポーネン トが動作し、 相互に通信できることを確認する必要があり ます。 テス トの説明については、 「インス トールのテス ト 」 (p. 89) を

参照して ください。

RM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

本章には、 カスタム インス トールや分散インス トールを実行する場合にのみ使用する情報が

記載されています。

すべてのコンポーネン トのデフォルト インス トールを実行し、 標準デフォルト設定を使用す

るよ うにコンポーネン ト を設定するこ と もできます。 手順については、 「デフォル ト設定を使用したインス トール」 (p. 39) を参照して ください。

Cognos Series 7 の以前のバージ ョ ンを使用している環境から、 ソフ ト ウェアとデータを Cognos

Series 7 Version 3 にアップグレードするこ と もできます。 手順については、 「アップグレードの

ためのソフ ト ウェアのインス トール」 (p. 69) を参照して ください。

カスタム インス トールや分散インス トールを行う場合は、 あらかじめ計画を立てるこ とが非

常に重要です。 インス トールの概略図を作成し、 使用予定のカスタム設定をすべて記録してから、 実際にソフ ト ウェアのインス トールを開始するこ とを推奨します。 参考と して、 本書に付属のチェッ ク リ ス ト を使用して ください (p. 151)。 また、 『高度なインス トールの計画ガイ ド 』

を参照するこ とを推奨します。

カスタム インス トールの最初の段階では、 作業環境を準備し、 必要なソフ ト ウェア コンポー

ネン ト を 1 つ以上のコンピュータにコピーします。 カスタム インス トールの実行プロセスは、

デフォルト インス トールの場合とほぼ同じです。 次のよ うに、 同様の準備タスク と インス

トール タスクを実行する必要があ り ます。

❑ システム要件を確認する

❑ インス トールを準備する

❑ ディ レク ト リ サーバーをインス トールする (必要な場合)

❑ 必要な Cognos コンポーネン ト をインス トールする

カスタム インス トールでは、 インス トールするコンポーネン ト を指定し、 インス トール先を

選択できます。 このため、 インス トールの第 2 段階では、 各コンポーネン トの必須設定を行い

ます。 サーバー コンポーネン ト を複数台のコンピュータに分散する場合は、 サーバーおよび

ゲート ウェイ コンポーネン トの位置を指定し、 サーバー設定ファイル (.csx) を各コンピュー

タ上で管理する必要があ り ます。 サーバー設定ファイルにはサーバー設定情報がすべて含まれているため、 ゲート ウェイ コンポーネン トは関連付けられたサーバーと通信できます。 分散

サーバー環境の設定の詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して

ください。

システム要件の確認

Cognos Series 7 をインス トールする前に、 インス トール先のコンピュータがソフ ト ウェアおよ

びハード ウェアの要件を満たしているこ とを確認して ください。

Cognos 製品でサポート されているソフ ト ウェア環境の最新リ ス トについては、 Cognos サポー

ト サイ ト (http://cognos.com/jp/) を参照して ください。 サポート サイ トには、 オペレーティン

グ システム、 システム要件、 パッチ、 Web ブラウザ、 Web サーバー、 ディ レク ト リ サーバー、

データベース サーバー、 OLAP サーバーなどの情報があ り ます。

インス トール ガイ ド RN

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

インス トールの準備インス トールを始める前に、 現在実行しているすべてのプログラムを終了するこ とを推奨します。 これによ り、 インス トール プログラムによって、 すべての必要なファイルがよ り確実に

コンピュータにコピーされるよ うにな り ます。

注 :Web サーバーがインス トールされて動作しているかど うかなど、 システム要件を満たして

いるこ とを確認して ください。

すべての Cognos サービスは、 「Cognos」 などの同一ユーザーと してインス トールおよび実行す

るこ とを推奨します。

管理者権限の確認

インス トールする場合、 インス トール先の Windows コンピュータの管理者権限を持っている

かど うかを事前に確認する必要があ り ます。 管理者権限がない場合は、 システム管理者に連絡し、 コンピュータの管理者グループに追加するよ うに依頼して ください。

TEMP システム変数の作成

インス トールする場合、 一時ファイルを格納するフォルダを指定する TEMP システム環境変数

がコンピュータに設定されているこ とを事前に確認します。 インス トール時には、 CD のファ

イルが一時的にこのフォルダにコピーされます。

Cognos NoticeCast のデータベース ユーザーの作成

Cognos Series 7 Alerts/Notifications をインス トールしていない場合は、 このタスクを実行する必

要はあ り ません。 次のセクシ ョ ンに進んでください。

Microsoft SQL Server を使用している場合は、 セキュ リ ティ プロパティが、 Cognos NoticeCast

データ ス ト アを保存するデータベース インスタンスに対して SQL Server および Windows 認証

に設定されているこ とを確認する必要があ り ます。 これらの設定は、 すべての Windows オペ

レーティング システムで使用します。 Cognos NoticeCast では JDBC を使用してデータ ス ト ア

に接続するため、 デフォルトの Microsoft Windows 認証では不十分です。 そのため、 データ ス

ト アにログオンしたと きに接続不能メ ッセージが表示されるこ とがあ り ます。 詳細については、 Microsoft の Web サイ ト を参照して ください。

ディレク ト リ サーバーのインス トール

エンドユーザーの認証とアプリ ケーシ ョ ンのセキュ リ ティ を実装するには、 Cognos Series 7 の

ネームスペースを使用するこ とが必要です。 このネームスペースはディ レク ト リ サーバーに

保存されます。 Cognos 製品をインス トールする前に、 Sun Java System Directory Server またはそ

の他のサポート されているディ レク ト リ サーバーを、 インス トール、 設定、 および起動しま

す。

Sun Java System Directory Server (以前の Sun ONE Directory Server) は、 Cognos Supplementary

Software CD からインス トールできます。 Sun Java System Directory Server は、 Windows または

UNIX にインス トールできます。 これらのプラ ッ ト フォームへのインス トールについては、

『Supplementary Software インス トール ガイ ド 』 を参照して ください。

既にサポート されているディ レク ト リ サーバーがインス トールされている場合は、 別のディ

レク ト リ サーバーをインス トールする必要はあ り ません。 Cognos 製品で使用するディ レク ト

リ サーバーの設定は、 インス トール中や、 後から Configuration Manager で行う こ とができま

す。 詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

Series 7.0 コンポーネン ト と Series 7.1 コンポーネン トが混在する環境におけるディ レク ト リ

サーバーに関する考慮事項については、 「バージ ョ ンの混在する環境」 (p. 33) を参照して くだ

さい。

RO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

Cognos Series 7 コンポーネン トのインス トール

Cognos CD から 1 台以上のコンピュータにソフ ト ウェア コンポーネン ト をコピーします。 複数

のコンピュータにコンポーネン ト をコピーする場合は、 まず分散インス トール オプシ ョ ンに

ついて十分に理解して ください。 一部のコンポーネン トは、 同じコンピュータ上にインス トールする必要があり ます。 詳細については、 『高度なインス トールの計画ガイ ド 』 を参照して ください。

- Cognos Series 7 コンポーネン トは任意の順序でインス トールできます。

- 次の手順に従ってコンポーネン ト をコピーしたら、 CognosSeries7 の設定手順 (p. 55)に進

みます。

- インス トールを完了するには、 設定を適用し (p. 66)、 サービスを開始する (p. 66) こ とが必

要です。 サービスを開始する場合は、 共有データ ス ト アなどの依存関係に注意して くださ

い。

- 異なるコンピュータにコンポーネン ト をインス トールする場合は、 サーバーおよびク ライアン ト コンポーネン トに同じロケールと文字セッ ト を選択する必要があ り ます。 ロケール

と文字セッ トの設定がサーバー コンポーネン ト と ク ライアン ト コンポーネン トで異なっ

ている と、 データの一貫性が保たれないこ とがあ り ます。

サービスの停止

他の Cognos 製品がインス トールされている場合は、 他の Cognos コンポーネン ト をインス トー

ルまたはアンインス トールする前に、 すべての Cognos サービスを停止する必要があ り ます。

手順

1. Configuration Manager を起動します。

2. [よ う こそ] ページの、 [開始] タブをク リ ッ ク します。

3. [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウの一番上で、 コンピュータ名をク リ ッ ク します。

5. [操作] メニューの [サービスを停止] をク リ ッ ク します。

コンピュータで実行されているすべての Cognos サービスが停止します。

コンポーネン トのコピー

この手順は、 コピーするコンポーネン ト ごとに繰り返します。 [コンポーネン トの設定を行わずにインス トール ウ ィザードを終了] オプシ ョ ンを選択して、 コンポーネン ト を設定する前

に次の CD からコンポーネン ト をコピーするこ とを推奨します。 すべてのコンポーネン トのコ

ピーが終了したら、 設定を行う必要があ り ます (p. 55)。 場合によっては、 次の Cognos コン

ポーネン ト を追加する前に Cognos サービスを停止しなければならないこ とがあ り ます。

Cognos NoticeCast Server をインス トールする場合は、 [コンポーネン トの設定を行わずにイン

ス トール ウ ィザードを終了] を選択し、追加の手順 (p. 62)に従って NoticeCast Server を設定し

ます。

手順

1. システム要件や、 準備タスク (ディ レク ト リ サーバーのインス トールを含む) を完了して

いるかど うかなど、 すべての必要条件を再確認します。

2. 必要な CD を用意します。

3. Cognos CD からインス トール メニューを開きます。

- CD を新し く挿入した場合、 インス トール メニューは自動的に表示されるはずです。

リ ンクをク リ ッ ク して特定の製品をインス トールします。

- インス トール メニューが表示されない場合は、 CD のルート ディ レク ト リにある

“Setup.exe” をダブルク リ ッ ク します。

インス トール ガイ ド =RP

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

- ネッ ト ワークからインス トールする場合は、 管理者がインス トール ファ イルをコピー

したフォルダにある “Setup.exe” をダブルク リ ッ ク します。

4. インス トール ウ ィザードの [よ う こそ] ページで、 メ ッセージを確認して [次へ] をク

リ ッ ク します。

5. [使用許諾契約] ページで契約内容を確認して、 [同意する] をク リ ッ ク し、 [次へ] をクリ ッ ク します。

6. [ユーザー情報] に値を入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

7. [インス トール タイプ] ページで [カスタム] をク リ ッ ク して、 [次へ] をク リ ッ ク しま

す。

8. [コンポーネン トの選択] ページでインス トールするコンポーネン ト を選択し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

一部の製品では、 デフォルト フォン ト をインス トールするかど うかを選択できます。 この

コンポーネン ト を選択した場合は、 Andale フォン トがインス トールされます。 Latin-1 言語

を選択する と、 Swiss フォン ト も インス トールされます。 日本語を選択する と、 AndaleJ

フォン ト も インス トールされます。 フォン トは Windows フォン ト ディ レク ト リにインス

トールされます。 デフォルト フォン ト をインス トールしない場合は、 使用するフォン ト を

設定できます。 フォン トの設定については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を

参照して ください。

9. [文字セッ トの選択] ページが表示された場合は、 使用するロケール セッ ト を選択し、 [次

へ] をク リ ッ ク します。

10. [言語の選択] ページが表示された場合は、 使用する言語を選択し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

11. [インス トール先] ページで、 [次へ] をク リ ッ ク してコンポーネン トのデフォルトのインス トール場所を使用するか、 場所を変更して [次へ] をク リ ッ ク します。

12. 新しいフォルダを作成するプロンプ トが表示された場合は、 [はい] をク リ ッ ク します。

13. [シ ョート カッ ト フォルダ] ページで、 [次へ] をク リ ッ ク してすべての Cognos Series 7 製

品がインス トールされるデフォルトのプログラム フォルダを使用するか、 フォルダを変更

して [次へ] をク リ ッ ク します。

[インス トールの概要] が表示され、 カスタム インス トールでインス トールされるすべて

のコンポーネン トが一覧表示されます。

14. この選択を適用する場合は [次へ] をク リ ッ ク します。 変更する場合は [戻る] をク リ ック して選択し直し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

これによ り、 選択したコンポーネン トのファ イル転送が開始されます。

15. [コンポーネン トの設定] ページで、 適切なオプシ ョ ンを選択し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

選択できる項目は次のとおりです。

- [コンポーネン ト をデフォルトの値で設定] - Configuration Wizard が起動します。

Configuration Wizard は、 次の場合に使用します。

- 後続のすべてのダイアログ ボッ クスで [次へ] をク リ ッ ク してインス トール済みコン

ポーネン トにデフォルト値を適用し、 サービスを開始する場合。

- ディ レク ト リ サーバー コンポーネン トにのみ関連する一部の変更を行う場合。

Configuration Wizard で、 その他のデフォルト設定と共に変更内容が適用され、 サービ

スが開始されます。

- 単一サーバー インス トールの実装用に、 ディ レク ト リ サーバーではなく ローカル認証

エクスポート (.lae) ファ イルの使用を指定する場合。

- 分散環境でサーバー設定ファイル (.csx) を作成するか、 分散環境の別のコンピュー

タで作成された .csx ファ イルをインポートする場合。

- [Configuration Manager を開いてコンポーネン トの設定をカスタマイズ] - 転送プロセ

ス後に Configuration Manager が自動的に開きます。 その直後に、 任意のコンポーネン

ト を設定し、 設定を適用してサービスを開始できます。

RQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

- [コンポーネン トの設定を行わずにインス トール ウ ィザードを終了] - この時点でコン

ポーネン ト を設定せずにインス トールを終了できます。 インス トール後に

Configuration Manager を開始してコンポーネン ト を設定し、 設定を適用してサービス

を開始できます。 このオプシ ョ ンは、 複数の製品をインス トールする場合に便利です。

コンポーネン トの設定方法の詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』

を参照して ください。

16. [終了] ページで、 [終了] をク リ ッ ク します。

これによ り、 インス トールされたコンポーネン トの設定と起動が開始します。

17. [OK] をク リ ッ ク して、 設定が正常に終了したこ とを確認します。

18. コンピュータの再起動を求めるプロンプ トが表示された場合は、 [はい] をク リ ッ ク します。

19. [終了] をク リ ッ ク して、 インス トール ウ ィザードを閉じます。

20. CD のインス トール メニューを閉じます。

Cognos Series 7 の設定

カスタム インス トール プロセスの次の段階では、 サード パーティのソフ ト ウェアを含むすべ

てのコンポーネン ト を設定します。 この設定は Cognos Series 7 の実行前に完了する必要があ り

ます。

- Cognos Series 7 OLAP および Cognos Series 7 Alerts/Notifications をインス トールする場合の

み、 Web サーバーを設定する必要があ り ます。

- Cognos Series 7 Alerts/Notifications をインス トールしている場合は、 次の一覧に加えて、

Cognos NoticeCast コンポーネン ト も設定する必要があ り ます (p. 62)。

次の設定を行う必要があ り ます。

❑ Web サーバー。 このタスクは、 すべての Cognos Series 7 製品に対して 1 回だけ行います。

❑ ディ レク ト リ サーバー。 このタスクは、 すべての Cognos Series 7 製品に対して 1 回だけ行

います。

❑ 認証ソース。 このタスクは、 Cognos コンポーネン ト をインス トールした各コンピュータで

実行する必要があ り ます。

❑ 環境に応じて変更する任意のコンポーネン ト設定。 このタスクには、 コンピュータ上のコ

ンポーネン トに設定を適用するこ と も含まれます。

❑ 各サーバー コンポーネン トの場所。 このタスクには、 すべてのコンポーネン トの相互の通

信を可能にするための、 サーバー設定ファイルの更新も含まれます。 このタスクを実行する必要があるのは、 サーバー コンポーネン ト を複数のコンピュータに分散した場合のみで

す。

注 : コンポーネン ト をコピーしたと きにデフォルト設定を使用し、 設定をまった く変更しない場合でも、 コンピュータ上のコンポーネン トに設定を適用する必要があり ます。

設定をすべて完了し、 その設定を適用したら、 すべてのサービス とプロセスを開始する必要があり ます。

カスタム インス トールまたは分散インス トールの方法に応じて異な り ますが、 場合によって

はこれらのタスクの一部を繰り返し実行する必要があ り ます。

インス トール ガイ ド =RR

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

Configuration Manager の使用

Cognos コンポーネン ト を設定するには、 Configuration Manager を使用します。 Configuration

Manager は、 グラフ ィ ッ ク ユーザー インターフェイス と コマンド ラ イン インターフェイスの

2 つのインターフェイスを備えています。 Windows で Cognos コンポーネン ト を設定するには、

どちらのインターフェイスも使用できます。 UNIX で使用できるのはコマンド ラ イン イン

ターフェイスのみです。 グラフ ィ ッ ク ユーザー インターフェイスでは、 オブジェク ト階層が

[Explorer] ウ ィ ンド ウにフォルダ構造と して表示されます。 コマンド ラ イン インターフェイ

スでオブジェク ト階層を移動するには、 select コマンド と list コマンドを使用します。 一連の

オブジェク トは、 ピ リオド (.) 演算子で区切って指定します。

Cognos コンポーネン ト を設定するには、 いくつかの方法があ り ます。 設定を直接変更して 1

つ以上のコンポーネン トに適用するか、 スク リプ ト を作成して実行できます。

Configuration Manager の使用方法の詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』

を参照して ください。

Web サーバーの設定

システム要件と して Web サーバーをインス トールしました。 次に、 現在の Cognos 環境で動作

するよ うに Web サーバーを設定する必要があり ます。 そのためには、 Cognos 製品の HTML お

よび Web ファ イルが保存されているディ レク ト リに対して、 仮想ディ レク ト リ (Web の別名)

を設定する必要があ り ます。 Web サーバーのデフォルトのドキュ メン ト と して、 “default.htm”

も設定する必要があ り ます。

次の表の 「別名」 列に示す仮想ディ レク ト リは、 すべての Web サーバーに必要です。 別名の

「cognos」 の代わ りに異なる名前を使用できます。 ただしこの場合でも、 別名の 2 つ目の部分

には 「cgi-bin」 と 「help」 を使用する必要があ り ます。 たとえば、 “your_name/cgi-bin” と

“your_name/help” のよ うにな り ます。 「場所」 列の<インス トール場所>を Cognos 製品をイン

ス トールした場所に置き換えます。 デフォルトの場所は、 “C:\Program Files\Cognos\cer4” で

す。

次の手順では、 新しい Web の別名を作成します。 既存のインス トールについて Web の別名を

変更するには、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。 また、 Web 製

品でデフォルトの CGI プログラムの代わ りに代替ゲート ウェイを使用している場合も、

『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

Microsoft インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス (IIS) 6 の手順

1. [スタート ]、 [すべてのプログラム]、 [管理ツール]、 [インターネッ ト インフォ メーシ ョ

ン サービス (IIS) マネージャ] の順にク リ ッ ク します。

2. [インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス マネージャ] の左側のウ ィンド ウで、 使用

しているコンピュータ名のフォルダを展開します。

3. “Web サイ ト ” フォルダを展開します。

4. Cognos 製品を実行する Web サイ ト を含むフォルダを右ク リ ッ ク します。

ヒン ト :Web サイ トが 1 つしかない場合、 そのデフォルト名は “既定の Web サイ ト ” で

す。

5. [新規]、 [仮想ディ レク ト リ ] の順にク リ ッ ク します。

別名 場所 権限

cognos <インス トール場所> \webcontent 読み取り

cognos/cgi-bin <インス トール場所> \cgi-bin 実行

cognos/help <インス トール場所>\Documentation

読み取り

RS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

6. [仮想ディ レク ト リの作成ウ ィザード ] ダイアログ ボッ クスで、 [次へ] をク リ ッ ク しま

す。

7. [エイ リ アス] テキス ト ボッ クスに 「cognos」 と入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

8. [参照] をク リ ッ ク して “<インス トール場所> \webcontent” フォルダを選択し、 [次へ]

をク リ ッ ク します。

9. [読み取り ] および [ASP などのスク リプ ト を実行する] チェッ ク ボッ クスが選択されて

いるこ とを確認し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

10. [完了] をク リ ッ ク します。

11. [インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス マネージャ] の左側のウ ィンド ウで

“Cognos” フォルダを右ク リ ッ ク し、 [新規]、 [仮想ディ レク ト リ ] の順にク リ ッ ク しま

す。

12. [仮想ディ レク ト リの作成ウ ィザード ] ダイアログ ボッ クスで、 [次へ] をク リ ッ ク しま

す。

13. [エイ リ アス] テキス ト ボッ クスに 「cgi-bin」 と入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

14. [参照] をク リ ッ ク して “<インス トール場所> \cgi-bin” フォルダを選択し、 [次へ] を

ク リ ッ ク します。

15. [読み取り ]、 [ASP などのスク リプ ト を実行する]、 および [実行] チェッ ク ボッ クスが選

択されているこ とを確認し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

16. [完了] をク リ ッ ク します。

17. [インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス マネージャ] の左側のウ ィンド ウで

“Cognos” フォルダを右ク リ ッ ク し、 [新規]、 [仮想ディ レク ト リ ] の順にク リ ッ ク しま

す。

18. [仮想ディ レク ト リの作成ウ ィザード ] ダイアログ ボッ クスで、 [次へ] をク リ ッ ク しま

す。

19. [エイ リ アス] テキス ト ボッ クスに 「help」 と入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

20. [参照] をク リ ッ ク して “<インス トール場所> \Documentation” フォルダを選択し、 [次

へ] をク リ ッ ク します。

21. [読み取り ] および [ASP などのスク リプ ト を実行する] チェッ ク ボッ クスが選択されて

いるこ とを確認し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

22. [完了] をク リ ッ ク します。

23. デフォルトのドキュ メン ト を設定するには、 次の手順に従います。

- Cognos 製品を実行する Web サイ トの名前のフォルダ (“既定の Web サイ ト ” など) を

右ク リ ッ ク します。

- [プロパティ ] をク リ ッ ク します。

- [ドキュ メン ト ] タブをク リ ッ ク します。

- [既定のドキュ メン ト を有効にする] チェッ ク ボッ クスを選択して [追加] をク リ ッ

ク します。

- [既定のドキュ メン ト名] ボッ クスに 「default.htm」 と入力し、 [OK] を 2 回ク リ ッ ク

します。

24. [インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス マネージャ] を閉じます。

25. プロンプ トが表示された場合は、 [はい] をク リ ッ ク して設定を保存します。

IBM HTTP Web Server 2.0 の手順

1. “< IBM HTTP インス トール ディ レク ト リ> /conf” ディ レク ト リに移動し、 テキス ト エ

ディ タで “httpd.conf” ファイルを開きます。

2. 次の情報をファイルの終わ りに追加して、 “cgi” ディ レク ト リ を作成します。

ScriptAlias /cognos/cgi-bin "<インストール場所> /cgi-bin/"

<Directory "<インストール場所> /cgi-bin/">AllowOverride NoneOptions None</Directory>

インス トール ガイ ド =RT

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

3. 次の情報をファイルの終わ りに追加して、 ドキュ メン ト ディ レク ト リ を作成します。

Alias /cognos/help "<インストール場所> /documentation/"

<Directory "<インストール場所> /documentation/">Options NoneAllowOverride NoneOrder Allow,DenyAllow from All</Directory>

Alias /cognos "<インストール場所> /webcontent/"

<Directory "<インストール場所> /webcontent/">Options NoneAllowOverride NoneOrder Allow,DenyAllow from All</Directory>

4. “httpd.conf” ファイルを保存して閉じます。

5. Web サーバーを再起動します。

Sun Java System Web Server 6.1 の手順

1. Web ブラウザを開き、 Administration Server の URL を入力します。

デフォルトの URL 形式は、 “http://<Web サーバー名 . ド メ イン名> :<デフォルト管理

サーバー ポート>” です。

たとえば、 “http://yourcomputer.yourcompany.com:8888” のよ うにします。

2. [Select a Server] ボッ クスの [Servers] タブで、 使用している Web サーバーをク リ ッ ク し、

[Manage] をク リ ッ ク します。

3. 右上隅にある [Class Manager] リ ンクをク リ ッ ク します。

4. [Content Mgmt] タブをク リ ッ ク し、 [Additional Document Directories] をク リ ッ ク します。

5. [URL Prefix] ボッ クスに 「cognos」 と入力します。

6. [Map To Directory] ボッ クスに、 “webcontent” フォルダの完全パスを入力します。

たとえば、 「<インス トール場所> \Cognos\cern\webcontent」 と入力します。

7. [OK] をク リ ッ ク し、 も う一度 [OK] をク リ ッ ク します。

8. [URL Prefix] ボッ クスに 「cognos/help」 と入力します。

9. [Map To Directory] ボッ クスに、 “documentation” フォルダの完全パスを入力します。

たとえば、 「<インス トール場所> \Cognos\cern\Documentation」 と入力します。

10. [OK] をク リ ッ ク し、 も う一度 [OK] をク リ ッ ク します。

11. 右上隅にある [Apply] リ ンクをク リ ッ ク し、 変更を適用します。

12. Web サーバーを再起動するかど うかを選択します。

13. [Programs] タブをク リ ッ ク します。

14. [URL Prefix] ボッ クスに 「cognos/cgi-bin」 と入力します。

15. [CGI Directory] ボッ クスに “cgi-bin” フォルダの完全パスを入力します。

たとえば、 「<インス トール場所> \cognos\cern\cgi-bin」 と入力します。

16. [OK] をク リ ッ ク し、 も う一度 [OK] をク リ ッ ク します。

17. 右上隅にある [Apply] リ ンクをク リ ッ ク し、 変更を適用します。

18. Web サーバーを再起動するかど うかを選択します。

19. デフォルトのドキュ メン ト を設定するには、 次の手順に従います。

- [Content Mgmt] タブをク リ ッ ク し、 [Document Preferences] をク リ ッ ク します。

- [Index Filenames] ボッ クスで、 “default.htm” を一覧に追加します。

注 : ファイル名はカンマで区切り ます。

RU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

- [OK] をク リ ッ ク し、 も う一度 [OK] をク リ ッ ク します。

- 右上隅にある [Apply] リ ンクをク リ ッ ク し、 変更を適用します。

20. Web ブラウザを終了します。

ディレク ト リ サーバーの設定

『Supplementary Software インス トール ガイ ド 』 に記載されている Cognos インス トーラ プログ

ラムを使用して Sun Java System Directory Server をインス トールした場合は、 ディ レク ト リ

サーバーは既に設定されており、 この項の手順を実行する必要はあ り ません。

サポート されているディ レク ト リ サーバーが既にインス トールされている場合は、 Cognos 製

品で使用するための設定を行う必要があ り ます。 設定する必要があるのは、 全 Cognos 製品で

使用するディ レク ト リ サーバー 1 つのみです。 また、 この作業を行うのは 1 度限りです。 設

定は、 ディ レク ト リ サーバーがあるコンピュータ、 または Cognos コンポーネン ト をインス

トールしたコンピュータで行う こ とができます。

設定の手順は、 サポート されているディ レク ト リ サーバーのいずれを使用する場合でも同じ

です。 この追加設定では、 次のこ とを行います。

- Cognos 製品に準拠するよ うに、 ディ レク ト リ サーバーのスキーマを拡張する。

- Cognos セキュ リ テ ィ データを格納する、 ディ レク ト リ サーバーのネームスペースを作成

する。 使用するネームスペースが既に存在する場合は、 作成する必要はあ り ません。

- シングル サインオンに使用するチケッ ト サーバーを指定するプロパティを設定する。

- 必要な場合、 Ticket サービスのフェイルオーバーを設定する。

Cognos 製品で使用するディ レク ト リ サーバーの設定が完了したら、 Cognos 環境の設定に進み

ます。

次の表に、 確認または設定する必要があるすべてのプロパティを示します。

プロパティ 値

[このディ レク ト リ サーバー

を設定しますか ?]

値が [はい] に設定されているこ とを確認します。

[スキーマ バージ ョ ン] Access Manager の情報を保存するためにディ レク ト リ

サーバーで使用されるスキーマ バージ ョ ンの形式。

デフォルト値は [現在] です。

Cognos 7.0 以前の製品、 またはネームスペースのバー

ジ ョ ンが 15.2 の Cognos 7.1 製品で使用したディ レク ト

リ サーバーをアップグレードする場合は、 スキーマ

バージ ョ ンにデフォルト設定の [現在] を使用することはできません。 その場合は、 [Series 7.0 以前のバー

ジ ョ ン互換] を選択する必要があ り ます。

ディ レク ト リ サーバー ソフ ト ウェアを初めてインス

トールする場合は、 Cognos Series 7 Version 3 の製品と

共に使用するために、 値を [現在] に設定するこ とを推奨します。

[サーバー タイプ] インス トールしたディ レク ト リ サーバーのタイプ。

デフォルト設定の [自動検出] を使用します。 この設定では、 使用しているディ レク ト リ サーバーのタイプ

が自動的に判断、 または選択されます。

[コンピュータ] ディ レク ト リ サーバーがインス トールされているコン

ピュータの名前または IP アドレス。

インス トール ガイ ド =RV

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

[Port] ディ レク ト リ サーバーに使用するポート。

デフォルト ポートは 「389」 です。

[基本識別名 (DN)] ディ レク ト リ ツ リーの最初のエン ト リになる識別名

(DN)。 この下に使用するデータ用のディ レク ト リ構

造を作成します。

Sun Java System Directory Server で使用される Cognos

のデフォルト DN は 「o=cognos, c=ca」 です。

ディ レク ト リ サーバーをインス トールしたと きに異な

る基本 DN を使用した場合や、 別のディ レク ト リ サー

バーを使用する場合は、 その基本 DN の値を指定する

必要があり ます。

注 : IBM Tivoli Directory Server を使用する場合は、

Configuration Manager で設定を行う前に、 Cognos デー

タの保存用のサフ ィ ッ クス DN を作成する必要があ り

ます。 また、 サフ ィ ッ クス DN で 「o=<例> , ou=<

例>」 の形式を使用しない場合は、 Tivoli Directory

Management でエン ト リ を追加するこ とが必要です。

サフ ィ ッ クス DN を Tivoli Directory Management に追加

しないと、 設定を適用する際に、 基本 DN をディ レク

ト リ サーバーに作成できないという内容のエラー

メ ッセージが表示されます。

[制限のないユーザー識別名(DN)]

制限なしの権限でディ レク ト リ サーバーの内容を管理

する と きに管理者が使用する識別名 (DN)。

Sun Java System Directory Server で使用するデフォルト

値は 「cn=Directory Manager」 です。

[制限のないユーザー パス

ワード ]

制限のないユーザーのパスワード。

Cognos のデフォルト値は 「admin1234」 です。

[プライマ リ Ticket サービ

ス]

Access Manager のプライマ リ コンピュータの名前と、

Ticket サービスのポート。

ポート番号は、 プライマ リ Access Manager Server コン

ピュータの [Service.Access Manager - Server.全般

.Ticket サービス] で指定したポート番号と同じである

必要があり ます。

プライマ リ Ticket サービスを指定する必要があ り ま

す。

デフォルト値は 「<コンピュータ名> :9010」 です。

[セカンダ リ Ticket サービス

(1、 2、 3、 4)]

オプシ ョ ンの追加の Ticket サービスのコンピュータ名

およびポート番号。

複数の Ticket サービス間のフェイルオーバーをサポー

トするには、 1 つ以上のセカンダ リ Ticket サービスを

指定します。

プロパティ 値

SM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

Windows Server 2003 上にある Microsoft Active Directory の場合は、 Cognos 製品で使用するディ

レク ト リ サーバーを設定する前に、 ディ レク ト リ サーバーに対する匿名バインドを有効にす

る必要があ り ます。 詳細については、 Microsoft Knowledge Base アーティ クル 326690 を参照し

て ください。

手順

これらの処理は、 ローカルと リモートの両方の設定に適用されます。

1. Configuration Manager を起動します。

2. [よ う こそ] ダイアログ ボッ クスで、 [開始] タブをク リ ッ ク します。

3. [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager が開きます。

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [Services] コンポーネン ト 、 [Access Manager - Directory Server]

の順に展開します。

5. “全般” カテゴ リ をク リ ッ ク します。

[プロパティ ] ウ ィンド ウに、 Cognos インス トーラのオプシ ョ ンを使用して Supplementary

Software CD から Sun Java System Directory Server をインス トールする場合に使用される、

デフォルトの値が表示されます。

6. [このディ レク ト リ サーバーを設定しますか ?] プロパティを選択し、 値を [はい] に変

更します。

プロパティを変更する必要がない場合でも、 この値を [はい] に変更する必要があ り ます。

7. 必要に応じて他のプロパティ も変更します。

リモート ディ レク ト リ サーバーを設定している場合は特に、 [コンピュータ] プロパティ

にディ レク ト リ サーバーの正しい場所が含まれているこ とを確認します。

8. [Explorer] ウ ィ ンド ウで “全般” カテゴ リ を選択し、 [操作] メニューの [選択項目を適

用] をク リ ッ ク します。

[Ticket サービスの負荷分散

を有効にする]

複数の Ticket サービス間の負荷分散を有効にします。

デフォルトは 「いいえ」 です。

Ticket サービス間で負荷分散を行う場合は、 1 つ以上

のセカンダ リ Ticket サービスを指定して [はい] を選

択します。

[デフォルト ネームスペース

名]

ディ レク ト リ サーバーのデフォルトのネームスペース

の名前。

デフォルト名は 「default」 です。

[デフォルト ネームスペース

管理者名]

Administrator

[デフォルト ネームスペース

管理者サインオン]

Administrator

[デフォルト ネームスペース

管理者パスワード ]

デフォルトではパスワードはあ り ません。

プロパティ 値

インス トール ガイ ド =SN

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

コンポーネン トの設定

カスタム インス トールで Cognos コンポーネン ト をコンピュータにコピーする と、 Cognos イン

ス トール ウ ィザードによ り、 コンポーネン ト をすぐに設定するか後で設定するかを尋ねられ

ます。 コンポーネン ト をすぐに設定するよ うに選択した場合は、 Configuration Manager が起動

し、 必要なプロパティを変更できます。 コンポーネン ト を後で設定するよ うに選択した場合は、 後で Configuration Manager を起動して設定を行う必要があ り ます。 分散環境では、 別のコ

ンピュータにすべてのコンポーネン ト をインス トールした後に、設定を行う こ と もできます。

ユーザーの環境によっては、 次の共通設定タスクが必要になる場合があ り ます。

- デフォルト以外のポート番号を指定する。

バージ ョ ン混在インス トールや、 同じコンピュータ上に Cognos Series 7 Version 3 製品の複

数のインスタンスがあるインス トールでは、 デフォルトのポート番号が適切でない場合があり ます。

- Web の別名に関連のあるプロパティを設定する。

異なるコンピュータに Web サーバーがある場合や、 Web サーバーでデフォルト以外の

Web の別名を使用するよ うに設定した場合は、 追加の設定を行う必要があり ます。

- 分散環境を設定する。

現在のインス トールが分散環境の一部である場合は、 すべてのコンポーネン トが正し く相互作用するよ うに追加の設定を行う必要があ り ます。

詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

また、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 に記載されている次の手順の説明を参照して

ください。

- 分散環境で、 各コンピュータのサーバー設定ファイル (cern.csx) を管理する

- 特定のコンポーネン トの設定を変更する

Cognos NoticeCast コンポーネン トの設定

Cognos Series 7 Alerts/Notifications をインス トールしない場合は、 このセクシ ョ ンの手順を実行

する必要はあ り ません。 「設定の適用」 (p. 66)に進んでください。

インス トールでは、 NoticeCast データ ス ト アに使用するデータベースのタイプ (Oracle、 DB2、

または Microsoft SQL Server) や、 ユーザーが使用する メール サーバーなどの情報を自動的に

特定できないため、 Cognos NoticeCast の設定は完了しません。

この場合、 適切なコンピュータで Configuration Manager を実行して次の設定を行います。

Configuration Manager の使用方法の詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』

を参照して ください。

NoticeCast Server の設定

NoticeCast サーバーを起動する前に、 次のこ とを行う必要があ り ます。

- 通知の配信に使用される メール サーバーに関する情報の入力

- NoticeCast データ ス ト アに使用されるサードパーティ データベースに関する情報の入力

- NoticeCast データ ス ト アを作成する

NoticeCast Server を設定する手順

次の手順ではいくつかの情報が必要になり ます。 必要に応じてメール サーバー管理者に問い

合わせてください。

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

2. [開始] タブで、 [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager が開きます。

3. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [Cognos NoticeCast] を展開します。

SO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

4. [NoticeCast Server] コンポーネン ト を展開します。

5. “Mail Server” カテゴ リ をク リ ッ ク します。

6. [SMTP Server Name] プロパティを、 接続可能なメール サーバーに変更します。

7. メール サーバーでログイン情報が必要な場合は、 [SMTP Login Name] プロパティ と

[SMTP Login Password] プロパティを変更します。

8. [Email Address of Sender] プロパティで、 “[email protected]” を Cognos

NoticeCast メ ッセージの送信元と して表示する電子メール アドレスに変更します。

注 : メール サーバーの管理者は、 Cognos NoticeCast メ ッセージ専用の電子メール アカウ

ン ト を作成して ください。

9. 受信者が通知への返信や、 通知 リ ス トからの登録解除を行えるよ うにするには、 POP3

サーバーのプロパティを設定します。

詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

NoticeCast データ ス ト アを設定する手順

1. Oracle、 DB2、 または Informix を NoticeCast データ ス ト アに使用している場合は、 データ

ベースの JDBC ド ラ イバ ファイルを” <インス トール場所> \bin” フォルダにコピーしま

す。

注 :Microsoft SQL Server データベースを使用している場合は、 デフォルトで適切な場所に

“JSQLConnect.jar” ファ イルがインス トールされます。

2. [NoticeCast Data Store] コンポーネン ト を展開します。

“Connection File”、 “General” の他に、 サポート されるデータベースのタイプに対応する 4

つのデータ ス ト ア カテゴ リが表示されます。

3. “Connection File” カテゴ リ をク リ ッ ク します。

[Connection File - プロパティ ] ウ ィ ンド ウに、 このカテゴ リに現在設定されているプロパ

ティが表示されます。

4. [Data Store Connection File] プロパティで [値] ボッ クスをク リ ッ ク し、 NoticeCast データ

ス ト アに適切な接続ファイルを選択します。 たとえば、 Oracle データベースの場合は

“ora_connection.conf” を選択します。

5. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 使用するデータベースのタイプに対応するカテゴ リ をク リ ッ ク

します。 たとえば、 NoticeCast データ ス ト アに Oracle を使用している場合は、 “Oracle Data

Store Configuration” をク リ ッ ク します。

6. [Database URL] プロパティで、 URL 内のサーバー名の部分を NoticeCast データ ス ト アが

配置されているサーバーの名前に変更します。 URL にはデフォルト ポート番号とデータ

ベース SID も含まれていますが、 デフォルト値を使用している場合は変更の必要はあ り ま

せん。 使用しているデータベースに応じて、 次のいずれかの設定を行います。

- “Oracle Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < OracleServer>

をデータベース サーバーの名前に変更します。 例 :

jdbc:oracle:thin:@< OracleServer> :1521:ORCL

- “Microsoft SQL Server Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 <

dbServerName>をデータベース サーバーの名前に、 < NCDataStoreName>をデータ

ベースの名前に変更します。 例 :jdbc:JSQLConnect://< ServerName> /< NCDataStoreName>

- “DB2 Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < DB2ServerName

>をデータベース サーバーの名前に、 < dbName>をデータベースの名前に変更しま

す。 例 :jdbc:DB2://< DB2ServerName> :<ポート番号> /< dbName>

- “Informix Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < ServerName

>をデータベース サーバーの名前に、 < dbName>をデータベースの名前に、 <

InformixServerName>を Informix Server インスタンスの名前に変更します。 例 :

jdbc:informix-sqli://< ServerName> :1906/< dbName> :informixserver=<

InformixServerName>

インス トール ガイ ド =SP

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

7. [Data Store Logon ID] プロパティに、 NoticeCast ユーザーのユーザー ID を入力します。

8. [Data Store Logon Password] プロパティに、 NoticeCast ユーザーのパスワードを入力しま

す。 プロンプ トが表示されたら、 パスワードを確認します。

9. [JDBC Driver File] プロパティの値を、 使用している ド ライバ ファ イルのディ レク ト リ と

名前に変更します。

- Microsoft SQL Server データベースで “JSQLConnect.jar” を使用している場合は、 [MS

SQL JDBC Driver File] プロパティで既に JDBC ド ラ イバ ファ イルのデフォルトのディ

レク ト リが指定されています。

- Oracle のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [Oracle JDBC Driver

File] プロパティで

“<インス トール場所> /bin/classes12.zip” が指定されているこ とを確認します。

- DB2 のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [DB2 JDBC Driver File]

プロパティで“<インス トール場所> /bin/db2java.zip” が指定されているこ とを確認します。

- Informix のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [Informix JDBC Driver

File] プロパティで

“<インス トール場所> /bin/ifxjdbc.jar” が指定されているこ とを確認します。

NoticeCast データ ス ト アの作成手順

1. [Explorer] ウ ィ ンド ウで [NoticeCast Data Store] コンポーネン ト を展開し、 “General” と

いう名前のカテゴ リ をク リ ッ ク します。

2. [プロパティ ] ウ ィンド ウで [Data Store Administration] プロパティの横にある [値] ボッ

クスをク リ ッ ク し、 [インス トール] を選択します。

3. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [NoticeCast Server] コンポーネン ト を選択します。

4. [操作] メニューの [選択項目を適用] をク リ ッ ク した後、 操作を確認します。

注 :変更を適用する前に、 Access Manager が設定され、 ディ レク ト リ サーバーのサービス

を含む関連サービスが実行されているこ とを確認して ください。

この操作によ り NoticeCast データ ス ト アが作成され、 コンピュータで NoticeCast サーバーの設

定が行われます。 エラー メ ッセージが表示された場合は、 最初にデータベース ユーザーを作

成して、 制限なしの権限を割り当てたかど うかを確認して ください。

Cognos NoticeCast サービスの開始手順

1. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [Cognos NoticeCast] コンポーネン ト をク リ ッ ク します。

2. [操作] メニューの [サービスを開始] をク リ ッ ク します。

コンピュータでサービスが開始されたという確認メ ッセージが表示されます。

3. Configuration Manager を閉じます。

設定の変更をファ イルに保存するよ うに求めるプロンプ トが表示されます。 この操作はオプシ ョ ンです。 設定仕様ファイル (.ccs) に保存する利点の詳細については、

『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

NoticeCast Administration の設定

注 :次の手順は、 NoticeCast 管理ツールと NoticeCast サーバーを別のコンピュータにインス

トールしている場合にのみ必要です。 これらのコンポーネン トが別のコンピュータ上にある場合は、 両方のコンピュータのデータ ス ト ア設定情報が一致する必要があ り ます。 NoticeCast

サーバー コンピュータのデータ ス ト アの設定情報を記録し、 この情報を使用して NoticeCast

管理コンピュータを設定して ください。

手順

1. Oracle、 DB2、 または Informix を NoticeCast データ ス ト アに使用している場合は、 データ

ベースの JDBC ド ラ イバ ファイルを” <インス トール場所> /bin” フォルダにコピーしま

す。

SQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

注 :Microsoft SQL Server データベースを使用している場合は、 デフォルトで適切な場所に

“JSQLConnect.jar” ファ イルがインス トールされます。

2. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

3. [開始] タブで、 [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager が開きます。

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [Cognos NoticeCast] を展開します。

5. [NoticeCast Data Store] コンポーネン ト を展開します。

” 全般” カテゴ リ と、 サポート されるデータベースのタイプに対応する 4 つのデータ ス ト

ア カテゴ リが表示されます。

6. “Connection File” カテゴ リ をク リ ッ ク します。

[Connection File - プロパティ ] ウ ィ ンド ウに、 このカテゴ リに現在設定されているプロパ

ティが表示されます。

7. [Data Store Connection File] プロパティで [値] ボッ クスをク リ ッ ク し、 NoticeCast データ

ス ト アに適切な接続ファイルを選択します。 たとえば、 Oracle データベースの場合は

“ora_connection.conf” を選択します。

8. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 使用しているデータベースのタイプに適切なカテゴ リ をク リ ッ

ク します。 たとえば NoticeCast データ ス ト アに Oracle を使用している場合は、 “Oracle

Data Store Configuration” をク リ ッ ク します。

9. [Database URL] プロパティで、 URL 内のサーバー名の部分を NoticeCast データ ス ト アが

配置されているサーバーの名前に変更します。 URL にはデフォルト ポート番号とデータ

ベース SID も含まれていますが、 デフォルト値を使用している場合は変更の必要はあ り ま

せん。 使用しているデータベースに応じて、 次のいずれかの設定を行います。

- “Oracle Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < OracleServer>

をデータベース サーバーの名前に変更します。 例 :

jdbc:oracle:thin:@< OracleServer> :1521:ORCL

- “Microsoft SQL Server Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 <

dbServerName>をデータベース サーバーの名前に、 < NCDataStoreName>をデータ

ベースの名前に変更します。 例 :jdbc:JSQLConnect://< ServerName> /< NCDataStoreName>

- “DB2 Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < DB2ServerName

>をデータベース サーバーの名前に、 < NCDataStoreName>をデータベースの名前に

変更します。 例 :jdbc:DB2://< DB2ServerName> :<ポート番号> /< dbName>

- “Informix Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < ServerName

>をデータベース サーバーの名前に、 < dbName>をデータベースの名前に、 <

InformixServerName>を Informix Server インスタンスの名前に変更します。 例 :

jdbc:informix-sqli://< ServerName> :1906/< dbName> :informixserver=<

InformixServerName>

10. [Data Store Logon ID] プロパティに、 NoticeCast ユーザーのユーザー ID を入力します。

11. [Data Store Logon Password] プロパティに、 NoticeCast ユーザーのパスワードを入力しま

す。 プロンプ トが表示されたら、 パスワードを確認します。

12. [JDBC Driver File] プロパティの値を、 使用している ド ライバ ファ イルのディ レク ト リ と

名前に変更します。

- Microsoft SQL Server データベースで “JSQLConnect.jar” を使用している場合は、 [MS

SQL JDBC Driver File] プロパティで既に JDBC ド ラ イバ ファ イルのデフォルトのディ

レク ト リが指定されています。

- Oracle のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [Oracle JDBC Driver

File] プロパティで

“<インス トール場所> /bin/classes12.zip” が指定されているこ とを確認します。

インス トール ガイ ド =SR

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

- DB2 のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [DB2 JDBC Driver File]

プロパティで“<インス トール場所> /bin/db2java.zip” が指定されているこ とを確認します。

- Informix のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [Informix JDBC Driver

File] プロパティで

“<インス トール場所> /bin/ifxjdbc.jar” が指定されているこ とを確認します。

13. [Explorer] ウ ィ ンド ウで [Administration]、 [NoticeCast Administration] コンポーネン ト を

展開します。

14. “NoticeCast Administration” カテゴ リ を選択します。

[プロパティ ] ウ ィンド ウに、 このカテゴ リに現在設定されているプロパティが表示されます。

15. [NoticeCast Server Name] プロパティで、 [値] ボッ クスに NoticeCast サーバーが実行され

ているコンピュータの名前が表示されているこ とを確認します。

16. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [NoticeCast Administration] コンポーネン ト を選択します。

17. [操作] メニューの [選択項目を適用] をク リ ッ ク した後、 操作を確認します。

この操作によ り、 コンピュータで新しい設定が行われます。

設定の適用

デフォルト設定を使用するか、 設定を変更するかに関係なく、 使用する予定のすべての設定を適用する必要があ り ます。 次の手順では、 設定に対して必要なすべての変更が終了し、 その設定をサーバー環境に適用する準備が整ったと想定しています。

手順

Cognos コンポーネン ト を含むすべての Windows コンピュータで次の手順を実行します。

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

2. [よ う こそ] ダイアログ ボッ クスで、 [開始] タブをク リ ッ ク します。

3. [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager が開きます。

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 コンピュータをク リ ッ ク します。

5. [操作] メニューの [選択項目を適用] をク リ ッ ク します。

コンピュータにインス トールされている全コンポーネン トにすべての設定が適用されます。

サービスの開始

インス トールと設定がすべて終了したら、 Cognos Series 7 製品に関連するすべてのサービスを

開始する必要があ り ます。 Cognos のサービス とプロセスはカスタム インス トール時には登録

されず、 それらを開始したと きに登録されます。

分散インス トールの場合は、 次の順序でコンポーネン ト を起動するこ とを推奨します。

- Access Manager Server

- ディ レク ト リ サーバー

- Upfront サービス

- 任意の共有データ ス ト ア

- アプ リ ケーシ ョ ン サーバー

SS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

次の表は、 Cognos のサービスおよびプロセスの一覧と、 Configuration Manager のオブジェク ト

階層内での位置を示しています。

手順

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

2. [よ う こそ] ダイアログ ボッ クスで、 [開始] タブをク リ ッ ク します。

3. [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager が開きます。

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 サービスを開始するコンピュータ名、 製品ファ ミ リ 、 コンポー

ネン ト 、 またはカテゴ リ をク リ ッ ク します。

ク リ ッ クする項目には、 1 つ以上のサービスが含まれている必要があ り ます。 サービスを

確認するには、 カテゴ リ を展開し、 サービス アイコンを探します。

5. [操作] メニューの [サービスを開始] をク リ ッ ク します。

認証ソースの指定

実行時にエンドユーザーの認証やアプ リ ケーシ ョ ンのセキュ リ ティのために Cognos 製品で使

用する、 Series 7 ネームスーペースを含む認証ソースを指定する必要があ り ます。 Series 7 の

ネームスペースは、 Cognos 製品で使用するよ うに設定した、 サポート されているディ レク ト

リ サーバーに保存されています。

Cognos コンポーネン ト をインス トールしたすべてのコンピュータに対して、 このタスクを完

了する必要があり ます。 このタスクは、 Configuration Manager を使用していつでも実行できま

す。 詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

次の作業これで、 分散インス トールが完了しました。 Cognos Series 7 製品の使用を開始する前に、 すべ

てのコンポーネン ト をテス ト して、 これらのコンポーネン トが動作し、 相互に通信できるこ とを確認する必要があ り ます。 詳細については、 「インス トールのテス ト 」 (p. 89) を参照して く

ださい。

サービスまたはプロセス オブジェク ト階層の場所

Cognos PowerPlay Enterprise Server

Cognos PowerPlay Enterprise Server.

ディ スパッチャ

Cognos NoticeCast Dispatcher Cognos Noticecast.Noticecast Server

Cognos NoticeCast Data Store Cognos Noticecast.Noticecast.データ ス

ト ア

Cognos Upfront Administration Service

Upfront.共有 .サーバー管理

Cognos Upfront Data Store Upfront.データ ス ト ア

Cognos Upfront Dispatcher Upfront.サーバー

Access Manager Server Services.Access Manager - Server

PowerGrid Services.Powergrid

インス トール ガイ ド =ST

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第 5 章 : コンポーネン トの分散インス トール

SU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアの

インス トール

本章には、 以前のバージ ョ ンの Cognos Series 7 から ソフ ト ウェアをアップグレードするため

に必要な情報のみが記載されています。 Series 7 よ り前のバージ ョ ンからアップグレードする

場合、 最初に、 少な く と もバージ ョ ン 7.0 にアップグレードする必要があ り ます。

ソフ ト ウェアをアップグレード しない場合は、 すべてのコンポーネン トのデフォルト インス

トールを実行し (p. 39)、 標準デフォルト設定を使用するよ うにコンポーネン ト を設定できま

す。 また、 必要なコンポーネン トだけをインス トールして (p. 51)、 必要な設定を行う こ と もで

きます。

アップグレードを行う場合は、 あらかじめ計画を立てるこ とが非常に重要です。 最初にアップグレードの概略図を作成するこ とを推奨します。 Cognos Series 7 製品が現在インス トールされ

ているすべての場所と、 新し く追加されるすべての場所を書き出して ください。 この概略図の他にも、 アップグレード作業に利用できる以前のバージ ョ ンに関する情報ソース と して、 インス トールのチェッ ク リ ス トや Configuration Manager レポート などがあ り ます。 また、 7.3 環境

を設定するために、 以前のバージ ョ ンの設定スク リプ ト を使用できます。 詳細については、『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

アップグレード作業の順序の計画については、 「アップグレードの手順」 (p. 97)および 「バー

ジ ョ ンの混在する環境」 (p. 33) を参照して ください。

アップグレードを行う と きに、 インス トールするコンポーネン ト と インス トール先を指定します。 次に、 各コンポーネン トに必要な設定を行います。

サーバー コンポーネン ト を複数台のコンピュータに分散する場合は、 サーバーおよびゲート

ウェイ コンポーネン トの位置を指定し、 サーバー設定ファイル (.csx) を各コンピュータ上で

管理する必要があ り ます。 サーバー設定ファイルにはサーバー設定情報がすべて含まれているため、 ゲート ウェイ コンポーネン トは関連付けられたサーバーと通信できます。 分散サー

バー環境の設定の詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して くだ

さい。

Cognos Series 7 の複数のバージ ョ ンを実行する場合は、 追加の設定が必要です。 詳細について

は、 本書の 「バージ ョ ンの混在する環境」 の章と 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を

参照して ください。

アップグレードの最初の段階では、 次のタスクを実行して作業環境を準備します。

❑ システム要件を確認する

❑ インス トールを準備する

❑ 必要に応じてディ レク ト リ サーバーをインス トールする (『Supplementary Software インス

トール ガイ ド 』 を参照)

このチェッ ク リ ス トのタスクを終了する と、 Cognos コンポーネン トのアップグレード (p. 71)、

コンポーネン トの設定 (p. 73)、 およびインス トールのテス ト (p. 89) を行う準備が完了します。

完全なアップグレードを行う場合、 これでアプリ ケーシ ョ ンをアップグレードできるよ うになり ます (p. 95)。

インス トール ガイ ド SV

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

システム要件の確認

Cognos Series 7 をインス トールする前に、 インス トール先のコンピュータがソフ ト ウェアおよ

びハード ウェアの要件を満たしているこ とを確認して ください。 一括アップグレードでは、 使用しているコンピュータが、 アップグレードする製品の新しいバージ ョ ンと古いバージ ョ ンの両方のシステム要件を満たしている必要があ り ます。

Cognos 製品でサポート されているソフ ト ウェア環境の最新リ ス トについては、 Cognos サポー

ト サイ ト (http://cognos.com/jp/) を参照して ください。 サポート サイ トには、 オペレーティン

グ システム、 システム要件、 パッチ、 Web ブラウザ、 Web サーバー、 ディ レク ト リ サーバー、

データベース サーバー、 OLAP サーバーなどの情報があ り ます。

インス トールの準備インス トールを始める前に、 現在実行しているすべてのプログラムを終了するこ とを推奨します。 これによ り、 インス トール プログラムによって、 すべての必要なファイルがよ り確実に

コンピュータにコピーされるよ うにな り ます。

注 :Web サーバーがインス トールされて動作しているかど うかなど、 システム要件を満たして

いるこ とを確認して ください。

すべての Cognos サービスは、 「Cognos」 などの同一ユーザーと してインス トールおよび実行す

るこ とを推奨します。

管理者権限の確認

インス トールする場合、 インス トール先の Windows コンピュータの管理者権限を持っている

かど うかを事前に確認する必要があ り ます。 管理者権限がない場合は、 システム管理者に連絡し、 コンピュータの管理者グループに追加するよ うに依頼して ください。

TEMP システム変数の作成

インス トールする場合、 一時ファイルを格納するフォルダを指定する TEMP システム環境変数

がコンピュータに設定されているこ とを事前に確認します。 インス トール時には、 CD のファ

イルが一時的にこのフォルダにコピーされます。

Cognos NoticeCast のデータベースの作成

一括アップグレードでは、 データベースが、 以前のバージ ョ ンの Cognos Series 7

Alerts/Notifications 用に既に作成されています。 そのため、 このセクシ ョ ンを省略できます。

段階的アップグレードでは、 管理者が既存の NoticeCast データ ス ト アをコピーする必要があり

ます。 データ ス ト アのコピーについては、 データベースに付属しているツールおよびマニュ

アルを参照して ください。

Microsoft SQL Server を使用している場合は、 セキュ リ ティ プロパティが、 Cognos NoticeCast

データ ス ト アを保存するデータベース インスタンスに対して SQL Server および Windows 認証

に設定されているこ とを確認する必要があ り ます。 これらの設定は、 すべての Windows オペ

レーティング システムで使用します。 Cognos NoticeCast では JDBC を使用してデータ ス ト ア

に接続するため、 デフォルトの Microsoft Windows 認証では不十分です。 そのため、 データ ス

ト アにログオンしたと きに接続不能メ ッセージが表示されるこ とがあ り ます。 詳細については、 Microsoft の Web サイ ト を参照して ください。

TM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

Sun Java System Directory Server へのアップグレード

Cognos Series 7 のこのバージ ョ ンと共に既存のディ レク ト リ サーバーを継続して使用できる場

合があ り ます。 ただし、 Netscape Directory Server 4.12 など、 以前のバージ ョ ンのディ レク ト リ

サーバーには、 Cognos Series 7 のこのバージ ョ ンでサポート されないものもあ り ます。 Cognos

製品でサポート されているディ レク ト リ サーバーの最新リ ス トについては、 Cognos サポート

Web サイ ト (http://support.cognos.com/jp/) を参照して ください。

Sun Java System Directory Server をインス トールする と、 新しい機能を使用した り、 最適なパ

フォーマンスを得るこ とができます。 Sun Java System Directory Server へのアップグレードにつ

いては、 『Supplementary Software インス トール ガイ ド 』 を参照して ください。

ディ レク ト リ サーバーのアップグレードが完了したら、 本書に戻って Cognos Series 7 コン

ポーネン トのインス トールを続行します。

古いバージ ョ ンの Cognos Series 7 製品で使用するために古いディ レク ト リ サーバーを残した

場合は、 新しいバージ ョ ンの Cognos Series 7 製品で使用できるよ うに、 こ こで新しいディ レク

ト リ サーバーを設定する必要があ り ます。 手順については、 「ディ レク ト リ サーバーの設

定」 (p. 77) を参照して ください。

Cognos Series 7 コンポーネン トのアップグレード

アップグレードのプロセスは、 コンポーネン ト を新たにインス トールする場合のプロセス と同じです。 新しいバージ ョ ンのコンポーネン トは、 “cer4” フォルダの下位に作成される新しい

場所にデフォルトでインス トールされます。

複数の Cognos 製品をアップグレードする場合は、 本章の説明に従い、 次の一般的なガイ ド ラ

インを守ってください。

- 以前のバージ ョ ンの Ticket Server を、 インス トールを行う コンピュータで実行している場

合、 以前のバージ ョ ンの Ticket Server を停止する。

- 最初に共有の Cognos コンポーネン ト をインス トールする (Access Manager、 Access

Manager Server、 Upfront)。 以降に表示されるインス トール メニューを使用すれば、 これら

のコンポーネン トの選択を解除できます。

- 複数のコンピュータにコンポーネン ト をコピーする場合は、 まず分散インス トールのオプシ ョ ンについて十分に理解しておく。 一部のコンポーネン トは、 同じコンピュータにま とめてインス トールする必要があ り ます。 詳細については、 『高度なインス トールの計画ガイ ド』 を参照して ください。

- インス トールの最後に設定を行うかど うかを問い合わせるプロンプ トが表示されたら、[コンポーネン トの設定を行わずにインス トール ウ ィザードを終了] オプシ ョ ンを選択し

て、 コンポーネン ト を設定する前に次の CD からコンポーネン ト をコピーする。

- Cognos Series 7 Version 3 に付属の Access Manager Server をインス トールする場合は、 以前

のバージ ョ ンの Ticket Server をアンインス トールする。 新しいバージ ョ ンをインス トール

した後で Access Manager Server を初めて起動する前に、 Ticket Server をアンインス トール

する必要があ り ます。

- すべての Cognos コンポーネン ト をコピーした後に、 設定を行い (p. 73)、 サービスを開始

する (p. 86)。 サービスを開始する場合は、 共有データ ス ト アなどの依存関係に注意して く

ださい。

- 異なるコンピュータにコンポーネン ト をインス トールする場合は、 サーバーおよびク ライアン ト コンポーネン トに同じロケールと文字セッ ト を選択する必要があ り ます。 ロケール

と文字セッ トの設定がサーバー コンポーネン ト と ク ライアン ト コンポーネン トで異なっ

ている と、 データの一貫性が保たれないこ とがあ り ます。

- アップグレードを完了し、 以前のバージ ョ ンとの互換性を維持する必要がなくなるまで、ネームスペースのディ レク ト リ サーバー スキーマ (p. 119) をアップグレード しない。

インス トール ガイ ド =TN

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

サービスの停止

他の Cognos 製品がインス トールされている場合は、 他の Cognos コンポーネン ト をインス トー

ルまたはアンインス トールする前に、 すべての Cognos サービスを停止する必要があ り ます。

手順

1. Configuration Manager を起動します。

2. [よ う こそ] ページの、 [開始] タブをク リ ッ ク します。

3. [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウの一番上で、 コンピュータ名をク リ ッ ク します。

5. [操作] メニューの [サービスを停止] をク リ ッ ク します。

コンピュータで実行されているすべての Cognos サービスが停止します。

コンポーネン トのコピー

コピーするコンポーネン ト ごとに次の手順を繰り返します。 場合によっては、 次の Cognos コ

ンポーネン ト を追加する前に Cognos サービスを停止しなければならないこ とがあ り ます。

Cognos NoticeCast Server をインス トールする場合は、 [コンポーネン トの設定を行わずにイン

ス トール ウ ィザードを終了] を選択し、追加の手順 (p. 81)に従って NoticeCast Server を設定し

ます。

手順

1. システム要件や、 準備タスク (ディ レク ト リ サーバーのインス トールを含む) を完了して

いるかど うかなど、 すべての必要条件を再確認します。

2. 必要な CD を用意します。

3. Cognos CD からインス トール メニューを開きます。

- CD を新し く挿入した場合、 インス トール メニューは自動的に表示されるはずです。

リ ンクをク リ ッ ク して特定の製品をインス トールします。

- インス トール メニューが表示されない場合は、 CD のルート ディ レク ト リにある

“Setup.exe” をダブルク リ ッ ク します。

- ネッ ト ワークからインス トールする場合は、 管理者がインス トール ファ イルをコピー

したフォルダにある “Setup.exe” をダブルク リ ッ ク します。

4. インス トール ウ ィザードの [よ う こそ] ダイアログ ボッ クスで、 メ ッセージを確認して

[次へ] をク リ ッ ク します。

5. [使用許諾契約] ページで、 契約内容を確認し、 [同意する] をク リ ッ ク し、 [次へ] をクリ ッ ク します。

6. [ユーザー情報] を入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

7. [インス トール タイプ] ページで、 [カスタム] をク リ ッ ク し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

8. [コンポーネン トの選択] ページで、 インス トールするコンポーネン ト を選択し、 [次へ]をク リ ッ ク します。

一部の製品では、 デフォルト フォン ト をインス トールするかど うかを選択できます。 この

コンポーネン ト を選択した場合は、 Andale フォン トがインス トールされます。 Latin-1 言語

を選択する と、 Swiss フォン ト も インス トールされます。 日本語を選択する と、 AndaleJ

フォン ト も インス トールされます。 フォン トは Windows フォン ト ディ レク ト リにインス

トールされます。 デフォルト フォン ト をインス トールしない場合は、 使用するフォン ト を

設定できます。 フォン トの設定については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を

参照して ください。

9. [文字セッ トの選択] ページが表示された場合、 使用するロケール セッ ト を選択し、 [次

へ] をク リ ッ ク します。

10. [言語の選択] ページが表示された場合、 使用する言語を選択し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

TO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

11. [インス トール先] ページで、 [次へ] をク リ ッ ク してコンポーネン トのデフォルトのインス トール先を使用するか、 またはインス トール先を変更して [次へ] をク リ ッ ク します。

12. 新しいフォルダを作成するプロンプ トが表示された場合は、 [はい] をク リ ッ ク します。

13. [シ ョート カッ ト フォルダ] ページで、 [次へ] をク リ ッ ク して Cognos Series 7 製品がイン

ス トールされているデフォルトのプログラム フォルダを使用するか、 または変更して [次

へ] をク リ ッ ク します。

[インス トールの概要] が表示され、 このアップグレードでインス トールされるすべてのコンポーネン トが一覧表示されます。

14. 選択項目をそのまま使用する場合は [次へ]、 変更する場合は [戻る] をク リ ッ ク して変更し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

これによ り、 選択したコンポーネン トのファイル転送が開始されます。

15. [コンポーネン トの設定] ダイアログ ボッ クスで、 [コンポーネン トの設定を行わずにイン

ス トール ウ ィザードを終了] を選択し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

16. [終了] ページで、 [終了] をク リ ッ ク します。

これによ り、 インス トールされたコンポーネン トの設定と起動が開始します。

17. [OK] をク リ ッ ク して、 設定を完了したこ とを確認します。

18. コンピュータの再起動を求めるプロンプ トが表示された場合は、 [はい] をク リ ッ ク します。

19. [終了] をク リ ッ ク して、 インス トール ウ ィザードを閉じます。

20. CD のインス トール メニューを終了します。

Cognos Series 7 の設定

アップグレード インス トール プロセスの次の段階では、 サードパーティ製ソフ ト ウェアを含

むすべてのコンポーネン ト を設定します。 この設定は、 新しいバージ ョ ンの Cognos Series 7 の

実行前に完了する必要があ り ます。

- Cognos Series 7 OLAPおよび Cognos Series 7 Alerts/Notifications をインス トールする場合の

み、 Web サーバーを設定する必要があ り ます。

- Cognos Series 7 Alerts/Notifications をインス トールしている場合は、 次の一覧に加えて、

Cognos NoticeCast コンポーネン ト も設定する必要があ り ます (p. 81)。

次の設定を行う必要があ り ます。

❑ Web サーバー。 このタスクは、 すべての Cognos Series 7 製品に対して 1 回だけ行います。

❑ 新しいディ レク ト リ サーバー (デフォルト設定を使用できない場合)。 ディ レク ト リ を

アップグレードする場合は、 デフォルトのスキーマ バージ ョ ンを変更する必要があり ま

す。 スキーマ バージ ョ ンの詳細については、 「ディ レク ト リ サーバーの設定」 (p. 77) を参

照して ください。

❑ 認証ソース。 このタスクは、 Cognos コンポーネン ト をインス トールした各コンピュータで

実行する必要があ り ます。 アップグレード処理をサポートする場合、 または以前のバージ ョ ンと現在のバージ ョ ンの両方を維持する場合、 両方のバージ ョ ンと互換性があるネームスペース スキーマを使用する必要があ り ます。 詳細については、 「ディ レク ト リ サー

バーの設定」 (p. 77) を参照して ください。

❑ 環境に応じて変更する任意のコンポーネン ト設定。 このタスクには、 コンピュータ上のコ

ンポーネン トに設定を適用するこ と も含まれます。

❑ 各サーバー コンポーネン トの場所。 このタスクには、 すべてのコンポーネン トの相互の通

信を可能にするための、 サーバー設定ファイルの更新も含まれます。 このタスクを実行する必要があるのは、 サーバー コンポーネン ト を複数のコンピュータに分散した場合のみで

す。

注 : コンポーネン ト をコピーしたと きにデフォルト設定を使用し、 設定をまった く変更しない場合でも、 コンピュータ上のコンポーネン トに設定を適用する必要があ り ます。

インス トール ガイ ド =TP

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

設定をすべて完了し、 その設定を適用したら、 すべてのサービス とプロセスを開始する必要があり ます。

アップグレードの設定方法によって異な り ますが、 場合によってはこれらのタスクの一部を繰り返し実行する必要があ り ます。

Configuration Manager の使用

Cognos コンポーネン ト を設定するには、 Configuration Manager を使用します。 Configuration

Manager は、 グラフ ィ ッ ク ユーザー インターフェイス と コマンド ラ イン インターフェイスの

2 つのインターフェイスを備えています。 Windows で Cognos コンポーネン ト を設定するには、

どちらのインターフェイスも使用できます。 UNIX で使用できるのはコマンド ラ イン イン

ターフェイスのみです。 グラフ ィ ッ ク ユーザー インターフェイスでは、 オブジェク ト階層が

[Explorer] ウ ィ ンド ウにフォルダ構造と して表示されます。 コマンド ラ イン インターフェイ

スでオブジェク ト階層を移動するには、 select コマンド と list コマンドを使用します。 一連の

オブジェク トは、 ピ リオド (.) 演算子で区切って指定します。

Cognos コンポーネン ト を設定するには、 いくつかの方法があ り ます。 設定を直接変更して 1

つ以上のコンポーネン トに適用するか、 スク リプ ト を作成するこ とができます。

Configuration Manager の使用方法の詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』

を参照して ください。

Web サーバーの設定

現在、 Web サーバーには、 以前のバージ ョ ンの Cognos Series 7 Web 製品で使用できるよ うに、

3 つの仮想ディ レク ト リ (Web の別名) が定義されています。 次の表に、 以前のバージ ョ ンに

推奨されるデフォルトの別名と場所を示します。 7.0 製品の場合、 デフォルトの<インス トー

ル場所>は、 “C:\Program Files\Cognos\cer2” です。 7.1 製品の場合、 デフォルトの<インス

トール場所>は、 “C:\Program Files\Cognos\cer3” です。 たとえば、 7.1 製品の Cognos 別名の

デフォルトの場所は、 “C:\Program Files\Cognos\cer3\webcontent” です。

7.0 製品と 7.1 製品のバージ ョ ンが混在する環境を維持している場合、 一方のバージ ョ ンの別

名がこの表に示すデフォルトの別名と異な り ます。

Cognos Series 7 Version 3 の別名を作成して、 アップグレード した Cognos 環境で動作するよ う

に Web サーバーを設定する必要があ り ます。 Web サーバーのデフォルトのドキュ メン ト と し

て、 “default.htm” も設定する必要があ り ます。

Cognos Series 7 Version 3 に作成した別名は、 以前のバージ ョ ンを引き続き使用するかど うかに

よって異なり ます。 次の 2 つの場合があ り ます。

- Cognos Series 7 Version 3 だけを使用する場合。 既存の別名を再利用できます。 各別名のデ

フォルトのインス トール場所を更新する必要があ り ます。 Cognos Series 7 Version 3 のデ

フォルトのインス トール場所は “C:\Program Files\Cognos\cer4” です。

- バージ ョ ンの混在する環境を維持する場合。 以前のバージ ョ ン用に定義されていた別名とは別の別名を使用して、 Cognos Series 7 Version 3 に新しい一連の別名を作成します。 既存

の別名は、 以前のバージ ョ ンの Cognos Series 7 で引き続き使用できるよ うに、 現在の場所

に残します。

別名 場所 権限

cognos <インス トール場所> \webcontent 読み取り

cognos/cgi-bin <インス トール場所> \cgi-bin 実行

cognos/help <インス トール場所>\Documentation

読み取り

TQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

次の表に、 バージ ョ ンの混在する環境における Cognos Series 7 Version 3 の別名の例を示しま

す。 別名に cognos を含める必要はあ り ませんが、 “/cgi-bin” と “/help” を含める必要があ り ま

す。 たとえば、 “<ユーザー名> /cgi-bin” や “<ユーザー名> /help” などです。

次の手順では、 新しい Web の別名を作成します。 既存のインス トールについて Web の別名を

変更するには、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。 また、 Web 製

品でデフォルトの CGI プログラムの代わ りに代替ゲート ウェイを使用している場合も、

『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

Microsoft インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス (IIS) 6 の手順

1. [スタート ]、 [すべてのプログラム]、 [管理ツール]、 [インターネッ ト インフォ メーシ ョ

ン サービス (IIS) マネージャ] の順にク リ ッ ク します。

2. [インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス マネージャ] の左側のウ ィンド ウで、 使用

しているコンピュータ名のフォルダを展開します。

3. “Web サイ ト ” フォルダを展開します。

4. Cognos 製品を実行する Web サイ ト を含むフォルダを右ク リ ッ ク します。

ヒン ト :Web サイ トが 1 つしかない場合、 そのデフォルト名は “既定の Web サイ ト ” で

す。

5. [新規]、 [仮想ディ レク ト リ ] の順にク リ ッ ク します。

6. [仮想ディ レク ト リの作成ウ ィザード ] ダイアログ ボッ クスで、 [次へ] をク リ ッ ク しま

す。

7. [エイ リ アス] テキス ト ボッ クスに 「cognos」 と入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

8. [参照] をク リ ッ ク して “<インス トール場所> \webcontent” フォルダを選択し、 [次へ]

をク リ ッ ク します。

9. [読み取り ] および [ASP などのスク リプ ト を実行する] チェッ ク ボッ クスが選択されて

いるこ とを確認し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

10. [完了] をク リ ッ ク します。

11. [インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス マネージャ] の左側のウ ィンド ウで

“Cognos” フォルダを右ク リ ッ ク し、 [新規]、 [仮想ディ レク ト リ ] の順にク リ ッ ク しま

す。

12. [仮想ディ レク ト リの作成ウ ィザード ] ダイアログ ボッ クスで、 [次へ] をク リ ッ ク しま

す。

13. [エイ リ アス] テキス ト ボッ クスに 「cgi-bin」 と入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

14. [参照] をク リ ッ ク して “<インス トール場所> \cgi-bin” フォルダを選択し、 [次へ] を

ク リ ッ ク します。

15. [読み取り ]、 [ASP などのスク リプ ト を実行する]、 および [実行] チェッ ク ボッ クスが選

択されているこ とを確認し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

16. [完了] をク リ ッ ク します。

17. [インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス マネージャ] の左側のウ ィンド ウで

“Cognos” フォルダを右ク リ ッ ク し、 [新規]、 [仮想ディ レク ト リ ] の順にク リ ッ ク しま

す。

18. [仮想ディ レク ト リの作成ウ ィザード ] ダイアログ ボッ クスで、 [次へ] をク リ ッ ク しま

す。

別名の例 場所 権限

cognosv3 C:\Program

Files\Cognos\cer4\webcontent

読み取り

cognosv3/cgi-bin C:\Program Files\Cognos\cer4\cgi-bin 実行

cognosv3/help C:\Program

Files\Cognos\cer4\Documentation

読み取り

インス トール ガイ ド =TR

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

19. [エイ リ アス] テキス ト ボッ クスに 「help」 と入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

20. [参照] をク リ ッ ク して “<インス トール場所> \Documentation” フォルダを選択し、 [次

へ] をク リ ッ ク します。

21. [読み取り ] および [ASP などのスク リプ ト を実行する] チェッ ク ボッ クスが選択されて

いるこ とを確認し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

22. [完了] をク リ ッ ク します。

23. デフォルトのドキュ メン ト を設定するには、 次の手順に従います。

- Cognos 製品を実行する Web サイ トの名前のフォルダ (“既定の Web サイ ト ” など) を

右ク リ ッ ク します。

- [プロパティ ] をク リ ッ ク します。

- [ドキュ メン ト ] タブをク リ ッ ク します。

- [既定のドキュ メン ト を有効にする] チェッ ク ボッ クスを選択して [追加] をク リ ッ

ク します。

- [既定のドキュ メン ト名] ボッ クスに 「default.htm」 と入力し、 [OK] を 2 回ク リ ッ ク

します。

24. [インターネッ ト インフォ メーシ ョ ン サービス マネージャ] を閉じます。

25. プロンプ トが表示された場合は、 [はい] をク リ ッ ク して設定を保存します。

IBM HTTP Web Server 2.0 の手順

1. “< IBM HTTP インス トール ディ レク ト リ> /conf” ディ レク ト リに移動し、 テキス ト エ

ディ タで “httpd.conf” ファイルを開きます。

2. 次の情報をファイルの終わ りに追加して、 “cgi” ディ レク ト リ を作成します。

ScriptAlias /cognos/cgi-bin "<インストール場所> /cgi-bin/"

<Directory "<インストール場所> /cgi-bin/">AllowOverride NoneOptions None</Directory>

3. 次の情報をファイルの終わ りに追加して、 ドキュ メン ト ディ レク ト リ を作成します。

Alias /cognos/help "<インストール場所> /documentation/"

<Directory "<インストール場所> /documentation/">Options NoneAllowOverride NoneOrder Allow,DenyAllow from All</Directory>

Alias /cognos "<インストール場所> /webcontent/"

<Directory "<インストール場所> /webcontent/">Options NoneAllowOverride NoneOrder Allow,DenyAllow from All</Directory>

4. “httpd.conf” ファイルを保存して閉じます。

5. Web サーバーを再起動します。

Sun Java System Web Server 6.1 の手順

1. Web ブラウザを開き、 Administration Server の URL を入力します。

デフォルトの URL 形式は、 “http://<Web サーバー名 . ド メ イン名> :<デフォルト管理

サーバー ポート>” です。

たとえば、 “http://yourcomputer.yourcompany.com:8888” のよ うにします。

TS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

2. [Select a Server] ボッ クスの [Servers] タブで、 使用している Web サーバーをク リ ッ ク し、

[Manage] をク リ ッ ク します。

3. 右上隅にある [Class Manager] リ ンクをク リ ッ ク します。

4. [Content Mgmt] タブをク リ ッ ク し、 [Additional Document Directories] をク リ ッ ク します。

5. [URL Prefix] ボッ クスに 「cognos」 と入力します。

6. [Map To Directory] ボッ クスに、 “webcontent” フォルダの完全パスを入力します。

たとえば、 「<インス トール場所> \Cognos\cern\webcontent」 と入力します。

7. [OK] をク リ ッ ク し、 も う一度 [OK] をク リ ッ ク します。

8. [URL Prefix] ボッ クスに 「cognos/help」 と入力します。

9. [Map To Directory] ボッ クスに、 “documentation” フォルダの完全パスを入力します。

たとえば、 「<インス トール場所> \Cognos\cern\Documentation」 と入力します。

10. [OK] をク リ ッ ク し、 も う一度 [OK] をク リ ッ ク します。

11. 右上隅にある [Apply] リ ンクをク リ ッ ク し、 変更を適用します。

12. Web サーバーを再起動するかど うかを選択します。

13. [Programs] タブをク リ ッ ク します。

14. [URL Prefix] ボッ クスに 「cognos/cgi-bin」 と入力します。

15. [CGI Directory] ボッ クスに “cgi-bin” フォルダの完全パスを入力します。

たとえば、 「<インス トール場所> \cognos\cern\cgi-bin」 と入力します。

16. [OK] をク リ ッ ク し、 も う一度 [OK] をク リ ッ ク します。

17. 右上隅にある [Apply] リ ンクをク リ ッ ク し、 変更を適用します。

18. Web サーバーを再起動するかど うかを選択します。

19. デフォルトのドキュ メン ト を設定するには、 次の手順に従います。

- [Content Mgmt] タブをク リ ッ ク し、 [Document Preferences] をク リ ッ ク します。

- [Index Filenames] ボッ クスで、 “default.htm” を一覧に追加します。

注 : ファイル名はカンマで区切り ます。

- [OK] をク リ ッ ク し、 も う一度 [OK] をク リ ッ ク します。

- 右上隅にある [Apply] リ ンクをク リ ッ ク し、 変更を適用します。

20. Web ブラウザを終了します。

ディレク ト リ サーバーの設定

ディ レク ト リ サーバーのアップグレードでは、 次のいずれかを行いました。

- 古いバージ ョ ンをアンインス トールして新しいバージ ョ ンをインス トールし、 ディ レク トリ サーバーのデータを新しいディ レク ト リ サーバーに復旧した。 この場合、 このセク

シ ョ ンの手順を行う必要はあ り ません。

- 古いバージ ョ ンの Cognos Series 7 で使用するために古いバージ ョ ンのディ レク ト リ サー

バーを残したまま、 2 番目のディ レク ト リ サーバーをインス トールした。 この場合は、 新

しい Cognos 製品とディ レク ト リ サーバーが通信できるよ うに、 2 番目のディ レク ト リ

サーバーを追加設定する必要があ り ます。

注 : Sun Java System ディ レク ト リ サーバーを Cognos インス トーラ プログラムを使用し、

『Cognos Series 7 Supplementary Software インス トール ガイ ド 』 に記載されている方法でイ

ンス トールした場合は、 ディ レク ト リ サーバーが既に設定されており、 このセクシ ョ ンの

手順を行う必要はあ り ません。 混在環境のディ レク ト リ サーバーに関する考慮事項につい

ては、 「バージ ョ ンの混在する環境」 (p. 33) を参照して ください。

ディ レク ト リ サーバーは 1 回だけ設定します。 この設定は、 ディ レク ト リ サーバーがあるコ

ンピュータまたは Cognos コンポーネン ト をインス トールしたコンピュータから行う こ とがで

きます。

インス トール ガイ ド =TT

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

設定する必要があるのは、 すべての 7.3 製品で使用する 1 つのディ レク ト リ サーバーだけで

す。 Cognos 7.0 以前の製品またはネームスペース バージ ョ ンが 15.2 の Cognos 7.1 製品で使用

したディ レク ト リ サーバーをアップグレードする場合は、 スキーマ バージ ョ ンに使用した

[現在] のデフォルト設定を使用できません。 [Series 7.0 以前のバージ ョ ン互換] を選択する

必要があり ます。 アップグレードを完了した後に、 すべての Cognos 製品が最低でもバージ ョ

ン 7.1 であれば、 スキーマ バージ ョ ンを [現在] に変更できます。

設定方法は、 Sun Java System Directory Server とその他のサポート されているディ レク ト リ サー

バーのどちらをインス トールした場合でも同じです。 この追加設定では、 次のこ とを行います。

- Cognos 製品に準拠するよ うに、 ディ レク ト リ サーバーのスキーマを拡張する。

- Cognos セキュ リ テ ィ データが格納されるディ レク ト リ サーバーのネームスペースを作成

する (ネームスペースがまだ存在していない場合)。

- ディ レク ト リ サーバーと Ticket サービスの通信を有効にする。

Sun Java System Directory Server が UNIX と Windows のどちらのコンピュータにインス トールさ

れていても、 UNIX または Windows コンピュータからディ レク ト リ サーバーを設定できます。

Cognos 製品で使用できるよ うに Microsoft Active Directory を設定するには、 Windows コン

ピュータで Configuration Manager を使用する必要があ り ます。 Microsoft Active Directory の設定

方法については、 「その他の製品とサービス」 (p. 149) を参照して ください。

次の表に、 確認または設定する必要があるすべてのプロパティを示します。

プロパティ 値

[このディ レク ト リ サーバー

を設定しますか ?]

ディ レク ト リ サーバーのデフォルト プロパティを変

更できるよ うにします。

この値を [はい] に変更します。 [はい] に設定しないと、 その他のプロパティの変更が有効になり ません。

デフォルト設定は [いいえ] です。

[スキーマ バージ ョ ン] Access Manager の情報を保存するためにディ レク ト リ

サーバーで使用されるスキーマ バージ ョ ンの形式。

表示されるデフォルト値は [現在] です。

Cognos 7.0 以前の製品、 またはネームスペースのバー

ジ ョ ンが 15.2 の Cognos 7.1 製品で使用していたディ レ

ク ト リ サーバー ソフ ト ウェアをアップグレードする

場合、 スキーマ バージ ョ ンのデフォルト設定である

[現在] は使用できません。 その場合は、 [Series 7.0 以

前のバージ ョ ン互換] を選択する必要があり ます。アップグレードの完了後、 すべての Cognos 製品が

バージ ョ ン 7.1 以降の場合は、 スキーマ バージ ョ ンを

[現在] に変更できます。 このスキーマ バージ ョ ンを

使用する と、 エクスポート された .ldif からディ レク ト

リ サーバー データを復元できます。

Cognos Series 7 Version 3 製品だけで使用するディ レク

ト リ サーバー ソフ ト ウェアをインス トールする場合

は、 デフォルト値である [現在] を使用して ください。

[サーバー タイプ] インス トールしたディ レク ト リ サーバーのタイプ。

デフォルト設定は [Auto Detect] で、 使用している

ディ レク ト リ サーバーのタイプを自動的に判断しま

す。

TU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

[コンピュータ] 新しいディ レク ト リ サーバーがインス トールされてい

るコンピュータの名前または IP アドレス。

デフォルト設定はローカル コンピュータの名前です。

[Port] ディ レク ト リ サーバーへの接続に使用するポート。

デフォルト ポートは 「389」 です。

以前のバージ ョ ンのディ レク ト リ サーバーを維持して

いる場合、 新しいディ レク ト リ サーバーには別のポー

ト番号を入力します。

[基本識別名 (DN)] ディ レク ト リ ツ リーの最初のエン ト リになる識別名

(DN)。 この下に使用するデータ用のディ レク ト リ構

造を作成します。

Cognos のデフォルト値は 「o=cognos, c=ca」 です。

ディ レク ト リ サーバーをインス トールしたと きに異な

る基本 DN を使用した場合や、 別のディ レク ト リ サー

バーを使用する場合は、 その基本 DN の値を指定する

必要があ り ます。

注 : 「o=<組織名> , c=<国コード>」 です。 国コー

ドはオプシ ョ ンで、 国際標準化機構 (ISO) によ り定

義されている 2 文字のコードを使用します。

[制限のないユーザー識別名(DN)]

制限なしの権限でディ レク ト リ サーバーの内容を管理

する と きに管理者が使用する識別名 (DN)。

Sun Java System Directory Server で使用するデフォルト

値は 「cn=Directory Manager」 です。

Microsoft Active Directory で使用するデフォルト値は

「cn=Administrator, cn=users, dc=<コンピュータ名>」

です。

[制限のないユーザー パス

ワード ]

制限のないユーザーのパスワード。

Cognos のデフォルト値は 「admin1234」 です。

[プライマ リ Ticket サービ

ス]

設定するディ レク ト リ サーバーに関連付けられている

プライマ リ Access Manager コンピュータの名前と

Ticket サービス ポート。

ポート番号は、 プライマ リ Access Manager Server コン

ピュータで “Service.Access Manager - Server.全般

.Ticket サービス” に指定されたポート番号と同じであ

る必要があ り ます。

プライマ リ Ticket サービスを指定する必要があ り ま

す。

デフォルト値は 「<コンピュータ名> :9010」 です。

プロパティ 値

インス トール ガイ ド =TV

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

下記の手順でディ レク ト リ サーバーを設定できます。 これらの処理は、 ローカルと リモート

の両方の設定に適用されます。

手順

1. Configuration Manager を起動します。

2. [よ う こそ] ダイアログ ボッ クスで、 [開始] タブをク リ ッ ク します。

3. [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager が開きます。

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [Services] コンポーネン ト 、 [Access Manager - Directory Server]

の順に展開します。

5. “全般” カテゴ リ をク リ ッ ク します。

[プロパティ ] ウ ィンド ウに、 Cognos インス トーラのオプシ ョ ンを使用して Supplementary

Software CD から Sun Java System Directory Server をインス トールする場合に使用される、

デフォルトの値が表示されます。

6. [このディ レク ト リ サーバーを設定しますか ?] プロパティを選択し、 値を [はい] に変

更します。

プロパティを変更する必要がない場合でも、 この値を [はい] に変更する必要があ り ます。

7. 必要に応じて他のプロパティ も変更します。

リモート ディ レク ト リ サーバーを設定している場合は特に、 [コンピュータ] プロパティ

にディ レク ト リ サーバーの正しい場所が含まれているこ とを確認します。

8. [Explorer] ウ ィ ンド ウで “全般” カテゴ リ を選択し、 [操作] メニューの [選択項目を適

用] をク リ ッ ク します。

[セカンダ リ Ticket サービス

(1、 2、 3、 4)]

追加で使用する Ticket サービスのコンピュータの名前

とポート番号。

デフォルトは 「none」 です。

複数の Ticket サービス間のフェイルオーバーをサポー

トするには、 1 つ以上のセカンダ リ Ticket サービスを

指定します。

[Ticket サービスの負荷分散

を有効にする]

複数の Ticket サービス間の負荷分散を有効にします。

デフォルトは 「いいえ」 です。

Ticket サービス間で負荷分散を行う場合は、 少なく と

も 1 つのセカンダ リ Ticket サービスを指定して [は

い] を選択します。

[デフォルト ネームスペース

名]

ディ レク ト リ サーバーのデフォルトのネームスペース

の名前。

デフォルト名は 「default」 です。

[デフォルト ネームスペース

管理者名]

Administrator

[デフォルト ネームスペース

管理者サインオン]

Administrator

[デフォルト ネームスペース

管理者パスワード ]

デフォルトではパスワードはあ り ません。

プロパティ 値

UM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

認証ソースの指定

実行時にエンドユーザーの認証やアプ リ ケーシ ョ ンのセキュ リ ティのために Cognos 製品で使

用する、 Series 7 ネームスーペースを含む認証ソースを指定する必要があ り ます。 Series 7 の

ネームスペースは、 Cognos 製品で使用するよ うに設定した、 サポート されているディ レク ト

リ サーバーに保存されています。

Cognos コンポーネン ト をインス トールしたすべてのコンピュータに対して、 このタスクを完

了する必要があり ます。 このタスクは、 Configuration Manager を使用していつでも実行できま

す。 詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

コンポーネン トの設定

アップグレード インス トールで Cognos コンポーネン ト をコンピュータにコピーした後、

Cognos Series 7 の新しいバージ ョ ンを使用する前にコンポーネン トの設定を行う必要があり ま

す。

アップグレード後に以前のバージ ョ ンの Cognos コンポーネン ト を継続して実行する場合、 新

しいバージ ョ ンのコンポーネン トが同じコンピュータに存在する と きは、 次の操作を行う必要があ り ます。

- 新しいバージ ョ ンのコンポーネン トのポート番号を変更する。 デフォルトのポート番号は、 以前のバージ ョ ンのコンポーネン トで既に使用されています。

- Cognos Series 7 の 2 つのバージ ョ ンで Upfront 7.3 を共有するのではなく、 Upfront の以前の

バージ ョ ンを Upfront 7.3 と と もに使用する場合は、 Upfront データ ス ト アに一意の名前を

使用する。

- 以前のバージ ョ ンの環境におけるサーバー グループと同等のサーバー グループを 7.3 環境

で作成し、 同様の設定を行う。

変更が必要になる と考えられるその他の設定については、 「バージ ョ ンの混在する環境」 (p. 33)

と、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 の混在環境の設定に関するセクシ ョ ンを参照し

て ください。

分散環境で各コンピュータのサーバー設定ファイル (cern.csx) を管理する方法については、

『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

特定のコンポーネン トの設定を変更する方法については、 『Configuration Manager ユーザー ガ

イ ド 』 を参照して ください。

Cognos NoticeCast コンポーネン トの設定

インス トールでは、 NoticeCast データ ス ト アに使用するデータベースのタイプ (Oracle、 DB2、

Informix、 または Microsoft SQL Server) や、 使用する メール サーバーなどの情報を自動的に特

定できないため、 Cognos NoticeCast の設定は完了しません。

この場合、 適切なコンピュータで Configuration Manager を実行して次の設定を行います。

Configuration Manager の使用方法の詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』

を参照して ください。

NoticeCast Server の設定

NoticeCast Server を開始する前に、 次の作業を行う必要があ り ます。

- 通知の配信に使用される メール サーバーに関する情報の入力

- NoticeCast データ ス ト アに使用されるサードパーティ データベースに関する情報の入力

- NoticeCast データ ス ト アのアップグレード

NoticeCast Server を設定する手順

次の手順ではいくつかの情報が必要になり ます。 必要に応じてメール サーバー管理者に問い

合わせてください。

インス トール ガイ ド =UN

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

2. [開始] タブで、 [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager が開きます。

3. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 “Cognos NoticeCast” を展開します。

4. [NoticeCast Server] コンポーネン ト を展開します。

5. “Mail Server” カテゴ リ をク リ ッ ク します。

6. [SMTP Server Name] プロパティを変更して、 接続できる メール サーバーを指定します。

7. メール サーバーにログオン情報が必要な場合、 [SMTP Login Name] プロパティおよび

[SMTP Login Password] プロパティを変更します。

8. [Email Address of Sender] プロパティの “[email protected]” を Cognos NoticeCast

メ ッセージの送信元と して表示する電子メール アドレスに変更します。

注 : メール サーバーの管理者は、 Cognos NoticeCast メ ッセージ専用の電子メール アカウ

ン ト を作成して ください。

9. 受信者が通知への返信や、 通知 リ ス トからの登録解除を行えるよ うにするには、 POP3

サーバーのプロパティを設定します。

詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

NoticeCast データ ス ト アを設定する手順

1. NoticeCast データ ス ト アと して Oracle、 DB2、 または Informix を使用している場合、 デー

タベースの JDBC ド ラ イバ ファイルを “<インス トール場所> \bin” フォルダにコピーし

ます。

注 :Microsoft SQL Server データベースを使用している場合は、 デフォルトで適切な場所に

“JSQLConnect.jar” ファ イルがインス トールされます。

2. [NoticeCast Data Store] コンポーネン ト を展開します。

“Connection File” カテゴ リ 、 “General” カテゴ リ 、 およびサポート されているデータベー

スのタイプに対応する 4 つのデータ ス ト ア カテゴ リが表示されます。

3. “Connection File” カテゴ リ をク リ ッ ク します。

[Connection File - Properties] ウ ィ ンド ウに、 このカテゴ リに現在設定されているプロパ

ティが表示されます。

4. [Data Store Connection File] プロパティで、 [値] ボッ クスをク リ ッ ク し、 NoticeCast デー

タ ス ト アの適切な接続ファイルを選択します。 たとえば、 Oracle データベースの場合、

[ora_connection.conf] を選択します。

5. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 使用するデータベースのタイプに適したカテゴ リ をク リ ッ ク し

ます。 たとえば、 NoticeCast データ ス ト アに Oracle を使用する場合、 “Oracle Data Store

Configuration” をク リ ッ ク します。

6. [Database URL] プロパティでは、 URL にあるサーバー名の指定を変更して NoticeCast

データ ス ト アが常駐するサーバーの名前を指定します。 URL にはデフォルト ポート番号

とデータベース SID も含まれていますが、 デフォルト値を使用している場合は変更の必要

はあ り ません。 使用しているデータベースに応じて、 次のいずれかの設定を行います。

- “Oracle Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < OracleServer>

をデータベース サーバーの名前に置き換えます。 例 :

jdbc:oracle:thin:@< OracleServer> :1521:ORCL

- “Microsoft SQL Server Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 <

dbServerName>をデータベース サーバーの名前に、 < NCDataStoreName>をデータ

ベースの名前にそれぞれ置き換えます。 例 :jdbc:JSQLConnect://< ServerName> /< NCDataStoreName>

UO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

- “DB2 Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < DB2ServerName

>をデータベース サーバーの名前に、 < dbName>をデータベースの名前に置き換え

ます。 例 :jdbc:DB2://< DB2ServerName> :<ポート番号> /< dbName>

- “Informix Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < ServerName

>をデータベース サーバーの名前に、 < dbName>をデータベースの名前に、 <

InformixServerName>を Informix Server インスタンスの名前に置き換えます。 例 :

jdbc:informix-sqli://< ServerName> :1906/< dbName> :informixserver=<

InformixServerName>

7. [Data Store Logon ID] プロパティに、 NoticeCast ユーザーのユーザー ID を入力します。

8. [Data Store Logon Password] プロパティに、 NoticeCast ユーザーのパスワードを入力しま

す。 プロンプ トが表示されたら、 パスワードを確認します。

9. [JDBC Driver File] プロパティの値を変更して、 使用している ド ラ イバ ファ イルの場所と

ファ イル名を指定します。

- Microsoft SQL Server データベースで “JSQLConnect.jar” を使用している場合、 [MS

SQL Server JDBC Driver File] プロパティで既に JDBC ド ラ イバ ファイルのデフォルト

の場所が指定されています。

- Oracle のデフォルト JDBC ド ラ イバを使用している場合、 [Oracle JDBC Driver File] プ

ロパティで“<インス トール場所> /bin/classes12.zip” が指定されているこ とを確認して ください。

- DB2 のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [DB2 JDBC Driver File]

プロパティで“<インス トール場所> /bin/db2java.zip” が指定されているこ とを確認します。

- Informix のデフォルト JDBC ド ラ イバを使用している場合、 [Informix JDBC Driver File]

プロパティで“<インス トール場所> /bin/ifxjdbc.jar” が指定されているこ とを確認します。

NoticeCast データ ス ト アのアップグレード手順

1. 管理者が Cognos NoticeCast データ ス ト アのバッ クアップを完了しているこ とを確認して

ください。

アップグレード後は、 以前のバージ ョ ンの Cognos NoticeCast で NoticeCast 7.3 データ ス ト

アを使用できな くな り ます。

2. 段階的なアップグレードの場合は、 管理者が既存の NoticeCast データ ス ト アを 7.3 環境の

コンピュータにコピーしたこ とを確認して ください。

3. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [NoticeCast Data Store] コンポーネン ト を展開し、 “General” と

いう名前のカテゴ リ をク リ ッ ク します。

4. [プロパティ ] ウ ィンド ウで、 [Data Store Administration] プロパティの横にある [値]

ボッ クスをク リ ッ ク し、 [更新] を選択します。

5. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [NoticeCast Server] コンポーネン ト を選択します。

6. [操作] メニューで、 [選択項目を適用] をク リ ッ ク し、 操作を確認します。

Cognos NoticeCast データ ス ト アが更新され、 Cognos NoticeCast Server の設定でコンピュー

タが設定されます。 エラー メ ッセージが表示された場合、 データベース ユーザーに制限

のない権限が割り当てられているこ とを確認します。

Cognos NoticeCast サービスの開始手順

1. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [Cognos NoticeCast] コンポーネン ト をク リ ッ ク します。

2. [操作] メニューの [サービスを開始] をク リ ッ ク します。

コンピュータでサービスが開始されたという確認メ ッセージが表示されます。

3. Configuration Manager を閉じます。

設定の変更をファ イルに保存するよ うに求めるプロンプ トが表示されます。 この操作はオプシ ョ ンです。 設定仕様ファイル (.ccs) に保存する利点の詳細については、

『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

インス トール ガイ ド =UP

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

NoticeCast Administration の設定

次の手順は、 NoticeCast Administration ツールと NoticeCast Server を別のコンピュータにインス

トールした場合のみ実行する必要があ り ます。 これらのコンポーネン ト を別のコンピュータにインス トールした場合、 両方のコンピュータのデータ ス ト アの設定情報が一致している必要

があ り ます。 NoticeCast サーバー コンピュータのデータ ス ト アの設定情報を記録し、 この情報

を使用して NoticeCast 管理コンピュータを設定して ください。

手順

1. Oracle、 DB2、 または Informix を NoticeCast データ ス ト アに使用している場合は、 データ

ベースの JDBC ド ラ イバ ファイルを” <インス トール場所> /bin” フォルダにコピーしま

す。

注 :Microsoft SQL Server データベースを使用している場合は、 デフォルトで適切な場所に

“JSQLConnect.jar” ファ イルがインス トールされます。

2. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

3. [開始] タブで、 [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager が開きます。

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 “Cognos NoticeCast” を展開します。

5. [NoticeCast Data Store] コンポーネン ト を展開します。

” 全般” カテゴ リ と、 サポート されるデータベースのタイプに対応する 4 つのデータ ス ト

ア カテゴ リが表示されます。

6. “全般” カテゴ リ をク リ ッ ク します。

[General - Properties] ウ ィンド ウに、 このカテゴ リに現在設定されているプロパティが表

示されます。

7. [Data Store Connection File] プロパティで、 [値] ボッ クスをク リ ッ ク し、 NoticeCast デー

タ ス ト アの適切な接続ファイルを選択します。 たとえば、 Oracle データベースの場合、

[ora_connection.conf] を選択します。

8. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 使用するデータベースのタイプに適したカテゴ リ をク リ ッ ク し

ます。 たとえば、 NoticeCast データ ス ト アに Oracle を使用する場合、 “Oracle Data Store

Configuration” をク リ ッ ク します。

9. [Database URL] プロパティでは、 URL にあるサーバー名の指定を変更して NoticeCast

データ ス ト アが常駐するサーバーの名前を指定します。 URL にはデフォルト ポート番号

とデータベース SID も含まれていますが、 デフォルト値を使用している場合は変更の必要

はあ り ません。 使用しているデータベースに応じて、 次のいずれかの設定を行います。

- “Oracle Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < OracleServer>

をデータベース サーバーの名前に置き換えます。 例 :

jdbc:oracle:thin:@< OracleServer> :1521:ORCL

- “Microsoft SQL Server Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 <

dbServerName>をデータベース サーバーの名前に、 < NCDataStoreName>をデータ

ベースの名前にそれぞれ置き換えます。 例 :jdbc:JSQLConnect://< ServerName> /< NCDataStoreName>

- “DB2 Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < DB2ServerName

>をデータベース サーバーの名前に、 < NCDataStoreName>をデータベースの名前に

置き換えます。 例 :jdbc:DB2://< DB2ServerName> :<ポート番号> /< dbName>

- “Informix Data Store Configuration” の [Database URL] プロパティで、 < ServerName

>をデータベース サーバーの名前に、 < dbName>をデータベースの名前に、 <

InformixServerName>を Informix Server インスタンスの名前に置き換えます。 例 :

jdbc:informix-sqli://< ServerName> :1906/< dbName> :informixserver=<

InformixServerName>

10. [Data Store Logon ID] プロパティに、 NoticeCast ユーザーのユーザー ID を入力します。

UQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

11. [Data Store Logon Password] プロパティに、 NoticeCast ユーザーのパスワードを入力しま

す。 プロンプ トが表示されたら、 パスワードを確認します。

12. [JDBC Driver File] プロパティの値を変更して、 使用している ド ラ イバ ファ イルの場所と

ファ イル名を指定します。

- Microsoft SQL Server データベースで “JSQLConnect.jar” を使用している場合、 [MS

SQL JDBC Driver File] プロパティで既に JDBC ド ラ イバ ファ イルのデフォルトの場所

が指定されています。

- Oracle のデフォルト JDBC ド ラ イバを使用している場合、 [Oracle JDBC Driver File] プ

ロパティで“<インス トール場所> /bin/classes12.zip” が指定されているこ とを確認して ください。

- DB2 のデフォルトの JDBC ド ラ イバを使用している場合は、 [DB2 JDBC Driver File]

プロパティで“<インス トール場所> /bin/db2java.zip” が指定されているこ とを確認します。

- Informix のデフォルト JDBC ド ラ イバを使用している場合、 [Informix JDBC Driver File]

プロパティで“<インス トール場所> /bin/ifxjdbc.jar” が指定されているこ とを確認して ください。

13. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [Administration] を展開し、 [NoticeCast Administration] コン

ポーネン ト を展開します。

14. “NoticeCast Administration” カテゴ リ を選択します。

[プロパティ ] ウ ィンド ウに、 このカテゴ リに現在設定されているプロパティが表示されます。

15. [NoticeCast Server Name] プロパティで、 [値] ボッ クスに、 NoticeCast Server が実行され

ているコンピュータの名前が表示されます。

16. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 [NoticeCast Administration] コンポーネン ト を選択します。

17. [操作] メニューの [選択項目を適用] をク リ ッ ク し、 操作を確認します。

この操作によ り、 コンピュータで新しい設定が行われます。

Access Manager Server の設定

Access Manager Server は、 次の 2 つのサービスを管理する Cognos セキュ リ ティ コンポーネン

トです。

- Ticket サービス。 Cognos 製品ユーザーのシングル サインオンを管理するために使用するチ

ケッ ト を発行します。 指定した期間のチケッ トが発行され、 ユーザーは認証データを再入力せずに複数のアプリ ケーシ ョ ンにアクセスできるよ うにな り ます。

- Authentication サービス。 Web ベースの配布でユーザーを認証します。 デフォルトでは認証

サービスは無効になっています。

各 Cognos アプ リ ケーシ ョ ンに 1 つ以上の Access Manager Server が必要です。 Access Manager

Server をディ レク ト リ サーバーと同じコンピュータにインス トールするこ とを推奨します。

Access Manager Server フェイルオーバーおよび負荷分散を実装するには、 追加の Access

Manager Server をインス トールし、 負荷分散を設定します。 詳細については、 『Configuration

Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

以前のリ リースの Cognos Series 7 には、Ticket Server のみが含まれています。 この Ticket Server

で、 Cognos Series 7 Version 3 の Access Manager Server の Ticket サービス と同じ機能を提供し、

同じポート番号である 9010 を使用します。 バージ ョ ンの混在する環境では、 以前のバージ ョ

ンの Ticket Server をアンインス トールして ください。 その場合は、 Cognos Series 7 Version 3 の

インス トールを完了した後で Access Manager Server を初めて起動する前に、 Ticket Server をア

ンインス トールする必要があ り ます。

Cognos Series 7 Version 3 を以前のバージ ョ ンと同じコンピュータにインス トールした場合、 追

加の設定は不要です。 デフォルトで、 以前のバージ ョ ンの Ticket Server では現在のバージ ョ ン

の Access Manager Server の Ticket サービス と同じポート を使用します。

インス トール ガイ ド =UR

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

Cognos Series 7 Version 3 を以前のバージ ョ ンとは別のコンピュータにインス トールした場合、

以前のバージ ョ ンのコンピュータの Ticket Server ではなく、 新しいバージ ョ ンのコンピュータ

の Access Manager Server の Ticket サービスを使用するよ うに、ディ レク ト リ サーバーを設定す

る必要があ り ます。 次の手順で、 Configuration Manager を使用した設定方法について説明しま

す。 Access Manager Administration を使用して設定するこ と もできます。 Access Manager Server

の Ticket サービスを使用できるよ うに、Access Manager Administration を使用してディ レク ト リ

サーバーを設定する方法については、 Access Manager の 『管理者ガイ ド 』 を参照して くださ

い。

手順

1. Configuration Manager の以前のバージ ョ ンで、 [Services] コンポーネン ト を展開し、 次に

“Access Manager - Directory Server.全般” を展開します。

2. [このディ レク ト リ サーバーを設定しますか ?] プロパティを選択し、 値を [はい] に変

更します。

3. [プライマ リ Ticket サービス] プロパティで、 Access Manger Server Ticket サービスがイン

ス トールされているコンピュータの名前を指定します。

4. 変更を適用します。

設定の適用

デフォルト設定を使用するか、 設定を変更するかに関係なく、 使用する予定のすべての設定を適用する必要があ り ます。 次の手順では、 設定に対して必要なすべての変更が終了し、 その設定をサーバー環境に適用する準備が整ったと想定しています。

手順

Cognos コンポーネン ト を含むすべての Windows コンピュータで次の手順を実行します。

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

2. [よ う こそ] ダイアログ ボッ クスで、 [開始] タブをク リ ッ ク します。

3. [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager が開きます。

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 コンピュータをク リ ッ ク します。

5. [操作] メニューの [選択項目を適用] をク リ ッ ク します。

コンピュータにインス トールされている全コンポーネン トにすべての設定が適用されます。

サービスの開始

インス トールと設定がすべて終了したら、 Cognos Series 7 製品に関連するすべてのサービスを

開始する必要があ り ます。 Cognos のサービス とプロセスはアップグレード時には登録されず、

それらを開始したと きに登録されます。

分散インス トールの場合は、 次の順序でコンポーネン ト を起動するこ とを推奨します。

- Access Manager Server

- ディ レク ト リ サーバー

- Upfront サービス

- 任意の共有データ ス ト ア

- アプ リ ケーシ ョ ン サーバー

US Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

次の表は、 Cognos のサービスおよびプロセスの一覧と、 Configuration Manager のオブジェク ト

階層内での位置を示しています。

手順

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

2. [よ う こそ] ダイアログ ボッ クスで、 [開始] タブをク リ ッ ク します。

3. [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager が開きます。

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 サービスを開始するコンピュータ名、 製品ファ ミ リ 、 コンポー

ネン ト 、 またはカテゴ リ をク リ ッ ク します。

ク リ ッ クする項目には、 1 つ以上のサービスが含まれている必要があ り ます。 サービスを

確認するには、 カテゴ リ を展開し、 サービス アイコンを探します。

5. [操作] メニューの [サービスを開始] をク リ ッ ク します。

次の作業Cognos Series 7 コンポーネン トのアップグレードが完了しました。 次に、 アプ リ ケーシ ョ ンを

アップグレードする必要があ り ます (p. 103)。

また、 コンポーネン ト をテス ト して、 各コンポーネン トが正常に機能し、 相互に通信できることを確認します (p. 89)。

サービスまたはプロセス オブジェク ト階層の場所

Cognos PowerPlay Enterprise Server

Cognos PowerPlay Enterprise Server.

ディ スパッチャ

Cognos NoticeCast Dispatcher Cognos Noticecast.Noticecast Server

Cognos NoticeCast Data Store Cognos Noticecast.Noticecast.データ ス

ト ア

Cognos Upfront Administration Service

Upfront.共有 .サーバー管理

Cognos Upfront Data Store Upfront.データ ス ト ア

Cognos Upfront Dispatcher Upfront.サーバー

Access Manager Server Services.Access Manager - Server

PowerGrid Services.Powergrid

インス トール ガイ ド =UT

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第 6 章 : アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール

UU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 7 章 : インス トールのテス ト

インス トール プロセス全体が完了したら、 Cognos Series 7 のテス ト を選択できます。 テス ト

は、 次の場合に行う こ とができます。

- デフォルト インス トールの手順の完了直後 (p. 39)

- カスタム インス トールの手順の完了直後 (p. 51)

- 新しいバージ ョ ンのソフ ト ウェアをインス トールした後 (p. 69)、 およびオプシ ョ ンでアプ

リ ケーシ ョ ンをアップグレード した後 (p. 95)

テス トにデータが必要な場合は、 以前のバージ ョ ンで作成したデータか、 製品サンプルを使用できます。 サンプルの使用については、 『Installation Testing and Samples Setup Guide』 を参照し

て ください。

Web サーバーのテス ト

Web サーバーをテス トするには、 デフォルトの Web ページを開きます。 このテス トでは、 前

述のよ うに Web サーバーが設定されているこ とを想定します。

手順

1. Web サーバーが設定されているこ とを確認します。

2. Web ブラウザを起動します。

3. 設定した Web サーバーのデフォルト ページの URL を入力し、 Enter キーを押します。

URL は “http://<サーバー名> /” です。

<サーバー名>は使用する Web サーバーの名前です。 デフォルトでは、 使用しているコン

ピュータの名前です。

“default.htm” が Web ブラウザに表示されます。

ディレク ト リ サーバーのテス ト

下記の手順でディ レク ト リ サーバーをテス トできます。 Access Manager Administration を使用

してテス ト を行う前に、 ディ レク ト リ サーバーに接続を追加しておく必要があ り ます。 また、

Access Manager の実行時認証情報をテス ト し、 すべての接続情報を Cognos セキュ リ ティ管理

(.csa) ファ イルに保存しておく と便利です。 こ うする と、 ユーザーまたは管理者が次に Access

Manager Administration を開いたと きにこれらの情報をすぐに使用できます。 この手順は、 Sun

Java System Directory Server を使用している場合も、その他のサポート されているディ レク ト リ

サーバーを使用している場合も同じです。

ユーザーまたは管理者が以前に Access Manager Administration でディ レク ト リ を設定しており、

既に保存してある .csa ファ イルを使用できる場合は、 .csa ファイルを開き、 ディ レク ト リ サー

バーのプロパティ シートにアクセスして [テス ト ] をク リ ッ クするだけで、 テス ト を実行で

きます。 それ以外の場合は、 下記のタスクを完了したと きに .csa ファ イルも作成されます。

ディレク ト リ サーバーへの接続の追加手順

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、 [Access

Manager - Administration] をク リ ッ ク します。

2. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 “ディ レク ト リ サーバー” フォルダをク リ ッ ク します。

3. [操作] メニューの [接続の追加] をク リ ッ ク します。

インス トール ガイ ド UV

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第 7 章 : インス トールのテス ト

4. [ホス ト ] ボッ クスに、 使用しているコンピュータの名前、 またはディ レク ト リ サーバー

をインス トールしたと きに定義したサーバー識別子を入力します。

5. [ポート /SSL ポート ] ボッ クスに、 データ ディ レク ト リ サーバーで使用するポート を入

力します。

6. [基本識別名 (DN)] ボッ クスに、 データ ディ レク ト リ サーバーの作成時に定義した

[ベース サフ ィ ッ クス] の値を入力します。

Sun Java System Directory Server に使用される Cognos のデフォルト値は

「o=Cognos, c=CA」 です。

Microsoft Active Directory を使用している場合、 デフォルト値は 「o=company, dc=domain

name」 です。

7. [テス ト ] をク リ ッ ク して接続を検証します。

ディ レク ト リ サーバーが応答しているこ とを示すメ ッセージが表示されます。

実行時認証情報のテス ト手順

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、 [Access

Manager - Administration] の順にク リ ッ ク します。

2. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 “ディ レク ト リ サーバー” フォルダを展開します。

3. 接続するディ レク ト リ サーバーを右ク リ ッ ク し、 [プロパティ ] を選択します。

4. [実行時認証情報] タブをク リ ッ ク します。

[管理者アクセス] ダイアログ ボッ クスが表示されます。

5. [実行時管理者識別名 (DN)] ボッ クスに、 ディ レク ト リ サーバーにログオンする と きに

管理者が使用する識別名を入力します。

Sun Java System Directory Server のデフォルト値は 「cn=Directory Manager」 です。

Microsoft Active Directory を使用している場合、 デフォルト値は 「cn=Administrator,

cn=users, dc=domain name」 です。

6. [実行時管理者パスワード ] ボッ クスに、 ユーザーが [実行時管理者識別名 (DN)] に指

定したパスワードを入力します。

たとえば、 Sun Java System Directory Server に使用する Cognos のデフォルト値は

「admin1234」 です。

Microsoft Active Directory を使用する場合、 デフォルト値は 「password」 です。

7. [ログオン] をク リ ッ ク し、 [テス ト ] をク リ ッ ク します。

認証情報が有効である という メ ッセージが表示されます。

接続情報の保存手順

1. [ファイル] メニューの [名前を付けて保存] をク リ ッ ク します。

2. .csa ファ イルの名前を入力し、 フォルダに保存します (” <インス トール場所>

\bin\cognos.csa” など)。

<インス トール場所>の部分には、 Cognos 製品をインス トールしたディ レク ト リ を入れま

す。

3. Access Manager Administration を閉じます。

ヒン ト :次回 Access Manager Administration を起動する と きは、 .csa ファイルを開いて保存

済みの接続情報をロードするか、 [ファイル] メニューのデフォルト と してこのファ イルを設定します。

Ticket サービスのテス ト

次の手順を使用して、 Ticket サービス との接続をテス ト します。 次の手順では、 前のセクシ ョ

ンで作成した .csa ファイルを開きます。 .csa ファイルには接続情報が保存されます。 このファ

イルは、 Access Manager Administration に情報を再ロードするために使用できます。

VM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 7 章 : インス トールのテス ト

手順

1. ディ レク ト リ サーバーのテス トが完了し、 .csa ファイルが保存されているこ とを確認しま

す。

2. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、 [Access

Manager - Administration] の順にク リ ッ ク します。

3. [ファイル] メニューの [開く ] をク リ ッ ク し、 以前作成した .csa ファイルを選択して

[開く ] をク リ ッ ク します。

4. [Explorer] ウ ィ ンド ウで、 “ディ レク ト リ サーバー” フォルダを展開します。

5. ディ レク ト リ サーバーがインス トールされているコンピュータの名前を右ク リ ッ ク し、

[プロパティ ] をク リ ッ ク します。

ディ レク ト リ サーバーのプロパティのダイアログ ボッ クスが表示されます。

6. [Ticket サービス] タブをク リ ッ ク します。

[管理者アクセス] ダイアログ ボッ クスが表示されます。

7. [実行時管理者識別名 (DN)] ボッ クスに、 ディ レク ト リ サーバーにログオンする と きに

管理者が使用する識別名を入力します。

これはデータ ディ レク ト リ サーバーの作成時に定義したルート DN です。 推奨するデ

フォルト値は 「cn=Directory Manager」 です。

8. [実行時管理者パスワード ] ボッ クスに、 [実行時管理者識別名 (DN)] にユーザーが指定

したパスワードを入力します。

たとえば、 「admin1234」 です。

9. [ログオン] をク リ ッ ク します。

Configuration Manager を使用して 1 つ以上の Ticketサービスを設定した場合は、 [Ticket

サービス接続] リ ス トに情報が表示されます。

10. 別の Ticket サービスに接続するには、 [追加] をク リ ッ ク し、 [プロンプ ト ] ボッ クスに

「<ホス ト> :<ポート番号>」 の形式で名前または IP アドレス と Ticket サービス コン

ピュータのポート を入力します。

指定するポートは、 Configuration Manager で指定したポート と同じである必要があ り ます。

デフォルトのポート番号は 「9010」 です。

11. [Ticket サービス接続] リ ス トの各 Ticket サービスについて、 Ticket サービスを 1 つ選択し

て [テス ト ] をク リ ッ ク します。

Ticket サービスが応答しているこ とを示すメ ッセージが表示されます。 エラー メ ッセージ

が表示されたら、 接続情報を確認します。

12. [OK] をク リ ッ ク してメ ッセージ ボッ クスを閉じます。

13. [OK] をク リ ッ ク して変更内容を保存し、 Access Manager - Administration を終了します。

注 : [Ticket サービス接続] リ ス トのエン ト リは、 実行時に変更しないでください。 Ticket サー

ビス接続の順序について追加、 削除、 または変更を行う場合は、 次のコンポーネン ト を再起動する必要があ り ます。 再起動しなかった場合、 認証に関する問題が発生するこ とがあ り ます。

- Cognos サーバー

- Access Manager Server (Authentication サービス と して構成されている場合、 または

Authentication サービスおよび Ticket サービスの両方と して構成されている場合)

Upfront のテス ト

使用している Web ブラウザから Upfront にアクセスできるこ とを確認した り、 Upfront Server

Administration をテス トするには、 次の手順を使用します。 Upfront Server Administration を使用

する と、 Upfront サーバーを管理できます。 詳細については、 Upfront のオンライン ヘルプを参

照して ください。

インス トール ガイ ド =VN

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第 7 章 : インス トールのテス ト

Upfront の Web アクセスのテス ト手順

1. Web ブラウザを起動します。

2. 設定した Web サーバーの Upfront ページの URL を入力し、 Enter キーを押します。 URL は

“http://<サーバー名> /cognos/” です。

<サーバー名>には Web サーバーの名前を入力します。 デフォルトでは、 使用しているコ

ンピュータの名前です。

Upfront Server Administration のテス ト手順

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [Cognos Server

Administration]、 [ポータル] の順にク リ ッ ク して、 Upfront Server Administration を開きま

す。

[接続] ダイアログ ボッ クスが表示されます。

2. [サーバー名] ボッ クスで、 Upfront サーバーの名前 (デフォルトは使用しているコン

ピュータ名) を入力し、 [接続] をク リ ッ ク します。

3. プロンプ トが表示されたら、 [Cognos 共通ログオン] にログオンします。

デフォルト値を使用するには、 [ユーザー ID] に 「Administrator」 と入力し、 [パスワー

ド ] ボッ クスは空白のままにします。

Upfront Server Administration が開きます。

4. [サーバー] メニューの [サーバーを追加] をク リ ッ ク し、 Upfront サーバーの完全修飾名

を入力して [OK] をク リ ッ ク します。

使用している Upfront サーバーが Upfront サーバー グループに追加され、 Upfront Server

Administration がそのサーバーを使用できるよ うにな り ます。

Cognos Series 7 OLAP のテス ト

PowerPlay Enterprise Server Administration ツールをテス ト した後、 OLAP 製品を使用してテス ト

できます。

PowerPlay Enterprise Server Administration のテス ト

次の手順に従って、 PowerPlay Enterprise Server Administration をテス ト します。 このツールを使

用して PowerPlay Enterprise サーバーを管理できます。

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [Cognos Server

Administration]、 [OLAP キューブおよびレポート ] の順にク リ ッ ク して、 PowerPlay

Enterprise Server Administration を起動します。

[サーバーに接続] ダイアログ ボッ クスが表示されます。

2. [サーバー名] ボッ クスで、 PowerPlay Enterprise Server の名前 (デフォルトは使用している

コンピュータ名) を確認または入力し、 [OK] をク リ ッ ク します。

これが最初のアクセスであるため、 サーバーの保護を求める メ ッセージがこ こで表示されます。

3. [はい] をク リ ッ ク してサーバーを保護します。

4. プロンプ トが表示されたら、 [Cognos 共通ログオン] にログオンします。 デフォルト値を

使用するには、 [ユーザー ID] に 「Administrator」 と入力し、 [パスワード ] ボッ クスは空

白のままにします。

PowerPlay Enterprise Server Administration が開きます。

5. [セキュ リ ティの設定] ダイアログ ボッ クスで、 [OK] をク リ ッ ク します。

PowerPlay Enterprise Server が、 PowerPlay サーバー グループの下に追加されます。 [アイテ

ム] の下に、 サンプル キューブとレポートが既にいくつか表示されています。

注 : Upfront を使用する場合、 この最後の手順は必須です。 また、 Upfront で使用するもの

と同じネームスペースを PowerPlay Enterprise Server で使用する必要があ り ます。

VO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 7 章 : インス トールのテス ト

OLAP 製品を使用したテス ト

サンプル データを使用した、 次の各テス トの実行については、 『Installation Testing and Samples

Setup Guide』 を参照して ください。

PowerPlay Enterprise Server をテス トするには、 PowerPlay Enterprise Server Administration を使用

してレポート またはキューブを Upfront に発行します。次に、Web ブラウザを使用して Upfront

にアクセスし、 発行したレポート またはキューブを表示します。

PowerPlay for Windows から PowerPlay Enterprise Server への接続をテス トするには、 PowerPlay

を起動してサーバー上のリモート キューブを開きます。

Transformer をテス トするには、 キューブ ファ イル (.pyi) またはキューブの構築に使用したモ

デル定義言語ファ イル (.mdl) を開きます。

Cognos Series 7 PowerPlay Transformation Server のテス ト

サンプル データを使用した、 次の各テス トの実行については、 『Installation Testing and Samples

Setup Guide』 を参照して ください。

PowerPlay Transformer Edition のインス トールをテス トするには、 PowerPlay Transformer を使用

してキューブ (.mdc ファ イル) を作成し、 そのキューブを PowerPlay で開きます。

PowerPlay for Windows または PowerPlay for Excel をテス トするために、 ローカル レポート また

はキューブを開く こ とができます。

Cognos Series 7 Alerts/Notifications のテス ト

NoticeCast Server Administration ツールを起動するだけで、 Cognos NoticeCast が NoticeCast デー

タ ス ト アに接続されているかど うかをテス トできます。

手順

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [Cognos Server

Administration] の順にク リ ッ ク します。

2. [Cognos Server Administration] ウ ィ ンド ウで、 [Alerts and Notifications] をク リ ッ ク して

NoticeCast Server Administration を起動します。

3. プロンプ トが表示されたら、 [Cognos 共通ログオン] にログオンします。

デフォルト値を変更しなかった場合は、 [ユーザー ID] に 「Administrator」 と入力し、 [パ

スワード ] ボッ クスは空白のままにします。

NoticeCast Server Administration が開きます。

分散ソート処理のテス ト分散ソート処理を行った後に、 Cognos 製品でデータの読み込みやマージの処理を行う と、

データの整合性に問題が発生する場合があ り ます。

この問題は、 次の条件がすべてそろった場合にのみ発生します。

- 1 つの論理 SQL クエ リーが複雑であるため、 2 つ以上の物理データベース クエ リーに分割

されて処理され、 分散ソート後にマージされる場合。 たとえば、 移動平均や、 小計を累積していくケースなどの、 高度な合算を使用している小計でグループ化されているクエ リーが、 これにあた り ます。

インス トール ガイ ド =VP

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第 7 章 : インス トールのテス ト

- 特定のデータベースで 1 つ以上の物理クエリーがソート され、 別のデータベース、 または

Cognos 製品が実行されているコンピュータのオペレーティング システムで 1 つ以上の物

理クエリーがソート される場合。 または、 同じデータベースで 2 つ以上の物理クエリーが

ソート され、 Cognos 製品が実行されているコンピュータのオペレーティング システムの

ソート順に基づいて、 データ結果がマージされる場合。 これは分散ソート処理とマージ処理と呼ばれます。 Cognos 製品に独自の処理ではあ り ません。

- こ う したソート順が異なる場合。

使用するすべてのデータベースおよびオペレーティング システムにおいて、 同じソート順で

データが処理される場合には、 データの整合性に問題は発生しません。 また、 同じソート順で処理を行っていない場合でも、 現在問題が発生している とは限り ません。

この問題は、 Cognos 製品に特有のものではあ り ません。 他のベンダーが提供する製品でも、

同じ問題が発生するこ とがあ り ます。 現在または今後、 このよ う な問題が発生する可能性があるかど うかは、 Cognos で提供している次のものを使用して判定するこ とができます。

- Distributed Sorting Validation Kit (分散ソート処理検証キッ ト )

- Cognos 製品の潜在的な問題を解決するための、 新しい製品機能

詳細については、 製品の “Readme” ファイルにある 「分散ソート処理のト ラブルシュート 」

の項目か、 または Cognos サポート Web サイ トの Advisories セクシ ョ ンにある 「Distributing

Sorting」 の項目を参照して ください。

VQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 3 部 : アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード

インス トール ガイ ド VR

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VS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 8 章 : アップグレードの手順

製品を完全にアップグレードするための作業には、 新しいソフ ト ウェアのインス トール、 サーバー アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード、 およびク ライアン ト アプ リ ケーシ ョ ンのアップグ

レードがあ り ます。 その後で、 インス トールをテス ト し、 オプシ ョ ンで新しいバージ ョ ンに移行するこ と もできます。 この章では、 完全なアップグレード手順の概要について説明します。

また、 この章では、 一括アップグレードの方法について説明し、 アップグレード処理に役立つチェッ ク リ ス ト も示します。

アップグレードの計画どのよ う な運用環境でも、 ユーザーに継続してサービスを提供するこ とは非常に重要です。サービスを維持しながらアップグレードを行うには、 十分に計画を立てるこ とが重要になり ます。

Cognos アプ リ ケーシ ョ ンで使用するすべてのコンピュータを同時にアップグレードするこ と

は可能でない場合があ り、 またその必要もあ り ません。 ただし、 一括アップグレード と段階的アップグレードの両方で、 7.3 アプ リ ケーシ ョ ンを実行する前に、 アプ リ ケーシ ョ ン サーバー

のすべてのコンポーネン ト をアップグレードする必要があ り ます。 たとえば、 PowerPlay

Enterprise Server で必要となるすべてのコンポーネン トは、 7.3 アプリ ケーシ ョ ンを実行する前

にアップグレードする必要があ り ます。

アップグレードは次のいずれかの方法で計画します。

- 一括アップグレードの計画

以前のバージ ョ ンのコンポーネン トが 1 台以上のコンピュータに存在し、 同じコンピュー

タに 7.3 コンポーネン ト をインス トールします。

- 段階的アップグレードの方法

以前のバージ ョ ンのコンポーネン トが 1 台以上のコンピュータに存在し、 7.3 コンポーネ

ン ト を別のコンピュータにインス トールします。 7.3 コンポーネン ト をインス トールする

コンピュータに Cognos 製品はインス トールされていません。

一括アップグレードの計画

一括アップグレードの説明は、 特定の Cognos コンポーネン ト を、 同じコンポーネン トの以前

のバージ ョ ンがインス トールされているコンピュータでアップグレードするユーザーを対象としています。

最初に、 使用している Cognos Series 7 製品と必要なサード パーティ製品が複数のコンピュー

タに分散している場合の一括アップグレードについて概要を説明します。 分散環境を変えずに保持し、 現在配置されている同じコンピュータ上にある各コンポーネン ト をアップグレードする場合にこの方法を使用します。

次に、 Cognos Series 7 製品と必要なサード パーティ製品が 1 台のコンピュータにインス トール

されている場合の一括アップグレードについて概要を説明します。 Cognos Series 7 コンポーネ

ン トの新しいバージ ョ ンと、 必要に応じて新しいバージ ョ ンのサード パーティ製品を使用し

て、 同じコンピュータをアップグレードする場合にこの方法を使用します。

アップグレードする必要があるアプリ ケーシ ョ ンは、 すべて同じコンピュータで使用できます。 アップグレードの完了後は、 あるコンポーネン トの 2 つのバージ ョ ンを同じコンピュータ

上で実行するこ とができます。 2 つのバージ ョ ンは、 それぞれ独自に実行できます。 Cognos

Series 7 Version 2 と Cognos Series 7 Version 3 の混在する環境では、 2 つのバージ ョ ンで同じコン

ポーネン ト を共有して同時に実行できます。

インス トール ガイ ド VT

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第 8 章 : アップグレードの手順

段階的アップグレードの計画

段階的アップグレードの説明は、 Cognos 製品を既にインス トールしているコンピュータをお

使いのユーザーを対象と しています。 別のコンピュータに新しいソフ ト ウェアをインス トールしている間、 以前のバージ ョ ンのサービス とプロセスを継続して実行するこ とができます。

最初に、 使用している Cognos Series 7 製品と必要なサード パーティ製品が複数のコンピュー

タに分散している場合の段階的アップグレードについて概要を説明します。 同じ分散環境を別の複数のコンピュータに複製し、 それぞれの新しいコンピュータで、 新しいバージ ョ ンの対応する Cognos Series 7 のコンポーネン ト をアップグレードする場合にこの方法を使用します。

次に、 Cognos Series 7 製品と必要なサード パーティ製品が 1 台のコンピュータにインス トール

されている場合の段階的アップグレードについて概要を説明します。 すべてのコンポーネン トを別の 1 台のコンピュータでアップグレード して使用する場合にこの方法を使用します。

運用環境とは別にテス ト環境を使用する場合に、 段階的アップグレードの方法を使用するこ ともできます。 この場合、 アプリ ケーシ ョ ンを運用環境からテス ト環境に配置します。 その後、新しい環境のテス トが完了したら、 すべてのデータを運用環境に配置します。

アップグレードの完了後は、 あるコンポーネン トの 2 つのバージ ョ ンを同じコンピュータ上で

実行するこ とができます。 2 つのバージ ョ ンは、 それぞれ独自に実行できます。 Cognos Series

7 Version 2 と Cognos Series 7 Version 3 の混在する環境では、 2 つのバージ ョ ンで同じコンポー

ネン ト を共有して同時に実行できます。

アップグレードの手順一括アップグレード と段階的アップグレードのどちら も同様の一般的な手順に従います。

ソフ ト ウェアのアップグレード

本章では、 ソフ ト ウェアのアップグレードが完了しているこ とを前提と して説明を進めます。手順については、 「アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール」 を参照して ください。

サーバー アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード

ソフ ト ウェアをアップグレード した後、 Upfront から開始して、 1 回につき 1 つのサーバー ア

プ リ ケーシ ョ ンを対話的にアップグレードできます。 手順については、 「サーバー アプ リ ケー

シ ョ ンのアップグレード」 (p. 103) を参照して ください。

ク ライアン ト アプリケーシ ョ ンのアップグレード

レポートおよびモデルは、 新しいバージ ョ ンに簡単にアップグレードできます。 詳細については、 「ク ラ イアン ト アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード」 (p. 117) を参照して ください。

セキュ リティ情報のアップグレード (オプシ ョ ン)

すべての Cognos Series 7 コンポーネン ト をアップグレード し、 新しい環境に完全に移行する準

備が整った後で、 この手順を完了します。 詳細については、 「新しいバージ ョ ンへの完全な切り替え」 (p. 119) を参照して ください。

開始前のバッ クアップについて

ロールバッ クが必要となった場合に備えて、 アップグレード処理を開始する前にバッ クアップ操作を実行するこ とを推奨します。

Cognos NoticeCast データ ス ト アはバッ クアップする必要があ り ます。 Alerts/Notifications 7.3 を

インス トールする前に、 データベースの管理者は Cognos NoticeCast データ ス ト アのコピーを

作成する必要があ り ます。 アップグレード後は、 Cognos NoticeCast データ ス ト アを、 以前の

バージ ョ ンの Cognos NoticeCast で使用できなくな り ます。

VU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 8 章 : アップグレードの手順

また、 ディ レク ト リ サーバー ソフ ト ウェアを Sun Java System Directory Server にアップグレー

ドする場合は、 ディ レク ト リ サーバーのセキュ リ ティ情報をバッ クアップする必要もあ り ま

す。

アップグレード中に、 一連の新しいディ レク ト リ とデータ ス ト アが作成されます。 以前の

バージ ョ ンのアプ リ ケーシ ョ ンは元の場所に残り ます。 レポートのバッ クアップはアップグレードの要件ではあ り ませんが、 何らかの理由で以前のバージ ョ ンに戻す場合に便利です。 ほとんどの場合、 レポート を現在のバージ ョ ンにアップグレード した後、 そのレポートは以前のバージ ョ ンで開く こ とができな くな り ます。

アプ リ ケーシ ョ ンのバッ クアップについては、 Cognos Series 7 の 『バッ クアップおよび復旧ガ

イ ド 』 を参照して ください。

アップグレード チェッ ク リ ス ト

次のチェッ ク リ ス ト を使用して、 アプ リ ケーシ ョ ンをアップグレードする準備が完了しているかど うかを確認します。

❑ ロールバッ クの手段を使用できる。

少なく と も次のものをバッ クアップした。

- ネームスペースを含むディ レク ト リ サーバー データ

- Cognos NoticeCast データ ス ト ア

- ロールバッ クの手段に応じたその他のデータ ス ト ア

- Upfront カスタム テーマ

❑ Cognos 7.3 コンポーネン ト をインス トール、 設定し、 実行している。

❑ サービスが中断する可能性についてユーザーに通知した。

これは一括アップグレードの場合にだけ該当します。

❑ アップグレードに適切な時間が用意されている。

1 回に 1 つのアプリ ケーシ ョ ンのアップグレードを選択できます。

❑ UNIX 管理者やデータベース管理者など、 主な関係者の準備が整っている。

❑ ログオン情報とパスワード情報が使用できる。

❑ 次の作業を行った後でロールバッ クが不可能なこ とを主な関係者が認識している。

- ディ レク ト リ サーバー ネームスペースに使用されているスキーマ バージ ョ ンのアッ

プグレード

- Cognos NoticeCast データ ス ト アのアップグレード

必要なファイルのチェッ ク リ ス ト次の表は、 各製品のアプリ ケーシ ョ ンのアップグレードを完了するために必要となるファイルの一覧です。 これらのファ イルのほとんどは、 特定の製品のアプリ ケーシ ョ ンを編成する手順を完了した場合にのみ作成されます。 段階的アップグレードでは、 これらのファ イルを新しいコンピュータに配置する必要があ り ます。 一括アップグレードでは、 ファ イルの場所を把握しておく必要があり ます。

ファイルまたはフォルダ 一般的な場所 ファイル名と場所

Upfront:

テーマ フォルダ \cern\webcontent\upfront

\cern\templates\upfront

パッケージ ファ イル \cern\bin\UpfPackage.pkg

インス トール ガイ ド =VV

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第 8 章 : アップグレードの手順

アップグレードの説明で使用されている規定アップグレード方法が明記されていない場合は、 一括アップグレード と段階的アップグレードの両方で手順を完了する必要があ り ます。

大文字と小文字の区別

以降のアップグレードの章では、 Windows または UNIX のコマンド ライン インターフェイス

から実行するユーティ リ テ ィに関する記述が多く あ り ます。

UpfUpgrade などのユーティ リ ティの名前は、 UNIX では大文字と小文字が区別されますが、

Windows では区別されません。

-database などのパラ メータ名、 または moveallreportset などのキーワードは大文字と小文字の

区別があり、 小文字で入力する必要があ り ます。

パラ メータの値がファイルまたはディ レク ト リ を示す場合は、 UNIX では大文字と小文字の区

別があ り、 Windows では区別があ り ません。

デフォルトの場所とファイル名

この手順は、 すべての Cognos 製品が次のデフォルトのインス トール場所に存在する と仮定し

ています。

別の場所を選択した場合は、 そのパス名でこれらのパス名を置き換えてください。 パス名にスペースが含まれている場合は、"D:\Program Files\Cognos\cer4" のよ うに、 パスを二重引用符で囲む必要があり ます。

それぞれの例では、 デフォルトのファ イル名が使用されています。 デフォルトの設定を使用しない場合は、 ファ イル名を置き換えてください。

PowerPlay :

メ タデータ フォルダ \cern\ppserver\PPSRoot (主な方法)

\cern\ppserver (代替方法)

メ タデータ フォルダの外部

にあるキューブ (.mdc) お

よびレポート (.ppx)

このコンテンツは、 指定した場所に格納されます。 Cognos Series 7 に

よって場所が指定されるこ とはあ りません。

ファイルまたはフォルダ 一般的な場所 ファイル名と場所

製品のバージ ョ ン Windows での場所 UNIX での場所

7.0 C:\Program Files\Cognos\cer2 /usr/cognos/cer2

7.1 C:\Program Files\Cognos\cer3 /usr/cognos/cer3

7.3 C:\Program Files\Cognos\cer4 /usr/cognos/cer4

NMM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 8 章 : アップグレードの手順

サービス名とプロセス名

アップグレード処理の手順の説明には、 一般的なサービス名が使用されています。 次の表に、一般的なサービス名と、 実際にソフ ト ウェアに表示される Windows サービス名と UNIX プロ

セス名を一覧で示します。

Cognos Series 7 サービス Windows サービス UNIX プロセス

Sun Java System Directory Server

ns-slapd.exe

slapd.exe

ns-slapd

slapd

Sun Java System Administration Server

ns-httpd.exe

httpd.exe

ns-httpd

uxwdog

Cognos PowerPlay Enterprise Server

ppserver.exe ppserver

Access Manager Server amserver.exe amserver

Cognos Upfront Administration Service

UpfrontAdministration.exe UpfAdmin

Cognos Upfront Data Store upfdbsrv.exe

(“rds.exe” も開始)

upfdbsrv

(“rds” も開始)

Cognos Upfront Dispatcher UpfDispatcherService.exe UpfDispatcherService

インス トール ガイ ド =NMN

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第 8 章 : アップグレードの手順

NMO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 9 章 : サーバー アプリ ケーシ ョ ンのアップグ

レード

製品を完全にアップグレードするための作業には、 新しいソフ ト ウェアのインス トール、 サーバー アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード、 ク ラ イアン ト アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード

があ り ます。 この章では、 サーバー アプリ ケーシ ョ ンをアップグレードする方法について説

明します。 この章の手順を実行する前に、 新しいバージ ョ ンのソフ ト ウェアのインス トールおよび設定が完了している必要があ り ます。 新しいバージ ョ ンのインス トールの詳細については、 本書の 「アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール」 を参照して ください。サーバー アプ リ ケーシ ョ ンをアップグレード した後、 ク ラ イアン ト アプリ ケーシ ョ ンのアッ

プグレード (p. 103)、 インス トールのテス ト 、 およびオプシ ョ ンで新しいバージ ョ ンへの移行

を行う こ とができます。

サーバー コンポーネン ト を 1 つずつアップグレード しながら、 バージ ョ ンが混在する環境で

ソフ ト ウェアの実行を継続する場合は、 次の順序でアップグレードを行う必要があ り ます。

1. Upfront を使用するアプリ ケーシ ョ ンにセキュ リ ティ を適用します。

2. Upfront をアップグレード します。

3. 7.1 と 7.3 の両方のサーバー グループを含むバージ ョ ンの混在する環境を実行する場合は、

7.3 サーバー設定ファイル (cer4.csx) を更新します。

4. アップグレードするサーバー アプリ ケーシ ョ ンの Upfront の NewsItem ゲート ウェイの

URL を更新します。

5. その他のアプリ ケーシ ョ ンをアップグレード します。

アプ リ ケーシ ョ ンは任意の順序でアップグレードできます。 ただし、 すべての段階でド リルスルー ナビゲーシ ョ ンが機能するよ うにするには、 次の順序でアップグレードを実行す

る必要があ り ます。

- Cognos NoticeCast

- PowerPlay Enterprise Server

セキュ リティの適用Cognos 管理ツールと と もに Upfront を使用する場合は、 セキュ リ ティ を使用する必要があり ま

す。 Cognos NoticeCast および PowerPlay Enterprise Server 用の管理ツールが提供されています。

新しいバージ ョ ンのサーバー製品をインス トールした場合は、 アプ リ ケーシ ョ ンをアップグレードする前に、 その管理ツールのセキュ リ ティ を適用する必要があ り ます。 セキュ リ ティ を適用するには、 管理ツールを開き、 ログオンします。 製品によっては、 セキュ リ ティ を使用するかど うかを尋ねるプロンプ トが表示されます。

インス トールのテス ト を行った後では、 一部の管理ツールのセキュ リ ティ を既に適用している場合があり ます。 セキュ リ ティの適用は 1 回だけ行う必要があ り ます。

手順

1. 管理ツールを起動します。

2. 管理ツールにログオンします。

3. プロンプ トが表示された場合は、 セキュ リ ティ を使用するこ とを選択します。

インス トール ガイ ド NMP

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第 9 章 : サーバー アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード

Upfront のアップグレード

新しいバージ ョ ンの Cognos Series 7 Web 製品をインス トールした場合、 最初にアップグレード

する必要のあるアプリ ケーシ ョ ンは Upfront です。 すべての Cognos Web 製品は Upfront のデー

タ ス ト アを共有するため、 Upfront のアップグレードは 1 回だけ行います。 新しいバージ ョ ン

の Cognos Series 7 Web 製品をインス トールしていない場合は、 以前のバージ ョ ンの Upfront と

共に Cognos Series 7 Web 製品を引き続き使用できます。

Cognos Series 7 Version 2 Web 製品の場合のみ、 Upfront 7.3 と共に使用できます。 たとえば、

Upfront 7.3 を PowerPlay Enterprise Server 7.1 などの以前のバージ ョ ンのサーバー製品と同時に

使用するこ と もできます。 NewsIndex をアップグレードする前に、 ソース環境と同等のサー

バー グループを 7.3 環境に作成する必要があ り ます。 この作業は、 ソフ ト ウェアをアップグ

レードする際に必要な設定の一部と して既に行っている場合があ り ます。

このセクシ ョ ンの手順を実行する前に、 新しいバージ ョ ンのソフ ト ウェアのインス トールおよび設定が完了している必要があ り ます。 新しいバージ ョ ンのインス トールおよび設定の詳細については、 本書の 「アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール」 を参照して ください。

Upfront をアップグレードするには、 次の作業を行います。

❑ UpfPack を使用して、 以前のバージ ョ ンの Upfront データ ス ト アを編成する

❑ UpfUpgrade を使用して Upfront データ ス ト アを展開する

❑ カスタム テーマをコピーする (オプシ ョ ン)

❑ Upfront セキュ リ ティ を設定する (オプシ ョ ン)

❑ 必要に応じてユーザーへのテーマの割り当てを確認する (オプシ ョ ン)

Upfront データ ス ト アの編成

以前のバージ ョ ンの Upfront ディ スパッチャを実行しているコンピュータで、 各 Upfront イン

スタンスに対して UpfPack を実行する必要があり ます。 分散環境で複数の Cognos Web 製品が

Upfront を共有している場合は、 Upfront サーバーがインス トールされているコンピュータで、

すべての製品で共有している Upfront のインスタンスに対して UpfPack を 1 回だけ実行します。

次の表では UpfPack のパラ メータについて説明します。

編成処理を行う と、 後で Upfront データ ス ト アをアップグレードする際に使用する次の配布用

パッケージ ファ イルが作成されます。

パラ メータ 説明

-un ユーザー名。 ユーザーは Upfront のセキュ リ ティ管理

者である必要があ り ます。

-pw -un ユーザー名に対応するパスワード。

-d 前の環境で、 UpfPack ユーティ リ ティで生成される

ファ イルを保存する場所。 フォルダが存在するこ とを確認して ください。 Windows でのデフォルトの場

所は、“C:\Program Files\Cognos\cern\bin” です。

UNIX でのデフォルトの場所は、

“/usr/cognos/cern/bin” です。

-p (Windows)

-pn (UNIX)

Upfront パッケージ ファイルの名前と場所。 デフォル

トの場所は” bin\UpfPackage.pkg” です。

-h ヘルプ情報。

NMQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 9 章 : サーバー アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード

- Windows のデフォルトの場所 : “\cern\bin\UpfPackage.pkg

- UNIX のデフォルトの場所 : “/cern/bin/UpfPackage.pkg”

手順

1. [コン ト ロール パネル] の [サービス] ツールを使用して、 以前のバージ ョ ンの次のサー

ビスまたは対応するプロセスが実行されているこ とを確認します。

- Cognos Upfront データ ス ト ア (cern)

- Cognos Upfront Administration Service (cern)

UNIX では、 次のスク リプ ト を実行して、 “/usr/cognos/cern/bin” ディ レク ト リから以前の

バージ ョ ンのプロセスを開始するこ と もできます。

./start-dbserv

./start-upfadmin

2. Cognos Upfront ディ スパッチャ (cern) サービス、 または以前のバージ ョ ンの対応するプ

ロセスが停止しているこ とを確認します。

UNIX では、 次のスク リプ ト を実行してこのプロセスを停止するこ と もできます。

./stop-dispatcher

3. Access Manager Administration を使用して、 認証ソースが使用可能であ り、 1 つ以上の

Ticket サービスが実行中であるこ とを確認します。

4. コマンド ウ ィンド ウまたは端末エ ミ ュレータ セッシ ョ ンを開き、 次の” bin” ディ レク ト

リに移動します。

- Windows のデフォルトの場所 : “C:\Program Files\Cognos\cern\bin”

- UNIX のデフォルトの場所 : “/usr/cognos/cern/bin”

5. UpfPack ユーティ リ ティ を実行します。

Windows では次の構文を使用します。

UpfPack [-un <ユーザー名> ] [-pw <パスワード> ] [-d <場所> ]

[-p < Upfront の配布用パッケージ ファイルの名前> ]

たとえば、 次のよ うにな り ます。

UpfPack -un Administrator -pw mypassword

デフォルトの場所は、 “\Cognos\cern\bin です。 パスワードを含める必要はあ り ません。 必

要な場合はプロンプ トが表示されます。

UNIX では次の構文を使用します。

./run-upfpack [-un <ユーザー名> ] [-pw <パスワード> ] [-d <場所> ]

[-pn < Upfront の配布用パッケージ ファイルの名前> ]

たとえば、 次のよ うにな り ます。

./run-upfpack -un Administrator -pw mypassword

デフォルトの場所は、 “/usr/cognos/cern/bin” です。

オプシ ョ ンの -d パラ メータで別の場所を指定しない限り、 UpfPack ユーティ リ ティでは

“UpfPackage.pkg” ファイルと “UpfPGInstructions.htm” ファ イルが “bin” ディ レク ト リに

作成されます。

6. コマンド ウ ィンド ウまたは UNIX セッシ ョ ンを閉じます。

Upfront データ ス ト アの展開

Upfront データ ス ト アを編成した後、 データ ス ト アを新しい環境に展開して、 NewsIndex を

バージ ョ ン 7.3 にアップグレード します。

Access Manager Runtime で、 以前のバージ ョ ンの Upfront と同じネームスペース、 またはこの

ネームスペースの複製が使用されるこ とを確認します。

インス トール ガイ ド =NMR

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第 9 章 : サーバー アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード

次の表では UpfUpgrade のパラ メータについて説明します。

手順

1. 段階的アップグレードでは、 編成の手順で作成した配布用パッケージ ファイルが 7.3 コン

ピュータで使用可能で、 新しいデフォルトのファイル名 “UpfUpgrade.pkg” に名前を変更

する必要があ り ます。

- Windows では、 “UpfPackage.pkg” ファイルを “\Cognos\cern\binから箔

\Cognos\cer4\binにコピーし、 名前を変更する。

- UNIX では、 任意の ftp ユーティ リ ティ (バイナ リ モード) を使用して

“UpfPackage.pkg” ファイルを “/usr/cognos/cern/bin” から “/usr/cognos/cer4/bin” に転送

し、 名前を変更する。

2. Cognos Upfront データ ス ト ア (cer4) サービスまたは対応するプロセスを実行しているこ

とを確認する。

UNIX では、 次のスク リプ ト を実行して 7.3 プロセスを開始するこ と もできます。

./start-dbserv

3. Access Manager Administration を使用して、 認証ソースが使用可能であ り、 1 つ以上の

Ticket サービスが実行中であるこ とを確認します。

パラ メータ 説明

-database 以前のバージ ョ ンの Upfront から Upfront 7.3 に

データベースをアップグレードするパラ メータ。

-rollback アップグレード中に電源障害などの問題が発生した場合に、 以前のバージ ョ ンのデータ ス ト アを元

の状態に復旧するためのオプシ ョ ン。 -rollback オ

プシ ョ ンでは、 アップグレード処理中に -d オプ

シ ョ ンで指定した場所に保存された情報が使用されます。 ロールバッ クを要求する場合は、 -p また

は -d オプシ ョ ンではなく -database オプシ ョ ンを指

定する必要があり ます。

-p Upfront パッケージのファ イル名と場所。 デフォル

トの場所とファイル名は“\cer4\bin\UpfUpgrade.pkg” です。

-i

または -unユーザー名。 ユーザーは Upfront のセキュ リ テ ィ

管理者である必要があり ます。

以前のバージ ョ ンで作成したスク リプ ト を引き続き使用する場合は、 「-i」 の代わ りに 「-un」 を入力

します。

-j

または -pw-un ユーザー名に対応するパスワード。

以前のバージ ョ ンで作成したスク リプ ト を引き続き使用する場合は、 「-j」 の代わ りに 「-pw」 を入

力します。

-d アップグレードを実行する前に、 既存の 7.3 デー

タ ス ト ア情報がバッ クアップと してコピーされる

ディ レク ト リの場所。 このバッ クアップ情報を

-rollback コマンドで使用するこ とができます。

バッ クアップは、 指定した場所またはデフォルトの場所のいずれかに必ず作成されます。 デフォルトの場所は “Upfront\Backup73Dir” です。

-h ヘルプ情報。

NMS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 9 章 : サーバー アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード

4. コマンド ウ ィンド ウまたは端末エ ミ ュレータ セッシ ョ ンを開き、 次の” bin” ディ レク ト

リに移動します。

- Windows のデフォルトの場所 : “C:\Program Files\Cognos\cer4\bin”

- UNIX のデフォルトの場所 : “/usr/cognos/cer4/bin”

5. Upfront アップグレード ユーティ リ ティ を実行します。

Windows では次の構文を使用します。

UpfUpgrade -database [-rollback] [-p <配布用パッケージ ファイルの名前> ]

[-i <ユーザー名> ] [-j <パスワード> ][-d <バックアップ ディレク ト リ> ]

たとえば、 次のよ うにな り ます。

UpfUpgrade -database -i Administrator-j mypassword

UNIX では次の構文を使用します。

./run-upfupgrade -database [-rollback] [-p <配布用パッケージ ファイルの名前> ]

[-i <ユーザー名> ] [-j <パスワード> ] [-d <バックアップ ディレク ト リ> ]

たとえば、 次のよ うにな り ます。

./run-upfupgrade -database -i Administrator -j mypassword

カスタムの Upfront テーマのコピー (オプシ ョ ン)

以前のバージ ョ ンで Upfront テーマをカスタマイズしている場合は、 そのテーマをコピーする

こ とができます。 Upfront のテーマの詳細については、 『Upfront 開発者ガイ ド 』 を参照して く

ださい。

カスタマイズしたテーマを Upfront 7.3 で使用する前に、 テンプレート を Upfront ディ スパッ

チャ コンピュータにコピーし、 スタイル シート と画像を Upfront ゲート ウェイ コンピュータ

にコピーする必要があ り ます。 Upfront ゲート ウェイ とディ スパッチャの両方を同じコン

ピュータで実行している場合は、 テンプレート、 スタイル シート、 および画像をこの 1 台の

コンピュータにコピーします。

標準のテーマは Upfront 7.3 に新たに 1 セッ ト付属しているため、 コピーする必要はあり ませ

ん。

7.3 テンプレートにはいくつかのプロパティが追加されています。 自分のカスタム テンプレー

ト を 7.3 のテンプレート と比較し、 必要に応じて新しいプロパティをカスタム テンプレートに

追加するために、 時間をかけて配布を行う こ とをお勧めします。

7.3 テンプレートには、 以前のバージ ョ ンのテンプレートでは利用できなかった新しい機能も

含まれています。 この機能をカスタム テンプレートで使用するには、 カスタマイズされたコ

ンテンツを 7.3 テンプレートに追加する必要があ り ます。 この機能を、 以前のバージ ョ ン用に

作成したカスタム テンプレートに追加するこ とはできません。

手順

1. Upfront ディ スパッチャ コンピュータでテンプレート ファ イルをコピーします。

- Windows では、

“C:\Program Files\Cognos\cern\templates\upfront\language\theme”

から“C:\Program Files\Cognos\cer4\templates\upfront” にファイルをコピーします。

- UNIX では、 任意の ftp ユーティ リ ティ を使用して、

“/usr/cognos/cern/templates/upfront/language/theme”

から“/usr/cognos/cer4/templates/upfront” にテンプレート を転送します。

2. Upfront ゲート ウェイ コンピュータで HTML スタイル シート をコピーします。

インス トール ガイ ド =NMT

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第 9 章 : サーバー アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード

- Windows では、

“C:\Program Files\Cognos\cern\webcontent\upfront”

から“C:\Program Files\Cognos\cer4\webcontent\upfront” にファイルをコピーします。

- UNIX では、 任意の ftp ユーティ リ ティ を使用して、

“/usr/cognos/cern/webcontent/upfront”

から“/usr/cognos/cer4/webcontent/upfront” にテンプレート を転送します。

3. Upfront ゲート ウェイ コンピュータで画像ファ イルをコピーします。

- Windows では、

“C:\Program Files\Cognos\cern\webcontent\upfront”

から“C:\Program Files\Cognos\cer4\webcontent\upfront\common\images” にファイルをコ

ピーします。

- UNIX では、 任意の ftp ユーティ リ ティ を使用して、

“/usr/cognos/cern/webcontent/upfront”

から“/usr/cognos/cer4/webcontent/upfront\common\images” にファイルを転送します。

以前のリ リースで、 標準のテーマとは異なるがその画像を参照するカスタム テーマを作成

した場合は、 標準のテーマ画像について Cognos Series 7 Version 3 の場所を反映するよ うに

カスタム テーマを編集できます。 カスタム テーマを作成した方法に応じて、 パスの場所

またはテンプレート変数を編集する必要があ り ます。

Upfront セキュ リティの設定 (オプシ ョ ン)

以前のバージ ョ ンの環境と同じセキュ リ ティ を NewsBox、 管理者、 およびテーマに適用する

こ とができます。 これを行うには、 Upfront Administration を使用してセキュ リ テ ィ設定をオン

にします。 以前のバージ ョ ンで割り当てられたセキュ リ ティはアップグレード後も維持されますが、 7.3 製品で NewsIndex のセキュ リ ティ設定をオンにしなければ有効になり ません。 セ

キュ リ ティ設定の詳細については、 『Upfront サーバー管理者ガイ ド 』 を参照して ください。

テーマがユーザーに割り当てられているこ との確認 (オプシ ョ ン)

ユーザーに対するテーマの割り当ては、 アップグレードを実行しても維持されます。 以前のバージ ョ ンの Upfront でカスタム テーマが割り当てられていたユーザーは、 アップグレード後

も同じテーマが割り当てられます。 デフォルトの Upfront 7.0 テーマ (standard70) または

Upfront 7.1 テーマ (standard71) が割り当てられていたユーザーには、 アップグレード後はデ

フォルトの Upfront 7.3 (standard73) テーマが割り当てられます。

以前のバージ ョ ンでカスタムのテーマが割り当てられていたユーザーは、新しいバージ ョ ンの

Upfront の機能を利用できません。 これらのユーザーが新しい機能を利用できるよ うにするに

は、 新しいバージ ョ ンのテーマを割り当て、 必要に応じてカスタマイズする必要があり ます。

Upfront 7.3 の Web ユーザー インターフェイスには、” Administration NewsBox” 内に” ユーザー

マネージャ - カスタマイズ設定” という名前の特別な NewsItem があ り ます。 管理者はこの

NewsItem を使用して、 ユーザーに対するテーマの割り当てを確認または更新できます。

サーバー設定ファイルの更新7.1 と 7.3 の両方のサーバー グループを含むバージ ョ ンの混在する環境を実行する場合は、 7.3

サーバー設定ファイル (cer4.csx) を更新する必要があ り ます。 ファイルを更新して、 Upfront

7.3 で使用する 7.1 製品の 7.1 サーバー グループを含めます。更新方法を含むサーバー設定ファ

イルの管理の詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

NMU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 9 章 : サーバー アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード

すべての関連するサーバーに対する Upfront の NewsItem

ゲート ウェイ URL の更新

NewsItem ゲート ウェイ URL は、 Cognos Web の別名を参照します。 この別名の設定の詳細につ

いては、 本書の 「アップグレードのためのソフ ト ウェアのインス トール」 を参照して ください。

各サーバー アプ リ ケーシ ョ ンをアップグレードする前に、新しいバージ ョ ンの Cognos Series 7

の Web の別名を参照するよ うに、 その NewsItem ゲート ウェイ URL を更新する必要があ り ま

す。 NewsItem ゲート ウェイ URL は、 Upfront で更新します。

すべての Cognos NoticeCast NewsItem では Upfront ゲート ウェイが使用されます。エージェン ト

が関連付けられている製品のゲート ウェイは使用されないこ とに注意して ください。 たとえば

PowerPlay Agent では、 Upfront のゲート ウェイ URL は次のよ うに Cognos NoticeCast 7.3 を指し

ています。

http://<サーバー名> /cognosv3/cgi-bin/upfcgi.exe

手順

1. [コン ト ロール パネル] の [サービス] ツールを使用して、 次の 7.3 サービスまたは対応

するプロセスが実行されているこ とを確認します。

- Cognos Upfront データ ス ト ア (cer4)

- Cognos Upfront Administration Service (cer4)

- Cognos Upfront ディ スパッチャ (cer4)

UNIX では、 次のスク リプ ト を実行して、 “/usr/cognos/cer4/bin” ディ レク ト リから 7.3 プロ

セスを開始するこ と もできます。

./start-dbserv

./start-upfadmin

./start-dispatcher

2. Access Manager Administration を使用して、 認証ソースが使用可能であ り、 1 つ以上の

Ticket サービスが実行中であるこ とを確認します。

3. Web ブラウザから、 “http://<サーバー名> /cognosv3” とい う URL を使用して Upfront 7.3

に接続します。

4. 管理者権限を持つユーザーと して Upfront にログオンします。

5. “Administration NewsBox” に移動します。

注 : この “Administration NewsBox” は、 管理者のパーソナル NewsBox とは異な り ます。

6. [NewsItem ゲート ウェイ マネージャ] エン ト リ を使用して、 以前のバージ ョ ンの各ゲート

ウェイへの参照をバージ ョ ン 7.3 の同等のものに置き換えます。

各ゲート ウェイへの参照は、 “http://<サーバー名> /cognosv3/cgi-bin/ppdscgi.exe” のよ う

な URL になり ます。

ゲート ウェイ エン ト リでは大文字と小文字が区別されます。

ヒン ト : ほとんどの NewsItem では、 [NewsItem ゲート ウェイ マネージャ] の [NewsItem]

プロパティで正しいゲート ウェイ情報を確認できます。 Cognos NoticeCast エージェン トで

は、 Configuration Manager で Cognos NoticeCast サーバー グループ用に定義された Upfront

ゲート ウェイを使用します。

Cognos NoticeCast のアップグレード

このセクシ ョ ンの手順を実行する前に、 次の手順を完了している必要があ り ます。

- コンポーネン トのインス トール後に Cognos NoticeCast を設定する。 この設定では、 以前の

バージ ョ ンのデータ ス ト アへのデータベース接続も指定します。 設定の段階で、 以前の

バージ ョ ンの NoticeCast データ ス ト アは 7.3 にアップグレード されています。

インス トール ガイ ド =NMV

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第 9 章 : サーバー アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード

- Upfront をアップグレードする (p. 104)。

- Upfront で NoticeCast のゲート ウェイ URL を更新する (p. 109)。

また、 他のすべての Cognos Web 製品のインス トールおよび設定も完了している必要があ り ま

す。 したがって現在のサーバー設定ファイル (.csx) には、 すべての Cognos 製品のゲート ウェ

イ とディ スパッチャの位置に関する最新情報が含まれています。

Cognos NoticeCast のアップグレードを完了するには、 次の作業を行います。

❑ 以前のバージ ョ ンで作成した NoticeCast ク ラ イアン ト オブジェク ト をアップグレードする

❑ Cognos NoticeCast データ ス ト アの NewsItem ゲート ウェイ URL を更新する

❑ JDBC ド ラ イバ パスを更新する (使用している NoticeCast のバージ ョ ンが 7.0.811 よ り も前

で、 Cognos NoticeCast ク ラ イアン ト 7.0 でデータベース エージェン ト を作成した場合にの

み必要)

Cognos NoticeCast ク ライアン ト オブジェク トのアップグレード

Cognos NoticeCast 7.3 には、 以前のバージ ョ ンの NoticeCast にある Windows ベースのユーザー

ク ラ イアン トはあ り ませんが、 代わ りに、 ク ラ イアン ト機能が、 Upfront Web ポータルと

NoticeCast Server Administration に分散されています。

以前のバージ ョ ンで作成したク ライアン ト オブジェク ト を新しいバージ ョ ンで使用するには、

それらのオブジェク ト をアップグレードする必要があ り ます。 ク ラ イアン ト オブジェク トに

は、 エージェン ト、 受信先、 およびデータ ソースがあ り ます。 これらのオブジェク ト をアッ

プグレード しな くても、 NoticeCast 7.3 にアップグレード した後も動作しますが、 新しいバー

ジ ョ ンでこれらのオブジェク ト を受信停止、 変更、 または修正するこ とはできません。

以前のバージ ョ ンで作成した NoticeCast ク ラ イアン ト オブジェク ト をアップグレードするに

は、 次の作業を行います。

❑ Cognos NoticeCast 受信先をその Access Manager ID にマッピングする

❑ データ ソースを発行する

❑ エージェン ト を発行する

ク ライアン ト オブジェク トのアップグレードの詳細については、 『Cognos NoticeCast

Administration Guide』 を参照して ください。

Cognos NoticeCast データ ス ト アの NewsItem ゲート ウェイ URL の更新

エージェン トが起動したと きに Cognos NoticeCast が適切なサーバーに接続するよ うに、

Cognos NoticeCast データ ス ト アの NewsItem ゲート ウェイ URL 情報を更新する必要があ り ま

す。 URL は以前のバージ ョ ンで使用していたゲート ウェイを示したままです。

手順

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [Cognos Server

Administration]、 [Alerts and Notifications] の順にク リ ッ ク します。

2. [Tools] メニューの [Maintain URLs] をク リ ッ ク します。

3. [URL] タブをク リ ッ ク します。

左側のウ ィンド ウに、 現在 NoticeCast データ ス ト アで定義されているゲート ウェイ URL

が表示されます。 右側のウ ィンド ウには、 Cognos サーバー設定ファイル (cer4.csx) で各

サーバー グループに定義されたゲート ウェイ URL が表示されます。

ヒン ト : Cognos NoticeCast Server Administration をク ライアン ト コンピュータから実行して

いる場合は、 “cer4.csx” ファイルが存在しないこ とがあ り ます。 この場合、 右側のゲート

ウェイ URL のリ ス トは空にな り ます。 Cognos NoticeCast Server コンピュータから Cognos

NoticeCast Administrator コンピュータに “cer4.csx” ファ イルをコピーします。

4. [URLs in database] 一覧で、 データベースで置き換える URL をク リ ッ ク します。

選択した URL が [URL to be replaced] ボッ クスに表示されます。

NNM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 9 章 : サーバー アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード

5. 通常はゲート ウェイ URL に属さない文字がパス情報に追加されている場合は、 URL を編

集して文字を削除します。

6. [URLs from .csx file] 一覧で、 [URL to be replaced] ボッ クス内のエン ト リ を置き換える

サーバー グループ URL をク リ ッ ク します。

選択した URL が [Replace with] ボッ クスに表示されます。

7. [Replace] をク リ ッ ク します。

8. [Yes] をク リ ッ ク して URL を置き換えます。

9. [Exit] をク リ ッ ク して [Maintain URLs] ダイアログ ボッ クスを閉じます。

NoticeCast Server Administration での JDBC ド ライバ パスの更新

使用する NoticeCast のバージ ョ ンが 7.0.811 よ り も前で、 Cognos NoticeCast ク ラ イアン ト 7.0 で

データベース エージェン ト を作成した場合にのみ、 この手順を完了する必要があ り ます。

Upfront でエージェン ト を作成した場合や、 バージ ョ ン 7.0.811 以降の NoticeCast からアップグ

レードする場合は、 この手順は必要あ り ません。

手順

1. Cognos NoticeCast Server Administration で、 [Tools] メニューの [Maintain Databases] をク

リ ッ ク します。

2. 一覧の各データベース接続に対して次の作業を行います。

- データベース接続を選択し、 [File] メニューの [Edit] をク リ ッ ク します。

- [Path] ボッ クスで、 データベースの JDBC ド ラ イバの場所とファ イル名を入力するか

コピーします。

ヒン ト : Configuration Manager を使用して、 [JDBC Driver File] プロパティから適切なパス

をコピーします。 このプロパティは、 “NoticeCast Data Store” コンポーネン トの下位にあ

る、 使用しているデータベースのカテゴ リにあ り ます。

- [Test] をク リ ッ ク して接続をテス ト します。

3. [OK] をク リ ッ ク して [Maintain Databases] ダイアログ ボッ クスを閉じます。

4. Cognos NoticeCast Server Administration を閉じます。

PowerPlay Enterprise Server のアップグレード

このセクシ ョ ンの手順を実行する前に、 次の手順を完了している必要があ り ます。

- ソフ ト ウェアのインス トールと設定

- PowerPlay Enterprise Server へのセキュ リ ティの適用 (p. 103)

- Upfront のアップグレード (p. 104)

- Upfront での PowerPlay Enterprise Server のゲート ウェイ URL の更新 (p. 109)

PowerPlay Enterprise Server をアップグレードするには、 次の作業を行います。

❑ 以前のバージ ョ ンの PowerPlay メ タデータを新しい環境に移動する (p. 111)

❑ PowerPlay メ タデータを新しい環境でアップグレードする (p. 112)

PowerPlay メ タデータの移動

以前のバージ ョ ンのメ タデータを PowerPlay Enterprise Server 7.3 に移動するには、 以前のバー

ジ ョ ンの “PPSRoot” ディ レク ト リ を 7.3 の場所にコピーします。 このディ レク ト リには、 ド

リルスルー ターゲッ トであるすべてのレポート とキューブが含まれている必要があり ます。

メ タデータを移動する と き、 “PPSRoot” ディ レク ト リに含まれていないレポートおよびキュー

ブもコピーできます。

インス トール ガイ ド =NNN

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第 9 章 : サーバー アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード

段階的アップグレードの場合は、 “PPSRoot” ディ レク ト リ を 7.3 コンピュータにコピーする と

き、 可能であれば、 以前のバージ ョ ンのコンピュータの構造を再作成します。 たとえば、 以前のバージ ョ ンのコンピュータで、 “PPSRoot” ディ レク ト リが “C:\Program

Files\Cognos\cer3\ppserver\PPSRoot” にある場合は、 このディ レク ト リ を 7.3 コンピュータの

“C:\Program Files\Cognos\cer3\ppserver\PPSRoot” にコピーします。

追加のキューブおよびレポートについては、 同じ構造を 7.3 コンピュータに作成するか、 これ

らのキューブおよびレポート を “PPSRoot” ディ レク ト リに追加できます。

“PPSRoot” ディ レク ト リの構造を 7.3 コンピュータに再作成できない場合は、 追加の手順を 1

つ実行する必要があ り ます。 たとえば、 “C:\Program Files\Cognos\cer3\ppserver\PPSRoot” と

いう Windows 構造は UNIX システム上に再作成できません。 追加の手順で、 XML ベースの設

定ファイル (.cfx) とその関連ファイル (.ppx) を更新して、 7.3 コンピュータの構造を指定し

ます。

手順

1. 7.3 インス トールの “PPSRoot” ディ レク ト リの名前を “PPSRoot_backup” に変更します。

2. 段階的アップグレードでは、 “PPSRoot” ディ レク ト リの内容と追加のレポートおよび

キューブを、 以前のバージ ョ ンのコンピュータから 7.3 コンピュータにコピーします。

以前のバージ ョ ンの “PPSRoot” ディ レク ト リのデフォルトの場所は次のとおりです。

- Windows の場合

C:\Program Files\Cognos\cern\ppserver\PPSRoot

- UNIX の場合/usr/cognos/cern/ppserver/PPSRoot

段階的アップグレードで “PPSRoot” 構造を再作成できない場合の追加手順

- 7.3 コンピュータで、 ppserver コマンドを実行して、 XML ベースの設定ファイル (.cfx) と

その関連ファイル (.ppx) を更新し、 7.3 コンピュータの構造を指定します。

以前のバージ ョ ンの構造を示す場所ごとに、 ppserver コマンドを一度ずつ実行します。 以

前のバージ ョ ンの場所が 7.3 コンピュータ上の場所で置き換えられるよ うに、 コマンドを

指定します。 ppserver コマンドおよびこのコマンドのパラ メータの詳細については、

「PowerPlay メ タデータのアップグレード」 (p. 112) を参照して ください。

PowerPlay メ タデータのアップグレード

PowerPlay メ タデータのアップグレードでは、 次の情報を更新します。

- “PPSRoot” ディ レク ト リの設定ファイル (.cfx) の更新によるキューブおよびレポートの

位置情報。 これらのファ イルには、 発行したオブジェク ト (フォルダ、 キューブ、 およびレポート ) の位置を定義するエン ト リが含まれています。

- 関連ファイル (.ppx) の更新によるサーバー情報。 これらのファイルには、 サーバー名や

ポート番号など、 サーバー情報が含まれています。

ppserver コマンドを使用してアップグレードを実行します。 Windows では、 ppserver を直接実

行します。 UNIX では、 ppserver を起動する “upgrade_ppsrv.sh” スク リプ ト を実行します。

.cfx ファ イルをアップグレードする と き、 以前のバージ ョ ンのソースの場所を指定する文字

列、 および 7.3 コンピュータで使用されるターゲッ トの場所を指定する文字列を入力します。

ppserver を実行する と、 .cfx ファ イル内でソースの場所を指定する文字列がターゲッ トの場所

を指定する文字列で置き換えられます。 次の例は、 Windows から Windows へのアップグレー

ドを行う コマンドを示します。

ppserver -m -un Administrator -pw mypassword "D:\Program Files\Cognos\cer3"

"e:\Series7v3\cer4"

次の例は、 UNIX から UNIX へのアップグレードを行う コマンドを示します。

./upgrade_ppsrv.sh -un Administrator -pw mypassword /usr/cognos/cer3 usr/cognos/cer4

NNO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 9 章 : サーバー アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード

ppserver を使用して .cfx ファイルを更新する と きは、 次のこ とに注意して ください。

- コマンドはレポート とキューブを含む場所ごとに 1 回ずつ実行する必要があ り ます。

- “cern” と “cer4” が別のド ライブに存在する場合は、 場所をフルパスで指定する必要があ

り ます。 パスにスペースが含まれる場合は、 パス名を二重引用符で囲む必要があ り ます。

- ターゲッ トの場所に、 ソースの場所を指定する文字列と同じ文字列を含めるこ とはできません。

- 以前のバージ ョ ンと現在のバージ ョ ンが同じディ レク ト リ構造の同じレベルにインス トールされている場合は、 次の構文を使用します。

ppserver cern cer4

たとえば、 以前のインス トールがバージ ョ ン 7.1 の場合は、 次のよ うに入力します。

ppserver cer3 cer4

- PowerPlay メ タデータをアップグレードする際には、 UNIX で Windows のパス名の円記号

(\) をエスケープする代わ りに、 すべてのパスに通常のスラ ッシュを使用するこ とを推奨します。 たとえば、 Windows から UNIX へのアップグレードで Windows の “cern” パスを

UNIX コンピュータで定義する場合は、 通常のスラ ッシュを使用して “D:/Program

Files/Cognos/cern” と指定できます。

次の表では、 Windows および UNIX での ppserver のパラ メータについて説明します。

パラ メータ 説明

-d PPES サービスを実行する。

-k PPES サービスを停止する。

-v PPES サービスのバージ ョ ン情報を表示する。

-im PPES サービスを手動で開始するよ うに設定す

る。

-i PPES サービスを自動で開始するよ うに設定す

る。

-r PPES サービスがインス トールされているこ とを

確認する。

-u PPES サービスをアンインス トールする。

[-un username] [-pw password] [searchFor replaceWith]

“PPSRoot” の階層を現在のバージ ョ ンの Upfront

に移行し、 各 cfx ファイルの searchFor の文字列

を replaceWith に置き換える。

アップグレードでは、 searchFor を使用して、 以

前のバージ ョ ンのレポート とキューブのパスを指定します。 バージ ョ ン 7.3 のレポートおよび

キューブを含むフォルダのパスを指定するには、replaceWith を使用します。 replaceWith で指定し

たターゲッ トの場所に、 ソースの場所を指定する文字列と同じ文字列が含まれていないこ とを確認します。

以前のバージ ョ ンとバージ ョ ン 7.3 でフォルダ構

造を変更しない場合は、 searchFor と replaceWith

の両方で文字列 「cern」 を使用できます。

-m ppserver で [searchFor replaceWith] パラ メータ と と

もに使用する (Windows のみ)。

-un ユーザー名を指定する。

インス トール ガイ ド =NNP

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第 9 章 : サーバー アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード

Windows の手順

1. 以前のバージ ョ ンのメ タデータが 7.3 コンピュータで利用可能であるこ とを確認します

(p. 111)。

2. [コン ト ロール パネル] の [サービス] ツールを使用して、 次の 7.3 サービスまたは対応

するプロセスが実行されているこ とを確認します。

- Cognos Upfront データ ス ト ア (cer4)

- Cognos Upfront ディ スパッチャ (cer4)

- Cognos Upfront Administration Service (cer4)

3. [コン ト ロール パネル] の [サービス] ツールを使用して、 Cognos PowerPlay Enterprise

Server (cer4) が停止しているこ とを確認します。

4. Access Manager Administration を使用して、 認証ソースが使用可能であ り、 1 つ以上の

Ticket サービスが実行中であるこ とを確認します。

5. コマンド ウ ィンド ウまたは端末エ ミ ュレータ セッシ ョ ンを開き、 次の 7.3 の” bin” ディ

レク ト リに移動します。

デフォルトの場所は、 “C:\Program Files\Cognos\cer4\bin” です。

6. 次のコマンドを入力して ppserver を実行し、 cfx ファ イル内のキューブの場所の情報を更

新します。

ppserver -m -un <ユーザー ID> -pw <パスワード> < 7.0/7.1 キューブの場所> <

7.3 キューブの場所>

以下は Windows から Windows へのアップグレードの例です。

ppserver -m -un Administrator -pw mypassword "D:\Program Files\Cognos\cer3"

"e:\Series7v3\cer4"

キューブを含む場所ごとに ppserver を実行する必要があ り ます。

キューブの場所は .cfx ファ イルで確認できる。

ヒン ト : ppserver コマンドでは Windows でも通常のスラ ッシュ (/) を使用できます。

7. 次のコマンドを入力して ppserver を実行し、 .ppx ファ イル内のサーバー情報を更新しま

す。

ppserver -m -un <ユーザー ID> -pw <パスワード> -ppx

以下は Windows から Windows へのアップグレードの例です。

ppserver -m -un Administrator -pw mypassword -ppx

以前のバージ ョ ンの PowerPlay Enterprise Server のサーバー名と .ppx ファイル内のポート

が、 PowerPlay Enterprise Server 7.3 で使用するサーバー名とポートに置き換えられます。

ppserver を実行する必要があるのは 1 回だけです。

8. [コン ト ロール パネル] の [サービス] ツールを使用して、 Cognos PowerPlay Enterprise

Server (cer4) が実行しているこ とを確認します。

-pw パスワードを指定する。

-vm Upfront の現在のバージ ョ ンへの移行結果を確認

する。

-ppx “MountAt” フォルダやコレクシ ョ ンなど、

“PPSRoot” ディ レク ト リにあるすべての ppx

ファイルのサーバー名とポート番号を更新する。

? パラ メータの使用方法に関する情報を表示する。

パラ メータ 説明

NNQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 9 章 : サーバー アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード

UNIX での手順

1. 以前のバージ ョ ンのメ タデータが 7.3 コンピュータで利用可能であるこ とを確認します

(p. 111)。

2. Configuration Manager のコマンド ラ インを使用して、 次のサービスに対応する 7.3 プロセ

スが実行中であるこ とを確認します。

- Cognos Upfront データ ス ト ア (cer4)

- Cognos Upfront ディ スパッチャ (cer4)

- Cognos Upfront Administration Service (cer4)

また、 “/usr/cognos/cer4/bin” ディ レク ト リから次のスク リプ ト を実行して 7.3 プロセスを

開始するこ と もできます。

./start-dbserv

./start-dispatcher

./start-upfadmin

3. Cognos PowerPlay Enterprise Server (cer4) サービスに対応するプロセスが停止しているこ

とを確認します。

次のスク リプ ト を実行して、 この 7.3 プロセスを停止するこ と もできます。

./stop_ppsrv.sh

4. Access Manager Administration を使用して、 認証ソースが使用可能であ り、 1 つ以上の

Ticket サービスが実行中であるこ とを確認します。

5. 7.3 の” bin” ディ レク ト リで、 次の コマンドを入力して Bourne シェルを実行中であるこ

とを確認します。

sh

6. ppserver を実行してキューブの場所の情報を更新し、 .cfx ファイルを更新します。

- キューブが複数の場所に保存されている場合は、 このコマンドを複数回実行する必要がある。

- キューブの場所は .cfx ファ イルで確認できる。

次のコマンドを入力します。

./upgrade_ppsrv.sh -un <ユーザー ID> -pw <パスワード> < 7.0/7.1 キューブの場

所> < 7.3 キューブの場所>

以下は UNIX から UNIX へのアップグレードの例です。

./upgrade_ppsrv.sh -un Administrator -pw mypassword /usr/cognos/cer3 usr/cognos/cer4

以下は Windows から UNIX へのアップグレードの例です。

./upgrade_ppsrv.sh -un Administrator -pw mypassword "D:/Program Files/Cognos/cer3" /usr/cognos/cer4

7. 次のコマンドを入力して ppserver を実行し、 サーバー情報を更新して、 .ppx ファ イルを更

新します。 このコマンドを実行する必要があるのは 1 回だけです。

./upgrade_ppsrv.sh -un <ユーザー ID> -pw <パスワード> -ppx

たとえば、 次のよ うに入力します。

./upgrade_ppsrv.sh -un Administrator -pw mypassword -ppx

以前のバージ ョ ンの PowerPlay Enterprise Server のサーバー名と .ppx ファイル内のポート

が、 PowerPlay Enterprise Server 7.3 で使用するサーバー名とポートに置き換えられます。

8. Cognos PowerPlay Enterprise Server (cer4) サービスを開始します。

9. “/usr/cognos/cer4/bin” ディ レク ト リから、 スク リプ ト “./start_ppsrv.sh” を実行します。

アップグレードの完了

- キューブを Upfront に発行して、 PowerPlay Enterprise Server をテス ト します。 テス トの詳

細については、 『Installation Testing and Samples Setup Guide』 を参照して ください。

インス トール ガイ ド =NNR

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第 9 章 : サーバー アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード

以前のバージ ョ ンの PowerPlay Transformer Edition で作成したキューブを引き続き使用する

こ とができます。 PowerPlay Transformer Edition 7.3 の新機能を活用するために、 キューブ

をアップグレードするこ と もできます。 詳細については、 「ク ラ イアン ト アプリ ケーシ ョ

ンのアップグレード」 の章を参照して ください。

Cognos Enterprise Planning の場所の確認

Cognos Series 7 Version 3 と Cognos Enterprise Planning は、 別の場所にインス トールされます。

Cognos Enterprise Planning を使用する場合は、 その場所を Cognos Series 7 Version 3 に認識させ

る必要があ り ます。 Configuration Manager 7.3 の [OLAP データ アクセス] プロパティを使用

して、 場所を設定します。 この場所の設定については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ

ド 』 を参照して ください。

さ らに作業するにはこれで、 サーバー アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレードが完了しました。 続けて次章の手順を

実行して、 ク ラ イアン ト アプ リ ケーシ ョ ンをアップグレード します。

NNS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 10 章 : ク ライアン ト アプリ ケーシ ョ ンのアッ

プグレード

製品を完全にアップグレードするための作業には、 新しいソフ ト ウェアのインス トール、 サーバー アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレード、 およびク ライアン ト アプ リ ケーシ ョ ンのアップグ

レードがあ り ます。 ク ラ イアン ト アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレードには、 ロケール情報の

アップグレード も含まれます (オプシ ョ ン)。 本章に記載されている情報は、 最初の 2 つの手

順が完了しているこ とを前提と しています。 ク ライアン ト アプ リ ケーシ ョ ンをアップグレー

ド した後、 インス トールをテス ト し、 オプシ ョ ンで新しいバージ ョ ンに移行するこ と もできます。

一般的に、 以前のバージ ョ ンのレポート作成ツールとモデル作成ツールを使用して作成した

Cognos ク ラ イアン ト アプリ ケーシ ョ ンをアップグレードするには、 レポート とモデルを新し

いバージ ョ ンで開いて保存する必要があ り ます。 こ こでは、 必要な追加ステップについて説明します。

レポートのバッ クアップはアップグレードの要件ではあ り ませんが、 何らかの理由で以前のバージ ョ ンに戻す場合に便利です。 ほとんどの場合、 レポート を現在のバージ ョ ンにアップグレード した後、 そのレポートは以前のバージ ョ ンで開く こ とができな くな り ます。

Cognos カスタマ サポートでは、 Cognos Report Upgrade Utility とい うユーティ リ ティが提供さ

れています。 このユーティ リ ティによってレポートのフォルダを 1 回の操作でアップグレード

できるので、 大量のレポート をアップグレードする場合に便利です。 アップグレードの前と後でのレポート出力の違いを比較するこ と もできます。

PowerPlay for Windows

以前のバージ ョ ンの PowerPlay for Windows で作成されたレポートは、 PowerPlay for Windows

7.3 で開く こ とができます。 レポート を PowerPlay Windows 7.3 で保存する と、 レポートは 7.3

の形式で保存されます。

PowerPlay for Excel

以前のバージ ョ ンの PowerPlay for Excel で作成されたレポートは、PowerPlay for Windows 7.3 ま

たは PowerPlay Excel 7.3 で開く こ とができます。 レポート を PowerPlay Excel 7.3 で保存する と、

レポートは 7.3 の形式で保存されます。

PowerPlay Transformer

PowerPlay Transformer 7.3 では、 以前のバージ ョ ンで作成されたモデルを開く こ とができます。

このモデルの拡張子は .pyi または .mdl のいずれかになり ます。モデルを PowerPlay Transformer

7.3 にアップグレードするために必要な操作はあ り ません。 しかし、 推奨する方法は、 以前の

バージ ョ ンのモデルを PowerPlay Transformer 7.3 で開き、 .mdl ファイルと して保存するこ とで

す。 その後で、 .mdl ファイルを .pyi ファイルと して保存するこ と もできます。

Web ブラウザ

PowerPlay Web などの Cognos コンポーネン トでは、最初のアクセスの際にダウンロード され各

ブラウザ ユーザーのキャ ッシュに格納される JavaScript ファイルが使用されます。

インス トール ガイ ド NNT

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第 10 章 : ク ラ イアン ト アプリ ケーシ ョ ンのアップグレード

バージ ョ ン 7.3 のユーザーは、 バージ ョ ン 7.3 JavaScript ファ イルを使用する必要があ り ます。

ブラウザによってファイルの新しいバージ ョ ンが自動的にチェッ ク されますが、 チェッ クが行われる間隔はブラウザの調整オプシ ョ ンによ り異なり ます。 ブラウザ キャ ッシュを空にする

こ とを推奨します。

カスタム マクロおよびその他のアプリケーシ ョ ン

Cognos Series 7 Version 3 製品は、 デフォルトで “cer4” ディ レク ト リにインス トールされます。

Cognos 7.0 製品は “cer2” ディ レク ト リにインス トールされ、 Cognos 7.1 製品は “cer3” ディ レ

ク ト リにインス トールされます。 Cognos 製品の呼び出しや参照を行うマク ロまたはアプリ

ケーシ ョ ンを社内で開発している場合に、 一部またはすべての Cognos 製品をアップグレード

する と きは、 ソースを編集して、 新しいディ レク ト リ構造に変更する必要があり ます。

Cognos マクロ

Cognos マクロをアップグレードするために必要な操作はあ り ません。

ロケール情報のアップグレード

Cognos Series 7 Version 3 製品では、 情報は “cerlocale.xml” とい う ロケール形式設定ファイルに

保存されます。 以前のバージ ョ ンの Cognos Series 7 では、 “locale.tab” とい う ファ イルを使用

しています。 “cerlocale.xml” ファ イルは、 1 台のコンピュータでのインス トールや、 世界中の

ユーザーがアクセスするアプリ ケーシ ョ ンをサポートする複雑な分散型インス トールの両方において、 データ形式を管理するための多くのオプシ ョ ンを提供します。

以前の Series 7 リ リースからアップグレードする場合は、 一部のデータ形式が変更されます。

以前のリ リースのデフォルトのデータ形式を使用する場合は、 アップグレード ツールを実行

して、 Series 7 Version 3 のロケール形式設定ファイルと同じ形式を実装できます。 アップグ

レード ツールの名前は convertloc です。

ロケール情報をアップグレードする必要はあ り ません。 この情報をアップグレードする場合は、 convertloc を実行する前に “cerlocale.xml” ファイルをバッ クアップする必要があり ます。

以前のリ リースのロケール情報をアップグレードする方法の詳細については、 『Configuration

Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

NNU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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第 11 章 : 新しいバージ ョ ンへの完全な切り替え

サーバーと ク ラ イアン ト アプ リ ケーシ ョ ンのアップグレードをすべて完了し、 使用する環境

で新しいバージ ョ ンをテス ト したら、 新しいバージ ョ ンに永続的に切り替えるこ とができます。

この場合、 次の作業を実行できます。

- 以前のバージ ョ ンのコンポーネン ト をアンインス トールする。

- 使用しているディ レク ト リ サーバーのネームスペースをアップグレード して、 [現在] ス

キーマ バージ ョ ンを使用する。

次に、 Deployment Manager を使用して、 新しいバージ ョ ンを実働サーバーまたは新しいサー

バー セッ トに実装できます。 詳細については、 Deployment Manager の 『ユーザー ガイ ド 』 を

参照して ください。

以前のバージ ョ ンのコンポーネン トのアンインス トール

アンインス トール方法については、 本書の 「アンインス トール」 セクシ ョ ンを参照して ください。

ネームスペースのアップグレード

Access Manager ディ レク ト リ サーバーのネームスペースのスキーマを [現在] または [Series

7.0 以前のバージ ョ ン互換] に設定します。 7.3 のデフォルトのスキーマ バージ ョ ンは [現在]

です。 このスキーマ バージ ョ ンでは、 以前のスキーマ バージ ョ ンにはなかった、 次のよ う な

機能が提供されています。

- ネームスペースにおける UTF-8 形式の拡張文字および ASCII 以外の文字の保存

- Access Manager の情報の保存におけるすべての国際文字のサポート

- 外部ユーザー機能を利用可能外部ユーザー サポートの詳細については、 『Access Manager

管理者ガイ ド 』 を参照して ください。

大規模な実装の場合は、 [現在] スキーマ バージ ョ ンを使用するこ とでパフォーマンスの向上

も期待できます。 Access Manager のスキーマの詳細については、 「アップグレードのためのソ

フ ト ウェアのインス トール」 を参照して ください。

7.0 以前のバージ ョ ンの Cognos Series 7 製品、 またはネームスペース バージ ョ ンが 15.2 の

Cognos 7.1 製品を使用している場合は、 スキーマ バージ ョ ンを [Series 7.0 以前のバージ ョ ン互

換] に設定する必要があ り ます。 新しいバージ ョ ンへのアップグレード作業の最後に、 ネームスペースを [現在] スキーマ バージ ョ ンにアップグレード します。

すべての Cognos 製品をバージ ョ ン 7.1 以降にアップグレードするまで、 ネームスペースの

ディ レク ト リ サーバー スキーマを [現在] にアップグレード しないでください。 [現在] ス

キーマ バージ ョ ンは、 7.0 以前のバージ ョ ンの Cognos Series 7 製品と互換性があ り ません。

ネームスペースを [現在] スキーマ バージ ョ ンにアップグレードする前に、 ディ レク ト リ

サーバーのデータをバッ クアップするこ とを推奨します。 データのバッ クアップには、 エクスポート した .ldif ファイルを使用します。 ディ レク ト リ サーバー データのバッ クアップの詳細

については、 『Cognos Series 7 Supplementary Software インス トール ガイ ド 』 を参照して くださ

い。

手順

1. Configuration Manager で、 [Services] コンポーネン ト、 [Access Manager - Directory Server.

全般] の順に展開します。

インス トール ガイ ド NNV

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第 11 章 : 新しいバージ ョ ンへの完全な切り替え

2. [このディ レク ト リ サーバーを設定しますか ?] プロパティを選択し、 値を [はい] に変

更します。

3. [スキーマ バージ ョ ン] プロパティを選択し、 値を [現在] に変更します。

4. [操作] メニューの [選択項目を適用] をク リ ッ ク します。

5. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、 [Access

Manager - Administration] の順にク リ ッ ク します。

6. [認証情報] ウ ィンド ウで、 “ディ レク ト リ サーバー” フォルダを展開します。

7. ネームスペースをアップグレードするディ レク ト リ サーバーを右ク リ ッ ク し、 [全ネーム

スペースを現在のバージ ョ ンにアップグレード ] をク リ ッ ク します。

ネームスペースを [現在] スキーマ バージ ョ ンにアップグレードする と 7.0 以前の製品

バージ ョ ンとの互換性がな くなる という警告メ ッセージが表示されます。

8. [OK] をク リ ッ ク します。

9. [実行時管理者識別名 (DN)] ボッ クスに、 ディ レク ト リ サーバーへのログインに使用す

る名前を入力します。

10. [実行時管理者パスワード ] ボッ クスにパスワードを入力します。

11. [ログオン] をク リ ッ ク します。

NOM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 A: Cognos Series 7 のアンインス トール

Cognos Series 7 のアンインス トールでは、 1 つ以上のインス トールされているコンポーネン ト

をアンインス トールできます。 また、 個別にインス トールしたサードパーティ製品は、 他の

Cognos 製品で使用されていない場合にアンインス トールできます。

分散環境でサーバー コンポーネン ト をアンインス トールする場合は、 アンインス トールを

行った後ですべてのコンピュータのサーバー設定ファイルを更新する必要があり ます。 サーバー設定ファイルの管理の詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照

して ください。

Cognos コンポーネン トのアンインス トール

他の Cognos 製品が共有コンポーネン ト を使用している場合は、 これらのコンポーネン ト を削

除しないでください。 後でユーザーのセキュ リ ティ情報をエクスポート したい場合は、 Access

Manager Administration (該当する場合) を削除しないでください。

Cognos Series 7 をアンインス トールする前に、 データ ス ト アのバッ クアップについて検討しま

す。

アンインス トールする Cognos コンポーネン トが最後のコンポーネン トの場合、 またはすべて

の Cognos コンポーネン ト をアンインス トールする場合は、 インス トール ディ レク ト リにある

すべてのフォルダとファ イルをアンインス トールするか、 インス トール プロセスで作成され

たフォルダとファ イルのみをアンインス トールするかを選択するためのプロンプ トが表示されます。 すべてのフォルダとファ イルをアンインス トールするよ うに選択した場合は、 インストール後に対象フォルダに作成または移動されたファ イルもアンインス トールされます。 保存しておきたいレポート またはその他の情報がインス トール ディ レク ト リにある場合は、 アン

インス トールの前にその情報を別のディ レク ト リにコピーするか、 インス トール時に作成されたフォルダとファ イルのみをアンインス トールするよ うに選択して ください。

Cognos Series 7 製品をアンインス トールするには、 [アプリ ケーシ ョ ンの追加と削除] ダイア

ログ ボッ クスの一覧から、 アンインス トールするコンポーネン ト を選択します。

- Cognos Series 7 Version 3

- Upfront (共有)

- PowerPlay for Windows (共有)

- PowerPlay for Excel (共有)

- PowerPlay Transformer

- PowerPlay Transformer Edition Administration ツール

- PowerPlay Transformer Edition ツール

- PowerPlay Transformer Edition サンプル

- PowerPlay User Administration ツール

- PowerPlay User ツール (共有)

- PowerPlay User サンプル (共有)

- PowerPlay Enterprise Server

- PowerPlay Enterprise Server Administration ツール

- PowerPlay Enterprise Server ツール

- PowerPlay Enterprise Server のブッ ク

- PowerPlay Enterprise Server サンプル

インス トール ガイ ド NON

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付録 A: Cognos Series 7 のアンインス トール

- Cognos NoticeCast Administration

- Cognos NoticeCast サーバー

- Cognos NoticeCast ツール

- Cognos NoticeCast ツアー ファイル

- Cognos NoticeCast サンプル

- Access Manager Server (共有)

- Access Manager Administration (共有)

- Cognos Windows 共通ログオン サーバー (共有)

Cognos Series 7 製品で使用されているすべての Cognos サービスは、 Cognos コンポーネン トの

アンインス トール時に自動的に終了します。

手順

1. [スタート ] メニューの [設定] をク リ ッ ク し、 [コン ト ロール パネル] をク リ ッ ク しま

す。

2. [アプ リ ケーシ ョ ンの追加と削除] をダブルク リ ッ ク します。

3. “Cognos Series 7 Version 3” などのアンインス トールする Cognos コンポーネン ト グループ

の 1 つを選択し、 [変更 /削除] をク リ ッ ク します。

アンインス トール ウ ィザードが表示されます。

4. [次へ] をク リ ッ ク します。

5. 一覧の各コンポーネン トの隣にあるチェッ ク ボッ クスを選択するか、 [すべて選択] をク

リ ッ ク してすべてのコンポーネン ト を一度にアンインス トールし、 [次へ] をク リ ッ ク します。

6. すべてのコンポーネン ト を選択した場合は、 インス トール時に作成されたファイルとフォルダのみをアンインス トールするか、 インス トール後に作成されたものを含むすべてのファイルとフォルダをアンインス トールするかを指定します。

7. [はい] をク リ ッ ク してアンインス トールを確認します。

8. プロンプ トが表示された場合は、 [はい] をク リ ッ ク してコンピュータを再起動します。

Sun Java System Directory Server のアンインス トール

Sun Java System Directory Server のアンインス トール手順については、 『Cognos Series 7

Supplementary Software インス トール ガイ ド 』 を参照して ください。

NOO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 B: その他のインス トール タイプ

Cognos 製品は、 不在モードでインス トールするこ とができます。 この方法では、 すべてのイ

ンス トール タスクが自動的に実行され、 ユーザーが途中で操作する必要はあ り ません。 それ

ぞれのコンピュータを個別に設定する代わ りに、 同じ設定を持つコンピュータのグループに対して同じインス トール スク リプ ト を使用できます。

他のタイプのインス トールを実行するこ と もできます。 ネッ ト ワーク上にインス トール ファ

イルをセッ ト アップするこ とができます。 ユーザーは CD の代わ りにこれらのインス トール

ファ イルを使用して、 各自で製品をコンピュータにインス トールできます。 ネッ ト ワーク上に配置するインス トール パッケージには、 含めるファ イルのデフォルト セッ ト を指定できます。

同じコンピュータ上に、 同じ Cognos 製品ゲート ウェイの複数インスタンスをインス トールで

きます。 各インスタンスが別の場所に確実にインス トールされるよ うに、 2 番目以降のインス

タンスについてはインス トールの前に “altname.ini” ファ イルを変更する必要があ り ます。

不在モード インス トールの設定

インス トール プロセスを自動化し、 ユーザーのインス トール オプシ ョ ンを指定する場合は、

不在モード インス トールを設定できます。 インス トール場所や実行するインス トール タイプ

などの情報をユーザーに要求する代わ りに、 不在モード インス トールではあらかじめ準備さ

れたファイルからそれらの情報が読み取られます。 不在モード インス トールは、 同じ設定を

持つ複数のコンピュータに対してインス トールする必要がある場合に便利です。

Cognos コンポーネン トの不在モード インス トールを、 複数のコンピュータに対して行う場合、

最初にインス トール ウ ィザード と Configuration Manager を使用して、 同じコンポーネン ト を 1

つのコンピュータにインス トールするこ とを推奨します。 これによ り、 不在モード インス

トールの入力と して生成されるファイルを使用するこ とができます。

不在モード インス トールを実行する場合、 事前にコンピュータを選択し、 サードパーティ製

品のインス トールを含む必要条件がすべて満たされているこ とを確認する必要があ り ます。

Cognos 製品の不在モード インス トールを行うために、 次の操作を実行する必要があ り ます。

- 転送仕様ファ イル (.ats) を使用して、 コンピュータに必要なコンポーネン ト をコピーす

- 環境スク リプ ト ファイル (.ccp) を使用して、 環境に対するコンポーネン ト を設定する

不在モード インス トールが正常に完了した後に、 Cognos コンポーネン トがコンピュータにイ

ンス トールされます。

- 不在モード設定を実行するには、 Configuration Manager のコマンド ライン インターフェイ

スを使用します。 実行する場合は、 事前に 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』 を参

照するこ とを推奨します。

- 不在モード インス トールを 1 つの手順で完了するには、 転送仕様ファ イルおよび環境スク

リプ ト ファイルの両方を実行するスク リプ ト またはバッチ ファ イルを記述します。

Cognos コンポーネン トの不在モード コピーのセッ ト アップ

情報の要求が行われずにコンピュータにコンポーネン ト をコピーするには、 インス トール プ

ログラムに転送仕様ファ イル (.ats) が必要とな り ます。

インス トール ガイ ド NOP

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付録 B: その他のインス トール タイプ

同じコンポーネン ト を複数のコンピュータに対してコピーする場合、 コピー初回時にインストール ウ ィザードを使用するこ とを推奨します。 デフォルトでは、 ウ ィザードの設定画面を

使用してコンピュータに Cognos コンポーネン ト をコピーするたびに、 選択したオプシ ョ ンが

転送仕様ファイルに記録されます。 したがって、 既にコンポーネン トがコピーされている場合は、 別のコンピュータに同じコンポーネン ト をコピーする不在モード インス トールのテンプ

レート と して、 生成された転送仕様ファ イルを使用できます。

インス トール ウ ィザードを使用しないでコンピュータにコンポーネン ト をコピーする場合は、

製品の CD にある “response.ats” とい う名前のデフォルトの転送仕様ファイルを使用できま

す。 この “response.ats” ファイルを不在モード インス トール用と して使用する前に、 使用する

環境に応じてこのファイルを変更する必要があ り ます。

前のインス トールからの転送仕様ファイル (.ats) を使用する手順

1. インス トール ウ ィザードを使用して、 コンピュータに必要なコンポーネン ト をコピーしま

す。

2. “<インス トール場所> /instlog” ディ レク ト リに移動します。

3. 生成された転送仕様ファ イル (.ats) の場所を特定します。

ファ イル名はコンポーネン トのログ ファイルと同じ命名規則に従います。 ファ イル名の形

式は次のとおりです。

ts-<製品> -<バージ ョ ン> -< yyyymmdd> -< hhmm> .ats

4. 手順 3 の転送仕様ファイルを、 不在モード コピーを実行するコンピュータにコピーしま

す。

5. 不在モード コピーを行う コンピュータに、 Cognos Windows CD を挿入します。

6. コマンド プロンプ ト ウ ィンド ウを開き、 CD の “Cognos/<製品>” ディ レク ト リに移動

します。

7. 次のコマンドを入力します。 こ こで<場所>は、 転送仕様ファイルをコピーしたディ レクト リです。

issetup /s <場所> \ts-<製品名> -<バージ ョ ン> -< yyyymmdd> -< hhmm> .ats

これで、 転送仕様ファイルに指定されているコンポーネン トが、 コンピュータにコピーされます。

デフォルトの “response.ats” ファ イルの使用手順

1. 不在モード コピーを行う コンピュータに、 Cognos Windows CD を挿入します。

2. CD の “Cognos\ <製品>” ディ レク ト リに移動します。

3. テキス ト エディ タで “response.ats” ファイルを開きます。

“response.ats” ファイルの各セクシ ョ ンは、 インス トール ウ ィザードのダイアログ ボッ ク

スに対応しています。

4. [Component List] とい うセクシ ョ ンで、 インス トールするコンポーネン ト を指定します。

- 「1」 はインス トールするコンポーネン ト を指定します。

- 「0」 はインス トールしないコンポーネン ト を指定します。

5. “文字セッ トの選択” タイ トルの下に、 必要な文字セッ ト を指定します。

- 「RB_LATIN1_LOC」 を示す 「0」 を指定する と、 英語、 フランス語、 ド イツ語、 オラ

ンダ語、 スペイン語、 スウェーデン語、 イタ リ ア語、 フ ィ ンランド語、 ポルトガル語、およびその他の西ヨーロッパ言語の文字セッ トがインス トールされます。

- 「RB_OTHER_LOC」 を示す 「1」 を指定する と、 英語の文字セッ トのみがインス トー

ルされます。

6. “Language Selection” タイ トルの下で、 複数の異なる言語バージ ョ ンのコンポーネン トに

対してインス トールする言語を指定します。

- 「1」 はインス トールする言語を指定します。

- 「0」 はインス トールしない言語を指定します。

7. “インス トール先” タイ トルの下で、 ユーザーが Cognos コンポーネン ト をインス トールす

る場所を指定します。 たとえば、 次のよ うにな り ます。

NOQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 B: その他のインス トール タイプ

- 「APPDIR」。 プログラム ファ イルの場所を指定します。

- 「PUBSDIR」。 ドキュ メン ト ファイルの場所を指定します。

- 「TOURDIR」。 ク イ ッ ク ツアーの場所を指定します。

- 「SAMPLESDIR」。 サンプル ファイルの場所を指定します。

8. “シ ョート カッ ト フォルダ” タイ トルの下にある “APPFOLDER” プロパティで、 プログ

ラムのシ ョート カッ ト を含んでいる “Start” メニュー フォルダの名前を指定します。

9. 必要な変更を行った後、 ローカル ディ レク ト リに “response.ats” ファイルを保存します。

10. コマンド プロンプ ト ウ ィンド ウを開き、 CD の “Cognos/<製品>” ディ レク ト リに移動

します。

11. 次のコマンドを入力します。 こ こで<場所>は、 転送仕様ファイルをコピーしたディ レクト リです。

issetup /s <場所> \response.ats

これで、 転送仕様ファイルに指定されているコンポーネン トが、 コンピュータにコピーされます。

不在モード コピーの実行時にエラーが発生した場合は、 “<インス トール場所> \instl

ディ レク ト リの箔 tl-<製品> -<バージ ョ ン> -< yyyymmdd> -< hhmm>

_summary-error.txt” とい う名前のログ ファイルにエラーが記録されます。

初期化が完全に終了する前に発生したエラーは、Windows の “Temp” ディ レク ト リのログ

ファ イルに出力されます。 ログ ファ イルの名前は転送仕様ファイルと同じ命名規則に従い

ます。 ファ イル名の形式は次のとおりです。

tl-<製品> -<バージ ョ ン> -< yyyymmdd> -< hhmm> .txt

Cognos コンポーネン トの不在設定のセッ ト アップ

ユーザーとの対話をせずにコンピュータにコンポーネン ト を設定するには、 Configuration

Manager を使用して環境スク リプ ト ファイル (.ccp) を作成する必要があ り ます。 これによ

り、 インス トールを開始する前に設定を指定でき、 複数のコンピュータに同じ設定を適用できます。 実行する場合は、 事前に 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド』 を参照するこ とを推

奨します。

インス トールする Cognos コンポーネン トにデフォルト設定を使用する場合は、 環境スク リプ

ト ファイルを作成する必要はあ り ません。

不在設定用の環境スク リプ ト を使用する前に、 設定するコンポーネン トが既にインス トールされている必要があ り ます。

デフォルト設定を使用したコンポーネン トの設定手順

- “<インス トール場所> \bin” ディ レク ト リから、 「configcp -u」 と入力します。

これによって既存の全コンポーネン トに現在のプロパティ値が適用され、 さ らに新たに転送されたコンポーネン トにデフォルト プロパティ値が適用された後、 サービスが開始しま

す。

カスタム設定を使用したコンポーネン トの設定手順

1. 設定をスク リプ ト と してエクスポートするコンピュータの [スタート ] メニューから、[プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、 [Configuration Manager] の順にク

リ ッ ク します。

2. [よ う こそ] ダイアログ ボッ クスで、 [開始] タブをク リ ッ ク します。

3. 設定を選択します。

- [現在の設定を開く ] をク リ ッ ク して、 現在の設定を開きます。

- [設定をファイルから開く ] をク リ ッ ク して、 保存されている設定仕様ファイルを開きます。

4. 必要に応じて、 [コンポーネン ト ] タブでプロパティ値を変更します。

インス トール ガイ ド =NOR

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付録 B: その他のインス トール タイプ

注 : [サーバー設定] タブで変更したサーバーの設定は、 生成される環境スク リプ ト ファ

イルには保存されません。

5. 環境スク リプ ト ファイルに設定をエクスポートするには、 [操作] メニューから [スク リ

プ ト をエクスポート ] をク リ ッ ク します。

6. [ファイル名] フ ィールドに、 ファ イルの名前を入力します。

7. [保存する場所] フ ィールドで、 環境スク リプ ト ファ イル (.ccp) を保存する場所を選択

します。

現在の設定が環境スク リプ ト ファイルに保存されます。

8. スク リプ ト を実行するには、 “<インス トール場所> \bin” ディ レク ト リから次のコマン

ドを入力します。 <ファ イル名>には、 スク リプ ト ファイルの名前を入力します。

configcp -t <ファイル名>

注 :対話モードで Configuration Manager を使用してサーバー設定ファイル (cern.csx) をイ

ンポートするか、 このファ イルを手動で “<インス トール場所> /bin” ディ レク ト リにコ

ピーするこ とができます。 このファイルはサーバーによって使用され、 ク ライアン ト イン

ス トールでは不要です。

Configuration Manager は、 環境スク リプ ト ファ イルの情報を使用して、 ローカル設定のプ

ロパティ値を適用します。

ネッ ト ワークでのインス トール ファイルの設定

CD の代わ りにネッ ト ワークからインス トールできるよ うに、 ネッ ト ワークに Cognos Series 7

CD の内容をコピーできます。 ネッ ト ワークにファ イルをコピーする場合、 ディ レク ト リ構造

は変更しないでください。

手順

1. インス トール CD の 1 つを挿入します。

2. ネッ ト ワークの展開先に、 CD のコンポーネン トのディ レク ト リ構造全体とファ イルをコ

ピーします。

3. 製品で提供されている各 CD について、 上記の手順を繰り返します。

注 : ユーザーには、 共有 CD-ROM ド ラ イブへのアクセス権を指定するこ と もできます。

管理インス トールの設定管理者と して、 同時制御でネッ ト ワークにインス トール ファイルをコピーするために、 管理

インス トールを実行できます。

- デフォルト インス トールに含めるファ イル

- ユーザーがネッ ト ワークからインス トールする場合に、 カスタム インス トールで事前に選

択されるファイル

このタイプのインス トールは Windows 製品でのみ使用できます。

手順

1. コマンド プロンプ ト ウ ィンド ウを開きます。

2. CD の “Cognos\ <製品名>” フォルダに移動します。

3. 「issetup /a」 と入力して、 管理インス トールを開始します。

管理モードでインス トール ウ ィザードが開きます。

4. インス トール ウ ィザードの [よ う こそ] ダイアログ ボッ クスで、 メ ッセージを確認して

[次へ] をク リ ッ ク します。

5. [使用許諾契約] ダイアログ ボッ クスで契約内容を確認して、 [同意する] をク リ ッ ク し、

[次へ] をク リ ッ ク します。

NOS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 B: その他のインス トール タイプ

6. [インス トール先] ダイアログ ボッ クスの [ネッ ト ワーク インス トール ポイン ト ] の下に

表示されるインス トール先を確認します。

別のインス トール先を指定する場合は、 省略記号 (...) をク リ ッ ク して既存のネッ ト ワー

ク フォルダを参照するか、 新しいネッ ト ワーク フォルダを作成して、 [OK] をク リ ッ ク

します。

7. [ワークステーシ ョ ン インス トール] チェッ ク ボッ クスをオフにします。

8. [次へ] をク リ ッ ク します。

9. [ワークステーシ ョ ン インス トール] ダイアログ ボッ クスで、 デフォルト インス トールが

ユーザーによって実行される と きに含まれるコンポーネン ト を選択し、 [次へ] をク リ ック します。

10. [インス トールの概要] ダイアログ ボッ クスで、 [次へ] をク リ ッ ク します。

すべてのファ イルが、 ネッ ト ワーク インス トール ポイン トにコピーされます。

ファ イルが正常にコピーされた後、 指定されたネッ ト ワーク インス トール ポイン トから

製品をインス トールできます。 デフォルト インス トールは、 選択したコンポーネン トのみ

をインス トールします。

11. [完了] をク リ ッ ク します。

12. 「exit」 と入力して、 [コマンド プロンプ ト ] ウ ィンド ウを閉じます。

ワークステーシ ョ ン インス トールの設定

ワークステーシ ョ ン インス トールでは、 製品ソフ ト ウェアの大部分が中央の共有コンピュー

タに保持され、 製品ファ イルのサブセッ トが Windows ク ライアン ト コンピュータにインス

トールされます。 このインス トール タイプを使用する と、 ソフ ト ウェアをネッ ト ワーク上の

インス トール ポイン トから実行でき、 ク ラ イアン ト コンピュータのディ スク領域を少なくで

きる利点があ り ます。 ただし、 必然的によ り多くのネッ ト ワーク ト ラフ ィ ッ クが生成されま

す。

- Windows ク ライアン ト製品のワークステーシ ョ ン インス トールを選択する場合、 通常のイ

ンス トール方法を使用して同じコンピュータに別の Cognos 製品をインス トールするこ と

はできません。 ワークステーシ ョ ン インス トールではインス トール場所がリセッ ト される

ため、 この 2 つのインス トール方法は相互に排他的です。

- PowerPlay ク ライアン ト製品のみでワークステーシ ョ ン インス トールがサポート されてい

ます。

管理者と して、 ユーザーがネッ ト ワークからインス トールを行う前に、 ワークステーシ ョ ン

インス トールをセッ ト アップするための管理インス トールを完了しておく必要があ り ます。

手順

1. コマンド プロンプ ト ウ ィンド ウを開きます。

2. CD の “Cognos\ <製品名>” フォルダに移動します。

3. 「issetup /a」 と入力して、 管理インス トールを開始します。

管理モードでインス トール ウ ィザードが開きます。

4. インス トール ウ ィザードの [よ う こそ] ダイアログ ボッ クスで、 メ ッセージを確認して

[次へ] をク リ ッ ク します。

5. [使用許諾契約] ダイアログ ボッ クスで契約内容を確認して、 [同意する] をク リ ッ ク し、

[次へ] をク リ ッ ク します。

6. [インス トール先] ダイアログ ボッ クスの [ネッ ト ワーク インス トール ポイン ト ] の下に

表示されるインス トール先を確認します。

別のインス トール先を指定する場合は、 省略記号をク リ ッ ク して既存のネッ ト ワーク フォ

ルダを参照するか、 新しいネッ ト ワーク フォルダを作成して、 [OK] をク リ ッ ク します。

インス トール ガイ ド =NOT

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付録 B: その他のインス トール タイプ

7. [ワークステーシ ョ ン インス トール] チェッ ク ボッ クスを選択します。

このオプシ ョ ンでは、 ファ イルの圧縮が解凍されてから、 ネッ ト ワークにコピーが行われます。

8. [次へ] をク リ ッ ク します。

9. [ワークステーシ ョ ン インス トール] ダイアログ ボッ クスで、 デフォルト インス トールが

ユーザーによって実行される と きに含まれるコンポーネン ト を選択し、 [次へ] をク リ ック します。

10. 残りの指示に従い、 ワークステーシ ョ ン インス トールのセッ ト アップを終了します。

ワークステーシ ョ ン インス トールの実行

管理者がワークステーシ ョ ン インス トールをセッ ト アップした後、 ユーザーは次の手順に

従って使用するコンピュータにインス トールを実行できます。

手順

1. 管理者がインス トール ファイルをコピーした “Cognos” フォルダで、 インス トールする製

品の名前と一致する “setup.exe” ファ イルをダブルク リ ッ ク します。

インス トール ウ ィザードが開きます。

2. インス トール ウ ィザードの [よ う こそ] ダイアログ ボッ クスで、 メ ッセージを確認して

[次へ] をク リ ッ ク します。

3. [使用許諾契約] ダイアログ ボッ クスで契約内容を確認して、 [同意する] をク リ ッ ク し、

[次へ] をク リ ッ ク します。

4. ユーザー情報を入力し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

5. [セッ ト アップ方法の選択] ダイアログ ボッ クスで、 [ワークステーシ ョ ン インス トール]

をク リ ッ ク し、 [次へ] をク リ ッ ク します。

6. 残りの指示に従い、 ワークステーシ ョ ン インス トールを完了します。

ファ イルのサブセッ トがコンピュータにインス トールされ、 残りのファイルがネッ ト ワーク

インス トール ポイン トから実行されます。 Cognos 製品を使用するには、 ネッ ト ワークに接続

する必要があ り ます。

同じコンピュータに対する Cognos 製品ゲート ウェイの複数

のインスタンスのインス トール同じ Web サーバー上に、 Cognos Series 7 Version 3 製品ゲート ウェイの複数のインスタンスをイ

ンス トールできます。 これを行う と、 1 つの Web サーバーで Cognos 製品の複数のサーバー グ

ループをサポートできます。 複数インス トールできるのはゲート ウェイ コンポーネン トのみ

です。 Windows では、 ゲート ウェイ以外のコンポーネン ト を複数インス トールするこ とはでき

ません。

ゲート ウェイ コンポーネン トの複数のインスタンスをインス トールするには、 まず最初に他

のカスタム インス トールで行う よ うに、 インス トールするコンポーネン ト と インス トール先

を選択して、 最初のインスタンスをインス トールします。 Cognos ゲート ウェイ コンポーネン

トのそれぞれの追加インスタンスをインス トールする前に、 “altname.ini” ファイルでパラ メー

タを変更して、 各インスタンスのインス トール先と レンディシ ョ ンを指定します。

“altname.ini” の変更

“altname.ini” ファイルは Cognos CD の “Cognos/<製品>” にあ り ます。 たとえば、 PowerPlay

Enterprise Server の場合、 ファイルは “Cognos/ppes” に置かれています。

注 : 1 台のコンピュータに同じ製品の別のバージ ョ ンをインス トールする場合、 たとえば

PowerPlay 7.1 と PowerPlay 7.3 をインス トールする場合は、 “altname.ini” のパラ メータを変更

する必要はあ り ません。

NOU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 B: その他のインス トール タイプ

デフォルトでは、 “altname.ini” には次のパラ メータ と値が含まれています。

[Rendition]Name=cer4Base=cer4Description=Cognos Series 7 Version 3Folder=Cognos Series 7 Version 3

次の表に、 それぞれのパラ メータの説明と、 2 番目以降の Cognos ゲート ウェイ コンポーネン

トのインス トールで行う変更を示します。 次の手順での変更内容は、 この表を参照して指定して ください。

次の表に、 Cognos ゲート ウェイ コンポーネン トの 3 つのインス トールに対する “altname.ini”

のパラ メータの例を示します。

パラ メータ 指定内容 必要な変更

[名前] レンディシ ョン名。

2 番目以降のそれぞれのインスタン

スに対して、 レンディシ ョ ン名およびデフォルトのインス トール フォル

ダを指定するよ うにこのパラ メータを変更します。 たとえば、 2 番目の

インス トールでは cer4 を cer4a に変

更します。 パラ メータには特殊文字を使用しないこ とを推奨します。

[Base] UNIX インス

トールの基本レンディシ ョン。 [Base] は

Windows イン

ス トールでは使用しません。

ソフ ト ウェアのレンディシ ョ ンを設定します。 この値は設定仕様ファ イル (.css) を含む複数のファイルとプ

ロセス名に使用されます。

説明 Windows の

[アプリ ケーシ ョ ンの追加と削除] 一覧に表示される名前。

2 番目以降のインスタンスに対して、

このパラ メータを変更します。 たとえば、 最初のインスタンスには「Cognos Series 7 Version 3」 と指定し、

2 番目のインスタンスには 「Cognos

Series 7 Version 3a」 と指定します。 パ

ラ メータには特殊文字を使用しないこ とを推奨します。

[Folder] Windows の

[スタート ] メニューに表示される名前。

2 番目以降のインスタンスに対して、

このパラ メータを変更します。 たとえば、 最初のインスタンスには「Cognos Series 7 Version 3」 と指定し、

2 番目のインスタンスには 「Cognos

Series 7 Version 3a」 と指定します。 パ

ラ メータには特殊文字を使用しないこ とを推奨します。

パラ メータ インスタンス 1 インスタンス 2 インスタンス 3

[名前] cer4 cer4a cer4b

[Base] cer4 cer4a cer4

インス トール ガイ ド =NOV

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付録 B: その他のインス トール タイプ

手順

1. 製品の最初のインスタンスを他の分散インス トールの場合と同様にインス トールします。

2. “altname.ini” ファ イルを Cognos CD から “TEMP” ディ レク ト リにコピーします。

変更した “altname.ini” ファ イルが正しい場所に配置されているこ とを確認するために、

コマンド プロンプ ト ウ ィンド ウを開いて 「set」 と入力します。 このコマンドによる出力

には、 「TEMP=< “TEMP” ディ レク ト リへのパス>」 を含む行があるはずです。 変更し

た “altname.ini” ファ イルを指定したディ レク ト リに配置し、 インス トールを再度実行し

ます。

3. “altname.ini” ファイルの Name、 Description、 および Folder の各パラ メータを必要に応じて

変更し (p. 128)、 ファ イルを保存します。

4. 製品の次のインスタンスを他のカスタム インス トールの場合と同様にインス トールしま

す。 このと きゲート ウェイ コンポーネン トのみを選択します。

変更後の “altname.ini” ファ イルの値がインス トール ウ ィザードに反映されていない場合

は、 変更後の “altname.ini” ファイルが間違った場所に置かれています。 変更後のファイ

ルが、 TEMP 変数で指定するディ レク ト リに配置されているこ とを確認します。 .

5. Configuration Manager を使用して、 インス トールしたコンポーネン ト を設定します。

各インス トールには Configuration Manager のインスタンスが含まれています。 複数のイン

ス トールを設定する場合は、 正しい Configuration Manager のインスタンスを使用している

こ とを確認して ください。

複数のインス トールを設定する場合は、 ポート番号がコンピュータ上の Cognos 製品の他

のインスタンス と競合しておらず、 PowerPlay の各インスタンスの一時ファイルがそれぞ

れの場所に書き込まれているこ とを確認して ください。 各インスタンスの一時ファイルの場所は、 Configuration Manager の “Cognos PowerPlay Enterprise Server. ゲート ウェイ .全般 .

一時 リ ソース (/ppwb) の場所” に設定されます。

6. インス トールする後続の各インスタンスに対して、 手順 3~ 5 を繰り返します。

インス トールされたそれぞれのインスタンスについて、 設定仕様ファイル (.csx) の名前

は “altname.ini” の [Name] パラ メータで指定された値と一致します。 たとえば、 2 番目

と 3 番目のインス トールについて [Name] パラ メータの値がそれぞれ 「cer4a」 と 「cer4b」

である と き、 .csx ファイルの 2 番目と 3 番目のインスタンスはそれぞれ “cer4a.csx” と

“cer4b.csx” にな り ます。 これらのファイルを管理する と きは、 上記のこ とに注意して くだ

さい。 設定仕様ファ イルをこれらのインスタンスの “cgi-bin” ディ レク ト リに分散する と

きは、 ファ イル名を適切に変更してください。

説明 Cognos Series 7 Version 3

Cognos Series 7 Version 3a

Cognos Series 7 Version 3b

[Folder] Cognos Series 7 Version 3

Cognos Series 7 Version 3a

Cognos Series 7 Version 3b

パラ メータ インスタンス 1 インスタンス 2 インスタンス 3

NPM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 C: PowerPlay Enterprise Server の代替アップ

グレード

このセクシ ョ ンでは、 PowerPlay Enterprise Server をアップグレードするための代替方法につい

て説明します。 この代替アップグレード方法では、 Cognos Deployment Manager を使用します。

PowerPlay Enterprise Server をアップグレードする主な方法は、 ppserver アップグレード ユー

ティ リ ティ を使用する方法です。 主な方法の詳細については、 「サーバー アプリ ケーシ ョ ンの

アップグレード」 (p. 103) を参照して ください。

代替アップグレード方法は、 次のアップグレードを実行する場合に使用します。

- 一括アップグレード

- 以前のバージ ョ ンのコンピュータ と同じディ レク ト リ構造を再作成できるコンピュータでの段階的アップグレード (Windows から Windows または UNIX から UNIX へのアップグ

レード)

これらの場合、 代替アップグレード方法の手順は主なアップグレード方法よ り少なくな り ます。

Windows から UNIX への段階的アップグレードなど、 以前のバージ ョ ンのコンピュータ と同じ

ディ レク ト リ構造を新しいバージ ョ ンのコンピュータに再作成できない場合は、 代替アップグレード方法を使用しないでください。

PowerPlay Enterprise Server のアップグレード

このセクシ ョ ンの手順を実行する前に、 次の手順を完了している必要があ り ます。

- PowerPlay Enterprise Server へのセキュ リ ティの適用 (p. 103)

- Upfront のアップグレード (p. 104)

- Upfront での PowerPlay Enterprise Server のゲート ウェイ URL の更新 (p. 109)

このアップグレードを実行するには、 ソースおよびターゲッ ト環境の両方で同じ Access

Manager スキーマを使用する必要があ り ます。 スキーマは、 [現在] または [Series 7.0 以前の

バージ ョ ン互換] のいずれかに設定できます。 7.3 のデフォルト スキーマは、 [現在] です。

アップグレードするアプ リ ケーシ ョ ンで [Series 7.0 以前のバージ ョ ン互換] を使用している

場合は、 7.3 スキーマを [Series 7.0 以前のバージ ョ ン互換] に変更する必要があ り ます。

Access Manager のスキーマの詳細については、 「アップグレードのためのソフ ト ウェアのイン

ス トール」 を参照して ください。

PowerPlay Enterprise Server をアップグレードするには、 次の作業を行います。

❑ 段階的アップグレードの場合のみ、 以前のバージ ョ ンのコンテンツを 7.3 コンピュータに

コピーする (p. 132)

❑ Cognos Deployment Manager 7.3 を使用して、 以前のバージ ョ ンの PowerPlay Enterprise

Server アプリ ケーシ ョ ンを編成する (p. 132)

❑ Cognos Deployment Manager 7.3 を使用して、 編成したアプ リ ケーシ ョ ンを新しい環境に展

開する (p. 136)

詳細については、 Deployment Manager の 『ユーザー ガイ ド 』 の編成と展開の章を参照してく

ださい。

インス トール ガイ ド NPN

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付録 C: PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード

段階的アップグレードでのコンテンツのコピー

Cognos Deployment Manager 7.3 を使用して、 以前のバージ ョ ンの PowerPlay Enterprise Server ア

プ リ ケーシ ョ ンを編成します。 以前のバージ ョ ンは、 Cognos Deployment Manager から

“ppserver” ディ レク ト リにアクセスできる場合にのみ編成できます。 段階的アップグレードの

場合は、 Cognos Deployment Manager からアクセスできるよ うに、 以前のバージ ョ ンの

“ppserver” ディ レク ト リ を 7.3 コンピュータにコピーする必要があ り ます。 同時に、 “ppserver”

ディ レク ト リの外部にあるその他のレポートおよびキューブをコピーします。

“ppserver” ディ レク ト リ を 7.3 コンピュータにコピーする際は、 次の作業を行う必要があ り ま

す。

- 7.3 インス トールとは別の場所を選択する

- 以前のバージ ョ ンのコンピュータ と同じ “ppserver” ディ レク ト リの構造を 7.3 コンピュー

タで再作成する

たとえば、 以前のバージ ョ ンが Cognos Series 7 Version 2 で、 Windows のデフォルトのインス

トール場所にインス トールした場合、 “ppserver” ディ レク ト リは次の場所にあ り ます。

C:\Program Files\Cognos\cer3\ppserver

このディ レク ト リ を 7.3 コンピュータにコピーする と、 7.3 コンピュータには 2 つの “ppserver”

ディ レク ト リがあるこ とにな り ます。

C:\Program Files\Cognos\cer3\ppserver

C:\Program Files\Cognos\cer4\ppserver

段階的アップグレードでコンテンツをコピーする手順

1. “ppserver” ディ レク ト リ を以前のバージ ョ ンのコンピュータから 7.3 コンピュータにコ

ピーします。

以前のバージ ョ ンの “ppserver” ディ レク ト リのデフォルトの場所は次のとおりです。

- Windows の場合は、 “C:\Program Files\Cognos\cern\ppserverです。

- UNIX の場合は、 “/usr/cognos/cern/ppserver” です。

7.3 インス トールとは別の場所を選択し、 以前のバージ ョ ンの “ppserver” 構造を再作成し

てください。

2. その他のレポートおよびキューブを以前のバージ ョ ンのコンピュータから 7.3 コンピュー

タにコピーします。

PowerPlay Enterprise Server アプリ ケーシ ョ ンの編成

7.3 の管理コンピュータで、 Cognos Deployment Manager 7.3 を実行して PowerPlay Enterprise

Server アプリ ケーシ ョ ンを編成します。

編成では、 編成定義ファ イル (.dmd)、 編成設定ファイル (.dmi)、 配布用パッケージ ファイル

(.dmp)、 およびデータパッ クが作成されます。 これらのファイルは、 展開時に必要になり ま

す。

Windows では、 デフォルトの場所は次のとおりです。

- \Cognos\cer4\packages\ <配布用パッケージ定義のフォルダ> \<配布用パッケージの

フォルダ>

- \Cognos\cer4\packlets\ <配布用パッケージ定義のフォルダ> \<配布用パッケージのフォ

ルダ> \ppes

- \Cognos\cer4\packlets\ <配布用パッケージ定義のフォルダ> \<配布用パッケージのフォ

ルダ> \upfront

UNIX では、 デフォルトの場所は使用するインターフェイスによって異な り ます。 Cognos

Deployment Manager のグラフ ィ ッ ク ユーザー インターフェイスを使用して UNIX アプ リ ケー

シ ョ ンを展開する場合、 配布用パッケージ ファイルは Windows のコンピュータの Windows の

デフォルトの場所に作成されます。 ただし、 データパッ クは UNIX の次のデフォルトの場所に

作成されます。

NPO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 C: PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード

- usr/cognos/cer4/packlets/<配布用パッケージ定義フォルダ /配布用パッケージ フォルダ>/ppes

- usr/cognos/cer4/packlets/<配布用パッケージ定義フォルダ> /<配布用パッケージフォルダ

> /upfront

コマンド ラインを使用する場合は、 すべてのファ イルとデータパッ クは UNIX のコンピュー

タの次のデフォルトの場所に作成されます。

- usr/cognos/cer4/packages/<配布用パッケージ定義フォルダ> /<配布用パッケージ フォル

ダ>

- usr/cognos/cer4/packlets/<配布用パッケージ定義フォルダ> /<配布用パッケージフォルダ

> /ppes

- usr/cognos/cer4/packlets/<配布用パッケージ定義フォルダ> /<配布用パッケージフォルダ

> /upfront

Cognosサービスの実行を確認する手順

[コン ト ロール パネル] の [サービス] ツールを使用して、 次の 7.3 サービスまたは対応する

プロセスが実行されているこ とを確認します。

- Cognos Upfront データ ス ト ア (cer4)

- Cognos Upfront ディ スパッチャ (cer4)

- Cognos Upfront Administration Service (cer4)

- Cognos PowerPlay Enterprise Server (cer4)

- Cognos Access Manager Server (cer4)

UNIX では、 次のスク リプ ト を実行して、 “/usr/cognos/cer4/bin” ディ レク ト リから 7.3 プロセス

を開始するこ と もできます。

./start-dbserv

./start-dispatcher

./start-upfadmin

./start_ppsvr.sh

Windows でグラフ ィ ッ ク ユーザー インターフェイスを使用して編成を行う手順

1. 7.3 環境が、 適切な Access Manager Runtime に対して設定されているこ とを確認します。

2. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [Cognos Server

Administration] の順にク リ ッ ク します。

3. [配布] をク リ ッ ク します。

4. ミ ラー サーバー上のレポート またはキューブをアップグレードする場合は、 [ファ イル]、

[基本設定] の順にク リ ッ ク します。 [ ミ ラー サーバーの配布を可能にする] を選択しま

す。 プロンプ トが表示されたら、 Cognos Server Administration と Deployment Manager を再

起動します。

[ ミ ラー サーバーの配布を可能にする] の設定によ り、 サーバー上のすべてのレポート と

キューブを編成するこ とが指定されます。

5. [ロードマップ] ウ ィ ンド ウで [編成] をク リ ッ ク します。

6. [ファイル] メニューの [新規作成] をク リ ッ ク します。

7. [新規配布用パッケージ定義] ボッ クスに配布用パッケージ定義ファイルの名前を入力します。 たとえば、 「PPpkg」 などです。

ファ イル拡張子は付けないでください。 拡張子 「.dmd」 が自動的に追加されます。

8. デフォルトの [フォルダの場所] をそのまま使用するか、 フォルダを参照して選択します。

パスにはファイル名は含めないでください。

たとえば、 デフォルトの場所は “<インス トール場所> \packages\PPpack” になり ます。

インス トール ガイ ド =NPP

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付録 C: PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード

9. 7.3 環境で Upfront ディ スパッチャを実行しているコンピュータの名前とポート番号を入力

します。 「<ホス ト> :port」 形式の IP アドレスで、 「< IP アドレス> :port」 を使用しま

す。 デフォルトのポートは 8030 です。

ミ ラー サーバー上のレポートおよびキューブをアップグレードする場合は、 Upfront ディ

スパッチャを実行しているコンピュータではなく、 サーバーの名前とポート番号を指定します。

10. 接続をテス トする場合は、 [テス ト ]、 [OK] の順にク リ ッ ク します。

11. 必要であればログオンを行い、 [OK] をク リ ッ ク します。

Access Manager のルート ユーザー ク ラスのメンバーであるこ とが必要です。

12. “操作は正常に終了しました。” とい う メ ッセージが表示されるまで待ち、 [新規配布用パッケージ定義] ボッ クスを閉じます。

[配布用パッケージ定義エディ タ] が表示されます。 配布用パッケージ定義ファイルとその親フォルダが、 [Explorer] ウ ィ ンド ウに表示されます。

注 : インス トールに NoticeCast 7.0 が含まれている場合、 NoticeCast の操作エラーが表示さ

れます。 このエラーは予期されているもので、 PowerPlay の編成には影響を与えません。

13. [配布用パッケージ定義] ツ リーで次の操作を行います。

- “依存しているコンポーネン ト ” を展開し、 “PPES” と “Access Manager セキュ リ ティ

コンテンツ” 以外のすべてのコンポーネン ト を除外します。

- “NewsIndex” コンポーネン トはすべて選択したままにするか、 アップグレードする

NewsBox を除外します。

14. [配布用パッケージ定義エディ タ] ウ ィンド ウで “PPES コンポーネン ト ” をク リ ッ ク しま

す。

15. [PPES プロパティ ] ウ ィンド ウで “PPES コンポーネン ト ” のプロパティを変更します。

16. [編成処理] の [PowerPlay ディ レク ト リ ] ボッ クスに、 “cern/ppserver” の場所を入力しま

す。

17. [編成処理] の [タイプ] ボッ クスをク リ ッ ク し、 ド ロ ップダウン リ ス ト をク リ ッ ク して、

[すべて編成] を選択します。

18. [配布用パッケージ定義エディ タ] ウ ィンド ウで [NewsIndex] をク リ ッ ク し、 7.3 にアッ

プグレード しない NewsBox の選択を解除します。

19. [ファイル] メニューの [保存] をク リ ッ ク し、 [編成] をク リ ッ ク します。

[新規配布用パッケージ] ダイアログ ボッ クスが表示されます。

20. 配布用パッケージ ファ イルの名前を入力します。 「PPpkg」 など、 配布用パッケージ定義

ファ イルと同じ名前を付けるこ とができます。

ファ イル拡張子は付けないでください。 拡張子 「.dmp」 が自動的に追加されます。

21. [OK] をク リ ッ ク します。

22. “操作は正常に終了しました。” とい う メ ッセージが表示されるまで待ち、 ダイアログ ボッ

クスを閉じます。

次の場所を確認します。

- “Pppack” フォルダが、 7.3 コンピュータの “cer4” 内の “Packages” フォルダにあるこ

と。

- Upfront と PowerPlay Enterprise Server のデータパッ クが、 7.3 コンピュータの “cer4”

内の “Packlets” フォルダにあるこ と。

Windows または UNIX でコマンド ラインを使用して編成を行う手順

1. ミ ラー サーバー上のレポート またはキューブをアップグレードする場合、 Configuration

Manager を使用して、 ミ ラー サーバーの配置に Upfront を使用しないよ うに Deployment

Manager を設定します。

NPQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 C: PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード

設定する Configuration Manager プロパティは、 [ ミ ラー サーバーの配布を可能にする] で

す。 このプロパティは、 オブジェク ト階層 “管理 .Deployment Manager. ミ ラー サーバー”

にあ り ます。 このプロパティの詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』

を参照して ください。

2. UNIX を使用する場合は、 次のよ うに入力して、 Borne シェルを確実に使用するよ うにし

ます。

sh

次のコマンドを入力して、 環境をセッ ト アップします。

. ./setcdmvars.sh

3. “cer4/bin” ディ レク ト リに移動し、 コマンド ラ インに次のコマンドを入力して、 配布用

パッケージ定義ファ イル (.dmd) と編成設定ファイル (.dmi) を作成します。

cdmdefine -cd -d <配布用パッケージ定義の名前> [-dl <配布用パッケージ定義の場所> ]

-u < Upfront サーバー> [:<ポート> ]

たとえば、 Windows または UNIX では、 次のコマンドでデフォルトの場所が使用されま

す。

cdmdefine -cd -d PPpack -u UpfServ:8030

ポート番号を指定しないと、 7.3 Upfront サーバーのデフォルト ポート、 8030 が使用されま

す。

ミ ラー サーバー上のレポート またはキューブをアップグレードする場合は、 Upfront ディ

スパッチャを実行しているコンピュータではなく、 PowerPlay サーバーの名前とポート番

号を指定します。

4. 必要であれば、 ログオンを行います。

Access Manager のルート ユーザー ク ラスのメンバーであるこ とが必要です。

ファ イルが作成されたこ とを告げる メ ッセージが表示されます。 この例では、“PPpack.dmd” ファイルと “PPpack.dmi” ファ イルは、 Windows の “C:\Program

Files\Cognos\cer4\packages\PPpack” ディ レク ト リ 、 または UNIX の

“/usr/cognos/cer4/packages/PPpack” ディ レク ト リにあ り ます。

5. NewsBox やコンポーネン ト をク リ アする場合、 またはデータパッ クの場所を変更する場合

は、 .dmi ファ イルをテキス ト エディ タで編集し、 次のコマンドを入力して、 編成設定ファ

イルで配布用パッケージ定義ファ イルを変更します。

cdmdefine -md -d <配布用パッケージ定義の名前> [-dl <配布用パッケージ定義の場所> ]

たとえば、 Windows または UNIX では、 次のコマンドでデフォルトの場所が使用されま

す。

cdmdefine -md -d PPpack

6. 未発行のコンテンツ、 サーバーのプロパティ、 レポートのバージ ョ ンなど、 以前のリ リースでは配布されなかった PowerPlay Enterprise Server のすべてのコンテンツを編成するに

は、 編成設定ファイル (.dmi) をテキス ト エディ タで開きます。

7. 編成設定ファイルに指定されている各編成ポ リシーに対し、 コ メン ト インジケータ (;)

を追加または削除して、 希望する応答を選択します。 次の例では、 PowerPlay Enterprise

Server の編成ポ リシーである編成のタイプが、 “Pack All” に設定されます。

[PPES]. . . ;Type;PPES.packOperationType choicesPPES.packOperationType=Pack All;PPES.packOperationType=Pack NewsItems

8. 編成設定ファイルを保存して、 閉じます。

9. “<インス トール場所> /bin” ディ レク ト リに移動し、 コマンド ラ インから次のよ うに入

力します。

cdmdefine -md -d <名前>

配布用パッケージ定義が、 編成設定ファイルの情報で更新されます。

インス トール ガイ ド =NPR

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付録 C: PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード

配布用パッケージ定義にデフォルト以外の場所を使用する場合は、 「-dl <パス名>」 でパ

スを指定します。たとえば、 「c:\deployment files\sales」 など と します。

10. 次のコマンドを入力して、 アプ リ ケーシ ョ ンを編成し、 配布用パッケージ ファ イル

(.dmp) を作成します。

cdmpack -d <配布用パッケージ定義の名前> [-dl <配布用パッケージ定義の場所> ] -p <

配布用パッケージの名前> [-pl <配布用パッケージの場所> ]

たとえば、 Windows または UNIX では、 次のコマンドでデフォルトの場所が使用されま

す。

cdmpack -d PPpack -p PPpack

この例では、 “PPpack.dmp” ファイルが、 Windows の “C:\Program

Files\Cognos\cer4\packages\PPpack\PPpack” ディ レク ト リ または UNIX の

“/usr/cognos/cer4/packages/PPpack/PPpack” ディ レク ト リに作成されます。

11. プロンプ トが表示された場合は、 再度ログオンします。

編成されるコンポーネン トが一覧表示されます。

12. プロンプ トに応答して続行します。

PowerPlay Enterprise Server アプリ ケーシ ョ ンの展開

7.3 の管理コンピュータで、 Cognos Deployment Manager を実行して、 PowerPlay Enterprise

Server アプリ ケーシ ョ ンを編成した際に作成した配布用パッケージ ファイル (.dmp) をロード

し、 PowerPlay Enterprise Server アプリ ケーシ ョ ンを展開します。

新しいバージ ョ ンのソフ ト ウェアをインス トールしたと き、 インス トールにサンプル キュー

ブが含まれているこ とがあ り ます。 アプ リ ケーシ ョ ンを展開する場合、 これらのサンプル

キューブを上書きするこ とはできません。 展開処理中にキューブの上書き処理が発生する と、警告メ ッセージが表示されます。

Cognos サービスの実行を確認する手順

[コン ト ロール パネル] の [サービス] ツールを使用して、 次の 7.3 サービスまたは対応する

プロセスが実行されているこ とを確認します。

- Cognos Upfront データ ス ト ア (cer4)

- Cognos Upfront ディ スパッチャ (cer4)

- Cognos Upfront Administration Service (cer4)

- Cognos PowerPlay Enterprise Server (cer4)

- Cognos Access Manager Server (cer4)

UNIX では、 次のスク リプ ト を実行して、 “/usr/cognos/cer4/bin” ディ レク ト リから 7.3 プロセス

を開始するこ と もできます。

./start-dbserv

./start-dispatcher

./start-upfadmin

./start_ppsrv.sh

Windows でグラフ ィ ッ ク ユーザー インターフェイスを使用して展開を行う手順

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [Cognos Server

Administration] の順にク リ ッ ク します。

2. [配布] をク リ ッ ク します。

3. ミ ラー サーバー上のレポート またはキューブをアップグレードする場合は、 [ファ イル]、

[基本設定] の順にク リ ッ ク します。 [ ミ ラー サーバーの配布を可能にする] を選択しま

す。 プロンプ トが表示されたら、 Cognos Server Administration と Deployment Manager を再

起動します。

[ ミ ラー サーバーの配布を可能にする] の設定によ り、 サーバー上のすべてのレポート と

キューブを編成するこ とが指定されます。

NPS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 C: PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード

4. 配布用パッケージ ファ イル (.dmp) を見つけ (“C:\Program

Files\Cognos\cer4\packages\ppserver\PPpack.dmp” など)、 [開く ] をク リ ッ ク します。

5. [配布用パッケージ エディ タ] で [ターゲッ トの選択] をク リ ッ ク します。

6. 7.3 環境で Upfront Dispatcher を選択します。 「<ホス ト> :port 」 の形式を使用するか、 「<

IP アドレス> :port」 の形式で IP アドレスを指定します。 デフォルトのポートは 8030 で

す。

ミ ラー サーバー上のレポートおよびキューブをアップグレードする場合、 サーバーの名前

とポート番号を指定します。

7. [テス ト ]、 [閉じる] の順にク リ ッ ク します。

8. [配布用パッケージ エディ タ] で “Access Manager” コンポーネン ト を展開し、 正しい

ネームスペースが表示されているこ とを確認します。 また、 “NewsIndex” コンポーネン ト

を展開し、 NewsBox を確認します。

9. [配布用パッケージ エディ タ] で [マッピングを編集] をク リ ッ ク します。

ボタンが表示されていない場合は、 >> 記号をク リ ッ ク します。

10. [マッピング エディ タ] で、 一覧の [<すべて >] を選択し、 [オート フ ィル] をク リ ッ ク

します。

以前に Upfront サーバーの接続情報を入力していない場合は、 この情報を入力するよ うに

求められます。

11. プロンプ トに応えて、 認証ソースにログオンします。

12. [オート フ ィル] プロセスで、 “Replace current target values” とい う メ ッセージが表示され

たら、 [はい] をク リ ッ ク し、 [閉じる] をク リ ッ ク します。

設定の一部は、 自動的にマップされない場合があ り ます。 これらの設定は、 手作業でマップする必要があ り ます。

13. 必要に応じて、 [ターゲッ ト ] 列の .ppx ファイル、 ゲート ウェイ、 キューブ、 サーバーの

ターゲッ ト情報を 7.3 に変更します。

14. [保存] をク リ ッ ク し、 [マッピング エディ タ] で [閉じる] をク リ ッ ク します。

15. [配布用パッケージ エディ タ] で [検証] をク リ ッ ク します。

検証で発生したエラーや警告が [結果] ウ ィ ンド ウに表示されます。 エラーについては、『Cognos Deployment Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

16. エラーがない場合は、 [展開] をク リ ッ ク します。

17. [閉じる] をク リ ッ ク して [Deployment Manager] ダイアログ ボッ クスを閉じ、 [配布用

パッケージ エディ タ] で [閉じる] をク リ ッ ク します。

Windows または UNIX でコマンド ラインを使用して展開を行う手順

1. ミ ラー サーバー上のレポート またはキューブをアップグレードする場合、 Configuration

Manager を使用して、 ミ ラー サーバーの配置に Upfront を使用しないよ うに Deployment

Manager を設定します。

設定する Configuration Manager プロパティは、 [ ミ ラー サーバーの配布を可能にする] で

す。 このプロパティは、 オブジェク ト階層 “管理 .Deployment Manager. ミ ラー サーバー”

にあ り ます。 このプロパティの詳細については、 『Configuration Manager ユーザー ガイ ド 』

を参照して ください。

2. UNIX では、 次のよ うに入力して、 Bourne シェルを確実に使用するよ うにします。

sh

次のコマンドを入力して、 環境をセッ ト アップします。

. ./setcdmvars.sh

3. “cer4/bin” ディ レク ト リに移動し、 コマンド ラ インに次のコマンドを入力して、 展開設定

ファイル (.dmu) を作成します。

cdmdefine -cp -p <配布用パッケージの名前> [-pl <配布用パッケージの場所> ] -u <

Upfront サーバー> [:<ポート> ]

インス トール ガイ ド =NPT

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付録 C: PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード

たとえば、 Windows または UNIX では、 次のコマンドでデフォルトの場所が使用されま

す。

cdmdefine -cp -d PPpack -p PPPack -u UpfServ:8030

ポート番号を指定しないと、 Upfront サーバーのデフォルト ポート、 8030 が使用されま

す。

この例では、 “PPpack.dmu” ファイルが、 Windows の “C:\Program

Files\Cognos\cer4\packages\PPpack\PPpack” か、 UNIX の

“/usr/cognos/cer4/packages/PPpack/PPpack” に作成されます。

4. 必要であれば、 ログオンを行います。

Access Manager のルート ユーザー ク ラスのメンバーであるこ とが必要です。

5. 展開設定ファイル (.dmu) をテキス ト エディ タで開き、 マッピングを変更します。

展開設定ファイルに指定されている各場所に対し、 TargetValue 属性に適切な値を入力し

て、 ファ イルを保存します。

6. 次のコマンドを入力して、 配布用パッケージ ファ イルを展開設定ファイルで更新します。

cdmdefine -mp -d <定義> -p <配布用パッケージの名前> [-pl <配布用パッケージの場所

> ]

たとえば、 Windows または UNIX では、 次のコマンドでデフォルトの場所が使用されま

す。

cdmdefine -mp -d PPpack -p PPpack

7. 次のコマンドを入力して、 配布用パッケージを検証します。

cdmunpack -v -d <定義> -p <配布用パッケージの名前> [-pl <配布用パッケージの場所

> ] -u < Upfront サーバー> [:<ポート> ]

たとえば、 Windows または UNIX では、 次のコマンドでデフォルトの場所が使用されま

す。

cdmunpack -v -d PPpack -p PPpack -u UpfServ:8030

配布用パッケージのあるディ レク ト リに、 展開レポートが 1 つ作成されます。

8. 次のコマンドを入力して、 配布用パッケージを展開します。

cdmunpack -d <定義> -p <配布用パッケージの名前> [-pl <配布用パッケージの場所> ]

-u < Upfront サーバー> [:<ポート> ]

たとえば、 Windows または UNIX では、 次のコマンドでデフォルトの場所が使用されま

す。

cdmunpack -d PPpack -p PPpack -u UpfServ:8030

2 つめの展開レポートが作成されます。

PowerPlay ド リルスルー マッピングの更新が必要な場合があ り ます。 ド リルスルー マッピング

は、 PowerPlay Enterprise Server Administration ツールを使用して更新できます。

これで、 7.3 環境をテス トするこ とができます。 詳細については、 『Installation Testing and

Samples Setup Guide』 を参照して ください。

NPU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 D: ト ラブルシューティング

この付録では、 Cognos Series 7 のインス トール中またはインス トール後に発生する可能性のあ

る最も一般的な問題と、 その解決方法について説明します。 すべてのログ ファ イルの説明も

記載されています。

ト ラブルシューティングのリ ソース

Configuration Manager

Configuration Manager を使用して、 コンポーネン トの設定に関連する問題を診断および修正で

きます。 Configuration Manager の使用方法の詳細については、 『Configuration Manager ユーザー

ガイ ド 』 を参照して ください。

Access Manager - Administration

Access Manager - Administration を使用して、 ディ レク ト リ サーバーおよび Ticket サービスの設

定と接続が正しいかど うかを確認できます。 ディ レク ト リ サーバーの [プロパティ ] ウ ィ ン

ド ウから、 指定したサーバー名とポート番号にディ レク ト リ サーバーおよび Ticket サービス

が対応しているかど うかをテス トできます。

Windows イベン ト ビューア

Windows イベン ト ビューアは、 問題を診断するために役立つ情報を提供します。 Windows イ

ベン ト ビューアを開くには、 次の操作を実行します。

- Windows 2000 および Windows 2003 の場合 : [コン ト ロール パネル] から、 [管理ツール]、

[イベン ト ビューア] をク リ ッ ク します。

- Windows XPの場合 : [コン ト ロール パネル] から、 [パフォーマンス と メンテナンス]、

[管理ツール]、 [イベン ト ビューア] をク リ ッ ク します。

ログ ファイル

次のログ ファイルには、 Cognos Series 7 製品のインス トールと設定に関する問題を修正するた

めに役立つ情報が含まれています。

- 転送ログ ファイル。 インス トール ウ ィザードによってファイルの転送中に実行されたア

クティビティの記録です。 転送ログ ファイルは、 Windows および UNIX の “<インス トー

ル場所> \instlog” フォルダに格納されています。 ファイル名は、 製品名、 バージ ョ ン、

ビルド番号で識別され、 タイム スタンプが付けられます。 次に、 ファイル名の形式の例を

示します。

tl-PP-7-0-517-0-20011104_0942.txt

- 転送の概要ログとエラー ログ ファ イル。 インス トールされたコンポーネン ト、 ディ スク

領域情報、 転送ダイアログ ボッ クスで行った選択、 およびインス トール ウ ィザードに

よってコンポーネン トの転送中に検出されたエラーに関する記録です。 転送の概要ログとエラー ログは、 Windows および UNIX の “<インス トール場所> \instlog” フォルダに格

納されています。 ファイル名は、 製品名、 バージ ョ ン、 ビルド番号で識別され、 タイム ス

タンプが付けられます。 次に、 ファイル名の形式の例を示します。

tl-PP-7-0-208-0-20011106_1122_summary-error.txt

インス トール ガイ ド NPV

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付録 D: ト ラブルシューティング

- 設定アクティビティ レポート ファ イル。 Configuration Manager で実行されるすべてのアク

ティ ビティの記録です。 設定アクティ ビティ レポート ファイルは、 設定セッシ ョ ンごと

に作成されます。 レポートは、 Windows および UNIX の “<インス トール場所> \instlog”

フォルダに格納されています。 ファイル名には、 タイム スタンプが付けられます。 次に、

ファ イル名の形式の例を示します。

cfa-20011105_1652.txt

- 設定エラー レポート ファイル。 Configuration Manager によって設定中に検出された警告お

よびエラーの記録です。 レポート ファ イルは、 Windows および UNIX の “<インス トール

場所> \instlog” フォルダに格納されています。 ファイル名には、 タイム スタンプが付け

られます。 次に、 ファイル名の形式の例を示します。

cfe-20011106_1122.txt

- コンポーネン ト リ ス ト ファ イル。 コンピュータにインス トールされたすべての Cognos コ

ンポーネン トの記録です。 ファ イルの各エン ト リは、 コンポーネン ト名とそのビルド番号で構成されています。 コンポーネン ト リ ス ト ファ イルは” cmplst.txt” という名前で、” イ

ンス トール場所” フォルダに配置されます。

一般的な問題

設定値が適用されない

Configuration Manager を使用して設定値を変更し、 その値を適用しない場合は、 新しい値が反

映されず、 いくつかのコンポーネン トが適切に動作しないこ とがあ り ます。

すべての設定値が確実に適用されるよ うにするには、 コンポーネン ト を設定した後、 コンピュータで apply コマンドを実行します。

サービスが実行されない

Configuration Manager を使用して設定値を変更し、 すべてのサービスを開始しない場合は、 い

くつかのコンポーネン トが適切に動作しないこ とがあ り ます。

分散環境では、 サービスを開始した後に、 別のユーザーがそのサービスを停止する可能性があり ます。 たとえば、 サーバー管理者がアップグレードを実行するためにすべてのサービスを停止した後、 すべてのサービスの再起動に失敗した場合などです。

すべてのサービスを確実に実行するには、 コンピュータで apply コマンド と start コマンドを実

行します。

ポート番号が一致しない

コンポーネン トのポート番号は、 一貫して定義する必要があ り ます。 コンポーネン トのポート番号がサービスを提供するコンピュータである値に定義され、 サービスにアクセスしよ う とするコンピュータでは別の値に定義されている場合、 その試行は失敗します。

Configuration Manager を使用して、 Cognos Series 7 コンポーネン トが実行されているすべての

コンピュータで、 コンポーネン トのポート番号が一貫して定義されているか確認します。

デフォルト値が変更できない

Cognos Series 7 製品をインス トールする場合、 一部の設定値はデフォルトで指定されます。 環

境に合わせて、 ポート番号などいくつかの設定値の変更が必要になる場合があり ます。 設定値を変更する必要があ り、 その値の変更に失敗した場合は、 いくつかのコンポーネン トが適切に動作しないこ とがあ り ます。

コンポーネン ト間の接続性がない

接続性の問題には、 ポート番号が一致しない、 サービスが実行されていない、 Cognos コン

ポーネン トやサードパーティ製品がインス トールできない、 基本的な接続性の障害 (ホス トが使用できないなど) 多くの原因が考えられます。

NQM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 D: ト ラブルシューティング

サーバー設定ファイルのバージ ョ ンが複数存在する

サーバー設定ファイル (cern.csx) には、 ゲート ウェイ コンポーネン トで関連するディ スパッ

チャを検出するために必要なサーバー設定情報が含まれています。

分散インス トール内の各コンピュータに対して、 同じバージ ョ ンのサーバー設定ファイルを存在させるこ とを推奨します。

複数のファイル バージ ョ ンを使用する場合、 いくつかのコンポーネン トが他のサーバーの

サービスにアクセスできな くなる可能性があ り ます。

相対 URL サポートのための Web プロ ト コル

ルーターやファイアウォールなどのプロキシ サーバーが HTTPS プロ ト コルを使用するよ うに

設定されている場合は、問題が発生するこ とがあ り ます。 ルーターやファイアウォールで高速

SSL 暗号化技術が使用されている場合などに問題が発生します。

この問題を回避するには、 次のいずれかを行います。

- プロキシ サーバーで HTTPS プロ ト コルが、 Web サーバーで HTTP プロ ト コルが使用され

ている場合は、 すべての Cognos 製品を相対 URL を使用するよ うに設定する

- Web サーバーとプロキシ サーバーで同じプロ ト コルを使用する

- プロキシ サーバーで HTTP プロ ト コルを、 Web サーバーで HTTPS プロ ト コルを使用する

ISO8859-15 エンコード

この リ リースでは、 ISO 8859-15 エンコードがサポート されています。 サーバーが ISO 8859-15

で動作している場合は、 サーバーにあるすべてのレポートが書き込み可能であるこ とを確認する必要があ り ます。

PowerPlay レポートは通常 PowerPlay for Windows で生成されます。 このと き、 レポート内に保

存されるすべての文字は Windows-1252 でエンコード されます。 Windows-1252 と ISO 8859-15

ではユーロ コード ポイン トが異なるため、 レポート を最初に実行する と きに、 Windows-1252

から ISO 8859-15 に変換する必要があ り ます。

Rock Ridge 方式を使用した Cognos CD のマウン ト

HP-UX では、 Rock Ridge 方式で Cognos CD がマウン ト されていない場合、 または Rock Ridge

の処理が正し く実行されなかった場合、 予期しない結果になるこ とがあ り ます。 たとえば、ファ イル名がすべて大文字または小文字で表示された り、 ファ イル名の最後にセ ミ コロン (;)

やピ リオド (.) が表示されるこ とがあ り ます。

Rock Ridge 方式が適切に動作するためには、 次のこ とを確認します。

- 『Cognos Series 7 インス トール ガイ ド 』 の手順に従って CD をマウン ト している

- ネッ ト ワーク ループバッ クを含め、 ネッ ト ワークが適切に構成されている

- nfs.core および nfs.client サブシステムが実行されている

- PATH に PFS ユーティ リ ティが存在するディ レク ト リが指定されている

Microsoft Internet Explorer がアクティブなコンテンツをブロッ クする

HTML ファイルを起動する [ヘルプ] ボタンをク リ ッ クする と、 セキュ リ ティ上の理由からア

クティブなコンテンツがブロ ッ ク されたという内容の警告メ ッセージが Internet Explorer に表

示されるこ とがあ り ます。 これは、 ボタンが Internet Explorer 6 SP2 または Windows XP SP2 の

インス トールされているコンピュータのローカル ファイル システムにある HTML にリ ンク さ

れている場合に発生します。 警告が表示されるのは、 Microsoft がこれらのバージ ョ ンに実装

したセキュ リ ティ機能のためです。

この問題を解決するには、 次のいずれかを行います。

- メ ッセージをク リ ッ ク して、 アクティブなコンテンツを許可するオプシ ョ ンを選択します。 このオプシ ョ ンを選択する前に、 開こ う と しているのが Cognos のヘルプ ファ イルで

あるこ とを確認して ください。

インス トール ガイ ド =NQN

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付録 D: ト ラブルシューティング

- Configuration Manager の “管理” セクシ ョ ンにある “ヘルプの場所” のプロパティで、

ローカル ファイル システムのパスではなく、 “http://<コンピュータ名> /cognos/help” な

どの Web の別名を使用しているこ とを確認します。 詳細については、 『Configuration

Manager ユーザー ガイ ド 』 を参照して ください。

共通の問題このセクシ ョ ンでは、 Cognos サンプルの使用時に発生する可能性がある問題など、 インス

トールおよび設定に関する一般的な問題を取り上げ、 その ト ラブルシューティング情報について説明します。 問題がこ こに記載されていない場合は、 『Installation Testing and Samples Setup

Guide』 を参照して ください。 このマニュアルには、 インス トールと設定に関するさまざまな

問題に対する ト ラブルシューティング情報が記載されています。

サンプル フォルダまたはファイルが見つからない

サーバーで Cognos の “samples” フォルダまたはファイルが見つからない場合は、 Cognos サン

プル ファ イルがインス トールされていません。 製品の Cognos サンプル ファイルのカスタム

インス トールを実行して、 次の手順を実行します。

解決法

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

2. [Sample Databases] で apply コマンドを実行します。

サンプル ファイルを開けない

Cognos サンプル ファ イルまたは自分のファイルの 1 つが開けない場合、 次のいずれかが原因

である可能性があ り ます。

- ファ イルのアクセス権によって Cognos サンプル ファイルを開く こ とが許可されていない

- サンプル ファイルが適切にインス トールされていないか、 読み取れない

- ファ イルが前のバージ ョ ンで作成されている

- データベース ド ラ イバが正し くない

- データ サーバーとの接続性がない

ファイルのアクセス権によって Cognos サンプル ファイルを開く こ とが許可されていない

Cognos サンプル ファ イルがインス トールされていても開けない場合は、 Cognos サンプル ファ

イルへのアクセス権を持つユーザー ク ラス (Windows の場合) またはユーザー グループ

(UNIX の場合) のメンバーに含まれていない可能性があ り ます。

解決法

- サーバー管理者に問い合わせて、 Cognos サンプル ファイルのアクセス権に自分が含まれ

ているこ とを確認します。

サンプル ファイルが適切にインス トールされていないか、 読み取れない

Cognos サンプル ファ イルがインス トールされていても開けない場合は、 Cognos サンプル ファ

イルのインス トール時に、 インス トール ウ ィザードで問題が発生している可能性があ り ます。

転送ログ エラー ファ イルで、 コンピュータへの Cognos サンプル ファ イルの転送に関する問

題を示すエン ト リ を探すこ とができます。 転送ログ ファ イルは、 インス トール場所に格納さ

れています。 ファ イル名には、 製品名、 ビルド番号、 および日付スタンプが含まれています。次に、 ファ イル名の形式の例を示します。

tl-PP-7-0-517-0-20011104_0942.txt

NQO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 D: ト ラブルシューティング

解決法

- 製品の Cognos サンプル ファ イルのカスタム インス トールを実行します。

ファイルが前のバージ ョ ンで作成されている

ファ イルが Cognos ソフ ト ウェアの前のバージ ョ ンで作成されている場合は、 互換性がない可

能性があり ます。

解決法

- インス トール ガイ ドのアップグレード手順に従って、 データ ファイルとモデル ファイル

が Cognos Series 7 製品と互換性を持つよ うにします。

データベース ド ラ イバが正し くない

Windows でサンプル データベースを使用するには、 適切なデータベース ド ラ イバが必要です。

正しいデータベース ド ラ イバは Microsoft Access Driver (.mdb) で、 ファ イル名は

“odbcjt32.dll” です。 このド ラ イバは、 Microsoft Data Access Component (MDAC) 2.7 でインス

トールされます。

解決法

1. 適切なデータベース ド ラ イバがインス トールされているこ とを確認します。

インス トール ガイ ドの指示に従ってデフォルト インス トールを実行した場合は、 MDAC

2.7 をインス トールするためのシステム要件は既に確認済みです。

2. 必要に応じて、 Cognos のインス トール CD から MDAC 2.7 をインス トールします。 この

サードパーティ製品のインス トールについては、 『インス トール ガイ ド 』 の 「その他の製

品とサービス」 の章を参照して ください。

3. Configuration Manager を使用して、 apply コマンド と start コマンドを実行します。

データ サーバーとの接続性がない

コンピュータ とデータ サーバー間の接続に問題が発生している可能性があ り ます。 可能性の

ある問題と しては、 不正なポート番号およびネッ ト ワーク接続の問題などがあ り ます。

解決法

1. 使用しているコンピュータ名でサーバーを ping します。

ping が正常に実行された場合は、 手順 3 に進みます。

2. 使用しているコンピュータの IP アドレスでサーバーを ping します。

この ping が正常に実行されなかった場合は、 ネッ ト ワークの問題が発生しているか、 サー

バーが起動していません。

この ping が正常に実行され、 コンピュータ名を使用した ping に失敗した場合は、 サー

バー名による接続の問題が発生しています。 手順 1 で ping したサーバー名が存在し、 実行

されている場合、 Domain Name System (DNS) がサーバー名を正しい IP アドレスに変換

できなかった可能性があ り ます。 この問題を解決するには、 ホス ト ファ イルを編集しなけ

ればならない場合があ り ます。

3. Configuration Manager を使用して、 ポート番号やサーバー名などの設定値が正しいかど う

かを確認します。

4. 変更が必要なと きは、 サービスを停止して必要な変更を行った後、 コンピュータで apply

コマンド と start コマンドを実行します。

Ticket サービスが応答しない

Access Manager - Administration を使用している場合、 Ticket サービスが応答しないこ とを通知

する メ ッセージが表示されるこ とがあ り ます。

インス トール ガイ ド =NQP

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付録 D: ト ラブルシューティング

この問題は、 Ticket サービスの設定値が正し くないか、 Access Manager Server が実行されてい

ないか、 Access Manager Server の Ticket サービスに ping できない場合に発生します。

解決法

1. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

2. [Services.Access Manager - Server.全般 .Ticket サービス] を展開します。

3. 設定値が正しいかど うかを確認し、 必要に応じて更新します。

Ticket サービスのデフォルト ポートは 「9010」 です。

4. [Access Manager - Server] で apply コマンド と start コマンドを実行します。

5. 設定をアップグレード した後に、 Access Manager - Administration を使用して Ticket サービ

スをテス ト します。

Access Manager サービスの失敗と、 認証またはアクセス権に関する問題

Access Manager にエラーが発生した場合、 2 つのメ ッセージのうちの 1 つが表示されるこ とが

あ り ます。

PowerPlay Enterprise Server Administration を使用している場合は、 Access Manager のサービスに

関するエラー メ ッセージが表示されるこ とがあ り ます。

Upfront または PowerPlay Enterprise Server Administration のリモート インス トールを使用してい

る場合は、 管理サーバーが以前に認証されていないか、 適切なアクセス権がないこ とを示すエラー メ ッセージが表示されるこ とがあ り ます。

これらの問題は、 次の原因のうちの 1 つによって発生します。

- Ticket サービスの設定値が正し くない。

- Access Manager Server がインス トールされていない。

- Access Manager Server が実行されていない。

Ticket サービスの設定値が正し くない

Ticket サービスの設定値が適切に設定されていない場合、 Ticket サービスはディ スパッチャ と

通信できません。

解決法

Configuration Manager を使用して、 Ticket サービスの設定値が正しいかど うかを確認します。

1. Ticket サービスがインス トールされているコンピュータで、 Configuration Manager を起動

します。

2. [Services]、 [Access Manager - Server.全般] の順に展開します。

3. [Ticket サービス] を選択して、 設定値が正しいかど うかを確認し、 必要に応じて更新しま

す。

Ticket サービスのデフォルト ポートは 「9010」 です。

4. 変更する場合は、 [Access Manager - Server] で、 apply コマンド と start コマンドを実行しま

す。

5. [Services]、 [Access Manager - Directory Server] の順に展開し、 [全般] をク リ ッ ク します。

6. プライマ リ Ticket サービスのポート番号が [Access Manager - Server.全般 .Ticket サービス]

のポート番号と同じであるこ とを確認します。

7. プライマ リ Ticket サービスのコンピュータ名が、 Access Manager Server がインス トールさ

れているコンピュータの名前であるこ とを確認します。

8. 変更する場合は、 [Access Manager - Directory Server] で apply コマンドを実行します。

NQQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 D: ト ラブルシューティング

Access Manager Server がインス トールされていない

Access Manager および PowerPlay Enterprise Server Administration で作業するには、 Access

Manager Server がインス トールされている必要があ り ます。

解決法

Access Manager Server をインス トールします。

1. Access Manager Server のカスタム インス トールを実行します。

2. Ticket サービスの設定値が正しいかど うかを確認し、 必要に応じて更新します。

3. [Access Manager - Server] で apply コマンド と start コマンドを実行します。

Access Manager Server が実行されていない

Access Manager で作業するには Access Manager Server を実行する必要があ り ます。

Windows での解決法

1. Access Manager Server がインス トールされているコンピュータで、 [コン ト ロール パネル]

の [サービス] ツールを使用し、 Cognos Access Manager Server が実行されているかど うか

を確認します。

注 : Access Manager Server が実行されているよ うに見えても、 適切に実行されていない場

合があ り ます。

2. Access Manager Server が実行されている場合は、 停止します。

3. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

4. [Services] にある [Access Manager - Server] で、 start コマンドを実行します。

UNIX での解決法

1. 次のコマンドを使用して、 Ticket サービスが実行されているかど うかを確認します。

ps -ef | grep amserver

注 : Ticket サービスが実行されているよ うに見えても、 適切に実行されていない場合があ

り ます。

2. Configuration Manager を起動します。

3. [Services.Access Manager - Server] が実行されている場合は、 停止します。

4. [Access Manager - Server] で start コマンドを実行します。

デフォルト設定を適用した後に NoticeCast データ ス ト アへの接続を確立でき

ない

デフォルト を適用する と きに NoticeCast でエラーが発生した場合は、データ ス ト アへの接続に

関する問題が発生しています。 この問題は、 次の原因のうちの 1 つによって発生します。

- データ ス ト アのユーザー ID またはパスワードが正し くない

- データベースのデータベース URL が正し くない

- データベース コンピュータが実行されていないか、 ネッ ト ワークが使用できない

- データベースが NoticeCast データ ス ト アを含むよ うに設定されていない

データ ス ト アのユーザー ID またはパスワードが正し くない

データベース データ ス ト アにアクセスするために使用したユーザー ID およびパスワードが認

識されませんでした。

インス トール ガイ ド =NQR

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付録 D: ト ラブルシューティング

解決法

1. データ ス ト アにアクセスするユーザー ログオン ID およびパスワードをデータベース管理

者に確認します。

2. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

3. “Cognos NoticeCast.NoticeCast Data Store.<データベース> Data Store Configuration” に移動

します。

4. [Data Store Logon ID] プロパティで、 ユーザー ID を変更します。

5. [Data Store Logon Password] プロパティで、 ユーザー ログオン パスワードを変更します。

データベースのデータベース URL が正し くない

データベース コンピュータが実行され、 ネッ ト ワーク接続も動作している場合は、 “Cognos

NoticeCast.NoticeCast Data Store.<データベース> Data Store Configuration” の [Database URL]

プロパティに指定されている URL が正し く あ り ません。

解決法

1. データベース管理者に URL を確認します。

2. [スタート ] メニューから、 [プログラム]、 [Cognos Series 7 Version 3]、 [ツール]、

[Configuration Manager] の順にク リ ッ ク します。

3. “Cognos NoticeCast.NoticeCast Data Store.<データベース> Data Store Configuration” を展開

します。

4. [Database URL] プロパティで、 データベースの URL を変更します。

データベース コンピュータが実行されていないか、 ネッ ト ワークが使用できない

データベースが配置されているコンピュータが実行されていないか、 ネッ ト ワークに問題がある場合、 NoticeCast Server は接続を確立できません。

解決法

1. データベース コンピュータ名を使用して、 サーバーを ping します。

2. データベース コンピュータが応答している場合、 そのコンピュータで必要なサービスが実

行されているこ とを確認します。

3. データベース コンピュータが応答していない場合、 コンピュータの IP アドレスを使用し

て ping します。

4. データベース コンピュータが応答していない場合、 ネッ ト ワーク接続の問題を解決し、 接

続を再テス ト します。

5. データベース コンピュータが、 データベース コンピュータ名ではなく IP アドレスで応答

している場合、 ネッ ト ワークではデータベース コンピュータ と IP アドレスの関係を認識

しません。 ネッ ト ワーク管理者と と もにこの問題を解決し、 接続をテス ト します。

データベースが NoticeCast データ ス ト アを含むよ うに設定されていない

NoticeCast Server がデータ ス ト アに接続できるよ うにするには、 NoticeCast データ ス ト アが

データベース内に定義されている必要があ り ます。

解決法

- データベースが NoticeCast データ ス ト アを含むよ うに設定されているこ とを確認します。

NQS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 D: ト ラブルシューティング

デフォルト設定の後に、 JDBC ド ライバがク ラス パスに含まれていない

NoticeCast 設定プロパティを適用する と、 定義した JDBC ド ラ イバがク ラス パスに含まれてい

ないこ とを示すエラーが発生します。 NoticeCast では、 Java Database Connectivity (JDBC) を

使用してデータ ス ト アに接続します。 NoticeCast データ ス ト アが SQL サーバー データベース

内にある場合は、 既に適切なド ラ イバがインス トールされています。 データ ス ト アが Oracle、

Informix、 または DB2 内にある場合は、 ド ラ イバをインス トール ディ レク ト リに配置し、 この

場所が Configuration Manager プロパティで指定されているこ とを確認する必要があ り ます。

Java では、 大文字と小文字が区別されます。

解決法

1. Configuration Manager で、 “Cognos NoticeCast.NoticeCast Data Store.General” を展開します。

2. [Data Store Connection File] プロパティが正しいデータベース タイプに設定されているこ

とを確認します。

3. “Cognos NoticeCast.NoticeCast Data Store.<データベース> Data Store Configuration” を展開

します。 <データベース>は使用しているデータベースのタイプを示します。

4. [JDBC Driver File] プロパティが、 JDBC ド ラ イバの正しい場所とファイル名に設定されて

いるこ とを確認します。 UNIX では、 パスおよびファ イル名は大文字と小文字が区別され

ます。

インス トール ガイ ド =NQT

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付録 D: ト ラブルシューティング

NQU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 E: その他の製品とサービス

Cognos Series 7 と共に稼動するサードパーティ製品をインス トールして設定しなければならな

い場合があ り ます。 これらの製品は、 既にインス トールおよび設定されている場合もあ り ます。

Microsoft Data Access Components のインス トール

Cognos 製品サンプルを使用している場合にのみ、 Microsoft Data Access Components (MDAC)

が適用されます。

MDAC には、 さまざまなデータ ソースにアクセスするためにオペレーティング システムに

よって必要と される、 ActiveX、 OLE DB、 ODBC の各ド ラ イバがあ り ます。 Cognos 製品と と

もに提供されているサンプルのいくつかには、 それらのサンプルを使用するためにコンピュータにデータベース ド ラ イバが備わっている必要があ り ます。

MDAC は多くのアプ リ ケーシ ョ ンによって必要と され、 通常はコンピュータに既にインス

トールされています。 まず、 インス トールされているバージ ョ ンを確認して、 ユーザーの

Cognos 製品でアップグレードが必要かど うかを把握します。

MDAC の現在のバージ ョ ンを確認する手順

1. Windows エクスプローラで、 オペレーティング システムがインス トールされている ド ラ イ

ブにある、 MDAC に関連付けられた 2 つの .dll ファ イル (“Msdadc.dll” および

“Oledb32.dll”) を検索します。

2. ファ イル名を右ク リ ッ ク し、 [プロパティ ] をク リ ッ ク します。

3. [バージ ョ ン情報] タブをク リ ッ ク して、 ファ イルのバージ ョ ン番号を記録します。

4. Microsoft の Web サイ トにアクセスし、 Web サイ トにある参照用の表を使用して、 この

ファ イル バージ ョ ン番号を、 対応する MDAC バージ ョ ンと比較します。

MDAC のインス トール手順

1. Cognos CD からインス トール メニューを開きます。

- CD を新し く挿入した場合、 インス トール メニューは自動的に表示されるはずです。

[サポート ファ イルをインス トール] をク リ ッ ク し、 “Microsoft” フォルダ、 “MDAC”

フォルダ、 “mdac_typ.exe” の順にダブルク リ ッ ク します。

- インス トール メニューが表示されない場合、 CD の” Support Files\Microsoft\MDAC”

フォルダに移動し、” mdac_typ.exe” をク リ ッ ク します。

- ネッ ト ワークからインス トールする場合は、 管理者がサードパーティのサポート ファ

イルをコピーした “MDAC” フォルダの “mdac_typ.exe” をダブルク リ ッ ク します。

2. インス トール ウ ィザードの指示に従います。

3. インス トールが終了したら、 他のソフ ト ウェアをインス トールする前にコンピュータを再起動します。

Adobe Acrobat Reader のインス トール

Cognos Series 7 製品に付属の PDF オンライン ブッ クを表示するには、 Adobe Acrobat Reader が

必要です。 Acrobat 5.0.5 のアクセシビ リティおよびフォームのパッチでは、 Adobe PDF ファ イ

ルの表示と作成のと きに使用できるアクセシビ リ ティ機能が強化されています。

インス トール ガイ ド NQV

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付録 E: その他の製品とサービス

注 : アクセシビ リテ ィおよびフォームのパッチをインス トールする前に、 Adobe Acrobat 5.05

をインス トールする必要があ り ます。

Adobe Acrobat のインス トール手順

1. Cognos CD からインス トール メニューを開きます。

- CD を新し く挿入した場合、 インス トール メニューは自動的に表示されるはずです。

[サポート ファイルをインス トール] をク リ ッ ク し、 “Adobe”、 “Acrobat” フォルダの

順にク リ ッ ク して、 “rp505enu.exe” をク リ ッ ク します。

- インス トール メニューが表示されない場合は、 CD の “Support Files\Adobe\Acrobat”

フォルダに移動し、 “rp505enu.exe” をク リ ッ ク します。

- ネッ ト ワークからインス トールする場合は、 管理者がサードパーティ サポート ファ イ

ルをコピーしたフォルダにある “rp505enu.exe” をダブルク リ ッ ク します。

2. インス トール ウ ィザードの指示に従います。

Adobe Acrobat のアクセシビ リティおよびフォームのパッチのインス トール手順

1. Cognos CD からインス トール メニューを開きます。

- CD を新し く挿入した場合、 インス トール メニューは自動的に表示されるはずです。

[サポート ファイルをインス トール] をク リ ッ ク し、 “Adobe”、 “Acrobat” フォルダの

順にク リ ッ ク して、 “a505afp1.exe” をク リ ッ ク します。

- インス トール メニューが表示されない場合は、 CD の “Support Files\Adobe\Acrobat”

フォルダに移動し、 “a505afp1.exe” をク リ ッ ク します。

- ネッ ト ワークからインス トールする場合は、 管理者がサードパーティ サポート ファ イ

ルをコピーしたフォルダにある “a505afp1.exe” をダブルク リ ッ ク します。

2. インス トール ウ ィザードの指示に従います。

NRM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 F: Windows のインス トール チェッ ク リ ス ト

❑ システム要件を確認する

❑ Windows の管理者権限があるかど うかを検証する (すべての製品)

❑ TEMP システム変数を作成する (すべての製品)

❑ ディ レク ト リ サーバーをインス トールする (ほとんどの製品で必要。 ただし最小インス

トールまたはク ライアン ト製品では不要)

❑ Cognos Series 7 製品をインス トールする

❑ 設定タスクを完了する

❑ インス トールをテス ト します。

システム要件の確認

オペレーティング システム、 システム要件、 パッチ、 Web ブラウザ、 Web サーバー、 ディ レ

ク ト リ サーバー、 データベース サーバー、 OLAP サーバーなど、 Cognos 製品によってサポー

ト されているソフ ト ウェア環境の最新の一覧については、 Cognos サポート Web サイ ト を参照

して ください。

次のチェッ ク リ ス ト を使用して、 ユーザーの仕様を記録して ください。

その他のシステム要件の確認

コンピュータ /サーバー名 : _____________

オペレーティング システム _____________

RAM _____________MB

CPU _____________

ディ レク ト リ サーバーに必要なディ

スク容量 (最少インス トールの場合は不要)

_____________MB

すべての Cognos Series 7 製品に必要な

ディ スク容量

_____________GB

サーバーを ping できる はい /いいえ

サーバー IP を ping できる はい /いいえ

Web ブラウザと Web サーバーがインス トールされている (デフォ

ルト ポートは 「80」)

(Cognos Series 7の場合は OLAP および Alerts/Notifications がイン

ス トールされている

はい /いいえ

Adobe Acrobat Reader

(CD のインス トール メニューの [サポート ファ イル] からイン

ス トールできます)

はい /いいえ

インス トール ガイ ド NRN

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付録 F: Windows のインス トール チェッ ク リ ス ト

管理者権限の確認

TEMP システム変数の作成

ディレク ト リ サーバーのインス トール

この手順は、 ほとんどの Cognos Series 7 製品に対応します。 ク ライアン ト製品および最小イン

ス トールの場合は当てはま り ません。 サポート されているディ レク ト リ サーバーがインス

トールされていない場合は、 Cognos 製品に付属の Supplementary Software CD から Sun Java

System Directory Server をインス トールできます。

Sun Java System Directory Server のインス トール方法の詳細については、 『Supplementary

Software インス トール ガイ ド 』 を参照して ください。

Microsoft Active Directory の設定方法の詳細については、 『インス トール ガイ ド 』 の付録 「その

他の製品とサービス」 の手順に従ってください。

❑ ド メ イン ネーム システム (DNS) を設定する

デフォルト DNS : yourcompany.com ____________________

❑ デフォルト設定を使用して、 設定ディ レク ト リ と して使用できるよ うに Sun Java System

Directory Server をインス トールする

MDAC がインス トールされている (製品サンプルにのみ必要で

す)

(CD のインス トール メニューの [サポート ファ イル] からイン

ス トールできます)

はい /いいえ

プリ ンタ ド ラ イバがインス トールされている はい /いいえ

データベース接続が設定されている はい /いいえ

Oracle、 Informix、 DB2、 Microsoft SQL Server などのサードパー

ティ製データベースがインス トールされている (Cognos Series 7

Alerts/Notifications での NoticeCast 用)

はい /いいえ

データベースの種類

_____________

JDBC ド ラ イバがインス トールされている (Cognos Series 7

Alerts/Notifications での NoticeCast 用)

ド ラ イバのファイル名

_____________

電子メール サーバーにアクセスできる (NoticeCast Cognos Series

7 Alerts/Notifications 用)

SMTP サーバー名

_____________

SMTP ログオン名

_____________

SMTP ログオン

パスワード

_____________

Windows コンピュータの管理者権限がある はい /いいえ

TEMP システム変数が作成されている はい /いいえ

TEMP ディ レク ト リの場所 ____________

NRO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 F: Windows のインス トール チェッ ク リ ス ト

❑ データ ディ レク ト リ と して使用する 2 番目のディ レク ト リ サーバーを作成する

Sun Java System Directory Server の設定 - 設定ディ レク ト リ

Sun Java System Directory Server の設定 - データ ディレク ト リ

Cognos Series 7 OLAP

❑ 製品をインス トールする .

オプシ ョ ン

Cognos

デフォルト値 設定した値

[サーバー ID]

(サーバー名)

config52 _____________

[サーバー ポート ] 390 _____________

[サフ ィ ッ クス](データベース サフ ィ ッ

クス)

o=Cognos, c=CA _____________

[設定ディ レク ト リ管理者 ID]

admin _____________

[Password] admin1234 _____________

[管理ド メ イン] yourcompany.com _____________

[ディ レク ト リ マネー

ジャ DN]

cn=Directory Manager _____________

[パスワード ] admin1234 _____________

[管理ポート ] 20000 _____________

オプシ ョ ン

Cognos

デフォルト値 設定した値

[サーバー ID]

(サーバー名)

data52 _____________

[ネッ ト ワーク ポート ] 389 _____________

[ベース サフ ィ ッ クス]

(データベース サフ ィ ッ

クス)

o=Cognos, c=CA _____________

[ルート DN]

(ディ レク ト リ管理者)

cn=Directory Manager _____________

[ルート DN のパスワー

ド ]

admin1234 _____________

PowerPlay Enterprise Server はい /いいえ

PowerPlay User はい /いいえ

インス トール ガイ ド =NRP

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付録 F: Windows のインス トール チェッ ク リ ス ト

❑ 次のサービスが開始されているかど うかを確認する

❑ デフォルト インス トールで使用されるポートの一覧については、 インス トール ガイ ドの

「Cognos Series 7 のコンポーネン ト 」 を参照して ください。

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition

❑ 製品をインス トールする .

Cognos Series 7 Alerts/Notifications

❑ 製品をインス トールする .

❑ 次のサービスが開始されているかど うかを確認する

❑ デフォルト インス トールで使用されるポートの一覧については、 インス トール ガイ ドの

「Cognos Series 7 のコンポーネン ト 」 を参照して ください。 既存のインス トールでは、

Configuration Manager を使用して、 ポート番号などの Cognos 環境についての詳細を含むレ

ポート を生成できます。

Web サーバーの設定

この手順は次の製品を対象と しています。

- Cognos Series 7 OLAP

サービス 開始の確認

Cognos PowerPlay Enterprise Server はい /いいえ

Cognos Upfront Data Store (共有) はい /いいえ

Cognos Upfront Dispatcher (共有) はい /いいえ

Cognos Upfront Administration Service (共有) はい /いいえ

Cognos Upfront File Manager (共有) はい /いいえ

Cognos Access Manager Server (共有) はい /いいえ

PowerPlay Transformer Edition for Windows はい /いいえ

Cognos NoticeCast for Windows はい /いいえ

サービス 開始の確認

Cognos NoticeCast Dispatcher はい /いいえ

Cognos NoticeCast Data Store はい /いいえ

Cognos Upfront Data Store (共有) はい /いいえ

Cognos Upfront Dispatcher (共有) はい /いいえ

Cognos Upfront Administration Service (共有) はい /いいえ

Cognos Upfront File Manager (共有) はい /いいえ

Cognos Access Manager Server (共有) はい /いいえ

NRQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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付録 F: Windows のインス トール チェッ ク リ ス ト

- Cognos Series 7 Alerts/Notifications

インス トール ガイ ドの説明に従って、 特定の Web サーバーに対して Web の別名を作成しま

す。

次の表の 「別名」 列に示す仮想ディ レク ト リは、 すべての Web サーバーに必要です。 「場所」

列の<インス トール場所>の部分は Cognos 製品をインス トールした場所に置き換えてくださ

い。 たとえば、 “d:\Program Files\Cognos\cern” とな り ます。

製品ごとに必要な設定の完了

すべてのコンポーネン ト をデフォルト値でインス トールし、 Cognos 製品をすべてデフォルト

値で設定した場合でも、 Cognos NoticeCast に対してさ らに設定が必要です。

❑ NoticeCast の設定の完了

インス トール ガイ ドの 「インス トールの完了」 の説明に従います。

このインス トール チェッ ク リ ス トの残りの部分は、 カスタム インス トールを選択した場合に

のみ必要です。

ディレク ト リ サーバーの設定

この手順は、 次に示す製品で Sun Java System Directory Server を使用するか、 別のサポート され

ているディ レク ト リ サーバーを使用するかにかかわらず、 カスタム インス トールまたはアッ

プグレードを選択した場合にのみ適用されます。

- Cognos Series 7 OLAP

- Cognos Series 7 Alerts/Notifications

このタスクでは、 Configuration Manager のグラフ ィ ッ ク ユーザー インターフェイスまたはコマ

ンド ラ イン インターフェイスを使用して、 “Services”、 “Access Manager - Directory Server” コ

ンポーネン トの [全般] プロパティを設定します。 Cognos 製品がディ レク ト リ サーバーと通

信できるよ うに、 ディ レク ト リ サーバーのインス トール時に使用した設定を指定します。

この手順を完了する と、 ディ レク ト リ サーバー内にネームスペースが自動的に作成されます。

認証ソースの設定

この手順は、 次に示す製品で Sun Java System Directory Server を使用するか、 別のサポート され

ているディ レク ト リ サーバーを使用するかにかかわらず、 カスタム インス トールにのみ適用

されます。

- Cognos Series 7 OLAP

- Cognos Series 7 Alerts/Notifications

このタスクでは、 Configuration Manager のグラフ ィ ッ ク ユーザー インターフェイスまたはコマ

ンド ラ イン インターフェイスを使用して、 “Services”、 “Access Manager - Runtime” コンポー

ネン トにある “認証ソース” の [ディ レク ト リ サーバー] プロパティを設定します。 Cognos

製品でセキュ リ ティ情報 (ディ レク ト リ サーバー ネームスペースなど) の検索に使用する認

証ソースを指定します。

Cognos コンポーネン ト をインス トールしたすべてのコンピュータに対して、 このタスクを完

了する必要があり ます。

別名 場所 権限

cognos <インス トール場所> \webcontent 読み取り

cognos/cgi-bin <インス トール場所> \cgi-bin 実行

cognos/help <インス トール場所>\Documentation

読み取り

インス トール ガイ ド =NRR

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付録 F: Windows のインス トール チェッ ク リ ス ト

分散インス トールでのサーバーの場所の設定

この設定タスクは 2 つの部分で構成され、 分散インス トールを実行する場合はすべての製品に

当てはま り ます。 各コンピュータに共通してインス トールするコンポーネン トは、 ディ レク トリ サーバー、 Access Manager Server - Ticket サービス、 サーバー ゲート ウェイの 3 つです。

❑ Configuration Manager のグラフ ィ ッ ク ユーザー インターフェイスまたはコマンド ラ イン イ

ンターフェイスを使用して、 これらの分散コンポーネン トの場所を指定できます。 これによ り通信が可能にな り ます。

本書の手順に従って、 オブジェク ト階層に使用可能なプロパティ値を設定します。

❑ このサーバー環境の各コンピュータには、 同じサーバー設定ファイル (cern.csx) のコピー

を置く必要があ り ます。

本書の手順に従ってファ イルを管理します。

製品固有の設定に対するデフォルト値の適用または変更

Cognos 製品の設定は、 デフォルト値を適用するだけで完了できます。 また、 設定を適用する

前に任意で設定を変更するこ と もできます。 たとえば、 特定のコンポーネン トに関連するデフォルトのポート番号を変更できます。

本書の手順に従ってコンポーネン ト を設定します。

すべてのサービスとプロセスの開始

必須設定と適用するオプシ ョ ン設定がすべて完了したら、 Configuration Manager を使用して

Windows でのサービスをすべて開始し、 コマンド ライン インターフェイスを使用して UNIX

でのプロセスをすべて開始します。

本書の手順に従ってサービス とプロセスを開始します。 デフォルト インス トールでは、 サー

ビス とプロセスは自動的に開始します。

インス トールのテス ト

インス トール ガイ ドの 「インス トールのテス ト 」 の説明に従います。

NRS Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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索引

Access Manager Server

Access Manager Server の Ticket サービスまたは Access

Manager Server の Authentication サービスも参照

アップグレード後に別名を設定する , 85-86

Active Directory

「ディ レク ト リ サーバー」 も参照

Cognos NoticeCast

アップグレード後にコンポーネン ト を設定する , 81-85

ppserver

PowerPlay Enterprise Server のアップグレード , 112-115

Sun Java System Directory Server

ディレク ト リ サーバーも参照

Upfront

アップグレードする , 104-108

記号.ats, 124

.cfx、 「設定ファイル」 を参照

.csa, 90

.csx、 「サーバー設定ファイル」 を参照

.pkg、 「配布用パッケージ ファイル」 を参照

.ppx, 112

.txt, 139

A

Access Manager

アップグレードの順序 , 71

ト ラブルシューティング , 144

Access Manager Administration

Cognos Series 7 Alerts/Notifications, 26

Cognos Series 7 OLAP, 21

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition, 23

Ticket サービス接続をテス トする , 90

接続を追加する , 89

ト ラブルシューティング , 139

Access Manager Server

アップグレードする , 71

バージ ョ ンの混在する環境 , 85

Access Manager Server の Authentication サービス

説明 , 85

Access Manager Server の Ticket サービス

設定する , 79, 80

場所の設定 , 156

Acrobat、 「Adobe Acrobat Reader」 を参照

Adobe Acrobat Reader

インス トールする , 150

Adobe Acrobat Reader、 インス トールする , 149

Adobe Acrobat のアクセシビ リ ティおよびフォームのパッチ

インス トールする , 150

Alerts/Notifications

default ports in Windows, 30

Apache モジュール ゲート ウェイ

PowerPlay Enterprise Server, 19

Upfront, 20, 24

Web の別名を設定する , 44, 56, 75

Authentication サービス、 Access Manager Server の

Authentication サービスを参照

C

cdmdefine

PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード , 135,

137

cdmpack

PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード , 136

cdmunpack

PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード , 138

cern.csx ファイル , 141

cfa-nnn.txt, 140

cfe-nnn.txt, 140

Cleanup ユーティ リ テ ィ

PowerPlay Enterprise Server, 19

cmplst.txt, 140

Cognos Deployment Manager

.csx ファイル、 アップグレード , 108

Cognos NoticeCast

JDBC ド ラ イバ パスをアップグレードする , 111

アップグレード後にサービスを開始する , 83

アップグレード時にセキュ リ ティを適用する , 103

アップグレードする , 109-111

アップグレードのためにデータ ス ト アを設定する , 82

アップグレードのためのデータベースを作成する , 70

管理 , 84

ク ライアン ト オブジェク ト をアップグレードする , 110

ゲート ウェイ URL をアップグレードする , 110

サーバー , 81

サービス , 83

データ ス ト アをアップグレードする , 83

Cognos OLAP

Windows のデフォルト ポート , 29

Cognos Series 7

バージ ョ ンを永続的に切り替える , 119

Cognos Series 7 Alerts/Notifications

アップグレードのためのデータベースを作成する , 70

Cognos Server Administration ツール

Cognos Series 7 Alerts/Notifications, 25

Cognos Series 7 OLAP, 21

Cognos Support Accelerator

インス トールする , 28

インス トール ガイ ド NRT

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索引

Cognos Windows 共通ログオン サーバー , 21

Cognos コンポーネン ト

アップグレード時にコンポーネン ト をコピーする , 72

アップグレード時に認証ソースを設定する , 73, 87

インス トール時に設定する , 55

カスタム インス トールでコピーする , 53

サービス , 67, 87

Cognos サービス、 「サービス」 を参照

Cognos セキュ リ ティ管理ファイル (.csa) , 90

Cognos 付属ソフ ト ウェア CD, 28

Configuration Manager

アップグレード後にサービスを開始する , 86

アップグレード後にプロセスを開始する , 86

アップグレード時に設定を適用する , 86

インス トール時に設定を適用する , 66

サービス , 66

サービスを開始する , 66

使用する , 56, 74

ト ラブルシューティング , 139

プロセス , 66

プロセス、 アップグレード後に開始する , 86

プロセスを開始する , 66

configuring

IBM HTTP Web server, 76

convertloc, 118

D

Deployment Manager

PowerPlay Enterprise Server をアップグレードする , 131,

138

I

IBM Tivoli Directory Server

設定する , 59

ISAPI ゲート ウェイ

PowerPlay Enterprise Server, 19

Upfront, 20, 24

Web の別名を設定する , 44, 56, 75

ISO 8859-15 エンコード

PowerPlay, 141

J

Java Database Connectivity (JDBC) ド ラ イバ

ト ラブルシューティング , 147

Java Database Connectivity (JDBC) ド ラ イバ パス

NoticeCast でアップグレードする , 111

JavaScript

アップグレードする , 117

JDBC、 「Java Data Base Connectivity」 を参照

M

MDAC、 「Microsoft Data Access Components」 を参照

Microsoft Active Directory

設定する , 59

Microsoft Data Access Components (MDAC)

インス トールする , 149

Microsoft SQL Server

アップグレードの準備をする , 71

N

NewsIndex、 Upfront をアップグレードする , 105-108

NoticeCast

カスタム インス トール時にデータベース ユーザーを作

成する , 52

管理ツール , 25

サンプル , 26

設定する , 62

ツール , 26

データ ス ト アへの接続をテス トする , 93

デフォルト インス トール時にデータベース ユーザーを

作成する , 41

NoticeCast サーバー

Cognos Series 7 Alerts/Notifications, 24

NoticeCast データ ス ト ア

Cognos Series 7 Alerts/Notifications, 25

ト ラブルシューティング , 145

NSAPI ゲート ウェイ

PowerPlay Enterprise Server, 19

Upfront, 20, 24

Web の別名を設定する , 44, 56, 75

P

ports

Alerts/Notifications default in WIndows, 30

PowerPlay Transformer default for Windows, 30

PowerPlay, 26

Cognos Series 7 OLAP, 22

Cognos Series 7 OLAP のクイ ッ ク ツアー , 22

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition, 23

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition のクイ ッ ク

ツアー , 24

ISO 8859-15 エンコード , 141

ク イ ッ ク ツアー , 27

サンプル , 22, 27

ツール , 22, 27

PowerPlay Enterprise Server

.csx ファイル、 アップグレード , 108

CDM を使用してデータを展開する , 136

CDM を使用してデータを編成する , 132

Cleanup ユーティ リ テ ィ , 19

Windows Launch Agent, 19

アップグレード時にセキュ リ ティを適用する , 103

アップグレードする , 111-116

クエ リー プロセッサおよびレポート プロセッサ , 19

ゲート ウェイ , 19

代替アップグレード方法 , 131-138

ツール , 21

ディ スパッチャ , 19

テス トする , 93

メ タデータをアップグレードする , 111

NRU Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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索引

PowerPlay Enterprise Server Administration

テス トする , 92

PowerPlay for Excel, 26

Cognos Series 7 OLAP, 22

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition, 23

アップグレードする , 117

テス トする , 93

PowerPlay Transformer, 23

default ports for Windows, 30

Personal Edition, 22, 27

アップグレードする , 117

サンプル , 24

ツール , 23

テス トする , 93

PowerPlay User

PowerPlay Enterprise Server への接続をテス トする , 93

アップグレードする , 117

PPSRoot ディ レク ト リ

ファ イルをコピーする , 111

S

Series 7.0 以前のスキーマ バージ ョ ン互換

「スキーマ バージ ョ ン」 を参照 , 119

SMTP サーバー名 , 47, 63, 82

Sun Java System Directory Server

アップグレード時に認証ソースを設定する , 77

アップグレードする , 71

インス トール キッ ト , 28

インス トールする , 41, 52

設定する , 59

Sun ONE Directory Server、 「Sun Java System Directory Server」

を参照

T

Ticket サービス、 Access Manager Server の Ticket サービスを

参照

Ticket サービス

接続をテス トする , 90

ト ラブルシューティング , 139

tl-nnn.txt, 139

tl-nnn_summary-error.txt, 139

U

UpfPack、 Upfront データ ス ト アを編成する , 104

UpfPackage.pkg, 104

Upfront

NewsIndex をアップグレードする , 105-108

アップグレードの順序 , 71

ゲート ウェイ URL を更新する , 109

データ ス ト アを展開する , 105, 108

データ ス ト アを編成する , 104

テーマをアップグレードする , 107

Upfront File Manager

Cognos Series 7 Alerts/Notifications, 25

Cognos Series 7 OLAP, 20

Upfront Server Administration

テス トする , 91

Upfront イベン ト サーバー

Cognos Series 7 Alerts/Notifications, 25

Cognos Series 7 OLAP, 20

Upfront ゲート ウェイ

Cognos Series 7 Alerts/Notifications, 24

Cognos Series 7 OLAP, 20

Upfront サーバー

Cognos Series 7 Alerts/Notifications, 24

Cognos Series 7 OLAP, 20

Upfront データ ス ト ア

Cognos Series 7 Alerts/Notifications, 24

Cognos Series 7 OLAP, 20

Upfront の Web アクセス

テス トする , 92

UpfUpgrade、 Upfront データ ス ト アを展開する , 105, 106

UpfUpgrade.pkg、 Upfront をアップグレードする , 106

upgrade_ppsrv.sh, 115

W

Web servers

configuring IBM HTTP Web server, 76

Web アクセス

Upfront 用にテス トする , 92

Web サーバー

アップグレード後に別名を設定する , 74

テス トする , 89

Web の別名

バージ ョ ンの混在する環境で設定する , 35

Windows

インス トール チェッ ク リ ス ト , 151, 156

Windows default ports

Alerts/Notifications, 30

PowerPlay Transformer, 30

Windows Launch Agent

PowerPlay Enterprise Server, 19

Windows イベン ト ビューア

ト ラブルシューティング , 139

Windows 共通ログオン サーバー

Cognos Series 7 Alerts/Notifications, 25

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition, 23, 25

Cognos Series 7 PowerPlay User, 27

Windows デフォルト ポート

Cognos OLAP, 29

あアップグレード

.csx ファイルを更新する , 108

アップグレードするCognos Series 7, 71-73

NoticeCast, 109-111

NoticeCast JDBC ド ラ イバ パス , 111

NoticeCast ゲート ウェイ URL, 110

PowerPlay Enterprise Server, 111-116

PowerPlay Enterprise Server、 代替方法 , 131-138

PowerPlay for Excel, 117

PowerPlay Transformer, 117

インス トール ガイ ド =NRV

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索引

アップグレードする ...

PowerPlay User, 117

Sun Java System Directory Server, 71

Upfront, 104-108

Upfront NewsIndex, 105-108

Upfront テーマ , 107

一度に 1 つの製品をアップグレードする , 33

一括アップグレードの計画 , 97

インス トール , 69-87

インス トール タイプの説明 , 15

カスタム マクロ , 118

ク ラ イアン ト アプリ ケーシ ョ ン , 117

異なるバージ ョ ン間での負荷分散 , 33

使用されている規定 , 100

その他のアプリ ケーシ ョ ン , 118

段階的アップグレードの計画 , 98

チェッ ク リ ス ト , 99

データ ス ト ア , 83

手順を計画する , 97

ネームスペースから現在のスキーマ バージ ョ ンへアッ

プグレード , 119

バージ ョ ンの混在する環境 , 33

必要なファイル , 99

ブラウザ ユーザー , 117

マクロ , 118

ロケール情報 , 118

ロケールと文字セッ トの考慮事項 , 71

アンインス トールする

共有コンポーネン ト , 121

い依存関係

アップグレード時にコンポーネン ト を開始する , 86

カスタム インス トール時にコンポーネン ト を開始する ,

66

一意のポート番号 , 35

一括アップグレード

定義 , 97

インス トール

アップグレードする , 69-87

インス トール タイプを決定する , 7

カスタム , 14, 51

管理 , 126

最小インス トール , 13

準備する , 70

チェッ ク リ ス ト , 151-156

デフォルト , 13

ネッ ト ワーク , 126

不在モード , 17, 123

マルチプラ ッ ト フォーム , 15

ワークステーシ ョ ン , 127

インス トール キッ ト

Sun Java System Directory Server, 28

インス トールするAdobe Acrobat Reader, 149, 150

Adobe Acrobat のアクセシビ リ ティおよびフォームの

パッチ , 150

インス トールする ...

Cognos Support Accelerator, 28

Microsoft Data Access Components (MDAC) , 149

Sun Java System Directory Server, 41, 52

インス トール タイプ , 13-17

アップグレード , 15

デフォルト , 13

う運用環境

カスタム インス トール , 14

えエラー メ ッセージ、 「 ト ラブルシューティング」 を参照 ,

139

か開始する

NoticeCast, 83

アップグレード したサービス , 86

アップグレードのコンポーネン トの依存関係 , 86

アップグレードのコンポーネン トの順序 , 86

カスタム インス トールのコンポーネン トの依存関係 , 66

カスタム インス トールのコンポーネン トの順序 , 66

サービス , 66

確認する

管理者権限 , 40, 52, 70

システム要件 , 70

カスタム インス トール , 14, 51

依存関係 , 66

チェッ ク リ ス ト , 151-156

仮想ディ レク ト リ

Web サーバーの仮想ディ レク ト リ を設定する , 56, 74

設定する , 44

環境

サポート対象 , 70

バージ ョ ン混在 , 33

管理インス トール、 設定する , 126

管理ツール

Cognos Series 7 OLAP の Cognos Server Administration, 21

NoticeCast, 25, 84

き規定

アップグレードの説明で使用されている規定 , 100

共有コンポーネン ト

アップグレードする , 71

アンインス トールする , 121

くク イ ッ ク ツアー

Cognos Series 7 OLAP の PowerPlay, 22

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition の

PowerPlay, 24

PowerPlay, 27

NSM Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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索引

クエ リー プロセッサ

PowerPlay Enterprise Server, 19

ク ラ イアン ト アプリ ケーシ ョ ン

アップグレードする , 117

け計画する

アップグレード , 97

インス トール , 70

ゲート ウェイ

NoticeCast の URL を更新する , 110

PowerPlay Enterprise Server, 19

Upfront の URL を更新する , 109

代替ゲート ウェイ、 Web の別名を設定する , 44, 56, 75

現在のスキーマ バージ ョ ン

「スキーマ バージ ョ ン」 を参照

こ構成

アクティビティ レポート , 140

アップグレード時に適用する , 86

インス トール時に適用する , 66

エラー レポート , 140

ト ラブルシューティング , 140

不在モード設定のコンポーネン ト , 125

コピーする

アップグレード時に Cognos コンポーネン ト を設定する ,

72

カスタム インス トールで Cognos コンポーネン ト をコ

ピーする , 53

コンポーネン ト

アップグレード時に認証ソースを設定する , 86

アップグレードする , 71-73, 86

アンインス トールする , 121

一括アップグレード , 97

カスタム インス トール時に設定する , 66

カスタム インス トール時の開始順序 , 66

共有 , 35

サービス , 67, 87

段階的アップグレード , 98

リ ス ト ファイル , 140

ワークステーシ ョ ン インス トール , 127

さサードパーティ製品

Microsoft Data Access Components (MDAC) をインス

トールする , 149

必要なサポート ファイル , 28

サーバー

Cognos Windows 共通ログオン サーバー , 21

NoticeCast, 24, 81, 84

Upfront, 20

Windows 共通ログオン サーバー , 23, 25, 27

複数のグループを設定する , 13

サーバー ゲート ウェイ

場所の設定 , 156

サーバー設定ファイル (cern.csx)

NoticeCast をアップグレードする , 110

アップグレードのために更新する , 73, 108

ゲート ウェイ URL を表示する , 110

ト ラブルシューティング , 141

サービスCognos Series 7 Alerts/Notification, 31

Cognos Series 7 OLAP, 31

Cognos Series 7 PowerPlay Transformer Edition, 31

Configuration Manager, 66

Configuration Manager、 アップグレード後に開始する , 86

NoticeCast, 83

アップグレード時にサービスを停止する , 72

アップグレードのオブジェク ト階層の場所 , 86

カスタム インス トールで開始する , 66

カスタム インス トールのオブジェク ト階層の場所 , 66

ト ラブルシューティング , 140

名前 , 101

最小インス トール , 13

作成する

TEMP システム変数 , 40, 52, 70

サポート されているソフ ト ウェア , 70

サポート ファイル

Adobe Acrobat Reader, 149

Microsoft Data Access Components (MDAC) をインス

トールする , 149

サードパーティ製品で必要 , 28

サンプルNoticeCast, 26

PowerPlay, 22, 27

PowerPlay Transformer, 24

ト ラブルシューティング , 142

バージ ョ ンの混在する環境 , 33, 34

しシステム要件

UNIX コンポーネン ト , 39, 51

確認する , 70

チェッ ク リ ス ト , 151

準備する

インス トール , 70

照合順序、 テス トする , 93

すスキーマ

アップグレードする , 73

スキーマ バージ ョ ン

ネームスペースをアップグレードする , 119

スキーマ バージ ョ ン プロパティ

アップグレード時に設定する , 78

カスタム インス トールで設定する , 59

スク リプ ト.ats, 124

インス トール ガイ ド =NSN

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索引

せセキュ リ ティ

Upfront アップグレードの後に設定する , 108

アップグレード時に適用する , 103

オプシ ョ ン , 28

ネームスペースをアップグレードする , 119

接続性の問題、 ト ラブルシューティング , 140

設定

設定する , 81

データベース環境変数 , 40

設定するNoticeCast, 62, 81

Web サーバー , 44, 56, 74

アップグレード後に Access Manager Server を設定する ,

85-86

アップグレード後に NoticeCast コンポーネン ト を設定す

る , 81, 85

アップグレード時に Cognos コンポーネン ト を設定する ,

73-87

アップグレード時にコンポーネン ト を設定する , 86

アップグレード時にディ レク ト リ サーバーを設定する ,

77

インス トール時に Cognos コンポーネン ト を設定する ,

55

インス トール時のコンポーネン トの設定 , 62

カスタム インス トール時にコンポーネン ト を設定する ,

66

管理ツール , 84

コンポーネン トの設定 , 81

相対 URL, 13

ディレク ト リ サーバー , 59

データ ス ト ア , 82

ネッ ト ワーク インス トール , 126

バージ ョ ンの混在する環境 , 13, 35

複数のインスタンス , 62

複数のサーバー グループ , 13

不在モード設定 , 125

無人インス トール , 123

設定ファイル (.cfx)

PowerPlay Enterprise Server のアップグレード , 112

アップグレードする , 112

バージ ョ ンの混在する環境 , 35

選択する

セッ ト アップ方法の選択 , 13

そ相対 URL

設定する , 13

ト ラブルシューティング , 141

た段階的アップグレード

PowerPlay Enterprise Server、 ク ロスプラ ッ ト フォーム ,

112

定義 , 98

ちチェッ ク リ ス ト

アップグレードの準備をする , 99

アップグレードを完了するために必要なファイル , 99

インス トール , 151-156

著作権 , 2

つツール

Cognos Series 7 OLAP の Cognos Server Administration, 21

NoticeCast, 25, 26

PowerPlay, 22, 27

PowerPlay Enterprise Server, 21

PowerPlay Transformer, 23

て停止する

アップグレード時にサービスを停止する , 72

ディ スパッチャPowerPlay Enterprise Server, 19

ディ レク ト リ サーバー , 71

アップグレード時に認証ソースを設定する , 77

インス トール チェッ ク リ ス ト , 152

接続を追加する , 89

設定する , 59

テス トする , 89

ト ラブルシューティング , 139

ネームスペースをアップグレードする , 119

場所の設定 , 156

データ

アップグレードする , 117

アップグレードの前にバッ クアップする , 98

データ ス ト ア

NoticeCast, 82

NoticeCast ゲート ウェイ URL をアップグレードする ,

110

NoticeCast データ ス ト アをアップグレードする , 70, 83

Upfront で編成する , 104

Upfront を展開する , 105, 108

データ ス ト アのユーザー

カスタム インス トール時に作成する , 52

デフォルト インス トール時に作成する , 41

データベース

アップグレード時に NoticeCast のデータベース ユーザー

を作成する , 70

環境変数を設定する , 40

データベース環境変数 , 40

データベース ユーザー

カスタム インス トール時に NoticeCast のデータベース

ユーザーを作成する , 52

デフォルト インス トール時に NoticeCast 用のデータベー

ス ユーザーを作成する , 41

テーマ

Upfront をアップグレードする , 107

ユーザーに割り当てる , 108

テーマをユーザーに割り当てる , 108

NSO Cognos Series 7 Version 3 for Windows

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索引

適用する

インス トール時に設定を適用する , 66

テス トするPowerPlay Enterprise Server, 93, 115

PowerPlay Enterprise Server Administration, 92

PowerPlay for Excel, 93

PowerPlay Transformer, 93

PowerPlay User 接続 , 93

Ticket サービス接続 , 90

Upfront Server Administration, 91

Upfront の Web アクセス , 91

Web サーバー , 89

照合順番 , 93

ディレク ト リ サーバー , 89

データ ス ト アへの NoticeCast の接続をテス トする , 93

分散ソート処理 , 93

デフォルト インス トール , 13

実行する , 39-50

デフォルト設定

ネームスペース , 29

ユーザー ID およびパスワード , 29

デフォルト値を変更する

Web サーバーの別名 , 74

ト ラブルシューティング , 140

デフォルトの “response.ats” ファ イル , 124

展開する

Upfront のデータ ス ト ア , 105, 108

電子メール アドレス

NoticeCast, 82

転送仕様ファイル (.ats)

設定する , 123

転送する、 「コピーする」 を参照

転送の概要ログとエラー ログ , 139

転送ログ , 139

とドキュ メン ト

バージ ョ ン , 2

ト ラブルシューティング

Access Manager のサービス エラー , 144

JDBC ド ラ イバがク ラス パスに含まれていない , 147

NoticeCast データ ス ト アに接続できない , 145

Ticket サービスがインス トールされていない , 145

Ticket サービスが実行されていない , 145

Ticket サービスの設定値が正し くない , 144

Windows イベン ト ビューアを使用する , 139

管理サーバーが認証されない , 144

管理サーバーにアクセス権がない , 144

サーバー設定ファイル , 141

サービス , 140

サンプルが見つからない , 142

接続性の問題 , 140

設定 , 140

相対 URL のサポート , 141

デフォルト値を変更する , 140

ファイルを開けない , 142

ポート番号 , 140

ト ラブルシューティング ...

リ ソース , 139

ログ ファイルを使用する , 139

に認証ソース

アップグレード時に認証ソースを設定する , 81

カスタム インス トール時に設定する , 67

ねネームスペース

現在のスキーマ バージ ョ ンにアップグレードする , 119

デフォルト設定 , 29

ネッ ト ワーク インス トール、 設定する , 126

はバージ ョ ン

永続的に切り替える , 119

ドキュ メン ト , 2

バージ ョ ンの混在する環境

Access Manager Server を管理する , 85

アップグレードする , 33

インス トールする , 33

設定する , 13, 35

例 , 33, 34

配布用パッケージ定義ファイル (.dm d )

PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード , 132

配布用パッケージ ファイル (.dmp)

PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード , 132

Upfront データ ス ト ア , 104

ハイブリ ッ ド インス トール , 15

パスワード

デフォルト設定 , 29

バッ クアップする

アップグレードする , 98

ネームスペースをアップグレードする前にディ レク ト リ

サーバーをバッ クアップする , 119

パラ メータconvertloc, 118

ppserver, 113

UpfPack, 104

UpfUpgrade, 106

ひ開く、 「起動する」 を参照

ふファイル

アップグレードを完了するために必要なファイル , 99

ト ラブルシューティング , 142

負荷分散

Ticket サービス , 80

アップグレード時の異なるバージ ョ ン間での負荷分散 ,

33

複数のインスタンス , 62

インス トール ガイ ド =NSP

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索引

不在モード インス トール , 17

設定する , 123

不在モード設定

設定する , 125

プロセス

アップグレードのオブジェク ト階層の場所 , 86

カスタム インス トールのオブジェク ト階層の場所 , 66

名前 , 101

分散インス トール、 「カスタム インス トール」 を参照

分散ソート処理

テス トする , 93

へ別名

Web サーバーの別名を設定する , 44, 56, 74

アップグレード後に別名を設定する , 74

編成する

Upfront のデータ ス ト ア , 104

編成設定ファイル (.dmi)

PowerPlay Enterprise Server の代替アップグレード , 132

ほポート

Windows の Cognos OLAP のデフォルト ポート , 29

複数のインスタンスを設定する , 62

ポート番号の ト ラブルシューティング , 140

ポート番号

指定する , 35

まマクロ

アップグレードする , 118

マルチプラ ッ ト フォームのインス トール , 15

め命名規則 , 31

メ タデータ

PowerPlay Enterprise Server をアップグレードする ,

111-115

メ ッセージ、 エラー、 「 ト ラブルシューティング」 を参照

も問題、 「 ト ラブルシューティング」 を参照 , 139

ゆユーザー

テーマを割り当てる , 108

ユーザー ID

デフォルト設定 , 29

れレポート プロセッサ

PowerPlay Enterprise Server, 19

ろログ ファイル

ト ラブルシューティング リ ソース , 139

ロケール

アップグレードする , 118

アップグレードの考慮事項 , 71

わワークステーシ ョ ン インス トール

設定する , 127

NSQ Cognos Series 7 Version 3 for Windows