cross cultural collaboration for success (moravia winter meetup 2015) (jp)
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成功へと導く異文化間コラボレーション
Moravia Winter Meetup東京、日本
2015 年 2 月 25 日
Andrew Masland
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自己紹介
• IT分野で30年の経験
• Digital Equipment Corporation(DEC)– 北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域、日本の
プレミアパートナー向けプログラムをグローバルに展開
• NEC– Microsoft とのグローバルアライアンスにおいて
北米、日本、オーストラリア、シンガポール、英国、フランス、ブラジルの各拠点と連携
• アライアンスマネジメントに従事
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国や地域ごとに異なるIT状況
• 普及率– クラウド
– モノのインターネット(IoT)、M2M
– モバイル
– コンシューマライゼーションとBYOD(個人所有デバイスの業務利用)
• セキュリティ要件
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優先項目と開発プロセスの違い
• 顧客やベンダーにとって重要なこと
– 特にコンシューマアプリなどは “ほどほど(Good Enough)”でリリース
• 開発プロセス
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品質
コストスピード
ウォーターフォール
アジャイル
ドキュメンテーションの検討事項
• ドキュメントの種類– 市場とオーディエンスに応じて決定
• ドキュメントの形式• 翻訳品質
– 日本語 → 英語– 英語 → 日本語– 整合性
• 機械翻訳のポストエディット• 英語のドキュメントを読むのが
英語ネイティブとは限らないことを考慮
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異文化間コラボレーション
• リソースについて把握– 専門分野(マーケティング、IT、業界・競合知識)
– 地理的な優位性
• 企業や国それぞれのやり方を尊重– 意思決定 – 誰が、どこで、いつ、いつまでに
– 期間 - 短期または長期
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アライアンスでグローバルにビジネスを拡大
• 自社のみですべてを賄うことは難しくなっている
• アライアンスはすでに ”当たり前” のこと– チャネルパートナー
– テクノロジーパートナー
• アライアンスパートナーシップはグローバルビジネスの発展に寄与するか
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新規市場におけるアライアンスの価値
• 市場参入をスピードアップ
• 新たな顧客ニーズを満たすソリューションを実現
• 業績を向上
• 機能横断的なコラボレーションを強化
• 現地のビジネスを熟知するエキスパートを活用
• しかし、アライアンスには周到なマネジメントが必須– 多くの企業はそこでつまづいている
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異文化間コラボレーションのヒント
• “違い” を認識し、それを踏まえた計画を策定
• パートナーとのパーソナルな関係を構築
• 生産的で利用しやすいコミュニケーション手段を活用
– メール
– 電話会議
– オフラインミーティング
• 時差を有効活用
• 必要な期間やリソースの要件を予測
– 期待する成果の設定
– トレーニング
– 出張、現地採用、コンサルティングなどに要するリソース
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エキスパートの活用
• 地域における強みやナレッジを活かす– 現地の専門リソースがもたらす大きな価値
– 現地採用やコンサルティングのサービス
• 実践的なノウハウを学ぶ– ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社
www.japanintercultural.com
– Association of Strategic Alliance Professionalswww.strategic-alliances.org/
• “ローカル” リソースと“グローバル” リソースとのバランスが重要
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