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de:code 報告 名古屋ソフトウェアセンター 2014/6/7 Microsoft Azure 勉強会 Kouji Matsui @kekyo2

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de:code 報告

名古屋ソフトウェアセンター 2014/6/7 Microsoft Azure 勉強会 Kouji Matsui @kekyo2

自己紹介

Kouji Matsui けきょ @kekyo2 「けきょの丼」

会社やってます。de:codeは会社から予算を捻出。

今日のお題

今日はコード寄りの話は無しです

de:code – 久しぶりのマイクロソフトJapan

毎年、技術系のカンファレンスを行ってきたものの、2011年の東日本大震災で中断が続いていました。

今回、米国本社のBUILD 2014の日本版として、新たに「de:code」というブランドで技術系のカンファレンスを実施しました。

一般向けの「マイクロソフトカンファレンス」もあります(去年秋に実施)。マイクロソフトカンファレンスは無料ですが、de:codeは有料です。

de:codeって、どんなカンファレンスなの?

マイクロソフトカンファレンスとの違いは?

マイクロソフトカンファレンスは、より多くの方を対象に、幅広い視点でマイクロソフトの向かう所を紹介します。

de:codeはデベロッパー向けです。

de:codeは有料です。その対価は、

セッションの専門性

俗にいう「お土産」

飲食類

はじめての技術系カンファレンス

去年のマイクロソフトカンファレンスもはじめてで、とても感激。カンファレンスの場で、翌年に何か計画しているとの情報があり、是非行ってみたいと考えていました。

今年に入ってすぐに米国本社でBUILDなるカンファレンスが開催される事を知り、直後に国内でもカンファレンスが催されることが公表(まだこの時にはde:codeの名前は発表されていない)。

BUILDが始まり、Channel9でストリーミングが配信されたことで、これは擬似ライブが出来る!!と考え、スグに開催(大コケしましたがw)

de:codeの早期申し込み初日にエントリー!

10万円の価値に、悶々

以前のTechEd Japanと比べても、更に参加費用が増えているとの事。

当然、参加費用に見合う「何か」が得られるのかが気になるところ。

会社から費用を捻出することもあり、理由付けを考える。

分かりやすいのは、やっぱり「お土産」ですねぇ。

遠方(名古屋は遠方とは言わないのかもしれませんが)なので、コミュニティで活躍されている方々と、オフラインでお会いできるチャンス。全国から集まってきます。

マイクロソフトエバンジェリストの方から、直接話を聞ける。質問もできる。マサカリも投げられる?

お土産

当日、お土産の引換券が配られます。もちろん、一人一枚。

これを、いつぞやのタイミングで、実際のお土産に交換。それまでは、お土産が何なのかは明らかにされません。

初めてということもあり、いつ交換可能なのかわからないまま、初日最初のキーノートセッションに突入。周りの空気感で、どうやらキーノート中に明らかになるのではないかと予測。

CEOからダメ出し

キーノートでいきなりWindows Phoneの紹介ががが。BUILDでもWindows Phoneの新機能解説に多くの時間を割いていたこともあり、これはもしや、de:codeで端末新製品が発表されるのではないかというボルテージが高まる。

が、CEO自ら「Windows Phoneについて、現時点でお伝えできることはない」と明言され、タイムラインは暗黒の静寂へ…

東芝タブレット

で、東芝さんとインテルさんの協賛で、東芝製タブレット「dynabook tab」がお土産として配布されることに。

私的には、タブレットは未所有の事もあり、それなりに嬉しい。しかし…

TLは無茶苦茶な言われようだww

サプラーイズ!!

が、キーノートセッションの最後に、何故かWindows Phone(NOKIA Lumia)の箱を持ってエバンジェリストの高橋さんが現れ…

正規の製品ではないものの、Lumia 1520/1320/920/820のどれかが貰えることに!!

半端ない盛り上がり様!!!

そんなわけで、このようなお土産(教材)

一部、お見苦しい点がある事を、ご了承くださいw

本日は…

Azureの日でしたね (;´Д`)

Cloud First時代

Cloud First時代:IT Architectは何を目指し、何を実現するのか (板倉 真由美さんのスライド)

ぶっちゃけ、もはやアプリケーションソフト作って販売できる状況ではなくなった

恐ろしいほどの速さで進む技術革新

ソフトウェアを大きなステップ(バージョン)で提供していては、完成するころには技術革新に置いて行かれてしまう

変化に柔軟に対応できる、あらゆる施策を

Visual Studioで、多方面のアプローチで多方面のデバイスに対応した、あらゆる開発を可能に!

Windowsデスクトップ・Windowsストアアプリ・Windows Phone・マイクロデバイスなどを、ワンストップの環境で開発出来る

デファクトスタンダードとなる、異なる環境(Apple / Google)を排斥せず、むしろ全方面でサービス提供可能に

Xamarin推し! Xamarinを使えば、iOS、Androidの開発も可能に!

変化に柔軟に対応できる、あらゆる施策を

高速開発を推進し、オープンスタンダードにコミットする

製品の重厚な開発プロセスから脱却し、高速リリースすることで、変化にどんどん追従していく→これからのMS製品は、更新サイクルが早くなる、いや、既にそれは始まっている

オープンスタンダードの移り変わりに追従、MS Open Technologies社から次々と公開されるフレームワークやライブラリ群

GitHub

変化に柔軟に対応できる、あらゆる施策を

そして、Microsoft Azureが、IT運用環境の整備を高速化する!!

オンプレミスに拘る理由が希薄に。サーバーハードウェア維持の負担、ソフトウェア維持の負担、スケールアウトの拡大縮小の不自由さ。

スタートアップ企業ほど、これらの負担から解放されたい。人間にしかできない事に集中するための道具。

Azureの開発事例が集積された資料がない…

出来ました「クラウドデザインパターン Azureを例としたクラウドアプリケーション設計の手引き」Alex Homer / JAZUG / 日経BP

デザインパターンのセッションあり

クラウドアプリケーション設計の王道デザインパターン20連発!(成本 正史さん)

新しい道具の使い方が分からない…

Azure Storageのテーブルって、インデックスがプライマリーキーしかないよね。一体どうすりゃいいの?

注:SQL Server [SQL Azure]の事ではありません

エンティティモデルには、プライマリキーが一つだけ

新しい道具の使い方が分からない…

Azureのハードウェアって?

ハードウェア構築・管理のない世界 ~ Azure 仮想マシンの現実 ~(関田 文雄さん)

A8をオンプレミスサーバーとして組んだら?

InfinibandやRDMAという時点でかなり外れちゃってますがww

InfiniBand(インフィニバンド)とは、非常に高いRAS(信頼性・可用性・保守性)を持つ基幹系・HPC系のサーバ/クラスター用高速I/Oバスアーキテクチャ及びインターコネクトのこと。システム間インターコネクト機構としては、RAS機能の他、他機構に比較して、低レイテンシである点も特徴である。

Remote Direct Memory Accessとは、あるコンピュータの主記憶から、異なる(リモートの)コンピュータの主記憶への DMA 転送を行うことである。RDMAでは両コンピュータのオペレーティングシステムに入ることなく転送が行われる。 これにより高スループット、低レイテンシの通信を行うことができるため、特に大規模並列のコンピュータ・クラスターにおいて有用である。

Wikipedia

Xeon E5-2670

価格比較サイト coneco.net 2014/06/07

LGA2011マザー・メモリ

x8枚ね

ディスク・RAIDコントローラー

む、難しいが…x10台にしておくか

x2枚

そのほかもろもろ、エイやっと

あ、ネットワークカード忘れた。ざっくり100万~150万ぐらい?

AzureのA8価格

思ったほど安くない?

18.5万/月なら、150万として、約8か月でペイ出来る。

いやいやいや、オンプレミスだとして、ハードウェアのメンテナンスは誰がするのか?壊れたら? 保守契約したら更にコストがかさむねぇ

Azureクラウドサービス(WebRole・WorkerRoleなど)を使うなら、OSのメンテナンスはフリーだが、オンプレミスなら全部自分の組織でやらなければならない。

ストレージが不足したら?あるいは過剰だったら?

パワーありすぎた orz でも、もう導入しちゃったから今更ダウングレード出来ない…

ここからはじまる、組織の硬直化

・リソースの見積もりを行うことは重要ですが、その一方で、外的な要因で容易に変わってしまう

・これを教訓に、見積もりを正確にやろうと思えば思うほど、変化に対して硬直化してしまう

・その硬直化が、組織運営にまで波及し、最終的に会社の文化にまで影響を及ぼす

…かもしれない

見積もりの正確性は、経験知が物をいう世界です。これから新しい事業をやっていくのなら、変化に柔軟に対応できることが必須です

そのための…

Microsoft Azure

プラットフォーム

Visual Studio

開発プラットフォームマルチデバイス戦略

全ては変化に柔軟に対応出来るため

と、理解しました

来年も何事もなく(もちろん、震災も)、再びde:codeが開催されると良いですね!

超早いタイプを可能にするWord Flow !!

世界記録を括目せよ

Day1では、パーティも開催!!

AZURE# が、歌う、踊る!

de:code登壇者のあいさつ

Day2終わった後は、教材で遊ぶ懇親会

ツイッターで募集があったので、参加!

ご清聴ありがとうございました

デプロイ、ネ

de:codeスライド一部引用させていただきました。基調講演のビデオも公開されています。是非見て下さい。「de:code」でBingる!

http://www.microsoft.com/ja-jp/events/developer/default.aspx