吉藤伸幸IMS開発2016/06/16

DEDB Alter 開発秘話

IMS Tokyo RUG 2016

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Disclaimer

本日お話しする内容

自己紹介

DEDB Alter

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自己紹介

自己紹介

入社～ IMS Fast Path Solution Packの開発を担当

– Fast Path Advanced Tool (FPA)の開発

2013/04～ IMS Fast Pathの開発を担当

– DEDB Alterの開発

– シリコンバレーラボにいる開発メンバーと協業

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日本に開発チームがいる意味、メリット

日本のお客様に製品を直接説明することができる。

日本のお客様の要望を直接聞くことができる。それをシリコンバレーラボの開発チームに提案できる。

日本のお客様からの開発元へのリクエストに直接対応できる。

日本のお客様の近いところに開発チームがいることで、何かあったらすぐに対応できる。

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DEDB Alter

DEDB Alterとは

エリアをオンラインの状態のまま、エリアのアンロード/リロードをすることなく、データベースの定義を変更することができます。

– エリアの物理属性であるSIZE, UOW, ROOTパラメータの変更

IMS 13ではSDEP定義なしのエリアのみのサポートでしたが、IMS 14 からSDEP定義ありのエリアもサポートしました

– ランダマイザーの変更

– エリアの追加

– 圧縮出口ルーチンの追加

– ACBSHR=N の場合のFDBR, XRF環境でのサポート

– 標準のFast Path IFP ユーティリティで実行

エリアをまたいだデータベースレコードの移動がないように2ステージ・ランダマイザーが必要です。

データベース/エリアをオフラインにすることなく定義変更を可能とすることで可用性が向上します。

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IMS 14

DEDB Alterの例 (ALTERAREA)

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DBD NAME=FPDEDB,ACCESS=DEDB,RMNAME=DEDBRANDAREA DD1=AREA1,...AREA DD1=AREA2,SIZE=4096,UOW=(10,2),ROOT=(1000,100)AREA DD1=AREA3,...

BASE

BASE

BASE

BASE

BASE

BASE

BASE

BASE

DOVF

DOVF

SMAP

IOVF

IOVF

IOVF

900 UOWs 1000 CIs

(100 UOWs)

8

CIs

2

CIs

Root

Addressable

Part

Independent

Overflow

BASE

BASE

BASE

BASE

BASE

BASE

BASE

BASE

DOVF

DOVF

SMAP

IOVF

IOVF

IOVF

1800

UOWs

2000 CIs

(200 UOWs)

16

CIs

4

CIs

Independent

Overflow

DBD NAME=FPDEDB,ACCESS=DEDB,RMNAME=DEDBRAND

AREA DD1=AREA1,...

AREA DD1=AREA2,SIZE=4096,UOW=(20,4),ROOT=(2000,200)

AREA DD1=AREA3,...

BASE

BASE

BASE

BASE

BASE

BASE

BASE

BASE

DOVF

DOVF

Root

Addressable

Part

新たにDBDを以下のように定義しALTERAREAを実行

UOW=(20,4) ROOT = (2000,200)

DEDB Alterとは

エリアをオンラインの状態のまま、エリアのアンロード/リロードをすることなく、データベースの定義を変更することができます。

– エリアの物理属性であるSIZE, UOW, ROOTパラメータの変更

IMS 13ではSDEP定義なしのエリアのみのサポートでしたが、IMS 14 からSDEP定義ありのエリアもサポートしました

– ランダマイザーの変更

– エリアの追加

– 圧縮出口ルーチンの追加

– ACBSHR=N の場合のFDBR, XRF環境でのサポート

– 標準のFast Path IFP ユーティリティで実行

エリアをまたいだデータベースレコードの移動がないように2ステージ・ランダマイザーが必要です。

データベース/エリアをオフラインにすることなく定義変更を可能とすることで可用性が向上します。

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IMS 14

DEDB Alterの変遷

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バージョン 追加された機能

13 エリア(SDEP定義なし)のUOW, ROOT, SIZEの変更

データベースのランダマイザーの変更

14 エリア(SDEP定義あり)のUOW, ROOT, SIZEの変更

エリアの追加

圧縮出口ルーチンの追加

残っているのは

?? セグメント追加、長さ変更???

フィールド追加、長さ変更???

ポインターオプション変更???

複数エリア?????

ディベロッパー視点でのDEDB Alterの改善点

実行中に内部で動くDFSORTのメッセージがIMSコントロールリージョンのジョブログに出た。

– V13 GA後に日本チームで対応し、DEDB Alterのジョブログに出るように修正。

複数エリアを同時にできない。

– 実装面で困難。

– パフォーマンス面も考慮が必要。

– 事前準備がもっと大変になる。

最大2048エリアのShadow Data setの用意が必要。

2ステージ・ランダマイザーが必要

– 1エリアしかないときでさえも必要というのはちょっと。

実行によってデータセットの名前が変わってしまう。

– 名前を元に戻すためには、元のエリアデータセットを削除、再作成して、フォーマットして、エリアデータセット作成ユーティリティでコピー。

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お客様が考えるDEDB Alterの改善点

ディベロッパーとは違った視点だと、他の改善点がきっとあるはず。

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ありがとうございました!