doshisha close updoshisha close up ー^ γ・越1.。 高校生に講義する松本敏史先生 4...
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将来の職業会計人を育てる
高大連携教育プログラムが
スタート
二00三年一 0月、高大連携教育プログラムの
一環として、法人内四高校の年生を対象にした
「基本商業簿記」諭義が開講された口商簿記検
定試験三級の内容に対応した、一寝生にはなじみ
の薄い分野の講義にもかかわらず、出需生約二百
八十人と人気を集めている
このプログラムの企画立案者が松本敏史商学部
助教授だ
「少子化のなか、各大学が生き残りをかけて燃
烈なレースを繰り広げている現在、商学部に対す
る評価のつのバロメーターは公刃艸会寸士の合格
者数です同志社大学は長らく関西でトップ、全
国でも五六位の合格者数を誇っていましたし
かし年々その順位を下げ、一咋年は全国で九位、
関西では位にまで落ちてしまったそこでこの
状況の打開策として考え出したのが、このプログ
ラムなのです。幸い、同志社には法人内高校に優
秀な生徒がたくさんいますこの高校生たちに早
い時期から簿記を教えることで、彼らが将来会寸
上をめざすきっかけになるのではないかと号えた
のですまた、大
、
学における学問的
興味を寝生から
引き出したり、進
路決定や職業選択
の一つの指針とし
て役立たせること
も期待できるでし
よ、つそ
こでまず松木
先生は、以前から
交流のある同志社
一寝の菊地先生に
この企画を持ち込
んだ
現在、同志社の各高校も転換期を迎えている公立」寝が大
学との連携を図って特進コースを股けたり、中・高.大一貫教
育に力を入れている現状のなかで、学内高校も独自色を出して
生き残らなければいけないからだ一局大ともに何とかしなくて
はという必要性を強く感じていた時に持ち上がったプログラム
だけに、<止画はスムーズに動き出した。
当初の予定では、ぜ需者は十人程度を見込み、講義を扣ソ
するのは志賀理助教授一人しかし受講者が殺到、面接などに
よって希望者を絞ったものの、結局クラスでは対応できず、
クラスに分けて急きょ松本先生も担当することになったそ
DOSHISHA CLOSE UP
ー^
γ・越1.。
高校生に講義する松本敏史先生
4
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匡;
-
して向先生のゼミからチユーター(学部生・院生などにょるア
シスタント)を募り、ようやくスタートしたのである
「卜人のうち分の一でも会寸士をめざしてくれたら、
ノー
M
初の目的は果たせると思っていたのですが:・こんなに二ーズ
があるとは、私白身も高校側も篤きましたまして、普通斗の
生徒ですからさらに篤いたのは生徒の馴解力の局さです」
松本ゼミで、チューターをつとめる年次生の山啼泰佑さん
よ、
ι
「本当に呑み込みが速くて恂校生が初めてふれる分野なの
で秒鮮味を感じ
1
ているのでしょ
う僕が.局校生の
時にこの'座があ
れば受けたかった
ですね」と語る
「大学生でも苦
手だという人が多
、'」 0
徒たちは一度の説
明で理解し、すば
やく綵習問題をこ
なしていきます。
簡単な内容の講義
だと彼らは気を緩
めますが、齢しい
でも、生
問題であればあるほど真剣にくいついてきます'師としても
やり力いかありますね」舩木先生も手こたえを感じているよう
ナ
商学部志望でご問学都には癒県必須だと聞いて一謠しま
した予想してぃた以上に挑しいですが、まずは級を突破し
て、その先も考えてみたいです」(橋本卯樹さん・同上荏局等
学竺「
商学部人学や会計士という具体的な目標ではなく、単なる
簿記に対する興味で受講したので、一轟しています。でも松本
先生の講義は分かりやすくて、いつも聞き入っています」(宮
森剛裕さん・詞志社香里稾革校)
ぜ需生たちも苫しみながら、肖<面目に取り組んでいるこの
中から将来、どれだけの会寸kが艇生するか楽しみにしている
舩本先生だが、今後の課題は山秘みという
「まずはキャパシティの問題征回これくらいの人数が集ま
るなら、専任の教員を楓かなければならないし、販子部のコス
トで行う以上、商学部を希望する生徒のみに制限すべきだとい
う声もあります大学側の受け入れ体制も整えるべきだという
意見と、大学の授業と検定は別という意見との対立もあります
四高校の行事日程も調整してもらわなくてはなりません。これ
らの問題をクリアしてぃかないと、本当の意味で一契連携とい
えるようなプログラムにはならないと忠います」
多くの人々の努力にょり、高大、そして受講生すべてが満足
できるプログラムになる日も近いと期待されている。
、
Oom工一ml》or0のmこで 9
チューターが生徒の質問に答えながら;旨する