セイブル50mgを単回経口投与したところ、食事開始0.5~2時間後までの血糖変動量はプラセボ群と比較して有意に小さくなりました。一方、食事開始4時間後では逆に、血糖変動量がプラセボ群より有意に大きくなり、5時間後にはプラセボ群が食事前の値に戻ったのに対しセイブル群では戻らず、セイブルの投与による糖質の吸収遅延が認められました。またΔ血糖AUC※0-5hはプラセボ群と比較して有意に低値でした。
※Δ血糖AUC:食事開始前血糖値からの増加分AUC
1. 食後の血糖上昇とインスリン分泌に対する作用5)
対 象:食事療法により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者40例(食後1時間または2時間血糖値200mg/dL以上、食後1時間または2時間血清インスリン値20μU/mL以上、HbA1C6.5%以上9.0%未満)
投与方法:入院1日目の朝食直前にセイブル50mgまたはプラセボを単盲検法により経口投与し、食事負荷試験を実施、入院2日目に薬剤を交差して同様に食事負荷試験を行った。
●食後血糖値に及ぼす影響
食事開始0.5~2時間後までの血清インスリン変動量はプラセボ群と比較して有意に小さくなりました。セイブル50mg投与で食後0.5~2時間までの糖質の吸収を抑制したことによるインスリン分泌の需要軽減が示唆されました。またΔ血清インスリンAUC※0-5hはプラセボ群と比較して有意に低値でした。
※Δ血清インスリンAUC:食事開始前インスリン値からの増加分AUC
本剤投与による副作用は認められませんでした。
●食後血清インスリン値に及ぼす影響
臨床成績
食事開始後時間
血糖変動量
食事開始後時間
血清インスリン変動量
(mg/dL)
プラセボ群(n=40)セイブル群(n=40)
***
***
***
*
**
1 2 3 4 50 (時間)-40
0
40
80
120
160
200
(μU/mL)
プラセボ群(n=36)セイブル群(n=36)
Mean±SD **:p<0.01、***:p<0.001(1標本 t 検定、vs プラセボ群)
Mean±SD *:p<0.05、**:p<0.01、***:p<0.001(1標本 t 検定、vs プラセボ群)
1 2 3 4 50 (時間)-10
0
30
20
10
40
50
60
70
***
***
**
●安全性
「効能・効果」、「用法・用量」、「禁忌を含む使用上の注意」は6~10頁をご参照ください。
0
100
200
300
400*
Mean±SD *:p<0.05 (1標本t検定、vs プラセボ群)
プラセボ群 セイブル群
(mg・h/dL)
Δ血糖AUC0-5h
0
50
100
150*
Mean±SD *:p<0.05 (1標本t検定、vs プラセボ群)
プラセボ群 セイブル群
(μU・h/mL)
Δ血清インスリンAUC0-5h
【使用上の注意】-抜粋-2. 重要な基本的注意(2)糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている患者では、投与の際の食後
血糖1又は2時間値は200mg/dL以上を示す場合に限る。
12
セイブル50mgを単回経口投与したところ、食事開始0.5~2時間後までの血糖変動量はプラセボ群と比較して有意に小さくなりました。一方、食事開始4時間後では逆に、血糖変動量がプラセボ群より有意に大きくなり、5時間後にはプラセボ群が食事前の値に戻ったのに対しセイブル群では戻らず、セイブルの投与による糖質の吸収遅延が認められました。またΔ血糖AUC※0-5hはプラセボ群と比較して有意に低値でした。
※Δ血糖AUC:食事開始前血糖値からの増加分AUC
1. 食後の血糖上昇とインスリン分泌に対する作用5)
対 象:食事療法により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者40例(食後1時間または2時間血糖値200mg/dL以上、食後1時間または2時間血清インスリン値20μU/mL以上、HbA1C6.5%以上9.0%未満)
投与方法:入院1日目の朝食直前にセイブル50mgまたはプラセボを単盲検法により経口投与し、食事負荷試験を実施、入院2日目に薬剤を交差して同様に食事負荷試験を行った。
●食後血糖値に及ぼす影響
食事開始0.5~2時間後までの血清インスリン変動量はプラセボ群と比較して有意に小さくなりました。セイブル50mg投与で食後0.5~2時間までの糖質の吸収を抑制したことによるインスリン分泌の需要軽減が示唆されました。またΔ血清インスリンAUC※0-5hはプラセボ群と比較して有意に低値でした。
※Δ血清インスリンAUC:食事開始前インスリン値からの増加分AUC
本剤投与による副作用は認められませんでした。
●食後血清インスリン値に及ぼす影響
臨床成績
食事開始後時間
血糖変動量
食事開始後時間
血清インスリン変動量
(mg/dL)
プラセボ群(n=40)セイブル群(n=40)
***
***
***
*
**
1 2 3 4 50 (時間)-40
0
40
80
120
160
200
(μU/mL)
プラセボ群(n=36)セイブル群(n=36)
Mean±SD **:p<0.01、***:p<0.001(1標本 t 検定、vs プラセボ群)
Mean±SD *:p<0.05、**:p<0.01、***:p<0.001(1標本 t 検定、vs プラセボ群)
1 2 3 4 50 (時間)-10
0
30
20
10
40
50
60
70
***
***
**
●安全性
「効能・効果」、「用法・用量」、「禁忌を含む使用上の注意」は6~10頁をご参照ください。
0
100
200
300
400*
Mean±SD *:p<0.05 (1標本t検定、vs プラセボ群)
プラセボ群 セイブル群
(mg・h/dL)
Δ血糖AUC0-5h
0
50
100
150*
Mean±SD *:p<0.05 (1標本t検定、vs プラセボ群)
プラセボ群 セイブル群
(μU・h/mL)
Δ血清インスリンAUC0-5h
【使用上の注意】-抜粋-2. 重要な基本的注意(2)糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている患者では、投与の際の食後
血糖1又は2時間値は200mg/dL以上を示す場合に限る。
13
持効型溶解インスリン製剤あるいは超速効型インスリン製剤により治療中の2型糖尿病患者にセイブル50mgを1日3回毎食直前に経口投与したところ、食後0.5~2時間の血糖値がプラセボ群と比較して有意に低下し、Δ血糖AUC※0-15hはプラセボ群と比較して有意に低値でした。また、セイブル群では、食前、特に夕食前の血糖低下が抑制されました。
※Δ血糖AUC:朝食開始前血糖値からの増加分AUC
2. インスリン製剤との併用における食後の血糖上昇に対する作用6)
対 象:持効型溶解インスリン製剤(15例)あるいは超速効型インスリン製剤(16例)による治療を受けている2型糖尿病患者31例(スクリーニング時の朝食後1時間または2時間血糖値が180mg/dL以上)
投与方法:入院1日目にセイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に経口投与し、食事負荷試験を実施。入院2日目に薬剤を交差して同様に食事負荷試験を行った。
●1日の血糖推移に及ぼす影響 [持効型溶解インスリン製剤併用]
本剤投与群のうち、持効型溶解インスリン製剤併用例では15例中2例(13.3%)、超速効型インスリン製剤併用例では16例中4例(25.0%)に副作用が認められました。持効型溶解インスリン製剤併用例では自他覚随伴症状はみられず、臨床検査値異常が15例中2例(13.3%)認められました。超速効型インスリン製剤併用例では自他覚随伴症状が16例中3例(18.8%、低血糖2例、悪心1例)、臨床検査値異常が16例中2例(12.5%)認められました。
●1日血糖推移に及ぼす影響 [超速効型インスリン製剤併用]
●安全性
(mg/dL)
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
朝食開始後時間
血糖値
0
50
100
150
200
250
300
350
400
朝 食 昼 食 夕 食
Mean±SD*:p<0.05、**:p<0.01、***:p<0.001(1標本t検定、vs 持効型溶解インスリン製剤単独群)
持効型溶解インスリン製剤単独群(n=15)持効型溶解インスリン製剤+セイブル群(n=15)
(時間)
***
**
***
*** *
** *** *** ** ***
***
05001,0001,5002,0002,500
**
Mean±SD **:p<0.01 (1標本t検定、vs 持効型溶解 インスリン製剤単独群)
持効型溶解 インスリン製剤 単独群
持効型溶解 インスリン製剤 +セイブル群
(mg・h/dL)
Δ血糖AUC0-15h
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15(時間)
朝食開始後時間
血糖値
(mg/dL)
0
50
100
150
200
250
300
350
超速効型インスリン製剤単独群(n=15)超速効型インスリン製剤+セイブル群(n=15)
朝 食 昼 食 夕 食
*** *** ** *
** ***
** *
* ** *
*** ***
*
Mean±SD*:p<0.05、**:p<0.01、***:p<0.001(1標本t検定、vs 超速効型インスリン製剤単独群)
-1,500
-1,000
-500
0
500
1,000
1,500
***
超速効型 インスリン製剤 単独群
超速効型 インスリン製剤 +セイブル群
(mg・h/dL)Δ血糖AUC0-15h
Mean±SD ***:p<0.001 (1標本t検定、vs 超速効型 インスリン製剤単独群)
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
臨床成績
1�
持効型溶解インスリン製剤あるいは超速効型インスリン製剤により治療中の2型糖尿病患者にセイブル50mgを1日3回毎食直前に経口投与したところ、食後0.5~2時間の血糖値がプラセボ群と比較して有意に低下し、Δ血糖AUC※0-15hはプラセボ群と比較して有意に低値でした。また、セイブル群では、食前、特に夕食前の血糖低下が抑制されました。
※Δ血糖AUC:朝食開始前血糖値からの増加分AUC
2. インスリン製剤との併用における食後の血糖上昇に対する作用6)
対 象:持効型溶解インスリン製剤(15例)あるいは超速効型インスリン製剤(16例)による治療を受けている2型糖尿病患者31例(スクリーニング時の朝食後1時間または2時間血糖値が180mg/dL以上)
投与方法:入院1日目にセイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に経口投与し、食事負荷試験を実施。入院2日目に薬剤を交差して同様に食事負荷試験を行った。
●1日の血糖推移に及ぼす影響 [持効型溶解インスリン製剤併用]
本剤投与群のうち、持効型溶解インスリン製剤併用例では15例中2例(13.3%)、超速効型インスリン製剤併用例では16例中4例(25.0%)に副作用が認められました。持効型溶解インスリン製剤併用例では自他覚随伴症状はみられず、臨床検査値異常が15例中2例(13.3%)認められました。超速効型インスリン製剤併用例では自他覚随伴症状が16例中3例(18.8%、低血糖2例、悪心1例)、臨床検査値異常が16例中2例(12.5%)認められました。
●1日血糖推移に及ぼす影響 [超速効型インスリン製剤併用]
●安全性
(mg/dL)
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
朝食開始後時間
血糖値
0
50
100
150
200
250
300
350
400
朝 食 昼 食 夕 食
Mean±SD*:p<0.05、**:p<0.01、***:p<0.001(1標本t検定、vs 持効型溶解インスリン製剤単独群)
持効型溶解インスリン製剤単独群(n=15)持効型溶解インスリン製剤+セイブル群(n=15)
(時間)
***
**
***
*** *
** *** *** ** ***
***
05001,0001,5002,0002,500
**
Mean±SD **:p<0.01 (1標本t検定、vs 持効型溶解 インスリン製剤単独群)
持効型溶解 インスリン製剤 単独群
持効型溶解 インスリン製剤 +セイブル群
(mg・h/dL)
Δ血糖AUC0-15h
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15(時間)
朝食開始後時間
血糖値
(mg/dL)
0
50
100
150
200
250
300
350
超速効型インスリン製剤単独群(n=15)超速効型インスリン製剤+セイブル群(n=15)
朝 食 昼 食 夕 食
*** *** ** *
** ***
** *
* ** *
*** ***
*
Mean±SD*:p<0.05、**:p<0.01、***:p<0.001(1標本t検定、vs 超速効型インスリン製剤単独群)
-1,500
-1,000
-500
0
500
1,000
1,500
***
超速効型 インスリン製剤 単独群
超速効型 インスリン製剤 +セイブル群
(mg・h/dL)Δ血糖AUC0-15h
Mean±SD ***:p<0.001 (1標本t検定、vs 超速効型 インスリン製剤単独群)
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
臨床成績
1�
●食後血糖値に及ぼす影響 [投与12週後]
●HbA1Cの推移食事・運動療法を継続している2型糖尿病患者にセイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に12週間経口投与したところ、空腹時および食後血糖値がプラセボ群と比較して有意に低下し、特に食事開始0.5~1時間後の血糖値が低下しました。また、セイブル群の食後血清インスリン値は、プラセボ群と比較して、食後0.5および1時間において低下し、有意差が認められました。
HbA1Cはセイブルの投与開始12週後まで低下し、8および12週後ではプラセボ群と比較してセイブル群で有意な低下が認められました。
対 象:食事および運動療法により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者263例(食後1時間または2時間血糖値200mg/dL以上、HbA1Cが6.5%以上9.0%未満で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に無作為化二重盲検法により経口投与した。なお、試験期間を通じて食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
(%) 8.6
8.2
7.8
7.4
7.0
6.6
6.20 4 8 12 (週)
投与期間
HbA
1C
Mean±SD ***:p<0.001 (Bonferroni 型多重比較、 vs プラセボ群)
(84) (158)
(83) (158)
(82) (158)
(83) (158)
プラセボ群セイブル群
症例数
3. 食事・運動療法への追加療法 7)
●食後血清インスリン値に及ぼす影響 [投与12週後]
セイブル群プラセボ群
*** ***
(一部改変)
(一部改変) (81) (153)
(67) (130)
(78) (147)
(81) (151)
プラセボ群セイブル群
症例数
(μU/mL)
10
0
20
30
40
50
60
0 0.5 1 2 食事開始後時間
(時間)
血清インスリン
Mean±SD *:p<0.05 ***:p<0.001 (Bonferroni 型多重比較、 vs プラセボ群)
プラセボ群セイブル群
****
(一部改変) (82) (154)
(69) (132)
(82) (154)
(82) (154)
プラセボ群セイブル群
症例数
Mean±SD **:p<0.01 ***:p<0.001 (Bonferroni 型多重比較、 vs プラセボ群)
プラセボ群セイブル群
(mg/dL)
300
350
250
200
150
100
血糖値 **
***
******
0 0.5 1 2 食事開始後時間
(時間)
本剤投与群174例中101例(58.0%)に副作用が認められました。主な症状は、腹部膨満41件(23.6%)、鼓腸40件(23.0%)、下痢29件(16.7%)、軟便11件(6.3%)、腸雑音異常8件(4.6%)でした。
【使用上の注意】-抜粋-2. 重要な基本的注意(2)糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている患者では、投与の際の食後
血糖1又は2時間値は200mg/dL以上を示す場合に限る。
●安全性
臨床成績
1�
●食後血糖値に及ぼす影響 [投与12週後]
●HbA1Cの推移食事・運動療法を継続している2型糖尿病患者にセイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に12週間経口投与したところ、空腹時および食後血糖値がプラセボ群と比較して有意に低下し、特に食事開始0.5~1時間後の血糖値が低下しました。また、セイブル群の食後血清インスリン値は、プラセボ群と比較して、食後0.5および1時間において低下し、有意差が認められました。
HbA1Cはセイブルの投与開始12週後まで低下し、8および12週後ではプラセボ群と比較してセイブル群で有意な低下が認められました。
対 象:食事および運動療法により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者263例(食後1時間または2時間血糖値200mg/dL以上、HbA1Cが6.5%以上9.0%未満で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に無作為化二重盲検法により経口投与した。なお、試験期間を通じて食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
(%) 8.6
8.2
7.8
7.4
7.0
6.6
6.20 4 8 12 (週)
投与期間
HbA
1C
Mean±SD ***:p<0.001 (Bonferroni 型多重比較、 vs プラセボ群)
(84) (158)
(83) (158)
(82) (158)
(83) (158)
プラセボ群セイブル群
症例数
3. 食事・運動療法への追加療法 7)
●食後血清インスリン値に及ぼす影響 [投与12週後]
セイブル群プラセボ群
*** ***
(一部改変)
(一部改変) (81) (153)
(67) (130)
(78) (147)
(81) (151)
プラセボ群セイブル群
症例数
(μU/mL)
10
0
20
30
40
50
60
0 0.5 1 2 食事開始後時間
(時間)
血清インスリン
Mean±SD *:p<0.05 ***:p<0.001 (Bonferroni 型多重比較、 vs プラセボ群)
プラセボ群セイブル群
****
(一部改変) (82) (154)
(69) (132)
(82) (154)
(82) (154)
プラセボ群セイブル群
症例数
Mean±SD **:p<0.01 ***:p<0.001 (Bonferroni 型多重比較、 vs プラセボ群)
プラセボ群セイブル群
(mg/dL)
300
350
250
200
150
100
血糖値 **
***
******
0 0.5 1 2 食事開始後時間
(時間)
本剤投与群174例中101例(58.0%)に副作用が認められました。主な症状は、腹部膨満41件(23.6%)、鼓腸40件(23.0%)、下痢29件(16.7%)、軟便11件(6.3%)、腸雑音異常8件(4.6%)でした。
【使用上の注意】-抜粋-2. 重要な基本的注意(2)糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている患者では、投与の際の食後
血糖1又は2時間値は200mg/dL以上を示す場合に限る。
●安全性
臨床成績
1�
●食後血糖値に及ぼす影響 [最終評価時]
●HbA1Cの推移SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者に、セイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に12週間経口投与したところ、空腹時および食後血糖値がSU薬単独群と比較して有意に低下し、特に食事開始0.5~1時間後の血糖値が低下しました。また、SU薬+セイブル群の食後血清インスリン値は、SU薬単独群と比較して食後0.5および1時間において低下し有意差が認められました。
HbA1Cはセイブルの投与開始12週後まで低下し、4週後以降でSU薬単独群と比較してSU薬+セイブル群で有意な低下が認められました。
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者229例(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に単盲検法により経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。ただし、低血糖が発現した場合のみSU薬の減量・休薬は可とした。なお、試験期間を通じて、食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
(%) 9.0
8.0
7.0
6.0 0 4 8 12 (週)
投与期間
HbA
1C
Mean±SD *:p<0.05 **:p<0.01***:p<0.001(2標本 t 検定、 vs SU薬単独群)
(77) (152)
(76) (149)
(73) (146)
(73) (144)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
症例数
(76) (151)
(71) (144)
(71) (143)
(71) (143)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
症例数
4. スルホニルウレア薬(SU薬)との併用療法8、9)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
* ** ***
食事開始後時間(時間)0 0.5 1 2
臨床成績
(mg/dL)
血糖値
******
***
***
400
350
300
250
200
150
100
Mean±SD***:p<0.001(2標本t検定、 vs SU薬単独群)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
●食後血清インスリン値に及ぼす影響 [最終評価時]
(μU/mL)
0 (時間)
食事開始後時間
血清インスリン
Mean±SD **:p<0.01(2標本t検定、 vs SU薬単独群)
10
20
30
40
50
60
****
SU薬単独群SU薬+セイブル群
0 0.5 1 2
(75) (151)
(71) (144)
(71) (141)
(71) (143)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
症例数
本剤投与群152例中84例(55.3%)に副作用が認められました。主な症状は、腹部膨満41件(27.0%)、鼓腸39件(25.7%)、下痢20件(13.2%)、便秘8件(5.3%)、軟便7件(4.6%)でした。
●安全性
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
1�
●食後血糖値に及ぼす影響 [最終評価時]
●HbA1Cの推移SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者に、セイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に12週間経口投与したところ、空腹時および食後血糖値がSU薬単独群と比較して有意に低下し、特に食事開始0.5~1時間後の血糖値が低下しました。また、SU薬+セイブル群の食後血清インスリン値は、SU薬単独群と比較して食後0.5および1時間において低下し有意差が認められました。
HbA1Cはセイブルの投与開始12週後まで低下し、4週後以降でSU薬単独群と比較してSU薬+セイブル群で有意な低下が認められました。
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者229例(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に単盲検法により経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。ただし、低血糖が発現した場合のみSU薬の減量・休薬は可とした。なお、試験期間を通じて、食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
(%) 9.0
8.0
7.0
6.0 0 4 8 12 (週)
投与期間
HbA
1C
Mean±SD *:p<0.05 **:p<0.01***:p<0.001(2標本 t 検定、 vs SU薬単独群)
(77) (152)
(76) (149)
(73) (146)
(73) (144)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
症例数
(76) (151)
(71) (144)
(71) (143)
(71) (143)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
症例数
4. スルホニルウレア薬(SU薬)との併用療法8、9)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
* ** ***
食事開始後時間(時間)0 0.5 1 2
臨床成績
(mg/dL)
血糖値
******
***
***
400
350
300
250
200
150
100
Mean±SD***:p<0.001(2標本t検定、 vs SU薬単独群)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
●食後血清インスリン値に及ぼす影響 [最終評価時]
(μU/mL)
0 (時間)
食事開始後時間
血清インスリン
Mean±SD **:p<0.01(2標本t検定、 vs SU薬単独群)
10
20
30
40
50
60
****
SU薬単独群SU薬+セイブル群
0 0.5 1 2
(75) (151)
(71) (144)
(71) (141)
(71) (143)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
症例数
本剤投与群152例中84例(55.3%)に副作用が認められました。主な症状は、腹部膨満41件(27.0%)、鼓腸39件(25.7%)、下痢20件(13.2%)、便秘8件(5.3%)、軟便7件(4.6%)でした。
●安全性
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
1�
SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者に、セイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に52週間経口投与したところ、食後血糖値および空腹時血糖値の改善とHbA1Cの低下が認められ、その効果は投与52週まで維持されました。
5. SU薬との併用による長期試験8、9)
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者152例※(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)※152例中128例が長期試験(13週以後)に移行した。
投与方法:セイブル50mgを1日3回毎食直前に経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、12週までは低血糖が発現した場合を除いて、SU薬の用法・用量は変更しなかった。13週から52週においては、SU薬の用法・用量の変更を可とした。なお、試験期間を通じて食事療法を継続した。
治療期間:12週間(プラセボ対照試験)+40週間(セイブル併用群のみ)
●HbA1Cの推移
HbA
1C
(%)
(%)
6.0
6.5
7.0
7.5
8.0
8.5
9.0
投与期間0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48
症例数(152)(149)(146)(144)(126)(119)(120)(117)(115)(115)(113)(112)(110)(107)
52(週)
●食後血糖値に及ぼす影響
(mg/dL)350
150
1000 0.5 1 2 (時間)
食事開始後時間
血糖値
200
250
300
Mean±SD***:p<0.001(1標本 t 検定、 vs 0週)
投与24週後 (n=119~120)
投与開始前 (n=152)投与12週後 (n=142~144)
Mean±SD *:p<0.05***:p<0.001(1標本 t 検定、 vs 投与開始前)
投与52週後 (n=107)
***
*** *** ****** ***
*** *** *** *** *** *** *** ***
●空腹時血糖値の推移
血糖値
(mg/dL)
120
100
140
160
180
200
220
症例数
投与期間
(152)
0
(149)
4
(146)
8
(144)
12
(126)
16
(119)
20
(120)
24
(117)
28
(115)
32
(115)
36
(113)
40
(112)
44
(110)
48
(107)
52(週)
Mean±SD *:p<0.05 **:p<0.01***:p<0.001(1標本 t 検定、 vs 0週)
***
***
****
***
***
***
***
***
******
グリメピリド(n=44)
グリクラジド(n=16)
グリベンクラミド(n=40)
HbA
1C
投与開始前
Mean±SD **:p<0.01***:p<0.001(1標本 t 検定)
投与52週後
** **** ***
*** *** ******
****** *** ***
臨床成績
セイブルとSU薬の併用による効果は、グリメピリド、グリクラジドおよび、グリベンクラミドのいずれにおいても認められました。
●併用SU薬別のHbA1Cに及ぼす影響
(一部改変)
(一部改変)
6.0
7.0
8.0
9.0**
******
本剤投与群152例中92例(60.5%)に副作用が認められました。主な症状は、腹部膨満42件(27.6%)、鼓腸41件(27.0%)、下痢23件(15.1%)、便秘8件(5.3%)、軟便7件(4.6%)でした。
●安全性
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
20
SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者に、セイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に52週間経口投与したところ、食後血糖値および空腹時血糖値の改善とHbA1Cの低下が認められ、その効果は投与52週まで維持されました。
5. SU薬との併用による長期試験8、9)
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者152例※(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)※152例中128例が長期試験(13週以後)に移行した。
投与方法:セイブル50mgを1日3回毎食直前に経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、12週までは低血糖が発現した場合を除いて、SU薬の用法・用量は変更しなかった。13週から52週においては、SU薬の用法・用量の変更を可とした。なお、試験期間を通じて食事療法を継続した。
治療期間:12週間(プラセボ対照試験)+40週間(セイブル併用群のみ)
●HbA1Cの推移HbA
1C
(%)
(%)
6.0
6.5
7.0
7.5
8.0
8.5
9.0
投与期間0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48
症例数(152)(149)(146)(144)(126)(119)(120)(117)(115)(115)(113)(112)(110)(107)
52(週)
●食後血糖値に及ぼす影響
(mg/dL)350
150
1000 0.5 1 2 (時間)
食事開始後時間
血糖値
200
250
300
Mean±SD***:p<0.001(1標本 t 検定、 vs 0週)
投与24週後 (n=119~120)
投与開始前 (n=152)投与12週後 (n=142~144)
Mean±SD *:p<0.05***:p<0.001(1標本 t 検定、 vs 投与開始前)
投与52週後 (n=107)
***
*** *** ****** ***
*** *** *** *** *** *** *** ***
●空腹時血糖値の推移
血糖値
(mg/dL)
120
100
140
160
180
200
220
症例数
投与期間
(152)
0
(149)
4
(146)
8
(144)
12
(126)
16
(119)
20
(120)
24
(117)
28
(115)
32
(115)
36
(113)
40
(112)
44
(110)
48
(107)
52(週)
Mean±SD *:p<0.05 **:p<0.01***:p<0.001(1標本 t 検定、 vs 0週)
***
***
****
***
***
***
***
***
******
グリメピリド(n=44)
グリクラジド(n=16)
グリベンクラミド(n=40)
HbA
1C
投与開始前
Mean±SD **:p<0.01***:p<0.001(1標本 t 検定)
投与52週後
** **** ***
*** *** ******
****** *** ***
臨床成績
セイブルとSU薬の併用による効果は、グリメピリド、グリクラジドおよび、グリベンクラミドのいずれにおいても認められました。
●併用SU薬別のHbA1Cに及ぼす影響
(一部改変)
(一部改変)
6.0
7.0
8.0
9.0**
******
本剤投与群152例中92例(60.5%)に副作用が認められました。主な症状は、腹部膨満42件(27.6%)、鼓腸41件(27.0%)、下痢23件(15.1%)、便秘8件(5.3%)、軟便7件(4.6%)でした。
●安全性
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
21
●食後血糖値に及ぼす影響 [最終評価時]
●HbA1Cの推移BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者に、セイブルを漸増(25mgから50mg)もしくは固定用量(50mg)にて、1日3回毎食直前に16週間経口投与したところ、食後血糖値がBG薬単独群と比較して有意に低下しました。また、BG薬+セイブル群の食後血清インスリン値は、BG薬単独群と比較して、食後1時間において低下し、有意差が認められました。
HbA1Cはセイブル投与開始16週後まで低下し、セイブル50mg群では4週以降、セイブル漸増群では12週以降でBG薬単独群と比較して有意な低下が認められました。
対 象:BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者148例(食後血糖1時間値または2時間値のいずれかが180mg/dL以上、かつHbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:被験者を無作為に3群に分け、二重盲検法にてセイブル25~50mg(治療4週まで25mg、4週以降50mg、BG薬+セイブル漸増群)、セイブル50mg(BG薬+セイブル50mg群)またはプラセボ(BG薬単独群)を1日3回毎食直前に経口投与した。BG薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法を実施し、内容を変更しなかった。運動療法の実施の有無は問わなかった。
治療期間:16週間
(%)
5.0
6.0
7.0
8.0
9.0
(週)投与期間
0 4 8 12 16
(49)(52)(47)
(49)(52)(47)
(48)(50)(46)
(48)(49)(46)
(48)(48)(46)
HbA
1C
Mean±SD *:p<0.05 **:p<0.01***:p<0.001(Tukey-Kramer、 vs BG薬単独群)
※セイブルは4週まで25mg、 4週以降50mg
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
症例数
6. ビグアナイド系薬剤(BG薬)との併用療法10)
食事開始後時間(時間)
臨床成績
血糖値
Mean±SD **:p<0.01***:p<0.001(Tukey-Kramer、 vs BG薬単独群)
※セイブルは4週まで25mg、 4週以降50mg
●食後血清インスリン値に及ぼす影響 [最終評価時]
(μU/mL)
-10
0
10
20
30
40
50
60
(時間)食事開始後時間
血清インスリン
Mean±SD***:p<0.001(Tukey-Kramer、 vs BG薬単独群)
※セイブルは4週まで25mg、 4週以降50mg
(mg/dL)
50
350
300
250
200
150
100
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
0 1 2
0 1 2
(49)(52)(47)
(48)(48)(45)
(48)(47)(45)
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
症例数
(49)(52)(47)
(48)(49)(45)
(48)(48)(45)
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
症例数
BG薬+セイブル漸増群52例中33例(63.5%)、BG薬+セイブル50mg群47例中33例(70.2%)に副作用が認められました。主な症状は、腹部膨満2例(3.8%)および11例(23.4%)(p=0.0083、両群の比較、Fisherの直接確率法)、鼓腸12例(23.1%)および15例(31.9%)、下痢20例(38.5%)および23例(48.9%)でした。低血糖は認められませんでした。
●安全性
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
***
***
**
*** ***
* *** ** *** ***
22
●食後血糖値に及ぼす影響 [最終評価時]
●HbA1Cの推移BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者に、セイブルを漸増(25mgから50mg)もしくは固定用量(50mg)にて、1日3回毎食直前に16週間経口投与したところ、食後血糖値がBG薬単独群と比較して有意に低下しました。また、BG薬+セイブル群の食後血清インスリン値は、BG薬単独群と比較して、食後1時間において低下し、有意差が認められました。
HbA1Cはセイブル投与開始16週後まで低下し、セイブル50mg群では4週以降、セイブル漸増群では12週以降でBG薬単独群と比較して有意な低下が認められました。
対 象:BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者148例(食後血糖1時間値または2時間値のいずれかが180mg/dL以上、かつHbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:被験者を無作為に3群に分け、二重盲検法にてセイブル25~50mg(治療4週まで25mg、4週以降50mg、BG薬+セイブル漸増群)、セイブル50mg(BG薬+セイブル50mg群)またはプラセボ(BG薬単独群)を1日3回毎食直前に経口投与した。BG薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法を実施し、内容を変更しなかった。運動療法の実施の有無は問わなかった。
治療期間:16週間
(%)
5.0
6.0
7.0
8.0
9.0
(週)投与期間
0 4 8 12 16
(49)(52)(47)
(49)(52)(47)
(48)(50)(46)
(48)(49)(46)
(48)(48)(46)
HbA
1C
Mean±SD *:p<0.05 **:p<0.01***:p<0.001(Tukey-Kramer、 vs BG薬単独群)
※セイブルは4週まで25mg、 4週以降50mg
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
症例数
6. ビグアナイド系薬剤(BG薬)との併用療法10)
食事開始後時間(時間)
臨床成績
血糖値
Mean±SD **:p<0.01***:p<0.001(Tukey-Kramer、 vs BG薬単独群)
※セイブルは4週まで25mg、 4週以降50mg
●食後血清インスリン値に及ぼす影響 [最終評価時]
(μU/mL)
-10
0
10
20
30
40
50
60
(時間)食事開始後時間
血清インスリン
Mean±SD***:p<0.001(Tukey-Kramer、 vs BG薬単独群)
※セイブルは4週まで25mg、 4週以降50mg
(mg/dL)
50
350
300
250
200
150
100
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
0 1 2
0 1 2
(49)(52)(47)
(48)(48)(45)
(48)(47)(45)
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
症例数
(49)(52)(47)
(48)(49)(45)
(48)(48)(45)
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
症例数
BG薬+セイブル漸増群52例中33例(63.5%)、BG薬+セイブル50mg群47例中33例(70.2%)に副作用が認められました。主な症状は、腹部膨満2例(3.8%)および11例(23.4%)(p=0.0083、両群の比較、Fisherの直接確率法)、鼓腸12例(23.1%)および15例(31.9%)、下痢20例(38.5%)および23例(48.9%)でした。低血糖は認められませんでした。
●安全性
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
***
***
**
*** ***
* *** ** *** ***
23
●食後血糖値に及ぼす影響
●HbA1Cの推移
BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者に、セイブルを漸増にて1日3回毎食直前に52週間経口投与したところ、食後血糖値および空腹時血糖値の改善とHbA1Cの低下が認められ、その効果は投与52週まで維持されました。
対 象:BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者106例(食後血糖1時間値または2時間値のいずれかが180mg/dL以上、かつHbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブルを8週まで25mg、8~24週は50mg、24週以降は50mgまたは75mg※を1日3回毎食直前に経口投与した。BG薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法を実施し、内容を変更しなかった。運動療法の実施の有無は問わなかった。※効果不十分の場合(HbA1C6.5%以上)、ただし被験者の年齢、病態、消化器症状の発現状況を考慮して増量した。75mgへ増量後に消化器症状等が発現し、継続困難と判断した場合は50mgに減量した。
治療期間:52週間
7. BG薬との併用による長期試験11)
食事開始後時間(時間)
臨床成績
血糖値
Mean±SD***:p<0.001(1標本t検定、 vs 投与開始前)
●空腹時血糖値の推移
50
100
150
200
250
300
350(mg/dL)
投与開始前投与24週後投与52週後
0 1 2
(106)(98)(88)
(106)(97)(87)
(106)(97)(87)
投与開始前投与24週後投与52週後
症例数 本剤投与群106例中65例(61.3%)に副作用が認められました。主な症状は、腹部膨満16例(15.1%)、鼓腸34例(32.1%)、下痢28例(26.4%)でした。低血糖は認められませんでした。
●安全性
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
***
***
***
***
***
***
6.0
6.5
7.0
7.5
8.0
8.5(%)
(週)投与期間
HbA
1C
Mean±SD***:p<0.01***:p<0.001(1標本t検定、vs 0週)
0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52
(106)(106)(103)(103)(100)(98)(98)(95)(94)(91)(89)(89)(89)(88)症例数
*** *** ***** *** ***
*** *** *** *** *** ******
(週)投与期間
Mean±SD***:p<0.05***:p<0.01***:p<0.001(1標本t検定、vs 0週)
0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52
(106)(106)(102)(103)(100)(98)(98)(94)(94)(91)(89)(89)(89)(88)症例数
******* **
******
*** *** ******
セイブルは8週まで25mg、8~24週50mg、24週以降50mgまたは75mg
セイブルは8週まで25mg、8~24週50mg、24週以降50mgまたは75mg
セイブルは8週まで25mg、8~24週50mg、24週以降50mgまたは75mg
100
120
160
180
200
140
220(mg/dL)
血糖値
2�
●食後血糖値に及ぼす影響
●HbA1Cの推移
BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者に、セイブルを漸増にて1日3回毎食直前に52週間経口投与したところ、食後血糖値および空腹時血糖値の改善とHbA1Cの低下が認められ、その効果は投与52週まで維持されました。
対 象:BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者106例(食後血糖1時間値または2時間値のいずれかが180mg/dL以上、かつHbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブルを8週まで25mg、8~24週は50mg、24週以降は50mgまたは75mg※を1日3回毎食直前に経口投与した。BG薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法を実施し、内容を変更しなかった。運動療法の実施の有無は問わなかった。※効果不十分の場合(HbA1C6.5%以上)、ただし被験者の年齢、病態、消化器症状の発現状況を考慮して増量した。75mgへ増量後に消化器症状等が発現し、継続困難と判断した場合は50mgに減量した。
治療期間:52週間
7. BG薬との併用による長期試験11)
食事開始後時間(時間)
臨床成績
血糖値
Mean±SD***:p<0.001(1標本t検定、 vs 投与開始前)
●空腹時血糖値の推移
50
100
150
200
250
300
350(mg/dL)
投与開始前投与24週後投与52週後
0 1 2
(106)(98)(88)
(106)(97)(87)
(106)(97)(87)
投与開始前投与24週後投与52週後
症例数 本剤投与群106例中65例(61.3%)に副作用が認められました。主な症状は、腹部膨満16例(15.1%)、鼓腸34例(32.1%)、下痢28例(26.4%)でした。低血糖は認められませんでした。
●安全性
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
***
***
***
***
***
***
6.0
6.5
7.0
7.5
8.0
8.5(%)
(週)投与期間
HbA
1C
Mean±SD***:p<0.01***:p<0.001(1標本t検定、vs 0週)
0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52
(106)(106)(103)(103)(100)(98)(98)(95)(94)(91)(89)(89)(89)(88)症例数
*** *** ***** *** ***
*** *** *** *** *** ******
(週)投与期間
Mean±SD***:p<0.05***:p<0.01***:p<0.001(1標本t検定、vs 0週)
0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52
(106)(106)(102)(103)(100)(98)(98)(94)(94)(91)(89)(89)(89)(88)症例数
******* **
******
*** *** ******
セイブルは8週まで25mg、8~24週50mg、24週以降50mgまたは75mg
セイブルは8週まで25mg、8~24週50mg、24週以降50mgまたは75mg
セイブルは8週まで25mg、8~24週50mg、24週以降50mgまたは75mg
100
120
160
180
200
140
220(mg/dL)
血糖値
2�
8. インスリン製剤との併用療法(1)2型糖尿病患者12)
インスリン製剤で治療中の2型糖尿病患者にセイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に12週間経口投与したところ、食事開始0.5~2時間後までの血糖値はインスリン製剤単独群と比較して有意に低下しました。
臨床成績
●食後血糖値に及ぼす影響 [最終評価時]
食事開始後時間
0 0.5 1 (時間)2
血糖値
Mean±SD ***:p<0.001 (2標本t検定、 vs インスリン製剤単独群)
(98) (103)
(91) (96)
(97) (101)
(96) (101)
インスリン製剤単独群インスリン製剤+セイブル群
症例数
インスリン製剤単独群インスリン製剤+セイブル群
(mg/dL)
50
100
150
200
250
300
350
400
******
***
投与期間
0 4 8 (週)12
HbA
1C
Mean±SD *:p<0.05 **:p<0.01 (2標本t検定、 vs インスリン製剤単独群)
(100) (107)
(99) (106)
(98) (102)
(97) (100)
インスリン製剤単独群インスリン製剤+セイブル群
症例数
インスリン製剤単独群インスリン製剤+セイブル群
(%)
6.0
6.5
7.0
7.5
8.0
8.5
9.0
9.5
インスリン製剤+セイブル群において、HbA1Cはセイブルの投与開始12週後まで低下し、8週以降ではインスリン製剤単独群と比較して有意な低下が認められました。
●HbA1Cの推移
対 象:インスリン製剤による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者207例(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内、食後1時間または2時間血糖値が180mg/dL以上)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に無作為化二重盲検法により経口投与した。インスリン製剤は試験期間を通じて併用し、種類、用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
本剤投与群107例中72例(67.3%)に副作用が認められました。主な症状は、低血糖38例(35.5%)、鼓腸22例(20.6%)、腹部膨満15例(14.0%)、下痢12例(11.2%)、軟便6例(5.6%)でした。また、プラセボ投与群100例中56例(56.0%)に副作用が認められました。主な症状は、低血糖28例(28.0%)、鼓腸12例(12.0%)、軟便9例(9.0%)でした。
●安全性
* **
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
2�
8. インスリン製剤との併用療法(1)2型糖尿病患者12)
インスリン製剤で治療中の2型糖尿病患者にセイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に12週間経口投与したところ、食事開始0.5~2時間後までの血糖値はインスリン製剤単独群と比較して有意に低下しました。
臨床成績
●食後血糖値に及ぼす影響 [最終評価時]
食事開始後時間
0 0.5 1 (時間)2
血糖値
Mean±SD ***:p<0.001 (2標本t検定、 vs インスリン製剤単独群)
(98) (103)
(91) (96)
(97) (101)
(96) (101)
インスリン製剤単独群インスリン製剤+セイブル群
症例数
インスリン製剤単独群インスリン製剤+セイブル群
(mg/dL)
50
100
150
200
250
300
350
400
******
***
投与期間
0 4 8 (週)12
HbA
1C
Mean±SD *:p<0.05 **:p<0.01 (2標本t検定、 vs インスリン製剤単独群)
(100) (107)
(99) (106)
(98) (102)
(97) (100)
インスリン製剤単独群インスリン製剤+セイブル群
症例数
インスリン製剤単独群インスリン製剤+セイブル群
(%)
6.0
6.5
7.0
7.5
8.0
8.5
9.0
9.5
インスリン製剤+セイブル群において、HbA1Cはセイブルの投与開始12週後まで低下し、8週以降ではインスリン製剤単独群と比較して有意な低下が認められました。
●HbA1Cの推移
対 象:インスリン製剤による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者207例(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内、食後1時間または2時間血糖値が180mg/dL以上)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に無作為化二重盲検法により経口投与した。インスリン製剤は試験期間を通じて併用し、種類、用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
本剤投与群107例中72例(67.3%)に副作用が認められました。主な症状は、低血糖38例(35.5%)、鼓腸22例(20.6%)、腹部膨満15例(14.0%)、下痢12例(11.2%)、軟便6例(5.6%)でした。また、プラセボ投与群100例中56例(56.0%)に副作用が認められました。主な症状は、低血糖28例(28.0%)、鼓腸12例(12.0%)、軟便9例(9.0%)でした。
●安全性
* **
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
2�
臨床成績
投与期間
HbA
1C
Mean±SD *:p<0.05 (1標本t検定、vs 0週)
(%)
(mg/dL)
6.0
6.5
7.0
7.5
8.0
8.5
9.0
●HbA1Cの推移
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
対 象:インスリン製剤による治療により十分な血糖コントロールが得られない1型糖尿病患者43例(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内、食後1時間または2時間血糖値が180mg/dL以上)。
投与方法:セイブル50mgを1日3回毎食直前に経口投与した。インスリン製剤は試験期間を通じて併用し、血糖コントロールに応じてインスリン製剤の用量変更を可とした。なお、試験期間を通じて食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
本剤投与による副作用が43例中40例(93.0%)に認められました。主な症状は、低血糖37例(86.0%)、鼓腸9例(20.9%)、腹部膨満6例(14.0%)、下痢5例(11.6%)、腹痛2例(4.7%)でした。
●安全性
Mean±SD **:p<0.01 ***:p<0.001 (1標本t検定、 vs 投与開始前)
投与開始前最終評価時
(2)1型糖尿病患者13)
インスリン製剤で治療中の1型糖尿病患者にセイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に12週間経口投与したところ、最終評価時における食事開始0.5~2時間後までの血糖値は投与開始前と比較して有意に低下しました。なお、治療期0週に対する最終評価時のHbA1Cの変動量に有意な差は認められませんでした。
●食後血糖値に及ぼす影響
食事開始後時間
0 0.5 1 (時間)2
血糖値
(43) (41)
(43) (39)
(43) (39)
(43) (39)
投与開始前最終評価時
症例数
0
50
100
150
200
250
300
350
400
********
0 (週)4 8 12
(43) (43) (40) (39) 症例数
*
2�
臨床成績
投与期間
HbA
1C
Mean±SD *:p<0.05 (1標本t検定、vs 0週)
(%)
(mg/dL)
6.0
6.5
7.0
7.5
8.0
8.5
9.0
●HbA1Cの推移
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
対 象:インスリン製剤による治療により十分な血糖コントロールが得られない1型糖尿病患者43例(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内、食後1時間または2時間血糖値が180mg/dL以上)。
投与方法:セイブル50mgを1日3回毎食直前に経口投与した。インスリン製剤は試験期間を通じて併用し、血糖コントロールに応じてインスリン製剤の用量変更を可とした。なお、試験期間を通じて食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
本剤投与による副作用が43例中40例(93.0%)に認められました。主な症状は、低血糖37例(86.0%)、鼓腸9例(20.9%)、腹部膨満6例(14.0%)、下痢5例(11.6%)、腹痛2例(4.7%)でした。
●安全性
Mean±SD **:p<0.01 ***:p<0.001 (1標本t検定、 vs 投与開始前)
投与開始前最終評価時
(2)1型糖尿病患者13)
インスリン製剤で治療中の1型糖尿病患者にセイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に12週間経口投与したところ、最終評価時における食事開始0.5~2時間後までの血糖値は投与開始前と比較して有意に低下しました。なお、治療期0週に対する最終評価時のHbA1Cの変動量に有意な差は認められませんでした。
●食後血糖値に及ぼす影響
食事開始後時間
0 0.5 1 (時間)2
血糖値
(43) (41)
(43) (39)
(43) (39)
(43) (39)
投与開始前最終評価時
症例数
0
50
100
150
200
250
300
350
400
********
0 (週)4 8 12
(43) (43) (40) (39) 症例数
*
2�
9. その他の作用(1)1,5-AG(1,5-アンヒドログルシトール)1,5-AG値は、食事・運動療法へのセイブルの追加、もしくはSU薬またはBG薬併用のいずれにおいても、投与開始4週後から上昇を示し、プラセボ群もしくはSU薬またはBG薬単独群と比較して有意差が認められました。
対 象:食事および運動療法により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者263例(食後1時間または2時間血糖値200mg/dL以上、HbA1Cが6.5%以上9.0%未満で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に経口投与した。なお、試験期間を通じて食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
Mean±SD***:p<0.001(Bonferroni 型多重比較、 vs プラセボ群)
●食事・運動療法への追加療法7)
(μg/mL)
投与期間
1,5-AG
(84)(158)
(83)(158)
(82)(157)
(83)(158)
プラセボ群セイブル群
症例数
16
12
8
4
0
プラセボ群セイブル群
****** ***
●SU薬との併用療法8)
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者229例(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しない。ただし、低血糖が発現した場合のみSU薬の減量・休薬は可とした。なお、試験期間を通じて、食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
対 象:BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者148例(食後血糖1時間値または2時間値のいずれかが180mg/dL以上、かつHbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:被験者を無作為に3群に分け、二重盲検法にてセイブル25~50mg(治療4週まで25mg、4週以降50mg、BG薬+セイブル漸増群)、セイブル50mg(BG薬+セイブル50mg群)またはプラセボ(BG薬単独群)を1日3回毎食直前に経口投与した。BG薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法を実施し、内容を変更しなかった。運動療法の実施の有無は問わなかった。
治療期間:16週間
●BG薬との併用療法10)
臨床成績
Mean±SD***:p<0.001(2標本 t 検定、 vs SU薬単独群)
(μg/mL)
投与期間
1,5-AG
(77)(152)
(76)(149)
(73)(146)
(73)(144)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
症例数
16
12
8
4
0
SU薬単独群SU薬+セイブル群
*** *** ***
(一部改変)
0 4 8 12 (週)
Mean±SD***:p<0.05***:p<0.01***:p<0.001(Tukey-Kramer、 vs BG薬単独群)
※セイブルは4週まで25mg、 4週以降50mg
(μg/mL)
投与期間
1,5-AG
25
0
5
10
15
20
(49)(52)(47)
(49)(52)(47)
(48)(50)(46)
(48)(49)(46)
(48)(47)(45)
0 4 8 12 16 (週)
0 4 8 12 (週)
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(2)糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている患者では、投与の際の食後
血糖1又は2時間値は200mg/dL以上を示す場合に限る。(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
症例数
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
*******************
30
9. その他の作用(1)1,5-AG(1,5-アンヒドログルシトール)1,5-AG値は、食事・運動療法へのセイブルの追加、もしくはSU薬またはBG薬併用のいずれにおいても、投与開始4週後から上昇を示し、プラセボ群もしくはSU薬またはBG薬単独群と比較して有意差が認められました。
対 象:食事および運動療法により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者263例(食後1時間または2時間血糖値200mg/dL以上、HbA1Cが6.5%以上9.0%未満で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に経口投与した。なお、試験期間を通じて食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
Mean±SD***:p<0.001(Bonferroni 型多重比較、 vs プラセボ群)
●食事・運動療法への追加療法7)
(μg/mL)
投与期間
1,5-AG
(84)(158)
(83)(158)
(82)(157)
(83)(158)
プラセボ群セイブル群
症例数
16
12
8
4
0
プラセボ群セイブル群
****** ***
●SU薬との併用療法8)
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者229例(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しない。ただし、低血糖が発現した場合のみSU薬の減量・休薬は可とした。なお、試験期間を通じて、食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
対 象:BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者148例(食後血糖1時間値または2時間値のいずれかが180mg/dL以上、かつHbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:被験者を無作為に3群に分け、二重盲検法にてセイブル25~50mg(治療4週まで25mg、4週以降50mg、BG薬+セイブル漸増群)、セイブル50mg(BG薬+セイブル50mg群)またはプラセボ(BG薬単独群)を1日3回毎食直前に経口投与した。BG薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法を実施し、内容を変更しなかった。運動療法の実施の有無は問わなかった。
治療期間:16週間
●BG薬との併用療法10)
臨床成績
Mean±SD***:p<0.001(2標本 t 検定、 vs SU薬単独群)
(μg/mL)
投与期間
1,5-AG
(77)(152)
(76)(149)
(73)(146)
(73)(144)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
症例数
16
12
8
4
0
SU薬単独群SU薬+セイブル群
*** *** ***
(一部改変)
0 4 8 12 (週)
Mean±SD***:p<0.05***:p<0.01***:p<0.001(Tukey-Kramer、 vs BG薬単独群)
※セイブルは4週まで25mg、 4週以降50mg
(μg/mL)
投与期間
1,5-AG
25
0
5
10
15
20
(49)(52)(47)
(49)(52)(47)
(48)(50)(46)
(48)(49)(46)
(48)(47)(45)
0 4 8 12 16 (週)
0 4 8 12 (週)
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(2)糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている患者では、投与の際の食後
血糖1又は2時間値は200mg/dL以上を示す場合に限る。(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
症例数
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
*******************
31
対 象:BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者148例(食後血糖1時間値または2時間値のいずれかが180mg/dL以上、かつHbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:被験者を無作為に3群に分け、二重盲検法にてセイブル25~50mg(治療4週まで25mg、4週以降50mg、BG薬+セイブル漸増群)、セイブル50mg(BG薬+セイブル50mg群)またはプラセボ(BG薬単独群)を1日3回毎食直前に経口投与した。BG薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法を実施し、内容を変更しなかった。運動療法の実施の有無は問わなかった。
治療期間:16週間
●BG薬との併用療法10)
臨床成績
Mean±SD*:p<0.05(Tukey-Kramer、 vs BG薬単独群)
※セイブルは4週まで25mg、 4週以降50mg
(%)
投与期間
グリコアルブミン
28
16
18
20
22
24
26
(49)(52)(47)
(49)(52)(47)
(48)(50)(46)
(48)(49)(46)
(48)(47)(45)
0 4 8 12 16 (週)
(2)グリコアルブミングリコアルブミンは、食事・運動療法へのセイブルの追加、もしくはSU薬またはBG薬との併用のいずれにおいても低下を示しました。
対 象:食事および運動療法により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者263例(食後1時間または2時間血糖値200mg/dL以上、HbA1Cが6.5%以上9.0%未満で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に経口投与した。なお、試験期間を通じて食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
Mean±SD *:p<0.05 **:p<0.01***:p<0.001(Bonferroni 型多重比較、 vs プラセボ群)
●食事・運動療法への追加療法7)
(%)28
24
20
16
投与期間
グリコアルブミン
(84)(158)
(83)(158)
(82)(158)
(83)(158)
プラセボ群セイブル群
症例数
プラセボ群セイブル群
* ***
Mean±SD *:p<0.05**:p<0.01(2標本 t 検定、 vs SU薬単独群)
●SU薬との併用療法8)
(%)28
24
20
16
投与期間
グリコアルブミン
(74)(151)
(76)(147)
(72)(146)
(72)(144)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
症例数
SU薬単独群SU薬+セイブル群
** **
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者229例(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。ただし、低血糖が発現した場合のみSU薬の減量・休薬は可とした。なお、試験期間を通じて、食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
**
(一部改変)
0 4 8 12 (週)
0 4 8 12 (週)
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(2)糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている患者では、投与の際の食後
血糖1又は2時間値は200mg/dL以上を示す場合に限る。(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
症例数
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
* * *
32
対 象:BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者148例(食後血糖1時間値または2時間値のいずれかが180mg/dL以上、かつHbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:被験者を無作為に3群に分け、二重盲検法にてセイブル25~50mg(治療4週まで25mg、4週以降50mg、BG薬+セイブル漸増群)、セイブル50mg(BG薬+セイブル50mg群)またはプラセボ(BG薬単独群)を1日3回毎食直前に経口投与した。BG薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法を実施し、内容を変更しなかった。運動療法の実施の有無は問わなかった。
治療期間:16週間
●BG薬との併用療法10)
臨床成績
Mean±SD*:p<0.05(Tukey-Kramer、 vs BG薬単独群)
※セイブルは4週まで25mg、 4週以降50mg
(%)
投与期間
グリコアルブミン
28
16
18
20
22
24
26
(49)(52)(47)
(49)(52)(47)
(48)(50)(46)
(48)(49)(46)
(48)(47)(45)
0 4 8 12 16 (週)
(2)グリコアルブミングリコアルブミンは、食事・運動療法へのセイブルの追加、もしくはSU薬またはBG薬との併用のいずれにおいても低下を示しました。
対 象:食事および運動療法により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者263例(食後1時間または2時間血糖値200mg/dL以上、HbA1Cが6.5%以上9.0%未満で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に経口投与した。なお、試験期間を通じて食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
Mean±SD *:p<0.05 **:p<0.01***:p<0.001(Bonferroni 型多重比較、 vs プラセボ群)
●食事・運動療法への追加療法7)
(%)28
24
20
16
投与期間
グリコアルブミン
(84)(158)
(83)(158)
(82)(158)
(83)(158)
プラセボ群セイブル群
症例数
プラセボ群セイブル群
* ***
Mean±SD *:p<0.05**:p<0.01(2標本 t 検定、 vs SU薬単独群)
●SU薬との併用療法8)
(%)28
24
20
16
投与期間
グリコアルブミン
(74)(151)
(76)(147)
(72)(146)
(72)(144)
SU薬単独群SU薬+セイブル群
症例数
SU薬単独群SU薬+セイブル群
** **
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者229例(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブル50mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。ただし、低血糖が発現した場合のみSU薬の減量・休薬は可とした。なお、試験期間を通じて、食事療法・運動療法を継続した。
治療期間:12週間
**
(一部改変)
0 4 8 12 (週)
0 4 8 12 (週)
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(2)糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている患者では、投与の際の食後
血糖1又は2時間値は200mg/dL以上を示す場合に限る。(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
症例数
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
* * *
33
(3)体重の推移8、9、11) (4)血圧の推移8、9)
SU薬による治療を行っている2型糖尿病患者に、セイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に経口投与したところ、52週間の治療期間を通じて体重に大きな変動は認められませんでした。
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者152例※(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)※152例中128例が長期試験(13週以後)に移行した。
投与方法:セイブル50mgを1日3回毎食直前に経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、12週までは低血糖が発現した場合を除いて、SU薬の用法・用量は変更しなかった。13週から52週においては、SU薬の用法・用量の変更を可とした。なお、試験期間を通じて食事療法を継続した。
治療期間:12週間(プラセボ対照試験)+40週間(セイブル併用群のみ)
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者152例※(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)※152例中128例が長期試験(13週以後)に移行した。
投与方法:セイブル50mgを1日3回毎食直前に経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、12週までは低血糖が発現した場合を除いて、SU薬の用法・用量は変更しなかった。13週から52週においては、SU薬の用法・用量の変更を可とした。なお、試験期間を通じて食事療法を継続した。
治療期間:12週間(プラセボ対照試験)+40週間(セイブル併用群のみ)
●SU薬との併用療法8、9)
SU薬による治療を行っている2型糖尿病患者に、セイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に経口投与したところ、52週間の治療期間を通じて血圧に大きな変動は認められませんでした。
●SU薬との併用療法
体重
Mean±SD
(kg)
40
50
60
70
80
投与期間症例数(152)(149)(145)(144)(126)(120)(120)(118)(115)(115)(113)(112)(110)(107)
血圧
Mean±SD
(mmHg)
60
80
100
120
140
160
180
投与期間症例数(152)(149)(146)(144)(126)(120)(120)(118)(115)(115)(113)(112)(111)(107)
収縮期血圧拡張期血圧
臨床成績
0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52(週)
BG薬による治療を行っている2型糖尿病患者に、セイブルを1日3回毎食直前に経口投与したところ、治療開始8週から52週間まで体重の有意な低下が認められました。
対 象:BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者106例(食後血糖1時間値または2時間値のいずれかが180mg/dL以上、かつHbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブルを8週まで25mg、8~24週は50mg、24~52週は50mgまたは75mg※を1日3回毎食直前に経口投与した。BG薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法を実施し、内容を変更しなかった。運動療法の実施の有無は問わなかった。※効果不十分の場合(HbA1C6.5%以上)、ただし被験者の年齢、病態、消化器症状の発現状況を考慮して増量した。75mgへ増量後に消化器症状等が発現し、継続困難と判断した場合は50mgに減量した。
治療期間:52週間
●BG薬との併用療法11)
0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52(週)
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
体重
Mean±SD**:p<0.01、***:p<0.001(1標本t検定、vs 0週)
(kg)
45
55
65
75
85
投与期間症例数(106)(106)(103)(103)(100)(98)(98)(95)(94)(91)(89)(89)(89)(88)
0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52(週)
** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
セイブルは8週まで25mg、8~24週50mg、24週以降50mgまたは75mg
3�
(3)体重の推移8、9、11) (4)血圧の推移8、9)
SU薬による治療を行っている2型糖尿病患者に、セイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に経口投与したところ、52週間の治療期間を通じて体重に大きな変動は認められませんでした。
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者152例※(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)※152例中128例が長期試験(13週以後)に移行した。
投与方法:セイブル50mgを1日3回毎食直前に経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、12週までは低血糖が発現した場合を除いて、SU薬の用法・用量は変更しなかった。13週から52週においては、SU薬の用法・用量の変更を可とした。なお、試験期間を通じて食事療法を継続した。
治療期間:12週間(プラセボ対照試験)+40週間(セイブル併用群のみ)
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者152例※(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)※152例中128例が長期試験(13週以後)に移行した。
投与方法:セイブル50mgを1日3回毎食直前に経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、12週までは低血糖が発現した場合を除いて、SU薬の用法・用量は変更しなかった。13週から52週においては、SU薬の用法・用量の変更を可とした。なお、試験期間を通じて食事療法を継続した。
治療期間:12週間(プラセボ対照試験)+40週間(セイブル併用群のみ)
●SU薬との併用療法8、9)
SU薬による治療を行っている2型糖尿病患者に、セイブルを1回50mg、1日3回毎食直前に経口投与したところ、52週間の治療期間を通じて血圧に大きな変動は認められませんでした。
●SU薬との併用療法
体重
Mean±SD
(kg)
40
50
60
70
80
投与期間症例数(152)(149)(145)(144)(126)(120)(120)(118)(115)(115)(113)(112)(110)(107)
血圧
Mean±SD
(mmHg)
60
80
100
120
140
160
180
投与期間症例数(152)(149)(146)(144)(126)(120)(120)(118)(115)(115)(113)(112)(111)(107)
収縮期血圧拡張期血圧
臨床成績
0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52(週)
BG薬による治療を行っている2型糖尿病患者に、セイブルを1日3回毎食直前に経口投与したところ、治療開始8週から52週間まで体重の有意な低下が認められました。
対 象:BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者106例(食後血糖1時間値または2時間値のいずれかが180mg/dL以上、かつHbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:セイブルを8週まで25mg、8~24週は50mg、24~52週は50mgまたは75mg※を1日3回毎食直前に経口投与した。BG薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法を実施し、内容を変更しなかった。運動療法の実施の有無は問わなかった。※効果不十分の場合(HbA1C6.5%以上)、ただし被験者の年齢、病態、消化器症状の発現状況を考慮して増量した。75mgへ増量後に消化器症状等が発現し、継続困難と判断した場合は50mgに減量した。
治療期間:52週間
●BG薬との併用療法11)
0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52(週)
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
体重
Mean±SD**:p<0.01、***:p<0.001(1標本t検定、vs 0週)
(kg)
45
55
65
75
85
投与期間症例数(106)(106)(103)(103)(100)(98)(98)(95)(94)(91)(89)(89)(89)(88)
0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52(週)
** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
セイブルは8週まで25mg、8~24週50mg、24週以降50mgまたは75mg
3�
【用法・用量】通常、成人にはミグリトールとして1回50mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を75mgまで増量することができる。
【使用上の注意】-抜粋-2. 重要な基本的注意(2)糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている患者では、投与の際の食後
血糖1又は2時間値は200mg/dL以上を示す場合に限る。
対 象:健康成人男子8例投与方法:ミグリトール25mgまたはプラセボを食事開始の30分前、5分前または直前に単回経口投与した。
(5)投与時期の影響14、15)
ミグリトール25mgを食事開始の30分前、5分前または直前に単回経口投与したところ、いずれも食後の血糖値の上昇を抑制しましたが、食事開始30分前よりも5分前および直前に投与したときに、より明らかな食後血糖上昇の抑制を示し、血糖値のピークに達するまでの時間が遅延しました。
(6)投与量の影響16)
セイブルを1回25~75mg、1日3回毎食直前に経口投与したところ、HbA1Cの変化量に対する用量反応性が認められ、プラセボ群と比較して50mg群および75mg群でHbA1Cが有意に低下しました。副作用(自他覚症状)のうち最も多かった症状は消化管障害であり、特に下痢、放屁の増加、腹部膨満が多くみられました。●食前投与の場合(海外データ)14)
血糖値
Mean
(mg/dL)
60
70
80
90
100
110
120
食事開始後時間0-30 (分)30 60 90 120 150 180 210 240
プラセボ群食直前投与群食事開始5分前投与群食事開始30分前投与群
対 象:2型糖尿病患者13例投与方法:ミグリトール50mgをクロスオーバー法により朝食直前または朝食開始後15分および30分に単回経口投与した。対
照は非投与。
2型糖尿病患者にミグリトール50mgを食直前または食事開始後15分および30分に単回経口投与したところ、いずれも食後の血糖値の上昇を抑制しました。
●食事開始後投与の場合15)
血糖値
Mean±SE*:p<0.05(vs 対照群)
(mg/dL)
0
150
200
250
300
350
食事開始後時間(分)0 30 60 120 180
対照群食直前投与群食事開始後15分投与群食事開始後30分投与群
臨床成績
●HbA1Cの変化量 [投与12週後]
●副作用(自他覚症状)の発現率
発現率
対 象:2型糖尿病患者289例(観察期終了時の食後血糖2時間値が200mg/dL以上)投与方法:セイブル25mg、50mg、75mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に経口投与した。なお、試験期間を通じて、食事
療法・運動療法を継続した。治療期間:12週間
(%)
0
10
20
30
40
50 ***:p<0.001(Dunnett型多重比較検定、 vs プラセボ群)
セイブル群
プラセボ群 25mg群 50mg群 75mg群
***
(66)症例数 (69) (73) (72)
HbA
1C変化量
(%)0.0
-2.0
-1.5
-1.0
-0.5
Mean±SD***:p<0.05***:p<0.001(Dunnett型多重比較検定、 vs プラセボ群)傾向性検定:p<0.0001
セイブル群
プラセボ群 25mg群 50mg群 75mg群
***
*
(53)症例数 (56) (56) (55)
*
*
*
**
*
3�
【用法・用量】通常、成人にはミグリトールとして1回50mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を75mgまで増量することができる。
【使用上の注意】-抜粋-2. 重要な基本的注意(2)糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている患者では、投与の際の食後
血糖1又は2時間値は200mg/dL以上を示す場合に限る。
対 象:健康成人男子8例投与方法:ミグリトール25mgまたはプラセボを食事開始の30分前、5分前または直前に単回経口投与した。
(5)投与時期の影響14、15)
ミグリトール25mgを食事開始の30分前、5分前または直前に単回経口投与したところ、いずれも食後の血糖値の上昇を抑制しましたが、食事開始30分前よりも5分前および直前に投与したときに、より明らかな食後血糖上昇の抑制を示し、血糖値のピークに達するまでの時間が遅延しました。
(6)投与量の影響16)
セイブルを1回25~75mg、1日3回毎食直前に経口投与したところ、HbA1Cの変化量に対する用量反応性が認められ、プラセボ群と比較して50mg群および75mg群でHbA1Cが有意に低下しました。副作用(自他覚症状)のうち最も多かった症状は消化管障害であり、特に下痢、放屁の増加、腹部膨満が多くみられました。●食前投与の場合(海外データ)14)
血糖値
Mean
(mg/dL)
60
70
80
90
100
110
120
食事開始後時間0-30 (分)30 60 90 120 150 180 210 240
プラセボ群食直前投与群食事開始5分前投与群食事開始30分前投与群
対 象:2型糖尿病患者13例投与方法:ミグリトール50mgをクロスオーバー法により朝食直前または朝食開始後15分および30分に単回経口投与した。対
照は非投与。
2型糖尿病患者にミグリトール50mgを食直前または食事開始後15分および30分に単回経口投与したところ、いずれも食後の血糖値の上昇を抑制しました。
●食事開始後投与の場合15)
血糖値
Mean±SE*:p<0.05(vs 対照群)
(mg/dL)
0
150
200
250
300
350
食事開始後時間(分)0 30 60 120 180
対照群食直前投与群食事開始後15分投与群食事開始後30分投与群
臨床成績
●HbA1Cの変化量 [投与12週後]
●副作用(自他覚症状)の発現率
発現率
対 象:2型糖尿病患者289例(観察期終了時の食後血糖2時間値が200mg/dL以上)投与方法:セイブル25mg、50mg、75mgまたはプラセボを1日3回毎食直前に経口投与した。なお、試験期間を通じて、食事
療法・運動療法を継続した。治療期間:12週間
(%)
0
10
20
30
40
50 ***:p<0.001(Dunnett型多重比較検定、 vs プラセボ群)
セイブル群
プラセボ群 25mg群 50mg群 75mg群
***
(66)症例数 (69) (73) (72)
HbA
1C変化量
(%)0.0
-2.0
-1.5
-1.0
-0.5
Mean±SD***:p<0.05***:p<0.001(Dunnett型多重比較検定、 vs プラセボ群)傾向性検定:p<0.0001
セイブル群
プラセボ群 25mg群 50mg群 75mg群
***
*
(53)症例数 (56) (56) (55)
*
*
*
**
*
3�
臨床成績
10. 安全性(1)副作用(臨床検査値異常を含む)総症例1030例中、副作用が報告されたのは519例(50.4%)でした。主な症状は鼓腸197例(19.1%)、下痢188例(18.3%)、腹部膨満153例(14.9%)、低血糖80例(7.8%)でした。[効能追加時]
単剤またはSU薬との併用療法
インスリン製剤との併用療法 BG薬との併用療法 合計
1型糖尿病 2型糖尿病評価対象症例数 644 43 138 205 1,030副作用発現例数(%) 270(41.9) 40(93.0) 78(56.5) 131(63.9) 519(50.4)
副作用の種類発現例数(%)
単剤またはSU薬との併用療法
インスリン製剤との併用療法 BG薬との併用療法 合計
1型糖尿病 2型糖尿病胃腸障害 227(35.2) 17(39.5) 46(33.3) 123(60.0) 413(40.1)
鼓腸 105(16.3) 9(20.9) 22(15.9) 61(29.8) 197(19.1)下痢 94(14.6) 6(14.0) 17(12.3) 71(34.6) 188(18.3)腹部膨満 103(16.0) 6(14.0) 15(10.9) 29(14.1) 153(14.9)便秘 20 (3.1) 1 (2.3) 2 (1.4) 16 (7.8) 39 (3.8)腸雑音異常 15 (2.3) - 4 (2.9) 5 (2.4) 24 (2.3)腹痛 10 (1.6) 2 (4.7) 1 (0.7) - 13 (1.3)悪心 4 (0.6) 1 (2.3) 2 (1.4) 1 (0.5) 8 (0.8)胃炎 2 (0.3) - 1 (0.7) 3 (1.5) 6 (0.6)消化不良 4 (0.6) - - 2 (1.0) 6 (0.6)上腹部痛 4 (0.6) - 1 (0.7) - 5 (0.5)胃不快感 3 (0.5) - 1 (0.7) - 4 (0.4)萎縮性胃炎 - - - 4 (2.0) 4 (0.4)びらん性胃炎 - - - 3 (1.5) 3 (0.3)硬便 1 (0.2) - - 2 (1.0) 3 (0.3)痔核 2 (0.3) - - 1 (0.5) 3 (0.3)おくび 2 (0.3) - - - 2 (0.2)胃潰瘍 - - 1 (0.7) 1 (0.5) 2 (0.2)排便障害 2 (0.3) - - - 2 (0.2)嘔吐 2 (0.3) - - - 2 (0.2)亜イレウス - 1 (2.3) - - 1 (0.1)胃ポリープ 1 (0.2) - - - 1 (0.1)逆流性食道炎 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)虚血性大腸炎 1 (0.2) - - - 1 (0.1)口唇炎 - - 1 (0.7) - 1 (0.1)十二指腸炎 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)十二指腸潰瘍 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)出血性腸憩室 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)消化管運動過剰 1 (0.2) - - - 1 (0.1)腹部不快感 1 (0.2) - - - 1 (0.1)裂孔ヘルニア - - - 1 (0.5) 1 (0.1)鼡径ヘルニア 1 (0.2) - - - 1 (0.1)呼吸器、胸郭および縦隔障害 4 (0.6) 1 (2.3) 0 (0.0) 0 (0.0) 5 (0.5)
咳嗽 2 (0.3) - - - 2 (0.2)咽喉頭疼痛 1 (0.2) - - - 1 (0.1)息詰まり感 - 1 (2.3) - - 1 (0.1)発声障害 1 (0.2) - - - 1 (0.1)感染症および寄生虫症 3 (0.5) 0 (0.0) 1 (0.7) 0 (0.0) 4 (0.4)
腎盂腎炎 1 (0.2) - - - 1 (0.1)帯状疱疹 1 (0.2) - - - 1 (0.1)鼻咽頭炎 1 (0.2) - - - 1 (0.1)膀胱炎 - - 1 (0.7) - 1 (0.1)
3�
臨床成績
副作用の種類発現例数(%)
単剤またはSU薬との併用療法
インスリン製剤との併用療法 BG薬との併用療法 合計
1型糖尿病 2型糖尿病筋骨格系および結合組織障害 2 (0.3) 1 (2.3) 0 (0.0) 2 (1.0) 5 (0.5)
関節炎 1 (0.2) - - - 1 (0.1)関節痛 - 1 (2.3) - - 1 (0.1)筋骨格硬直 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)四肢痛 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)背部痛 1 (0.2) - - 1 (0.1)皮膚および皮下組織障害 9 (1.4) 0 (0.0) 1 (0.7) 4 (2.0) 14 (1.4)
紅斑 2 (0.3) - - - 2 (0.2)湿疹 1 (0.2) - 1 (0.7) - 2 (0.2)多汗症 - - - 2 (1.0) 2 (0.2)皮膚炎 1 (0.2) - - 1 (0.5) 2 (0.2)そう痒症 1 (0.2) - - - 1 (0.1)脱毛症 1 (0.2) - - - 1 (0.1)発疹 1 (0.2) - - - 1 (0.1)冷汗 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)痒疹 1 (0.2) - - - 1 (0.1)蕁麻疹 1 (0.2) - - - 1 (0.1)全身障害および投与局所様態 4 (0.6) 1 (2.3) 1 (0.7) 2 (1.0) 8 (0.8)
口渇 3 (0.5) - - - 3 (0.3)胸痛 1 (0.2) - - - 1 (0.1)空腹 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)倦怠感 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)浮腫 - 1 (2.3) - - 1 (0.1)末梢性浮腫 - - 1 (0.7) - 1 (0.1)神経系障害 6 (0.9) 1 (2.3) 1 (0.7) 3 (1.5) 11 (1.1)
頭痛 1 (0.2) 1 (2.3) - 2 (1.0) 4 (0.4)傾眠 1 (0.2) - - 1 (0.5) 2 (0.2)浮動性めまい 2 (0.3) - - - 2 (0.2)味覚異常 1 (0.2) - - 1 (0.5) 2 (0.2)緊張性頭痛 1 (0.2) - - - 1 (0.1)口の錯感覚 - - 1 (0.7) - 1 (0.1)眼障害 1 (0.2) 0 (0.0) 1 (0.7) 1 (0.5) 3 (0.3)
眼の異常感 - - 1 (0.7) - 1 (0.1)結膜炎 1 (0.2) - - - 1 (0.1)網膜静脈閉塞 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)代謝および栄養障害 9 (1.4) 37(86.0) 41(29.7) 1 (0.5) 88 (8.5)
低血糖症 3 (0.5) 37(86.0) 40(29.0) - 80 (7.8)食欲減退 4 (0.6) - - - 4 (0.4)食欲障害 - - 2 (1.4) - 2 (0.2)食欲不振 1 (0.2) - - 1 (0.5) 2 (0.2)高コレステロール血症 1 (0.2) - - - 1 (0.1)腎および尿路障害 2 (0.3) 0 (0.0) 0 (0.0) 4 (2.0) 6 (0.6)
腎嚢胞 - - - 3 (1.5) 3 (0.3)頻尿 2 (0.3) - - 1 (0.5) 3 (0.3)心臓障害 2 (0.3) 0 (0.0) 0 (0.0) 1 (0.5) 3 (0.3)
動悸 1 (0.2) - - 1 (0.5) 2 (0.2)上室性期外収縮 1 (0.2) - - - 1 (0.1)精神障害 0 (0.0) 0 (0.0) 0 (0.0) 1 (0.5) 1 (0.1)
中期不眠症 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)耳および迷路障害 1 (0.2) 0 (0.0) 0 (0.0) 1 (0.5) 2 (0.2)
回転性めまい 1 (0.2) - - 1 (0.5) 2 (0.2)良性、悪性および詳細不明の新生物(嚢胞およびポリープを含む) 0 (0.0) 0 (0.0) 0 (0.0) 1 (0.5) 1 (0.1)
大腸癌 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)生殖系および乳房障害 1 (0.2) 0 (0.0) 0 (0.0) 0 (0.0) 1 (0.1)
良性前立腺肥大症 1 (0.2) - - - 1 (0.1)
3�
臨床成績
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
(%)
累積発現率
40
10
20
30
0
腹部膨満
鼓腸
下痢
低血糖
0発現日
(日)20 40 120 200 300 360
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者152例※(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)※152例中128例が長期試験(13週以後)に移行した。
投与方法:セイブル50mgを1日3回毎食直前に経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、12週までは低血糖が発現した場合を除いて、SU薬の用法・用量は変更しなかった。13週から52週においては、SU薬の用法・用量の変更を可とした。なお、試験期間を通じて食事療法を継続した。
治療期間:12週間(プラセボ対照試験)+40週間(セイブル併用群のみ)
(2)主な副作用の累積発現率8、9)
主な副作用である腹部膨満、鼓腸、下痢は、ほとんどが投与開始1カ月以内に発現しました。SU薬との併用による低血糖の発現時期には、特定の傾向は認められませんでした。
副作用の種類発現例数(%)
単剤またはSU薬との併用療法
インスリン製剤との併用療法 BG薬との併用療法 合計
1型糖尿病 2型糖尿病臨床検査 46 (7.1) 9(20.9) 17(12.3) 13 (6.3) 85 (8.3)
アラニン・アミノトランスフェラーゼ増加 23 (3.6) 2 (4.7) 6 (4.3) 7 (3.4) 38 (3.7)
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加 15 (2.3) 2 (4.7) 3 (2.2) 3 (1.5) 23 (2.2)
γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加 14 (2.2) 1 (2.3) 2 (1.4) 5 (2.4) 22 (2.1)
血中クレアチンホスホキナーゼ増加 1 (0.2) 3 (7.0) 3 (2.2) 1 (0.5) 8 (0.8)血中アルカリホスファターゼ増加 1 (0.2) 2 (4.7) 3 (2.2) - 6 (0.6)血中アミラーゼ増加 2 (0.3) - - 3 (1.5) 5 (0.5)ヘマトクリット減少 - 1 (2.3) 1 (0.7) 2 (1.0) 4 (0.4)ヘモグロビン減少 - 1 (2.3) 1 (0.7) 2 (1.0) 4 (0.4)血中カリウム増加 2 (0.3) 1 (2.3) - - 3 (0.3)血中トリグリセリド増加 1 (0.2) 1 (2.3) 1 (0.7) - 3 (0.3)赤血球数減少 - - 1 (0.7) 2 (1.0) 3 (0.3)血中クレアチニン増加 - 1 (2.3) - 1 (0.5) 2 (0.2)血中乳酸脱水素酵素増加 2 (0.3) - - - 2 (0.2)血中尿酸増加 2 (0.3) - - - 2 (0.2)高比重リポ蛋白減少 1 (0.2) - 1 (0.7) - 2 (0.2)尿中血陽性 1 (0.2) - 1 (0.7) - 2 (0.2)尿中蛋白陽性 1 (0.2) - - 1 (0.5) 2 (0.2)白血球数減少 2 (0.3) - - - 2 (0.2)白血球数増加 1 (0.2) - 1 (0.7) - 2 (0.2)血小板数減少 1 (0.2) - - - 1 (0.1)血中アルブミン減少 - - 1 (0.7) - 1 (0.1)血中コリンエステラーゼ減少 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)血中ビリルビン増加 - - 1 (0.7) - 1 (0.1)血中フィブリノゲン増加 1 (0.2) - - - 1 (0.1)血中鉄減少 1 (0.2) - - - 1 (0.1)潜血陽性 - - - 1 (0.5) 1 (0.1)総蛋白減少 - - 1 (0.7) - 1 (0.1)単球数増加 1 (0.2) - - - 1 (0.1)尿中ケトン体陽性 1 (0.2) - - - 1 (0.1)白血球数異常 1 (0.2) - - - 1 (0.1)
副作用名は、ICH国際医薬用語集日本語版(MedDRA/J Ver.9.0)の器官別大分類(SOC)および基本語(PT)で集計した。
[効能追加時]�0
臨床成績
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
(%)
累積発現率
40
10
20
30
0
腹部膨満
鼓腸
下痢
低血糖
0発現日
(日)20 40 120 200 300 360
対 象:SU薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者152例※(HbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)※152例中128例が長期試験(13週以後)に移行した。
投与方法:セイブル50mgを1日3回毎食直前に経口投与した。SU薬は試験期間を通じて併用し、12週までは低血糖が発現した場合を除いて、SU薬の用法・用量は変更しなかった。13週から52週においては、SU薬の用法・用量の変更を可とした。なお、試験期間を通じて食事療法を継続した。
治療期間:12週間(プラセボ対照試験)+40週間(セイブル併用群のみ)
(2)主な副作用の累積発現率8、9)
主な副作用である腹部膨満、鼓腸、下痢は、ほとんどが投与開始1カ月以内に発現しました。SU薬との併用による低血糖の発現時期には、特定の傾向は認められませんでした。
�1
臨床成績
対 象:BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者148例(食後血糖1時間値または2時間値のいずれかが180mg/dL以上、かつHbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:被験者を無作為に3群に分け、二重盲検法にてセイブル25~50mg(治療4週まで25mg、4週以降50mg、BG薬+セイブル漸増群)、セイブル50mg(BG薬+セイブル50mg群)またはプラセボ(BG薬単独群)を1日3回毎食直前に経口投与した。BG薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法を実施し、内容を変更しなかった。運動療法の実施の有無は問わなかった。
治療期間:16週間
※セイブルは4週まで25mg、4週以降50mg
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
(3)漸増投与における消化器系副作用の累積発現率10)
BG薬にセイブル25mgから50mgへ漸増投与した群は、開始時から50mgを投与した群に比べ、腹部膨満、鼓腸、下痢いずれも低い発現率を示しました。
●腹部膨満
発現日
0 28 56 84 112 140(日)
累積発現率
0
20
40(%)
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
※セイブルは4週まで25mg、4週以降50mg
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
●下痢
発現日
0 28 56 84 112 140(日)
累積発現率
0
20
40
60(%)
●鼓腸
発現日
0 28 56 84 112 140(日)
累積発現率
0
20
40
60(%)
※セイブルは4週まで25mg、4週以降50mg
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
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臨床成績
対 象:BG薬による治療により十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者148例(食後血糖1時間値または2時間値のいずれかが180mg/dL以上、かつHbA1Cが6.5%以上で2回測定の差が0.5%以内)
投与方法:被験者を無作為に3群に分け、二重盲検法にてセイブル25~50mg(治療4週まで25mg、4週以降50mg、BG薬+セイブル漸増群)、セイブル50mg(BG薬+セイブル50mg群)またはプラセボ(BG薬単独群)を1日3回毎食直前に経口投与した。BG薬は試験期間を通じて併用し、薬剤および用法・用量は変更しなかった。なお、試験期間を通じて食事療法を実施し、内容を変更しなかった。運動療法の実施の有無は問わなかった。
治療期間:16週間
※セイブルは4週まで25mg、4週以降50mg
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
(3)漸増投与における消化器系副作用の累積発現率10)
BG薬にセイブル25mgから50mgへ漸増投与した群は、開始時から50mgを投与した群に比べ、腹部膨満、鼓腸、下痢いずれも低い発現率を示しました。
●腹部膨満
発現日
0 28 56 84 112 140(日)
累積発現率
0
20
40(%)
【使用上の注意】-抜粋-1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)他の糖尿病用薬による治療が行われている患者[併用により低血糖が起こるおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
2. 重要な基本的注意(3)食事療法、運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では、
投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。
※セイブルは4週まで25mg、4週以降50mg
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
●下痢
発現日
0 28 56 84 112 140(日)
累積発現率
0
20
40
60(%)
●鼓腸
発現日
0 28 56 84 112 140(日)
累積発現率
0
20
40
60(%)
※セイブルは4週まで25mg、4週以降50mg
BG薬単独群BG薬+セイブル漸増群※BG薬+セイブル50mg群
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