drupal + japan it 2017

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DBCJ Drupal Business Consortium Japan Drupal + Japan 2017 2017年5月26日 Drupal ビジネスコンソーシアム理事 池田 秀一 https://www.facebook.com/hidekazu.ikeda.3

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Page 1: Drupal + Japan IT    2017

DBCJ Drupal Business Consortium Japan

Drupal + Japan 2017

2017年5月26日

Drupal ビジネスコンソーシアム理事

池田 秀一

https://www.facebook.com/hidekazu.ikeda.3

Page 2: Drupal + Japan IT    2017

なぜ Drupalか?? (海外では当たり前)

• システム構築の中核となるOSS

• データが主役のCMSとして進化してきた、自由にコンテンツを作成、表示可能

• 高い拡張性と豊富な追加部品群

• 多言語サイトの構築が容易に可能

• 世界中に広がるエコシステム

レゴブロックのようにビジネスロジックを組み立てることが可能!CMSというよりWeb アプリケーションプラットフォーム

Page 3: Drupal + Japan IT    2017

なぜ DBCJ か?DBCJ:「 Drupal ビジネスコンソーシアム in Japan」

1. 日本市場でのシステム構築での Drupal 浸透を活性化する為に活動

2. 2014年に Dries氏が来日する直前に、了承、賛同を受け DBCJ を設立

3. 中立な立場で、日本市場でのDrupal ビジネスの振興推進

4. 日本で唯一の Drupal 関連団体(2017年5月時点)※開発者コミュニティとは競合しない

5. Drupal Code:行動規範に準拠※新規参入者、新規参入企業の阻害などは、Drupal.org も嫌悪している

Page 4: Drupal + Japan IT    2017

DBCJ (Drupal Business Consortium Japan) @ Facebook

Page 5: Drupal + Japan IT    2017

今後5年間で価値ある技術➢ クラウド・ファースト & モバイルファースト

➢ オンプレミスと言う井戸の所有から、クラウドと言う水道利用へ➢ 過渡期としてのプライベートクラウド

➢ OpenStack や AzureStackには、ほぼ使う意味が無い

➢ OSSもしくは、OSS API を前提にロックインを避ける

➢ API Economy ➢ 従来システムと新規システムや外部サービスとの短納期での連携➢ IoTでも FinTechでも、API Economyは重要

➢ 長期的:ブロックチェーン技術、Deep Learning ➢ ブロックチェーン技術による、クラウドサービスのさらなる低価格化➢ Deep Learning など

➢ どこでも Drupal が活躍する!➢ 特に企業システム構築への活用

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Page 6: Drupal + Japan IT    2017

Drupal が日本市場で弱いと?• 個別開発で、無駄な作り込みによる非効率な開発が蔓延

• 多言語対応にも、無駄な工数を掛けて作り込む• 東京オリンピックに向けた大量のサイト修正が間に合わない

• もしくは、不必要に高額な商用製品を選択することになる

• IoTや FinTechの分野でも遅れを取る可能性が高い• API Economy では Drupal 活用が多い

• 流通部品やテンプレートが弱い国産CMSで無駄な労力が多発• 作り込みするSI企業の愚かな因習

• 海外のソフトやサービスで Drupal 組み込みされたモノで困る• EU FIWARE / HORIZON 2020

• Google Apigee

• IBM API Connect

Page 7: Drupal + Japan IT    2017

WordPress長所と裏返しの課題WordPress の利点と課題

・中核部分まで、追加部品で修正可能:

⇒追加部品でのセキュリティホール発生

⇒バージョンアップ時に追加部品の為に障害

⇒多言語対応も、追加部品で複数インスタンスが必要

・利用開始のハードルが低く、初心者も使いやすい

⇒最低限の運用保守を知らずにトラブルに陥りやすい

Page 8: Drupal + Japan IT    2017

外部サイトでも、バックエンドでも Facebook BigPipeと同様な仕組みを標準で提供

Drupal 8.3 で BigPipeを標準実装

外部サイト向けとして政府機関での採用が多い

「.govで使われるCMSトップはDrupal」

http://news.mynavi.jp/news/2017/05/21/110/

バックエンドとして併用することも可能

フロント側は、好きな開発環境、アプリで実装も可能「Drupal は「API 優先」であって「API のみ」ではない」

http://www.webgogo.jp/blog/drupal-is-api-first-not-api-only

Page 9: Drupal + Japan IT    2017

Drupal8.3 での日本語での情報

http://www.webgogo.jp/blog/the-future-of-decoupled-drupal2

コスト(処理の手間と時間)のかかるコンポーネントを選択的にあとで処理し、それほどコストのかからない部分を先に送信するための手段だ。クライアントサイドのダイナミックなコンテント置換のアプローチである BigPipeがあれば、ページを段階的にレンダリングできる。まず、ページの骨格がロードされ、そのあとで「先週いちばんよく聴いた曲」なり「現在再生中」なりといった高コスト(expensive)なコンポーネントがブラウザーに送られ、プレースホルダー(割り当てスペースの枠組み)を埋める。このコンポーネント駆動型のアプローチを使えば、僕たちにとっては両方の世界のいいとこどりになる。つまり、最初のインタラクションが瞬時に行える非ブロッキングのユーザーインターフェイス、そしてテーマレイヤーを活用しながらも Drupal のページ全体をすばやく断片的にロードできるということだ。

デモ:https://www.youtube.com/watch?v=JwzX0Qv6u3A

Drupal 8.3 BigPipe

Page 10: Drupal + Japan IT    2017

Distribution of content management systems among websites that use .gov

https://w3techs.com/technologies/segmentation/tld-gov-/content_management

「.govで使われるCMSトップはDrupal」

http://news.mynavi.jp/news/2017/05/21/110/

政府機関での採用トップ

Page 11: Drupal + Japan IT    2017

Drupal としての業務テンプレートの塊として、ディストリビューション形式を容易に作れるのが、他の CMS とは大きく異なる。

Drupal ディストリビューションとは、Drupal コアといっしょに貢献モジュールとカスタムモジュールのセットをパッケージ化したもの。特定の活用事例あるいは業界に対して Drupal を最適化して提供することができる。

「ディストリビューションは Drupal にとって増大する機会であり続ける」

http://www.webgogo.jp/blog/distributions-remain-a-growing-opportunity-for-drupal

Drupal ディストリビューション

Page 12: Drupal + Japan IT    2017

企業向けシステムでの技術浸透パターン~集中型の所有から、外部サービスを利用へ~

• 電算センター

• オンプレミス

• 場所固定

集中型

• iDC、ホスティング

• プライベートクラウド

代替型• パブリッククラウド

• SaaS

• PaaS

分散型

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どの環境においてもDrupal を中核としてシステム構築可能

Page 13: Drupal + Japan IT    2017

Drupal 基盤でのビジネス形態

Module(Drupal Add-On)

Drupal

自社サーバ

Private Cloud

Hosting

IaaS

Acquia

Cloud

(Drupal CORE)

新た

なPaaS提供

新規のアドオン機能

業種ごとのテンプレートの提供と保守

日本地域から世界へ発信

多言語対応で東京オリンピックに向けたサイトへ

Page 14: Drupal + Japan IT    2017

日本市場の自治体向け

『jGov Drupal』準備発起会 2017.06.02.

https://dbcj.connpass.com/event/58069/

jGov Drupal ディストリビューション

Page 15: Drupal + Japan IT    2017

ありがとうございました!

Page 16: Drupal + Japan IT    2017

※本資料は、アイティメーカーズ株式会社にて提供するものであり、提供時点の情報です。Page 16 5/26/2017

日本での「Linux版Oracle 提供」を一番に提案など新規ビジネス創出

「闘う!マーケッター」として BtoB の実践的なマーケティング活動を

➢大手国産企業(NEC)

➢大手外資企業(日本オラクル)

➢ ベンチャー企業

➢ NPO組織(LPI-Japan)

など様々な規模の企業においての実践

上記の構成員だった事による IT業界での広いコネクション

IT技術知識を元にしたプロダクトマーケティング:上流企画が得意

➢ 生産管理システム(部品表、MRP展開)などのERP製品

➢ Oracle、SQL Server、PostgreSQL などの DBMS 製品

➢ Linux、Samba、Redmine などの OSS

技術動向を元にしたマーケティング戦略コンサルティングが可能

講演者経歴:池田秀一(いけだひでかず)

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