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DUNLOP NEXT CUP EXGEL 新東京シリーズ Rd.3 ■開催日:7 月 9 日 ■天候:晴れ / DRY ■参加:15 台 岡村涼太が逆転で初優勝! 皆木駿輔、ランクトップで瑞浪へ !! ダンロップネクストカップ EXGEL 新東京シリーズ第3戦が 7月9日に千葉県・新東京サーキットで開催された。一足早く ThreeBond神戸シリーズが終了し、堀尾風允がランキングトッ プで瑞浪へ駒を進めているが、EXGEL 新東京シリーズも今回 が最終戦。瑞浪での終盤2戦、そしてチャンピオンへ向け、ラ ンキング上位陣に取りこぼしは許されない状況だ。 今回は、神戸シリーズ最終戦でスポット参戦ながら3位表彰 台を獲得した岡本健佑をはじめ、数名のスポット参戦も加わり 15 台がエントリー。梅雨明け前とはいえ、雨の少ない今年の 関東地方。レース当日も朝から真夏の太陽がコースを焦がし、 非常に暑い一日となった。 8 分間計測のタイムトライアルでは、これまで 1 勝 2 位 1 回 でランキングトップに立っている皆木駿輔が、単独走行を続け トップタイムをマーク。多くのドライバーが集団走行でスリッ プを活用しようとしたのに対し、単独アタックでタイムを出し たところに好調さを感じさせる。2 番手には宇田川武嗣、3 番 手に杉山佳生が続き、ランキング 2 位の坂入悠斗は 6 番手と 出遅れる。 続く予選ヒートは 14 周。序盤は皆木がリードしそれを杉山 が追う展開となるが、次第にトップグループが膨らみ、5〜6 台でのトップ争いとなる。終盤、その争いに加わってきたのが 川福健太。川福は最後の最後で逆転しトップチェッカーを受け たものの、ヒート後の車検でわずか 200g 足りずに失格。決勝 は最後尾からの追い上げとなる。 20 周で争われる決勝ヒート。まずは PP の皆木が好スター ト。それを2ndグリッドスタートの岡村涼太が追う展開となる。

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Page 1: DUNLOP NEXT CUP - KRPDUNLOP NEXT CUP EXGEL新東京シリーズ Rd.3 最後は悔しいですね。そこまでプレッシャーはなかっ たのですが、予選でキャブトラブルがあってうまく走

DUNLOP NEXT CUPEXGEL 新東京シリーズ Rd.3

■開催日:7 月 9 日 ■天候:晴れ / DRY ■参加:15 台

岡村涼太が逆転で初優勝!皆木駿輔、ランクトップで瑞浪へ !!

 ダンロップネクストカップ EXGEL 新東京シリーズ第3戦が7月9日に千葉県・新東京サーキットで開催された。一足早くThreeBond 神戸シリーズが終了し、堀尾風允がランキングトップで瑞浪へ駒を進めているが、EXGEL 新東京シリーズも今回が最終戦。瑞浪での終盤2戦、そしてチャンピオンへ向け、ランキング上位陣に取りこぼしは許されない状況だ。 今回は、神戸シリーズ最終戦でスポット参戦ながら3位表彰台を獲得した岡本健佑をはじめ、数名のスポット参戦も加わり15 台がエントリー。梅雨明け前とはいえ、雨の少ない今年の関東地方。レース当日も朝から真夏の太陽がコースを焦がし、非常に暑い一日となった。 8 分間計測のタイムトライアルでは、これまで 1 勝 2 位 1 回でランキングトップに立っている皆木駿輔が、単独走行を続けトップタイムをマーク。多くのドライバーが集団走行でスリップを活用しようとしたのに対し、単独アタックでタイムを出したところに好調さを感じさせる。2 番手には宇田川武嗣、3 番手に杉山佳生が続き、ランキング 2 位の坂入悠斗は 6 番手と出遅れる。 続く予選ヒートは 14 周。序盤は皆木がリードしそれを杉山が追う展開となるが、次第にトップグループが膨らみ、5〜6

台でのトップ争いとなる。終盤、その争いに加わってきたのが川福健太。川福は最後の最後で逆転しトップチェッカーを受けたものの、ヒート後の車検でわずか 200g 足りずに失格。決勝は最後尾からの追い上げとなる。 20 周で争われる決勝ヒート。まずは PP の皆木が好スタート。それを2ndグリッドスタートの岡村涼太が追う展開となる。

Page 2: DUNLOP NEXT CUP - KRPDUNLOP NEXT CUP EXGEL新東京シリーズ Rd.3 最後は悔しいですね。そこまでプレッシャーはなかっ たのですが、予選でキャブトラブルがあってうまく走

DUNLOP NEXT CUP EXGEL 新東京シリーズ Rd.3

 最後は悔しいですね。そこまでプレッシャーはなかったのですが、予選でキャブトラブルがあってうまく走れなくて、決勝でもブレーキが熱を持ってしまい効かない状況が続いていたので、苦しいレースでした。 今回負けてしまったので、瑞浪では勝つしかないと思っています。気持ちを入れ替えて、貪欲に勝ちを狙っていきたいと思います。

 前回からマシンの調子が改善されていなかったので、レースの展開としては苦しい状況でしたが、やれることはやれたかなとは思っています。前にも追いつきたいと思っていたので、あまりバトルはせずペースを上げたかったのですが、追いついてきたジュニアのドライバーは普段から仲良く喋っている間柄ですので、負けられないな、と。前でゴールできて良かったです。 瑞浪は走ったことがなく、西の人も加わって難しいレースとなるので、練習し改善して優勝を狙います。

 嬉しいです。結構いいペースで追いついていけました。近づいたら、仕掛けてと思っていました。最後は、その前の周にプッシングされて弾かれてしまっていたので、避けたほうがいいのかなと思って避けたら、いい感じでクロスラインを取ることができました。 最近は、リードジェットにも慣れてきて、いいペースで走ることができているので、瑞浪でもこの調子を維持して表彰台に乗りたいと思います。

1st:岡村涼太

2nd:皆木駿輔

3rd:坂入悠斗

やや離れた 3 番手グループは坂入が先頭で渡会太一、宇田川武嗣、杉山らが続く激戦となる。 トップの 2 台は僅差のテール to ノーズのまま周回を重ね、終盤に入って岡村が動き出す。18 周目に岡村が 1 コーナーでトップに浮上。しかし、皆木も譲らずにすぐにトップを奪い返し、皆木先頭で最終ラップに突入する。ここで逆転を期す岡村は、ワンチャンスを逃さず逆転。最終セクションは両者横並びで立ち上がってくるが、やや先行する岡村がそのまま逃げ切り今季初優勝を獲得。2 位には皆木が入り新東京シリーズ全戦で表彰台を獲得、3 位には坂入が混戦を制した。 MC-FORTUNE MVP は初優勝の岡村、また特別賞が決勝スタートのコースアウトから追い上げ、14 位フィニッシュとなった川福に贈られた。

 このレースをもって EXGEL 新東京シリーズは全日程を終了。皆木が 98 ポイントを獲得し新東京のシリーズリーダー、坂入が 84 ポイントで 2 位となった。神戸も加えた総合ランキングでは、神戸の堀尾が 105P で総合トップ。皆木が総合 2 番手、坂入も総合 3 番手につけている。 ダンロップネクストカップは、次回は 8 月 6 日の瑞浪特別イベント。さらに 11 月 5 日の最終戦(瑞浪)を残すのみ。この両大会では、決勝のシリーズポイントが通常の 1.5 倍とされるため、多くの選手にまだまだ逆転のチャンスが残されていることとなる。

DUNLOP NEXT CUP EXGEL 新東京シリーズ第 3 戦Pos. No. Driver Team Frame Engine Tire Q.P. Q.H.1 ⑥ 岡村涼太 RT WORLD Birel TIA IAME REEDJET DL SL98 41.060 ⑧ 22 ⑤ 皆木駿輔 K.SPEED WIN Birel TIA IAME REEDJET DL SL98 40.896 ① 13 ③ 坂入悠斗 Racing Team YRHKS Birel TIA IAME REEDJET DL SL98 41.004 ⑥ 54 ⑧ 渡会太一 ガレージ C Birel TIA IAME REEDJET DL SL98 40.961 ④ 35 ⑦ 宇田川武嗣 KBF Birel TIA IAME REEDJET DL SL98 40.921 ② 96 ① 杉山佳生 ライジング RT Birel TIA IAME REEDJET DL SL98 40.941 ③ 67 ⑮ 岡本健佑 TIGRE Birel TIA IAME REEDJET DL SL98 40.996 ⑤ 158 ⑯ 吉田 馨 RT WORLD Birel TIA IAME REEDJET DL SL98 41.172 ⑪ 79 ⑭ 中村洋司 Nankai RT Birel TIA IAME REEDJET DL SL98 41.065 ⑨ 410 ⑨ 柳堀翔太 RF アオヤマ Birel TIA IAME REEDJET DL SL98 41.338 ⑬ 12

RT WORLD

K.SPEED WIN

Racing Team YRHKS