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第67号 こくろう秋田 2011年3月14日 11 11 15 30 11 49 : 退 国鉄労働組合 秋田地方本部 (秋田市中通 7-2-21) 018-832-3775 発行責任者 瀬下 一司 編集責任者 佐藤 浩一 40

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第67号 こくろう秋田 2011年3月14日

委員会は久米副委員長の司会

で開会。村越委員(秋総車セ)

を議長に選出し、初めに瀬下地

本委員長が執行委員会を代表し

て挨拶を行った後、東日本本部

矢部執行委員が情勢報告と東日

本本部に関わる課題等について

報告と提起を行った。

その後、渡邉地本書記長から

経過報告と運動方針(案)につ

いて一括で提案を受け、経過報

告の承認を全体の拍手で確認し、

昼食休憩に入った。

午後からは方針案についての

討論を行い、11名の方から発言

があった。主な発言は次のとお

り。

●伊藤(貨物)

貨物は11年間ベアゼロで、昨

年は定昇も6カ月延伸させられ

た。こうした会社側の対応によ

るモチベーションの低下から、

安全・安定輸送が脅かされてい

る。今年度は15億円の黒字が予

想され、1人当たりに換算する

と30万円になり、原資は十分に

ある。あきらめムードを一掃し、

ぜひとも勝ち取る決意だ。職場

では要員不足に起因する運転・

傷害事故が多発しており、点検

摘発を強化しながら労働条件改

善に取り組んでいきたい。

●阿部(横手大曲工務)

飯山線事故の詳しい状況がわ

かれば教えていただきたい。投

排雪保守用車を取り扱っている

が、今年は豪雪で支障ポールが

見えないところもあり、接触も

発生している。また、大幅な超

勤の実態もある。

●柴田(横手運輸区)

モーターカーを扱っているが、

各支社、また施設司令、輸送指

令により線閉の取り扱いに違い

があるのでは。事務の統合によ

り、詳しい取り扱い方の説明も

なく、現場の中には戸惑いもあ

る。組織拡大にも声をかけて取

り組んでいきたい。

●小嶋(横手大曲駅連)

新人事賃金制度の現在の状況

について教えていただきたい。

冬期体制に初めてテンポラリー

と組んだが、作業・連絡体制な

ど社員の負担が大きくて大変だ。

来年度に向けて議論が必要。

●東海林(横手大曲駅連)

豪雪による通勤時間帯の輸送

障害で、現場は大変な思いをし

ている。投排雪用車の能力に疑

問があるのではないか。新幹線

優先ではなく、在来線の運行確

保も重要であり、「今年は特別、

仕方がない」で終わらせない取

り組みが必要。

●白川(北奥羽)

11月から駅に勤務している。

車掌時代と違って状況の違いに

戸惑いもあるが、組織拡大に向

け一歩一歩前進するように取り

組んでいきたい。

●山本(秋田連合)

車両センターは慢性的な要員

不足の状況にあり、防護無線の

発報、停止位置誤りなど事故が

多発傾向にある。業務の外注化

などにより、技術伝承に不安も。

●宇佐美(秋総車セ)

パートナー会社の社員の中に

は、既に年間の超勤時間が55

0時間に達している社員もおり、

月平均49時間にもなる。こうし

た労働条件改善のためには、パー

トナー会社にも分会の必要性を

感じている。組織拡大とともに

取り組んでいきたい。

以上の質問、意見について東

日本本部からの補足説明、答弁

を受けた後、渡邉書記長が集約

答弁を行い、全体の拍手で方針

が確立した。

その後、委員会宣言を採択し、

村越議長の見事な議事運営で時

間通り進行した委員会は、最後

に瀬下委員長の団結ガンバロー

で終了した。

委員会終了後、全交運共済

東日本事業本部:

佐藤副本部

長の参加の下、共済担当者会

議を開催した。

共済を取巻く情勢と「中期

5カ年計画」について佐藤副

本部長から挨拶を受けた後、

秋田事業所の高橋所長からは、

①各種共済契約の取り組み、

②各種制度の見直し、③退職

時やエルダー雇用時における

総合共済の扱い等について説

明が行われた。

国鉄労働組合

秋田地方本部

(秋田市中通

7-2-21)

018-832-3775

発行責任者

瀬下 一司

編集責任者

佐藤 浩一

3月5日、国労会館に於いて、地方委員・職協代表・分会代表・傍聴者など約

40名が参加し、第112回拡大地方委員会が開催され、、2011年春闘を中心

とした運動方針について討議をし、組織強化・拡大、分会活動の強化、新人事賃

金制度の問題点を明らかにしていくなどの当面の方針を決めあった。

▼不採用問題について―雇

用問題を含む最終解決に全力

を!、

▼組織強化・拡大、分会活動

の強化について―①各分会で、

機関紙の発行をはじめとする教宣活動強化を。②7月

末までに組織拡大交流集会を開催する。③出向(パー

トナー会社)先に分会作りを!

▼新人事賃金制度について―①問題点を明らかにし、

内容の理解を深める取り組みの強化と、会社に対して

は和解の趣旨の徹底を図る。②日頃の点検・摘発活動

の重要性。

▼合理化反対、職場の労働条件改善―①職場からの声

を基礎に、働く仲間全体での取り組みを。②見直し交

渉の成功に向けていかに実践するか、知恵と工夫の集

中を!

▼平和憲法を守る闘い、統一地方選勝利に向けて

書記長集約

3月5日開催された定期地方

委員会で報告しましたが、音威

子府闘争団から、この間の支援

に対する御礼が届けられました。

金児団長の御礼と一緒に闘争

団が製作した報告集と木製の柱

時計を頂きました。時計の裏に

は「JR採用差別・不当解雇と

闘い続けて四半世紀皆さまに支

えられ一定の成果を収めること

ができました。ここに深く感謝

を申し上げます。これからも皆

さまと共に時を刻んでいきたい

との思いから時計を贈らせてい

ただきます」と記されています。

2月20日、音威子府公民館を

会場に報告集会が開催され、地

方本部を代表して秋総車セ支部

の船木書記長が参加しました。

以下にレポートを掲載します。

第67号 こくろう秋田 2011年3月14日

宗谷本線に沿って流れる天塩川は、名寄を過ぎて美深あたり

から、川の流れが見えなくなり川が凍って、その上に雪が積もっ

ているために、私たちが見慣れている川とは違う景色になって

いる。やがて列車は原生林を縫うようにして進んだ後にポッカ

リと空いた小盆地の中の駅に到着する。

2月20日、1メートルを越す雪の中にたたずむ音威子府公

民館で、音威子府闘争団の“JR不採用事件「政治和解」報告

集会・感謝の集い”が開催されました。集会には闘争団と家族、

地元の共闘の皆さん、東日本の支援団体、国労本部、秋田・盛

岡・仙台の各地方本部の代表が参加しました。

集会では、金児団長がこれまでの経過の報告を含めた挨拶を

行い、「この集会を企画した段階では、JR不採用となって24

回目となる2月16日には、雇用を含めた全面解決の報告がで

きる場としての集会、レセプションを企画していましたが、未

だ雇用問題については膠着状態であることを伝えなければなり

ません」「政治和解に至った状況を作り出せた、皆さんの支援

に感謝するとともに、全面解決につながる集会となることを確

信し、改めてもうしばらくのご支援をお願いします」という訴

えがありました。

また、集会の報告の中で解決金の配分については、四団体は

入らず四者で協議中でほぼ合意に達しているが、まだ配分はし

ていないこと。JRと関連会社への雇用確保については、音威

子府闘争団では24名が希望しており、年度末まで政党

や議員要請を集中的にやっていくことが報告されてい

ました。

報告集会の後の「感謝の集い」での懇親会では、支

部から音威子府に交流に行った時に交流した団員の方

たちから、支部の組合員への感謝とお礼の話があった

り、支部が秋田に招待して秋田に来た闘争団の家族会

の奥様たちとも会い、秋田に来た時の思い出話がされ、

この闘いが雇用問題も含め最終決着した時には、家族

で旅行したり、つらい思いをさせた子どもたちに何か

してやりたいと話していました。

[報告:船木]

(支部日報 No,2216より)

雇用の実現で最終解決を!●音威子府闘争団 JR不採用事件「政治和解」報告集会開催される