建設業におけるコロナ禍の働き方の変化実態調査レポート · 2020. 10....

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建設業におけるコロナ禍の働き方の変化

実態調査レポート

130社に聞いた！

2020年10月版

© 2020 SSI Laboratory Inc.

2

１．調査概要

２．アンケート回答企業基本情報

３．働き方の変化実態

４．導入したツールや設備の変化実態

５．BIM・CIM利用の実態

６．業種別BIM・CIM利用の実態

7．巻末

・・・ P. 3

・・・ P. 5

・・・ P. 7

・・・ P. 8

・・・ P. 9

・・・ P. 11

・・・ P. 14

0 目次


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調査期間 2020年8月～2020年10月

調査方法電話によるアンケート形式

調査対象主に総合建設業・設計事務所などの建設業

調査対象社数有効回答数130社

私ども、株式会社エスエスアイ・ラボでは、これまでに数多くのお客様のクラウド導入およびクラウド運用サポートを手がけて参りました。コロナ禍の中で、新しい働き方に変化するためにシステムご担当者の皆さまから、「他の会社のクラウド運用やツールの実態は情報が少なく、一般的に他の会社がどのようなシステムを導入しているのかを把握したい」という声を数多くいただきました。

それらの声を受け、このたび、建設業の役員・システムご担当者の方々にコロナ禍の働き方の変化実態をアンケートにて調査を行い、働き方の変化の実態を浮き彫りにし、内容の濃いレポートを作成いたしました。

今回の調査では2020年8月から2020年10月までの期間で、計130社に対して取材を実施しました。

【注記事項】本調査には任意回答項目および複数回答項目が存在するため、有効回答数と各項目の回答数が一致しない場合がございます。予めご了承ください。

1 調査概要


4

1 調査概要

■取材内容

業種 □ゼネコン □設計事務所 □電気通信設備工事 □土木工事 □その他

Q01. （必須）従業員数（人）

Q02. （必須）新型コロナウイルス感染拡大以前に新規実施していた働き方について

□ 在宅勤務□ 通勤ラッシュを避けた時差通勤□ Web・テレビ会議（社内）

□ Web・テレビ会議（社外）□ ビジネスチャットを使ったコミュニケーション

Q03. （必須）新型コロナウイルス感染拡大以降で実施した働き方ついて

□ 在宅勤務□ 通勤ラッシュを避けた時差通勤□ Web・テレビ会議（社内）

□ Web・テレビ会議（社外）□ ビジネスチャットを使ったコミュニケーション

Q04. （必須）新型コロナウイルス感染拡大以前に新規に導入したツールや設備について

□ ノートパソコン・タブレット□ ウェブ会議システム（zoom,Teams,webexなど）

□ ビジネスチャットツール（slack,chatwork,LINE,Teamsなど）□ クラウドストレージ

□ リモートVPN

Q05. （必須）新型コロナウイルス感染拡大以降で新規に導入したツールや設備について

□ ノートパソコン・タブレット□ ウェブ会議システム（zoom,Teams,webexなど）

□ ビジネスチャットツール（slack,chatwork,LINE,Teamsなど）□ クラウドストレージ

□ リモートVPN

Q06. （必須）BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)・CIM(コンスト

ラクション・インフォメーション・モデリング)を利用していますでしょうか？

□ 利用している□ 検討している□ 利用していない□ 知らない

Q07. （任意）利用している、または検討しているBIM・CIMソフトはなんですか？

□ ARCHICAD □Revit □GLOOBE □SketchUp

□ Civil ３D □InfraWorks □TREND-CORE


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Q1. アンケート回答企業の業種

2

回答した130社のうち最も多かったのは、「ゼネコン」の企業であり、72社であった。

アンケート回答企業基本情報

①ゼネコン ②設計事務所 ③電気通信設備工事 ④土木工事 ➄その他

72社 25社 8社 5社 20社


ゼネコン

55％

設計事務所

20％

電気通信設備工事

6％

土木工事

4％

その他

15％

ゼネコン設計事務所電気通信設備工事土木工事その他

6

2

本実態調査では、1～20名の企業様から500名以上の企業様まで、幅広い規模の企業様

にご回答いただいた。

アンケート回答企業基本情報

Q2. アンケート回答企業の従業員数

①1～20名 ②21～50名 ③51～100名 ④101～300名 ➄301～500名 ⑥501名以上

23社 14社 10社 43社 14社 26社

①1～20名

18％

②21～50名

11%

③51～100名

7％

④101～300名

33％

➄301～500名

11%

⑥501名以上

20％

①1～20 ②21～50 ③51～100 ④101～300 ➄301～500 ⑥501以上


7

3

Q3.新型コロナウイルス感染拡大以前・以降で実施した

働き方について(複数回答可)

働き方の変化実態

感染拡大以前に比べ以降のほうが数値の差が大きいことから、感染拡大以前とは働

き方を変えている傾向が見られた。

13

13

48

32

40

91

72

79

93

62

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

①在宅勤務

②通勤ラッシュを避けた時差通勤

③Web・テレビ会議（社内）

④Web・テレビ会議（社外）

⑤ビジネスチャットを使った

コミュニケーション

感染拡大以前感染拡大以降

回答結果感染拡大以前感染拡大以降

①在宅勤務 13 91

②通勤ラッシュを避けた時差通勤 13 72

③Web・テレビ会議（社内） 48 79

④Web・テレビ会議（社外） 32 93

⑤ビジネスチャットを使ったコミュニケーション

40 62

合計 146 397


8

4 導入したツールや設備の変化実態

Q4. 新型コロナウイルス感染拡大以前・以降に新規に導入した

ツールや設備について(複数回答可)

81

35

38

58

35

56

79

39

17

32

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

①ノートパソコン・タブレット

②ウェブ会議システム

(zoom,Teams,webexなど)

③ビジネスチャットツール

(slack,chatwork,LINE,Teamsなど)

④クラウドストレージ

⑤リモートVPN

感染拡大以前感染拡大以降

回答結果感染拡大以前感染拡大以降

①ノートパソコン・タブレット 81 56

②ウェブ会議システム(zoom,Teams,webexなど)

35 79

③ビジネスチャットツール(slack,chatwork,LINE,Teamsなど)

38 39

④クラウドストレージ 58 17

⑤リモートVPN 35 32

合計 247 223

ウェブ会議システムを新たに導入する会社が多く、リモートワーク化が進ん

でいる傾向が見られた。


9

Q5.BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)、

CIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)を

利用していますでしょうか？

5 BIM・CIM利用の実態

回答結果件数構成比率

①利用している 89 68%

②検討している 4 3%

③利用していない 28 22%

④知らない 9 7%

合計 130 100%

BIM・CIMを利用している割合が全体の約7割を占め、BIM・CIMの浸透が進

んでいる傾向が見られた。

利用している

68％検討している

3％

利用していない

22％

知らない

7％

①利用している ②検討している ③利用していない ④知らない


10

Q6.利用している、または検討している

BIM・CIMソフトはなんですか？(複数回答可)

5 BIM・CIM利用の実態

68

35

6

17

8

1

5

10

0 10 20 30 40 50 60 70 80

①ARCHICAD

②Revit

③GLOOBE

④SketchUp

⑤Civil 3D

⑥InfraWorks

⑦TREND-CORE

⑧不明

回答結果件数構成比率

①ARCHICAD 68 46%

②Revit 35 23%

③GLOOBE 6 4%

④SketchUp 17 11%

⑤Civil 3D 8 5%

⑥InfraWorks 1 1%

⑦TREND-CORE 5 3%

⑧不明 10 7%

合計 150 100%

ARCHICADを利用している割合が約半数を占め、利用実績が高い傾向が見られた。


11

6 業種別BIM・CIM利用の実態


ARCHICAD 38 43%

Revit 20 22%

GLOOBE 5 6%

SketchUp 12 13%

Civil 3D 4 4%

InfraWorks 1 1%

TREND-CORE 3 3%

不明 7 8%

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)、CIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)を利用していますでしょうか？

利用して

いる

68％検討して

いる

3％

利用して

いない

19%

知らない

10％

利用している 49 68%

検討している 2 3%

利用していない 14 19%

知らない 7 10%

0 10 20 30 40

ARCHICAD

Revit

GLOOBE

SketchUp

Civil 3D

InfraWorks

TREND-CORE

不明

Q5.

ゼネコン

Q6.利用している、または検討しているBIM・CIMソフトはなんですか？(複数回答可)

12

設計事務所

利用して

いる

96％

検討してい

る

4％




Q5.


利用している 24 96%

検討している 1 4%

利用していない 0 0%

知らない 0 0%

0 5 10 15 20 25

ARCHICAD

Revit

GLOOBE

SketchUp

Civil 3D

InfraWorks

TREND-CORE

不明

ARCHICAD 23 64%

Revit 10 27%

GLOOBE 2 6%

SketchUp 1 3%

Civil 3D 0 0%

InfraWorks 0 0%

TREND-CORE 0 0%

不明 0 0%

13

電気通信設備工事・土木工事・その他




Q5.


電気通信設備工事土木工事その他

利用している 3 3 9

検討している 1 0 0

利用していない 4 2 9

知らない 1 0 2

電気通信設備工事土木工事その他

ARCHICAD 0 1 6

Revit 0 0 3

GLOOBE 0 0 2

SketchUp 0 0 2

Civil 3D 0 1 0

InfraWorks 0 0 0

TREND-CORE 0 0 0

不明 3 2 1

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7 巻末


グラフィソフトジャパン社が提供するBIMcloud用に、共同開発したクラウドサービス。BIMcloud Authorized Platform(BMAP)というグラフィソフトジャパン社認定のサーバー動作環境で、データの安全性、コンポーネント間の通信の確保、サーバー管理業務の軽減など様々な観点から、推奨環境でもあります。2016年9月の提供開始から、多くの企業に選ばれ、国内シェアで82％以上の利用実績があり安心してご利用いただけます。

建築向けクラウドサービスについて

建築物を3次元設計のできるBIM（Building Information Modeling）。建築業界では、設計事務所やゼネコンなど企業の規模にかかわらず、CADからBIMへの転換期を迎えています。しかし、実際のところBIMの普及率は依然として低く、導入したものの活用できていない企業もあると耳にします。

その理由は、「BIMにあったシステム環境が準備できていないから」だと、エスエスアイ・ラボは考えました。設計方法が手書きから CAD へと変わったときドラフターがコンピューターになったならば、CADからBIMへと変革するために必要なものは、クラウドなのではないか。

エスエスアイ・ラボでは、これからもお客さまのステージや課題に合わせたサービスをご提案し、BIM推進を後押ししていきます。

■UC for BIMcloud

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7 巻末


SSI Ultra VDI Cloudは、新たなワークスタイルを提案するBIM on CLOUDソリューションです。お客さま専用のクラウド環境を構築し、リモートでクラウド上のBIM用ワークステーションにアクセスしてご利用いただきます。今あるPCでリモート接続できるため、PCを買い直す必要もありません。物理ワークステーションの設置場所や排熱、騒音の課題も解決。どこでも作業できる環境は、リモートワークの導入など新たな可能性も広げます。また、統合管理ができるため、IT管理者の負担も軽減することができます。

■SSI Ultra VDI Cloud

BIM導入後の課題を解決

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商号株式会社エスエスアイ・ラボ

本社所在地東京都港区赤坂1-3-3 T-FRONTビル2階

創業 1979年5月

資本金 19,000,000円

クラウド運用および障害対策実態調査レポート

2020年10月発行【レポート作成・発行】

本レポートの一部、または全部について、いかなる方法においても無断で複製、複写することは禁じられています。

7 巻末


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建設業におけるコロナ禍の働き方の変化

実態調査レポート


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