全国協議会 ニュース · 2018-12-24 ·...

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郵便振替口座 00150-4-15754 銀行口座 三井住友銀行 新宿通支店 普通 5666655 http://www.marrow.or.jp/ E-mail:offi[email protected] 発行所 特定非営利活動法人 全国骨髄バンク    推進連絡協議会 〒101-0031 東京都 千代田区東神田1-3-4 KTビル3F TEL . (03)5823‒6360 FAX. (03)5823‒6365 発行責任者:中野勝博 【2012年度運動スローガン】 〜抜本的改革を目指して〜 志は高く 歩みは着実に 2012年11月1日発行 第245号 (1)第245号 2012年11月1日(木)定価 1部15円(月1回毎月1日発行) 全 国 協 議 会 ニ ュ ー ス 平成6年6月17日第三種郵便物認可 骨髄バンクの最新情報をお知らせする ────────────────────────── 骨髄バンク NOW ●平成24年度上半期の移植数、ドナー登録者数等の実績に ついて 平成24年度4月1日から9月30日までの上半期の移植数 は672件で、平成23年度同期間(618件)より54件の増加 となりました。内訳は〔国内ドナー→国内患者〕が666件 で55件の増加、海外バンクを介した〔海外ドナー→国内患 者〕が3件で2件の増加、〔国内ドナー→海外患者〕が3 件で3件減少しました。また、末梢血幹細胞移植は7件が 実施され、導入以降累計で10件となりました。患者さんの 登録数は前年度同時期の1,378人より96人多い1,474人(国 内1,125、海外349人)でした。 一方、ドナー登録者数は、平成24年度9月末現在で 418,890人を数え、この間の新規登録者数は18,588人で 全国21の県で前年度の実績を上回りました。特に6月18 日からドナー登録説明員を献血ルームに設置した埼玉県で は、824人増と前年度の実績を大きく上回る結果となって います。 ●ACジャパンの骨髄バンク支援キャンペーン、来年度も 実施決定! 7月からスタートした今年度のキャンペーンでは、イメー ジキャラクターの川島海荷さんがテレビ、ラジオのCMで 「18歳からの骨髄ドナー登録」をアピール、大きな反響を 呼んでいます。来年度の新しい支援キャンペーンも、より たくさんの方々の心に届くことを期待しています。 ●東京都稲城市で提供ドナーへの助成制度がスタート 10月より東京都稲城市において骨髄及び末梢血幹細胞を 提供されたドナーのための助成制度が導入されました。こ れは、ドナーとドナーが従事する事業所を対象に「骨髄及 び末梢血幹細胞を提供したドナーには検査・入院に要した 期間のうち1日当たり2万円、ドナーが従事する事業所には 1日1万円をいずれも通算7日を上限として支給する」とい うものです。同様の助成制度を導入した新 潟県加茂市等に次ぐ全国で5例目の自治体 で、今後、多くの市町村に拡大されること を期待します。 ●非血縁者間末梢血幹細胞採取施設・移植 診療科の認定について 以下の施設が新たに非血縁者間末梢血幹 細胞採取施設・移植診療科として認定され ました。 国立大学法人島根大学医学部附属病院  同左腫瘍・血液内科/小児科 ●造血幹細胞移植を受けた患者さんの復職 状況と関連要因の研究についてのお知らせ 現在、「造血幹細胞移植を受けた患者の復 職状況と関連要因」をテーマに看護支援を 検討する研究が実施されています。この研 究は、造血幹細胞移植実施後、退院療養さ れている患者さんの復職状況と関連要因を明らかにし復職 に対する看護介入を検討するための示唆を得ることを目的 として進められています。 この度、より多くの参加を呼び掛けるため研究者から財 団に協力依頼がありましたのでご案内申し上げます。詳細 は、財団ホームページ>医師の方へ>医師宛通知文をご参 照ください。 《財団マンスリー JMDP(10月15日発行)より抜粋》 ◆日本骨髄バンクの現状(平成24年9月末現在) 8月 9月 現在数 累計数 ドナー登録者数 3,407 3,217 418,890 556,457 患者登録者数 257 244 2,816 36,833 113 120 14,723 ■9月の年齢別ドナー登録者数(現在数) 10代 2,538人 / 20代 70,536人 / 30代 152,964人 / 40代  154,580人/ 50代 38,272人 ■9月の区分別ドナー登録者数:献血ルーム/ 1,220人、献血併行型集団 登録会/ 1,888人、集団登録会/ 45人、その他/ 64人 ■9月の20歳未満の登録者165人 ■骨髄バンクを介して2回提供された方(累計数)838人 ■DLI(ドナーリンパ球輸注)療法の実施件数(累計数)520件 ■国際協力の現状(2012年7月〜9月) 〈海外ドナー⇒国内患者〉移植数2件:KMDP2件 累計移植数:174件 〈国内ドナー⇒海外患者〉提供数1件:KMDP1件 累計提供数:214件 注)数値は速報値のため次月以降に訂正されることがあります。 平成24年7月より集計方法が変わりました。 32 23 24 西第7回役員選考のための第1回選挙告示 2013年度および2014年度役員の選考を行います。「役員選考規程」並びに「選挙細則」に基づき下 記の通り告示します。 2012年10月10日 選挙管理委員長 梅田正造 1.選挙管理委員会 委員長:梅田正造 副委員長:中谷光子 委員:泉水陽一、高野由美子、黒川紀子  以上5名 2.役員の任期 2013年7月1日〜2015年6月30日 3.役員の数 会長1名、副会長5名、理事15名(正会員の推薦を要する理事 全国区3名、各地区9名、推薦 を要しない公募による理事3名)、監事3名 推薦を要する理事の地区定数 北海道1名、東北1名、関東甲信越2名、東海北陸1名、近畿1名、 中四国1名、九州2名、計9名 4.選挙日程 第1回告示:2012年10月10日(水) ホームページおよび全国協議会ニュース11月号 *立候補受付開始、届出書等配布 立候補届出締切:2013年1月10日(木) 第2回告示:2013年1月21日(月) ホームページおよび全国協議会ニュース 2月号 *立候補者最終発表、投票用紙配布 投票期間:2013年 3月4日(月)〜3月18日(月) 開票日:2013年 3月20日(水・祝) 開票結果発表:2013年 3月21日(木) ホームページおよび全国協議会ニュース 4月号 5.立候補者への注意事項 ⑴必ず所定の届出書に記入して提出して下さい。届出書は下記の選挙管理委員会事務局に請求す るか、ホームページからダウンロードして下さい。 ⑵届出書に自署押印の上、推薦書、立候補者の顔写真を同封の上、必ず簡易書留で郵送して下さい。 ⑶立候補者に必要な推薦者(団体)の数は、会長7団体以上、副会長5団体以上、監事3団体以上、 全国区推薦理事3団体以上、地区推薦理事 地区内2団体以上です。但し、公募理事に推薦者 は不要です。 ⑷推薦書は、所定の用紙に推薦団体に記入してもらって下さい。用紙は選挙管理委員会事務局に 請求するか、ホームページからダウンロードして下さい。 ⑸立候補者は、選挙に関する内容の掲示で全国協議会のメーリングリストを利用しないで下さい。 <選挙管理委員会事務局 連絡先> 〒101-0031 千代田区東神田1-3-4 KTビル3F 全国骨髄バンク推進連絡協議会内 10 10 10 25 32 75 調福岡県福岡市 10 21 沿千葉県袖ヶ浦/木更津市 沿沿西10 退

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Page 1: 全国協議会 ニュース · 2018-12-24 · 〈海外ドナー⇒国内患者〉移植数2件:kmdp 2件 累計移植数:174件 〈国内ドナー⇒海外患者〉提供数1件:kmdp

(1)第★号 ★★年★月★日(★)定価 1部15円(月1回毎月1日発行) 全 国 協 議 会 ニ ュ ー ス 平成6年6月17日第三種郵便物認可

郵便振替口座 00150-4-15754 銀行口座

三井住友銀行 新宿通支店 普通 5666655

http://www.marrow.or.jp/ E-mail:[email protected]

発行所特定非営利活動法人全国骨髄バンク      推進連絡協議会〒101-0031 東京都千代田区東神田1-3-4

KTビル3FTEL.(03)5823‒6360FAX.(03)5823‒6365発行責任者:中野勝博

全国協議会

ニュース

【2012年度運動スローガン】 〜抜本的改革を目指して〜 志は高く 歩みは着実に

2012年11月1日発行第245号

(1)第245号 2012年11月1日(木)定価 1部15円(月1回毎月1日発行) 全 国 協 議 会 ニ ュ ー ス 平成6年6月17日第三種郵便物認可

骨髄バンクの最新情報をお知らせする� ──────────────────────────�骨髄バンクNOW●平成24年度上半期の移植数、ドナー登録者数等の実績について 平成24年度4月1日から9月30日までの上半期の移植数は672件で、平成23年度同期間(618件)より54件の増加となりました。内訳は〔国内ドナー→国内患者〕が666件で55件の増加、海外バンクを介した〔海外ドナー→国内患者〕が3件で2件の増加、〔国内ドナー→海外患者〕が3件で3件減少しました。また、末梢血幹細胞移植は7件が実施され、導入以降累計で10件となりました。患者さんの登録数は前年度同時期の1,378人より96人多い1,474人(国内1,125、海外349人)でした。 一方、ドナー登録者数は、平成24年度9月末現在で418,890人を数え、この間の新規登録者数は18,588人で全国21の県で前年度の実績を上回りました。特に6月18日からドナー登録説明員を献血ルームに設置した埼玉県では、824人増と前年度の実績を大きく上回る結果となっています。●ACジャパンの骨髄バンク支援キャンペーン、来年度も実施決定! 7月からスタートした今年度のキャンペーンでは、イメージキャラクターの川島海荷さんがテレビ、ラジオのCMで「18歳からの骨髄ドナー登録」をアピール、大きな反響を呼んでいます。来年度の新しい支援キャンペーンも、よりたくさんの方々の心に届くことを期待しています。

●東京都稲城市で提供ドナーへの助成制度がスタート 10月より東京都稲城市において骨髄及び末梢血幹細胞を提供されたドナーのための助成制度が導入されました。これは、ドナーとドナーが従事する事業所を対象に「骨髄及び末梢血幹細胞を提供したドナーには検査・入院に要した期間のうち1日当たり2万円、ドナーが従事する事業所には1日1万円をいずれも通算7日を上限として支給する」というものです。同様の助成制度を導入した新潟県加茂市等に次ぐ全国で5例目の自治体で、今後、多くの市町村に拡大されることを期待します。●非血縁者間末梢血幹細胞採取施設・移植診療科の認定について 以下の施設が新たに非血縁者間末梢血幹細胞採取施設・移植診療科として認定されました。国立大学法人島根大学医学部附属病院 � 同左�腫瘍・血液内科/小児科●造血幹細胞移植を受けた患者さんの復職状況と関連要因の研究についてのお知らせ 現在、「造血幹細胞移植を受けた患者の復職状況と関連要因」をテーマに看護支援を検討する研究が実施されています。この研究は、造血幹細胞移植実施後、退院療養さ

れている患者さんの復職状況と関連要因を明らかにし復職に対する看護介入を検討するための示唆を得ることを目的として進められています。 この度、より多くの参加を呼び掛けるため研究者から財団に協力依頼がありましたのでご案内申し上げます。詳細は、財団ホームページ>医師の方へ>医師宛通知文をご参照ください。

《財団マンスリー JMDP(10月15日発行)より抜粋》

◆日本骨髄バンクの現状(平成24年9月末現在)� 8月� 9月� 現在数� 累計数ドナー登録者数� 3,407� 3,217� 418,890� 556,457患者登録者数� 257� 244� 2,816� 36,833移 植 例 数� 113� 120� −� 14,723■9月の年齢別ドナー登録者数(現在数)10代 2,538人 / 20代 70,536人 / 30代 152,964人 / 40代 154,580人/ 50代 38,272人■9月の区分別ドナー登録者数:献血ルーム/ 1,220人、献血併行型集団登録会/ 1,888人、集団登録会/ 45人、その他/ 64人■9月の20歳未満の登録者165人■骨髄バンクを介して2回提供された方(累計数)838人■DLI(ドナーリンパ球輸注)療法の実施件数(累計数)520件■国際協力の現状(2012年7月〜9月) 〈海外ドナー⇒国内患者〉移植数2件:KMDP�2件 累計移植数:174件 〈国内ドナー⇒海外患者〉提供数1件:KMDP�1件 累計提供数:214件

注)数値は速報値のため次月以降に訂正されることがあります。  平成24年7月より集計方法が変わりました。

 

厚労省の来年度予算概算要

求の概要が判明しました。

 

移植対策予算32億円のうち、

新法制定後初の造血幹細胞移

植対策費として、23億9千万

円を計上しています。特筆す

べきは、特別重点要望項目と

して「造血幹細胞移植拠点病

 

財団・ネットワーク合同全

国大会が仙台で開催された翌

週の9月24日、日本赤十字社

(東京都港区)にて当協議会

と日赤血液事業本部幹部との

意見交換の場をもつことがで

きました。

 

これは、9月に造血細胞移

植の根拠法とも言うべき「移

植に用いる造血幹細胞の適切

な提供の推進に関する法律」

が制定されたことを受けて、

今後の方向性を話し合うため

に開かれたものです。当日は、

西本血液事業本部長を始めと

したバンク事業に関わる関係

者との懇談ということで、全

国協議会からは、野村副会長、

中野理事長、菅事務局長ら総

勢7名で訪問してきました。

 

会談では、さまざまなト

ピックスが話し合われました

が、日赤としても非常に前向

きに今後も造血細胞移植に関

わる事業に取り組むことをア

ピールされ、全国協議会から

も全国の草の根で活動するボ

れ違い、戸惑いや苛立ちを感

じながらも、互いの気持ちを

思いやることの大切さを語っ

てもらいました。

 

患者の人生を大きく変えて

しまう病気なので、家族も大

きな影響を受けてしまいます

が、〝一人じゃないよ〟〝孤独

じゃないよ〟と、伝えられた、

いい会だったと思います。

(リボンの会 

宮地)

全国協議会第7回役員選挙告示

第7回役員選考のための第1回選挙告示

 2013年度および2014年度役員の選考を行います。「役員選考規程」並びに「選挙細則」に基づき下記の通り告示します。 2012年10月10日 選挙管理委員長 梅田正造1.選挙管理委員会  委員長:梅田正造  副委員長:中谷光子  委員:泉水陽一、高野由美子、黒川紀子  以上5名

2.役員の任期  2013年7月1日〜2015年6月30日

3.役員の数  会長1名、副会長5名、理事15名(正会員の推薦を要する理事 全国区3名、各地区9名、推薦

を要しない公募による理事3名)、監事3名  推薦を要する理事の地区定数 北海道1名、東北1名、関東甲信越2名、東海北陸1名、近畿1名、

中四国1名、九州2名、計9名

4.選挙日程  第1回告示:2012年10月10日(水) ホームページおよび全国協議会ニュース11月号   *立候補受付開始、届出書等配布  立候補届出締切:2013年1月10日(木)  第2回告示:2013年1月21日(月) ホームページおよび全国協議会ニュース 2月号   *立候補者最終発表、投票用紙配布  投票期間:2013年3月4日(月)〜3月18日(月)  開票日:2013年3月20日(水・祝)  開票結果発表:2013年3月21日(木) ホームページおよび全国協議会ニュース4月号

5.立候補者への注意事項  ⑴必ず所定の届出書に記入して提出して下さい。届出書は下記の選挙管理委員会事務局に請求す

るか、ホームページからダウンロードして下さい。  ⑵届出書に自署押印の上、推薦書、立候補者の顔写真を同封の上、必ず簡易書留で郵送して下さい。  ⑶立候補者に必要な推薦者(団体)の数は、会長7団体以上、副会長5団体以上、監事3団体以上、

全国区推薦理事3団体以上、地区推薦理事 地区内2団体以上です。但し、公募理事に推薦者は不要です。

  ⑷推薦書は、所定の用紙に推薦団体に記入してもらって下さい。用紙は選挙管理委員会事務局に請求するか、ホームページからダウンロードして下さい。

  ⑸立候補者は、選挙に関する内容の掲示で全国協議会のメーリングリストを利用しないで下さい。

<選挙管理委員会事務局 連絡先>  〒101-0031 千代田区東神田1-3-4 KTビル3F 全国骨髄バンク推進連絡協議会内

 

全国協議会の第7回役員選挙に関して、中野勝博理事長より5名の選挙管理委員が委嘱され、

さる10月7日に第1回の選挙管理委員会が開催されました。

 

互選により梅田正造氏を委員長に選出したのち、役員数の確認、選挙日程の検討が行われ、

10月10日に第1回選挙告示が行われました。

 25年度移植対策関連概算要求32億円

 将来像提言の「センター化」に前進か?

院整備事業」に2億2千7

百万円を計上し、全国9か所

の中核的施設を拠点病院に指

定することで治療成績の向上

等を図るとしていることです。

 

本紙前号の新法制定の記事

にも紹介した当協議会将来像

検討会議の提言には、骨髄バ

ンク・さい帯血バンクの統合

による「造血細胞バンク」の

設立とともに、「採取・移植

病院のセンター化」も明記さ

れていました。これには多様

な目的がありますが、その1

つに、コーディネート期間の

うちドナー決定から採取まで

の日数短縮があげられます。

ここ数年のドナー決定から骨

髄液採取までの中央値は75日

となっています(財団ドナー

コーディネート部調べ)。こ

の短縮は困難と思われますが、

財団同部によると、医師不足、

手術室の確保、病床の確保、

麻酔医の確保という課題が挙

げられています。

 

拠点病院の整備によっても

医師(特に麻酔医)不足問題

が直ちに解消されることには

なりませんが、システム全体

の効率化が図られ、コーディ

ネート期間短縮に資すること

を期待します。将来像検討会

議の提言が、厚労省に受け入

れられ、一歩前進したものと

評価したいと思います。

(加藤)

日赤バンク事業

関係者と今後の

方向性を意見交換

ランティアの声を吸い上げた

うえでフィードバックを要望

されたり、積極的なアイデア

も提案して欲しいといったコ

メントもありました。

 

全国協議会からは、今まで

以上に移植医療に主体的に取

り組んでいただきたいことや、

共催イベント

北から南から

一人じゃないよ

孤独じゃないよ

体験と思いを共有

福岡県福岡市

 

10月21日、「ちばアクアラ

インマラソン」の沿道や会場

で、骨髄バンク啓発活動を行

いました。

 

今年初めて開かれたフルマ

ラソンの大会ですが、海ほた

るを折り返し地点として東京

湾アクアラインを走れること

もあり、1万4千人が参加さ

れました。

 

箱根駅伝に続く啓発活動に

なればと、千葉の会メンバー

も奮起、県や袖ヶ浦市に掛け

合い、大会会場での啓発活動

を行えることになりました。

 

当日は二手に分かれ、1

チームは途中の応援ポイント

である道の駅「ゆりの里」に

ブースを設置、もう1チーム

はゴール地点の木更津市役所

付近のイベントブースで、骨

髄バンク啓発を行うと共に、

ちばの風にのって声援 

骨髄バンクもPR

千葉県袖ヶ浦/木更津市

のぼりを持って沿道でラン

ナーに声援を送りました。

 

暑すぎるほどの晴天の中、

アクアラインの風にのって、

ちばを走り抜けるランナーの

皆さんだけでなく、応援に駆

けつけた沿道の皆さんにも、

骨髄バンクPRが出来たと思

います。�

(千葉の会 

西島)

 

10月6日、福岡市内の浜の

町病院で医療講演会(リボン

の会主催)を開催し、百名を

超える参加がありました。

 

第一部は2演目で、最初に

「化学療法、造血細胞移植療

法のトピックス」として、河

野先生に、成人T細胞白血病

とリンパ腫に対して4月に承

認された新薬のお話を伺いま

した。次に「血液疾患と退院

後の生活について」と題し、

吉田先生に血液疾患全般の話

をしてもらいました。

 

第二部は患者と家族の体験

発表に続いて、会場の質問を

基に、臨床心理士を交えて

ディスカッションを行いまし

た。患者の体験発表では、医

者も知らない身体の話が紹介

され、家族からは父親の発病

の際の受け止め方や感じ方、

病気の知識が家族でもそれぞ

現場レベルでの改善要望など

を説明させていただき、終始

和やかなムードでの面談を終

えました。今後もこうした情

報交換、共有の機会を定期的

に持てるように関係を構築で

きればと思いました。

(三田村)

Page 2: 全国協議会 ニュース · 2018-12-24 · 〈海外ドナー⇒国内患者〉移植数2件:kmdp 2件 累計移植数:174件 〈国内ドナー⇒海外患者〉提供数1件:kmdp

第★号(月1回毎月1日発行)定価 1部15円 全 国 協 議 会 ニ ュ ー ス 第三種郵便物認可・★★年★月★日(★)発行(2)

【2012年度運動スローガン】 〜抜本的改革を目指して〜 志は高く 歩みは着実に

第245号(月1回毎月1日発行)定価 1部15円 全 国 協 議 会 ニ ュ ー ス 第三種郵便物認可・2012年11月1日(木)発行(2)

    9月21日〜10月20日    

菊水酒造株式会社 現金 500,000円飯島 孝枝 現金 2,340円沢崎 俊明 現金 20,000円塩谷 圭 現金 1,000円中島 久子 現金 5,000円高橋 計凱 現金 30,000円飛田 行康 現金 5,000円中西 光太郎 現金 5,000円檜尾 元春 現金 10,000円関 朝之 現金 3,000円鈴木 純子 現金 1,340円匿名 現金 30,000円●白血病患者支援基金磯屋食堂 現金 5,761円嶋津 桂子 現金 3,000円●佐藤きち子患者支援基金MRIインターナショナル,INC. 現金 36,000円亜沙美の日 現金 50,000円福崎 勝利 現金 20,000円 (敬称略)

心からのご寄付に感謝申し上げます

活動資金の援助をお願いします銀行口座 三井住友銀行 新宿通支店

普通 5666655郵便振替口座 00150-4-15754

特定非営利活動法人全国骨髄バンク推進連絡協議会

※国税庁より「認定NPO法人」として認可されて いますので、寄付控除の対象となります。

 

10月20日、東京・日比谷公

園において「おながわ秋刀魚

収穫祭in日比谷」(女川魚市

場買受人協同組合主催)が開

催され、全国協議会は啓発活

動と、財団の協力を得てド

ナー登録会を行いました。

 

東日本大震災で甚大な被害

を受けた宮城県・女川町のが

れき6万トンを東京都が受け

入れたことから、その御礼に

女川のサンマ6万匹が持ち込

まれ、塩焼きや女川汁として

都民に無料でふるまわれる企

画で、多くの来場者が見込ま

れることから、運営に協力す

るライオンズクラブ国際協会

330−A地区から全国協議

会も声をかけていただき、会

場での活動が実現しました。

 

会場を盛り上げるべく、紙

製の巨大サンマやサンマ付き

帽子、プラカードを用意。骨

髄バンクボランティアの他、

プルデンシャル生命保険㈱の

社員の方々も一緒に参加され、

ドナー登録や骨髄バンクへの

協力、女川の復興支援の募金

呼びかけを行いました。

「ありがとう」と「ありがと

う」をつなぐ心温まるイベン

トらしく、18名のドナー登録

がありました。

* 

* 

 

当社では、グローバル・ボ

ランティア・デーというもの

を毎年開催しております。こ

れは全世界のプルデンシャ

ル・ファイナンシャルの社員

が「秋のさわやかな1日に、

気軽に楽しくボランティアに

参加しよう」という趣旨で、

1995年から続く企業文化

のひとつです。活動内容につ

いては、各グループが自由に

取り組んでおり、私どもで

は、箱根駅伝等でご縁のあっ

た骨髄バンクさんのPR活動

に、一昨年から協力させて頂

いております。今年は被災地・

女川町の復興イベントの一環

で、来場者に現地で水揚げさ

れた新鮮な秋刀魚が無料で振

舞われるとあって、朝早くか

ら長蛇の列ができる盛況ぶり

でした。そこで、我々ボラン

ティアスタッフがドナー登録

頂けるよう、ひとりひとりに

声がけと啓発用リーフレット

をお配りしました。結果的に

は、現地で多くの方がご登録

され、参加させて頂いて良

かったと実感できるイベント

となりました。今後とも微力

ながら、協力させて頂きたい

と思っております。

(プルデンシャル生命保険㈱

東京第二支社 

松嶋)

きました。完走できました10

㎞!!�

(尾木)

◇3㎞全て徒歩での参加とさ

せていただきました。途中、

思いがけず自分の名前の入っ

たプラカードを持って応援し

てもらった時はとても感激で、

日比谷のサンマは女川にかぎる!

がんばっぺ女川

ボランティアの仲間たち

宮城骨髄バンク登録推進協議会 斎藤あゆみさんの巻

 

こんにちは、「宮城のなめ」

こと斎藤あゆみです。

4年前の結婚を機に主人と

ランニングをはじめ「骨髄バ

ンク」という言葉を知っても

らいたい一心で、北は青森、

南は沖縄のマラソン大会で襷

をつけて走っています。

マラソン大会に参加してい

くなかで、沿道で応援してい

る方たちに「骨髄バンクがん

ばれ」と声をかけられたり、

ランニング仲間に「なめが骨

髄バンクの襷をかけているの

をみて登録したんだよ」と嬉

しい言葉をかけられました。

この活動ができるのは、理解

がある主人とランニング仲間

のおかげです。

 

12月には3回目のNAHA

マラソン(沖縄県)でフルマ

ラソンを走ります。今後も宮

城に限らず、関西や北海道の

大会に出走する予定です。

     9月21日〜10月20日     

株式会社 洋伸 現金 12,037円

10/21 国立競技場 募金箱 現金 38,014円

越田 光重 現金 3,000円

匿名 現金 5,000円

(敬称略)

寄付受入� 合計8,547,881円給付実績 44件� 合計7,863,163円

東日本大震災被災患者支援基金

基金積み増しにご協力ください●郵便振替(通信欄に震災支援と記載)

特定非営利活動法人 全国骨髄バンク推進連絡協議会�00150−4−15754

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国立競技場で行われる

「2012グリーンリボンラ

ンニングフェスティバル」(主

催・NPO法人日本移植者協

議会他)。今年も骨髄バンク

のタスキをつけて走ってくれ

るランナーを募集、3㎞の部

に3名、10㎞の部に4名、駅

伝1チームが参加しました。

 

10月21日、27度の夏日炎天

下、各地から駆けつけてくれ

たランナーと共に、「元気な

骨髄」からネーミング。全国

協議会の理事・事務局員4人

で編成された「チームげんこ

つ」は、ウサギやサンタコス

プレなど趣向を凝らして、骨

髄バンクPRをしてきました。

参加された皆さんからの感想

をご紹介します。

◇来年は30位以内を目指しま

す。看護学校に合格して色々

なボランティアに参加してい

きます。�

(岩瀬)

◇群馬、にいがた、さいたま

の会とあちこちで手伝いをし

て来たのですが、じっとして

いるとめまいがする病になっ

てしまい、骨髄バンクの手伝

 臓器移植者との交流を深め

 晴天の国立競技場を快走!

いができなくなってしまいま

したが、こんな形で骨髄バン

クに携わることができてとて

も嬉しく思いました。来年も

参加したいと思います。

(本巣)

◇初めての参加でしたが、全

国のランナー&ボランティア

との交流が楽しかったです。

快晴で気温27℃でしたが、申

告タイムより良い結果で満足

です。(申告60分/記録55分

55秒)来年も参加します。

(豊田)

◇自分の頑張りが誰かの頑張

りにつながると信じて走り抜

最後まで最後尾でしたがゴー

ルさせてもらいました。

(野沢)

◇今回は60分を切ることを目

標にスノーボードのイベント

の仲間と走りました。目標の

60分を切ることもでき、この

走りを通じてこれから移植を

受ける患者さんに「元気にな

れる」と自信を持ってもらえ

たらと思います。そして何よ

りこの場を走れているのはド

ナーさんが居てくれたお蔭で

す。ありがとうございました。

(荒井)

 

九州各県のボランティアが

毎月2〜3回熊本へ献血併行

登録会の応援に行っています。

写真は10月12日(金)に熊本

県八代市のショピングモール

「ゆめタウン八代」であった

時の様子です。

 

この県際協力を発案したの

は佐賀の地区普及広報委員・

三ヶ尻智彦さんで、今回は佐

賀、長崎、鹿児島の各地から

片道2〜3時間かけて応援に

来ていただき開催しました。

いるのは、志を同じくする熱

心な仲間たちと活動できる喜

びがあるからでしょう。

(長崎の会

北田)

「いのちの輝き展」を7月8

日〜10月5日まで、青年会議

所山形ブロック会員大会会

場(県北/新庄市)を皮切り

に、山形県庁、荘内銀行様の

ご協力で本店(日本海側/鶴

岡市)・山形営業部(内陸/

山形市)・米沢中央店(県南

/米沢市)で開催し、多くの

方々にご覧いただきました。

 

また、10月15日から21日ま

で、「あやちゃんの贈り物展」

を「いのちのかけはし」移植

医療普及キャンペーンの一環

として、イオン山形南店で展

示いたしました。ご協力くだ

さいました皆様に、心より感

謝申し上げます。

 

今年度中には、あと3、4ヵ

所で開催したいと考えていま

す。

 

患者さんの思いを多くの方

に知っていただくこと

それ

こそが私たちの「仕事」と痛

感しています。

(やまがたの会 

小野寺)

県境越える団結

長崎

 

小生は長崎県島原市から車

で参加していますが、道を間

違えたり、迷ったりはよくあ

ることです。それでも続いて

知ることから理解へ

「いのちの輝き展」

山形

全長30Mの焼き台に並ぶサンマをキティうちわで扇ぐ