一般社団法人 右京医師会経理事務細則 · 2...

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1 一般社団法人 右京医師会経理事務細則 平成16年8月26日 制定 平成17年7月21日 変更 平成18年2月16日 変更 第 1 章 第1条 この細則は、経理規程及び役員用事務規則に定めていない経理事務に関する事項 を補足するためのものである。 第2条 会計担当事務職員は、その事務について知り得た事項を他に漏らし、又は会計帳 簿を許可なくして外部に持ち出してはならない。 第3条 経理規程、役員用事務規則及びこの細則により判断しがたい事項については、そ の事由を財務担当副会長に上申し、その決裁を得て処理するものとする。 第 2 章 簿 第4条 会計帳簿については経理規程の定めによる。 第5条 会計伝票は、次のとおりとする。 (1)入金伝票 (2)出金伝票 (3)振替伝票 第6条 総勘定元帳は、会計伝票又は日計表に基づいて記載しなければならない。 2 収入予算差引簿、支出予算差引簿及び補助簿は、会計伝票に基づいて記載するも のとする。 第7条 会計伝票及び会計帳簿は、取引の内容を整然と、かつ、明瞭に記載し、整理しな ければならない。 第8条 会計担当事務職員は、毎月末日における補助簿の金額を、総勘定元帳の関係口座 の金額と照合しなければならない。 第9条 帳簿は原則として会計年度ごとに更新する。ただし、固定資産台帳などはこの限 りではない。 第 3 章 10条 この細則で金銭とは、現金及び貯金をいい、現金とは通貨のほか、手許にある小 切手等をいう。 2 有価証券は金銭に準ずるものとして取り扱う。 3 財務担当副会長は、金銭及び出納を取り扱わせるため、出納担当事務職員を定め るものとする。 11条 出納担当者は、財務担当副会長の認印を得た会計伝票によるほか、金銭出納の事

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一般社団法人 右京医師会経理事務細則

平成16年8月26日 制定 平成17年7月21日 変更 平成18年2月16日 変更

第 1 章 総 則

第1条 この細則は、経理規程及び役員用事務規則に定めていない経理事務に関する事項 を補足するためのものである。 第2条 会計担当事務職員は、その事務について知り得た事項を他に漏らし、又は会計帳 簿を許可なくして外部に持ち出してはならない。 第3条 経理規程、役員用事務規則及びこの細則により判断しがたい事項については、そ の事由を財務担当副会長に上申し、その決裁を得て処理するものとする。

第 2 章 帳 簿 組 織 第4条 会計帳簿については経理規程の定めによる。 第5条 会計伝票は、次のとおりとする。 (1)入金伝票 (2)出金伝票 (3)振替伝票 第6条 総勘定元帳は、会計伝票又は日計表に基づいて記載しなければならない。 2 収入予算差引簿、支出予算差引簿及び補助簿は、会計伝票に基づいて記載するも のとする。 第7条 会計伝票及び会計帳簿は、取引の内容を整然と、かつ、明瞭に記載し、整理しな ければならない。 第8条 会計担当事務職員は、毎月末日における補助簿の金額を、総勘定元帳の関係口座 の金額と照合しなければならない。 第9条 帳簿は原則として会計年度ごとに更新する。ただし、固定資産台帳などはこの限 りではない。

第 3 章 金 銭 会 計 第10条 この細則で金銭とは、現金及び貯金をいい、現金とは通貨のほか、手許にある小 切手等をいう。 2 有価証券は金銭に準ずるものとして取り扱う。 3 財務担当副会長は、金銭及び出納を取り扱わせるため、出納担当事務職員を定め るものとする。 第11条 出納担当者は、財務担当副会長の認印を得た会計伝票によるほか、金銭出納の事

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務を行うことはできない。 2 ただし、小口現金において、財務担当副会長の認印は、第20条第2項に定める保 有限度額のうち5万円を限度として、1週間以内で可とする。 第12条 金銭の出納は会計伝票により行う。 第13条 金銭出納のうち、本会外部の入金先に対しては所定様式の領収書を発行する。 2 前項の領収書発行は出納担当事務職員が行う。 3 入金先の要求その他の事由により、第1項の所定の領収書用紙によらない領収書 を発行する必要があるときは、財務担当副会長の承認を得てこれを行う。 4 振込入金の場合は、領収書を発行しないことを、相手方との約束により定めるこ とができる。 第14条 領収書用紙は、あらかじめ一連の通し番号を記載し、冊数と各冊の枚数を明確に して、一定の場所に保管しなければならない。 第15条 収納した金銭は、財務担当副会長が特に認めた場合のほか、当日中にこれを銀行 に預け入れるものとする。 第16条 金銭の支払は、 終支払先からの請求書又はその他の証ひょう書類に基づき、会 計伝票により行う。 2 支払は線引小切手又は銀行振込によるものとする。ただし、これに依りがたい場 合、又は職員に対する給与・謝礼・見舞金・小口支払についてはこの限りではない。 第17条 金銭の支払は毎月末とする。ただし、随時支払の必要あるもの及び契約による定 期払のものについてはこの限りではない。 第18条 振出小切手の作成は、出納担当事務職員がこれに当たり、小切手の署名者は会長 とする。 第19条 金銭の支払については、 終受取人の領収書を徴収しなければならない。 2 総合振込方法により金銭の支払を行うときは、取引銀行の領収書をもって支払先 の領収書に代えることができる。 3 領収書の徴収が困難なものについては、各担当理事の支払証明書をもってこれに 代えることができる。 第20条 財務担当副会長は、日々の現金支払にあてるため小口現金をおくことができる。 2 小口現金の保有限度額は20万円以内とし、その支払方法及び保管は出納担当事務 職員がこれに当たる。 第21条 出納担当事務職員は、現金については日々の現金出納終了後、現金有高票を作成 し、かつ、現金出納帳と照合して、一週間以内に財務担当副会長の認証を受けなけ ればならない。 2 銀行預金については、毎月末に預金高証明書により帳簿と照合して、差額がある

場合は銀行勘定調整表を作成し、財務担当副会長に提出するものとする。 第22条 現金に過不足を生じた場合は、出納担当事務職員は、遅滞なく財務担当副会長に 報告してその指示を受けるものとする。 第23条 この細則に定めのない金銭会計上の措置については、財務担当副会長の指示によ りこれを行うものとする。

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第24条 銀行その他の金融機関との取引を開始又は廃止するときは、会長の承認を得なけ ればならない。 2 金融機関との取引は会長名をもって行う。 第25条 資金の一時的な不足を調整するため、借入金限度額の範囲において、資金(短期 借入金)の借入をすることができる。 2 資金(短期借入金)の借入については、会長の承諾を得なければならない。また、 長期借入金については、総会において総正会員の4分の3以上の同意を得なければ ならない。 3 前項の短期借入金については、当該会計年度内に返済しなければならない。 4 会長は、短期借入金については、理事会の承認を得なければならない。 第26条 資金会計業務を円滑に行うため、財務担当副会長は、長期及び短期の資金計画を 立てなければならない。

第 4 章 固定資産会計 第27条 固定資産とは、次に揚げるものをいう。ただし、時の経過によりその価値を減少 する減価償却資産については、耐用年数が1年以上かつ取得価格が10万円以上のも のをいう。また、法人税法等の規定により即時償却が認められるものについては固 定資産としなくとも良い。 (1)有形固定資産 建物・構築物・車両運搬具・器具備品・土地等 (2)無形固定資産 借地権・施設利用権・電話加入権等 2 固定資産の取得額は次の各号による。 (1)購入に関わるものは、購入価格に附帯費用を加算した金額 (2)交換によるものは交換に際し提供した物件の帳簿価格 (3)贈与によるものは評価額 (4)寄附された資産は購入額、又は購入額から減価償却費を差し引いた残存価格 第28条 固定資産の購入は、総務担当副会長又は担当理事が稟議書に見積書を添付して理 事会に提出し、理事会の承認を得るものとする。 第29条 固定資産の管理責任者は、総務担当副会長とする。 2 総務担当副会長は、固定資産台帳を設けて、必要事項を記入するものとする。 第30条 総務担当副会長は、固定資産の移動に関し必要事項を財務担当副会長に通知する ものとする。 第31条 総務担当副会長又は担当理事は、毎会計年度1回、固定資産の現状につき調査を 行う。 第32条 固定資産の改良、補修、除去、売却等については、理事会の承認を要する。 第33条 有形固定資産の現状を維持し、原能力を回復するに要した金額は修繕費とする。 第34条 有形固定資産は、土地及び建設仮勘定を除き、毎会計年度、定額法により減価償

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却を行う。ただし、収益事業については、法人税法の規定で認められた償却方法に よることを妨げない。

第 5 章 物 品 会 計 第35条 物品とは次の各号のものをいう。 (1)消耗品 (2)耐用年数1年未満で、かつ、1件又は1組の価格が10万円未満の器具及び備品 2 30万円以上の物品の購入は、相見積を出すものとする。 第36条 物品の購入及び管理については第27条並びに次条の規定を準用する。 第37条 物品を売却または廃棄等の処分に付する場合は、総務担当副会長の承認を得なけ ればならない。

第 6 章 決 算 会 計 第38条 財務担当副会長は、月次決算及び年度末決算(必要により中間期決算)において、 次の財務諸表等を会計担当事務職員に作成させるものとする。 (1)月次決算における財務諸表等 ①収支決算書、貸借対照表 ②預金残高内訳計算書 ③その他の附属書類 (2)中間期決算における財務諸表等 次号の年度末における財務諸表等に準ずる。 (3)年度末決算における財務諸表等 ①貸借対照表(貸借対照表内訳表) ②正味財産増減計算書(正味財産増減計算書内訳表) ③附属明細書 ④財産目録 ⑤収支計算書(収支計算書内訳表)

第 7 章 雑 則 第39条 財務担当副会長、総務担当副会長及び業務担当副会長が空位の場合は、それぞれ の副会長を担当理事に読み替えるものとする。 第40条 この細則を変更するときは、財務担当副会長及び会長の承認を得なければならな い。 附 則

1 この細則は平成16年8月26日から施行する。 2 第38条変更(平成17年 7 月21日) 3 公益法人会計基準改正(平成16年10月)により第38条変更 (平成18年2月16日理事会)

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一般社団法人 右京医師会就業規則

平成8年10月1日 制定 平成17年3月17日 変更 平成13年12月13日 変更 平成17年3月30日 届出 平成14年1月23日 届出 平成17年11月17日 変更 平成16年8月26日 変更 平成17年11月25日 届出 平成16年9月10日 届出 平成20年1月17日 変更

平成20年1月28日 届出

第 1 章 総 則 (目 的) 第1条 この規則は、一般社団法人右京医師会(以下「本会」という。)職員の就業に関

する事項を定めることを目的とする。 2 この規則に定めのない事項については、労働基準法その他の法令の定めるところ による。 (職員の定義) 第2条 この規則での職員とは、次章の定めにより本会に採用された者をいう。職員は正

職員とパート職員とする。 2 パート職員を正職員とするときは、事務局管理者若しくは訪問看護ステーション 管理者又は担当理事が職員部会で推薦し、職員部会の議を経て理事会で決定する。

詳細は別に定める。 (業務内容) 第3条 職員は、本会及びこれに関係する団体の業務を取り扱うものとする。

第 2 章 人 事 (任 免) 第4条 職員の任免は、会長が判断し、理事会の承認を得て行う。 (採 用) 第5条 本会は就職を希望する者の中から、必要に応じ面接又は選考試験の上、合格者を 本会職員採用規則に従い、職員として採用する。 (試用期間) 第6条 新たに採用した者については、採用の日から起算して3か月を試用期間とする。 2 試用期間中に本会の職員として不適当と認められた者は解雇する。 3 試用期間は、勤続年数に通算する。 (応募書類) 第7条 就職希望者はあらかじめ次の書類を提出する。 自筆履歴書(直前3か月以内の写真添付)新規卒業者は卒業(又は卒業見込)証明書

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各種資格証明書 (採用者の提出書類) 第8条 職員に採用された者は、採用後2週間以内に次の書類を提出しなければならない。 (1)誓約書 (2)住民票記載事項の証明書 (3)健康診断書 (4)その他本会が指定する書類

第 3 章 服 務 規 律 (服 務) 第9条 職員は本会定款及び諸規則・規程に従い、本会役員の指示命令を守り、職務上の 責任を自覚し、誠実に職務を遂行するとともに、職場の秩序の維持に努めなければ ならない。 2 事務局長(事務局管理者)は、本会役員の指示命令により、事務局員に対し、 指示命令をする。 3 事務局長は、また役員の指示命令により、訪問看護ステーションの管理者及び職 員に対し指示命令をすることができる。 4 事務局長は、前2項のごとく指示命令ができるが、同時に責任も負う。 5 職員は公法を遵守し、また内部統制・内部牽制を守らなければならない。 6 役員の指示命令が異なる場合においては、会長が 終責任者・命令者である。 (遵守事項) 第10条 職員は次の事項を守らなければならない。 (1)勤務中は職務に専念し、みだりに勤務の場所を離れないこと。 (2)許可なく職務以外の目的で本会の施設、物品等を使用しないこと。 (3)職務に関連して自己の利益を図り、又はほかから不当に金品を借用し、若しく は贈与を受けるなど不正な行為を行わないこと。 (4)本会の名誉又は信用を傷つける行為をしないこと。 (5)本会、患者等の情報をむやみに漏らさないこと。 (6)許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。 (7)性的な言動によって他の職員に不利益を与えたり、就業環境を害さないこと。 (8)その他職員としてふさわしくない行為をしないこと。

第 4 章 勤 務 (勤務時間) 第11条 勤務時間は休憩時間51分間を含み1日8時間とする。 2 始業、終業時間は次のとおりとする。ただし、会務の都合により変更することが ある。 始業時間 午前9時 終業時間 午後5時 土曜日は始業時間 午前9時 終業時間 午後0時

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(出退勤) 第12条 職員は出退勤に当たっては、出退勤時刻をタイムカードに自ら記録しなければな らない。ただし、訪問看護師が携帯電話を受けて、そのまま時間外勤務をする場合 は、事後の届出をするものとする。 (遅刻、早退、欠勤等) 第13条 職員が、遅刻、早退若しくは欠勤をし、又は勤務時間中に私用で事業所から外出 するときは、事前に所属長に申し出て許可を受けなければならない。ただし、やむ を得ない理由で事前に所属長に申し出ることができなかった場合は、事後速やかに 届け出なければならない。 2 傷病のため欠勤が引き続き4日以上に及ぶときは、医師の診断書を提出しなけれ

ばならない。 (時間外労働) 第14条 業務の都合により所定時間外に労働させることがある。 (休 日) 第15条 休日は次のとおりとする。 (1)日曜日 (2)年末年始(12月29日から1月3日まで。) (3)国民の祝日(日曜日と重なったときは翌日)及び5月4日 (4)土曜日の休日は、4週につき3回とする。 (休日の勤務) 第16条 業務上必要があるときは、休日に出勤を命ずることがある。 2 休日に勤務を命じたときには、その休日に代わるべき休日を振り替えて与えるも

のとする。ただし。代えるべき休日に替えて、本人が希望すれば有給休暇又は時間

外勤務とすることができる。時間外勤務は給与細則第15条に定める例による。

第 5 章 休 暇 等 (年次有給休暇) 第17条 所定労働日の8割以上出勤した者に勤続年数に応じて次のとおり年次有給休暇を 与える。勤続6か月後に10日、以後勤続年数1年増すごとに1日を加算し、3年6 か月以降は1年増すごとに2日を加算し、6年6か月で 長20日までとする。 なお、年次有給休暇の申請があっても業務の都合により振り替えることがある。 2 パート職員については、前項の規定に基づき週の所定労働日数に応じて年次有給 休暇を与える。 3 当該年度に新たに付与した年次有給休暇の全部又は一部を取得しなかった場合に は、その残日数は翌年に繰り越される。 4 年次有給休暇を取得するときは、必ず事前に所属長に届け出なければならない。 (慶弔休暇) 第18条 職員が次ぎの各号のいずれかに該当するときは慶弔休暇を与える。その期間は有

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給休暇であり賃金を支給する。 (1)本人は結婚するとき 7日間 (2)子供が結婚するとき 2日間 (3)配偶者が死亡したとき 7日間 (4)父母、または子供が死亡したとき 5日間 (5)祖父母、兄弟姉妹が死亡したとき 2日間 (6)配偶者の父母が死亡したとき 2日間 (産前産後の休暇) 第19条 出産予定の女子職員に産前6週間以内、産後8週間の休暇を与える。ただし、そ の期間の賃金は支給しない。 (育児時間) 第20条 生後1年未満の乳児を育てる女子職員が申し出たときは、所定の休憩時間のほか 1日について2回それぞれ30分の育児時間を与える。ただし、その時間に対する賃 金は支給しない。 (育児休業) 第21条 一般社団法人右京医師会 育児・介護休業規則に定める。 (介護休業) 第22条 前条と同様とする。

第 6 章 休職及び退職 (休 職) 第23条 職員が次の各号のいずれかに該当するときは休職を命ずる。 (1)業務外の傷病による欠勤が2か月以上にわたるとき。 (2)公職に専従するとき。 (3)刑事事件により起訴されたとき。 (4)その他特別の事由があって休職させることが適当と認められるとき。 2 休職の期間は勤続年数に加算しない。また給与も支給しない。 3 休職の事由が消滅したときには復職させる。ただし、本条第1項第1号により休 職中の者は全治、又は業務に支障のないことを証明する診断書を提出しなければな らない。 4 休職期間は本条第1項第1号の場合は1年6か月、第3号の場合は6か月とする。 また第2号、第4号の場合はその認められた期間とする。 (定 年) 第24条 職員の定年は65歳とする。 (退 職) 第25条 職員が、次の各号のいずれかに該当するときは、その日を退職の日とする。 (1)死亡したとき。 (2)本人の都合により退職したとき。 (3)休職期間を満了した時点で、復職できないとき。

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2 職員が退職を希望する場合には、少なくとも30日以前に退職願を提出しなければな らない。 (解 雇) 第26条 本会は職員が、次の各号のいずれかに該当する場合は30日前に予告するか、又は30 日分の平均賃金を支給して解雇する。ただし、労働基準監督署長の認可をうけて第 32条第2項に定める懲戒解雇する場合はこの限りではない。 (1)心身の障害により、業務に耐えられないと認められたとき。 (2)職員の勤務成績、勤務態度が著しく不良で、就業に適しないと認められるとき。 (3)事業の休廃止又は縮小その他事業の運営上やむを得ない事情により、職員の削 減などが必要となったとき。 (4)法令違反、内部統制違反、内部牽制違反を犯したとき。

第 7 章 賃 金 (賃 金) 第27条 職員の賃金は、別に定める給与規則により支給する。ただし、再雇用者及びパー ト職員の賃金は別に理事会において定める。 (退職金) 第28条 削除 (慶弔見舞金) 第29条 職員の慶弔又は入院罹病の際は、それぞれ慶弔金又は見舞金を支給する。金額等 についてはその都度職員部会長が事務局長と相談の上決定する。

第 8 章 表彰及び懲戒 (表 彰) 第30条 一般社団法人右京医師会 従業員永年勤続表彰規則により、新年(総)会におい て表彰する。 (懲 戒) 第31条 本会は職員が、次号のいずれかに該当する場合は、その事由に応じ次の区分によ り懲戒を行う。 (1)け ん 責 始末書を提出させて将来を戒める。 (2)減 給 始末書を提出させて減給する。ただし、減給は1回の額が平均賃 金の1日分の5割を超えることはなく、また総額が1賃金支払い期 間における賃金総額の1割を超えることはない。 (3)出勤停止 始末書を提出させるほか、出勤を停止し、その間の賃金は支給し ない。 (4)降職降格 役職にある者に対して役職の降格を行う。役職手当はその職種に 応じて減給又は支給停止とすることがある。

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(5)論旨解雇 論旨により退職願を提出させる。退職の時期は役員会の議を経て 理事会で決定する。これに応じないときは解雇する。

(6)解 雇 本規則第26条前段を適用する。 (7)懲戒解雇 即時に解雇する。 第32条 職員が、次のいずれかに該当するときは情状に応じ、けん責、減給、出勤停止又

は降職降格とする。 (1)正当な理由なく無断欠勤3日以上に及ぶとき。 (2)正当な理由なくしばしば欠勤、遅刻、早退するなど勤務を怠ったとき。 (3)過失により本会に損害を与えたとき。 (4)素行不良で本会内の秩序又は風紀を乱したとき(セクシュアルハラスメントに よるものを含む。) (5)第10条(遵守事項)に違反したとき。 (6)その他この規則に違反し、又は前各号に準ずる不都合な行為があったとき。 2 職員が、次のいずれかに該当するときは懲戒解雇する。ただし、情状により減給、 出勤停止又は降職降格とすることがある。 (1)正当な理由なく無断欠勤が7日以上に及び、出勤の催促に応じないとき。 (2)しばしば遅刻、早退及び欠勤を繰り返し再三にわたって注意を受けても改めな いとき。 (3)本会内で窃盗、横領、傷害など刑法犯に該当する行為があったとき、又はこれ らの行為が医師会外で行われた場合であってもそれが著しく右京医師会の名誉若 しくは信用を傷つけたとき。 (4)故意又は過失により本会に重大な損害を与えたとき。 (5)素行不良で、本会内の秩序又は風紀を著しく乱したとき(セクシュアルハラス メントによるものを含む。) (6)重大な経歴詐称をしたとき。 (7)第9条(服務)、第10条(遵守事項)に違反する重大な行為があったとき。 (8)その他この規則に違反し、又は前各号に準ずる重大な行為があったとき。

第 9 章 雑 則 (健康診断) 第33条 職員は、年1回定期的に指定の医療機関で健康診断を受けるものとする。 (災害補償及び業務の傷病扶助) 第34条 業務上の傷病又は負傷により休業した場合は、労働基準法及び労働災害補償保険 法で定める休業の補償を行う。 第35条 この規則の変更は理事会の議決を経て行う。

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附 則 1 この規則は平成8年10月1日から施行する。 2 第28条(退職金)は平成15年3月16日から削除する。 退職金制度廃止のため(平成15年2月13日理事会議決) 3 第31条及び第32条に降職降格を加える。(平成17年3月17日理事会議決) 4 第21条及び第22条を変更(平成17年11月17日理事会議決)

5 第2条に第2項を追加 第16条第2項にただし書きを追加 第31条並びに第32条第2項に論旨解雇及び解雇を追加

(平成20年1月17日理事会議決) 6 第24条の年齢を変更(平成20年5月22日定例理事会)

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一般社団法人 右京医師会育児・介護休業規程

平成13年12月13日 制定 平成14年1月23日 届出 平成16年8月26日 変更 平成16年9月10日 届出 平成17年11月17日 変更 平成17年11月25日 届出

右京医師会(以下「本会」という。)職員の育児休業・子の看護休暇・介護休業の制度、

勤務時間の短縮等の措置、育児又は家族の介護を行う職員の時間外労働の制限及び深夜業

を制限する制度に関しては、この規程の定めによる。この規程に定めのない事項に関して

は、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」 (以下

「法律」という。) 「同厚生労働省令」(以下「省令」という。)及び「同施行規則」等の

定めによる。この規程においては、これらの「法律」「省令」「施行規則」を総称して「法

令」という。

第 1 章 育 児 休 業 (対象者) 第1条 生後1年未満の子又は第3条ただし書きに該当する場合は生後1年6か月未満の 子(いずれも実子又は養子、以下同じ。)を養育する職員であって、休業後も引き続 き勤務する意思のある者は、育児のための休業をすることができる。ただし、日々

雇用者並びに法令及び労使協定で適用除外とされる次に揚げる者を除く。 (1)継続雇用1年未満の者 (2)その子の親である配偶者などが常態としてその子の養育ができる者 (3)休業申し出の日から1年以内に雇用関係が終了することが明らかな者 (4)子が1歳に達した日から1年以内に雇用関係が終了することが明らかな期間雇

用者 (5)1週間の所定労働日数が2日以下の者 (育児休業の申出) 第2条 育児休暇を希望する職員は、原則として、希望する休業開始予定日の1か月前ま で(出産予定日前の子の出生など特別の事情がある場合は1週間前まで)及び第3 条ただし書きに該当する場合は2週間前までに、本会所定の用紙に必要事項を記載 し、本会に提出することにより申し出なければならない。 (育児休業期間) 第3条 育児休業期間は、原則として子が1歳に達するまでの間において職員が申し出た 期間とする。ただし、次のいずれかに該当する場合は子が1歳6か月に達するまで

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の間において申し出た期間とする。 (1)保育所に入所を希望しているが入所できない場合。 (2)子の養育を行っている配偶者であって、1歳以降子を養育する予定であった者 が、死亡、負傷、疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合。 なお、子の死亡その他の特別の事情を生じた場合は、休業期間は当初の終了予定 日前であっても、原則としてその事情の生じた日をもって終了するものとする。 (育児休業回数) 第4条 同一の子についての育児休業の回数は原則として1回とする。ただし、特別の事 情がある場合は、子が1歳6か月に達するまでを限度として再度の休業をするこ

とができる。 (育児休業期間の変更) 第5条 育児休業期間は、次の場合に限り変更することができる。 (1)休業開始予定日は、出産予定日前の子の出生などの特別の事情を生じた場合に 限り、1週間前までに申し出ることにより1回に限り繰り上げることができる。 (2)休業終了予定日は、子が1歳に達するまでは1か月前までの申し出により、1 歳以上1歳6か月に達するまでは2週間前までの申し出により、各々1回に限り 延長することができる。 (育児休業申し出の撤回等) 第6条 育児休業の申出は、休業開始予定日の前日までに限り撤回することができる。 2 育児休業開始予定日の前日までに子の死亡その他の特別の事情を生じた場合は、 休業の申出はなかったものとみなす。 (育児休業中の賃金) 第7条 育児休業中の賃金は支給しない。 2 育児期間中の昇給は行わない。 3 賞与については、賞与算定期間に育児休業期間が含まれる場合は、勤務実績に応 じて算定し支給する。 (社会保険料) 第8条 育児休業期間中の社会保険料本人負担分は、法の定めるところにより免除される。 ただし、申し出が行われない場合は、各月に本会が納付した額を翌月10日までに職 員に請求するものとし、職員は本会が指定する日までに支払うものとする。 (復 職) 第9条 育児休業が終了した場合、原則として休業前の職場・職務に復帰させる。 ただし、やむを得ない特別の事情がある場合はこの限りでない。 2 復帰日は原則として育児休業終了日の翌日とする。ただし、特別の事情がある場 合は本会と本人が話し合いのうえ決定した日とする。 (復職時の賃金) 第10条 復職時の賃金は、原則として育児休業開始前の水準を下回らないものとする。 ただし、職場・職務の変更など特別の事情がある場合はこの限りでない。

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(年次有給休暇) 第11条 年次有給休暇の利用に関しては、育児休業期間はこれを出勤率の算定上出勤した ものとみなす。 (勤続年数の算定) 第12条 その他の制度の適用においては、育児休業期間はこれを勤続年数に算入しない。 (子の養育を容易にするための措置) 第13条 削除 (育児のための時間外労働の制限) 第14条 小学校入学前の子を養育する職員から、原則として1か月前までに求めがあると きは、業務の正常な運営に支障がある場合を除き、1か月について24時間、1年に ついて1 5 0時間を超えて時間外労働を行わせない。たたし、次に揚げる者を除く。 (1)日々雇用者 (2)継続雇用1年未満の者 (3)請求にかかわる子の同居している親で、次のいずれにも該当する者 ア 職業に就いていない者、又は1週間の就業日数が2日以下の者 イ 心身の状況が子の保育をすることができる物 ウ 6週間(多胎妊娠の場合は14週間)以内に出産予定でない者、又は産後8週 間以内でない者 (育児のための深夜業の制限) 第15条 小学校入学前の子を養育する職員が請求したときは、事業の正常な運営を妨げる 場合を除き、午後10時から午前5時までの間の深夜業は行わせない。 ただし、次に揚げる者を除く。 (1)日々雇用者 (2)継続雇用1年未満の者 (3)請求にかかわる子の同居の家族(16歳以上の者に限る。)で、次のいずれにも該 当する者 ア 深夜に就業していないこと(1か月の深夜の就業日数が3日以下を含む。) イ 心身の状況が子の保育をすることができる者 ウ 6週間(多胎妊娠の場合は14週間)以内の出産予定でない者、又は産後8週 間以内でない者 (4)1週間の所定労働日数が2日以下の者 (5)所定労働時間の全部が深夜にある者 2 深夜業の制限を請求しょうとする者は、1回につき1か月以上6か月以内の期間 について、制限開始予定日と制限終了予定日を明らかにして、開始予定日の1か月 前までに、本会所定の用紙に必要事項を記載し、本会に提出しなければならない。 3 制限開始予定日の前日までに子の死亡等により子を養育しないこととなった場合 には、請求されなかったものとみなす。 4 次の各号に揚げるいずれかの事由が生じた場合には、制限期間は終了するものと し、当該制限期間の終了日は当該各号に揚げる日とする。

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(1)子の死亡制限にかかわる子を養育しないこととなった場合は、当該事由が発 生した日 (2)制限にかかわる子が小学校就学の始期に達した場合は、子が6歳に達する日 の属する年度の3月31日 (3)請求者について、産前産後休業、育児休業又は介護休業が始まった場合は、 産前産後休業、育児休業又は介護休業の開始日の前日 5 制限期間中の給与については、別途定める給与規則に基づき就業しなかった時間 に対する賃金は支給しない。 6 深夜業の制限を受ける職員について、本会は必要に応じて勤務時間を変更させる ことがある。 (育児のための短時間勤務) 第16条 短縮時間勤務とは始業を午前9時00分、終業を午後3時45分(途中休憩45分)と する所定労働時間6時間へ勤務時間を短縮する制度をいう。 2 3歳未満の子を養育する職員が短時間勤務を開始しょうとする日から1か月前ま でに申し出た場合は、所定労働時間を短時間勤務に変更できる。ただし、日々雇用 者を除く。 3 1歳未満の子を養育する女子職員の場合は、申し出により更に30分ずつ、2 回の 時間短縮ができる。 4 給与については、別途定める給与規則に基づき、就業しなかった時間に対する賃 金は支給しない。 5 定期昇給の算定にあたっては、本制度の適用を受ける期間は通常の勤務をしてい るものとみなす。

第 2 章 子 の 看 護 休 暇 (対象者) 第17条 小学校入学前の子を養育する職員は、1年間につき5日間を限度として、子の看 護休暇をとることができる。この場合、1年間とは4月1日から翌年3月31日まで とする。 ただし、日々雇用者並びに「法令」及び労使協定で適用除外とされる次に揚げる 者を除く。 (1)勤務を始めて6か月未満の者 (2)1週間の所定労働日数が2日以下の者 (子の介護休業の申し出) 第18条 子の看護休暇を希望する職員は、事前に本会所定の用紙に必要事項を記載し、申 し出るものとする。 ただし、事前に申し出ることができない場合は事後すみやかに申し出なければな らない。

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(賃 金) 第19条 子の看護休暇の適用を受けた日については賃金は支給しない。 ただし、有給休暇の算定上は出勤したものとみなす。

第 3 章 介 護 休 業 (対象者) 第20条 配偶者、父母、子、配偶者の父母又は同居し、かつ扶養している祖父母、兄弟姉 妹、孫であって、要介護状態にある者(2週間以上の期間にわたり、常時介護を必 要とする状態にある者)を介護する職員であって、休業後も引き続き勤務する意思 のある者は、介護のための休業をすることができる。ただし、日々雇用者並びに「法 令」及び労使協定で適用除外とされる次に揚げる者を除く。 (1)継続雇用1年未満の者 (2)休業申出の日の翌日から93日以内に雇用関係が終了することが明らかな者 (3)1週間の所定労働日数が2日以下の者 (介護休業の申し出) 第21条 介護休業を希望する職員は、原則として希望する休業開始予定日の2週間前まで に、本会所定の用紙に必要事項を記載し、本会に提出することにより申し出なけれ ばならない。 (介護休業の期間・休業回数) 第22条 介護休業の期間は、介護を必要とする者1人につき、延べ93日間を限度として職 員が申し出た期間とする。ただし、対象家族の死亡その他の特別の事情を生じた場 合は、休業期間はその事情を生じた日をもって終了する。 2 休業の回数は、常時介護を必要とする状態に至るごとに1回とする。ただし、特 別の事情がある場合は当初申し出の休業開始日の翌日から起算して93日以内の間を 限度として再度の休業をすることができる。 (介護休業の申し出の撤回と再度の申出) 第23条 介護休業の申し出は、休業開始予定日の前日まではこれを撤回することができる。 休業の申し出を撤回した場合、同じ対象家族について再度休業を申し出ることがで

きる。 2 介護休業開始予定日の前日までに対象家族が死亡した場合その他特別の事情を生 じた場合は、休業の申出はなかったものとみなす。 (介護休業中の賃金) 第24条 介護休業期間中の賃金は支給しない。 2 介護休業期間中の昇給は行わない。 3 賞与については、賞与算定期間に介護休業期間が含まれる場合は、勤務実績に応 じて算定し支給する。 (社会保険料) 第25条 介護休業期間中の社会保険料本人負担分は本会が立替納付するものとし、職員は、 復職後これを本会に支払うものとする。

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(復 帰) 第26条 介護休業が終了した場合、休業前の職場・職務に復帰させる。ただし、やむを得 ない特別の事情がある場合はこの限りではない。 2 復職は、原則として介護休業終了日の翌日とする。ただし、特別の事情がある 場合は本会と本人が話し合いのうえ決定した日とする。 (復職時の賃金) 第27条 復職時の賃金は、原則として介護休業開始前の水準を下回らないものとする。 ただし、職場・職務の変更など特別の事情がある場合はこの限りでない。 (年次有給休暇) 第28条 年次有給休暇の取得に関しては、介護休業期間はこれを出勤率の算定上出勤した ものとみなす。 (勤続年数の通算) 第29条 その他の制度の適用においては、介護休業の期間はこれを勤続年数に算入しない。 (介護のための時間外労働の制限) 第30条 要介護状態にある家族を介護する職員から求めがあるときは、業務の正常な運営 に支障がある場合を除き、1か月について24時間、1年について1 5 0時間を超えて 時間外労働をさせてはならない。ただし、次に揚げる者を除く。 (1)日々雇用者 (2)継続雇用1年未満の者 (3)1週間の所定労働日数が2日以下の者 2 時間外労働の制限を請求しようとする者は、1回につき31日以上1年以内の期間 において、原則として、開始予定日の1か月前までに本会所定の用紙に必要事項を 記載し、本会に提出しなければならない。 3 家族介護するため必要がある場合は、再度の請求ができる。 (介護のための深夜業の制限) 第31条 要介護状態にある対象家族を介護する職員が請求したときは、業務の正常な運営 を妨げる場合を除き、午後10時から午前5時までの間の深夜業は行わせない。 ただし、次に揚げる者を除く。 (1)日々雇用者 (2)継続雇用1年未満の者 (3)請求にかかわる家族の同居の家族(16歳以上の者に限る。)が次のいずれにも 該当する者 ア 深夜に就業していないこと(1か月の深夜の就業日数が3日以下を含む。) イ 心身の状況が家族の介護をすることができる者 ウ 6週間(多胎妊娠の場合は14週間)以内の出産の予定でなく、また産後8週

間以内でない者 (4)1週間の所定労働日数が2日以下の者 (5)所定労働時間の全部が深夜にある者 2 深夜業の制限を請求しようとする者は、1回につき31日以上6か月以内の期間に

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ついて、制限開始予定日と制限終了予定日を明らかにして、開始予定日の1か月前 までに、本会所定の用紙に必要事項を記載し、本会に提出しなければならない。 3 制限開始予定日の前日までに家族の死亡等により家族を介護しないこととなった 場合には、請求はされなかったものとみなす。 4 次の各号に揚げるいずれかの事由が生じた場合には、制限期間は終了するものと し、当該制限期間の終了日は当該各号に揚げる日とする。 (1)家族の死亡等制限にかかわる家族を介護しないこととなった場合は、当該事由 が発生した日 (2)請求者について、産前産後休業、育児休業又は介護休業が始まった場合は、産 前産後休業、育児休業又は介護休業の開始日の前日 5 制限期間中の給与については、別途定める給与規則に基づき就業しなかった時間 に対する賃金は支給しない。 6 深夜業の制限を受ける職員に対して、本会は必要に応じて勤務時間を変更させる ことがある。 (介護のための短時間勤務) 第32条 家族を介護する職員は、延べ93日を限度として短時間勤務の措置の適用を受ける ことができる。ただし、日々雇用者を除く。 2 本章の介護休業の制度と本条の措置を合わせ利用する場合は、両者の期間を合わ せて93日を限度とする。 3 前各項の措置の手続等については、介護休業に関する手続きを準用する。 4 本制度の適用を受ける間の給与については、別途定める給与規則に基づき、就業 しなかった時間に対する賃金は支給しない。 5 定期昇給の算定に当たっては、本制度の適用を受ける期間は通常の勤務をしてい るものとみなす。 第33条 この規程の変更は理事会の議決を経て行う。 附 則 1 この規程は平成13年12月13日から施行する。 2 「法令」改正のため規定の変更を行い新たに規程を追加する。 なお、本会事業所の就業形態としては、日々雇用者、専ら深夜に就業する者はいな いが、「法令」の形式が密接不可分のため変更後の形式はこれにのっとっている。

(平成17年11月17日理事会議決)

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一般社団法人 右京医師会給与規則

平成8年10月1日 制定 平成13年12月13日 変更 平成16年8月26日 変更 平成17年2月17日 変更 平成17年11月17日 変更

第 1 章 総 則

(適用範囲) 第1条 就業規則第27条に定める職員の賃金は本規則による。 (賃金の構成) 第2条 賃金の構成は次のとおりとする。計算方法及び金額は別に定める。 (1)基本給 (2)諸手当(家族手当・通勤手当・皆勤手当・役職手当・危険手当) (3)割増賃金(時間外・休日) (賃金の締切日及び支払日) 第3条 賃金算定の締切日は毎月15日とし、賃金の支払は毎月25日とする。 なお、支払日が休日の場合はその前日とする。 (賃金の支払方法) 第4条 賃金は職員に対し、その指定する金融機関の口座に振り込むものとする。 次に揚げるものは支払時に控除する。 (1)源泉徴収所得税 (2)特別徴収住民税 (3)健康保険及び厚生年金保険の保険料の被保険者負担分 (4)雇用保険の保険料の被保険者負担分 (5)職員との書面による協定により賃金から控除することとしたもの

第 2 章 基 本 給 (基本給) 第5条 基本給は職員の区分により次のとおり定める。 (1)正職員の基本給は日給月給制とする。 (2)パート職員の基本給は時間給とする。 (基本給の額) 第6条 新規採用者の基本給は職員採用時初任給(基本給)表を参考にして担当理事が試 用期間3か月目にあたる理事会において事後承認を得るものとする。

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(昇 給) 第7条 昇給は年1回とし、3月16日をもって、基本給について行うものとする。 ただし、本会の業績の著しい低下その他やむを得ない事由がある場合はこの限りで ない。 2 特別に必要がある場合は、臨時に昇給を行うことがある。 3 昇給額は職員の勤務成績などを考慮して各人ごとに定める。

第 3 章 諸 手 当 (時間外手当) 第8条 所定の勤務時間を超える残業及び振替の出来ない休日の勤務に対し支給する。各 割当賃金は労働基準法の定めに従って算出する。 (家族手当) 第9条 家族手当は、次の家族を扶養している従業員に対し支給する。 配偶者、18歳未満の子、60歳以上の父母 (通勤手当) 第10条 交通機関を利用する職員に通勤定期代を支給する。 ただし、月額3万円以内とする。 オートバイ、自転車などによる通勤に対してはべつに定める通勤手当を支給する。 (役職手当) 第11条 役職手当は、次の職にある者に対して支給する。 (1)事務局長(管理者) (2)事務職事務局長代理 (3)事務職総務主任 (4)事務職会計主任 (5)事務職出納主任 (6)看護職訪問看護ステーション管理者 (7)看護職訪問看護ステーション管理者代行 (8)看護職訪問看護ステーション主任 (9)ケアプラン作成者 第11条の2 訪問看護の出勤につき危険手当を加算する。 (皆勤手当) 第12条 皆勤手当は試用期間3か月が経過した後から算定し、当該賃金計算期間を無欠勤 の場合支給する。 2 皆勤手当の算定において次のいずれかに該当するときは出勤したものとみなす。 (1)有給休暇を取得したとき。 (2)業務上負傷し、療養のために休業したとき。 3 前2項の皆勤手当の算定に当たっては、1回5分以上の遅刻及び1回5分以上の

早退、合わせて3回をもって欠勤1日とみなす。

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(賞 与) 第13条 賞与は、原則として支給日に在籍する職員に対し、業績を勘案し7月(夏季)及 び12月(冬季)に支給する。 2 夏季賞与の算定期間は11月16日から5月15日までとし、冬季賞与の算定期間は5 月16日から11月15日までとする。 3 賞与の額は、本会の業績及び職員の勤務成績などを考慮し各人ごとに決定する。 4 本会の事業業績の著しい低下その他やむを得ない事由がある場合には、支給を延 期し、又は支給しないことがある。 5 支給日及び支給額は理事会において決定する。 (休暇等の賃金) 第14条 有給休暇の期間中は、所定労働時間を労働したときに支払われる通常の賃金を支 給する。 2 産前産後の休業期間、母性健康管理ための休暇及び生理休暇期間並びに「育児・ 介護休業法」に基づく育児・介護休業期間、子の介護休暇及び育児時間の期間は無 給とする。 3 慶弔休暇(就業規則第18条)の期間中は、賃金を支給する。 4 休職期間中は、賃金を支給しない。 (欠勤等の扱い) 第15条 欠勤、遅刻、早退及び私用外出の時間については、1時間当たりの賃金額に欠勤、 遅刻、早退及び私用外出の合計時間を乗じた額を差し引くものとする。 第16条 本規則の変更は理事会の議決を経て行う。 附 則 1 本規則は平成8年10月1日から施行する。 2 第11条に訪問看護ステーション管理者代行及び主任を加える。

(平成17年2月17日理事会承認) 3 第14条第2項を変更(平成17年11月17日理事会承認) 4 第2条第2号括弧内に危険手当を追加し、第11条の次に第11条の2(危険手当) を加条する。いずれも平成 20 年4月から施行する。

(平成20年3月27日理事会決議)

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一般社団法人 右京医師会給与細則

この細則は、右京医師会就業規則、給与規則に定めていない就業及び給与に関する事項

を補足するためのものである。 第1 職員採用時初任給(基本給)表(別紙) 右京医師会職員採用時の初任給は採用時までの経験年数により、事務職員初任給 (基本給)表及び看護職員初任給(基本給)表を参考として基本給を決定する。 その後の勤務成績などを見て昇給させることがある。

(平成13年6月 施行) (平成13年11月20日職員部会にて 変更) (平成14年11月13日 理事会にて 承認)

第2 時間外手当 給与規則第8条に定める時間外手当の割増賃金の計算方法は次のとおりとする。 割増賃金=1時間当たりの基礎賃金×時間外の時間数×割増率 (1)1時間当たりの基礎賃金の計算方法 労働時間数は、月によって違うため、年間の月平均労働時間とする。 (労働基準法施行規則第19条) 【(1日7時間9分×週5日×年52週)+(土曜日3時間×13週)】÷12か月

=約1 5 8時間(年間の月平均労働時間) (2)右京医師会の場合、時間外手当の基礎となる賃金は、基本給、皆勤手当、役職 手当及びケアプラン作成者手当とする。 (基本給+皆勤手当+役職手当+ケアプラン作成者手当)÷1 5 8時間

=1時間当たり算定基礎賃金 (平成13年6月 施行) (平成14年11月13日 変更)

(平成16年8月26日理事会にて 変更) (平成20年1月17日理事会にて 変更)

(3)各割増賃金の割増率は イ)通常日(月~金)の午後5時から午後10時まで及び午前6時から午前9時まで は1.25倍とする。ただし、土曜日は午後0時から午後10時までを1.25倍とす る。 ロ)休日及び祭日は1.35倍とする。ただし、午後10時から午前6時までを除く。 ハ)午後10時から午前6時までは(深夜)1.50倍とする。 ニ)休日及び祭日の午後10時から午前6時までは1.60倍とする。 (4)時間外勤務を行った者は所定の用紙にて時間、作業内容を届け出ること。

(平成13年11月20日職員部会にて 変更)

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第3 家族手当 給与規則第9条に基づいて支給する。 ただし、健康保険の被扶養者である者に限る。 配偶者:10,000円 その他の扶養家族:一人につき5,000円 第4 通勤手当 (1)給与規則第10条により公共機関を利用して通勤している者には通勤定期代を支給 する。ただし、月額30,000円以内とする。公共交通機関を利用する場合には 合理的かつ経済的なルートを選ぶこと。 (2)自転車、オートバイ等の交通用具を使用する者には下記のとおり支給する。 通勤距離が片道2km未満である場合支給しない。 2km以上10km未満 月額 4,100円 10km以上15km未満 月額 6,500円 15km以上25km未満 月額 11,300円 25km以上35km未満 月額 16,100円 35km以上 月額 20,900円 第5 皆勤手当 皆勤手当は、給与規則第12条のとおり試用期間3か月が完全に経過してから算定し、 月額10,000円を支給する。 第6 役職手当 事務局長(管理者) 月額 50,000円(時間外手当は支給しない。)

事務職事務局長代理 月額 20,000円 事務職総務主任 月額 10,000円 事務職会計主任 月額 10,000円 事務職出納主任 月額 10,000円 看護職訪問看護管理者 月額 30,000円 看護職訪問看護管理者代行 月額 10,000円 看護職訪問看護主任 月額 10,000円 ケアプラン作成者 職員部会で定める。

(平成13年6月 施行) (平成13年10月16日職員部会にて 変更) (平成16年8月26日 理事会にて 変更) (平成17年2月17日 理事会にて 変更)

第6の2 危険手当 訪問看護60分の出勤につき、危険手当として、5 0 0円を加算する。30分の出勤なら 2 5 0円、90分の出勤なら7 5 0円とする。准看護師は×0.9 とし、正職員、パート職員 ともに支給する。なお、時間外算定には含めない。

(平成20年3月6日職員部会にて 追加) (平成20年3月27日 理事会にて 承認)

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第7 訪問看護ステーション職員の携帯電話当番拘束料として 平 日<月~金>:3,000円 土・日・祝 :4,000円 夜間出動一回につき 2,000円 を支給する。

(平成 25 年 7 月 18 日 理事会にて 承認) 第8 中途採用者の賞与支給について 在籍が賞与算定期間の3か月未満(試用期間) 原則として支給しない。 在籍が賞与算定期間の3か月以上6か月未満 基本給の約30% ただし、右京医師会の業績及び職員の勤務成績などを考慮して減額、又は支給しな いこともある。 第9 パート職員について (1)パート職員の勤務時間は各人ごとに定める。 (2)パート職員の採用時の時間給は下記のとおりとする。 正看護師 時間給 1,400円 准看護師 時間給 1,300円 ケアマネジャー(看護師資格なし) 時間給 1,200円 事務職 時間給 950円

(平成20年3月 6 日職員部会にて 変更) (平成20年3月27日 理事会にて 承認)

ただし、右京医師会の業績や採用者の勤務成績などを考慮して変更することがある。 (3)パート職員の賃金は時間給を1か月の合計労働時間に乗じて計算する。 (4)パート職員の給料計算は就業時間前及び就業時間後30分未満は切り捨てる。 (5)パート職員の賞与は金一封とする。 (6)パート職員の通勤手当 公共交通機関を利用して通勤している者には実費を、その他の者には 1 日2 0 0円

を支給する。 (7)パート職員の有給休暇について 就業規則第17条第2項のとおり週の所定労働日数に応じて年次有給休暇を与える。

パート職員勤続年数 週の所定

労働日数

年間所定

労働日数 6か月 1年6か月 2年6か月 3年6か月 4年6か月 5年6か月 6年6か月

4 日 169~216 日 7日 8日 9日 10日 12日 13日 15日

3 日 121~168 日 5日 6日 6日 8日 9日 10日 11日

2 日 73~120 日 3日 4日 4日 5日 6日 6日 7日

1 日 48~72 日 1日 2日 2日 2日 3日 3日 3日

(8)パート職員の時間外賃金支給について イ)パート職員の時間外労働に対する割増し賃金は実労働時間が1日8時間、1週 間40時間を超えた場合に支給する。

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ロ)ただし、日曜日及び祭日の場合は1日8時間、1週間40時間を超えなくても時 間給の1.35倍を、また午後10時~午前6時(深夜)の場合は時間給の 1.50倍を 支給する。 (平成13年12月11日職員部会にて 追加) (9)パート職員の昇給については、毎年3月16日の時点でその都度検討する。 第10 勤務時間について 職員の勤務時間は、平成17年11月17日変更・11月25日届出の就業規則により、平日 の8時間から休憩時間51分を差し引き、土曜日の4週に1回の出勤を加えると、1週 間当たり36時間30分である。 第11 半日有給休暇の取得について (1)年次有給休暇についてのみ半日単位での取得を認める。 (2)この場合の半日とは、事務局にあっては午前9時から正午まで又は午後1時から

午後5時までとし、訪問看護ステーション事業所及び居宅介護支援事業所にあって

は看護職、事務職共に午前9時から午後0時半まで又は午後1時から午後5時まで

とする。なお、休憩時間の計算は随時行う。 (3)半日有給の計算においては、土曜日は午前9時から正午までを1日分とする。

(平成20年1月17日 変更) 第11の2 時間単位の年次有給休暇の取得について

(1) 年次有給休暇を時間単位で取得できる日数は、1年につき3日以内とする。 ただし、端数の時間は翌年度へ繰り越しはできない。 (2) 年次有給休暇を時間単位で取得する場合は、1日分の年次有給休暇に相当する 時間数は、以下のとおりとする。 (1)所定労働時間が3時間を超え4時間以下の者 4時間 (2)所定労働時間が 4 時間を超え5時間以下の者 5時間 (3)所定労働時間が5時間を超え6時間以下の者 6時間 (4)所定労働時間が6時間を超え7時間以下の者 7時間 (5)所定労働時間が7時間を超え8時間以下の者 8時間

(3)年次有給休暇を時間単位で取得する場合は、1時間単位で取得するものとする。 (平成24年4月1日より実施)

第12 昇給基準について 昇給は給与規則第7条(昇給)に従って行う。 昇給対象者は前年の12月31日において満3か月を経過している正職員とする。

(平成14年3月14日 理事会にて 承認) (平成16年8月26日 理事会にて 承認)

第13 ケアプラン作成者手当について 第6の規定により訪問看護ステーションの任務として、ケアマネジャー業務を遂行 している職員に試用期間3か月が完全に経過した後、ケアプラン作成者手当を支給す る。その金額は職員部会にて、そのケアマネジャーの業務量を見てその都度定める。

(平成14年7月11日 理事会にて 承認) (平成16年8月26日 理事会にて 承認)

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第14 業務上必要なためにおこなった時間外勤務の時間数を休暇に振替えることは認める。 ただし、遅刻、早退、欠勤などは正しく届けること。 (2)時間外勤務を遅刻、早退、欠勤時間への振替は認めない。

(平成14年2月14日 理事会にて 承認) (3)時間外勤務は1か月以内(前月16日~当月15日)に振替休日又は時間外手当とし

て処理する。 (平成14年4月11日 理事会にて 承認)

第15 休暇・残業について (1)土・日・祝に出勤した場合は、振替休暇又は、有給休暇とすることは、本人の選

択によるものとする。(平成20年1月17日 理事会承認) 平日残業は残業手当と

してよく、また振替できない場合は、有給休暇の消化としてよい。 (2)有給休暇中に呼出のある場合は時間外手当とする。振り替えてもよい。 (3)土曜日出勤は1か月に1回出勤とするが、やむを得ず2回出勤した場合は 1 か 月以内に1回振替とする。土曜日出勤時の時間外は平日の時間外手当とする。

(平成14年10月31日職員部会にて 承認) 第16 職員(パート職員を含む。)の業務に関連する研修会講習会参加について (1)参加を計画している職員は、事務局では事務局長に、訪問看護ステーションでは

管理者に出張希望を伝え、了解を得た後、出張申込書を作成する。ただし、訪問看

護の事務担当者に関しては、事務局職員扱いとする。 (2)出張申し込みにあたっては、事務局長及び訪問看護ステーション管理者が責任を

持って業務調整を行い、日常業務に支障をきたさないこととする。 (3)事務局長は職員部会に、訪問看護ステーシヨン管理者は訪問看護ステーション運

営委員会に出張申込書を提出し、許可を得る。 (4)出張者による帰任報告書は、事務局職員は事務局長を通じて職員部会に、訪問看

護ステーションの職員は管理者を通じて訪問看護ステーション運営委員会に提出す

る。この際、事務局長及び管理者は、帰任報告書を報告会又は回覧等にて部署内の

他の職員に伝達すること。また帰任報告書は、担当した事務局長あるいは管理者が

5年間保管すること。 (5)理事会への出張報告は、事務局では職員部会、訪問看護ステーションでは訪問看

護ステーション運営委員会が行う。 (6)出張は「業務」「研修」及び「研究」に区別する。「業務」は業務上必要不可欠

な出張で業務命令によるもの、「研修」は業務上必要と思われるが不可欠でないも

の、「研究」は自己研鑽のために職員自ら積極的に参加するものとする。 (7)職員部会あるいは訪問看護ステーション運営委員会では、提出された出張申込に

対してその都度、当該出張を「業務」「研修」及び「研究」に区別して、出張費用

支給額及び休暇の取扱いを決定する。 (8)出張費用のうち旅費は交通費、日当、宿泊料とし、研修費は参加費、テキスト代

等とする。 (9)「業務」出張の場合には、時間外勤務手当等を支給し、出勤扱いとする。

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(10)「業務」出張の場合には、一泊7,000円を限度として宿泊料を支給する。 (11)「研修」の場合には、研修費5,000円程度と近畿区内の範囲で交通費を支給

することがある。 (12)「業務」出張に伴う休暇は、原則として出勤扱いとするが、「研修」出張あるい

は「研究」出張の場合、職員自らが有給休暇を利用することを妨げない。 (平成15年8月21日 理事会にて 承認)

第17 退職金制度廃止後の退職金加算分の支給について (1)夏季・冬季とも賞与支給時に退職金加算相当分を支給する。 (2)この加算支給対象者は、勤続3年以上の者とする。 (3)賞与算定期間中に勤続3年に達した者は、3年を超えた期間のみを加算算定期間

とする。 (平成17年2月17日 理事会にて 承認)

第18 年末年始特別手当 大晦日と正月三が日に勤務する必要が生じた場合には、特別手当として1時間につ き1,000円を支給する。 第19 この細則の変更及び追加は、職員部会で決定し、会長の承認を得て、理事会に報告す るものとする。ただし、金額に関連する事項は理事会の承認を要する。 附 則 この細則は平成13年6月から施行する。

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一般社団法人 右京医師会職員採用規則

平成13年3月1日 制定 平成16年8月26日 変更

(採 用) 第1条 職員の採用は役員が行う。 (採用方法) 第2条 担当理事又は担当理事を含む委員会・部会は、会長の同意を得て、採用を決定す ることができる。ただし、次に揚げる事項を遵守しなければならない。 (1)一般社団法人右京医師会役員が許容しうる職員数以内であること。 (2)常勤、パートであることを問わず、任命の決定までに3か月間の試用期間があ

ることを応募者に説明し、応募者の同意を得ること。 (3)採用の契約は、本則第7条の規定により、会長がこれを行う。 (任 命) 第3条 試用期間3か月目にあたる定例理事会において、担当理事から採用が適当である 旨の提案がなされたとき、会長は、理事会の議を経て職員として任命する。 (暫定管理者) 第4条 暫定管理者とは、採用決定から3か月の試用期間中の管理者(事務局又は訪問看 護ステーションの管理者)をいう。 2 担当理事又は担当理事を含む委員会・部会は、会長の同意を得て、暫定管理者を 決定することができる。この場合において、第2条第2号の規定を準用する。 3 暫定管理者との契約は、会長がこれを行う。契約方法は、第7条に準ずる。 (管理者の任命) 第5条 会長は、暫定管理者が就任後3か月を経過した時点で、担当理事から推薦があり、 適任と判断した場合、理事会の議を経て正式管理者として任命する。 (解 任) 第6条 職員及び管理者の解任は、定款第46条第2項及び就業規則第4条により、理事会 の議を経て会長がこれを行う。 (労使契約書) 第7条 採用のときは、労働基準局のガイドラインにそった労使契約書を作成する。 労使契約書作成の方法は次の各号に揚げる。 (1)会長及び採用された職員は、労使契約書に自署押印する。 (2)労使双方が一通ずつ保管する。 (3)必要がある場合においては、労使契約書に基づき、誠意をもって話合いを行う。 (規則の変更) 第8条 この規則は、理事会議決を経なければ変更できない。 附 則 この規則は平成13年3月1日から施行する。

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訪問看護ステーション右京医師会 運営規程

平成8年10月1日 制定 平成8年11月5日 届出 平成17年12月15日 変更 平成17年12月15日 届出

(事業の目的) 第1条 この事業は、利用者の心身の特性を踏まえて、生活の質の確保を重視し、健康管 理、日常生活における動作の維持及び回復を図るとともに、在宅医療を推進し、快 適な在宅療養が継続できるよう支援し、介護者の介護の軽減を図ることを目的とす る。 在宅療養者で寝たきり又は寝たきりに準ずる状態にあり、主治医が訪問看護の必 要を認めた者に対し、看護師等(看護師又は准看護師をいう。以下同じ。)が訪問

して看護サービスを提供する。 (運営の方針) 第2条 訪問看護事業の実施に当っては、一般社団法人右京医師会(以下「本会」という。) を中心として関係市町村及び地域の保険・医療・福祉サービスを提供する者との密 接な連携の強化に努め、協力と理解のもとに適切な運営を図るものとする。 2 運営方針を定めるため、本会に訪問看護ステーション運営委員会を置く。 (事業所の名称等) 第3条 指定訪問看護事業を行う事業所の名称及び所在地は、次のとおりとする。 (1)名 称 訪問看護ステーション右京医師会 (2)所在地 〒615-0902 京都市右京区梅津神田町57番地 (職員の職種、員数及び職務内容) 第4条 訪問看護ステーション右京医師会(以下「ST」という。)に勤務する職員の職 種、員数及び職務内容は、関係法令に基づき次のとおりとする。 (1)管 理 者 保健師又は看護師1名とする。管理者は、所属職員を指導監督し、 適切な事業の運営が行われるよう統括する。 (2)看 護 師 看護師等は常勤4名、非常勤3名、常勤換算方法で5 . 6名とする。

看護師等は、訪問看護計画書及び報告書を作成し、指定訪問看護を

担当する。 (3)事務職員 訪問看護業務等に必要な事務を行う。 (事業の実施地域) 第5条 訪問看護を行う実施地域は、右京区内とする。ただし。、右京区京北を除く。 (営業日及び営業時間) 第6条 STの営業日及び営業時間は、本会が定める職員就業規則に基づき次の基準によ り運営する。ただし、職員就業規則に定める休日を除く。 営業日 通 常 月曜日から金曜日まで 9時~17時 土曜日 9時~12時に緊急時対応職員を置く。

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(訪問看護の提供方法) 第7条 訪問看護に当たっては、訪問看護指示書及び訪問看護計画書に基づき、利用者の 心身の機能維持・回復を図れるよう、次に揚げる適切な指導を行う。 (1)訪問看護申込書の受理に当たっては、訪問面接を行い、本運営規程に定める内 容を説明して了解を得るとともに、利用者の情報の収集及び老人の医療受給者証・ 健康保険証の確認を行う。 (2)訪問看護に当たっては、懇切丁寧を旨とし、療養上必要な事項については理解 しやすいよう指導を行う。 (3)同じく、常に医学的立場を堅持するとともに、利用者の心理状態を観察し、利 用者の心理が健康に及ぼす影響を十分に配慮の上、心理的な効果をあげられるよ う適切な指導を行う。 (4)同じく、常に利用者の病状及び心理状態並びに家庭環境の的確な把握に努め、 利用者又は家族に対して適切な指導を行う。 2 利用者の病状によっては、主治医の了解の下に各科専門医師の意見を聞くものと する。 (訪問看護の内容) 第8条 訪問看護サービスの内容は、主治医の指示に基づいて看護師等が訪問し効果的な 在宅ケアが継続できるよう利用者の力を引き出し、それらの人々が望んでいる生き 方や生活ができるような訪問看護サービスを提供する。 (1)病状及び障害の観察 (2)清拭、洗髪等による清潔の保持 (3)褥瘡の予防及び処置 (4)体位変換及びリハビリテーション (5)食事及び排泄等介助の指導 (6)カテーテル等の交換管理 (7)療養生活及び介護方法の指導 (8)ターミナルケア及び認知症老人の看護 (9)その他、医師の指示による医療処置 (10)その他 (緊急時における対応等) 第9条 訪問看護師等は、看護中に利用者の症状に急変が生じた場合には、速やかに主治 医に連絡し指示を受けるなど必要な処置を講じなければならない。 また、訪問看護ステーションの営業時間外に利用者の相談に対応するために、当 番制で随時連絡できるよう携帯電話を所持する。 (訪問看護提供のための利用手続) 第10条 訪問看護開始に当っては、次の手続を取らなければならない。 (1)STは、利用者に利用手続及び利用内容の教示を行わなければならない。 (2)サービス開始に際しては、利用者からの訪問看護申込書及び主治医の訪問看護 指示書を受け取らなければならない。

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(3)STは、定期的にサービスの継続の要否を主治医に相談するとともに、利用者 との有機的なケア体制を図るため、他の保健・医療・福祉サービスを提供する者 との連携を図らなければならない。 (利用者負担料金) 第11条 訪問看護サービスを提供した場合、介護報酬に応じた利用者負担金を徴収するも のとする。 2 この利用料金については、あらかじめ利用者に提示して、その了解を得るものと する。 (その他運営についての留意事項) 第12条 STは、社会的使命を十分留意し、職員の質的向上を図るための研究・研修の場 を継続的に設け、業務体制の整備を行う。 (規程の変更等) 第13条 この規程に定めるものの他、運営に関する重要事項及び運営規程の変更について は本会訪問看護ステーション委員会並びに理事会で定めるものとする。 附 則 1 この規程は平成8年11月5日から施行する。 2 平成17年12月15日変更(定例理事会議決) 3 平成22年4月1日変更(平成22年4月15日定例理事会議決)

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居宅介護支援事業所右京医師会 運営規程

平成11年10月1日 制定 平成12年4月1日 届出 平成17年12月15日 変更 平成17年12月15日 届出

(事業の趣旨及び目的) 第1条 この規程は、居宅介護支援事業所右京医師会(以下「本事業所」という。)が、 要介護者等の依頼を受け、その心身の状況、その置かれている環境並びに要介護者 及びその家族の希望等を勘案し、利用する介護サービス等の種類・内容により居宅 サービス計画を作成して、サービス計画に基づく各サービスの提供が確保されるよ う各サービス事業者との連絡調整その他の便宜を図るとともに、要介護者等が介護 保険施設への入所を希望するときは介護保健施設への紹介等の便宜を図ることを目 的とする。 (運営方針) 第2条 本事業所は、利用者が要介護状態等となった場合においても、可能な限り居宅に おいてその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう配慮して、 身体介護その他生活全般に渡る援助を行う。 2 本事業所は、利用者の心身の状況及びその置かれている環境等に応じた利用者の 選択に基づき、適切な保健医療サービス並びに福祉サービスが多様な事業所から総 合的かつ効果的に提供されるよう配慮して事業を行う。 3 本事業所は、利用者の意思及び人格を尊重し、常に利用者の立場に立って、利用 者に提供される居宅サービス等が特定の種類又は特定の居宅サービス事業者に不当 に偏することのないよう公正中立に事業を行う。 4 事業の運営にあたっては、他の居宅介護支援事業所及び介護保健施設等との連携 に努める。 5 前各項の他、本事業所は「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基 準」(厚生省令第38号 平成11・3・31)第13条の具体的取扱方を遵守する。 (事業所の名称及び所在地) 第3条 本事業所の名称及び所在地は次のとおりとする。 (1)名 称 居宅介護支援事業所右京医師会 (2)所在地 〒6 1 5-0 9 0 2 京都市右京区梅津神田町57番地 (職員の職種、員数及び職務内容) 第4条 本事業所に勤務する職員の職種、員数及び職務内容は次のとおりとする。 (1)管理者:主任介護支援専門員(ケアマネジャー)1名 管理者は、所属職員を指導監督し、適切な事業の運営が行われるよう 総括する。 (2)介護支援専門員:1名(常勤)及び業務の状況に応じて増員をする。

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(3)補助者:介護支援専門員の補助的業務を担当する者1名 (営業日及び営業時間) 第5条 本営業所の営業日及び営業時間は、本会職員就業規則に基づいて定める。 (1)営 業 日:通常 月曜日から金曜日まで(職員就業規則に定める休日を除く。) (2)営業時間:午前9時~午後5時 (事業の提供方法及び内容) 第6条 本事業の提供方法及び内容は次のとおりとする。 (1)利 用 者 の 相 談 を 受 け る 場 所:事業所内 3 階応接室、利用者宅 (2)使 用 す る 課 題 分 析 票 の 種 類:本事業所独自のアセスメント方式 (3)サービス担当者会議の開催場所:利用者宅、事業所内 3 階応接室 (4)介護支援専門員の居宅介護訪問頻度:必要に応じて訪問。 原則として1か月に1回程度 (通常事業の実施範囲) 第7条 右京区とする。ただし、右京区京北を除く。 (利用料等) 第8条 介護報酬告示上の額とする。 2 交通費は原則として無料とする。 3 その他の費用が必要になった場合は、その都度協議のうえ利用者等に説明し、利 用者等の同意を得たものに限り徴収する。 (24時間連絡体制) 第9条 24時間連絡体制を確保し、必要に応じて利用者等の相談に対応する体制を確保す る。 (その他運営に関する留意事項) 第10条 本事業所は、社会的使命を十分認識し、職員の質的向上を図るため、研究・研修 の機会を設け、業務体制を整備する。 2 職員は業務上知り得た秘密を保持する。職を退いた後も同様とする。 (規程の変更等) 第11条 この規程に定めるものの他、運営に関する重要事項及び規程の変更は訪問看護ス

テーション委員会並びに理事会で定めるものとする。 附 則 1 この規程は平成10年10月1日から施行する。 2 平成17年12月15日変更(定例理事会議決) 3 平成22年4月14日変更(平成22年4月15日定例理事会議決)