技術を磨き続ける - fujitsu ·...

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理由 新たな時代を見据え、技術を磨き続ける

理由多様なビジネスフィールドで活躍する

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その

その

 テクノロジーの分野は日進月歩で、顧客のニーズは日々移り変わる。優れた技術力を必要とするエンベデッドの分野に 30 年以上前から参入し、自動運転を見据えた自動車ソリューションで高い評価を得てきたことからもわかるとおり、富士通ビー・エス・シーは常に未来を見据えてきた企業である。顧客と積極的にコミュニケーションを取ることで、最新鋭の技術開発のニーズをいち早くキャッチし、業界をリードし続けている。製品開発以外にも、必要に応じてプロジェクトマネジメントのノウハウや人材教育など、開発を支える様々な無形のリソースを提供してきたため、顧客とは多面的で深いつながりが構築できているのも強みだ。顧客から勝ち得た信頼をもとに案件を獲得することで、知識欲の旺盛なエンジニアたちが最新の技術に携わる機会を得られ、業務の幅は日々拡大している。常に顧客の目線に立って共に知恵を絞りながら価値を創造するという方針は、富士通ビー・エス・シーのミッションであるが、それと同時に高い技術力を持つエンジニアたちが顧客の夢を具現化する方策でもある。若いエンジニアたちは顧客とともに新しい技術を探求しつつ、働きながら自身の技術を磨き、知識を最先端のものにアップデートしている。

 富士通ビー・エス・シーはシステムインテグレーション企業として、幅広いフィールドの事業に携わってきた。自動車や医療機器の進化を支えるエンベデッド ( 組み込み ) システムの開発、スマートフォンやタブレット端末などの高機能なスマートデバイスのビジネス活用、金融・医療・官公庁など社会的影響力の大きい公的事業の業務システム、高いセキュリティを誇るデータセンターを活用したクラウドサービスの設計・構築サービス、そして 365 日 24 時間体制で常駐する SE のアウトソーシングサービスなどをはじめとした各種 IT サービス、パッケージソフトの開発・販売にいたるまで、あらゆる事業領域で、社会の変革を支えてきた。どんな分野にも対応できるという富士通ビー・エス・シーのこの強みは、チャレンジ精神旺盛なエンジニアたちの意欲とそれを積極的に後押しする社風により生まれている。富士通ビー・エス・シーに新たに入社する人材は、先達が開拓した多種多様な業界のシステム開発に挑戦することができる場に身を置くことにより、様々な分野で高い技術に挑戦できるのだ。一つのジャンルを追求するのではなく、多様な業界のシステム開発を担当する技術者を目指す人材には最適な環境と言える。

企画・要件定義

設計

開発

テスト

運用保守

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理由 実績ある環境が、次世代のエンジニアを輩出する

理由すべての工程を知ることが、真のプロフェッショナルを生み出す

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その

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 一般的な ICT 企業は上流工程の要件定義や設計だけ、あるいは下流工程のプログラムや検証だけを担当する場合が少なくないが、富士通ビー・エス・シーでは全工程を担当できるのが特徴だ。このため、エンジニアたちは業務を通じ、プログラマーとしての力はもちろん、上流工程に必要となるマネジメント力、折衝力などの幅広いスキルを身につけることができる。上流・下流の両方を担当することにより、プロジェクトの全体を俯瞰することが可能となり、これにより下流の各工程の役割と意義を本当の意味で理解することができるようになる。自身が要件定義や設計を担当し、顧客と直接話をしていれば、どのようなものを作ればいいのかを具体的に把握でき、プログラムに要望を落とし込むのが格段に容易になる。また、業界や企業の業態にもよるが、概して顧客の担当者は IT に熟知しているため、上流だけしか担当していなければ顧客に適切な提案ができないケースさえ生じる。しかし、全工程をマスターしていれば顧客の満足度を飛躍的に高めることが可能である。なかにはマネジメントにおいて、作業の工程を改善してコストを削減できるほど成長する担当者もいるようだ。ワンランク上の技術者を目指すのにはまさにうってつけの環境と言えるだろう。

 富士通ビー・エス・シーは 30 年以上にわたるエンベデッドシステムの開発をはじめとし、創立当初からコンピューターによる社会の変革に尽力してきた。30 年前にエンベデッドシステムを手がけていた企業は多くなく、未来を見据える先見性と創造性という点では比類ない実績がある。長期にわたり ICT の分野のフロントランナーとして業界を牽引できた要因はそれだけではない。常に新しいことに挑戦する企業姿勢、確かな技術力はもちろん、体系化されたノウハウも強みなのである。企画から運用・保守にいたるまで、富士通の標準開発プロセスである SDEM と、運用関連のツール・ノウハウを整備した ITSMOP を、サービスの柱として活用している。こうした企業としての数多くの長所により、富士通ビー・エス・シーは顧客の信頼を勝ち得てきた。高い技術力を持つエンジニアたちが新しい技術に挑戦するチャンスを与えられ、顧客の視点に立って夢を具現化してきた。多くの実績と強みを持つ富士通ビー・エス・シーには、新しい技術に挑戦し、技術を磨くことができる確かな土壌がある。AI やロボット、IoT 機器、最先端の技術を活用し、開発する次世代エンジニアを目指すならぴったりの企業といえる。

出身は工学部で情報系の分野に力を入れていない学科でしたが、C言語の基礎を学んでおり、就職活動は最初からIT業界に絞っていました。当初からものづくり、特に携帯電話などに使われているエンベデッド(組み込み型のシステム)の開発に強い会社を希望しており、この分野の技術に定評があった富士通ビー・エス・シーの説明会に足を運びました。印象に残ったのは先輩社員が社内のケア体制・教育制度について話す姿です。この会社には生きた教育システムと人を大事にする姿勢があると感じたことが、入社の決め手になりました。

配属されたのは自動車のエンジン制御装置向けソフトウェアのエンハンス(性能や品質の強化・向上)開発プロジェクト。最初はプログラミングなどがメインでしたが、次第に設計などの上流工程も担当させてもらうようになり、信頼を得た結果、約3年半を経過した頃には別の新規開発プロジェクトのリーダーを任されるようになりました。現在は二輪車のエンジン制御装置検証プロジェクトのマネジメントを担当しています。入社後に直属の上司の仕事ぶりを見て、早い段階から自分も将来マネジメントを担当したいと考え、面談の場でキャリアビジョンを伝えていました。マネジ

メントの仕事は組織の利益に貢献しなければならないのと同時に、現場を上手に回していかなければなりません。現場では丁寧に説明して問題を解決する力が必要になってきます。弊社はマネジメントについての教育制度が充実していて、体系的な知識を学ぶことができ、これが役に立っています。説明会で抱いた印象は間違っていませんでしたね。

弊社は自動車ではモデルベース開発(実機試作を行わず、統計データや数式などのモデルを用いたバーチャル試作で製品開発を行う手法)と、国際的な標準車載ソフトウェアプラットフォーム「AUTOSAR」の導入で他社に先駆けていますが、フロントランナーであり続けるには常に新しい技術を取り入れる必要があります。先進的な技術に対応していく事は大変ですがやりがいでもあり、自分のした仕事が商品となって世に出る点も励みになります。

就職活動をする学生には、物事を論理的に考えて解決する能力やコミュニケーションを円滑にするスキルなど、基礎的な力を養成してほしいと思います。こうした力はマネジメント担当になった時にも活きてきます。逆にエンジニアとしての知識は後からついてくるもの。強い基礎を持った方にぜひ来てほしいですね。

Interview

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富樫 和治エンベデッドシステム事業本部第二システム開発部入社12年目/工学部卒

理系出身。高い技術力が求められるエンベデッドシステムで、自動車・二輪車の制御装置開発に携わる。入社5年目にはプロジェクトマネージャーに抜擢。

フロントランナーであり続けるために最先端の技術に対応する

AUTOSARは、アウトザール・ゲゼルシャフト・ビュルゲルリッヒェン・レヒツの商標です。

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田中 眞央デジタルテクノロジー本部クラウドテクノロジー統括部入社5年目/法学部卒

文系出身の未経験から入社し、現在はSEとして設計から開発、テストまで幅広い業務を担当。自己研鑽も怠らない、会社期待の若手ホープ。

Javaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

未経験の世界でも、活かし、伸ばしていける。

就活が始まってすぐの頃は、とにかくいろいろな業界・職種を幅広く見ていました。しかし、自分が社会人としてどういった存在になりたいかを真剣に考えた時に、人々の暮らしに大きな影響をもたらす社会インフラを支えるような仕事がしたいと思うようになりました。今や生活になくてはならないICT分野なら、社会に新しい価値を届けられるのではないかと感じたのが、SEを目指すきっかけとなりました。

法学部出身の私は、ICTに関する知識やスキルは皆無の状態でした。もちろん不安はありましたが、富士通ビー・エス・シーには文系出身で活躍している方も多いことを会社説明会での座談会で知ったことに加え、選考中のフォロー面談では、先輩社員の皆さんが会社のことや仕事のことを教えてくれたことが好印象でした。 最終面接時に、私の強みや評価をしっかりとフィードバックしてくれたのも嬉しかったです。これだけ一人一人 のことをしっかり見てくれる会社なら安心できると感じ、当社への入社を決めました。

入社後の新人研修では、ビジネスの基礎や社会人の心構えといったビジネスマナーを学んだ後、ICTやSEの基礎知識としてプログラミングの基礎を学んでいき

ました。Java®プログラミングでは、慣れない作業に苦戦することも少なくありませんでしたが、研修指導者が丁寧に対応してくれましたし、段階的にスキル

を吸収できたため、成長していることを実感できました。自分が作成したプログラムが正常に動いた瞬間はすごく嬉しかったですね。できなかったことができるようになっていく喜びが取り組む原動力でした。

現在は見守りサービスのWebアプリ開発を担当しています。設計から開発、運用テスト、クライアントへの提案や交渉といった営業的なことにも携わっているので楽しいですし、また励みとなっています。以前、絵画を習っていたのですが、その経験が提案資料作りに活かされることがあり、自分の特技を発揮できていることにもやりがいを感じています。

当社に入社して感じるのは、優しい人が多いということ。それは「甘い」ということではありません。私の成長を考えて時には厳しく、時には親身に先輩が指導をしてくれます。人を育み、プロジェクトを成功させるという同じ目標に向かって一丸となる風土が当社にはあります。これは、富士通ビー・エス・シーの最大の強みなのではないかと私は思っています。

文系出身でSEを目指すのには勇気がいると思いますが、当社は研修も充実していますし、頼りになる先輩や上司がしっかりサポートしてくれます。文系出身であることをハンデに思う必要はありません。SEになりたいと少しでも思うのであれば、臆せずぜひ当社に飛び込んできてほしいと思います。

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充実した教育研修制度

新入社員研修後、配属されてから約1年間、OJT(On-the-Job Training)制度を実施します。 新入社員(トレーニー)1名につき、同じ部門 ・ 職場の先輩1名がOJT担当(トレーナー)となり、目標を設定し、1年間取り組みます。 トレーナー向け研修では、トレーナーの役割やあり方とトレーニーの育成を促進する上で重要となる効果的なコミュニケーション方法を学びます。受け入れる側の教育も積極的に行い、トレーニー ・ トレーナー双方の能力向上を図ります。 OJT期間終了時には、本部毎にOJT実施報告会を開催し、1年間の成果を発表します。

その他、富士通キャリアフレームワークに則った入社1年目必須研修の受講や、OJT面談、フォローアップ研修、2年目キャリア研修など、若手社員への長期的フォローを実施しています。

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本部別戦略的人材育成SE教育

テーマ別研修

新入社員研修

各本部の中長期的な事業計画を達成するために必要な人材を育成するための教育。目的に特化したスキルおよび資格取得を支援します。

SEに必要とされる技術力、対人関係力を身につける教育。 スキルレベルに沿って、段階的に上位のレベルにステップアップしていきます。

社会人としてビジネスに必要な基本スキルを習得するための教育。 ① 導入研修では、社会人へのマインドチェンジ、意識改革を徹底して行います。

② SE研修では、SEとしての基本スキルを学びます。 SEの基本動作とマインドに始まり、ビジネスプロセスの基礎/実践、システム開発の基礎を学び、システム開発演習では設計から構築まで一連のシステム開発の流れについて学びます。

社会の一員としての責任と自覚を養う教育。富士通グループとしてその年度の重点課題に応じたテーマに沿った教育を行います。

例 : 情報処理技術者試験、マイクロソフト®認定資格、Oracle®認定資格(Database、Java®等)、PMP®、TOEIC®

例 : 富士通キャリアフレームワーク研修、プロマネ教育(実践編)、論文作成講座等

▼マインド  実体性・実行力・規律性

▼ビジネススキル  ビジネスマナー/ビジネス文書/仕事の進め方(報告、連絡、相談、PDCA、チームワーク)/情報セキュリティ

例 : コンプライアンス教育、セキュリティ研修等

入社3年目までの教育(一部紹介)

01 02階層別教育 年代別教育

若手社員および人事制度に基づき階層ごとに用意された教育。若手社員向け基礎力向上研修および昇格時研修で、各等級に応じて求められる業務遂行力(企画力/交渉力/品質意識/プロジェクトマネジメント)について体系的に学びます。

年代ごとに用意されたキャリア教育。「今後どんな自分になっていきたいのか?」を考え、自分らしく働いていくためのキャリアデザインの研修を、節目となるタイミングで行っています。

例 : 幹部社員研修、等級別研修等

未来に必要とされる

エンジニアを

育てる様々な制度を

整えています。

マイクロソフトは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。Oracle、Javaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。PMPはプロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute, Inc.)の登録商標です。TOEICはエデュケーショナル・テスティング・サービス(ETS)の登録商標です。

例 : 20代、30代、40代、50代   キャリア研修等

③ ものづくり研修では、より実態に近い仮想プロジェクト体験を通して、SEとしてのベースとなる“ものづくり力”に加えて、顧客視点、品質/納期意識、プロジェクトマネジメント力を学びます。

キーワードで見る富士通ビー・エス・シー

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DNAFuture Builders 56年

今後も当社は、富士通グループの一員として、お客様とともに新たな価値を探求し、次世代ICT社会の実現に向けた挑戦を続けていきます。

富士通ビー・エス・シーはソフトウェアの開発を中心に、50年以上の歴史があります。ICT企業でこれほどの歴史を持つ会社は非常に稀です。コンピューターの黎明期から業界へと参入し、事業を拡大させ、数々の実績を残してきました。この実績と高い技術力を武器に、これからも社会に貢献し続けます。

富士通グループの中でも、特に「開発」に力を注いでいるのが、富士通ビー・エス・シーです。幅広いフィールドで事業を展開しており、特にエンベデッドシステムの分野では30年以上の開発実績があります。上流から下流まで、あらゆるプロフェッショナルが揃っているのも大きな強みです。

明日を創る

プロフェッショナルたち

プラチナくるみんマーク

取得

くるみんマークとは、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受けた企業に与えられるマークです。富士通ビー・エス・シーでは、さらに上位のプラチナくるみんマークを取得。制度の導入や利用が進み、高い水準の取組を行っている企業である証です。2019年12月時点で、くるみんマーク取得企業は、3,248社。プラチナくるみんマーク取得企業は、347社のみです。

富士通ビー・エス・シーでは、求める人材像を表すキーワードとして、Future Builders~明日を創るプロフェッショナルたち~を掲げています。Future Buildersとは、ICTやものづくりを通して未来を創り、「人」や「社会」に貢献しながら次の世代へバトンを繋いでいく人のことです。私たちと一緒に未来の富士通ビー・エス・シーを創っていく皆さんには、求める人材像として特に上の3つを期待しています。

1. これまでの人生で何かに真剣に打ち込んだ経験がある人2.「やれる気スピリット」を持ち続け、へこたれず、結果に

責任を持てる人3. 先進 ICT を通じ、「人」と「社会」に貢献することに喜び

を感じられる人

エンベデッドシステムEmbedded system

社会インフラ

オフィス /エンターテイメント

スマートデバイス

情報家電

自動車

医療用機器

設計・開発 /評価検証品質向上、効率化支援

ディスプレ

イオーディオ ECU内視鏡・内視鏡周辺

装置

超音波診断装置

基地局

伝送装置

デジタル複合機娯楽機器装置

スマート

フォン

イメージセンサー

テレビ

デジタル

カメラ

100%女性社員の育児休職取得率は100%で、その多くの社員が職場復帰を果たしています。育児休職取得前から復帰後のフォローまで行なっていますので、安心して働くことができます。また長期の育児休職を取得する男性社員がいるのも当社の特徴です。

育児休職取得率 16.6日

社員がメリハリを持って働くことができるよう、年間20日の有給休暇を付与しており、その取得を随時推奨しています。より良いサービス提供の起点は常に「人」です。活き活きと業務に打ち込める環境づくりを積極的に行なっています。

平均有給休暇取得日数

「Innovation Challenge」は新たな「みらい」を切り拓く、会社を変えていく活動です。社員が自律的に、ビジネスアイデアの創出(みらいファクトリー)に挑戦し、自由闊達に学び、議論し、改善をはかっていく場(オープンプレイス)を持つことができます。> 社員誰もがチャレンジできる機会> 業務時間の10%は「みらい」を創る時間 > 同じ想いある人が組織横断で共に考える場> 失敗も次につなげる

ありたい姿は自らつくる

Innovation Challenge

開発129日

完全週休二日制(土日祝日)です。その他、リフレッシュ休暇や積立休暇もあります。介護や育児のための時短・休職の制度、時間外手当、住宅手当支給など安心して働ける環境を用意しています。

富士通ビー・エス・シーの

富士通グループの一員として、富士通ビー・エス・シーの DNA(先進性・独自性・チャレンジ精神)に立ち返り、得意技術を結集し、自らのイノベーションで次世代 ICT 社会の実現に貢献する。

年間休日2019 年度実績

創立

https://www.fujitsu.com/jp/bsc/