複数拠点生活に関する基礎調査 <概要版>...1 調査概要 …p2...

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一般社団法人不動産流通経営協会 複数拠点生活に関する基礎調査 20207一般社団法人 不動産流通経営協会 <概要版>

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Page 1: 複数拠点生活に関する基礎調査 <概要版>...1 調査概要 …p2 複数拠点生活の実施・検討状況の概要 …p5 目的別(積極・消極)での実施状況

一般社団法人不動産流通経営協会

複数拠点生活に関する基礎調査

2020年7月

一般社団法人 不動産流通経営協会

<概要版>

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一般社団法人不動産流通経営協会

目次(概要版)

1

調査概要 …p2

複数拠点生活の実施・検討状況の概要 …p5目的別(積極・消極)での実施状況 …p19複数拠点生活の実現に向けて …p25複数拠点生活の現状理解と今後の促進に向けて(まとめ) …p33

APPENDIX …p35

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一般社団法人不動産流通経営協会

調査概要

2

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一般社団法人不動産流通経営協会

調査目的・調査方法

3

<調査目的>近年新たなライフスタイル・住まい方として注目される複数拠点居住に関し、理解を深めるため、広く基礎調査を行う。調査にあたっては、特に以下2点の把握を目的とする①複数拠点生活に関する実施・意向のボリュームやその目的を把握し、複数拠点生活に対するニーズを持つ層を明らかにする②現状の複数拠点生活実施者の生活実態および意向者の検討状況を把握し、複数拠点生活の促進・阻害要因などを明らかにする

<調査方法>・調査対象者:

日本全国の20-79歳男女・本調査対象者条件:

・複数拠点生活実施者普段(この1年程度の間に)、複数の場所に滞在し生活をしている※

・複数拠点生活意向者複数拠点生活実施者に当てはまらず、かつ、今後、複数の場所に滞在する生活※について、以下のいずれかにあてはまる(1)今後したいと考えて、具体的に場所探しなどの行動をしている(2)具体的な行動には至っていないが、今後したいと思っている

※自身の主な住まいとは別に、週末や一年のうちの一定期間を異なる場所で生活することを指す(拠点の数、所有形態、目的などは不問)

・調査実施期間:スクリーニング調査 令和2年3月19日~3月29日本調査 令和2年3月27日~3月29日

・調査手法: インターネット調査・回収数:

スクリーニング調査 150,002サンプル、うち海外在住者を除く149,602サンプルを分析対象として使用本調査 5,212サンプル、うち海外在住者を除く5,200サンプルを分析対象として使用

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データ補正について

4

・データ補正本調査のデータ分析にあたり、できるかぎり市場の実態に近い結果が得られるよう、サンプルを母集団の構成に近づけるため、以下の通りデータ補正(ウエイトバック)を実施した

①本件におけるスクリーニング調査分析対象者149,602名の性年代・都道府県別構成比を、平成27年国勢調査の性年代・都道府県別構成比に合わせた

②上記のウエイトバックによって市場構成比と一致したスクリーニング調査から、本調査対象者条件との合致者を抽出上記の合致者の性年代・エリア別構成比(計564セル)と一致するように、本調査分析対象者5,200サンプルに対して補正を実施

※本報告書p5以降に記載している数値は、特に注釈がない限りすべて補正後の数値を用いた

参考)調査の流れとウエイトバックの詳細

スクリーニング調査

市場構成比と一致した分析サンプル:149,602名

分析サンプル数:149,602名

分析サンプル数:5,200名

市場構成比と一致した分析サンプル:5,200名

②ウエイトバック

本調査

※P5以降の本編分析に使用

①ウエイトバック

市場構成比と一致した本調査対象者条件合致者:20,429名

※P5以降の本編分析に使用

本調査対象条件との合致者を抽出

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複数拠点生活の実施・検討状況の概要

5

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複数拠点生活の実施者・意向者ボリューム

行っている6.6% (現在は行っていないが、)

過去に行っていたことがある7.4%

一度も行ったことがない

86.0%

行っている6.6%

今後したいと考えて、具体的に場所探しなどの行動をしている

1.1%

具体的な行動には至っていないが、今後したいと思っている

6.0%

なんとなく興味がある程度で、実際にするかはまだわからない

28.9%

全くしてみたいと思わない57.5%

現在複数拠点生活を行っている人(実施者)は、調査対象(20-79歳)の6.6%(推計約617万人) 今後複数拠点生活を行いたい人(意向者)は、同じく7.1%(推計約661万人)※複数拠点生活…この調査では、「自身の主な住まいとは別に、週末や一年のうちの一定期間を異なる場所で生活すること」を指す(拠点の数、所有形態、目的などは不問)※上記推計は、対象層の人口約9,363万人が下記の割合で実施・意向があるとした場合の人数

実施者の推計:[対象層の人口]93,628,414人 × [今回調査における実施者の割合]6.59277192…% =[推計]6,172,708人意向者の推計:[対象層の人口]93,628,414人 × [今回調査における意向者の割合]7.06271649…% =[推計]6,612,709人

実施・過去経験 実施・意向

n=149,602

6

n=149,602

SCR

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開始年・メイン居住地による複数拠点生活実施の傾向 直近(2019年)では、約77万人が実施開始。2020年も調査実施時点(3月末)で既に約51万人が実施 メインの居住地を基点に見た場合に、各都道府県の実施率には3.5~9.2%とやや幅はあるものの極端な差は見受けられない

7

本調査

◆実施者の開始年

調査結果 人口拡大推計

n=2511 617.3万人2000年以前 15.3% 94.4万人2001年 1.4% 8.6万人2002年 1.6% 9.9万人2003年 3.8% 23.5万人2004年 2.7% 16.7万人2005年 2.8% 17.3万人2006年 1.2% 7.4万人2007年 1.9% 11.7万人2008年 1.7% 10.5万人2009年 1.7% 10.5万人2010年 3.1% 19.1万人2011年 3.0% 18.5万人2012年 3.0% 18.5万人2013年 3.8% 23.5万人2014年 4.4% 27.2万人2015年 5.8% 35.8万人2016年 5.2% 32.1万人2017年 6.7% 41.4万人2018年 9.9% 61.1万人2019年 12.4% 76.5万人2020年 8.3% 51.2万人

0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0%

※現在実施者をベースとしているため、過去の数値には、既に複数拠点生活を止めた人が含まれていないことに注意 ◆メイン居住地別の実施・意向者割合

SCR

n= 実施者 意向者 n= 実施者 意向者北海道 6361 6.9 6.9 滋賀県 1657 5.2 8.0青森県 1517 9.2 9.5 京都府 3057 6.6 7.6岩手県 1460 8.3 8.1 大阪府 10529 6.3 7.2宮城県 2722 7.8 7.6 兵庫県 6498 6.0 6.8秋田県 1153 6.9 8.2 奈良県 1605 5.8 6.4山形県 1269 6.1 6.2 和歌山県 1108 5.7 5.9福島県 2203 7.3 7.0 鳥取県 648 7.2 5.7茨城県 3451 6.5 6.3 島根県 764 6.1 5.1栃木県 2354 6.2 6.8 岡山県 2189 6.0 6.2群馬県 2312 6.3 6.4 広島県 3300 7.0 6.6埼玉県 8836 5.6 6.7 山口県 1598 6.5 5.9千葉県 7459 7.2 6.9 徳島県 862 7.7 6.8東京都 16461 8.3 8.9 香川県 1104 5.9 5.6神奈川県 11055 6.4 6.7 愛媛県 1567 7.4 5.4新潟県 2651 5.4 6.2 高知県 821 7.3 7.5富山県 1230 3.5 8.0 福岡県 5968 6.4 6.9石川県 1340 5.9 5.7 佐賀県 946 5.7 7.4福井県 895 6.0 7.1 長崎県 1561 7.1 6.0山梨県 965 6.9 7.5 熊本県 2016 6.9 7.7長野県 2374 6.4 8.2 大分県 1321 6.8 6.8岐阜県 2361 5.1 6.6 宮崎県 1240 5.9 6.6静岡県 4318 5.8 5.8 鹿児島県 1833 7.1 7.8愛知県 8918 5.8 6.4 沖縄県 1641 6.3 8.8三重県 2103 6.5 5.9 全国 149602 6.6 7.1

単位:%

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※スコアは「とても満足している」+「満足している」

総合的な満足度

家族・家庭生活

仕事

趣味

子供の教育*1

住居費

生活費

住居内の居住環境

生活環境

周囲との人間関係

65.5 63.7

48.0

61.0

45.6 44.8 47.1

59.864.9

53.4

20.0

40.0

60.0

80.0

実施者_子供あり

8

現在複数拠点生活を行っている人(実施者)の中には、後述するように消極的な目的も含まれるものの、65.5%は複数拠点生活に満足している

複数拠点生活の満足度

※実施者(n=2,511)

本調査

*1:「子供の教育」は子供あり実施者ベースで集計(n=1,229)

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単位:% n=

実施者 (9,863)

意向者 (10,566)

40.1

27.5

18.8

18.2

41.1

54.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

同県内 同地方内 その他

単位:% n=10日未満 10日以上

~20日未満20日以上

~30日未満30日以上

~60日未満60日以上

~90日未満90日以上

~120日未満120日以上

~180日未満180日以上

~240日未満240日以上

~300日未満 300日以上 わからない・考えていない

ウエイト平均値

実施者 (9,863) 17.5 15.4 12.3 16.7 10.5 6.1 5.8 2.9 2.1 4.2 6.6 66.7日/年意向者 (10,566) 18.0 11.7 10.3 14.4 9.6 7.2 6.8 3.1 1.0 2.5 15.4 63.8日/年

5.0

10.0

15.0

20.0実施者 意向者

複数拠点生活が行われているサブ拠点の場所・滞在日数 位置関係を大まかにみると、同県内の人も実施者で4割強と多く、平均して2時間強の位置 サブ拠点の滞在日数は平均して約60日程度

9

SCR

◆サブ拠点の場所 ※意向者は「希望する場所」

◆サブ拠点までの移動時間 ※意向者は「想定する移動時間」

◆サブ拠点での滞在日数 ※意向者は「想定する滞在日数」

単位:% n=30分未満

30分以上~

1時間未満

1時間以上~

1時間30分未満

1時間30分以上~

2時間未満

2時間以上~

2時間30分未満

2時間30分以上~

3時間未満

3時間以上~

3時間30分未満

3時間30分以上~

4時間未満

4時間以上~

4時間30分未満

4時間30分以上~

5時間未満5時間以上

わからない・考えていない

ウエイト平均値

実施者 (9,863) 13.2 13.2 12.9 11.9 10.2 8.0 6.2 5.0 3.4 2.9 13.2 - 2.3時間意向者 (10,566) 6.5 11.8 12.1 12.3 9.0 7.7 6.4 4.4 2.9 2.4 13.1 11.2 2.5時間

5.0

10.0

15.0

20.0実施者 意向者

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一般社団法人不動産流通経営協会

単位:%

全体

首都圏

関西圏

中部圏

北海道

宮城県

新潟県

静岡県

岡山県

広島県

福岡県

熊本県

その他

東北

その他

関東

その他

中部

その他

近畿

その他

中四国

その他

九州・沖縄

海外

全体 9863 21.3 13.2 6.9 4.9 2.2 1.7 3.0 1.4 2.2 3.7 1.5 6.7 6.9 7.1 1.0 6.0 6.5 3.9首都圏 3115 43.4 5.3 3.1 3.3 1.4 1.5 3.9 0.3 1.0 1.2 0.4 4.2 9.7 10.2 0.1 2.7 3.0 5.4関西圏 1440 8.1 59.4 4.5 1.3 0.1 0.3 0.7 2.5 1.3 1.3 0.3 0.6 1.4 3.7 3.1 4.0 3.2 4.1中部圏 770 7.4 9.0 56.7 2.0 0.6 0.0 4.7 0.1 0.6 0.9 0.2 0.9 1.7 7.3 0.4 1.1 1.9 4.7北海道 437 10.9 2.0 0.7 66.3 1.1 0.4 0.5 0.4 0.1 0.2 0.1 8.6 1.6 1.5 0.1 0.6 1.2 3.8宮城県 212 13.9 2.6 0.5 1.6 41.9 1.0 1.4 0.0 0.3 0.8 0.3 30.1 2.7 1.3 0.0 0.0 0.3 1.2新潟県 143 16.6 0.0 0.7 0.7 0.9 61.6 2.4 0.0 0.0 0.0 0.0 4.9 2.9 5.0 1.0 1.3 0.7 1.3静岡県 251 22.4 6.2 7.3 1.5 1.6 1.0 41.6 0.0 0.0 1.5 0.0 1.0 2.7 9.3 0.0 0.4 1.9 1.5岡山県 131 6.1 12.1 1.4 0.7 0.0 0.0 0.4 50.5 6.2 1.3 0.4 1.8 0.8 1.2 0.0 14.3 1.3 1.6広島県 229 5.7 8.3 1.3 1.0 0.2 0.0 0.0 4.1 50.3 1.7 1.2 1.8 0.7 1.6 0.2 16.6 2.9 2.3福岡県 380 6.5 3.4 0.6 1.0 0.1 0.3 0.4 0.6 0.5 52.3 8.2 0.5 0.4 0.5 0.0 3.0 17.6 4.0熊本県 139 5.7 4.6 0.8 0.0 0.7 0.0 0.5 0.0 0.0 10.3 57.6 0.5 0.6 0.0 0.0 0.0 14.2 4.6その他東北 578 12.7 1.4 0.7 3.4 9.6 0.7 0.5 0.0 0.2 0.2 0.1 61.1 4.3 1.2 0.1 0.7 1.2 2.1その他関東 515 22.8 1.6 1.8 2.2 1.2 0.9 1.1 0.0 1.2 0.6 0.0 4.8 51.9 3.7 0.0 0.8 2.0 3.3その他中部 395 22.8 5.3 3.9 1.6 0.5 2.5 1.0 0.3 0.4 0.3 0.0 2.0 3.0 48.6 0.3 0.8 2.5 4.2その他近畿 63 7.0 15.2 1.4 0.0 0.0 0.0 2.1 0.0 1.3 1.4 0.0 0.0 1.7 1.7 65.3 1.3 1.7 0.0その他中四国 504 6.1 8.9 1.2 0.7 0.2 0.2 0.3 1.9 3.7 2.1 0.3 0.3 1.1 0.8 0.5 66.3 3.9 1.5その他九州・沖縄 561 8.7 5.9 2.9 1.0 0.4 0.0 0.0 0.1 0.9 10.7 2.8 0.5 0.9 0.7 0.2 2.9 59.4 2.0

※10%以上は、色掛け太字

サブ拠点の所在地

メイン拠点の所在地

<実施者>メイン居住地とサブ居住地の位置関係 前頁で触れたように、同県(エリア)内にサブ拠点を持つケースが多いが、その割合は4割強~7割弱と幅がある 首都圏をメイン居住地とする人でも、半数は三大都市圏にサブ居住地を持っており、都市圏に住む人が都市圏外にも拠点を持つといったケースばかりではないことがわかる

東日本~中部間のエリアは東京を中心とした首都圏に、近畿~岡山間のエリアは大阪を中心とした関西圏に、と近場の大都市に集まる傾向も見られる

10

SCR

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一般社団法人不動産流通経営協会

単位:%

全体

首都圏

関西圏

中部圏

北海道

宮城県

新潟県

静岡県

岡山県

広島県

福岡県

熊本県

その他

東北

その他

関東

その他

中部

その他

近畿

その他

中四国

その他

九州・沖縄

海外

全体 10566 21.0 11.1 4.6 7.2 2.0 1.1 3.7 1.2 1.5 3.8 1.1 4.5 4.4 8.4 1.0 3.7 12.3 7.5首都圏 3327 37.1 4.0 1.7 6.4 1.6 1.2 5.8 0.5 0.8 2.3 0.3 3.0 5.9 10.1 0.2 2.0 8.9 8.2関西圏 1666 8.9 43.9 2.8 4.7 0.3 0.2 1.0 1.9 0.9 1.4 0.3 0.7 0.3 6.2 3.7 3.8 11.1 8.0中部圏 847 9.6 6.8 37.8 5.6 0.1 0.4 4.6 0.4 0.5 1.4 0.0 1.0 2.0 8.7 0.5 1.0 10.3 9.2北海道 439 14.6 2.6 0.9 47.2 1.3 0.1 1.2 0.2 0.2 1.6 0.1 6.3 0.7 2.0 0.1 1.2 11.4 8.5宮城県 206 16.2 3.7 0.5 5.5 36.1 0.8 1.2 0.0 0.0 0.3 0.0 16.5 2.1 3.2 0.7 0.0 8.3 4.9新潟県 165 26.8 3.0 1.3 3.5 1.2 28.8 4.5 1.1 0.0 0.0 0.0 3.3 3.6 2.9 0.0 3.5 11.5 4.9静岡県 250 25.3 4.2 5.9 6.5 0.0 0.0 28.6 0.4 0.5 1.0 0.4 0.0 1.9 11.0 0.9 0.6 6.5 6.4岡山県 135 7.0 15.1 1.7 3.5 0.0 0.0 0.0 36.2 2.9 0.4 0.0 0.4 0.0 2.6 0.0 8.5 14.7 6.9広島県 217 8.2 10.3 1.9 4.3 0.6 0.2 1.1 2.6 34.4 5.3 0.6 0.3 0.6 1.6 0.0 11.6 10.5 5.9福岡県 413 8.8 5.0 1.0 3.3 0.1 0.0 0.0 0.1 0.8 35.3 5.3 0.2 0.1 2.1 0.0 3.1 27.8 7.0熊本県 155 6.7 3.0 0.9 6.4 0.0 0.0 1.7 0.4 0.0 12.4 36.2 0.4 0.5 1.0 0.0 0.4 21.8 8.2その他東北 589 20.3 1.6 0.4 8.1 9.4 0.7 0.9 0.1 0.2 0.5 0.2 40.7 4.3 4.3 0.2 0.8 4.4 2.9その他関東 524 23.6 3.2 0.7 5.9 0.5 1.4 2.4 0.0 0.3 0.5 0.5 4.3 33.4 8.0 0.0 0.8 7.9 6.4その他中部 506 22.1 4.9 2.4 3.5 0.6 1.9 4.4 0.0 0.5 0.6 0.0 1.2 2.5 42.1 0.0 1.3 6.1 6.0その他近畿 66 2.7 21.7 0.0 9.6 0.0 0.0 3.5 0.0 0.0 0.0 0.0 1.2 0.0 4.2 37.0 3.7 12.3 4.0その他中四国 437 10.5 12.8 0.2 3.8 0.5 0.1 0.6 2.2 3.7 5.6 0.5 1.3 0.8 1.8 0.5 39.2 8.7 7.2その他九州・沖縄 623 11.0 4.5 1.6 4.3 0.4 0.1 0.5 0.0 0.5 11.9 1.3 1.6 0.9 2.8 0.0 1.1 47.8 9.7

※10%以上は、色掛け太字

サブ拠点の所在地

メイン拠点の所在地

<意向者>メイン居住地とサブ居住地の位置関係 実施者と同様の傾向はあるが、実施者に比べれば希望するサブ居住地が沖縄や海外など、ややリゾートを意識している人が多いようである

一方で、三大都市圏外の居住者が三大都市圏にサブ拠点を持つ意向も多く、一口に複数拠点生活と言っても複数の暮らし方が存在することがうかがえる

11

SCR

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一般社団法人不動産流通経営協会

単位:pt

首都圏

関西圏

中部圏

北海道

宮城県

新潟県

静岡県

岡山県

広島県

福岡県

熊本県

その他

東北

その他

関東

その他

中部

その他

近畿

その他

中四国

その他

九州・沖縄

海外

全体 -0.3 -2.1 -2.3 2.3 -0.2 -0.6 0.6 -0.2 -0.7 0.1 -0.5 -2.2 -2.5 1.3 0.0 -2.2 5.8 3.6首都圏 -6.3 -1.3 -1.4 3.1 0.2 -0.3 1.9 0.3 -0.3 1.1 0.0 -1.2 -3.7 -0.1 0.1 -0.7 5.9 2.8関西圏 0.8 -15.5 -1.6 3.4 0.1 -0.1 0.3 -0.6 -0.4 0.1 0.0 0.1 -1.1 2.5 0.5 -0.3 7.9 3.8中部圏 2.2 -2.2 -18.9 3.7 -0.5 0.4 -0.1 0.3 -0.1 0.6 -0.2 0.1 0.4 1.4 0.1 -0.1 8.4 4.5北海道 3.7 0.6 0.2 -19.1 0.2 -0.3 0.7 -0.2 0.0 1.5 0.0 -2.2 -0.9 0.5 0.0 0.5 10.2 4.7宮城県 2.3 1.1 0.0 3.8 -5.8 -0.2 -0.2 0.0 -0.3 -0.5 -0.3 -13.6 -0.6 1.9 0.7 0.0 8.0 3.7新潟県 10.2 3.0 0.6 2.8 0.3 -32.8 2.1 1.1 0.0 0.0 0.0 -1.6 0.7 -2.1 -1.0 2.2 10.8 3.7静岡県 2.9 -2.0 -1.4 4.9 -1.6 -1.0 -13.0 0.4 0.5 -0.5 0.4 -1.0 -0.8 1.7 0.9 0.2 4.5 4.9岡山県 1.0 3.0 0.3 2.8 0.0 0.0 -0.4 -14.2 -3.3 -0.9 -0.4 -1.4 -0.8 1.3 0.0 -5.9 13.5 5.3広島県 2.4 2.0 0.6 3.3 0.4 0.2 1.1 -1.5 -16.0 3.7 -0.6 -1.5 -0.1 0.0 -0.2 -5.0 7.5 3.5福岡県 2.4 1.6 0.4 2.3 0.0 -0.3 -0.4 -0.5 0.2 -17.1 -3.0 -0.2 -0.3 1.6 0.0 0.2 10.1 3.0熊本県 1.0 -1.6 0.1 6.4 -0.7 0.0 1.2 0.4 0.0 2.2 -21.4 -0.1 -0.1 1.0 0.0 0.4 7.6 3.6その他東北 7.6 0.2 -0.2 4.8 -0.2 0.1 0.4 0.1 -0.1 0.3 0.1 -20.4 0.0 3.1 0.1 0.1 3.3 0.8その他関東 0.8 1.6 -1.0 3.7 -0.7 0.5 1.3 0.0 -0.9 -0.1 0.5 -0.5 -18.5 4.4 0.0 -0.1 5.9 3.1その他中部 -0.7 -0.4 -1.5 2.0 0.1 -0.6 3.4 -0.3 0.1 0.2 0.0 -0.9 -0.5 -6.5 -0.3 0.5 3.5 1.8その他近畿 -4.2 6.5 -1.4 9.6 0.0 0.0 1.4 0.0 -1.3 -1.4 0.0 1.2 -1.7 2.5 -28.2 2.4 10.6 4.0その他中四国 4.3 3.9 -1.0 3.1 0.3 -0.1 0.3 0.3 0.0 3.4 0.3 1.0 -0.3 1.0 0.0 -27.1 4.8 5.7その他九州・沖縄 2.3 -1.4 -1.3 3.3 -0.1 0.1 0.5 -0.1 -0.3 1.2 -1.5 1.0 0.0 2.1 -0.2 -1.8 -11.6 7.7

※色掛け太字は+5pt以上・-5pt以下

メイン拠点の所在地

サブ拠点の所在地

今後サブ拠点として活性化する可能性のある地域

12

意向者のサブ拠点の所在地(希望)として多いのは、まず沖縄や海外。実施者で少ないということは実現が難しいとも考えられるが、実施のハードルが下がれば、今後より遠距離型の複数拠点生活が増えていく可能性もある

一方で同エリア内での意向は少なく、新潟・その他東北から首都圏、その他近畿から関西圏など大都市圏以外の地方を本拠としつつ比較的近い大都市圏にサブ拠点を持とうとする動きがあり、今後増加の可能性がある

SCR

※表中のスコア(pt)は「意向者」(n=10,566)-「実施者」(n=9,863)

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都道府県 エリア 都道府県 エリア 都道府県 エリア北海道 北海道 岐阜県 中部圏 福岡県 福岡県青森県 静岡県 静岡県 佐賀県岩手県 愛知県 長崎県宮城県 宮城県 三重県 熊本県 熊本県秋田県 滋賀県 大分県山形県 京都府 宮崎県福島県 大阪府 鹿児島県茨城県 兵庫県 沖縄県栃木県 奈良県 海外 海外群馬県 和歌山県 その他近畿埼玉県 鳥取県千葉県 島根県東京都 岡山県 岡山県

神奈川県 広島県 広島県新潟県 新潟県 山口県富山県 徳島県石川県 香川県福井県 愛媛県山梨県 高知県長野県

その他九州・沖縄

中部圏

関西圏

その他中四国

その他中四国

その他九州・沖縄その他東北

その他東北

その他関東

首都圏

その他中部

[参考]各エリアの定義

13

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※「実施者」の降順ソート

積極 消極 積極 消極 積極 積極 消極 消極 積極 積極 積極 積極 積極 積極 積極 消極 積極 消極 積極 消極 積極 積極 積極 消極 積極 消極 消極 他 他趣味嗜好

仕事・学業

趣味嗜好

家族 趣味嗜好

趣味嗜好

仕事・学業

家族 仕事・学業

趣味嗜好

地域 その他 地域 趣味嗜好

仕事・学業

仕事・学業

教育 家族 地域 家族 趣味嗜好

仕事・学業

地域 家族 教育 仕事・学業

家族 他 他

単位:% n=

自分の時間を過ごすため

会社都合の転勤・単身赴任

避暑・避寒・癒やし・くつろぎのた

め 親族の介護のため

自然を感じられる環境で過ごすため

趣味を満喫するため

通勤・通学時間を減らすため

子・孫の世話をするため

仕事の場として利用するため(アト

リエ、サテライトオフィスなど)

複数の地域の、それぞれ違う多様な

暮らしを楽しむため

(第二の)ふるさとを持つため

複数拠点がある方が、災害時などの

リスクを減らせるから

完全移住する前のおためし移住とし

て 都会の刺激を受けられる環境で過ご

すため

新しい仕事をする・探すため

期間限定で仕事をするため(リゾー

ト地のアルバイトなど)

自然が多い環境で、のびのびと子育

てするため

★パートナーや家族といたいので

その地域の住民との交流を持つため

★相続/所有物件の管理・手入れの

ため

文化・芸術に触れるため

その地域で行われている活動を体験

する・学ぶため(農林漁業など)

その地域に対して何らかの貢献をす

るため

転地療養・リハビリ療養のため

より教育レベルの高い地域で子育て

するため

期間限定で教育を受けるため(地方

留学など)

★実家・故郷だから

その他

★特に理由なし・不明回答

(9,863) 11.3 10.2 9.6 6.9 6.1 6.0 5.8 4.9 4.7 3.8 3.0 2.7 2.2 2.2 2.1 1.9 1.8 1.8 1.7 1.5 1.4 1.3 1.3 1.1 1.1 1.0 1.0 1.0 0.7(10,566) 16.1 1.9 13.3 2.3 11.8 9.6 2.6 2.0 3.1 7.1 3.4 2.2 3.3 3.7 2.4 1.1 3.5 0.1 1.4 0.1 2.5 1.2 1.4 1.1 1.4 0.8 0.1 0.4 0.2

実施者全体意向者全体

5.0

10.0

15.0

20.0

実施者全体 意向者全体

複数拠点生活の実施目的(最も大きな目的・理由) 「自分の時間を過ごす」「避暑・避寒・癒やし・くつろぎ」など趣味的な理由が特に意向者の場合は多い ただし、実施者の場合は「転勤・単身赴任」「介護」など消極的な理由も多く、実際には様々な理由・目的から複数拠点生活が行われていることがわかる

14

SCR

※その他回答が多く見られたため、自由回答の内容によりアフターコーディングを実施した。★印の項目は、既存の選択肢に該当するもの以外で回答の多かった内容を便宜上分類したもの

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[参考]実施目的の分類

15

積極 仕事・学業 新しい仕事をする・探すため積極 仕事・学業 仕事の場として利用するため(アトリエ、サテライトオフィスなど)積極 仕事・学業 その地域で行われている活動を体験する・学ぶため(農林漁業など)積極 教育 自然が多い環境で、のびのびと子育てするため積極 教育 より教育レベルの高い地域で子育てするため積極 地域 (第二の)ふるさとを持つため積極 地域 その地域の住民との交流を持つため積極 地域 その地域に対して何らかの貢献をするため積極 地域 完全移住する前のおためし移住として積極 趣味嗜好 趣味を満喫するため積極 趣味嗜好 自分の時間を過ごすため積極 趣味嗜好 文化・芸術に触れるため積極 趣味嗜好 都会の刺激を受けられる環境で過ごすため積極 趣味嗜好 自然を感じられる環境で過ごすため積極 趣味嗜好 避暑・避寒・癒やし・くつろぎのため積極 趣味嗜好 複数の地域の、それぞれ違う多様な暮らしを楽しむため積極 その他 複数拠点がある方が、災害時などのリスクを減らせるから消極 仕事・学業 会社都合の転勤・単身赴任消極 仕事・学業 通勤・通学時間を減らすため消極 仕事・学業 期間限定で仕事をするため(リゾート地のアルバイトなど)消極 仕事・学業 期間限定で教育を受けるため(地方留学など)消極 家族 子・孫の世話をするため消極 家族 親族の介護のため消極 家族 転地療養・リハビリ療養のため消極 家族 ★実家・故郷だから消極 家族 ★相続/所有物件の管理・手入れのため消極 家族 ★パートナーや家族といたいので他 他 その他他 他 ★特に理由なし・不明回答

※その他回答が多く見られたため、自由回答の内容によりアフターコーディングを実施した。★印の項目は、既存の選択肢に該当するもの以外で回答の多かった内容を便宜上分類したもの(以下のページも同様)

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目的大分類(最も大きな目的・理由) 前記のように実施目的を分類すると、意向者のほうが『積極的理由』が多く、特に「趣味嗜好」を目的とする人が多い。一方で当然ではあるが、『消極的理由』から複数拠点生活を検討する人は少ない

ただし、実施者の場合は「趣味嗜好」が最も多いが、それ以外の理由のほうが多い。前述のように消極的な理由も多く、転勤など仕事関連のほか、介護のような家族関連の理由もそれぞれ約2割。実際には周囲の環境が変わらないと、なかなか複数拠点生活に踏み切れない様子がうかがえる

16

SCR

単位:% n=

(9,863) 62.2% 36.0%

(10,566) 87.4% 12.1%

実施者

意向者

積極計

消極計

19.1

21.1

43.1

66.3

18.9

6.4

17.2

5.7

1.8

0.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

【積極】仕事・学業・教育・地域

【積極】趣味嗜好

【消極】仕事・学業

【消極】家族

その他

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実施目的別の年代構成 実施目的別に実施者・意向者それぞれの年代構成をみると、実施者・意向者いずれも積極的理由では仕事・地域・教育、消極的理由では仕事・学業を目的とする人は年齢が低い傾向。反対に、積極的理由の趣味嗜好、消極的理由の家族を目的とする人は、比較的高齢の人が多い

17

SCR

平均年齢単位:% n=

(9,863) 48.1歳

積極的理由 (6,138) 48.6歳

消極的理由 (3,553) 47.2歳

積極/仕事・地域・教育 (1,888) 44.0歳

積極/趣味嗜好 (4,250) 50.7歳

消極/仕事・学業 (1,862) 42.3歳

消極/家族 (1,692) 52.6歳

(10,566) 47.4歳

積極的理由 (9,235) 47.8歳

消極的理由 (1,277) 45.0歳

積極/仕事・地域・教育 (2,231) 43.8歳

積極/趣味嗜好 (7,007) 49.0歳

消極/仕事・学業 (673) 40.3歳

消極/家族 (604) 50.2歳

実施者全体

意向者全体

22.4

22.9

21.7

29.4

20.0

27.2

15.6

17.2

16.5

21.7

23.0

14.4

30.2

12.4

15.0

15.4

14.3

18.2

14.1

16.5

11.9

18.6

18.3

21.0

23.1

16.7

24.9

16.7

14.3

13.3

15.9

15.4

12.4

20.9

10.4

19.9

20.1

18.2

20.6

19.9

18.8

17.4

14.6

11.8

19.6

10.9

12.2

22.2

16.7

17.4

17.6

16.3

14.2

18.6

12.9

20.1

16.2

15.6

17.2

14.4

16.1

10.6

24.5

14.5

14.7

12.2

10.7

16.1

6.8

18.2

17.4

21.0

11.3

11.7

25.1

2.6

20.8

12.6

12.9

10.6

8.4

14.3

6.5

15.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

20代 30代 40代 50代 60代 70代

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※「意向者全体-実施者全体差分」の降順ソート

単位:% n=

とにかく環境・気分を変えた

くなった

新しい刺激・体験をしたく

なった

実際にその土地(エリア)に

行ったときに、または通う中

で拠点を持ちたいと思った

ふるさとになるような場所が

持ちたくなった

家族と暮らす家とは別に、自

分だけの拠点が欲しいと思っ

た 大規模な災害を受けたり、見

聞きして居住に対する価値観

が変わった

友人・知人がそうした生活を

しており興味を持った

子供が独立した

自治体・NPOなどが発信す

る居住のための情報やイベン

トに興味を持った

子供が生まれた・成長した

住まい探しを自治体・NPO

にサポートしてもらえた

拠点を持った後のメンテナン

ス・管理の手間(作業)を減

らす方法が見つかった

収入が増えた・臨時収入が

あった

拠点を持つための初期コス

ト・維持費が抑えられる方法

が見つかった

自分の理想的な物件が見つ

かった

拠点への移動にかかる時間や

費用を抑える方法が見つかっ

た 親の介護が必要になった、ま

たは不要になった

自分の労働条件・労働環境が

変わった

その他

(2,511) 6.4 2.6 4.0 2.5 4.9 2.3 1.4 2.7 0.2 4.4 0.6 3.1 8.7 5.6 4.1 7.2 10.7 17.0 11.6積極的理由・計 (1,577) 8.3 3.5 5.3 3.4 6.3 3.4 1.9 2.4 0.3 4.2 0.8 4.1 10.4 7.1 5.2 7.6 6.4 11.8 7.6 仕事・学業・地域・教育 (475) 3.6 0.5 4.2 2.4 4.3 2.3 0.8 2.8 0.5 4.0 0.2 6.3 13.1 11.4 3.6 9.5 6.8 15.7 7.8 趣味嗜好 (1,102) 10.3 4.9 5.7 3.8 7.1 3.9 2.4 2.3 0.2 4.2 1.0 3.1 9.3 5.2 5.9 6.8 6.2 10.1 7.5消極的理由・計 (896) 3.0 1.0 2.0 1.0 2.6 0.4 0.5 3.2 0.0 5.1 0.3 1.4 5.7 3.1 2.1 6.8 18.5 26.7 16.5 仕事・学業 (446) 2.3 1.2 1.2 0.2 3.9 0.3 0.3 0.5 0.1 2.9 0.2 2.3 7.4 5.2 1.8 9.2 3.4 42.2 15.5 家族 (451) 3.7 0.9 2.8 1.8 1.4 0.6 0.7 5.9 0.0 7.2 0.3 0.6 4.0 1.1 2.4 4.4 33.4 11.3 17.5その他・不明 (37) 10.6 2.3 0.0 0.0 1.8 0.8 1.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 6.4 0.0 3.5 0.0 4.2 5.8 63.0

(2,689) 13.8 8.8 6.7 5.1 7.1 3.5 2.4 3.6 1.0 5.0 0.9 3.1 8.3 5.0 2.7 5.2 4.9 7.9 5.1積極的理由・計 (2,360) 14.7 9.6 7.4 5.1 7.5 3.5 2.6 3.0 1.1 4.9 0.9 3.2 7.3 5.3 2.6 4.6 4.0 7.9 4.8 仕事・学業・地域・教育 (554) 9.9 6.0 8.7 3.4 4.6 2.4 3.0 2.0 0.8 7.1 1.2 5.9 7.9 7.6 1.3 8.1 3.3 12.1 4.8 趣味嗜好 (1,805) 16.2 10.7 6.9 5.6 8.4 3.9 2.5 3.3 1.2 4.3 0.8 2.3 7.1 4.5 3.0 3.5 4.2 6.6 4.8消極的理由・計 (314) 7.3 3.3 1.3 5.2 4.1 3.6 0.7 7.7 0.3 5.8 1.3 2.8 16.5 3.3 3.0 9.2 11.0 7.8 5.9 仕事・学業 (156) 3.7 3.8 1.5 5.3 4.2 1.7 0.2 4.6 0.0 6.4 2.4 4.6 21.2 3.7 2.0 11.7 6.4 12.9 3.6 家族 (158) 10.8 2.9 1.1 5.1 4.1 5.4 1.2 10.7 0.6 5.1 0.2 1.1 11.8 2.8 4.0 6.8 15.5 2.7 8.3その他・不明 (16) 7.5 0.0 14.6 2.7 8.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 9.3 22.4 0.0 35.3

意向者全体-実施者全体差分(pt) 7.4 6.2 2.7 2.6 2.2 1.2 1.0 0.9 0.8 0.6 0.3 0.0 -0.4 -0.6 -1.4 -2.1 -5.7 -9.2 -6.5

実施者全体

意向者全体

5.0

10.0

15.0

20.0

実施者全体 意向者全体

複数拠点生活を始める/始めたいと思った決定的なきっかけ

18

今後の複数拠点生活を考える上で意向者に着目すると、「環境・気分を変えたい」「新しい刺激・体験をしたくなった」「自分だけの拠点がほしい」など新たな自己の発見・実現に対する意欲や、訪れて気に入った「エリア」や「ふるさとになるような」土地があることなどが複数拠点生活への決定的なモチベーションとなるケースも多い

一方で実施者は「労働条件・労働環境が変わった」「親の介護」などの理由が多く、周囲の環境が決定的に変化しないと、なかなか複数拠点生活を始められない様子もうかがえる

本調査

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目的別(積極・消極)での実施状況

19

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※「実施者_積極的理由・計」の降順ソート積極的理由

趣味嗜好 趣味嗜好 趣味嗜好 趣味嗜好 仕事・学業

趣味嗜好 地域 その他 地域 趣味嗜好 仕事・学業

教育 地域 趣味嗜好 仕事・学業

地域 教育

単位:% n=

自分の時間を過ごすため

避暑・避寒・癒やし・く

つろぎのため

自然を感じられる環境で

過ごすため

趣味を満喫するため

仕事の場として利用する

ため(アトリエ、サテラ

イトオフィスなど)

複数の地域の、それぞれ

違う多様な暮らしを楽し

むため

(第二の)ふるさとを持

つため

複数拠点がある方が、災

害時などのリスクを減ら

せるから

完全移住する前のおため

し移住として

都会の刺激を受けられる

環境で過ごすため

新しい仕事をする・探す

ため

自然が多い環境で、のび

のびと子育てするため

その地域の住民との交流

を持つため

文化・芸術に触れるため

その地域で行われている

活動を体験する・学ぶた

め(農林漁業など)

その地域に対して何らか

の貢献をするため

より教育レベルの高い地

域で子育てするため

(6,138) 18.2 15.5 9.8 9.6 7.5 6.1 4.9 4.3 3.6 3.5 3.3 2.9 2.7 2.3 2.1 2.1 1.7 30.8 69.2 20・30代 (2,349) 19.0 10.5 6.8 9.0 7.0 5.4 6.2 4.5 4.6 3.9 5.0 3.9 3.5 2.7 2.8 2.5 2.7 38.2 61.8 40代以上 (3,789) 17.7 18.6 11.7 10.0 7.9 6.5 4.0 4.1 3.0 3.3 2.3 2.2 2.2 2.0 1.6 1.8 1.1 26.1 73.9

(9,235) 18.5 15.2 13.5 11.0 3.5 8.2 3.9 2.6 3.8 4.2 2.8 4.0 1.6 2.8 1.4 1.6 1.6 24.2 75.9 20・30代 (3,210) 18.3 10.8 10.6 10.6 4.1 7.3 4.8 3.3 3.6 4.2 4.6 6.5 1.9 2.9 1.9 2.0 2.7 32.0 68.0 40代以上 (6,025) 18.6 17.6 15.0 11.2 3.3 8.6 3.4 2.2 3.9 4.2 1.8 2.7 1.4 2.8 1.1 1.3 1.1 20.0 80.1

実施者_積極的理由・計

意向者_積極的理由・計

仕事・学業・地域・教育

・計

趣味嗜好・計

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0実施者_積極的理由・計

意向者_積極的理由・計

実施者_積極的理由:20・30代

実施者_積極的理由:40代以上

※n≧30のとき、実施者_積極的理由・計意向者_積極的理由・計それぞれについて

+10pt以上 +5pt以上 -5pt以下 -10pt以下

30.8%

24.2%

69.2%

75.9%

0% 50% 100%

実施者_積極的理由・計

(n=6,138)

意向者_積極的理由・計

(n=9,235)

仕事・学業・地域・教育・計

趣味嗜好・計

<積極的目的ベース>実施目的の詳細(最も大きな目的・理由) 積極的な目的で実施・検討している人に絞ると、従来的な複数拠点のイメージに近い「趣味嗜好」が7割を占める 一方で、残りの3割は「サテライトオフィス」といった多様な働き方を実現するものや「(第二の)ふるさと」など地域に根ざすことを志向する人たちであり、一定数がそうした理由で複数拠点生活を実現していることがわかる

40代以上は「避暑・避寒・癒やし・くつろぎのため」などのリラックス型の目的が多い一方、20・30代の若年層はそうした目的の人は少なく、「仕事・学業・地域・教育」を目的とする人が多い

20

SCR

積極的目的での実施者・意向者※積極的目的での実施率実施者:62.2%意向者:87.4%

※「その他(複数拠点がある方が、災害時などのリスクを減らせるから)」は、趣味嗜好・計に含み集計

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一般社団法人不動産流通経営協会

単位:% n=

200万未満200~

300万未満300~

400万未満400~

500万未満500~

600万未満600~

800万未満800~

1000万未満1000~

2000万未満2000万円

以上ウエイト平均値

(5,281) 10.7 11.1 11.9 12.4 9.6 13.8 11.7 14.3 4.5 676.8万円 仕事・学業・地域・教育 (1,708) 13.1 10.4 10.5 10.8 10.3 14.9 13.1 13.2 3.7 656.3万円 趣味嗜好 (3,574) 9.6 11.5 12.5 13.1 9.2 13.3 11.1 14.8 4.9 686.6万円 20・30代 (2,061) 11.0 10.8 12.3 14.8 10.2 13.5 12.4 12.3 2.6 625.5万円 40代以上 (3,220) 10.6 11.3 11.6 10.8 9.1 14.0 11.3 15.6 5.7 709.6万円

(8,040) 9.8 9.5 11.6 12.4 10.7 17.3 12.2 14.9 1.6 646.9万円 仕事・学業・地域・教育 (1,962) 10.5 9.9 12.0 13.9 11.0 18.0 11.6 11.8 1.3 610.5万円 趣味嗜好 (6,079) 9.5 9.3 11.5 12.0 10.6 17.1 12.4 15.9 1.7 658.6万円 20・30代 (2,782) 8.5 9.6 13.2 15.1 11.9 17.6 10.1 12.5 1.4 616.7万円 40代以上 (5,258) 10.4 9.4 10.9 11.0 10.1 17.1 13.3 16.1 1.6 662.9万円

実施者_積極的理由・計

意向者_積極的理由・計

5.0

10.0

15.0

20.0

実施者_積極的理由・計 意向者_積極的理由・計

※n≧30のとき、実施者_消極的理由・計意向者_消極的理由・計それぞれについて

+10pt以上 +5pt以上 -5pt以下 -10pt以下

<積極的目的ベース>世帯年収 積極目的選択者ベースで世帯年収をみると、実施者の平均値は約680万円、中央値は500~600万円 やや日本の世帯全般から見ると高めではあるが、決して富裕層だけのものではないことがわかる 目的別では実施者で趣味嗜好を目的とする人のほうがやや高めではあるが、その差はわずかである 意向者は、実施者に比べ平均値が約30万円低いが、傾向は同様である

中央値

21

SCR

※年収回答者ベース

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※「実施者_積極的理由・計」の降順ソート

単位:% n=

自分の実家がある

以前住んでいたことが

ある

配偶者やパートナーに

関わりがある

家族・親族が暮らして

いる

以前から趣味や旅行な

どでよく通っている

(いた)

友人や知人がいる

その地域独特の魅力が

あり、いつかは住んで

みたいと思っていた

子供が暮らしている

以前に働いていたこと

がある

主(=メイン)な住ま

いから近い

以前に通学していたこ

とがある

通勤・通学先に近い

学校や仕事の関係で、

よく訪れる(なじみが

ある)

ボランティアなどの社

会・地域貢献でよく

行っている(いた)

(1,577) 42.2 20.9 20.5 19.9 14.8 14.4 9.2 8.3 7.2 6.9 5.8 5.4 5.2 3.5 仕事・学業・地域・教育 (475) 47.4 19.6 25.0 20.9 10.7 14.5 7.4 9.3 8.0 6.8 5.3 8.2 7.3 5.7 趣味嗜好 (1,102) 39.9 21.5 18.6 19.5 16.6 14.4 10.0 7.8 6.8 6.9 6.0 4.3 4.4 2.6

(2,360) 27.7 15.1 13.1 11.6 24.5 12.4 20.9 5.1 5.6 3.6 3.2 3.6 4.9 1.0 仕事・学業・地域・教育 (554) 32.7 13.5 18.5 14.3 18.4 14.5 12.9 5.4 6.3 2.5 3.9 3.8 6.2 1.8 趣味嗜好 (1,805) 26.2 15.7 11.5 10.7 26.4 11.7 23.3 5.0 5.3 4.0 3.0 3.6 4.5 0.8

実施者_積極的理由・計

意向者_積極的理由・計

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0実施者_積極的理由・計 意向者_積極的理由・計

※n≧30のとき、実施者全体意向者全体それぞれについて +10pt以上 +5pt以上 -5pt以下 -10pt以下

<積極的目的ベース>サブ拠点との関わり サブ拠点は、実家がある場所など地縁や人の縁(配偶者、友人など)がある場所が選ばれることが多い しかし、それだけではなく、趣味などでよく行っていた場所、地域独特の魅力などが理由で選ばれることもある。特に意向者においては顕著で、「実家がある」に次いでこうした関わりが多い

22

本調査

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<消極的目的ベース>実施目的の詳細(最も大きな目的・理由) 消極的な目的で実施している人に絞ると、大きくは前述のように仕事理由・家族理由がおよそ半数ずつ 「会社都合の転勤・単身赴任」がどの年代からも多くあげられる また、20・30代では「通勤・通学時間を減らすため」が、40代以上では「親族の介護のため」が多い

実施者(n=9,863)のうち、消極的目的(36.0%)での実施者(n=3,553)

23

SCR

仕事・学業52.4%

家族47.6%

※「実施者_消極的理由・計」の降順ソート消極的理由

仕事・学業 家族 仕事・学業 家族 仕事・学業 家族 家族 家族 仕事・学業 家族

単位:% n=

会社都合の転勤・

単身赴任

親族の介護のため

通勤・通学時間を

減らすため

子・孫の世話をす

るため

期間限定で仕事を

するため(リゾー

ト地のアルバイト

など)

★パートナーや家

族といたいので

★相続/所有物件

の管理・手入れの

ため

転地療養・リハビ

リ療養のため

期間限定で教育を

受けるため(地方

留学など)

★実家・故郷だか

(3,553) 28.2 19.3 16.2 13.5 5.2 4.9 4.2 3.2 2.7 2.7 20・30代 (1,279) 23.4 9.6 26.7 11.5 8.0 7.9 0.1 4.5 5.6 3.1 40代以上 (2,274) 31.0 24.7 10.3 14.7 3.7 3.2 6.5 2.4 1.1 2.5

実施者_消極的理由・計

10.0

20.0

30.0

40.0

実施者_消極的理由・計 20・30代 40代以上

※n≧30のとき、実施者_消極的理由・計意向者_消極的理由・計それぞれについて

+10pt以上 +5pt以上 -5pt以下 -10pt以下

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単位:% n=

200万未満 200~300万未満

300~400万未満

400~500万未満

500~600万未満

600~800万未満

800~1000万未満

1000~2000万未満

2000万円以上

ウエイト平均値

(3,066) 9.6 10.0 12.1 11.3 10.2 14.4 13.6 15.8 2.9 674.8万円 仕事・学業 (1,627) 7.1 6.7 9.2 9.7 10.2 16.1 15.6 21.3 4.1 774.3万円 家族 (1,440) 12.6 13.8 15.3 13.2 10.2 12.5 11.4 9.5 1.6 562.2万円 20・30代 (1,111) 12.0 11.0 12.2 14.6 11.0 13.9 11.9 11.3 2.1 601.4万円 40代以上 (1,955) 8.3 9.5 12.0 9.5 9.7 14.8 14.5 18.3 3.4 716.5万円

実施者_消極的理由・計

10.0

20.0

30.0実施者_消極的理由・計仕事・学業家族

※n≧30のとき、実施者_消極的理由・計意向者_消極的理由・計それぞれについて

+10pt以上 +5pt以上 -5pt以下 -10pt以下

<消極的目的ベース>世帯年収 消極目的選択者ベースで世帯年収をみると、平均値は約670万円、中央値は500~600万円 単身赴任などを主な事由とする「仕事・学業」目的での実施者は平均値・中央値ともにやや高いが、親族の介護などを主な事由とする「家族」目的での実施者は、中央値が400~500万円と低めになる

全体中央値

24

※年収回答者ベース

SCR

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複数拠点生活の実現に向けて

25

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単位:% n=

(2,511) 75.3% 19.8%

積極的理由・計 (1,577) 76.3% 19.6%

 仕事・学業・地域・教育 (475) 72.7% 23.8%

 趣味嗜好 (1,102) 77.8% 17.8%

消極的理由・計 (896) 73.5% 20.4%

 仕事・学業 (446) 63.6% 26.0%

 家族 (451) 83.4% 14.8%

その他・不明 (37) 74.4% 16.7%

(2,689) 63.5% 30.2%

積極的理由・計 (2,360) 62.8% 30.7%

 仕事・学業・地域・教育 (554) 64.9% 32.1%

 趣味嗜好 (1,805) 62.1% 30.3%

消極的理由・計 (314) 67.6% 27.3%

 仕事・学業 (156) 65.5% 26.9%

 家族 (158) 69.8% 27.7%

その他・不明 (16) 80.8% 1.8%

実施者全体

意向者全体

持ち家計

賃貸計

49.9

48.5

42.3

51.2

52.0

38.5

65.4

59.6

37.5

37.3

35.5

37.9

38.7

31.4

45.8

41.8

21.7

22.6

22.0

22.8

20.4

23.6

17.2

14.7

21.1

20.8

23.6

20.0

22.2

26.2

18.2

39.0

3.7

5.2

8.4

3.81.1

1.5

0.7

4.9

4.6

5.8

4.3

6.8

7.9

5.7

3.4

4.0

5.2

3.5

2.2

2.2

2.1

6.2

6.6

7.2

5.4

7.8

2.4

2.1

2.8

13.4

12.4

15.4

11.1

15.2

20.5

9.9

10.5

15.4

15.4

17.4

14.8

15.5

16.9

14.2

1.8

3.1

3.1

3.2

3.1

3.0

3.3

2.8

8.2

8.1

9.2

7.7

9.3

7.9

10.8

4.9

4.2

3.5

4.5

6.1

10.4

1.8

8.9

6.4

6.5

3.1

7.5

5.1

7.6

2.5

17.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

【持ち家】戸建て

【持ち家】マンション・アパート

【持ち家】その他

【賃貸】戸建て

【賃貸】マンション・アパート

【賃貸】その他

その他

サブ拠点の住居種別 サブ拠点の物件について、「戸建て」などの『持ち家』を選択する人が多く、実家の相続等も含まれるものと思われるが、実施目的や地縁の有無を考えると、一定の物件購入ニーズがあるといえる

26

本調査

※意向者には「希望の住宅種別」について聴取

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サブ拠点「持ち家」の実家割合 「サブ拠点との関わり」から、サブ拠点の持ち家が実家か否かを試算したところ、年代別に見ると若い人ほど、サブ拠点として実家を活用しており、年代が上になるほど実家以外の持ち家が拠点となっていることがわかる

若い世代では、金銭面がネックとなり実家に落ち着くことが多いのではないか

*1:サブ拠点との関わりについて「自分の実家がある」選択者*2:サブ拠点との関わりについて「自分の実家がある」非選択者

27

本調査

持ち家・計単位:% n=

(2,511) 75.3% 52.2%

20代 (453) 73.4% 66.3%

30代 (487) 69.9% 58.5%

40代 (350) 70.4% 53.0%

50代 (378) 72.6% 54.5%

60代 (564) 80.2% 46.0%

70代 (279) 87.2% 32.5%

持ち家(実家)

÷持ち家・計

実施者全体 39.3

48.7

40.9

37.4

39.6

36.9

28.4

35.9

24.7

29.0

33.1

33.0

43.3

58.9

19.8

24.3

24.6

22.9

21.9

14.0

9.4

4.9

2.3

5.5

6.7

5.5

5.9

3.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

持ち家(実家*1)

持ち家(実家でない*2)

賃貸・計 その他

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メイン拠点とサブ拠点の住戸種別パターン 実施者全体・意向者全体いずれにおいても、メイン拠点とサブ拠点の住戸種別パターンとして最も多いのは、メイン拠点が持ち家・サブ拠点も持ち家(実家でない)の組み合わせ。実施者全体で32.6%に対し、意向者全体では38.7%と、意向者により顕著な傾向と言える

消極的目的での実施者のみ、メイン拠点が持ち家・サブ拠点も持ち家(実家)の組み合わせが最も多くなる

28

*1:サブ拠点との関わりについて「自分の実家がある」選択者 *2:サブ拠点との関わりについて「自分の実家がある」非選択者

本調査

実施者 意向者

持ち家

(実家*1)

持ち家

(実家でない

*2)

賃貸・計

その他

持ち家

(実家*1)

持ち家

(実家でない

*2)

賃貸・計

その他

持ち家・計 29.2 32.6 12.4 3.8 持ち家・計 18.5 38.7 19.3 4.9

賃貸・計 8.9 2.8 7.0 0.9 賃貸・計 2.1 3.9 10.7 1.0

その他 1.2 0.6 0.4 0.2 その他 0.2 0.1 0.2 0.5

持ち家・計 27.7 39.0 12.8 3.4 持ち家・計 17.4 39.7 19.7 4.9

賃貸・計 6.3 2.3 6.3 0.6 賃貸・計 1.7 3.9 10.8 1.0

その他 0.9 0.1 0.5 0.2 その他 0.2 0.0 0.2 0.6

持ち家・計 32.0 22.1 11.7 4.5 持ち家・計 26.7 30.9 17.1 3.9

賃貸・計 12.8 3.6 8.3 1.4 賃貸・計 4.9 4.2 10.2 0.7

その他 1.8 1.3 0.4 0.1 その他 0.3 0.7 0.0 0.5

単位:% 単位:%

※それぞれのベースごとに  全12通りの組み合わせの合算が  100%となるよう集計※赤太字は最も多い組み合わせ

    n=

サブ所在地

※それぞれのベースごとに  全12通りの組み合わせの合算が  100%となるよう集計※赤太字は最も多い組み合わせ

    n=意向者全体

2,689

メインの所在地

積極的目的

2,360

消極的目的

積極的目的

1,577

消極的目的

896 314

サブ所在地

メインの所在地

実施者全体

2,511

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※「実施者」の降順ソート

単位:% n=

新たな滞在先の

維持費

新たな滞在先確

保にかかる費用

移動に時間がか

かりすぎること

交通費がかかり

すぎること

条件に合う物件

が見つからない

こと

現地に行って探

す時間がとれな

い・手間がかか

ること

現在の住居の不

在時の管理・扱

い 購入にあたり、

住宅ローンが組

めない

新たな滞在先の

土地柄がよくわ

からないこと

新たな滞在先の

人間関係に不安

があること

新たな滞在先の

不在時の管理・

扱い

家族や同居を予

定する人との意

見が合わないこ

と 現在の仕事が続

けられない、働

き方を変える必

要があること

新たな滞在先で

の仕事が見つか

らないこと

その他

特にない

(2,511) 27.8 21.6 16.7 16.5 11.3 10.5 10.4 9.5 8.5 8.3 8.1 5.4 5.0 3.5 0.9 24.8積極的理由・計 (1,577) 29.3 22.8 14.7 14.5 12.7 11.9 10.0 11.2 8.8 8.9 8.7 5.3 5.8 3.8 1.1 23.2 仕事・学業・地域・教育 (475) 33.1 27.6 14.3 15.5 16.0 16.4 10.0 14.9 9.3 10.9 6.8 8.8 8.5 5.6 1.0 14.7 趣味嗜好 (1,102) 27.7 20.8 14.9 14.0 11.3 9.9 10.0 9.6 8.6 8.0 9.5 3.7 4.6 3.0 1.1 26.9 20・30代 (608) 31.1 22.6 14.1 14.5 18.0 19.6 7.0 19.9 15.1 8.7 6.3 5.5 8.1 4.6 0.7 15.7 40代以上 (969) 28.2 23.0 15.1 14.4 9.3 7.1 11.8 5.8 4.8 9.0 10.1 5.1 4.3 3.3 1.3 27.9消極的理由・計 (896) 25.5 19.8 19.7 19.9 9.2 8.5 11.1 6.7 8.3 7.6 7.2 5.6 3.8 3.2 0.5 27.2 仕事・学業 (446) 27.4 22.8 16.4 14.7 13.2 11.2 7.9 7.8 12.0 8.3 5.0 4.2 3.1 2.5 0.5 26.4 家族 (451) 23.5 16.8 22.9 24.9 5.2 5.9 14.3 5.7 4.6 6.8 9.5 7.0 4.5 3.9 0.6 28.1 20・30代 (318) 25.2 23.4 13.0 15.3 13.4 13.6 7.2 13.3 11.6 10.3 3.8 6.0 3.9 2.7 0.4 22.8 40代以上 (578) 25.6 17.8 23.3 22.4 6.9 5.7 13.2 3.2 6.4 6.1 9.1 5.4 3.8 3.5 0.6 29.7その他・不明 (37) 19.1 12.2 31.6 23.1 4.5 2.4 15.5 0.0 0.8 5.0 4.2 3.8 0.0 0.0 5.3 35.4

(2,689) 40.8 36.5 13.9 14.0 17.1 14.6 12.6 14.7 10.9 11.4 15.7 6.1 8.4 5.9 0.8 11.1積極的理由・計 (2,360) 41.9 37.0 13.9 14.0 17.3 15.2 12.8 15.1 11.1 11.8 16.4 6.0 8.3 5.8 0.8 11.2 仕事・学業・地域・教育 (554) 39.0 31.8 11.8 11.9 16.0 16.5 9.0 20.1 13.2 11.9 15.9 4.9 9.2 5.8 0.7 10.2 趣味嗜好 (1,805) 42.8 38.7 14.6 14.7 17.7 14.8 14.0 13.6 10.4 11.7 16.6 6.4 8.0 5.8 0.9 11.5 20・30代 (820) 41.9 35.8 12.1 12.3 19.3 20.3 10.8 18.8 13.8 12.3 16.1 6.6 11.0 6.8 1.2 7.8 40代以上 (1,540) 42.0 37.7 14.9 14.9 16.2 12.4 13.8 13.2 9.7 11.5 16.6 5.7 6.8 5.3 0.6 13.1消極的理由・計 (314) 33.0 31.4 13.5 14.2 16.6 10.2 11.0 12.4 8.9 9.3 10.3 6.5 8.4 6.6 1.0 10.3 仕事・学業 (156) 36.6 33.9 9.5 9.4 15.5 11.1 5.2 14.2 10.1 8.7 7.1 2.9 9.8 4.8 0.0 10.8 家族 (158) 29.5 29.0 17.6 18.9 17.8 9.4 16.7 10.7 7.7 10.0 13.5 10.0 7.0 8.3 1.9 9.9 20・30代 (135) 30.9 28.1 10.5 7.5 15.4 11.4 5.6 17.9 14.5 10.9 3.2 5.4 8.8 4.0 1.1 10.4 40代以上 (179) 34.6 34.0 15.9 19.2 17.6 9.3 15.0 8.3 4.7 8.1 15.7 7.3 8.1 8.5 0.8 10.3その他・不明 (16) 27.0 49.7 24.0 14.6 2.5 19.7 14.3 2.5 15.5 2.7 17.4 9.0 20.6 0.0 1.0 8.3

実施者全体

意向者全体

10.0

20.0

30.0

40.0実施者全体実施者_積極的理由:仕事・学業・地域・教育実施者_積極的理由:20・30代実施者_消極的理由:家族

※n≧30のとき、実施者全体意向者全体それぞれについて +10pt以上 +5pt以上 -5pt以下 -10pt以下

複数拠点生活を実施する上でのハードル(複数回答) 新たな滞在先の「維持費」「確保にかかる費用」などの資金面は、実現に向けた大きなハードルとなっている。仕事・学業・地域・教育目的の人は、特に資金が問題となる傾向にある

前述の通り、サブ拠点を購入するケースも多いと思われ、「住宅ローン」なども問題となっている様子。特に20・30代の若い人で「住宅ローン」が問題となっていることが多い

また、親族の介護など家族関連の消極目的での実施者は「移動に時間がかかりすぎる」「交通費がかかりすぎる」など移動交通費が負担になっている

29

本調査

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一般社団法人不動産流通経営協会

※「実施者」の降順ソート

単位:% n=

新たな滞在先の

維持費

新たな滞在先確

保にかかる費用

移動に時間がか

かりすぎること

交通費がかかり

すぎること

購入にあたり、

住宅ローンが組

めない

現地に行って探

す時間がとれな

い・手間がかか

ること

現在の住居の不

在時の管理・扱

い 条件に合う物件

が見つからない

こと

新たな滞在先の

人間関係に不安

があること

新たな滞在先の

不在時の管理・

扱い

家族や同居を予

定する人との意

見が合わないこ

と 新たな滞在先の

土地柄がよくわ

からないこと

現在の仕事が続

けられない、働

き方を変える必

要があること

新たな滞在先で

の仕事が見つか

らないこと

その他

特にない

(2,511) 15.3 12.2 8.3 6.6 5.2 5.0 4.5 4.2 3.1 2.7 2.5 2.5 1.7 0.8 0.6 24.8積極的理由・計 (1,577) 15.9 13.4 7.5 5.7 6.5 5.5 3.6 4.8 3.1 3.0 2.0 2.6 1.9 0.6 0.7 23.2 仕事・学業・地域・教育 (475) 18.0 15.7 7.0 4.2 8.5 6.9 2.6 6.7 4.5 1.2 2.5 3.5 2.6 0.4 1.0 14.7 趣味嗜好 (1,102) 14.9 12.4 7.7 6.3 5.7 4.9 4.0 4.0 2.5 3.8 1.7 2.3 1.5 0.8 0.6 26.9 20・30代 (608) 16.3 13.3 6.5 5.6 12.8 9.7 1.3 6.4 2.9 1.3 1.8 4.1 1.7 0.5 0.1 15.7 40代以上 (969) 15.6 13.4 8.0 5.7 2.6 2.8 5.1 3.8 3.3 4.1 2.1 1.7 1.9 0.7 1.1 27.9消極的理由・計 (896) 14.6 10.1 9.7 8.0 3.0 4.4 5.8 3.1 3.3 2.1 3.4 2.2 1.6 1.1 0.3 27.2 仕事・学業 (446) 16.7 11.7 10.0 3.6 5.0 7.3 3.4 4.0 3.8 2.0 1.3 3.2 0.9 0.7 0.1 26.4 家族 (451) 12.6 8.5 9.4 12.3 1.0 1.6 8.1 2.2 2.8 2.1 5.6 1.2 2.3 1.6 0.6 28.1 20・30代 (318) 16.7 12.8 7.4 5.6 5.8 7.0 3.3 3.9 6.3 0.9 2.4 2.5 1.7 0.8 0.0 22.8 40代以上 (578) 13.5 8.6 10.9 9.3 1.5 3.0 7.1 2.7 1.6 2.7 4.0 2.0 1.5 1.3 0.5 29.7その他・不明 (37) 7.0 9.6 12.7 13.3 0.0 0.0 9.1 2.1 0.7 2.4 2.4 0.8 0.0 0.0 4.5 35.4

(2,689) 19.4 19.2 4.4 4.2 6.7 5.3 3.7 7.5 2.9 4.5 2.8 3.1 3.0 1.7 0.5 11.1積極的理由・計 (2,360) 19.6 19.5 4.3 4.2 6.7 5.6 3.5 7.4 2.8 4.8 2.7 3.0 2.7 1.6 0.4 11.2 仕事・学業・地域・教育 (554) 20.0 16.9 3.4 2.7 11.3 8.1 1.5 7.6 2.7 4.6 1.9 4.1 2.7 2.2 0.2 10.2 趣味嗜好 (1,805) 19.4 20.3 4.6 4.7 5.3 4.8 4.1 7.3 2.9 4.8 2.9 2.7 2.7 1.5 0.5 11.5 20・30代 (820) 19.7 19.2 3.9 4.3 9.0 8.2 2.3 8.1 2.6 4.3 2.0 3.9 3.3 1.5 0.1 7.8 40代以上 (1,540) 19.5 19.6 4.5 4.1 5.5 4.2 4.1 7.1 3.0 5.0 3.0 2.5 2.4 1.7 0.6 13.1消極的理由・計 (314) 19.0 16.5 4.5 4.7 6.7 3.1 4.7 8.2 3.4 3.0 3.6 4.4 4.6 2.2 0.9 10.3 仕事・学業 (156) 24.0 16.8 3.8 5.7 6.4 5.2 2.4 6.2 2.4 2.8 1.9 5.3 5.7 0.6 0.0 10.8 家族 (158) 14.1 16.3 5.2 3.7 7.0 1.1 7.0 10.3 4.5 3.3 5.2 3.4 3.6 3.7 1.7 9.9 20・30代 (135) 19.1 16.7 2.8 3.2 10.7 5.7 1.2 9.5 3.2 0.8 3.7 7.7 3.4 0.9 1.1 10.4 40代以上 (179) 18.9 16.4 5.9 5.8 3.7 1.2 7.4 7.3 3.7 4.7 3.5 1.8 5.6 3.2 0.7 10.3その他・不明 (16) 8.0 26.4 24.0 0.0 0.0 0.0 11.5 0.0 0.0 0.0 5.3 0.0 15.5 0.0 1.0 8.3

実施者全体

意向者全体

10.0

20.0

30.0実施者全体実施者_積極的理由:仕事・学業・地域・教育実施者_積極的理由:20・30代実施者_消極的理由:家族

※n≧30のとき、実施者全体意向者全体それぞれについて +10pt以上 +5pt以上 -5pt以下 -10pt以下

30

複数拠点生活を実施する上での最も大きなハードル(単一回答) 最も大きなハードルをみても、前頁(複数回答)同様に新たな滞在先に関する資金が問題となることが多い 「住宅ローン」は前頁よりも上位にあがり、実現のボトルネックになりやすい要因と言える

本調査

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一般社団法人不動産流通経営協会

※「実施者全体」の降順ソート

単位:% n=

新たな滞在先の維持

費 新たな滞在先確保に

かかる費用

移動に時間がかかり

すぎること

交通費がかかりすぎ

ること

条件に合う物件が見

つからないこと

現地に行って探す時

間がとれない・手間

がかかること

現在の住居の不在時

の管理・扱い

購入にあたり、住宅

ローンが組めない

新たな滞在先の土地

柄がよくわからない

こと

新たな滞在先の人間

関係に不安があるこ

と 新たな滞在先の不在

時の管理・扱い

家族や同居を予定す

る人との意見が合わ

ないこと

現在の仕事が続けら

れない、働き方を変

える必要があること

新たな滞在先での仕

事が見つからないこ

と その他

特にない

(2,511) 27.8 21.6 16.7 16.5 11.3 10.5 10.4 9.5 8.5 8.3 8.1 5.4 5.0 3.5 0.9 24.8メイン持ち家かつサブ持ち家(実家でない*) (818) 28.3 18.3 16.9 15.5 12.6 10.8 12.6 12.0 9.5 10.7 9.1 5.9 4.2 3.0 1.3 24.2

(2,689) 40.8 36.5 13.9 14.0 17.1 14.6 12.6 14.7 10.9 11.4 15.7 6.1 8.4 5.9 0.8 11.1メイン持ち家かつサブ持ち家(実家でない*) (1,040) 41.9 32.8 14.6 12.0 16.4 16.6 14.0 17.8 12.7 13.0 17.0 6.8 9.4 5.5 0.5 12.0

実施者全体

意向者全体

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

実施者全体

意向者全体

実施者:メイン持ち家かつサブ持ち家(実家でない)

意向者:メイン持ち家かつサブ持ち家(実家でない)

※n≧30のとき、実施者全体意向者全体それぞれについて +10pt以上 +5pt以上 -5pt以下 -10pt以下

サブ拠点が持ち家(実家でない)の人が複数拠点生活を実施する上でのハードル(複数回答) メイン拠点が持ち家かつサブ拠点が持ち家(実家でない)の人をみると、全体と比べ「住宅ローンが組めないこと」がハードルとなる人が多い様子がうかがえる。これは実施者・意向者に共通した傾向

31

*:サブ拠点との関わりについて「自分の実家がある」非選択者

本調査

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一般社団法人不動産流通経営協会

※「意向者全体」の降順ソート

単位:% n=

自分の収入が増える

新たな滞在先を持つため

の初期コストや維持費を

抑える方法が見つかる

今より趣味に使える時間

やお金が増える

新たな滞在先の住居を購

入する場合に、税制の優

遇措置が受けられる

検討しているエリアに、

住んでみたい物件が見つ

かる

移動の費用や時間を減ら

す方法が見つかる

定年退職する

家族の同意が得られる

今の職場で、在宅勤務や

リモートワークができる

ようになる

検討しているエリアに、

試しに気軽に住める物件

が見つかる

新たな滞在先の住居を購

入する場合に、住宅ロー

ンを組むことができる

子供が成長・独立する

今より労働時間が短くな

る 検討しているエリアが、

今よりもっと好きになる

検討しているエリアで、

仕事が見つかる

相談にのってくれる人や

窓口が見つかる

検討しているエリアに、

知人や友人ができる

その他

(2,689) 44.9 30.1 18.2 18.0 14.9 14.7 14.4 14.3 12.5 11.3 10.8 10.1 8.7 8.6 8.1 7.3 6.1 1.0積極的理由・計 (2,360) 45.2 29.6 19.4 18.3 15.9 14.6 14.5 14.7 12.7 11.8 10.5 10.1 9.0 8.9 8.6 7.7 6.2 1.0

   仕事・学業・地域・教育 (554) 45.4 31.3 15.0 22.4 11.3 13.8 11.3 12.3 16.9 10.0 12.9 10.8 9.5 9.4 9.1 8.7 6.1 0.8   趣味嗜好 (1,805) 45.1 29.1 20.7 17.0 17.3 14.8 15.5 15.4 11.5 12.4 9.7 9.9 8.9 8.7 8.5 7.4 6.3 1.0   20・30代 (820) 59.4 34.2 18.2 24.7 12.8 16.5 8.4 10.5 19.4 9.4 16.3 10.8 12.3 10.2 9.1 5.4 6.0 0.4   40代以上 (1,540) 37.6 27.2 20.0 14.9 17.6 13.5 17.7 16.9 9.2 13.2 7.4 9.7 7.3 8.1 8.3 8.9 6.4 1.3

消極的理由・計 (314) 42.4 34.1 8.9 16.8 7.1 15.3 14.4 11.0 10.7 7.6 13.9 9.9 6.1 6.8 4.8 4.6 5.6 0.7   仕事・学業 (156) 43.8 33.3 6.6 20.4 4.4 19.7 15.8 8.3 9.3 5.7 13.8 4.7 7.6 7.4 2.4 4.0 4.2 0.8

   家族 (158) 41.1 35.0 11.3 13.2 9.8 10.9 13.1 13.6 12.1 9.5 13.9 15.0 4.6 6.1 7.1 5.2 7.0 0.7   20・30代 (135) 46.1 41.5 7.2 26.2 4.2 19.1 6.3 7.1 11.1 4.2 14.9 6.5 3.8 8.8 4.4 6.9 5.1 0.0   40代以上 (179) 39.7 28.5 10.3 9.6 9.3 12.4 20.6 13.9 10.4 10.1 13.1 12.5 7.9 5.2 5.0 2.9 6.0 1.3

その他・不明 (16) 47.9 17.4 28.3 7.1 22.2 17.4 2.5 24.9 20.1 0.0 0.0 23.9 15.5 0.0 2.9 9.0 0.0 5.5

意向者全体

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

意向者全体 積極的理由_ 仕事・学業・地域・教育 積極的理由_ 20・30代 消極的理由_ 家族

※n≧30のとき、実施者全体意向者全体それぞれについて +10pt以上 +5pt以上 -5pt以下 -10pt以下

<意向者ベース>複数拠点生活の実現可能性を高めること(複数回答) 意向者の複数拠点生活実現の可能性を高める上では、「自分の収入が増える」など資金に関する点がポイント 積極的な理由で、仕事・学業・地域・教育目的の人や20・30代は「税制の優遇措置」「在宅・リモートワーク」「住宅ローン」などの外部環境が変化すれば、実現の可能性が高まりそう

消極的な理由でも、家族目的の人や20・30代では「初期コスト・維持費の抑制」などが後押しになる可能性がある

32

本調査

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一般社団法人不動産流通経営協会

複数拠点生活の現状理解と今後の促進に向けて(まとめ)

33

■複数拠点生活の現状と今後の展望実態や目的を問わず、広く「自身の主な住まいとは別に、週末や一年のうちの一定期間を異なる場所で生活すること」を「複数拠点

生活」としてとらえると、現在の実施者は、調査対象(20-79歳)の6.6%(推計約617万人)、今後行いたい意向がある人は、7.1%(推計約661万人)であった。かつ昨年(2019年)は、推計約77万人が複数拠点生活を始めており、決して特殊なライフスタイルというわけではないことがわかる。転勤・介護など止むに止まれぬ事情で複数拠点生活を始める人もいる中で、実施者の65.5%は現在の生活に満足しており、多くの

人にとってより良い生活につながるものであるとも言える。今後ますます、こうした生活が一般化する可能性があるのではないだろうか。

複数拠点生活が行われている場所に着目すると、現在は、同地方内、2時間未満の距離にサブ拠点を持つ人がそれぞれ半数超であり、近~中距離の位置関係で行われるケースが多いが、意向者は実施者に比べやや遠距離を希望する傾向にあり、今後は中~遠距離での複数拠点生活も増えていく可能性がある。また、エリアの面では、メインの居住地を三大都市圏に持ちつつ、サブを地方・リゾート地に持つといった従来の別荘のようなイ

メージの組み合わせは多くはない。むしろ、三大都市圏間での移動や地方都市をメイン居住地にしつつ三大都市圏にも拠点を持つといった例も多く、多様な複数拠点生活が存在することがうかがえる。かつ、この地方都市をメイン居住地にしつつ三大都市圏にも拠点を持つといったパターンは意向者により多く、今後増えていく可能性もある。

多種多様な複数拠点生活が存在することは、その実施目的からもうかがえる。「自分の時間を過ごす」「避暑・避寒・癒やし・くつろぎ」など趣味的な理由が多く挙げられる一方で、「転勤・単身赴任」「介護」など消極的理由から複数拠点生活を始める人も多い。近年の傾向や意向者の傾向をみると、「サテライトオフィス」「第二のふるさと」を持つなど、積極的な意味合いで仕事や地域交流・貢献に取り組もうとする動きや、家族と離れ自分の時間を重視するライフスタイルの広がりも見受けられる。また、この仕事や地域交流・貢献に取り組もうとする動きは、比較的若い年代に多く、今後多様な働き方、地域に根ざす・貢献する

といった動きが進んでいくのではないか。

上記のように、若い世代の意向者を中心に「サテライトオフィス」などリモートワークへのニーズが見られる。本年発生したコロナウイルスの流行をきっかけに、企業側もリモートワークを推進し、新しい生活様式として定着していくという予測もある中で、広域の国内移動が以前のように行われる時期になれば、居住エリアの選択は以前より柔軟になり、複数拠点生活を実現する層が増えることも考えられる。

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一般社団法人不動産流通経営協会

複数拠点生活の現状理解と今後の促進に向けて(まとめ)

34

■実施目的による実施者・意向者層の把握前述の消極的な目的で複数拠点生活を始める人は、大きく「仕事・学業(転勤や通勤・通学の短縮など)」「家族(介護、子・孫の

世話など)」に分けると、その割合はおよそ半数ずつである。特に後者に関しては、日本の社会課題でもあり、こうした理由により複数拠点生活を行う人に対して、何らかの支援が必要ではないか。

他方、積極的な目的で始める人に関しては、大きく「趣味嗜好」型と前述したような「仕事・学業・地域・教育」型に分類すると、前者が7割と多数派であるものの、後者の広義の地域社会に貢献する動きも一定数存在している。従来、国土交通省を中心に「二地域居住」が推進されているように、複数拠点生活を促進することは地域社会の活性化にもつながりうる。この場合の地域とは、実家がある場所など地縁や人の縁がある場所であることが多いが、趣味などでよく行っていた場所、地域独特の魅力などを理由にサブの拠点を選ぶこともある。また、「趣味嗜好」型にしても富裕層が別荘を持つようなケースばかりではない。たしかに、40代以上となると「避暑・避寒・癒や

し・くつろぎのため」など別荘を想起させるリラックス型の目的が多いが、20・30代ではそうしたリラックス型の目的によって複数拠点生活を行うことは少ない。趣味嗜好目的で複数拠点生活を行う人の世帯年収を見ても、中央値は500~600万円と、特段富裕層というわけではなく、一般的な人が中心である。

■実現に向けた住居取得とそのハードル最後に、複数拠点生活を推進するために、どのような支援(施策)が有効か、実施目的別に考えてみた。

①積極的目的での複数拠点生活を増やすために有効と思われる施策全体では、新たな滞在先の維持費・確保費用が最も実施のハードルとなっており、地域社会との交流・貢献などを目的とする人や20・30代ほど、この傾向は強い。また、20・30代の若い人たちは、住宅ローンが組めないことでも苦労しているようである。現在、検討している人も新たな滞在先を取得する上で税制優遇措置が受けられたり、住宅ローンを組めれば実現可能性が高まるとしており、ローン要件の緩和、優遇措置を行うことで、こうした若者、または地域交流などを目的とする複数拠点生活実施者を増やすことができるのではないだろうか。

②消極的での複数拠点生活を支えるために有効と思われる施策介護など消極的な理由で複数拠点生活を実施する場合、移動時間や交通費が負担となっているようである。また、現在検討している人は、新たな滞在先を持つための初期コストや維持費を抑えられることが後押しになるとみている。介護問題など家族の絆を活かした安心社会を構築するという観点で、こうした目的による複数拠点生活を支えるためには、住宅に対する初期投資やその後の維持費・交通費等の負担を軽減するような政策支援が求められると言える。

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APPENDIX

35

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APPENDIX:<SCR調査>調査票①

36

SQ1同居していない方を含めて、あなたのご家族をすべてお選びください。また、そのうちあなたの世帯の世帯主をお選びください。あなたから見た続柄でお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストSQ1S1 1. 家族(すべて)SQ1S2 2. 世帯主(ひとつ)

選択肢リスト□ 1. あなたご自身□ 2. 配偶者□ 3. パートナー□ 4. 自分の親□ 5. 配偶者の親□ 6. 祖父母(配偶者の祖父母含む)□ 7. 親族(あなたや配偶者の兄弟姉妹、親の兄弟やいとこ)□ 8. あなたの子供(未就学)□ 9. あなたの子供(小学生)□ 10. あなたの子供(中学生)□ 11. あなたの子供(高校生/大学生/その他学生)□ 12. あなたの子供(社会人)□ 13. その他 FA□ 14. 家族はいない

SQ2以下の項目について、あてはまるものをひとつお選びください。※年収については、税込みの金額をお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストSQ2S1 1. あなたの個人年収SQ2S2 2. 世帯年収

選択肢リスト○ 1. 0円○ 2. 1円以上~100万円未満○ 3. 100万円以上~200万円未満○ 4. 200万円以上~300万円未満○ 5. 300万円以上~400万円未満○ 6. 400万円以上~500万円未満○ 7. 500万円以上~600万円未満○ 8. 600万円以上~700万円未満○ 9. 700万円以上~800万円未満○ 10. 800万円以上~900万円未満○ 11. 900万円以上~1,000万円未満○ 12. 1,000万円~1,200万円未満○ 13. 1,200万円~1,400万円未満○ 14. 1,400万円~1,600万円未満○ 15. 1,600万円~1,800万円未満○ 16. 1,800万円~2,000万円未満○ 17. 2,000万円以上○ 18. わからない

SQ3あなたの「生活」に対する考え方や接し方について伺います。それぞれあてはまるものをお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストSQ3S1 1. 社会を変える、社会に役立つことをしたいSQ3S2 2. 地域・ふるさとに貢献する活動を実践したいSQ3S3 3. 伝統や文化を感じられる生活がしたいSQ3S4 4. 創造的・クリエイティブな活動に時間を割きたいSQ3S5 5. モノではなく、こころが豊かな人生を送りたいSQ3S6 6. 自然と共生し、自然を感じながら暮らしたいSQ3S7 7. やすらぎのある暮らしがしたいSQ3S8 8. 家族や友人を大切にして暮らしていきたいSQ3S9 9. 地域など周囲の人とのつながりを大事にしたいSQ3S10 10. 他人や社会に干渉されずに生きたいSQ3S11 11. 都会的な暮らしがしたいSQ3S12 12. 仕事と余暇にメリハリをつけたいSQ3S13 13. てきぱきと生産性高く暮らしたいSQ3S14 14. できるだけシンプル・ミニマルに暮らしたいSQ3S15 15. できるだけお金をかけずに暮らしたい

選択肢リスト○ 1. あてはまる○ 2. ややあてはまる○ 3. どちらでもない○ 4. あまりあてはまらない○ 5. あてはまらない

SQ4あなたは今後、物件(住居)を買いたいですか。あなたの気持ちに最も近いものをひとつお選びください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストSQ4S1 1. 自身の居住用SQ4S2 2. 家族の居住用(子供の独立など)SQ4S3 3. 投資用SQ4S4 4. その他(別荘、趣味・仕事目的など)

選択肢リスト○ 1. 是非、買いたい○ 2. やや買いたい○ 3. どちらとも言えない○ 4. あまり買いたくない○ 5. 絶対に買いたくない

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APPENDIX:<SCR調査>調査票②

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SQ5あなたは、普段(この1年程度の間に)、「複数の場所に滞在し生活(※)」をしていますか。※ここで言う「複数の場所に滞在し生活」とは、ご自身の主なお住まいとは別に、週末や一年のうちの一定期間を異なる場所で生活することを指します。※滞在し生活する場所が、2つ以上ある場合も含みます。※「複数の場所」について、賃貸・持ち家など所有形態は問いません。

▲ 設問文を折りたたむ

○ 1. 行っている○ 2. (現在は行っていないが、)過去に行っていたことがある○ 3. 一度も行ったことがない

SQ6あなたは、今後、「複数の場所に滞在し生活(※)」をしたいと思いますか。※ここで言う「複数の場所に滞在し生活」とは、ご自身の主なお住まいとは別に、週末や一年のうちの一定期間を異なる場所で生活することを指します。※滞在し生活する場所が、2つ以上ある場合も含みます。※「複数の場所」について、賃貸・持ち家など所有形態は問いません。

▲ 設問文を折りたたむ

○ 1. 今後したいと考えて、具体的に場所探しなどの行動をしている○ 2. 具体的な行動には至っていないが、今後したいと思っている○ 3. なんとなく興味がある程度で、実際にするかはまだわからない○ 4. 全くしてみたいと思わない

SQ7あなたの現在の「主(=メイン)な住まいの所在地」をお教えください。

また、あなたの現在の「補助(=サブ)の住まいの所在地」をお教えください。なお今後実施したい人は、最も希望する補助(=サブ)の住まいの所在地をお教えください。

※主(=メイン)な住まいとは、一年の中で最も多く生活/寝泊りをしている場所を指します。※補助(=サブ)の住まいが複数ある方は、その中で最も長く滞在している住まいについて、お答えください。※表示された項目についてお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストSQ7S1 1. 現在の主(=メイン)な住まいの所在地SQ7S2 2. 現在の補助(=サブ)の住まいの所在地SQ7S3 3. 最も希望する補助(=サブ)の住まいの所在地

選択肢リスト○ 1. 北海道○ 2. 青森県○ 3. 岩手県○ 4. 宮城県○ 5. 秋田県○ 6. 山形県○ 7. 福島県○ 8. 茨城県○ 9. 栃木県○ 10. 群馬県○ 11. 埼玉県○ 12. 千葉県○ 13. 東京都○ 14. 神奈川県

○ 15. 新潟県○ 16. 富山県○ 17. 石川県○ 18. 福井県○ 19. 山梨県○ 20. 長野県○ 21. 岐阜県○ 22. 静岡県○ 23. 愛知県○ 24. 三重県○ 25. 滋賀県○ 26. 京都府○ 27. 大阪府○ 28. 兵庫県○ 29. 奈良県○ 30. 和歌山県○ 31. 鳥取県○ 32. 島根県○ 33. 岡山県○ 34. 広島県○ 35. 山口県○ 36. 徳島県○ 37. 香川県○ 38. 愛媛県○ 39. 高知県○ 40. 福岡県○ 41. 佐賀県○ 42. 長崎県○ 43. 熊本県○ 44. 大分県○ 45. 宮崎県○ 46. 鹿児島県○ 47. 沖縄県○ 48. 海外

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APPENDIX:<SCR調査>調査票③

38

SQ8現在「主(=メイン)な住まい」で同居したり、一緒に利用している人はどなたですか。また、その住まいの名義人はどなたですか。

「補助(=サブ)な住まい」で同居したり、一緒に利用している人はどなたですか。また、その住まいの名義人はどなたですか。なお今後実施したい人は、同居したい、一緒に利用したい人をお教えください。

※主(=メイン)な住まいとは、一年の中で最も多く生活/寝泊りをしている場所を指します。※補助(=サブ)の住まいが複数ある方は、その中で最も長く滞在している住まいについて、お答えください。※表示された項目についてお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストSQ8S1 1. 同居/一緒に利用している人(すべて)SQ8S2 2. 名義人(すべて)SQ8S3 3. 同居/一緒に利用している人(すべて)SQ8S4 4. 名義人(すべて)

SQ8S5 5. 今後複数の場所で滞在/生活をした場合に、補助(=サブ)の住まいで同居/一緒に利用したい人(すべて)

選択肢リスト□ 1. あなたご自身□ 2. 配偶者□ 3. パートナー□ 4. 自分の親□ 5. 配偶者の親□ 6. 祖父母(配偶者の祖父母含む)□ 7. 親族(あなたや配偶者の兄弟姉妹、親の兄弟やいとこ)□ 8. あなたの子供(未就学)□ 9. あなたの子供(小学生)□ 10. あなたの子供(中学生)□ 11. あなたの子供(高校生/大学生/その他学生)□ 12. あなたの子供(社会人)□ 13. その他 FA□ 14. 同居している・したい人はいない

SQ9あなたが複数の場所で滞在/生活しているのはなぜですか。今後実施したい人は、複数の場所で滞在/生活してみたいと思う理由をお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストSQ9S1 1. 複数の場所で滞在/生活する(したい)理由・目的(すべて)SQ9S2 2. そのうち、最も大きな理由・目的(ひとつ)

選択肢リスト□ 1. 新しい仕事をする・探すため□ 2. 会社都合の転勤・単身赴任□ 3. 通勤・通学時間を減らすため□ 4. 仕事の場として利用するため(アトリエ、サテライトオフィスなど)□ 5. 期間限定で仕事をするため(リゾート地のアルバイトなど)□ 6. 期間限定で教育を受けるため(地方留学など)□ 7. 自然が多い環境で、のびのびと子育てするため□ 8. より教育レベルの高い地域で子育てするため□ 9. その地域で行われている活動を体験する・学ぶため(農林漁業など)□ 10. (第二の)ふるさとを持つため□ 11. その地域の住民との交流を持つため□ 12. その地域に対して何らかの貢献をするため□ 13. 趣味を満喫するため□ 14. 自分の時間を過ごすため□ 15. 文化・芸術に触れるため□ 16. 都会の刺激を受けられる環境で過ごすため□ 17. 自然を感じられる環境で過ごすため□ 18. 子・孫の世話をするため□ 19. 親族の介護のため□ 20. 転地療養・リハビリ療養のため□ 21. 避暑・避寒・癒やし・くつろぎのため□ 22. 完全移住する前のおためし移住として□ 23. 複数拠点がある方が、災害時などのリスクを減らせるから□ 24. 複数の地域の、それぞれ違う多様な暮らしを楽しむため□ 25. その他 FA

SQ10あなたの「主(=メイン)な住まい」から「補助(=サブ)の住まい」まで移動するのに、片道でどの程度の時間がかかりますか。今後実施したい人は、大まかに想定する移動時間をお答えください。※ドアtoドアの時間を想定しお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

○ 1. 30分未満○ 2. 30分以上~1時間未満○ 3. 1時間以上~1時間30分未満○ 4. 1時間30分以上~2時間未満○ 5. 2時間以上~2時間30分未満○ 6. 2時間30分以上~3時間未満○ 7. 3時間以上~3時間30分未満○ 8. 3時間30分以上~4時間未満○ 9. 4時間以上~4時間30分未満○ 10. 4時間30分以上~5時間未満○ 11. 5時間以上○ 12. わからない・考えていない

SQ11あなたの「主(=メイン)な住まい」から「補助(=サブ)の住まい」まで移動するのに、片道でどの程度の費用がかかりますか。税込みでお答えください。今後実施したい人は、大まかに想定する金額をお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

○ 1. 0円○ 2. 1円~1,000円未満○ 3. 1,000円~2,000円未満○ 4. 2,000円~3,000円未満○ 5. 3,000円~4,000円未満○ 6. 4,000円~5,000円未満○ 7. 5,000円~7,500円未満○ 8. 7,500円~10,000円未満○ 9. 10,000円~12,500円未満○ 10. 12,500円~15,000円未満○ 11. 15,000円~17,500円未満○ 12. 17,500円~20,000円未満○ 13. 20,000円~25,000円未満○ 14. 25,000円~30,000円未満○ 15. 30,000円~40,000円未満○ 16. 40,000円~50,000円未満○ 17. 50,000円以上

SQ12あなたは、「補助(=サブ)の住まい」にどのくらいの頻度で訪れますか。あてはまるものをひとつお選びください。今後実施したい人は、どのくらいの頻度で訪れたいか希望をお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

○ 1. 1年に1回以下○ 2. ~半年に1回程度○ 3. ~3ヶ月に1回程度○ 4. ~2ヶ月に1回程度○ 5. ~毎月1回程度○ 6. ~月に2回程度○ 7. ~週に1回程度○ 8. それ以上

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APPENDIX:<SCR調査>調査票④

39

SQ13あなたの各拠点の年間滞在日数を、教えてください。今後実施したい人は、補助(=サブ)の住まいを持った際の希望をお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストSQ13S1 1. 現在の主(=メイン)な住まいSQ13S2 2. 現在の補助(=サブ)の住まい

選択肢リスト○ 1. 10日未満○ 2. 10日以上~20日未満○ 3. 20日以上~30日未満○ 4. 30日以上~60日未満○ 5. 60日以上~90日未満○ 6. 90日以上~120日未満○ 7. 120日以上~180日未満○ 8. 180日以上~240日未満○ 9. 240日以上~300日未満○ 10. 300日以上○ 11. わからない・考えていない

SQ14「主(=メイン)な住まい」の種類は、どれにあてはまりますか。

また「補助(=サブ)な住まい」の種類は、どれにあてはまりますか。なお今後実施したい人は希望をお教えください。

※主(=メイン)な住まいとは、一年の中で最も多く生活/寝泊りをしている場所を指します。※補助(=サブ)の住まいが複数ある方は、その中で最も長く滞在している住まいについて、お答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストSQ14S1 1. 現在の主(=メイン)な住まいSQ14S2 2. 現在の補助(=サブ)の住まい

選択肢リスト○ 1. 戸建て○ 2. マンション・アパート○ 3. シェアハウス○ 4. テラスハウス・タウンハウス○ 5. 戸建て○ 6. マンション・アパート○ 7. シェアハウス○ 8. テラスハウス・タウンハウス○ 9. UR賃貸住宅(旧都市公団物件)/公社賃貸住宅○ 10. 公営住宅○ 11. 高齢者向け賃貸住宅○ 12. マンスリー賃貸○ 13. ウィークリー賃貸○ 14. 社宅/寮○ 15. 宿泊施設(ホテル/ペンション/旅館など)○ 16. その他 FA

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APPENDIX:<本調査>調査票①

40

Q1あなたの現在の職業をお答えください。また、主(=メイン)な住まいと補助(=サブ)の住まいいずれかで同居しているご家族の職業についても同様にお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストQ1S1 1. あなた自身の職業(ひとつ)Q1S2 2. 同居しているご家族の職業(すべて)

選択肢リスト□ 1. 会社経営者・役員□ 2. 正社員・公務員□ 3. 契約社員□ 4. 派遣社員□ 5. パート・アルバイト□ 6. 自由業・フリーランス□ 7. 自営業(投資家を除く)□ 8. 投資家□ 9. 専業主婦・主夫□ 10. 学生(高校生以下)□ 11. 専門学校生・短大生・高専生□ 12. 大学生・大学院生□ 13. その他 FA□ 14. 無職

Q2あなたの現在の主(=メイン)な住まいと補助(=サブ)の住まいについて、購入価格(土地代や建物消費税を含む。登記費用・仲介手数料を除く)を教えてください。今後実施したい方は、補助(=サブ)の住まいについては現実的な予算感として最も近いものをお選びください。

※主(=メイン)な住まいとは、一年の中で最も多く生活/寝泊りをしている場所を指します。※補助(=サブ)の住まいが複数ある方は、その中で最も長く滞在している住まいについて、お答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストQ2S1 1. 現在の主(=メイン)な住まいQ2S2 2. 補助(=サブ)の住まい

選択肢リスト○ 1. 500万円未満○ 2. 500~1,000万円未満○ 3. 1,000~1,500万円未満○ 4. 1,500~2,000万円未満○ 5. 2,000~2,500万円未満○ 6. 2,500~3,000万円未満○ 7. 3,000~3,500万円未満○ 8. 3,500~4,000万円未満○ 9. 4,000~4,500万円未満○ 10. 4,500~5,000万円未満○ 11. 5,000万円台○ 12. 6,000万円台○ 13. 7,000万円台○ 14. 8,000万円台○ 15. 9,000万円台○ 16. 1億円以上○ 17. わからない

Q3あなたの現在の主(=メイン)な住まいと補助(=サブ)の住まいについて、毎月の維持費を教えてください。今後実施したい方は、補助(=サブ)の住まいについては現実的な予算感として最も近いものをお選びください。※毎月の維持費とは、賃貸の場合、家賃・管理費、所有の場合、ローン返済、建物修繕費、管理費や固定資産税などを含みます。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストQ3S1 1. 現在の主(=メイン)な住まいQ3S2 2. 補助(=サブ)の住まい

選択肢リスト○ 1. なし/0円○ 2. 3万円未満○ 3. 3万円~5万円未満○ 4. 5万円~8万円未満○ 5. 8万円~10万円未満○ 6. 10万円~15万円未満○ 7. 15万円~20万円未満○ 8. 20万円~25万円未満○ 9. 25万円~30万円未満○ 10. 30万円~50万円未満○ 11. 50万円~75万円未満○ 12. 75万円~100万円未満○ 13. 100万円以上○ 14. わからない

Q4あなたが、「複数の場所に滞在し生活」するにあたり検討を始めた時期と、実際に複数拠点での生活を始めた時期をお答えください。今後実施したい人は、始めたい時期をお答えください。※表示された項目についてお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストQ4S1 1. 検討を始めた時期Q4S2 2. 実際に複数拠点での生活を始めた/始めたい時期

選択肢リスト○ 1. 2000年以前○ 2. 2001年○ 3. 2002年○ 4. 2003年○ 5. 2004年○ 6. 2005年○ 7. 2006年○ 8. 2007年○ 9. 2008年○ 10. 2009年○ 11. 2010年○ 12. 2011年○ 13. 2012年○ 14. 2013年○ 15. 2014年○ 16. 2015年○ 17. 2016年○ 18. 2017年○ 19. 2018年○ 20. 2019年○ 21. 2020年○ 22. 2021年○ 23. 2022年○ 24. 2023年○ 25. 2024年○ 26. 2025年○ 27. 2026年以降○ 28. いつ始めたいかまだ考えていない

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APPENDIX:<本調査>調査票②

41

Q5あなたが「複数の場所に滞在し生活」したいと思った、または、することになったきっかけはなんでしたか。また、そのうち決定的なきっかけとなったものをひとつお選びください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストQ5S1 1. きっかけ(すべて)Q5S2 2. 決定的なきっかけ(ひとつ)

選択肢リスト□ 1. 収入が増えた・臨時収入があった□ 2. 拠点を持つための初期コスト・維持費が抑えられる方法が見つかった□ 3. 拠点への移動にかかる時間や費用を抑える方法が見つかった□ 4. 拠点を持った後のメンテナンス・管理の手間(作業)を減らす方法が見つかった□ 5. 自分の労働条件・労働環境が変わった□ 6. 子供が生まれた・成長した□ 7. 子供が独立した□ 8. 親の介護が必要になった、または不要になった□ 9. 実際にその土地(エリア)に行ったときに、または通う中で拠点を持ちたいと思った□ 10. 自分の理想的な物件が見つかった□ 11. 大規模な災害を受けたり、見聞きして居住に対する価値観が変わった□ 12. ふるさとになるような場所が持ちたくなった□ 13. 家族と暮らす家とは別に、自分だけの拠点が欲しいと思った□ 14. 友人・知人がそうした生活をしており興味を持った□ 15. 新しい刺激・体験をしたくなった□ 16. とにかく環境・気分を変えたくなった□ 17. 自治体・NPOなどが発信する居住のための情報やイベントに興味を持った□ 18. 住まい探しを自治体・NPOにサポートしてもらえた□ 19. その他 FA

Q6【AC1】で1と答えた方の表示 :「あなたの補助(=サブ)の住まいがある【【SC7S2の選択内容】】は、どのような関わりのある(あった)場所ですか。以下からあてはまるものをすべてお選びください。」

【AC1】で2と答えた方の表示 :「あなたが今度、最も補助(=サブ)の住まいを持ちたい地域・場所である【【SC7S3の選択内容】】は、どのような関わりのある(あった)場所ですか。以下からあてはまるものをすべてお選びください。」

▲ 設問文を折りたたむ

□ 1. 自分の実家がある□ 2. 以前住んでいたことがある□ 3. 配偶者やパートナーに関わりがある□ 4. 家族・親族が暮らしている□ 5. 子供が暮らしている□ 6. 友人や知人がいる□ 7. 以前から趣味や旅行などでよく通っている(いた)□ 8. ボランティアなどの社会・地域貢献でよく行っている(いた)□ 9. 学校や仕事の関係で、よく訪れる(なじみがある)□ 10. 以前に働いていたことがある□ 11. 以前に通学していたことがある□ 12. その地域独特の魅力があり、いつかは住んでみたいと思っていた□ 13. 通勤・通学先に近い□ 14. 主(=メイン)な住まいから近い□ 15. その他【FA】 Q6_15FA□ 16. まったく何の縁も関わりもない

Q7あなたが補助(=サブ)の住まいを選ぶにあたり、重視した/することは何ですか。また、そのうち最も重視した/することをひとつお選びください。今後実施したい人は、重視することをお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストQ7S1 1. 重視した/する点(すべて)Q7S2 2. 最も重視した/する点(ひとつ)

選択肢リスト□ 1. 初期コスト□ 2. 維持費(月間・年間の費用)□ 3. 築年数□ 4. 広さ(面積)□ 5. 間取り□ 6. 住戸の部屋数□ 7. 住戸の向き□ 8. 設備・仕様□ 9. 通勤・通学先へのアクセス□ 10. 主な住まいからのアクセス□ 11. 家族・親族の住まいへのアクセス□ 12. 周辺環境(街並み、自然、治安など)□ 13. 生活環境(商業、公共施設、公共交通機関など)□ 14. 教育環境□ 15. 安全・安心な環境(災害リスク避難施設、医療施設など)□ 16. 自分で思い通りに修繕や改装ができること□ 17. メンテナンス・管理の手間がないこと□ 18. 気が向いたときにだけ使える、またはやめられること□ 19. 民泊・簡易宿泊・旅館など、別の用途にも利用できそうなこと□ 20. 手続きなどの手間がないこと□ 21. ほかの住民たちとも交流できそうなこと□ 22. その他 FA

Q8あなたが「複数の場所に滞在し生活」を始める上で、問題になったことは何ですか。また、そのうち最も問題になった/なりそうなことをひとつお選びください。今後実施したい人は、問題になりそうなことをお答えください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストQ8S1 1. 問題になった/なりそうなこと(すべて)Q8S2 2. 最も問題になった/なりそうなこと(ひとつ)

選択肢リスト□ 1. 新たな滞在先確保にかかる費用□ 2. 新たな滞在先の維持費□ 3. 購入にあたり、住宅ローンが組めない□ 4. 現地に行って探す時間がとれない・手間がかかること□ 5. 条件に合う物件が見つからないこと□ 6. 新たな滞在先の土地柄がよくわからないこと□ 7. 新たな滞在先の人間関係に不安があること□ 8. 現在の仕事が続けられない、働き方を変える必要があること□ 9. 新たな滞在先での仕事が見つからないこと□ 10. 移動に時間がかかりすぎること□ 11. 交通費がかかりすぎること□ 12. 現在の住居の不在時の管理・扱い□ 13. 新たな滞在先の不在時の管理・扱い□ 14. 家族や同居を予定する人との意見が合わないこと□ 15. その他 FA□ 16. 特にない

Page 43: 複数拠点生活に関する基礎調査 <概要版>...1 調査概要 …p2 複数拠点生活の実施・検討状況の概要 …p5 目的別(積極・消極)での実施状況

一般社団法人不動産流通経営協会

APPENDIX:<本調査>調査票③

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Q9あなたは、「複数の場所に滞在し生活」する今の生活にどの程度満足していますか。以下のそれぞれについて、お答えください。

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項目リストQ9S1 1. 総合的な満足度Q9S2 2. 家族・家庭生活Q9S3 3. 仕事Q9S4 4. 趣味Q9S5 5. 子供の教育Q9S6 6. 住居費Q9S7 7. 生活費Q9S8 8. 住居内の居住環境Q9S9 9. 生活環境Q9S10 10. 周囲との人間関係

選択肢リスト○ 1. とても満足している○ 2. 満足している○ 3. どちらとも言えない○ 4. 不満である○ 5. とても不満である

Q10今後、「複数の場所に滞在し生活」したいと考えている方に伺います。どのような条件が揃えば、実際に実現できると思いますか。あてはまるものをすべてお選びください。また、そのうち最も重要だと思うことをひとつお選びください。

▲ 設問文を折りたたむ

項目リストQ10S1 1. あてはまるもの(すべて)Q10S2 2. 最も重要だと思うこと(ひとつ)

選択肢リスト□ 1. 自分の収入が増える□ 2. 新たな滞在先を持つための初期コストや維持費を抑える方法が見つかる□ 3. 新たな滞在先の住居を購入する場合に、税制の優遇措置が受けられる□ 4. 新たな滞在先の住居を購入する場合に、住宅ローンを組むことができる□ 5. 移動の費用や時間を減らす方法が見つかる□ 6. 今の職場で、在宅勤務やリモートワークができるようになる□ 7. 今より労働時間が短くなる□ 8. 定年退職する□ 9. 子供が成長・独立する□ 10. 検討しているエリアが、今よりもっと好きになる□ 11. 検討しているエリアに、知人や友人ができる□ 12. 検討しているエリアに、住んでみたい物件が見つかる□ 13. 検討しているエリアに、試しに気軽に住める物件が見つかる□ 14. 検討しているエリアで、仕事が見つかる□ 15. 今より趣味に使える時間やお金が増える□ 16. 家族の同意が得られる□ 17. 相談にのってくれる人や窓口が見つかる□ 18. その他 FA