教育の目標と方針 - 岡山理科大学 · 2018. 11. 8. ·...

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教育の目標と方針 岡山理科大学で学ぶこと 建学の理念 平成 30 ’18

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教育の目標と方針̶岡山理科大学で学ぶこと̶

建学の理念

平 成 3 0 年 度

’18

創立者 加計 勉

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目   次岡山理科大学 大学全体の3つの方針 1理学部 3 応用数学科 6 化学科 10 応用物理学科 16 基礎理学科 22 生物化学科 28 臨床生命科学科 33 動物学科 39工学部 43 バイオ・応用化学科 46 機械システム工学科 51 電気電子システム学科 56 情報工学科 61 知能機械工学科 66 生命医療工学科 71 建築学科 75 工学プロジェクトコース 79総合情報学部 情報科学科 84生物地球学部 生物地球学科 90教育学部 96 初等教育学科 98 中等教育学科 103経営学部 経営学科 112獣医学部 117 獣医学科 119 獣医保健看護学科 125教育支援機構 教養教育センター 130 数学・情報教育センター 138 理科教育センター 140 教職・学芸員センター 144 学習支援センター 152 科学ボランティアセンター 154プロジェクト科目 IB教員養成プロジェクト 158 ワインプロジェクトプログラム 162

本冊子の見方「教育研究上の目的」・・・皆さんが本学における授業や研究活動を通して、どのような能力を備えた人材となることができるのかが記されています。これは学則等に定め公表する

ことが法律で定められています。本学では、学部と学科ごとの目的が学則に定められています。

「教育目標」・・・学部・学科等の理念や目的に基づいて定められた教育の目標です。上述の人材の養成に関する目的に加え、その他の教育研究上の目的が記されています。

「卒業認定・学位授与の方針」・・・本学を卒業し「学士」という学位が授与される者が備えておくべき最低限の能力が、具体的に記述されています。本学が教育活動の成果として

学生個々に保証するもので、ディプロマポリシー(ディプロマは卒業証書の意味)ともよばれます。本冊子ではA、B、Cなど(小項目がある場合はA−1、B−1など)の項目

ごとに記載されています。

「教育課程編成・実施の方針」・・・「卒業認定・学位授与の方針」の各項目を達成するために、体系性と整合性が保たれたカリキュラムの編成・実施方針を示したもので、カリキュ

ラムポリシー(カリキュラムは教育課程の意味)ともよばれます。年次別に記載されている場合もあります。2018年度入学生のカリキュラムを対象として記述されています。より

具体的には、「カリキュラム・チェックリスト」と「カリキュラム・ツリー」で示されています。

「入学者受け入れの方針」・・・卒業認定・学位授与の方針に沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法を明確化したもので、アドミッションポリシー(アドミッションは入学の意味)

ともよばれます。入学者に向けて、各学部・学科が求める人物像、入学時までに学んできてほしいこと、備えておいてほしい能力などが具体的に記載されています。

「卒業認定・学位授与の方針」「教育課程編成・実施の方針」「入学者受け入れの方針」をまとめて「三つの方針」とよぶことがあります。

「カリキュラム・チェックリスト」・・・各授業科目が「卒業認定・学位授与の方針」の、どの項目の達成にどの程度関連しているかを表にまとめたものです。

「カリキュラム・ツリー」・・・カリキュラムの進行をフローチャート図で示したもので、各授業科目相互の関連性と授業の展開が描かれています。これを見ることにより、どの授

業をどの順序に履修し、最終的に「卒業認定・学位授与の方針」の各項目を修めて教育目標を達成することができるかがわかります。

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教育の目標と方針− 岡山理科大学で学ぶこと −

岡山理科大学 建学の理念

ひとりひとりの若人が持つ能力を最大限に引き出し、技術者として社会人として

社会に貢献できる人材を養成する

まえがき 本冊子は、岡山理科大学の建学の理念を実現するために、各学部、学科及びセンターで定められた教育の

目標と方針をまとめたものです。新入生の皆さんは、これらの目標や方針に沿って、岡山理科大学学生とし

て必要とされる知力、人間力等の能力を身につけ、最終的な目標である卒業(学士の学位取得)に向けて学

習を進めていきます。本冊子を読むことで、岡山理科大学の学士教育課程(すなわち学部での教育課程)に

おいて学ぶことにより、皆さんがどのような人材となることができるかがわかります。

 皆さんの在学中の学習を充実させるために、本冊子を次のように活用してください。

 1) 入学時に自分の所属している学部・学科及び受講科目に関係したセンターの目標と方針を熟読し、各

自の体系的なカリキュラムを設計しましょう。

 2) 在学中にも定期的に本書を読み返して、卒業に向けての学習がどれくらい進んでいるかを自身でチェッ

クし、必要に応じて学習設計を修正しましょう。

 3) 卒業時には、定められた教育目標を達成し、学士としてふさわしい能力、すなわち「学士力」が身に

ついていることを確認しましょう。それが確認されれば、あなたが社会に貢献できる人材として立派

に成長していることとなります。

 この教育の目標と方針は、教育等の活動の情報として大学のホームページなどで学内外に広く公表されて

います。この情報公開により、教員は教育の点検や改善に対する意識を高め、より質の高い大学教育の提供

に努めています。このような環境の中で、皆さんの能力が最大限に引き出され、将来の夢の実現に結びつく

ことを期待しています。

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岡山理科大学 大学全体の3つの方針

教育研究上の目的 建学の理念「ひとりひとりの若人が持つ能力を最大限に引き出し、技術者として社会人として社会に貢

献できる人材を養成する」に基づき、理工学を中心とした専門分野を修得し、なおかつ社会人としての素

養を身につけた人材の養成を目標とする。

学位授与の方針 各学部・学科等の卒業判定基準を充足し、以下の観点を満たした者に、各分野の学士の学位を授与する。

 A .それぞれの専門分野で活躍するために必要な基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用すること

ができる。

 B .幅広い教養を身につけ、自然や社会のさまざまな問題を見出し、探究心を持ってその解決に主体的・

協働的に関わることができる。

 C .国際的な視野と異文化理解の素養を身につけ、日本語及び外国語を用いてコミュニケーションをと

ることができる。

 D .社会人として必要とされる知識・技能及び倫理観を身につけ、社会に貢献できる。

教育課程編成・実施の方針 学位授与の方針に掲げる基準を達成させるために、正課科目として共通教育科目、専門教育科目及びそ

の他の必要な授業科目を体系的に配置する。教育課程の編成にあたっては、講義、演習、実験・実習科目

を効果的に組み合わせる。さらに入学者受け入れの方針を踏まえて入学までの教育との接続に配慮しつつ、

学位授与の方針と授業科目との関連及び学修内容の順次性をカリキュラムマップとカリキュラムツリーに

より明示し、入学から卒業までのカリキュラムの体系と科目間相互の関連性を明示する。

 教育の実施にあたっては、双方向授業やアクティブ・ラーニング、フィールドワーク、地域社会と連携

した学外体験プログラム(サービス・ラーニング、インターンシップ、ボランティア活動)等を取り入れ、

能動的学習を促し、単なる知識の習得に留まらない、理解、技能の定着に力を注ぐ。

 教育課程の評価にあたっては、最終評価試験等の結果といった知識・理解の指標だけでなく、提出課題

等の成果物の評価、ルーブリック等を利用する卒業研究成果の評価、GPA、上級学年への進級率、修業年

限での卒業率、学修ポートフォリオ等による学生個人の自己評価、学生等による各種アンケートの結果、

資格試験等の客観性のある外部評価など複数の指標を総合的に活用して継続的に評価点検し、改善を行う。

正課科目の教育内容について、以下のとおり定める。

 A .大学における学びへの適応を図り、それぞれの専門分野の知識・技能を学修する上で必要になると

ともに生涯学び続ける基礎となる技能と思考を身につけることができる科目(初年次教育科目)を配

置する。

 B .専門分野ごとに基礎から応用までの体系的な知識・技能を身につけることのできる科目(専門教育

科目)を配置する。

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 C .人文学、社会科学、健康科学、自然科学、情報科学など、知的社会人としての基盤を築き豊かな人

間性の養成に結びつく、幅広く深い教養と総合的な判断力を身につけることのできる科目(人間・社

会科学教育科目、科学技術教育科目)を、全学年を通じて配置する。

 D .社会と主体的・協働的に関わり、社会人として必要とされる知識・技能及び倫理観を身につけるた

め、自らのキャリアについて考え、キャリア形成に必要な知識・技能や就業意識を身につけることの

できる科目(キャリア教育科目)を配置する。

 E .異文化理解を深め基礎的なコミュニケーションに必要な英語を中心とした外国語を継続的に学修す

ることができる科目(外国語教育科目)を配置する。この科目は、少人数・到達度別のクラス編成を

基本とする。

 F .特定のテーマについて、応用的または発展的な知識・技能を体系的に習得することにより、複眼的

な思考力を養い、創造性や革新性を伸長するための科目(プロジェクト科目)を置く。

 上記の他、学生がキャンパス内外の正課外活動を通して、主体的・協働的に多様な技能や人間力を高め

ることができるように支援する。

入学者受け入れの方針 教育・研究上の目的(教育目標)に基づき、教育課程編成方針・実施の方針(カリキュラムポリシー)に従っ

て学位授与の方針(ディプロマポリシー)に定める人材を養成するために、本学では以下の資質を持つ人

を国内外から幅広く受け入れる。

 A .本学の教育を受けるために必要な基本的な知識・技能を身につけている。(知識・技能)

 B .本学において教育を受け学修するために必要なコミュニケーションに関わる基本的技能を身につけ

ている。(コミュニケーション技能)

 C .身につけた知識・技能に基づいて論理的に考え判断し、説明や行動ができる。(思考力・判断力・表現力)

 D .科学・技術・人間・社会に関心を持ち、自らが指向する分野・領域の学修遂行のため、主体的・協

働的な学修活動を通して知識や経験を広げていく向上心を有する。(学修への意欲・関心)

 E .本学での学修を通じて自らの能力を伸ばし、社会に貢献する意欲を有する。(社会貢献への意欲)

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理学部(学位:学士(理学))

教育研究上の目的 理学部は、人間・社会・地球環境を念頭に置いた幅広い一般教養・社会常識を背景にして、真理に対す

る深い感動と畏敬をもって自然科学の基礎知識を習得し、社会で実践する能力を有する人材の養成を目的

とする。

教育目標 理学部は、1964年に岡山理科大学が開学してから今日まで、建学の理念「ひとりひとりの若人が持つ

能力を最大限に引き出し技術者として社会人として社会に貢献できる人材を養成する」を大きな教育目標

として理学教育を行っている。

 理学教育の中心にあるのは、科学の真理を求める若人にその機会と場所を提供し手助けすることである。

これをよりよく実現するために、職員にあっては環境の整備に専念し、教員にあっては絶えることなく真

理の探求を継続し、深遠な助力を若人に提供できるようにしている。

 教育目標を達成するための組織として理学部は、開学時に応用数学科と化学科の2学科で発足して以来、

学際的学問分野と学生の多様性を考慮して発展してきた。今日、理学部では、先の2つの学科に加え、応

用物理学科、基礎理学科、生物化学科、臨床生命科学科、動物学科の合計7学科を組織して教育環境を整

えている。

 理学部が中心となって文部科学省の助成を受けた私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「グリーン元素

科学」のほか、「ハイテク・リサーチ・センター整備事業」、「学術フロンティアセンター整備事業」、「オー

プンリサーチセンター整備事業」などにより、理学部は、研究・教育体制の整備と推進に努めている。

 理学部が行う社会貢献は、科学の真理の探究に根ざした根本的な数理科学の発展と推進そして伝道であ

る。したがって、理学部で養成した人材は、科学真理の根源に根ざした応用と伝道による寄与で社会に貢

献する。

 また、20世紀における人類の繁栄は、かつてない程の大きな科学の進歩によるものである。そして21

世紀はこの科学の更なる進歩、人類・動植物・生命体を加えた地球環境への配慮、人間の心豊かな社会づ

くりを調和的に結合することによって発展させる必要がある。

 以上、理学部の教育・研究環境及び社会背景を踏まえて、建学の理念にある大きな教育目標の具体的な

説明として、次の4つの理学部教育目標を掲げる。

  • 真理の探究心を維持できる人材の養成

  • 科学の基礎知識をもち科学の諸課題を解決できる人材の養成

  • 科学の心を次世代に伝えることができる人材の養成

  • 人間・生命・社会・地球環境に関心をもち、それらの問題に配慮ができる人材の養成

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー) 理学部では、建学の理念に基づき、人間・社会・地球環境に関する幅広い一般教養・社会常識・国際感

覚を背景にして、真理に対する深い感動と畏敬をもって自然科学の基礎知識を習得し、社会で実践する能

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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力を有する研究者、技術者、教育者等の養成を目標にして体系化されたカリキュラム編成を行っている。

この学習成果は、厳格に定められた単位認定制度に基づき単位を授与することにより評価する。前記の教

育目標に沿って学習し、理学部が定める所定の単位を修得した学生に卒業を認定する。なお、学生が卒業

までに求められる学習・知識・能力を次に挙げる。

 A .「理学部共通科目」の履修を通して、教養と社会常識をもち国際感覚に優れた豊かな人間性を身に

つけている。

 B .各学科の「専門科目」の履修を通して、数理・科学の真理探究の喜びを経験しながら専門の基礎知

識を修得し、それを応用して課題を見出し解決することができる。

 C .情報基礎技術・プレゼンテーション技術などの社会参加の基礎技術及び倫理観を身につけている。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 「理学部共通科目」の中に用意した人間・社会・地球環境に配慮した幅広い一般教養・社会常識・国際

感覚を身につけるための科目を2年次までに学習できるように配置する。パワーポイントやプリントなど

を補完資料として用いた講義中心の教育に加え、能動的な学習方法を一部取り入れた教育を行い、センター

と協力して学生を総合的に評価することにより、教育課程編成・実施の方針を継続的に評価・検討する。

 数理・科学全般の基礎知識を身につける入門科目・基礎科目及び基礎実験科目を初年次から配備する。

知識・技能を定着させるために能動的手法を用いた教育を行い、センターと協力して学生を総合的に評価

することにより、教育課程編成・実施の方針を継続的に評価・検討する。

 異文化理解を深め、国際感覚に優れた豊かな人間性を涵養するために、英語を中心とした外国語を4年

間通じて継続的に学修することができる科目を「理学部共通科目」の中に配置する。少人数クラス及び到

達度別クラス編成により、アクティブラーニングを積極的に取り入れた教育を行い、センターと協力して

学生を総合的に評価することにより、教育課程編成・実施の方針を継続的に評価・検討する。

 専門基礎知識を身につけ、課題解決能力をもつ人材を養成し、さらに、この能力を実践的に高めるため

に、初年次から4年次までを通して、専門科目を体系的に学習できるように配備する。配備した学年に対

応して演習・実験・実習などを取り入れた能動的学習手法と講義による教育を行い、講義・演習・実験・

実習中の取り組みやレポートならびに最終評価試験などの学科で定めた学修成果の指標に基づいて評価す

る。加えて課題発見能力を併せもつ人材の養成を行うために、4年次に個別指導による卒業研究または特

別研究を課し、卒業研究論文やポスターまたは口頭発表などから複数教員による総合的な最終評価を行う。

これらの学生評価の指標から教育課程編成・実施の方針を継続的に評価・検討する。

 国家資格をもつ人材の養成を行うために、国家資格取得を支援する科目を整備する。演習中心の教育と

個の学習を重視した教育を行い、国家試験に対応した模擬試験などの学科で定めた学修成果の指標に基づ

いて評価する。また、数学・理科を中高生に教える優れた教員を養成するために、「理学部共通科目」として、

理数系教員養成プロジェクト科目を置き、アクティブラーニングによる少人数教育を行い、担当教員の定

めた学修成果の指標に基づいて評価する。これらの学生評価の指標から教育課程編成・実施の方針を継続

的に評価・検討する。

 社会参加の基礎力をもった人材を養成するために、情報基礎能力・文章作成能力・発表能力などを養う

科目、企業研究に通じる科目を「理学部共通科目」の中に整備する。個の学習とグループ学習などを用い

た能動的な手法を用いた教育を行い、センターと協力して学生を総合的に評価することにより、教育課程

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編成・実施の方針を継続的に評価・検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 理学部では、自然科学の基礎・応用とプレゼンテーションや外国語などの社会参加に関わる教育を学生

諸君に用意し、本学の教育理念「学際領域に着目し、理論研究と応用技術の密接な関連により、創造力の

開発と養成を目指す教育を行う」を踏まえ、幅広い教養と社会常識、異文化を理解する国際感覚と倫理観、

広い視野と創造性をもつ人材の養成を目指している。理学部は岡山理科大学創立以来の学部であり、「学

生ひとりひとりの能力を最大限に引き出す」という建学の理念に基づき人材養成を行ってきており、すで

に多数の卒業生が教育者、技術者、研究者として社会で活躍しているが、21世紀に入り、日本は科学技

術立国としてさらなる発展を求められている。

 このような観点から、理学部では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 上記の教育理念及び教育目標を理解し、数理科学・自然科学の真理探究に強い関心をもつ人

  • 数理科学・自然科学を学ぶために必要な知識・技能をもち、論理的に考えることを通して主体的及び

協働的に学修できる人

  • 社会に貢献する意欲のある人

 学科の「求める人物像」については、各学科の項を参照すること。

●学んできてほしいこと

  • 数理科学・自然科学の基礎的な知識・技能を有すること

 学科の「学んできてほしいこと」については、各学科の項を参照すること。

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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理学部 応用数学科

教育研究上の目的 応用数学科は、数学の理論と応用の両面を基礎から体系的に教育することにより、問題解決のための数

理的な思考力・応用力・情報技術を身につけ、教育や情報社会に広く貢献できる人材の養成を目的とする。

教育目標 応用数学科では、数学理論だけでなく、現代社会の諸分野において広く応用される基盤科学としての数

学と数理科学について、理論・応用両面の基礎的知識を修得した人材の養成を目的としている。より具体

的には、中学校・高等学校の数学及び高等学校情報の一種教員免許状の取得による教員の養成、及び計算

機を取り入れた授業・実習の充実による情報化社会に即した知識や技術を備えた人材の養成が目標である。

 この目的を達成するための方針として、1・2年次において、数学と数理科学の基礎である微分積分学

と線型代数学の修得を目指すと同時に情報化社会に不可欠なコンピュータ・リテラシーの修得、さらに数

理統計学と計算機科学の基礎の修得を目指す。3年次においては、数学・数理科学の各分野別に高度な知

識と能力の修得を目指す。4年次では、これまでの学習の最終仕上げとして、7~8人の小グループのゼ

ミに分かれ、それぞれの専門分野について指導教員のもとでの卒業研究を行う。この卒業研究により、基

礎理論とその応用について知識を深め、実際的な能力の修得を目指す。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A .数学の専門基礎及び計算能力を身につけている。

B .数学の専門を探求し、その理論を説明できる。

C .情報化社会へ寄与するために、数学理論を応用できる。

D .中学校・高等学校の教員としての資質を研鑽し、教えたり・表現したりできる力を有している。

E .現代数学の素養と柔軟な数学的思考力・応用力を身につけ、発表することができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 教育目標を実現するために以下のような方針を取る。

 ⑴  1・2年次において数学と数理科学の基礎となる微分積分学と線型代数学を配備する。

 ⑵  上記と並行して、情報化社会に不可欠なコンピュータ・リテラシーなどの修得のために、さらに確

率論及び数理統計学の基礎理論、計算機科学の基礎のための教育を行う。

 ⑶  3年次においては数学と数理科学の各分野別に高度な知識と能力を修得するための専門科目を配備

する。具体的には、代数学においては、群・環・体の概念と理論の教育を、幾何学においては、位相

や微分構造に基づいた図形の理解とその解析のための教育を、解析学においては、理学・工学におい

て不可欠な複素解析、微分方程式、フーリエ解析などの理論の教育を、さらに数理情報学においては、

計算理論、計算機システム、ネットワーク理論、さらに数理統計学の理論とその応用としてデータ解

析の教育を行う。

 各科目の評価は、担当教員の定めた学修成果の指標に基づいて行う。こうした指標評価を用いて、教育

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課程編成・実施の方針を継続的に評価・検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 応用数学科では、現代社会の諸分野において広く応用される基盤科学としての数理科学について、理論・

応用両面の基礎的知識を修得した人材の養成を目指している。具体的には、中学校・高等学校教諭一種免

許状(数学)及び高等学校教諭一種免許状(情報)の取得による教員の養成、及び計算機を取り入れた授

業・実習の充実による情報化社会に即した知識や技術を備えた人材の養成を目標としている。将来におけ

る数学・情報科学の発展を担う、また数学・情報教員として次世代の人材養成を担う意欲をもつ人材を重

視している。

 このような観点から、応用数学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 数学が好きで向学心と根気のある人

  • 数学について基礎にまでさかのぼって疑問をもち、考え続けることができる人

  • 中学・高校で数学を教えたい人

  • 数学の理論だけでなく、情報科学にも興味のある人

●学んできてほしいこと

  • 高等学校において、基本的な数学の思考方法を学び、論理的な考え方を身につけ、確かな計算力を修

得していること

  • 高等学校における数学Ⅰ、Ⅱ、A、Bもしくはそれに相当する科目に関する基礎学力を有すること

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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応用数学科

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与A B C D E

基 

礎 

科 

微分積分学と演習Ⅰ 2 必修 1・春1 ◎ ○微分積分学と演習Ⅱ 2 必修 1・春2 ◎ ○微分積分学と演習Ⅲ 2 必修 1・秋1 ◎ ○微分積分学と演習Ⅳ 2 必修 1・秋2 ◎ ○線型代数学と演習Ⅰ 2 必修 1・春1 ◎ ○線型代数学と演習Ⅱ 2 必修 1・春2 ◎ ○線型代数学と演習Ⅲ 2 必修 1・秋1 ◎ ○線型代数学と演習Ⅳ 2 必修 1・秋2 ◎ ○情報リテラシー 2 必修 1・春1 ◎ ○ △表現とメディアの数理 2 選択 1・春2 ◎ ○ △情報と職業 2 選択 1・春1 △ ◎情報化社会と倫理 2 選択 1・秋1 △ ◎微分積分学と演習Ⅴ 2 必修 2・春1 ◎ ○微分積分学と演習Ⅵ 2 必修 2・春1 ◎ ○微分積分学と演習Ⅶ 2 必修 2・春2 ◎ ○微分積分学と演習Ⅷ 2 必修 2・春2 ◎ ○線型代数学と演習Ⅴ 2 必修 2・春1 ◎ ○線型代数学と演習Ⅵ 2 必修 2・春1 ◎ ○線型代数学と演習Ⅶ 2 選択 2・春2 ◎ ○線型代数学と演習Ⅷ 2 選択 2・春2 ◎ ○

専    

門    

科    

演算の数理Ⅰ 2 選択 2・秋1 △ ◎ ○演算の数理Ⅱ 2 選択 2・秋2 △ ◎ ○形の数理Ⅰ 2 選択 2・秋1 △ ◎ ○形の数理Ⅱ 2 選択 2・秋2 △ ◎ ○偶然の数理Ⅰ 2 選択 2・秋1 △ ◎ ○偶然の数理Ⅱ 2 選択 2・秋2 △ ◎ ○計算機とアルゴリズムⅠ 2 必修 2・秋1 ◎ ○計算機とアルゴリズムⅡ 2 必修 2・秋2 ◎ ○現象の数理Ⅰ 2 選択 2・秋1 △ ◎ ○現象の数理Ⅱ 2 選択 2・秋2 △ ◎集合と位相 2 選択 3・春1 ○ ◎解析学と演習Ⅰ 2 選択 3・春1 △ ◎解析学と演習Ⅱ 2 選択 3・春2 △ ◎解析学と演習Ⅲ 2 選択 3・秋1 ○ ◎解析学と演習Ⅳ 2 選択 3・秋2 ○ ◎代数学と演習Ⅰ 2 選択 3・春1 △ ◎ ○代数学と演習Ⅱ 2 選択 3・春2 ○ ◎ ○代数学と演習Ⅲ 2 選択 3・秋1 △ ◎ ○代数学と演習Ⅳ 2 選択 3・秋2 ○ ◎幾何学と演習Ⅰ 2 選択 3・春1 ◎ ○幾何学と演習Ⅱ 2 選択 3・春2 ○ ◎ ○幾何学と演習Ⅲ 2 選択 3・秋1 ◎ ○幾何学と演習Ⅳ 2 選択 3・秋2 ○ ◎ ○教職への数学Ⅰ 2 選択 3・春2 ○ ◎教職への数学Ⅱ 2 選択 3・秋2 ○ ◎情報数学Ⅰ 2 選択 3・春2 ○ ◎ ○情報数学Ⅱ 2 選択 3・秋2 ○ ◎ ○データの数理Ⅰ 2 選択 3・春1 ○ ◎ ○データの数理Ⅱ 2 選択 3・秋1 ○ ◎ ○シミュレーションの数理 2 選択 3・春2 ○ ◎ ○現代数学入門 2 選択 3・秋1 ◎ △ ○システムの数理Ⅰ 2 選択 3・春1 ○ ◎ ○システムの数理Ⅱ 2 選択 3・秋1 ○ ◎ ○特別講義Ⅰ 1 選択 4・春1 ◎特別講義Ⅱ 1 選択 4・秋1 ◎卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ○ ○ ○ ◎卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ○ ○ ○ ◎

教員養成

プロジェクト

関連科目

教職基礎演習 1 選択 2・秋学期 △ ◎数学教材開発指導 2 選択 3・秋1 △ ◎授業実践演習 1 選択 3・通年 △ ◎教職基礎数学 2 選択 2・秋1 △ ◎

専門関連科目

物理学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 △ △物理学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 △ △化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 △ △化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 △ △生物学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 △ △生物学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 △ △地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 △ △地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 △ △

導入科目 数学基礎と演習Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ △数学基礎と演習Ⅱ 2 選択 1・春2 ○ △

― 8 ―

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春学

期秋

学期

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

  

  

  

 春

2秋

1 

  

  

  

秋2

A(基

礎)

B(数

学専

門)

C(情

報)

D(教

職)

E

3年

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

(注

)科

目履

修マ

ーク

: 

◎=

必修

科目

4年

授 

業 

科 

目 

カリ

キュ

ラム

・ツ

リー

理学

部 

 応

用数

学科

達成

目標

1年

次2

年次

微分

積分

学と

演習

Ⅰ◎

解析

学と

演習

Ⅰ,Ⅱ

線型

代数

学と

演習

Ⅰ◎

現象

の数

理Ⅰ

特別

講義

情報

リテ

ラシ

ー◎

表現

とメ

ディ

アの

数理

情報

と職

業情

報化

社会

と倫

数学

基礎

と演

習Ⅰ

数学

基礎

と演

習Ⅱ

演算

の数

理Ⅱ

演算

の数

理Ⅰ

偶然

の数

理Ⅰ

形の

数理

Ⅰ形

の数

理Ⅱ

偶然

の数

理Ⅱ

計算

機と

アル

ゴリ

ズム

Ⅰ◎

計算

機と

アル

ゴリ

ズム

Ⅱ◎

集合

と位

代数

学と

演習

Ⅰ,Ⅱ

幾何

学と

演習

Ⅰ,Ⅱ

幾何

学と

演習

Ⅲ,Ⅳ

教職

への

数学

Ⅰ教

職へ

の数

学Ⅱ

情報

数学

Ⅰ情

報数

学Ⅱ

シス

テム

の数

理Ⅰ

現代

数学

入門

シミ

ュレ

ーシ

ョン

の数

シス

テム

の数

理Ⅱ

特別

講義

卒業

研究

Ⅰ◎

教職

基礎

演習

数学

教材

開発

指導

授業

実践

演習

教職

基礎

数学

物理

学基

礎論

Ⅰ物

理学

基礎

論Ⅱ

化学

基礎

論Ⅰ

化学

基礎

論Ⅱ

生物

学基

礎論

Ⅰ生

物学

基礎

論Ⅱ

地学

基礎

論Ⅰ

地学

基礎

論Ⅱ

解析

学と

演習

Ⅲ,Ⅳ

代数

学と

演習

Ⅲ,Ⅳ

卒業

研究

Ⅱ◎

微分

積分

学と

演習

Ⅱ◎

線型

代数

学と

演習

Ⅱ◎

線型

代数

学と

演習

Ⅲ◎

線型

代数

学と

演習

Ⅳ◎

微分

積分

学と

演習

III◎

微分

積分

学と

演習

Ⅳ◎

微分

積分

学と

演習

Ⅴ,Ⅵ

◎微

分積

分学

と演

習Ⅶ

,Ⅷ◎

線型

代数

学と

演習

Ⅴ,Ⅵ

◎線

型代

数学

と演

習Ⅶ

,Ⅷ

現象

の数

理Ⅱ

デー

タの

数理

Ⅰデ

ータ

の数

理Ⅱ

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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理学部 化学科

教育研究上の目的 化学科は、学生と社会のニーズに対応した多様なカリキュラムにより、化学を中心とした高度な知識と

技術を習得させ、化学に関連した分野で活躍する技術者や研究者及び理科教育に携わる人材の養成を目的

とする。

教育目標 現代社会の産業基盤となる化学の知識や技術の教育、研究を通じて、総合的な判断力、論理的思考力及

び問題解決能力を身につけた化学技術者・研究者の養成を目指す。また、中学校・高校の理科教員の養成

を目指す。

  • 広範囲にわたる化学の基礎知識を修得させるために、1、2年次を中心に無機化学、有機化学、分析

化学、物理化学の基礎専門科目を配置し、さまざまな化学分野の要請に応えられるような基礎教育を

行う。2年次からはバイオ・有機薬品、環境分析、新エネルギー関連の3つの履修コースを設け、現

在の社会や産業界が求めている緊急の課題(生命、環境、エネルギー等)に化学という学問を通じて

応えられる実践的教育を行う。

  • 有機化学、生体関連物質化学の専門的な知識と技能を修得することができるバイオ・有機薬品コース

を設け、有機化学や生体関連物質に関する正しい知識と倫理観を持ち、化学やバイオの力で生活に役

立つ物質を開発、製造できる国際性豊かな人材を養成する。

  • 環境問題に携わる専門的な知識と技能を修得することができる環境分析コースを設け、地球環境に対

する正しい知識と倫理観をもち、地球環境保全を行うためにさまざまな物質を測定する手法を正しく

理解した国際性豊かな人材を養成する。

  • 人類のエネルギー問題に携わる専門的な知識と技能を修得することができる新エネルギーコースを設

け、エネルギー問題に関する正しい理解と倫理観を持ち、化学の力でエネルギー問題に貢献できる新

素材を開発・製造できる国際性豊かな人材を養成する。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A .化学科独自の初年次導入科目により化学への興味をさらに深め、基礎的な知識を身につけ、専門科目

の講義内容を理解できる。

B .化学を支える四つの分野(有機化学、無機化学、分析化学、物理化学)の基礎的な事項を修得し、化

学の諸分野の問題にそれらを活用することができる。

C−1 .新エネルギーコース専用科目

 新エネルギーコースでは、次のような知識と能力を備えた人物をコース修了させる。

   • エネルギー問題を理解することができ、地球規模の見地からエネルギー問題の解決に向かって積極

的に行動できる。

   • 多様なエネルギーの活用法や社会的な問題点を理解し、説明することができる。

   • 錯体化学や固体化学の知識と無機化合物を取り扱う技能を有し、機能性材料について理解し、活用

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することができる。

   • 高分子化合物の物理化学的な性質を理解し、その機能・物性を活用することができる。

C−2 .バイオ・有機薬品コース専用科目

 バイオ・有機薬品コースでは、次のような知識と能力を備えた人物をコース修了させる。

   • 環境調和型社会の実現に向けて、グリーンケミストリーの視点からバイオ・有機薬品関連の諸問題

の解決に向かって積極的に行動ができる。

   • 有機化学の知識と取り扱う技能を有し、グリーンケミストリーの視点からその知識を活用すること

ができる。

   • 生体関連物質化学の知識と取り扱う技能を有し、環境持続の観点から社会生活に役立つ高分子材料

を理解し、活用することができる。

   • 有機化合物や生体関連物質化学の分析法を理解し、活用することができる。

C−3 .環境分析コース専用科目

 環境分析コースでは、次のような知識と能力を備えた人物をコース修了させる。

   • 正しく地球環境問題を理解することができ、国際社会に鑑み地球環境問題の解決に向かって積極的

に行動ができる。

   • 環境汚染物質を測定する方法や処理する方法を探索し、理解することができる。

   • さまざまな物質の分析に使用する機器の原理を理解し、説明することができる。

   • 身近な物質に注意を払い、化学的見地により評価することができる。

D .有機化学、無機化学、分析化学、物理化学、4分野の実験を安全に配慮して計画・実行でき、実験結

果の整理を行うことができる。また、身につけた実験技術を応用して、卒業研究に活用することができる。

E .自己の考えを明確に表現する技術、論理的な記述を身につけ、口頭発表や議論を通じたコミュニケー

ションをとることができる。

F .化学技術全般に関して技術者・研究者として必要な知識を身につけ、社会に対する倫理的責任を自覚

し考えることができる。

G .研究職を志向している学生を対象に早期卒業を活用した学部・大学院の一貫教育プログラム(Sプロ

グラム)を用意し、より深い専門知識と技術を身につけることで、高度な問題解決能力を発揮すること

ができる。

H .基本的な情報技術と情報倫理を身につけ、情報の検索、調査を行うことができる。

I .化学に関する幅広い知識を身につけ、中学・高校の教員として理科を教えることができる。中・高理

科教員の養成は教職・学芸員センターと連携して行っており、教員教育と理科教員免許取得の支援を行っ

ている。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)1 .高校から大学の化学教育への橋渡しの役割と化学への興味を引き出す導入教育としての入門科目であ

る「化学入門Ⅰ、Ⅱ」を初年次に設置する。

2 .大学で学ぶ講義内容を概説する「化学概論」を初年次の春1学期に設ける。また、化学の基礎となる

四つの分野(無機化学、有機化学、分析化学、物理化学)の基礎科目を1年次から2年次にかけて設置

する。講義と演習を適切に組み合わせ、学生の自発的な学修を促すように工夫する。さらに、専門性の

― 11 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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高い内容を扱う専門科目として、「量子化学」、「放射線化学」、「ポリマーの化学」を3年次に設置する。

最終評価試験や授業アンケートの結果を総合的に評価し、基礎専門科目の教育課程編成方針を継続的に

評価・検討する。

3 .現代社会や産業界に求められている生命、環境、エネルギーなどの解決すべき緊急の課題に化学の立

場から対応できる化学技術者や研究者の養成を念頭に置き、高度な専門知識を修得できる三つの専門

コース(バイオ・有機薬品コース、環境分析コース、新エネルギーコース)を2年次から設置する。コー

ス別科目のGPAの平均値や授業アンケートの結果を総合的に評価し、コースの教育課程編成方針を継続

的に評価・検討する。

 〇 新エネルギーコース:化学の力によってエネルギー問題の解決に貢献できる知識を修得するために新

エネルギーコースを設置する。

    エネルギー問題を理解し、地球規模の見地からエネルギー問題の解決に貢献できる知識を修得する

ために「エネルギーの化学」を設置する。機能性材料に関する知識を習得するため「錯体化学」、「固

体化学」を設置する。高分子化合物の機能や物性を修得するために「柔らかい分子系の化学」を設ける。

 〇 バイオ有機薬品コース:有機化学と生体関連物質化学に立脚した環境調和型社会の実現に役立つ知識

を修得するためにバイオ有機薬品コースを設置する。

    有機薬品や生体関連物質に関する知識を修得するために「バイオ有機化学」、「薬品合成化学」を設

置する。また、有機合成反応についての知識を修得するために「有機反応化学」を設置する。さらに、

有機化合物や高分子化合物を取り扱う分析法についての知識を修得するために「有機分析化学」を設

置する。

 〇 環境分析コース:地球環境に対する正しい知識と倫理観をもち、地球環境保全を行うためにさまざま

な物質の分析法を修得するために環境分析コースを設置する。

    幅広い地球環境への知識と国際的な地球環境問題を把握させるために「化学環境論」を置く。公害

防止管理者の国家資格取得を支援するために「環境分析化学」を置く。また、環境分析に使用する機

器分析の原理を理解させるために「機器分析化学」を置く。さらに、身の回りの物質に対する分析法

を学習させる科目「鑑識の化学」を設置する。

4 .化学技術全般に関して技術者・研究者として必要な知識と技能を身につけ、研究に携わる者が認識す

べき倫理観や責任を自覚するために、以下の化学実験科目を設置する。実験器具や薬品の取り扱い方の

基本を理解し、化学実験の基本操作と廃棄物の処理方法を習得するために「化学基礎実験」と「化学実

験」を初年次から2年次に設置する。また、化学の基盤となる四つの基礎科目に対応する分析化学実験・

無機化学実験・有機化学実験・物理化学実験を3年次に設置する。実験科目のGPAの平均値や実験レポー

トの結果を総合的に評価し、実験課題の内容を継続的に評価・検討する。

5 .化学の基礎知識とともに実践的な実験技術に習熟し、総合的判断力、問題設定・解決能力、論理的思

考能力を身につけさせるために、「卒業研究」を4年次に配置する。また、専門知識と研究実践力を高

めるために、3年次から研究室に所属し研究できる「早期研究室配属プログラム(Sプログラム)」を

設け、卒業研究と同等な研究活動を行う「化学特別実験」を設置する。卒業研究発表によって修学した

学力・知識・実験技術・表現力・プレゼンテーション能力等を総合的に評価し、化学科専門科目の教育

課程編成方針を継続的に評価・検討する。

6 .コンピュータとネットワークに対する知識の習得、情報活用能力と情報倫理について、知識や技能を

― 12 ―

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身につけることができる科目「情報リテラシー」と「コンピュータ入門」を設置する。また、興味のあ

る化学のテーマについて自ら調べ、発表することを通じて化学についての関心・理解を深めるとともに、

プレゼンテーション能力を養成するために「化学プレゼンテーション」を設ける。

7 .中学校・高校の理科教員を目指した教員免許取得のために必要な科目を設置し、教職・学芸員センター

との連携によって教員免許取得を支援する。 また、教員採用試験の支援科目として「教職のための化学」

を設置する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 化学科では、さまざまなカリキュラムを通して化学の知識を伝えることにより、技術者・研究者・理科

教員の養成を目指している。そのために、多様化する学生の志望に応じて「バイオ有機薬品コース」、「環

境分析コース」、「新エネルギーコース」の3コース制をとっている。2年次から学生を特定のコースに配

属させ、最先端の研究に早期から触れさせることによって、十分な研究能力と創造性を体得させる。4年

次の卒業研究においては、実践的な研究活動をさせることによって、より高い問題解決能力や創造力を身

につけさせる。いずれのコースにおいても、化学の専門家を育てることはもとより、化学の素養をもった

良識ある社会人や教員を養成することを目指している。

 このような観点から、化学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 化学のみでなく自然科学全般に興味のある人

  • 実験や研究が好きで、自ら積極的に取り組む人

  • 一つのことに強い関心をもち、それに集中して取り組める人

●学んできてほしいこと

  • 化学の基礎学力を有すること

  • 物理、生物など理科全般の基礎知識を修得していること

  • 対数の計算、簡単な微分・積分の数学の知識を有すること

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生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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化学科

系列 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C−1 C−2 C−3 D E F G H I

基  

礎  

科  

化学概論 2 選択 1・春1 ◎ ○無機化学Ⅰ 2 必修 1・秋1 ◎ ○無機化学Ⅱ 2 必修 2・春1 ◎ ○無機化学Ⅲ 2 選択 2・秋1 ◎ ○有機化学Ⅰ 2 必修 1・春2 ◎ ○有機化学Ⅱ 2 必修 1・秋2 ◎ ○有機化学Ⅲ 2 選択 2・春2 ◎ ○物理化学Ⅰ 2 必修 1・秋1 ◎ ○物理化学Ⅱ 2 必修 2・春1 ◎ ○物理化学Ⅲ 2 選択 2・秋1 ◎ ○分析化学Ⅰ 2 必修 1・春2 ◎ ○分析化学Ⅱ 2 必修 1・秋2 ◎ ○化学実験Ⅰ 1.5 必修 2・秋1 ○ ◎ ○ ○ ○化学実験Ⅱ 1.5 必修 2・秋2 ○ ◎ ○ ○ ○無機化学演習 2 選択 2・秋2 ◎ ○有機化学演習 2 選択 2・秋1 ◎ ○物理化学演習 2 選択 2・秋2 ◎ ○分析化学演習 2 選択 2・秋1 ◎ ○分析化学実験 3 選択 3・春1 ○ ○ ◎ ○ ○ ○無機化学実験 3 選択 3・春2 ○ ○ ◎ ○ ○ ○有機化学実験 3 選択 3・秋1 ○ ○ ◎ ○ ○ ○物理化学実験 3 選択 3・秋2 ○ ○ ◎ ○ ○ ○

専  

門  

科  

エネルギーの化学 2 選択必修 2・秋2 ◎ ○錯体化学 2 選択必修 3・秋2 ◎ ○固体化学 2 選択必修 3・秋1 ◎ ○柔らかい分子系の化学 2 選択必修 3・秋1 ◎ ○バイオ有機化学 2 選択必修 2・秋2 ◎ ○薬品合成化学 2 選択必修 3・春1 ◎ ○有機分析化学 2 選択必修 3・春2 ◎ ○有機反応化学 2 選択必修 3・秋2 ◎ ○機器分析化学 2 選択必修 2・春2 ◎ ○化学環境論 2 選択必修 2・秋1 ◎ ○環境分析化学 2 選択必修 3・春2 ◎ ○鑑識の化学 2 選択必修 3・秋1 ◎ ○量子化学 2 選択 3・春2 ◎ ○ ○放射線化学 2 選択 3・春1 ◎ ○ ○ポリマーの化学 2 選択 3・春1 ◎ ○ ○情報リテラシー 2 必修 1・春1 ◎コンピュータ入門 2 選択 1・秋1 ◎化学プレゼンテーション 2 選択 2・春学期 ○ ◎ ○ ○安全化学 2 選択 3・春1 ◎ △ ○特別講義 1 選択 2~4・春2 ◎ ○化学トピックス 2 選択 3・春学期 ○ ◎ ◎ ◎ ○化学セミナーⅠ 2 選択 3・春学期 ○ ○ ○ ○ ◎ ○ ◎ ○化学セミナーⅡ 2 選択 3・秋学期 ○ ○ ○ ○ ◎ ○ ◎ ○化学特別実験 8 選択 3・通年 ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ ◎ ◎卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ ◎卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ ◎

専門関連科目

解析学Ⅰ 2 選択 1・春1 ○解析学Ⅱ 2 選択 1・春2 ○化学基礎実験 2 必修 1・春2 ○ ◎ ○ ○物理学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ○ ○物理学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 ○ ○物理学基礎実験 2 選択 2・春1 ◎ ○ ○生物学基礎論Ⅰ 2 選択 1・秋1 ○ ○生物学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○ ○生物学基礎実験 2 選択 1・秋2 ◎ ○ ○地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ ○地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○ ○地学基礎実験 2 選択 1・秋2 ◎ ○ ○化学入門Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎化学入門Ⅱ 2 選択 1・春2 ◎教職のための化学 2 選択 3・秋1 ◎

プロジェクト

教職基礎演習 1 選択 2・秋学期 ◎野外実践指導実習Ⅱ 2 選択 3・通年 ◎理科教材開発指導 2 選択 3・秋2 ◎授業実践演習Ⅰ 2 選択 3・通年 ◎教職のための物理 2 選択 3・春1 ◎教職のための地学 2 選択 3・秋2 ◎教職のための生物 2 選択 3・春1 ◎

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

D

, E, F

(化学

実験

を計

画・実

行で

き、

結果

を適

切に

発表

でき

る)

E

, H

(情報

技術

を身

につ

ける

)

 

B(化

学の

基礎

知識

を身

につ

ける

)

  

C-1

(エネ

ルギ

ー問

題に

関す

る専

門知

識を

身に

つけ

る)

  

C-2

(化学

やバ

イオ

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る化

学変

換の

専門

知識

を身

につ

ける

)

  

C-3

(環境

分析

や環

境保

全に

関す

る専

門知

識を

身に

つけ

る)

E,F

,G (

Sプ

ログ

ラム

学部

・大

学院

の一

貫教

育に

より

高度

な専

門知

識と

問題

解決

能力

を養

う)

(注

)科

目履

修マ

ーク

: 

◎=

必修

科目

、●

=選

択必

修科

目1年

次2

年次

3年

次4

年次

授 

業 

科 

目 

カリ

キュ

ラム

・ツ

リー

理学

部 

 化

学科

達成

目標

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

化学

概論

化学

基礎

実験

◎化

学実

験Ⅰ

情報

リテ

ラシ

ー◎

コン

ピュ

ータ

入門

化学

プレ

ゼン

テー

ショ

有機

化学

Ⅰ◎

有機

化学

Ⅱ◎

有機

化学

Ⅲ有

機化

学演

分析

化学

Ⅰ◎

分析

化学

Ⅱ◎

分析

化学

演習

無機

化学

Ⅰ◎

無機

化学

Ⅱ◎

無機

化学

Ⅲ無

機化

学演

物理

化学

Ⅰ◎

物理

化学

Ⅱ◎

物理

化学

Ⅲ物

理化

学演

エネ

ルギ

ーの

化学

バイ

オ有

機化

学●

薬品

合成

化学

●有

機反

応化

学●

有機

分析

化学

機器

分析

化学

●化

学環

境論

●環

境分

析化

学●

鑑識

の化

学●

分析

化学

実験

無機

化学

実験

安全

化学

量子

化学

錯体

化学

放射

線化

化学

トピ

ック

固体

化学

柔ら

かい

分子

系の

化学

ポリ

マー

の化

化学

セミ

ナー

Ⅰ化

学セ

ミナ

ーⅡ

化学

特別

実験

早期

卒業

物理

化学

実験

卒業

研究

Ⅰ◎

有機

化学

実験

卒業

研究

Ⅱ◎

化学

実験

Ⅱ◎

― 15 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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理学部 応用物理学科

教育研究上の目的物理科学専攻

   応用物理学科物理科学専攻は、科学技術の基礎となる物理学・応用物理学の基幹分野を体系的に学習

し、数理的解析法と実験計測法の修得を通じて、理工学分野にて幅広く活用できる科学的思考力・分析

力・創造力を有した人材の養成を目的とする。

臨床工学専攻

   応用物理学科臨床工学専攻は、先端高度医療の発展に不可欠な物理学や医用工学の基礎知識を習得し、

最新医療機器の取り扱いに習熟して、高度な専門医療と医療機器に関する知識を持って、進歩し続ける

医療機器の変化に対応できる技術と能力を有した人材の養成を目的とする。

教育目標 応用物理学科は、量子科学分野から臨床工学分野に至る幅広い学際領域に着目し、物理学の基礎教育と

応用技術教育を密接に関連させ、未来を目指して常に清新な意欲に溢れる努力を傾け、自らの人生を価値

のあるものにしようとする情緒豊かで人間的信頼に足る人材の養成を目指している。

 物理科学専攻においては、理工学分野へのさまざまな自然現象の理を解明し、新しい科学技術への応用

を実現するための幅広い能力をもつ人材を養成する。

 臨床工学専攻医用科学コースにおいては、物理学の基礎的能力に加え、新しい医療機器の開発や、医療

技術の直面する問題を克服する応用能力を身につけ、医用科学の新しい発展を導くことのできる人材を養

成する。

 臨床工学専攻臨床工学コースにおいては、臨床工学に関する確かな知識・技術と優しい心をもち、物理

学の考え方を身につけた臨床工学技士を養成する。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A .体系化された物理学の専門基礎及び実験知識を身につける。

 A−1.基本的な力学や電磁気学の法則を説明することができる。

 A−2.基本的な物理実験を計画・実施することができる。

B .基本的な情報技術に基づき、必要な情報を収集評価して整理発表することができる。

C .実験結果や自分の考えを、レポートや口頭でわかりやすく論理的に伝えることができる。

D .(物理科学専攻)産業用機器の動作原理を理解し、原理や使用方法をわかりやすく説明することができる。

E .(臨床工学専攻)医療機器の動作原理を理解し、原理や使用方法をわかりやすく説明することができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 応用物理学科では物理学の専門基礎及び実験知識を体系的に身につけるために、1年次から4年次に向

けて基礎科目から専門科目を順次履修するカリキュラム構成となっている。

 1年次に物理学分野を支える数学の基礎的な事項を習得することのできる数学系科目や、「力学」、「基

― 16 ―

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礎電磁気学」、「物理学基礎実験」 等の物理系基礎科目の学習から、基本的な力学や電磁気学の法則を説明

する力や実験を計画・実施する力を養う。

 2年次から3年次に開講される専門科目を通じて、物理科学専攻では産業用機器の動作原理を理解し、

原理や使用方法をわかりやすく説明することができるようにカリキュラムを構成している。また、臨床工

学専攻では医療機器の動作原理を理解し、原理や使用方法をわかりやすく説明することができるように医

用工学・工学分野の専門科目を中心としたカリキュラム構成になっている。

 4年次には全学生が指導教員のもとで「特別研究」または「臨床実習」を中心に据えて、知識・技能の

実際的な運用能力の養成と定着を図る。これらの開講する科目については客観的な知識・理解の指標に加

えて、学修の成果物などを総合的に評価する。また、教育課程編成の方針を継続的に評価・検討する。

 全学的なキャリア教育科目や学科独自の新入生研修プログラム、「特別研究(Ⅰ&Ⅱ)」及び「臨床特別

研究」を通じて、社会と主体的・協働的に関わり、社会人としての知識や技能及び倫理観を修得させる。

学生の講義への取り組みを総合的に評価して、教育課程編成を継続的に評価・検討する。

 応用物理学科に関わる学問分野でのコミュニケーションに必要な英語を継続的に学習させるために「専

門英語」を配置する。この科目に関しては、客観的な知識・理解の指標に加えて、学修の成果物等を総合

的に評価し、さらに外部の評価テストの状況なども参考に、教育課程編成を継続的に評価・検討する。

 なお、応用物理学科では、物理科学専攻及び臨床工学専攻の両専攻で、大学卒業後に教員になることを

希望する学生に対して、〔中学校教諭 一種免許(理科)〕及び〔高等学校教諭 一種免許(理科)〕を取

得できるように、申請条件充足状況を評価することにより、教育課程編成を継続的に評価・検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 応用物理学科では、物理科学や医用工学の基礎学力を備えて、それらを応用するための創造的思考力を

有して社会に貢献できる人材の養成を目指している。物理科学専攻では、さまざまな自然現象の理を解明

し、新しい科学技術への応用を実現するための基礎的能力を有する人材養成を目指し、臨床工学専攻では、

臨床工学に関する確かな知識・技術と優しい心をもち、物理的センスを身につけた臨床工学技士及び医療

用ハイテク機器の開発や操作を通して医療に貢献できる人材を養成することを教育目標としている。

 このような観点から、応用物理学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 物理科学が好きで、身近な自然現象や科学技術に興味がある・工作や創意工夫を好む・好奇心旺盛・

論理的思考を好む、のいずれかに適合する人

  • 学業成績を問わず、医用工学を学ぶ明確な目的意識がある・最新の医療機器や技術に関心がある・臨

床工学技士の資格取得を積極的に目指している、のいずれかに適合する人

  • 高等学校での課題研究に熱心に取り組んだ人

●学んできてほしいこと

  • 数学Ⅰ、Ⅱ(または数学A、B)を学習しておくこと

  • 物理基礎、化学基礎または生物基礎を学習しておくこと

  • 国語、地理歴史、外国語(特に英語)も学習しておくこと

― 17 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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応用物理学科 物理科学専攻

系列 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A−1 A−2 B C D E

基  

礎  

科  

質点の力学Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎質点の力学Ⅱ 2 選択 2・春1 ○微分積分学Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎微分積分学Ⅱ 2 選択 1・春2 ◎線形代数学 2 選択 1・秋1 ◎応用数学 2 選択 1・秋2 ○基礎電磁気学Ⅰ 2 選択 1・秋2 ◎基礎電磁気学Ⅱ 2 選択 2・春1 ◎コンピュータ入門Ⅰ 2 選択 1・春2 ○ △コンピュータ入門Ⅱ 2 選択 1・秋学期 ○ △医学概論・公衆衛生学 2 選択 1・秋1 △解剖学 2 選択 2・春1 △医用工学概論 2 選択 1・秋2 △物理学基礎実験 2 必修 1・春2 ○ ◎ ○ ○

専   

門   

科   

情報処理工学 2 選択 2・春2 △ ○機械工学 2 選択 2・秋1 ○電子工学Ⅰ 2 選択 2・春2 ○電子工学Ⅱ 2 選択 2・秋1 ○電気工学概論 2 選択 2・秋2 ○システム工学 2 選択 2・秋1 ○物性工学 2 選択 2・秋学期 ○材料工学 2 選択 3・秋1 ○計測工学 2 選択 3・春2 ○応用電磁気学 2 選択 3・春1 ◎プログラミング 2 選択 2・秋2 ○物理数学Ⅰ 2 選択 2・秋2 ○物理数学Ⅱ 2 選択 3・春1 ○ベクトル解析・解析力学 2 選択 3・春1 ○剛体の力学 2 選択 2・春2 ○量子力学の基礎 2 選択 2・秋1 ◎量子力学Ⅰ 2 選択 3・春2 ◎量子力学Ⅱ 2 選択 3・秋2 ○光物理学 2 選択 3・春2 ○熱力学 2 選択 2・春2 ◎熱統計物理 2 選択 2・秋1 ◎物性物理Ⅰ 2 選択 3・春1 ○物性物理Ⅱ 2 選択 3・秋1 ○宇宙科学Ⅰ 2 選択 3・春2 ○宇宙科学Ⅱ 2 選択 3・秋学期 ○素粒子・原子核物理 2 選択 3・秋学期 ○

実験・

演習

電気・電子工学実験Ⅰ 2 必修 2・春1 ○ ○ ◎応用物理学実験 2 選択 3・春2 ○ ○ ◎ゼミナールⅠ 1 選択 4・春1春2 ○ ◎ ○ゼミナールⅡ 1 選択 4・秋1秋2 ○ ◎ ○特別研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ○ ○ ◎特別研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ○ ○ ◎

専門関連科目

化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 △化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 △化学基礎実験 2 選択 1・秋2 △生物学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 △生物学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 △生物学基礎実験 2 選択 2・春1 △地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 △地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 △地学基礎実験 2 選択 1・秋2 △

プロジェクト

教職基礎演習 1 選択 2・秋学期 △野外実践指導実習Ⅱ 2 選択 3・通年 △理科教材開発指導 2 選択 3・秋2 △授業実践演習 2 選択 3・通年 △教職のための物理 2 選択 3・春1 △教職のための化学 2 選択 3・秋1 △教職のための地学 2 選択 3・秋2 △教職のための生物 2 選択 3・春1 △

― 18 ―

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応用物理学科 臨床工学専攻

系列 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A−1 A−2 B C D E

基  

礎  

科  

質点の力学Ⅰ 2 選択 1・春2 ○質点の力学Ⅱ 2 選択 2・春1 △微分積分学Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎微分積分学Ⅱ 2 選択 1・春2 ◎線形代数学 2 選択 1・秋1 ◎応用数学 2 選択 1・秋2 ○基礎電磁気学Ⅰ 2 選択 1・秋2 ◎基礎電磁気学Ⅱ 2 選択 2・春1 ◎コンピュータ入門Ⅰ 2 選択 1・春2 ○ △コンピュータ入門Ⅱ 2 選択 1・秋学期 ○ △医学概論・公衆衛生学 2 選択 1・秋1 △解剖学 2 選択 2・春1 ◎医用工学概論 2 選択 1・秋2 ◎基礎電磁気学Ⅲ 2 選択 2・秋学期 ◎物理学基礎実験 2 必修 1・春2 ○ ◎ ○ ○

専   

門   

科   

情報処理工学 2 選択 2・春2 △ △機械工学 2 選択 2・秋2 △電子工学Ⅰ 2 選択 2・春2 ◎電子工学Ⅱ 2 選択 2・秋1 ◎電気工学概論 2 選択 2・秋2 ◎システム工学 2 選択 2・秋1 ○物性工学 2 選択 2・秋学期 ○材料工学 2 選択 3・秋1 ○計測工学 2 選択 3・春2 ○応用電磁気学 2 選択 3・春1 △関係法規 1 選択 4・春1 △看護学入門 1 選択 4・春2 ○基礎医学実習 1 選択 2・秋学期 △ ◎ ○生化学 2 選択 2・春学期 ○生理学Ⅰ 2 選択 2・春学期 ○生理学Ⅱ 2 選択 2・秋学期 ○病理学 2 選択 3・春2 ○免疫学 2 選択 3・春または秋学期 ○薬理学 2 選択 3・春または秋学期 ○医用機器学概論 2 選択 2・春1 ○医用治療機器学 4 選択 3・春2 ○医用機器安全管理学Ⅰ 2 選択 3・春1 ○医用機器安全管理学Ⅱ 2 選択 3・春2 ○医用生体計測装置学 2 選択 2・春1 ○生体機能代行装置学Ⅰ 4 選択 2・春2 ○生体機能代行装置学Ⅱ 4 選択 3・春1 ○生体機能代行装置学Ⅲ 2 選択 3・秋1 ○

臨床工学コース専門科目

医用治療機器学実習 1 選択 3・秋2 △ ◎ ○医用機器安全管理学実習 1 選択 3・秋1 △ ◎ ○医用生体計測装置学実習 1 選択 3・秋1 △ ◎ ○生体機能代行装置学実習Ⅰ 1 選択 3・秋1 △ ◎ ○生体機能代行装置学実習Ⅱ 1 選択 3・秋2 △ ◎ ○生体機能代行装置学実習Ⅲ 1 選択 3・秋2 △ ◎ ○臨床医学総論Ⅰ 2 選択必修 4・春1 ◎ △ ○臨床医学総論Ⅱ 2 選択必修 4・春2 ◎ △ ○臨床医学総論Ⅲ 2 選択必修 4・春1 ◎ △ ○臨床医学総論Ⅳ 2 選択必修 4・春2 ◎ △ ○臨床医学特論Ⅰ 2 選択必修 4・春1秋1 ◎ ○ ○臨床医学特論Ⅱ 2 選択必修 4・春1秋1 ◎ ○ ○臨床医学特論Ⅲ 2 選択必修 4・春2秋2 ◎ ○ ○臨床医学特論Ⅳ 2 選択必修 4・春2秋2 ◎ ○ ○臨床医学特論Ⅴ 2 選択必修 4・春2秋2 ◎ ○ ○臨床実習Ⅰ 1 選択 4・秋1 ○ ◎ ◎臨床実習Ⅱ 1 選択 4・秋1 ○ ◎ ◎臨床実習Ⅲ 1 選択 4・秋1 ○ ◎ ◎臨床実習Ⅳ 1 選択 4・秋1 ○ ◎ ◎電気・電子工学実験Ⅰ 2 必修 2・春1 ○ ○ ◎電気・電子工学実験Ⅱ 2 必修 2・秋1 ○ ○ ◎ゼミナールⅠ 1 選択 4・春1春2 ○ ◎ ○ゼミナールⅡ 1 選択 4・秋1秋2 ○ ◎ ○臨床特別研究 4 選択必修 4・通年 ○ ◎ ○特別研究Ⅰ 4 選択必修 4・春学期 ○ ◎ ○特別研究Ⅱ 4 選択必修 4・秋学期 ○ ◎ ○

専門関連

科  

化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 △化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 △化学基礎実験 2 選択 1・秋2 △生物学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 △生物学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 △生物学基礎実験 2 選択 2・春1 △地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 △地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 △地学基礎実験 2 選択 1・秋2 △

― 19 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

A・D

(物理

学の

ため

の数

学の

基礎

の修

得)

 A・C・D

(実験

科学

として

の物

理学

の修

得)

(注

)科

目履

修マーク: ◎

=必

修科

目、●

=選

択必

修科

カリキュラム

・ツリー

理学

部  応

用物

理学

科 物

理科

学専

達成

目標

春学

期1年次

秋学

 A・C・D

(理科

教員

に必

要な基

礎知

識の

習得

)

4年次

 A・D

(物理

学の

基礎

の修

得)

 A・B・C・D

(物理

学の

応用

授 業

 科

 目

 名

春学

期秋

学期

2年次

春学期

秋学期

3年次

春学

期秋

学期

質点の力学I

応用

数学

基礎

電磁

気学

I

コンピュータ入

門I

医学概論・

公衆衛生学

物理学基礎実験◎

化学基礎論I

生物

学基

礎論

I

地学基

礎論I

質点の力学II

化学

基礎

実験

生物学基礎実験

地学

基礎

実験

解剖

医用

工学

概論

情報

処理

工学

プログラミング

熱力

機械

工学

システム工

物性

工学物

理数

学Ⅰ

剛体

の力

材料

工学

計測

工学

応用

電磁

気学

物理

数学

ベクトル解析・

解析

力学

量子力学の基礎

量子

力学

Ⅰ量子力学II

光物

理学

化学基礎論II

生物

学基

礎論

II

地学基礎論II

微分

積分

学II

基礎電磁気学II

電子

工学

I

熱統

計物

コンピュータ入門II

電子工学II

電気

工学

概論

物性

物理

Ⅰ物

性物

理Ⅱ

応用物理学実験

電気・電子工学実験

Ⅰ◎

素粒

子・原

子核

物理

宇宙

科学

Ⅱ宇宙科学Ⅰ

教職

のための

化学

教職のための生物

教職

のための

地学

教職のための物理

授業

実践

演習

理科

教材

開発

指導

野外

実践

指導

実習

Ⅱ教

職基

礎演

微分

積分

学I

線形

代数

特別

研究

Ⅰ◎

特別

研究

Ⅱ◎

ゼミナール

Ⅱゼミナール

― 20 ―

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

 A

-1

(物理

学の

ため

の数

学の

基礎

の修

得)

 B

・C

・E

(情報

処理

技術

の修

得)

カリ

キュ

ラム

・ツ

リー

理学

部 

 応

用物

理学

科 臨

床工

学専

達成

目標

1年

次2年

次3年

次春

学期

秋学

授 

業 

科 

目 

 B

・C

・E

(医用

科学

への

展開

 B

・C

・E

(臨床

工学

への

展開

)

(注

)科

目履

修マ

ーク

: 

◎=

必修

科目

、●

=選

択必

修科

 A

-1・

 A

-2・

 B

・C

・E

(物理

学の

基礎

の修

得)

4年

次春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

秋学

 A

・C

・E

(理科

教員

に必

要な

基礎

知識

の習

得)

質点

の力

学I

質点

の力

学II

解剖

医学

概論

・公

衆衛

生学

基礎

電磁

気学

I

コン

ピュ

ータ

入門

Iコ

ンピ

ュー

タ入

門II

医用

工学

概論

電子

工学

I電

子工

学II

生理

学I

生理

学II

基礎

医学

実習

機械

工学

情報

処理

工学

電気

工学

概論

シス

テム

工学物

性工

計測

工学

材料

工学

関係

法規

看護

学入

生化

病理

薬理

免疫

医用

機器

学概

医用

生体

計測

装置

医用

治療

機器

医用

生体

計測

装置

学実

医用

治療

機器

学実

医用

機器

安全

管理

学I

医用

機器

安全

管理

学II

医用

機器

安全

管理

学実

生体

機能

代行

装置

学I

生体

機能

代行

装置

学II

生体

機能

代行

装置

学III

生体

機能

代行

装置

学実

習III

生体

機能

代行

装置

学実

習I

生体

機能

代行

装置

学実

習II

臨床

医学

総論

I●

物理

基礎

実験

電気

・電

子工

実験

Ⅰ◎

電気

・電

子工

実験

II◎

臨床

医学

総論

II●

臨床

医学

総論

III●

臨床

医学

総論

IV●

応用

電磁

気学

基礎

電磁

気学

臨床

実習

臨床

実習

臨床

実習

臨床

実習

応用

数学

微分

積分

学I

線形

代数

特別

研究

Ⅰ●

ゼミ

ナー

ルⅠ

臨床

医学

特論

Ⅲ●

臨床

医学

特論

Ⅳ●

基礎

電磁

気学

臨床

医学

特論

Ⅰ●

臨床

医学

特論

Ⅱ●

臨床

医学

特論

Ⅰ●

臨床

医学

特論

Ⅱ●

ゼミ

ナー

ルⅡ 特

別研

究Ⅱ

臨床

特別

研究

臨床

医学

特論

Ⅲ●

臨床

医学

特論

Ⅳ●

臨床

医学

特論

Ⅴ●

化学

基礎

論I

生物

学基

礎論

I

地学

基礎

論I

化学

基礎

実験

生物

学基

礎実

地学

基礎

実験

化学

基礎

論II

生物

学基

礎論

II

地学

基礎

論II

微分

積分

学II

― 21 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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理学部 基礎理学科

教育研究上の目的 基礎理学科は、自然科学、数理科学、情報科学の基礎的総合的学習と、複数の分野が融合する学際領域

の研究体験を通して、教育界や産業界など各界で実践的に活躍できる人材の養成を目的とする。

教育目標 基礎理学科は、自然科学、数理科学、情報科学の基礎的総合的学習と、複数の分野が融合する学際領域

の研究体験を通して、教育界や産業界など各界で実践的に活躍できる人材の養成を目的としている。それ

を達成するため、以下のような資質・能力を身につけさせることを教育目標としている。①自然科学の基

礎知識、②IT技術の基礎、③論理的思考能力、④コミュニケーション能力。このような目標に具体的に対

応するために、「総合理学コース」と「理数系教員コース」の2つのコースを設置している。「総合理学コー

ス」は研究体験を通した教育に力を入れるコースで、理科系科目が広く勉強できるようにデザインされて

おり、種々の専門的知識が習得できるだけでなく、多方面から検討する習慣及び能力が身につく。基礎理

学科の特徴を最大限にいかし、さまざまな分野の総合的学習と体験型学習を通して、問題に多方面からア

プローチできる力を備えた研究者あるいは技術者の養成を目指す。「理数系教員コース」は、研究する能

力と習慣を身につけさせた上で、教育実習だけでなく中学校、高等学校での教育体験を通して、実践的な

教育活動ができ、理学的センスをもつ教員を養成することを目指している。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A .基礎的な知識と理解

 A−1 .数学、理科(物理・化学・生物・地学)、教育科学の基礎的な知識・手法・考え方を身につけていて、

それらを活用することができる。

 A−2 .情報の基礎的な知識・手法・考え方を身につけていて、社会人として倫理的にそれらを活用す

ることができる。

B .専門的な知識と理解

 B−1 .複数の分野の専門的知識・手法・考え方を身につけていて、国際的な視野に立って、それぞれ

の専門分野で活用することができる。

 B−2 .「理数系教員コース」では、児童・生徒に対して授業・演習・実習・実験において実践的な指

導ができるとともに、教育現場で専門性をいかした教材を開発できる。

 B−3 .「総合理学コース」では、複数の分野の学習を通して、いろいろな諸問題に自ら進んで他者と

協働して、多方面からアプローチする能力を身につけていて、それらを活用することができる。

C .統合的なキャリア教育と学習経験と論理的思考能力

 C−1 .自己理解力やキャリアプランニング能力など社会人としての基礎力を身につけていて、それら

を活用することができる。

 C−2 .国内外における自然科学や社会の種々の課題に対し探究心を持って取り組む態度を身につけて

いて、いろいろな場面で生涯にわたって活用できる。

― 22 ―

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 C−3 .専門的な国内外のテキスト・文献を自主的に検索し、レポートと口頭でわかりやすく発表する

ことができ、指導のもとで基礎的な実験・調査・実習などを計画し実施することができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)A .専門分野の知識や技能を学修する上で必要になるとともに、生涯にわたって必要となる、数学、理科

(物理・化学・生物・地学)、教育の基礎的な知識・手法・考え方を身につけて、実際に活用することが

できるようになるために基礎科目(数学、理科、教育)を配置する。これからの情報化社会で生きる社

会人の基礎となる情報・IT技術の基礎的な知識・手法・考え方を身につけて、社会人として倫理的にそ

れらを活用することができるようになるために基礎科目(情報)を配置する。これらの科目については

客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を

継続的に評価・検討する。

B−1 .複数の分野の専門的知識・手法・考え方を身につけて、それぞれの専門分野で活用することがで

きるように、講義形式だけでなく演習・実習や実験を取り入れた専門科目(情報、数学、エネルギー

環境、生命環境、地球環境)を配置する。

     教職を希望する学生に対しては、実践的な指導力を身につけるためにグループ活動、問題解決学

習、能動的学習方法や実習・実験を取り入れたコース専門科目(理数系教員コース科目)を配置する。

     研究者や企業人を希望する学生に対しては、より専門的な実験や大学院開講科目を受講できる

コース専門科目(総合理学コース科目)を配置する。以上の科目については客観的な知識・理解の

指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検

討する。

B−2 .自然科学や社会の種々の課題に探究心を持って取り組むとともに、4年次の卒業研究をスムーズ

に実施するために少人数のゼミナール形式の授業であるコース専門科目(探究ゼミナールⅠ・Ⅱ)

を配置する。基礎科目や専門科目で獲得した知識・手法や考え方を総合的に活用して、専門分野の

課題を解決するために、必要な知識や情報を収集・解析して、実験計画を立案、実行するとともに、

その成果を口頭発表と論文にまとめる卒業研究を配置する。

     探究ゼミナールⅠ・Ⅱは客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物を、卒業研究について

は卒業論文を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

C .大学で共通して開講される人間・社会科学教育科目により人文系教養の幅を広げ、さらに科学技術教

育科目により学科専門以外の自然科学系教養を学ぶことによって、総合的な問題発見能力、問題解決能

力やコミュニケーション能力を身につけさせる。これらの科目については客観的な知識・理解の指標に

加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

D .大学で共通に開講されるキャリア教育科目に加えて学科独自に以下の科目を設け、学科として一貫性

のあるキャリア教育を行う。社会人としての基礎力である自己理解力や自己管理力を身につけるために

1年次に基礎科目(基礎理ゼミ)を配置する。2、3年次にはいろいろな諸問題に自ら進んで他者と協

働して、多方面からアプローチする能力を身につけていて、それらを活用することができるように、社

会とのつながりを重視したプログラムを取り入れたコース専門科目(自己実現プログラムⅠ・Ⅱ)を配

置する。これらの科目については、主としてレポート等の成果物により主体的取り組みを総合的に評価

し、教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

― 23 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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E .総合英語、発信英語に続き大学で共通開講される応用英語に並行する科目として、専門英語を配置す

る。これは、専門分野における研究活動に必要となる英語を継続的に学習させることを目的とした科目

であり、各学生が卒業研究で配属を希望する研究室単位で開講される。少人数による対話形式の授業で

あるため、専門家としてのコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力も身につけられる。この

科目は客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成

方針を継続的に評価・検討する。

F .大学で共通に開講されるプロジェクト科目により、関連する学科専門科目の理解が深まり、また当該

分野を学ぶ意義が再認識されることになる。学生にはプロジェクト科目の積極的な受講を促し、発展的

な知識や技能を体系的に習得させる。これらの科目については客観的な知識・理解の指標に加えて学修

の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 基礎理学科では、自然科学、数理科学、情報科学の各分野の基礎的かつ総合的な学習と複数の分野が融

合する学際領域の研究体験を通して、教育界や産業界などで活躍できる人材の養成を目指している。その

ため、1年次から各分野の基礎的な知識・手法・考え方を講義・演習・実習を通じて身につける。2年次

秋学期からは「総合理学コース」と「理数系教員コース」に分かれ、自らが指向する分野の専門的知識・

手法・考え方を身につけ、その能力を活用するために各分野の諸問題に多様な視点に立って主体的・協働

的にアプローチする能力を育てていく。

 このような視点から、基礎理学科は以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 自らの将来を切り開くために、広範な科学の知識・手法・考え方を主体的・協働的な学習活動を通し

て身につけたいという意欲のある人

  • 総合的な科学知識をいかして、よりよい社会をつくるために活躍したいという意欲のある人

  • 数学・理科・情報に関する高い専門性を身につけた教員として、中学校・高等学校の教育現場で活躍

したいという意欲のある人、あるいは理数系に強い小学校教員として活躍したいという意欲のある人

  • 大学院に進学し、自然科学分野のより高度な専門知識・技能を身につけ社会に貢献したいという意欲

のある人

●学んできてほしいこと

  • 高等学校の数学と理科の科目のうち4科目以上を履修していること

  • 数や図形に対する関心や探究心を有すること、あるいは自然に対する好奇心や探究心を有すること

  • 科学の基本的な概念や法則を理解していること

― 24 ―

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基礎理学科

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A−1 A−2 B−1 B−2 B−3 C−1 C−2 C−3

基    

礎    

科    

情  

情報リテラシーⅠ 2 選択 1・春1 ◎情報リテラシーⅡ 2 選択 1・秋学期 ◎電子計算機概論 2 選択 2・春1 ◎情報システム概論Ⅰ 2 選択 2・春2 ◎情報システム概論Ⅱ 2 選択 2・秋2 ◎情報化社会と倫理 2 選択 2・秋2 ◎ネットワークとインターネット 2 選択 2・秋1 ◎ ○

数  

基礎解析演習 1 選択 1・春1 ◎微分積分学Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎微分積分学Ⅱ 2 選択 1・秋1 ◎微分積分学Ⅲ 2 選択 1・秋2 ◎線形代数学Ⅰ 2 選択 1・春1(1・春2) ◎ ○線形代数学Ⅱ 2 選択 1・秋1(1・秋2) ◎ ○線形代数学Ⅲ 2 選択 2・春1 ○ ○数学要論Ⅰ 2 選択 2・春1 ◎数学要論Ⅱ 2 選択 2・春2 ◎計算機数学 2 選択 2・秋1 ◎プログラム探究 2 選択 2・秋2 ◎

理     

基礎物理学Ⅰ 2 選択 1・秋1 ◎基礎物理学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎物理学実験 2 選択 1・秋1(1・秋2) ○ ◎基礎化学Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎基礎化学Ⅱ 2 選択 1・秋1 ◎生命科学Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎生命科学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎地球科学Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎地球科学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎ ○電気磁気学Ⅰ 2 選択 2・秋1 ◎分析化学 2 選択 2・春2 △有機化学Ⅰ 2 選択 2・春2 ○地質学 2 選択 2・春1 ◎化学実験 2 選択 2・春1 ◎生物学実験Ⅰ 1 選択 2・春1 ○ ◎生物学実験Ⅱ 1 選択 2・春2 ○ ◎地学実験 2 選択 2・春2(2・秋1) ○ ◎野外実践指導実習Ⅰ 2 選択 2・通年 ○ ◎

教育

教育基礎論 2 選択 1・秋2 ◎学習・発達論 2 選択 1・春2 ◎基礎理ゼミ 1 必修 1・通年 ○ △ △ ◎

専    

門    

科    

情  

線形数理 2 選択 2・春2 ○ ○情報システムⅠ 2 選択 3・秋1 ○ ○情報システムⅡ 2 選択 3・秋2 ○ ○情報と職業 2 選択 3・秋1 ○ ○ネットワークとセキュリティーⅠ 2 選択 2・秋2 ○ネットワークとセキュリティーⅡ 2 選択 3・秋2 ○計算機とアルゴリズムⅠ 2 選択 3・春1 ○計算機とアルゴリズムⅡ 2 選択 3・秋1 ○コンピューターとプレゼンテーション 2 選択 3・秋2 ○ ◎

数    

解析学Ⅰ 2 選択 2・春1 ◎解析学Ⅱ 2 選択 2・春2 ◎数学要論Ⅲ 2 選択 2・秋1 ◎解析学続論Ⅰ 2 選択 2・秋2 ○ ○解析学続論Ⅱ 2 選択 3・春1 ○ ○解析学続論Ⅲ 2 選択 3・秋1 ○ ○解析学続論Ⅳ 2 選択 3・秋2 ○ ○代数学Ⅰ 2 選択 2・秋2 ◎代数学Ⅱ 2 選択 3・春1 ◎代数学Ⅲ 2 選択 3・秋1 ◎ ○代数学Ⅳ 2 選択 3・秋2 ◎ ○幾何学Ⅰ 2 選択 3・春1 ○ ◎幾何学Ⅱ 2 選択 3・秋1 ○ ◎幾何学Ⅲ 2 選択 3・秋2 ○ ◎確率・統計Ⅰ 2 選択 2・春2 ◎ ○確率・統計Ⅱ 2 選択 2・秋2 ◎ ○

エネルギー環境

力学 2 選択 2・春2 ◎電気磁気学Ⅱ 2 選択 2・秋2 ◎物理学演習 2 選択 2・春2 ○ ○光量子科学 2 選択 3・春1 ○ ○量子力学 2 選択 3・秋1 ○ ○エネルギー環境科学 2 選択 3・秋2 ◎ ◎

― 25 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A−1 A−2 B−1 B−2 B−3 C−1 C−2 C−3

専 

門 

科 

生命環境

有機化学Ⅱ 2 選択 2・秋2 ○物理化学 2 選択 3・秋1 ◎生物化学 2 選択 3・春1 ○ ◎動物生理学 2 選択 2・秋2 ○ ◎遺伝学 2 選択 2・春1 ◎分子生物学 2 選択 2・秋2 ◎植物生理学 2 選択 3・春1 ○ ◎

地球環境

宇宙科学Ⅰ 2 選択 2・春1 ◎宇宙科学Ⅱ 2 選択 3・春1 ○ ○鉱物科学 2 選択 2・春1 ◎環境地球化学 2 選択 2・秋1 ○ ◎生態学 2 選択 2・春2 ◎ ◎水環境科学 2 選択 3・秋2 ○ ◎環境科学 2 選択 3・春1 ○ ◎環境地質学 2 選択 3・秋2 ○ ◎

コ  

ー  

ス  

専  

門  

科  

理数系教員コース

教職基礎演習 1 選択 2・秋学期 ◎野外実践指導実習Ⅱ 2 選択 3・通年 ◎数学教材開発指導 2 選択 3・秋1 ◎理科教材開発指導 2 選択 3・秋2 ◎授業実践演習 2 選択 3・通年 ◎教職のための数学Ⅰ 2 選択 2・秋1 ◎教職のための数学Ⅱ 2 選択 3・春2 ◎教職のための数学Ⅲ 2 選択 3・秋2 ◎教職のための物理 2 選択 3・春1 ◎教職のための生物 2 選択 3・春1 ◎教職のための化学 2 選択 3・秋1 ◎教職のための地学 2 選択 3・秋2 ◎現代教育Ⅰ 2 選択 2・秋1 ◎現代教育Ⅱ 2 選択 3・秋1 ◎教職実践演習(中・高) 2 選択 4・秋学期 ◎

総合理学コース

自己実現プログラムⅠ 1 必修 2・通年 ○ ◎自己実現プログラムⅡ 1 必修 3・通年 ○ ◎エネルギー環境科学実験 2 選択 3・秋1 ○ ○ ◎生物科学実験 2 選択 3・秋1 ○ ○ ◎環境化学実験 2 選択 3・秋1 ○ ○ ◎地球科学実験 2 選択 3・秋1 ○ ○ ◎自然科学探求ゼミナールⅠ 1 選択必修 3・秋1 ◎ ◎ ○自然科学探求ゼミナールⅡ 1 選択必修 3・秋2 ○ ◎ ◎ ○数学探求ゼミナールⅠ 1 選択必修 3・秋1 ◎ ◎ ○数学探求ゼミナールⅡ 1 選択必修 3・秋2 ◎ ◎ ○現代教育探求ゼミナールⅠ 1 選択必修 3・秋1 ◎ ○ ◎ ○現代教育探求ゼミナールⅡ 1 選択必修 3・秋2 ◎ ○ ◎ ○自然科学特論Ⅰ 1 選択 4・春1(4・春2) ○ ◎自然科学特論Ⅱ 1 選択 4・秋1(4・秋2) ○ ◎卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ◎ ◎ ◎卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ◎ ◎ ◎

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

(注

)科

目履

修マ

ーク

: 

◎=

必修

科目

、●

=選

択必

修科

秋学

カリ

キュ

ラム

・ツ

リー

理学

部 

 基

礎理

学科

達成

目標

授 

業 

科 

目 

名1年

次2年

次3年

次4年

次春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

学習

発達

論教

育基

礎論

基礎

理ゼ

ミ◎

卒業

研究

Ⅰ◎

卒業

研究

Ⅱ◎

エネ

ルギ

ー環

境科

学実

自己

実現

プロ

グラ

ムⅠ

◎自

己実

現プ

ログ

ラム

Ⅱ◎

環境

化学

実験

生物

科学

実験

地球

科学

実験

自然

科学

特論

Ⅰ自

然科

学特

論Ⅱ

数学

探求

ゼミ

ナー

ルⅡ

自然

科学

探究

ゼミ

ナー

ルⅠ

●自

然科

学探

究ゼ

ミナ

ール

Ⅱ●

数学

探究

ゼミ

ナー

ルⅠ

現代

教育

探究

ゼミ

ナー

ルⅡ

●現

代教

育探

究ゼ

ミナ

ール

Ⅰ●

教職

基礎

演習

野外

実践

指導

実習

授業

実践

演習数

学教

材開

発指

理科

教材

開発

指導

教職

のた

めの

物理

教職

のた

めの

数学

Ⅰ教

職の

ため

の数

学Ⅱ

教職

のた

めの

生物

教職

のた

めの

化学

教職

のた

めの

地学

教職

のた

めの

数学

現代

教育

Ⅰ現

代教

育Ⅱ

教職

実践

演習

(中

・高

解析

学Ⅱ

解析

学続

論Ⅰ

数学

要論

Ⅲ代

数学

Ⅰ代

数学

Ⅱ代

数学

Ⅲ代

数学

解析

学続

論Ⅱ

解析

学続

論Ⅲ

解析

学続

論Ⅳ

幾何

学Ⅰ

幾何

学Ⅱ

幾何

学Ⅲ

確率

・統

計Ⅰ

確率

・統

計Ⅱ

解析

学Ⅰ

力学

電気

磁気

学Ⅱ

物理

学演

光量

子科

学量

子力

エネ

ルギ

ー環

境科

有機

化学

Ⅱ物

理化

学生

物化

動物

生理

学遺

伝学

分子

生物

植物

生理

宇宙

科学

Ⅰ宇

宙科

学Ⅱ

鉱物

科学

環境

地球

化学

生態

学水

環境

科学

環境

科学

環境

地質

A‐2

A‐1

B‐1

B‐3 C

線形

数理

情報

シス

テム

Ⅰ情

報シ

ステ

ムⅡ

情報

と職

ネッ

トワ

ーク

とセ

キュ

リテ

ィー

計算

機と

アル

ゴリ

ズム

Ⅰ計

算機

とア

ルゴ

リズ

ムⅡ

コン

ピュ

ータ

ーと

プレ

ゼン

テー

ショ

ネッ

トワ

ーク

とセ

キュ

リテ

ィー

地球

科学

基礎

物理

学Ⅰ

基礎

物理

学Ⅱ

物理

学実

基礎

化学

Ⅰ基

礎化

学Ⅱ

化学

実験

分析

化学

有機

化学

生命

科学

Ⅰ生

命科

学Ⅱ

生物

学実

験Ⅰ

電気

磁気

学Ⅰ

野外

実践

指導

実習

地球

科学

Ⅱ地

学実

験地

質学

生物

学実

験Ⅱ

微分

積分

学Ⅰ

基礎

解析

演習

微分

積分

学Ⅱ

微分

積分

学Ⅲ

線形

代数

学Ⅰ

線形

代数

学Ⅱ

線形

代数

学Ⅲ

数学

要論

Ⅰ数

学要

論Ⅱ

計算

機数

学プ

ログ

ラム

探究

情報

リテ

ラシ

ーⅠ

情報

リテ

ラシ

ーⅡ

情報

シス

テム

概論

Ⅰ情

報シ

ステ

ム概

論Ⅱ

情報

化社

会と

倫理

ネッ

トワ

ーク

とイ

ンタ

ーネ

ット

電子

計算

機概

B‐2

物理

学実

線形

代数

学Ⅱ

線形

代数

学Ⅰ

地学

実験

地学

実験

― 27 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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理学部 生物化学科

教育研究上の目的 生物化学科は、理学、医学、薬学、農学などの生命科学に関する基礎的研究を相互に融合させ、バラン

スを配慮した教育研究を行うことにより、バイオサイエンスの生物学的、化学的基礎知識と応用技術を兼

ね備えた人材の養成を目的とする。

教育目標 生物化学科は、理学、医学、薬学、農学、工学などの分野で個別に進められていた生命科学に関する基

礎的研究を相互に融合させ、生物学と化学の基礎教育と学際領域についてバランスを配慮した教育・研究

を行うことによって、バイオサイエンスの生物学的、化学的基礎知識と応用技術を兼ね備えた人材の養成

を目指す。

 上記方針に基づき、次の教育目標を掲げる。

 ⑴  高校での生物学及び化学の未履修者へのリメディアル科目や再履修者クラスを設置し、基礎科目の

完全理解を目指す。

 ⑵  生物学と化学に関する多彩な専門科目を履修させ、生物化学の医療、食糧、環境などへの応用など

具体的事例を体験させることによって、学生の生物化学に対する興味を引き出し、専門的な知識を体

系的に理解させる。

 ⑶  学生実験や実習において、実験装置や器具などの操作方法や実験の進め方などきめ細やかに指導す

る。さらに、実験結果の考察やレポート作成を添削指導することにより、実験研究能力の向上を図る

とともに、論理的に思考して問題を解決する力を身につけさせる。

 ⑷  卒業研究では最先端の生物化学の研究に関わる研究課題に取り組むことで、研究を遂行する上での

問題点の発見、情報の収集・整理分析を通じて、能動的に学ぶ姿勢を身につけさせる。また、論文講

読や研究発表を通して、情報発信力やコミュニケーション・スキルの向上を図り、研究室のグループ

で協調・協働して課題を解決する能力を身につけさせることで、社会の一員として活躍できる人材の

養成を目指す。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A .体系化された生物学及び化学の基礎知識を身につけている。

B .細胞や遺伝子の構造と機能について分子レベルで理解している。

C .生体を構成している物質が生物とどのような関わり合いをもつか理解している。

D .薬品や食品に関わる基礎知識を身につけている。

E .生物と環境の関わりを生物学的、化学的視点から理解している。

F .生物化学の研究を進めるための基礎的な分析手法や実験手法を身につけている。

G .日本語及び外国語で書かれた科学技術論文を理解できる。

H .研究成果をまとめ、発表することができる。

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教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 1年次では生物の構造と機能に関して、生物学的、化学的両見地から学習することができるカリキュラ

ムを編成している。すなわち、生物化学、有機化学、分析化学などの基礎科目を履修する。また、化学概

論、生物学概論や専門関連科目の実験科目では、生物学及び化学の基礎知識及び実験技術を体系的に学ぶ。

専門科目についての知的好奇心を促すために、生物化学トピックスでは最先端の研究内容を概説する。2

年次では生体分子の性質や機能、細胞の構造と活動について基礎的な専門科目を配置し、生命科学に関す

る生物学・化学の専門科目を体系的に学習する。3年次には講義で学習した知識を定着させて、問題を論

理的に思考して解決する能力を身につけるため、4つの実験科目を配置している。また、共通科目である

総合英語・発信英語に続いて、生物化学分野での専門的な英語を習得するために専門英語を配置し、専門

的なコミュニケーション力や読解力の向上を目指す。さらに、バイオサイエンスの生物学的、化学的知識

と応用技術を習得するため、2年次~3年次で以下に述べる専門科目を配置する。また、4年次の卒業研

究では、研究課題に関する情報収集、実験・分析手法の習得、実験結果の整理・分析などの過程を通じて、

自ら主体となり問題を解決する能力を養う。さらに課題を協調・協働して解決する経験や研究結果の発表

を通じて、情報発信力やコミュニケーション・スキルの向上を目指す。1~2年次までの教育にあたっては、

生物化学科の基礎科目と専門科目における知識と理解の指標について、3年次の4つの実験科目における

実験レポートや自発的な取り組みの姿勢などから、客観的な評価のみならず学習成果を多面的かつ総合的

に評価・検討する。さらに、生物化学分野の分野ごとの体系化された専門知識と実験技術の関連性、総合

的な学習到達度、情報発信力やコミュニケーションスキルの習得は、卒業研究の研究発表や卒業研究論文

の作成を通じて総合的かつ多面的に評価・検討することにより、教育課程編成方針に反映させていく。

  • 分子遺伝学や遺伝子工学などの専門科目の履修により、遺伝子の構造や遺伝情報の仕組みを分子レベ

ルで理解する。

  • 微生物学や植物科学などの履修により、生物の機能を細胞レベルで理解する。

  • 生物無機化学や有機化学などの履修により、生体構成物質の生物学的、化学的知識を習得し、それら

の物質と生物との関わり合いを理解する。

  • バイオサイエンスの応用技術に関わる専門科目の履修により、薬品や食品に関する基礎知識を習得す

る。

  • 環境関連科目などの履修により、環境と生物との関わり合いを生物学的、化学的視点から理解する。

  • 実験科目や分析に関連した科目の履修により、研究を推進するために必要な実験操作の知識や実際的

な実験技術などを習得する。1年間の卒業研究により幅広い見識を養い、バイオサイエンスの基礎知

識と応用技術を兼ね備えた人材の養成を目指す。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 生物化学科は、理学、医学、薬学、農学などの分野で個別に進められていた生命科学に関する基礎的研

究を相互に融合させ、生物学と化学の基礎教育と学際領域についてバランスを配慮した教育、研究を行う

ことによって、個人の能力を可能な限り開発し、より高度なバイオサイエンスやバイオテクノロジーをサ

ポートできる人材の養成を目指している。すなわち、学科独自の講義や実習及び卒業研究を通じて、現代

社会が抱える医療・食糧・環境に関連する諸問題を解決する技術の開発・応用、機能性食品や新薬の開発、

環境対策など生命科学やバイオテクノロジーに関連する幅広い分野で活躍するための知識や技術を習得で

― 29 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

Page 33: 教育の目標と方針 - 岡山理科大学 · 2018. 11. 8. · この教育の目標と方針は、教育等の活動の情報として大学のホームページなどで学内外に広く公表されて

きる教育を行っている。

 このような観点から、生物化学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • バイオテクノロジーの知識・技術を学び、それらを活用して社会に貢献したい人

  • 生命科学に強い関心をもち、実験を通して生命科学の諸問題を明らかにしたい人

  • 生命科学分野の最前線で活躍する研究者や技術者になりたい人

  • 理科教員として中学・高等学校の教育現場で活躍したい人

●学んできてほしいこと

  • 生物学や化学の基礎をしっかりと学んでおくこと

  • 英語をしっかりと学んでおくこと

― 30 ―

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生物化学科

系列 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E F G H

基  

礎  

科  

化学概論 2 選択 1・春2 ◎生物学概論 2 選択 1・春1 ◎生物化学トピックス 2 選択 1・春1 ◎ ○ ○ ○ ○ ○バイオテクノロジー概論 2 選択 1・秋1 ◎ ○ ○ ○ ○情報リテラシー 2 必修 1・春1 ○ ○情報リテラシーⅡ 2 選択 1・秋学期 ○ ○生物化学Ⅰ 2 必修 1・秋2 ◎ ○ ○有機化学Ⅰ 2 必修 1・春2 ◎ ○有機化学Ⅱ 2 必修 1・秋2 ◎ ○分析化学 2 必修 1・秋2 ◎ ○細胞生物学Ⅰ 2 必修 2・春2 ◎ ○ ○生物化学実験Ⅰ 3 必修 3・春1 ○ ○ ○ ○ ○生物化学実験Ⅱ 3 必修 3・春2 ○ ○ ○ ○ ○生物化学実験Ⅲ 3 必修 3・秋1 ○ ○ ○ ○ ○生物化学実験Ⅳ 3 必修 3・秋2 ○ ○ ○ ○ ○

専   

門   

科   

微生物学 2 選択必修 2・春1 ○ ◎ ○生物無機化学Ⅰ 2 選択必修 2・春2 ○ ◎ ○分子遺伝学Ⅰ 2 選択必修 2・春1 ◎ ○細胞生物学Ⅱ 2 選択必修 2・秋2 ◎ ○生物化学Ⅱ 2 選択必修 2・春2 ◎ ○生物化学Ⅲ 2 選択必修 2・秋1 ◎ ○環境分析化学 2 選択必修 2・秋1 ○ ◎ ○環境生態学 2 選択必修 2・春1 ◎有機化学Ⅲ 2 選択必修 2・春2 ○ ◎有機化学Ⅳ 2 選択必修 2・秋1 ○ ◎生物無機化学Ⅱ 2 選択 3・春1 ○ ◎生化学計算法 2 選択 3・春1 ○ ○機器分析法 2 選択 3・春2 ○ ○生物化学的分析法 2 選択 3・春1 ○ ○進化・発生生物学 2 選択 2・秋2 ○ ◎分子遺伝学Ⅱ 2 選択 2・秋1 ◎ ○遺伝子工学 2 選択 3・春2 ◎ ○植物科学Ⅰ 2 選択 3・春2 ◎ ○植物科学Ⅱ 2 選択 3・秋1 ◎ ○免疫学 2 選択 3・秋1 ◎ ○応用微生物学 2 選択 3・春2 ○ ◎ ○応用酵素学 2 選択 3・秋1 ○ ◎食品機能化学 2 選択 3・秋2 ○ ◎生物有機化学 2 選択 3・秋1 ◎ ○天然物化学 2 選択 2・秋2 ◎ ○環境生物化学 2 選択 2・秋2 ○ ◎生物的環境保全論 2 選択 3・秋2 ○ ◎薬品応用化学 2 選択 3・春1 ○ ◎薬品合成化学 2 選択 3・秋2 ○ ◎卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ○ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ○ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎

専門関連科目

数学Ⅰ 2 選択 1・春1 △数学Ⅱ 2 選択 1・春2 △生物学基礎実験 2 選択 1・秋1 ◎化学基礎実験 2 選択 2・春1 ◎物理学基礎実験 2 選択 2・春2 △地学基礎実験 2 選択 1・秋2 △地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 △地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 △物理学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 △物理学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 △

プロジェクト

教職基礎演習 1 選択 2・秋学期 △野外実践指導実習Ⅱ 2 選択 3・通年 △理科教材開発指導 2 選択 3・秋2 △授業実践演習 2 選択 3・通年 △教職のための物理 2 選択 3・春1 △教職のための生物 2 選択 3・春1 △教職のための化学 2 選択 3・秋1 △教職のための地学 2 選択 3・秋2 △

― 31 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

B

C, D

E

F, G

A

4年

次授

 業

 科

 目

 名

カリ

キュ

ラム

・ツ

リー

理学

部 

 生

物化

学科

達成

目標

1年

次2年

次3年

生物

学基

礎実

化学

基礎

実験

◎生

物化

学実

験III

◎生

物化

学実

験IV

◎生

物化

学実

験I

◎生

物化

学実

験II

◎専

門英

語・応

用英

◎情

報リ

テラ

シー

I情

報リ

テラ

シー

II

情報

教育

科目

リメ

ディ

アル

科目

遺伝

子工

植物

科学

I免

疫学

植物

科学

II

バイ

オテ

クノ

ロジ

ー概

論生

物化

学ト

ピッ

クス

専門

導入

科目

◎有

機化

学I

◎有

機化

学II

◎生

物化

学I

◎分

析化

専門

基礎

科目

●分

子遺

伝学

I

●生

物化

学II

●微

生物

●細

胞生

物学

II

●生

物化

学III

分子

遺伝

学II

進化

・発

生生

物学

専門

科目

(細

胞機

能・バ

イオ

テク

ノロ

ジー

●環

境生

態学

機器

分析

生化

学計

算法

生物

化学

的分

析法

生物

的環

境保

全論

●環

境分

析化

環境

生物

化学

専門

科目

(環

境・分

析)

食品

機能

化学

応用

酵素

応用

微生

物学

専門

科目

(発

酵・食

品科

学)

●生

物無

機化

学I

●有

機化

学III

●有

機化

学IV

天然

物化

専門

科目

(生

体成

分化

学)

生物

無機

化学

II

薬品

応用

化学

薬品

合成

化学

生物

有機

化学

専門

科目

(生

体成

分・医

薬品

科学

専門

実習

科目

・専

門英

◎卒

業研

究(各

研究

室へ

配属

)達

成目

標A

~H

応用

微生

物学

細胞

生化

生物

分子

化学

天然

物合

成化

環境

生物

化学

生物

無機

・植

物生

分子

遺伝

自己

組織

化形

注)

◎は

必修

科目

を●

は選

択必

修科

目を

示す

基礎

実習

科目 地

学基

礎実

物理

学基

礎実

教育

基礎

演習

教職

のた

めの

物理

野外

実践

指導

実習

II

理科

教材

開発

指導

授業

実践

演習

I

教職

のた

めの

生物

教職

のた

めの

化学

教職

のた

めの

地学

授業

実践

演習

II

◎細

胞生

物学

I

数学

II

地学

基礎

論II

物理

学基

礎論

I

数学

I

地学

基礎

論Ⅰ

物理

学基

礎論

II

専門

関連

科目

教員

養成

科目

入門

生物

入門

化学

入門

物理

入門

数学

化学

概論

生物

学概

― 32 ―

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理学部 臨床生命科学科臨床科学(LC)コース   基礎医科学(LD)コース

教育研究上の目的 臨床生命科学科は、理学的な考え方を通じて生命科学に取り組むと同時に、「基礎医科学コース」「臨床

科学コース」の2つのコースで医学的知識や技術を習得し、生命・医療に関連した教育と研究を目指して

いる。また教育研究を通じて生命現象の真理を探究し、広い視野と高度な専門性を備え、高い問題解決能

力を持ったバランスのとれた人材の養成を目的とする。

教育目標 臨床生命科学科は、予防医学・健康科学を理学部の立場で生物学及び化学を基盤として学ぶ学科である。

 「臨床生命科学科」は、基礎医学をベースとして学び、研究力を培う「基礎医科学コース」と基礎医学とチー

ム医療の主要な柱の1つである臨床検査医学を学ぶ「臨床科学コース」からなる。

 基礎医科学コースは予防医学の第1段階である健康を守る一次予防、臨床科学コースは、早期発見・早

期治療を目指す二次予防を対象としているが独立のものではなく、教育内容でも互いに融合を目指してい

る。教育の場では、1年次で基礎科目及び専門基礎科目を学んで、いずれのコースが適するかを判断し、

2年次から各コースに分かれて専門的な教育を受ける。

 基礎医科学コースは、基礎医学に関連した単位に加えて食品機能、食品安全など、食と健康に関わる単

位を履修して卒業し、食品衛生監視員、食品衛生管理者の資格を取得することができる。食品製造、食品

検査機関、医薬品関連、中・高等学校の理科教師、公務員等への就職の道がある。

 一方、臨床科学コースは、病理学、臨床検査、免疫学などの多くの医科学系の科目を学んで、臨床検査

技師の国家試験受験資格を得ることができ、病院・医療機関や検査機関での検査業務とともに食品管理業

務への就職の道もある。いずれのコースも、技術者として社会人として社会に貢献できる人材を養成する

ことを目標とする。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー) 臨床生命科学科は臨床科学コースと基礎医科学コースから構成される。両コースとも、理学部的素養を

有した人材の養成を念頭に置き、医学・生命科学の基礎を学ぶと同時に、科学的思考能力をつけ研究力の

養成を目指している。両コースとも、生物化学的・臨床医学的側面から生命の真理を探求する研究と教育

目標を掲げ、それを実現することを意図したカリキュラム(教育課程)を編成している。卒業までに臨床

生命科学科の卒業判定基準を充足し、以下の観点を満たした者に、学士の学位を授与する。

両コース共通項目

 A−1 .生命科学の基礎的知識と技能を習得している。また、習得した知識を総合的に活用する能力を

修得している。

 B−1 .生命科学分野で活躍するために必要なコンピュータに関する基礎教養を身につけ、その操作等

を主体的に行っていくことができる。

― 33 ―

教育学部

生物地球学部

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総合情報学部

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教育支援機構

プロジェクト科目

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臨床科学コース

 A−2 .臨床科学の分野で活躍するために必要な基礎的な知識・技能を習得している。また、習得した

知識を総合的に活用する能力を修得している。

 B−2 .臨床検査技師として必要な幅広い教養を身につけ、実習や特別研究の中で主体的・協同的に探

求心を持ちながら課題に取り組むことができる。

 C−1 .臨床分野に関する専門英語教育を含む、多くの英語科目を通じて、読解力を習得し、国際的な

情報収集能力を身につける。また、特別研究発表会などの機会を活用して日本語及び外国語を用

いたコミュニケーションをとることができる。

 D−1 .実習や特別研究を通して臨床検査技師として必要とされる知識・技能及び倫理観を身につけ、

医療分野を中心に社会で貢献できる。

基礎医科学コース

 A−3 .基礎医科学の分野で活躍するために必要な基礎的な知識・技能を習得している。また、習得し

た知識を総合的に活用する能力を修得している。

 B−3 .基礎医科学の幅広い教養を身につけ実習や卒業研究の中で主体的・協同的に探求心を持ちなが

ら課題に取り組むことができる。

 C−2 .基礎医科学分野に関する専門英語教育を含む、多くの英語科目を通じて、読解力を習得し、国

際的な情報収集能力を身につける。また、卒業研究発表会などの機会を活用して日本語及び外国

語を用いたコミュニケーションをとることができる。

 D−2 .実習や卒業研究を通して基礎医科学を学んだものとして必要とされる知識・技能及び倫理観を

身につけ、医療・健康の研究分野を中心に社会で貢献できる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) ディプロマポリシーに掲げたように理学的素養を有し基礎医科学・臨床科学を熟知した人材を養成する

ため、パワーポイント、プリントや学習ビデオなどを用いた講義に加え実験・演習・実習等の教育を行い、

学修成果の指標に基づいて評価する。

 A .1年次では、全学科共通で自然科学の基礎科目を主に習得する。基礎科目には、「一般化学」、「一

般生物学」、「生物有機化学」、「生物化学Ⅰ」、「生物化学Ⅱ」などの生物学・化学に関する科目を配置

する。また、専門基礎科目として「基礎栄養学」、「食品学総論」、「医学概論」なども学習し、学科の

定めた学修成果の指標に基づいて評価する。これにより学科の教育目標である基礎医科学・臨床科学

の基礎を学び同時に、1年次末のコース分けの際の進路選択が容易になるように配慮している。

 B−1 .2年次からは学生は基礎医科学コースと臨床科学コースに分かれる。基礎医科学コースでは、

基礎医科学実験の科目、臨床科学コースでは臨床科学実習の科目を配置する。ここでは、本学科

の特徴である基礎医科学・臨床科学を熟知した人材の養成という目標を達成すべく、専門基礎科

目、専門科目は実習科目以外、両コースの学生が自由に学べるように配慮しており、両コースと

もに学科の定めた学修成果の指標に基づいて評価する。

 B−2 .3年次では、基礎医科学コースの実習科目は基礎医学を理解し研究力を養うことを意識した科

目を配置する。また臨床科学実験の科目は「臨床検査技師国家試験受験資格」取得に必要なもの

を中心に配置する。しかし、このようなキャリア取得を目指す実験科目においても、「物質」や「生

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命」といった理学的概念を意識して学ぶことができるよう配慮しており、レポート提出、筆記試

験など、修得の状況を判断し学修成果の指標に基づいて評価する。

 B−3 .4年次では研究室に分かれ、4年間の勉学の集大成として教員による個別指導により、基礎医

科学コースでは、「卒業研究」、臨床科学コースでは、「特別研究」の研究活動に取り組む。各コー

スの研究成果は卒業研究要旨にまとめ、ポスターまたは口頭発表などにより研究成果報告を行い、

複数教員により総合的な最終評価を行う。

 B−4 .臨床科学コースは、5週間の臨地実習期間を設け、臨床検査技師の実際の仕事の体験学習を行

い、臨地実習に関わる医師・検査技師の所見及び報告書に基づいて評価する。基礎医科学コース

の学生は、「食品衛生管理者及び監視員」の国家資格、臨床科学コースの学生は「臨床検査技師

国家試験受験資格」を必要科目の単位取得を条件に卒業と同時に得られる。

 C .人文学・社会科学・健康科学・自然科学・情報科学など、知的社会人としての基盤構築、豊かな人

間性の養成に必要な科目は、全学年を通じて配置する。

 D .自らのキャリア形成に必要な知識・技能及び倫理観を身につけることのできる科目を配置する。

 E .英語を中心とした外国語を、4年間を通じて継続的に学修することができる科目を配置する。1年、

2年時は「基礎的英語」、3年時は「専門英語」、4年時は卒業研究に連関させ、国際的な英語論文か

ら情報を収集する教育をゼミ単位で配置する。

 F .以上のカリキュラムに加え、基礎医科学コースでは、将来教職に就きたい学生のため、「中学校教

諭一種免許状(理科)」、「高等学校教諭一種免許状(理科)」を取得するための科目を受講できるよう

にも配慮し、多様な技能や人間力を高めることができるように支援する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 臨床生命科学科では、生命科学に関する幅広い知識と医学に関連する高度な専門性を備えた、医療や医

薬品、福祉、食品系など多岐にわたる分野で活躍できる人材の養成を目指している。また生命現象の真理

探究に意欲的で、高い倫理観と問題解決能力を有した人材養成を重視している。本学科には2つのコース

が設置されており、「基礎医科学コース」では理学的思考力と生命科学・基礎医学に関する知識を深め、

研究力を養う。「臨床科学コース」では科学的な考え方を通じて臨床検査医学を学び、生体情報を的確に

判断できる臨床検査技師を養成する。

 このような観点から、臨床生命科学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 生物学、化学を中心とした科学全般に興味をもつ人

  • 医学・医療に関心が強く、この分野に関連した職業に就きたいと考えている人

  • ヒトの病気やその原因・予防などを深く追究したいと思っている人

●学んできてほしいこと

  • 化学と生物をしっかりと学習しておくこと

  • 外国語(英語)の力を十分身につけておくこと

― 35 ―

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プロジェクト科目

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臨床生命科学科

系列 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A−1 A−2 A−3 B−1 B−2 B−3 C−1 C−2 D−1 D−2

基礎科目

一般化学 2 必修 1・春1 ◎一般生物学 2 必修 1・春1 ◎生物無機化学 2 選択 2・春1 ◎分析化学 2 必修 1・秋2 ◎生物有機化学 2 必修 1・春2 ◎生物化学Ⅰ 2 必修 1・春2 ◎生物化学Ⅱ 2 必修 1・秋1 ◎情報リテラシー 2 必修 1・春学期 ◎

専門基礎科目

基礎栄養学 2 必修 1・春2 ◎ ◎食品学総論 2 必修 1・秋1 ◎ ◎基礎分子生物学 2 必修 1・秋2 ◎基礎分子遺伝学 2 必修 2・春1 ◎医学概論 1 必修 1・春1 ◎動物生理学 2 必修 2・春2 ◎微生物学 2 必修 2・春2 ◎解剖学 2 必修 2・春1 ◎パソコン演習 2 必修 1・秋学期 ◎公衆衛生学 2 必修 2・秋1 ◎

専   

門   

科   

食薬学 2 選択 3・秋1 ○ ◎生理活性物質化学 2 選択 3・春2 ○ ◎基礎医科学研究論 1 選択 3・春2 ○ ◎食品機能学 2 選択 3・秋2 ○ ◎臨床栄養学 2 選択 3・秋1 ○ ◎健康管理概論 2 選択 3・秋2 ○ ◎食品安全衛生学 2 選択 3・秋1 ○ ◎食品バイオテクノロジー 2 選択 3・秋1 ○ ◎生体情報学 2 選択 2・秋2 ◎ ○病理学Ⅰ 2 選択 2・秋1 ◎ ○病理学Ⅱ 2 選択 3・春2 ◎ ○病原微生物学 2 選択 2・秋2 ◎ ○医動物学 2 選択 3・春1 ◎ ○機器分析法 2 選択 2・春1 ◎ ○検査機器論 2 選択 3・秋2 ◎ ○医用工学概論 2 選択 3・春2 ◎ ○臨床検査総論Ⅰ 2 選択 2・春2 ◎ ○臨床検査総論Ⅱ 2 選択 2・秋1 ◎ ○臨床生理学Ⅰ 2 選択 2・秋2 ◎ ○臨床生理学Ⅱ 2 選択 3・春1 ◎ ○生物化学的分析法 2 選択 3・春2 ◎ ○臨床化学 2 選択 3・秋1 ◎ ○臨床血液学Ⅰ 2 選択 2・春2 ◎ ○臨床血液学Ⅱ 2 選択 2・秋1 ◎ ○免疫学 2 選択 2・秋2 ◎ ○臨床免疫学 2 選択 3・春1 ◎ ○放射線生物学 2 選択 3・春1 ◎ ◎医療安全管理学 1 選択 3・秋2 ◎ ○

基礎医科学

実   

生物化学実験Ⅰ 3 選択 2・秋1 ◎生物化学実験Ⅱ 3 選択 2・秋2 ◎基礎医科学実験Ⅰ 3 選択 3・春1 ◎基礎医科学実験Ⅱ 3 選択 3・春2 ◎基礎医科学実験Ⅲ 1 選択 3・秋1 ◎

臨 

床 

科 

学 

実 

解剖学実習 1 選択 2・秋2 ◎生理学実習 1 選択 3・秋1 ◎病理学実習 1 選択 3・春2 ◎臨床生物化学実習Ⅰ 1 選択 3・春1 ◎臨床生物化学実習Ⅱ 1 選択 3・春1 ◎医動物学実習 1 選択 3・春2 ◎医用工学実習 1 選択 3・秋1 ◎臨床検査総論実習Ⅰ 1 選択 3・秋1 ◎臨床検査総論実習Ⅱ 1 選択 4・春2 ◎ ○臨床生理学実習Ⅰ 1 選択 3・秋2 ◎臨床生理学実習Ⅱ 2 選択 4・春学期 ◎ ○臨床化学実習Ⅰ 1 選択 3・秋2 ◎臨床化学実習Ⅱ 1 選択 4・春2 ◎ ○臨床血液学実習Ⅰ 1 選択 3・春1 ◎臨床血液学実習Ⅱ 1 選択 4・春2 ◎ ○臨床免疫学実習Ⅰ 1 選択 3・秋2 ◎臨床免疫学実習Ⅱ 2 選択 4・春2 ◎ ○医療安全管理学実習 1 選択 4・春1 ◎

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系列 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A−1 A−2 A−3 B−1 B−2 B−3 C−1 C−2 D−1 D−2特別研究 6 選択 4・通年 △ ○ ○ ◎卒業研究Ⅰ 4 選択 4・春学期 △ ○ ○ ◎卒業研究Ⅱ 4 選択 4・秋学期 △ ○ ○ ◎

専門関連科目

数学Ⅰ 2 選択 1・春1 ○数学Ⅱ 2 選択 1・春2 ○物理学基礎実験 2 選択 2・春2 ○化学基礎実験 2 選択 1・秋2 ○生物学基礎実験 2 選択 1・秋1 ○地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ○地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○地学基礎実験 2 選択 1・秋2 ○物理学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ○物理学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 ○

プロジェクト

教職基礎演習 1 選択 2・秋学期 △野外実践指導実習Ⅱ 2 選択 3・春学期 △理科教材開発指導 2 選択 3・秋2 △授業実践演習 2 選択 3・通年 △教職のための物理 2 選択 3・春1 △教職のための化学 2 選択 3・秋1 △教職のための地学 2 選択 3・秋2 △教職のための生物 2 選択 3・春1 △

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総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

  

 A

-1

 B

-1

  

 A

-2

  

 B

-2

C-1

D-1

A-3

  

 B

-3

C-2

D

-2

(注

)科

目履

修マ

ーク

: 

◎=

必修

科目

、●

=選

択必

修科

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

カリ

キュ

ラム

・ツ

リー

理学

部 

 臨

床生

命科

学科

達成

目標

授 

業 

科 

目 

名1年

次2年

次3年

次4年

次春

学期

秋学

期春

学期

秋学

情報

リテ

ラシ

ー◎

卒業

研究

Ⅰ◎

卒業

研究

Ⅱ◎

基礎

分子

遺伝

学◎

生物

無機

化学

食薬

パソ

コン

演習

一般

生物

学◎

生物

有機

化学

基礎

栄養

学◎

食品

学総

論◎

放射線生物学

公衆

衛生

学◎

病理

学Ⅰ

医動

物学

一般

化学

生物

化学

I◎

分析

化学

臨床

化学

臨床

生物

化学

実習

病理

学Ⅱ

臨床

免疫

臨床

生物

化学

実習

基礎

医科

学実

験Ⅰ

病理

学実

臨床

血液

学実

習Ⅰ

医用

工学

概論

基礎

医科

学実

験Ⅱ

食品

安全

衛生

臨床

栄養

学食

品機

能学

健康

管理

概論

検査

機器

医療

安全

管理

食品

安全

衛生

食品

機能

健康

管理

概論

検査

機器

医療

安全

管理

臨床

免疫

学実

習Ⅱ

臨床

生理

学実

習Ⅱ

医療

安全

管理

学実

特別

研究

臨床

生理

学Ⅰ

病理

学Ⅰ

生体

情報

病原

微生

物学

医動

物学

病理

学Ⅱ

臨床

免疫

臨床

生理

学Ⅱ

医用

工学

概論

生物

化学

実験

Ⅱ生

物化

学実

験Ⅰ

生物

化学

II◎

基礎

分子

生物

学◎

医学

概論

生体

情報

学臨

床生

理学

臨床

血液

学Ⅱ

病原

微生

物学

臨床

血液

学Ⅰ

免疫

動物

生理

学◎

臨床

検査

総論

Ⅱ生

物化

学的

分析

医動

物学

実習

食品

バイ

オテ

クノ

ロジ

臨床

生理

学実

習Ⅰ

臨床

免疫

学実

習Ⅰ

生物

化学

的分

析法

臨床

血液

学Ⅰ

臨床

生理

学Ⅰ

解剖

学実

免疫

食品

バイ

オテ

クノ

ロジ

食薬

臨床

化学

臨床

栄養

臨床

化学

実習

臨床

検査

総論

実習

臨床

血液

学実

習Ⅱ

臨床

化学

実習

Ⅰ臨

床検

査総

論実

習Ⅰ

生理

学実

食品

学総

論◎

機器

分析

法臨

床検

査総

論Ⅱ

臨床

血液

学Ⅱ

基礎

栄養

学◎

医用

工学

実習

微生

物学

臨床

検査

総論

Ⅰ機

器分

析法

臨床

検査

総論

生理

活性

物質

化学

基礎

医科

学実

験Ⅲ

基礎

医科

学研

究論

基礎

医科

学研

究論

放射線生物学

生理

活性

物質

化学

専門

英語

ⅠA

●専

門英

語Ⅰ

B●

専門

英語

ⅡA

●専

門英

語Ⅱ

B●

専門

英語

ⅠA

●専

門英

語Ⅰ

B●

専門

英語

ⅡA

●専

門英

語Ⅱ

B●

解剖

学◎

― 38 ―

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理学部 動物学科

教育研究上の目的 動物学科は、理学の根源的な知的好奇心に発する、広く深い博物学・基礎生物学の伝統に根ざして、人

間社会と自然の調和を図り、持続可能な人類の未来創造のための基礎や応用を築く人材の養成を目的とす

る。

教育目標 理学の根源的な知的好奇心に発する、広く深い博物学・基礎生物学の伝統に根ざして、グローバルな視

点をもち、人間社会と自然の調和を図り、持続可能な人類の未来創造のための基礎や応用を築く動物学的

な教育・研究を行う。すなわち、自然科学の基礎的な知識に加えて多様な動物やその環境について広く深

い知識を備え、地球環境と人間社会への貢献を志向し、科学知識と社会倫理を調和させた判断力と行動力

をもつ人材を社会に送り出す。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A.科学の基礎的な知識を備え、応用力へつなげてゆくことができる。

B.多様な動物について広く深い知識を志向し、理解へつなげてゆくことができる。

C.地球全体をも含む環境について広範な知識を志向し、理解へとつなげてゆくことができる。

D .科学や動物学、生物学、それらの応用、人間社会との関連について知識を志向し、理解へとつなげて

ゆくことができる。

E.自ら問題を実践的にとらえ、考え、解決し、発表する力へとつなげてゆくことができる。

F .動物学や科学知識と社会倫理を調和させた判断力や行動力、国際的なコミュニケーション能力へとつ

なげてゆくことができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 広範な動物学及び自然科学の基礎的な知識、環境、人間社会との関わりについて学び、科学的な知識と

同時に社会的な倫理までも涵養しつつ、自主的に活動し、責任ある行動ができるような人材を育てる。そ

のために学位授与の方針に沿った次のような教育課程を編成する。

  • 科学の基礎的な知識と応用力を涵養するために、個々の学生に応じたリメディアル教育のほか、1年

次には広範な科学全般にわたる科目を配置する。これらの科目については客観的な知識・理解の指標

を総合的に評価することにより教育課程編成・実施の方針を継続的に評価・検討する。

  • 多様な動物について基礎知識と理解を涵養するために、多様な生物分類群や学問分野をカバーする科

目を年次を追って配置する。これらの科目については客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果

物等を総合的に評価することにより教育課程編成・実施の方針を継続的に評価・検討する。

  • 地球全体をも含む環境についての基礎知識と理解を涵養するために、環境や生態学、人間生活との関

わりに関連した科目を年次を追って配置する。これらの科目については客観的な知識・理解の指標に

加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成・実施の方針を継続的に評価・検

― 39 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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討する。

  • 科学や動物学、生物学、それらの応用、さらに人間社会との関連について基礎知識と理解を涵養する

ため、動物学的な専門科目に加えて、人間と動物の関係の歴史や現状、さらには法令等に関連する科

目も年次を追って配置する。これらの科目については客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果

物等を総合的に評価することにより教育課程編成・実施の方針を継続的に評価・検討する。

  • 自ら問題を実践的にとらえ、考え、解決し、発表する力を涵養するために、自発的学習を促す工夫を

加えた実験・実習や卒業研究、講義課題等を年次を追って設ける。これらの科目については客観的な

知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成・実施の方針

を継続的に評価・検討する。

  • 動物学や科学知識と社会倫理を調和させた判断力や行動力、国際的なコミュニケーション能力を涵養

するために、実験・実習や卒業研究、講義課題等でその訓練の機会を設ける。これらの科目について

は客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成・

実施の方針を継続的に評価・検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 動物学科では、自然科学の基礎的な知識に加えて、多様な動物やその環境について広く深い知識を備え、

持続可能な地球環境と人間社会への貢献を志向し、科学知識と社会倫理を調和させた判断力と行動力をも

つ人材の養成を目指している。

 このような観点から、動物学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 動物やその環境について知的な好奇心・探究心をもつ人

  • 広く自然科学の常識を備える人

  • 科学的な知識と社会的な倫理を総合的に判断して思考しようとする人

  • 自主的に学び、活動しようとする人

  • 責任ある行動ができるような資質をもつ人

●学んできてほしいこと

  • 高等学校レベルの現代日本語の会話力、読解力、作文力を身につけておくこと

  • 理科・自然科学分野(特に生物学)の基礎知識をしっかり学習しておくこと

  • 英語の基礎知識をしっかり学習しておくこと

― 40 ―

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動物学科

系列 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E F

基 

礎 

科 

動物誌 2 選択 1・春2 ○ ◎ ○動物生理学 2 選択 1・秋2 ○ ◎ ○動物比較解剖学 2 選択 1・春1 ○ ◎ ○動物機能解剖学 2 選択 1・春2 ○ ◎ ○動物遺伝学 2 選択 1・春1 ◎ ◎ ○生化学 2 選択 2・春1 ○ ◎ ○統計学 2 選択 1・秋1 ◎ ○情報リテラシー 2 選択 1・春学期 ◎ ○パソコン演習 2 選択 1・秋学期 ◎ ○動物と人間 2 選択 1・春2 ○ ◎ ◎進化動物学Ⅰ 1 選択 1・秋1 ◎ ◎ ○進化動物学Ⅱ 1 選択 1・秋2 ◎ ◎ ○地史・古生物学 2 選択 1・春1 ◎ ◎ ○

専    

門    

科    

環境考古学 2 選択 2・秋学期 ○ ◎ ○細胞遺伝学 2 選択 2・秋学期 ◎ ◎ ○植生学 2 選択 3・春2 ◎ ◎ ○応用統計学 2 選択 3・春2 ◎ ○植物系統分類学 2 選択 2・春学期 ◎ ○環境地球化学 2 選択 2・秋1 ○ ○環境地質学 2 選択 3・秋2 ○ ○環境科学 2 選択 3・春1 ○ ○動物環境学 2 選択 2・春2 ○ ○動物行動学 2 選択 2・秋1 ○ ◎ ○生態学 2 選択 2・春1 ◎ ◎ ○動物系統分類学 2 選択 1・秋1 ○ ◎ ○寄生動物学 2 選択 3・春1 ◎ ○ ○実験動物学 2 選択 3・春1 ○ ◎ ○ ◎動物関連法規 2 選択 3・秋1 ○ ◎ ◎動物生殖学 2 選択 2・春1 ○ ◎ ○動物発生学 2 選択 2・春2 ○ ◎ ○動物資源育種学 2 選択 3・春2 ◎ ◎ ○動物保全学 2 選択 2・秋2 ◎ ◎ ○自然人類学 2 選択 2・春2 ○ ◎ ◎霊長類学 2 選択 2・秋1 ○ ◎ ◎脊椎動物学Ⅰ 2 選択 2・春2 ○ ◎ ○脊椎動物学Ⅱ 2 選択 2・秋2 ○ ◎ ○脊椎動物学Ⅲ 1 選択 2・秋1 ○ ◎ ○脊椎動物学Ⅳ 1 選択 2・秋2 ○ ◎ ○微生物学 2 選択 3・春1 ○ ◎ ○動物社会学 2 選択 3・春2 ○ ◎ ○動物生態学 2 選択 3・秋1 ○ ◎ ◎ △集団遺伝学 2 選択 3・春1 ◎ ◎ ○比較免疫学 2 選択 2・秋1 ◎ ◎ ○動物病理学 2 選択 3・秋2 ○ ◎ ○動物学ゼミナール 2 必修 3・春2 ○ ◎ ○ ◎ △動物生理・生化学実習 2 選択 2・秋2 ○ ◎ ○ ◎動物遺伝学実習 2 選択 2・秋1 ○ ◎ ○ ◎動物発生学実習 2 選択 2・秋1 ○ ◎ ○ ◎動物実験・検査学実習 2 選択 3・春1 ○ ◎ ○ ◎野外調査実習 2 選択 2・春1 ○ ◎ ○ ◎動物保全・育種学実習 2 選択 3・秋1 ◎ ◎ ○ ◎動物解剖学実習 2 選択 2・春2 ○ ◎ ○ ◎卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ○ ◎ ○ ◎卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ○ ◎ ○ ◎

プロジェクト

教職基礎演習 1 選択 2・秋学期 ◎ ○野外実践指導実習Ⅱ 2 選択 3・通年 ◎ ○理科教材開発指導 2 選択 3・秋2 ◎ ○授業実践演習 2 選択 3・通年 ◎ ○教職のための物理 2 選択 3・春1 ◎ ○教職のための化学 2 選択 3・秋1 ◎ ○教職のための生物 2 選択 3・春1 ◎ ○教職のための地学 2 選択 3・秋2 ◎ ○

専門関連科目

数学Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎ ○数学Ⅱ 2 選択 1・春2 ◎ ○化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 ◎ ○物理学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○物理学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 ◎ ○地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎ ○ ○地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎ ○ ○化学基礎実験 2 選択 1・秋1 ◎ ○ ◎物理学基礎実験 2 選択 2・春2 ◎ ○ ◎地学基礎実験 2 選択 2・春1 ◎ ○ ○ ◎

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

A B C D E F

(注

)科

目履

修マーク: ◎

=必

修科

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

カリキュラム

・ツリー

理学

部  動

物学

達成

目標

授 業

 科

 目

 名

1年

次2年

次3年

次4年

次春

学期

秋学

動物

動物

機能

解剖

進化

動物

学Ⅰ

情報

リテラシー

環境考古学

植生

動物行動学

植物系統分類学

動物

生態

動物生理・生化学実習

動物遺伝学実習

動物発生学実習

動物実験・検査学実習

野外調査実習

動物解剖学実習

細胞遺伝学

環境地球化学

動物

系統

分類

動物

関連

法規

教職基礎演習

環境

科学

環境地質学

教職のための

生物

教職のための

物理

授業

実践

演習

野外

実践

指導

実習

理科

教材

開発

指導

教職

のための

化学

教職

のための

地学

地史

・古

生物

動物

と人

実験動物学

比較免疫学

集団遺伝学

数学Ⅰ

数学

化学

基礎

論Ⅱ

化学

基礎

論Ⅰ

化学

基礎

実験

地学基礎実験

地学

基礎論

Ⅰ地学基礎論Ⅱ

パソコン演

応用

統計

動物生理学

動物

比較

解剖

脊椎動物学Ⅰ

統計

自然人類学

霊長類学

動物保全学

動物

社会

動物

資源

育種

動物

環境

学微生物学

脊椎動物学Ⅳ

生化学

動物発生学

進化動物学Ⅱ

動物

病理

寄生動物

動物保全・育種学実習

卒業

研究

Ⅰ◎

卒業

研究

Ⅱ◎

動物

学ゼミナール

物理

学基

礎論

Ⅰ物理学基礎実験

物理学基礎論Ⅱ

生態学

脊椎動物学Ⅱ

脊椎動物学Ⅲ

動物

遺伝

動物生殖学

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工学部(学位:学士(工学))

教育研究上の目的 工学部は、ものづくりに必要な知識と技能を修得し、協働してそれを活用し得る能力、地球的視野から

多面的に物事を理解し判断し得る能力、そして技術者としての倫理観を備え、科学技術を通して技術者と

して社会人として社会に貢献できる人材を養成することを目的とする。

教育目標 工学に関わる応用化学、機械工学、電気電子工学、情報工学、医工学、建築学の分野において、講義・

実験・実習等を通して、ものづくりに必要な知識と技能を修得し協働してそれを活用し得る能力を、卒業

研究を通して、先端技術・研究を体感し地球的視野から多面的に物事を理解し判断し得る能力を、それぞ

れ身につけた技術者の養成を目指し、次に挙げる教育目標を掲げる。

 1 .工学に関わるさまざまな専門分野において、科学技術を通して社会に貢献できる技術者に求められ

る教育を行う。

 2 .数学や自然科学及び情報技術等の基礎知識の修得と、それらを応用し得る能力を備えた技術者を養

成する。

 3 .それぞれの分野に関わる専門知識と技能の修得と、それらを応用し得る能力を備えた技術者を養成

する。

 4 .幅広い教養に基づきコミュニケーションを図り、国際化社会において異文化を理解し協働するため

に必要な語学力を備えた技術者を養成する。

 5 .与えられた要求や課題を分析し、必要な作業を計画的に進め解決へ導く問題解決力を備えた技術者

を養成する。

 6 .論理的な思考力と記述力、コミュニケーション力を用いて、自分の考えを他者に的確に伝える能力

を備えた技術者を養成する。

 7 .社会の仕組みを理解し、技術者倫理にしたがって、地球的視野に立って活躍できる工学就業力を備

えた技術者を養成する。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー) 岡山理科大学のディプロマポリシーに基づき、工学部では教育目標に定める人材を養成するために、次

に挙げる能力を身につけ、所定の単位を修得した者に学士(工学)の学位を授与する。

 A .工学の基礎となる数学や自然科学及び情報技術の基礎知識を修得し、それらを応用することができ

る。

 B .それぞれの専門分野における専門知識・技能を修得し、それらを応用することができる。

 C .幅広い教養に基づいたコミュニケーションを図り、国際化社会において異文化を理解し協働するた

めに必要な語学力を身につけている。

 D .与えられた要求や課題を分析し、必要な作業を計画的に進め解決へ導く問題解決力を身につけてい

る。

― 43 ―

教育学部

生物地球学部

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プロジェクト科目

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 E .論理的な思考力と記述力、コミュニケーション力を用いて、自分の考えを他者に的確に伝えること

ができる。

 F .社会の仕組みを理解し、技術者倫理にしたがって、地球的視野に立って活躍できる工学就業力を身

につけている。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 学位授与の方針に掲げる基準を達成させるため、工学部の各学科において、専門に関わる基礎的あるい

は共通的な内容を習得できる科目と、専門性の高い内容を習得できる科目を体系的に配置する。さらに、

工学部共通科目を配置し、工学就業力をはじめとする技術者に必要な素養を身につけさせる。具体的には、

学科や年次に応じてセンターとも協力して、次のように専門科目等を体系的に配置する。

 A .1・2年次では、技術者として求められる汎用的な知識と技能を習得させるため、専門分野に関わ

る基礎科目と共通科目を配置する。

 B .3年次では、技術者として求められる専門的な知識と技能を習得させるため、各分野に関わる専門

科目を配置する。

 C .4年次では、技術者として求められる問題解決力を習得させるため、卒業研究を配置する。

 D .修得した知識と技能に加え、幅広い教養を合わせて他者と協働できるよう、工学部共通科目を配置

し、工学就業力、論理的思考力と記述力、コミュニケーション力、プレゼンテーション力などを習得

させる。

 上記科目における知識量、理解度、能力については、客観的な指標、学習及び発表に関わる成果物など

を利用して総合的に評価を行い、教育課程を継続的に評価・検証する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 工学部では、科学技術を通して社会に貢献し、自然と調和する物心ともに豊かな暮らしの実現に寄与す

る技術者を養成することを目的としている。そのために次の資質をもつ人を国内外から広く受け入れる。

 A .工学部において教育を受けるにあたり必要な基礎的な知識・技能を身につけている。(知識・技能)

 B .工学部において教育を受けるにあたり必要な基礎的なコミュニケーション技能を身につけている。

(コミュニケーション技能)

 C .身につけた科学技術に関わる知識・技能に基づいて、問題解決のために論理的に考え判断し、説明

や行動ができる。(思考力・判断力・表現力)

 D .広く工学に関心をもつとともに、工学を通した「夢づくり、ものづくり、自分づくり」を実現する

ために、主体的かつ協働的な姿勢で、知識や経験を広げていく向上心を有する。(学修への意欲・関心)

 E .工学部における学修を通じて、工学就業力を身につけるとともに自らの能力を高め、社会に貢献す

る意欲を有する。(社会貢献への意欲)

 このような観点から、工学部では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 「夢づくり、ものづくり、自分づくり」に興味や関心がある人

  • 応用化学、機械工学、電気電子工学、情報工学、医工学、建築学の分野で社会に貢献したい人

― 44 ―

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  • 理科、数学に関心をもち、それらの工学的な応用に興味がある人

  • 好奇心に富み、他者と協働して何事にも積極的に取り組むことができる人

 詳細は、各学科の「求める人物像」を参照すること。

●学んできてほしいこと

  • 工学の基礎を理解するために必要な理科と数学の学力を身につけていること

 詳細は、各学科の「学んできてほしいこと」の項を参照すること。

― 45 ―

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プロジェクト科目

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工学部 バイオ・応用化学科応用化学コース バイオテクノロジーコース アクアバイオコース コスメティックサイエンスコース

教育研究上の目的 バイオ・応用化学科は、化学と生物学の基礎を十分に修得した上で、「応用化学」と「バイオテクノロジー」

を中心とする学際的な教育と研究を通して、幅広い専門的な知識と技能を有し、かつ、環境や社会への影

響を考慮して自ら発想し、構想し、行動する能力を身につけた人材の養成を目的とする。

教育目標 化学と生物学の基礎教育と、これらに関連する学際的な幅広い教育と研究を通して身につけた専門的な

知識・技能や学習経験などを総合的に活用して、社会に貢献できる人材を養成することを目指している。

これを達成するために以下を目標とする。

 1 .2年次までに、本学科に設けられた4つのコース、応用化学、バイオテクノロジー、アクアバイオ

及びコスメティックサイエンスの中から、自分が希望する分野を意識しながら、物理化学、分析化学、

有機化学、無機化学、化学工学、生物学、生化学など基礎科目の中から、修得すべき科目を取捨選択

して学修する能力を養う。

 2 .3年次においては、各コースの専門科目も学びながら、応用化学コースでは化学に関わる知識を化

学工業プロセスに、バイオテクノロジーコースでは生物のもつさまざまな機能を生活・環境の保全に、

アクアバイオコースでは化学的観点から水質に関わる知識を魚類飼育に、コスメティックサイエンス

コースでは化学と生物に関わる知識を化粧品開発に、それぞれ応用する能力を養う。

 3 .4年次においては、卒業研究を通して、与えられたテーマの範囲で、学生が自ら考えて研究(実験)

を企画・立案し実行する能力を養う。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A .数学、物理学、化学、生物学などの自然科学に関する基礎知識を有し、それらを応用することができる。

B .工学や情報技術に関する基礎知識を有し、それらを応用することができる。

C .応用化学、バイオテクノロジー、アクアバイオ、コスメティックサイエンスに関する基礎及び専門知

識を有し、それらを応用することができる。

D .与えられた課題に計画を立てて取り組み、必要な情報は自ら収集し、総合的な結果や考察を期限まで

にレポートとして論理的に記述できる。大勢の前でも理路整然とした発表や論理的な討論することがで

きる。

E .化学及び生物学を中心とした幅広い分野の科学者・技術者として、自然科学と人間の関わりや人類の

幸福・福祉について考え、かつ、社会人としての責任を自覚して倫理的に行動することができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 教育カリキュラムは、専門教育科目、基礎専門科目、共通専門科目、コース専門科目、卒業研究、専門

関連科目ほかで構成されている。これらの科目と卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)に示

― 46 ―

Page 50: 教育の目標と方針 - 岡山理科大学 · 2018. 11. 8. · この教育の目標と方針は、教育等の活動の情報として大学のホームページなどで学内外に広く公表されて

した各項目との関係は以下のとおりである。

 A .大学における学びへの適応を図り、化学と生物学を中心とした幅広い分野に興味・関心をもたせ、

それらに関する知識・技能を習得する上で必要な、自然科学の基礎となる科目(基礎専門科目と共通

専門科目の一部)を初年次から2年次にかけて配置する。これらの科目を履修することで、自然科学

の基礎知識とこれらを応用する能力を身につけさせる。また、これらの科目は、学修の成果物(課題

やレポート)や個々の学生の自己評価(アンケート)等を指標として総合的に評価し、これによって、

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)を継続的に検討する。

 B .情報学の基礎となる科目(情報リテラシー、パソコン演習など)を初年次から、工学の基礎となる

科目(化学工学Ⅰ・Ⅱ、工業デザインなど)を2年次に配置する。これらを履修することで、化学と

生物学の知識・技能を工業技術に応用するための基礎知識と、コンピュータやネットワークを実際に

利用するための技術を習得させる。これらの科目は、学修の成果物や個々の学生の自己評価等を指標

として総合的に評価する。これによって、カリキュラムポリシーを継続的に検討する。

 C .コース専門科目を、主に、3年次に配置する。応用化学、バイオテクノロジー、アクアバイオ、コ

スメティックサイエンス各コースに合計20科目の選択科目を開講し、化学と生物学に関わる幅広い

分野を興味に応じて学修させる。これらの科目を履修することで、幅広い専門知識を修得させる。一

方で、希望する卒業研究に関連する専門分野に関しては、できるかぎり深く学ばせる。コース専門科

目は、学修の成果物や個々の学生の自己評価等を指標として総合的に評価し、これによって、カリキュ

ラムポリシーを継続的に検討する。

 D .初年次から3年次にかけて、フレッシュマンゼミ、基礎化学実験、数値実験とプレゼンテーション

技法、バイオ・応用化学実験Ⅰ~Ⅳを配置する。これらを履修することで、与えられた課題に取り組

むとともに必要な情報を自ら収集し、レポートとしてまとめ、プレゼンテーションするという、計画

立案、論理的思考など、課題解決に関わる一連の基礎を修得させる。さらに卒業研究を通して、これ

までに習得した技能・思考力を実際的に運用する能力を身につけさせる。これらの科目は、学修の成

果物や個々の学生の自己評価等を指標として総合的に評価し、これによって、カリキュラムポリシー

を継続的に検討する。

 E .科学者・技術者として、社会人としての倫理観をもたせるために、バイオ・応用化学における安全

と倫理(基礎専門科目)を2年次に配置する。この科目は、学修の成果物や個々の学生の自己評価等

を指標として総合的に評価し、これによって、カリキュラムポリシーを継続的に検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) バイオ・応用化学科では、化学を基礎とした応用化学と生物学を基礎としたバイオテクノロジーを学ぶ

とともに、学際的に幅広い知識と社会性を身につけるための教育プログラムを用意している。具体的には、

物理化学、分析化学、有機化学、無機化学、化学工学、生物学、生化学、安全と倫理を2年次までの必修

科目、または選択必修科目としてカリキュラムに組み込んでいる。本学科には、応用化学コース、バイオ

テクノロジーコース、アクアバイオコース、コスメティックサイエンスコースの4つのコースがあり、選

択必修科目の多くが各コースで選択する専門科目の基礎になっている。2年次までに、将来選択するコー

スと卒業後の進路を意識して学修していくことを推奨している。

 4年次では卒業研究に取り組み、実験・考察・発表を繰り返すことにより科学的な思考力と実践力を養

― 47 ―

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プロジェクト科目

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う。その過程で、高い専門能力だけでなく、他人と協働する社会性を身につけ、国際化社会で「ものづく

り」を通じて自立できる技術者を目指している。このような観点から、バイオ・応用化学科では以下のよ

うな学生を求めている。

●求める人物像

  • 化学とバイオテクノロジーを学ぶことへの強い意欲を有する人

  • 実験が好きで、その事前学習や結果をまとめる過程を楽しく感じられる人

  • 基礎的な学力を身につけ、それを応用して社会に役立てられる潜在能力を備えた人

●学んできてほしいこと

  • 化学の基礎知識を有すること

  • 指数や対数の計算、微分・積分の基礎知識を有すること

  • 理科に関する科目をできるだけ多く修得していること

  • 英語と国語の基礎学力を有すること

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バイオ・応用化学科

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与A B C D E

基  

礎  

専  

門  

科  

基礎化学Ⅰ 2 必修 1・春1 ◎ ○ △基礎化学Ⅱ 2 必修 1・春2 ◎ ○ △基礎化学演習Ⅰ 1 必修 1・春1 ◎ ○基礎化学演習Ⅱ 1 必修 1・春2 ◎ △基礎化学演習Ⅲ 2 必修 1・秋2 ◎ △基礎有機化学 2 選択 1・秋2 ◎ ○ ○ △ ○統計学 2 選択 1・秋1 ◎解析学Ⅰ 2 選択 2・春1 ◎解析学Ⅱ 2 選択 2・春2 ◎情報リテラシー 2 必修 1・春学期 ◎ ○ ○パソコン演習 2 選択 1・秋学期 ◎ ○ ○数値実験とプレゼンテーション技法 2 選択 2・春学期 ○ ○ ◎物理学Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎物理学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎地学基礎論Ⅰ 2 選択 2・春1 ◎地学基礎論Ⅱ 2 選択 2・秋2 ◎バイオ・応用化学における安全と倫理 1 必修 2・秋2 ○ ○ ◎フレッシュマンゼミⅠ 0.5 必修 1・春1 ○ ○ ○ ◎ ○フレッシュマンゼミⅡ 0.5 必修 1・春2 ○ ○ ○ ◎ ○基礎化学実験 2 必修 1・春2 ○ ○ ◎ ○基礎物理学実験 2 選択 2・春1 ◎ ○ ○基礎生物学実験 2 選択 1・秋1 ◎ ○ ○地学基礎実験 2 選択 2・春1 ◎ ○ ○

共  

通  

専  

門  

科  

生物学Ⅰ 2 選択必修 1・春1 ◎生物学Ⅱ 2 選択必修 1・秋2 ◎分析化学Ⅰ 2 選択必修 1・秋1 ◎ ○分析化学Ⅱ 2 選択必修 1・秋2 ◎ ○物理化学Ⅰ 2 選択必修 2・春1 ◎ ○ ○物理化学Ⅱ 2 選択必修 2・秋2 ◎ ○ ○ △化学工学Ⅰ 2 選択必修 2・春1 ○ ◎ ○ ○化学工学Ⅱ 2 選択必修 2・秋2 ○ ◎ ○ ○有機化学Ⅰ 2 選択必修 2・春1 ◎有機化学Ⅱ 2 選択必修 2・春2 ◎無機化学Ⅰ 2 選択必修 2・春2 ◎無機化学Ⅱ 2 選択必修 2・秋2 ◎生化学Ⅰ 2 選択必修 2・春2 ◎ ○ ○生化学Ⅱ 2 選択必修 2・秋2 ◎ ○ ○工業分析化学 2 選択 2・秋1 ○ ○ ◎水圏生物学 2 選択 2・秋1 ○ ◎応用酵素学 2 選択 2・秋1 △ ○ ◎高分子化学 2 選択 3・春1 ○ ○ ◎バイオ・応用化学実験Ⅰ 3 必修 3・春1 ○ ○ ◎バイオ・応用化学実験Ⅱ 3 必修 3・春2 ○ ○ ◎バイオ・応用化学実験Ⅲ 3 必修 3・秋1 ○ ○ ◎バイオ・応用化学実験Ⅳ 3 必修 3・秋2 ○ ○ ◎

応用化学

専門科目

センサー工学 2 選択 3・秋1 ○ ○ ◎ナノサイエンス 2 選択 3・春2 ○ ○ ◎反応工学 2 選択 3・春1 ○ ○ ◎創薬化学 2 選択 3・秋1 ○ ○ ◎セラミックス概論 2 選択 3・春1 ○ ○ ◎コロイド界面化学 2 選択 3・春1 ○ ◎

バイオテクノ

ロジーコース

分子生物学 2 選択 3・春2 ○ ◎ ○バイオテクノロジー 2 選択 3・秋2 ○ ◎ △細胞生理学 2 選択 3・春2 ○ ○ ◎ △発酵生産と機能性食品 2 選択 3・秋1 ○ ◎ △

アクアバイオ

水生動物学 2 選択 3・秋1 ○ △ ◎ ○ △魚類繁殖学 2 選択 3・秋2 ○ △ ◎ ○ △魚類疾病学 2 選択 3・秋2 ○ ○ ◎ △ ○魚類飼育論 2 選択 3・春1 ○ ○ ◎ ○ ○水槽設計論 2 選択 3・秋2 ○ ○ ◎ ○ △水圏生物学実習 1 選択 3・春学期 ○ △ ○ ◎ △

コスメティック

サイエンスコース

化粧品概論 1 選択 2・秋1 ○ ◎香粧品学 2 選択 3・秋1 ○ ◎化粧品の皮膚科学と安全学 2 選択 3・秋2 ○ ◎ △コスメティックサイエンス概論 1 選択 3・春1 ○ ◎

専門関連科目 工業デザイン 2 選択 2・春学期・秋学期 ◎ ○卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ○ ◎ ○ △卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ○ ◎ ○ △

上級科目 上級数学Ⅰ 2 選択 2・秋1 ◎上級数学Ⅱ 2 選択 2・秋2 ◎

― 49 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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春 1

春 2

秋 1

秋 2

春 1

春 2

秋 1

秋 2

春 1

春 2

秋 1

秋 2

春 1

春 2

秋 1

秋 2

A

A, C

A, C

, D

 B

, E

(注

)科

目履

修マ

ーク

: 

◎=

必修

科目

、●

=選

択必

修科

春学

秋学

春学

秋学

春学

秋学

カリ

キュ

ラム

・ツ

リー

工学

部 

バイ

オ・応

用化

学科

達成

目標

授 

業 

科 

目 

1年

次2年

次3年

次4年

春学

秋学

分析

化学

Ⅰ●

分析

化学

Ⅱ●

工業

分析

化学

無機

化学

Ⅱ●

無機

化学

Ⅰ●

ナノ

サイ

エン

スセ

ラミ

ック

ス概

水生

動物

学魚

類繁

殖学

魚類

疾病

学魚

類飼

育論

水圏

生物

基礎

有機

化学

有機

化学

Ⅰ●

高分

子化

学有

機化

学Ⅱ

●創

薬化

卒業

研究

Ⅰ◎

卒業

研究

Ⅱ◎

生化

学Ⅰ

分子

生物

学バ

イオ

テク

ノロ

ジー

発酵

生産

と機

能性

食品

生化

学Ⅱ

応用

酵素

化粧

品概

論香

粧品

細胞

生理

化粧

品の

皮膚

科学

と安

全学

コス

メテ

ィッ

クサ

イエ

ンス

概論

物理

化学

Ⅰ●

化学

工学

Ⅱ●

反応

工学

セン

サー

工学

水槽

設計

論化

学工

学Ⅰ

物理

化学

Ⅱ●

コロ

イド

界面

化学

数値

実験

とプ

レゼ

ンテ

ーシ

ョン

技法

基礎

化学

実験

バイ

オ応

用化

学実

験Ⅰ

水圏

生物

学実

バイ

オ応

用化

学実

験Ⅲ

◎バ

イオ

応用

化学

実験

Ⅱ◎

バイ

オ応

用化

学実

験Ⅳ

物理

学Ⅰ

入門

物理

物理

学Ⅱ

地学

基礎

論Ⅰ

地学

基礎

論Ⅱ

生物

学Ⅰ

●生

物学

Ⅱ●

解析

学Ⅰ

上級

数学

Ⅰ入

門数

学統

計学

解析

学Ⅱ

上級

数学

Ⅱ数

学リ

テラ

シー

パソ

コン

演習

情報

リテ

ラシ

ー◎

フレ

ッシ

ュマ

ンゼ

ミⅠ

バイ

オ応

用化

学に

おけ

る安

全と

倫理

フレ

ッシ

ュマ

ンゼ

ミⅡ

工業

デザ

イン

基礎

生物

学実

地学

基礎

実験

基礎

物理

学実

基礎

化学

実験

基礎

化学

Ⅰ◎

基礎

化学

演習

Ⅰ◎

基礎

化学

Ⅱ◎

基礎

化学

演習

Ⅱ◎

基礎

化学

演習

Ⅲ◎

(工

業デ

ザイ

ン)

― 50 ―

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工学部 機械システム工学科機械(ME)コース   航空・宇宙(AS)コース   高等機械システム(MS)コース

教育研究上の目的 機械システム工学科は、進歩の著しいものづくり社会に対応できるよう、基礎となる知識の修得とそれ

を応用する能力を身につけ、人と自然に優しい機械システムを構築できる創造性のあるエンジニアの養成

を目的とする。

教育目標 機械システム工学分野の知識と技能を修得し、社会人としての素養を身につけた人材を養成するために、

機械システム工学科では、各分野の製造業に柔軟に対応できる「機械(ME)コース」、航空・宇宙関連の

製造業にも対応できる「航空・宇宙(AS)コース」、及び両コースを横断的に学習する「高等機械システ

ム(MS)コース」(JABEE適合コース)の3教育コースを設け、以下の学習・教育到達目標を置く。

 A .機械システム技術者のための学習・教育到達目標

  (A1) 機械システム工学の専門知識を理解するために、微分・積分、線形代数、確率・統計、微分方程式、

フーリエ解析などの数学の知識を修得する。

  (A2) 機械システム工学の専門知識を理解するために、物理学、力学、電磁気学の基礎知識を修得する。

  (A3) 機械分野の問題を数値的に解析するために、情報処理技術の基礎知識を修得する。

  (A4) 機械システム工学の専門技術を実際に体験し、機械システム技術者としての基礎能力を養成

するために、機械製図、加工学実習、機械工学実験を修得する。

  (A5) 機械分野の問題を解決する能力を養成するために、材料力学、熱力学、流体力学、機械力学、

自動制御、機械要素、加工学などの機械システム工学の基本的な専門知識を修得する。

  (A6) 創造工学プロジェクトを通じてデザイン能力やチームで協働する能力を、卒業研究を通じて

工学問題を発見し自発的に分析・解決する能力、計画的に研究を進め文書として記述する能

力を養成するとともに、口頭発表や討議のプレゼンテーション技術を修得する。

 B .人と社会に貢献できる技術者のための学習・教育到達目標

  (B1) 一個の人間として自己を確立し、社会に貢献するために、人類がこれまで築き上げてきたさ

まざまな社会や文化及びその歴史を理解し、修得する。

  (B2) 利益相反する自然と人間社会の融和に資するために、技術者倫理を修得し、機械システム技

術者の使命と責任を認識する。

 C .コミュニケーション能力をもつ技術者のための学習・教育到達目標

  (C1) 社会において自分と相手の考えを相互に理解しあうために、「読む、書く、聞く、話す」のコ

ミュニケーション技術を修得する。

  (C2) 国際的に活躍できる技術者に成長するために、「英語」のコミュニケーション能力を継続的に

養成する。

― 51 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー) 岡山理科大学及び工学部のディプロマポリシーに基づき、機械システム工学科では、進歩の著しいもの

づくり社会に対応できるよう、基礎となる知識の修得とそれを応用する能力を身につけ、人と自然に優し

い機械システムを構築できる創造性のあるエンジニアの養成を目的としており、次のような能力・資質を

持つ人物に学位を授与する。

 A .機械システム技術者としての基礎知識を修得し、それらを活用することができる。

  A−1 .数学、物理学、情報処理技術の基礎知識を修得し、それらを活用することができる。

  A−2 .機械及び機械システムの工学知識を修得し、それらを活用することができる。

 B .ものづくりの技能と技術を有し、機械のデザイン能力を身につけ、それらを活用することができる。

 C .機械及び機械システムの工学問題に対処し、その結果をプレゼンテーション討議できる。

 D .専門的知識と人と社会に貢献できる技術者の素養を身につけ、日本語を用いたコミュニケーション

及び外国語を用いた基礎的なコミュニケーションをとることができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 機械システム工学では、次のように連続性をもって、数学、物理学などの「基礎科目」から、「共通科目」、「材

料」、「エネルギー」、「計測・制御」、「設計・生産」の各専門科目、さらに高度な専門科目である「機械コー

ス」と「航空・宇宙コース」までに分かれて、体系的に科目群を配置する。

 A .機械システム工学の専門知識を理解し、活用するために、数学、物理学、情報処理技術の基礎科目

を1年次から2年次を通じて体系的に配置する。教育にあたっては能動的学修の方法を適切に取り入

れ、知識・理解・技能の定着を図る。これらの科目については客観的な知識・理解の指標を総合的に

評価することにより教育課程編成方針を継続的に検討する。

 B .新しい機械システムを創造し、また、機械分野の問題を解決する能力を養成するために、機械シス

テム工学の専門科目を2年次から3年次を通じて体系的に配置する。これらの科目については、機械

システム工学を構成する分野ごとの知識・理解の指標を総合的に評価することにより教育課程編成方

針を継続的に検討する。

 C−1 .機械システム工学分野の知識と技能を修得するために、機械工学実験、加工学実習、機械のデ

ザイン、創造PBLを配置するとともに、工場見学、インターンシップなどを実施する。教育にあたっ

ては講義と実験・実習の連携を密にし、機械システム技術者としての基礎能力を養成する。これ

らの科目については、機械システム工学を構成する分野ごとの知識・理解の指標に加えて学修の

成果物を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に検討する。

 C−2 .工学問題を発見し、自発的に分析・解決する能力、及び工学問題に対処する能力を養成すると

ともに、口頭発表や討議のプレゼンテーション技術向上のための科目を配置する。これらの科目

については、機械システム工学を構成する分野ごとの知識・理解の指標に加えて学修の成果物を

総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に検討する。

 D .大学で共通に開講される英語科目に引き続き機械システム工学分野での基礎的なコミュニケーショ

ンに必要な英語を継続的に学習することができる専門英語を配置する。これらについては、客観的な

知識・理解の指標を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に検討する。

― 52 ―

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入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 機械システム工学は自動車・航空機やロボットなどの「ものづくり」に欠かすことのできない基幹の学

問である。機械システム工学科では、進歩の著しい「ものづくり」社会に対応できるよう、基礎となる知

識の修得とそれを応用する能力を身につけ、人と自然に優しい機械システムを構築できる創造性のあるエ

ンジニアを養成することを目的としている。そのために本学科では、自動車、電機をはじめ、各分野の製

造業に柔軟に対応できる「機械(ME)コース」、さらに航空・宇宙関連の製造業にも対応できる「航空・

宇宙(AS)コース」、及び両コースを横断的に学習する「高等機械システム(MS)コース」(JABEE適合コー

ス)の3教育コースを設けている。このような観点から、機械システム工学科では以下の資質をもつ人を

国内外から広く受け入れる。

 A .機械システム工学科において教育を受けるにあたり必要な基礎的な知識・技能を身につけている。

(知識・技能)

 B .機械システム工学科において教育を受けるにあたり必要な基礎的なコミュニケーション技能を身に

つけている。(コミュニケーション技能)

 C .身につけた科学技術に関わる知識・技能に基づいて、問題解決のために論理的に考え判断し、説明

や行動ができる。(思考力・判断力・表現力)

 D .広く機械システム工学に関心をもつとともに、機械システム工学を通した「ものづくり」を実現す

るために、主体的かつ協動的な姿勢で、知識や経験を広げていく向上心を有する。(学修への意欲・感心)

 E .機械システム工学科における学修を通じて、機械システム工学に関連する就業力を身につけるとと

もに自らの能力を高め、社会に貢献する意欲を有する。(社会貢献への意欲)

●求める人物像

  • 機械及び機械システムの「ものづくり」を通して社会に貢献したい人

  • 機械システム工学を修得し、その知識を応用した仕事に従事したい人

  • 数学と物理学(力と運動)の基礎教育に対応できる人

●学んできてほしいこと

  • 機械システム工学の基礎を理解するために必要な数学(微分・積分を含む)と物理学(力と運動)の

学力を身につけていること

― 53 ―

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プロジェクト科目

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機械システム工学科

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A−1 A−2 B C D

基 

礎 

科 

微分と積分 2 必修 1・秋1 ◎ △線形代数 2 必修 1・春1 ◎ △数学基礎 2 選択 1・春1 ◎ △確率と統計 2 必修 1・春2 ◎ △微分方程式 2 必修 1・秋2 ◎ △フーリエ解析 2 選択 2・秋1 ○ △物理学Ⅰ 2 必修 1・春1 ◎ ○物理学Ⅱ 2 必修 1・秋1 ◎ △物理学実験 2 必修 1・秋1 ○ △ ◎力学Ⅰ 2 必修 1・春2 ◎ ○力学基礎 2 選択 1・春1 ◎ ○力学Ⅱ 2 必修 1・秋2 ◎ ○

共 

通 

科 

機械工学セミナー 2 選択 1・春1 ○ △情報リテラシー 2 必修 1・春学期 ◎コンピュータ基礎 2 必修 1・秋2 ◎ △数値計算 2 選択 2・秋1 ○ △機械製図Ⅰ 2 必修 1・春学期 ○ ◎ △機械製図Ⅱ 2 必修 1・秋学期 ○ ◎ △加工学実習 2 必修 2・春1(春2) ○ ◎ △ △機械工学実験Ⅰ 2 必修 3・春学期 ○ ◎ ○ △機械工学実験Ⅱ 2 必修 3・秋学期 ○ ◎ ○ △

材 

材料力学Ⅰ 2 必修 2・春2 ◎ ○材料力学Ⅱ 2 必修 2・秋2 ◎ ○機械材料 2 選択 1・秋1 ○ △マテリアルサイエンスⅠ 2 必修 2・春1 ◎マテリアルサイエンスⅡ 2 必修 2・秋2 ◎

エネルギー

熱力学Ⅰ 2 必修 2・春2 ◎熱力学Ⅱ 2 必修 2・秋2 ◎熱と流れ 2 選択 3・春1 ○ △流体力学Ⅰ 2 必修 2・春1 ◎流体力学Ⅱ 2 必修 2・春2 ◎

計測・制御

機械力学Ⅰ 2 必修 2・春1 ◎機械力学Ⅱ 2 必修 2・秋2 ◎計測工学 2 必修 1・秋1 ◎自動制御Ⅰ 2 必修 2・春1 ◎自動制御Ⅱ 2 必修 3・春1 ◎

設計・生産

機械要素Ⅰ 2 必修 2・春2 ◎機械要素Ⅱ 2 必修 2・秋2 ◎機械設計学 2 選択 3・春1 ○ △加工学Ⅰ 2 必修 1・秋2 ◎加工学Ⅱ 2 必修 2・春2 ◎精密加工学 2 選択 3・春2 ○ △

機械コース

機械のデザイン 2 選択 3・秋1 ○ ○CAEⅠ 2 選択 3・春学期 ○ △創造PBLⅠ 2 選択 3・春学期 ○ ○ ○弾塑性力学の基礎 2 選択 3・春2 ○ △エネルギー工学 2 選択 3・春1 ○ △メカトロニクス 2 選択 2・秋1 ○ △CAD/CAM 2 選択 3・秋学期 ○ △

航空・宇宙コース

CAEⅡ 2 選択 3・秋学期 ○ △創造PBLⅡ 2 選択 3・秋学期 ○ ○ ○構造強度 2 選択 3・秋2 ○ △推進エンジン 2 選択 3・春2 ○ △高速空気力学 2 選択 3・秋2 ○ △航行運動学 2 選択 2・秋1 ○ △ロボット工学 2 選択 3・秋1 ○ △卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ○ ○ ◎ ○卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ○ ○ ◎ ○

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

  A-

  A-

   B

   C

   D

(注)科目履修マーク: ◎=必修科目

秋学期

カリキュラム・ツリー

工学部  機械システム工学科

達成目標

授 業

 科

 目

 名

1年次

2年次

3年次

4年次

春学期

秋学期

春学期

秋学期

春学期

秋学期

春学期

卒業研究Ⅰ◎

卒業研究Ⅱ◎

数学基礎

情報リテラシー◎

微分

と積

分◎

物理学Ⅰ◎

物理学Ⅱ◎

力学基礎

力学Ⅰ◎

線形代数◎

微分方程式◎

確率

と統

計◎

フーリエ解析

力学Ⅱ◎

物理学実験◎

機械工学セミナー

コンピュータ

基礎◎

数値計算

機械製図Ⅰ◎

機械製図Ⅱ◎

加工学実習◎

機械工学実験Ⅰ◎

機械工学実験Ⅱ◎

材料力学Ⅰ◎

材料力学Ⅱ◎

機械材料

マテリアル

サイエンスⅡ◎

マテリアル

サイエンスⅠ◎

熱力学Ⅰ◎

熱力学Ⅱ◎

熱と流

流体力学Ⅱ◎

流体力学Ⅰ◎

機械力学Ⅰ◎

機械力学Ⅱ◎

計測工学◎

自動制御Ⅰ◎

自動制御Ⅱ◎

機械要素Ⅰ◎

機械要素Ⅱ◎

機械設計学

加工学Ⅰ◎

加工学Ⅱ◎

精密加工学

機械のデザイン

CAEⅠ

CAEⅡ

創造PBLⅠ

創造PBLⅡ

弾塑性力学の

基礎

エネル

ギー工学

メカトロニクス

CAD/CAM

構造強度

推進

エンジン

高速空気力学

航行運動学

ロボット工学

加工学実習◎

― 55 ―

教育学部

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プロジェクト科目

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工学部 電気電子システム学科電気エネルギーコース  電子デバイスコース  コンピュータ・情報コース  複合領域コース

教育研究上の目的 電気電子システム学科は、「エネルギー」と「情報」を対象に「エレクトロニクス」を手段として扱う

電気電子工学の分野の幅広い領域にわたる教育研究を通して、問題解決能力、柔軟で総合的な判断力、グ

ローバルな視野からの発想力、論理的思考力、自己の考えの伝達力などを身につけた電気電子技術者の養

成を目的とする。

教育目標 現代社会の産業基盤であるエネルギー、エレクトロニクス、情報通信などの諸技術の教育研究を通じて

グローバルな視点をもち、柔軟かつ総合的な判断力、論理的思考力及び問題解決能力を身につけた電気電

子工学技術者の養成を目指す。

  • �広範囲にわたる専門技術者養成を念頭に置いた4つの専門コース、すなわち電気エネルギー、電子デ

バイス、コンピュータ・情報、複合領域の4つの履修コースを設け、これにより多種多様な学生ひと

りひとりの能力を引き出し、さまざまな社会の要請に応え得るような実践重視の教育を行う。

  • �電気電子工学の「エネルギー」分野の専門的な知識や技能を修得することのできる電気エネルギーコー

スを設け、風力や太陽光発電などの再生可能エネルギー、電気自動車、パワーエレクトロニクス、制

御システム等の諸分野において設計・開発に携わることのできる電気電子工学技術者を養成する。

  • �電気電子工学の「エレクトロニクス」分野の専門的な知識や技能を修得することのできる電子デバイ

スコースを設け、高密度集積回路、ナノデバイス、光エレクトロニクスに関わる諸分野において電子

素子の設計・開発に携わることのできる電気電子工学技術者を養成する。

  • �電気電子工学の「情報」分野の専門的な知識や技能を修得することのできるコンピュータ・情報コー

スを設け、電気電子システムを有機的に結びつけるためのコンピュータ技術や通信システム、コン

ピュータ・ネットワーク技術に関わる設計・開発に携わることのできる電気電子工学技術者を養成す

る。

  • �電気電子工学の幅広い領域にわたる知識や技能を修得することのできる複合領域コースを設け、工学

部他学科の各分野と結びついた技術、例えば化学材料合成、医療機器工学などを同時に学び、より幅

広い分野の技術分野で設計・開発に携わることのできる電気電子工学技術者を養成する。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A−1 .電気電子工学の学術体系を支える数学ならびに物理学の基礎的な事項を習得し、電気電子工学の

諸分野の問題にそれらを活用することができる。

A−2 .コンピュータやネットワークの実践的な利用に習熟し、プログラミング手法を現実の問題解決に

活用できる。

A−3 .電気電子情報通信工学を支える基盤技術を理解し、発展させるための専門知識を修得し、ある特

定部分に関して自力にて深い理解へとつなげてゆくことができる。

― 56 ―

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B .社会の要請を理解し、自らの力で問題を解決し、その結果をまとめて工学的に考察できる能力を身に

つける。

C .実務技術者の素養として、自己の考えを明確に表現する論理的な記述ができるとともに、外国語を用

いた基礎的なコミュニケーションを図ることができる。

D .電気電子工学技術者として、社会に対する倫理的責任を自覚し考えることができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 学位授与の方針に掲げる基準を達成させるために、専門科目として基礎科目、共通科目、専門関連科目

及び「エネルギー」「エレクトロニクス」「情報」の電気電子工学を構成する各分野に対応するための「コー

ス専門科目」を体系的に配置する。

 A−1 .大学における学びへの適応を図り、電気電子工学分野への興味と関心をもたせる導入教育とし

て学科独特の新入生学修プログラム、電気電子工学の学術体系を支える数学ならびに物理学の基

礎的な事項を習得することのできる科目(基礎科目)、及び電気電子工学の根幹である電気回路

に関する科目を初年次から2年次の春学期にかけて配置する。教育にあたっては講義と演習を適

切に組み合わせ、自発的学習を促すべく工夫を行う。これらの科目については客観的な知識・理

解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評

価・検討する。

 A−2 .コンピュータやネットワークの実践的な利用に習熟し、プログラミング手法を現実の問題解決

に活用する力を養成するため初年次から実習を含めて情報通信分野に関連した基礎的科目を置

く。教育にあたっては講義と実習の連携を密にし、実用的な技能を身につけることができるよう

に配慮する。これらの科目については客観的な知識・理解の指標に加えて実習の成果物等を総合

的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 B−1 .電気電子情報通信工学を支える基盤技術を理解できるように、電気工学・電子工学・通信工学・

情報工学分野の基礎的科目(共通科目)を2年次から3年次を通じて体系的に配置する。また、

専門科目の理論的知識の理解を助けるために、電気電子工学及び情報工学の基礎的実験、実習を

配置する。教育にあたっては講義に能動的学修の方法を適切に取り入れ知識・理解の定着を図る。

これらの科目については客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価する

ことにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 B−2 .電気電子情報通信工学分野のそれぞれの学問分野を発展させるためのより高度な専門知識を修

得できる科目(コース専門科目)を3年次、4年次に配置する。また、実務技術者の素養を養成

するため、電気電子工学分野の専門実験及び卒業研究を配置する。教育にあたっては講義と実験

の連携を密にし、知識の実際的な運用能力の養成に配慮する。これらの科目については、電気電

子工学を構成する分野ごとの知識・理解の指標、各種資格の申請条件充足数等に加えて学修の成

果物、特に卒業研究論文を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討

する。

 C .大学で共通に開講される人間・社会科学教育科目、科学技術教育科目に加えて資格取得に関する人

文社会系の科目を配置し、教養の幅を広げるとともに総合的な判断力を身につけさせる。これらの科

目については、客観的な知識・理解の指標に加えて、関連する資格の申請条件充足数等を総合的に評

― 57 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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価することにより、教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 D .大学で共通に開講されるキャリア教育科目や工学部で共通に開講される就業力養成科目に加えて、

学科独特の新入生学修プログラム及び卒業研究を通じて、社会と主体的・協働的に関わり、社会人と

して必要とされる知識・技能及び倫理観を身につけさせる。これらについては、学生の講義に対する

主体的な取り組みをルーブリック等を用いて総合的に評価することにより、教育課程編成方針を継続

的に評価・検討する。

 E .大学で共通に開講される総合英語・発信英語に引き続いて電気電子工学専門分野でのコミュニケー

ションに必要な英語を継続的に学習させるために、専門英語を配置する。この科目については、客観

的な知識・理解の指標、学修の成果物等の総合的な評価に加えて、外部の評価テストの状況なども参

考に教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 F .大学で共通に開講されるプロジェクト科目に加えて、各種資格取得に必要な科目群をパッケージと

とらえ、応用的または発展的な知識・技能を体系的に習得させる。これらについては、客観的な知識・

理解の指標に加えて、各種資格の申請条件充足数等を総合的に評価することにより、教育課程編成方

針を継続的に評価・検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 電気電子システム学科では、広範囲にわたる電気電子関連分野や膨大な雇用の期待される高度情報関連

分野で社会を支えることのできる先導的な人材の養成を目指している。

 この観点から、電気電子システム学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 電気・電子・情報・通信工学の分野に興味をもち、これらの技術を利用し、社会に貢献したいと考え

る人

  • 数学、理科について、高等学校卒業相当の学力を有している人

  • 物事を多面的に考察、理解し、要点をまとめることができる人

  • 与えられた課題について、自律的、継続的に取り組むことができる人

●学んできてほしいこと

  • 電気電子システム学科入学後のさまざまな専門科目の習得のため、数学Ⅰ、数学Ⅱと理科を十分理解

していること

  • できれば、数学に関しては数学Ⅲ及び数学A、理科に関しては物理学の基礎科目を学んでいること

  • 学科内容として、さまざまな産業基盤としての応用が考えられるため、コミュニケーション能力とし

ての英語や国語、他の理系科目などにも関心をもっておくこと

  • 工業系学科の生徒に対しては、情報や電気系科目を学んでいること

― 58 ―

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電気電子システム学科

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A−1 A−2 A−3 B C D

基  

礎  

科  

数学Ⅰ 2 必修 1・春2 ◎数学Ⅱ 2 必修 1・秋1 ◎数学Ⅲ 2 必修 2・春1 ◎応用数学Ⅰ 2 必修 1・春1 ◎応用数学Ⅱ 2 必修 2・春2 ◎物理学Ⅰ 2 必修 1・春2 ◎物理学Ⅱ 2 必修 1・秋1 ◎物理学Ⅲ 2 必修 1・秋2 ◎電磁気学Ⅰ 2 必修 2・春1 ◎電磁気学Ⅱ 2 必修 2・春2 ◎電磁気学Ⅲ 2 必修 2・秋1 ◎FEELプログラム 2 必修 1・春学期 ◎ ○ ○電気電子工学基礎実験 2 必修 2・春1 ◎電気電子工学実験Ⅰ 2 必修 2・秋学期 ◎電気電子工学実験Ⅱ 2 必修 3・春学期 ◎電気電子工学実験Ⅲ 1 選択 4・春2 ◎情報リテラシー 2 必修 1・春1 ◎コンピュータ実習 2 必修 1・秋学期 ◎

共 

通 

科 

電気回路Ⅰ 2 必修 1・秋1 ◎電気回路Ⅱ 2 必修 1・秋2 ◎ △電気回路Ⅲ 2 必修 2・春1 ◎アナログ回路 2 選択 2・春2 ◎電気電子回路設計 2 選択 2・秋1 ◎通信工学 2 選択 2・秋2 ◎システム制御の基礎 2 選択 2・秋2 ◎電気電子計測 2 選択 2・秋1 ◎電子物性の基礎 2 選択 2・秋2 ◎コンピュータ工学Ⅰ 2 必修 1・秋2 ◎ ◎プログラミング基礎 2 選択 2・春2 ◎ ◎

電気エネルギー

コース専門科目

電気エネルギー発生工学 2 選択 2・秋学期 ◎電気エネルギー変換機器 2 選択 3・春2 ◎電気エネルギー伝送工学 2 選択 3・秋学期 ◎パワーエレクトロニクス 2 選択 3・秋2 ◎制御工学 2 選択 3・春1 ◎システム工学 2 選択 3・春2 ◎ロボット工学 2 選択 3・秋1 ◎

電子デバイス

コース専門科目

電子物性工学 2 選択 3・春1 ◎半導体工学 2 選択 3・春2 ◎光・電気電子材料 2 選択 3・秋1 ◎電子デバイス工学 2 選択 3・秋2 ◎センサ工学 2 選択 3・春1 ◎光・電磁波工学 2 選択 3・春1 ◎マイクロ波工学 2 選択 3・春2 ◎

コンピュータ・情報

コース専門科目

コンピュータ工学Ⅱ 2 選択 2・春1 ◎ ◎数値計算 2 選択 3・秋1 ○ ◎光情報工学 2 選択 3・秋2 ◎画像工学 2 選択 3・春2 ◎コンピュータネットワーク 2 選択 3・秋1 ○ ◎ディジタル回路Ⅰ 2 選択 2・秋1 ◎ディジタル回路Ⅱ 2 選択 3・春1 ◎

複合領域コース

複合領域コース専門科目[工学部他学科の専門科目(基礎科目を除いた科目)] 選択

専門関連科目

情報と職業 2 選択 1・春2 ◎情報化社会と倫理 2 選択 1・秋1 ○ ◎工業デザイン 2 選択 2・秋学期 ○ ◎電波法規 1 選択 3・春1 ◎ ◎機械工学概論 2 選択 4・春1 ○ ◎電気法規施設管理 2 選択 4・秋学期 ◎ ◎化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 ◎化学実験 2 選択 2・春1 ◎卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ○ ◎ ◎ ◎ ○卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ○ ◎ ◎ ◎ ○

上級科目上級数学Ⅰ 2 選択 1・秋1 ◎上級数学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎

入門科目入門数学 2 選択 1・春1 ◎入門物理 2 選択 1・春1 ◎

― 59 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

A-1

A-1

A-2

A-2

A-3

A-3

A-3

A-3

A-3

B CD

(注

)科

目履

修マーク: ◎

=必

修科

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

3年

次4年

次授

 業

 科

 目

 名

カリキュラム

・ツリー

 工

学部

  電

気電

子システム

学科

達成

目標

1年

次2年

次春

学期

秋学

数学

I◎

物理

学I◎

情報

リテラシー◎

FEELプログラム◎

電気電子工学

基礎実験◎

電気

回路

III◎

数学

II◎

入門数学

応用

数学

I◎ 入門物理

物理

学II◎

電磁

気学

I◎

物理

学III◎

電磁

気学

II◎

上級数学I

上級

数学

II

電磁

気学

III◎

コンピュータ工

学I◎

コンピュータ工

学II

コンピュータ実習◎

プログラミング

基礎

電気電子工学実験I◎

電気

電子

工学

実験

II◎電気電子工学

実験III

電気

回路

I◎電

気回

路II◎

アナログ回路

電気電子

回路設計

ディジタル

回路

Iディジタル回路II

電気

エネル

ギー発

生工

システム制御

の基礎

電気エネル

ギー

変換

機器

システム工学

パワーエレク

トロニクス

制御工学

電気電子計測

電子物性

の基礎

マイクロ波

工学

電子物性工学

半導体工学

光・電磁波工学

光・電気電子材料

電子

デバ

イス工学

通信工学

数値計算

画像工学

コンピュータ

ネットワーク

光情報工学

情報と職業

情報化社会と

倫理

化学実験

工業デザイン

電波法規

電気法規施設管理

機械工学

概論

センサ工学

卒業

研究

I◎

数学

III◎

ロボット工学

応用

数学

II◎

卒業

研究

II◎

化学

基礎

論II

化学基礎論I

電気エネルギー伝送工学

― 60 ―

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工学部 情報工学科情報技術(IT)コース   コンピュータエンジニアリング(CE)コース

教育研究上の目的 情報工学科は、ソフトウェア・ハードウェア・ネットワークを含む情報システムに関する知識と技能を

教授し、システム構築のための実験実習による教育や技術発展を目指した研究を通して思考力や判断力を

身につけさせ、情報化社会の基幹専門分野で活躍できる主体性と倫理観を備えた人材の養成を目的とする。

教育目標 情報工学科は、本学建学の理念のもとに「各種の科学技術の基礎をなす知識とそれを応用する能力を身

につけて未知の領域を開拓し、社会に貢献できる技術者を養成する」ことを教育理念とする。具体的には、

ソフトウェア・ハードウェア・ネットワーク(3分野と呼ぶ)を含む情報システムに関する知識と技能を

教授し、システム構築のための実験実習による教育や技術発展を目指した研究を通して思考力や判断力を

身につけさせ、情報化社会の基幹専門分野で活躍できる主体性と倫理観を備えた人材の養成を目的とする。

本学科では専門分野との関連を考慮し、数学や物理学などの基礎知識を修得させ、新しい情報技術にも対

応していけるように、幅広い情報工学技術の基礎的知識や技能の修得に配慮している。また、情報技術が

社会に及ぼす影響について考える能力や国際的なコミュニケーション能力も身につけさせる。

 本学科には、情報技術コース(ITコース)とコンピュータエンジニアリングコース(CEコース)の2

つのコースを設ける。ITコースでは、3分野の基礎知識とそれらを使用する基礎能力を身につけ、社会人

としての一般教養を持ち、情報技術を活用する業務を遂行できる技術者を養成する。CEコースでは、3

分野の基礎知識とそれらを応用する能力を身につけ、コミュニケーション力、高い倫理観、問題解決能力

を兼ね備え、コンピュータエンジニアリング分野の業務において主体的に問題解決できる自立した技術者

を養成する。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)(ITコース)

 A .社会人としての一般教養を持ち、倫理観に基づいて行動できる。

 B .数学の知識を身につけ、それを応用できる。

 C .情報工学分野の専門知識を身につけ、それを応用できる。

 D .計画的に仕事を進め、社会の要求を解決する基礎能力を身につけている。

  D1 .実験を計画的・協働的に進め、データを収集・解析し、結果をまとめることができる。

  D2 .課題の背景を理解し、自らアイデアを考案できる。

 E .適切な日本語でコミュニケーションができ、英語を継続的に学習することができる。

  E1 .日本語によるコミュニケーション能力を身につけている。

  E2 .国際的な視野を養うために必要な英語の基礎能力を身につけている。

― 61 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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(CEコース)

 A .地球的視点から問題をとらえ、社会人としての倫理観に基づいて技術者としての責任を実行できる。

 B .数学、自然科学に関する知識を身につけ、それを応用できる。

 C .情報工学分野の専門知識を身につけ、それを応用できる。

 D .情報工学の知識を応用して計画的に仕事を進め、社会の要求を解決できる。

  D1 .実験を計画的に進め、データを収集・解析し、結果をまとめることができる。

  D2 .社会の要求を踏まえて課題を設定し、解決することができる。

  D3 .自主的に学習を継続することができる。

  D4 .チームで仕事をするための能力を身につけている。

 E .適切な日本語で記述・発表・コミュニケーションができ、英語でも基礎的なコミュニケーションを

とることができる。

  E1 .日本語による記述力、発表力、コミュニケーション能力を身につけている。

  E2 .英語によるコミュニケーション基礎能力を身につけている。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) ディプロマポリシーを保証するため、以下のような方針でカリキュラムを構成する。なおカリキュラム

は、情報処理学会が策定した「情報専門学科カリキュラム標準」の内容に概ね合致させる。

  • �コースごとのディプロマポリシーをそれぞれ達成できるように、コースごとにカリキュラムを定める。

  • �広い視野を持つために社会人としての一般教養を身につけ、環境、人間、社会、文化、国際関係など

の側面から多面的に問題をとらえる能力を養成するために、1年次~3年次に人間・社会科学教育科

目、キャリア教育科目及び外国語教育科目を配置する。また情報技術が社会に及ぼす影響や技術者の

倫理的責任について考え、適切に行動できる能力を養成するために、専門教育や科学技術教育に対応

する科目を2年次に配置する。教育にあたっては、教育支援機構の各センターと協力し、能動的学修

の方法に取り組む。

  • �工学に必要となる数学や自然科学に関する知識を身につけ、それを応用できる能力を養成するために、

1年次、2年次において基礎数学科目、物理学、電気回路を配置する。また広く自然科学への関心を

喚起させ、多様な問題への対応を可能とするような素養を身につけるために、1年次~2年次にかけ

て科学技術教育科目を配置する。今日の多様化する入学生の資質を鑑み、専門科目への適応を促すた

めに、数学・物理の入門科目を1年次に配置する。これらの科目では講義のみならず、演習を組込む

ことで、能動的な学修を促す。

  • �情報工学分野の専門知識を身につけ、それを応用できる能力を養成するために、基礎、専門共通、コ

ンピュータシステム、コンピュータ応用、情報通信の各系列を設け、これらの系列に沿った科目を1

年次より配置する。教育にあたっては、コンピュータ及び情報関連機器を用いた情報処理能力を身に

つけるために、1年次より継続的にコンピュータ機器を使用した実習付講義や実験を配置し、情報機

器の利用とそれによる学習が可能なように配慮する。情報工学全般に必要な専門知識と応用能力を身

につけるために、主に1年次、2年次において専門基礎科目を、2年次、3年次にコンピュータシス

テム、コンピュータ応用、情報通信の各専門系列科目を配置し、体系的に専門知識が身につくように

配慮する。またこれら3系列分野に関連した内容で、限定された範囲で応用能力を養成するために、

― 62 ―

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3年次に実験・実習科目を、4年次に卒業研究を配置する。

  • �情報工学の知識を応用して計画的に仕事を進め、社会の要求を解決できる能力を養成するために、1

年次~3年次に関係する実験・実習科目を、また4年次に卒業研究を配置する。教育にあたっては、

実験を計画的に進めデータを収集・解析し、結果をまとめる能力、社会の要求を踏まえて自ら課題を

設定し解決する能力、自主的に学修を継続できる能力、チームで仕事をするための能力が涵養される

よう配慮する。

  • �適切な日本語で記述・発表・コミュニケーションができ、英語でも基礎的なコミュニケーションをと

ることができる能力を養成するために、3年次に専門教育科目としての実験・実習科目、4年次に卒

業研究、主に1年次~2年次に開講されるキャリア教育科目、1年次以降、継続的に開講される外国

語教育科目と3年次に専門英語を配置する。教育にあたっては、実験・実習科目やキャリア教育科目

において日本語による記述力、発表力、コミュニケーション能力が身につくよう配慮する。また外国

語教育科目においては、主に英語によるコミュニケーション基礎能力が身につくように教養教育セン

ターと協力して取り組む。

  • �カリキュラムポリシーについては、卒業研究のルーブリック評価や卒業時アンケート等の客観的指標

を総合的に評価することにより継続的に評価・検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 情報工学科は、ソフトウェア・ハードウェア・ネットワークを含む情報システムに関する知識と技能を

教授し、学位授与の方針(ディプロマポリシー)に定める人材を養成するために、以下の資質をもつ人を

国内外から広く受け入れる。

●求める人物像

  • 情報工学分野の教育を受けるにあたり必要な数学の基礎学力を身につけている人

  • 実験、実習などの学修に必要となる基本的なコミュニケーション技能を身につけている人

  • 数学や自然科学などの課題を解決するために論理的に考え判断し、その説明ができる人

  • 情報工学科の教育目標と教育内容に賛同し、この分野の知識や経験を広げていく向上心を有する人

  • コンピュータやネットワークの分野に興味があり、これらの分野で社会に貢献する意欲を有する人

●学んできてほしいこと

  • 情報工学分野では論理的な思考が強く求められることから、数学の基礎学力を有すること

  • 英語の基礎学力を有すること

  • 工業系課程の卒業生は、情報系や電気系の科目を学んでいること

― 63 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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情報工学科

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与A B C D E

基     

情報工学フロンティアⅠ 1 必修 1・春1 ◎ ○情報工学フロンティアⅡ 1 必修 1・春2 △ ◎ ○情報工学入門 2 必修 1・春1 ◎情報リテラシー 2 必修 1・春1 ◎コンピュータ演習 2 必修 1・秋1 ◎数学Ⅰ 2 必修 1・春1 ◎数学Ⅱ 2 必修 1・春2 ◎数学Ⅲ 2 必修 1・秋1 ◎数学Ⅳ 2 必修 1・秋2 ◎応用数学Ⅰ 2 選択 1・秋2 ○応用数学Ⅱ 2 選択 2・春1 ○物理学Ⅰ 2 選択 1・春2 ○物理学Ⅱ 2 選択 1・秋1 ○電気回路 2 選択 1・秋2 ○情報数学Ⅰ 2 必修 2・春1 ◎情報数学Ⅱ 2 必修 2・春2 ◎

専  

門  

共  

論理回路Ⅰ 2 必修 1・春2 ◎コンピュータ工学Ⅰ 2 必修 1・秋2 ◎データ構造とアルゴリズム 2 必修 2・春1 ◎基礎プログラミングⅠ 1 必修 2・春1 ◎基礎プログラミングⅡ 1 必修 2・春2 ◎応用プログラミングⅠ 1 必修 2・秋1 ◎応用プログラミングⅡ 1 選択 2・秋2 ○情報と職業 2 選択 2・春1 ◎情報化と社会 2 必修 2・秋1 ◎オペレーティングシステム 2 必修 2・秋1 ◎情報理論 2 選択 2・秋2 ◎ソフトウェア工学 2 選択 3・秋1 ◎情報工学実験 2 必修 3・春2 ◎ ◎ ◎情報処理実験 2 選択必修 3・秋2 ◎ ◎ ◎エンジニアリングデザイン実習 2 選択必修 3・秋2 ◎ ◎ ◎情報処理演習 2 選択 3・春2 ○

コンピュータシステム

論理回路Ⅱ 2 選択 1・秋1 ○コンピュータ工学Ⅱ 2 選択 2・春1 ○オートマトンと言語理論 2 選択 3・春1 ○プログラミング言語論 2 選択 3・春2 ○集積回路 2 選択 3・春1 ○組込みシステム 2 選択 2・秋2 ○並列処理 2 選択 3・春1 ○コンパイラ 2 選択 3・秋2 ○

コンピュータ応用

数値計算 2 選択 2・秋2 ○画像処理とCG 2 選択 2・秋1 ○ヒューマンコンピュータインタラクション 2 選択 2・秋2 ○アドバンストプログラミング 2 選択 3・春1 ○ディジタル信号処理 2 選択 3・春1 ○データベース 2 選択 3・春1 ○センサ工学 2 選択 3・秋1 ○システム工学 2 選択 3・秋2 ○人工知能 2 選択 3・秋1 ○マルチメディア工学 2 選択 3・秋2 ○

情報通信

情報通信基礎論 2 選択 2・春2 ○コンピュータネットワーク実習 1 選択 3・秋1 ○情報ネットワーク基礎論 2 選択 2・秋2 ○コンピュータネットワーク 2 選択 3・春2 ○暗号とセキュリティ 2 選択 3・秋1 ○

専門関連科目 工業デザイン 2 選択 2・秋学期 ○卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ◎ ◎ ◎卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ◎ ◎ ◎

上級科目上級数学Ⅰ 2 選択 1・秋1 ○上級数学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○

― 64 ―

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

A B C

D・E

(注)科目履修マーク: ◎=必修科目、●=選択必修科目

秋学期

カリキュラム・ツリー(春

入学

)工

学部

  情

報工

学科

達成目標

授 業

 科

 目

 名

1年次

2年次

3年次

4年次

春学期

秋学期

春学期

秋学期

春学期

秋学期

春学期

数学

Ⅰ◎

数学

Ⅱ◎

応用

数学

Ⅰ応

用数

学Ⅱ

物理

学Ⅰ

物理

学Ⅱ

電気

回路

情報

工学

フロンティアⅠ◎

情報リテラシー

情報

工学

入門

論理

回路

Ⅰ◎

コンピュータ演習

情報

と職

業情

報化

と社

会◎

工業

デザ

イン

情報

数学

Ⅰ◎

基礎

プログラミングⅡ◎

情報

数学

Ⅱ◎

オートマトンと

言語

理論

アドバンスト

プログラミング

応用

プログラミングⅠ◎

データ構

造と

アルゴリズム◎

コンピュータ

工学

Ⅰ◎

コンピュータ工学Ⅱ

論理

回路

コンパ

イラ

人工

知能

オペレーティン

グシステム◎

組込

システム

集積

回路

並列

処理

情報

理論

システム工学

プログラミング

言語

ソフトウェア工

暗号

とセキュリティ

情報

通信

基礎

論コンピュータ

ネットワーク

情報

ネットワー

ク基

礎論

コンピュータ

ネットワーク実

数値

計算

画像

処理

とCG

ディジタル信号処理

マル

チメディア

工学

センサ工学

ヒューマン

コンピュータ

インタラクション

データベース

情報

処理

演習

情報

工学

実験

情報

処理

実験

エンジニアリング

デザ

イン実

習●

卒業

研究

Ⅰ◎

卒業

研究

Ⅱ◎

数学

Ⅲ◎

数学

Ⅳ◎

情報

工学

フロンティアⅡ◎

基礎

プログラミングⅠ◎

応用

プログラミングⅡ

― 65 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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工学部 知能機械工学科ロボットシステムコース   アミューズメント工学コース

教育研究上の目的 知能機械工学科は、人に優しく人間社会の中で働くことのできる知能的機械システムを創造するために

必要な、機械工学系の基本知識・技術、知能情報処理関連技術、ユニバーサルデザインの設計理念を併せ

もち、総合的に知能的機械システムを創造することができる技術者・研究者を養成する。

教育目標 総合的に知能的機械システムを創造するための能力を養成するために以下の教育を行う。

 A1 .機械工学に関連する自然科学の基礎、設計・制御を学習するために必要な数学・物理学・情報処

理の基礎的な知識・技能を養成する。

 A2 .機械工学の基盤である自然科学の基礎、設計・制御の知識・技能ならびに関連するロボティクス、 

メカトロニクス、知能情報工学、ユニバーサルデザイン、人間工学の専門知識を修得させる。

 A3 .個々の要素を統合して全体として調和のとれた機能を実現できるようになるために、ロボットシ

ステムコース、アミューズメント工学コースを設置し、個別の要素技術・制御工学・認識科学と設

計の科学・技術との関連性への理解を深める。

 B .実験科目、ロボット製作・プログラミングなどの実習科目や学外のロボットコンテスト参加等を通

して設計能力、課題発見・解決能力、主体性や協働性などの工学的実践力を養成する。

 C .語学教育、セミナー、卒業研究、学会発表などを通してプレゼンテーション能力やコミュニケーショ

ン能力を養成する。

 D .社会の発展に貢献するために人類がこれまでに築き上げてきたさまざまな社会や文化及びその歴史

を理解し、社会における技術者の使命と責任(技術者倫理)を自覚できる知的基盤を養成する。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A1 .機械工学の理解と活用に必要な数学・自然科学・情報技術の基礎知識を現実の問題に即して応用で

きる。

A2 .機械工学とその関連分野、とりわけロボティクス・メカトロニクス・知能情報工学・ユニバーサル

デザイン・人間工学の知識・技能を現実の問題に即して活用できる。

A3 .ロボットシステムコースでは、ロボットや機械システムを、アミューズメント工学コースでは、ア

ミューズメント機器とヒューマンインターフェースの設計・開発・製造するための基礎知識を対象に

即して参照できる。

B .与えられた工学的・技術的課題を分析し構成要素に分けることができ、要素に応じた設計・製作がで

き、要素を組み上げ全体を制御することができるだけの知識・技能・思考力・判断力を身につけており、

課題を主体的・協働的に解決できる。

C .自ら課題を設定し、それを計画的に実行・解決するための創造力と継続的な学習能力をもち、グロー

バル化の進む社会の技術者として必要なコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身につけ

― 66 ―

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ている。

D .機械の設計・開発・製造・運用を通して、人類社会の利益と安全に貢献する技術者としての能力を身

につけており、人間と機械及び社会との協調について、多面的・俯瞰的に考えて実践することができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)1�.課程の体系の編成

   学科独自の科目体系として、学位授与の方針の項目A1、A2、A3に対応して「基礎科目(及び入門科目・

上級科目)」「共通科目」「ロボットシステムコース専門科目」「アミューズメント工学コース専門科目」、

B、C、Dに「ロボットものづくり実践科目」「卒業研究」を配置する。

   またB、C、Dについては「初年次教育科目」「外国語教育科目」「教養教育科目」の修得を通して、

基礎的な知識・技能、思考力・判断力等を身につける。

2�.科目群編成の特徴

 ◇ 基礎科目群には機械工学に関連する分野の基礎となる数学・物理学・情報技術に関する科目を配置す

る。本科目群においては基盤となる科目において初年次教育、多クラス開講等の施策を実施すること

で、各入試区分におけるアドミッション・ポリシーや入学後の学力多様化度調査の結果等を踏まえた

配慮を実施する。

 ◇ 共通科目群には機械工学に関連する自然科学の基礎、設計・制御を学習する科目を配置する。また必

要に応じ能動的学習の手法を取り入れ主体的な学びの態度を養成する。

 ◇ 機械工学の基礎的知識を踏まえ、個別の要素技術や認識科学と設計の科学・技術との関連を修得する

ために、ロボットシステムコース専門科目群、アミューズメント工学コース専門科目群を設置する。

 ◇ ロボットものづくり実践科目群においてはグループによる課題への取り組みを基本とし、課題解決の

ための実践的技能、工学的課題の解決の過程と手法ならびにそれに伴う協働性、主体性を養成する。

 ◇ 卒業研究Ⅰ、同Ⅱにおいては研究テーマの探求を通じて、自ら課題を設定し、それを計画的に実行・

解決するための創造力と継続的な学習能力の養成を図ると同時に、セミナーや最終評価等における発

表を通してコミュニケーションとプレゼンテーションの能力を養成する。

 ◇ 「初年次教育科目」「外国語教育科目」「教養教育科目」の履修を通じ、人間と機械及び社会との協調

について、多面的・俯瞰的に考える能力、日本語及び外国語を用いてコミュニケーションする能力を

身につけるよう指導を行う。

3�.評価方針

 ◇ 客観的な知識・理解の指標ならびに実習の成果物等を総合的に評価することにより、学科全体として

の教育の効果ならびに各科目群の編成方針等を継続的に評価・検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 知能機械工学科では、人に優しく人間社会の中で働くことのできる知能的機械システムを創造するため

に必要な、機械工学系の基本知識・技術、知能情報処理関連技術、ユニバーサルデザインの設計理念を併

せもち、総合的に知能的機械システムを創造することができる技術者・研究者の養成を目指している。具

体的には、以下の6つのことを身につける。

 1 .機械工学に関連する自然科学の基礎、設計・制御を学習するために必要な数学・物理学・情報処理

― 67 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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の基礎的な知識・技能を養成する。

 2 .機械工学の基盤である自然科学の基礎、設計・制御の知識・技能ならびに関連するロボティクス、

メカトロニクス、知能情報工学、ユニバーサルデザイン、人間工学の専門知識を修得する。

 3 .個々の要素を統合して全体として調和のとれた機能を実現できるようになるために、ロボットシス

テムコース、アミューズメント工学コースを設置し、個別の要素技術・制御工学・認識科学と設計の

科学・技術との関連性への理解を深める。

 4 .実験科目、ロボット製作・プログラミングなどの実習科目や学外のロボットコンテスト参加等を通

して設計能力、課題発見・解決能力、主体性や協働性などの工学的実践力を養成する。

 5 .語学教育、セミナー、卒業研究、学会発表などを通してプレゼンテーション能力やコミュニケーショ

ン能力を養成する。

 6 .社会の発展に貢献するために人類がこれまでに築き上げてきたさまざまな社会や文化及びその歴史

を理解し、社会における技術者の使命と責任(技術者倫理)を自覚できる知的基盤を養成する。

 このような観点から、知能機械工学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 人間親和型ロボットやホームロボット、メカトロニクス機器に興味がある人

  • 新しい設計概念である「ユニバーサルデザイン」に興味がある人

  • アミューズメント機器のヒューマンインターフェースに興味がある人

  • ロボットを知能化するために知能情報処理に興味がある人

●学んできてほしいこと

  • 数学・物理・英語の基礎知識を理解していること

  • 授業・実習、学校行事、課外活動等で協働で活動した経験があることが望ましい

― 68 ―

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知能機械工学科(春入学)

系列 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A1 A2 A3 B C D

基  

礎  

科  

目 

解析学Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎解析学Ⅱ 2 選択 1・春2 ◎線形代数 2 選択 1・秋1 ◎応用数学Ⅰ 2 必修 2・春1 ◎応用数学Ⅱ 2 選択 2・春2 ◎物理学Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎物理学Ⅱ 2 選択 1・春2 ◎力学Ⅰ 2 必修 1・秋1 ◎力学Ⅱ 2 必修 1・秋2 ◎物理学実験 2 必修 1・秋2 ◎ ○電磁気学 2 選択 1・秋1 ◎情報リテラシー 2 選択 1・春1 ◎コンピュータリテラシー 2 選択 1・秋2 ◎プログラミング演習 2 必修 2・春1 ◎ ○

ものづくり

実践科目

ロボットものづくり体験演習 2 選択 1・春学期 ◎ ○ロボット知能化演習 2 選択 2・秋学期 ◎ ○機械創造工学Ⅰ 2 選択 3・春1 ◎ ○機械創造工学Ⅱ 2 選択 3・秋学期 ◎ ○

共  

通  

科  

ロボット工学概論 1 選択 1・春2 ◎アミューズメント工学概論 1 選択 1・秋2 ◎機械製図ⅠA 1 必修 1・春1 ◎ ○機械製図ⅠB 1 必修 1・春2 ◎ ○機械製図ⅡA 1 選択 2・秋1 ◎ ○機械製図ⅡB 1 選択 2・秋2 ◎ ○加工学 2 選択 1・春2 ◎ ○機械加工実習 2 選択 2・秋1 ◎ ○ユニバーサルデザイン 2 必修 3・春1 ◎ ○ ○材料力学Ⅰ 2 必修 2・春2 ○ ◎材料力学Ⅱ 2 選択 2・秋1 ◎流体力学Ⅰ 2 必修 2・春2 ○ ◎流体力学Ⅱ 2 選択 2・秋1 ◎熱力学 2 選択 2・春1 ○ ◎機械力学 2 選択 2・秋2 ◎知能情報処理 2 必修 2・春1 ◎数値計算法 2 選択 2・秋1 ◎ ○ディジタル電子回路 2 選択 2・春2 ○ ◎アナログ電子回路 2 必修 2・秋2 ◎ロボット運動学 2 必修 2・秋2 ◎ロボットダイナミクス 2 必修 3・春1 ◎センサ工学 2 選択 3・秋2 ◎制御工学Ⅰ 2 必修 3・春1 ◎制御工学Ⅱ 2 選択 3・春2 ◎材料工学 2 選択 3・春2 ◎データ解析 2 選択 3・春1 ○ ◎知能機械工学実験Ⅰ 1 必修 3・春1 ○ ◎ ○知能機械工学実験Ⅱ 1 必修 3・秋1 ○ ◎ ○知能機械工学実験Ⅲ 1 必修 3・秋2 ○ ◎ ○アドバンストセミナー 2 選択 3・秋学期 ○ ○ ◎

システムコース

ロボットビジョン 2 選択必修 3・春2 ○ ◎ロボット制御工学 2 選択必修 3・秋1 ○ ◎知的制御システム論 2 選択必修 3・秋1 ○ ◎アクチュエータ機構学 2 選択必修 3・秋2 ○ ◎

アミューズ

メント工学

コース専門科目

ヒューマンインターフェース 2 選択必修 3・春2 ○ ◎アミューズメントコントローラ 2 選択必修 3・秋1 ○ ◎バーチャルリアリティ 2 選択必修 3・秋1 ○ ◎アミューズメントプログラミング 2 選択必修 3・秋2 ○ ◎

専門関連科目化学実験 2 選択 2・春1 ◎ ○工業デザイン 2 選択 2・秋学期 ◎卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ○ ○ ○ ○ ○ ◎卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ○ ○ ○ ○ ○ ◎

上級科目上級数学Ⅰ 2 選択 1・秋1 ◎上級数学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎

― 69 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

カリ

キュ

ラム

・ツ

リー

(春入

学)

2年

次3

年次

4年

次春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期1

年次

工学

部 

 知

能機

械工

学科

ロボ

ット

もの

づくり

体験

演習

ロボ

ット

知能

化演

ロボ

ット

工学

アミ

ュー

ズメ

ト工

学概

機械

製図

ⅠA

◎機

械製

図Ⅱ

A

加工

アミュ

ース

゙メント

プロ

グラ

ミング●

熱力

機械

力学

アナ

ログ

電子

回路

ロボ

ット

運動

セン

サ工

アク

チュ

エー

機構

学●

ヒュ

ーマ

ンイ

ター

フェ

ース

アミュ

ース

゙メント

コントロ

ーラ●

工業

デザ

イン

化学

実験

卒業

研究

Ⅰ◎

卒業

研究

Ⅱ◎

上級

数学

Ⅰ上

級数

学Ⅱ

解析

学Ⅰ

物理

学Ⅰ

力学

II◎

物理

実験

情報

リテ

ラシ

プロ

グラ

ミン

演習

◎数

値計

算法

物理

学Ⅱ

線形

代数

応用

数学

デー

タ解

析解

析学

知能

機械

工学

実験

Ⅰ◎

知能

機械

工学

実験

Ⅱ◎

知能

機械

工学

実験

Ⅲ◎

ユニ

バー

サル

デザ

イン

ロボ

ット

ダイ

ミク

ス◎

制御

工学

Ⅰ◎

ロボ

ット

制御

学●

知的

制御

シス

テム

論●

アド

バン

スト

セミ

ナー

知能

情報

処理

機械

加工

実習

機械

創造

工学

制御

工学

ロボ

ット

ビジ

ョン

材料

力学

流体

力学

コン

ピュ

ータ

リテ

ラシ

材料

力学

Ⅰ◎

流体

力学

Ⅰ◎

ディ

ジタ

ル電

回路

応用

数学

Ⅰ◎

電磁

気学

材料

工学

力学

I◎

機械

製図

ⅡB

機械

製図

ⅠB

バー

チャ

リア

リテ

ィ● 機

械創

造工

学Ⅱ

A1

A3

A2

BC

技術

者の

社会

人基

礎経

営工

学技

術マ

ネジ

メン

トD

•Ⓐ

~Ⓓ

は科

目群

が関

連す

るデ

ィプ

ロマ

ポリ

シー

を表

•◎

必修

科目

, ●

選択

必修

科目

•二

重枠

線は

実験

・実

習科

― 70 ―

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工学部 生命医療工学科生体工学コース   再生医療コース  臨床工学コース

教育研究上の目的 生命医療工学科は、工学技術と手法を利用して生物・生体の構造と機能を解析するとともに、得られる

知見を医学・工学へ応用するための教育と研究を行い、医学・生物学を理解し、人類の健康と福祉に貢献

する工学技術者、研究者の養成を目的とする。

教育目標 生命医療工学は、工学技術と手法を利用して、生物・人体の構造、機能とその機構を解析、理解すると

ともに、得られる知見を医療・工学などへ応用する学問、研究領域である。社会の高齢化や健康増進など

のために、高度な医療技術と医療機器の開発が活発に進められており、生命医療工学は非常に重要な領域

になってきている。本学科では、関連する企業や研究機関、病院などの医療機関でこのような状況に対応

できる専門家を養成し、人類の健康と福祉に貢献することを目標とする。

 1年次及び2年次では、数学、物理、化学、生物学などの理系基礎科目、電気・電子・情報工学、機械

工学、材料工学などの工学系基礎科目、医療機器の概要及び医学臨床の概要を知るための科目を修得しな

がら、3年次以降のコース選択と将来の進路を検討する。

 2年次からは、生体工学コースと再生医療コース、臨床工学コースに分かれる。

 生体工学コースでは、医療機器・装置の開発、設計、製造や関連基礎研究ができる工学技術者を養成す

る。このコースを選択した学生は、a)電子・情報、b)機械・材料、c)生物・化学・環境から一つの

分野を選択し、その分野に関係する科目を中心に全学年を通じて系統的に学習し、その知識を基盤に生命

医療工学の能力を養う。

 再生医療コースでは、再生医療のための幹細胞・組織工学の知識、動物細胞を操作する技術を有し、再

生医療の材料となる細胞組織及び関連する技術の開発や基礎研究ができる人材を養成する。

 臨床工学コースでは、臨床工学技士国家試験の受験資格が得られるカリキュラムを修得する。3年次に

超音波画像診断装置や人工心肺・血液透析装置など医学診断・治療用の実機を使う実習を行ったあと、4

年次には病院で臨床実習を行う。

 すべてのコースでは、学習の成果を実際課題に応用し、問題を解決する経験を得るために、3年次から

研究室に所属し、4年次では卒業研究あるいは特別研究を行う。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A .社会人としての一般教養と技術者としての自然科学に関する基礎知識を有し、倫理観に基づいて行動

することができる。

B .生命医療工学の主要4分野(電気・電子・情報分野、機械・材料分野、生物・化学・環境分野、再生

医療分野)の少なくとも1分野の深い工学的専門知識を有し、それらを応用できる。

C .医学及び医療業務について専門的知識を修得し、これを基盤として医療現場における実際的な知識や

実践能力を身につけ、それらを応用できる。

― 71 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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D .設定した問題を分析して、解決すべき点を明確にし、必要な関連知識や技術を学習し、問題解決のた

めの計画を立案し、創造的かつ継続的に解決することができる。

E .工学技術者として論理的に説明・討議・記述することができ、自己の考えを他人に理解してもらえる

プレゼンテーションができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 本学科の教育カリキュラムは、多様な生物現象とこれに関わる機能などを通じて、遺伝子工学、電子情

報工学、機械工学、材料工学、医工学、環境科学、再生医療工学などを実践的に学習するところに特色が

ある。生命医療工学の基礎を学習したのち、2年次から、生体工学コースと再生医療コース、臨床工学コー

スに分かれる。生体工学コースでは卒業後に医療機器などの開発や関連する基礎研究ができるように、再

生医療コースでは卒業後に再生医療に関連する技術の開発や基礎研究ができるように、幅広い知識の獲得

と工学的問題解決能力を身につける学習を行う。臨床工学コースでは臨床工学技士国家試験に合格し、即

戦力として病院で活躍することを目標に、受験資格の獲得と臨床実習などによる実地体験学習を行う。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 生命医療工学は、工学技術と手法を利用して、生物・人体の構造、機能とその機構を解析、理解すると

ともに、得られる知見を医療・工学などへ応用する学問、研究領域である。社会の高齢化や健康増進など

のために、高度な医療技術と医療機器の開発が活発に進められており、生命医療工学は非常に重要な領域

になってきている。本学科では、工学全般の基礎知識を身につけるとともに、生命医療工学に関する最新

の研究を進めることによって、医療・福祉産業、バイオ産業や病院などのバイオメディカルの分野で、即

戦力として活躍できる人材の教育・養成を行っている。

 このような観点から、生命医療工学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 医療産業や病院、研究機関で活躍したい人

  • 積極的で行動力と責任感のある人

  • 好奇心に富み、科学的知的探究心をもつ人

●学んできてほしいこと

  • 専門としたい興味分野に関連する科目(物理、化学、生物など)のうち、いずれかの科目の内容を習

得しておくこと

  • 数学Ⅰ(または数学A)を習得していること

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生命医療工学科

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与A B C D E

基礎科目

応用数学Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎応用数学Ⅱ 2 選択 1・秋1 ◎基礎物理学 2 選択 1・春1 ◎基礎化学 2 選択 1・春2 ◎情報処理工学Ⅰ 2 必修 1・春学期 ◎情報処理工学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎物理学実験 2 必修 1・春2 ○ ◎ △化学実験 2 選択 1・秋1 ○ ◎ △生物学実験 2 選択 1・秋1 ○ ◎ △

専   

門   

科   

生理学 2 選択 1・春2 ○ ○ ◎解剖学 2 選択 1・秋2 ○ ◎生化学 2 選択 1・秋1 ◎免疫学 2 選択 1・秋2 ◎ ○公衆衛生学 2 選択 1・秋1 ◎ ○薬理学 2 選択 2・春2 ◎ ○病理学概論 2 選択 2・春1 ◎ ◎医学概論 1 選択 2・秋1 ○ ◎関係法規 1 選択 2・秋2 ○ ◎臨床医学総論Ⅰ 2 選択 3・春1 ◎臨床医学総論Ⅱ 2 選択 3・春2 ◎臨床医学総論Ⅲ 2 選択 4・春1 ◎臨床医学総論Ⅳ 2 選択 4・春1 ◎看護学概論 2 選択 4・春学期 ○ ◎電気工学Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ ◎電気工学Ⅱ 2 選択 1・秋1 ○ ◎電気工学演習 1 選択 1・秋2 ○ ◎電子工学 2 選択 2・春1 ○ ◎電子工学演習 1 選択 2・春2 ○ ◎計測工学 2 選択 2・秋1 ○ ◎生体計測装置学Ⅰ 1 選択 2・秋1 ◎ ○生体計測装置学Ⅱ 1 選択 2・秋2 ◎ ○診断機器概論 2 選択 2・春2 ◎ ○情報処理演習Ⅰ 1 選択 2・春1 ○ ◎情報処理演習Ⅱ 1 選択 2・春2 ○ ◎生命工学実験Ⅰ 2 必修 2・春1 ○ ◎ △材料工学 2 選択 1・春1 ○ ◎物性工学 2 選択 1・秋1 ○ ◎機械工学 2 選択 2・春1 ○ ◎生命工学実験Ⅱ 2 必修 2・秋1 ○ ◎ △治療機器学 2 選択 2・春2 ◎ ○人工臓器Ⅰ 2 選択 2・春1 ◎ ○人工臓器Ⅱ 2 選択 2・秋1 ◎ ○人工臓器Ⅲ 2 選択 3・春1 ◎ ○

生体工学

コース

専門科目

応用力学 2 選択 2・秋1 ◎バイオメカニクス 2 選択 3・秋2 ◎システム工学 2 選択 3・秋2 ◎生活環境学 2 選択 3・秋2 ◎医用安全工学Ⅰ 2 選択 3・春2 △ ◎ ○医用安全工学Ⅱ 2 選択 3・春2 △ ◎ ○

再生医療

コース

専門科目

分子生物学 2 選択 2・秋2 ◎細胞生物学 2 選択 3・春1 ◎応用生命工学 2 選択 3・春1 ◎再生医療工学 2 選択 3・春2 ◎ △再生医療工学実験 2 選択 3・秋2 ◎ ○ ○ △

臨床工学コース専門科目

生体機能代行装置学実習Ⅰ 1 選択 3・春1 ◎ ○ ○ △生体機能代行装置学実習Ⅱ 1 選択 3・春2 ◎ ○ ○ △生体機能代行装置学実習Ⅲ 1 選択 3・春学期 ◎ ○ ○ △医用治療機器学実習 1 選択 3・秋学期 ◎ ○ ○ △医用生体計測装置学実習 1 選択 3・秋1 ◎ ○ ○ △医用機器安全管理学実習 1 選択 3・秋2 ◎ ○ ○ △基礎医学実習 1 選択 4・春学期 ○ ○ ◎ △臨床工学特別講義Ⅰ 2 選択 4・春学期 ○ ◎臨床工学特別講義Ⅱ 2 選択 4・秋学期 ○ ◎臨床実習Ⅰ 2 選択必修 4・春学期 ○ ○ ◎ ◎臨床実習Ⅱ 2 選択必修 4・秋学期 ○ ○ ◎ ◎特別研究 2 選択必修 4・通年 ○ ◎ ◎

専門関連科目 工業デザイン 2 選択 2・秋学期 ◎生命医療工学概論 2 選択 2・秋2 ○ ◎ゼミナール 2 必修 3・春学期・秋2 ◎ ◎卒業研究Ⅰ 4 選択必修 4・春学期 ○ ◎ ◎卒業研究Ⅱ 4 選択必修 4・秋学期 ○ ◎ ◎

上級科目 上級数学Ⅰ 2 選択 1・秋1 ◎上級数学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎

入門科目入門数学 2 選択 1・春学期 ◎入門物理 2 選択 1・春学期 ◎入門化学 2 選択 1・春学期 ◎

― 73 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

基礎

物理

A

応用

数学

応用

数学

基礎

化学

B

情報

処理

工学

情報

処理

演習

Ⅰ情

報処

理演

習Ⅱ

医用

安全

工学

用安

全工

学Ⅱ

ステ

ム工

電気

工学

Ⅰ電

気工

学Ⅱ

電子

工学

電子

工学

演習

電気

工学

演習

計測

工学

生体

計測

装置

学Ⅰ

生体

計測

装置

学Ⅱ

診断

機器

概論

材料

工学

物性

工学

機械

工学

用力

学バ

イオ

メカ

ニク

人工

臓器

Ⅰ人

工臓

器Ⅱ

人工

臓器

治療

機器

公衆

衛生

学生

活環

境学

生化

学再

生医

療工

学再

生医

療工

学実

胞生

物学

分子

生物

学応

用生

命工

生理

学解

剖学

臨床

医学

総論

免疫

学薬

理学

臨床

医学

総論

病理

学概

医学

概論

関係

法規

臨床

医学

総論

臨床

医学

総論

物理

学実

験◎

生物

学実

生命

工学

実験

Ⅰ◎

生命

工学

実験

Ⅱ◎

D, E

化学

実験

生命

医療

工学

概論

ゼミ

ナー

ル◎

基礎

医学

実習

臨床

実習

Ⅰ●

医用

機器

安全

管理

学実

医用

生体

計測

装置

学実

秋学

(注

)科

目履

修マ

ーク

: 

◎=

必修

科目

、●

=選

択必

修科

特別

研究

臨床

工学

特別

講義

臨床

実習

Ⅱ●

春学

2年

臨床

工学

特別

講義

生体

機能

代行

装置

学実

習Ⅰ

・Ⅱ

・Ⅲ

春学

期春

学期

工業

デザ

イン

看護

学概

C

生物

・化

学・環

機械

・材

再生

医療

カリ

キュ

ラム

ツリ

ー 

達成

目標

(分

野)

授業

科目

4年

情報

処理

工学

Ⅰ◎

1年

秋学

3年

秋学

期秋

学期

ゼミ

ナー

ル◎

卒業

研究

Ⅰ ●

卒業

研究

Ⅱ ●

工学

部 

生命

医療

工学

電気

・電

子・情

医用

治療

機器

学実

春学

― 74 ―

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工学部 建築学科建築工学コース   住デザインコース

教育研究上の目的 建築学科は、建築・まちづくりに必要な知識と技能を修得し、協働してそれを活用し得る能力、地球的

視野から多面的に物事を理解し判断し得る能力、そして技術者としての倫理観を備え、建築技術を通して

技術者として社会人として社会に貢献できる人材を養成することを目的とする。

教育目標 工学と芸術が融合された、新たな文化を生み出す創造性豊かな学問領域である建築学においては、講義・

実験・実習等を通して建築・まちづくりに必要な知識と技能を修得し協働してそれを活用し得る能力を、

特別研究を通して先端技術・研究を体感し地球的視野から多面的に物事を理解し判断し得る能力を、それ

ぞれ身につけた技術者の養成を目指し、次に挙げる教育目標を掲げる。

 1 .建築学において、科学技術を通して社会に貢献できる技術者に求められる教育を行う。

 2 .数学や自然科学及び情報技術等の基礎知識の修得と、それらを応用し得る能力を備えた技術者を養

成する。

 3 .建築学に関わる専門知識と技能の修得と、それらを応用し得る能力を備えた技術者を養成する。

 4 .幅広い教養に基づきコミュニケーションを図り、国際化社会において異文化を理解し協働するため

に必要な語学力を備えた技術者を養成する。

 5 .与えられた要求や課題を分析し、必要な作業を計画的に進め解決へ導く問題解決力を備えた技術者

を養成する。

 6 .論理的な思考力と記述力、コミュニケーション力を用いて、自分の考えを他者に的確に伝える能力

を備えた技術者を養成する。

 7 .社会の仕組みを理解し、技術者倫理にしたがって、地球的視野に立って活躍できる就業力を備えた

技術者を養成する。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー) 建築学科は、教育目標に定める人材を養成するために、次に挙げる能力を身につけ、所定の単位を修得

した者に学士(工学)の学位を授与する。

 A .建築学の基礎となる数学や自然科学及び情報技術の基礎知識を身につけている。

 B .自発的に考えて行動できる能力とコミュニケーション能力を身につけている。

 C .国際化社会において必要な語学力を身につけている。

 D .歴史文化や建築・都市を理解し、計画するための専門知識を身につけている。

 E .建築構造や力学理論を理解し、計画するための専門知識を身につけている。

 F .建築環境及び建築設備に関する専門知識を身につけている。

 G .住環境について深く理解し、計画するための専門知識を身につけている。

 H .建築学の特定領域の課題を解決する専門的・総合的能力を身につけている。

― 75 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 学位授与の方針に掲げる基準を達成させるため、以下に示すカリキュラムを設定する。教育課程編成・

実施の方針については客観的な知識、理解の指標に加え学修の成果物を総合的に評価することにより継続

的に改善を検討する。

 A .建築学の基礎となる数学や自然科学及び情報技術の基礎知識を身につけるため、「基礎科目」「共通

科目」を配置する。

 B .自発的に考えて行動できる能力とコミュニケーション能力を身につけるため、「設計演習」を配置

する。

 C .国際化社会において必要な語学力を身につけるため「専門英語」を配置する。

 D .歴史文化や建築・都市を理解し、計画するための専門知識を身につけるため、「計画分野科目」を

配置する。

 E .建築構造や力学理論を理解し、計画するための専門知識を身につけるため、「構造分野科目」を配

置する。

 F .建築環境及び建築設備に関する専門知識を身につけるため、「環境・設備分野科目」を配置する。

 G .住環境について深く理解し計画するための専門知識を身につけるため、特に推奨する科目を配置す

る。

 H .建築学の特定領域の課題を解決する専門的・総合的能力を身につけるため、「特別研究」を配置する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 建築学は、工学と芸術を融合し、新たな文化を生み出す創造性豊かな学問領域である。建築学科では、

建築、都市分野における現代社会の諸課題に対し、地域の文化を理解し環境に優しく安全で快適な建築、

都市空間の創出を意欲的に考え、自らの成長と社会への貢献に真剣に取り組める人材の養成を目指してい

る。

 このような観点から、建築学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 建築・まちづくりに情熱を持ち、豊かな感性で創造的な計画を行う意欲を有する人

  • 持続可能な未来社会の実現に向けて地球環境等に配慮し、安全で快適な建築を造る技術を習得するた

めに必要な基本的な知識・技能・思考力・判断力・表現力を有する人

  • 現代社会の問題を自ら発見し、建築を通して、問題を解決し社会に貢献する意欲のある人

●学んできてほしいこと

  • 高校で学んだ英語、数学、物理などの科目の内容を理解していること

  • 解決しようとする問題点を自らの考え方で整理し、筋道を立てて説明できること

  • 建築だけでなく、地球や都市の環境について日頃から考える習慣を身につけていること

― 76 ―

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建築学科

系列 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E F G H

基礎科目

代数学Ⅰ 2 選択必修 1・秋1 ◎代数学Ⅱ 2 選択必修 1・秋2 ○解析学Ⅰ 2 選択必修 1・春1 ◎解析学Ⅱ 2 選択必修 1・春2 ○統計学 2 選択 1・秋2 ○物理学Ⅰ 2 選択 1・春1 ○物理学Ⅱ 2 選択 1・春2 ○情報リテラシー 2 必修 1・春学期 ◎

共通科目

建築概論 2 必修 1・春1 ○ ○ ○ ○建築材料 2 必修 2・春2 ○ ○ ○ ○測量学 2 選択 2・春1 ○建築法規 2 選択 2・秋1 ○ ○ ○ ○建築生産 2 選択 2・秋1 ○ ○ ○ ○学外研修 2 選択 3・春2 ○技術者倫理 2 選択 3・秋2 ○ ○ ○ ○ ○エコロジカルデザイン 2 選択 3・秋2 ○ ○ ○ ○ ◎

計 

画 

分 

野 

科 

設計演習Ⅰ 3 必修 1・秋学期 ○ ○住宅計画 2 必修 2・春1 ○ ○ ○ ◎建築計画 2 必修 2・春2 ◎ ○ ○ ○設計演習Ⅱ 3 必修 2・春学期 ◎ ○ △ △ ○CAD/CG演習Ⅰ 2 選択 2・春学期 ○ △ △ ○設計演習Ⅲ 3 必修 2・秋学期 ◎ ○ △ △ ○日本建築史 2 必修 2・秋1 ◎ ○ ○ ○ハウジング 2 選択 2・秋2 ◎ △ △ ○CAD/CG演習Ⅱ 2 選択 2・秋学期 ○ △ △ ○設計演習Ⅳ−1 1.5 選択 3・春1 ◎ ○ △ △ ○設計演習Ⅳ−2 1.5 選択 3・春2 ◎ ○ △ △ ○住宅デザイン論 2 選択 3・春1 ○ ◎近代建築史 2 選択 3・春1 ◎ ○都市計画 2 選択 3・春2 ◎ ○住環境ユニバーサルデザイン 2 選択 3・春2 ○ ◎インテリアデザイン・色彩学 2 選択 3・秋1 ○ ◎設計演習Ⅴ−1 1.5 選択 3・秋1 ◎ ○ △ △ ○設計演習Ⅴ−2 1.5 選択 3・秋2 ◎ ○ △ △ ○西洋建築史 2 選択 3・秋2 ◎ ○建築デザイン論 2 選択 3・秋1 ◎ △ △ ○環境デザイン 2 選択 3・秋1 ○ ◎設計演習Ⅵ 2 選択 4・春2 ◎ ○設計方法論 2 選択 4・春1 ○ ◎建築経済・経営 2 選択 4・春2 ○ ○

構造分野科目

構造力学Ⅰ 2 必修 1・春2 △ ◎ △ △構造力学Ⅱ 2 必修 1・秋1 △ ◎ △ △構造力学演習 2 選択 1・秋2 △ ◎ △ △構造力学Ⅲ 2 選択 2・春1 △ ◎ △ △構造力学Ⅳ 2 選択 2・秋1 △ ◎ △ △鋼構造 2 選択 3・春1 ◎鉄筋コンクリート構造 2 選択 3・春1 ◎木質構造 2 選択 3・春2 ◎構造材料実験 1 選択 3・秋1 ◎構造部材実験 1 選択 3・秋2 ◎耐震・耐風設計 2 選択 3・秋2 ◎建築基礎構造 2 選択 3・春2 ◎構造計画 2 選択 4・春2 ○ ◎ △

環境設備分野科目

建築環境工学Ⅰ 2 必修 1・秋2 ○ △ ◎ ○建築環境工学Ⅱ 2 選択 2・春2 ○ △ ◎ ○建築設備Ⅰ 2 必修 2・秋2 ○ △ ◎ ○建築設備Ⅱ 2 選択 3・春1 △ △ ◎ △環境工学演習 1 選択 4・春1 ◎設備工学演習 1 選択 4・春2 ◎建築環境設計演習 2 選択 3・秋1 ◎建築設備設計演習 2 選択 3・秋2 ◎特別研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ○ ○ ○ ○ ◎特別研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ○ ○ ○ ○ ◎

上級科目上級数学Ⅰ 2 選択 1・秋1 ○上級数学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○

― 77 ―

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生物地球学部

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プロジェクト科目

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

  

 A

(基礎

的な

学力

  

 A

(幅

広い

知識

)

  

 B

(自

発的

行動

・ 

 コ

ミュ

ニケ

ーシ

ョン

  

 G

(住

環境

の設

計)

  

 D

建築

及び

都市

空有

間の

設計

  

 D

(歴

史文

化の

理解

)

  

 F

(建築

環境

・建

築設

備)

  

 E

(建

築構

造,

力学

理論

)

  

 H

(総合

的能

力)

(注

)科

目履

修マ

ーク

: 

◎=

必修

科目

 ●

=選

択必

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

4年

次授

 業

 科

 目

 名

カリ

キュ

ラム

・ツ

リー

工学

部 

 建

築学

達成

目標

1年

次2年

次3年

次春

学期

秋学

解析

学II

代数

学II

解析

学I

代数

学I

物理

学II

物理

学I

統計

情報

リテ

ラシ

ー◎

建築

生産

建築

概論

建築

法規

構造

力学

IV構

造力

学I◎

構造

力学

演習

鋼構

鉄筋

コン

リー

ト構

木質

構造

耐震

・耐

設計

建築

基礎

構造

建築

環境

工学

I◎

建築

環境

学II

建築

設備

I ◎

建築

設備

II

設備

工学

演習

住宅

計画

設計

演習

Ⅰ◎

設計

演習

Ⅱ◎

設計

演習

Ⅲ◎

設計

演習

Ⅳ-

建築

計画

住環

境ユ

ニバ

サル

デザ

イン

住宅

デザ

イン

イン

テリ

アデ

イン

・色彩

CA

D/

CG

演習

ⅠC

AD

/C

G演

習Ⅱ

ハウ

ジン

建築

経済

・経

都市

計画

日本

建築

史◎

西洋

建築

近代

建築

測量

エコ

ロジ

カル

デザ

イン

学外

研修

技術

者倫

建築

材料

設計

演習

Ⅵ設

計演

習Ⅴ

-1

設計

演習

Ⅳ-

2設

計演

習Ⅴ

-2

環境

デザ

イン

構造

計画

構造

材料

実験

特別

研究

Ⅰ◎

特別

研究

Ⅱ◎

環境

工学

演習

建築

環境

設計

演習

建築

設備

設計

演習

建築

デザ

イン

論設

計方

法論

構造

部材

実験

構造

力学

II◎構

造力

学III

― 78 ―

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工学部 工学プロジェクトコース

教育研究上の目的 工学プロジェクトコースは、学科横断的に工学科目を学ぶことにより、工学全般についての幅広い知識

と技能及び視野を身につけるとともに、グループによるものづくりプロジェクトを通して実践力、コミュ

ニケーション力、調整力、協働性などをもったゼネラリスト技術者の養成を目的とする。

教育目標 学科横断的に工学科目を学ぶことにより、工学全般についての幅広い知識と技能及び視野を身につける

とともに、グループによるものづくりプロジェクトを通して実践力、コミュニケーション力、調整力、協

働性などをもったゼネラリスト技術者を養成するために以下の教育を行う。すなわち、

 A1 .工学の基礎知識・技能の修得と、継続的に学習する能力

 A2 .ものづくりに必要な技術及び工学の専門知識・技能の修得と、これらを応用し得る能力

 B .自らが設定した課題を工学的観点から分析し、確実に解決する能力

 C .自分の考えを論理的に伝えるための表現力と日本語及び外国語を用いてコミュニケーションをとる

能力

 D .多様な実社会において、技術者としての倫理観に基づき責任をもって行動する能力

を養成することを教育目標とする。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A1 .工学の理解とその活用に必要な自然科学・情報技術の基礎知識と技能を修得し、主体的かつ継続的

に学習することができる。

A2 .ものづくりの経験と、ものづくりに必要な専門的な知識・技能を修得し、これらを応用できる。

B .課題を解決する能力を身につけている。

 B1 .課題に対して主体的にアイデアを出すことができる。

 B2 .修得した知識・技能を用いてアイデア実現のための具体的な計画を立てることができる。

 B3 .多様な立場や価値観が存在する他者と議論を行いながら意見集約し、計画実現のための具体的な

方針を立てることができる。

 B4 .修得した知識・技能・思考力・判断力などを用いて計画と方針に沿って幅広い課題に対処できる。

 B5 .主体的に課題を設定できる。

C .プロジェクト遂行にあたり、効果的な会話、文書作成、プレゼンテーションの能力を身につけている。

D .ゼネラリスト技術者としての倫理観と責任をもってプロジェクトを遂行する能力を身につけている。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)科目体系の編成

   コース独自の科目体系として、ディプロマポリシーの項目A1.とA2.に対応して基礎科目(及び

リメディアル講座・上級科目)を編成し、項目A2.、C.、D.に対応してプロジェクトセミナーやプ

― 79 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

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プロジェクト科目

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ロジェクトマネジメント、共通科目及び工学部全般の科目を配置する。項目B.にプロジェクト科目、

卒業研究、「工学共通科目」を配置する。またC.、D.については「初年次教育科目」や「外国語教育

科目」及び「教養教育科目」の習得を通して、基礎的な知識・技能、思考力・判断力等を身につける。ディ

プロマポリシー項目と具体的な科目群の詳しい関係は以下のとおりである。

科目群の編成

 A1 .自然科学や情報技術の基礎:基礎科目群には数学Ⅰ~Ⅳ、物理学Ⅰ・Ⅱ、物理学実験、基礎化学、

基礎化学実験、コンピュータ演習、他学科基礎科目などを配置することで、自然科学・情報技術の

基礎知識と技能を身につける。本科目群においては入試区分におけるアドミッションポリシーや入

学後の学力多様化度調査の結果を踏まえたクラス分けや時間割の個別仕様化を実施する。また、学

生の学力や興味や目的などに基づき、計画性をもって継続的に勉学できるよう、1~3年次春学期

のチュートリアルⅠ~Ⅲを系統的に配置する。

 A2 .専門知識や技能:学生の興味や目的に応じたものづくりに必要な専門知識と技能を修得できる科

目にはプロジェクトデザイン、プロジェクトセミナー、ものづくりに必要な基礎知識や技能の科目

及び工学部の専門科目を配置する。

 B .問題解決能力と設計能力:プロジェクトⅠ~Ⅳの科目群ではグループによる課題への取り組みを基

本とし、課題解決のための実践的技能、工学的課題の解決の過程と手法ならびにそれに伴う協働性・

主体性を養成する。卒業研究Ⅰ・Ⅱにおいては研究テーマの探求を通じて主体的に課題を設定し、そ

れを計画的に実行・解決するための創造力と幅広い課題に対処できる能力の養成を図る。

 C .記述力・表現力・コミュニケーション力:自らの考えを文章あるいは口頭発表で的確に伝える科目

には、「初年次教育科目」や専門英語を含む「外国語教育科目」及び「教養教育科目」の履修を通じ

て人と科学及び社会との協調について学び、1~3年次春学期のプロジェクトマネジメントⅠ・Ⅱと

プロジェクトⅠ~Ⅳを系統的に配置する。

 D .倫理観と技術者としての能力:プロジェクトの管理・計画・実施方法などの技術者としての資質や

技術者としての倫理観を修得できる科目には、プロジェクトマネジメントⅠ・Ⅱを配置する。

評価方針

 ◇ 客観的な知識・技能の指標として年次別及び科目群(A.~D.)別等のGPAによって、また継続的

な学習評価指標として履修科目と修得単位数によって、コース全体の教育効果ならびにカリキュラム

の編成等の評価・検討を行う。 【科目群:A1・A2】

 ◇ 実験・実習、プロジェクト及びプロジェクトマネジメントの目的を達するために、それらの能力の評

価指標として、製作物、提出物、プレゼンテーション等を利用することで能力水準やその変化状況を

総合的に把握・評価する。 【科目群:B・C・D】

 ◇ シラバスの「達成目標」に挙げた項目について、コース独自のアンケート項目を作成することで、授

業アンケートで評価・検討を行う。 【科目群:A1・A2・B・C】

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 実社会におけるものづくりは、工学部の学科において教授される複数の専門知識を総合的に利用し、プ

― 80 ―

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ロジェクトとして行っている。プロジェクトのリーダーとなるべき人材には、工学全般についての幅広い

知識と視野を身につけたゼネラリストとしての資質だけでなく、プロジェクトの管理・運営能力も必要と

される。工学プロジェクトコースでは、学科横断的に工学科目を学ぶことにより、工学に関わるさまざま

な知識を体系的に身につけ、かつ、グループによるものづくりプロジェクトを通して、実践力、コミュニ

ケーション力、調整力、協調性などの管理・運営能力を兼ね備えたプロジェクトリーダーの養成を目的と

している。

 そのために次の資質をもつ人を国内外から広く受け入れる。

 A .本コースの教育を受けるにあたり必要な自然科学・情報技術などの基礎的な知識と技能を身につけ

ている。

 B .本コースの教育を受け学修するために基本的な会話の能力や文書作成及びプレゼンテーションの能

力を身につけている。

 C .基礎的なものづくりに必要な知識・技能に基づいて論理的な思考力と判断力の素養を身につけてい

る。

 D .工学分野を幅広く総合的に学ぼうとする資質と、ものづくりを通して「プロジェクトリーダーやゼ

ネラリスト」を目指すために、協働的かつ主体的に勉学に取り組もうとする能力を身につけている。

 E .ものづくり教育を通じて課題を計画的に解決する能力を身につけ、より高度な知識・技能を修得す

る意欲を有している。

 このような観点から、工学プロジェクトコースでは以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 将来ものづくりのプロジェクトリーダーを目指したい人

  • 挑戦したい具体的なものづくりのテーマをもっている人

  • 入学後、すぐに実践的なものづくりをしたい人

  • 学科横断的に専門分野を学んでから、具体的なものづくりのテーマを決めたい人

  • 工学分野を幅広く総合的に学びたい人

●学んできてほしいこと

  • 工学部の基礎専門科目の理解に必要な理科系の科目(特に数学と物理に関連したできるだけ多くの科

目)を修得していること(必要に応じて入学前教育も利用すること)

  • 文章などを通して、自分の意見を的確に伝える力を有すること

  • 広く社会に関心をもち、科学的な問題を常に意識し、かつ工学的な観点から分析できる力を有するこ

― 81 ―

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プロジェクト科目

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工学プロジェクトコース

系列 授 業 科 目 名 単位数必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A1 A2 B1 B2 B3 B4 B5 C D

基  

礎  

科  

数学Ⅰ 2 選択 1・春1,2秋1,2 ◎数学Ⅱ 2 選択 1・春2秋2 ◎数学Ⅲ 2 選択 1・春1,2秋1,2 ◎

数学Ⅳ 2 選択 1・秋22・春1 ◎

物理学Ⅰ 2 選択 1・春1,2 ◎物理学Ⅱ 2 選択 1・春2秋1 ◎

物理学実験 2 選択 1・春2秋1,22・春1,2 ◎

基礎化学Ⅰ 2 選択 1・春1秋1 ◎基礎化学Ⅱ 2 選択 1・春2秋2 ◎基礎化学実験 2 選択 1・春2秋1 ◎情報リテラシー 2 選択 1・春1 ◎コンピュータ演習 2 選択 1・秋2 ◎プロジェクトセミナー 2 選択 1・春学期 ◎ ○ ○ △ △プロジェクトマネジメントⅠ 2 選択 2・春学期 △ ○ ○ ◎ ○プロジェクトマネジメントⅡ 2 選択 3・春学期 △ ○ ○ ◎ ○

上記以外の工学部全学科の基礎科目(基礎あるいは基礎専門と表記されている学科もある) 選択 ◎ ○

共通科目

チュートリアルⅠ 1 必修 1・春1秋1 ◎ ○ △チュートリアルⅡ 1 必修 2・春1秋1 ◎ ○ △チュートリアルⅢ 1 選択 3・春1 ◎ ○ △プロジェクトデザイン 2 選択 1・秋学期 ○ ◎ △ △ △プロジェクトⅠ 2 選択 2・春学期 ◎ ○ ○ ◎ ◎ ○ △プロジェクトⅡ 2 選択 2・秋学期 ◎ ○ ○ ◎ ◎ ○ △プロジェクトⅢ 2 選択 3・春学期 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △プロジェクトⅣ 2 選択 3・秋学期 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △

コース専門科目

工学部全学科の専門科目(基礎科目を除いた科目) 選択 ◎ ○

専門関連科目工業デザイン 2 選択 2・春 秋 ◎ △化学実験 2 選択 2・春1,2秋1,2 ◎卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○

上級科目上級数学Ⅰ 2 選択 1・秋1 ◎上級数学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎

― 82 ―

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カリキュラム・ツリー

工学

部工

学プロジェクトコース

達成

目標

授業

科目

1年次

4年次

春学

期秋

学期

春1

春2

秋1

秋2

2年次

春学

期秋

学期

春1

春2

秋1

秋2

3年次

春学

期秋

学期

春1

春2

秋1

秋2

上級

数学

Ⅰ上

級数

学Ⅱ

数学

数学

Ⅲ数

学Ⅳ

物理

学Ⅰ

物理

学Ⅱ

物理

学実

基礎

化学

実験

情報

リテラシー

コンピュータ演習

工学

部の

基礎

科目

工学

部の

基礎

科目

◎チュートリアルⅠ

工学

部の

基礎

科目

工学

部の

基礎

科目

◎チュートリアルⅡ

チュートリアル

工学

部の

専門

科目

工学

部の

専門

科目

工学

部の

専門

科目

工学

部の

専門

科目

プロジェクトセミナー

プロジェクトデザ

イン

基礎

化学

Ⅱ基

礎化

学Ⅰ

化学

実験

工業デザイン

数学

プロジェクトマネジメントⅠ

プロジェクトマネジメントⅡ

プロジェクトマネジメントⅠ

プロジェクトマネジメントⅡ

A1.

A 2.

C.

D.

ゼネ

ラリスト技

術者

としての

倫理

観と責

任をもってプ

ロジ

ェクトを遂

行す

る能

力を身

につけている。

プロジェクト遂

行にあたり、効

果的

な会

話、文

書作

成、プレゼ

ンテー

ションの

能力

を身

につけている。

プロジェクトⅠ

プロジェクトⅡ

プロジェクトⅢ

プロジェクトⅣ

もの

づくりの

経験

と、

もの

づくりに必

要な

専門

的な知

識・技

能を修

得し、これ

らを応

用できる。

工学

の理

解とそ

の活

用に

必要

な自

然科

学・情

報技

術の

基礎

知識

と技

能を修

得し、主

体的

かつ

継続

的に学

習することが

できる。

科目履修マーク:

◎:必修科目

:基礎科目

:共通科目

:上級科目

:工学部・専門科目

プロジェクトⅠ

プロジェクトⅡ

プロジェクトⅢ

プロジェクトⅣ

◎卒

業研

究Ⅱ

◎卒

業研

究Ⅰ

B.課

題を解

決す

る能

力を身

につ

けている。

― 83 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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総合情報学部(学位:学士(総合情報学)) 情報科学科デジタルメディアコース  Web・モバイルコース  ビッグデータコース  情報数学コース

教育研究上の目的 情報科学科は、情報技術とその基礎となる数理を学び、論理的で数理的な思考力を身につけ、高度情報

社会を支え発展させ、社会に貢献できる人材の養成を目的とする。

教育目標 情報科学科は、論理的で数理的な思考力と実践的なプログラミング能力の養成により、情報処理技術者、

Web技術者、メディア・コンテンツ開発に携わる技術者そしてコンピュータ利用技術に長けた数学教員

など、情報技術分野または教育分野においてその専門性により社会に貢献する人材を養成することを教育

目標とする。

 この目標を達成するため、デジタルメディアコース、Web・モバイルコース、ビッグデータコース、情

報数学コースの4コースを設ける。

 デジタルメディアコースではコンピュータサイエンスの基礎知識を学ぶと同時に、プログラミング実習

を通じてデジタルメディアとそのコンテンツに関する技術を修得しソフトウェアを作成することを目指

す。

 Web・モバイルコースでは、コンピュータとネットワークにより構成される情報システムの基礎を学び、

Webサーバシステムまたはモバイル情報端末上で動作する実用的ソフトウェアの開発を目指す。

 ビッグデータコースでは統計学の知識を学び、その実践的な応用として与えられた問題を情報収集とそ

の統計処理によるデータ特性の解析により解決することを目指す。

 情報数学コースでは解析学、代数学、幾何学等の修得を通じて論理的で数理的な鋭い思考力を身につけ

ることを目指す。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A−1 .コンテンツを開発するためのデジタルメディアに関する技術や方法論を修得し、それを利用した

ソフトウェアを開発することができる。

A−2 .情報科学に関する基礎的な技術を修得し、サーバシステムやモバイル機器上で動作するソフトウェ

アを開発することができる。

A−3 .統計的データ処理の手法を修得し、コンピュータを用いて大量のデータの中にある知識を発見す

ることができる。

A−4 .解析学、代数学、幾何学等数学科目の修得し、論理的で数理的な思考をもとに、コンピュータを

用いて問題を解決することができる。

B−1 .幅広い教養を身につけ、それらをさまざまな場面で活用して問題の解決にあたることができる。

B−2 .基礎的な情報科学や数理に関する知識を身につけ、それらを活用して問題解決に主体的・協働的

に関わることができる。

C−1 .日本語を用いた文書作成能力、プレゼンテーション能力等の発信力を身につけ、コミュニケーショ

― 84 ―

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ンをとることができる。

C−2 .国際的な視野と異文化理解の素養を身につけ、外国語を用いたコミュニケーションをとることが

できる。

D .社会人としての一般教養を身につけ、情報科学を学んだものとして倫理を身につけ、社会に貢献できる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 教育目標を達成するためのカリキュラムは、基礎科目、共通情報科目、共通数学科目と各コース専門科

目そしてリメディアル講座と卒業研究から構成されている。

 1年次には、情報科学を学ぶための導入科目でもある基礎科目6科目(9単位)、共通情報科目19科目

(38単位)、共通数学科目14科目(28単位)が主に配置され、8科目の必修科目を設けることで、上級年

次での専門科目受講のための橋渡しとしている。1年次秋学期から、各コース専門科目は10科目(20単位)

が配置されており、2年次までの科目は興味のある科目を自由に履修することができる。3年次以降は選

択したコースの科目を中心に履修し、専門性を高める。

 A .専門科目を学修する上で必要な基礎的な科目として、共通情報科目と共通数学科目を1年次から配

置している。特に各種の入試制度を通して入学する学生が4年間勉強していけるように、1年次の必

修科目は入学時の全学で実施される学力多様化度調査に基づきクラス分けを行い、多クラス開講を

行っている。どのクラスにおいても教育効果を一定以上に保てるように、シラバスと教科書は共通に

している。教育にあたっては講義に能動的学修の方法を適切に取り入れ知識・理解の定着を図る。こ

れらの科目については客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することに

より教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 B−1 .コンテンツを開発するためのデジタルメディアに関する技術や方法論を学ぶ科目として、デジ

タルメディアコース科目を1年次秋学期から3年次にかけて体系的に配置している。教育にあ

たっては講義に能動的学修の方法を適切に取り入れ知識・理解の定着を図る。これらの科目につ

いては客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課

程編成方針を継続的に評価・検討する。

 B−2 .ソフトウェア開発に関する技術や方法論を学ぶ科目として、Web・モバイルコース科目を1年

次秋学期から3年次にかけて体系的に配置している。教育にあたっては講義に能動的学修の方法

を適切に取り入れ知識・理解の定着を図る。これらの科目については客観的な知識・理解の指標

に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討

する。

 B−3 .統計的データ処理とコンピュータを用いて大量のデータを処理するための技術や方法論を学ぶ

科目として、ビッグデータコース科目を2年次から3年次にかけて体系的に配置している。教育

にあたっては講義に能動的学修の方法を適切に取り入れ知識・理解の定着を図る。これらの科目

については客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教

育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 B−4 .解析学、代数学、幾何学、確率・統計学等数学科目を情報数学コース科目として2年次から3

年次にかけて体系的に配置している。教育にあたっては講義に能動的学修の方法を適切に取り入

れ知識・理解の定着を図る。これらの科目については客観的な知識・理解の指標に加えて学修の

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

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プロジェクト科目

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成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 C .大学で共通に開講される人文学、社会科学、健康科学等の一般教育科目を配置し、社会人として必

要な教養を身につけさせる。これらの科目については客観的な知識・理解の指標を総合的に評価する

ことにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 D .大学で共通に開講されるキャリア科目に加え、学科の共通基礎科目に含まれる「情報関連法学」、「情

報社会論」及び「情報と職業」と「卒業研究」を通して社会と主体的・協働的に関わり、社会人とし

て必要とされる知識・技能及び倫理観を身につけさせる。これらの科目については客観的な知識・理

解の指標を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 E .大学で共通に開講される総合英語や発信英語に引き続き、情報科学分野でのコミュニケーションに

必要な英語を継続的に学修するために、専門英語を3年次に配置する。その他の外国語科目は大学共

通で開講される。これらの科目については客観的な知識・理解の指標を総合的に評価することに加え

外部の評価テストの状況なども参考に教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 F .大学で共通に開講されるプロジェクト科目に加え、情報科学に関連する資格取得、教員免許取得に

対応する科目を配置する。これらの科目については客観的な知識・理解の指標を総合的に評価するこ

とに加え、資格取得状況により教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 総合情報学部では、情報科学技術を要にして、社会と調和の取れた高度情報社会の発展に貢献できる人

材の養成を目指している。現在の日本においては、高度情報化が社会構造や私たちの生活にも大きな変革

を及ぼしており、情報技術を駆使して各自の専門分野で活躍できる人材が求められている。情報科学科で

は、情報通信技術とその基礎となる数理を学び、論理的かつ数理的な思考力を身につけ、高度情報社会を

支え発展させ、社会に貢献できる人材の養成を目指している。多様な習熟度の学生に対応したクラス分け

により基礎学力をつける。情報と数学を基礎に4コース制による学生の目標に合わせた専門教育をする。

卒業後に目指すのはWeb、モバイル分野のシステム開発者、デジタルメディアの分野で活躍する情報処

理技術者、大量データから有効な情報を引き出すデータサイエンティスト、科学技術計算やデータ解析を

行う技術者、数学教員などである。

 このような観点から、情報科学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • インターネットを利用した高度情報社会に強い関心をもつ人

  • Web、モバイルなどの情報技術に強い関心をもつ人

  • デジタルメディアやゲームの最新技術に強い関心をもつ人

  • データから意味のある・役に立つ情報を探索することに強い関心をもつ人

  • 人工知能技術などの先端技術に強い関心を持つ人

  • 情報技術をいかした科学技術計算やデータ解析に強い関心をもつ人

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●学んできてほしいこと

  • 数学に関しては、「数学I」または「数学Ⅰ・数学A」を学んでいること

  • 望ましくは、「数学Ⅱ」と「数学B」を学んでいること

  • 望ましくは、情報に関連した活動、経験、特にプログラムの作成やWebページ作成の経験のあること

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プロジェクト科目

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情報科学科

系列 授 業 科 目 名 単位数必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A−1 A−2 A−3 A−4 B−1 B−2 C−1 C−2 D

基礎科目

情報科学概論 1 必修 1・春1 ◎ ◎インターネット入門 1 選択 1・春学期 ◎ ○ ○アルゴリズム入門 1 選択 1・秋学期 ◎ ○ ○情報と職業 2 必修 1・春2 ◎ ○ ◎情報関連法学 2 選択 1・秋1 ◎ ○ ○情報社会論 2 選択 3・秋1 ◎ ○ ○

共 

通 

情 

報 

科 

情報リテラシー 2 必修 1・春1 ◎ ◎ ◎電子計算機概論 2 必修 1・春1 ○ ○ ○ ○情報処理入門 2 必修 1・春2 ○ ○ ○ ○ ◎ ◎プログラミング基礎 2 必修 1・春2 ○ ○ ○ ○ ○情報システム概論 2 選択 1・秋1 ○ ○ ○ ○ ◎応用プログラミングⅠ 2 選択 1・秋1 ○ ○ ○ ○応用プログラミングⅡ 2 選択 1・秋2 ○ ○ ○ ○データベース 2 選択 2・春1 ○ ○ ○データ構造Ⅰ 1 選択 2・春1 ○ ○ ○ ○アルゴリズムⅠ 1 選択 2・春2 ○ ○ ○ ○データ構造Ⅱ 1 選択 2・秋1 ○ ○ ○ ○アルゴリズムⅡ 1 選択 2・秋2 ○ ○ ○ ○WebプログラミングⅠ 2 選択 2・春1 ○ ◎ ○WebプログラミングⅡ 2 選択 2・春2 ○ ◎ ○データサイエンス 2 選択 2・春2 ◎ ○モバイルプログラミング 2 選択 2・秋1 ○ ◎ ○基本情報処理 2 選択 2・秋1 ○データ解析プログラミング 2 選択 2・秋2 ○ ◎ ○コンピュータグラフィックス 2 選択 2・秋2 ○情報セキュリティⅠ 1 選択 3・春1 ○ △情報セキュリティⅡ 1 選択 3・春2 ○ △離散数学Ⅰ 2 選択 3・春1 ○ ○ ○ ○ △離散数学Ⅱ 2 選択 3・春2 ○ ○ ○ ○ △オペレーティングシステム 2 選択 3・秋1 ○プログラミング言語 2 選択 3・秋1 ○AI 2 選択 3・秋2 ○ ○ ○ ◎

共 

通 

数 

学 

科 

基礎数学Ⅰ 2 必修 1・春1 ○ ○ ○ ○ ◎基礎数学Ⅱ 2 必修 1・春2 ○ ○ ○ ○ ◎基礎解析Ⅰ 2 選択 1・春2 ○ ◎基礎解析Ⅱ 2 選択 1・秋1 ○ ◎線形代数Ⅰ 2 選択 1・秋1 ○ ○ ○ ○ ◎線形代数Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○ ○ ○ ○ ◎解析Ⅰ 2 選択 1・秋2 ○ ○ ◎解析Ⅱ 2 選択 2・秋1 ○ ○ ◎解析演習Ⅰ 1 選択 2・春1 ○ ○ ◎解析演習Ⅱ 1 選択 2・春2 ○ ○ ◎代数Ⅰ 2 選択 2・秋1 ○ ◎代数Ⅱ 2 選択 2・秋2 ○ ◎代数演習Ⅰ 1 選択 3・春1 ○ ◎代数演習Ⅱ 1 選択 3・春2 ○ ◎統計 2 選択 2・春1 ○ ◎確率 2 選択 2・春2 ○ ◎微分幾何 2 選択 2・秋2 ○位相幾何 2 選択 3・秋1 ○

デジタルメディア

コース科目

ゲーム概論 2 選択 1・秋2 ◎ゲーム設計の技術 2 選択 2・春1 ◎音のデジタル表現 2 選択 2・春2 ◎ ○デジタル映像表現 2 選択 2・秋1 ◎インタラクティブユーザーインターフェース 2 選択 3・春1 ◎ ○ゲーミフィケーション 2 選択 3・春2 ◎コンピュータグラフィックス演習 2 選択 3・秋1 ◎ ○デジタルメディアⅠ 2 選択 3・春1 ◎ ◎ ◎ ◎デジタルメディアⅡ 2 選択 3・秋2 ◎ ◎ ◎ ◎

Web・モバイル

コース科目

Web技術 2 選択 1・秋2 ◎コンピュータネットワーク 2 選択 2・秋2 △ ◎ △ネットワーク技術論 2 選択 3・春1 ◎Webデザイン 2 選択 3・秋2 ◎Web・モバイルⅠ 2 選択 3・春1 ◎Web・モバイルⅡ 2 選択 3・秋2 ◎

ビッグデータコース科目

ビッグデータⅠ 1 選択 3・春1 ◎ ◎ ◎ ◎ビッグデータⅡ 1 選択 3・秋2 ◎ ◎ ◎ ◎

情報数学コース科目

数理統計 2 選択 3・春2 ○ ◎数値解析 2 選択 3・秋1 ◎応用数学 2 選択 3・秋2 ◎情報数学Ⅰ 2 選択 3・春1 ◎ ◎ ◎ ◎情報数学Ⅱ 2 選択 3・秋2 ◎ ◎ ◎ ◎

Web・モバイルコース、ビッグデータコース

共通科目

機械学習 2 選択 3・春2 △ ○ ◎応用データベース 2 選択 3・春2 ◎ ○データマイニング 1 選択 3・秋1 ○ ◎自然言語処理 1 選択 3・秋2 ○ ◎

Web・モバイルコース、ビッグデータコース、

情報数学共通科目

データの可視化 2 選択 3・春1 △ ○ ◎

特別講義Ⅰ 1 選択 3・春学期 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○特別講義Ⅱ 1 選択 3・秋学期 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎

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総合

情報

学部

 情

報科

学科

デジタル映像表現

コンピュータグラフィックス

コンピュータグラフィックス演習

ゲーム概論

ゲーム設計の技術

音のデジタル表現

インタラクティブユーザーインターフェース

ゲーミフィケーション

デジタルメディアⅠ

デジタルメディアⅡ

Webデザイン

ネットワーク技術論

コンピュータネットワーク

Web・モバイルⅠ

Web・モバイルⅡ

Web技術

オペレーティングシステム

WebプログラミングⅠ

WebプログラミングⅡ

モバイルプログラミング

プログラミング言語

基本情報処理

情報セキュリティⅠ

情報セキュリティⅡ

データベース

応用データベース

データサイエンス

データ解析プログラミング

データの可視化

機械学習

データマイニング

自然言語処理

ビッグデータⅠ

ビッグデータⅡ

離散数学Ⅰ

離散数学Ⅱ

統計

確率

数理統計

微分幾何

位相幾何

数値解析

応用数学

情報数学Ⅰ

情報数学Ⅱ

◎情報科学概論

◎情報と職業

情報関連法学

情報社会論

◎情報リテラシー

◎電子計算機概論

情報システム概論

アルゴリズムⅠ

アルゴリズムⅡ

AI◎プログラミング基礎

応用プログラミングⅠ

応用プログラミングⅡ

データ構造Ⅰ

データ構造Ⅱ

◎基礎数学Ⅰ

◎基礎数学Ⅱ

線形代数Ⅰ

線形代数Ⅱ

代数Ⅰ

代数Ⅱ

代数演習Ⅰ

代数演習Ⅱ

基礎解析Ⅰ

基礎解析Ⅱ

解析Ⅰ

解析演習Ⅰ

解析演習Ⅱ

解析Ⅱ

C1,C2

◎情報処理入門

◎卒業研究Ⅰ

D◎卒業研究Ⅱ

カリ

キュ

ラム

ツリ

アルゴリズム入門

B2

特別講義Ⅰ

特別講義Ⅱ

インターネット入門

A1 A2 A3 A4 B1

1年次

2年次

3年次

4年次

春1

春2

秋1

春1

春2

秋2

秋2

秋2

秋1

春1

春2

秋1

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教育学部

生物地球学部

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プロジェクト科目

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生物地球学部(学位:学士(理学)) 生物地球学科

教育研究上の目的 生物地球学科は、生物学・地球科学・天文学・地理学・考古学・古生物学に関わる幅広い学際的な分野

を体系的に習得することにより、地球温暖化、大気汚染、自然災害、生物多様性の減少など、さまざまな

要因により複雑化した現代社会の諸問題の解決に貢献できる判断力と実行力を持つ人材の養成を目的とす

る。

教育目標 生物地球学科は、宇宙・地球・多様な生命に対して、フィールドワークを繰り入れた教育・研究方法に

基づき、自然のしくみ、自然環境の変遷、人間と環境の関わりの歴史に関する幅広い知識を習得し、複雑

な社会のニーズに応え得る人材の養成を目指す。20世紀においては、高度な産業や情報化社会が快適な

生活を実現したが、一方では地球温暖化、生態系の破壊、資源の枯渇、廃棄物処理などの問題も増大させ

てきた。このような状況に対し、本学科では、専門的知識の修得方法を講義に偏ることなく、多岐にわた

るフィールドワークによる実習や演習を通し、得られた生きた知識や技能をもとに、学生自らが解決すべ

き課題を発見し、その解決に取り組める十分な能力を有する人材を養成する。

  • 植物・園芸学コースにおいては、野外調査や遺伝子解析などの手法を用いて、細胞遺伝学・生態学・

分類学・進化学などの幅広い専門領域の観点から植物と園芸について学び、広い視野に立った生命や

環境に関する理解と論理的思考及び問題解決能力を身につけさせる。

  • 動物・昆虫学コースにおいては、淡水・海水を含む魚類や両生類、爬虫類、哺乳類など多彩な水生動

物及び昆虫全般について、生態学・行動学・生理学・環境動物学などの観点から学ぶことにより、環

境汚染問題や生物多様性の保全など身近な課題に主体性を持って取り組めるよう習得させる。

  • 地球科学コースにおいては、隕石から地球の大気・地質まで多彩な地球科学分野を題材に、地球惑星

科学・気象学・地質学の環境問題などを幅広く学び、地球システムの観点から正しい科学的知見に基

づいて判断し、問題を解決する能力を身につけさせる。

  • 恐竜・古生物学コースにおいては、実物の化石や野外での地層などの観察・分析を通して、恐竜や古

脊椎動物の生態や進化について生物学と地学の両面から学び、地球進化過程や生態系の変化を理解す

ることを通して、さまざまな事象を的確に把握し、多角的に問題解決にあたれる人材の養成を目指す。

  • 天文学コースにおいては、天体の基礎から宇宙構造まで幅広く学ぶとともに、豊富な観測実習で測光

や分光などの観測技術を習得し、この実習や演習を通し客観的・相対的視点からの問題解決能力、ま

たコミュニケーションや情報収集の能力などを備えた人材の養成を目指す。

  • 地理・考古学コースにおいては、他コースと連携した地質・地形などの幅広い地理学と、東アジアを

中心とした旧石器時代~近代の考古学を学修し、さらに遺跡の発掘や鉱物・化石調査、測量を実習す

ることにより、理系の分析技術と文系の知識を有し主体的に活用できる能力を持った人材の養成を目

指す。

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卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー) 生物学・地球科学・天文学・地理学・考古学・古生物学に関わるフィールドワークを通して学際的な幅

広い自然科学の基礎を習得し、地球環境問題をはじめとする、さまざまな課題にそれらを活用できる。

 A .生物学・地球科学・天文学・地理学・考古学・古生物学に関する幅広い科学の基礎知識を持ち、状

況に応じてそれらを総合的に活用できる。

 B .適切にフィールドワークを実施でき、その際に遭遇するさまざまな問題を実践的に解決する能力を

身につけ、得られる多様なデータを主体的に情報処理・解析し、それを整理して報告できる。

 C .自然や人間に関わることがらに真摯に向きあい観察・採集・計測・観測することができ、協働作業

を通して、自立を尊び他人を尊重する能力を身につけている。

 D .絶えず変化する世界の中で自己と自らが置かれた状況を認識し、視野の広いグローバルな視点や歴

史認識、倫理観に基づき、外国語による基礎的なコミュニケーションをとることができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 学位授与の方針に掲げる基準を達成するために、正課科目として共通教育科目、専門教育科目及びその

他の必要な授業科目を体系的に配置する。専門教育科目では、講義、演習、実験・実習科目の効果的な連

携を図ることで学生の能動的な学習を促し、特にフィールドワークを重視した実習科目を充実させること

で、単なる知識の習得に留まらない、理解、応用の定着に力を注ぐとともに、フィールドでの活動を通し

て学生の主体的・協働的に多様な能力ならびに人間力を高めることができるよう支援する。

  • 初年次に、教育支援機構の各センターや情報処理センターと協力した初年次教育科目を配置する。さ

らに専門教育科目の基礎科目としては、各コースの学問領域における最新のトピックスをオムニバス

形式で紹介する科目を用意するほか、生物学、地球科学、天文学、地理学、考古学、古生物学におけ

る導入的な科目を配置することにより学生の基礎学力を高め、各分野への興味や学習意欲の向上を図

る。また、身近な自然の姿を観察し、直接触れる経験を積むことができるよう、導入的な野外調査の

実習科目を用意し、能動的学修の方法を取り入れた教育を行う。

  • 植物・園芸学科目、動物・昆虫学科目、地理・考古学科目、地球・気象学科目、天文学科目、恐竜・

古生物学科目のそれぞれについて、基礎から応用までの体系的な知識・技能を身につけることができ

る専門教育科目を配置することで、生物・地球・天体などの自然、及びこれに関わる人間の活動とそ

の歴史や地理に関する基礎的な内容を系統立てて学修させる。それぞれの分野について、講義科目に

加えてフィールドワークを重視した実習科目を各年度に用意することで、自然を体感しながら学修さ

せる。また、さまざまな分野を横断的に履修することを推奨し、知的社会人としてまた豊かな人間性

の養成に結びつく、幅広い教養と総合的な理解力を身につけさせる。特定のテーマについて、応用的

または発展的な知識・能力を体系的に習得することを目的とした専門性の高い特別講義を配し、卒業

研究へのモチベーションを高める。4年次にはコース別に卒業研究を進め、幅広い科学の知識、問題

解決能力、情報処理・分析能力、主体性、コミュニケーション力を総合的に向上させる。

  • 専門分野についてのより深い理解や、海外などでのフィールドワークで必要となる基礎的なコミュニ

ケーションに必要な英語を中心とした外国語を、4年間を通じて継続的に学修することができる外国

語教育科目を配置し、教養教育センターと連携してこれらの科目の教育を行う。

  • 教育支援機構の各センター及びキャリア支援センターと連携し、幅広く深い教養と総合的な判断力を

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生物地球学部

獣医学部

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プロジェクト科目

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身につけるため、知的社会人としての基盤を築き豊かな人間性の養成に結びつく、人文社会や科学技

術教育に関する教養教育科目を配置する。また、社会と主体的・協働的に関わり、社会人として必要

とされる知識・技能及び倫理観を身につけるため、自らのキャリアについて考え、キャリア形成に必

要な知識・技能や就業意識を身につけるキャリア教育科目を配置する。

  • 博物館学芸員資格を目指す学生を対象とした野外博物館実習の科目を上級科目として履修させ、展示

やプレゼンテーション方法、資料の保存や整理方法などの発展的・実践的な内容を体験させる。学外

の一般市民を対象に展示発表を行うことにより、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力

を高めさせる。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 生物地球学科では、われわれ人類を含む多くの生物とその生活の場である地球全体を1つの複合系とし

て広い視野でとらえる人材の養成を目標としている。この目標を達成するために、学科内部を「植物・園

芸学」、「動物・昆虫学」、「地理・考古学」、「地球・気象学」、「天文学」及び「恐竜・古生物学」の6コー

スに分け、それぞれが野外での観察と調査を基本に据えた教育を行うとともに、系列間でも密な連携を図

り、野外調査と収集資料の解析を通じて、分野を超えた統合的な理解を目指している。

 このような観点から、生物地球学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • フィールドワークを学ぶことに強い意欲を有する人

  • フィールドワークの事前学習や結果をまとめる過程を楽しみながら学習できる人

  • 適切なコミュニケーション力と基礎的な学力を身につけ、それを応用して社会に役立てられる潜在的

能力を備えた人

●学んできてほしいこと

  • フィールドワークに役立つ科目である理科(生物、地学、物理など)や社会(地理、歴史など)を、

修得していること

  • 英語、国語、数学の基礎学力を有すること

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生物地球学科

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D

基   

礎   

科   

生物地球概論Ⅰ 1 必修 1・春1 ◎ ○生物地球概論Ⅱ 1 必修 1・春2 ◎ ○生物地球概論Ⅲ 1 必修 1・秋1 ◎ ○生物地球概論Ⅳ 1 必修 1・秋2 ◎ ○野外調査法実習Ⅰ 2 必修 1・通年 △ ○ ◎野外調査法実習Ⅱ 2 選択 2・通年 △ ○ ◎生物科学概論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎生物科学概論Ⅱ 2 選択 2・春1 ◎園芸学概論 2 選択 1・秋2 ◎考古学概論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎考古学概論Ⅱ 2 選択 2・春2 ◎人類学概論 2 選択 3・秋1 ◎地理学概論 2 選択 1・秋2 ◎地球科学概論Ⅰ 2 選択 1・秋1 ◎地球科学概論Ⅱ 2 選択 2・春1 ◎天文学概論Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎天文学概論Ⅱ 2 選択 2・春1 ◎古生物学概論 2 選択 2・春1 ◎生物学実習 2 選択必修 2・春学期及び秋学期 ○ ◎地理考古学基礎実習 2 選択必修 2・春学期 ○ ◎天文地学実習 2 選択必修 2・春学期及び秋学期 ○ ◎エコ・ツーリズム技法 2 選択 1・通年 ○ ◎インターネット 2 必修 1・春2 ◎ ○ ○情報リテラシー 2 選択 1・春1 ◎ ○ ○コンピュータプログラミング 2 選択 2・秋1 ◎ ○ ○統計学 2 選択 1・秋2 ◎ ○応用統計学 2 選択 2・春2 ◎ ○生物地球のための基礎数学 2 選択 1・春1 ◎ ○天文・地球気象学のための数学Ⅰ 2 選択 2・春1 ◎ ○天文・地球気象学のための数学Ⅱ 2 選択 2・秋1 ◎ ○

専    

門    

科    

植物・園芸学科目

細胞遺伝学 2 選択 2・秋2 ○ ◎植物系統分類学 2 選択 2・春2 ○ ◎植物生理学 2 選択 2・春2 ○ ◎植物生態学 2 選択 2・秋2 ○ ◎植物形態学 2 選択 2・秋1 ○ ◎系統地理学 2 選択 3・秋2 ○ ◎ △植生学 2 選択 3・春2 ○ ◎資源植物学 2 選択 3・春2 ○ ◎植物園芸学実習 4 選択 3・通年 ○ ◎

動物・昆虫学科目

自然史研究法 2 選択 2・春2 ○ ◎ △動物行動学 2 選択 2・春1 ○ ◎環境生理学 2 選択 2・秋2 ○ ◎昆虫科学 2 選択 2・秋1 ○ ◎動物生態学 2 選択 2・秋2 ○ ◎昆虫生理・生態学 2 選択 3・春1 ○ ◎進化生態学 2 選択 3・春1 ○ ◎水圏生態学 2 選択 3・秋1 ○ ◎環境動物学 2 選択 3・秋1 ○ ◎動物学実習 4 選択 3・通年 ○ ◎

地理・考古学科目

環境考古学 2 選択 2・秋2 ○ ◎考古科学 2 選択 2・春2 ○ ◎ △日本地誌 2 選択 2・春1 ○ ◎自然地理学 2 選択 3・春1 ○ ◎ △自然人類学 2 選択 2・春2 ○ ◎日本考古学 2 選択 2・春1 ○ ◎先史考古学 2 選択 2・秋1 ○ ◎東アジア考古学 2 選択 3・秋2 ○ ◎ △欧米考古学 2 選択 3・春1 ○ ◎ △技術考古学 2 選択 3・春1 ○ ◎ △地域統計学 2 選択 3・春1 ○ ◎歴史学 2 選択 1・春1 ○ ◎考古地理学 2 選択 3・春1 ○ ◎人文地理学 2 選択 2・秋1 ○ ◎世界地誌 2 選択 3・秋1 ○ ◎地理考古学実習 4 選択 3・通年 ○ ◎

地球・気象学科目

防災気象学 2 選択 2・春1 ○ ◎環境気象学 2 選択 2・春2 ○ ◎地質学 2 選択 2・春1 ○ ◎鉱物学 2 選択 2・春2 ○ ◎天気図解析 1 選択 2・秋1 ○ ◎ △地質図学 2 選択 2・秋2 ○ ◎地球化学 2 選択 2・秋2 ○ ◎水文気象観測学 2 選択 3・春2 ○ ◎ △

― 93 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D

専  

門  

科  

地球・気象学科目

土砂災害防止法 2 選択 3・春1 ○ ◎ △応用地質学 2 選択 3・秋1 ○ ◎地球システム科学 2 選択 3・春2 ○ ◎大気物理学 2 選択 3・秋1 ○ ◎地学実習 4 選択 3・通年 ○ ◎

天文学科目

天文学史 2 選択 2・春2 ○ ◎ △天体力学 2 選択 2・秋2 ○ ◎天体物理学Ⅰ 2 選択 3・春2 ○ ◎天体物理学Ⅱ 2 選択 3・秋2 ○ ◎天文データ解析 2 選択 3・春2 ○ ◎ △天文観測実習 4 選択 3・通年 ○ ◎

恐竜・古生物学科目

恐竜学Ⅰ 2 選択 2・春2 ○ ◎恐竜学Ⅱ 2 選択 3・春2 ○ ◎古環境学 2 選択 2・秋2 ○ ◎古脊椎動物学 2 選択 2・春2 ○ ◎解剖生理学 2 選択 3・春1 ○ ◎古生態学 2 選択 3・秋2 ○ ◎古哺乳類学 2 選択 3・秋2 ○ ◎動物系統学 2 選択 2・秋2 ○ ◎堆積学 2 選択 3・春1 ○ ◎ △古生物学実習 4 選択 3・通年 ○ ◎

上 

級 

科 

野外博物館実習A(植物) 2 選択 3・通年 ○ ◎ △野外博物館実習B(動物) 2 選択 3・通年 ○ ◎ △野外博物館実習C(地理考古) 2 選択 3・通年 ○ ◎ △野外博物館実習D(地球古生物) 2 選択 3・通年 ○ ◎ △野外博物館実習E(天文) 2 選択 3・通年 ○ ◎ △生物地球特別講義Ⅰ 1 選択 2・春1 ◎ △生物地球特別講義Ⅱ 1 選択 2・春2 ◎ △生物地球特別講義Ⅲ 1 選択 2・秋1 ◎ △卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期及び秋学期 ◎ ◎ ○卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期及び春学期 ◎ ◎ ○

専門関連科目

物理学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○物理学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 ◎ ○物理学基礎実験 2 選択 1・秋1&秋2 ○ ◎化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎ ○化学基礎実験 2 選択 1・秋1&秋2 ○ ◎

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春1 春2 秋1 秋2 春1 春2 秋1 秋2 春1 春2 秋1 秋2 春1 春2 秋1 秋2

C(観察・採集・計測・観測することにより、自然と向きあう能力を身

につける)

B(フィールドワークで得られる多様なデータを主体的に解析、整理し、報告できる技術を

身につける)

C(観察・採集・計測・観測することにより、自然と向きあう能力を身

につける)

D(グローバルな思考能力や歴史認識、倫理観などを身につける)

B(フィールドワークで得られる多様なデータを主体的に解析、整理し、報告できる技術を

身につける)

C(観察・採集・計測・観測することにより、自然と向きあう能力を身

につける)

D(グローバルな思考能力や歴史認識、倫理観などを身につける)

B(フィールドワークで得られる多様なデータを主体的に解析、整理し、報告できる技術を

身につける)

C(観察・採集・計測・観測することにより、自然と向きあう能力を身

につける)D

(グローバルな思考能力や歴史認識、倫理観などを身につける)

B(フィールドワークで得られる多様なデータを主体的に解析、整理し、報告できる技術を

身につける)

C(観察・採集・計測・観測することにより、自然と向きあう能力を身

につける)

D(グローバルな思考能力や歴史認識、倫理観などを身につける)

B(フィールドワークで得られる多様なデータを主体的に解析、整理し、報告できる技術を

身につける)

C(観察・採集・計測・観測することにより、自然と向きあう能力を身

につける)

D(グローバルな思考能力や歴史認識、倫理観などを身につける)

B(フィールドワークで得られる多様なデータを主体的に解析、整理し、報告できる技術を

身につける)C

(観察・採集・計測・観測することにより、自然と向きあう能力を身

につける)

D(グローバルな思考能力や歴史認識、倫理観などを身につける)

(注)科目履修マーク: ◎=必修科目、●=選択必修科目

 基礎科目

達成目標

A(幅広い科学の知識を持ち、総合的に活用

できる)

春学期

カリキュラム・ツリー生物地球学部  生物地球学科

授 業 科 目 名1年次 2年次 3年次 4年次

秋学期春学期 秋学期

総合力

恐竜・古生物

学コース

動物・昆虫学コース

天文学コース

植物・園芸学コース

地理・考古学コース

地球・気象学コース

生物地球概論Ⅰ◎

植物形態学

野外調査法実習Ⅰ◎

野外調査法実習Ⅱ

生物科学概論Ⅱ

考古学概論Ⅰ 地理学概論

地球科学概論Ⅱ

天文学概論Ⅰ 天文学概論Ⅱ

生物地球のための基

礎数学

エコ・ツーリズム技法

情報リテラシーコンピュータプログ

ラミング

天文・地球気象学のための数学

天文・地球気象学のための数学

生物学実習●

天文地学実習●

植物系統分類学

植物生理学 植物生態学

細胞遺伝学

系統地理学植生学

資源植物学

植物園芸学実習

自然史研究法動物行動学 昆虫科学環境生理学 昆虫生理・生態学

進化生態学

水圏生態学

動物学実習

動物生態学 環境動物学

考古科学日本考古学

先史考古学

東アジア考古学

欧米考古学

技術考古学

考古地理学

地理考古学実習

人文地理学

自然地理学

世界地誌

野外博物館実習C(地理考古)

地質学

地質図学

地球化学

水文気象観

測学

応用地質学

地学実習

大気物理学

鉱物学

土砂災害防止法

天文学史天体物理学Ⅰ

天文データ解析

天体物理学Ⅱ

天文観測実習

野外博物館実習E(天文)

天体力学

卒業研究Ⅰ◎

生物地球特別講義Ⅱ 生物地球特別講義Ⅲ

地球科学概論Ⅰ

インターネット ◎

人類学概論考古学概論Ⅱ

園芸学概論

日本地誌

地域統計学

物理学基礎論Ⅰ

化学基礎論Ⅰ

物理学基礎論Ⅱ

化学基礎論Ⅱ

物理学基礎実験

化学基礎実験

天文地学実習●

地理考古学基礎実習●

生物学実習●

生物科学概論Ⅰ

古生物学概論

野外博物館実習D(地球古生物)

古生物学実習

恐竜学Ⅰ恐竜学Ⅱ

古生態学古環境学 堆積学

統計学

卒業研究Ⅱ◎

野外博物館実習D(地球古生物)

野外博物館実習B(動物)

野外博物館実習A(植物)

生物地球概論Ⅳ◎生物地球概論Ⅱ◎ 生物地球概論Ⅲ◎

応用統計学

自然人類学

防災気象学 環境気象学 天気図解析

地球システム

生物地球特別講義

物理学基礎実験

化学基礎実験

環境考古学

歴史学

古哺乳類動物系統学古脊椎動物学 解剖生理学

― 95 ―

教育学部

生物地球学部

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総合情報学部

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プロジェクト科目

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教育学部(学位:学士(教育学))

教育研究上の目的 教育学部は、教育に関する基礎理論及び初等・中等教育の各教科内容と指導法の研究を通じて、教育の

本質を深く理解し、児童・生徒への豊かな教育的愛情をもち、変動する社会の中で確かな使命感をもって

教育に携わり、さまざまな教育課題に真摯に取り組むことのできる人材の養成を目的とする。

教育目標 教育学部は、建学の理念に基づき、ひとりひとりの若人が持つ能力を最大限に引き出し、さまざまな体

験を通じて総合的教養を身につけ、教育実践を通じて社会に貢献できる人材を養成することを目標とする。

 これを実現するために、ゼミやフィールドワーク、ボランティア等の体験・探究活動を通じた学びを重

視する。その中で学生が自ら課題を見つけ、考え、理解し、発信する学びのサイクルを通じて「探究する

力」と「言葉の力」を養う。また、教員に必要な教科や教職科目の学修に加え、アクティブラーニングの

実践力やグローバル時代における教育課題への見識を高めることにより、幅広い知識と確かな使命感を持

ち、小中連携や開かれた学校づくり、その他のさまざまな課題に積極的に取り組み、新たな時代を切り拓

くことができる人材の養成を行う。

 初等教育学科・中等教育学科に共通の人材養成目標として、次の5つを掲げる。

 ①自然科学・人文科学・社会科学の基礎知識を幅広く修得した人材

 ②各教科の内容と指導法を修得し、ICT等を活用した教育実践を行うことのできる人材

 ③探究する力を身につけ、教育者としての専門性と指導力を発揮できる人材

 ④言葉の力を身につけ、豊かな表現力とコミュニケーション力を持った人材

 ⑤確かな使命感をもって、社会に貢献しようとする人材

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A.小学校全科または中等教育の国語科・英語科の教科内容と指導法を修得し、教育実践ができる。

B.教職の社会的役割と意義を理解し、教育に関わることへの確かな使命感を理解した行動ができる。

C.各教科の教材を分析・開発し、ICT等を活用した効果的な授業展開ができる。

D.これからの教育のあり方について、グローバルな視野から考えることができる。

E.ボランティアやフィールドワーク等、体験活動を中心とした学びを通じて、社会に貢献できる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 現代の教育課題に真摯に取り組み、社会に貢献できる教育実践者を養成するため、教育学部の教育課程

は、専門科目と外国語教育科目、教養教育科目によって構成する。専門科目は、教科に関する科目、教職

に関する科目、教育実践に関する科目、グローバル教育課題に関する科目、体験・探究活動に関する科目、

卒業研究などで構成する。これらの科目とディプロマポリシーとの関係は次のとおりである。

 A.教科の知識と指導法:教科に関する科目、教職に関する科目。

 B.教職の社会的役割・意義・使命感:教職に関する科目、グローバル教育課題に関する科目。

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 C.教材分析・開発・授業展開力:教育実践に関する科目。

 D.教育のあり方へのグローバルな視野:グローバル教育課題に関する科目。

 E.社会に貢献しようとする姿勢:体験・探究活動に関する科目。

 同時にこれらA~Eをそれぞれ評価の観点として、観点ごとの取得単位数及びGPAに基づき個々人の達

成度を評価するとともに教育課程編成・実施方法の適切性を検討する。また併せて教育実習における実習

校(外部)からの評価、及び学修の集大成としての卒業研究の評価を加味し、学修成果ならびに学部の教

育課程の適切性を総合的に評価・検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 教育学部では、「探究する力」と「言葉の力」を学びの柱として、幅広い教養と高いコミュニケーショ

ン力を備えた人材、そしてその能力をいかして子どもの人間的成長に責任をもち、同僚、保護者、地域と

積極的に連携しながら次世代の担い手を育むことで社会に貢献していこうとする、強い使命感をもった教

員の養成を目指している。

 このような観点から、教育学部では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 人の役に立ち、社会に貢献したいと思う人

  • 知的好奇心旺盛で、人に知識を伝えることが好きな人

  • 他者と協力して課題に取り組むことが好きな人

  • 自主的に活動し、自分の言動に責任をもてる人

●学んできてほしいこと

  • 高等学校レベルの基礎学力を有すること

  • 新聞やニュース、書籍等を通じて社会の出来事や世界の動きへの関心を深めていること

  • 人との関わりの大切さを理解していること

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プロジェクト科目

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教育学部 初等教育学科

教育研究上の目的 初等教育学科は、理科教育の重要性を認識し、小学校教員としての強い使命感、熱意、教育的愛情をも

ち、同僚と組織的に協働し、家庭・地域と連携して教育に取り組み、子どもや保護者、地域社会から信頼

され、学び続ける姿勢と実践的指導力を備えた人材の養成を目的とする。

教育目標 「探究する楽しさを知る教員養成」をコンセプトとする初等教育学科では、教育と教職の基礎及び教科

の内容、指導法を深く理解し、学習指導や生徒指導上のさまざまな課題に学校組織の一員としてチームで

対応する力や地域社会と連携・協働する力を発揮して、さまざまな課題に柔軟に対応できる創造的な資質・

能力を養成する。そのために、次の3つの資質・能力をもつ人材養成を目標として掲げる。

 ①体験を通して理解することの楽しさを子どもたちに伝えられる人材

 ②子どもの主体性と協働性を育むことのできる人材

 ③現代の教育課題に対する展望をもって子どもを深く理解し、導くことのできる人材

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A.各教科の内容を理解・修得し、効果的な指導ができる。

B.小学校教育の意義と役割を理解し、教育への強い使命感をもって教職に携わることができる。

C .外国語活動の指導やICTを活用した教材開発など、現代の教育実践に必要な知識・技能を身につけ発

揮することができる。

D.グローバル化を迎えた現代社会における教育の諸課題を理解し、その解決法を考えることができる。

E.科学ボランティアやフィールドでの活動を通じて科学や自然を深く理解し、実践的な指導ができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 理科教育をはじめとする諸教科の内容・指導法を修得し、次世代の教育を担う実践者を養成するため、

初等教育学科の教育課程は、専門科目(教科に関する科目、教職に関する科目、教育実践に関する科目、

グローバル教育課題に関する科目、体験・探究活動に関する科目)、外国語教育科目、教養教育科目(キャ

リア支援、文化・社会・歴史、健康・福祉・ボランティアに関する科目群)で構成し、ディプロマポリシー

を達成することができるように、科目とディプロマポリシーとを次のように対応させている。

 A.教科内容の理解と指導法:主に、教科に関する科目、教職(教科指導法)に関する科目

 B.小学校教育の意義と役割、使命感:主に、教職に関する科目、教育実習

 C.教育実践に必要な知識・技能:主に、教育実践に関する科目

 D.現代的教育課題の理解と解決:主に、グローバル教育課題に関する科目、教職に関する科目

 E.科学・自然の理解と教育実践の基礎力:主に、体験・探究活動に関する科目

 これらA~Eをそれぞれ評価の観点として、観点ごとの取得単位数及びGPAに基づき個々人の達成度を

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評価するとともに、教育課程編成・実施方法の適切性を検討する。また併せて教育実習における実習校(外

部)からの評価、及び学修の集大成としての卒業研究の評価を加味し、学修成果ならびにA~Eの教育内

容の適切性を総合的に評価する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 初等教育学科では、体験や探究を通した主体的な学びの意味や楽しさを理解し、使命感と情熱をもって

小学校教育に関わり、現代的な教育課題にも進んで取り組むことのできる、教職への高い意欲をもった人

材の養成を目指している。

 このような観点から、初等教育学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 子どもの成長と発達に関心のある人

  • 小学校教育に携わることへの使命感と熱意のある人

  • 小学校教育の現状に関心をもち、さまざまな課題を解決する方法を探究できる人

●学んできてほしいこと

  • 学校や地域の行事に積極的に参加し、地域社会のさまざまな人と関わる体験を積むこと

  • 新聞等のメディアを活用して、教育、科学、政治、経済、文化、スポーツ等、世の中の動きに幅広い

関心をもっていること

  • 理想の教師像について、本を読むなどして考えておくこと

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教育支援機構

プロジェクト科目

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初等教育学科

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与A B C D E

教科に関する科目

初等国語科内容論 2 必修 1・秋学期 ◎ △初等社会科内容論 2 選択 1・春学期 ◎ △算数科内容論 2 選択 1・春学期 ◎ △初等理科内容論 2 必修 1・秋学期 ◎ △生活科内容論 2 選択 2・秋学期 ◎ △初等音楽科内容論 2 選択 1・春学期 ◎ △図画工作科内容論 2 選択 2・春学期 ◎ △初等家庭科内容論 2 選択 2・春学期 ◎ △初等体育科内容論 2 選択 1・秋学期 ◎ △書写 1 必修 1・秋学期 ◎ △

教職論 2 必修 1・春学期 ◎ ○教育学原論 2 必修 1・秋学期 ◎ △教育史 2 選択 2・春学期 ◎ ○教育心理学 2 必修 1・春学期 ◎ ○学習心理学 2 選択 2・春学期 ◎ △教育行政学 2 選択必修 2・春学期 ◎ ○教育社会学 2 選択必修 2・春学期 ◎ ○学校経営 2 選択必修 1・秋学期 △ ◎ ○教育課程論(初等) 2 必修 1・秋学期 ○ ◎ ○ ○初等国語科教育法 2 必修 2・春学期 ◎ ○初等社会科教育法 2 必修 3・春学期 ◎ ○算数科教育法 2 必修 3・春学期 ◎ ○初等理科教育法 2 必修 2・春学期 ◎ ○生活科教育法 2 必修 3・春学期 ◎ ○初等音楽科教育法 2 必修 2・秋学期 ◎ ○図画工作科教育法 2 必修 3・春学期 ◎ ○初等家庭科教育法 2 必修 2・秋学期 ◎ ○初等体育科教育法 2 必修 2・秋学期 ◎ ○道徳教育の理論と方法(初等) 2 必修 3・春学期 ◎ ○ ○ ○特別活動の理論と方法(初等) 2 必修 3・春学期 ◎ ○ ○ ○教育の方法と技術(初等) 2 必修 2・春学期 ○ ◎生徒・進路指導論(初等) 2 必修 2・秋学期 △ ◎ ○教育相談の理論と方法(初等) 2 必修 2・秋学期 ◎ △ ○教育現場観察実習(初等) 1 必修 1・通年 △ ◎ ○小学校教育実習事前・事後指導 1 選択 3・春学期 ○ ○ ◎ ○小学校教育実習Ⅰ 2 選択 3・秋学期 ○ ○ ◎ ○小学校教育実習Ⅱ 2 選択 3・秋学期 ○ ○ ◎ ○教職実践演習(小学校) 2 選択 4・秋学期 ○ ○ ◎ ○

教育実践に関する科目

教育学演習(教育史) 2 選択必修 3・春学期 ◎ ○教育学演習(教育社会学) 2 選択必修 3・春学期 ◎ ○教育学演習(教育心理学) 2 選択必修 3・春学期 ◎ ○教材分析・開発演習A(国語・社会・家庭) 2 選択 2・春学期 ◎ ○ △教材分析・開発演習B(理科・算数・生活) 2 選択 2・秋学期 ◎ ○ △教材分析・開発演習C(音楽・図工・体育) 2 選択 3・春学期 ◎ ○ △情報リテラシー 2 必修 1・春学期 ○ ○ ◎ △ICT活用教育 2 必修 3・春学期 ○ ○ ◎ △特別支援教育論 2 選択 1・秋学期 ○ ○ ◎外国語活動の指導法 2 必修 2・秋学期 ◎ △ ○ △理数教育の方法と実践 2 選択 4・春学期 ◎ ○ ○ △ピアノ奏法Ⅰ 1 必修 1・春学期 ◎ ○ピアノ奏法Ⅱ 1 選択 1・秋学期 ◎ ○ピアノ奏法Ⅲ 1 選択 2・春学期 ◎ ○

グローバル教育課題に

関する科目

現代教育課題論 2 必修 2・春学期 △ ○ △ ◎現代教育課題研究 2 必修 2・秋学期 △ ○ △ ◎ESD理論と実践 2 選択 2・秋学期 △ ◎シティズンシップ教育 2 選択 4・春学期 △ ◎国際理解教育概論 2 選択 1・秋学期 △ ◎国際比較教育論 2 選択 2・春学期 △ ◎現代社会と地域と子ども 2 選択 4・秋学期 ○ △ ◎多文化コミュニケーション活動 1 選択 2・通年 △ ◎

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系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与A B C D E

体験・探究活動に関する科目

探究ゼミⅠ 1 必修 1・通年 △ △ △ ◎ △探究ゼミⅡ 1 必修 2・通年 △ △ △ ◎ △探究ゼミⅢ 1 必修 3・通年 △ △ △ ◎ △探究活動Ⅰ 1 必修 1・春学期 △ △ ◎探究活動ⅡA 1 選択必修 1・秋学期 △ △ ◎探究活動ⅡB 1 選択必修 1・秋学期 △ △ ◎探究活動ⅡC 1 選択必修 1・秋学期 △ △ ◎現代人の科学Ⅰ 1 必修 1・春学期 △ △ ◎現代人の科学Ⅱ 1 選択 1・秋学期 △ △ ◎現代人の科学Ⅲ 1 選択 1・秋学期 △ △ ◎科学・工作ボランティア入門 2 選択 1・春学期 ○ ○ ◎科学ボランティア実践指導Ⅰ 1 選択 1・秋学期 ○ ○ ◎科学ボランティア実践指導Ⅱ 1 選択 2・春学期 ○ ○ ◎科学ボランティア活動 1 選択 2・秋学期 ○ ○ ◎教育ボランティアⅠ 1 選択 2・春学期 ○ ○ ◎教育ボランティアⅡ 1 選択 2・秋学期 △ ○ ◎フィールド観察実習 1 選択 3・春学期 ◎ ○ ○教育研究ゼミナール 2 必修 4・通年 ◎ ○ △卒業研究 4 必修 4・通年 ◎ ○

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プロジェクト科目

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春学

期秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

秋学

A(教科内

容の理

解と指導法)

B(小

学校

教育の意

義と役割)

C(教育実

践に必

要な知識・技

能)

D(現代的

教育課

題の理

解と

解決)

E(科

学・自

然の理

解と教育実

践の基

礎力)

(注)科目履修マーク: ◎=必修科目、●=選択

必修科目

4年

授 

業 

科 

目 

カリキュラム・ツリー

教育学部 

 初等教育学科

達成目標

1年次

2年次

3年

初等理科内容論

初等音楽科

教育法◎

書写◎

初等音楽科内容論

算数科教育法

生活科内容論

初等

社会科

教育法

初等国語科

教育法◎

初等国語科内容論◎

初等

社会科内容論

ピアノ奏法Ⅱ

算数科内容論

初等

体育科内容

初等家庭科内容論

初等家庭科教育法◎

初等

体育科

教育法◎

図画工作科内容論

教育学原論

生活科教育法

教職実

践演習(初等)

生徒・進

路指導論(初等)◎

小学

校教育実習事前・事後指導

学習心理学

小学

校教育実習

小学

校教育実習

現代教育課

題研究◎

現代社会と地

域と子ども

卒業研究◎

現代人の科

学Ⅰ

多文化コミュニケーション活動

教育研究ゼミナール◎

探究ゼミⅠ

現代教育

課題論◎

ピアノ奏法Ⅰ

初等理科教育法

図画工作科教育法◎

道徳教育の理

論と方法(

初等)◎

特別活動の理論と方法(

初等)◎

教職

論◎

教育相談の理論と方法◎

教育心理学

教育現

場観察

実習◎

教育課程論 (

初等)◎

学校

経営●

教育史

教育行政学●

教育社会学●

教育の方法と技術(初等)◎

情報リテラシー

外国語活動の指導法◎

教材分析・開発演習

教材分析・開発演習

教材分析・開発演習

教育学演習(教育史)●

教育学演習(教育心理学)●

教育学演習(教育社会学)●

理数

教育の方法と実

国際比

較教育論

シティズンシップ教育

理論と実

探究活動

Ⅰ◎

科学・工作ボランティア入門

現代人の科

学Ⅱ

科学ボランティア実

践指導Ⅰ

科学ボランティア実

践指導Ⅱ

科学ボランティア活動

教育ボランティアⅠ

教育ボランティアⅡ

探究ゼミⅡ

◎探究ゼミⅢ◎

活用教育

ピアノ奏法Ⅲ

フィールド観察

実習

特別支援

教育論

探究活動

ⅡA●

探究活動

ⅡB●

探究活動

ⅡC●

現代人の科学

国際

理解

教育概論

教育学部のカリキュラムツリーは前回分のPDF(他社)をそのまま貼っています。修正するときは変換もと

フォルダ内の前回分フォルダの中を探してみてください。

― 102 ―

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教育学部 中等教育学科(国語教育コース)

教育研究上の目的 中等教育学科は、幅広い教養と教育学を基礎に、国語・英語の運用能力ならびに教科の内容と指導法を

系統的に修得し、現代社会やグローバル社会の情勢に強い関心と探究のまなざしを向け、人々の関わり(コ

ミュニケーション)の基盤となる言語の力を次代に引き継ぐ確かな使命感と指導力を備えた人材の養成を

目的とする。

教育目標 国語教育コースでは、日本語・日本文学・漢文学に関わる科目の学修に併せて、ボランティア等の学外

における体験活動にも積極的に参画し、人々との関わりの中で「生きた言葉」に触れる多様な経験を積み

重ね、日本の文化や社会、自然への理解を新たにすることで、グローバル時代における国語教育のあり方

について明確な展望を持った教員を養成することを目標としている。

 そして国語教育コースでは、基礎的なコミュニケーション力を高める教育のあり方を学びつつ、グロー

バルな視野から日本語及び日本の文化や社会、自然の価値を再認識し、尊重し、次世代に伝えることので

きる次のような人材を養成する。

 ①言語に対する深い理解を持った人材

 ②国語科の指導を通じて生徒の言語能力を伸ばすことのできる人材

 ③コミュニケーションに対する深い理解を持った人材

 ④高い日本語運用能力を持った人材

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A.コミュニケーションの基盤としての言語の重要性を理解し伝えることができる。

B .日本語の歴史・文化を中心とした幅広い教養を身につけ、グローバルな視野に立って考えることがで

きる。

C.日本語表現及び国語科の指導法に関する知識・技能を身につけ実践できる。

D.教育者にふさわしい高い日本語能力及び国語科の指導力を身につけ実践できる。

E .中等教育の意義と役割を理解し、教職に関わることへの強い使命感に根ざした国語科教育の実践がで

きる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 中等教育学科国語教育コースの教育課程は、幅広い教養と教育学を基礎に、国語の運用能力ならびに教

科の内容と指導法を系統的に修得し、現代社会やグローバル社会の情勢に強い関心と探究のまなざしを向

け、人々の関わり(コミュニケーション)の基盤となる言語の力を次代に引き継ぐ確かな使命感と指導力

を備えた教員を養成するため、専門科目(教科に関する科目、教職に関する科目、教育実践に関する科目、

グローバル教育課題に関する科目、体験・探究活動に関する科目)、外国語教育科目、教養教育科目(キャ

リア支援、文化・社会・歴史、健康・福祉・ボランティアに関する科目群)で構成している。そして教育

― 103 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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目標を十分達成することができるように、科目とディプロマポリシーとを次のように関連付けている。

 A.言語の重要性:主に、教科に関する科目、体験・探究活動に関する科目

 B .歴史・文化、幅広い教養:主に、教科に関する科目、グローバル教育課題に関する科目、教養教育

科目

 C.日本語表現及び指導法:主に、教科に関する科目、教職に関する科目、教育実践に関する科目

 D .言語能力と実践的指導力:主に、教科に関する科目、グローバル教育課題に関する科目、体験・探

究活動に関する科目、外国語教育科目

 E.中等教育の意義、役割、使命感:主に、教職に関する科目、教育実習

 教育課程編成・実施の方針A~Eに基づく教育を受けることによって、実際に学生が学位授与の方針A

~Eができるようになったかどうかを、教育課程編成・実施の方針A~Eに対応する科目群について、そ

れぞれ算出したGPAで判断し、教育課程編成・実施の方針A~Eに基づく教育の適切性を評価し検討する。

さらに、国語教育コースの「教育実習Ⅰ・Ⅱ」の外部(実習先)評価によって、教育課程編成・実施の方

針A~Eに基づく教育の適切性を総合的に検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 日本語の高い運用能力をベースに、日本語の背景にある文化や歴史を尊重し、コミュニケーションの基

盤としての言葉の大切さと活用法を次世代へと伝える人材の養成を目指している。

 このような観点から、中等教育学科国語教育コースでは以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 国語に深い興味を持っている人

  • 人と語りあうことが好きな人

  • 本を読んだり文章を書いたりすることが好きな人

  • 言葉の力を通して人間力を向上させたい人

  • 国語教師として適切な日本語の使い方・大切さを生徒に伝えたいと思う人

●学んできてほしいこと

  • 国語の基礎学力を身につけていること

  • 日本語検定や漢字検定等の資格取得に向けた努力を始めていること

  • 読書の習慣を身につけていること

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中等教育学科(国語教育コース)

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与A B C D E

教科に関する科目

日本語学概論 2 必修 1・春学期 ◎日本語文法 2 選択 1・秋学期 ○ ◎日本語史 2 選択 2・春学期 ○ ◎日本語表現 2 選択 2・秋学期 ○ ◎国語科内容論A 2 必修 3・春学期 ◎ △日本文学概論 2 必修 1・春学期 ◎日本文学史 2 必修 1・秋学期 ○ ◎日本文学Ⅰ(古典) 2 選択 2・春学期 ◎日本文学Ⅱ(近・現代) 2 選択 2・秋学期 ○ ◎国語科内容論B 2 必修 3・春学期 ◎ △漢文学概論 2 必修 1・春学期 ◎漢文学Ⅰ 2 選択 1・秋学期 ◎漢文学Ⅱ 2 選択 2・春学期 ◎国語科内容論C 2 必修 3・春学期 ◎ △書写・書道 1 必修 2・秋学期 ○ ◎

教職に関する科目

教職論 2 必修 1・春学期 ◎教育学原論 2 必修 1・秋学期 ◎教育史 2 選択 2・春学期 ◎教育心理学 2 必修 1・春学期 ◎学習心理学 2 選択 2・春学期 ○教育行政学 2 選択必修 2・春学期 ◎教育社会学 2 選択必修 2・春学期 ◎学校経営 2 選択必修 1・秋学期 ◎教育課程論 2 選択 1・秋学期 ◎国語科教育法Ⅰ 2 必修 2・春学期 ○ ◎国語科教育法Ⅱ 2 必修 2・秋学期 ○ ◎国語科教育法Ⅲ 2 選択 3・春学期 ○ ◎国語科教育法Ⅳ 2 選択 3・秋学期 ○ ◎道徳教育の理論と方法 2 必修 3・春学期 ◎特別活動の理論と方法 2 必修 3・春学期 ◎教育の方法と技術 2 必修 2・春学期 ◎生徒・進路指導論 2 必修 2・春学期 ◎教育相談の理論と方法 2 必修 2・秋学期 ◎教育現場観察実習 1 必修 2・通年 ○ ◎教育実習事前・事後指導 1 選択 3・秋学期 ○ ◎教育実習Ⅰ 1 選択 4・春学期 ○ ◎教育実習Ⅱ 3 選択 4・春学期 ○ ◎教職実践演習(中・高) 2 選択 4・秋学期 ○ ◎

教育実践に関する科目

教育学演習(教育史) 2 選択必修 3・秋学期 ◎教育学演習(教育社会学) 2 選択必修 3・秋学期 ◎教育学演習(教育心理学) 2 選択必修 3・秋学期 ◎国語科教材分析・開発演習A 2 選択 3・秋学期 △ ◎国語科教材分析・開発演習B 2 選択 3・秋学期 △ ◎国語科教材分析・開発演習C 2 選択 3・秋学期 △ ◎情報リテラシー 2 必修 1・春学期 ◎ICT活用教育 2 必修 3・春学期 ◎特別支援教育論 2 選択 1・秋学期 ◎

グローバル教育課題に

関する科目

現代教育課題論 2 必修 2・春学期 ◎ △ ○現代教育課題研究 2 必修 2・秋学期 ◎ △ ○ESD理論と実践 2 選択 2・秋学期 ○ △ △シティズンシップ教育 2 選択 4・春学期 ○ △ △国際理解教育概論 2 選択 1・秋学期 ◎国際比較教育論 2 選択 2・春学期 ◎ △比較言語文化論 2 必修 3・秋学期 △ ◎ ○現代社会と地域と子ども 2 選択 4・秋学期 △ △ ○多文化コミュニケーション活動 1 選択 2・通年 ◎ ○

体験・探究活動に関する科目

探究ゼミⅠ 1 必修 1・通年 △ △ ◎探究ゼミⅡ 1 必修 2・通年 △ △ ◎探究ゼミⅢ 1 必修 3・通年 △ △ ◎探究活動Ⅰ 1 必修 1・春学期 △探究活動ⅡA 1 選択必修 1・秋学期探究活動ⅡB 1 選択必修 1・秋学期 △探究活動ⅡC 1 選択必修 1・秋学期 △現代人の科学Ⅰ 1 必修 1・春学期現代人の科学Ⅱ 1 選択 1・秋学期現代人の科学Ⅲ 1 選択 1・秋学期現代人とことば 2 必修 1・春学期 △ ◎ ◎ △国語探究Ⅰ 1 必修 2・春学期 ○ ◎国語探究Ⅱ 1 必修 2・秋学期 ○ ◎教育ボランティアⅠ 1 選択 2・春学期 ○ ◎教育ボランティアⅡ 1 選択 2・秋学期 ○ ○教育研究ゼミナール 2 必修 4・通年 ○ ◎ ○卒業研究 4 必修 4・通年 ○ ○ ◎ ○

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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春学

期秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

秋学

A(言語の

重要性)

B(歴

史・

文化、幅広

い教養)

C(日本語

表現及び

指導法)

D(言語能

力と実

践的指導力)

E(中等

教育の意義、

役割、使命

感)

(注)科目履修マーク:

 ◎=必修科目

4年

授 業

 科

 目

 名

カリキュラム・ツリー

教育学部  中等教育学科 国

語教育コース

達成目標

1年次

2年次

3年次

教育学原論

教職実

践演習(中・高)

生徒・進

路指導論(中・高)◎

教育実習事前・事後指導◎

学習心理学

教育実習

教育実習

現代教育課

題研究◎

教育学演習(教育史)

教育学演習(教育心理学)

現代社会と地

域と子ども

卒業研究◎

現代人の科

学Ⅰ

多文化コミュニケーション活動

教育研究ゼミナール◎

探究ゼミⅠ

現代

教育

課題

論◎

教職

論◎

教育相談の理論と方法◎

教育心理学

教育現

場観察

実習◎

教育課程論

学校

経営

教育史

教育行政学

教育社会学

教育の方法と技術

情報リテラシー

教材分析・開

発演習

教材分析・開発演習

教材分析・開発演習

教育学演習(教育社会学)

国際比

較教育論

シティズンシップ教育

理論と実

探究

活動

Ⅰ◎

探究活動

ⅡA

現代人の科

学Ⅱ

教育ボランティアⅠ

教育ボランティアⅡ

探究ゼミⅡ

◎探

究ゼミⅢ

活用教育

特別支援

教育論

国語科内容

論◎

書写・書道◎

日本語史

国語科内容論

日本文学

概論◎

漢文学

概論◎

日本語学

概論◎

日本語文法

漢文学

日本語表現

日本文学

Ⅰ(古典)

漢文学

Ⅱ国語科内容論

国語科

教育法

Ⅰ◎

国語科

教育法

Ⅱ◎

日本文学史◎

日本文学

Ⅱ(近・現代)

国語科教育法

Ⅲ国語科

教育法

道徳教育の理論と方法◎

特別活動の理論と方法◎

国語探

究Ⅰ

◎国語探

究Ⅱ

比較

言語文化論◎

国際

理解

教育概論

探究活動

ⅡB

探究活動

ⅡC

現代人の科

学Ⅲ

現代人とことば◎

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教育学部 中等教育学科(英語教育コース)

教育研究上の目的 中等教育学科は、幅広い教養と教育学を基礎に、国語・英語の運用能力ならびに教科の内容と指導法を

系統的に修得し、現代社会やグローバル社会の情勢に強い関心と探究のまなざしを向け、人々の関わり(コ

ミュニケーション)の基盤となる言語の力を次代に引き継ぐ確かな使命感と指導力を備えた人材の養成を

目的とする。

教育目標 英語関連科目の学習に留まらず、学外ボランティア等の地域貢献活動にも積極的に参加し、多種多様な

人々との関わりの中で、英語によるコミュニケーション力を磨き、他国の文化への理解を深めると同時に

自国文化への理解を新たにすることで、グローバルな視野と感覚を持った英語教員を養成することを目標

としている。

 そして英語教育コースでは、グローバルなコミュニケーションの基盤としての英語力を高め、英語の歴

史的・文化的背景の学びを通じて多様な価値観への理解を深め、グローバル時代におけるコミュニケーショ

ンのあり方について生徒たちに考えさせることのできる人材を養成する。

 ①言語に対する深い理解を持った人材

 ②英語科の指導を通じて生徒のコミュニケーション力を養成できる人材

 ③広い視野に立って国際理解教育を実践できる人材

 ④高い英語運用能力を持った人材

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A.英語科の教育内容を理解するとともに、効果的な指導法を身につけ、英語教育に携わることができる。

B.中等教育の意義と役割を理解し、教職に関わることへの強い使命感に根ざした教育実践ができる。

C .ICTを活用した教材開発をはじめとする、現代の教育実践に必要なツールに関する知識・技能を身に

つけ、実践的な英語教育指導をすることができる。

D .現代社会における教育の諸課題を理解し解決法を考えるに足る、論理的思考力と高度な国際コミュニ

ケーションスキルを活用することができる。

E .他者と積極的に関わる意欲を持ち、ローカルな視点からグローバルな活動へ、グローバルな視点から

ローカルな活動へという双方向に向かう英語科教育の実践を行うことができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 中等教育における英語教員を養成するために、中等教育学科の教育課程は、専門科目(教科に関する科

目、教職に関する科目、教育実践に関する科目、グローバル教育課題に関する科目、体験・探究活動に関

する科目)、外国語教育科目、教養教育科目(キャリア支援、文化・社会・歴史、健康・福祉・ボランティ

アに関する科目群)で構成し、教育目標を十分達成することができるように、科目とディプロマポリシー

とを次のように関連付けている。

― 107 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

Page 111: 教育の目標と方針 - 岡山理科大学 · 2018. 11. 8. · この教育の目標と方針は、教育等の活動の情報として大学のホームページなどで学内外に広く公表されて

 A.英語科の内容理解と指導法:主に、教科に関する科目、教職に関する科目

 B.中等教育の意義・役割と教職の使命感:主に、教職に関する科目

 C.ICT等を活用した教育実践技能:主に、教育実践に関する科目

 D.論理的思考力と高度なコミュニケーション能力:主に、グローバル教育課題に関する科目

 E.ローカル−グローバルの双方向性をもった英語科教育実践力:主に、体験・探究活動に関する科目

 英語コミュニケーション能力などの英語力を習得し、外国について学ぶこと・本を読むことが好きで、

英語の教師を志す学生が、中等教育における英語教員を養成するための教育を受けることによって、実際

的・実践的な英語教育指導をすることができるようになったかどうかをGPAやVELC TESTのTOEIC換算点

数という指標で判断し、中等教育における英語教員養成のための教育内容の適切性を評価・検討する。さ

らに、英語教育コースの「教育実習Ⅰ・Ⅱ」の外部(実習先)評価によって、教育課程編成・実施の方針

A~Eに基づく教育の適切性を総合的に検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 英語の十分な運用能力をベースに、英語圏の多様な文化や歴史を理解し、グローバルなコミュニケーショ

ンの基盤としての英語の意義と活用法を次世代へと伝える人材の養成を目指している。

 そのため、中等教育学科英語教育コースでは以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 英語に深い興味をもっている人

  • 世界について学ぶことが好きな人

  • 英語で本や新聞を読んでみたい人

  • 英語力を向上させたい人

  • 英語教師として英語を学ぶことの大切さを伝えたいと思う人

●学んできてほしいこと

  • 英語の基礎学力を身につけていること

  • TOEIC、英検等の資格取得に向けた努力を始めていること

  • グローバル社会への関心をもち、本や新聞を読む習慣を身につけていること

― 108 ―

Page 112: 教育の目標と方針 - 岡山理科大学 · 2018. 11. 8. · この教育の目標と方針は、教育等の活動の情報として大学のホームページなどで学内外に広く公表されて

中等教育学科(英語教育コース)

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与A B C D E

教科に関する科目

英語学概論 2 必修 1・春学期 ◎現代英文法 2 選択 1・秋学期 ◎英語史 2 選択 2・秋学期 ◎応用言語学 2 選択 3・秋学期 ◎英語科内容論A 2 必修 3・春学期 ◎ △英米文学概論 2 必修 1・春学期 ◎英米文学史 2 選択 2・春学期 ◎英米文学講読 2 選択 2・秋学期 ◎英語科内容論B 2 必修 3・春学期 ◎ △英語コミュニケーションⅠ 2 必修 1・春学期 ◎英語コミュニケーションⅡ 2 選択 1・秋学期 ◎国際理解教育概論 2 必修 1・秋学期 ◎異文化理解 2 選択 2・春学期 ◎英語科内容論C 2 必修 3・春学期 ◎ △

教職論 2 必修 1・春学期 ◎教育学原論 2 必修 1・秋学期 ◎教育史 2 選択 2・春学期 ◎教育心理学 2 必修 1・春学期 ◎学習心理学 2 選択 2・春学期 ○教育行政学 2 選択必修 2・春学期 ◎教育社会学 2 選択必修 2・春学期 ◎学校経営 2 選択必修 1・秋学期 ◎教育課程論 2 選択 1・秋学期 ◎英語科教育法Ⅰ 2 必修 2・春学期 ◎英語科教育法Ⅱ 2 必修 2・秋学期 ◎英語科教育法Ⅲ 2 選択 3・春学期 ◎英語科教育法Ⅳ 2 選択 3・秋学期 ◎道徳教育の理論と方法 2 必修 3・春学期 ◎特別活動の理論と方法 2 必修 3・春学期 ◎教育の方法と技術 2 必修 2・春学期 ◎生徒・進路指導論 2 必修 2・春学期 ◎教育相談の理論と方法 2 必修 2・秋学期 ◎教育現場観察実習 1 必修 2・通年 ○ ◎教育実習事前・事後指導 1 選択 3・秋学期 ○ ◎教育実習Ⅰ 1 選択 4・春学期 ○ ◎教育実習Ⅱ 3 選択 4・春学期 ○ ◎教職実践演習(中・高) 2 選択 4・秋学期 ○ ◎

教育実践に関する科目

教育学演習(教育史) 2 選択必修 3・秋学期 ◎教育学演習(教育社会学) 2 選択必修 3・秋学期 ◎教育学演習(教育心理学) 2 選択必修 3・秋学期 ◎英語科教材分析・開発演習A 2 選択 3・秋学期 ◎ ○英語科教材分析・開発演習B 2 選択 3・秋学期 ◎ ○英語科教材分析・開発演習C 2 選択 3・秋学期 ◎ ○情報リテラシー 2 必修 1・春学期 ◎ICT活用教育 2 必修 3・春学期 ◎特別支援教育論 2 選択 1・秋学期 ◎

グローバル教育課題に

関する科目

現代教育課題論 2 必修 2・春学期 ○ ◎現代教育課題研究 2 必修 2・秋学期 ○ ◎ESD理論と実践 2 選択 2・秋学期 ◎シティズンシップ教育 2 選択 4・春学期 ◎国際比較教育論 2 選択 2・春学期 ◎比較言語文化論 2 必修 3・秋学期 ○ ◎現代社会と地域と子ども 2 選択 4・秋学期 ◎ ○Practical Communication Ⅰ 1 選択 2・春学期 ○ ◎Practical Communication Ⅱ 1 選択 2・秋学期 ○ ◎Practical Communication Ⅲ 1 選択 3・春学期 ○ ◎Practical Communication Ⅳ 1 選択 3・秋学期 ○ ◎多文化コミュニケーション活動 1 選択 2・通年 ◎

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与A B C D E

体験・探究活動に関する科目

探究ゼミⅠ 1 必修 1・通年 △ △ ◎ △探究ゼミⅡ 1 必修 2・通年 △ △ ◎ △探究ゼミⅢ 1 必修 3・通年 △ △ ◎ △探究活動Ⅰ 1 必修 1・春学期探究活動ⅡA 1 選択必修 1・秋学期 △探究活動ⅡB 1 選択必修 1・秋学期 △探究活動ⅡC 1 選択必修 1・秋学期 △現代人の科学Ⅰ 1 必修 1・春学期 △現代人の科学Ⅱ 1 選択 1・秋学期 △現代人の科学Ⅲ 1 選択 1・秋学期 △現代人とことば 2 必修 1・春学期 ◎ ○英語探究Ⅰ 1 必修 1・春学期 ○ ◎英語探究Ⅱ 1 必修 1・秋学期 ○ ◎英語探究Ⅲ 1 選択 2・春学期 ○ ◎英語探究Ⅳ 1 選択 2・秋学期 ○ ◎英語探究Ⅴ 1 選択 3・春学期 ○ ◎英語探究Ⅵ 1 選択 3・秋学期 ○ ◎教育ボランティアⅠ 1 選択 2・春学期 ◎ ○教育ボランティアⅡ 1 選択 2・秋学期 ◎ ○教育研究ゼミナール 2 必修 4・通年 ○ ○ ○ ◎ ○卒業研究 4 必修 4・通年 ○ ◎ ○

― 110 ―

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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経営学部(学位:学士(経営学)) 経営学科

教育研究上の目的 経営学科は、サービスを中心とした現代社会におけるイノベーションを「経済的付加価値の創造」とし

て位置付け、マネジメント能力を基盤として、学生一人ひとりが自らの可能性に挑戦し、深い教養や専門

知識、及び総合的な判断力を身につけた社会人基礎力を有し、企業や自治体等の組織を変革する能力、及

び経営を担える人材を養成することを目的とする。

教育目標 サービスを中心とした現代社会におけるイノベーションを「経済的付加価値の創造」として位置付け、

「マーケティングと戦略」、「データサイエンスと情報活用」、「制度と文化」の3つの専門領域の知識と技

能を修得させる。さらに、アクティブ・ラーニング型カリキュラムを提供することで、より実践な知識と

技術、多面的な視点から解決策を見出して実行できるマネジメント能力の習得を目指す。

  • �3つの専門領域である「マーケティングと戦略」、「データサイエンスと情報活用」、「制度と文化」

の基礎的概念を学ばせることで、経営学の体系と概要を理解させる教育を行う。

  • 「マーケティングと戦略」分野における、経営学や商学、経済学などを学修し、マーケティングや経

営戦略などを提案できる能力を持った人材を養成する。

  • 「データサイエンスと情報活用」分野における、社会調査を含むデータ収集法、ビッグデータ分析の

ための統計学やコンピュータ操作技術などを学修し、データの収集と分析、活用ができる人材を養成

する。

  • 「制度と文化」分野における、経営に必要な社会の仕組みや制度、内外の文化や歴史などを学修し、

国内外の地域が抱える諸問題を理解し、経済政策的、法的、政治的解決を行える能力を持った人材を

養成する。

  • 「実践型ビジネス・プログラム」により、情報収集スキルやプレゼンテーションスキルなどの実社会

において、社会人基礎力として求められる実践的なスキルを身につけた人材を養成する。

  • �1年次から4年次を通じて少人数教育によるアクティブ・ラーニング形式を用いた実践型演習科目

により、社会人の基本として必要とされるコミュニケーション能力とプレゼンテーション技術の養成、

知識の実践活用能力と課題解決力を身につけた人材を養成する。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A .経営学分野及び隣接・関連分野に関する基本的な知識を体系的に理解することができる。現代社会の

イノベーションを理解し、具体的な戦略を構築することができる。

B .人類の文化や社会と自然に関する知識を理解し、尊重することができる。

C .ビジネスパーソンとしての国際的視野と異文化理解のもと、コミュニケーションをとることができる。

D .ビジネスに関する問題発見・解決することができる。

E .ビジネスで必要とされる統計解析やデータ分析、ICT技術を活用することができる。

― 112 ―

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教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 学位授与の方針に掲げる基準を達成するため、専門教育科目として、3つの専門研究領域「マーケティ

ングと戦略」、「データサイエンスと情報活用」、「制度と文化」を教育課程の中心とする。これを受け、高

度な専門性とグローバルに活躍できる能力を伸ばすアクティブ・ラーニング型の「実践型ビジネス・プロ

グラム」と「演習」によって、より実践に役立つ知識や技術の教育とマネジメント能力を養成する。

  • �専門教育分野の基礎として、「基礎Ⅰ類、基礎Ⅱ類、基礎Ⅲ類」を1年次春学期に配置し、3つの専

門研究領域の基礎的概念を学ぶ。これらの類の科目では、幅広い本学科の講義の体系と概要を理解さ

せることを意図している。教育にあたっては、講義と内容理解を深めるための課題を適切に組み合わ

せ、自発的学習を促すべく工夫を行う。これらの科目については、客観的な知識・理解の指標に加え

て学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

  • 「マーケティングと戦略」の科目群は、企業等の組織体がいかに運営されているか理解し、効率的・

効果的運営のための理論を学ぶとともにマネジメント能力を養うことを目的に設置し、1年次秋学期

から3年次を通じて体系的に配置する。教育にあたっては、講義と内容理解を深めるための課題を適

切に組み合わせ、自発的学習を促すべく工夫を行うとともに、最新のニュースを講義で取り入れ現代

社会との接点を示すなどして知識・理解の定着を図る。これらの科目については、客観的な知識・理

解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・

検討する。

  • 「データサイエンスと情報活用」の科目群は、著しい進歩を遂げた情報ツールを活用したマネジメン

ト手法を理解するとともに、データから知識を取り出すデータ分析能力及び情報ツールを活用した問

題解決能力を養うことを目的に設置し、1年次秋学期から3年次春学期を通じて体系的に配置する。

教育にあたっては、コンピュータを積極的に活用し、実用的かつ実践的技能を身につけることができ

るよう配慮する。これらの科目については、客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総

合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

  • 「制度と文化」は、「社会と制度」と「歴史と文化」の科目群から構成され、地域社会活性化のための

マネジメント能力を養うことを目的に設置し、1年次秋学期から3年次春学期を通じて体系的に配置

する。国内外の地域が抱える諸問題を理解し、経済政策、法律、政治による解決法を学ぶとともに、

社会活性化のための情報共有・情報発信についてのマネジメントを習得する科目を配置する。教育に

あたっては、講義と内容理解を深めるための課題を適切に組み合わせ、自発的学習を促すべく工夫を

行うとともに、最新のニュースを講義で取り入れ現代社会との接点を示すなどして知識・理解の定着

を図る。これらの科目については、客観的な知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評

価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

  • 「実践型ビジネス・プログラム」は、社会人として必要となる諸能力を養うとともに、ビジネスにお

ける専門性を備えさせるための科目群であり、1年次秋学期から3年次を通じて配置する。教育にあ

たっては、講義と内容理解を深めるための課題を適切に組み合わせ、自発的学習を促すべく工夫を行

うとともに、情報機器を活用し社会人基礎力となる情報収集スキルやプレゼンテーションスキルなど、

実用的かつ実践的技能を身につけることができるよう配慮する。これらの科目については、客観的な

知識・理解の指標に加えて学修の成果物等を総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的

に評価・検討する。

― 113 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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  • 「演習」は、1年次から4年次を通じて少人数教育によるアクティブ・ラーニング形式で推進する科

目群である。1年次演習の「基礎教養ゼミナール」、2年次演習の「プロジェクト研究」では、社会

人の基本として必要とされるコミュニケーション能力を養成するとともに、参加型・課題解決型授業

を通してプレゼンテーション技術を身につけることを目的としている。3年次演習の「イノベーショ

ン・ラボⅠ、Ⅱ」では、企業や地域社会が抱える問題を解決する経験を通じて、講義で学んだ知識の

実践活用能力を養成することを目的としている。教育にあたっては、1年次から3年次までの「演習」

では、課題設定と課題解決のための情報収集と分析・考察、提案までのプロセスを、グループ学習を

通して学び、自ら推進する能力を身につけることができるよう配慮する。これらの科目については、

グループ学習における議論及び成果物等を総合的に評価・検討することにより、教育課程編成方針を

継続的に評価・検討する。4年次演習の「卒業研究」では、各自が専門分野の知識と技能を深めると

ともに、自らの問題意識で物事を解明する能力を向上させ、社会人としての実践的能力を身につける

ことを目的としている。この科目については、卒業研究論文を総合的に評価することにより教育課程

編成方針を継続的に評価・検討する。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 経営学科では、経営学部の養成する人材像及び教育研究上の目的に基づき、マネジメント能力を基盤と

して、学生一人ひとりが自らの可能性に挑戦し、深い教養や専門知識及び総合的な判断力を身につけた社

会人基礎力を有し、企業や自治体などの組織を変革する能力及び経営を担える人材の養成を目指している。

 このような観点から、経営学科では以下のような学生を求めている。

●求める人物像

  • 経営学及び現代社会の制度、文化に強い関心をもち、高い意欲と目的意識をもって学習を行おうとす

る人

  • 学部の掲げる人材養成目的・教育目標を理解し、岡山理科大学経営学部での勉学を強く志望する人

  • 企業や自治体等の組織体が抱える課題の解決に挑戦しようという意欲をもつ人

  • 広く高等学校卒業レベルの基礎学力を有している人

  • 自分なりの目標を持ち、そのために一歩ずつ前進しようとする人

●学んできてほしいこと

  • 文系・理系といった枠にとらわれずに幅広く科目を学んでおくこと

  • 社会のさまざまな事柄にアンテナを向けて、自分なりに考えてみる習慣をつけておくこと

  • 社会問題や身近な社会・文化現象に興味・関心をもつこと

  • 新聞を読む習慣を身につけていること

― 114 ―

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経営学科

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与A B C D E

基  

Ⅰ類

経営学基礎 2 選択 1・春1 ◎ ○商学基礎 2 選択 1・春2 ◎ ○経済学基礎 2 選択 1・春1 ◎ ○簿記基礎 2 選択 1・春2 ◎ ○

Ⅱ類

情報科学基礎 2 選択 1・春1 ◎ △ ○データ解析基礎 2 選択 1・春2 ◎ △ ○

Ⅲ類

社会学基礎 2 選択 1・春1 ◎ ○ △法学基礎 2 選択 1・春2 ◎ ○ △歴史学基礎 2 選択 1・春1 ◎ ○ △心理学基礎 2 選択 1・春2 ◎ ○ △

マーケティングと戦略

マーケティング論 2 選択 1・秋1 ◎ ○マーケティング戦略 2 選択 2・春1 ◎ ○サービスマーケティング 2 選択 2・春2 ◎ ○サービス経営学 2 選択 2・秋1 ◎ ○サービス社会システム 2 選択 2・秋2 ◎ ○商品開発論 2 選択 2・春1 ◎ ○消費者行動 2 選択 2・春2 ◎ ○マーケティング・コミュニケーション 2 選択 2・秋1 ◎ ○小売マーケティング 2 選択 1・秋2 ◎ ○国際マーケティング 2 選択 3・春1 ◎ ○マーケティング・リサーチ 2 選択 3・春1 ◎ ○まちづくりと商業 2 選択 2・春2 ◎ ○観光ビジネス 2 選択 3・春1 ◎ ○企業論 2 選択 1・秋1 ◎ ○ベンチャービジネス論 2 選択 1・秋2 ◎ ○経営戦略 2 選択 2・春1 ◎ ○経営組織 2 選択 2・秋2 ◎ ○人的資源管理 2 選択 3・春2 ◎ ○ファイナンシャルプランニング 2 選択 2・秋1 ◎ ○ファイナンス戦略 2 選択 2・秋2 ◎ ○金融サービス 2 選択 3・春1 ◎ ○簿記原理 2 選択 2・春2 ◎ ○財務諸表論 2 選択 3・春2 ◎ ○ミクロ経済学 2 選択 1・秋2 ◎ ○マクロ経済学 2 選択 2・春2 ◎ ○アジアの産業と市場 2 選択 2・春1 ◎ ○国際経済論 2 選択 2・秋1 ◎ ○リスクマネジメント 2 選択 3・秋2 ◎ ○

データサイエンスと

情報活用

情報リテラシー 2 必修 1・春学期 ◎社会調査入門 2 選択 1・秋1 ○ ◎社会調査法 2 選択 1・秋2 ○ ◎データ解析システム 2 選択 2・春学期 ○ ◎行動計量学 2 選択 2・秋2 ○ ◎データサイエンス演習 2 選択 3・春学期 ○ ◎経営情報 2 選択 2・春2 ○ ◎経営科学 2 選択 2・秋2 ○ ◎経営システム 2 選択 3・春2 ○ ◎プログラミング基礎 2 選択 2・春学期 ◎応用プログラミング 2 選択 2・秋1 ◎

制 

度 

と 

文 

社会と制度

コミュニケーション論 2 選択 1・秋1 ◎ △現代のメディア 2 選択 2・秋2 ◎ジャーナリズム論 2 選択 3・春2 ◎社会心理学 2 選択 2・春1 ◎市民生活と法 2 選択 1・秋1 ◎国際社会と法 2 選択 2・秋2 ◎社会福祉と法 2 選択 3・春1 ◎公共政策 2 選択 1・秋2 ◎経済政策 2 選択 2・春1 ◎国際政治学 2 選択 2・秋1 ◎環境政策 2 選択 3・春2 ◎

歴史と文化

地域と伝統 2 選択 1・秋1 ◎ ○日本の歴史 2 選択 1・秋2 ◎ ○中国の歴史 2 選択 2・春1 ◎ ○東南アジアの歴史 2 選択 2・春2 ◎ ○歴史資料解析 2 選択 2・秋1 ◎世界地誌 2 選択 1・秋1 ◎ ○地理学 2 選択 1・秋2 ◎ ○民俗学 2 選択 2・秋1 ◎ ○アジアの考古学 2 選択 2・秋2 ◎比較文化論 2 選択 3・春2 ◎ ○現代論理学 2 選択 2・秋1 ◎現代哲学 2 選択 3・春1 ◎

実践型ビジネス・

プログラム

ビジネス英会話Ⅰ 2 選択 2・春学期 ◎ビジネス英会話Ⅱ 2 選択 2・秋学期 ◎情報活用とビジネスライティングⅠ 2 選択 3・春学期 ◎ ○情報活用とビジネスライティングⅡ 2 選択 3・秋学期 ◎ ○実践キャリア学Ⅰ 2 選択 1・秋学期 ◎実践キャリア学Ⅱ 2 選択 2・秋学期 ◎

演 

基礎教養ゼミナール 2 必修 1・春学期 ○ ○ ◎ ○プロジェクト研究 2 必修 2・秋学期 ○ ○ ◎ ○イノベーション・ラボⅠ 4 必修 3・春学期 ○ ○ ◎ ○イノベーション・ラボⅡ 4 必修 3・秋学期 ○ ○ ◎ ○卒業研究Ⅰ 2 必修 4・春学期 ○ ○ ◎ ○卒業研究Ⅱ 2 必修 4・秋学期 ○ ○ ◎ ○

― 115 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

A[基礎Ⅰ類,基礎Ⅱ類,基礎Ⅲ類]

A[マーケティングと戦略]

E「データサイエンスと情報活用]

B[制度と文化]

D[実践型ビジネス・プログラム]

C[実践型ビジネス・プログラム]

D[演習]

カリキュラム

・ツリー

1年次

2年次

3年次

4年次

達成目標

授業科目名

春学期

秋学期

春学期

秋学期

春学期

秋学期

春学期

秋学期

データ解析基礎

情報

科学

基礎

経営

学基

商学基礎

経済学基礎

簿記基礎

社会学基礎

法学基礎

歴史学基礎

心理学基礎

情報

リテラシー◎

社会

調査

入門

社会

調査

データ解

析システム

行動

計量

学データサ

イエンス演

経営

情報

経営

科学

経営

システム

プログラミング基

礎応

用プログラミング

簿記

原理

財務

諸表

金融

サービス

ファイナンス戦

略ファイナンシャルプランニング

マクロ経

済学

ミクロ経

済学

国際

マーケティン

グ

アジアの

産業

と市

場国

際経

済論

コミュニケーション論

現代のメディア

ジャーナリズム論

社会

福祉

と法

公共

政策

経済

政策

国際

政治

学環

境政

市⺠⽣活と法

国際社会と法

世界地誌

日本の歴史

地理

社会心理学

中国の歴史

現代哲学

現代論理学

⺠俗学

歴史資料解析

アジアの考古学

比較文化論

東南アジアの歴史

地域と伝統

企業

論ベンチャービジネス論

経営

戦略

経営

組織

人的

資源

管理

リスクマネジメント

まちづくりと商

業観

光ビジネス

商品

開発

論消

費者

行動

マーケティン

グ論

マーケティン

グ戦

略サービスマーケティン

グ

サービス経

営学

サービス社

会システム

マーケティン

グ・コミュニケーション

マーケティン

グ・リサ

ーチ

実践キャリア学

ビジネス英会話

Ⅰビジネス英会話

実践キャリア学

情報活用とビジネスライティング

Ⅰ情報活用とビジネスライティング

基礎

教養

ゼミナール

◎プロジェクト研

究◎

イノベーション・ラ

ボⅡ◎

卒業

研究

Ⅰ◎

卒業

研究

Ⅱ◎

イノベーション・ラ

ボⅠ◎

小売

マーケティン

グ

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獣医学部(学位:学士(獣医学)/学士(獣医保健看護学))

教育研究上の目的 獣医学部は、獣医学、獣医看護学に関する知識及び技能を基盤として、実践的かつ応用的な教育を通し

て、高い生命倫理観と豊かな人間性、国際的視野を備え、ライフサイエンス分野の発展、及び動物とヒト

の健康と福祉に貢献する人材の養成を目的とする。

教育目標 現在の獣医領域は、動物の医療を中心として、創薬開発などに必要な先端ライフサイエンス研究、国際

的な家畜の感染症、動物・食料などを介して広がる人獣共通感染症の対応等、多岐にわたっている。本獣

医学部では、このような多岐にわたる獣医領域を、ライフサイエンス分野、公共獣医事分野、医獣連携獣

医分野/獣医療看護分野の3分野に分け、社会で活躍できる専門獣医師ならびに獣医と協働する獣医関連

専門家(VPP:Veterinary Para-Professional)を養成する。

 新しい獣医学教育で養成される学生は、専門分野の獣医師及び獣医師と親密なチームを組む優秀なVPP

でなければならない。そのために、導入科目、基礎科目、アドバンスト科目において、①獣医学科と獣医

保健看護学科共通の学科共同教育、②国際的視野を備えるために、初年次から英語のステップアップ教育、

③3分野に対応するアドバンスト科目を学修する。

 本学部の教育を通じて、「ひとり、ひとりの学生が持つ能力を最大限に引き出し、獣医領域で専門家と

して持続可能な社会の確立に貢献し、人類の健康と福祉に役立つ人材」として社会に排出することを目標

とする。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A .科学的根拠に基づき動物に関する基礎的知識と技能を修得し、専門分野で活躍・貢献できる能力を身

につけている。

B .獣医学知識や獣医看護学に関する専門知識を基盤として、ライフサイエンス分野、公共獣医事分野、

医獣連携獣医分野/獣医療看護分野への応用力を身につけている。

C .専門知識を平易な言葉で伝えることができる。

D .獣医療に携わる者としての生命倫理、科学倫理、動物福祉に基づいた行動規範を身につけている。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 教育カリキュラムは、学部共通導入科目、基礎科目、専門科目、アドバンスト科目、総合科目、教養教

育科目、外国語教育科目から構成されている。これらの科目と卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポ

リシー)に示した各項目との関係は以下のとおりである。

 A .大学における学びへの適応を図り、当該学問分野への興味を持たせ、初年次よりライフサイエンス

分野、公共獣医事分野、医獣連携獣医分野/獣医療看護分野の特性を理解させるために学部共通導入

科目、基礎科目を配置する。教育にあたっては講義、演習、及び実習を適切に組み合わせ、自発的学

習を促す。

― 117 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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 B .当該学問分野に必要な知識と技術を修得する専門科目を体系的に配置する。教育にあたっては講義、

演習と実習の連携を密にし、実用的な知識と技術を身につけることができるよう配慮する。

 C .新たな課題に対応する能力を養うため、アドバンスト科目に3つの分野の科目を配置する。教育に

あたっては、講義、演習、及び実習を適切に取り入れ、知識と理解の定着を図るとともに、アクティ

ブ・ラーニング等の方法を適切に取り入れ、課題解決能力を身につけさせる。

 D .学生自らが課題を探求し、解決する姿勢や、その過程と結果を論理的に説明する能力を涵養するた

め、総合科目を配置する。

 E .社会人としての基盤を築き、総合的な判断力を身につけることのできる教養教育科目を配置する。

教育にあたっては、講義、演習、及び実習を適切に組み合わせ、自発的学習を促す。

 F .国際的な視野を涵養し、基礎的なコミュニケーションに必要な英語を中心とした外国語を継続的に

学修するため外国語教育科目を配置する。教育にあたっては、学生の能力に配慮した効果的な指導を

行う。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 獣医学部は、獣医学、獣医看護学に関する知識及び技能を基盤として実践的かつ応用的な教育を通して、

高い生命倫理観と豊かな人間性、国際的視野を備え、ライフサイエンス分野(生命科学分野)の発展、及

び動物とヒトの健康と福祉に貢献する人材の養成を目的とする。このため、以下の資質を持つ人を国内外

から幅広く求める。

●求める人物像

 A .生命、獣医療、動物とその環境に好奇心、探究心を持ち、これらの知識、技能をいかし社会に貢献

したいと考える人

 B .広く動物とヒトの健康と福祉に貢献したいと考える人

 C .物事を多面的に考察、理解し、要点をまとめることができる人

 D.新たな課題について、積極的に取り組む意欲のある人

●学んできてほしいこと

  • 広くライフサイエンス全般に関心を持ちその基礎を学んでおくこと

  • ライフサイエンスの基礎となる生物学、化学、物理学、数学を学んでおくこと

  • 獣医学、獣医保健看護学を学ぶために必要な基礎的英語力を身につけておくこと

  • 解決しようとする問題点を自らの考え方で整理し、筋道を立てて説明できる習慣を身につけておくこ

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獣医学部 獣医学科

教育研究上の目的 獣医学科は、ライフサイエンス分野、公共獣医事分野及び医獣連携獣医分野における教育研究を通して、

動物とヒトの健康と福祉に貢献できる人材の養成を目的とする。

教育目標• ライフサイエンス研究に必要な基礎的な知識と技能を有し、実験動物の研究成果をヒトの治療につなぐ

トランスレーショナル・リサーチ分野で活躍できる人材を養成する。

• 国内外の感染症防御や食の安全性を担うため、国際的な視野を有し、家畜越境感染症や人獣共通感染症

の対策、及び危機管理対応に貢献できる人材を養成する。

• ヒトと動物の疾病構造が類似していることに着目し、獣医師として動物の臨床的な知見に加え、ヒト疾

患の特性を理解し、ヒトと動物の共通性を認識した上で、ヒト疾患に対する医療行為、臨床研究等に関

する広い視野を有し、科学的臨床評価に基づき、動物とヒトの相互に応用できる予防・診断・治療法の

確立等、動物とヒトの創薬や医療機器等の開発に貢献できる医獣連携獣医師を養成する。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A .科学的根拠に基づき動物に関する高度な専門知識と技能を獲得し、専門分野で活躍・貢献できる能力

を身につけている。

B .獣医学の知識と技能を基盤として、ライフサイエンス分野、公共獣医事分野、あるいは医獣連携獣医

分野への応用力を身につけている。

C .獣医事に関する国際的な視野を有し、日本語及び外国語を用いてコミュニケーションをとることがで

きる。

D .獣医療に携わる者としての生命倫理、科学倫理、動物福祉に基づいた行動規範を身につけている。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 教育カリキュラムは、学部共通導入科目、基礎科目、専門科目(基礎獣医系科目、応用生物系科目、公

衆衛生系科目、畜水産系科目、臨床系科目)、アドバンスト科目(ライフサイエンス科目、国際獣医事科目、

臨床獣医科目)、総合科目、外国語教育科目、教養教育科目から構成されている。これらの科目と卒業認定・

学位授与の方針(ディプロマポリシー)に示した各項目との関係は以下のとおりである。

 A .大学における学びへの適応を図り、獣医学への興味を持たせ、初年次よりライフサイエンス分野、

公共獣医事分野、医獣連携獣医分野の特性を理解させるために学部共通導入科目、基礎科目を配置す

る。教育にあたっては講義、演習、及び実習を適切に組み合わせ、自発的学習を促すべく工夫を行う。

 B .獣医師として必要な知識と技術を修得する基本的な授業科目として獣医学教育モデル・コア・カリ

キュラムを体系的に配置する。教育にあたっては講義、演習と実習の連携を密にし、実用的な知識と

技術を身につけることができるよう配慮する。

 C .獣医学教育モデル・コア・カリキュラムを基盤として、新たな課題に対応する能力を養うため、ア

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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ドバンスト科目に獣医キャリアスキルアップ研修、及びライフサイエンス分野(ライフサイエンス科

目)、公共獣医事分野(国際獣医事科目)、医獣連携獣医分野(臨床獣医科目)を配置する。教育にあ

たっては、英語を用いた授業を導入する。また、アクティブ・ラーニング等の方法を適切に取り入れ、

課題解決能力を身につけさせる。

 D .学生自らが課題を探求し、解決する姿勢や、その過程と結果を論理的に説明する能力等、獣医師と

しての資質を涵養するため、卒業論文を総合科目として配置する。

 E .社会人としての基盤を築き、総合的な判断力を身につけることのできる教養教育科目を配置する。

教育にあたっては、講義、演習、及び実習を適切に組み合わせ、自発的学習を促すべく工夫を行う。

 F .国際的な視野を涵養し、基礎的なコミュニケーションに必要な英語を中心とした外国語を継続的に

学修するため外国語教育科目を配置する。教育にあたっては、学生の能力に配慮した効果的な指導を

行う。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 獣医学科は、ライフサイエンス分野、公共獣医事分野及び医獣連携獣医分野における教育研究を通して、

動物とヒトの健康と福祉に貢献できる人材の養成を目的とするため、以下の資質を持つ人を国内外から幅

広く求める。

●求める人物像

 A .生命、獣医療、動物に関する興味や探究心を持ち、これらの知識、技能をいかし社会に貢献したい

と考える人

 B .科学的な知識と社会的な倫理を総合的に判断し、思考しようとする人

 C .物事を多面的に考察、理解し、要点をまとめることができる人

 D .新たな課題について、積極的に取り組む意欲のある人

●学んできてほしいこと

  • 広くライフサイエンス全般に関心を持ちその基礎を学んでおくこと

  • ライフサイエンスの基礎となる生物学、化学、物理学、数学を学んでおくこと

  • 獣医学、獣医保健看護学を学ぶために必要な基礎的英語力を身につけておくこと

  • 解決しようとする問題点を自らの考え方で整理し、筋道を立てて説明できる習慣を身につけておくこ

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獣医学科

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D

学部共通

導入科目

動物関連キャリア概論 1 必修 1・春1 ○生命倫理学 1 必修 1・春2 ◎人間・動物関係学 2 選択 1・秋1 △ △獣医事法規 1 必修 3・春2 ◎

生命科学 1 必修 1・春1 ◎獣医分子生物学 1 必修 1・春1 ◎生命科学実習 1 必修 1・春1 ◎化学 1 必修 1・春1 ○生物物理学 1 必修 1・秋1 ○放射線生物学 1 必修 3・春2 ◎情報リテラシー 2 必修 2・春1 ◎生物統計 1 選択 2・秋1 ○動物福祉論 1 必修 1・春1 ○ ◎科学倫理学 1 必修 4・春1 ○ ◎

基礎獣医系科目

獣医生化学 2 必修 1・春2 ◎獣医生化学実習 1 必修 1・春2 ◎獣医生理学 2 必修 1・秋1 ◎獣医生理学実習 1 必修 1・秋2 ◎獣医形態機能学Ⅰ 1 必修 1・春2 ◎獣医形態機能学Ⅱ 2 必修 1・秋1 ◎獣医解剖学実習 2 必修 2・秋2 ◎獣医組織学実習 1 必修 1・秋1 ◎獣医薬理学総論 1 必修 2・春1 ◎獣医薬理学各論 2 必修 2・春2 ◎獣医薬理学実習 1 必修 2・春2 ◎

獣医微生物学 2 必修 2・春1 ◎獣医微生物学実習 2 必修 2・春1 ◎獣医毒性学 2 必修 2・秋2 ◎獣医毒性学実習 1 必修 2・秋2 ◎動物実験学 2 必修 2・春2 ◎ ○獣医実験動物学実習 1 必修 2・春2 ◎ ○獣医病理学総論 1 必修 2・春1 ◎獣医病理学各論 2 必修 3・秋1 ◎獣医病理解剖学実習 1 必修 3・春2 ◎獣医病理学実習 1 必修 3・秋1 ◎獣医免疫学 2 必修 2・秋1 ◎獣医免疫学実習 1 必修 2・秋1 ◎臨床検査学入門 1 必修 3・春1 ◎動物行動学 2 必修 3・春1 ◎ ○野生動物学 2 必修 3・春2 ◎動物感染症学 2 必修 3・春2 ◎魚病学 2 必修 3・春2 ◎魚病学実習 1 必修 3・春2 ◎ ○

公衆衛生系科目

医動物学 2 必修 2・春2 ◎医動物学実習 1 必修 2・秋1 ◎人獣共通感染症学 2 必修 2・秋1 ◎獣医公衆衛生学総論 2 必修 2・秋2 ◎獣医公衆衛生学実習 1 必修 2・秋2 ◎食品衛生学 2 必修 3・春1 ◎食品衛生学実習 1 必修 3・春1 ◎環境衛生学 2 必修 3・春1 ◎獣医疫学 2 必修 3・春1 ◎

畜水産系科目

生産農学概論 1 選択 1・秋1 ○ ○水産増養殖学 2 選択 1・秋2 ○ ○遺伝育種学 2 必修 2・秋1 ◎家禽疾病学 1 必修 2・秋2 ◎動物衛生学 1 必修 3・春2 ◎動物衛生学実習 1 必修 3・春2 ◎飼料作物学 2 選択 4・春1 ○ ○

臨床系科目

栄養学 2 選択 1・秋2 ○獣医臨床薬理学 1 必修 4・春2 ◎獣医臨床栄養学 1 必修 4・春2 ◎獣医内科学総論 1 必修 3・秋1 ◎獣医臨床病理学 1 必修 4・秋2 ◎

― 121 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D

臨   

床   

系   

科   

獣医呼吸・循環器病学 2 必修 3・秋2 ◎獣医消化器病学 2 必修 4・春1 ◎獣医泌尿生殖器病学 2 必修 4・春2 ◎獣医内分泌代謝学 2 必修 4・秋1 ◎獣医神経病学 1 必修 4・春2 ◎獣医血液・免疫病学 1 必修 4・春1 ◎獣医皮膚病学 1 必修 4・秋2 ◎獣医眼科学 1 必修 4・秋2 ◎動物行動治療学 1 必修 4・秋1 ◎小動物内科学実習 1 必修 3・秋1 ◎獣医外科学総論 1 必修 3・秋1 ◎獣医手術学総論 1 必修 3・秋1 ◎獣医麻酔科学 1 必修 3・秋1 ◎獣医軟部組織外科学 2 必修 3・秋2 ◎獣医運動器病学 2 必修 4・春2 ◎獣医臨床腫瘍学 1 必修 4・秋2 ◎獣医画像診断学 2 必修 3・秋1 ◎小動物外科学実習 1.5 必修 3・秋2 ◎獣医画像診断学実習 1 必修 3・秋2 ◎産業動物臨床学 2 必修 4・春1 ◎馬臨床学 1 必修 4・秋2 ◎獣医臨床繁殖学 2 必修 4・秋1 ◎産業動物臨床実習 2 必修 4・春2 ◎獣医臨床繁殖学実習 1 必修 4・秋1 ◎総合獣医学演習Ⅰ 1 必修 4・秋2 ◎ ○総合獣医学演習Ⅱ 1 必修 6・秋1 ◎ △獣医療面接実習 0.5 必修 4・春2 ○ ○ ○総合参加型臨床実習 6 必修 5・春1 ○ ◎ ○ ○

ア  

ド  

バ  

ン  

ス  

ト  

科  

ライフサイエンス科目

分子細胞腫瘍学 1 選択必修 5・秋1 ◎ ○発生工学 1 選択必修 5・秋1 ◎ ○獣医病態モデル学 1 選択必修 5・秋1 ◎ ○創薬科学 1 選択必修 5・秋2 ◎ ○トランスレーショナル・リサーチ 1 選択必修 5・秋1 ◎ ○比較動物機能科学 1 選択必修 5・秋2 ◎ ○修復・再生医療科学 1 選択必修 6・春1 ◎ ○国際ライフサイエンス産業政策論 2 選択必修 6・春2 ◎ ○ ○ライフサイエンス特別実習 1 選択必修 5・秋1 ◎ ○ ○

国際獣医事科目

国際獣医事概論 1 選択必修 5・秋1 ◎ ○ ○国際動物関連法規 1 選択必修 5・秋1 ◎ ○ ○レギュラトリー科学 1 選択必修 5・秋1 ◎ ○ ○国際動物疾病学 1 選択必修 5・秋2 ◎ ○ ○国際野生動物管理学 1 選択必修 6・春2 ◎ ○ ○産業動物疾病予防管理学 1 選択必修 5・秋1 ◎ ○産業動物疾病診断病理学 1 選択必修 5・秋2 ◎ ○セキュリティー学 1 選択必修 5・秋2 ◎ ○グローバル食品管理科学 1 選択必修 5・秋2 ◎ ○医薬品・食品安全性評価演習 1 選択必修 6・春1 ◎ ○ ○国際獣医法医学 1 選択必修 6・春1 ◎ ○ ○動物危機管理学 2 選択必修 6・春2 ◎ ○国際生物資源学 1 選択必修 6・春2 ◎ ○人獣共通感染症学実習 1 選択必修 5・春2 ◎ ○公共獣医事情報解析実習 1 選択必修 5・秋1 ◎ ○

臨床獣医科目

分子疫学 1 選択必修 5・秋1 ◎ ○獣医臨床疫学演習 1 選択必修 6・春2 ◎ ○エキゾチックアニマル学 1 選択必修 5・秋1 ◎抗菌薬バイオロジー 1 選択必修 5・秋1 ◎ ○国際展示動物疾病学 1 選択必修 5・秋2 ○ ○トランスレーショナル・ベテリナリーメディシン 1 選択必修 5・秋2 ○ ○免疫関連疾病学 1 選択必修 5・秋2 ○ ○獣医高度臨床学 1 選択必修 6・春1 ○チーム獣医療学 1 選択必修 6・春1 ○総合臨床検査特別実習 1 選択必修 5・秋1 ○獣医キャリアスキルアップ研修 2 必修 5・春2 ◎ ○ ○

総合科目卒業論文Ⅰ 2 必修 5・秋学期 ◎ ◎ ◎卒業論文Ⅱ 2 必修 6・春学期 ◎ ◎ ◎卒業論文Ⅲ 2 必修 6・秋学期 ◎ ◎ ◎

― 122 ―

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獣医

学部

 獣

医学

科(1年

次~

4年

次)

5年

次春

1学

期(次

ページへ

続く)

(注

)科

目履

修マーク: ◎

=必

修科

カリキュラム

・ツリー

達成

目標

授業

科目

名1年

次2年

次3年

次4年

次春

学期

秋1

秋学

期春

1春

2秋

1秋

2春

1秋

学期

春学

期秋

学期

春学

期秋

学期

春学

期春

2秋

1秋

2春

1春

2秋

2春

1春

2秋

1秋

2

A 科

学的

根拠

に基

づき動

物に関

する

高度

な専

門知

識と

技能

を獲

得し、専

門分

野で活

躍・貢

献できる能

力を身

につけている。

B 獣

医学

の知

識と

技能

を基

盤として、

ライフサ

イエンス分

野、あるいは

公共

獣医

事分

野、ある

いは

医獣

連携

獣医

分野

への

応用

力を

身につけている。

C 獣

医事

に関

する

国際

的な視

野を有

し、日

本語

及び外

国語

を用

いてコミュ

ニケーションをとる

ことが

できる。

D 獣

医療

に携

わる

者としての

生命

倫理

、科

学倫

理、動

物福

祉に基づいた行

動規

範を身

につけ

ている。

化学

動物

関連

キャリア

概論

生命

科学

獣医

分子

生物

学◎

生命

科学

実習

生命

倫理

学◎

獣医

生化

学◎

獣医

生化

実習

獣医

形態

機能

学Ⅰ

人間

・動

関係

獣医

形態

機能

学Ⅱ

生産

農学

概論

生物

物理

学◎

獣医

組織

実習

水産

増養

殖学

情報リテラシー

獣医薬理学

総論◎

獣医病理学

総論◎

獣医病理学

実習◎

獣医微生物学

獣医微生物学

実習◎

獣医薬理学各

論◎

獣医薬理学

実習◎

医動物学◎

医動物学実習

生物統計

人獣共通

感染症学◎

遺伝育種学◎

獣医毒性学◎

獣医毒性学実

習◎

獣医公衆衛生

学総論◎

獣医公衆衛生

学実習◎

家禽疾病学◎

動物行動学◎

獣医疫学◎

環境衛生学◎

食品衛生学

実習◎

食品衛生学◎

野生動物学◎

魚病学◎

魚病学実習◎

獣医事法規◎

動物感染症学

動物衛生学◎

動物衛生学

実習◎

獣医内科学

総論◎

獣医外科学

総論◎

獣医手術学

総論◎

獣医麻酔科学

小動物内科学

実習◎

獣医呼吸・循

器病学◎

獣医軟部組織

外科学◎

小動物外科学

実習◎

獣医消化器

病学◎

獣医血液・免

病学◎

飼料作物学

獣医泌尿生殖

器病学◎

獣医運動器

病学◎

放射線生物学

動物行動

治療学◎

獣医臨床

繁殖学◎

獣医臨床繁殖

学実習◎

獣医臨床

腫瘍学◎

獣医臨床

病理学◎

獣医皮膚病学

産業動物

臨床学◎

産業動物

臨床実習◎

獣医解剖学

実習◎

獣医

生理

学◎

獣医

生理

実習

獣医画像

診断学◎

獣医神経病学

獣医眼科学◎

獣医免疫学◎

獣医免疫学

実習◎

動物実験学◎

獣医実験動物

学実習◎

獣医内分泌

代謝学◎

獣医画像診断

学実習◎

栄養

科学倫理学◎

獣医臨床薬理

学◎

獣医臨床

栄養学◎

動物福

祉論

馬臨床学◎

獣医病理学

各論◎

獣医療面接実

習◎

獣医病理解剖

学実習◎

臨床検査学

入門◎

総合参加型臨床

実習◎

総合獣医学

演習Ⅰ◎

― 123 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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獣医

学部

 獣

医学

科(5年次~6年次)

(注)科目履修マーク: ◎=必修科目

秋学期

春学期

秋学期

カリキュラム・ツリー

達成

目標

授業科目名

6年次

5年次

春学期

春1

秋2

春2

秋1

D 獣

医療

に携

わる

者としての生命倫

理、科

学倫理

、動

物福祉に基づいた行

動規

範を身

につけ

ている。

春2

秋1

秋2

春1

A 科

学的

根拠

に基

づき動物に関する高

度な専

門知

識と技

能を獲

得し、専

門分

野で活

躍・貢

献でき

る能

力を身

につけて

いる。

B 獣

医学

の知

識と

技能

を基

盤として、

ライフサ

イエンス分

野、あるいは

公共

獣医事分野、あるいは

医獣

連携

獣医

分野

への

応用

力を身

につけている。

C 獣

医事

に関

する

国際

的な視野

を有

し、日

本語

及び外

国語

を用

いてコミュニ

ケーションをとること

ができる。

獣医

キャリアスキル

アップ研

修◎

国際獣医事

概論

国際動物関連

法規

レギュラトリー

科学

分子細胞

腫瘍学

発生工学

獣医病態

モデル学

産業動物疾病

予防管理学

エキゾチック

アニマル

分子疫学

国際動物

疾病学

グローバル食品管

理科学

セキュリティー

免疫関連

疾病学

国際展示動物

疾病学

産業動物疾病

診断病理学

創薬科学

トランスレーショナ

ル・

リサーチ

比較動物機能

科学

トランスレーショナ

ル・ベ

テリナリーメディシン

医薬品・食品安

全性評価演習

修復・再生

医療科学

チーム獣医療

獣医高度臨床

動物危機

管理学

国際野生動物

管理学

国際

ライフサイエン

ス産業政策論

国際生物

資源学

総合獣医学

演習Ⅱ◎

卒業論文Ⅰ◎

卒業論文Ⅱ◎

卒業論文Ⅲ◎

獣医臨床疫学

演習

抗菌薬バイオロ

ジー

国際獣医

法医学

ライフサ

イエンス

特別

実習

公共獣医事情

報解析実習

総合臨床検査

特別実習

総合

参加

型臨

実習

人獣共通感染

症学実習

― 124 ―

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獣医学部 獣医保健看護学科

教育研究上の目的 獣医保健看護学科は、動物の健康維持に必要な基礎的な獣医学知識、獣医看護学の専門知識と技能を持

ち、獣医師とともに動物とヒトの健康と福祉、QOLの向上に貢献する人材の養成を目的とする。

教育目標• ライフサイエンス研究において、重要な役割を担う実験動物の取り扱いや管理等の知識と技能を有し、

動物の病態を理解し、ライフサイエンス研究の基盤を支える人材として、実験動物管理者等として実践

的な能力を発揮する獣医関連専門家(VPP:Veterinary Para-Professional)を養成する。

• 公共獣医事分野において、産業動物看護、感染症対策に関する知識と技能を有し、産業動物の管理を担

うことで、食の安全・安心と感染症防御の基盤を支えるVPPを養成する。

• 獣医療看護分野において、獣医看護学に関する専門的な知識と技能を備え、高度化する臨床獣医療にお

いて獣医師と連携・補完しあうチーム獣医療を実践し、動物とヒトの健康と福祉、QOLの向上に貢献す

るVPPを養成する。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)A .科学的根拠に基づき動物に関する基礎知識と技能を修得し、専門分野で活躍・貢献できる能力を身に

つけている。

B .基礎的な獣医学知識と獣医看護学に関する専門知識を基盤として、ライフサイエンス分野、公共獣医

事分野、あるいは獣医療看護分野へ応用できる能力を身につけている。

C .獣医療看護分野に必要なコミュニケーションをとることができる。

D .獣医療に携わる者としての生命倫理、科学倫理、動物福祉に基づいた行動規範を身につけている。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 教育カリキュラムは、学部共通導入科目、基礎科目、専門科目(獣医看護基礎科目、獣医看護専門科

目)、アドバンスト科目(実験動物科目、公衆衛生科目、高度獣医療看護科目)、総合科目、外国語教育科

目、教養教育科目から構成されている。これらの科目と卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)

に示した各項目との関係は以下のとおりである。

 A .大学における学びへの適応を図り、獣医看護学への興味を持たせ初年次よりライフサイエンス分野、

公共獣医事分野、獣医療看護分野の特性を理解させるために学部共通導入科目、基礎科目を配置する。

教育にあたっては講義、演習、及び実習を適切に組み合わせ、自発的学習を促すべく工夫を行う。

 B .獣医関連専門家(VPP)として必要な知識と技術を修得する獣医看護学等を基本授業科目として体

系的に配置する。教育にあたっては講義、演習、実習の連携を密にし、実用的な技術を身につけるこ

とができるよう配慮する。

 C .獣医看護学を基盤として、新たな課題に対応する能力を養うため、獣医看護アドバンスト科目に、

獣医看護実務実習、及びライフサイエンス分野(実験動物科目)、公共獣医事分野(公衆衛生科目)、

― 125 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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獣医療看護分野(高度獣医療看護科目)を配置する。教育にあたっては講義、演習、及び実習を適切

に取り入れ、知識と理解の定着を図る。

 D .学生自らが課題を探求し、解決する姿勢や、その過程と結果を論理的に説明する能力等、VPPとし

ての資質を涵養するため、総合科目を配置する。

 E .社会人としての基盤を築き、総合的な判断力を身につけることのできる教養教育科目を配置する。

教育にあたっては、講義、演習、及び実習を適切に組み合わせ、自発的学習を促すべく工夫を行う。

 F .国際的な視野を涵養し、基礎的なコミュニケーションに必要な英語を中心とした外国語を継続的に

学修するため外国語教育科目を配置する。教育にあたっては、学生の能力に配慮した効果的な指導を

行う。

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー) 獣医保健看護学科は、動物の健康維持に必要な基礎的な獣医学知識、獣医看護学の専門知識と技能を持

ち、獣医師とともに動物とヒトの健康と福祉、QOLの向上に貢献する人材の養成を目的とするため、以下

の資質を持つ人を国内外から幅広く求める。

●求める人物像

 A .動物やその環境について知的な好奇心、探究心を持つ人

 B .広く動物の福祉と健康に貢献しようとする人

 C .物事を多面的に考察、理解し、要点をまとめることができる人

 D .与えられた課題について、自律的、継続的に取り組むことができる人

●学んできてほしいこと

  • 広くライフサイエンス全般に関心を持ちその基礎を学んでおくこと

  • ライフサイエンスの基礎となる生物学、化学、物理学、数学を学んでおくこと

  • 獣医学、獣医保健看護学を学ぶために必要な基礎的英語力を身につけておくこと

  • 解決しようとする問題点を自らの考え方で整理し、筋道を立てて説明できる習慣を身につけておくこ

― 126 ―

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獣医保健看護学科

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D

学部共通

導入科目

動物関連キャリア概論 1 必修 1・春1 ◎生命倫理学 1 必修 1・春1 ◎人間・動物関係学 2 選択 1・春2 ◎獣医事法規 1 必修 1・春2 ◎

基礎科目

生命科学 1 必修 1・春1 ◎動物分子生物学 1 必修 1・春1 ○生命科学実習 1 選択 1・春1 ◎化学 1 選択 1・春1 ○生物物理学 1 選択 1・秋1 ○情報リテラシー 2 必修 1・秋1 ◎生物統計 1 選択 2・秋2 ○ ○

動物福祉論 1 必修 1・春2 ◎愛玩動物飼育管理論 2 選択必修 1・春2 ◎ ◎ ○生命関連法規 1 必修 1・秋1 ◎動物生化学 2 選択必修 1・春2 ○動物生理学 2 必修 1・秋2 ◎動物形態機能学Ⅰ 1 必修 1・秋1 ◎動物形態機能学Ⅱ 2 必修 1・秋1 ◎動物形態機能学実習 1 選択必修 1・秋1 ◎動物薬理学総論 1 選択必修 2・春1 ◎動物薬理学各論 2 選択必修 2・春2 ◎ ◎動物薬理学実習 1 選択必修 2・春1 ◎ ◎動物病理学 2 選択必修 2・春2 ◎ ◎動物免疫学 2 選択必修 2・春2 ◎ ◎動物微生物学 2 選択必修 2・春1 ◎ ◎動物毒性学 2 選択必修 2・秋2 ○動物毒性学実習 1 選択必修 2・秋2 ○動物実験学 2 選択必修 2・秋1 ◎実験動物学 1 選択必修 2・秋1 ◎実験動物学実習Ⅰ 1 選択必修 2・秋1 ◎医動物学 2 選択必修 2・春2 ◎ ◎動物微生物学実習 1 選択必修 2・秋1 ◎ ◎人獣共通感染症学 2 選択必修 2・春2 ◎動物公衆衛生学 2 選択必修 2・秋1 ◎獣医疫学 2 選択必修 2・春2 ○生産農学概論 1 選択必修 1・春2 ◎栄養学 2 必修 1・秋2 ◎ ◎遺伝育種学 2 選択必修 2・秋1 ○食品衛生学 2 選択必修 3・春1 ◎

動物看護学概論 2 必修 1・秋2 ◎ ◎ ◎動物看護技術学 2 必修 2・春1 ◎ ◎動物看護技術学実習Ⅰ 1 必修 2・春2 ◎ ◎動物看護技術学実習Ⅱ 1 必修 2・秋1 ◎ ◎動物看護技術学実習Ⅲ 1 必修 3・秋1 ◎ ◎動物臨床検査学Ⅰ 2 必修 3・春1 ◎ ○動物臨床検査学Ⅱ 2 必修 3・春2 ◎ ○動物臨床検査学実習Ⅰ 1 必修 3・春2 ◎ ○動物臨床検査学実習Ⅱ 1 必修 3・春2 ◎ ○外科動物看護技術学 2 必修 3・秋1 ◎ ◎外科動物看護技術学実習 1 必修 3・秋2 ◎ ◎臨床動物栄養学 2 選択 2・秋2 ◎ ○臨床動物看護学総論 2 必修 3・春1 ◎ ◎臨床動物看護学各論Ⅰ 2 必修 3・春2 ◎ ◎臨床動物看護学各論Ⅱ 2 必修 3・秋1 ◎ ◎臨床動物看護学各論Ⅲ 2 必修 3・秋2 ◎ ◎臨床動物看護学演習 1 選択 3・秋1 ◎ ◎ ○臨床動物看護技術学実習 1 選択 3・春2 ◎ ◎病院動物看護実習 2 選択 3・秋2 ◎ ◎野生動物学 2 選択 2・春1 ◎ ○ ○動物行動学 2 選択 3・春1 ◎ ○ ○産業動物看護学 2 選択 2・秋2 ◎ ○ ○動物園・水族館学 1 選択 3・春2 ◎ ○ ○エキゾチックアニマル学 1 選択 3・秋1 ◎ ◎実験動物処置管理演習 1 選択 3・秋2 ◎ ◎ ○

― 127 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

Page 131: 教育の目標と方針 - 岡山理科大学 · 2018. 11. 8. · この教育の目標と方針は、教育等の活動の情報として大学のホームページなどで学内外に広く公表されて

系列 授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D

獣医看護アドバンスト科目

実験動物科目

トランスレーショナル・リサーチ 1 選択必修 4・秋1 ○ ○獣医病態モデル学 1 選択必修 4・秋1 ○ ○遺伝子工学 1 選択必修 4・春2 ○ ○実験動物飼養管理学 1 選択必修 3・春1 ◎ ◎ ○実験動物看護実習 1 選択必修 4・春2 ◎ ◎ ○実験動物学実習Ⅱ 1 選択必修 4・春2 ◎ ◎生殖工学 1 選択必修 4・秋1 ◎ ◎生殖工学実習 1 選択必修 4・秋1 ◎ ◎

公衆衛生科目

バイオセーフティ学 1 選択必修 2・春1 ○ ○動物危機管理学 2 選択必修 4・春1 ○ ○生物多様性保全論 1 選択必修 4・春2 ○ ○レギュラトリー科学 1 選択必修 4・秋1 ○ ○産業動物疾病予防管理学 1 選択必修 4・秋1 ◎ ◎産業動物看護学実習 1 選択必修 2・秋2 ◎ ◎医薬品・食品安全性評価演習 1 選択必修 4・春1 ○ ○人工授精学 1 選択必修 4・春1 ◎ ◎人工授精学実習 1 選択必修 4・春1 ◎ ◎家畜疾病学 1 選択必修 4・春2 ○ ○家畜繁殖学 2 選択必修 3・秋1 ○ ○

高度獣医療看護科目

チーム獣医療学 1 選択必修 4・春1 ◎ ◎ ○動物歯科衛生学演習 1 選択必修 4・秋2 ○ ○動物の疼痛と福祉 1 選択必修 3・秋2 ◎ ○ ◎動物理学療法学演習 2 選択必修 4・春1 ○ ○高齢動物看護学 1 選択必修 3・春2 ◎ ◎ ○救急・終末医療看護学 1 選択必修 3・秋1 ◎ ◎獣医看護実務実習Ⅰ 1 選択必修 3・春2 ◎ ◎ ◎獣医看護実務実習Ⅱ 1 選択必修 3・春2 ◎ ◎ ◎

総 

合 

科 

プレゼミナールⅠ 1 必修 3・春1 ◎ ◎ ◎プレゼミナールⅡ 1 必修 3・春2 ◎ ◎ ◎プレゼミナールⅢ 1 必修 3・秋1 ◎ ◎ ◎プレゼミナールⅣ 1 必修 3・秋2 ◎ ◎ ◎動物とヒトの健康と福祉特論 1 選択 4・春1 ◎ ◎ ◎産業動物特論 1 選択 4・春2 ◎ ◎ ◎実験動物福祉特論 1 選択 4・秋1 ◎ ◎ ◎VPP特論 1 選択 4・秋2 ◎ ◎ ◎卒業研究Ⅰ 4 必修 4・春学期 ◎ ◎ ◎卒業研究Ⅱ 4 必修 4・秋学期 ◎ ◎ ◎

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獣医学部 獣医

保健

看護

学科

◎必修科目

カリキュラム

・ツリー

達成目標

授業

科目

名1年

次2年

次3年

次4年

次春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期秋

1秋

2

A 科学的根

拠に基

づき動

物に関する基

礎知

識と技能

を修

得し、専門

分野で活躍・

貢献

できる能

力を身につけ

ている。

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

春1

春2

秋1

秋2

春1

B 基礎的な獣

医学

知識

と獣

医看護学に関

する専門知識

を基

盤として、

ライフサイエン

ス分野、あるい

は公共獣医事

分野、あるい

は獣医療看護

分野へ応用で

きる能

力を身

につけている。

C 獣医看護

分野に必要な

コミュニケー

ションをとるこ

とが

できる。

D 獣医療に

携わ

る者

として

の生命倫理、

科学倫理、動

物福祉に基づ

いた行動規範

を身につけて

いる。

秋2

春1

春2

生物物理学

情報リテラシー◎

動物関連キャリア概論

生命倫理学◎

生命関連法規◎

動物生化学

動物生

理学

◎動物形態機能学Ⅰ◎

動物

薬理

学実

動物

実験

実験動物飼養管理学

実験

動物

動物

病理

動物

微生

物学

動物微生物学実習

医動

物学

獣医

疫学

生産農学概論

バイオセーフティ学

プレゼミナール

Ⅳ◎

動物

行動

動物臨床検査学実習

Ⅰ◎

動物臨床検査学実習

Ⅱ◎

実験動物処置

管理演習

人工

授精

人工

授精

学実

動物

園・水

族館

動物理学療法学演習

生物

多様

性保

全論

卒業

研究

Ⅰ◎

栄養

学◎

人間・動物関係学

野生

動物

動物看護技術学実習

Ⅱ◎

動物臨床検査学Ⅱ◎

エキゾチックアニマル

動物とヒトの健康と

福祉特論

産業

動物

特論

実験

動物

福祉

特論

VPP特

卒業

研究

Ⅱ◎

実験

動物

学実

習Ⅰ

獣医病態モデル学

レギュラトリー科

動物

危機

管理

遺伝

子工

実験

動物

看護

実習

実験

動物

学実

習Ⅱ

生殖

工学

生殖

工学

実習

臨床動物看護学各論

Ⅰ◎

獣医看護実務実習Ⅱ

病院

動物

看護

実習

高齢

動物

看護

学救急・終末医療看護学

チーム獣

医療

外科動物看護技術学

実習◎

動物看護技術学実習

Ⅲ◎

外科動物看護技術学

遺伝

育種

学産業動物疾病予防管

理学

動物形態機能学Ⅱ◎

食品

衛生

動物

薬理

学各

動物

毒性

動物

毒性

学実

産業

動物

看護

産業動物看護学実習

家畜

疾病

動物歯科衛生学演習

臨床動物看護学総論

動物臨床検査学Ⅰ◎

動物

の疼

痛と福

動物福祉論◎

生物

統計

動物形態機能学

実習

トランスレーショナ

ル・リサーチ

生命科学◎

動物分子生物学◎

生命科学実習

化学

動物

薬理

学総

動物公衆衛生学

動物

免疫

動物看

護学

概論

◎動

物看

護技

術学

◎動物看護技術学実習

Ⅰ◎

臨床動物看護学各論

Ⅱ◎

臨床動物看護学演習

獣医看護実務実習Ⅰ

臨床

動物

栄養

医薬品・食品安全性評

価演習

プレゼミナール

Ⅱ◎

プレゼミナール

Ⅲ◎

臨床動物看護学各論

Ⅲ◎

プレゼミナール

Ⅰ◎

獣医事法規◎

愛玩動物飼育管理論

臨床動物看護技術学

実習

人獣

共通

感染

症学

家畜

繁殖

― 129 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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教育支援機構 教養教育センター

教育目標 教養教育センターは、社会生活の基礎となる諸学を用意し、学生に幅広い知識の修得や人間性の涵養、

国際理解を深めることを促し、主体的な学びを通して「人間力」が向上することを目標とする。

 具体的には、語学、人文科学、社会科学、健康、スポーツ科学、キャリア教育などの科目を提供する。

これらの科目には、それぞれ次のような目的がある。

 1 .外国語では、英語教育、英語以外の主要な外国語教育、留学生に対する日本語教育を行う。「聞く」

「話す」「読む」「書く」の4技能の向上や言語の多様性の認識、異文化理解を目指す。

 2 .人文科学では、文学、歴史、哲学、心理学などの教育を通じて、幅広い知識を獲得し、人間性の涵

養を目指す。

 3 .社会科学では、政治、経済、法律、国際関係、ボランティア論などの教育を通じて、社会全般のシ

ステムを理解し、さまざまな規範を遵守しつつ、地域社会及び国際社会とつながる力を身につけるこ

とを目指す。

 4 .健康・スポーツ科学では、健康・スポーツに関する講義や実習を通じて、生涯にわたるヘルスプロ

モーション能力の養成を目指す。

 5 .キャリア教育では、文章表現やプレゼンテーション、企業と人間、地域フィールドスタディの教育

やインターンシップなどの就業体験を通じてアカデミックスキルとともに学びの姿勢、人生を切り拓

く力を身につけることを目指す。

 6 .フレッシュマンセミナーでは、講義を受講するにあたって幅広い分野での基本的な知識、心構えを

身につけることを目指す。

単位認定の方針A .異文化理解のもと、外国語を用いて基礎的なコミュニケーションができる。外国語で書かれた論理的

内容の文章が読解できる。

B .文化や歴史など幅広い知識と教養を身につけ、多様な視点から人間性というものの価値を理解できる。

C .社会のシステムを正確に理解した上で、社会との関係、あるいは社会における自らの位置を正しく認

識し、さまざまな規範を遵守しつつ、主体的、協働的に社会に関わることができる。

D .生涯にわたる自己実現の基礎となる、ヘルスプロモーション及びメンタルケアができる。

E .コミュニケーション能力や問題解決能力を養い、文章力を高め、あらゆる社会活動において知識を汎

用し、自己を表現できる。

F .健全な学生生活を送るための能力を養い、大学で学ぶことの意義を理解することができる。

教育課程編成・実施の方針 本センターでは学生の社会人基礎力、学士力向上のために、次の各項目を満たすカリキュラムを提供し

ている。

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外国語教育科目

  • �英語を用いた基礎的なコミュニケーション及び論理的文章の読解ができるように、「聞く」「話す」を

中心にした英語母語話者による科目、「読む」「書く」(習熟度に応じてクラス編成)を中心にした科

目を設け、4技能を効果的にバランスよく向上させ、英語力の定着を図る。

  • �英語以外の外国語科目の場合、その言語の基礎的文法を身につけるとともに、簡単な会話を理解し、

その言語が使用されている国々の社会や文化について理解を深める。

 【教育】 外部英語力診断テストを用いて習熟度に基づくクラス編成を行い、そのテストにより理解度・

習熟度を確認し、学修の進展に活用する。アクティブ・ラーニングの手法を適切に取り入れ、

積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を養成する。講義のみならず、英語資格・検

定試験への挑戦、海外語学研修への参加を通じて自発的・自律的学びを促進する。

 【評価】 知識・理解の客観的な指標に加えて、学修の成果物などを総合的に評価する。

人間・社会科学教育科目、キャリア教育科目

  • �文化や歴史などを学び、生涯学び続けるための思考と技能を身につけている。

  • �社会全般について学び、基本的な時事問題や社会のシステムについて正確に理解するとともに、さま

ざまな規範の遵守に努めることができる。

  • �健康、安全、体力の保持増進と汎用力、非言語的表現能力を身につけている。

  • �問題解決能力を身につけ、生涯にわたる自分の生き方をデザインできる。

  • �キャリア形成に必要な就業意識と、実践的な知識を身につけている。

  • �対話を通してコミュニケーション能力を育み、組織の中で相互理解ができる。

 【教育】 講義科目・演習科目・実習科目に分類し、演習科目と実習科目では少人数教育によるアクティブ・

ラーニングの形態を導入している。また双方向授業や社会実習を通じて、「人や社会とのつなが

り」の視点から知識が定着するよう方向付けを行っている。

 【評価】 それぞれの科目内容に応じて、客観的な指標やルーブリックなどを的確に使用して評価を行う。

知識がどの程度獲得できたか、文章力がどれだけ向上したか、いかに自分を表現できるか、与

えられた課題に対応するのみならず、自ら課題を見つけ出し(課題発見)、どのように判断し、

どのような対処ができるか(問題解決)ということを、総合的に評価する。

― 131 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

Page 135: 教育の目標と方針 - 岡山理科大学 · 2018. 11. 8. · この教育の目標と方針は、教育等の活動の情報として大学のホームページなどで学内外に広く公表されて

理学部・工学部・総合情報学部・生物地球学部共通科目(外国語教育科目)

授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E総合英語ⅠA 0.5 必修 1・春1 ◎

総合英語ⅠB 0.5 必修 1・春2 ◎

総合英語ⅡA 0.5 必修 1・秋1 ◎

総合英語ⅡB 0.5 必修 1・秋2 ◎

総合英語ⅢA 0.5 必修 2・春1 ◎

総合英語ⅢB 0.5 必修 2・春2 ◎

総合英語ⅣA 0.5 必修 2・秋1 ◎

総合英語ⅣB 0.5 必修 2・秋2 ◎

発信英語ⅠA 0.5 必修 1・春1 ◎

発信英語ⅠB 0.5 必修 1・春2 ◎

発信英語ⅡA 0.5 必修 1・秋1 ◎

発信英語ⅡB 0.5 必修 1・秋2 ◎

発信英語ⅢA 0.5 選択 2・春1 ◎

発信英語ⅢB 0.5 選択 2・春2 ◎

発信英語ⅣA 0.5 選択 2・秋1 ◎

発信英語ⅣB 0.5 選択 2・秋2 ◎

専門英語ⅠA 0.5 選択 3・春1 ◎

専門英語ⅠB 0.5 選択 3・春2 ◎

専門英語ⅡA 0.5 選択 3・秋1 ◎

専門英語ⅡB 0.5 選択 3・秋2 ◎

応用英語ⅠA 0.5 選択 3・春1 ◎

応用英語ⅠB 0.5 選択 3・春2 ◎

応用英語ⅡA 0.5 選択 3・秋1 ◎

応用英語ⅡB 0.5 選択 3・秋2 ◎

実用英語(TOEIC対応クラス600) 1 選択 1・春学期 ◎

実用英語(アカデミックライティング) 1 選択 1・春学期 ◎

実用英語(プレゼンテーション) 1 選択 1・春学期 ◎

ドイツ語ⅠA 0.5 選択 1・春1 ◎ △

ドイツ語ⅠB 0.5 選択 1・春2 ◎ △

ドイツ語ⅡA 0.5 選択 1・秋1 ◎ △

ドイツ語ⅡB 0.5 選択 1・秋2 ◎ △

フランス語ⅠA 0.5 選択 1・春1 ◎ △

フランス語ⅠB 0.5 選択 1・春2 ◎ △

フランス語ⅡA 0.5 選択 1・秋1 ◎ △

フランス語ⅡB 0.5 選択 1・秋2 ◎ △

中国語ⅠA 0.5 選択 1・春1 ◎ △

中国語ⅠB 0.5 選択 1・春2 ◎ △

中国語ⅡA 0.5 選択 1・秋1 ◎ △

中国語ⅡB 0.5 選択 1・秋2 ◎ △

ハングルⅠA 0.5 選択 1・春1 ◎ △

ハングルⅠB 0.5 選択 1・春2 ◎ △

ハングルⅡA 0.5 選択 1・秋1 ◎ △

ハングルⅡB 0.5 選択 1・秋2 ◎ △

海外語学研修A 1 選択 認定科目 ◎

海外語学研修B 2 選択 認定科目 ◎

海外語学研修C 2 選択 認定科目 ◎

海外語学研修D 3 選択 認定科目 ◎

日本語 4 選択 1・春学期 ◎

日本語会話 4 選択 1・春学期 ◎

日本語理解 2 選択 1・秋学期 ◎

日本語表現 2 選択 1・秋学期 ◎

基礎日本語 2 選択 1・春秋学期 ◎

― 132 ―

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教育学部共通科目(外国語教育科目)

授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E総合英語Ⅰ 1 必修 1・春学期 ◎総合英語Ⅱ 1 必修 1・秋学期 ◎総合英語Ⅲ 1 必修 2・春学期 ◎総合英語Ⅳ 1 必修 2・秋学期 ◎発信英語Ⅰ 1 必修 1・春学期 ◎発信英語Ⅱ 1 必修 1・秋学期 ◎発信英語Ⅲ 1 選択 2・春学期 ◎発信英語Ⅳ 1 選択 2・秋学期 ◎専門英語Ⅰ 1 選択 3・春学期 ◎専門英語Ⅱ 1 選択 3・秋学期 ◎応用英語Ⅰ 1 選択 3・春学期 ◎応用英語Ⅱ 1 選択 3・秋学期 ◎実用英語(TOEIC対応クラス600) 1 選択 1・秋学期 ◎実用英語(アカデミックライティング) 1 選択 2・春学期 ◎実用英語(プレゼンテーション) 1 選択 2・秋学期 ◎初修外国語(ドイツ語Ⅰ) 1 選択 1・春学期 ◎ △初修外国語(ドイツ語Ⅱ) 1 選択 1・秋学期 ◎ △初修外国語(フランス語Ⅰ) 1 選択 1・春学期 ◎ △初修外国語(フランス語Ⅱ) 1 選択 1・秋学期 ◎ △初修外国語(中国語Ⅰ) 1 選択 1・春学期 ◎ △初修外国語(中国語Ⅱ) 1 選択 1・秋学期 ◎ △初修外国語(ハングルⅠ) 1 選択 1・春学期 ◎ △初修外国語(ハングルⅡ) 1 選択 1・秋学期 ◎ △海外語学研修A 1 選択 認定科目 ◎海外語学研修B 2 選択 認定科目 ◎海外語学研修C 2 選択 認定科目 ◎海外語学研修D 3 選択 認定科目 ◎

経営学部共通科目(外国語教育科目)

授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E総合英語Ⅰ 1 必修 1・春学期 ◎総合英語Ⅱ 1 必修 1・秋学期 ◎総合英語Ⅲ 1 必修 2・春学期 ◎総合英語Ⅳ 1 必修 2・秋学期 ◎発信英語Ⅰ 1 必修 1・春学期 ◎発信英語Ⅱ 1 必修 1・秋学期 ◎発信英語Ⅲ 1 選択 2・春学期 ◎発信英語Ⅳ 1 選択 2・秋学期 ◎専門英語Ⅰ 1 選択 3・春学期 ◎専門英語Ⅱ 1 選択 3・秋学期 ◎応用英語Ⅰ 1 選択 3・春学期 ◎応用英語Ⅱ 1 選択 3・秋学期 ◎実用英語(TOEIC対応クラス600) 1 選択 1・春学期 ◎実用英語(アカデミックライティング) 1 選択 1・春学期 ◎実用英語(プレゼンテーション) 1 選択 1・春学期 ◎ドイツ語Ⅰ 1 選択 1・春学期 ◎ △ドイツ語Ⅱ 1 選択 1・秋学期 ◎ △フランス語Ⅰ 1 選択 1・春学期 ◎ △フランス語Ⅱ 1 選択 1・秋学期 ◎ △中国語Ⅰ 1 選択 1・春学期 ◎ △中国語Ⅱ 1 選択 1・秋学期 ◎ △ハングルⅠ 1 選択 1・春学期 ◎ △ハングルⅡ 1 選択 1・秋学期 ◎ △海外語学研修A 1 選択 認定科目 ◎海外語学研修B 2 選択 認定科目 ◎海外語学研修C 2 選択 認定科目 ◎海外語学研修D 3 選択 認定科目 ◎日本語 4 選択 1・春学期 ◎日本語会話 4 選択 1・春学期 ◎日本語理解 2 選択 1・秋学期 ◎日本語表現 2 選択 1・秋学期 ◎基礎日本語 2 選択 1・春秋学期 ◎

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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獣医学部共通科目(外国語教育科目)

授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E総合英語ⅠA 0.5 必修 1・春1 ◎総合英語ⅠB 0.5 必修 1・春2 ◎総合英語ⅡA 0.5 必修 1・秋1 ◎総合英語ⅡB 0.5 必修 1・秋2 ◎総合英語ⅢA 0.5 必修 2・春1 ◎総合英語ⅢB 0.5 必修 2・春2 ◎総合英語ⅣA 0.5 必修 2・秋1 ◎総合英語ⅣB 0.5 必修 2・秋2 ◎発信英語ⅠA 0.5 必修 1・春1 ◎発信英語ⅠB 0.5 必修 1・春2 ◎発信英語ⅡA 0.5 必修 1・秋1 ◎発信英語ⅡB 0.5 必修 1・秋2 ◎発信英語ⅢA 0.5 選択 2・春1 ◎発信英語ⅢB 0.5 選択 2・春2 ◎発信英語ⅣA 0.5 選択 2・秋1 ◎発信英語ⅣB 0.5 選択 2・秋2 ◎専門英語ⅠA 0.5 選択 3・春1 ◎専門英語ⅠB 0.5 選択 3・春2 ◎専門英語ⅡA 0.5 選択 3・秋1 ◎専門英語ⅡB 0.5 選択 3・秋2 ◎応用英語ⅠA 0.5 選択 3・春1 ◎応用英語ⅠB 0.5 選択 3・春2 ◎応用英語ⅡA 0.5 選択 3・秋1 ◎応用英語ⅡB 0.5 選択 3・秋2 ◎実用英語(アカデミックライティング) 1 選択 1・春学期 ◎実用英語(プレゼンテーション) 1 選択 1・春学期 ◎中国語ⅠA 0.5 選択 1・春1 ◎ △中国語ⅠB 0.5 選択 1・春2 ◎ △中国語ⅡA 0.5 選択 1・秋1 ◎ △中国語ⅡB 0.5 選択 1・秋2 ◎ △ハングルⅠA 0.5 選択 1・春1 ◎ △ハングルⅠB 0.5 選択 1・春2 ◎ △ハングルⅡA 0.5 選択 1・秋1 ◎ △ハングルⅡB 0.5 選択 1・秋2 ◎ △海外語学研修A 1 選択 認定科目 ◎海外語学研修B 2 選択 認定科目 ◎海外語学研修C 2 選択 認定科目 ◎海外語学研修D 3 選択 認定科目 ◎日本語理解 2 選択 1③~④ ◎日本語表現 2 選択 1③~④ ◎TOEICセミナーⅠ 2 選択 認定科目 ◎TOEICセミナーⅡ 2 選択 認定科目 ◎

(注1)「発信英語ⅢA」、「発信英語ⅢB」、「発信英語ⅣA」、「発信英語ⅣB」、「実用英語(アカデミックライティング)」、「実用英語(プレゼンテーション)」、「中国語ⅠA」、「中国語ⅠB」、「中国語ⅡA」、「中国語ⅡB」、「ハングルⅠA」、「ハングルⅠB」、「ハングルⅡA」、「ハングルⅡB」の中から2単位を選択必修科目として修得すること。

(注2)「専門英語ⅠA」「専門英語ⅠB」または「応用英語ⅠA」「応用英語ⅠB」のうちいずれかの組み合わせ、「専門英語ⅡA」「専門英語ⅡB」または「応用英語ⅡA」「応用英語ⅡB」のうちいずれかの組み合わせ、合わせて2単位を選択必修科目として修得すること。

(注3)「海外語学研修A」、「海外語学研修B」、「海外語学研修C」、「海外語学研修D」は海外研修による単位認定科目。(注4)「TOEICセミナーⅠ」、「TOEICセミナーⅡ」は、外部検定試験による単位認定科目。(注5)「日本語理解」、「日本語表現」は外国人留学生対象の科目であり、他の学生は履修できない。

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理学部・工学部・総合情報学部・生物地球学部・経営学部・獣医学部共通科目

授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E F初年次教育科目

フレッシュマンセミナー 1 必修 1・春1 ◎

理学部・工学部・総合情報学部・生物地球学部・経営学部共通科目(人間・社会科学教育科目/キャリア教育科目)

授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E人間・社会科学教育科目

心理学A 1 選択 1・春1秋1 ◎心理学B 1 選択 1・春2秋2 ◎哲学A 1 選択 1・春1秋1 ◎哲学B 1 選択 1・春2秋2 ◎論理学A 1 選択 1・春1秋1 ◎論理学B 1 選択 1・春2秋2 ◎倫理と宗教A 1 選択 1・春1秋1 ◎倫理と宗教B 1 選択 1・春2秋2 ◎文学A 1 選択 1・春1秋1 ◎文学B 1 選択 1・春2秋2 ◎日本史A 1 選択 1・春1秋1 ◎日本史B 1 選択 1・春2秋2 ◎外国史A 1 選択 1・春1秋1 ◎外国史B 1 選択 1・春2秋2 ◎マスメディア論A 1 選択 1・春1秋1 ◎マスメディア論B 1 選択 1・春2秋2 ◎政治学A 1 選択 1・春1秋1 ◎政治学B 1 選択 1・春2秋2 ◎国際関係論A 1 選択 1・春1秋1 ◎国際関係論B 1 選択 1・春2秋2 ◎国際バカロレア概論 2 選択 2・春学期 ◎海外文化研修 2 選択 1・認定科目 ◎経済学A 1 選択 1・春1秋1 ◎経済学B 1 選択 1・春2秋2 ◎経営学 1 選択 1・秋1 ◎マーケティング 1 選択 1・秋2 ◎ 環境と社会A 1 選択 1・春1秋1 ◎環境と社会B 1 選択 1・春2秋2 ◎日本国憲法 2 選択 1・春秋学期 ◎法学A 1 選択 1・春1秋1 ◎法学B 1 選択 1・春2秋2 ◎考古学A 1 選択 1・春1秋1 ◎考古学B 1 選択 1・春2秋2 ◎比較文化論A 1 選択 1・春1秋1 ◎比較文化論B 1 選択 1・春2秋2 ◎社会と人間A 1 選択 1・春1秋1 ◎社会と人間B 1 選択 1・春2秋2 ◎福祉環境論A 1 選択 1・春1秋1 ○ ◎福祉環境論B 1 選択 1・春2秋2 ○ ◎岡山学A 1 選択 1・秋1 △ ○岡山学B 1 選択 1・秋2 △ ○芸術A ※ 1 選択 1・春1秋1 ◎芸術B ※ 1 選択 1・春2秋2 ◎健康の科学 2 選択 1・春秋学期 ◎生涯スポーツ 1 選択 1・春秋学期 ◎スポーツとフィールド科学(エコツーリズムのための野外スポーツ) 2 選択 1・春学期 ◎スポーツとフィールド科学(ヨット) 1 選択 1・春学期 ◎スポーツとフィールド科学(ゴルフ) 1 選択 1・春秋学期 ◎スポーツとフィールド科学(テニス) 1 選択 1・秋学期 ◎スポーツとフィールド科学(ボウリング) 1 選択 1・春秋学期 ◎スポーツとフィールド科学(スキー) 1 選択 1・秋学期 ◎ボランティア論A 1 選択 1・春1秋1 ◎ボランティア論B 1 選択 1・春2秋2 ◎ボランティア活動A 1 選択 1・春秋学期 ○ ◎ボランティア活動B 1 選択 1・春秋学期 ○ ◎日本の文化と歴史ⅠA 1 選択 1・春1秋1 ◎日本の文化と歴史ⅠB 1 選択 1・春2秋2 ◎日本の文化と歴史ⅡA 1 選択 1・春1秋1 ◎日本の文化と歴史ⅡB 1 選択 1・春2秋2 ◎

キャリア教育科目文章表現法基礎編A 1 選択必修 1・春1秋1 ◎

― 135 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E文章表現法基礎編B 1 選択必修 1・春2秋2 ◎プレゼンテーション基礎編A 1 選択必修 1・春1秋1 ◎プレゼンテーション基礎編B 1 選択必修 1・春2秋2 ◎教養演習A 1 選択必修 1・春1秋1 ◎教養演習B 1 選択必修 1・春2秋2 ◎企業と人間A 1 選択必修 1・春1秋1 ○ △企業と人間B 1 選択必修 1・春2秋2 ○ △キャリア形成講座A 1 選択必修 1・春1秋1 ○ △キャリア形成講座B 1 選択必修 1・春2秋2 ○ △学びの基礎論A 1 選択必修 1・春1 ◎ ◎学びの基礎論B 1 選択必修 1・春2 ◎ ◎地域フィールドスタディA 1 選択必修 2・春1 ◎ ◎地域フィールドスタディB 1 選択必修 2・春2 ◎ ◎企業情報特論A 1 選択必修 2・春1 ○ △企業情報特論B 1 選択必修 2・春2 ○ △インターンシップ概論 1 選択必修 2・春12秋12 ○ △インターンシップA 1 選択 2・春12秋12 ○ △インターンシップB 2 選択 2・春12秋12 ○ △インターンシップC 3 選択 2・春12秋12 ○ △社会・産業実習 ※ 3 選択 2・春12秋12 ○ △産業課題研究演習 ※ 2 選択 3・春12秋12 ○ △文章表現法応用編A 1 選択必修 2・春1 ◎文章表現法応用編B 1 選択必修 2・春2 ◎プレゼンテーション応用編A 1 選択必修 2・春1 ◎プレゼンテーション応用編B 1 選択必修 2・春2 ◎教職のための文章表現法 2 選択 3・秋学期 ◎教職のためのプレゼンテーション 2 選択 3・秋学期 ◎技術者の社会人基礎A 1 選択 1・春1 ○技術者の社会人基礎B 1 選択 1・春2 ○経営工学A 1 選択 2・春1 ○経営工学B 1 選択 2・春2 ○技術マネジメントA 1 選択 3・春1 ○技術マネジメントB 1 選択 3・春2 ○

(注1)「日本の文化と歴史ⅠA」、「日本の文化と歴史ⅠB」、「日本の文化と歴史ⅡA」及び「日本の文化と歴史ⅡB」は外国人留学生対象の科目であり、他の学生は履修できない。(注2)キャリア教育科目のうち選択必修科目から4単位を卒業までに修得しなければならない。(注3)「文章表現法基礎編A」、「文章表現法基礎編B」、「プレゼンテーション基礎編A」、「プレゼンテーション基礎編B」、「教養演習A」、「教養演習B」、「企業と人間A」、「企業と人間B」、

「キャリア形成講座A」、「キャリア形成講座B」、「学びの基礎論A」及び「学びの基礎論B」の12科目は、1年間に2科目まで履修できる。(注4)「学びの基礎論A」及び「学びの基礎論B」は1年次のみ受講でき、再履修はできない。(注5)「地域フィールドスタディA」または「地域フィールドスタディB」を履修する者は、「学びの基礎論A」及び「学びの基礎論B」の合わせて2単位を修得していなければならない。(注6)授業科目名に※がついている科目は経営学部の学生は履修できない。

教育学部共通科目(人間・社会科学教育科目/キャリア教育科目)

授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E人間・社会科学教育科目

人間を読みとく(文学) 2 選択 1・春秋学期 ◎人間を読みとく(哲学) 2 選択 1・春秋学期 ◎人間を読みとく(心理学) 2 選択 1・春秋学期 ◎社会を読みとく(マスメディア論) 2 選択 1・春秋学期 ◎社会を読みとく(経済学) 2 選択 1・春秋学期 ◎社会を読みとく(ボランティア論) 2 選択 1・春秋学期 ◎社会を読みとく(福祉環境論) 2 選択 1・春秋学期 ○ ◎文化と芸術(考古学) 2 選択 1・春秋学期 ◎文化と芸術(岡山学) 2 選択 1・秋学期 △ ○国際理解(国際関係論) 2 選択 1・春秋学期 ◎国際理解(海外文化研修) 2 選択 1・認定科目 ◎国際理解(比較文化論) 2 選択 1・秋学期 ◎国際理解(国際バカロレア概論) 2 選択 2・春学期 ◎日本国憲法 2 選択 1・春秋学期 ◎健康の科学 2 選択 1・春秋学期 ◎生涯スポーツ 1 選択 1・春秋学期 ◎スポーツとフィールド科学(エコツーリズムのための野外スポーツ) 2 選択 1・春学期 ◎スポーツとフィールド科学(ヨット) 1 選択 1・春学期 ◎スポーツとフィールド科学(ゴルフ) 1 選択 1・春秋学期 ◎スポーツとフィールド科学(テニス) 1 選択 1・秋学期 ◎スポーツとフィールド科学(ボウリング) 1 選択 1・春秋学期 ◎スポーツとフィールド科学(スキー) 1 選択 1・秋学期 ◎身近な物理学Ⅰ 1 選択 1・秋1 △身近な物理学Ⅱ 1 選択 1・秋2 △身近な化学Ⅰ 1 選択 1・春1 △身近な化学Ⅱ 1 選択 1・春2 △身近な生物学Ⅰ 1 選択 1・秋1 △身近な生物学Ⅱ 1 選択 1・秋2 △

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授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E身近な地学Ⅰ 1 選択 1・春1 △身近な地学Ⅱ 1 選択 1・春2 △

キャリア教育科目伝える力(文章表現法基礎編) 2 選択必修 1・秋学期 ◎伝える力(文章表現法応用編) 2 選択必修 2・秋学期 ◎伝える力(プレゼンテーション基礎編) 2 選択必修 1・秋学期 ◎伝える力(プレゼンテーション応用編) 2 選択必修 2・秋学期 ◎学びの基礎論 2 選択必修 1・春学期 ◎ ◎企業情報特論 2 選択必修 2・春学期 ○ △キャリア形成講座 2 選択必修 1・秋学期 ○ △インターンシップ 2 選択必修 2・通年 ○ △教養演習 2 選択必修 1・秋学期 ◎企業と人間 2 選択必修 1・秋学期 ○ △地域フィールドスタディ 2 選択必修 2・春学期 ◎ ◎

(注1)キャリア教育科目から2単位を卒業までに修得しなければならない。(注2)「伝える力(文章表現法基礎編)」、「伝える力(プレゼンテーション基礎編)」、「学びの基礎論」、「キャリア形成講座」、「教養演習」、「企業と人間」の6科目は、1年間1科目を履修

上限とする。(注3)「地域フィールドスタディ」を履修する場合は、「学びの基礎論」を修得していること。

獣医学部共通科目(人間・社会科学教育科目/キャリア教育科目)

授 業 科 目 名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E人間・社会科学教育科目

心理学A 1 選択 1・春1秋1 ◎心理学B 1 選択 1・春2秋2 ◎文学A 1 選択 1・春1秋1 ◎文学B 1 選択 1・春2秋2 ◎日本史A 1 選択 1・春1秋1 ◎日本史B 1 選択 1・春2秋2 ◎外国史A 1 選択 1・春1秋1 ◎外国史B 1 選択 1・春2秋2 ◎政治学A 1 選択 1・春1秋1 ◎政治学B 1 選択 1・春2秋2 ◎国際関係論A 1 選択 1・春1秋1 ◎国際関係論B 1 選択 1・春2秋2 ◎海外文化研修 2 選択 1・認定科目 ◎経済学A 1 選択 1・春1秋1 ◎経済学B 1 選択 1・春2秋2 ◎日本国憲法 2 選択 1・春学期 ◎法学A 1 選択 1・春1秋1 ◎法学B 1 選択 1・春2秋2 ◎社会と人間A 1 選択 1・春1秋1 ◎社会と人間B 1 選択 1・春2秋2 ◎健康の科学 2 選択 1・秋学期 ◎生涯スポーツ 1 選択 1・春学期 ◎スポーツとフィールド科学(エコツーリズムのための野外スポーツ) 2 選択 1・春学期 ◎スポーツとフィールド科学(スキー) 1 選択 1・秋学期 ◎スポーツとフィールド科学(テニス) 1 選択 1・春1秋1 ◎

キャリア教育科目文章表現法基礎編A 1 選択必修 1・春1秋1 ◎文章表現法基礎編B 1 選択必修 1・春2秋2 ◎プレゼンテーション基礎編A 1 選択必修 1・春1秋1 ◎プレゼンテーション基礎編B 1 選択必修 1・春2秋2 ◎教養演習A 1 選択必修 1・春1秋1 ◎教養演習B 1 選択必修 1・春2秋2 ◎企業と人間A 1 選択必修 1・春1秋1 ○ △企業と人間B 1 選択必修 1・春2秋2 ○ △キャリア形成講座A 1 選択必修 1・春1秋1 ○ △キャリア形成講座B 1 選択必修 1・春2秋2 ○ △学びの基礎論A 1 選択必修 1・春1秋1 ◎ ◎学びの基礎論B 1 選択必修 1・春2秋2 ◎ ◎企業情報特論A 1 選択必修 2・春1 ○ △企業情報特論B 1 選択必修 2・春2 ○ △インターンシップ概論 1 選択必修 2・春秋学期 ○ △インターンシップA 1 選択必修 2・春秋学期 ○ △インターンシップB 2 選択必修 2・春秋学期 ○ △インターンシップC 3 選択必修 2・春秋学期 ○ △文章表現法応用編A 1 選択必修 2・春1秋1 ◎文章表現法応用編B 1 選択必修 2・春2秋2 ◎プレゼンテーション応用編A 1 選択必修 2・春1秋1 ◎プレゼンテーション応用編B 1 選択必修 2・春2秋2 ◎

(注1)「海外文化研修」は海外研修による単位認定科目。(注2)キャリア教育科目のうち4単位以上を卒業までに修得すること。

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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教育支援機構 数学・情報教育センター

教育目標 本センターは、数学部門、情報部門からなる。数学部門では、理工学系の各分野で必要不可欠な科学技

術計算に対処できる計算力、問題を考える論理的思考力、全体を把握する数理的直観力を習得し、それら

を各専門分野での数学的問題解決場面において主体的に活用できる力を養成することを、教育目標とする。

情報部門では、情報関連の基礎的な知識を習得し、それらを各専門分野で必要となる情報リテラシーを身

につけることを、教育目標とする。

 これら目標達成のため、以下を実施する。

  • リメディアル教育として、学習支援センターと協力し、多様な習熟度を持った入学生のためのリメディ

アル講座「数学」を開設する。

  • 工学部では、数学が得意な学生に対して「上級数学」を開講する。

  • いくつかの科目では、習熟度別クラスを同時開講する(3レベル6クラス同時開講)。

  • 情報処理センターと協力し、「情報リテラシー」、「パソコン入門」を開講する。

卒業認定・学位授与の方針と単位認定の方針 数学・情報教育センター開講科目は、全学ディプロマポリシーのうちの主に(A)、(B)に寄与する。

開講科目の単位認定方針は以下のとおりである。

 A .「身近な数学」において、日常生活での出来事や社会の仕組みに関連する事柄に内在する数学的論

理及び数学的思考を理解することができる。

 B .微分積分、線形代数、統計学における基本的な計算、公式の運用ができる。

 C .微分積分、線形代数、統計学における問題演習を通して、論理的に思考することができる。

 D .「上級数学」において、微分積分の問題演習を通して、主体的に問題を解くことができる。

 E .「情報リテラシー」、「パソコン入門」において、コンピュータ及びアプリケーション、インターネッ

ト等を活用することができる。

教育課程編成・実施の方針 理工学系の各分野で必要不可欠な数学的素養として、微分積分、線形代数に関する科目を開講する。ま

た、時代の要請に応えるべく新たに統計学を開講する。工学部対象の「上級数学」では、微分積分から解

析学への水先案内ができる内容を取り扱う。

 これらの科目を講義内の演習、学修の成果物等を総合的に評価することにより、本方針を継続的に評価・

検討する。

受講者受け入れの方針 各種の入試制度による入学生が4年間支障なく勉学できるよう、入学時の「数学学力多様化度調査」に

基づき、リメディアル講座の受講を推奨する。このことにより、初年次からの数学科目への円滑な橋渡し

をする。「数学学力多様化度調査」に基づき、一部の開講科目では、習熟度別に授業を実施する。

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数学・情報教育センター

学科 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与 備考

A B C D E

化学科解析学Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎ ◎ 習熟度別クラス

解析学Ⅱ 2 選択 1・春2 ◎ ◎ 習熟度別クラス

応用物理学科

線形代数学 2 選択 1・秋1 ◎ ◎

微分積分学Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎ ◎ 習熟度別クラス

微分積分学Ⅱ 2 選択 1・春2 ◎ ◎ 習熟度別クラス

コンピュータ入門Ⅱ 2 選択 1・秋学期 ◎

生物化学科数学Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎ ◎

数学Ⅱ 2 選択 1・春2 ◎ ◎

臨床生命科学科

情報リテラシー 2 必修 1・春学期 ◎

パソコン演習 2 必修 1・秋学期 ◎

数学Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎ ◎

数学Ⅱ 2 選択 1・春2 ◎ ◎

動物学科

統計学 2 選択 1・秋1 ◎ ◎ 習熟度別クラス

数学Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎ ◎

数学Ⅱ 2 選択 1・春2 ◎ ◎

バイオ・応用化学科

解析学Ⅰ 2 選択 2・春1 ◎ ◎ 習熟度別クラス

解析学Ⅱ 2 選択 2・春2 ◎ ◎ 習熟度別クラス

統計学 2 選択 1・秋1 ◎ ◎ 習熟度別クラス

上級数学Ⅰ 2 選択 2・秋1 ○ ○ ◎

上級数学Ⅱ 2 選択 2・秋2 ○ ○ ◎

情報工学科

数学Ⅰ 2 必修 1・春1 ◎ ◎

数学Ⅱ 2 必修 1・春2 ◎ ◎

数学Ⅲ 2 必修 1・秋1 ◎ ◎

数学Ⅳ 2 必修 1・秋2 ◎ ◎

知能機械工学科解析学Ⅰ 2 選択 1・春1 ◎ ◎ 習熟度別クラス

解析学Ⅱ 2 選択 1・春2 ◎ ◎ 習熟度別クラス

生命医療工学科情報処理工学Ⅰ 2 必修 1・春2 ◎

応用数学Ⅱ 2 選択 1・秋1 ◎ ◎

建築学科

代数学Ⅰ 2 選択必修 1・秋1 ◎ ◎ 習熟度別クラス

代数学Ⅱ 2 選択必修 1・秋2 ◎ ◎

解析学Ⅰ 2 選択必修 1・春1 ◎ ◎ 習熟度別クラス

解析学Ⅱ 2 選択必修 1・春2 ◎ ◎ 習熟度別クラス

統計学 2 選択 1・秋2 ◎ ◎ 習熟度別クラス

工学プロジェクトコース

数学Ⅰ 2 選択 1・春1,2秋1,2 ◎ ◎ 習熟度別クラス

数学Ⅱ 2 選択 1・春2秋2 ◎ ◎ 習熟度別クラス

数学Ⅲ 2 選択 1・春1,2秋1,2 ◎ ◎ 習熟度別クラス

数学Ⅳ 2 選択 1・秋2,2・春1 ○ ○ ◎ 習熟度別クラス

工学部 全学科及びコース(ただし、バイオ・応用化学科は除く)

上級数学Ⅰ 2 選択 1・秋1 ○ ○ ◎

上級数学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○ ○ ◎

生物地球学科 統計学 2 選択 1・秋2 ◎ ◎ 習熟度別クラス

初等教育学科 情報リテラシー 2 必修 1・春学期 ◎

中等教育学科 情報リテラシー 2 必修 1・春学期 ◎

全学科身近な数学Ⅰ 1 選択 1・秋1 ◎

身近な数学Ⅱ 1 選択 1・秋2 ◎

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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教育支援機構 理科教育センター

教育研究上の目的 理科教育センターは、専門課程における学芸の基礎となる知識、技術を教授するとともに、幅広く深い

教養、総合的な判断力を身につけさせ、豊かな人間性を涵養することを目的とする。

教育目標 理科教育センターでは以下の教育目標を掲げ、本学のすべての学部・学科の学生に対し理科教育に関す

る教育プログラムを提供する。

 本学の入学者受け入れの方針に従って入学した学生が、専門課程において高度に専門的な知識や技能を

修得する上での基盤となる基礎的な知識や技能を身につけること。

 総合的判断力を持つ知的社会人の基盤となる、自身の専門に限らない広い、物理、化学、生命科学、地

球科学の各自然科学の分野についての素養、考え方を身につけること。

卒業認定・学位授与の方針との関わり 理科教育センター開講科目は、全学のディプロマポリシーのうち、主に「(A)それぞれの専門分野で

活躍するために必要な基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用することができる」「(B)幅広い教養

を身につけ、自然や社会のさまざまな問題を見出し、探求心を持ってその解決に主体的・協動的に関わる

ことができる」及び「(D)社会人として必要とされる知識・技能及び倫理観を身につけ、社会に貢献で

きる」に寄与する。

単位認定の方針 理科教育センター開講科目の単位認定方針は以下のとおりである。

 A .物理学・化学・生命科学・地球科学の領域について、専門教育課程の授業にスムーズに接続するた

めに、高等学校の学習内容よりはやや高度ではあるが基本的な事項を理解することができる。

 B .「科学」は、物理学・化学・生命科学・地球科学の領域がそれぞれ単独に存在するのではなく、互

いに関連し、かつ複合的に成り立っていることを理解することができる。そして、自らが専門としな

い分野も含む科学技術全般に関わる情報を正しく理解できる基礎的な知識を持っている。

 C .実験・観察を通して自然現象に接し、その理を積極的に探求する意欲を身につけるとともに、科学

的かつ論理的に自らの考えをまとめ、他人に伝えることができる。

 D .専門課程で必要とされる基本的な実験技術を身につけている。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 理科教育センターにおいては下記の2つのカテゴリーの科目を開講する。

 ⑴  専門課程における高度な専門科目につながる基盤となる知識、技術を身につけるために、物理学の

基礎講義科目及び各分野の基礎実験科目を1年次に配置する。また物理学、化学、生物学、地学の各

分野について、関連して専門の基礎となり得る体系的な一定の専門的な知識と技能を身につけるため

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に、1年次及び2年次春学期に、各基礎論の講義、及び各基礎実験の科目を配置する。教育にあたっ

ては、能動的学修の方法を適切に取り入れ、知識、理解の定着を図るとともに、自らの創意工夫を促

す。これらの科目については、客観的な知識、理解の指標に加えて、学修の成果物などを総合的に評

価することによって、教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 ⑵  専門分野にとらわれることなく、総合的判断力を持つ知的社会人の基盤としての素養を身につけ、

生活と密着した科学とのつながりを理解するために、1年次に科学技術教育科目(身近な科学及び現

代人の科学)を配置する。ここでは科学が物理学・化学・生命科学・地球科学がそれぞれ個別に存在

するのではなく、これらが複合して成り立っていることを学ぶ。教育にあたっては、講義に能動的学

修の方法を適切に取り入れ、知識、理解の定着を図るとともに、自発的な学び、自らの創意工夫を促

す。これらの科目については、客観的な知識、理解の指標に加えて、学修の成果物などを総合的に評

価することによって、教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

入学者受け入れの方針との関わり 大学としては各学科のアドミッションポリシーのもと一定の資質を持った人材を受け入れているが、理

科教育センター開講科目は全学あるいはその科目を専門としない学生をも対象として開講されている。全

学の学生を対象とする科目に関しては、カリキュラムの実施に際して、特定の知識・技能が前提とされな

いように配慮する。また、科目によっては受講前にリメディアル講座の受講を推奨し、一定の知識を身に

つけた上で、講義・実験を受講できるよう配慮する。

― 141 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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理科教育センター

学科 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D

応用数学科

化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ○ ◎化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 ○ ◎生物学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ ◎生物学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 ○ ◎地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ ◎地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○ ◎物理学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○物理学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 ◎ ○

化学科

化学基礎実験 2 必修 1・春2 ○ ◎ ◎生物学基礎実験 2 選択 1・秋2,2・春1,春2,秋1 ○ ◎ △生物学基礎論Ⅰ 2 選択 1・秋1 ○ ◎生物学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○ ◎地学基礎実験 2 選択 1・秋2,2・春1 ○ ◎ △地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ ◎地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○ ◎物理学基礎実験 2 選択 2・春1 ○ ◎ △物理学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○物理学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 ◎ ○

応用物理学科 物理科学専攻

化学基礎実験 2 選択 1・秋2,2・春1 ○ ◎ △化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 ◎ ○生物学基礎実験 2 選択 2・春1,春2,秋1,秋2 ○ ◎ △生物学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ ◎生物学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 ○ ◎地学基礎実験 2 選択 1・秋2,2・春1 ○ ◎ △地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ ◎地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○ ◎物理学基礎実験 2 必修 1・春2 ○ ◎ ◎

応用物理学科 臨床工学専攻

化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 ◎ ○生物学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ ◎生物学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 ○ ◎物理学基礎実験 2 必修 1・春2 ○ ◎ ◎

生物化学科

化学基礎実験 2 必修 2・春1,秋2 ○ ◎ △生物学基礎実験 2 選択 1・秋1,秋2,2・春1,春2 ○ ◎ ○地学基礎実験 2 選択 1・秋2,2・春1 ○ ◎ △地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ ◎地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○ ◎物理学基礎実験 2 選択 2・春2 ○ ◎ △物理学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○物理学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 ◎ ○

臨床生命科学科

化学基礎実験 2 必修 1・秋2,2・春1 ○ ◎ △生物学基礎実験 2 選択 1・秋1,秋2,2・春1,春2 ○ ◎ ○地学基礎実験 2 選択 1・秋2,2・春1 ○ ◎ △地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ ◎地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○ ◎物理学基礎実験 2 選択 2・春2 ○ ◎ △物理学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○物理学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 ◎ ○

動物学科

化学基礎実験 2 選択 1・秋1,2・春1 ○ ◎ ○化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 ◎ ○地学基礎実験 2 選択 2・春1,秋2 ○ ◎ △地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ ◎地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○ ◎物理学基礎実験 2 選択 2・春2 ○ ◎ △物理学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○物理学基礎論Ⅱ 2 選択 2・春1 ◎ ○

バイオ・応用化学科

基礎化学実験 2 必修 1・春2,秋1,2・春1 ○ ◎ ◎基礎生物学実験 2 選択 1・秋1,秋2,2・春1,春2 ○ ◎ ○基礎物理学実験 2 選択 2・春1,2 ○ ◎ △地学基礎実験 2 選択 2・春1,秋2 ○ ◎ △地学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春1 ○ ◎地学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ○ ◎物理学Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○物理学Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎ ○

― 142 ―

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学科 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D

機械システム工学科物理学Ⅰ 2 必修 1・春1 ◎ ○物理学Ⅱ 2 必修 1・秋1 ◎ ○物理学実験 2 必修 1・秋1,2・秋1 ○ ◎ ◎

電気電子システム学科

電気電子工学基礎実験 2 必修 2・春1,2・秋1 ◎ ◎物理学Ⅰ 2 必修 1・春2 ◎ ○物理学Ⅱ 2 必修 1・秋1 ◎ ○物理学Ⅲ 2 必修 1・秋2 ◎ ○化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ○ ◎化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 ○ ◎化学実験 2 選択 1・秋2,2・春1,秋1,2 ○ ◎ △

知能機械工学科物理学実験 2 必修 1・秋2,2・秋1 ○ ◎ ◎化学実験 2 選択 1・秋2,2・春1,秋1,2 ○ ◎ △

生命医療工学科

基礎化学実験 2 選択 1・秋1 ○ ◎ ○基礎物理学 2 必修 1・春1 ◎ ○物理学実験 2 必修 1・春2,2・秋1 ◎ ◎ ◎基礎生物学実験 2 選択 1・秋1,秋2,2・春1,春2 ◎ ◎ ○

建築学科物理学Ⅰ 2 必修 1・春1 ◎ ○物理学Ⅱ 2 必修 1・春2 ◎ ○

工学プロジェクトコース

物理学Ⅰ 2 必修 1・春2 ◎ ○物理学Ⅱ 2 必修 1・秋1 ◎ ○物理学Ⅲ 2 必修 1・秋2 ◎ ○物理学実験 2 必修 1・秋2,2・春1,秋1 ○ ◎ ◎化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ○ ◎化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 ○ ◎基礎化学実験 2 選択 1・春2,秋1,2,2・春1 ○ ◎ △

生物地球学科

化学基礎実験 2 選択 1・秋1,秋2 ○ ◎ ◎化学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ◎ ○化学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋2 ◎ ○物理学基礎実験 2 選択 1・秋1,2 ○ ◎ ○物理学基礎論Ⅰ 2 選択 1・春2 ○ ◎物理学基礎論Ⅱ 2 選択 1・秋1 ◎ ○

全対象学科

※獣医学部を除く

身近な物理学Ⅰ 1 選択 1・春1,秋1 ○ ◎身近な物理学Ⅱ 1 選択 1・春2,秋2 ○ ◎身近な化学Ⅰ 1 選択 1・春1,秋1 ○ ◎身近な化学Ⅱ 1 選択 1・春2,秋2 ○ ◎身近な生物学Ⅰ 1 選択 1・春1,秋1 ○ ◎身近な生物学Ⅱ 1 選択 1・春2,秋2 ○ ◎身近な地学Ⅰ 1 選択 1・春1,秋1 ○ ◎身近な地学Ⅱ 1 選択 1・春2,秋2 ○ ◎現代人の科学A 1 選択 1・春1 ○ ◎ ○現代人の科学B 1 選択 1・春1,秋2 ○ ◎ ○現代人の科学C 1 選択 1・春1,秋1 ○ ◎ ○現代人の科学D 1 選択 1・春2,秋2 ○ ◎ ○現代人の科学E 1 選択 1・春1,春2 ○ ◎ ○現代人の科学F 1 選択 1・春1,秋1 ○ ◎ ○現代人の科学Ⅰ 1 選択 1・春2 ○ ◎ ○科学・工作ボランティア入門 2 選択 1・春1,2,通期 ◎科学ボランティア実践指導Ⅰ 1 選択 1・秋1 ○科学ボランティア実践指導Ⅱ 1 選択 2・春通期,秋通期 ○科学ボランティア活動 1 選択 2・秋通期,3・春通期 ○地球型惑星の歴史と物質科学 2 選択 1・秋1 ○ ◎科学技術と人間 1 選択 1・春1,2,秋1,2 ◎科学技術倫理 1 選択 2・春1,2,秋1,2 ◎

理科教育センター 獣医学部共通科目

学部 授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度 ◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D

獣医学部

現代人の科学A 1 選択必修 1・春2秋2 ○ ◎ ○現代人の科学B 1 選択必修 1・春1春2 ○ ◎ ○現代人の科学C 1 選択必修 1・春1秋1 ○ ◎ ○現代人の科学D 1 選択必修 1・春1秋1 ○ ◎ ○

(注1)科学技術教育科目から2単位以上を卒業までに修得すること。

― 143 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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教育支援機構 教職・学芸員センター

教育目標1 .教育職員免許法及び同法施行規則に基づき、教育のあるべき姿を認識し、教職及び学校の意義や目的、

学校教育やこれを取り巻く諸条件の現状と課題、児童生徒の心身の発達やその近年における変化の実態

等に対する関心を高めるとともに理解を深め、自らの適性と所属学科の専門分野の学修を踏まえて、中

学校または高等学校の教員としての資質・能力を総合的に高められるようにする。

2 .博物館法及び同法施行規則に基づき、博物館の目的及び機能に関する知識を習得し、博物館資料に関

する調査研究、ならびに地域の課題及び地域住民の学習ニーズに応じて資料の展示を中心とした博物館

事業の企画、運営、及び評価の望ましいあり方について関心を高めるとともに理解を深め、自らの適性

と所属学科の専門分野の学修を踏まえて、学芸員に求められる基本的な教育研究能力を修得できるよう

にする。

卒業認定・学位授与の方針との関わり⑴  それぞれの専門分野において必要とされる基礎的な知識・技能とともに、中学校または高等学校の教

員、あるいは学芸員に求められる基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用することができる。

⑵  幅広い教養を身につけ、自然や社会のさまざまな問題とともに、学校教育や社会教育に関わる問題に

探究心をもち、主体的・協働的に関わることができる。

⑶  社会人として必要とされる知識・技能とともに、教員や学芸員として必要とされる倫理観を身につけ

ている。

教育課程編成・実施の方針 教育目標を達成させるために、教職関連科目及び博物館学芸員関連科目を体系的に配置し、各科目で身

につける資質・能力を以下のとおり定め、能動的学修の方法に積極的に取り組む。これらの科目について

は、知識・技能を客観的に評価できる指標と合わせて、学修の成果物や講義内の取り組み、個々の学生の

自己評価等を総合的に評価し、教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 A .教職の意義に関する基本的な知識を身につけ、それらを活用することができる。

 B .教育の基礎理論に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

  B−1 .教育の理念ならびに教育に関する歴史及び思想に関する知識を身につけ、それらを活用する

ことができる。

  B−2 .幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障害のある幼児、児童及び生徒の心身の

発達及び学習の過程を含む。)に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

  B−3 .教育に関する社会的、制度的または経営的事項に関する知識を身につけ、それらを活用する

ことができる。

 C .教育課程及び指導法に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

  C−1 .教育課程の意義及び編成の方法に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

  C−2 .各教科の学習指導の目標及び指導法に関する知識を身につけ、それらを活用することができ

― 144 ―

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る。

  C−3 .道徳の学習指導の目標及び指導法に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

  C−4 .特別活動の目標及び指導法に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

  C−5 .教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)に関する知識を身につけ、それら

を活用することができる。

 D .生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

  D−1 .生徒指導の理論及び方法に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

  D−2 .教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む。)の理論及び方法に関する知識を

身につけ、それらを活用することができる。

  D−3 .進路指導の理論及び方法に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

 E .以上の各科目及び「教科に関する科目」で習得した知識・技能ならびに自己の適性に基づき、学校

の教育目標の達成に必要とされる基本的な実務に取り組むことを通して、中学校または高等学校の教

員に求められる知識・技能を高め、それらを活用することができる。

  E−1 .習得した知識・技能ならびに自己の適性に照らして自己研鑽の必要性について理解を深め、

教育実習の意義と目的を認識し、それに基づいて教育実習の目標を明確にするとともに、担当

教科の学習指導に必要とされる基本的な技能を身につけ、それらを活用することができる。

  E−2 .教育実習における自らの取り組みを教職の使命及び自己の目標に照らして反省し、教員とし

ての資質・能力を高める方策について見通しをもつことができる。

  E−3 .教育実習を履修する者及び修得した者が、教員としての資質・能力の向上に必要な知識・技

能を高めることができる。

  E−4 .中学校または高等学校において、各学校の教育目標の達成に必要とされる基本的な実務に取

り組み、教員に求められる知識・技能を高め、それらを活用することができる。

 F .以上の各科目及び「教科に関する科目」の自らの履修状況を振り返り、中学校または高等学校の教

員として必要な基本的知識・技能を習得したことを確認することによって、教員としての資質・能力

をなお一層高める有効な方策についての見通しを確実なものとすることができる。

 G .小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律ならびに同

法施行規則に基づく「介護等体験」への参加に必要とされる基本的な知識を身につけ、それらを活用

することができる。

 H .学校教育法、同法施行規則、及び中学校学習指導要領の示す技術・家庭科の学習目標を達成するた

めに必要な木材加工に関する基本的な知識・技能を身につけ、それらを活用することができる。

  H−1 .木材の加工に必要とされる基本的な知識を身につけ、それらを活用することができる。

  H−2 .木材加工の基本的な技能を身につけ、それらを活用することができる。

 I .学校教育法、同法施行規則、及び中学校学習指導要領の示す技術・家庭科の学習目標を達成するた

めに必要な作物栽培に関する基本的な知識・技能を身につけ、それらを活用することができる。

 J .学校教育法、同法施行規則、及び高等学習指導要領の示す工業科の学習目標を達成するために必要

な基本的な知識・技能を身につけ、それらを活用することができる。

  J−1 .工業の各分野に関する基本的な知識を身につけ、それらを活用することができる。

  J−2 .進路指導に関する基礎理論と実践的方法を身につけ、それらを活用することができる。

― 145 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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 K .博物館法施行規則の定める「生涯学習概論」の知識を身につけ、それらを活用することができる。

 L .博物館法施行規則の定める「博物館概論」、「博物館教育論」、「博物館資料保存論」、「博物館資料論」、

「博物館経営論」、「博物館情報メディア論」、及び「博物館展示論」の知識を身につけ、それらを活用

することができる。

  L−1 .博物館概論の知識を身につけ、それらを活用することができる。

  L−2 .博物館教育論及び教育学原論(基礎理学科生は教育基礎論)の知識を身につけ、それらを活

用することができる。

  L−3 .博物館資料保存論の知識を身につけ、それらを活用することができる。

  L−4 .博物館資料論の知識を身につけ、それらを活用することができる。

  L−5 .博物館経営論の知識を身につけ、それらを活用することができる。

  L−6 .博物館情報論の知識を身につけ、それらを活用することができる。

  L−7 .博物館展示論の知識を身につけ、それらを活用することができる。

 M .博物館法施行規則の定める「博物館実習」の内容を身につけ、それらを活用することができる。

 N .博物館法施行規則の定める「文化史」、「美術史」、「考古学」、「民俗学」、「自然科学史」、「物理」、「化

学」、「生物学」、「地学」から3領域以上の内容を身につけ、それらを活用することができる。

  N−1 .考古学に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

  N−2 .民俗学(文化人類学を含む。)に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

  N−3 .生物学に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

  N−4 .地学に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

入学者受け入れの方針との関わり 教職課程または博物館学芸員課程の履修にあたっては、以下の観点を満たすことを重視する。

 ⑴  所属学科の専門分野で習得すべき基本的な知識・技能、思考力・判断力・表現力を有する人である

こと。

 ⑵  本学の教育課程編成方針・実施の方針(カリキュラムポリシー)に定める学修やコミュニケーショ

ンのための基礎的技能を身につけている人であること。

 ⑶  科学・技術・社会とともに教育に関心をもち、主体的・協働的な学習活動を通じて知識や経験を広

げていく向上心を有するとともに、自らの能力を伸ばし社会に貢献する意欲を有する人であること。

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教職・学芸員センター(教職関連科目)

欄 授業科目名単位数

必修・選択等の別開講年次・期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

中学校 高 校 A B−1 B−2 B−3 C−1 C−2 C−3 C−4 C−5 D−1 D−2 D−3 E−1 E−2 E−3 E−4 F G H−1 H−2 I J−1 J−2

二 教職論 2 必修 必修 1・春1.2秋1.21・秋学期 ◎ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ○ ○ △ △ △ △ △

教育学原論 2 必修 必修 1・春1.2秋1.2 △ ◎ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ○ △ △

教育基礎論 (基礎理 専門教育科目) 2 必修 必修 1・秋1 △ ◎ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ○ △ △

教育史 2 選択 選択 2・春1秋1 △ ◎ △ △ △ △ △ △ ○

教育心理学 2 必修 必修 1・春秋学期1・春2,秋2 △ ◎ △ △ △ ○ △ △ △ △ △ ○ △ △

学習・発達論 (基礎理 専門教育科目) 2 必修 必修 1・春2 △ ◎ △ △ △ ○ △ △ △ △ △ ○ △ △

教育行政学 2 選択必修 選択必修 2・春秋学期 △ △ ◎ ○ △ △ △ △ ○ △

学校経営 2 選択必修 選択必修 2・秋学期 △ △ ◎ ○ △ △ △ △ △ △ △ ○

教育課程論 2 必修 必修 1・春1.2秋1.2 △ △ △ ○ ◎ ○ ○ ○ △ △ △ △ △ △ △ △ ○ △ △ △ △ △

数学教育法Ⅰ 2 必修 必修 2・春1.2 △ △ △ △ ◎ △ △ ○ ○ ○ ○ ○

数学教育法Ⅱ 2 必修 選択 2・秋1.2 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

数学教育法Ⅲ 2 選択 選択 3・春1.2 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

数学教育法Ⅳ 2 選択 選択 3・秋1.2 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

理科教育法Ⅰ 2 必修 必修 2・春1.2 △ △ △ △ ◎ △ △ ○ ○ ○ ○ ○

理科教育法Ⅱ 2 必修 選択 2・秋1.2 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

理科教育法Ⅲ 2 選択 選択 3・春1.2 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

理科教育法Ⅳ 2 選択 選択 3・秋1.2 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

社会科・公民科教育法Ⅰ 2 必修 必修 2・春学期 △ △ △ △ ◎ △ △ ○ ○ ○ ○ ○

社会科・公民科教育法Ⅱ 2 必修 選択 2・秋学期 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

社会科教育法Ⅰ 2 必修 2・秋学期 △ △ △ △ ◎ △ △ ○ ○ ○ ○ ○

社会科教育法Ⅱ 2 選択 3・春1 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

技術科教育法Ⅰ 2 必修 2・春1 △ △ △ △ ◎ △ △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ △

技術科教育法Ⅱ 2 必修 2・秋1 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ △

技術科教育法Ⅲ 2 選択 3・春1 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ △

技術科教育法Ⅳ 2 選択 3・秋1 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ △

工業科教育法Ⅰ 2 必修 2・春2 △ △ △ △ ◎ △ △ ○ ○ ○ ○ ○ △ △ △ ○ ○

工業科教育法Ⅱ 2 選択 2・秋1 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ △ △ ○ ○

情報科教育法Ⅰ 2 必修 2・春1.2 △ △ △ △ ◎ △ △ ○ ○ ○ ○ ○

情報科教育法Ⅱ 2 選択 2・秋1.2 △ △ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

道徳教育の理論と方法 2 必修 選択 3・春1.2秋1.2 △ △ △ △ △ ◎ △ ○ △ ○ △ △ △ △ ○ ○

特別活動の理論と方法 2 必修 必修 3・春1.2秋1.2 △ △ △ △ ◎ △ ○ △ △ △ △ ○ ○

教育の方法と技術 2 必修 必修 2・春1.2秋1.2 △ △ △ △ ○ ○ ○ ◎ ○ ○ △ △ △ △ ○ ○ △ ○ ○ ○ ○

生徒・進路指導論 2 必修 必修 2・春秋学期2・春1.2秋1 △ △ △ △ △ △ △ ○ ◎ △ ◎ △ △ △ ○ ○ △ △ △ △ ○

教育相談の理論と方法 2 必修 必修 1・春学期1・秋1 △ ○ △ △ △ ○ ◎ △ △ △ △ ○ ○ △ △

教育実習事前・事後指導 2 必修 必修 3・秋学期 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ◎ ◎ ○ ○ ○ △ △ △ △ △ △

教育実習実践指導 2 選択 選択 4・春学期 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ ○ ○ ◎ ○ ○ △ △ △ △ △ △

教育実習Ⅰ 1 必修 選択 4・春学期 △ △ △ △ △ ○ △ △ △ △ △ △ ○ ○ ○ ◎ ○ △ △ △ △ △ △

教育実習Ⅱ 3 必修 必修 4・春学期 △ △ △ △ △ ○ △ △ △ △ △ △ ○ ○ ○ ◎ ○ △ △ △ △ △ △

六 教職実践演習(中・高) 2 必修 必修 4・秋学期 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ◎ △ △ △ △ △ ○

教 科 ま た は教職に関する科 目

介護等体験の基礎と方法 2 必修 選択 2・秋学期 △ △ △ △ △ △ △ △ △ ◎

教科に関する

教職関連科目

木材加工 2 必修 1・春2秋2 △ △ △ △ △ △ △ △ ◎ ○

木材加工実習 2 必修 2・春秋学期 △ △ △ △ △ △ △ △ ○ ◎

栽培 2 必修 2・春1 △ △ △ △ △ △ △ △ ◎

工業概論 2 必修 1・秋1 △ △ △ △ △ △ △ △ ◎

職業指導 4 必修 2・通年 △ △ △ △ ○ △ △ △ △ ○ △ △ △ △ △ △ ◎

(注)「欄」は、教育職員免許法の定める科目区分を示す。

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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教職・学芸員センター(博物館学芸員関連科目)下記学科を除く全学科

授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

K L−1 L−2 L−3 L−4 L−5 L−6 L−7 M N−1 N−2 N−3 N−4生涯学習概論 2 必修 3・春1秋1 ◎ △博物館概論 2 必修 1・春1秋1 ◎ △ △ △ △ △ △ △博物館経営論 2 必修 2・春1秋1 △ △ △ △ ◎ △ △ △博物館資料論 2 必修 1・秋1.2 △ △ △ ◎ △ △ △ △博物館資料保存論 2 必修 2・春1秋1 △ △ ◎ △ △ △ △ △博物館展示論 2 必修 3・春1秋1 △ △ △ △ △ △ ◎ ○教育学原論 2 必修 1・春1.2秋1.2 △ ◎ △博物館教育論 1 必修 2・春1秋1 ○ △ ◎ △ △ △ △ △ △博物館情報論 2 必修 1・秋1.2 △ △ △ △ △ ◎ △ △博物館実習 3 必修 3・通年 ○ ◎自然史A 2 選択必修 1・春1秋1 △ ◎自然史B 2 選択必修 1・秋1.2 △ ◎文化史A 2 選択必修 1・春1秋1.2 △ ◎文化史B 2 選択必修 1・春1秋1.2 △ ◎

理学部 基礎理学科

授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

K L−1 L−2 L−3 L−4 L−5 L−6 L−7 M N−1 N−2 N−3 N−4生涯学習概論 2 必修 3・春1秋1 ◎ △博物館概論 2 必修 1・春1秋1 ◎ △ △ △ △ △ △ △博物館経営論 2 必修 2・春1秋1 △ △ △ △ ◎ △ △ △博物館資料論 2 必修 1・秋1.2 △ △ △ ◎ △ △ △ △博物館資料保存論 2 必修 2・春1秋1 △ △ ◎ △ △ △ △ △博物館展示論 2 必修 3・春1秋1 △ △ △ △ △ △ ◎ ○教育基礎論 2 必修 1・秋2 △ ◎ △博物館教育論 1 必修 2・春1秋1 ○ △ ◎ △ △ △ △ △ △博物館情報論 2 必修 1・秋1.2 △ △ △ △ △ ◎ △ △博物館実習 3 必修 3・通年 ○ ◎自然史A 2 選択必修 1・春1秋1 △ ◎自然史B 2 選択必修 1・秋1.2 △ ◎文化史A(動物学科・社会情報学科・生物地球学科を除く) 2 選択必修 1・春1秋1.2 △ ◎文化史B(動物学科・社会情報学科・生物地球学科を除く) 2 選択必修 1・春1秋1.2 △ ◎

理学部 動物学科

授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

K L−1 L−2 L−3 L−4 L−5 L−6 L−7 M N−1 N−2 N−3 N−4生涯学習概論 2 必修 3・春1秋1 ◎ △博物館概論 2 必修 1・春1秋1 ◎ △ △ △ △ △ △ △博物館経営論 2 必修 2・春1秋1 △ △ △ △ ◎ △ △ △博物館資料論 2 必修 1・秋1.2 △ △ △ ◎ △ △ △ △博物館資料保存論 2 必修 2・春1秋1 △ △ ◎ △ △ △ △ △博物館展示論 2 必修 3・春1秋1 △ △ △ △ △ △ ◎ ○教育学原論 2 必修 1・春1.2秋1.2 △ ◎ △博物館教育論 1 必修 2・春1秋1 ○ △ ◎ △ △ △ △ △ △博物館情報論 2 必修 1・秋1.2 △ △ △ △ △ ◎ △ △博物館実習 3 必修 3・通年 ○ ◎地史・古生物学 2 必修 1・春1 △ △ ◎進化動物学Ⅰ 1 必修 1・秋1 △ ◎進化動物学Ⅱ 1 必修 1・秋2 △ ◎動物誌 2 必修 1・春2 △ ◎ △

生物地球学部 生物地球学科

授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

K L−1 L−2 L−3 L−4 L−5 L−6 L−7 M N−1 N−2 N−3 N−4生涯学習概論 2 必修 3・春1秋1 ◎ △博物館概論 2 必修 1・春1秋1 ◎ △ △ △ △ △ △ △博物館経営論 2 必修 2・春1秋1 △ △ △ △ ◎ △ △ △博物館資料論 2 必修 1・秋1.2 △ △ △ ◎ △ △ △ △博物館資料保存論 2 必修 2・春1秋1 △ △ ◎ △ △ △ △ △博物館展示論 2 必修 3・春1秋1 △ △ △ △ △ △ ◎ ○教育学原論 2 必修 1・春1.2秋1.2 △ ◎ △博物館教育論 1 必修 2・春1秋1 ○ △ ◎ △ △ △ △ △ △博物館情報論 2 必修 1・秋1.2 △ △ △ △ △ ◎ △ △野外博物館実習A(植物) 4 選択 3・通年 ○ ◎野外博物館実習B(動物) 4 選択 3・通年 ○ ◎野外博物館実習C(地理考古) 4 選択 3・通年 ○ ◎野外博物館実習D(地球古生物) 4 選択 3・通年 ○ ◎野外博物館実習E(天文) 4 選択 3・通年 ○ ◎地球科学概論Ⅰ 2 必修 1・秋1 △ ◎生物科学概論Ⅰ 2 必修 1・春2 △ ◎考古学概論Ⅰ 2 必修 1・春2 △ ◎

― 148 ―

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教育学部 初等教育学科・中等教育学科

授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

K L−1 L−2 L−3 L−4 L−5 L−6 L−7 M N−1 N−2 N−3 N−4生涯学習概論 2 必修 3・春1秋1 ◎ △博物館概論 2 必修 1・春1秋1 ◎ △ △ △ △ △ △ △博物館経営論 2 必修 2・春1秋1 △ △ △ △ ◎ △ △ △博物館資料論 2 必修 1・秋1.2 △ △ △ ◎ △ △ △ △博物館資料保存論 2 必修 2・春1秋1 △ △ ◎ △ △ △ △ △博物館展示論 2 必修 3・春1秋1 △ △ △ △ △ △ ◎ ○教育学原論 2 必修 1・秋学期 △ ◎ △博物館教育論 1 必修 2・春1秋1 ○ △ ◎ △ △ △ △ △ △博物館情報論 2 必修 1・秋1.2 △ △ △ △ △ ◎ △ △博物館実習 3 必修 3・通年 ○ ◎自然史A 2 選択必修 1・春1秋1 △ ◎自然史B 2 選択必修 1・秋1.2 △ ◎文化史A 2 選択必修 1・春1秋1.2 △ ◎文化史B 2 選択必修 1・春1秋1.2 △ ◎

経営学部 経営学科

授業科目名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

K L−1 L−2 L−3 L−4 L−5 L−6 L−7 M N−1 N−2 N−3 N−4生涯学習概論 2 必修 3・春1秋1 ◎ △博物館概論 2 必修 1・春1秋1 ◎ △ △ △ △ △ △ △博物館経営論 2 必修 2・春1秋1 △ △ △ △ ◎ △ △ △博物館資料論 2 必修 1・秋1.2 △ △ △ ◎ △ △ △ △博物館資料保存論 2 必修 2・春1秋1 △ △ ◎ △ △ △ △ △博物館展示論 2 必修 3・春1秋1 △ △ △ △ △ △ ◎ ○教育学原論 2 必修 1・春1.2秋1.2 △ ◎ △博物館教育論 1 必修 2・春1秋1 ○ △ ◎ △ △ △ △ △ △博物館情報論 2 必修 1・秋1.2 △ △ △ △ △ ◎ △ △博物館実習 3 必修 3・通年 ○ ◎自然史A 2 選択必修 1・春1秋1 △ ◎自然史B 2 選択必修 1・秋1.2 △ ◎アジアの考古学 2 必修 2・秋2 △ ◎民俗学 2 必修 2・秋1 △ ◎

― 149 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

(注

A

基 礎 理

以 外

基 礎 理

の み

C D E F G H I J

(略

注1

.教

免法

施行

規則

第66条

の6に

定め

る科

目の

達成

目標

のう

ち、

「日

本国

憲法

」「体

育」「外

国語

コミ

ュニ

ケー

ショ

ン」に

つい

ては

教養

教育

セン

ター

の目

標を

、「情

報機

器の

操作

」に

つい

ては

各学

科の

目標

をそ

れぞ

れ参

照。

2.

修得

すべ

き科

目の

種類

及び

単位

数に

つい

ては

、入

学時

に配

付さ

れる

『教

職・博

物館

学芸

員課

程履

修の

手引

』を

参照

。3

.「教

科に

関す

る科

目」は

教職

関連

科目

のみ

を記

載し

てい

る。

専門

教育

科目

及び

教養

教育

科目

につ

いて

は、

枠の

みを

記載

。各

学科

にお

いて

開講

され

る個

別の

授業

科目

名は

割愛

した

。4

.教

員免

許状

を取

得す

るた

めに

は、

「教

科に

関す

る科

目」(計

20単

位以

上)及

び「教

科ま

たは

教職

に関

する

科目

」(中

:8

単位

以上

、高

:16単

位以

上)も

修得

しな

けれ

ばな

らな

い。

5.

基礎

理学

科所

属の

者は

「教

育学

原論

」、

「教

育心

理学

」に

代え

て、

それ

ぞれ

「教

育基

礎論

」、

「学

習・発

達論

」(い

ずれ

も専

門教

育科

目)を

履修

する

もの

とす

る。

6.

「道

徳教

育の

理論

と方

法」の

修得

単位

は、

高免

を取

得し

よう

とす

る場

合に

は「教

科ま

たは

教職

に関

する

科目

」に

含め

るも

のと

する

。7

.科

目名

の後

に※

のあ

る科

目は

、す

べて

クォ

ータ

ー科

目で

ある

カリ

キュ

ラム

・ツ

リー

教職

・学

芸員

セン

ター

(教

職課

程の

部)

法的

区分

等達

成目

授 

業 

科 

目 

名1年

次2年

次3年

次4年

次春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

教 育 職 員 免 許 法 施 行 規 則

第66条

の6に

定め

る科

教 職 に 関 す る 科 目

第二

第 三 欄

教科

また

は教

職に

関す

る科

教科

に関

する

科目

中学

校技

高等

学校

工業

各校

種教

B

第 四 欄 第 五 欄

第六

秋学

日本

国憲

法発

信英

語Ⅰ

健康

の科

学発

信英

語Ⅱ

生涯

スポ

ーツ

コン

ピュ

ータ

入門Ⅰ

情報

リテ

ラシ

ー※

情報

処理

工学

教職論

教育

学原

論※

教育

心理

学教

育史

教育

行政

学学

校経

営教

育基

礎論※

学習

・発

達論※

教育課程論※

教育

相談

の理

論と

方法

生徒

・進

路指

導論

数学

教育

法Ⅰ

理科

教育

法Ⅰ

技術

科教

育法

Ⅰ※

社会

科・公

民科

教育

法Ⅰ

工業

科教

育法

Ⅰ※

情報

科教

育法

Ⅰ※

数学

教育

法Ⅱ

理科

教育

法Ⅱ

技術

科教

育法

社会

科・公

民科

教育

法Ⅱ

工業

科教

育法

Ⅱ※

情報

科教

育法

Ⅱ※

教育

の方

法と

技術

数学

教育

法Ⅲ

理科

教育

法Ⅲ

技術

科教

育法

Ⅲ※

社会

科教

育法

数学

教育

法Ⅳ

理科

教育

法Ⅳ

技術

科教

育法

Ⅳ※

社会

科教

育法Ⅱ※

道徳

教育

の理

論と

方法

特別

活動

の理

論と

方法

木材

加工※

木材

加工

実習

介護

等体

験の

基礎

と方

職業

指導

栽培

※ (各

校種

・各

教科

ごと

の「教

科に

関す

る科

目」)

教職

実践

演習

(中・高

教育

実習

事前

・事

後指

教育

実習

教育

実習

教育

実習

実践

指導

― 150 ―

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

下 記 以 外 の 学 科 基 礎 理 学 科 動 物 学 科 生 物 地 球 学 科

初 等 教 育 学 科

中 等 教 育 学 科

経 営 学 科

修得すべき科目の種類及び単位数、その他履修方法については

、入

学時

に配

付され

る『教

職・博

物館

学芸

員課

程履

修の

手引

』を参

照。

秋学期

春学期

秋学

期春

学期

博 物 館 学 芸 員 課 程

博 物 館 法 施 行 規 則 第 一 条

カリキュラム

・ツリー

授 業

 科

 目

 名

法的区分等

1年次

2年

次3年次

4年次

春学期

秋学期

秋学

期春学期

教職・学芸員センター(博

物館学芸員課程の部)

生涯

学習

概論

教育学原論

博物

館教

育論

教育学原論

教育学原

論教

育学

原論

博物

館教

育論

生涯

学習

概論

博物館概論

博物館資

料論

博物

館資

料保

存論

博物

館実

博物館概

博物

館資

料論

博物館

情報

論博

物館

経営

論博

物館

情報

論博

物館

経営

博物

館資

料保

存論

博物館展示論

博物館展示論

自然史A

文化史A

文化史B

文化

史A

文化

史A

文化史

B文

化史

自然

史A

自然

史B

自然

史B

生涯

学習

概論

博物

館教

育論

教育

基礎

論博

物館

教育

論生

涯学

習概

自然史A

文化史A

文化史B

文化史

A文

化史

文化

史B

文化

史B

自然史

A自

然史

B自然

史B

生涯

学習

概論

教育学原論

博物

館教

育論

教育学原論

教育学

原論

教育

学原

論博

物館

教育

論生

涯学

習概

地史

・古

生物

動物誌

進化

動物

学Ⅱ

進化動物

学Ⅰ

生涯

学習

概論

教育学原論

博物

館教

育論

教育学原論

教育学

原論

教育

学原

論博

物館

教育

論生

涯学

習概

自然史A

アジアの

考古

学民

俗学

自然

史A

自然

史B

自然

史B

生涯

学習

概論

教育学原論

博物

館教

育論

教育学原論

教育学

原論

教育

学原

論博

物館

教育

論生

涯学

習概

地球

科学

概論

考古学概論Ⅰ

生物

科学

概論

博物館概論

博物館

資料

論博

物館

資料

保存

博物

館実

博物館

概論

博物

館資

料論

博物館情

報論

博物

館経

営論

博物

館経

営論

博物

館資

料保

存論

博物館展示論

博物館展示論

博物

館情

報論

博物館概論

博物館

資料

論博

物館

資料

保存

博物

館実

博物館

概論

博物

館資

料論

博物館情

報論

博物

館経

営論

博物

館経

営論

博物

館資

料保

存論

博物館展示論

博物館展示論

博物

館情

報論

博物館概論

博物館

資料

論博

物館

資料

保存

博物

館実

博物館

概論

博物

館資

料論

博物館情

報論

博物

館経

営論

博物

館経

営論

博物

館資

料保

存論

博物館展示論

博物館展示論

博物館概論

博物館

資料

論博

物館

資料

保存

野外

博物

館実

習A(

植物

博物館

概論

博物

館資

料論

博物館情

報論

博物

館経

営論

博物

館経

営論

博物

館資

料保

存論

博物館展示論

博物館展示論

野外

博物

館実

習B(

動物

野外

博物

館実

習C(

地理

考古

野外

博物

館実

習D(

地球

古生

物)

野外

博物

館実

習E(

天文

博物

館情

報論

生涯

学習

概論

教育学原論

博物

館教

育論

博物

館教

育論

生涯

学習

概論

博物館概論

博物館資

料論

博物

館資

料保

存論

博物

館実

博物館概

博物

館資

料論

博物館

情報

論博

物館

経営

論博

物館

情報

論博

物館

経営

博物

館資

料保

存論

博物館展示論

博物館展示論

自然史A

文化史A

文化史B

文化

史A

文化

史A

文化史

B文

化史

自然

史A

自然

史B

自然

史B

博物

館情

報論

― 151 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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教育支援機構 学習支援センター

目的 本学は、アドミッションポリシーに基づき、多様な学科の専門教育を受けるために必要な基本的な知識・

技能・思考力・判断力・表現力を有する学生を受け入れているが、その選抜方法も多様であるため、入学

時点での学生の基礎的学力もまた多様である。その中にあって、学習支援センターは、ひとりひとりの学

生に向きあい、それぞれが必要とする基礎的学力の不足を補い、また引き伸ばし、高等学校教育から大学

教育への接続と、大学における基礎教育から専門教育へのスムーズな移行を支援する。

教育目標 学習支援センターは、高大接続教育やリメディアル教育を行い、高等学校教育から大学教育へのスムー

ズな移行を支援することで、学生が大学における学修やコミュニケーションのための基礎的技能を向上さ

せることを目標とする。また、学生との個別の学習相談を通して、ひとりひとりの学生が持つ能力を引き

出し、学生が広く科学・技術・社会のことに関心を持ち、主体的・協働的な学習活動を展開できるように

なることを目標とする。

卒業認定・学位授与の方針との関わり 高大接続教育やリメディアル教育では、全学のディプロマポリシーのうち、主に「A.それぞれの専門

分野で活躍するために必要な基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用することができる。」に学生が

到達できるよう、大学における学習形態への馴致を図るとともに、大学入学以前に習得しておくべき基礎

的な知識・技能が不足している部分についてはそれを補う。一方、個別の学習相談では、全学のディプロ

マポリシーのAに加えて、個々の学生の多様な学習上の相談に応じることで「B.幅広い教養を身につけ、

自然や社会のさまざまな問題を見出し、探究心を持ってその解決に主体的・協働的に関わることができる。」

や「C.国際的な視野と異文化理解の素養を身につけ、日本語及び外国語を用いてコミュニケーションを

とることができる。」に寄与する。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 学習支援センターでは、正課のカリキュラムを有しないが、高大接続教育、リメディアル教育、及び学

習相談について、以下の方針で実施する。

 A .高大接続教育においては、本学附属高等学校からの本学への入学予定者に対し入学準備講座を実施

する。また、すべての入学生について入学前教育の実施報告や入学直後に実施される学力多様化度調

査の結果などから、大学教育を進めていく上で基礎学力の補強が必要と思われる学生に対して、各学

部・学科と連携を図りながら当該学生に対して面談等を行い、リメディアル教育の受講や本センター

を自主的に利用することを促すなど、大学初年次における学習態勢の確立を支援する。

 B .リメディアル教育においては、数学及び理科分野について科目単元ごとのリメディアル講座を開講

する。各リメディアル講座においては、学習内容を必要最小限に絞り、到達目標を具体的に明確化す

ることで、各学生に不足しており、かつ、各学科の専門課程の学修で必要となる基礎的な知識・技能

― 152 ―

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を確実に習得させる。そのため、各講座において単元ごとに規定の水準の知識・技能を習得したこと

を判定して、当該科目・単元内容の既習得を認定する。なお、リメディアル講座の実施に際しては、

各科目と関係の深い数学・情報教育センターや理科教育センターとも連携して、実効性を高める。

 C .学習相談においては、学生との個別面談を通して、不明点や疑問点について学生自身がじっくりと

考えて解決法を見つけ出せるように導く。そのため、さまざまな角度からその学生に不足していると

思われる学習領域を検証し、学生個々の特性により最善と思われる方法で指導を行う。また、広く科

学・技術・社会に対する学生の関心を引き出し、学生が主体的・協働的な学習活動を展開できるよう

助言を与えることにも留意する。

受講者受け入れの方針A .高大接続教育のうち入学準備講座については、本学附属高等学校から本学への入学予定者に限り、附

属高等学校の指導及び本人の希望により受講することができる。

B .リメディアル講座については、学力多様化度調査の結果に基づき、各学科の専門課程の学修で必要と

される科目・単元について一定の学力基準に達しない学生を受講推奨者として選定する。受講推奨者の

うち、各学科の指導及び本人の希望によりリメディアル講座を受講することができる。

C .学習相談については、学生の希望により随時受け付ける。

― 153 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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教育支援機構 科学ボランティアセンター

センターの目的 科学ボランティアセンターは、科学ボランティアリーダーの養成と、科学技術教育の振興を通じた地域

貢献を行うことを目的とする。

教育目標 持続可能で豊かな社会を築く上で、児童生徒及び市民の科学・技術リテラシーの向上は今後益々重要と

なる。一方、本学は、学生の多様化に即して、建学の理念「ひとりひとりの若人がもつ能力を最大限に引

き出し、技術者として、社会人として、社会に貢献できる人材を養成する」に基づく教育をより充実させ

ることが求められている。科学ボランティアセンターは、これらの課題について統合的に取り組むために、

卒業後も地域で科学・工作教室を主宰することなどで児童生徒及び市民の科学・技術リテラシーの向上に

積極的に貢献できる人材=「科学ボランティアリーダー」を養成する。人材養成の質を保証するため、所

定の単位を修得した学生に対して本学独自の「科学ボランティアリーダー資格」の認定を行う。また、科

学ボランティア活動を通じた国際交流を推進する。これらのことにより、学生の専門知識、コミュニケー

ション力、課題解決力、社会貢献意欲などの学士力を獲得させることを目指す。

全学の「卒業認定・学位授与の方針」との関わり 科学ボランティアリーダー養成カリキュラムは、全学の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)

のうち、主に「(B)幅広い教養を身につけ、自然や社会のさまざまな問題を見出し、探究心をもってそ

の解決に主体的・協働的に関わることができる」及び「(D)社会人として必要とされる知識・技能及び

倫理観を身につけ、社会に貢献できる」に寄与する。さらには、学生の所属学科によっては「(A)それ

ぞれの専門分野で活躍するために必要な基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用することができる」

にも寄与する。

単位認定の方針 科学ボランティアリーダー養成カリキュラムの具体的な単位認定方針は以下のとおりである。

 A .科学ボランティア活動の意義と楽しさを理解し、卒業後も地域で科学ボランティアリーダーとして

活躍する意欲をもっている。(科学ボランティア活動への意欲)

 B .科学ボランティア活動を自ら展開する能力(教材選定・開発力、科学イベントの企画・実行力など)

を身につけている。(科学ボランティア活動をする能力)

 C .非専門分野も含む科学・技術全般に関する関心をもち、科学ボランティアリーダーとして求められ

る科学・技術リテラシーを身につけている。(科学・技術リテラシー)

 D .社会(特に地域コミュニティー)の一員としての意識をもち、その発展のために積極的に関与でき

る。(社会貢献意識)

 E .社会人として必要な基本的な能力(問題解決力、コミュニケーション力、チームワークとリーダー

シップ、創造的思考力など)を身につけている。(社会人基礎力)

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教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) 当センター開講科目は「科学・工作ボランティア入門」、「科学ボランティア実践指導Ⅰ・Ⅱ」、「科学ボ

ランティア活動」の計4科目であり、いずれも科学ボランティアリーダー資格認定のための必修科目であ

る。「科学・工作ボランティア入門」では科学ボランティア活動への意欲を高めつつ、地域で科学ボランティ

ア活動を実践するための最低限のスキルを身につける。「科学ボランティア実践指導Ⅰ・Ⅱ」では、地域

における実践を通じて、科学ボランティア活動を自ら展開する能力を身につける。選択科目を3単位以上

取得することにより、科学・技術リテラシー等を高める。「科学ボランティア活動」では地域における 24

時間の科学ボランティア活動を課し、実践力と社会貢献意識を高めるとともに、最終試験(=成果発表会)

でこれまでの成果を発表させ、科学ボランティアリーダーとして認定できるか総合的に判定する。これら

の科目については、基本的に「科学技術教育科目」として開講するが、教育学部初等教育学科については

専門科目として開講する。

 教育にあたっては、正課科目の中にプロジェクト型学習、地域と連携した学外活動の要素を組み込み、

学生の能動的な学修を促す。また、正課の活動が正課外活動に発展することを推奨し、正課外活動の中で

多様な技能や人間力がさらに高まるように支援する。

 なお、これらの科目については、科目ごとに設けた発表会での評価、受講者数、科学イベントに参加し

た学生数などを総合的に評価することにより教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

受講者受け入れの方針 当センターの開講科目は、獣医学部を除くすべての学科に対して開講されており、特定の知識・技能の

習得を前提としない。ただし、すべての科目がプロジェクト型学習の要素を持っているので、科目ごとに

定めた人数を越えて受講生を受け入れることはできない。なお、学科ごとの専門性の違いなどにより、受

講生の知識・技能には大きな差異があるので、異なる専門の学生が互いに教えあう中で受講生全体の能力

が向上するように仕向ける。

― 155 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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科学ボランティアセンター

科    名 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D E

科学・工作ボランティア入門 2 必修 1・春学期1・春1春2 ◎ △ ○ △ ○

科学ボランティア実践指導Ⅰ 1 必修 1・秋1 △ ◎ ○ △ ○

科学ボランティア実践指導Ⅱ 1 必修 2・春学期2・秋学期 △ ◎ △ ○ ○

科学ボランティア活動 1 必修 2・秋学期3・春学期 △ ◎ △ ○ ○

現代人の科学A (注1) 1 選択 1・春1春21・秋1秋2 ◎

現代人の科学B (注1) 1 選択 1・春1春21・秋1秋2 ◎

現代人の科学C (注1) 1 選択 1・春1春21・秋1秋2 ◎

現代人の科学D (注1) 1 選択 1・春1春21・秋1秋2 ◎

現代人の科学E (注1) 1 選択 1・春1春21・秋1秋2 ◎

現代人の科学F (注1) 1 選択 1・春1春21・秋1秋2 ◎

現代人の科学Ⅰ (注2) 1 選択 1・春1春21・秋1秋2 ◎

現代人の科学Ⅱ (注2) 1 選択 1・春1春21・秋1秋2 ◎

現代人の科学Ⅲ (注2) 1 選択 1・春1春21・秋1秋2 ◎

身近な物理学Ⅰ 1 選択 1・春11・秋1 ◎

身近な物理学Ⅱ 1 選択 1・春21・秋2 ◎

身近な化学Ⅰ 1 選択 1・春11・秋1 ◎

身近な化学Ⅱ 1 選択 1・春21・秋2 ◎

身近な生物学Ⅰ 1 選択 1・春11・秋1 ◎

身近な生物学Ⅱ 1 選択 1・春21・秋2 ◎

身近な地学Ⅰ 1 選択 1・春11・秋1 ◎

身近な地学Ⅱ 1 選択 1・春21・秋2 ◎

ボランティア論A (注1) 1 選択 1・春11・秋1 ◎ △

ボランティア論B (注1) 1 選択 1・春21・秋2 ◎ △

社会を読みとく(ボランティア論) (注2) 2 選択 1・春学期1・秋学期 ◎ △

博物館法施行規則に定める『博物館学』に該当する本学の開講科目

(博物館実習Ⅰ・Ⅱなど)3 選択

3・春学期3・秋学期4・春学期4・秋学期

○ ○ ◎

小学校教育実習Ⅰ (注3) 2 選択 3・秋学期 ○ ○ ◎

教育実習Ⅱ (注1) 3 選択 4・春学期 ○ ○ ◎

教育実習Ⅰ (注4) 2 選択 4・春学期 ○ ○ ◎

ボランティア活動A (注1) 1 選択 認定科目 ◎ ○

ボランティア活動B (注1) 1 選択 認定科目 ◎ ○

注1:教育学部以外の学部の対象科目注2:教育学部の対象科目注3:教育学部初等教育学科の対象科目注4:教育学部中等教育学科の対象科目

― 156 ―

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春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

   A

( 科学ボラン

ティア活

動へ

の意

欲)

   B

(科学ボラン

ティア活

動を

する能

力)

   C

(科学

・技

術リ

テラシー)

   D

(地域

貢献

意識

)

   E

(社会

人基

礎力

)

(注)科目

履修

マーク: ◎

=必

修科

目、●

=選

択必

修科

秋学

カリキュラム・ツリー(春

入学

)科

学ボランティアセンター

達成目標

授 業 科 目 名

1年

次2年

次3年

次4年

次春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

秋学

期春

学期

科学・工作ボランティア入門◎

科学

ボランティア

実践

指導

Ⅰ◎

科学ボランティア活動◎

ボランティア論

Bボランティア活動A

ボランティア活動B

教育実習Ⅱ

博物館法施行規則に定める『博物館学』に

該当する本学の開講科目

(博物館実習Ⅰ・Ⅱなど)

科学ボランティア実践指導Ⅱ◎

現代人の科学A

身近

な物

理学Ⅰ

ボランティア論

A

小学校教育実習Ⅰ(初等教育学科)

教育実習Ⅰ

(中等教育学科)

社会を読みとく(ボランティア論)

(教育学部)

現代人の科学B

現代

人の

科学

C

現代人の科学D

現代人の科学E

現代

人の

科学

F

身近な物理学Ⅱ

身近な化学Ⅰ

身近

な化

学Ⅱ

身近

な生

物学Ⅰ

身近な生物学Ⅱ

身近な地学Ⅰ

身近

な地

学Ⅱ

現代

人の

科学

(教

育学

部)

現代人の科学Ⅱ

(教育学部)

現代

人の

科学

(教

育学

部)

― 157 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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プロジェクト科目 IB教員養成プロジェクト

教育目標 国際バカロレア(IB)の教育を通して次の目標を達成できるような教員を養成する。

 1 .教えることと学ぶことを両立しつつ深める。

 2 .コミュニケーション能力と協働性を養成する。

 3 .革新と挑戦を促す。

 4 .多文化の理解と尊重を推し進める。

 5 .多様性と多面的な視点の受容。

 6 .振り返りと深い学びを支援する。

プログラム修了認定の方針(卒業認定・学位授与の方針との関わり)A .教職の意義に関する基本的な知識を身につけ、それらを活用することができる。

B .教育の基礎理論に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

C .教育課程及び指導法に関する知識を身につけ、それらを活用することができる。

D .大学で習得した知識・技能ならびに自己の適性に基づき、学校の教育目標の達成に必要とされる基本

的な実務に取り組むことを通して、教員に求められる知識・技能を高め、それらを活用することができる。

教育課程編成・実施の方針 上記の教育目標を達成するために、IB教員養成プロジェクト科目を体系的に配置し、各科目で身につけ

る資質能力をプログラム修了認定の方針に沿って定め、能動的学修の方法に積極的に取り組む。これらの

科目については、知識・技能を客観的に評価できる指標と合わせて、学修の成果物や講義内の取り組み、個々

の学生の自己評価等を総合的に評価し、教育課程編成方針を継続的に評価・検討する。

 ⑴  それぞれの専門分野において必要とされる基礎的な知識・技能とともに、教員に求められる基礎的

な知識・技能を習得し、それらを活用することができる。

 ⑵  幅広い教養を身につけ、自然や社会のさまざまな問題とともに、学校教育や社会教育に関わる問題

に探究心をもち、主体的・協働的に関わることができる。

 ⑶  社会人として必要とされる知識・技能とともに、教員として必要とされる評価方法や倫理観を身に

つけている。

 ⑷  その上で世界的な視野に立って地球市民として世界平和に貢献する気概を持っている。

受講者受け入れの方針 IB教員養成プロジェクト科目の履修にあたっては、以下の観点を満たすことを重視する。

 ⑴  所属学科の専門分野で習得すべき基本的な知識・技能、思考力・判断力・表現力を有する人である

こと。

 ⑵  本学の教育課程編成方針・実施の方針(カリキュラムポリシー)に定める学修やコミュニケーショ

ンのための基礎的技能を身につけている人であること。

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 ⑶  科学・技術・社会とともに教育に関心をもち、主体的・協働的な学習活動を通じて知識や経験を広

げていく向上心を有するとともに、自らの能力を伸ばし社会に貢献する意欲を有する人であること。

 ⑷  日本での高校教員資格取得を目指すものが優先される。

― 159 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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IB教員養成プロジェクト

授業科目名単位数

IB教員基礎資格

(8単位)

IB教員科目資格

(12単位)学年・学期

プログラム修了認定の方針各項目に対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C D

IB教員養成プロジェクト科目

教養教育科目 国際バカロレア概論 2 必修 必修 2・春2 ◎ ○ △

IB教育課程論 1 必修 必修 2・秋1または秋2 △ ◎ ◎

IB教育方法論 1 必修 必修 2・秋1または秋2 ○ ◎ ○

IB教育評価論 2 必修 必修 3・春1または春2 △ △ ◎ ○

DP数学 2 選択必修 3・秋2または秋1 ◎ ○

DP化学 2 選択必修 3・秋2または秋1 ◎ ○

DP教育実践研究Ⅰ 2 必修 必修 4・春1 ○ △ ○ ◎

DP教育実践研究Ⅱ 2 必修 4・春2 △ ◎ ◎

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IB教

員養

成プ

ロジ

ェク

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

A B

(注

1)科

目履

修マ

ーク

: 

◎=

必修

科目

、●

=選

択必

修科

目(注

2)全

科目

クォ

ータ

ー科

目と

する

秋学

C D

カリ

キュ

ラム

・ツ

リー

授 

業 

科 

目 

1年

次2年

次3年

次4年

春学

期秋

学期

春学

期達

成目

標秋

学期

春学

期秋

学期

春学

国際

バカ

ロレ

ア概

論◎

IB教

育課

程論

IB教

育方

法論

◎IB

教育

評価

論◎

DP

数学

DP

化学

DP

育実

研究

Ⅰ◎

DP

育実

研究

Ⅱ◎

Bas

ic t

eac

her

cert

ific

ate

IB教

員基

礎資

8単位

Subj

ect

teac

her

cert

ific

ate

IB教

員科

目資

12単

― 161 ―

教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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プロジェクト科目 ワインプロジェクトプログラム

教育目標 ワイン発酵科学センターは、新たなワイン醸造及び貯蔵技術の開発、ワインの味や香り形成に重要な役

割を果たす高分子化合物の特性の解析、有用な酵母の検索、ワイン用新規ブドウ品種の作成・栽培等を行

うことを目的としている。また、当センターは「岡山理科大学ワインプロジェクトプログラム」をサポー

トし、ワインを中心とした醸造・発酵に関する基本的な知識の修得と実習を通じ、ワインに関する基礎的

な素養をもった人材を養成し、ワイン文化の普及や関連産業・分野で活躍できる人材の養成を目的とする。

プログラム修了認定の方針(卒業認定・学位授与の方針との関わり) 「岡山理科大学ワインプロジェクトプログラム」は、全学のディプロマポリシーの「A.それぞれの専

門分野で活躍するために必要な基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用することができる。」及び

「B.幅広い教養を身につけ、自然や社会のさまざまな問題を見出し、探究心を持ってその解決に主体的・

協働的に関わることができる。」の2項目と連動している。このプログラムでは、所定の単位と次の技能

を修得した者に、ワインプロジェクトプログラム修了を認定する。

 A .ワイン用ブドウ栽培とワイン醸造に関する基礎的な知識と技術を習得している。

 B .習得した知識・技能を活用し、ワイン関連産業の発展やワインによる地域活性化、ワイン文化の普

及に寄与できる。

 C .習得した知識・技能を、各自の専門分野で応用できる。

 教育課程の評価にあたっては、各科目の受講者数とGPA、プログラム修了者数、連携ワイナリー代表者

による評価、授業アンケート等の各種調査結果などを総合的に活用して継続的に評価点検し、改善を行う。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー) ワイン用ブドウ栽培とワイン醸造に関する基礎的な知識と技術を習得するため、化学・生化学・ブドウ

栽培・醸造に関する講義科目と実習科目を置く。

受講者受け入れの方針 本学の入学者受け入れの方針を満たし、ワイン関連産業の発展やワインによる地域活性化、ワイン文化

の普及に寄与する意欲を持つ者を、学科の区別なく全学より受け入れる。

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ワイン発酵科学センター

科     目 単位数 必修・選択等の別

学年・

学期

ディプロマポリシーに対する関与の程度◎もっとも強く関与 ○強く関与 △ある程度関与

A B C

ワインの歴史と風土・文化 1 必修 1・春2 △ △ ◎

ワインの科学 1 必修 1・秋1 ○ ◎

ブドウ栽培学 1 必修 1・秋2 ◎ △

ワイン醸造法 1 必修 2・秋2 ◎ ○

生命の基礎化学 1 選択 1・秋2 △ ◎

生命の化学概論 1 選択 2・春1 △ ◎

発酵と微生物 1 必修 2・春2 △ ◎

ワインプロジェクト実習Ⅰ 1 必修 1・秋1秋2 ◎ ○

ワインプロジェクト実習Ⅱ 1 必修 2・春1春22・秋1秋2 ◎ ○

ワインプロジェクト実習Ⅲ 1 必修 2・春1春22・秋1秋2 ◎ ○

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教育学部

生物地球学部

獣医学部

総合情報学部

経営学部

教育支援機構

プロジェクト科目

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ワイン発酵科学センター

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

春1

春2

秋1

秋2

秋学期

A C

春学期

秋学期

カリキュラム・ツリー

達成

目標 B

1年次

2年次

3年次

4年次

春学期

秋学期

春学期

秋学期

春学期

ワインの

歴史と風

土・文化

ワインの

科学

ブドウ

栽培学

ワイン

醸造法

ワインプロジェクト実習Ⅲ

生命の基

礎化学

生命の化

学概論

発酵と微

生物ワインプロジェクト実習Ⅱ

ワインプロジェクト

実習

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