複素数平面 総集編 複素数平面の問題は約 30 題やってきました。 …€¦ ·...
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複素数平面 総集編
複素数平面の問題は約 30 題やってきました。本番ではこれらに似た問題が出題されると思いま
す。それほど複素数平面は典型的な問題が多数です。ちなみに 2005 年までの入試問題を見てい
ても複素数平面の問題は現在の問題と遜色ありません。本番までには完璧にできるようにしてく
ださい。途中解説などは自分の手元の資料を参考にしてください。質問があればいつでも。
2 つの複素数 𝑧, 𝑤 があり、|𝑧 − 𝑖| = 1, 𝑤 = (1 + 𝑖)𝑧 が成立している。以下の問いに答えよ。
(1) 𝑧 はどのような図形を描くか。
(2) 𝑤 はどのような図形を描くか。
(1) 𝑖 を中心とする半径 1 の円 (2) − 1 + 𝑖 を中心とする半径√2 の円
複素数 z が|𝑧 − 1| = 2 を満たし、𝑤 が 𝑤 = 𝑖𝑧 + 3 で表されるとき P(w)の軌跡を求めよ。
中心が i + 3,半径が 2 の円
複素数 z が 1 + 𝑖 を中心とする半径 1 の円周上を動き、𝑤 =1 − 𝑖𝑧
1 + 𝑖𝑧で表される P(w)の軌跡を求
めよ。
(−1, −1 − 2i を結ぶ線分の垂直二等分線)
複素数 z は|𝑧 − (1 + 𝑖)| = 1 を満たしている。
(1) 点 z の軌跡を求めよ。
(2) |𝑧 − 2|の最大値と最小値、およびそれらを与える z を求めよ。
(1) 1 + 𝑖 を中心とする半径 1 の円 (2) 𝑀𝑎𝑥. √2 + 1 ( (2 − √2) + (2 + √2)𝑖
2) (
(2 − √2) + (2 + √2)𝑖
2) 𝑚𝑖𝑛. √2 − 1 (
(2 + √2) + (2 − √2)𝑖
2)
弘前大学 2016
(1) 0, 𝑖を結ぶ垂直二等分線 (2)点𝑖
2を中心とする半径
1
2の円 (点 i は除く) (3) 点 1 を中心とする半径 1 の円 (点 2 は除く)
秋田大学 2016 医学部
点 4 − i を中心とする半径 2√2の円 (2) 𝑧 = 4 ± √7 (3) 4 + 2√2
早稲田大学 2017
(1)−1 + √3𝑖
2 (2) (𝑥 −
1
2)
2
+ (𝑦 −1
2)
2
= 1 ((𝑥, 𝑦) ≠ (0,0))
奈良女子大学 2017
(1) |𝑧| = 1 (原点を除く) (2)
埼玉大学 2017 後期
(1) 𝑖 (2) 𝑜𝑚𝑖𝑡 (3)𝑥 = −3 sin 2 𝜃
5 − 3 cos 2 𝜃 𝑦 =
4
5 − 3 cos 2 𝜃 (4)
5𝑦 − 4
3𝑦 (5) 点
5
4𝑖を中心とする半径
3
4の円
複素数 z が|z − 2i| = 2 をみたしている時の|z − 2√3|の最大値と最小値、およびそれらを与える
z を求めよ。 (山形大学 2016) (𝑀𝑎𝑥. 6 (−√3 + 3𝑖) 𝑚𝑖𝑛. 2(√3 + 𝑖)
山形大学医学部 2016
(1) 𝑥2
25+
𝑦2
9= 1 (2)𝑧 ≠ 0, |𝑧| = 2 (3)7
北海道大学 2016
|w|2 = 4𝑥2 − 20𝑎𝑥 + 16𝑎2 + 9 (2) |4𝑎 + 5| (𝑎 < −5
4) 3√1 − 𝑎2 (−
4
5≦ 𝑎 ≦
4
5) |4𝑎 − 5| (𝑎 >
4
5)
千葉大学 2016
金沢大学 2017
±√3i, ± (3
2+
√3
2𝑖) , ± (−
3
2+
√3
2𝑖)
徳島大学 2016
2
𝛼 = 1 + 2𝑖, 𝛽 = 3 − 4𝑖 とおく。
(1) 𝛼 + 𝛽, 3𝛼 − 𝛽をそれぞれ複素数平面上に図示せよ。
(2) 𝑘を実数とする。このとき、|𝛼 + 𝑘𝛽|の最小値と、そのときの k の値を求めよ。(2, k =1
5)
オリジナル新作問題
0 ≦ θ < 2πとする。
2 つの複素数 𝑧 = 1 + 𝑖, 𝑤 = 1 + √3𝑖 に対し複素数 w
z の絶対値は(1),偏角 (arg
𝑤
𝑧 )は(2)である。
√2,𝜋
12
z +4
z= 2 を満たしている。
(1) 𝑧 を極形式で表せ。 ( 2{cos (±𝜋
3) + 𝑖 sin (±
𝜋
3)} )
(2) 𝑤 = 1 + 𝑧 + 𝑧2 + 𝑧3 + 𝑧4 + 𝑧5の値を求めよう。
左辺は公比が z の数列とみなせるから、1 + 𝑧 + 𝑧2 + 𝑧3 + 𝑧4 + 𝑧5 =𝑧6 − 1
𝑧 − 1とできる。このと
き(1)よりz6 = (𝐴)となり、さらに(1)の z を代入すると w の値が出る。
(−21√3𝑖, 21√3𝑖)
A(1 + i), B(3 + 5i), 𝐶(𝛾)が正三角形であるような C の座標を求めよ。ただし C は第二象限にある
とする。(広島大学)(2 − 2√3 + (3 + √3)𝑖)
複素数平面上で z, z2, 𝑧3を表す点をそれぞれ A, B, C とする。
(1) ∠𝐵𝐴𝐶 =𝜋
2 ならば z + 𝑧 = −2 となることを証明せよ。
(2) 𝐴𝐵𝐶は∠A =𝜋
2,∠𝐵 =
𝜋
3 の直角三角形であるとする。このとき SABC を求めよ。(14√3)
九州大学 2015 工学部後期
m=6, n=12
北海道大学 2017 後期
(1)
横浜国立大学 2017 後期
名古屋市立大学 2016薬学部中期
佐賀大学 2017
, 16,
愛媛大学 2016
,8
徳島大学 2017
z5 = 1 を満たす複素数 z について次の問いに答えよ。
(1) ∑ 𝑧𝑛
4
𝑛=1
の値を求めよ。
(2) 𝑧 +1
𝑧 の値を求めよ。
(3) cos 144° の値を求めよ。
オリジナル新作問題
(1) − 1 (2) 2,−1 ± √5
2 (3)
−1 − √5
2
佐賀大学 2016 後期
九州大学 1998
山梨大学医学部後期 2017(やや難)
2016, 1008
2 異なる複素数 𝛼, 𝛽, 𝛾 が 2𝛼2 + 𝛽2 + 𝛾2 − 2𝛼𝛽 − 2𝛼𝛾 = 0 を満たす。
(1)𝛾 − 𝛼
𝛽 − 𝛼= ±𝑖 となることを証明せよ。
(2) 複素数平面上で 3 点 𝐴(𝛼), 𝐵(𝛽), 𝐶(𝛾)を頂点とする△ ABC はどのような三角形か。答えよ。
(3)異なる複素数 𝛼, 𝛽, 𝛾 が 𝑥3 + 𝑘𝑥 + 20 = 0 の解とする. 𝛼, 𝛽, 𝛾 および 𝑘(∈ 𝑅) を求めよ。
九大オープン予想問題演習から
あなたが落ちた和歌山大学 2017 理系☆☆~☆☆☆
この系統は慣れないと最後まで解けないかもね。
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