西東京市eco羅針盤 【食品ロス 】食べられずに廃 …...【食品ロス...

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【食品ロス 】食べられずに廃棄される食べもの 日本の食料自給率は現在39 (平成26年度農林水産省調べ 、食料の大半を輸入に頼っています。 その一方で、食べ残しや賞味期限切れにより、まだ食べられる食料が大量に廃棄されています。 日本国内における年間の食品廃棄量は、食料消費全体 の2割にあたる約1,800万トンあり、このうち、まだ食べ られるのに廃棄されている食料は、年間約500万トン~ 800万トン含まれていると推計されています。 これは、我が国の米の年間収穫量(平成24年約850万 トン)に匹敵し、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世 界の食料援助量(平成23年で年間約390万トン)を大 きく上回る量になります。我が国には食べものをもっと 無駄なく、大切に消費していくことが必要です。 西東京市ECO羅針盤 【食品ロス】 【世界の食料援助量】 約400万トン 約400万トン 約500~ 800万トン 約500~ 800万トン 家庭系 約200~400万トン 家庭系 約200~400万トン 日本人1人当たり、おにぎり 約1~2個分を毎日捨てて いる量になります。 【 日本の食品ロス 】 【 日本の食品ロス 】 事業系( ) うち可食部分と 考えられる量 約300~400万トン ・規格外品 ・返品 ・売れ残り ・食べ残し うち可食部分と 考えられる量 約300~400万トン ・規格外品 ・返品 ・売れ残り ・食べ残し 家庭系 うち可食部分と 考えられる量 うち可食部分と 考えられる量 約200~400万トン ・食べ残し ・食材の過剰な除去 賞味期限切れなどにより そのまま廃棄されるもの 約200~400万トン ・食べ残し ・食材の過剰な除去 賞味期限切れなどにより そのまま廃棄されるもの 食品メーカー 小売店・飲食店など 引用:政府広報オンライン 4分の1は賞味期限前 手つかずの食品が2割 食品の賞味期限と消費期限 食品の賞味期限と消費期限 【 賞味期限 】 おいしく食べることができる期限。 長期間保存できる食品に表示されています。 ( ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など ) 冷蔵や常温で保存がきく食品に表示してあります。 【 消費期限 】 期限を過ぎたら食べないほうがよい期限。 品質の劣化が早い食品に表示されています。 ( 弁当、サンドイッチ、生めん、惣菜、ケーキなど ) 期限を過ぎたものは食べないほうが安全です。 家庭から出される生ごみの中には、 手つかずの食品が2割 もあり、さらに そのうちの 4分の1は賞味期限前 にも かかわらず捨てられているものです。 ・ 全ての加工食品には、賞味期限または消費期限 のどちらかの期限表示が表示されていま (一部の食品を除く 食品ロス対策 私たちにできること 大切な食べ物への感謝の心 ※ 表示されている期限は、開封前の期限です。一度開封したら、期限にかかわらず早めに食べましょう。 ※ 表示されている期限は、開封前の期限です。一度開封したら、期限にかかわらず早めに食べましょう。 買いすぎない 作りすぎない 使いきる 食べ残さない 60 (%) 食品を使用せずに廃棄した理由 食品の鮮度低下、 腐敗及びカビの発生 食品の消費期限・ 賞味期限が過ぎたため 色やにおいなどで食品の 安全性に不安を感じたため 食品が中途半端に 余ったため 0 10 20 30 40 50 資料:農林水産省「平成21年度食品ロス統計調査(世帯調査)」(複数回答による) 日頃から食品の賞味・消費期限を把握して 買い物をすることや、 食材を使い切り 活かす調理方法・献立の工夫に取り 組むことで 無駄を無くすことができます。

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Post on 11-Feb-2020

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【食品ロス 】食べられずに廃棄される食べもの日本の食料自給率は現在39%(平成26年度農林水産省調べ)、食料の大半を輸入に頼っています。

その一方で、食べ残しや賞味期限切れにより、まだ食べられる食料が大量に廃棄されています。

日本国内における年間の食品廃棄量は、食料消費全体の2割にあたる約1,800万トンあり、このうち、まだ食べられるのに廃棄されている食料は、年間約500万トン~800万トン含まれていると推計されています。これは、我が国の米の年間収穫量(平成24年約850万トン)に匹敵し、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(平成23年で年間約390万トン)を大きく上回る量になります。我が国には食べものをもっと無駄なく、大切に消費していくことが必要です。

西東京市ECO羅針盤

【食品ロス】【世界の食料援助量】

約400万トン約400万トン

約500~ 800万トン約500~ 800万トン

家庭系約200~400万トン家庭系約200~400万トン

日本人1人当たり、おにぎり約1~2個分を毎日捨てている量になります。

【 日本の食品ロス 】【 日本の食品ロス 】

事業系(    )

うち可食部分と考えられる量

  ➡ 約300~400万トン  ・規格外品   ・返品  ・売れ残り   ・食べ残し

うち可食部分と考えられる量

  ➡ 約300~400万トン  ・規格外品   ・返品  ・売れ残り   ・食べ残し

家庭系うち可食部分と考えられる量

うち可食部分と考えられる量

  ➡ 約200~400万トン  ・食べ残し   ・食材の過剰な除去  ・賞味期限切れなどにより    そのまま廃棄されるもの  

  ➡ 約200~400万トン  ・食べ残し   ・食材の過剰な除去  ・賞味期限切れなどにより    そのまま廃棄されるもの  

食品メーカー小売店・飲食店など

引用:政府広報オンライン

4分の1は賞味期限前

手つかずの食品が2割

 食品の賞味期限と消費期限 食品の賞味期限と消費期限

【 賞味期限 】

 おいしく食べることができる期限。

 長期間保存できる食品に表示されています。

 ( ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など )

冷蔵や常温で保存がきく食品に表示してあります。

【 消費期限 】

期限を過ぎたら食べないほうがよい期限。

  品質の劣化が早い食品に表示されています。

 ( 弁当、サンドイッチ、生めん、惣菜、ケーキなど )

期限を過ぎたものは食べないほうが安全です。

家庭から出される生ごみの中には、

手つかずの食品が2割 もあり、さらに

そのうちの 4分の1は賞味期限前 にも

かかわらず捨てられているものです。

・ 全ての加工食品には、賞味期限または消費期限 のどちらかの期限表示が表示されています(一部の食品を除く)。

食品ロス対策 私たちにできること 大切な食べ物への感謝の心

※ 表示されている期限は、開封前の期限です。一度開封したら、期限にかかわらず早めに食べましょう。※ 表示されている期限は、開封前の期限です。一度開封したら、期限にかかわらず早めに食べましょう。

買いすぎない

作りすぎない

使いきる

食べ残さない60

(%)

食品を使用せずに廃棄した理由

食品の鮮度低下、腐敗及びカビの発生

食品の消費期限・賞味期限が過ぎたため

色やにおいなどで食品の安全性に不安を感じたため

食品が中途半端に余ったため

0 10 20 30 40 50

資料:農林水産省「平成21年度食品ロス統計調査(世帯調査)」(複数回答による)

日頃から食品の賞味・消費期限を把握して

買い物をすることや、食材を使い切り

活かす調理方法・献立の工夫に取り

組むことで無駄を無くすことができます。