高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの...

17
高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋であっさり、たべやさい〜 2017年8月28日 このに関するおい合せは…… 会社Mizkan Partners 本社 0569-24-5087 FAX 0569-24-5011 今・猪飼・大 03-3555-2607 FAX 03-3297-8578 831日は「野菜の日」としてられていますが、 ミツカンでは野菜の日をりに、 「鍋で1日分の野菜を摂る」ことをごいたします。 <内> 1. 調 2. 調のポイント 3. 鍋実回、鍋調の市場動 4. 鍋の魅⼒ 5. 鍋のトレンド 6. 鍋つゆの用実 7. 鍋つけだれの用実 8. きな鍋メニューランキング 9. 今年オススメの鍋スタイル

Upload: others

Post on 30-Jan-2020

1 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは?〜鍋であっさり、たべやさい〜

2017年8月28日

この件に関するお問い合せは……株式会社Mizkan Partners 広報部

本社 電話0569-24-5087 FAX 0569-24-5011 担当 今井・猪飼・大村東京 電話03-3555-2607 FAX 03-3297-8578 担当 花園・⻘⽊

8月31日は「野菜の日」として知られていますが、ミツカンでは野菜の日を⽪切りに、

「鍋で1日分の野菜を摂る」ことをご提案いたします。

<内容>1. 調査概要2. 調査結果のポイント3. 鍋実施回数、鍋調味料の市場動向4. 鍋の魅⼒5. 鍋のトレンド6. 鍋つゆの使用実態7. 鍋つけだれの使用実態8. 好きな鍋メニューランキング9. 今年オススメの鍋スタイル

Page 2: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

288.1 257.1 266.5 281.1 286.6

327.6 322.3

276.5

226.8246.3 252.9

286.5

334.4309.9

33.722.7 23.9

29.8 31.440.5 39.7

31.4

18.4 22.4 22.029.5

40.4 38.6

0

20

40

60

80

100

0

50

100

150

200

250

300

350

野菜摂取量平均値(g) 野菜摂取量350g以上の割合

2

はじめに

8月31日は、野菜の日です。厚⽣労働省では、⽣活習慣病などを予防し、健康的な⽣活を維持するための目標として成人の1日あたりの野菜平均摂取量を、350g以上としています。

健康的な⽣活を送るため、野菜を毎日たくさん食べたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし実際のところ、目標を達成できているのは成人男性で33.7%、⼥性は31.4%となっており、達成するのは簡単ではないようです。

そこでミツカンでは、野菜不⾜の日本を『鍋』で応援したい!と考え1日分の野菜を鍋でおいしく食べよう!というご提案を2016年より始めています。

鍋であれば、火を通すため野菜のかさが減るのでたくさん食べることができ、⽣食しにくい根菜や白菜などいろいろな種類の野菜を摂ることができます。

本調査では、そんな鍋に関わる消費者の実態を、情報ファイルとしてまとめました。

これから迎える鍋の季節に向けて、ミツカンはおいしく健康的な食⽣活をご提案してまいります。

■野菜の摂取量の平均値(20歳以上、性・年齢階級別)

男性 ⼥性

出典:厚⽣労働省 平成27年国⺠栄養・健康調査より作成

(g/日) (%)

Page 3: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

3

■調査主体:株式会社Mizkan■調査テーマ:鍋メニューの実施実態、及び、実施意識に関する調査■調査方法:インターネット調査■対象エリア:全国■調査対象:20〜69歳 計4,000名

2人暮らし以上既婚⼥性 3,200名1人暮らし週に1回以上⼣飯を⾃炊する男⼥ 800名

(詳細は、以下の割付表にて)■調査実施期間: 2012年度調査 2013年3月

2013年度調査 2014年2月2014年度調査 2015年2月2015年度調査 2016年2月2016年度調査 2017年2月

※「鍋定期調査」はその年度の9月〜2月の実施や意識の調査となります。

1.調査概要「鍋定期調査」: 株式会社Mizkanでは、毎年、鍋メニューに関する意識調査を

実施しています。

全体 4000既婚⼥性計 3200

年代 20代 64030代 64040代 64050代 64060代 640

エリア 北海道 400東北 400関東 400京浜 400東海・北陸 400京阪神 400中国・四国 400九州 400

⼀人暮らし男⼥(週1以上⾃炊)計 800⼀人暮らし男性計 400

年代 20代 8030代 8040代 8050代 8060代 80

⼀人暮らし⼥性計 400年代 20代 80

30代 8040代 8050代 8060代 80

※「全体」とは、本調査対象の全体(既婚⼥性3200名+⼀人暮らし男⼥800名)を指します。

Page 4: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

4

・鍋つゆの使用実態

【本資料のまとめ】●2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで⾒るとどちらも成⻑傾向にある。

●味のトレンドは、あっさりとした和風味の人気が続いている。●「野菜を摂りたい」というモチベーションが、鍋の実施に大きく影響している。

2.調査結果のポイント

・鍋実施回数・鍋調味料の市場動向

・鍋の魅⼒

・鍋のトレンド

� 2016年度の鍋実施回数(9月ー2月)の平均値は既婚⼥性17.8回。� 2012年度からのデータを⾒ると、実施回数はほぼ20回前後で推移。

2016年度は微減傾向にある。� 鍋調味料市場は、2016年度はやや縮⼩。しかし、2012年度からの5年間で⾒

ると伸張傾向にある。� エリア別に実施回数を⾒ると、⻄⾼東低の関係にある。� ⻄日本は50代以上の鍋実施回数が多く、特に水炊きの実施回数が東日本より

顕著に多い。

� 「鍋の良い点」として、「野菜がたくさん食べられる」、「野菜がおいしい」という項目が1位、2位と続いている。

� 「鍋を実施したきっかけ」でも、「野菜がとりたかったから」という項目が上位に入っている。

� 鍋実施のきっかけとして、野菜を摂ることが大きく影響していると考えられる。

� 2016年度の種類別の鍋実施回数を⾒ると、しょうゆ味の鍋(寄せ鍋・ちゃんこ鍋など)や、おでん、水炊きなど、昔からある定番の鍋の実施回数が多い。

� 昔からある定番の鍋は、2015年度の調査結果でも上位を占めており、あっさりとした和風鍋の人気が続いていることが分かる。

� 2016年度の鍋つゆ市場は微減。� しかし、しょうゆ、食酢などの和風調味料市場の中では、鍋つゆ市場は最も成⻑

している。� 鍋の味つけには47%の人が市販の鍋つゆを使用している。その理由は、簡単にお

いしい味が出せるからで、簡便な調味料として重宝されていることが分かる。

・鍋つけだれの使用実態

� 鍋のつけだれとして使用したものの中で⼀番多いのが「味つけぽん酢」(24.1%)� 理由は「野菜や肉類がおいしく食べられるから」など、具材をおいしく食べられること

が上位に入っている。

・好きな鍋メニューランキング

� 「好きな鍋」は既婚⼥性、配偶者、⼦供すべて「すき焼き・⽜鍋」がトップ。� ただし、実施回数はトップではなく、⾼嶺の花の存在。

Page 5: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

3.鍋実施回数、鍋調味料の市場動向

鍋実施回数(9月ー2月)は平均17回。月3回近い頻度で実施しているビッグメニューです。エリアで⾒ると「⻄⾼東低」で、⻄日本では「水炊き」が多く実施されています。�2016年度の鍋実施回数は微減している。気温⾼と鍋野菜の価格⾼騰の影響と考えられる。�鍋調味料の市場も減少したものの、5年スパンで⾒ると増加傾向にある。�エリア別で⾒ると、⻄日本での実施回数が多く、⻄⾼東低の様⼦。�⻄⽇本の50代、60代が特に多く、鍋メニューとしては「水炊き」が東⽇本と比べて人気。

■鍋実施回数の平均値(9月ー2月)出典:2012年〜2016年度

鍋定期調査

7.9

2.3 3.1

3.5

6.6

10.6

8.3

16.5

13.5

8.2

6.4

3.8

2.3 1.7

1.3 1.5

2.7

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

16.0

18.0

0回

1回

2回

3回

4~

5回

6~

8回

9~

10回

11~

15回

16~

20回

21~

25回

26~

30回

31~

35回

36~

40回

41~

45回

46~

50回

51~

60回

61回以上

2012年 2013年 2014年 2015年 2016年

全体 20.8 19.6 20.8 18.6 17.0

既婚女性 21.3 20.6 21.8 19.9 17.8

■鍋調味料市場動向

出典:インテージSRI-M/全国/全業態/12〜16年度9-2月/当社定義**当社定義として含むカテゴリー:「鍋つゆ」「ぽん酢」「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」「おでんの素(粉末)」

<鍋調味料 下期(9-2月)市場動向5ヵ年推移>(単位:億円)

2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 年平均伸張率

483.9 502.1 520.4 518.3 508.0 101.2%

483.9

502.1

520.4 518.3

508.0

460.0

470.0

480.0

490.0

500.0

510.0

520.0

530.0

2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度

出典:2016年度鍋定期調査

Page 6: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

3.鍋実施回数、鍋調味料の市場動向

出典:2016年度鍋定期調査

■エリア別鍋実施回数平均値(2016年度)

15.3 15.316.7

20.7 21.2

15.1 15.4 15.9

19.6 18.815.5 15.217.4

21.823.6

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

20代 30代 40代 50代 60代

全体 東日本(北海道〜京浜) ⻄日本(東海〜九州)

鍋実施回数の平均値をエリア別に⾒てみると、⻄⾼東低の関係にあり、特に50代60代で顕著です。

■種類別鍋の実施回数の平均値(9月-2月)

全体 17.0 北海道 16.2 東北 17.6 関東 17.9 京浜 16.2 東海・北陸 17.7 京阪神 18.9 中国・四国 19.4 九州 18.8

種類別に⾒てみると、「水炊き」で東⻄の実施回数に違いが現れます。水炊きは博多発祥のメニューですので、⻄日本はより馴染みのあるメニューなのかもしれません。

25.0 28.8

14.5 14.4 10.3 9.2

13.4 16.1 5.0 5.6

13.8

23.3 24.8 21.6

17.0 13.3 14.3 15.8 14.9

12.2 12.0 14.0

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

【東日本】50〜60代平均 【⻄日本】50〜60代平均

Page 7: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

29.2

24.8

23.3

23.2

20.9

14.4

13.5

13.4

11.5

5.9

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0

寒かったから

家にある⾷材を⾒て

自分が⾷べたかったから

野菜がとりたかったから

季節柄、⾷べたくなったので

夫のリクエスト

お鍋の具材が手に入ったから

メニューを考えるのが面倒だったから

残り物を使いたかったから

作る時間がなかったから

44.9

40.1

39.0

32.1

28.8

28.2

28.0

26.9

23.4

22.8

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0

野菜がたくさん⾷べられる

野菜がおいしい

体が温まる

自分が好き

夫が好き

好きな具材を入れられる

作る手間がかからない

いろんな種類の具材が⾷べられる

味付けが簡単

短時間で作れる

■鍋を実施したきっかけ 上位10位(全体/MA)

4.鍋の魅⼒

鍋の良い点は2年連続で「野菜がたくさん食べられる」ことが1位。2位には「野菜がおいしい」ことが続きます。鍋は野菜をおいしくたくさん摂りたいときに食べるメニューとして定着してきているのではないでしょうか。�鍋を実施したきっかけでは、「野菜がとりたかったから」という回答も上位にランクイン。

■鍋の良い点(全体/MA)

出典:2016年度鍋定期調査

出典:2016年度鍋定期調査

(%)

(%)

Page 8: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

2.3 2.2 1.8

1.5 1.4 1.3 1.2 1.2 1.0 0.8

2.5

2.5 2.42.1

1.6 1.6 1.51.3 1.2 1.2

0.8

2.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

しょうゆ味の鍋

おでん

水炊き

すき焼き・牛鍋

湯豆腐

麺と煮込む鍋

キムチ鍋

しゃぶしゃぶ

みそ味の鍋

塩味の鍋

その他

16年度 15年度

5.鍋のトレンド

2016年度(9-2月)の種類別鍋の実施回数を⾒ると、寄せ鍋、ちゃんこ鍋などの「しょうゆ味の鍋」や、「おでん」、「水炊き」など、昔からある定番の鍋の実施回数が多いです。昨年も同様の結果となっており、素材の味を楽しむことが出来る、あっさりとした味わいの鍋の人気が続いています。

出典:2016年度鍋定期調査

注目の食材“あごだし”

ない

14%

ある

86%

あっさりした和風の鍋に欠かせないのが、だしの存在。昆布だし、かつおだしなど様々な種類がありますが、最近注目が集まっている“あごだし”をご存知でしょうか。

あごとは・・・トビウオのこと!

出典:2016年度鍋定期調査

あごだしの認知は、なんと約9割!そのイメージは、「美味しそう」「⾼級感がある」「香りが良さそう」などという上品なものが多いようです。

素材の味を引き⽴てるあっさりとした味わいは、今年の鍋の味付けでも大注目です!

■あごだしの認知(SA)

■種類別鍋の実施回数の平均値(9月-2月)(全体)

「あごだし」対してのイメージ(MA)1位 美味しそう2位 ⾼級感がある3位 香りが良さそう4位 健康に良さそう5位 品質が良さそう

Page 9: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

260.9

278.8

302.1 303.2

295.8

230.0

240.0

250.0

260.0

270.0

280.0

290.0

300.0

310.0

2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度

■鍋つゆ 下期(9-2月)市場動向5ヵ年推移

※出典:インテージSRI-M/全国/全業態/12〜16年度9-2月/当社定義

6.鍋つゆの使用実態2016年度(9-2月)の鍋つゆ市場は微減でしたが、この5年間で⾒ると伸張しており、和風調味料の中ではひときわ拡大傾向にあることが分かります。鍋つゆ使用理由はどの年代でも、「調理が簡単だから」「味付けに失敗がないから」「おいしいから」が上位となっており、簡便さがその魅⼒のようです。�鍋つゆの市場は直近の5ヵ年で103.2%と伸張傾向にある。�鍋の味つけに関しては、約半数(47%)の人が市販の鍋つゆを使用しており、その割合は年々増えている。 *全体のデータ/鍋つゆをベースに⾃分で味を調整した人含む

(単位:億円)

(単位:億円)

2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 年平均伸張率260.9 278.8 302.1 303.2 295.8 103.2%

90.0%

95.0%

100.0%

105.0%

110.0%

115.0%

120.0%

2012年 2013年 2014年 2015年 2016年

しょうゆ食酢みりんぽん酢鍋つゆつゆ和調全体

■和風調味料 下期(9-2月)市場動向5ヵ年推移

※出典:インテージSRI-M/全国/全業態/12〜16年度9-2月/当社定義

Page 10: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

31.7 33.2 36.1 36.1 37.6

11.8 9.9 9.7 10.5 9.4

19.0 21.3 18.9 17.8 19.2

15.2 14.5 14.3 15.4 14.17.8 7.0 7.1 6.6 7.87.1 6.4 5.9 7.0 5.77.4 7.8 8.1 6.6 6.2

0%

20%

40%

60%

80%

100%

2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度

その他

水のみ(素材の味)

市販のめんつゆ・白だしで味つけ

醤油、味噌等で味つけ

だしの素、昆布等だしのみの味つけ

市販の鍋つゆをベースに自分で味を調整

市販の鍋つゆを使用

■鍋つゆ使用理由 上位10位(MA)

どの年代にとっても、「簡便」と「おいしさ」が鍋つゆの魅⼒の上位にあげられています。共働き世帯が増える今、仕事や家事で忙しい方にとって今後ますます鍋つゆは求められる存在になるのではないでしょうか。

出典:2016年度鍋定期調査

10

■鍋にどのように味つけをしたか(つけだれ除く)(全体) 出典:2012年〜2016年度鍋定期調査

全体 既婚⼥性1位 調理が簡単だから 調理が簡単だから2位 味付けに失敗がないから 味付けに失敗がないから3位 おいしいから おいしいから4位 価格が安いから 手作りでは真似できない味が出せるから5位 量がちょうどいいから 価格が安いから6位 手作りでは真似できない味が出せるから 量がちょうどいいから7位 薄めなくていいので使いやすいから 薄めなくていいので使いやすいから8位 野菜が美味しく食べられるから 困ったときのために家で保管しておけるから9位 困ったときのために家で保管しておけるから 野菜が美味しく食べられるから10位 ⾃分の好みで濃さを調節できるから 我が家の定番だから

6.鍋つゆの使用実態

20代 30代 40代 50代 60代調理が簡単だから 1位 1位 1位 1位 2位味付けに失敗がないから 3位 2位 2位 2位 1位おいしいから 2位 3位 3位 3位 3位

■年代別鍋つゆ使用理由(既婚⼥性)

Page 11: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

51.447.7

43.625.7

22.416.1

11.011.010.79.9

0.0 20.0 40.0 60.0

野菜がおいしく⾷べられる…

さっぱり⾷べられるから

肉類がおいしく⾷べられる…

自分が好きだから

ヘルシーに⾷べられるから

夫が好きだから

魚介類がおいしく⾷べられ…

鍋の味付けとよく合うから

何にでも合うから

途中で味が変えられるから

24.1

7.0

6.7

6.4

4.8

3.4

2.8

2.8

1.1

0.0 10.0 20.0 30.0

市販の味付けぽん酢

市販のつゆ

市販のごまだれ

手づくりのつゆ

手づくりの味付けぽん酢

しょうゆ

その他

手づくりのごまだれ

2.3 2.2 1.8

1.5 1.4 1.3 1.2 1.2 1.0 0.8

2.5

0.00.51.01.52.02.53.0

しょうゆ味の鍋

おでん

水炊き

すき焼き・牛鍋

湯豆腐

麺と煮込む鍋

キムチ鍋

しゃぶしゃぶ

みそ味の鍋

塩味の鍋

その他

7.鍋つけだれの使用実態鍋のつけだれとしては、市販の味つけぽん酢が最も多く使用されています。その理由は「野菜がおいしく食べられるから」がトップ、「肉類がおいしく食べられるから」も3位にあがっており、ぽん酢の魅⼒は具材をおいしく食べられるところにあります。�水炊きの実施回数は、しょうゆ味の鍋、おでんに次いで3番目に多い。�鍋のつけだれとして使用したものとしては、ぽん酢が⼀番多い。(24.1%)�味つけぽん酢を使用した理由は具材をおいしく食べられること以外に、「さっぱり食べられるから」「ヘルシーに食べられるから」など、ぽん酢ならではの味わいが上位にあがっている。

出典:2016年度鍋定期調査

11

■鍋のつけだれとして使用したもの(全体)(MA) ■市販の味つけぽん酢を使用した理由上位10位(全体)(MA)

出典:2016年度鍋定期調査

(%) (%)

出典:2016年度鍋定期調査

■種類別鍋の実施回数の平均値(9月-2月)(全体)

Page 12: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

8.好きな鍋メニューランキングアンケート回答者、配偶者、⼦供の「好きな鍋」1位は「すき焼き・⽜鍋」が制覇!今後作りたい鍋でも「すき焼き・⽜鍋」がトップです。�人気にもかかわらず、「すき焼き・⽜鍋」の実施回数の平均値(全体)は1.5回と、4番手。�しょうゆ味の鍋や、おでん、水炊きは実施回数も⾼く、今後も継続して家庭で作りたい鍋とも考えられている。�すき焼きは材料費が⾼く、実施頻度の⾼い鍋メニューの中では「⾼嶺の花」のような存在であると考えられる。

■今後、家庭で作りたい鍋(既婚⼥性)(MA)

■好きな鍋(既婚⼥性)(MA)

出典:2014年〜2016年度鍋定期調査※「特になし」という回答除く

12

2014年度 2015年度 2016年度1位 すき焼き・牛鍋 すき焼き・牛鍋 すき焼き・牛鍋2位 しょうゆ味の鍋 しょうゆ味の鍋 しょうゆ味の鍋3位 おでん おでん おでん4位 水炊き 水炊き 水炊き5位 しゃぶしゃぶ しゃぶしゃぶ しゃぶしゃぶ(同率4位)6位 キムチ鍋 キムチ鍋 キムチ鍋(同率4位)7位 みそ鍋 みそ鍋 みそ鍋8位 麺と一緒に煮込む鍋 湯豆腐 湯豆腐9位 湯豆腐 麺と一緒に煮込む鍋 豆乳鍋10位 豆乳鍋 豆乳鍋 麺と一緒に煮込む鍋

2014年度 2015年度 2016年度 配偶者の好きな鍋 子供の好きな鍋1位 すき焼き・牛鍋 すき焼き・牛鍋 すき焼き・牛鍋 1位 すき焼き・牛鍋 すき焼き・牛鍋2位 しょうゆ味の鍋 しょうゆ味の鍋 キムチ鍋 2位 しょうゆ味の鍋 しょうゆ味の鍋3位 キムチ鍋 しゃぶしゃぶ しょうゆ味の鍋 3位 キムチ鍋 しゃぶしゃぶ4位 しゃぶしゃぶ キムチ鍋(同率3位) しゃぶしゃぶ 4位 おでん 麺一緒に煮込む鍋5位 おでん 水炊き 水炊き 5位 しゃぶしゃぶ おでん6位 水炊き おでん おでん 6位 水炊き 水炊き7位 みそ鍋 みそ鍋 みそ鍋 7位 みそ鍋 キムチ鍋8位 麺一緒に煮込む鍋 湯豆腐 豆乳鍋 8位 もつ鍋 みそ鍋9位 湯豆腐 豆乳鍋 湯豆腐 9位 湯豆腐 塩味の鍋10位 もつ鍋 麺一緒に煮込む鍋 もつ鍋 10位 麺一緒に煮込む鍋 湯豆腐

Page 13: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

9.今年オススメの鍋スタイルこれまでのデータから、鍋は月に3回近く食べられる秋冬のビッグメニューであることが分かりました。しかし、頻度⾼く食べられるメニューであるが故に、マンネリ化してしまうことも悩みの種ではないでしょうか。� 鍋に使用する野菜として、約7割の人が白菜をあげている。� 鍋の〆を楽しむ割合は、全体の約半数を超え、特に、20代、30代など若い年代ほど、鍋の〆実施率

が⾼い。� しかし、〆に使う食材は「うどん」や「ごはん」など、定番のものがほとんどの様⼦。

13

出典:2016年度鍋定期調査

0% 20% 40% 60% 80% 100%

20代

30代

40代

50代

60代

作らなかった

うどん

ごはん

生・蒸しラーメン

インスタントラーメン

もち

その他

日本そば

■鍋の〆に作ったもの(既婚⼥性)(MA)

■鍋に使用した野菜上位5つ(既婚⼥性)(MA)

出典:2016年度鍋定期調査

「野菜」と「〆」をいつもの定番とチェンジ!!新しい鍋野菜を使った、“1日分の野菜が摂れる鍋”〆で鍋をまったく違う新しい1品に変える、“〆チェン”をご提案します!

1位 白菜 70.72位 きのこ類 61.23位 ⻑ネギ 54.04位 大根 36.55位 にんじん 31.1 (%)

Page 14: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

14

かぼちゃとブロッコリーのクリーミー鍋

◆作り方[1] 鶏もも肉は⼀⼝大に切る。かぼちゃは2〜3cm角に切り、耐熱皿にのせてラップをし、電⼦レンジ(600W)で1分30秒加熱する。ブロッコリーは⼩房に分け、にんじんは輪切りにする。たまねぎはくし形切りにする。ほうれんそうは⻑さを3等分にする。[2] 鍋に「ごま豆乳鍋つゆストレート」をよくふってから入れて火にかける。沸騰したら、[1]を入れて火を通す。

1日分の野菜が摂れる鍋

1日分の野菜が摂れる鍋

◆材料 (4人分)鶏もも肉 1枚かぼちゃ 1/3個(400g)ブロッコリー 2株(500g)たまねぎ 2個(400g)にんじん 1本(150g)ほうれんそう 1束(300g)ごま豆乳鍋つゆストレート 1袋

子供が喜ぶ野菜たっぷりラーメン鍋

◆作り方[1] キャベツとチンゲンサイはザク切り、にんじんは短冊切り、たまねぎは5mm幅の薄切りにする。[2] ボウルに[1]ともやしを入れてざっくり混ぜ合わせる。[3] 鍋に「濃厚鶏白湯鍋つゆストレート」または「とんこつしょうゆ鍋つゆストレート」をよくふってから入れて火にかける。沸騰したら、[2]と中華めんを入れて火を通す。[4] 仕上げに、焼豚とコーンをのせ、ごま油とすりごまをかける。

◆材料 (4人分)中華めん (⽣) 1玉焼豚 4枚 / キャベツ 1/2玉(600g)にんじん 1本(150g)/ たまねぎ 大1個(250g)チンゲンサイ 2株(200g) /もやし 1袋(200g)コーン缶 (ホール) 1カップ(150g)濃厚鶏白湯鍋つゆストレートまたは とんこつしょうゆ鍋つゆストレートごま油 適量 / すりごま (白) 適量

Page 15: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

◆材料 (4人分)はるさめ 30g/白菜 1枚/⻑ねぎ 1/3本/にんじん 1/3本 / しめじ 1/4パックキムチ鍋つゆストレート 2カップ分 / 水 1/2カップ/レモン(果汁)大さじ1/2

◆作り方[1] 白菜はザク切り、⻑ねぎは斜め切り、にんじんはせん切りにする。しめじは⽯づきを取り、⼩房に分ける。[2] 鍋の残ったつゆに水を加えて温め、沸騰したら、[1]とはるさめを加える。[3] 具材に火が通ったら、[2]にレモン汁を加える。[4] 仕上げに、お好みでパクチーを添える。 15

焼あごだし鍋 <明石焼き風>◆材料 (4人分)たこ焼き(冷凍) 10個/⻑ねぎ 1/3本 / 焼あごだし鍋つゆストレート 2カップ分みつば 適量/きざみのり 適量

◆作り方[1] ⻑ねぎは斜め薄切り、みつばはみじん切りにする。[2] 鍋に残ったつゆを温め、沸騰したら、たこ焼きを加えて5〜6分加熱する。[3] [2]を器に盛り、みつばときざみのりをのせる。

鍋の残ったつゆで「〆チェン」!

<トムヤム風スープヌードル >キムチ鍋

鍋の残ったつゆで「〆チェン」!

Page 16: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

16

鶏白湯鍋 <中華丼>◆材料 (4人分)ご飯 茶碗 4杯分 / シーフードミックス 150g / 白菜 1枚 / にんじん 1/3本濃厚鶏白湯鍋つゆストレート 2カップ分 <水溶き⽚栗粉> ⽚栗粉 適量 / 水 適量

◆作り方[1] 白菜はザク切り、にんじんは短冊切りにする。[2] 鍋に残ったつゆを温め、沸騰したら、[1]とシーフードミックスを加える。[3] 具材に火が通ったら、<水溶き⽚栗粉>でとろみをつける。[4] 茶碗に温かいご飯を盛り、[3]をかける。

鍋の残ったつゆで「〆チェン」!

<茶碗蒸し>地鶏塩ちゃんこ鍋◆材料 (4人分)水菜 1/4袋 / 地鶏塩ちゃんこ鍋つゆストレート 2カップ分 / 卵 3個

◆作り方[1] 水菜は粗みじん切りにする。[2] 卵は泡⽴てないように溶きほぐし、粗熱を取った鍋つゆに加え、かき混ぜる。[3] [2]に[1](水菜以外)を加えて火にかける。弱火で15分加熱し、その後5分蒸らす。[4] 仕上げに、水菜を散らす。

鍋の残ったつゆで「〆チェン」!

Page 17: 高まる野菜摂取志向!今年の鍋のトレンドは? 〜鍋 …...4 ・鍋つゆの 却用実拟 【本資料のまとめ】 2016年度は鍋調味料市場、鍋つゆ市場ともに微減傾向。ただし、5年スパンで

商品名 商品特徴 画像

NABE THE PREMIUMTM

焙煎ごま豆乳鍋つゆ素材の種類や配合量にまでこだわり、スープの美味しさを徹底的に追求したワンランク上の本格プレミアムごま豆乳鍋つゆです。華やかなごまの香り・コクと豆乳のまろやかな旨みを楽しめる贅沢な味わいに仕上げました。

NABE THE PREMIUMTM

濃旨キムチ鍋つゆ素材の種類や配合量にまでこだわり、スープの美味しさを徹底的に追求したワンランク上の本格プレミアムキムチ鍋つゆです。本場韓国のチゲ鍋のような、深い辛味と絡みつく旨みを楽しめる贅沢な味わいに仕上げました。

〆まで美味しいTM焼きあごだし鍋つゆストレート

コクがある味わいなので、お鍋はもちろん、〆まで美味しく食べられる鍋つゆシリーズです。焼きあごを中心に7種のだしをブレンドし、あっさりしていてコクがある味わいに仕上げた焼きあごだし鍋つゆです。

こなべっちTM焼きあごだし鍋つゆ

1人前ずつ包装されているので、人数に合わせて使える鍋つゆです。焼きあごを中心に7種のだしをブレンドし、あっさりしていてコクがあるおいしさを濃縮した液体タイプの鍋つゆです。

こなべっちTMキムチ鍋つゆ

1人前ずつ包装されているので、人数に合わせて使える鍋つゆです。ごま油と鶏油で炒めたニンニクと韓国産唐辛⼦にコチュジャンを加えた、コクのある濃厚な味わいで、おいしさを濃縮した液体タイプのキムチ鍋つゆです。

かおりの蔵®芳醇まろやか仕⽴て

本醸造醤油に北海道産昆布でとっただしをたっぷりと加え、すだち、ゆず、だいだい3つの国産柑橘果汁を合わせた味付けぽん酢です。素材の味を引き⽴てるまろやかなおいしさです。

17

参考情報<2017年秋新商品情報>