意識改革・モチベーションアップのしくみ...

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■意識改革・モチベーションアップのしくみ ~真に強い会社をつくるビジョン志向型人事賃金システム~ F 2 1 オフィス 意識改革の意味は 指示したこと、命じたことを言わ れた範囲内で義務感と責任感 で遂行していくこと 自分が担当している仕事に、自らが意味と問題点を見 つけ出し、自らの責任で、周りを巻き込みながら、現状 を打破し、それを達成していく 経営者の従業員に対する意識改革の要求は右枠の行動をとるところにあります。 しかし、毎年の、経営者の新年の挨拶に出てくる「意識改革」という言葉の多さが、そのような従業員 が少ないことを示しています。 意識改革は、「強制すれば、指摘すれば」なされるものではありません。 ①今のやり方が最良と信じ込み、他の方法を試そうとせず、自 分にはできないとあきらめている 習慣とまでなっている従来のやり方を変えることができない ③常に消極的で、真正面から取り組もうとしない態度 しかし、能力を発揮していない従業員は、態度や信じ込み(行動特性、思考特性のあり方=セルフイメー ジ)に課題があり、これらを変えていく事が必要となります。 意識改革とは、この思考特性、行動特性を変えていくことと言えます。セルフイメージ・コーチング意識 改革の理論と実践方法を具体的に伝達します。 従業員の就業能力は左図で示すことができます。 「能力を発揮していない従業員は、どこに課題がありますか」と 質問すると次のような答えが出てきます。御社ではどうでしょう か。 今まで、研修と言えば、表層にある知識、技能を対象に行われて きたケースが多かったです。 思考特性(考え方)、行動特性の改善が意識改革である 行動特性、思考特性は脳に記憶されています。このことを理解し、マイナスの『B:信じ込み』、『H:習 』、『A:態度』、の影響を無くすか、プラスに転化できれば、『意識改革』ができます。 この思考特性(考え方)、行動特性を変える方法をセルフイメージ・コーチングで自分のものとするこ とができ、仕事や自分の行動力に対して絶大な効果を与えます。 顕在能力はマイナスのBHAで 潜在能力より小さくなる。 マイナスのBHAをプラスに転 化できれば、潜在能力の発揮 度が大きくなり、成果が得られ やすくなる。 思考特性(考え 方)、行動特性 を変えれば、顕 在能力(潜在能 力の発揮度)が 大きくなる。 111-0042 東京都台東区寿3-20-7-603 株式会社オフィスF21 代表取締役 古瀬博義 (中小企業診断士) Tel 03(3843)8715 Fax 03(5828)6561 http://www.officef21.co.jp [email protected] 意識改革の成果(ビジョン・目標の達成)の配分は公平に ビジョン、目標達成にはピーター・ドラッガーが提唱したノルマ管理ではない目標管理制度を機能さ せていくことが有効です。会社目標-部門目標-個人目標の連鎖を上手に設定することがキーポイン トとなります。結果は賃金制度に反映させ、会社ビジョン・目標の達成に貢献した人に厚く報いることで 真の公平性につなげます。 また、会社が大 切にする価値観 を明確にし、それ に基づく行動を評 価の対象とし、考 え方、行動のあり 方のベクトルの統 を図っていくこ とが、「真に強い 会社」をつくること につながります。 顕在能力 従業員自身の行動の天 井(制限)は自分自身の 思い込み等(思考特性、 行動特性)が作っている ことを理解させる 従業員自身を制限し ている思い込み等(思 考特性等)を変えた時、 高い目標が達成でき 成果獲得 (ビジョン=目標) スキル 行動特性 思考特性 価値観、性格 思考特性(考え方)、行動特性改善のトリガーがビジョン(目標)である 思考特性(考え方)、行動特性は無意識下(脳)で行われる思考や、意思決定に基づいています。こ れを変えるには、明確なビジョン(目標)を設定し、 明示的に脳に伝達していくことが有効です。 明確なビジョン(目標)こそが 思考特性(考え方)、行動特性を 変えていく引き金になります。 セルフイメージ・コーチング の効果

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Page 1: 意識改革・モチベーションアップのしくみ F意識改革とは、この思考特性、行動特性を変えていくことと言えます。セルフイメージ・コーチングが意識

■意識改革・モチベーションアップのしくみ~真に強い会社をつくるビジョン志向型人事賃金システム~

F 2 1オフィス

意識改革の意味は1

指示したこと、命じたことを言われた範囲内で義務感と責任感で遂行していくこと

自分が担当している仕事に、自らが意味と問題点を見つけ出し、自らの責任で、周りを巻き込みながら、現状を打破し、それを達成していく

経営者の従業員に対する意識改革の要求は右枠の行動をとるところにあります。

しかし、毎年の、経営者の新年の挨拶に出てくる「意識改革」という言葉の多さが、そのような従業員が少ないことを示しています。

意識改革は、「強制すれば、指摘すれば」なされるものではありません。

①今のやり方が最良と信じ込み、他の方法を試そうとせず、自分にはできないとあきらめている

②習慣とまでなっている従来のやり方を変えることができない

③常に消極的で、真正面から取り組もうとしない態度

しかし、能力を発揮していない従業員は、態度や信じ込み(行動特性、思考特性のあり方=セルフイメージ)に課題があり、これらを変えていく事が必要となります。

意識改革とは、この思考特性、行動特性を変えていくことと言えます。セルフイメージ・コーチングが意識改革の理論と実践方法を具体的に伝達します。

従業員の就業能力は左図で示すことができます。

「能力を発揮していない従業員は、どこに課題がありますか」と質問すると次のような答えが出てきます。御社ではどうでしょうか。

今まで、研修と言えば、表層にある知識、技能を対象に行われてきたケースが多かったです。

思考特性(考え方)、行動特性の改善が意識改革である2

行動特性、思考特性は脳に記憶されています。このことを理解し、マイナスの『B:信じ込み』、『H:習慣』、『A:態度』、の影響を無くすか、プラスに転化できれば、『意識改革』ができます。

この思考特性(考え方)、行動特性を変える方法をセルフイメージ・コーチングで自分のものとすることができ、仕事や自分の行動力に対して絶大な効果を与えます。

BHA

潜在能力

顕在能力はマイナスのBHAで潜在能力より小さくなる。

マイナスのBHAをプラスに転化できれば、潜在能力の発揮度が大きくなり、成果が得られやすくなる。

思考特性(考え方)、行動特性を変えれば、顕在能力(潜在能力の発揮度)が大きくなる。

〒111-0042 東京都台東区寿3-20-7-603 株式会社オフィスF21 代表取締役 古瀬博義 (中小企業診断士)

Tel 03(3843)8715 Fax 03(5828)6561 http://www.officef21.co.jp [email protected]

意識改革の成果(ビジョン・目標の達成)の配分は公平に4

ビジョン、目標達成にはピーター・ドラッガーが提唱したノルマ管理ではない目標管理制度を機能させていくことが有効です。会社目標-部門目標-個人目標の連鎖を上手に設定することがキーポイントとなります。結果は賃金制度に反映させ、会社ビジョン・目標の達成に貢献した人に厚く報いることで真の公平性につなげます。

また、会社が大切にする価値観を明確にし、それに基づく行動を評価の対象とし、考え方、行動のあり方のベクトルの統一を図っていくことが、「真に強い会社」をつくることにつながります。

顕在能力

自己(経験)

自己(経験+考え方修正)

従業員自身の行動の天井(制限)は自分自身の思い込み等(思考特性、行動特性)が作っていることを理解させる

従業員自身を制限している思い込み等(思考特性等)を変えた時、高い目標が達成できる

成果獲得

(ビジョン=目標)

知識

スキル行動特性思考特性

価値観、性格

思考特性(考え方)、行動特性改善のトリガーがビジョン(目標)である3

思考特性(考え方)、行動特性は無意識下(脳)で行われる思考や、意思決定に基づいています。これを変えるには、明確なビジョン(目標)を設定し、明示的に脳に伝達していくことが有効です。明確なビジョン(目標)こそが思考特性(考え方)、行動特性を変えていく引き金になります。

セルフイメージ・コーチングの効果