京都大学 · created date: 11/1/2013 2:50:25 pm

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´ N-20_の は じま り 1991年 地球環境問題、ソ連 東欧の激動、 湾岸戦争などによ り、エ ルギ ー・ 原子 力をめ ぐる情勢は激動 してお り、国内にみる き資源 を持たない 日仏両国は原子力開発 全面的な取 り組みに 最大限 努 力を向けている。 このよ うな状況 の 中で、両 国 の 原子力関係者が、原子力開発計 画 とそ の 背景 となる考え方などについ て、率直な意見 情報の 交換 を常 に続 けて い くことは、両国の 開発 と協力を促進する上できゎめ て緊要である。 このため、 以下のような合意 のもとに、定期的会合 N-20」 を立ち上 げることとした。

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Page 1: 京都大学 · Created Date: 11/1/2013 2:50:25 PM

議 ´

N-20_のはじまり

1991年

地球環境問題、ソ連・東欧の激動、湾岸戦争などにより、エネ

ルギー・原子力をめぐる情勢は激動しており、国内にみるべき資源

を持たない日仏両国は原子力開発への全面的な取り組みに最大限

の努力を向けている。

このような状況の中で、両国の原子力関係者が、原子力開発計

画とその背景となる考え方などについて、率直な意見・情報の交換

を常に続けていくことは、両国の開発と協力を促進する上できゎめ

て緊要である。

このため、以下のような合意のもとに、定期的会合「N-20」

を立ち上げることとした。

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N-20で 双方が真にフランクな実りある討論を行えるよう、

最初に次のようなルールを相互に了解しあってぃる。

① 人数は各 10名 とする。その合計数 20が 「N-20」 とぃ

う愛称のもととなった。(メ ンバァは、全体の親近感・を醸成す

るため、なるべく固定するようにする。)

② 会議の議事録は作成しない。

③ 会合での発言は、原則、「個人の意見」と考え、のちに「誰が

何といったか」を引用してはぃけない。

④ 経費分担の原則。

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日仏原子力専門家会合 (N-20)開催一覧

.第 1回 於 サクレー 「ゲス トハゥス」1991年 9月

高レベル廃、棄物処分を含む核燃料サイクルバ ックェンドカール、 (バ ンドリエス )、

第 2回 於 「奈良公会堂、奈良ホテル」.‐ 1992年 10月

FBR & HLWカール、 (バ ンドリエス)

第 3回 素 ニーム 「シャ トーモンコ=ホ テル」

1993年 10月

Pu利用 (軽水炉、高速炉)

カァル、 (バ ンドリエス )

第 4回 `於 金沢 「エルフプラザ」

1994年 11月

原子力開発計画と経済性向上

カール、村田

(1年空き)

第 5回 於 シャンパーニュ・ェベルネー

1996年 5月

高`速炉開発、高レベル廃棄物管理

ドレス、村田

第 6回 終 佐渡 「ホテル佐渡」

1997年 10月

燃料サイクル・バックェン ドー ドレス、池亀

(2000年 4月 28日 村由浩氏 逝去 )

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第 7回 於 フランス、ベルサイュ 「 トリア ノンパ レス」

2o00`手 9月

21世 紀 に向けた発電炉 ,研 究炉

コ ロンバニ、秋元

第 8回 於 鹿児島 「城山観光ホテル」

2001年 11月

原子 力市場の需要 と動向

コ ロ ンバニ、秋元

第 9回 於 フランス、ディナすル 「グ ラン ドホテル」

2002年 9月

原子 力の経済性

ヨ ロンバニ、秋元

第 10回 於 松 山 「大和屋本店」

2003年 10月

原子 力発電 と燃料サイクル事業 の展望

ビュガ、秋元