【文部科学省総合教育政策局 地域学習推進課関係】 · 2019. 3. 11. · 教 育...

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文部科学省総合教育政策局 地域学習推進課関係

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文部科学省総合教育政策局【】地域学習推進課関係

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地域と学校の協働体制の構築に向けた法改正について

平成27年12月の中教審答申(地域と学校の連携・協働)を受け、地方教育行政の組織及び運営に関する法律を改正し、各教育

委員会に、保護者や地域住民が学校運営に参画する仕組みである学校運営協議会の設置を努力義務化。また、地域と学校が連携・

協働し、幅広い地域住民や保護者等の参画により地域全体で子供たちの成長を支え、地域を創生する「地域学校協働活動」を全国

的に推進するため、社会教育法を改正し、同活動に関する連携協力体制の整備や「地域学校協働活動推進員」に関する規定を整備。

これらにより、幅広い地域住民等の参画を得て、社会総掛かりでの教育を実現し、地域を活性化。

<地域と学校の協働体制のイメージ>

地域

学校

地域学校協働活動

○放課後等の学習活動

放課

後、

土曜

日、

休日

にお

ける

学習

、ス

ポー

ツ活

動等

○体験活動

社会

奉仕

体験

活動

、自

然体

験活

動、

職場

体験

活動

地域学校協働活動推進員

【地域と学校をつなぐコーディ

ネーターの役割】

・地域住民と学校との情報共有

・地域住民等への助言等

校長

教職

員 学校運営協議会

委員

:保

護者

地域

学校

協働

活動

推進

員地

域住

民な

学校

運営

・そ

の運

営に

必要

な支

援に

関す

る協

議等

(地

教行

法を

改正

○協働活動

地域

人材

育成

、郷

土学

習、

協働

防災

訓練

、学

習・

部活

動等

支援

、花

壇整

備、

登下

校の

見回

り等

※現

在の

学校

支援

本部

等を

ベー

スに

学校

と地

域が

組織

的に

連携

・協

働す

る連

携協

力体

制を

構築

教育委員会

改正の概要(平成29年3月改正、同年4月施行)

○地

域住

民等

と学

校と

の連

携協

力体

制の

整備

、普

及啓

発活

動等

の措

置を

講じ

る。

○「

地域

学校

協働

活動

推進

員」

を委

嘱で

きる

地域

連携

の中

核を

担う

教職

PTA

地域

住民

保護者

社会教

育施設

・団体

文化

団体

スポーツ

団体

企業・

NPO

※想

定さ

れる

対象

者・

地域

コー

ディ

ネー

ター

/統

括コ

ーデ

ィネ

ータ

ーや

その

経験

者・

PT

A関

係者

・経

験者

・退

職教

職員

・自

治会

・青

年会

等関

係者

・公

民館

等社

会教

育施

設関

係者

1

-553-

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学習指導要領

社会に開かれた教育課程

①これからのよりよい社会を

創るよりよい学校教育とは?

②これからの社会を創ってい

く子供たちが身に付けるべき

資質・能力とは?

③目標を達成するために、ど

のように社会との連携・協働

を行っていくか?

未知

の状

況に

も対

応で

きる

思考力・判断力・表現力

等の

育成

生き

て働

く知識・技能

の習

学び

を人

生や

社会

に生

かそ

うと

する

学びに向かう力・人間性等

の涵

基本方針の

承認

「社会に開かれた教育課程」の実現と「地域と学校の連携・協働」

地域学校協働本部

学校運営協議会

地域学校協働活動の実施

情報の共有

○教育課程を介して

社会と目標を共有

○地域学校協働活動推進員(学校運営

協議会委員)によるコーディネート

○地域社会にある教育資源の発掘や

企業・団体との連携

教職員

保護者

○地域学校協働活動で得られた成

功体験を共有するため評価を実施

学校運営の

基本方針(案)

(教育課程等)

承認

校長

本年度の

教育課程

学校運営協議会と地域学校協働活動の一体的な推進

学校のニーズを

把握

地域学校協働活動

推進員地域住民

熟議の実施

2

-554-

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「社会

に開

かれ

た教

育課

程」の

実現

のた

めの

コミュニ

ティ・

スクー

ルと地

域学

校協

働活

動の

一体

的推

地域

学校

協働

活動

推進

員【地

域と学

校を

つな

ぐコー

ディネ

ーター

の役

割】

地域学校協働本部

企業

・N

PO

スポ

ーツ

団体

文化

団体

PT

A保

護者

社会

教育

施設

・団体

・地域

学校

協働

活動

(放

課後

子供

教室

・地域

未来

塾等

) の

事業

評価

コー

ディ

ネー

ト機

☑ 多

様な

活動

継続

的な

活動

・学校

評価

(自

己評

価・学

校関

係者

評価

・授業

評価

学校運営協議会

【委員

】・保

護者

(PT

A)代

表・地

域学

校協

働活

動推

進員

・企業

・組織

(青

年会

議所

・社会

福祉

協議

会)

・接続

校の

管理

職等

・学校運営

に関

する

意見

・教職員の任用

に関

する

意見

・地域

学校

協働

活動

の改

●学校運営の基本方針の承認

・教育

課程

・組織

編成

・学校

予算

・施設

管理

・地域

学校

協働

活動

に関

する

協議

☑何

を目

的・

目標

にし

て行

うの

か?

☑ど

のよ

うに

行う

のか

?(

効果

的な

手段

は?

)☑

学校

の「

教育

課程

」と

どう

関連

付け

るの

か?

・授業

補助

・ふる

さと学

習・課

題解

決学

習・キ

ャリア

教育

支援

・読み

聞か

せ・登

下校

の見

守り

・放課

後子

供教

室・学

校行

事・地

域行

事等

校長

幅広

い地

域住

民や

団体

等の

参画

<次

年度

に向

けて

>・

目的

・目

標の

(再

)設

定・

微修

正・

具体

的な

手段

・方

法の

工夫

・変

更・

何を

スク

ラッ

プ・

統合

する

か?

・新

たな

課題

への

対応

をど

うす

るか

?・

どの

よう

に「

業務

改善

」を

行う

か?

教 育 委 員 会

P 計画

D 実行 C 評価

A 改善

地 域 学 校 協 働 活 動

3

-555-

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地域社会のつながりや支え合いの希薄化等による地域の教育力の低下や、学校が抱える課題の複雑化・困難化といった社会的

課題の解決を目指すとともに、これからの社会の創り手となる子供たちに、社会や地域と向き合い関わり合いながら学ぶ機会を

与える「社会に開かれた教育課程」の実現に向けた基盤として、地域と学校が連携・協働し、地域全体で未来を担う子供たちの

成長を支えていく「地域学校協働活動」を積極的に推進していくことが必要。

国1/3

都道府県1/3

市町村

1/3

【補助率】

目標

2022

年度

まで

に全

小中

学校

にお

いて

幅広

い地

域住

民や

地域

の多

様な

機関

・団体

等の

参画

を通じた

地域

学校

協働

活動

の推

進を図

る。

事業内容

幅広い地域住民や企業・団体等の参画により、子供たちの成長を支え、地域を創生する「地域学校協

働活動」を推進する。

そのため、地域と学校をつなぐ「地域学校協働活動推進員」を配置することにより、地域の実情に合

わせた様々な地域学校協働活動の総合化、ネットワーク化を目指し、組織的で安定的に継続できる「地

域学校協働本部」の整備を推進することにより、社会全体の教育力の向上及び地域の活性化を図る。

地域学校協働活動

地域全体で未来を担う子供たちの成長を支え、

地域を創生するための活動

放課後等の多様な体験・活動

(放課後子供教室)

学習が困難な子供に対する学習支援活動

(地域未来塾)

外部人材を活用した教育活動支援等

地域ブランドづくり学習

防災学習

ふるさと発見学習

学校運営協議会

(コミュニティ・スクール)

学校運営・その運営に必要な支援に

関する協議

等(

地教

行法

第4

7条

の6

を行

い、

委員

には

、保

護者

や地

域住

民の

他、地域学校協働活動推進員

が任命

され

る。

××中学校区を統括!

地域学校協働本部のコーディネート機能を担う

○○小学校区

△△小学校区

××中学校

地域学校協働活動推進員

△△小学校

地域学校協働活動推進員

A地域学校協働本部

7,00

0本部

協働活動支援員や、協働活動

サポーターが協働活動を実施

地域学校協働活動推進員を中心に、

協働活動支援員や協働活動サポーターなど様々な

ボランティアが緩やかなネットワークを構築

○○小学校

地域学校協働活動推進員

CS

CS

CS

地域学校協働活動推進事業

2019

年度

予算

額(

案)

5,92

4百万

円(

前年

度予

算額

6,01

2百万

円)

青少年

大人

保護者

PTA

企業

NPO

文化

団体

高齢者

スポーツ

団体

社会福祉

協議会

××中学校区

4

-556-

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子供たちが放課後を安心・安全に過ごし、多様な体験・活動ができるよう、地域住民等の参画を得て、

放課後等に全ての児童を対象として、学習や体験・交流活動などを行う事業

趣旨・目的

放課後子供教室の概要

(前年

度予

算額

6,01

2百万

円)

地域

学校

協働

活動

推進

事業

の内

数20

19年

度予

定額

5,92

4百万

○実

施数

:18

,749

教室

(うち

一体

型:

4,91

3か所

)○

実施

市区

町村

数:

1,17

1市区

町村

○実

施場

所:

小学

校74

.8%

その他

(公

民館

、中学

校な

ど)25

.2%

現状(平成30年11月現在)

2023年度末

まで

に、全ての小学校区

で放

課後

子供

教室

と放

課後

児童

クラブ

を一体的又は連携して実施

し、うち

小学

校内

で一体型*として1万か所以上

で実

施す

る。

目標(新・放課後子ども総合プラン(平成30年9月14日

文部科学省・厚生労働省策定)

地域

学校

協働

活動

放課後子供教室

※地

域学

校協

働活

動:

地域

と学校

が連

携・協

働し、

幅広

い地

域住

民等

の参

画に

より、

地域

全体

で子

供た

ちの

成長

を支

える

多様

な活

地域

学校

協働

活動

推進

員(

地域

と学校

をつ

なぐコ

ーデ

ィネー

ター)

協働

活動

支援

員・協

働活

動サ

ポー

ター(

学習

支援

や多

様な

プログ

ラムの

実施

、安全

管理

特別

支援

サポ

ーター

(特

に配

慮が

必要

な子

供た

ちへ

の支

援)

大学

生、

地域

の高

齢者

、民

間教

育事

業者

、文

化・

芸術

団体

等の

様々

な地

域人

特別

支援

学級

の介

助員

、ホ

ーム

ヘル

パー

有資

格者

、障

害者

施設

実務

経験

者な

【放

課後

子供

教室

にお

ける

プロ

グラ

ムの

例】

・学

習支

援(

予習

・復

習、

補充

学習

・IC

Tを

活用

した

学習

活動

など

)・

体験

プロ

グラ

ム(

実験

・工

作教

室、

英会

話、

文化

・芸

術教

室、

地域

探検

、農

業体

験な

ど)

・ス

ポー

ツ活

動(

野球

、サ

ッカ

ー、

バド

ミン

トン

、卓

球、

一輪

車な

ど)

参画

連携

・協力

放課

後児

童クラ

ブ:共

働き家

庭な

ど留守

家庭

の小

学校

に就

学して

いる

児童

に対

し、放

課後

等に

適切

な遊

びや

生活

の場

を提供

(厚

生労

働省

事業

*一

体型

:同

一の

小学

校等

にお

いて

両事

業が

実施

されて

おり、

放課

後児

童クラ

ブの

児童

も放

課後

子供

教室

のプ

ログラム

に参

加可

能とさ

れて

いる

もの

小学

生を

対象

に、平

日の

放課

後や

土曜

日、夏

休み

等に

、小学

校の

余裕

教室

や体

育館

、公民

館等

にお

いて

、多様

な学

習・体

験プ

ログラム

を実

○共

働き

家庭

か否

かに

かか

わらず

、全て

の児

童が

参加

可能

○地

域ボ

ランテ

ィアや

大学

生、企

業、N

PO等

の多

様な

人材

が学

びを

支援

○複

数校

の児

童を

対象

とした

活動

や、親

子参

加プ

ログラム

など多

様な

活動

が可

能○

実費

以外

は原

則利

用者

負担

なし(

保険

料等

を徴

収して

いる

自治

体も

ある

)○

地域

学校

協働

活動

の一

環とし

て、協

働活

動支

援員

等へ

の謝

金や

消耗

品費

等を

補助

5

-557-

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「新・放課後子ども総合プラン」の現状

放課後子供教室

(文部科学省)

放課後児童クラブ

(厚生労働省)

○共働き家庭等の「小1の壁」を打破するとともに、次代を担う人材を育成するため、全ての就学児童が放課後等を安全・安心に過ごし、

多様な体験・活動を行うことができるよう、一体型を中心とした放課後児童クラブ及び放課後子供教室の計画的な整備等を進める

趣旨・目的

取組の現状

【4つの推進方策】

○市町村行動計画等に

基づく計画的な整備

○学校施設の徹底活用

○共通プログラムの充実

○総合教育会議の活用

による総合的な

放課後対策の充実

「新・放課後子ども総合プラン」に掲げる国全体の目標(2023年度末まで)

趣旨

すべての子供を対象として、学習支援や多様なプログラム

を実施

共働き家庭などの小学校に就学している児童を対象として、

放課後に適切な遊びや生活の場を提供

H31予算額(案)

59.2億円の内数

887.8億円

実施数

18,749教室

25,328か所

一体型

4,913か所

登録児童数

―1,234,366人

新規開設分の

小学校での割合

―60%

(3,244か所のうち1,935か所)

実施場所

小学校

74.8%、その他(公民館、中学校など)25.2%

小学校

53.6%、その他(児童館、公的施設など)46.4%

目標等

※放課後子供教室の教室数は平成30年11月時点、放課後児童クラブの箇所数と一体型、新規開設分の小学校での割合、実施場所における割合は平成30年5月時点の数値を記載

(平成

30年

9月14日策定・公表)

■放

課後

児童

クラ

ブに

つい

て、

2021年

度末

まで

に約

25万

人分

を整

備し

、待

機児

童解

消を

目指

し、

その

後も

女性

就業

率の

上昇

を踏

まえ

2023年

度末

まで

に計

約30万

人分

の受

け皿

を整

備(

約122万

人⇒

約152万

人)

■全

ての

小学

校区

で、

両事

業を

一体

的に

又は

連携

して

実施

し、

うち

小学

校内

で一

体型

とし

て1

万箇

所以

上で

実施

する

こと

を目

指す

■両

事業

を新

たに

整備

等す

る場

合に

は、

学校

施設

を徹

底的

に活

用す

るこ

とと

し、

新た

に開

設す

る放

課後

児童

クラ

ブの

約80%

を小

学校

内で

実施

する

こと

を目

指す

■子

ども

の主

体性

を尊

重し

、子

ども

の健

全な

育成

を図

る放

課後

児童

クラ

ブの

役割

を徹

底し

、子

ども

の自

主性

、社

会性

等の

より

一層

の向

上を

図る

6

-558-

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○共

働き

家庭

等も

含め

た全

ての

就学

児童

を対

象に

、共

通の

活動

場所

にお

いて

多様

な共

通プ

ログ

ラム

を実

○活

動場

所は

学校

の余

裕教

室や

特別

教室

(家

庭科

室や

理科

室、

ラン

チル

ーム

等)

、学

校敷

地内

の専

用施

設等

の安

心・

安全

な活

動場

所を

活用

17:00まで

一体型のイメージ

一体型とは

家庭

児童

の放

課後

の様

子や

学校

での

様子

など

につ

いて

、日

常的

・定

期的

に情

報共

【放課後児童クラブの児童も含めた

全ての児童を対象とする共通プログラムの実施】

・学習支援(宿題の指導、予習・復習、補充学習等)

・多様な体験プログラム(実験・工作教室、英会話、文化・芸術教室等)

・スポーツ活動(野球、サッカー、一輪車)など プロ

グラ

ムを

実施

する

際は

体育

館や

特別

教室

など

の学

校施

設も

活用

一体型の放課後児童クラブ・放課後子供教室の取組(ある自治体の例を参考に作成)

※放課後子供教室の開催日数は、各地域の実情等に応じて実施

学校の教職員

【学

校の

敷地

内等

にて

実施

*希望する全ての児童を対象

学習支援など

多様な

プログラムの

実施

放課後子供教室(学習・体験活動の場)

放課後児童クラブ(生活の場)

*共働き世帯等の児童を対象

健康管理

余暇指導

生活支援

希望する

放課後

児童クラブ

の児童も参加

連携

連携

19:00まで

○宿題、遊び、休息など、児童の体調、日課

等に合わせて自主的に過ごす

○基本的生活習慣についての援助、自立に

向けた手助け

○おやつの提供

授業終了後

・連絡帳のやりとり

・お迎え時の日常的な会話

・養育に関する相談支援など

7

-559-

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放課後児童クラブと放課後子供教室の一体型と考えられる隣接型の一例

校庭

体育館

小学校

児童館

正門

放課後

子供教室の

活動場所

放課後

児童クラブ

の専用室

放課後子供教室のプログラムの実

施時間に放課後児童クラブの希望

する子供が参加

→プログラムに参加した後は、放課

後児童クラブの子供は専用室に戻り

活動する

放課後

子供教室の

活動場所

放課後

子供教室の

活動場所

※原則、子供たちのみで安全に移動出来る場合(隣接または通りを挟んだ向かい)

放課後児童クラブと放課後子供教室の「一体型」のイメージ

※週1回(年間35日)~

毎日(年間250日)

地域の実情に応じて実施

※年間250日程度

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学習支援、英語クラブ、パソコン教室

ロボット教室、生け花、絵手紙、陶芸

工作教室、書道、茶道、琴、花植え活動

紙芝居ワークショップ、サッカー、野球

ソフトテニス、ミニバスケット、よさこいくらぶ

フラダンスなど

放課後子供教室と放課後児童クラブの一体型の取組

・平成16年度開設。地域の方及び保護者の協力により、24種類の教育プログラムを子どもたちに提供。

・放課後子供教室(空き教室等を活用)と放課後児童クラブ(体育館内専用施設)が一体型として円滑に活動。

○放課後子供教室の活動全体の企画、調整を行うコーディネーター

(学校運営協議会の委

員も兼任

)が中心となって、地域と学校の連携が実現されている。

○放課後子供教室と放課後児童クラブのスタッフ間で日常的に児童の情報共有を行うこと

で、円滑かつ効果的にプログラムを進めることができている。

○プログラム初回には、参加する児童の保護者対象に活動内容の説明等を行う保護者会

を実施し、保護者の声を活動に生かしている。

放課後子供教室

放課後児童クラブ

対象

全学年

(プログラムによっては対象を限定)

1~3年生

(心身に障がいのある児童は

6年生まで)

開催日数

249日

約300日

主な開催日

平日の放課後及び土・日曜日

(長期休業時も実施)

平日の放課後及び土曜日

(長期休業時も実施)

子どもの平均参加人数

20人

(1つのプログラムあたり)

50人

開催場所

小学校内専用教室、校庭、体育館等

小学校内専用施設(体育館内)

・児童の約80%が放課後子供教室に登録しており、複数の教育プログラムに参加している児童も多く、多様な体験活動ができている。

・保護者からは、「学校や親が教えにくいことも体験活動を通じて子どもに上手に教えてくれる。」「学校から帰宅した際、子どもとの会話が

増えた。」「参加したことによって友達が増えた。」と好評。

・大人たちも、自分の持っているものを伝える喜びと子どもの元気を自分の元気とする喜びを得ることができた。

小平市立小平第八小学校八小放課後子ども教室『キラキラ☆らんど』

東京都小平市

活動の概要

実施内容

ポイント

取組の効果

24種類のプログラム

体育館

学童クラブ室

水 道

北 校 舎 1 階

パソコン

ルーム

(昇降口)

準備室

PTA

ルーム

準備室

水 道

南 校 舎 1 階

理科室

(昇降口)

準備室

子ども教室

交流室

児童クラブの子供た

ちは子供教室に移動

して一緒に活動する。

放課後児童クラブ

放課後子供教室

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放課後子供教室と放課後児童クラブの一体型の取組

・北秋田市立前田小学校の放課後子供教室(前田いきいきタイム)は学校の余裕教室等を活用し、週に1回程度活動をしている。

・学校の校舎に隣接して保育園と放課後児童クラブ(前田小児童クラブ)の専用施設があり、放課後子供教室との一体型として

活動している。

○両事業のスタッフが放課後子供教室の活動(交流活動)を一緒に企画・運営している一体型の取組。

○北秋田市の子供教室では、地域の方による、読み聞かせや昔遊びなどを実施し、夏休みには、地域の名所巡りや、近隣の

地区の子供教室に出向き、その地域の子供たちとの交流活動などを行っている。

○子育ての経験がある地域の方が事業に協力している。

前田いきいきタイム

(教室)

前田小児童クラブ

(クラブ)

対象

1~6年生

1~6年生

開催日数

40日

290日

主な開催日

週1回程度

月~土

子どもの平均参加人数

15人

41人

開催場所

体育館・校庭・図書室等

小学校内専用教室

・保護者へのアンケートで放課後子供教室の体験活動へ期待するとの回答が90%以上となっている。

・放課後子供教室の企画に参加する児童のうち、過半数以上が放課後児童クラブに所属しており、異年齢交流や多様な体験・活動

につながっている。

~前田いきいきタイム(放課後子供教室)・前田小児童クラブ(放課後児童クラブ)~

秋田県北秋田市

活動の概要

主な活動事例

実施内容

ポイント

取組の効果

自然体験を中心に様々な体験活動を実施

・畑づくり

ジャガイモや枝豆などの栽培を通じて

植物が育つ過程を学ぶ

・植物を活用したクラフト教室

学校周辺を探検して拾った植物などを

活用したクリスマスリースづくりなど

写真

《上》枝豆収穫

の様子

《左》地域探検

の様子

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