能面能面多種 多様 ~豊かな面の表情を見る~ おもて 小 面 こおもて 曲...
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能面多種多様
~豊かな面の表情を見る~おもて
小 面こおもて
曲 見しゃくみ
姥うば
万 媚まんび
般 若はんにゃ
生 成なまなり
白式尉(翁)はくしきじょう
茗荷悪尉みょうが
あくじょう
十六中尉じゅうろく
ちゅうじょう
雷いかづち
大飛出おおとびで
不 動ふどう
皆様は「能面」と聞くと一番先に何を思い浮かべますか?白い顔をした切れ長の目をしている女性のお面をイメージされた方か多いかと思います。人によっては怖いと思われた方もいるかもしれません。しかし、実は能面は細かく分類するとおよそ二百数十種類あるとされ、多種多様な仮面なのです。
能に使われる仮面を「能面」または「面(おもて)」と呼びます。大別すると、翁面・尉面(じょうめん)・男面・鬼神面・女面に分けられます。能の演技の要である能面には、その役柄や性格に基づく可憐・慈愛・恨み・怒り・愁い・悲しみ・微笑み・愉悦など多様な感情が打ち込まれています。能面は演じる役柄を示す道具ですが、その存在が能全体をつかさどる大事な存在でもあるのです。
須坂市では、「北信流」など古くから謡曲が盛んな地域でありますが、謡曲の出自である能に触れる機会はそう多くありません。しかし、近年では長野県能楽連盟が長野市の小学生に向けて能楽の体験教室を開き、今後、須坂市でも開催を計画しているなど、各地で若い世代へ日本の伝統文化を継承する活動が盛んに行われています。昔があるから今があり、歴史を未来へ伝えることが今を生きる私たちの役割のひとつではないでしょうか。
本展は、須坂市立博物館所蔵の能面などの資料を展示し、国の重要文化財でありユネスコ無形文化遺産にも登録されている能楽の一端を紹介するものです。日本独自の古典芸能・舞台芸術の奥深しい世界をお楽しみください。
令和元年20199月16日 ~10月27日(月・祝) ㈰
アクセス : 須坂長野東インターより5km(車で約10分) JR長野駅より長野電鉄特急15分 須坂駅下車 徒歩5分
時間 : 午前9時~午後5時会場 : 旧小田切家住宅 3号土蔵 (長野県須坂市大字須坂423-1)※駐車場は市営駐車場(無料券あり)、旧越家住宅駐車場 をご利用いただけます。 入館料 : 一般300円・中学生以下無料
長野県須坂市臥竜二丁目4番1号 TEL 026-245-0407 FAX 026-214-5548※須坂市立博物館は現在長期休館中です。事務室は南部地域公民館1階(臥竜公園内)に移転しております。電話番号・FAX番号は変更ありません。このチラシは10,000部作成し、1部あたりの単価は約11.7円です。