都市農村共生・対流総合対策交付金共生・対流促進計画 「グリー … ·...
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都市農村共生・対流総合対策交付金共生・対流促進計画
「グリーン・ツーリズムの推進 &ネットワーク構築事業」
旅のついでに気軽に参加できる
グリーンツーリズム・エントリーモデル開発事業
株式会社リクルート ライフスタイル 横山 幸代、 稲垣昌宏
2014年2月13日
資料5
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1.じゃらんリサーチセンターについて(再) ・国内旅行情報サービス「じゃらん」について ・じゃらんリサーチセンター(JRC)について
2.観光と連携するメリットは 「情報が流通」「便利・気軽」「価格適正化」(再+追記) ・GT経験率(18歳以降) ・個人観光客取り込みの課題 ・観光と連携することのメリット ・GT普及の方向性
3.グリーン・ツーリズム推進&ネットワーク構築 事業概要 (再+追記) ・全体事業概要について ・A)「グリーンツーリズム広域ネットワーク」について ・B)「売れるグリツリプラン造成!研修会」について ・C)流通および、消費者調査のためのキャンペーンサイトについて
4.終わりに
【目次】
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1.じゃらんリサーチセンターについて
・国内旅行情報サービス「じゃらん」について ・じゃらんリサーチセンター(JRC)について
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1.国内旅行情報サービス「じゃらん」について
全国で、毎月約70万部を発行する旅行媒体です。
東海じゃらん
北海道じゃらん
九州じゃらん
関西・中四国じゃらん
関東・東北 じゃらん
国内2.2万軒 155万プラン 6,107万泊/年 1日17万泊
じゃらんnet
H 24 農水省支援事業[グリーン・ツーリズム エントリーモデル推進協議会]担当 5
情報発信
とーりまかし 観光会議きゅうしゅう 観光会議ほっかどう 観光会議とうほく
セミナー・勉強会の開催
地域集客支援 実証実験 調査
じゃらんリサーチセンターについて
・観光振興計画支援 ・観光資源の調査を 元にしたPR戦略支援 ・観光資源の発掘・
魅力づけ支援 など
じゃらん宿泊旅行調査 インバウンド調査
ご当地調査 若者の国内旅行実態調査 人気温泉地ランキング
など
需要創造型テーマや、 課題解決型テーマに関して
のフィールドワーク
消費者と地域の出会いを支援し、笑顔あふれる世の中に。
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2.観光と連携するメリットは 「情報が流通」「便利・気軽」「価格適正化」
・GT経験率(18歳以降) ・個人観光客取り込みの課題 ・観光と連携することのメリット ・GT普及の方向性
2-1.グリーンツーリズム経験率(18歳以降)
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教育旅行時代での体験率は高いが、18歳以降では「5年以内のGT体験者」は8%。ただし、非体験者のうち約半数が「GTに関心がある」と回答しており、このGAPがノビシロ!
H23.7月「グリーンツーリズム消費者意識調査」グリーンツーリズム・エントリーモデル協議会調べ
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非体験者に対する、旅行ついでのGT推進が必要。 「情報が手に入る」 「気軽に参加」 「消費者・事業者共に無理のない価格設定」が大事なポイント。
2-1.個人観光客取り込みの課題
3大課題は 「情報流通」
「手軽に参加できること」 「適正価格の設定」
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①旅行予約のついでにGT情報を伝えることができる!
・旅行者の情報検索行動の導線上でGT情報を提供
→宿泊予約サイト、交通情報サイト、宿泊施設など
旅行者が通る場所で“待ち伏せ”する。
②初心者のGT参加のハードルが下がる!!
・GT主目的の旅行を創出するのは難易度が高い・・・
→すでに予定の旅行の隙間時間にGTをトッピングする
(3時間以内程度)やり方で心理的ハードルを下げる。
→個人観光客を考え2名催行、準備不要、観光地から送迎
などで物理的ハードルを下げる。
③適正な価格設定ができる!!!
・GTプランで高額な設定は難しい?
→手軽で魅力があれば、おこずかいにはまだ余裕あり。
→宿泊プラン化することで、割安に見える場合も。
2-3.観光と連携するメリット
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2-4.グリーンツーリズム普及の方向性
国内旅行市場 2.3億人泊
GT主目的旅行の創出とは別に、旅行ついでに楽しめる体験商品を旅行者に流通させることで裾野拡大が可能。
グリーンツーリズム主目的の旅行者
農家 レストラン
料理 講習会
朝市
農家体験
稲刈り
農家交流
産地訪問
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3.グリーン・ツーリズム推進 &ネットワーク構築事業概要 ・全体事業概要について ・A)「グリーンツーリズム広域ネットワーク」について ・B)「売れるグリツリプラン造成!研修会」について ・C)流通および、消費者調査のためのキャンペーンサイトについて
(C)【誘致方法検討】 キャンペーンサイト
3‐1.グリーン・ツーリズム推進&ネットワーク構築事業
A)ネットワーク構築:①都道府県GTご担当者アンケート調査 A)ネットワーク構築:②メールマガジン会員組織整備 B)研修会:③東京、仙台、熊本にてGT事業者研修会&商品造成ワークショップ C)誘致方法検討:④「里山・里海タイムトリップキャンペーンWEBサイト」で人気投票型調査 C)誘致方法検討:⑤じゃらんnet、イベントATND、自社WEBサイトを通してのテスト流通・販売 C)誘致方法検討:⑥FACEBOOKページなどを活用しての集客、オーダーメイド依頼受付
(A)グリーンツーリズム ネットワーク構築
(B)【研修会】
座学 (マーケティング+新たな流通法等)
ワークショップ (売れる商品作り)
商談会
商品評価調査
テスト販売
商品評価調査
宿泊 プラン化
新たな 流通 都道府県調査
メールマガジン
啓発事業
各種情報提供
消費者連携
裾野拡大を目指し、旅行ついでに体験できる『エントリーモデル』を含めた 商品開発&流通支援事業を実施します。
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■目的 グリーン・ツーリズムに携わる方々同士、地方自治体様、
観光関連事業者等との情報交換の場作りを目指します。 ■登録状況
・行政ご担当者様、中間組織様、受入事業者様、 観光事業者様など、約520名のメルマガ会員組織 となり、 ・各種研修会やイベントのお知らせ ・研修会にご参加できなかった方向けの、研修テキスト共有 ・キャンペーンサイト関連のお知らせやFACEBOOKページでの消費者からの個別相談の 仲介メール など、多様な目的で配信中。 ■オーダーメイド依頼 ・キャンペーンWEBサイトへの集客方法として立ち上げたFACEBOOKページでは
サイト掲載のGTプラン以外へのオーダーメイド問い合わせも受け付け。 より積極的なご回答をお願いいたします。
A)グリーンツーリズム広域ネットワーク
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■研修内容 旅行者ニーズや観光とグリーンツーリズムをマッチング して成功している事業者からノウハウを学びます。 後半はワークショップでプロのアドバイスを受けながら “売れる!体験プランの造成”を目指します。
■日程 <仙台会場>2013年9月 26日(木) 於:仙台トラストタワー 1101 <熊本会場> 2013年10月 1日(火) 於:くまもと森都心プラザ 多目的室 <東京会場> 2013年10月4日(金) 於:グラントウキョウサウスタワー41階
■参加実績
3会場計で事業者様125名、観光系アドバイザー・講師様21名、行政関連 オブザーバー54 名が参加。2名催行・3時間程度の「個人観光客向け体験型商品」造成。 人気投票形式の調査用として110の新商品・仮商品の造成、うち、
キャンペーンサイトで販売可能な商品として日帰り&宿泊プラン計75商品。
星野リゾート、フェニックスリゾートシーガイアなど地域を代表する有力な観光事業者が 参加し、「とても刺激を受けた」「やる気が増した」という参加者コメントが多数。
その後実際に各社近隣の宿泊施設と提携した宿泊プランが多数造成された。
B)売れるグリツリプラン造成!研修会
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C)流通および消費者調査サイト
宿泊プラン化
日帰りプラン販売
流通方法のご提案
プラン評価&アンケート
じゃらん、SUUMO田舎暮らし、ドラ
ぷらなど、GTに相性のよさそうなサイトなどから集客。
消費者調査
じゃらんnet,イベントATND,各社WEBサイトに接続して販売。
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C)流通および消費者調査サイト
■消費者調査 人気投票調査について、1月末で約3000サンプル回収。 12月初旬初速集計(N=1094)では
・GTで興味のあること
「農山漁村でおいしいものを食べたい」(51.3%) ・宿泊プランに3時間程度の体験がついていたら
「参加してみたい」(84.4%)と観光との連携での
GT拡販の可能性がはっきり。
・人気上位のプランは・・・
NO.1 星空&夜景に感動!秋の南阿蘇ナイトハイク 草千里を歩く機会はないし、きれいな星空もみたい(広島県・29歳・女性)
NO.2 漁師さんと漁業体験!漁獲物はバーベキューで美味しく頂こう♪ 子供も大人も喜ぶと思う(栃木県・30歳・女性)
NO.3 海の中で感動!シュノーケリングピクニック その土地でしかできない体験だと思う(埼玉県・36歳・女性)
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C)流通および消費者調査サイト
■テスト流通・販売 現時点でのべ89種の宿泊プラン、日帰りチケットを掲載。 1月末までにじゃらんnet+イベントATND等で 約470名が予約。 ・現状確認できている売れ筋は
1泊ひとり1万8000円程度の有名宿泊施設と
組み合わせた宿泊プラン。 中には2万円を超えるプランの予約も。
・参加者の感想は
「すごく満足、価格は適正」など2名催行のGTプラン自体への参加費は 高くても大丈夫ではないかという仮説であったが、参加者の一定の理解は得られている様子。
・満足ポイントは
「生活に根ざした知恵を学ぶことができた」(神奈川県・42歳・男性)
「お土産で参加者で作ったものをもらえたことが嬉しかった」(埼玉県・37歳・女性)
「 漁師さんの話が聞け、新鮮な海の幸も堪能できた」(山梨県・48歳・男性) など。
全体的に、「食」に関するニーズの高まりが顕著。
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4.終わりに
国内旅行2.3億人泊に向け、
農山漁村での豊かな体験を提供することで、 本格的なグリーンツーリズムの
ファンを増やしていくことを目指しています。 引き続き情報提供、ご指導ご鞭撻の程をお願いします。
農山漁村と観光地の連携は まだまだこれからが本番!