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変換説明書 電子事業部

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データ変換説明書

電子システム事業部

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V1.4 データ変換説明書

ご注意

・本製品または本書は、本製品の使用許諾契約書に基づいて使用することができます。

・本書の全部または一部を、ダイキン工業株式会社の書面による許可を得ることなく複写、複製、転用することはで

きません。

・本書の記載内容は、バージョンアップ等の理由により予告なく変更することがあります。

・本書の出版にあたっては正確な記述に努めましたが、本書の内容に対してなんらかの保証をするものではなく、内

容やサンプルに基づくいかなる運用結果に関しても一切の責任を負いかねます。

・本書の記載内容は、お客様固有の問題に対して必ずしも同じ状況が再現されているとは限りません。

結果についてはいかなる保証も責任も負いかねますのであらかじめご了承ください。

・本書の内容は『FILDER Cube Ver1.4 以降に準拠しています。

・Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

・CADWe’ll Tf@S は、株式会社ダイテックの登録商標または商標です。

・AutoCAD、DWG は米国および/またはその他の国々における Autodesk,Inc.、その子会社、関連会社の登録商標ま

たは商標です。

・ArchiCAD は、グラフィソフトジャパン株式会社の登録商標または商標です。

・Rebro は、株式会社 NYK システムズの登録商標または商標です。

・FILDER Cube は、ダイキン工業株式会社の登録商標または商標です。

・その他、本書に記載されている会社名、製品名は、一般に各社の登録商標または商標です。

HAS-C-manual-1004-14 Copyright © 2015-2017 DAIKIN INDUSTRIES, LTD. ALL Rights Reserved

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V1.4 データ変換説明書

BE-Bridge ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 SXF ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 DWG/DXF ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 JWW ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 IFC ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 まとめ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

Tf@Sでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 Tf@Sでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

Tf@Sでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 Tf@Sでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 AutoCADでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13

FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 AutoCADでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17

JW-CADでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 JW-CADでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20

ArchiCADでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 Rebroでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 Revitでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21

0.変換フォーマット

1.Tf@S(BE-Bridge) → FILDER Cube

2.FILDER Cube(BE-Bridge) → Tf@S

3.Tf@S(SXF) → FILDER Cube

4.FILDER Cube(SXF) → Tf@S

5.AutoCAD(DWG・DXF) → FILDER Cube

6.FILDER Cube(DWG・DXF) → AutoCAD

7.JW-CAD(JWW) → FILDER Cube

8.FILDER Cube(JWW) → JW-CAD

9.ArchiCAD/Rebro/Revit (IFC) → FILDER Cube

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V1.4 データ変換説明書

FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24 ArchiCADでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 Rebroでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 Revitでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 Tf@Sでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 Tf@Sでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30 FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30 Tf@Sでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 FILDER Cubeでの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34

設備の属性を持ったまま、複数のシートを FILDER Cube へ取込む場合

モデル空間のシートとレイアウト空間のシートを FILDER Cube へ取込む場合

モデル空間のシートとレイアウト空間のビューポートを FILDER Cube へ取込む場合

10.FILDER Cube(IFC) → ArchiCAD/Rebro/Revit

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V1.4 データ変換説明書

- 1 -

● BE-Bridge ● BE-Bridge とは・・・ 異なる設備CADシステム間でも、空調衛生設備の配管やダクトといった、各種設備部材の属性情報を保持したままデータ交換が可能となります。 BE-Bridge ファイルは設備部材毎に情報を保持していますが、データを受け取る側のCADシステムがサポートしていない部材については、設備部材属性の交換ができず、再現した図面で基本図形として表示される場合があります。 BE-Bridge で変換すると・・・ 設備部材属性を保持したデータ変換が可能です。 他設備CADで作図した図面を設備部材属性を保持して、編集したい場合に有効です。 複数存在するシートは1つのシートに統合されます。 レイアウト空間にてデータ変換を行うと、「レイアウトでの BE-Bridge ファイル(*.CEQ)形式へのデータ変換は正しく出力できない場合があります。データ変換を実行してよろしいですか?」というメッセージが表示され、レイアウトに設定したスケールが保持されない場合があります。 レイヤは用途ごとのレイヤに割振られます。変換元のレイヤの名称が保持されないため、レイヤでの制御にはご注意ください。 BE-Bridge のバージョン・・・ BE-Bridge ファイル V2.0 形式 → 配管部材、ダクト部材(一部)に対応 BE-Bridge ファイル V3.0 形式 → ダクト部材(追加)に対応 BE-Bridge ファイル V4.0 形式 → 建築部材に対応 BE-Bridge ファイル V5.0 形式 → 電気、冷媒管、サヤ管に対応 BE-Bridge ファイル V6.0 形式 → 制気口関連、ダクト部材(追加)に対応 BE-Bridge ファイル V6.1 形式 →ダクト部材(追加)に対応 BE-Bridge ファイル V7.0 形式 →配管部材(追加)に対応

● SXF ● SXFとは・・・ 国土交通省で図面の電子納品の標準ファイル仕様として採用されたファイル形式です。 SXFファイルには、拡張子がP21とSFCの2種類あります。P21ファイルは国際的に通用する、電子納品時の正式ファイルになります。SFCファイルは主にCAD間でのデータ交換を目的としたファイルになります。 官庁に納品するのはP21ファイル形式になりますが、SFCファイル形式よりファイル容量が重くなります。通常のデータ変換であれば、SFCファイル形式をお勧めします。 SXFで変換すると・・・ シート情報を保持したデータ変換が可能です。 設備ごとにシートを分け、シートごとに取扱いたい場合に有効です。 設備部材属性は保持されず、グループ図形として変換されます。 SXFのバージョン・・・ SXFファイル V2.0 形式 → 線種、線幅、線色、文字種類、レイヤ名等に対応 SXFファイル V3.0-CC1 形式 → 図面表題、属性付加等に対応 SXFファイル 空調衛生設備属性セット形式 → 配管属性(一部)に対応 ※ Tf@S では、V3.1 形式に保存できます。これは V3.0 形式のレビジョンアップ版です。

FILDER Cube は、V3.1 形式の保存には対応していませんが、読込みには対応しています。

0.変換フォーマット

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- 2 -

● DWG/DXF ● DWG/DXFとは・・・ DWGファイルは、Autodesk 社のCADソフト「AutoCAD」における標準的なファイル形式です。 DXFファイルは、異なるCADシステム間でデータ交換する時のファイル形式として利用されています。 DWG/DXFで変換すると・・・ レイアウト情報を保持したデータ変換が可能です。 複数存在するシートは、1つのシートに統合されます。 読込み時の用紙サイズやスケールは、DWG/DXF設定で設定できます。 DWG/DXFのバージョン・・・ DWG/DXF R12J ファイル形式 → AutoCAD R12 に対応 DWG/DXF R13J ファイル形式 → AutoCAD R13 に対応 DWG/DXF R14 ファイル形式 → AutoCAD R14 に対応 DWG/DXF2000 ファイル形式 → AutoCAD2002、2000i、2000 に対応 DWG/DXF2004 ファイル形式 → AutoCAD2006、2005、2004 に対応 DWG/DXF2007 ファイル形式 → AutoCAD2009、2008、2007 に対応 DWG/DXF2010 ファイル形式 → AutoCAD2010、2011、2012 に対応 DWG/DXF2013 ファイル形式 → AutoCAD2013、2014、2015、2016、2017 に対応 DWG/DXF2018 ファイル形式 → AutoCAD20018 に対応

● JWW ● JWWとは・・・ 2次元の汎用CADソフト「JW-CAD」における標準的なファイル形式です。 JWWで変換すると・・・ 複数存在するシートは1つのシートに統合され、個々のシートはグループとして変換されます。 レイアウト空間はなくなります。 16以降のレイヤは全て最後のレイヤに統合されます。 JWWのバージョン・・・ JW-CAD 図面ファイル V2.30-2.51 形式 → JW-CAD Ver2.30~Ver2.51 に対応 JW-CAD 図面ファイル V3.00 形式 → JW-CAD Ver3.00~Ver3.50a に対応 JW-CAD 図面ファイル V4.00 形式 → JW-CAD Ver3.51~Ver4.10a に対応 JW-CAD 図面ファイル V5.00 形式 → JW-CAD Ver4.20~Ver5.22 に対応 JW-CAD 図面ファイル V6.00 形式 → JW-CAD Ver6.00~Ver6.21a に対応 JW-CAD 図面ファイル V7.00 形式 → JW-CAD Ver7.00~Ver8.03a に対応

● IFC ● IFC とは・・・ 異なる BIM ツール間で、建物を構成するすべてのオブジェクト情報を共有する中間ファイル形式です。 IFC で変換すると・・・ 複層階の情報を保持したデータ変換が可能です。 IFC のバージョン・・・ IFC 2x3 に対応

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- 3 -

● まとめ ●

部材属性 シート モデル/レイアウト レイヤ名称

BE-Bridge ○ × × △

SXF × ○ × ○

DWG/DXF × × ○ ○

JWW × × × △

IFC ○ × × △

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- 4 -

設備の属性を保持したまま FILDER Cube へ取込む場合は、他CAD(Tf@S)にて BE-Bridge ファイル形式で保存します。 そのまま BE-Bridge ファイル形式で保存してしまうと、複数のシートが1つのシートに統合されますので、他CAD(Tf@S)でシートごとに保存し、FILDER Cube で各シートを1つのファイルに組み合わせてください。 設備の属性とシートの情報を保存し、FILDER Cube で1つのファイルに組合わせる方法は、『設備の属性を持ったまま、複数のシートを FILDER Cube へ取込む場合』を参照してください。 作成した図面は、BE-Bridge ファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● Tf@S での操作 ● シートごとに(『ファイル(1)』『ファイル(2)』として)保存します。 ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② 変換しないシートのタブ上で右クリックし、[非表示]を選択します。変換するシートのみ表示します。 ③ [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ④ 「ファイルの種類」から「BE-Bridge(*.ceq)」を選択します。 ⑤ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。 ⑥ 「出力オプション」を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

(「表示図形のみ出力する」のチェックをオン) ⑦ 変換結果が表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。 ⑧ ②~⑦の操作を繰返して、他のシートも保存します。

1.Tf@S(BE-Bridge) → FILDER Cube

BE-Bridge ファイル形式

BE-Bridge ファイル形式で保存すると、2種類(CEQ、DXF)のファイルが作成されます。

BE-Bridge ファイル形式のファイルを開くには、必ずこの2種類のファイルが必要となります。

・CEQ 設備部材情報交換用データ

・DXF 図形情報交換用データ

POINT

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- 5 -

● FILDER Cube での操作 ● 『ファイル(1)』に新しいシートを作成し、『ファイル(2)』と入替えます。 ◎ 『ファイル(1)』を開きます ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ② 「ファイルの種類を選択」から「中間ファイル(*.CEQ)」を選択します。 ③ 『ファイル(1)』を指定し、[OK]ボタンをクリックします。 ④ 現在開いている図面内に読込む場合は[はい]ボタン、新規図面内に読込む場合は[いいえ]ボタンを

クリックします。 ⑤ 変換結果が表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。 ⑥ 作業シートタブ上で右クリックし、[シート新規作成]を選択します。 ⑦ シート名と作図スケールを設定し、[OK]ボタンをクリックします。

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- 6 -

◎ 『ファイル(2)』と入替えます ⑧ 作成したシートタブ上で右クリックし、[図形入替]を選択します。 ⑨ [ファイル選択]ボタンをクリックします。 ⑩ 「ファイル種類」から「BE-Bridge ファイル(*.CEQ)」を選択します。 ⑪ 『ファイル(2)』を指定し、[開く]ボタンをクリックします。 ⑫ 「入替元、入替先の基点を指示する」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。 ⑬ 変換結果が表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。 ⑭ 一旦『ファイル(2)』が開きます。基準となる位置をクリックします。

(例えば用紙範囲の左下交点) ⑮ 『ファイル(1)』が開きます。基準となる位置をクリックします。

(例えば用紙範囲の左下交点)

シート名称

基準となるシートの名称は「作業シート」となります。変換後、シート名称を変更してください。

POINT

ファイル保存先

CEQファイル、DXFファイルは必ず同じフォルダに存在する必要があります。

ひとつのファイルだけを別のフォルダへ移動したりしないでください。

POINT

変換できない場合は・・・

CEQファイルが開かない場合は、先に[ツール]-[配管部品テーブル作成]を実行して再度開いてください。

POINT

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- 7 -

設備の属性を保持したまま他CADへ取込む場合は、FILDER Cube にて BE-Bridge ファイル形式で保存します。 そのまま BE-Bridge で保存すると、複数のシートが1つに統合されるので、FILDER Cube でシートごとに保存し、他CAD(Tf@S)で各シートを1つのファイルに組合わせてください。 作成した図面は、BE-Bridge ファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● FILDER Cube での操作 ● シートごとに(『ファイル(1)』『ファイル(2)』として)データ変換します。 ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② 変換するシートタブ上で右クリックし、[データ変換]を選択します。 ③ 「変換の指定」から「BE-Bridge ファイル V6.0 形式(*.CEQ)」を選択します。 ④ ファイル名を指定し、[変換実行]ボタンをクリックします。 ⑤ 変換結果が表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。 ⑥ ②~⑤の操作を繰り返して、他のシートも保存します。

2.FILDER Cube(BE-Bridge) → Tf@S

変換できない場合は・・・

FILDER Cube で変換ができない場合は、[ツール]-[配管部品テーブル作成]を実行してから、再度変換して

ください。

POINT

BE-Bridge ファイル形式

BE-Bridge ファイル形式で保存すると、2種類(CEQ、DXF)のファイルが作成されます。

BE-Bridge ファイル形式のファイルを開くには、必ずこの2種類のファイルが必要となります。

POINT

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● Tf@S での操作 ● 『ファイル(1)』に、『ファイル(2)』のシートを複写します。 ◎ 『ファイル(1)』を開きます ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ② 「ファイルの種類」から「BE-Bridge 図面(*.ceq)」を選択します。 ③ 『ファイル(1)』を指定し、[開く]ボタンをクリックします。 ④ 「BE-Bridge インポート」を設定し、[OK]ボタンをクリックします。 ⑤ 変換結果が表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。 ◎ 『ファイル(2)』を開きます ⑥ ①~⑤と同じ操作を繰り返して、『ファイル(2)』を開きます。 ◎ シート複写します ⑦ 複写するシートタブ上で右クリックし、「シート複写先」を選択します。 ⑧ 『ファイル(1)』を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

ファイル保存先

CEQファイル、DXFファイルは必ず同じフォルダに存在する必要があります。

別のフォルダへ移動したりしないでください。

POINT

シート名称

シートの名称は「ベース」「ベース(1)」となります。変換後、シート名称を変更してください。

POINT

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- 9 -

シートの情報を保持したまま FILDER Cube へ取込む場合は、他CAD(Tf@S)にてSXFファイル形式で保存します。 モデル空間(FILDER Cube では作業空間)、レイアウト空間を同時に保存することはできません。 モデル空間、レイアウト空間ごとに保存してください。 モデル空間、レイアウト空間ごとに保存し、FILDER Cube で1つのファイルに組合わせる方法は、『モデル空間のシートとレイアウト空間のシートを FILDER Cube へ取込む場合』を参照してください。 シートの情報とビューポートの情報を保存し、FILDER Cube で1つのファイルに組合わせる方法は、『モデル空間のシートとレイアウト空間のビューポートを FILDER Cube へ取込む場合』を参照してください。 作成した図面は、SXFファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● Tf@S での操作 ● モデル空間またはレイアウト空間を保存します。 ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② 「モデル」または「レイアウト」を選択し、変換するモデル空間またはレイアウト空間を表示します。 ③ [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ④ 「ファイルの種類」から「SFC 図面(*.sfc)」または「P21 図面(*.p21)」を選択します。 ⑤ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。 ⑥ ②~⑤の操作を繰り返して、他のレイアウト空間も保存します。

● FILDER Cube での操作 ●

① [設定]-[SXF設定]コマンドを実行します。

3.Tf@S(SXF) → FILDER Cube

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V1.4 データ変換説明書

- 10 -

② 「部分図をシートとして取り込む」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。 ③ [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ④ 「ファイルの種類を選択」から「SXF 図面ファイル(*.sfc,*.p21)」を選択します。 ⑤ ファイル名を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

シートの扱い

SXFファイル形式で保存すると、シートは部分図となります。

SXF設定で「部分図をシートとして取り込む」のチェックを入れると、SXFファイルを読込んだ際に部分図を

シートに変換します。

このチェックを外すとシート分けされなくなってしまうので、必ずチェックを入れてください。

POINT

SXFモード

SXFファイルを開くと、FILDER Cube はSXF設定に準じた線種や色が設定されたSXFモードとなります。

POINT

シート名称

基準となるシートの名称は「作業シート」となります。変換後、シート名称を変更してください。

POINT

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V1.4 データ変換説明書

- 11 -

シートの情報を保持したまま他CAD(Tf@S)へ取込む場合は、FILDER Cube にてSXFファイル形式で保存します。 作業空間(Tf@S ではモデル空間)、レイアウト空間を同時に保存することはできません。 作業空間、レイアウト空間ごとに保存します。 作成した図面は、SXFファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● FILDER Cube での操作 ● ◎ 作業空間を保存します。 ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② 変換しないシートのタブ上で右クリックし、[非表示]を選択します。

※ただし「作業シート」は特別なシートになりますので、非表示にしても出力されます。 ③ [ファイル]-[名前をつけて保存]コマンドを実行します。 ④ 「ファイルの種類」から「SXF 図面ファイル V3.0-CC1 形式(*.sfc)」または「SXF 図面ファイル

V3.0-CC1 形式(*.p21)」を選択します。 ⑤ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。

4.FILDER Cube(SXF) → Tf@S

⑤ ④

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V1.4 データ変換説明書

- 12 -

◎ レイアウト空間をデータ変換します。 ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② 保存するレイアウト空間のタブ上で右クリックし、[データ変換]を選択します。 ③ 「変換の指定」から「SXF 図面ファイル V3.0-CC1 形式(*.sfc)」または「SXF 図面ファイル V3.0-CC1

形式(*.p21)」を選択します。 ④ ファイル名を指定し、[変換実行]ボタンをクリックします。

● Tf@S での操作 ● ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ② 「ファイルの種類」から「SFC 図面(*.sfc)」または「P21 図面(*.p21)」を選択します。 ③ ファイル名を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

ビューポート内の図形も、基本図形として変換されます。

POINT

シート名称

基準となるシートの名称は「標準図」となります。変換後、シート名称を変更してください。

POINT

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V1.4 データ変換説明書

- 13 -

モデル空間、レイアウト空間の情報を保持したまま FILDER Cube へ取込む場合は、他CAD(AutoCAD)にてDWG・DXFファイル形式で保存します。 作成した図面は、DWG・DXFファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● AutoCAD での操作 ● ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ③ 「ファイルの種類」から「AutoCAD 図面(*.dwg)」または「AutoCAD DXF(*.dxf)」を選択します。 ④ ファイル名を指定して、[保存]ボタンをクリックします。

● FILDER Cube での操作 ● ① [設定]-[DWG/DXF設定]コマンドを実行します。

5.AutoCAD(DWG・DXF) → FILDER Cube

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V1.4 データ変換説明書

- 14 -

② テーブルリストから「標準DXF設定」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。 ③ [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ④ 「ファイルの種類を選択」から「DWG ファイル(*.dwg)」または「DXF ファイル(*.dxf)」を選択し

ます。 ⑤ ファイル名を指定し、[OK]ボタンをクリックします。 ⑥ [DWG・DXF 図面情報設定]が表示された場合は、「用紙種類」「作図スケール」を設定します。 ⑦ [OK]ボタンをクリックします。

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V1.4 データ変換説明書

- 15 -

⑧ 「位置を自動補正しますか?」のメッセージが表示された場合は、[はい]ボタンをクリックします。

FILDER Cube の色・線種

DWG/DXF設定から「標準DXF設定」を選択すると、色と線種はAutoCADの色と線種に合わせます。FI

LDER Cube の色と線種のまま、DWG・DXFファイルを開く場合は、DWG/DXF設定の「色の取り扱い」と

「線種の取り扱い」から「FILDER Cube に合わせる」を選択し、DWG・DXFファイルを開きます。

POINT

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V1.4 データ変換説明書

- 16 -

モデル空間、レイアウト空間の情報を保持したまま他CAD(AutoCAD)へ取込む場合は、FILDER Cube にてDWG・DXFファイル形式で保存します。 作成した図面は、DWG・DXFファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● FILDER Cube での操作 ●

① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② [設定]-[DWG/DXF設定]コマンドを実行します。 ③ テーブルリストから「標準DXF設定」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

6.FILDER Cube(DWG・DXF) → AutoCAD

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V1.4 データ変換説明書

- 17 -

④ [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ⑤ 「ファイルの種類」から「DWG形式ファイル(*.dwg)」または「DXF形式ファイル(*.dxf)」を選

択します。 ⑥ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。

● AutoCAD での操作 ● ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ② 「ファイルの種類」から「図面(*.dwg)」または「DXF(*.dxf)」を選択します。 ③ ファイル名を指定し、[開く]ボタンをクリックします。

⑥ ⑤

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V1.4 データ変換説明書

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線種の情報を保持したまま FILDER Cube へ取込む場合は、他CAD(JW-CAD)にてJWWファイル形式で保存します。 作成した図面は、JWWファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● JW-CAD での操作 ● ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ③ [新規]ボタンをクリックします。 ④ 「保存形式」から「jww」を選択します。 ⑤ ファイル名を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

● FILDER Cube での操作 ● ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ② 「ファイルの種類を選択」から「JW-CAD 図面ファイル(*.jwc、*.jww)を選択します。 ③ ファイル名を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

7.JW-CAD(JWW) → FILDER Cube

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V1.4 データ変換説明書

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線種の情報を保持したまま他のCAD(JW-CAD)へ取込む場合は、FILDER Cube にてJWWファイル形式で保存します。 そのままJWWファイル形式で保存すると、レイアウト空間は無くなり、作業空間の複数のシートが1つに統合されます。 レイアウト空間を保存する場合は、データ変換コマンドを実行します。 作成した図面は、JWWファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● FILDER Cube での操作 ● ◎ 作業空間を保存します。 ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② 変換しないシートのタブ上で右クリックし、[非表示]を選択します。 ③ [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ④ 「ファイルの種類」から「JW-CAD 図面ファイル V7.00 形式(*.jww)」を選択します。 ⑤ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。

8.FILDER Cube(JWW) → JW-CAD

⑤ ④

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◎ レイアウト空間をデータ変換します。 ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② 保存するレイアウト空間のタブ上で右クリックし、[データ変換]を選択します。 ③ 「変換の指定」から「JW-CAD 図面ファイル V7.00 形式(*.jww)」を選択します。 ④ ファイル名を指定し、[変換実行]ボタンをクリックします。

● JW-CAD での操作 ● ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ② ファイル名をダブルクリックします。

ビューポート内の図形も、基本図形として変換されます。

POINT

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複層階の情報を保持したまま FILDER Cube へ取込む場合は、他CAD(ArchiCAD、Rebro、Revit)にて IFC ファイル形式で保存します。 作成した図面は、IFC ファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● ArchiCAD での操作 ● ① [ファイル]-[開く]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ③ 「ファイルの種類」から「IFC 2x3 ファイル(*.IFC)」を選択します。 ④ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。

● Rebro での操作 ● ① [ホーム]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② [ホーム]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ③ 「ファイルの種類」から「IFC ファイル(*.ifc)」を選択します。 ④ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。

● Revit での操作 ● ① [ファイル]-[開く]-[プロジェクト]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② [ファイル]-[書き出し]-[IFC]コマンドを実行します。 ③ ファイル名を指定し、[Export]ボタンをクリックします。

● FILDER Cube での操作 ● ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ② 「ファイルの種類を選択」から「IFC ファイル(*.IFC)を選択します。 ③ ファイル名を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

9.ArchiCAD/Rebro/Revit(IFC) → FILDER Cube

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④ 「表示フロア選択」ダイアログを設定(※)し、[OK]ボタンをクリックします。 ※「表示フロア選択」ダイアログ ① 図面内の階の一覧 ② 一覧で選択した階の名称 ③ 「建築」「設備」「その他」「合計」それぞれの部品数 ④ チェックを入れると全ての階を読込む ⑤ チェックを入れると敷地も読込む ⑥ チェックを入れると選択した階と、設定した上下の範囲を読込む 自動:上下階の階高の 1/2 の範囲を読込む 設定値の上下範囲を読み込む:上下階の設定した範囲を読込む ⑦ チェックを入れると敷地を除く全ての部品を上下範囲でカットして読込む カットできない部品(機器、器具等)はそのまま読込む ⑧ 読込む建築部品の種類を選択 ⑨ 読込む設備部品の種類を選択

④ ⑥

⑤ ⑦

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IFC ファイルの階の情報(階名称、基準高さ)が、シートに設定されます。

シートはグループとして登録されているので、カレントシートを選択する場合は、グループシートのタブ上を

左クリックし、シート名を選択します。

POINT

入力対応事項

・入力時の部品属性(色、線種、線幅)は、建築部材は CAD の固定属性で、設備部材は該当する用途の

用途マスターの属性で読込まれます。

・建築部材はIFCの建築部材として取り込みます。

・設備部材はCADの設備部材に変換して取り込みます。

(CADの設備部材に変換できないものは、IFCの設備部材として取り込みます。)

POINT

IFC設備入力対応範囲

配管:属性、形状ともに対応

ダクト:属性、形状ともに対応

機器:属性、形状ともに対応

電気:形状に対応

POINT

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複層階の情報を保持したまま他のCAD(ArchiCAD、Rebro、Revit)へ取込む場合は、FILDER Cubeにて IFC ファイル形式で保存します。 作成した図面は、IFC ファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● FILDER Cube での操作 ● ◎ 階情報を設定し、作図します。 ① [躯体トレース]-[階作成・編集]コマンドを実行します。 ② 階数、「1FL 高さ」「階高」「床圧」「床スラブ厚保」「天井高さ」「天井厚」を設定し、[階一括作成]ボタ

ンをクリックします。 ※ 階情報の設定方法は「躯体 トレース作図マニュアル」を ご参照ください。 ③ [OK]ボタンをクリックします。

10.FILDER Cube(IFC) → ArchiCAD/Rebro/Rebit

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④ シートタブ上で右クリックしてショートカットから「シート新規作成」を選択します。 ⑤ シート名と作図スケールを設定し、[OK]ボタンをクリックします。 ⑥ シートタブ上で右クリックしてショートカットから「シート属性編集」を選択します。 ⑦ 「階名称」からそのシートの所属する階を選択し、[OK]ボタンをクリックします。 ⑧ ④~⑦の操作を繰返して、階情報を登録します。

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⑨ カレントにするシートタブをクリックします。 ⑩ 配管やダクト等を作図します。 例えば、1F の「FL 高さ」を「0」、各階の「階高」を「3500」と設定します。 1F のシートをカレントとし、高さ「0」で配管を配置すると、1FL から高さ「0」の位置に作図されます。 2F のシートをカレントとし、高さ「0」で配管を配置すると、1FL から高さ「3500」の位置に作図されます。 ◎ IFC 形式で保存します。 ① [ファイル]-[名前をつけて保存]コマンドを実行します。 ② 「ファイルの種類」から「IFC ファイル(*.ifc)」を選択します。 ③ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。

● ArchiCAD での操作 ● ① [ファイル]-[開く]-[開く]コマンドを実行します。 ② 「ファイルの種類」から「IFC ファイル(*.ifc)」を選択します。 ③ ファイル名を指定し、[開く]ボタンをクリックします。

● Rebro での操作 ● ① [ホーム]-[開く]コマンドを実行します。 ② 「ファイルの種類」から「IFC ファイル(*.ifc)」を選択します。 ③ ファイル名を指定し、[開く]ボタンをクリックします。

● Revit での操作 ● ① [ファイル]-[開く]-[ IFC]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② ファイル名を指定し、[開く]ボタンをクリックします。

IFC出力対応範囲

配管:属性、形状ともに対応

ダクト:属性、形状ともに対応

機器:属性、形状ともに対応

電気:形状に対応(ただし四角で出力)(ラック:属性、形状ともに対応)

建築:属性、形状ともに対応

POINT

② ③

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設備の属性とシートの情報を保持したまま FILDER Cube へ取込む場合は、他CAD(Tf@S)にてBE-Bridge ファイル形式で設備の属性を、SXFファイル形式でシートの情報を保存し統合させます。 作成した図面は、BE-Bridge ファイル形式やSXFファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● Tf@S での操作 ● 複数シートの情報を保持した『ファイル(1)』と、設備の属性を保持した『ファイル(2)』を保存します。 ◎ 複数シートの情報を保持して保存します 『ファイル(1)』 ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ③ 「ファイルの種類」から「SFC 図面(*.sfc)」または「P21 図面(*.p21)」を選択します。 ④ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。 ◎ 設備の属性を保持して保存します 『ファイル(2)』 ⑤ 変換しないシートのタブ上で右クリックし、[非表示]を選択します。変換するシートのみ表示します。 ⑥ [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ⑦ 「ファイルの種類」から「BE-Bridge(*.ceq)」を選択します。 ⑧ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。 ⑨ 「出力オプション」を設定し、[OK]ボタンをクリックします。 ⑩ 変換結果が表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。

● FILDER Cube での操作 ● 複数シートの情報を保持した『ファイル(1)』のシート(A)を、設備の属性を保持した『ファイル(2)』と入替えます。

設備の属性を持ったまま、複数のシートを FILDER Cube へ取込む場合

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◎ シートの情報を残した『ファイル(1)』を開きます ① [設定]-[SXF設定]コマンドを実行します。 ② 「部分図をシートとして取り込む」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。 ③ [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ④ 「ファイルの種類を選択」から「SXF 図面ファイル(*.sfc、*.p21)」を選択します。 ⑤ 『ファイル(1)』を指定し、[OK]ボタンをクリックします。 ◎ 設備の属性を残した『ファイル(2)』と入替えます ⑥ 入替えするシート(A)上で右クリックし、[図形入替]を選択します。

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⑦ [ファイル選択]ボタンをクリックします。 ⑧ 「ファイルの種類」から「BE-Bridge ファイル(*.CEQ)」を選択します。 ⑨ 『ファイル(2)』を指定し、[開く]ボタンをクリックします。 ⑩ 「入替元、入替先の基点を指示する」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。 ⑪ 変換結果が表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。 ⑫ 一旦『ファイル(2)』が開きます。基準となる位置をクリックします。 ⑬ 『ファイル(1)』が開きます。基準となる位置をクリックします。

シート名称

基準となるシートの名称は「作業シート」となります。変換後、シート名称を変更してください。

POINT

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モデル空間、レイアウト空間両方のシートの情報を保持したまま FILDER Cube へ取込む場合は、他CAD(Tf@S)にてSXFファイル形式でモデル空間のシートの情報、レイアウト空間のシートの情報を保存し統合します。 SXFファイル形式で保存すると、レイアウト空間上のビューポートは部分図となりますので、モデル空間の図面とレイアウト空間の図面の連動はなくなります。 FILDER Cube では作業空間を他のファイルへコピーすることが出来ないので、一度レイアウト空間に移動してから1つのファイルに統合します。 作成した図面はSXFファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● Tf@S での操作 ● モデル空間の『ファイル(1)』と、レイアウト空間の『ファイル(2)』を保存します。 ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ② 「モデル」または「レイアウト」を選択し、変換するモデル空間またはレイアウト空間を表示します。 ③ [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ④ 「ファイルの種類」から「SFC 図面(*.sfc)または「P21 図面(*.p21)」を選択します。 ⑤ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。 ⑥ ②~⑤の操作を繰り返して、他のレイアウト空間も保存します。 ● FILDER Cube での操作 ● レイアウト空間を変換した『ファイル(2)』に新しいレイアウト空間を作成し、モデル空間のシートを移動します。 『ファイル(2)』のレイアウト空間をモデル空間を変換した『ファイル(1)』へ複写します。 ◎ 『ファイル(1)』『ファイル(2)』を開きます ① [設定]-[SXF設定]コマンドを実行します。

モデル空間のシートとレイアウト空間のシートを FILDER Cube へ取込む場合

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② 「部分図をシートとして取り込む」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。 ③ [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ④ 「ファイルの種類を選択」から「SFC 図面(*.sfc、*.p21)」を選択します。 ⑤ モデル空間を保存した『ファイル(1)』を指定し、[OK]ボタンをクリックします。 ⑥ [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ⑦ 「ファイルの種類」から「SFC 図面ファイル(*.sfc、*.p21)」を選択します。 ⑧ レイアウト空間を保存した『ファイル(2)』を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

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◎ 作業空間に入っているシートをレイアウト空間に移動します ⑨ 『ファイル(2)』の作業空間タブ上で右クリックし、[レイアウト新規作成]を選択します。 ⑩ レイアウト名と作図スケールを設定し、[OK]ボタンをクリックします。 ⑪ 移動するシートタブ上で右クリックし、[移動またはコピー]を選択します。 ⑫ 「コピー先レイアウト」から作成したレイアウトの名称を選択します。 ⑬ 「移動先」から「末尾に移動」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。 ⑭ ⑪~⑬の操作を繰り返して、他のシートも移動します。

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◎ レイアウト空間をモデル空間のファイルにコピーします ⑮ 『ファイル(2)』のレイアウトタブ上で右クリックし、[移動またはコピー]を選択します。 ⑯ 「コピーを作成する」にチェックを入れます。 ⑰ 「コピー先図面名」から『ファイル(1)』を選択します。 ⑱ 「移動先」から「末尾に移動」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

⑰ ⑰

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モデル空間のシートの情報と、レイアウト空間のビューポートの情報を保持したまま FILDER Cube へ取込む場合は、他CAD(Tf@S)にてSXFファイル形式でモデル空間のシートの情報を、DXFファイル形式でレイアウト空間のビューポートの情報を保存し統合します。 DXFファイル形式で保存すると、レイアウト空間にある複数のシートは1つのシートに統合されます。 作成した図面は、SXFファイル形式やDXFファイル形式で保存する前に、必ずCAD固有のフォーマットで保存してください。

● Tf@S での操作 ● SXFファイル形式の『ファイル(1)』とDXFファイル形式の『ファイル(2)』を保存します。 ① [ファイル]-[開く]コマンドを実行し、変換するファイルを開きます。 ◎ モデル空間をSXFファイル形式で保存します 『ファイル(1)』 ② 「モデル」を選択します。 ③ [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ④ 「ファイルの種類」から「SFC 図面(*.sfc)」または「P21 図面(*.p21)」を選択します。 ⑤ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。 ◎ DXFファイル形式で保存します 『ファイル(2)』 ⑥ [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行します。 ⑦ 「ファイルの種類」から「DXF 図面(*.dxf)」を選択します。 ⑧ ファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。 ⑨ 「出力オプション」を設定し、[OK]ボタンをクリックします。 ⑩ 変換結果が表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。 ● FILDER Cube での操作 ● ◎ シートの情報を保持した『ファイル(1)』を開きます ① [設定]-[SXF設定]コマンドを実行します。

モデル空間のシートとレイアウト空間のビューポートを FILDER Cube へ取込む場合

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② 「部分図をシートとして取り込む」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。 ③ [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ④ 「ファイル種類を選択」から「SXF 図面ファイル(*.sfc、*.p21)」を選択します。 ⑤ 『ファイル(1)』を指定し、[OK]ボタンをクリックします。 ◎ レイアウトの情報を残した『ファイル(2)』を開きます ⑥ [ファイル]-[開く]コマンドを実行します。 ⑦ 「ファイル種類」から「DXF ファイル(*.dxf)」を選択します。 ⑧ 『ファイル(2)』を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

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◎ レイアウト空間をシート情報を保持した『ファイル(1)』にコピーします ⑨ 『ファイル(2)』のコピーするレイアウトタブ上で右クリックし、[移動またはコピー]を選択します。 ⑩ 「コピーを作成する」にチェックを入れます。 ⑪ 「コピー先図面名」から『ファイル(1)』を選択します。 ⑫ 「移動先」から「末尾に移動」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。