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TKQM1 品質マニュアル ISO 9001:2008/JIS Q 9001:2008 H11.12.10 22 配付 No. 改訂日 承認 確認 作成 22.8.5 管理責任者 事務局 実施日 22.8.5 田中建設株式会社 所在地:群馬県伊勢崎市連取町 3309-7

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文 書 番 号 TKQ―M―1

品 質 マ ニ ュ ア ル ISO 9001:2008/JIS Q 9001:2008

制 定 日 H11.12.10

管 理 文 書 版 番 22

非 管 理 文 書 配付 No.

改訂日 承認 確認 作成

H22.8.5 月 日 月 日 月 日

社 長 管理責任者 事務局

実施日

H22.8.5

田中建設株式会社 所 在 地 : 群 馬 県 伊 勢 崎 市 連 取 町 3 3 0 9 - 7

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―田中建設(株)品質マニュアル―

品質マニュアル 項

目 次

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 1/28

目次 ・・・・・・・ 1

1.総則 ・・・・・・・ 2

1.1目的 ・・・・・・・ 2

1.2適用範囲 ・・・・・・・ 2

1.3責任と権限 ・・・・・・・ 2

1.4品質マニュアルの管理 ・・・・・・・ 2

2.引用規格 ・・・・・・・ 3

3.用語及び定義 ・・・・・・・ 3

4.品質マネジメントシステム ・・・・・・・ 4

4.1一般要求事項 ・・・・・・・ 4

4.2文書化に関する要求事項 ・・・・・・・ 4

5.経営者の責任 ・・・・・・・ 5

5.1経営者のコミットメント ・・・・・・・ 5

5.2顧客重視 ・・・・・・・ 6

5.3品質方針 ・・・・・・・ 6

5.4計画 ・・・・・・・ 6

5.5責任、権限及びコミュニケーション ・・・・・・・ 7

5.6マネジメントレビュー ・・・・・・・ 8

6.資源の運用管理 ・・・・・・・ 9

6.1資源の提供 ・・・・・・・ 9

6.2人的資源 ・・・・・・・ 9

6.3インフラストラクチャー ・・・・・・・ 10

6.4作業環境 ・・・・・・・ 10

7.製品実現 ・・・・・・・ 10

7.1製品実現の計画 ・・・・・・・ 10

7.2顧客関連のプロセス ・・・・・・・ 11

7.3設計・開発 ・・・・・・・ 11

7.4購買 ・・・・・・・ 12

7.5製造及びサービス提供 ・・・・・・・ 12

7.6監視機器及び測定機器の管理 ・・・・・・・ 14

8.測定、分析及び改善 ・・・・・・・ 15

8.1一般 ・・・・・・・ 15

8.2監視及び測定 ・・・・・・・ 15

8.3不適合製品の管理 ・・・・・・・ 16

8.4データの分析 ・・・・・・・ 17

8.5改善 ・・・・・・・ 17

《手順》

● 内部監査 ・・・・・ 19

● 不適合製品 ・・・・・ 21

● 是正処置・予防処置 ・・・・・ 22

● 制定・改廃履歴 ・・・・・ 23

《付表》

● プロセスを基礎とした品質マネジメントシステム(付表-1) ・・・・・ 24

● 品質マネジメントシステムのプロセス概要(付表-2)① ・・・・・ 25

● 品質マネジメントシステムのプロセス概要(付表-2)② ・・・・・ 26

● 品質マネジメントシステムの役割分担表(付表-3) ・・・・・ 27

● 組織機能図(付表-4) ・・・・・ 28

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―田中建設(株)品質マニュアル―

品質マニュアル 項

1.総 則

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 2/28

1.総則

1.1目的

本品質マニュアルは、田中建設株式会社(以下当社と云う)における品質マネジメントシステム

を構築し維持することで、次の事項を満たすことを目的とする。

(1)顧客要求事項及び適用される規制要求事項を満たす建設物を一貫して提供する。

(2)品質マネジメントシステムの有効性の継続的改善のプロセスを含むシステムの効果的な適用、

顧客要求事項及び適用される規制要求事項への適合の保証を通して、顧客満足の向上を目指す。

1.2 適用範囲

品質マニュアルは、当社が遂行する“土木工事及び建築工事の施工”とする。

7.3 設計・開発の条項は適用除外する。

1.3 責任と権限

品質マニュアルの最高責任者は、社長とする。

1.4 品質マニュアルの管理

(1)制定、改訂、廃止手続き

① 品質マニュアルの制定は、品質管理担当者が作成、管理責任者が確認し、社長が承認する。

② 品質マニュアルの改訂・廃止は、品質管理担当者が作成、管理責任者が確認し、社長が承認

する。

③ 品質マニュアルは、「文書管理規定」に従って管理する。

(2)配付・回収の管理

① 品質マニュアルの配付は品質管理室が行う。回収は行わず各部門で破棄する。

② 品質管理室は各部門が最新版を利用できるように台帳の維持を行う。

(3)見直しの管理

品質マニュアルの見直しは、7月に管理責任者が行う。

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―田中建設(株)品質マニュアル―

品質マニュアル 項

2.引用規格

3.用語及び定義

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 3/28

2.引用規格

(1) 適用規格

ISO9001:2008(JIS Q 9001:2008)を適用規格とする。

(2) 引用規格

ISO9000:2005(JIS Q 9000:2006)を引用規格とする。

3.用語及び定義

本品質マニュアルに関する用語及び定義は、ISO9000:2005(JIS Q 9000:2006)による。

ただし、当社において特殊な意味で用いる用語は、次に定義する。

(1)建設業務

建設業務は、当社が遂行する建設物の施工、アフターメンテナンス(定期点検)の総称。

(2)施工計画書

各々の構築物の規定要求事項を満足させるために具体的な品質目標、施工組織、施工管理、検

査・試験方法等について計画したもので、ISO9001 の品質計画書の一部に相当する。

(3)品質管理担当者

ISO の品質管理業務を行い管理責任者を補佐する者。

(4)品質改善委員会

品質に関する会議で年 3 回開催する。また、マネジメントレビューを兼ねる。

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―田中建設(株)品質マニュアル―

品質マニュアル 項

4.品質マネジメントシステム

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 4/28

4.品質マネジメントシステム

4.1一般要求事項

当社は、ISO 規格要求事項に従って品質マネジメントシステムを確立し、文書化し、実施し、

維持する。また、品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善する。

当社は、品質マネジメントシステムを構築し実施するために次の事項を行う。

(1)品質マネジメントシステムのために必要なプロセスを「プロセスを基礎とした品質マネジメン

トシステム(付表-1)」「品質マネジメントシステムのプロセス概要(付表-2)」に表す。

(2)これらのプロセスの順序及び相互作用については「プロセスを基礎とした品質マネジメントシ

ステム(付表-1)」「品質マネジメントシステムのプロセス概要(付表-2)」に表す。

(3)これらのプロセスの運用及び管理のいずれもが効果的であることを確実にするために必要な

判断基準及び方法を「品質マネジメントシステムの役割分担表(付表-3)」「品質マネジメントシ

ステムのプロセス概要(付表-2)」で参照する各規定で決定する。

(4)これらのプロセスの運用及び監視の支援をするために、必要な資源及び情報を利用できるこ

と。必要な資源は「資源運用計画書」に則り計画し、必要な情報は品質マニュアル 5.5.3 の内部

コミュニケーションによって行う。

(5)これらのプロセスの監視、測定及び分析を行う。

(6)これらのプロセスについて、計画どおりの結果が得られるように、かつ、継続的改善を達成

するために必要な処置を取る。プロセスの改善については対応する規定及び手順-1-1、手順-1-2

手順-2、手順-3 に定める。

当社は、要求事項に対する製品の適合性に影響を与えるプロセスをアウトソースした場合、ア

ウトソースしたプロセスに関して管理を確実にしなければならならない。そして管理の方式及び

程度は「施工計画書」又は「施工品質計画書」の中で定める。

4.2文書化に関する要求事項

4.2.1一般

品質マネジメントシステムの文書化には次の事項を含む。

(1)「品質方針」、「品質方針達成方策」、「品質目標」

(2)品質マニュアル

(3)ISO 規格が要求する“文書化された手順”は、下記の規定で確立し、「文書管理規定」で管

理する。

① 文書管理規定

② 品質記録・・・・・・・・品質マニュアルに手順記載

③ 内部監査・・・・・・・・品質マニュアルの手順-1-1、手順-1-2

④ 不適合製品の管理・・・・品質マニュアルの手順-2

⑤ 是正処置・予防処置・・・品質マニュアルの手順-3

(4)プロセスの効果的な計画、運用及び管理を確実に実施するために、当社が必要とする規定、

作業手順などの文書。その主なものは「品質マネジメントシステムの役割分担表(付表-3)」に

記載する。

(5)ISO 規格が要求する品質記録は、品質マニュアルの手順にて管理する。

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品質マニュアル 項

4.品質マネジメントシステム

5.経営者の責任

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 5/28

4.2.2品質マニュアル

品質に関して組織を指揮し、管理するためのマネジメントシステムを規定する文書。

a) 当社では設計・開発を行わないため、設計・開発を適用除外とする。

b)六つの“文書化された手順”文書管理は文書管理規定、品質記録の管理は品質マニュアル

4.2.4、内部監査は手順 1-1 と手順 1-2、不適合製品の管理は手順 2、是正処置・予防処置は手順-3

による。

c)品質マネジメントシステムのプロセス間の相互関係は付表-1、付表-2、付表-3 による。

4.2.3文書管理

品質マネジメントシステムで必要とされる文書は、「文書管理規定」によって管理する。

4.2.4品質記録の管理

品質マネジメントシステムで必要とされる品質記録の管理は次のように行う。

(1)識別

品質記録はファイルに品質記録名を表示し、識別する。

(2)保管

品質記録は各部門の文書管理責任者が管理場所を定めて管理する。また長期保管の場合に

は、ダンボール等に損傷のないよう年度ごとに保管する。

(3)保護

品質記録は、A4 ファイルを基本として損傷、劣化のないように管理する。

(4)検索

品質記録は検索しやすいように「品質記録一覧表」により管理し、読みやすく容易に識別

可能とする。

(5)保管期間

保管期間を「品質記録一覧表」に定める。

(6)廃棄

文書管理責任者は、毎年 7 月に保管期間を過ぎた品質記録を、部門長に確認の上廃棄する。

5.経営者の責任

5.1経営者のコミットメント

社長は、品質マネジメントシステムの構築、実施、有効性の継続的改善に対する責務を実施し

ていることを示すために次のことを行う。

(1) 顧客要求事項及び法令・規制要求事項を満たすことの重要性を、組織を通じて社員に伝える。

(2)品質方針を定め、各部門の品質目標設定のための枠組「品質方針達成方策」を与え維持する。

(3)マネジメントレビューを「品質改善委員会議事資料」に基づき実施する。

(4)必要な経営資源を確実に利用できるように、毎年 6 月に「資源運用計画書」に計画を策定す

る。また必要な資源が変更された場合には品質改善委員会にて検討し、承認する。

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品質マニュアル 項

5.経営者の責任

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 6/28

5.2顧客重視

社長は、顧客満足の向上を目指して顧客要求事項を決定し、その要求事項を満たす仕組みを構

築する。

(1)社長は、顧客満足の向上を目指して品質方針を設定する。

(2)顧客満足の監視を行い、顧客満足について分析し、マネジメントレビューのインプット情報

として活用する。

(3)社長は、マネジメントレビューにて顧客満足の状態を把握し、必要に応じて改善の決定をし、

製品に実現する。

(4)営業プロセスで顧客要求事項を決定し、その要求事項を満たすために当該部門に引継ぎ、製

品に実現する。

(5)顧客要求事項の決定のために、顧客の苦情を含む顧客とのコミュニケーションを確実にするた

めに「営業管理規定」を定める。

5.3 品質方針

社長は、品質方針を定め、次の事項を確実にする。

品質方針は社長の承認の上、品質管理担当者が「文書管理規定」に則り維持管理する。

(1)「顧客の信頼に応える建設物を提供」という当社の目的に対して適切なものであるように定

める。

(2)要求事項への適合及び品質マネジメントシステムの有効性の継続的改善(品質目標の達成

度)に対するコミットメントを含む。

(3)品質目標の設定及びレビュー(見直し)のための枠組みを与える。

(4)品質方針は各部門に掲示し、全社員へ伝えられ理解されるようにする。

(5)品質改善委員会においてシステムの適切性の持続のためにレビューする。

5.4 計画

5.4.1 品質目標

各部門長は、品質方針を枠組として年度品質目標を 6 月に定め 7 月よりスタートする。施工

現場では、製品要求事項への適合をするための現場の品質目標を定める。

(1)各部門長は、品質方針を枠組にして次のことを含めて品質目標を設定する。

① 品質目標はその達成度が判定可能なものとする。

② 品質目標は品質方針と整合性がとれているものとする。

③ 品質目標には製品要求事項への適合に必要なものを含める。

(2)各部門長は、「部門年度品質目標計画表、部門品質目標達成度評価基準表」を作成し、社長

の承認を受ける。

(3)施工プロセスを含む部門は、部門の品質目標を施工現場へ展開する。現場代理人は製品要

求事項への適合に必要なものを含む品質目標を定め、施工計画書を作成し担当部課長の承認

を受ける。

(4)各部門長は、品質目標の達成状況を半期に一度社長の承認を受ける。

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品質マニュアル 項

5.経営者の責任

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 7/28

5.4.2 品質マネジメントシステムの計画

社長は、目標の達成及び品質マネジメントシステムが継続して有効であるように、品質マネ

ジメントシステムの計画を策定する。

品質マネジメントシステムの計画には、次の事項を含む。

(1)4.1「一般要求事項」に規定する要求事項を満たすために、品質目標と同様に計画に基づく品

質マネジメントシステムの構築をする。

(2)品質マネジメントシステムの変更に対して、変更点を明確にし、変更をどのようにして行

うのか、変更の責任と権限を明確にした上で、計画に沿った活動を実施し、必要な検証によ

って実施した活動の妥当性確認を行う。

5.5 責任、権限及びコミュニケーション

5.5.1責任及び権限

社長は、品質マネジメントシステムが有効に機能するために、責任と権限及びそれらの相互関

係を「品質マネジメントシステムの役割分担表(付表-3)」「ISO 組織機能図(付表-4)」に定

める。また、各部門は「業務分担表」に責任と権限を定め他部門へ配付し周知させる。

5.5.2管理責任者

社長は、副社長を管理責任者として任命し、他の責任にかかわりなく次の事項について責任と

権限を持たせる。

(1)品質マネジメントシステムについて必要なプロセスを確立し、実施し維持する。

(2)品質マネジメントシステムの実施状況及び改善の有無について社長へ報告する。

(3)当社の全体に渡って、顧客要求事項に対する認識を高める。

(4)品質方針を策定し社長の承認を得る。

(5)品質マネジメントシステムについて、外部関係者との連絡調整を行う。

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品質マニュアル 項

5.経営者の責任

6.資源の運用管理

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 8/28

5.5.3 内部コミュニケーション

社長は、品質マネジメントシステムの有効性のために、自社内にコミュニケーションのため

の適切なプロセスを確立する。また、品質マネジメントシステムの有効性に関して、情報交換を

行う。

主な組織内のコミュニケーションとして次の会議がある。

会議名 出席者 開催月 開催回数 主催者

小委員会 役員等 毎月 1 回 社長

安全衛生委員会 指名者(土木部、建築部他) 毎月 1 回 総括安全衛

生管理者

定例安全会議 全従業員 毎月 1 回 総括安全衛

生管理者

営業会議 社長、副社長、営業本部長

建築本部長、土木本部長

営業部員他

毎月 1 回 営業本部長

内部監査員会議 管理責任者、内部監査員 必要時 管理責任者

品質改善委員会(マネジ

メントレビュー)

役員、指名者(品質改善委員

会開催通知に記載)

原則として

4,8,12 月

3 回 社長

管理責任者

安全衛生大会 全従業員、協力会社 6 月 1 回 社長

安全衛生推進会議 全従業員、協力会社 5 月 1 回 社長

事前施工検討会 部門長、担当部課長

現場代理人

工事着工時

又は、本部

長が必要と

認めたとき

1 回 部門長

朝礼(KY 活動) 現場担当従業員、協力業者 毎日 現場代理人

5.6品質改善委員会(マネジメントレビュー)

5.6.1一般

社長は、品質マネジメントシステムが引き続き適切であり、妥当であり、効果的であることを

確実にするために、8 月実施の品質改善委員会において品質マネジメントシステムの年間にお

けるレビューの取りまとめを行う。マネジメントレビューでは、次の事項を含める。

(1)品質マネジメントシステムの改善の機会を評価する。

(2)品質方針及び品質目標の変更の必要性を評価する。

(3)品質マネジメントシステムの変更の必要性を評価する。

マネジメントレビューの記録を残す。

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―田中建設(株)品質マニュアル―

品質マニュアル 項

6.資源の運用管理

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 9/28

5.6.2マネジメントレビューへのインプット

マネジメントレビューへのインプットには、次の情報を含める。

(1)品質方針及び品質目標の実施状況

(2)内部監査・外部監査の結果(途中経過を含む)

(3)顧客からのフィードバック(好意的情報も含む)

(4)プロセスの実施状況及び製品の適合性

(5)予防処置及び是正処置の状況

(6)前回までのマネジメントレビューの結果に対するフォローアップ

(7)品質マネジメントシステムに影響を及ぼす(有効性の継続的な改善に関連する)可能性のある

変更

(8)改善のための提案

5.6.3マネジメントレビューからのアウトプット

マネジメントレビューからのアウトプットには、次の関連する決定及び処置を含める。

(1)品質マネジメントシステムに関連するプロセスの有効性の改善

(2)顧客要求事項への適合に必要な製品の改善

(3)資源の必要性

6.資源の運用管理

6.1資源の提供

社長は、次の事項に必要な経営資源を「資源運用計画書」に計画し提供する。

(1)品質マネジメントシステムを実施し維持する。

(2)品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善する。

(3)顧客要求事項を満たすことによって顧客満足を向上する。

6.2人的資源

6.2.1一般

顧客へ提供する建設物の製品要求事項への適合に影響がある業務に従事する社員及び供

給者の従業員は、関連する教育・訓練、技能及び経験を判断の根拠として力量(免許、資格、

技能、経験、職歴等の実績)があることを明確にし、認定する。

6.2.2力量、認識及び教育・訓練

次の事項を行う。

(1)力量

① 顧客へ提供する製品の品質に影響がある業務に従事する要員に必要な力量を「力量評価

表」により明確にし、教育ニーズを把握する。

② これらのニーズを満たすように、教育・訓練を「年度教育・訓練計画表」に計画し実施する。

教育・訓練で対応できない場合には、その他の処置(外部の人を雇う等)を取る。

③ 行った教育・訓練は「教育・訓練報告書」によりその有効性を評価する。

④ 力量が達成されていない場合には、必要な力量が達成できるまで教育を実施する。

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品質マニュアル 項

7.製品実現

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 10/28

(2)認識

各部門長は、次の事項について部門員の認識を高めるために、部門員を教育指導する。

① 部門員は品質に対する自分の活動の意味と、活動の重要性を認識する。また、品質マネジ

メントシステムで決められた手順が守られない場合に生じる事態を認識する。

② 自分がどのように品質目標の達成に貢献しているかを認識する。

目標設定の背景、目標達成の手段、自分の役割などを理解する。

(3)教育・訓練の記録

① 教育・訓練、技能及び経験について、教育・訓練記録を維持する。

② 部門の「年度教育・訓練計画表」「教育・訓練報告書」はその写しを総務部へ提出する。

6.3インフラストラクチャー

製品要求事項への適合を達成するために必要なインフラストラクチャーを明確にし、提供し

維持する。

(1)当社については、「資源運用計画書」により計画し実施する。

(2)施工現場については、提供されたインフラストラクチャーを活用する。

インフラストラクチャーには、次の事項を含める。

① 建物、仮設事務所、関連施設

② 設備、備品、コンピューター、測定機器、情報システム

③ 情報の提供、安全パトロール

6.4作業環境

製品要求事項への適合を達成するために、必要な作業環境(気温、天候、表彰制度等)を明確

にし、運営管理する。

(1)当社については、「資源運用計画書」により計画し実施する。

(2)建設現場については、個別の条件に合わせて「施工計画書」を作成し実施する。

建設現場では、安全衛生上の適切な作業環境を確保する。

7.製品実現

7.1製品実現の計画

製品実現のために必要なプロセスとして、施工プロセスについて「施工管理規定」及び「施工計

画書」に計画して構築する。「施工計画書」は、自社の品質マネジメントシステムの他の要求事項

と矛盾しないように作成する。

製品実現のプロセスの計画で該当する場合には次の事項を明確にする。

(1)製品に対する品質目標及び要求事項

(2)製品に特有なプロセスの確立、必要とする文書の確立、資源の提供の必要性

(3)製品の検証、妥当性確認、監視、検査及び試験活動並びに製品合否判定基準

(4)製品実現のプロセス及びその結果としての製品が、要求事項を満たしていることを実証する

ために必要な記録

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―田中建設(株)品質マニュアル―

品質マニュアル 項

7.製品実現

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 11/28

7.2顧客関連のプロセス

7.2.1製品に関連する要求事項の明確化

要求事項を明確にする手順を「営業管理規定」「施工管理規定」「施工計画書」に定める。

要求事項には次の事項を明確にする。

(1)顧客が明示した要求事項。これには、引渡し、アフターメンテナンスに関する要求事項及

びリサイクル又は最終廃棄のような補助的サービスも含める。

(2)顧客が明示していないが、製品本来の使用目的または常識的な使用に必要な要求事項

(3)製品に関する法令・規制要求事項

(4)当社が必要と判断する追加要求事項

参考:ISO9001 の顧客とはエンドユーザー(最終使用者)ではなく製品を直接受取る

組織又は人

7.2.2製品に関連する要求事項のレビュー

営業担当者は、製品に関連する要求事項をレビューする。このレビューは、当社が顧客に製品

を提供するコミットメント(契約や注文の受諾)をする前に実施する。

このレビューの手順は、次の事項を確実にすることを含めて「営業管理規定」に定める。

(1)製品要求事項が定められている。

(2)契約または注文の要求事項が以前に提示されたもの、以前に打合せしたことと異なる場合

にはそれについて解決する。

(3)当社が、定められた要求事項を満たす能力を持っている。

このレビューの結果及びレビューを受けて取られた処置の記録は、品質記録として管理する。

製品要求事項が変更された場合、関連する文書に確実に反映し、最新版の状況がわかるよう

にする。また、その変更事項を関連する部門、部門員及び供給者へ伝達し、変更事項が確実に

実施されるようにする。

7.2.3顧客とのコミュニケーション

顧客とのコミュニケーションを図るために、次の事項について効果的な方法を定め実施する。

(1)当社の業務内容に関する情報提供については、営業部門が窓口となり、建築部、土木部と

協力し対応する。顧客からの問い合わせについては、「施工管理規定」及び手順-2 に従って、

迅速に処置する。

(2)引き合いから契約までの顧客との対応は「営業管理規定」に従い、営業部が行う。契約の変

更については「営業管理規定」に従い、営業担当者または現場代理人が窓口となり対応する。

(3)顧客からのフィードバック(顧客の苦情を含む)は、建築部、土木部が管理する。顧客から

のフィードバックは内容を分析し、顧客満足度の状況を把握する。分析した情報は、マネジ

メントレビューのインプット情報として提供する。顧客からのフィードバックに関する手順

は、品質マニュアル 8.2.1 顧客満足及び「施工管理規定」に定める。

7.3設計・開発

除外

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品質マニュアル 項

7.製品実現

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 12/28

7.4購買

7.4.1購買プロセス

当社は、規定された購買要求事項に、購買製品(材料、労務、材工、試験など)が適合する

ことを確実にするため、その購買プロセスを「購買管理規定」に定め管理する。

(1)当社は、供給者及び購買した製品に対する管理の方式及び程度は、購買製品がその後の施

工プロセスまたは建設物に及ぼす影響に応じて決定する。

(2)当社は、供給者が当社の要求事項に従って製品を供給する能力の保有について、供給者を

評価し選定する。

(3)選定、評価及び再評価の基準を「購買管理規定」によって定める。

評価の結果は評価表等に記録し、その評価によって必要とされた処置がある場合には、その

処置に関する記録を残す。これらの記録は品質記録として管理する。

7.4.2購買情報

注文書等の購買情報には、購買製品に関する発注内容を明確にし、必要な場合には次の事項

を含める。

(1)製品、手順、プロセス及び設備の承認に関する要求事項

「購買管理規定」の購買情報により提供する。

(2)要員の資格を含む適確性確認に関する要求事項

資格、免許の写し、実績を示す書類等の提出を求める。

(3)品質マネジメントシステムに関する要求事項

ISO9001 などの品質マネジメントシステムの適用を求める。

担当部課長は、発注前に注文書等の規定した購買要求事項が妥当であることを確認する。

7.4.3購買製品の検証

当社は、購買製品が規定要求事項を満たしていることを確実にするために、その他の活動(緊

急使用等)を含めて必要な検査を「施工管理規定」に定め実施する。

当社またはその顧客が、供給者の工場などで検証を実施する場合には、その検証の要領及び製

品の出荷の方法を、注文書等の購買情報の中に明記する。

7.5製造及びサービス提供

7.5.1製造及びサービス提供の管理

当社は、管理された状態で施工プロセスを実行するために「施工管理規定」を定め、施工プロセ

スの計画を「施工計画書」に策定し実施する。

管理された状態に該当する場合には次の事項を含め管理する。

(1)製品の特性を規定した設計図書、仕様書、外部文書などの情報が利用できる。

(2)必要な人が、施工計画書、施工図などを利用できる。

(3)施工プロセスの実行にあった設備を使用し維持する。

(4)監視機器及び測定機器が利用でき、使用している。

(5)規定された監視及び測定が実施されている。

(6)次工程への引渡しが規定されたとおりに行われている。

(7)顧客への引渡しの手順は、「施工管理規定」に定め実施する。

引渡し後の活動については、「定期点検計画書・報告書」に定め実施する。

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7.製品実現

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 13/28

7.5.2製造及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認

当社は、「製造及びサービス提供の過程で結果として生じるアウトプットがそれ以降の監視又

は測定で検証することが不可能な工程」を「特殊工程」という。その管理については「施工管理

規定」に定める。

(1)特殊工程とは、次のような工程である。

① 結果として得られる製品の適合(顧客が要求する製品要求事項)が容易に、または経済

的に検証できないプロセス

② 製品が使用されてからでしか不具合が顕在化しないようなプロセス

③ 当社では、この様な工程の代表的なものを次に示す。

★ 建設現場における主要構造部の溶接工事 ★ 鉄筋の圧接工事

(2)妥当性確認では、計画された関連する幾つかのパラメーターを管理することにより、プロセ

スが計画通りの結果を出せることを実証する。

(3)特殊工程は、次の事項のうち適用できるものを含んだ手順を「施工計画書」に定め現場代理人

が承認する。

① プロセスのレビュー及び承認のための明確な基準

② 設備の承認及び要員の資格を含む適格性

③ 所定の方法及び手順の適用

④ 記録に関する要求事項

⑤ 妥当性の再確認

7.5.3識別及びトレーサビリティ

(1)製品の識別

現場代理人は、施工プロセスで二種類以上の製品が混在し、職人が間違って使用してしまう

恐れがある場合、「施工計画書」に、適切な方法で製品を識別する計画を立て実施する。

(2)製品の監視及び測定の要求事項に関する識別

現場代理人は、監視及び測定の要求事項について、製品の状況を識別する。

① 検査未了のものが間違って使われる恐れがある場合は「未検査」と表示して、検査済みと

区分する。

② 検査後に不合格品が発生し、不合格品が間違って使われる恐れがある場合には、「不合格

品」と表示し使用されないようにする。不合格品が隔離できる場合には隔離する。

(3)トレーサビリティ

現場代理人は、「施工計画書」にトレーサビリティを明確にする。

① トレーサビリティが顧客要求事項、法規制の要求事項である場合には、製品について固有

の識別を管理し、それらの記録は品質記録として管理する。

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7.製品実現

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 14/28

7.5.4顧客の所有物

顧客の所有物について、当社の管理下にある間、または当社が使用している間は、注意を払っ

た管理をするために、次の事項を含めて「施工管理規定」に管理方法を定める。

(1)使用するため又は製品に組み込むために提供された顧客の所有物の識別、検証及び保護・防

護を実施する。

(2)顧客の所有物を紛失、損傷した場合、又は仕様に適さないとわかった場合には、顧客に報告

し、その記録は品質記録として管理する。

7.5.5製品の保存

現場代理人は、受入、施工、引渡しまでの間、製品を適合した状態で保存するために、次の事項

を含めて「施工計画書」に計画し実施する。

(1)保存には、識別、取扱、養生、保管及び保護を含める。

(2)保存には、建設物を構成する材料、設備などの製品にも適用する。

7.6監視機器及び測定機器の管理

当社は、定められた要求事項に対する製品の適合を実証するために必要な、測定機器(レベル、

トランシット、光波測距儀)に関する管理を行う。

(1)現場代理人は、「施工計画書」に実施すべき監視及び測定項目を明確にし、そのために必要な

監視及び測定の機器を明確にする。

校正機関

管理部次長

「測定機器管理台帳」

保管庫に保管

受入検査

(日本測量機器工

業会規格による)

OK

NG

管理シール貼付

現場代理人

現場で使用「測定機器点検表」

返却

「測定機器管理伝票」添付・

「測定

機器点検表」票確認

三年ごとに校正

点検表による不適合

「測定機器不適合報告書」添付

校正期限の過ぎた機器

(国家標準とのトレーサビリティ体系図、校正証明書、校正

成績書)

遡及措置における校正済み測定

機器での確認(妥当性確認)

遡及の指示

「測定機器不適合報告書」(転倒等の不具合)

「測定機器管理伝票」

発注

*損傷及び劣化に対する保護(保管場所の確保と移動時の取扱い場所等注意)の実施

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8.測定、分析及び改善

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 15/28

8.測定、分析及び改善

8.1一般

当社は、「内部監査手順-1-1、内部監査手順-1-2」「営業管理規定」「施工管理規定」「施

工計画書」により次の事項に必要な監視、測定、分析及び改善のプロセスを計画し実施する。

(1)製品の適合性を実証する。

(2)品質マネジメントシステムの適合性を確実にする。

(3)品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善する。

プロセスには、統計的手法を含む適用可能な方法とその使用の程度を決定することを含める。

8.2監視及び測定

8.2.1顧客満足

当社は、品質マネジメントシステムの成果を含む実施状況の測定の一つとして、顧客要求事項

を満足しているかどうかに関して、顧客がどのように受止めているかについての情報を、次のよ

うに監視する。

(1)顧客の完成検査時(該当する場合には中間検査時も含める)に、顧客満足に関する情報を

監視し、建築部・土木部はその結果を営業部に通報する。

(2)営業プロセス、施工プロセス、アフターメンテナンスプロセスでの顧客の声(満足、苦情)を

監視し、営業部・建築部・土木部が顧客情報として収集・集計した結果を管理責任者に報告する。

(3)これらの情報は各プロセスの改善に使用されるとともに、管理責任者がデータ分析し顧客か

らのフィードバックとして、マネジメントレビューで報告する。

情報の入手は顧客からの聞き取り調査または、工事の評価結果により行う。

8.2.2内部監査

(1)当社は、品質マネジメントシステムが次の事項について満たされているか否かを明確にする

ために、毎年 5 月と 11 月に内部監査手順-1-1、内部監査手順-1-2に従って内部監査

を実施する。

① 品質マネジメントシステムが、製品の実現の計画に適合しているか。

② 品質マネジメントシステムが、ISO 規格要求事項に適合しているか。

③ 当社が定めた品質マネジメントシステム要求事項に適合しているか。

④ 品質マネジメントシステムが効果的に実施され、維持されているか。

(2)当社は、次の事項を満たして内部監査を実施する。

① 監査の対象となるプロセス及び領域の状態と重要性、並びにこれまでの監査結果を考慮

して、監査プログラムを策定する。

② 監査の基準、範囲、頻度及び方法を定める。

③ 監査員の選定及び監査の実施については、監査プロセスの客観性及び公平性を確保する。

④ 監査員は、自らの仕事は監査しない。

⑤ 監査された領域に責任を持つ担当者は、発見された不適合及びその原因を排除するため

に遅滞なく処置を実施する。

⑥ フォローアップには、とられた処置の検証及び検証結果の報告を含める。

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8.測定、分析及び改善

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 16/28

8.2.3プロセスの監視及び測定

当社は、品質マネジメントシステムのプロセスを、次のような適切な方法で監視する。

(1)適用可能な場合には測定する。

(2)プロセスが計画どおりの結果を達成する能力があることを実証する。

(3)計画どおりの結果が出せない場合には、製品の適合性の保証をするために、適宜、修正及び

是正処置をとる。

(4)プロセスの監視(工程表及び日報による)については、次の規定等に定める。

営業プロセス、施工プロセス、アフターメンテナンスのプロセスの監視については、「営業管

理規定」、「施工管理規定」、「定期点検計画書・報告書」に定める。

8.2.4製品の監視及び測定

当社は、製品要求事項が満たされていることを検証するために、「施工管理規定」でその手順を

定め、製品の特性を監視し測定する。監視、測定は「施工計画書」で計画し、施工プロセスの適切な

段階で実施する。

また、次の事項を満たす。

(1)合否判定基準への適合の証拠は、検査記録に記録し、品質記録として維持管理する。

(2)検査記録には、製品の使用、工程内検査への許可をしている現場代理人を示す。

(3)建設物の引渡しは、「施工計画書」で決めたことが問題なく完了するまでは行わない。

ただし、引渡しの許可をする本部長の記録及び顧客の承認がある場合はこの限りではない。

また引き渡しの許可をした本部長の記録は品質記録とする。

8.3不適合製品の管理

当社は、製品要求事項に適合しない製品を誤って使用したり、又は引渡しされることを防ぐため

に、それらを識別し、管理する手順を不適合製品手順-2に示す。

不適合製品の管理の手順には、次の事項を含める。

(1)現場代理人は、発見された不適合を除去するための処置をとる。

(2)現場代理人は、顧客へ特別採用を申請し、顧客と処置方法を協議し顧客の合意の上で、その処置

方法及び合否判定を承認する。

(3)不適合製品は、本来の意図された使用ができないような処置をとる。

(4)不適合製品の内容、特別採用の内容を含めて、とられた処置を記録し品質記録として維持管理

する。その記録は品質記録として管理する。

(5)引渡し後または使用開始後に不適合製品が発生した場合には、当社は、その不適合製品による

影響または起こりえる影響に対して適切な処置をとる。

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8.測定、分析及び改善

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 17/28

8.4データの分析

当社は、適切なデータを明らかにし、収集し、統計的手法等を使用して分析し、活用するため

に次の事項を行う。

(1)品質マネジメントシステムの適切性及び有効性を評価し判定する。

(2)品質マネジメントシステムの継続的改善の効果の程度を評価する。

収集するデータには、監視及び測定の結果から得られたデータ及びそれ以外の該当する情報

源からのデータを含める。

以下の事項を実施することにより上記(1)(2)を達成する。

(3)顧客満足

主に品質マニュアル 8.2.1 顧客満足に従ってデータを収集し、建築部・土木部が分析の上、管

理責任者に報告し、マネジメントレビューのインプット情報とする。

(4)製品要求事項への適合性

主に「施工計画書」に従ってデータを収集し、建築部、土木部で分析の上、是正処置へ結びつけ

る。

(5)予防処置の機会を得ることを含む、プロセスと製品の特性及び傾向

主に「施工管理規定」に従ってデータを収集し、建築部、土木部で分析の上、是正処置及び予防

処置へ結びつける。

(6)供給者

主に「購買管理規定」に従ってデータを収集し、建築部、土木部で分析の上、業者の教育指導、

業者管理に利用する。

8.5改善

8.5.1継続的改善

当社は、次の事項を通じて、品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善する。

(1)品質方針の展開、品質目標の達成のために、5.3 品質方針、5.4.1 品質目標に定める。

(2)監査の結果をフォローアップするために、内部監査手順-1-2 に定める。

(3)データの分析によって、予防処置及び是正処置へ結びつける。

(4)是正処置及び予防処置の手順は、是正処置・予防処置手順-3 に定める。

(5)マネジメントレビューにより改善する手順は、5.6 マネジメントレビューに定める。

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8.測定、分析及び改善

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 18/28

8.5.2是正処置

当社は、不適合の再発を防止するために、不適合の原因を除去するための是正処置(再発防止)

を是正処置・予防処置手順-3に定め実施する。

(1)是正処置は発見された不適合のもつ影響に見合うものとする。

(2)是正処置の手順には、次の事項に対する要求事項を定める。

① 不適合(顧客からの苦情を含む)の内容確認

② 不適合の原因の特定

③ 不適合の再発防止を確実にするための処置の必要性の評価

④ 必要な是正処置の決定及び実施

⑤ とった処置の結果の記録(品質記録として管理する)

⑥ 上記処置において実施した活動の有効性をレビュー

8.5.3予防処置

当社は、起こり得る不適合を防止するために、その原因を除去するための予防処置(未然防止)

を是正処置・予防処置手順-3に定め実施する。

(1)実施する予防処置は、起こり得る問題の影響に見合ったものとする。

(2)予防処置の手順には、次の事項に対する要求事項を定める。

① 起こり得る不適合及びその原因の特定

② 不適合の発生を予防するための処置の必要性の評価

③ 必要な処置の決定と実施

④ とった処置の結果の記録(品質記録として管理する)

⑤ 上記処置において実施した活動の有効性をレビュー

(3)「顧客等クレーム(苦情)・不適合報告書」等からの是正処置内容について検討し、事前施

工検討会にて予防処置として採用する。

.

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品質マニュアル 項

内部監査

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 19/28

手順-1-1

社長 管理責任者 事務局 被監査部門 監査チームリーダー 監査員

監査前準備

監査前会議

監査後会議

内部監査

監査報告

「判定が観察事項の場

合内部監査是正処置報

告書、是正処置項目一

覧リストは記載せず、

内部監査チェックリス

トの指摘事項に内容と

判定を記載する。

不適合がある場合には被監査部門と合意必要

「内部監査報

告書」

「是正処置項目

一覧リスト」

「内部監査是正

処置報告書」

処置報告書

承認

報告

コピー返却

コピー配付

関係部門配付

受付

選任

承認

重要な監査対象プロセスの指示

「内部監査実

施計画書」

「内部監査実

施計画書」

コピー返却

通知

事前調整

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品質マニュアル 項

内部監査

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 20/28

手順-1-2

社長 管理責任者 事務局 被監査部門 監査チームリーダー 監査員 備考

是正処置のフォロー

不適合、是正処置の

実施

書類(記録)の確認

実施の確認

原本は、品質管理室

が保管する。

内部監査実施結果及びコメント

実施結果を

マネジメントレビューで確認

コピー配付

「内部監査是正

処置報告書」

処置報告書

是正処置の妥当性確認

是正効果の確認

「内部監査是正

処置報告書」 承認

コピー返却

関係部門配付

是正評価が適切な場合は監査終了となる。

是正効果が確認できない場合には、次回内部監査等

で確認する。

計画の確認

報告

「内部監査

結果集計表」

「品質システムの

有効性の判定」

確認 承認

確認

コメント

承認

「部門別指摘

事項数」

コピー配付

コピー配付

コピー配付

報告

原本の維持

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品質マニュアル 項

不適合製品

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 21/28

手順-2

不適合製品の発生

「顧客等クレーム(苦情)・不適合報告書

建築・土木各本部長報告

現場代理人

内容確認

担当部課長 現場代理人

検討の実施(修正、特別採用、廃棄、返却)

重要性及び多発時報告

受入検査、工程内検査、組込時の外観

(図面表記規格等との違い、ひび割れ等)

管理責任者に報告

関連部門に伝達

協力会社への連絡

必要と判断した時

アフターメンテナンス

現場代理人

「特別採用申請書」

現場代理人

特別採用処置指示

顧客

特別採用協議

工事担当者

処置の実施

現場代理人

処置方法の記録

工事担当者

修正・破棄・返却

不承認(不合格)

承認

(合格)

担当部課長と対

応協議

担当部課長

報告

不適合製品の識別

不適合製品の管理

表示札(スプレー、マジック、チョークで印)、付箋等

所定の場所に隔離(可能な場合)

修正

図面等表記規格との合致

承認

再検証

破棄

返却

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品質マニュアル 項

是正処置・予防処置

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 22/28

是正処置 手順-3

予防処置

不適合発生

「顧客等クレーム(苦情)・不適合報告書」

現場代理人は内容

の確認をする 担当部課長 報告 顧客の要求事項の確認

不適合の原因分析

現状(現物)の不適合処置

是正処置(原因の除去)方法

の検討、実施

「顧客等クレーム(苦情)・

不適合報告書」に記載

本部長がレビューする

報告

他部門でも同様な工種および工

事がある

不適合の事例等で重要性及び多発している不適合に

関して、予防処置(潜在不適合の発生防止)を行う

部課長は予防処置の必要性(起こり得る問題の影響に見合ったもの)の評価をする

事前施工検討会に活用 処置結果の記録

承認

「顧客等クレーム(苦情)・不適合報

告書」の他部課長への回覧

不適合のもつ影響に見合う

是正処置の必要性を判定

実施

不実施

「顧客等クレーム(苦情)・不適合報

告書」に処置方法・結果の記録

「顧客等クレーム(苦情)・不適合報告

書」を他部門の部課長へ回覧

「顧客等クレーム(苦情)・不適合報告書」に

担当部課長が効果の確認の記載を行う

本部長

報告

確認

承認

部課長は予防処置を実施する

管理責任者に報告

報告

本部長

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品質マニュアル 項

制定・改廃履歴

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 23/28

制定・改廃年月日 版番 改訂箇所 改訂内容

H11.12.10 0 初版

H18.12.1 17 下線の箇所見直し

H19.3.20 18 手順書の追加

H20.6.1 19 管理期間変更による改訂

H21.2.1 20 1.2 適用範囲 適用範囲の記載内容変更

H21.6.15 21 1.2 適用範囲

7.3 設計・開発

ISO9001:2008 に対応改訂

設計・開発の除外による適用範囲の変更

H22.8.5 22

5.5.3 内部コミニュケーション

8.2.2 内部監査

8.5.3 予防処置

品質改善委員会の開催回数変更

内部監査手順書の変更

内容の追記

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品質マニュアル 項

プロセスを基礎とした

品質マネジメントシステム

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 24/28

付表-1

顧客重視・顧客満足の向上

品質目標

品質方針

品質計画

マネジメントレビュー

資源の運用管理(人的資源・インフラストラクチャー・作業環境)

営業プロセス

施工プロセス

顧客検査・引渡し

アフターメンテナンスプロセス

購買プロセス

製品の監視及び測定

測定装置の管理

プロセスの監視・測定

顧客情報の収集 データの分析

是正処置・予防処置

文書管理・品質記録の管理

顧客

顧客

内部監査

経営者の責任 製品実現

測定・分析・改善

-田中建設(株)品質マニュアル- -田中建設(株)品質マニュアル-

品質マネジメントシステムの有効性の継続的改善

要求事項

4

5

6

要求事項

7

要求事項

8

5.2

5.3

5.4.1

5.4.2

4.2

5.6

6.2 6.3 6.4

7.2

7.5 7.4

8.2.4

7.6

8.2.3

8.4

8.5.1

8.5.3 8.5.2 8.2.2

8.2.1

7.5.1

7.5.1

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品質マニュアル 項

品質マネジメントシステムの

プロセス概要 ①

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 25/28

付表-2

顧客 社

管理

責任者 総務部 営業部

建築部

土木部

管理部 現 場 供給

主な

規定

文書管

理規定

営業管

理規定

営 業 管

理規定

施工管

理規定

施 工 計

画書

-田中建設(株)品質マニュアル-

品質方針の展開

部門・年度品質目標

品質計画 プロジェクト目標

資源の運用管理(人的資源、インフラストラクチャー、作業環境)

受注活動

能力の確認

見積業務

契約事項

契約事項の見直し

請負契約

営業引継 建築・土木引継

品質計画書作成

事前施工検討会

顧客要求事項

顧客要求事項

文書管理、記録の管理

マネジメントレビュー 品質マネジメントシステムの有効性の継続的改善

Page 27: 品質マニュアル - tanaka-k-ktanaka-k-k.com/manyuaru.pdfISO9000:2005(JIS Q 9000:2006)を引用規格とする。 3.用語及び定義 品質マニュアルに関する用語及び定義は、

品質マニュアル 項

品質マネジメントシステムの

プロセス概要 ②

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 26/28

付表-2

顧客 社

管理

責任者 総務部 営業部

建築部

土木部 管理部 現場

供給

主な規

定等

施工管

理規定

文書管

理規定

営業管

理規定

-田中建設(株)品質マニュアル-

是正処置

購 買 購 買

施工管理

検査試験 測定機器

の管理

識 別

不適合品の管理

選定

完成前社内検査

プロセスレビュー

顧客検査

引渡し

アフターメンテナンス

顧客満足の測定、是正処置・予防処置、内部監査

顧客満足

購買

顧客満足

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品質マニュアル 項

品質マネジメントシステム

の役割分担表

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 27/28

●:主管部門 ○:関連部門 付表-3

ISO 規格要求事項 主たる規定名 社 長

管理

責任者

総務部 管理部 建築部

建築部

現 場

営業部 土木部

土木部

現 場

品質マネジメント

システム

4.1 一般要求事項 営業管理規定、施工管理規定 ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

4.2.1 一般 文書管理規定 ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

4.2.2 品質マニュアル ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

4.2.3 文書管理 文書管理規定 ● ● ● ● ● ● ● ● ●

4.2.4 品質記録の管理 ○ ● ● ● ● ● ● ● ●

経営者の責任

5.1 経営者のコミットメント ● ○

5.2 顧客重視 ● ● ○ ○ ● ○ ● ● ○

5.3 品質方針 文書管理規定 ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

5.4.1 品質目標 ● ● ● ● ● ● ● ● ●

5.4.2 品質マネジメントシステムの計画 ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

5.5.1 責任及び権限 ● ● ● ● ● ● ● ● ●

5.5.2 管理責任者 ● ●

5.5.3 内部コミュニケーション 営業管理規定、施工管理規定 ● ● ○ ○ ● ● ● ● ●

5.6.1 一般 ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

5.6.2 マネジメントレビューへのインプット ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

5.6.3 マネジメントレビューからのアウトプット ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

資源の運用管理

6.1 資源の提供 ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

6.2.1 一般 ● ● ● ● ● ● ● ● ●

6.2.2 力量、認識及び教育・訓練 ● ● ● ● ● ○ ● ● ○

6.3 インフラストラクチャ ● ● ● ● ● ● ● ● ●

6.4 作業環境 ● ● ● ● ● ● ● ● ●

製品の実現

7.1 製品実現の計画 施工管理規定 ○ ○ ● ○ ○ ● ○

7.2.1 製品に関連する要求事項の明確化 営業管理規定 ○ ○ ● ○ ● ○ ○

7.2.2 製品に関連する要求事項のレビュー 営業管理規定 ○ ○ ● ○ ● ○ ○

7.2.3 顧客とのコミュニケーション 営業管理規定 ○ ○ ● ○ ● ● ○

7.3.1 設計・開発の計画

7.3.2 設計・開発へのインプット

7.3.3 設計・開発からのアウトプット

7.3.4 設計・開発のレビュー

7.3.5 設計・開発の検証

7.3.6 設計・開発の妥当性確認

7.3.7 設計・開発の変更管理

7.4.1 購買プロセス 購買管理規定 ○ ○ ● ● ● ● ●

7.4.2 購買情報 購買管理規定 ○ ○ ● ● ● ●

7.4.3 購買製品の検証 購買管理規定、施工管理規定 ○ ○ ● ● ●

7.5.1 製造及びサービス提供の管理 施工管理規定 ○ ○ ● ● ○ ● ●

7.5.2 製造及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認 施工管理規定 ○ ○ ○ ● ○ ●

7.5.3 識別及びトレーサビリティー 施工計画書 ○ ○ ○ ● ○ ●

7.5.4 顧客の所有物 施工管理規定 ○ ○ ● ●

7.5.5 製品の保存 施工計画書 ○ ○ ● ●

7.6 監視機器及び測定機器の管理 ○ ○ ● ● ●

測定・分析及び改善

8.1 一般 営業管理規定、施工管理規定 ○ ● ● ● ○ ● ●

8.2.1 顧客満足 営業管理規定 ● ● ● ● ○ ● ●

8.2.2 内部監査 ● ● ● ● ● ● ● ● ●

8.2.3 プロセスの監視及び測定 営業管理規定、施工管理規定 ○ ○ ● ● ● ●

8.2.4 製品の監視及び測定 施工管理規定 ○ ○ ● ● ● ●

8.3 不適合製品の管理 ○ ○ ● ● ● ●

8.4 データの分析 購買管理規定、施工管理規定 ○ ● ● ○ ○ ● ○

8.5.1 継続的改善 ○ ● ○ ○ ● ● ○ ● ●

8.5.2 是正処置 ○ ● ○ ○ ● ● ○ ● ●

8.5.3 予防処置 ○ ● ○ ○ ● ● ○ ● ●

-田中建設(株)品質マニュアル-

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品質マニュアル 項

組織機能図

文書番号 TKQ-M-1

版 番 22

連 番 号 28/28

付表-4

斜線の部署は品質マネジメントシステム対象外とする。

(注) 必要に応じて管理責任者が報告する。

-田中建設(株)品質マニュアル-

社 長

管 理 責 任 者

(副社長)

役 員 会

総 務 部 総 務 課

建 築 部

土 木 部

積 算 課

建 築 課 現 場

土 木 課 現 場

管 理 部 管 理 課

営 業 部 営 業 課