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電動パワーステアリングシステム CAT.NO.S1001

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電動パワーステアリングシステム

CAT.NO.S1001

01 / 02Electric Power Steering Systems

JTEKTの目指すもの、それはクルマとの一体感そして感動を呼ぶ操舵フィーリング「走る」「曲がる」「止まる」といった車の基本的な機能の一つ「曲がる」機能を分担するステアリング装置において1988年に当社が世界で始めて開発したEPS(電動パワーステアリングシステム)は、現在にいたるまでシェアNo.1の商品です。

JTEKTは

システムサプライヤーとして、

時代の要請に応え、

クルマ社会の明日を

強力に支えていきます。

安全実績に裏打ちされた

信頼

環境時代の要請に応えた

省エネ化

快適数値では計りきれない

感性と技術

03 / 04Electric Power Steering Systems

※1 環境貢献度世界No.1 ジェイテクトは、燃費に優れ、最も環境への貢献度が高い電動パワーステアリング(EPS)のトップシェアを獲得しています。従来の油圧パワーステアリングにおいても環境効率改善に取り組んでいます。

実績に裏打ちされた信頼/数値では計りきれない感性と技術、そして時代の要請に応えた省エネ化Safety & Comfortable & Environment

社会変化自動車の技術動向

ステアリングの動向

海外でのEPS生産開始

世界シェアNo.1を誇るジェイテクトのEPS(電動パワーステアリング)。装着車の3台に1台はJTEKT-EPSです。

安全 快適 環境

安全・快適・環境を考慮した最適なEPS(電動パワーステアリングシステム)をご提案ジェイテクトは環境貢献度世界NO.1※1のステアリングの総合メーカーとして、車の用途・目的にあった最適なステアリングを追求し、品質・コスト・納期から環境・安全・快適までバランスの取れた製品を提供しています。

500

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19881960 1970 1980 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 2013 2014 2016 2018

1960 1970 1980 1990 20001995 2005 20152010

マニアル 油圧パワー 油圧パワー   EPS 高出力領域のEPS化

自動車保有層の広がり 低燃費化ニーズ 低燃費化ニーズのさらなる拡大

マニアルステアリング生産開始

(万台) (万t)

EPS生産台数(万台)

CO2削減量(万t)

パワーステアリング生産開始

小型乗用車のFF化進む

軽自動車規格変更(660cc)

CO2規制強化HEV車の増加(プリウス発売)

アイドルストップ車の増加EV車の増加JC08モードの燃費表示適用

1998年 欧州 2001年 北米2007年 中国・タイ 2011年 インドネシア

2009年 インド

エアバック装着車市販化

EV車の市販化

衝突回避システム市販化グリーン税制導入

1988

Share No.1EPS:29%*(C-EPS:39%)

世界初

C-EPS生産開始(軽自動車向け)

1991H-EPS生産開始

1994P-EPS生産開始

2004RD-EPS生産開始

E-VGR生産開始

2011DP-EPS生産開始

RP-EPS

2001C-EPS生産開始(小型自動車向け)

2002

05 / 06Electric Power Steering Systems

走りを意のままに操る安心感それがJTEKTが提供するステアリングシステム

ステアリングシステムの仕組み (作動原理)Steering System Features

ステアリングシステムとは、自動車を任意の方向に進ませる(かじ取り)のための装置、つまりタイヤの方向を変えるための装置です。

JTEKTは車両(車体、懸架装置、タイヤ、制動・駆動装置)に適合したステアリング性能の実現のみでなく、ヒューマンマシンインターフェースとして運転者の意思に基づく操作に対し、運転者への補助・的確な情報伝達を可能にし、運転者だれもが「より楽しく」、「より安全で」、「より快適に」、「自動車の舵を操る」ことを実現したステアリングシステムを提供いたします。

ステアリングの基本動作

ステアリングホイールを操舵する。

(タイヤの向きを変えるための力)ラック軸力

2

3

6

操舵力1

1

ステアリングホイールに加えられた力(トルク)により、トーションバーが捩れる。

2

トーションバーの捩れがトルクセンサにより、トルク信号として検出され、ECUに入力される。

3

ECUはトルク信号と車速信号に応じた電流をモータへ付加する。

4

モータ回転トルクが減速機で増幅され、ピニオンに伝達される。

5

パワーアシスト側のピニオン回転トルク(操舵補助トルク)とステアリングホイール側のピニオン回転トルク(操舵回転トルク)が、ラック軸力に変換され、タイヤの向きを変える。

6ドライバーが操舵するステアリングホイールの回転運動をピニオンギヤを介して、ラックバーの左右方向への直線運動に変換する

トーションバードライバーの操舵力によって捩れる金属製の棒

ラック&ピニオンギヤ

ECUドライバーの操舵力および車速信号に応じたパワーアシスト量を算出

モータ算出されたパワーアシスト量に応じた回転トルクを出力

減速機モータの回転トルクを増幅させ、ピニオンギヤへ伝達する歯車機構

ステアリングコラム車室内でステアリングホイール軸を固定し、衝突時、ドライバーのダメージを軽減するエネルギー吸収機構を装備

インターミディエイトシャフトステアリングコラムとピニオンギヤをつなぐ中間シャフト

ステアリングホイールドライバーがステアリングシステムに進行方向を伝えるインターフェース

トルクセンサトーションバーの捩れ量を検出するセンサ

4

5

トーションバーの捩れ

使用範囲

(右操舵)

ステアリングホイール側ピニオン回転トルク

パワーアシスト側ピニオン回転トルク

ラック軸力

ピニオン

モータ電流〔A〕

0 トルク信号

モータ電流(モータ回転トルク)

(左操舵)

0

0

+--

トルク信号

ピニオン

車速が低い時

車速が高い時

07 / 08Electric Power Steering Systems

コラムアシストタイプ

ラックアシストタイプ

標準システムの提案1817161514131211109876543

C-EPS

軸力(kN)

車両セグメント

ステアリングシステム

P-EPSDP-EPSRP-EPSRD-EPSH-EPS

2

JTEKTのEPSシステムは、軽自動車から大型SUVまで適応します。

適用範囲

UA/A B C

適用範囲

D FE

UA/A B C D FE SUV/P-UP

SUV/P-UP

システム別特長

軸力の小さい小型車に最適なステアリングシステム

操舵性能がより要求される中~大型車に最適なステアリングシステム

ハンドル操舵からラックが動き出すまでの摩擦が小さく、操舵性能の良いステアリングシステム

   R

ecommended

   R

ecommended

車室内にモータ・ECUがあるため、防水不要で、しかもエンジンやミッションのレイアウトへ影響を受けない

JTEKTが提供するステアリングシステム

● パワーアシストユニットをステアリングコラムに配置することにより、  エンジンコンパートメントの小さいコンパクトカーに最適● 1988年に世界初のEPSとして市場に投入● 投入以来培ってきた技術と経験に基づく、安全・快適・環境性能に優れたシステム

C-EPSR

コラムアシストタイプ ラックアシストタイプ

モータ/ECU

コラム

コラム

安定かつ高い衝突安全性能を実現

トルクセンサコンパクトでシンプルかつ高性能を実現

減速機

低フリクションと静粛性を両立

モータ/ECU

小型、軽量、高効率なモータECU一体システム

ラック&ピニオンギヤ高強度、高剛性を実現

インターミディエイトシャフトスライド荷重と剛性を両立

インターミディエイトシャフト

ラック&ピニオンギヤ

トルクセンサ

減速機

C-EPS system

09 / 10Electric Power Steering Systems

● ラックアシストにより、高剛性、ダイナミクス性に優れた操舵フィーリングを実現● 高出力かつ減速機部の小型化による搭載性が良いシステム構造● 実績のある技術の応用で安全・快適・環境性能に優れたシステム

● ラックアシストにより、高剛性、ダイナミクス性に優れた操舵フィーリングを実現● アシスト部をステアリングホイール軸から切り離すことで、搭載自由度の最も高いシステム構造● アシスト部の最適設計高強度化により、ステアリングホイール側の比ストローク自由度向上を実現● 実績のある技術の応用で安全・快適・環境性能に優れたシステム

DP-EPSR RP-EPSR

コラム

コラム

安定かつ高い衝突安全性能を実現

トルクセンサ

防水仕様でコンパクト、シンプルかつ高性能を実現

モータ/ECU

防水仕様で小型、軽量、高効率なモータECU一体システム

減速機

減速機

アンチバックラッシシステムによる低フリクションと静粛性を両立ウォームギヤの直交/斜交タイプの設定による搭載性向上

ラック&ピニオンギヤピニオン2軸支持でありながら、ラック挙動安定化を実現

インターミディエイトシャフトスライド荷重と剛性を両立

モータ/ECU

防水仕様で小型、軽量、高効率なモータECU一体システム

減速機専用設計された軸受を用いて、世界最小クラスのパッケージングを実現10年以上のRD-EPS量産経験に基づいた新ボールネジ構造による良好なNV性能を実現

ラック&ピニオンギヤ高強度、高剛性を実現

トルクセンサ

防水仕様でコンパクト、シンプルかつ高性能を実現

インターミディエイトシャフト

ラック&ピニオンギヤモータ/ECU

トルクセンサ

コラム

インターミディエイトシャフト

トルクセンサ

モータ/ECU

減速機

ラック&ピニオンギヤ

RP-EPS system

DP-EPS system

11 / 12Electric Power Steering Systems

● ラックアシストにより、ダイレクト感の高い操舵フィーリングを実現● 減速機のロスが少なく、機械効率の高い省エネ性に優れたシステム● 実績のある技術の応用で安全・快適・環境性能に優れたシステム

● ラックアシストにより、高剛性、ダイナミクス性に優れた操舵フィーリングを実現● エンジンルーム内の環境に対応した、小型・コンパクトシステム● 実績のある技術の応用で安全・快適・環境性能に優れたシステム

● 電動ポンプを用いた安全・快適・環境性能に優れた省エネ油圧パワーステアリングシステム  ・ エンジンから独立した電動ポンプを採用する事により、搭載自由度が高く、EV走行に対応可能  ・ 最適流量設定(MAP)とバルブ特性チューニングにより、良好な操舵フィーリングと燃費向上に貢献

● 車両安定性と操作性を両立させる舵角比可変システム● 低速時に舵角比を大きくすることで取り回し性を向上● 高速時に舵角比を小さくすることで直進安定性を向上● 低摩擦などでアクティブに動作させることで車両安定性を向上

モータラックと同軸上にモータを配置し、ダイレクト感を実現

減速機高精度ボールネジの採用により優れた静粛性と操舵フィーリングを実現

RD-EPS system

コラム

トルクセンサ

減速機

インターミディエイトシャフト

コラムインターミディエイトシャフト

モータ・減速機

モータ/ECU

ラック&ピニオンギヤ

P-EPS system

モータ/ECU

防水仕様で小型、軽量、高効率なモータECU一体システム

RD-EPS system+E-VGR

電動ポンプ/ECU(パワーパック)

ヘリカルギヤによる脈動低減及び小型軽量化の実現

HPSギヤ※HPS:Hydraulic Power Steering

低流量バルブによる最適チューニングでの快適な操舵フィーリング

H-EPS system

HPSギヤ

電動ポンプ/ECU(パワーパック)

インターミディエイトシャフト

コラム

13 / 14Electric Power Steering Systems

さらなる

安全・安心を

お届けするために

JTEKTは、2005年から自動車向け機能安全規格“ISO26262”に対応する活動を進めています。

活動スタート(2005)

グローバル組織の構築

(2009)

日本

米州

欧州

管理ツールによる活動の効率化(2013)

・プロセス管理・構成管理

・要件管理・仕様管理

・プロジェクト管理・工数管理

開発プロセスの構築

(2011)

世界の道での試験・評価を可能にする伊賀総合試験場世界有数のシステムサプライヤーとしての知見をフル活用して、自社商品の実車走行評価・解析を実施可能。世界各地の道路や気候を想定した試験路で、商品の安全性や操作性を徹底的に追究。トータルシステムサプライヤーとして、性能と品質で価値を提供し、クルマを運転する走る楽しみ・喜びを生み出します。

次世代のEPSを生み出す先進の研究開発設備JTEKTでは国内はもとより、世界を視野に入れたR&D拠点を整備し、情報を交換しながら市場ニーズを敏感にキャッチしたR&Dを行い、お客さまに最新・最適・最高を提供していきます。

F 異音評価路

B

C

直線路

冠水路D 管理・整備棟

D

E

F

E ダイナミクスパッド

A ワインディング路B

C

A

・敷地面積:50万m2

・コース面積:17万m2

・総合周回路全長:2,200m・ダイナミクスパッド面積:5.4万m2

ドライブシュミレータ

CAE解析

パワーステアリングシステム消費エネルギー計測設備

X線CTスキャン装置

寒冷地実車評価

ステアリングコラム衝突試験機電波暗室

■ジェイテクト伊賀試験場

21

217

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1311

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さらなる安全、安心なパワーステアリングを世界のお客さまへお届けするために

(052)527-1900

(06)6271-8451

(052)527-1911

(06)6245-3712

〒450-8515

〒542-8502

名 古 屋 本 社

大 阪 本 社

名 古 屋 市 中 村 区 名 駅 4 丁 目7 番 1 号

大 阪 市 中 央 区 南 船 場 3 丁 目5 番 8 号

CAT.NO.S1001Printed in Japan '13.11-5CCH

(045)929-2190(0276)47-0030(053)461-0123(0565)28-2215(06)6632-2681(082)282-4184

(045)929-1840(0276)47-0906(053)461-5634(0565)27-7133(06)6632-2607(082)281-7112

〒226-0006〒373-0851〒435-0016〒471-0834〒556-0017〒734-0023

東日本 支 社北 関 東 支 社中日本 支 社豊 田 支 社関 西 支 社西日本九州支社

神奈川県横浜市緑区白山1丁目18番2号群 馬 県 太 田 市 飯 田 町 1245 番 地 1静 岡 県 浜 松 市 東 区 和 田 町561番 地2愛 知 県 豊 田 市 寿 町 1 丁 目 1 番 地大 阪 市 浪 速 区 湊 町 1 丁 目4 番 38 号広島市南区東雲本町2丁目21番地22号

商品についてのお問合せは下記の各支社へ

www.jtekt.co.jp