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1 会 報:第6号 発行 いきがい愛の会 発行日 平成25年4月 発行責任者 鈴木 進 編集委員長 井上昭夫

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二十四年度の活動報告

会長

鈴木進

平成二十四年度の事業実施

に当たり、各幹事の積極的なご

支援と会員の皆様のご協力に

より、当初計画以上の事業が実

施出来ました。会員の皆様に心

から感謝申し上げます。

二十四年度は、平成四年「ロ

ーダイ上尾」として発足してか

ら、創立二十周年という記念す

べき節目の年になります。

四月六日の第二十回総会で

は、今年度新会員二十八名とい

う大勢の方の加入をいただき、

総勢百六十名の会員でスター

トいたしました。

新入会員の歓迎会は「グラウ

ンドゴルフ大会と懇談会」を実

施。また、二十周年記念事業と

して、八月に東京港湾岸見学を

実施、上尾市ふるさと学園の卒

業生の方々とご一緒させてい

ただき、好天の中、素晴らしい

クルージングが楽しめました。

第二番目は暑気払いに合わ

せて「落語・講談の会」を実施

しました。

ボランティア活動では、七月

の上平・大石事業所夏祭り支援

のほか通年事業の絵手紙指

導・グラウンドゴルフ補助・配

食に添える絵手紙提供・書道支

援・作品展示を実施。特に、十

月開催の「上尾ふれあい広場」

では開催日の日曜日を挟み金

曜から月曜日まで、テントや

机・椅子等の資材運搬から設

営・撤去、駐車場の案内と四日

間のボランティアを実施、広場

実行委員会から大変感謝を受

けました。

地域事業への支援・協力では、

五月実施の三つ又沼ビオトー

プ環境保全活動や丸山公園落

ち葉清掃活動を実施。五月と十

一月に、県民活動センター(㈶

いきいき埼玉)の要請に応じ、

子供の日事業・いきいきフェス

ティバル事業でボランティア

スタッフとしてイベントの補

助等を実施しました。

会員の懇親・研修・健康維持

事業では、健康ウォーキングと

史跡・文化財探訪、散策とスケ

ッチ、作品展、グラウンドゴル

フ大会、など例年同様の事業を

展開しました。更に、年が変わ

り、新年会、料理教室、植樹桜

の見守りと行事が続きました。

会員の皆様には、次年度も事

業の円滑な遂行にご協力よろ

しくお願いいたします。

二十四年度事業報告

*通年事業報告

県立リハビリセンターにて

書道支援・介助

更生施設「あげお」にて

絵手紙指導

社会福祉協議会の

配食サービスに絵手紙提供

更生施設「あげお」にて

グランドゴルフプレー補助

福祉関係四施設に作品展示

(事業の協力者を募集中です)

グランドゴルフ同好会

毎月第一木曜

九時半から

会 報:第6号

発行

いきがい愛の会 発行日

平成25年4月 発行責任者

鈴木 進 編集委員長

井上昭夫

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*年間事業報告

四月六日

第二十回定期総会

県活セミナー室で約一00

名参加して実施しました。

講演は新しく着任された津

久井伊奈学園所長にお願いし

てご挨拶をいただきました。

四月十一日

新入会員歓迎

グランドゴルフ大会・交歓会

参加者は二十名。更正施設

「あげお」にてグランドゴルフ

大会の後、イコス上尾で交歓会

を行いました。

五月十三日

三つ又沼

ビオトープ環境保全活動

十六名参加して、自然観察、

ツル科植物の退治と竹林の管

理を行いました。お土産に筍を

持ち帰り美味しくいただきま

した。

六月九日

健康ウオーキング

桶川陸軍航空学校跡地など

四十九名が参加予定でした

が、雨天のため中止となってし

まいました。

七月十四日

あゆみの会

上平作業所夏祭り支援

二十一日

あゆみの会

大石作業所夏祭り支援

恒例のあゆみの会夏祭り支

援活動に上平作業所に二十九

名、大石作業所に十七名が参加

しました。

活動内容は金魚すくい、ゲー

ムコーナー、靴販売などを担当

して、特に子供達に大いに喜ば

れました。

八月七日

いきがい愛の会二十周年

記念行事・夏季懇親会

今年はいきがい愛の会発足

二十年の年ですので、記念行事

として地元のプロの落語家・講

談師をお招きして演芸会を行

いました。

当日は四十二名が参加し、面

白い、迫力ある話しぶりの落語、

講談を楽しんだ後に、お二人も

参加して懇親会を行い、盛り上

がった楽しい一日を過ごすこ

とができました。

八月三十日

「新東京丸」に乗船して

東京湾の見学

愛の会の三十二名は視察船

「新東京丸」(定員六十名)で

竹芝小型船ターミナルから乗

船し、約一時間三十分間東京港

一周の見学を楽しみました。

私たちは、その「新東京丸」

の大きな一部屋の船室で、全面

ガラス張りの窓から心行くま

で東京港のいろいろな施設を

見ることができました。見学し

てみて、その役割の重要さに驚

かされました。

東京港には未知の世界がま

だまだたくさんあります。

皆様にもお勧めします。

九月二十八日から十月四日

第十三回作品展開催

上尾市役所ギャラリーにて、

出品者三十四名、出品点数六十

五点で実施しました。

ギャラリー一杯の展示で毎

年楽しみにしているという市

民もいました。

九月二十七日

丸山公園自然観察会

三十三名の方から参加希望

をいただきましたが、雨天のた

め中止となりました。

十月十六日

散策とスケッチの会

この会は昨年雨で中止にな

り、今年が初の開催です。

大宮第二公園を中心にスケ

ッチと散策など自由に巡りま

した。皆さん手際良く約二時間

で書き上げており、羨ましい限

りです。

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今年は参加者が少なかった

が、次はもっと描きたくなるよ

うな場所を選びたいと思って

います。

十月二十一日

第三十二回ふれあい広場

今年は天候に恵まれ、大勢の

参加者で盛大に行われました。

いきがい愛の会からは前々

日の準備から延べ四十人の参

加で大いに盛り上げることが

できました。

今年も十三期「カシオペア」

の紙芝居が人気で、上尾市広報

の表紙に紹介されました。

十月三十日

健康ウオーキング

桶川陸軍飛行学校跡地など

当日は三十一名が参加して

泉福寺庫裏で茶菓子の接待を

受けながら説法を伺い、国宝

「阿弥陀如来坐像」を拝観。

飛行学校では三名の語り継ぐ

会の方から特攻隊出陣の話や

現存する施設を丁寧にご案内

いただきました。

十一月一日

グランドゴルフ大会

第五回グランドゴルフ大会

は更生施設「あげお」にて二十

四名.

が参加して行われました。

十一月四日

県活いきいきフェスタ支援

愛の会から八名が参加。

十一月二十五日

丸山公園落ち葉清掃活動

朝の冷え込みの中、愛の会か

らは二十五名参加し、中央広場

を綺麗に清掃しました。

二十五年一月二十二日

新年懇親会・東武ホテル

雪が心配されたが、影響なく三

十六名が参加して、談笑や歌と

踊りで懇親を深めた後に全員

で「青い山脈」等を合唱し楽し

い懇親会を終えました。

二月十六日

料理教室

十八名参加。メニューは「大

根ステーキ」「白菜とりんごの

マスタード和え」「スイートパ

ンプキン」などを作っておいし

くいただきました。

三月十五日

お花見会

小泉氷川山公園植樹桜見守り

植樹から四年、四回目の花見

会でした。

絶好の天候に恵まれ、二十名

の参加で一足早い満開の河津

桜とあつあつのおでんを楽し

みました。

*地域別グループ活動報告

地域第二グループ忘年会

十四期美工科

阿部紀一

「地域第二グループ」は上尾

西地区、メンバーは十八名でグ

ループ長は末広さんです。

十二月二十日(木)三井ホー

ルに集まり忘年会を開きまし

た。開催時間が夕食時間を挟ん

でいたためか男性だけ十名が

参加し、午後六時から八時半ま

で楽しく語り合いました。

参加者の近況報告の中では、

健康、旅行、相続など他方面の

話がでました。豊富な知識と経

験に基づくお話は具体的でと

ても参考になりました。会費千

円で、缶ビールにつまみ、それ

に寿司を食べながらの質素な

会合でしたが、とても内容の濃

い忘年会でした。

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地域第二グループは五月二

十三日にも懇親会をもってい

ますので、今回の忘年会は二回

目の会合となります。

多方面にわたって活躍され

た経験豊かなメンバーのお話

は時間を忘れさせ、終わったの

は三十分オーバーの八時半で

した。

第六グループ活動報告

十六期ふる伝科斎藤

第六グループは、会員二十六

名で、今年度二回の集いを開催

いたしました。

第一回目は、六月十五日原市

公民館で十一名が参加して、

「原市の歴史について」元上尾

市教育委員会の赤石先生にご

講演をいただきました。地元の

歴史の知見を深めました。

第二回目は、十二月十三日原

市3区公民館で五00円会費

の懇談会を八名参加で開催い

たしました。和やかな談論風発

の一時を過ごしました。

(六グループは上尾市東南部)

第七グループ活動報告

十六期美工科

石川政夫

会員は伊奈町と蓮田市に居

住している二十五名です。

五月二十六日伊奈町図書館

集会室で第一回目の会議を開

き、これからの活動方法と内容

について話し合い、多くの方か

ら意見が出されました。

また、図書館長の要請で、六

月に十日間、絵画を廊下壁に展

示することとし、四名の方の協

力を頂きました。二回目を七月

に、三回目を九月に行いました。

六月二十日、第二回目の会議

を開き、地域活動として伊奈町

社協・教育委員会との連携を話

し合いました。アンケートを取

り、内容を集約し、社協へ提案

致しました。

八月三十日の視

察船「新東京丸」による東京湾

施設の見学に、十名の会員が参

加し、見学終了後有楽町駅近く

のレストランで、昼食会を開き

ました。

(原市沼川の側道を歩く)

十一月五日に伊奈町探訪「原

市沼川をたどる」歩く会を開き、

九名で車と徒歩で歩きました。

伊奈町の歴史と文化財、原市沼

川について説明し、最後に見沼

用水を見学して帰途につく。

自主投稿

パソコンと私

八期健福科

大西亮

パソコンを習い始めて凡そ

十年になる。友人のパソコン教

室へ月に二回通っており、行く

たびに新しいことを学べると

ころが魅力でもある。

メールを教わったとき、果た

して相手に無事届くのだろう

かと電話をかけて確認したこ

とがある。「届いてますよ」と

の返事、その人に会うたびに冷

やかされて汗顔のいたりであ

る。 先

日、叔父の訃報を数人のい

とこにメールで知らせた。自宅

にいると思った一人(

女)

から、

「今、シカゴにいる。知らせて

くれて有難う」との返事が来た。

その後、遺品の中から七十年前

の家族の集合写真が出てきた。

私が五歳、彼女の母親はまだ結

婚前の姿で写っている。その写

真に写っている人たちの名前

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と当時の年齢を表にして、再び

送ってみると、これまた、「拝

見しました」との返事、便利な

時代になったものである。

教室で小冊子づくりを学ん

だ。四十ページまでなら私のパ

ソコンでも作ることができる。

この世で家族に残せるものは

これしかないと、写真集や文集

づくりに励んでいる。

また、教室に入ったばかりの

頃、「折角習っても毎日パソコ

ンの蓋を開けないと、直ぐに忘

れてしまいますよ」と言われた

ので、パソコンで日記をつける

ことにした。今ではファイルが

十冊目にもなっている。

これからは加齢とともに外

出の機会が減ってゆく。パソコ

ンを通じて社会との繋がりを

保ち続ければ、ボケ防止の効果

が現われて、P

PK

が叶えられ

るような気がする。

貝原益軒の健康観

十五期生環科

栗沢順吉

貝原益軒(1630~171

4)は江戸前期の儒学者、教育

思想化、本草学者である。筑前

福岡藩士の家に生まれ、松永尺

五、木下順庵、山崎闇斎を師と

し朱子学を奉じた。

益軒の生きた時代は、江戸開

府以来の高度成長期も頂点に

達し、安定期に入ったときです。

政治経済も安定し鎖国制度に

より外への発展を閉ざした低

成長期時代だったのです。

三食取るようになったのはこ

の頃からと言われています。

さて、江戸時代には今日の

健康」

と言う言葉は使われて

いない。「

健康」

と言う漢語を一

般の人たちが使うようになる

のは明治以後のことである。そ

れにあたるのは「養生」と言う

言葉である。

即ち、益軒は、人はなにより

養生」

を学んで「身をたもつ」

こと、これが「

人生第一の大事」

である。そうして「

人身」

はもっ

とも貴く重いもので、全世界の

何にも変えがたいものではな

いかと、言っている。

現代では、健康こそ第一、そ

うして人の命こそもっとも尊

いということは、当然のことと

考えられています。しかし江戸

時代あって、このような思想は

極めて斬新なものでした。

そうして、この「

人身」

つまり

からだは天地父母につながる

ものであり「道にそむきて短く

すべからず」と言っている。こ

うした命と体の尊厳への意識

から健康と言うことが、人間に

とってもっとも重要な倫理と

なります。益軒の言う健康はし

たがって、たんなる健康法でな

く、人の生き方の問題だったの

です。

俳 句

一五期健福科

瓦林

(

新年) 幕

開く如くに海の初明り

(

春)

みちのくの献花となりて

さくら散る

(

夏)

麦秋や刈られし後の日の匂

(

秋)

柿二つ子規の俳句を諳じる

(

冬)

大寒の星のひかりの

チカチカと

何でこんな所で会うの

十六期美工科

石川政夫

皆さんも、同様な体験をして

いるかと思いますが、仕事先・

旅行先で、思わぬ出会いがあり

ますね。

相手が会社の同僚の場合、家

族の場合・知人の場合等さまざ

まですが、それがいくつかあり

ましたのでご紹介します。

高校の修学旅行で京都市

内を見学中、近所に住む他校の

女子学生と遇いました。お互い

同じ通学道なのでそれとなく

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意識していましたが、ただただ

顔を見合わせるだけでした。

② 高校の男子仲間4人で谷

川岳を登り、下山の途中、西黒

沢で、同じ高校のマドンナとあ

い、こちらは、パンツ(猿股)

1枚の姿で隠しようもありま

せんでした。

社会人となり、建築現場

で使用する外壁タイルの検査

の帰り、京都知恩院に立ち寄り、

本堂で僧侶の説教を聞いてい

るとき、後ろ席にいた同じ会社

の社員が旅行で来ていて、出張

がばれてしまいました。

栃木県が職場の時、仕事

の帰り、川治温泉のドライブイ

ンで、停車していた観光バスの

窓から母親が首をだしました。

多分住まいの老人会の旅行で

のことだったと思います。

関東地域が職場の同課の

職員と、新幹線の騒音・振動を

受けている当社の建物の調査

で大阪に行き、宿泊先のホテル

で本社の偉い幹部に遇い、何で

関東の君たちがここまで来て

いるのと聞かれ、返答に窮しま

した。

(写真は旧信越線のめがね橋)

その他、東海道線・地下

鉄丸ノ内線・高崎線との車内で、

同僚や、兄貴にも、又家族ドラ

イブで奥日光湯元で知人と遇

う等多数ありました。

私たちは多くの人たちの中

で関わりつつ生きているので、

周りは全て知人と思い、行動す

ることが必要かと感じました。

喜望峰に立つ

十八期美工科

小林正樹.

わたしは十五才までは船乗

りの希望でした。その後の学生

時代の校外実習にも浦賀ドッ

クを希望したほどで、それほど

大海原に憧れをもっていたも

のです。

それから半世紀も過ぎた

二〇十二年十月三十日から十

一月六日の八日間の日程で南

アフリカの最先端にある喜望

峰に立つという幸運に恵まれ

ました。

過去のカナダ訪問で

ナイヤガラの滝を見物したの

がヤミつきで、ブラジルのイグ

アスの滝でさらに感動して、と

うとう世界三大フォールズ制

覇を目指し、南アフリカの旅を

こころざしビクトリアフォー

ルズまで足をのばしました。

おかげで大型野生動物ビッ

ク5やヨハネスブルクやプレ

トリヤのジャカランタ並木に

も触れて。その上、生まれて初

めてケープタウンの岬に立つ

こができました。

大西洋とインド洋が出会う

大海原の初夏とは言え薄暗く

若干肌寒く感ずる風を受け、大

航海時代から海の難所として

恐れられ数々の幽霊船伝説も

残る海の難所らしく波は昼と

はいえ薄暗く波濤高く吠えて

おり、一層身が震える感動を覚

えました。岬の看板が海辺に建

ち、周囲は何の変哲もない岬の

風景でしたが、心に響く大自然

の鼓動を感ずる南アフリカ突

端を訪問できたことは生涯の

思い出となりました。

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国立天文台野辺山の

日時計を訪ねて

十九期ふる伝科

中山延雄

今年十一月十六日の合同研

修会、期別研修会十九期は「日

時計に魅せられて」の講座を企

画しました。

その講師を私の義弟に依頼

した関係から、義弟が日本各地

に「日時計」を設置した中で、

標高1350mの野辺山高原

にある「国立天文台野辺山」構

内入口にある「日時計」を見な

がら、構内最深部にある世界最

大、直径45mの電波望遠鏡

(重量700t)、その他構内

に目的に応じた大小の電波望

遠鏡が設置され、次元の違う所

に足を踏み入れて来ました。

「日時計」は太陽の恵みを受

け、午後2時の位置に影が落ち

ており、現在の太陽暦原点を知

ることができました。また、宇

宙の「ミリ波」と言う電波を観

測する世界最大の電波望遠鏡

を間近かに見て、レンズを重ね

合せた可視望遠鏡との違いを

改めて実感して来ました。

私は宇宙の世界は別世界と

しか考えておりませんでした

が、日夜、太陽系からなる宇宙

の神秘に対し、挑戦し続けてい

る方々により、私達が安心して

毎日を過ごせる事に感謝しつ

つ、帰りの途につきました。

ボランティア活動の喜び

二十一期地創科

瀧澤正高

昨年の三月に地域創造科を

卒業しました。

課題学習で童夢2

1

を立ち上

げ、卒業後のボランティア活動

に繋げました。「童夢2

1

」とは

昔の遊び演技集団、ふるさとの

歌・民話を通した地域活性化ボ

ランティアです。2

012

年は十

四回公演しました。特別養護老

人ホーム、デイサービス、グル

ープホーム、サロン、小学校な

どを訪問しました。

公演は一時間、団体演技四十

分、個人芸(マジック・安来節

どじょうすくい、ギター演奏)

二十分です。

お客さんの笑顔や終わって

から良かったと声を掛けられ

ボランティアをやって好かっ

たと実感しています。この充実

感を味わうことが出来て感謝

して、来年も継続して往きたい

と思います。

訪問場所は

上尾平方小学校、上尾柏座公民

館、グループホーム上尾、上尾

特養あけぼの、宮原リフレ、上

尾コミセン、ケアサポート上尾、

ソフィア上尾、上尾上平塚、上

尾箕の木地区、上尾白小鳩団地、

パストーン浅間台、蓮田市特養

吾亦紅などです。

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はがき通信

有意義な日に感謝

二期福祉科

三須和江

現在介護保険の要支援一で

週二回デイサービスに行き筋

肉体操(無理のないリハビリ)

を行っています。

丁度上尾市福祉課のアンケ

ートが来たときに整形に行っ

ておりました。

参加者との交流もあり自宅

で味わえない楽しい有意義な

日が送れることに感謝してお

ります。

有難い元気

四期生環科

鈴木

今年我が家の特筆事項の中

八月に私が緊急入院したこと

がある。原因は難しい病名で、

薬により中枢神経が麻痺して

意識不明が続いたと言う。幸い

三途の川を渡らずに済んだ。

医者から支給される薬と市

販されている薬を一緒に飲ん

だ結果だと言う。皆さんもどう

かお気をつけてください。

人形劇「あかずきんちゃん」

四期福祉科

細野芳治

校名が老人大学と称せられ

ていた頃のOB。卒業時の課題

学習で福祉科にふさわしい題

材として人形劇の劇団を立ち

上げ、引き続き活動している。

当時ご指導いただいた先生

の名言「指先を通して人形に生

命を送る」を忘れずに、施設、

団体にボランティア精神で訪

れている。高齢化が難題である。

こどもと囲碁

十七期地創科

橘嘉主雄

学童保育所や公民館で子供

に囲碁を教えており、学童には

毎週囲碁指導を行っている。

公民館での「夏休み子供囲碁

入門教室」は講座が終了すると

子供と接する機会がなく、継続

した指導ができないのが悩み

だったが、今年の講座終了後に

保護者の方と相談して「子供囲

碁クラブ」を発足させた。月に

二回子供囲碁クラブで指導を

行っており、懸案事項が解決し

てホッとしている。

平成二十五年度

いきがい愛の会事業概要

四月

第二十一回定期総会

新入会員歓迎会

五月

三つ叉沼ビオトープ

七月

あゆみ会夏祭り支援

八月

夏季懇親会

九月

東京湾見学災害体験

丸山公園自然観察会

第十四回作品展

十月

散策とスケッチ会

上尾市ふれあい広場

史跡・文化財探訪

十一月グランドゴルフ大会

丸山公園清掃活動

二十六年

一月

新年懇親会

二月

料理教室

三月

植樹桜の見守り

花見会

毎月 第一金曜日

グランドゴルフ同好会

(編集後記)

会報第六号も多くの方から

ご投稿いただいてようやく完

成することができました。

二号から引き継いで六号ま

で編集してまいりましたが、

少々マンネリ気味で新しい方

にバトンタッチの時期がきた

と感じており、協力者を探し

ていただき新しい体制でスタ

ートいたします。

投稿することにより、会報

だけでなく、愛の会の活動に

より関心を持っていただける

であろうとの思いもあり、多

くの方から投稿していただけ

るように自主投稿だけでなく、

ハガキ通信欄もつくりました。

また、今回は今後の懸案で

あります地域別の活動につい

てもご報告いただきました。

今後も会報発行に積極的な

ご協力をお願いいたします。

井上昭夫

(十三期生活環境科)