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ミドルウェア FAQ Interstage 20190401日) FAQ事例のURLhttps://faq.jp.fujitsu.com/app/answers/detail/a_id/2291 <--- 最後がFAQ番号です、最新をWebでご確認ください。 FAQ番号 製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List Managerではどのような帳票が扱えます か? Interstage List Managerでは、以下の帳票が扱えます。1)Interstage List Creatorデザイ ナで作成した帳票2)NetCOBOLで作成した帳票3)グローバルサーバの帳票をServer2000 ホスト連携プレミアムで転送した帳票4)グローバルサーバのAIMアプリからInterstage List Manager Connectorで転送した帳票 717 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List Managerではどのような出力ができます か? Interstage List Managerでは、印刷およびPDFOWFへの出力が行えます。 また、Interstage List Manager Agentは、エラー監視を行う高信頼な印刷、マクニカネット ワークス株式会社「FaxPress Premierシリーズ」と連携してFAX出力、Interstage List Worksと連携した帳票の電子化などが行えます。 詳細については下記のページをご覧ください。 http://interstage.fujitsu.com/jp/output/related/fax/macnica.html 718 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List Managerで出力先を変更する場合に、 アプリケーションを修正する必要がありますか? アプリケーションの修正は不要です。Interstage List Managerでは出力先や出力方法を論 理的に管理しているため、出力するアプリケーション側は仮想化されています。Interstage List Manager側で定義を変更するだけで、出力先の変更や出力方式を変更できます。 719 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List Managerで管理している帳票に対し て、ユーザー毎のアクセス権を設定できますか? 帳票の出力先である「論理あて先」単位でアクセス権を設定できます。複数の「論理あて 先」を作成すると、ユーザー毎に権限が変更できます。 720 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List Managerと連携できるプリンタの種類 を教えてください。 Interstage List Managerでは、帳票出力サーバ(Windowsマシン)に接続できるプリンタ が利用できます。プリンタメーカー、機種によってはサポートレベルに差があります。下記URLInterstage Print Manager の「Widnows動作プリンタリスト」をご覧ください。 http://interstage.fujitsu.com/jp/output/printmgr/environment/prtlist.html 721 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List Managerは、.NETアプリケーションから 使用できますか? Interstage List Managerは、.NETアプリケーションから使用することができます。prprintコマ ンドをプロセス起動により呼び出すことで連携可能です。 722 Interstage List Works 技術サポート Interstage List Worksは、電子帳簿保存法に対応し ていますか? 電子帳簿保存法に対応しています。なお、お客様の会計システムが国税庁が要求する要 件を満たしている必要があります。詳細については、Interstage List Worksの電子帳簿保 存法関連のURL をご覧ください。 http://interstage.fujitsu.com/jp/output/listworks/tax/ 723 Interstage List Works 技術サポート 富士通製メインフレームからサーバに新規帳票が転送・ 登録されたとき、 Interstage List Worksではそれがわか るような仕組みはありますか? あります。電子保存機能のサーバのログに出力されます。また、Windowsx86)版 Interstage List Worksの電子保存機能では、特定ユーザーに帳票の到着をメールで通知 することができます。 724 Interstage List Works 技術サポート 富士通製メインフレームのオーバレイを更新した際、 Interstage List Worksでは自動的に新しいオーバレイで 表示されますか? Windowsx86)版 Interstage List Worksの電子保存機能では、富士通製メインフ レームから「List Worksサーバ」に新しいオーバレイを転送・登録することにより、自動的に新 しいオーバレイで表示できます。 725 Interstage List Works 技術サポート Interstage List Worksの操作(記入、印刷など)に 対して、ユーザーによってアクセス権制御ができますか? 電子保存機能では、帳票を登録するときに、アクセス権を設定できます。既に登録されてい る帳票は、管理者ツールを使用して、アクセス権を設定できます。 また、記入情報やデータ変換、印刷などのInterstage List Worksの操作についても、ユー ザー/グループごとにアクセス権を設定できます。 726 Interstage List Works 技術サポート Interstage List Worksは、IBMや日立のメインフレーム の帳票を利用することができますか? IBMMVS/ESAOS/390)、日立(VOS2VOS3)の帳票データを利用する場合は、 担当営業にご相談ください。 727 Interstage List Works 技術サポート iSeriesAS/400)の帳票データをInterstage List Worksに登録して、活用することができますか? iSeriesAS/400)の基幹系システムで作成された帳票データは、「e-SYOHSI for 400(コベルコシステム株式会社)、「e-SYOHSI for 400 ListWORKS連携オプション」(コベ ルコシステム株式会社)を連携させることで、Interstage List Works Enterprise Edition / Standard Editionで利用できます。 下記のページをご覧ください。 http://interstage.fujitsu.com/jp/collaborate/enabled/delivery/kobelcosys2.html 728 Interstage List Creator 技術サポート 帳票を設計したり出力したりできますか? Interstage List Creatorは、帳票の設計製品(デザイナ)と運用製品(帳票出力)で 構成されており、帳票設計、 帳票印刷、 PDFファイル出力(Enterprise Editionだけ)な どを行うことができます。Interstage List Creator V9からは、 Excelファイル出力 Enterprise Editionだけ)を行うこともできます。 また、Interstage List Creator Tablet Optionにより、スマートデバイスによる帳票の活用が できます。 製品構成については下記のページをご覧ください。 http://interstage.fujitsu.com/jp/listcreator/function/#a03 729 Interstage List Creator 技術サポート 他のInterstage帳票ソリューション製品と連携できます か? Interstage Print Managerと連携して、帳票の印刷エラー監視・リカバリ、再印刷などの高 信頼印刷を実現します。 Interstage List Worksと連携して、電子帳票として管理・運用できます。 なお、Interstage Print Managerは、Windows版(x86)、および、Solaris版だけ連携で きます。 730 Interstage List Creator 技術サポート PDFファイルを出力する場合、PDFファイルにおいてセキュ リティを設定することができますか? 機密漏洩を防止するために、PDFファイル出力時に暗号化できます。 取引伝票などの帳票の改ざん防止のため、コピー&amp;ペースト抑止機能、印刷抑止機 能、およびパスワードによるファイルのセキュリティ設定が行えます。 731 Interstage List Creator 技術サポート .NETアプリケーションからInterstage List Creatorが使用 できますか? .NETアプリケーションからInterstage List Creatorが使用できます。 Interstage List Creatorはその他の各種出力インターフェースをサポートしています。 詳細については下記ホームページをご覧ください。 http://interstage.fujitsu.com/jp/listcreator/function/#a01-02 732 Interstage List Creator 技術サポート バーコードに対応していますか? 33種類のバーコードに対応しています。 JAN標準、JAN短縮、Code 3 of 9EIAJバーコード、NW-7、カスタマバーコード、 CODE128GS1-128(旧称UCC/EAN-128)、EAN-13QR Code(モデル1)、QR Code(モデル2)などのバーコードに対応しています。 詳細については下記のページをご覧ください。 http://interstage.fujitsu.com/jp/listcreator/merit/ http://interstage.fujitsu.com/jp/listcreator/function/#a01-01

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ミドルウェア FAQ Interstage (2019年04月01日)FAQ事例のURLは https://faq.jp.fujitsu.com/app/answers/detail/a_id/2291 <---最後がFAQ番号です、最新をWebでご確認ください。

FAQ番号 製品 製品名 区分 質問 アンサー716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List Managerではどのような帳票が扱えます

か?

Interstage List Managerでは、以下の帳票が扱えます。1)Interstage List Creatorデザイ

ナで作成した帳票2)NetCOBOLで作成した帳票3)グローバルサーバの帳票をServer2000

ホスト連携プレミアムで転送した帳票4)グローバルサーバのAIMアプリからInterstage List

Manager Connectorで転送した帳票

717 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List Managerではどのような出力ができます

か?

Interstage List Managerでは、印刷およびPDF・OWFへの出力が行えます。

また、Interstage List Manager Agentは、エラー監視を行う高信頼な印刷、マクニカネット

ワークス株式会社「FaxPress Premierシリーズ」と連携してFAX出力、Interstage List

Worksと連携した帳票の電子化などが行えます。

詳細については下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/output/related/fax/macnica.html

718 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List Managerで出力先を変更する場合に、

アプリケーションを修正する必要がありますか?

アプリケーションの修正は不要です。Interstage List Managerでは出力先や出力方法を論

理的に管理しているため、出力するアプリケーション側は仮想化されています。Interstage

List Manager側で定義を変更するだけで、出力先の変更や出力方式を変更できます。

719 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List Managerで管理している帳票に対し

て、ユーザー毎のアクセス権を設定できますか?

帳票の出力先である「論理あて先」単位でアクセス権を設定できます。複数の「論理あて

先」を作成すると、ユーザー毎に権限が変更できます。

720 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List Managerと連携できるプリンタの種類を教えてください。

Interstage List Managerでは、帳票出力サーバ(Windowsマシン)に接続できるプリンタ

が利用できます。プリンタメーカー、機種によってはサポートレベルに差があります。下記URLの

Interstage Print Manager の「Widnows版 動作プリンタリスト」をご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/output/printmgr/environment/prtlist.html

721 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List Managerは、.NETアプリケーションから

使用できますか?

Interstage List Managerは、.NETアプリケーションから使用することができます。prprintコマ

ンドをプロセス起動により呼び出すことで連携可能です。

722 Interstage List Works 技術サポート Interstage List Worksは、電子帳簿保存法に対応していますか?

電子帳簿保存法に対応しています。なお、お客様の会計システムが国税庁が要求する要

件を満たしている必要があります。詳細については、Interstage List Worksの電子帳簿保

存法関連のURL をご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/output/listworks/tax/

723 Interstage List Works 技術サポート 富士通製メインフレームからサーバに新規帳票が転送・

登録されたとき、 Interstage List Worksではそれがわか

るような仕組みはありますか?

あります。電子保存機能のサーバのログに出力されます。また、Windows(x86)版

Interstage List Worksの電子保存機能では、特定ユーザーに帳票の到着をメールで通知

することができます。

724 Interstage List Works 技術サポート 富士通製メインフレームのオーバレイを更新した際、

Interstage List Worksでは自動的に新しいオーバレイで

表示されますか?

Windows(x86)版 Interstage List Worksの電子保存機能では、富士通製メインフ

レームから「List Worksサーバ」に新しいオーバレイを転送・登録することにより、自動的に新

しいオーバレイで表示できます。

725 Interstage List Works 技術サポート Interstage List Worksの操作(記入、印刷など)に

対して、ユーザーによってアクセス権制御ができますか?

電子保存機能では、帳票を登録するときに、アクセス権を設定できます。既に登録されてい

る帳票は、管理者ツールを使用して、アクセス権を設定できます。

また、記入情報やデータ変換、印刷などのInterstage List Worksの操作についても、ユー

ザー/グループごとにアクセス権を設定できます。

726 Interstage List Works 技術サポート Interstage List Worksは、IBMや日立のメインフレーム

の帳票を利用することができますか?

IBM(MVS/ESA、OS/390)、日立(VOS2、VOS3)の帳票データを利用する場合は、

担当営業にご相談ください。

727 Interstage List Works 技術サポート iSeries(AS/400)の帳票データをInterstage List

Worksに登録して、活用することができますか?

iSeries(AS/400)の基幹系システムで作成された帳票データは、「e-SYOHSI for 400」

(コベルコシステム株式会社)、「e-SYOHSI for 400 ListWORKS連携オプション」(コベ

ルコシステム株式会社)を連携させることで、Interstage List Works Enterprise Edition

/ Standard Editionで利用できます。

下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/collaborate/enabled/delivery/kobelcosys2.html

728 Interstage List Creator 技術サポート 帳票を設計したり出力したりできますか? Interstage List Creatorは、帳票の設計製品(デザイナ)と運用製品(帳票出力)で

構成されており、帳票設計、 帳票印刷、 PDFファイル出力(Enterprise Editionだけ)な

どを行うことができます。Interstage List Creator V9からは、 Excelファイル出力

(Enterprise Editionだけ)を行うこともできます。

また、Interstage List Creator Tablet Optionにより、スマートデバイスによる帳票の活用が

できます。

製品構成については下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/listcreator/function/#a03

729 Interstage List Creator 技術サポート 他のInterstage帳票ソリューション製品と連携できます

か?

Interstage Print Managerと連携して、帳票の印刷エラー監視・リカバリ、再印刷などの高

信頼印刷を実現します。

Interstage List Worksと連携して、電子帳票として管理・運用できます。

なお、Interstage Print Managerは、Windows版(x86)、および、Solaris版だけ連携で

きます。

730 Interstage List Creator 技術サポート PDFファイルを出力する場合、PDFファイルにおいてセキュ

リティを設定することができますか?

機密漏洩を防止するために、PDFファイル出力時に暗号化できます。

取引伝票などの帳票の改ざん防止のため、コピー&amp;ペースト抑止機能、印刷抑止機

能、およびパスワードによるファイルのセキュリティ設定が行えます。

731 Interstage List Creator 技術サポート .NETアプリケーションからInterstage List Creatorが使用

できますか?

.NETアプリケーションからInterstage List Creatorが使用できます。

Interstage List Creatorはその他の各種出力インターフェースをサポートしています。

詳細については下記ホームページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/listcreator/function/#a01-02

732 Interstage List Creator 技術サポート バーコードに対応していますか? 33種類のバーコードに対応しています。

JAN標準、JAN短縮、Code 3 of 9、EIAJバーコード、NW-7、カスタマバーコード、

CODE128、GS1-128(旧称UCC/EAN-128)、EAN-13、QR Code(モデル1)、QR

Code(モデル2)などのバーコードに対応しています。

詳細については下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/listcreator/merit/

http://interstage.fujitsu.com/jp/listcreator/function/#a01-01

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733 Interstage List Creator 技術サポート 帳票のテキスト文字を90度回転させて出力することがで

きますか?

Interstage List Creatorでは、テキスト項目や固定リテラルで項目属性の文字方向指定が

できます。左右に90度、もしくは180度回転させて帳票出力ができます。

734 Interstage List Creator 技術サポート プログラムやスクリプトを記述して帳票生成や表示制御な

どができますか?

Interstage List Creatorでは、帳票出力用のコマンドおよび各種APIを提供しています。そ

れらにより出力制御ができます。

また、入力データを条件とした頭書/脚書および明細表示の制御、各種関数による演算、

NULLを入力データとした帳票出力(空打ち)、特定の出力データの強調表示などもできま

す。

735 Interstage List Creator 技術サポート Unicodeに対応していますか? Unicodeに対応しています。UnicodeのCSVデータやDBデータから帳票作成ができます。

JIS2004で追加された文字(サロゲートペア)およびUnicode IVSにも対応しています。

文字コードについての詳細は、以下のオンラインマニュアルを参照してください。

Interstage List Creator 環境設定・帳票運用編 V10

&#160;&#160;第4部 文字と文字コード

&#160;&#160;&#160;&#160;第17章 扱える文字コード系

&#160;&#160;&#160;&#160;第18章 出力できる文字(【UNIX系OS版】の場合)

&#160;&#160;&#160;&#160;第19章 Unicode IVSの対応

736 Interstage Charset Manager 購入相談 「JEF拡張漢字サポート」が含まれていますか? 「JEF拡張漢字サポート」は含まれていません。

パソコンでJEF拡張漢字を表示するには、下記のいずれかの方法があります。

「JEF拡張漢字サポート」をすべてのパソコンに導入する方法

「Interstage Charset Manager Standard Edition」と「Interstage Charset Manager 外

字データライブラリオプション」を導入する方法

737 Interstage Charset Manager 技術サポート 標準コード変換機能は、旧製品のADJUSTと何が違いま

すか?

Interstage Charset Managerでは、Unicode、シフトJISの機種依存部分(NEC特殊文

字など)のコード変換が可能になりました。

738 Interstage Charset Manager 購入相談 Interstage Charset Manager Standard Edition

Agentだけで、標準コード変換機能が使用できますか?

Solaris版は単独で標準コード変換機能を使用できます。Windows版、Linux版は、

「Interstage Charset Manager Standard Edition」が別途必要です。

739 Interstage Charset Manager 技術サポート Webプラウザだけで各社メインフレームの固有文字や外

字の入力・表示ができますか?

「Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent」では、パソコンのブラ

ウザ上で、外字やベンダ文字を入力・表示することができます。

「Interstage Charset Manager Standard Edition クライアントライセンス(入力機能付

き)」では、パソコン上で動作するアプリケーションにおいて、外字やベンダ文字の入力・表示

ができます。

740 Interstage Charset Manager 技術サポート 業務アプリケーションに外字の入力や表示の機能を組み

込むにはどうすればよいですか?

Webアプリケーションの場合は、HTMLに「Interstage Charset Manager Standard

Edition Web入力 Agent」の文字入力部品を呼び出すためのJavaScriptコードを加えるこ

とで、外字の入力表示機能を組み込むことができます。

Javaや.NETアプリケーションなどの場合は、「Interstage Charset Manager Standard

Edition Web入力 Agent」のWebサービス(SOAP)インターフェースを呼び出す処理を加

えることで、外字の入力表示機能を組み込むことができます。

その他のアプリケーションの場合は、「Interstage Charset Manager Standard Edition クラ

イアントライセンス(入力機能付き)」に含まれる入力アシストの公開インタフェースを呼び

出す処理を加えることができます。これにより、入力アシスト(IME)のON/OFFを制御した

り、自動的にマルチボード(漢字一覧などの機能)を開いたりすることが可能です。

741 Interstage Print Manager 技術サポート 既存システムに容易にアドオンできますか? 既存のシステムにアドオンするだけで、印刷操作画面での各種操作(簡易プレビュー、デー

タ退避、再印刷など)や、印刷後の保存機能、用紙交換メッセージの機能などが容易に利

用できます。

さらにInterstage Print Managerが提供するAPIを利用すると、用紙交換メッセージの指

定、保留状態でのスプール、コメントの付加、ドキュメントのグループ化などができます。

機能の詳細は下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/function/

742 Interstage Print Manager 技術サポート 必須ソフトウェアはありますか? Interstage Print Managerは単体で動作しますので、他に必須ソフトウェアは必要ありませ

ん。

詳細は下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/environment/

743 Interstage Print Manager 技術サポート 他の製品と連携できますか? Interstage Print Managerは、様々な製品と連携して、高度な機能やソリューションを提供

しています。

詳細は下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/environment/detail.html#windows

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/environment/detail.html#solaris

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/relatedproducts/

744 Interstage Print Manager 購入相談 サポートするプリンタの種類を教えてください。 Windows版/Solaris版ともに、各OSに接続できるプリンタはすべてサポートしています。

ただし、プリンタ機種によっては、Interstage Print Managerの機能差があります。

詳細については、下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/environment/prtlist.html

745 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Serverの旧バージョンで動作し

ていたJ2EEアプリケーションの移行の際に、参照するド

キュメントを教えてください。

Interstage Application Serverのオンラインマニュアルに「Interstage Application Server

移行ガイド」を掲載しています。旧バージョンからの移行に関する注意事項などを記載してい

ますので、参照してください。参照:マニュアル検索

http://software.fujitsu.com/jp/manual/

746 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application ServerでServletコンテナを分け

れば、コンテナごとにJDK1.4とJDK1.3を使い分けることは

できますか?

コンテナごとにJDKのバージョンを使い分けることはできます。ただし、実行環境と異なるバー

ジョンのJDKでコンパイルしたアプリケーションは、正しく動作しない場合があり、実行環境と同

一バージョンのJDKでWebアプリケーションを再度コンパイルすることをお勧めします。

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747 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Serverが提供するServletサー

ビスを使用して、ベリサインが発行するクライアント証明書

の内容を取り出す方法を教えてください。

X509Certificateクラス(java.security.cert.X509Certificate)のgetSerialNumber()、

getIssuerDN()、getSubjectDN()などのメソッドを使用することにより、クライアント証明書の

各内容を取得できます。

748 Interstage Application Server 購入相談 Solaris版のInterstage Application Serverには、

Windows用のクライアントパッケージが同梱されています

が、Solaris用もありますか?

クライアントパッケージは、Windows用だけとなります。Solaris-Solarisのシステム形態で、

Interstage Application Serverを利用する場合、Solaris版 Interstage Application

Serverをそれぞれのサーバ分のライセンス数購入する必要があります。

749 Interstage Application Server 技術サポート Borland JBuilder で Interstage Application Server

用のアプリケーションを開発できますか?

プラグイン Borland JBuilder Enterprise Interstage Extension を適用すると、

Interstage上で動作する J2EE アプリケーション開発を、Borland JBuilder で行うことができ

ます。

750 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Server V6/V7/V8でベースとな

るApacheとTomcatのバージョンを教えてください。

WWWサーバ(Interstage HTTP Server)では、Apache 1.3.22をベースの基本機能に

加えて、オンライン照合機能(LDAP)やSSL機能をサポートしています。Servletサービスの

実行環境は、Tomcat 4.1.24をベースにしています。上記の機能を利用する場合、弊社の

正式な製品サポートを提供しています。

751 Interstage Application Server 共通 Interstage Application ServerでASP(Active Server

Pages)を実行することはできますか?

Interstage Application Serverでは、ASP(Active Server Pages)を実行することはでき

ませんが、ASPに相当する機能として、ServletとJSP(JavaServer Pages)が動作できま

す。

752 Interstage Application Server 共通 同一サーバ上にInterstage Application Serverと他の

アプリケーションサーバを共存させてもよいですか?

同一サーバ上にアプリケーションサーバを複数入れる場合、アプリケーションサーバ同士の

Java実行環境などがバッティングしてしまう可能性があるため、推奨しません。

753 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverの情報を確認したいの

ですが、マニュアルはどこにありますか?

マニュアルは、以下のURLで提供しています。

マニュアル

http://software.fujitsu.com/jp/manual/

(注)

マニュアル参照にあたっては、上記サイトの「ご利用にあたって」を参照してください。

事前連絡なしにURLを変更することがありますので、ご了承ください。

754 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverでのシステム構築時に

受けられるサービスやサポートを教えてください。

Interstage技術者が様々な問題を早期解決し、システム設計支援から導入後の運用ま

で、強力にサポートする各種サービスを提供しています。

以下のサイトを参照してください。

本製品のサポート

http://eservice.fujitsu.com/supportdesk/

755 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverでは、証明書の有効期

限が近付いた場合、管理者に対して警告が出ますか?

また、証明書を更新する作業を自動的に行うような仕組

みはありますか?

Interstage Application Serverでは、証明書の有効期限が近付いても警告を出しませ

ん。Interstage Application Serverでは、複数の認証局をサポートしており、それらが発行

する証明書を利用することができますが、それぞれの認証局ごとに証明書発行や更新の手

続きは異なります。そのため、証明書発行や更新の手続きは、自動化できません。入手した

証明書を登録した後で、有効期限を確認しておくようにしてください。なお、証明書の有効

期限については、以下の方法で確認できます。Interstage証明書環境の場合Interstage

管理コンソールの[システム] &gt; [セキュリティ] &gt; [証明書] &gt; [サイト証

明書]画面証明書/鍵管理環境の場合cmdspcertコマンド(詳細については、「リファレ

ンスマニュアル(コマンド編)」を参照してください。)キーストアの場合keytoolコマンド

756 Interstage Application Server 共通 Interstage Application ServerでのOracle RACのサ

ポート状況を教えてください。

Interstage Application Server V6以降、OracleのオプションであるOracle Real

Application Clusters(Oracle RAC)との連携をサポートしています。

757 Interstage Application Server 運用/保守 DB側でフェールオーバ時に、IJServerの再起動は必要で

すか?

JDBCコネクションの自動再接続機能を提供しており、自動的にDBMSに再接続します。無

効コネクションを破棄するためのIJServerの再起動は不要です。

758 Interstage Application Server 運用/保守 Oracleのデータベースにアクセスする際のJDBCドライバ選

択について教えてください。InterstageのDataSourceを

使用して、Oracleのデータベースにアクセスする場合、

JDBCドライバは、Oracleから提供のJDBCドライバ、また

はInterstage JDBCドライバのどちらを利用したらよいです

か?

Oracleに対するJDBC接続の際のドライバは、Oracleから提供しているJDBCドライバを利用

してください。

Interstage JDBC Driverは、Microsoft社 SQL Server向けのJDBCドライバです。

759 Interstage Application Server 共通 JREだけインストールされた状態で、サーブレットサービスの

利用はできますか?

V9Tomcat5.5ベースのサーブレットサービスの場合には、JSPを使用していても、JDKのインス

トールをすることなく、運用できます。V8以前JREを用いてサーブレットサービスを運用できます

が、JSPを使用する場合、JDKのインストールが必須です。

760 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションでサーブレット呼び出し時、URLに

Webアプリケーション名を指定しない方法を教えてくださ

い。

Webアプリケーション名に“ROOT”を指定してください。具体的には、Interstage管理コンソー

ルのInterstage管理コンソール &gt; システム &gt; ワークユニット &gt; [IJServer名] &gt;

配備 &gt; 詳細設定 &gt; Webアプリケーション設定で表示される「Webアプリケーション

名」項目に“ROOT”を指定してください。

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761 Interstage Application Server 共通 Javaプログラムの富士通独自開発のJava VM

(FJVM)と従来のJava VMの見分け方はありますか?

起動されるJava VMが、従来のHotSpot Java VMと富士通独自開発のJava VM

(FJVM)のどちらであるかを調べるためには、「-version」オプションを使用します。出力され

た情報の中に「FUJITSU_MODIFIED」という文字列が含まれていれば、FJVMが起動されて

いると判断できます。Interstage Application Server V5以降で提供しているJava VMは以

下のようになっています。

Interstage Application Server V5.xのJavaプログラムの実行環境の場合

従来のHotSpot Java VMと富士通独自開発のJava VM(FJVM / Client VM)を提供し

ています(ただし緊急修正の適用により、従来のHotSpot Java VMについても、富士通独

自開発のJava VMに置き換わる場合があります)。

JDK/JRE 1.4.0については、指定に関係なく従来のHotSpot Java VMです。

JDK/JRE 1.4.0以外については、Java VM起動時のJava VM選択オプションの違いにより異

なります。

Java VM種別として、-client/-hotspot、または、-serverを指定した場合は、従来の

HotSpot Java VMです。

Java VM種別として、-fjvmを指定した場合、または、無指定の場合は、富士通独自開発

のJava VM(FJVM)です。

Interstage Application Server V6のJavaプログラムの実行環境の場合

従来のHotSpot Java VMと富士通独自開発のJava VM(FJVM / Client VM)を提供し762 Interstage Application Server 共通 Interstage Application ServerとInterstage Apworks

に同梱されているInterstage Application Serverの機

能差を教えてください。

Interstage Apworksに同梱されているInterstage Application Serverでは、以下の機能

は使用できません。サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナを別のサーバマシンに配

備する機能他のクライアントマシンからのリモートアクセス機能デフォルトで動作するJVM は、

ClientVMになります。ServerVMでの動作は、サポートしていません。

762 Interstage Apworks 共通 Interstage Application ServerとInterstage Apworks

に同梱されているInterstage Application Serverの機

能差を教えてください。

Interstage Apworksに同梱されているInterstage Application Serverでは、以下の機能

は使用できません。サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナを別のサーバマシンに配

備する機能他のクライアントマシンからのリモートアクセス機能デフォルトで動作するJVM は、

ClientVMになります。ServerVMでの動作は、サポートしていません。

763 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcatなどのclass loaderは一定のフォルダを順番に検

索してjarを認識しますが、Interstageのclass loaderが

読み取る対象フォルダはありますか?

Interstageでは、ワークユニットに配備したアプリケーション実行時には、以下の順番でクラス

パスが設定されます。extディレクトリに格納したjarファイルコンテナが動作するために必要なク

ラスパスワークユニット設定のクラスパスInterstage起動時に設定されている環境変数

CLASSPATH(注)extディレクトリにjarファイルをコピーする方法は、コンテナが誤動作する

可能性があるため、お奨めできません。

764 Interstage Application Server 設計/開発 Soapサービスを利用する際にWSContainerサーブレット

に対する制限方法を教えてください。

Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)において、&lt;Location&gt;

ディレクティブを設定することにより、可能となります。

765 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverにおいて、クライアントからの同

時アクセス数を確認することはできますか?

クライアントからの同時接続状況を確認したい場合は、サーバステータスの監視機能をご利

用ください。サーバステータスの監視機能は、Interstage HTTP Serverに対して、どの程度ア

クセスされているか、どの程度情報が転送されたかという詳細な運転状況を表示して、確認

できる機能です。サーバステータスの監視機能を利用する場合は、以下の手順で設定してく

ださい。Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)に特定のディレクティ

ブを設定してください。例: 指定したホスト“192.168.1.1”から“/apache-status”を指定し

て、サーバのステータス情報を表示する場合# モジュールのロードLoadModule

status_module modules/mod_status.so# モジュールを追加AddModule

mod_status.c# 詳細情報ExtendedStatus on# 対象URL&lt;Location /apache-

status&gt; # 関連付け SetHandler server-status # 評価順序 Order deny,allow

# アクセス拒否設定 Deny from all # アクセス許可設定 Allow from

192.168.1.1&lt;/Location&gt;WWWサーバを再起動します。以下のURLからサーバス

テータス状況を確認します。正しく設定した場合は、総アクセス数、データ転送量と同時アク

セス数などの情報が表示されます。http://WWWサーバ名:ポート番号/apache-status

766 Interstage Application Server 購入相談 JSP/Servletの2階層型でのDBアクセスを実現するために

最小限必要な製品は何ですか?

基本的にInterstage Application Server Standard-J Edition以上を選定してください。

767 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット同期停止と強制停止の場合、キューイング

されている待ち電文はリジェクトされるとありますが、このと

き、クライアント側ではどのように見えますか?

CORBAアプリの場合クライアント側には、以下の例外が返却されます。

CORBA/StExcep/NO_IMPLEMENTTDアプリの場合クライアント側には、以下の復帰値が

返却されます。復帰値に10004が返却されます。

768 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Server V8で利用可能なWeb

サーバを教えてください。

Interstage Application Server V8で利用可能なWebサーバは、以下のとおりです。

SolarisInterstage HTTP ServerSun Java System Web ServerWindowsInterstage

HTTP ServerMicrosoft® Internet Information Services(IIS)

769 Interstage Apworks 共通 Interstage Apworks V8で連携動作が確認されている

ソース管理のCVS版数を教えてください。

Interstage Apworks V8は、Eclips 3.1をベースにしたワークベンチを提供しています。対応

しているWindows版とSolaris版のCVSサーバの版数は、以下のとおりです。1.11.1~

1.11.171.12.9

770 Interstage Apworks 共通 ユースケース図やシーケンス図を描くために、Interstage

Apworksに包含されているモデリングツールは有効です

か?

Interstage ApworksのUMLモデリングツールを使用することにより、アプリケーションの機能や

構造を各種ダイアグラム(ユースケース図、クラス図、シーケンス図など)を用いて、図式化

することができます。

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771 Interstage Shunsaku 購入相談 Interstage Shunsakuを導入する時の標準的なシステ

ム構成を教えてください。

Interstage Shunsaku Data Managerを使用する標準的なシステムは、以下のサーバで構

成されます。・ディレクタサーバ:検索用データの管理等を行う。・サーチサーバ:データ検索

を行う。それぞれ1サーバを使用した例を示します。【ハードウェア構成】・ディレクタサーバ用

のハードウェアは、PRIMEPOWER、PRIMERGYなど、OS毎に異なります。・サーチサーバ用の

推奨ハードウェアは、PRIMERGYとなります。【ソフトウェア構成】Interstage Shunsaku Data

Manager には、ディレクタサーバ用のモジュール、サーチサーバ用モジュールが含まれており、

それぞれのサーバに導入します。 [動作環境ご紹介ページ]

http://interstage.fujitsu.com/jp/shunsaku/environment/また、JSPまたはServletを使

用して、Interstage Shunsaku Data Managerをベースとしたシステムを構築する場合に

は、別途、以下の製品が必要となります。 ・Interstage Application Server Standard-J

Edition ・Interstage Application Server Enterprise Editionなお、検索対象となるデータ

量と必要なレスポンス時間に応じてシステム構成は変動するため、導入をご検討の際には、

弊社営業までお問い合わせください。

772 Interstage Shunsaku 購入相談 Interstage Shunsakuを導入する時に必要となるプロダ

クトの一覧と価格表を入手したい。

[ハードウェアの標準価格]

選択するハードウェアにより価格が異なりますので、詳細は、以下のページを参照してくださ

い。

http://jp.fujitsu.com/platform/server/

[ソフトウェアの標準価格]

Interstage Shunsaku Data Managerの価格は以下のページを参照してください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/shunsaku/price/

773 Interstage Shunsaku 技術サポート Interstage Shunsakuは、どのようなデータの検索に向い

ていますか?

Interstage Shunsaku Data Managerは以下の検索に向いています。・テキスト(全文)

検索、複雑な条件検索・多重アクセスのデータ検索【テキスト(全文)検索、複雑な条件

検索】通常の方法では、テキストの全文検索を行う際、テキストデータインデックス等を生成

する必要がありますが、本製品はインデックス等は必要無いため、複雑な条件検索が必要と

なるシステムの運用性が向上します。また、全文検索を使用することによって、異なる形式の

データを横断検索するシステムを容易に構築できます。 【多重アクセスのデータ検索】複数

の検索条件を同時に並行して検索実行することが可能なため、安定したレスポンスの検索

が可能です。

774 Interstage Shunsaku 技術サポート Interstage Shunsakuを他のXMLDBと比べたときのメリッ

トを教えてください。

Interstage Shunsaku Data Managerの特長は、インデックスおよびスキーマの定義を使用

しないで、データの検索、ソートおよび集計を高速に行うことができ、また拡張性に富んでいる

点です。(1) インデックスを使用しない点[Interstage Shunsaku Data Manager]・インデッ

クスを使用しないのでチューニングの必要がなく、運用の負荷が軽減されます。・検索条件数

や検索対象項目数に制限はありません。・データ構造を規定しないため、設計も必要ありま

せん。[インデックスを必要としない他の製品]・データをメモリ上に展開するため仕様に制限が

あり、使い方が難解で十分な設計が必要。[インデックスを必要とする製品]・データ更新時、

最適なパフォーマンスを得るためにインデックスの再生成やチューニングが必要。(2)スキーマの

定義を使用しない点スキーマの定義を使用しない場合、以下の理由で導入が容易となりま

す。・設計時点では、活用したいデータ項目のすべてが洗い出されている必要が無く、柔軟

な導入が可能。・データ項目の追加・変更・削除といった運用レベルでの影響範囲は極小

化される。(3)拡張性に富んでいる点将来、活用したいデータ項目の増加に対しても、CPU

やメモリの増設で要求レスポンスを保持することが可能であり、初期導入時に過大に投資す

る必要がなく、拡張時の投資の見積りが容易です。そのため、コスト管理が容易です。以上

のことから、他の製品と比較して、初期導入の容易性、設計・運用・メンテナンスコストの低

減という大きなメリットがあります。

775 Interstage Shunsaku 技術サポート Interstage Shunsakuには、アカウント管理機能はありま

すか?

アカウント管理機能はありません。アカウント管理を実施するには、アプリケーションまたはアプ

リケーションサーバの機能で対応します。

776 Interstage Shunsaku 技術サポート Interstage Shunsakuに格納できるデータ量には制限は

ありますか?

格納できるデータ量に特に制限はありません。ただし、大量のデータを扱うには、データ量に対

応するハードウェアが必要となります。

777 Interstage Shunsaku 技術サポート Interstage Shunsakuにはどのようなアクセス制御機能

がありますか?例えば、特定の情報を特定のユーザにの

み開示する(検索を許す)といったアクセスコントロールは

可能ですか?

Shunsakuの機能としては、アクセス制御機能はありません。このため、アプリケーションロジック

およびデータ構造により対応することになります。例えば、検索対象レコード毎にアクセスレベ

ルをXML要素として持たせ、検索時にアクセスするユーザのアクセスレベルを検索条件に付加

することによりデータの閲覧を制御する、といった方法で対応可能です。

778 Interstage Shunsaku 技術サポート Interstage Shunsakuにアクセスしているユーザー(およ

びアプリケーション)に対して、どのような排他制御を機能と

して提供していますか?また、Windows版、Solaris版、

Linux版ともに排他制御は可能ですか?

Shunsakuの排他制御は、レコード(XML文書)を単位としてShunsaku自身が自動的に

行うため、ユーザー(およびアプリケーション)から制御することはできません。データ更新

(追加/削除)処理中に検索処理を同時に実行することが可能です。このとき、データ更

新処理が正常終了するまでの間は、更新前のデータを検索対象とします。データ更新処理

が競合すると、Shunsakuがその状態を自動的に検出し、先行のデータ更新処理を実行し、

後続のデータ更新処理にはエラーを通知します。排他制御は、Windows/Linux/Solaris版

ともに同様です。Interstage Shunsaku Data Managerの詳細については下記のページを

参照してください。【Interstage Interstage Shunsaku Data Managerご紹介ページ】

http://interstage.fujitsu.com/jp/shunsaku/

779 Interstage Shunsaku 技術サポート Interstage Shunsakuを購入する場合、ディレクタサーバ・サーチサーバのライセンスの考え方について教えてください。

基本製品は 1ディレクタサーバライセンスと1サーチサーバ追加プロセッサライセンスという構

成です。 したがって、上記の構成が1ディレクタサーバ+サーチサーバ(1cpu)という構成で

あれば基本製品に含まれるライセンスで利用できます。 ※サーチサーバ上に配置する

searcherのライセンスはCPUライセンスとなります。 ※仮に、1ディレクタサーバ+2サーチ

サーバ(各サーチサーバ1CPUモデル)または、1ディレクタサーバ+1サーチサーバ(2CPUモ

デルの場合)という構成の場合は、基本製品のライセンスに加え別途、“サーチサーバ追加

プロセッサライセンス”が必要となります。

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780 Interstage Shunsaku 購入相談 Interstage Shunsakuの導入後の保守料金について教

えてください。

サポートの価格に関しましては、システムのトータル価格より算出致しますので、弊社担当営

業/SEへご相談頂くよう、お願い申し上げます。

また、弊社営業をご存じない場合、その旨をご連絡頂ければ、ご紹介を致します。

なお、Interstage製品のサポートは、万一のトラブル発生時の迅速対応はもとより、トラブル

を未然に防ぐサービスを提供する、当社サポートサービスであるSupportDeskにて実施してお

ります。

サポート内容の詳細につきましては、以下のサポートご紹介ページをご参照ください。

[サポートご紹介ページ]

http://jp.fujitsu.com/solutions/support/sdk/sd-standard/serversoft/

781 Interstage Shunsaku 技術サポート Interstage Shunsakuは、データ登録時に検索との干渉

について、どのような対策をとっていますか?

Shunsakuは検索要求を処理している間に、データ登録要求を受け付けた場合、先行の検

索要求を優先して処理します。データ登録要求は、先行の検索処理が完了しだい処理さ

れます。このため、検索要求とデータ登録要求が競合し、エラーとなることはありません。な

お、コミット前のデータを検索することはできません。データ登録処理のリアルタイム性について

は、データ登録処理が上記のようなロジックとなっているため、OLTPのように瞬時にデータ登

録を完了(コミット)させる必要がある業務においては、Shunsakuのデータ更新(登録、置き

換え、削除)処理は向いていませんが、検索処理時間を考慮したデータ登録処理レスポンス

が顧客要件を満足させることができるのであれば、オンラインでのデータ更新処理を行うことが

できます。なお、Shunsakuのデータ登録(とデータ更新および削除)では、複数件のレコードを

まとめて1回の要求で処理することができます。この方式の場合、一定時間内に発生した

データ登録要求を蓄積し、それらレコードをまとめて1回のインサート命令で処理することがで

きます。このため、1件ずつインサート命令を実行する場合に比べて、データ登録処理のス

ループットを向上させることができます。また、データ更新およびデータ削除についても同様のこ

とが言えます。

816 Interstage   購入相談 Interstage Shunsakuの導入後のサポート契約について

教えてください。

サポートの価格に関しましては、システムのトータル価格より算出致しますので、弊社担当営

業/SEへご相談頂くよう、お願い申し上げます。

 また、弊社営業をご存じない場合、その旨をご連絡頂ければ、ご紹介を致します。

 なお、Interstage製品のサポートは、万一のトラブル発生時の迅速対応はもとより、トラブ

ルを未然に防ぐサービスを提供する、当社サポートサービスであるSupportDeskにて実施して

おります。

 サポート内容の詳細につきましては、以下のサポートご紹介ページをご参照ください。

  [サポートご紹介ページ]

   http://segroup.fujitsu.com/fs/services/sd_product/server/

1949 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverは、GUIツールなどから

管理できますか?

Interstage Application Serverでは、GUIツール(Interstage管理コンソール)を提供し

ており、アプリケーションの環境設定・運用とモニタリングがGUIで実現できます。また、

Interstage Application Server V8から、すべての運用管理操作にコマンドも提供してお

り、定型の運用操作や繰り返し操作の利便性を高めます。

1950 Interstage Application Server 共通 クラスタ構成の場合、ライセンスはどのようになりますか? ライセンスは、以下のようになります。1:1運用待機の場合1:1運用待機では、運用ノード

の障害時に、待機ノードで業務を自動的に引き継ぎます。1:1運用待機形態のクラスタ構

成の場合、2サーバを1システムとみなすことができるため、Interstage Application Serverを

1セット購入することにより、運用と待機側の双方にInterstage Application Serverをインス

トールすることができます。相互待機の場合相互待機では、2台のノードがそれぞれ業務を行

い、片側のノードに異常が発生した場合、残りの1台で業務を引き継ぎます。相互待機形

態のクラスタ構成の場合、それぞれのサーバを1システムとみなすため、双方のサーバごとに

Interstage Application Serverの購入が必要です。

1951 Interstage Application Server 設計/開発 Servletからネットワークドライブのフォルダにあるテキストファ

イルにアクセスしたいのですが、Interstage V8では可能で

すか?

ネットワーク上の共有フォルダを利用できます。ただし、Windows® 2000 Server上では、ド

ライブ名を利用したアクセス(例: z:¥a.txt)ができますが、Windows ServerTM 2003以

降では、ドライブ名を利用したアクセスができません。UNC接続でアクセス(例: ¥¥[ipアドレ

ス]¥[共有名]¥a.txt)してください。

1952 Interstage Application Server 設計/開発 オープンソースのPHPで開発できますか? PHPなどのApache 1.3.22で動作可能なCGIの利用については、問題ありません。ただし、

Apacheの拡張モジュールに関しては、ユーザ責任でご利用ください。

1953 Interstage Shunsaku その他 Interstage Shunsakuに格納するXML文書の文字コー

ドは統一する必要がありますか?

XML文書の文字コードは、統一しておく必要があります。以下については、同じ文字コードを

使用してください。 ・Shunsakuに取込むXML文書 ・システム用動作環境ファイルの

CharacterCodeパラメタに指定する文字コード ・検索式、リターン式、ソート式およびダイレ

クトアクセスキーの文字コード ・ダイレクトアクセスキー定義ファイルに指定する、テキスト式ま

たは属性式の文字コード ・shundexportコマンドに指定する、検索式ファイルの検索式の

文字コードUTF-8に統一することを推奨します。なお、XML宣言中のエンコーディング方式の

宣言は、データ格納時に利用されません。

1996 Interstage List Creator 共通 帳票製品(Interstage List Creator、Interstage List

Worksなど)の体験版(評価版)はありますか?

Interstage List Creatorは2製品の体験版を用意しています。

Interstage List Creator デザイナ

Interstage List Creator Enterprise Edition

下記サイトからダウンロードして、無料で90日間体験、学習、評価することができます。

http://software.fujitsu.com/jp/middleware/download/

他の帳票製品の体験版(評価版)につきましては、弊社の担当営業にご相談ください。

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1996 Interstage List Works 共通 帳票製品(Interstage List Creator、Interstage List

Worksなど)の体験版(評価版)はありますか?

Interstage List Creatorは2製品の体験版を用意しています。

Interstage List Creator デザイナ

Interstage List Creator Enterprise Edition

下記サイトからダウンロードして、無料で90日間体験、学習、評価することができます。

http://software.fujitsu.com/jp/middleware/download/

他の帳票製品の体験版(評価版)につきましては、弊社の担当営業にご相談ください。

1997 Interstage List Creator 共通 体験版は、製品と違いがありますか? 体験版には90日間の使用期限があり、そのあとは起動できなくなります。体験(評価)で

きる機能には差がありません。

ただし、Interstage List Creator デザイナ(体験版)で作成した帳票は、Interstage List

Creator Enterprise Edition(体験版)でだけ使用できます。製品版では使用することが

できません。

体験版で作成した帳票には「体験版」という文字列が付加されます。

1998 Interstage List Works 購入相談 Interstage List Worksの評価版と製品とは違いがあり

ますか?

評価版には90日間の使用期限があり、その後は起動できなくなります。評価できる機能には

差がありません。

なお、Interstage List Worksの評価版については、弊社の担当営業にご相談ください。

1999 Interstage List Works 技術サポート Windowsアプリケーションや会計パッケージ、ERPパッケー

ジなどの帳票データは、Interstage List Worksに登録

(電子化)できますか?

List Worksプリンタドライバ(Windows(x86)版のみ)を利用して、Interstage List

Worksに帳票を簡単に登録できます。帳票データは、モノクロデータとして登録されます。

List Worksプリンタドライバについては、下記URLの「帳票の登録機能」をご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/listworks/function/

2000 Interstage List Works 技術サポート Microsoft社のExcel、Word、Accessなどのデータは、

Interstage List Worksに登録(電子化)できます

か?

List Worksプリンタドライバ(Windows(x86)版のみ)を利用して、Interstage List

Worksに帳票を簡単に登録できます。帳票データは、モノクロデータとして登録されます。

List Worksプリンタドライバについては、下記URLの「帳票の登録機能」をご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/listworks/function/

2001 Interstage List Works List Works 紙帳票 OCR連携モジュールとは? 定型の紙帳票をイメージデータ化して、Interstage List Worksに登録するためのソフトウェア

です。Interstage List Worksで紙帳票のイメージデータを管理して、有効活用できます。無

償で入手できますので、担当営業にご相談ください。詳細については下記のページをご覧くだ

さい。http://interstage.fujitsu.com/jp/output/technical/tool/lw_ocr/

2002 Interstage List Works その他 「List Works 紙帳票 OCR連携モジュール」を使用する

場合、イメージスキャナの推奨機種はありますか?

推奨機種はありません。TIFF、JPEGのイメージが生成できるスキャナであれば問題ありませ

ん。

2003 Interstage List Creator 技術サポート 「SystemWalker ListCREATOR」から後継製品にバー

ジョンアップする場合、帳票定義やWEBアプリケーション

(Javaインターフェース使用)を変更する必要があります

か?

Interstage List Creatorでは、SystemWalker ListCREATORで作成した帳票定義ファイ

ルや、SystemWalker ListCREATORで使用していたJavaアプリケーションがそのまま使用で

きます。

なお、OSの非互換や製品のバージョンアップの機能向上の影響で、一部非互換が発生する

場合がありますので、出力結果に関しては確認してください。

2004 Interstage List Creator 技術サポート 「Interstage List Creator デザイナ」と「Interstage List

Creator Workstation」を1台のパソコンで使用できます

か?

「Interstage List Creator デザイナ」と「Interstage List Creator Workstation」を1台のパ

ソコンに共存させて利用できます。

そのときに、インストールの順番はどちらが先でも問題ありませんが、同一パージョンの製品を

利用してください。

2005 Interstage List Creator 購入相談 「Excelファイル出力」を利用する場合、どの製品を購入

すればよいですか?

「Interstage List Creator Enterprise Edition V9.0.0」以降のバージョン/レベルの製品

を購入してください。2006 Interstage List Creator 技術サポート iSeries(AS/400)の帳票データをInterstage List

Creator経由で印刷したり、Interstage List Worksに登

録できますか?

コベルコシステム株式会社の「e-SYOHSI Spool File Download」、「e-SYOHSI CSV

Creator」と連携することにより、Interstage List Creatorから表現力豊かな帳票をきれいに

印刷できます。また、Interstage List Creator経由でInterstage List Worksに電子帳票

を登録することも可能です。

詳細については、下記のページをご覧ください。

http://www.fujitsu.com/jp/products/software/resources/partnersolutions/solutio

n/s13027/index.html

2007 Interstage Charset Manager 構築(導入/移行) Windows VistaおよびWindows 7に対応しています

か?

Windows Vista、Windows 7でも動作します。

2008 Interstage Charset Manager 技術サポート Windows VistaまたはWindows 7で「ユーザーアカウント

制御(UAC)」を有効にしていますが、Interstage

Charset Managerをインストールできますか?

インストールできます。

「ユーザーアカウント制御」が有効な場合は、インストール開始時に、コンピュータへのアクセス

許可を求める権限昇格ダイアログボックスが表示されます。同意してインストールを開始してく

ださい。初期状態では、「ユーザーアカウント制御」が有効になっています。

「ユーザー アカウント制御」の有効/無効の設定については、Windowsのヘルプでその影響

などを確認してください。

2009 Interstage Charset Manager 技術サポート JIS2004の第三水準/第四水準の文字が利用できま

すか?

利用できます。

Windows Vista以降で採用された「JIS X 0213:2004(JIS2004)」に対応していますの

で、追加された第三水準/第四水準の文字が利用できます。

JIS 2004に未対応のシステムでは、コード変換を行って文字化けやシステムエラーなどのトラ

ブルを回避できます。

詳細については、下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/charsetmgr/merit/#merit04

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2010 Interstage Charset Manager 技術サポート JIS2004の第三水準/第四水準の文字を、Webサーバ

でガードする運用時の製品構成について教えてください。

下記の2製品が必要です。

Interstage Charset Manager Standard Edition V8.2以降(資源管理サーバ)

Interstage Charset Manager Standard Edition Agent V8.2以降(Webサーバ)

また、サーバでガードするだけの場合は、クライアント製品は不要です。

2011 Interstage Charset Manager 技術サポート JIS 2004の4バイト文字を他のコード系に変換できます

か?

できます。

Interstage Charset Managerでは、JIS 2004の4バイト文字を他のコード系に変換できま

す。2012 Interstage Charset Manager 技術サポート Interstage Charset Manager 外字データライブラリオプ

ションには、どんな文字データが収録されていますか?

外字データライブラリには、最新の人名漢字、JIS 2004規格文字、住民基本台帳ネット

ワーク統一文字、戸籍統一文字、中国簡体字など、綺麗な約9万文字の文字データが収

録されています。

収録されているデータについては、下記のページからInterstage Charset Managerのカタロ

グをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/catalog/

2013 Interstage Charset Manager 技術サポート Interstage Charset Manager 外字データライブラリオプ

ションに該当する文字や記号がなかった場合、利用する

方法はないですか?

あります。

利用する文字や記号などがなかった場合には、外字として追加して利用することもできます。

2014 Interstage Charset Manager 技術サポート Interstage Charset Manager 外字データライブラリオプ

ションで作成したフォントデータは、二次販売、二次利用

はできますか?

二次販売はできません。

以下の製品の使用が許諾されているコンピュータならびに当該コンピュータにネットワーク接続

されたクライアントコンピュータでだけ二次利用できます。

Interstage Charset Manager Standard Edition

Interstage Charset Manager Standard Edition Agent

Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent

また、Interstage Charset Manager外字データライブラリオプションを使用して作成したフォ

ントデータは、第三者に使用させることはできません。

2015 Interstage Charset Manager 技術サポート グローバルサーバの外字を利用することはできますか? できます。

資源管理サーバの[日本語資源管理機能]でグローバルサーバの外字を取り込み、

Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agentがインストールされてい

る装置に資源を配付することで利用できます。

2016 Interstage Charset Manager 技術サポート グローバルサーバの拡大縮小ビット付きの文字パターンを

作成する方法がありますか?

あります。

Interstage Charset Managerでは、フォントシステムの32×32、30×30の外字に、拡張/

縮小制御ビットを自動的に付加または削除することができます。

2191 Interstage Print Manager 共通 製品構成(製品体系)を教えてください。 Interstage Print Managerには、下記の2製品があります。

Interstage Print Manager Standard Edition(Windows版、Solaris版)

Interstage Print Manager Standard Edition クライアントライセンス(Windows版)

「Interstage Print Manager Standard Edition」はサーバ運用製品で、「Interstage

Print Manager Standard Edition クライアントライセンス」はクライアント製品です。

詳細については、下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/function/#a03

2192 Interstage Print Manager 技術サポート Interstage Print Manager Standard Editionは単独で

運用できますか?

Interstage Print Manager Standard Editionはプリントサーバにインストールして、単独で

運用できます。

プリントサーバ側で、印刷セキュリティ、印刷ドキュメントの管理、印刷エラー監視やリカバリ対

処などの印刷管理システムを実現できます。

詳細については、下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/function/#a03

2193 Interstage Print Manager 購入相談 Interstage Print Manager Standard Editionクライアン

トライセンスの購入数を教えてください。

利用するクライアントの数だけ、「Interstage Print Manager Standard Editionクライアント

ライセンス」を購入してください。

ただし、Windows版の「Interstage Print Manager Standard Edition」をプリントサーバ側

で単体で利用する場合は、「Interstage Print Manager Standard Editionクライアントライ

センス」を購入する必要がありません。

2194 Interstage Print Manager 技術サポート プリンタの違いによって機能差がありますか? Interstage Print Manager(Windows版/Solaris版)は、それぞれに接続できるすべて

のプリンタをサポートしています。

さらにWindows版では、富士通VSP/VS/PS5000シリーズ/PrintiaLASER シリーズ

(Printianavi 搭載機)やInterstage Enabled認定(Advanced認定)プリンタを利用

すると、きめ細かなエラー通知やリカバリ機能を実現できます。

詳細については、下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/environment/prtlist.html

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/relatedproducts/

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2195 Interstage Print Manager 技術サポート Interstage Enabled認定プリンタとは? Interstage Enabled認定プリンタとは、下記掲載のInterstage Print Managerとの連携を

検証・動作確認済のパートナー製品(プリンタや複合機)のことです。印刷時に高度なエ

ラー通知機能やリカバリ機能などを安心して利用できます。

なお、富士通製品は認定制度の対象外ですが、下記掲載のVSP/VS/PS5000シリーズ

[PrintWalker/PM] 、PrintiaLASER XLシリーズ[Printianavi搭載機]についても同等

の検証を行っています。

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/relatedproducts/

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/environment/prtlist.html

2196 Interstage Print Manager 技術サポート 紙からの情報漏えい対策が簡単に行えますか? Windows版のInterstage Print Managerは、スプール操作のアクセス制御に加えて、印刷

物に追跡情報(いつ誰がどこからなにを印刷したか)を付加することで、プリンタ装置への置

き忘れや持出しを心理的に抑止します。

また、スプール操作など印刷にかかわる処理をログに記録するため、不正行為が発生した場

合の原因の究明や追跡を行うことができます。

さらに関連製品と連携して、印刷データ内の個人情報(氏名、住所、電話番号など)の

件数をカウントし、規定数を超えた場合は持出しの危険性があると判断して管理者に通知

できます。

万が一漏えいした場合でも、保存されている印刷原本から即座に重要度を判断できます。

これらの情報は、個々の印刷サーバ上だけではなく、情報を集約し一元管理できるため、効

率的に紙からの情報漏えい対策が実施できます。

詳細については、下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/merit/#merit02

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/function/#a01-01

2197 Interstage Print Manager 技術サポート 高信頼な基幹業務印刷が実現できますか? Interstage Print Managerが提供する業務印刷APIにより、信頼性の高い基幹業務印刷

が実現できます。

詳細については、下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/function/#a01-05

http://interstage.fujitsu.com/jp/printmgr/merit/#merit01

2198 Interstage Print Manager 技術サポート Interstage Print Managerは、Interstage List

Creatorで作成した帳票をコンピュータが設置されていな

い事務所にFAX送信できますか?

できます。

Interstage Print Managerは、Interstage Enabled 認定製品のマクニカネットワークス株

式会社製FaxPress Premierシリーズ 、富士ゼロックス株式会社製DocuCentreシリーズと

連携して、Interstage List Creator、Interstage List Works、あるいは各種業務アプリ

ケーションから出力された帳票をFAX送信することができます。

詳細については、下記のページをご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/collaborate/enabled/

3250 Interstage Application Server Plus Developer共通 Interstage Apworks/Application Server Plus

Developerには、開発・デバッグ用のアプリケーションサー

バが同梱されていますが、各エディションに同梱のアプリ

ケーションサーバ機能と、サーバ製品であるInterstage

Application Serverのエディションとの対応を教えてくださ

い。

対応は、以下のとおりです。【V8】・ Interstage Apworks Standard-J Edition

⇒ Interstage Application Server Standard-J Edition 相当・ Interstage Apworks

Enterprise Edition                ⇒ Interstage Application Server

Enterprise Edition 相当【V6、V7】・ Interstage Application Server Plus Developer

⇒ Interstage Application Server Plus 相当・ Interstage Apworks Modelers-J

Edition                ⇒ Interstage Application Server Plus 相当・

Interstage Apworks Standard Edition                ⇒ Interstage

Application Server Standard Edition 相当・ Interstage Apworks Enterprise Edition

⇒ Interstage Application Server Standard Edition 相当

3250 Interstage Apworks 共通 Interstage Apworks/Application Server Plus

Developerには、開発・デバッグ用のアプリケーションサー

バが同梱されていますが、各エディションに同梱のアプリ

ケーションサーバ機能と、サーバ製品であるInterstage

Application Serverのエディションとの対応を教えてくださ

い。

対応は、以下のとおりです。【V8】・ Interstage Apworks Standard-J Edition

⇒ Interstage Application Server Standard-J Edition 相当・ Interstage Apworks

Enterprise Edition                ⇒ Interstage Application Server

Enterprise Edition 相当【V6、V7】・ Interstage Application Server Plus Developer

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3251 Interstage Apworks 設計/開発 Apdesignerを終了すると、テスト環境のInterstage

Application Serverも自動的に停止される設定を解除

することはできますか?

以下の設定で、解除することができます。Apdesignerのメニューバーから、[ウィンドウ]-

[設定]を選択します。設定画面で、左のリストから[IJServer]を選択します。IJServer

の設定で、“終了時にInterstageを強制停止する”のチェックを解除して、変更を適用してく

ださい。

3252 Interstage Apworks 設計/開発 コンポーネントデザイナで「HelloJSP」の構築をし、コン

ポーネントデバッガを起動してローカルでの実行を行ったと

ころ、エラーが発生します。エラーログには、「C:¥APW¥

JSDK¥webapps¥ROOT¥WEB-INF¥web.xml」が見つ

からないとのエラーが記録されていますが、どのような原因

が考えられますか?The requested URL could not be

retrieved

構築時オプションとして、デバッガオプションを付加していないことが考えられます。コンポーネン

トデバッガ上で動作させるには、デバッガオプションを付加してください。

3253 Interstage Apworks 設計/開発 JDKの正規表現によるパターンマッチングの処理を行う

APIは提供していますか?

J2SE v1.4.0(JDK 1.4.0)以降、 標準APIとして正規表現を扱うために、以下のパッケー

ジが追加されています。java.util.regexパッケージ

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3254 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage Apworksを用いたアプレット開発で、エラー

発生時にJava VM(Java Virtual Machine)のログを

ファイルに出力する方法を教えてください。

Java VM(Java Virtual Machine)のログ出力を出力ファイルに記録する例を以下に示し

ます。【Interstage Apworks V2.0L20 以降のJBK(J Business Kit)プラグインの場合】

JBK(J Business Kit)プラグインの設定ファイル(jbkplugin.properties)に下記の2行を

追加してください。

jbk.plugin.debug.showvmmsg=truejbk.plugin.debug.tracedir=&lt;トレース出力ディ

レクトリ&gt;例)jbk.plugin.debug.showvmmsg=truejbk.plugin.debug.tracedir=C:¥

TEMP(注) JBK (J Business Kit) プラグインの実行前に、&lt;トレース出力ディレクト

リ&gt;へ指定したディレクトリを作成しておいてください。

3255 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage Apworksで提供のJBK(Java Business

Kit)のユーティリティライブラリを利用したアプリケーション

の帳票印刷で、印刷中のページ番号や総ページ数を取

得する方法を教えてください。

印刷中のページ番号は、JFPrint クラスのgetPrintingPageNumber()メソッドで取得できま

す。総ページ数は、全件数を読み込まないとわからないため、ボディ部の繰り返し数と有効な

データ件数から計算してください。

3256 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage ApworksのJBK(J Business Kit)で提供

する、JBK(J Business Kit)プラグインでダイアログを表

示し、閉じた後、transferFocus()メソッドや

requestFocus()メソッドでフォーカスを設定したが、フォー

カスがアプレット上からなくなってしまいます。アプレットに

フォーカスを設定する方法を教えてください。

ダイアログを閉じた後のフォーカスは、Webブラウザの画面上にあります。また、ダイアログを閉

じるタイミングではアプレットがアクティブでないためtransferFocus()やrequestFocus()メソッド

による処理は無効になります。回避策として、アプレットがJBKプラグインからアクティブ/非ア

クティブ状態の通知を受け取るためのPluginAppletContextインタフェ-スを使用します。ご

使用のアプレットにPluginAppletContextインタフェースを実装し、ダイアログを閉じアプレット

がアクティブ通知を受けた後に、requestFocus()を呼び出すと、アプレットにフォーカスを移す

ことができます。

3257 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage ApworksのJBK(J Business Kit)で提供

する、JFPrintクラスの"setFieldText"メソッドの3番目のパ

ラメタには何を設定すればよいですか?

帳票項目が繰り返しでない時はnull、繰り返しの時は要素番号をshortの配列を作成して

指定します。配列の要素の数は次元数+1で、最後はストッパーとして、-1を設定します。

3258 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage ApworksのJBK(J Business Kit)で提供

する、チョイスの機能にある「自動並べ替え」と「入力に

従って検索」は、どのような機能ですか?また、プロパティ

で、true、false以外の設定の必要がありますか?

「自動並べ替え」機能は、入力された文字列が一覧の先頭に表示されるように並べ替えを

行います。「入力に従って検索」機能は、文字が入力されるごとに一覧を検索し、一覧から

最初に見つかった文字列を表示します。これらの機能は、booleanによる設定だけで設定で

きます。

3259 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage ApworksのJBK(J Business Kit)で提供

する、基本GUIライブラリの埋め込み文字列フィールドへ、

カスタマイザのフォーマットを選択(XXXX-XXX)して構

築し、実行した時に、入力部と固定部の間に余計な空

白が入らない方法を教えてください。

次のメソッドで、文字列の表示位置を指定する方法があります。public void

setAlignmentHorizontal(int fieldno, int alignment)//指定したフィールドの横方向の文

字列の表示位置を指定。例を以下に示します。JFFieldFilled filled = new

JFFieldFilled();…filled.setAlignmentHorizontal(0,JFAlignment.RIGHT);

3260 Interstage Apworks 共通 ServletからJBK(J Business Kit)の印刷機能は利用

可能ですか?また、クライアントのプリンタで印刷はできま

すか?

ServletからJBK(J Business Kit)の印刷機能は、利用可能ですが、クライアントのプリンタ

では印刷できません。アプレットに印刷処理を記述して、クライアントのプリンタに出力すること

になります。

3261 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage Apworks Standard Edition/Enterprise

Editionの電子フォームアプリケーション開発機能で設計

した電子フォームの表示イメージや印刷イメージを確認で

きますか?

フォームテスタ機能を使って、作成した電子フォームの表示イメージや印刷イメージを簡単に

確認できます。

3262 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage Apworks Standard Edition/Enterprise

Editionの電子フォームアプリケーション開発機能で、プレ

プリント用紙などの帳票レイアウトを読み込み、枠や罫線

を自動生成することはできますか?

下敷きとして読み込んだビットマップデータから、枠や罫線を自動生成できます。

3263 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage Apworks Standard Edition/Enterprise

Editionの電子フォームアプリケーション開発機能で、プレ

プリント用紙や既存フォーマットに合わせた電子フォームを

設計することはできますか?

事前にプレプリント用紙などをスキャナで読み込み作成したビットマップデータを、帳票レイアウ

トの下敷きとして表示させて、電子フォームを設計できます。

3264 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage Apworksで開発可能なアプリケーションを教

えてください。

InterstageのJava統合開発環境として、以下のアプリケーションの開発が可能です。【サー

バアプリケーション】Servlet/JSP(アプリケーションフレームワーク連携を含む)Enterprise

JavaBeans コンポーネントSOAP サーバアプリケーションコンポーネントトランザクションアプリ

ケーションレガシー(Server2000、Portalworks)連携アプリケーションAIM 連携アプリケー

ションCORBA サーバアプリケーション電子フォームアプリケーション【クライアントアプリケーショ

ン】AppletJavaBeans コンポーネントPureJava アプリケーション携帯端末向けアプリケーショ

ン【その他のアプリケーション】Windows 標準アプリケーションActiveX コントロール

TeamWARE Flow 連携アプリケーションエミュレータ連携・ACM アプリケーションMeFt 連携

アプリケーション注) ただし、エディションにより開発できるアプリケーションが異なります。

3265 Interstage Apworks 設計/開発 コンポーネントデザイナで開発したアプレットのラベルやボタ

ンにテキスト文字列を設定した後、文字の大きさや文字

列の長さに応じて、Beanの大きさを自動調整する機能

はありますか?

大きさを調整するBeanを選択して(複数選択可)、Javaフォーム定義の[編集]メニュー

にある[推奨サイズにする]を選択すると、Beanの大きさが自動調整されます。

3266 Interstage Apworks 設計/開発 コンポーネントデザイナで開発したアプレットのラベルやボタ

ンに表示される文字を簡単に変更する方法を教えてくだ

さい。

変更対象のBeanを選択した後、Beanの領域内でマウスの左ボタンをクリックするか、

[Ctrl]キーを押しながら、[Enter]キーを押すと、ラベルやボタンに表示される文字をその

場所で編集できます。

3267 Interstage Apworks 設計/開発 コンポーネントデザイナを利用した開発時、画面フォーム

への配置を行う際に、グリッド強制を有効にした状態で

も、Beanの位置や大きさをグリッド強制せずに微調整す

ることはできますか?

[Shift]キーを押しながら、選択枠をドラッグすることで、Beanの位置や大きさがグリッド強

制されずに変更できます。

3268 Interstage Apworks 設計/開発 コンポーネントデザイナの開発で、複数のBeanを同時に

移動する方法を教えてください。

移動したいBeanを選択し、選択しているBeanの領域内にマウスポインタを置いてドラッグする

と、複数のBeanを同時に移動することができます。複数選択していても、Beanの領域内で

はなく、選択枠をドラッグしてしまうと、1つのBeanしか移動できません。

3269 Interstage Apworks 設計/開発 コンポーネントデザイナの開発で、複数のBeanの整列や

サイズを合わせる方法を教えてください。

Javaフォーム定義の整列/整形機能により、設定が可能です。複数のBeanを選択して、

Javaフォーム定義メニューの[編集]メニューにある[整列/整形]、または、Beanのポッ

プアップメニューで、[整列/整形]をポイントしてください。最後に選択したBeanを基準

に、選択中のすべてのBeanの位置合わせやサイズ合わせができます。

3270 Interstage Apworks 設計/開発 コンポーネントデザイナでは、1つのプロジェクトで1つのアプ

リケーションだけ作成できますが、複数の業務アプリケー

ションで構成される業務システムを開発する時のアプリ

ケーションの作成方法を教えてください。

業務システムを構成する機能単位に分割し、分割されたそれぞれの機能単位をプロジェクト

として、1つの業務システムを作成してください。複数のプロジェクトで、業務システムを構築す

る場合の手順や注意事項については、以下を参照してください。「コンポーネントデザイナ

ユーザーズガイド」- 付録A プロジェクト開発上の参考

3271 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage ApworksのコンポーネントデザイナのJava

アーカイブファイル編集機能の使用中に、以下のダイアロ

グが表示され、うまく動作しません。javaVMで

「java.lang.NoClassDefFoundError」の例外が発生し

ました。

Interstage ApworksコンポーネントデザイナのJavaアーカイブファイル編集機能は、環境変

数CLASSPATHを使って、動作します。Javaアーカイブ対象のクラスの下位クラスが、

CLASSPATH上にない場合に、この現象が発生することがあります。本設定を確認してみてく

ださい。

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3272 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage Apworksのコンポーネントデザイナの

JavaBeansプロジェクトで開発した資産を、運用時に必

要なファイルだけダウンロードするように、アーカイブ結合す

る手順を教えてください。

Interstage ApworksコンポーネントデザイナのJavaBeansプロジェクトで開発した資産を、運

用環境向けに最適化する時の推奨手順は、以下のとおりです。JavaBeansプロジェクトを構

築し、JARファイルを作成。[スタート]-[プログラム]-[Apworks]-[コンポーネン

トデザイナ]-[運用環境セットアップ]で、運用環境を起動。[資産配布]メニューか

ら、[Javaアーカイブファイル編集]を選択。Javaアーカイブファイル名に1.で作成したJAR

ファイルを指定。JARファイル内に格納されたクラスの一覧から、BeanInfo関連のクラスを選

択し、[削除]ボタンで削除。注) 必要に応じて、[追加]ボタンを押し、他のJARファイ

ルやclassファイルを追加。[Javaアーカイブ]ボタンを押し、編集結果をJARファイルに書き

戻す。以上の手順で、JARファイルが最適化されます。

3273 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage Apworksのコンポーネントデザイナのクラスパ

スの設定で、環境変数classpathにクラスパスを追加する

方法を教えてください。

クラスパスの追加は、以下の手順で行います。コンポーネントデザイナのメニューから、[ファイ

ル]-[プロパティ]メニューを選択し、「プロジェクト定義」ダイアログを開く。[クラスパス]

タブをクリックして、クラスパスの設定タブページを表示。[初期化]ボタンをクリック。[行追

加]をクリックして、追加するクラスパスを入力。

3274 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage Apworksのコンポーネントデザイナの構築/

実行メニューで、アプレットをデバッグする場合に、JavaVM

のヒープサイズを拡大する方法を教えてください。

コンポーネントデザイナからのアプレットの実行は、JBKプラグインを利用したブラウザ上での実

行と、appletviewerでの実行の2通りの方法があります。ブラウザでJBK(J Business Kit)

プラグインを利用して、Appletを実行する場合は、jbkplugin.propertiesの

jbk.plugin.vmoptionの値で設定します。appletviewerの場合は、appletviewerの引数

(Jjavaoption)で最大ヒープサイズを指定してください。appletviewerの引数の指定は、

プロジェクトのプロパティ(ファイルメニュー、またはプロジェクトを表すアイコンを選択し、右ボタ

ンをクリックすると、選択メニューが表示される)から、設定できます。文字列"javaoption"

は、1つの引数として、渡されます。指定する引数には、スペースを含めないでください。複数

の引数を指定する場合は、各引数すべて接頭辞"-J"で始める必要があります。なお、ヒープ

の最大値は、"-Xmx"オプションで指定します。"-Xmx" オプションは、メモリ割り当てプールの

最大サイズをバイト数で指定します。指定する値は、2Mバイトより大きい1024の倍数にしな

ければなりません。【appletviewerの引数の指定の例】-J-Xmx128m

3275 Interstage Apworks 運用/保守 Interstage Apworksで作成したアプレット実行時のユー

ザ作業ディレクトリ(user.dir)がデスクトップ上になって

いるのは、仕様ですか?また、作業ディレクトリを変更する

方法を教えてください。

Interstage Apworksの仕様ではありません。アプレットはブラウザから起動するため、ブラウザ

のカレント作業ディレクトリがuser.dirとして、設定されます。また、このディレクトリがデスクトッ

プにあるため、user.dirの初期値がデスクトップ上となります。設定を変更するには、Javaの実

行パラメータとして、"-Duser.dir = 任意ディレクトリ"を設定します。JBK(J Business Kit)

プラグインの場合は、JBK(J Business Kit)プラグインのプロパティファイルにオプションを設

定できます。

3276 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage ApworksのJavaアーカイブファイル編集機能

を使用せずに、BeanInfoクラスを削除する方法を教えて

ください。

JAR(Java Archiver)ファイルから、BeanInfo関連のクラスを削除するコマンドの実行手順

の例を以下に示します。【sample.jarからpackage1¥package2¥package3¥

BeanInfo.classを削除する場合】jar xf sample.jardel package1¥package2¥package3

¥BeanInfo.classjar cmf META-INF¥Manifest.mf sample.jar package1¥package2¥

package3¥*.class

3277 Interstage Apworks 設計/開発 INTERSTAGE APWORKS V4を利用してEJBを開発し、

Deployする際、Homeインタフェース(xxxHome.java)

にユーザの作成したインタフェースを追加すると、

Deploymentウィザードでエラーが発生します。

EJB1.1の仕様では、Homeインタフェースにユーザ定義メソッドを指定することが含まれていま

せん。Deploymentウィザードは、 EJB1.1の仕様の範囲で動作させており、予期せぬものが

あると、エラーが発生し、正常にdeploymentができません。ユーザ定義メソッドはビジネスメ

ソッドとして、Remoteインタフェースから実行してください。

3278 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage Apworksを用いたアプレット開発時に、エ

ディットコントロールで日時型(YYYY/MM/DD)のフィー

ルドにデータを入力し、フォーカスを移動すると、日付の値

が変わってしまいます。原因を教えてください。

入力された文字列のうち、日時型として認識できる範囲だけが有効となり、残りの部分に適

当な日時文字列を補足する仕様になっていることが原因です。例えば、「20000706」という

文字列を入力すると、「2000」までが日時型として認識できる範囲となり、「0706」の部分は

正しく認識されません。そのため、「2000」年の最初の日である「01/01」を補足し、日付は

「2000年1月1日」となってしまいます。日時文字列の入力パターンは、編集文字列プロパ

ティで設定ができます。「20000706」という日時文字列の入力を認識させたい場合は、編集

文字列プロパティを「YYYYMMDD」と設定してください。フォーカス移動後も「20000706」の

まま表示されます。

3279 Interstage Apworks 設計/開発 各ビットの色を0x0(黒)~0xff(白)で表した256階

調白黒ビットマップデータのバイト配列から、Javaの

Imageオブジェクトを作成する方法を教えてください。

java.awt.imageパッケージのMemoryImageSourceクラスとIndexColorModelクラスを使

用します。【実装例】import java.awt.*;import java.awt.image.*;public class Test

extends java.applet.Applet {    Image img = null;    public void init() {        //

256階調白黒ビットマップデータのバイト配列を作成        int width = 127;        int

height = 127;        byte data[] = new byte[width * height];        for (int x = 0; x

&lt; width; x++) {            for (int y = 0; y &lt; height; y++) {                data[x

+ y * width] = (byte)(x + y);            }        }        // 256階調のカラーマッピングを行

うIndexColorModelを作成        byte red[] = new byte[256];        byte green[] =

new byte[256];        byte blue[] = new byte[256];        for (int i = 0; i &lt; 256;

i++) {            red[i] = green[i] = blue[i] = (byte)i;        }        IndexColorModel

cm = new IndexColorModel(8,256,red,green,blue);        // イメージオブジェクトを生

成するためのMemoryImageSourceを生成        MemoryImageSource mis = new

MemoryImageSource                                (width, height, cm, data,0, width);    

    // イメージオブジェクトを生成        img =

Toolkit.getDefaultToolkit().createImage(mis);    }    /**     * paint    */    public

void paint(Graphics g) {        // イメージの描画        

g.drawImage(img,10,10,this);    }}各メソッドの引数などの詳細については、JDK

(Java Development Kit)のAPIドキュメントを参照してください。【補足】上記ソースに対

し、以下の変更を行うことにより、バイト配列内の値は0x0(白)~0xff(黒)のように色

が逆転します。・変更前for (int i = 0; i &lt; 256; i++) {    red[i] = green[i] =

blue[i] = (byte)i;}・変更後for (int i = 0; i &lt; 256; i++) {    red[i] = green[i] =

blue[i] = (byte)(255 - i);}

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3280 Interstage Apworks 設計/開発 Interstage Apworksで開発したアプレット起動時に、ア

プレットの画面を最前面に表示する方法を教えてくださ

い。

PluginAppletContextクラスのactivateApplet()メソッドを使用し、実現できます。注)

PluginAppletContextは、JBKプラグインが提供するクラスです(パッケージ名:

com.fujitsu.jbk.plugin.browser)。activateApplet()メソッドは、引数で渡されたアプレッ

トをアクティブにするメソッドで、そのアプレットの表示されているウィンドウが最前面にない場合

は、ウィンドウを最前面に表示させます。このメソッドをアプレットのstart()で呼び出すと、アプ

レットが開始した時にウィンドウを最前面に表示できるようになります。【処理の実装例】//

import文import java.applet.*;import

com.fujitsu.jbk.plugin.browser.PluginAppletContext;/*** アプレット起動時にアプレッ

トの画面を最前面に表示する実装例*/public class ActivateSample1 extends

java.applet.Applet {  /**  * start()  */  public void start() {    /* AppletContextを

取得する*/    AppletContext context = getAppletContext();    try {    /* 取得した

AppletContextがPluginAppletContextかどうかを確認する*/        if (context

instanceof PluginAppletContext) {        /* PluginAppletContextならば、

activateApplet()を呼び出して */        /* このアプレットをアクティブにする*/            

((PluginAppletContext)context).activateApplet(this);        }        }

catch(Throwable ignore) { /* この処理で発生した例外は無視する */ }    }}

3281 Interstage Apworks 共通 Interstage ApworksのJBK(J Business Kit)で提供

する、JBK(J Business Kit)プラグイン(JRE(Java

Runtime Environment)/JDK(Java Development

Kit) 1.3)使用時に、Java VM(Java Virtual

Machine)の起動オプションを省略した場合の規定値を

教えてください。

JBK(J Business Kit)プラグインのJavaVMの起動オプションは、そのままJava VM(Java

Virtual Machine)の起動パラメタとして、Java VM(Java Virtual Machine)に渡してい

ます。したがって、Javaの仕様に依存します。例えば、オプション省略時の規定値に関して

は、JDK(Java Development Kit)1.3において、ヒープ領域の初期値(-Xms)は2M、

最大値(-Xmx)は64Mとなります。

3282 Interstage Apworks 共通 Interstage Apworksに添付されているJBK(J

Business Kit)マニュアルのサンプルプログラムのリンクをク

リックすると、ページがないとのメッセージが出ますが、サン

プルプログラムはどこにありますか?

Interstage Apworksのインストール時に、サンプルプログラムをインストールしていないため、

メッセージが出力されたことが考えられます。以下の手順で、インストールするサンプルプログラ

ムを選択してください。Interstage Apworksのインストーラを実行。[コンポーネントの選

択]ダイアログで、[GUI部品(JBK)]の[詳細&gt;]ボタンを押す。[部品の選択

(D)]ボタンを押す。GUIコンポーネントごとにインストールするサンプルプログラムを選択。

3283 Interstage Apworks 共通 POP3のプロパティ"jick.pop3.charset"に設定可能な文

字コードセットには、どのような種類がありますか?

Javaがサポートしているcharsetの指定が可能です。Javaがサポートするcharsetの種類につ

いては、JDK(Java Development Kit)のドキュメントを参照してください。サポートされるエ

ンコーディングは、Java 2 Platformの実装によって異なります。エンコーディングの一覧と、サ

ポートに必要なJava 2 Platform/Standard Edition/v1.3の各実装は、java.langパ ッケー

ジの仕様を参照してください。

3284 Interstage Security Director 共通 社内からのインターネットアクセス環境の構築時に、

Proxyを設置し、ログを採取して、どのユーザがどこにアク

セスしたかの履歴を参照したいのですが、実現可能な製

品を教えてください。

Interstage Security DirectorのHTTPアプリケーションゲートウェイ機能で、実現できます。

HTTPアプリケーションゲートウェイのユーザ認証機能で、ユーザの情報をアクセスログに記録す

ることができます。また、要求元のホスト、中継先のホストやURL、ユーザ名などの条件によ

り、アクセスを制限する機能(アクセス制御機能)と組み合わせると、インターネットアクセス

を特定のユーザグループだけに許可した運用も実現できます。

3285 Interstage BPM Flow 共通 Interstage BPM Flowの特長は何ですか? Interstage BPM Flowの特長は、以下のとおりです。プロセスフローに加え、強力なヒューマ

ンワークフロー機能を提供しています。お客様要件にあった柔軟なインテグレーションを支え

る、充実したAPIを提供しています。標準技術サポートと先進のアーキテクチャを採用していま

す。

3286 Interstage BPM Flow 共通 ヒューマンワークフロー機能には、具体的にどのような機能

がありますか?

起票、承認、取戻、否決、差戻しといった基本的な機能に加え、条件分岐、待ち合わせ、

タイマー処理、多数決、受取・拒否、サブプロセス連携といった高度なフロー制御機能を提

供しています。また、ワークリスト(個人別作業簿)、権限委譲、エスカレーション、および

メール通知機能を提供しており、添付ファイルも扱うことができます。

3287 Interstage BPM Flow 共通 どのようなサーバ構成をとりますか?また、そのときのプラッ

トフォームは何ですか?

Interstage BPM Flowサーバと、DBサーバ、およびディレクトリサーバを分離した構成になりま

す。ただし、プラットフォームにより、サポートする構成が異なりますので、詳細については、

「Interstage BPM Flow 動作環境」を参照してください。

3288 Interstage BPM Flow 共通 業務プロセスの設計には、どのような製品、またはツールを

必要としますか?

専用の業務プロセス設計ツール(Interstage BPM Flow Studio)が必要であり、同梱さ

れています。3289 Interstage BPM Flow 共通 Interstage BPM Flowを導入するための必須製品はあ

りますか?

Interstage BPM Flowのほかに、データベース、およびディレクトリが必須です。また、Java実

行環境が必要となりますが、「Interstage Application Server」の利用を推奨しています。

サポート製品、およびバージョンについての詳細は、「Interstage BPM Flow 動作環境」を

参照してください。

3290 Interstage BPM Flow 共通 どのような業種、どのような業務に使えますか?また、販

売実績について教えてください。

業種を問わず、利用できます。特に、金融機関、保険会社、政府・公共機関、メディア、大

学などの業種で利用実績が多く、決済書類の承認業務や申請書の決裁、請求書の発行

といった業務で利用されています。

3291 Interstage BPM Flow 共通 採用している標準仕様について教えてください。 以下の標準仕様などを採用しています。業務プロセスの標準技術:BPMN 1.0、

XPDL2.0、BPEL1.1、WfXML2.0サービス連携の標準技術:SOAP1.1、WSDL1.1、UDDI

V3 ASAP(XML over HTTP)

3292 Interstage BPM Flow 共通 外部システムとの連携機能はありますか? 外部システムとの連携機能は、以下のとおりです。Webサービスインターフェースによる外部

サービスの呼び出し、外部サービスからの呼び出しファイルインターフェース(ファイル到着監

視)によるプロセス遷移・起動Javaで作成したユーザアプリケーションを使っての外部システム

連携

3293 Interstage BPM Flow 共通 ユーザ管理機能は、どのような形で提供されますか? 外部のディレクトリサービスで、ユーザ管理を行います。サポートするディレクトリサービスの詳

細については、「Interstage BPM Flow 動作環境」を参照してください。

3294 Interstage BPM Flow 共通 プロセス定義の版数管理はできますか? プロセス定義を版数管理できます。また、プロセス定義の公開レベルを設定することもでき、

運用中のプロセス、公開前のプロセス定義を同一サーバ上で扱うことができます。

3295 Interstage BPM Flow 共通 シミュレーション機能とは、どのような機能ですか? 設定したプロセス定義に対し、プロセス定義中のノードごとに処理に要する時間や人件費な

どを設定することができ、設定した条件の下、業務プロセスを実行した場合の総コストなどを

求めることができます。

3296 Interstage BPM Flow 共通 どのようなAPIが提供されていますか? プロセス定義、プロセスインスタンス、ワークアイテムの一覧、状態の取得、状態の変更、およ

びユーザ変数(UDA)の取得、更新、追加などのAPIを提供しています。詳細は、製品付

属のJavaDocを参照してください。

3297 Interstage BPM Flow 共通 運用管理機能は、提供されますか? Webブラウザから利用可能な管理用コンソールを提供しています。

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3298 Interstage BPM Flow 共通 アプリケーション開発には、どのような知識が必要ですか? Javaの基礎的な知識があれば、アプリケーションの開発ができます。また、Webアプリケーショ

ンを作成する場合は、Javaの基礎的な知識に加え、JSP/Servletによる、Webアプリケーショ

ン開発に関する知識が必要です。

3299 Interstage BPM Flow 共通 サンプルアプリケーションは、提供されていますか? 提供されています。動作確認用のサンプルソースが製品に含まれています。

3300 Interstage BPM Flow 設計/開発 データベースの設計は、必要ですか? インストール時にデータベースが作成されるため、特に設計の必要はありません。なお、検索

性能の向上などを図る場合は、利用機能に応じたチューニングが必要です。

3301 Interstage BPM Flow 設計/開発 ワークフローアプリケーションは、どのように作成すればよい

ですか?

Webアプリケーション形態をとることが一般的です。Interstage BPM Flowの提供するAPIを

利用して、JSP/サーブレットアプリケーションを作成します。専用のWebアプリケーションサー

バを用意して、コンテナにアプリケーションを配置し、運用することができます。

3302 Interstage BPM Flow 設計/開発 業務アプリケーションを作成する際、業務データはどのよう

に扱えますか?

Interstage BPM Flowでは、個々のプロセスに業務データを格納することができます。業務

データを格納する領域をUDA(User Definition Attribute)と呼び、プロセス定義時に設

定することができます。

3303 Interstage BPM Flow 設計/開発 外部WebServiceの呼び出し方法を教えてください。 Interstage BPM Flowに同梱する、Interstage BPM Flow Studio上でWebServiceノード

を利用して、呼び出すことができます。WebServiceノードに、外部WebServiceの提供する

WSDL情報を与えることにより、利用可能なサービスの一覧が取得できます。

3304 Interstage BPM Flow 設計/開発 Interstage BPM Flow自身をWebサービスとして、呼び

出すことはできますか?

できます。プロセス定義の一覧や状態の取得、プロセスインスタンスの開始、プロセスインスタ

ンスの一覧や状態の取得、ユーザ変数(UDA)の追加・更新・取得、ワークアイテムの一

覧取得、および実行などの機能を利用できます。詳細については、製品マニュアルを参照し

てください。

3305 Interstage BPM Flow 設計/開発 外部システムと連携する際、トランザクションはどの単位で

考えればよいですか?

基本的には、外部アプリケーションを呼び出すノード単位となります。ノードには、トランザクショ

ンのコミットを制御するオプションが用意されており、必要に応じて、トランザクションの範囲を

変更することができます。

3306 Interstage BPM Flow 設計/開発 プロセスの状態を遷移させるには、どのような方法がありま

すか?

Interstage BPM Flowの提供するJava API(ModelAPI)を利用して、外部アプリケーショ

ンからプロセスの状態を変更します。ファイル(XMLファイル)の受信を監視し、受信したファ

イルの内容によって、プロセスを起票したり、プロセスの状態を変更することができます。また、

SOAPによるプロセス起票・遷移を行うことができます。

3307 Interstage BPM Flow 構築(導入/移行) Interstage BPM Flowのインストール前に必要な作業は

ありますか?

データベースやディレクトリサーバなどの準備が必要です。ワークシートを提供していますので、

導入前に必要な作業をチェックして、インストールを行ってください。

3308 Interstage BPM Flow 運用/保守 定期的にバックアップが必要な資源はありますか? ハード故障の場合に備え、環境設定ファイル、ログファイル、および業務アプリケーションなどの

ユーザ資産のバックアップが必要です。バックアップが必要な環境設定ファイルについては、マ

ニュアルの「管理者ガイド」を参照してください。Interstage BPM Flowは、データベース上で

プロセス定義、およびプロセスインスタンスの管理を行っています。このため、障害発生時のリ

カバリに備え、定期的にデータベースのバックアップを行ってください。データベースのバックアップ

は、各データベースシステムの機能で行う必要があります。

3309 Interstage BPM Monitoring 共通 BPM Monitoringでは、何ができるのですか? 最新の業務状況(Key Performance Indicator、以下「KPI」とします)を「見える化」する

機能を提供し、業務のスピード向上/効率化をサポートする製品です。ワークフロー、RDB、

CSVファイル、およびESBから得られるイベント(データ)を対象にして、しきい値やルールに

基づいた問題チェックや、チャート形式による業務状況(KPI)の表示を行います。問題

チェックのためのしきい値/ルール、および、チャートの表示形式などの動作環境の設定は、

GUI画面により、行えます。プログラミングは、必要ありません。

3310 Interstage BPM Monitoring 共通 BPM(Business Process Management)との関係を

教えてください。

BPMを実現するための製品の1つになります。BPMは、業務改善のP-D-C-Aサイクル(P:

業務のモデリング、D:実行、C:確認、A:改善)を繰り返しながら、業務のスピード向上

/効率化を継続的に行う活動であり、弊社では、以下の製品が対応しています。

Interstage BPM Flow (P、D)Interstage BPM Monitoring (C)Interstage

Navigator (A)また、BPMでは業務の流れをシステム化して、既定することにより、人的ミ

スが不正を抑止できるため、内部統制のための手段としても注目されています。BPM

Monitoringのような業務状況(KPI)を「見える化」する機能は、一般的にBusiness

Activity Monitoring(以下、BAM)と呼ばれており、こちらも注目されています。BAMは、

BPM Flowから得られるイベント(業務の実行経過)をもとに、業務のスピード向上/効率

化に必要な情報を「見える化」します。

3311 Interstage BPM Monitoring 共通 BIツールとは何が違うのですか? BIツールは、DWH(データウェアハウス)などに蓄積された過去のデータを使って、さまざまな

観点から分析を行うための製品です。主な利用対象者は、経営者やマネージャーが一般的

です。一方、BPM Monitoringは、業務処理で発生するイベント(データ)を使って、業務

の最新状況を分析できます。これにより、業務上の問題点を早期に把握して、アクションを

迅速化できます。利用対象者は、経営者を含めたビジネス部門の全ユーザです。

3312 Interstage BPM Monitoring 共通 モニタリングできる対象システム(業務)には、何があり

ますか?

以下のシステムをサポートしています。各システムから得られるイベント(データ)をもとに、最

新の業務状況(KPI)を「見える化」します。さまざまなシステムに対応したアダプタを備えて

いるため、既存の業務環境へアドオン導入できます。Interstage BPM FlowInterstage

BPM Flowから得られるイベント(データ)をもとにモニタリングを行います。Interstage

Service Integrator(エンタープライズ・サービスバス)ESB内を流れるメッセージ(伝票)

をもとにモニタリングを行います。RDBMSSymfoware Server、Oracle Database、SQL

Serverをサポートしています。ログファイル業務アプリケーションが出力する動作ログをモニタリン

グします。動作ログはテキストファイルで、CSV形式、またはFLAT形式の場合が対象です。

3313 Interstage BPM Monitoring 共通 ERPなど業務パッケージもモニタリングできますか? 業務パッケージ間の連携にInterstage Service Integrator(ESB)を介することにより、そ

こを流れる業務データをモニタリングできます。このためには、業務パッケージがサービスバスと

連携することをサポートしている必要があります。

3314 Interstage BPM Monitoring 共通 CSV形式やFLAT形式で、データを保存しているSAMファ

イルは扱えますか?

SAMファイルは、サポートしていません。CSV形式やFLAT形式のデータは、ログファイルのような

追記型のファイルを想定しており、SAMファイルのような更新系ファイルは扱えません。

3315 Interstage BPM Monitoring 共通 他社のESB(エンタープライズサービスバス)からも、イベ

ント収集は可能ですか?

現在、弊社製のサービスバスInterstage Service Integratorだけをサポートしています。

3316 Interstage BPM Monitoring 共通 メインフレーム(グローバルサーバ/Mシリーズ)で運用さ

れている業務DBからも、イベント収集できますか?

メインフレームの業務DBへの直接アクセスは、サポートしていません。ただし、ジャーナルログな

どを利用する代替手段は、可能です。詳細については、個別にご相談ください。

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3317 Interstage BPM Monitoring 共通 Systemwalkerとは何が違うのですか? Systemwalkerは、システム運用管理を目的とした製品です。Interstage BPM

Monitoringは、業務効率化を対象にしており、目的/利用対象とも異なります。

3318 Interstage BPM Monitoring 共通 しきい値/ルールにより、問題(アラート)を検出したと

き、どのようなことができるかを教えてください。

問題(アラート)が発生した場合、メール通知とサービス(アプリケーション)起動が行えま

す。例えば、在庫量が基準以下になった場合、発注サービスを自動的に実行するなどの連

携ができます。詳細については、「Interstage BPM Monitoring 機能 詳細」の「問題発生

を契機にしたエスカレーション」を参照してください。

3319 Interstage BPM Monitoring 共通 内部統制のため、VMTで業務プロセスを作成しています

が、業務の効率化のためにも使えますか?

VMTで作成した業務プロセスが扱えます。詳細については、個別にご相談ください。

3320 Interstage BPM Monitoring 共通 どのような利用シーンがあるかを教えてください。 パラメータの設定により、さまざまな業務シーンに適用できます。以下にサンプルを示します。

内部統制/業務統制業務ログを利用して、業務規程外の操作や不正アクセスなどのチェッ

ク。製造業業務プロセスの現状可視化と問題自動チェック。生産計画の検討。販売業注

文量に対する安全在庫管理。入庫数の検討。売れ筋監視。金融業不正アクセスや操作ミ

スの早期発見。購買業務納期アラーム。プロセスの「見える化」によるプロセス改善。

3321 Interstage BPM Monitoring 設計/開発 システム構成の概要を教えてください。 業務システム、モニタリングサーバ、およびモニターPCの3階層です。また、画面はポータル製

品に埋め込んで参照できます。

3322 Interstage BPM Monitoring 設計/開発 業務RDBのモニタリングでは、イベント収集の仕掛けは、

プル型とプッシュ型のどちらですか?

プル型で、イベント収集を行います。センサー機能により、スケジューリングで定期的にポーリン

グします。3323 Interstage BPM Monitoring 構築(導入/移行) Interstage BPM Monitoringの必須製品は何ですか? 必須製品は、以下のとおりです。Interstage Application ServerInterstage StudioDBMS

ソフトウェア3324 Interstage BPM Monitoring 構築(導入/移行) 複数台構成による、モニタリングサーバの負荷分散は、可

能ですか?

負荷分散はできません。組織や業務単位で、モニタリング内容を分割するなどの代替手段

で運用をお願いします。

3325 Interstage BPM Monitoring 構築(導入/移行) Interstage BPM Monitoring用管理DBは、ほかの業務

DBと共存できますか?

同一サーバ内で、共存できます。ただし、業務システムの負荷分散に注意が必要です。

3326 Interstage BPM Monitoring 構築(導入/移行) Windows以外のプラットフォームの業務システムは、モニ

タリングできますか?

リモート通信でイベント収集するため、対象システムがWindows以外の他プラットフォームの

業務システムでもモニタリングできます。Interstage BPM Monitoringでは、4つのセンサーを

提供しています。RDBセンサーESBセンサーCSV/テキストセンサーフローセンサーまた、上記

の4つのセンサーのうち、リモートによるイベント収集が可能なものは、以下のセンサーです。

RDBセンサー業務で使用されているデータベースからのイベント収集ESBセンサーサービスバス

(Interstage Service Integrator)で扱うデータのイベント収集なお、CSV/テキストセン

サー、フローセンサーは、Windows環境だけをサポートしています。ただし、CSV/テキストセ

ンサーは、他プラットフォームのイベントデータを業務システムが運用されている他プラットフォー

ムから、ファイル転送を実現するソフトウェアで転送することにより、モニタリングできます。

3327 Interstage BPM Monitoring 運用/保守 モニター画面の表示内容に機密情報を含んでいる場

合、アカウントによるアクセス制御はできますか?

Interstage Interaction Managerなどのポータル製品と組み合わせて利用することにより、

アクセス制御ができます。

3328 Interstage BPM Monitoring 運用/保守 管理DBに蓄積したモニタリングのためのイベントデータが

溢れることはありませんか?

退避DBへの自動移行機能を実現していますので、管理DBが溢れることはありません。ただ

し、退避DBの容量が不足する場合は、手作業で、退避DBからイベントデータの削除やバッ

クアップを行う必要があります。

3329 Interstage BPM Monitoring 運用/保守 しきい値は、セットアップ時に固定データだけが有効です

か?

固定データに加え、業務データ値もしきい値として利用できるため、動的な判定ができます。

3336 Interstage CentraSite 共通 CentraSiteとは何ですか? CentraSiteは、SOA環境を管理・コントロールするための製品です。サービスインターフェー

ス、管理者、公開日、呼び出し関係といったSOAの適用を進める上で重要なサービス情報

を管理し、企業ポリシーに沿ったサービスの開発・運用を可能にします。

3337 Interstage CentraSite 共通 CentraSiteの特長は何ですか? CentraSiteの特長は、以下のとおりです。SOA環境の透明性向上利用可能なサービス、

サービスの利用者、およびサービス内容を簡単に把握できます。再利用の促進サービス定義

やビジネスプロセス定義などのさまざまなSOA関連資産を格納し、既存システムの再利用を

促進します。サービス変更のリスク低減サービスに変更を加える前に影響を分析することによ

り、変更によるリスクを低減し、継続的なSOA環境の運用を実現します。

3338 Interstage CentraSite 共通 CentraSiteとUDDIの関係は何ですか? UDDI(Universal Description、Discovery and Integration)では、サービスの登録や

公開の標準インターフェースが定義されており、このインターフェースに則って、サービスの登

録・公開を行うことができます。一方、CentraSiteでは、設計・開発・公開・利用といったサー

ビスのライフサイクル全体を通した管理を実現するために、以下をサポートしています。UDDI

によるサービス登録・公開多様なフォーマットのサービス情報格納ロールベースの公開管理豊

富なレポーティング機能サービス間の関係管理

3339 Interstage CentraSite 共通 どのような標準仕様を採用していますか?また、どのよう

な活動を行っていますか?

CentraSiteは、さまざまな標準技術を採用し、オープン性の高いサービスリポジトリです。サー

ビスの登録や公開には、UDDI V3.0を採用し、多岐に渡るサービス情報の格納には、

WebDAVをサポートしています。Webサービスを記述する標準言語WSDL(Web Service

Definition Language)もサポートしています。また、弊社では、CentraSiteコミュニティ(海

外)を開設し、27社が共同でCentraSiteを使ったソリューションを検討・構築しています

(2007年8月現在)。CentraSite コミュニティ(英語)

http://www.infoq.com/zones/centrasite/

3340 Interstage CentraSite 共通 サービスの登録は、どのように行いますか? WSDLをCentraSiteに登録したり、UDDIサーバからインポートすることにより、サービスを登録

します。3341 Interstage CentraSite 共通 Webサービスではないサービスのインターフェースも管理で

きますか?

WSDLで記述されていないサービスを管理することもできます。CentraSiteは、お客様のサー

ビス管理要件に合わせて、データモデルを拡張し、さまざまな種類のサービスを管理することが

できます。

3342 Interstage CentraSite 共通 サービスのバージョンは、どのように管理しますか? CentraSiteには、新旧両バージョンのサービスを登録します。旧バージョンが公開終了になる

まで並行に管理し、新サービスへの移行完了後に、旧バージョンの非公開化を行うといった

運用もできます。サービスのインターフェースだけではなく、関連ドキュメントなどもバージョンごと

に管理できます。

3343 Interstage CentraSite 共通 実装を行う前のサービスを登録することはできますか? 初めにサービス要件や仕様だけを登録し、登録された要件や仕様に基づいて、開発者が

サービスの実装を行うこともできます。また、サービスがどのようなフェーズにあるのか(設計・開

発・公開)を管理し、公開範囲の設定を行うこともできます。

3344 Interstage CentraSite 共通 CentraSiteをソースコード管理や運用状況管理に使えま

すか?

CentraSiteは、サービス管理に特化した製品であり、ソースコード管理や運用状況管理の機

能を提供する製品と合わせて、ご利用いただけます。

3345 Interstage CentraSite 設計/開発 システム構成は、どのようになりますか? サービスの開発・公開といったフェーズに分けて、CentraSiteをインストールする構成、および、

部門や地域ごとの構成、一箇所に集中して管理する構成など、お客様の管理要件に合わ

せて、構築できます。

3346 Interstage CentraSite 構築(導入/移行) ライセンスファイルは、どのように入手しますか? ライセンスファイルの入手方法については、製品に添付されている「ライセンスファイルの申請に

ついて」に記述されています。「ライセンスファイルの申請について」の手順に従って、ライセンス

の申請をお願いします。

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3347 Interstage Interaction Manager 購入相談 Interstage Interaction Managerとはどのような製品で

すか?

クラウドサービスやSOAでサービス化された業務アプリケーション、Ajaxを使用したWebアプリ

ケーション、既存のWebアプリケーションを組み合わせた企業ポータルを構築できます。複数

の業務システムを連携する際に必要となるシングルサインオンや、システムの適切な利用を保

証するアクセス制御などの機能を利用できます。

また、Ajax、および高機能なGUI部品を活用することにより、クライアント・サーバシステムと同

様の高いユーザビリティをもつWebシステムを短期間に構築できます。Webブラウザだけで動

作可能なため、クライアント管理コストゼロを実現できます。

3348 Interstage Interaction Manager 購入相談 Ajaxとは何ですか? Ajax(Asynchronous JavaScript and XML):HTML/XHTML/CSSなどの既存の技術

同士を組み合わせたWebアプリケーション構築手法です。表示されているページすべてを再

読み込みすることなく、ユーザインターフェースを逐次更新できるため、処理性能向上と高い

操作性が実現できます。

3349 Interstage Interaction Manager 共通 サポートしているコード系は何ですか? AjaxフレームワークのWebアプリケーションでは、HTMLのコード系として、UTF-8とシフトJISを

サポートしています。ポータル機能では、リポジトリ用RDBのコード系として、UNICODEをサ

ポートしています。

3350 Interstage Interaction Manager 共通 サポートしているJDKのバージョンは何ですか? V10

JDK6.0です。Ajaxフレームワークアプリケーションの場合、JDK5.0もサポート対象です。

V9

JDK5.0です。

3351 Interstage Interaction Manager 共通 大規模運用時の推奨構成は何ですか? 前段にIPCOMなど負荷分散サーバを配置したサーバn台の冗長化構成です。また、ポータル

サーバとAjaxフレームワークのWebアプリケーション用のWebサーバは、別サーバにする運用を

推奨します。

3352 Interstage Interaction Manager 購入相談 Interstage Interaction ManagerのAjaxフレームワーク

の優位点は何ですか?

Ajaxフレームワーク(※)の優位点は、以下のとおりです。

(※)ある部分だけの機能を提供するライブラリではなく、画面部品や通信部分などを実

装した総合的なフレームワークです。

業務システム開発に向けて、利用度の高い部品の作り込みと品質確保を行っています。

GUI部品により、生産性を向上できます。また、操作性の高い画面を開発できます。

プレゼンテーションロジックをMVCモデルで開発できるため、開発手法の標準化による品質の

向上、可読性の向上、変更による影響の局所化ができます。

HTMLモックアップがサーバなしで作成できます。お客様の要件を引き出すデモ作成に活用で

きます。

統合開発環境Interstage Studioと連携しています。

3353 Interstage Interaction Manager 共通 Ajax対応することで、サーバの負荷は上がりますか? アプリケーションの作りによります。作成されるWebアプリケーションのページの切り替え回数

や、部分的書き替えの数などにより、サーバ負荷は変わります。クライアントサーバシステムの

サーバ負荷と同等の負荷を想定してください。

3354 Interstage Interaction Manager 設計/開発 Interstage Interaction ManagerのAjaxフレームワーク

を使用したWebアプリケーションの開発で、使用している

部品が期待する動作をしません。対処方法を教えてくだ

さい。

Interstage Interaction ManagerのAjaxフレームワークを使用して、Webアプリケーションを

開発する際、ブラウザ固有の仕様・動作などにより、部品が期待する動作をしない場合があ

ります。そのような現象が発生した場合の原因、および対処方法をトラブルシューティングとし

てまとめてあります。トラブルシューティング集の入手については、弊社担当営業にご相談くだ

さい。

3355 Interstage Interaction Manager 設計/開発 1ページあたり、いくつの画面部品を利用する(貼り付け

る)ことができますか?

50個以下を推奨します。貼り付ける部品数が多くなると、画面の初期表示に時間がかかり

ます。なお、テーブル部品(TableView、TableEdit)など、1つの部品に多くの機能をもつ

部品を多用した場合や、クライアントマシンの環境により、画面部品が50個以下であっても、

初期表示に時間がかかる場合があります。

3356 Interstage Interaction Manager 設計/開発 初期表示性能に、ストレスを感じない程度の性能を確

保しようとした場合、初期表示画面に貼り付ける部品数

はいくつですか?

初期表示性能は、お客様のシステム要件により異なります。部品の組み合わせによる初期

表示性能の見積りに関しては、弊社担当営業または、SEにご相談ください。

3357 Interstage Interaction Manager 共通 ポータル機能で使用するデータベースの用途は何です

か?

V10

以下の用途で、データベースを使用します。

サーバと利用者の動作環境情報を蓄積するリポジトリ

利用者ごとのパーソナライズ情報

ログイン認証で使用する認証情報(認証を外部の認証サーバで行う場合を除く。)

ガジェットの情報

ロールごとのカスタマイズ情報

V9

以下の用途で、データベースを使用します。

サーバと利用者の動作環境情報を蓄積するリポジトリ

利用者ごとのパーソナライズ情報

ログオン認証で使用する認証情報(認証を外部の認証サーバで行う場合を除く。)

3358 Interstage Interaction Manager 共通 ポータル機能を使って、利用者ごとに業務に対応付けた

画面構成ができますか?

V10

利用者が所属するグループのロールに応じて、画面構成をカスタマイズできます。

V9

利用者の登録、または、ロールの設定の際に利用可能な画面を設定することができます。

3359 Interstage Interaction Manager 共通 ポータル機能を使って、利用者の二重ログオンを抑制す

ることはできますか?

二重ログオンを抑制する/しないの設定と、常に新規にログオンするの3つのタイプの指定が

できます。なお、複数台のサーバで負荷分散を行う場合は、二重ログオンを抑止しない指定

にしてください。

3360 Interstage Interaction Manager 共通 ポータル機能を使って、利用者がどの業務システムを利

用しているかを把握する方法はありますか?

V10

ポータル機能のログには出力されませんので、業務システム側のアクセスログをご確認くださ

い。

V9

アクセスログによって、利用業務システムの証跡が取れます。

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3361 Interstage Service Integrator 共通 Interstage Service Integratorの特長は何ですか? Interstage Service Integratorは、以下の特長を備えています。システム連携インター

フェースの要件(所在、プロトコル、メッセージ形式など)の差異を吸収することで、変化に

強いITシステムの構築を支援。SOAP、JMSなどの国際標準に準拠、OS環境やアプリケー

ション実行環境(J2EE、.NET Framework)などの違いを超えた相互連携を実現。

GLOVIAをはじめとする各種パッケージとの連携検証実績により、確実なサービス連携が可

能。

3362 Interstage Service Integrator 共通 Interstage Service Integratorを導入すると、どのような

効果がありますか?

オープンな標準技術の採用により、ビジネス環境の変化にスピーディーに対応することができ

ます。また、段階的なシステム再構築を可能とし、投資効果の大きい箇所から順次システム

構築をしたり、既存システムを活用して、新規システムを再構築することができます。

3363 Interstage Service Integrator 共通 他社ESB製品と比較して、Interstage Service

Integratorの優位点は何ですか?

高信頼なシステム連携を実現するために、メッセージの蓄積や順番の保証を可能としている

点や、フォーマット変換やコード変換において、ホスト系の文字も含め、きめ細かい変換作業

を行うことができる点があげられます。

3364 Interstage Service Integrator 共通 他社ベンダーのESB製品との連携はできますか? 他社ESB製品であっても、SOAPに対応していれば、連携できます。Oracle Fusion

Middleware、およびSAP NetWeaverとの接続実績があります。

3365 Interstage Service Integrator 共通 Interstage Service Integratorを導入するための必須

製品はありますか?

Interstage Studioが必要です。開発ツールとして、使用します。

3366 Interstage Service Integrator 共通 インターフェース調整機能とは何ですか? メッセージをサービスに合わせたデータ形式に変換する機能です。

インターフェース調整機能の説明については、下記の「Interstage Service Integrator機能

説明」の「インターフェース調整機能」を参照してください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/serviceintegrator/function/#fun04

3367 Interstage Service Integrator 共通 メディエーションとは何ですか?サービスバスの中でどんな

役割ですか?

メディエーションとは、サービス間におけるインターフェースを調整するための部品、および部品

を実行するためのエンジンです。サービスバスの中では、必要な部品を組み合わせて呼び出

すことにより、データのチェック、加工・編集、変換、メッセージ送信を実行します。

メディエーション機能の説明については、下記の「Interstage Service Integrator機能説

明」の「メディエーション機能」を参照してください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/serviceintegrator/function/#fun03

3368 Interstage Service Integrator 設計/開発 Interstage Service Integratorがサポートしている接続

方法は何ですか?

同期通信はSOAP、RMI、JDBC、非同期通信はSOAP、JMS、FTP、JDBCの接続方法で

連携できます。

また、Interstage Service Integrator Enterprise Editionでは、同期通信はCORBA、

WebSphere MQ、非同期通信はMQD(Solaris)、WebSphere MQの接続方法もサ

ポートしています。

3369 Interstage Service Integrator 設計/開発 Interstage Service Integratorにおける外字の扱いにつ

いて教えてください。

Interstage Charset Managerを導入することにより、外字を含む文字コード変換を実現で

きます。3370 Interstage Service Integrator 設計/開発 Interstage Service Integratorの文字コード変換は、

何に対応していますか?

シフトJIS、EUC、JIS漢字コード、Unicode、メインフレーム系文字コード(富士通、日立、

NEC、IBM)の文字コードに対応しています。

3371 Interstage Service Integrator 設計/開発 Interstage Service Integratorサーバでユーザアプリケー

ションを呼び出すことはできますか?

Java、または.NETフレームワークで作成されたユーザアプリケーションであれば、呼び出すこと

ができます。また、コマンドラインから実行できるアプリケーションであれば、コマンドの実行

(Command Launcher)機能により、呼び出すことができます。

3372 Interstage Service Integrator 設計/開発 SOAPの添付ファイル機能は使えますか? WS-I Attachment Profile 1.0に準拠したSOAPの添付ファイルをサポートしています。

3373 Interstage Service Integrator 設計/開発 Interstage Service Integratorのメッセージング機能を

使って、FTPによるメッセージ転送をした場合、FTPの完

了は、どのような条件で判断されますか?

監視方法には、完了ファイル監視、およびサイズ監視があります。完了ファイル監視のFTPの

完了条件は、FTPの完了を知らせる完了ファイルが到着するまでです。サイズ監視のFTPの

完了条件は、サイズが一定間隔に変化しなくなるまでです。

3374 Interstage Service Integrator 設計/開発 Interstage Service IntegratorのFTPの監視は、ファイ

ル名固定ですか?ディレクトリを指定できますか?また

は、ファイル名にワイルドカード文字指定はできますか?

ワイルドカードを指定できます。監視対象は、ファイル名を指定します。ファイル名は、絶対パ

スで指定します。ファイル名には、ワイルドカードを指定できます。利用できるワイルドカード

は、以下のとおりです。*0文字以上の任意の文字列にマッチします。?任意の1文字にマッチ

します。[ . . . ][ . . . ] 内の任意の1文字にマッチします。「-」(ハイフン)による範囲指定

ができます。「!」(感嘆符)、または「^」(アクサンシルコンフレクス)を先頭に指定した場

合、否定になります。なお、監視ファイル名にワイルドカードを指定した場合、ワイルドカード以

外の文字は、大文字小文字が区別されますので、注意してください。ディレクトリ配下全ファ

イルの指定は、ワイルドカード指定を使って、「c:¥abc¥*」のような形で実現できます。

3375 Interstage Service Integrator 設計/開発 Interstage Service Integratorサーバに対して、特定の

IPアドレス以外からのリクエストを拒否するような設定はで

きますか?

Interstage Service Integratorでは、特定のIPアドレス以外からのリクエストを拒否する機

能はありません。別途、ファイアーウォール製品などを利用してください。

3376 Interstage Service Integrator 設計/開発 メッセージの内容で処理を振り分けることはできますか? ルーティング機能により、メッセージの内容で処理を振り分けることができます。ルーティング機

能は、サービスバスを流れるメッセージ内の値によって、後続の処理を変える機能です。通常

は、定義時に一意に決定する「エンドポイント」、「シーケンス」を、メッセージ内の値によって、

動的に変更するときに使用します。Interstage Service Integratorは、3種類のルーティング

機能を提供します。インバウンドルーティングInterstage Service Integratorがメッセージを

受信したタイミングで、メッセージ内の値によって、受信側のエンドポイントを決定します。アウ

トバウンドルーティングメッセージの値によって、送信側のエンドポイントを決定します。シーケン

スルーティングメッセージを受信する際、通常はエンドポイント1種類に対し、シーケンスも1種

類ですが、エンドポイント1種類に対し、複数のシーケンスを指定でき、メッセージのデータの値

によって、シーケンスを振り分けます。

3377 Interstage Service Integrator 設計/開発 複数のサービスに同じメッセージを一度に送信することは

できますか?

同報機能により、送信できます。同報機能は、1箇所から受け取ったメッセージを複数のあて

先に送信する機能です。以下の同報機能を提供します。アウトバウンド同報同じメッセージ

を複数のエンドポイントに送信する機能です。アウトバウンド同報の主な特長は、以下のとお

りです。非同期送信が対象です。プロトコル種別を混在して指定できます。ある送信が異常

発生した時、ほかの送信を継続して、実施するか、送信を中断するかを選択できます。シー

ケンスにおいて、メッセージ送信(メディエータファンクション)の後続に、ほかのメディエータファ

ンクションが存在し、同報機能でエラーが発生した場合、シーケンス処理を継続して、後続の

メディエータファンクションを実行するか、処理を中断するかを選択できます。

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3378 Interstage Service Integrator 設計/開発 非同期処理のリトライ回数を変更することはできますか? 非同期処理(JMS)は、リトライ回数のカスタマイズができます。Interstage管理コンソール

により、受信側のリトライカウントを以下のように設定します。[ワークユニット]から

「ESIServer」を選択します。[アプリケーション状態/配備解除]から「ESIServer.ear」を

選択します。[状態]から「esiejb.jar」を選択します。「ESIInboundQueue」を選択しま

す。[アプリケーション環境定義]から[詳細定義]を表示し、異常時メッセージ退避定

義のリトライカウントを指定します。

3379 Interstage Service Integrator 設計/開発 Interstage Service Integratorでは、JMSやSOAPの送

信にそれぞれの知識が必要ですか?

JMSやSOAPは、JavaのAPIが用意されており、Javaのプログラミングの知識だけで、構築がで

きます。3380 Interstage Service Integrator 設計/開発 Interstage Service Integratorのキューに関する各情

報は、どこで設定するのですか?

キューの設定に関しては、Interstage Application Serverの運用管理で行います。

3381 Interstage Service Integrator 設計/開発 Formatmanagerで定義した変換定義は、使い回しでき

ますか?

レコード形式(並び、属性など)が同じであれば、再利用できます。

3382 Interstage Service Integrator 構築(導入/移行) Interstage Service Integratorに連携するサーバ(シス

テム)の数に制限はありますか?

接続数の制限は、特にありません。

3383 Interstage Service Integrator 構築(導入/移行) グローバルサーバやKシリーズと連携することはできます

か?

ファイル連携(FTP)、またはCORBA連携で行います。ファイル連携(FTP)は、標準の

FTPで連携できますが、グローバルサーバ、またはKシリーズ側にLinkexpress、Interstage

Service IntegratorサーバにLinkexpress、またはInterstage CollaborationRing File

Trancefer Integratorがあれば、送達確認ができ、信頼性が高まります。CORBA連携は、

グローバルサーバとの連携において実現でき、グローバルサーバ側にInterstage for GSが必

要です。

3384 Interstage Service Integrator 構築(導入/移行) WEBサーバを稼働させることは、必須ですか? 必須ではありませんが、運用管理コンソールやSOAP受信サービスを使用する場合は、稼働

する必要があります。

3385 Interstage Service Integrator 構築(導入/移行) Interstage Service Integratorは、クラスタ運用に対応

していますか?対応していれば、価格はどうなりますか?

Interstage Service Integrator Enterprise Editionは、クラスタ運用に対応しています。待

機系のライセンスの購入は、不要です。

3386 Interstage Service Integrator 構築(導入/移行) Interstage Service Integratorに同梱のInterstage

Application Serverを使わずに、既に導入済の

Interstage Application Serverを使って、Interstage

Service Integratorを動かすことはできますか?

同一バージョンのInterstage Application Serverであれば、使用できます。Interstage

Service Integrator V9では、Interstage Application Server V9に対応しています。

3387 Interstage Service Integrator 構築(導入/移行) Interstage Service IntegratorサーバにInterstage

Studioをインストールし、運用することはできますか?

Interstage Service IntegratorサーバとInterstage Studioを同じコンピュータにインストール

することはできません。

3388 Interstage Service Integrator 運用/保守 Interstage Service Integratorを運用するにあたり、ど

の資源を退避するべきか教えてください。

退避する資源としては、以下の2つの資源があります。Interstage Studioで作成した各定

義データInterstage Service Integratorサーバ上でesidefbackupコマンドを使って、バック

アップすることができます。メッセージ蓄積DB(Enterprise Edition)メッセージ蓄積DBの退

避は、Symfoware Serverのコマンドで行います。

3389 Interstage Service Integrator 運用/保守 シーケンスの定義ごとにキューを用意することはできます

か?

メッセージの送受信のためのキューの定義は、送受信のエンドポイントごとに定義します。シー

ケンス定義ごとにキューを定義するためには、キューを定義したエンドポントを複数定義し、

シーケンス定義とそれぞれのエンドポントを関連付けることで、定義できます。

3390 Interstage Service Integrator 運用/保守 Interstage Service Integratorの各種定義の内容を一

切変更することなく、複数のマシン間(例:開発機から

本番機などを想定)で移行することはできますか?また、

運用を止めずに、移行することはできますか?

運用を止めずに、移行することはできます。ただし、下記2点を満たす必要があります。エンド

ポイント内の接続先設定は、必要に応じて、変更する必要があります。両サーバ間で、

Interstage Service Integratorサーバの名称を一致させておく必要があります。

3391 Interstage Apcoordinator 共通 Interstage Apcoordinatorの電子フォームアプリケーショ

ンフレームワークで動作するWebアプリケーションを開発、

または実行するために必要なJDKのバージョンを教えてく

ださい。

JDK1.3.1以降を使用してください。なお、JDKは、Interstage Application Serverで提供し

ているFJVMをご利用ください。

3392 Interstage Apcoordinator 共通 Interstage Apcoordinatorの電子フォームアプリケーショ

ンフレームワークで、Webアプリケーションに送信された

XMLデータを簡単にハンドリングする方法はありますか?

XMLを意識せず、項目名を指定するだけで、簡単にXMLデータの設定・取得を行うことがで

きる簡易APIを用意しています。

3393 Interstage Application Framework Suite 共通 Interstage Apcoordinator/Application Framework

Suiteの電子フォームアプリケーションフレームワークとは何

ですか?

Interstage Apcoordinator/Application Framework Suiteの電子フォームアプリケーション

フレームワークでは、電子フォームを利用した申請処理や伝票処理をWeb上で実現します。

電子フォームを使用することで、Webブラウザに紙の帳票と同じイメージを表示し、帳票に入

力されたデータをアプリケーションで処理できます。Webブラウザから実帳票イメージでデータ

入力、帳票印刷、 セキュアなデータ送信処理を行い、電子申請、企業内OAシステム、企

業間データ取引などのフロント系システムの構築に適用することができます。

3393 Interstage Apcoordinator 共通 Interstage Apcoordinator/Application Framework

Suiteの電子フォームアプリケーションフレームワークとは何

ですか?

Interstage Apcoordinator/Application Framework Suiteの電子フォームアプリケーション

フレームワークでは、電子フォームを利用した申請処理や伝票処理をWeb上で実現します。

電子フォームを使用することで、Webブラウザに紙の帳票と同じイメージを表示し、帳票に入

力されたデータをアプリケーションで処理できます。Webブラウザから実帳票イメージでデータ

入力、帳票印刷、 セキュアなデータ送信処理を行い、電子申請、企業内OAシステム、企

業間データ取引などのフロント系システムの構築に適用することができます。

3394 Interstage Application Framework Suite 共通 Apcoordinatorのデータベース連携機能を利用したサン

プルは、提供していますか?

製品添付のサンプル「office」がデータベース連携機能を利用したサンプルとなっています。詳

細は、オンラインマニュアルの「Apcoordinatorサンプル集」を参照してください。

3394 Interstage Apcoordinator 共通 Apcoordinatorのデータベース連携機能を利用したサン

プルは、提供していますか?

製品添付のサンプル「office」がデータベース連携機能を利用したサンプルとなっています。詳

細は、オンラインマニュアルの「Apcoordinatorサンプル集」を参照してください。

3395 Interstage Application Framework Suite 共通 ApcoordinatorからEJBを呼び出す場合、ビジネスクラス

とアプリケーションクラスのどちらから呼び出せばよいです

か?

通常は、ビジネスクラスから呼び出します。Apcoordinatorのアプリケーションクラスは、すべて

のセションで共有されるデータを格納するクラスです。

3395 Interstage Apcoordinator 共通 ApcoordinatorからEJBを呼び出す場合、ビジネスクラス

とアプリケーションクラスのどちらから呼び出せばよいです

か?

通常は、ビジネスクラスから呼び出します。Apcoordinatorのアプリケーションクラスは、すべて

のセションで共有されるデータを格納するクラスです。

3396 Interstage Application Framework Suite 共通 HTMLのAタグを利用して画面遷移を行うには、

Apcoordinator特有のリクエストパラメータをどのように引

き継げばよいですか?

フォーム使用時に、&lt;input type="hidden"&gt;タグで送信されるのと同じリクエストパラメ

タが送信されるように、AタグのURLを記述します。URLの後に"?"で続けて、リクエストパラメタ

名とその値を記述してください。【記述例】&lt;a 

href="main.jsp?uji.id=body&amp;uji.bean=examples.bean.Login&amp;uji.verb=

worklist"&gt;  Show Worklist&lt;/a&gt;

3396 Interstage Apcoordinator 共通 HTMLのAタグを利用して画面遷移を行うには、

Apcoordinator特有のリクエストパラメータをどのように引

き継げばよいですか?

フォーム使用時に、&lt;input type="hidden"&gt;タグで送信されるのと同じリクエストパラメ

タが送信されるように、AタグのURLを記述します。URLの後に"?"で続けて、リクエストパラメタ

名とその値を記述してください。【記述例】&lt;a 

href="main.jsp?uji.id=body&amp;uji.bean=examples.bean.Login&amp;uji.verb=

worklist"&gt;  Show Worklist&lt;/a&gt;

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3397 Interstage Application Framework Suite 共通 アプリケーションで、エラーが発生した場合に表示させるエ

ラーページを指定することはできますか?

&lt;%@ page errorpage=…&gt;の@pageディレクティブや、&lt;uji:dispatch/&gt;タグの

パラメタでエラー画面のファイル名を指定することができます。ビジネスクラス、セションクラス、ア

プリケーションクラスで例外が発生し、try-catch節やhandleExceptionメソッドで処理されな

かった場合、指定したJSPエラーページが表示されます。uji:dispatchで指定したエラーページ

は、ビジネスクラス処理中の例外だけに使用され、@pageディレクティブで指定したエラーペー

ジより、優先されます。

3397 Interstage Apcoordinator 共通 アプリケーションで、エラーが発生した場合に表示させるエ

ラーページを指定することはできますか?

&lt;%@ page errorpage=…&gt;の@pageディレクティブや、&lt;uji:dispatch/&gt;タグの

パラメタでエラー画面のファイル名を指定することができます。ビジネスクラス、セションクラス、ア

プリケーションクラスで例外が発生し、try-catch節やhandleExceptionメソッドで処理されな

かった場合、指定したJSPエラーページが表示されます。uji:dispatchで指定したエラーページ

は、ビジネスクラス処理中の例外だけに使用され、@pageディレクティブで指定したエラーペー

ジより、優先されます。

3398 Interstage WEBCOORDINATOR 共通 Apcoordinatorのウィザード機能で、JSPファイル上にボタ

ンを作成し、アプリケーションを構築後、アプリケーションの

機能追加で、同じJSPファイルにボタンを1つ追加しまし

た。コマンドマップ(command.map)へも新たなコマンド

対応行を追加しましたが、初めのボタンのコマンドが実行

されてしまいます。追加したボタンのコマンドを対応させる

方法を教えてください。

コマンドマップに対応するメソッドを追加しただけでは、十分ではありません。uji.verbsへ新し

いボタンのnameが追加されているかを確認してください。

3398 Interstage Application Framework Suite 共通 Apcoordinatorのウィザード機能で、JSPファイル上にボタ

ンを作成し、アプリケーションを構築後、アプリケーションの

機能追加で、同じJSPファイルにボタンを1つ追加しまし

た。コマンドマップ(command.map)へも新たなコマンド

対応行を追加しましたが、初めのボタンのコマンドが実行

されてしまいます。追加したボタンのコマンドを対応させる

方法を教えてください。

コマンドマップに対応するメソッドを追加しただけでは、十分ではありません。uji.verbsへ新し

いボタンのnameが追加されているかを確認してください。

3398 Interstage Apcoordinator 共通 Apcoordinatorのウィザード機能で、JSPファイル上にボタ

ンを作成し、アプリケーションを構築後、アプリケーションの

機能追加で、同じJSPファイルにボタンを1つ追加しまし

た。コマンドマップ(command.map)へも新たなコマンド

対応行を追加しましたが、初めのボタンのコマンドが実行

されてしまいます。追加したボタンのコマンドを対応させる

方法を教えてください。

コマンドマップに対応するメソッドを追加しただけでは、十分ではありません。uji.verbsへ新し

いボタンのnameが追加されているかを確認してください。

3399 Interstage WEBCOORDINATOR 共通 Apcoordinatorを利用していないJSPとApcoordinatorの

共存はできますか?共存できる場合、同一画面上とプロ

ジェクト単位のどちらで共存できますか?

作成したアプリケーションの形態にもよりますが、同一画面上(同じブラウザ上)の場合、

Apcoordinatorで利用するJSPとApcoordinatorを利用していないJSPとでは、基本的に共

存できません。プロジェクト単位という言葉を、それ自身で閉じている別個のWebアプリケー

ションと考えて、かつ、Servletエンジンでセション情報も共有しないのであれば、共存できま

す。

3399 Interstage Application Framework Suite 共通 Apcoordinatorを利用していないJSPとApcoordinatorの

共存はできますか?共存できる場合、同一画面上とプロ

ジェクト単位のどちらで共存できますか?

作成したアプリケーションの形態にもよりますが、同一画面上(同じブラウザ上)の場合、

Apcoordinatorで利用するJSPとApcoordinatorを利用していないJSPとでは、基本的に共

存できません。プロジェクト単位という言葉を、それ自身で閉じている別個のWebアプリケー

ションと考えて、かつ、Servletエンジンでセション情報も共有しないのであれば、共存できま

す。

3399 Interstage Apcoordinator 共通 Apcoordinatorを利用していないJSPとApcoordinatorの

共存はできますか?共存できる場合、同一画面上とプロ

ジェクト単位のどちらで共存できますか?

作成したアプリケーションの形態にもよりますが、同一画面上(同じブラウザ上)の場合、

Apcoordinatorで利用するJSPとApcoordinatorを利用していないJSPとでは、基本的に共

存できません。プロジェクト単位という言葉を、それ自身で閉じている別個のWebアプリケー

ションと考えて、かつ、Servletエンジンでセション情報も共有しないのであれば、共存できま

す。

3400 Interstage Application Framework Suite 共通 Apcoordinatorのuji:compositeタグを利用して、入れ

子構造になった複数のBeanを扱うためのサンプルはありま

すか?

uji:compositeタグを利用したサンプルを提供しています。詳細は、以下のオンラインマニュア

ルを参照してください。「Interstage Apcoordinator ユーザーズガイド」 ・ 付録A サンプルア

プリケーション ・ A.2 画面部品のサンプル

3400 Interstage Apcoordinator 共通 Apcoordinatorのuji:compositeタグを利用して、入れ

子構造になった複数のBeanを扱うためのサンプルはありま

すか?

uji:compositeタグを利用したサンプルを提供しています。詳細は、以下のオンラインマニュア

ルを参照してください。「Interstage Apcoordinator ユーザーズガイド」 ・ 付録A サンプルア

プリケーション ・ A.2 画面部品のサンプル

3401 Interstage WEBCOORDINATOR 共通 複数画面で同一のデータBeanを共有したいのですが、

共有するデータの一部で、画面項目とBeanのプロパティ

が1対1にならない場合の設定方法を教えてください。

ビジネスクラスで、JSPの数に応じてデータBeanのオブジェクトを生成し、それぞれに対して

setVerb("任意の値")でVerbの設定を行います。次に、page.mapで、データBean名;Verb

値=JSP名の形式で記述することで、画面間でのデータBeanを共有できます。また、データ

Beanの各プロパティに対するJSPでの表示/非表示は、画面に表示したいプロパティだけを

JSP側で指定することで、制御できます。

3401 Interstage Application Framework Suite 共通 複数画面で同一のデータBeanを共有したいのですが、

共有するデータの一部で、画面項目とBeanのプロパティ

が1対1にならない場合の設定方法を教えてください。

ビジネスクラスで、JSPの数に応じてデータBeanのオブジェクトを生成し、それぞれに対して

setVerb("任意の値")でVerbの設定を行います。次に、page.mapで、データBean名;Verb

値=JSP名の形式で記述することで、画面間でのデータBeanを共有できます。また、データ

Beanの各プロパティに対するJSPでの表示/非表示は、画面に表示したいプロパティだけを

JSP側で指定することで、制御できます。

3401 Interstage Apcoordinator 共通 複数画面で同一のデータBeanを共有したいのですが、

共有するデータの一部で、画面項目とBeanのプロパティ

が1対1にならない場合の設定方法を教えてください。

ビジネスクラスで、JSPの数に応じてデータBeanのオブジェクトを生成し、それぞれに対して

setVerb("任意の値")でVerbの設定を行います。次に、page.mapで、データBean名;Verb

値=JSP名の形式で記述することで、画面間でのデータBeanを共有できます。また、データ

Beanの各プロパティに対するJSPでの表示/非表示は、画面に表示したいプロパティだけを

JSP側で指定することで、制御できます。

3402 Interstage Application Framework Suite 共通 ブラウザの「戻る」ボタンで不用意な動作の発生を防ぐた

めに、ボタンが利用できないシステムを設計したいのです

が、「戻る」ボタンを利用した方が効率のよい場合もある

ため、「戻る」ボタン機能をシステム内で使い分けることは

できますか?

ブラウザの「戻る」ボタンの抑止は、以下の方法で擬似的に実現しています。お客様の業務

に必要のない場合には、この方法を採用しなければ、従来のブラウザの「戻る」ボタンの機能

をそのまま利用することができます。「戻る」ボタンを抑止したい画面のJSPに、以下のタグを指

定します。&lt;uji:resourceText id="uji.disableBack"/&gt;タグを指定すると、以下の

JavaScriptを出力します。このJavaScriptが「戻る」ボタンの使用を擬似的に防止し、ユーザ

が「戻る」ボタンを押した場合、自動的に「進む」ボタンが押されたのと同じ効果となります。画

面が最新の状態では、「進む」ボタンが押されても、画面は変化しませんので、結果的に「戻

る」ボタンを押しても、画面は最新の状態に保たれます。&lt;script

type="text/javascript"&gt;&lt;!--history.forward();window.focus();// --

&gt;&lt;/script&gt;

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3403 Interstage Application Framework Suite 共通 Apcoordinatorでは、直接HTMLに記述すると、誤動作

を招く文字「&lt;」、「&gt;」、「&amp;」、「"」を安全に表

示させる機能を提供していますか?

提供しています。HTMLでは、文字「&lt;」、「&gt;」、「&amp;」、「"」は特別な意味をもつた

め、テキストやタグのアトリビュートにこれらの特殊文字が含まれると、ブラウザの表示が乱れた

り、意図しないJavaScriptが実行されるなどの危険があります。以下のUJIタグは、表示する

文字列に「&lt;」、「&gt;」、「&amp;」、「"」が含まれていると、自動的に「&amp;lt;」、

「&amp;gt;」、「&amp;amp;」、「&amp;quot;」に置き換えて出力ができるため、特殊文

字の表示による問題が防止されます。【コンポーネントタグ】uji:fieldString, uji:fieldLong,

uji:fieldDouble, uji:fieldBigInteger, uji:fieldBigDecimal, uji:fieldDate,

uji:fieldTextArea, uji:checkBox, uji:radioButton, uji:pushButton, uji:label,

uji:comboBox, uji:listBox, uji:buttonList, uji:recordView, uji:tableView,

uji:treeViewuji:anchor タグ(escapeアトリビュートに、falseを指定した場合を除く)

uji:getProperty タグ(escapeアトリビュートに、true、またはfullを指定した場合)アプリ

ケーションの初期化パラメタuji.getProperty.escapeにtrueまたはfullを指定すると、

uji:getPropertyタグでescapeアトリビュートを省略した場合でも特殊文字が置換されます。

fullの指定時は、上記文字に加えて、半角空白を「&amp;nbsp;」に置換します。

3404 Interstage Application Framework Suite 共通 Apcoordinatorの機能で、ブラウザの画面をフレームに分

割することはできますか?

ブラウザの画面をフレームに分割するには、HTMLのFRAMEタグの代わりにuji:frameタグを使

用して、フレームを定義します。

3405 Interstage Application Framework Suite 共通 データベース連携クラスを使用して、複数の表に対して同

期更新をすることはできますか?

データベース連携クラスを利用する場合、コネクションの制御をデータベース連携クラス自身が

行います。データベース連携クラスの更新メソッドの場合、コネクションに対応するデータベース

をその場でコミットする仕様となっていますので、複数の表に対して同期更新をすることはでき

ません。トランザクションを駆使したデータベース更新を行う場合には、データベース連携クラス

ではなく、コネクションレベルの制御を自ら行う方法で行ってください。なお、データベース連携

クラスは、ComboBoxの選択肢の埋め込みなど、参照で利用する用途に合わせて、設計し

ています。詳細は、以下を参考にしてください。Interstage Application Framework Suite

ユーザーズガイド ・ 「データベースとの連携」の章

3406 Interstage Application Framework Suite 共通 XmlDataBeanクラスのgetTextメソッドで、改行を含めた

文字列を取得できますか?

データ形式として、XMLを使用するアプリケーションを作成する場合は、XML連携機能を利用

すると、アプリケーションが容易に作成できますが、XMLデータを文字列として参照したい場合

には、XmlDataBeanクラスのgetText()メソッドを利用することで実現できます。その場合、

XmlDataBeanクラスのsetTrimModeメソッドの指定により、取得する文字の種類を変更す

ることができます。setTrimMode(false) の場合は、改行を含めた文字列が取得できます。

setTrimMode(true) (デフォルト)の場合は、改行を除去した文字列が取得できます。

3407 Interstage Application Server Plus Developer共通 Interstage Application Server Plus Developerの製

品CD-ROMについて教えてください。基本的なインストー

ルは、1枚目の「Interstage Application Server Plus

Developer V6.0L10 1/2」で完了しますが、2枚目の

「Interstage Application Server Plus Developer

V6.0L10 2/2」は何に使用するのですか?

Interstage Application Server Plus Developer V6.0L10の製品CD-ROMの構成は、以

下のとおりです。1枚目Interstage Application Server Plus Developer V6.0L10 1/22枚

目Interstage Application Server Plus Developer V6.0L10 2/23枚目Interstage

Application Server Plus Developer オンラインマニュアル V6.0L104枚目ホームページ・ビ

ルダーTM V6.5 with HotMedia® for Interstage Apworks5枚目ホームページ・ビルダー

TM V6.5 with HotMedia® for Interstage Apworks ウェブビデオ スタジオ素材集CD

「Interstage Application Server Plus Developer V6.0L10 2/2」には、Eclipse が圧縮

ファイル形式で格納されており、IBM Rational PurifyPlus for WindowsやIBM Rational

ClearCase、またはIBM Rational ClearCase LT、これらを含む製品と、Interstage

Application Server Plus Developerを組み合わせて利用するための解説書を格納してい

ます。【注意】 2枚目に格納されているEclipseについてInterstage Application Server

Plus Developerで提供するApdesignerでは、Eclipse.orgによって開発されたEclipseを利

用しています。2枚目の製品CD-ROMに格納されているEclipseは、Common Public

License Version 1.0のライセンスを準ずるために提供しており、製品機能として提供するも

のではありません。よって、この Eclipse(Eclipse SDK)を利用して、プログラムを作成する

ことは可能ですが、利用上で発生した問題に対して当社のサポートを受けることはできませ

ん。

3827 Interstage Business Process Manager Analytics共通 Business Process Manager Analyticsでは、何ができ

るのですか?

最新の業務状況(Key Performance Indicator、以下「KPI」と略します)を「見える化」

する機能を提供し、業務のスピード向上/効率化をサポートする製品です。ワークフロー、

RDB、CSVファイル、およびESBから得られるイベント(データ)を対象にして、しきい値やルー

ルに基づいた問題チェックや、チャート形式による業務状況(KPI)の表示を行います。問

題チェックのためのしきい値/ルール、および、チャートの表示形式などの動作環境の設定

は、GUI画面により、行えます。プログラミングは、必要ありません。

3828 Interstage Business Process Manager Analytics共通 BPM(Business Process Management)との関係を

教えてください。

BPMを実現するための製品の1つになります。BPMは、業務改善のP-D-C-Aサイクル(P:

業務のモデリング、D:実行、C:確認、A:改善)を繰り返しながら、業務のスピード向上

/効率化を継続的に行う活動であり、弊社では、以下の製品が対応しています。

Interstage Business Process Manager (P、D)Interstage Business Process

Manager Analytics (C)Interstage Navigator (A)また、弊社のBPM製品では、人

の作業と業務システム処理による業務の流れをシステム化して統合することにより、人的ミス

や不正を抑止でき、業務の効率化と内部統制の強化ができます。

3829 Interstage Business Process Manager Analytics共通 BIツールとは何が違うのですか? BIツールは、DWH(データウェアハウス)などに蓄積された過去のデータを使って、さまざまな

観点から分析を行うための製品です。主な利用対象者は、経営者やマネージャーが一般的

です。一方、Interstage Business Process Manager Analyticsは、業務処理で発生する

イベント(データ)を使って、業務の最新状況を分析できます。これにより、業務上の問題

点を早期に把握して、アクションを迅速化できます。利用対象者は、経営者を含めたビジネ

ス部門の全ユーザです。

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3830 Interstage Business Process Manager Analytics共通 モニタリングできる対象システム(業務)には、何があり

ますか?

以下のシステムをサポートしています。各システムから得られるイベント(データ)をもとに、最

新の業務状況(KPI)を「見える化」します。さまざまなシステムに対応したアダプタを備えて

いるため、既存の業務環境へアドオン導入できます。ワークフロー(Interstage Business

Process Manager)Interstage Business Process Managerで運用される業務プロセス

の進捗や問題点を可視化したり、プロセス全体としてのパフォーマンスをモニター/分析でき

ます。エンタープライズ・サービスバス(Interstage Service Integrator)ESB内を流れるメッ

セージ(伝票)をもとに、業務プロセスのパフォーマンスを可視化したり、業務データ

(KPI)を可視化します。RDBMS(Oracle、Symfoware、SQLServer)業務DBを参照

することにより、リアルタイムな業務データのモニタリングを実現します。CSVファイルCSVファイル

形式で存在するアプリケーション実行ログや業務データをリアルタイムにモニタリングします。

3831 Interstage Business Process Manager Analytics共通 ERPなど、業務パッケージもモニタリングできますか? 業務パッケージ間の連携にInterstage Service Integrator(ESB)を介することにより、そ

こを流れる業務データをモニタリングできます。このためには、業務パッケージがサービスバスと

連携することをサポートしている必要があります。

3831 Interstage BPM Monitoring 共通 ERPなど、業務パッケージもモニタリングできますか? 業務パッケージ間の連携にInterstage Service Integrator(ESB)を介することにより、そ

こを流れる業務データをモニタリングできます。このためには、業務パッケージがサービスバスと

連携することをサポートしている必要があります。

3832 Interstage Business Process Manager Analytics共通 CSV形式やFLAT形式で、データを保存しているSAMファ

イルは扱えますか?

SAMファイルは、サポートしていません。

3833 Interstage Business Process Manager Analytics共通 他社のESB(エンタープライズ・サービスバス)からも、イ

ベント収集はできますか?

現在、弊社製のエンタープライズ・サービスバスInterstage Service Integratorだけをサポー

トしています。

3833 Interstage BPM Monitoring 共通 他社のESB(エンタープライズ・サービスバス)からも、イ

ベント収集はできますか?

現在、弊社製のエンタープライズ・サービスバスInterstage Service Integratorだけをサポー

トしています。

3834 Interstage Business Process Manager Analytics共通 メインフレーム(グローバルサーバ/Mシリーズ)で運用さ

れている業務DBからも、イベント収集はできますか?

メインフレームの業務DBへの直接アクセスは、サポートしていません。ただし、ジャーナルログな

どを利用する代替手段は、可能です。詳細については、個別にご相談ください。

3834 Interstage BPM Monitoring 共通 メインフレーム(グローバルサーバ/Mシリーズ)で運用さ

れている業務DBからも、イベント収集はできますか?

メインフレームの業務DBへの直接アクセスは、サポートしていません。ただし、ジャーナルログな

どを利用する代替手段は、可能です。詳細については、個別にご相談ください。

3835 Interstage Business Process Manager Analytics共通 Systemwalkerとは何が違うのですか? Systemwalkerは、システム運用管理を目的とした製品です。Interstage Business

Process Manager Analyticsは、業務効率化を対象にしており、目的/利用対象とも異な

ります。

3836 Interstage Business Process Manager Analytics共通 しきい値/ルールにより、問題(アラート)を検出したと

き、どのようなことができるかを教えてください。

問題(アラート)が発生した場合、メール通知とサービス(アプリケーション)起動が行えま

す。

例えば、在庫量が基準以下になった場合、発注サービスを自動的に実行するなどの連携が

できます。

詳細については、「Interstage Business Process Manager Analytics 機能」の「モニタリン

グ」の「問題発生を契機にしたエスカレーション」を参照してください。

3837 Interstage Business Process Manager Analytics共通 内部統制のため、VMT(Valuevision Modeling

Tool)で業務プロセスを作成していますが、業務の効率

化のためにも使えますか?

VMT(Valuevision Modeling Tool)で作成した業務プロセスが扱えます。詳細について

は、個別にご相談ください。

3837 Interstage BPM Monitoring 共通 内部統制のため、VMT(Valuevision Modeling

Tool)で業務プロセスを作成していますが、業務の効率

化のためにも使えますか?

VMT(Valuevision Modeling Tool)で作成した業務プロセスが扱えます。詳細について

は、個別にご相談ください。

3838 Interstage Business Process Manager Analytics共通 どのような利用シーンがあるかを教えてください。 パラメータの設定により、さまざまな業務シーンに適用できます。以下にサンプルを示します。

内部統制/業務統制業務ログを利用して、業務規程外の操作や不正アクセスなどのチェッ

ク。製造業業務プロセスの現状の可視化と問題点の自動チェック。生産計画の検討。販売

業注文量に対する安全在庫の管理。入庫数の検討。売れ筋監視。金融業不正アクセス

や操作ミスの早期発見。購買業務納期アラーム。プロセスの「見える化」によるプロセス改

善。

3838 Interstage BPM Monitoring 共通 どのような利用シーンがあるかを教えてください。 パラメータの設定により、さまざまな業務シーンに適用できます。以下にサンプルを示します。

内部統制/業務統制業務ログを利用して、業務規程外の操作や不正アクセスなどのチェッ

ク。製造業業務プロセスの現状の可視化と問題点の自動チェック。生産計画の検討。販売

業注文量に対する安全在庫の管理。入庫数の検討。売れ筋監視。金融業不正アクセス

や操作ミスの早期発見。購買業務納期アラーム。プロセスの「見える化」によるプロセス改

善。

3839 Interstage Business Process Manager Analytics設計/開発 システム構成の概要を教えてください。 業務システム、モニタリングサーバ、およびモニターPCの3階層です。ほかに、モニタリング内容

をカスタマイズするためのクライアントPCを利用します。

3840 Interstage Business Process Manager Analytics設計/開発 業務RDBのモニタリングでは、イベント収集の仕掛けは、

プル型とプッシュ型のどちらですか?

プル型で、イベント収集を行います。センサー機能により、スケジューリングで定期的にポーリン

グします。3840 Interstage BPM Monitoring 設計/開発 業務RDBのモニタリングでは、イベント収集の仕掛けは、

プル型とプッシュ型のどちらですか?

プル型で、イベント収集を行います。センサー機能により、スケジューリングで定期的にポーリン

グします。3841 Interstage Business Process Manager Analytics構築(導入/移行) Interstage Business Process Manager Analyticsの

必須製品は何ですか?

必須製品は、以下のとおりです。Interstage Application ServerInterstage StudioDBMS

ソフトウェア3842 Interstage Business Process Manager Analytics構築(導入/移行) 複数台構成によるモニタリングサーバの負荷分散はできま

すか?

負荷分散はできません。組織や業務単位で、モニタリング内容を分割するなどの代替手段

で運用をお願いします。

3842 Interstage BPM Monitoring 構築(導入/移行) 複数台構成によるモニタリングサーバの負荷分散はできま

すか?

負荷分散はできません。組織や業務単位で、モニタリング内容を分割するなどの代替手段

で運用をお願いします。

3843 Interstage Business Process Manager Analytics構築(導入/移行) Interstage Business Process Manager Analytics用

管理DBは、ほかの業務DBと共存できますか?

同一サーバ内で、共存できます。ただし、業務システムの負荷分散に注意が必要です。

3844 Interstage Business Process Manager Analytics構築(導入/移行) Windows以外のプラットフォームの業務システムは、モニ

タリングできますか?

リモート通信でイベント収集するため、対象システムがWindows以外の他プラットフォームの

業務システムでもモニタリングできます。Interstage Business Process Manager Analytics

では、4つのセンサーを提供しています。RDBセンサーESBセンサーCSV/テキストセンサー

ワークフローセンサーまた、上記の4つのセンサーのうち、リモートによるイベント収集が可能なも

のは、以下のセンサーです。RDBセンサーESBセンサーワークフローセンサー

3845 Interstage Business Process Manager Analytics運用/保守 モニター画面の表示内容に機密情報を含んでいる場

合、アカウントによるアクセス制御はできますか?

ダッシュボードで表示する各コンテンツに対して、ユーザ管理による柔軟なアクセス制御ができ

ます。3846 Interstage Business Process Manager Analytics運用/保守 管理DBに蓄積したモニタリングのためのイベントデータが

溢れることはありませんか?

退避DBへの自動移行機能を実現していますので、管理DBが溢れることはありません。また、

退避DBを構築できない場合においても、不要なデータは自動的に削除することができます。

3847 Interstage Business Process Manager Analytics運用/保守 しきい値は、セットアップ時に固定データだけが有効です

か?

固定データに加え、業務データ値もしきい値として利用できるため、動的な判定ができます。

3847 Interstage BPM Monitoring 運用/保守 しきい値は、セットアップ時に固定データだけが有効です

か?

固定データに加え、業務データ値もしきい値として利用できるため、動的な判定ができます。

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3848 Interstage Business Process Manager 共通 Interstage Business Process Managerの特長は何で

すか?

Interstage Business Process Managerの特長は、以下のとおりです。プロセスフローに加

え、強力なヒューマンワークフロー機能を提供しています。お客様要件にあった柔軟なインテグ

レーションを支える、充実したAPIを提供しています。標準技術サポートと先進のアーキテク

チャを採用しています。

3849 Interstage Business Process Manager 共通 ヒューマンワークフロー機能には、具体的にどのような機能

がありますか?

起票、承認、取戻、否決、差戻しといった基本的な機能に加え、条件分岐、待ち合わせ、

タイマー処理、合議、受取・拒否、サブプロセス連携といった高度なフロー制御機能を提供し

ています。また、ワークリスト(個人別作業簿)、権限委譲、エスカレーション、およびメール

通知機能を提供しており、添付ファイルも扱うことができます。

3850 Interstage Business Process Manager 共通 どのようなサーバ構成をとりますか?また、そのときのプラッ

トフォームは何ですか?

Interstage Business Process Managerサーバと、DBサーバ、およびディレクトリサーバを分

離した構成になります。ただし、プラットフォームにより、サポートする構成が異なりますので、詳

細については、「Interstage Business Process Manager 動作環境」を参照してください。

3851 Interstage Business Process Manager 共通 業務プロセスの設計には、どのような製品、またはツールを

必要としますか?

専用の業務プロセス設計ツール(Interstage Business Process Manager Studio)が必

要であり、同梱されています。

3852 Interstage Business Process Manager 共通 Interstage Business Process Managerを導入するた

めの必須製品はありますか?

Interstage Business Process Managerのほかに、アプリケーションサーバ、データベース、お

よびディレクトリが必須です。また、Java実行環境が必要となりますが、「Interstage

Application Server」の利用を推奨しています。サポート製品、およびバージョンについての詳

細は、「Interstage Business Process Manager 動作環境」を参照してください。

3853 Interstage Business Process Manager 共通 どのような業種、どのような業務に使えますか?また、販

売実績について教えてください。

業種を問わず、利用できます。特に、金融機関、保険会社、政府・公共機関、メディア、お

よび大学などの業種で利用実績が多く、決済書類の承認業務や申請書の決裁、請求書

の発行といった業務で利用されています。

3853 Interstage BPM Flow 共通 どのような業種、どのような業務に使えますか?また、販

売実績について教えてください。

業種を問わず、利用できます。特に、金融機関、保険会社、政府・公共機関、メディア、お

よび大学などの業種で利用実績が多く、決済書類の承認業務や申請書の決裁、請求書

の発行といった業務で利用されています。

3854 Interstage Business Process Manager 共通 採用している標準仕様について教えてください。 以下の標準仕様などを採用しています。業務プロセスの標準技術BPMN 1.0、XPDL2.0、

BPEL1.1、WfXML2.0サービス連携の標準技術SOAP1.1、WSDL1.1、UDDI V3 ASAP

(XML over HTTP)

3854 Interstage BPM Flow 共通 採用している標準仕様について教えてください。 以下の標準仕様などを採用しています。業務プロセスの標準技術BPMN 1.0、XPDL2.0、

BPEL1.1、WfXML2.0サービス連携の標準技術SOAP1.1、WSDL1.1、UDDI V3 ASAP

(XML over HTTP)

3855 Interstage Business Process Manager 共通 外部システムとの連携機能はありますか? 外部システムとの連携機能は、以下のとおりです。Webサービスインターフェースによる外部

サービスの呼び出し、外部サービスからの呼び出しファイルインターフェース(ファイル到着監

視)によるプロセス遷移・起動Javaで作成したユーザアプリケーションを使っての外部システム

連携

3855 Interstage BPM Flow 共通 外部システムとの連携機能はありますか? 外部システムとの連携機能は、以下のとおりです。Webサービスインターフェースによる外部

サービスの呼び出し、外部サービスからの呼び出しファイルインターフェース(ファイル到着監

視)によるプロセス遷移・起動Javaで作成したユーザアプリケーションを使っての外部システム

連携

3856 Interstage Business Process Manager 共通 ユーザ管理機能は、どのような形で提供されますか? 外部のディレクトリサービスで、ユーザ管理を行います。サポートするディレクトリサービスの詳

細については、「Interstage Business Process Manager 動作環境」を参照してください。

3857 Interstage Business Process Manager 共通 プロセス定義の版数管理はできますか? プロセス定義を版数管理できます。また、プロセス定義の公開レベルを設定することもでき、

運用中のプロセス、および、公開前のプロセス定義を同一サーバ上で扱うことができます。

3857 Interstage BPM Flow 共通 プロセス定義の版数管理はできますか? プロセス定義を版数管理できます。また、プロセス定義の公開レベルを設定することもでき、

運用中のプロセス、および、公開前のプロセス定義を同一サーバ上で扱うことができます。

3858 Interstage Business Process Manager 共通 シミュレーション機能とは、どのような機能ですか? 設定したプロセス定義に対し、プロセス定義中のノードごとに処理に要する時間や人件費な

どを設定することができ、設定した条件の下、業務プロセスを実行した場合の総コストなどを

求めることができます。また、業務プロセスの変更時に、実行記録を用いてシミュレーションす

ることにより、実際の業務に即して、改善効果を確認することができます。

3859 Interstage Business Process Manager 共通 どのようなAPIが提供されていますか? プロセス定義、プロセスインスタンス、ワークアイテムの一覧、状態の取得、状態の変更、およ

びユーザ変数(UDA)の取得・更新・追加などのAPIを提供しています。詳細については、

製品付属の「JavaDoc」を参照してください。

3859 Interstage BPM Flow 共通 どのようなAPIが提供されていますか? プロセス定義、プロセスインスタンス、ワークアイテムの一覧、状態の取得、状態の変更、およ

びユーザ変数(UDA)の取得・更新・追加などのAPIを提供しています。詳細については、

製品付属の「JavaDoc」を参照してください。

3860 Interstage Business Process Manager 共通 運用管理機能は、提供されますか? Webブラウザから利用可能な管理用コンソールを提供しています。

3860 Interstage BPM Flow 共通 運用管理機能は、提供されますか? Webブラウザから利用可能な管理用コンソールを提供しています。

3861 Interstage Business Process Manager 共通 アプリケーション開発には、どのような知識が必要ですか? Javaの基礎的な知識があれば、アプリケーション開発ができます。また、Webアプリケーション

を作成する場合は、Javaの基礎的な知識に加え、JSP/ServletによるWebアプリケーション

開発に関する知識が必要です。

3861 Interstage BPM Flow 共通 アプリケーション開発には、どのような知識が必要ですか? Javaの基礎的な知識があれば、アプリケーション開発ができます。また、Webアプリケーション

を作成する場合は、Javaの基礎的な知識に加え、JSP/ServletによるWebアプリケーション

開発に関する知識が必要です。

3862 Interstage Business Process Manager 共通 サンプルアプリケーションは、提供されていますか? 提供されています。動作確認用のサンプルソースが製品に含まれています。

3862 Interstage BPM Flow 共通 サンプルアプリケーションは、提供されていますか? 提供されています。動作確認用のサンプルソースが製品に含まれています。

3863 Interstage Business Process Manager 設計/開発 データベースの設計は、必要ですか? インストール時にデータベースが作成されるため、特に設計の必要はありません。なお、検索

性能の向上などを図る場合は、利用機能に応じたチューニングが必要です。

3863 Interstage BPM Flow 設計/開発 データベースの設計は、必要ですか? インストール時にデータベースが作成されるため、特に設計の必要はありません。なお、検索

性能の向上などを図る場合は、利用機能に応じたチューニングが必要です。

3864 Interstage Business Process Manager 設計/開発 ワークフローアプリケーションは、どのように作成すればよい

ですか?

Webアプリケーション形態をとることが一般的です。Interstage Business Process

Managerの提供するAPIを利用して、JSP/サーブレットアプリケーションを作成します。専用

のWebアプリケーションサーバを用意して、コンテナにアプリケーションを配置し、運用することが

できます。

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3865 Interstage Business Process Manager 設計/開発 業務アプリケーションを作成する際、業務データはどのよう

に扱えますか?

Interstage Business Process Managerでは、個々のプロセスに業務データを格納すること

ができます。業務データを格納する領域をUDA(User Definition Attribute)と呼び、プロ

セス定義時に設定することができます。

3866 Interstage Business Process Manager 設計/開発 外部WebServiceの呼び出し方法を教えてください。 Interstage Business Process Managerに同梱する、Interstage Business Process

Manager Studio上でWebServiceノードを利用して、呼び出すことができます。

WebServiceノードに、外部WebServiceの提供するWSDL情報を与えることにより、利用可

能なサービスの一覧が取得できます。

3867 Interstage Business Process Manager 設計/開発 Interstage Business Process Manager自身をWeb

サービスとして、呼び出すことはできますか?

できます。プロセス定義の一覧や状態の取得、プロセスインスタンスの開始、プロセスインスタ

ンスの一覧や状態の取得、ユーザ変数(UDA)の追加・更新・取得、ワークアイテムの一

覧取得、および実行などの機能を利用できます。詳細については、製品マニュアルを参照し

てください。

3868 Interstage Business Process Manager 設計/開発 外部システムと連携する際、トランザクションはどの単位で

考えればよいですか?

基本的には、外部アプリケーションを呼び出すノード単位となります。ノードには、トランザクショ

ンのコミットを制御するオプションが用意されており、必要に応じて、トランザクションの範囲を

変更することができます。

3868 Interstage BPM Flow 設計/開発 外部システムと連携する際、トランザクションはどの単位で

考えればよいですか?

基本的には、外部アプリケーションを呼び出すノード単位となります。ノードには、トランザクショ

ンのコミットを制御するオプションが用意されており、必要に応じて、トランザクションの範囲を

変更することができます。

3869 Interstage Business Process Manager 設計/開発 プロセスの状態を遷移させるには、どのような方法がありま

すか?

Interstage Business Process Managerの提供するJava API(ModelAPI)を利用して、

外部アプリケーションからプロセスの状態を変更します。ファイル(XMLファイル)の受信を監

視し、受信したファイルの内容によって、プロセスを起票したり、プロセスの状態を変更すること

ができます。また、SOAPによるプロセス起票・遷移を行うことができます。

3870 Interstage Business Process Manager 構築(導入/移行) Interstage Business Process Managerのインストール

前に必要な作業はありますか?

データベースやディレクトリサーバなどの準備が必要です。ワークシートを提供していますので、

導入前に必要な作業をチェックして、インストールを行ってください。

3871 Interstage Business Process Manager 運用/保守 定期的にバックアップが必要な資源はありますか? ハード故障の場合に備え、環境設定ファイル、ログファイル、および業務アプリケーションなどの

ユーザ資産のバックアップが必要です。バックアップが必要な環境設定ファイルについては、マ

ニュアルの「Server管理者ガイド」を参照してください。Interstage Business Process

Managerは、データベース上でプロセス定義、およびプロセスインスタンスの管理を行っていま

す。このため、障害発生時のリカバリに備え、定期的にデータベースのバックアップを行ってくだ

さい。データベースのバックアップは、各データベースシステムの機能で行う必要があります。ま

た、プロセスインスタンスについては、データベース資源の枯渇を防ぐため、定期的に外部シス

テムに退避する必要があります。

3872 Interstage Business Application Server 共通 COBOL開発支援ツールのV9.1の強化ポイントを教えてく

ださい。

COBOLアプリケーションの開発、COBOL実行基盤インタフェースの生成、およびアプリケーショ

ンのデバッグを、Interstage Studio上で操作できるようになりました。また、Solaris、および

Linux(PRIMEQUEST)では、Interstage Studio上でCOBOLアプリケーションのリモート配

備も可能になりました。

3873 Interstage Business Application Server 構築(導入/移行) Interstage Studioを用いて開発する場合に、開発環境

のプラグインがサポートするInterstage Studioのバージョ

ン/レベルは、何になりますか?

Interstage Studio V9.0、およびV9.1のいずれでも利用できます。ただし、開発環境 V9.1

の追加機能は、Interstage Studio V9.1でなければ、利用できません。

3874 Interstage Business Application Server 構築(導入/移行) V8からV9に移行する場合の非互換、注意事項はありま

すか?

非互換はありません。移行にあたっては、移行前のセットアップ時に設定したパラメタや、マシ

ン環境(ディレクトリ構成)など、そのまま利用することを前提としています。ただし、汎用ロ

グ、標準ログ、および高信頼性ログ機能により出力されたログは、移行の対象となりません。

必要に応じて、退避する必要があります。また、Windows版 Interstage Business

Application Server V9.1と組み合わせ可能なSymfoware Serverは、V9.1になります。こ

のため、V8.0またはV9.0で、Symfoware Serverをインストールしている場合は、入れ替えが

必要になります。

3875 Interstage Business Application Server 構築(導入/移行) 業務データベースにSymfowareを利用する場合、データ

ベースサーバ機能とSymfowareサーバを同一環境で構

築する手順を教えてください。

Symfoware Serverを標準でインストール、またはRDB機能とJDBC機能を先にインストール

します。その後で、データベースサーバ機能をインストールします。

3876 Interstage Business Application Server 運用/保守 Solaris 10のノングローバルゾーンでの運用の制約はあり

ますか?

ノングローバルゾーンの構成は、完全ルートゾーンが利用できます。ただし、以下の機能は、イ

ンストールできません。管理サーバ機能UDDIレジストリサービスデータベース連携サービス

3883 Interstage XWand 購入相談 クライアントサーバシステムでXBRL文書を処理したい場

合は、どの製品を購入すればよいですか?

XBRL文書処理システムを開発するために「Interstage XWand Application Developer」

を開発者のユーザー数に合わせて購入してください。

開発したアプリケーションを運用するために「Interstage XWand Runtime」を必要なライセン

ス数購入してください。

なお「Interstage XWand Runtime」にはプロセッサライセンス方式とユーザーライセンス方式

の2方式がありますので、どちらかを選択してください(注)。

(注)

プロセッサライセンス方式:インストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて必

要になるライセンスです。

ユーザーライセンス方式:利用する指名ユーザー(登録ユーザー)数に応じて必要になるラ

イセンスです。インストールするサーバ数には制限がありません。1指名ユーザーごとに1ユー

ザーライセンスが必要です。

価格および製品体系は、「Interstage XWand 価格」を参照してください。

3884 Interstage XWand 共通 XBRLの仕様は、どのような組織が作成していますか? XBRLの仕様は、国際組織であるXBRL Internationalが策定しています。

XBRL International

http://www.xbrl.org/

XBRL Japan(日本組織)

http://www.xbrl-jp.org/

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3885 Interstage XWand 共通 XBRLを使うメリットは、何ですか? XBRL JapanのWebサイトにて、メリットを含め、XBRLの目的や組織についてまとめたFACT

BOOKが公開されています。「XBRL FACT BOOK」を参照してください。

XBRL Japan(日本組織)

http://www.xbrl-jp.org/

3886 Interstage XWand 共通 XBRLの適用が進んでいる国はありますか? XBRL JapanのWebサイトにて、各国の適用状況を含め、XBRLの目的や組織についてまと

めたFACT BOOKが公開されています。「XBRL FACT BOOK」を参照してください。

XBRL Japan(日本組織)

http://www.xbrl-jp.org/

3887 Interstage XWand 共通 XBRLの仕様について教えてください。 仕様書(英語版)がXBRL InternationalのWebサイトに掲載されています。

XBRL International > The Standard

https://www.xbrl.org/the-standard/

3888 Interstage XWand 設計/開発 XBRLでは、リンクベースを使うと言われていますが、リンク

ベースとは何ですか?

リンクベースとは、XLinkで文書構造、各情報の表示順・処理順を定義したものです。XBRL

の場合、タクソノミー本体とは別のファイルに作成します。 リンクベースでは、XLinkを使って、

以下のようなリンク定義ができます。

Presentation Link

項目間の表示順を定義

Calculation Link

項目の数値データの重み付き加算式を定義

Definition Link

項目間の親子関係などを定義

Label Link

項目の表示内容 (ラベル) を定義 (日本語/英語/他国語などさまざまな言語で定

義可能)

Reference Link

参考文献を定義(会計概念定義の根拠になっている文献を定義)

また、XBRL JapanのWebサイトにて、技術解説を含め、XBRLの目的や組織についてまとめ

たFACT BOOKが公開されています。「XBRL FACT BOOK」を参照してください。

XBRL Japan(日本組織)3889 Interstage XWand 共通 XBRL文書のサンプルはありますか? XBRL文書には、財務情報などを記述したXML文書であるインスタンスと、インスタンスの内

容・構造・扱われ方などを定義するタクソノミーがあります。

これらは、Interstage XWand Application Developerで、サンプルを提供しています。

また、XBRLコンソーシアムのWebサイトでは、各国のタクソノミーが公開されています。

XBRL International

http://www.xbrl.org

XBRL Japan(日本組織)

http://www.xbrl-jp.org/

3890 Interstage XWand 設計/開発 エディタなど、XBRL文書を作成・編集するための便利な

ツールはありますか?

「Interstage XWand Toolkit」では、タクソノミーを作成するツール(タクソノミーエディタ)と

インスタンスを作成するツール(インスタンスクリエータ)を提供しています。 タクソノミーやイン

スタンスをグラフィカルに表示し、簡単に作成・編集することができます。

3908 Interstage Application Server 運用/保守 Servletサービスを立ち上げた直後に、すべてのJSPファイ

ルを自動的にコンパイルしておく設定はできますか?

できます。コマンド(ijscompilejsp)で、Webアプリケーションを配備した後、JSPを事前にコ

ンパイルしておくことができます。詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド J2EE共通編  J2EEアプリケー

ションの運用   J2EEアプリケーションの配備と設定    J2EEアプリケーションの配備

3909 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニットを多数作成する予定です。設定漏れなどを

防ぐためにコマンドで作成したいのですが、できますか?

Interstage Application Server V8では、コマンドによるワークユニットの新規作成、設定変

更ができます。コマンド(isj2eeadmin)より、以下の操作ができます。IJServerの定義操

作(追加/更新/削除/定義抽出/一覧表示)J2EEシステムの定義操作(更新/

定義抽出)J2EEリソースの定義操作(追加/更新/削除/定義抽出/一覧表示)

Webサーバコネクタの定義操作(追加/更新/削除/定義抽出/一覧表示)詳細に

ついては、以下のマニュアルを参照してください。Interstage Application Server リファレンス

マニュアル(コマンド編) J2EE編  J2EE運用コマンド   isj2eeadmin

3910 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレットにアクセスしようとすると、ブウラザにサーバ内

部エラーが表示され、EJB呼び出しがうまく動作しません。

以下の項目を確認し、原因の切り分けを行ってください。呼び出しができるサーブレットがある

場合、同様のディレクトリに格納し動作確認動作した際には、“F3FMjs2¥conf¥

jswatch.conf”などの設定ファイルの記述を確認してください。必要なサービスの起動確認再

起動設定変更後に再起動が必要な場合があります。サーブレットのイベントログ(F3FMjs2

¥log¥*.log)を確認エラーが出力されている場合、メッセージに従い、修正してください。イ

ベントビューアのエラー確認EJBの起動確認EJBのdeploymemtツールで標準出力とエラー

出力をファイルに出力し、例外を確認EJBのログ(Ejb¥var¥*)確認サーブレットの動作確

認サーブレットからEJBの記述をコメントすることにより、単純なサーブレットにして、確認してく

ださい。

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3911 Interstage Application Server 設計/開発 Servlet2.3のフィルタ機能を実装するために、新しく提供

されたAPIについて教えてください。

フィルタ機能を実装するために、以下の新しいAPIが提供されています。

javax.servlet.Filterinit、destroy、doFilterメソッドをもちます。void init(FilterConfig

config) throws ServletExceptionフィルタがサービスに適用される前に呼び出され、フィルタ

の構成オブジェクトを設定します。void destroy( )フィルタがサービスに適用された後に呼び

出されます。void doFilter(ServletRequest request, ServletResponce response,

FilterChain chain) throws IPException, ServletException実際のフィルタ処理を行いま

す。その後、chain.doFilter(request, response)で次のフィルタに制御を渡します。呼び出

しているフィルタがチェーン内の最後のフィルタの場合は、リソースを呼び出します。本来のリ

ソースが起動されると、制御はチェーン内のリストの最後にあるフィルタに返されます。リクエスト

(Request)とレスポンス(Response)に対する処理は、chain.doFilter(request,

response)を境にして、前にリクエストに対する処理を、後にレスポンスに対する処理を記述

します。javax.servlet.FilterChaindoFilterメソッドをもちます。javax.servlet.FilterConfig

初期化時にFilterに情報を渡すために使われるobjectです。

3912 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server V5で、Servletサービス

のセション用Cookieの設定をして運用する際、サーブレッ

トコンテナ環境定義ファイルにどのような記述が必要です

か?

記述例を以下に示します。&lt;Server&gt; &lt;ContextManager

clientSession="default"&gt; ・・・

&lt;/ContextManager&gt;&lt;/Server&gt;ContextManager タグのclientSession アトリ

ビュートの意味は、以下のとおりです。default(省略値)初回レスポンスだけ、セション

Cookieを設定します。クライアントの終了またはセションタイムアウトまで、セションを継続でき

ます。permanent毎回のレスポンスで設定します。セションタイムアウト前であれば、クライアン

トを一旦終了しても、セションを継続できます。disableセションCookieを使用しません。セショ

ンを維持するには、encodeURL()メソッドを利用し、URL Rewritingで実装します。同一マシ

ンで複数のブラウザを起動して、ブラウザごとに異なるセションIDを設定することができます。

WebアプリケーションごとにセションCookieの設定方法を指定する場合は、Contextタグの

clientSession属性で指定します。ContextManagerタグとContextタグの両方で

clientSession属性を指定した場合は、Contexteタグの設定が有効となります。

3913 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverでは、セッションクラスタリ

ング機能をサポートしていますか?

セッションクラスタリング機能(Interstageでは「セションリカバリ機能」)は、Interstage

Application Server V4.0のEnterprise Editionからサポートしています。Interstage

Application Server V8では、この機能の改善を行っています。製品の導入にあたっては、最

新バージョンをご検討いただくことを推奨します。なお、Interstage Application Server V8で

は、セション情報を永続化する方式(ファイルに管理する方式)と永続化しない方式(メモ

リ方式)のいずれかをお客様のご要望により、選択できます。セションリカバリ機能のサポート

範囲は以下となっています。Tomcat3.1ベースのServletサービスV4、 V5、 V6、 V7の

Solaris版だけTomcat4.1ベースのServletサービス(IJServer)V8では、Solaris版と

PRIMERGY(32bit)-Linux版だけ(注)V9では、全プラットフォーム(注) V8では、

PRIMERGY-Linux版だけのサポートでPRIMEQUEST-Linux版は未サポートTomcat5.5

ベースのServletサービス(IJServer)V9の全プラットフォーム

3914 Interstage Application Server 設計/開発 Interstageをローカルディスクにインストールし、J2EE共通

ディレクトリを共有ディスクに設定して、アプリケーションを

共有ディスクへ配備する運用はできますか?

J2EE共通ディレクトリには、Interstage管理情報とログ情報などが入っているため、J2EE共

通ディレクトリを共有ディスク上に配置する運用はサポートされていません。

3915 Interstage Application Server 運用/保守 コンテナを停止せずに、アプリケーションを追加/更新/

削除することはできますか?

Interstage Application Server V7では、J2EEのHotDeploy機能とクラスのオートリロード

機能を提供しています。J2EEのHotDeploy機能を利用した場合、IJServerを停止せずにモ

ジュールの配備、または再配備、配備解除が実行でき、運用中のIJServerに対して、Web

アプリケーションとEJBアプリケーションを追加、または更新、削除できます。また、クラスのオート

リロード機能を利用した場合、IJServerを停止せずに、修正したアプリケーションのファイルを

置き換えるだけで、配備済みのアプリケーションのクラスを入れ替えることができます。

3916 Interstage Application Server 設計/開発 複数のWebアプリケーション間でセション情報を共有する

ことはできますか?

Java Servlet Specification Version 2.3の中でHttpSessionオブジェクトのスコープ(有効

範囲)は、アプリケーション(ServletContext)レベルと定められており、Interstage

Application Server V6のTomcat 4.1ベースのサーブレットコンテナでは、異なるWebアプリ

ケーション間でセションを共有することはできません。複数のコンテキスト間でセションの情報を

共有したい場合は、セション情報をデータベースに保存するなど、セション管理の機構をアプリ

ケーション開発者が実装する必要があります。

3917 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレット・ゲートウェイとServletコンテナを分離した際

に、Servletコンテナに定義したPortを使用して、ファイア

ウォール越えの通信が行われますが、このPortは定義した

Portに固定されますか?

定義したPortに固定されます。サーブレット・コンテナ環境定義ファイルで指定した固定のポー

トだけで、通信ができます。サーブレット・ゲートウェイ-サーブレット・コンテナ間で、他の一時

ポートを開いて、通信することはありません。

3918 Interstage Application Server 運用/保守 Servletサービスの起動時、WWWサーバとサーブレット・コ

ンテナのどちらを先に起動したらよいですか?

サーブレット・コンテナを起動した後に、WWWサーバを起動することを推奨します。WWW

サーバが先に起動されていると、Webブラウザから該当アドレスへのアクセスが可能となりま

す。しかし、その時点でサーブレット・コンテナの起動が完了していないと、アプリケーションは動

作せず、Webブラウザにはエラーが返ります。このような状況を避けるため、WWWクライアント

からのアクセスの入口であるWWWサーバは、他のサービスをすべて立ち上げた後、起動する

ことを推奨しています。

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3919 Interstage Application Server 設計/開発 SolarisのJservletにおけるCLASSPATHの設定、主に

WEB-INFの扱いについて教えてください。

■ 設定について一般のサーブレットでは、WEB-INF配下(WEB-INF/classes、WEB-

INF/lib(注))にはCLASSPATHの設定が必要なく、サーブレットを立ち上げた時にWEB-

INF配下のCLASS、または、JARファイルが読み込まれます。JServletでも同様に、WEB-INF

配下のCLASSPATHの設定は、必要ありません。(注)Windowsでは、WEB-INF配下は

(WEB-INF¥classes、WEB-INF¥lib)となります。■ 優先順位についてSolaris/Linuxの

場合/etc/opt/FJSVjs2/jswatch.conf(defaultでインストールした)にCLASSPATHの設

定をする場合、例えば、jswatch.confファイルに

「default.env=CLASSPATH=/opt/FJSVjs2/webapps/classes」と記述し、立ち上げると、

「WEB-INF/classes」と「/opt/FJSVjs2/webapps/classes」は、以下の順で優先されます。

1. CLASSPATH2. WEB-INF/classes3. WEB-INF/libWindowsの場合C:¥INTERSTAGE

¥F3FMjs2¥conf¥jswatch.conf(defaultでインストールした)にCLASSPATHの設定をす

る場合、例えば、jswatch.confファイルに「default.env=CLASSPATH=C:¥INTERTAGE¥

F3FMjs2¥webapps¥classes」と記述し、立ち上げると、「WEB-INF¥classes」と「C:¥

INTERTAGE¥F3FMjs2¥webapps¥classes」は、以下の順で優先されます。1.

CLASSPATH2. WEB-INF/classes3. WEB-INF/lib

3920 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverでは、HTTP1.1のKeep-Alive

機能をサポートしていますが、Servletサービスと連携させ

た場合でも動作できますか?

Interstage HTTP Serverにおいて、Servletサービスと連携させた場合でも、HTTP1.1で動

作することができます。また、Keep-Alive機能のためのWebアプリケーションの対処などは必要

ありません。Keep-Alive機能の設定方法や留意事項については、以下のマニュアルを参照し

てください。Interstage Application Server チューニングガイド E.2 クライアントとの間の接

続に関するチューニング

3921 Interstage Application Server 運用/保守 Jservlet環境定義ファイルにJava VM起動コマンドのパラ

メタを追加しましたが、有効になりません。

パラメタを2行に分割して、記述していませんか?Java VM起動コマンドのパラメタは、1行に

継続して記述する必要があり、2行以上に分けた場合、2行目以降は無効となります。Java

VM起動コマンドのパラメタは、Servlet起動パラメタに以下の形式で指定します。

default.bin.parameters = [Java VM起動コマンドのパラメタ]または、[containername]

.bin.parameters = [Java VM起動コマンドのパラメタ]([containername] には、サーブ

レット・コンテナの名前を設定してください。)複数記述する場合は、区切り文字として空白

(' ')を使用します。指定できるパラメタは、最大58個です。空白を含むパラメタを記述する

場合は、" で囲んでください。

3922 Interstage Application Server 設計/開発 JServletのWebアプリケーションのディレクトリ構成につい

て教えてください。Servletから呼び出すclassやjarを

WEB-INF/classes、WEB-INF/lib配下に配置した場合

も、サーブレット環境定義ファイルの環境変数設定で、

CLASSPATHに設定しておく必要がありますか?

ドキュメントルート配下のWEB-INF/classesとWEB-INF/libは、自動的にclassの検索対象

となるため、CLASSPATHに含める必要はありません。しかし、ドキュメントルート配下に置かれ

たファイルは動的なリロード機能を実現するために、CLASSPATHに設定したものを呼び出す

時とは別のクラスローダーによって、管理されています。そのため、以下の条件を満たす場合

は、classを呼び出すことができません(Webアプリケーションごとに異なります)。ドキュメント

ルートの異なるWebアプリケーションから呼び出されている。Class.forNameメソッドを使用し

ている。上記に該当する場合は、複数のWebアプリケーションから呼び出される共通の

class、およびjarをCLASSPATHに設定してください。ただし、この場合は、リロード機能を使

用することができませんので、ご注意ください。

3923 Interstage Application Server 運用/保守 Solaris版のInterstage Application Serverで、WWW

サービス(InfoProvider Pro)とJServletによるサーブ

レット呼び出し処理時に、ブラウザにHTTPエラー

(404:Not Found)が返却されました。

以下の条件に該当する場合に、ブラウザにHTTPエラー(404:Not Found)が返却されるこ

とがあります。InfoProvider Proの環境設定ファイル(HTTPD.conf)が正しく設定されてい

ない。URIで指定している場所にサーブレットが存在していない。InfoProvider Proおよび

Jservletの再起動が行われていない。/opt/FJSVjs2/log/jsgw.logのファイルサイズが"0"に

なっている。/opt/FJSVjs2/log/jsgw.log内で、最後に以下のメッセージが出力された時間

がInfoProvider Proの環境設定ファイルの更新時間より前になっている。 INFO: 1002:

Servlet gateway stopped..../opt/FJSVjs2/log/ 配下の各ログファイルにエラーが出てい

る。いずれの場合も、環境設定の不備、または、環境設定変更後にInfoProvider Proおよ

びJServleの再起動が行われていないことが考えられます。以下の項目について確認してくだ

さい。InfoProvider Proの環境設定ファイル(HTTPD.conf)が正しく設定されているか?

URIで指定している場所にサーブレットが存在しているか?InfoProvider ProおよびJservlet

の再起動を行ったか?/opt/FJSVjs2/log/jsgw.logのファイルサイズが"0"になっていない

か?"0" になっている場合は、InfoProvider Proの設定変更後、InfoProvider Proの再起

動が行われていないことが考えられます。/opt/FJSVjs2/log/jsgw.log内で、最後に以下の

メッセージが出力された時間がInfoProvider Proの環境設定ファイルの更新時間より前に

なっていないか? INFO: 1002: Servlet gateway stopped....InfoProvider Proの環境

設定ファイルの更新時間より前の場合は、InfoProvider Proの再起動が行われていないこと

が考えられます。/opt/FJSVjs2/log/配下の各ログファイルにエラーが出ていないか?エラーが

発生している場合は、エラーの対処方法を実施してください。

3924 Interstage Application Server 運用/保守 JSPからBeanを呼び出すと、

"java.lang.NoClassDefFoundError"が発生します。

Beanを使用する上で必要となる環境がJServlet環境定義ファイル(jswatch.conf)に設

定されていないことが考えられます。JServletの場合、システム(OS)上に設定してある情

報を引き継ぐ動作は行われないため、jswatch.confに環境定義を行う必要があります。ま

た、JSP実行時には、JSPファイルは初回リクエスト時、または、JSPファイルが修正された後に

自動的にサーブレットのソースコードが生成され、コンパイルされますが、BeanなどのJSPから

参照しているクラスやインタフェースまでコンパイルされるわけではないため、これらは別途コンパ

イルしておく必要があります。以下に示す必要な環境変数を定義してください。● Windows

の場合 default.envまたは[containername].env=path=(環境変数PATHを指定)

default.envまたは[containername].env=classpath=(環境変数CLASSPATHを指

定) default.envまたは[containername].env=[環境変数名]=[値](必要な環境変

数を指定)● Solarisの場合 default.envまたは[containername].env=PATH=(環境

変数PATHを指定) default.envまたは[containername].env=CLASSPATH=(環境

変数CLASSPATHを指定) default.envまたは

[containername].env=LD_LIBRARY_PATH=(環境変数CLASSPATHを指定)

default.envまたは[containername].env=[環境変数名]=[値](必要な環境変数を指

定)(注)[containername]には、サーブレット・コンテナの名前を設定します。

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3925 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレット、およびJSPがリロードされません。 サーブレットの場合は、以下の「1.」と「2.」(V3系以降)の原因が考えられます。また、JSP

の場合は、「1.」の原因が考えられます。JServletの環境定義でリロード機能が有効になって

いません。V3系以降のリロード機能には、以下の有効範囲があり、有効範囲内に配置され

ていません。● リロード有効JServletのクラスローダで管理されるクラスに対して有効であり、

以下が対象となります。  ○ 各WebアプリケーションのWEB-INF¥classes配下(注)  ○

各WebアプリケーションのWEB-INF¥lib配下(注)(注)CLASSPATHに指定した場合、

システムクラスローダで管理されるため、無効となります。● リロード無効システムクラスローダで

管理されるクラスが無効となります。  ○ CLASSPATHに設定したパス配下以下の対処を実

施してください。JServletの環境定義でリロード機能を有効にしてください。● Interstage

Application Server V3系以降  サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのContextタグ●

Interstage Application Server V2系の場合  ゾーン・プロパティファイル

autoreload.classes=trueV3系以降の場合は、有効範囲内にクラスを配置してください。

(注)Interstage V4、V5のリロード機能は、運用時の利用を推奨しません(リロード機能

を使用すると、性能劣化が生じます)。

3926 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレットを実行すると、以下のメッセージが通知されま

す。javax.naming.NameNotFoundException:

org.omg.CosNaming.NamingContextPackage.NotF

oundat

com.fujitsu.interstage.ejb.jndi.FJCNContext.looku

p(FJCNContext.java, Compiled Code)at

javax.naming.InitialContext.lookup(InitialContext.j

ava:276)at

ClientEJBApp.ClientEJBResult(ClientEJBApp.java:4

3)at

ClientEJBPage.setContent(ClientEJBPage.java:68)

at ClientEJB.doPost(ClientEJB.java:56)at

javax.servlet.http.HttpServlet.service(HttpServlet.j

ava:521)at

javax.servlet.http.HttpServlet.service(HttpServlet.j

ava:588)at

com.fujitsu.interstage.jservlet.jserv.JServConnecti

on.processRequest(JServConnection.java:342)at

com.fujitsu.interstage.jservlet.jserv.JServConnecti

on.run(JServConnection.java:197)at

java.lang.Thread.run(Thread.java:479)

ネーミングサービスの参照先サーバや対象のサーバアプリが見つからないことなどから、サーバと

の通信ができていないことが考えられます。以下の環境設定に誤りがないかを確認してくださ

い。Windows○ isinit type3実施時のサーバホスト名○ WindowsのLMHOSTファイルに

おける対象サーバ情報○ hostsファイルにおける対象サーバ情報Solaris○ isinit type3実

施時のサーバホスト名○ /etc/inet/hostsファイルにおける対象サーバ情報

3927 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレットが正常に実行できません。 以下のログ情報から初期調査を行う必要があります。■ Interstage Application Server

V3系以降システムログ○ Windowsの場合  イベントビューアのアプリケーションログ○

Solarisの場合  /var/adm/messagesJServletログファイル○ Windowsの場合

[INTERSTAGEのインストールフォルダ]¥F3FMjs2¥log¥jswatch.log○ Solarisの場合

/var/opt/FJSVjs2/log/jswatch.logサーブレット・ゲートウェイログファイル○ 共通  サーブ

レット・ゲートウェイ環境定義ファイルで設定したファイル名サーブレットコンテナログファイル○

共通  サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのLoggerタグで設定したファイル名取得可能

な情報コンテナの標準出力、標準エラー出力のログサーブレット・コンテナのログサーブレットの

ログログ情報が出力されない場合は、以下の環境定義ファイルにログ出力に関する設定があ

るか確認してください。JServlet環境定義ファイルサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイル

サーブレット・コンテナ環境定義ファイル

3928 Interstage Application Server 設計/開発 セションタイムアウト時間は、Webアプリケーション環境定

義ファイル(web.xml)にどのようなタグを使用し、設定

しますか?

session-timeoutタグを使用して、設定します。以下に記述例を示します。例: セションタイ

ムアウト時間を40分に指定する場合&lt;session-config&gt; &lt;session-timeout&gt;

40 &lt;/session-timeout&gt;&lt;/session-config&gt;省略した場合は、30が設定され

ます。設定したセションタイムアウト時間は、

javax.servlet.http.HttpSession.getMaxInactiveInterval()メソッドを使用して、取り出す

こともできます。

3929 Interstage Application Server 設計/開発 Cookieが存在しない状況で、

HttpServletRequest.getCookies()を呼び出した場合、

どのような内容が返されますか?

サーブレット・コンテナの環境定義ファイルでのサーブレットコンテナのバージョンの指定、または

省略により、返される内容が異なります。サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのContextタ

グversion属性が省略(V4.1以前のバージョン)の場合空のCookie[]が返される。サーブ

レット・コンテナ環境定義ファイルのContextタグversion属性がV5の場合nullが返される。

3930 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Server V5で、セションCookie

を毎回のレスポンスで設定するように定義(サーブレット

コンテナ環境定義ファイルのContextManagerタグの

clientSession属性にpermanentを指定)して運用する

場合、ブラウザを一度終了して再起動した時に、どのよう

な処理が実行されますか?

ブラウザを一度終了した後、ブラウザを再起動した場合は、以下の動作をします。

SessionIDブラウザ終了前と同じ情報が保持される。JSESSIONIDブラウザ終了前と同じ情

報が保持される。addCookie()で設定したCookie情報削除される。

3931 Interstage Application Server 設計/開発 セションCookieを毎回のレスポンスで設定するように定義

(サーブレットコンテナ環境定義ファイルの

ContextManagerタグのclientSession属性に

permanentを指定)して運用している場合、処理の途

中でセションタイムアウト時間を過ぎた時に、どのような処

理が実行されますか?

処理の途中でセションタイムアウト時間を過ぎた場合は、以下の動作をします。SessionID

変更される。JSESSIONID削除される。addCookie()で設定したCookie情報セションタイム

アウト前と同じ情報が保持される。

3932 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Server V5で、Servletサービス

のセションCookieを、毎回のレスポンスで設定するように

定義(サーブレットコンテナ環境定義ファイルの

ContextManagerタグのclientSession属性に

permanentを指定)した場合、どのような効果がありま

すか?

ブラウザとの毎回のレスポンスでセションCookie(JSESSIONID)を設定することにより、セ

ションCookieのクライアント(Webブラウザ)上の有効期限をセションタイムアウト時間と同じ

値に設定できます。また、Interstage Application Server V5系では、セションCookieの設

定は、セション確立時の初回レスポンスに加え、毎回のレスポンスで設定可能となりました。

実装することにより、以下が可能となります。クライアント-サーバ間でセションCookieの同期

が取れます。クライアントを一旦終了しても、クライアント上にセションCookieが保持されま

す。そのため、クライアントが異常終了した場合、クライアントの再起動によりセションの継続が

可能となります。

3933 Interstage Application Server 設計/開発 Servlet2.3のフィルタ機能を使用する場合、Webアプリ

ケーション環境定義ファイル(web.xml)の定義を行い

ますが、注意事項はありますか?

filter-mappingタグで&lt;servlet-name&gt;を指定した場合は、servletタグを記述する必

要があります。

3934 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverの機能に、文字コードの

変換はありますか?

Interstage Application ServerのServletサービスでは、「サーブレット・コンテナ環境定義

ファイル」のContextタグのinputcode属性でも、Webクライアントからのリクエストパラメタのエ

ンコーディング(charset)に対する文字コード変換ができます。

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3935 Interstage Application Server 共通 Servlet2.3のフィルタ機能の用途について教えてください。 フィルタ機能の用途を以下に示します。ログと監査フィルタ(Logging and Auditing

Filters)イメージ変換フィルタ(Image conversion Filters)データ圧縮フィルタ(Data

compression Filters)暗号化フィルタ(Encryption Filters)トークン分割フィルタ

(Tokenizing Filters)リソースアクセスイベントのトリガとなるフィルタ(Filters that trigger

resource access events)XSL/T フィルタ(XSL/T filters)Mime-type チェーンフィルタ

(Mime-type chain Filter)

3936 Interstage Application Server 共通 Servlet2.3のフィルタ機能とは、どのような機能ですか? Servlet2.3のフィルタ機能とは、javax.servlet.Filter、FilterChain、FilterConfigの

Interfeceで定義されており、リソース(具体的には、サーブレットまたはhtmlなどのスタティッ

クなコンテンツ)へのリクエスト、またはリソースからのレスポンス、またはその両方をフィルタリン

グするタスクを実行するオブジェクトです。例えば、Webクライアントからのリクエストパラメタのエ

ンコーディング(charset)に対する文字コード変換は、従来はサーブレットソース内での処

理が必要でしたが、フィルタを使えば、サーブレットソース内では文字コードを意識しなくてもよ

くなります。【補足】Interstage Application Serverでは、コンテナの設定で、Webクライアン

トからのリクエストパラメタのエンコーディング(charset)に対する文字コード変換ができま

す。

3937 Interstage Application Server 設計/開発 サーブレットでCookieを使用できますか?また、日本語

文字列の設定はできますか?

javax.servlet.Http.Cookieクラスを使用することで、操作できます。日本語文字列を操作

する場合は、Cookieの値に設定/取得時に、エンコード/デコードする必要があります。以

下にプログラム例を記述します。(注)requestは、HttpServletRequest、responseは、

HttpServletResponse■追加処理String cookiename1 = "Cookie_Sample1";String

cookievalue1 = java.net.URLEncoder.encode("Cookie_Sample_Test");Cookie

cookie1 = new Cookie(cookiename1, cookievalue1);String cookiename2 =

"Cookie_Sample2";String cookievalue2 = java.net.URLEncoder.encode("日本語

");Cookie cookie2 = new Cookie(cookiename2,

cookievalue2);response.addCookie(cookie1);response.addCookie(cookie2);■取得

処理Cookie[] cookies = request.getCookies();for (int i=0; i&lt;cookies.length;

i++) {  System.out.println    ("name : " + cookies[i].getName());

System.out.println    ("value : " +

java.net.URLDecoder.decode(cookies[i].getValue()));}

3938 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Server V5.0のJservletのオブ

ジェクト参照機能で、参照が可能なオブジェクト(リソー

ス)を使用したいのですが、運用までに必要な定義を教

えてください。

運用までに必要な定義の流れは、以下のとおりです。Jservlet 環境定義ファイルの編集

Webアプリケーション環境定義ファイルの編集J2EE リソース定義の登録(名前変換定義

ファイルの登録)(アプリケーションのコーディング)(注)Interstage Application Server

V5.0では、「オブジェクト」を「リソース」と表現しています。

3939 Interstage Application Server 設計/開発 サーブレットやJSPを使用して、リクエストヘッダを取得する

方法を教えてください。

サーブレット、JSPを使用した場合のリクエストヘッダ取得方法については、以下を参照してくだ

さい。■ サーブレットHttpServletRequestインタフェースのgetHeaderメソッドで取得できま

す。例:String user-agent = request.getHeader("user-agent");■

JSPHttpServletRequestインタフェースのgetHeaderメソッドで取得できます。例:&lt;%=

request.getHeader("user-agent") %&gt;

3940 Interstage Application Server 運用/保守 JSP内でデータ保持用に使用しているクラスのVector、

HashMapに対して、複数端末で同一機能のオペレーショ

ンを行い、データを追加した場合、1端末のデータだけが

反映されてしまうのはなぜですか?

該当クラスの宣言にて、メンバ変数をstatic定義していないかを確認してください。同一プロセ

ス内のスレッド間(JSP)で、該当クラスのインスタンス間のメンバ変数が共有されていること

が考えられます。

3941 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレットコンテナ環境定義ファイルのContextタグに

reloadable='true'を指定していますが、classファイルを

入れ替えてもリロードされず、InfoProvider Proおよび

JServletを停止、再起動すると反映されます。

jswatch.confファイルのコンテナの設定で、CLASSPATH

にサーブレットクラスファイル格納ディレクトリを指定してい

ますが、なぜリロード機能が動作しないのですか?

jswatch.confファイルのコンテナの設定で、CLASSPATHにサーブレットクラスファイル格納ディ

レクトリが指定されているため、サーブレットのリロード機能が動作しません。当該設定を解除

した後に、サーブレットコンテナを再起動してください。

3942 Interstage Application Server 設計/開発 サーブレットで、初期値(起動パラメタ)を取得する方

法を教えてください。

以下の2つの方法があります。サーブレットコンテキストの初期化パラメタコンテキスト(アプリ

ケーション)配下の資産から参照できる方法です。アプリケーションServletContextインタ

フェースのgetInitParameterメソッドで取得することができます。例:String value =

context.getInitParameter(Parameter_Name);初期値の設定(Webアプリケーション環

境定義ファイル)サーブレットコンテキストの初期化パラメタは、context-paramタグで定義し

ます。例:&lt;web-app&gt;... &lt;context-param&gt;  &lt;param-

name&gt;Parameter_Name&lt;/param-name&gt;  &lt;param-

value&gt;data&lt;/param-value&gt; &lt;/context-param&gt;...&lt;/web-app&gt;

サーブレット属性の初期化パラメタ個々のサーブレット特有のパラメタを取得する方法です。

アプリケーションServletConfigインタフェースのgetInitParameterメソッドで取得することがで

きます。例:String value = config.getInitParameter(Parameter_Name);初期値の設

定(Webアプリケーション環境定義ファイル)サーブレットやJSPの属性は、servletタグで定

義します。例:&lt;web-app&gt;... &lt;servlet&gt;  &lt;servlet-

name&gt;SampleServlet&lt;/servlet-name&gt;  &lt;servlet-

class&gt;SampleServlet&lt;/servlet-class&gt;  &lt;init-param&gt;

&lt;param-name&gt;Parameter_Name&lt;/param-name&gt;   &lt;param-

value&gt;data&lt;/param-value&gt;  &lt;/init-param&gt;

&lt;/servlet&gt;...&lt;/web-app&gt;

3943 Interstage Application Server 運用/保守 OracleのJDBC OCIドライバを使用しているサーバアプリ

ケーションがハングアップします。対処方法を教えてくださ

い。

Solaris 8上で、Oracle 8i、Oracle 9iと連携するEJBサービス、およびServletサービスなどの

Javaアプリケーションを実行する場合、かつ、JDBC OCIドライバ(Type2)を利用する場合

は、環境変数LD_LIBRARY_PATHの先頭に/usr/lib/lwpを設定してください。設定しない

場合、アプリケーションがハングアップする場合があります。

3944 Interstage Application Server 運用/保守 j2eejndisetupコマンド実行後に設定を保存すると生成

されるjdbc.serファイルは、何に使用するのですか?

jdbc.serファイルは、J2EEリソースアクセス定義ツール(GUI:j2eejndisetup、コマンド:

fjj2eeadmin)で定義情報を管理するファイルです。登録済の定義表示、登録、修正、お

よび削除処理を行う場合に、このファイル(jdbc.ser)から情報の取得や更新を行います。

3945 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Server V5で、環境プロパティ

の参照方法を教えてください。

環境プロパティの参照方法は、以下の実装例を参照してください。環境プロパティのクラス名

resource = null;try { InitialContext ctx = new InitialContext(); resource = (環

境プロパティのクラス名)ctx.lookup("java:comp/env/JNDI名

");}catch(NamingException ne) { ne.printStackTrace();}

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3946 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Server V5で登録したEJBリ

ソース(オブジェクト)の参照方法を教えてください。

登録されたEJBリソースの参照方法は、以下の実装例を参照してください。参照 Beanの

Homeインタフェース名 home = null; // 注1try { InitialContext ctx = new

InitialContext(); Object obj = (Object)ctx.lookup("java:comp/env/JNDI名"); //

注2 home = (参照 Bean の Home インタフェース

名)javax.rmi.PortableRemoteObject.narrow (obj, 参照 Bean の Home インタフェー

スのクラス名); // 注3}catch(NamingException ne) { ne.printStackTrace();}(注

1)参照 BeanのHomeインタフェース名は、Homeインタフェースのファイル名の".class"を除

いたものを設定します。(注2)JNDI名は、Webアプリケーション環境定義ファイルのejb-

ref-name タグで設定した名前です。(注3)参照 BeanのHomeインタフェースのクラス名

は、Homeインタフェースのファイル名のファイル名を設定します。

3947 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Server V5で登録したリソース

(オブジェクト)の参照方法を教えてください。

登録されたリソースをアプリケーションから参照する手順を説明します。JDBC、JMS、

JavaMail、URLリソースの参照方法の実装例は、以下を参照してください。JDBC、JMS、

JavaMail、URL リソース、参照リソースのクラス名 resource = null; // 注1try {

InitialContext ctx = new InitialContext(); resource = (参照リソースのクラス名)

ctx.lookup("java:comp/env/JNDI名"); // 注2}catch(NamingException ne) {

ne.printStackTrace();}(注1)参照リソースのクラス名は、Webアプリケーション環境定義

ファイルのres-typeタグで設定した名前です。(注2)JNDI名は、Webアプリケーション環境

定義ファイルのres-ref-nameタグで設定した名前です。

3948 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Server V5で、リソース(オブ

ジェクト)の参照機能を使用する際、J2eejndisetupコ

マンド(GUI)の使用方法と登録可能なリソースを教え

てください。

リソースの登録は、j2eejndisetupコマンドにより、GUIベースでも行うことができます。ツール起

動後、登録したいリソースを選択、「ファイル」-「新しい定義」を選択し、リソースのプロパティ

を入力します。登録可能なリソースは、JDBC、JMSおよびJavaMailです。(注)

j2eejndisetupコマンドの詳細については、以下を参照してください。リファレンスマニュアル(コ

マンド編)J2EEユーザーズガイド J2EE リソースアクセス定義について

3949 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Server V5で、リソース(オブ

ジェクト)の参照機能を利用したいのですが、Jservletの

環境定義を行う際の注意点はありますか?

JServlet環境定義ファイル(jswatch.conf)の各コンテナ定義の

[containername].bin.parametersで、サーブレットコンテナ起動時のjavaコマンドのパラメタ

を設定してください。■ default.bin.parametersまたは[containername].bin.parameters

の設定以下のパラメタを設定してください。([containername]には、サーブレット・コンテナ

の名前を設定します。)-Dcom.fujitsu.interstage.jservlet.j2ee=true-

Dorg.omg.CORBA.ORBClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB-

Dorg.omg.CORBA.ORBSingletonClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.Singlet

onORB-

Djavax.rmi.CORBA.StubClass=com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.StubDelega

teImpl-

Djavax.rmi.CORBA.UtilClass=com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.UtilDelegateI

mpl-Djavax.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectClass=

com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectDelegateImpl移行の

際の注意事項として、V3以前で指定していた以下のパラメタ-

Djava.naming.factory.initial=com.fujitsu.interstage.j2ee.jndi.InitialContextFactor

yForClientを削除して、-Dcom.fujitsu.interstage.jservlet.j2ee=trueに変更してくださ

い。■ default.envまたは[containername].envの設定環境変数PATH、CLASSPATH、

LD_LIBRARY_PATH(Windowsシステム以外の場合)に以下を設定してください。

Windowsの場合[環境変数PATH]C:¥INTERSTAGE¥J2EE¥bin[環境変数

CLASSPATH]○ JDK1.3の場合C:¥INTERSTAGE¥ODWIN¥etc¥class¥ODjava2.jar○

JDK1.4の場合C:¥INTERSTAGE¥ODWIN¥etc¥class¥ODjava4.jarSolarisの場合[環

境変数PATH]/opt/FJSVj2ee/bin[環境変数CLASSPATH]○ JDK1.3の場合

/opt/FSUNod/etc/class/ODjava2.jar○ JDK1.4の場合

/opt/FSUNod/etc/class/ODjava4.jar[環境変数LD_LIBRARY_PATH]

/opt/FSUNod/libLinuxの場合[環境変数PATH]/opt/FJSVj2ee/bin[環境変数

CLASSPATH]○ JDK1.3の場合/opt/FJSVod/etc/class/ODjava2.jar○ JDK1.4の場合

/opt/FJSVod/etc/class/ODjava4.jar[環境変数LD_LIBRARY_PATH]

/opt/FJSVod/lib

3950 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Server V5で、リソース(オブ

ジェクト)の参照機能を使用する際、J2eejndisetupコ

マンド(GUI)によるJMSの設定を教えてください。

JMSの設定例を以下に示します。ConnectionFactoryの場合○ 定義名Webアプリケーショ

ン環境定義のresource-refで指定する名前を設定○ タイプConnectionFactoryのタイプ

で、QueueConnectionFactoryまたはTopicConnectionFactoryのいずれかを設定○ クラ

イアントIDアプリケーションが使用するdurable Subscriberを識別するための情報を設定○

グローバルトランザクションの使用グローバルトランザクションの使用の有無合を設定

Destinationの場合○ 定義名Webアプリケーション環境定義のresource-env-refで指定す

る名前を設定○ タイプDestinationのタイプで、QueueまたはTopicのいずれかを設定○ グ

ループ名メッセージの送受信に使用するイベントチャネルのグループ名を指定○ チャネル名

メッセージの送受信に使用するイベントチャネルのチャネル名を指定

3951 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V8から提供されている

Interstage Webサービス機能では、Java.util.Vector型

を利用できますか?

Java.util.Vector型は、利用できません。以下のデータ型は、SOAPサービスでは利用できま

したが、Interstage Application Server V8から提供されているJ2EEのInterstage Web

サービス機能では、サポートされません。列挙型java.util.Vector型

com.fujitsu.interstage.soapx.typesパッケージに含まれるクラスSOAPサービスでこれらの

データ型を利用していた場合は、マニュアルを参照して、これらのデータ型を利用しないインタ

フェースに変更してください。

3952 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverでは、JCA(J2EE

Connector Architecture)をサポートしていますか?

Interstage Application Server V6およびV7では、以下のエディションで、J2EE Connector

Architecture 1.0をサポートしています。Interstage Application Server PlusInterstage

Application Server Standard EditionInterstage Application Server Enterprise

Edition

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3953 Interstage Application Server 共通 CORBA通信におけるデータ通信の最大長を教えてくださ

い。

CORBA通信のデータ最大長は、CORBAデータ型などによって変わります。■ 固定長シーケ

ンスなどを利用する場合以下のマニュアルに記載してあるように、65535バイトの制限がありま

す。Interstage Application Server 使用上の注意 ~ SolarisTM オペレーティングシステ

ム ~ 制限事項  CORBAサービスの制限事項   IDL定義に関する制限データ型宣言

において、以下の値が65535を超えることはできません。サイズ指定のある文字列型

(stinrg,wstinrg)のサイズシーケンス型(sequence)のサイズ列挙型(enum)、構造

体(struct)、共用体(union)、例外構造体(exception)の要素数配列の配列サ

イズ■ 可変長シーケンスなどを利用する場合CORBA最大電文長の制限はありませんが、ク

ライアントアプリケーションおよびサーバアプリケーションのメモリサイズの影響を受け、また、シス

テムの空きメモリに依存しています。

3954 Interstage Application Server 運用/保守 OD_startサービスを起動すると、イベントビューアに以下

の警告が発生します。原因と対処方法を教えてください。

「OD_startサービスを開始するときに、サービス コントロー

ルマネージャによって起動された以外のサービス プロセス

が接続されました。サービス コントロールマネージャは、プ

ロセス 1780を起動しましたが、代わりにプロセス 1800が

接続されました。このサービスが、デバッガを起動した状態

で開始するように構成されている場合は、これは予期され

た動作です。」

Windows ServerTM2003において、CORBAサービスの起動時にシステムのイベントログに質

問されたとおりの警告が出力されますが、CORBAサービスとして、予期された動作のため、問

題ありません。

3955 Interstage Application Server 購入相談 Linux版 Interstage Application ServerのCORBAサー

ビス、コンポーネントトランザクションサービスをC言語で開

発する場合、商用のgccコンパイラや別のコンパイラを購

入する必要はありますか?

OS製品に含まれているパッケージを利用できるため、購入の必要はありません。詳細につい

ては、以下のマニュアルを参照してください。Interstage Application Server Standard

Edition V6.0L10 Interstage Application Server 使用上の注意 - Linux -  第1章 ソ

フトウェア条件   1.1 アプリケーション開発時に必要なソフトウェア    1.1.1 アプリケー

ション開発環境

3956 Interstage Application Server 共通 mod_perl/mod_phpをサポートしていますか? Interstage HTTP Serverでは、mod_perl/mod_phpなどを含むサードパーティのプラグイン

モジュールはサポートしていません。富士通製品で提供しているプラグインモジュールだけを使

用できます。詳細については、以下のマニュアルを参照してください。Interstage Application

Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集 Interstage HTTP Server運用

時の異常  よくある質問とその対処方法   サードパーティのプラグインモジュールをサポー

トしていますか

3957 Interstage Application Server 共通 Interstage HTTP ServerとSun Java System

WebServerで、同時にWebサーバコネクタを利用できま

すか?

Interstage HTTP Serverでは、Sun Java System WebServerと同時にWebサーバコネク

タを利用できません。

3958 Interstage Application Server 共通 Interstage HTTP ServerとMicrosoft® Internet

Information Servicesで、同時にWebサーバコネクタを

利用できますか?

Interstage HTTP Serverでは、Microsoft® Internet Information Servicesと同時に

Webサーバコネクタを利用できません。

3959 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverを複数起動できますか? Interstage HTTP Serverでは、1つのシステム上に複数のWebサーバの構築・運用を行うこ

とができます。3960 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Server V9で、Interstage

HTTP ServerがサポートしているApacheのバージョンを教

えてください。

Interstage HTTP Serverは、Apache 2.0.59をベースとしたWebサーバです。複数Web

サーバ機能、およびコンテンツの圧縮機能が可能です。

3961 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverと他のWebサーバを共存させ

るには、何を設定すればよいですか?

それぞれのWebサーバ(Interstage HTTP Serverと他のサーバ)に異なるポート番号を設

定することにより、共存させることができます。詳細については、以下のオンラインマニュアルを

参照してください。Interstage Application Server トラブルシューティング集 Webサーバ

(Interstage HTTP Server)運用時の異常  よくある質問とその対処方法

3962 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverの動作状態を確認することは

できますか?

できます。サーバステータスの監視機能を利用することにより、Interstage HTTP Serverのア

クセス数、転送量、通信プロセス(スレッド)などの動作状態を表示し、確認することができ

ます。また、Interstage Application Server V8からコマンド(ihsdisp)を提供しており、

Interstage HTTP Serverの動作状態を簡単に確認することができます。詳細については、

以下のマニュアルを参照してください。Interstage Application Server Webサーバ運用ガイ

ド(Interstage HTTP Server編) 機能  サーバステータスの監視機能

3963 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverでは、Apache HTTP

ServerをベースとしたInterstage HTTP Server

(FJapache)を提供していますが、Interstageで提供

以外のオリジナルのApacheをインストールして使用するこ

とはできますか?また、使用可能な場合、FJapacheと

Apacheとで異なる点があれば、教えてください。

社外品のApacheを使用した場合、富士通ではApacheについてのサポートを行っていませ

ん。製品で提供しているInterstage HTTP Serverをご利用ください。Interstage HTTP

Serverは、Apache 1.3.22をベースとしたWebサーバです。Apache 1.3.22で提供している

基本機能に加えて、以下の機能をサポートし、Webサーバにおける様々な機能要求へ対応

しています。V7○ Interstage管理コンソールによる管理○ オンライン照合機能(LDAP)

○ SSL○ ログファイルのローテーション機能V6 / V5○ オンライン照合機能(LDAP)○ SSL

3964 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverでは、ThreadsPerChildディレ

クティブで、1度にハンドル可能なリクエストの制限(数

値)を設定できますが、制限を超えるリクエストはどのよう

に扱われますか?

ThreadsPerChildで設定した制限値を超えるリクエストに関しては、Interstage HTTP

Server内でキューイングされ、前のリクエスト処理が終了した段階で、随時処理が実行され

ます。

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3965 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverの出力するエラーログのロー

テーションについて教えてください。

Interstage HTTP Serverのエラーログは、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル

(httpd.conf)において、ErrorLogディレクティブでihsrlogコマンド実行文、または、ログファ

イル名を指定すると、出力されます。ログローテーションコマンド(ihsrlog)のオプション指定

で、ログローテーションを以下の2とおりの単位で指定することができます。ファイルサイズ単位

(-sオプション)日数単位(-dオプション)例1: ファイルサイズ単位で指定する場合

Windowsの場合エラーログ(1MB単位、ファイル数の上限値5)を、ファイル “C:¥

Interstage¥F3FMihs¥logs¥errorlog.xxxxxxxxxxxx[.x]”に出力する場合(インストール

パスはデフォルト、xxxxxxxxxxxxは作成日時)○ エラーログファイルの作成  ErrorLog

"|ihsrlog -s logs/errorlog 1 5"Solaris/Linuxの場合エラーログ(1MB単位、ファイル数の

上限値5)を、ファイル “/var/opt/FJSVihs/logs/errorlog.xxxxxxxxxxxx[.x]”に出力する

場合(インストールパスはデフォルト、xxxxxxxxxxxxは作成日時)○ エラーログファイルの

作成  ErrorLog "|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -s /var/opt/FJSVihs/logs/errorlog 1 5"

例2: 日数単位で指定する場合Windowsの場合エラーログ(7日単位、ファイル数の上

限値5)を、ファイル “C:¥Interstage¥F3FMihs¥logs¥errorlog.xxxxxxxxxxxx”に出力す

る場合(インストールパスはデフォルト、xxxxxxxxxxxxは作成日時)○ エラーログファイルの

作成  ErrorLog "|ihsrlog -d logs/errorlog 7 5"Solaris/Linuxの場合エラーログ(7日

単位、ファイル数の上限値5)を、ファイル

“/var/opt/FJSVihs/logs/errorlog.xxxxxxxxxxxx”に出力する場合(インストールパスはデ

フォルト、xxxxxxxxxxxxは作成日時)○ エラーログファイルの作成  ErrorLog

"|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -d /var/opt/FJSVihs/logs/errorlog 7 5"なお、編集した内

容を反映させるには、Interstage HTTP Serverの再起動が必要です。(注)ログローテー

ションとはログ出力の管理を行っていない場合、時間が経つにつれてログファイルは肥大化し、

ディスク資源を浪費していきます。ログローテーションとは、一定の条件(サイズ、時間など)

でログを別ファイルにバックアップし、errorlog.1、errorlog.2、errorlog.3・・・というようにログ

をローテーションしていくことを指します。ローテーションするファイル数の上限を設定することによ

り、資源の浪費を防ぎ、また、1ファイルのサイズの上限を指定することにより、ログの分析時に

も効果を発揮します。参考: Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル

(httpd.conf)の格納先Interstage HTTP Server の環境定義ファイル(httpd.conf)

は、以下のディレクトリに格納されています。Windowsの場合C:¥Interstage¥F3FMihs¥

conf¥httpd.conf(CドライブにInterstage Application Serverをインストールした場合)

Solaris/Linuxの場合/etc/opt/FJSVihs/conf/httpd.conf(本ファイルの格納先は、上記

ディレクトリから変更することはできません。)マニュアルInterstage オンラインマニュアル

Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(Interstage HTTP Server編)

第2章 環境設定   2.2 環境定義ファイル    2.2.6 エラーログの設定

3966 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Server V6.0からInterstage

HTTP Serverが推奨されていますが、今後は

InfoProvider Proのサポートがなくなるのですか?

Interstage Application Server V8.0からは、WebサーバとしてInterstage HTTP Server

だけを提供しています。InfoProvider Proは提供していませんので、Interstage HTTP

Serverの利用を検討してください。

3967 Interstage Application Server 運用/保守 Windows版 Interstage Application Server Plus

V5.0L20をインストールした初期状態で、Info

ProviderProはどの定義ファイルで動作していますか?

Windows版 Interstage Application Server Plus V5.0L20をCドライブにインストールした

初期状態では、InfoProvider Pro環境定義ファイルは、以下の定義ファイルで動作していま

す。C:¥Interstage¥F3FMwww¥Conf 配下のWWWSV.dat

3968 Interstage Application Server 運用/保守 Windows版 Interstage Application Server V5.0L20

のInfoProvider Proで、Webブラウザからの同時アクセス

数の最大数の設定値(定義名:concurrency)を設

定して、同一ブラウザを複数のフレームに分割し、複数フ

レームから同時に通信を行った場合、同時アクセス数は、

1または複数のどちらになりますか?

InfoProvider Proの同時アクセス最大数の設定値(定義名:concurrency)は、使用さ

れるソケットの数(通信数)を対象としているため、複数アクセス扱いになります。1フレーム

しか使用しない場合でも、イメージを埋め込んであるページを表示する際は、ブラウザが複数

のイメージを同時に要求することがあり、この場合も複数の同時アクセス数が使用されます。

3969 Interstage Application Server 設計/開発 WWWサーバにInfoProvider Proを使用しています。

Servletサービスで、異常発生時にブラウザ表示するエ

ラーメッセージのページをカストマイズしたいのですが、マ

ニュアルには設定箇所が複数あるため、使い分けを教え

てください。

WWWサーバにInfoProvider Proを使用している場合は、Serlvetサービスで任意のエラー

ページの設定ができるのは、以下の3つです。InfoProvider Proの環境定義ファイルサーブ

レット・ゲートウェイ環境定義ファイルWebアプリケーション環境定義ファイルステータスコードに

対応する現象の発生する箇所や内容により、有効となる定義が異なります。該当する環境

定義ファイルにエラーページを定義してください。■ InfoProvider Proの環境定義ファイルの

ステータスコードファイル名(statusfile)に定義した場合InfoProvider Proの環境定義ファ

イルのステータスコードファイル名(statusfile)に定義したエラーページは、 Servletサービス

へのリクエストに対して有効になりません。ただし、以下の場合は、InfoProvider Proの環境

定義ファイルに定義したページがクライアントに返却されます。WWWサーバで、サーブレット・

ゲートウェイに対してアクセス制限を設定している場合InfoProvider Proの環境定義ファイル

に定義した401、または、403のページがクライアントに返却されます。Servletサービスへのアク

セスURLのWebアプリケーション識別子を誤った場合Servletサービスにリクエストが渡らないた

め、 WWWサーバにて、404となります。そのため、InfoProvider Proの環境定義ファイルに

定義した404のページがクライアントに返却されます。■ サーブレット・ゲートウェイ環境定義

ファイルの定義項目"ErrorPage"にエラーページを定義した場合サーブレット・ゲートウェイ環

境定義ファイルの定義項目"ErrorPage"に定義したエラーページが使用されるケースは、以

下のとおりです。404(Not Found)サーブレット・ゲートウェイ以外のフィルタアプリケーション

によって、URIが書き換えられている場合500(Internal Server Error)メモリ不足、ネット

ワーク異常などのシステムのエラーが発生した場合サーブレット・コンテナとのデータ送受信でタ

イムアウトが発生した場合503(Service Unavailable)サーブレット・コンテナへのリクエスト

が最大接続数(MaxConnection)を超えた場合(注)ただし、サーブレット・コンテナとの

データ送受信でタイムアウトが発生した場合であっても、既にクライアントにステータスコードお

よびレスポンスのBodyを返却途中、または返却済の場合には、 500とはならず、サーブレッ

ト・コンテナから返却したステータスコードとなります。■ Webアプリケーション環境定義ファイル

のerror-pageタグにエラーページを定義した場合指定したステータスに該当する現象がサー

ブレット・コンテナで発生した場合、定義したエラーページが使用されます。この場合、クライア

ントに返却されるステータスコードは200(OK)となります。ただし、401(Unauthorized)

の場合には、以下の場合を除き、そのステータスの性質上、Webアプリケーション環境定義

ファイルに定義したエラーページは有効とならず、クライアントに返却されるステータスコードも

200とはなりません。ステータスコード 401(Unauthorized)でもエラーページが有効になる

場合Webアプリケーションのユーザ認証機能でフォームベース認証を使用している

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3970 Interstage Application Server 運用/保守 Linuxでのcoreの出力設定方法を教えてください。 Linuxでは、ハード/OSの出荷時、またはOSのUpdate適用により、デフォルトでcoreの出力

が設定されていない場合があります。coreは、トラブル発生時の開発元調査で必要な資料

となりますので、以下を実施して、coreが出力されるようにしてください。■ core出力設定方

法1. isstartコマンドでInterstageを起動させる場合(Enterprise Edition、Standard

Edition、Standard-J Edition、Plus、Web-J Edition(V8)、およびWeb Serverが対

象)sh(bash)で"ulimit -c unlimited"コマンド実行後、Interstageを起動させます。ワーク

ユニット起動ユーザがInterstage起動ユーザと違う場合は、ワークユニット起動前に"ulimit -

c unlimited"コマンドを実行してから、ワークユニットを起動させます。2. RCプロシジャでOS起

動時に自動的にInterstageが起動するように設定されている場合以下の方法を実施するこ

とにより、OS再起動後にcoreが出力されるようになります。a. /etc/init.d/functionsファイル

に、# make sure it doesn't core dump anywhere; while this could mask#

problems with the daemon, it also closes some security problemsulimit -S -c 0

&gt;/dev/null 2&gt;&amp;1 または、ulimit -S -c ${DAEMON_COREFILE_LIMIT:-

0} &gt;/dev/null 2&gt;1と記述されていますので、上記の設定で"0"を"unlimited"に変更

してください。ulimit -S -c unlimited &gt;/dev/null 2&gt;&amp;1b. Web-J Edition

(V7以前)の場合は、/etc/rc2.d/S99starttdに、Enterprise Edition、Standard

Edition、Standard-J Edition、Plus、Web-J Edition(V8)、およびWeb Serverの場合

は、/etc/rc2.d/S99startisに、以下の(注)の記述を追加してください。例: S99starttd

の場合#!/bin/sh# Interstage Application Server# S99starttd : Interstage

Application Server start procedureOD_HOME=/opt/FJSVodexport

OD_HOMEulimit -c unlimited (注)/opt/FJSVod/bin/odalive &gt; /dev/nullwhile

[ "$?" != "0" ]do sleep 1 /opt/FJSVod/bin/odalive &gt;

/dev/nulldone/opt/FJSVtd/bin/tdstart

3971 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Webサービスでは、添付ファイルの送信はで

きますか?

Interstage Application server V9以降では、J2EEのInterstage Webサービス機能で、

添付ファイルの送信ができます。WS-I Attachment Profile 1.0に対応した方法で送信しま

す。

3972 Interstage Application Server 構築(導入/移行) WebサーバとAPサーバを分離して負荷分散する場合、

Webサーバ機能についてもEnterprise Edition版が必須

ですか?

必須ではありません。Webサーバとアプリサーバが分離され、負荷分散を行う場合、アプリ

ケーションサーバ側には、Interstage Application Edition Enterprise Edition版が必要と

なりますが、Webサーバ側では、Enterprise Editionに同梱されているWebサーバ機能

(Web Package)を利用してください。

3973 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションからネットワーク上の共有資源を参

照できますか?

参照できます。Interstage Application Server V8では、IJServer上に配備されたアプリ

ケーションから、ネットワークドライブ上のファイルの参照および更新ができます。詳細について

は、以下のマニュアルを参照してください。Interstage Application Server J2EEユーザーズ

ガイド J2EE共通編  J2EEアプリケーションの設計   ネットワークドライブへアクセスする

場合の環境設定

3974 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Serverの統合コマンド

isstartwuとisstopwuコマンドの復帰値を教えてください。

isstartwuとisstopwuコマンドの戻り値は、以下のとおりです。 正常終了した場合: 0 コ

マンド実行に失敗した場合: 0以外

3975 Interstage Application Server 共通 InterstageのWebサーバ(Interstage HTTP Server)

では、圧縮モジュールmod_gzipを利用できますか?

Interstage HTTP Serverでは、mod_gzipには正式対応していません。HTTP圧縮

(mod_gzip)は、Apacheプロジェクトから提供されたモジュールではなく、サードパーティ製

のモジュールです。Apacheプロジェクトから公式に提供されていないものに関しては、品質面

で保証できないため、Interstage Application Serverでは、対応していません。

3976 Interstage Application Server 共通 Interstage上でサポートしている証明書を教えてくださ

い。

Interstage証明書環境では、以下で発行された証明書・CRLをサポートしています。

Systemwalker PkiMGR日本ベリサイン株式会社セキュア・サーバIDをサポートしています。

日本認証サービス株式会社Webサーバ証明書をサポートしています。上記以外の認証局

が発行する証明書については、以下の条件を満たす証明書を扱うことができると考えられま

す。X.509またはRFC2459に準拠RSA暗号アルゴリズムを利用し、その鍵長が2048bit以下

ハッシュアルゴリズムにはMD5かSHA1を利用しかし、証明書の入手方法も含め、Interstage

Application Serverとして動作確認を行っていないため、サポート対象とはしていません。

3977 Interstage Application Server 共通 同一サーバ(Windows 2000 Server)上に、

Interstage Application Server V5.0、Interstage

Apcoordinator V5.0、Interstage Apworks V5.0をイ

ンストールする順番を教えてください。

実行環境(Interstage Application Server V5.0)と開発環境(Interstage Apworks

V5.0)を一台のマシンにインストールする場合は、Interstage Application Server V5.0に

同梱されているJava実行環境サーバパッケージの代わりに、Interstage Apworks V5.0を使

用します。■ 順序Interstage Application Server V5.0のサーバ機能をインストールしま

す。インストール時に、「カスタムインストール」で、Java実行環境サーバパッケージに該当する

コンポーネントを選択しないで(チェックを外して)ください。Interstage Apworks V5.0、

Interstage Apcoordinator V5.0の順にインストールします。各製品のインストールについて

は、ソフトウェア説明書やマニュアルの記載に従ってください。

3978 Interstage Application Server 運用/保守 Java起動オプションに-Xnoclassgcを指定して、アプリ

ケーションを実行すると、OutOfMemoryErrorになりま

す。対処方法を教えてください。

Java起動のオプションに、-Xnoclassgecというクラスのガーベジコレクションを無効にする機能

があります。このオプションを指定すると、JDK1.3以降のJava VM(HotSpot VMおよび

FJVM)では、Javaヒープ内のPermanent世代領域へのガーベジコレクションを止めてしまう

ため、OutOfMemoryErrorが発生し易くなります。-Xnoclassgecを指定することにより、

Permanent領域へのガーベジコレクションによるオーバヘッドがいくらか軽減されるという他社

報告がありますが、実行するJavaアプリケーションやJDKの実装に依存したオプションであるた

め、指定しないでください。

3979 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーション実行中に発生したExceptionにスタッ

クトレースが出力されず、"<<no stack trace

available>>"となります。対処方法を教えてください。

Javaアプリケーション実行でExceptionが発生した場合に、スタックトレースが出力されず、"

<<no stack trace available>>"となることがあります。これは、Java VM内部で

Exceptionを生成する際、「スタックトレース出力の情報」を格納するためのJavaヒープが足り

なくなることが原因です。現状のJava VMの実装では、java.lang.OutOfMemoryErrorが発

行されないため、Javaのヒープサイズを大きくするなど、Javaヒープの空きを十分に取った上

で、スタックトレースを確認してください。

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3980 Interstage Application Server 運用/保守 WindowsでJavaアプリケーションが異常終了しましたが、

ログに異常の記録がなく、ユーザダンプやワトソンログも出

力されていませんでした。原因として、何が考えられます

か?

Javaのプロセス消滅によるアプリケーション異常終了の原因として、アプリケーションによるexit

呼び出しや、-Xrs指定なしでのログオフ、他プロセスからのkill受信(注)による強制終了な

どがあります。(注)Windowsでは、タスク マネージャでのタスクの終了、プロセスの終了な

ど。Windows配下では、その他の要因として、Java VMがアプリケーション実行時にスタック不

足が発生した場合に、Dr.ワトソンの異常検出が遅れて、異常痕跡を残さなかったという事

例があります。通常は、スタック不足が発生すると、以下のように、ワトソンログにスタックオー

バーフローが発生した記録が残されます。アプリケーション例外が発生しました: アプリケー

ション: (pid=3300) 発生時間: 2007/12/05 @ 15:31:67.890 例外番号:

c00000fd (スタックオーバーフロー)しかし、高負荷下でスタック不足が発生した場合に

は、記録を残さずにプロセスだけが終了してしまう現象が起こり易いようです。ワトソンログにス

タックオーバーフローが記録された場合はもちろんですが、Javaのプロセス消滅の他の原因、

すなわち、アプリケーションによるexit呼び出しや、-Xrsオプション指定なしでのWindowsのログ

オフ、他プロセスからのkill受信による強制終了などが考えられない場合は、Java VMのスタッ

クを拡張して、現象が改善されるかどうかもトラブル切り分けの手段となります。Java VMのス

タックサイズ拡張オプション-Xssで、スタックサイズを拡張し、現象が改善されるか、確認してく

ださい。指定例: -Xss1m (スタックサイズを1MBytesにする場合。Windowsでのデフォル

トは、256KBytes。)

3981 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーションを実行すると、「hsperfdata_ユーザ

名」というフォルダ(またはディレクトリ)が作成されます

が、これは何ですか?資産として、バックアップ保存する必

要はありますか?

JDK1.4.2以降では、Javaプロセス動作時(Javaアプリケーション動作時)に、Java VMは

システムの一時作業領域(注)に「hsperfdata_ユーザ名」というフォルダ(またはディレクト

リ)と、その配下に数字名の一時ファイルを作成します。これは、Java VM動作中に内部的

に使用するファイルで、Java VMの動作中以外は不要となりますので、資産として、バックアッ

プ対象とする必要はありません。なお、Windowsシステムにおいては、Javaプロセスがこの一

時ファイルを占有しますので、Javaプロセス動作中にバックアップすることはできません。また、

Javaプロセス動作中にこの一時ファイルを移動または削除すると、Javaを使用したシステム動

作に影響を与えますので、Javaプロセスの動作中は、移動・削除しないでください。(注)

LinuxおよびSolarisの場合は、/tmp配下。Windows OSの場合は、Windows OSのフォル

ダ直下など(具体的にはWin32 APIのGetTempPath()が返却する値の場所)。

3982 Interstage Application Server 共通 jheapとjavaコマンドのオプション-verbose:gcの出力の違

いは何ですか?

jheapは、V6.0から正式サポートした富士通製JDK/JRE向けのJavaヒープ監視コマンドです

(Linux版は、V7.0のJDK1.4.2以降でサポート)。-verbose:gcは、Sunオリジナルの

JDK/JREでサポートされているjavaコマンドオプションで、富士通製JDK/JREでも使用できま

す。jheapは、計測対象のJavaプロセスとは独立したプロセスで、Javaヒープ(Old世代領

域、New世代領域、Permanent世代領域)の使用量を指定時間刻みで表示します。動

作中のJavaプロセスを停止する必要はなく、また、-verbose:gcでは得られないPermanent

世代領域の使用量を知ることができます。一方、-verbose:gcは、javaコマンド起動時にオ

プション指定する必要があります。-verbose:gcはjheapと異なり、Old世代領域とNew世代

領域の使用量の合計値を、ガーベジコレクションのイベント発生契機で出力します。ガーベジ

コレクションを契機とした情報のため、その前後のJavaヒープの使用状況を正確に知ることが

できます。jheapと-verbose:gcはいずれも、Javaヒープの使用状況をロギングする機能をもち

ますが、このような違いがありますので、注意してください。(特に、jheapの出力データが

Javaヒープの最大/最小使用量を示す保証がないことを上記説明でお分かりいただけると

思います)。

3983 Interstage Application Server 共通 jheapコマンドを頻繁に実行すると、アプリケーションのレス

ポンスが遅くなるのはなぜですか?

jheapの動作は、初期化処理と一定期間ごとの情報採取処理で構成されています。一定

期間ごとの処理は微々たるもので、ほとんどシステムに影響を与えることはありませんが、シス

テム全体の負荷(メモリやCPUの負荷)が高い状態では、初期化処理は、少なからず影

響を与える可能性があります。jheapコマンドで、一定期間ごとに何度もヒープ情報を採取す

る場合は、その都度、jheapコマンドを起動するのではなく、-iオプションで採取時間間隔

(秒単位)を指定し、運用してください。

3984 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーションの異常終了がJNI(Java Native

Interface)経由のネイティブプログラム側の問題かどう

か、判断する方法はありますか?

JDK1.3.1以降では、Java VMの異常終了時に、javaのカレントフォルダまたはカレントディレ

クトリにhs_err_pid***.logやfjvm_pid***.log(***はプロセスid)といったログファイルを

出力します。このログファイル中で、以下の例のように、異常終了箇所に関する情報が確認

できます。ただし、異常終了の種類によっては、以下の例のような異常終了箇所が示されな

い場合もあります。例1:Unexpected Signal : SIGSEGV occurred at

PC=0x8B469DC0Function name=appfunc1Library=/app1/lib/libapp1.soCurrent

Java thread: at app1.APP1.app1_method1(Native Method) at

app1.APP1.app1_method2(APP1.java:132)   :この例では、「Library」として出力さ

れている利用者作成ネイティブライブラリlibapp1.soのappfunc1関数の近くで、SIGSEGV

(メモリアクセスで不正なセグメントを参照)が発生しています。この場合は、利用者側作

成のJNI処理の問題である可能性が高いため、利用者側での調査が必要です。例2:

Unexpected Signal : SIGSEGV occurred at PC=0xFB9D52A4Function

name=JVM_IHashCodeLibrary=/opt/FJSVawjbk/jdk13/jre/lib/sparc/fjvm/libjvm.s

oCurrent Java thread: at app2.APP2.app2_method1(Native Method) at

app2.APP2.app2_method2(APP2.java:405)   :この例では、「Library」として出力さ

れているJava VM(libjvm.so)のJVM_IHashCode関数の近くで、SIGSEGV(メモリアク

セスで不正なセグメントを参照)が発生しています。本例の場合、Java VM内で異常が発

生していると判断しますが、異常発生時のスタックトレース情報(「Current Java

thread」)では、app2.APP2.app2_method1の延長で不正なアクセスが発生しているた

め、ネイティブメソッドapp2.APP2.app2_method1で不正なアクセスを招きそうな箇所がない

か、調査する必要があります。

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3985 Interstage Application Server 運用/保守 HashMapが正しく動作しないことがあります。原因を教え

てください。

java.utilパッケージにあるCollectionインタフェースやMapインタフェースを実装したクラス(以

下、コレクションクラス)の一部(ArrayList、HashMap、HashSetなど)は、同期化機構を

実装していません。このため、複数のスレッドから同一のコレクションクラスにアクセスして、デー

タの追加や削除などの操作を行うと、内部データに矛盾が発生します。その結果として、シス

テム異常を引き起こす場合があります。複数のスレッドから、コレクションクラスを操作する場

合は、以下のいずれかの処置を行ってください。コレクションクラスオブジェクトをカプセル化し、

同期処理機能をもつクラスを定義する。コレクションクラスを拡張し、同期処理を行うメソッド

を定義する。CollectionsクラスのsynchronizedXXXメソッドを使って、コレクションクラスをラッ

ピングする。VectorやHashtableなど同期化機構を持つクラスに置き換える。詳細について

は、JDKドキュメンテーションのjava.utilパッケージを参照してください。

3986 Interstage Application Server 共通 JavaアプリケーションでJNI(Java Native Interface)を

使用しているか、調べる方法はありますか?

Javaの起動時オプションに次のオプションを指定すると、JNIの使用状況が確認できます。

-verbose:jni

表示例を以下に示します。class自体にJNIを使用すると、以下の最後行のように、class中

のJNIの情報が表示されます。

[Dynamic-linking native method java.lang.StrictMath.pow ... JNI]

[Dynamic-linking native method java.lang.Float.intBitsToFloat ... JNI]

[Dynamic-linking native method java.lang.Double.longBitsToDouble ... JNI]

(中略)

[Dynamic-linking native method java.io.WinNTFileSystem.getLength ... JNI]

[Dynamic-linking native method java.lang.ClassLoader.defineClass0 ... JNI]

[Dynamic-linking native method HelloWorld.displayHelloWorld ... JNI]

ただし、Javaのランタイムライブラリの中でもJNIを使用しているため、classファイルでJNIを使

用していなくても、JNIの情報が表示されることがあります。

3987 Interstage Application Server 共通 JNI(Java Native Interface)の使用方法に誤りがな

いか、チェックできますか?

JDK1.3.1_04以降、またはJDK1.4以降をご使用であれば、java起動時のオプションに次の

オプションを指定することにより、実行時のJNIの引数チェックなどができます。-Xcheck:jni異

常がある場合、以下のメッセージが表示されます。"FATAL ERROR in native method:

XXXX"XXXX部は以下のとおりです。メッセージに従って、処理を確認してください。"JNI

received a class argument that is not a class"例:char buf[1];(*env)-

&gt;AllocObject(env, (jclass)buf); //jclass型の第2引数に違う型を指定"JNI received

a null class"例:(*env)-&gt;AllocObject(env, NULL); //jclass型の第2引数にNULLを

指定"JNI string operation received a non-string"例:(*env)-

&gt;GetStringUTFChars(env, NULL, 0); //jstring型の第2引数にNULLを指定"Non-

array passed to JNI array operations"例:(*env)-&gt;GetArrayLength(env,

(jarray)(*env)-&gt;NewStringUTF(env, "abc"));//jarray型の第2引数に配列でない

型を指定ただし、以下の場合は、“-Xcheck:jni”オプションによるメッセージは出力されませ

ん。char buf[1];(*env)-&gt;GetArrayLength(env, (jarray)buf);"Static field ID

passed to JNI"例:jclass cls = (*env)-&gt;GetObjectClass(env, obj);jfieldID fid

= (*env)-&gt;GetFieldID(env, cls, "static_data", "I");//jfieldID型の第3引数に

staticフィールドを指定(*env)-&gt;GetIntField(env, obj, fid);"Null object passed to

JNI"例:jclass cls = (*env)-&gt;GetObjectClass(env, obj);jfieldID fid = (*env)-

&gt;GetFieldID(env, cls, "instance_data", "I");(*env)-&gt;GetIntField(env, NULL,

fid); //object型の第2引数にNULLを指定instance変数かどうかのチェック時だけに出力さ

れるメッセージです。以下の場合は、“-Xcheck:jni”オプションによるメッセージは出力されませ

ん。(*env)-&gt;GetObjectClass(env, NULL); //object型の第2引数にNULLを指定

"Wrong field ID passed to JNI"例:(*env)-&gt;GetIntField(env, obj, -1);

//jfieldID型の第3引数に数値を指定instance変数かどうかのチェック時だけに出力される

メッセージです。"Non-static field ID passed to JNI"例:jclass cls = (*env)-

&gt;GetObjectClass(env, obj);(*env)-&gt;GetStaticIntField(env, cls, -1);

//jfieldID型第3引数に数値を指定ただし、以下の場合は、“-Xcheck:jni”オプションによる

メッセージは出力されません。jclass cls = (*env)-&gt;GetObjectClass(env,

obj);jfieldID fid = (*env)-&gt;GetStaticFieldID(env, cls, "instance_data", "I");//

第3引数は、本来staticのフィールド(*env)-&gt;GetStaticIntField(env, cls, fid);"Array

element type mismatch in JNI"例:jintArray intarray = (*env)-

&gt;NewIntArray(env, 2);(*env)-&gt;GetFloatArrayElements(env, intarray,

0);//floatArray型の第2引数にjintArrayを指定"Object array expected but not

received for JNI array operation"例:jclass cls = (*env)-&gt;GetObjectClass(env,

obj);jobjectArray objarray = (*env)-&gt;NewObjectArray(env, 1, cls,

obj);(*env)-&gt;GetIntArrayElements(env, objarray, 0);//intArray型の第2引数に

jobjectArray型を指定"Unknown array object passed to JNI array3988 Interstage Application Server 運用/保守 JNI(Java Native Interface)使用時に、Javaのプロ

セスがハングアップすることがあります。原因として、何が考

えられますか?

JNI使用時にハングアップする原因として、ネイティブプログラム側でのハングアップや異常終了

が考えられます。特に、ネイティブプログラムでスレッドアンセーフな関数を使用した場合に注

意が必要です。以下の関数が使用された場合、ハングアップや異常終了する事例がありま

す。vfork()、system()、localtime()

3989 Interstage Application Server 運用/保守 Javaのヒープサイズを3GB指定で運用中に、EXTP4367

(Java VMからの応答がありません)が多発します。原

因と対処方法を教えてください。

物理メモリ不足により、スワップアウトが発生し、時間がかかっていた可能性があります。アプリ

ケーションで2GBを超えるようなヒープサイズが本当に必要かを見直してください。利用者数な

どの関係でどうしても必要な場合は、プロセス多重度を増加するなどの対処を行い、1プロセ

スあたりのメモリ(ヒープ)負荷を下げてください。例えば、Solaris 9の場合OSの制約によ

り、例えどのくらい実メモリを搭載したとしても、1プロセスで利用可能なメモリサイズは、javaプ

ロセスに限らず、一般的に4GB(-α)程度です。どのようなプロセスでも、最大で3GB程度の

メモリ使用を上限とするのが現実的です。さらに、JavaではJavaオブジェクトを格納するヒープ

域の他に、同プロセス内で動作するスレッドの作業域、OS処理やJava VMなどのネイティブモ

ジュールで使用する作業域(Cヒープ)が必要なため、性能などを考慮した実用サイズ(-

Xmxの指定値)は、最大でも2GB程度が適当です。

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3990 Interstage Application Server 運用/保守 Windowsでログオフすると、サービスやワークユニット配下

で動作していたJavaアプリケーションが終了してしまいま

す。対処方法を教えてください。

Windowsで、ワークユニットやサービスでJDK/JRE1.3以降を使用して、Javaアプリケーション

を動作させた場合、ログオフすると、Java VMが終了します。これを回避するためには、javaコ

マンドオプションの 「-Xrs」を必ず指定してください。ただし、JDK/JRE 1.3.0では、「-Xrs」がサ

ポートされていませんので、ログオフ運用をしないでください(緊急修正TP03327および

TP13327で「-Xrs」がサポートされます)。また、Interstage Application Server V6以降の

IJServerでは、「-Xrs」を自動的に付加しているため、本事象は発生しません。なお、Solaris

およびLinuxでのjavaコマンドオプションには、絶対に「-Xrs」を指定しないでください。「-Xrs」を

指定し、Full thread dumpを採取しようとすると、javaプロセスが異常終了します。

Interstage Application Serverで、Full thread dump自動採取機能が動作した場合に

も、コンテナダウンの原因となるため、絶対にSolarisおよびLinuxシステム環境下でのJavaア

プリケーション起動では、「-Xrs」を指定しないでください。

3991 Interstage Application Server 運用/保守 JDK 1.3でPermanent世代領域の最大を指定するJava

VMのオプション-XX:MaxPermSizeの値を128mから

150mに増やしたところ、以下のメッセージが出力され、起

動できなくなりました。原因と対処方法を教えてください。

Error occurred during initialization of VMSize of

maximum permanent space (157286400 bytes)

must be aligned to 4194304 bytes

メッセージが示すとおり、-XX:MaxPermSize=nnには、4MB単位の値を指定する必要があり

ます。そのため、-XX:MaxPermSize=148mまたは、-XX:MaxPermSize=152mを指定して

ください。なお、JDK 1.4以降は、この制約はありません。

3992 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Server V9で提供している

JDK/JREのバージョンを教えてください。

Interstage Application Server V9では、JDK/JRE 1.4.2_14およびJDK/JRE 5.0 Update

10を提供しています。

3993 Interstage Application Server 共通 Java VMを起動する際のオプション“-

XX:+JavaMonitorsInStackTrace”の「-XX」、および、そ

れに指定されている「+JavaMonitorsInStackTrace」の

意味について教えてください。

「-XX」で開始されるjavaのオプションは、JDK 1.3.0以降でサポートされているJava VM

(HotSpot VM)用のオプションです。将来に渡ってサポートされる保証がないため、一般に

公開されていません。-XX:+JavaMonitorsInStackTraceは、JDK 1.3系でJavaのスレッド情

報にオブジェクトの占有、解放待ちを示す情報を付加させるオプションです。例えば、通常の

javaコマンド実行では、フルスレッドダンプのスタックトレースが、"Thread-1" prio=1

tid=0x80bbea0 nid=0x68f1 waiting for monitor entry [0xbe7ff000..0xbe7ff8c0]

at TestA.method_a2(Test.java:14) at TestB.method_b1(Test.java:23) at

Thread2.run(Test.java:54)のようになりますが、-XX:+JavaMonitorsInStackTraceを付

加して実行することにより、"Thread-1" prio=1 tid=0x80bbea0 nid=0x68f1 waiting

for monitor entry [0xbe7ff000..0xbe7ff8c0] at TestA.method_a2(Test.java:14)

- waiting to lock &lt;436aad90&gt; (a TestA) at TestB.method_b1(Test.java:23)

- locked &lt;436ab978&gt; (a TestB) at Thread2.run(Test.java:54)のように、オブ

ジェクトの占有(locked)、解放待ち(waiting to lock)の情報が出ます。これを他のス

レッドと照合して、Javaアプリレベルのデッドロック検出が可能となります。なお、-

XX:+JavaMonitorsInStackTraceはJDK 1.3系で有効であり、JDK 1.2.2ではこのオプショ

ンは受け入れられません。JDK 1.2.2ではスレッドダンプの形式が異なるものの、対応する情

報はデフォルトで出力されているため、このオプションは指定しないでください。また、JDK 1.4

系では、-XX:+JavaMonitorsInStackTraceはデフォルトとなっていますので、指定する必要

はありません。したがって、JDK 1.3系に閉じて指定してください。

3994 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリが異常終了した際に、カレントディレクトリに

hs_err_pid***.logやfjvm_pid***.log(***はプロセ

スid)が出力されていました。これらのログファイルは何で

すか?

Java VMが異常終了した場合に、Java VMが出力したログです。トラブル原因調査のために

必要なログですので、調査依頼の際には、ユーザダンプやワトソンログ(Windowsの場

合)、または、cocoreシェルスクリプトでまとめたcoreファイル(SolarisまたはLinuxの場合)

と一緒に送付してください。

3995 Interstage Application Server 共通 パーム(permanent)サイズが不適切だった場合の影

響について教えてください。小さ過ぎた場合と大き過ぎた

場合です。一般的に、最大ヒープサイズと最大パームサイ

ズは、使用可能物理メモリサイズの範囲内にする必要が

あるのは知っています。

小さ過ぎた場合は、OutOfMemoryErrorが出力されます。大き過ぎた場合は、メモリが不必

要に消費されることになります。ガーベジコレクション(GC)の回数が減少し、1回あたりの

GCの消費時間が増加する可能性も考えられます。

3996 Interstage Application Server 共通 java.lang.Runtime.totalMemory()、

java.lang.Runtime.freeMemory()のメソッドで返される

値は、Java VMのヒープ領域以外も含んでいると思いま

すが、正確にどの領域を含んでいるか教えてください。

totalMemory()およびfreeMemory()の返却値には、ヒープ領域内のインスタンスだけが含ま

れます(メソッド・エリア、(スレッドの)スタックエリア、およびその他は、含まれません)。

3997 Interstage Application Server 運用/保守 アプリケーションから応答がありません。ハングアップしてい

るのか、ループしているのか、知る方法はありませんか?

時間間隔を空け、フルスレッドダンプを採取し、比較してください。どのフルスレッドダンプにおい

ても、動作中スレッドが変わらないようでしたら、ハングアップ、またはループしている可能性が

あります。ループの場合は、CPU時間が消費されるため、Windowsの場合はタスクマネージャ

などで、Solaris、またはLinuxの場合は、psコマンドで確認し、切り分けることができます。ス

レッドの状態が変わっているようでしたら、プログラムの処理が何らかの原因で遅くなっている可

能性があります。ハングアップ、またはループなのか、プログラム処理速度の低下なのかを切り

分けるコツは、時間間隔を空け、できるだけ多くのポイントでフルスレッドダンプを採取し、比較

することです。

3998 Interstage Application Server 共通 IOException、SocketExceptionが発生した場合に、

Exceptionのメッセージが文字化けする場合があります。

Exceptionの内容を知る方法はありますか?

一時的に環境変数LANG=Cとします。英語メッセージに変わり、Exceptionの内容を知るこ

とができます。

3999 Interstage Application Server 運用/保守 Windows上で作成したJNI(Java Native Interface)

のモジュールが正しく動作しません。何か原因は考えられ

ますか?

WindowsアプリケーションからJava VMを呼び出したり、Javaアプリケーションからネイティブラ

イブラリを呼び出す場合は、該当プロセスで使用されるすべての.EXE、.DLLが、マルチスレッド

版CランタイムライブラリDLL(MSVCRT.DLL)を結合するように作成されていなければなりま

せん。例えば、Microsoft Visual C++で32ビット版のJNIモジュールを作成する際は、以下

のことを確認してください。CLコマンドで指定する場合コンパイルオプションに、/MDを指定して

ください。Microsoft Visual Studioのプロジェクトで指定する場合[プロジェクトの設定]ダ

イアログボックスを開き、[C/C++]タグを選択します。[カテゴリ]から[コード生成]を選

択し、[使用するランタイムライブラリ]で[マルチスレッド(DLL)]を選択します。モジュー

ル(EXE、DLL)がMSVCRT.DLLを結合しているかどうかは、Microsoft Visual C++ 付属

のdumpbin.exeコマンドやDependency Walker(depend.exe)で確認できます。

Dependency Walkerは、VC++のほか、Platform SDKにも添付されています

(http://www.dependencywalker.comからも入手できます)。

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4000 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Windows上で、雑誌添付、または、Sun Microsystems

社のWebサイトからダウンロードしたJDK(またはJRE)と

Interstage Application Server添付のJDK/JREを同時

にインストールしたところ、javaコマンドが動作しません。対

処方法を教えてください。

Sun Microsystems社のJDK/JRE(Sun製JDK/JRE)とInterstage Application

Server、Interstage Apworks、Interstage Studioで提供される富士通提供のJDK/JRE

(富士通提供JDK/JRE)はフルパスでjava.exe/javaw.exeを起動する場合に限り、共存

できます。以下に、javaコマンドがPATH環境変数設定に依存して実行される(すなわちフ

ルパス指定で動作させない)場合の動作可否を示します。

■ インストール順序がSun製JDK/JREから富士通提供JDK/JREの場合で、

PATH環境変数が{Windowsシステムフォルダ};{富士通提供JDK/JRE}の順に設定

されている場合は、javaコマンドはエラーとなります。

PATH環境変数が{富士通提供JDK/JRE};{Windowsシステムフォルダ}の順に設定

されている場合は、javaコマンドは(富士通提供版が)動作します。

■ インストール順序が富士通提供JDK/JREからSun製JDK/JREの場合で、

PATH環境変数が{Windowsシステムフォルダ};{富士通提供JDK/JRE}の順に設定

されている場合は、javaコマンドは(Sun版が)動作します。

PATH環境変数が{富士通提供JDK/JRE};{Windowsシステムフォルダ}の順に設定

されている場合は、javaコマンドは(富士通提供版が)動作します。

なお、共存している環境で富士通製JDK/JREをアンインストールし、Sun社製JDK/JREを継

続して使用される場合は、以下のいずれかの操作をしてください。

Sun社製JDK/JREもアンインストールし、再度Sun社製JDK/JREをインストールする。(推

奨)

フルパスでjava.exe/javaw.exeを起動する。4001 Interstage Application Server 運用/保守 Solaris上で、kill -QUITにより、対象javaプロセスにシグ

ナルを送っても、Full thread dumpが出力されません。

何か原因は考えられますか?

Javaの起動オプションに、-Xrsを付けていませんか?-Xrsを付けた場合、SIGQUITシグナル

をJava VMがハンドリングしないため、Full thread dumpは出力されず、javaプロセスが異常

終了する場合があります。なお、-XrsはWindowsシステム専用のオプションのため、Solarisお

よびLinuxでは、指定しないでください。

4002 Interstage Application Server 運用/保守 core調査のために、cocoreシェルスクリプトでの資料採取

を依頼されましたが、cocoreを使用すると、複数のjavaが

表示されます。どれを使えばよいですか?

JDK/JRE 1.3系の場合は、/opt/FJSVawjbk/jdk13/jre/bin/sparc/native_threads/java

を選択してください。

4003 Interstage Application Server 運用/保守 Javaが異常終了しましたが、ユーザダンプ(user.dmp)

が出力されませんでした。原因として、何が考えられます

か?

Dr.Watsonのオプションが正しく設定されていないことがまず考えられます。drwtsn32コマンド

で、「ワトソン博士」の設定を確認してください。設定例(Windows 2000の場合):MS-

DOSコマンドプロンプトなどで、「drwtsn32 -i」コマンドを投入します。「ワトソン博士が既定の

アプリケーション デバッガとしてインストールされました。」のメッセージが表示されます。さらに、

MS-DOSコマンドプロンプトなどで、「drwtsn32」コマンドを投入します。「Windows 2000 ワ

トソン博士」の設定画面が表示されますので、以下を確認してください。● 「ログファイルパス

(L)」、「クラッシュダンプ(P)」が正しく指定されているか。● 「すべてのスレッド コンテキストをダン

プ(A)」のチェックボックスがチェックされているか。● 「既定のログ ファイルに追加(E)」のチェック

ボックスがチェックされているか。● 「メッセージ ボックスによる通知(U)」のチェックボックスがチェッ

クされているか。● 「クラッシュ ダンプ ファイルの作成(T)」のチェックボックスがチェックされている

か。なお、Windows Server 2003の場合は、Service Pack 1以上が必須です。また、ダン

プの種類では、「完全」を指定してください。

4004 Interstage Application Server 運用/保守 Javaが異常終了しましたが、coreが出力されませんでし

た。原因として、何が考えられますか?

システムリソースなどの問題がまず考えられます。カレントディレクトリの書込み権、ディスク容

量、およびlimitを確認してください。

4005 Interstage Application Server 共通 JDK/JREのパッケージをインストールする場合、JDKとJRE

のいずれかしかインストールできません。両方インストール

することができないのはなぜですか?

JDKとJREは、同じ環境に両方インストールすることはできません。JDKにJREの機能がすべて

含まれているため、両方インストールする必要はありません。

4006 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server V6.0には、富士通がト

ラブルシューティングの機能と性能改善を実施したJava仮

想マシン(FJVM)が同梱されていますが、ワークユニット

上の J2EEアプリケーションをFJVM上で動作させるための

設定を教えてください。

インストール後の初期設定のままで、FJVMが有効となります。なお、ワークユニットの環境設

定で指定できるJava VMオプションに、以下を指定すると、Sun Microsystems, Inc.のJVM

が起動します。-clientJDK 1.4.1に対して、Client HotSpotを有効にする。-hotspotJDK

1.3.1に対して、Client HotSpotを有効にする。-serverServer HotSpotを有効にする。

4007 Interstage Application Server 共通 JDK/JREのパッケージをアンインストールした後にディレクト

リが残ります。削除して問題ないですか?

JDK/JREのパッケージにパッチを適用(patchadd)した、または、パッチを適用した後に削

除(patchrm)を行っていた場合、一部のディレクトリが残る場合があります。これは、インス

トーラの構成上、パッチを使用することにより、一部のディレクトリがアンインストール時に一括

で削除できなかったものです。ディレクトリ内のファイルは完全に削除されるため、存在していて

も、ほかのコンポーネントなどへの影響はありませんが、必要であれば、手動で削除してくださ

い。

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4008 Interstage Application Server 運用/保守 JDK/JREにパッチを適用しようとしましたが、エラーになりま

す。原因を教えてください。

JDK/JREのパッチは、インストールされているJDK/JREに対応したものを使用する必要があり

ます。以下のような場合、パッチの対象となるバージョンのJDK/JREがインストールされていな

いと考えられます。

対象JDK/JREがインストールされていない場合のメッセージの例:

例1

Checking installed patches...

One or more patch packages included in

&lt;パッチ番号&gt; are not installed on this system.

例2

Checking installed patches...

Verifying sufficient filesystem capacity (dry run method)...

Installing patch packages...

Pkgadd failed. See /var/tmp/&lt;パッチ番号&gt;.log.&lt;任意の数&gt; for details

ログファイル内に以下のメッセージが含まれる

4009 Interstage Application Server 共通 動作中のJavaアプリケーションのガーベジコレクション(以

下、GC)発生の頻度を確認する方法を教えてください。

javaコマンドのオプションに-verbose:gcを付けて、アプリケーションを動作させると、Full GC、

またはGC発生ごとに、1行ずつ以下のようなログが出力されます。例:Full GC発生時の出

力行Full GC 30629K-&gt;10149K(30152K), 0.6432974 secsGC発生時の出力行GC

12133K-&gt;12133K(30152K), 0.0852865 secsログの出力頻度がGC発生の頻度に相

当します。

4010 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Server V5.0L20のJDK 1.3.1

以下のマイナーバージョンを教えてください。

Interstage Application Server V5.0L20で提供されるJDK 1.3.1以下のマイナーバージョ

ンは、JDK 1.3.1_06です。

4011 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server V5.1(V5.0L20)の

IJServer作成時、EJBコンテナだけのIJServerを作成し

て、運用することはできますか?

EJBコンテナだけのIJServerの作成・運用はできません。V5.1(V5.0L20)では、

Web+EJBのタイプで、IJServerが作成されますので、こちらのタイプを利用してください。EJB

アプリケーションだけ運用するIJServerのタイプは、V6以降でサポートしています。

4012 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage起動時に、IJServerワークユニットの起動まで

を自動化することはできますか?

Interstage管理コンソール上で、Interstageのサービス起動時に、自動でワークユニットを起

動させる設定ができます。設定方法:Interstage管理コンソールで、自動起動させたいワー

クユニットの「環境設定」タブをクリックし、ワークユニット設定の[表示]をクリックします。表

示された設定項目「ワークユニット自動起動」の設定に[自動起動する]を指定し、設定

を反映します。

4013 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Serverのカスタムインストール

時、Interstage管理コンソールのセキュリティ運用形態

(SSL暗号化通信の有無)は、どちらを選択すればよい

ですか?

リモート環境からInterstage管理コンソールで操作する際に、通信データの盗聴などのセキュ

リティ上の問題が考えられる場合には、SSL暗号化通信を使用することを推奨します。ただ

し、Webサービス情報編集ツールを利用する際には、SSL暗号化通信をしない環境の作成

を行うか、または、Interstage証明書環境の再構築を行う必要があります。参考:

Interstage Application Server 運用ガイド 第1章 Interstage 管理コンソールによる

Interstage運用  1.5 Interstage 管理コンソール動作環境の設定

4014 Interstage Application Server 共通 Interstage シングル・サインオンでは、Active Directory

と連携して、認証(統合Windows認証)を行うことが

できますか?

Active Directoryと連携して、認証(統合Windows認証)を行うことができます。詳細に

ついては、以下のマニュアルを参照してください。シングル・サインオン運用ガイド 概要- 認証

- 統合Windows認証 付録E Active Directoryと連携するための設定

4015 Interstage Application Server 共通 テスト用証明書の作成方法を教えてください。 テスト用証明書の構築手順は、以下のとおりです。scsmakeenvコマンドにて、テスト用サイ

ト証明書を作成します。例:&gt;scsmakeenv -n testCertSSL定義を作成します。

Interstage管理コンソールの[システム] &gt; [セキュリティ] &gt; [SSL] &gt;

[新規作成]タブで、SSL定義を作成します。Webサーバの環境設定を行います。Webに

おける環境設定で、Interstage管理コンソールで、[サービス] &gt; [Webサーバ]

&gt; [環境設定]タブ &gt; [詳細設定] &gt; [SSL定義]の以下を設定します。

○ [SSLの使用]で、[使用する]を設定○ [SSL定義]で、使用するSSL定義名を選

択詳細については、以下のマニュアルを参照してください。Interstage Application Server

セキュリティシステム運用ガイド

4016 Interstage Application Server 構築(導入/移行) SSL通信を行う場合、動作確認できる簡単なサンプル証

明書などは、ありますか?

Interstage Application Serverでは、運用開始前や証明書の発行依頼中に、テスト用サ

イト証明書でシステム構築し、動作確認を行うことができます。テスト用サイト証明書を利用

可能な機能は、以下のとおりです。Interstage HTTP Serverでのサーバ認証CORBAサービ

スで、クライアント・サーバが同一マシン上にある場合Smart Repositoryで、レプリケーション

形態のマスタにおいて、レプリケーション先ホスト情報でSSLを使用するように定義した場合な

お、テスト用証明書を利用する場合、証明書の作成後は、証明書の発行依頼と証明書・

CRLの登録を行う必要はありません。

4017 Interstage Application Server 共通 シングル・サインオンの利用者情報を取得する方法を教

えてください。

Interstage Application Serverで利用者情報を取得するには、以下の2つの方法がありま

す。■ Javaアプリケーションインタフェースにより、取得する。Interstage シングル・サインオン

が提供するJavaアプリケーションインタフェースを使用し、クライアントから利用者情報を受取

るサーブレットアプリケーションを開発することができます。詳細については、以下のマニュアルを

参照してください。Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド アプリ

ケーションの開発  Javaアプリケーションの開発   プログラムの開発ユーザ情報の取得■

HTTPリクエストヘッダにより、取得する。利用者情報をHTTPリクエストヘッダに設定して、アプ

リケーションに通知します。アプリケーションは、CGIなどのWebアプリケーションのインタフェース

により、情報を取得することができます。詳細については、以下のマニュアルを参照してくださ

い。Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド アプリケーションの開発

環境変数によるユーザ情報の通知の設定

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4018 Interstage Application Server 共通 Systemwalker Service Quality Coordinatorから業務

アプリケーションの性能監視はできますか?

できます。Systemwalker Service Quality Coordinatorとの連携により、Javaヒープ量/

GS状況/処理時間などの性能をレポーティングすることができます。システムリソースと業務ア

プリケーション性能を突き合わせて分析できるため、システム見直しの判断材料として、利用

できます。また、レスポンス監視により、問題発生時のドリルダウンによる、ボトルネック箇所の

特定もできます。

4019 Interstage Application Server 設計/開発 JNI(Java Native Interface)を使用する場合の注意

事項を教えてください。

JNI(Java Native Interface)を使用する場合の注意事項は、以下のとおりです。

■アプリケーションがすべてJavaで記述できないか、検討してください。

アプリケーションミスによるトラブルを事前に防止するためには、(C/C++などを使用した)ネ

イティブプログラムをJNI経由で利用しないでください。

最初に、ネイティブプログラムで実現しようとしている機能が、Javaで記述できるか、再度、検

討してください。

Javaで記述できない場合は、ネイティブプログラムの利用は最小限にし、十分なテストを実施

してください。

JNI経由でネイティブプログラムを使用する際に必須となる前提スキルは、以下のとおりです。

C/C++でマルチスレッドプログラミングの経験がある。

トラブルが発生した場合にも自分でデバッグできる。

■ファイナライズ処理を期待したリソース管理は、行わないでください。

JNI関連で、もっともトラブルが多いのは、ネイティブプログラム側で確保したメモリの後処理漏

れです。例えば、次のようなプログラミングをしますと、メモリリークが発生し、最終的にはアプリ

ケーション自体が停止する可能性があります。

&#160;&#160;------- Java ---------------

&#160;&#160;class A {

&#160;&#160;&#160;&#160;native long nativeAlloc();

&#160;&#160;&#160;&#160;native void nativeFree(long a);

&#160;&#160;&#160;&#160;long address;

&#160;&#160;&#160;&#160;A() {

&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;address = nativeAlloc();

&#160;&#160;&#160;&#160;}

&#160;&#160;&#160;&#160;public void finalize() {

&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;nativeFree(address);

&#160;&#160;&#160;&#160;}

&#160;&#160;}

&#160;&#160;------- Java ---------------

&#160;&#160;------- C ---------------

&#160;&#160;JNIEXPORT jlong JNICALL Java_A_nativeAlloc(JNIEnv *env,

jobject o)

&#160;&#160;{4020 Interstage Application Server 設計/開発 JavaのURLの名前解決で、DNSの逆引きが発生してい

ます。DNSの逆引きを抑止することはできますか?

Javaは、セキュリティ(DNS Spoofing)対策のため、アプリケーションでソケットを使用する場

合は、必ずDNSの逆引きを行います。これは、Javaの仕様であり、抑止する設定はありませ

ん。

4021 Interstage Application Server 運用/保守 EXTP4368のメッセージ「Inefficent garbage

collections are run with the short intervals」のマニュ

アル説明にある、「過去3回のガーベジコレクション(以

下、GC)間隔時間が20秒(20,000ミリ秒)より短い

場合」の意味を教えてください。

図で示すと、以下のようになります。上図は、X印でGCが発生し、(1)、(2)、(3)

は、直前のGCとの間隔時間を表しています。▲で警告メッセージが出力された場合、

(1)、(2)、(3)が過去3回のGC間隔時間になり、この時間が3回連続して、20秒

(20,000ミリ秒)より短いことを示しています。その時々の状況で、GC間隔も変化しますの

で、予兆監視機能は過去3回のGC間隔の状況を調べて、予兆があれば、その時点で警告

メッセージを出力します。メッセージが一時的なものであり、アプリケーションの運用に問題が

発生していなければ、メッセージに対する対処は、不要と判断してください。

4022 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーション起動時に、イベントログ、またはシステ

ムログに、「OD: エラー: od15000:メモリの獲得に失

敗しました。」が出力されます。考えられる原因を教えてく

ださい。

Javaアプリケーション実行時に、javaコマンドに指定するヒープ最大値(-Xmxの指定値)が

必要以上に大きく、Cヒープが不足している可能性があります。ヒープ最大値を縮小するか、

または、CORBA通信のデータサイズを縮小して、再現性を確認してください。

4023 Interstage Application Server 運用/保守 java.lang.Runtime#exec()メソッドで起動した子プロセ

スと親プロセス間のパイプのバッファサイズを教えてくださ

い。

以下のとおりです。Windows512バイトSolaris5,120バイトLinux4,096バイト

4090 Interstage Interaction Manager 購入相談 マッシュアップとは何ですか? 異なる複数のWebサービスを組み合わせ、新しいサービスを生み出す手法です。Interstage

Interaction Managerのマッシュアップ機能は、V9.1から提供しています。

4091 Interstage Interaction Manager 購入相談 Interstage Interaction Managerを他社のアプリケー

ションサーバ上にインストールすることはできますか?

V10

Ajaxフレームワークアプリケーションの場合、可能です。

最新版では、以下のアプリケーションサーバが利用できます。

WebSphere Application Server V7.0

Oracle WebLogic Server 10.3/11g

V9

V9.0.1より、Ajaxフレームワークアプリケーションの場合、可能です。

以下のアプリケーションサーバが利用できます。

WebSphere Application Server V6.1 / V7.0

Oracle WebLogic Server 9.2J / 10.3

4092 Interstage Interaction Manager 購入相談 Ajaxフレームワークを利用したWebアプリケーションの開発

に、Interstage Studio以外の開発環境は利用できます

か?

Interstage Studio以外の開発環境も利用できます。

最新版では、以下の開発環境を利用できます。

Eclipse Platform 3.4.1 および Eclipse Web Tools Platform 3.0.2

Eclipse Platform 3.4.2 および Eclipse Web Tools Platform 3.0.4

Oracle Enterprise Pack for Eclipse 11g

IBM Rational Application Developer for WebSphere Software V7.5

4093 Interstage Interaction Manager 購入相談 開発環境にEclipse Platform 3.4.1とEclipse Web

Tools Platform 3.0.2以外のバージョンを使用できます

か?

Eclipse Platform 3.4.2とEclipse Web Tools Platform 3.0.4が使用できます。

Eclipseの新バージョンについては、順次サポートを予定しています。

最新のEclipseサポートバージョンについては、Interstage Interaction Manager 関連製品

を参照してください。

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4174 Interstage Job Workload Server 設計/開発 アプリケーション情報入力ファイルは、Interstage Studio

で作成できますか?

COBOL開発支援ツールを利用すると、Interstage Studioで作成できます。

手順については、以下のマニュアルを参照してください。

Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド

COBOL開発支援ツールを利用した開発

4175 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチジョブ定義の開発で、「バッチジョブプロジェクト名」、

「ジョブ定義名」、「ジョブステップ名」を決める際に考慮す

べき点はありますか?

定義項目名を決める際には、「ジョブ定義名」と「ジョブステップ名」は、プロジェクト間や各定

義内で項目名が重複しないように考慮してください。

「ジョブ定義名」と「ジョブステップ名」の考慮点の詳細は、以下のとおりです。

ジョブ定義名

バッチ実行基盤(Interstage Job Workload Server)内で重複しないように命名してくだ

さい。

重複したジョブ定義名でバッチジョブ定義の登録を行うと、すでに登録されているバッチジョブ

定義と置き換わる場合があります(-rオプション指定時)。

ジョブステップ名

ジョブ定義内で重複しないように命名してください。

ジョブ定義内でジョブステップ名が重複している場合は、定義作成時にエラーになります。

「バッチジョブプロジェクト名」は、考慮点は特にありませんが、バッチジョブ定義が管理しやすい

ように命名してください。

4176 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブステップ間で情報を引き継ぐ場合、ファイルによる引

継ぎ以外に環境変数による引継ぎはできますか?

ジョブステップ間で環境変数を使用して、情報を引き継ぐことはできません。

4177 Interstage Job Workload Server 設計/開発 COBOL作業領域の初期化タイミングについて教えてくだ

さい。

ジョブステップ実行ごとにCOBOL実行環境の開設/閉鎖を行っており、開設時に初期化さ

れ、閉鎖時にCOBOLアプリで使用された資源を解放します。

4178 Interstage Job Workload Server 設計/開発 COBOL/C言語で作成したバッチアプリケーションより、子

プロセスを起動してもよいですか?

ジョブの動作を保証できないため、COBOL/C言語で作成したバッチアプリケーションによる子

プロセスの生成、監視などのプロセスに関する操作を行わないでください。

4179 Interstage Job Workload Server 設計/開発 アプリケーションの入力パラメタを定義したCOBOL登録集

は、apfwcblコマンド実行時に必要ですが、アプリケーショ

ンの一部として、使用するCOBOL登録集は、apfwcblコ

マンド実行時に必要ですか?

不要です。アプリケーションの一部として、使用するCOBOL登録集(アプリケーションの入力

パラメタのCOBOL登録集以外)は、COBOLのコンパイル時にだけ必要です。

4180 Interstage Job Workload Server 設計/開発 COBOLアプリケーションの入力パラメタの基本項目に、

「OCCURS句」、「REDEFINES句」、「VALUE句」は指定

できますか?

指定できません。

バッチアプリケーションの入力パラメタに設定した基本項目に指定できる句は、「PICTURE

句」、「SIGN句」、「USAGE句」だけです。

「OCCURS句」、「REDEFINES句」、「VALUE句」を指定した場合は、以下のような動作とな

ります。

OCCURS句を指定した場合

バッチアプリケーション実行時に、パラメタの値が正しく設定されません。

REDEFINES句を指定した場合

COBOL実行基盤インタフェース生成ツール実行時にエラーになります。

VALUE句を指定した場合

無効になります。

4181 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチアプリケーションの入力パラメタ用のCOBOL登録集

に、入力パラメタ以外を記述できますか?

入力パラメタ以外は、記述できません。バッチアプリケーションの入力パラメタ用のCOBOL登

録集は、単独のCOBOL登録集として、作成する必要があります。

4182 Interstage Job Workload Server 設計/開発 内部で呼び出している関数でシグナルが発生し、COBOL

アプリケーションが終了した場合、Interstage Job

Workload Serverはジョブの異常として、検出しますか?

検出します。バッチアプリケーションがシグナルの発生によって異常終了した場合、該当のジョ

ブステップの異常終了となります。

4183 Interstage Job Workload Server 設計/開発 COBOLアプリケーションでCOMP、COMP-5を使用する場

合に、制約はありますか?

COBOLアプリケーションでCOMP、COMP-5を使用する場合、バッチアプリケーションの入力パ

ラメタの数字項目には、COMP、COMP-5の両方を利用できますが、バッチアプリケーションの

復帰コードのデータ型には、必ずCOMP-5を利用して、「PIC S9(9) COMP-5」としてくださ

い。上記以外には、制約はありません。お客様のバッチアプリケーションの用途に応じて、利

用できます。

4184 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブの実行時、バッチジョブ定義で定義した環境変数

以外で、Interstage Job Workload Serverが自動的に

設定する環境変数はありますか?

Interstage Job Workload Serverが自動的に設定する環境変数はありません。なお、

Interstage Job Workload Serverの置換えパラメタを利用して、環境変数に値を設定する

ことができます。

4185 Interstage Job Workload Server 設計/開発 データベースへ接続するCOBOLアプリケーションを作成す

る場合、以下のように複数のジョブステップにまたがって、

処理を記述できますか?ジョブステップ1データベース接続

処理ジョブステップ2データベースのデータ操作

(insert/deleteなど)ジョブステップ3データベース終了

処理(commit/rollback)

複数のジョブステップにまたがった処理は、記述できません。同一のジョブ内のジョブステップで

も、実行プロセスは異なる場合があるため、処理を引き継ぐことはできません。

4186 Interstage Job Workload Server 設計/開発 異なるバッチワークユニットに、同じバッチアプリケーション

(配備資材)を配備できますか?

異なるバッチワークユニットに、同じバッチアプリケーションを配備できます。

4187 Interstage Job Workload Server 設計/開発 アプリケーション配備定義ファイルは、アプリケーションの配

備時に使用しますが、ジョブの実行環境単位に設定する

ファイルですか?それとも、アプリケーション配備単位に設

定するファイルですか?

例えば、1つのジョブの実行環境に複数のアプリケーション

を配備する場合、アプリケーション単位に内容を変更する

必要がありますか?

それとも、ジョブの実行環境が同じであれば、追加でアプリ

ケーションを配備する際には内容を変更しなくてよいファイ

ルですか?

アプリケーション配備定義ファイルは、バッチワークユニットに、新規にバッチアプリケーションを配

備する際、バッチアプリケーションのライブラリ、および各種定義ファイルの配置場所などを指定

します。ジョブの実行環境単位(バッチワークユニット単位)に設定するファイルのため、アプ

リケーション単位の設定は不要です。

4188 Interstage Job Workload Server 設計/開発 1つのジョブの実行環境に複数のアプリケーションを配備す

る場合に、アプリケーション資材を複数のディレクトリから

配備できますか?

できません。配備するアプリケーション資源は、ジョブの実行環境単位に同一のフォルダに格

納するか、ジョブの実行環境を分けてください。

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4189 Interstage Job Workload Server 運用/保守 マニュアルにバッチアプリケーションの新規配備、更新、削

除を実施する際は、ジョブの実行環境を停止する必要が

あると記載されていますが、ジョブの実行環境を停止せず

に実施できますか?

できません。バッチアプリケーションの新規配備、更新、削除を実行する場合は、ジョブの実

行環境の停止が必要です。

4190 Interstage Job Workload Server 設計/開発 アプリケーション連携実行基盤定義ファイルはバッチアプリ

ケーションの配備/配置時に必要ですが、このファイルは

アプリケーション単位に作成する必要がありますか?

アプリケーション連携実行基盤定義ファイル(COBOL/C言語アプリケーション用)は、ジョブ

の実行環境(バッチワークユニット単位)で、1種類定義します。このため、同じジョブの実

行環境で動作するアプリケーションの場合は、同じ内容のアプリケーション連携実行基盤定

義ファイルを利用でき、アプリケーション単位に作成する必要はありません。

4191 Interstage Job Workload Server 設計/開発 アプリケーション連携実行基盤定義ファイルには、以下の

2種類がありますが、これらのファイルは同じ内容ですか?

COBOL/C言語アプリケーション用コマンド/スクリプト用

ファイルの内容は、同じではありません。COBOL/C言語アプリケーション用とコマンド/スクリプ

ト用のアプリケーション連携実行基盤定義ファイルでは、cobol-usageの指定内容に違いが

あります。

4192 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブ実行時に新規作成される以下のファイルのグループ

所有権は、それぞれどのように設定されますか?

ジョブログのファイル

バッチアプリケーションが新規作成するファイル

各ファイルのグループ所有権は、以下のとおり、設定されます。ジョブログのファイルバッチシステ

ム利用グループバッチアプリケーションが新規作成するファイルV9.1.0以降バッチ実行サービス

用チューニングファイルの設定により、以下のいずれかを選択できます。 Interstage運用グ

ループ(バッチワークユニットの起動ユーザの権限)、 またはバッチシステム利用グループ

V9.0.0Interstage運用グループ(バッチワークユニットの起動ユーザの権限)V8.1.1以前シ

ステム管理者の権限(バッチワークユニットの起動ユーザの権限)

4193 Interstage Job Workload Server 設計/開発 アプリケーション連携実行基盤のログ定義ファイルについて

種類についてこのファイルはCOBOL/C言語アプリケーショ

ン用とコマンド/スクリプト用で分かれていますか?格納

先フォルダについてフォルダ固定の場合は、フルパスを教え

てください。可変の場合は、どこに配置すべきファイルなの

か教えてください。修正内容についてセットアップ時に一部

の値を「9」から「0」に変更する作業があります。これは機

械的に変更すればいいのか、または、環境によってSE側

で値を決める必要があるのか教えてください。

システムで1つです。アプリケーションの種別(COBOLアプリケーション用とコマンド/スクリプト

用)による区別はありません。

格納先は固定で、以下の場所です。

Solaris, Linux/opt/FJSVibs/etc/def/log_inf/logconfExt.xml

WindowsInterstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ

\BAS\etc\def\log_inf\logconfExt.xml

環境によらず、機械的に「9」から「0」に変更してください。本パラメタを変更しない場合、

Interstage Job Workload Serverの運用には不要なI/Oが発生します。

4194 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチジョブ定義の登録時には、パスワードの入力が必要

ですか?

V9.1.0以降バッチジョブ定義データベースとして、バッチジョブ定義格納ディレクトリを使用する

ため、必要ありません。ただし、バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する

場合は、パスワードの入力が必要となります。V9.0.0以前バッチジョブ定義データベースに

Symfoware/RDBを利用しているため、パスワードの入力が必要となります。

4195 Interstage Job Workload Server 設計/開発 Interstage Job Workload Server導入サーバの

/etc/profileにおいて、PATH変数にJDKのパスの設定を

既存の設定のうしろに設定しています。この場合、運用

上、問題がないか教えてください。

ご質問のPATH変数の設定では、OS添付のJavaが動作するため、Interstage Job

Workload Serverの動作に不具合が発生する可能性があります。以下が有効となるように

PATH変数を設定してください。

9.3.1以前/opt/FJSVawjbk/jdk5/bin

9.3.2以降/opt/FJSVawjbk/jdk6/bin

4196 Interstage Job Workload Server 運用/保守 Interstage Job Workload Serverの修正パッチについ

て、システム稼働後、修正パッチがリリースされているかどう

かを定期的にチェックするために、修正パッチの検索方法

について教えてください。

「UpdateSite(アップデートサイト)」において、以下の製品名で、パッチの検索を行ってくだ

さい。検出されたパッチはすべて適用してください。

V9.3.2

Interstage Job Workload Server 9.3.2

Interstage Application Server Enterprise Edition 11.0.0

V9.3.1

Interstage Job Workload Server 9.3.1

Interstage Application Server Enterprise Edition 10.1.0

V9.3.0

Interstage Job Workload Server 9.3.0

Interstage Application Server Enterprise Edition 9.3.0

V9.2.0

Interstage Job Workload Server 9.2.0

Interstage Application Server Enterprise Edition 9.2.0

Symfoware Server Enterprise Extended Edition 9.1.0

V9.1.0

Interstage Job Workload Server 9.1.0

Interstage Application Server Enterprise Edition 9.1.0

Symfoware Server Enterprise Extended Edition 9.1.0

V9.0.0

4197 Interstage Job Workload Server 設計/開発 Interstage Job Workload Serverのクラスタ運用におい

て、待機系のInterstage Application Serverの起動状

態を教えてください。

クラスタ環境(PRIMECLUSTER)の待機系では、Interstage Application Serverは事前

起動状態となっていますが、完全に起動している訳ではなく、業務には利用できません。

4198 Interstage Job Workload Server 設計/開発 Interstage Job Workload Serverのクラスタ運用におい

て、ワークユニットが処理中に異常が発生し、フェールオー

バが発生した場合に、待機系にセション情報は引き継が

れますか?

フェールオーバ発生時には、セション情報は引き継がれません。引き継ぐ情報がある場合に

は、アプリケーション側で考慮してください。また、バッチ実行基盤(Java)においても、

IJServerワークユニットより、待機系に引き継がれる情報はありません。

4199 Interstage Job Workload Server 構築(導入/移行) クラスタ環境において、同一マシンにInterstage Job

Workload ServerとInterstage Business Application

Serverをインストールできない理由を教えてください。

Interstage Business Application Server側でアプリケーションの異常が発生した場合に、

Interstage Job Workload Serverまでフェールオーバされることを避けるため、クラスタ環境

では共存できません。

4200 Interstage Job Workload Server 設計/開発 クラスタ切り替え時に、バッチ受付サービスの開始を初期

化モードで行うためには、状態遷移プロシジャの設定をど

のように変更すればよいですか?

バッチサービスの起動/停止用の状態遷移プロシジャにおいて、

RUN_START_BACOMMAND環境変数の設定を以下のように変更してください。

RUN_START_BACOMMAND="$BTFW_BA_HOME/sbin/btfwstartac -c"

4201 Interstage Job Workload Server 設計/開発 一般ユーザ権限で、バッチワークユニットを起動できます

か?

V9.0.0以降Interstage運用グループとして、設定されているユーザのグループ権限で、起動

できます。V8.1.1以前一般ユーザ権限で、バッチワークユニットを起動することはできません。

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4202 Interstage Job Workload Server 運用/保守 ジョブの実行中にバッチワークユニットを停止すると、ジョブ

が残存してしまうことがあります。ジョブの削除方法を教え

てください。

バッチワークユニットの停止は、ジョブ実行中には行わないでください。バッチワークユニットの停

止により、ジョブが残存した場合は、以下のとおり、対処してください。V9.1.0以降バッチワー

クユニットを起動して、ジョブをキャンセルしてください。V9.0.0以前バッチサービスを再起動し

てください。バッチサービスの再起動により、ジョブを削除できます。

4203 Interstage Job Workload Server 運用/保守 バッチワークユニットが動作しているときに、COBOL/C言

語で作成したバッチアプリケーションを入れ替えた場合、

バッチアプリケーションは正常に動作しますか?

バッチワークユニットが動作しているときに、バッチアプリケーションを入れ替えることはできませ

ん。動作中のバッチアプリケーションを入れ替えることは、OSの動作保証対象外となり、不当

命令実行や不当メモリアクセスにより、バッチアプリケーションが異常終了します。

4204 Interstage Job Workload Server 運用/保守 バッチサーバの稼動統計管理情報として、Interstage

Job Workload Serverのバッチジョブについて、以下の統

計情報の採取はできますか?実行回数実行時間実行

多重度滞留時間

Interstage Job Workload Serverでは、ご質問の情報を採取するための機能はありませ

ん。

4205 Interstage Job Workload Server 運用/保守 Interstage Job Workload Serverで、サービスの停止な

どの異常が発生した場合、システムログ(Windowsの場

合はイベントログ)にメッセージが出力されますか?

また、システムログ(Windowsの場合はイベントログ)を監

視すれば、異常状態を検知できますか?

サービスが停止した場合には、システムログ(Windowsの場合はイベントログ)にメッセージが

出力されます。ただし、異常のケースによっては、出力できない場合があります。なお、サービ

スの状態は、以下のコマンドで、確認できます。btfwacinfo受付サービスの状態表示

btfwexinfo実行サービスの状態表示btfwiniinfoイニシエータの状態表示islistwuワークユ

ニットの状態表示

4206 Interstage Job Workload Server 設計/開発 保存期間を超えた世代ファイルは、自動的に削除され

ず、世代ファイルごとにbtfwexpiregenfileコマンドを定期

的に発行するような運用が必要ですが、世代ファイルの

数が増えた場合に、運用側の作業を増やさずに削除で

きる方法を教えてください。

btfwexpiregenfileコマンドは、オプションとして、世代ファイル名と格納ディレクトリを指定する

ため、世代ファイル単位に実行する必要があります。世代ファイルの種類が増加した場合に

は、以下の方法によって、運用時に登録されている世代ファイル名を意識することなく、保存

対象外の世代ファイルを自動的に削除することができます。btfwgetgenfileinfコマンドをオプ

ションなしで実行し、世代ファイルの一覧表示を出力します。1の出力結果から、登録されて

いる世代ファイル名とディレクトリ名を抽出します。抽出した世代ファイル名とディレクトリ名をオ

プションの入力に使用して、btfwexpiregenfileコマンドを実行します。

4207 Interstage Job Workload Server 設計/開発 Interstage Job Workload Serverを使ったバッチ業務の

運用を行う場合に、定期的に実行する必要があるコマン

ド(または、運用スケジュールにイベントを設定する必要

があるコマンド)には、何があるか教えてください。

使用する機能によって、以下の2つのコマンドの実行を運用スケジュールに組み込む必要があ

ります。ファイルの世代管理機能を使用する場合btfwexpiregenfileコマンドファイルの事前

容量チェック機能を使用する場合(Solaris/Linux)btfwrefreshdiskinfコマンド

4208 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチサービスの停止、および再開始をツールで自動化す

ることを検討しています。その際、バッチサービスの停止コ

マンド(btfwstopsvcコマンド)、バッチサービスの開始コ

マンド(btfwstartsvcコマンド)を実行後に、バッチサー

ビスの稼動状態を確認する方法を教えてください。

バッチサービスの稼動状態は、btfwacinfoコマンド、およびbtfwexinfoコマンドが表示する情

報から確認してください。確認方法は、以下のとおりです。バッチサービスの開始の場合

btfwstartsvcコマンドを実行し、正常終了(復帰コード:0)した場合、以下を確認しま

す。 btfwacinfoコマンドの実行結果が必ず「state = active」になること。 btfwexinfoコマ

ンドの実行結果が必ず「state = active」になること。バッチサービスの停止の場合-fオプショ

ンを指定してbtfwstopsvcコマンドを実行し、正常終了(復帰コード:0)した場合、以下

を確認します。 btfwacinfoコマンドの実行結果が必ず「state = inactive」になること。

btfwexinfoコマンドの実行結果が必ず「state = inactive」になること。

4209 Interstage Job Workload Server 設計/開発 実行中のジョブを強制終了するための推奨手順を教えて

ください。短時間で確実に行いたいのですが、バッチワーク

ユニット強制停止(isstopwuコマンドをバッチワークユニッ

トごとに発行)することで問題はありませんか?

実行中のジョブの強制終了は、ジョブのキャンセルコマンド(btfwcanjobコマンド)でジョブを

キャンセルしてください。ジョブをキャンセルする目的で、バッチワークユニットを強制停止するこ

とはできません。また、V9.1.0以降の場合は、バッチサービスの強制停止(-fオプションを指

定したbtfwstopsvcコマンド)でも、ジョブを強制終了することができます。この場合、バッチ

サービス全体を停止することになります。なお、本手順を実施するためには、セットアップ時に

ジョブの実行環境の操作モードを「自動モード」でセットアップする必要があります。「ジョブの

実行環境の操作モード」については、マニュアルの「Interstage Job Workload Server セッ

トアップガイド」の「ジョブの実行環境全体の設計」を参照してください。

4210 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブ多重度と投入可能ジョブ数の関係について教えてく

ださい。

ジョブキューのジョブの多重度は、ジョブの実行環境内で、同時に実行できる最大ジョブ数で

す。ジョブキューの投入可能ジョブ数とは、ジョブの実行環境内で、ジョブキューにキューイング

できる最大のジョブ数を指します。投入可能ジョブ数には、実行中のジョブの数も含まれま

す。このため、ジョブキューの投入可能ジョブ数は、ジョブキューのジョブの多重度以上になるよ

うに設定してください。

4211 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブキューごとの投入可能ジョブ数とジョブの多重度

(ジョブキュー多重度、バッチワークユニット多重度)は、

何を基準に設定すればよいですか?

投入可能ジョブ数、ジョブの多重度は、業務における「呼量」と「単位時間内のジョブの完了

数」から算出してください。

4212 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブキューの投入可能ジョブ数を大きくした場合の影響

を教えてください。

ジョブスプールのディスク容量に影響があります。これ以外の影響はありません。

4213 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチセットアップ情報ファイルのACCEPTOR要素の

「MAXJob」に、ジョブスプールに投入可能なジョブ数を

「制限しない」設定はできますか?

ジョブスプールに投入可能なジョブ数の上限を無制限に設定することはできません。最大値

である「99999」を設定してください。

4214 Interstage Job Workload Server 運用/保守 ジョブの多重度を変更する場合、ジョブの実行環境の削

除が必要ですか?

はい。

ジョブの多重度を変更するためには、変更するジョブの実行環境を一度削除して、再度セッ

トアップを行います。

このとき、多重度を変更しないジョブの実行環境の削除と再セットアップは、必要ありません。

手順については、以下のマニュアルを参照してください。

Interstage Job Workload Server セットアップガイド

 ジョブの多重度の変更

4215 Interstage Job Workload Server 設計/開発 配備するアプリケーションライブラリから、別のライブラリのプ

ログラムを呼び出す場合、呼び出すライブラリの格納場所

は、どこに設定すればよいですか?

呼び出すライブラリのパスは、バッチワークユニットのワークユニット定義の以下の項目に設定し

ます。

Solaris, LinuxLibrary for Application

WindowsPath for Application4216 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチジョブ定義にバッチアプリケーション名だけを指定し

て、シェルスクリプトを実行する場合、シェルスクリプトの格

納場所はどこに設定すればよいですか?

バッチワークユニットのワークユニット定義の「Path for Application」パラメタに、シェルスクリプ

ト、またはバッチファイルのパスを設定します。

4217 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチワークユニットのワークユニット定義ファイルについて、

「Application Retry Count」項目は、どのように設定す

ればよいですか?デフォルト値、または、いくつに設定すれ

ばよいかの指針はありますか?

本ステートメントは、セットアップコマンドで設定を行うため、設定は不要です。設定値には、

バッチセットアップ情報ファイルで指定したジョブの最大実行多重度+1が設定されます。

4218 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチワークユニットのワークユニット定義ファイルについて、

「Concurrency」項目のデフォルト値はいくつですか?

「Concurrency」項目の設定値には、バッチセットアップ情報ファイルで指定したジョブの最大

実行多重度が設定されます。なお、本ステートメントは、セットアップコマンドで設定を行うた

め、設定は不要です。

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4219 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブの実行環境とバッチワークユニットの対応関係を教

えてください。1つのジョブの実行環境につき、バッチワーク

ユニットは1つですか?

1つのジョブの実行環境につき、1つのバッチワークユニットで構成されます。なお、ジョブの実行

環境は、バッチサーバの以下の資源で構成されます。ジョブキューイニシエータバッチワークユ

ニット

4220 Interstage Job Workload Server 設計/開発 先行ジョブステップを指定した迂回条件は、先行ジョブス

テップが異常終了した場合は無効になるとあります。「迂

回条件が無効」になった場合、無条件にジョブステップが

実行されますか?

先行ジョブステップが異常終了した場合、ジョブステップは無条件に実行される訳ではありませ

ん。迂回条件が無効になっても、ジョブステップが実行されないケースとして、以下があります。

同時にジョブステップの実行条件を指定していた場合、実行条件の指定については有効で

す。複数の迂回条件を指定していた場合、異常終了、または未実行のジョブステップを指定

した条件は無効となりますが、それ以外の先行ジョブステップを指定した迂回条件は有効で

す。

4221 Interstage Job Workload Server 設計/開発 Interstage Job Workload Serverのファイルの排他機

能では、ジョブ実行中にシグナルを受信するなどでジョブが

異常終了した場合、ジョブが獲得していたファイルの排他

は自動的に解除されますか?

異常終了したジョブが獲得していたファイルの排他は、自動的に解除されます。

4222 Interstage Job Workload Server 設計/開発 Interstage Job Workload Serverのファイルの割当て機

能では、ジョブ実行中にシグナルを受信するなどでジョブが

異常終了した場合、ジョブが使用していたファイルは自動

的に削除されますか?

バッチジョブ定義の指定により、異常終了したジョブが使用していたファイルは自動的に削除

できます。この指定は、バッチジョブ定義内の資源定義において、[資源の後処理]の

[ジョブステップが異常終了した場合]に「削除」を指定します。

4223 Interstage Job Workload Server 設計/開発 Interstage Job Workload Serverのファイルの割当て機

能では、ジョブ実行中にシグナルを受信するなどでジョブが

異常終了した場合に、割り当てたファイルの後処理につ

いて、保持や削除などは選択できますか?

バッチジョブ定義の指定によって、異常終了したジョブが使用していたファイルを保持、または

削除できます。この指定は、バッチジョブ定義内の資源定義において、[資源の後処理]の

[ジョブステップが異常終了した場合]に「保持」、または「削除」を指定します。

4224 Interstage Job Workload Server 運用/保守 ファイルの世代管理機能では、ジョブステップ単位で世代

ファイルの世代番号を確定しますが、複数のジョブステップ

で別々の世代ファイルを使用するジョブが途中のジョブス

テップでエラーになった場合、ジョブの再実行時にファイル

世代について、留意することはありますか?

正常終了したジョブステップと異常終了したジョブステップで、使用する世代ファイルの世代の

扱いについて、留意する必要があります。途中のジョブステップでエラーになった場合、正常終

了したジョブステップではファイル世代は更新されますが、異常終了したジョブステップではファイ

ル世代は更新されないままとなります。このため、ジョブを再実行する場合、以下のどちらかの

対処を行ってください。異常終了した途中のジョブステップから再実行する。正常終了したジョ

ブステップで、更新されたファイル世代をbtfwcancelgenfileコマンドで削除してから、ジョブを

先頭から再実行する。

4225 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ファイルの世代管理機能を以下のように使いたいのです

が、どうすればよいか教えてください。通常の運用ジョブは

常に最新世代の世代ファイルにアクセスする。ジョブの異

常が発生した場合の運用ジョブは1世代前の世代ファイ

ルにアクセスする。

通常の運用バッチジョブ定義内の資源定義に世代ファイルを設定し、相対世代番号に「0」

を指定します。ジョブの異常が発生した場合の運用1世代前の世代を使用する方法として

は、以下の2つがあります。バッチジョブ定義内の資源定義の相対世代番号に「-1」を指定す

るように修正します。最新世代の絶対世代番号が特定できる場合は、バッチジョブ定義内の

資源定義で1世代前の絶対世代番号を指定するように修正します。修正したバッチジョブ定

義を再登録した後、ジョブを実行します。また、上記の方法以外に、資源定義の[相対世

代番号]を置換えパラメタで定義する方法もあります。ジョブ実行時に置換えパラメタとし

て、通常時は「0」、障害時は「-1」を指定すると、バッチジョブ定義の変更をせずにジョブを実

行できます。

4226 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブログのファイル名を教えてください。 ジョブログのファイル名は、以下のとおりです。ファイル名を指定した場合ジョブの投入時に、

ジョブの投入コマンド(btfwsubjobコマンド、またはbtfwsubjobsyncコマンド)のオプション

で指定したファイル名がジョブログのファイル名となります。ファイル名を省略した場合ジョブの投

入時に、ジョブの投入コマンドでファイル名を指定しなかった場合は、ジョブ番号のファイル名で

作成されます。たとえば、ジョブ番号が21番のジョブログのファイル名は、「00021」となります。

4227 Interstage Job Workload Server 運用/保守 ジョブログのファイル名は、バッチサービスの再起動のたびに

「00001」から始まりますか?

バッチサービス再起動時のジョブログのファイル名の開始番号は、バッチサービス、または、バッ

チ受付サービスの開始方法(開始モード)によって異なります。初期化モードの場合

「00001」からとなります。実行継続モードの場合前回の値から継続します。開始モードの指

定方法は、以下のとおりです。初期化モード- 開始時に-cオプションを指定します。- 前回の

停止時に-cオプションを指定し、かつ、開始時にオプションを省略します。実行継続モード-

開始時に-wオプションを指定します。- 前回の停止時に-cオプションを省略し、かつ、開始時

にオプションを省略します。

4228 Interstage Job Workload Server 設計/開発 Interstage Job Workload Serverの排他制御では、レ

コードの排他制御はできますか?

Interstage Job Workload Serverでは、レコード単位の排他制御はできません。排他制御

は、ファイル単位になります。

4229 Interstage Job Workload Server 構築(導入/移行) JCLからInterstage Job Workload Serverのバッチジョブ

定義へのコンバータはありますか?

Interstage Job Workload Serverでは提供していませんが、弊社「TransMigrationサービ

ス(注)」の資産マイグレーションサービスをご契約いただくことより、JCLからバッチジョブ定義

への変換サービスを提供しています。

なお、サービス価格は、個別にお見積りをさせていただいております。「TransMigrationサービ

ス」までお問い合わせください。

(注) 「TransMigrationサービス」とは、お客様の既存システムを最適なプラットフォームへ

移行するサービスです。

詳細は、「TransMigrationサービス」を参照してください。

4230 Interstage Job Workload Server 構築(導入/移行) 現在、メインフレームのバッチ自動化にOF/ESを使用して

います。Interstage Job Workload Serverの運用では、

OF/ESの起動パターンのように、特定日だけ起動、該当

日が休日の際は前シフトなど、柔軟に運用できますか?

Interstage Job Workload Serverでのバッチ処理でも、Systemwalker Operation

Managerと連携することにより、OF/ESと同レベルの柔軟な運用が実現できます。実現機能

の詳細は、Systemwalker Operation Managerの機能をご確認ください。

4231 Interstage Job Workload Server 設計/開発 Interstage Job Workload Serverのファイルの事前容

量チェック機能では、ジョブ走行中に初期割当のファイル

容量が不足した場合、自動で拡張する機能があります

か?

自動容量拡張の機能はありません。

4232 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ファイル連結機能(V9.1より提供)では、1つの資源名

でいくつのファイルの連結ができますか?また、複数のディ

レクトリに存在するファイルの連結はできますか?

1つの資源名につき、256ファイルの連結ができます。また、複数のディレクトリに存在するファイ

ルについても連結できます。

4233 Interstage Job Workload Server 購入相談 Systemwalker Operation ManagerとInterstage Job

Workload Serverで実現できる機能の差は何ですか?

Interstage Job Workload Serverでは、ファイル排他制御やファイルの割当て、自動回収と

いったファイル資源管理の機能、大量のバッチ処理でも高速実行が可能なプロセスの常駐

化や多重度制御などの機構を備えています。Systemwalker Operation Managerで管理

するバッチ業務に、高性能、かつ高信頼なバッチシステム基盤を提供します。また、

Systemwalker Operation Managerと連携してジョブの操作を行うことにより、

Systemwalker Operation Managerの豊富なジョブスケジューラ機能によるバッチ業務の自

動化が行えます。

4234 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブステップのリスタートは、どこで指定できますか? ジョブステップのリスタート方法は、ジョブの種類によって異なります。スケジュールジョブの場合

Systemwalker Operation Managerで、「バッチフレームワークジョブ」のプロパティの設定画

面の「開始ステップ名」を指定します。デマンドジョブの場合btfwsubjobコマンドの-Sオプション

に、ジョブステップ名を指定します。

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4235 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブの実行結果は、リストで出力されますか? Interstage Job Workload Serverでは、ジョブの実行結果情報をジョブログとして、ファイル

に出力します。スケジュールジョブの場合、Systemwalker Operation Managerクライアント

の以下の画面より、ジョブログの確認ができます。[監視-ジョブ]ウィンドウ-[前回履

歴]シート[ジョブの出力情報]ウィンドウ

4236 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ処理では、実行するたびにファイル名を変えるケース

が多くあります。Interstage Job Workload Serverの

バッチ運用では、どのようにして実現できますか?

Interstage Job Workload Serverでは、置換えパラメタで実現できます。置換えパラメタ

は、ジョブ実行時にバッチジョブ定義の内容を変更することができ、バッチジョブ定義をより汎

用的に使用することができる機能です。バッチジョブ定義のファイル名に置換えパラメタを指定

することにより、ジョブの実行ごとにファイル名を変更することができます。

4237 Interstage Job Workload Server 購入相談 Interstage Job Workload Serverの体験版(評価

版)はありますか?

評価版をご用意しています。弊社担当営業へお申しつけください。

4238 Interstage Job Workload Server 購入相談 Interstage Job Workload Serverの開発環境パッケー

ジを使用して、開発を実施するときのサーバ・端末のソフ

ト構成とライセンスの考え方を教えてください。

開発環境(Interstage Job Workload Serverの開発環境パッケージ使用時)開発環境

パッケージは、製品に付属しているため、開発環境パッケージ単体でのライセンス購入は不

要です。ただし、必須ソフトウェアとして、Interstage Studioが必要です。Interstage Job

Workload Serverの開発環境パッケージは、Interstage Studioをインストールした端末にイ

ンストールしてください。運用環境(Interstage Job Workload Serverのサーバパッケージ

使用時)Interstage Job Workload Serverは、Interstage Job Workload Serverの

サーバパッケージをインストールしたサーバに搭載されるプロセッサ数に応じてライセンス購入が

必要です。

4239 Interstage Job Workload Server 設計/開発 リモートデスクトップでの開発はできますか? リモートデスクトップ(ターミナルサービス)を利用できます。なお、リモートデスクトップ(ターミ

ナルサービス)を利用して、Interstage Job Workload Serverの開発環境パッケージを使

用する場合は、 以下に注意してください。ターミナルサービスを同時に利用するクライアント台

数分のInterstage Studioのライセンス購入が必要です。ターミナルサービスで同時にバッチ

ジョブ定義の開発を行う場合、Interstage Studioのワークスペースは、クライアントごとに異

なるディレクトリを使用します。

4240 Interstage Job Workload Server 購入相談 Interstage Job Workload ServerにWindows版はあり

ますか?

Windows版をご要望の際には、弊社担当営業にご相談ください。

4244 Interstage Application Server 運用/保守 JavaのプログラムでRMI通信をした際に、接続先がローカ

ルホストになってしまいます。考えられる原因を教えてくだ

さい。

システムのhostsファイルで、ホスト名とIPアドレスが正しく関連付け設定されているか、確認し

てください。LAN(ネットワークカード)が複数設定されている場合、ホスト名とIPアドレスが

正しく関連付けされていないと、通信できない場合があります。

4245 Interstage Application Server 運用/保守 Javaの最大ヒープサイズ(-Xmx)を拡張してアプリケー

ションを実行しようとすると、以下のメッセージが出力され

て起動できませんでした。考えられる原因を教えてくださ

い。

Error occurred during initialization of VM

Could not reserve enough space for object heap

Heap too large for dynamic eden: using static

eden

-Xmxで指定されたJavaヒープサイズ(メモリ割り当てプールの最大値)が連続した領域とし

て確保できないために出力されたメッセージです。(FJVMのNew世代領域サイズ自動調整

機能が有効な場合は、メモリ割り当てプールと自動調整機能用の作業域が連続域として確

保できない場合に出力されます。)Javaヒープのチューニングは急激にヒープサイズを拡張せ

ず、少しずつ拡張するようにしてください。また、最後の「Heap too large for dynamic

eden: using static eden」、または「Heap too large for dynamic eden: using static

split eden」は、指定された-Xmxの値がNew世代領域サイズ自動調整機能の有効となる

範囲を越えたため、自動調整機能が停止する際に出力されるメッセージです。なお、New世

代領域サイズ自動調整機能が有効となる-Xmx値の最大値は、以下に示すとおり、OSによ

り異なります(実行モードが64ビットモードのFJVMでは、New世代領域サイズ自動調整機

能を提供していません)。V7以前、およびV8以降のWindows® 2000の場合・JDK/JRE

1.3.1:950MB以下・JDK/JRE 1.4.1:920MB以下・JDK/JRE 1.4.2:920MB以下・

JDK/JRE 5.0 :900MB以下V8以降のWindows Server® 2003、Windows Server®

2008、Windows® XP、またはWindows Vista®の場合・JDK/JRE 1.3.1:800MB以下

(ただし、Windows Server® 2008、およびWindows Vista®を除く。)・JDK/JRE

1.4.2:700MB以下(ただし、Windows Server® 2008を除く。)・JDK/JRE 5.0 :

700MB以下Solarisの場合・JDK/JRE 1.3.1:2,448MB以下・JDK/JRE 1.4.1:

2,340MB以下・JDK/JRE 1.4.2:2,340MB以下・JDK/JRE 5.0 :2,250MB以下

Linux32の場合・JDK/JRE 1.3.1:1,150MB以下・JDK/JRE 1.4.1:1,100MB以下・

JDK/JRE 1.4.2:1,600MB以下・JDK/JRE 5.0 :1,500MB以下

4246 Interstage Application Server 運用/保守 実行中のJavaアプリケーションが使用するファイル(jar

ファイル、およびネイティブライブラリ)をアプリケーションを

停止せずに入れ替えても問題ありませんか?

Javaアプリケーション実行中に、そのアプリケーションが使用するファイル(jarファイル、およびネ

イティブライブラリ)を入れ替えてはいけません。Javaアプリケーションの異常終了などの原因と

なります。

4247 Interstage Application Server 運用/保守 GoogleツールバーやGoogle Desktopを使用した環境で

アプレットを実行しようとすると、起動時にすべてのブラウザ

がウィンドウ画面ごと消えたり、

EXCEPTION_ACCESS_VIOLATIONのエラーで異常終

了します。原因と回避方法を教えてください。

GoogleツールバーやGoogle Desktopとブラウザ(Internet Explorer)/OSの相性の問

題のようです。これらのアドオンツールをアンインストールすることにより、事象が回避できたとい

う事例があります。

4248 Interstage Application Server 運用/保守 JDK/JREに同梱されているJDBC-ODBCブリッジドライバの

使用は、保証されていますか?

JDK/JREに同梱されているJDBC-ODBCドライバは、JDKドキュメントにも記載されているとお

り、試験用として提供されているものです。JDBC-ODBCドライバを使用したJavaアプリケー

ションがアクセス違反で異常終了したという事例もありますので、試験用としてだけ利用し、

運用で使用しないでください。

4249 Interstage Application Server 運用/保守 Java VMで、初期ヒープサイズとして「-Xms1024m」を指

定した場合に、初期ヒープサイズが起動時から獲得され

ますか?

起動時から獲得されます。Javaのオプション-Xmx、および-Xmsは、指定により、以下のよう

な動作となります。

-Xmxで指定された大きさの連続域を予約(リザーブ)します。

FJVMのNew世代領域サイズ自動調整機能が有効な場合は、「-Xmxで指定された大きさ

+自動調整機能用の作業域の大きさ(-Xmxで指定された大きさの2/3)」の連続域を予

約(リザーブ)します。

-Xmsで指定された大きさのメモリを、1.で予約したアドレス範囲内で割り当てます(コミッ

ト)。

以降、Java VMは、処理の要求に応じて、-Xmsで指定された大きさから-Xmxで指定された

大きさの範囲で、メモリ割り当てを増減します。

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4250 Interstage Application Server 運用/保守 Javaのスレッドダンプで、ロック待ちにもかかわらず、

"runnable"と表示される場合があります。これは正しい状

態ですか?

スレッドの先頭のスタックフレームで表示される最初のモニタ情報は、ロック済みであっても、ロッ

ク待ちであっても、必ず"waiting to lock"と表示します。"Thread-1" prio=5

tid=0x257bf8 nid=0x21 runnable [0xb6780000..0xb6781a28] at

java.util.Vector.elementAt(Vector.java:411) - waiting to lock &lt;cf3ab018&gt;

(a java.util.Vector) at ..."Thread-0" prio=5 tid=0x5d22b8 nid=0x20 waiting for

monitor entry [0xb6880000..0xb6881a28] at

java.util.Vector.elementAt(Vector.java:411) - waiting to lock &lt;cf3ab018&gt;

(a java.util.Vector) at ...runnableで"waiting to lock"となっているスレッドは、そのモニタ

をロック済みで、ロックをしたメソッドと同じメソッドを実行中のものです。

4251 Interstage Application Server 運用/保守 Javaのサマータイム情報(サマータイムの開始日時・終

了日時)が間違っています。または、バージョンによって

異なります。対処方法を教えてください。

JDKで利用するタイムゾーンのデータは、そのJDKをリリースした時点での最新情報が組み込

まれています。したがって、そのバージョンをリリースした後に、タイムゾーンデータが変更された

場合には、そのバージョンで対応できないことがあります。

例えば、ブラジルでは毎年、その年の夏時間(DST)をアナウンスしているようですので、その

アナウンス以前にリリースされたJDKは、そのアナウンス年以降のデータがないため、対応できて

いないことは十分考えられます。対処方法については、以下のURLを参照してください

(2008年11月5日現在)。

http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/tzupdater-readme-136440.html

(英文)

このURLの「System Requirements」に記述されているとおり、Interstage提供のJDKに対

しては、tzupdater起動時に、以下を指定する必要があります。

-Djava.vendor="Sun Microsystems Inc."

4252 Interstage Application Server 運用/保守 Internet Explorerを使用したJavaアプレットの

showDocumentメソッドで、Excelファイルの表示ができま

せん(開きそうになりますが、一瞬で消えます)。対処方

法を教えてください。

Internet Explorerの[ツール]メニューから[インターネット オプション]を選択し、[セキュ

リティ]タブの[レベルのカスタマイズ]ボタンをクリックして表示される[セキュリティの設定]

画面の[ダウンロード]項目で、"ファイルのダウンロード時に自動的にダイアログを表示"の

チェックが「無効にする」と指定されていることを確認してください。「有効にする」になっている

場合は、「無効にする」に設定してください。その他、現象が発生しないクライアント環境があ

れば、[セキュリティの設定]の他の項目設定に違いがないかを比較・確認してください。

4313 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットのコンテナログが、[ログファイルの

ロールオーバ]の[開始時刻]に指定した時間になって

も、ローテーションされません。ロールオーバのタイミングを

教えてください。

IJServerワークユニットのコンテナログ(container.log)のロールオーバは、ワークユニット起

動後、最初の[開始時刻]に達したときから開始されます。

ただし、[開始時刻]に達しても、書き込みが発生しない場合は、ロールオーバされません。

[開始時刻]に達したあと、最初の書き込み時にロールオーバされます。

4504 Interstage Job Workload Server 運用/保守 バッチシステムの異常でジョブログに出力できなかった情報

が、異常時退避用ディレクトリに退避される契機と、退避

される内容を教えてください。

退避される契機は、以下のとおりです。

バッチサービスが異常終了した場合

バッチサービス開始時(btfwstartsvcコマンド、またはbtfwstartexコマンドを実行時)

バッチサービスが異常終了した場合以外

ジョブの実行で同一のジョブIDを検出時

退避される内容は以下のとおりです。

ジョブメッセージ

- ジョブステップの実行過程のメッセージ

- ファイル排他/獲得のメッセージ

4505 Interstage Job Workload Server 運用/保守 ジョブの多重度を変更する場合、バッチセットアップ情報

ファイルの修正は、変更するジョブの実行環境の変更箇

所だけでよいですか?

はい。

ジョブの多重度変更時のバッチセットアップ情報ファイルの編集では、多重度変更しない環境

についての記述は残したままで、変更箇所(concurrency)だけ修正してください。

4506 Interstage Job Workload Server 運用/保守 btfwaltqコマンドでジョブの多重度を変更する際、ジョブ

の実行環境に定義されている多重度より大きい値を指

定した場合には、有効なジョブの多重度は変更されない

とあります。どのような意味ですか?

btfwaltqコマンドで行うジョブの多重度変更は、ジョブキューに定義されているジョブの多重度

を一時的に制限する目的で行います。このため、btfwaltqコマンドで、制限前のジョブの多重

度より大きい値を指定した場合、コマンドは正常終了しますが、実際のジョブの多重度は、

バッチワークユニットの現在のプロセス数以上にはなりません。

ジョブの多重度を上げる場合には、ジョブの実行環境を再セットアップする必要があります。

4507 Interstage Job Workload Server 運用/保守 クラスタ運用で、バッチ実行基盤で提供されている状態

遷移プロシジャの以下のリソースについて、異常発生時に

フェールオーバをさせずに、リソースを再起動することはでき

ますか?

BTFW_INTERSTAGE(バッチサービスの起動/停止

用)

ODWU_INTERSTAGE(CORBAワークユニットおよび

バッチワークユニット用)

PRIMECLUSTERのクラスタ運用管理ビューより、バッチ実行基盤のリソースを再起動できま

す。

なお、この場合、フェールオーバは発生しません。

詳細は、以下のマニュアルに記載していますのでご確認ください。

Interstage Job Workload Server クラスタ構築・運用ガイド

 バッチシステムの運用開始

 クラスタシステムによる起動

 バッチシステムの運用停止

4508 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチアプリケーションを配備するために必要な条件を教

えてください。

バッチアプリケーションを配備するためには、以下を起動しておく必要があります。

CORBAサービス

ネーミングサービス

インタフェースリポジトリキャッシュサービス

コンポーネントトランザクションサービス

JMXサービス

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4509 Interstage Job Workload Server 運用/保守 クラスタ環境でバッチ受付サービス、バッチ実行サービス、

バッチワークユニットのリソースを単体で起動、停止する運

用はできますか?

クラスタ環境で、バッチ実行基盤のコマンドによる起動、停止の運用はサポートしていません。

PRIMECLUSTERのクラスタ運用管理ビューより、クラスタアプリケーションのoffline後にonline

を行ってください。

4510 Interstage Job Workload Server 設計/開発 Solaris10のzfsファイルシステム上での動作をサポートして

いますか?

zfsファイルシステムでの動作をサポートしています。

4511 Interstage Job Workload Server 運用/保守 クラスタ環境でスタンバイ状態の待機系サーバにおいて、

バッチジョブ定義の登録はできますか?

バッチジョブ定義データベースにバッチジョブ定義格納ディレクトリを利用する場合(V9.1以

降)

はい。共用ディスク上のバッチジョブ定義格納ディレクトリへ登録するため、待機系サーバにお

いてバッチジョブ定義を登録することができます。

バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合(V9.1、V9.0以前)

待機系サーバを運用系サーバに切り替えた後に、運用系サーバでバッチジョブ定義の登録

操作を行ってください。

4512 Interstage Job Workload Server 運用/保守 複数のパッチワークユニットを1つのバッチワークユニットにま

とめる場合、使用しないバッチワークユニットが動作しない

ようにする方法を教えてください。

ジョブの実行環境を削除せずにバッチワークユニットが動作しないようにする(バッチワークユ

ニットを削除しない)方法について説明します。

使用しないジョブの実行環境(ジョブキュー、イニシエータ、バッチワークユニット)について、

ジョブの実行環境の運用を停止したうえで、以下の操作を行います。

ジョブキュー

btfwinactqコマンドで、使用しないジョブの実行環境のジョブキューを実行禁止状態にしま

す。

イニシエータ

イニシエータの開始方法が「自動」になっている場合は、btfwaltinidefコマンドで「手動」に変

更します。

イニシエータおよびバッチワークユニット

バッチシステムの運用を開始する際に、イニシエータ、および、バッチワークユニットの開始をし

ないでください。

(注)ジョブの実行環境の操作モードが「自動モード」の場合は、2.の操作により、バッチ

サービスの開始(V9.1以降)、または、バッチ実行サービスの開始時にイニシエータ、およ

び、バッチワークユニットが起動しないようになります。

4513 Interstage Job Workload Server 運用/保守 クラスタ環境の待機系サーバにおいて、アプリケーションの

配備はできますか?

待機系サーバにおいてアプリケーションの配備はできません。待機系サーバを運用系に切り換

えた後に、運用系サーバにて配備を行ってください。

4514 Interstage Job Workload Server 設計/開発 環境変数にJAVA_HOMEを設定する必要はあります

か?

設定されている場合、運用上の影響はありますか?

環境変数JAVA_HOMEの設定は不要です。また、設定されていても、影響はありません。

4515 Interstage Job Workload Server 設計/開発 OSパニック/電源断に対して、どのような考慮をしている

か教えてください。

また、設定で考慮すべき事項を教えてください。

電源断、OSパニックなどにより運用が停止した場合には、運用の再開時(次回起動時)

にリカバリを行います。

このリカバリを行うための設定は不要で、ジョブ運用を再開した時点で必ずリカバリが行われま

す。

なお、ファイルにアクセスできないなど、ファイルシステムそのものが破壊した場合は、運用を継

続することができません。

4516 Interstage Job Workload Server 設計/開発 コマンド実行時のメッセージは、システムログ(Windowsの

場合はイベントログ)、または、Interstage Job

Workload Serverのログに出力されますか?

基本的にコマンド実行時のメッセージは、標準出力・標準エラー出力に出力し、システムログ

(Windowsの場合はイベントログ)、および、Interstage Job Workload Serverのログファイ

ルには出力されません。

ただし、コマンド完了後に、コマンド実行によって非同期で動作しているサービスプロセスでエ

ラーを検出した場合については、システムログ(Windowsの場合はイベントログ)にメッセージが

出力されます。

4517 Interstage Job Workload Server 設計/開発 1つのバッチワークユニットに配備できるバッチアプリケーショ

ンの数を教えてください。

1つのバッチワークユニットに配備できるバッチアプリケーションの数は、1,000です。

4518 Interstage Job Workload Server 設計/開発 クラスタ運用で使用する状態遷移プロシジャ

「BTFW_INTERSTAGE」を確認すると、

「$RUN_START_BACOMMAND &gt; /dev/null

2&gt;&amp;1」と記載されています。このメッセージの出

力先を変更することはできますか?

状態遷移プロシジャを編集することにより、メッセージの出力先の変更をできます。ただし、編

集の際には、処理シーケンスやオプションを変更しないでください。

4519 Interstage Job Workload Server 設計/開発 btfwsubjobsyncコマンドで同期型のジョブを投入する場

合、ジョブキューの投入可能ジョブ数とジョブキューのジョブ

の多重度は、どのような関係になるように設計すればよい

ですか?

btfwsubjobsyncコマンドでは、ジョブの多重度を超えてジョブを投入することはできません。

このため、ジョブの多重度にあわせて投入可能ジョブ数を設計してください。

4520 Interstage Job Workload Server 運用/保守 新しいジョブ実行環境のバッチワークユニットを登録する

際に、これまで使用してきた既存のワークユニット定義を

流用する方法を教えてください。

既存のワークユニット定義を流用する方法は、以下のとおりです。

セットアップコマンド(btfwcrtbtenvコマンド)を実行し、新しいジョブ実行環境を作成しま

す。

セットアップコマンドが生成したワークユニット定義ファイルと、流用するワークユニット定義ファイ

ルの差分を比較します。

出てきた差分が正しいことを確認します。

流用するワークユニット定義で、お客さまが設定された内容が差分として出ます。

差分に問題がなければ、流用するワークユニット定義を新しいジョブ実行環境へ上書きで登

録します。

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4521 Interstage Job Workload Server 運用/保守 ジョブの多重度を変更する際、準備作業で退避したワー

クユニット定義ファイルを直接編集して登録してはいけな

い旨、マニュアルに記載されています。編集してはいけな

い理由を教えてください。

退避したワークユニット定義ファイルでは、セットアップ情報ファイルでセットアップ時に設定し

た、ジョブの多重度以外の情報が変更されている可能性があります。

ジョブの多重度を変更する際に、このワークユニット定義ファイルを直接編集して登録した場

合、変更前のジョブの実行環境と、ジョブの多重度以外の設定も変更になるため、直接編

集しないように記載しています。

また、ジョブの多重度を変更する場合は、ジョブの実行環境を再セットアップしてください。ワー

クユニット定義のプロセス多重度(Concurrency)を変更した場合には、ジョブの実行環境

内で不整合が発生し、バッチ実行基盤が正常に動作しません。

4522 Interstage Job Workload Server 運用/保守 バッチアプリケーションで異常が発生した場合に、

Interstage Job Workload Server以外のメッセージ

(EXTP4911、FSP_INTS-BAS_AP1007など)が出力

されました。

対処方法を教えてください。

Interstage Job Workload Serverを使用する上での対処は、必要ありません。

バッチアプリケーションが異常になった原因の対処を行ってください。

4523 Interstage Job Workload Server 運用/保守 バッチアプリケーションで異常発生時に、Interstage

Business Application Serverのメッセージ「FSP_INTS-

BAS_AP1007」が出力されました。このメッセージにある

「エラーメッセージ退避キュー」は、Interstage Job

Workload Serverでは何に相当しますか?

Interstage Business Application Serverの「エラーメッセージ退避キュー」は、Interstage

Job Workload Serverの「エラー用イベントチャネル」に相当します。

Interstage Job Workload Serverの内部では、Interstage Business Application

Serverの機能の一部が動作しているため出力されますが、Interstage Job Workload

Serverを使用する上での対処は必要ありません。

Interstage Business Application ServerとInterstage Job Workload Serverの用語の

対応関係は、以下のとおりです。

「結果受信キュー」 → 「ジョブ終了用イベントチャネル」

「エラーメッセージ退避キュー」 → 「エラー用イベントチャネル」

「処理要求メッセージ格納キュー」 → 「ジョブステップ用イベントチャネル」

4524 Interstage Job Workload Server 設計/開発 COBOLのバッチアプリケーションから、COBOLの大容量

ファイルを使用できますか?

COBOLのバッチアプリケーションから、COBOLの大容量ファイルを使用できます。

バッチジョブ定義に以下のとおり指定してください。

V9.1以降

- バッチアプリケーション定義

[環境変数]に、以下の環境変数を指定します。

環境変数名中の「資源名」は、資源定義と同じ資源名を指定してください。

  - 環境変数名

   BTFW_CBL_LFS_資源名

  - 設定値

   なし

- 資源定義

通常のファイルと同様に定義してください。

V9.0以前

資源定義と、バッチアプリケーション定義の[環境変数]に、同じファイルを別の名前で指定

します。これにより、Interstage Job Workload Serverでは、資源定義で指定したファイル

名に対してファイル排他やファイルの割当てを行い、COBOLアプリケーションでは、バッチアプリ

ケーション定義で指定した環境変数にもとづいて大容量ファイルにアクセスします。

- バッチアプリケーション定義

[環境変数]に、以下の環境変数を指定します(注1)。

4525 Interstage Job Workload Server 運用/保守 Interstage Job Workload Serverがインストールされて

いるか、および、インストールされたバージョンを確認する

方法を教えてください。

OSのコマンドで、パッケージ名「FJSVibsbc」の情報を確認することで、インストールの有無や

バージョンがわかります。

なお、バッチ実行基盤(Java)の場合は、「FJSVibsjb」の情報を確認します。

手順は以下のとおりです。

以下のOSコマンドを入力します。

(バッチ実行基盤(Java)の場合は、「FJSVibsbc」を「FJSVibsjb」に変えます)

Linux

rpm -qi FJSVibsbc

Solaris

pkginfo -l FJSVibsbc

以下のように確認してください。

インストールされていない場合

パッケージ名「FJSVibsbc」(バッチ実行基盤(Java)の場合は「FJSVibsjb」)の情報は

出力されません。

インストールされている場合

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4526 Interstage Job Workload Server 運用/保守 バッチジョブ定義データベース環境資源の退避の際に、プ

ロシジャ定義を使用していない場合でも、プロシジャ定義

用のDSI資源

(BTFWDB.DSI_DEF_BTFW_PROCTBL)の退避を

行っても問題ありませんか?

問題ありません。マニュアルの手順どおりに退避してください。

プロシジャ定義を使用していない場合には、0件という情報が退避され、復元時に0件の情

報が書き込まれます。

4527 Interstage Job Workload Server 運用/保守 システム全体の投入可能ジョブ数を変更する手順を教え

てください。

システム全体の投入可能ジョブ数を変更する場合は、ジョブスプールの投入可能ジョブ数を

変更します。

変更手順については、以下のマニュアルを参照してください。

Interstage Job Workload Server セットアップガイド

 バッチ実行基盤の変更

  ジョブスプールの容量拡張

4528 Interstage Job Workload Server 設計/開発 btfwspoolコマンド(各種スプールの設定値の表示コマ

ンド)の「The number of jobs to submit」と、

btfwqinfoコマンド(ジョブキュー情報の表示コマンド)の

「[Max Job] System」の表示項目は、同じですか?

同じです。

どちらも同じシステム全体の投入可能ジョブ数を示しています。

4529 Interstage Job Workload Server 設計/開発 OSのリリース番号の違いによって、Interstage Job

Workload Serverやその上で動作するユーザアプリケー

ションの動作が異なってしまう可能性はありますか?

OS側で上位互換/下位互換が保障されていれば、Interstage Job Workload Serverや

ユーザアプリケーションの動作に非互換はありません。

4530 Interstage Job Workload Server 運用/保守 バッチジョブ定義データベースのアンロードしたデータを、別

のサーバにロードしてもよいですか?

バッチジョブ定義データベースのアンロードしたデータを、別のサーバへロードすることはできませ

ん。4531 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチアプリケーションのCOBOLプログラム内で、実際は呼

び出されないサブプログラムをCALL文に記述し、そのサブ

プログラムを配備しなかった場合、Interstage Job

Workload Serverの動作はどうなりますか?

COBOLアプリケーションのロード方法によって動作が異なります。

プレロードの場合

バッチワークユニットの起動時にエラーになります。

ダイナミックロードの場合

呼び出さない限りエラーにならないため、動作に影響はありません。

4532 Interstage Job Workload Server 運用/保守 既存の定義を変更せずに、新規にバッチワークユニットや

ジョブキューを追加したいのですが、バッチセットアップ情報

ファイルに定義を追加し、btfwcrtbtenvコマンドを実行す

ればよいですか?

はい。

新規にバッチワークユニットやジョブキューを追加する場合(すなわち、新規にジョブの実行環

境を追加作成する場合)、バッチセットアップ情報ファイルに定義を追加し、btfwcrtbtenvコ

マンドを実行して、追加でセットアップを実施します。

4533 Interstage Job Workload Server 運用/保守 イニシエータの開始ユーザ名は、セットアップ時にバッチセッ

トアップ情報ファイルで指定しましたが、これを変更する方

法を教えてください。

イニシエータを開始するユーザ名は、btfwaltinidefコマンドで変更することができます。

-uオプションにイニシエータを開始するユーザ名を指定します。

4534 Interstage Job Workload Server 運用/保守 ジョブの投入で、実行待ちとなっているジョブが、ジョブ

キュー内で何番目にキューイングされているか確認する方

法を教えてください。

btfwjobinfoコマンドで、以下を指定して実行待ちジョブの一覧を表示します。

btfwjobinfo -q ジョブキュー名 -s w

出力される情報のうち、「Priority(ジョブの実行優先順位)」が高いもの、「SubmitTime

(ジョブの投入日時)」が過去のものほど、優先的に実行されます。

この観点で確認します。

4535 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチアプリケーションのライブラリ名を命名する際に、制限

はありますか?

以下のライブラリ名は、Interstage Job Workload Server製品で利用しているライブラリ名

と重複する可能性がありますので、利用しないでください。

libibsbで始まるライブラリ名

libbtfwで始まるライブラリ名

libapfwで始まるライブラリ名

4536 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチアプリケーションが動作するために考慮が必要な環

境変数を教えてください。

バッチアプリケーションが動作するために考慮が必要な環境変数は、以下のとおりです。

バッチワークユニットに指定する環境変数

バッチアプリケーションがCOBOLの場合、以下の環境変数の設定が必要です。

NLSPATH=/opt/FJSVcbl/lib/nls/%L/%N.cat:/opt/FJSVcbl/lib/nls/C/%N.cat:/opt/

FSUNbsort/lib/nls/%L/%N.cat:/opt/FSUNbsort/lib/nls/C/%N.cat

上記以外については、バッチアプリケーションの動作にあわせて設定するようにしてください。

バッチジョブ定義に指定する環境変数

バッチアプリケーションの動作にあわせて設定してください。

4537 Interstage Job Workload Server 設計/開発 コマンド/シェルスクリプト用のアプリケーション連携実行

基盤定義ファイルで編集できる項目は、「server-

charset」だけですか?

はい。

コマンド/シェルスクリプト用のアプリケーション連携実行基盤定義ファイルで編集可能な項

目は、「server-charset」だけです。これ以外の項目は編集できません。

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4538 Interstage Job Workload Server 設計/開発 アプリケーション連携実行基盤定義ファイルの「cobol-

usage」項目は、何を設定しますか?

「cobol-usage」の設定値は、COBOLアプリケーションの場合は“by-request”、ユーティリティ

の場合は“off”です。

なお、V9.1以降で、バッチワークユニットでC言語のバッチアプリケーションを実行する場合は、

以下のように設定します。

1つのバッチワークユニットでC言語のバッチアプリケーションだけを実行する場合

“off”を設定

1つのバッチワークユニットでC言語とCOBOLのバッチアプリケーションを実行する場合

“by-request”を設定

また、アプリケーション連携実行基盤定義ファイルの格納場所は、以下のとおりです。

Solaris, Linux

COBOL/C言語アプリケーション用

/opt/FJSVibsbc/sample/filemodel/myapp/def/apfwrt-config.xml

ユーティリティ用

/opt/FJSVibsbc/sample/filemodel/aplconf/process/apfwrt-config.xml(プロセスモー

ド用)

/opt/FJSVibsbc/sample/filemodel/aplconf/thread/apfwrt-config.xml(スレッドモード

用)4539 Interstage Job Workload Server 設計/開発 マニュアル「Interstage Job Workload Server セットアッ

プガイド」の「バッチジョブ定義ファイルの配置」に、バッチ

ジョブ定義ファイルを配置するディレクトリ配下には、バッチ

ジョブ定義ファイル以外のファイルを格納しない旨、記載さ

れていますが、以下の定義ファイルを同じディレクトリに格

納しても問題ないですか?

アプリケーションインターフェース定義ファイル

アプリケーション呼び出しファイル

配備定義ファイル

COBOLアプリケーション用アプリケーション連携実行基盤

定義ファイル

ワークユニット定義ファイル

拡張子が、バッチジョブ定義ファイルの拡張子(jdd、または、pdd)と重複していなければ、

問題ありません。

バッチジョブ定義ファイルを配置するディレクトリ配下に、バッチジョブ定義ファイル以外のファイ

ルが格納されている状態で、バッチジョブ定義ファイル名をワイルドカード(「*」)で指定して

バッチジョブ定義ファイルの登録を行うと、バッチジョブ定義ファイル以外のファイルの登録がエ

ラーになります。この場合、バッチジョブ定義ファイル以外の登録エラー自体は、バッチジョブ定

義ファイルの登録結果には影響ありません。

4540 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチジョブ定義ファイルの置換えパラメタのステップ名の

予約語「${SYSSTEPNAME}」について教えてください。

バッチジョブ定義ファイルでは、置換えパラメタを指定でき

る環境変数が、ジョブ定義と各ジョブステップ定義の2箇

所で定義できますが、ステップ名の予約語

「${SYSSTEPNAME}」は、各ジョブステップ定義で使用し

た場合だけ、正しい値が取得できますか?

はい。ジョブステップ定義で使用した場合だけ、ステップ名が設定されます。

${SYSSTEPNAME}は、ステップ名に置き換える予約語であるため、ジョブ定義の環境変数

の変数値としては使用できません。使用した場合[値]が設定されません。

4541 Interstage Job Workload Server 設計/開発 COBOLアプリケーションのインターフェースの中の入力パラ

メタの未設定データの判定方法を教えてください。

COBOLアプリケーションで、COBOL登録集「INVALID_MARKER.cbl」を取り込みます。

この登録集で定義したデータ名を使用して、以下の例のように判定します。

例)

 IF FUNCTION LENG(IN-PARAM) &gt;

  FUNCTION LENG(INVALID-MARKER) AND

  IN-PARAM(1:FUNCTION LENGTH(INVALID-MARKER)) NOT = INVALID-

MARKER THEN

    《入力パラメタ設定時の処理》

  ELSE

    《入力パラメタ未設定時の処理》

4542 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチジョブ定義エディタで、ジョブステップ定義ダイアログの

[実行条件定義]タブを選択したのですが、[実行条

件]も、[迂回条件]の[追加][更新][削

除]ボタンもグレーアウトとなり、入力ができません。理由

を教えてください。

ジョブの先頭のジョブステップで、「実行条件定義」を選択した場合は、入力できません。

先頭のジョブステップでは、前のジョブステップが存在しないことから無条件に実行するため、実

行条件定義が入力できないようになっています。

4543 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブステップの迂回条件の複数設定について、

「Interstage Interstage Job Workload Server バッチ

開発ガイド」では、「複数個の条件を設定できる」とありま

すが、「重複して設定できない」との注意事項もあります。

どのように理解すればよいですか?

ジョブステップの迂回条件は、先行ジョブステップの終了コードに対する、複数個の条件式を

設定できます。ただし、条件式の範囲に重複がある迂回条件は指定できません。

例えば、2つの迂回条件を設定する場合、以下の例のように、条件式間で指定値の範囲が

重なるような指定はできません。

例1

 「1 &lt; 終了コード」と「5 &lt; 終了コード」

例2

 「1 &lt; 終了コード」と「5 &gt; 終了コード」

例3

 「1 &lt; 終了コード」と「5 = 終了コード」

4544 Interstage Job Workload Server 設計/開発 迂回条件、終了条件の条件式の比較パターンの表現に

ついて、「比較値1 != 終了コード」の「!=」の文字列

は、メインフレームの実行条件の「NOT EQUAL(NOT

=)」と同じ意味ですか?

はい。同じ、「不一致」の意味です。

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4545 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチアプリケーションを配備した後に、Interstage Job

Workload Serverが正常にバッチアプリケーションライブラ

リを認識しているか確認する方法を教えてください。

アプリケーションの配備時には、バッチアプリケーションライブラリ名をチェックしています。このた

め、apfwdeployコマンドが正常終了することで、バッチアプリケーションライブラリが正常に認

識されたとみなすことができます。

また、アプリケーションの配備の完了後には、以下の方法で配備が正常に終了していることが

確認できます。

apfwinfoappコマンドでアプリケーション情報の一覧を表示すると、出力項目「status」の結

果に「complete」が表示されます。

4546 Interstage Job Workload Server 設計/開発 置換えパラメタで指定した年月日、および時間には、以

下のどのデータが設定されますか?

Interstage Job Workload Serverがインストールされた

サーバのシステム日付、および時間

ジョブの実行を依頼するスケジュールサーバのシステム日

付、および時間

スケジュールサーバのSystemwalker Operation

Manager上の運用日付

以下の置換えパラメタの値は、Interstage Job Workload Serverがインストールされたサー

バのシステム日付、および時間となります。

SYSYEAR=ジョブ実行依頼時の年(YYYY:西暦)

SYSMONTH=ジョブ実行依頼時の年月(YYYYMM)

SYSWEEK=ジョブ実行依頼時の年週(YYYYWW)

SYSDATE=ジョブ実行依頼時の年月日(YYYYMMDD)

SYSTIME=ジョブ実行依頼時の時分秒(hhmmss)

また、Systemwalker Operation Manager上の運用日付についても、Systemwalker

Operation Managerと連携する場合には、以下の置換えパラメタで利用できます。

JOBSCH_JOBNET_DATE=運用日付(YYYYMMDD形式)

4547 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ファイルパスの論理化機能の「論理ディレクトリ選択」は、

どのようなときに使う機能なのか教えてください。

「論理ディレクトリ選択」は、資源定義(ファイル単位)ではディレクトリ名を指定せずに、ファ

イル名の表記パターン別に、一括して格納するディレクトリを指定することができる機能です。

例えば、名前が「IN_」で始まるファイルは、論理ディレクトリ名「A」で示す「ディレクトリA」に格

納し、「OUT_」で始まるファイルは、論理ディレクトリ名「B」で示す「ディレクトリB」に格納す

る、というように、ファイルの命名規約を作ることで、格納先の管理を行います。

4548 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチアプリケーションの異常終了をシステムログ

(Windowsの場合はイベントログ)を監視して検知しようと

考えていますが、COBOLアプリケーションのメッセージはシ

ステムログ(Windowsの場合はイベントログ)に出力されま

すか?

COBOLアプリケーションのメッセージはシステムログ(Windowsの場合はイベントログ)に出力さ

れません。

ただし、システムログ(Windowsの場合はイベントログ)に出力される以下のメッセージを監視

することで、COBOLアプリケーションの異常終了を検知できます。

extp: エラー: EXTP4911: 非同期アプリケーション連携実行基盤が異常終了しました:

WU=ジョブキュー名_CWU DEST=ジョブキュー名_CSTEPdest PID=プロセスID

SYSTEM=業務システム名

また、ジョブの異常終了を検知する方法としては、ジョブログや実行履歴ログのジョブの終了

コードを監視する方法があります。

この方法では、バッチアプリケーションの異常終了やジョブの復帰値が異常のものが検出でき

ます。

4549 Interstage Job Workload Server 設計/開発 Interstage Job Workload Serverから提供されている

運用ユーティリティのコマンドの復帰コードが「警告終了」

で復帰した場合、目的の処理の完了は保証されていま

すか?

コマンドの復帰コードが「警告終了」の場合、処理の完了は保証していません。

処理が完了している場合もありますが、完了できていない場合もあります。このため、「警告

終了」の場合は、出力されるメッセージを確認してください。

4550 Interstage Job Workload Server 運用/保守 Interstage環境資源を一括退避するための、具体的な

設定方法を教えてください。

isprintbackuprscコマンドを実行して出力された資源を、バックアップの対象としてください。

以下のサンプルファイルをもとにして、isprintbackuprscコマンドで出力されたセクション名の箇

所を「on」に、それ以外には「off」を設定してください。

サンプルファイル名

/opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isbackup

/opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isrestore

(注)

上記サンプルの設定値は、バッチシステムとしてだけ利用する場合の設定値です。直接アプリ

ケーションサーバ機能も利用している場合は、併せて、利用しているアプリケーションサーバの

機能についても、バックアップ・リストアを行う設定が必要です。

この場合は、アプリケーションサーバのマニュアルを確認してください。

4551 Interstage Job Workload Server 設計/開発 世代ファイルの登録(btfwaddgenfileinfコマンド)で、

初回登録時も-rオプション(更新を指定するオプション)

を指定して実行するとエラーになるのは、仕様ですか?

はい。

btfwaddgenfileinfコマンドの-rオプションは、世代ファイル情報の更新の場合にだけ指定しま

す。

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4552 Interstage Job Workload Server 設計/開発 マニュアル「Interstage Job Workload Server バッチ開

発ガイド」の「コマンド/スクリプトの注意事項」に「バッチア

プリケーション内で、標準入力(stdin)から業務データ

や制御データは読み込めません。」と記載していますが、

具体的にどのような制御ができないのか教えてください。

バッチアプリケーションがコマンド/スクリプトの場合、コンソールからデータの入力を求めること

はできません。

Solaris, Linux

例えば、起動するバッチアプリケーションがスクリプトの場合、以下のような構文をスクリプトに

記述することはできません。

 read aaa

なお、以下のような構文については、標準入力にファイルの内容を入力する指示であるため、

問題ありません。

 read aaa &lt; ファイル名

Windows

例えば、起動するバッチアプリケーションがスクリプトの場合、以下のような構文をスクリプトに

記述することはできません。

 set /P aaa=

なお、以下のような構文については、標準入力にファイルの内容を入力する指示であるため、

問題ありません。

 set /P aaa= < ファイル名4553 Interstage Job Workload Server 運用/保守 OS起動に連動したバッチサービスの開始時に、

「BTFW33100」のワーニングメッセージがシステムログ

(Windowsの場合はイベントログ)に出力されます。

メッセージ出力後、「BTFW12001」、および

「BTFW12003」のメッセージが出力されているため、バッ

チ受付サービスは正常に起動しているようです。

「BTFW33100」のワーニングメッセージが出力される原因

と回避方法について教えてください。

バッチサービスの開始時に、システムログ(Windowsの場合はイベントログ)に

「BTFW33100」、または「BTFW10134」のメッセージが出力される場合があります。

メッセージの出力の回避方法はなく、出力されても問題はありません。

4554 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブログのバッチアプリケーションの出力情報を確認した

ところ、最初に標準エラー出力が出力され、そのあとに、

標準出力が出力されていました。ジョブログのバッチアプリ

ケーションの出力情報は、バッチアプリケーションが出力し

た順で出力されますか?

バッチアプリケーションの出力情報は、OSのバッファリングにより出力順序が前後する場合があ

りますが、基本的には、バッチアプリケーションが出力した順で出力されます。

4555 Interstage Job Workload Server 設計/開発 世代ファイルは、同じ世代ファイル名を複数登録できま

す。

このとき、世代ファイルを一意に決定するキーは、どの要

素ですか?

世代ファイルは、「ディレクトリ名+世代ファイル名」で一意に決定します。

このため、ディレクトリが異なれば、同じ名前でも世代ファイルを登録できます。この場合、ディ

レクトリが異なる世代ファイルは、別の世代ファイルになります。

4556 Interstage Job Workload Server 運用/保守 サーバの運用において、週1回リブートする運用を設計

しています。

OSの再起動コマンドの発行を考えていますが、問題はあ

りませんか?

通常は、バッチシステムを停止後にOSのリブートを行います。

リブート時に実行中のジョブが存在しなければ、バッチシステムの運用上は問題ありません。

実行中のジョブが存在する場合、ジョブは強制終了され、異常終了します。

通常のバッチシステムの運用を停止する場合、および、実行中のジョブの確認については、以

下のマニュアルを参照してください。

Interstage Job Workload Server 運用ガイド

 バッチシステムの運用停止

  ジョブの稼働状態確認

異常終了したジョブの、バッチシステム再開後の扱いについては、以下のマニュアルを参照し

てください。

Interstage Job Workload Server 運用ガイド

 バッチサーバが異常停止した場合

  ジョブの扱い

4557 Interstage Job Workload Server 運用/保守 btfwjobdefコマンド、btfwgetjobdefコマンド実行時に

は、ジョブ投入の停止、および、バッチ実行基盤(バッチ

受付サービス、バッチ実行サービス、バッチワークユニット)

の停止は必要ですか?

btfwjobdefコマンド、btfwgetjobdefコマンド実行時には、ジョブ投入の停止、および、バッチ

実行基盤の停止は、必要ありません。

4558 Interstage Job Workload Server 設計/開発 クラスタ環境において、バッチ実行基盤のリソース

「BTFW_INTERSTAGE」、「ODWU_INTERSTAGE」を

正常停止できない場合、状態遷移プロシジャでの停止

処理の動きはどうなりますか?

クラスタ環境でのバッチシステムの運用停止において、バッチ実行基盤の状態遷移プロシジャ

では各サービスを強制停止します。このため、バッチ実行基盤のリソースの停止処理がエラー

になることはありません。

4559 Interstage Job Workload Server 運用/保守 「BTFW52102」のエラーでジョブが異常終了しました。ファ

イルの排他エラーが原因か、切り分ける方法を教えてくだ

さい。

ファイルの排他エラーが原因の場合、「BTFW52102」と同時に「BTFW62201」のメッセージも

出力されます。「BTFW 62201」の出力有無で、ファイルの排他エラーが原因かどうかの切り

分けができます。

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4560 Interstage Job Workload Server 設計/開発 あるジョブにおいて、先行のジョブステップがすべて正常

(終了コードが0)の場合にだけ実行するジョブステップ

と、先行のジョブステップのどれかが異常(終了コードが0

以外)の場合に実行するジョブステップの設定方法を教

えてください。

以下のように迂回条件を設定するジョブステップを2つ定義してください。

先行のジョブステップがすべて正常(終了コードが0)の場合にだけ実行する

ジョブステップ

- V9.0以前

先行ジョブステップが複数あれば、すべての先行ジョブステップについて、同じ条件式の迂回

条件を指定します。

  - 先行ステップ名

   すべての先行ジョブステップ名(複数の迂回条件で指定)

  - 条件式

   [0 != 終了コード] (すべての迂回条件で同じ条件式を指定)

- V9.1以降

  - 先行ステップ名

   “全終了コード”

  - 条件式

   [0 != 終了コード]

先行のジョブステップのどれかが異常(終了コードが0以外)の場合に実行する

ジョブステップ

  - 先行ステップ名

   「先行のジョブステップがすべて正常(終了コードが0)の場合にだけ実行する

4561 Interstage Job Workload Server 設計/開発 アプリケーション情報入力ファイルのファイル名と同じ名前

を、base_nameタグに設定して、apfwcblコマンドを実行

すると、「FSP_INTS-BAS_DEV1104」のエラーが発生し

ました。原因を教えてください。

アプリケーション情報入力ファイルのbase_nameタグには、アプリケーション情報入力ファイル

名と同じ名前を指定できません。アプリケーション情報入力ファイル名と、base_nameタグの

値は、重ならないように設定します。

4565 Interstage Job Workload Server 設計/開発 1つのジョブの実行環境で同時に複数のジョブを実行中

に、1つのバッチアプリケーションが異常終了した場合、実

行中の他のジョブへの影響はありませんか?

バッチアプリケーションが異常終了しても、実行中の他のジョブへの影響はありません。

バッチワークユニットでは、ジョブの実行多重度数分のプロセスが起動しており、バッチアプリ

ケーションは、それぞれのプロセスに振り分けて、実行されます。バッチアプリケーションの異常に

よってプロセスが異常終了した場合、同時に実行中のバッチアプリケーションは別のプロセスで

動作しているため、影響はありません。

4566 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチアプリケーションがCOBOLアプリケーションの場合、

ENTRY文を使用して、副プログラムを二次入口から実行

できますか?

ENTRY文を使用した二次入口点は、バッチアプリケーションの呼び出し用の入口点には使

用できません。

ただし、バッチアプリケーションから別の副プログラムを呼び出す場合、その副プログラムに

ENTRY文を記述して、二次入口から実行できます。

4567 Interstage Job Workload Server 設計/開発 COBOLアプリケーションの入力パラメタが未設定の場合な

ど、入力パラメタの設定の違いによる、Interstage Job

Workload Serverの動作の違いを教えてください。

バッチジョブ定義の入力パラメタの設定によって、以下のとおり動作します。

パラメタが未設定の場合、または、設定するパラメタの数が足りない場合

バッチアプリケーションの実行時に「BTFW54032」のエラーメッセージが出力され、ジョブステッ

プが異常終了します。

パラメタに「""」を設定した場合

バッチジョブ定義登録時にエラーになります。

パラメタのデータ項目の大きさより小さいデータを設定した場合

データ項目の大きさに合わせて、末尾に半角空白文字を挿入し、正常に動作します。

パラメタが未設定の場合、または、設定するパラメタの数が足りない場合に、バッチアプリケー

ションで入力パラメタの未設定データを判定することもできます。

この方法については、以下のマニュアルを参照してください。

Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド

 COBOLアプリケーションのインタフェース

4568 Interstage Job Workload Server 設計/開発 COBOLのバッチアプリケーションを明示的に異常終了させ

る場合、STOP RUN文を使用してCOBOLプログラムの実

行を終了させても問題ないですか?

バッチアプリケーションでSTOP RUN文を使用すると、以下の事象が発生します。これをふまえ

て使用する場合は、問題ありません。

NetCOBOLの実行時メッセージ「JMP0410I-U」が出力されます。

Uレベルのメッセージ(致命的なエラー)のため、バッチアプリケーションの実行プロセスが異常

終了します。

4569 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ファイルの排他制御は、異なるジョブの実行環境間でも

有効ですか?

有効です。

ファイルの排他制御では、Interstage Job Workload Serverのバッチ実行環境で動作する

ジョブ間で、ジョブが使用するファイルの排他を行います。

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4570 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチアプリケーションの実行権限を教えてください。 バッチアプリケーションは、バッチワークユニットを起動するユーザの権限「Interstage運用者」

で動作します。

V9.1以降

- ジョブの実行環境の操作モードを「自動モード」でセットアップした場合

バッチワークユニットを起動するユーザは、イニシエータを起動するユーザと同じです。

イニシエータは、バッチセットアップ情報ファイルのQUEUE要素の「UserName」で指定した

ユーザで起動します。

4571 Interstage Job Workload Server 運用/保守 ファイル連結機能を使用すると、NetCOBOLの以下のエ

ラーメッセージが出力され、ジョブが異常終了しました。原

因を教えてください。

「JMP0311I-U 'INFILE'ファイルのファイル参照子の指定

に誤りがあります.'INVALID ASSIGN' PGM=XXX.

LINE=xxx」

ファイルの連結に指定したファイルが、レコード順ファイルではないと考えられます。

ファイル連結機能は、COBOLファイルのレコード順ファイルだけで使用できます。他のファイル

編成、および、COBOLファイル以外では、指定できません。

4572 Interstage Job Workload Server 構築(導入/移行) Interstage Job Workload Serverを導入する場合、簡

易構築ガイドは提供されていますか?

マニュアル「Interstage Job Workload Server チュートリアルガイド」では、製品のセットアッ

プから、バッチ業務を開始するまでの基本的な手順を説明しています。

この手順に従うと、製品のインストールのあと、サンプルで提供しているジョブによるバッチ業務

が行えます。

4573 Interstage Job Workload Server 購入相談 すでにオープン環境で動作しているバッチに対して、

Interstage Job Workload Serverを導入するメリットは

ありますか?

現在のオープンバッチでは、性能や保守面に課題がある

のですが、改善されますか?

Interstage Job Workload Serverでは、オープンからの移行やオープンでの新規バッチ構築

に対しても、導入のメリットがあります。

主なメリットは、以下のとおりです。

高い多重実行性能

Interstage Job Workload Serverでは、ジョブを実行するプロセスを常駐化しているため、

高い多重度でも安定した性能でバッチ処理が実行できます。

開発コスト、保守・管理コスト低減

シェルによる制御処理の開発が不要になるため、開発コスト、および、保守・管理コストが低

減できます。

プラットフォームに依存しないバッチ業務の構築

Interstage Job Workload Serverのバッチジョブ定義には、プラットフォーム互換性があり、

他プラットフォームへの移行に際しても高い移行性があります。

ファイル管理機能による安定稼働

ファイルの排他制御やファイルの割当て機能といった、きめ細かいファイル管理機構を装備し

ており、バッチ運用の安定稼働が実現できます。

Javaによるバッチ構築のサポート

JavaVM起動時のオーバーヘッドを解消しているため、Javaによる高速なバッチ処理を実現で

きます。

4627 Interstage Information Integrator 運用/保守 アプリケーションとのインターフェースには、何がありますか? 以下のコマンドがあります。

プロセスの実行/表示、転送指示

データの格納/抽出、状態参照

また、アプリケーションプログラムをプラグインとして組み込む仕組みを提供します。

コマンドの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Information Integrator V10.2.0 コマンドリファレンス

  第2章 運用コマンド

プラグインの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Information Integrator V10.2.0 システム設計ガイド

  1.7 プラグイン

なお、上記以外の製品レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

4628 Interstage Information Integrator 運用/保守 SAP/ノーツのような主要パッケージとの連携ツールはあり

ますか?

連携ツールはありませんが、以下のどちらかの方法で対応できます。

SAP/ノーツが提供するリモートインターフェースを利用し、アプリケーションプログラムを作成し

て、Interstage Information Integratorのプラグインとして使用

プラグインの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Information Integrator V10.2.0 システム設計ガイド

  1.7 プラグイン

SAP/ノーツ側のサーバでデータ出力するアプリケーションを作成し、ファイル転送機能で連携

ファイル転送機能詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Information Integrator V10.2.0 システム設計ガイド

  1.2 データ収集

なお、上記以外の製品レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

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4629 Interstage Information Integrator 運用/保守 処理が遅いときに、ボトルネックを調査する方法はありま

すか?

運用管理クライアントに表示する業務履歴や、運用コマンドを使用して出力する業務履歴

を基に、各処理ファンクション(データ収集、データ変換、データ配付、プラグイン)の開始/

終了時刻から、データ量に比べて必要以上に処理時間がかかっていることがないかを調査し

てください。

4630 Interstage Information Integrator 設計/開発 実行する処理のパフォーマンスチューニングの方法はあり

ますか?

動作環境ファイルのプロセス実行多重度やファンクション実行多重度の編集により、運用に

合わせたチューニングができます。

プロセス実行多重度やファンクション実行多重度のチューニングについては、以下のマニュアル

を参照してください。

 Interstage Information Integrator セットアップガイド

  5.1 動作環境の定義

4631 Interstage Information Integrator 設計/開発 スケジュールの設定は可能ですか? 時間・日次・週次・月次の自動実行までをサポートします。

これを超える機能や、システム全体の運用を含めたスケジュールが必要な場合は、

Systemwalker Operation Managerを組み合わせて利用することをお勧めします。

Interstage Information Integratorは、連携するためのプロセス実行を制御するコマンドを

用意しています。

4632 Interstage Information Integrator 運用/保守 データ連携時に障害が発生した場合、リトライはできます

か?

データ配信およびデータ集信は、障害となった処理プロセスの処理番号に対し、ififrstr(ファ

ンクション再開)コマンドを投入することで、リトライ(ファンクションの再開)が可能です。プロ

セス定義の該当ファンクションIDの設定において、リトライ実施"あり"を設定することで、自動

リトライすることもできます。

また、データ配信およびデータ集信以外のファンクションは、障害となった処理プロセスのプロセ

スIDに対し、ifiexeprc(処理プロセス実行)コマンドを投入することで、連携処理のリトライ

が可能です(ファンクション構成によって、異常となったデータの削除オペレーションが必要な

場合があります)。

4633 Interstage Information Integrator 共通 通信プロトコルは何をサポートしていますか?また、通信

内容の暗号化はできますか?

ファイル転送としての通信プロトコルは、FTP / FTP+ / HTTPを標準サポートしています。

HICS / HULFT / SAN / HTTPSについては、通信手順に対応した関連製品を導入すること

で使用できます。

関連製品の詳細については、以下のInterstage Information Integratorご紹介ページの

機能説明を参照してください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/infointegrator/function/

暗号化については、別途、暗号化ツールであるCOMPLOCK(富士通エフ・アイ・ピー株式会

社)をプラグインして使用することで対応できます。

COMPLOCKのコマンドを記述したバッチファイルをプラグイン定義に指定することで連携するこ

とができます。

COMPLOCKの詳細については、以下の富士通エフ・アイ・ピー株式会社のCOMPLOCKご紹

介ページを参照してください。

http://jp.fujitsu.com/group/fip/services/safeport/complock/

プラグインの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Information Integrator V10.2.0 システム設計ガイド

  1.7 プラグイン

上記以外の製品レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

なお、HTTPSプロトコルにより、インターネット環境でのセキュアな通信が可能となります。

HTTPSについては、SSLアクセラレーターを搭載したネットワークサーバ(IPCOMシリーズな

ど)を導入することで可能となります。

IPCOMの詳細については、以下のIPCOMご紹介ページを参照してください。

http://fenics.fujitsu.com/products/ipcom/?om=bz-nw-lan-ipcom

4634 Interstage Information Integrator 運用/保守 定義体のバックアップはできますか? ifidefbk(定義資源の退避)コマンドを使用して、定義体をバックアップすることができます。

定義バックアップの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Information Integrator コマンドリファレンス

  2.3 ifidefbk(定義資源の退避)

4635 Interstage Information Integrator 運用/保守 連携したデータの内容を追跡できますか? 中間データの履歴を残していますので、その履歴を使用して追跡することができます。

データの追跡は、Interstage Information Integrator運用管理クライアントの"業務履歴"

画面から、処理プロセス中の各処理ファンクションの実行状態を参照することにより可能で

す。

4636 Interstage Information Integrator 運用/保守 処理実行/エラー、定義操作などを「誰が」「いつ」「何を

した」というログは取得できますか?

運用管理クライント(CGI)操作ログ、定義操作ログ、プロセス実行ログを以下のディレクト

リにファイル出力します。

Windowsの場合

[Information Integratorサーバのインストールディレクトリ]¥log 配下

Linux、Solarisの場合

/opt/FJSVifisv/LOG 配下

4637 Interstage Information Integrator 設計/開発 開発機でテストし、本番機へ移行して業務運用できます

か?

定義管理クライアントを使用して、開発機で作成したデザインシートをクライアントPCに保存

します。その後、デザインシートを本番機上に配置し、デザインシートを開いてInformation

Integratorメニューから本番機に接続/定義の登録を行うことで本番移行が可能となりま

す。

4638 Interstage Information Integrator 設計/開発 デザインシートは、複数人で設計できますか? 複数人で設計できます。複数人で定義シートを分散して作成・登録することができます。

登録時には、定義の上書きなどが発生しないよう、排他制御しています。

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4639 Interstage Information Integrator 設計/開発 リモートデスクトップでデザインシートを操作できますか? Interstage Information Integratorを運用するサーバ上にデザインシートを配置して、リ

モートデスクトップで遠隔操作できます。

なお、デザインシートを操作するために、サーバ上にExcelの導入が必要です。

4640 Interstage Information Integrator 設計/開発 デザインシートで、データのマッピングは、どのように設定し

ますか?

データ変換シートで設定します。

入力のデータ形式と出力のデータ形式を左右に表示しますので、出力で必要な項目を

from欄に記載します。4641 Interstage Information Integrator 設計/開発 Eclipseなどの開発環境はありますか? Eclipseなどの開発環境はありません。

Interstage Information Integratorは、データ収集・加工・配付までの設計をExcelのデザ

インシートだけでできますので、複雑なアプリケーション開発は必要ありません。

4642 Interstage Information Integrator 設計/開発 OpenOfficeは使用できますか? OpenOfficeは使用できません。

Microsoft Excel 2002 / 2003 / 2007をサポートしています。

また、V10.2では、Microsoft Excel 2003 / 2007 / 2010をサポートしています。

4643 Interstage Information Integrator 共通 32bitと64bitで性能差はありますか? 一般的に、64bitOSではCPUも高性能な64bit対応のCPUを使用しており、処理性能が高く

なります。さらに、64bit対応CPUでは、マルチコア化されており、多重性能に優れます。

Interstage Information Integratorでは、シングルコアCPUに対しマルチコア化によって、約

1.5倍以上の効果があります(多重動作する場合)。

ただし、性能値は、CPU以外にディスクのI/O性能やネットワークの効率などの影響を考慮す

る必要があるため、必要に応じてご担当営業/SEへお問い合わせください。

4644 Interstage Information Integrator 共通 サーバのクラスタ構成に対応していますか? クラスタ対応しています。

なお、1対1の運用待機構成にだけ対応しています。4645 Interstage Information Integrator 共通 メタデータの管理方法を教えてください。 データベースや帳票製品(Interstage List Creator)で扱うメタデータ(データ構造)を

自動で取り込み、データ構造定義として管理します。

V10.2では、上記に加え、Salesforce / SQL Azure / CSV / COBOL COPY句からのメタ

データ情報の取り込みができます。

メタデータの取り込みは、デザインシートの「Integratorツール」メニューの「外部メタ読込み」か

ら実行できます。

4646 Interstage Information Integrator 共通 マスターデータの統合はできますか? できます。

マスターデータを複数入力し、データ変換機能を使用して、項目編集やJOIN(結合)など

を行うことで統合できます。

データ変換機能の詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Information Integrator V10.2.0 システム設計ガイド

  1.4 データ変換・編集

なお、上記以外の製品レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

4647 Interstage Information Integrator 構築(導入/移行) バッチ型の処理だけをサポートしているのですか?

インタラクティブ型の処理はできますか?

バッチ処理と集配信・DB連携と連動したプロセスの連携ができます。オンライン処理などのリ

アルタイム、インタラクティブな処理については、SOA基盤であるInterstage Service

Integrator(SOAP、JMSなどのメッセージ連携)と連携して実現できます。

Interstage Service Integratorの詳細については、以下のInterstage Service

Integratorご紹介ページの機能説明を参照してください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/serviceintegrator/

4648 Interstage Information Integrator 共通 どのようにInterstage Service Integratorと連携するの

ですか?

バス上で流れているメッセージを、そのままInterstage

Information Integratorで処理できますか?

Interstage Information Integratorは、バス上で流れているメッセージをそのまま処理でき

ません。

Interstage Service Integratorとの連携には、メッセージを一度ファイルに書き込み、連携し

ます。

Interstage Information Integrator V10.2以降では、Interstage Information

Integrator統合管理オプションを使用することで、Interstage Service Integratorと連携し

てメッセージを処理することができます。

Interstage Service Integratorとの連携方法詳細は、以下のマニュアルを参照してくださ

い。

 Interstage Information Integrator V10.2.0 セットアップガイド

  第7章 サービスバス連携入力・出力環境をセットアップする

 および

 Interstage Information Integrator V10.2.0 システム設計ガイド

  付録J サービスバス連携を行う場合のService Integratorの設定

4649 Interstage Information Integrator 共通 プラグイン機能とは何ですか? Interstage Information Integratorの処理プロセスの1つとして連携させる仕組みです。デ

ザインシートにインターフェース定義をあらかじめ設定しておくことで、特殊なAPIを組み込むこ

となく、既存アプリケーションや、各種ツールと連携させることができます。

4650 Interstage Information Integrator 共通 メインフレーム連携はできますか? Linkexpressと同等のプロコルを装備しており、メインフレームのLinkexpress File Transfer

やDTSとHICSプロトコル、FTP+プロトコルによる連携ができます。

また、PowerAIM/TJNLやLinkexpress Transactional Replication optionとの連携によ

り、メインフレームのNDBのレプリカをサーバに作成できます。

Linkexpressの詳細については、以下のLinkexpressご紹介ページを参照してください。

http://www.fujitsu.com/jp/products/software/infrastructure-

software/infrastructure-software/linkexpress/index.html

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4651 Interstage Information Integrator 共通 BI製品とは、どのように連携しますか? Interstage Information Integratorの配付機能により、データベース(Symfoware

Server、Oracle、SQL Server)に格納したデータ、または、Interstage Information

Integratorが出力するCSVファイルをBI製品が読み込んで活用することができます。

BI製品の詳細については、以下のInterstage Navigatorのご紹介ページを参照してくださ

い。

http://interstage.fujitsu.com/jp/navigator/

4652 Interstage Information Integrator 共通 連携できる代表的なBI製品は何ですか? 連携できる代表的なBI製品は、以下のとおりです。

Interstage Navigator

SAP BusinessObjects

Oracle Business Intelligence

4653 Interstage Information Integrator 共通 サポートしているデータベースは何ですか? 以下のデータベースをサポートしています。

Symfoware Server

Oracle

Microsoft SQL Server

その他のデータベース(ODBC接続)

また、V10.2より、以下のデータベースをサポートしています。

SQL Azure

IBM DB2

PostgreSQL

注)連携できるデータベースのエディションやバージョンには、制限があります。詳細は、以下

のInterstage Information Integratorご紹介ページの機能説明を参照してください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/infointegrator/function/

4654 Interstage Information Integrator 共通 扱えるファイルの形式は何ですか? フラットファイルとCSVが扱えます。

また、EDI系のCII、UN/EDIFACTについては、EDIアダプタ製品にACMS EDI-BASEを導入

し、CII、UN/EDIFACTから FLAT/CSVに変換することで対応できます。

4655 Interstage Information Integrator 共通 COBOLで扱うような、バイナリファイルは扱えますか? バイナリファイルは扱えます。

4656 Interstage Information Integrator 共通 HTMLは扱えますか? ファイル転送では扱えます。

4657 Interstage Information Integrator 共通 PDFは扱えますか? ファイル転送では扱えます。

4658 Interstage Information Integrator 共通 暗号化や圧縮したファイルも使用できますか? 以下の方法で使用できます。

圧縮したファイル

相手システムにInterstage Information Integrator、または、Linkexpressを導入すること

で、富士通独自の圧縮/伸長をファイル転送と連動させます。

暗号化ファイル

別途、暗号化ツールであるCOMPLOCK(富士通エフ・アイ・ピー株式会社)をプラグインし

て使用することで対応できます。

COMPLOCKの詳細については、以下の富士通エフ・アイ・ピー株式会社のCOMPLOCKご紹

介ページを参照してください。

http://jp.fujitsu.com/group/fip/services/safeport/complock/

富士通以外の圧縮、暗号化方式については、別途、圧縮/伸長、暗号/復号プログラム

を用意し、プラグインとして使用することで対応できます。

4659 Interstage Information Integrator 共通 アプリケーションログのような、マルチフォーマットのファイルを

整形化する機能はありますか?

CSV形式のアプリケーションログを収集し、データ変換処理によってバイナリ(固定長)に変

換し出力することで、整形化することができます。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Information Integrator V10.2.0 システム設計ガイド

  1.4 データ変換・編集

なお、上記以外の製品レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

4660 Interstage Information Integrator 共通 扱えるデータ量の上限はありますか? データ量の上限はありません。ただし、CSV形式データの1レコードの長さは、32メガバイト以

下です。4661 Interstage Information Integrator 共通 Interstage Information Storageとの連携インター

フェースは何ですか?

CSVファイル(メタ、ジャーナル)の入出力により行います。

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4662 Interstage Information Integrator 共通 データ処理フローでは、どのような処理が設定できます

か?

収集、変換、配付の基本処理と、各処理の前後に自由に配置できるプラグイン処理を設

定できます。複数宛先への配付の場合は、振分処理を配付の前に設定することもできま

す。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Information Integrator V10.2.0 システム設計ガイド

  1.7 プラグイン

 および

  1.3 データ配付

なお、上記以外の製品レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

4698 Interstage Job Workload Server 設計/開発 「ジョブステップの正常終了」、および、「ジョブステップの異

常終了」とは、どういう意味ですか?

ジョブステップの正常終了

バッチアプリケーションが、何らかの復帰コードを設定して終了した状態をいいます。このため、

バッチアプリケーションが内部でエラーを検出し、0以外の復帰コードを設定して終了した場合

でも、バッチ実行基盤では、「ジョブステップの正常終了」とみなします。この場合、バッチアプリ

ケーションの終了コードが、ジョブステップの終了コードとなります。

ジョブステップの異常終了

バッチアプリケーションが、シグナルの発生などの要因により異常終了した状態、または、ジョブ

ステップの実行中にファイルの割当てが失敗した場合など、バッチ実行基盤内で継続可能な

エラーを検出した状態をいいます。この場合、ジョブステップの終了コードは、0x60000000番

台となります。

ただし、バッチ実行基盤内でシステム異常など継続不可能なエラーが発生した場合は、当

該ジョブステップでジョブの実行を打ち切り、ジョブが異常終了します。

4699 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチジョブ定義のバッチアプリケーションの種別が

「COBOLアプリケーション」の場合、どのような形態の

COBOLアプリケーションを開発するか教えてください。

バッチジョブ定義のバッチアプリケーションの種別が「COBOLアプリケーション」の場合、COBOL

アプリケーションは、副プログラム(ライブラリ形式)で作成してください。

COBOLの場合でも、主プログラム(コマンド形式)は、バッチアプリケーションの種別が「ユー

ティリティ」となります。

4751 Interstage Information Storage 設計/開発 アプリケーションとのインタフェースには、何がありますか? データを格納する場合

コマンドがあります。

データを抽出する場合

コマンドとJava APIがあります。4752 Interstage Information Storage 運用/保守 データをCSVで蓄積する場合、項目間が「,(カンマ)」

で区切られますが、項目内に「,」があるとき、「,」の位置で

区切られてしまいますか?

項目内容に「,(カンマ)」がある場合は、「"(二重引用符)」を指定します。文字列の開

始と終了を「"」で括ります。また、「"」を項目内容として指定する場合は、「"」を2つ続けて指

定します。

4753 Interstage Information Storage 運用/保守 データのバックアップ機能の特長は何ですか? データのバックアップをワンストップで実現しています。

データのバックアップは、ロードコマンドでデータを格納するときにバックアップデータの圧縮を行

い、バックアップ領域に自動コピーをします。

4754 Interstage Information Storage 運用/保守 複雑な条件や多重要求でも、安定した性能でデータの

抽出ができるのは、なぜですか?

検索を高速化するために以下の機構を採用しています。

CPM(Category Partition Map)定義に基づく、検索対象ファイルの絞り込み機能

ファイルごとに別CPUで並列検索処理

ストリーミング解凍によるディスクIO軽減

複数要求を一度に実行(Interstage Shunsaku特許技術)

4755 Interstage Information Storage 設計/開発 ハードウェアの構成見積もり時に考慮すべき点は何です

か?

格納データの増加が見込まれる場合、ディスクを増設可能な構成にしてください。

また、検索時間は、検索対象データ量に比例しますので、データ量増加時の検索時間維

持や、より高速な検索要件に備え、抽出サーバをブレード構成として設計してください。

4756 Interstage Information Storage 運用/保守 データごとのアクセス制御はできますか? ログインユーザによるカテゴリのアクセス制御を行っています。

また、データは圧縮して格納されており、圧縮データを参照するには解除キーが必要です。

4757 Interstage Information Storage 運用/保守 インデックスレスですか? インデックスがなくても抽出できます。

4758 Interstage Information Storage 運用/保守 格納できるデータ量はどのくらいですか? 100GBからペタ級まで扱えます。(ペタ=1000テラ)

4759 Interstage Information Storage 設計/開発 扱えるデータの形式は何ですか? CSV形式とXML形式が扱えます。

4760 Interstage Information Storage 運用/保守 Interstage Information Integratorなしで、データの蓄

積ができますか?

できます。

Interstage Information Storageへのデータ蓄積は、ファイル単位で行います。

そのため、Interstage Information Integratorと連携することなくInterstage Information

Storageのデータ格納コマンドで、データを蓄積できます。

4761 Interstage Information Storage 共通 ハードウェア製品ですか?ソフトウェア製品ですか? データ蓄積基盤を実現するソフトウェア製品です。

PCサーバPRIMERGYとストレージを組み合わせて、情報活用におけるデータ蓄積基盤を実

現します。

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4762 Interstage Information Storage 共通 Interstage Shunsaku Data Managerとの違いは何で

すか?

Interstage Shunsaku Data Managerは、検索製品です。

Interstage Information Storageは、大量データの蓄積製品です。

高速検索が必要なデータは、Interstage Information Storageからデータを抽出してから、

Interstage Shunsaku Data Managerを使い、高速検索するような組み合わせで利用しま

す。

また、扱えるデータ形式の違いがあります。

Interstage Shunsaku Data Manager

XML形式が扱えます。

Interstage Information Storage

CSV形式とXML形式が扱えます。

4763 Interstage Information Storage 購入相談 ライセンス体系を教えてください。 ライセンス体系は、以下です。

基本製品には、メディアとライセンスが含まれています。

基本製品

Interstage Information Storageの媒体(CD-ROMなど)を提供します。

基本製品には、データ抽出サーバに搭載されているCPU数1つ分かつ格納領域容量1テラバ

イト分のライセンスを含みます。

Interstage Information Storage高速抽出オプション 追加プロセッサライセンス

データ抽出サーバに複数のCPUが搭載されている場合に必要です。

Interstage Information Storage容量拡張オプション 追加1テラバイトライセンス

格納領域容量について1テラバイトを超えて利用する場合に必要です。

4812 Interstage Job Workload Server 設計/開発 Interstage Job Workload Serverで使用するポート番

号を教えてください。

インストール時に省略値を採用した場合、以下のポート番号を使用します(括弧内は使用

するサービス名を示しています)。

8002 (CORBAサービス)

80 (Webサーバ(Interstage HTTP Server))

12000 (Interstage管理コンソール)

12200、12210、12220、12230 (Interstage JMXサービス)

4813 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブを実行する時間の監視について教えてください。 ジョブを実行する時間の制限値には、以下の2つがあります。

実行経過時間制限値(打ち切り時間)

実行予測時間

どの時間も、ジョブが実行中状態(exec)になってからの時間を監視します。なお、ジョブが

実行待ち状態(wait)の時間は監視されません。

以下に、各時間について説明します。

実行経過時間制限値(打ち切り時間)

ジョブの実行時間がこの時間を超えた場合、ジョブはキャンセルされ異常終了します。

以下の2つの単位で設定することができます。

ジョブ単位に設定する方法

デマンドジョブの場合、ジョブの投入コマンド(btfwsubjob)、または、同期型ジョブの投入

コマンド(btfwsubjobsync)の-tオプションで指定します。

スケジュールジョブの場合、Systemwalker Operation Managerのバッチフレームワークジョブ

のプロパティで「打ち切り時間」を設定します。

ジョブキュー単位に設定する方法

ジョブキューの定義変更コマンド(btfwaltqdef)の-tオプションで指定します。

4814 Interstage Job Workload Server 運用/保守 クラスタサービスの停止時に、クラスタシステムから、以下

のエラーメッセージがシステムログに出力されました。どのよ

うに対処すればよいか教えてください。

FJSVcluster: ERROR: clmonproc: 6657: The

specified resorce is not being monitored.(rid:xx)

本メッセージがクラスタサービスの停止時に出力された場合、対処は不要です。

クラスタシステムの監視対象プロセスがすでに終了している場合に出力されることがあります

が、運用上は問題ありません。

4844 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチアプリケーションのシェルスクリプトからJavaアプリケー

ションを起動する場合、ファイル管理機能は使用できます

か?

また、使用するうえで制限事項はありますか?

使用するうえで制限はありません。

Javaアプリケーションでファイル管理機能が割り当てたファイルを使用する場合、ファイル名は

環境変数から取得してください。

4845 Interstage Job Workload Server 設計/開発 マニュアルに、マルチジョブコントローラはジョブステップ間の

データをメモリで受け渡しする旨、記載されていますが、メ

モリではなく、一時ファイルで受け渡すことはできますか?

できません。

マルチジョブコントローラは、ジョブステップ間のデータを名前付きパイプの通信(メモリ)にし

て、高速化する機能です。

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4846 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、オンデマンド型の業

務モデルでは、アプリケーション間はパラメーター (メモ

リ)でデータを引き継ぐ旨、マニュアルに記載されていま

す。このメモリによるデータ受け渡しについて、教えてくださ

い。

パラメーターの用途

目安となるデータ量

パラメーターの用途

少量のデータを1件単位で処理するために使用します。

目安となるデータ量

JVMのヒープやリソースユニットの多重度の設定によりますが、1つのフローで受け渡すデータの

総量は数MB程度とし、それ以上のデータを受け渡す場合は、ファイルやDBを利用してくださ

い。

4847 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、リソースユニット、フ

ロー定義の内容を、印刷、または、ファイルに出力できま

すか?

フロー定義をエクスポートする機能は、ありません。

4848 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、Interstage

Business Application Serverの高信頼性ログを利用で

きますか?

同一筐体に、Interstage Business Application Serverをインストール、セットアップすると

利用できます。

4849 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、データベースのトラン

ザクションを管理できますか?

バッチ実行基盤(Java)の機能としては、トランザクションの管理はありませんが、アプリケー

ション内において、トランザクションを管理することができます。

4850 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、フロー前処理、およ

び、フロー後処理は、フローの実行単位に実行されます

か?

はい。

フロー前処理、および、フロー後処理は、フローごとに1回ずつ実行されます。

4851 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、リソースユニットに設

定できるDBコネクション設定の項目と内容を教えてくださ

い。

リソースユニットに設定できるDBコネクション設定の設定項目と内容は、一般のIJServerの

設定と同じです。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

Interstage Application Server Interstage管理コンソール ヘルプ

Interstage Application Server &gt; システム &gt; ワークユニット &gt; ワークユニットごと

の操作 &gt; IJServer &gt; 環境設定 &gt; DBコネクション設定

4852 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、リソースユニットに設

定したDBコネクションをアプリケーション内で利用する方法

を教えてください。

アプリケーションからDBコネクションを利用する場合は、JDBCのAPIを使用して操作します。

4853 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、アクティビティ定義で

指定する業務処理実行アプリケーションのクラス名は、

Interstage Studioの[業務処理実行アプリケーション

(Java)生成]ウィザードから作成したクラス以外に、

ユーザで独自に作成したクラスを指定することができます

か?

はい。

ただし、ユーザで独自に作成したクラスは、リソースユニットにクラスパスを設定して、参照でき

るようにする必要があります。

4854 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、アクティビティ定義に

定義するクラス名、および、メソッド名に、日本語を使用

できますか?

はい。

使用できます。4855 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、フローの中にシェルス

クリプトを組み込む方法を教えてください。

フローの中にシェルスクリプトを組み込む場合、アクティビティに指定したJavaアプリケーションか

ら、シェルをコマンドライン実行(Runtime.execメソッド)で呼び出します。

4856 Interstage Job Workload Server 設計/開発 ジョブにおいて、すべてのバッチアプリケーションがシェルスク

リプト(COBOL/Cアプリケーションが1本もないジョブ)

でも、ジョブの実行に問題はありませんか?

はい。

すべてのバッチアプリケーションがユーティリティでも、ジョブの実行には問題ありません。

4857 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、業務処理実行アプ

リケーションで、実行中のフローのコリレーションIDを取得

する方法を教えてください。

実行中のフローのコリレーションIDは、メソッドの引数の、すべての業務データをまとめた情報

(java.util.Mapオブジェクト)から「APFW_CORRELATIONID」というキー名で取得できま

す。

メソッドの引数にjava.util.Mapオブジェクトを設定するには、業務処理実行アプリケーションの

呼び出し定義において、「すべての業務データを入出力」をチェックします。

4858 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、1つのリソースユニット

で同一のフロー定義を多重で実行する場合に、業務処

理実行アプリケーションの作成にあたって注意すべき点を

教えてください。

業務処理実行アプリケーションでクラス変数を使用する場合は、排他されないため、他のス

レッドと競合しないようにしてください。

なお、各フローで指定した業務データ定義の内容については、フロー間で共有されないため

問題ありません。

4859 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、リソースユニットを分

割する基準と実行多重度の関係を教えてください。

実行多重度とリソースユニットを分割する基準に、関係性はありません。リソースユニットを分

割するかどうかは、ハードウェアのメモリ資源と、フローの動作に必要なヒープ領域の兼ね合い

から判断して選択することになります。通常、リソースユニットは、一般のIJServerと同じように

業務単位別などで作成します。

なお、多重実行時において、リソースユニットが1つの場合と複数の場合で、フローの動作自

体には目立った違いはありませんが、スループットは、複数のリソースユニットで動作させるほう

が若干良くなります。

4860 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、1つのシステム内に

作成可能なリソースユニット数に上限はありますか?

上限はありません。

4861 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、リソースユニット作成

時に設定されるJavaVMオプションのヒープ領域のサイズ

(最低32M、最大256M)は、変更できますか?

設定を変更する基準を教えてください。

ヒープ領域の設定値は、変更できます。

配備したアプリケーションにあわせてチューニングしてください。なお、チューニングにあたり、ヒー

プの必要量は、以下の順に求めてください。

フローの1つのアクティビティで消費するメモリ量の測定

IJServerのJavaVMオプションに「-verbose:gc」を設定し、以下のタイミングでSystem.gcに

よりFullGCを発生させ、前後のメモリ増加量をGCのログから確認してください。

アプリケーションの初期化が完了した時点

アプリケーションのトランザクションが完了した時点

アクティビティが同時実行する多重度の見積り

(1.)×(2.)により、ヒープサイズを決定

IJServerのJavaVMオプションの指定方法は、以下のマニュアルを参照してください。

Interstage Application Server Interstage管理コンソール ヘルプ

Interstage Application Server &gt; システム &gt; ワークユニット &gt; ワークユニットごと

の操作 &gt; IJServer &gt; 環境設定 &gt; JavaVMオプション

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4862 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、リソースユニットのプロ

セス多重度とスレッド多重度の関係について教えてくださ

い。

リソースユニットのプロセス多重度とスレッド多重度は、以下のとおりです。

プロセス多重度

1つのリソースユニットは、1つのプロセスに対応します。プロセス多重度の設定は、「1」で変更

できません。

スレッド多重度

業務処理実行アプリケーションの実行多重度です。リソースユニットに配備したEJBアプリケー

ション(業務処理実行アプリケーション)の「初期起動インスタンス数」の総和の数だけ存在

します。

1つのリソースユニットにおける実行多重度は以下の範囲としてください。以下の範囲を超える

場合は、リソースユニットを複数に分けて運用してください。

 リソースユニットに配備されたEJB JARの実行多重度の総和 ≦ 64

4863 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、フローの多重実行中

に、処理遅延などの理由で、実行中のフローを強制停止

する方法について教えてください。

リソースユニットを強制停止(-cオプションを指定したapfwstopunitコマンド)してください。

なお、Systemwalker Operation Manager上からのフローの停止では、フローのキャンセルと

なります。フローのキャンセルでは、実行中のアクティビティが終了するまで待ち状態となるた

め、処理遅延や無限ループ発生などで反応のないアクティビティが存在する場合、フローを強

制停止することはできません。

4864 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)において、「フロー定義ファイル

生成」ウィザード以外でフロー定義を作成する方法はあり

ますか?

また、フロー定義を一括登録する方法はありますか?

「フロー定義ファイル生成」ウィザード以外でフロー定義を作成する方法はありません。

フロー定義ファイルは、一括して登録できます。apfwregflowコマンド(フロー定義の登録コ

マンド)で、-dオプションにディレクトリを指定します。

4865 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチ実行基盤(Java)での資源の入れ替えに関して

教えてください。

EJBアプリケーションを配備する際に、配備対象以外のリ

ソースユニットで動作しているアプリケーションへの影響は

ありますか?

Java以外の資源の入れ替えを行う際に、注意すべき点

はありますか?

Javaアプリケーションの場合

配備するejb-jarを他のリソースユニットと共有している場合でも、基本的には他のリソースユ

ニットへの影響はありません。入れ替え時は、配備対象のリソースユニットだけ停止・起動して

ください。

ただし、メソッドの型や引数の変更などでメソッドの呼び出しがエラーになる可能性がある場合

は、すべてのリソースユニットを停止・起動してください。

Java以外のアプリケーション資源の場合

複数のリソースユニットにモジュールがロードされている場合は、ロードされているすべてのリソー

スユニットに影響がありますので、ロードされているすべてのリソースユニットの停止・起動が必

要になります。

4872 Interstage Studio 構築(導入/移行) Interstage Studioの体験版をインストールしたのです

が、帳票処理のライブラリがありません。別の製品が必要

ですか?

体験版は、Interstage Studio Standatd-J Editionに相当するお試し版ですが、帳票処理

機能は搭載していません。帳票処理機能を利用する場合は製品Interstage Studio

Enterprise Editionを使用してください。

4873 Interstage Studio 構築(導入/移行) 旧製品Interstage Apworksで開発した帳票処理のア

プリケーションをInterstage Studioの体験版の環境で評

価できますか?

体験版では評価することができません。

旧製品Interstage Apworksで開発した帳票処理のアプリケーションをInterstage Studio

V9の環境へ移行する場合は、製品版Interstage Studio Enterprise Edition V9を使用し

てください。帳票処理のアプリケーションの移行には、Interstage Studio Enterprise

Editionに搭載のアドオンコンポーネントで提供しているJ Business Kit旧互換機能や帳票

処理機能を使用します。

J Business Kit旧互換機能は、既存アプリケーション資産を活用できるライブラリ(バーコー

ドライブラリと帳票ライブラリ)とツールを提供しています。

4892 Interstage XML Business Activity Recorder共通 Interstage XML Business Activity Recorderの特長を

教えてください。

主な特長は、以下のとおりです。

複数の既存業務システムからデータを自動で収集し記録

データの更新前情報も記録しつづけるため、監査支援に利用

記録された大量のデータを高速に抽出し、複数の業務システムを横断するデータの分析や、

プロセスの滞留などの可視化に活用

4893 Interstage XML Business Activity Recorder共通 競合製品に対する、Interstage&nbsp;&nbsp;XML

Business Activity&nbsp;&nbsp;Recorderの優位性に

ついて教えてください。

Interstage XML Business Activity Recorderと機能範囲が合致する製品は他社にはあり

ません。ただし、ERPパッケージ製品(たとえば、SAPやOracleなど)は、本製品の記録機能

の考え方を有しておりますが、お客様が個々に開発されたアプリケーションや、他の業務シス

テムまで含めた環境下での連携(活動の記録)機能においては、従来のERPパッケージ製

品では実現できないため、本製品が優位となります。

4894 Interstage XML Business Activity Recorder共通 Interstage XML Business Activity Recorderでは、な

ぜXML技術を採用しているのですか?

データは、システムの増減、企業内外の環境の変化に伴い、常に変わります。

従来のデータベースや帳票ではデータ形式が固定であり、データにあわせてシステムや運用を

変更してきました。XMLは、こうした、変更を柔軟に吸収し、システムや運用の変更を最小化

できる技術であり、複数のシステムからデータを記録する上で最適なデータ構造だからです。

4895 Interstage XML Business Activity Recorder共通 Interstage XML Business Activity Recorderで収集

したデータを活用するにはどうしたらよいですか?

収集したデータは、GLOVIA/MIをはじめとしたBI(ビジネスインテリジェンス)製品や、

Microsoft ExcelやAccessなど、CSVを取り扱える製品と連携して活用することができます。

4896 Interstage XML Business Activity Recorder共通 Interstage XML Business Activity Recorderと、データ

ウェアハウスとの違いを教えてください。

データウェアハウスとは目的が異なります。データウェアハウスは必要なデータを選択して蓄積

するのに対して、本製品は複数のシステムを横断して、取引明細をすべて記録します。これ

により、同一の情報から経営者や、事業管理層、現場など違う立場の利用者がそれぞれの

観点で必要な時に必要な形で情報活用が行えます。

4897 Interstage XML Business Activity Recorder共通 企業総活動記録とは何ですか? 企業内にある様々な業務システムのデータを横通しで記録します。

4898 Interstage XML Business Activity Recorder購入相談 Interstage XML Business Activity Recorderの購入

金額を教えてください。

350万円からご用意しております。

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4899 Interstage XML Business Activity Recorder購入相談 Interstage XML Business Activity Recorderの海外

への販売計画はありますか?

現時点では、日本国内だけで販売を予定しています。

4900 Interstage XML Business Activity Recorder購入相談 Interstage XML Business Activity Recorderは、どの

ような業務システム形態への適用を想定していますか?

複数の業務アプリケーション(PKG製品や独自アプリケーション)を導入しているお客様に最

適な製品です。

4901 Interstage XML Business Activity Recorder購入相談 Interstage XML Business Activity Recorderの適用

事例はありますか?

あります。

社内実践として、富士通関連企業数社で導入し、効果をあげています。

詳細については、担当の営業にご連絡ください。

4902 Interstage XML Business Activity Recorder構築(導入/移行) Interstage XML Business Activity Recorderに対応

するサーバOSは何ですか?

Microsoft® Windows Server® 2003以降に対応しています。

4903 Interstage XML Business Activity Recorder構築(導入/移行) Interstage XML Business Activity Recorderは、他

製品との連携はありますか?

本製品は、BI(ビジネスインテリジェンス)製品などの見える化ツールなどにデータを中継する

製品です。

具体的には、GLOVIA/MIとInterstage Business Process Manager Analyticsとの連携

ができます。

GLOVIA/MI

富士通がご提供する、明細データの扱いに長けたBIツール。

企業内に散在している明細を高速に分析することができる。

Interstage Business Process Manager Analytics

富士通がご提供する、業務の監視・分析を行うためのソフトウェア。

4904 Interstage XML Business Activity Recorder共通 Interstage XML Business Activity Recorderは、

XML大福帳とどのような関係ですか?

Interstage XML Business Activity Recorderは、富士通の社内実践によるXML大福帳

(注)から生まれた商品です。

(注)大福帳とは、江戸時代に使われていた商売に関わる会計や販売や製造、在庫など

すべての情報を書き込む台帳のこと。

XML大福帳(企業総活動記録)とは、FAQ4897をご覧ください。

4905 Interstage Information Quality 購入相談 Interstage Information Qualityは、どんな場面で活用

できますか?

顧客データに住所や氏名などを含むシステムにおいて利用することができます。

具体的には、以下のような場面で活用できます。

CRMなどのシステムにおける顧客マスター情報を一元化したい

ダイレクトメール発送業務で、二重発送や住所誤りによる不達メールをなくして、無駄なコス

トを減らしたい

住所データの誤りや表記方法のゆれを補正することにより、商品配送ルートの策定を効率

的に行いたい

顧客データや商品データを、顧客分析やマーケティング分析で活用したい

4906 Interstage Information Quality 共通 クレンジングの対象となるファイル形式は、何ですか? セパレータがカンマ、または、空白であるCSV形式のファイルをサポートしています。Interstage

Information Integratorと組み合わせることで、フラット形式やRDBからの出力形式のデータ

もサポートすることができます。

4907 Interstage Information Quality 運用/保守 住所クレンジングにおいて、補正対象候補が複数ある場

合は、どうなりますか?

住所を都道府県や市区町村といった要素に分け、正しい住所と一致する要素の割合が高

い住所を選定します。

4908 Interstage Information Quality 運用/保守 地名や住所表記が2回以上変わっている場合、どうなり

ますか?

同一住所において、地名や住所表記の変更が複数回行われた場合でも、最新の住所

(注)に置き換えることができます。

(注)Interstage Information Qualityの住所辞書は、毎月最新のデータに更新する

サービスを提供しています。

4909 Interstage Information Quality 共通 Interstage Information Qualityの住所辞書には、どの

くらいの住所情報を収録していますか?

過去40年分の住所の変遷を収録しています。

4910 Interstage Information Quality 運用/保守 クレンジングの結果は確認できますか? 確認できます。

具体的には、クレンジング処理の実行結果は、ログファイル(クレンジング結果ログファイル)

として出力されます。

ログファイルには、行、列の位置とともに、クレンジング済みの正しいデータに対しては「正常終

了」、省略や誤りを補正したデータに対しては「補正済」、旧住所を新住所に変換したデータ

に対しては「新住所に変換」などの処理結果を出力します。

ログの出力有無の設定は、クレンジングコマンドのパラメータで指定できます。

4911 Interstage Information Quality 共通 クレンジング処理の性能を教えてください。 当社測定結果では、以下の測定環境で、10万件の住所のクレンジングに約150秒(約2

分30秒)かかります。

PRIMERGY TX150 S4

Intel® Pentium® 4 CPU 3.00GHz(2プロセッサ)

メモリ2GB

性能はCPUやディスクI/Oなどハード環境に依存します。

多重処理をサポートしていますので、CPUを増やすことにより、処理を高速化することは可能

です。

4912 Interstage Information Quality 運用/保守 Interstage Information Qualityは、マルチスレッドの多

重処理をする場合、多重度の設定はできますか?

設定できます。

ただし、設定する多重度はCPUコア数を超えないように設定してください。

なお、指定する値は多重度の最大値となります。以下のような条件によっては、実際の処理

の多重度は指定した値よりも小さくなる場合があります。

入力データに含まれる表記ゆれの度合い&nbsp;

クレンジング処理の内容

マシンのディスクI/O性能

4913 Interstage Information Quality 構築(導入/移行) Interstage Information Qualityは、他社の情報統合

製品(ETLなど)と連携できますか?

連携できます。

具体的には、Interstage Information Qualityは、コマンドインタフェースをサポートしていま

すので、外部アプリケーションを実行できる製品であれば、連携することができます。

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4928 Interstage Job Workload Server 設計/開発 バッチサービスを自動起動する方法を教えてください。 クラスタ運用の場合

マニュアルの「Interstage Job Workload Server クラスタ構築・運用ガイド」に従ってセット

アップすると、バッチサービスは自動起動します。

クラスタ運用をしない場合

- V9.1.0以降(バッチジョブ定義データベースにバッチジョブ定義格納ディレクトリを利用する

場合のみ)

 以下の方法でInterstageのrcプロシジャを編集してください。編集後にOSを再起動する

と、

 バッチサービスは自動起動します。

シェルスクリプトを作成して、以下の内容を記載します。

バッチ実行基盤のセットアップおよび運用/操作に必要な環境変数

マニュアルの「Interstage Job Workload Server セットアップガイド」の「環境変数の設定」

に記載の環境変数を設定します。

btfwstartsvcコマンド(バッチサービスの開始コマンド)の実行

Interstageのrcプロシジャ「/etc/rc2.d/S99startis」を編集し、1のシェルスクリプトを追加しま

す。

Solaris

「/opt/FSUNtd/bin/isstart」の直後に追加

Linux

「/opt/FJSVtd/bin/isstart」の直後に追加4929 Interstage Job Workload Server 設計/開発 「Interstage Job Workload Server 開発環境パッケー

ジ」をインストールしたWindows上で、COBOL実行基盤

インタフェース生成ツール(apfwcblコマンド)を実行した

ところ、以下の「FSP_INTS-BAS_DEV1101」のエラーが

発生しました。

原因と対処方法を教えてください。

FSP_INTS-BAS_DEV: エラー: 1101: apfwcbl: アプリ

ケーション情報入力ファ内容に誤りがあります。

DETAIL=XML parser exception

(code=0x80040154)

原因

Fujitsu XMLプロセッサがインストールされていないことが原因です。

この場合、COBOL実行基盤インタフェース生成ツール(apfwcblコマンド)、および、C言語

実行基盤インタフェース生成ツール(apfwconvcコマンド)が、「FSP_INTS-

BAS_DEV1101」のエラーメッセージを出力してエラーになります。

対処

Fujitsu XMLプロセッサをインストールしてください。

Fujitsu XMLプロセッサは、Interstage Studioのアドオンコンポーネントとして提供されている

ため、別途インストールする必要があります。

インストール方法は、「Interstage Studio Enterprise Editionのインストールガイド」を参照

してください。

4931 Interstage Interstage全般 購入相談 Windowsの新OSやService Packへの対応状況を教え

てください。

弊社ミドルウェア製品のWindows新OSへの対応状況は以下のURLより確認できます。

http://software.fujitsu.com/jp/products/syskou/

4932 Interstage Interstage全般 購入相談 富士通製ミドルウェア商品のライセンス体系について教え

てください。

富士通製ミドルウェア商品が採用する、主要なライセンス体系やライセンスの数え方などを以

下のURLで説明しています。

http://software.fujitsu.com/jp/license/

4939 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverのクライアントの同時接続数

(MaxClients)に257以上の値を設定する方法を教え

てください。

Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)において、ServerLimitディレ

クティブを設定することにより、MaxClientsディレクティブに設定するクライアントの同時接続数

の上限値を変更することができます。ServerLimitディレクティブは、MaxClientsディレクティブ

より前の行に記述してください。

4940 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverにおいて、コンテンツの格納ディ

レクトリを指定するDocumentRootディレクティブに、NFS

サーバ上のディレクトリを指定してもよいですか?

DocumentRootディレクティブには、NFSサーバへのマウントポイントを指定できますが、Web

サーバ運用中は常にNFSサーバへのアクセスが可能である必要があります。Webサーバを起

動する前にNFSサーバが正常に起動されていることを確認し、またWebサーバ運用中はNFS

サーバへのアクセスが不可となるような操作(NFSサーバの電源断など)を行わないでくださ

い。

4941 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 負荷計測エージェントで「ERROR:0013:Interstage

Application Serverに指定されたオブジェクトが存在しま

せん。」が発生します。対処方法を教えてください。

IPCOMの待ちメッセージ数の負荷計測対象として設定するオブジェクト名の設定が誤ってい

ることが考えられます。

IPCOMのサーバ負荷分散ルールの設定で、待ちメッセージ数の負荷計測対象として正しい

オブジェクト名を指定しているか確認してください。オブジェクト名は、IPCOMのWebコンソール

の「分散対象サーバリソース」画面で設定します(IPCOM EXシリーズの場合)。

CORBAワークユニットの場合、待ちメッセージ数の負荷計測対象として設定するオブジェクト

名には、インプリメンテーションリポジトリIDを指定する必要があります。

なお、IJServerワークユニットは、待ちメッセージ数の負荷計測対象として指定することはでき

ません。

4942 Interstage Application Server 構築(導入/移行) IPCOMに添付されている負荷計測エージェントでワークユ

ニット故障監視ができますか?

V9.1以前のバージョンの場合は、IPCOMに添付されている負荷計測エージェントでワークユ

ニットの故障監視を行うことはできません。

V9.2以降のバージョンの場合は、Interstage Application Serverには負荷計測エージェン

トは添付されていません。IPCOMに添付されている負荷計測エージェントでワークユニットの

故障監視が可能となっていますので、IPCOMに添付されている負荷計測エージェントを使用

してください。

4943 Interstage Application Server 運用/保守 負荷計測エージェントを使用した複数ワークユニット故障

監視について、監視対象のうち1つでもワークユニットが停

止すると負荷分散の対象から切り離されるのですか?そ

れとも、監視対象のすべてのワークユニットが停止した場

合に切り離されるのですか?

複数のワークユニットを監視対象に指定した場合、そのうち1つでもワークユニットが停止する

と、負荷分散の対象から切り離されます。

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4944 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Enterprise Edition

Windows版で負荷計測エージェントを起動・停止するコ

マンドは提供されていますか?

Interstage Application Server Enterprise Edition Windows版では負荷計測エージェン

トを起動/停止するコマンドは提供していません。

負荷計測エージェントは通常のWindowsのサービスとして動作しているため、OSのnetコマン

ドで起動/停止することができます。

負荷計測エージェントのサービス名は「f3ndsvag」なので、netコマンドで起動・停止を行う場

合は以下のコマンドを入力してください。

[起動]&nbsp;&nbsp;net start f3ndsvag

[停止]&nbsp;&nbsp;net stop f3ndsvag

4945 Interstage Application Server 運用/保守 負荷計測エージェントを使用して負荷分散を行っている

場合、サーバが稼動しているのに負荷分散の対象から切

り離されてしまいます。

負荷計測エージェント自体の異常や、負荷計測エージェントがサーバの異常を検知した場

合、負荷分散の対象から切り離されます。

以下のような点を確認してください。

負荷計測エージェントが起動しているか。

負荷計測エージェントが通信に使用するポート番号(2465/udp)がWindowsファイア

ウォール等で許可されているか。

ワークユニット故障監視機能を使用している場合、監視対象に指定したワークユニットが起

動しているか。

サーバをネットワーク2重化構成で使用している場合、ndsvagsetコマンドで通信に使用する

IPアドレス(2重化の代表IPアドレス)の設定を行っているか。

待ちメッセージ数の負荷計測を行っている場合、正しいオブジェクト名を設定しているか。

4946 Interstage Application Server 運用/保守 ブラウザからWebGatewayに送信したところ、以下のメッ

セージがブラウザに表示され、処理ができません。対処方

法を教えてください。

「WebGateway Error Occurred. Not running

WebGateway.」

webgw_dispコマンドでWebGatewayが起動しているか確認してください。

起動されている場合は、webgw_dispコマンドの結果が以下のように表示されます。

WebGateway is alive.

WebGatewayが起動していない場合は、WebGatewayを起動してください。

WebGatewayの起動手順は、以下のマニュアルをご覧ください。

Interstage Application Server WebGatewayユーザーズガイド 5.1.1

2.4 サービスの起動・停止

WebGatewayが起動しているのにエラーが表示される場合は、InfoProvider Pro環境定義

ファイルのuid、gidが設定されていないことを確認してください。

InfoProvider Pro環境定義ファイルのuid、gidが設定されている場合は、uid、gidを省略し

てください。

uid、gidの省略方法は、以下のマニュアルをご覧ください。

Interstage Application Server WebGatewayユーザーズガイド 5.1.1

2.3.1 InfoProvider Pro

InfoProvider Proの環境設定

4988 Interstage Application Server 運用/保守 Windowsの証明書の内容確認画面で見える証明書の

有効期限の時間と、cmdspcertコマンドで見える有効期

限に9時間の差があるのはなぜですか?

cmdspcertコマンドは、証明書を解析しその値を表示しています。証明書内には、グリニッジ

標準時で設定されているため、有効時間はグリニッジ標準時で表示されます。

おそらく、Windowsの証明書表示画面で表示される有効期限は、PCに設定されているロ

ケール時刻(日本時間)に変換し表示されており、そのため、表示上で9時間の差が発生

していると考えられます。

4989 Interstage Application Server 設計/開発 EJBアプリケーションを配備する際にエラー「UJI011」が発

生し、配備ができません。原因と対処方法を教えてくださ

い。

2つのEJBにおいてuji.infoPathに同じパスのcommand.mapを指定していたために発生して

います。

uji.infoPathには別々のパスを指定する必要があります。

4990 Interstage Application Server 設計/開発 InterstageのInfoProvider Pro(IPP)にて、クライアン

トからのファイルアップロード処理がエラー「HTTP/1.0 500

Internal server error」になります。

原因と対処方法を教えてください。

アップロードファイルサイズの上限を超えたことが考えられます。アップロードファイルサイズの上

限はデフォルト16MBです。上限値を変更してください。

このサイズは、アプリケーションクラスでgetMimeTransferSizeLimitメソッドをオーバライドする

ことで変更可能です。

以下のマニュアルを参照してください。

 Apcoordinator ユーザーズガイド

  ファイルをアップロードする

4991 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションのtextboxに入力した小文字を、

Webアプリケーション上のuji:fieldStringタグのアトリビュー

トにuppercase=trueを指定して、大文字にしています。

その入力した文字をWebアプリケーションのtextboxから

Webアプリケーション上のGetText()で取得すると、Web

アプリケーション上のtextboxに表示していた文字列が小

文字になります。

大文字で取得する方法を教えてください。

uppercaseは、入力された文字を大文字として表示するものであり、文字列を大文字に変

換するものではありません。

入力文字列を常に大文字で受け取る場合は、java.lang.String#toUpperCase などを利

用し、データBeanまたはビジネスクラスの処理で大文字に変換してください。

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4992 Interstage Application Server 設計/開発 ログ定義ファイルのlogComposerにて2台のサーバから同

じログファイルにログを出力させています。1台目のサーバ

は正常にログの書き込みが行われていますが、2台目の

サーバはログがランダムに出力されてしまいます。原因と対

処方法を教えてください。

アプリケーションから出力するログファイルが同一ファイルのためです。

logComporser単位で出力先を分け、複数のlogComposerが同じファイルに書き込まない

ようにしてください。

5001 Interstage Application Server 運用/保守 運用中、システムログに「irep15073」が出力されていま

す。原因と対処方法を教えてください。

メッセージ中のLDAPエラーコードが80(0x50)、81(0x51)の場合、レプリケーション運用のマス

タとスレーブ間で無通信状態によりタイムアウトが発生しコネクションが切断された可能性があ

ります。タイムアウトは、無通信状態が「コネクションアイドル時間」を超えると発生します。

Intestageディレクトリサービス(Smart Repository)のアクセスログを確認し、「コネクション

アイドル時間」の間、更新要求がないことを確認してください。「コネクションアイドル時間」は

Interstage管理コンソールで確認できます。

「コネクションアイドル時間」確認方法

Interstage管理コンソールの

[システム]>[サービス]>[リポジトリ]>[環境設定]タブ>[接続設定]

更新要求がない場合、対処は不要です。本メッセージは、マスタとスレーブ間でのコネクション

が再接続されたことを示します。

5002 Interstage Application Server 運用/保守 エントリ管理ツールを使用して、エントリデータを更新しよう

としたら、「irep77525」が表示されます。原因と対処方

法を教えてください。

エントリ管理ツールの「接続情報」を確認し、接続先のリポジトリがレプリケーション運用のス

レーブ(参照系)でないか確認してください。

リポジトリがスレーブ(参照系)の場合は、エントリ管理ツールの「接続情報」を、マスタ(更

新系)に変更して、再度操作を行ってください。

リポジトリがスレーブ(参照系)ではない場合は、「メッセージ集」の「irep77525」を参照し

発生原因を特定してください。

エントリ管理ツールの「接続情報」は、[接続]メニュー>[接続情報設定]で確認でき

ます。

5003 Interstage Application Server 運用/保守 ldapmodifyコマンドでリファレンスマニュアルに記載されて

いるコマンドオプションが期待どおりに動きません。原因を

教えてください。

ldapmodifyコマンドは、同名のコマンドがOSやデータベースのインストール時に標準でインス

トールされていることがあります。このOS付属、またはデータベース付属のコマンドが実行され

ている可能性があります。

PATH環境変数を見直すか、フルパスでInterstageディレクトリサービスが提供する

ldapmodifyコマンドを呼び出すようにしてください。

また、ldapsearch、ldapdeleteコマンドも同名のコマンドがOSやデータベースによりインストー

ルされることがあります。

5004 Interstage Application Server 運用/保守 ディレクトリサービスに対して検索したところ抽出件数が少

ないのに時間がかかります。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

検索方法により検索速度が大きく変わることがあります。検索フィルタ条件と検索スコープを

適切な範囲に修正することで検索時間を短縮できます。

以下の点に注意して検索方法を見直してください。

検索スコープに適切なものを指定しているか

検索スコープは「ベース」、「ワンレベル」、「サブツリー」の3種類から指定できます。

検索の論理式が適切か

論理式を検索時間の短い順に示します。論理式の組み立てを再検討してください。

 1. 論理式なし

 2. &amp; 論理積(AND)

 3. ! 否定(NOT)

 4. | 論理和(OR)

検索条件の並び替え

検索フィルタに複数の条件を指定する場合は、その条件で該当するエントリ数の少ない順序

に並び替えることで性能向上を期待できます。

以下の検索フィルタ条件は、同じ結果を得られますが、一般的には2.のほうが高速です。

 1. "(&amp;(objectClass=*)(cn=user001))"

 2. "(&amp;(cn=user001)(objectClass=*))"

5005 Interstage Application Server 構築(導入/移行) ディレクトリサービスのデータベースとしてRDBを使用する

場合、データベースの運用で必要となるディスク量を教え

てください。

1万エントリにつき1ギガバイトのディスクを準備してください。

100万エントリでは100ギガバイトのディスク容量が必要です。

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5006 Interstage Application Server 構築(導入/移行) ディレクトリサービスにマルチバイト文字を含むエントリデー

タを格納しましたが、検索すると文字化けします。原因を

教えてください。

Oracleデータベース使用時に、日本語を含むエントリデータが文字化けしている場合

Oracleのデータベース構築時のキャラクタセットが日本語をサポートしないキャラクタセット

(ASCIIなど)になっています。日本語を含むエントリを作成する場合には、日本語をサポー

トしているキャラクタセットを指定してデータベースを構築してください。

データベースのコード系は以下のSQL文で確認することができます。

SELECT VALUE FROM NLS_DATABASE_PARAMETERS WHERE PARAMETER

='NLS_CHARACTERSET';

全角マイナス記号や全角チルダ記号が文字化けしている場合

Javaアプリケーション、ディレクトリサービス、データベース間で、文字コード変換の過程で文字

化けしている可能性があります。システム開発者が文字化けの問題を避けるための自衛的

手段を講じる必要があります。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server 使用上の注意

  JDK/JREの注意事項

   Javaにおける文字化けの問題についての注意事項

5007 Interstage Application Server 構築(導入/移行) InfoDirectoryからInterstageディレクトリサービスへの移

行手順を教えてください。

以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server / Interstage Web Server 移行ガイド

  InfoDirectoryからInterstage ディレクトリサービスへの移行

   Interstage Application Server 使用上の注意

    InfoDirectoryからの移行に関する注意事項

5008 Interstage Application Server 設計/開発 エントリのパスワード属性値を暗号化しないテキストで取

り出すことはできますか?

パスワード属性値を暗号化しないテキストで取り出すことができます。

テキストで取り出すには、リポジトリ作成時に、irepconfigコマンド、またはirepadminコマンド

を使って、ユーザパスワード属性の暗号化方式を変更してください。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマン

ド編)

ただし、パスワード属性値を暗号化しない運用は、セキュリティ上好ましくありません。パスワー

ド変更等をするアプリケーションでユーザ認証をしたい場合は、アプリケーション内でパスワード

文字列を比較するのではなく、リポジトリへのバインド処理で実現できます。

バインド処理の詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Intestage Application Serverディレクトリサービス運用ガイド

  「アプリケーションの作成(JNDI)」または「アプリケーションの作成(CAPI)」

5009 Interstage Application Server 構築(導入/移行) ディレクトリサービスのデータベースに、標準データベースと

RDBがありますが、どのようなケースで選択すればよいか教

えてください。

1リポジトリあたりに登録するエントリ数が1万件程度、また1リポジトリあたりの同時アクセス数

が20程度のシステム規模の範囲で運用する場合は、標準データベースを使用してください。

どちらかを超えるシステム規模で運用する場合は、RDBを使用してください。

5010 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstageディレクトリサービス(Smart Repository)を

使用したレプリケーションは異なるプラットフォーム間で構

築できますか?

異なるプラットフォーム間では構築できません。

Interstageディレクトリサービス(Smart Repository)を使用したレプリケーション形態を構

築する場合、マスタのマシンとスレーブのマシンで同一のプラットフォームとする必要がありま

す。また、Interstageは同一のバージョンを使用する必要があります。

5011 Interstage Application Server 設計/開発 Interstageディレクトリサービス(Smart Repository)で

ユーザ認証に使用するname属性に大文字・小文字を

区別して利用することはできますか?

ユーザ認証において使用するname属性は大文字・小文字を区別しません。

ユーザ認証において使用するcnの基底属性はnameであり、nameの照合規則は[同値

性:caseIgnoreMatch]となります。同値性の照合規則とは、検索などで同値性(どのよう

な場合に等しいとみなすか)の検査を行う場合に適用される照合規則です。

caseIgnoreMatchは、「英大小文字の区別なし、スペース無視」の仕様となり、これはLDAP

の仕様となります。

5012 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールにおいて、root以外のユーザで

ログインすると、以下のメッセージが出力されログインでき

ません。

「is40021 IS: ERROR: is40021: The username or

password is incorrect」

原因と対処方法を教えてください。

強化セキュリティモードでインストールされている可能性があります。

強化セキュリティモードでインストールされている場合は、管理者権限をもつユーザ、または

Interstage運用グループに所属するユーザでログインしてください。

現在設定されているセキュリティモードは以下のコマンドを実行することで確認可能です。

コマンド:/opt/FJSVisas/bin/issetsecuritymode -l

強化セキュリティモードの場合:Security mode : sec

互換セキュリティモードの場合:Security mode : comp

と表示されます。

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5013 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage運用操作ツールを起動すると、以下のエラー

が出力され起動に失敗します。

「is21026: An error occurred in initialization of

INTERSTAGE Operation Tool : CODE=5001-6-1-

22」

原因と対処方法を教えてください。

エラーメッセージ「is21026:理由コード:5001-x-y-z」で、zが22のメッセージは資源不足時に

出力されるため、システムパラメタの見積もり不足が原因です。

以下のマニュアルを参照し、システムパラメタを見積もりし、適切な値を設定しなおしてくださ

い。

 INTERSTAGE Application Server チューニングガイド

  システムのチューニング

   運用時に必要なシステム資源

    コンポーネントトランザクションサービスのシステム環境の設定

    システムパラメタ

     Interstage運用操作ツール

5014 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールにアクセスすると、以下のメッ

セージが出力されInterstage管理コンソールが起動でき

ません。

「Forbidden You don't have permission to access

/IsAdmin/ on this server.」

原因と対処方法を教えてください。

Interstage管理コンソールの動作に必要なFJSVisguiパッケージおよびFJSVjs2suパッケージ

において、FJSVjs2suパッケージが、FJSVisguiパッケージより後にインストールされた可能性が

あります。

FJSVisguiパッケージをインストールする場合には、FJSVihsパッケージ、FJSVjs2suパッケージ

より後にインストールしてください。

5015 Interstage Application Server 運用/保守 Intersage管理コンソールを停止した状態でInterstage

を運用することは可能ですか?

Interstage管理コンソールを停止した運用は可能です。ただし、Interstage JMXサービスを

必要とする運用操作が実行できなくなります。

5016 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールのモニタ画面に表示される内

容をログに保存することは可能ですか?

Interstage管理コンソールのモニタ画面に表示される内容をログに保存する機能は、提供し

ていません。5017 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールへのログインが失敗した端末を

確認する方法を教えてください。

Interstage管理コンソールへのログインに失敗した際は、以下のファイルにログが出力されま

す。

Windows : Interstageインストールフォルダ¥gui¥trc¥isadmin_logon0.log

Solaris/Linux : /var/opt/FJSVisgui/trc/isadmin_logon0.log

ログを確認することで、管理コンソールへアクセスした端末を確認することが可能です。

出力形式 : 日時 [アクセス端末のIPアドレス] 21065: Logon was failed. USER=ユー

ザ名

5018 Interstage Application Server 運用/保守 MessqgeQueueDirectorのイベントチャネル連携サービス

を利用していて「MQD6367」が発生します。原因と対処

方法を教えてください。

イベントチャネル連携サービスの環境定義ファイルに指定するIORファイルが指定された場所

にない、またはアクセス権がないことが原因です。

クラスタ環境構築時には、IORファイルファイルだけでなく、MQDの資源(MQD環境定義ファ

イルに定義するすべてのファイル)はすべて共用ディスク上に配置する必要があります。

5019 Interstage Application Server 運用/保守 MessqgeQueueDirectorのイベントチャネル連携サービス

を利用していて「MQD6352」が発生します。原因と対処

方法を教えてください。

イベントサービス(ES)の運用コマンドesmonitorchnlを使用して、イベントチャネル連携

サービス(NSGW)の接続情報を回収した場合、オブジェクトリファレンス(OR)がNSGW

とES間でずれるため、ORが無効になってしまうことが原因です。

イベントサービス(ES)の運用コマンドesmonitorchnlでNSGWの接続情報を回収しないよ

うにしてください。

5020 Interstage Application Server 運用/保守 クラスタ環境でリソース故障を検出し、

MessqgeQueueDirectorの起動に失敗してしまいます。

原因と対処方法を教えてください。

MessageQueueDirectorを起動する前に、MessqgeQueueDirectorが利用する共有ディス

クをマウントしていない場合、MessageQueueDirectorは起動に失敗します。

MessageQueueDirectorを起動する前に、MessqgeQueueDirectorが利用する共有ディス

クをマウントするようにクラスタ環境を設定してください。

5021 Interstage Application Server 運用/保守 MessqgeQueueDirectorのイベントチャネル連携サービス

を利用していて「MQD6459」が発生します。原因と対処

方法を教えてください。

イベントサービス(ES)のユニット定義ファイルに設定するusersizeの見積もり不足が原因で

す。usersizeを正しく見積もり、ユニットを再作成する必要があります。

usersize の見積もりは、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

  OLTPシステム運用編

   イベントサービス運用コマンド

    esmkunit

     esmkunit - ユニットの作成

      usersize イベントデータ用ファイルの容量

5022 Interstage Application Server 運用/保守 MessqgeQueueDirectorのイベントチャネル連携サービス

で、不揮発運用イベントチャネルに30,000件のデータを

受信後のlocal_commitメソッドが「es10924」を大量に

出力して異常終了します。

【エラーメッセージ】

「es10924:es_ecq_qmerr_set() qm_code=75」

原因と対処方法を教えてください。

MessqgeQueueDirectorのイベントチャネル連携サービスでトランザクション内で操作できる

メッセージ合計サイズの上限に達したことが原因です。

イベントサービス(ES)のユニット定義ファイルに設定するtranunitmaxの値を現状より大き

な値に変更してユニットを再作成するか、1回のトランザクションで処理するイベントデータの件

数を減らしてメッセージの合計サイズを減らしてください。

5023 Interstage Application Server 運用/保守 MessqgeQueueDirectorのmqdstrコマンド実行時、

「MQD4444 CODE='S_SpiStrCrtTrc(99):10'」のエ

ラーメッセージが出力され、MQDの起動に失敗してしまい

ます。原因と対処方法を教えてください。

MessqgeQueueDirector(MQD)の環境を構築するとき、指定されたMQD利用者グルー

プのgroupidが変更(削除)された場合、発生します。

そのためMQDの環境を構築したMQD利用者グループのgroupidを元に戻してください。

5024 Interstage Application Server 運用/保守 ebXML Message Serviceを利用していて「ebms1230:

例外が発生しまし

た:CLASS=java.lang.OutOfMemoryError」が発生して

います。原因と対処方法を教えてください。

ebXML Message Service(ebMS)用IJServerのJava起動オプションから、デフォルトで指

定されている"-Xmx1024m"の最大ヒープサイズの指定を削除したため、最大ヒープサイズが

64MBとなり発生します。

ebMS用IJServerのJava起動オプションに、デフォルトで指定されていた、"-Xmx1024m"

(ヒープサイズ:1024Mバイト)の指定を追加してください。

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5025 Interstage Application Server 運用/保守 ebXML Message Serviceを利用していて「ebms1214」

が発生しています。原因と対処方法を教えてください。

CPA(Collaboration-Protocol Agreeme)の有効期間が切れているため発生していま

す。

そのため、ebmscpadeleteコマンドでCPAを削除し、ebmscparegisterコマンドで有効期間

内のCPAを再登録してください。

CPAの有効期間はebmscpalist -vコマンドで確認が可能です。

以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server ebXML Message Service ユーザーズガイド

  環境作成

   ebMSの環境作成

    CPA管理

 Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

  ebXML Message Service運用編

   ebXML Message Service運用コマンド

    ebmscpadelete

    ebmscpalist

    ebmscparegister

5026 Interstage Application Server 運用/保守 ebXML Message Serviceを利用していて「ebms1215」

が発生しています。原因と対処方法を教えてください。

通信相手の認証局の証明書がクライアント(Interstage側)に登録されていないため発生

しています。

クライアント側に、通信相手の認証局の証明書を登録してください。

5027 Interstage Application Server 運用/保守 「ebms4061」のエラーが発生し、クラスタの切り替えに失

敗します。原因と対処方法を教えてください。

ebXML Message Service(ebMS)環境が作成されていないのにも関わらず、ebMS用状

態遷移プロシジャを登録していたことが原因です。

ebMSの機能を使用する場合は、ebMS環境を構築してください。

ebMSの機能を使用しない場合は、ebMS用状態遷移プロシジャを削除してください。

5028 Interstage Application Server 運用/保守 JMSアプリケーション実行時、イベントログ、または、システ

ムログに「JMS:エラー:jms2557:イベントチャネルのプロキ

シに接続されていません。 」のエラーが出力されて、イベン

トチャネルと通信できません。原因と対処方法を教えてく

ださい。

イベントチャネルのプロキシに接続されていません。

イベントチャネルの運用コマンド(esrmchnlまたはesmonitorchnlなど)を使用したことによ

り、イベントチャネルとJMSプロバイダが保持しているプロキシに不整合が発生したと考えられま

す。

durable subscription機能を使用している場合、jmsrmdsコマンドを使用して、使用してい

たdurable Subscriberを削除する必要があります。

その後、イベントチャネルを再度起動して、アプリケーション(例えば、

createDurableSubscriber、createPublisher、または、createSubscriberを呼び出すこ

と)を再度実行してください。

5029 Interstage Application Server 運用/保守 イベントサービス起動時にイベントログ、またはシステムログ

に「ES: エラー: es11105: [tttttt] ユニット(%s1)の

起動に失敗しました。CODE=10012」のエラーが出力さ

れます。原因と対処方法を教えてください。

Interstage管理コンソールで作成したユニットの設定情報、または、esmkunitコマンドのユ

ニット定義ファイルで指定した格納ディレクトリが参照できないか、またはディレクトリ配下のファ

イル(estranfile、essysmsgfile、essysqfile、esmsgfile0、esuserqfile)が存在していな

い可能性があります。格納ディレクトリおよびファイルが存在しているかを確認してください。1つ

でもファイルが存在しない場合は、以下の手順で対処してください。

●イベントサービス運用コマンドを使用する場合

es11105メッセージで出力されたユニット%s1上に割り当てられた、すべてのイベントチャネル

をいったんesrmchnlコマンドで削除します。なお、ユニット%s1上に割り当てられたイベント

チャネルは、“essetcnfchnl -d”の出力結果で、unitid項目にユニット%s1と出力されている

イベントチャネルが対象です。

esrmunitコマンドでユニット%s1を削除します。

esmkunitコマンドでユニット%s1を再作成します。

1.で削除したすべてのイベントチャネルをesmkchnlコマンドで作成します。

●Interstage管理コンソールを使用する場合

JMSおよびイベントサービスのイベントチャネルの状態表示で、ユニット%s1を使用しているイ

ベントチャネルをすべて削除します。

保存先(ユニット%s1)を削除します。

保存先(ユニット%s1)を作成します。

5030 Interstage Application Server 運用/保守 イベントチャネル起動時、イベントログ、またはシステムログ

に、「ES: エラー: es10201: [tttttt] Object Request

Brokerの起動処理に失敗しました。: CODE=10012」

のエラーが出力され、起動に失敗します。原因と対処方

法を教えてください。

CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のmax_processesの値が不足している可

能性があります。max_processesの値を見直して、Interstage管理コンソールで

Interstageを再起動してください。その後、esstartchnlコマンド、または、Interstage管理コ

ンソールで、本メッセージが出力され起動に失敗したイベントチャネルを起動してください。な

お、configファイルのパラメタの消費量は、odprtcurparamコマンドで確認できます。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

  odprtcurparam

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5031 Interstage Application Server 運用/保守 運用中、イベントログ、またはシステムログに「ES: 警告:

es20003: [tttttt]メッセージ格納域の使用率が、設定し

た警告値を超えました」のメッセージが出力されます。原

因と対処方法を教えてください。

イベントチャネルで使用されるメッセージ格納域の使用率が、設定した警告値を超えました。

このままメッセージを蓄積し続けると、メッセージ格納域の最大値に達し、正常にメッセージを

蓄積できなくなる可能性があります。通信を終了させてください。

また、Interstage管理コンソールで新規作成したユニットの設定情報に指定したファイル容

量、またはesmkunitコマンド実行時に指定したユニット定義ファイルのsyssize、usersizeの

見積もりに誤りがある可能性があります。運用に応じた設定になるように見直した後、ユニッ

ト、イベントチャネルを再作成してください。

5032 Interstage Application Server 運用/保守 Windowsのスタンバイ状態(省電力モード)になった場

合、イベントチャネルからpullメソッドが復帰しません。原

因と対処方法を教えてください。

Windowsのスタンバイ状態(省電力モード)になった場合、Interstageとして動作保証は

しません。

ACPIのスタンバイやシステム休止の機能を使用しないでください。

5033 Interstage Application Server 運用/保守 イベントチャネル起動時、イベントログ、または、システムロ

グに「ES: エラー: es10014: [tttttt] イベントサービスの

活性化に失敗しました。」のエラーが発生して起動に失

敗します。原因と対処方法を教えてください。

イベントチャネルが閉塞終了モードで停止完了する前に、イベントチャネルを再起動している

可能性があります。

イベントチャネルに対しodlistqueコマンドを実行して、「Queue」の表示が、「DISABLE」に

なっていることを確認した後に、イベントチャネルを起動してください。

5034 Interstage Application Server 運用/保守 イベントサービスのpullメソッドが、以下のエラーになりま

す。原因と対処方法を教えてください。

「システム例外:BAD_PARAM マイナーコード:

0x464a01e5」

pullメソッドを発行しているコンシューマアプリケーションが、同一接続情報で二重にpullを発

行している可能性があります。

CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のパラメタ「period_receive_timeout」にイ

ベントデータの待ち合わせ時間(essetcnfコマンド、または、essetcnfchnlコマンドの-wtime

で設定)より短い時間が設定されていないか確認してください。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server チューニングガイド

 チューニング方法 - Interstageの機能を使用するためのチューニング

V8 / V7 / V6 / V5

Interstage Application Server チューニングガイド

 Interstageのチューニング

  チューニング方法

   Interstageの機能を使用するためのチューニング

問題がなければ、アプリケーションが二重に発行している可能性がないかを確認してください。

5035 Interstage Application Server 運用/保守 不揮発チャネルを使用した運用中に、イベントログ、また

は、システムログに「ES: エラー: es10804: [tttttt] 内部

矛盾(es_ecc_obtain)が発生しました。:CODE=40

」 のエラーが出力されます。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

ユニット定義ファイルの定義値(項目:syssize システム用ファイルの容量)の見積もり不

足が原因です。

ユニット定義ファイルの定義値を正しく見積もり、ユニットを再作成してください。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Serverリファレンスマニュアル(コマンド

編)

 OLTPシステム運用編

  イベントサービス運用コマンド

   esmkunit

    項目:syssize

V8 / V7 / V6 / V5

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 OLTPシステム運用編

  イベントサービス運用コマンド

   esmkunit

    項目:syssize

V4

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5036 Interstage Application Server 運用/保守 「ES: 情報: es10805: [tttttt] ログファイルを作成しまし

た。」の情報メッセージが表示されますが、何のログファイル

が作成されているのですか?

イベントサービスのログ(ESLOG.log)が出力されています。

詳細については以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Serverメッセージ集

 ログファイルに出力されるメッセージ

  イベントサービスが出力するメッセージ

   イベントサービスのログメッセージ

V8 / V7 / V6 / V5

Interstage Application Server メッセージ集

 ログファイルに出力されるメッセージ

  イベントサービスが出力するメッセージ

   イベントサービスのログメッセージ5037 Interstage Application Server 運用/保守 esmkunitコマンドを使用したユニット定義ファイル作成

時、イベントログ、または、システムログに、以下のエラー

メッセージが出力され、定義ファイルが作成できません。原

因と対処方法を教えてください。

「ES: エラー: es11114: [tttttt] ユニット(XXXX)のセッ

トアップに失敗しました。: CODE=12」

クラスタ運用時のトランザクション用ファイルを、ローデバイスに作成しようとしたためです。

クラスタ運用時のトランザクション用ファイルは、ローデバイスではなく通常ファイルシステムに作

成してください。

詳細については以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Serverリファレンスマニュアル(コマンド

編)

 OLTPシステム運用編

  イベントサービス運用コマンド

   esmkunit

V8 / V7 / V6 / V5

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 OLTPシステム運用編

  イベントサービス運用コマンド

   esmkunit

V4

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 イベントサービス運用コマンド5038 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage起動時に、以下のエラーが表示され、イベント

チャネルの起動に失敗します。原因と対処方法を教えて

ください。

「ES: エラー: es10032: [tttttt] イベントチャネルが登録

されていません。」

イベントチャネルを削除せずにInterstageの初期化を行ったため発生している可能性がありま

す。

Interstageの初期化前に作成していたイベントチャネルを削除してください。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9 / V8 / V7 / V6 / V5

Interstage Application Server 使用上の注意

 注意事項

  イベントサービスの注意事項

   Interstage再初期化時の注意事項

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5039 Interstage Application Server 運用/保守 イベントサービスのログ(ESLOG.log)に、イベントデータ

を一定時間受信していないために通知されるメッセージ

「pull timeout occurred」が大量に出力されています。

原因と対処方法を教えてください。

イベントチャネルにイベントデータを要求しましたが、イベントデータの待ち合わせ時間内に、

チャネルにイベントデータが蓄積されず、待合せが解除されたためにメッセージが出力されてい

ます。

Mixedモデルでは、コンシューマからのイベントデータの引き出し(pullメソッド実行)時に、イ

ベントチャネルにイベントデータが蓄積されていないと、サプライヤからのイベントデータの送信を

待ち合わせます。

イベントデータの待ち合わせ時間内に、チャネルにイベントデータが蓄積されなかった場合、

「pull timeout occurred」が出力されアプリケーションへ例外を返します。

正常動作のログであるため、待ち合わせ時間が妥当であれば対処は不要です。待ち合わせ

時間を修正する場合は、CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

period_receive_timeoutの値よりも、小さい値を指定してください。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.2

Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (イベントサービス編)

 機能

  通信モデル

   Mixedモデルのデータ管理

    (5) イベントデータの待ち合わせ時間

V9.1 / V9.0 / V8 / V7 / V6 / V5

Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (イベントサービス編)

 機能

5040 Interstage Application Server 運用/保守 不揮発運用のアプリケーションが異常終了したまま、運

用を続けた結果、イベントログ、または、システムログに以

下のメッセージが出力され、イベントデータの取り出しがで

きなくなりました。チャネルを再起動しても解決しません。

原因と対処方法を教えてください。

「ES: INFO: es10924: [tttttt] ObjectDirectorイベント

サービスの情報メッセージです。: es_ecq_qmerr_set()

qm_code=27, pid=xxx」

アプリケーションが異常終了時、接続情報の回収処理が行われなかったため、不揮発ファイ

ルの使用率が上昇し、正常な運用が不可能となっています。

アプリケーション異常終了時には、接続情報の回収が行われるように、アプリケーションを修

正してください。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9 / V8 / V7 / V6 / V5

Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)

 アプリケーションの開発(各機能)

  イベントチャネル接続のアプリケーション開発

   アプリケーション異常終了時の接続情報の回収方法

V4 / V3

INTERSTAGE Application Server 分散アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)

 イベントサービスのアプリケーション開発

  イベントチャネル接続のアプリケーション開発

   アプリケーション異常終了時の接続情報の回収方法

5041 Interstage Application Server 運用/保守 JMSアプリ実行時に、イベントログ、またはシステムログに、

「JMS:エラー:jms6101: イベントチャネルが見つかりませ

ん」のエラーが出力されます。原因と対処方法を教えてく

ださい。

対象サーバのネーミングサービスにイベントチャネルのオブジェクトリファレンスが登録されていな

いために発生しています。

JMSアプリケーションが参照するNamingServiceにイベントチャネルのオブジェクトリファレンスが

登録されている必要があります。

環境移行時は、esgetchnliorコマンドで、イベントチャネルが存在するサーバの

NamingServiceからイベントチャネルのオブジェクトリファレンスを取得して、essetchnliorコマ

ンドで、自サーバのNamingServiceに登録してください。

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5042 Interstage Application Server 運用/保守 イベントログ、または、システムログに「ES: エラー:

es10055: [tttttt] イベントチャネル(XXX::XXX)で蓄積

可能なデータ数の上限を超えました。」のメッセージが出

力され、イベントデータが欠落します。原因と対処方法を

教えてください。

イベントチャネルで蓄積可能なデータ数の上限を超えました。イベントチャネルへの送信データ

は登録されていません。

イベントデータを受信していないコンシューマが存在するため、イベントデータがイベントチャネル

に蓄積された状態となり、イベントチャネルで蓄積可能なデータ数の上限を超えた可能性が

あります。アプリケーションにおいて、イベントデータを受信していないコンシューマが存在しない

かを確認してください。

サプライヤがイベントデータを送信する間隔よりコンシューマがイベントデータを受信する間隔が

長いため、イベントデータがイベントチャネルに蓄積された状態となり、イベントチャネルで蓄積

可能なデータ数の上限を超えた可能性があります。アプリケーションにおいて、イベントデータ

を受信した後のコンシューマの処理に問題がないかを確認してください。

上記以外の場合は、イベントチャネルに蓄積できるイベントデータ数の最大値を変更してくだ

さい。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Serverリファレンスマニュアル(コマンド

編)

 イベントサービス運用コマンド

V8 / V7 / V6 / V5

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 イベントサービス運用コマンド

V4

5043 Interstage Application Server 運用/保守 INTERSTAGE Application Server V4のサーバ環境の

JMSクライアントからInterstage Application Server

5.0.1のサーバ環境のイベントチャネルに接続できます

か?

INTERSTAGE Application Server V4のサーバ環境のJMSクライアントからInterstage

Application Server 5.0.1のサーバ環境のイベントチャネルに接続することは可能です。

5044 Interstage Application Server 運用/保守 essetupコマンドやesmkchnlコマンドに、-autodisconオ

プションを指定して運用している場合、コンシューマやサプ

ライヤなどのアプリケーションの異常終了時に、即座に接

続情報が回収されますか?

クライアントとの接続切断時の処理関数を利用し、リアルタイムに接続切断を通知しているた

め、即時に接続情報が回収されます。

5045 Interstage Application Server 運用/保守 ユニットやイベントチャネルが動作していることを確認する

方法を教えてください。

ユニットやイベントチャネルの動作状態は、esmonitorコマンドで確認できます。

ユニット

 esmonitor -unit

静的生成したイベントチャネル

 esmonitor -g &lt;イベントチャネルグループ&gt;

動的生成したイベントチャネル

 esmonitor -f

コマンドの詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 リファレンスマニュアル(コマンド編)

  esmonitor

また、esmonitorコマンドの出力結果については、以下のマニュアルを参照してください。

V9 / V8 / V7 / V6 / V5

アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)

 運用

  イベント通信のモニタリング

V4

INTERSTAGE Application Server 分散アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)

 イベントサービスのアプリケーション開発

  運用形態と手順

5046 Interstage Application Server 運用/保守 イベントサービスでイベントチャネルの不揮発化運用を行

う場合にユニットを作成しますが、1つのユニットに作成可

能なイベントチャネル数の最大値を教えてください。

ユニット作成時に指定するユニット定義ファイルのsysqnum、および、userqnumパラメタと不

揮発チャネル数の関係から算出可能です。

定義値の詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 リファレンスマニュアル(コマンド編)

  esmkunit

   ユニット定義ファイルの記述形式[設定項目]

5047 Interstage Application Server 運用/保守 イベントサービスでイベントチャネルの不揮発化運用を行

う場合、作成するユニットに、標準ユニットと拡張ユニット

の種別がありますが、違いを教えてください。

標準ユニットと拡張ユニットの差異は、以下の3点です。

標準ユニットはイベントサービス起動時に必ず自動で起動されます。

グローバルトランザクション運用を行う場合は拡張ユニットを利用してください。

標準ユニットではグローバルトランザクション運用はできません。

標準ユニットは1つしか作成できませんが、拡張ユニットは複数作成することが可能です。

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5048 Interstage Application Server 運用/保守 JMSアプリケーション実行中にエラーメッセージjms2568が

出力されます。原因と対処方法を教えてください。

以下の原因が考えられます。

QueueBrowserのclose()が実行されていない。

1つのチャネルに対し、複数のキューブラウザが実行されている。

[処置方法]:アプリケーションでcreateBrowserからcloseまでを排他するようにしてくださ

い。

<参考資料>

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 JMS編

  JMSアプリケーションの開発

   キューブラウザ機能の作成方法

V8 / V7 / V6 / V5

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 JMS編

  JMSアプリケーションの開発

   作成方法

    キューブラウザ機能5049 Interstage Application Server 運用/保守 JMSアプリケーション実行後不要なコンシューマ・サプライ

ヤの接続情報が残存してしています。原因を教えてくださ

い。

以下の原因が考えられます。

アプリケーションを強制終了している。

アプリケーションにてjavax.jms.Connection.close()またはjavax.jms.Session.close()を実

行していない。

アプリケーションの停止方法およびアプリケーションの見直しを行ってください。

アプリケーションを強制終了している場合、イベントサービス運用コマンド(esmonitorchnl)

にて不要な接続情報を回収してください。

5050 Interstage Application Server 運用/保守 JMSアプリケーションにおいて、メッセージ送信時エラーメッ

セージjms2061がシステムログに出力されます。原因と対

処方法を教えてください。

お客様がjava.jms.Messageを実装したメッセージを送信したことが考えられます。

以下のAPIを使用して生成されたメッセージを使用するようアプリケーションを修正してくださ

い。

-javax.Session.createBytesMessage()

-javax.Session.createMapMessage()

-javax.Session.createMessage()

-javax.Session.createObjectMessage()

-javax.Session.createObjectMessage(java.io.Serializable object)

-javax.Session.createStreamMessage()

-javax.Session.createTextMessage()

-javax.Session.createTextMessage(java.lang.String text)

5051 Interstage Application Server 運用/保守 指定したタイムアウト値に比較して、

javax.jms.TopicSubscriber.receive(long timeout)メ

ソッドの復帰に大幅に時間がかかります。原因を教えてく

ださい。

javax.jms.MessageConsumer.receive(long timeout)の引数のTimeout時間ではなく、

イベントサービスの構成情報の管理およびイベントチャネルの動作環境の設定の"イベント

データの待ち合わせ時間(-wtime)(デフォルト値は40秒)"に依存しているためです。

5052 Interstage Application Server 運用/保守 JMSアプリケーション実行時、情報メッセージod60003が

システムログに出力されます。対処方法を教えてください。

アプリケーションへの影響は無いため、JMSアプリケーション起動時に以下のシステムプロパティ

を指定することで情報メッセージ「od60003」を抑止することができます。

システムプロパティ名:com.fujitsu.ObjectDirector.DeterredMessage

指定方法:-Dcom.fujitsu.ObjectDirector.DeterredMessage=YES

<参考マニュアル>

 Interstage Application Server トラブルシューティング集

  J2EEアプリケーション開発・運用時の異常

   Interstage JMSの異常時の対処

    よくある問題とその対処方法

5053 Interstage Application Server 運用/保守 RCプロシジャによるInterstage シングル・サインオンのリボ

ジトリサーバの自動機能を実行できません。原因と対処

方法を教えてください。

Interstage シングル・サインオンのリボジトリサーバが起動する前に、SSOリポジトリが起動して

いません。

Interstage シングル・サインオンのリボジトリサーバが起動する前に、SSOリポジトリが起動す

る設定になっているか確認してください。

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5054 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage シングル・サインオンのリボジトリサーバを構築

したマシン上で、sso01045のメッセージが出力され続けま

す。原因と対処方法を教えてください。

ユーザ情報に設定されているロール名、またはロールセット名が、ロール定義として定義されて

いません。

ユーザ情報に設定されているロール名、またはロールセット名に誤りが無いか確認してくださ

い。上記確認で誤りが無い場合、ユーザ情報に設定されているロール名、またはロールセット

名をロール定義として定義してください。

ロール名、およびロールセット名の設定については、以下のマニュアルを参照してください。

V9 / V8 / V7

シングル・サインオン運用ガイド

 環境構築(SSO管理者編)

  リポジトリサーバの構築

   SSOリポジトリへのユーザ情報、ロール定義の登録

    ロール定義のエントリ

     ユーザ情報のエントリ

V6

シングル・サインオン運用ガイド

 環境構築(SSO管理者編)

  SSOリポジトリの作成

   SSOリポジトリへのユーザ情報、ロール定義の登録

    ロール定義のエントリ5055 Interstage Application Server 共通 Interstage シングル・サインオンの業務サーバを、

Interstage HTTP Serverのバーチャルホストで運用でき

ますか?

InterstageのバージョンがV9以降の場合、Interstage シングル・サインオンの業務サーバを、

Interstage HTTP Serverのバーチャルホストで運用することができます。

5056 Interstage Application Server 共通 Interstage シングル・サインオンで、セションタイムアウトが

発生した場合に呼び出されるメッセージファイルとして、初

回認証時に呼び出されるメッセージファイルを指定するこ

とは可能ですか?

Interstage シングル・サインオンでは、メッセージファイルのパスやファイル名を変更することはで

きません。

セションタイムアウト発生時と、初回認証時に、同じメッセージを表示したい場合は、双方の

メッセージファイルに同じ内容を記入してください。

5057 Interstage Application Server 運用/保守 保護リソースへアクセス後、Webブラウザに認証画面が表

示されるまでの間、一時的に異なる画面が表示されま

す。表示される画面には、以下の内容が記述されていま

す。

「他の画面で認証されるのを待っています。

認証中の画面が存在しない場合は、以下のボタンをク

リックして認証を継続してください。」

原因と対処方法を教えてください。

メッセージファイル(200check_duplication_auth_ja.template)のカスタマイズ時に、編

集禁止領域が編集されています。Webブラウザに表示するメッセージファイルの編集禁止領

域は編集しないでください。

200check_duplication_auth_ja.template の編集禁止領域については、以下のマニュア

ルを参照してください。

 シングル・サインオン運用ガイド

  シングル・サインオンのカスタマイズ

   Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ

    同時認証確認画面用タグの仕様

5058 Interstage Application Server 共通 Interstage シングル・サインオンの業務サーバと認証サー

バを別々のマシン上に構築する場合、認証サーバで業

務サーバの名前解決ができる必要がありますか?

認証サーバでは、業務サーバの名前解決ができる必要があります。

5059 Interstage Application Server 運用/保守 Interstageを標準インストールしましたが、Interstage管

理コンソールにシングル・サインオンの画面が表示されませ

ん。対処方法を教えてください。

標準インストールでは、シングル・サインオン機能はインストールされません。

カスタムインストールで、シングル・サインオン機能を追加インストールしてください。

5060 Interstage Application Server 共通 Interstage HTTP Serverで、SSLを一時的に無効化す

る方法を教えてください。

Interstage管理コンソールを使用し、Interstage HTTP Serverの環境設定で、[SSLの使

用]設定を“使用しない”に変更してください。その後、Interstage HTTP Serverを再起動

してください。

[SSLの使用]設定については、以下のマニュアルを参照してください。

 セキュリティシステム運用ガイド

  Interstage証明書環境の構築と利用

   証明書を利用するための設定

    各サービスの環境設定

5061 Interstage Application Server 運用/保守 SSLを利用するためにInterstage証明書環境を作成し、

PKCS#12データを移入しました。しかし、Webサーバにア

クセスすると、Webブラウザに「このCA ルート証明書は信

頼されていません。」という警告ウィンドウが表示されます。

原因と対処方法を教えてください。

以下の原因が考えられます。

WebブラウザにルートCA証明書、および中間CA証明書が登録されていません。

SSLプロトコルバージョンの設定が、SSL2.0のみ利用する設定となっています。

以下の対処を行ってください。

WebブラウザにルートCA証明書、および中間CA証明書を登録してください。

SSLのプロトコルバージョンで、SSL3.0、またはTLS 1.0を利用するよう設定してください。

上記対処に関する詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 セキュリティシステム運用ガイド

  Interstage証明書環境の構築と利用

   証明書を利用するための設定

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5062 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage証明書環境に登録されたサイト証明書を更

新するために、scsenterコマンドで新しい証明書の登録

を行うと、scs0117のメッセージが出力されます。原因と対

処方法を教えてください。

scsmakeenvコマンドで指定したニックネームと違うニックネームを指定して、scsenterコマンド

でサイト証明書を登録した可能性があります。

scsmakeenvコマンドで指定したニックネームと同じニックネームを指定して、scsenterコマンド

でサイト証明書を登録してください。

scsmakeenvコマンド実行時の注意事項については、以下のマニュアルを参照してください。

 セキュリティシステム運用ガイド

  Interstage証明書環境の構築と利用

   CSRによるInterstage証明書環境の構築方法

    Interstage証明書環境の構築と、CSR(証明書取得申請書)の作成

5063 Interstage Application Server 運用/保守 日本ベリサイン株式会社で発行されたサイト証明書、ま

たは中間CA証明書の登録時に、scs0133のメッセージが

出力され、サイト証明書が登録できません。対処方法を

教えてください。

2010年10月より、日本ベリサイン株式会社のセキュア・サーバIDの仕様が変更されました。

その結果、一部のInterstage Application Serverにて、新仕様のセキュア・サーバIDの証

明書を登録する時に、「クロスルート設定用証明書」の追加登録が必要な場合があります。

「クロスルート設定用証明書」の詳細と登録手順については、下記URLの情報を確認してく

ださい。

http://software.fujitsu.com/jp/technical/interstage/apserver/notes/pdf/101217.p

df

5064 Interstage Application Server 運用/保守 日本ベリサイン株式会社で発行されたサイト証明書を、

CSRを作成したサーバとは異なるサーバに登録しようとし

たとき、scs0122のメッセージが出力されます。原因と対

処方法を教えてください。

CSRを作成したサーバに、サイト証明書を登録しなかったことが原因です。

CSRを作成したサーバに、サイト証明書を登録してください。

CSRから発行したサイト証明書を登録する手順については、以下のマニュアルを参照してくだ

さい。

 セキュリティシステム運用ガイド

  SSLによる暗号化通信

   Interstage証明書環境の構築と利用

    CSRによるInterstage証明書環境の構築方法

5065 Interstage Application Server 設計/開発 マルチサーバ管理機能の管理サーバを、1:1運用待機型

のクラスタ構成以外で冗長化を持たせる方法はあります

か?

※例)コールドスタンバイ、スケーラブル運用(複数台

構成)など

マルチサーバ管理機能の管理サーバは、1:1運用待機型のクラスタ構成だけに対応していま

す。

以下の冗長化構成には対応しておりません。

相互待機型

コールドスタンバイ

スケーラブル運用(複数台構成)5066 Interstage Application Server 運用/保守 マルチサーバ管理機能の管理サーバは、常時起動してお

く必要がありますか?管理対象サーバへデプロイしたり、

ワークユニット起動/停止時だけ起動していればよいです

か?

Interstage Application Serverのマルチサーバ管理機能の管理サーバは、常時起動が必

須というわけではありません。ただし、サイト(複数のInterstage Application Server)の運

用管理を行う基盤となりますので、運用面を考えて常時起動を推奨しています。

運用については以下の環境を推奨しております。

管理サーバは専用サーバ上で運用することを推奨

大規模なシステムでマルチサーバ管理機能を使用する場合、管理サーバはクラスタシステム

上で運用することを推奨

なお、やむを得ず停止しておく場合、以下のとおり技術的には可能です。

管理サーバが停止していても管理対象のサーバが起動できなくなることはありません。

管理サーバがダウンしても管理対象のサーバがダウンすることはありません。

5067 Interstage Application Server 運用/保守 既存障害に該当しているかどうかを確認するために、マル

チサーバ管理機能を使用しているか確認する方法を教え

てください。

Interstage管理コンソールのログイン画面を起動します。

ログイン画面上部(Interstageのロゴの右隣りあたり)に、「管理サーバ」または「管理対象

サーバ」と表示された場合は、マルチサーバ管理機能を使用しています。「スタンドアロン」と表

示された場合は、マルチサーバ管理機能を使用していません。

5068 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V4環境でHTMLページ

編集サービスを使用しています。今度、Interstage

Application Server V6、またはV7へバージョンアップする

予定です。

Interstage Application Server V6以降ではHTMLペー

ジ編集サービスが提供されていませんが、Interstage

Application Server V6、またはV7上でHTMLページ編

集サービスを使用する方法を教えてください。

以下の手順でInterstage Application Server V6、V7でHTMLページ編集サービスを使用

することができます。

Interstage Application Server V5.0またはV5.1を、新規またはバージョンアップによる上書

きインストールする(この際、インストーラでHTMLページ編集サービス機能をインストールして

ください)

Interstage Application Server V6またはV7をバージョンアップによる上書きインストールする

注意事項

HTMLページ編集サービス機能は、Interstage Application Server V6以降、提供していま

せん。

Interstage Application Server V4の環境をV6またはV7にバージョンアップしたあと、V4以

前のHTMLページ編集サービス機能を上書きインストールしても、HTMLページ編集サービス

機能を使用することはできません。必ず上記手順でバージョンアップしてください。

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5071 Interstage Application Server 設計/開発 EJB1.1規約で、「EJBではスレッドを制御(排他など)す

る処理を行ってはならない」という規約がありましたが、

Interstage のEJB(EJB2.0規約)でもスレッドを制御

(排他など)する処理を行ってはならないのですか?ま

た、スレッドの制御を行ってはいけないのはなぜですか?

EJBのスレッド制御はEJBコンテナで行う規約となっています。

そのためEJBの規約はEJBアプリケーションで排他制御することを推奨していません。

Interstage Application Serverが準拠しているEJB 2.0規約でも、スレッドの排他制御に関

する仕様を引き継いでいます。

EJBの規約に従ったアプリケーションのコーディングを行うことを推奨します。

5072 Interstage Application Server 設計/開発 クラスタ環境で、EJBワークユニットのプロセス多重度を2と

設定した場合、片方のプロセスがダウンするとフェールオー

バ対象となるか教えてください。

フェールオーバの監視対象となっているのは、Interstage Application Server本体のサービス

だけとなっています。

ワークユニットおよびワークユニット上のプロセスは監視対象とはなっていません。そのため、プロ

セスがダウンしてもフェールオーバにはなりません。

5073 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットにおいて、配備解除を行っても

ejbapps¥eb配下にクラスファイルなどが残ります。配備解

除を行っても残るサーバ資産の削除方法を教えてくださ

い。

直接エクスプローラから削除することは、操作ミスが発生しやすいため、想定外のトラブルを誘

発する可能性がありますので推奨しません。

IJServerワークユニットの削除を行ってください。

なお、クラスファイルが削除されない件はV7にて改善されています。

5074 Interstage Application Server 設計/開発 JDBC接続において、PreparedStatementをキャッシュす

る機能はありますか?

JDBC APIを直接使用した場合、Interstageの機能としてPreparedStatementのキャッシュ

は行いません。CMP Entity Beanの場合は、PreparedStatementのキャッシュ機能が有効と

なります。

5075 Interstage Application Server 設計/開発 Enterprise Bean定義ファイルのejb-ref-typeタグに

"Controller"を指定して運用していますが、マニュアルを

確認するとejb-ref-typeタグには"Entity"もしくは

"Session"を指定するように記載されています。

"Controller"から"Entity"もしくは"Session"に変更したほ

うがよいですか?

Interstage Application Serverではejb-ref-typeタグの情報は使用していないため、

"Controller"のまま運用しても問題なく動作します。ただし、EJB規約上は"Session"または

"Entity"のいずれかを指定する必要がありますので、マニュアルのとおり"Session"または

"Entity"のいずれかを指定してください。

5076 Interstage Application Server 設計/開発 ijsdeploymentコマンドでIJServerワークユニット上にEJB

アプリケーションを配備する場合、アプリケーションごとに登

録するユーザが異なるのですが運用上問題があります

か?

配備したユーザが異なることにより、ネーミングサービスへの

アクセスに制限が出ることはないか教えてください。

EJBアプリケーションをどのユーザで配備しても、配備された資産の権限(ユーザ)は「root」

(管理者ユーザ)で作成されますので、配備したユーザが異なることによる影響はありませ

ん。

また、ネーミングサービスへの登録情報としてユーザのIDなどはありませんので、配備したユー

ザが異なることによる影響はありません。

5077 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V7のWebアプリケーショ

ンから、Interstage Application Server V9のEJBアプリ

ケーションを呼び出すことは可能ですか?

Interstage Application Server V7のWebアプリケーションから、Interstage Application

Server V9のEJBアプリケーションを呼び出すことは可能です。ただし、Interstage

Application Server V7(Webアプリケーション)とInterstage Application Server V9

(EJBアプリケーション)のJDKのバージョンは同一にしてください。

また、Interstage Application Server V7の機能範囲でEJBを使用してください。

5078 Interstage Application Server 設計/開発 ijsdeploymentコマンドでEJBのjarファイルを配備する際

に、EJBアプリケーション名を変更できますか?

EJBアプリケーション名の変更は配備時だけ設定可能ですが、ijsdeploymentコマンドでは指

定できません。

EJBアプリケーション名を変更したい場合は、Interstage管理コンソールより配備してくださ

い。

もしijsdeploymentコマンドで実施する場合は、デフォルトのEJBアプリケーション名は配備資

源に含まれるejb-jar.xmlのejb-nameタグを見ていますので、事前にタグに指定された名前

を書き換えておくことでコマンドでも対応可能となります。

5079 Interstage Application Server 設計/開発 Session Beanから呼び出した異なるEntity Beanにて、

それぞれ異なるデータソースから取得したコネクションに対

して処理を行う場合、commitやrollbackを行ってもそれ

ぞれのEntity Beanに影響がないか教えてください。

異なるデータソースから取得したコネクションは、異なるトランザクションとして処理されますの

で、commitやrollbackによる影響を受けることはありません。

5080 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットでEJBアプリケーションを運用してい

ますが、通信バッファ長をデフォルトから増やした場合の影

響について教えてください。

通信バッファは、キューイングされている間、クライアントからの要求データを一時的に保持す

る、共用メモリ上の領域です。

通信バッファ長を大きくした場合、その分共有メモリを多く使用します。

なお、要求データ長が通信バッファ長以内であれば、データがバッファ域に収まりきるため、その

ままバッファ域に複写し、キューイングします。

要求データ長が通信バッファ長を超える場合は、サーバアプリケーション側で処理実行時に、

残りデータが受信されます。

要求データ長が通信バッファ長を超える要求が多く存在する業務においては、通信バッファ長

を要求データ長に合わせてチューニングする必要があります。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド

 付録 トランザクションアプリケーションのワークユニット機能

  バッファ制御

V8

Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド

 OLTPサーバの設計

  ワークユニットの設計

   バッファ制御

5081 Interstage Application Server 設計/開発 EJBのstateless Session Beanのリモートメソッド呼び出

し時に、タイムアウトを設定したい(メソッドを呼び出し、

応答が返ってくるまでの時間を監視したい)場合の設定

方法を教えてください。

クライアントにサーバメソッドが復帰するまでの待機時間の監視はCORBA動作環境定義ファ

イル(config)のperiod_receive_timeoutで設定します。

なお、APIなどでEJBアプリケーションから設定変更することはできません。

5082 Interstage Application Server 設計/開発 finderメソッドを利用した際に、データベースの更新はどの

タイミングで行われるのか教えてください。

キャッシュ済みのデータを更新した状態で、再度finderメソッドが呼ばれると、キャッシュ済みの

データと実データベースとの整合性を取るため、データベースの更新を行った上で、検索及び

キャッシュ処理が行われます。

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5083 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Server EJBで使用する、

finderメソッドの復帰値の型を教えてください。

Interstage Application Server EJBが使用する、finderメソッドの復帰値は、EJB object

型、Collection型、Enumeration型の3つです。

5084 Interstage Application Server 設計/開発 EJBのstateless Session Beanにおいて、ビジネスメソッド

のリモート呼び出しをする場合、引数に参照渡しを使用

するための実装方法を教えてください。

リモート呼び出しでは、パラメータの参照渡しは行えません。

値渡しに変更するか、ローカル呼び出しを使用するようにしてください。

5085 Interstage Application Server 運用/保守 運用中のEJBアプリケーションのBeanタイプを調べる方法

を教えてください。

Interstage管理コンソールにおいて、該当のワークユニットに含まれるアプリケーションの[状

態]画面で確認してください。

5086 Interstage Application Server 設計/開発 EJBアプリケーションがメモリ不足により異常終了する場

合、調査方法を教えてください。

jheapコマンドで、JavaVMヒープサイズの使用状況を確認してください。また、JavaVMオプ

ションの-verbose:gcを設定し、info.logに出力されるGCログを確認してください。

5087 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Serverがインストールされてい

ないクライアント端末から、サーバマシン上で動作する

Interstage Application ServerのEJBアプリケーションを

呼び出す方法はありますか?

クライアント端末側にもInterstage Application Serverクライアントパッケージ をインストール

してください。クライアントパッケージに入っているEJBクライアントを使用し、サーバマシン上で

動作するEJBアプリケーションを呼び出すことができます。

5088 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerプロセス上でのファイルディスクリプタ数が一定量

を超えた場合、エラーメッセージ「IJServer29001」が出

力されますが、ファイルディスクリプタのオープン数を確認す

る方法を教えてください。

islistaplprocコマンドにて該当のIJServerのプロセスIDを確認し、該当のプロセスIDに対し

て、pfilesコマンドを実行することで確認できます。

5089 Interstage Application Server 設計/開発 EJBアプリケーション内において、Interstageから取得した

DataSourceのgetConnection()を使用して取得した

Connectionオブジェクトに対してsetAutoCommit()また

はcommit()を実行するとSQLExceptionが発生します。

原因と対処方法を教えてください。

UserTransaction.beginを発行した状態でJDBCのsetAutocommit、および、commitメ

ソッドを発行してるために発生しています。

UserTransactionによりトランザクション制御している場合は、Connectionオブジェクトに対し

てsetAutocommit、および、commitメソッドは発行しないでください。

UserTransaction.beginでトランザクションを開始した場合は、UserTransaction.commit

でコミットしてください。

5090 Interstage Application Server 設計/開発 「IJServer20616」が発生します。原因と対処方法を教

えてください。

WebアプリケーションとEJBアプリケーションを使用できるIJSeverで、WebアプリケーションとEJB

アプリケーションを別のjavaVMを使用して運用し、かつ、Webアプリケーションだけ配備してい

る場合に当該メッセージが出力されます。

IJServerのタイプを「Webアプリケーションのみ運用」に変更してください。

なお、IJServerのワークユニットを作成後にIJServerのタイプを変更することはできません。該

当のワークユニットを一度削除し、「Webアプリケーションのみ運用」のタイプを指定し、

IJServerのワークユニットを作成してください。

5091 Interstage Application Server 設計/開発 ispstartコマンドを実行後、EJB0719のエラーメッセージが

表示され、性能監視が行えません。原因と対処方法を

教えてください。

監視対象のIJServerタイプが「IJServer(Webのみ)」であるために発生しています。

IJServerタイプが「IJServer(Webのみ)」の場合、性能監視機能を利用することはできま

せん。

EJBアプリケーションが動作するJava VMの情報だけ採取可能です。

5092 Interstage Application Server 運用/保守 InfoProvider Pro 6.0環境定義ファイルの内容reqsize-

threshold項目の動作・解釈について教えてください。

reqsize-thresholdは、acceptance-request-sizeで指定した受け入れ可能リクエストサイズ

を超えた要求を監視します。

InfoProvider Pro起動時を起点とし、最初のサイズオーバー要求発生時及び、回数が閾

値を超えるごとにエラーを出力します。その出力を抑止することはできません。

また、reqsize-term、reqsize-thresholdで保有しているカウンタを運用中にクリアすることは

できません。InfoProvider Pro停止時にクリアされます。

5093 Interstage Application Server 運用/保守 SSL通信を行うために環境を作成していますが、

「UX:InfoProviderPro: ERROR: 10339

ERR_SSL_NOTEXISTPRVKEY IP-address:

192.168.0.2 (port: 443)」のエラーが出力され、

InfoProvider Proが起動できません。原因と対処方法を

教えてください。

証明書/鍵管理環境に登録したサイト証明書との関係に誤りがあるためです。

証明書/CRL管理コマンド(cmdspcertなど)で登録内容を確認し、誤りを修正してくださ

い。

5094 Interstage Application Server 設計/開発 InfoProvider Proにおいて、Webコンテンツ圧縮モジュー

ルである「mod_gzip」の導入は可能ですか?

「mod_gzip」はApache用のモジュールであるため、InfoProvider Proに組み込むことはでき

ません。また、InfoProvider Proに「mod_gzip」と同等の機能もありません。ご了承ください。

5095 Interstage Application Server 構築(導入/移行) InfoProvider ProではKeep-Alive機能をサポートしてい

ますか?

持続接続という意味ではKeep-Aliveをサポートしていますが、以下の仕様となります。

InfoProvider ProはHTTP/1.1のPersistent-Connection(Connectionヘッダ)をサポート

していますが、Keep-Aliveヘッダによる持続接続についてはサポートしていません。

-----------------------------------------------------------

InfoProvider Proは以下の場合に、パーシステントコネクションによる接続の継続を行ってい

ます。

- クライアントから要求がHTTP/1.1である

- 環境定義のhttp-verに11が指定されている(または省略値)

- 環境定義のfilter-fileが指定されていない

- 要求がファイル取り出しである

また、パーシステントコネクションの切断は以下のタイミングで行っています。

- Connection:close ヘッダを受け付けた場合

- Connection:Keep-Aliveヘッダを受け付けた場合

(IE4.0はKeep-Aliveを常に送ってきており、IPPから切断のタイミングがつかめないため、将

来、この仕様は変更する可能性あり)

- 環境定義のconnection-limitの時間を超えた場合

- エラーが発生した場合

-----------------------------------------------------------

持続接続が行われるのは静的コンテンツのみであり、CGIアプリケーションからの返却時はコネ

クションがクローズされます。

Servletサービスなどのフィルタアプリケーションを使用している場合はHTTP/1.0の動作となる

ため、毎回コネクションはクローズされます。

また、クライアントからKeep-Aliveヘッダが指定されてきた場合は、コネクションをクローズしま

す。

持続接続の時間設定については最大接続時間(connection-limit)という定義がありま

す。

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5096 Interstage Application Server 運用/保守 InfoProvider ProでSSL環境を構築しており、ベリサイン

のサーバ証明書を利用していますが、証明書の有効期

限が近づいているため、証明書の更新が必要です。

cmmakecsrコマンドでCSRファイルの再作成を行わずに

前回のCSRを使用して証明書の更新を行った場合、どの

ような影響がありますか?

既存のCSRで証明書を入手するということは、同じ鍵を使い続けるということになります。

鍵や暗号データは簡単には解けるものではありませんが、同じ鍵を使う期間が長いほど、解

読の機会を与え続けることになります。

上記の理由により、システムの安全性を高めるためには、CSRを再作成(鍵を再作成)す

ることを推奨します。

5097 Interstage Application Server 運用/保守 InfoProvider Proで、プーリング数を確認することは可能

ですか?

最大プーリング数を超えなくても、ある時点のプーリング数

を把握する手段はありますか?

InfoProvider Proのプーリング数を確認する方法としてippdispコマンドがあります。

ippdispコマンドで出力される情報に「pooling request」という項目があり、本項目に現在

プールされている要求の数とpool-max項目で指定された最大プーリング数が表示されます。

5098 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server 5.x、6.x において、動

作可能な2種類のHTTPサーバ(InfoProvider Pro、

Interstage HTTP Server)のうち、IPv6によるHTTP

サービスに対応しているのはどちらですか?

InfoProvider ProはIPv6に対応しています。Interstage HTTP ServerはIPv6に対応してい

ません。

また、InfoProvider ProのIPv6対応はInfoProvider Pro単体でのサポートであり、

InfoProvider Pro+Tomcat3.1ベースのサーブレット環境ではIPv6に対応していません。

なお、InfoProvider Pro単体でもIPV6を使用したSSLについてはサポートしていません。

5099 Interstage Application Server 設計/開発 InfoProviderProのエイリアス機能を使用してURLを指定

していますが、ファイル名を省略するとtopHTMLを指定し

ているのにもかかわらずコンテンツが表示できません。原因

と対処方法を教えてください。

環境定義ファイルにtypical-HTMLが指定されていないのが原因です。

エイリアス機能を使用されている場合は、typical-HTMLにて表示させるHTMLを指定してくだ

さい。

typecal-HTMLの設定については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)

  環境作成

   InfoProvider Pro環境定義ファイルの設定

    定義項目詳細

     代表するHTMLファイル文書

5100 Interstage Application Server 運用/保守 InfoProvider Proで、1つのHTTPSの環境で複数のSSL

証明書の登録は可能ですか?

1つのInfoProvider Proで使用できるSSL証明書は1つだけです。

5101 Interstage Application Server 構築(導入/移行) InfoProvider ProとTomcat4.0との連携時における設定

方法を教えてください。

InfoProvider ProとTomcatの連携は未サポートです。

5102 Interstage Application Server 運用/保守 クラスタ構成において、Infoprovider Proの各管理ファイ

ルの配置は共用ディスク上ですか?それともローカルディス

ク上ですか?

InfoProvider Proの各管理ファイルの配置は、InfoProvider Proの環境定義ファイルと同様

に、共用ディスク上に配置し、シンボリックリンクを作成してください。

5103 Interstage Application Server 運用/保守 特定の仮想ディレクトリを指定した場合にInfoProvider

Proの起動に失敗します。

イベントログには「仮想ディレクトリの物理パスに誤りがあり

ます。」と出力されますが、指定したディレクトリは存在して

います。対処方法を教えてください。

指定したディレクトリ名に空白文字が含まれているのが原因です。InfoProvider Proの環境

定義にて空白を含むファイルやディレクトリを指定する場合には、8.3形式のショートネームで

指定してください。

8.3形式のショートネームはdir -xコマンドで確認できます。

例えば、"¥Program Files"のショートネームを確認する場合は、

 cd ¥

 dir /x

で確認できます。

5104 Interstage Application Server 運用/保守 InfoProvider ProとServletサービスとの連携を行っていま

すが、HTTPリクエストヘッダーにRangeフィールドがあった

場合にInterstageでの処理はどのようになりますか?

InfoProvider ProはServletサービスとの連携などでfilter-fileを定義した場合、HTTP/1.0で

動作します。RangeリクエストのサポートはHTTP/1.1からであるため、Rangeリクエストは無視

され、ステータスラインを"200 OK"に設定して全体を返却します。

なお、filter-fileの定義がある場合、WebサーバとしてHTTP/1.0で動作します。

したがって、リクエスト先がServletの場合だけに限らず、Rangeリクエストは無視されます。

5105 Interstage Application Server 運用/保守 InfoProvider Proのバージョン情報をクライアントに送信

されないようにしたいのですが、対処方法を教えてくださ

い。

レスポンスヘッダのServerヘッダに返却する情報を抑止したいのであれば、 InfoProvider Pro

環境定義ファイルでserver-headerの設定を行ってください。

server-headerにnoneを指定するとServerヘッダを返却しません。

5106 Interstage Application Server 運用/保守 WebサーバにInfoProvider Proを使用していますが、

Webサーバに対して同時にどれだけアクセスされているか

接続数を確認する方法を教えてください。

ippdispコマンドの「active request」を確認することにより、ippdispコマンド実行時にアクセス

されている接続数を確認することが可能です。

5107 Interstage Application Server 運用/保守 「10053 HTTPD ENVIRONMENT ERROR」が発生し、

InfoProvider Proを起動できません。原因と対処方法を

教えてください。

InfoProvider Pro環境定義ファイルのcgi-path-idntで指定しているディレクトリが存在しませ

ん。実際に存在するディレクトリを指定してください。パスまたはディレクトリ名に誤りがある場

合は、正しいものを指定してください。

5108 Interstage Application Server 設計/開発 InfoProvider Proが「ERROR:11316」で起動に失敗し

ます。原因と対処方法を教えてください。

拡張CGIアプリケーション起動コマンドにアクセス権限が付与されていません。chmodコマンド

を使用して当該ファイルに実行権を付加してください。

実行権付与の例:

/opt/FSUNprovd/sample/pub/gai/cmd/Sample_Program_HCGI.exeに実行権を付

与する場合

chmod 555 /opt/FSUNprovd/sample/pub/gai/cmd/Sample_Program_HCGI.exe

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5109 Interstage Application Server 運用/保守 CLUSTERの切り替え時、Interstageの状態遷移プロシ

ジャが1で復帰し、Interstageの停止が正常に行われま

せん。原因と対処方法を教えてください。

InfoProvider Proがリクエスト処理中のために停止に時間がかかっためタイムアウトとなった可

能性があります。

InfoProvider Proのタイムアウト値がスクリプトタイムアウト値より大きい場合、スクリプトタイム

アウト値未満に設定してください。

タイムアウト値の設定については以下のマニュアルを参照してください。

V7

Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)

 環境作成

  定義項目詳細

   ブラウザ送受信タイムアウト時間

   アプリケーション送受信タイムアウト時間

V6 / V5

Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)

 環境作成

  InfoProvider Pro環境定義ファイルの設定

   定義項目詳細

    ブラウザ送受信タイムアウト時間

    アプリケーション送受信タイムアウト時間

5110 Interstage Application Server 運用/保守 InfoProvider Proのアクセスログに以下のようなリクエスト

ライン部が「””」となるログが出力されます。原因を教えてく

ださい。

「ホスト名 - - [アクセス日時] "" 0 0 0.000 "" ""」

環境定義ファイルで"acslog-all: ON"が設定されている場合、リクエストライン部の読み込み

が完了する前にクライアントから切断された場合、このようなログが出力されます。

負荷分散装置からのヘルスチェックや、URLやヘッダ情報が確定していない状態のまま切断さ

れた場合、このようなログになります。ブラウザからでも、要求をダブルクリックした時や、レスポ

ンスが悪いとき(キュー待ち時)に中断した場合に発生することがあります。

5111 Interstage Application Server 運用/保守 InfoProvider Proの環境定義ファイルにinput-code設

定を行い、WEBブラウザの入力域にShift-JIS外の文字

列を入力すると「エラー:500」で復帰する場合がありま

す。原因を教えてください。

InfoProvider ProのShift-JISコード変換はShift-JISコード外の文字については動作保障を

していません。

5112 Interstage Application Server 運用/保守 InfoProvider Proのエラーログに、「HTTPD ERROR:

xxx 空き状態のセションが存在しません。 66」が頻繁に

出力されます。原因と対処方法を教えてください。

拡張CGI環境定義ファイルのセション数(maxsession)を超えてクライアントからのリクエス

トが発生しています。

セション数(maxsession)を増やしてInfoProvider Proを再起動してください。

セション数の設定については以下のマニュアルを参照してください。

V7 / V6 / V5

Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)

 環境作成

  拡張CGI環境定義ファイルの設定

   定義項目詳細

    セション数

V4 / V3

INTERSTAGE Application Server InfoProvider Pro ユーザーズガイド

 拡張CGIによるアプリケーションの構築

  拡張CGIを利用するための環境定義

   定義項目

    maxsession

V2 / V1

5113 Interstage Application Server 設計/開発 Apcoordinatorが提供するJavaのクラスはスレッドセーフ

ですか?

そのままではスレッドセーフではありません。アプリケーションクラスなどで

javax.servlet.SingleThreadModelを実装することで、スレッド排他で実行されるようになり

ます。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 Apcoordinatorユーザーズガイド

  Webアプリケーションの開発

   APIを使ったプログラミング

    セション管理

5114 Interstage Application Server 設計/開発 uji:controlStateというタグを利用すると、「uji.pageid=

数字」がブラウザからサーバに送られますが、この数字には

どのような規則性がありますか?

規則性はありません。

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5115 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションを移行する際の互換情報として、

Apcoordinatorユーザーズガイドの付録に

「HttpServletRequestから取得されるリクエストパラメータ

の文字エンコーディング変換の有無の違い」の記載があり

ます。V5.0L10以前の製品から移行する際、この記事に

あるcom.fujitsu.uji.util.Parametersクラスからリクエスト

パラメタを取得するようにアプリケーションを修正しなかった

場合、文字コードは何になりますか?

HttpServletRequestから直接リクエストパラメタをgetParameter()などで取得した場合はエ

ンコーディングなしで文字が返されます。

日本語などの文字列を取得した場合はそのままでは文字化けします。

マニュアルに記載してあるようにcom.fujitsu.uji.util.Parametersクラスからリクエストパラメタ

を取得してください。

Parametersクラスからは、Apcoordinatorによって文字エンコーディングの変換が行われた文

字列が取得されます。

5116 Interstage Application Server 設計/開発 Apcoordinatorで提供されるコネクションプーリング機能で

コネクションがクローズされるタイミングについて教えてくださ

い。

DBConnectionInfo#releaseConnectionメソッドが呼ばれたタイミングで、最小コネクション

数を超えていればクローズします。

予期せぬネットワーク切断などが起きた場合は、コネクションはクローズされずプーリングされた

状態になります。

別のセションでDBConnectionInfo#releaseConnectionメソッドが呼ばれた際に、最小コネ

クション数を元にクローズの処理が行われます。

5117 Interstage Application Server 設計/開発 Apcoordinatorユーザーズガイドに掲載されているワーク

ユニット起動時実行クラスを作成しましたが、ワークユニッ

トの起動時実行クラスに設定し、アプリケーション内で例

外を発生させてもワークユニットが停止しません。原因を

教えてください。

com.fujitsu.uji.ejb.workunit.Initializerで登録した起動時実行クラスは、アプリケーション

内で例外が発生してもInitializerが捕捉してしまうため、例外をワークユニットにスローしませ

ん。よってワークユニットは停止しません。

5118 Interstage Application Server 設計/開発 uji:inputタグを用いた場合のサニタイジング処理は、ど

のようにすればよいですか?

uji:inputタグはサニタイジング処理を行っていません。

ビジネスクラスで明示的に文字を置き換えるか、HTMLのINPUTタグを使用し、VALUE属性

にuji:getPropertyで値を設定してください。

V8以降では、uji:inputタグのサニタイジング処理を提供しています。

5119 Interstage Application Server 設計/開発 uji:fieldTextAreaタグを利用した項目に改行から始まる

文字列を入力し、次画面に遷移します。その後、元の画

面へ遷移すると、入力項目内の先頭の改行が1つずつ

無くなってしまいます。原因と対処方法を教えてください。

uji:fieldTextAreaから生成されるHTMLのtextareaタグが、直後に出力されている改行を無

視するために発生しています。

uji:fieldTextAreaで表示させる文字列の先頭にあらかじめ改行コードをつけてください。

5120 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Serverでサーブレットアプリケー

ションを導入しようとしています。

アプリケーションで使用するujiresource.xmlを任意の場

所に格納することはできますか?

web.xmlのuji.resourceパラメタでディレクトリを指定すれば、指定したディレクトリに格納され

たすべてのファイルをリソースファイルとして使用します。ディレクトリは、WEB-INFからの相対パ

スになりますが、WEB-INF配下に格納する必要があります。WEB-INFの上位ディレクトリを

指定することはできません。

WEB-INF¥resourceディレクトリに格納したリソースファイルを参照する場合の記述例は以下

のとおりです。

&nbsp;&lt;context-param&gt;

&lt;param-name&gt;uji.resource&lt;/param-name&gt;

&lt;param-value&gt;resource&lt;/param-value&gt;

&nbsp;&lt;/context-param&gt;

5121 Interstage Application Server 設計/開発 同一端末の同一プロセスのInternet Explorerで動作す

る画面A、B(メインウィンドウ、サブウィンドウ)がありま

す。

画面Aを何度か遷移したあとで画面Bを更新した際に、

画面Aのuji.fieldStringで使用される値が画面Bの

uji.fieldStringに反映されている場合があります。原因と

対処方法を教えてください。

web.xmlでuji.model.viewName=trueを設定し、かつ、画面A、Bで同一名のINPUTタグ

が存在することが原因です。

uji.model.viewName=trueは、テストツールを使用したテストを行うための設定です。運用

時はuji.model.viewNameを設定しないでください。

web.xmlの設定については、以下のマニュアルを参照してください。

 Apcoordinator ユーザーズガイド

  Apcoordinatorコアの機能

   実行環境の設定

    初期化パラメタ

5122 Interstage Application Server 設計/開発 Apcoordinatorにおいて、遷移先画面に入出力項目が

存在しない場合、現状は空のデータBeanを生成して設

定していますが、setResponseBean()でデータBeanを設

定せずに実装する方法はありますか?

Apcoordinatorでは、画面に対して必ずデータBeanを設定する必要があります。しかしデー

タBeanにデータが存在する必要はなく、空のデータBeanでもかまいません。

5170 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverの環境定義ファイルのファイル

名「httpd.conf」を変更できますか?

環境定義ファイルは、ファイル名および格納先を変更しないでください。

ファイル名および格納先を変更した場合、Webサーバの動作を保証することはできません。

5171 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverのアクセスログのファイル名に日

付を付加する方法を教えてください。

環境定義ファイル内のCustomLogディレクティブに設定しているihsrlogコマンド実行文に旧

バーション(V6.0以前)の形式(-cオプション)を指定することにより、ログファイル名にログ

ファイルの作成日時を付加することができます。

ihsrlogコマンドの指定方法・注意事項については、以下のマニュアルを参照してください。

 リファレンスマニュアル(コマンド編)

  保守情報採取コマンド

   ihsrlog

5172 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverのログローテーションの指定に

おいて、ログファイル数の上限値を減らした場合、上限値

から外れたログファイルはどのタイミングで削除されます

か?

ihsrlogコマンドで指定したログファイル数の上限値から外れたログファイルは、ローテーションの

対象外となるため、自動的に削除されることはありません。必要に応じて、手動で削除してく

ださい。

5173 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverにおいて、クライアントの同時

接続数(MaxClientsディレクティブ)を超過した場合の

キューイング数の確認方法を教えてください。

以下の手順でクライアントの同時接続数超過時のキューイング数を確認してください。

"netstat -na"コマンドを実行します。

1の出力結果からInterstage HTTP ServerのIPアドレス.ポート番号のステータスが

"ESTABLISHED"である通信の数を確認します。本値が「MaxClientsの設定値+キューイン

グ」の値となります。

「2の値-MaxClientsの設定値」を算出することにより、キューイング数を確認します。

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5174 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP ServerのScriptAliasディレクティブで

指定したディレクトリ配下のCGIプログラムが実行できませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

CGIプログラム実行を許可するには、モジュール「mod_cgi」を読み込む必要があります。

環境定義ファイル(httpd.conf)に以下が設定されているかを確認してください。コメント行

として定義されている場合は、ハッシュマーク(#)を取り除いてください。

 &lt;Windows&gt;

 LoadModule cgi_module "C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_cgi.so"

 &lt;Solaris/Linux&gt;

 LoadModule cgi_module "/opt/FJSVihs/modules/mod_cgi.so"

5175 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverにおいて、HTTPリクエストヘッダ

の情報をログファイルに出力する方法を教えてください。

HTTPリクエストヘッダの情報をアクセスログに出力するには、環境定義ファイル

(httpd.conf)に以下の設定を行う必要があります。

LogFormatディレクティブに、「%{ヘッダ名}i」およびニックネームを指定します。

CustomLogディレクティブに、ニックネーム(LogFormatの設定値)を指定します。

設定例を以下に示します。

&lt;V5, V6, V7, V8 Windows&gt;

LogFormat "%{Host}i %{Referer}i %{User-Agent}i" request-header

CustomLog "|ihsrlog -s logs/accesslog 1 5" request-header

&lt;V5, V6, V7, V8 Solaris/Linux&gt;

LogFormat "%{Host}i %{Referer}i %{User-Agent}i" request-header

CustomLog "|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -s /opt/FJSVihs/logs/accesslog 1 5"

request-header

&lt;V9 Windows&gt;

LogFormat "%{Host}i %{Referer}i %{User-Agent}i" request-header

CustomLog "|ihsrlog.exe -s logs/accesslog 1 5" request-header

&lt;V9 Solaris/Linux&gt;

LogFormat "%{Host}i %{Referer}i %{User-Agent}i" request-header

CustomLog "|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -s logs/accesslog 1 5" request-header

5176 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル

(httpd.conf)において、&lt;Location /abc&gt;セク

ション内にユーザ認証を定義した場合、 同じディレクトリ

階層に存在する「abc」で始まる以下のディレクトリ配下

は、ユーザ認証の対象になりますか?

/abc01

/abc02

&lt;Location&gt;ディレクティブを&lt;Location /abc&gt;と指定した場合、同じディレクトリ

階層に存在する「abc」で始まるディレクトリ配下のすべてがユーザ認証の対象となります。

「abc」ディレクトリ配下だけをユーザ認証の対象とする場合は、&lt;Location /abc/&gt; と

指定してください。

5177 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル

(httpd.conf)において、ディレクティブのパラメタに空白

を含む文字列を指定する方法を教えてください。

環境定義ファイル(httpd.conf)に空白を含む文字列を定義する場合は、ダブルクォーテー

ション(")で囲んで指定してください。

5178 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP ServerのIPアクセスコントロール機能

において、以下の複数のIPアドレスからのアクセスを許可

する方法を教えてください。

192.168.1.1

192.168.1.2

複数のIPアドレスからのアクセスを許可するには、以下のいずれかの方法で、環境定義ファイ

ル(httpd.conf)にAllowディレクティブを設定してください。

Allowディレクティブを複数設定します。

&lt;Location /secret&gt;

 Order deny,allow

 Deny from all

 Allow from 192.168.1.1

 Allow from 192.168.1.2

&lt;/Location&gt;

Allowディレクティブに、複数のIPアドレスを空白で区切って指定します。

&lt;Location /secret&gt;

 Order deny,allow

 Deny from all

 Allow from 192.168.1.1 192.168.1.2

&lt;/Location&gt;

5179 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverのリダイレクト機能/リライト機

能により、受け付けたリクエストをWebアプリケーションへの

POSTメソッドのリクエストに書き換えることが可能です

か?

Interstage HTTP Serverのリダイレクト機能/リライト機能では、受け付けたリクエストを

WebアプリケーションへのPOSTメソッドのリクエストに書き換えることはできません。

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5180 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP ServerのIPアクセスコントロール機能

において、アクセスを許可するIPアドレスが以下の範囲の

場合の指定方法を教えてください。

 192.168.1.1 ~192.168.1.9

アクセスを許可するIPアドレスの範囲を指定するには、環境定義ファイル(httpd.conf)に

以下の設定を行う必要があります。

SetEnvIfディレクティブに、アクセスを許可するクライアントのIPアドレスの範囲、およびその範

囲に一致した場合に設定する環境変数を指定します。

Allowディレクティブに、環境変数名(SetEnvIfディレクティブの設定値)を指定します。

設定例を以下に示します。

SetEnvIf Remote_Addr "^192\.168\.1\.[1-9]$" let_me_in

&lt;Location /secret&gt;

 Order deny,allow

 Deny from all

 Allow from env=let_me_in

&lt;/Location&gt;

5181 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverのログプロセス(ihsrlog)がダ

ウンした場合、どのような影響がありますか?

クライアントとの通信処理には、影響ありません。

初期設定状態でのログ出力処理については、エラーログ、アクセスログ、トレースログ(V9)

/保守用ログ(V5.1~V8)のそれぞれでログプロセス(ihsrlog)が起動され、ファイルにロ

グを出力しているため、ログプロセスがダウンした場合は、そのログが出力されません。

Interstage HTTP Server運用における異常発生時の原因調査・対処を行うため、対象の

Webサーバを再起動してログプロセスを復旧させてください。

5182 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル

(httpd.conf)において、同一セクション内にユーザ認

証とIPアクセスコントロールを設定したところ、Allowディレ

クティブで許可されたIPアドレスからのリクエストがユーザ認

証に成功した場合しかアクセスできません。Allowディレク

ティブで指定したIPアドレスからのリクエストに対して、ユー

ザ認証をさせずにアクセスを許可することは可能ですか?

ユーザ認証とIPアクセスコントロールを&lt;Location&gt;セクション内に設定した場合、

Satisfyディレクティブを追加してAnyを指定することにより、IPアクセスコントロールとユーザ認

証のいずれかの条件を満たした場合にアクセスを許可することができます。

設定例を以下に示します。

&lt;Location /secret&gt;

 AuthUserFile パスワードファイル名

 AuthName "Secret directory"

 AuthType Basic

 Require valid-user

 Order deny,allow

 Deny from all

 Allow from 192.168.1.1

 Satisfy Any

&lt;/Location&gt;5183 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 「Interstage HTTP Server運用ガイド」に記載されてい

ないディレクティブについて、「Apache HTTP サーバ バー

ジョン 2.0 ドキュメント」を参照していますが、「コンテキス

ト」の“サーバ設定ファイル”は、何に相当しますか?

「コンテキスト」の“サーバ設定ファイル”は、「Interstage HTTP Server運用ガイド」では「指定

位置」の“グローバルコンテキスト”に相当します。

5184 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 「Webサーバ運用ガイド(Interstage HTTP Server

編)」に記載されていないディレクティブについて、

「Apache HTTP サーバ バージョン 1.3 ドキュメント」を参

照していますが、「Context」の“server config”は、何に

相当しますか?

「Context」の“server config”は、「Webサーバ運用ガイド(Interstage HTTP Server

編)」では「指定位置」の“グローバルコンテキスト”に相当します。

5185 Interstage Application Server 運用/保守 未認証の状態でInterstageシングル・サインオンの業務

サーバの保護パスにPOSTメソッドでアクセスすると、「認証

情報がありません。」のメッセージがWebブラウザに表示さ

れます。対処方法を教えてください。

本動作は、Interstageシングル・サインオンの仕様です。

Interstageシングル・サインオンの業務サーバの保護パスにPOSTメソッドでアクセスするには、

GETメソッドで保護パスにアクセスし、事前に認証処理を行う必要があります。GETメソッドに

よるアクセスには、リンクをクリックしたり、URLを直接入力する方法などがあります。

5186 Interstage Application Server 共通 Interstageシングル・サインオンのロックアウト機能おいて、

ロックアウトとなった利用者へ自動でメールを送信すること

はできますか?

ロックアウトした利用者に対して、自動でメールを送信することはできません。

ただし、利用者のロック状態を参照し、ロック状態の利用者に対してメールを送信するような

ユーザプログラムを作成することで、同様の処理は実現可能です。利用者のロック状態を参

照するユーザプログラムについては、以下のマニュアルを参照してください。

 シングル・サインオン運用ガイド

  ユーザプログラムの記述例

   利用者のロック状態を表示する

5187 Interstage Application Server 共通 Interstage管理コンソールで、Interstageシングル・サイ

ンオンの設定画面を表示させない方法を教えてください。

シングル・サインオン機能をアンインストールすることで、Interstage管理コンソールに

Interstageシングル・サインオンの設定画面が表示されなくなります。

また、シングル・サインオン機能をアンインストール後、再度Interstageシングル・サインオンの

設定画面を表示させたい場合は、シングル・サインオン機能を再インストールしてください。

5188 Interstage Application Server 運用/保守 Interstageシングル・サインオンのリポジトリサーバの自動

起動に失敗します。このとき、システムのログにsso04319

のメッセージが出力されています。原因と対処方法を教え

てください。

SSOリポジトリが起動していない状態で、Interstageシングル・サインオンのリポジトリサーバを

起動したのが原因です。

SSOリポジトリが、Interstageシングル・サインオンのリポジトリサーバより先に起動するように設

定してください。

5189 Interstage Application Server 共通 Interstageシングル・サインオンで、認証成功後にウィンド

ウ右上の×をクリックして処理を終了した場合、別ウィンド

ウで認証に成功しますか?

認証には成功します。

ただし、V8以降では、多重サインオンの抑止機能により、それ以降の操作が行えない場合が

あります。

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5190 Interstage Application Server 共通 Interstageシングル・サインオンで、アカウントのロックアウ

ト時にメッセージ(ログ)は出力されますか?

Interstageシングル・サインオンの認証サーバとリポジトリサーバのアクセスログの補足情報に、

以下のメッセージが出力されます。

リポジトリサーバ:Count up failure count and lock out.

認証サーバ:User was locked.

また、Interstageシングル・サインオンのリポジトリサーバのシステムログには、sso01060のメッ

セージが出力されます。

5191 Interstage Application Server 共通 Interstageシングル・サインオンで、ロックアウトされたアカ

ウントを自動で解除する機能は提供していますか?

Interstageシングル・サインオンで、ロックアウトされたアカウントを自動で解除する機能を提

供しています。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9 / V8 / V7

シングル・サインオン運用ガイド

 概要

  認証

   認証の制限

V6

シングル・サインオン運用ガイド

 機能

  認証5192 Interstage Application Server 共通 Interstageシングル・サインオンで使用するユーザ情報、

およびロール定義において、各属性で設定可能な最大

値を教えてください。

ユーザ情報、およびロール定義に設定する属性の最大値は、以下のマニュアルを参照してく

ださい。

V9

シングル・サインオン運用ガイド

 環境構築(SSO管理者編)

   リポジトリサーバの構築

    SSOリポジトリへのユーザ情報、ロール定義の登録

     ユーザ情報のエントリ

ディレクトリサービス運用ガイド

 付録 属性一覧

V8 / V7 / V6

シングル・サインオン運用ガイド

 環境構築(SSO管理者編)

  リポジトリサーバの構築

   SSOリポジトリへのユーザ情報、ロール定義の登録

    ユーザ情報のエントリ

Smart Repository運用ガイド

 付録 属性一覧

5193 Interstage Application Server 共通 リポジトリサーバ(更新系)をクラスタシステム構成とした

場合の、保護パスの新規追加方法を教えてください。

クラスタシステム構成とした場合でも特別な手順はないため、通常どおり、Interstage管理コ

ンソールで行ってください。

保護パスの情報は、クラスタシステム上の共有ディスク中に格納されるため、運用系で登録し

た保護パスは、待機系に切り替わったとしても、移入操作を行う必要はなく、そのまま使用で

きます。

5194 Interstage Application Server 運用/保守 ssoNotAfter(有効期間満了日)属性の値を、日本

時間「YYYYMMDDHHMMSS+0900」形式で設定し、

LDAPによる検索フィルタを日本時間で指定した場合、

期待通りの検索結果を得ることができません。対処方法

を教えてください。

日本時間「YYYYMMDDHHMMSS+0900」形式での検索は未サポートのため、検索できま

せん。

登録済みのデータを、国際標準時刻「YYYYMMDDhhmmssZ」形式に修正し、検索フィル

タを国際標準時刻で指定してください。

5195 Interstage Application Server 共通 Interstageシングル・サインオンのシステムにおいて、業務

サーバから認証サーバへの通信はありますか?

認証基盤を構築する際、セションの管理を行うように設定している場合は、業務サーバから

認証サーバへの通信が発生します。

ただし、セションの管理を行わないように設定している場合、通信は発生しません。

5196 Interstage Application Server 共通 Interstageシングル・サインオンにおいて、セションの管理

を「行う」に設定した場合、ポート=10555(デフォルト

値)への通信は、どのようなタイミングで、どのサーバ間に

て発生しますか?

セションの管理を「行う」に設定した場合に使用するポート=10555(デフォルト値)は、

Interstageシングル・サインオンのリポジトリサーバと、同一マシン上で動作するセション管理

サーバの間の通信に使用されます。

また、以下のタイミングで通信が発生します。

利用者がWebブラウザを使用して、認証に成功した時

認証済みの利用者がWebブラウザを使用して、業務システムの保護リソースへアクセスした

利用者がWebブラウザを使用して、サインオフ操作を行った時

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5197 Interstage Application Server 共通 Interstageシングル・サインオンのシステムにおいて、各

サーバでInterstageのバージョンが異なる運用は行えます

か?

可能です。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 使用上の注意

  注意事項

   Interstageシングル・サインオンの注意事項

    バージョン・エディション混在でシングル・サインオンシステムを構築する場合の注意事

項5198 Interstage Application Server 共通 ログイン済みの利用者のユーザIDを指定して強制サイン

オンを行った場合、ログイン済みだった利用者のセション

は、どのようなタイミングで無効になりますか?

強制サインオンした直後に無効になります。

5199 Interstage Application Server 共通 認証に成功した利用者の認証情報として、メールアドレ

スなど、SSOリポジトリに登録されているユーザ情報を通

知することはできますか?

V9.1.0以降のInterstageシングル・サインオンのシステムにおいて、拡張ユーザ情報として通

知可能です。

それ以前のバージョンでは、通知することはできません。5200 Interstage Application Server 共通 Interstageシングル・サインオンのシステムにおいて、認証

に成功した利用者の認証情報として、どのような情報が

通知されますか?

認証に成功した利用者の認証情報として通知される情報については、以下のマニュアルを

参照してください。

 シングル・サインオン運用ガイド

  アプリケーションの開発

   環境変数によるユーザ情報の通知の設定5201 Interstage Application Server 共通 Interstageシングル・サインオンでパスワード認証を行う場

合に、参照される属性を教えてください。

パスワード認証を行う場合、以下の属性を参照します。

uid(ユーザID)

userPassword(パスワード)

また、以下の属性は設定されている場合だけ参照します。設定されていなくても問題はありま

せん。

ssoAuthType(認証方式)

ssoRoleName(ロール名、またはロールセット名)

ssoCredentialTTL(再認証の間隔)

ssoNotBefore(有効期間開始日時)

ssoNotAfter(有効期間満了日時)5202 Interstage Application Server 共通 Interstageシングル・サインオンが設定する環境変数名

や、HTTPヘッダ名を、任意の値に変更することはできます

か?

Interstageシングル・サインオンが設定する環境変数名や、HTTPヘッダ名を、任意の値に変

更することはできません。

5203 Interstage Application Server 運用/保守 scsenterコマンドで、日本ベリサイン株式会社のグローバ

ルサーバIDの証明書登録時にscs0129のメッセージが出

力されます。原因を教えてください。

Interstage Application Serverでは、日本ベリサイン株式会社のグローバルサーバIDの証

明書は未サポートとなります。

サポートしている証明書については、以下のマニュアルを参照してください。

 セキュリティシステム運用ガイド

  SSLによる暗号化通信

   Interstage証明書環境の構築と利用

    証明書と秘密鍵について

5204 Interstage Application Server 運用/保守 環境変数(JAVA_HOME)にJDKへのパスを設定して

いるにも関わらず、scsmakeenvコマンド実行時、

scs0152のメッセージが出力されます。原因と対処方法

を教えてください。

Interstage Application Serverではない、別のJavaへのパスを設定している可能性がありま

す。

SSL環境設定コマンドの使用時、環境変数(JAVA_HOME)には、Interstage

Application Serverが提供しているJDK/JREのインストールパスを設定してください。

5205 Interstage Application Server 共通 scsexppfxコマンドで、サイト証明書と秘密鍵だけを抽出

することはできますか?

scsexppfxコマンドでは、サイト証明書と秘密鍵だけを抽出することはできません。

scsexppfxコマンドで作成するPKCS#12形式のデータには、認証局証明書まで含まれま

す。

5206 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境を利用してSSL通信を行う場

合、認証局証明書の登録は必要ですか?

Interstage証明書環境を利用してSSL通信を行う場合、サイト証明書を登録する前に、認

証局証明書の登録が必要です。

ただし、以下の認証局証明書については、scsmakeenvコマンドの実行時、-cオプションを指

定することで併せて登録されますので、別途、認証局証明書の登録を行う必要はありませ

ん。

日本ベリサイン株式会社

日本認証サービス株式会社

サイバートラスト株式会社の認証局(V9.10以降)

5207 Interstage Application Server 共通 サイト証明書の更新を行う際、今まで使用していた古い

サイト証明書を削除せずに、そのまま残すことはできます

か?

サイト証明書の更新を行う際、前回とは異なるニックネームを、scsmakeenvコマンドの-nオプ

ションに指定するすることで、古いサイト証明書を残すことが可能です。

5208 Interstage Application Server 共通 scsmakeenvコマンドを利用してCSRを再作成する際、

Interstage証明書環境に新しく生成された秘密鍵が既

存秘密鍵を上書きしてしまい、運用が止まってしまうこと

はありませんか?

既存の秘密鍵が上書きされることはないため、scsmakeenvコマンドを利用してCSRを再作

成することで、運用が止まることはありません。

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5209 Interstage Application Server 運用/保守 日本ベリサイン株式会社のセキュア・サーバIDの仕様変

更に伴い、中間認証局証明書の登録後、scsenterコマ

ンドでサイト証明書を登録しましたが、scs0133のメッセー

ジが出力され、サイト証明書の登録ができません。原因と

対処方法を教えてください。

登録しようとしているサイト証明書に対応していない中間認証局証明書を登録している場

合、scs0133のメッセージが出力され、サイト証明書の登録に失敗します。

そのため、利用するサイト証明書に対応した、中間認証局証明書を登録してください。

日本ベリサイン株式会社から提供されているセキュア・サーバIDの中間認証局証明書には、

以下の2種類があります。

セキュア・サーバID中間認証局証明書(1024bit)

セキュア・サーバID中間認証局証明書(2048bit)

セキュア・サーバIDの申請時、[サーバソフトウェア]に[3階層 中間CA証明書 1024 bit

(IIS用)]や[3階層 中間CA証明書 1024bit(IIS以外)]を選択した場合は、

[セキュア・サーバID中間CA証明書(1024bit)]、それ以外を選択された場合は[セ

キュア・サーバID中間CA証明書(2048bit)]を登録する必要があります。

ご利用のサーバ証明書の種類により必要となる中間CA証明書の判別方法に関しては、日

本ベリサイン株式会社の下記URLにて広報されています。

 Q:セキュア・サーバIDの中間CA証明書の選択と入手方法について

 https://www.verisign.co.jp/serveronsite/help/faq/320074/

上記URLを元に、必要な中間認証局証明書が登録されているかを確認してください。

必要な中間認証局証明書が登録されていない場合は、必要な中間認証局証明書を登

録し、再度サイト証明書を登録してください。

なお、登録済みの中間認証局証明書は、Interstage管理コンソールにおいて、以下から確

認が可能です。

 システム &gt; セキュリティ &gt; 証明書 &gt; 認証局証明書 &gt; 一覧

5210 Interstage Application Server 共通 scsmakeenvコマンド実行時、特定の項目を空白にする

ことは可能ですか?

scsmakeenvコマンドでは、特定の項目を空白にすることはできません。

5211 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境を削除する方法を教えてくださ

い。

Interstage証明書環境を削除する機能(コマンド)は提供していません。

Interstage証明書環境を削除する場合は、以下のディレクトリを削除してください。

 [Windows] C:¥Interstage¥etc¥security¥env

 [Solaris][Linux] /etc/opt/FJSVisscs/security/env

ただし、上記ディレクトリを削除した場合、これまでに登録したすべての証明書も削除されま

す。

5212 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerアプリケーションの配備ディレクトリの変更方法を

教えてください。

IJServerで動作するアプリケーションの配備ディレクトリの変更は、V6~V7ではWindows、

Solarisのインストール時だけ行うことが可能です。インストール後に変更することはできませ

ん。

変更は、以下のいずれかのインストール時に設定する「J2EE共通ディレクトリ」に変更先ディ

レクトリパスを指定します。

カスタムインストール

GUIインストーラからのインストール

V8以降では、以下から変更可能です。

Interstage管理コンソール

Interstage管理コンソール &gt; Interstage Application Server &gt; システム &gt; 環

境設定 の

[J2EEプロパティ]の[J2EE共通ディレクトリ]

isj2eeadminコマンド5213 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールに一般ユーザでログインし、

IJServerへ配備を行った際、配備された実際のファイルは

rootユーザで配備されます。

一般ユーザで配備する方法はありますか?

Interstage管理コンソール、およびijsdeploymentコマンドによる配備時には、rootユーザで

配備されます。

オーナ/パーミッションを変更して配備する方法はありません。

配備後にchown/chmodコマンドを利用して、ファイルの所有者/パーミッションを変更してく

ださい。

5214 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットのJ2EEアプリからOracleへ、

DataSource接続にてXML文章をINSERTすると

Exceptionが発生し、XMLTypeの保存に失敗します。原

因を教えてください。

Oracleの拡張機能である「oracle.sql.CLOB」を使用していることが原因です。

「oracle.sql.CLOB」は、J2EEのDataSourceから取得したConnectionオブジェクトを使用し

た場合、未サポートのため本現象が発生します。

5215 Interstage Application Server 購入相談 JDBCの接続にJ2EEのDataSourceを獲得して接続する

アプリケーションを使用していますが、Web.xmlの

&lt;resouce-ref&gt;を設定していなくてもJDBCへ接続

できます。&lt;resouce-ref&gt;は設定する必要がありま

すか?

&lt;resource-ref&gt;を設定していない場合、アプリケーションよりDataSourceのlookup初

回発行の際にJ2EEのJNDIをlookupしデータソースを獲得し、サーブレット・コンテナへロード

します。

&lt;resource-ref&gt;を設定している場合、IJServer起動時にサーブレット・コンテナ内で

J2EEのJNDIをlookupしDataSourceを獲得し、サーブレット・コンテナへロードします。そのた

め、アプリケーションからのDataSourceのlookup初回発行性能が良くなります。

5216 Interstage Application Server 運用/保守 作成済みIJServerのタイプの変更方法を教えてください。 作成済みのIJServerの対応の変更を行うことはできません。

該当のタイプでIJServerの再作成を行ってください。

5217 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server Enterprise Editionを

使用して、クラスタ構成とした場合、J2EE共通ディレクトリ

を共用ディスクへ設定し、アプリケーションを共用ディスクへ

配備する運用はサポートされていますか?

Interstage Application ServerではJ2EE共通ディレクトリを共有ディスクへ設定する運用は

サポートしていません。このため、運用ノード、待機ノードにおいて、配備時にそれぞれの運用

に必要な情報をJ2EE共通ディレクトリに登録する必要があります。

5218 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage管理コンソールで設定するIJServerのワーク

ユニット設定の中に「デバッグ起動」という項目があります

が、これはどのような場合に指定するものですか?

デバッグ起動は、Interstage Studioを使用してリモートデバッグを行う場合に使用します。

Interstage Application Server単体で使用する際には、指定の必要はありません。

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5219 Interstage Application Server 運用/保守 クラスタ環境において、IJServerアプリケーションの配備を

行う場合、待機系→運用系の順番で行う必要がありま

すが、配備解除はどの順序で実施すればよいですか?

クラスタ環境での配備解除は、運用/待機ノードの順番を意識する必要はありません。

配備解除の手順は、運用/待機ノード順不同で下記のとおりです。

【クラスタサービスが停止している場合の手順】

待機ノードのIJServerをInterstage管理コンソールまたは、isstopwuコマンドを使用して停

止します。

待機ノードにてInterstage管理コンソールまたは、ijsundeploymentコマンドを使用して配備

解除します。

運用ノードのIJServerをInterstage管理コンソールまたは、isstopwuコマンドを使用して停

止します。

運用ノードにてInterstage管理コンソールまたは、ijsundeploymentコマンドを使用して配備

解除します。

【クラスタサービスが動作している場合の手順】

運用ノードのIJServerをInterstage管理コンソールまたは、isstopwuコマンドを使用して停

止します。

運用ノードにてInterstage管理コンソールまたは、ijsundeploymentコマンドを使用して配備

解除します。

待機ノードを運用ノードに切り替え、1. 2. の手順を実施します。

5220 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットの定義にてクラスパスの設定があり

ますが、1行に複数のパスを定義できますか?

IJServerワークユニット定義の「クラスパス」には、1行に複数のパス(255byte以内)を指

定することができます。

OS毎の区切り文字(Solaris/Linuxの場合であれば「:」コロン)を使用し、複数のパスを定

義してください。

5221 Interstage Application Server 運用/保守 J2EEリソース定義コマンド(fjj2eeadminコマンド(V6

~V8)、isj2eeadminコマンド(V8以降))の実行条

件について教えてください。

Interstage稼働中であっても変更可能ですか?

また、定義変更の反映タイミングについて教えてください。

Interstage稼働中であっても定義の変更は可能ですが、アプリケーションの状態によっては再

起動まで定義が反映されません。

J2EEリソース定義コマンド(fjj2eeadminコマンド(V6~V8)、isj2eeadminコマンド(V8

以降))でJNDIの定義変更を行った場合、JNDIの定義情報は即時反映されます。

しかし、JNDIの定義情報はアプリケーション起動時、または、初回lookup時に、コンテナ内

部に保持されますので、変更内容を反映させるためには、アプリケーションの再起動が必要な

場合があります。

5222 Interstage Application Server 運用/保守 JDBCのドライバタイプが‘oci’のJDBCデータソースに対し

て、接続テストを実行すると接続に失敗します。

ライブラリが見つからないのが原因のようですが、対処方

法を教えてください。

Interstage JMXサービス起動前にLD_LIBRARY_PATHの指定を行う必要があります。

すでにJMXサービスが起動されている場合は、LD_LIBRARY_PATH指定後に、Interstage

JMXサービスを再起動してください。

必要なLD_LIBRARY_PATHの指定についてはOracleのマニュアルを参照してください。

なお、JMXサービスはRCスクリプトによりOS起動時に自動起動されます。

自動起動時にもLD_LIBRARY_PATHを有効にしたい場合は、RC起動スクリプト

(/etc/rc2.d/S95isjmxstart)を修正し、/opt/FJSVisjmx/bin/isjmxstartが投入される

前にLD_LIBRARY_PATHを設定してください。

5223 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage JDBCドライバを使用しスクロールカーソルを

実行することは保証されていますか?

Interstage JDBCドライバでは、スクロールカーソルは未サポートとなります。

5224 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application ServerでMS JDBC Driver for

SQLServer使用時にConnection String Property

(SelectMethod=cursor)を指定したいのですが、方

法を教えてください。

Interstage JNDI サービスプロバイダを利用する場合、接続文字列に

"SelectMethod=cursor"を指定できません。

5225 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server Web-J Edition 7.0で

作成するIJServerを、バージョン6.xと同じ構成で新規に

作成することはできますか?

新規に作成したIJServerのファイル構成をV6.0と同等にする方法はありません。

5226 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server Web-J Edition 6.0環

境において、アプリケーションの配備解除をInterstage管

理コンソールからではなくコマンドから行うことは可能です

か?

Interstage Application Server Web-J Edition 6.0の場合、Interstage管理コンソール

以外から配備解除はサポートしていません。

Interstage Application Server Web-J Edition 7.0以降では、配備解除コマンド

(ijsundeploymentコマンド)を提供しています。

5227 Interstage Application Server 運用/保守 JNDIサービスを使用してDB接続を行います

が、.bindingsファイルを自動生成ではなく手動で生成し

Interstage管理コンソールからDB接続テストを行うと

「is40304」のエラーが発生しDB接続テストが失敗しま

す。原因と対処方法を教えてください。

OracleDataSourceクラスを使用して".bindings"ファイルを生成しているために発生していま

す。

V8までは、DB接続テスト、および、アプリケーションからの動作を含めOracleDataSourceクラ

スの使用は未サポートです。OracleConnectionPoolDataSourceクラスを使用して

".bindings"ファイルを生成してください。

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5228 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application ServerのJNDIを使用し、

Oracleへ接続し、Interstageのコネクションプーリング機

能を使用したいのですが、環境設定において、

PROVIDER_URLやFile System Service Providerにつ

いて、内容をどのように確認したらいいか教えてください。

PROVIDER URLは、.bindingsファイルの作成/格納ディレクトリを指しています。

デフォルトでは"file:/opt/FJSVj2ee/var/jndi"となっており、.bindingsファイルを「作成する」

の設定にしている場合には特に変更する必要性はありません。

File System Service Providerについては、Sun Microsystems社が提供しているNaming

Serviceになります。

なお、File System Service Providerは製品に添付されており、デフォルトは製品添付のも

のが動作しますので、特にSun Microsystems社よりダウンロードして使用する必要性はあり

ません。

Sun Microsystems社からダウンロードして使用するのは、Interstage旧VLでは、製品に

Sun Microsystems社のFile System Service Providerを添付していなかったため旧VLから

バージョンアップした際、File System Service Providerは旧VLと同じものを使用したいユー

ザがいた場合を想定して、ユーザ任意のFile System Service Providerを指定できるように

しているため、このような説明になっています。

定義情報には以下があります。

 クラス名「com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory」

クラス名が、File System Service Providerと考えてください。

また、PROVIDER_URLは、そのFile System Service Providerのオブジェクトをバインド(登

録)する先と考えてください。

NamingServiceに、File System Service Provider(=クラス名

「com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory」)を使用し、そのNamingServiceのオ

ブジェクトのバインド先(登録先)が、PROVIDER_URLになります。

5229 Interstage Application Server 運用/保守 リソース定義で、データベース接続のために生成され

る.bindingsファイルに対して、一般ユーザからの参照を防

ぎたいと考えています。どのような権限を設定すればよい

ですか?

ワークユニットの起動はAdministratorではなく、

Administratorsグループに属するユーザで行っています。

Administratorsグループだけに、「読み取り」と「書き込み」の両方を許可してください。

また、データソースの定義更新時に、アクセス権がデフォルトに戻ることがあります。データソー

スを新規追加/定義更新/削除を行った際には、.bindingsファイルのアクセス権を再設定

してください。

このように、.bindingsファイルのアクセス権を変更した場合は、fjj2eeadminコマンド(V6~

V8)およびisj2eeadminコマンド(V8以降)による定義更新などを実行できるユーザも、

Administratorsグループに属するユーザに限定されます。

5230 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットを使用している場合、ワークユニッ

ト数のチューニング式に現れる、プロセス総数、オブジェク

ト総数には何を指定すればよいですか?

プロセス総数には、IJServerワークユニットの総数を指定してください。

オブジェクト総数には、各IJServerワークユニットのプロセス多重度の総数を指定してくださ

い。

5231 Interstage Application Server 運用/保守 isj2eeadmin ijserverコマンドを利用して、IJServerワー

クユニットの設定を変更することはできますか?また、設

定変更を行う際に指定するIJServer定義ファイルとして、

どのファイルを指定すればよいですか?

isj2eeadmin ijserverコマンドに-oオプションを指定して、IJServerワークユニット定義を更新

することができます。

isj2eeadmin ijserver -oコマンドを実行する際、-fオプションで指定するファイル(-fオプショ

ンが省略された場合には、カレントワーキングディレクトリ直下の"ijserver.xml"ファイル)は、

変更内容の書かれた入力ファイルです。-fオプションには、変更内容を記述したファイルのパス

名を指定してください。また、isj2eeadmin ijserver -eコマンドでファイルに抽出した設定情

報を、更新時に利用することもできます。

5232 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットの設定で、データベースの事前コネ

クト機能を利用した設定を行っています。データベース

サーバがダウンしている時にワークユニットの再起動を行っ

た場合、ワークユニットは正常起動しますか?

事前コネクトの設定がなされている場合、ワークユニット起動時にIJServer21352が発生し、

ワークユニットの起動に失敗します。

5233 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Windowsサーバで作成したIJServerの定義ファイルを

Solarisに流用することはできますか?

異なるサーバOS間で、IJServerワークユニットの定義を流用することができます。

作成済みのIJServerワークユニットの設定情報を、isj2eeadmin ijserver -eコマンドを使っ

て、xmlファイルに抽出します。抽出した定義ファイルに必要な変更を行ってから、流用先の

サーバでisj2eeadmin ijserver -aコマンドで変更した定義ファイルを指定してIJServerワーク

ユニットを作成します。

この際、以下の注意事項がありますので、ご認識の上ご利用ください。

定義の抽出元と、流用先のInterstage Application Serverのバージョンレベル、エディション

は同じにしてください。

WinodwsとUNIX系OSの差異はお客様ご自身で吸収してください。

ファイルセパレータの差異(Windows: "¥"、Unix系: "/")

パスセパレータ(環境変数などの区切り文字)の差異(Windows: ";"、Unix系:

":")

OS間でIJServerの機能差があるため、特定のOSのみで有効なタグが存在します。

たとえば、Solaris版でのみ有効となるタグは、Windows版では抽出されないため、必要に応

じて記載し、定義設定をお願いします。

記載しなかった場合、デフォルト値が採用されます。

たとえば、V8 WindowsからSolarisへ流用する場合は、特に以下についてご注意ください。

IJServer&gt;Common&gt;ReactivationOfProcessAtOutOfMemory5234 Interstage Application Server 構築(導入/移行) IJServerワークユニットについて、設定可能な数や起動

可能な数に制限はありますか?

IJServerワークユニットにおいて設定可能な数や起動可能な数に製品としての制限はありま

せん。

ただし、起動可能な数については実際には、お客様環境のメモリ容量に依存します。

メモリの見積もりについては、Interstage Application Serverチューニングガイドを参照してく

ださい。

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5235 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V9を使用しています。

作成したIJServerワークユニットで、Javaのバージョン

1.4.xを使用する方法を教えてください。

IJServerワークユニットではIJServerワークユニット作成時の詳細設定にあるIJServer設定

の「V8互換モードのIJServer作成」の選択内容によって使用するJavaバージョンが決定しま

す。

バージョン1.4.xのJava(JDK1.4)をご利用の場合には「V8互換モードのIJServer作成」を

「する」にしてください。

また、インストールしているJavaの情報は以下に記載している必要があります。

 [Windows]

 C:¥Interstage¥J2EE¥etc¥java_config.txt

 [Solaris][Linux]

 /etc/opt/FJSVj2ee/etc/java_config.txt

注)Interstageのインストール時にJavaの環境設定が設定されていない場合、または、カス

タムインストールでJavaを後からインストールした場合は、Java環境設定ファイルにJavaを追

加で設定してください。

定義ファイルの詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 J2EE共通編

  J2EEアプリケーションの運用

   動作環境のカスタマイズと確認

また、以下のマニュアルも参照してください。

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 J2EE共通編

  J2EEアプリケーションの設計5236 Interstage Application Server 運用/保守 Interstageの配備処理(ijsdeployment)を実行した

際、引数を-r(上書き)で行った場合の処理について

教えてください。

Webアプリケーションと、EJBアプリケーションで動作が異なります。

Webアプリケーションの場合は配備解除が動作するため、以下のフォルダごと削除し、配備さ

れます。

V6以前

[Windows]

[J2EE共通ディレクトリ]¥ijserver¥[IJServer名]¥webapps¥[Webアプリケーション

名]

(J2EE共通ディレクトリのデフォルトは、C:¥Interstage¥J2EE¥var¥deploymentです)

[Solaris][Linux]

[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/webapps/[Webアプリケーション

名]

(J2EE共通ディレクトリのデフォルトは、/opt/FJSVj2ee/var/deploymentです)

V7以降

[Windows]

[J2EE共通ディレクトリ]¥ijserver¥[IJServer名]¥apps¥[モジュール名]

(J2EE共通ディレクトリのデフォルトは、C:¥Interstage¥J2EE¥var¥deploymentです)

[Solaris][Linux]

[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/apps/[モジュール名]

(J2EE共通ディレクトリのデフォルトは、/opt/FJSVj2ee/var/deploymentです)

5237 Interstage Application Server 運用/保守 J2EE共通ディレクトリを変更したところ、Webアプリケー

ションおよびEARアプリケーションは

 [変更後のJ2EE共通ディレクトリ]/ijserver/

[ijserver名]/apps

配下に配備されましたが、元の

/opt/FJSVj2ee/var/deployment/[ijserver名]

/apps配下にも配備されてしまっています。

また、元の/opt/FJSVj2ee/var/deployment/ijserver/

[ijserver名]は不要なため、[ijserver名]をリネー

ムしたところ、

 [変更後のJ2EE共通ディレクトリ]/ijserver/

配下の[ijserver名]も自動でリネームされてしまいまし

た。

これはInterstageの仕様ですか?アプリ資産を二重に

持っているように見えますが、ディスク容量が2倍必要とな

るのですか?

J2EE共通ディレクトリを変更した場合には、下記に変更したディレクトリへのシンボリック・リン

クが作成されますので、このような現象となります。

シンボリック・リンクであり、ディスク容量が2倍必要ということはありません。

 /opt/FJSVj2ee/var/deployment

なお、/opt/FJSVj2ee/var/deployment/ijserver/[ijserver名]のディレクトリ名変更は

不正な操作となりますので、元に戻すようにしてください。

5238 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerをプロセス多重で動作させた場合、workディレ

クトリ配下にプロセスごとのディレクトリが作成されますが、

workディレクトリ配下に作成されたjavaファイルやclass

ファイルを別のプロセス用ディレクトリにコピーしても問題は

ありませんか?

別のプロセスのwork配下にコピーしても問題ありません。ただし、権限、日付などファイル属

性はコピー元と合わせるようにしてください。

5239 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールからIJServer直下のweb.xml

にJNDIのリソース資源を参照する設定を行っていますが、

名前変換タブに表示されません。対処方法を教えてくだ

さい。

JNDIを利用するための設定は、IJServer直下のweb.xmlファイルではなく、WEB-INF配下

のweb.xmlに、参照するJNDIリソース資源の設定を行ってください。

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5240 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application ServerでHotDeploy機能を使

用し、アプリケーションを配備する場合にタイマ関連値

(配備に失敗した場合にタイムアウトするなど)を設定

できる項目がありますか?

以下の項目が関連します。

Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト時間

[Windows]

C:¥Interstage¥jmx¥etc¥isjmx.xml

の&lt;timeout&gt;タグのrmi属性

[Solaris][Linux]

/etc/opt/FJSVisjmx/isjmx.xml

の&lt;timeout&gt;タグのrmi属性

Interstage管理コンソールのセションタイムアウト

[Windows]

[本製品インストールフォルダ]¥gui¥isAdmin¥WEB-INF¥web.xml

の&lt;session-timeout&gt;タグ

[Solaris][Windows]

/opt/FJSVisgui/isadmin/WEB-INF/web.xml

の&lt;session-timeout&gt;タグ

配備機能はJMXの機能を使用しているため、Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト

時間が関連します。

JMXサービスの設定は、配備処理だけのタイムアウトではなくJMXサービスに対する要求全て

に対して有効な時間となります。5241 Interstage Application Server 設計/開発 Interstageのコネクションプーリングを利用している状態

で、コネクションタイムアウトやアイドルタイムアウトが発生し

た場合、コネクションの返却/破棄に使用されるメソッド

を教えてください。

コネクションタイムアウトが発生した場合、Connection.close()を発行します。

アイドルタイムアウトが発生した場合、PooledConnection.close()メソッドを発行します。

5242 Interstage Application Server 運用/保守 「タイムアウトしたコネクションはクローズする」設定を行った

IJServerで、アプリがデータベースへSQL文を投げたまま

無応答となった場合、コネクション使用監視時間超過時

にトランザクションを切ることはできますか?

コネクション使用監視では、SQL文の復帰を待ってコネクションのクローズが実行されます。

処理中のトランザクションを切ることはできません。

5243 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールからJDBCデータソースを登録

する際は、DB接続テストの実施有無のチェックボックスが

ありますが、isj2eeadminコマンドを使用してJDBCデータ

ソースを登録する際は、DB接続テストの実施有無を設

定するパラメタはありますか?

isj2eeadminコマンドを使用したJDBCデータソースの登録では、DB接続テストの実施有無を

設定するパラメタはありません。

また、isj2eeadminからのJDBCデータソースの登録では、DB接続テストは実施されません。

DB接続テストを実施する場合は、Interstage管理コンソールの以下から実施してください。

「Interstage管理コンソール &gt; Interstage Application Server &gt; システム &gt; リ

ソース &gt; JDBC &gt;[データソース名]&gt; 環境設定」

5244 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage管理コンソールにおけるモニタ機能において、

物理コネクション数などのデータソース情報を表示すること

が可能ですが、これらのモニタ情報をコマンドを使用して

出力させることはできますか?

Interstage Application Server Enterprise Edition V6~V8では、コマンドによるモニタ情

報の出力はできません。V9以降から「J2EEモニタロギング機能」で性能情報をロギングするこ

とが可能です。

5245 Interstage Application Server 運用/保守 登録済みのJDBCデータソースから、isj2eeadminコマンド

を利用して定義を抽出したところ、DatabaseNameと

Passwordが抽出できませんでした。これらの定義が抽出

できなかった理由を教えてください。

isj2eeadminコマンドの-eオプションで定義を抽出した場合、Password項目には、何も指定

されていない状態で抽出されます。

なお、DatabaseNameについては、DatasourceKindがConnectionPoolDataSource以外

の場合無効な定義のため、出力しません。

5246 Interstage Application Server 運用/保守 サイズの大きなwarファイルを配備すると、「is40010:内

部論理矛盾は発生しました」というエラーが発生します。

原因と対処方法を教えてください。

Interstage JMXサービスとInterstage管理コンソール用のInterstage JServletサービスで使

用するJavaヒープ領域サイズが足りていない可能性があります。

配備ファイルサイズを小さく抑えるか、Interstage JMXサービスとInterstage管理コンソール

用のInterstage JServletサービスで使用するJavaヒープ領域サイズに、配備するモジュール

の8倍のサイズを加算してください。

5247 Interstage Application Server 運用/保守 J2EEモニタロギングを開始する場合には、isj2eemonitor

コマンドを実行する必要がありますが、この

isj2eemonitorコマンドをシステム起動時に自動的に起

動し、システムシャットダウン時に自動的に終了する方法

を教えてください。

S95isjmxstart内でisj2eemonitorを実行すればよいで

すか?

J2EEモニタロギングをOSの起動時に自動的に起動させ、OSのシャットダウン時に自動的に

停止させる機能はありません。rcスクリプトでisj2eemonitorを起動するなどで対処してくださ

い。

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5248 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールでJDBCデータソースの作成時

に[データソースの種類]に「分散トランザクションを使用

する」を選択したいのですが、グレーアウトして選択できま

せん。対処方法を教えてください。

JDBCデータソースの[データソースの種類]で「分散トランザクションを使用する」を選択する

場合、事前にトランザクションサービス(OTS)のセットアップを行い、CORBAサービスを起動

してください。

トランザクションサービス(OTS)のセットアップは、Interstage管理コンソールから実施するこ

とが可能です。詳細については、以下のヘルプを参照してください。

Interstage管理コンソール ヘルプ

 システム:環境設定

  ◆[トランザクションサービス(OTS)]

また、[データソースの種類]で「分散トランザクションを使用する」を選択する場合の注意

事項については、以下のヘルプを参照してください。

Interstage管理コンソール ヘルプ

 JDBCデータソース名:環境設定

  ◆[データソースの種類]

   ■注意事項

なお、トランザクションサービスの使用に伴い使用するシステム資源も増加しますので、以下の

マニュアルを参考にシステムパラメタのチューニングを実施してください。

[Windows]

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

 データベース連携サービスのチューニング

5249 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Servletコンテナ設定の同時処理数よりもDBコネクション

設定の最大コネクション数が少なく、コネクション不足が発

生しコネクション獲得時に待ちが発生した際、メッセージ

は出力されますか?

待ちが発生したタイミングではメッセージは出力されませんが、「コネクションタイムアウト」の設

定時間を超えた場合には、SQLExceptionとともに以下のメッセージが出力されます。

 IJServer21112:JDBCコネクションタイムアウトが発生しました: DATASOURCE=データ

ソース名

5250 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 1つのサーバで作成可能なJDBCリソースの最大数と、そ

の最大数の変更が可能か教えてください。

JDBCリソースについては定義可能な数に上限はありません。

5251 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールを利用せず、コマンドを使って

「J2EE共通ディレクトリ」を確認する方法を教えてくださ

い。

isj2eeadmin system -eコマンドで出力されるJ2EE定義ファイルで、[J2EE共通ディレクト

リ]を確認することができます。

J2EE定義ファイルの&lt;J2EECommonDirectory&gt;タグに設定された値が、[J2EE共通

ディレクトリ]です。

5260 Interstage Application Server 運用/保守 ldapsearchコマンドを実行すると「Admin limit

exceeded」のエラーメッセージが表示されます。対処方法

を教えてください。

以下のいずれかの操作により、DSAの管理制限値を超過しました。

LDAPクライアントで、1000エントリ以上がヒットする条件で検索要求を送信した

LDAPクライアントで、1Mバイト以上のエントリを登録/更新した

行った操作により以下の対処を行います。

LDAPクライアントで、1000エントリ以上がヒットする条件で検索要求を送信した場合

DSAが、1000エントリ以上の検索結果を送信できるようにチューニングしてください。

環境変数

以下の環境変数を設定する必要があります。

- MAXAPDUOUT

- MAXSEARCH

DSAの定義(ディレクトリコンフィグレーション)

InfoDirectory管理ツールを使用して、[サーバツール]>[サーバ管理]>[データベー

ス]>[ディレクトリコンフィグレーション]を選択して、以下の項目を変更してください。

- [管理制限]>[サイズ制限]

- [管理制限]>[時間制限]

5261 Interstage Application Server 運用/保守 DSAを起動したとき、odsstartコマンドのコンソールメッ

セージに、以下のメッセージが出力されました。

対処方法を教えてください。

#odsstart

odssched 526 started

Warning:-

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;10 recoverable error has occurred

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;27 warnings have occurred

odsstartコマンドのコンソールメッセージは、累計のエラー数を表示しています。

以下の手順で、DSAの起動状態を確認してください。

InfoDirectory管理ツールを使用して、[サーバツール]>[DSA運用管理]を選択しま

す。DSAが起動状態(白いアイコン)であるか確認してください。

DSAが正常に起動している場合

特に問題ありません。コンソールメッセージは、過去に発生したエラー数です。

DSAが起動していない場合

InfoDirectory管理ツールを使用して、[サーバツール]>[サーバ管理]>[ログファイ

ル]のエラーログを確認してください。エラーログの内容を確認して、DSAを起動できるよう、エ

ラーを取り除いてください。その後、DSAを起動してください。

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5262 Interstage Application Server 運用/保守 DSAが異常終了しました。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

LDAPクライアントは、DSAに定義されている最大同時接続数を超過して接続しています。そ

のために、Solaris OSのシステム資源の限界値を超過しました。

以下のように最大同時接続数のチューニングをしてください。

環境変数

以下の環境変数を設定する必要があります。

- IP_MX_CALL

- INFODIR_MAX_CLIENTS

IPCパラメタ

以下のIPCパラメタを設定する必要があります。

- MSGMNB

- MSGSSZ

- MSGTQL

- MSGSEG

DSAの定義(ネットワークパラメタ)

InfoDirectory管理ツールを使用して、[サーバツール]>[サーバ管理]>[データベー

ス]>[ネットワークパラメタ]を選択して、以下の項目を変更してください。

- 最大アソシエーション>[DAP]

5263 Interstage Application Server 運用/保守 InfoDirectoryの管理ツールのエントリ管理画面で、エン

トリをクリックしたところ、以下のエラーメッセージが出力され

ました。

「E05-0032 ユーザまたはシステムが設定した限界を超え

たために異常終了しました。」

原因と対処方法を教えてください。

DSAの管理制限値を超過しました。

InfoDirectory管理ツールで、1000以上のエントリを表示させる場合、DSAが、1000エントリ

以上の検索結果を送信できるようにチューニングしてください。

環境変数

以下の環境変数を設定する必要があります。

- MAXAPDUOUT

- MAXSEARCH

DSAの定義(ディレクトリコンフィグレーション)

InfoDirectory管理ツールを使用して、[サーバツール]>[サーバ管理]>[データ

ベース]>[ディレクトリコンフィグレーション]を選択して、以下の項目を変更してください。

- [管理制限]>[サイズ制限]

- [管理制限]>[時間制限]

DSAの定義(ネットワークパラメタ)

InfoDirectory管理ツールを使用して、[サーバツール]>[サーバ管理]>[データ

ベース]>[ネットワークパラメタ]を選択して、以下の項目を変更してください。

- [タイムアウト]>[DAPのデフォルト]

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V7 / V6

5264 Interstage Application Server 構築(導入/移行) InfoDirectoryは、クラスタ構成での運用に対応していま

すか?

InfoDirectoryは、Solarisだけサポートしています。

また、運用形態は、「1:1運用待機」だけ利用できます。

5265 Interstage Application Server 共通 マルチサーバ管理機能を使用している環境において、

Interstageシングル・サインオンを運用できますか?

マルチサーバ管理機能を使用している環境においては、管理対象サーバ上で、Interstage

シングル・サインオンを運用することは可能です。

実現方法については、以下のマニュアルを参照してください。

 使用上の注意

 注意事項

  マルチサーバ管理機能の注意事項

   シングル・サインオンについて

ただし、管理サーバ上では、Interstageシングル・サインオンを運用することはできません。

5266 Interstage Application Server 運用/保守 isaddadminfuncコマンドの実行後、Interstage管理コ

ンソールで[シングル・サインオン]のツリーが表示されな

くなりました。Interstageシングル・サインオンに関する操

作を行うにはどうすればよいですか?

isaddadminfuncコマンドは、コマンドを実行するサーバに、マルチサーバ管理機能の管理

サーバ機能を追加します。管理サーバ上では、Interstageシングル・サインオンを運用するこ

とはできない仕様になっているため、Interstage管理コンソールに[シングル・サインオン]の

ツリーが表示されなくなります。この場合、Interstage Application Serverを再インストール

することで、Interstageシングル・サインオンに関する操作を行えるようになります。

また、マルチサーバ管理機能を使用している環境において、Interstageシングル・サインオンを

運用する際の注意事項については、以下のマニュアルを参照してください。

 使用上の注意

 注意事項

  マルチサーバ管理機能の注意事項

   シングル・サインオンについて

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5267 Interstage Application Server 運用/保守 DDにマルチバイト文字を使用しているアプリケーションを

配備すると「DEP1740」が出力され配備に失敗します。

対処方法を教えてください。

メッセージ出力例:

DEP1740: deployment descriptor の読込み時にエ

ラーが発生しました」: 詳細=[URI=hdss.war: line=1:

msg=文字変換エラー: "Unconvertible UTF-8

character beginning with 0x8c" (行番号が小さすぎ

る可能性があります)

メッセージマニュアルを参照して「DEP1740」のユーザの対処に記載された内容に従って対処

してください。

コメントにマルチバイト文字を使用している場合でも正しいエンコード形式を指定する必要が

あります。

また、配備対象がWebアプリケーションの場合は、エンコード形式にはUTF-8を指定してくださ

い。

5268 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerの出力する

「/var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/IJServer

名/log/」配下のログを、EUCではなくSJISで出力する方

法を教えてください。

「/var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/IJServer名/log/」配下のログの文字コードは

環境変数により決定します。

Interstage管理コンソールの[ワークユニット]>[IJServer名]>[環境設定]タブ>

[ワークユニット設定]>[環境変数]にLANGを設定してください。

5269 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server Stabdard Edition

V6.0L10のIJServerワークユニット上で動作しているWeb

アプリケーション(Servlet/JSP)が、システムにインストー

ルされているどのJDK/JREを使用しているかを確認する方

法を教えてください。

以下のログ情報を確認すれば、どこに格納されているJavaを使用しているか確認できます。

コンテナ情報ログ

[J2EE共通ディレクトリ]¥ijserver¥[IJServer名]¥log¥[プロセス通番]¥info.log

出力先はInterstage管理コンソールの[ワークユニット]>[IJServer名]>[環境設

定]タブ>[ワークユニット設定]>[ログ出力ディレクトリ]で変更できます。

以下のような内容が出力されています。

---------------------------------------------------------------------

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;01/07/2005&nbsp;&nbsp;09:08:30

---------------------------------------------------------------------

"C:¥Interstage¥JDK14¥bin¥java.exe" -Xms16m -Xmx256m -Xrs -Xrunfmoni

:detail=y&nbsp;&nbsp;&nbsp;-classpath

"C:¥Interstage¥J2EE¥var¥deployment¥ijserver¥sample_v5¥ext;・・・・・・

5270 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Linux 32bit版 Interstage Application Server V9で、

IJServerワークユニットのWebアプリケーションの性能情報

を確認する機能はありますか?

Interstage管理コンソールのIJServerワークユニットのモニタ、または、J2EEモニタロギング機

能にてWebアプリケーションの性能情報を確認することが可能です。

参考:

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

 J2EEのチューニング

  J2EEモニタロギング機能

Interstage管理コンソール ヘルプ

 Interstage管理コンソール

  Interstage Application Server

   システム

    ワークユニット

     ワークユニットごとの操作

      IJServer

       モニタ5271 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Standard-J Edition

V9でWebサーバとIJServerワークユニット(Webアプリ

ケーションだけ)を利用しています。

Interstageの環境構築後、自サーバのIPアドレスを変更

し、「ijslistapl -l」コマンドを実行したところ、「is20726」と

「DEP5068」のエラーが出力されます。

原因と対処方法を教えてください。

資源の移出入による自サーバのIPアドレス変更時の作業を実施しなかったためです。

Interstage Application Serverは内部にホスト情報を保持しているため、IPアドレスやホス

ト名を変更する場合、Interstageの資源の移出入を実施して内部で保持しているホスト情

報を変更する必要があります。

自サーバのIPアドレスを元に戻し、Interstageの資源の移出入によるホスト情報の変更作

業を実施してください。

ホスト情報の変更作業の詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

参考:

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

 他サーバへの資源移行"

5272 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Thread.currentThread().getName()で取得する、

JavaVMのスレッド名がV8とV9では異なります。問題あり

ませんか?

アプリケーションでThread.currentThread().getName()で取得した値を使用していなけれ

ば問題ありません。

また、Thread.currentThread().getName()で取得する、JavaVMのスレッド名は、V8とV9

では異なります。内部管理用の名前ですので、バージョンアップやパッチ提供により突然変更

となる可能性もあります。

5273 Interstage Application Server 設計/開発 セション終了時に、セションに登録されたオブジェクトのあ

るメソッドを呼び出し、セション終了時の後処理を行う方

法を教えてください。

セションが破棄される時にはHttpSessionListenerのsessionDestroyedメソッドが呼び出さ

れます。

Tomcat 5.5ベースのServletサービスの場合はsessionDestroyedメソッド内でセションに保

管されたオブジェクトを取り出すことができますので、取り出したオブジェクトのメソッドを呼び出

すことができます。

Tomcat 4.1ベースのServletサービスの場合はsessionDestroyedメソッド内でセションに保

管されたオブジェクトを取り出すことができません。取り出そうとするとIllegalStateException

がスローされます。

また、セションに保管されたオブジェクトがHttpSessionBindingListenerを実装している場合

は、セションが破棄される時にvalueUnboundメソッドが呼び出されますので、Tomcat 4.1

ベースのServletサービスの場合は、HttpSessionBindingListenerを使用してください。ただ

し、HttpSessionBindingListenerのvalueUnboundメソッドはセションが破棄される時だけで

はなくセションからオブジェクトが削除される時にも呼び出されますので、その点を考慮してくだ

さい。

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5275 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーションでjava.lang.Runtime#exec()メソッ

ドを用いて子プロセスを実行していますが、まれに

「java.io.IOException: 十分な領域がありません。」とい

うエラーメッセージが発生します。原因と対処方法を教え

てください。

java.lang.Runtime#exec()メソッド実行時には子プロセスを作成するため、一時的に親プ

ロセスと同じサイズのメモリを子プロセスが消費することから、実メモリ不足、スワップ不足が原

因と考えられます。以下のいずれかの対処を実施してください。

Javaのヒープサイズを-Xmxオプションおよび-Xmsオプションで減らし、親プロセスの使用ヒープ

サイズを小さくする

IJServerなどのjavaプロセス多重度を減らして空きメモリ量を増やす

スワップ領域を使用する他のアプリケーションを見直す

実メモリ、スワップ領域を拡張する

5276 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット配下で動作するJavaアプリケーションが

「EXTP4703」で異常終了しました。ワトソンログには「例

外番号: c00000fd (スタック オーバーフロー )」が出

力されます。原因と対処方法を教えてください。

Javaアプリケーションで使用しているJNI(Java Native Interface)の先のネイティブモ

ジュールでスタックオーバーフローが発生しているか、または、Javaアプリケーション実行中に動

作する、Java VMの動的コンパイラスレッドのスタックサイズが不足して、スタックオーバフローが

発生している可能性があります。javaコマンドのオプションに-Xssを指定してスタックサイズを拡

張してください。

5277 Interstage Application Server 設計/開発 SJISの文字をnative2asciiコマンドを使用してJavaで処

理すると異なる字形に化けます。原因と対処方法を教え

てください。

native2asciiコマンドの使用方法が違う可能性があります。

変換方法は以下のようになります。

SJIS(MS932)からUNICODE(UTF8)への変換:

native2ascii 入力ファイル名 出力ファイル名

UNICODE(UTF8)からSJIS(MS932)への変換:

native2ascii -reverse 入力ファイル名 出力ファイル名

native2asciiについての詳細は以下のJDKのドキュメントの、ツールのドキュメントを参照してく

ださい。

JDK/JRE 1.2.2:

「JavaTM 2 SDK, Standard Edition ドキュメント Version 1.2 Update」の"JDK ツール"

JDK/JRE 1.3.x:

「JavaTM 2 SDK, Standard Edition ドキュメント バージョン 1.3」の"JavaTM 2 SDK ツール

とユーティリティ"

JDK/JRE 1.4.x:

「JavaTM 2 SDK, Standard Edition ドキュメント V1.4.0」の"JavaTM 2 SDK ツールとユー

ティリティ"

5278 Interstage Application Server 運用/保守 JDK/JREのバージョンアップで2バイト文字の文字化けが

発生します。原因と対処方法を教えてください。

JDK/JRE 1.4.1から、Shift_JISエンコーディングの扱いが変わり、charcterSet指定で

Shift_JISが指定された場合、1.4.0までのMS932コンバータではなく、SJISコンバータが使用

されるようになりました。出力コード系を「Shift_JIS」から「Windows-31J」に変更することで

正常に表示できます。

5279 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーション実行中に、「infinite loop in

PhaseGVN::transform」というメッセージが出力されま

す。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

Java VM(HotSpot Server VM)のループ障害(障害レポート番号PG18939)の回避

に対する出力です。

[対処方法]

回避が効いた際に出力されるものですので、対処の必要はありません。

5280 Interstage Application Server 運用/保守 システムログに「EXTP4368: JavaVM may have run

out of memory: DETAIL=Inefficent garbage

collections are run with the short intervals」が出力

されます。原因と対処方法を教えてください。

質問のメッセージは、ヒープ領域の空きがあるにもかかわらず、ガーベジコレクション処理(非

効率なガーベジコレクション)が発生している可能性があることを意味しています。原因として

以下が考えられます。

アプリケーションがSystem.gc()、Runtime.gc()を短い間隔で呼び出している(製品のバー

ジョンによって、「System.gc() are run with the short intervals」が出力されることがありま

す)

ヒープ領域の初期サイズ(-Xms)が小さく、ヒープ拡張を繰り返している

ヒープのNew世代領域の割合が大きくなるように(-XX:NewRatio、-XX:NewSizeオプショ

ンで)指定している

アプリケーションのレスポンスに問題がある場合は、これらの要因(Javaヒープ領域に関する

チューニングオプションや、アプリケーションからのSystem.gc()、Runtime.gc()の呼び出し)

に問題がないか確認してください。

また、IJServerワークユニットでは、コネクタとServletコンテナ間の通信にSSLを使用する設定

になっている場合、ワークユニット起動時に、質問のメッセージを含んだメッセージが出力され

る場合があります。この場合、起動後にInterstage管理コンソールのモニタ画面でJavaVMの

ヒープ情報およびJavaVMのPerm領域情報に問題がなければ、メッセージを無視してくださ

い。

5281 Interstage Application Server 設計/開発 コンストラクタjava.net.URL(String protocol, String

host, ...)の引数hostに「ユーザ:パスワード@ホスト名」を

設定して、ftpサーバ接続すると

java.net.UnknownHostExceptionが発生します。対処

方法を教えてください。

引数hostには「ユーザ:パスワード@ホスト名」の指定はできません。ホスト名だけ指定可能で

す。代替手段として、コンストラクタjava.net.URL(String spec)の引数specに、

 "ftp://ユーザ:パスワード@ホスト名:ポート番号/ファイルパス名"

の形式で文字列を指定する方法があります。

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5282 Interstage Application Server 設計/開発 短時間で終わる同一アプリケーションを、Sun社製Java

VMとFJVMで実行して性能比較すると、FJVMの方が遅

いようです。理由を教えてください。

FJVMはサーバアプリケーション(長時間にわたりメモリに常駐し、処理を繰り返し実行するア

プリケーション)向けにチューニングされています。短時間で完了するアプリケーションの場合は

HotSpot Client VMを使用してください。ただし、64bit版のJDK/JREでは、HotSpot Client

VMを提供していません。

5283 Interstage Application Server 設計/開発 Qualyzerでの情報収集オプション(-Xrunfts)を指定し

たワークユニットの再起動が「EXTP4370」で失敗しまし

た。ログには「cannot create directory」が出力されてい

ます。原因と対処方法を教えてください。

以下の原因が考えられます。

Qualyzerがファイル出力する際、カレントディレクトリに書き込み権がない

すでにqua.xxxx(xxxxは数字)と同名のファイル、または、ディレクトリが存在している

書き込み権がない場合は、次のどれかの対処を行ってください。

カレントディレクトリにそのプロセスの書き込み権を付ける。

そのプロセスの書き込み権のあるディレクトリで実行する。

Qualyzerのdataオプションでそのプロセスの書き込み権のあるディレクトリを指定する。

ファイル、または、ディレクトリがすでに存在する場合は消してから再実行してください。

なお、-Xrunftsオプションは開発時にQualyzerを使用して情報を採取する際に使用し、本

番運用ではオプションを指定しないでください。

5284 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーション起動時に、以下のメッセージが出力

され起動に失敗します。原因と対処方法を教えてくださ

い。

 Unrecognized option: ?????????

 Could not create the Java virtual machine.

 (?????????は指定されたJavaのオプション名)

指定したJavaオプションのつづりなどに誤りがあるため、Java VMが起動しません。指定したオ

プションが正しいか確認してください。

5285 Interstage Application Server 設計/開発 java.io.File#renameTo()メソッドでファイルの移動処理

はできますか?

renameTo()メソッドの仕様はファイル名の変更です。ファイルの移動はできません。

5286 Interstage Application Server 設計/開発 ハードスペックの異なるマシンで同じIJServerアプリケーショ

ンを実行比較したところ、スペックの高いマシンで特定の

Javaメソッド処理に時間がかかります。原因と対処方法

を教えてください。

IJServerの設定が[デバッグ起動モード]になっていないか確認してください。

Interstage管理コンソール>[システム]>[ワークユニット]>[ワークユニット名]>

[環境設定]>[デバッグ起動]

で、デバッグ起動の設定を[通常モード]に変更して再度実行してください。

5287 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット配下で動作するJavaアプリケーションが

「EXTP4371」で異常終了しました。Info.logには

「Exception in thread "CompileThread0"

java.lang.OutOfMemoryError: requested xxxxxx

bytes」が出力されます。原因と対処方法を教えてくださ

い。

「java.lang.OutOfMemoryError: unable to create new native thread」、または、

「java.lang.OutOfMemoryError: requested サイズ bytes 制御名. Out of swap

space?」(注)が出力された場合は、Cヒープの領域不足(ユーザ空間不足)または仮

想メモリ不足が原因でJava VMが異常終了しています。

 (注)制御名および「Out of swap space?」については出力されない場合があります。

ユーザ空間不足の場合は、Java VMオプション「-Xmx」でJavaヒープサイズを小さくする、ス

タックのサイズを小さくするなどのチューニングを実施し、Cヒープの領域を拡張してください。

仮想メモリ不足の場合は、他の不要なプロセスを終了して仮想メモリに余裕を持たせるか、

物理メモリ(RAM)またはスワップファイルを拡張して仮想メモリを増やすようにチューニングを

行ってください。

5288 Interstage Application Server 運用/保守 Javaヒープに余裕があるにもかかわらず、「Exception

java.lang.OutOfMemoryError: requested xxxxxx

bytes」が出力されます。原因と対処方法を教えてくださ

い。

「java.lang.OutOfMemoryError: unable to create new native thread」、または、

「java.lang.OutOfMemoryError: requested サイズ bytes 制御名. Out of swap

space?」(注)が出力された場合は、Cヒープの領域不足(ユーザ空間不足)または仮

想メモリ不足が原因でJava VMが異常終了しています。

 (注)制御名および「Out of swap space?」については出力されない場合があります。

ユーザ空間不足の場合は、Java VMオプション「-Xmx」でJavaヒープサイズを小さくする、ス

タックのサイズを小さくするなどのチューニングを実施し、Cヒープの領域を拡張してください。

仮想メモリ不足の場合は、他の不要なプロセスを終了して仮想メモリに余裕を持たせるか、

物理メモリ(RAM)またはスワップファイルを拡張して仮想メモリを増やすようにチューニングを

行ってください。

5289 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerアプリケーション実行中に、CORBAマイナーコー

ド「1179255425」(java.rmi.MarshalException:

CORBA MARSHAL 1179255425)が出力されます。原

因と対処方法を教えてください。

Cヒープ不足によりCORBAで発行したmallocが失敗している可能性があります。Java VMオ

プション「-Xmx」でJavaヒープサイズを小さくしてチューニングを実施し、Cヒープの領域を拡張

してください。

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5290 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Linux(RHEL3)でjavaコマンドを実行すると、次のよう

なエラーを出力して異常終了します。原因と対処方法を

教えてください。

##Unexpected Signal : SIGSEGV occurred at

PC=0x5c2404

Red Hat Enterprise Linux 3では、U3(kernel 2.4.21-20.EL)からNX保護機能が装備

されています。JavaはNX保護機能未対応のため、コマンド実行で異常が発生します。

NX保護機能のコンソールでの確認コマンド例:

 # dmesg | grep NX

を実行し、以下の文字列があればNX機能が有効です。

 NX (Execute Disable) protection: active

 (またはmessagesファイルの中に「NX」の文字があるか確認)

OS起動時のカーネルパラメタで「noexec=off」を指定し、NX機能を無効にしてください。

設定例:

GRUB設定ファイル(/etc/boot/grub/grub.conf)を以下のように編集してください。

 title Red Hat Enterprise Linux AS (2.4.21-20.ELsmp)

  root (hd0,0)

  kernel /vmlinuz-2.4.21-20.ELsmp ro root=LABEL=/ noexec=off  ←追記

  initrd /initrd-2.4.21-20.ELsmp.img     :

   :

5291 Interstage Application Server 運用/保守 java.lang.Runtime#getRuntime().exec()メソッドを使

用してOSのコマンドを呼び出すと、ファイルディスクリプタが

増加します。原因と対処方法を教えてください。

子プロセス用の標準入出力エラーを閉じていないために発生している可能性があります。

java.lang.Runtime#exec() を使用する場合は、以下のようにプログラミングする必要があり

ます。

 Process p = Runtime.getRuntime().exec("xxx");

 p.getErrorStream().close();

 p.getInputStream().close();

 p.getOutputStream().close()

5292 Interstage Application Server 運用/保守 リモートデスクトップ接続でIJServerワークユニットに対して

スレッドダンプツール(thdump.exe)によりFull thread

dumpを採取しようとするとエラー(errno=8)になります

が、利用できないのですか?

リモートデスクトップ接続においてthdump.exe実行による手動採取はできません(このとき、

「Error:Can't inject remote dll」というメッセージが出力される場合もあります)。IJServer

による自動Full thead dumpを利用するか、または、ローカルマシンでthdump.exeを実行し

Full thead dumpを採取してください。

5293 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstageのワークユニットを使用して外部のアドレスに

接続する箇所があり、その接続先のグローバルIPアドレス

が変更されたタイミングで接続ができなくなりました。原因

と対処方法を教えてください。

Javaの仕様により、DNS解決に成功したIPアドレスをキャッシュしているためです。新規に名

前解決を行うためには、javaプロセスを再起動してグローバルアドレスの変更を反映してくださ

い。

5294 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット配下で動作するJavaアプリケーションが

「EXTP4371」で異常終了しましたが、ログには異常の形

跡が見当たりません。原因と対処方法を教えてください。

Javaアプリケーション実行中のスタックオーバフローが考えられます。Javaプロセス中のネイティ

ブモジュール実行時の処理でスタックオーバーフローが発生した場合や、Java VMの動的コン

パイラスレッドのスタックサイズが不足した場合などは、異常の痕跡を残さずにプロセスが終了

してしまう場合があります。Javaコマンドのオプションに-Xssを指定してスタックサイズを拡張し

て再現するか確認してください。

5295 Interstage Application Server 設計/開発 JBKプラグイン使用時に、アプレットが標準出力している

メッセージを見る方法を教えてください。

標準出力はJavaコンソールに出力されます。jbkplugin.propertiesファイルに

"jbk.plugin.console.visible=true"の行を記述することで、JBKプラグイン起動時からJava

コンソールが表示されます。デフォルトでは、JBKプラグインの起動時に、Javaコンソールを表

示しません。

5296 Interstage Application Server 設計/開発 Javaアプリケーションでsynchronizedメソッドを使用してい

ますが、後発のスレッドが先に実行される場合があるのは

なぜですか?

synchronizedはキューではありません。そのため同一のオブジェクトを複数のスレッドが待って

いる場合、実行順番は不定です。順番を意識して処理したい場合は、アプリケーションでの

対処が必要です。

5297 Interstage Application Server 運用/保守 JBKプラグインを使用し、アプレットからHTTPS通信を行っ

た場合に「java.net.ProtocolException: unknown

protocol: https」が発生します。対処方法を教えてくだ

さい。

HTTPSプロトコルによるアプレットのダウンロード方式として、JBKプラグインの設定ファイル

jbkplugin.propertiesで「jbk.plugin.protocol.https=native」が設定されているか確認し

てください。

5298 Interstage Application Server 運用/保守 JBKプラグインを使用したアプレットを特定の端末で実行

しようとすると、起動時にすべてのブラウザのウィンドウ画面

が消えてしまいます。対処方法を教えてください。

Googleツールバーのポップアップブロッカーが有効になっている場合は、無効にして再現するか

確認してください。

無効化方法:

Googleツールバーの[ツールバー オプション]ウィンドウを開き、[アクセサリ]セクションにあ

るポップアップ ブロッカーの横のチェックボックスをオフにします。

5299 Interstage Application Server 運用/保守 「java.io.FileNotFoundException: ファイル名(オープ

ンされたファイルが多すぎます。)」の例外が発生します。

原因と対処方法を教えてください。

1つのプロセスでオープンできるファイル数の上限に達してしまったために出力されています。ア

プリケーションでファイルをオープンしている処理を見直し、クローズ漏れの有無、ファイルディス

クリプタ数の妥当性について確認してください。

5300 Interstage Application Server 運用/保守 動作中のjavaプロセスにフルスレッドダンプ出力要求

(kill -QUIT プロセスID)をしても出力されません。原

因と対処方法を教えてください。

アプリケーションで標準出力を閉じていないか、標準出力を別の場所に変更していないか、ま

たは、標準出力を(/dev/nullなどに)破棄していないか確認してください。

5301 Interstage Application Server 運用/保守 Javaのパッチ適用中に「is20723」が出力されます。原因

と対処方法を教えてください。

マルチユーザモードでパッチを適用していないか確認してください。JMXサービスが起動された

状態でJavaのパッチを適用するとこのメッセージが出力される場合があります。OSのリブート

後、シングルユーザモードでパッチの再適用をしてください。

5302 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニットの起動後にブラウザからサーバにアクセスす

ると「IJServer17654」が発生します。コンテナログには

「java.lang.OutOfMemoryError: unable to create

new native thread」が出力されます。原因と対処方法

を教えてください。

「java.lang.OutOfMemoryError: unable to create new native thread」、または、

「java.lang.OutOfMemoryError: requested サイズ bytes 制御名. Out of swap

space?」 (注)が出力された場合は、Cヒープの領域不足(ユーザ空間不足)または仮

想メモリ不足が原因でJava VMが異常終了しています。

 (注)制御名および"Out of swap space?"については出力されない場合があります。

ユーザ空間不足の場合はJava VMオプション「-Xmx」でJavaヒープサイズを小さくする、スタッ

クのサイズを小さくするなどのチューニングを実施し、Cヒープの領域を拡張してください。

仮想メモリ不足の場合は他の不要なプロセスを終了して仮想メモリに余裕を持たせるか、物

理メモリ(RAM)またはスワップファイルを拡張して仮想メモリを増やすようにチューニングを

行ってください。

5303 Interstage Application Server 運用/保守 Javaのパッチを適用したところ「修正先のファイル{ファイ

ル名}が書き込み不可のため、修正適用可能かどうかの

判定ができませんでした。」が表示されて適用できませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

Interstage Application Server以外から起動しているjava.exeはないでしょうか。アプリケー

ションはもちろん、他の製品がJavaを使用している場合でも、Javaのパッチを適用する際には

停止してください。Systemwalker Centric Managerや、SymfowareのJDBCネーミングサー

ビスを停止しなかったため、本現象が発生した事例があります。

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5304 Interstage Application Server 運用/保守 指定したJavaのオプションが有効になりません。原因と対

処方法を教えてください。

オプションは正しく設定されているか、確認してください。特に「-D」で始まるオプション(プロパ

ティ)については、Javaはその指定値の妥当性判断ができません。複数のオプションが空白

で区切られていなかったり、オプション名のつづりに誤りがあるために、オプションが有効にならな

かったという事例があります。

5305 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールのワークユニットのモニタの表

示項目のうち、Java VMの運用時間以外がすべて更新

されません(画面リフレッシュはします)。-verbose:gcオ

プション指定により、info.logでガーベジコレクションが動

作していることは確認しています。原因と対処方法を教え

てください。

Linux OSのtmpwatch機能により/tmpディレクトリ 配下の共有メモリファイルが削除されたた

め、Java VMのモニタリング機能がnullを返していることが原因と考えられます。/tmpディレクト

リ配下の「hsperfdata_ユーザ名」というディレクトリをLinux OSのtmpwatch機能の監視対

象から外してください。

tmpwatch機能の監視対象からの外し方(RHEL3の例)

/etc/cron.daily/tmpwatch の、

 /usr/sbin/tmpwatch 240 /tmp

の行の前に以下のスクリプトを追加します。

JDK/JRE 1.3.1または1.4.1を使用している場合

 for f in `echo /tmp/hsperfdata_*/*` ; do

  /bin/touch $f &gt; /dev/null 2&gt;&amp;1

  done

JDK/JRE 1.4.2を使用している場合

 for f in `echo /tmp/hsperfdata_*` ; do

  if [ -f $f ] ; then

   /bin/touch $f &gt; /dev/null 2&gt;&amp;1

  fi

 done

5306 Interstage Application Server 運用/保守 java0.log(例: C:¥Documents and Settings¥{ユー

ザ名}¥java0.log)というファイルがディスク領域を圧迫し

ています。このファイルの意味と対処方法を教えてくださ

い。

JDK1.4からサポートされたロギングAPI(java.util.loggingパッケージ)により、Javaアプリ

ケーションから出力されたログファイルです。このAPIを制御するlogging.propertiesでログファ

イルの最大容量の設定項(java.util.logging.FileHandler.limit)が設定されていないと

ファイルサイズに上限がなくなります。以下のフォルダ(ディレクトリ)配下にある

logging.propertiesでログファイルの最大容量の設定

(java.util.logging.FileHandler.limit)を行ってください。

WindowsでJDK使用の場合

{JDKのインストールフォルダ}¥JRE¥lib

WindowsでJRE使用の場合

{JREのインストールフォルダ}¥lib

Solaris、LinuxでJDK使用の場合

{JDKのインストールディレクトリ}/JRE/lib

Solaris、LinuxでJRE使用の場合

{JREのインストールディレクトリ}/lib

5307 Interstage Application Server 設計/開発 ホスト名に「_」(アンダースコア)を指定した場合に、

Javaで例外が発生します。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

JDK/JRE 1.4.0から、RFC2396に従ってホスト名をチェックしています。ホスト名には次の文字

を使用してください。下記以外の文字を使用すると、RMIの処理などで例外がスローされま

す。ホスト名には、RFC2396に違反しない文字を設定してください。

アルファベット大文字(「A」~「Z」)

アルファベット小文字(「a」~「z」)

数字(「0」~「9」) (注1)

ハイフン(「-」) (注2)

ピリオド(「.」) (注2)

(注1)最後のピリオドの直後には、数字は使用できません。

(注2)ハイフンおよびピリオドは、ホスト名の先頭文字として使用できません。

JDK/JRE 5.0からの追加クラスjavax.management.remote.JMXServiceURLでは、指定

可能なホスト名はRFC2609に従っています。RFC2609はRFC2396に対し、ピリオド(「.」)

をホスト名の最後に指定できないという制約があります。

また、Interstage Application Serverのインストール時に、上記以外の文字をホスト名に指

定した場合、Interstage Operation Toolサービスの起動に失敗した旨のエラーダイアログが

表示されます。エラーダイアログの表示後もインストール処理は継続されますが、IJServerの

作成に失敗した旨のエラーダイアログが表示されます。インストール完了後、Interstage管理

コンソールにログインすると、「IS: エラー: is40003: Interstage JMXサービスに接続できませ

んでした」のメッセージが出力され、Interstageの運用操作が行えないため注意が必要で

す。

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5308 Interstage Application Server 設計/開発 Javaアプリケーションでjava.lang.NullPointerException

が発生した際、スタックトレース(およびException以外

のメッセージ)が出力されない場合があります。原因と対

処方法を教えてください。

FJVMを使用してJavaアプリケーションを実行している場合、以下の例外については、実行性

能の観点から、Java VMの動的コンパイル処理が行う最適化処理により例外発生時のス

タックトレースが出力されない場合があります。

[JDK/JRE 1.4の場合]

java.lang.NullPointerException

java.lang.ArithmeticException

[JDK/JRE 5.0、6の場合]

java.lang.NullPointerException

java.lang.ArithmeticException

java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException

java.lang.ArrayStoreException

java.lang.ClassCastException

java起動オプションに"-XX:-OmitStackTraceInFastThrow"を指定することで出力されやす

くなります。ただし、該当する例外の発生頻度が高い場合に、このオプションを指定してスタッ

クトレース出力を行った場合は、Javaアプリケーションの実行性能が低下することがありますの

で、性能検証を行った上で使用するか、開発作業において例外が発生している場所を特定

したい場合においてだけ使用してください。

5309 Interstage Application Server 運用/保守 java.lang.Runtime#exec()メソッドを使用したJavaアプ

リケーションを数回実行すると、「IOException: Too

many open files」が発生します。原因と対処方法を教

えてください。

Javaアプリケーションが、Runtime#exec()を実行した場合に子プロセスの資源を回収してい

ないため、複数回の実行の後にファイルディスクリプタが不足し「Too many open files」が発

生していることが考えられます。子プロセスを呼び出した後は、必ず以下のストリームを閉じる

ようにしてください。

getErrorStream, getInputStream, getOutputStream

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="5291" contents="FAQ5291" /&gt;「Interstage

Application Serverにおいて、java.lang.Runtime#getRuntime().exec()メソッドを使用し

てOSのコマンドを呼び出すと、ファイルディスクリプタが増加します。」

5310 Interstage Application Server 設計/開発 Qualyzerを使用してメモリ(ヒープ)ダンプを取得した

際、IJServerがcoreおよびメッセージEXTP4435を出力し

て異常終了しました。原因と対処方法を教えてください。

Qualyzerが一時領域(Cヒープ)を確保できなかったことが考えられます。Java VM最大

ヒープサイズ(-Xmx)を小さくして再実行してください。

特に、JDK5において「-XX:+UseFJGC」を指定した場合は、New世代領域サイズ自動調整

機能付きGC(FJGC)が動作しますが、この機能は通常のGCより多くのメモリ空間を予約

するため、使用できるCヒープが少なくなり、結果としてCヒープ不足が発生することがありま

す。まずは、Qualyzer実行時Java VMオプションを「-XX:+UseFJGC」から「-XX:-

UseParallelGC」に変更してプロセス内でCヒープが使用できる領域を大きくしてください。「-

XX:-UseParallelGC」に変更してもCヒープ不足が発生する場合は、Java VM最大ヒープサ

イズ(-Xmx)を小さくしてください。

5311 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 証明書内容を

java.security.cert.X509Certificate#getSubjectDN()

.toString()メソッドで取得していますが、JDK1.3.1と

JDK1.4では処理結果が異なります。JDKのバージョンで

仕様が異なるのですか?

サブジェクト識別名にUIDが使用されている場合は異なります。

JDK1.3.1の実装では、サブジェクト識別名はDC(domainComponent)だけのサポートと

なっています。一方、JDK1.4の実装ではUIDおよびDCの両方をサポートしているため、証明

書によってはgetSubjectDN().toString()の処理結果が異なります。サブジェクト識別名に

UIDが使用されている場合は、JDK1.4を使用してください。

5312 Interstage Application Server 構築(導入/移行) ガーベジコレクション(GC)のログに出力される

"[Unloading class

sun.reflect.GeneratedMethodAccessor24]"のメッ

セージの意味を教えてください。なお、末尾の数字は回数

を追うごとに変化しています。

"[Unloading class クラス名]"のメッセージは、クラスが不要となったため「クラス名」のクラスを

アンロードしたというメッセージです。システムに影響を与えるようなメッセージではないので、対

処は不要です。"[Unloading class sun.reflect.GeneratedMethodAccessor]"というメッ

セージの場合は、"sun.reflect.GeneratedMethodAccessor"というクラスが不要となったた

めアンロードしたというメッセージになります。

なお"sun.reflect.GeneratedMethodAccessor"は、reflectionを使ってメソッドの起動を行

う場合などに暫定的に作られるクラスです。

5313 Interstage Application Server 設計/開発 JDKに同梱されている暗号エンジンJCE(Java

Cryptography Extension)は、RSAをサポートしていま

すか?

Interstage Application Server 5.0から提供しているJDK 1.4以降にJCEが含まれ、RSAも

サポートしています。詳細は、JDKドキュメントの「JavaTM暗号化拡張機能(JCE)リファレ

ンスガイド」を参照してください。

5314 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 使用中のInterstage Application Serverと、異なるエ

ディション/バージョンのInterstage Application Server

に添付されたJava実行環境サーバパッケージを組み合わ

せて運用できますか?

異なるバージョンの組み合わせは未サポートです。使用されているInterstage Application

Serverに添付されたJava実行環境サーバパッケージを利用してください。

5315 Interstage Application Server 構築(導入/移行) IJServerワークユニット上のWebアプリケーションで、Java

のシステムプロパティのjava.io.tmpdirを利用した場合、

デフォルトの一時ファイルの保存先はどこになりますか?

OSや環境により異なります。一般的には以下のようになります。

Solaris、Linux:

 /tmp ディレクトリまたは /var/tmp ディレクトリ

Windows:

次の優先順で決定されます。

 1. Javaプロセスを起動したユーザのTMP環境変数で指定されているパス

 2. Javaプロセスを起動したユーザのTEMP環境変数で指定されているパス

 3. Javaプロセスを起動したユーザのUSERPROFILE環境変数で指定されているパス

 4. Windowsディレクトリ(C:¥WINDOWSなど)

なお、詳細はJavaプログラム上で、System.getProperty("java.io.tmpdir")により取得でき

ますので、必要に応じて確認してください。

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5316 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Java VMのヒープサイズ不足はEXTP4368のメッセージで

確認できますが、ヒープサイズ不足が解消した場合はどの

ように確認/判断すればよいですか?

ユーザアプリケーション実行において、指定されたJavaヒープ量で十分かどうかを確認/判断

するための機能やコマンドは提供しておりません。

アプリケーション内容やシステム要件/システム運用内容などを加味し、Javaヒープ量の

チューニングを行ってください。

通常、EXTP4368メッセージ出力の問題点解決には、Javaヒープサイズなどのチューニング作

業が必要です。チューニング作業でJavaヒープの使用状況を確認するには、以下の3つの方

法があります。

 (a) javaの-verbose:gcオプションを指定してガーベジコレクション(GC)を監視する

 (b) RuntimeクラスのtotalMemory、freeMemoryメソッドを使用した監視アプリを組み込

 (c) jheapコマンドを使用する

なお、(b) (c) の方法では、プログラム修正が必要になる場合や、GC処理前後のヒープ使用

状況がわからないなどの注意点がありますので、通常は (a) の方法を利用してください。

5317 Interstage Application Server 設計/開発 hprofの使用方法について教えてください。 コマンド:

 java -Xrunhprof:help

を実行することにより、hprofのヘルプを表示することができます。

なお、JDKドキュメントの中にも情報が掲載されています。

また、以下のサイトにも情報が掲載されています。(2010年2月現在)

http://java.sun.com/developer/onlineTraining/Programming/JDCBook/perf3.html

5318 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Solaris版Interstage Application Server上で、64bit

のJavaアプリケーションを動作させることはできますか?

できません。Solaris版Interstage Application Serverで提供しているJDK/JREは32bit版

ですので、64bitのJavaアプリケーションを動作させることはできません。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ13102" answer_id="13102" /&gt;

「Interstage Application Serverにおいて、32bit版Java環境から、JNI経由で64bit版ネイ

ティブライブラリを呼び出すことはできますか?」

5319 Interstage Application Server 構築(導入/移行) LDAPSはJDK 1.4.1で利用できますか? LDAPS("ldaps://" から始まるURL)はJDK 1.4.2からサポートされています。JDK1.4.1で

は利用できません。5320 Interstage Application Server 構築(導入/移行) FJVMでNew世代領域サイズ自動調整機能付きGC

(FJGC)を使用した場合、-Xmxの指定値が一定値以

上になると自動調整機能が停止状態となりますが、その

時、New世代領域のサイズ指定を行わないとNew世代

領域のサイズはどのように設定されますか?

New世代領域サイズ自動調整機能が停止状態となった場合のNew世代領域のサイズは、

以下の値に対してアラインメント調整が行われた値が設定されます。

JDK1.3.1の場合:

Windows版: 2.5MB

Solaris版: 32MB

Linux版: 2.5MB

JDK1.3.1以外の場合:

Windows版: -Xmx指定値の1/9

Solaris版: -Xmx指定値の1/3

Linux版: -Xmx指定値の1/95321 Interstage Application Server 運用/保守 java.io.File#deleteOnExit()でファイルを削除する場

合、削除対象ファイル名をメモリに保持し、Java VMの終

了時にまとめてファイルを削除しますが、

File#deleteOnExit()を発行したファイルに対し、

java.io.File#delete()で削除した場合、メモリ上の削除

対象ファイル名は残ったままになりますか?

java.io.File#deleteOnExit()を発行したファイルに対して同じファイルを

java.io.File#delete()で削除した場合、メモリ上の削除対象ファイル名は残ったままになりま

す。通常のJavaプログラミングでは、File#deleteOnExit()で削除対象としたファイルに対し

て、さらにFile#delete()を発行してファイルを削除することは行いません。

File#deleteOnExit()かFile#delete()のどちらかのメソッドを利用してファイルを削除してくだ

さい。

5322 Interstage Application Server 設計/開発 Qualyzerの性能情報収集オプションでheap=1を指定し

た場合、何秒間隔で性能情報が取得されますか?ま

た、heap=2|3を指定した場合、portの指定をする必要

があるのはなぜですか?

heap=1を指定した場合、オブジェクトの作成が行われたタイミングで情報の取得が行われま

す。時間監視ではありません。また、heap=2|3を指定した場合、他サーバのQualyzerで情

報取得しますので、portの指定が必要です。

5323 Interstage Application Server 運用/保守 FullGCの対象にはPermanent世代領域を含むということ

ですが、FullGCが発生した場合にどのような基準で

Permanent世代領域のオブジェクトを回収しますか?

Permanent世代領域にはクラス情報が格納されます。Permanent世代領域に格納された

クラス情報は、クラス情報から生成されたインスタンス情報がすべて回収され、かつ、クラス情

報をロードしたクラスローダが回収された状態でFullGCが発生すると回収されます。

なお、クラス情報とは、フィールド情報、メソッド(バイトコード含む)、配列、定数、クラス名

/メソッド名などのようなシンボルや、クラス変数(static変数)のことです。クラス情報は、ク

ラスローダにより、classファイル(または、classを格納したjarファイル)から読み込まれ、

Permanent世代領域に格納されます。インスタンス情報は、このクラス情報からJava VMが

New世代領域に生成し、New世代領域やOld世代領域で保持されます。

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5324 Interstage Application Server 設計/開発 Javaアプリケーションでブロードキャストパケットやマルチキャ

ストパケットを送信するのは、どのようなJava APIを使用し

た場合ですか?

ユーザアプリケーションが以下の3つの条件のいずれかに一致する場合、ブロードキャストパケッ

トを送信します。

条件1:

以下の3つの条件をすべて満たしている。

JDK1.3.1以前を使用している

java.net.DatagramSocketを使用し通信処理を行っている

通信先アドレスとしてブロードキャストアドレスを指定している

条件2:

以下の4つの条件をすべて満たしている。

JDK1.4以降を使用している

java.net.DatagramSocketを使用している

java.net.DatagramSocket#setBroadcast(false)を指定せずに通信処理を行っている

通信先アドレスとしてブロードキャストアドレスを指定している

5325 Interstage Application Server 運用/保守 InterstageのJDK/JREでサポートしているルート証明書

(Root CA)を教えてください。

特に限定していません。

ルート証明書は有効期限の関係上、常に更新されています。長年の運用中にcacertファイ

ルを更新する必要が出てくる場合もあります。システムで必要なルート証明書は、自身で登

録/更新する必要があります。登録手順その他については、JDKのツールドキュメント

「keytool」のページを参照してください。なお、cacertファイルは以下の場所に格納されていま

す。

Windowsシステムの場合:

JDKインストールディレクトリ¥jre¥lib¥security¥cacert

JREインストールディレクトリ¥lib¥security¥cacert

Solaris/Linuxシステムの場合:

JDKインストールディレクトリ/jre/lib/security/cacert

JREインストールディレクトリ/lib/security/cacert

5326 Interstage Application Server 運用/保守 Javaでは、閏(うるう)秒として60秒が返却される仕様

ですか?

Javaは「通算ミリ秒」を用いて動作していて、閏(うるう)秒に対する考慮をしません。すな

わち、java.util.Dateクラスやjava.util.Calendarクラスにおける、秒に関する情報の取得で

60や61が返却されることはありません。

5327 Interstage Application Server 運用/保守 イベントログに「エラー: EXTP4361: ワークユニットの起動

処理時間が監視時間を超過しました」を出力し、Javaア

プリケーションのワークユニット起動処理が異常終了しま

す。原因と対処方法を教えてください。

Javaアプリケーションの初期化(jarファイルのオープン処理)中に、ウィルス対策ソフトが動

作して起動時間が超過したという事例があります。ウィルススキャンが動作する可能性がある

場合は、ワークユニットの監視時間(タイムアウト時間)を延長して再現するかどうか確認し

てください。

5328 Interstage Application Server 運用/保守 Solarisで実行中のJavaプロセスのCヒープ使用状況はど

のように確認できますか?

pmap -rコマンドにより確認できます。pmapの表示はOSやバージョンによって異なりますが、

Solaris10におけるpmapの出力例は以下のとおりです。

27266: /opt/FJSVawjbk/jdk5/bin/java -Xmx1g -Xms1g a

00010000&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;72K r-x--

&nbsp;&nbsp;/opt/FJSVawjbk/jdk15/bin/java

00030000&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;16K rwx--

&nbsp;&nbsp;/opt/FJSVawjbk/jdk15/bin/java

00034000&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;1528K rwx--&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;[

heap ]

B3A7E000&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;8K rwx-

R&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;[ stack tid=15 ]

&nbsp;&nbsp;:

total&nbsp;&nbsp;&nbsp;1138712K

確認手順

一番下に表示されている現在プロセスで使用している領域の合計値が、プロセスで使用可

能なメモリサイズの上限値(4GB(-α))に近い場合は、注意が必要です。

[ heap ] と表示されているのがCヒープで、一番左が開始アドレス、左から二番目が領域の

サイズです。

上記例では、0x00034000 から始まるCヒープ領域は、1528K を足した0x001B2000までと

なります。この時、次の0xb3a7e000から始まる領域までは、まだ余裕があると判断できま5329 Interstage Application Server 運用/保守 Javaのオプション"-Xbootclasspath"を指定して、システ

ム運用しても問題ないですか?

"-Xbootclasspath"はJavaランタイムが提供するコアライブラリを指定するオプションであり、指

定しなくても通常のJavaの動作で必要なものは自動で指定されています。"-

Xbootclasspath"オプションを指定するとコアライブラリが置き換えられますので、トラブル調査

などで開発元からの指示なしに指定された場合は、サポート対象外となりますので、注意して

ください。

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5330 Interstage Application Server 運用/保守 アプリケーションがJVMTI(JavaTM Virtual Machine

Tool Interface)を使用しているか確認する方法を教え

てください。

アプリケーションのソースコード(Cプログラム)に"#include &lt;jvmti.h&gt;"が記述されて

いる場合、または、アプリケーション実行時のJavaのオプションとして、"-Xrun"または、"-

agentlib"や"-agentpath"が指定されている場合に使用している可能性があります。

5331 Interstage Application Server 運用/保守 JDK/JRE 1.4でパラレルGCの利用はできますか? 利用できません。パラレルGCはJDK/JRE 5.0から正式サポートされています。

5332 Interstage Application Server 運用/保守 アップデートサイト形式のJDK/JREパッチが、同一製品

バージョンで複数公開されていますが、すべてを適用する

必要がありますか?

JDK/JREのアップデートサイト形式のパッチは、

JDKとJRE

JDKおよびJREのバージョン

クライアント用JRE(Windows版の場合)

など、同一製品でも複数個提供されています。適用環境が異なると、パッチは適用されませ

ん。適用できる条件は修正情報ファイルに記載されていますので、確認してください。

5333 Interstage Application Server 運用/保守 DBサーバからアプリケーションサーバへのRMI通信で以下

の例外が発生します。原因と対処方法を教えてください。

java.rmi.UnmarshalException: invalid method

hash

at

sun.rmi.server.UnicastServerRef.dispatch(Unicast

ServerRef.java: 行番号)

呼び出し対象のメソッドに対して、

クラスがロードできなかった

RMI のスタブが解決できない

メソッドのシグネチャが合わない

などがあげられます。RMIのクライアント/サーバの双方のコマンドラインを確認した上で、以

下の項目を確認してください。

a) -classpathオプション、または、CLASSPATH環境変数に指定されているjar ファイルがす

べて存在するか。

b) -Djava.rmi.server.codebaseを指定している場合

該当のURLが存在し、アクセスは可能か

RMIのスタブや関連クラスは正しく格納されているか。それらは整合性が取れているものか

格納されているRMIのスタブは、サーバ側のクラスから作成された正しいスタブか

5334 Interstage Application Server 共通 javaコマンドで指定可能なオプション(例えば、-Xmxオプ

ション)を、他のJDK/JRE提供コマンドに指定する方法を

教えてください。

「-J」に続けてjavaオプションを指定します。例えば、rmiregistryコマンドに、「-Xmx256m」を

指定する場合は、以下のようになります。

 rmiregistry -J-Xmx256m

5335 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Javaアプリケーションを実行したところ以下のエラーが発生

します。原因と対処方法を教えてください。

java.lang.InternalError: Can't connect to X11

window server using ':0.0' as the value of the

DISPLAY variable.

Javaアプリケーションが使用しているAWT内部でX Windowの関数が呼ばれ、初期化時の

環境チェックでエラーとなったものです。環境変数DISPLAYが正しく設定されているか、xhost

コマンドなどによりX Serverにアクセスできるように設定されているかなど、X Windowの環境を

見直してください。

また、対象のJavaアプリケーションでイメージの作成のためだけにAWTを使用していて、画面

操作などをしていない場合には、Javaのオプションに"-Djava.awt.headless=true"を設定す

ることでエラーを回避することができます。ただし、このオプションは、JDK/JRE1.4以降を利用

されている場合に限ります。

5336 Interstage Application Server 共通 Solaris10のzfsファイルシステム上での動作をサポートして

いますか?

V7.0.1以降、zfsファイルシステムでの動作をサポートしています。

5337 Interstage Web Server Express 共通 Oracle VM Server for SPARC(旧Logical Domains

(LDoms))上での動作をサポートしていますか?

Interstage Application Serverは、V7.0.1以降、Oracle VM Server for SPARC(旧

Logical Domains(LDoms))上での動作をサポートしています。

5337 Interstage Web Server 共通 Oracle VM Server for SPARC(旧Logical Domains

(LDoms))上での動作をサポートしていますか?

Interstage Application Serverは、V7.0.1以降、Oracle VM Server for SPARC(旧

Logical Domains(LDoms))上での動作をサポートしています。

5337 Interstage Application Server 共通 Oracle VM Server for SPARC(旧Logical Domains

(LDoms))上での動作をサポートしていますか?

Interstage Application Serverは、V7.0.1以降、Oracle VM Server for SPARC(旧

Logical Domains(LDoms))上での動作をサポートしています。

5338 Interstage Application Server 共通 PRIMERGYのNICチーミングとの組み合わせた動作をサ

ポートしていますか?

NICチーミングとの組み合わせた動作をサポートしています。

5339 Interstage Application Server 共通 Windows 7リリースより前に出荷されたInterstage

Application Server製品のWindows 7対応について教

えてください。

V8.0.3以降、留意事項付きでWindows 7に対応しています。

留意事項については、以下を参照してください。

http://software.fujitsu.com/jp/products/syskou/

 Windows 7 対応状況について

  当社ミドルウェアの Windows 7 対応状況

   Interstage Application Serverの備考にある留意事項へのリンクを参照。

5340 Interstage Application Server 共通 Windows Server 2008 R2 リリースより前に出荷された

Interstage Application Server製品のWindows

Server 2008 R2 対応について教えてください。

V9.1(PRIMERY版)以降、留意事項付きでWindows Server 2008 R2に対応していま

す。

留意事項については、以下を参照してください。

http://software.fujitsu.com/jp/products/syskou/

 Windows Server 2008 R2 対応状況について

  当社ミドルウェアの Windows Server 2008 R2 対応状況

   Interstage Application Serverの備考にある留意事項へのリンクを参照。

5341 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverにおいて、apachectlコマンドの

gracefulオプションはサポートしていますか?

Interstage HTTP Serverでは、apachectlコマンドのgracefulオプションはサポートしていませ

ん。apachectlコマンドのstart、stopオプションだけサポートしています。

5342 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverのアクセスログにリクエスト処理

時間をマイクロ秒単位で出力できますか?

LogFormatディレクティブに%Dを指定することで、リクエスト処理時間をマイクロ秒単位で出

力できます。なお、環境定義ファイル(httpd.conf)の設定を有効にするためには、

Interstage HTTP Serverを再起動する必要があります。

5343 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP ServerのLogFormatディレクティブで

HTTPレスポンスヘッダのDate、Serverヘッダの情報を取

得できますか?

Interstage HTTP Serverは、HTTPレスポンスヘッダのDate、Serverヘッダの情報を取得で

きません。

5344 Interstage Application Server 構築(導入/移行) インストールする際に、Solarisのpkgaddコマンドで、

FJSVihsだけを個別でインストールできますか?

FJSVihs単体をインストールし、運用することは動作保証していません。pkgaddコマンドでは

なく、製品のインストールシェルまたはGUIを使ってインストールしてください。

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5345 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverにおいて、以下2つの条件を満

たす(AND条件)アクセスを別のログファイルに出力でき

ますか?

アクセス元のIPアドレスが「192.168.1.1」、または

「192.168.1.2」

リクエストされたファイルが「/test.html」

2つの条件を満たす(AND条件)アクセスを別のログファイルに出力することは可能です。

設定例を以下に示します。

なお、以下設定例ではモジュール"mod_rewrite"を有効に設定する必要があります。コメン

ト行として定義されている場合は、ハッシュマーク(#)を取り除いてください。

Windows

V8 / V7 / V6 / V5

RewriteEngine On

RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^(192¥.168¥.1¥.1|192¥.168¥.1¥.2)$

RewriteRule ^/test.html$ - [env=active:1]

CustomLog "|ihsrlog -s logs/accesslog 1 5" request-header

V9

RewriteEngine On

RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^(192¥.168¥.1¥.1|192¥.168¥.1¥.2)$

RewriteRule ^/test.html$ - [env=active:1]

CustomLog "|ihsrlog.exe -s logs/accesslog 1 5" request-header

Solaris / Linux

V8 / V7 / V6 / V5

RewriteEngine On

RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^(192¥.168¥.1¥.1|192¥.168¥.1¥.2)$

5346 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverにおいて、URLの大文字/小

文字を区別せず同一視する処理方法を教えてください。

CheckSpellingディレクティブにOnを指定することで、URLの大文字と小文字を区別なく認識

させることができます。ただし、大文字・小文字の同一視に加え、スペルミスも補正されますの

で注意してください。

なお、CheckSpellingディレクティブはモジュール"mod_speling"を有効に設定する必要があ

ります。コメント行として定義されている場合は、ハッシュマーク(#)を取り除いてください。

5347 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage HTTP Serverにて、システム環境変数をCGI

アプリケーションに通知できますか?

PassEnvディレクティブにシステム環境変数を指定することで、システム環境変数をCGIアプリ

ケーションに通知できます。

なお、以下に示すシステム環境変数はPassEnvディレクティブに指定しなくてもCGIアプリケー

ションに通知できます。

Windows

V8 / V7 / V6 / V5

COMSPEC、PATH、SYSTEMROOT、WINDIR

V9

COMSPEC、PATH、PATHEXT、SYSTEMROOT、WINDIR

Solaris / Linux

V5 / V6 / V7 / V8 / V9

PATH、TZ

5348 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverにおいて、"UserDir disabled"

の定義が有効になっているか確認する方法を教えてくださ

い。

"UserDir disabled"の定義が有効になっているかについては、ユーザディレクトリの設定が無

効となっているユーザのディレクトリにアクセスし、HTTPステータスコード"404"(Not Found)

の応答であれば、対処が有効になっていると判断できます。

5349 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverにおいて、ihsstop -allコマンド

でWebサーバを停止した場合、Interstage管理コンソー

ル用のWebサーバも停止されますか?

Interstage管理コンソール用のWebサーバは、ihsstopコマンドでは停止されません。

ihsstop -allコマンドでは、 ihscreateコマンドまたはInterstage管理コンソールで作成したす

べてのWebサーバ、およびインストール時に作成されたWebサーバが停止されます。

5350 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル

(httpd.conf)に記述する1行の桁数(バイト数)に

制限はありますか?

Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)に記述する1行の桁数(バ

イト数)には制限があります。1行は8191桁(バイト)以内で記述してください。

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5351 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP ServerでSSLの設定がされているか確

認する方法を教えてください。

Interstage HTTP ServerでSSLの設定がされているかを確認する方法は、以下のとおりで

す。

Interstage証明書環境の場合(V6、V7、V8、V9)

Interstage管理コンソール画面上の以下項目で「使用する」に設定されている場合は、SSL

の設定がされています。「使用しない」に設定されている場合は、SSLの設定がされていませ

ん。

V8 / V7 / V6

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[環境設定]タブ>[詳細設定[表

示]]>[SSL]>[SSLの使用]

なお、バーチャルホストでのSSLの設定は以下項目になります。

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[バーチャルホスト]>[バーチャルホス

ト名]>[詳細設定[表示]]>[SSL]

V9

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[Webサーバ名]>[環境設定]タ

ブ>[詳細設定[表示]]>[SSL]>[SSLの使用]

なお、バーチャルホストでのSSLの設定は以下項目になります。

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[Webサーバ名]>[バーチャルホス

ト]>[バーチャルホスト名]>[詳細設定[表示]]>[SSL]

SMEEコマンドによる証明書/鍵管理環境の場合(V5、V6、V7、V8、V9)

Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)のSSLExecディレクティブを確

認してください。SSLExecディレクティブが「on」に設定されている場合は、SSLの設定がされて

います。SSLExecディレクティブを指定していないか、SSLExecディレクティブが「off」に設定さ5352 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverにおいて、HTTPヘッダのUser-

Agentの値に応じてアクセスを許可することは可能です

か?

HTTPヘッダのUser-Agentの値に応じてアクセスを許可することは可能です。

BrowserMatchディレクティブでUser-Agentの値に応じて環境変数を設定し、Allowディレク

ティブで環境変数を判断してアクセスを許可します。

URLに"/secret"を含み、かつ、クライアントのブラウザがInternet Explorer 8(User-Agent

が"MSIE 8.0")の場合、アクセスを許可する設定例を以下に示します。

なお、"/secret"以外のURLについて設定を行う場合は、&lt;Location&gt;ディレクティブの

URL"/secret"を、設定したいURL名に変更してください。

また、アクセスを許可したいクライアントがInternet Explorer 8(User-Agentが"MSIE

8.0")以外の場合、BrowserMatchディレクティブの属性値"MSIE 8¥.0"を、許可したいク

ライアントを表すUser-Agent値に変更してください。

 &lt;Location /secret&gt;

 BrowserMatch "MSIE 8¥.0" AUTH

 Order Deny,Allow

 Allow from env=AUTH

 Deny from all

 &lt;/Location&gt;

5353 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverにて同梱されている以下ディレ

クトリ配下(初期インストール時)のApache HTTP

Serverマニュアルを削除しても問題はないですか?

Windows

C:¥Interstage¥F3FMihs¥htdocs¥manual

Solaris / Linux

/opt/FJSVihs/htdocs/manual

manualディレクトリを削除しても問題ありません。

Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)内にmanualディレクトリに対

するAliasディレクティブおよび&lt;Directory&gt;セクションが記述されておりますので、合わせ

て削除、または、コメント化してください。なお、環境定義ファイル(httpd.conf)の設定を有

効にするためには、Interstage HTTP Serverを再起動する必要があります。

5354 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP ServerのIHSTraceLogディレクティブ

はInterstage管理コンソールで設定可能ですか?

IHSTraceLogディレクティブは、Interstage管理コンソールで設定できません。

トレースログの設定については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage HTTP Server運用ガイド

  環境設定

   環境定義ファイル

    トレースログの設定

5355 Interstage Application Server 構築(導入/移行) InterstageのV8では問題なく動作していたWebアプリ

ケーションをV9に配備したところ、JSPで生成した画面の

2byte文字が、すべて文字化けする現象が発生しまし

た。原因と対策を教えてください。

Interstage V8で使用されているJSP1.2とV9で使用されているJSP2.4での、JSPファイルに

htmlファイルをインクルードする際の動作の仕様の違いにより発生した現象です。

JSP1.2では、コンパイル単位でエンコーディングが行われるため、JSPファイルで指定されている

のと同じ文字コードで、JSPファイルにインクルードされるhtmlファイルも読み込まれていました。

一方、JSP2.4では、ファイル単位のエンコーディングとなるため、インクルードされる各ファイルに

ついては、各htmlファイルごと、もしくはweb.xmlファイルで一括して、文字コードの指定を行う

必要があります。

JSPファイルにインクルードされるhtmlファイル、web.xmlのいずれにおいても、文字コードの指

定が行われていない場合、デフォルトの「ISO-8859-1」で各htmlファイルが読み込まれ、文

字化けが発生したと思われます。

web.xml、もしくはJSPファイルにインクルードされるhtmlファイルで、文字コードの指定を行っ

てください。

5356 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application ServerのIJServerと同一筐体

内にWebサーバを構築したところ、別筐体のWebサーバ

からは通信できますが、同一筐体内のWebサーバから

は、IJServer12004が出力され、通信できません。原因

と対策を教えてください。

ServletコンテナのIPアドレスとポート番号がIJServerの設定と一致していない可能性がありま

す。

ServletコンテナのIPアドレスとポート番号をワークユニット(IJServer)の設定と一致させてく

ださい。

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5357 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットにてWebアプリケーションを動作さ

せています。

IJServerが使用するポートの調査を行ったところ、Servlet

コンテナのポート(9000)の他にTCPポートが1つ使用さ

れているようです。このポートはどういった用途で使用され

ているのですか?

Interstage管理コンソールでは、IJServerのモニタ情報を表示します。このモニタ情報の表示

に際して、Interstage JMXサービスとIJServerとの間で同一マシン内での通信を行い、必要

な情報を取得しています。この通信に使用するため、IJServer上でポートを空けています。使

用するポート番号は、マシン上で空いているポート番号を使用します。モニタ情報を表示する

ために必要なポートとなっており、ポートを使用させなくする方法は公開していません。

5358 Interstage Application Server 運用/保守 JMXサービスの起動状態を確認する方法を教えてくださ

い。

isjmxmanageプロセスの有無で確認できます。

Windowsの場合はタスクマネージャー、Solaris/Linuxの場合は、psコマンドでプロセスの有

無を確認できます。5359 Interstage Application Server 運用/保守 JMXサービスのisjmx.xmlのファイルの中にホストのIPアド

レスを指定する箇所がありますが、2台のサーバのうち1台

はホストのIPが指定されていません。設定の意味および

影響を教えてください。

JMXサービスのisjmx.xmlのファイルで指定されるIPアドレスは、Interstage JMXサービスが他

のサーバとの通信を行う際に用いるIPアドレスです。

複数のIPアドレスを持っているような環境で、システムの運用管理に使用するLANと、業務で

使用するLANを分けている場合などに、Interstage JMXサービスで使用するIPアドレスを指

定します。IPアドレスが1つの場合には、指定する必要はありません。

なお、Interstage JMXは基本はローカルホスト内の通信しか行いません。

他のサーバとの通信は以下の機能を使用した場合に発生します。

マルチサーバ機能

Interstage Apworksとの連携機能

上記のいずれの機能も使用していない場合は、他のサーバとの通信は発生しないため設定

は不要です。

参考:

 Interstage Application Server 運用ガイド

  Interstage管理コンソールの構成

   Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ

5360 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage JMXサービスの環境定義ファイル

(isjmx.xml)の記述で、hostタグのlocalhost属性に

IPアドレスの指定がない場合、どのIPアドレスを使用しま

すか?

Interstage JMXサービスの環境定義ファイルでlocalhost属性の指定がない場合、JMXサー

ビスが起動するマシンで有効なIPアドレスのうち、どれかのIPアドレスが使用されます。

どのIPアドレスを使用するかは、OSの処理に依存します。

5361 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V6.0においてセション

Cookieにセキュア属性をつける方法を教えてください。

Interstage Application Server V6.0では、WebサーバがSSL環境で動作している場合に、

Session Cookieに自動的にSecure属性を付加します。強制的にセキュア属性のセション

Cookieを発行する場合は、IJServerの環境設定、JavaVMオプションで以下のパラメタを指

定します。

 -Dcom.fujitsu.interstage.j2ee.ijserver.SessionCookieSecurity=AlwaysNeeded

5362 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Web-J Edition 6.0の

Tomcat 4.1ベースのServletサービスを使用してWebアプ

リケーション運用を行っていますが、Webアプリケーション

経由でシンボリックリンク先の資源が参照できません。

シンボリックリンク先の該当ファイルを呼び出すと404が返さ

れます。

Interstage Application Server 6.0の「Tomcat 4.1ベースのServletサービス」は、シンボリッ

クリンク先の資源を参照できません。

「TOMCAT4とのデフォルト動作としての互換」や「セキュリティ問題」などの理由により、

Interstage Application Server 6.0のTomcat 4.1ベースのServletサービスの標準機能で

はシンボリックリンク先の資源参照を行えないようになっています。

5363 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server Web-J Editionで、

httpとサーブレットだけを使用する場合に、ODなどは停止

していても動作上問題ないですか?

Interstage Application Server 6.xで提供されているTomcat4.1ベースのサーブレット環境

はIJServerワークユニットによる運用となります。

IJServerワークユニットの運用にはOD、TDが必要のため、起動しておく必要があります。

CORBAクライアントとしてアプリケーションが動作する場合にはCORBA動作環境定義ファイル

の再見積もりが必要ですが、CORBAクライアントとして動作しないのであれば、CORBA動作

環境定義ファイルの再見積もりは発生しないため、システムパラメタのチューニングはデフォルト

の値により見積もってください。

同梱されている旧バージョン互換のサーブレット環境(Tomcat3.1ベース)の場合には、

CORBAクライアントとならない運用であればODは起動しなくても問題ありません。

5364 Interstage Application Server 設計/開発 ServletContext:getResourceAsStreamメソッドの引数

で指定するパスはどこからの相対パスを指定すればよいで

すか?

Webアプリケーションのコンテキストルートからの相対パスを指定してください。引数の先頭には

必ず「/」を付加してください。

※ServletContext:getResourceの引数に指定する値も同じです。

5365 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V6.0でIJServerによる

Servletアプリ運用を行っていますが、コンテキストパスを「

/ 」にする方法(http://hostname/にてServlet資源に

アクセス可能)を教えてください。

Webアプリケーション配備時の詳細設定でWebアプリケーション名を「ROOT」と登録すること

により、URLにWebアプリケーション名を指定しないで呼び出しが可能です。

5366 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server Standard Edition

V6.0L10上でStrutsフレームワークの動作確認をしたいの

ですが、Interstage Application Serverへ適用する方

法を教えてください。

Strutsアプリケーションは、Interstage Application Server上で一般のWebアプリケーション

と同様に動作します。Interstage Application ServerとStrutsフレームワークとの関係は、

直接お互いをサポートするというものではなく、両者はJ2EE仕様によって関係付けられていま

す。

Strutsフレームワークは、J2EE準拠のWebアプリケーションとして動作します。

Interstage Application Serverは、J2EE準拠のWebアプリケーションを動作させるコンテナ

という位置付けとなります。

よって「Strutsアプリケーションを動かすための専用の設定」は存在せず、Interstage

Application Server側においてのStrutsアプリケーションの配備、設定方法などは一般の

Webアプリケーションと同様であり、Interstage Application Server上でWebアプリケーショ

ンを動作させるための設定が必要になります。

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5367 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage HTTP Serverの動作環境定義ファイルで

CookieTrackingをonとした際に付加されるユーザ追跡

HTTPクッキーをサーブレットアプリケーションから取得できま

すか?

Interstage HTTP Serverの動作環境定義ファイルでCookieTrackingをonとした際に付加

されるユーザ追跡HTTPクッキーをサーブレットアプリケーションから取得できます。

初回アクセスでは設定前のため取得できませんが、同一ブラウザの2回目以降のリクエスト時

に関してはgetCookies()メソッドで取得できます。

取得すべきCookie名はApacheです(ブラウザがCookieを使用できない場合を除きま

す)。

なお、プロキシサーバなどの中継サーバが介在した場合にどの程度見分けが可能かについて

は、お客様の検証環境にて確認してください。

5368 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server 6.xのTomcat 4.1の

サーブレット環境で、連携するWebサーバとしてフリーの

Apacheを使用することは可能ですか?

Interstage Application Server 6.xで提供しているTomcat 4.1ベースのサーブレット環境

ではフリーのApacheはサポートしていません。

5369 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Standard Edition 6.0

のIJServerにてWebアプリケーション運用を行っています。

Webアプリケーション側で独自にlog4jのモジュールを使用

し、ログレベルの制御を行っています。IJServerのコンテナ

ログであるcontainer.logも同様にログレベルの制御をで

きますか?

IJServerのcontainer.logに対する出力レベル制御は行うことができません。

5370 Interstage Application Server 運用/保守 Servletサービスのリロード機能の詳細について教えてくだ

さい。

リロード機能によってファイルが入れ替わった場合にセショ

ンは引き継がれますか?

また、静的変数はどのように処理されるか教えてください。

WEB-INF/classes配下のclass(使用中のクラス)、WEB-INF/lib配下のjarファイルを入

れ替え追加した場合には、セション情報は一旦破棄されます。

JSPを置き換えた場合には、セション情報に影響しません(引き継がれます)。

静的変数についてはどのクラスローダに配置されているかに依存します。

WEB-INF/classes配下、WEB-INF/lib配下の場合は(Webクラスローダ上にある場

合)、一旦破棄され、初期化されます。上記以外の場所に配置している場合は、初期化

されません。

なお、運用でリロード機能の使用は推奨しません。

5371 Interstage Application Server 運用/保守 Webアプリケーション環境定義ファイル(web.xml)で

servlet-mappingタグを定義し、IJServerワークユニット

でマッピングなしでもサーブレットが動作する設定にした場

合、実際のServletの呼び出し方法はどうなりますか?

web.xmlでservlet-mappingタグを定義し、IJServerワークユニットでマッピングなしでもサー

ブレットが動作する設定にした場合、「マッピングが必要な呼び出し方」と「マッピングが不要な

呼び出し方」のどちらでも呼び出すことができます。

5372 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server Enterprise Edition

6.xのIJServerのセション管理でのセションIDの最大桁数

を教えてください。

セションIDの最大桁数はセキュリティ上の問題から公開できません。また、セションIDの一意

性の範囲、桁数は、Webコンテナの実装により異なります。そのため、セションIDをWebコンテ

ナ以外のサービスで使用しないでください。

例えば、セションIDをデータベースに登録した場合は、本製品のバージョンアップによってカラム

数不足が発生する可能性があります。

5373 Interstage Application Server 運用/保守 web.xmlのsession-timeoutで1分を指定していますが、

1分30秒経過してもセッションが保持されています。2分

近くたたないとタイムアウトになりません。

Interstage Application Serverでは、タイムアウトの監視を60秒間隔で行っています。した

がって、監視のタイミングによっては、最大で60秒弱の誤差が発生します。

5374 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Linux 32bit版のWeb

アプリケーションのセッションタイムアウトの時間設定につい

て、web.xmlが複数あった場合の動作について教えてくだ

さい。

セッションタイムアウトを設定する場合、下記のとおり

web.xmlファイルに次のタグを記述することでチューニング

できることを認識しています。

 &lt;session-config&gt;

  &lt;session-timeout&gt;30&lt;/session-

timeout&gt;

 &lt;/session-config&gt;

その記述するweb.xmlファイルが、ワークユニット直下にあ

る場合(※1)とwarファイルの中のWEB-INFにある場

合(※2)とで、それぞれどのように機能しますか?

また、双方に記載がある場合、どちらの設定値が優先さ

れるのでしょうか?

※1

/var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/WU名

/web.xml

※2

/var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/WU名

IJServerのルートディレクトリにあるweb.xml(質問の※1)はIJServerの内部設定ファイル

ですべてのWebアプリケーション共通の設定ファイルになります。IJServerの動作に必要な設

定やデフォルト値が設定されています。

WEB-INF/web.xml(質問の※2)はWebアプリケーション毎の設定ファイルになります。

設定値はWEB-INF/web.xmlに記述した設定が優先されます。WEB-INF/web.xmlにセ

ションタイムアウトを記述しなかった場合や、WEB-INF/web.xmlが存在しない場合は

IJServerのルートディレクトリにあるweb.xmlの値が適用されます。デフォルト値は30分です。

なお、IJServerのルートディレクトリにあるweb.xmlは、内部設定用ファイルのため編集しない

でください。

5375 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V4のサーブレット環境

で、Webアプリケーション識別子に「/」を使用し運用を

行っていましたが、V7に移行後、Tomcat 4.1ベースの

Servlet実行環境を使用するとWebアプリケーション名に

「/」を指定することができません。指定する方法を教えてく

ださい。

Interstage Application Server V7のTomcat 4.1ベースのServlet実行環境では、Webア

プリケーション名に「/」を指定することはできません。

Interstage V7を使用している場合は、旧Servletサービス(Tomcat 3.1ベースのServlet実

行環境)を利用するか、Interstage V8(この場合、Solaris 9からのサポートになります)

の利用を検討してください。

Interstage V8よりWebアプリケーション名に「/」が指定可能です。

5376 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Webコンテンツ圧縮を実現する方法を教えてください。 Webコンテンツ圧縮を実現する方法はありません。

5377 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Server上のWebアプリケーショ

ンに、GETのパラメータとして「%u0027」などの「%u」では

じまるエンコードの文字が入ると、Internal Server Error

が発生します。

原因と対処方法を教えてください。

「%u0027」などの「%u」ではじまるエンコードは規約に従わない非標準のエンコーディング方

式を使用しているためです。エラーが発生しないよう、GETリクエストのパラメータの記述を修

正してください。

5378 Interstage Application Server 運用/保守 同一ワークユニットに配備された複数のWebアプリケーショ

ン間でセション情報を引き継ぐことは可能ですか?

1つのIJServerワークユニットに複数のwarファイルを配備する場合も、別ワークユニット/別

Webアプリケーション(複数のwarをデプロイ)どちらの場合も、セション情報は別管理となる

ため、引き継ぐことはできません。

5379 Interstage Application Server 運用/保守 マルチサーバ管理機能を使用している環境において、

web.xmlを修正しワークユニットを再起動後、管理コン

ソール画面で確認すると、変更が反映されていません。

原因を教えてください。

マルチサーバ管理機能を使用して、「一括操作」でアプリケーション環境定義の確認を行う

場合に、手修正したweb.xmlの変更内容が反映されないのは仕様となります。

5380 Interstage Application Server 運用/保守 Interstageで使用するセションCookieの名称は

「JSESSIONID」となっていますが、この名称を任意の名

称に変更できますか?

セションCookieの名称については「JSESSIONID」固定であり、任意の名称に変更することは

できません。

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5381 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V7のサーブレットアプリ

ケーションで、アプリケーション実行時、ログ情報をコンテナ

ログに出力していますが、1ログ出力するごとに、0.01秒

以上の処理時間がかかります。

V5でも同様の処理を実施していましたが、V5の時はこの

ような問題は発生しませんでした。バージョンが変わったこ

とにより、仕様が変わったのですか?

Interstage V5とInterstage V7のServlet実行環境では、ログ出力方式が異なるため、利

用の環境や出力量によっては差が出る可能性があります。

Interstage V5:

バックグラウンドでログ出力専用スレッドが動作し、アプリケーションとは非同期で出力していま

す。

Interstage V7(Tomcat 4.1ベース):

アプリケーションの延長でそのまま出力されるため、そのI/Oの影響を直接受けることになりま

す。

5382 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Linux 32bit版の

IJServerワークユニットの設定で、アプリケーションの処理

が最大処理時間を超過した場合の動作を「プロセスを強

制停止する」に設定していますが、処理時間を超過する

と処理スレッドは解放されますか?

解放されます。なお、スレッドはタイムアウト有無にかかわらず、アプリケーションの処理が復帰

した時だけ解放されます。

5383 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server V8において、サーブレッ

トが生成するセションIDの桁数を変更できますか?

セションIDの桁数を任意の桁数にカスタマイズする機能は提供していません。

5384 Interstage Application Server 運用/保守 ijscompilejspコマンドでJSPの事前コンパイルを行いま

す。事前コンパイルの処理に時間がかかった際にコンパイ

ルを途中で停止させることは可能ですか?

可能です。JSPの事前コンパイルを途中で中断するには、Interstage JMXサービスを停止し

てください。

Interstage JMXサービスを停止する方法は、マニュアル「Interstage Application Server

運用ガイド」の「Interstage管理コンソールの起動・停止」を参照してください。

5385 Interstage Application Server 運用/保守 事前コンパイル中のJSPにアクセスが行われた場合、どの

ような動作をしますか?

事前コンパイル中のJSPにアクセスがあった場合、アプリケーション側、コンパイル側ともにエラー

は発生しません。

動作は、以下のようになります。

IJServer起動後、当該JSPへの初回アクセス時

当該JSPの事前コンパイル完了を待ってから実行されます(変更が反映されます)。

IJServer起動後、当該JSPへの2回目以降のアクセス時

オートリロード機能が無効の場合

影響しません(変更は反映されません)。

オートリロード機能が有効の場合

当該JSPの事前コンパイル完了を待ってから実行されます(変更が反映されます)。

5386 Interstage Application Server 運用/保守 オートリロード機能を有効にし、かつIJServerワークユニッ

トのアプリケーション最大処理時間を30分に設定している

環境で、JSPの事前コンパイルに30分以上の時間がか

かった場合、タイムアウトは発生しますか?

当該リクエストで必要となるJSPが事前コンパイル中であった場合、当該アプリケーションは、

事前コンパイルの完了を待ってから実行されます。したがって、当該リクエストで必要となる

JSPが事前コンパイル中で、かつ、コンパイル時間がアプリケーション最大処理時間を超えると

タイムアウトが発生します。

ただし、リクエストが待たされるのは該当するJSPがコンパイル中の間です。他のJSPがコンパイ

ル中でも待たされることはありません。

5387 Interstage Application Server 運用/保守 encodeURLを指定して、JSESSIONIDをURLに埋め込も

うとしたところ、JSESSIONIDが何も付加されませんでし

た。

原因と対処方法を教えてください。

クライアントから送信されたHostヘッダーのポート番号と、Webアプリケーションが動作する

Webサーバのポート番号が一致しないためです。

encodeURLメソッドは引数に対してプロトコル・ホスト名・ポート番号・コンテキストパスのチェッ

クが行われます。どれかが合致しない場合、セキュリティ上の問題から、セションIDは付加され

ません。

5388 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Linux 32bit版で

IJServerとWebサーバを分離して運用しています。その

場合、Interstage管理コンソールのWebサーバコネクタの

IPアドレスに物理IPアドレスを指定することは可能です

が、仮想IPアドレスを指定すると動作しません。Webサー

バコネクタのIPアドレスに仮想IPアドレスを指定し、動作

することは可能ですか?

Interstage管理コンソールのWebサーバコネクタのIPアドレスに仮想IPアドレスだけを指定す

ることはできません。そのため、WebサーバコネクタのIPアドレスには、すべてのIPアドレスを指

定してください。

5389 Interstage Application Server 運用/保守 ijscompilejspコマンドの事前コンパイルの実施に、非常

に時間がかかります。実行時間を短縮する方法を教えて

ください。

コンパイルは比較的重い処理のため、一度に多量のJSPをコンパイルする場合は多くの時間

を必要とします。

一度コンパイルが完了した後は、変更のあったJSPだけを直接置き換えることで変更のあった

JSPだけをコンパイルすることができます。

注)上書き配備を行った場合はコンパイル結果がクリアされますので、再度すべてのJSPがコ

ンパイルされます。

5390 Interstage Application Server 運用/保守 SSLアクセラレータでSSLを復号化した環境で、

javax.servlet.request.X509Certificateクラスでクライア

ント証明書の情報を取得できますか?

SSLアクセラレータ経由でのアクセスでは、javax.servlet.request.X509Certificateオブジェク

トを属性にセットする機能はありませんので、クライアント証明書を取得することはできません。

5391 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Linux 32bit版におい

て、バージョン間で、ServletコンテナがJSESSIONIDをセッ

トする方法が違うように見えるのは正しい動作ですか?

正しい動作です。Tomcat 4.1ベースのサーブレット実行環境をご利用の場合、Set-Cookie

ヘッダだけ付加されます。Tomcat 3.1ベースのサーブレット実行環境を利用する場合、Set-

Cookieヘッダ、および、Set-Cookie2ヘッダが付加されます。

5392 Interstage Application Server 運用/保守 ijscompilejspコマンドを実行した際、JMXサービスのタイ

ムアウトが発生しましたが、jsp事前コンパイルは実行され

ているように見えるのは、正しい動作ですか?

JMXのタイムアウトが発生し、is20727が出力されても、JSP事前コンパイル処理は続行され

ます。事前コンパイル終了後はコンパイル処理が正常終了したことをご確認ください。

5393 Interstage Application Server 運用/保守 IJserver配下のworkディレクトリ配下に作成される拡張

子javaと拡張子classファイルが削除されるタイミングを教

えてください。

IJServer配下のworkディレクトリ配下に作成される拡張子javaと拡張子classファイルが削

除されるタイミングは、アプリケーションの再配備・配備解除、IJServerの削除、カスタムタグ

プーリングの使用の値変更を行った場合です。

5394 Interstage Application Server 構築(導入/移行) JDK 1.4を利用するために、V8.0互換モードのIJServer

ワークユニットを作成しようとしていますが、「V8.0互換

モードのIJServer作成」のラジオボタンがグレイアウトして

選択できません。原因と対策を教えてください。

Tomcat 4.1ベースのServletがインストールされていないためです。

V8.0互換モードのIJServerを使用する場合、Tomcat 4.1ベースのServletをインストールす

る必要があります。

Tomcat 4.1ベースとJDK 1.4のServletを追加インストールしてください。

5395 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Linux 32bit版におい

て、sendError()メソッドにて任意のメッセージコードを指

定したレスポンスを作成しましたが、ステータスラインに指

定されているメッセージが標準メッセージに置き換わりま

す。原因は何ですか?

セキュリティの観点から、ステータスラインのメッセージは指定できない仕様です。

Interstage Application Server Web-J Edition V6.0L11では、sendError()メソッドで任

意のメッセージを指定したとしても、ステータスラインに任意のメッセージを指定することはできま

せん。

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5396 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Linux 32bit版で、

Webモジュール定義ファイルにて反映させた設定は、どの

タイミングで反映されますか?

また、設定内容が有効となっていることを確認する方法は

ありますか?

Webモジュール定義ファイルで設定する定義内容は、ワークユニットを再起動したタイミングで

反映されますが、現在動作しているワークユニットに、設定が反映されていることを確認するコ

マンドはありません。

5397 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

の「3.3.1.2 Microsoft® Internet Information

Servicesの環境設定」に「Interstage HTTP Serverと

Internet Information Servicesは、それぞれのWeb

サーバに異なるポート番号を設定することにより、共存す

ることは可能ですが、Webサーバコネクタを同時に利用す

ることはできません。」との記載があります。

IJServerとWebサーバを分離して運用する場合に、1つ

のワークユニットは別サーバのFJApache、もう1つのワーク

ユニットは別サーバのIISからアクセスさせることは可能です

か?

IJServerとWebサーバを分離して運用する場合に、1つのワークユニットは別サーバの

FJApache、もう1つのワークユニットは別サーバのIISからアクセスさせることは可能です。J2EE

ユーザーズガイドの「3.3.1.2 Microsoft® Internet Information Servicesの環境設定」の

記載は、WebサーバとIJServerが同一筐体の場合の注意事項です。

IJServerとWebサーバを分離して運用する場合は該当しません。

5398 Interstage Application Server 運用/保守 JSPファイルを更新しましたが、IJServerワークユニットを再

起動しても更新内容が反映されません。

JSPファイルを更新後、更新内容を反映する方法を教え

てください。

なお、リロード機能は使用していません。

リロード機能を使用していない場合、IJServerワークユニットを再起動すれば、JSPファイルの

更新内容は反映されます。

ただし、IJServerワークユニットの起動後の初回呼び出し時にJSPファイルの更新日時とJSP

ファイルをコンパイルしたクラスファイルの更新日時を比較し、JSPファイルの更新日時の方が新

しい場合だけリコンパイルされます。

JSPファイルがコンパイルされると、

J2EE共通ディレクトリ/ijserver/work/[ポート番号]/[IJServer名]/[IJServer名]/

[webアプリケーション名]

配下に、[JSPファイル名]_jsp.classというファイル名でクラスが作成されますので、更新日

時を確認してください。

JSPファイルの方がクラスファイルの更新日時よりも古い場合、JSPファイルの更新日付を最新

にするか、クラスファイルを削除して(資産管理上、JSPファイルの更新日付を変更できない

場合)、IJServerワークユニットを再起動してください。

5399 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニット上で動作しているWebアプリケー

ションで、使用中のスレッド数などが確認できる性能情報

を取得できますか?

Webアプリケーションを使用している場合、使用中のスレッド数などが確認可能な性能情報

は、Intertage管理コンソールのモニタ(Servletコンテナ情報)、または、J2EEモニタロギング

機能によりServletコンテンツ情報を採取することで確認できます。

詳細につきましては、下記マニュアルをご参照ください。

参考:

 Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

  2EEのチューニング

   2EEモニタロギング機能

    性能情報の分析と対処

     Servletコンテナ情報

 Interstage管理コンソールヘルプ

  「IJServer:モニタ」

   Servletコンテナ情報

5400 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Linux 32bit版で、

IJServerワークユニット上のアプリケーションから作成され

るファイルのパーミッションは644ですが、666のパーミッショ

ンでファイルを作成できますか?

IJServerからファイル生成を行う場合、内部でumask 022を設定しているため、644のパー

ミッションでファイルが作成されます。

このumask値は変更することはできませんので、以下の対処を検討してください。

アプリケーションでJavaからJNIを使用してシステムコールを発行し、権限を変更する。

Runtime.execメソッドにてchmodコマンドを実行して変更する。

5401 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Web-J Edition V8は、

「CVE-2009-0033」で報告されているTomcatの脆弱性

の影響を受けるか教えてください。

Interstage Application Server Web-J Edition V8では、脆弱性が見つかったAJPコネクタ

は使用していないため、「CVE-2009-0033」で報告されているTomcatの脆弱性の影響は受

けません。

5402 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニット(V8互換)の作成後に、Web

サーバを作成した場合、後から追加したWebサーバ経由

でワークユニットを呼び出す方法を教えてください。管理コ

ンソールからWebサーバを選択できません。

複数Webサーバの起動はV9より提供された機能です。

V8互換IJServerではV9の新機能は使用できませんので複数Webサーバ機能も使用できま

せん。

なお、V8互換IJServerの場合には、対象となるWebサーバは「FJapache」固定となります。

5403 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Linux 32bit版におい

て、1ワークユニット当たりのwarファイル登録数に上限は

ありますか?

1つのIJServerワークユニットに配備可能なwarファイル数の上限はありません。

ただし、同一VM上で複数のWebアプリケーションが動作することになるため、メモリの使用量

などを考慮する必要があります。

5404 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Linux 32bit版で、クラ

イアントからのリクエスト数が、Webサーバコネクタの

[Servletコンテナへの最大接続数]を超えた場合の動

作について教えてください。

システムログとWebサーバコネクタのログにIJServer12022が出力されます。

また、クライアントにはステータスコード"503"が通知されます。

5405 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server V6.0でJSPを配備した

際、Interstageでjavaを勝手に生成しますが、その再生

成するタイミング、条件を教えてください。

以下のファイル日付を比較し後者が新しい場合に変更があったと判断します。

workディレクトリ(注)に存在する当該JSPから作成されたclass日付

JSPのファイル日付

(注)J2EE共通ディレクトリ/ijserver/IJServer名/work

リロード機能が無効の場合は、運用中にはチェックを行わないため、再起動時に上記のチェッ

クを行います。

もし、変更があったと判断された場合、次回アクセス(クライアントからの要求)時にコンパイ

ルされ、WORKフォルダ配下の資源が置き換わります。

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5406 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニットとアプリケーション関係について、呼び出しの

URLにIJServer名は含まないのですか?

IJServerで運用されているServlet/JSPの呼び出しに、IJServerのワークユニットは含まれま

せん。

呼び出しのURLは、「http://ホスト名:ポート番号/Webアプリケーション名/」です。

なおWebアプリケーション識別子のデフォルトは配備するWARファイル名から拡張子を取り除

いた値となります。

5408 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcatのjspcコマンドを使ってコンパイルをし、jspcコマン

ドが吐き出したweb.xmlを使って動かしていますが、コン

テナのログに「IJServer14088」が出力されます。原因と

対処方法を教えてください。

jspcコマンドの直接使用はサポートしていません。

Servletコンテナ起動時にweb.xmlのload-on-startupにJSPを登録することでリクエストを受

け付ける前にコンパイルできます。

V8以降ではJSP事前コンパイルコマンドを使用してください。

参考:

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Serverリファレンスマニュアル(コマンド

編)

 J2EE編

  J2EE運用コマンド

   ijscompilejsp

V8

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 J2EE編

  J2EE運用コマンド

   ijscompilejsp

5409 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールにおいて、コンテキスト設定のリ

ロードの実施後、サーブレットの変更ができません。対処

方法を教えてください。

リロード設定を有効にする場合はIJServerの再起動が必要です。

5410 Interstage Application Server 構築(導入/移行) URLに半角空白が含まれているなどの不当なHTTPリクエ

ストが送信された際、V5.1環境(FSUNprovd--

FJSVjs2)ではWebアプリケーションが実行されますが、

V6.0.1環境(FJSVihs--FJSVjs4)ではHTTP 400のス

テータスコードが返却されます。原因と対処方法を教えて

ください。

URLに半角スペースが混在することはRFC2068規約違反で、V6.0.1以降からチェック機構を

強化したために発生しています。RFC2068規約違反とならないリクエストを発行するようにし

てください。

5411 Interstage Application Server 設計/開発 Linux 32bit版 Interstage Application Serverにおい

て、Servletアプリケーションが動作するワークユニットを起

動すると、「java.net.BindException: アドレスは既に使

用中です:9001」のエラーメッセージが出力され、Servlet

アプリケーションが終了します。原因と対処方法を教えてく

ださい。

Servletアプリケーションが使用するポートが、他プロセスに使用されているためです。

クライアントアプリケーションが使用するポートの範囲からServletアプリケーションが使用する

ポートを外してください。

5412 Interstage Application Server 運用/保守 Webサーバコネクタのログにデバッグ情報を出力すると

Webのレスポンスが2分程度かかります。原因と対処方

法を教えてください。

Webサーバコネクタのデバッグ用ログ処理が、大量のデバッグ情報を出力するためです。デバッ

グ情報が不要な場合は、Webサーバコネクタの環境設定で、デバッグ情報を出力しないよう

に設定することで、処理時間を短縮することができます。

5413 Interstage Application Server 構築(導入/移行) JDK1.3と1.4を両方インストールしている環境で、管理コ

ンソールからJDK1.3を指定しても、JDK1.4で動作してし

まいます。原因と対処方法を教えてください。

初回インストール時にJDK1.4だけをインストールし、あとからJDK1.3をインストールしたことが

原因と考えられます。以下のjava_config.txt内にJDK1.3を追加設定して、Interstage管

理コンソールを再起動することでJDK1.3を利用できます。

Interstageインストールディレクトリ/FJSVj2ee/etc/java_config.txt

5414 Interstage Application Server 運用/保守 夜間のWindowsUpdate後のOS再起動以降、ワークユ

ニットを管理コンソールで確認すると、ワークユニット

(IJServerアプリケーション)が停止状態になります。対

処方法を教えてください。

管理コンソールで、ワークユニットの自動起動の設定を「自動起動する」に変更してください。

5415 Interstage Application Server 構築(導入/移行) CLASSPATHにネットワークドライブを指定すると

「java.lang.NoClassDefFoundError」が発生します。原

因と対処方法を教えてください。

IJServerからネットワークドライブ上のファイルへのアクセスは、サポートされておりません。

IJServer上で動作するアプリケーション資材などのファイルは、ローカルドライブへ配置してくだ

さい。

参考:

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 J2EE共通編

  J2EEアプリケーションの運用

V8 / V7 / V6

Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド

 J2EE共通編

  J2EEアプリケーションの運用

5416 Interstage Application Server 運用/保守 Apworksからリモートデバッグ機能を使用していますが、プ

ロセス多重度を2以上にして起動すると「is20450」が発

生します。原因と対処方法を教えてください。

リモートデバッグ機能を使用している場合は、プロセス多重度を2以上にして起動することはで

きません。

リモートデバッグ機能でデバッグする場合は、ワークユニットの「プロセス多重度」は1で実施して

ください。5417 Interstage Application Server 運用/保守 IJServer作成とWebアプリケーションの配備を行い、サー

ブレットに接続しようとすると、ステータスコード「404」が返

却されます。原因と対処方法を教えてください。

「Webサーバとワークユニットを同一のマシンで運用する」の設定が「運用しない」となっている

場合、Webサーバコネクタの設定が必要です。Interstage管理コンソールでWebサーバコネ

クタの設定をしてください。

5418 Interstage Application Server 運用/保守 Webサーバ(Webサーバコネクタ)とIJServer(Servlet

コンテナ)間に負荷分散装置が存在する構成で、クライ

アントからアプリケーションにアクセスすると、ステータスコー

ド「403」がブラウザに返却されます。

負荷分散装置のIPアドレスがIJServer側で許可されていないのが原因です。

Webサーバ(Webサーバコネクタ)とIJServer(Servletコンテナ)間に負荷分散装置が

存在する場合は、負荷分散装置のIPアドレスをIJServer側で許可するようにしてください。

設定箇所は以下のとおりです。

Interstage管理コンソール>システム>ワークユニット>[ワークユニット名]>環境設定の

「Webサーバコネクタ(コネクタ)設定」の「WebサーバのIPアドレス」

5419 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションとして動作するIJServerワークユニッ

トのプロセス多重度が2以上の場合、ログイン処理でエ

ラーを発生させると再ログイン時に元のプロセスとは別のプ

ロセスにアクセスします。原因と対処方法を教えてくださ

い。

Sessionのinvalidateメソッドが呼び出された場合、削除Sessionのレスポンスが応答される

ため、次回アクセス時に元のプロセスに接続される保障はありません。Sessionのinvalidateメ

ソッド呼び出すことで削除Sessionのレスポンスが応答されるのは仕様どおりの動作です。

再ログイン時には元のプロセスに接続されないことを前提としてアプリケーションの改修をしてく

ださい。

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5420 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Tomcat 3.1ベースのServletサービスで動作していた

WebアプリケーションをTomcat 4.1ベースのServletサービ

スに移行しJSPをコンパイルすると「IJServer14085」のエ

ラーが発生し「パッケージ XXXX は存在しません。」のメッ

セージが出力されます。原因と対処方法を教えてくださ

い。

以下の原因が考えられます。

【原因1】

JSPファイルにJava言語仕様に準拠していないコードが存在しています。

Tomcat 3.1ベースのServletサービスでは、JSPファイルがJava言語仕様に準拠していない

コードでも、コンパイルできる場合がありましたが、Tomcat 4.1ベースのServletサービスでは

JSPコンパイルがJava言語仕様に準拠していない場合は、エラーとなります。

参考:

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド

 旧機能から新機能への移行方法

  Servletサービス(Tomcat 5.5ベースのサーブレット実行環境)への移行

   Servletサービス移行時の注意

    ■JSPのコンパイル

V8

Interstage Application Server 移行ガイド

 旧バージョン・レベルからの変更

  主な変更内容

   Servletサービス(Tomcat 4.1ベースのサーブレット実行環境)への移行

    ■JSPのコンパイル

【原因2】

JSPアプリケーションのimport文でclassファイルが格納されているディレクトリを指定していませ5421 Interstage Application Server 構築(導入/移行) JSPを表示する際に、「IJServer15304: Exception:

Error running javac.exe compiler」のエラーが発生し、

表示に失敗します。原因と対処方法を教えてください。

以下の原因が考えられます。

javaソースに構文エラーがあります。

JDKがインストールされていません。

JSPを利用する場合はJSPをコンパイルする必要があるため、コンパイラを含むJDK(Java SE

Development Kit)を使用する必要があります。JSPを利用する場合は、JDKをインストール

してください。

5422 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage V5からV6以降にサーブレットアプリケーション

を移行したところ、WebクライアントでJSP画面の日本語

文字列が「?」に文字化けします。原因と対処方法を教

えてください。

V6以降で提供されているTomcat 4.1ベースのServlet実行環境では、サーブレットからJSP

にクエリで送信する場合、サーブレット側のコード系で文字変換され、受取側JSPで再度変

換されます。

サーブレット側のデフォルトのコード系は"ISO-8859-1"ですが、マルチバイト文字は変換でき

ないため、JSP側でコード系を指定しても文字化けしたままとなっていたのが原因です。

V6以降のTomcat 4.1ベースのServlet実行環境では、デフォルトの文字コード系で、マルチ

バイト文字で文字化けるすことがあるため、setCharacterEncoding()メソッドにしてコードセッ

トをリクエスト送信前に設定してください。

なお、V5までのTomcat 3.1ベースのServlet実行環境では、文字変換処理が実装されてい

なかったため、V5環境では文字変換されずに渡され正常に表示されます。

5423 Interstage Application Server 運用/保守 WebアプリケーションでURLリライティングを使用した場合

に付加されるjsessionidの長さを、オープンソースの

Tomcat 4.1と同じ32バイトにする方法を教えてください。

Interstage Application Serverでは、jsessionidの長さを変更する機能は提供していませ

ん。jsessionidの長さは、修正パッチやバージョンアップによって変更となる可能性があるため、

長さに依存しないようにしてください。

5424 Interstage Application Server 運用/保守 Interstageのワークユニット配下で動作するWebアプリ

ケーションがExceptionエラーを出力して正常動作できな

い場合があります。原因と対処方法を教えてください。

IPCOMの一意性保証が有効になっている場合、負荷分散対象サーバのHTTP Keep-Alive

機能をOFFにする必要があります。

HTTP Keep-Alive機能がONになっているため、サーバでは、クライアントのコネクションを覚

え、一定時間内、セッションを終了してもリクエストを待ちます。Cookieを利用した一意性の

保証方式の場合、コネクション単位で分散を行いつつCookieを監視し、Cookie内のセッショ

ン識別子に応じた振り分けを行うことにより一意性を保証します。

分散対象サーバでKeepAliveを有効にし、IPCOMで一意性の保証を行った場合、上記理

由により保証に矛盾がおきサポート外の動きをします。

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5425 Interstage Application Server 運用/保守 管理コンソール画面上でWEBアプリケーションを配備しま

したが、プログラムをブラウザ上から実行するとエラー「404

Not Found」となってしまいます。原因と対処方法を教え

てください。

サーブレット・マッピングが定義されていない可能性があります。

定義されていない場合は、Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment

descriptor)に定義を追加してください。

参考:

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 Servlet/JSP編

  Webアプリケーションの開発

   Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

    サーブレット・マッピング

V8 / V7 / V6

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 Servlet/JSP編

  Webアプリケーションの開発

   Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

    Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)のタグの詳細

     サーブレット・マッピング

5445 Interstage Application Server 運用/保守 IPv4とIPv6のデュアルスタックの環境で、Javaアプリケー

ションによる接続を行うと、IPv6が使用されます。IPv4を

使用する方法を教えてください。

IPv4とIPv6のデュアルスタックの環境ではIPv6が優先されます。IPv4だけを使用する場合は

Java起動オプションに「-Djava.net.preferIPv4Stack=true」を指定してください。

5446 Interstage Application Server 運用/保守 Java VM起動時、または、Javaアプリケーション実行中

に、以下のような"mmap failed"というメッセージが出力さ

れ、Javaプロセスが異常終了します。原因と対処方法を

教えてください。

[出力例]

mmap_chunk: mmap failed: errno=11,

addr=0x78800000, size=1434451968.

[原因]

Java VM起動時、または、Javaアプリケーション実行中に、「ユーザ空間不足」または「仮想

メモリ不足」が発生した場合に出力されるメッセージです。メッセージの仕様は以下のようにな

ります。

Java VM起動時に発生した場合の出力形式

-----------------------------------------

制御名: mmap failed: errno=エラー情報, 制御情報....

Error occurred during initialization of VM

mmap failure

-----------------------------------------

Javaアプリケーション実行中に発生した場合の出力形式

-----------------------------------------

制御名: mmap failed: errno=エラー情報, 制御情報....

(上記メッセージに続いて、java.lang.OutOfMemoryErrorメッセージが出力される場合が

あります。)

-----------------------------------------

[説明]

制御名: メモリ不足が発生した際のJava VMの制御名

エラー情報: メモリ不足が発生した際のJava VMのエラー情報

制御情報: メモリ不足が発生した際のJava VMの制御情報

[対処方法]5447 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server停止時に、info.logに

「Thread dump at JVM_Halt(status code=1)」や

「#### JavaVM terminated」のログが出力されます。

原因と対処方法を教えてください。

出力されたログは、Java VM終了時における状態情報のメッセージで、Java VMオプションに

「-XX:+VMTerminatedMessage」を指定した場合の仕様動作ですので、メッセージは無視

してかまいません。なお、V8以降ではIJServerの仕様として、Interstage Application

Serverが停止された場合に出力するように設定されています。

[出力例(JDK/JRE 1.4または5.0の場合)]

Thread dump at JVM_Halt(status code=1234):

"main" prio=5 tid=0x00286240 nid=0x394 runnable [6f000..6fc10]

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;at java.lang.Shutdown.halt(Native Method)

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;at java.lang.Shutdown.exit(Shutdown.java:211)

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;- locked &lt;0x16b66d48&gt; (a

java.lang.Class)

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;at java.lang.Runtime.exit(Runtime.java:90)

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;at java.lang.System.exit(System.java:715)

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;at JVM_Halt.main(JVM_Halt.java:5)

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;:

Page 107: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

5448 Interstage Application Server 運用/保守 jheapコマンドの起動直後に対象のjavaプロセスが終了

すると、jheapコマンドがcoreファイルを出力して異常終了

します。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

jheapと対象javaプロセスは非同期で動作しているため、jheapの起動時に対象javaプロセ

スの終了を適切に検知できない場合があります。

[対処方法]

jheapコマンドの起動直後に対象のjavaプロセスを終了しないようにしてください。

5449 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーションを2多重(2プロセス)で起動してい

ますが、緊急修正のREADMEなどに記載されているJava

VMの異常終了障害(注)は、プロセス単位で発生す

るのですか?

(注)coreなどのプロセスダンプを出力してjavaプロセス

が終了する場合を指します。

Java VMは、Javaアプリケーションを実行するjavaプロセスの単位で起動されます。Javaアプリ

ケーションを2多重で運用している場合は、javaプロセスは2つとなり、それぞれのプロセスで

Java VMが起動されています。そのため一般的には、仮に一方のプロセスのJava VMが異常

終了(注)しても、もう一方のプロセスも同時に異常終了することはありません。ただし、アプ

リケーションの構造により、2多重のjavaプロセスが依存関係にあったり、動作異常の条件と

なる同一のデータを同じタイミングで処理するような場合などは、同時に異常終了することも

ありますので、あらかじめアプリケーションの構造を確認してください。

(注)coreなどのプロセスダンプを出力してjavaプロセスが終了する場合を指します。

5450 Interstage Application Server 運用/保守 java.util.LinkedListクラスを使用したJavaアプリケーショ

ンがメモリリークします。原因と対処方法を教えてくださ

い。

LinkedListクラスなどの、java.utilパッケージにあるCollectionインタフェースやMapインタフェー

スを実装したクラスの一部は、同期化機構を実装していないスレッドアンセーフのクラスです。

そのため、スレッド同期化を考慮していないと、メモリリークが発生する場合がありますので、ア

プリケーションを見直してください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ3985" answer_id="3985" /&gt; 「HashMapが

正しく動作しないことがあります。原因を教えてください。 」

5451 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Serverに同梱されるQualyzer

をLinuxで使用し抽出したデータを、Windows版製品に

同梱されるQualyzerで解析できますか?

Qualyzerで収集したデータは可搬性があるので、別OSのQualyzerでも表示・解析可能で

す。使用方法は、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集 V9

 付録A Javaツール機能

  A.3 Qualyzer

V8 / V7 / V6

Interstage Application Server トラブルシューティング集 V8

 付録A Javaツール機能

  A.3 Qualyzer

なお、上記以外の製品バージョン/レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照し

てください。

5452 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Serverに同梱されるQualyzer

のメモリ(ヒープ)ダンプ機能で、各クラス毎に生成される

内訳ファイル中の「reachable chain」からリンクされている

先のHTMLファイルが作成されず、オブジェクトの参照情

報が表示できません。

一般のブラウザではHTMLファイルが動的に生成されません。以下のマニュアルに従って、ヒー

プ情報表示コマンドで表示してください。

[情報表示コマンド]

java -jar holmes.jar -h html-folder [-i input-folder] -view[,frame]

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集 V9

 付録A Javaツール機能

  A.3 Qualyzer

V8 / V7 / V6

Interstage Application Server トラブルシューティング集 V8

 付録A Javaツール機能

  A.3 Qualyzer

なお、上記以外の製品バージョン/レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照し

てください。

5453 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server上のアプリケーションから

https通信をしたところ、次のような例外が発生します。

原因と対処方法を教えてください。

例1

javax.net.ssl.SSLException:

java.lang.RuntimeException:

Unexpected error:

java.security.InvalidAlgorithmParameterException

:

the trustAnchors parameter must be non-empty

例2

javax.net.ssl.SSLPeerUnverifiedException: peer

not authenticated

Java環境に適切なルート証明書・サーバ証明書が入っていないと考えられます。Javaアプリ

ケーションから SSL通信を行う場合には、信頼できる証明書を登録する必要があります。

Java環境への証明書の登録にはkeytoolコマンドを使用してください。

登録されている証明書の表示方法(JDK5/Solarisの場合)

% /opt/FJSVawjbk/jdk5/bin/keytool -v -list -keystore

/opt/FJSVawjbk/jdk5/jre/lib/security/cacerts

証明書の登録方法(JDK5/Solarisの場合)

% /opt/FJSVawjbk/jdk5/bin/keytool -import -v -keystore

/opt/FJSVawjbk/jdk5/jre/lib/security/cacerts -alias globalsignca -file XXXX.cer

Enter keystore password: (デフォルトはchangeit)

5454 Interstage Application Server 運用/保守 jheapコマンドを実行すると、"fatal error cannot open

perf file"というメッセージが出力されます。 原因と対処

方法を教えてください。

jheapの対象javaプロセスが存在しない場合、"fatal error cannot open perf file"という

メッセージが出力されます。 対象javaプロセスが存在するか確認してください。

また、Linux OSではtmpwatch機能により/tmpディレクトリ配下の共有メモリファイルが削除

された場合にも同メッセージが出力されます。tmpwatchの削除対象外となるように設定して

ください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="5305" contents="FAQ5305" /&gt;「Interstage管

理コンソールのワークユニットのモニタの表示項目のうち、Java VMの運用時間以外がすべて

更新されません(画面リフレッシュはします)。」

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5455 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V5(JDK1.3.1)の

サーブレット資産を、Interstage Application Server V8

以降(JDK1.4.2以降)で動かすと、コンテナログに以下

のエラーが出力されます。原因と対処方法を教えて下さ

い。

-----------------------------------------------

IJServer15302: Error compiling file:

XXXXXXXXXX_jsp.java

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;[javac] Compiling 1

source file

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;[javac]

XXXXXXXXXX_jsp.java:nnnn: 定数式が必要です。

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;[javac]&nbsp;&nbsp;

&nbsp;case aaaaa.BBBBB:

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;[javac]&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;^

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;[javac] エラー 1 個

jspファイル(XXXXXXXXXX_jsp.java)で、case文の引数が定数式になっていないためで

す。定数式である修飾名は、「型名.識別子」の形式でなければならず、たとえフィールド

BBBBB自体が定数であっても、式aaaaa.BBBBB(aaaaaは変数かまたはそのほか他の

式)は、エラーとなります。BBBBBがstatic変数であれば、static変数はクラス変数ですので、

aaaaaはクラス名である必要があります。これは、JDK1.3で文法チェックが強化されたもので

す。Interstage Application Server V5(JDK1.3.1)でエラーにならなかった理由は、サー

ブレットの使用するコンパイラ(javac)が、JDK1.2.2のjavacと互換を持つ、oldjavacを使

用していたためです。oldjavacはJDK1.4以降は未サポートであり、サーブレットの使用するコ

ンパイラもInterstage Application Server V8以降javacに変更されていますので、アプリ

ケーションのソースプログラムを正しい形式に修正してください。

5456 Interstage Application Server 構築(導入/移行) JDK1.3で開発した資産を、JDK5.0でコンパイルすると

パッケージ指定のないクラス定義のimportで「シンボルを

見つけられません。」というコンパイルエラーが発生します。

原因と対処方法を教えてください。

-----------------------------------------------

XXXXXXXXXX.java:nnnn: シンボルを見つけられませ

ん。

 シンボル: 変数 AAAAAAA

 場所&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;: XXXXXXXXXX

のクラス

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;AAAAAAA.bbbbb(.....);

 パッケージ名を指定していないclass(ここでは

AAAAAAA)をimportしているためコンパイルエラーが発

生しています。

Java言語の仕様では、import文の中に単純名を含めたり、名前のないネームスペースからイ

ンポートを行うことはできません。JDK1.4以降のコンパイラでは、この点の文法チェックが強化

されています。 アプリケーションのソースプログラムで、すべてのクラスを、名前のないネームス

ペースから名前付きのネームスペースへ移動するように修正してください。

[有効でない構文例]

単純名のみの場合

import ClassA;

名前のないネームスペースからネストしたクラスをインポートする場合

import ClassB.NClassB;

5457 Interstage Application Server 運用/保守 JNI(Java Native Interface)でモジュールをロードする

際に、モジュールのリンクするライブラリが存在するにもかか

わらず、java.lang.UnsatisfiedLinkErrorとなりモジュー

ルのロードが失敗します。原因と対処方法を教えてくださ

い。

javaプロセスのメモリ空間が不足している可能性があります。Jheap、または、-verbose:gcオ

プションを使用し、使用しているJavaヒープ量が設定値と比較して少ない場合には、-Xmxと-

Xmsの指定値を小さくしてください。設定値を小さくできない場合は、アプリケーションを見直

して、使用ヒープ量を削減してください。

5677 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレット・コンテナから、ネットワークドライブにあるXML

ファイルを読み込んでいるときに

「FileNotFoundException」が出力されます。原因と対

処方法を教えてください。

インストール後のデフォルト状態ではServletサービスのログオン設定は(ローカル)システムア

カウントに設定されています。

そのため、デフォルトの状態ではServletサービスから起動されるサーブレット・コンテナからネット

ワークドライブにアクセスすることはできません。

ネットワークドライブ上に存在するWebアプリケーションやリソース使用する場合は、コントロー

ルパネルより以下のサービスのログオン設定を変更する必要があります。

サービス名:F3FMjs2

表示名:INTERSTAGE JServlet

ログオン:

 デフォルト:

  (ローカル)システムアカウント

 ネットワークドライブを使用する場合:

  Administratorsグループに属するアカウント(注)

注)

セキュリティ上、Administrator以外が望ましい

当該共有へのアクセス可能なアカウント及びアクセス権が妥当であること

5678 Interstage Application Server 構築(導入/移行) サーブレット・コンテナ環境定義ファイルでVersionの項目

がありますが、その仕様について教えてください。

サーブレット・コンテナ環境定義ファイル「ContextManager」タグ内の「Version」は旧バージョ

ン互換モードでの動作を行うための設定項目です。通常は、製品のバージョンに合った数値

を入れてください。

Interstage Application Server 5.1はServlet 2.3 / JSP 1.2に準拠しており、サーブレット・

コンテナもその仕様に準拠した動作をします。(INTERSTAGE Application Server 4.1ま

では、Servlet 2.2 / JSP 1.1に準拠しています。)

Servlet/JSPの環境を4.1までの環境で動作させたい場合は、サーブレット・コンテナ環境定

義ファイル「ContextManager」タグ内の「Version」に「4.1」を指定してください。

5679 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレット・ゲートウェイで発生する404レスポンスは、具

体的にどのような場合に発生しますか?

iPlanet Web Serverを使用している場合はサーブレット・ゲートウェイで404は発生しません。

サーブレット・ゲートウェイ以外のフィルタアプリケーションによって、URIが書き換えられた場合に

発生します。

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5680 Interstage Application Server 構築(導入/移行) InfoProvider ProにIPアドレスによるアクセスコントロール

設定をマニュアルに従って実施しましたが、サーブレットに

対して制限がかかりません。設定について教えてください。

プロテクトパスのURL部の指定は、認証URL形式(auth-target-url)の指定方法で、URL

部の指定方法が異なります。

auth-target-url: mappedを設定した場合(もしくは省略した場合)

変換後のパスを指定します。JServletの場合は、「C:¥INTERSTAGE¥F3FMjs2¥gateway

¥jsgw.dll」をプロテクトパスのURL部に指定します。&nbsp;&nbsp;

※Webアプリケーションごとにアクセス制御を行うことはできません。

auth-target-url: originalを設定した場合

URLの"http://ホスト名:ポート番号/パス"の"http://ホスト名:ポート番号"を除いた"/パス"

からを環境定義ファイルに設定したacstopに続けて指定してください。

このとき、"/"を"¥"に変更してください。

ディレクトリに設定する場合は、末尾に"¥"を指定してください。それ以外はファイルとして扱い

ます。

5681 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレット・コンテナの標準出力、標準エラー出力のログ

(std_log)のバックアップを有効にした場合の詳細な

バックアップタイミングを教えてください。

ログ書き出し前、書き出しによって指定されたサイズを超過するか判断します。超過する場

合、バックアップを行った後、書き込みを行います。そのため、実際のサイズには多少の誤差が

生じます。

5682 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Enterprise Edition

5.1.1

セション情報定義ファイル

(/etc/opt/FJSVjs2sr/services/session/conf/jssr_s

ession.properties)の下記定義名の最大値を整数値

で教えてください。

- session.limit

- session.clean.interval

下記項目の最大値はいずれも2147483647 です。

- session.limit

- session.clean.interval

5683 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server 移行ガイドの「1.1.2

Servletサービス(Tomcat 4.1ベースのサーブレット実行

環境)への移行」に、JSP内で使用するクラスについて、

「旧バージョンのServletサービスでは、一部クラスは

importせずにクラス名のみで使用できました」という記述

がありますが、具体的なクラス名を教えてください。

Tomcat 3.1ベースのServletサービスにて、JSP内でimportせずに使用できていたクラスは以

下のとおりです。

 javax.servlet.jsp.tagext.*

 java.io.PrintWriter

 java.io.IOException

 java.io.FileInputStream

 java.io.ObjectInputStream

 java.util.Vector

 java.beans.*

アプリケーション(JSP)の移行時に、上記クラスを使用していた場合は明示的にimportし5684 Interstage Application Server 運用/保守 Tomcat 3.1ベースのServletサービスにおいて、full

thread dumpがどこに出力されるのか教えてください。

Tomcat 3.1ベースのServlet環境では、full thread dumpはサーブレット・コンテナの起動ロ

グ(注)に出力されます。

サーブレット・コンテナの起動ログは標準的な出力先ディレクトリ(/var/opt/FJSVjs2/log/)

に以下のファイル名で出力されます。

 [サーブレット・コンテナ名].log

(注)V3ではコンテナの標準出力、標準エラー出力のログ

ログファイルの詳細については以下のマニュアルを参照してください。

V7 / V6でTomcat 3.1ベースのServletサービスを使用している場合は、旧バージョンのマニュ

アルを参照してください。

V5

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 Servlet/JSP編

  Servletサービスの機能

   ログ機能

    サーブレット・コンテナのログ機能

V4 / V3

INTERSTAGE Application Server JServlet ユーザーズガイド

 Servletサービスの機能

  ログ機能

   サーブレット・コンテナのログ機能

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5685 Interstage Application Server 運用/保守 Tomcat 3.1ベースのServletサービスにおいて、full

thread dumpを出力する方法を教えてください。

サーブレット・コンテナのプロセスにkillコマンドでQUITシグナルを発行すれば、full thread

dumpが出力されます。

コマンドの実行例は以下の通りです。

 # kill -QUIT [サーブレット・コンテナのプロセスID]

またfull thread dump自動採取機能により、アプリケーションが応答しない場合やサーブレッ

ト・コンテナが停止しない場合に、自動的に出力される場合があります。

full thread dump自動採取機能は、次のバージョン・レベルで提供されています。

6.0.2 / 7.0 / 7.0.1

次のバージョン・レベルでは緊急修正により提供されています。

3.1 / 4.0 / 4.1 / 5.0 / 5.0.1 / 5.1 / 5.1.1 / 6.0 / 6.0.1

次のバージョン・レベルでは提供されていません。

3.0

full thread dump自動採取機能の詳細、および、full thread dumpの解析方法について

は、以下のマニュアルを参照してください。

V7 / V6

Interstage Application Server トラブルシューティング集

 V5.1以前のServletサービス運用時の異常

  サーブレット・コンテナのfull thread dumpが出力された場合の対処

V5以前の場合は以下のサイトより、Interstage Application Serverの5.1.1のマニュアルを

参照してください。

http://software.fujitsu.com/jp/manual/5705 Interstage Application Server 運用/保守 jssvstartコマンドまたはjscontstartコマンドを投入すると

一瞬起動状態になりますが、すぐに停止状態に陥ってし

まいます。

この時、コンテナの標準出力、標準エラー出力のログに

「TomcatException: Wrong home ~」が出力されて

います。

原因と対処方法を教えてください。

Interstageのインストールディレクトリ¥F3FMjs2¥conf¥web.xml(Servletサービスのシステ

ムファイル)が存在しません。

システムのバックアップから復元する(保持している場合)か、Servletサービスを再インストー

ルしてください。

5706 Interstage Application Server 運用/保守 Servletサービスを使用しないのにもかかわらず、OS起動

時に「Servlet service failed in the start.」が出力され

ます。原因と対処方法を教えてください。

Interstage動作環境定義ファイル中にServlet=yesと設定している可能性があります。

Interstage動作環境定義ファイル中の設定をServlet=noに変更してInterstageの再初期

化を行ってください。

5707 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverを利用している環境でのWeb

アプリケーション配下のindex.htmlにアクセスしようとする

と、HTTPエラー404が返却されます。原因と対処方法を

教えてください。

サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイル(jsgw_apapi.conf)のApJServMount項目、

または、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)のLoadModule項目

の設定がされていない可能性があります。

以下の環境設定を見直してください。

jsgw_apapi.confに以下の行を追加する。

ApJServMount [Webアプリ識別子] ajpv12://localhost:[ポート番号]/

IHSのhttpd.confの末尾に以下の行を追加する。(以下はUnix系の例)

LoadModule jsvlt_module /opt/FJSVjs2/gateway/jsgw_apapi_is.so

include [jsgw_apapi.confへのフルパス]

上記設定後、Interstage HTTP Serverを再起動してください。

5708 Interstage Application Server 運用/保守 イベントログに「F3FMjs2su: ERROR: 2003」が出力さ

れ、Windowsのサービス「INTERSTAGE JServlet

(OperationManagement)」 が自動起動にもかかわ

らず、起動しません。原因と対処方法を教えてください。

Interstage運用管理用Servletサービスで使用するJServlet環境定義ファイルのJDKのパス

に誤りがある可能性があります。

JDKのパスを確認してください。

5709 Interstage Application Server 設計/開発 Strutsを利用すると、

「java.lang.NoClassDefFoundError」が発生します。対

処方法を教えてください。

JDK1.3環境にてSAXのAPIを使用する場合、JAXPのライブラリ(XMLパーサ)を明示的に

クラスパスに追加する必要があります。

JAXPのライブラリ(XMLパーサ)を追加してください。

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5710 Interstage Application Server 運用/保守 JSPファイルを表示させようとすると、ブラウザに「Internal

server error」が出力され、jsgw.logには

「ERROR:1108」が出力されます。原因と対処方法を教

えてください。

サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのPort番号とサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイ

ルのPort番号が一致していない可能性があります。

以下のマニュアルを参考に、サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのPort番号とサーブレッ

ト・ゲートウェイ環境定義ファイルのPort番号を一致させてください。

V7

Interstage Application Server 移行ガイド

 付録B V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル

V6

Solaris版 Interstage Application Server 6.0.2 移行ガイド

 付録B 旧バージョンのServletサービスの環境定義ファイル

V5

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 第2部 Servlet/JSP編

  第11章 Servletサービスの環境定義ファイル

V4 / V3

INTERSTAGE Application Server JServlet ユーザーズガイド

 第4章 Servletサービスの環境設定

5711 Interstage Application Server 設計/開発 サーブレット/JSPを実行すると、「(株)」や「No.」を表

す2バイト文字が文字化けします。原因を教えてくださ

い。

JDK1.3系とJDK1.4系では、Shift_JISコードのマッピングに違いがあります。

 1.3系 shift_jisとMS932(Windows31-J)が同義

 1.4系 shift_jisとSJISが同義

5712 Interstage Application Server 設計/開発 ServletアプリからRuntime#execメソッドで、cmd.exe等

のネイティブなウィンドウ処理を行った状態でサーブレットコ

ンテナの再起動を行うと、サーブレットコンテナの起動に失

敗する場合があります。原因と対処方法を教えてくださ

い。

Runtime#execメソッドは、特殊なプロセスではうまく動作しない場合があります。

例えば、ネイティブなウィンドウ処理プロセス、デーモンプロセスなどです。

以下を参照し、問題のあるプロセスの使用を中止してください。

http://java.sun.com/j2se/1.3/ja/docs/ja/api/java/lang/Process.html

5713 Interstage Application Server 運用/保守 高負荷時、「java.lang.IllegalStateException:

setAttribute: Session already invalidated」が発生し

ます。原因と対処方法を教えてください。

高負荷によりアプリケーションまたはデータベース側で処理遅延が発生した場合、セションタイ

ムアウト時間を超過し、セション破棄されることがあります。

本バージョンのServletサービスでは、処理中のリクエストがあってもセションタイムアウトするた

め、仕掛かり中のリクエストの延長のセション操作、タイムアウト後に到着したリクエストでのセ

ション継続はできません。

セションタイムアウト時間を大きくするか、アプリケーションの処理を見直してください。

5714 Interstage Application Server 運用/保守 コンテナの起動ログに以下のメッセージが出力され、サーブ

レット・コンテナが起動できません。 原因と対処方法を教

えてください。

「java.lang.NoClassDefFoundError: verbose:gc

Exception in thread "main"」

JServlet環境定義ファイル(jswatch.conf)の[container-name].bin.parametersに記

述するJAVA起動オプションに誤りがあります。

 正)pcp.bin.parameters=-verbose:gc .....

 誤)pcp.bin.parameters=verbose:gc .....

5715 Interstage Application Server 運用/保守 Webサーバの起動完了後にブラウザからリクエストすると、

jsgw.logに「ERROR: 1108: Cannot connect to

container.」が出力され、HTTP 500エラーが返却されま

す。原因と対処方法を教えてください。

サーブレット・コンテナの起動が完了していないためです。

「コンテナの標準出力、標準エラー出力のログ」に「Started normally INTERSTAGE

Servlet container」のメッセージが出力されてからのリクエストとなるよう、Webサーバとサーブ

レット・コンテナを起動する順序や間隔を調整し、運用してください。

5716 Interstage Application Server 運用/保守 Webアプリケーション配備時のオプション指定「cookieを

使用しない」が有効となりません。配備後にWebアプリ

ケーションの設定を確認すると、cookieを使用する設定と

なっています。原因と対処方法を教えてください。

「Webブラウザでセションを保存する」を選択していることが原因です。

「Webブラウザでセションを保存する」を設定した場合、強制的にcookieを使用する設定とな

るため、「cookieを使用しない」を有効にしたい場合は、「Webブラウザでセションを保存する」

のチェックをはずしてください。

参考:

Interstage管理コンソールのヘルプ

 IJServer:配備

  ◆設定内容

   Webアプリケーション

    Webブラウザでセションを保存する

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5717 Interstage Application Server 運用/保守 各サービス起動後にクライアントからリクエストすると

「ERROR 404 NotFound」が表示され、Webアプリケー

ションのコンテンツを表示できません。InfoProvider Proを

Webサーバとして使用していますが、jsgw.conf(サーブ

レット・ゲートウェイ環境定義ファイル)に定義を行って

も、反映されていないようです。原因と対処方法を教えて

ください。

InfoProvider Pro環境定義ファイルに、必要な定義が行われていない可能性があります。

InfoProvider Proを使用して(Tomcat 3.1ベースの)Servletサービスを運用する場合は

次の定義が必要です。

InfoProvider Pro環境定義ファイルに以下の定義項目を追加します。

フィルタ・インタフェースの設定(filter-file)

エクステンション・インタフェースの設定(cgi-path-idnt)

デフォルトインストールの場合の記載内容は以下です。

filter-file: C:¥INTERSTAGE¥F3FMjs2¥gateway¥jsgw.dll conf=サーブレット・ゲートウェ

イ環境定義ファイルのフルパス名

cgi-path-idnt: C:¥INTERSTAGE¥F3FMjs2¥gateway F3FMjs2

5718 Interstage Application Server 運用/保守 イベントビューアのアプリケーションログに、以下のメッセージ

が表示されています。原因と対処方法を教えてください。

「F3FMjs2: WARNING: 2075: (JServlet) was

stopped during operation of INTERSTAGE」

Interstage統合コマンドまたはInterstage運用操作ツールにより起動されている状態で、

Servletサービスを個別に停止させたためです。

この場合、Interstageも停止します。

Interstageの運用を続ける場合は、Interstage統合コマンドまたはInterstage運用操作

ツールより、Interstageを起動してください。

5719 Interstage Application Server 運用/保守 アプリケーション処理に時間がかかった場合に、5分程度

で「HTTP500 内部サーバーエラー」がブラウザの画面上

に出力されます。原因と対処方法を教えてください。

サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイル(jsgw.conf)の"Timeout"の値がデフォルトで

300000(ミリ秒)=5分 であるためです。

"Timeout"の値をシステム処理時間に合わせて変更してください。

5720 Interstage Application Server 設計/開発 JSPの呼び出しがエラーとなり、以下のメッセージが出力さ

れます。原因と対処方法を教えてください。

javax.servlet.ServletException: (class:

com/fujitsu/jsp/XXXXX$jsp, method: _jspService

signature:

(Ljavax/servlet/http/HttpServletRequest;Ljavax/se

rvlet/http/HttpServletResponse;)V) Illegal target

of jump or branch

JSPに記述されたJavaコードなどが多く、JSPから生成されたクラスにおいて、メソッドの大きさが

64KBを超えており、Javaの制約によりこのような現象となっています。

以下の方法により、JSPのサイズを小さくしてください。

表示項目を減らす

JSPを分割(&lt;jsp:include page="...)する

配列や繰り返し構文などを使用してロジック自体をスリム化する

5721 Interstage Application Server 運用/保守 Webアプリケーションを使用しています。ブラウザから全角

文字の入力/登録処理を行った際、文字が「?」と表

示されます。対処方法を教えてください。

リクエストパラメタに対し、アプリケーションで適切な文字コード変換を行ってください。

または、サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのContextタグのinputcode属性で適切なエ

ンコーディングを指定してください。

参考資料:

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 第2部 Servlet/JSP編

  第11章 Servletサービスの環境定義ファイル

   11.5 サーブレット・コンテナ環境定義ファイル

    11.5.3 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのタグの詳細

5722 Interstage Application Server 運用/保守 アプリケーション処理が5分以上かかる時に、ブラウザ表示

が「InternalServerError」となります。

エラーになるのを5分から30分に変更したいのですがどうす

ればよいですか?

以下の対処を行ってください。

IJServerとWebサーバを同一マシンで運用する設定の場合

Interstage管理コンソール>システム>ワークユニット>[IJServer名]>環境設定

「Servletコンテナ設定」の「タイムアウト」の値を設定する。

IJServerとWebサーバを同一マシンで運用しない設定の場合

Webサーバを運用しているマシンの

Interstage管理コンソール>システム>サービス>Webサーバ>Webサーバコネクタ>

[IJServer名]>環境設定>「詳細設定」の「Servletコンテナ設定」の「タイムアウト」の値

を設定する。

5723 Interstage Application Server 設計/開発 セションリカバリ機能を利用しています。セションに

setAttributeで設定したオブジェクトをセションリカバリ後に

getAttributeで取得すると、アプリケーションで

NullPointerExceptionとなります。対処方法を教えてくだ

さい。

セションリカバリ機能使用時には、セションに格納するオブジェクトにjava.io.Serializableイン

タフェースを実装する必要があります。

格納するオブジェクトが保持している参照など、間接的にひもづくオブジェクトもすべて対象と

なります。

セションリカバリ機能の対象としない(引き継がれなくてよい)参照(変数)には、

transient修飾子を宣言します。

詳細につきましては、以下のマニュアルおよび、オブジェクト直列化についてのJavaの仕様のド

キュメントをあわせて参照し、アプリケーションが妥当であるか見直してください。

 Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

  第2部 Servlet/JSP編

   第14章 セションリカバリ

    14.1 セションリカバリについて

     14.1.4 セションリカバリ機能の注意事項

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5724 Interstage Application Server 運用/保守 イベントログに以下のメッセージが出力されました。

「F3FMjs2: ERROR: 2216: An error occurred.

(function=StartServiceCtrlDispatcher,

place=main, information=F3FMjs2, retcode=0,

errno=1063)」

原因と対処方法を教えてください。

jswatch2.exeを実行した場合、当該メッセージが出力されます。

当該モジュールはServletサービス運用コマンドではありません。実行しないでください。

5725 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage HTTP Server起動時に「[warn] Loaded

DSO /opt/FJSVjs2/gateway/jsgw_apapi.so uses

plain Apache 1.3 API, this module might crash

under EAPI! (please recompile it with -DEAPI)」

ワーニングが出力されます。対処方法を教えてください。

Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)に、下記が正しく設定されて

いるか確認してください。

 "LoadModule jsvlt_module /opt/FJSVjs2/gateway/jsgw_apapi_is.so"

 "include サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのフルパス名"

5726 Interstage Application Server 運用/保守 Windows ServerTM 2003を使用して、V5互換のサー

ブレットサービス(F3FMjs2 / Tomcat 3.1ベースの

Servletサービス)で動作しているアプリケーションからネッ

トワークドライブを参照できません。対処方法を教えてくだ

さい。

Windows ServerTM 2003では、ドライブ名を指定した形式によるアクセス(X:¥AAA¥BBB

の形式)ではなく、UNC(Universal Naming Convention)表記でアクセスしてください。

なお、インストール後のデフォルト状態ではServletサービスのログオン設定は(ローカル)シス

テムアカウントに設定されています。

そのため、デフォルトの状態ではServletサービスから起動されるサーブレット・コンテナからネット

ワークドライブにアクセスすることはできません。

ネットワークドライブ上に存在するWebアプリケーションやリソースを使用する場合は、コント

ロールパネルより以下のサービスのログオン設定を変更する必要があります。

サービス名:F3FMjs2

表示名:INTERSTAGE JServlet

ログオン:

 デフォルト:

  (ローカル)システムアカウント

 ネットワークドライブを使用する場合:

  Administratorsグループに属するアカウント(注)

注)

セキュリティ上、Administrator以外が望ましいです。

また、当該共有へのアクセス可能なアカウント及びアクセス権が妥当であることを確認してくだ

さい。

5727 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのContextタグの

reloadable属性でtrueを指定し、リロード機能によりアプ

リケーションを入れ替えましたが、反映されていないように

見えます。原因と対処方法を教えてください。

ServletContextやHttpSessionの属性に影響のある修正を行ったアプリケーションの入れ替

えにリロード機能を使用したことが原因です。

Interstage Application Server V5までのServletサービス(およびV6、V7のTomcat 3.1

ベースのServletサービス)では、リロード時に、ServletContextおよびHttpSessionの属性に

setされているオブジェクトは破棄されず、リロード前のものが引き継がれます。

このため、ServletContextやHttpSessionの属性に影響のあるアプリケーションの修正を行っ

た場合、アプリケーションの入れ替え時に、これらの属性にsetする情報やクラスなどの変更も

あわせて反映するため、サーブレット・コンテナを再起動してください。

5728 Interstage Application Server 設計/開発 サーブレット・コンテナの標準出力ログに「Session

already invalidated」の例外が出力されました。原因と

対処方法を教えてください。

セションの破棄またはタイムアウト後に、setAttributeなどのセションオブジェクトに対する操作

を行った場合に該当の例外が発生します。

同じブラウザからの(同じセションの)並行するリクエストによるものを含め、セションの破棄

(invalidate)後に操作が行われていないか確認してください。

また、セションのタイムアウト時間の監視はリクエスト受け付け時からとなりますので、アプリケー

ション処理時間を考慮してセションのタイムアウト時間を設定してください。

5729 Interstage Application Server 設計/開発 Servletコンテナのメッセージに「HANDLER THREAD

PROBLEM: java.io.IOException: Stream closed

prematurely」が頻発します。原因を教えてください。

該当のメッセージは、以下の場合に出力されることがあります(タイミングにも依存します)。

ネットワーク異常が発生した

クライアント側から通信が切断された

[例]

 - クライアントアプリケーション(ブラウザ)の終了

 - リクエストの完了を待たずに中止ボタンを押下、またはリロードした

 - リンク先や送信ボタンをダブルクリックした

 - 先のリクエストの完了を待たずに別リンクへ遷移した

サーブレット・ゲートウェイのタイムアウトが発生した

クライアント側の操作については、アプリケーションの構成、コンテンツ内容、処理時間により

該当する操作が行われやすい場合がありますが、問題有無は運用に依存します。

5730 Interstage Application Server 運用/保守 jscontdispコマンドなど、Servletサービスの運用コマンドを

実行すると、jswatch.logに「ERROR:2014」が出力され

ます。原因と対処方法を教えてください。

Servletサービスの運用コマンドを複数同時実行したためです。

他のコマンド処理が完了してから、再度コマンドを実行してください。

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5731 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat 5で動作するアプリケーションが動作しません。原

因と対処方法を教えてください。

Tomcat 5はServlet2.4/JSP2.0の仕様に従っていますが、Interstage Application Server

(V6、V7、V8)のServletコンテナはServlet2.3/JSP1.2の仕様に従っています。

そのため、Servlet2.4/JSP2.0固有のAPIやJSPの記述はエラーとなったり、意図どおり動作し

ない場合があります。

Interstage Application Server V9にて、Servlet2.4/JSP2.0の仕様に従ったTomcat 5.5

ベースのServletコンテナを提供しています。

5732 Interstage Application Server 運用/保守 Tomcat 3.1ベースのServletサービス(FJSVjs2)を使

用しています。

コンテナダウンが発生しましたが、コアダンプが吐かれない

ため調査できません。コアが出力されない原因を究明しコ

アの中身を確認したいのですが方法を教えてください。

コンテナを特定のユーザ指定で動作させていた事で、コアを出力する先のディレクトリに権限

がないため出力時にエラーとなっている可能性があります。

コンテナをroot権限で動作させるか、または指定したユーザに書き込み権限のあるディレクトリ

をサーブレット・コンテナの実行ディレクトリとして設定してください。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V5

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 Servlet/JSP編

  Servletサービスの環境定義ファイル

   JServlet環境定義ファイル

    JServlet環境定義ファイルの定義項目

     container.uid

     container.gid

     default.execdir または [containername].execdi

※V6でTomcat 3.1ベースのServletサービスをご使用の場合、以下のサイトより、

Interstage Application Serverの5.1.1のマニュアルを参照してください。

http://software.fujitsu.com/jp/manual/

5733 Interstage Application Server 設計/開発 classファイルを入れ替えてオートリロードさせると、

ClassCastExceptionが発生します。原因と対処方法を

教えてください。

Tomcat 3.1ベースのServletサービスではリロード時にServletContextおよびHttpSessionの

Attributeにsetされているオブジェクトの破棄は行わない仕様となっています。

そのため、Stringなどシステムクラスローダ上に存在するリロード対象外のオブジェクトであれば

問題ありませんが、リロード対象のオブジェクトがsetされていた場合は、リロードのためのクラス

ローダの置き換えによってClassCastExceptionが発生します。

もし、リロード時もClassCastExceptionを発生させたくない場合は、interfaceを

CLASSPATHに設定してシステムクラスローダ上にロードさせ、アプリケーション内ではこの

interfaceにcastしオブジェクトを参照します。

5734 Interstage Application Server 運用/保守 「ERROR: 2017: [container名] failed in the start.」

が出力され、サーブレット・コンテナの起動に失敗します。

原因と対処方法を教えてください。

以下の原因が考えられます。

JServlet環境定義ファイルのdefault.binまたは[containername].binに指定したコマンド名

が誤っている

メモリ不足

コンテナの標準出力、標準エラーのログのファイルの作成、書き込みに失敗した

ログファイルの書き込み失敗については、次の場合があります。

他のエディタなどのアプリケーションで該当ファイルを開いている

直前にサーブレット・コンテナが起動していたときに、アプリケーションで

java.lang.Runtime.getRuntime().execメソッドにより子プロセスを起動したが、そのプロセ

スが終了していない

この場合、Handle.exeツール(Windows※)やpfilesコマンド(Solaris)により、ログファ

イルを参照しているプロセスを特定し、停止してください。

※Microsoft®のWebサイトよりダウンロードできます。

5735 Interstage Application Server 設計/開発 Webサーバ上で動作するServletアプリケーションからのレ

スポンスデータに、Content-Lengthヘッダが設定される場

合とされない場合があります。原因を教えてください。

ServletからのレスポンスにContent-Lengthヘッダが自動的に付加されるか否かは、レスポン

スのバッファサイズとこのバッファをフラッシュするタイミングに依存します。

バッファサイズ以内にレスポンスするコンテンツが収まり、すべての処理が完了する場合は、

Content-Lengthヘッダが自動的に付加されますが、コンテンツがそろう前にフラッシュされる

(または出力がバッファサイズを超過する)場合は、ヘッダ出力以降どれくらいコンテンツが出

力されるかはアプリケーション依存となるため、Content-Lengthヘッダは自動では付加されま

せん。

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5736 Interstage Application Server 運用/保守 コンテナログに「IJServer14113」が出力されます。対処

方法を教えてください。

コンテナログの世代管理の情報メッセージであるため問題ありません。

参考:

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集

 メッセージラベルのあるメッセージ

  メッセージ番号がIJServer1で始まるメッセージ

   IJServer14100番台のメッセージ

V8 / V7 / V6

Interstage Application Server メッセージ集

 メッセージラベルのあるメッセージ

  メッセージ番号がIJServer1で始まるメッセージ

   IJServer14100番台のメッセージ5737 Interstage Application Server 運用/保守 Webアプリケーションの再配備を行うと、web.xmlファイル

の設定が書き換えられてしまいます。原因と対処方法を

教えてください。

既に配備されているアプリケーションのweb.xmlファイルを編集していたためです。

新たに配備するアプリケーションのwarファイルに含まれるweb.xmlを編集して、配備を行って

ください。

5738 Interstage Application Server 設計/開発 セション管理にCookieを使用せず、

encodeURL/encodeRedirectURLメソッドを使用してセ

ション管理をしていますが、SSLアクセラレータを使用した

環境でセションを継続できません。ログイン画面でID、

Passwordを入力してログインしても再びログイン画面が

表示されてしまいます。対処方法を教えてください。

SSLアクセラレータ使用などでポート番号が変更されたことにより、セションIDがURLにエンコー

ドされなかったことが原因です。

以下のいずれかの方法によりセションIDをURLにエンコード可能とすることでセションを継続す

ることができます。

サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのContextタグの属性、urlEncodingの値に「1」を設

定してください。

urlEncodingはencodeURLメソッドおよびencodeRedirectURLメソッドのセキュリティチェック

レベルを記述するもので、「1」を指定した場合、チェック対象からポート番号を除外するため、

ポート番号が異なっていてもエンコード可能となります。

encodeURLメソッドおよびencodeRedirectURLメソッドに渡すパスを、コンテキストパス

(Webアプリケーション識別子)からのパスや現在のコンテンツからの相対パスとしてくださ

い。

プロトコル(http/https)やポート番号を含まないパスとすることでエンコード可能となります。

5739 Interstage Application Server 運用/保守 「ERROR: 1205: ajp12: can not connect to host 」

が発生し、Servletの呼び出しに失敗します。原因と対処

方法を教えてください。

以下のような原因で、サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナ間の接続に失敗してい

ます。

サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルに指定されている接続先のサーブレット・コンテナの

IPアドレスに誤りがある。

サーブレット・コンテナが起動していない。

サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの設定に誤りがある。

対処方法と詳細は、マニュアル「Interstage Application Server メッセージ集」を参照してく

ださい。

5740 Interstage Application Server 運用/保守 資源のリストアのため、isrestoreコマンドを実行したとこ

ろ、「isrestore: ERROR: format error [ section

name = JS2, line = xx ]」のエラーとなります。原因と対

処方法を教えてください。

一括リストア処理のサンプルであるisrestoreシェルスクリプトの、"2-5. check sub-routines"

のバックアップ・リストア対象資源ファイルの構文解析処理において、[JS2]セクションの

"option"に値が設定されていないか、不当な値が設定されている可能性があります。

サンプルの[JS2]セクションの構文チェック処理では、"target"が"off"の場合でも他の定義の

構文解析を行う処理になっていますので、バックアップ・リストア対象定義ファイル

(sample.def)の[JS2]セクションの"target"を"off"にする場合も、"target"以外の定義値

はサンプルから変更しないようにするか、"option"に"1"、"2"、"3"のいずれかを設定してくださ

い。

5741 Interstage Application Server 運用/保守 処理中のサーブレットが、環境定義ファイル

(jsgw.conf)にて定義されているタイムアウト時間を超

過するような処理を実行した際に、同処理中のサーブ

レットがcoreを出力し、ダウンします。原因と対処方法を

教えてください。

「-Xrs」オプションが設定されている可能性があります。

full thread dump自動採取機能が有効な場合、タイムアウトの契機でコンテナ監視プロセ

スがサーブレット・コンテナのfull thread dumpを自動採取しようとします。

このとき「-Xrs」オプションが指定されていると、coreダンプする場合があります。

Windows以外のOSでは、通常「-Xrs」オプションを指定する必要はありません。

5742 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナ間のコネク

ションが、しばらくの間ハーフクローズ状態となり、サーブレッ

ト・ゲートウェイのソケットがCLOSEWAITのまま残ってしま

います。原因を教えてください。

定義によっては、サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナ間のコネクションは、複数のリ

クエストにわたり再利用されます。

再利用にはタイムアウト時間が設けられており、サーブレット・コンテナ側は先のリクエスト処理

から一定時間でタイムアウト(close)しますが、サーブレット・ゲートウェイは次のリクエスト受

付以降にこのコネクションをcloseします。

この間、ハーフクローズ(CLOSE_WAIT)状態となることがあります。

この状態となりうるコネクションの上限値は、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの

MaxConnection値に依存します。

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5743 Interstage Application Server 設計/開発 クライアントから大きなサイズのリクエストボディを送信し、

サーブレットで読み込んで配列に格納していますが、デー

タが途中からnull文字(0x00)となってしまいます。原

因と対処方法を教えてください。

データ送信途中でクライアントを終了させた、通信異常が発生した、などの理由により、デー

タが途中までしか送信されてこない場合があります。

配列への格納が途中までとなることで、残りの部分のデータは空(0x00)となることになりま

す。

アプリケーションにて、必要に応じて、期待したサイズ(Content-Lengthなど)分のデータを

読み込めたのかどうか、読み込んだバイト数をカウントするなどによりチェックを行い、期待どおり

でない場合は、途中までのデータを使用する、破棄する、エラーページを返却するなど、業務

要件に従った対処を行ってください。

5744 Interstage Application Server 運用/保守 「http://xxx.xxx.xxx.xxx/index.jsp」と指定した場合

に、「index.jsp」のソースファイルそのものがダウンロードさ

れてしまいます。

「http://xxx.xxx.xxx.xxx/アプリケーション名

/index.jsp」の場合にはJSPが処理され正しく表示されま

す。

原因と対策を教えてください。

WebサーバのDocumentRoot定義(Interstage HTTP Serverの場合)、または、acstop

定義(InfoProvider Proの場合)に、サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのdocBase属

性(Webアプリケーションの格納ディレクトリを指定)と同じ値を指定しているためです。

通常、WebアプリケーションのディレクトリをWebサーバの当該定義に設定する必要はありま

せん。

コンテンツ構成の見直しおよび、Webサーバの定義の修正を検討してください。

5745 Interstage Application Server 設計/開発 WebアプリケーションでJISAutoDetectを使用しています

が、ブラウザのHTMLフォームのテキストボックスに1~数文

字の日本語を入力してServletへ送信したところ、送信し

た値が文字化けします。原因と対処方法を教えてくださ

い。

入力コード系に"JISAutoDetect"(自動変換)が設定されていると、文字数やその内容に

よってはコード変換が正しく行われないことがあります。

HTMLファイルのコード系と同じコード系を設定してください。

参考資料:

V7 / V6 / V5

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 Servlet/JSP編

  Webアプリケーションの開発

   サーブレットの開発

    日本語コード系

V4 / V3

INTERSTAGE Application Server JServlet ユーザーズガイド

 Webアプリケーションの開発

  サーブレットの開発

   日本語コード系

5746 Interstage Application Server 運用/保守 Windows Server 2000からWindows Server 2003に

マシンをリプレイスしましたが、Servletサービスで運用して

いたアプリケーションが動作しません。対処方法を教えてく

ださい。

JServlet環境定義ファイルjswatch.confの内容(SystemRootの値)を見直してください。

参考:

Windows Server 2000までは、

 default.env=SystemRoot=C:¥WINNT¥

ですが、Windows Server 2003では、

 default.env=SystemRoot=C:¥WINDOWS¥

となります(デフォルトでのOSインストールの場合)。5747 Interstage Application Server 運用/保守 コンテナ起動時に以下のエラーメッセージが出力されま

す。原因と対処方法を教えてください。

「java.io.FileNotFoundException: ~/WEB-

INF/web.xml (ファイルもディレクトリもありません。)」

Webアプリケーションの所定の位置に、Webアプリケーション環境定義ファイル(web.xml)

が存在していません。

当該ファイルがなくても起動は行われるため、運用上影響がないのであればメッセージは無視

してかまいません。

所定の場所に適切なWebアプリケーション環境定義ファイル(web.xml)を配置することで

メッセージは抑止可能です。

Webアプリケーション環境定義ファイル(web.xml)については、以下を参照してください。

V5

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 Servlet/JSP編

  Servletサービスの環境定義ファイル

   サーブレット・コンテナ環境定義ファイル

V4 / V3

INTERSTAGE Application Server JServlet ユーザーズガイド

 Servletサービスの環境設定

  サーブレット・コンテナ環境定義ファイル

5748 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルはどこにあります

か?

サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのパスは下記で確認できます。

以下のファイル(JServlet環境定義ファイル)の[containername].containerconf 定義

Windows:

[Interstageインストールディレクトリ]¥F3FMjs2¥conf¥jswatch.conf

Solaris / Linux:

/opt/FJSVjs2/conf/jswatch.conf

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5749 Interstage Application Server 設計/開発 java.lang.OutOfMemoryErrorが頻発し、サーブレットア

プリケーションの応答が返らなくなったり、ログに「INFO:

2210: Servlet container (xxxxx) died.」が出力された

りします。原因と対処方法を教えてください。

ユーザアプリケーションでメモリリークしている、または、アプリケーション動作に対してヒープサイ

ズなどのチューニングが不適切です。

以下については、必要に応じてアプリケーション開発元に確認し、該当する場合はアプリケー

ションの修正を検討してください。

アプリケーションで資源開放もれがないか

アプリケーションで不要に大量のオブジェクトを生成していないか

以下については、実運用を想定した負荷テストなどにより、適切な値を見積もってください。

多重度(同時処理数、スレッド数)などの設定値が妥当か(V4以降)

JServlet環境定義ファイル(jswatch.conf)のdefault.bin.parameters、または、

[containername].bin.parameters定義で適切なチューニングが行われているか

参考資料:

V5

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 第2部 Servlet/JSP編

  第11章 Servletサービスの環境定義ファイル

   - 11.5 サーブレット・コンテナ環境定義ファイル

     11.5.3 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのタグの詳細5750 Interstage Application Server 運用/保守 同時刻にすべてのサーブレット・コンテナが異常終了しまし

た。対処方法を教えてください。

WindowsシステムでJDK1.3またはJDK1.4を使用する場合、JServlet環境定義ファイルの

default.bin.parametersまたは[containername].bin.parameters定義で、「-Xrs」オプ

ションを指定してください。

指定しない場合、Windowsからのログオフによりサーブレット・コンテナが異常終了することが

あります。

5751 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat 3.1ベースのServletサービス使用時、URLにディ

レクトリまでのパスを指定してリクエストすると、Webアプリ

ケーション内のファイルの一覧が見えてしまいます。対処方

法を教えてください。

サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのContextタグに、属性「dirList="false"」を設定して

ください。

5752 Interstage Application Server 運用/保守 ログに「ERROR: 1205: ajp12: can not connect to

host ~」が出力されます。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

サーブレット・コンテナが起動していない、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの設定に

誤りがある、などが原因です。

詳細は、マニュアル「Interstage Application Server メッセージ集」を参照してください。

5753 Interstage Application Server 設計/開発 InfoProvider Pro環境定義ファイルの「content-type」に

指定したファイルで拡張子「.css」のファイルを「text/css」

に割り当てても、レスポンスに含まれるMIMEタイプに反映

されません。原因と対処方法を教えてください。

Webアプリケーション配下の資源は、Webアプリケーション環境定義ファイル(web.xml)に

てMIMEの制御を行うため、Webサーバ(InfoProvider Pro)の環境定義ファイルでの指定

は有効となりません。

Webアプリケーション環境定義ファイル(web.xml)でmimeタイプを設定してください。

例)

 &lt;mime-mapping&gt;

  &lt;extension&gt;css&lt;/extension&gt;

  &lt;mime-type&gt;text/css&lt;/mime-type&gt;

 &lt;/mime-mapping&gt;

5754 Interstage Application Server 運用/保守 同一マシンにて複数ログイン(複数ブラウザ起動)して

複数処理を実行すると、先にログインした画面が、後から

ログインしたユーザの情報となってしまいます。また、セショ

ンIDが上書きされているように見えます。原因を教えてく

ださい。

同一マシン上で複数ブラウザを起動した場合は、セションCookieはブラウザのスレッド間、また

はプロセス間で共有されます。

そのため、先に起動したブラウザのセションがあとから起動したブラウザ上でも有効となったり、

逆にあとから起動したブラウザでログイン(セションの生成または再生成)した情報が先に起

動したブラウザ上でも有効となったりすることがあります。

一般には、サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのclisentSession属性で「default(省略

値)」を設定した場合はスレッド間で、「permanent」を選択した場合はプロセス間でもセショ

ンCookieが共有されますが、複数起動したブラウザが別スレッドか別プロセスかを含め、振る

舞いはブラウザの動作に依存します。

参考資料:

 Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

  第2部 Servlet/JSP編

   第11章 Servletサービスの環境定義ファイル

    11.5 サーブレット・コンテナ環境定義ファイル

     11.5.3 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのタグの詳細

      11.5.3.3 サーブレット・コンテナの環境

clientSession

セションCookieの設定方法を記述します。以下の値を指定します。

default (省略値)

初回レスポンスだけ設定します。

クライアントの終了またはセションタイムアウトまでセションの継続が可能です。

5755 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレット・コンテナが異常終了してjswatch.logに

「INFO: 2210」メッセージが出力されますが、コアやVMの

エラーログは出力されません。原因を教えてください。

 INFO: 2210: Servlet container (コンテナ名) died.

pid=xxx

以下を行った場合、コアやログへのエラー出力などなしにサーブレット・コンテナが終了し、ログ

に当該メッセージが出力されます。

アプリケーションでSystem.exitを呼び出している

killコマンドなどで、サーブレット・コンテナのプロセスを強制終了した

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5756 Interstage Application Server 運用/保守 複数のIPアドレスが設定されているマシンでWebサーバ運

用時、クライアントからの接続でステータス403エラーとなり

ます。対処方法を教えてください。

[Webサーバとワークユニットを同一のマシンで運用]しない設定となっている場合、

IJServerの「Webサーバコネクタ(コネクタ)設定」の「WebサーバのIPアドレス」に、接続を

許可するWebサーバに設定されているIPアドレスをすべて指定してください。

5757 Interstage Application Server 運用/保守 WindowsからログオフするとWEBアプリケーションから応答

がなくなります。対処方法を教えてください。

WindowsシステムでJDK1.3またはJDK1.4を使用する場合、JServlet環境定義ファイルの

default.bin.parameters、または、[containername].bin.parameters定義で、「-Xrs」オ

プションを指定してください。

指定しない場合、Windowsからのログオフによりサーブレット・コンテナが異常終了することが

あります。

5974 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Tomcat 3.1ベース/Tomcat 4.1ベースのServletサービ

スからTomcat 5.5ベースのServletサービスに移行する場

合の、動作変更点を教えてください。

Servletサービスの移行による動作変更点は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド V9

  第4章 旧機能から新機能への移行方法

   4.2 Servletサービス(Tomcat 5.5ベースのサーブレット実行環境)への移行

5975 Interstage Application Server 運用/保守 Java EEのWebアプリケーションの配備先ディレクトリを変

更することはできますか?

Java EEのWebアプリケーションの配備先ディレクトリだけを変更することはできません。代替

手段として、Java EE共通ディレクトリを変更する方法があります。Java EE共通ディレクトリの

変更は、以下のどちらかの方法でできます。

再インストール

ijinitコマンドを使用した、Java EE運用環境の初期化

Java EE運用環境の初期化については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド V9

  第3章 Java EEアプリケーションの提供機能

   3.1 全体構成

    3.1.5 Java EE運用環境の初期化

ijinitコマンドにより、インストール直後の状態に復元する際、Java EE共通ディレクトリのパス

「-commondir」オプションで設定することができます。

※初期化操作により、以前のJava EE共通ディレクトリ配下に格納されているファイルは削除

されます。初期化操作を行う前に、必要な資産を退避してください。

ijinitコマンドについては、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド V9

  第11章 Java EE運用コマンド

   11.7 ijinit

5976 Interstage Application Server 運用/保守 WebブラウザからIJServerワークユニットに

「http://xxx.xxx.jp/xxxxxx/welcome.html」で接続す

ると、ステータスコード404のエラーが表示され、システムロ

グに以下のエラーが出力されます。原因と対処方法を教

えてください。

 ( warn) IJServer12045: Web Server Connector

properties could not be loaded.

 conf="/opt/FJSVihs/conf/workers2.properties"

pid=9353 tid=1

[原因]

Webサーバコネクタの内部定義ファイル(workers2.properties)が、Webサーバの起動

ユーザー/グループで読み込めないことが原因です。

[対処方法]

内部定義ファイル(workers2.properties)のファイル属性が変更されていると考えられます

ので、Webサーバの起動ユーザ/グループで読み込めるように、ファイル属性を変更してくださ

い。

内部定義ファイル(workers2.properties)のファイル属性は、製品インストール時には以

下のようになっています。

 -rw-r--r--&nbsp;&nbsp;&nbsp;1 root&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;sys

Webサーバの起動ユーザー/グループについては、以下のマニュアルを参照してください。

V7、V6

Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(Interstage HTTP Server編)

V7

 付録A ディレクティブ一覧

  A.41 Group

  A.97 User

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5977 Interstage Application Server 運用/保守 タイムアウト時に表示される、「EXTP4366」と

「IJServer12044」のメッセージの違いを教えてください。

「EXTP4366」と「IJServer12044」のメッセージは、それぞれ対象とするタイムアウト項目が異

なります。

EXTP4366

IJServerワークユニットに設定したアプリケーション最大処理時間を超過した際に出力される

警告メッセージです。設定は以下から変更できます。

設定:

「Interstage 管理コンソール>Interstage Application Server>システム>ワークユニット

>ワークユニット名>環境設定(ワークユニット設定)>[アプリケーション最大処理時

間]」

IJServer12044

Servletコンテナのタイムアウト時に出力されるエラーメッセージです。以下の原因が考えられま

す。

IJServerワークユニットとWebサーバを同一マシンで運用している場合

アプリケーションが指定した時間以上レスポンスを返さなかった、または、クライアントシステムか

らの通信が指定した時間以上途絶えた際に出力されます。設定は以下から変更できます。

設定:

「Interstage 管理コンソール>Interstage Application Server>システム>ワークユニット

>ワークユニット名>環境設定(Servletコンテナ設定)>[タイムアウト]」

IJServerワークユニットとWebサーバを分離して運用している場合

Webサーバコネクタからの通信が指定した時間以上途絶えた際に出力されます。設定は以

下から変更できます。

設定:5978 Interstage Application Server 運用/保守 WindowsでTomcat 3.1ベースのServletサービスがイン

ストールされているか確認する方法はありますか?

コントロールパネルの「サービス」で以下のサービスが存在すれば、インストールされています。

 INTERSTAGE JServlet または Interstage JServlet(注)

 (注)Interstage JServlet(OperationManagement)は対象外です。

5979 Interstage Application Server 運用/保守 SolarisでTomcat 3.1ベースのServletサービスがインス

トールされているか確認する方法はありますか?

以下のコマンドを実行し、パッケージ情報が表示されれば、インストールされています。

 pkginfo -l FJSVjs2

インストールされている場合の出力例(注)

 # pkginfo -l FJSVjs2

  PKGINST: FJSVjs2

  NAME: Interstage JServlet

  CATEGORY: application

  :

インストールされていない場合の出力例(注)

 # pkginfo -l FJSVjs2

  エラー: "FJSVjs2" に関する情報が見つかりません。

(注)表示例は日本語環境の場合であり、OSの言語設定やバージョンなどにより異なりま5980 Interstage Application Server 運用/保守 LinuxでTomcat 3.1ベースのServletサービスがインストー

ルされているか確認する方法はありますか?

以下のコマンドを実行し、パッケージ情報が表示されれば、インストールされています。

 rpm -qi FJSVjs2

インストールされている場合の出力例(注)

 #rpm -qi FJSVjs2

 Name : FJSVjs2 Relocations: (not relocatable)

 Version : 6.0 Vendor: FUJITSU LIMITED

 Release : 2.0 Build Date: 2003年12月26日 18時14分59秒

  :

インストールされていない場合の出力例(注)

 # rpm -qi FJSVjs2

 パッケージ FJSVjs2 はインストールされていません

(注)表示例は日本語環境の場合であり、OSの言語設定やバージョンなどにより異なりま

す。

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5981 Interstage Application Server 運用/保守 Tomcat 3.1ベースのServletサービスが稼動しているか確

認する方法はありますか?

インストールされている、Tomcat 3.1ベースのServletサービスが稼動中か否かは、

jscontdispコマンドを実行することにより確認できます。

Windowsの場合

C:¥INTERSTAGE¥F3FMjs2¥bin¥jscontdisp

("C:¥INTERSTAGE"はデフォルトのインストールパス)

Solaris/Linuxの場合

/opt/FJSVjs2/bin/jscontdisp

上記コマンドの実行結果として、以下のようにサーブレット・コンテナの状態が表示されれば、

Tomcat 3.1ベースのServletサービスが稼動していると判断できます。

 PID STATUS Container Name

 ------ -------- --------------------------------

 1111 ACTIVE container1

 2222 ACTIVE container2

  --- STOPPED container3

Tomcat 3.1ベースのServletサービスがインストールされているのに起動されていない場合、

jscontdispコマンドの実行結果として、以下のメッセージが出力されます。

 ERROR: 2010: Servlet service is not started.

5982 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニット上のアプリケーションについて、

「EXTP4366」のメッセージが出力されています。原因と対

処方法を教えてください。

[原因]

「EXTP4366」は、以下の場合に出力されるメッセージです。

[ワークユニット設定]>[アプリケーション最大処理時間超過時の制御]を「警告メッ

セージを出力する」に設定している。

かつ、

ワークユニットで設定したアプリケーション最大処理時間を超過する。

[対処方法]

アプリケーションの処理は継続されますが、頻繁に出力される場合はアプリケーション最大処

理時間を見直してください。設定は以下から変更できます。

設定:

「Interstage 管理コンソール>Interstage Application Server>システム>ワークユニット

>ワークユニット名 >環境設定(ワークユニット設定)>[アプリケーション最大処理時

間]」

また、アプリケーションに誤りがあるため、アプリケーションの処理時間が長くなっている可能性

もあります。その場合は、アプリケーションを見直してください。

5983 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Tomcat 3.1ベース/Tomcat 4.1ベースのServletサービ

スと、Tomcat 5.5ベースのServletサービスにおける、

setLocaleメソッド、setContentTypeメソッドの非互換項

目を教えてください。

Tomcat 3.1ベース/Tomcat 4.1ベースのServletサービスと、Tomcat 5.5ベースのServlet

サービスでは、setLocaleメソッド、setContentTypeメソッドに以下の非互換項目がありま

す。

非互換一覧

No.

機能

Tomcat 3.1ベースのServletサービス

Tomcat 4.1ベースのServletサービス

Tomcat 5.5ベースのServletサービス

1

レスポンスのコミット後またはgetWriterメソッド呼び出し後の、setLocaleメソッドまたは

setContentTypeメソッド呼び出しのレスポンスのエンコーディングへの反映(注1)

「setLocaleメソッドまたはsetContentTypeメソッド呼び出しのレスポンスのエンコーディングへ

の反映」を参照してください。

2

レスポンスのsetLocaleメソッドまたはsetContentTypeメソッド(引数のmimeタイプ文字列

にcharset属性を含む)(注2)によりレスポンスのエンコーディングを設定済みで、

setContentTypeメソッドをcharset属性を含まないmimeタイプ文字列を指定して呼び出し

た場合の動作(注3)

レスポンスのWriterによるデータの書き出しには反映されますが、レスポンスのContent-Type

ヘッダにはcharset属性は付加されません。

Servletの仕様に従い、レスポンスのWriterによるデータの書き出し、Content-Typeヘッダの

charset属性ともに、先に設定済みのエンコーディングが反映されます。

3

レスポンスのsetContentTypeメソッドをcharset属性ありのmimeタイプ文字列を指定して呼5984 Interstage Application Server 構築(導入/移行) ファイル転送時間がセションタイムアウト時間に設定した

時間を超過すると、同一セションを期待している次のリク

エストでセション異常が起きます。原因と対処方法を教え

てください。

[原因]

ファイル転送時間がセションタイムアウト時間に設定した時間以上にかかっていることが原因

です。そのため、同一セションを期待している次のリクエストが新規セション扱いで処理されて

セション異常が起きています。

[対処方法]

前回発行されたリクエスト時間からの経過時間が監視対象となりますので、セションタイムア

ウト時間はファイル転送時間を考慮して設定してください。

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5985 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage管理コンソールから設定したWebアプリケー

ションの設定内容を、コマンドなどで確認することはできま

すか?

Interstage管理コンソールから設定したWebアプリケーションに関する以下の設定内容を、コ

マンドから確認することはできません。また、設定ファイルを直接参照することもサポートしてい

ません。設定内容はInterstage管理コンソールを使用して確認してください。

[システム]>[ワークユニット]>[IJServer]>[配備]>[詳細設定]>

[Webアプリケーション設定]

[システム]>[ワークユニット]>[ワークユニット名]>[Webアプリケーション名]>

[環境設定]

5986 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Webアプリケーションに関する設定を配備したあとに変更

することはできますか?

変更できます。Interstage管理コンソールを使用して以下の設定を変更してください。

[システム]>[ワークユニット]>[IJServer]>[配備]>[詳細設定]>

[Webアプリケーション設定]

[システム]>[ワークユニット]>[ワークユニット名]>[Webアプリケーション名]>

[環境設定]

5987 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Webアプリケーションに関する設定を、あらかじめ配備ファ

イルに設定しておくことはできますか?

Webモジュール定義ファイル(interstage-web.xml)を使用して設定することができます。

Webモジュール定義ファイルの詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド V9

  第1部 J2EE共通編

   第3章 J2EEアプリケーションの運用

    3.3 J2EEアプリケーションの配備と設定

     3.3.6 配備の事前設定

5988 Interstage Application Server 運用/保守 イベントログに「JSVLT51400」が出力されます。原因と対

処方法を教えてください。

[原因]

リクエストのクエリパラメタの形式が不正であることが原因です。

[対処方法]

リクエストパラメタは、URLの「?」に続いて「&amp;」をセパレータとして「key=value」の形式で

記載してください。

5989 Interstage Application Server 設計/開発 JSPがJavaに変換される際に、メソッドサイズを小さくする

方法を教えてください。

JSPでカスタムタグを作成し、処理をカスタムタグに記述することで対処できる場合があります。

ただし、カスタムタグの外で宣言された変数を参照するとJSPのメソッド分割が行われないので

注意してください。

5990 Interstage Application Server 構築(導入/移行) マルチコンテナ環境でコンテナを1つ停止すると、一部の要

求が500エラーになります。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

[原因]

マルチコンテナの仕様です。マルチコンテナ環境で運用している場合、コンテナを停止しても、

セション情報を既に持っている要求は無条件にセションを生成したコンテナに振り分けられま

す。そのためクライアント側でセションを破棄するまで、停止したコンテナへ要求が振り分けられ

エラーとなります。新規の要求は停止したサーバに振り分けられることはありません。

[対処方法]

ブラウザの再起動や、Cookie情報のクリア(セションの管理方法に依存)を利用し、クライ

アント側のセション情報をクリアしてください。

5991 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Servletアプリケーションにおいて、画面操作を一定時間

放置してから別画面に遷移する処理を行うと、セションタ

イムアウトが発生します。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]

アプリケーションのセションタイムアウト時間に設定した値を超過したためです。

[対処方法]

セションタイムアウトについては、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド V9

 第2部 Servlet/JSP編

  第7章 Webアプリケーションの開発

   7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

    7.5.9 セションパラメタ

V8、V7、V6

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド V8

 第2部 Servlet/JSP編

  第7章 Webアプリケーションの開発

   7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

    7.5.3 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)のタグの

詳細

     7.5.3.9 セションパラメタ

5992 Interstage Application Server 構築(導入/移行) IJServerでシンボリックリンクを利用することはできます

か?

できません。Interstage Application ServerのIJServerでのシンボリックリンクの利用は、未

サポートです。

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5993 Interstage Application Server 運用/保守 ログファイルに以下のメッセージが出力されます。原因と対

処方法を教えてください。

 IJServer14085: サーブレット xxxxx の

Servlet.service()が例外を投げました

 java.net.SocketException: Connection reset by

peer: socket write error

例外の内容を参照して原因を取り除いてください。java.net.SocketExceptionについては、

以下のマニュアルを参照してください。

V9.2

Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集

 第4部 ログファイルに出力されるメッセージ

  第42章 J2EE使用時に出力される例外情報

   42.4 java.netで始まる例外情報

    42.4.1 java.net.SocketException

V9.1、V9.0、V8、V7

Interstage Application Server メッセージ集

 第4部 ログファイルに出力されるメッセージ

  第43章 J2EE使用時に出力される例外情報

   43.4 java.netで始まる例外情報

    43.4.1 java.net.SocketException

なお、上記以外の製品レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

5994 Interstage Application Server 運用/保守 ログファイルに以下のメッセージが出力されます。原因と対

処方法を教えてください。

 IJServer17216: レスポンスをコミットした後でセッション

を作成できません

[原因]

アプリケーションにおいて、レスポンスの一部、または全部の返却を伴う処理後にセションを生

成したためです。

[対処方法]

レスポンスの一部、または全部の返却を伴う処理後にレスポンスのgetSessionメソッドを呼び

出してセションを生成しないようにアプリケーションを修正してください。

5995 Interstage Application Server 構築(導入/移行) コンテナ停止時に出力されるメッセージを教えてください。 コンテナの停止時にログファイル(jswatch.log)に出力されるメッセージは以下のとおりで

す。

(&lt;containername&gt;:コンテナ名、&lt;number&gt;:再起動回数)

何らかの障害でコンテナが異常終了し、再起動された時に出力されるメッセージ

コンテナ停止(2210)と再起動(2207)のメッセージが出力されます。

INFO: 2210: Servlet container (&lt;containername&gt;) died.

INFO: 2207: Servlet container (&lt;containername&gt;) was started again.

&lt;number&gt; times

上記1.で再起動回数を超過してコンテナが停止した際に出力されるメッセージ

再起動中止(2208)のメッセージが出力されます。

INFO: 2208: Servlet container (&lt;containername&gt;) died too many times; re-

start is stopped.

コンテナ通常停止時に出力されるメッセージ

停止メッセージ(2012)が出力されます。

INFO: 2012: &lt;containername&gt; has been stopped.

5996 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V5以前で使用してい

た、サーブレットコンテナの標準出力ログへの出力内容

は、IJServer環境ではどのログに出力されますか?

IJServer環境では、「アプリケーションの標準出力、標準エラー出力」はコンテナログ

(container.log)に出力されます。

コンテナログの出力先ディレクトリは以下のとおりです。

Windows

J2EE共通ディレクトリ/ijserver/[IJServer名]/log/プロセス通番/

Solaris、Linux

/opt/FJSVj2ee/var/deployment/ijserver/[IJServer名]/log/プロセス通番/

なお、同一ディレクトリには、JavaVMプロセスの起動情報等が出力されるコンテナ情報ログ

(info.log)も出力されます。

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5997 Interstage Application Server 運用/保守 システムログに以下のメッセージが出力されました。原因と

対処方法を教えてください。

WARNING: EXTP4366:Application processing time

exceeded monitoring time: WU=xxxx PSN=x

PID=xxxxx SYSTEM=xxx

[原因]

IJServerワークユニット上に配備されたアプリケーションの処理時間が、Interstage管理コン

ソールのワークユニット設定のアプリケーション最大処理時間を超過したことが原因です。

[対処方法]

IJServerのコンテナ情報ログ(info.log)に出力されたスレッドダンプを解析して原因を解消

してください。

スレッドダンプの詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集 V9

 第8章 J2EEアプリケーション開発・運用時の異常

  8.11 スレッドダンプが出力された場合の対処

V8、V7、V6

Interstage Application Server トラブルシューティング集 V8

 第8章 J2EEアプリケーション開発・運用時の異常

  8.10 スレッドダンプが出力された場合の対処

なお、上記以外の製品レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

5998 Interstage Application Server 運用/保守 Tomcat 4.1ベース/Tomcat 5.5ベースのServletサービ

スで、JSPファイルを更新してもコンパイルされず過去のモ

ジュールで動作します。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]

格納したJSPファイルの更新日時が、過去に作成したclassファイルよりも古いことが原因で

す。

[対処方法]

IJServerワークユニットの配備設定で指定する配備方法によって、以下のいずれかの対処を

してください。

「サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーションを配備する」を使用している場合

置き換え対象のJSPファイルの日付をclassファイルより新しい日付にする。

JSPファイルに対応するclassファイルを削除する。

「サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーションを配備する」以外を使用している場

置き換え対象のJSPファイルの日付をclassファイルより新しい日付にする。

アプリケーションを再配備する。

JSPファイルに対応するclassファイルを削除する。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド V9

 第4章 旧機能から新機能への移行方法

  4.2 Servletサービス(Tomcat 5.5ベースのサーブレット実行環境)への移行

   4.2.3 アプリケーションの非互換一覧6575 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server V9.2.0以降に含まれる

Java監視機能のマニュアルには、GC表示ポリシーとして、

[未定義]が存在します。

しかし、GC表示ポリシーの変更ダイアログを表示しても、

[未定義]を選択できません。[未定義]を選択する

方法を教えてください。

マニュアルの表に示されているのは、GC表示ポリシーの全種類であって、ダイアログで選択でき

るすべての種類ではありません。ダイアログでは、[未定義]を選択できません。

[未定義]というのは、ダイアログで選択できない、例外的な状態になっていることを示しま

す。例えば、非サポートオプションである「-XX:+PrintGCDetails」が、Javaの起動オプションに

含まれる場合などがあります。

なお、Javaプロセス起動直後のGC表示ポリシーが、ダイアログで選択できないものであった場

合、それを変更したあとは、Javaプロセス起動直後の状態に戻せません。

例えば、[未定義]から[表示なし]に変更したあとで、[未定義]に戻すことはできま

せん。

6576 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Serverにおいて、Javaアプリ

ケーションを実行しても、EXTP4370が出力されて起動が

できません。info.logには下記メッセージが出力されていま

す。原因と対処方法を教えてください。

Error occurred during initialization of VM

Incompatible initial and maximum heap sizes

specified

Java VM起動時の「-Xmsオプション指定値」が「-Xmxオプション指定値」より大きいためで

す。「-Xmsオプション指定値」≦「-Xmxオプション指定値」となるように指定してください。

 【誤った指定例】 -Xms1024m -Xmx256m

 【正しい指定例】 -Xms256m -Xmx1024m

6577 Interstage Application Server 運用/保守 メソッドトレース機能(fjtrace)設定後、IJServerクラス

タを起動する際に以下のメッセージを出力して、正常に

動作が完了しない場合があります。

java.lang.ClassFormatError: LVTT entry for

'sessionVersions' in class file

org/apache/catalina/core/ApplicationHttpRequest

does not match any LVT entry

この現象の対処方法を教えてください。

JDK/JRE 5.0、または、6のメソッドトレース機能を利用した場合、標準出力(IJServerでは

標準出力がロギングされるファイル)に「java.lang.ClassFormatError: LVTT entry for

'yyyy' in class file a does not match any LVT entry」(yyyyはプログラム中の変数

名)というエラーメッセージが表示されることがあります。その場合、トレース対象のJava VMオ

プションに-noverifyオプション、または、-Xverify:noneオプションを指定してください。ただし、

この場合、クラスファイルの検証がされなくなりますので、このオプションの指定はメソッドトレー

ス利用時だけに限定し、アプリケーションの実運用時には指定しないでください。

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6578 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーションで、スタックオーバフローが発生する処

理を再実行させたところ、スタックオーバフローが発生しな

くなりました。理由を教えてください。

Java VMは、頻繁に実行されるメソッドの実行性能を上げるために、アプリケーション実行

中、インタプリタで実行されていた当該メソッドを、自動的に翻訳して生成した機械語に動的

に切り換えて実行する場合があります。この動的翻訳処理により対象メソッドが機械語に切

り換えられた場合、使用するスタック量が変わることがあります。その結果、当該メソッド実行

時に使用するスタック量が、インタプリタ実行時に比べ増減する場合があります。本件の場

合、再実行時において、動的翻訳処理により切り換えられた機械語処理が実行され、使用

するスタック量が減ったと考えられます。

6579 Interstage List Works 共通 Interstage List Worksの製品構成(製品体系)につ

いて教えてください。

「Interstage List Works Enterprise Edition」(Windows(x86)版、Solaris版、

Linux(Intel64)版)と「Interstage List Works Standard Edition」(Windows

(x86)版)があります。

6580 Interstage List Works 共通 Interstage List Worksが動作するプラットフォーム

(OS)について教えてください。

Interstage List Worksは、以下のプラットフォーム(OS)で動作します。

Windows(x86)版

Solaris版

Linux(Intel64)版

6581 Interstage List Works 共通 Interstage List Worksを運用するときの基本的なシス

テム構成について教えてください。

「List Worksサーバ」、「List Worksクライアント」、「Webクライアント」などでシステムを構成

して運用します。

「帳票出力アプリケーションサーバ」でInterstage List Creatorや各種アプリケーションなどが

作成・出力した帳票を、Interstage List Worksで運用できます。

6582 Interstage List Works 技術サポート Interstage List Worksは、Windows 7に対応していま

すか?

以下の3つのプラットフォームで対応しています。

Windows(x86)版 Interstage List Works V9.0.1以降

Interstage List Works V9.0.1を利用する場合は、「Windows 7におけるInterstage List

Works V9.0.1の留意事項」をご覧ください。

Solaris版 Interstage List Works V8.0.2

Linux(Intel64)版 Interstage List Works V9.0.0以降

6583 Interstage List Works 技術サポート Interstage List Worksは、Windows Server 2008 R2

に対応していますか?

以下の2つのプラットフォームで対応しています。

なお、Linux(Intel64)版では、「List Worksクライアント」および「Webクライアント」だけが

対応しています。

Windows(x86)版 Interstage List Works V9.1.0 以降

Linux(Intel64)版 Interstage List Works V9.0.0 以降

6584 Interstage List Works 技術サポート イメージデータやグラフなどは、Interstage List Worksに

登録(電子化)できますか?

Interstage List Creator(帳票設計・生成) またはNetCOBOL/MeFtと連携することによ

り、イメージデータを電子化してInterstage List Worksで利用できます。Interstage List

CreatorまたはNetCOBOL/MeFtと連携すると、カラー、網がけなど、表現力豊かなグラフやイ

メージが再現できます。

6585 Interstage List Works 技術サポート Text形式やCSV(カンマ区切り)形式のデータは、

Interstage List Worksに登録(電子化)できます

か?

Interstage List Creator(帳票設計・生成)と連携して電子化することができます。

また、List Worksプリンタドライバ(Windows(x86)版のみ)を使用して、アプリケーション

から直接電子化することもできます。

List Worksプリンタドライバについては、下記URLの「帳票の登録機能」をご覧ください。

http://interstage.fujitsu.com/jp/listworks/function/

6586 Interstage List Works 技術サポート 電子帳票の利用(閲覧)できる範囲は制限できます

か?

電子保存機能が提供するエリアID機能により、閲覧範囲が制限できます。

帳票に設定されたエリアIDとクライアントのエリアIDが一致する範囲で帳票が閲覧できます。

万が一、可搬媒体で帳票が不当に持ち出されても、持ち出し先のクライアントでエリアIDが

異なれば、閲覧することができません。

6587 Interstage List Works 技術サポート 特定の帳票に対して複数のクライアントからアクセスがあっ

た場合は、どうなるのですか?

電子保存機能においては、最初にアクセスしたユーザーは、帳票を表示したり、記入情報や

帳票項目をつけたりすることができます。

後からアクセスしたユーザーでも帳票を表示できますが、記入情報や帳票項目をつけることは

できません(その旨のメッセージが表示されます)。

6588 Interstage List Works 技術サポート Interstage List Worksの操作についてのログは採取でき

ますか?

採取できます。電子保存機能の使用時においては、サーバ上の帳票の表示、印刷、複写、

移動などの操作について、操作したユーザーIDや対象の帳票などがCSV(カンマ区切り)形

式で出力されます。

6589 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Java EEと組み合わせ可能なデータベース製

品名とそのバージョンを教えてください。

Interstage Java EEでは、ソフトウェア条件として、組み合わせ可能なJDBCドライバのバー

ジョン・レベルを以下のマニュアルに記載しています。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

  第1章 リリース情報

   1.1 ソフトウェア条件

    1.1.3 データベース関連

データベース製品とJDBCドライバのバージョン・レベルの組み合わせが可能かは、各データ

ベース製品のベンダにお問い合わせください。

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6590 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Java EEをJDK 6で運用する方法を教えてく

ださい。

製品インストール済みの環境の場合、ijinitコマンドに「-javaversion」オプションを指定して、

Java EE機能が利用するJDKを変更してください。

ijinitコマンドについては、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

  第11章 Java EE運用コマンド

   11.7 ijinit

(注)ijinitコマンドを実行すると、Java EE運用環境が初期化されます。ijinitコマンド実行

前に、必要な資産を退避してください。

製品インストール前の場合、インストール時にJava EE機能で使用するJDKを選択できます。

インストール時にJava EE機能で使用するJDKを選択する方法は、以下のマニュアルを参照

してください。

Windows

Interstage Application Server インストールガイド

 第4章 インストール作業

  4.2 新規インストール

   4.2.15 Java EE機能で使用するJDKの選択

Solaris

Interstage Application Server インストールガイド

 第1章 インストール

  1.5 カスタムインストール

6591 Interstage Application Server 運用/保守 ホスト情報(IPアドレス/ホスト名)を変更する方法を

教えてください。

ホスト情報(IPアドレス/ホスト名)を変更する場合、1台のサーバ上で、Interstageの資

源移出と資源移入を行ってください。

作業手順は、以下となります。

ホスト情報変更前に、バックアップ用ディスクに資源を移出する。

ホスト情報(IPアドレス/ホスト名)の変更作業を実施する。

バックアップ用ディスクに格納された資源を移入する。

Interstageの資源移出と資源移入は、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

 第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)

  4.2 他サーバへの資源移行

V8 / V7 / V6

各製品バージョンレベルの該当するマニュアル箇所を参照してください。

6597 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V9のServletサービスで

ベースとなるTomcatのバージョンを教えてください。

V9で追加されたTomcat 5.5ベースのServletサービスの実行環境では、以下のバージョンの

Tomcatをベースとしています。

V9.0 32bit版WindowsTomcat 5.5.20

(注)パッチ(T001574WP-03)の適用により、5.5.23になります。

上記以外

Tomcat 5.5.23

6598 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのServletコンテナ設定にある「同

時処理数」とは、クライアントからのログイン数ですか?

Servletコンテナの同時処理数は、ひとつのServletコンテナのプロセス上で同時に処理するク

ライアントからのリクエスト数です。クライアントからアクセスできるログイン数(ユーザー数)と

は限りません。詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

 第5章 J2EEのチューニング

  5.3 Servletコンテナのチューニング

V8 / V7 / V6

各製品バージョンレベルの該当するマニュアル箇所を参照してください。

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6599 Interstage Application Server 設計/開発 Servletコンテナのタイムアウトを設定しても、画面操作を

一定時間以上放置したあとタイムアウトが発生しません。

原因と対処方法を教えてください。

Servletコンテナのタイムアウトには、クライアントとの通信が途絶えた場合に通信を切断する

までの時間を設定します。

画面操作を一定時間以上放置した場合のタイムアウトを設定するには、セションタイムアウト

時間を設定してください。設定方法については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.2

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第2部 Servlet/JSP編

  第7章 Webアプリケーションの開発

   7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

    7.5.9 セションパラメタ

V9.1 / V9.0 / V8 / V7 / V6

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第2部 Servlet/JSP編

  第7章 Webアプリケーションの開発

   7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

    7.5.3 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)のタグの

詳細

     7.5.3.9 セションパラメタ

6600 Interstage Application Server 運用/保守 Tomcat 3.1ベースのServletサービスで、セションリカバリ

機能を使用しているか確認する方法はありますか?

サーブレット・コンテナ環境定義ファイルの「sessionRecovery」、サーブレット・ゲートウェイ環

境定義ファイルの「SessionRecovery」属性に「true」が設定されていれば、セションリカバリ機

能を使用しています。

環境定義ファイルの詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V7

Interstage Application Server 移行ガイド

 付録B V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル

V6

Interstage Application Server 移行ガイド

 付録B 旧バージョンのServletサービスの環境定義ファイル

V5

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 第11章 Servletサービスの環境定義ファイル

V4

INTERSTAGE Application Server JServlet ユーザーズガイド

 第4章 Servletサービスの環境設定

6601 Interstage Application Server 運用/保守 Tomcat 3.1ベースのServletサービスとTomcat 4.1ベー

スのServletサービスがインストールされている場合に、どち

らを使用しているか確認する方法はありますか?

Tomcat 3.1ベースのServletサービスとTomcat 4.1ベースのServletサービスは、両方同時に

使用することができます。それぞれ以下の方法で使用しているか確認してください。

■Tomcat 3.1ベースのServletサービス(FJSVjs2)

jscontdispコマンドを実行し、「ACTIVE」なServletコンテナが存在する場合に使用していま

す。

なお、jscontdispは複数存在するため、コマンドはフルパス指定で実行してください。格納先

は以下のとおりです(デフォルトのインストール先にインストールした場合)。

Windows

C:¥Interstage¥F3FMjs2¥bin

Solaris / Linux

/opt/FJSVjs2/bin

jscontdispコマンドについては、以下のマニュアルを参照してください。

V7

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 付録A 旧バージョン互換コマンド

  A.22 jscontdisp

V6

各製品レベルの該当するマニュアル箇所を参照してください。

■Tomcat 4.1ベースのServletサービス(FJSVjs4)

下記タイプのIJServerワークユニットが運用されている場合に使用しています。

IJServer(Web Only)

IJServer(Web + EJB[1VM])

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6602 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage管理コンソールからWebサーバコネクタのログ

設定を行う際、「DEP4172」のエラーが出力されて

workers2.propertiesが作成されませんでした。原因と

対処方法を教えてください。

Webサーバコネクタのログ出力ディレクトリに書き込み権限がないことが原因です。Webサー

バの環境設定ファイル(/etc/opt/FJSVihs/conf/httpd.conf)のUserディレクティブ、およ

びGroupディレクティブで指定されたユーザー、グループで、Webサーバコネクタのログ出力ディ

レクトリに書き込み権限があるか確認してください。Webサーバコネクタのログ出力ディレクトリ

のデフォルト値は、/opt/FJSVihs/logs/jk2(シンボリックリンク)で、実体は

/var/opt/FJSVjs4/logs/jk2です。

6603 Interstage Application Server 運用/保守 コンテナログに「IJServer17652」が出力されました。原因

と対処方法を教えてください。

Servletコンテナへの同時リクエスト接続数が、指定された同時処理数を超えたことが原因で

す。システムの構成(Webサーバの接続数制限や、負荷分散装置の動作など)に問題が

ないか確認してください。同時処理数については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

 第5章 J2EEのチューニング

  5.3 Servletコンテナのチューニング

V8 / V7 / V6

各製品バージョンレベルの該当するマニュアル箇所を参照してください。

6604 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットがポート番号の重複により起動で

きませんでした。原因と対処方法を教えてください。

IJServerワークユニットに割り当てられたポート番号が、以下のどちらかと重複した可能性が

あります。

他のサービスで使用しているポート番号

他のプロセスに動的に割り当てられたポート番号

以下のいずれかの方法で重複を回避します。

IJServerワークユニットのポート番号を変更してください。変更方法は以下のマニュアルを参

照してください。

V9.2 / V9.1

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

 第5章 ログ情報、ポート番号

  5.2 ポート番号

   サービス名/機能名:Servletサービス

V9.0 / V8 / V7 / V6

Interstage Application Server 使用上の注意 V9

 第3章 注意事項

  3.1 Interstage共通の注意事項

   3.1.10 各サービスで使用するポート番号の設定について

    サービス名/機能名:Servletサービス

6605 Interstage Application Server 設計/開発 /opt/FJSVjs2su/classes配下のjarファイルを利用するこ

とはできますか?

利用できません。

6606 Interstage Application Server 設計/開発 WebサーバとIJServerワークユニットを同一のマシンで運

用する環境において、IJServer側(Servletコンテナ設

定)の同時処理数を変更した場合に、Webサーバコネ

クタ設定の同時処理数を設定する必要はありますか?

必要ありません。Webサーバコネクタの同時処理数の設定値は、IJServerワークユニットの

Servletコンテナの同時処理数の設定値と同じです。WebサーバとIJServerワークユニットを

同一のマシンで運用する設定の場合、Webサーバコネクタの設定はログ参照やログ設定だけ

で、その他の環境設定は行えません。

6607 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットでHTTPステータス404のエラーが

発生した場合に、任意のリソースを表示させることはでき

ますか?

IJServerワークユニットでエラーが発生した場合に表示するリソース(HTMLファイルなど)に

ついては、Webアプリケーション環境定義ファイルの&lt;error-page&gt;タグで指定してくださ

い。Webアプリケーション環境定義ファイルは、Webアプリケーションのモジュールに含まれてい

る、WEB-INF/web.xmlです。ファイル内にエラー発生時のリソースを定義してください。

例)

&lt;error-page&gt;

&nbsp; &lt;error-code&gt;404&lt;/error-code&gt;&nbsp;

&nbsp; &lt;location&gt;/error/code404.html&lt;/location&gt;

&lt;/error-page&gt;

詳細は以下のマニュアルを参照してください。

V9.2

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第2部 Servlet/JSP編

  第7章 Webアプリケーションの開発

   7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

    7.5.12 エラー発生時のリソース

V9.1 / V9.0 / V8 / V7 / V6

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第2部 Servlet/JSP編

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6608 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V5から、Interstage

Application Server V8のIJServerワークユニットへ移行

した場合、サーブレット・ゲートウェイのログはどこに出力さ

れますか?

IJServerワークユニットへ移行した場合、サーブレット・ゲートウェイのログと同等のログは、

Webサーバコネクタのログです。Webサーバコネクタのログ出力ディレクトリは、Interstage管

理コンソールから以下の手順で確認してください。

 [Webサーバ]>[Webサーバコネクタ]>[ログ設定]タブ>[ログ出力ディレクト

リ]

詳細については、Interstage管理コンソール ヘルプを参照してください。

 Interstage管理コンソール ヘルプ

  Webサーバコネクタ:ログ設定

   ◆[ログ出力ディレクトリ]フィールド

なお、Webサーバコネクタのログに出力されるメッセージは、サーブレット・ゲートウェイのログに

出力されるメッセージと異なります。ログを監視する際の設定(監視対象の文字列など)に

ついては、実際のログやマニュアルを参照して判断してください。

Webサーバコネクタのログに出力されるメッセージについては、以下のマニュアルを参照してくだ

さい。

 Interstage Application Server メッセージ集

  10.6 IJServer12000番台のメッセージ

6609 Interstage Application Server 設計/開発 JSPの初回アクセス時にコンパイルで処理に時間がかかり

ます。回避方法を教えてください。

JSPの事前コンパイル機能の使用を検討してください。JSPファイルのコンパイルされるタイミン

グは、事前コンパイルやオートリロードの機能を利用していない場合、ワークユニットへWebア

プリケーションを配備した後のJSPファイルに対する初回アクセス時です。前回のワークユニット

の起動時にJSPファイルにアクセスが発生し、JSPファイルがコンパイルされてclassファイルが作

成されている場合は、JSPファイル自身の更新日付とJSPファイルから生成されたclassファイル

の更新日付を比較して、JSPファイルの更新日付の方が新しい場合だけリコンパイルされま

す。

JSPの事前コンパイルの詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

  第1部 J2EE共通編

   第3章 J2EEアプリケーションの運用

    3.3 J2EEアプリケーションの配備と設定

コマンドの詳細については以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)&nbsp;

 第3部 J2EE編

  第13章 J2EE運用コマンド

   13.1 ijscompilejsp

V8

各製品レベルの該当するマニュアル箇所を参照してください。

6610 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat 4.1ベースのServletサービスを使用してWeb

サーバとIJServerワークユニットを同一のマシンで運用す

る環境において、Webサーバ側のWebサーバコネクタのタ

イムアウトの設定について教えてください。

WebサーバとIJServerワークユニットを同一のマシンで運用する設定の場合、Webサーバコネ

クタの設定はログ参照やログ設定だけで、タイムアウトの設定はできません。Webサーバコネク

タのタイムアウトの設定値は、IJServerワークユニットのServletコンテナ設定の「タイムアウト」

の指定値と同じです。

6611 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat 5.5ベースのServletサービスにおいて、Servletコ

ンテナ経由で表示されるコンテンツのURLの大文字/小

文字を区別しないようにすることはできますか?

できません。Tomcat 5.5ベースのServletサービスではコンテンツのURLの大文字/小文字を

区別します。正しい文字ケースでアプリケーションを構成してください。

6612 Interstage Application Server 設計/開発 Servletのセションの明示的な破棄と開設の方法について

教えてください。

それぞれ以下のメソッドで実施します。

セションの明示的な破棄

javax.servlet.http.HttpSession#invalidateメソッド

新規にセションを開設

javax.servlet.http.HttpServletRequest#getSessionメソッド

6613 Interstage Application Server 設計/開発 workディレクトリ配下に作成された、IJServerワークユニッ

トの資源(JSPのコンパイルクラスなど)をすべて削除して

も問題ないですか?

work配下には、サブディレクトリ「[プロセス通番]/Catalina/localhost/Webアプリケーショ

ン名」が生成され、コンテナのテンポラリファイル(JSPから生成されたjavaソースやコンパイル

結果など)が格納されます。IJServerワークユニットが停止した状態であれば、workディレク

トリ配下を削除しても、特に問題ありません。

6614 Interstage Application Server 設計/開発 Servletコンテナのチューニングについて、Socketの

backlogとは何か教えてください。

Webサーバコネクタからの接続をServletコンテナ側でキューイングする数です。Interstage

HTTP ServerのListenBacklogと同じ動作を指していますが、Interstage HTTP Serverの

ListenBacklogはブラウザとWebサーバ間のコネクション接続をキューイングする数です。

Servletコンテナの最大接続数をSocketのbacklogとして設定できますが、OSのSocketの

backlogの有効範囲を超えては設定できません。Servletコンテナの最大接続が、OSの

Socketのbacklogの最大値を超えている場合は、OSのSocketのbacklogの最大値まで

キューイングされます。Servletコンテナの最大同時処理数を超える接続があった場合、

Servletコンテナの最大接続数までキューイングする動作です。

6615 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットでWebアプリケーションが異常終了

した場合に、自動的に再起動するよう設定することはで

きますか?

できます。IJServerワークユニットの[リトライカウント]に「1」以外を設定すると、Webアプリ

ケーションが異常終了した際に自動的に再起動することができます。リトライカウントは

Interstage管理コンソールの以下から設定可能です。

Interstage管理コンソール>Interstage Application Server>システム>ワークユニット>

[IJServerワークユニット名]>環境設定

詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

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6616 Interstage Application Server 運用/保守 サーブレットの運用では、WebサーバとServletコンテナの

接続部分のどちらでキューイングされるのを推奨していま

すか?負荷などに違いはありますか?

推奨はありません。WebサーバのキューイングはWebサーバへの接続に対するもので、

Servletコンテナの接続数は1つのServletコンテナ(プロセス)への接続に対するものです。

システム構成によって異なるため、どちらでキューイングされるのがよいか以下のような要因をも

とに検討してください。

Webサーバでの処理コンテンツの有無/同時に処理する最大数/処理の重さ

Servletで同時に処理する最大値/処理の重さ

また、どちらもOSの機能(Socketのlistenキュー)を使用しているため、負荷などの違いはあ

りません。

6617 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのServletコンテナ設定にある「静

的リソースにディスパッチ時のエンコーディング」には何を設

定しますか?

JSPやサーブレットなどから静的リソースにディスパッチした場合に、静的リソースの処理に使用

するエンコーディングを「SJIS」、「EUC_JP」など、Javaでサポートされているエンコーディングで

指定します。

6618 Interstage Application Server 運用/保守 OSを起動すると、システムログに「IJServer20611」、

「EXTP4369」、「td11018」が出力されました。原因と対

処方法を教えてください。

自動起動する設定のIJServerワークユニットに、Webアプリケーションが配備されていないた

めです。Webアプリケーションを配備してください。配備方法については、以下のマニュアルを

参照してください。

V9 / V8

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第1部 J2EE共通編

  第3章 J2EEアプリケーションの運用

   3.3 J2EEアプリケーションの配備と設定

V7 / V6

各製品レベルの該当するマニュアル箇所を参照してください。

6619 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットの通常停止(isstopwu

xxxxxx)を行いましたが、ワークユニットを停止できませ

んでした。この時、ワークユニットのコンテナログに以下の

メッセージが出力されました。原因と対処方法を教えてく

ださい。

IJServer: INFO: IJServer32126: IJServerの停止処

理を開始します

IJServer: INFO: IJServer32418: 処理中のアプリケー

ションが存在するためIJServer停止処理を待機します

isstopwuコマンドでIJServerワークユニットを停止する場合は、引数「-s」を指定しない場合

も同期停止です。アプリケーション処理の終了後にワークユニットは停止するため処置は不要

です。停止しない場合は、強制停止を実行してください。

isstopwuコマンドの詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9 / V8 / V7

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)

 第2部 OLTPシステム運用編

  第9章 ワークユニット管理コマンド

   9.16 isstopwu

動作OSによっては、第8章の該当箇所を参照してください。

V6

各製品レベルの該当するマニュアル箇所を参照してください。

6620 Interstage Application Server 設計/開発 ワークユニット作成時に「IJServer12053」が出力されま

した。原因と対処方法を教えてください。

システム資源(セマフォ)が不足していることが原因です。以下のマニュアルを参照して、シス

テム資源(セマフォ)のチューニングをしてから再度実施してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

 第3章 システムのチューニング

  3.1 サーバ機能運用時に必要なシステム資源

V8 Solaris

Interstage Application Server チューニングガイド

 第5章 システムのチューニング

  5.1 Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源(Solaris 9の場

合)

  5.2 Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源(Solaris10の場

合)

V8 Linux

Interstage Application Server チューニングガイド

 第5章 システムのチューニング

  5.1 Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源

6621 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのワークユニット設定にある「アプリ

ケーション最大処理時間超過時の制御」について、アプリ

ケーションを強制停止させ、かつ同プロセスの他スレッドに

影響を与えない設定はできますか?

できません。「アプリケーション最大処理時間超過時の制御」で「プロセスを強制停止する」を

選択した場合、アプリケーションと共に強制停止するプロセスの他スレッドも同時に終了する

ため、他スレッドに影響を与えない設定はできません。

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6622 Interstage Application Server 設計/開発 V8.0互換モードのIJServerワークユニットを使用し、Web

サーバとワークユニットを同一マシンで運用しています。

[Webサーバコネクタ(コネクタ)設定]の[送受信タ

イムアウト]の設定項目がInterstage管理コンソール上

で確認できません。原因と対処方法を教えてください。

V8.0互換モードのIJServerワークユニットを使用する場合、[送受信タイムアウト]の設定

項目は表示されません。[送受信タイムアウト]は、Tomcat 5.5ベースのServletサービスを

利用する場合に設定できる項目で、V9より追加されました。V8.0互換モードのIJServerワー

クユニットでは、[Servletコンテナのタイムアウト]がタイムアウトの設定項目です。

詳細は、Interstage管理コンソールヘルプを参照してください。

 Interstage管理コンソールヘルプ

  IJServer:環境設定(V8互換モードのIJServerの場合)

   [スタンドアロン]

    ◆Webサーバコネクタ(コネクタ)設定

    ◆Servletコンテナ設定

     タイムアウト

6623 Interstage Application Server 設計/開発 サーブレットのデフォルトのセションタイムアウト時間と、タイ

ムアウト時間を変更する方法を教えてください。

サーブレットのセションタイムアウトはweb.xmlのsession-configタグにあるsession-

timeout、またはHttpSessionクラスのsetMaxInactiveInterval(int interval)メソッドで設定

します。両方で設定している場合は、アプリケーションで設定した値が有効です。省略した場

合は30(単位:分)が設定されます。詳細については、以下のマニュアルを参照してくださ

い。

V9.2

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第2部 Servlet/JSP編

  第7章 Webアプリケーションの開発

   7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

    7.5.9 セションパラメタ

V9.1 / V9.0

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第2部 Servlet/JSP編

  第7章 Webアプリケーションの開発

   7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

    7.5.3 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)のタグの

詳細

     7.5.3.9 セションパラメタ

6624 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションのタイムアウト関連項目を教えてくだ

さい。

以下のタイムアウト値があります。

処理時間に関するタイムアウト値

-Webサーバコネクタの送受信タイムアウト

-ワークユニットのアプリケーション最大処理時間

クライアントとWebサーバ間の無通信を監視する、Webサーバのタイムアウト

ServletコンテナとWebサーバコネクタ間の無通信を監視する、Servletコンテナのタイムアウト

セションタイムアウト

それぞれの設定方法は以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server チューニングガイド

  第5章 J2EEのチューニング

   5.3 Servletコンテナのチューニング

    タイムアウト

セションタイムアウトの設定方法は、以下のFAQを参照してください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="6623" contents="FAQ6623" /&gt; 「Interstage

Application Serverにおいて、サーブレットのデフォルトのセションタイムアウト時間と、タイムア

ウト時間を変更する方法を教えてください。」

6625 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのプロセス多重度を上げた場合、

Servletコンテナの「最大接続数」「Servletコンテナへの最

大接続数」は、プロセス多重度ごとに設定されますか?

Servletコンテナの「最大接続数」「Servletコンテナへの最大接続数」は、プロセス多重度毎

に設定されます。IJServerワークユニットのプロセス多重度を増加させた場合、それぞれのプロ

セスごとに最大接続数が設定されます。

6626 Interstage Application Server 設計/開発 1つのIJServerワークユニットを複数プロセスで運用してい

る場合、1つのプロセスがダウンすると、残りのリクエストは

もう一つのプロセスに振り分けられて正常に処理されます

か?

正常に処理されます。故障監視機能の有効/無効に関係なく、リクエスト時にWebサーバ

コネクタで異常を検知した場合には再度、問題のないIJServerワークユニットのプロセスへ振

り分けます。その際、異常なIJServerワークユニットを振分け対象から1分間切り離します。

6627 Interstage Application Server 設計/開発 Webサーバコネクタ定義「MaxProcessors」を設定した

場合、超過した要求はHTTPステータス503として処理さ

れますか?

Webサーバコネクタ定義の「MaxProcessors」の設定値を超えた要求は、HTTPステータス

503となります。したがって、以下のように定義することでServletコンテナが処理できないリクエ

ストはWebサーバコネクタでエラーとすることができます。

 IJServer定義の「MaxConnection」+「MaxThreads」>Webサーバコネクタ定義の

「MaxProcessors」

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6628 Interstage Application Server 運用/保守 マルチコンテナ運用の場合、要求の振り分けは、

IJServerワークユニット側の負荷状況とは無関係にラウン

ドロビンで振り分けられますか?

その時点で処理数の少ないコンテナへ振り分けを行い、同数の場合ラウンドロビン方式で振

り分けます。なお、セション管理を行うWebアプリケーションの場合には、セション生成済みの

要求はセションを生成したプロセスに割り振られます。

6629 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat 5.5.27で変更になったJSPカスタムタグの属性値

の扱いに関して、Interstage Application Serverの動

作を教えてください。

Interstage Application Serverでは、Tomcatのバグレポート「Bug#:45015」に因果した

仕様変更を反映していません。

JSPカスタムタグの取り扱いは、Tomcat 5.5.26以前相当の動作です。また、属性値の扱い

を切り替えるスイッチはありません。

6630 Interstage Application Server 設計/開発 Cookieに「JSESSIONID」を設定しても、SessionIDが

Cookieに格納されません。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

[原因]

Cookieの「JSESSIONID」はServlet仕様で規定された予約語のため、Interstage

Application Serverではアプリケーションで設定することはできません。

[対処方法]

アプリケーションでは「JSESSIONID」以外を設定してください。

6631 Interstage Application Server 設計/開発 プロセス多重度を2以上にした場合、デバッグ起動モード

でIJServerワークユニットを起動することができません。原

因と対処方法を教えてください。

デバッグ起動モードでIJServerワークユニットを起動する場合は、プロセス多重度を2以上にし

て起動することはできません。プロセス多重度を必ず1に設定してください。

また、プロセス多重度を2以上にする場合には、起動モードを通常モードにしてIJServerワー

クユニットを起動してください。

6632 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットを連続運用する場合の注意事項

を教えてください。

Interstage Application Serverは24時間、365日の連続運用に対応しています。ただし、

利用している機能および設定内容によっては、連続運用によって増加し続けるログがあるた

め、サーバの停止が必要となる場合があります。IJServerワークユニットの運用では、連続運

用によりコンテナ情報ログ(info.log)が増加し続けます。コンテナ情報ログは、IJServer

ワークユニットの再起動時に1MBを超えていた場合にはバックアップファイルに切り替わります

が、IJServerワークユニットの再起動を行わない限りは増加し続けます。

6633 Interstage Application Server 設計/開発 isstartコマンドでInterstage Application Serverを起動

しましたが、IJServerワークユニットが起動しません。原因

と対処方法を教えてください。

IJServerワークユニットが自動起動する設定になっていない可能性があります。Interstage

管理コンソールを使用して、ワークユニット自動起動を「自動起動する」に設定するか、

isstartwuコマンドでワークユニットを起動してください。

6634 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat 4.1ベースのServletサービスにおいて、オートリ

ロード機能が設定されているか確認することはできます

か?

Interstage管理コンソールを使用して確認することができます。ワークユニット>配備で、クラ

スのオートリロード機能の設定値を確認してください。

6635 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat 4.1ベースのServletサービスにおいて、更新した

JSPが反映されるタイミングを教えてください。

更新したJSPが反映されるタイミングは以下のとおりです。

オートリロード機能を利用している場合

JSPへの初回アクセス時、および、オートリロードの変更を確認する間隔で、JSPの更新チェッ

クが実施されます。

オートリロード機能を利用していない場合

IJServerワークユニット再起動後のJSPへの初回アクセス時に、JSPの更新チェックが実施され

ます。

JSPの更新チェックでは、JSP自身のファイルの更新日時とJSPから生成されたclassファイルの

更新日時を比較し、JSP自身のファイルの更新日時の方が新しいと判定された場合にリコン

パイルされ、更新した内容が反映されます。

6636 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage管理コンソールで見られるWebアプリケーショ

ンのモニタ情報をファイルに出力することはできますか?

できません。

Interstage Application Serverでは、Webアプリケーションのモニタ情報をファイルに出力す

る機能は提供していません。

6637 Interstage Job Workload Server 構築(導入/移行) 以下のJavaのエラーが出力されてバッチジョブ定義の操

作が失敗します。原因と対処方法を教えてください。

メッセージ出力例

# btfwaddjobdef -f jobdb100.jdd

java.lang.UnsatisfiedLinkError: no ibsbcmsg in

java.library.path

 at

java.lang.ClassLoader.loadLibrary(ClassLoader.jav

a:1682)

 at

java.lang.Runtime.loadLibrary0(Runtime.java:822)

 at

java.lang.System.loadLibrary(System.java:993)

 at

com.fujitsu.interstage.btfw.common.msg.BCMess

age.&lt;clinit&gt;(Unknown Source)

 at

com.fujitsu.interstage.btfw.command.def.JobDefC

ommandMessage.wfgetMessage

 (JobDefCommandMessage.java:36)

 at

com.fujitsu.interstage.btfw.command.def.JobDefC

ommand.wfgetMessage

 (JobDefCommand.java:418)

 at

com.fujitsu.interstage.btfw.command.def.JobDefC

[原因]

環境変数「LD_LIBRARY_PATH」が正しく設定されていないことが原因です。

[対処方法]&nbsp;

環境変数“LD_LIBRARY_PATH”を正しく設定してください。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Job Workload Server セットアップガイド

  環境変数の設定

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6638 Interstage Job Workload Server 運用/保守 システムログ(Windowsの場合はイベントログ)に

od10301のメッセージが出力され、ジョブログが出力され

ません。

原因と対処方法を教えてください。

メッセージ例(プロセスモードの場合)

UX:OD: INFO: od10301:Process

2716(/opt/FJSVibs/bin/apfwacntmain_nt default

que001_CWU que001_CSTEPdest) has vanished.

[原因]

ジョブをキャンセルした場合、本現象が発生する可能性があります。

以下の場合、ジョブログが出力されません。

ワークユニット定義のリトライカウントに誤った値を設定している。かつ

アプリケーションが異常終了する。かつ

ジョブをキャンセルする。

[対処方法]

以下の対処を実施してください。

1)アプリケーションの実装の見直し

Solaris または、Linuxの場合はcoreファイル、Windowsの場合はワトソンログを解析しアプリ

ケーションに原因があった場合は、アプリケーションの実装を見直し原因を取り除いてくださ

い。

2)コンパイル、または、リンク時のオプション、または、パラメタの見直し

コンパイル、または、リンク時のオプション、または、パラメタを見直し原因を取り除いてくださ

い。プロセスモードの場合は、プロセスモード専用オプションを使用しているか見直してくださ

い。スレッドモードの場合は、スレッドモード専用オプションを使用しているか見直してください。

3)ワークユニット定義を再登録

ワークユニット定義を参照し、「Application Retry Count」に正しい値「プロセス多重度+1」

を設定し、ワークユニット定義を再登録してください。

6639 Interstage Job Workload Server 運用/保守 システムログ(Windowsの場合はイベントログ)に

od10301のメッセージが出力され、バッチアプリケーション

が異常終了しました。

原因と対処方法を教えてください。

メッセージ例(プロセスモードの場合)

UX:OD: INFO: od10301:Process

2716(/opt/FJSVibs/bin/apfwacntmain_nt default

que001_CWU que001_CSTEPdest) has vanished.

[原因]

アプリケーションが異常終了したことが原因です。

[対処方法]

以下のどちらかの対処を実施してください。

1)アプリケーションの実装の見直し

Solaris または、Linuxの場合はcoreファイル、Windowsの場合はワトソンログを解析しアプリ

ケーションに原因があった場合は、アプリケーションの実装を見直し原因を取り除いてくださ

い。

2)コンパイル(またはリンク)オプションの見直し

コンパイル(またはリンク)時のオプションおよびオプションパラメタを見直し、原因を取り除い

てください。特に、プロセスモードの場合は、プロセスモード専用オプションを使用しているか見

直してください。スレッドモードの場合は、スレッドモード専用オプションを使用しているか見直し

てください。

6640 Interstage Job Workload Server 運用/保守 ジョブログにリトライタイムアウトのエラーメッセージ

(FSP_INTS-BAS_AP23027)が出力されました。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

ジョブをキャンセルしたことが原因です。

[対処方法]

本エラーメッセージが出力されるのは仕様のため、対処は不要です。

6641 Interstage Job Workload Server 運用/保守 システムログ(Windowsの場合はイベントログ)に

BTFW33201のメッセージが出力されました。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

btfwqinfoコマンドに“-l”オプションを指定して、当該ジョブキューのジョブの多重度を確認して

ください。

表示結果の[Multiplicity]- Current の値が0である場合、システムの高負荷が発生したた

め、ジョブキューの多重度が0になっています。バッチジョブ実行時にイニシエータで高負荷であ

ると判断した場合、フェイルセーフ機構が動作し、新たなジョブ実行を抑止する場合がありま

す。この場合、ジョブキューの多重度が0になります。

[対処方法]

以下の対処を実施してください。

1)イニシエータの停止

イニシエータ停止コマンド(btfwstopini)で、該当するイニシエータを停止してください。ジョ

ブが実行中の場合は完了を待って停止してください。

2)バッチワークユニットの停止

ワークユニット停止コマンド(isstopwu)で、該当するバッチワークユニットを停止してくださ

い。

3)バッチワークユニットの起動

ワークユニット起動コマンド(isstartwu)で、上記で停止したバッチワークユニットを起動して

ください。

4)イニシエータの起動

イニシエータ開始コマンド(btfwstartini)で、上記で停止したイニシエータを起動してくださ

い。

5)高負荷となった原因の調査と対処

本トラブルが頻発する場合は、同時に実行するジョブを減らしてください。または、システムへ

の負荷を下げるために、ジョブの実行環境の多重度を下げてください。

ジョブの実行環境の多重度の変更については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Job Workload Server 運用ガイド

6642 Interstage Job Workload Server 運用/保守 FSP_INTS-BAS_AP20208のメッセージが出力されて、

ジョブの実行に失敗しました。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

実行したアプリケーションにCOBOL実行基盤インタフェースがリンクされていません。

COBOL実行基盤インタフェース生成ツールで生成された以下の2つのCOBOLソースのオブ

ジェクトがリンクされていません。

 インタフェース名_apfwcdr.o

 インタフェース名_apfwskel.o

[対処方法]

COBOL実行基盤インタフェース生成ツールで生成された以下の2つのCOBOLソースのオブ

ジェクトをバッチアプリケーションにリンクしてください。

 インタフェース名_apfwcdr.o

 インタフェース名_apfwskel.o

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6643 Interstage Job Workload Server 運用/保守 ジョブログにBTFW54030のメッセージが出力されて、ユー

ティリティを使用したジョブの実行に失敗しました。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

ユーティリティを使用したジョブが失敗する場合、以下の場合があります。

実行ファイルが見つからない

実行ファイルに実行権限がない

[対処方法]

これらは、ジョブログを確認して切り分けます。以下に切り分け方法を説明します。

■エラー番号に2が埋め込まれている

ジョブログを参照し、以下のメッセージが出力されていることを確認してください。エラー番号に

2が埋め込まれている(CODE='2')場合、実行ファイルが見つからないエラーが発生してい

ます。

メッセージ例

FSP_INTS-JOB_BTFW: ERROR: 54030: Failed to execute batch application. :

CODE='2'

バッチワークユニットの環境変数のうち“PATH”に展開されるディレクトリに実行ファイルが格納

されていることを確認してください。また、実行ファイルのファイル名に誤りがないことを確認して

ください。

バッチワークユニットの環境変数については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Job Workload Server セットアップガイド

  環境変数の設定指針

■エラー番号に13が埋め込まれている

ジョブログを参照し、以下のメッセージが出力されていることを確認してください。エラー番号に

13が埋め込まれている(CODE='13')場合、実行ファイルに実行権限がないエラーが発生

しています。

メッセージ例

FSP_INTS-JOB_BTFW: ERROR: 54030: Failed to execute batch application. :

CODE='13'6644 Interstage Job Workload Server 運用/保守 システムログ(Windowsの場合はイベントログ)に

BTFW54034のメッセージが出力されました。

ジョブログには、BTFW54022のメッセージが出力されまし

た。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

以下のいずれかの条件に一致する事象が発生したことが原因です。

条件1

以下の3つをすべて満たす場合

ジョブを実行した

アプリケーション種別がユーティリティである

ジョブをキャンセルした

条件2(Solaris/Linuxの場合のみ)

以下の3つをすべて満たす場合

カスケードジョブを実行した

カスケードジョブステップのアプリケーション種別がユーティリティである

2.のアプリケーションが動作中に同時に動作している他のカスケードステップがアボートした

(内部的に2.のアプリケーションがキャンセルされます)

6645 Interstage Job Workload Server 運用/保守 システムログ(Windowsの場合はイベントログ)に

od10605のメッセージが出力されました。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

以下のいずれかの条件に一致する事象が発生したことが原因です。

条件1

以下の2つをすべて満たす場合

ジョブを実行した

ジョブをキャンセルした

条件2(Solaris/Linuxの場合のみ)

以下の2つをすべて満たす場合

カスケードジョブを実行した

アプリケーションが動作中に同時に動作している他のカスケードステップがアボートした

(内部的に動作中のアプリケーションがキャンセルされます)

条件3

以下の2つをすべて満たす場合

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6646 Interstage Job Workload Server 運用/保守 システムログ(Windowsの場合はイベントログ)に

EXTP4905のメッセージが出力されました。

原因と対処方法を教えてください。

メッセージ例

INFO: EXTP4905: The execution base for

asynchronous application was stopped: WU=ジョブ

キュー名_CWU DEST=ジョブキュー名_CSTEPdest

PID=プロセスID SYSTEM=業務システム名

FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 23027: The message

which exceeded the number of times of

transaction retry count was received: flow

definition name=ジョブ名, Correlation ID=ジョブ番

号, application='', WorkUnit name=ジョブキュー名

_CWU, Framework=C/COBOL

FSP_INTS-BAS_AP: INFO: 1007: The message

which generated the error was evacuatedto the

error queue: flow definition name=ジョブ名,

Correlation ID=ジョブ番号, error queue

destination=ジョブキュー名_ERRORdest,

application='', Framework=C/COBOL

FSP_INTS-JOB_BTFW: ERROR: 52160: Error in

batch workunit. : JOBNO=ジョブ番号 JOBNAME=

ジョブ名 ERRINF='an error occured in IBAS.'(※)

※:BTFW52160は出力されない場合があります。

[原因]

以下のいずれかの条件に一致する事象が発生し、バッチワークユニットにおいて、一時的にコ

ンテナプロセスが停止したことが原因です。

条件1

以下の2つをすべて満たす場合

ジョブを実行した

ジョブをキャンセルした

条件2(Solaris/Linuxの場合のみ)

以下の2つをすべて満たす場合

カスケードジョブを実行した

アプリケーションが動作中に同時に動作している他のカスケードステップがアボートした

(内部的に動作中のアプリケーションがキャンセルされます)

条件3

6647 Interstage Application Server 運用/保守 iscollectinfoコマンド実行時に、メッセージ

IJServer10007、IJServer10008、IJServer10134が出

力されました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

iscollectinfoコマンド実行時に該当のメッセージが出力されることがあります。

[対処方法]

問題はありません。対処は不要です。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

  第11部 保守編

   第28章 保守情報採取コマンド

    28.4 iscollectinfo

6648 Interstage Application Server 運用/保守 エラーログに「IJServer15061」が出力されました。原因と

対処方法を教えてください。

[原因]

無効化されたセションに対してgetAttributeメソッドを呼び出したことが原因で、

IllegalStateException例外が発生しています。

[対処方法]

セションタイムアウトの設定値を見直すと、タイムアウトが原因のIllegalStateExceptionを発

生しにくくすることができます。なお、getAttributeメソッド発行時には、

IllegalStateExceptionをcatchして異常時の処理を組み込むと、IJServer15061を出力さ

せずに処理することができます。セションタイムアウト時間の設定方法は、以下のマニュアルを

参照してください。

 Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

  第2部 Servlet/JSP編

   第7章 Webアプリケーションの開発

    7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

     7.5.3 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)のタグの

詳細

      7.5.3.9 セションパラメタ

6649 Interstage Application Server 設計/開発 V6で追加されたTomcat 4.1ベースのServletサービスを

利用しています。サーブレットの停止と起動方法を教えて

ください。

V6で追加されたTomcat 4.1ベースのServletサービスの場合、Servletサービス単位で起動・

停止する機能はありません。IJServerワークユニット単位で起動・停止してください。

IJServerワークユニットの起動・停止はInterstage管理コンソールまたは、isstartwu・

isstopwuコマンドを利用してください。

詳細は、Interstage管理コンソールヘルプや、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマン

ド編)V9

  第2部 OLTPシステム運用編

   第9章 ワークユニット管理コマンド

    9.15 isstartwu

    9.16 isstopwu

動作OSによっては、第8章の該当箇所を参照してください。

なお、上記以外の製品バージョンにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してくださ

い。

6650 Interstage Application Server 設計/開発 ポート番号の重複によりIJServerワークユニットが起動で

きませんでした。ポートを使用しているプロセス名を特定す

る方法を教えてください。

該当ポートを使用していたプロセスは、事象発生時のnetstatコマンド[netstat -anp]で

確認することができます。

6651 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのWebアプリケーションから、ネット

ワーク上にあるディレクトリにアクセスすることはできます

か?

できません。Interstage Application Server V7では、ネットワーク上のディレクトリにアクセス

する手順は非公開のため、サポートしていません。

6652 Interstage Application Server 設計/開発 Servletコンテナへの同時リクエスト接続数が、Servletコン

テナ設定の「同時処理数」に設定した値を超過した場合

の動作を教えてください。

Servletコンテナへの同時リクエスト接続数が指定の同時処理数を超えた旨のメッセージ

(IJServer17652)が、container.logに一度だけ出力されます。なお、超過した要求は

OSのSocketのbacklogでキューイングされ、最大数を超過するとTCPレベルでの接続が確立

せず接続エラーになります。

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6653 Interstage Application Server 設計/開発 WebアプリケーションのエンコーディングにUTF-16BEを指

定することはできますか?

指定できます。UTF-16BEはJDKで使用できるエンコーディングであり、Webアプリケーションの

エンコーディングに指定することがサポートされています。なお、クライアント環境によってはブラ

ウザ設定によらずQuery、POSTデータがUTF-8固定になってしまう場合があります。そのた

め、クライアントOSの種類/言語環境/バージョン、ブラウザの種類/バージョン/設定の

組み合わせなど、利用環境での確認/検証をしてください。

6654 Interstage Application Server 設計/開発 WebサーバとIJServerワークユニットを同一マシンで運用

する場合、バーチャルホストごとにアクセスできるIJServer

ワークユニットを制限できますか?

できます。Interstage管理コンソールで、IJServerワークユニットのWebサーバコネクタ設定の

[Webサーバのバーチャルホスト]に、IJServerワークユニットに配備されたWebアプリケー

ションに対して要求を受け付けるバーチャルホストを選択してください。バーチャルホストを選択

することで、選択したバーチャルホスト以外からの要求を受け付けなくすることができます。

IJServerワークユニットの設定については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してくだ

さい。

6655 Interstage Application Server 運用/保守 メッセージ集のEXTP4368の説明にある、「SIZE: 警告発

生時に不足していたヒープサイズ」および「SIZE: 警告発

生時に不足していたPerm領域サイズ」とは、new演算子

でオブジェクトを生成するときに不足していたサイズです

か?

new演算子でオブジェクトを生成するときに不足していたサイズではありません。最大Java

ヒープサイズ(-Xmxオプションで指定するメモリ割り当てプールの最大サイズ)、または最大

Perm領域サイズ(-XX:MaxPermSizeで指定するPermanent世代領域の最大サイズ)に

対する不足サイズで、サイズを増やす場合の追加量の目安を表示しています。追加量の求

め方は、Interstage Application Serverのバージョンおよび修正適用レベルにより、次のよう

に異なります。

Interstage Application Server V6/V7(PG41739を含む緊急修正を適用していない場

合):

JavaヒープまたはPerm領域が、最大Javaヒープサイズまたは最大Perm領域サイズの大きさ

だけ、常に使用され続けると想定して、その使用状況でガーベジコレクション処理の実行効

率が最も良い状態(FullGCの実行回数が最も少ない状態)となるJavaヒープ領域または

Perm領域の大きさを求め、その値となるための追加量を通知しています。ガーベジコレクショ

ン処理にとっての理想値として求めた値を表示しているため、値が大きく表示される場合があ

ります。この場合は、現在の最大値の20%の値を目安にしてください。

Interstage Application Server V6/7(PG41739を含む緊急修正を適用している場

合)、または、V7.0.1(V7.0L11)以降:

JavaヒープまたはPerm領域が、最大Javaヒープサイズまたは最大Perm領域サイズの大きさ

だけ、ある一時期(負荷ピーク時期)において使用され続けると想定して、その使用状況

でガーベジコレクション処理の実行効率が最も良い状態(FullGCの実行回数が最も少ない

状態)となるJavaヒープ領域またはPerm領域の大きさを求め、その値となるための追加量

を通知しています。

6656 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーション実行中に、FullGCが発生した場合

にフラグメンテーションは発生しますか?また、フラグメン

テーションを回避するコマンドやJava VMオプションなどは

ありますか?

Javaアプリケーション実行中に、FullGCが発生した場合にフラグメンテーション(注1)が発

生することはありません。JavaにおけるFull GCでは、Javaのヒープ全般(New世代領域、

Old世代領域、Permanent世代領域)のすべてに渡って、コンパクション処理(注2)が実

施されますので、フラグメンテーションが発生することはありません。そのため、フラグメンテーショ

ンを回避するコマンドやJava VMオプションなどはありません。

(注1)フラグメンテーション:使用中のオブジェクトが、(Javaヒープ内で)散在している状

態を意味します。

(注2)コンパクション処理:(Javaヒープ内で)散在している使用中のオブジェクトを一ヵ

所にまとめてフラグメンテーションを無くし、広い空き領域を確保するための処理です。

6657 Interstage Application Server 設計/開発 Javaアプリケーションでデータを処理する際に、エンディア

ン(endian:バイトオーダー)を意識して、読み書きす

るような処理を行っていませんが、JavaのI/O処理でエン

ディアンはどのように扱われていますか?

JavaのI/O処理(java.ioパッケージやjava.nioパッケージ(JDK/JRE1.4以降))では、基

本的にビッグエンディアンになります。

例)

java.io.DataInputStream#readInt()メソッド、および、

java.io.DataOutputStream#writeInt()メソッド

→ ビッグエンディアン

java.nio.ByteBufferクラス

→ デフォルトはビッグエンディアン

ただし、order()メソッドでエンディアンの変更ができます。

詳しくは、JDKのAPI仕様を参照してください。6658 Interstage Application Server 設計/開発 Qualyzerの性能情報収集オプションで、"heap=1"を指

定した場合と"heap=2"を指定した場合の違いを教えてく

ださい。

"heap=1"の場合はオブジェクト生成のタイミングでメモリ/GC情報を収集します。収集する

時間の間隔は不定です。

"heap=2"の場合はオブジェクト生成の有無に関係なく、2秒ごとにメモリ/GC情報を収集し

ます。

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6659 Interstage Application Server 運用/保守 アプリケーション入れ替え後、システムログに「EXTP4435:

The process has stopped because JavaVM ran out

of memory」のメッセージが出力されます。原因と対処

方法を教えてください。

[原因]

Java VMのヒープ域が不足していることが原因です。

[対処方法]

Java VMのヒープ域は、実行するJavaアプリケーションに依存して変動するため、アプリケー

ションの修正で入れ替えを行った場合も再度チューニングしてください。

メッセージの詳細は以下のマニュアルで確認してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集

 第2部 メッセージラベルのあるメッセージ

  第8章 メッセージ番号がEXTPで始まるメッセージ

   8.12 EXTP4400番台のメッセージ

    8.12.34 EXTP4435

V8

Interstage Application Server メッセージ集

 第2部 メッセージラベルのあるメッセージ

  第8章 メッセージ番号がEXTPで始まるメッセージ

   8.12 EXTP4400番台のメッセージ

    8.12.34 EXTP4435

6660 Interstage Application Server 運用/保守 java.util.LinkedList#remove()メソッドを使用している

JavaアプリケーションでNullPointerExceptionが発生しま

す。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

LinkedListクラスなどの、java.utilパッケージにあるCollectionインタフェースやMapインタフェー

スを実装したクラスの一部は、同期化機構を実装していないスレッドアンセーフのクラスです。

そのため、スレッド同期化を考慮していないと、予期しない例外が発生することがあります。

[対処方法]

アプリケーションを見直してください。詳しくは、JDKのAPI仕様を参照してください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="3985" contents="FAQ3985" /&gt; 「HashMapが

正しく動作しないことがあります。原因を教えてください。」

&lt;rn:answer_xref answer_id="5450" contents="FAQ5450" /&gt; 「Interstage

Application Serverにおいて、java.util.LinkedListクラスを使用したJavaアプリケーションがメ

モリリークします。」

6661 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Javaのヒープサイズを拡張する場合の留意事項があれば

教えてください。

一般的に、Javaのヒープサイズを大きくした場合、FullGCに要する時間が長くなります。

FullGCの実行中は、Javaプロセス上のプログラムが停止するため、Interstage Application

Serverで設定した外部との通信でのタイマ値より時間を要する場合は、Javaプロセスがハン

グアップしたとみなされることがあります。

その他、Javaのヒープサイズが、プロセスとして使用できる最大サイズに近くなった場合には、

他の用途(スタックやネイティブモジュール)で使用するメモリが獲得できない場合もありま

す。下記マニュアルも参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

 第7章 JDK/JREのチューニング

  7.5 チューニング方法

   7.5.2 Javaヒープのチューニング

    ■チューニングの影響範囲

V8

Interstage Application Server チューニングガイド

 第8章 JDK/JREのチューニング

  8.5 チューニング方法

   8.5.2 Javaヒープのチューニング

    ■チューニングの影響範囲

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6662 Interstage Application Server 運用/保守 他のアプリケーション用にOracle社(旧Sun

Microsystems, Inc.)のホームページからJDK/JREをダ

ウンロードし、バージョンアップすることにより、Interstage

Application ServerおよびInterstage Web Serverに影

響はありますか?

通常、影響はありません。

Interstage Application ServerおよびInterstage Web Serverでは、同梱のJDK/JREを必

須としており、これらは特定のディレクトリ配下にインストールされます。例えば、Solaris版や

Linux版ではデフォルトで、/opt/FJSVawjbkディレクトリ配下にインストールされます。そのた

め、他の使用目的で、OSバンドルまたは標準添付のJDK/JREや、Oracle社(旧Sun

Microsystems, Inc.)のホームページからダウンロードしたJDK/JREをバージョンアップして

も、Interstage Application ServerおよびInterstage Web Serverの動作には影響ありま

せん。ただし、同梱および非同梱のどちらかのJDK/JREのインストールディレクトリをPATH環境

変数などで設定している場合は、互いに影響を及ぼすことがありますので、フルパスでJavaの

ツール類(例えばjavaコマンドなど)を呼び出すようにしてください。

例1)Solaris版またはLinux版Interstage Application Server V9同梱のJDK5.0のjavaコ

マンドをフルパスで呼び出す例("/opt"配下にInterstage Application Serverをインストー

ルした場合)

 /opt/FJSVawjbk/jdk5/bin/java クラス名

例2)Windows版Interstage Application Server V9同梱のJDK5.0のjavaコマンドをフル

パスで呼び出す例("C:¥Interstage"配下にInterstage Application Serverをインストー

ルした場合)

 C:¥Interstage¥JDK5¥bin¥java クラス名

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ4000" answer_id="4000" /&gt; 「Windows上

で、雑誌添付、または、Sun Microsystems社のWebサイトからダウンロードしたJDK(また

はJRE)とInterstage Application Server添付のJDK/JREを同時にインストールしたとこ

ろ、javaコマンドが動作しません。対処方法を教えてください。」

6663 Interstage Application Server 設計/開発 「-Xmx」オプションでJavaのヒープ最大値を拡張したとこ

ろ、プロセスサイズも拡大しましたが、これは正常な状態

ですか?

正常な状態と言えます。-XmxオプションでJavaのヒープ最大値を拡張した場合、基本的に

はプロセスサイズも拡大します。例えば、オプション無指定状態から「-Xms2048m -

Xmx2048m」と変更してワークユニットを起動し、ps auxコマンドなどでプロセスに割り当てら

れている仮想メモリ量(VSZ値など)を観察した場合、ヒープサイズは仮想メモリ量に加算さ

れるため、起動直後から仮想メモリ量が2GB強となっても異常ではありません。

6664 Interstage Application Server 運用/保守 Javaヒープのチューニングを実施しましたが、

「EXTP4368: JavaVMでメモリ不足の危険性があります:

~ DETAIL=Inefficent garbage collections are run

with the short intervals」が頻発します。原因と対処方

法を教えてください。

[原因]

Javaヒープ域全体に対するNew世代領域の占める割合が大き過ぎる場合、アプリケーション

の実行時特性によっては、Old世代領域にある程度の大きさの空きがあってもFullGCが発生

しやすくなり、該当のEXTP4368メッセージが出力されやすい場合があります。

また、その状態において、アプリケーションが短い間隔でjava.lang.System#gc()を実行して

いた場合は、EXTP4368メッセージがより出力されやすい状態となります。

なお実行するアプリケーション自体としてjava.lang.System#gc()を実行していない場合で

も、Java VMオプションとして、例えば、"-Dsun.rmi.dgc.client.gcInterval=60000 -

Dsun.rmi.dgc.server.gcInterval=60000"のようにチューニング設定されていると、

java.lang.System#gc()によるFullGCが60000ミリ秒(=1分)間隔で自動的に発生する

ため、EXTP4368メッセージが出力されやすくなります。

[対処方法]

Javaヒープ域全体に対するNew世代領域の占める割合が妥当か確認してください。また"-

Dsun.rmi.dgc.client.gcInterval"、"-Dsun.rmi.dgc.server.gcInterval"を設定している

場合は、設定した値が妥当か確認してください。

6665 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 32ビット環境から64ビット環境へJavaアプリケーションを移

行したところ、32ビット環境で発生していなかった

EXTP4435メッセージが、64ビット環境で出力されます。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

64ビットOS上で、JDK/JREの実行モードが64ビットモードのJavaプログラムを動作させる場

合、32ビットOSでの設定に対して、1.5~2倍のJavaヒープ量が必要です。これは、1オブジェ

クトあたりに必要となるメモリ域の大きさが32ビット版よりも大きくなっているためです。そのた

め、他システムで動作していたアプリケーションを移植する際、同じ設定で動作させた場合、

OutOfMemoryErrorが発生するか、ガーベジコレクション(GC/Full GC)による性能への影

響が考えられます。

[対処方法]

32ビット環境から64ビット環境へのJavaアプリケーション移行時には、再度Javaヒープのチュー

ニングを実施してください。以下のマニュアルを参照してください。

V9.3.0(Windows 32ビット版)

Interstage Application Server 使用上の注意

 第3章 注意事項

  3.19 JDK/JREの注意事項

   3.19.17 32ビットOSから64ビットOSへの移植時の注意事項

なお、上記以外の製品バージョン/レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照し

てください。

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6666 Interstage Application Server 運用/保守 UpdateAdvisor(ミドルウェア)のuam addコマンドで

JDK/JREのパッチを適用したところ、「適用不可理由: 修

正対象ファイルが他のプロセスによって使用されていま

す。」が表示されて適用できません。Interstage

Application Serverの機能はすべて停止しています。原

因と対処方法を教えてください。

[原因]

Interstage Application Server以外からjava.exeを起動している可能性があります。

[対処方法]

Interstage Application Server上で動作するJavaアプリケーションや、単体のJavaアプリ

ケーション以外にも、他の製品がJavaを使用している場合も、JDK/JREのパッチを適用する

際にはすべて停止してください。Systemwalker Centric Managerや、SymfowareのJDBC

ネーミングサービスを停止しなかったため、本現象が発生した事例があります。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ5303" answer_id="5303" /&gt; 「Javaのパッチ

を適用したところ「修正先のファイル{ファイル名}が書き込み不可のため、修正適用可能

かどうかの判定ができませんでした。」が表示されて適用できません。」

6667 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4370: Error occurred during startup of

server application running under work unit」が出力

され、IJServerの再起動処理に失敗します。コンテナログ

には「java.net.BindException: アドレスがすでに使われ

ています。」が出力されていました。原因と対処方法を教

えてください。

[原因]

再起動するIJServerが使用するポートが、他のプロセスにより使用されていることが原因で、

ワークユニットの起動に失敗しています。

[対処方法]

まず、"pfiles /proc/*"コマンドで、他のプロセスがポートを使用していないか確認してくださ

い。

["pfiles /proc/*"コマンドの出力例]

1013: /opt/FJSVawjbk/jdk14/bin/java -Xms512m -Xmx512m -

XX:MaxPermSize=256m

&nbsp;&nbsp;↑プロセスID

&nbsp;&nbsp;Current rlimit: xxxxx file descriptors

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;:

&nbsp;&nbsp;22: S_IFSOCK mode:0666 dev:376,0 ino:64596 uid:0 gid:0 size:0

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;O_RDWR FD_CLOEXEC

SOCK_STREAM

SO_REUSEADDR,SO_SNDBUF(49152),SO_RCVBUF(49152),IP_NEXTHOP(0.0.192

.0)

sockname: AF_INET 0.0.0.0 port: 9002 ←使用中のポート番号

次に、上記のプロセスIDが、/var/adm/messagesの中で起動が記録されているか確認して

ください。記録されている場合は、前回のワークユニット起動で動作していたjavaプロセスが残

存し、ポートを占有していることが原因です。記録されていない場合は、前回のワークユニット

起動時に動作していたJavaプロセスの子プロセス、または、他のプロセスが占有していることが

考えられます。原因となっているプロセスを確認した上で停止してください。

6668 Interstage Application Server 運用/保守 運用時につけておいた方がよいJava VMオプションはあり

ますか?

「-verbose:gc -XX:+UseFJverbose」をつけてください。運用時に発生しやすいトラブルとし

てJavaのメモリ不足(ヒープ不足)があります。これらのオプションを指定することにより、ガー

ベジコレクション(GC)処理の結果ログが標準出力に出力され、Javaのヒープ使用状況の

確認ができます。Javaアプリケーションが長期間順調に動いていても、突然

OutOfMemoryErrorが発生することがあります。定期的なJavaのヒープサイズの見直しをす

るためにも、これらのオプションの設定をお勧めします。出力ログ形式については以下のマニュ

アルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド V9

  第7章 JDK/JREのチューニング

   7.2 FJVM

    7.2.4 ガーベジコレクション処理の結果ログ出力機能の強化

なお、IJServerではinfo.logに出力されますので、以下のマニュアルを参照し、ログローテー

ションも合わせて有効にしてください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集 V9

  第8章 J2EEアプリケーション開発・運用時の異常

   8.1 異常情報の参照

6669 Interstage Application Server 構築(導入/移行) FJVMとHotSpot Server VMの違いを教えてください。 FJVMは、Oracle社(旧Sun Microsystems, Inc.)のJava VMであるJava HotSpot

Server VMをベースに、富士通独自技術による性能改善やJava VMのトラブルシューティン

グに関する機能強化などを追加実装したJava VMです。そのため、FJVMは、Java HotSpot

Server VMと機能的な互換性を基本的に持っています。

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6670 Interstage Application Server 運用/保守 複数のJavaアプリケーションを実行しており、指定ヒープサ

イズ(-Xmx)の総和が物理メモリを大きく上回っていま

すが、問題なく動作している理由を教えてください。

OSは、物理メモリだけでなくハードディスク上のスワップファイルも活用しているため、物理メモリ

の大きさ以上のメモリ領域を使用することができます。

このテクノロジーを仮想メモリといいます。仮想メモリの大きさは、物理メモリとスワップファイルの

各サイズの合計になります。そのため、実行するアプリケーション群のメモリ使用量の総和が物

理メモリの大きさを超えていても、仮想メモリの大きさの範囲内であれば動作できます。

しかし、ハードディスクへのアクセスは物理メモリより低速なので、メモリのスワッピングは性能に

大きく影響を与えます。そのため、性能を意識し、アプリケーションのメモリ使用量は物理メモ

リの範囲とすることを推奨します。

なおアプリケーションは、OSが生成するプロセス上で実行されます。

プロセスには、OSから仮想アドレス空間が割り当てられ、搭載されている物理メモリのサイズと

は関係なく、仮想アドレス空間としての大きさは常に一定です。

例えば、32ビットアーキテクチャのOSの場合、物理メモリのサイズに依存せず、仮想アドレス空

間のサイズは常に4GB(2の32乗バイト)です。そしてプロセスが持つ仮想アドレス空間のう

ち、実際にプロセスが使用できる空間を、ユーザー空間といいます。ユーザー空間には、プログ

ラムの実体(Windows®でJavaアプリケーションを実行する場合は、java.exeなど)がコ

ピーされるだけでなく、スタックやヒープなどのさまざまなセグメントがあります。さらにユーザー空

間は、実行するプログラムだけでなく、そのプログラムを実行させるためのOS側のプログラムなど

でも使用します。

Javaアプリケーションを実行するプロセスのユーザー空間の場合には、前述の各セグメントの

他に、Javaオブジェクトを格納するセグメント(=Javaヒープ)があります。このため、Javaアプ

リケーションをチューニングする際の対象となるJavaヒープのサイズの上限値は、ユーザー空間

のサイズよりも少なくなります。

Javaアプリケーションのチューニングを実施する際は、仮想メモリの大きさやプロセスの使用状

況など、システムの状態を考慮する必要があります。なおOSの種類などによって、ユーザー空

間として使用できる上限値が異なるため、注意が必要です。詳細は、以下のマニュアルを参

照してください。

V96671 Interstage Application Server 運用/保守 コンテナログ(container.log)に、メッセージ

「IJServer30004: JavaVMでメモリ不足の危険性があり

ます」が出力されました。Interstage管理コンソールで確

認したところ、ワークユニットのJavaヒープ使用量に問題は

無く、状況に矛盾が生じています。原因と対処方法を教

えてください。

[原因]

ワークユニットのヒープ領域(メモリ割り当てプール)、もしくはPerm領域(Permanent世代

領域)の使用量が、警戒値を超えていることが原因です。

[対処方法]

ワークユニット起動時や、一時的に負荷が高い状態でメッセージが出力された場合は、

Interstage管理コンソールで、ワークユニットの[JavaVMのヒープ情報][JavaVMのPerm

領域情報]を確認してください。問題がなければ、メッセージを無視してください。そうでない

状態でメッセージが出力された場合は、ワークユニットのヒープ領域(メモリ割り当てプー

ル)、もしくはPerm領域のサイズを見直してください。

6672 Interstage Application Server 運用/保守 Javaのヒープサイズの情報を、定期的に取得するコマンド

はありますか?

あります。Interstage Application ServerのJDK/JREに付属しているjheapコマンドを使用し

てください。jheapコマンドは富士通独自のツールです。

jheapコマンドは情報取得の間隔や回数を指定し、定期的にJavaヒープの使用状況を確認

することができます。ただし、情報を採取した時点のjavaヒープの使用状況を出力し、その時

点ですでに不要となっているオブジェクトについても使用量に含まれるため注意してください。

メモリリークを調査するなどの目的で、不要なオブジェクトを除いた使用量の情報が必要な場

合は、GCログを解析してください。GCログは、Javaの起動オプションに「-verbose:gc -

XX:+UseFJverbose」(V9以降)、または「-verbose:gc」を追加することで、標準出力に

出力されます。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ3982" answer_id="3982" /&gt; 「jheapとjava

コマンドのオプション-verbose:gcの出力の違いは何ですか?」

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ6673" answer_id="6673" /&gt; 「Interstage

Application Serverにおいて、jheapコマンドの「-i」オプションで指定するインターバル

(interval)は、秒単位ですか?」

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ6674" answer_id="6674" /&gt; 「Interstage

Application Serverにおいて、jheapコマンドで「-t」オプションを指定して、タイムスタンプを出

力した場合、秒まで出力されますか?」

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ6675" answer_id="6675" /&gt; 「Interstage

Application Serverにおいて、jheapコマンドの「-c」オプションで指定できる出力回数の上限

値を教えてください。」

6673 Interstage Application Server 運用/保守 jheapコマンドの「-i」オプションで指定するインターバル

(interval)は、秒単位ですか?

秒単位です。省略した場合は、5秒間隔で情報を出力します。

なお、インターバルの時間は、情報取得・採取を繰り返す際のスリープ時間に相当します。

情報取得・採取にかかる時間は含まれません。例えば、インターバル(-iオプション)を1秒、

出力回数(-cオプション)を60回と指定した場合、最初の情報出力開始から、最後の情

報出力完了までの時間は、60秒を超えます。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="6672" contents="FAQ6672" /&gt; 「Interstage

Application Serverにおいて、Javaのヒープサイズの情報を、定期的に取得するコマンドはあ

りますか?」

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6674 Interstage Application Server 運用/保守 jheapコマンドで「-t」オプションを指定して、タイムスタンプ

を出力した場合、秒まで出力されますか?

はい。jheapコマンドで「-t」オプションを指定して、タイムスタンプを出力した場合は、秒まで出

力されます。

[出力例]

&gt;jheap -t 1013

Tue Aug 17 14:38:07 2010

&nbsp;&lt;new&gt;&nbsp;&nbsp;[used:&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;6090

80] [free:&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;570568]

[total:&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;1179648]

&nbsp;&lt;old&gt;&nbsp;&nbsp;[used:&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;9933880]

[free:&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;5598152]

[total:&nbsp;&nbsp;&nbsp;15532032]

&nbsp;&lt;perm&gt; [used:&nbsp;&nbsp;&nbsp;15569320]

[free:&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;159320]

[total:&nbsp;&nbsp;&nbsp;15728640]

Tue Aug 17 14:38:12 2010

&nbsp;&lt;new&gt;&nbsp;&nbsp;[used:&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;6175

52] [free:&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;562096]

[total:&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;1179648]

&nbsp;&lt;old&gt;&nbsp;&nbsp;[used:&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;9933880]

[free:&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;5598152]

[total:&nbsp;&nbsp;&nbsp;15532032]

&nbsp;&lt;perm&gt; [used:&nbsp;&nbsp;&nbsp;15569320]

[free:&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;159320]

[total:&nbsp;&nbsp;&nbsp;15728640]

Tue Aug 17 14:38:17 2010

6675 Interstage Application Server 運用/保守 jheapコマンドの「-c」オプションで指定できる出力回数の

上限値を教えてください。

jheapコマンドの「-c」オプションで指定できる出力回数は、正の整数(1~2147483647)

です。これ以外の値を指定した場合、jheapコマンドは起動しません。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="6672" contents="FAQ6672" /&gt; 「Interstage

Application Serverにおいて、Javaのヒープサイズの情報を、定期的に取得するコマンドはあ

りますか?」

6676 Interstage Application Server 運用/保守 Java監視機能を使用すると、jconsoleの出力ウィンドウ

にjavax.management.InstanceNotFoundException

が出力されます。また、Java監視機能で表示されるはず

のタブ([メソッドサンプリング]、[ヒープ分析]、

[VMオプション変更])が表示されません。原因と対処

方法を教えてください。

[原因]

jconsoleの出力ウィンドウに次のようなメッセージが出力されている場合、原因として、監視

対象のJavaプロセスが正しく設定されていないことが考えられます。

[メッセージの例]

Failed to add "メソッドサンプリング"

Failed to add "ヒープ分析"

Failed to add "VMオプション変更"

[対処方法]

この場合、監視対象のJavaプロセスを、以下のように正しく設定してください。

Javaの起動オプションに、「-agentlib:fjprof」を追加してください。Java EEのIJServerクラス

タにオプションを追加する場合は、「asadmin create-jvm-options」コマンドを使用してくださ

い。

システムプロパティ「com.fujitsu.interstage.javaee.management.agent.start=true」を

追加してください。Java EEのIJServerクラスタにシステムプロパティを設定する場合は、

「asadmin create-system-properties」コマンドを使用してください。

詳しくは、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3.0、V9.2.0

Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集

 付録A Javaツール機能

  A.5 Java監視機能

6677 Interstage Application Server 運用/保守 メモリのスワップアウトが発生している状況と発生していな

い状況では、GC(ガーベジコレクション)の処理時間に

違いはありますか?

あります。一般的に、スワップアウトが発生すれば、システム全体の処理能力が落ちますの

で、GC処理にも影響が出る可能性はあります。スワップアウトが頻繁に発生しないように、シ

ステム全体の設定・チューニングをお勧めします。

6678 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerのJavaVMオプションに「-verbose:gc」を定義

し、GCログを出力するように設定しました。いつGCが発生

したか確認するために、"info.log"に日付/時刻などの

情報を付加することはできますか?

できます。JavaVMオプションに「-verbose:gc -XX:+UseFJverbose」を設定してください。

IJServer起動時からの経過時間がGCログとしてコンテナ情報ログ(info.log)に出力されま

す。GCログに記録されているIJServer起動時刻と、出力された経過時間を足すことで、GC

が発生した時刻を調べることができます。

6679 Interstage Application Server 運用/保守 システムログに時々「EXTP4368: JavaVM may have

run out of memory: WU=xxxx PSN=1

PID=nnnnn DETAIL=There are possibilities of

OutOfMemoryError because of the lack of the

memory」のメッセージが出力されます。そのため、

JavaVMのヒープ域のサイズを変更する方法を教えてくだ

さい。

Interstage管理コンソールの以下の画面より、-Xmxオプションでヒープ領域の上限値を変更

してください。

Interstage管理コンソール>システム>ワークユニット>該当のワークユニット名>環境設定

>JavaVMオプション

※JavaVM起動オプションの"-Xmx"に設定される値がヒープ域の上限値です。設定する値

は、ユーザーシステム環境により異なりますので、チューニングを実施してください。

※該当アプリケーションのJavaVMのオプションの値を変更する際は、該当ワークユニットを停

止してから実施してください。

6680 Interstage Application Server 運用/保守 予兆監視メッセージEXTP4368およびIJServer30004の

「It takes long time to do the garbage collections

many times: TIME={0} AVERAGE={1}」の

AVERAGEに出力される時間の単位を教えてください。

ミリ秒です。過去3回のガーベジコレクション時間の平均値が5000ミリ秒より長い場合に出力

されるメッセージです。

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6681 Interstage Application Server 運用/保守 非UpdateAdvisor(ミドルウェア)形式のJDK/JREの

パッチを、リモートデスクトップ接続によるリモート操作で適

用することができますか?

できます。Administrator権限のあるユーザーで適用してください。ただし、jvm.dll、hpi.dllな

どJDK/JREのファイルが使用中であると、パッチが適用できない場合があります。その場合は、

JDK/JREを使用しているアプリケーションやサービスを特定し、停止後にパッチを適用してくだ

さい。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="5303" contents="FAQ5303" /&gt; 「Javaのパッチ

を適用したところ「修正先のファイル{ファイル名}が書き込み不可のため、修正適用可能

かどうかの判定ができませんでした。」が表示されて適用できません。」

6682 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server Enterprise Editionに

おいて、古いバージョンで動作していたMQDのCOBOLア

プリケーションを、新しいバージョンへ移行する方法を教え

てください。

COBOLアプリケーションは互換性があるので、そのまま利用できます。

6683 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Enterprise Editionに

おいて、MQDでメモリ型のメッセージキューを利用した運

用を実施しているか、確認する方法を教えてください。

メッセージキュー情報を表示するmqdprtqコマンドでメモリ型のメッセージキューを利用している

かどうかを確認できます。

mqdprtqコマンドで-iオプションを指定してメッセージキューの詳細情報を表示し、attribute

(メッセージ保証レベル)がmemory(メモリ型)かどうかで確認してください。

6684 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Enterprise Editionに

おいて、クラスタ環境でMQDを利用しています。メッセージ

格納域管理ファイルを利用したメモリ型のメッセージキュー

はクラスタ環境で利用できないのですか?

クラスタ環境でメモリ型のメッセージキューを利用することができます。

ただし、メモリ型のメッセージキューは、高いレスポンス性能が期待できる一方で、システムダウ

ンやMQDの停止操作により、キュー上に残っているメッセージが失われる特性があります。

6685 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Enterprise Editionに

おいて、MQDがインストールされているか確認したいため、

MQDのパッケージ名を教えてください。

Solarisの場合、MQDの基本パッケージ名はFJSVmqdです。拡張パッケージ(ユーザー

API)のパッケージ名はFJSVmqdexです。

Linuxの場合、MQDのパッケージ名はFJSVmqdです。

なおLinuxはV6以降のバージョンに対応しています。

6686 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Server Enterprise Editionに

おいて、MQDのMQDPUTMSG関数が詳細コード「22」

(NOCONNECTQUE)で復帰しました。原因と対処方

法を教えてください。

[原因]

アプリケーションを送信先のメッセージキューに接続する前に、メッセージキューにメッセージを送

信したことが原因です。

[対処方法]

メッセージを送信するアプリケーションは、事前にMQDおよび目的のメッセージキューに接続し

てからメッセージを送信してください。

6687 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server Enterprise Edition を

標準インストールしましたが、MQDがインストールされませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

Interstage Application Server Enterprise Edition の標準インストールではMQDはインス

トールされないことが原因です。

[対象方法]

MQDはカスタムインストールでインストールしてください。

なおLinuxはV6以降のバージョンに対応しています。

6688 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Enterprise Editionに

おいて、MQDの受信サーバを物理的に違うサーバへ変更

するため、hostsファイルを変更後に送信サーバで

mqdnsgwcommコマンドを使用してチャネルの初期化、

通信の再開を実施しましたが再接続されません。原因と

対処方法を教えてください。

[原因]

MQDのイベントチャネル連携サービスがCORBA経由で受信サーバに接続しており、既存のコ

ネクションが切断されていないことが原因です。

[対処方法]

送信サーバのMQDを再起動してください。

なおLinuxはV6以降のバージョンに対応しています。

6689 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Enterprise Editionに

おいて、MQDのACM連携サービス環境で使用している

DPCF通信パスのコネクション数を確認する方法を教えて

ください。

DPCF通信パスのコネクション数は、mqdacomprtcコマンドで確認できます。

6690 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Enterprise Editionに

おいて、ebMSの通信ログエラー「12,ERR_ON_RECV、

4,SEND_ERROR」が出力され、相手サーバからのデー

タ受信に失敗しました。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]

相手サーバからのデータがCPAのPersistDuration(メッセージ保存期間)を超えていたこと

が原因です。

[対処方法]

サーバ間でシステム時刻を確認して、ずれがあった場合はシステム時刻を合わせて再度通信

してください。

また、CPAのPersistDuration(メッセージ保存期間)の値をより長い時間に設定しなおし

て、再度通信してください。

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6888 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerクラスタの設定を変更しましたが、起動された

IJServerクラスタに設定が反映されません。原因と対処

方法を教えてください。

[原因]

以下の可能性があります。

システム日付/時刻を変更した

設定変更後、Interstage Java EE DASサービスが停止した状態で、Interstage Java EE

Node Agentサービスを起動したため、リポジトリの同期化処理に失敗した

リポジトリの同期化処理については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

  第3章 Java EEアプリケーションの提供機能

   3.1 全体構成

    3.1.4 リポジトリの同期化処理

[対処方法]

以下の対処を行ってください。

システム日付/時刻を変更する場合、以下のマニュアルに記載された手順で実施してくださ

い。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

  第1章 リリース情報

   1.3 注意事項

    1.3.11 日付/時刻に関する注意事項

6889 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Java EEを使用して、アプリケーションを運用

しています。サーバーインスタンスのJava VMプロセスのカ

レントディレクトリを教えてください。

サーバーインスタンスのJava VMプロセスのカレントディレクトリは、以下のとおりです。

Windows

[Java EE 共通ディレクトリ]¥nodeagents¥ijna¥${サーバーインスタンス名}¥current¥

latest

Solaris、Linux

[Java EE 共通ディレクトリ]/nodeagents/ijna/${サーバーインスタンス名}/current/latest

サーバーインスタンスのJava VMプロセスのカレントディレクトリは、サーバーインスタンスが再起

動された場合、カレントディレクトリがローテーションされます。以前のカレントディレクトリは、

「old.%0からの連番%」に変名され、バックアップされます。

退避するカレントディレクトリの世代数は、設定変更できます(省略値は1)。asadminコマ

ンドを使用して退避するカレントディレクトリの世代数を変更する場合、次のコマンドを実行し

てください。

asadmin set ${IJServerクラスタ名}.ijserver-control.current-directory.number-of-

generations=${新たに設定する世代数}

カレントディレクトリの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

  第3章 Java EEアプリケーションの提供機能

   3.4 IJServerクラスタ

    3.4.2 IJServerクラスタのファイル構成

6890 Interstage Application Server 構築(導入/移行) InfoDirectoryからInterstageディレクトリサービスへの移

行にあたり、InfoDirectoryでLDIFで移出したエントリを

Interstageディレクトリサービスへ移入するとエラー

(LDAP_INVALID_DN_SYNTAX(エラーコード34)、

LDAP_UNDEFINED_TYPE(エラーコード17))になり

ました。対処方法を教えてください。

InfoDirectoryで「スキーマ拡張」で追加した「属性」や「オブジェクトクラス」がInterstageディ

レクトリサービスに存在しないため、移入時にエラーが発生しています。

Interstageディレクトリサービスへのエントリの移入前に、Interstageディレクトリサービスにおい

て「スキーマ拡張」を実施してください。

Interstageディレクトリサービスの「スキーマ拡張」は以下のバージョンで利用可能です。

Interstage Application Server V9.0、V9.1系: SymfowareまたはOracleデータベース

使用時

Interstage Application Server V9.2、V9.3系:すべてのデータベース使用時

スキーマ拡張については以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド V9.3

  第5章 リポジトリの作成

   5.3 スキーマ拡張

なお、上記以外の製品レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

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6891 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage管理コンソールより、Interstageディレクトリ

サービス(Smart Repository)のリポジトリを新規作成

すると、エラー「IREP: ERROR: irep70529: Error in

authorization setup of database store.[xxxxx]」が

出力され作成できません。対処方法を教えてください。

Interstage管理コンソールに設定した「データベース格納先」ディレクトリが存在しないか、ま

たはディレクトリの権限の設定に誤りがあります。

「データベース格納先」に指定したディレクトリが存在する場合は以下の対処を実施してくださ

い。

「データベース格納先」に初期値で表示されるデータベース格納先以外を指定する場合、格

納先に指定するすべてのディレクトリ(最上位のディレクトリから最下位のディレクトリ)の所

有者に「読み取り」、「書き込み」および「実行」を許可するように設定し、かつ、所有者

"oms"に設定してください。

 設定手順例を以下に示します(データベース格納先を「/data/user」としています)。

格納先が未作成の場合、データベース格納先を作成します。-p引数を指定することで存在

しない親ディレクトリも作成されます。

 mkdir -p /data/user

ディレクトリに「読み取り」、「書き込み」および「実行」の権限を設定します。-R引数を指定す

ることでサブディレクトリも含めて再帰的に権限が設定されます。

 chmod -R 700 /data

ディレクトリに所有者として"oms"を設定します。-R引数を指定することでサブディレクトリも含

めて再帰的に所有者が設定されます。

 chown -R oms /data

6892 Interstage Application Server 設計/開発 Interstageディレクトリサービス(Smart Repository)の

運用において、ディレクトリサービスの利用者がDNまたは

パスワードを間違えたことを判断するためのログはあります

か?

「アクセスログ」を参照することで、利用者がDNまたはパスワードを間違えたことによる認証失

敗を確認できます。

利用者の認証に失敗した場合は、アクセスログ中にLDAP_INVALID_CREDENTIALS(エ

ラーコード49)が出力されますのでエラー情報から判断してください。

なお、アクセスログの利用には以下の設定が必要です。Interstage管理コンソールで「アクセ

スログ定義」を確認してください。

[出力の指定]: 「出力する」を選択してください。

[出力レベル]: 「サーバのエラー応答を出力」を選択してください。

6893 Interstage Application Server 設計/開発 ディレクトリサービスを使用するクライアントアプリケーション

を開発し、クライアントアプリケーションを複数のクライアン

ト端末に展開したいと考えています。Interstageが提供

しているディレクトリサービスのライブラリ

(F3FMirepldap2.dll)を、各クライアント端末に再配

布しても問題ないですか?

Interstageが提供しているライブラリを直接再配布することはできません。それぞれのクライア

ントにクライアントパッケージに含まれる"Software Development Kit"をインストールしてくだ

さい。

6894 Interstage Application Server 運用/保守 ディレクトリサービスを使用して負荷分散環境を構築して

います。負荷分散環境が正しく構築されたかを確認する

方法を教えてください。

以下の方法で負荷分散環境の動作を確認してください。

マスターのリポジトリで任意のエントリを更新します。

スレーブのリポジトリで更新したエントリを検索します。

マスターで更新したエントリ情報がスレーブで更新されたかを確認します。

複数台のスレーブを構築している場合は、すべてのスレーブに対して確認を実施してくださ

い。

また、頻繁にエントリを更新している場合、マスターのリポジトリの更新内容がスレーブのリポジ

トリに反映されるまでにタイムラグが生じることがあります。

6895 Interstage Application Server 設計/開発 ディレクトリサービスのデータベースにOracleデータベースを

使用しています。ディレクトリサービスに格納した日本語

コードを検索すると文字化けが発生します。原因と対処

方法を教えてください。

Oracleデータベース構築時のキャラクタセットが日本語をサポートしないキャラクタセット

(ASCIIなど)になっている可能性があります。日本語を含むエントリを作成する場合には、

日本語をサポートしているキャラクタセットを指定してデータベースを構築してください。

データベースのコード系は以下のSQL文で確認することができます。

SELECT VALUE FROM NLS_DATABASE_PARAMETERS WHERE PARAMETER

='NLS_CHARACTERSET';

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7293 Interstage List Creator 運用/保守 Webプラグインを利用した環境で、プレビューでは正常に

表示される外字が印刷すると文字化けしてしまいます。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

以下のような条件で発生する場合、WindowsXPで強化された多言語文書のサポートによ

り自動的に適切な代替フォントが表示されている可能性があります(フォントのFallback機

能)。

プリンタ機種によらず発生する

ローカルの印刷アプリで印刷すると正常に印刷可能(クライアント上に外字は存在する)

単体で外字を印刷すると発生せず、前後に文字を挿入すると発生する

EMF、RAWのどちらで印刷しても同様の結果となる

[対処方法]

以下のレジストリキー配下に設定されている値を削除することにより本現象を回避することが

できます。

 HKLM¥SOFTWARE¥Microsoft¥WindowsNT¥CurrentVersion¥LanguagePack

[注意事項]

※回避方法の妥当性と影響範囲について

上記のレジストリ値を削除するとUniscribe機能が無効となります。

すなわち、複数の言語が混在した多言語文書を扱うことができなくなります。

そのため、多言語文書を扱う予定がなく意図したフォント以外の代替フォントが表示されるの

を抑制したい場合に限り、上記の回避方法を適用してください。

※レジストリエディタの使用について(重要)

7294 Interstage Data Effector 共通 対応する文字コードは何ですか? 扱えるファイルの文字コードは、以下の3つです。

UTF-8

Shift-JIS

EUC-JP

処理対象の入力ファイルは、すべて同一の文字コードで作成してください。

7295 Interstage Data Effector 設計/開発 半角空白で区切られたファイルは扱えますか? 扱えます。

区切り文字として扱えるファイルの形式は、以下の3つです。

カンマ

水平タブ(注)

半角空白(注)

注)V9.1以降で対応

Information Data Effectorでは、上記の区切り文字で区切って並べたファイル形式をまと

めて、CSV形式と定義します。

7296 Interstage Data Effector 設計/開発 フォーマットが揃っていないデータも扱えますか? 項目の並びや長さの異なる不揃いなデータでもそのまま扱うことができます。

7297 Interstage Data Effector 設計/開発 処理対象の文字コード種別(CharacterCodeパラメ

タ)にUTF-8を設定しているにもかかわらず、Shift-JISで

出力されました。なぜですか?

Interstage Data Effectorでは、UTF-8で出力する場合、BOM(Byte Order Mark)なし

の形式で出力します。

シングルバイト文字だけの出力ファイルを、テキストエディタなどで開くと、BOMなしのUTF-8と

Shift-JISは区別することができないため、文字コードがShift-JISと判断される場合がありま

す。

7298 Interstage Data Effector 設計/開発 二重引用符(")が無いデータを処理したら、結果デー

タに二重引用符が付加されました。

結果データの二重引用符を除去する方法はあります

か?

V9.2から、対応しています。

Interstage Data Effectorでは、基本的にすべてのデータを文字列として処理します。

処理結果をCSV形式で出力する場合、その出力結果の項目が文字列、または、日時デー

タのとき(数値として処理したとき以外)は、二重引用符(")で括られます。

CSV形式の二重引用符(")を取り除いて出力したい場合、以下の方法があります。

結果データに付加される二重引用符をすべて取り除きたい場合

- 基本コマンド利用時は、各動作環境ファイルのQuotationMarkModeパラメタを指定

- C API利用時は、AsisSetEnvironment関数の環境パラメタQuotationMarkModeを指

- 統合コマンド利用時は、統合定義ファイルのQuotationMarkMode属性を指定

結果の数値データに付加される二重引用符だけを取り除きたい場合

- リターン式の項目にval関数を指定

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3、V9.2

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

 2.2.1 CSV形式の二重引用符を取り除く

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7299 Interstage Data Effector 設計/開発 文字列以外のデータも処理できますか? 処理できます。

文字や数値だけでなく、日付、時刻など、さまざまな種類のデータが扱えます。

Interstage Data Effectorで扱えるデータの例と、Data Effectorで定義しているデータ型を

以下に示します。

データ値の例

データ型

"あいう"、"ABC"といった文字の連なり

文字列型

"10"、"-0.5"といった数値

数値型

"2010-05-01"といった、年月日

日付型(注)

"09:10:25"といった、時分秒

時刻型(注)

"2010-05-01 09:10:25"といった日付と時間

日時型(注)

7300 Interstage Data Effector 設計/開発 日付データの「2010/04/01」を「20100401」で出力でき

ますか?

V9.2から、対応しています。

日時関数を使って、表示形式を変換できます。

例を以下に示します。

例1 $出勤日「2010/04/01」を「20100401」に変換したい場合

手順1

$V出勤日:= convert_date($出勤日, "YYYY/MM/DD")

←標準日付

  形式に変換

手順2

date_to_string($V出勤日, "YYYYMMDD")

←希望の形式

  に変換

文字列として、「20100401」を出力します。

7301 Interstage Data Effector 共通 扱えるファイルの形式は何ですか? 扱えるファイルの形式は、以下の2つです。

CSV形式

XML形式

CSV形式は、レコード内の各項目の間はカンマ(,)で区切り、レコードの最後には改行を記

述します。

V9.1以降では、区切り文字として以下も対応しています。

水平タブ

半角空白

XML形式は、1つのXML文書が1レコードとして管理されたファイルを、入力ファイルとして扱い

ます。1ファイル内に複数のXML文書を連続して格納しておくことにより、1回の操作で複数の

XML文書を取り扱えます。

Interstage Data Effectorで扱うXML文書は、整形式のXML文書(well-formed XML

document)に限ります。

7302 Interstage Data Effector 設計/開発 XML形式の場合、XML宣言やDTDなどの前書きは必要

ですか?

必要ありません。

XML宣言やDTDなどの前書きがない、本文だけのXML文書も格納できます。

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7303 Interstage Data Effector 設計/開発 XML形式をCSV形式に変換できますか? 連結機能を使って、XML形式の入力ジャーナルファイルを、CSV形式に変換できます。その場

合、連結条件のJconditionパラメタは不要です。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3、V9.2

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

 3.4.1 XML形式をCSV形式に変換する

V9.1

Interstage Data Effectorユーザーズガイド

 3.3.2.8 連結機能を使った応用例

V9.0

Interstage Data Effector ユーザーズガイド

7304 Interstage Data Effector 共通 どのようなデータ操作ができますか? Interstage Data Effectorは、CSV/XMLデータを高速・簡単に仕分け・結合・集計するデー

タ加工ツールです。

日常業務の基本的なデータ操作に対応するため、Interstage Data Effectorでは4つの機

能を提供しています。

抽出機能

- 条件に一致するデータを検索します。

- 複数の異なる条件を指定し、結果を別々のファイルへ仕分けます。

連結機能

- ジャーナルデータとマスタデータを結合します。

- データ形式を変換します。

集計機能

- 入力データを任意のグループごとに集計し、結果をファイルに出力します。

ソート機能

- 入力データをキ-順に並べ替えます。

- 1つのキーにより、結果を複数のファイルへ仕分けます。(注1)

また、文字列、数値、日時(注2)の処理などの豊富な関数を提供しています。

要となる4つの機能に、複数の関数を組み合わせることで、きめ細かいデータ加工処理を実7305 Interstage Data Effector 共通 インターフェースは何が提供されていますか? 各機能を実現するインターフェースは、以下の2つを用意しています。

コマンド

C APIの関数

機能ごとの対応を以下に示します。

機能

コマンド名

C APIの関数の種類

抽出機能

shunselectコマンド

抽出関数

連結機能

shunreplaceコマンド

連結関数

集計機能

shunanalyzeコマンド

集計関数

ソート機能

shunsortコマンド

ソート関数

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7306 Interstage Data Effector 設計/開発 どのような関数が提供されていますか? Interstage Data Effectorでは、データ加工用に以下のような関数を提供しています。(一

部を抜粋)

機能

関数

必要な文字列だけ取り出したい

substr関数(注1)

文字列から数値だけを抜き出したい

val関数

文字列を結合したい

concat関数(注2)

データの文字数を知りたい

length関数(注2)

時刻データの差を求めたい

span_to_time関数(注2)

日時データに加算したい

add_to_datetime関数(注2)

日時データの形式を変えたい7307 Interstage Data Effector 共通 購入前に試用することはできますか? 製品のお試し版を無料でダウンロードし、期間限定で体験、学習、評価することができます。

以下の富士通のミドルウェアホームページで、Interstage Data Effectorの体験版とサンプル

データを公開していますので、ご利用ください。

富士通のミドルウェア ダウンロード

http://software.fujitsu.com/jp/middleware/download/

7308 Interstage Data Effector 共通 実業務での活用事例を教えてください。 富士通のミドルウェアホームページで、「Interstage Data Effectorを256倍楽しむ小技集」

という資料を公開しています。

いろいろな業務を想定したデータ例、処理例およびヒントを掲載していますので、ぜひご利用

ください。

サンプルデータ

http://software.fujitsu.com/jp/middleware/tools/is_desample.html

7309 Interstage Data Effector 購入相談 購入前に製品の概要を知る方法はありますか? 富士通のソフトウェア技術情報ホームページで、製品マニュアルを公開しています。

マニュアル

http://software.fujitsu.com/jp/technical/interstage/dataeffector/

製品の概要を知りたい場合は、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3、V9.2

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

 第1章 機能概要

V9.1、V9.0

Interstage Data Effectorユーザーズガイド

 第1章 機能概要

V9.3、V9.2、V9.1の新機能を知りたい場合は、「リリース情報」を参照してください。

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7310 Interstage Data Effector 設計/開発 文字列を検索する方法はどのようなものがありますか? 抽出機能では、抽出したいデータのキーワードや数値に関する条件を検索式で指定すること

で、要求するデータを抽出できます。

文字列に対する条件の指定には、以下の方法があります。

キーワードを含む文書を抽出する(部分一致検索)

- 文字列検索

- ワード検索

- 論理演算子検索

キーワードと完全に一致する文書を抽出する(完全一致検索)

キーワードと大小比較を行う(大小比較検索)

項目同士の比較

文字列検索には、以下の8つがあります。

検索方法

指定例

説明

文字列一致指定7311 Interstage Data Effector 設計/開発 指定可能な検索条件は何ですか? 検索条件には、以下の種類が利用できます。

項目式

パス式

テキスト式(テキストノードの値)または属性式(属性ノードの値)

キーワードと比較演算子

- パターン(詳細な検索条件を指定できる部分一致)

- 文字列(完全一致、文字列の大小比較)

- 数値(数値比較)

さらに、各検索条件は、AND演算とOR演算で組み合わせることができます。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3

Interstage Data Effectorリファレンス集

 3.2 検索式

V9.2

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

7312 Interstage Data Effector 設計/開発 フリーワード検索は、完全一致ですか? 部分一致です

か?

「完全一致」および「部分一致」は、いずれも設定できます。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3

Interstage Data Effectorリファレンス集

 3.2 検索式

V9.2

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

 付録A.2 検索式

V9.1、V9.0

Interstage Data Effectorユーザーズガイド

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7313 Interstage Data Effector 設計/開発 文字種(大文字/小文字)を意識せずに検索する方

法を教えてください。

以下のパラメタを指定することで、文字種(大文字/小文字)を意識せずに検索できま

す。

ANKmix : 半角英字の大文字/小文字の同一視

KNJmix : 全角英字の大文字/小文字の同一視

これらは、処理単位に指定できます。

基本コマンド利用時は、select用動作環境ファイルに指定します。

C API利用時は、AsisInitSelect関数に指定します。

統合コマンド利用時は、統合定義ファイルの処理条件定義部:Selectに指定します。

(注)

注)V9.2以降で対応

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3

Interstage Data Effectorリファレンス集

 1.2.1 select用動作環境ファイル

 2.1.2 AsisInitSelect

7314 Interstage Data Effector 設計/開発 入力レコードが全件ヒットするような検索式と、前方一致

検索式(条件なし)の2つの式を論理積で指定して検

索をしました。結果として全件ヒットとなり、前方一致が

効いていないようですが、正しいですか?

正しいです。

前方一致、後方一致の記号(^、$)だけを条件式に指定した場合、「前方一致かつ条件な

し」あるいは「後方一致かつ条件なし」の検索を行います。この際の検索の仕様は、一般的

な正規表現と同様に全件ヒットする仕組みになっています。

7315 Interstage Data Effector 設計/開発 複数の検索条件で一括抽出する場合、制限があります

か?

1回の抽出処理で仕分けられる数は、最大30までです。(注1)

Interstage Data Effectorでできる「データの仕分け」には、以下があります。用途に応じて、

ご利用ください。

条件仕分け

抽出機能を使った、複数の条件による条件仕分けです。1回の処理で指定できる条件は30

です。仕分ける条件と仕分け数が明確な場合、本機能を使用します。

キー仕分け(注2)

ソート機能を使った、キーによる仕分けです。指定できるキーは1つです。

仕分ける条件が1つで、その値ごとにファイルに仕分けたい場合、本機能を使用します。

注1)体験版では、最大5までです。

注2)V9.2以降で対応

7316 Interstage Data Effector 設計/開発 データ抽出時に、出力する項目を指定できますか? V9.1から、対応しています。

抽出条件に一致したデータの中から、出力したい項目だけを指定できます。

基本コマンド利用時は、検索定義ファイルのリターン式を指定します。

C API利用時は、AsisAddQuerySelect関数のReturnパラメタにリターン式を指定します。

統合コマンド利用時は、統合定義ファイルの処理条件定義部:Selectにリターン式を指定

します。(注)

注)V9.2以降で対応

リターン式の各項目をカンマ(,)で区切ることで、複数の項目を指定できます。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3

Interstage Data Effectorリファレンス集

 3.7 リターン式

V9.2

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

 付録A.7 リターン式

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7317 Interstage Data Effector 設計/開発 出力項目の並びを変更できますか? 出力する項目の並びは、リターン式に指定できます。

リターン式の各項目をカンマ(,)で区切ることで、複数の項目を指定できます。詳細につい

ては、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3

Interstage Data Effectorリファレンス集

 3.7 リターン式

V9.2

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

 付録A.7 リターン式

V9.1、V9.0

Interstage Data Effectorユーザーズガイド

7318 Interstage Data Effector 設計/開発 出力する項目の中から、指定した位置・長さの文字列を

取り出せますか?

substr関数を使って、出力する項目の中から、位置・長さを指定して文字列を取り出すこと

ができます。

ただし、抽出機能の検索式とリターン式に、substr関数は使用できません。

7319 Interstage Data Effector 設計/開発 データの連結時に、データ行だけ出力することはできます

か?

データ行だけの出力も指定できます。

基本コマンド利用時は、replace用動作環境ファイルのOutFileパラメタに、スキーマ情報ファ

イルとデータファイルを別々に指定します。

C API利用時は、AsisInitReplace関数のOutFileパラメタに、スキーマ情報ファイルとデータ

ファイルを別々に指定します。

統合コマンド利用時は、統合定義ファイルの処理条件定義部:ReplaceのOutFileタグに

SchemaFile属性を指定します。(注)

注)V9.2以降で対応

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3

Interstage Data Effectorリファレンス集

 1.3.1 replace用動作環境ファイル

 2.2.3 AsisInitReplace

 5.6 処理条件定義部:Replace

V9.2

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

 付録D.2.1 replace用動作環境ファイル7320 Interstage Data Effector 設計/開発 同一のファイルを結合できますか? V9.2から、対応しています。

同一の入力ジャーナルファイルを連結して、別のレコードに存在する値を表示できます。これ

を、セルフジョイン(自己結合)といいます。

この場合は、1つの入力ファイルをそれぞれ、入力ジャーナルファイルと入力マスタファイルとして

定義して結合させます。連結条件には、「完全一致」を使います。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

 3.3.2.4 同じジャーナルファイル同士を連結する

V9.2

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

 3.3.2.3 同じジャーナルファイル同士を連結する

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7321 Interstage Data Effector 設計/開発 集計結果を演算して出力できますか? 集合関数の結果に対して、算術演算を行うことができます。

算術演算を行う場合、集計式に数値演算式を指定します。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3

Interstage Data Effectorリファレンス集

 4.8 集合関数

V9.2

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

 付録B.6 集合関数

V9.1

Interstage Data Effectorユーザーズガイド

 付録A.9 集合関数

V9.0

Interstage Data Effector ユーザーズガイド

 付録A.3 集計式7322 Interstage Data Effector 設計/開発 集計機能で利用するメモリサイズ(MemorySizeパラメ

タ)を指定せず、作業ディレクトリ(WorkFolderパラメ

タ)を指定した場合の動きを教えてください。

analyze用動作環境ファイルのWorkFolderパラメタに指定した作業ディレクトリ配下の一時

ファイルを使用します。

MemorySizeパラメタを省略して、analyze用動作環境ファイルのWorkFolderパラメタが指

定されている場合、以下の状況が発生します。

メモリ不足が発生する場合がある。

集計対象データ量が少ない場合においても一時ファイルを必ず使用するため、集計時の処

理時間が長くなる。

analyze用動作環境ファイルのParallelNumパラメタは使用できない。

集計処理で名前付きパイプは使用できない。

標準入力は使用できない。

WorkFolderパラメタを指定するときは、集計条件ファイルのMemorySizeパラメタと組み合わ

せて指定することを推奨します。

7323 Interstage Data Effector 設計/開発 日付でソートできますか? V9.1から、対応しています。

日時関数を使って日付データをソートできます。

英語圏表記(Sun Jan 17 2010)と、標準表記(2010-01-20)を比較することもできま

す。7324 Interstage Data Effector 設計/開発 ソートした結果から、必要な項目だけ出力できますか? できます。

ソート条件ファイルのリターン式に出力したい項目を指定します。出力時に項目名を変更し

たい場合は、「ラベル」を指定します。すべての項目を出力したい場合は、リターン式を省略し

ます。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3、V9.2

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

 3.6.3.4 特定の項目だけ出力する場合

V9.1

Interstage Data Effectorユーザーズガイド

 3.5.3.4 特定の項目だけ出力する場合

V9.0

Interstage Data Effector ユーザーズガイド

7325 Interstage Data Effector 構築(導入/移行) どのOSに対応していますか? Interstage Data Effectorは、以下のOSで動作します。

Windows(x86)

Windows(x64)

Solaris

Linux(x86)

Linux(x64)

動作するOSの詳細は、動作環境を参照してください。7326 Interstage Data Effector 構築(導入/移行) Windows 7で動作可能ですか? Windows 7やWindows Vista、Windows XPなどのクライアントOSは、動作保証外

(注)です。Windows環境でご利用の場合は、サーバOS(Windows Server 2003や

Windows Server 2008)で動作させてください。

注)体験版を除きます。

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7327 Interstage Data Effector 構築(導入/移行) インストールされているInterstage Data Effectorのバー

ジョンレベルを確認する方法を教えてください。

以下の方法で確認できます。

Windowsの場合

以下を確認してください。

 Data Effectorのインストール先のフォルダ¥etc¥shnversion

テキストファイルに記載されている文字列がバージョンレベルです。

Solarisの場合

以下のコマンドを実行してください。

# pkginfo -l FJSVshnde

コマンドを実行した結果表示される、[VERSION:]のうしろにバージョンレベルが表示されま

す。

Linuxの場合

以下のコマンドを実行してください。

# rpm -qi FJSVshnde

コマンドを実行した結果表示される、[Version:]のうしろにバージョンレベルが表示されま

す。7328 Interstage Data Effector 構築(導入/移行) OS管理者権限のアカウントを変更した場合、動作に影

響ありますか?

OS管理者権限のアカウント名を変更または無効化、およびパスワード変更による動作への

影響はありません。7329 Interstage Data Effector 運用/保守 replace用動作環境ファイルで、入力ジャーナルファイルの

パス名に「#」を指定するとエラーになります。なぜです

か?

shunreplaceコマンド実行時に指定するreplace用動作環境ファイルの「JnlFileパラメタ」およ

び「MstFileパラメタ」には、以下の文字を含んだファイル名、パス名を指定できません。

シャープ(#)

カンマ(,)

例えば、上記のパラメタに「#」を書くと、それ以降のパラメタ名の直前までがコメントとして扱

われてしまいます。

入出力ファイルなどのパス名に指定する特殊文字の扱いは、機能ごとに異なります。

機能

パラメタ名/

ファイル名

補足

パス名に指定する特殊文字

ジャープ

(#)

カンマ

(,)

セミコロン

(;)

Windows

Linux / Solaris

pipe@

7330 Interstage Data Effector 設計/開発 動作環境ファイルなどの定義サンプルはありますか? 以下のマニュアルに、各種定義ファイルの指定例を記載しています。

V9.3

Interstage Data Effectorリファレンス集

 第1章 コマンドリファレンス

V9.2

Interstage Data Effector導入・運用ガイド

 付録D コマンドリファレンス

V9.1、V9.0

Interstage Data Effectorユーザーズガイド

 付録B コマンドリファレンス

HTMLマニュアルからコピーして、テキストに貼り付けて利用できます。

また、富士通のミドルウェアホームページで、Interstage Data Effectorのサンプルデータを公

開していますので、ご利用ください。

サンプルデータ

http://software.fujitsu.com/jp/middleware/tools/is_desample.html

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7331 Interstage Data Effector 設計/開発 COBOL言語で作成されたプログラムを、ユーザー定義関

数として指定できますか?

V9.2から、対応しています。

Data Effectorが呼び出すユーザー定義関数は、C言語のプログラムで作成されている必要

があります。このため、COBOL言語で作成されたプログラムを呼び出すようなC言語プログラム

を作成してください。

なお、COBOL開発環境にNetCOBOL製品を使用されるときは、以下のビルド(翻訳・リン

ク)および実行時の注意事項に従ってください。

■ビルド(翻訳・リンク)

各動作環境ファイルのParallelNumパラメタに「1」を指定した場合

Windows x86版 NetCOBOLを使用している場合

COBOL32 EXCOBOL.COB

LINK EXCOBOL /DLL F3BICIMP.LIB LIBC.LIB

Windows x64版 NetCOBOLを使用している場合

COBOL EXCOBOL.COB

LINK EXECOBOL /DLL /NOENTRY F4AGCIMP.LIB

Solaris版 NetCOBOLを使用している場合

cobol -c EXCOBOL.COB

cobol -G -dy -Tm -olibEXCOBOL.so EXCOBOL.o

Linux x86版またはLinux Intel64版 NetCOBOLを使用している場合

cobol -c EXCOBOL.COB

cobol -G -dy -Tm -olibEXCOBOL.so EXCOBOL.o7332 Interstage Data Effector その他 暗号化に対応していますか? Interstage Data Effectorは、暗号化機能を実装していません。

外部の暗号化処理のプログラムを、Interstage Data Effectorのユーザー定義関数(call

関数)を使って呼び出すことで、使用できます。(注)

注)ユーザー定義関数は、V9.2以降で対応

7380 Interstage Charset Manager 構築(導入/移行) 製品構成(製品体系)について教えてください。 下記の製品があります。

Interstage Charset Manager Standard Edition[Windows版]

Interstage Charset Manager Standard Editionクライアントライセンス[Windows版]

Interstage Charset Manager Standard Editionクライアントライセンス(入力機能付き)

[Windows版]

Interstage Charset Manager Standard Edition Agent[Windows版、Solaris版、

Linux版]

Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力Agent[Windows版、

Solaris版、Linux版]

また、下記のオプション製品もあります。

Interstage Charset Manager外字データライブラリオプション

Interstage Charset Manager住所辞書オプション

Interstage Charset Manager氏名辞書オプション

Interstage Charset Manager Web入力マルチ文字コードオプション

7381 Interstage Charset Manager 構築(導入/移行) 動作するプラットフォーム(OS)について教えてください。 Interstage Charset Managerには下記のプラットフォーム(OS)の製品があります。

ただし、製品によって対象プラットフォーム(OS)が異なりますので、ご注意ください。

Windows版

Windows&nbsp;x64版(V9.1.1以降)

Linux版

Linux&nbsp;x64版(V9.1.1以降)

Solaris版

詳細については、下記のページをご覧ください。

動作環境

http://interstage.fujitsu.com/jp/charsetmgr/environment/

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7382 Interstage Charset Manager 構築(導入/移行) Interstage Charset Manager Web入力Agentがサ

ポートしているアプリケーションサーバについて教えてくださ

い。

Interstage Charset Managerは、下記のアプリケーションサーバをサポートしています。

[Windows]

Interstage Application Server V9.2

Interstage Business Application Server V9.2

Tomcat 5.5

[Solaris][Linux]

Interstage Application Server V9.2

Tomcat 5.5

7383 Interstage Charset Manager 技術サポート Interstage Charset Manager Standard Edition Web

入力Agentでは、どのようなことができますか?

Webシンクライアント環境での外字やベンダ文字の入力/表示を実現します。完全にWeb

ベースのシステムなので、ベンダフォントや外字データ、専用のアプリケーションなどをクライアン

トにインストールしたり配付する必要がありません。

7384 Interstage Charset Manager 技術サポート Interstage Charset Managerクライアントライセンス

(入力機能付き)では、どのようなことができますか?

クライアントで、外字やベンダ文字の入力をかな漢字変換の変換候補として入力できます。

さらに漢字検索として、よみや部首の検索や、漢字の部品([へん]や[つくり]、また部

首など)をマウスなどのポインティングデバイスで手書きすることで検索することもできます。

また、漢字辞書や単語辞書は資源管理サーバで作成して配付しますので、多数存在する

クライアントの外字入力環境を一括して管理できます。

7385 Interstage Charset Manager 技術サポート Interstage Charset Manager Web入力マルチ文字

コードオプションは、どのような場合に必要ですか?

Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力Agentで、富士通のJEFコード

や各社文字コードを入力・表示する場合に必要です。

7386 Interstage Charset Manager 構築(導入/移行) Interstage Charset Manager Standard Editionと

Interstage Charset Manager Standard Edition Web

入力Agentを1台のサーバで運用できますか?

基本的にはできません。

Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力Agentを利用する場合は、

Interstage Charset Manager Standard Editionとは別のサーバで運用します。

なお、1台のサーバで運用せざるを得ない場合は、マニュアルの注意事項などをご確認くださ

い。

7387 Interstage Charset Manager 技術サポート Solaris版 Interstage Charset Manager Standard

Edition Agent(ADJUSTの後継製品)は、ADJUSTの

すべての機能を含んでいますか?

ADJUSTのすべての機能を含んでいます。

また、Interstage Charset Manager には、[標準コード変換機能]も同梱されています。

7388 Interstage Charset Manager 構築(導入/移行) ADJUST UDCマネージャをInterstage Charset

Managerに置き替える場合、使用中の資産の移行方

法について教えてください。

Interstage Charset Managerを上書きインストールすれば、すべての資産は継承されます。

7389 Interstage Charset Manager 構築(導入/移行) どのような場合にJEF拡張漢字サポートが必要になります

か?

資源管理サーバにJEF拡張漢字サポートが必要となるケースには、以下の3つがあります。

[日本語資源管理機能]でWindows JEF明朝フォント、Windows Unicode-JEF明朝

フォントまたはLinux JEF拡張漢字フォントのフォントシステムを管理する。

[日本語資源管理機能]で業務にSJISまたはUCS2のフォントシステムが設定されている

場合、外字一覧機能でJEF拡張文字の対応表示を有効にする(前提条件:JEF拡張漢

字と、SJISまたはUCS2の外字が対応定義されていること) 。

Interstage List CreatorのPDF生成機能と連携する。

クライアントにJEF拡張漢字サポートが必要となるケースは、以下のケースです。

JEF拡張漢字サポートで用意されている文字パターン(デザイン)をクライアントに適用する

(前提条件:JEF拡張漢字と、SJISまたはUCS2の外字が対応定義されていること) 。

資源管理サーバ上でJEF拡張文字に対応した文字パターン(デザイン)をInterstage

Charset Manager 外字データライブラリオプションより登録し、その文字を各クライアントで適

用して使用するのであれば、JEF拡張漢字サポートは不要です。

7390 Interstage Charset Manager 構築(導入/移行) Windows 2000およびWindows Server 2003のターミ

ナルサービスに対応していますか?

サポートしていません。

ターミナルサービス運用をせざるをえない場合、お客様側で十分に検証し、お客様責任にお

いて利用していただく必要があります。

また、ご利用にあたっては、利用するクライアント台数分のクライアントライセンスの購入が必

要となります。

7391 Interstage Charset Manager 共通 体験版(評価版)はありますか? 体験版(評価版)につきましては、弊社の担当営業にご相談ください。

7392 Interstage Charset Manager 技術サポート 使用できる外字の文字数に制限がありますか? あります。

外字の文字数は、運用する文字コードにより定められているため、それを超える文字数を使

用することはできません。例えば、Unicodeの場合は6400文字となります。

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7393 Interstage Charset Manager 技術サポート OAKユーザ辞書、TrueTypeフォントが登録されている環

境に新しくInterstage Charset Managerをインストール

した場合、外字、辞書をInterstage Charset Manager

で取り込み、部門サーバやクライアントに配付することはで

きますか?

できます。

以下の方法で、既存環境の資源をInterstage Charset Managerに取り込むことで、部門

サーバやクライアントに配付することができます。

OAKのユーザ辞書に登録されている単語の取り込み

OAKの辞書ツールキットで、「抽出ファイルへ単語を出力」機能を使用し、テキストファイルへ

出力します。

[日本語資源管理]を起動して、単語辞書一覧の「ツール(一括単語登録)」機能に

1. のテキストファイルを指定して、単語を登録します。

注)ただし、OAKをJEF入力用に使用している場合には、OAKユーザ辞書を取り込むことが

できません。

TrueTypeフォントの取り込み

[外字適用]を起動して、「移出機能」を使用し、転送ファイルへ外字の文字パターンを出

力します。

[日本語資源管理]を起動して、「外字登録(ファイル)」機能に 1. の転送ファイルを指

定して、外字を登録します。

7394 Interstage Charset Manager 技術サポート Windowsの外字エディタではWindows上のフォントパ

ターンを参照して貼り付けることができますが、[日本語

資源管理機能]の外字エディタではできますか?

できます。

[日本語資源管理機能]の外字エディタでは、同一のフォントシステム内の外字パターンを

参照し、貼り付けることができます。 また、クリップボードにあるビットマップ(最大256×256ま

で)を貼り付けることができるので、ペイントなどを使用しWindowsのフォントパターンをクリッ

プボードへ保管すれば、[日本語資源管理機能]の外字エディタで取り込むことができま

す。

7395 Interstage Charset Manager 技術サポート Interstage Charset Managerで管理している外字や外

字を含む単語を、Windows画面からよみや部首で検索

できますか?

できます。

外字によみや部首などを定義して辞書を作成し、外字と一緒に配付すれば検索できます。

部首や画数などを漢字属性で検索したい場合は、クライアントにInterstage Charset

Managerクライアントライセンス(入力機能付き)をインストールする必要があります。

7396 Interstage Charset Manager 購入相談 外字適用を使用してJEF拡張文字をWindowsのシステ

ム外字に移入する場合、JEF拡張漢字サポートが必須と

なっているのはなぜですか?

JEF拡張文字の移入はJEF拡張漢字サポートのJEFフォントからJEF拡張文字をシステム外

字にコピーすることで実現しています。JEF拡張文字は書体の版権上の制約からJEF拡張漢

字サポートがインストールされているパソコンでだけ使用できます。

7397 Interstage Charset Manager 技術サポート WordやExcelなどでも外字の入力ができますか? できます。

WordやExcelなど一般的なアプリケーションで利用する場合は、Interstage Charset

Managerクライアントライセンス(入力機能付き)をご利用ください。Windowsアプリケー

ションであれば、外字も含めて効率的に入力できるようになります。

なお、[Web入力機能]はHTMLに入力/表示フィールドを埋め込むことで実現しているた

め、Webアプリケーション限定です。

(参考)

アプリケーションによっては、かな漢字変換候補表示の文字が別のフォントで表示されることが

あります。

また、外字とフォントが関連付けられている場合は、該当するアプリケーションでかな漢字変

換候補を表示すると、外字が正しく表示されないことがあります。

例:Microsoft PowerPoint 2002、Microsoft Excel 2002など

7398 Interstage Charset Manager 技術サポート OASYS TrueTypeフォントを使用することができますか? できます。

OASYSのインストール時またはインストール後に、Fm富士通明朝体などの使用したいフォント

をインストールすることで、使用できます。

7399 Interstage Charset Manager 技術サポート WSMGRの文字変換テーブルを流用することができます

か?

以下の手順で流用できます。

WSMGRに同梱されているJEF拡張漢字サポートの変換テーブル作成ユーティリティにより、

JEF変換テーブルからテンプレートを作成します。

作成したテンプレートを入力データにして、Interstage Charset Managerでテンプレート読み

込みを行います。

7400 Interstage Charset Manager 構築(導入/移行) Solaris[標準コード変換機能]からInterstage

Charset Managerへ移行しますが、移行手順を教えてく

ださい。

Solaris[標準コード変換機能]は変換テーブルなどの資産を持たないため、移行作業を

行う必要がありません。

7401 Interstage Charset Manager 技術サポート JEFの字形重視/領域重視変換の違いを教えてくださ

い。

字形重視と領域重視には以下の違いがあります。

字形重視

JEFの拡張領域に字体の似た文字がある場合、その文字へ変換するといったように、字体を

意識した変換を行っています。

領域重視

JIS第1水準/第2水準の範囲を、字体を意識せずに変換します。旧字体、新字体の相互

変換になります。ただし、83JISの改定にてJIS第1水準と第2水準が入れ替えられた文字に

関しては、入れ替えたあとの文字と変換を行います。

7402 Interstage Charset Manager 技術サポート iconvコマンドで変換を行う際にファイルの容量に制限は

ありますか?

あります。

2GB未満まで扱えます。2GB以上のファイルを処理する場合は、2GB未満のファイルサイズに

区切って変換を行ってください。

なお、標準入力から入力されるデータについては、容量の制限はありません。

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7403 Interstage Charset Manager 技術サポート iconvコマンドで、変換にかかる時間はどのくらいですか? 2MBのJEFデータをEUCへ変換する場合、CPU 1GHz、メモリ 256MBのパソコンで変換を実

行すると約0.15秒です。

7404 Interstage Charset Manager 技術サポート [標準コード変換機能](関数、コマンド、ユーティリ

ティ)は64bit環境で動作しますか?

以下の製品は動作します。

Linux for Itanium版 Interstage Charset Manager Standard Edition Agent(V7.0~

V9.1.0)

Windows for Itanium版 Interstage Charset Manager Standard Edition Agent

(V8.2~V9.1.0)

Linux for x64版 Interstage Charset Manager Standard Edition Agent(V9.1.1~)

Windows for x64版 Interstage Charset Manager Standard Edition Agent(V9.1.1

~)

上記以外の製品で、[標準コード変換機能]の関数を使用してユーザーアプリケーションを

作成している場合は、32bitアーキテクチャでコンパイルすることで動作可能となります。

7405 Interstage Charset Manager 構築(導入/移行) クラスタには対応していますか? クラスタには対応していません。

ただし、運用系、待機系の各サーバに本製品をインストールして使用することはできます。こ

の場合、各サーバの文字資源(外字やコード変換表など)は同期させてください。

7406 Interstage Charset Manager 技術サポート wconvコマンドで変換を行う際にファイルの容量に制限は

ありますか?

あります。

2GB未満まで扱えます。2GB以上のファイルを処理する場合は、2GB未満のファイルサイズに

区切って変換を行ってください。

7407 Interstage Charset Manager 構築(導入/移行) クライアントのWebブラウザの条件について教えてくださ

い。

対応しているWebブラウザは次のとおりです。

Internet Explorer 6.0(SP1以降)

Internet Explorer 7.0

Internet Explorer 8.07408 Interstage Charset Manager 設計/開発 クライアントのWebブラウザと、Interstage Charset

Manager Standard Edition Web入力Agentの部門

サーバとの間では、どのタイミングで通信が行われるのです

か?

Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agentの入力/表示フィール

ドで文字を入力するまでの流れは次のとおりです。

 Step 1. <入力部品の初回ロード>(通信が発生)

 Step 2. [キー入力]

 Step 3. <ひらがな表示>

 Step 4. [変換キー押下](通信が発生)

 Step 5. <変換候補リスト表示>

 Step 6. [Enterキー押下で確定]

Step 2からStep 3の時には、HTMLのScriptで制御しているため、サーバへのアクセスはありま

せん。Step 4でひらがなのよみをサーバに送信し、Step 5でサーバから、作成した候補を受信

し表示します。

7409 Interstage Charset Manager 設計/開発 従来のWebアプリケーションの入力フィールドを、

Interstage Charset Manager Standard Edition Web

入力Agentの機能に置き換える方法を教えてください。

通常のWebアプリケーションでは、入力フィールドに&lt;INPUT&gt;や&lt;TEXTAREA&gt;な

どのタグを記述しますが、その部分をInterstage Charset Manager Standard Edition

Web入力Agentで定めた記述に変更すれば外字入力が可能なフィールドとなります。

7410 Interstage Charset Manager 技術サポート 郵便番号による住所検索はできますか? できます。

変換種別が[KUIN住所]の場合に、7桁の郵便番号による入力ができます。例えば、

"2110041"と入力して変換すると、次のような候補が表示されます。

 神奈川県川崎市中原区下小田中

 神奈川県川崎市中原区下小田中1丁目

 神奈川県川崎市中原区下小田中2丁目

 ・・・

7411 Interstage Charset Manager 技術サポート Interstage Charset Managerの入力機能と、かな漢字

変換(IME)との関係について教えてください。

Interstage Charset Managerクライアントライセンス(入力機能付き)で提供される[入

力機能]は、かな漢字変換(IME)です。

ほかのかな漢字変換(IME)と切り換えて使用できます。

また、[Web入力機能]はクライアントの入力資源や外字資源を一切使わないため、クラ

イアントのIMEとは関係がありません。

7412 Interstage Charset Manager 技術サポート 印刷資源の世代管理について教えてください。 [印刷資源管理機能]では、印刷資源を作成/更新日付を元にして世代別に管理する

ことができます。部門サーバへの配付時にどの世代の印刷資源を配付するかを設定できま

す。

7413 Interstage Charset Manager 技術サポート 印刷資源はどのように削除するのですか? 印刷資源をごみ箱に移動して、「印刷資源管理」の管理下から除外します。ごみ箱に移動

した印刷資源は、ごみ箱を空にして完全に削除することもできますが、再度「印刷資源管

理」の管理対象とするために「復元」することもできます。

また、 Systemwalker Centric ManagerまたはSystemwalker Software Deliveryと連携

することにより、部門サーバに配付された印刷資源を、自動的に削除(リモート削除)する

こともできます。リモート削除を行う場合は、 資源管理サーバおよび部門サーバ上に

Systemwalker Centric ManagerまたはSystemwalker Software Deliveryが必要です。

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7414 Interstage Charset Manager 技術サポート 資源配付にはどのような方法がありますか? 配付する資源には、日本語資源(外字・辞書)と印刷資源の2つがあります。

【日本語資源の配付方法】

業務ごとに作成した日本語資源を、部門サーバやクライアントに以下の方法で配付すること

ができます。

Interstage Charset Managerによる資源配付

日本語資源をサーバおよびクライアントへ配付します。

DRMS、Systemwalker Centric Managerによる配付

日本語資源をグローバルサーバ、サーバおよびクライアントへ配付します。

オフライン配付

日本語資源をファイルに取り出して配付します。取り出したファイルは汎用のファイル転送機

能を使用してクライアントに配付したり、その他の配付ツールと連携して配付できます。

外字を取り出して配付

外字をファイルに取り出し、グローバルサーバやUXP/DSに対して配付します。同じ業務内で

Interstage Charset ManagerやSystemwalker Centric Managerで配付できるシステム

と、オフラインでしか配付できないシステムが混在している場合、そのシステムに対してはファイ

ルを取り出して配付することができます。

【印刷資源の配付方法】

資源管理サーバおよびグローバルサーバの管理下にある印刷資源を、部門サーバに以下の

方法で配付することができます。

7415 Interstage Charset Manager 購入相談 Interstage Charset Manager外字データライブラリオプ

ションは、改定常用漢字(平成22年11月30日内閣告

示)に対応していますか?

対応していません。

文字のプロパティで表示される常用漢字を示す情報は、改定前の情報が表示されます。

改定常用漢字表および改定常用漢字の対応の基本方針については、文化庁サイトの「改

定常用漢字表」をご確認ください。

http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/sokai/sokai_10/pdf/kaitei_kanji

_toushin.pdf

11113 Interstage Application Server 構築(導入/移行) パッケージ「FSUNprovd」のインストール時に指定した

「host name」の値を確認する方法を教えてください。

インストール時に指定した値を確認する方法はありませんが、現在の設定値は、

InfoProvider Pro環境定義ファイル(/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf)の

「hostname」の値で確認できます。

11114 Interstage Application Server 構築(導入/移行) パッケージ「FSUNprovd」のインストール時に指定した

「port number」の値を確認する方法を教えてください。

インストール時に指定した値を確認する方法はありませんが、現在の設定値は、

InfoProvider Pro環境定義ファイル(/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf)の「port」の値で

確認できます。

11115 Interstage Application Server 構築(導入/移行) パッケージ「FSUNprovd」のインストール時に指定した

「export directory」の値を確認する方法を教えてくださ

い。

インストール時に指定した値を確認する方法はありませんが、現在の設定値は、

InfoProvider Pro環境定義ファイル(/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf)の「acstop」

の値で確認できます。

11116 Interstage Application Server 構築(導入/移行) パッケージ「FSUNprovd」のインストール時に指定した

「CGI directory」の値を確認する方法を教えてください。

インストール時に指定した値を確認する方法はありませんが、現在の設定値は、

InfoProvider Pro環境定義ファイル(/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf)の「cgi-path-

idnt」の値で確認できます。

11117 Interstage Application Server 運用/保守 「高負荷状態のため、受け付けたHTTP要求を処理する

ことができませんでした。」が出力されました。原因と対処

方法を教えてください。

アプリケーションの処理遅延やアクセス数増加が考えられます。以下のマニュアルを参照して、

環境の見直し、パラメタの再見積もりを行ってください。V7/V6Interstage Application

Server チューニングガイド 付録F Webサーバ(InfoProvider Pro)の環境定義

V5Interstage Application Server チューニングガイド 付録D WWWサーバ

(InfoProvider Pro)の環境定義V4/V3INTERSTAGE Application Server

InfoProvider Pro ユーザーズガイド 第2章 WWWサーバの運用  2.2 動作環境の設

定   2.2.1 環境定義ファイルの設定V2/V1INTERSTAGE InfoProvider Pro ユーザー

ズガイド 第2章 InfoProvider Proの運用  2.2 動作環境の設定   2.2.1 環境定

義ファイルの設定

11118 Interstage Application Server 技術サポート InfoProvider Proにおいて、Servletを制御する(XX秒

以内に応答しなかったら切断するなど)タイマーはありま

すか?

InfoProvider Proの環境定義には、サーブレット・コンテナ側のタイムアウト値はありません。

サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの「Timeout」を設定し、サーブレット・ゲートウェイ

側でタイムアウトを検知して処理を中断してください。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V7/V6

Interstage Application Server 移行ガイド

 付録B 旧バージョンのServletサービスの環境定義ファイル

  B.4 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイル

  (WebサーバがInterstage HTTP Server以外の場合)

   B.4.2 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの定義項目

    B.4.2.3 Timeout

V5

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 第2部 Servlet/JSP編

  第11章 Servletサービスの環境定義ファイル

   11.4 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイル

   (WWWサーバがInterstage HTTP Server以外の場合)

    11.4.2 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの定義項目

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11119 Interstage Application Server 構築(導入/移行) InfoProvider Proで使用するサーブレット・ゲートウェイ環

境定義ファイルは、どこで設定しますか?

サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルは、InfoProvider Pro環境定義ファイル

(/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf)の「filter-file」で指定します。フィルタアプリケーショ

ンのパスのあとに、フィルタアプリケーションに渡すパラメタとして、「conf=フルパス名」の形式で

指定します。指定例filter-file: /opt/FJSVjs2/gateway/jsgw.so

conf=/etc/opt/FJSVjs2/jsgw.confまた、「conf」パラメタを省略した場合のファイルは、

「/etc/opt/FJSVjs2/jsgw.conf」です。

11120 Interstage Application Server 構築(導入/移行) InfoProvider Proのアクセスログを採取する方法を教え

てください。

InfoProvider Proのアクセスログを採取する場合は、InfoProvider Pro環境定義ファイルで

以下のどれかを指定します。

「acslog」

「logauto」

「acslog-rotation」

InfoProvider Pro環境定義ファイルのデフォルトは、以下のとおりです。

Windows

C:¥Interstage¥F3FMwww¥conf¥F3FMwww.dat

Solaris

/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V7/V6

Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)

 第2章 環境作成

  2.1 InfoProvider Pro環境定義ファイルの設定11121 Interstage Application Server 技術サポート InfoProvider Proの設定で、リクエストのPOSTパラメタを

出力することはできますか?

POSTパラメタは、リクエストのボディ部に含まれているため、InfoProvider Proで出力する設

定はありません。11122 Interstage Application Server 技術サポート システムログに以下のメッセージが出力されました。何か

対処が必要ですか?UX:InfoProviderPro: INFO:

1051 Accesslog-file was switched. filename:

/var/opt/FSUNprovd/acs_xxx.xxx.x.x_xx IP-

address: xxx.xxx.x.x(port: xx)

対処は必要ありません。アクセスログの切り替えを行ったことを通知するメッセージです。

11123 Interstage Application Server 技術サポート InfoProvider ProでSSLを利用するための環境設定を

行っていない場合、httpsの要求を受け取ったときに、

httpでリダイレクトさせることはできますか?

できません。SSLを利用するための環境設定を行っていない場合、Webサーバ

(InfoProvider Pro)では、クライアントからhttps通信を受け付けることができないため、

httpsをhttpでリダイレクトすることもできません。

11124 Interstage Application Server 運用/保守 InfoProvider Proが起動していることを確認する方法を

教えてください。

ippdispコマンドでInfoProvider Proの動作状況を確認できます。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V7/V6

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) V7

 第4部 Webサーバ運用編

  第19章 InfoProvider Pro運用コマンド

   19.2 ippdisp

V6製品につきましては、各製品バージョンレベルの該当するマニュアル箇所を参照してくださ

い。

V5

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第4部 WWWサーバ運用編

  第16章 InfoProvider Pro運用コマンド

   16.2 ippdisp

V4

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第7章 WWWサーバ運用コマンド

  7.2 ippdisp

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11125 Interstage Application Server 運用/保守 ippstartコマンドのCPU使用率が高くなりました。原因と

対処方法を教えてください。

InfoProvider ProのDNSの逆引き動作が影響している可能性があります。

DNSサーバの設定に問題がないこと、およびDNSサーバが正常に動作していることを確認して

ください。

また、InfoProvider ProでDNSの逆引きが不要な場合、InfoProvider Pro環境定義ファイ

ルの「dns-resolve」に「OFF」を設定してください。

InfoProvider Pro環境定義ファイルのデフォルトは、以下のとおりです。

Windows

C:¥Interstage¥F3FMwww¥conf¥F3FMwww.dat

Solaris

/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf

11126 Interstage Application Server 設計/開発 WebサーバをInfoProvider ProからInterstage HTTP

Serverへ移行する際の定義項目の対応を教えてくださ

い。

InfoProvider ProからInterstage HTTP Serverへ移行する際の定義項目の対応について

は、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage Application Server 移行ガイド V7

4.1.1 Webサーバ(Interstage HTTP Server)への移行V6については、該当するマニュア

ル箇所を参照してください。

11127 Interstage Application Server 運用/保守 ippstartコマンドを実行したときに、以下のメッセージが出

力されました。原因と対処方法を教えてください。

F3FMwww:ERROR:2213:サービスが起動されていませ

ん。

InfoProvider Proのサービスが起動していないことが原因です。ippstartsvコマンドで

InfoProvider Proのサービスを起動してから、ippstartコマンドを実行してください。

11128 Interstage Application Server 設計/開発 InfoProvider Proで静的なHTMLファイルを取得する場

合、Webブラウザとの通信は監視できますか?

InfoProvider Pro環境定義ファイルの「browser-timeout」の値で監視できます。

InfoProvider Pro環境定義ファイルのデフォルトは、以下のとおりです。

Windows

C:¥Interstage¥F3FMwww¥conf¥F3FMwww.dat

Solaris

/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf

11129 Interstage Application Server 技術サポート InfoProvider Proで任意のURLだけをアクセスログに出

力することはできますか?

InfoProvider Proでは、特定のURLにアクセスしたログを抽出するなど、条件によって、アクセ

スログに出力する情報を制限することはできません。

11130 Interstage Application Server 技術サポート InfoProvider Pro環境定義ファイルの「timeout」は、

サーブレット連携の場合にも有効ですか?

InfoProvider Pro環境定義ファイルの「timeout」は、セション管理型拡張CGIアプリケーショ

ンの場合に有効な設定です。そのため、サーブレットの連携の場合、InfoProvider Pro環境

定義ファイルの「timeout」は有効になりません。

11131 Interstage Application Server 設計/開発 InfoProvider Proでサーブレットの連携を行う場合、サー

ブレットゲートウェイとコンテナ間の送受信は監視できます

か?

InfoProvider Proでサーブレットの連携を行う場合、サーブレットゲートウェイとコンテナ間の送

受信は、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの「Timeout」の値で監視できます。サー

ブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのパスは、InfoProvider Pro環境定義ファイルで指定

します。InfoProvider Pro環境定義ファイルのデフォルトは、以下のとおりです。

WindowsC:&yen;Interstage&yen;F3FMwww&yen;conf&yen;F3FMwww.datSolaris

/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf

11132 Interstage Application Server 設計/開発 Webサーバ(InfoProvider Pro)で使用しているポート

を確認する方法を教えてください。

InfoProvider Pro環境定義ファイルの「port」の値で確認できます。InfoProvider Pro環境

定義ファイルのデフォルトは、以下のとおりです。

WindowsC:&yen;Interstage&yen;F3FMwww&yen;conf&yen;F3FMwww.datSolaris

/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf

11133 Interstage Application Server 設計/開発 InfoProvider Proが返すServerヘッダに任意の文字列を

指定することはできますか?

InfoProvider Proを標準モードで運用している場合、指定できます。InfoProvider Pro環

境定義ファイルの「server-header」に「custom」を指定し、「server-name」に文字列を指

定します。InfoProvider Proをセキュアモードで運用している場合には、指定できません。

InfoProvider Pro環境定義ファイルのデフォルトは、以下のとおりです。

WindowsC:&yen;Interstage&yen;F3FMwww&yen;conf&yen;F3FMwww.datSolaris

/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf

11134 Interstage Application Server 技術サポート InfoProvider Proで自動起動に登録されている環境定

義ファイルの確認方法を教えてください。

「ippsetstartup -p」コマンドで、自動起動に登録されている環境定義ファイルの一覧が表示

されます。11135 Interstage Application Server 設計/開発 InfoProvider Proでリクエストに対する処理時間を調べ

る方法を教えてください。

InfoProvider Pro環境定義ファイルの「acslog-proctime」に「ON」を指定すると、アクセスロ

グに処理時間が出力されます。InfoProvider Pro環境定義ファイルのデフォルトは、以下の

とおりです。

WindowsC:&yen;Interstage&yen;F3FMwww&yen;conf&yen;F3FMwww.datSolaris

/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf

11136 Interstage Application Server 設計/開発 InfoProvider Proの「SSL環境定義ファイル」で

「version」に「3」を指定し、「ciphers」を省略した場合、

暗号化方法は何ですか?

SSL環境定義ファイルで「version」に「3」を指定した場合、「ciphers」の省略値は、以下の

とおりです。また、初めに指定された暗号化方法から順番に接続を行い、接続可能であった

暗号方式を使用します。RSA-3DES-SHA:RSA-RC4-MD5:RSA-RC4-SHA:RSA-DES-

SHA:RSA-EXPORT-RC4-MD5:RSA-NULL-MD5:RSA-NULL-SHASSL環境定義ファイル

のパスは、InfoProvider Pro環境定義ファイルで指定します。InfoProvider Pro環境定義

ファイルのデフォルトは、以下のとおりです。

WindowsC:&yen;Interstage&yen;F3FMwww&yen;conf&yen;F3FMwww.datSolaris

/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf

11137 Interstage Application Server 設計/開発 InfoProvider Proで平文通信を回避するためには「SSL

環境定義ファイル」の「ciphers」にどのような設定をすれば

いいですか?

強度の高い暗号化方法を優先し、平文通信を回避する場合には、SSL環境定義ファイル

の「ciphers」に以下の順序で指定してください。RSA-3DES-SHA:RSA-RC4-SHA:RSA-

RC4-MD5:RSA-DES-SHA:RSA-EXPORT-RC4-MD5

11138 Interstage Application Server 技術サポート InfoProvider Proで「Transfer-Encoding: chunked」

が付与されることはありますか?

InfoProvider Proには、chunkエンコードする機能はありません。そのため、レスポンスヘッダに

「Transfer-Encoding: chunked」が付与されることもありません。

11139 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニット上のアプリケーションの標準出力

は、どこに出力されますか。

IJServerワークユニット上のアプリケーションの標準出力は、コンテナログに出力されます。詳

細は、以下のマニュアルを参照してください。V9/V8Interstage Application

Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド 第1部 J2EE共通編  第3章

J2EEアプリケーションの運用   3.10 アプリケーションのデバッグV7/V6各製品バージョンレ

ベルの該当するマニュアル箇所を参照してください。

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11140 Interstage Application Server 設計/開発 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの

MaxConnection(サーブレット・コンテナへの最大接続

数)を超過した場合の動作を教えてください。

V5.1より追加されたサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのMaxConnection(サーブ

レット・コンテナへの最大接続数)を超過した場合、クライアントにステータスコード503を通

知します。

MaxConnectionの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

  第2部 Servlet/JSP編

   第11章 Servletサービスの環境定義ファイル

    11.4 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイル

    (WWWサーバがInterstage HTTP Server以外の場合)

     11.4.2 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの定義項目

      11.4.2.8 MaxConnection

11141 Interstage Application Server 設計/開発 Intestage HTTP Serverでベーシック認証機能を使用し

ています。複数ユーザーを作成した際に、どのユーザーを

使用しているかWebアプリケーションで確認できますか?

できます。Webアプリケーションの環境設定で、「Webサーバの認証情報を使用する」を設定

すると、Webアプリケーション内でHttpServletRequest#getRemoteUser()メソッドを使用し

てユーザー名を取得することができます。

Webアプリケーションの環境設定については、Interstage管理コンソールヘルプを参照してくだ

さい。

また、Webアプリケーションの環境設定は、配備時にWebモジュール定義ファイルで指定する

こともできます。詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

  第1部 J2EE共通編

   第3章 J2EEアプリケーションの運用

    3.3 J2EEアプリケーションの配備と設定

     3.3.6 配備の事前設定

11142 Interstage Application Server 設計/開発 Servletコンテナ設定のポート番号には何を設定すればい

いですか?

ServletコンテナがWebサーバコネクタとの接続に使用するポート番号を指定します。省略し

た場合、9000以降の空いているポート番号が連番で割り振られます。また、Webサーバと

IJServerワークユニットを同一のマシンで運用している場合/していない場合によって、

Servletコンテナのポート番号の変更方法に、以下のような違いがあります。Webサーバと

IJServerワークユニットを同一のマシンで運用している場合Servletコンテナのポート番号を変

更するに伴い、Webサーバコネクタで指定している、Servletコンテナのポート番号も自動で変

更されます。WebサーバとIJServerワークユニットを同一のマシンで運用していない場合

Servletコンテナのポート番号を変更するに伴い、Webサーバコネクタで指定している、

Servletコンテナのポート番号を変更してください。

11143 Interstage Application Server 設計/開発 JSPを事前コンパイルした結果はどこに格納されますか? ijscompilejspコマンドでJSPの事前コンパイルを行うと、以下のディレクトリ配下にコンパイル

結果(class、ソース)が保管されます。WindowsJ2EE共通ディレクトリ

&yen;ijserver&yen;[IJServer名]&yen;work&yen;precompile(J2EE共通ディレク

トリのデフォルトは、C:&yen;Interstage&yen;J2EE&yen;var&yen;deployment です)

Solaris、LinuxJ2EE共通ディレクトリ/ijserver/[IJServer名]/work/precompile(J2EE

共通ディレクトリのデフォルトは、/opt/FJSVj2ee/var/deployment です)

11144 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V9のServlet、JSPの

バージョンを教えてください。

V9で提供しているServlet、JSPのバージョンは以下のとおりです。Tomcat5.5ベースの

Servletサービスを使用する場合Servlet 2.4、JSP 2.0Tomcat4.1ベースのServletサービス

を使用する場合(V8.0互換モード)Servlet 2.3、JSP 1.2V9.2から提供しているJava EE

環境を使用する場合Servlet 2.5、JSP 2.1

11145 Interstage Application Server 設計/開発 配備したwarファイルはサーバ上に配置されますか? warファイルそのものは、サーバ上に配置されません。配備操作により、warファイルが展開さ

れ、Webアプリケーションとしてサーバ上に配置されます。

11146 Interstage Application Server 設計/開発 warファイルの配備後に、展開されたclassファイルがどこに

配置されるのか教えてください。

warファイルの配備後、展開されたclassファイルやHTMLファイルなどは、以下のディレクトリ配

下に配置されます。

Windows

J2EE共通ディレクトリ¥ijserver¥[IJServer名]¥webapps配下

(J2EE共通ディレクトリのデフォルトは、C:¥Interstage¥J2EE¥var¥deployment です)

Solaris、Linux

J2EE共通ディレクトリ/ijserver/[IJServer名]/webapps

(J2EE共通ディレクトリのデフォルトは、/opt/FJSVj2ee/var/deployment です)

IJServerのファイル構成については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

  第1部 J2EE共通編

   第2章 J2EEアプリケーションの設計

    2.2 J2EEアプリケーションが運用される環境(IJServer)

     2.2.3 IJServerのファイル構成

11147 Interstage Application Server 設計/開発 Webサーバにwarファイルを配備しなくてもJavaScriptの

変更はできますか?

できます。クライアントで動作するJavaScriptであれば、IJServerワークユニットでは静的なコ

ンテンツとして扱われます。ファイルを置き換えれば、次回リクエスト時に置き換えたファイルが

使用されます。

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11148 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Tomcat3.1ベースのServletサービスはどの時点でインス

トールされますか?

Tomcat3.1ベースのServletサービスは、Interstage Application Serverのカスタムインス

トールで、以下を選択した場合にインストールされます。

Windows

Tomcat 3.1ベースのServletサービス

Solaris、Linux

機能選択でのインストールを行った場合

Servletサービス(Tomcat 3.1 Servlet Service)

パッケージ選択でのインストールを行った場合

FJSVjs2

カスタムインストールの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server インストールガイド

  第1章 インストール

   1.5 カスタムインストール

OSによって、該当するマニュアル箇所をご参照ください。11149 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Serverには、セションリカバリ機

能がありますか?

あります。Interstage Application Server Enterprise Edition V9では、コンテナ異常時

に、異なるコンテナにWebアプリケーションのセションを引き継ぎ、処理を継続することができま

す。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

  第2部 Servlet/JSP編

   第9章 セションリカバリ機能

11150 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage管理コンソールでWebアプリケーションを配備

したあと、Webサーバが反応しません。原因と対処方法

を教えてください。

Webサーバコネクタの制限事項に該当している可能性があります。以下の操作を行った場

合、操作後に受け付けたリクエスト(注1)は、操作前に受け付けたリクエストが完了または

タイムアウトするまで処理されません。ijsdispatchcontコマンドの実行IJServerワークユニット

の新規作成/環境設定/削除(注2)Webアプリケーションの配備/配備解除(注2)

Webサーバコネクタのログ設定Webサーバコネクタの故障監視設定(注3)Webサーバコネ

クタの新規作成/環境設定(注3)(注1)上記説明中のリクエストはIJServerワークユ

ニットに配備されたWebアプリケーションに対するリクエスト、および、Interstage HTTP

Server上に格納されたデータ(HTML文書や画像データなど)に対するリクエストを指しま

す。(注2)Webアプリケーションを配備したIJServerワークユニットがWebサーバと連携して

いない場合、この制限事項にはあてはまりません。(注3)「Webサーバとワークユニットを同

一のマシンで運用しない」設定の場合だけ操作できます。

11151 Interstage Application Server 設計/開発 V8.0モード互換のIJServerワークユニットを使用していま

す。ijscompilejspコマンドで事前コンパイルしたアプリケー

ションを実行するとコンテナログに以下のエラーが出力され

ます。原因と対処方法を教えてください。

「JasperException:

java.math.BigDecimal.&lt;init&gt;(I)V」

JDK5で追加されたコンストラクタ「public BigDecimal(int val)」を使用してJDK1.4で動

作させているのが原因です。以下のように、JDK1.4で使用可能なコンストラクタを使用するよ

うアプリケーションを修正してください。BigDecimal cnt = new BigDecimal(0.0D);

11152 Interstage Application Server 構築(導入/移行) JDK1.4をインストールしても、IJServerワークユニットで

JDK1.4を利用することができません。原因と対処を教え

てください。

JDK1.4だけでは利用できません。Tomcat4.1ベースのServletサービスも必要です。インス

トール時に旧バージョン互換機能として、Tomcat4.1ベースのServletサービスをインストール

してください。

11153 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの運用ポートに表示される

「Apache-Coyote/1.1」というヘッダを表示しないようにす

る方法を教えてください。

IJServerワークユニットの運用ポートで出力されるバージョン情報は、Interstageの設定で出

力を抑止することはできません。ワークユニットのWebサーバコネクタの設定で、通信を許可す

るWebサーバを設定するなどの方法でセキュリティ対策を行ってください。設定方法は以下の

とおりです。Interstage管理コンソールのWebサーバコネクタの設定で、「要求を受け付ける

WebサーバのIPアドレス」に対象WebサーバのIPアドレスを指定します。

11154 Interstage Application Server 設計/開発 Servletコンテナへの最大接続数を超過した場合に出力

されるメッセージを教えてください。

Servletコンテナへの最大接続数を超過した場合は、Webサーバコネクタのログに

「IJServer12022」が出力されます。

11155 Interstage Application Server 設計/開発 Webサーバコネクタの送受信タイムアウトが発生した場合

に出力されるメッセージを教えてください。

Webサーバコネクタの送受信タイムアウトが発生した場合は、Webサーバコネクタのログに

「IJServer12044」が出力されます。

11156 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage管理コンソール以外でWebアプリケーションの

セション数を確認することはできますか?

Interstage管理コンソール以外での確認はサポートしていないためできません。Webアプリ

ケーションのセション数は、Interstage管理コンソールでワークユニットの「モニタ」から確認して

ください。

11157 Interstage Application Server 設計/開発 V8.0互換モードのIJServerワークユニットを使う方法を教

えてください。

V8.0互換モードのIJServerワークユニットを作成するには、Tomcat4.1ベースのサーブレット

機能(FJSVjs4)をインストールします。また、インストールできるのはLinux版の場合は

RHEL-AS4(x86)/AS4(EM64T)です。Red Hat Enterprise Linux 5では利用できな

い機能です。

Tomcat4.1ベースのServletサービスと、Tomcat5.5ベースのServletサービスの違いについて

は、以下を参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド

  第4章 旧機能から新機能への移行方法

   4.2 Servletサービス(Tomcat 5.5ベースのサーブレット実行環境)への移行

    4.2.2 Servletサービス移行時の注意

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11158 Interstage Application Server 設計/開発 ある時点でのServletコンテナの同時処理数をモニターす

ることはできますか?

V6では該当機能はありません。

netstatコマンドでServletコンテナのポート番号に接続中のコネクションをカウントするか、ス

レッドダンプを採取し、処理スレッドの数をカウントしてください。

netstatコマンドの詳しい方法は、以下のとおりです。

netstatコマンドでServletコンテナのポート番号に接続中(ESTABLISHED状態)のコネク

ションをカウントする

WebサーバとServletコンテナを同一マシンで運用している場合

netstatコマンドの表示結果の半分の値

WebサーバとServletコンテナを別マシンで運用している場合

netstatコマンドの表示結果の値

11159 Interstage Application Server 構築(導入/移行) V9のServletコンテナ設定の「接続数(最大接続数)」

は、V6側に該当項目がありません。V6側ではいくつに設

定されていますか?

V9で追加された設定のため、V6では設定はありません。V6ではServletコンテナの同時処理

数と同じ値が設定されていますが、OSによって自動調整される場合があるため、実際の値は

異なる場合があります。また、OS側でListenBacklogが同時処理数より小さく制限されてい

る場合は、ListenBacklogの値です。

11160 Interstage Application Server 設計/開発 J2EE ユーザーズガイドの「7.2.1 セション管理」の注意事

項として記載されている「セションタイムアウトの発生後に

処理を継続した場合、新規のセションが確立されます。」

の「処理を継続」の意味を教えてください。

「セションタイムアウトの発生後に処理を継続した場合」の処理継続は、「セションタイムアウト

後に次のリクエストを送る。」ということを意味しています。初回リクエストでセションを生成し、

次回リクエストまでにタイムアウトが発生していても、次回リクエストでgetSession()を呼び出

すと、新規セッションが作成されるという意味です。

11161 Interstage Application Server 設計/開発 アプリケーション最大処理時間超過時に停止するのは何

のプロセスですか?

WebアプリケーションやEJBアプリケーションなどのアプリケーションが動作するプロセスです。アプ

リケーション最大処理時間超過時の制御で「プロセスを強制停止する」と設定した場合、

ワークユニットのアプリケーションのプロセスは最大処理時間を超過した際にフルスレッドダンプ

を2度出力したあとに終了します。

11162 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションでセションクローズやセションタイムアウ

トしたときに、セションに登録されたオブジェクトの終了処

理を行う方法を教えてください。

以下のメソッドを使用して、属性からセションが取り除かれたときや、セションが破棄されたとき

の処理を実装してください。HttpSessionAttributeListenerのattributeRemovedメソッド

HttpSessionListenerのsessionDestroyedメソッドHttpSessionBindingListenerの

valueUnboundメソッド各メソッドの詳細については、Servlet2.4仕様を参照してください。

11163 Interstage Application Server 運用/保守 アプリケーションからHTTP通信を行うと、コンテナログに

時々「SocketTimeoutException」が出力されます。原

因と対処方法を教えてください。

「SocketTimeoutException」はアプリケーションから行っているHTTP通信の通信先からの通

信が、Servletコンテナ設定のタイムアウトに指定した時間以上途絶えた場合に出力されま

す。通信先への通信が正しく行われるか、またはネットワークに異常が発生していないかを確

認してください。

11164 Interstage Application Server 設計/開発 ワークユニット設定の「アプリケーション最大処理時間」を

超過した場合にクライアントに返ってくるメッセージを教え

てください。

「アプリケーション最大処理時間」を超過した場合、クライアントへの応答制御は実施してい

ません。クライアントへの通知は、「アプリケーション最大処理時間超過時の制御」の設定に

よって以下のように異なります。「プロセスを強制停止する」場合プロセスが停止するため、停

止のタイミングでは、Webサーバコネクタ側からクライアントに「500(Internal Server

Error)」が通知されます。クライアントにすでに応答が返っている場合は、通知されません。

「警告メッセージを出力する」場合処理は継続されるため、クライアントが何を検知するのかは

中継するプロキシに依存します。

11165 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションのバックアップとしてディレクトリをコピー

しておき、配備後にそのディレクトリを戻すことで前の世代

の環境に戻すことはできますか?

ディレクトリごとのバックアップはサポートしていません。

バックアップには、以下のような方法があります。

warファイルを世代管理しておき、必要であれば前の世代のwarファイルを再度配備しなお

す。

配備方法によって、以下のような方法もあります。

「サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーションを配備する」を選択し、配備する場

合(V8以降で追加された機能)

Webアプリケーションを世代ごとのディレクトリに分けておき、必要であれば、前の世代のディレ

クトリを指定して再度配備しなおす。

「サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーションを配備する」以外を選択し、配備

する場合

Interstage Application Serverが提供している、資源のバックアップ/リストア機能を使用

する。11166 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションを修正したあとは毎回配備し直しま

すか?

Webアプリケーションを一度配備したあとは、再配備しなくても配備済み資産(web.xmlも

含め、すべてのモジュール)を置き換えることができます。資産の置き換えは、IJServerワーク

ユニットを停止してから行ってください。

11167 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーション名を省略し、ホスト名だけを指定して

アクセスすることはできますか?

できます。Webアプリケーション名を省略して呼び出す場合は、配備時にWebアプリケーショ

ン名を「ROOT」としてください。詳細は、Interstage管理コンソールヘルプを参照してくださ

い。

11168 Interstage Application Server 構築(導入/移行) V8.0互換モードのIJServerワークユニットを使用するため

に、Tomcat4.1ベースのServletサービスとJDK1.4をイン

ストールしました。必要な設定を教えてください。

プロパティ情報ファイル(orb.properties)のコピーや、Java環境設定ファイル

(java_config.txt)の追記を行ってください。詳細は、以下のマニュアルを参照してくださ

い。V9.2Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

第1部 J2EE共通編  第3章 J2EEアプリケーションの運用   3.9 動作環境のカスタマイ

ズと確認V9.1、V9.0Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユー

ザーズガイド 第1部 J2EE共通編  第3章 J2EEアプリケーションの運用   3.9 動作環

境のカスタマイズと確認    3.9.2 動作環境の確認

11169 Interstage Application Server 設計/開発 Webサーバコネクタ設定の送受信タイムアウトの監視範

囲を教えてください。

Webサーバコネクタ設定の送受信タイムアウトは、「WebサーバコネクタがServletコンテナとの

間でデータパケットを送受信するときに待機する時間」を監視します。なお、この時間には

サーバ上での処理時間も含まれるため、サーバの処理に時間がかかって設定値を超過する

ような場合にも、タイムアウトが発生します。詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド  第5章

J2EEのチューニング   5.3 Servletコンテナのチューニング

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11170 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのプロセス多重度を増加させる場

合に、チューニングが必要なシステムパラメタを教えてくださ

い。

IJServerワークユニットのプロセス多重度を増加させる場合にチューニングが必要なシステム

パラメタについては、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

  第1章 必要資源

   1.1 運用時に必要なディスク容量

    1.1.1 サーバ機能を使用する場合

   1.2 メモリ容量

    1.2.1 サーバ機能を使用する場合

  第3章 システムのチューニング

   3.1 サーバ機能運用時に必要なシステム資源

11171 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションの配備処理で「IJServer12037」、

「IJServer12041」が出力されます。原因と対処方法を

教えてください。

Webサーバコネクタのログが作成できないことが原因です。ログファイルまたはログを出力する

ディレクトリに書き込み権限がない可能性があります。書き込み権限を確認してください。

11172 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Tomcat4.1ベースのServletサービスのコンテナログに以下

のメッセージが出力され、クライアントから接続できませ

ん。原因と対処方法を教えてください。IJServer14068:

no response detected.

アプリケーションの処理完了待ちによる遅延発生またはタイムアウトの設定値が小さいことが

原因です。アプリケーションが正常に動作しているか調査を実施してください。正常に動作し

ている場合、タイムアウトの設定値が小さい可能性があります。Interstage管理コンソール

で、ワークユニット環境定義の「アプリケーション最大処理時間」の値を適切な値に設定してく

ださい。

11173 Interstage Application Server 設計/開発 システムログに「EXTP4366」が出力されたあとに、Servlet

アプリケーションの処理が停止しません。原因を教えてくだ

さい。

通常の動作です。「EXTP4366」は、アプリケーションの処理時間が監視時間を超過したこと

を通知するメッセージです。メッセージ出力後も、アプリケーションの処理は継続します。

11174 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションの動作異常を表すログは、どこに出

力されますか?

Webアプリケーション(IJServerワークユニット)のログは、以下のファイルに出力されます。

コンテナログ

/var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/IJServer名/log/プロセス通番/container.log

コンテナ情報ログ

/var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/IJServer名/log/プロセス通番/info.log

Webサーバコネクタログ

/var/opt/FJSVjs4/logs/jk2/jk2.log

11175 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションのアクセス状況などが分かるログはあ

りますか?

Interstage HTTP Serverの場合は、以下のログで確認することができます。

アクセスログ

/var/opt/FJSVihs/logs/accesslog

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド (Interstage HTTP Server

編)

  第4章 運用・保守

   4.2 ログ

    4.2.1 アクセスログ11176 Interstage Application Server 設計/開発 JDK 6を利用する場合に、Servletサービスの定義で利用

するツールやコマンドを教えてください。

V9.2より提供しているJDK 6は、Tomcat 5.5ベース/Tomcat 4.1ベースのServletサービス

では利用できません。JDK6を使用する場合は、Java EEを利用してInterstage Java EE管

理コンソールやasadminコマンドで定義を行ってください。詳細については、以下のマニュアル

を参照してください。 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE

運用ガイド  第5章 Java EEアプリケーションの運用   5.1 Interstage Java EE管理コ

ンソールを利用した運用  第11章 Java EE運用コマンドなお、JDK6はデフォルトではインス

トールされません。カスタムインストールでインストールしてください。

11177 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの設定内容をコマンドで確認する

方法を教えてください。

isj2eeadminコマンドのijserverサブコマンドに-eオプションを指定してIJServer定義を抽出し

てください。

コマンドの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

  第3部 J2EE編

   第13章 J2EE運用コマンド

    13.8 isj2eeadmin

動作OSによっては、第12章の該当箇所を参照してください。

11178 Interstage Application Server 設計/開発 コンテナログに「IJServer17216」が出力されました。原因

と対処方法を教えてください。

レスポンスの一部、または全部の返却を伴う処理後にセションを生成しようとした可能性があ

ります。レスポンスの一部、または全部の返却を伴う処理後にレスポンスのgetSessionメソッ

ドを呼び出してセションを生成しようとしていないか、アプリケーションを確認して修正してくださ

い。

11179 Interstage Application Server 設計/開発 入れ替えたファイルだけをijscompilejspコマンドでコンパイ

ルする場合、入れ替えられたかどうかはどのように判定しま

すか?

ijscompilejspコマンドでは、クラスファイルとJSPファイルのタイムスタンプを比較し、JSPファイル

が新しい場合にコンパイルします。各ケースの判定は以下のとおりですバイナリでは変更ない

がタイムスタンプの新しいファイルを入れ替えた場合(ファイルコピーの際などに発生)コンパイ

ル対象タイムスタンプの古いファイル(バイナリでも異なる)に入れ替れえた場合コンパイル対

象外

11180 Interstage Application Server 設計/開発 Webサーバコネクタのタイムアウトの設定値を教えてくださ

い。

Webサーバコネクタの送受信タイムアウト値は以下のとおりです。

 指定範囲: 1~2147483647(秒)

 デフォルト値: 600秒

 制限なしにする場合の設定値: 制限なしにはできません。

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11181 Interstage Application Server 設計/開発 Servletコンテナのタイムアウトの設定値を教えてください。 Servletコンテナのタイムアウト値は以下のとおりです。

 指定範囲: 1~2147483(秒)

 デフォルト値: 60秒

 制限なしにする場合の設定値: 制限なしにはできません。

11182 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションはwarファイルで配備しますか? Webアプリケーションのディレクトリ構成にしたがってファイルを配置しておけば、warファイルを

作成する必要はありません。Interstage管理コンソールから配備するときに、「サーバ上の任

意の位置で実行するWebアプリケーションを配備する」を選択し、Webアプリケーションが配

置されているディレクトリを指定してください。詳細については、以下のマニュアルを参照してく

ださい。 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイ

ド  第1部 J2EE共通編   第3章 J2EEアプリケーションの運用    3.3 J2EEアプリ

ケーションの配備と設定     3.3.5 サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーショ

ンの配備ディレクトリ構成は、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage

Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド  第7章 Webアプリ

ケーションの開発   7.1 Webアプリケーションのディレクトリ構成

11183 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの起動時に、自動的にwarファイ

ルを配備することはできますか?

IJServerワークユニットの起動時に、自動的にwarファイルを配備する方法はサポートしてい

ないため、できません。代替手段として、ijsdeploymentコマンドを用いてwarファイルを配備

し、その後ワークユニットを起動するシェルを作成する方法があります。

11184 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerの資源をバックアップ/リストアする際、配備済

のWebアプリケーションをリストアの対象外にすることはでき

ますか?

バックアップしたIJServer資源のリストアで、特定の資源だけをリストアの対象外にすることはで

きません。Webアプリケーションをバックアップ/リストアの対象外にするためには、「サーバ上の

任意の位置で実行するWebアプリケーションを配備する」を選択し、配備してください。

11185 Interstage Application Server 設計/開発 WebアプリケーションでHTTPエラーが発生した場合、エ

ラーページを任意に指定する方法を教えてください。

Webアプリケーション環境定義ファイルで以下を指定します。

 &lt;error-page&gt;

 &nbsp;&nbsp;&lt;error-code&gt;code&lt;/error-code&gt;

 &nbsp;&nbsp;&lt;location&gt;resource&lt;/location&gt;

 &lt;/error-page&gt;

「&lt;error-code&gt;」タグ、および「&lt;location&gt;」タグには以下を指定します。

 code: HTTPのエラーコード

 resource: エラーが発生した場合に対応するリソース

11186 Interstage Application Server 設計/開発 WebアプリケーションでJavaの例外が発生した場合、エ

ラーページを任意に指定する方法を教えてください。

Webアプリケーション環境定義ファイルで以下を指定します。

 &lt;error-page&gt;

 &nbsp;&nbsp;&lt;exception-type&gt;type&lt;/exception-type&gt;

 &nbsp;&nbsp;&lt;location&gt;resource&lt;/location&gt;

 &lt;/error-page&gt;

「&lt;exception-type&gt;」タグ、および「&lt;location&gt;」タグには以下を指定します。

 type: Javaの例外タイプの完全クラス名

 resource: エラーが発生した場合に対応するリソース

11187 Interstage Application Server 設計/開発 配備済みWebアプリケーションのWebアプリケーション環

境定義ファイルの情報を一括して変更することはできます

か?

一括して変更することはできません。配備済みのWebアプリケーション資源配下にあるWebア

プリケーションごとのWebアプリケーション環境定義ファイルを変更してください。

11188 Interstage Application Server 設計/開発 V9のInterstage管理コンソールヘルプではオートリロード

の設定について、クラスファイルが対象であることが記載さ

れています。JSPファイルは対象外ですか?

V9ではServletコンテナ設定に「JSPのリロード」という設定が追加されています。JSPファイルの

リロードは、この設定を使用して指定してください。

11189 Interstage Application Server 設計/開発 JSPファイルがコンパイルされたことを確認する方法を教え

てください。

JSPファイルが正常にコンパイルされた場合、ログは出力されません。コンパイルされたかどうか

は、生成されたJavaファイル、classファイルのタイムスタンプを確認してください。コンパイル結

果などが格納されるディレクトリの場所は、以下のマニュアルを参照してください。

V9.2/V8/V7/V6Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザー

ズガイド 第1部 J2EE共通編  第2章 J2EEアプリケーションの設計   2.2 J2EEアプリ

ケーションが運用される環境(IJServer)    2.2.3 IJServerのファイル構成V9.1、V9.0

各製品レベルの該当するマニュアル箇所を参照してください。

11190 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat5.5ベースのServletサービスでWebアプリケーショ

ンを使用する際の、各種タイムアウトの大小関係を教え

てください。

Webアプリケーションを使用する際の各種タイムアウトの関係は、以下のマニュアルを参照して

ください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

  第5章 J2EEのチューニング

   5.3 Servletコンテナのチューニング

    ■タイムアウト

11191 Interstage Application Server 運用/保守 コンテナログに、「IJServer32032」および

「IJServer18006」が出力され、IJServerワークユニットが

起動しません。原因と対処方法を教えてください。

登録した起動時実行クラスが、IJServerワークユニットのクラスパス上に見つからないことが原

因です。以下のどれかの対処を行ってください。起動時実行クラスをワークユニットのクラスパス

に設定してください。設定は、Interstage管理コンソールのIJServerワークユニットの環境設

定から行ってください。起動時実行クラスのクラス名に誤りがないか確認してください。起動時

実行クラスがpublicクラスとして宣言されているか確認してください。

11192 Interstage Application Server 設計/開発 Webサーバコネクタの設定でWebアプリケーション名に

「*」(アスタリスク)などのワイルドカードを指定できます

か?

Webアプリケーション名に、「*」(アスタリスク)などのワイルドカードは指定できません。

11193 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 作成したIJServerワークユニットと同じ設定のIJServer

ワークユニットを別サーバに作成する方法を教えてくださ

い。

isj2eeadminコマンドで、既存のIJServerワークユニットの定義を抽出し、別サーバで抽出し

たIJServer定義を指定してisj2eeadminコマンドを実行すれば、同じ設定のIJServerワーク

ユニットが作成できます。ただし、Webアプリケーションの設定やアプリケーションの配備は、別

途必要です。なお、システム全体で同じ環境を作成する場合は、Interstage資源の移出入

でも対応できます。詳細については、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage

Application Server 運用ガイド(基本編)  第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他

サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)   4.2 他サーバへの資源移行

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11194 Interstage Application Server 設計/開発 「/opt/FJSVj2ee/var/deployment/ijserver」と

「/var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver」の違いを

教えてください。

シンボリックリンクであり、内容は同一です。実体は

「/var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver」です。

11195 Interstage Application Server 設計/開発 isj2eeadminコマンドで登録したIJServer定義ファイルの

情報は、どこに格納されますか?

isj2eeadminコマンドで反映されたIJServer定義ファイルの情報は、複数のファイルやバイナリ

データに格納されます。直接編集できるファイルではなく、格納先は非公開です

11196 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのログ(コンテナログ、コンテナ情

報ログ)がローテーションされた際に作成されるバックアッ

プファイルの名前を教えてください。

バックアップファイルは、ログファイルの切り替え(ロールオーバ)が実行された時間(年月日-

時分秒)が付加された名前で保存されます。

コンテナログ

container-YYYY_MM_DD-hh_mm_ss.log

コンテナ情報ログ

info-YYYY_MM_DD-hh_mm_ss.log

11197 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのチューニングについて記載されて

いるマニュアルを教えてください。

IJServerワークユニットのチューニングについては、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

  第5章 J2EEのチューニング

   5.2 IJServerのチューニング

また、利用するアプリケーションに応じて、以下のマニュアルも参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

 第5章 J2EEのチューニング

  5.3 Servletコンテナのチューニング

  5.4 EJBコンテナのチューニング

V8/V7/V6

各製品バージョンレベルの該当するマニュアル箇所をご参照ください。

11198 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットを追加する場合に変更が必要な

IPC資源を教えてください。

IJServerワークユニット運用時にチューニングが必要なIPC資源については、以下のマニュアル

を参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

 第3章 システムのチューニング

  3.1 サーバ機能運用時に必要なシステム資源

V8/V7

Interstage Application Server チューニングガイド

 第5章 システムのチューニング

  5.1 Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源

Solaris版の場合は、利用しているOSの該当するマニュアル箇所をご参照ください。

11199 Interstage Application Server 設計/開発 warファイルを配備時に「DEP4401」が出力されました。

原因と対処方法を教えてください。

配備するwarファイルに含まれるweb.xml(Webアプリケーション環境定義ファイル)の構文

に誤りがあることが原因です。以下のマニュアルの記述形式を参照して誤りを修正し、再配

備してください。 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユー

ザーズガイド  第2部 Servlet/JSP編   第7章 Webアプリケーションの開発    7.5

Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

11200 Interstage Application Server 設計/開発 JavaMailをバッチ処理で使用する場合、クラスパスに何を

設定すればよいですか?

JavaMailのライブラリは、isj2ee.jarに含まれています。クラスパスに以下を設定してください

(Interstageのインストールパスはデフォルトです)。

WindowsC:&yen;Interstage&yen;J2EE&yen;lib&yen;isj2ee.jarSolaris、

Linux/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar

11201 Interstage Application Server 設計/開発 isj2eeadminコマンドで抽出した定義ファイルの設定が、

Interstage管理コンソール上のどの項目に対応している

か教えてください。

Interstage管理コンソール画面との対応は、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)

 第3部 J2EE編

 第13章 J2EE運用コマンド

  13.8 isj2eeadmin

   13.8.7 IJServer定義ファイル

   13.8.8 J2EEシステム定義ファイル

   13.8.9 リソース定義ファイル

   13.8.10 Webサーバコネクタ定義ファイル

動作OSによっては、第12章の該当箇所をご参照ください。

V8

各製品バージョンレベルの該当するマニュアル箇所をご参照ください。

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11202 Interstage Application Server 技術サポート IJServerワークユニットのオートリロード機能が実行される

条件を教えてください。

クラスのオートリロードは以下の変更があった場合に実行されます。アプリケーション内に用意

したjarファイルを置き換えた場合アプリケーションを実行する際にロードされたclassファイルを

置き換えた場合WEB-INF/lib配下または、ear内のShared/lib配下に新規jarファイルを追

加した場合詳細については、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage

Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド  第1部 J2EE共通

編   第3章 J2EEアプリケーションの運用    3.3 J2EEアプリケーションの配備と設定

3.3.4 クラスのオートリロード機能

11203 Interstage Application Server 技術サポート IJServerワークユニットのリロード機能が実行された場

合、Servletのセションは破棄されますか?

クラスファイルおよびjarファイルの入れ替えのタイミングによっては、アプリケーションの非活性化

/活性化が動作し、以下のようにServletのセションが破棄されます。セションが破棄されない

クラスファイルを追加した場合ロードされていないクラスファイルを置き換えた場合セションが破

棄されるjarファイルを追加した場合ロード済みのクラスファイルを置き換えた場合jarファイルを

置き換えた場合詳細については、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage

Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド  第1部 J2EE共通

編   第3章 J2EEアプリケーションの運用    3.3 J2EEアプリケーションの配備と設定

3.3.4 クラスのオートリロード機能

11204 Interstage Application Server 構築(導入/移行) V5からV9へ移行します。Webアプリケーションをサーブレッ

ト・コンテナ(V5互換のTomcat 3.1ベースのServletサー

ビス)で運用できますか?

できません。V8以降では、V5互換のTomcat3.1ベースのServletサービスは提供していませ

ん。以下のマニュアルを参考に、IJServerワークユニットに移行してください。V9Interstage

Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド 第4章 旧機能から新機能への

移行方法  4.2 Servletサービス(Tomcat 5.5ベースのサーブレット実行環境)への移行

付録A V5.1以前のServletサービス環境定義の移行V8Interstage Application Server

移行ガイド 第2章 旧バージョン・レベルからの変更  2.1 主な変更内容   2.1.2

Servletサービス(Tomcat 4.1ベースのサーブレット実行環境)への移行 付録A V5.1以

前のServletサービス環境定義の移行

11205 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニット上のWebアプリケーションから、ネッ

トワーク上の共有ディレクトリを参照する方法を教えてくだ

さい。

ネットワーク上の共有資源にアクセスする方法は、以下のマニュアルを参照してください。V9、

V8.0.3Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド 第1部 J2EE共通編  第

2章 J2EEアプリケーションの設計   2.2 J2EEアプリケーションが運用される環境

(IJServer)    2.2.5 ネットワーク上の共有資源へアクセスする場合の環境設定

V8.0.1、V8.0.0Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド 第1部 J2EE共

通編  第2章 J2EEアプリケーションの設計   2.2 J2EEアプリケーションが運用される環

境(IJServer)    2.2.5 ネットワークドライブへアクセスする場合の環境設定

11206 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのコンテナログをロールオーバする

条件を変更できますか?

変更できます。Interstage管理コンソールのワークユニットのログ定義、またはV8から追加さ

れたisj2eeadminコマンドで変更してください。ロールオーバする条件は「ログサイズ」または

「時刻」から選択します。

11207 Interstage Application Server 設計/開発 ロールオーバしたコンテナログは何世代分保管されます

か?

デフォルトでは1世代です。ロールオーバしたログファイルを保管する世代数は、ワークユニット

のログ定義またはV8から追加されたisj2eeadminコマンドで変更してください。1~9を指定で

きます。

11208 Interstage Application Server 構築(導入/移行) IJServerワークユニットのセションリカバリ設定は、どのよう

な環境で設定できますか?

セションリカバリ設定は、Session Registry Clientパッケージ(FJSVjssrc)がインストールさ

れている環境で設定できます。

11209 Interstage Application Server 構築(導入/移行) J2EE機能をアンインストールしてJavaEE機能をインストー

ルすることはできますか?

できますが、JavaEE機能をインストールすると、J2EE機能のパッケージもインストールされま

す。そのため、JavaEE機能を使用する場合、J2EE機能のアンインストールは不要です。ま

た、JavaEE機能とJ2EE機能は共存できます。

11210 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットを停止してアプリケーションを入れ

替える際に、再配備が必要になるのはどのような場合で

すか?

モジュール名、Webアプリケーション名、保管先ディレクトリに変更がある場合は、再配備をし

てください。その他の場合は保管先ディレクトリ配下の資源の置き換えで対応できます。jsp

やclassファイル、htmlなどの入れ替え/追加/削除については、再配備は不要です。

11211 Interstage Application Server 設計/開発 ローテーションされたコンテナログのログファイルはどこにあり

ますか?

元のログファイルと同一ディレクトリに、切り替え(ロールオーバ)が実行された時間(年月

日-時分秒)が付加された名前で保存されます。

11212 Interstage Application Server 設計/開発 コンテナログがロールオーバする時刻を設定した場合、指

定した時刻になると同時に新たなログファイルが作成され

ますか?

条件を満たしたあとの最初のログ出力時に、ログファイルが切り替わります。

11213 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのコンテナログには、アプリケーション

から出力したすべての情報が出力されますか?

標準出力、標準エラー出力で出力したすべての情報が出力されます。

11214 Interstage Application Server 設計/開発 コンテナログのロールオーバ時刻の設定値を超過したあ

と、一切ログ出力が行われていない状態でIJServerワー

クユニットを停止すると、停止時にログのロールオーバが発

生しますか?

停止時のログ出力により、ロールオーバが発生します。

11215 Interstage Application Server 設計/開発 コンテナログの世代管理方法を日付からファイルサイズに

変更した場合、ログファイルが削除されたタイミングの確認

方法はありますか?

コンテナログを削除したことは、コンテナログに出力される「IJServer14113」で確認することが

できます。

11216 Interstage Application Server 設計/開発 HotDeploy機能とオートリロード機能で、アプリケーション

が更新されるタイミングを教えてください。

それぞれの機能でアプリケーションが更新されるタイミングは以下のとおりです。HotDeploy機

能warファイルなどの配備モジュールを作成し、Interstage管理コンソールやコマンドから再配

備すると、更新されます。オートリロード機能アプリケーションディレクトリのJSPファイルやclass

ファイルなどを置き換え、コンテナが行う変更監視により変更が検知されると、更新されます。

監視時間の間隔は、Interstage管理コンソールから変更できます。IJServerワークユニットの

共通定義の「オートリロード」に、クラスが変更されたことを確認する間隔を秒単位で指定して

ください(デフォルト値15秒)。

11217 Interstage Application Server 設計/開発 コンテナログはLog4jと同様の出力制御をすることができま

すか?

コンテナログはLog4jのように出力レベルを変更/制御することはできません。

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11218 Interstage Application Server 運用/保守 トラブル発生時にサーバを再起動する前に行うことはあり

ますか?

異常原因を調査するため、再起動前にiscollectinfoコマンドによる資料採取を行ってくださ

い。詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)

 第11部 保守編

  第28章 保守情報採取コマンド

   28.5 iscollectinfo

なお、動作OSによっては、第27章の該当箇所をご参照ください。

V8、V7、V6

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) 8.0.3

 第29章 保守情報採取コマンド

  29.5 iscollectinfo

なお、上記以外の製品バージョン/レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所をご参照

ください。

11219 Interstage Application Server 運用/保守 以下のエラーが発生します。原因と対処方法を教えてく

ださい。「IJServer: エラー: IJServer21122:JDBCコネク

ションの獲得中にデータベースから例外が返却されまし

た。データベースの状態を確認してください:

DATASOURCE=xxxx」

[原因]データベースの接続に失敗した可能性があります。[対処方法]接続先のDB

サーバが停止していないか、またはネットワークに異常が発生していないか確認してください。

11220 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Tomcat 3.1ベースのServletサービスからTomcat5.5ベー

スのServletサービスに移行したところ、

getServerName/getServerPortメソッドの復帰値が変

わってしまいました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

ServletAPIの規約改定に伴い、getServerName/getServerPortメソッドの復帰値が以下

のように変更されたためです。

Tomcat 3.1ベース/Tomcat4.1ベースのServletサービス(Servlet 2.3以前)

リクエストを受信したサーバのホスト名/ポート番号

Tomcat5.5ベースのServletサービス(Servlet 2.4)

リクエスト送信先のサーバのホスト名/ポート番号

[対処方法]

Tomcat5.5ベースのServletサービス(Servlet2.4)では以下のAPIが追加になっているため

こちらを利用してください。

getLocalName/getLocalPort

11221 Interstage Application Server 運用/保守 アプリケーションの配備先ディレクトリ配下のディレクトリを

ログ出力先に指定すると、クライアント端末からログファイ

ルが参照できてしまいます。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

[原因]アプリケーション配備先ディレクトリ配下は公開ディレクトリです。[対処方法]ア

プリケーション配備先ディレクトリ配下をログ出力先には指定しないでください。

11222 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage JMXサービスが起動していない場合、

Interstage管理コンソールは利用できませんか?

利用できません。Interstage管理コンソールを利用する場合は、isjmxstartコマンドを使用し

てInterstage JMXサービスを起動してください。コマンドの格納先は以下のとおりです(デフォ

ルトのインストール先にインストールした場合)。 /opt/FJSVisjmx/bin

11223 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニット上のWebアプリケーションで独自に

作成したログファイルの所有者は、どのユーザーですか?

IJServerワークユニットを起動したユーザーです。

11224 Interstage Application Server 構築(導入/移行) V9のワークユニット設定の「Javaヒープ/Java Permanent

領域不足時の制御」は、V6側に該当項目がありませ

ん。V6側ではどのように設定されていますか?

V6,V7では該当する設定はありません。本機能は以下の製品から提供されています。サポー

トバージョン以前では、「アプリケーションにjava.lang.OutOfMemoryErrorを返却する」が設

定された場合と同様の制御です。SolarisおよびRHEL-AS4(x86)のInterstage

Application Server 8.0上記以外のプラットフォームのInterstage Application

Server/Interstage Web Server V9.0

11225 Interstage Application Server 設計/開発 コンテナログの出力世代数やロールオーバのタイミングを変

更する方法を教えてください。

IJServerワークユニットのログ定義で設定を変更してください。詳細はInterstage管理コン

ソールヘルプを参考にしてください。

11226 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットが異常終了した場合に、coreファ

イルはどこに出力されますか?

coreファイルはIJServerワークユニットのカレントディレクトリ配下に出力されます。ただし、OS

で設定している場合はこの限りではありません。

11227 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage JMXサービスはismngconsolestartコマンド

で起動できますか?

起動できます。ismngconsolestartコマンドはInterstage管理コンソール関連のサービスを一

括で起動するコマンドで、以下のサービスを起動します。Interstage JMXサービス

Interstage管理コンソール用WebサーバInterstage管理コンソール用Servletサービス

11228 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage JMXサービスが起動しているか確認する方法

を教えてください。

isjmxstatコマンドを使用して、JMXサービスの状態を確認してください。

11229 Interstage Application Server 設計/開発 ローカル環境で配備、JSP事前コンパイルした結果を他の

環境にコピーして運用することはできますか?

できません。JSPのコンパイル結果を他の環境へコピーして運用する方法はサポートしていませ

ん。

11230 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのプロセス多重度を増やして複数

のプロセスを起動した場合に、クライアントからの振り分け

が行われているか確認する方法を教えてください。

Interstage管理コンソールからIJServerワークユニットのモニタ機能でアクティブなスレッド数を

確認し、IJServerワークユニットの各プロセスに処理が振り分けられていることを確認してくださ

い。ただし、V9以降のIJServerワークユニットの場合、クライアントからのリクエスト受け付け用

にスレッドが1個使用されるため、クライアントからのリクエストがまったくない場合でも1が表示さ

れます。V8.0互換モードのIJServerワークユニットの場合、クライアントからのリクエストがまった

くない場合は0が表示されます。

11231 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage管理コンソールを使用せずに、IJServerワーク

ユニットとWebサーバを別のマシンで分離して運用する設

定にすることはできますか?

できます。isj2eeadminコマンドを使用して設定してください。詳細は、以下のマニュアルを参

照してください。V9.2Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユー

ザーズガイド 第1部 J2EE共通編  第3章 J2EEアプリケーションの運用   3.4 Servlet

サービスの運用準備    3.4.5 IJServerとWebサーバを分離して運用する場合の手順

V9.1、V9.0Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガ

イド 第1部 J2EE共通編  第3章 J2EEアプリケーションの運用   3.4 Servletサービスの

運用準備    3.4.2 IJServerとWebサーバを分離して運用する場合の手順

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11232 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage管理コンソールを使用せずに、IJServerワーク

ユニットが使用するポート番号を確認することはできます

か?

できます。ijsprintdispatchcontコマンドを使用して確認してください。詳細は、以下のマニュ

アルを参照してください。 Interstage Application Server/Interstage Web Server リファ

レンスマニュアル(コマンド編)  第3部 J2EE編   第14章 J2EE運用コマンド

14.5 ijsprintdispatchcont動作OSによっては、第12章の該当箇所を参照してください。な

お、上記コマンドで確認できるのはWebサーバコネクタ側の定義内容です。IJServerワークユ

ニットとWebサーバを分離して運用する設定の場合には、Interstageの提供するコマンドだけ

では、IJServerワークユニットの運用ポートを確認することはできません。

11233 Interstage Application Server 設計/開発 TCPポートとして定義している12220は、何に使われてい

ますか?

Interstage JMXサービスがInterstage管理コンソールからの要求をSSL通信(HTTPS)で

受け付けるポート番号です。マルチサーバ管理機能を利用する場合に使用されます。

11234 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage JMXサービスがTCPポートの12220でSSL通

信する場合に、暗号鍵長を変更することはできますか?

このポートでSSL通信する場合には証明書や鍵は自動的に生成されるため、変更できませ

ん。

11235 Interstage Application Server 運用/保守 以下のメッセージが出力されました。原因と対処方法を

教えてください。is20743:The number of registered

MBeans reached the maximum LIMIT=xxx

[原因]MBean(Interstage JMXサービスが管理するリソース情報)の登録数が上限に

達したことが原因です。[対処方法]Interstage JMXサービスに登録できるMBeanの登録

数の上限値である、isjmx.xmlファイルのregistryタグのmax属性値を増やしてください。詳

細は以下のマニュアルを参照してください。 Interstage Application Server 運用ガイド

(基本編)  付録A Interstage管理コンソールの構成   A.2 Interstage管理コン

ソール環境のカスタマイズ

11236 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Tomcat4.1ベースのServletサービスからTomcat5.5ベー

スのServletサービスに移行したところ、URLでポート指定

をしない場合のgetServerPortの復帰値が変わってしま

いました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

Interstage HTTP Serverを使用している場合、ServletAPIの規約改定に伴い、

Tomcat5.5ベースのServletサービス(Servlet2.4)から、getServerPortはHostヘッダの有

無によって以下のように異なる値を返却するようになったためです。

Hostヘッダがある場合

Hostヘッダの「:」よりあとの部分

Hostヘッダがない場合

クライアントとの接続を受け付けたサーバのポート番号

[対処方法]

Tomcat5.5ベースのServletサービス(Servlet2.4)では、処理に応じて以下のAPIを利用

してください。

getServerPort

getLocalPort

APIの詳細については、Servlet2.4仕様を参照してください。

11237 Interstage Application Server 設計/開発 同一ユーザー、同一セションでWeb画面を複数表示して

いる場合に、画面の作成/更新の契機で他の画面情

報が上書きされる場合があります。対処方法を教えてくだ

さい。

設定で排他を制御することはできません。アプリケーションでセションや画面遷移に対する排

他を行い、画面情報が上書きされないようにしてください。

11238 Interstage Application Server 設計/開発 ポート番号12220(JMXサービスがInterstage管理コン

ソールのSSL通信(HTTPS)で要求を受け付けるポー

ト)を閉塞することはできますか?

できます。Interstage JMXサービスの定義ファイルの編集を行い、ポート番号12220が定義

されているhttps属性を無効にしてください。定義ファイル編集後はJMXサービスを再起動して

ください。

 Interstage JMXサービスの定義ファイルの変更例:

変更前

&lt;port rmi="12200" internal="12210" https="12220" rmiinvoke="12230" /&gt;

変更後

&lt;port rmi="12200" internal="12210" rmiinvoke="12230" /&gt;

Interstage JMXサービスの定義ファイルの編集については、以下のマニュアルを参照してくだ

さい。

 Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

  付録A Interstage管理コンソールの構成

   A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ

    Interstage JMXサービスのカスタマイズ

11239 Interstage Application Server 設計/開発 ポート番号12220(JMXサービスがInterstage管理コン

ソールのSSL通信(HTTPS)で要求を受け付けるポー

ト)を閉塞するときに、同期して閉塞するポートはありま

すか?

ありません。12220ポートは単独で閉塞することができます。同期して閉塞しなければならな

いポートや、変更が必要な定義はありません。

11240 Interstage Application Server 設計/開発 セションリカバリ機能が使用できる製品を教えてください。 セションリカバリ機能は、以下の製品で使用できます。なお、Web Packageでは使用できま

せん。Session Registry ServerInterstage Application Server Enterprise

EditionIJServer側・Session Registry ClientInterstage Application Server Enterprise

EditionInterstage Application Server Standard-J Edition

11241 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションのディレクトリ構成を教えてください。 Webアプリケーションのディレクトリ構成については、以下のマニュアルを参照してください。

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド  第2

部 Servlet/JSP編   第7章 Webアプリケーションの開発    7.1 Webアプリケーションの

ディレクトリ構成

11242 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションでセション管理用のクッキーを追加す

ることはできますか?

できません。クッキーによるセション管理はServletコンテナにより自動で行われます。アプリケー

ションでセション管理用クッキーの追加などの操作は行わないでください。セション継続やセキュ

リティ上の問題が発生する場合があります。

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11243 Interstage Application Server 設計/開発 マッピングを使用しないでサーブレットを呼び出すことはで

きますか?

できますが、Webアプリケーション内で使用しているクラスなどの内部構造が外部に漏れてしま

うため、セキュリティの面から推奨していません。マッピングが不要な呼び出し方は既定の設定

では無効になっています。必要な場合は、Interstage管理コンソールのServletコンテナ設定

で、「マッピングがなくてもサーブレットが動作する」の設定を変更してください。

11244 Interstage Application Server 設計/開発 SSLアクセラレータを使用しWebサーバが非SSL

(HTTP)で動作している場合、セション管理用クッキー

にSecure属性は付加されますか?

付加されません。Secure属性を付加する方法については、以下のマニュアルを参照してくださ

い。 Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド V9  第4部 SSLによ

る暗号化通信   第15章 J2EEでSSLを利用する方法    15.1 Servletサービスにおけ

る環境設定なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照し

てください。

11245 Interstage Application Server 設計/開発 WebサーバとしてInternet Information Servicesを利

用する場合、Webアプリケーションからのリクエストに対し

てチャンク形式エンコーディングは適用できますか?

適用できません。Webブラウザなどのクライアントアプリケーションからリクエストメッセージを送信

するには、Content-lengthヘッダを指定するか、またはInterstage HTTP Serverを使用して

ください。

11246 Interstage Application Server 設計/開発 JSPで使用しているクラスが見つからないために、JSPのコ

ンパイルで構文エラーが発生します。原因と対処方法を

教えてください。

以下の可能性があります。それぞれの対処を行ってください。クラスパスが正しく設定されてい

ないIJServerワークユニットの環境設定を見直してください。無名パッケージのクラスを使用し

ているJSPからは無名パッケージのクラスを使用することはできません。JSPから使用するクラス

にはパッケージ名を指定してください。JARファイルのマニフェストクラスパスに設定されているク

ラスをJSPで使用しているTomcat4.1ベースのServletサービスを使用するIJServerワークユ

ニットの場合、JARファイルのマニフェストクラスパスに設定されているクラスをJSPから使用する

ことはできません。JSPで使用するクラスはアプリケーション内に含めるかクラスパスに設定してく

ださい。クラスの設定方法については、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage

Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド  第1部 J2EE共通

編   第2章 J2EEアプリケーションの設計    2.3 クラスローダ     2.3.4 IJServer

で使用するクラスの設定について

11247 Interstage Application Server 設計/開発 JSPファイルの構文は正しいのに、JSPのコンパイルで構文

エラーが発生します。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

JSPファイルの文字コードと配備先のIJServerワークユニットの文字コードが違っているため、

JSPファイルのコンパイル時に文字化けしている可能性があります。

[対処方法]

以下のようにpageディレクティブのpageEncodingでJSPファイルの文字コードを指定してくださ

い。

 &lt;%@ page pageEncoding="文字コード" %&gt;

または、以下のようにpageディレクティブのcontentTypeに指定することもできます。

 &lt;%@ page contentType="text/html; charset=文字コード" %&gt;

上記の場合は、クライアントに返されるコンテントデータも指定された文字コードで返されま

す。

11248 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションの呼び出し時にエラーが発生しました

が、ログファイルにメッセージが出力されません。原因と対

処方法を教えてください。

[原因]テキストエディタの種類によっては、コンテナログを開いたままアプリケーションを実行

した場合に、メッセージが出力されないことがあります。その場合、コンテナ情報ログ

(info.log)に以下のメッセージが出力されています。IJServer14115: ERROR: The

output of a message was not processed normally. Please check whether the file

is opened or there is any authority of writing.[対処方法]上記メッセージが出力さ

れていた場合は、以下の対処を行ってください。コンテナログファイルを閉じるコンテナログに対

して書き込み権限があるか確認する他のプロセスでコンテナログファイルが使用されていないか

確認する

11249 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションの呼び出し時に、エラーページとして

指定したページがWebブラウザに表示されません。原因と

対処方法を教えてください。

[原因]一部のWebブラウザでは、ステータスコード200以外のコンテンツは、Webブラウザの

設定内容やコンテンツのサイズによって、Webブラウザ内蔵のエラーページが表示される場合

があります。[対処]必要に応じてWebブラウザの設定を変更するか、返却するコンテンツ

のサイズを大きくしてください。

11250 Interstage Application Server 設計/開発 HTTPエラーステータスコード 404(Not Found)のとき、

Webアプリケーション環境定義ファイルで指定したエラー

ページが表示されるのは、どのような場合ですか?

以下の場合です。リクエストURLに含まれるWebアプリケーション名が正しい場合Webアプリ

ケーション配下のコンテンツが存在しない場合アプリケーションがServlet APIでHTTPエラース

テータスコードに404を設定した場合

11251 Interstage Application Server 設計/開発 HTTPエラーステータスコード 404(Not Found)のとき、

Webサーバのエラーページが表示されるのは、どのような

場合ですか?

以下の場合です。リクエストURLに含まれるWebアプリケーション名に誤りがある場合Webア

プリケーションへのリクエストではなく、Webサーバ上にコンテンツが存在しない場合

11252 Interstage Application Server 設計/開発 HTTPエラーステータスコード 500(Internal Server

Error)のとき、Webアプリケーション環境定義ファイルで

指定したエラーページが表示されるのは、どのような場合

ですか?

以下の場合です。

リクエストURLに含まれるWebアプリケーション名が正しい場合

サーブレットまたはJSPアプリケーション実行中にExceptionまたはErrorが発生した場合

注)アプリケーション内で発生したエラーを捕捉(catch)したり、JSPのエラーページを設定

するなどし、明示的にエラーハンドリングして正常動作させている場合を除きます。

アプリケーションがServlet APIでHTTPエラーステータスコードに500を設定した場合

11253 Interstage Application Server 設計/開発 HTTPエラーステータスコード 500(Internal Server

Error)のとき、Webサーバのエラーページが表示されるの

は、どのような場合ですか?

以下の場合に使用されることがあります。

Webサーバコネクタで異常を検出した場合

 例)

IJServerワークユニットに接続できない場合

Webサーバコネクタのタイムアウトが発生した場合11254 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment

descriptor)の記述形式には、Servlet2.2または2.3の

記述形式も使用できますか?

使用できます。

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11255 Interstage Application Server 設計/開発 Session Registry ClientのIJServerワークユニットが

V8.0互換モードの場合、Session Registry Serverの

IJServerワークユニットもV8.0互換モードで作成します

か?

V8.0互換モードで作成してください。Session Registry ServerをV8.0互換モードで作成す

る場合は、V8.0互換モードでない場合と比べて以下の設定が異なります。

IJServerワークユニットの「IJServer設定」

「V8.0互換モードのIJServer作成」に「する」を選択します。

IJServerワークユニットの「Servletコンテナ設定」

「同時処理数」にSession Registry Serverの同時処理最大数を指定します。詳細は、以

下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

  第2部 Servlet/JSP編

   第9章 セションリカバリ機能

    9.5 セションリカバリ機能に関する設定について

     9.5.2 多重度(同時処理数)の設定について

11256 Interstage Application Server 設計/開発 ijscompilejspコマンドでJSPの事前コンパイルをすると、

静的includeするファイルのコンパイルエラーが発生しま

す。原因と対処方法を教えてください。

[原因]JSPの事前コンパイルは、ファイルの拡張子が「jsp」のファイルをJSPと判断してコン

パイルします。したがって、静的includeするファイルの拡張子が「jsp」の場合、そのファイルもコ

ンパイルされます。通常、静的includeするファイルはincludeしているJSPを構成する部品の

ため、単体ではコンパイルエラーになる場合があります。[対処方法]静的includeするファ

イルが単体で呼び出されることがない場合、エラーは無視しても問題ありません。事前コンパ

イルの対象外になるよう、JSPから静的includeされるファイルの拡張子は、「jsp」ではなく

「jspf」にすることを推奨します。

11257 Interstage Application Server 設計/開発 JSPの事前コンパイルで、変更のないJSPもコンパイルする

方法を教えてください。

ijscompilejspコマンドのオプションに「-a」を指定すると、すべてのJSPをコンパイルすることがで

きます。11258 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment

descriptor)の記述形式を教えてください。

Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)の記述形式について

は、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第2部 Servlet/JSP編

  第7章 Webアプリケーションの開発

   7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

V8、V7、V6

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 第2部 Servlet/JSP編

  第7章 Webアプリケーションの開発

   7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

    7.5.1 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)の記述形

11259 Interstage Application Server 設計/開発 Webアプリケーションの「WEB-INF/classes」配下と

「WEB-INF/lib」配下のJARファイルに同名のサーブレット

が存在する場合、どちらのサーブレットが呼び出されます

か?

「WEB-INF/classes」配下のサーブレットが呼び出されます。

11260 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat5.5ベースのServletサービスを使用しています。

Servletコンテナで待機中になった処理スレッドはいつ開

放されますか?

処理スレッドの処理完了後、待機中となり使用されていない処理スレッドは、1分間隔の監

視によって、待機中の最大値を超えている分が解放されます。

11261 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat5.5ベースのServletサービスを使用しています。

Servletコンテナの処理スレッドが不足した場合、同時処

理数はいくつずつ増えますか?

Servletコンテナ設定の同時処理数の「初期値」に指定した値を増分値として、最大値まで

拡張されます。

11262 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットを強制停止した場合、停止時実

行クラスは呼び出されますか?

IJServerワークユニットを強制停止した場合、停止時実行クラスは呼び出されません。

11263 Interstage Application Server 設計/開発 異なるバージョンのInterstage Application Serverを使

用して、IJServerワークユニットとWebサーバを分離して

運用することはできますか?

できません。IJServerワークユニットとWebサーバは、同一バージョンのInterstageを使用して

ください。

11264 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerクラスタとIJServerワークユニットの違いを教えて

ください。

V9.2より追加されたIJServerクラスタと、IJServerワークユニットの違いについては、以下のマ

ニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

  付録C J2EE環境との機能差分

   C.2 Java EEアプリケーションの実行環境とJ2EEアプリケーションの実行環境の機能の

違い

    C.2.1 IJServerクラスタの違いについて

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11265 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat5.5ベースのServletサービスを使用しています。

Servletコンテナの同時処理数はどこで設定しますか?

Interstage管理コンソールのServletコンテナ設定または、isj2eeadminコマンドを使用して

設定します。以下の値を設定することができます。

初期値(増分値)

待機中(アイドル状態)の処理スレッドの最大値

最大値

isj2eeadminコマンドについては、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

  第3部 J2EE編

   第13章 J2EE運用コマンド

    13.8 isj2eeadmin

動作OSによっては、第12章の該当箇所を参照してください。

11266 Interstage Application Server 設計/開発 配備したWebアプリケーション資源の権限を教えてくださ

い。

配備したWebアプリケーションのファイルのアクセス権については、以下のマニュアルを参照して

ください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

  第1部 J2EE共通編

   第3章 J2EEアプリケーションの運用

    3.3 J2EEアプリケーションの配備と設定

     アプリケーションファイル保護レベル

11267 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat5.5ベースのServletサービスを使用しています。

Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment

descriptor)は、オートリロード機能の監視対象です

か?

監視対象ではありません。ただし、クラスやjarファイルの更新があった場合には再読み込みさ

れます。Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)だけ更新した

場合には、モジュールの再活性またはワークユニットの再起動を行ってください。

11268 Interstage Application Server 設計/開発 Webモジュール定義ファイルの記述形式を教えてくださ

い。

Webモジュール定義ファイルの記述形式については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

  第1部 J2EE共通編

   第3章 J2EEアプリケーションの運用

    3.3 J2EEアプリケーションの配備と設定

     3.3.6 配備の事前設定

      Webモジュール定義ファイルの記述形式

11269 Interstage Application Server 設計/開発 Webサーバコネクタの故障監視機能で監視している、

Webサーバコネクタの振り分け先の稼動状態を確認する

方法を教えてください。

svmondspstatコマンドを使用すると、振り分け先のIJServerワークユニットの稼動状態を表

示することができます。

・ 実行結果の表示例

Status&nbsp;&nbsp;IP Address&nbsp;&nbsp;:&nbsp;Port

Number&nbsp;:&nbsp;WorkUnit Name&nbsp;:&nbsp;WebServer Name

---------------------------------------------------------------------

ACTIVE&nbsp;&nbsp;172.16.30.2&nbsp;:&nbsp;9000&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;MyIJServer1&nbsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;

FJapache

ACTIVE&nbsp;&nbsp;172.16.30.3&nbsp;:&nbsp;9000&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;MyIJServer1&nbsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;

WEB001

DOWN&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;172.16.30.2&nbsp;:&nbsp;9001&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;MyIJServer2&nbsp;&nbsp;&n

bsp;:&nbsp;FJapache

ACTIVE&nbsp;&nbsp;172.16.30.3&nbsp;:&nbsp;9001&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;MyIJServer2&nbsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;

WEB001

11270 Interstage Application Server 設計/開発 Webサーバコネクタの故障監視機能では、IJServerワー

クユニットごとに監視条件を設定できますか?

できません。Webサーバコネクタの環境設定で、「ServletコンテナのIPアドレス:ポート番号」の

項目で設定したすべての分散先を、故障監視設定で設定した条件で監視します。

11271 Interstage Application Server 設計/開発 Webサーバコネクタの故障監視機能の設定方法を教え

てください。

Interstage管理コンソールのWebサーバコネクタの「故障監視設定」または、isj2eeadminコ

マンドで設定します。

11272 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの性能情報をログファイルに出力

することはできますか?

できます。J2EEモニタロギング機能を使用して、JavaVMやJDBCデータソースなどの性能情報

を定期的に採取し、結果をログファイルへ出力してください。詳細については、以下のマニュア

ルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

  第5章 J2EEのチューニング

   5.1 J2EEモニタロギング機能

11273 Interstage Application Server 設計/開発 V8.0互換モードのIJServerワークユニットで、J2EEモニタ

ロギング機能を使用することはできますか?

できません。J2EEモニタロギング機能は、V9.0以降のIJServerワークユニットで使用できる機

能です。V8.0互換モードのIJServerワークユニット、またはV8.0以前に作成されたIJServer

ワークユニットに対してJ2EEモニタロギングのコマンドが実行された場合、エラーが出力されま

す。

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11274 Interstage Application Server 設計/開発 WARファイルを作成しないでWebアプリケーションを配備

する方法を教えてください。

Interstage管理コンソールで配備する際に、「サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリ

ケーションを配備する」を選択して配備してください。詳細については、以下のマニュアルを参

照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

  第1部 J2EE共通編

   第3章 J2EEアプリケーションの運用

    3.3 J2EEアプリケーションの配備と設定

     3.3.5 サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーション

11275 Interstage Application Server 運用/保守 HTTPエラーステータスコード500が発生し、Webサーバコ

ネクタのログに「IJServer12004」、コンテナログやコンテナ

情報ログ(info.log)に「IJServer14115」、

「FileNotFoundException」が出力されます。原因と対

処方法を教えてください。

[原因]ファイルディスクリプタが枯渇している可能性があります。[対処方法]ファイルディ

スクリプタのチューニングや、アプリケーションでファイルディスクリプタがリークしていないか確認し

てください。

11276 Interstage Application Server 設計/開発 JSPファイルでタグ(アクションやスクリプティング要素)の

間のスペースやコメント、改行などを削除すると、変換した

Javaファイルのメソッドのサイズは小さくなりますか。

JSPファイルの形式がJSP Documents(XML形式のドキュメント)でない場合は、小さくなり

ます。JSP Documentsの場合はサイズは変化しません。

11277 Interstage Application Server 設計/開発 Session Registry Serverをクラスタシステム上で運用す

ることはできますか?

できます。Session Registry Serverでクラスタを使用する場合には富士通のクラスタシステム

であるPRIMECLUSTER、またはSafeCLUSTERを使用してください。また、Session Registry

Serverは、1:1運用待機だけサポートしており、相互待機運用はサポートしていません。詳細

は、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage Application Server 高信頼性シス

テム運用ガイド  第4章 クラスタサービス機能   4.2 スタンドアロンサーバの環境設定

4.2.4 Interstageの環境設定     4.2.4.4 各サービスの環境設定      4.2.4.4.3

Servletサービスのセションリカバリ機能を使用する場合

11278 Interstage Application Server 設計/開発 Java EEのIJServerクラスタのログが出力されるディレクト

リを教えてください。

V9.2より追加されたJava EEのIJServerクラスタにおけるログファイルのデフォルト出力先につ

いては、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage Application

Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド  第9章 定義項目一覧   9.8

動作環境に関する定義項目    9.8.11 ロガーの定義項目     ログ出力ディレクトリ

11279 Interstage Application Server 設計/開発 Java EEのIJServerクラスタのログファイルが出力される

ディレクトリを変更する方法を教えてください。

V9.2より追加されたJava EEのIJServerクラスタでは、ログファイルの出力先ディレクトリは、

Interstage Java EE管理コンソール、またはasadminコマンドにより変更することができます。

変更方法の詳細については、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage

Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド  第5章 Java EEアプ

リケーションの運用   5.20 Java EEアプリケーションのログ    ログファイルの出力先の変

11280 Interstage Application Server 設計/開発 Java EEのIJServerクラスタのログローテーションに指定で

きる条件を教えてください。

V9.2より追加されたJava EEのIJServerクラスタでは、ログファイルのローテーションの条件は

「ログサイズ」または「時刻」で指定します。デフォルトは「ログサイズ」で、1メガバイトです。

11281 Interstage Application Server 設計/開発 Java EEのIJServerクラスタのログローテーションの設定を

変更する方法を教えてください。

V9.2より追加されたJava EEのIJServerクラスタでは、ログファイルのローテーションの設定は、

Interstage Java EE管理コンソール、またはasadminコマンドにより変更することができます。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage Application

Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド  第5章 Java EEアプリケーションの

運用   5.20 Java EEアプリケーションのログ    5.20.4 ログファイルのローテーション

11282 Interstage Application Server 設計/開発 Java EEのIJServerクラスタでは、JSPコンパイル結果はど

こに格納されますか?

V9.2より追加されたJava EEのIJServerクラスタにおける、JSPコンパイル結果の格納ディレク

トリについては、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage Application

Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド  第3章 Java EEアプリケーションの

提供機能   3.4 IJServerクラスタ    3.4.2 IJServerクラスタのファイル構成

JSPコンパイル結果格納ディレクトリ

11283 Interstage Application Server 設計/開発 Java EEのIJServerクラスタでは、クラスのオートリロード機

能は使用できますか?

使用できません。V9.2より追加されたJava EEのIJServerクラスタでは、クラスのオートリロード

機能は未サポートです。アプリケーションを再配備して対処してください。

11284 Interstage Application Server 設計/開発 Java EEのIJServerクラスタと、J2EEのIJServerワークユ

ニットのServletサービス機能の違いを教えてください。

V9.2より追加されたJava EEのIJServerクラスタと、J2EEのIJServerワークユニットのServlet

サービスにおける機能差異については、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage

Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド  付録C J2EE環境と

の機能差分   C.2 Java EEアプリケーションの実行環境とJ2EEアプリケーションの実行環

境の機能の違い    C.2.8 Servletの機能差異について

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11285 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage管理コンソールからWebサーバコネクタを作成

しようとしたところ、新規作成ボタンがありませんでした。原

因と対処方法を教えてください。

[原因]

WebサーバとIJServerワークユニットを同一のマシンで運用する場合、Webサーバコネクタの

操作はできません。

[対処方法]

Webサーバコネクタを操作する場合は、WebサーバとIJServerワークユニットを別のマシンで

分離して運用する設定にしてください。設定方法については、以下のマニュアルを参照してく

ださい。

V9.2

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第1部 J2EE共通編

  第3章 J2EEアプリケーションの運用

   3.4 Servletサービスの運用準備

    3.4.5 IJServerとWebサーバを分離して運用する場合の手順

V9.1、V9.0

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第1部 J2EE共通編

  第3章 J2EEアプリケーションの運用

   3.4 Servletサービスの運用準備

    3.4.2 IJServerとWebサーバを分離して運用する場合の手順

11286 Interstage Application Server 運用/保守 運用中のWebサーバコネクタの定義ファイルを更新したと

ころ、その後のリクエストの応答が遅延しました。原因と対

処方法を教えてください。

[原因]

Webサーバコネクタの以下の制限事項に該当している可能性があります。

[対処方法]

遅延するリクエストが発生するような環境では、IJServerワークユニットを停止した状態で環

境設定などの操作を実施してください。

制限事項:

以下の操作を行った場合、操作後に受け付けたリクエスト(注1)は、操作前に受け付け

たリクエストが完了またはタイムアウトするまで処理されません。

ijsdispatchcontコマンドの実行

IJServerワークユニットの新規作成/環境設定/削除(注2)

Webアプリケーションの配備/配備解除(注2)

Webサーバコネクタのログ設定

Webサーバコネクタの故障監視設定(注3)

Webサーバコネクタの新規作成/環境設定(注3)

注1)上記説明中のリクエストはIJServerワークユニットに配備されたWebアプリケーションに

対するリクエスト、および、Interstage HTTP Server上に格納されたデータ(HTML文書や

画像データなど)に対するリクエストを指します。

注2)Webアプリケーションを配備したIJServerワークユニットがWebサーバと連携していない11287 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットで使用されているポート番号を確

認する方法を教えてください。

Interstage管理コンソールでワークユニットの「モニタ」から参照するか、isj2eeadminコマンド

で確認してください。

コマンドの詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

Windows32、Solaris、Linux32

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)

 第3部 J2EE編

  第13章 J2EE運用コマンド

   13.8 isj2eeadmin

Windows64、Linux64

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)

 第3部 J2EE編

  第12章 J2EE運用コマンド

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11288 Interstage Application Server 設計/開発 OS起動時にJava EEのIJServerクラスタを自動起動させ

ることができますか?

できます。V9.2より追加されたJava EEのIJServerクラスタはデフォルトでOS起動時に自動

起動するよう設定されています。手動で設定する場合は、以下の両方の設定を有効にして

ください。

Interstage Java EE Node Agentサービスを自動起動する

Interstage Java EE Node Agentサービスの定義項目の「IJServerクラスタの自動起動」を

有効にする

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

  第5章 Java EEアプリケーションの運用

   5.5 IJServerクラスタの運用

    5.5.7 IJServerクラスタの自動起動/自動停止

11289 Interstage Application Server 設計/開発 Java EEのIJServerクラスタのサーバーインスタンス配下に

作成されるJSPのコンパイル結果は、配備解除時に削除

されますか?

削除されません。V9.2より追加されたJava EEのIJServerクラスタでは、サーバーインスタンス

配下に作成されるJSPのコンパイル結果は、以下の操作を行ったタイミングで削除されます。

アプリケーションの再配備サーバーインスタンスの再起動サーバーインスタンスの削除

11290 Interstage Application Server 設計/開発 Java EEのIJServerクラスタではWebサーバからWebコン

テナへのアクセスをログで確認することができますか?

できます。V9.2より追加されたJava EEのIJServerクラスタで、HTTPアクセスログ機能を有効

にしてください。これにより、障害発生時の原因究明およびセキュリティ監視など運用面での

強化を行うことができます。また、HTTPアクセスログの出力設定は動的に変更することができ

ます。通常は性能を考えて無効にしておき、解析が必要な場合にサーバーインスタンスを停

止せずに設定を変更してください。設定はInterstage Java EE管理コンソール、または

asadminコマンドから行います。詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド  第5章

Java EEアプリケーションの運用   5.20 Java EEアプリケーションのログ    5.20.3

HTTPアクセスログ

11291 Interstage Application Server 設計/開発 Java EEのIJServerクラスタに内包されるWebコンテナの

チューニングについて教えてください。

V9.2より追加されたJava EEのIJServerクラスタに内包されるWebコンテナのチューニングポイ

ントには、以下の2つがあります。同時処理数接続数それぞれの詳細については以下のマ

ニュアルを参照してください。 Interstage Application Server/Interstage Web Server

Java EE運用ガイド  第7章 Java EE機能のチューニング   7.6 Webコンテナのチューニ

ング

11292 Interstage Application Server 設計/開発 コンテナログに出力した日本語が文字化けします。原因と

対処方法を教えてください。

[原因]IJServerワークユニットの定義内に環境変数LANGが設定されていない可能性が

あります。[対処方法]Interstage管理コンソールを使用してIJServerワークユニットの環

境変数を明示的に設定してください。

11293 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 既存のWeb/APサーバに別マシンのWebサーバから接

続して運用できますか?

WebサーバとIJServerワークユニットを別のマシンで分離して運用する場合に、別のWebサー

バからもWebアプリケーションを呼び出すことができます。設定方法については、以下のマニュ

アルを参照してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド V9

 第1部 J2EE共通編

  第3章 J2EEアプリケーションの運用

   3.4 Servletサービスの運用準備

    3.4.5 IJServerとWebサーバを分離して運用する場合の手順

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11294 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcat5.5ベースのServletサービスを使用しています。

Webアプリケーション環境定義ファイル(web.xml)の

session-timeoutタグに0または負の整数値(セションタ

イムアウトしない)を指定した場合の問題点を教えてくだ

さい。

セションタイムアウトを「しない」にすることで、セションおよび関連オブジェクトが残存する可能

性が高くなり、JavaVMのヒープ領域を圧迫します。結果として、GC多発によるレスポンス低

下やメモリ不足(OutOfMemory)などが発生する可能性があります。

11295 Interstage Application Server 設計/開発 Intertstage管理コンソールでIJServerワークユニットの

「ログファイルのロールオーバ」にログ収集時間(開始時

刻:6時、繰り返し:24時間ごと)を設定しました。しか

し、2日間ロールオーバされませんでした。原因を教えてく

ださい。

2日間、コンテナログへログが出力されなかったためです。ロールオーバは、ログ収集時間に指

定した時刻後、初回のログ出力時に行われます。

11296 Interstage Application Server 運用/保守 Intertstage管理コンソールでIJServerワークユニットの

「ログファイルのロールオーバ」にログ収集時間(開始時

刻:6時、繰り返し:1時間ごと)を設定しました。0時に

IJServerワークユニットを再起動しましたが、1時間経って

もロールオーバされませんでした。原因を教えてください。

ロールオーバの開始時刻が6時に設定されているためです。ロールオーバは、IJServerワーク

ユニットの起動後、開始時刻に達した時点から有効です。

11297 Interstage Application Server 運用/保守 WebサーバにMicrosoft&reg; Internet Information

Servicesを使用しています。イベントログに以下のメッセー

ジが出力されました。原因と対処方法を教えてください。

IJServer12037: Unable to create log file. Missing

write permission for log file or ... Add write

permission on the file or directory. file=”~” ...

[原因]必要なアクセス許可(一般ユーザー権限でフルコントロール)がWebサーバコネク

タのログ出力ディレクトリ/ログファイルに付与されていない、または、ログファイルが他のアプリ

ケーション(エディタなど)で開かれている可能性があります。[対処方法]Webサーバコネ

クタのログ出力ディレクトリ/ログファイルに対して、一般ユーザー権限でフルコントロール可能

なアクセス許可を付与してください。また、ログファイルを開いている他のアプリケーションがある

場合は、閉じてください。

11298 Interstage Application Server 設計/開発 J2EE共通ディレクトリを変更することはできますか? できます。Interstage管理コンソールで、システムの環境設定の「J2EE共通ディレクトリ」を変

更してください。11299 Interstage Application Server 設計/開発 WARファイルを配備せずに、サーバ上に展開されている

Webアプリケーションをそのまま利用することはできます

か?

できます。詳細については、以下のマニュアルを参照してください。 Interstage Application

Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド  第1部 J2EE共通編   第3

章 J2EEアプリケーションの運用    3.3 J2EEアプリケーションの配備と設定     3.3.5

サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーションの配備

11300 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットでWebアプリケーションをプロセス多

重で運用した場合、プロセス異常でリクエストの振り分け

対象から外される時間を教えてください。

Webサーバコネクタの故障監視機能を使用しない場合は、1分間です。Webサーバコネクタ

の故障監視機能を使用する場合は、故障監視間隔に従い復旧を検出した時点で振り分

けの対象に戻されます。

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11301 Interstage Application Server 構築(導入/移行) コンテンツを圧縮することはできますか?できる場合はその

設定方法を教えてください。

V9.3/V9.2/V9.1

コンテンツの圧縮機能をサポートしています。

設定例を以下に示します。

【Windows】

 LoadModule headers_module

"C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_headers.so"

 LoadModule deflate_module "C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_deflate.so"

 &lt;Location /&gt;

  SetOutputFilter DEFLATE

  BrowserMatch ¥bMSI[E] !no-gzip !gzip-only-text/html

  SetEnvIfNoCase Request_URI .(?:gif|jpe?g|png)$ no-gzip dont-vary

  Header append Vary User-Agent env=!dont-vary

 &lt;/location&gt;

【Solaris/Linux】

 LoadModule headers_module "/opt/FJSVihs/modules/mod_headers.so"

 LoadModule deflate_module "/opt/FJSVihs/modules/mod_deflate.so"

 &lt;Location /&gt;

  SetOutputFilter DEFLATE

  BrowserMatch ¥bMSI[E] !no-gzip !gzip-only-text/html

  SetEnvIfNoCase Request_URI .(?:gif|jpe?g|png)$ no-gzip dont-vary11302 Interstage Application Server 運用/保守 トップページにアクセスすると、英語のページが表示される

場合があります。原因と対処方法を教えてください。

[原因]Webブラウザの言語設定において、日本語より英語が優先されているため、英語

ページ(index.html.en)で応答しています。[対処方法]日本語ページ

(index.html.ja)を表示させたい場合は、Webブラウザの言語設定で日本語が優先され

るように設定してください。

11303 Interstage Application Server 運用/保守 ログファイル(アクセスログ、エラーログ、トレースログ)の

操作(複写/移動/削除/編集)を行う場合、サー

ビスを停止させる必要があるか教えてください。

最新のログファイルの操作を行う場合は、サービスを停止させてから行ってください。ローテー

ションを行った後の古いログファイルの操作を行う場合は、サービスを停止させる必要はありま

せんが、Interstage HTTP Serverへのアクセス数が少ない時間帯に行ってください。

11304 Interstage Application Server 構築(導入/移行) バーチャルホストに対するTRACEメソッドの抑止方法を教

えてください。

V9

初期状態で設定されている以下の定義により、バーチャルホストに対するTRACEメソッドも抑

止されています。

 TraceEnable off

V8/V7/V6/V5

バーチャルホストセクション内にTRACEメソッドを抑止するリライト設定を行ってください。設定

例を以下に示します。

 LoadModule&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;rewrite_module&nbsp;&nbsp;...

 AddModule&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;mod_rewrite.c

 &lt;VirtualHost 192.168.0.2&gt;

  ServerName virt.example.com

  ServerAdmin [email protected]

  RewriteEngine On

  RewriteCond %{REQUEST_METHOD} ^TRACE

  RewriteRule .* - [F]

   ...

 &lt;/VirtualHost&gt;

11305 Interstage Application Server 構築(導入/移行) ディレクトリリストに表示されるアイコンの変更方法を教え

てください。

ディレクトリリストに表示されるアイコン(画像ファイル)は、環境定義ファイル

(httpd.conf)において以下のディレクティブで変更します。

AddIcon

AddIconByEncoding

AddIconByType

DefaultIcon

拡張子が.pdfのファイルおよびMIMEタイプがapplication/pdfのファイルに対するアイコンに

/icons/pdf.gifを表示する場合の設定例を以下に示します。アイコンファイルのパスは、

DocumentRootディレクティブからの相対パスで指定します。

 AddIcon /icons/pdf.gif .pdf

 AddIconByType (PDF,/icons/pdf.gif) application/pdf

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11306 Interstage Application Server 構築(導入/移行) ポート番号を変更する方法を教えてください。 Interstage管理コンソールを使用する場合

V9

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[Webサーバ名]>[環境設定] の

ポート番号を変更します。

バーチャルホストのポート番号を変更する場合は、

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[Webサーバ名]>[バーチャルホス

ト]>[バーチャルホスト名]>[環境設定] のポート番号を変更します。

V8/V7/V6

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[環境設定] のポート番号を変更しま

す。

バーチャルホストのポート番号を変更する場合は、

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[バーチャルホスト]>[バーチャルホス

ト名]>[環境設定] のポート番号を変更します。

環境定義ファイル(httpd.conf)を編集する場合

V9

Listenディレクティブの設定値を変更します。

バーチャルホストのポート番号を変更する場合は、&lt;VirtualHost&gt;ディレクティブの設定

値も併せて変更します。11307 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Webサーバを「Listen 80」で運用しています。「Listen

192.168.0.1:80」のWebサーバを新規作成後に起動す

ると、ihs01011エラーが出力されます。原因と対処方法

を教えてください。

[メッセージの意味]環境定義ファイル(httpd.conf)に誤りがあります。[原因]ポート

番号が80で重複しているため、起動が失敗します。[対処方法]以下のどちらかの対処を

行ってください。WebサーバごとのListenディレクティブに異なる「ポート番号」を設定します。

新規追加したWebサーバのListenディレクティブを「80以外のポート番号」に変更してくださ

い。WebサーバごとのListenディレクティブに異なる「IPアドレス:ポート番号」を設定します。運

用中のWebサーバのListenディレクティブを「192.168.0.1以外のIPアドレス:80」に変更して

ください。

11308 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Webサーバ名には、サーバのホスト名が入ると思っていま

したが、「FJapache」になっていました。インストール直後

のデフォルトのWebサーバ名は、どのようにして決まるのか

教えてください。

インストール時に作成されるデフォルトのWebサーバ名は「FJapache」固定です。サーバのホ

スト名は関係ありません。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="11342" contents="FAQ11342" /&gt;

「Interstage HTTP Serverにおいて、Webサーバ名を変更する方法を教えてください。」

11309 Interstage Application Server 構築(導入/移行) PRIMECLUSTERまたはSafeCLUSTERを使ったクラスタ

構成で、Interstage HTTP Serverを使用する場合、登

録が必要な状態遷移プロシジャを教えてください。

IS_INTERSTAGEです。

クラスタサービスの設定方法は、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3/V9.2/V9.1

Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド

 第4章 クラスタサービス機能

V9.0/V8/V7/V6/V5

Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド

 第4章 クラスタサービスの環境設定手順

11310 Interstage Application Server 運用/保守 メッセージ監視を行います。障害などによって、

Interstage HTTP Serverがダウンした場合、どのような

メッセージが出力されるか教えてください。

■Interstage Application Server Enterprise Edition

Interstage HTTP ServerがInterstageの起動停止と連動する設定の場合

Interstage動作環境定義ファイルにおいて、

 IS Monitor Mode = mode1 の場合、is20116を出力します。

 IS Monitor Mode = mode2 の場合、is20123を出力します。

Interstage HTTP ServerがInterstageの起動停止と連動する設定ではない場合

メッセージは出力されません。

定期的なプロセス確認による死活監視を検討してください。

■Interstage Application Server Enterprise Edition以外

 メッセージは出力されません。

 定期的なプロセス確認による死活監視を検討してください。

11311 Interstage Application Server 構築(導入/移行) オペレーティングシステムの起動時にInterstage HTTP

Serverを自動起動する方法を教えてください。

設定不要です。デフォルトの設定で自動起動します。

Page 177: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11312 Interstage Application Server 構築(導入/移行) MIMEタイプファイルの格納先を教えてください。 MIMEタイプファイル(mime.types)は、初期インストール時に以下ディレクトリに格納され

ます。

Windows

V9

C:¥Interstage¥F3FMihs¥servers¥(Webサーバ名)¥conf

V8/V7/V6

C:¥Interstage¥F3FMihs¥conf

V5

C:¥INTERSTAGE¥F3FMihs¥conf

Solaris/Linux

V9

/var/opt/FJSVihs/servers/(Webサーバ名)/conf

V8/V7/V6/V5

/etc/opt/FJSVihs/conf

11313 Interstage Application Server 運用/保守 バーチャルホストの設定を変更した場合、変更した設定

を反映させるためにサービスの再起動は必要ですか?

はい。

バーチャルホストの設定を変更した場合、Interstage HTTP Serverを再起動してください。

Interstage HTTP Serverを起動・停止する方法は、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage HTTP Server 運用ガイド

 第4章 運用・保守

  4.1 起動・停止

V8/V7/V6

Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(Interstage HTTP Server編)

V8

 第4章 運用・保守

  4.1 起動・停止

V7、V6については、各製品レベルの該当するマニュアルを参照してください。

V5

Interstage Application Server WWWサーバ運用ガイド(Interstage HTTP Server

編)

 第3章 運用・保守

  3.1 起動・停止

11314 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 任意のHTTPレスポンスヘッダを送信する設定方法につい

て教えてください。

任意のHTTPレスポンスヘッダは、Headerディレクティブで設定できます。

PragmaヘッダおよびCache-Controlヘッダに、クライアント(Webブラウザ、プロキシなど)に

キャッシュさせないための「no-cache」を設定する場合の設定例を以下に示します。なお、本

機能は、クライアントがキャッシュヘッダ制御をサポートしている場合に使用可能です。

Windows

V9

LoadModule headers_module "C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_headers.so"

Header set Pragma no-cache

Header set Cache-Control no-cache

V8/V7/V6/V5

LoadModule headers_module modules/mod_headers.so

AddModule mod_headers.c

Header set Pragma no-cache

Header set Cache-Control no-cache

Solaris/Linux

V9

11315 Interstage Application Server 運用/保守 ログファイルのローテーションにおいて、新しいログファイルが

作成されているにもかかわらず、古いログファイルにログが

出力されます。

[原因]CustomLogディレクティブやErrorLogディレクティブに同名のログファイルが指定さ

れている可能性があります。[対処方法]メインホストおよびバーチャルホスト、または異なる

ディレクティブで、それぞれ異なるログファイル名を指定してください。

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11316 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 同時接続数の設定に関するディレクティブを教えてくださ

い。

同時接続数の設定に関するディレクティブを以下に示します。

Windows

V9

ThreadsPerChildディレクティブ、ThreadLimitディレクティブ、ListenBacklogディレクティブ

V8

ThreadsPerChildディレクティブ、IHSAcceptQueueSizeディレクティブ

V7/V6/V5

ThreadsPerChildディレクティブ

Solaris/Linux

V9

MaxClientsディレクティブ、ServerLimitディレクティブ、ListenBacklogディレクティブ

V8/V7/V6/V5

MaxClientsディレクティブ、ListenBacklogディレクティブ

11317 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 静的コンテンツに対するPOSTメソッドを許可する設定方

法について教えてください。

静的コンテンツに対してPOSTメソッドを許可する設定はありません。

11318 Interstage Application Server 構築(導入/移行) HTTPレスポンスヘッダのServerヘッダの送信を抑止する

方法について教えてください。

Serverヘッダの送信を抑止するには、環境定義ファイル(httpd.conf)に以下の定義を設

定してください。なお、環境定義ファイル(httpd.conf)の設定を有効にするためには、

Interstage HTTP Serverを再起動してください。 IHSServerHeader Off

11319 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverへ接続したブラウザのバージョ

ンの確認方法について教えてください。

ブラウザのバージョンは、アクセスログにUser-Agentの内容を出力することで確認できます。

LogFormatディレクティブに「%{User-agent}i」を含むフォーマットを設定し、CustomLog

ディレクティブにLogFormatディレクティブで設定したニックネームを指定してください。なお、環

境定義ファイル(httpd.conf)の設定を有効にするためには、Interstage HTTP Serverを

再起動してください。

11320 Interstage Application Server 運用/保守 htpasswdコマンドで、ユーザー、パスワードに関して文字

数制限はありますか?

あります。htpasswdコマンドのユーザー、パスワードはお使いのOSによって、以下のように文

字数の制限が異なります。

Windows

ユーザー名は、216バイト以内の文字列で指定します。半角英数字、および以下を除く記

号を使用できます。

コロン(:)

シャープ(#)

空白( )

パスワードは、255バイト以内の文字列で指定します。半角英数字、および記号を使用でき

ます。

Solaris/Linux

ユーザー名は、240バイト以内の文字列で指定します。半角英数字、および以下を除く記

号を使用できます。

コロン(:)

シャープ(#)

空白( )11321 Interstage Application Server 運用/保守 htpasswdコマンドでパスワードファイルにユーザーを追加

する際に、「-c」のオプションを指定しない場合は、既存の

ファイルに追記されますか?

追記されます。htpasswdコマンドに-cオプションを指定しない場合は、既存のパスワードファイ

ルへの追加/更新を行います。

11322 Interstage Application Server 運用/保守 htpasswdコマンドで、ユーザーの追加/変更/削除に

よりパスワードファイルを更新した場合、Webサーバの再

起動は必要ですか?

必要ありません。パスワードファイルの更新時にWebサーバを再起動する必要はありません。

11323 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 環境定義ファイル(httpd.conf)の格納先は変更でき

ますか?

変更できません。環境定義ファイルは、ファイル名および格納先を変更しないでください。ファイ

ル名および格納先を変更した場合、Webサーバの動作を保証できません。

11324 Interstage Application Server 運用/保守 ihsdispコマンドで出力される「Number of accesses」

は、どのような情報を出力していますか?

Number of accessesには、「同一コネクション内でのアクセス数 / 通信プロセス(スレッド)

あたりの総アクセス数」が表示されます。

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11325 Interstage Application Server 運用/保守 エラーログやアクセスログのローテーション設定を変更する

方法を教えてください。

Interstage管理コンソールを使用して設定する方法

V9

Interstage管理コンソールを起動してログインし、[システム]>[サービス]>[Web

サーバ]>[Webサーバ名]>[Webサーバ:状態]画面の[環境設定]タブ>

[Webサーバ:環境設定](詳細設定[表示])画面の「エラーログ」、「アクセスログ」

を使用して設定します。

V8 / V7 / V6

Interstage管理コンソールを起動してログインし、[システム]>[サービス]>[Web

サーバ]>[Webサーバ:状態]画面の[環境設定]タブ>[Webサーバ:環境設

定](詳細設定[表示])画面の「エラーログ」、「アクセスログ」を使用して設定します。

環境定義ファイル(httpd.conf)を使用して設定する方法

エラーログ、アクセスログは、以下のディレクティブで設定します。

V9 / V8 / V7 / V6 / V5

エラーログの場合

ErrorLogディレクティブ

アクセスログの場合

CustomLogディレクティブ11326 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 環境定義ファイル(httpd.conf)に、ThreadsPerChild

ディレクティブ(設定値は50)を追加したところ、

Interstage HTTP Serverが起動できなくなりました。原

因と対処方法を教えてください。

[原因]ThreadsPerChildディレクティブは、Windows版で設定できるディレクティブであ

り、Solaris/Linux版では設定できません。[対処方法]環境定義ファイル(httpd.conf)

に設定したThreadsPerChildディレクティブを削除し、MaxClientsディレクティブで設定してく

ださい。

11327 Interstage Application Server 構築(導入/移行) グローバルコンテキストだけにErrorDocumentディレクティ

ブを設定した場合、バーチャルホストで本設定は有効で

すか?

バーチャルホストにおいても、グローバルコンテキストに設定されたErrorDocumentディレクティ

ブの設定は有効です。

11328 Interstage Application Server 構築(導入/移行) FastCGIのモジュールを組み込むことはできますか? できません。Interstage HTTP Serverでは、富士通製品で提供しているプラグインモジュー

ルだけを使用できます。FastCGIはサードパーティのプラグインモジュールに該当しており、サ

ポートしていません。

11329 Interstage Application Server 構築(導入/移行) クライアントからURL(http://hostname/path)で

Servletアプリケーションへのアクセスを別のURL

(http://hostname:port/path)に変換するため、環

境定義ファイル(httpd.conf)にRewriteRuleディレク

ティブを追加しましたが、正常に動作しません。原因と対

処方法を教えてください。

 LoadModule proxy_module

"/opt/FJSVihs/modules/mod_proxy.so"

 LoadModule proxy_http_module

"/opt/FJSVihs/modules/mod_proxy_http.so"

 LoadModule rewrite_module

"/opt/FJSVihs/modules/mod_rewrite.so"

 &lt;Location /path&gt;

 RewriteEngine On

 RewriteRule&nbsp;&nbsp;&nbsp;^(.*)$

http://hostname:port番号/path/$1 [P]

 &lt;/Location&gt;

[原因]

&lt;Location&gt;ディレクティブに指定するURL名の末尾に「/」がありません。

[対処方法]

Servletアプリケーションへのアクセスを別のURLへ変換する場合、&lt;location&gt;ディレク

ティブに指定するURL名の末尾に「/」を入れてください。

 LoadModule proxy_module "/opt/FJSVihs/modules/mod_proxy.so"

 LoadModule proxy_http_module "/opt/FJSVihs/modules/mod_proxy_http.so"

 LoadModule rewrite_module "/opt/FJSVihs/modules/mod_rewrite.so"

 &lt;Location /path/&gt;

 RewriteEngine On

 RewriteRule&nbsp;&nbsp;&nbsp;^(.*)$ http://hostname:port番号/path/$1 [P]

 &lt;/Location&gt;

11330 Interstage Application Server 運用/保守 DocumentRootディレクティブに指定したディレクトリをmv

コマンドなどで移動した後、Interstage管理コンソールで

定義変更しようとすると、「ihs81213: 定義情報に誤りが

あります。詳細コード:不正な定義ファイルを読み込みま

した。httpd.confを編集してください。」のエラーメッセージ

が出力され、変更できません。原因と対処方法を教えて

ください。

[メッセージの意味]

不正な定義ファイルを読み込みました。

[原因]

Interstage管理コンソールにおいてWebサーバの定義変更を行う場合、[適用]ボタン押

下時に不正な定義ファイルを読み込まないようにするため、定義変更前の環境定義ファイル

の整合性をチェックしており、そのチェックで以下の誤りを検出したため、ihs81213が出力され

ました。

定義変更前の環境定義ファイル(httpd.conf)の「クライアントに公開するサーバ資源の最

上位ディレクトリ」に指定されたディレクトリが存在しません。

[対処方法]

以下の手順で対処してください。

定義変更時には、変更前と変更後の指定ディレクトリが存在するようにします。

Interstage管理コンソールを使用する場合

移動したディレクトリを元に戻し、Interstage管理コンソールにて変更前の定義内容で[適

用]ボタンを押す。

変更後のディレクトリを作成し、Interstage管理コンソールにて変更後の定義内容で[適

用]ボタンを押す。

変更前のディレクトリを削除する。

環境定義ファイル(httpd.conf)を直接変更する場合

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11331 Interstage Application Server 運用/保守 環境定義ファイル(httpd.conf)内で、Portディレクティ

ブとListenディレクティブに異なるポートを指定した場合、

どちらの定義が有効となるのか教えてください。

Listenディレクティブが優先されます。Portディレクティブと同時にListenディレクティブが指定さ

れている場合、Portディレクティブで指定したポート番号での待ち受けは行いません。

11332 Interstage Application Server 運用/保守 クラスタ構成で、Interstage HTTP Serverを使用する場

合、2つ目のWebサーバを組み込む手順を教えてくださ

い。

クラスタサービスから該当リソースを停止し、Webサーバの追加を行ってください。追加後、

サービスを起動すれば、追加作業は完了いたします。具体的には、以下の方法で追加してく

ださい。Interstageの停止クラスタサービスより、Interstage Application Serverの停止を

行ってください。Webサーバの作成Interstage管理コンソールまたはihscreateコマンドより、

Webサーバを作成してください。なお、運用系、待機系両ノードで同じ設定を行ってくださ

い。Interstageの起動クラスタサービスより、Interstage Application Serverの起動を行って

ください。

11333 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 同一サーバ上で複数の異なるポート番号のリバースプロ

キシを運用することはできますか?

Interstage HTTP Serverのバーチャルホストまたは複数Webサーバ機能(V9以降)により

同一サーバ上に異なるポート番号のリバースプロキシを運用することができます。

11334 Interstage Application Server 構築(導入/移行) ログ最大サイズとログローテーションについて、デフォルトの

設定を教えてください。

ログの最大サイズとログローテーションは、ログの種類によってデフォルトの設定が異なります。

アクセスログとエラーログは1MBで5世代、トレースログは2MBで5世代管理です。Interstage

管理コンソールおよび環境定義ファイル(httpd.conf)にて変更できます。アクセスログ デ

フォルトファイル名: accesslog、accesslog.N (N:0~999の通番) 世代数: デフォル

ト:5、最大値:999 サイズ: デフォルト:1MB、最大値:2047MBエラーログ デフォルトファイ

ル名: errorlog、errorlog.N (N:0~999の通番) 世代数: デフォルト:5、最大

値:999 サイズ: デフォルト:1MB、最大値:2047MBトレースログ デフォルトファイル名:

tracelog、tracelog.N (N:0~999の通番) 世代数: デフォルト:5、最大値:999 サイ

ズ: デフォルト:2MB、最大値:2047MB

11335 Interstage Application Server 構築(導入/移行) リバースプロキシ機能がありますか? あります。ProxyPassディレクティブを使用することで、リバースプロキシ機能を利用できます。

11336 Interstage Application Server 運用/保守 htpasswdコマンドで登録できるユーザー数に制限はあり

ますか?

ありません。

11337 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverの起動、停止のコマンド名を

教えてください。

Interstage HTTP Serverの起動コマンドはihsstart、停止コマンドはihsstopです。

11338 Interstage Application Server 構築(導入/移行) インストール時に指定する、「Webサーバ(Interstage

HTTP Server)」のホスト名は、何に利用されますか?

「Webサーバ(Interstage HTTP Server)」のホスト名は、環境定義ファイル

(httpd.conf)のServerNameディレクティブとして指定されます。ServerNameディレクティ

ブは、HTTP通信においてリダイレクト時に生成されるURLのホスト名として利用されます。

11339 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverの接続数とキューイング数を確

認する方法を教えてください。

接続数の確認はコマンドプロンプトから以下のコマンドを実行し、Webサーバのポート状態が

[ESTABLISHED]のものをカウントしてください。その数からThreadsPerChildディレクティブ

の値を減算したものがキューイング数です。

 # netstat -a

11340 Interstage Application Server 運用/保守 複数Webサーバ機能を利用する場合、Webサーバごと

に設定できるクライアント同時接続数など各定義の上限

値は、Webサーバ数に応じて変動しますか?

いいえ。複数Webサーバ機能の場合、Webサーバごとに上限値を設定します。別のWeb

サーバの定義の影響は受けません。

11341 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールの以下の画面で設定した内

容をコマンドで確認することはできますか?[システム]

>[サービス]>[Webサーバ]>[Webサーバ名]

>[Webサーバ:状態]画面の[環境設定]タブ

できません。

直接以下の環境定義ファイルを参照してください。

 Windows(インストールパスはデフォルト)

  C:¥Interstage¥F3FMihs¥servers¥(Webサーバ名)¥conf¥httpd.conf

 Solaris(インストールパスはデフォルト)

  /var/opt/FJSVihs/servers/(Webサーバ名)/conf/httpd.conf

 Linux

  /var/opt/FJSVihs/servers/(Webサーバ名)/conf/httpd.conf

11342 Interstage Application Server 運用/保守 Webサーバ名を変更する方法を教えてください。 環境設定によりWebサーバ名を変更することはできません。

以下の手順でWebサーバの動作環境を再作成後、環境定義ファイル(httpd.conf)の編

集およびコンテンツの再格納など、動作環境を再構築してください。

Interstage管理コンソールでWebサーバ名を変更する場合

以下の画面で変更したいWebサーバの動作環境を削除します。

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[一覧]画面

以下の画面で新しいWebサーバの動作環境を作成します。

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[新規作成]画面

Webサーバ運用コマンドでWebサーバ名を変更する場合

変更したいWebサーバの動作環境を削除します。

 ihsdelete -n Webサーバ名

新しいWebサーバ名を指定して、Webサーバの動作環境を作成します。

 ihscreate -n Webサーバ名

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11343 Interstage Application Server 運用/保守 静的ファイルを格納する公開ディレクトリを教えてください。 静的ファイルを格納する公開ディレクトリは、以下に設定されているディレクトリです。

Interstage管理コンソールで確認する場合

V9

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[Webサーバ名]>[環境設定]画

面の[クライアントに公開するサーバ資源の最上位ディレクトリ]

V8 / V7 / V6

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[環境設定]画面の[クライアントに

公開するサーバ資源の最上位ディレクトリ]

環境定義ファイル(httpd.conf)で確認する場合

V9 / V8 / V7 / V6 / V5

DocumentRootディレクティブの設定値

11344 Interstage Application Server 運用/保守 作成可能なWebサーバの最大数を教えてください。ま

た、その最大数を変更することはできますか?

最大16個までWebサーバを作成できます。また、Webサーバの最大数は変更できません。

11345 Interstage Application Server 運用/保守 環境定義ファイル(httpd.conf)をユーザーディレクトリ

配下に移動して、格納先にシンボリックリンクを作成するこ

とで、運用できますか?

環境定義ファイル(httpd.conf)をシンボリックリンクに変更して運用することはできません。

11346 Interstage Application Server 運用/保守 公開用ルートディレクトリ配下にシンボリックリンクファイルを

作成して、Webサーバを運用できますか?

できます。公開用ルートディレクトリ(DocumentRootディレクティブの設定値)配下に対し

て、OptionsディレクティブにFollowSymLinks(またはAll)オプションを設定することにより、

シンボリックリンクファイルを使用してWebサーバを運用できます。

11347 Interstage Application Server 運用/保守 環境定義ファイル(httpd.conf)において、設定を無効

にする方法を教えてください。

定義を削除するか、先頭にハッシュマーク(#)を追加することで、コメント行として定義して

ください。11348 Interstage Application Server 運用/保守 クライアントとの同時接続数がクライアント同時接続数の

設定値を超過した場合、リクエストに対してエラーページ

を返すことができますか?

できません。クライアント同時接続数の設定値を超過したリクエストはキューイングされ、リクエ

スト処理は継続します。

11349 Interstage Application Server 運用/保守 アクセスログの項目「ホスト名」に、IPアドレスではなくホス

ト名を出力できますか?

できます。環境定義ファイル(httpd.conf)のHostnameLookupsディレクティブにOnまたは

Doubleを指定してください。

11350 Interstage Application Server 構築(導入/移行) HTTP接続およびHTTPS接続を併用して運用できます

か?

できます。以下のどちらかの方法により、HTTP接続とHTTPS接続を使い分けてください。バー

チャルホスト機能を使用し、HTTP接続およびHTTPS接続用のホストを作成します。複数

Webサーバ機能(V9以降)を使用し、HTTP接続およびHTTPS接続用のWebサーバを作

成します。

11351 Interstage Application Server 運用/保守 CVE-2009-2699で報告されている脆弱性の影響を受け

ますか?

Interstage HTTP Serverは、CVE-2009-2699で報告されている脆弱性の影響を受けませ

ん。11352 Interstage Application Server 運用/保守 ihsstartコマンドの-nオプションは、何を指定すればいいで

すか?

ihsstartコマンドの-nオプションには、Webサーバ名を指定します。インストール時に作成され

たデフォルトのWebサーバを起動する場合は、「Fjapache」を指定してください。ihscreateコ

マンドまたはInterstage管理コンソールで新規に作成したWebサーバを起動する場合は、作

成時に指定したWebサーバ名を指定してください。半角カンマ(,)で区切ることにより複数

のWebサーバを指定できます。

11353 Interstage Application Server 運用/保守 Webブラウザなどから送られてくるURLについて、長さの制

限を設けているか教えてください。

URLを含むHTTPリクエスト行の長さを、LimitRequestLineディレクティブで制限しています。

LimitRequestLineディレクティブのデフォルト値は、8,190バイトです。通常のリクエスト行は

「GET URL HTTP/1.1」であるため、URLの最大長は8,177バイトです。

11354 Interstage Application Server 運用/保守 日本語のURLを使用することができますか? できます。

Interstage HTTP Serverで日本語のURLを使用する場合は、以下の設定を行ってくださ

い。

Webブラウザにおいて、UTF-8のURLを送信する設定を有効にします。

注意:UTF-8のURLを送信する設定ができない場合、日本語のURLは使用できません。

OSがSolaris、またはLinuxである場合、Webサーバに、ファイル名が文字コードUTF-8である

HTML文書を格納します。

11355 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Webアプリケーションで使用するJSESSIONIDの値をアク

セスログへ出力できますか?

できます。

以下の設定例を参考にしてください。

■設定例

 変更前)

  LogFormat "%h %l %u %t ¥"%r¥" %&gt;s %b %A:%p %{Host}i %P %S

  %{UNIQUE_ID}e" ihs-analysis

 変更後)

  LogFormat "%h %l %u %t ¥"%r¥" %&gt;s %b %A:%p %{Host}i %P %S

  %{UNIQUE_ID}e %{JSESSIONID}C" ihs-analysis

11356 Interstage Application Server 運用/保守 現在処理中のリクエスト数を確認する方法を教えてくださ

い。

Webサーバ運用中の動作状態を表示するコマンドとして、ihsdispコマンドがあります。

ihsdispコマンドは、オプションの指定により、基本情報、統計情報、および通信プロセス(ス

レッド)ごとの情報を表示でき、現在処理中のリクエスト数も確認できます。

11357 Interstage Application Server 運用/保守 ihsdispコマンドで表示される「通信プロセス(スレッド)

ごとの情報」のRequest行が空欄となるのは、どんな場合

ですか?

クライアントからHTTPリクエストが届いていない場合です。

11358 Interstage Application Server 運用/保守 エラーログに「[warn] (OS 10038)Socket operation

on non-socket:

setsockopt(SO_UPDATE_ACCEPT_CONTEXT)

failed.」が出力されました。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

[メッセージの意味]ソケットオプションの設定に失敗しました。[原因]Interstage HTTP

Serverの停止動作中に、クライアントからHTTPリクエストを受信し、開放済みソケットに対し

てリクエスト処理を行った可能性があります。[対処方法]特に対処を行う必要はありませ

ん。本メッセージについては無視してください。

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11359 Interstage Application Server 運用/保守 エラーログに「[error] File does not exist: (コンテンツ

格納ディレクトリ)/favicon.ico」が出力されました。原因

と対処方法を教えてください。

[メッセージの意味]要求されたコンテンツfavicon.icoは存在しません。[原因]Webブラ

ウザ上(お気に入り、アドレスバー、タブなど)に表示するために必要なアイコンが存在しませ

ん。[対処方法]Webブラウザ上にアイコンを表示する場合は、環境定義ファイル

(httpd.conf)のDocumentRootディレクティブに指定したディレクトリの直下にアイコン

「favicon.ico」を格納するなどの対処を行ってください。Webブラウザ上にアイコンを表示する

必要がない場合は、特に対処を行う必要はありません。

11360 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Timeoutディレクティブの指定範囲、省略値、初期値に

ついて教えてください。

指定範囲

0 ~ 65,535

V9

0を設定した場合、0秒の扱いです。

V8/V7/V6/V5

0を設定した場合、無制限の扱いです。

省略値

300

初期値

11361 Interstage Application Server 構築(導入/移行) システム起動時のサービス自動起動を無効にする方法を

教えてください。

以下の手順で無効にしてください。

手順1)

Interstageとの連動が設定されている場合は、連動しない設定を行います。

Interstage管理コンソールを使用して設定する場合(V6以降)

[システム]>[システム:状態]画面の[環境設定]タブ>[システム:環境設

定]画面で、定義項目[Interstageとの連動]-[Webサーバ]に「連動しない」を指定

して[適用]ボタンを押します。

Interstage統合コマンドを使用する場合(Enterprise Editionだけ)

 isstop -f

 ismodifyservice -d FJapache

手順2)

V9

Windows

Administrator権限でログインし、「コントロールパネル」の「サービス」または「コントロールパネ

ル」-「管理ツール」-「サービス」を起動後、以下のサービス名を選択し、「全般」タグの「ス

タートアップの種類」を「手動」に変更します。

Webサーバ名「FJapache」(インストール時に作成されるWebサーバ)のサービス:

「FJapache」

11362 Interstage Application Server 運用/保守 OSの管理者パスワードを変更した場合、Interstage

HTTP Serverの設定変更を行う必要はありますか?

ありません。Interstage HTTP Serverは、OSの管理者パスワード情報を保持していません。

11363 Interstage Application Server 構築(導入/移行) ログファイルのローテーションを日数単位で行っています。

Interstage HTTP Serverへのアクセスが発生しない日に

も、ログファイルのローテーションは行われますか?

Interstage HTTP Serverへのアクセスがない場合は、ログファイルのローテーションは行われま

せん。

11364 Interstage Application Server 運用/保守 ブラウザからリバースプロキシを経由してInterstage HTTP

Serverにアクセスした場合、アクセスログに出力されるIPア

ドレスは、ブラウザのIPアドレスですか?

いいえ、リバースプロキシのIPアドレスです。

11365 Interstage Application Server 運用/保守 Keep-Alive機能を使用しない設定方法を教えてくださ

い。

Keep-Alive機能を使用しない場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)でKeepAliveディ

レクティブに「Off」を設定するか、Interstage管理コンソールのWebサーバの環境設定で、

[詳細設定]の[HTTP Keep-Alive機能の使用]を「使用しない」に設定してください。

設定変更を有効にするためにはInterstage HTTP Serverを再起動してください。

11366 Interstage Application Server 運用/保守 クラスタ構成(PRIMECLUSTER/SafeCLUSTER)にお

いて、Interstage HTTP Serverだけ運用停止することに

なりました。Interstage HTTP Serverを起動しないように

する設定方法を教えてください。

"ismodifyservice -d FJapache"を実行し、Interstage HTTP Serverの起動をInterstage

の起動と連動しない設定にすることで、Interstage HTTP Serverは起動しなくなります。

11367 Interstage Application Server 運用/保守 同一クライアント端末からのリクエスト受付数の上限を教

えてください。

同一クライアント端末からのリクエスト受付数に上限はありません。

11368 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Timeoutディレクティブについて、Webアプリケーションの最

大処理時間を考慮する必要がありますか?

考慮する必要はありません。Interstage HTTP ServerのTimeoutディレクティブの設定は、

クライアントとの間でデータパケットを送受信するときに待機する最長の時間を指定します。

11369 Interstage Application Server 構築(導入/移行) エラーログとトレースログの出力内容をカスタマイズできま

すか?

エラーログとトレースログの出力内容を任意にカスタマイズすることはできません。

11370 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Server起動時に、イベントログに

「ihs10000: FJapache service named

C:&yen;Interstage&yen;F3FMihs&yen;Apache.exe

reported the following error: &gt;&gt;&gt;[warn]

pid file c:/interstage/f3fmihs/logs/httpd.pid

overwritten -- Unclean shutdown of previous

HTTP Server run?」が出力されました。原因と対処方

法を教えてください。

[メッセージの意味]Interstage HTTP Server起動時にhttpd.pidファイルを上書きしまし

た。[原因]前回のInterstage HTTP Server停止時になんらかの原因によりhttpd.pid

ファイルが削除されず、残存していました。[対処方法]Interstage HTTP Serverは起動

されており、システムへの影響はありませんので、本メッセージは無視してください。システム環

境変数IHS_MSGに「off」を設定してシステムを再起動することにより、本メッセージを出力さ

せないようにすることができます。

11371 Interstage Application Server 運用/保守 現在の同時接続数を確認する方法を教えてください。 ihsdispコマンドで出力される基本情報の「requests currently being processed」で確認

できます。

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11372 Interstage Application Server 運用/保守 ihsrlogコマンドによりログファイルをローテーションするよう

設定したが、ログがローテーションせず、過去のログファイル

が残ってしまいます。原因と対処方法を教えてください。

[原因]ログのローテーションはInterstage HTTP Serverの起動から停止までの間だけ有

効です。したがって、再起動した場合は、前回の起動中に作成されたログファイルは削除の

対象となりません。[対処方法]不要なログファイルはInterstage HTTP Server停止中に

削除してください。なお、残ったログファイルを次回の起動時に自動的に削除する機能はあり

ません。

11373 Interstage Application Server 運用/保守 リバースプロキシ機能を利用した場合、転送先のWeb

サーバとHTTPS接続できますか?

Interstage HTTP Serverのリバースプロキシと転送先のWebサーバ間はHTTPS接続できま

せん。11374 Interstage Application Server 運用/保守 コンテンツ種別が静的か動的かに関係なく、リクエスト受

信時に通信プロセスは生成されますか?

区別はありませんが、通信プロセスは以下のように必要に応じて生成されます。待機状態の

通信プロセスがクライアントからのリクエストを受け付けた場合、その通信プロセスは通信状態

となり、待機状態の通信プロセスが1つ減ります。待機状態の通信プロセス数が

MinSpareServersディレクティブに指定した数値より少ない場合は、MinSpareServersディレ

クティブに指定した数値となるように通信プロセスを新しく生成します。

11375 Interstage Application Server 運用/保守 CVE-2010-0010で報告されている脆弱性の影響を受け

ますか?

Interstage HTTP Serverは、CVE-2010-0010で報告されている脆弱性の影響を受けませ

ん。11376 Interstage Application Server 運用/保守 コンテンツ圧縮機能を有効にする場合、Webアプリケー

ションの修正は必要ですか?

Webアプリケーションの修正は不要です。

11377 Interstage Application Server 運用/保守 アクセスログに記録される処理時間は何を示しているか

教えてください。

リクエストを受け付けてからレスポンスの送信処理が完了するまでの時間です。

11378 Interstage Application Server 運用/保守 アクセスログに記録される日時はリクエスト受信時の時刻

ですか?それともレスポンス送信時の時刻ですか?

製品のバージョンによって動作は異なります。

V9

HTTPリクエストの1行目であるリクエスト行を受信した時刻です。

V8、V7、V6、V5

クライアントにレスポンスを送信した時刻です。

11379 Interstage Application Server 運用/保守 環境定義ファイル(httpd.conf)において、ログフォー

マットのニックネーム変更により、アクセスログに処理時間

を出力する方法を教えてください。

ログフォーマットのニックネーム”ihs-analysis”を使用することで、リクエストを受け付けてから処

理が完了するまでの時間が、アクセスログに出力されます。なお、V9以降では初期値として”

ihs-analysis”が設定されています。

11380 Interstage Application Server 運用/保守 既に起動しているWebサーバを停止せずに、環境定義

ファイル(httpd.conf)の定義変更を有効にする方法は

ありますか?

ありません。定義変更を有効にする場合は、必ずWebサーバを再起動してください。

11381 Interstage Application Server 構築(導入/移行) インストール時に公開用ルートディレクトリ

(DocumentRootディレクティブの設定値)に格納され

るコンテンツを削除した場合、動作上の問題はありません

か?

問題ありません。インストール時には、DocumentRootディレクティブで指定したディレクトリに

サンプルのコンテンツが格納されています。Webサーバの運用に応じて、不要なサンプルのコン

テンツを削除するか、またはDocumentRootディレクティブで指定するディレクトリを変更してく

ださい。

11382 Interstage Application Server 運用/保守 サーバ側で証明書を更新しましたが、HTTPS接続後に

Webブラウザで確認すると更新前の証明書が表示されま

す。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

Webサーバが再起動されていない可能性があります。

[対処方法]

Webサーバを再起動してください。

なお、Interstageの起動にWebサーバが連動する設定になっていない場合は、Interstage

を再起動してもWebサーバは起動されません。Interstageを再起動していた場合は、下記

の方法で、Interstageの起動にWebサーバが連動する設定になっているか確認してくださ

い。

V9、V8、V7、V6

Interstage管理コンソールにおいて、[システム]>[システム:状態]画面の[環境設

定]タブ>[システム:環境設定]画面で、定義項目[Interstageとの連動]-[Web

サーバ]に“連動する”が指定されているか確認してください。指定されていない場合は連動

されていません。

V5

isstatコマンドを実行し、"FJapache"が表示されるか確認してください。表示されない場合は

連動されていません。

11383 Interstage Application Server 運用/保守 Windows Server&reg; 2008のフェールオーバー クラス

タリング機能の運用中に、イベントログのシステムログに

「FJapacheは、サービス固有エラー 1 (0x1) で終了しま

した。」が出力され、Interstage HTTP Serverの起動に

失敗します。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

Interstage HTTP Serverのサービスのセットアップパラメタが削除されていない可能性があり

ます。

[対処方法]

以下のコマンドでセットアップパラメタを削除してください。

 Cluster Resource "Interstage HTTP Serverのサービスのリソース名" /priv

StartupParameters=""11384 Interstage Application Server 運用/保守 以下のエラーメッセージが出力されてInterstage HTTP

Server運用コマンドの実行に失敗します。原因と対処方

法を教えてください。(コマンド名): error while

loading shared libraries: /xxx/libexpat.so.0: file

too short

[メッセージの意味]libexpat.so.0のロードが失敗しました。[原因]本現象は、Oracle

製品がインストールされている場合に、Oracle製品の資源にシステムライブラリ

(libexpat.so.0)と同名のライブラリが存在し、かつ環境変数LD_LIBRARY_PATHにその

ライブラリのパスが設定されているために発生します。[対処方法]環境変数

LD_LIBRARY_PATHの設定値を確認し、以下のパスを先頭に設定してください。RHEL-

AS4(x86)/RHEL-AS4(EM64T)/RHEL-AS4(IPF)の場合:“/usr/lib”RHEL5

(x86)/RHEL5(IPF)/RHEL5(Intel64)(32ビット互換モード)の場合:“/lib”

RHEL5(Intel64)(64ビットモード)の場合:“/lib64”

11385 Interstage Application Server 運用/保守 Apache HTTP Server(オペレーティングシステムの基本

ソフトウェアにバンドルされるApache HTTP Server)を

停止、またはアンインストールした場合に、Interstage

HTTP Serverが停止しました。原因と対処方法を教えて

ください。

[原因]Apache HTTP Serverのシェル(/etc/rc.d/init.d/httpd)を実行してApache

HTTP Serverを停止する場合に、プロセス名“httpd”のすべてのプロセスを終了するため、プ

ロセス名が“httpd”であるInterstage HTTP Serverのプロセスも終了されることにより、

Interstage HTTP Serverも停止されてしまうことが原因です。[対処方法]Interstage

HTTP ServerとApache HTTP Serverを共存して運用している場合は、Apache HTTP

Serverを停止する際、Apache HTTP Serverのapachectlコマンドを使用して停止するよう

にしてください。また、Apache HTTP Serverをアンインストールする場合は、アンインストール

の処理においてシェル(/etc/rc.d/init.d/httpd)が実行されるため、同様の現象が発生し

ます。なお、本製品では、基本ソフトウェアのパッケージをアンインストールした場合の動作を

保障していません。Apache HTTP Serverを利用しない場合も、基本ソフトウェアである

Apache HTTP Serverはアンインストールしないでください。

11386 Interstage Application Server 運用/保守 apachectlコマンドでgracefulオプションを指定しました

が、起動に失敗しました。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]Interstage HTTP Serverではapachectlコマンドのgracefulオプションをサポートし

ていません。使用可能なオプションはstart、stopだけです。[対処方法]業務時間を避

け、stop/startオプションで再起動してください。

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11387 Interstage Application Server 運用/保守 CGIアプリケーションでディレクトリを作成すると所有者が

nobodyになりますが、本動作は仕様ですか?

仕様です。Interstage HTTP Server上で動作するCGIアプリケーションは、環境定義ファイ

ル(httpd.conf)のUserディレクティブで指定したユーザー権限で動作します。Userディレク

ティブの初期値はnobodyです。

11388 Interstage Application Server 運用/保守 リライト機能でTRACEメソッドが無効となるように設定しま

したが、Webアプリケーションに対して無効になりません。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]環境定義ファイル(httpd.conf)において、LoadModuleディレクティブの定義順

に誤りがあります。[対処方法]mod_rewriteモジュールのLoadModuleおよび

AddModuleディレクティブの定義を確認してください。環境定義ファイル(httpd.conf)の初

期設定の定義位置で本ディレクティブが有効となっている場合は、コメント行(無効)とし、

他のモジュールより処理を優先させるため、すべてのLoadModuleディレクティブの定義の最後

尾にmod_rewriteモジュールの定義を追加してください。

11389 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 資源移行時にIPアドレスは変更になるがホスト名は変更

しない場合、isrestoreの[IHS]セクションにおいて

IHS_HOST_TABLEで指定するファイルに変更対象では

ないホスト名の設定は必要ですか?

不要です。ホスト名を変更する場合だけ、変更前と変更後のホスト名を記述してください。

11390 Interstage Application Server 運用/保守 起動時のタイムアウト時間とタイムアウトした場合のリトラ

イ回数を教えてください。

起動タイムアウト時間は20秒で、リトライは行いません。起動タイムアウト時間はihsconfigコ

マンドで変更できます。タイムアウトした場合、リトライせずに呼び出し元にタイムアウトを通知

するだけで起動処理は継続します。

11391 Interstage Application Server 運用/保守 オペレーティングシステムの停止が遅延しました。原因調

査にあたり、Interstage HTTP Serverが停止に要した時

間を確認する方法を教えてください。

shutdownまたはinitコマンドでオペレーティングシステムを停止した場合

ストップシェルがInterstage HTTP Serverの停止コマンドを実行し、Interstage HTTP

Serverを停止します。その際、停止コマンドの操作履歴をInterstage HTTP Serverのオペ

レーションログ(/var/opt/FJSVihs/var/opelog/opelog)に記録しますので、オペレーション

ログを採取し、Interstageサポートにお問い合わせください。

haltまたはrebootコマンドでオペレーティングシステムを停止した場合

ストップシェルは実行されず、オペレーティングシステムが強制的に各プロセスを停止します。し

たがって、オペレーションログには記録されませんが、Interstage HTTP Serverで遅延が発生

している可能性は低いと考えられます。

11392 Interstage Application Server 運用/保守 遅延箇所を特定するため、Interstage HTTP Serverで

の解析方法を教えてください。

解析方法については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Serverトラブルシューティング集 V9.2

  第7章 Interstage HTTP Server運用時の異常

   7.2 Webサーバの運用時の異常

    Webサーバから応答がない/Webサーバからのレスポンスが遅延する

なお、上記以外のレベルも記事内容は同様のため、こちらを参照してください。

11393 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverからの応答が遅延しました。考

えられる原因を教えてください。なお、環境はSolaris10

で、e1000gドライバを使用しています。また、遅延した応

答をネットワークトレースで確認すると、MSS(1460バイ

ト)を超えるデータ送信を検出しました。

OS の BugID:6908844 に該当する可能性があります。オペレーティングシステムのサポート

にお問い合わせください。

11394 Interstage Application Server 運用/保守 HTTP接続時に「ihs20602」が発生します。原因と対処

方法を教えてください。

[メッセージの意味]通信プロセスの処理排他の獲得に失敗しました。[原因]通信プロ

セスが意図せずマルチスレッド化され、内部矛盾が発生している可能性があります。[対処

方法]製品未提供のApache拡張モジュールを利用されている場合は、サポート対象外で

す。Interstage CollaborationRingを利用されている場合は、HTTPブリッジの登録におい

て、Interstage Application ServerのCORBAサービスのプロセス版ライブラリを使用する設

定になっているか確認してください。詳細は、Interstage CollaborationRingのマニュアルを

参照してください。上記以外の場合は、Interstage Application Serverのサポートにお問い

合わせください。

11395 Interstage Application Server 運用/保守 コンテンツが存在しないURL(http://ホスト名/aux)で

アクセスしたにもかかわらず、ステータスコード403で応答さ

れます。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

OSの予約語を含むURLでアクセスされた場合、Interstage HTTP Serverはステータスコード

403で応答する仕様です。

以下の文字は予約語としており使用できません。

 CON, PRN, AUX, CLOCK$, NUL

 COM0, COM1, COM2, COM3, COM4, COM5, COM6, COM7, COM8, COM9

 LPT0, LPT1, LPT2, LPT3, LPT4, LPT5, LPT6, LPT7, LPT8, LPT9

[対処方法]

特に対処を行う必要はありません。

OSの予約語を含むURLは使用しないでください。

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11396 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage管理コンソールを使用して任意のHTTPレス

ポンスヘッダを送信する設定はできますか?

できません。

任意のHTTPレスポンスヘッダを送信する場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)に

Headerディレクティブを設定し、Interstage HTTP Serverを再起動してください。

使用例

クライアント(Webブラウザ、プロキシなど)にキャッシュさせないため、Pragmaヘッダおよび

Cache-Controlヘッダに“no-cache”を設定する場合(本機能は、クライアントがキャッシュ

ヘッダ制御をサポートしている場合に使用可能)

V9

Windows

LoadModule headers_module "C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_headers.so"

Header set Pragma no-cache

Header set Cache-Control no-cache

Solaris/Linux

LoadModule headers_module "/opt/FJSVihs/modules/mod_headers.so"

Header set Pragma no-cache

Header set Cache-Control no-cache

V8/V7/V6/V5

11397 Interstage Application Server 運用/保守 LogFormatディレクティブに”%l”を含むフォーマットを設定

し、CustomLogディレクティブにLogFormatディレクティブ

で設定したニックネームを指定しましたが、アクセスログに

何も出力されません。原因と対処方法を教えてください。

[原因]IdentityCheckディレクティブにOffが設定されている、またはクライアントマシン上で

identdまたはidentd関連のデーモンが動作していない可能性があります。identdまたは

idented関連のデーモンは、OSがSolaris、またはLinux上でだけ動作します。なお、identプロ

トコルは一般的には利用されていないプロトコルのため、IdentityCheckディレクティブにOnを

設定した状態でも、identプロトコルによる通信ができないため、結果的にアクセスログに何も

出力されていない場合があります。[対処方法]IdentityCheckディレクティブにOnを指定

してください。クライアントマシン上でidentdまたはidentd関連のデーモンを動作させてくださ

い。

11398 Interstage Application Server 運用/保守 リクエスト元を特定する方法について教えてください。 アクセスログに出力される項目「ホスト名」より、クライアントのIPアドレス/ホスト名を確認で

きます。アクセスログの項目「ホスト名」を出力する方法は、LogFormatディレクティブに「%h」

を含むフォーマットを設定し、CustomLogディレクティブにLogFormatディレクティブで設定した

ニックネームを指定してください。なお、プロキシサーバなどの中継機を経由する場合、中継機

のIPアドレスが記載される場合があります。

11399 Interstage Application Server 運用/保守 環境定義ファイル(httpd.conf)で、HTTP TRACEメ

ソッドを無効にする設定を行いましたが、無効化できませ

ん。対処方法を教えてください。

Interstage HTTP Serverが再起動されていないため、修正した環境定義ファイル

(httpd.conf)が反映されていません。環境定義ファイル(httpd.conf)の設定を有効に

するためには、Interstage HTTP Serverを再起動してください。

11400 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Webサーバ側で、Webブラウザにキャッシュさせないように

する設定方法について教えてください。

Headerディレクティブを使用し、”Pragma no-cache”や”Cache-Control no-cache”などの

HTTPレスポンスヘッダを付与することで、Webブラウザにキャッシュさせないようにすることができ

ます。

Headerディレクティブの設定例については、以下関連FAQを参照してください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="11314" contents="FAQ11314" /&gt;

「Interstage HTTP Serverにおいて、任意のHTTPレスポンスヘッダを送信する設定方法に

ついて教えてください。」

11401 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 環境定義ファイル(httpd.conf)において、

&lt;Location&gt;ディレクティブにワイルドカード(*)を

使用して、"/特定のディレクトリ/*" とした場合、サブディレ

クトリもアクセス制御の対象にすることができますか?

できません。&lt;Location&gt;ディレクティブで使用するワイルドカード(*)は'/'を有効とし

ないため、サブディレクトリ配下を対象としません。前方一致のURLで、サブディレクトリまで設

定の対象としたい場合は、&lt;Location&gt;ディレクティブではなく、

&lt;LocationMatch&gt;ディレクティブを使用してください。なお、&lt;Location /&gt;と指定

した場合は、すべてのディレクトリをアクセス制御の対象とすることができます。

11402 Interstage Application Server 運用/保守 環境定義ファイル(httpd.conf)にリクエストに該当する

&lt;Location&gt;セクションを複数設定した場合、どの

設定が有効になりますか?

&lt;Location&gt;セクションは、環境定義ファイル(httpd.conf)に書かれている順に処理

され、ディレクティブごとに最後に出現した設定が有効になります。

11403 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 環境定義ファイル(httpd.conf)でUserディレクティブと

Groupディレクティブを初期値のnobodyから変更する際

の留意点について教えてください。

Webアプリケーションの運用を行っている場合には、以下のマニュアルを参照して通信プロセス

に対する権限を設定してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server

 Interstage HTTP Server 運用ガイド V9.3

  第3章 環境設定

   3.2 環境定義ファイル

    3.2.25 通信プロセスに対する権限の設定(Solaris/Linux)

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してく

ださい。

Interstage証明書環境におけるSSL通信を行う場合には、証明書・鍵管理環境の所有グ

ループ(scsmakeenv -gオプションにて指定)とWebサーバの実行グループを一致させてくだ

さい。

Webサーバ上の資源(DocumentRoot、Alias、ScriptAlias)について、実行ユーザー/グ

ループに対するアクセス権限を設定してください。

11404 Interstage Application Server 運用/保守 グローバルコンテキストとバーチャルホストの両方にIPアクセ

スコントロールやパスワードファイルによるユーザー認証を

設定し、バーチャルホストにアクセスした場合、どちらの設

定が有効になりますか?

バーチャルホストの設定が有効になります。バーチャルホストに設定されていないディレクティブ

については、グローバルコンテキストの設定が有効になります。

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11405 Interstage Application Server 運用/保守 同一のWebブラウザから複数の要求を連続して行ってい

ますが、ihsdispコマンドで表示される「requests

currently being processed」の値が2より多く増えない

のはなぜですか?

1つのWebブラウザが同時に使用するコネクションは、Webブラウザの仕様に依存します。連

続して要求を発生させたとしても、Webブラウザのコネクションの上限数が2であれば、

「requests currently being processed」の値が2より多くなることはありません。

11406 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage動作環境定義ファイルに記載されているキー

ワード「FJapache」の初期値は「J」が大文字ですが、小

文字に変更して初期化してしまいました。初期化は正常

に終了しています。これによって、Interstage HTTP

Serverに影響があるか教えてください。

Interstage動作環境定義ファイル内のキーワードに指定されている英字の大文字/小文字

は区別されないため、「FJapache」の「J」の部分を小文字で記載したとしても影響はありませ

ん。

なお、設定内容に指定されている英字の大文字/小文字は区別されます。

Interstage動作環境定義ファイルは、以下のファイルです。

Windows

C:¥Interstage¥td¥etc¥isreg¥isinitdef.txt

Solaris

/opt/FSUNtd/etc/isreg/isinitdef.txt

Linux

/opt/FJSVtd/etc/isreg/isinitdef.txt

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server 運用ガイド(基本編) V9

  付録H Interstage動作環境定義

   H.1 記述形式

 Interstage Application Server 運用ガイド(基本編) V9

  付録G Interstageシステム定義

   G.1 記述形式

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。11407 Interstage Application Server 運用/保守 特定のIPアドレス以外からのアクセスがあった場合に、

Sorry画面などへリダイレクトすることはできますか?

できます。

特定のIPアドレス以外からのアクセスに対しては、「403」のステータスコードが通知されます。

環境定義ファイル(httpd.conf)において、ErrorDocumentディレクティブを使用して、

「403」が通知された際に特定のドキュメントへリダイレクトする設定を行ってください。

ErrorDocumentディレクティブの詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server V9.3

 Interstage HTTP Server 運用ガイド

  付録A ディレクティブ一覧

   A.44 ErrorDocument

なお、上記以外の製品バージョン/レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照し

てください。

11408 Interstage Application Server 運用/保守 Servletサービスのアプリケーションに対してアクセス制御

(ユーザー認証/IPアクセスコントロール/オンライン照

合機能)を設定できますか?

設定できます。

ServletサービスのアプリケーションのURLに対してアクセス制御を設定する場合は、環境定義

ファイル(httpd.conf)において、&lt;location&gt;セクションを使用して設定します。

ServletサービスのアプリケーションのURL「/j2eesample」に対して、パスワードファイル

「password.txt」に登録されているユーザーのアクセスだけを許可する場合の設定例(V9以

降)を以下に示します。

Windows

LoadModule auth_module "C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_auth.so"

&lt;Location&nbsp;&nbsp;/j2eesample&gt;

 AuthUserFile "C:/Interstage/F3FMihs/servers/FJapache/conf/password.txt"

 AuthName "Secret directory"

 AuthType Basic

 Require valid-user

&lt;/location&gt;

Solaris/Linux

LoadModule auth_module "/opt/FJSVihs/modules/mod_auth.so"

&lt;Location&nbsp;&nbsp;/j2eesample&gt;

 AuthUserFile "/opt/FJSVihs/servers/FJapache/conf/password.txt"

 AuthName "Secret directory"11409 Interstage Application Server 設計/開発 IPアクセスコントロール機能において、同一セグメントから

のアクセスを許可する方法を教えてください。

環境定義ファイル(httpd.conf)において、Allowディレクティブにセグメントを設定して、同

一セグメントからのアクセスを許可します。

クライアントのIPアドレスがセグメント「192.168.1」の場合にアクセスを許可する設定例を以

下に示します。

 &lt;Location /secret&gt;

  Order deny,allow

  Deny from all

  Allow from 192.168.1

 &lt;/Location&gt;

Page 187: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11410 Interstage Application Server 設計/開発 IPアクセスコントロール機能において、特定のIPアドレスお

よび特定のドメインからのアクセスを許可する方法を教え

てください。

環境定義ファイル(httpd.conf)において、AllowディレクティブにIPアドレスおよびドメインを

設定して、指定したIPアドレスおよびドメインからのアクセスを許可します。

クライアントのIPアドレス「192.168.1.1」およびドメイン「allow-domain.com」からのアクセス

を許可する設定例を以下に示します。

 &lt;Location /secret&gt;

  Order deny,allow

  Deny from all

  Allow from 192.168.1.1

  Allow from allow-domain.com

 &lt;/Location&gt;

11411 Interstage Application Server 運用/保守 IPアクセスコントロール機能において、アクセス許可を設

定したIPアドレス/ドメイン以外、またはアクセス拒否を

設定したIPアドレス/ドメインからアクセスした場合、どの

ように動作するかを教えてください。

アクセス許可を設定したIPアドレス/ドメイン以外、またはアクセス拒否を設定したIPアドレス

/ドメインからアクセスした場合、クライアントにステータスコード“403”(Forbidden)で応答

します。

11412 Interstage Application Server 運用/保守 アクセスログの出力項目をカンマで区切って出力すること

ができますか?

できます。

環境定義ファイル(httpd.conf)において、アクセスログの出力をカンマで区切る設定例を

以下に示します。

 LogFormat "%h,%l,%u,%t,¥"%r¥",%&gt;s,%b,%A:%p,%{Host}i,%P,%S,

 %{UNIQUE_ID}e" combined

11413 Interstage Application Server 運用/保守 アクセスに対して、リクエストを受け付けてから処理が完了

するまでの時間を確認する方法を教えてください。

アクセスログによりリクエストを受け付けてから処理が完了するまでの時間を確認できます。

アクセスログの出力フォーマットが初期状態の場合、以下の形式で出力されます。「処理時

間」(秒.ミリ秒)で確認してください。

「ホスト名 ユーザ名識別 ユーザ名 日時 "リクエスト" ステータスコード データ転送量 Web

サーバのIPアドレス:ポート番号 Hostヘッダ プロセスID 処理時間 リクエストID」

11414 Interstage Application Server 運用/保守 ネームベースのバーチャルホストにおいて、リクエストが

ServerNameディレクティブで切り分けられない場合、どの

バーチャルホストで処理されますか?

環境定義ファイル(httpd.conf)で設定されているネームベースのバーチャルホストの中で、

先頭のバーチャルホストでリクエストが処理されます。

11415 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP ServerとApache HTTP Serverのアク

セスログにおいて、出力できる項目に差異はありますか?

差異はありません。

11416 Interstage Application Server 構築(導入/移行) リバースプロキシ機能で、プロキシサーバに対する認証情

報である「Proxy-Authorization」ヘッダフィールドを接続

先に転送することはできますか?

できません。HTTP/1.1のプロトコル仕様規約であるRFC2616 13.5.1に記載があるように、プ

ロキシサーバは、プロキシサーバに対する認証情報である「Proxy-Authorization」ヘッダフィー

ルドを接続先に転送しません。

11417 Interstage Application Server 運用/保守 mod_statusモジュール、およびmod_infoモジュールは利

用できますか?また、性能への影響はありますか?

どちらも利用できます。また、性能には影響ありません。

HTTP通信時は、コネクション単位で通信プロセス(注)を一つ占有しますので、サーバ情

報の収集時も同様にそれぞれ通信プロセスが1つ占有されます。したがって最大同時接続数

は、上記のサーバ情報の収集分と業務で必要な分を加算して設計する必要があります。最

大同時接続数に到達しない範囲では、通信プロセスはそれぞれ独立して処理されるため、

性能には影響ありません。

(注)Windowsの場合は通信スレッド

11418 Interstage Application Server 運用/保守 Acrobat Reader利用時、PDFファイル内に日本語が含

まれているリンク先URLにアクセスした場合、初回はUTF-

8でURLが送られますが、2回目以降(バイトサービング

機能による要求)では、Shift-JISでURLが送信されま

す。Interstage HTTP Serverは、文字コードUTF-8以

外のURLを扱うことができますか?

文字コードUTF-8以外のURLを扱うことはできません。

11419 Interstage Application Server 運用/保守 ログファイルが切り替わったときに、イベントログ、システムロ

グにメッセージを出力しますか?

出力しません。

11420 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 多段のフォワードプロキシ環境において、プロキシサーバに

対する認証情報である「Proxy-Authorization」ヘッダ

フィールドを、後続のプロキシサーバに転送することはでき

ますか?

できません。HTTP/1.1のプロトコル仕様規約であるRFC2616の13.5.1に記載があるように、

プロキシサーバは、プロキシサーバに対する認証情報である「Proxy-Authorization」ヘッダ

フィールドを接続先には転送しません。

11421 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 環境定義ファイル(httpd.conf)をほかのホストから流

用したいのですが、他ホストの環境定義ファイルを自ホス

トの環境定義ファイルに上書きすることはできますか?

できます。環境定義ファイル(httpd.conf)内に、ホスト名やIPアドレスなどのホスト固有情

報がないか確認し、必要に応じて変更してください。なお、環境定義ファイルの設定を有効に

するためには、Interstage HTTP Serverを再起動してください。

11422 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Aliasディレクティブで仮想ディレクトリとして定義したディレ

クトリに必要な権限を教えてください。

対象のディレクトリに、以下のユーザーに対して読み取り権限を設定してください。

Windows

システムアカウント

Solaris、Linux

Userディレクティブの設定値(初期値:nobody)

11423 Interstage Application Server 構築(導入/移行) &lt;Location&gt;セクションの設定数の上限はあります

か?

設定数の上限はありません。

11424 Interstage Application Server 運用/保守 運用中に再起動した場合、キューに蓄積されたリクエスト

はどのように処理され、クライアントには何が通知されます

か?

再起動を行った場合、キュー待ちのリクエストは破棄し、HTTPステータスコードは通知しませ

ん。

11425 Interstage Application Server 運用/保守 環境定義ファイル(httpd.conf)に複数の

&lt;Directory&gt;セクションが定義されています。アクセ

ス先に一致する&lt;Directory&gt;セクションが複数ある

場合、どのような順番で評価されますか?

環境定義ファイル内の指定位置に関係なく、&lt;Directory&gt;ディレクティブで指定したディ

レクトリ名が、短いものから長いものへと順番に評価されます。

11426 Interstage Application Server 構築(導入/移行) アクセス先が一致する&lt;Location&gt;セクションと

&lt;Directory&gt;セクションにおいて、同一ディレクティブ

が定義された場合、どちらの定義が優先されますか?

&lt;Location&gt;セクションが優先されます。

11427 Interstage Application Server 構築(導入/移行) アクセス先が一致する&lt;Directory&gt;セクションと

&lt;Files&gt;セクションにおいて、同一ディレクティブが定

義された場合、どちらの定義が優先されますか?

&lt;Files&gt;セクションが優先されます。

11428 Interstage Application Server 構築(導入/移行) アクセス先が一致する&lt;Location&gt;セクションと

&lt;Files&gt;セクションにおいて、同一ディレクティブが定

義された場合、どちらの定義が優先されますか?

&lt;Location&gt;セクションが優先されます。

11429 Interstage Application Server 運用/保守 フォワードプロキシ機能で、接続先のサーバがダウンしてい

た場合の動作について教えてください。

クライアントに対し「502 Bad Gateway」の応答コードを返却します。

11430 Interstage Application Server 運用/保守 リバースプロキシ機能で、接続先のサーバがダウンしていた

場合の動作について教えてください。

クライアントに対し「502 Bad Gateway」の応答コードを返却します。

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11431 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage証明書環境を使用したSSLの運用中に、サ

イト証明書の有効期限が切れた場合、一時的に期限が

切れたサイト証明書で運用を継続することはできます

か?

できません。

Webサーバ運用中であっても、サイト証明書の有効期限が切れた場合、エラーログに以下の

メッセージを出力し、クライアントにSSL通信ができないことを通知します。

サイト証明書を入れ替えてください。

V9

IHS: ERROR: ihs00504: SSL: The site certificate has expired.

V8/V7/V6

IHS: ERROR: ihs66003: SSL: site certificate(%s1) expired

%s1: 証明書ニックネーム

11432 Interstage Application Server 運用/保守 SMEEコマンドによる証明書/鍵管理環境を使用した

SSLの運用中に、サイト証明書の有効期限が切れた場

合、一時的に期限が切れたサイト証明書で運用を継続

できますか?

継続できません。

Webサーバ運用中であっても、サイト証明書の有効期限が切れた場合、エラーログに以下の

メッセージを出力し、クライアントにSSL通信ができないことを通知します。サイト証明書を入

れ替えてください。

V9

IHS: ERROR: ihs00504: SSL: The site certificate has expired.

V8/V7/V6/V5

IHS: ERROR: ihs66003: SSL: site certificate(%s1) expired

%s1: 証明書ニックネーム

11433 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 複数のバーチャルホストを作成し、それぞれのバーチャルホ

ストに異なる「SMEEコマンドによる証明書/鍵管理環境」

を設定できますか?

設定できません。

ただし、V9以降の場合、複数のWebサーバを構築し、それぞれのWebサーバに対して異なる

「SMEEコマンドによる証明書/鍵管理環境」を設定できます。

「SMEEコマンドによる証明書/鍵管理環境」の設定方法は、以下のマニュアルを参照してくだ

さい。

 セキュリティシステム運用ガイド V9

  第13章 Interstage HTTP ServerでSSLを利用する方法

11434 Interstage Application Server 運用/保守 リクエスト行にHTTP/1.1などのHTTPバージョンがない場

合、WebサーバはHTTPヘッダを認識できますか?

認識できません。RFC1945の規約通り、リクエスト行のHTTPバージョンが省略されている場

合、WebサーバはHTTP/0.9のリクエストとして処理します。HTTP/0.9にはHTTPヘッダはあり

ません。

11435 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 環境定義ファイル(httpd.conf)のThreadsPerChild

ディレクティブには何を設定しますか?

同時に接続できるコネクションの最大数を設定します。

11436 Interstage Application Server 構築(導入/移行) リクエストボディの最大サイズを制限できますか? できます。環境定義ファイル(httpd.conf)のLimitRequestBodyディレクティブにリクエスト

ボディの最大サイズ(バイト数)を設定し、Interstage HTTP Serverを再起動してくださ

い。

11437 Interstage Application Server 運用/保守 環境定義ファイル(httpd.conf)を手動で編集した場

合、Interstage管理コンソールで変更内容を有効にする

方法を教えてください。

Interstage管理コンソールの[システム]>[サービス]>[Webサーバ] 画面でWeb

サーバを再起動することにより有効になります。

11438 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverにおいて、「ihs66999: SSL:

unexpected error (SSL_Read,00700002,

00020014)」が出力されました。原因と対処方法を教え

てください。

[メッセージの意味]クライアントから不正なデータを受信したため、クライアントにAlertメッ

セージを送信しました。[原因]データ改ざん検証(MAC検証)で異常を検知したためで

す。[対処方法]Webサーバ側で対処を行う必要はありません。クライアントが正しくデータ

を送っていることを確認するか、または、中継機(Proxyなど)を含めネットワーク環境を調

査してください。

11439 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP Serverを複数起動できますか? 複数起動はできません。ただし、バーチャルホスト機能を利用することにより、仮想的に複数

のWebサーバを運用できます。

11440 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverにおいて、「ihs20654:

(10048)通常、各ソケット アドレスに対してプロトコル、

ネットワーク アドレス、またはポートのどれか 1 つだけを使

用できます。: make_sock: Could not bind to port

80」が出力されました。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[メッセージの意味]

Interstage HTTP Server起動時、ソケットに対してポート番号80の割り当てが失敗しまし

た。

[原因]

ほかのサービスでポート番号80が使用されています。

[対処]

以下のどちらかの対処を行い、Webサーバを再起動してください。

以下の方法でWebサーバのポート番号を変更してください。

環境定義ファイル(httpd.conf)のPortディレクティブまたはListenディレクティブに設定され

ている「80」を別のポート番号に変更します。

以下の方法でポート番号が重複しているアプリケーションを終了してください。

コマンドプロンプトで「netstat -ano」を実行し、ポート番号80を使用するプロセスのプロセス

IDを確認します。

タスクマネージャの「プロセス」タブで、1.で特定したプロセスIDに対応するプロセス名を確認し

ます。

サービス等で、2.で特定したプロセスのアプリケーションを停止します。

11441 Interstage Application Server 構築(導入/移行) インストール時に設定したInterstage HTTP Serverの

ポート番号を変更する方法を教えてください。

環境定義ファイル(httpd.conf)の以下のディレクティブを変更してください。V9Listenディレ

クティブV8,V7,V6,V5Portディレクティブ

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11442 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP ServerとオープンソースのTomcat5.5

は連携できますか?

連携できません。なお、V9より、Interstage HTTP Serverと連携できるTomcat5.5ベースの

Servletサービスを提供しています。

11443 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 「http://ホスト名/manual」にアクセスした場合に

Apacheのマニュアルを表示しないようにする方法を教えて

ください。

以下のディレクトリを別ディレクトリに移動するか、削除してください。

Windows

C:¥Interstage¥F3FMihs¥htdocs¥manual

(インストールパスはデフォルト)

Solaris/Linux

/opt/FJSVihs/htdocs/manual11444 Interstage Application Server 構築(導入/移行) HTTP通信とHTTPS通信を同一Webサーバ上で行うこと

はできますか?

できます。メインホストおよびバーチャルホストにより、HTTP通信を行うホストとHTTPS通信を

行うホストを、IPアドレスまたはポート番号で分けて設定してください。

11445 Interstage Application Server 運用/保守 アクセスログのログローテーションについて、デフォルトの設

定値を教えてください。

デフォルトの設定値は以下のとおりです。

ローテーションの単位: ファイルサイズ単位

ファイルサイズ: 1Mバイト単位

ファイル数の上限値: 5個11446 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V8以前で使用していた

httpd.confをInterstage Application Server V9の環

境にコピーして、Interstage HTTP Serverを移行できま

すか?

移行できません。

httpd.confのコピーによるInterstage HTTP Serverの移行は動作保証外です。以下のマ

ニュアルに従い、Interstage HTTP Serverの移行を行ってください。

 Interstage Application Server 移行ガイド

  第4章 旧機能から新機能への移行方法

   4.1 Interstage HTTP Server(Apache 2.0ベース)への移行

    4.1.1 8.0以前のInterstage HTTP Server(Apache 1.3ベース)からの移行

11447 Interstage Application Server 運用/保守 DocumentRootにNFSサーバ上のマウントポイントを指定

する場合の注意事項を教えてください。

注意事項は以下のとおりです。Webサーバ運用中は常にNFSサーバへのアクセスを可能にし

ておく必要があります。Webサーバ起動前にNFSサーバが正常に起動されていることを確認

し、またWebサーバ運用中はNFSサーバにアクセスできなくなるような操作(NFSサーバの電

源断など)を行わないでください。

11448 Interstage Application Server 運用/保守 ServerNameディレクティブにはどのようなホスト名を指定

すればいいですか?

ServerNameディレクティブには、クライアントへ公開するホスト名を指定してください。

ServerNameディレクティブは、名前ベースのバーチャルホストを利用する場合に、要求を受

け付けるバーチャルホストの振り分けに利用したり、リダイレクト時に再要求するURLのホスト

名として利用されます。また、環境変数「SERVER_NAME」に設定され、CGIや動的コンテン

ツから参照できます。

11449 Interstage Application Server 運用/保守 アクセスログで、どのリクエストで処理に時間がかかっている

のかを確認する方法を教えてください。

V9

LogFormatディレクティブに%D、%S、または%Tを指定することにより、アクセスログにリクエス

トを受け付けてから処理が完了するまでの時間を出力することができます。

%Dはマイクロ秒単位、%Sはミリ秒単位、%Tは秒単位でリクエスト処理時間を出力しま

す。

なお、初期状態では%Sが指定されています。

V8、V7、V6、V5

LogFormatディレクティブに%Tを指定することにより、アクセスログにリクエストを受け付けてか

ら処理が完了するまでの時間を秒単位で出力することができます。

11450 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server Standard-J Editionに

おいて、Interstage HTTP Serverの起動をInterstage

の起動に連動させたいのですが、Interstage管理コン

ソールを使用せずに設定する方法はありますか?

ありません。Interstage管理コンソールを使用して設定してください。

11451 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 環境定義ファイルの文法チェック(apachectl

configtest)を実行したところ、usageメッセージが出力

されました。対応していますか?

対応していません。Interstage HTTP Server起動時に文法チェックを行いますので、実際に

起動して確認してください。

11452 Interstage Application Server 運用/保守 ihs66003のメッセージが出力され、Interstage HTTP

Serverの起動に失敗します。原因と対処方法を教えてく

ださい。

[メッセージの意味]

サイト証明書の有効期限が切れていることが原因です。

[原因]

サイト証明書の有効期限が切れています。

[対処方法]

認証局(証明書発行局)にサイト証明書の発行を依頼して、新しいサイト証明書を再登

録してください。

なお、サイト証明書の有効期限は、以下の方法で確認できます。

V8、V7、V6

Interstage証明書環境を使用している場合

Interstage管理コンソールの[セキュリティ]>[証明書]>[サイト証明書]をクリック

します。

表示された[証明書:サイト証明書]画面の[有効期間]を確認します。

V8、V7、V6、V5

SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境を使用している場合

cmdspcertコマンドを使用して確認します。

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11453 Interstage Application Server 構築(導入/移行) ネームベースのバーチャルホストを追加する場合、バーチャ

ルホストごとにListenディレクティブおよび

NameVirtualHostディレクティブを追加する必要はありま

すか?

不要です。ネームベースのバーチャルホストを追加する場合は、&lt;VirtualHost&gt;ディレク

ティブを追加し、追加した&lt;VirtualHost&gt;セクション内のServerNameディレクティブに、

ほかのバーチャルホストとは異なるホスト名を指定してください。

11454 Interstage Application Server 運用/保守 ihs00018が出力されました。ポート番号の重複を確認す

る方法を教えてください。

以下のコマンドを実行すると、プロセスIDとそのプロセスが利用しているポート番号が表示され

ます。重複している場合は、そのプロセスのサービスを終了させるか、環境定義ファイル

(httpd.conf)において、Listenディレクティブに異なるIPアドレスおよびポート番号、または

ポート番号を設定してください。

Windows

netstat -ano

Solaris

sh -c 'for pid in `ps -aeo pid | grep -v PID`; do pfiles ${pid} | egrep

"^${pid}:|sockname:"; done'

Linux

netstat -anp

11455 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverのセキュリティ診断において、

128ビット未満の長さで定義される弱い暗号化キーをサ

ポートしていると指摘を受けました。対処方法を教えてく

ださい。

以下のどちらかにより、128ビット以上の暗号化方法を指定してください。Interstage管理コ

ンソール(V6以降)の[システム]>[セキュリティ]>[SSL]>[SSL定義名]>

[詳細設定]>[暗号化方法]画面環境定義ファイル(httpd.conf)の

SSLCipherSuiteディレクティブ

11456 Interstage Application Server 構築(導入/移行) mod_bwshareまたはmod_limitipconnをサポートしてい

ますか?

サポートしていません。Interstage HTTP Serverでは、富士通製品で提供しているプラグイ

ンモジュールだけ使用できます。なお、Interstage HTTP Serverのサポート対象外のプラグイ

ンモジュールを導入した場合は、Interstage HTTP Server全体の動作についてもサポート対

象外です。

11457 Interstage Application Server 設計/開発 拡張モジュールを導入するためのツール(apxs)を提供

していますか?

提供していません。Interstage HTTP Serverでは、お客様が独自に開発されたプラグインモ

ジュールはサポートできません。富士通製品で提供しているプラグインモジュールだけ使用でき

ます。なお、サポート対象外のプラグインモジュールを導入した場合は、Interstage HTTP

Server全体の動作についてもサポート対象外です。

11458 Interstage Application Server 構築(導入/移行) エラーログファイルの出力先に、Apache HTTP Serverで

指定できる“syslog”を指定することはできますか?

できません。

11459 Interstage Application Server 構築(導入/移行) mod_securityをサポートしていますか? サポートしていません。Interstage HTTP Serverでは、mod_securityなどを含むサードパー

ティのプラグインモジュールはサポートしていません。富士通製品で提供しているプラグインモ

ジュールだけ使用できます。なお、Interstage HTTP Serverのサポート対象外のプラグインモ

ジュールを導入した場合は、Interstage HTTP Server全体の動作についてもサポート対象

外です。

11460 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage HTTP ServerとほかのWebサーバ(Apache

HTTP Serverなど)を共存できますか?

できます。ただし、1つのポート番号を複数のWebサーバで利用できません。必ずWebサーバ

ごとに異なるポート番号を設定してください。

11461 Interstage Application Server 構築(導入/移行) グローバルコンテキストに設定している以下のディレクティブ

の内容は、バーチャルホストへ引き継がれますか?

CustomLogディレクティブErrorDocumentディレクティブ

ErrorLogディレクティブOptionsディレクティブ

引き継がれます。グローバルコンテキストの設定とは異なる設定をバーチャルホストで行う場合

は、&lt;VirtualHost&gt;セクション内にディレクティブを設定してください。

11462 Interstage Application Server 運用/保守 CGIプロセスの実行権限を変更する方法を教えてくださ

い。

環境定義ファイル(httpd.conf)において、UserディレクティブやGroupディレクティブを指定

することで、Interstage HTTP Serverが生成するCGIプロセスの実行権限を指定できます。

11463 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage管理コンソールからバーチャルホストを作成し

た場合、自動的に環境定義ファイル(httpd.conf)にも

バーチャルホストの設定が反映されますか?

反映されます。

11464 Interstage Application Server 運用/保守 ユーザーが作成したWebアプリケーションによるログイン画

面が表示されるまでに時間がかかる場合があります。原

因と対処方法を教えてください。

[原因]

ihsdispコマンドの表示結果で、「requests currently being processed」の値が

Interstage HTTP Serverの”クライアントの同時接続数”の設定値に達していた場合、ログ

インのためのリクエストがオペレーティングシステム内にキューイングされ、処理待ちによって遅延

が発生している可能性があります。

[対処方法]

以下のどちらかの方法より、”クライアントの同時接続数”の設定値を見直してください。

Interstage管理コンソールを使用する場合

V9

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[Webサーバ名]>[環境設定] の

クライアントの同時接続数を見直します。

V8

[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[環境設定] のクライアントの同時接

続数を見直します。

環境定義ファイル(httpd.conf)を編集する場合

V9 / V8

Windows

11465 Interstage Application Server 運用/保守 CGI用プロセスを常駐化する方法を教えてください。 CGI用プロセスを常駐化する方法はありません。CGIプログラムに対するリクエストを受信した

場合、Interstage HTTP Serverのプロセス(Windowsの場合はデーモンプロセス、

Solaris/Linuxの場合は通信プロセス)から新たにCGI用プロセスを生成し、そのプロセス上

でCGIプログラムを実行します。なお、CGIプログラムが終了すると、CGI用プロセスも終了しま

す。

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11466 Interstage Application Server 運用/保守 ログファイルを圧縮したあと、ログが出力されなくなりまし

た。原因と対処方法を教えてください。

[原因]圧縮によりログファイル名が変名され、ログの出力先がなくなったためです。[対処

方法]Interstage HTTP Serverを再起動してください。ログファイルはログ出力時に作成さ

れます。

11467 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage HTTP Serverを再起動した場合、サーバで

受信済みのHTTPリクエストに対して、HTTPレスポンスは

返却されますか?

返却されません。HTTPリクエストは、再起動時の処理状態によりそれぞれ以下のとおり破棄

されます。Interstage HTTP Serverで処理中のHTTPリクエストは、停止時にInterstage

HTTP Serverがコネクションを切断し、OSにより破棄されます。その際、サーバからクライアント

にFINが送信されます。その後の動作はクライアントに依存します。OS内にキューイングされた

HTTPリクエストは、停止時にOSにより破棄されます。その際、サーバからクライアントにRSTが

送信されます。その後の動作はクライアントに依存します。

11468 Interstage Application Server 運用/保守 MaxSpareServersディレクティブ&nbsp;>

MinSpareServersディレクティブの場合、待機中の通信

プロセス数がMaxSpareServersディレクティブの値より多く

なったあと、何らかのタイミングでMinSpareServersディレ

クティブの値まで縮退されることはありますか?

ありません。待機状態の通信プロセスは、MaxSpareServersディレクティブの値までは縮退さ

れますが、MinSpareServersディレクティブの値まで縮退されることはありません。

MinSpareServersディレクティブは、通信プロセスの拡張に関する設定です。

11469 Interstage Application Server 運用/保守 通信プロセス(httpd)は、どのようなタイミングで削除さ

れますか?

Interstage HTTP Serverのデーモンプロセスが通信プロセス数を監視しており、待機中の通

信プロセス数がMaxSpareServersディレクティブの値より多くなった場合に通信プロセスを削

除します。

11470 Interstage Application Server 運用/保守 通信プロセス(httpd)は、どのようなタイミングで生成さ

れますか?

Interstage HTTP Serverのデーモンプロセスが通信プロセス数を監視しており、待機中の通

信プロセス数がMinSpareServersディレクティブの値より少なくなった場合に通信プロセスを生

成します。

11471 Interstage Application Server 運用/保守 通信プロセス(httpd)数を固定にする方法を教えてく

ださい。

以下のディレクティブにすべて同じ値を設定することで、通信プロセス(httpd)数は増減し

ません。 MaxClients MaxSpareServers MinSpareServers StartServers

11472 Interstage Application Server 運用/保守 プロセス(httpd)の動作権限を教えてください。 Interstage HTTP Serverのhttpdプロセスには、「デーモンプロセス」と「状態表示デーモンプ

ロセス(V8以降)」、「通信プロセス」があります。「デーモンプロセス」と「状態表示デーモンプ

ロセス」は、rootで動作し、「通信プロセス」は、環境定義ファイル(httpd.conf)内の

User/Groupディレクティブで指定されたユーザー/グループ権限で動作します。

11473 Interstage Application Server 構築(導入/移行) ブラウザからパスを指定せずにアクセスした場合に出力さ

れるデフォルトのInterstage HTTP Serverのページを表

示させない方法を教えてください。

初期状態では、DocumentRootディレクティブで指定したディレクトリに、デフォルトのページが

格納されています。Webサーバの運用に応じて、不要なデフォルトのページを削除するか、ま

たはDocumentRootディレクティブで指定するディレクトリを変更してください。

11474 Interstage Application Server 運用/保守 ihsdispコマンドの「処理中のリクエスト数」は、Webサーバ

においてリクエストの受信から応答までを1件としてカウント

しますか?

いいえ。「処理中のリクエスト数」は、コネクションの接続から解放までを1件としてカウントしま

す。

11475 Interstage Application Server 運用/保守 アクセスログ上のリクエスト数に対して、ihsdispコマンドの

「処理中のリクエスト数」が多いのはなぜですか?

以下の可能性が考えられます。

Webアプリケーションなどサーバ側の処理時間が長い場合、ihsdispコマンドには「処理中のリ

クエスト数」としてカウントされますが、応答前のため、アクセスログには出力されません。

コネクション接続後からリクエスト受信前は、ihsdispコマンドには「処理中のリクエスト数」とし

てカウントされますが、応答前のため、アクセスログには出力されません。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11474" answer_id="11474" /&gt;

「Interstage HTTP Serverのihsdispコマンドの「処理中のリクエスト数」について教えてくださ

い。」

11476 Interstage Application Server 運用/保守 負荷分散対象サーバ経由での要求が、Interstage

Application Serverへ振分けられていることを確認したい

のですが、Interstage HTTP Serverにリクエストがあった

ことを確認できるログはありますか?

あります。Interstage HTTP Serverへの要求については、アクセスログで確認することができ

ます。

11477 Interstage Application Server 構築(導入/移行) バーチャルホストでHTTP TRACEメソッドを無効化する方

法を教えてください。

バーチャルホストごとに以下の設定を追加してください。

 RewriteEngine On

 RewriteCond %{REQUEST_METHOD} ^TRACE

 RewriteRule .* - [F]

(注意)

mod_rewriteモジュールのLoadModuleおよびAddModuleディレクティブの定義を確認してく

ださい。環境定義ファイル(httpd.conf)の初期設定の定義位置でディレクティブが有効と

なっている場合は、コメント行(無効)とし、ほかのモジュールより処理を優先させるため、す

べてのLoadModuleディレクティブの定義の最後尾にmod_rewriteモジュールの定義を追加

してください。

11478 Interstage Application Server 運用/保守 起動確認にihsdispコマンドを使用しています。

Interstage HTTP Serverの動作状態は起動中は

Running、停止時はStoppedと出力されますが、それ以

外の状態はありますか?

ありません。

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11479 Interstage Application Server 構築(導入/移行) ihs01011が出力されます。原因と対処方法を教えてくだ

さい。IHS: ERROR: ihs01011: There is an error in

the Web server environment definition file.

Detail=(82-160:0:11:0:0:1-0-0)

Message=(Syntax error on line xxx of

/opt/FJSVihs/servers/FJapache/conf/httpd.conf:In

valid command 'Header', perhaps mis-spelled or

defined by a module not included in the server

configuration) [FJapache]

[メッセージの意味]

Webサーバの環境定義ファイルに誤りがあります。

[原因]

Headersディレクティブが設定されているにもかかわらず、以下の行がコメント行として定義さ

れているためです。

Windows

#LoadModule headers_module

"C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_headers.so"

Solaris/Linux

#LoadModule headers_module "/opt/FJSVihs/modules/mod_headers.so"

[対処方法]

ハッシュマーク(#)を取り除いて、Interstage HTTP Serverを再起動してください。

Windows

LoadModule headers_module "C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_headers.so"

Solaris/Linux

LoadModule headers_module "/opt/FJSVihs/modules/mod_headers.so"

11480 Interstage Application Server 構築(導入/移行) AliasディレクティブのURLパスにWebアプリケーション名を

指定した場合、Aliasディレクティブの設定は有効です

か?

Aliasディレクティブの設定は無効です。指定したURLパスにアクセスした場合、Webアプリケー

ションとして処理されます。

11481 Interstage Application Server 運用/保守 運用中に誤ってログファイルを削除してしまい、その後、ロ

グが出力されません。復旧方法を教えてください。

Interstage HTTP Serverを再起動してください。再起動後はログが出力されます。

11482 Interstage Application Server 運用/保守 クライアントとの最大同時接続数を超過した場合の動作

について教えてください。

クライアントとの最大同時接続数を超過した場合の動作は以下の通りです。

■クライアントとの同時接続数について

Windows

V9

同時接続数がThreadsPerChildディレクティブの設定値を超過する場合、クライアントからの

接続要求はオペレーティングシステム内にキューイングします。

ThreadsPerChildディレクティブ値を超過した際に、以下のメッセージをエラーログに出力しま

す。

「Server ran out of threads to serve requests. Consider raising the

ThreadsPerChild setting」

V8/V7/V6/V5

同時接続数がThreadsPerChildディレクティブの設定値を超過する場合、クライアントからの

接続要求はデーモンプロセス内にキューイングします。

メッセージ出力は行いません。

Solaris/Linux

同時接続数がMaxClientsディレクティブの設定値を超過する場合、クライアントからの接続

要求はオペレーティングシステム内にキューイングします。

メッセージ出力は行いません。

11483 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスとは何ですか? OMG(Object Management Group)が規定した分散オブジェクト技術であるCORBA

(Common Object Request Broker Architecture)を採用した通信基盤を提供する

サービスです。プラットフォーム、開発言語に依存しないアプリケーション開発/実行環境を提

供し、相手システムを意識しない通信を実現します。Interstageが提供するCORBAサービス

は、以下のように表記されることがあります。ObjectDirectorODCORBAサービスは、J2EE、

イベントサービス、データベース連携サービスなどの通信基盤としても使用されています。なお、

Java EEのRMI over IIOPはJ2EEなどとは異なり、独自のCORBA通信基盤を使用していま

す。

11484 Interstage Application Server 共通 ネーミングサービスとは何ですか? サーバアプリケーションの情報と名前を管理するサービスです。ネーミングサービスにより、クライ

アントアプリケーションはサーバアプリケーションの位置(どのサーバホストに格納されている

か)を意識せず、サーバアプリケーションに付けた名前でアプリケーションの情報(位置情報

など、アプリケーションを特定するための情報)を取得できます。ネーミングサービスは、

CORBAサービスおよびJava EEで使用されます。CORBAサービスで使用されるネーミングサー

ビスは、以下のように表記されることがあります。NamingServiceJava EEで使用されるネーミ

ングサービスは隠ぺいされており、外部からは見えません。

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11485 Interstage Application Server 共通 インタフェースリポジトリとは何ですか? アプリケーションのインタフェース情報を管理するデータベースです。アプリケーション作成時にイ

ンタフェースが不明な場合でも、アプリケーションの実行時にインタフェースリポジトリから動的に

インタフェース情報を検索することで、サーバ/クライアントアプリケーションと通信できます。イ

ンタフェースリポジトリは、CORBAサービスで使用されます。インタフェースリポジトリには、標準

インタフェース用とValueインタフェース用があります。標準インタフェース用は、動的起動インタ

フェースのCORBAアプリケーションで使用されます。Valueインタフェース用は、EJBアプリケー

ションの配備で使用されます。標準インタフェース用のインタフェースリポジトリは、以下のように

表記されることがあります。InterfaceRepositoryCacheServiceValueインタフェース用のイン

タフェースリポジトリは、以下のように表記されることがあります。

InterfaceRepositoryCacheEService

11486 Interstage Application Server 共通 インプリメンテーションリポジトリとは何ですか? サーバマシン内でのサーバアプリケーションの格納位置(パス)や起動タイプなど、サーバアプ

リケーションに関する情報を管理しています。クライアントアプリケーションからのリクエストは、イ

ンプリメンテーションリポジトリの情報を元に適切なサーバアプリケーションに振り分けられます。

Interstageでは、CORBAサービスに内蔵されています。

11487 Interstage Application Server 共通 イニシャルサービスとは何ですか? CORBAサービスが使用する各サービスのオブジェクトリファレンスを管理するサービスです。オブ

ジェクトリファレンスには各サービスの位置情報(どのサーバホストに存在するか)が含まれて

いるため、イニシャルサービスにアクセスすることで、各サービスの位置情報を取得できます。主

に、ネーミングサービス、インタフェースリポジトリのオブジェクトリファレンスを取得するために使用

されます。Interstageでは、CORBAサービスに内蔵されています。

11488 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスについて、CORBA規約に対する準拠レベ

ルを教えてください。

CORBA2.1, 2.2, 2.3, 2.4について一部準拠です。

CORBAサービスにおいて使用できる機能については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)

11489 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスについて、対応しているGIOPバージョンを

教えてください。

GIOP1.0, 1.1, 1.2に対応しています。ただし、以下の制限事項があります。GIOP1.1の

Fragmentには、対応していません。GIOP1.2のFragmentには、クライアント側では

Interstage V9.1以降で対応しています。また、サーバ側ではInterstage V9.2以降で対応

しています。これより前のバージョンでは対応していません。

11490 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスのコマンドの詳細は、どのマニュアルに記

載されていますか?

以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

V4

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

V3

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル

 第1章 コマンド

V2

INTERSTAGE リファレンスマニュアル

 第1章 コマンド11491 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスのメッセージ(odXXXXX)の詳細は、ど

のマニュアルに記載されていますか?

以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server メッセージ集 V9

 第21章 メッセージ番号がodで始まるメッセージ

V4、V3

INTERSTAGE Application Server メッセージ集 V4

 第4章 メッセージ番号がodで始まるメッセージ

V2

INTERSTAGE メッセージ集 V2

 第4章 メッセージ番号がodで始まるメッセージ

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11492 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスの例外情報やマイナーコードの詳細は、

どのマニュアルに記載されていますか?

以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server メッセージ集 V9

 第33章 CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード

V4

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(API編) V4

 付録C 例外情報/マイナーコード

V3

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル V3

 付録C 例外情報/マイナーコード

V2

INTERSTAGE リファレンスマニュアル V2

 付録E CORBAサービスの例外情報

なお、上記以外の製品レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11493 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスのAPIの詳細は、どのマニュアルに記載さ

れていますか?

以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

V4

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(API編)

V3

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル

 第3章 C言語インタフェース

 第4章 C++言語インタフェース

 第5章 Javaインタフェース

 第6章 COBOLインタフェース

 第7章 OOCOBOLインタフェース

V2

INTERSTAGE リファレンスマニュアル

 第3章 C言語インタフェース

 第4章 C++言語インタフェース

11494 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の詳細

は、どのマニュアルに記載されていますか?

以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server チューニングガイド V9

 付録A CORBAサービスの動作環境ファイル

  A.1 config

V4

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(定義編) V4

 第3章 CORBAサービスの動作環境ファイル

  3.1 config

V3

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル V3

 第2章 定義文法

  2.3 CORBAサービスの動作環境ファイル

   2.3.1 config

V2

INTERSTAGE オペレーションガイド V2

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11495 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスのログの詳細は、どのマニュアルに記載さ

れていますか?

以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server トラブルシューティング集 V9

 第1章 障害調査資料の採取

  1.4 CORBAサービスのログ情報の採取

V5

Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編) V5

 付録D 保守情報の採取

  D.2 ログ採取機能

V4.1

INTERSTAGE Application Server オペレーションガイド V4.1

 第9章 トラブル対処

  9.4 CORBAサービスのログ採取機能

なお、上記以外の製品レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11496 Interstage Application Server 共通 CORBAサービス利用時のシステムパラメタの見積り方法

の詳細は、どのマニュアルに記載されていますか?

以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server チューニングガイド V9

 第3章 システムのチューニング

  3.1 サーバ機能運用時に必要なシステム資源

    3.1.1 CORBAサービスのシステム環境の設定

V4

INTERSTAGE Application Server オペレーションガイド V4

 付録B チューニング

  B.2 システムのチューニング

   B.2.1.1 システムパラメタ

V3

INTERSTAGE Application Server オペレーションガイド V3

 付録B 標準的な環境設定

  B.1 CORBAサービスのシステム環境の設定

   B.1.1 システムパラメタ

11497 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の格納

先を教えてください。

CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の格納先は以下のとおりです。

 Interstageのインストールフォルダ¥Odwin¥etc¥config

11498 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の格納

先を教えてください。

CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の格納先は以下のとおりです。

 /etc/opt/FSUNod/config

マルチシステム運用を行っている場合、configの格納先は以下のとおりです。

 /var/opt/FJSVisas/system/システム名/FSUNod/etc/config

11499 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の格納

先を教えてください。

CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の格納先は以下のとおりです。

 /etc/opt/FJSVod/config

11500 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の設定を

変更しましたが、有効になりません。原因と対処方法を

教えてください。

[原因]設定変更後、Interstageの再起動を行っていない可能性があります。[対処方

法]CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の設定を変更したあとは、以下の手順

でInterstageを再起動してください。isstop -fisstart

11501 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスのコマンドの格納先を教えてください。 CORBAサービスのコマンドの格納先は以下のとおりです。

 Interstageのインストールフォルダ¥Odwin¥bin

なお、Interstageインストール時に、上記フォルダがシステムのPATH環境変数に設定される

ため、コマンドのパスを意識することなく実行できます。

11502 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスのコマンドの格納先を教えてください。 CORBAサービスのコマンドの格納先は以下のとおりです。

 /opt/FSUNod/bin

11503 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスのコマンドの格納先を教えてください。 CORBAサービスのコマンドの格納先は以下のとおりです。

 /opt/FJSVod/bin

11504 Interstage Application Server 共通 CORBAクライアントアプリケーションで使用されるポート番

号を教えてください。

CORBAクライアントアプリケーションでは、エフェメラルポートを使用します。エフェメラルポートは

基本的には1024以降の番号が使用されますが、OSにより異なります。詳細はOSのマニュア

ルを参照してください。

11505 Interstage Application Server 共通 CORBAサーバアプリケーションで使用されるポート番号を

教えてください。

サーバ側で使用されるポート番号は、デフォルトでは以下のとおりです。

 非SSL通信時: 8002(インストール時に指定できます)

 SSL通信時: 4433(CORBAサービスの動作環境ファイルで指定できます)

なお、CORBAサービスでは、CORBAサービスのデーモンプロセスが一括してクライアントからの

リクエストを受信し、その後にサーバアプリケーションに振り分けます。このため、サーバ側で使

用されるポートは、CORBAサービスのデーモンプロセスが使用するものだけです。

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11506 Interstage Application Server 共通 CORBAサーバアプリケーションごとにポート番号を指定す

る方法はありますか?

サーバアプリケーションごとにポート番号を指定する方法はありません。CORBAサービスでは、

CORBAサービスのデーモンプロセスが一括してクライアントからのリクエストを受信し、そのあと

にサーバアプリケーションに振り分けます。このため、サーバアプリケーションごとにポート番号を

指定する方法はありません。

11507 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのポートを監視することでCORBAサーバ

アプリケーションの異常終了を検出できますか?

できません。CORBAサーバアプリケーションが終了しても、ポートの閉塞は行われません。この

ため、ポートを監視してもサーバアプリケーションの終了は検出できません。

11508 Interstage Application Server 構築(導入/移行) インストール時に指定したCORBAサービスのポート番号を

変更する方法を教えてください。

CORBAサービスのポート番号を変更する場合は、Interstage動作環境定義ファイルの

Corba Port Numberの値を変更し、isinitコマンドを-fオプションで実行してInterstageの強

制初期化を行ってください。また、SolarisおよびLinuxでは、/etc/servicesファイルに登録され

ているCORBAサービスのポートの変更も行ってください。なお、Interstageの強制初期化を実

施した場合、登録済みのネーミングサービス、インタフェースリポジトリなどの情報が初期化さ

れます。

11509 Interstage Application Server 構築(導入/移行) CORBAサービスクライアントをインストールした場合、

CORBAサービスがWindowsのサービスに登録されるか教

えてください。

CORBAサービスクライアントをインストールした場合、CORBAサービスはWindowsのサービス

に登録されません。ランタイムライブラリ、コマンド群がインストールされます。クライアントパッ

ケージで動作するCORBAクライアントアプリケーションは、作成されたCORBAクライアントアプリ

ケーションの実行モジュールを起動することにより実行されます。サービスでは起動されません。

11510 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのサンプルプログラムがインストールされて

いるか確認する方法を教えてください。

以下のフォルダが存在する場合、CORBAサービスのサンプルプログラムがインストールされてい

ます。

 Interstageのインストールフォルダ¥Odwin¥src¥sample11511 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのサンプルプログラムがインストールされて

いるか確認する方法を教えてください。

以下のディレクトリが存在する場合、CORBAサービスのサンプルプログラムがインストールされ

ています。

 /opt/FSUNod/src/samples11512 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのサンプルプログラムがインストールされて

いるか確認する方法を教えてください。

以下のディレクトリが存在する場合、CORBAサービスのサンプルプログラムがインストールされ

ています。

 /opt/FJSVod/src/samples11513 Interstage Application Server 運用/保守 WindowsでCORBAクライントアプリケーションを運用しま

すが、Interstageが未起動の場合にアプリケーションの起

動に失敗します。原因と対処方法を教えてください。

[原因]Odsv.libをリンクしたクライアントアプリケーションの場合、Interstageが起動してい

なければ運用できません。[対処方法]Interstageを起動してください。なお、Odwin.libを

リンクしたクライアントアプリケーションの場合は、Interstageが未起動でも運用できます。

Java、COBOL、OOCOBOLアプリケーションの場合、サーバパッケージがインストールされた環

境ではInterstageの起動が必須です。

11514 Interstage Application Server 構築(導入/移行) RCプロシジャを別ディレクトリに退避し、サービスの自動起

動を抑止していますが、CORBAサービスのプロセスが起動

しています。原因と対処方法を教えてください。

[原因]S99startodを別ディレクトリに退避していないため、CORBAサービスが起動してい

る可能性があります。[対処方法]この場合、S99startodを別ディレクトリに退避すること

でCORBAサービス関連プロセスの起動抑止を行えます。

11515 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのRCプロシジャ

(S99startod/K00stopod)がインストールされる理由

を教えてください。

CORBAサービスがInterstage以外の製品(SystemWalkerなど)にも提供される機能であ

るためです。InterstageのCORBAサービスではS99startis/K00stopisにより起動制御が行

われますが、他製品のCORBAサービスではS99startod/K00stopodにより起動制御が行わ

れることがあります。

11516 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAサービスにおいて、IPv6が使用できるか教えてくだ

さい。

使用できます。ただし、以下の機能では使用できません。SSL通信Proxy連携

11517 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAサービスにおいて、IPv6が使用できるか教えてくだ

さい。

使用できます。ただし、以下の機能では使用できません。SSL通信Proxy連携

11518 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAサービスにおいて、IPv6が使用できるか教えてくだ

さい。

使用できます。ただし、以下の機能では使用できません。SSL通信

11519 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスでIPv6の通信を行う方法を教えてくださ

い。

CORBAサービスの動作環境ファイル(config)で、「IP-version = v6」を設定してください。

11520 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスの動作環境ファイル(config)で、「IP-

version = v6」と設定した場合、IPv4の通信に影響はあ

りますか?

影響ありません。IPv4でも通信できます。

11521 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAサービスにおいて、SSL通信が使用されているか

確認する方法を教えてください。

CORBAサービスの動作環境ファイル(config)で、「UNO_IIOP_ssl_use = yes」が設定さ

れている場合、SSL通信が使用されている可能性があります。

この場合、odlistnsコマンドを-lオプションで実行し、オブジェクトリファレンスの詳細情報を確

認してください。以下のように、ポート番号がconfigのUNO_IIOP_ssl_portで指定した値に

なっているアプリケーションでは、SSL通信が使用されます。

 Name(Type)&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;Object

information(detail)

 

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;Default object information(detail)

 cnauto::intf(o)&nbsp;&nbsp;IDL:cnauto/intf:1.0, IDL:cnauto/intf:1.0,

 

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;(host1:4433:1.1:NONE)

上記は、「UNO_IIOP_ssl_port = 4433」の場合の例です。

11522 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスの動作環境ファイル(config)で、

「UNO_IIOP_ssl_use = yes」と設定した場合、非SSL

通信に影響はありますか?

影響ありません。非SSL通信でも通信できます。

11523 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスの動作環境ファイル(config)で、

「UNO_IIOP_ssl_use = yes」と設定している環境で、

非SSL通信を行う方法を教えてください。

オブジェクトリファレンスにSSL情報を付加しない場合、そのオブジェクトリファレンスを使用する

と非SSL通信が行われます。以下の条件で、SSL情報を付加しないオブジェクトリファレンスを

作成できます。OD_impl_instコマンドでサーバアプリケーションの登録を行う際に、「ssl =

OFF」と設定する(デフォルト)。かつ、OD_or_admコマンドでオブジェクトリファレンスを生成

する際に、-sオプションを指定しない(デフォルト)。

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11524 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサービスでSSL通信するよう環境構築しましたが、

通常の8002ポートで接続します。原因と対処方法を教

えてください。

[原因]

ネーミングサービスとの通信では、非SSL通信用のポート(デフォルト8002)を使用して接続

します。SSL通信用のポート(デフォルト4433)は、サーバアプリケーションとの通信でだけ使

用されます。このため、サーバアプリケーションに対してSSL通信を行うクライアントアプリケーショ

ンでも、ネーミングサービスにアクセスすれば、非SSL通信用のポートが使用されます。

サーバアプリケーションとの通信において非SSL通信用のポートが使用されている場合は、サー

バアプリケーションのオブジェクトリファレンスにSSL情報が付加されていない可能性があります。

[対処方法]

オブジェクトリファレンスにSSL情報を付加しない場合、そのオブジェクトリファレンスを使用する

と非SSL通信が行われます。OD_or_admコマンドでオブジェクトリファレンスを生成する際に、

-sオプションを指定してオブジェクトリファレンスを作成してください。

なお、オブジェクトリファレンスのSSL情報については、odlistnsコマンドを-lオプションで実行す

れば確認できます。

以下のように、ポート番号がSSL通信用のポートになっているアプリケーションは、SSL情報が

付加されています。

 Name(Type)&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;Object

information(detail)

 

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;Default object information(detail)

 cnauto::intf(o)&nbsp;&nbsp;IDL:cnauto/intf:1.0, IDL:cnauto/intf:1.0,

 

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;(host1:4433:1.1:NONE)

11525 Interstage Application Server 設計/開発 クライアントマシンに複数のネットワークインタフェースが存

在する場合、CORBAクライアントアプリケーションが使用

するIPアドレスを教えてください。

クライアントマシンに物理IPアドレスと仮想IPアドレスをあわせて複数のネットワークインター

フェースがある場合、どのIPアドレスを使用してサーバと通信するかはOSの制御に依存しま

す。Interstageでは制御できません。クライアント・サーバ間にファイアーウォールを配置して、

特定のIPアドレスに対する通信をブロックするなど、クライアントのIPアドレスを意識した運用を

行う場合はご注意ください。

11526 Interstage Application Server 設計/開発 クライアントとサーバでバージョンが異なる場合にCORBA

通信できますか?

通信できます。ただし、下位のバージョンの機能範囲だけ使用できます。

11527 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAクライアントアプリケーションとCORBAサーバアプリ

ケーションで使用言語が異なる場合にCORBA通信でき

ますか?

通信できます。

11528 Interstage Application Server 設計/開発 32bitのCORBAアプリケーションと64bitのCORBAアプリ

ケーションで通信できますか?

通信できます。なお、64bitのCORBAアプリケーションにおいて、CORBA_longはint型に対応

します。同様に、CORBA_unsigned_longはunsigned int型に対応します。このため、

CORBAの型のデータサイズについて32bitのCORBAアプリケーションとの差異は発生せず、問

題なく通信を行うことができます。

11529 Interstage Application Server 設計/開発 CORBA通信でネットワークアドレス変換(NAT)は使用

できますか?

使用できます。なお、ネーミングサービスに登録するオブジェクトリファレンスには、変換前のIP

アドレスを設定してください。ホスト名を設定する場合は、クライアント側のhostsファイルなどで

ホスト名と変換前のIPアドレスを対応付けてください。

11530 Interstage Application Server 設計/開発 CORBA通信でアクセスログを採取できますか? 採取できます。CORBAサービスにおけるアクセスログは、CORBAサービスの動作環境ファイル

(config)のaccess_log_policyで採取有無の設定を行えます。また、access_log_level

で採取レベルの設定を行えます。

11531 Interstage Application Server 設計/開発 64bit版のInterstage Application Serverで32bitの

CORBAアプリケーションを運用できますか?

できません。64bit版のInterstage Application Serverでは、64bitのCORBAアプリケーショ

ンだけが運用できます。11532 Interstage Application Server 技術サポート 32bit版のCORBAサービスと64bit版のCORBAサービスと

の機能差分を教えてください。

64bit版のCORBAアプリケーション開発で使用できる言語は以下のとおりです。C言語C++

言語(Interstage V9以降)JavaCOBOL32bit版で使用できるOOCOBOLは、64bit版で

は使用できません。また、32bit版で対応している以下の機能について、64bit版では対応し

ていません。C++言語のPOAqueue_policy定義ファイルを使用したキューポリシーの設定

ネーミングサービスと連携したロードバランスオプションCOM/CORBA連携機能

11533 Interstage Application Server 技術サポート 32bit版のCORBAサービスと64bit版のCORBAサービスと

の機能差分を教えてください。

64bit版のCORBAアプリケーション開発で使用できる言語は以下のとおりです。C言語C++

言語(Interstage V9以降)JavaCOBOL(Interstage V8以降)32bit版で使用できる

OOCOBOLは、64bit版では使用できません。64bit版のCORBAアプリケーションでは、

CORBA_longはintに対応します。同様に、CORBA_unsigned_longはunsigned intに対

応します。なお、32bit版のCORBAアプリケーションでは、CORBA_longはlongに対応しま

す。同様に、CORBA_unsigned_longはunsigned longに対応します。また、32bit版で対

応している以下の機能について、64bit版では対応していません。C++言語の

POAqueue_policy定義ファイルを使用したキューポリシーの設定ネーミングサービスと連携し

たロードバランスオプション

11534 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAアプリケーションが異常終了しました。原因と対処

方法を教えてください。

[原因]CORBAアプリケーションのユーザー論理に誤りがある可能性があります。[対処方

法]CORBAアプリケーションのデバッグは、ユーザー側で実施してください。ユーザーダンプ、

coreファイルなどにより、原因を確認してください。異常終了の原因事例としては、以下のよう

なものがあります。なお、異常終了の多くはメモリの状態に依存するため、あるシステムで偶然

動作していたアプリケーションが別のシステムでは異常終了するということもありえます。領域の

二重解放一般に、解放済みの領域を再度解放することは許されません。大域変数(グ

ローバル変数)などは、意図していないところで解放が行われている可能性があります。ま

た、C++言語を使用している場合、解放済みの領域がデストラクタで再度解放されている

可能性があります。バッファオーバーフロー獲得済みの領域をオーバーして書き込みを行った

場合、アプリケーションが異常終了する可能性があります。アプリケーションを起動したままモ

ジュール、ライブラリを入れ替え。メモリの状態が不正となるため、異常終了する可能性があり

ます。修正の適用、アプリケーションのリコンパイルなども入れ替えに該当します。Interstage

以外からの停止TerminateProcess発行(Windows)、SIGKILLシグナル受信

(Solaris/Linux)などにより、外部から停止された可能性があります。システムの処理を見

なおしてください。

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11535 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAアプリケーションがハングアップしました。原因と対

処方法を教えてください。

CORBAアプリケーションのユーザー論理に誤りがある可能性があります。CORBAアプリケーショ

ンのデバッグは、ユーザー側で実施してください。ユーザーダンプ、coreファイル、pstackの結果

などにより、原因を確認してください。

ハングアップの原因事例としては、以下のようなものがあります。

アプリケーションの論理で停止している

sleepによる停止やユーザー論理の排他獲得待ち、ファイルIOの処理遅延などが発生してい

る可能性があります。また、データベース連携を行っている場合、データベースで遅延が発生

している可能性があります。

OSが過負荷状態となっている

CPU不足やメモリ不足が発生している可能性があります。また、メッセージキュー(IPC資

源)の枯渇によりOSがスローダウンしていた事例もあります。

11536 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAアプリケーションの処理が遅延しました。原因と対

処方法を教えてください。

[原因]CORBAサービスのチューニングが誤っている可能性があります。また、ユーザー論理

で遅延が発生している可能性があります。[対処方法]イベントログ(Windows)または

システムログ(Solaris/Linux)に、CORBAサービスのメッセージ(odXXXXX)が出力されて

いないか確認してください。メッセージが出力されている場合、メッセージに応じた対処を行っ

てください。メッセージが出力されていない場合、ユーザー論理で遅延が発生している可能性

があります。ユーザーダンプ、coreファイル、pstackの結果などにより、原因を確認してくださ

い。処理遅延の原因事例としては、以下のようなものがあります。アプリケーションの論理で停

止しているsleepによる停止やユーザー論理の排他獲得待ち、ファイルIOの処理遅延などが

発生している可能性があります。また、データベース連携を行っている場合、データベースで遅

延が発生している可能性があります。JavaアプリケーションでGCが発生しているGCが発生す

ることにより、ユーザー論理の処理が一時的に停止する場合があります。OSが過負荷状態と

なっているCPU不足やメモリ不足が発生している可能性があります。また、メッセージキュー

(IPC資源)の枯渇によりOSがスローダウンしていた事例もあります。

11537 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAアプリケーションのリクエストがエラーになりました。

原因と対処方法を教えてください。

発生した例外とマイナーコードを確認することで、原因を特定できます。原因に応じて、適切

な対処を行ってください。

また、イベントログ(Windows)またはシステムログ(Solaris/Linux)に、CORBAサービス

のメッセージ(odXXXXX)が出力されていないか確認してください。メッセージが出力されて

いる場合、メッセージに応じた対処を行ってください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11491" answer_id="11491" /&gt;

「Interstage Application Serverにおいて、CORBAサービスのメッセージ(odXXXXX)の

詳細は、どのマニュアルに記載されていますか?」

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11492" answer_id="11492" /&gt;

「Interstage Application Serverにおいて、CORBAサービスの例外情報やマイナーコードの

詳細は、どのマニュアルに記載されていますか?」

11538 Interstage Application Server 運用/保守 クライアントパッケージにおいて、CORBA Javaアプリケー

ションの運用中にod10001メッセージが出力されました。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]本来クライアントパッケージには含まれないOdsv.dllがシステムに存在している可能

性があります。[対処方法]Odsv.dllを検索し、システムから削除してください。

11539 Interstage Application Server 運用/保守 od10301メッセージが出力されました。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]

本メッセージは、CORBAアプリケーション終了時に残存した内部の管理情報を、CORBAサー

ビスが消去した際に出力されます。

以下の場合、内部の管理情報が残存します。

アプリケーション誤りなどで、CORBAアプリケーションが異常終了した。

利用者の操作により、意図的にCORBAアプリケーションが強制停止された(CORBAワーク

ユニットの強制停止や、killコマンドによる停止など)。

_exit()を意図的に呼び出してCORBAアプリケーションを停止した。

[対処方法]

2.または3.の場合、対処は不要です。

1.の場合、以下の関連FAQを参照してCORBAアプリケーションが異常終了した原因を調査

してください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11534" answer_id="11534" /&gt;

「Interstage Application Serverにおいて、CORBAアプリケーションが異常終了しました。」

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11540 Interstage Application Server 運用/保守 od10605メッセージが出力されました。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]サーバアプリケーションでリクエストの処理を正常に行ったあと、応答の送信を行おう

とした時にコネクション切断を検出しました。クライアントアプリケーションが終了している可能

性があります。また、クライアントタイムアウト時間を超過したことにより、コネクションが切断さ

れている可能性があります。[対処方法]クライアントアプリケーションが終了している場合

は、アプリケーションの状態を確認してください。また、サーバ側の処理が長くかかりすぎている

場合は、処理を見直してください。クライアントタイムアウト時間が短い場合は、適切な値に

変更してください。クライアントタイムアウト時間は、クライアント側のCORBAサービス環境定

義(config)のperiod_receive_timeoutで設定できます。また、CORBAサービスのAPI

(CORBA_ORB_set_client_timer、CORBA_ORB_set_client_request_timerなど)で

も設定できます。本メッセージが通知された場合、クライアントアプリケーションには通信エラー

(COMM_FAILURE)が通知されます。この場合、クライアントで必要に応じてリクエストを

再送してください。なお、サーバ側では、リクエストの二重送信の対処を行ってください。

11541 Interstage Application Server 運用/保守 od10725メッセージが出力されました。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]

CORBAサービスの起動に必要なIPC資源の獲得に失敗していることが原因です。

[対処方法]

必要な資源量がシステムパラメタに設定/加算されているか確認してください。

獲得に失敗した資源は、メッセージの「resource=」の値により判断できます。

 shared memory: 共用メモリ

 semaphore: セマフォ

 message queue: メッセージキュー

なお、Interstage V6以降では、製品添付のInterstage Application Server システム資源

自動計算シートを使用することで、資源量を見積もることができます。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="11496" contents="FAQ11496" /&gt;

「Interstage Application Serverにおいて、CORBAサービス利用時のシステムパラメタの見

積り方法の詳細は、どのマニュアルに記載されていますか?」

11542 Interstage Application Server 運用/保守 システムパラメタのチューニングを行いましたが、od10725

メッセージを出力してInterstageの起動に失敗します。原

因と対処方法を教えてください。

[原因]

OSの資源制御による設定が誤っている可能性があります。

[対処方法]

資源制御によるシステムパラメタの設定は、user.rootプロジェクトとsystemプロジェクトの両

方に対して行ってください。

また、RCプロシジャによりInterstageを起動した場合、RCプロシジャに資源制御の設定が記

載されていない可能性があります。この場合、RCプロシジャにおいて、Interstageの起動前に

以下の一行を追加してください。

 /usr/bin/newtask -p system -c $$$

11543 Interstage Application Server 運用/保守 od10727メッセージが出力されました。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]CORBAサービスが起動していない可能性があります。[対処方法]isstatコマン

ドを使用して、「ObjectDirector」が起動していることを確認してください。また、メッセージに

出力されているpathのファイルが存在するか確認してください。存在しない場合、Interstage

の環境が破壊されています。Interstageを再インストールしてください。

11544 Interstage Application Server 運用/保守 od10925メッセージが出力されました。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]サーバ側の処理が長くかかりすぎているか、サーバ側の処理がハングアップしていま

す。[対処方法]サーバ側の処理を見直してください。クライアントタイムアウト時間が短い

場合は、適切な値に変更してください。クライアントタイムアウト時間は、クライアント側の

CORBAサービス環境定義(config)のperiod_receive_timeoutで設定できます。また、

CORBAサービスのAPI(CORBA_ORB_set_client_timer、

CORBA_ORB_set_client_request_timerなど)でも設定できます。なお、サーバアプリケー

ションが処理遅延を起こした場合、サーバ側の処理が終了した際にod10605のメッセージが

出力されることがあります。クライアント側にod10925メッセージ、サーバ側にod10605メッセー

ジが出力された場合、サーバの処理は正常終了しているにもかかわらず、クライアントアプリ

ケーションに例外が通知されます。この場合、クライアントで必要に応じてリクエストを再送して

ください。なお、サーバ側では、リクエストの二重送信の対処を行ってください。

11545 Interstage Application Server 運用/保守 Interstageを起動したところ、od10925、od20020、

od20019、od20046、is20104、is20102などのメッセー

ジを出力して起動に失敗しました。原因と対処方法を教

えてください。

[原因]

CORBAサービスで使用するポート番号が、NetWorkerなどの別製品で使用されている可能

性があります。

[対処方法]

別製品が使用するポート番号を変更するか、CORBAサービスが使用するポート番号を変更

してください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11508" answer_id="11508" /&gt;

「Interstage Application Serverにおいて、インストール時に指定したCORBAサービスの

ポート番号を変更する方法を教えてください。」11546 Interstage Application Server 運用/保守 od10926メッセージが出力されました。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]クライアントからのリクエスト送信がない状態が、サーバ側無通信監視時間

(CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のperiod_idle_con_timeout×5秒)を

超えたため、コネクションを切断しています。[対処方法]本メッセージが出力された場合で

も、次回リクエスト送信時にコネクションは再接続されるため、対処は不要です。

11547 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Serverの移行を行ったところ、

od10926メッセージが出力されなくなりました。原因と対

処方法を教えてください。

[原因]Interstage Application Server V6以降では、od10926メッセージはデフォルトで

は出力されません。[対処方法]CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

msg_output_compatibleに「od10926」を設定することで、od10926メッセージを出力する

ように変更できます。なお、msg_output_compatibleの設定値は、「&amp;」で連結するこ

とで複数指定できます。

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11548 Interstage Application Server 運用/保守 od10937メッセージが出力されました。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]サーバへの接続に失敗しています。[対処方法]サーバでInterstageが起動し

ているか確認してください。サーバのCORBAサービスの動作環境ファイル(config)におい

て、IIOP_hostnameが設定されていないか確認してください。設定されている場合、クライア

ントからの接続はIIOP_hostnameの設定値に制限されます。制限が不要であれば設定を

削除してください。サーバまたは経路の途中で、ファイアウォールの設定がされていないか確認

してください。クライアントのhostsファイルの内容や、DNSの設定に誤りがないかを確認してく

ださい。クラスタサービス機能を使用している場合は、サーバでOD_set_envコマンドによる引

継ぎIPアドレスの設定がされているか確認してください。上記のどれにも該当しない場合は、

サーバへのネットワークに異常がないか、ネットワークトレースなどを採取して確認してください。

11549 Interstage Application Server 運用/保守 od10939メッセージが出力されました。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]ホストの名前解決に失敗しています。[対処方法]pingコマンドなどを使用し

て、メッセージに出力されているホストについて名前解決ができるか確認してください。

11550 Interstage Application Server 運用/保守 od10941メッセージが出力されました。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]クライアントからのリクエスト送信がない状態が、クライアント側無通信監視時間

(CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のperiod_client_idle_con_timeout×5

秒)を超えたため、サーバとのコネクションを切断しています。[対処方法]本メッセージが

出力された場合でも、次回リクエスト送信時にコネクションの再接続を行うため、対処は不要

です。

11551 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Serverの移行を行ったところ、

od10941メッセージが出力されなくなりました。原因と対

処方法を教えてください。

[原因]Interstage Application Server V9以降では、od10941メッセージはデフォルトで

は出力されません。[対処方法]CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

msg_output_compatibleに「od10941」を設定することで、od10941メッセージを出力する

ように変更できます。なお、msg_output_compatibleの設定値は、「&amp;」で連結するこ

とで複数指定できます。

11552 Interstage Application Server 運用/保守 od11101メッセージが出力されました。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]queue_policyファイル(キュー制御機能のキューポリシーとして使用されるファイ

ル)を設定しなかった場合、本メッセージが出力されます。[対処方法]対処は不要で

す。

11553 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Serverの移行を行ったところ、

od11101メッセージが出力されなくなりました。原因と対

処方法を教えてください。

[原因]Interstage Application Server V6以降では、od11101メッセージはデフォルトで

は出力されません。[対処方法]CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

msg_output_compatibleに「od11101」を設定することで、od11101メッセージを出力する

ように変更できます。なお、msg_output_compatibleの設定値は、「&amp;」で連結するこ

とで複数指定できます。

11554 Interstage Application Server 構築(導入/移行) od16216メッセージを出力してInterstageの起動に失敗

しました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のIIOP_hostnameに誤った値が

指定されている可能性があります。[対処方法]IIOP_hostnameは、マシンに複数のIPア

ドレスが設定されている場合に、CORBAサーバアプリケーションで使用するIPアドレスを限定し

た運用を行う場合に設定します。IPアドレスを限定する必要がなければ、IIOP_hostname

を指定する意味はありません。IPアドレスを限定した運用を行いたい場合は、

IIOP_hostnameに正しいホスト名(またはIPアドレス)を指定してください。

11555 Interstage Application Server 運用/保守 IDLcコマンドを実行したところ、od51401メッセージを出

力してコマンドが失敗しました。原因と対処方法を教えて

ください。

[原因]Interstageが起動していない可能性があります。リモートのインタフェースリポジトリ

を参照する設定の場合は、インタフェースリポジトリが存在するホスト、またはそのホストの

Interstageが起動していない可能性があります。[対処方法]Interstageを起動してくだ

さい。

11556 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールにおいてIJServerの配備を実

施したところ、od51401メッセージが出力されました。原

因と対処方法を教えてください。

[原因]Valueインタフェース用のインタフェースリポジトリが使用できる状態になっていない可

能性があります。[対処方法]Interstage管理コンソールにおいて、システム>状態の詳

細に「インタフェースリポジトリサービス(ValueIF)」が表示されているか確認してください。表

示されていない場合、使用できない状態です。この場合、isinitコマンドをEJBオプション指定

で実行して、Valueインタフェース用のインタフェースリポジトリを使用できる状態にしてくださ

い。

11557 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAクライアントアプリケーションにおいて、

COMM_FAILURE例外(マイナーコード0x464a0101)

が発生しました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]サーバ側の処理が長くかかりすぎているか、サーバ側の処理がハングアップしていま

す。[対処方法]サーバ側の処理を見直してください。クライアントタイムアウト時間が短い

場合は、適切な値に変更してください。クライアントタイムアウト時間は、クライアント側の

CORBAサービス環境定義(config)のperiod_receive_timeoutで設定できます。また、

CORBAサービスのAPI(CORBA_ORB_set_client_timer、

CORBA_ORB_set_client_request_timerなど)でも設定できます。なお、サーバアプリケー

ションが処理遅延を起こした場合、サーバ側の処理が終了した際にod10605のメッセージが

出力されることがあります。クライアントアプリケーションにおいてCOMM_FAILURE例外(マイ

ナーコード0x464a0101)が発生し、サーバ側でod10605メッセージが出力された場合、

サーバの処理は正常終了しています。この場合、クライアントで必要に応じてリクエストを再

送してください。なお、サーバ側では、リクエストの二重送信の対処を行ってください。

11558 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAクライアントアプリケーションにおいて、

COMM_FAILURE例外(マイナーコード0x464a0105)

が発生しました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]サーバからのコネクション切断とクライアントからのリクエスト送信がバッティングしたた

め、リクエスト送信がエラーとなっています。リクエストを再送してください。本現象は、CORBA

サービスまたはサーバアプリケーションの停止により発生した可能性があります。CORBAサービ

スまたはサーバアプリケーションが起動していることを確認してください。[対処方法]CORBA

サービスおよびサーバアプリケーションが起動している場合、無通信監視時間を超過したため

コネクションが切断された可能性があります。CORBAサービスの無通信監視時間は、サーバ

側の動作環境ファイル(config)のperiod_idle_con_timeoutにより設定できます。また、

IPCOMやファイアーウォールにも無通信監視時間が存在する場合があります。無通信監視

時間によるコネクション切断のために本現象が発生している場合、クライアント側無通信監

視を有効にすることで現象を回避できます。ただし、クライアント側無通信監視はInterstage

V5以降で対応しています。クライアント側無通信監視を有効にするためには、クライアント側

の動作環境ファイル(config)のperiod_client_idle_con_timeoutを設定してください。こ

の際、サーバ側(IPCOM、ファイアーウォールなど含む)の無通信監視時間よりも短い時間

を設定してください。

11559 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAクライアントアプリケーションにおいて、UNKNOWN

例外(マイナーコード0x464a0872)が発生しました。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]リクエスト処理中に、サーバアプリケーションが停止された可能性があります。[対

処方法]サーバアプリケーションの状態を確認してください。

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11560 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAクライアントアプリケーションにおいて、

NO_IMPLEMENT例外(マイナーコード0x464a0880)

が発生しました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]サーバアプリケーションが起動していない可能性があります。[対処方法]サーバ

アプリケーションの状態を確認してください。サーバアプリケーションが起動している場合、リクエ

ストが別のホスト、または別のサーバアプリケーションに振り分けられている可能性があります。

以下の手順で、環境設定に問題がないことを確認してください。ホスト情報の確認クライアン

ト側でodsethostコマンドを-vオプションで実行し、ホスト情報が正しくサーバホストに設定され

ていることを確認してください。なお本手順は、ネーミングサービスをリモート運用している場合

だけ実施してください。オブジェクトリファレンスの設定の確認odlistnsコマンドを-lオプションで

実行し、オブジェクトリファレンスのホスト情報が正しくサーバホストに設定されていることを確認

してください。また、サーバアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファ

レンスの登録名が正しく関連付けられていることを確認してください。クライアントアプリケーショ

ンの確認アプリケーション内で使用しているオブジェクトリファレンスの登録名より、2.で確認し

たオブジェクトリファレンスを正しく使用していることを確認してください。

11561 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサービスのネーミングサービスがローカルマシン上に

あるかどうかの確認方法を教えてください。

isstatコマンドで確認できます。

isstatコマンドを実行した際に、「NamingService」というサービスが表示されれば、ネーミング

サービスはローカルマシン上にあると判断できます。

なお、isstatコマンドが存在しないパッケージでは、ネーミングサービスはローカルマシン上には

存在しません。

・ 確認例

# isstat

SERVICE

NAME&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;S

TATUS

ObjectDirector&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;stop

NamingService&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;stop

InterfaceRepositoryCacheService&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;stop

InterfaceRepositoryCacheEService&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;stop

TransactionDirector&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;stop

上記の場合、「NamingService」が表示されているので、ネーミングサービスはローカルマシン

上に存在します。11562 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサービスのネーミングサービスがリモートマシン上に

ある場合、参照しているホスト名を確認する方法を教え

てください。

サーバパッケージの場合、OD_or_admコマンドを-lオプションで実行することで確認できます。

・ 確認例

# OD_or_adm -l

ImplementationRepository&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:FJ/Implement

ationRep:1.0&nbsp;

(myhost:8002:1.0:)

FJ_LightInterfaceRepository&nbsp;&nbsp;IDL:FJ/Repository:1.0&nbsp;

(myhost:8002:1.0:)

FJ_ORB_admin&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:OM_ORB/admin:1.0&

nbsp;

(myhost:8002:1.0:)

nill_oref

NameService&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:CosNaming/Na

mingContextExt:1.0&nbsp;

(svhost:8002:1.0:)

「NameService」がネーミングサービスの設定です。上記の場合、svhostのネーミングサービス

を参照しています。

クライアントパッケージの場合、または上記の確認で「NameService」が存在しない場合は、

odsethostコマンドを-vオプションで実行することで確認できます。

・ 確認例

# odsethost -v

INDEX&nbsp;&nbsp;&nbsp;HOST&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;PORT

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11563 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサービスのインターフェースリポジトリがローカルマシ

ン上にあるかどうかの確認方法を教えてください。

isstatコマンドで確認できます。

isstatコマンドを実行した際に、「InterfaceRepositoryCacheService」というサービスが表示

されれば、インターフェースリポジトリはローカルマシン上にあると判断できます。

なお、isstatコマンドが存在しないパッケージでは、インターフェースリポジトリはローカルマシン上

には存在しません。

・ 確認例

# isstat

SERVICE

NAME&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;S

TATUS

ObjectDirector&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;stop

NamingService&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;stop

InterfaceRepositoryCacheService&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;stop

InterfaceRepositoryCacheEService&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;stop

TransactionDirector&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;stop

上記の場合、「InterfaceRepositoryCacheService」が表示されているので、インターフェー

スリポジトリはローカルマシン上に存在します。11564 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサービスのインターフェースリポジトリがリモートマシ

ン上にある場合、参照しているホスト名を確認する方法

を教えてください。

odsethostコマンドを-vオプションで実行することで確認できます。

・ 確認例

# odsethost -v

INDEX&nbsp;&nbsp;

HOST&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;PORT

1&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;svhost&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;8002

上記の場合、svhostのインターフェースリポジトリを参照しています。

11565 Interstage Application Server 運用/保守 Valueインターフェース用のインターフェースリポジトリが使

用できるかどうかの確認方法を教えてください。

isstatコマンドで確認できます。

isstatコマンドを実行した際に、「InterfaceRepositoryCacheEService」というサービスが表

示されれば、Valueインターフェース用のインターフェースリポジトリが使用できる状態となってい

ます。リモートホスト上のインターフェースリポジトリを使用する設定の場合、インターフェースリ

ポジトリが存在するホストでisstatコマンドを実行してください。

・ 確認例

# isstat

SERVICE&nbsp;NAME&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;STATUS

ObjectDirector&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;stop

NamingService&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;stop

InterfaceRepositoryCacheService&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;stop

InterfaceRepositoryCacheEService&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;stop

TransactionDirector&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;stop

上記の場合、「InterfaceRepositoryCacheEService」が表示されているので、Valueイン

ターフェース用のインターフェースリポジトリが使用できます。

11566 Interstage Application Server 運用/保守 ロードバランスオプションが利用されているかどうかの確認

方法を教えてください。

odlistnsコマンドで確認できます。

Name(Type)の項目で、オブジェクト名に続く括弧内の情報が(l)となっている場合、ロードバ

ランスオプションが利用されていると判断できます。

・ 確認例

# odlistns

Name(Type)&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IntfID

NC001(c)&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:CosNamin

g/NamingContext:1.0

lbg001(l)&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:ISOD/LBG:1.0

上記の場合、「lbg001(l)」が存在するので、ロードバランスオプションが利用されています。

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11567 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションのインターフェースには、静的起動

インターフェースと動的起動インターフェースがありますが、

それぞれどのような特徴があるか教えてください。

静的起動インターフェースでは、クライアントアプリケーションはスタブからインターフェース情報を

取得します。サーバオブジェクトはコンパイル時に認識されるため、簡易に作成でき、性能面

に優れています。動的起動インタフェースでは、クライアントアプリケーションはインタフェースリポ

ジトリから動的にインタフェース情報を取得します。サーバオブジェクトは、サーバアプリケーショ

ンとの連携時に認識されるため、最新のサーバオブジェクトの情報を受け取れます。また、

サーバ側では、クライアントへの影響を考慮することなくオペレーションの追加/変更/削除

を行うことが可能であるため、柔軟性のあるシステムを実現できます。一方で、作成難易度

が比較的高いという欠点を持ちます。また、インタフェース情報の取得が動的に実施されるた

め、性能面で静的起動インタフェースに劣ります。動的にインタフェース情報を取得する要件

がない限り、静的起動インタフェースの使用をお勧めします。

11568 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションで使用できる言語を教えてくださ

い。

以下の言語が使用できます。

<32bit版サーバパッケージ>

C言語

C++言語

Java

COBOL

OOCOBOL

<64bit版サーバパッケージ>

C言語

C++言語(V9以降)

Java

COBOL

<クライアントパッケージ>

11569 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションで使用できる言語を教えてくださ

い。

以下の言語が使用できます。C言語C++言語JavaCOBOLOOCOBOL

11570 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションで使用できる言語を教えてくださ

い。

以下の言語が使用できます。

<32bit版サーバパッケージ>

C言語

C++言語

Java

COBOL(V6以降)

OOCOBOL(V6以降)

<64bit版サーバパッケージ>

C言語

C++言語(V9以降)

Java

11571 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションにおいて、C#でアプリケーション開

発できるか教えてください。

C#でのアプリケーション開発はできません。

11572 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションにおいて、言語の混在は行えます

か? 例えば、1プロセス内でC言語とC++言語の

CORBA APIを同時に使用できますか?

言語の混在はできません。1つのCORBAアプリケーション内で発行するCORBA APIは、1つの

言語に統一してください。

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11573 Interstage Application Server 技術サポート CORBAアプリケーションでコード変換を実施する方法を教

えてください。

サーバ側とクライアント側の両方でコード系を設定してください。コード系を設定することで、

CORBAサービスがコード変換を行います。

なお、サーバ側とクライアント側のどちらか片方でもコード系を設定していない場合(コード系

が「NONE」に設定されている場合)、コード変換は行いません。正しくコード変換を行わない

場合、文字化けなどの問題が発生する可能性があります。

<サーバ側の設定>

サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスにコード系を設定します。以下の方法がありま

す。

OD_impl_instコマンドでサーバアプリケーションを登録する際に、localeによりコード系を指定

します。

CORBAワークユニットの場合は、Interstage管理コンソールのアプリケーションの配備画面で

も設定を行えます。「ロケール」でコード系を指定します。

<クライアント側の設定>

OD_CODE_SET環境変数で、クライアントアプリケーションのコード系を設定します。

ただし、クライアントアプリケーションがJavaの場合、自動的にコード系をUNICODEと判断しま

す。そのため、OD_CODE_SET環境変数の設定は必要ありません。

11574 Interstage Application Server 技術サポート CORBAアプリケーションでコード変換を行わないように設

定したいのですが、OD_CODE_SET環境変数に

「NONE」を指定できますか?

指定できます。ただし、クライアントアプリケーションがJavaの場合、OD_CODE_SET環境変

数の設定値にかかわらず、自動的にコード系をUNICODEと判断します。

11575 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションのoneway機能の使用を検討し

ています。注意事項を教えてください。

IDL定義のオペレーション宣言でonewayを指定した場合、サーバは呼び出されたメソッドの

実行結果をクライアントに通知しません。onewayを指定したメソッド呼び出しを行う場合、

以下の点に注意してください。リクエストがサーバアプリケーションで処理される保証はありませ

ん。サーバ側で資源不足が発生した場合やネットワーク異常が発生した場合、リクエストは

サーバアプリケーションで処理されません。このとき、クライアントは異常を検出できません。サー

バアプリケーションの未起動なども検出できません。ネットワーク異常などの要因により、

onewayメソッドに例外が通知される場合があります。onewayメソッドでは受信処理は行わ

ないため、サーバ側で発生した異常を検出できません。しかし、リクエストの送信処理で異常

を検出した場合は、onewayメソッドにも例外が通知されます。サーバの資源を大量に消費

してしまう可能性があります。onewayメソッドではサーバ側の処理完了の待ち合わせを行い

ません。このため連続してリクエストを発行した場合、サーバの資源を大量に消費してしまう

可能性があります。

11576 Interstage Application Server 設計/開発 JavaのCORBAサーバアプリケーションの実装方式として継

承方式と代理方式がありますが、推奨の方式はあります

か?

推奨の方式はありません。継承方式は、新規にサーバアプリケーションを作成する場合に使

用する、一般的な実装方法です。Servant自身がスケルトンを継承する形式で実装します。

このため、実装の自由度は小さくなります。一方で、比較的簡潔なコーディングが行えます。

代理方式は、ユーザーが開発した既存のクラスなどをServantとして使用したい場合に有効

な方法です。インターフェース実装クラスはスケルトンを継承する必要がないため、実装の自

由度は大きくなります。一方で、コーディングが複雑になりやすい傾向があります。

11577 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションでシグナルを受信できますか? C言語のCORBAアプリケーションではSIGCHLDシグナルを受信できます。その他の言語では

シグナルを受信するアプリケーションを作成できません。なお、シグナルハンドラで使用できる関

数は「非同期シグナル安全」(Async-Signal-Safe)関数だけです。Async-Signal-Safeの

関数は、オンラインマニュアルattributes(5)で確認できます。printf、malloc、freeなどの

標準Cライブラリ関数やCORBAのAPIを呼び出すことは許されていないため注意してください。

11578 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションでシグナルを受信できますか? シグナルを受信するアプリケーションを作成することはできません。

11579 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションで子プロセスを生成できますか? 子プロセスは生成できます。ただし、CORBAワークユニットまたはIJServerのアプリケーションか

ら生成される子プロセスではCORBA機能を使用しないことを推奨します。CORBA機能を使

用する必要がある場合は、子プロセスに環境変数が引き継がれないようにしてください。

CORBA_ORB_init関数(C++ではCORBA::ORB::init関数)発行後に子プロセスを生成

する場合は、CreateProcess関数を使用してください。_spawn系関数(_spawn関数、

_spawnl関数など)は使用しないでください。CORBAサービスの制御が正常に行えなくなり

ます。

11580 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションで子プロセスを生成できますか? 子プロセスは生成できます。ただし、CORBAワークユニットまたはIJServerのアプリケーションか

ら生成される子プロセスではCORBA機能を使用しないことを推奨します。CORBA機能を使

用する必要がある場合は、子プロセスに環境変数が引き継がれないようにしてください。ま

た、この場合、exec系の関数でプロセスイメージを変更してから、CORBA_ORB_init関数

(C++ではCORBA::ORB::init関数)を発行して初期化処理を行ってください。CORBAア

プリケーションより生成し、exec系の関数でプロセスイメージを変更していない子プロセスを終

了する際には、_exit()を使用してください。exec系の関数でプロセスイメージを変更している

場合は、exit()を使用できます。スレッドモードのサーバアプリケーションの場合は、子プロセス

の生成にはfork1()を使用してください。プロセスモードのサーバアプリケーションの場合は、

fork()を使用してください。

11581 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションで子プロセスを生成できますか? 子プロセスは生成できます。ただし、CORBAワークユニットまたはIJServerのアプリケーションか

ら生成される子プロセスではCORBA機能を使用しないことを推奨します。CORBA機能を使

用する必要がある場合は、子プロセスに環境変数が引き継がれないようにしてください。ま

た、この場合、exec系の関数でプロセスイメージを変更してから、CORBA_ORB_init関数

(C++ではCORBA::ORB::init関数)を発行して初期化処理を行ってください。CORBAア

プリケーションより生成し、exec系の関数でプロセスイメージを変更していない子プロセスを終

了する際には、_exit()を使用してください。exec系の関数でプロセスイメージを変更している

場合は、exit()を使用できます。

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11582 Interstage Application Server 運用/保守 1つのCORBAクライアントアプリケーションからの接続に複

数のコネクションが使用されます。原因と対処方法を教え

てください。

コネクションは、ホスト名およびポート番号と関連付けて管理されます。別のホスト名や別の

ポート番号を使用して接続を行った場合には、別のコネクションが使用されます。また、例え

ばhostAのIPアドレスが192.168.1.1の場合、192.168.1.1はhostAとは別のホスト名として

扱われます。このため、通信相手が単一のサーバでも、ホスト名とIPアドレスが混在した場合

は複数のコネクションが使用されます。1つのCORBAクライアントアプリケーションからの接続に

複数のコネクションが使用される原因としては、例えば以下が考えられます。原因1イニシャル

サービスにおけるホストの設定と、サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスにおけるホス

トの設定に差異がある可能性があります。例えば、イニシャルサービスにはホスト名を設定し

ており、サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスにはIPアドレスを設定している場合など

が該当します。この場合、ネーミングサービスへの接続にはホスト名が使用されますが、サーバ

アプリケーションへの接続にはIPアドレスが使用されます。このため、別コネクションが使用され

ます。ホストの設定を統一することで、コネクションを1つにできます。原因2サーバアプリケー

ションのオブジェクトリファレンスにSSL情報が付加されている可能性があります。CORBAサービ

スでは、非SSL通信とSSL通信では別のポート番号が使用されます。ネーミングサービスとの

通信は常に非SSL通信で行われます。このため、サーバアプリケーションとの通信がSSL通信と

なった場合、別コネクションが使用されます。対処方法はありません。

11583 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAクライアントアプリケーションにおいて、スレッドごとに

異なるコネクションを使用する方法はありますか?

スレッドごとに異なるコネクションを使用する方法はありません。

11584 Interstage Application Server 運用/保守 イニシャルサービスの設定を確認する方法を教えてくださ

い。

OD_or_admコマンドを-lオプションで実行することで確認できます。

・ 確認例

# OD_or_adm -l

ImplementationRepository&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:FJ/Implement

ationRep:1.0&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;(host:8002:1.0:)

FJ_LightInterfaceRepository&nbsp;&nbsp;IDL:FJ/Repository:1.0&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;(host:8002:

1.0:)

FJ_ORB_admin&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:OM_ORB/admin:1.0&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;(host:8002:1.0:)

nill_oref

InterfaceRep&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:CORBA/InterfaceRep:1.

0&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;(host:8002:1.0:)

InterfaceRep_e&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:CORBA/InterfaceRep:1.0&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;(host:8002:1.0:)

InterfaceRepLock&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:CORBA/IrOBF/backup:1.0&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;(host:8002:1.0:)

InterfaceRepository&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;IDL:CORBA/Repository:1.0&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;(host:8002:1.0:)

InterfaceRepository_e&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;I

DL:CORBA/Repository:1.0&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs11585 Interstage Application Server 運用/保守 OD_or_admコマンドでイニシャルサービスの設定を確認

したところ、2台のサーバで差異がありました。原因と対処

方法を教えてください。

システムにどのイニシャルサービスが登録されているかによって、サーバごとに差異が生じます。

また、OD_or_admコマンドにより取得できる一覧情報には、各サービスが存在するホスト名

(またはIPアドレス)が含まれます。通常、これらの情報はサーバごとに異なるため、一覧情

報に差異が生じます。

11586 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサービスが使用するオブジェクトリファレンスの設定

を確認する方法を教えてください。

ネーミングサービスに登録されているオブジェクトリファレンスは、odlistnsコマンドで確認できま

す。

なお、-lオプションを指定すると、詳細情報を出力できます。

・ 確認例

# odlistns

Name(Type)&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IntfID

ODsample::stringtest(o) IDL:ODsample/stringtest:1.0

# odlistns -l

Name(Type)&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;Object information(detail)

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; Default object information(detail)

ODsample::stringtest(o) IDL:ODsample/stringtest:1.0,

IDL:ODsample/stringtest:1.0, (host:8002:1.0:)

また、イニシャルサービスに登録されているオブジェクトリファレンスは、OD_or_admコマンドを-l

オプションで実行することで確認できます。

・ 確認例

# OD_or_adm -l

ImplementationRepository&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:FJ/Implement

ationRep:1.0&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

(host:8002:1.0:)

FJ_LightInterfaceRepository&nbsp;&nbsp;IDL:FJ/Repository:1.0&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

(host:8002:1.0:)

FJ_ORB_admin&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

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11587 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサービスのネーミングサービスおよびインターフェース

リポジトリのホスト情報の設定を確認する方法を教えてく

ださい。

odsethostコマンドを-vオプションで実行することで確認できます。

・ 確認例

#&nbsp;odsethost&nbsp;-v

INDEX&nbsp;&nbsp;&nbsp;HOST&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;PORT

1&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;svhost&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;8002

11588 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサービスのネーミングサービスの登録情報を確認

する方法を教えてください。

odlistnsコマンドで確認できます。

なお、-lオプションを指定すると、詳細情報を出力できます。

・ 確認例

# odlistns

Name(Type)&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IntfID

ODsample::stringtest(o) IDL:ODsample/stringtest:1.0

# odlistns -l

Name(Type)&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;Object information(detail)

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; Default object information(detail)

ODsample::stringtest(o) IDL:ODsample/stringtest:1.0,

IDL:ODsample/stringtest:1.0, (host:8002:1.0:)

11589 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサービスのインターフェースリポジトリの登録情報を

確認する方法を教えてください。

odlistirコマンドで確認できます。

・ 確認例

# odlistir

Root_Repository

|&nbsp;

+ CORBA_ModuleDef

|

|&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;name&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;: ODsample

|

|&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;id&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;: IDL:ODsample:1.0

| |&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;defined_in&nbsp;&nbsp;:&nbsp;IR.1019564770.0

| |&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;version&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;: 1.0

| |

11590 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサービスのインプリメンテーションリポジトリの登録

情報(サーバアプリケーションの登録情報)を確認する

方法を教えてください。

以下のコマンドで確認できます。

 OD_impl_inst -p -r &lt;インプリメンテーションリポジトリID&gt;

・ 確認例

# OD_impl_inst -p -r IDL:ODsample/stringtest:1.0

rep_id&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;=

IDL:ODsample/stringtest:1.0

type&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; =&nbsp;persistent

proc_conc_max&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp; =&nbsp;1

thr_conc_init&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp; = 16

thr_conc_maximum&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = 16

uid&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = 0

gid&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = 0

mode&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = SYNC_END

iswitch&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = OFF

ior&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = 1.0

Interstage V9以降では以下のコマンドにより、インプリメンテーションリポジトリに登録されてい

るインプリメンテーションリポジトリIDの一覧を確認できます。11591 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスが提供しているプレインストール型Javaク

ライアントとは何ですか?

クライアントマシンにあらかじめインストールすることで利用できるJava言語用のCORBAクライ

アントです。なお、Interstageでは、プレインストール型以外の形態として、Portable-ORBを

提供しています。Portable-ORBは、実行時にWebサーバからダウンロードして使用するJava

言語用のCORBAクライアントです。

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11592 Interstage Application Server 運用/保守 J2EE(EJB)アプリケーションを配備後に作成したクライ

アント配布物を使用して、J2EE(EJB)クライアントアプ

リケーションを実行しましたが、

PortableRemoteObject.narrow()で

ClassCastExceptionが発生しました。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]

クライアント配布物の作成時に使用したJDKのバージョンとJ2EE(EJB)クライアントアプリ

ケーションを実行する際に使用したJDKのバージョンが異なる可能性があります。

[対処方法]

JDKのバージョンを確認してください。

バージョンが異なる場合は、J2EE(EJB)クライアントアプリケーションを実行する際に使用す

るJDKのバージョンと同じバージョンのJDKを使用して、クライアント配布物を作成してくださ

い。

11593 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスが提供しているJava言語用のライブラリ

(jar)ファイルの格納先を教えてください。

CORBAサービスが提供しているJava言語用のライブラリ(jar)ファイルは、以下に格納され

ています。

 Interstageのインストールフォルダ¥ODWIN¥etc¥class11594 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスが提供しているJava言語用のライブラリ

(jar)ファイルの格納先を教えてください。

CORBAサービスが提供しているJava言語用のライブラリ(jar)ファイルは、以下に格納され

ています。

 /etc/opt/FSUNod/class11595 Interstage Application Server 共通 CORBAサービスが提供しているJava言語用のライブラリ

(jar)ファイルの格納先を教えてください。

CORBAサービスが提供しているJava言語用のライブラリ(jar)ファイルは、以下に格納され

ています。

 /etc/opt/FJSVod/class11596 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAアプリケーションの初回リクエストに時間がかかりま

すが、タイムアウト機能が有効になりません。原因と対処

方法を教えてください。

[原因]コネクション接続に時間がかかっている可能性があります。[対処方法]クライア

ントアプリケーションがサーバアプリケーションと通信を行う際、最初にコネクション接続を行いま

す。サーバマシンが未起動の状態などの理由でパケットが接続先に到達できない場合、一般

的にコネクション接続がタイムアウトするまでに3分程度かかります(タイムアウト時間はOSの

制御に依存します)。コネクション接続が完了するまでは、period_receive_timeoutで設

定したクライアントタイムアウト機能が有効となりませんので、通信を行う際にサーバマシン未

起動状態などの可能性がある場合は、コネクション接続がタイムアウトするまでの時間を考慮

した運用を行ってください。

11597 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのタイマーについて確認したいと考えてい

ます。period_idle_con_timeoutについて詳細を教えて

ください。

period_idle_con_timeoutでは、サーバ側無通信監視時間を設定します。

サーバ側無通信監視時間とは、リプライ返信後、クライアントからのリクエスト送信がない状

態をサーバ側で監視する時間です。この時間を超えてもクライアントからのリクエスト送信がな

い場合、サーバ側無通信監視のタイムアウトが発生します。タイムアウトが発生した場合、

サーバはクライアントとのコネクションを切断します。

つまり、リプライの返信を完了したあと、サーバがコネクションを維持する時間です。

サーバ側無通信監視時間を設定することで、不必要なコネクション資源の残留を防げます。

サーバ側無通信監視時間は、period_idle_con_timeout×5(秒)に設定されます。

period_idle_con_timeoutに0を指定すると、サーバ側無通信監視を行いません。デフォル

ト値は120(600秒)です。

Interstage V5以降では、クライアント側無通信監視に対応しています。サーバ側無通信監

視とクライアント側無通信監視については、以下の大小関係を保持してください。

 サーバ側無通信監視時間>クライアント側無通信監視時間

なお、iswitchに「ON」が設定されたサーバアプリケーションの呼び出しに使用したコネクション

の場合は、監視時間を超過してもコネクションを切断しません。

iswitchの確認方法については、以下の関連FAQを参照してください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11624" answer_id="11624" /&gt;

「Interstage Application Serverにおいて、CORBAサーバアプリケーションのiswitchの設定

を確認する方法を教えてください。」

11598 Interstage Application Server 技術サポート period_idle_con_timeoutによりコネクションが切断され

た場合の影響を教えてください。

切断されたコネクションは、次回リクエスト送信時に自動的に再接続されます。このため、アプ

リケーションで考慮する必要は特にありません。ただし、period_idle_con_timeoutによるコネ

クションの切断と、クライアントアプリケーションからのリクエスト送信が同時に行われた場合、リ

クエスト送信がCOMM_FAILURE例外(マイナーコード0x464a0105)でエラー復帰する可

能性があります。また、Interstage V6以前においては、period_idle_con_timeoutによりコ

ネクションが切断された場合、プロセスモードのクライアントアプリケーションでの次回のリクエス

ト送信がCOMM_FAILURE例外(マイナーコード0x464a0104または0x464a010f)でエ

ラー復帰します。上記のようにエラー復帰した場合は、リクエストを再送してください。

Interstage V5以降であれば、period_client_idle_con_timeoutによりクライアント側無通

信監視時間を設定することで、上記の現象を防げます。

11599 Interstage Application Server 技術サポート period_idle_con_timeoutによるタイムアウトの発生を

確認する方法はありますか?

タイムアウトが発生した場合、イベントログ(Windows)またはシステムログ

(Solaris/Linux)にod10926メッセージが出力されます。ただし、Interstage Application

Server V6以降では、CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

msg_output_compatibleに「od10926」の設定が必要です。なお、

msg_output_compatibleの設定値は、「&amp;」で連結することで複数指定できます。

11600 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのタイマーについて、

period_client_idle_con_timeoutの詳細を教えてくださ

い。

period_client_idle_con_timeoutでは、クライアント側無通信監視時間を設定します。クラ

イアント側無通信監視時間とは、リプライ受信後、サーバへのリクエスト送信がない状態をク

ライアント側で監視する時間です。この時間を超えてもサーバへのリクエスト送信がない場

合、クライアント側無通信監視のタイムアウトが発生します。タイムアウトが発生した場合、そ

のタイミングではクライアントは何も行いませんが、次回リクエスト送信時にサーバとのコネクショ

ンを一度切断します。その後、再接続を行いリクエストを送信します。サーバ側からのコネク

ション切断をクライアント側で検出できなかった場合、次回リクエスト送信はエラーとなります。

クライアント側無通信監視時間を適切に設定することで、このエラーを防げます。クライアント

側無通信監視時間は、period_client_idle_con_timeout×5(秒)に設定されます。

period_client_idle_con_timeoutに0を指定すると、クライアント側無通信監視を行いませ

ん。デフォルト値は0です。サーバ側無通信監視とクライアント側無通信監視については、以

下の大小関係を保持してください。 サーバ側無通信監視時間>クライアント側無通信監

視時間

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11601 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのタイマーについて、

period_client_idle_con_timeoutの詳細を教えてくださ

い。

period_client_idle_con_timeoutでは、クライアント側無通信監視時間を設定します。クラ

イアント側無通信監視時間とは、リプライ受信後、サーバへのリクエスト送信がない状態をク

ライアント側で監視する時間です。この時間を超えてもサーバへのリクエスト送信がない場

合、クライアント側無通信監視のタイムアウトが発生します。タイムアウトが発生した場合の

動作は、クライアントアプリケーションのモードによって異なります。スレッドモードタイムアウトが

発生したタイミングで、サーバとのコネクションを切断します。次回リクエスト送信時に、サーバ

とのコネクションの再接続を行います。プロセスモードタイムアウト発生のタイミングではコネク

ション切断は行いません。次回リクエスト送信時に、サーバとのコネクションを一度切断しま

す。その後、再接続を行いリクエストを送信します。サーバ側からのコネクション切断をクライア

ント側で検出できなかった場合、次回リクエスト送信はエラーとなります。クライアント側無通

信監視時間を適切に設定することで、このエラーを防げます。クライアント側無通信監視時

間は、period_client_idle_con_timeout×5(秒)に設定されます。

period_client_idle_con_timeoutに0を指定すると、クライアント側無通信監視を行いませ

ん。デフォルト値は96(480秒)です。サーバ側無通信監視とクライアント側無通信監視に

ついては、以下の大小関係を保持してください。 サーバ側無通信監視時間>クライアント

側無通信監視時間

11602 Interstage Application Server 技術サポート period_client_idle_con_timeoutによりコネクションが切

断された場合の影響を教えてください。

切断されたコネクションは、次回リクエスト送信時に自動的に再接続されます。このため、アプ

リケーションで考慮する必要は特にありません。

ただし、インスタンス保持機能(iswitchに「ON」を設定)を使用しているサーバアプリケー

ションを使用している場合は、注意が必要です。

クライアント側無通信監視によりコネクションが切断されると、インスタンス保持機能が有効に

ならず、リクエストが別のプロセスに割り振られる場合があります。クライアント側無通信監視

では、インスタンス保持機能を使用しているサーバアプリケーションのコネクションを切断しない

よう考慮してください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11624" answer_id="11624" /&gt;

「Interstage Application Serverにおいて、CORBAサーバアプリケーションのiswitchの設定

を確認する方法を教えてください。」

11603 Interstage Application Server 技術サポート period_client_idle_con_timeoutによるタイムアウトの

発生を確認する方法はありますか?

イベントログ(Windows)またはシステムログ(Solaris/Linux)にod10941メッセージが出

力されます。ただし、メッセージはタイムアウトの発生時ではなく、コネクション切断時に出力さ

れます。

Interstage V9以降では、CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

msg_output_compatibleに「od10941」の設定が必要です。なお、

msg_output_compatibleの設定値は、「&amp;」で連結することで複数指定できます。

コネクション切断のタイミングについては、以下の関連FAQを参照してください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11600" answer_id="11600" /&gt;

「Interstage Application Server(V8以前)のCORBAサービスについて、

period_client_idle_con_timeoutの詳細を教えてください。」

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11601" answer_id="11601" /&gt;

「Interstage Application Server(V9以降)のCORBAサービスについて、

period_client_idle_con_timeoutの詳細を教えてください。」

11604 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのタイマーについて

period_receive_timeoutの詳細を教えてください。

period_receive_timeoutでは、クライアントにおけるリクエスト返信待機時間(クライアント

タイムアウト時間)を設定します。リクエスト返信待機時間とは、リクエスト送信から返信まで

の待機時間です。クライアントアプリケーションでは、リクエスト送信完了後、リクエスト返信待

機時間を元に時間監視を行います。リクエスト返信待機時間を超えてもサーバからの返信

がない場合、リクエスト送信処理はエラー復帰します。リクエスト返信待機時間を設定するこ

とで、サーバアプリケーションのハングアップや処理遅延を検出できます。リクエスト返信待機時

間は、period_receive_timeout×5(秒)に設定されます。period_receive_timeoutに0

を指定すると、リクエスト返信待機時間が無限に設定されます。デフォルト値は、V5までは12

(60秒)、V6以降は72(360秒)です。

11605 Interstage Application Server 技術サポート period_receive_timeoutによるタイムアウトの発生を確

認する方法はありますか?

タイムアウトが発生した場合、クライアントアプリケーションのリクエスト送信処理が

COMM_FAILURE例外(マイナーコード0x464a0101)でエラー復帰します。

11606 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのタイマーについて、

period_server_timeoutの詳細を教えてください。

起動タイプがpersistentタイプ以外のサーバアプリケーションは、クライアントアプリケーションか

らのリクエストを受信した際に、自動的に起動します。period_server_timeoutでは、この起

動処理におけるアプリケーション起動からCORBA_ORB_initメソッド完了までの待機時間を

設定します。この時間を超過してもCORBA_ORB_initメソッドが完了しない場合、クライアン

トにNO_IMPLEMENT例外が通知されます。period_server_timeout×5(秒)が実際の

時間です。0は指定できません。デフォルト値は、V5までは12(60秒)、V6以降は120

(600秒)です。

11607 Interstage Application Server 技術サポート period_server_timeoutによるタイムアウトの発生を確

認する方法はありますか?

タイムアウトが発生した場合、イベントログ(Windows)またはシステムログ

(Solaris/Linux)にod10302メッセージが出力されます。

11608 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのタイマーについて、

read_interval_timeoutの詳細を教えてください。

read_interval_timeoutでは、ソケットに対する読み込みの待機時間を設定します。この時

間を超えてもソケットからの読み込みができない場合は、アプリケーションにCOMM_FAILURE

例外が通知されます。0を設定した場合、時間監視を行いません。デフォルト値は、V5では

0、V6以降は30(秒)です。なお、read_interval_timeoutによる時間監視は、電文の受

信処理が始まってから開始されます。例えば、クライアントアプリケーションでリプライ受信待ち

の状態の場合、サーバからパケットが1つも届かなければread_interval_timeoutによる時間

監視は開始されません。この場合は、period_receive_timeoutによる時間監視が行われま

す。パケットが1つでも届くと、read_interval_timeoutによる時間監視を開始します。

11609 Interstage Application Server 技術サポート read_interval_timeoutによるタイムアウトの発生を確認

する方法はありますか?

タイムアウトが発生した場合、イベントログ(Windows)またはシステムログ

(Solaris/Linux)にod10964メッセージが出力されます。

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11610 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのタイマーについて、

write_interval_timeoutの詳細を教えてください。

write_interval_timeoutでは、ソケットに対する書き込みの待機時間を設定します。この時

間を超えてもソケットへの書き込みができない場合は、アプリケーションにCOMM_FAILURE例

外が通知されます。0を設定した場合、時間監視を行いません。デフォルト値は、V5では0、

V6以降は30(秒)です。なお、write_interval_timeoutによる時間監視は、電文の送信

処理が始まってから開始されます。

11611 Interstage Application Server 技術サポート write_interval_timeoutによるタイムアウトの発生を確

認する方法はありますか?

タイムアウトが発生した場合、イベントログ(Windows)またはシステムログ

(Solaris/Linux)にod10965メッセージが出力されます。

11612 Interstage Application Server 技術サポート ファイアウォールではコネクション維持時間を設定できます

が、CORBAサービスのタイマーとの関係性を教えてくださ

い。

以下の大小関係を保持してください。

リクエスト返信待機時間<ファイアウォールのコネクション維持時間

クライアント側無通信監視時間<サーバ側無通信監視時間<ファイアウォールのコネクショ

ン維持時間

 リクエスト返信待機時間: クライアント側のperiod_receive_timeout×5(秒)

 クライアント側無通信監視時間: クライアント側のperiod_client_idle_con_timeout×5

(秒)

 サーバ側無通信監視時間: サーバ側のperiod_idle_con_timeout×5(秒)

11613 Interstage Application Server 技術サポート 負荷分散装置では無通信監視時間を設定できますが、

CORBAサービスのタイマーとの関係性を教えてください。

以下の大小関係を保持してください。

リクエスト返信待機時間<負荷分散装置の無通信監視時間

クライアント側無通信監視時間<サーバ側無通信監視時間<負荷分散装置の無通信

監視時間

 リクエスト返信待機時間: クライアント側のperiod_receive_timeout×5(秒)

 クライアント側無通信監視時間: クライアント側のperiod_client_idle_con_timeout×5

(秒)

 サーバ側無通信監視時間: サーバ側のperiod_idle_con_timeout×5(秒)

11614 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAサーバアプリケーションの最大処理時間を監視す

るタイマーは存在しますか?

単体のCORBAサーバアプリケーションにおいて、最大処理時間を監視するタイマーはありませ

ん。サーバアプリケーションをCORBAワークユニットで運用することにより、ワークユニット定義の

最大処理時間(Maximum Processing Time)を指定して時間監視できます。

11615 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAアプリケーションの負荷分散が特定のサーバに偏

ります。原因と対処方法を教えてください。

以下の要因が考えられます。[原因1]ネーミングサービスのオブジェクトリファレンス獲得時

点の負荷分散を使用している可能性があります。この場合、振り分け先サーバは、ネーミン

グサービスのオブジェクトリファレンスの獲得時に決定します。以降、クライアントがネーミング

サービスのオブジェクトリファレンスの獲得を再実行するまでは、クライアントからのリクエストは、

同じサーバに振り分けられます。[対処方法1]メソッド呼び出し単位の負荷分散を使用し

てください。[原因2]メソッド呼び出し単位の負荷分散を使用している場合、リクエスト発

行の規則性に従っている可能性があります。例えば、振り分け先サーバがA、Bの2つで、クラ

イアントからのリクエスト発行がメソッド1→メソッド2→メソッド1→メソッド2→…となっている場

合、メソッド1はAに、メソッド2はBに、必ず振り分けられる可能性があります。メソッド呼び出し

単位の負荷分散では、サーバとの通信はすべて振り分け対象となります。例えばネーミング

サービスのオブジェクトリファレンス獲得なども振り分け対象になるため、メソッド1=オブジェクト

リファレンス獲得、メソッド2=業務リクエストといったケースもありえます。[対処方法2]リク

エスト発行の規則性を見直してください。なお、ネーミングサービスのオブジェクトリファレンス獲

得時点の負荷分散、メソッド呼び出し単位の負荷分散の設定方法については、負荷分散

装置のマニュアルを参照してください。

11616 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAクライアントアプリケーションのスタックを確認したと

ころ、

com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.Request.N_get

_response_by_streamで停止しています。原因と対処

方法を教えてください。

[原因]以下のようなスタックイメージの場合、CORBAサーバアプリケーションからの応答待

ちの状態です。&nbsp;&nbsp;at

com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.Request.N_get_response_by_stream(Native

Method)&nbsp;&nbsp;at

com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.Request.get_response_by_stream(Request.jav

a:1191)&nbsp;&nbsp;- locked &lt;0x23ba5eb8&gt; (a

com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.Request)&nbsp;&nbsp;at

com.fujitsu.ObjectDirector.OD.Delegate.invoke(Delegate.java:745)&nbsp;&nbsp;

at org.omg.CORBA.portable.ObjectImpl._invoke(ObjectImpl.java:457)[対処方

法]対処不要です。応答を受信すると、処理が先に進みます。

11617 Interstage Application Server 設計/開発 max_IIOP_resp_con、max_IIOP_resp_requests、

number_of_common_bufferについて、自動拡張を利

用するべきですか?

自動拡張ではメモリ獲得処理などが実行されるため、ある程度のコストがかかります。このた

め、初期値で収まる範囲で運用し、自動拡張は過負荷時などのフェイルセーフとして利用す

ることを推奨します。自動拡張に必要なコストは、OSやマシンスペックに依存します。

11618 Interstage Application Server 共通 max_IIOP_resp_con、max_IIOP_resp_requests、

number_of_common_bufferの自動拡張が発生した

場合、いつ縮退されるか教えてください。

Interstage停止時まで縮退されません。

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11619 Interstage Application Server 運用/保守 max_IIOP_resp_con、max_IIOP_resp_requests、

number_of_common_bufferの現在の使用量を確認

する方法を教えてください。

odprtcurparamコマンドで確認できます。

・ 確認例

# odprtcurparam

Mon Aug 30 11:48:47 2010

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;name&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;value&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;max&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;limit

-----------------------------------------------------

IIOP_resp_con&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;4&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;512&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;665

IIOP_resp_requests&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;10&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;2048&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;&nbsp;2662

number_of_common_buffer&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;0&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;409&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;2662

processes&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;11

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;512&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;-

exec_instance&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;146&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;1

6384&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;-

上記の場合、max_IIOP_resp_conの使用量は4、max_IIOP_resp_requestsの使用量

は10、number_of_common_bufferの使用量は0です。11620 Interstage Application Server 技術サポート マルチスレッドのCORBAサーバアプリケーションにおいて、

受信したリクエストに応じてスレッドを生成するようにロジッ

クを組み込む必要はありますか?

スレッドの生成は、Interstageの制御部分で行われます。このため、サーバアプリケーション側

でリクエストに応じてスレッドを生成するようにロジックを組み込む必要はありません。

11621 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサービスのスレッド自動拡張機能を使用している

かどうかを確認する方法を教えてください。

スレッド自動拡張機能の使用有無は、CORBAサーバアプリケーションごとに設定できます。

サーバアプリケーションの登録情報から、thr_conc_maximumとthr_conc_initの値を確認し

てください。thr_conc_maximumの設定値がthr_conc_initの設定値よりも大きい場合、ス

レッド自動拡張機能を使用しています。thr_conc_initと同値の場合、スレッド自動拡張機

能は使用していません。

サーバアプリケーションの登録情報は、以下のコマンドで確認できます。

 OD_impl_inst -p -r &lt;インプリメンテーションリポジトリID&gt;

・ 確認例

# OD_impl_inst -p -r IDL:ODsample/stringtest:1.0

rep_id&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = IDL:ODsample/stringtest:1.0

type&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = persistent

proc_conc_max&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp; = 1

thr_conc_init&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp; = 16

thr_conc_maximum&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;=

32

mode&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = SYNC_END

iswitch&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = OFF

ior&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = 1.0

上記の場合、thr_conc_init = 16、thr_conc_maximum = 32なので、スレッド自動拡張

機能を使用しています。11622 Interstage Application Server 共通 CORBAサーバアプリケーションのスレッド自動拡張につい

て、拡張と縮退の契機を教えてください。

CORBAサービスでは、ユーザー処理を行っていない(アイドルな)スレッド数を監視していま

す。アイドルなスレッド数が一定のしきい値を下回ると、CORBAサービスはスレッドの拡張を行

います。1度に拡張するスレッドの数は、thr_conc_initとthr_conc_maximumから自動的に

算出されます。同様に、しきい値もthr_conc_initとthr_conc_maximumから自動的に算

出されます。アイドルなスレッド数がしきい値を上回ると、CORBAサービスはスレッドの縮退を

開始します。縮退するスレッドの数は1秒につき1つです。

11623 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサーバアプリケーションの現在のスレッド数を確認

する方法を教えてください。

odlistprocコマンドで確認できます。以下を実行してください。

 odlistproc -i -t

・ 確認例

# odlistproc -i -t

PID&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;NAME(command line)

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;ImplementationRepositoryID

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; ThreadConcurrency

10706&nbsp; /opt/FSUNod/bin/OD_start -M default

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:OM_ORB/admin:1.0

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;16

11287&nbsp;&nbsp;./simple_s

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;IDL:ODsample/stringtest:1.0

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;32

上記の場合、simple_sの現在のスレッド数は32です。

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11624 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAサーバアプリケーションにおいて、iswitchの設定を

確認する方法を教えてください。

インプリメンテーションリポジトリにおけるサーバアプリケーションの登録内容を確認してください。

サーバアプリケーションの登録内容は、以下で確認できます。

 OD_impl_inst -p -r &lt;インプリメンテーションリポジトリID&gt;

・確認例

# OD_impl_inst -p -r IDL:ODsample/stringtest:1.0

rep_id&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = IDL:ODsample/stringtest:1.0

type&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = persistent

proc_conc_max&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;= 1

thr_conc_init&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;= 16

thr_conc_maximum&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = 32

mode&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = SYNC_END

iswitch&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = OFF

ior&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; = 1.0

上記の場合、iswitchの設定は「OFF」です。

11625 Interstage Application Server 技術サポート CORBAワークユニットでは、単体のCORBAアプリケーショ

ンと比べてどのようなことができますか?

ワークユニットによる運用では、以下のような機能により、業務システムの運用形態に応じた

環境構築と運用監視を実施できます。業務単位での起動/停止アプリケーションの性能監

視プロセス多重度の指定アプリケーション異常終了時の自動再起動アプリケーションのタイマ

監視

11626 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAクライアントアプリケーションをCORBAワークユニッ

トで運用できますか?

CORBAクライアントアプリケーションは、CORBAワークユニットでは運用できません。ただし、

SolarisまたはLinuxでは、CORBAクライアントアプリケーションをユーティリティワークユニットで

運用できます。Windowsでは、ユーティリティワークユニットは使用できません。

11627 Interstage Application Server 技術サポート Interstage管理コンソールでCORBAワークユニットの配

備を行った場合、インプリメンテーションリポジトリおよび

ネーミングサービスへの登録は行われますか?

Interstage管理コンソールからCORBAワークユニットの配備を行った場合、インプリメンテー

ションリポジトリへの登録が行われます。ネーミングサービスへの登録を行うためには、配備時

にインタフェース定義を設定してください。システム>ワークユニット>「ワークユニット名」>配

備の詳細設定 [表示]>インタフェース定義で[追加]でインタフェース定義を行ってくだ

さい。

11628 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAワークユニットでJavaのサーバアプリケーションを運

用します。ワークユニット定義のExecutable Fileには何を

指定すればよいですか?

Windowsの場合、「java.exe」を指定してください。Solaris/Linuxの場合、「java」を指定し

てください。

なお、Control OptionセクションかApplication ProgramセクションのPathでjavaコマンド格

納ディレクトリのパスを指定します。

11629 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAワークユニットでJavaのサーバアプリケーションを運

用します。ワークユニット定義のParam for Executable

Fileには何を指定すればよいですか?

javaコマンドに指定するアプリケーションクラス名やオプション(-Xmsや-Xmx、-verbose:gcな

ど)、アプリケーションに渡す引数を指定してください。この際、javaコマンドに指定する順序ど

おりにステートメントを記載してください。

11630 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAワークユニットでJavaのサーバアプリケーションを運

用しますが、Javaのオプション(-Xmsや-Xmx、-

verbose:gcなど)が有効になりません。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]アプリケーションクラス名よりもあとに、Javaのオプション(-Xmsや-Xmx、-

verbose:gcなど)を指定している可能性があります。[対処方法]ワークユニット定義の

Param for Executable Fileでは、Javaのオプションはアプリケーションクラス名よりも前に指

定してください。正しい指定順序の例Executable File:javaPram for Executable File:-

XmsPram for Executable File:-XmxPram for Executable File:SampleClass誤った指

定順序の例Executable File:javaPram for Executable File:-XmsPram for

Executable File:SampleClassPram for Executable File:-Xmx&nbsp;&nbsp; # 有効

になりません。同様に、Interstage管理コンソールにおいてCORBAワークユニットの起動パラ

メタでJavaの起動オプションを設定する場合も、アプリケーションクラス名よりも前に指定してく

ださい。

11631 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAワークユニットでJavaのサーバアプリケーションを運

用します。ワークユニット定義のConcurrencyに2以上の

値を指定した場合、Java VMはいくつ起動しますか?

Java VMはConcurrencyに指定した数だけ起動します。プロセス多重で起動したCORBAア

プリケーションは、それぞれ別のJava VM上で動作します。

11632 Interstage Application Server 設計/開発 複数のCORBAワークユニットについて、ワークユニット定義

に同じインプリメンテーションリポジトリID(Impl ID)を指

定することはできますか?

できません。インプリメンテーションリポジトリID(Impl ID)は、ワークユニットごとに異なるもの

を指定するようにしてください。複数のワークユニットに対して、インプリメンテーションリポジトリ

IDに同値を指定した場合、同じインプリメンテーションリポジトリIDを指定したワークユニットを

同時に稼働させるとエラーが発生します。

11633 Interstage Application Server 技術サポート CORBAワークユニットをプロセス多重で動作させた場合、

リクエストの振り分けはどのように制御されるか教えてくださ

い。

CORBAワークユニットのプロセス多重時の振り分け方法は、ワークユニット定義のRequest

Assignment Modeで設定します。Request Assignment Modeを「LIFO」とした場合、最

後に要求待ち状態に入ったサーバアプリケーションプロセスにリクエストを振り分けます。これを

LRU方式と呼びます。Request Assignment Modeを「FIFO」とした場合、最も過去に要求

待ち状態に入ったサーバアプリケーションプロセスにリクエストを振り分けます。これをラウンドロ

ビン方式と呼びます。Request Assignment Modeを省略した場合、「LIFO」の動作(LRU

方式)となります。

Page 212: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11634 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAワークユニットの要求メッセージ振り分け方式

(Request Assignment Mode)に推奨値はあります

か?

推奨値はありません。LRU方式(「LIFO」を設定した場合)とラウンドロビン方式(「FIFO」

を設定した場合)では以下の違いがあります。これらの違いを考慮して設計を行ってくださ

い。LRU方式では、クライアントからの要求数が少ない場合は、特定のプロセスだけに要求

メッセージが振り分けられます。ラウンドロビン方式では、クライアントからの要求数が少ない場

合は、各プロセスに均等に要求メッセージが振り分けられます。ただし、その時点で要求を受

信できる状態のプロセスに対してラウンドロビン方式で振り分けを行うため、完全に均等に振

り分けられるわけではありません。LRU方式では、最後に動作したプロセスに対してリクエスト

を振り分けます。ラウンドロビン方式では要求待ちのプロセスのなかで最も過去に動作したプ

ロセスに対してリクエストを振り分けます。このため、LRU方式の方が割り当てられたプロセスが

メモリ上にロードされている可能性が高く、ラウンドロビン方式では割り当てたプロセスがスワッ

プアウトされている可能性があります。そのためLRU方式の方が、疎通性能がよい場合があり

ます。

11635 Interstage Application Server 技術サポート CORBAワークユニットにおいてサーバアプリケーションをプロ

セス多重で運用していますが、すべてのリクエストが特定

のプロセスに振り分けられています。原因と対処方法を教

えてください。

[原因]ワークユニット定義のRequest Assignment Modeの設定が「LIFO」(LRU方

式)となっている可能性があります。LRU方式では、クライアントからの要求数が少ない場合

は、特定のプロセスだけに要求メッセージが振り分けられます。[対処方法]Request

Assignment Modeの設定を「FIFO」(ラウンドロビン方式)に変更してください。「FIFO」の

場合、要求メッセージが均等に振り分けられます。なお、Request Assignment Modeを省

略した場合、「LIFO」の動作となります。

11636 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAワークユニットにおいて、プロセスごとに異なる環境

変数を設定できますか?

同一モジュールのプロセスを多重起動した場合に、プロセスごとに異なる環境変数を設定す

る機能はありません。異なる環境変数を設定するためには、プロセスごとに異なるワークユニッ

トで起動してください。

11637 Interstage Application Server 技術サポート Windowsで運用しているCORBAワークユニットにおいて、

stdoutファイル、stderrファイルにデータ出力しています

が、出力先のファイルにデータが書き込まれません。原因

と対処方法を教えてください。

[原因]OSの標準入出力ライブラリの仕様により、標準出力および標準エラー出力に出

力したデータは一度標準入出力ライブラリにバッファリングされるためです。[対処方法]バッ

ファリングされたデータを確実にstdout、stderrファイルに出力させるためには標準出力および

標準エラー出力に対してフラッシュを行ってください。例えばC言語の場合は、fflush

(stdout)、fflush(stderr)を発行してください。フラッシュを行わない場合は標準入出

力ライブラリによってバッファリングされたデータがフラッシュされるまでstdout、stderrファイルに

データが出力されません。ただし、アプリケーションがJavaおよびCOBOLの場合、stdoutファイ

ルおよびstderrファイルは作成されますが、ファイルにデータは出力されません。また、C++言

語で入出力ストリーム(cout, cerr)を使用してデータ出力を行う場合、標準C++

iostreamライブラリを使用してください。この場合、&lt;iostream&gt;などの拡張子.hが付い

てないヘッダファイルを使用します。標準C++ iostreamライブラリについてはMSDNなどの

Microsoft Corporationから公開されている情報を参照してください。

11638 Interstage Application Server 運用/保守 Windowsにおいて、COBOLアプリケーションをCORBA

ワークユニットで運用していますが、ワークユニットの停止

処理がハングアップしました。原因と対処方法を教えてく

ださい。

[原因]COBOLアプリケーションでDISPLAY文を使用して、stdoutファイルにデータを書き込

んでいる可能性があります。[対処方法]COBOLアプリケーションでDISPLAY文を使用して

いる場合は、翻訳時に翻訳オプション「SSOUT(環境変数情報名)」を指定してください。

また、ワークユニット定義のEnvironment Variableステートメントに、データ出力先のファイル

名を指定してください。データの出力先がデフォルト(stdoutファイル)のままの場合、環境

変数「@WinCloseMSG」にOFFを設定しメッセージの出力を抑止しないと、ワークユニット停

止時にアプリケーションがハングアップする可能性があります。

11639 Interstage Application Server 技術サポート Windowsで運用しているCORBAワークユニットにおいて、

stdoutファイル、stderrファイルにデータ出力しない方法は

ありますか?

CORBAアプリケーションで標準出力および標準エラー出力をstdoutファイル、stderrファイルに

割り当てたくない場合、ワークユニット定義のEnvironment Variableに以下の環境変数を

指定してください。

 INTERSTAGE_WU_STDOUT_REDIRECTION = OFF

上記により、stdoutファイルおよびstderrファイルが出力されなくなります。

11640 Interstage Application Server 技術サポート Solaris/Linuxで運用しているCORBAワークユニットにお

いて、stdoutファイル、stderrファイルにデータ出力していま

すが、ファイルにデータが書き込まれません。原因と対処

方法を教えてください。

[原因]OSの標準入出力ライブラリの仕様により、標準出力および標準エラー出力に出

力したデータは一度標準入出力ライブラリにバッファリングされるためです。[対処方法]バッ

ファリングされたデータを確実にstdout、stderrファイルに出力させるためには標準出力および

標準エラー出力に対してフラッシュを行ってください。例えばC言語の場合は、fflush

(stdout)、fflush(stderr)を発行してください。フラッシュを行わない場合は標準入出

力ライブラリによってバッファリングされたデータがフラッシュされるまでstdout、stderrファイルに

データが出力されません。ただし、アプリケーションがJavaの場合、stdoutファイルおよびstderr

ファイルは作成されますが、ファイルにデータは出力されません。

11641 Interstage Application Server 技術サポート JavaのCORBAワークユニットにおいて、ファイルにデータ出

力する方法を教えてください。

JavaのCORBAワークユニットでファイルにデータを出力する場合、使用者側で標準出力、標

準エラー出力をファイルに割り当てるようにプログラミングしてください。以下のメソッドが使用で

きます。

 標準出力の場合:

  java.lang.SystemクラスのsetOut()メソッド

 標準エラー出力の場合:

  java.lang.SystemクラスのsetErr()メソッド

Page 213: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11642 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAワークユニットの停止処理がハングアップしました。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

活性化メソッドから復帰したあとで時間がかかっている可能性があります。

[対処方法]

この場合、強制停止によりCORBAワークユニットを停止できます。

CORBAサーバアプリケーションの動作モードが「SYNC_END」の場合、ワークユニットの停止処

理が行われると、活性化メソッドが復帰します。その後、exit発行などにより明示的にプロセス

を終了させなければなりません。

例えば、活性化メソッドのあとにスレッド終了処理(thr_exitなど)を行っている場合は、該

当のスレッドは終了しますが、プロセスは残存します。このため、ワークユニットの停止が完了せ

ずに、ハングアップします。また、活性化メソッドのあとに時間のかかる処理が行われている場

合、その処理が完了してプロセスが終了するまで、ワークユニットの停止処理も完了しませ

ん。

以下のどちらかの対処を行ってください。

サーバアプリケーションの動作モードを「COMPATIBLE」に変更する

活性化メソッド復帰後にプロセスを終了するよう処理を修正する

活性化メソッドは以下のとおりです。

 C言語: CORBA_BOA_impl_is_ready(), CORBA_BOA_obj_is_ready()

 C++言語: CORBA::BOA::impl_is_ready(), CORBA::BOA::obj_is_ready(),

       &nbsp; PortableServer::POAManager::activate()

 Java: org.omg.PortableServer.POAManager.activate()

 COBOL: CORBA-BOA-IMPL-IS-READY, CORBA-BOA-OBJ-IS-READY

 OOCOBOL: CORBA-BOA-IMPL_IS_READY, CORBA-BOA-OBJ_IS_READY11643 Interstage Application Server 技術サポート CORBAワークユニットで運用しているアプリケーションが異

常終了した場合、coreファイルはどこに出力されますか?

以下に出力されます。

 xxx/yyy/zzz

 xxx:ワークユニット定義で指定されたカレントディレクトリ

 yyy:当該ワークユニット名

 zzz:アプリケーションの実行プロセスid

カレントディレクトリは、ワークユニット定義のCurrent Directoryステートメントで指定したディ

レクトリです。

なお、Solarisにおいてマルチシステム運用を行っている場合は、以下に出力されます。

 xxx/yyy.システム名/zzz

11644 Interstage Application Server 技術サポート CORBAワークユニットのアプリケーション自動再起動機能

を使用しますが、アプリケーションがいつ再起動されたか確

認する方法はありますか?

CORBAサービスのプロセスログに、CORBAアプリケーションの起動および終了時刻が記録され

ます。

ただし、プロセスログにはワークユニット名は記録されません。CORBAアプリケーションのプロセス

名とプロセスIDは記録されますので、これらを元にプロセスを特定してください。

なお、Interstage V5.1以降ではislistaplprocコマンドを使用すると、現在運用中のワークユ

ニットのプロセス情報を確認できます。

・ 確認例

# islistaplproc

&nbsp;&nbsp;PID&nbsp;&nbsp;wuname&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;kind&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;objectname/applicationname

11803&nbsp;&nbsp;SAMPLEWU&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;CORBA&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;IDL:test1/intf1:1.0

11952&nbsp;&nbsp;ODSAMPLE&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp

;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;CORBA&nbsp;&nbsp;&nbsp;&

nbsp;IDL:ODsample/stringtest:1.0

11645 Interstage Application Server 運用/保守 odcntlqueコマンドを使用してCORBAサーバアプリケーショ

ンの終了を行いましたが、アプリケーションが停止しませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

活性化メソッドから復帰したあとで時間がかかっている可能性があります。

CORBAサーバアプリケーションの動作モードが「SYNC_END」の場合、odcntlqueコマンドによ

る終了処理が行われると、活性化メソッドが復帰します。その後、exit発行などにより明示的

にプロセスを終了させなければなりません。

例えば、活性化メソッドのあとにスレッドの終了処理(thr_exitなど)を行っている場合は、

該当のスレッドは終了しますが、プロセスは残存します。また、活性化メソッドのあとに時間の

かかる処理が行われている場合、その処理が完了するまでプロセスは残存します。

[対処方法]

以下のどちらかの対処を行ってください。

サーバアプリケーションの動作モードを「COMPATIBLE」に変更する

活性化メソッド復帰後にプロセスを終了するよう処理を修正する

活性化メソッドは以下のとおりです。

 C言語: CORBA_BOA_impl_is_ready(), CORBA_BOA_obj_is_ready()

 C++言語: CORBA::BOA::impl_is_ready(), CORBA::BOA::obj_is_ready(),

        PortableServer::POAManager::activate()

 Java: org.omg.PortableServer.POAManager.activate()

 COBOL: CORBA-BOA-IMPL-IS-READY, CORBA-BOA-OBJ-IS-READY

 OOCOBOL: CORBA-BOA-IMPL_IS_READY, CORBA-BOA-OBJ_IS_READY

Page 214: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11646 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサーバアプリケーションにおいて、いくつのリクエスト

が滞留しているか確認する方法を教えてください。

CORBAアプリケーションを単体運用している場合は、確認できません。

CORBAワークユニット運用をしている場合は、isinfobjコマンドを使用することでリクエストの滞

留数が確認できます。出力結果のqueueを確認してください。

・ 確認例

# isinfobj ODSAMPLE IDL:ODsample/stringtest:1.0

implID&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;:&nbsp;IDL:ODsample/stringtest:1.0

kind&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;CORBA

status&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;:&nbsp;active

procnum&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;:&nbsp;2

queue&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;10

accumulation&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;100

thread&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;:&nbsp;16

wuname&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;:&nbsp;ODSAMPLE

上記の場合、滞留数は10です。

11647 Interstage Application Server 技術サポート CORBAクライアントからCORBAサーバに対して一時間あ

たりどれくらいのアクセスがあるのか確認したいと考えていま

す。CORBAサーバアプリケーションへのアクセス件数を調

べる方法があれば教えてください。

CORBAアプリケーションを単体運用している場合は、確認できません。

CORBAワークユニット運用をしている場合は、isinfobjコマンドを使用することでサーバアプリ

ケーションの累積処理件数が確認できます。出力結果のaccumulationを確認してください。

なお、accumulationの値は、該当のワークユニット全体の累積処理件数です。プロセス多

重度が2以上で運用している場合は、プロセス多重度で割って平均を求めるといった考慮を

行ってください。

・ 確認例

# isinfobj ODSAMPLE IDL:ODsample/stringtest:1.0

implID&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;:&nbsp;IDL:ODsample/stringtest:1.0

kind&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;CORBA

status&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;:&nbsp;active

procnum&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;:&nbsp;2

queue&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;10

accumulation&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;:&nbsp;100

thread&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;:&nbsp;16

wuname&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;:&nbsp;ODSAMPLE

上記の場合、累積処理件数は100です。また、プロセス多重度(procnum)は2のため、

平均累積処理件数は50です。

11648 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスで使用するコネクションについて、切断さ

れるタイミングを教えてください。

自分側からコネクション切断処理を実施した場合や、相手側(通信経路を含む)からのコ

ネクション切断要求を受けた場合が該当します。例)クライアントアプリケーションの終了時

サーバアプリケーションの終了時クライアントアプリケーションが通信資源の解放API

(CORBA_ORB_net_disconnectなど)を発行した場合クライアント側無通信監視機能に

よる切断サーバ側無通信監視機能による切断

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11649 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAクライアントアプリケーションから明にコネクションを

切断する方法を教えてください。

以下の方法があります。

APIによる通信資源の解放

以下の通信資源解放用のAPIを発行することにより、指定したオブジェクトリファレンスが使用

しているコネクションを切断できます。

 C言語: CORBA_ORB_net_disconnect

 C++言語: CORBA::ORB::net_disconnect

 Java: com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB.net_disconnect

 COBOL: CORBA-ORB-NET-DISCONNECT

 OOCOBOL: CORBA-ORB-NET_DISCONNECT

クライアント側無通信監視機能(Interstage V5以降)

クライアントにおける無通信状態(サーバへのリクエスト送信なし)の時間監視を行えます。

監視時間を超過してもサーバへのリクエスト送信がない場合、サーバとのコネクションを切断し

ます。

CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のperiod_client_idle_con_timeoutにより

設定できます。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11600" answer_id="11600" /&gt;

「Interstage Application Server(V8以前)のCORBAサービスについて、

period_client_idle_con_timeoutの詳細を教えてください。」

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11601" answer_id="11601" /&gt;

「Interstage Application Server(V9以降)のCORBAサービスについて、11650 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAサーバアプリケーションから明にコネクションを切断

する方法を教えてください。

以下の方法があります。

サーバ側無通信監視機能

サーバにおける無通信状態(クライアントからのリクエスト送信なし)の時間監視を行えま

す。監視時間を超過してもクライアントからのリクエスト送信がない場合、クライアントとのコネ

クションを切断します。なお、インプリメンテーションリポジトリへの登録時に、iswitchに「ON」が

設定されたサーバアプリケーションの呼び出しに使用したコネクションの場合は、監視時間を

超過してもコネクションを切断しません。

CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のperiod_idle_con_timeoutにより設定で

きます。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11597" answer_id="11597" /&gt;

「Interstage Application ServerのCORBAサービスについて、period_idle_con_timeout

の詳細を教えてください。」

11651 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのコネクションについて、相手側からのコネ

クション切断を検知できていない場合、コネクション情報

が残存するのか教えてください。

相手側からのコネクション切断を検知できていない場合は、コネクション情報は残存します。

なお、残存したコネクションの影響については、以下の関連FAQを参照してください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11652" answer_id="11652" /&gt;

「Interstage Application ServerのCORBAクライアントアプリケーションについて、コネクション

情報が残存したままの場合の影響を教えてください。」

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11653" answer_id="11653" /&gt;

「Interstage Application ServerのCORBAサーバアプリケーションについて、コネクション情報

が残存したままの場合の影響を教えてください。」

11652 Interstage Application Server 技術サポート CORBAクライアントアプリケーションについて、コネクション

情報が残存したままの場合の影響を教えてください。

CORBAクライアントアプリケーションでは、リクエスト時に前回のコネクションが残っていればその

コネクションを利用して通信を行います。

サーバ側から切断された無効なコネクション情報が残っている場合、CORBAクライアントアプリ

ケーションはそのコネクションを使ってリクエストを送信しようとするため、リクエストは送信エラー

となります。ただし、送信エラー後に該当のコネクション情報は破棄されるため、再度リクエスト

の送信を行うことで通信できます。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11656" answer_id="11656" /&gt;

「Interstage Application ServerのCORBAクライアントアプリケーションにおいて、残存したコ

ネクション情報を解放する手段を教えてください。」

11653 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサーバアプリケーションについて、コネクション情報

が残存したままの場合の影響を教えてください。

CORBAサーバアプリケーションでは、不要なコネクション情報がサーバ上に残存すると、メモリ

やconfigで設定されている接続数(max_IIOP_resp_con)などの資源が消費されたまま

の状態となります。

多数のコネクション情報が残存すると、max_IIOP_resp_conが不足し、クライアント側で接

続エラーが発生する可能性があります。

なお、残存したコネクション情報の解放手段については、以下の関連FAQを参照してくださ

い。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="11657" contents="FAQ11657" /&gt;

「Interstage Application ServerのCORBAサーバアプリケーションにおいて、残存したコネク

ション情報を解放する手段を教えてください。」

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11654 Interstage Application Server 技術サポート CORBAクライアントアプリケーションについて、現在のコネク

ション情報を確認する方法を教えてください。

Interstage V5.1であれば、odprtcurparamコマンドで使用中のコネクション数を確認できま

す。max_IIOP_init_conの値を確認してください。Interstage V5.0以前では、

odprtcurparamコマンドは提供していません。また、Interstage V6以降ではコネクションの

構成が変更されているため、odprtcurparamコマンドでは確認できません。この場合、OSの

netstatコマンドを使用して確認してください。あて先アドレスが「サーバ側のIPアドレ

ス:CORBAサービスのポート番号」となっており、状態が「ESTABLISHED」となっているコネク

ションが、CORBAサービスで使用中のコネクションです。なお、CORBAサービスのポート番号は

「odserver」と出力される可能性があります。netstatコマンドの詳細は、OSのマニュアルを参

照してください。

11655 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサーバアプリケーションについて、現在のコネクショ

ン情報を確認する方法を教えてください。

Interstage V5.1以降であれば、odprtcurparamコマンドで使用中のコネクション数を確認

できます。max_IIOP_resp_conの値を確認してください。Interstage V5.0以前では、

odprtcurparamコマンドは提供していません。OSのnetstatコマンドを使用して確認してくださ

い。ローカルアドレスが「サーバ側のIPアドレス:CORBAサービスのポート番号」となっており、状

態が「ESTABLISHED」となっているコネクションが、CORBAサービスで使用中のコネクションで

す。なお、CORBAサービスのポート番号は「odserver」と出力される可能性があります。

netstatコマンドの詳細は、OSのマニュアルを参照してください。

11656 Interstage Application Server 技術サポート CORBAクライアントアプリケーションにおいて、残存したコ

ネクション情報を解放する手段を教えてください。

以下の方法があります。

APIによる通信資源の解放

以下の通信資源解放用のAPIを発行することにより、指定したオブジェクトリファレンスが使用

しているコネクション情報を解放できます。

 C言語: CORBA_ORB_net_disconnect

 C++言語: CORBA::ORB::net_disconnect

 Java: com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB.net_disconnect

 COBOL: CORBA-ORB-NET-DISCONNECT

 OOCOBOL: CORBA-ORB-NET_DISCONNECT

クライアント側無通信監視機能(Interstage V5以降)

クライアントにおける無通信状態(サーバへのリクエスト送信なし)の時間監視を行えます。

監視時間を超過してもサーバへのリクエスト送信がない場合、サーバとのコネクションを切断

し、コネクション情報を解放します。

CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のperiod_client_idle_con_timeoutにより

設定できます。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="11600" contents="FAQ11600" /&gt;

「Interstage Application Server(V8以前)のCORBAサービスについて、

period_client_idle_con_timeoutの詳細を教えてください。」

&lt;rn:answer_xref answer_id="11601" contents="FAQ11601" /&gt;

「Interstage Application Server(V9以降)のCORBAサービスについて、11657 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサーバアプリケーションにおいて、残存したコネク

ション情報を解放する手段を教えてください。

以下の方法があります。

Interstageの再起動

サーバ側無通信監視機能

サーバにおける無通信状態(クライアントからのリクエスト送信なし)の時間監視を行えま

す。監視時間を超過してもクライアントからのリクエスト送信がない場合、クライアントとのコネ

クションを切断し、コネクション情報を解放します。なお、インプリメンテーションリポジトリへの登

録時に、iswitchに「ON」が設定されたサーバアプリケーションの呼び出しに使用したコネクショ

ンの場合は、監視時間を超過してもコネクションを切断しません。

CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のperiod_idle_con_timeoutにより設定で

きます。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11597" answer_id="11597" /&gt;

「Interstage Application ServerのCORBAサービスについて、period_idle_con_timeout

の詳細を教えてください。」

11658 Interstage Application Server 設計/開発 CORBAアプリケーションが獲得したオブジェクトリファレンス

がどのタイミングで解放されるか教えてください。

CORBAアプリケーションで獲得したオブジェクトリファレンスは、以下のタイミングで解放されま

す。

CORBAアプリケーション終了時

オブジェクトリファレンスの解放API利用時

オブジェクトリファレンスの解放APIに関しては、使用言語や生成方法により、

CORBA_Object_release()、CORBA::release()、CORBA-OBJECT-RELEASEなど、異な

るAPIを利用します。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11493" answer_id="11493" /&gt;

「Interstage Application Serverにおいて、CORBAサービスのAPIの詳細は、どのマニュアル

に記載されていますか?」

11659 Interstage Application Server 設計/開発 CORBA通信でやり取りされるデータの中身をログに出力

する方法はありますか?

CORBAアプリケーションでは、CORBA通信でやり取りしているデータの内容を出力する機能

は提供していません。必要であれば、アプリケーションを作り込んで独自のファイルやログへ出

力してください。

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11660 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスについて、デフォルトで出力されるログファ

イルを教えてください。

Interstage Application Server V3.0までは、デフォルトで出力されるログファイルはありませ

ん。Interstage Application Server V3.1以降では、以下のログファイルについてデフォルトで

出力されます。トレース情報(V3.1以降)アクセスログ(V4.1以降)エラーログ(V4.1以

降)プロセスログ(V4.1以降)インフォメーションログ(V6.0以降)IPCログ(V7.0以降)

ネーミングサービスのユーザ例外発生時のログ(V8.0以降)

11661 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのログファイルについて、世代数を教えてく

ださい。

インターフェースリポジトリの内部ログは、世代数は無限です。そのほかのログは、2世代です。

インターフェースリポジトリの内部ログは、irlogdumpコマンドを実行しない限り出力されませ

ん。

11662 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスのログファイルについて、ローテーションの

際にメッセージが出力されるか教えてください。

メッセージは出力されません。

11663 Interstage Application Server 技術サポート max_IIOP_resp_conを超過した接続があるか確認する

方法を教えてください。

max_IIOP_resp_conを超過した場合、イベントログ(Windows)またはシステムログ

(Solaris/Linux)にod10918メッセージが出力されます。Interstage Application Server

V6以降の場合、max_IIOP_resp_conを超過すると自動拡張が行われ、

limit_of_max_IIOP_resp_conまで接続できます。limit_of_max_IIOP_resp_conを超

過した場合、イベントログまたはシステムログにod10918メッセージが出力されます。

11664 Interstage Application Server 技術サポート max_IIOP_req_per_conを超過したリクエストがあるか

確認する方法を教えてください。

max_IIOP_req_per_conを超過した場合、イベントログ(Windows)またはシステムログ

(Solaris/Linux)にod10919メッセージが出力されます。

11665 Interstage Application Server 技術サポート max_IIOP_resp_requestsを超過したリクエストがあるか

確認する方法を教えてください。

max_IIOP_resp_requestsを超過すると自動拡張が行われ、

limit_of_max_IIOP_resp_requestsまで接続できます。

limit_of_max_IIOP_resp_requestsを超過した場合、イベントログ(Windows)またはシ

ステムログ(Solaris/Linux)にod109688メッセージが出力されます。

11666 Interstage Application Server 技術サポート max_IIOP_init_conを超過した接続があるか確認する

方法を教えてください。

max_IIOP_init_conを超過した場合、イベントログ(Windows)またはシステムログ

(Solaris/Linux)にod10917メッセージが出力されます。

11667 Interstage Application Server 技術サポート max_IIOP_local_init_conを超過した接続があるか確

認する方法を教えてください。

max_IIOP_local_init_conを超過した場合、イベントログ(Windows)またはシステムログ

(Solaris/Linux)にod10917メッセージが出力されます。

11668 Interstage Application Server 技術サポート max_IIOP_local_init_requestsを超過したリクエストが

あるか確認する方法を教えてください。

max_IIOP_local_init_requestsを超過した場合、イベントログ(Windows)またはシステ

ムログ(Solaris/Linux)にod10969メッセージが出力されます。

11669 Interstage Application Server 構築(導入/移行) CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

iss_groupを変更する予定です。設定方法を教えてくだ

さい。

CORBAサービス資源のセキュリティ強化機能に関する設定を変更する場合、

issetsecuritymodeコマンドを使用して設定してください。issetsecuritymodeコマンドを使用

することで、必要な設定が自動的に実行されます。

11670 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

iss_useに「no」が設定されている場合、iss_groupの設

定値は有効ですか?

iss_useの設定値が「no」の場合、iss_groupの設定値は無効です。

11671 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

iss_useに「no」が設定されている場合、iss_uidおよび

iss_gidの設定値は有効ですか?

iss_useの設定値が「no」の場合、iss_uidおよびiss_gidの設定値は無効です。

11672 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

http_proxy_useに「no」が設定されている場合、

http_proxyおよびhttp_proxy_portの設定値は有効で

すか?

http_proxy_useの設定値が「no」の場合、http_proxyおよびhttp_proxy_portの設定値

は無効です。

11673 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

uno_iiop_initref_portについて教えてください。

uno_iiop_initref_portはCORBAサービスの内部パラメタです。本パラメタでは、URL

(Uniform Resource Locater)スキーマでのデフォルトポート番号を指定しますが、内部パ

ラメタであるため、設定の変更や行の削除は行わないでください。

11674 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

trace_useに「yes」を設定していますが、トレース情報が

出力されるタイミングを教えてください。

以下のタイミングで出力されます。odformtraceコマンド実行時configの

trace_file_synch_levelで指定したタイミング

11675 Interstage Application Server 技術サポート CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の

trace_file_synch_levelに「stop」を指定している場合、

プロセス異常終了の場合にもトレース情報は出力されま

すか?

trace_file_synch_levelに「stop」だけが指定されている場合、プロセス異常終了時にはト

レース情報の出力は行われません。以下のように、「vanish」を指定してください。

trace_file_synch_level = stop&vanish

11676 Interstage Application Server 設計/開発 IDLcコマンドで生成されるJavaの生成物に関して、パッ

ケージ名を任意のパッケージ名に変更する方法を教えてく

ださい。

IDLcコマンドによるJava生成物のパッケージ名は、IDL定義のモジュール宣言に従って生成さ

れます。

モジュール宣言をパッケージ名の形式とすれば、Java生成物のパッケージ名を指定できます。

例:パッケージ名を「jp.fujitsu.packname」とする場合

&nbsp;module jp {&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;module fujitsu {&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;module packname {&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;://既存のIDL定義&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; };&nbsp;

&nbsp;&nbsp; };&nbsp;

&nbsp;};

11677 Interstage Application Server 技術サポート CORBAアプリケーションに対してメモリリークチェックを行っ

たところ、tc_create()というAPIの延長でメモリリークが発

生しているように見えます。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

[原因]tc_create()はCORBAサービスの内部APIです。このAPIでは、タイプコードの生成

が行われます。タイプコードの生成ではメモリ領域を獲得しますが、ここで獲得される領域は、

同一のタイプコードに対して使いまわされます。このため、実際にはメモリリークが発生している

わけではありません。[対処方法]メモリリークチェックでtc_create()が検出された場合、問

題は発生しませんので無視してください。

11678 Interstage Application Server 技術サポート isstatコマンドで確認すると、ObjectDirectorだけが起動

しています。この状態からNamingServiceを起動する方

法について教えてください。

isstartコマンドを使用し、Interstageごと起動してください。ObjectDirectorだけが起動して

いる状態はInterstageとして問題のある状態ではありませんので、Interstageの起動に影響

はありません。

11679 Interstage Application Server 技術サポート odstartsnapコマンドを使用して共有メモリ上にスナップ情

報を採取した場合、共有メモリはどのタイミングで解放さ

れますか?

Interstage停止時に解放されます。スナップ情報を採取する際に使用される共有メモリは、

Interstage起動時にあらかじめ取得されます。odstartsnapコマンドが実行されると、この共

用メモリへのスナップ情報の書き込みが開始されます。この共用メモリは、Interstage停止時

に解放されます。

11680 Interstage Application Server 共通 InterstageにバンドルされていないJavaVMで、CORBA-

Javaアプリケーションを運用できますか?

InterstageにバンドルされているJavaVM以外での運用はできません。バンドルされている

JavaVMで運用してください。

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11681 Interstage Application Server 運用/保守 Portable-ORBのアプレット運用を行っている場合に、内

部ログ情報を採取するよう動作環境ファイルに設定して

いますが、ログ情報が採取できません。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]

ログ採取に必要な権限が不足している可能性があります。

権限が不足している場合、ログ情報を出力できません。

[対処方法]

Portable-ORBのログ情報を採取する場合に必要な権限については、以下のマニュアルを参

照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編) V9

 第5章 アプリケーションの開発(Java言語)

  5.8 アプレットのデジタル署名

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4、V3

INTERSTAGE Application Server 分散アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)

V4

 第4章 アプリケーションの開発(Java言語)

  4.3 アプレットのデジタル署名

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V2

INTERSTAGE 分散アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編) V2

11682 Interstage Application Server 運用/保守 Portable-ORBのアプレット運用を行っている場合に、処

理が遅延します。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

以下の2つの原因が考えられます。

Portable-ORBの内部ログ情報の採取により遅延している可能性があります。

OSがWindowsXPの場合、デジタル署名が実施されていない可能性があります。

[対処方法]

Portable-ORBの内部ログ情報の採取により遅延している可能性がある場合は、Portable-

ORB環境設定コマンド(porbeditenv)を使用して、内部ログ情報を採取するように動作

環境ファイルを設定していないか確認してください。

OSがWindowsXPでデジタル署名が実施されていない可能性がある場合は、アプレット本体

に対してデジタル署名が実施されているか確認してください。また、Portable-ORBをダウン

ロードしている場合は、Portable-ORBに対してもデジタル署名が実施されているか確認してく

ださい。

jarアーカイブファイルの署名確認には、以下のコマンドを使用します。

 jarsigner -verify &lt;jarアーカイブファイル名&gt;

なお、OSがWindowsXP以外では、デジタル署名が実施されていない場合、アプレットが異

常終了します。

11683 Interstage Application Server 運用/保守 JavaEEアプリケーションにおいて、

「org.omg.CORBA.COMM_FAILURE: vmcid: SUN

minor code: 219」メッセージが出力されました。原因と

対処方法を教えてください。

[原因]サーバに発行したリクエストが返信待機時間以内に返信されなかったため、クライ

アント側でタイムアウトが発生しました。サーバ側の処理が長くかかりすぎているか、またはサー

バ側の処理がハングアップしている可能性があります。[対処方法]サーバ側の処理を見

直してください。返信待機時間が短い場合は、クライアント側で

com.sun.corba.ee.transport.ORBWaitForResponseTimeoutプロパティの値を修正し

て、返信待機時間を増やしてください。本メッセージが通知された場合、クライアントアプリ

ケーションには例外が通知されます。クライアントアプリケーションで、必要に応じてリクエストを

再送してください。

11684 Interstage Application Server 運用/保守 JavaEEアプリケーションにおいて、

「org.omg.CORBA.COMM_FAILURE: vmcid: SUN

minor code: 225」メッセージが出力されました。原因と

対処方法を教えてください。

[原因]ソケットへの書き込みでタイムアウトが発生したためです。[対処方法]以下の対

処を実施してください。com.sun.corba.ee.transport.ORBTCPTimeoutsプロパティの値が

小さい可能性があります。本メッセージが発生しているマシンの

com.sun.corba.ee.transport.ORBTCPTimeoutsプロパティの値を増やしてください。サー

バ・クライアント間でネットワークが切断されていないかを確認してください。頻繁に本エラーが

発生する場合は、ネットワーク環境を見直して信頼性の高いネットワークを構築してください。

サーバアプリケーションのGC時間を確認してください。GC時間が

com.sun.corba.ee.transport.ORBTCPTimeoutsプロパティで設定したタイムアウト時間よ

りも長い場合は、JVMオプションのヒープサイズに大きい値を指定していないか見直して、GC

時間がタイムアウト時間内に収まるよう調整してください。

11685 Interstage Application Server 運用/保守 JavaEEアプリケーションにおいて、

「org.omg.CORBA.COMM_FAILURE: vmcid: SUN

minor code: 229」メッセージが出力されました。原因と

対処方法を教えてください。

[原因]ソケットからの読み取りでタイムアウトが発生したためです。[対処方法]以下の

対処を実施してください。接続先のcom.sun.corba.ee.transport.ORBTCPTimeoutsプロ

パティの値が小さい可能性があります。接続先の

com.sun.corba.ee.transport.ORBTCPTimeoutsプロパティの値が小さい場合は、値を増

やしてください。サーバ・クライアント間でネットワークが切断されていないかを確認してくださ

い。頻繁に本エラーが発生する場合は、ネットワーク環境を見直して信頼性の高いネットワー

クを構築してください。IPCOM と連携したIIOP通信の負荷分散機能を利用している場合

は、ORB の最大メッセージ分割サイズを確認してください。ORBの最大メッセージ分割サイズ

には、送信データが分割されないような値を設定してください。

Page 219: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11686 Interstage Business Application Manager for .NET運用/保守 クライアントでサーバのアクセスに失敗し、イベントログに

DNet1022メッセージ(REASON=0x00000000)が出

力されました。しかし、サーバアプリケーションの配備は正

しく行われており、クライアント構成ファイルの内容にも問

題はありません。原因と対処方法を教えてください。

[原因]システム環境変数OD_CODE_SETが設定されている可能性があります。[対処

方法]OD_CODE_SETが設定されていると、本製品が正しく動作できない場合がありま

す。設定を削除してください。

11687 Interstage Business Application Manager for .NET共通 Component Connectorは、システム構成のどの部分で

使用しますか?

サーバ環境で使用します。Interstage Business Application Manager for .NETのアプリ

ケーションは、.NET-Remotingを使用するクライアントアプリケーションとサーバアプリケーション

で構成されます。Component Connectorは、このサーバアプリケーションから、既存の

CORBAアプリケーションにアクセスするためのランタイムを提供する製品です。

11688 Interstage Business Application Manager for .NET共通 Component Connectorは、.NET-Remotingのクライア

ントアプリケーションで使用できますか?

使用できません。Component Connectorは、サーバアプリケーションから既存のCORBAアプ

リケーションにアクセスするためのランタイムを提供する製品です。クライアントアプリケーションか

ら直接使用することはできません。

11689 Interstage Application Server 運用/保守 Portable-ORBのアプレット運用を行う場合に、

org.omg.CORBA.ORBSingletonClassプロパティに

“com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.SingletonORB”

を指定しない理由を教えてください。

org.omg.CORBA.ORBSingletonClassプロパティには、ORB.init()が返すORBのクラス名を

設定します。org.omg.CORBA.ORBSingletonClassプロパティを設定しない場合は、デフォ

ルトでOracle(Sun)社製のORBが使用されます。

Portable-ORBのアプレット運用では、ORB.init()が返すORBとしてOracle(Sun)社製の

ORBをサポートしています。

CORBAサービスのORBはサポートしていないため、指定しないでください。

11690 Interstage Application Server 運用/保守 Portable-ORBの内部ログ情報を採取する方法を教えて

ください。

Portable-ORB環境設定コマンド(porbeditenv)を使用して、動作環境ファイルを編集し

てください。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編) V9

 第11章 Portable-ORB環境設定コマンド

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4、V3

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) V4

 第10章 Portable-ORB環境設定

なお、V3については、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V2

INTERSTAGE リファレンスマニュアル V2

 1.9 Portable-ORB環境設定

アプレット運用の場合は、合わせて以下のマニュアルも参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編) V911691 Interstage Application Server 共通 Portable-ORBとは何ですか? Portable-ORBは、実行時にWebサーバからダウンロードして使用するJava言語用のCORBA

クライアントです。11692 Interstage Application Server 設計/開発 Portable-ORBのアプレット運用を行う場合は、

policytoolで追加するアクセス権限がない場合でも、デジ

タル署名が必要ですか?

デジタル署名は、データの改ざんを検出するために必要です。また、デジタル署名を実施しな

い場合、必要なリソースにアクセスできず、処理遅延やエラーを引き起こす可能性がありま

す。このため、policytoolで追加するアクセス権限がない場合もデジタル署名を実施してくだ

さい。

デジタル署名の詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編) V9

 第5章 アプリケーションの開発(Java言語)

  5.8 アプレットのデジタル署名

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4、V3

INTERSTAGE Application Server 分散アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)

V4

 第4章 アプリケーションの開発(Java言語)

  4.3 アプレットのデジタル署名

なお、V3については、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V2

INTERSTAGE 分散アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編) V2

 第4章 アプリケーションの開発(Java言語)

  4.2 アプレットにおけるデジタル署名11693 Interstage Application Server 共通 Portable-ORBを利用する場合、Interstageにバンドルさ

れていないJavaVMを使用することはできますか?

InterstageにバンドルされていないJavaVMでの運用はできません。バンドルされている

JavaVMで運用してください。

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11694 Interstage Application Server 運用/保守 JavaEEアプリケーションにおいて、IOP00100009メッセー

ジが出力されました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]IOP00100009メッセージは、URLスキーマで指定された名前が見つからない場合

に出力されます。[対処方法]URLスキーマで指定したネーミングサービスにオブジェクトが

登録されているか確認してください。ネーミングサービスにオブジェクトが登録されている場合

は、スタックトレースに続けて「Caused by:」として出力される例外情報より、原因を特定して

対処を行ってください。「Caused by:」の原因事例を以下に示します。「Caused by:

org.omg.CosNaming.NamingContextPackage.NotFound:

IDL:omg.org/CosNaming/NamingContext/NotFound:1.0」と出力された場合、指定さ

れたJNDI名に対応するサーバアプリケーションが見つからなかったことを示しています。正しい

JNDI名を指定して再度実行してください。「Caused by: java.io.IOException: 接続が相

手からリセットされました」と出力された場合、コネクションが切断されたことにより、URL スキー

マで指定された名前を見つけられなかったことを示しています。再実行してください。

11695 Interstage Application Server 設計/開発 Java EEを使用したクライアントとEJBコンテナ間の通信に

おいて、SSL通信をサポートしているか教えてください。

サポートしていません。通信の暗号化を行う場合、DMZにWebサーバを配置し、DMZよりフロ

ント側で暗号化を実施してください。

11696 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Java EEのJMS機能を使用しています。メッ

セージブローカの物理格納先に格納されているメッセージ

数を確認することはできますか?

imqcmdコマンドのlist dstサブコマンドで確認できます。

list dstサブコマンドの詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

  第11章

   Java EE運用コマンド

    11.10 imqcmd

11697 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Java EEのJMS機能を使用しています。メッ

セージブローカのメッセージ配信処理を一時停止すること

はできますか?

imqcmdコマンドのpause dstサブコマンドで一時停止できます。

なお、一時停止中のメッセージ受信要求は、待機状態となりクライアントアプリケーションに復

帰しません。

一定時間で待機状態から復帰したい場合には、受信要求時にタイムアウト時間を設定して

ください。

また、メッセージ配信処理はimqcmdコマンドのresume dstサブコマンドで再開できます。

pause dstサブコマンド、および、resume dstサブコマンドの詳細については、以下のマニュア

ルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

  第11章

   Java EE運用コマンド

    11.10 imqcmd

11698 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Java EEのJMS機能を使用しています。メッ

セージブローカのログにメッセージIJMQ_B0055が出力さ

れてメッセージが配信できませんでした。原因と対処方法

を教えてください。

本メッセージは、Message-driven BeanアプリケーションのonMessageメソッド処理で何らか

の異常が発生した際に出力されるメッセージです。この場合、Message-driven Beanアプリ

ケーションを配備しているIJServerクラスタのサーバーログに、メッセージ

ISJEE_MQJMSRA_MR2001が出力されています。その前後のメッセージを確認して、

Message-driven Beanアプリケーションで異常が発生した原因を確認し、アプリケーションの

処理を見直してください。

11699 Interstage Application Server 運用/保守 J2EEモニタロギング機能とはどのようなものか教えてくださ

い。

J2EEモニタロギング機能とは、IJServerの性能情報をロギングする機能です。この機能を利

用して、JavaVMやJDBCデータソースなどの性能情報を定期的に採取し、結果をログファイル

へ出力することができます。ログファイルはCSV形式のファイルに出力されるため、Microsoft®

Excelなどで読み込んで性能情報を分析することができ、統計情報の蓄積にも役立ちます。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

  5.1 J2EEモニタロギング機能

11700 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットのコンテナログのファイル名を任意

に決めることはできますか?

IJServerワークユニットのコンテナログのファイル名を任意に決めることはできません。

IJServerワークユニットのコンテナログのファイル名の形式は以下の通りです。

現在ログを出力しているログファイル

”container.log”で固定

ローテーション後のファイル

container-YYYY_MM_DD-hh_mm_ss.log

出力するログファイルについては、以下のヘルプ、マニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6

- Interstage管理コンソール ヘルプ -

 IJServer:ログ定義

V9

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

 5.1 ログ情報

11701 Interstage Application Server 設計/開発 可変情報に以下を含むIJServer21236がコンテナログな

どに出力されます。「ORA-01453: SET TRANSACTION

はトランザクションの最初の文でなければなりません。」原

因と対処方法を教えてください。

[原因]オートコミットを無効にして(Connection.setAutocommit(false))トランザク

ション制御している場合、トランザクションの終了(Connection.commit() または

Connection.rollback())をせずにConnection.closeメソッドを呼び出している可能性があり

ます。[対処方法]トランザクションの終了をせずにConnection.closeメソッドを呼び出して

いる箇所がないか確認してください。

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11702 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットのコンテナログ(container.log)

について、ローテーションのタイミングを教えてください。

コンテナログ(container.log)のローテーションのタイミングは、Interstage管理コンソールの

IJServerワークユニットの[ログ定義]に設定されている[ログサイズ]または、[開始時

刻]と[繰り返し]によって決まります。デフォルトではファイルサイズが1MBを超えるとロー

テーションします。

V8以降は[isj2eeadmin]コマンドでも設定できます。

■Interstage管理コンソール

Interstage管理コンソール>Interstage Application Server>システム>ワークユニット

>”ワークユニット名”>ログ定義

設定内容については、以下のマニュアルか、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してく

ださい。

■isj2eeadmin(V9、V8)

 Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマン

ド編)

  13.8 isj2eeadmin

■ヘルプ

 - Interstage管理コンソール ヘルプ -

  IJServer:ログ定義

11703 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットでHotDeploy機能が有効になって

いることを確認するコマンドはありますか?

[isj2eeadmin]コマンドを使用してIJServer定義を抽出することでHotDeploy機能の設

定を確認することができます。

[isj2eeadmin]コマンド、IJServer定義の詳細にいては、以下のマニュアルを参照してくだ

さい。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)

 第13章 J2EE運用コマンド

  13.8 isj2eeadmin

   13.8.1 ijserverサブコマンド

   13.8.7 IJServer定義ファイル

V8

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第13章 J2EE運用コマンド

  13.8 isj2eeadmin

   13.8.1 ijserverサブコマンド

   13.8.5 IJServer定義ファイル11704 Interstage Application Server 運用/保守 [isj2eeadmin]コマンドを利用してIJServerワークユ

ニットの定義を抽出したのですが、[Datasources]タグ

の配下のタグ([Name]タグなど)が出力されません

でした。理由を教えてください。

[Interstage管理コンソール>Interstage Application Server>システム>ワークユニット

>”ワークユニット名”>環境設定] の[DBコネクション設定]でデータソースの先頭の

チェックボックスをチェックしていないためです。[DBコネクション設定]でデータソースの先頭の

チェックボックスをチェックすれば、[Datasources]タグ配下に詳細な設定を行うタグが出力

されます。

11705 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットは、OSの停止や再起動の際、自

動的にワークユニットの停止処理が行われますか?事前

にワークユニットの停止などを行ってからOSの停止や再起

動を行う必要がありますか?

IJServerワークユニットは、OSの停止時(正確にはInterstageの停止)に連動して停止さ

れます。ただし、この場合、ワークユニットの停止は強制停止で行われ処理中のリクエストが

キャンセルされます。通常停止を行いたい場合は、ワークユニット停止後にOSの停止を行って

ください。

11706 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットのJavaプロセスの稼動監視を行い

たいのですが、監視対象のJavaプロセスを確認する方法

を教えてください。

[islistaplproc]コマンドで、IJServerワークユニットのJavaプロセスのプロセスIDを確認する

ことができます。該当のJavaプロセスを監視対象としてください。

[islistaplproc]コマンドについての詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)

 第9章 ワークユニット管理コマンド

  9.7 islistaplproc

V8

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第9章 ワークユニット管理コマンド

  9.7 islistaplproc

V7

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第9章 ワークユニット管理コマンド

  9.6 islistaplproc

V6

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11707 Interstage Application Server 設計/開発 Solaris環境でInterstage JDBC Driverを使用して、

Microsoft SQL Serverに接続できますか?

Solaris版のInterstage Application Serverから、Interstage JDBC Driverを使用しSQL

Serverへ接続することはできません。

Interstage J2EEユーザーズガイドの「Interstage JDBCドライバを使用する方法」の記事

は、Windows版だけに有効です。

またInterstage JDBC Driverは、V8以前のWindows版だけ使用できます。

V7以降では、Solaris版のInterstage Application ServerからSQL Serverへ接続する場

合は、以下のJDBCドライバを使用してください。

 - Microsoft® JDBCドライバ Service Pack2以降

11708 Interstage Application Server 設計/開発 以下のディレクトリ配下に作成されるEJBのクライアント配

布物のjarファイルのサイズが、システムごとに異なりますが

問題ないですか?■

WindowsC:&yen;Interstage&yen;J2EE&yen;var&y

en;deployment&yen;ijserver&yen;”IJServer名”

&yen;distribute■

Solaris/Linux/var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserv

er/”IJServer名”/distribute

クライアント配布物は、配備するたびにjarファイルを作成するため、配備のタイミングで、クラス

ファイルの更新時刻が変更されます。更新時刻が変更されることにより、jarファイルを作成す

る際の圧縮結果に影響が出るため、結果としてjarファイルのサイズに差異が生じる場合があ

ります。ただし、EJBアプリケーションを含む同一EARファイル、もしくは、ejb-jarファイルを配備

した場合、配備するIJServerのタイプや製品と使用しているJDKのバージョンレベル(マイ

ナーレベルを含む)が同一であれば、作成されるモジュールの内容に差異はありませんので

問題ありません。

11709 Interstage Application Server 運用/保守 可変情報に以下を含む警告メッセージEXTP4368がシス

テムログに出力されました。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

[メッセージ]

extp: WARNING: EXTP4368: JavaVM may have

run out of memory

[可変情報]

The garbage collections are run with the short

intervals because of the lack of the memory

[原因]

EXTP4368の警告メッセージがシステムログ(Windowsの場合は、イベントログ)に出力さ

れた場合、IJServerワークユニットのJavaプロセスでRMI機能による自動ガベージコレクション

が発生している可能性があります。自動ガベージコレクションは、デフォルトでは1分間隔で動

作するため、JavaVMがFull GCが頻発していると判断し、このメッセージを出力します。

[対処方法]

JavaVMオプションにRMI機能による自動ガベージコレクションの実行間隔を明示的に指定す

ることにより、自動ガベージコレクションの影響を排除することができます。

RMI機能による自動ガベージコレクションの発生間隔は、[Interstage管理コンソール>”

ワークユニット名”>環境設定]タブ の [ワークユニット設定]の[JavaVMオプション]

に、

“-Dsun.rmi.dgc.client.gcInterval=発生間隔”および“-

Dsun.rmi.dgc.server.gcInterval=発生間隔”を指定してチューニングします。

発生間隔には、マイクロ秒単位で数値を指定してください。

RMI機能による自動ガベージコレクションの発生間隔を、3600000マイクロ秒(1時間)に

変更する場合

 -Dsun.rmi.dgc.client.gcInterval=3600000

 -Dsun.rmi.dgc.server.gcInterval=3600000

なお、RMI機能による自動ガベージコレクションの発生間隔をチューニングしても、ガベージコ

レクション発生回数が削減されない場合、Java VMのヒープ領域サイズが不足している可能

性がありますので、Java VMのヒープ領域サイズのチューニングを行うことで削減される場合が

あります。

11710 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールを使用してIJServerワークユ

ニットのモニタを参照しても、Perm領域の情報が出力さ

れません。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

IJServerワークユニットで利用しているJavaは、Interstageが提供しているJava以外である

可能性があります。

[対処方法]

Java環境設定ファイル(※)を確認し、Interstageが提供しているJavaが利用されている

か、確認してください。

Interstageが提供しているJavaが利用されていない場合、Interstageが提供しているJava

を設定することでモニタ情報のPerm領域の情報を出力させることができます。

(※)Windowsの場合、C:¥Interstage¥J2EE¥etc¥java_config.txt

   Solaris/Linuxの場合、/opt/FJSVj2ee/etc/java_config.txt

参考マニュアル

V9

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 3.9 動作環境のカスタマイズと確認

  ■IJServerを利用する場合の設定

V8/V7/V6

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド V8

 3.9.2 動作環境の確認

  ■IJServerを利用する場合の設定

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11711 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットの-Xmsおよび-Xmxの値を減少さ

せた場合に考えられるリスクを教えてください。

Javaヒープの使用可能量が減少しますので、java.lang.OutOfMemoryErrorが発生する可

能性があります。また、アプリケーションの処理速度にも影響を与えますので、実測により影響

を確認してください。

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11712 Interstage Application Server 設計/開発 同じ名前のWebアプリケーションを上書き配備することは

できますか?

同じ名前のWebアプリケーションが配備されているワークユニットと同じワークユニットに配備す

るのであれば、上書き配備することはできます。ただし、他のワークユニット上に配備することは

できません。

ijsdeploymentコマンドでWebアプリケーションを配備する場合は、-rオプションを指定すること

で上書き配備を行うことができます。

コマンドの詳細は、下記マニュアルを参照してください。

V9/V8/V7/V6

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) V9

 第13章 J2EE運用コマンド

  13.2 ijsdeployment

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11713 Interstage Application Server 設計/開発 「.bindingsファイル」の場所を教えてください。 「.bindingsファイル」は以下に格納されます。

■Windowsの場合

[Interstage管理コンソール>Interstage Application Server>システム>リソース>

JDBC>”データソース名”>環境設定]の[PROVIDER_URL]で指定された箇所に格納

されます。

■Solaris/Linuxの場合

データソース名の先頭に”jdbc/”を付加している場合は、[Interstage管理コンソール>

Interstage Application Server>システム>リソース>JDBC>”データソース名”>環境設

定]の[PROVIDER_URL]で指定されたディレクトリ配下のjdbcディレクトリに格納されま

す。

11714 Interstage Application Server 設計/開発 JDBCのリソース定義に、異なるデータベースへ接続する、

複数のリソース定義を行うことはできますか?

異なる定義名であれば、複数の定義を登録することができます。

11715 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの「Debug用ポート番号」はどこで

確認することができますか?

「Debug用ポート番号」は、[Interstage管理コンソール>Interstage Application

Server>システム>ワークユニット>”ワークユニット名”>環境設定]の[ワークユニット設

定]の[デバッグ起動]に”デバッグ起動モード”を指定し、IJServerワークユニットを起動す

ると、Interstage管理コンソールの該当IJServerワークユニットのモニタ画面で「Debug用

ポート番号」が確認できます。

11716 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの起動に失敗し、コンテナログなど

に以下のメッセージが出力されました。原因と対処方法を

教えてください。

[メッセージ]

IJServer: エラー: IJServer21352: コネクトの獲得に失

敗しました

[可変情報]

java.sql.SQLException: Listener refused the

connection with the following error:ORA-12514,

TNS:listener does not currently know of service

[原因]Oracleが未起動であるため、IJServerワークユニット起動時にOracleへの事前コ

ネクトが失敗し本事象が発生している可能性があります。[対処方法]IJServerワークユ

ニット起動前にOracleのサービスを起動してください。

11717 Interstage Application Server 設計/開発 複数のIJServerワークユニットで最大コネクション数を設

定する場合、それぞれのIJServerワークユニットの最大コ

ネクション数の合計が、システムとしての最大値となるのか

教えてください。

DBコネクション設定の最大コネクション数は、プロセスごとの最大数です。IJServerワークユ

ニットが複数あったり、プロセス多重で動作している場合、プロセスごとの最大コネクション数の

総和が、システム全体の最大コネクション数です。

11718 Interstage Application Server 運用/保守 [Interstage管理コンソール>”ワークユニット名”>環

境設定]タブの[ワークユニット設定]の「リトライカウン

ト」が”0”の場合、アプリケーション異常時の再起動は行

われますか?また、再起動はプロセス単位で実施されま

すか?

「リトライカウント」が0の場合、アプリケーション異常終了時には、プロセスが正常起動するま

で再起動を繰り返します。なお、再起動の単位はプロセス単位です。

11719 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットにおいて、異常時のDBコネクション

の再接続処理が行われたことを確認する方法を教えてく

ださい。

IJServerワークユニットにおいて、異常時のDBコネクションの再接続処理が行われたことを確

認する方法はありません。再接続が試みられ、リカバリーに失敗した場合には、イベントログま

たはシステムログにIJServer21250のエラーが出力されます。

11720 Interstage Application Server 運用/保守 予兆監視機能の警告を発するしきい値を変更する方法

はありますか?

予兆監視のしきい値を変更することはできません。

既定のしきい値で運用してください。

■参考情報

V9

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

 第2章 アプリケーションの運用

  2.1 ワークユニットの設計

   2.1.12 予兆監視

V8

Interstage Application Server 運用ガイド

 第2章 アプリケーションの運用

  2.1 ワークユニットの設計

   2.1.12 予兆監視

V7

Interstage Application Server 運用ガイド

 第3章 アプリケーションの運用

11721 Interstage Application Server 設計/開発 [ijsdeployment -n WU名 -f WARファイルのパス名 -c

Webアプリケーション名 -r]コマンドを実行し、Webアプリ

ケーションを再配備しようとしましたが、DEP1826のエラー

が発生します。原因と対処方法を教えてください。

[原因][ijsdeployment]コマンドでは、Webアプリケーション名を指定して、上書き配

備することができないためです。[対処方法]Webアプリケーション名を指定してWebアプリ

ケーションを再配備する場合は、Interstage管理コンソールから行ってください。

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11722 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのコンテナログ(container.log)

のログローテーションの動作について教えてください。

ログファイルのローテーションは、デフォルトでは、ファイルサイズ(1MB)の1世代でローテーショ

ンされる設定になっています。1MBを超えた場合はcontainer-YYYY_MM_DD-

hh_mm_ss.logにファイル名がリネームされ、新規にcontainer.logファイルが作成されます。

ログファイルのローテーションの動作は、[isj2eeadmin]コマンド(V8以降の場合)また

は、Interstage管理コンソールを使って変更することができます。詳細は以下のマニュアル、ま

たは、ヘルプを参照してください。

■isj2eeadmin(V9、V8)

 Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマン

ド編)

  13.8 isj2eeadmin

■ヘルプ

 - Interstage管理コンソール ヘルプ -

  IJServer:ログ定義

11723 Interstage Application Server 設計/開発 [Interstage管理コンソール>Interstage Application

Server>システム>ワークユニット>”ワークユニット名”>

環境設定]タブ の[ワークユニット設定]の[アプリ

ケーション最大処理時間超過時の制御]として、”警告

メッセージを出力する”を選択している場合、処理時間超

過時に、IJServerワークユニットでどのような処理が行わ

れるのか教えてください。

アプリケーション最大処理時間超過時の制御として、”警告メッセージを出力する”が選択さ

れた場合、システムログまたはイベントログに警告メッセージEXTP4366を出力し、時間超過

を通知します。なお、アプリケーション処理はそのまま継続されます。

11724 Interstage Application Server 設計/開発 [Interstage管理コンソール>Interstage Application

Server>システム>リソース>JDBC>”JDBCデータソー

ス名”>環境設定]画面で、登録済みJDBCデータソー

スの環境設定の更新を行った際、更新が反映されるのは

いつですか?

[Interstage管理コンソール>Interstage Application Server>システム>リソース>

JDBC>”JDBCデータソース名”>環境設定]で、設定変更を行った場合、変更した内容

は、IJServerワークユニット再起動後に反映されます。

11725 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのWebアプリケーションから

Interstageのコネクションプーリングを利用してデータベー

スに接続しています。DBコネクション数の最大値をどこで

設定するのか教えてください。

IJServerワークユニットの場合、DBコネクション数の最大値は、[Interstage管理コンソール

>Interstage Application Server>システム>ワークユニット>”ワークユニット名”>環境

設定] の[DBコネクション設定]の「最大コネクション数」で設定します。

IJServerワークユニットの最大コネクション数については、管理コンソール ヘルプを参照してく

ださい。

 - Interstage管理コンソール ヘルプ -

  IJServer:環境設定

   ◆DBコネクション設定

    最大コネクション数

11726 Interstage Application Server 運用/保守 [isj2eemonitor -start -n ”IJServer名”]コマンドを

実行しましたが、ログ採取ができません。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]

ログ採取間隔の(初期値:10分)を経過する前に、[isj2eemonitor -stop]コマンドで

処理を停止したか、IJServerワークユニットを停止させたことが原因です。

[対処方法]

ログ採取間隔を経過し、モニタ情報が採取されるまで[isj2eemonitor -stop]コマンドを

実行しないでください。または、IJServerワークユニットを停止しないでください。

[isj2eemonitor]コマンドについては、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマン

ド編)

  第3部 J2EE編

   第13章 J2EE運用コマンド

    13.9 isj2eemonitor

11727 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの[アプリケーション最大処理時

間]の[アプリケーション最大処理時間超過時の制

御]に”プロセスを強制停止する”を選択した場合の動作

について教えてください。マニュアルでは、実際にアプリケー

ション最大処理時間が経過すると、スレッドダンプを10秒

おきに2回採取したあと、アプリケーションプロセスを強制

停止する動作として説明されていますが、その間に正常

なリクエスト応答が返ってきた場合でも、プロセスの強制

停止処理は続行されますか?

一度アプリケーション最大処理時間を超過したプロセスは、その後のリクエスト応答状態に関

係なく、強制停止処理が続行されます。 なお、最大処理時間経過後、スレッドダンプ採取

が完了する20秒間はそのままアプリケーション処理が継続されているため、その間に正常なリ

クエスト応答が返る場合があります。

11728 Interstage Application Server 運用/保守 アプリケーション最大処理時間を超過し、プロセスが強制

停止すると、プーリングされているコネクションはどうなります

か?

プロセスが最大処理時間超過により強制停止された場合、既存のコネクションプーリング情

報も破棄されます。プロセス再起動後に再度接続することで、トランザクション終了後、コネク

ションがプーリングされます。なお、プロセス自動再起動時には事前コネクト処理は実施されま

せん。

11729 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの設定値をコマンドから確認する

方法を教えてください。

[isj2eeadmin]コマンドでIJServerワークユニットの設定値を確認することができます。

[isj2eeadmin]コマンドの詳細については以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)

 第3部 J2EE編

  第13章 J2EE運用コマンド

   13.8 isj2eeadmin

V8

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第3部 J2EE編

  第13章 J2EE運用コマンド

   13.8 isj2eeadmin

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11730 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットに対して[isstopwu]コマンドで

通常停止を行ったところ、システムログに「ERROR:

is20271:WorkUnit(”ワークユニット名”) stop

processing is not responding」のメッセージが出力され

停止できませんでした。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]IJServerワークユニットの通常停止操作を行った際に、処理中のアプリケーションが

存在したため、停止処理が待機状態になった可能性があります。この場合、container.log

に「IJServer32418: 処理中のアプリケーションが存在するためIJServer停止処理を待機し

ます」のメッセージが出力されます。[対処方法]アプリケーション処理中に停止しても問題

なければ、[isstopwu]コマンドに-cオプションを指定して実行し、IJServerワークユニットを

強制停止してください。

11731 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage管理コンソールのDB接続テストをOracleに対

して実施すると、以下のエラーが出力され接続に失敗し

ました。原因と対処方法を教えてください。

[メッセージ]

IS: ERROR: is40304: Failed to JDBC Data Source

Connection Test

[可変情報]

Ocurred an error in a java process. Error Code=6

[原因]

Interstage JMXサービスの起動スクリプトに、環境変数ORACLE_HOMEが設定されていな

いことが原因と考えられます。

[対処方法]

起動スクリプト(/etc/rc2.d/S95isjmxstart)へ環境変数ORACLE_HOMEを設定し

Interstage JMXサービスを再起動してください。

■起動スクリプト(/etc/rc2.d/S95isjmxstart)記載例

#!/bin/sh

#

# Copyright All Right Reserved

# Copyright (c) FUJITSU LIMITED 2003

#

# Interstage JMX Service start/stop procedure

ORACLE_HOME=$ORACLE_HOME

export ORACLE_HOME

LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib32:$ORACLE_HOME/lib

export LD_LIBRARY_PATH

if [ ! -d /usr/bin ]

 (省略)11732 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットに対して、JavaVMオプションに”-

verbose:gc”を指定した場合、”GC処理の結果ログ”はど

こに出力されますか?

IJServerワークユニットの場合、GC処理の結果ログは、以下のファイルに出力されます。■

Windows「”ログ出力ディレクトリ”&yen;IJServer名&yen;log&yen;プロセス通番

&yen;info.log」■Solaris/Linux「”ログ出力ディレクトリ”/IJServer名/log/プロセス通番

/info.log」なお”ログ出力ディレクトリ”に関しては、[Interstage管理コンソール>

Interstage Application Server>システム>ワークユニット>”ワークユニット名”>環境設

定 ]の[ワークユニット設定]の[ログ出力ディレクトリ]で確認および変更できます。

11733 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールから手動でIJServerワークユ

ニットを起動する場合、起動ユーザーを指定できますか?

Interstage管理コンソールからIJServerワークユニットを起動する場合ユーザーを指定するこ

とはできません。IJServerワークユニットは、Interstage管理コンソールにログインしたユーザー

の権限で起動されます。

11734 Interstage Application Server 運用/保守 DBサーバへの同時アクセス数をInterstage管理コンソー

ルで確認する方法を教えてください。

IJServerワークユニットの[モニタ]タブで確認することができます。具体的には、[データ

ソース情報]の「使用中コネクション数」がDBサーバへの同時アクセス数に該当します。■

Interstage管理コンソールInterstage管理コンソール>Interstage Application Server>

システム>ワークユニット>”ワークユニット名”>モニタ

11735 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットを、OS起動時に自動起動させ

ず、任意のタイミングで起動する方法を教えてください。

任意のタイミングでIJServerワークニットを起動する手順は以下です。

(1)IJServerワークユニットを自動起動しない設定にする

Interstage管理コンソールを使って、[ワークユニット設定]の[ワークユニット自動起動]

の設定を、[自動起動しない]としてください。

IJServerワークユニットの[ワークユニット設定]は、Interstage管理コンソールの以下の個

所です。

Interstage管理コンソール>Interstage Application Server>システム>ワークユニット

>”ワークユニット名”>環境設定 の[ワークユニット自動起動 ]

(2)IJServerワークユニットを手動で起動する

IJServerワークユニットをInterstage管理コンソールまたは[isstartwu]コマンドを使って起

動します。

IJServerワークユニットの起動については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server運用ガイド(基本編) V9

Interstage Application Server/Interstage Web Serverリファレンスマニュアル(コマンド

編)

 9.15 isstartwu

V8/V7/V6

Interstage Application Server運用ガイド V8

 2.2 ワークユニットの起動・停止

Interstage Application Serverリファレンスマニュアル(コマンド編)

 9.15 isstartwu

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11736 Interstage Application Server 運用/保守 IJServer定義ファイルの[MaxThreads]というパラメタ

の意味を教えてください。

IJServer定義ファイルの[MaxThreads]で指定されている値は、同時処理数と呼ばれま

す。同時処理数は、IJServerワークユニットに配備したアプリケーションが同時に処理する、ク

ライアントシステムからのリクエスト数です。

IJServer定義ファイルについて詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Serverリファレンスマニュアル(コマンド

編)

 "13.8.7 IJServer定義ファイル"

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11737 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットの、JavaVMの起動オプションを変

更しようと思います。Interstage管理コンソール以外で設

定する方法を教えてください。

[isj2eeadmin ijserver]コマンドで設定できます。

コマンドの入力となるIJServer定義ファイルの&lt;JavaCommandOptions&gt;タグに、設定

したいJavaVM起動オプションを指定してください。

[isj2eeadmin ijserver]コマンドの使用方法については、以下のマニュアルを参照してくだ

さい。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)

 第3部 J2EE編

  第13章 J2EE運用コマンド

   13.8 isj2eeadmin

    13.8.1 ijserverサブコマンド

    13.8.7 IJServer定義ファイル

V8

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第3部 J2EE編

  第13章 J2EE運用コマンド

   13.8 isj2eeadmin

    13.8.1 ijserverサブコマンド

11738 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットのコネクションプールに対して、最

大コネクション数を超過する接続があった場合の動作を

教えてください。

Interstageでコネクションプールを使用する設定で、最大コネクション数を超える接続要求が

あった場合、コネクションタイムアウト設定時間だけコネクションプールにコネクションが返却され

るのを待ちます。コネクションタイムアウト設定時間内にコネクションプールに返却があった場

合、コネクションをアプリケーションに返却します。コネクションタイムアウト設定時間を超過した

場合は、アプリケーションにjava.sql.SQLExceptionを返却します。

11739 Interstage Application Server 運用/保守 Oracle Real Application Clustersで、クラスタ切替えが

発生した場合の、コネクションプールのコネクションの切替

え動作について教えてください。

Oracle Real Application Clustersで、クラスタ切替えが発生した場合、プールされているコ

ネクションは、すべて接続先が切替え前であるため使用できなくなります。

このようなコネクションについては、”自動再接続機能”を使用すると、自動的に再接続が行

われ、IJServerワークユニットの運用を継続することができます。

”自動再接続機能”は、IJServerワークユニットの環境設定項目「DBコネクション設定」にあ

る「異常時の再接続」を「する」に設定することで使用できます。

プールからコネクションを取り出す際に、コネクションが使用可能であるかを判定し、使用でき

ないコネクションの場合には自動的にクラスタ切替え後のデータベースに再接続します。

ただし、プールから取り出したコネクション1つだけをチェックします。このため、クラスタ切替え直

後に一括して、プール中のコネクションすべての張替えは行われません。

なお、この機能はInterstageでコネクションプーリングを行う場合にだけ有効です。

【参考】

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第1部 J2EE共通編

  第4章 JNDI

   4.4 JDBC(データベース)のコネクション

    4.4.2 自動再接続機能

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11740 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットをデバッグモードで起動する場合、

デバッグ用のポート番号を設定する方法を教えてくださ

い。

IJServerワークユニットのデバッグ用のポート番号を任意に指定することはできません。

IJServerワークユニットをデバッグモードで起動した場合、”10000”番から順に空いているポー

トを検出して自動的にデバッグ用のポートを割り当てます。デバッグ用のポート番号は以下の

Interstage管理コンソールの[モニタ]タブの[Debug用ポート番号]より確認することが

できます。■Interstage管理コンソールInterstage管理コンソール>Interstage

Application Server>システム>ワークユニット>”ワークユニット名”>モニタ

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11741 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットが出力するコンテナログ

(container.log)のロールオーバを[開始時刻]と

[繰り返し]とした場合、ロールオーバが行われるタイミン

グを教えてください。

IJServerワークユニットが出力するコンテナログ(container.log)の”ログファイルのロールオー

バ”を[開始時刻]と[繰り返し]とした場合、[開始時刻]から[繰り返し]で指定し

た時間が経過すると新しいコンテナログにロールオーバします。ただし、実際に新しいコンテナロ

グにロールオーバするのは、[繰り返し]で指定した時間経過後に初めてログを出力した時

点です。

11742 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールで設定したJDBCのリソース定

義を、コマンドを使用して抽出することができますか?

[fjj2eeadmin]コマンドで抽出することができます。

コマンドの詳細については以下のマニュアルを参照してください。

V7

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第3部 J2EE編

  第17章 JNDI運用コマンド

   17.1 fjj2eeadmin

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11743 Interstage Application Server 設計/開発 J2EEアプリケーションからネットワークドライブにアクセスする

ことができません。原因と対処方法を教えてください。

ネットワーク上の共有資源にアクセスする際の必要な環境設定が行われていない可能性が

あります。

以下のマニュアルを参照し、必要な設定を事前に行ってください。

V9、V8

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 第1部 J2EE共通編

  第2章 J2EEアプリケーションの設計

   2.2 J2EEアプリケーションが運用される環境(IJServer)

    2.2.5 ネットワーク上の共有資源へアクセスする場合の環境設定

11744 Interstage Application Server 設計/開発 Tomcatではserver.xmlの[resource]タブに

[validationQuery]で適切なSQLを指定することで、

プーリングしているコネクションの接続監視や再接続がで

きますが、Interstageでそのような設定ができますか?

できません。

ただし、”自動再接続機能”を使用すると、プーリングされているJDBCのコネクションが使用可

能なコネクションであるかを判定し、使用できないコネクションであれば、自動的にデータベー

スに再接続します。

”自動再接続機能”を使用する場合は、[Interstage管理コンソール>Interstage

Application Server>システム>ワークユニット>”ワークユニット名”>環境設定]の[DB

コネクション設定]の[異常時の再接続]に”する”を設定してください。

JDBCコネクションの”自動再接続機能”の詳細については、以下のマニュアルを参照してくださ

い。

V9、V8

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 第1部 J2EE共通編

  第4章 JNDI

   4.4 JDBC(データベース)のコネクション

    4.4.2 自動再接続機能

V7、V6

Interstage Application Server チューニングガイド

 第3章 J2EEのチューニング

  3.1 IJServerのチューニング

   ■JDBCのコネクション

11745 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットのコンテナログの世代数や管理方

式をどこで設定するか教えてください。

[Interstage管理コンソール>Interstage Application Server>システム>ワークユニット

>”ワークユニット名”>ログ定義]にて設定できます。

設定方法や世代管理された退避ファイル名などは、以下のInterstage管理コンソールのヘ

ルプを参照してください。

■ヘルプ

 - Interstage管理コンソール ヘルプ -

  IJServer:ログ定義

11746 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットのJavaVMオプションでヒープサイズ

などを指定しますが、この設定値が反映されていることを

確認する方法を教えてください。

JavaVMオプションの設定値については以下のIJServerワークユニットのコンテナ情報ログで確

認できます。

■Windows

「”ログ出力ディレクトリ”¥IJServer名¥log¥プロセス通番¥info.log」

■Solaris/Linux

「”ログ出力ディレクトリ”/IJServer名/log/プロセス通番/info.log」

なお”ログ出力ディレクトリ”に関しては、[Interstage管理コンソール>Interstage

Application Server>システム>ワークユニット>”ワークユニット名”>環境設定]の[ワー

クユニット設定]の[ログ出力ディレクトリ]で確認および変更できます。

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11747 Interstage Application Server 設計/開発 WEBアプリケーションからデータソースをlookupしました

が、以下エラーがコンテナログに出力されlookupに失敗し

ました。原因と対処方法を教えてください。

javax.naming.NameNotFoundException:

org.omg.CosNaming.NamingContextPackage.NotF

ound:

IDL:omg.org/CosNaming/NamingContext/NotFou

nd:1.0

[原因]

WebアプリケーションのJavaVMオプションに、V5以前のEJBクライアントアプリケーションで指定

する以下のシステムプロパティが設定されている可能性があります。

 -

Djava.naming.factory.initial=com.fujitsu.interstage.ejb.jndi.FJCNCtxFactoryForCli

ent

[対処方法]

JavaVMオプションに上記のシステムプロパティが指定されている場合は、システムプロパティを

削除してください。

11748 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの環境設定をInterstage管理コ

ンソールではなく、コマンドから変更する方法を教えてくだ

さい。

IJServerワークユニットの環境設定変更は、[isj2eeadmin ijserver]コマンドを使用する

ことでできます。

[isj2eeadmin ijserver]コマンドの使用方法については、以下のマニュアルを参照してくだ

さい。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)

 第3部 J2EE編

  第13章 J2EE運用コマンド

   13.8 isj2eeadmin

    13.8.1 ijserverサブコマンド

    13.8.7 IJServer定義ファイル

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。11749 Interstage Application Server 設計/開発 アプリケーションの入替えを実施したあと、以下のエラーが

コンテナログに出力され、アプリケーションが動作しなくなり

ました。原因と対処方法を教えてください。

java.lang.UnsatisfiedLinkError: Native Library ”ネイ

ティブライブラリ名” already loaded in another

classloader

[原因]JNIを使用するクラスを含むアプリケーションに対して、クラスのHotDeployを行った

可能性があります。[対処方法]JNIを使用するクラスがアプリケーションに含まれている場

合、そのアプリケーションはHotDeploy/クラスのオートリロードを使用することはできません。

JNIを使用するクラスを含むアプリケーションに対してクラスのHotDeployを行っている場合は、

IJServerワークユニットを停止後にアプリケーションの入替えを行ってください。

11750 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのアプリケーション最大処理時間を

超過しタイムアウトした場合に出力されるエラーメッセージ

を教えてください。

IJServerワークユニットの[アプリケーション最大処理時間超過時の制御]の設定によって

出力されるメッセージが異なります。■”プロセスを強制停止する”が選択されている場合

EXTP4365■”警告メッセージを出力する”が選択されている場合  EXTP4366

11751 Interstage Application Server 運用/保守 [isj2eemonitor]コマンドにより採取できる以下の情

報を個別に記録する方法を教えてください。JavaVM情

報データソース情報トランザクション情報Servletコンテナ

情報EJBコンテナ情報

採取するログの種類については、[isj2eemonitor]コマンドの”-l”オプションで指定します。

”-l”オプションで複数のログの種類を指定した場合、出力されるログファイルはログの種類ごと

です。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマン

ド編)

  第3部 J2EE編

   第13章 J2EE運用コマンド

    13.9 isj2eemonitor

 Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

  第5章 J2EEのチューニング

   5.1 J2EEモニタロギング機能

    5.1.2 J2EEモニタロギングのログファイル

     ■ログファイル名

11752 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットが出力するコンテナログ

(container.log)、コンテナ情報ログ(info.log)の出

力先を教えてください。

IJServerワークユニットが出力するコンテナログ(container.log)、コンテナ情報ログ

(info.log)の出力先は以下です。

■Windows

「”ログ出力ディレクトリ”¥IJServer名¥log¥プロセス通番」

■Solaris/Linux

「”ログ出力ディレクトリ”/IJServer名/log/プロセス通番」

なお”ログ出力ディレクトリ”に関しては、[Interstage管理コンソール>Interstage

Application Server>システム>ワークユニット>”ワークユニット名”>環境設定]の[ワー

クユニット設定]の[ログ出力ディレクトリ]で確認および変更できます。

また”プロセス通番”に関しては、[Interstage管理コンソール>Interstage Application

Server>システム>ワークユニット>”ワークユニット名”>モニタ]の[プロセス通番]で確

認できます。

11753 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットのコネクションプールは、どの単位で

作成されますか?

コネクションプールはIJServerワークユニットの各Javaプロセス上に作成されます。

プロセス多重度が2以上の場合、その多重度の数だけコネクションプールが作成されます。

なお、コネクションプールの設定は、IJServerワークユニット単位に定義します。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第1部 J2EE共通編

  第4章 JNDI

   4.4 JDBC(データベース)のコネクション

    4.4.1 コネクションプーリング

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11754 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットの環境設定の変更を、IJServer

ワークユニット運用中に行うことはできますか?

IJServerワークユニット運用中に、IJServerワークユニットの環境設定の変更を行うことはで

きません。IJServerワークユニットを停止して、IJServerワークユニットの環境設定の変更を

行ってください。

11755 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニット名を変更する方法を教えてくださ

い。

IJServerワークユニット名を変更することはできません。IJServerワークユニットを一度削除し

たあとに、変更するIJServerワークユニット名で再作成してください。アプリケーションは、

IJServerワークユニット再作成後に再度配備してください。

11756 Interstage Application Server 設計/開発 Symfowareのコネクションプーリングを使用する場合、

InterstageのJDBCデータソースの登録と、Symfowareの

JDBCネーミングサービスへのデータソースの登録の両方を

行う必要がありますか?

InterstageのJDBCデータソースと、Symfowareネーミングサービスに登録するデータソースは

別々に管理されている情報であるため、どちらも登録する必要があります。Symfowareのコ

ネクションプーリングを使用する場合、Interstageで管理している情報は、アプリケーションが

lookupするJDBCデータソース名と、Symfowareネーミングサービスに登録された、データソー

ス名との関連づけです。Symfowareネーミングサービスで管理している情報は、データベース

の接続情報です。このため、InterstageへのJDBCデータソース登録と、Symfowareネーミン

グサービスへのデータソースの登録は、両方に登録してください。

11757 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットのコンテナ情報ログ(info.log)

のローテーションが行われるタイミングついて教えてくださ

い。

コンテナ情報ログ(info.log)のローテーションは、IJServerワークユニットの起動時に1MBを

超えていた場合行われます。

IJServerワークユニットのコンテナ情報ログのファイル名の形式は以下の通りです。

現在ログを出力しているファイル

”info.log”で固定

ローテーション後のファイル

”info.old”で固定

なお、IJServerワークユニットの再起動を行わない限り”info.log”ファイルにログを出力し続け

ます。

11758 Interstage Application Server 設計/開発 IJServer21112がコンテナログに出力され、データベース

への接続ができなくなりました。原因と対処方法を教えて

ください。IJServer21112:JDBC Connection-timeout

was occured DATASOURCE=”データソース名”

[原因]J2EEアプリケーションにてJDBCコネクション開放漏れの可能性があります。このた

め、「DBコネクション設定」の「最大コネクション数」を超えたデータベースへの接続要求とな

り、エラーが発生しています。[対処方法]J2EEアプリケーションにてJDBCコネクション開放

漏れがないかアプリケーションを確認してください。

11759 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの「DBコネクション設定」において、

チェックボックスにチェックが入っていない場合、どの設定値

で動作するのか教えてください。

該当のデータソースは、初期設定値で動作します。

初期設定値については以下マニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド V9

  第5章 J2EEのチューニング

   5.2 IJServerのチューニング

    5.2.5 JDBCのコネクション

     ■コネクションプーリングのチューニングパラメタ

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11760 Interstage Application Server 運用/保守 J2EEモニタロギング機能を使用するために、

[isj2eemonitor]コマンドを実行すると「コマンドが見つ

かりません」のエラーが出力されます。原因と対処方法を

教えてください。

[原因]

必要な環境変数が設定されていないためです。

[対処方法]

以下のマニュアルに記載されているスクリプトを実行して環境変数の設定を行ってください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマン

ド編)

  第1章 コマンドを使用する前に

   1.2 環境変数設定ツールについて11761 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットの「DBコネクション設定」において、

「アイドルタイムアウト」の対象になるコネクションは、コネク

ションプールに存在するすべてのコネクションか教えてくださ

い。

コネクションプールに「DBコネクション設定」の「アイドルタイムアウト」に設定した時間を超過し

て存在しているコネクションが「アイドルタイムアウト」の対象です。ただし、事前コネクトで接続

されたコネクションは「アイドルタイムアウト」の対象となりません。

11762 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの「DBコネクション設定」で定義し

た「トランザクションアイソレーションレベル」が有効になりま

せん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]トランザクションが開始されていない状態で、データソースから獲得したコネクション

を使用した場合、IJServerワークユニットの「DBコネクション設定」で定義した「トランザクショ

ンアイソレーションレベル」は有効にならないためです。[対処方法]UserTransactionを使

用してトランザクションを開始した状態でコネクションを使用してください。

11763 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの「DBコネクション設定」の「事前

コネクト数」の動作について教えてください。

「事前コネクト数」を設定した場合、運用で必要なコネクションを、IJServerワークユニット起

動時にあらかじめ取得します。これにより、初回業務実行時から2回目以降と同等の処理

速度が得られます。

11764 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの「DBコネクション設定」の「最大

コネクション数」の設定について教えてください。

「最大コネクション数」は、プーリング可能なコネクションの最大値を指定します。「最大コネク

ション数」を超えてコネクションを確立することはありません。

11765 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの「DBコネクション設定」で設定さ

れる値の有効範囲ですが、全IJServerワークユニットに対

して有効となるのですか?

IJServerワークユニットごとの設定です。このため、変更により、ほかのIJServerワークユニット

の値が変更されることはありません。

11766 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの「アプリケーション最大処理時

間」は何の処理時間を監視しますか?

「アプリケーション最大処理時間」は、J2EEアプリケーションのリクエスト受付けからレスポンス

返信までの時間を監視します。

11767 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットへWebアプリケーションを配備した

いのですが、コマンドで配備することができますか?

[ijsdeployment]コマンドでIJServerワークユニットへWebアプリケーションを配備すること

ができます。

コマンドの詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマン

ド編) V9

  第3部 J2EE編

   第13章 J2EE運用コマンド

    13.2 ijsdeployment

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

Page 230: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11768 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットの起動時に任意のクラスを呼び出

すことができるかどうかを教えてください。

「起動時実行クラス」を設定することで、IJServerワークユニットの起動時に任意のクラスを呼

び出すことができます。

「起動時実行クラス」については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド V9

  第1部 J2EE共通編

   第2章 J2EEアプリケーションの設計

    2.2 J2EEアプリケーションが運用される環境(IJServer)

     2.2.4 起動/停止の実行クラス

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11769 Interstage Application Server 設計/開発 Symfowareのデータソース定義において、データソースの

種類を「Interstageのコネクションプーリングを使用する」

を指定している場合に、「プロトコル」を「リモート

(RDB2_TCP)」から「ローカル」に変更したところ接続に

失敗しました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

「データ資源名」の指定が誤っている可能性があります。

[対処方法]

「プロトコル」が「ローカル」の場合、「データ資源名」には以下を指定してください。

 &lt;RDBシステム名&gt;.&lt;データ資源名&gt;

11770 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットでどのXMLパーサが動作するか確

認する方法を教えてください。

Interstage管理コンソールの以下を参照することで動作するXMLパーサを確認することがで

きます。[Interstage管理コンソール>Interstage Application Server>システム>ワーク

ユニット>”ワークユニット名”>環境設定]の[共通定義]の[使用するXMLパーサの種

別]

11771 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットで、Session Beanのremoveを実

行し忘れている処理がありました。エラーは発生していま

せんが、動作上問題ありませんか?

STATELESS Session Beanの場合、removeを発行しなくても正常に動作します。

STATEFUL Session Beanの場合、「無通信監視時間」を経過すると回収されます。そのた

め、リクエスト数が少ない場合、エラーが発生しない場合があります。ただし、リクエストが

「Stateful bean 同時接続数」を超えてしまうとエラーになるため、アプリケーションの修正を検

討してください。

11772 Interstage Application Server 設計/開発 Message-driven Beanの「アプリケーション環境定義」に

ある「初期起動インスタンス」と、IJServerワークユニットの

「環境設定」の「Message-driven Beanの同時処理数」

で同時に受信処理できるメッセージの最大数が定義でき

ますが、どのような違いがありますか?

「アプリケーション環境定義」の「初期起動インスタンス」はアプリケーションごとに設定できる定

義です。一方、IJServerワークユニットの「環境設定」の「Message-driven Beanの同時処

理数」はIJServerワークユニットプロセス上での上限を設定します。複数のMessage-driven

Beanが配備されている場合、アプリケーションごとの「初期起動インスタンス」の合計値が

「Message-driven Beanの同時処理数」を超える場合は、「初期起動インスタンス」で設定

した値よりも同時に処理できるメッセージ数が少なくなる場合があります。

11773 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットで、データソースから獲得したコネク

ションを使用して、JDBC APIからAUTOCOMMITを

FALSEにする設定、およびトランザクションアイソレーション

レベルの設定ができるか教えてください。

以下のトランザクション開始状態以外では設定できます。

トランザクション管理種別がContainerで トランザクションが開始された状態

トランザクション管理種別がBeanでUserTrasanctionによりトランザクションを開始した状態

(beginからcommit/rollbackまで)

11774 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニット上で動作するWebアプリケーション

やEJBアプリケーションで、JNDIを使用する際、システムプ

ロパティ、またはInitialContext作成時の引数に

InitialContextファクトリクラス名

(java.naming.factory.initial)を指定する必要があり

ますか?

必要ありません。IJServerワークユニット上で動作するWebアプリケーションやEJBアプリケー

ションでは、自動的にInterstage J2EEのJNDIが動作するようになりますので、指定しないで

ください。

11775 Interstage Application Server 設計/開発 同名のEJBアプリケーションを複数のIJServerワークユニッ

トに配備したいのですが、どのようにしたらよいですか?

IJServerワークユニットのタイプが「WebアプリケーションとEJBアプリケーションを同一JavaVM

で運用」の場合、複数のIJServerワークユニットへ配備できます。

IJServerワークユニットのタイプが「WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVMで

運用」、または「EJBアプリケーションのみ運用」の場合、同名のEJBアプリケーションを複数の

IJServerワークユニットへ配備できません。

そのため、Interstage管理コンソールで配備する際、[詳細設定]の[EJBアプリケーション

設定]にあるEJBアプリケーション名を変更し、同じ名前にならないように指定してください。

EJBアプリケーション名を変更する場合、EJBアプリケーション呼出し元のアプリケーションを修

正するか、名前変換機能を使用してください。

名前変換機能の詳細は以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド V9

  第1部 J2EE共通編

   第4章 JNDI

    4.11 名前変換機能

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11776 Interstage Application Server 設計/開発 Symfoware Server Connection Managerと接続する

場合の設定方法について教えてください。

以下の設定を行ってください。「Interstageのコネクションプーリングを使用する」を選択した場

合Interstage管理コンソールのJDBCデータソース定義で「環境設定」の[データ資源名]

にSymfoware Server Connection Managerに登録した「SQLサーバ名」を指定します。な

お、[プロトコル]には、「ローカル」を指定してください。「Symfowareのコネクションプーリング

を使用する」を選択した場合Symfoware JDBCドライバのJDBCデータソース登録ツールの

[JDBCデータソース情報設定]画面の[データ資源名]に、Symfoware Server

Connection Managerに登録した「SQLサーバ名」を指定します。なお、[プロトコル]には、

「ローカル」を指定してください。

11777 Interstage Application Server 設計/開発 [ejbdbdefimport]コマンドと[fjj2eeadmin]コマン

ドの両方で、同一のデータソース名を定義していますが、

[fjj2eeadmin]コマンドでのJDBCデータソース定義の

内容に誤りがあっても、[ejbdbdefimport]コマンドで

登録した内容が正しく設定されていれば接続できてしまう

のは、正常な動きですか?

正常な動作です。[ejbdbdefimport]コマンドにより登録されたJDBCデータソース定義が

優先的に使用されます。

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11778 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage管理コンソールより「DB接続テスト」をすると

「is40304: JDBCデータソース接続テストに失敗しました」

のエラーが発生します。原因と対処方法について教えてく

ださい。

[原因]

データベース接続テストを実施するために必要なJDBCドライバのクラスが、J2EEプロパティのク

ラスパスに設定されていない可能性があります。

[対処方法]

データベース接続テストを行う場合、「クラスパス」、「パス」、「ライブラリパス」の設定が必要で

す。

必要なパスを[Interstage管理コンソール>Interstage Application Server>システム>

環境設定]の[J2EEプロパティ]に設定してください。

必要なパスの設定内容の詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド V9

  第1部 J2EE共通編

   第4章 JNDI

    4.3 JDBC(データベース)を参照する場合の環境設定

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11779 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットの環境設定において、存在しない

パスをクラスパスやライブラリパスに設定しても動作に問題

ないですか?

IJServerワークユニットのクラスパスやライブラリパスに実在しないパスを設定しても、IJServer

ワークユニットの起動が失敗したり、アプリケーションの動作に異常が出ることはありません。た

だし、指定されているパスが実在しており、アプリケーションが利用するclassやjarファイルが存

在すると、アプリケーションの動作が意図しない動作となることも考えられます。できる限り、不

要となったパスは削除するようにしてください。

11780 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットのコンテナログ設定を変更するコマ

ンドはありますか?

[isj2eeadmin]コマンドをご利用ください。

以下の手順でコンテナログの設定を変更できます。

[isj2eeadmin ijserver -e]コマンドでIJServerワークユニットの定義を抽出します。

抽出した定義を、テキストエディタを使って編集します。

2.で修正した定義を入力にして、[isj2eeadmin ijserver -o]コマンドを実行し、システム

に反映します。

[isj2eeadmin]コマンドの使用方法や、IJServerワークユニット定義の記述方法など、定

義の反映に必要な情報については、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編) V9

 第13章 J2EE運用コマンド

  13.8 isj2eeadmin

   13.8.1 ijserverサブコマンド

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11781 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage管理コンソールまたはijsdeploymentコマンド

を使って、IJServerワークユニットにejb-jarファイルを配備

しています。配備したejb-jarファイル内に含まれるクラス

ファイルをロードしたいのですが、配備先ディレクトリを環境

変数CLASSPATHに指定する必要はありますか?

IJServerワークユニットに配備したejb-jarに含まれるクラスファイルを当該IJServerワークユ

ニットから利用する場合、環境変数CLASSPATHで指定する必要はありません。自動的に

参照(ロード)できる状態になります。

IJServerワークユニットがクラスをロードする仕組みに関しては、以下のマニュアルを参照してく

ださい。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

 第2章 J2EEアプリケーションの設計

  2.3 クラスローダ

   2.3.1 クラスローダの構成

V6

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 第2章 J2EEアプリケーションの設計

  2.2 J2EEアプリケーションが運用される環境(IJServer)

   2.2.3 IJServerのファイル構成

    ■IJServerのクラスパス

     ◆クラスパスの設定順番

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11782 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニット名で指定できる文字を教えてくだ

さい。

IJServerワークユニット名に指定できる文字は以下のとおりです。半角英数字'_'(半角アン

ダースコア)ただし、先頭と最終の文字に'_'を使用することはできません。なお、指定できる

文字列の長さは最大28バイトです。

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11783 Interstage Application Server 設計/開発 JDBCドライバはどこに格納すればよいですか? JDBCドライバは、Webアプリケーションの"WEB-INF/lib"ディレクトリを除く、任意の場所に格

納できます。

JDBCドライバはInterstageクラスローダでロードしなければならないため、インストールした

JDBCドライバのパス名を、J2EEプロパティまたはワークユニットのクラスパスに設定してくださ

い。これらのクラスパスにJDBCドライバのパス名を設定しない場合には、IJServerワークユニッ

トのSharedディレクトリ配下にJDBCドライバを格納してください。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド V9

  第2章 J2EEアプリケーションの設計

   2.3 クラスローダ

    2.3.7 クラスローダ使用時の注意事項

     JDBCドライバを使用する際の注意事項

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

また、JNDIでデータベースを参照する場合、インストールしたJDBCドライバのパス名やインス

トール先を、クラスパスやライブラリパスに設定してください。JDBCドライバの種類によって設定

方法が異なりますので、以下のマニュアルおよび、各JDBCドライバのマニュアルやヘルプを参

照し、必要な設定を行ってください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド V9

  第4章 JNDI

   4.3 JDBC(データベース)を参照する場合の環境設定

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11784 Interstage Application Server 運用/保守 システム環境変数と、ワークユニット設定の環境変数のど

ちらが優先されますか?

システム環境変数と、ワークユニット設定の環境変数では、ワークユニット設定の環境変数が

優先されます。11785 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットでJDK1.4を使用したいのですが、

Interstageの管理コンソールのワークユニット設定の、

Javaのバージョンでは1.4を選択することができません。

IJServerワークユニットでJDK1.4を使用する方法を教え

てください。

Interstage Application Server V9では、JDK1.4を利用できるワークユニットは、V8互換の

IJServerワークユニットだけです。V8互換のIJServerワークユニットを作成するためには、以下

の作業を行ってください。こうすることで、IJServerワークユニットが利用するJavaのバージョンと

して[1.4]が選択できる状態になります。"Tomcat4.1ベースのServlet(互換機能)"を

インストールするこの機能は、V8互換のIJServerワークユニットを作成するために必要な機能

です。Interstage管理コンソールで、V8互換のIJServerワークユニットを作成するIJServer

ワークユニットの作成画面の詳細設定で、[V8互換]を選択してください。

11786 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットの起動情報(info.log)のロー

テーションの世代数やファイルサイズの設定を変更すること

はできますか?

IJServerワークユニットの起動情報(info.log)のローテーションの世代数やファイルサイズの

設定を変更することはできません。世代数は2世代(info.logとinfo.old)、ファイルサイズ

は”1MB”固定です。

11787 Interstage Application Server 運用/保守 [isj2eeadmin]コマンドで抽出した定義ファイルの設定

項目は、Interstage管理コンソールでの設定項目のどの

項目に対応しているのですか?

[isj2eeadmin]コマンドの入出力となる定義ファイルは、XMLファイル形式です。以下のマ

ニュアルに[isj2eeadmin]コマンドで抽出した定義ファイルでの設定項目(タグ)と

Interstage管理コンソールでの設定項目との対応が記載されています。該当する定義に関

する節を参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマン

ド編) V9

  第3部 J2EE編

   第13章 J2EE運用コマンド

    13.8 isj2eeadmin

     13.8.7 IJServer定義ファイル

     13.8.8 J2EEシステム定義ファイル

     13.8.9 リソース定義ファイル

     13.8.10 Webサーバコネクタ定義ファイル

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11788 Interstage Application Server 設計/開発 Interstageのコネクションプーリングを利用しています。オ

ブジェクトのクローズ処理を実施していない場合、DBサー

バ側で生成されたPreparedStatement/ResultSetオブ

ジェクトの資源が回収されるタイミングを教えてください。

JTSを利用していない場合は、資源が回収されるタイミングはDB側に依存します。DB側では

物理コネクションが切断されるタイミングで資源が回収されるため、IJServerワークユニット停

止時にコネクションが切断される際に、DB側で資源が回収されます。JTSを利用している場

合は、トランザクションのcommit/rollback時に資源の回収処理を実施します。

11789 Interstage Application Server 構築(導入/移行) マルチサーバ管理機能において、サーバグループへのサー

バ追加処理実行時に以下のメッセージが出力されまし

た。「is20827 IS: エラー: is20827:参照先ホストが存在

しません(IP address=IPアドレス)」「is20819 IS: エ

ラー: is20819:サーバグループへの管理対象サーバ追加

に失敗しました サーバグループ=サーバグループ名 管理

対象サーバ=管理対象サーバ名」原因と対処方法を教

えてください。

[原因]

追加対象サーバのネーミングサービス、インターフェースリポジトリ参照先ホストがサーバグルー

プに所属していない可能性があります。

[対処方法]

参照先のサーバグループの管理対象サーバを先に追加してからサーバ追加操作を行ってくだ

さい。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3 (32bit版Windows / Solaris / 32bit版Linux)

Interstage Application Server 運用ガイド

 第3章 マルチサーバ管理機能

  3.4 サイトの構築

   3.4.2 サイトの構成変更

    3.4.2.3 サーバグループへのサーバ追加

     サーバグループに所属する管理対象サーバについての前提条件と注意事項

      ■ Interstage

なお、上記以外の製品バージョンレベルについては、該当するマニュアル箇所をご参照くださ

い。

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11790 Interstage Application Server 構築(導入/移行) マルチサーバ管理機能において、同一サーバグループに

所属する管理対象サーバごとにJDBCの設定をすることが

できますか?

できません。JDBCの設定内容は、サーバグループ内の全管理対象サーバ共通です。そのた

め、マルチサーバ管理機能において、同一サーバグループに所属する管理対象サーバごとに

JDBCの設定をすることはできません。

11791 Interstage Application Server 構築(導入/移行) マルチサーバ管理機能において、同一サーバグループに

所属する管理対象サーバごとにInterstage起動時の

IJServerワークユニットの自動起動を設定することができ

ますか?

できません。Interstage起動時のIJServerワークユニットの自動起動の設定内容は、サーバ

グループ内の全管理対象サーバ共通です。そのため、マルチサーバ管理機能において、同一

サーバグループに所属する管理対象サーバごとに、Interstage起動時のIJServerワークユ

ニットの自動起動を設定することはできません。

11792 Interstage Application Server 構築(導入/移行) マルチサーバ管理機能において、同一サーバグループに

作成されたIJServerワークユニットを、管理対象サーバご

とに起動/停止することができますか?

できます。

管理対象サーバごとにIJServerワークユニットの起動/停止を実施してください。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3 (32bit版Windows / Solaris / 32bit版Linux)

Interstage Application Server 運用ガイド

 第3章 マルチサーバ管理機能

  3.6 Interstageの運用

   3.6.2 IJServerの運用

    3.6.2.2 操作

     ■ IJServerワークユニットの起動

     ■ IJServerワークユニットの停止

なお、上記以外の製品バージョンレベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してくだ

11793 Interstage Application Server 構築(導入/移行) マルチサーバ管理機能において、管理サーバを冗長化し

ていない構成で、管理サーバに障害が発生した場合、マ

ルチサーバ管理に組み込んでいた管理対象サーバを、管

理対象サーバ側の対処でスタンドアロン運用に戻すことが

できますか?

できます。

管理対象サーバにおいて強制的にサイトからの削除操作を行います。

手順としては、管理対象サーバにおいて「isleavesite -f」コマンドを実行します。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)

 第1部 Interstage運用編

  第5章 マルチサーバ管理コマンド

   5.2 isleavesite

なお、上記以外の製品バージョンレベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してくだ

さい。

11794 Interstage Application Server 運用/保守 マルチサーバ管理機能の使用有無を、CUIで確認するこ

とはできますか?

できません。

マルチサーバ管理機能の使用有無については、Interstage管理コンソールから確認してくだ

さい。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ5067" answer_id="5067" /&gt; 「Interstage

Application Serverで、マルチサーバ管理機能を使用しているか、確認する方法を教えてく

ださい。」

11795 Interstage Application Server 構築(導入/移行) マルチサーバ管理機能において、サーバグループへのサー

バ追加処理実行時に以下のメッセージが出力されまし

た。「is20867 IS: エラー: is20867: 定義情報が一致し

ない管理対象サーバはサーバグループに追加できません

RESOURCE=JMX Repository-Configuration

NAME=repository.system INFO=Definition is not

in agreement SERVER=定義情報が一致しない管理

対象サーバ名」「is20819 IS: エラー: is20819:サーバグ

ループへの管理対象サーバ追加に失敗しました サーバグ

ループ=サーバグループ名 管理対象サーバ=管理対象

サーバ名」原因と対処方法を教えてください。

[原因]

サーバグループへのサーバ追加処理では、管理対象サーバ間で定義が一致している必要が

あります。該当メッセージが出力される場合は、以下の定義ファイルの内容が一致していない

可能性があります。

 [Windows]

 [Interstageインストールフォルダ]¥etc¥repository¥repository.system

 [Solaris/Linux]

 /opt/FJSVisas/etc/repository/repository.system

[対処方法]

Interstage管理コンソールを使用して、追加するサーバの定義をすでに追加されているサー

バの定義と一致させてください。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3 (32bit版Windows / Solaris / 32bit版Linux)

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

 付録F 業務構成管理機能

  F.2 業務構成管理機能の操作

   F.2.1 環境設定

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してく

ださい。

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11796 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールにアクセスすると、以下のメッ

セージが出力されInterstage管理コンソールが起動でき

ません。

「サーバが見つからないか、DNSエラーです」(Microsoft

® Internet Explorer 6の場合)

「Internet Explorerではこのページは表示できません」

(Microsoft® Internet Explorer 7以上の場合)

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

Interstage管理コンソールの起動に指定したURLに誤りがある可能性があります。

[対処方法]

指定するURLは、本製品のインストール時に設定したInterstage管理コンソールにおける

SSL暗号化通信の使用の有無により異なります。SSL通信の使用の有無により以下のURL

を指定してください。

SSL暗号化通信を使用しない場合

http://ホスト名:ポート番号/IsAdmin/

SSL暗号化通信を使用する場合

https://ホスト名:ポート番号/IsAdmin/

※ホスト名:

本製品をインストールしたサーバのホスト名もしくはIPアドレス

※ポート番号:

本製品のインストール時に設定したInterstage管理コンソール用のInterstage HTTP

Serverのポート番号(デフォルト:12000)

11797 Interstage Application Server 運用/保守 OS起動時にイベントビューアに以下のエラーメッセージが

出力されることがあります。「Interstage Operation Tool

サービスは起動時に停止しました。」「Interstage

Operation Tool サービスは開始時にハングしました。」原

因と対処方法を教えてください。

[原因]

システム負荷が高い状態の場合に、イベントビューアのシステムログにエラーメッセージが出力

される場合があります。

[対処方法]

エラーメッセージが出力された場合は、イベントビューアのアプリケーションログを参照し、

Interstage Operation Toolが正常に起動されているかを確認してください。

正常に起動されている場合は、本メッセージは無視して操作を行ってください。起動に失敗し

ている場合は、イベントビューアのアプリケーションログに出力されているメッセージを確認し、以

下のマニュアルを参照して、出力されたメッセージに応じた対処を行ってください。

V9、V8、V7、V6

メッセージ集

11798 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールにログインすることができませ

ん。または、ボタンを押下しても画面が遷移しません。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

Webブラウザの設定に誤りがある可能性があります。

[対処方法]

以下の事項を確認してください。

Interstage管理コンソールにログインするには、対象のサーバシステムのユーザー名とパスワー

ドを指定する必要があります。正しいユーザー名とパスワードが指定されているかを確認してく

ださい。

Interstage管理コンソールにログインするには、利用するWebブラウザの設定において“プロキ

シサーバを利用しない”を設定してください。

Interstage管理コンソールにログインするには、利用するWebブラウザの設定において“Java

スクリプトを有効にする”を設定してください。

Interstage管理コンソールにログインするには、利用するWebブラウザの設定において“スタイ

ルシートを有効にする”を設定してください。

Interstage管理コンソールにログインするには、利用するWebブラウザの設定で“一時ファイル

のバージョンの確認を行う”を設定してください。

11799 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールのログイン時に、「IS: エラー:

is20760: ユーザ認証に失敗しました KIND=OS

DETAIL=IS: エラー:is40022: ユーザアカウントに対する

セキュリティ設定によりログインが拒否されました。」のエ

ラーメッセージが出力されてログインに失敗します。原因と

対処方法を教えてください。

[原因]ユーザアカウントにパスワードが設定されていない可能性があります。[対処方

法]管理コンソールを使用するユーザアカウントにはパスワードの設定が必要となるため、対

象のユーザアカウントにパスワードを設定してください。

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11800 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールのツリー部だけが英語で表示

されました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

エンコードに日本語以外の言語を指定したWebブラウザを使用してInterstage管理コンソー

ルにアクセスした可能性があります。

[対処方法]

以下の手順で回避してください。

Interstage管理コンソールのサービスを再起動※します。

エンコードに日本語を指定したWebブラウザを使用してInterstage管理コンソールにアクセス

します。

※サービスの再起動については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

 第1章 Interstage管理コンソールによるInterstage運用

  1.2 Interstage管理コンソールの起動・停止

V8、V7、V6

Interstage Application Server 運用ガイド

 第1章 Interstage管理コンソールによるInterstage運用

  1.2 Interstage管理コンソールの起動・停止

11801 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールの運用中に、「IS: エラー:

is40003: Interstage JMX サービスに接続できませんで

した」のメッセージが表示され、その後Interstage管理コ

ンソール上から一切の運用が行えなくなりました。原因と

対処方法を教えてください。

[原因] Interstage管理コンソールにログイン後、Interstage Operation Toolを再起動

した場合、またはLANを切断した場合、Interstage管理コンソールのその後の処理中にエ

ラーメッセージが出力されることがあります。[対処方法]再度ログイン画面を表示し、ログ

インしてください。

11802 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールに日本語と英語のメッセージ

が混在して表示されました。原因と対処方法を教えてく

ださい。

[原因]サービスごとに環境変数“LANG”の設定が統一されていない可能性があります。

[対処方法]環境変数“LANG”を統一して以下のサービスを再起動してください。いずれ

も、root権限で実施してください。Interstage JMXサービスの再起動

/opt/FJSVisjmx/bin/isjmxstop/opt/FJSVisjmx/bin/isjmxstartInterstageの再起動

isstop -fisstart

11803 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールにおいて、Microsoft®

Internet Explorer 7/8/9の拡大率を変更した場合に画

面表示が崩れました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]Interstage管理コンソールは、Microsoft&reg; Internet Explorerの標準倍率

しか対応していないためです。[対処方法]Interstage管理コンソールの画面表示が崩れ

る場合は、標準倍率(拡大率:100%)で使用してください。

11804 Interstage Application Server 運用/保守 Microsoft® Internet Explorer 8/9において、1クライア

ント上で複数のブラウザを使用してInterstage

Application ServerのInterstage管理コンソールを利用

した場合に、画面遷移および操作に異常が発生しまし

た。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

1つのクライアント上で、複数のMicrosoft® Internet Explorer 8/9を立ち上げた場合、す

べてのブラウザにおいてセッションが共有されるためです。

[対処方法]

1つの端末から複数のInterstage管理コンソールを操作する場合は、以下の対処を行ってく

ださい。

以下の手順で、新規にWebブラウザを起動します。

Internet Explorerの[ファイル]メニューの[新規セッション]をクリックします。

Microsoft® Internet Explorer 7以下のサポートブラウザを使用して、Interstage管理コン

ソールを操作します。

11805 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールの画面遷移および操作に異

常が発生しました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

本現象が発生した場合は、Microsoft® Internet Explorerにおいて、「ショートカットの起

動時にウィンドウを再使用する設定」が無効になっている可能性があります。

[対処方法]

Microsoft® Internet Explorerの[メニュー]-[ツール]-[インターネットオプション]

-[詳細設定]において、以下の項目を確認してください。以下の項目のチェックが解除さ

れている場合は、チェックボックスをチェックして、ショートカットの起動時にウィンドウを再使用す

る設定を有効にしてください。

Microsoft® Internet Explorer 6以下の場合

項目名:[ショートカットを起動するためにウィンドウを再使用する]

Microsoft® Internet Explorer 7以上の場合

項目名:[ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する(タブブラウズが無効である場

合)]

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11806 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソール画面にアクセスしようとしたとこ

ろ、「403 Forbidden」のエラーメッセージが表示され、アク

セスできません。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

Interstage管理コンソールに必要なパッケージのインストール順序(パッケージの依存関

係)が入れ替わっており、正しくインストールされていない可能性があります。

[対処方法]

以下の手順で対処してください。

FJSVisguiパッケージ、FJSVjs2suパッケージの順でアンインストールを行ってください。

FJSVjs2suパッケージ、FJSVisguiパッケージの順で(再)インストールを行ってください。

アンインストール、(再)インストール手順については以下のマニュアルを参照してください。

●アンインストール

V9、V8

Solarisの場合

Interstage Application Server インストールガイド

 第2章 アンインストール

  2.2 ソフトウェアのアンインストール

   2.2.2 uninstall.shシェルによるアンインストール

Linuxの場合

Interstage Application Server インストールガイド11807 Interstage Application Server 運用/保守 シスログに「UX:IS: ERROR: is20760:The user could

not be authenticated KIND=OS DETAIL=IS: エラー:

is40021: ユーザ名もしくはパスワードが誤っています」のエ

ラーメッセージが出力されます。何に対するエラーメッセー

ジですか?また、出力を抑止できますか?

Interstage管理コンソールへのログインに失敗したことを表すエラーメッセージです。出力を抑

止することはできません。

11808 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソール画面にアクセスしようとしたとこ

ろ、「Included servlet error: 500/Internal Servlet

Error」のメッセージが表示され、アクセスできません。原因

と対処方法を教えてください。

[原因]Webブラウザの設定に誤りがある可能性があります。[対処方法]以下の対処

を行ってください。Internet Explorerの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で

[言語]ボタンをクリックします。日本語[ja]または英語[en]が存在するかを確認しま

す。2.で、日本語[ja]および英語[en]がどちらも存在しない場合は、[追加]ボタン

をクリックし、日本語[ja]または英語[en]を選択して追加します。Webブラウザを再起

動し、Interstage管理コンソールに再接続します。

11809 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソール用Webサーバ(Interstage

HTTP Server)が使用するポート番号を教えてください。

Interstage管理コンソール用のWebサーバで使用するポート番号はデフォルトで“12000”で

す。

現在の設定内容の確認方法については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

 A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ

  ■接続先ポート番号のカスタマイズ

V8

Interstage Application Server 運用ガイド

 A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ

  ■接続先ポート番号のカスタマイズ

V7

Interstage Application Server 運用ガイド

 A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ

  ■ポート番号の変更

V6

Interstage Application Server 運用ガイド

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11810 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソール用Webサーバ(Interstage

HTTP Server)が使用するポート番号を変更する方法

を教えてください。

変更方法については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

 A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ

  ■接続先ポート番号のカスタマイズ

V8

Interstage Application Server 運用ガイド

 A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ

  ■接続先ポート番号のカスタマイズ

V7

Interstage Application Server 運用ガイド

 A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ

  ■ポート番号の変更

V6

Interstage Application Server 運用ガイド

 A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ11811 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールへログインする際に、OSのロー

カルアカウントではなく、ドメイン管理のアカウントでログイン

することはできますか?

Interstage管理コンソールのログインアカウントに、ドメイン管理のアカウントを使用することは

できません。

OSのローカルに登録したアカウントか、Interstage ディレクトリサービスに登録したアカウントを

使用してください。

Interstage管理コンソールのログインアカウントについては、以下のマニュアルを参照してくださ

い。

V9

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

 1.5.1 ログインユーザの権限

V8、V7

Interstage Application Server 運用ガイド

 1.5.1 ログインユーザの権限

V611812 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage管理コンソールにおいて、管理者が複数存在

する場合に、それぞれの管理者ごとにワークユニットの操

作(起動、停止、資源配備)を制限することはできます

か?

管理者ごとにワークユニットの操作を制限することはできません。

V9以上のSolaris/Linuxにおいては、強化セキュリティモードを利用することで運用グループ・

ユーザーを限定した運用を行うことができます。

詳細は以下のマニュアルを参照してください。

V9 Solaris/Linux

Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド

 第1部 セキュリティ侵害の脅威と対策

  第2章 セキュリティ対策

   2.1 共通の対策

    2.1.3 Interstage資源のセキュリティ強化

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第1部 Interstage運用編

  第2章 Interstage統合コマンド

   2.10 issetsecuritymode

11813 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage JMXサービスが起動していない場合、

Interstage管理コンソールは利用できますか?

Interstage JMXサービスが起動していない場合、Interstage管理コンソールへログインし、

機能を利用することはできません。Interstage管理コンソールを利用する場合、Interstage

JMXサービスを起動してください。

11814 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage JMXサービスは、isjmxstartコマンドで起動し

ますが、ismngconsolestartコマンドでも起動されます

か?

起動されます。ismngconsolestartコマンドは、Interstage管理コンソール関連のサービス一

括起動コマンドであり、以下のサービスが起動されます。Interstage JMXサービスInterstage

管理コンソール用WebサーバInterstage管理コンソール用Servletサービス

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11815 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Serverのインストール時に、

「Interstage管理コンソールのセキュリティ運用形態の選

択」で選択した項目が設定されている個所を確認する方

法を教えてください。

Interstage管理コンソール用Webサーバ定義ファイルで、SSLに関する定義を確認してくださ

い。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

 付録A Interstage管理コンソールの構成

  A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ

   ■Interstage管理コンソールのSSL暗号化通信のカスタマイズ

    ◆SSL暗号化通信を使用する場合

    ◆SSL暗号化通信を使用しない場合

V8

Interstage Application Server 運用ガイド

 付録A Interstage管理コンソールの構成

  A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ

   ■Interstage管理コンソールのSSL暗号化通信のカスタマイズ

    ◆SSL暗号化通信を使用する場合

    ◆SSL暗号化通信を使用しない場合

V711816 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Serverのインストール時に設定

した、「Interstage管理コンソールのセキュリティ運用形

態:SSL暗号化通信の使用有無」を変更する方法を教

えてください。

Interstage管理コンソール用Webサーバ定義ファイルを編集することで、SSL暗号化通信の

使用有無を設定することができます。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

 付録A Interstage管理コンソールの構成

  A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ

   ■Interstage管理コンソールのSSL暗号化通信のカスタマイズ

V8

Interstage Application Server 運用ガイド

 付録A Interstage管理コンソールの構成

  A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ

   ■Interstage管理コンソールのSSL暗号化通信のカスタマイズ

V7

Interstage Application Server 運用ガイド

 第1章 Interstage管理コンソールによるInterstage運用

  1.5 Interstage管理コンソール動作環境の設定

   1.5.2 Interstage管理コンソール動作環境のカスタマイズ11817 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Serverのインストールの途中

で、以下のダイアログ(2個)が表示されます。

ダイアログ1

以下のサービスの起動でエラーが発生しました。

Interstage JServlet(OperationManagement)

Interstage Operation Tool

Interstage Operation Tool(FJapache)

ダイアログ2

IJServerが作成できませんでした(IJServer名:IJServer)

インストール完了後に、Interstage管理コンソールまたは

isj2eeadminコマンドを使用してIJServerの作成を行って

ください。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

ターミナルサービスがインストールされた環境で、ターミナルサービスが実行モードのまま、

Interstage Application Serverをインストールした可能性があります。

[対処方法]

Interstage Application Serverのインストール前に、以下のコマンドを実行して、ターミナル

サービスをインストールモードに変更してください。

 change user /install

また、Interstageのインストール完了後は、以下のコマンドを実行して、ターミナルサービスを

実行モードに変更してください。

 change user /execute

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11818 Interstage Application Server 運用/保守 緊急修正T027HS-05などで修正されている、障害レ

ポート番号PG68123のJNI_CreateJavaVM()関数の障

害は、発生条件がJDK/JRE 1.4.2および5.0で、1.4.1以

前のバージョンが対象になっていません。JDK/JRE 1.4.1

以前では発生しない理由を教えてください。

PG68123(注)の障害は、Java VMのスタックに対する制御処理に起因したもので、スタッ

クに対する処理がJDK/JRE 1.4.1以前と1.4.2以降で異なるため、対象がJDK/JRE 1.4.2お

よび5.0だけとなっています。なお、JDK/JRE 1.4.1以前と1.4.2以降で、

JNI_CreateJavaVM()関数の仕様に変更はありません。

(注)PG68123の現象および条件

■障害現象

JNI_CreateJavaVM()を直接使用するJavaアプリケーションのスタックサイズ状態によって、

Javaアプリケーションが異常終了する場合やJavaプロセスの起動に失敗する場合がありま

す。なお、使用するJava VMのバージョンおよびJava VMに対する修正の適用状態により、

発生現象/発生条件が異なります。

(注:mainスレッド=JNI_CreateJavaVM()を実行したスレッド)

発生現象a:

mainスレッドに対して割り当てられているスタックサイズよりも少ない使用量の時点で

java.lang.StackOverflowErrorを検出してしまい、その結果、Javaアプリケーションが終了

する場合があります。

発生現象b:

mainスレッドにおいてjava.lang.StackOverflowErrorを検出することができず、Javaプロセス

が異常終了する場合があります。

発生現象c:

Java VM初期化エラーでJavaアプリケーションの起動に失敗する場合があります。

■発生条件

Solaris OS上で、JDK/JRE 1.4.2または5.0のJava VMを使用して、Javaアプリケーションを11819 Interstage Application Server 運用/保守 Javaでロードされたクラスを確認する方法はありますか? Java実行時の起動オプションに"-verbose:class"を追加することで、ロードされたクラスの情

報を確認することができます。

標準出力(IJServerの場合はコンテナ情報ログ(info.log))に、ロードされたクラスの完

全修飾名と、そのクラスがどこからロードされたのかの情報が出力されます。

出力例:

[Opened C:¥Interstage¥JDK5¥jre¥lib¥rt.jar]

[Opened C:¥Interstage¥JDK5¥jre¥lib¥jsse.jar]

[Opened C:¥Interstage¥JDK5¥jre¥lib¥jce.jar]

[Opened C:¥Interstage¥JDK5¥jre¥lib¥charsets.jar]

[Loaded java.lang.Object from C:¥Interstage¥JDK5¥jre¥lib¥rt.jar]

[Loaded java.io.Serializable from C:¥Interstage¥JDK5¥jre¥lib¥rt.jar]

[Loaded java.lang.Comparable from C:¥Interstage¥JDK5¥jre¥lib¥rt.jar]

[Loaded java.lang.CharSequence from C:¥Interstage¥JDK5¥jre¥lib¥rt.jar]

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;:

11820 Interstage Application Server 運用/保守 JavaVM起動オプションの区切りに半角空白を2つ以上

入れても、各オプションは有効になりますか?

有効になります。

なお、javaコマンドに指定したオプションは、Solarisの場合「/usr/ucb/ps -ww」で、Linuxの

場合「/bin/ps ww」で、COMMAND欄を見ることで確認できます。

Solaris出力例(V9 JDK5.0使用):

&nbsp;% /usr/ucb/ps -ww&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;PID

TT&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;S&nbsp;&nbsp;TIME

COMMAND

&nbsp;&nbsp;&nbsp;11378

pts/0&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;S&nbsp;&nbsp;0:01

/opt/FJSVawjbk/jdk5/bin/java

&nbsp;&nbsp;&nbsp;-Xmx2g -Xms1g -verbose:gc -XX:+UseFJverbose Main

Linux出力例(V9 JDK5.0使用):

&nbsp;% /bin/ps ww&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;PID TTY&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

STAT&nbsp;&nbsp;&nbsp;TIME COMMAND

&nbsp;&nbsp;&nbsp;11378

pts/0&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;S&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 0:00

/opt/FJSVawjbk/jdk5/bin/java

&nbsp;&nbsp;&nbsp;-Xmx2g -Xms1g -verbose:gc -XX:+UseFJverbose Main

11821 Interstage Application Server 設計/開発 Interstage Application Serverで提供するJDK/JRE

は、Oracle社(旧Sun Microsystems, Inc.)の提供す

るJDK/JREと互換性がありますか?

あります。同一バージョンのJDKでコンパイルされたアプリケーションであれば、互換があります。

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11822 Interstage Application Server 設計/開発 java.lang.ProcessBuilderクラスを利用して子プロセスを

起動しても、子プロセスの実行が停止、または、ハングアッ

プします。原因を教えてください。

親プロセスがjava.lang.ProcessBuilderクラスで子プロセスを実行する際、子プロセスの標準

入力、標準出力、標準エラー出力のそれぞれに対してパイプを作成します。このため、子プロ

セスが、標準入力からの入力を待っている状態や、標準出力および標準エラー出力へ出力

できない状態になった場合、子プロセス自身の処理が進まず、子プロセスがブロックされて、

実行が停止、または、ハングアップする場合があります。子プロセスの標準入力への書込みお

よび、標準出力、標準エラー出力からの読込みを行う処理を確実に迅速に行うようにしてく

ださい。

また、java.lang.ProcessBuilderクラスで起動した子プロセスと親プロセスのパイプのバッファ

は、以下のサイズになります。

 Windows: 512 バイト

 Solaris: 5,120 バイト

 Linux: 4,096 バイト

例えば子プロセスから親プロセスへの通信量が、このバッファサイズを超えた場合は、バッファの

読み込み待ちとなって処理が進みません。このような場合は、出力待ちとなっている通信バッ

ファの内容を、親プロセス側で読み込むことで処理を進めることができます。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="4023" contents="FAQ4023" /&gt;

「java.lang.Runtime#exec()メソッドで起動した子プロセスと親プロセス間のパイプのバッファ

サイズを教えてください。」

11823 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Server Solaris版において、ア

プリケーションがInterstage Java 実行環境サーバパッ

ケージを使用しているかどうか、確認する方法を教えてくだ

さい。

Interstage Java 実行環境サーバパッケージは以下のパッケージで構成されています。しか

し、構成パッケージのインストール状態だけでは使用しているかどうか、判別することはできませ

ん。INTERSTAGE Java 実行環境サーバパッケージ 3.0/3.1 のパッケージ名および機能

FJSVawcmp : APWORKS ComponentDesigner RuntimeFJSVawdba : APWORKS

DB Access Class Library for JavaFJSVawjbk : APWORKS J Business KitFJSVawjic :

APWORKS J Internet Communication KitFJSVawprt : APWORKS

PrintComponentINTERSTAGE Java 実行環境サーバパッケージ 4.0/4.1 のパッケージ名

および機能FJSVawcmp : APWORKS ComponentDesigner RuntimeFJSVawdba :

APWORKS DB Access Class Library for JavaFJSVawjbk : APWORKS J Business

KitFJSVawjdk : APWORKS Java Development KitFJSVawjic : APWORKS J Internet

Communication KitFJSVawprt : APWORKS PrintComponentInterstage Java 実行

環境サーバパッケージ 5.0/5.0.1 のパッケージ名および機能FJSVawcmp : Interstage

Apworks ComponentDesigner RuntimeFJSVawdba : Interstage Apworks DB

Access Class Library for JavaFJSVawjbk : Interstage Apworks J Business

KitFJSVawjdk : Interstage Apworks Java Development KitFJSVawjic : Interstage

Apworks J Internet Communication KitFJSVawprt : Interstage Apworks

PrintComponentInterstage Java 実行環境サーバパッケージ 5.1/5.1.1 のパッケージ名お

よび機能FJSVawcmp : Interstage Apworks Apdesigner RuntimeFJSVawdba :

Interstage Apworks DB Access Class Library for JavaFJSVawjbk : Interstage

Apworks J Business KitFJSVawjdk : Interstage Apworks Java Development

KitFJSVawjic : Interstage Apworks J Internet Communication KitFJSVawprt :

Interstage Apworks PrintComponentそのため、既存のJavaアプリケーションの実装内容

を基に利用状況を判断する必要があります。アプリケーションのソースで、以下のJavaのパッ

ケージ名を実装しているか確認してください。なお、既存のJavaアプリケーションを、

Interstage Application Serverを運用しているサーバ上で動作させていることを前提として

います。コンポーネントデザイナ(ComponentDesigner Runtime)/Apdesigner

(Apdesigner Runtime)のパッケージ : com.fujitsu.apworks.compod.*DBアクセスク

ラスライブラリ(DB Access Class Library for Java)のパッケージ :

com.fujitsu.symfoware.dbcomJBK(J Business Kit)のパッケージ :

com.fujitsu.jbkJICK(J Internet Communication Kit)のパッケージ : com.fujitsu.jick

11824 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Windowsのfontsフォルダに、フォントファイルをショートカッ

トで登録していますが、Javaアプリケーションで認識されま

せん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]フォントファイルはショートカットでは認識しないためです。[対処方法]フォントファ

イルはショートカットでは認識しないため、必ずフォントファイルの実体を登録してください。Java

では、Windowsのfontsフォルダにフォントが登録されていればそのフォントを使用します。登

録されていない場合は、JRE配下のlib&yen;fontsフォルダを検索し、登録されていれば使用

します。フォントが認識されない場合は、フォントファイルの登録に失敗している可能性があり

ます。

11825 Interstage Application Server 設計/開発 Javaヒープサイズの初期値(-Xmsオプション)、最大値

(-Xmxオプション)を指定しなかった場合に使用される

値を教えてください。

「-Xmsオプション」、「-Xmxオプション」省略時のデフォルト値は、OS、JDK/JREバージョン、お

よび、実行モード(32ビット/64ビット)により異なりますので、詳細は下記マニュアルを参照

してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

 JDK/JREのチューニング

   Javaヒープのチューニング

    表 メモリ割り当てプールのデフォルトのサイズ

V8

Interstage Application Server チューニングガイド

 JDK/JREのチューニング

   Javaヒープのチューニング

    [表2 メモリ割り当てプールのデフォルトのサイズ]

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ4245" answer_id="4245" /&gt; 「Javaの最大

ヒープサイズ(-Xmx)を拡張してアプリケーションを実行しようとすると、エラーメッセージが出

て起動できませんでした。考えられる原因を教えてください。」

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11826 Interstage Application Server 構築(導入/移行) JDK5.0で使用している特定のポートを教えてください。 JDK5.0の提供している以下のコマンドツールで特定のポートを利用します。

rmiregistryコマンドが使用するポート番号

初期値:1099/tcp(任意に変更可能)

rmidコマンドが使用するポート番号

初期値:1098/tcp(任意に変更可能)

tnameservコマンドが使用するポート番号

初期値:900/tcp(任意に変更可能)

orbdコマンドが使用するポート番号

初期値:1049/tcp(任意に変更可能)

jstatdコマンドが使用するポート番号

初期値:1099/tcp(任意に変更可能)

なお、ユーザーアプリケーションで以下のメソッドを使用した場合は、不定ポートが利用されま

す。必要に応じてアプリケーションも確認してください。

java.rmi.server.UnicastRemoteObject#exportObject(Remote obj)

java.net.ServerSocket.ServerSocket(int port)11827 Interstage Application Server 設計/開発 Javaアプリケーションで使用している、

java.lang.System.out.println()の標準出力先を変更

することができますか?

Interstage Application Serverでは、標準出力先を変更する機能はありません。アプリケー

ション側で、System.setOut(Printstream out)メソッドで出力ストリームを指定することで、

System.out.println()の出力先を変更することができます。詳細は、JDKのAPI仕様を参照

してください。

11828 Interstage Application Server 設計/開発 Java起動時のオプションで「-

Dline.separator="&yen;r&yen;n"」を指定しましたが

有効になりません。対処方法を教えてください。

Interstage Application Serverでは、「-Dline.separator」オプションによる標準出力の改

行コードの変更はできません。システムプロパティ「line.separator」で出力の改行コードを変

更するためには、アプリケーションでSystem.setProperty("line.separator", &lt;使用した

い改行コード&gt;)を呼び出す必要がありますが、アプリケーションだけでなく、Interstage

Application Serverの動作にも影響を与えるため推奨しません。

11829 Interstage Application Server 運用/保守 JDK/JRE 1.4を使用してXML文書を解析(parse)す

ると、「org.xml.sax.SAXParseException: ドキュメント

のルート要素がありません。」が発生します。原因と対処

方法を教えてください。

[原因]解析(parse)対象のXML文書にBOM(Byte Order Mark)が付いているため

です。JDK/JRE 1.4に含まれるXMLパーサ(Crimson)では、BOMの付いたXMLに対応し

ていません。そのためBOMつきのXML文書を解析した場合に

「org.xml.sax.SAXParseException: ドキュメントのルート要素がありません。」が発生しま

す。[対処方法]XML文書を編集/作成する際にBOMが付加されないようにするか、

XercesなどCrimson以外のXMLパーサを使用することで回避することができます。

11830 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニット起動時に、「EXTP4368: JavaVM

may have run out of memory: DETAIL=Inefficent

garbage collections are run with the short

intervals」が出力された場合の原因と対処方法を教え

てください。

[原因]

このメッセージは、過去3回のFull GC(ガーベジコレクション)発生の間隔時間が20秒より

短い場合、かつ、ガーベジコレクション直前のOld世代領域のヒープ使用率が65%よりも小さ

い場合に出力されます。IJServerワークユニット起動時以外でも、負荷が高くなった場合に

出力されることがあります。

なお、頻繁に発生する場合は、Javaヒープ域全体に対するNew世代領域の占める割合が

大き過ぎ、アプリケーションの実行時特性によって、Old世代領域にある程度の大きさの空き

があってもFullGCが発生しやすくなっている場合が考えられます。

[対処方法]

IJServerワークユニット起動後に頻繁に発生していない場合は、対処は不要です。

頻繁に発生する場合は、Javaヒープ域全体に対するNew世代領域の占める割合が妥当か

確認してください。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ4021" answer_id="4021" /&gt; 「EXTP4368の

メッセージのマニュアル説明にある、「過去3回のガーベジコレクション(GC)間隔時間が20

秒(20,000ミリ秒)より短い場合」の意味を教えてください。」

11831 Interstage Application Server 構築(導入/移行) シリアルGCでQualyzerを使用した際に取得した情報に

基づいて、パラレルGCのチューニングをしても問題ありませ

んか?

利用の可否は、Qualyzerの使用機能によって異なります。CPU情報、サンプリング情報、お

よびメソッドトレース情報については、GCアルゴリズムに依存しないため、問題ありません。メモ

リ(ヒープ)ダンプ機能については、アプリケーションのオブジェクト生成の大まかな傾向を確

認するという目的であれば問題ありません。メモリ/GC情報については、シリアルGCとパラレ

ルGC使用時では傾向が異なりますので、「-verbose:gc -XX:+UseFJverbose」オプションを

指定して、あらためて確認してください。

11832 Interstage Application Server 運用/保守 JDK/JRE 5.0使用時に、GCのログを採取してJavaのヒー

プのサイズを確認すると、Javaの起動オプションで-Xmsに

指定したサイズより、ヒープサイズが小さくなっているように

見えます。原因を教えてください。

JDK/JRE 5.0ではデフォルトでパラレルGCを利用する設定になっています。JDK/JRE 5.0でパ

ラレルGCを使用した場合、パラレルGC処理のエルゴノミクス機能(メモリ割り当てプール内の

各世代領域サイズの動的変更機能)により、Javaアプリケーションの実行状況や負荷/GC

処理にかかる時間などの情報から、GC処理としての最適動作状態になるように、メモリ割り

当てプール内の各世代領域サイズが自動的に調整・変更および最適化されます。その際、

メモリ割り当てプールの使用量が、-Xms値(メモリ割り当てプールの初期値)よりも小さくな

る場合があります。JavaVMの動作として問題はありません。なお、GC処理としての最適動作

状態は、GC処理実行時にJavaプロセスに対して割当てられるCPU資源量やGC処理間隔

などを考慮した総合的な動作状態をもとに動的に推移するため、外部からの特定な設定で

変更されるものではありません。

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11833 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Javaアプリケーション実行時に、Permanent世代領域サ

イズを指定しなかった場合の、デフォルトサイズを教えてく

ださい。

以下のとおりです。JDK/JRE 1.3.1 HotSpot Client VM: 初期値は1MBで、最大値は

32MBです。 FJVM: 初期値は1MBで、最大値は64MBです。JDK/JRE 1.4.1、1.4.2

HotSpot Client VM: 初期値は4MBで、最大値は64MBです。 FJVM: 初期値は16MB

で、最大値は64MBです。JDK/JRE 5.0 HotSpot Client VM: 初期値は8MBで、最大値

は64MBです。 FJVM(32ビットモード): 初期値は16MBで、最大値は64MBです。

FJVM(64ビットモード Itanium以外): 初期値は20.75MBで、最大値は84MBです。

FJVM(64ビットモード Itanium): 初期値は20.75MBで、最大値は88MBです。JDK/JRE

6 HotSpot Client VM: 初期値は12MBで、最大値は64MBです。 FJVM(32ビットモー

ド): 初期値は16MBで、最大値は64MBです。 FJVM(64ビットモード): 初期値は

20.75MBで、最大値は84MBです。

11834 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーションのスレッドダンプ(Full thread

dump)を採取する方法を教えてください。

[Windows]

コマンドプロンプトからJavaプログラムを起動した場合は、以下のどちらかの方法で採取できま

す。

Javaプログラムを起動したコマンドプロンプト上で、[Ctrl]+[Break]キーを押下する。

スレッドダンプツールを使用する。

コマンドプロンプト以外からJavaプログラムを起動した場合は、以下の方法で採取できます。

スレッドダンプツールを使用する。

なお、スレッドダンプツールの使用方法は以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集 V9

 付録A Javaツール機能

  A.4 スレッドダンプツール

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

[Solaris、Linux]

ターミナルからJavaプログラムを起動した場合は、以下のどちらかの方法で採取できます。11835 Interstage Application Server 運用/保守 ガーベジコレクションログ出力のJavaVMオプション「-

verbose:gc」および「-XX:+UseFJVerbose」を使用する

ことで、システムへの影響はありますか?

ガーベジコレクション(GC)発生時に、コンテナ情報ログ(info.log)ファイルへのログ書き

込みのI/O負荷がありますが、運用上問題のない範囲です。念のため、検証環境で確認し

た上での商用環境への反映を推奨します。

11836 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 動作中のJavaアプリケーションに対して、外部からコマンド

などでガーベジコレクション(GC)を発生させる方法はあ

りますか?

Javaプロセスの外からガーベジコレクション(GC)の実行を指示するコマンドはありません。

Javaアプリケーション内で、java.lang.System#gc()、またはjava.lang.Runtime#gc()メ

ソッドを実行することにより、JavaVMに対して意図的にガーベジコレクションの実行を指示す

ることはできます。

11837 Interstage Application Server 構築(導入/移行) IJServerワークユニットにおいて、ガーベジコレクションの発

生回数を減らす方法はありますか?

IJServerにおける、JavaのRMI機能による自動ガーベジコレクションの発生間隔をチューニン

グすることで、自動的にjava.lang.System#gc()が実行されることにより発生するガーベジコ

レクション(Full GC)の発生回数を減らすことができます。

Interstage管理コンソールの"ワークユニット名">[環境設定]タブ>[ワークユニット設

定]のJavaVMオプションに、以下を設定します。

  "-Dsun.rmi.dgc.client_gcInterval=発生間隔" および

  "-Dsun.rmi.dgc.server.gcInterval=発生間隔"

   発生間隔:ミリ秒単位で数値を指定します。

   IJServerにおけるデフォルト値は、3,600,000(1時間)です。

あるいは、isj2eeadminコマンド(V8以降でサポート)を使用して、設定することもできま

す。isj2eeadminコマンドについては、以下のマニュアル箇所をご参照ください。

V9/V8

Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド

編)

 第13章 J2EE運用コマンド

   13.8 isj2eeadmin

なお、RMI機能による自動ガーベジコレクションの発生間隔をチューニングしても、ガーベジコ

レクションの発生回数が削減されない場合、JavaVMのヒープ領域サイズが不足している可

能性がありますので、JavaVMのヒープ領域サイズのチューニング(-Xms、-Xmxで指定)も

実施してください。

11838 Interstage Application Server 運用/保守 IJServer運用中に、「EXTP4368: JavaVM may have

run out of memory: DETAIL=There are

possibilities of OutOfMemoryError because of the

lack of the Perm region」が出力されます。原因と対処

方法を教えてください。

[原因]

Permanent世代領域不足を示しています。

[対処方法]

JavaVMオプションに-XX:MaxPermSizeを指定して、Permanent世代領域を拡大してくださ

い。

指定例(Permanent世代領域を128MBに拡張する場合):

 -XX:MaxPermSize=128m

11839 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerワークユニットのコンテナログに

「java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException」が出

力されました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]負または配列のサイズ以上の不正な値のインデックスを使って、配列がアクセスさ

れたことを示す例外です。[対処方法]アプリケーションにおいて、配列のインデックスが負ま

たは配列のサイズ以上の値になっていないかを調査し、これらの不正な値にならないように修

正してください。

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11840 Interstage Application Server 運用/保守 Java VMの障害で、HotSpot Server VMおよびFJVMに

障害があっても、HotSpot Client VMの使用で回避でき

るものがあるのはなぜですか?HotSpot Client VMと、

HotSpot Server VMおよびFJVMの違いを教えてくださ

い。

Java VM(HotSpot Client VM、HotSpot Server VM)には、それぞれ用途に応じた以下

に示す特徴があります。HotSpot Client VMアプリケーション起動時間を短縮し、メモリ消費

を抑制するように設計されたクライアント環境向けのJava VMです。富士通版Java HotSpot

Client VMでは、富士通独自技術によるトラブルシューティングに関する機能強化などを追加

実装しています。HotSpot Server VMアプリケーション起動時間の短縮などよりも、実行速

度を最大化するように設計されたサーバ環境向けのJava VMです。富士通版HotSpot

Server VMでは、さらに、富士通独自技術による性能改善やトラブルシューティングに関する

機能強化などを追加実装しています。(富士通版HotSpot Server VMは、Interstage

Application Serverでデフォルトとなる富士通版Java VMであることから、このJava VMを特

にFJVMと呼んでいます。)上記の特徴の違いから、動的コンパイル処理やメモリ管理の実

装が異なり、障害によってはいずれか一方で該当せず、回避できる場合があります。

11841 Interstage Application Server 運用/保守 現在、JDK1.3だけインストールされていますが、追加で

JDK1.4をインストールして使用することはできますか?

Solaris版Interstage Application Serverでは、JDK1.3しかインストールされていない環境

に、JDK1.4だけを追加でインストールすることはできません。一度、FJSVawjdkをアンインス

トールし、再インストール時にJDK1.3/1.4の両方をインストールしてください。手順は以下の

流れとなります。

FJSVawjdkのアンインストール

FJSVawjdkのインストール

/opt/FJSVejb/etc/orb.propertiesの複写

java_config.txtの設定/確認

Interstage管理コンソールにて利用するJavaバージョンの設定

JDKの追加に伴うJ2EE環境の設定(上記の3および4)については、以下のマニュアルを参

照してください。

V7/V6

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

 第1部 J2EE共通編

  第3章 J2EEアプリケーションの運用

   3.8 動作環境のカスタマイズと確認

    3.8.2 動作環境の確認11842 Interstage Application Server 運用/保守 Java VMの異常終了障害が発生した場合、パッチを適

用せずにJavaアプリケーションの再起動だけで復旧できま

すか?

復旧できます。なお、再起動の方法は実行されているアプリケーションの実行形態に依存し

ます。ワークユニット実行であれば、ワークユニットの再起動でJavaアプリケーションは再起動さ

れます。アプリケーションの運用方法に従って再起動してください。

11843 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V9で提供されている、

JDK/JREのバージョンを教えてください。

以下のとおりです。Interstage Application Serverでは、同梱しているJDK/JREとの組合せ

だけがサポート対象ですので、注意してください。

Interstage Application Server V9.3.0

JDK/JRE 1.4.2_19

JDK/JRE 5.0 Update 17

JDK/JRE 6 Update 12

Interstage Application Server V9.2.0

JDK/JRE 1.4.2_19

JDK/JRE 5.0 Update 17

JDK/JRE 6 Update 12

Interstage Application Server V9.1.0

JDK/JRE 1.4.2_16

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11844 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーション実行時のガーベジコレクションのログを

見ると、ほとんどJavaヒープを使用していない状態に見え

るにもかかわらず、FullGCが発生しています。原因として

何が考えられますか?

アプリケーションでjava.lang.System#gc()を発行している可能性がありますので、まず、アプ

リケーションを確認してください。

また、Java VMの起動オプション「-XX:+PrintJavaStackAtSystemGC」を指定することによ

り、System#gc()の呼び出し元を調べることもできます。下記のマニュアルを参照してくださ

い。

V9、V8

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド V9

 第7章 JDK/JREのチューニング

  7.2 FJVM

   7.2.7 java.lang.System.gc()実行時におけるスタックトレース出力機能

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアルを参照してください。

11845 Interstage Application Server 設計/開発 Qualyzerを使用したJavaアプリケーションが、起動直後に

突然終了しました。エラーメッセージなどは出力されていま

せん。考えられる原因を教えてください。

Javaの起動オプションに、次のオプションが設定されているかどうか、確認してください。

 [例]

 -Xrunfts:log=&lt;ログファイル名&gt;,...

上記のオプションが設定されている場合、&lt;ログファイル名&gt;で指定しているファイルの内

容を確認してください。ファイルに、次のようなメッセージが出力されている場合は、性能情報

を出力するディレクトリがすでに存在するため、Qualyzerが起動できなかったことを示します。

 [例]

 cannot create directory &lt;ディレクトリ名&gt;¥qua.&lt;プロセスID&gt;

   &lt;ディレクトリ名&gt; -Xrunftsのdオプションで指定したディレクトリ

   &lt;プロセスID&gt; Qualyzerを起動しようとしたJavaプロセスのプロセスID

Qualyzerで情報収集する場合は、Qualyzerが起動できないとJavaアプリケーションも実行で

きないため、Javaアプリケーションが起動直後に突然終了したように見えます。終了したプロ

セスのプロセスIDは、OSによっては別のプロセスが起動した際に割り当てられることがありま

す。特に長い期間においては、同じプロセスIDが使いまわされることになります。-Xrunftsのd

オプションで指定したディレクトリ配下の情報は、適宜別のディレクトリに移してください。

11846 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーションで例外が発生した場合に、その原因

を調べる方法を教えてください。

例外が発生した原因の調査手段として、例外のスタックトレース情報が有効です。例外発

生時にスタックトレースを出力する最も簡単な方法は、キャッチした例外に対して、

printStackTrace()メソッドを呼び出すように、プログラムを記述することです。

例外をキャッチした場合は、スタックトレース情報をできるだけ出力するようにしてください。次

のプログラムのように、スタックトレース情報を出力しない場合は、例外が発生したメソッドを特

定するのが困難になります。

 [スタックトレースを出力しないプログラム例]

  try {

  &nbsp;&nbsp;FileInputStream fis = new FileInputStream(args[0]);

  } catch (FileNotFoundException e) {

  &nbsp;&nbsp;System.err.println(e); // 発生した例外は分かるが、発生したメソッド

が分からない

  }

次のようなプログラムの場合、スタックトレース情報を出力するので、問題が発生した箇所を

特定できます。

 [スタックトレースを出力するプログラム例]

  try {

  &nbsp;&nbsp;java.io.FileInputStream fis = new

java.io.FileInputStream(args[0]);

  } catch (FileNotFoundException e) {

  &nbsp;&nbsp;e.printStackTrace(); // 発生した例外のスタックトレース情報を出力

  }

上記のプログラムで例外が発生すると、次のような出力を得られます。

 [スタックトレース情報の例]

11847 Interstage Application Server 運用/保守 java.util.RandomクラスのnextInt(int n)メソッドを繰り

返し呼び出すと、同じ値が続けて返される場合があるの

はなぜですか?また、nextInt(int n)メソッドの引数に2の

累乗(2,4,8,16,・・・)を指定すると、2の累乗以外の

値を指定した時と比較して、より同じ値が続けて返される

傾向があるのはなぜですか?

[原因]java.util.Randomクラスのインスタンスを短時間に作成した場合、それぞれのイン

スタンスのシードが同じになる傾向が強くなります。この場合、同じシードのRandomインスタン

スに対するnextInt(int n)メソッドの呼び出しになりますので、同じ値を返すことになります。ま

た、nextInt(int n)メソッドの引数が2の累乗とそれ以外でアルゴリズムが違います。このため、

2の累乗を指定した時の方が、より同じ値が続けて返される傾向になります。[対処方法]

乱数の特性上、このような傾向は好ましくないため、Randomクラスを利用する場合は、乱

数をとる都度にRandomクラスのインスタンスを作成するのではなく、1つのRandomクラスイン

スタンスに対して、nextInt(int n)メソッドを繰り返し呼び出してください。引数に指定する値

が2の累乗の場合は、2の累乗以外の場合とアルゴリズムが異なるため、同じ値が続けて返さ

れる傾向があります。詳細は、JDKのAPI仕様を参照してください。なお、繰り返し乱数生成

する場合でも、java.util.Randomクラスのインスタンスを保持した状態、すなわち、コンストラ

クタの作成(new Random())は一度だけにして、nextInt(int n)メソッドを呼び出すように

してください。

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11848 Interstage Application Server 運用/保守 Windows Server 2008の環境において、IJServerに対

して手動でフルスレッドダンプを採取する方法を教えてくだ

さい。

thdumpSVCが利用できます。thdumpSVCは、Windows Vista&nbsp; / Windows

Server 2008 / Windows 7 / Windows Server® 2008 R2上で(注)、Windowsサー

ビスとして動作するJavaプログラムのスレッドダンプを採取するためのコマンドです。使用方法

は下記のマニュアルを参照してください。

(注)Interstage Application Serverの製品バージョンにより、サポートOSが異なります。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集

 付録A Javaツール機能

  A.4 スレッドダンプツール

   A.4.2 thdumpSVCコマンドの使用方法

V8

Interstage Application Server トラブルシューティング集 8.0.3

 付録A Javaツール機能

  A.4 スレッドダンプツール

   A.4.2 thdumpSVCコマンドの使用方法

なお、上記以外の製品レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11849 Interstage Application Server 技術サポート Windows Server 2003のx64 Edition上で、

Interstage Application Server(32ビット版)を使用

していますが、JDK/JREだけを64ビット版に変更して使用

することはできますか?

JDK/JREを64ビット版に変更して使用することはできません。32ビット版のInterstage

Application Serverは、同梱されている32ビット版のJDK/JREとの組み合わせによる、32ビッ

トモードでの動作だけが保証されます。

11850 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4435: The process has stopped because

JavaVM ran out of memory: WU=XXXX KIND=1

PSN=XXXX PID=XXXX SYSTEM=XXXX」というメッ

セージが出力されました。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]

メッセージ内の"KIND=1"はJavaヒープ領域(メモリ割り当てプール(New世代領域または

Old世代領域))の不足を示すメモリ種別コードです。そのため、この場合はJavaヒープ領

域の不足が原因で、IJServerが停止されています。

[対処方法]

Javaヒープ領域の最大値を大きくする必要があります。JavaVMオプションの-Xmxオプション

でJavaヒープ領域の最大値を拡張して、IJServerを再起動してください。

なお、"KIND=1"以外のメモリ種別コードについては、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集

 第2部 メッセージラベルのあるメッセージ

  第8章 メッセージ番号がEXTPで始まるメッセージ

   8.12 EXTP4400番台のメッセージ

    8.12.34 EXTP4435

V8

Interstage Application Server メッセージ集

 第2部 メッセージラベルのあるメッセージ

  第8章 メッセージ番号がEXTPで始まるメッセージ

   8.12 EXTP4400番台のメッセージ

    8.12.34 EXTP443511851 Interstage Application Server 技術サポート JDKのバージョン(1.3、1.4、5.0、6、7)の違いによる、

非互換の内容にどのようなものがありますか?

以下に記載されている、旧バージョンとの互換性の情報を参照してください。(2014年2月

24日現在)

Java SE 7 および JDK 7における互換性

Java Platform, Standard Edition 6 における互換性(J2SE 5.0以降)

Java 2 Platform Standard Edition 5.0 における互換性(1.4.2以降)

Java 2 Platform, Standard Edition, v1.4.2 における非互換性(1.4.1以降)

Java 2 Platform, Standard Edition, v1.4.0 における非互換性

Java 2 Platform, Standard Edition, v1.3 における非互換性

11852 Interstage Application Server 運用/保守 Java VM終了時における状態情報のメッセージ出力機

能のJavaVMオプション「-

XX:+VMTerminatedMessage」を有効にする場合、何

か注意することはありますか?

IJServerの場合は、「Java VM終了時における状態情報のメッセージ出力」が標準動作と

なっていますので、オプション指定の必要はありません。IJServerでの標準動作時の情報出

力先はコンテナ情報ログ(info.log)です。「-XX:+VMTerminatedMessage」オプション

は、Javaアプリケーションを単独で実行する場合に、必要に応じて指定してください。なお「-

XX:+VMTerminatedMessage」オプション指定時の情報の出力先は、標準出力とFJVMロ

グ(fjvm_pid***.log(***はプロセスID)の名前を持つファイル)の2つです。ファイルとし

て結果が蓄積されますので、利用者側でファイルのバックアップ/削除などを行ってください。

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11853 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Windows上でJava APIで生成したスレッドのスタック領

域のデフォルトサイズを教えてください。

Windows上において、Java APIで生成したスレッドのスタック領域のデフォルトサイズは、以

下のとおりです。(KBはキロバイト)

 JDK/JRE 1.3.0: 256KB

 JDK/JRE 1.3.1: 256KB

 JDK/JRE 1.4.0: 256KB

 JDK/JRE 1.4.1: 256KB

 JDK/JRE 1.4.2: 256KB(x86)/1024KB(Itanium)

 JDK/JRE 5.0: 256KB(x86)/1024KB(x64、Itanium)

 JDK/JRE 6: 320KB(x86)/1024KB(x64)

11854 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Java VMの「コンパイラ異常発生時の自動リカバリ機能」

とは何ですか?

Java VMの動的コンパイラ処理中に異常が発生した場合でも、処理を継続させる富士通製

Java VM(FJVM)の独自機能です。Javaアプリケーションが実行される際、Java VM

(FJVMを含む)では、処理能力向上に最も効果的となるよう、必要に応じJavaメソッドを

自動的にコンパイルする処理が行われます。一般に、コンパイル処理で何らかのエラーが発

生すると、Java VM自体が異常終了することになりますが、FJVMでは、コンパイラ内で何らか

の異常が発生した場合に自動的にリカバリ処理を行い動作を継続させます。この機能が、

「コンパイラ異常発生時の自動リカバリ機能」です。

11855 Interstage Application Server 運用/保守 JBKプラグインを使用したアプレット上でHTTPS通信をした

場合、クライアント側からdisconnect()メソッドで通信の

切断処理ができません。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]

JDK/JRE1.4以降でサポートされた、JSSE(Java Secure Socket Extension)の不具合

に起因している可能性があります。

[対処方法]

JBKプラグインのjbkplugin.propertiesファイルで以下のように設定することで、JSSEライブラリ

を使用せず、ブラウザの通信機能を用いてHTTPS通信を行うことにより回避できます。

 jbk.plugin.protocol.https=native

なお、質問の現象は、Interstage Application Server 8.0.3およびV9.0.0以降

(JDK/JRE 1.4.2_14以降)で解消されています。

11856 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Server V8で提供されている、

JDK/JREのバージョンを教えてください。

以下のとおりです。Interstage Application Serverでは、同梱しているJDK/JREとの組合せ

だけがサポート対象ですので、注意してください。Interstage Application Server

8.0.3JDK/JRE 1.3.1_12JDK/JRE 1.4.2_08 (クライアントパッケージは1.4.2_14)

Interstage Application Server 8.0.1JDK/JRE 1.3.1_12JDK/JRE 1.4.2_08Interstage

Application Server 8.0.0JDK/JRE 1.3.1_12JDK/JRE 1.4.2_08ただし、OSによりサポー

トされていないJDK/JREバージョンがあります。詳しくは、各製品マニュアルのアップデート情報

を参照してください。

11857 Interstage Application Server 設計/開発 Javaアプリケーションの処理途中でCランタイムのsleepの

ような処理を入れたいと考えていますが、Java APIに

sleepに相当する機能はありますか?もしある場合、その

APIでは呼び出しスレッドはCPUを解放しますか?

java.lang.Thread#sleep(long)メソッドが該当します。sleep(long)メソッドは、現在実行

中のスレッドを、指定されたミリ秒間、一時的に実行を停止させるため、CPUを解放します。

11858 Interstage Application Server 運用/保守 予兆監視とは何ですか?また使用しているか確認する方

法を教えてください。

予兆監視はInterstage Application Server V6からIJServerに装備された機能で、Javaア

プリケーション実行時における、Javaヒープ(メモリ割り当てプール(New世代領域とOld世

代領域)およびPermanent世代領域)の使用量や、ガーベジコレクション処理の発生状

況を監視し、ヒープ不足およびそれにともなうガーベジコレクションの多発による業務レスポンス

低下の可能性を検出し、ヒープ領域の問題を警告メッセージ(EXTP4368)でイベントログ

に通知します。なお、予兆監視はIJServer利用時に常に動作し、無効にすることはできませ

ん。

予兆監視の詳細は下記のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編) V9

 第2章 アプリケーションの運用

  2.1 ワークユニットの設計

   2.1.12 予兆監視

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11859 Interstage Application Server 設計/開発 JDK/JRE 1.4.1でjava.security.MessageDigestクラス

を使用したアプリケーションを動作させたところ、

「java.security.NoSuchAlgorithmException: SHA-

256 MessageDigest not available」が発生しました。

SHA-256のメッセージダイジェストアルゴリズムは利用でき

ないのですか?

JDK/JRE 1.4.1では、SHA-256のメッセージダイジェストアルゴリズムはサポートされていませ

ん。JDK/JRE 1.4.2(Interstage Application Server V7)以降を利用してください。

11860 Interstage Application Server 技術サポート Solaris版Interstage Application Serverの、JDK/JRE

1.3のシステムポリシーファイルは、どのディレクトリにインス

トールされますか?

以下のディレクトリ配下に、"java.policy"という名前でシステムポリシーファイルがインストール

されます。

 JDK1.3の場合: /opt/FJSVawjbk/jdk13/jre/lib/security/

 JRE1.3の場合: /opt/FJSVawjbk/jre13/lib/security/

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11861 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Solaris版Interstage Application Server V5で提供さ

れている、JDK/JREのバージョンを教えてください。

以下のとおりです。Interstage Application Serverでは、同梱しているJDK/JREとの組合せ

だけがサポート対象ですので、注意してください。

 Interstage Application Server 5.0

JDK/JRE 1.1.8_009

JDK/JRE 1.2.2_011

JDK/JRE 1.3.1_03

JDK/JRE 1.4.0

 Interstage Application Server 5.0.1

JDK/JRE 1.1.8_009

JDK/JRE 1.2.2_011

JDK/JRE 1.3.1_04

JDK/JRE 1.4.0_01

 Interstage Application Server 5.1/5.1.1

JDK/JRE 1.1.8_01011862 Interstage Application Server 技術サポート JDK/JRE 1.3のディレクトリ(注)配下にある、rt.jar、

i18n.jar、および、isejb.jarは、それぞれどのようなファイル

ですか?また、CLASSPATH環境変数に設定しなくても

自動的に読み込まれますか? (注)

{JDK}&yen;jre&yen;lib (Windows JDK)

{JRE}&yen;lib (Windows JRE) {JDK}/jre/lib

(Solaris/Linux JDK) {JRE}/lib (Solaris/Linux JRE)

ただし、   {JDK}: JDKのインストールフォルダ/ディレク

トリ   {JRE}: JREのインストールフォルダ/ディレクトリ

rt.jarはJDK/JREのコアライブラリで、i18n.jarは国際化に関するライブラリです。rt.jarと

i18n.jarは環境変数などの設定がなくても、自動的に読み込まれるjarファイルです。

isejb.jarは、EJBクライアントアプリケーションを動作させるために必要なjarファイルであるた

め、必要に応じてCLASSPATH環境変数に設定する必要があります。

11863 Interstage Application Server 運用/保守 jheapによるJavaアプリケーションのヒープ使用状況の監

視結果から、Permanent世代領域の空き容量の計算

方法を教えてください。

「total」で確保している領域内での空き容量が「free」の値です。「free」が無くなると、

「total」は設定したPermanent世代領域のサイズを順次拡張するため、Permanent世代

領域の最大値から「total」の数値を引いた値と、「free」の値の合算値が空き容量となりま

す。

[例]

Java VMオプションで、-XX:MaxPermSize=128m(*1)を指定している場合に、jheapの

出力結果が、

 &lt;new&gt;&nbsp;&nbsp;[used: 221085808]&nbsp;&nbsp;[free:

236224400]&nbsp;&nbsp;[total: 457310208]

 &lt;old&gt;&nbsp;&nbsp;[used: 243379304]&nbsp;&nbsp;[free:

238834584]&nbsp;&nbsp;[total: 482213888]

 &lt;perm&gt;&nbsp;[used: 101115384]&nbsp;&nbsp;[free:

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;72200]&nbsp;&nbsp;[total: 101187584]&nbsp;

 

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;=====(*2)&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nb

sp;=========(*3)

のようになった場合は、

 (*2)72200 バイト ≒ 0.07 メガバイト(MB)

 (*3)101187584 バイト ≒ 96.5 メガバイト(MB)

から、

 Permanent世代領域の空き容量 = 128MB(*1)-96.5MB(*3)+0.07MB

(*2)&nbsp;

                      =&nbsp;約31MB

と計算します。

11864 Interstage Application Server 運用/保守 Interstage Application Serverでインストールされている

JDK/JREのバージョンはどのようにして確認できますか?

コマンドプロンプトまたはコンソールから、JDK/JREのjavaコマンドを、フルパス(注)で次のよ

うに"-version"オプションを付けて実行することで確認できます。

(注)"java -version"だけを実行した場合、OSバンドルのJDK/JREのバージョンが表示さ

れることがあります。

Windowsの場合

{JDK/JREのインストールディレクトリ}¥bin¥java -version

SolarisまたはLinuxの場合

{JDK/JREのインストールディレクトリ}/bin/java -version

[出力例]

 java version ”1.5.0_13”

 Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition

 (build 1.5.0_13-b05_Fujitsu_03-29-08_12:00_patch)

 Java HotSpot(TM) Server VM (build 1.5.0_FUJITSU_MODIFIED-B12_NPTL,

mixed mode)

この出力例の場合、バージョンは"1.5.0_13"です。

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11865 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーションの運用を、32ビットモードから64ビット

モードに移行するときの、メモリや性能での注意事項を教

えてください。

次のことに注意してください。

32ビットモードと比べて、64ビットモードではJavaヒープサイズが1.5~2倍程度必要です。この

ため、最大ヒープサイズ(-Xmxオプション)の指定も、64ビットモードで再度チューニングした

値を指定する必要があります。

最大ヒープサイズ(-Xmxオプション)の指定が大きくなると、ガーベジコレクションに要する時

間も長くなります。また、実装メモリ量が少ない場合、ガーベジコレクション時にOSレベルでス

ワップを起こす場合があります。

Javaアプリケーションの性能は、CPU性能、MMU(メモリマネジメントユニット)の性能、実

装メモリ量、スワップファイル量、ディスク性能など、ハードウエア性能の違いにも影響されま

す。

11866 Interstage Application Server 運用/保守 JDK/JREのパッチ適用で、パッチに同梱されたupdate.sh

を実行しましたが、"The target of this patch is not

installed."が出力されます。原因と対処方法を教えてく

ださい。

[原因]

適用しようとしているパッチが、適用対象の製品のものでない可能性があります。Linux版

Interstage Application ServerのJDK/JREは、対象OS、製品バージョン、および、

JDK/JREバージョン別にパッケージを作成しており、修正もそれぞれ異なります。例えば、同じ

製品バージョンでも、RHEL3のシステムに、RHEL2.1用の修正を適用することはできません。

[対処方法]

使用しているOS、製品、バージョン、および、JDK/JREバージョンを以下の方法で確認し、対

応する正しいパッチを入手し、適用してください。

OS

 # cat /etc/redhat-release

で確認してください。

[出力例]

RHEL3 AS Update3の場合

Red Hat Enterprise Linux AS release 3 (Taroon Update 3)

RHEL2.1 ASの場合

Red Hat Linux Advanced Server release 2.1AS (Pensacola)

製品、バージョン

製品添付のソフトウェア説明書で確認してください。

なお、V7以降では、isprintvlコマンドでも確認できます。

11867 Interstage Application Server 運用/保守 JavaVMの起動オプションに、「-verbose:gc」および「-

XX:+PrintJavaStackAtSystemGC」を指定したときの注

意事項を教えてください。

「-verbose:gc」および「-XX:+PrintJavaStackAtSystemGC」がともに指定された場合、以

下の情報がFJVMログ(fjvm_pid***.log(***はプロセスID)の名前を持つファイル)へ

格納されます(下記[例]参照)。

Javaアプリケーション内でjava.lang.System#gc()メソッドが実行された際の当該メソッドを

実行したJavaスレッドのスタックトレース情報

Javaアプリケーション内で最初にjava.lang.System#gc()メソッドが実行された以降に発生

したガーベジコレクション処理の結果ログ

そのため、このオプション指定時のFJVMログは、情報量が多くなる場合がありますので、ファイ

ルのサイズに注意し、必要に応じてバックアップや削除を行ってください。

[例]「-verbose:gc」および「-XX:+PrintJavaStackAtSystemGC」が指定されたときの

FJVMログ内容

#### Java VM: Java HotSpot(TM) Server VM (1.5.0_FUJITSU_MODIFIED-

B12[01300] mixed mode)

&gt;&gt;&gt;&gt; Logging process start. [pid=1260] Time=Thu Sep 24 10:41:49

2010

"main" prio=6 tid=0x00035758 nid=0x274 runnable [0x0007f000..0x0007fbf8]

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;at java.lang.Runtime.gc(Native Method)

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;&nbsp;at java.lang.System.gc(System.java:891)

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n11868 Interstage Application Server 技術サポート Javaアプリケーションで、メモリリークが発生しているか判断

する方法はありますか?

JavaVM起動オプション「-verbose:gc」によりガーベジコレクションのログを採取し、FullGC後

のヒープの使用量の推移を確認することで判断することができます。FullGC後のヒープの使用

量が滞留し続けて増加傾向にある場合は、メモリリークの可能性があります。なお、メモリリー

クの分析方法は、下記マニュアルにも記載されています。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集 V9

 付録A Javaツール機能

  A.3 Qualyzer

   A.3.7 チュートリアル:メモリリーク分析

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

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11869 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Serverをインストールし、

Interstage管理コンソールからログインしたところ、

「is20786」、「is20742」、「is20704」、「is21012」のメッ

セージが出力されてログインできません。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]

hostsファイルのホスト名の記述に、使用できない文字が含まれているため、ログインに失敗し

ている可能性があります。

[対処方法]

ホスト名には、以下に示す文字を使用してください。

アルファベット大文字(“A”~“Z”)

アルファベット小文字(“a”~“z”)

数字(“0”~“9”) (注1)

ハイフン(“-”) (注2)

ピリオド(“.”) (注2)

(注1) 最後のピリオドの直後には、数字は使用できません。

(注2) ハイフンおよびピリオドは、ホスト名の先頭文字として使用できません。また、ピリオド

は、ホスト名の最後に指定できません。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ5307" answer_id="5307" /&gt; 「Interstage

Application Serverにおいて、ホスト名に「_」(アンダースコア)を指定した場合に、Javaで

例外が発生します。」

11870 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニット運用中に

java.lang.OutOfMemoryError発生後、ある程度時間

を置いてから再接続しようとしましたが、接続できません。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]java.lang.OutOfMemoryErrorが発生した場合は、不足した資源により、アプリ

ケーションの動作継続ができなくなるためです。[対処方法]OutOfMemoryErrorは、その

多くがJavaのヒープサイズの不足が原因です。OutOfMemoryErrorが発生しないように、

JavaVMオプション(-Xmx)でJavaのヒープサイズを拡張するなどのチューニングを実施し、

ワークユニットを再起動してください。

11871 Interstage Application Server 技術サポート JDK/JREだけのバージョンアップはできますか? JDK/JREだけのバージョンアップはできません。対象のJDK/JREバージョンを同梱した製品へ

のバージョンアップが必要となります。

なお、Interstage Application Server V9までの製品同梱のJDK/JREバージョンは以下のと

おりです。

V9.2.0、V9.3.0

JDK/JRE 6

JDK/JRE 5

JDK/JRE 1.4.2

V9.1.0、V9.0.0

JDK/JRE 5

JDK/JRE 1.4.2

V8、V7

JDK/JRE 1.4.2

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11872 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Oracle JDBC経由で取得した全角ハイフン"―"

(0xa1bd)がJDK1.3環境では正常に表示されます

が、JDK1.4環境では'?'に変換されてしまいます。原因と

対処方法を教えてください。

[原因]

全角ハイフン"―"(0xa1bd)はJDK1.3環境ではU+2015にマッピングされ、JDK1.4環境で

はU+2014にマッピングされるためです。これは、JDK/JREのバージョンによりデフォルトで使用

される文字コンバータが変更されていることによる相違です。

Solarisにおけるデフォルト文字コンバータの相違

JDK/JREのバージョン

デフォルトで使用される

文字コンバータ

対応する文字セット名

(正準名)

1.3.0

1.3.1

1.3.1_01a

1.3.1_03

1.3.1_04

1.3.1_06

1.4.0

1.4.0_01

11873 Interstage Application Server 技術サポート クライアントパッケージ(クライアント機能)のJRE-JBKプ

ラグイン(JRE JBKプラグイン)で提供されているJRE

バージョンを教えてください。

クライアントパッケージ(クライアント機能)(注1)のJRE-JBKプラグイン(JRE JBKプラグイ

ン)(注2)で提供されている、JREバージョンは以下のとおりです。デフォルトのJava VM

は、すべてHotSpot Client VMです。

V9.2.0、V9.3.0

JRE 6

JRE 5

JRE 1.4.2

V9.1.0、V9.0.0

JRE 5

JRE 1.4.2

V8、V7

JRE 1.4.2

11874 Interstage Application Server 構築(導入/移行) RHEL5(Red Hat Enterprise Linux 5)で、JDK/JRE

1.4.2の利用はできますか?

RHEL5(Red Hat Enterprise Linux 5)上では、JDK/JRE 1.4.2をサポートしていません。

JDK/JRE 5.0または6を使用してください。なお、RHEL5 for Intel Itanium(Red Hat

Enterprise Linux 5(for Intel Itanium))の場合は、JDK/JRE 5.0を使用してくださ

い。

11875 Interstage Application Server 技術サポート Interstage Application Serverに同梱されている

JDK/JREと、Oracle社(旧Sun Microsystems, Inc.)

で提供しているJDK/JREとの違いを教えてください。

Interstage Application Serverに同梱されているJDK/JREは、Sun Microsystemsで提供

しているJDK/JREに対し、富士通独自の機能追加を行っています。詳細については、以下の

マニュアルを参照してください。

V9、V8

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド V9

 第7章 JDK/JREのチューニング

  7.2 FJVM

V8については、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V7

Interstage Application Server トラブルシューティング集

 第19章 Java実行環境運用時の異常

  19.4 FJVMのトラブルシューティング機能

11876 Interstage Application Server 技術サポート Interstage Application Serverに同梱されているJDKだ

けを、開発用のマシンにインストールして使用することはで

きますか?

Interstage Application ServerからJDK(またはJRE)だけを取り出して使用することはで

きません。なお、Windows上での開発用途には、Interstage Apworks、または、

Interstage Studioの利用を検討してください。

Page 251: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11877 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4435: The process has stopped because

JavaVM ran out of memory: WU=XXXX KIND=0

PSN=XXXX PID=XXXX SYSTEM=XXXX」というメッ

セージが出力されました。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]

このメッセージは、IJServerプロセス内でメモリ不足が発生し、IJServerプロセスが停止される

場合に出力されます。"KIND=0"の場合は、IJServerプロセス内でCヒープ不足が発生した

ことを示しています。

[対処方法]

IJServerを運用するために必要となるメモリ量を見直してください。メッセージおよび対処方法

の詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集

 第2部 メッセージラベルのあるメッセージ

  第8章 メッセージ番号がEXTPで始まるメッセージ

   8.12 EXTP4400番台のメッセージ

    8.12.34 EXTP4435

V8

Interstage Application Server メッセージ集

 第2部 メッセージラベルのあるメッセージ

  第8章 メッセージ番号がEXTPで始まるメッセージ

   8.12 EXTP4400番台のメッセージ

    8.12.34 EXTP4435

11878 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 64ビット(x64)版のWindows OS上で、Javaアプリ

ケーションを実行したところ、メッセージ

「java.lang.UnsatisfiedLinkError: dllファイル名: Can't

load IA 32-bit .dll on a AMD 64-bit platform」が出

力されました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]このメッセージは、64ビット(x64)版JDK/JRE環境で、32ビット(x86)版の

DLLをロードしようとしたため、エラーになったことを意味しています。アプリケーションまたは他ミ

ドルウェアが32ビット(x86)版であるにもかかわらず、Interstage Application Server 64

ビット(x64)版を組み合わせて使用していることが原因です。[対処方法]32ビット

(x86)版のアプリケーションまたは他ミドルウェアとの組み合わせの場合は、Interstage

Application Server 32ビット版を使用してください。

11879 Interstage Application Server 運用/保守 Solaris版JDK/JREのパッチを適用すると「Incorrect

package version」が表示されて適用できません。原因と

対処方法を教えてください。

[原因]対応していない製品バージョンに対し、パッチを適用していることが原因です。[対

処方法]コマンド「pkginfo -l FJSVawjdk」で"VERSION"を確認し、使用している

JDK/JREバージョンを確認したうえで、対応するパッチを適用してください。Solaris版

Interstage Application Server V6およびV7に提供されている、JDK/JREの緊急修正パッ

チID(識別子)は以下のとおりです。(**はパッチ版数を示します。)

&nbsp;&nbsp;VERSION&nbsp;&nbsp;&nbsp;JDK/JRE

1.3.1&nbsp;&nbsp;&nbsp;JDK/JRE

1.4.1&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;6.0&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;T

009MS-**&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;T009NS-

**&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;6.0.1&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;T011WS-

**&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;T011XS-

**&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;6.0.2&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;T018JS-

**&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;T018KS-

**&nbsp;&nbsp;VERSION&nbsp;&nbsp;&nbsp;JDK/JRE

1.3.1&nbsp;&nbsp;&nbsp;JDK/JRE

1.4.2&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;7.0&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;T

027GS-** &nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;T027HS-

**&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;7.0.1&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;T027JS-

**&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;T027KS-**

11880 Interstage Application Server 技術サポート javax.net.ssl.HttpsURLConnectionクラスは、鍵長が

2048ビットでも動作できますか?

JDK/JREのバージョンによります。JDK/JRE 1.4.2以降であれば、

javax.net.ssl.HttpsURLConnectionクラスを鍵長2048ビットで動作させることができます。

11881 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Serverのバージョンアップなど

で、使用JDK/JREのバージョンを変更する場合、Java

ヒープのチューニングは必要ですか?

必要です。Javaのバージョンアップでは、新機能や既存クラスの処理論理の改善などで、従

来よりもJavaヒープが必要とされる場合があります。また、Interstage Application Serverの

Java関連機能でも、Javaのバージョンアップにともなう機能追加や改善などが実施され、使

用されるJavaヒープが移行前と異なることがあります。そのため、Javaのバージョンが異なる移

行の場合、再チューニング作業が必要となります。

Javaヒープのチューニングについては、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

 第7章 JDK/JREのチューニング

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してく

ださい。

11882 Interstage Application Server 運用/保守 JDK/JREのパッチを適用したところ、エラーメッセージ

「is20723:Interstage JMX Service terminated

abnormally Error information=200」が出力されまし

た。原因と対処方法を教えてください。

[原因]JDK/JREのパッチ適用の際に、JMXサービスが停止しない状態で、マルチユーザ

モードからシングルユーザモードへ直接移行したため、JMXサービスがダウンした可能性があり

ます。OBP(Open Boot Prom, "ok"プロンプトのモード)を経由せずにマルチユーザモード

からシングルユーザモードへ移行した場合、サービスによっては停止しないものがあります。一

度、OBPを経由することによりすべてのサービスを停止することができます。[対処方法]パッ

チが正しく適用されていない可能性があるため、READMEに記載の復元手順(または削除

手順)に従って、復元してください。そのあと、OBPを経由して、シングルユーザモードへ移行

後、パッチを適用してください。

Page 252: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11883 Interstage Application Server 技術サポート 運用開始前に「暖気運転」が必要なのはなぜですか? Java実行環境(Java VM)の以下の特性から、暖気運転は安定稼働のために必要で

す。暖気運転(ならし、ウォームアップ)とは、アプリケーションを起動したあと、本番業務を

開始する前に、本番業務と同様のデータを事前に流し、一通り動作させることを言います。

Java実行環境では、バイトコードと呼ばれる中間言語をプログラムコードとして実行しますが、

その方法には、以下の2種類があります。

インタプリタによるバイトコードの実行&nbsp;

インタプリタは、バイトコードを1命令ずつ解釈して実行します。特別な事前準備は必要ありま

せんが、JITによりバイトコードを機械語に翻訳(コンパイル)して実行した場合と比較して

実行性能は劣ります。

JIT(Just-In-Time Compiler)により、バイトコードを機械語に翻訳(コンパイル)して実

行&nbsp;

メソッド単位のバイトコード群を、JITにより機械語へ翻訳したあとで実行します。翻訳処理に

時間がかかりますが、実行性能は良くなります。

実際のJava実行環境では、これらの2つの実行方法を組み合わせています。すなわち、起動

時はインタプリタで実行し、次第にJITによる翻訳コードで実行します。そして、メソッドの動的

プロファイリング(どのメソッドが頻繁に実行されるかの計測)を行い、よく使用されるメソッド

を中心にJITで翻訳し、あまり使われることのない不必要なメソッドまで翻訳することを避け、

効率よくインタプリタとJITのバランスを取っています。

暖気運転は、本番業務と同様のデータを準備したうえで走行させ、同じ実行アプリケーション

パスを通るようにして、本番業務開始時までに最適な翻訳コードを生成しておくことで、実行

性能/効率を上げるためのものです。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref answer_id="11896" contents="FAQ11896" /&gt;

「Interstage Application Serverにおいて、Javaアプリケーション起動直後の性能が良くな

いのはなぜですか?」11884 Interstage Application Server 技術サポート Java VMオプション「-Xloggc」により、ガーベジコレクション

のログをファイルに出力して問題ありませんか?

JDK/JRE 1.4以降でJava VMオプション「-Xloggc:file名」により、ガーベジコレクションのログ

だけを別のファイルに出力できますが、以下の問題があるため推奨しません。

保守上の問題

ほかの事象のログと分離することになるため、時系列な事象の判別ができません。

単一ファイルの問題

ワークユニット運用では、プロセス多重度の定義ができるため、同一のファイルに対して複数の

Javaプロセスから情報を書き込むことになります。そのため、ログの内容が保証されません。

世代管理の問題

「-Xloggc:file名」で指定されたファイルは、ログローテーションなどの世代管理がなく、ガーベジ

コレクションのログがjavaプロセスの終了まで、1つのファイルに書き込まれるため、ファイルが巨

大化する可能性があります。また、同一ファイル名指定の場合は、プロセス再起動時に上書

きされるため、以前の出力結果が残りません。

したがって、「-Xloggc:file名」ではなく、「-verbose:gc」オプションによるコンテナ情報ログ

(info.log)への出力を推奨します。

11885 Interstage Application Server 技術サポート 予兆監視を利用した場合に、必要とするリソース

(CPU、メモリ、ディスク)は増えますか?

予兆監視はIJServerで常時動作する機能であり、常に有効であるため、リソースの増分は

ありません。11886 Interstage Application Server 技術サポート Qualyzerを使用するためのJavaオプション(-Xrunftsま

たは-Xrunholmes)を指定 した場合に、必要とするリ

ソース(CPU、メモリ、ディスク)は増えますか?

Qualyzerは、JavaのJVMPI(Java Virtual Machine Profiler Interface)という機能を利

用して作成されているプロファイラで、ネイティブライブラリです。そのため、メモリ使用量(ネイ

ティブ側、Javaヒープ)をはじめとして資源量は増えます。利用機能によって異なりますが、ネ

イティブ側のメモリ使用量の増加は、数MB~10数MB程度です。Javaヒープ側のメモリ使用

量、CPU、ディスク使用量は測定対象のアプリケーションや、測定目的により異なります。例

えば、Qualyzerは測定結果をファイルに保存しますが、その容量は数KB~数100MB程度

(場合によってはGB単位)など様々です。

11887 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 32ビット版のJDK/JREで動作するJavaアプリケーション

を、64ビットのJDK/JREへ移行する場合、アプリケーション

の再コンパイルは必要ですか?

移行元のJDK/JREバージョンに対して、移行先のJDK/JREバージョンが同一または上位バー

ジョンであれば、一般にJava言語のソースプログラムを再コンパイルする必要はありません。た

だし、C/C++言語等で作成されたネイティブライブラリは、再コンパイルの必要があります。ネ

イティブライブラリの処理などの変更により、Javaアプリケーションとのインタフェース等が変わる

ようなことがあれば、対応するJavaプログラム側も修正および再コンパイルが必要になります。

11888 Interstage Application Server 技術サポート 以下のようなJavaプログラムで、e.getMessage()の内容

がnullになるExceptionまたはErrorには、どのようなものが

ありますか?&nbsp;&nbsp;try

{&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;:&nbs

p;&nbsp;} catch (Throwable e)

{&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;Syste

m.out.println(e.getMessage());&nbsp;&nbsp;}

e.getMessage()メソッドがnullになるのは、ExceptionまたはErrorにおいて、生成時に詳細

メッセージを指定しない、または、nullを指定した場合です。Java API仕様に記載されている

とおり、多くのExceptionおよびErrorには、getMessage()メソッドで取得できる詳細メッセー

ジを、指定するコンストラクタと、指定しないコンストラクタが用意されています。中には詳細

メッセージを指定するコンストラクタしかないExceptionもありますが、詳細メッセージにはnullも

指定できます。

11889 Interstage Application Server 構築(導入/移行) JDK/JRE 1.3で動作していたアプリケーションを、

JDK/JRE 1.4に移行したところ、

「java.lang.UnsupportedOperationException: The

method shutdownOutput() is not supported in

SSLSocket」が発生しました。原因と対処方法を教えてく

ださい。

[原因]JDK/JRE 1.4以降の仕様で、SSLSocketに対しshutdownOutput()や

shutdownInput()メソッドを利用すると、UnsupportedOperationExceptionが発生しま

す。[対処方法]SSLSocketに対しては、shutdownOutput()やshutdownInput()メソッ

ドを利用せずに、直接Socketをクローズするようアプリケーションを修正してください。

11890 Interstage Application Server 技術サポート Interstage Application Serverに同梱されている

JDK/JREは、Oracle社のJ2SEのサポートが終了した時

点で、同様にサポートが終了しますか?

Oracle社のJ2SEのサポートが終了しても、同梱元のInterstage Application Serverのサ

ポート期間は、継続されます。

11891 Interstage Application Server 運用/保守 JDK/JREが扱うファイルのサイズに制限はありますか? JDK/JRE 1.2.2までは、2GBまでです。2GBを超える大きさのファイルを扱おうとすると、入出

力例外(java.io.FileNotFoundException)などが発生します。JDK/JRE 1.3以降では、

扱えるファイルの大きさに対するJava自身の制限はなく、OS、ハードウェアに依存します。

Page 253: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11892 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 予兆監視の閾値の変更はできますか? できません。システム開発時のJavaヒープ領域に対するチューニング操作は、-verbose:gcオ

プションやjheapコマンドなどによるJavaヒープ領域の使用状況調査により対応してください。

予兆監視による警告メッセージ出力は、開発/チューニング対応などが終わり、定常状態と

して運用に入ったあと、何らかの要因により突発的に発生する不足状態を検出/感知する

ことが目的です。そのため、仮に小さな閾値に変更して検出された状態を元に、Javaヒープの

大きさを調整した場合、不必要に大きな領域をJavaヒープ領域としてしまい、結果的に、シ

ステムに対して不必要に大きなメモリ資源を要求してしまう。対象Javaプロセス内でスタックや

ヒープなどで使用する領域が小さくなってしまう。などの悪影響を及ぼす場合も考えられるた

め、予兆監視機能の閾値は固定値となっています。

11893 Interstage Application Server 技術サポート Java VMの起動オプションに「-XX:+DisableExplicitGC」

の指定はできますか?

指定できますが、使用にあたっては十分な注意が必要です。

「-XX:+DisableExplicitGC」オプションは、アプリケーションだけでなくInterstage Application

Server全体のJava実装で、java.lang.System#gc()を発行している箇所をすべて無効にし

ます。まず、「-XX:+PrintJavaStackAtSystemGC」オプションを指定し、アプリケーションで無

駄なSystem#gc()を発行しているかどうかを調査した上で、「-XX:+DisableExplicitGC」オ

プションの採用可否を決めてください。

「-XX:+PrintJavaStackAtSystemGC」については、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

 第7章 JDK/JREのチューニング

  7.2 FJVM

   7.2.7 java.lang.System.gc()実行時におけるスタックトレース出力機能

V8については、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11894 Interstage Application Server 設計/開発 JDK/JREの一時ファイル作成のメソッド

java.io.File#createTempFile()メソッドで生成されるファ

イル名が、繰り返し実行や別プロセスからの実行などで、

重複することはありませんか?

java.io.File#createTempFile()メソッドの実装で考慮されており、同一プロセス、別プロセス

が生成したファイルと重なることはありません。

11895 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 特定のJDKバージョンで作成したjarファイルを、古いJDK

バージョンで動作させることはできますか?

できません。特定のJDKバージョンでコンパイル作成された、クラスファイルおよびjarファイルなど

に下位互換性は保証されていません。動作させるJDKバージョンで再コンパイルする必要があ

ります。一方、JDK/JREではクラスファイルおよびjarファイルの上位互換性は保証されていま

すので、バージョン間の非互換対応などで必要とされるソースプログラムの修正を除けば、特

定のJDKバージョンでコンパイル作成されたクラスファイルおよびjarファイルを、それより新しい

バージョンのJDK/JREで動作させることはできます。

11896 Interstage Application Server 技術サポート Javaアプリケーション起動直後の性能が良くないのはなぜ

ですか?

C言語やCOBOL などで作られたプログラムは、プログラムを実行する前に、コンパイラによっ

て、プログラムが動作するプラットフォームに合わせて、実行形式(そのプラットフォームで動作

する機械命令)を事前に作成します。アプリケーションを実行するときは、機械命令に変換

された実行形式で最初から実行されますので、起動時から高速に実行されます。

一方、Javaは、アプリケーションを起動したあとに、プログラム(クラスファイル)を読み込み、

実行が行われます。プログラムの実行は、インタプリタで1命令ずつ、命令の意味を解釈実行

するか、コンパイラ(*1)によって機械命令に変換してから実行されます。このため次の理由

から、Javaアプリケーション起動直後の性能は良くありません。

実行時にプログラムを読み込むため、プログラムのロードとチェックにオーバーヘッドが発生する

実行時にコンパイル処理を行うため、オーバーヘッドが発生する

アプリケーション開始直後は、機械命令がそろっていない

(*1)

C言語やCOBOLのコンパイラと区別して、アプリケーション実行時にコンパイルすることから、動

的コンパイラと呼ばれます。

関連FAQ:

&lt;rn:answer_xref contents="FAQ11883" answer_id="11883" /&gt;

「Interstage Application Serverにおいて、運用開始前に「暖気運転」が必要なのはなぜ

ですか?」

11897 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーション起動時に、

java.lang.UnsupportedClassVersionErrorが発生しま

した。原因と対処方法を教えてください。

[原因]読み込もうとしたクラスファイルのバージョンが、実行しているJava VMでサポートし

ていないバージョンであるためです。[対処方法]Javaプログラムのコンパイル環境で使用す

るJDKは、動作させる環境のJDKのバージョンより新しくならないようにしてください。

Page 254: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11898 Interstage Application Server 運用/保守 Javaアプリケーションの実行中に、ガーベジコレクションが

動作しても、Javaのプロセスで使用しているメモリ量が、-

Xmsオプションで指定している値にならないのはなぜです

か?

Javaプログラムを実行するプロセスのユーザー空間は、Javaオブジェクトを格納する領域

「Javaヒープ」として使用されるほかに、C/C++プログラムなどを実行する一般のプロセスの場

合と同様、プログラムの実体(WindowsでJavaアプリケーションを実行する場合は、

java.exeなど)がコピーされるだけでなく、スタックやヒープなどのさまざまな領域としても使用さ

れます。また、実行するプログラムだけでなく、そのプログラムを実行させるためのOS側のプログ

ラムなどでも使用します。そのため、Javaプログラムを実行するプロセスが使用するメモリ量は、

必ずJavaヒープの大きさ以上となります。なお、Javaヒープは、JDK/JRE 1.3以降では、-

Xmsオプション/-Xmxオプションで大きさを指定するメモリ割り当てプール(New世代領域と

Old世代領域)、および-XX:PermSizeオプション/-XX:MaxPermSizeオプションで大きさを

指定するPermanent世代領域から構成されます。Javaヒープに関する初期値/最大値が

同じ場合は、通常、Javaヒープ域として使用されるメモリ量は変動しません。しかし、Java

ヒープに関する初期値/最大値が異なる場合は、Javaアプリケーション実行に際して使用

中となるJavaオブジェクト量に連動して、Javaヒープ域として使用されるメモリ量も変動しま

す。つまり、Javaアプリケーションに対する負荷などによってJavaヒープ域として使用されるメモ

リ量が変動するため、システム全体としてのメモリ使用量を見積ることが難しくなります。そのた

め、Javaヒープに関する初期値/最大値は、同じ値にすることをお勧めします。

11899 Interstage Application Server 運用/保守 JavaEEアプリケーションにおいて、IOP00410233メッセー

ジが出力されました。原因と対処方法を教えてください。

受信データサイズが最大受信バッファサイズを超えたため、データを受信することができませ

ん。

接続先の最大メッセージ分割サイズの設定値より、接続元の最大受信バッファサイズの設定

値が小さい場合、接続先から送られるデータを受信できず、エラーが発生します。最大メッ

セージ分割サイズが最大受信バッファサイズより小さくなるようにチューニングを行ってください。

最大受信バッファサイズ

JVMオプションに以下のように設定します。省略値は、256000Byteです。

 -Dcom.sun.corba.ee.transport.ORBMaximumReadByteBufferSize=値

最大メッセージ分割サイズ

接続先がクライアントの場合、JVMオプションに以下のように設定します。省略値は、

4096Byteです。

 -Dcom.sun.corba.ee.giop.ORBFragmentSize=値

接続先がコンテナの場合、ORBの最大メッセージ分割サイズを変更します。省略値は、

1024Byteです。

Interstage Java EE管理コンソールまたはasadminコマンドを使用して設定します。

Interstage Java EE管理コンソールの詳細については、Interstage Java EE管理コンソール

ヘルプを参照してください。また、asadminコマンドでの設定の詳細については、以下のマニュ

アルを参照してください。

 Interstage Application Server Java EE運用ガイド

  第11章 Java EE運用コマンド

   11.1 asadmin

    11.1.4 定義項目参照/更新

     11.1.4.2 setサブコマンド&nbsp;11900 Interstage Application Server 運用/保守 com.sun.corba.ee.transport.ORBTCPTimeoutsプロ

パティの全体待ち時間超過判定値に達する前に

IOP00410225メッセージが出力されました。原因と対処

方法を教えてください。

[原因]

TCPの受信域に十分な空きがなかったため、ソケットへの書き込み処理が一時的に異常終

了している可能性があります。通常、この状態は内部リトライで回避されます。しかし、IIOP

通信ソケットの送受信待機時間監視時間

(com.sun.corba.ee.transport.ORBTCPTimeoutsプロパティで設定)の1回あたりの最

大リトライ間隔が大きい場合、十分なリトライ回数を確保できず、IOP00410225メッセージ

が出力される場合があります。

[対処方法]

IIOP通信ソケットの送受信待機時間監視の1回あたりの最大リトライ間隔を小さい値に

チューニングしてください。

11901 Interstage Application Server 構築(導入/移行) インストールガイドに記載されている必須パッチで、備考に

「Java Development Kit使用時に必要」または

「JDK/JRE使用時に必要」となっているパッチは、Javaア

プリケーションを使用しない場合、適用する必要はありま

せんか?

Javaアプリケーションを使用しない場合でも、Interstage管理コンソールなどのInterstage

Application Serverの機能が、内部でJDK/JREを使用しているため、適用してください。

11902 Interstage Application Server 運用/保守 JDKとJREのどちらを使用しているか、確認する方法を教

えてください。

インストール時の選択により、JDKまたはJREのどちらかが以下に示すディレクトリにインストール

されます。そのため、ディレクトリ名でJDKとJREのどちらを使用しているか、確認できます。JDK

1.3.xを選択した場合: ${DIR}/FJSVawjbk/jdk13JRE 1.3.xを選択した場合:

${DIR}/FJSVawjbk/jre13JDK 1.4.xを選択した場合: ${DIR}/FJSVawjbk/jdk14JRE

1.4.xを選択した場合: ${DIR}/FJSVawjbk/jre14JDK 5.0を選択した場合:

${DIR}/FJSVawjbk/jdk5JRE 5.0を選択した場合: ${DIR}/FJSVawjbk/jre5JDK 6を選

択した場合: ${DIR}/FJSVawjbk/jdk6JRE 6を選択した場合:

${DIR}/FJSVawjbk/jre6"${DIR}"はインストール時に指定するディレクトリ名です(省略

値は"/opt")。なお、パッケージ名と違い、インストールディレクトリは${DIR}/FJSVawjdkの

ようなディレクトリにならないことに、注意してください。

Page 255: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11903 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Javaのガーベジコレクションで、コンカレント・マーク・スイー

プGCを使用したいのですが、Javaのオプションに-

XX:+UseConcMarkSweepGCを指定すれば使用できま

すか?

Interstage Application Serverでは、-XX:+UseConcMarkSweepGCオプションをサポート

していないため、使用できません。同等の機能として、Interstage Application Server

V9.3.0から、Enterprise EditionのJDK/JRE 5.0および6に限定して、「コンカレント・マーク・

スイープGC(CMS-GC)機能(*1)」が追加されたパラレルGC「コンカレント・マーク・スイー

プGC付きパラレルGC(CMS付きパラレルGC)」が利用できます。CMS付きパラレルGCを利

用する場合は、以下のマニュアルを参照してください。

 *1: Javaアプリケーションと同時並列に動作するOld世代領域用GC制御機能です。

V9.3.0

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド

 第7章 JDK/JREのチューニング

  7.2 FJVM

   7.2.1 FJVMでサポートされるガーベジコレクション処理

11904 Interstage Application Server 共通 サイト証明書を更新するためにCSRの作成まで実施した

のですが、同じニックネームを用いて、CSRを作成しなおす

ことはできますか?

同じニックネームを用いて、CSRを作成しなおすことはできます。まず、CSRを作成した際に指

定したニックネームを指定し、scsdeleteコマンドを実行してください。そのあと、scsmakeenvコ

マンドを実行し、CSRを作成しなおしてください。

11905 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境がサポートしている認証局を教え

てください。

Interstage証明書環境では、以下の認証局をサポートしています。

Systemwalker PkiMGR

日本ベリサイン株式会社

日本認証サービス株式会社

サイバートラスト株式会社

ただし、サポートしている認証局はバージョンによって異なります。

そのため、以下のマニュアルを参照し、使用しているバージョンでサポートしている認証局を確

認してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド V9

 第11章 Interstage証明書環境の構築と利用

  11.1 証明書と秘密鍵について

なお、上記以外の製品レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11906 Interstage Application Server 共通 SSOリポジトリ内で管理しているユーザーパスワードは暗

号化されていますか?

V8以降、SSOリポジトリ内で管理しているユーザーパスワードは自動的に暗号化されます。た

だし、V7以前のバージョンでは、SSOリポジトリの作成時にパスワードを暗号化しないよう設定

することができます。

11907 Interstage Application Server 共通 シングル・サインオンで、パスワード認証時、クライアントと

認証サーバ間で通知されるパスワードは、どのように暗号

化を行っていますか?

パスワード認証時、クライアントと認証サーバ間で通知されるパスワードは、SSL通信により暗

号化を行っています。

11908 Interstage Application Server 共通 シングル・サインオンで、ユーザー情報のエントリの属性とし

て設定する、「ssoNotBefore」と「ssoNotAfter」で指定

可能な日時の範囲を教えてください。

「ssoNotBefore」と「ssoNotAfter」には、“20000101000000”から“20371231235959”の

間の日時を指定することができます。

上記範囲外の日時を指定した場合、認証に失敗します。

「ssoNotBefore」と「ssoNotAfter」の詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド V9,V8,V7

 第2章 環境構築(SSO管理者編)

  2.3 リポジトリサーバの構築

   2.3.2 SSOリポジトリへのユーザ情報、ロール定義の登録

    2.3.2.5 ユーザ情報のエントリ

なお、上記以外の製品レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11909 Interstage Application Server 共通 ショートカットからWebブラウザを起動した際、認証情報が

引き継がれることは、マニュアルに記載されていますか?

ショートカットからWebブラウザを起動した際の動作については、オペレーティングシステムや

Webブラウザの仕様となるため、マニュアルに明記されている箇所はありません。

ただし、以下のマニュアルに関連項目の説明があります。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server 使用上の注意 V9

 第3章 注意事項

  3.8 Interstage シングル・サインオンの注意事項

   3.8.1 クライアントに関する注意事項

なお、上記以外の製品レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

Page 256: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11910 Interstage Application Server 共通 中間証明書の更新を行うためにscsenterコマンドで中間

証明書を登録したところ、scs0117のメッセージが出力さ

れ、中間証明書の登録が行えません。原因と対処方法

を教えてください。

[原因]同じニックネームで、Interstage証明書環境に別の証明書が登録済みの場合、

scs0117のメッセージが出力されます。Interstage証明書環境では、ニックネームで証明書

を一意に管理しているため、同じニックネームで複数の証明書を登録することはできません。

[対処方法]まだ指定されていないニックネームを指定して、新しい中間認証局証明書を

登録してください。指定されているニックネームについては、Interstage管理コンソールの以下

から確認してください。[システム]>[セキュリティ]>[証明書]>[サイト証明書]

[システム]>[セキュリティ]>[証明書]>[認証局証明書]

11911 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境において、鍵長2048ビットのCSR

の作成はできますか?

scsmakeenvコマンドの-kオプションに2048を指定することで、鍵長2048のCSRの作成はで

きます。

scsmakeenvコマンドのオプションについては、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) V9

 第24章 SSL環境設定コマンド

  24.28 scsmakeenv

なお、上記以外の製品レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11912 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境で、サイト証明書を更新する

際、すでに登録済みのサイト証明書と同じCSRを使用し

て証明書の取得、および登録を行うことはできますか?

Interstage証明書環境では、すでに登録済みのサイト証明書と同じCSRで取得した証明

書を登録することはできません。

サイト証明書の更新を行う場合は、再度CSRの発行から実施し、証明書の取得、および登

録を行ってください。

サイト証明書の更新については、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド V9

 第11章 Interstage証明書環境の構築と利用

  11.6 証明書の管理

なお、上記以外の製品レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11913 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境において、既存の秘密鍵を使用

し、新しいCSRの作成、およびサイト証明書の登録はでき

ますか?

新しいサイト証明書で既存の秘密鍵を使用することは、セキュリティ上問題があるため、

Interstage証明書環境では、既存の秘密鍵を使用してCSRを作成することはできません。

11914 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverのシングル・サインオン

で、Active Directoryと連携する場合、Active

Directoryのプライマリサーバで異常が発生した際に、自

動的にセカンダリサーバを参照するように設定することはで

きますか?

Active Directoryと連携する場合、Active Directoryの接続情報は1つしか設定できないた

め、Active Directoryのプライマリサーバで異常が発生した際に、自動的にセカンダリサーバを

参照するように設定することはできません。

11915 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverのシングル・サインオンが

出力する以下のログメッセージの出力の有無を設定する

ことはできますか?アクセスログセション管理ログ認証サー

バ間連携ログ

Interstage Application Serverのシングル・サインオンでは、ログメッセージの出力は必須とし

ているため、ログメッセージの出力の有無を設定することはできません。

11916 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverのシングル・サインオン

で、認証に成功した利用者のユーザ情報として、

“employeeNumber”属性をWebアプリケーションに通知

することはできますか?

認証に成功した利用者のユーザ情報として、“employeeNumber”属性をWebアプリケー

ションに通知することはできます。

ただし、Webアプリケーションに通知するためには、Interstage シングル・サインオンの拡張

ユーザ情報として“employeeNumber”を設定してください。

拡張ユーザ情報については、以下のマニュアルを参照してください。

V9

Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド

 第6章 アプリケーションの開発

  6.2 環境変数によるユーザ情報の通知の設定

11917 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverのシングル・サインオンに

おいて、業務システム上のWebアプリケーションで、利用

者の認証情報として、パスワードを取得することはできま

すか?

業務システム上のWebアプリケーションで、利用者の認証情報として、パスワードを取得する

ことはできません。

認証情報として取得可能な情報については、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド V9,V8,V6

 第6章 アプリケーションの開発

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11918 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Server シングル・サインオン運

用ガイドの記述例を参考に、利用者のパスワードを変更

するプログラムを作成しました。複数のユーザーのパスワー

ドを同時に変更したいのですが、変更途中でエラーが発

生した際にロールバックすることはできますか?

ロールバックの機能は提供していないため、パスワードの変更など、一度サーバ側で処理が完

了した動作をロールバックすることはできません。

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11919 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境で、サイト証明書を更新する手

順を教えてください。

サイト証明書の更新の手順は、新規にサイト証明書を作成する場合と同じです。

具体的な更新手順については、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド V9

 第11章 Interstage証明書環境の構築と利用

  11.6 証明書の管理

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11920 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境における、サイト証明書の更新

では、以前利用したCSRとは別のCSRを作成しますが、

scsmakeenvコマンドや、scsenterコマンド実行時に指定

するパスワードは、以前指定したものと別の値でも問題あ

りませんか?

以前指定したパスワードを指定してください。scsmakeenvコマンドや、scsenterコマンド実行

時に指定するパスワードは、Interstage証明書環境にアクセスするためのパスワードになりま

す。Interstage証明書環境にアクセスするためのパスワードは、初回scsmakeenvコマンド実

行時に指定したパスワードで固定されます。そのため、パスワードを変更したい場合は、

Interstage証明書環境のディレクトリを一度削除し、再度scsmakeenvコマンドを実行してく

ださい。

11921 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境に登録したCRLの更新を行う場

合、CRLの登録以外に、実施しなければならない作業は

ありますか?

CRL更新は、CRLの登録だけでできます。CRLの登録以外に、実施しなければならない作業

はありません。

11922 Interstage Application Server 共通 Interstage Application Serverをインストールしたあとに

scsmakeenvコマンドを実行したところ、scs0125のメッ

セージが出力されました。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]Interstageをインストールしたあと、システムを再起動していない可能性がありま

す。[対処方法]システムの再起動後、再度コマンドを実行してください。

11923 Interstage Application Server 共通 セキュリティの観点から、Interstage Application Server

のInterstage証明書環境で選択する、SSLのバージョン

について注意点があれば教えてください。

SSL2.0にはプロトコル上の問題があることが判明しているので、クライアント側の要件など、特

殊な場合を除いて、SSL2.0は許可しないでください。

11924 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境から秘密鍵だけを抽出すること

はできますか?

Interstage証明書環境から秘密鍵だけを抽出する機能は提供していません。

11925 Interstage Application Server 共通 負荷分散を行い、かつ負荷分散対象のマシンでSSL通

信を行うシステムを構築する際、あるマシン上に構築した

Interstage Application ServerのInterstage証明書環

境に登録されているサイト証明書を、別のマシンへ移出し

て利用することはできますか?

scsexppfxコマンドで移出したデータを、scsimppfxコマンドで移入することで、該当のサイト

証明書、秘密鍵、および必要な認証局証明書を別マシンへ移出することはできます。ただ

し、同時に複数のサーバで同一の証明書を運用することになるため、そのような運用を認証

局のポリシーとして許可しているのか、認証局へ確認する必要があります。

11926 Interstage Application Server 共通 シングル・サインオンの業務サーバとして、Microsoft&reg;

Internet Information Servicesを使用していますが、セ

ションの管理を行わない環境から、セションの管理を行う

環境へ移行すると、正常に認証が行えなくなりました。こ

のとき、利用者のWebブラウザには「500 Internal

Server Error 内部エラーが発生しました。」というメッセー

ジが表示され、業務サーバのシステムのログにsso13001

のメッセージが出力されます。原因と対処方法を教えてく

ださい。

[原因]クエリ文字列に日本語を使用しているなど、RFC2616に準拠していない文字列を

URLに使用している可能性があります。セションの管理を行う環境では、セションの管理を

行っていない環境に比べセキュリティの強化を図っており、アクセスした業務サーバのURLに、

RFC2616で規定されたHTTP/1.1の規約に違反する文字列が使用されていると、業務サー

バはシステムのログにsso13001のメッセージを出力し、エラーとして処理を終了します。[対

処方法]上記現象が発生する場合は、業務サーバのコンテンツに対して、以下のいずれか

の対処を行ってください。日本語を使用する場合は、URLエンコードを行う日本語を使用しな

いまた、RFC2616については、以下のURLを参照してください。

http://www.ietf.org/rfc/rfc2616.txt

11927 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境に登録されている証明書を確認

する方法を教えてください。

Interstage証明書環境に登録されている証明書については、Interstage管理コンソールの

以下から確認してください。[システム]>[セキュリティ]>[証明書]>[サイト証明

書][システム]>[セキュリティ]>[証明書]>[認証局証明書]

11928 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境にアクセスするためのパスワードを

変更することはできますか?

一度設定したInterstage証明書環境にアクセスするためのパスワードを変更することはでき

ません。11929 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境は、どこに作成されるのか教えて

ください。

Interstage証明書環境は、以下に作成されます。

Windowsの場合

C:¥Interstage¥etc¥security¥env

Solaris、Linuxの場合

/etc/opt/FJSVisscs/security/env

Interstage証明書環境の作成場所については、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド V9

 第11章 Interstage証明書環境の構築と利用

  11.2 環境の構築方法

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11930 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境を使用したSSL機能は、

OpenSSLがベースとなっているのですか?

富士通独自のSSL機能を使用しており、OpenSSLは使用していません。

11931 Interstage Application Server 共通 scsexppfxコマンドで、サイト証明書のニックネームを指定

して証明書を移出した場合、中間CA証明書も移出され

ますか?

scsexppfxコマンドは、PKCS#12データ形式で移出を行います。

そのため、ニックネームを指定したサイト証明書、秘密鍵、中間CA証明書、および認証局証

明書が移出されます。

scsexppfxコマンドについては、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) V9

 第24章 SSL環境設定コマンド

  24.25 scsexppfx

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

Page 258: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11932 Interstage Application Server 共通 Interstage証明書環境において、証明書の鍵長は何

ビットまで使えますか?

Interstage証明書環境では、512、768、1024、および2048ビットの鍵長を使用できます。

ただし、接続相手が1024ビット未満の鍵長しか使用できないなど、特別な理由のない限り、

セキュリティの観点から、1024ビット未満の鍵長は使用しないでください。

11933 Interstage Application Server 共通 scsmakeenvコマンドを実行したところ、scs0152のメッ

セージが出力されました。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]環境変数JAVA_HOMEが設定されていないことが原因です。[対処方法]

JDK、またはJREのインストールパスを環境変数JAVA_HOMEに設定して、scsmakeenvコマ

ンドを実行してください。

11934 Interstage Application Server 運用/保守 一度構築した証明書・鍵管理環境を異なるディレクトリ

名に変更してよいか教えてください。

一度構築した証明書・鍵管理環境(V5以前の名称)やSMEEコマンドによる証明書・鍵

管理環境(V6以後の名称)は、ディレクトリ名を変更できません。

11935 Interstage Application Server 運用/保守 サイト証明書を更新するときに、CSR(証明書取得申

請書)を再利用してもよいか教えてください。

CSR(証明書取得申請書)を再作成し、サイト証明書の発行を依頼してください。CSRを

再作成するとRSA鍵も再作成されるため、より安全に運用することができます。なお、CSRを

再作成するときには証明書の所有者の情報に同じ内容を指定することができますが、発行

された証明書を登録するときには新しいニックネームを指定してください。同じニックネームで登

録することはできません。

11936 Interstage Application Server 運用/保守 cmentcertコマンドで新しい証明書を登録しようとしまし

たが、「[0051]既に同じ証明書が登録されています」また

は「[0051]Certificate already exists」が出て、登録に

失敗しました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]すでに同じ証明書が登録されている、または、指定したニックネームですでに別の

証明書が登録されていることが原因です。[対処方法]どちらの原因かを特定するために、

まずcmlistcertコマンドで一覧を表示してください。指定したニックネームと同じものが表示さ

れた場合は、すでに同じニックネームが使用されているため違うニックネームを指定して再度

cmentcertコマンドを実行してください。指定したニックネームと同じものが表示されなかった場

合は、すでに同じ証明書が別のニックネームで登録されているため再度登録する必要はあり

ません。

11937 Interstage Application Server 構築(導入/移行) SSLによる暗号化通信のための証明書・秘密鍵を管理

する環境には「Interstage証明書環境」、「キーストア」、

「SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境」があり

ますが、どれを使えば良いか教えてください。

SSLによる暗号化通信のための証明書・秘密鍵を管理する環境には、複数のサービスで共

有でき、証明書や秘密鍵を一括管理することができる「Interstage証明書環境」を推奨し

ています。

下記のマニュアルを参照し、SSLによる暗号化通信を行うサービスが「Interstage証明書環

境」を利用できる場合は、これを使用するようにしてください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド V9

 第4部 SSLによる暗号化通信

上記第4部の冒頭に「各サービスで利用できる環境」を示している一覧表があります。

なお、上記以外の製品レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11938 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 日本ベリサイン株式会社のSSLサーバ証明書であるセ

キュア・サーバID申請時の「サーバソフトウェア」は、どれを

選択すればよいか教えてください。

日本ベリサイン株式会社のSSLサーバ証明書におけるセキュア・サーバID申請時の「サーバソ

フトウェア」選択では、2048bitの鍵を使用する場合は「Microsoft以外のサーバ」を、また、

1024bitの鍵を使用する場合は「旧来仕様(1024bit)-Microsoft以外」を選択してくださ

い。「Microsoft以外のサーバ」または、「旧来仕様(1024bit)-Microsoft以外」を選択す

ると、証明書(X.509証明書)がBase64でエンコードされたデータ形式で発行されます。

(注:2010年10月現在)もし日本ベリサイン株式会社の仕様変更で「サーバソフトウェ

ア」での選択肢が変わった場合には、証明書(X.509証明書)がBase64でエンコードされ

たデータ形式で発行されるように申請してください。なお、Interstage Application Serverに

登録できる証明書のデータ形式は、X.509証明書のバイナリデータとX.509証明書が

Base64エンコードされたデータです。

11939 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 日本ベリサイン株式会社の無料のテスト用サーバIDをテ

ストに使えますか?また、どうすれば使えますか?

日本ベリサイン株式会社の無料のテスト用サーバIDをテストに使用することができます。その

際には日本ベリサイン株式会社から無料テスト用サーバIDのルート証明書と中間認証局証

明書を入手し、ルート証明書、中間認証局証明書、テスト用サーバIDの順序で登録してく

ださい。

11940 Interstage Application Server 共通 環境変数をOSの.profileで設定しましたが、ワークユニッ

トに引き継がれません。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]

ワークユニット上で動作するアプリケーションおよび出口プログラムでは、.profileなど、ユーザー

のログインシェルで設定された環境変数は有効になりません。

[対処方法]

必要な環境変数は、以下のマニュアルを参照し、ワークユニット定義内で設定してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド V9

 付録A ワークユニット定義

  A.3 ワークユニット定義の制御文

   A.3.4 Application Programセクション

    A.3.4.14 Environment Variable:環境変数

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(定義編) V4

 第8章 ワークユニット定義

  8.2 ワークユニット定義の制御文

   8.2.5 Application Programセクション

    8.2.5.14 Environment Variable:環境変数

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11941 Interstage Application Server 運用/保守 EXTP4640メッセージが出力されワークユニットが起動でき

ません。原因と対処方法を教えてください。

[原因]実行ファイルのオープン処理で異常が発生しました。以下の可能性があります。

ワークユニット定義のアプリケーションライブラリパスに設定されたディレクトリに実行ファイルが存

在しません。実行ファイルにアプリケーションが使用するライブラリがリンクされていません。ワーク

ユニット定義のアプリケーション使用パスに、アプリケーションおよび出口プログラムが動作時に

使用するライブラリのパスが設定されていません。アプリケーションのコンパイル/リンクなど、実

行モジュールの作成方法(オプションなど)に誤りがある可能性があります。アプリケーション

の実行に必要な、環境変数がワークユニット定義に設定されていません。なお、ワークユニット

に設定される環境変数は、ワークユニット定義だけでなく、Interstage Application Server

の起動環境に設定されている値も引き継がれます。今まで動作していたワークユニットが動

作しなくなった場合は、Interstage Application Serverの動作環境が変更された可能性が

あります。Windows版の場合、デスクトップヒープが枯渇した可能性があります。不要なアプリ

ケーションをすべて終了してください。それでも解決しない場合、マイクロソフトサポート技術情

報を参照しOSのデスクトップヒープを拡張してください。[対処方法]上記要因について対

処を行った後、再度処理を行ってください。その他の原因の場合は、OSのエラー情報に対す

る対処を行ってください。

11942 Interstage Application Server 共通 Interstageの再起動後に、特定のJSPを表示させようと

すると文字化けが発生します。原因と対処方法を教えて

ください。

[原因]Interstage管理コンソールから設定するIJServerの環境定義に、環境変数

LANGが正しく設定されていない可能性があります。[対処方法]IJServerの環境定義に

おいて、環境変数LANGに正しいロケールが設定されているか、確認してください。

11943 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット起動時に、EXTP4661 が出力され、前出

口プログラムが異常終了します。原因と対処方法を教え

てください。

[原因]EXTP4661のメッセージ本文に含まれるECODEの値が前出口プログラムからの復

帰値です。前出口プログラムが指定した復帰コードに従って、前出口プログラムが異常終了

した原因を調査してください。[対処方法]原因を取り除いたあと、再度処理を実行してく

ださい。

11944 Interstage Application Server 共通 EXTP4656、EXTP4400メッセージが出力されワークユ

ニットが異常終了します。原因と対処方法を教えてくださ

い。

直前に出力されているメッセージの対処に従って、アプリケーションが異常終了した原因を調

査してください。また、直前にメッセージが出力されていない場合はアプリケーションの誤りが考

えられます。アプリケーションの調査を実施して、原因を取り除いた後、再度処理を実行して

ください。

SolarisまたはLinux版において、ワークユニットのカレントディレクトリ配下にcoreファイルが出

力されている場合は、デバッガを使用してcoreファイルを調査してください。

V7以降のSolaris版またはV9.1以降のLinux版において、アプリケーションが異常終了する原

因を特定できない場合、以下のプロセスの終了情報ログを参照すると、アプリケーションプロ

セスがexitにより終了したのか、シグナルにより終了したのかを判断することができます。

【デフォルトシステム】

(Solaris)

/var/opt/FJSVisas/system/default/FSUNextp/td001/tmp/is/proc_term_status.log

(Linux)

/var/opt/FJSVisas/system/default/FJSVextp/td001/tmp/is/proc_term_status.log

【拡張システム】

(Solaris)

/var/opt/FJSVisas/system/[システム名]/FSUNextp/[システム名]

/tmp/is/proc_term_status.log

11945 Interstage Application Server 共通 ワークユニット内のアプリケーションの1つが異常終了した

ら、ワークユニットも停止しました。原因と対処方法を教え

てください。

[原因]ワークユニット定義の"Application Retry Count"が1に設定されているためです。

この"Application Retry Count"には、Interstageがワークユニットの自動再起動を打ち切る

際のしきい値として、アプリケーションの連続異常終了回数を指定します。アプリケーションの

連続再起動回数の意味ではないため、注意が必要です。[対処方法]本定義の設定内

容を見直してください。なお、本定義を省略、または0に設定すれば無限に再起動を行いま

す。

11946 Interstage Application Server 運用/保守 EXTP4406、td11011(理由コード2)メッセージが出力

されワークユニットが停止できません。原因と対処方法を

教えてください。

[原因]ワークユニット内のアプリケーションが実行中の可能性があります。この場合、

isstopwuコマンドはEXTP4406およびtd11011(理由コード2)で失敗します。[対処方

法]ワークユニット内のすべてのアプリケーション処理が完了するのを待ち合わせるか、

isstopwu -cを使用して強制的にワークユニットを停止してください。

11947 Interstage Application Server 運用/保守 EXTP4642が出力されます。原因と対処方法を教えてく

ださい。

[原因]

トランザクションアプリケーションの通信バッファが不足している可能性があります。

[対処方法]

以下のマニュアルを参照し、通信バッファ数 “Number of Communication Buffer”を見直

してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server チューニングガイド

 付録B コンポーネントトランザクションサービスの環境定義

  B.2 環境定義ファイルの制御文

   B.2.1 [SYSTEM ENVIRONMENT]セクション

11948 Interstage Application Server 運用/保守 EJB1033、EXTP4703が出力されます。原因と対処方

法を教えてください。

[原因]Java VMのメモリ不足が発生していることが原因です。[対処方法]javaプロセ

ス起動オプションに -verbose:gcを加えてヒープ領域の使用量を実測し、使用量が妥当かど

うかを確認してください。妥当でなければ、ヒープ領域を不当に獲得している個所がないか、

アプリケーションを見直してください。該当箇所がない場合は、メモリの再見積もりを行ってくだ

さい。

11949 Interstage Application Server 共通 システム日付を変更すると、ワークユニットが起動しませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]Interstageでは、プロセス監視など、時刻情報を取得して制御を行っているため、

Interstage運用中に時間を変更した場合、これらの制御が誤動作し、ハングアップすること

があります。この状態になるとワークユニットに対する操作は行えません。Interstage運用中

にdateコマンドにより時間を変更しないでください。[対処方法]ハングアップした場合はOS

を再起動してください。なお、日付を変更する際には必ず、Interstageを停止し、また

SolarisまたはLinuxの場合はシングルユーザーモードで実施してください。

Page 260: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11950 Interstage Application Server 共通 一般ユーザーでtdstartwuコマンドを実行すると、ワークユ

ニットが起動しません。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]アプリケーション内で操作するユーザーファイルに対し、一般ユーザーのアクセス権が

付与されていないために、該当ファイルのオープン処理で失敗している可能性があります。

[対処方法]一般ユーザーでも操作できるように、ユーザーファイルの権限を変更してくださ

い。

11951 Interstage Application Server 設計/開発 ワークユニットから動的プログラム構造のCOBOLアプリケー

ションを呼び出せません。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]

ワークユニット上で動作するCOBOLアプリケーションは動的プログラム構造にはできません。

[対処方法]

コンパイル・リンク時に動的リンク構造(ダイナミックリンク構造)にしてください。設定方法の

詳細については以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド

(コンポーネントトランザクションサービス編) V9

 第4章 サーバアプリケーションの作成(COBOL)

  4.4 ソースのコンパイル・リンク

   4.4.3 スケルトンとサーバアプリケーションのソースとのコンパイル・リンク

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4、V3、V2

INTERSTAGE Application Server 分散アプリケーション作成ガイド

(コンポーネントトランザクションサービス編) V4

 第4章 サーバアプリケーションの作成(COBOL)

  4.4 ソースのコンパイル・リンク

   スケルトンとサーバアプリケーションのソースとのコンパイル・リンク

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11952 Interstage Application Server 運用/保守 CORBAワークユニットの起動時に、EXTP4357、

EXTP4498が出力され、起動できません。原因と対処方

法を教えてください。

[原因]

CORBAワークユニットのアプリケーションプログラム起動処理が監視時間(初期値:120

秒)を超過しても完了しなかったことが原因です。

[対処方法]

アプリケーションプログラムに誤りや、プロセス起動処理に時間がかかる原因がないか確認して

ください。

プロセス多重度が多い場合やシステムの負荷が高い状態での起動で時間がかかる場合に

は、以下の方法でプロセス起動監視時間をチューニングしてください(プロセス起動からアプリ

ケーションプログラムでCORBAの活性化メソッドが呼ばれるまでが監視時間の範囲です)。

ワークユニット定義に以下の設定を追加してください。

 [Control Option]

 Environment Variable: INTERSTAGE_CORBA_WU_MAX_TIME=300

上記の例は、監視時間を300秒に設定する定義例です。監視時間は任意の数字を設定

してください。

11953 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerのコンテナログに出力されるメッセージが英語で

出力されます。原因と対処方法を教えてください。

[原因]環境変数LANGがIJServerに対し有効になっていない可能性があります。[対処

方法]Interstage管理コンソールのワークユニット設定の「環境変数」を確認し、環境変数

LANGの値が正しく設定されているかを確認してください。

11954 Interstage Application Server 運用/保守 EXTP2001が出力され、ワークユニットが停止できませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]メモリ不足、入出力障害またはファイルシステムの容量不足が発生している可能

性があります。[対処方法]ERRNOの値が、"14"、"8"、"1455"のどれかの場合には、メモ

リ不足が原因です。しばらくしてから再度処理を実行してください。本メッセージが頻繁に出

力される場合は、“チューニングガイド”を参考に、 Interstageの運用で必要となるメモリ量を

再見積りし、メモリが十分に用意されているか確認してください。Interstageの運用で必要と

なるメモリ量に対して、メモリが十分に用意されている場合には、他のアプリケーションの使用

メモリ量が不足していることが考えられます。同一マシン上で運用している他のアプリケーション

についても再見積りを実施し、メモリ量が適当か調査してください。再見積りの結果、メモリ量

が不足していることが確認された場合には、システム管理者に連絡してください。システム管

理者は、メインメモリの増設またはページファイルの拡張を行ってください。ERRNOの値が、

"5"、"19"、"32"、"33"、"67"、"74"のどれかの場合には、ファイルまたはフォルダに対するアク

セス権がありません。ファイルおよびフォルダへのアクセス権を確認し変更するか、アクセス権を

持つユーザーが処理を行ってください。ERRNOの値が、"19"、"21"、"29"、"30"、"1392"、

"1393"のどれかの場合には、入出力障害が発生しています。入出力障害が発生したファイ

ルが格納されているディスク装置を復旧してください。ERRNOの示す値が、"112"の場合に

は、ファイルシステムの容量が不足しています。ファイルシステムの空き容量を確保し、再度実

行してください。

11955 Interstage Application Server 運用/保守 EXTP2001が出力され、ワークユニットが停止できませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]メモリ不足、入出力障害またはファイルシステムの容量不足が発生している可能

性があります。[対処方法]ERRNOの値が、"1"、"13"、"19"、"67"、"74"のどれかの場合

には、ファイルまたはディレクトリに対するアクセス権がありません。ファイルおよびディレクトリへの

アクセス権を確認し変更するか、アクセス権を持つユーザーで操作してください。ERRNOの値

が、"5"の場合には、入出力障害が発生しています。入出力障害が発生したファイルが格納

されているディスク装置を復旧してください。ERRNOの値が、"28"の場合には、ファイルシステ

ムの容量が不足しています。ファイルシステムの空き容量を確保し、再度実行してください。

11956 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニットの起動コマンドを実行するとEXTP4303が

出力され、起動できません。原因と対処方法を教えてく

ださい。

[原因]ワークユニット起動中に、同一ワークユニットを起動するコマンドを投入したためで

す。[対処方法]ワークユニット起動中は、同一ワークユニットを起動するコマンドを実行し

ないでください。

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11957 Interstage Application Server 運用/保守 IJServerワークユニットを運用中にEXTP4367が出力され

ました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]EXTP4367は、JavaVMから30秒以上無応答の状態が続いた場合に出力される

ため、一時的にマシン負荷が高くなった可能性があります。また、連続して頻繁に出力される

場合は、何らかの異常が発生している可能性があります。[対処方法]システムの負荷状

況やメモリ使用量、およびログファイルを元にJavaVMからの応答が返らない原因を調査してく

ださい。それ以外(クライアントへの応答が正常に行われている)の場合は、一時的なもの

であるため、問題ありません。また、EXTP4367が出力されている場合でも、処理は継続され

ます。

11958 Interstage Application Server 運用/保守 EXTP4405が出力され、ワークユニットが停止できませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]ワークユニットの起動操作を行ったユーザーと停止操作を行ったユーザーが異なって

いるためです。[対処方法]ワークユニットに対する起動と停止操作は同じユーザーで行っ

てください。

11959 Interstage Application Server 運用/保守 td11030が出力され、ワークユニットが停止しました。原

因と対処方法を教えてください。

[原因]td11030より前に出力されているメッセージから原因について調査してください。

[対処方法]td11030より前に出力されているメッセージの対処に従い、原因を取り除いた

あと、ワークユニットを再起動してください。td11030、EXTP4400の前にEXTP4661が出力さ

れている場合、アプリケーションの自動再起動時に前処理出口で異常復帰したためにワーク

ユニットが異常終了しています。この場合は前処理出口プログラムを見直してください。

11960 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット起動時に「extp_apmTDNORM.exe -

DLL が見つかりません」というポップアップメッセージが出力

されます。原因と対処方法を教えてください。

[原因]該当のDLLの格納先がワークユニット定義のPathステートメントに設定されていな

い、またはInterstageの起動ユーザーの環境変数で設定されているPathに存在しない可能

性があります。[対処方法]Interstageの起動ユーザーの環境変数のPathを確認してくだ

さい。デフォルトインストール時、該当のDLLは以下のパスに存在します。V7以降

C:&yen;Interstage&yen;binV6以前C:&yen;Interstage&yen;EXTP&yen;bin

11961 Interstage Application Server 運用/保守 管理コンソールからワークユニットの停止を行った際、

is20450(理由コード519)が出力され操作できませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]管理コンソールから停止操作を行い、1分経過後もワークユニットの停止処理が

完了しない場合はis20450(理由コードが519)が発生します。アプリケーションが処理中の

ために停止されなかった可能性があります。[対処方法]イベントログまたはシステムログに

同時に出力されている他のメッセージの対処を行ってください。また、IJServerの停止に失敗

した場合には、IJServerのコンテナログに原因を示すメッセージが出力されている場合があり

ます。IJServerのコンテナログもあわせて確認してください。

11962 Interstage Application Server 設計/開発 ワークユニット起動時にアプリケーションからrootユーザーの

ログインシェルに設定した環境変数が取得できません。原

因と対処方法を教えてください。

[原因]RCプロシジャからInterstageが起動されている可能性があります。Interstageを

RCプロシジャから起動すると、ログインする前にIntersgateが起動されるためrootユーザーの

ログインシェルに設定した環境変数の値はnullです。[対処方法]Interstageの起動方法

を確認し、ログイン後にInterstageを起動してください。

11963 Interstage Application Server 運用/保守 ユーティリティワークユニットでEXTP4354が出力されます。

原因と対処方法を教えてください。

[原因]

アプリケーションプロセスの正常終了・異常終了にかかわらず、ワークユニットの運用中にアプリ

ケーションプロセスの停止を検出した際に本メッセージは出力されます。

[対処方法]

アプリケーションが常駐プロセスではなく、アプリケーションの停止と共にワークユニットを停止す

る運用の場合は、ワークユニット定義ファイルの[Control Option]セクションに「WorkUnit

Automatic Stop Mode:YES」を記載すると正常終了時にEXTP4354は出力されません。

11964 Interstage Application Server 運用/保守 isstopwuコマンドで-cの強制オプションを指定した場合、

出口プログラムが実行されないことがあります。原因につい

て教えてください。

アプリケーションの処理中にisstopwuに-cオプションを指定して強制停止を行った場合、後

出口プログラムは実行されません。プロセス回収出口プログラムは強制停止でも実行される

ため、アプリケーションの資源の回収などを行う場合は、プロセス回収出口プログラムを定義し

てください。

11965 Interstage Application Server 共通 トランザクションワークユニット、ユーティリティワークユニット

を動作させた場合、256個以上のファイルがオープンでき

ません。原因と対処方法を教えてください。

[原因]オープンするファイルの数が、ファイルディスクリプタの上限に達している可能性があり

ます。[対処方法]ファイルのオープンについては、OSの設定に依存します。csh の場合は

limitコマンドで 、sh, kshの場合は ulimitコマンドで設定を確認してください。

11966 Interstage Application Server 運用/保守 EXTP4703が出力されます。原因と対処方法を教えてく

ださい。

[原因]

アプリケーションが異常終了したためです。

[対処方法]

直前に出力されているメッセージの対処に従って、アプリケーションが異常終了した原因を調

査してください。また、直前にメッセージが出力されていない場合はアプリケーションの誤りが考

えられます。アプリケーションの調査を実施して、原因を取り除いた後、再度処理を実行して

ください。

V7以降のSolaris版またはV9.1以降のLinux版において、アプリケーションが異常終了する原

因を特定できない場合、以下のプロセスの終了情報ログを参照することにより、アプリケーショ

ンプロセスがexitにより終了したのか、シグナルにより終了したのかを判断することができます。

【デフォルトシステム】

(Solaris)

/var/opt/FJSVisas/system/default/FSUNextp/td001/tmp/is/proc_term_status.log

(Linux)

/var/opt/FJSVisas/system/default/FJSVextp/td001/tmp/is/proc_term_status.log

【拡張システム】

(Solaris)

/var/opt/FJSVisas/system/[システム名]/FSUNextp/[システム名]

/tmp/is/proc_term_status.log

11967 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット配下のアプリケーションから起動したアプリ

ケーションが異常終了しましたが、ワークユニットがアプリ

ケーションを再起動しません。原因と対処方法を教えてく

ださい。

[原因]ワークユニットは、ワークユニット定義の[Control Optionセクション]の

“Executable File”に設定されたアプリケーションが異常終了した場合にアプリケーションを再

起動します。ワークユニット配下のアプリケーションから起動したアプリケーションは監視対象と

はならず、異常終了しても、ワークユニット配下のアプリケーションを再起動しません。[対処

方法]再起動させたい場合は、異常終了のタイミングでワークユニット配下のアプリケーション

を終了してください。

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11968 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4371」が出力され、IJServerワークユニットのコン

テナ情報ログ(info.log)にスレッドダンプが出力されま

す。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

ワークユニット配下で動作しているサーバアプリケーションプロセスが異常終了しました。

[対処方法]

IJServerワークユニットのコンテナログ(container.log)および、コンテナ情報ログ

(info.log)に出力されている情報から問題点を調査してください。また、Java VMの異常

を示すメッセージが出力されている場合は、以下のマニュアルを参照し、異常終了した原因

を調査してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server トラブルシューティング集 V9

 第18章 Java実行環境運用時の異常

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11969 Interstage Application Server 共通 CORBAワークユニットで「od10942」が出力され、タイムア

ウトによる異常終了が発生します。原因と対処方法を教

えてください。

[原因]アプリケーションの処理時間が監視時間を超過したために異常終了しました。

[対処方法]サーバ側のシステム性能を考慮し、監視時間を再見積りしたあと、ワークユ

ニット定義のアプリケーション最大処理時間を変更して、再度処理を行ってください。また、ア

プリケーションの処理時間が長くなる原因としてアプリケーションの誤りが考えられます。アプリ

ケーションの調査を実施して、原因を取り除いたあと、再度処理を実行してください。

11970 Interstage Application Server 共通 「EXTP4708」が多数出力されます。原因と対処方法を

教えてください。

[原因]

システムに対する負荷が高くなっている可能性があります。

[対処方法]

メモリ不足の可能性がある場合は、以下のマニュアルを参考に、Interstageの運用で必要と

なる資源の見積りが正しいか確認してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server チューニングガイド V9

 第1章 必要資源

  1.2 メモリ容量

   1.2.1 サーバ機能を使用する場合

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V5

Interstage Application Server インストールガイド V5

 第3章 資源

  3.3 メモリ容量

また想定以上のワークユニットの数、メモリを消費するアプリケーションが起動している可能性

があります。その場合、必要時にアプリケーションを起動するなど、運用で起動数を調整する

などの方法で回避してください。

11971 Interstage Application Server 共通 「EXTP4657」が出力されサーバアプリケーションがハング

アップしました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]アプリケーションが遅延していることが原因です。[対処方法]アプリケーションが

遅延している原因を調査してください。Solaris版の場合、ワークユニット定義の[Control

Option]セクションの「Output of Stack Trace」を「YES」に設定することで、現象発生時の

pstack情報を採取することができます。

11972 Interstage Application Server 共通 ワークユニットの活性変更コマンド(tdmodifywu)を実

行すると、コマンドが応答しません。原因と対処方法を教

えてください。

[原因]アプリケーション実行中に活性変更コマンド(tdmodifywu)が実行された可能

性があります。活性変更コマンドは、アプリケーションの処理終了を待って動作するため、実

行中のアプリケーションがハングアップすると、終了まで待ち続けます。[対処方法]ワークユ

ニット定義の[Application Program]セクションの「Maximum Processing Time」を設

定し、アプリケーションのハングアップ時にはプロセスを終了するようにしてください。

11973 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4373」が出力され、ワークユニットが起動ができま

せん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]メッセージEXTP4373の"File=XX"で表示されたファイルが、他プロセスで占有され

ていた可能性があります。[対処方法]メッセージEXTP4373の"File=XX"で表示されたファ

イルを占有しているプロセスを特定し、そのプロセスを停止してください。

11974 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニットが異常終了したことを特定するメッセージを

教えてください。

ワークユニットの異常終了時には、最終的に「EXTP4400」のメッセージが出力されます。その

ため、ワークユニットの異常終了を検知するにはメッセージ「EXTP4400」を監視してください。

11975 Interstage Application Server 設計/開発 ワークユニットの後出口プログラムとプロセス回収出口プロ

グラムを併用した場合の実行順番を教えてください。

「後出口プログラム」、「プロセス回収出口プログラム」を併用した場合、アプリケーションプロセ

スの通常停止時は(1)後出口プログラム、(2)プロセス回収出口プログラムの順番で呼

び出されます。なお、ワークユニット強制停止時の場合は後出口プログラムは呼び出されませ

ん。

※後出口プログラム

アプリケーションプロセス終了前に実行されます。使用用途としてはデータベースの

disconnectなどの終了処理などを行う場合に使用してください。

※プロセス回収出口プログラム

アプリケーションプロセス終了後に実行されます。共有メモリなどに設定されたプロセスに関す

る資源、情報を削除する処理は、プロセス回収出口プログラムで行ってください。

11976 Interstage Application Server 運用/保守 プロセス停止出口プログラムの実行ライブラリは定義ファイ

ルのどこに指定すればいいですか?

プロセス停止出口プログラムの実行ライブラリは、ワークユニット定義の[Control Option]セク

ション、または[Application Program]セクションの"Executable File of Exit Program for

Salvage"に指定してください。

11977 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニットでアプリケーション自動再起動が正常に行

われたことを確認するメッセージを教えてください。

ワークユニットのプロセスダウンを検出すると、IJServerの場合「EXTP4371」が出力され、それ

以外のワークユニット種別の場合は「EXTP4703」が出力されます。しかし、プロセス自動再

起動が発生したことやプロセス自動再起動が成功したことを示すメッセージは出力されませ

ん。

Page 263: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11978 Interstage Application Server 運用/保守 「td12013」が出力され、ワークユニットが起動できませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

tdcコマンドでコンパイルされていないために、インターフェースリポジトリにワークユニットで指定

したオブジェクトが登録されていない可能性があります。

[対処方法]

tdcコマンドでコンパイルしてください。tdcコマンドの詳細については、以下のマニュアルを参照

してください。

V9、V8、V7、V6、V5、V4、V3、V2、V1

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) V9

 第10部 開発編

  第26章 アプリケーション開発コマンド

   26.4 tdc

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11979 Interstage Application Server 運用/保守 Interstageの起動中に「EXTP4302」、「td11011」が出

力されました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]Interstageの起動時にワークユニットが自動起動され、ワークユニットが起動処理

中の状態で外部から起動または停止操作が行われた可能性があります。[対処方法]

Interstageの起動処理中には、ワークユニットを起動または停止しないでください。

11980 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4660」が出力されトランザクションアプリケーション

のワークユニットが起動できません。原因と対処方法を教

えてください。

[原因]前出口プログラムの処理時間が監視時間を超過したことが原因です。前出口プ

ログラム内でループまたは前出口プログラムの処理に時間がかかっている可能性があります。

[対処方法]ループまたは処理に時間がかかる原因を調査し、前出口プログラムを見直し

てください。

11981 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット停止時に「EXTP4664」、「EXTP4313」が

出力されました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]ワークユニット停止時に アプリケーション(後出口プログラム)で異常が発生して

います。[対処方法]メッセージに出力されているアプリケーション(後出口プログラム)の

復帰コードを確認し、復帰コードに従って原因を調査してください。

11982 Interstage Application Server 運用/保守 「is20271」が出力され、その後ワークユニットは正常に停

止しました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]ワークユニットの停止処理で停止監視時間の300秒を超過したことが原因です。

[対処方法]isstopwuコマンドの"-t"オプションで"停止監視時間"を300秒より長く指定し

てください。

11983 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4380」が出力され、ワークユニットが起動できませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]ワークユニットの起動処理が、監視時間を経過しても完了しなかったことが原因で

す。[対処方法]システムの性能やプロセス多重度を考慮し、監視時間を再見積もりした

あと、ワークユニット定義のワークユニット起動待ち時間の値を変更し、再度処理を行ってくだ

さい。また、ワークユニットの起動処理時間が長くなる原因としてアプリケーションプログラムの

誤りが考えられます。アプリケーションプログラムの調査を実施して、原因を取り除いたあと、再

度処理を実行してください。

11984 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4381」が出力されワークユニットが停止できませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]ワークユニットの停止処理が、監視時間を経過しても完了しなかったことが原因で

す。アプリケーションプロセスが処理中である可能性があります。[対処方法]アプリケーショ

ンが出力するメッセージを確認し、アプリケーションプロセスの停止に時間がかかる原因を調査

してください。Solaris版の場合、ワークユニット定義の[Control Option]セクションの

「Output of Stack Trace」を「YES」に設定すると、現象発生時のpstack情報を採取できま

す。

11985 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4361」が出力されワークユニットが起動できませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

ワークユニットの起動処理が、監視時間を経過しても完了しなかったことが原因です。

[対処方法]

システムの性能やプロセス多重度を考慮し、監視時間を再見積もりしたあと、ワークユニット

起動待ち時間を変更して、再度処理を行ってください。また、ワークユニットの起動処理時間

が長くなる原因としてアプリケーションプログラムの誤りが考えられます。アプリケーションプログラ

ムの調査を実施して、原因を取り除いたあと、再度処理を実行してください。

IJServerワークユニットを使用している場合は、IJServerのコンテナ情報ログ(info.log)に

スレッドダンプが出力されます。出力されたスレッドダンプよりアプリケーションの問題点を調査し

てください。スレッドダンプについての詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6

Interstage Application Server トラブルシューティング集 V9

 第8章 J2EEアプリケーション開発・運用時の異常

  8.11 スレッドダンプが出力された場合の対処

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

11986 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4659」、「td11010」が出力されワークユニットが

起動できません。原因と対処方法を教えてください。

[原因]前出口プログラムが異常終了しました。[対処方法]直前に出力されているメッ

セージの対処に従って、前出口プログラムが異常終了した原因を調査してください。また、直

前にメッセージが出力されていない場合は前出口プログラムの誤りが考えられます。前出口プ

ログラムの調査を実施して、原因を取り除いたあと、再度処理を実行してください。なお、ワー

クユニットのカレントディレクトリ配下に出力されている、stdout/stderrファイルに原因を示す

メッセージが出力されている場合があります。その場合は、メッセージを元に対処してください。

また、coreファイルが出力されている場合は、デバッガを使用してcoreファイルを調査してくださ

い。

11987 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニットの停止時に「EXTP4662」が出力され、異

常終了しました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]後出口プログラムが異常終了しました。[対処方法]直前に出力されているコン

ソールまたはイベントログのメッセージの対処に従って、後出口プログラムが異常終了した原

因を調査してください。また、直前にメッセージが出力されていない場合は後出口プログラムの

誤りが考えられます。後出口プログラムを調査し、原因を取り除いたあと、再度処理を実行

してください。

11988 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4317」、「td11010」が出力されワークユニットが

起動できません。原因と対処方法を教えてください。

[原因]ワークユニット定義で指定したカレントディレクトリが誤っている可能性があります。

[対処方法]ワークユニット定義で指定したカレントディレクトリに誤りがないか確認してくだ

さい。また、ディレクトリが存在しない場合は作成し、再度処理を実行してください。

Page 264: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11989 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4316」、「td11010」が出力されワークユニットが

起動できません。原因と対処方法を教えてください。

[原因]ワークユニット定義で指定したカレントディレクトリに対して、ワークユニット起動ユー

ザーはアクセス権限がない可能性があります。[対処方法]ワークユニット定義で指定した

カレントディレクトリに、ワークユニット起動ユーザーに対するアクセス権を設定してください。ま

たWindowsの場合、カレントフォルダにアクセスしている状態でワークユニットを起動した可能

性もあります。エクスプローラなどでカレントフォルダにアクセスしている場合は、終了してから起

動してください。

11990 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4358」が出力されワークユニットが起動できませ

ん。原因と対処方法を教えてください。

[原因]ワークユニット配下で動作するサーバアプリケーションプロセスの起動処理で異常が

発生しています。[対処方法]直前に出力されたメッセージ、または、標準エラー出力に出

力されたメッセージの対処に従ってください。CORBAワークユニットの場合、起動パラメタおよ

び環境変数の設定に誤りがある可能性があります。ワークユニット定義の“Start Log”(プロ

セス起動ログ採取)ステートメントに“YES”を指定し、プロセス起動時のログ出力機能を有

効にして、ワークユニットを起動すると、ワークユニットのカレントディレクトリ配下に、“[プロセ

スID]_info.log”ファイルが出力されます。このファイルを参照し、アプリケーションプロセスの

起動に必要な環境変数およびプロセス起動パラメタに過不足がないか確認してください。関

連するメッセージが何も出力されていない場合、アプリケーション論理に問題がある可能性も

あります。アプリケーション論理に問題ないか確認してください。

11991 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット起動コマンドが応答しません。原因と対処

方法を教えてください。

[原因]ワークユニット出口プログラム(前処理)がハングアップしている可能性がありま

す。[対処方法]ハングアップしている該当プロセスに対するユーザーダンプを採取しハング

アップの原因について調査し、前出口プログラムを見直してください。

11992 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット起動コマンドが応答しません。原因と対処

方法を教えてください。

ワークユニット出口プログラム(前処理)が登録されている場合、ワークユニット出口プログラ

ム(前処理)がハングアップしている可能性があります。この場合、前出口プログラムを見直

してください。

モジュール不整合によりハングアップしている可能性もあります。以下の条件の場合、ワークユ

ニット起動時に参照するリンクライブラリの参照先を誤り、コマンドが応答しません。

トランザクションワークユニットである。

プロセスモードのアプリケーションである。

以下のどちらかのアプリケーションを使用している。

C++言語で作成したアプリケーション

C言語で作成した3階層の中継用アプリケーション

ワークユニット定義の“LIBRARY for Application”に以下を指定していない。

 /opt/FJSVod/lib/nt

この場合、ワークユニット定義で指定したカレントディレクトリのstderrに次のメッセージを出力

し、ワークユニット起動コマンドがハングします。

 libc internal error: _rmutex_unlock: rmutex not hold.

本現象が発生した場合は、ワークユニット起動コマンドプロセスと、サーバアプリケーションプロ

セスをkillしてハング状態を解除してください。ワークユニット定義の“LIBRARY for

Application”に以下を指定し、再度ワークユニット起動コマンドを実行してください。

 /opt/FJSVod/lib/nt

11993 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット起動コマンドが応答しません。原因と対処

方法を教えてください。

ワークユニット出口プログラム(前処理)が登録されている場合、ワークユニット出口プログラ

ム(前処理)がハングアップしている可能性があります。この場合、前出口プログラムを見直

してください。

モジュール不整合によりハングアップしている可能性もあります。以下の条件の場合、ワークユ

ニット起動時に参照するリンクライブラリの参照先を誤り、コマンドが応答しません。

トランザクションワークユニットである。

プロセスモードのアプリケーションである。

以下のどちらかのアプリケーションを使用している。

C++言語で作成したアプリケーション

C言語またはCOBOL言語で作成した3階層の中継用アプリケーション

ワークユニット定義の“LIBRARY for Application”に以下を指定していない。

 /opt/FSUNod/lib/nt

この場合、ワークユニット定義で指定したカレントディレクトリのstderrに次のメッセージを出力

し、ワークユニット起動コマンドがハングします。

 libc internal error: _rmutex_unlock: rmutex not hold.

本現象が発生した場合は、ワークユニット起動コマンドプロセスと、サーバアプリケーションプロ

セスをkillしてハング状態を解除してください。ワークユニット定義の“LIBRARY for

Application”に以下を指定し、再度ワークユニット起動コマンドを実行してください。

 /opt/FSUNod/lib/nt

Page 265: FAQ Interstage 2019年04月01日) - Fujitsu · 2019. 4. 16. · faq番号製品 製品名 区分 質問 アンサー 716 Interstage List Manager 技術サポート Interstage List

11994 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット停止コマンドが応答しません。原因と対処

方法を教えてください。

通常停止を行った場合、処理中のアプリケーションが存在していることが原因である可能性

があります。この場合、isstopwuコマンドを-cオプションで実行し、ワークユニットを強制停止し

てください。トランザクションアプリケーションが処理中にワークユニットを強制停止した場合、ア

プリケーションエラーのポップアップダイアログが出力されることがあります。これは、アプリケーショ

ンにリンクされているライブラリにおいて例外が発生しています。また、アプリケーション自身の矛

盾が発生し、アプリケーションエラーのポップアップダイアログが出力された場合でも同様です。

この状態になった場合は、ポップアップダイアログを終了することでワークユニットは強制停止さ

れます。ワークユニット出口プログラム(後処理)が登録されている場合、ワークユニット出口

プログラム(後処理)がハングアップしている可能性があります。この場合、ワークユニット出

口プログラム(後処理)を見直してください。

11995 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット停止コマンドが応答しません。原因と対処

方法を教えてください。

通常停止を行った場合、処理中のアプリケーションが存在していることが原因である可能性

があります。isstopwuコマンドを-cオプションを付けて実行し、ワークユニットを強制停止してく

ださい。また、ワークユニット出口プログラム(後処理)が登録されている場合、ワークユニッ

ト出口プログラム(後処理)がハングアップしている可能性があります。この場合、ワークユ

ニット出口プログラム(後処理)を見直してください。ワークユニットを停止せずに、アプリケー

ションの入れ替えを行った場合、ハングアップすることがあります。アプリケーションを入れ替える

場合、必ずワークユニットの停止を行ってから入れ替えてください。

11996 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニットに対する操作が応答しません。原因と対処

方法を教えてください。

[原因]Interstageのプロセスおよびワークユニット配下で動作するプロセスに対して、シグ

ナル9番(SIGKILL)を送信した場合、ワークユニットに対する操作が無応答となる場合が

あります。[対処方法]この場合は、マシンを再起動して環境を復旧してください。

11997 Interstage Application Server 運用/保守 サーバアプリケーションが応答しません。原因と対処方法

を教えてください。

サーバアプリケーションプロセスのCPU使用率が高くなっている場合、サーバアプリケーション内

でループしている可能性が高いです。ループしている原因を調査してください。サーバアプリ

ケーションが監視時間超過により異常終了した場合、サーバアプリケーション内でループまた

はサーバアプリケーションの処理に時間がかかっています。ループまたは処理に時間がかかる原

因を調査してください。

11998 Interstage Application Server 運用/保守 アプリケーションの入れ替え後、運用中のアプリケーション

が応答しなくなりました。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]ワークユニットを停止せずに、アプリケーションの入れ替えを行った場合、ハングアップ

することがあります。[対処方法]アプリケーションを入れ替える場合、必ずワークユニットの

停止を行ってから入れ替えてください。

11999 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4400」が出力され、ワークユニットが異常終了しま

した。原因と対処方法を教えてください。

ワークユニットが異常終了した原因がEXTP4400の前に出力されますので、メッセージに従っ

て対処してください。主に以下の可能性があります。連続異常終了回数に達したアプリケー

ションの連続異常終了の回数が、ワークユニット定義の[Control Option]セクションの

「Application Retry Count」に設定された連続異常終了回数に達した場合、ワークユニット

は異常終了します。この場合、EXTP4400の前には以下のメッセージが出力されます。出力

されたメッセージに対する対処を行ってください。 EXTP4656 EXTP4657自動再起動が失

敗したアプリケーションが異常終了した、またはアプリケーションのタイムアウトとなり、アプリケー

ションが強制終了したあとの、アプリケーションプロセスの自動再起動処理が失敗した場合、

ワークユニットは異常終了します。この場合、EXTP4400の前に出力されたメッセージが自動

再起動処理の失敗した原因を示しています。出力されたメッセージに対する対処を行ってく

ださい。ワークユニット停止コマンドを使用せずにアプリケーションプロセスを停止したワークユ

ニット停止コマンドを使用せず、アプリケーションプロセスのプロセス自体を強制的に停止した

場合、ワークユニットは異常終了します。アプリケーションプロセスを停止する場合、必ずワー

クユニット停止コマンドを使用してください。

12000 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニットを追加後、「EXTP4320」が出力されワーク

ユニットが起動できません。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

[原因]

コンポーネントトランザクションサービスで使用できるあて先(オブジェクト)数を超過したこと

が原因です。

[対処方法]

Interstageの内部制限値を超える数のオブジェクトがワークユニットに登録されています。必

要に応じてシステム規模のスケールを変更し、Interstageの再セットアップを実施してくださ

い。 その後、再度ワークユニットを登録し、ワークユニットを起動してください。システム規模ご

とのワークユニットに登録できるオブジェクト数は、以下の計算式を満たす必要があります。

[条件式]

登録可能オブジェクト数 = システム規模ごとの内部制限値 - トランザクションアプリケー

ションのワークユニット数 - マルチオブジェクト常駐を使用するワークユニットの数

[内部制限値]

 small : 202

 moderate : 402

 large : 602

 super : 1002

12001 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4363」が出力され、ワークユニットの起動に失敗し

ました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]ワークユニット起動時のディレクトリ退避処理に失敗したことが原因です。[対処

方法]フォルダおよびファイルにアクセスしているプログラムを終了させてから、再度ワークユニッ

トを起動してください。メッセージの「DIR=」で出力されたパスににアクセしているプロセスを確

認し、該当プロセスのプログラムを停止してください。

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12002 Interstage Application Server 運用/保守 「EXTP4450」、「EXTP4451」が出力されislistwuコマン

ド、islistaplprocコマンドで情報を取得できません。原因

と対処方法を教えてください。

起動中のワークユニット数、オブジェクト数、プロセス数が以下の条件式を満たしていない場

合、islistwuコマンド、islistaplprocコマンドが失敗することがあります。この条件式を満たす

範囲でワークユニット定義の登録を行ってください。

 (ワークユニット数×2)+(オブジェクト総数×m)+(プロセス総数×n)+1 ≦ 2010

この条件式を超えてワークユニットを起動する場合は、大規模システム用環境定義ファイルを

コピーしてください。大規模システム用環境定義ファイルを使用した場合、以下の条件式まで

起動できるワークユニット数、オブジェクト数およびプロセス数が拡張されます。

 (ワークユニット数×2)+(オブジェクト総数×m)+(プロセス総数×n)+1 ≦ 6030

条件式のオブジェクト総数とは、ワークユニット定義の[Application Program]セクションの総

数です。条件式のm、nについては、m=1、n=2を基準値とし、以下に該当する場合は、変

更してください。

 islistwuコマンドおよびislistobjコマンドを使用する場合

  m=2

 islistaplprocコマンドを使用する場合

  n=3

 Interstage管理コンソールを使用する場合

  m=2、n=3

12003 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット配下で動作するアプリケーションプロセスが

異常終了した原因を確認する方法を教えてください。

ワークユニット配下で動作するアプリケーションプロセスがEXTP4703、EXTP4371、

EXTP4656、EXTP4354のどれかを出力し異常終了したが、原因を特定できない場合、以

下のログファイルを参照することにより、アプリケーションプロセスがexitにより終了したのか、シグ

ナルにより終了したのかを特定することができます。

【デフォルトシステム】

(Solaris)

/var/opt/FJSVisas/system/default/FSUNextp/td001/tmp/is/proc_term_status.log

(Linux)

/var/opt/FJSVisas/system/default/FJSVextp/td001/tmp/is/proc_term_status.log

【拡張システム】

(Solaris)

/var/opt/FJSVisas/system/[システム名]/FSUNextp/[システム名]

/tmp/is/proc_term_status.log

ログファイルは以下の形式で出力されます。

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&n

bsp;&nbsp;TIME&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;&nbsp;&nbsp;PID EXIT SIGNAL CORE

10/11/2004

14:22:51&nbsp;&nbsp;4009&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;0&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;-

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;NO

10/11/2004 14:36:54&nbsp;&nbsp;4018&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;-

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;9&nbsp;&nbsp;&

nbsp;&nbsp;&nbsp;NO

10/11/2004&nbsp;14:54:28&nbsp;&nbsp;4023&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbs

p;-

&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;11&nbsp;&nbsp;&nbsp;

&nbsp;YES12004 Interstage Application Server 運用/保守 Interstageの起動時に「td11052」が出力され、ワークユ

ニットが起動できません。原因と対処方法を教えてくださ

い。

同時期にワークユニット起動に関連したメッセージが出力されている場合、そのメッセージの対

処に従って、原因を調査してください。また定義されていないワークユニットが、ワークユニット

自動起動設定ファイル(autostartapl.txt)に設定されている可能性もあります。その場

合、ワークユニット自動起動設定ファイルから、問題となっているワークユニットの設定を削除

してください。

12005 Interstage Application Server 運用/保守 プロセスがワークユニット起動による初回起動なのか、プロ

セス異常終了による再起動なのかを確認する方法を教

えてください。

ワークユニットのプロセス情報通知機能で設定されるIS_APL_STARTNUMの環境変数によ

り確認できます。初回起動時に1が設定され、再起動時はこれに加算されるため、2以上の

場合は再起動されたと判断できます。

12006 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット配下のアプリケーションが、正常起動できた

かをメッセージ監視する場合、監視するメッセージを教え

てください。

td11028を監視対象としてください。td11028は、該当アプリケーションのプロセスが立ち上が

り、通信できる状況になったことを示すメッセージです。

12007 Interstage Application Server 運用/保守 登録されているワークユニットの設定値を確認する方法を

教えてください。

isinfwudefコマンドで定義登録されているワークユニット定義の定義内容が確認できます。

ワークユニット定義登録時のフォーマットで、標準出力に出力します。コマンドの詳細は、以

下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)V9

 第2部 OLTPシステム運用編

  第9章 ワークユニット管理コマンド

   9.5 isinfwudef

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)V4

 第11章 ワークユニット管理コマンド

  11.7 isinfwudef

V3

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル V3

 第1章 コマンド

  1.11 ワークユニット管理

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12008 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニット運用状態を確認する方法を教えてくださ

い。

islistwuコマンドで運用中の全ワークユニットの運用状態が確認できます。コマンドの詳細

は、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)V9

 第2部 OLTPシステム運用編

  第9章 ワークユニット管理コマンド

   9.9 islistwu

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)V4

 第11章 ワークユニット管理コマンド

  11.3 islistwu

V3

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル V3

 第1章 コマンド

  1.11 ワークユニット管理

   1.11.1 islistwu

12009 Interstage Application Server 運用/保守 アプリケーションプロセス情報を確認する方法を教えてくだ

さい。

islistaplprocコマンドで運用中の全ワークユニットの全プロセスの情報が確認できます。コマン

ドの引数にワークユニット名を指定すると、そのワークユニット配下で動作するプロセス情報だ

けを表示できます。コマンドの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)V9

 第2部 OLTPシステム運用編

  第9章 ワークユニット管理コマンド

   9.7 islistaplproc

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

12010 Interstage Application Server 運用/保守 縮退運用中のワークユニットを確認する方法はあります

か?

"-e"オプションを指定してislistwuコマンドを実行すると確認できます。縮退運用中のワークユ

ニットはstatus部分がdegenerateと表示されます。

12011 Interstage Application Server 運用/保守 オブジェクトの運用状態を確認する方法はありますか? islistobjコマンドでオブジェクトの運用状態を確認できます。コマンドの詳細は、以下のマニュ

アルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)V9

 第2部 OLTPシステム運用編

  第9章 ワークユニット管理コマンド

   9.8 islistobj

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)V4

 第11章 ワークユニット管理コマンド

  11.9 islistobj

V3

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル V3

 第1章 コマンド

  1.1 INTERSTAGE統合コマンド

   1.1.9 islistobj

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12012 Interstage Application Server 運用/保守 運用中のオブジェクトの詳細を確認する方法はあります

か?

isinfobjコマンドでオブジェクトの詳細を確認できます。コマンドの詳細は、以下のマニュアルを

参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)V9

 第2部 OLTPシステム運用編

  第9章 ワークユニット管理コマンド

   9.4 isinfobj

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)V4

 第11章 ワークユニット管理コマンド

  11.8 isinfobj

V3

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル V3

 第1章 コマンド

  1.1 INTERSTAGE統合コマンド

   1.1.7 isinfobj

12013 Interstage Application Server 共通 ダンプファイルextp_td001_TRCdump.XXが大量に作成

されディスクを圧迫しています。削除しても問題ないです

か?

問題ありません。extp_td001_TRCdump.XXは異常が発生した際に使用するログであるた

め、削除することによるシステムへの影響はありません。

12014 Interstage Application Server 設計/開発 ワークユニットを停止せずにアプリケーションモジュールを置

き換える方法はありますか?

トランザクションワークユニットの場合、tdmodifywuコマンドで業務を停止することなくワークユ

ニット定義を変更し、変更後の定義どおりにワークユニットを起動し運用することができます。

サーバアプリケーションを入れ換える場合やサーバアプリケーションで使用する環境変数を変

更する場合に利用してください。なお、tdmodifywuコマンドはEnterprise Editionでだけ使

用できますトランザクションワークユニット以外のワークユニットではできません。

12015 Interstage Application Server 運用/保守 性能監視ツールを実行後、システムログにis20314が出

続けています。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

性能監視環境の共用メモリが不足していることが原因です。すでに測定中の性能情報は採

取されますが、新規の性能情報は採取されません。

[対処方法]

以下のマニュアルを参照し、共有メモリの設定を見直してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server チューニングガイド V9

 第3章 システムのチューニング

  3.1 性能監視ツール使用時に必要なシステム資源

   3.1.1 共有メモリ量の見積もり方法

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4、V3、V2

INTERSTAGE Application Server オペレーションガイド V4

 付録A 環境

  A.2 性能監視ツールの環境設定

   A.2.1 共有メモリ量の見積もり方法

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

12016 Interstage Application Server 設計/開発 ユーティリティワークユニットでアプリケーション最大処理時

間は設定できますか?

設定できません。ユーティリティワークユニットの場合、アプリケーションの処理時間を監視する

ことはできません。12017 Interstage Application Server 共通 トランザクションワークユニットでアプリケーション制御中以

外の状態で終了した場合でもプロセスを再起動させる方

法はありますか?

マニュアルの以下の項目を設定することで実現できます。

V9、V8、V7

Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド V9

 付録A ワークユニット定義

  A.3 ワークユニット定義の制御文

   A.3.3 Control Optionセクション

    A.3.3.22 Unconditional Reactivation of Process:ダウン後のプロセス再起動

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

12018 Interstage Application Server 技術サポート ワークユニット配下で動作するプロセスの起動パラメタや

環境変数の状態を確認する方法を教えてください。

CORBAワークユニットの場合、ワークユニット定義の“Start Log”(プロセス起動ログ採取)

ステートメントに“YES”を指定し、プロセス起動時のログ出力機能を有効にして、ワークユニッ

トを起動すると、ワークユニットのカレントディレクトリ配下に、“[プロセスID]_info.log”ファイ

ルが出力されます。このファイルを参照し、アプリケーションプロセスの起動に必要な環境変数

およびプロセス起動パラメタを確認してください。IJServerワークユニットの場合、IJServerのコ

ンテナ情報ログから確認できます。

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12019 Interstage Application Server 技術サポート アプリケーションの性能情報を取得したいのですが、設定

方法について教えてください。

業務サーバ上で動作する以下のアプリケーションやコンテナの性能情報を採取する機能を提

供しています。

トランザクションアプリケーション

ラッパーのオブジェクト

IJServerのEJBコンテナ

CORBAアプリケーション

以下のマニュアルにある手順にしたがって設定を行ってください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編) V9

 第7章 性能監視

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4、V3、V2

INTERSTAGE Application Server オペレーションガイド V4

 第3章 INTERSTAGEの運用

  3.4 性能監視

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

12020 Interstage Application Server 運用/保守 ispstartコマンド実行後、インターバル時間になっても何

の情報も出力されません。原因を教えてください。

クライアントアプリケーションからの要求が一度も発生していない可能性があります。クライアン

トアプリケーションからの要求が1回も無い場合、そのオブジェクトの性能情報は、インターバル

時間が過ぎてもレポートログファイルに出力されません。

12021 Interstage Application Server 設計/開発 ユーティリティワークユニット配下のアプリケーションの性能

を監視しようとしたところ、レポート内容が空で出力されま

す。原因と対処方法を教えてください。

[原因]Interstageの性能監視ツールはユーティリティワークユニットでは使用できないため

です。[対処方法]ユーティリティワークユニット配下のアプリケーションを性能監視できる

ワークユニット種別で動作できるように変更してください。

12022 Interstage Application Server 運用/保守 ispstartコマンドを実行すると、is30484が出力されます。

原因と対処方法を教えてください。

性能監視をする該当オブジェクトのワークユニットが登録されていない可能性があります。オブ

ジェクトに該当するワークユニットの登録をしてからispstartコマンドを実行してください。また

ispstartコマンド実行時に指定したオブジェクト名に誤りがある可能性が考えられます。指定

したオブジェクト名に誤りがないか確認してください。V6以降のIJServerを監視対象としてい

る場合、性能監視ツールで監視できないIJServerタイプのIJServer(Web + EJB

[1VM])およびIJServer(Webのみ)が指定された可能性があります。Interstage管

理コンソールの以下を参照し、指定したIJServerの種別を確認してください。Interstage管

理コンソール>Interstage Application Server>システム>ワークユニット>状態

12023 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニットの統計情報をispreportコマンドで出力した

ところ、最大キュー待ち時間の項目に不当な値が出力さ

れました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]性能監視ツール起動時のコマンドの実行順序に原因がある可能性があります。

[対処方法]性能監視ツールを使用する場合、性能監視ツールのコマンドとInterstageお

よびワークユニットの操作コマンドには、実行する順番に、以下のルールがありますので順番に

誤りがないか確認してください。isstartとispmakeenvでは、どちらを先に実行してもかまいま

せん。isstartとispstartでは、isstartを必ず先に起動してください。isstopによりInterstageを

停止した場合、ispstopを実行して性能監視も停止し、Interstage再起動時は、再度、

isstart、ispstart の順で性能監視も開始してください。isstartwuとispstartでは、どちらを先

に実行してもかまいません。ispmakeenvとisstartwuでは、ispmakeenvを必ず先に起動し

てください。

12024 Interstage Application Server 運用/保守 OS再起動後、ispstatusコマンドを実行するとis30412が

出力されます。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

OS再起動後にispmakeenvコマンドで性能監視環境の再作成が行われていない可能性が

あります。

[対処方法]

OSを再起動した場合、性能監視環境を再作成する必要があります。性能監視環境が再

作成されていない場合、再作成してください。

性能監視環境の作成方法については以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server 運用ガイド(基本編) V9

 第7章 性能監視

  7.2 性能監視ツールの操作手順

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4、V3、V2

INTERSTAGE Application Server オペレーションガイド V4

 第3章 INTERSTAGEの運用

  3.4 性能監視

   3.4.2 性能監視ツールの操作手順

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

12025 Interstage Application Server 設計/開発 Interstageの性能監視機能でServletアプリケーションの

性能を監視することはできますか?

Servletアプリケーションは監視対象にできません。監視対象は、トランザクションアプリケーショ

ン、ラッパーのオブジェクト、EJBアプリケーション(旧版互換環境用)、Light EJBコンテナ

(旧版互換環境用) 、IJServerのEJBコンテナおよびCORBAアプリケーションです。

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12026 Interstage Application Server 設計/開発 ワークユニットの前出口プログラムはいつ実行されます

か?

アプリケーションプロセス起動時に実行されます。データベースのconnectなどの初期処理など

を行う場合に使用してください。

12027 Interstage Application Server 設計/開発 ワークユニットの後出口プログラムはいつ実行されます

か?

アプリケーションプロセス終了前に実行されます。データベースのdisconnectなどの終了処理

などを行う場合に使用してください。

12028 Interstage Application Server 設計/開発 ワークユニットのプロセス回収出口プログラムはいつ実行さ

れますか?

アプリケーションプロセス終了後に実行されます。共有メモリなどに設定されたプロセスに関す

る資源、情報を削除する処理などを行う場合に使用してください。

12029 Interstage Application Server 運用/保守 isstartwuコマンドの正常メッセージを教えてください。 以下のメッセージが出力されます。

 isstartwu: 情報: is30199:コマンドが正常に終了しました

12030 Interstage Application Server 運用/保守 isstartwuコマンドの異常メッセージを教えてください。 以下のメッセージが出力されます。

 isstartwu: エラー: is30807:コマンドの実行に失敗しました 理由コード(%x)

理由コードの詳細については以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server メッセージ集

 第2部 メッセージラベルのあるメッセージ

  第14章 メッセージ番号がisで始まるメッセージ

   14.18 is30800番台のメッセージ

    14.18.7 is30807

12031 Interstage Application Server 運用/保守 isstopwuコマンドの正常メッセージを教えてください。 以下のメッセージが出力されます。

 isstopwu: 情報: is30199:コマンドが正常に終了しました

12032 Interstage Application Server 運用/保守 isstopwuコマンドの異常メッセージを教えてください。 以下のメッセージが出力されます。

 isstopwu: エラー: is30806:コマンドで異常が発生しました 理由コード(%x)

理由コードの詳細については以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server メッセージ集

 第14章 メッセージ番号がisで始まるメッセージ

  14.18 is30800番台のメッセージ

   14.18.6 is30806

12033 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニットのアプリケーション自動再起動で、プロセス

起動に失敗したことを確認するメッセージを教えてくださ

い。

アプリケーション自動再起動によるプロセス起動が失敗すると、IJServerの場合EXTP4387が

出力され、それ以外のワークユニット種別の場合はEXTP4386が出力されます。

12034 Interstage Application Server 運用/保守 ワークユニットの連続異常終了回数を超過したことを確

認するメッセージを教えてください。

アプリケーションプロセス連続異常終了回数を超過するとEXTP4400が出力されワークユニッ

トが異常終了します。異常終了回数に到達したかどうかは同時期に出力されるEXTP4371

のメッセージと組み合わせて確認してください。

12035 Interstage Application Server 共通 ワークユニットとは何ですか? アプリケーションが実行される実行環境の枠組です。運用に必要な情報(環境変数、ライブ

ラリ情報など)やオブジェクトを登録することで、ワークユニットに設定された実行環境下でア

プリケーションを動作させることができます。

12036 Interstage Application Server 共通 アプリケーションとは何ですか? ワークユニット内のプロセスであり、1つの実行単位です。 アプリケーションには、1つ以上のオブ

ジェクトを含むことができます。

12037 Interstage Application Server 共通 ワークユニットのオブジェクトとは何ですか? インターフェースを持った最小の処理単位であり、アプリケーションに含まれます。

12038 Interstage Application Server 共通 出口プログラムとは何ですか? Interstageにおいて出口プログラムとは、何らかの事象が発生した場合に実行されるプログラ

ムのことです。

Interstageでは、ワークユニットの起動・停止・異常終了などの事象発生時に呼ばれるワー

クユニット出口プログラム、アプリケーション・プロセスが停止した場合に呼ばれるプロセス回収

出口プログラムなどがあります。

詳細については以下のマニュアルを参照してください。

V9.3、V9.2、V9.1、V9.0

Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド V9.3

 第2章 ワークユニットの機能

  2.2 CORBAワークユニット

   2.2.12 ワークユニットの出口機能

  2.3 ユーティリティワークユニット

   2.3.6 ワークユニットの出口機能

 付録H ワークユニットの出口機能

 付録I トランザクションアプリケーションのワークユニット機能

  I.12 ワークユニットの出口機能

V8、V7、V6

Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド V8

 第2章 OLTPサーバの設計12039 Interstage Application Server 共通 縮退運用とは何ですか? ワークユニット運用中に、プロセスの異常終了が発生した場合、自動再起動機能によりプロ

セスは再起動されます。この時、何らかの原因によりプロセスの再起動に失敗した場合、プロ

セス数が1つ少ない状態で運用を継続させる機能です。

12040 Interstage Application Server 共通 滞留キュー数とは何ですか? クライアントからの要求は、一度キューに入れられ(キューイングされ)、キューイングされた要

求は、アプリケーションから取り出されて順に処理されます。滞留キュー数とは、キューに入れら

れ、処理されるのを待っている要求の数のことです。

12041 Interstage Application Server 共通 キュー閉塞/閉塞解除とは何ですか? クライアントからの要求を一時的に受け付けない(閉塞)状態にしたり、要求の受け付けを

再開(閉塞解除)する機能です。

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12042 Interstage Application Server 共通 最大キューイング機能とは何ですか? キューイングされる要求の最大数を指定して、サーバアプリケーションに一定以上の負荷が掛

かった場合に、クライアントからの要求を制限できる機能です。

12043 Interstage Application Server 共通 予兆監視とは何ですか? JavaVMのメモリ割り当てプールおよびPerm領域を監視して、Javaヒープ領域不足の危険性

を警告メッセージ(EXTP4368)で通知する機能です。

12044 Interstage Application Server 共通 ワークユニットの通常停止とは何ですか? 該当ワークユニットに定義されているすべてのアプリケーションが処理中でない場合に限りワー

クユニットを停止させる機能です。ワークユニットが業務処理中の場合、ワークユニットは停止

できません。この場合、アプリケーションの処理の完了を待ってから、実行してください。

12045 Interstage Application Server 共通 ワークユニットの強制停止とは何ですか? ワークユニットの停止時に、アプリケーションが処理中であってもワークユニットを停止させる機

能です。待ち状態となっている要求は、リジェクトされます。

12046 Interstage Application Server 共通 ワークユニットの同期停止とは何ですか? ワークユニットの停止時に、処理中の要求を実行したあと、ワークユニットを停止させる機能

です。待ち状態となっている要求は、リジェクトされます。

12047 Interstage Application Server 共通 ユーティリティワークユニットとは何ですか? ユーザー任意のアプリケーションプログラムやバッチ、シェルスクリプトなど、Interstage配下外の

プロセスを運用できるワークユニットです。

12048 Interstage Application Server 共通 アプリケーションの常駐運用とは何ですか? クライアントからの要求が多いアプリケーションをメモリ上に常駐させる運用方法です。1つのプ

ロセス上に1つのアプリケーションを常駐します。ワークユニット定義で特に指定しなかった場合

の初期値は、常駐運用になります。

12049 Interstage Application Server 共通 アプリケーションの非常駐運用とは何ですか? システム資源などを省資源化したい場合で、クライアントからの要求が少なく、アプリケーション

の種類が多い場合の運用方法です。アプリケーションは、クライアントからの要求があるごとに

メモリ上にローディングされ、アプリケーション終了後にメモリ上から消去されます。

12050 Interstage Application Server 共通 アプリケーションのマルチオブジェクト常駐運用とは何です

か?

アプリケーションの種類が多くクライアントからの要求も多い場合に利用できる運用方法で

す。常駐運用と異なり、1つのプロセスに複数のアプリケーションを常駐でき、常駐するAPMの

数を減らせるため、メモリ資源も少なくてすみます。

12051 Interstage Application Server 共通 アプリケーション自動起動をさせたくない場合は、どのよう

に設定すればよいですか?

ワークユニット種別がCORBA、ORB、UTYの場合、ワークユニット定義において、

"Application Retry Count"に1を設定してください。IJServerの場合、Interstage管理コン

ソールのワークユニットの環境設定のリトライカウントにおいて、1を設定してください。

12052 Interstage Application Server 共通 アプリケーションプロセス多重度はどのような目的で使用す

るのですか?

複数のクライアントから、1つのアプリケーションに対して同時に要求が出た場合に、同時に処

理させる目的で使用します。

12053 Interstage Application Server 共通 アプリケーション最大処理時間はどのような目的で使用す

るのですか?

アプリケーション障害によるハングアップ、ループなどが原因となる処理遅延によるクライアントへ

のレスポンス遅延を防止する目的で使用します。

12054 Interstage Application Server 共通 起動時間監視はどのような目的で使用するのですか? アプリケーションプログラムの初期処理において問題が発生し、起動処理がハングアップした場

合や遅延したときに、起動処理を中止させる目的で使用します。

12055 Interstage Application Server 共通 停止時間監視はどのような目的で利用するのですか? ワークユニットのプロセス強制停止時間が指定されている場合に、停止処理がハングアップし

たときに、プロセスを完全停止させる目的で使用します。

12056 Interstage Application Server 設計/開発 アプリケーション内でexit関数を使用してもよいですか? アプリケーション内でexit関数を使用することはサポートしていません。Interstageの仕様とし

てワークユニットで動作するアプリケーションは、アプリケーション内でexit関数を呼び出して終

了させる動きを想定していないため、タイムアウト超過などによりワークユニットが呼び出すexit

関数と、アプリケーション内で呼び出すexit関数が並行して動作した場合には予期せぬ結果

となる可能性があります。

12057 Interstage Application Server 設計/開発 トランザクションアプリケーションにおいて、ワークユニット定

義に環境変数LD_PRELOADを設定しても機能しません

でした。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

プロセス起動前に設定されている必要のある環境変数は、トランザクションアプリケーションの

ワークユニット定義で設定しても有効とはならないためです。

[対処方法]

プロセス起動前に設定されている必要のある環境変数を使用する場合は、ワークユニットの

デバッグ起動を使用してください。

ワークユニットのデバッグ起動では、アプリケーションプロセスであるAPMをユーザーが直接コマン

ドラインで起動します。そのため、環境変数LD_PRELOADをプロセス起動前に設定できま

す。

ワークユニットのデバッグ起動の詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5、V4

Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド

(コンポーネントトランザクションサービス編) V9

 第2章 サーバアプリケーションの作成(C言語)

  2.7 アプリケーションのテスト

 第3章 サーバアプリケーションの作成(C++言語)

  3.7 アプリケーションのテスト

 第4章 サーバアプリケーションの作成(COBOL)

  4.7 アプリケーションのテスト

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

12058 Interstage Application Server 設計/開発 /etc/security/limits.confで設定したユーザーのリソース

制限の変更がワークユニットに反映されません。原因と対

処方法を教えてください。

[原因]Interstage Application Serverでは、ファイルディスクリプタを除き、ユーザーごとに

リソースの制限を変更できないためです。[対処方法]Interstage起動を行うユーザーの

環境でリソース制限の変更を行ってください。Interstage起動を行ったユーザーの環境で設

定されたリソース制限の値が、ワークユニット起動時に反映されます。

12059 Interstage Application Server 設計/開発 newtaskコマンドで指定したユーザーの資源制御がワーク

ユニットに反映されません。原因と対処方法を教えてくだ

さい。

[原因]Interstage Application Serverでは、ユーザーごとに資源制御を行うことはできな

いためです。[対処方法]Interstage起動を行うユーザーの環境で資源制御を行ってくだ

さい。Interstage起動を行ったユーザーの環境で設定された資源制御の値が、ワークユニット

起動時に反映されます。

12060 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerの場合、オブジェクト数はいくつになりますか? ワークユニットのタイプがIJServer(Web + EJB[1VM])、IJServer(Web Only)、

IJServer(EJB Only)の場合、1となり、IJServer(Web + EJB[別VM]) の場合は2

となります。

12061 Interstage Application Server 運用/保守 isinfobjコマンドで表示されるaccumulationの上限値と

上限値を超えた場合どうなるか教えてください。

上限値は2147483647です。上限値を超えた場合、-2147483648となります。

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12062 Interstage Application Server 運用/保守 isinfobjコマンドで表示されるaccumulationの上限値と

上限値を超えた場合どうなるか教えてください。

32bit版Interstageにおいては、上限値は2147483647です。

上限値を超えた場合、-2147483648となります。

64bit版Interstageでは上限値は9223372036854775807です。

上限値を超えた場合、-9223372036854775808となります。

12063 Interstage Application Server 運用/保守 isstartコマンドで起動したInterstageのワークユニットでは

有効となる環境変数(HOSTNAMEなど)が、OS再起

動時に起動したInterstageのワークユニットでは有効とな

りません。原因と対処方法を教えてください。

[原因]OS起動時に読み込まれるファイル「/etc/rc.d/rc.sysinit」でHOSTNAMEなどの

シェル変数がexportされていないことにより、Interstageが提供しているシステム起動スクリプ

ト「/etc/rc.d/init.d/startis」内で環境変数として有効となっていないためです。[対処方

法]「/etc/rc.d/init.d/startis」内で使用したい環境変数を設定(シェル変数の設定およ

びexportコマンドの実行)してください。環境変数の設定はisstartコマンドの実行前の部分

に記述をしてください。

12064 Interstage Application Server 運用/保守 EXTP4368の警告メッセージは、ある一定間隔で出力さ

れ続けますか?

1回目のEXTP4368の警告メッセージを出力し、状態が回避されずEXTP4368の発生条件

を超えている状態が継続した場合、10分間隔で前回出力したEXTP4368と同一の警告メッ

セージを出力します。

12065 Interstage Application Server 運用/保守 ユーティリティワークユニットにおいて実行ファイルにJavaプ

ログラムを指定した場合、IJServerと同様なスレッドダンプ

自動採取機能は存在しますか?

ユーティリティワークユニットでは、Javaのスレッドダンプ自動採取機能は存在しません。スレッド

ダンプの自動採取が必要な場合は、IJServerの使用を検討してください。

12066 Interstage Application Server 運用/保守 ユーティリティワークユニットにおいて、シェルスクリプトを実

行ファイルとして登録した場合、シェルスクリプトから起動さ

れるプロセスの監視は行われますか?

ユーティリティワークユニットにおいて、シェルスクリプトを実行ファイルとして登録した場合(ワー

クユニット定義の「実行ファイル名(Executable File)」にシェルスクリプトを指定した場

合)、シェルスクリプトから起動されるプロセスの監視は行われません。実行ファイルに登録さ

れたシェルスクリプトの監視を行います。

12067 Interstage Application Server 共通 ユーティリティワークユニットにおいて、ワークユニットを起動

した時に「コマンドが正常に終了しました」と表示されます

が、実際にはプロセスが動作していません。原因と対処方

法を教えてください。

[原因]ワークユニット定義ファイルにCLASSPATH for Applicationを指定していることに起

因している可能性があります。[対処方法]ユーティリティワークユニットでJavaを実行ファイ

ルとして使用する場合、CLASSPATH for Applicationを使用できません。Environment

Variableを使用してクラスパスを指定してください。

12068 Interstage Application Server 設計/開発 性能監視ツールがサポートしているSNMPのバージョンはど

れですか?

連携製品であるSystemwalker Centric Managerに依存します。

12069 Interstage Application Server 設計/開発 性能監視ツールにおいて、ispdeleteenv/ispmakeenvコ

マンドを使用し、同一ディレクトリを指定して性能監視環

境を再作成した場合、既存のログファイルはどうなります

か?

ispdeleteenvコマンドを実行しても、出力されている性能ログファイルは残ります。その後、

ispmakeenv/ispstartコマンドを再実行すると、当日のログファイルが存在する場合は、残存

しているログファイルに新たな性能ログが追記されます。性能ログファイルは、日付が変わると

新しいファイルに出力されますので再実行が翌日の場合は、新しいログファイルに出力されま

す。

12070 Interstage Application Server 設計/開発 ワークユニット内のアプリケーションプロセスのumask設定

において、デフォルト値と設定の変更方法を教えてくださ

い。

IJServerでは022を設定し、変更方法はありません。その他のワークユニットでは、設定して

いません。ワークユニットで個別にumaskを変更できませんが、Interstage起動前に設定す

ることでその値が引き継がれます。

12071 Interstage Application Server 設計/開発 トランザクションアプリケーションのモジュールサイズに制限

はありますか?

Interstageとしての制限はありません。プログラミング言語やOSの制限に依存します。

12072 Interstage Application Server 設計/開発 トランザクションアプリケーションにおいて有効となるCORBA

のタイム値は何ですか?

"period_receive_timeout"、"period_idle_con_timeout"、

"period_client_idle_con_timeout"の3つについてはトランザクションアプリケーションでも影

響があります。

個々の項目の詳細については以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド V9

 付録A CORBAサービスの動作環境ファイル

  A.1 config

   ◆タイムアウト監視に関する動作環境

なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

V4

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル(定義編) V4

 第3章 CORBAサービスの動作環境ファイル

  3.1 config

   ◆タイムアウト監視に関する動作環境

V3

INTERSTAGE Application Server リファレンスマニュアル V3

 第2章 定義文法

  2.3 CORBAサービスの動作環境ファイル12073 Interstage Application Server 設計/開発 COBOLを使用したトランザクションアプリケーションにおい

て、DISPLAY UPON SYSERRの出力先を環境変数

@MessOutFileで指定したのですが、出力先が変更され

ません。DISPLAY UPON SYSERRの出力先は変更でき

ますか?

トランザクションアプリケーションのワークユニットがCOBOLアプリケーションの場合、

@MessOutFileはInterstage側で設定を行っているため、ユーザー側で設定を変更できませ

ん。また、以下の環境変数についてもInterstage側で設定しています。

 @EnvSetWindow=UNUSE

 @WinCloseMsg=OFF

12074 Interstage Application Server 設計/開発 Linuxでのワークユニットの標準出力、標準エラー出力の

ファイル(stdout, stderr)の最大サイズはいくつです

か?

32bit版Interstageの場合、標準出力、標準エラー出力のファイル(stdout, stderr)の最

大サイズは2GBです。64bit版Interstageの場合、最大サイズ(上限)はありません。しか

し、アプリケーションのログ情報などを大量に出力した場合は、運用中にファイル容量が増加

しディスク領域が不足する可能性があります。アプリケーションで常時ログなど大量に出力する

場合は、世代管理機能を持つログ出力機能を使用(作成)してください。

12075 Interstage Application Server 設計/開発 Solarisでのワークユニットの標準出力、標準エラー出力

のファイル(stdout, stderr)の最大サイズはいくつです

か?

標準出力、標準エラー出力のファイル(stdout, stderr)の最大サイズは2GBです。しかし、

アプリケーションのログ情報などを大量に出力した場合は、運用中にファイル容量が増加し

ディスク領域が不足する可能性があります。アプリケーションで常時ログなど大量に出力する

場合は、世代管理機能を持つログ出力機能を使用(作成)してください。

12076 Interstage Application Server 設計/開発 ワークユニット内アプリケーション、出口プログラムで使用で

きるシグナルを教えてください。

SIGALRMが使用できます。

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12077 Interstage Application Server 設計/開発 性能監視ツールにおいて、出力した性能ログの最大要求

処理時間と最小要求処理時間が0となっている場合、ど

のような状況を表しているのですか?

クライアントアプリケーションからの要求が来ていないことを表しています。

12078 Interstage Application Server 設計/開発 IJServerにおいて、ワークユニットプロセス情報通知機能

の環境変数は使用できますか?

V9

Javaバージョンが5.0の場合、使用できます。

V8、V7、V6

使用できません。12079 Interstage Application Server 運用/保守 強化セキュリティモードの場合、どのような権限でワークユ

ニット配下のファイルが作成されますか?

強化セキュリティモードの場合、以下の権限でワークユニットが起動されて、ファイルが作成さ

れます。ユーザー:ワークユニット起動ユーザーグループ:Interstage運用グループ

(issetsecuritymodeの-gで指定したグループ)

12080 Interstage Application Server 運用/保守 セキュリティモードを強化モードから互換モードに変更する

場合、ワークユニットを再作成する必要はありますか?

セキュリティモードを強化モードから互換モードに変更する場合、ワークユニットの再作成を行

う必要はありません。しかし、アプリケーションが独自に作成するファイルについては権限の変

更は行われませんので、アプリケーションが独自に作成するファイルについてはユーザー側で権

限の変更を行ってください。

12081 Interstage Application Server 構築(導入/移行) InfoDirectoryからInterstage Application Serverの

ディレクトリサービスへSSL環境を移行できるか教えてくださ

い。

InfoDirectoryとInterstageディレクトリサービスでは、SSL環境の管理方式が異なるため、

SSL環境の移行はできません。

InterstageディレクトリサービスをSSL通信で運用する場合は、SSL環境を新たに構築してく

ださい。

InterstageディレクトリサービスのSSL環境の構築については、以下のマニュアルを参照してく

ださい。

 Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド

  第4章 SSL通信環境の構築

12082 Interstage Application Server 構築(導入/移行) InfoDirectoryのSSLの環境設定で使用していた証明書

を、Interstage Application Serverのディレクトリサービ

スのSSL通信環境の構築で使用できるか教えてください。

InterstageディレクトリサービスのSSL通信環境の構築に、InfoDirectoryのSSLの環境設定

で使用していた証明書は使用できません。

SSL通信環境は、証明書取得申請書を作成するときにSSL通信環境固有の情報も合わせ

て作成され管理しているため、申請書を作成した環境で証明書を登録する必要がありま

す。

InterstageディレクトリサービスのSSL通信環境を構築する際は、証明書を再度発行してくだ

さい。

InterstageディレクトリサービスのSSL通信環境の構築については、以下のマニュアルをご確

認ください。

 Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド

  第4章 SSL通信環境の構築

12083 Interstage Application Server 設計/開発 ディレクトリサービスの管理者DNではDNのパスワードの値

を変更できますが、利用者自身がDNに設定されている

パスワード(userPassword属性)を変更できるか教え

てください。

利用者は利用者自身のDNに設定されているパスワード(userPassword属性)を変更で

きます。管理者DNで認証した場合はすべての利用者のパスワードを変更できます。利用者

のDNで認証した場合は他の利用者のパスワードを変更できません。

12084 Interstage Application Server 設計/開発 ディレクトリサービスの利用者がDNに設定されているパス

ワード(userPassword属性)を参照できるか教えてく

ださい。

ディレクトリサービスに利用者のDNで認証した場合、利用者自身のパスワード

(userPassword属性)を参照できますが、他の利用者のDNに設定されているパスワード

は参照できません(検索結果からuserPassword属性が除外され通知されます)。

12085 Interstage Application Server 設計/開発 ディレクトリサービスの認証に利用するDNが管理者DN

と、利用者のDNでパスワード(userPassword属性)の

参照できる範囲は同一かを教えてください。

ディレクトリサービスに認証したDNによりパスワード(userPassword属性)の参照範囲が

異なります。管理者DNで認証した場合はすべての利用者のパスワードを参照できますが、

利用者のDNで認証した場合は他の利用者のパスワードを参照できません。

12086 Interstage Application Server 運用/保守 ディレクトリサービスを利用するC言語のアプリケーションで

SSLを利用しています。アプリケーションを実行すると

ldapssl_init関数でエラーが発生し、エラー情報を示す

SSLENV構造体のssl_err、ssl_err_detailメンバーに0が

通知されました。原因と対処方法を教えてください。

[原因]“セキュア通信サービス”がインストールされていないため、SSLの初期化に失敗して

います。[対処方法]“セキュア通信サービス”をインストールしてください。

12087 Interstage Application Server 設計/開発 ディレクトリサービスのアクセスログをバックアップする場合

に、リポジトリを停止させる必要があるか教えてください。

最新世代のアクセスログは、リポジトリを停止したうえでバックアップしてください。ローテーション

された旧世代のアクセスログをバックアップする場合、リポジトリの停止は不要ですがバックアッ

プ中の再ローテーションを防ぐために、ディレクトリサービスへのアクセスが少ない時間帯に実施

してください。

12088 Interstage Application Server 設計/開発 作成可能なリポジトリの最大数を教えてください。 最大16個までリポジトリを作成できます。

12089 Interstage Application Server 設計/開発 スキーマ拡張する場合、オブジェクト識別子(OID)を

発行機関に申請したうえで獲得したオブジェクト識別子

を利用する必要がありますか?

基本的にはオブジェクト識別子(OID)は全世界的に一意とするために申請が必要です。

ただし、ディレクトリサービスの利用範囲が社内サービスに閉じている場合に限り、オブジェクト

識別子の申請をせずに既存のオブジェクト識別子と重複しない値を利用しても問題ありませ

ん。

12090 Interstage Application Server 設計/開発 リポジトリを利用するC言語のアプリケーションをマルチス

レッドで運用できますか?

リポジトリを利用するC言語アプリケーションはマルチスレッドで運用できます。ただし、1つのセ

ションを複数のスレッドで共有することはできません。複数のスレッドでリポジトリと通信する場

合は、スレッドごとにセションをオープンする必要があります。

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12091 Interstage Application Server 運用/保守 システム起動時にリポジトリが自動起動することを抑止す

る方法を教えてください。

irepadminコマンドを利用してシステム起動時のリポジトリの起動を抑止できます。

 (コマンド実行例)

 irepadmin -R リポジトリ名 -startup Manual

irepadminコマンドについては以下のマニュアルをご確認ください。

V9.3、V9.2、V9.1、V9.0

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第7部 シングル・サインオン運用編

  第23章 Interstage ディレクトリサービス運用コマンド

   23.4 irepadmin

V8.0

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第7部 シングル・サインオン運用編

  第24章 Smart Repository運用コマンド

   24.3 irepadmin

12092 Interstage Application Server 設計/開発 LDAPクライアントからの1回のリクエストにより、アクセスロ

グに出力されるログのサイズに目安はありますか?

アクセスログの出力レベルの設定や、リポジトリの運用方法により異なりますが、以下を目安と

してください。

リポジトリのアクセスログの設定が標準の状態の場合(※)の参考値

エントリの追加(BIND+ADD+UNBIND): 320バイト

エントリの検索(BIND+SEARCH+UNBIND): 350バイト

エントリの削除(BIND+DELETE+UNBIND): 330バイト

※以下のLDIF(ファイルサイズ:275バイト)を使用した場合

dn: cn=fujitsu,ou=user,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com

objectclass: top

objectclass: person

objectclass: organizationalPerson

objectclass: inetOrgPerson

cn: fujitsu

sn: fujitsu

uid: fujitsu9999

userPassword: password

telephoneNumber: 012-345-6789

12093 Interstage Application Server 運用/保守 ldapsearchコマンドを実行すると

「LDAP_SIZELIMIT_EXCEEDED」のエラーメッセージが

表示されます。原因と対処方法を教えてください。

[原因]

リポジトリへの検索処理で返却する最大エントリ数が制限値を超過したためです。

[対処方法]

以下の設定を確認してください。

Interstage管理コンソールの[検索可能最大エントリ数]

[システム]>[サービス]>[リポジトリ]の[リポジトリ:状態]画面で、設定を変更

するリポジトリを選択します。

[詳細設定]をクリックして表示します。

[検索可能最大エントリ数]で、検索要求に対して返すエントリの最大数を確認してくださ

い。

設定値を変更する場合は、リポジトリを停止する必要があります。

ldapsearchコマンドの-zオプションで指定する、検索のサイズリミットの指定値を確認してくだ

さい。

12094 Interstage Application Server 設計/開発 ユーザーパスワード(userPassword属性値)はどのタイ

ミングで暗号化されるか教えてください。

LDAPクライアントからのエントリの追加、または更新要求に含まれるuserPassword属性をリ

ポジトリで自動的に暗号化しデータベースに格納します。LDAPクライアントとリポジトリ間の伝

送経路におけるパスワード情報を暗号化する必要がある場合は、SSL通信を利用してくださ

い。

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12095 Interstage Application Server 運用/保守 リポジトリと、リポジトリのデータベースとして使用するRDB

の起動を連動させる方法を教えてください。

リポジトリとRDBが同一ハードウェアで構成されている場合に限り、リポジトリの依存サービスと

してRDBのサービスを連動させることができます。

irepadminコマンドを利用してリポジトリとRDBのサービスの依存関係を設定してください。

 (コマンド実行例)

 irepadmin -R リポジトリ名 -setsvc RDBのサービス名

irepadminコマンドについては以下のマニュアルをご確認ください。

V9.3、V9.2、V9.1、V9.0

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第7部 シングル・サインオン運用編

  第23章 Interstage ディレクトリサービス運用コマンド

   23.4 irepadmin

V8.0

Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

 第7部 シングル・サインオン運用編

  第24章 Smart Repository運用コマンド

   24.3 irepadmin

12096 Interstage Application Server 設計/開発 JSFにおいてh:dataTableタグを使用していますが、性能

が良くありません。性能改善の方法はありませんか。

改善の方法はあります。JSFによる表の表示は、JSPスクリプトレットを使用した場合に比べて

時間を要します。h:dataTableの代わりにJSPスクリプトレットを使用することで、性能改善で

きます。

12097 Interstage Application Server 設計/開発 「UJI011」のエラーが出力されました。原因と対処方法を

教えてください。

[原因]コマンドマップのエントリが見つかりません。データBean名、コマンド名が誤っている

可能性があります。また、セションがタイムアウトで切断された場合にもこのエラーメッセージが

出ます。[対処方法]以下を確認し、正しく修正してください。アプリケーション側にて、デー

タBean名、コマンド名が画面とコマンドマップで一致しているかuji:formタグのverbsアトリ

ビュートやuji.verbsリクエストパラメタが正しいか

12098 Interstage Application Server 設計/開発 ファイルのダウンロードを実行すると、ローマ字や丸付き数

字が文字化けします。対処方法を教えてください。

ApcoordinatorはContent-Dispositionヘッダに出力するファイル名のエンコーディングに

Shift_JISを使用しています。ファイル名のエンコーディングをwindows-31jに変更することで、

丸付き数字などWindows固有の文字をファイル名として使うことができます。また、アプリケー

ションでエンコーディング変換を行い、明示的にContent-Dispositionヘッダを指定すること

で、ファイル名のエンコーディングを変更できます。

12099 Interstage Application Server 設計/開発 半角文字の文字化けが発生しているため、各フォームの

uji.encodingリクエストパラメタで"windows-31j"を指定

しようと考えています。"windows-31j"を指定する場合の

留意点を教えてください。

"windows-31j"を指定することで、Windows拡張文字(「丸付き数字」など)を含んだシ

フトJISのエンコーディングができます。

エンコーディングについての詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3、V9.2

Apcoordinatorオンラインマニュアル

 フレームワーク

  Apcoordinatorユーザーズガイド

   付録F Tips

    付録F5 Webアプリケーションのその他

     付録F.5.2 エンコーディングの詳細について

V9.1、V9.0、V8、V7

Apcoordinatorオンラインマニュアル

 フレームワーク

  Tips

   エンコーディングの詳細について

V6

Apcoordinatorオンラインマニュアル

12100 Interstage Application Server 運用/保守 「java.io.IOException:

com.fujitsu.uji.DefaultMimeSupport:failed to

parse request parameters」のエラーが発生します。原

因を教えてください。

以下の条件を同時に満たす場合に当事象が発生します。ブラウザからマルチパートのリクエス

トが送信されたマルチパートの終端を示す文字列が読み取られる前に、リクエストの入力スト

リームがクローズしたマルチパートのリクエストとは、FORMタグ(またはuji:formタグ)に

enctype="multipart/form-data"を指定したフォームから送信した場合に使われる形式のリ

クエストであり、ファイルのアップロードをする場合に利用されます。マルチパートの終端が読み

取られる前に入力ストリームがクローズする例としては、ブラウザからのファイルアップロード中に

ブラウザの中止ボタンを押して送信を中断した場合があります。

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12101 Interstage Application Server 設計/開発 com.fujitsu.uji.ApplicationProfileクラスの

nofityBeanLost()メソッドでセションタイムアウトを検出で

きない場合があります。原因と対処方法を教えてくださ

い。

[原因]

HTMLのFORMタグにuji.beanリクエストパラメタを含んでいるなどが考えられます。

[対処方法]

セションのタイムアウトを検出する場合には、HTMLのFORMタグにuji.beanリクエストパラメタ

を含めないでください。

セションのタイムアウトを検出する場合の注意事項は、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3、V9.2

Apcoordinatorオンラインマニュアル

 フレームワーク

  Apcoordinatorユーザーズガイド

   付録F Tips

    付録F4 Webアプリケーションのセション管理

     付録F.4.2 タイムアウトを検出したい

V9.1、V9.0、V8、V7

Apcoordinatorオンラインマニュアル

 フレームワーク

  Tips

   タイムアウトを検出したい

12102 Interstage Application Server 運用/保守 Struts 1.1を利用してファイルアップロードすると

「java.lang.IllegalArgumentException」が発生しま

す。原因を教えてください。

Struts 1.1では、日本語ファイル名のファイルアップロードをサポートしていないのが原因です。

通常の現象はファイル名の文字化けですが、場合によってはセパレータである'"'(ダブル

クォーテーション)文字が欠落してしまい、java.lang.IllegalArgumentExceptionの例外が

発生します。

12103 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application ServerをV5.0L20からV9.1.0

に移行する際、JSP Webアプリケーションにおいて、

web.xmlの「uji.defaultEncoding」に「Windows-31J」

を指定しましたが、エンコーディングに失敗します。原因と

対処を教えてください。

エンコーディングはweb.xmlで一括して指定することはできません。

エンコーディングについての詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3、V9.2

Apcoordinatorオンラインマニュアル

 フレームワーク

  Apcoordinatorユーザーズガイド

   付録F Tips

    付録F5 Webアプリケーションのその他

     付録F.5.1 文字エンコーディングを制御したい

     付録F.5.2 エンコーディングの詳細について

V9.1、V9.0、V8、V7

Apcoordinatorオンラインマニュアル

 フレームワーク

  Tips

   文字エンコーディングを制御したい

   エンコーディングの詳細について

V612104 Interstage Application Server 設計/開発 「UJIxxx」のエラー(xxxは3桁または4桁の数字)が出

力されましたが、マニュアル記載が見つかりません。エラー

の意味を教えてください。

UJIxxxのエラーコード意味と確認内容については、以下のマニュアルを参照してください。

V9.3、V9.2

Apcoordinatorオンラインマニュアル

 フレームワーク

  リファレンス

   Apcoordinatorメッセージ集

V9.1、V9.0、V8、V7、V6、V5

Apcoordinatorオンラインマニュアル

 フレームワーク

  リファレンス

   エラーコード一覧12105 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Serverをバージョンアップしたと

ころ、アプレット連携で例外

「java.io.StreamCorruptedException: BigDecimal:

Negative scale」が発生するようになりました。原因と対

処方法を教えてください。

[原因]アプレット連携でクライアントに配布するujiapplet.jarにサーバが提供する

ujiapplet.jarと異なるバージョンを使用していることが考えられます。[対処方法]サーバ上

のujiapplet.jarをクライアントへ再配布してください。

12106 Interstage Application Server 設計/開発 複数台のクライアントから同時にJSFのページにアクセスす

ると、JasperException: Duplicate component IDが

発生します。原因を教えてください。

セション単位で持っているオブジェクトを複数のスレッドから多重でアクセスしたことが原因と考

えられます。アプリケーションの処理が、セション単位のオブジェクトを複数スレッドから多重アク

セスしても問題ないか、確認をお願いします。

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12107 Interstage Application Server 設計/開発 バイナリファイルのアップロード処理でMimeSourceクラスが

破棄されないため、リソースが開放されません。原因と対

処を教えてください。

リソースが開放されないのは、アプリケーションがMimeSource型のプロパティにnullを設定して

いないためです。

ファイルの取り出し終了後、MimeSource型のプロパティにnullを設定し、MimeSourceへの

参照を削除してください。MimeSourceへの参照を削除することにより、ガーベジコレクタが

MimeSourceを破棄できるようになります。詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Apcoordinator ユーザーズガイド

 第17章 APIを使ったプログラミング

  17.2 バイナリファイルの送受信

   17.2.1 ファイルをアップロードする

V7、V6、V5については、該当するマニュアル箇所を参照してください。

12108 Interstage Application Server 設計/開発 Apcoordinatorのアプリケーションで発生した例外に、

web.xmlの&lt;error-page&gt;タグで指定したエラー

ページの割当ができません。エラーページを割り当てる方

法を教えてください。

pageディレクティブを使用することでweb.xmlの&lt;error-page&gt;タグを使った例外を割り

当てることができます。

JSP/Servletの機能として提供されている、以下のそれぞれについてエラーページを指定してく

ださい。

制御ページ(main.jspなど)のディレクティブ

&lt;%@ page errorPage="エラーページファイル名" %&gt;

web.xmlの&lt;error-page&gt;

&lt;error-page&gt;

&nbsp;&nbsp;&lt;exception-type&gt;java.lang.Exception&lt;/exception-type&gt;

&nbsp;&nbsp;&lt;location&gt;/エラーページファイル名&lt;/location&gt;

&lt;/error-page&gt;

ただし下記の条件の場合、エラーが発生し正常に動作しないことがありますのでご注意くださ

い。

セション開始前、セション破棄後またはセションタイムアウト後に以下のどちらかの機能を利用

している。

ウィンドウ制御機能

フレーム制御機能

12109 Interstage Application Server 設計/開発 Apcoordinatorを使用したWEBアプリケーションを負荷分

散装置を経由して使用していると、UJI005とUJI006が

発生することがあります。原因と対処を教えてください。

[原因]負荷分散装置が別サーバに処理を振り分けるたびに変更されるセション情報

(データBean)を、データBean情報が引き継がれたものとしてアプリケーションが処理してい

るためです。ApcoordinatorではセションIDをキーにセション情報の保持を行っています。

別サーバに振り分けられた場合、セションIDが変更されます。そのためApcoordinatorで

は、データBeanの情報は引き継がれません。[対処方法]セション情報(データBean)を

Apcoordinatorを使用せずに保持するか、または、セション情報(データBean)の引継ぎが

必要のない処理に修正してください。

12110 Interstage Application Server 設計/開発 フルスレッドダンプに、スレッド"LogComposer-

EventDispatcher"が多量に出力されています。

LogComposerを使用する場合にメモリ使用を抑える方

法を教えてください。

LogComposerはインスタンス化(new)時点でログ出力機構を構築します。アプリケーショ

ンがLogComposerを使いまわししていない場合、newするごとにLgComposerは複数存在

することになります。ApcoordinatorのApplicationProfileクラスのgetLogcomposer()では、

初回実行時にnewが発行されますが、二回目以降はインスタンスを使いまわします。

ApplicationProfileクラスのgetLogcomposer()を利用することでメモリの使用を抑えることが

できます。

12111 Interstage Application Server 設計/開発 Apcoordinatorを使用したWebアプリケーションで、

web.xmlのuji.defaultEncodingの設定について、

uji.defaultEncodingを指定しない場合の動作、指定し

た場合の設定の影響範囲を教えてください。

uji.defaultEncodingを指定しない場合、JISAutoDetectが有効とみなされます。

uji.defaultEncodingを指定した場合、すべてのフォームに適用されます。各フォームに

uji.encodingリクエストパラメタを明記した場合はそちらが優先されます。"none"を指定する

と、エンコーディング処理を行いません。

12112 Interstage Application Server 設計/開発 アプリケーションログ機能(logConf.xml)のログ書き出

し時、CPUが100%になります。これを抑止(CPU負荷

の平準化)する方法を教えてください。

アプリケーションの動作が一段落した時点で、監視スレッドが溜まったキューを一気に処理した

ためにCPUを100%使用したものと考えられます。監視スレッドに対するチューニング機能はあ

りません。監視スレッドはキューイングされたものがあれば、キューイングされたものが無くなるま

で、1つずつ処理します。監視スレッドに対して平準化の方法はありません。マルチスレッドで

動作するためCPUが100%になっても短時間であれば問題ありませんので、現状のままご使

用ください。

12113 Interstage Application Server 設計/開発 JSP使用のWebアプリケーションにて、子画面を閉じたあと

で親画面からリクエストを上げると、リクエスト文には親画

面で使用している一覧表の内容がパラメタとして付いてい

ますが、サーバのデータBeanに反映されません。原因と対

処を教えてください。

[原因]アプリケーションのリクエスト情報設定において、子画面の情報を親画面のリクエス

トとして送信していることが考えられます。[対処方法]子画面の情報を子画面のリクエス

トとして送信するように変更してください。

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12114 Interstage Application Server 設計/開発 Apcoordinatorの機能を使用してセションBeanオブジェク

トを作成した場合、セションBeanオブジェクトの削除を

Apcoordinatorが自動で行ってくれるため、アプリケーショ

ンではEJBのremove処理を実装していません。しかし、

Exceptionが発生し、「null object reference:

remove」がログファイルに出力されます。原因と対処を教

えてください。

[原因]

Interstage Interaction ManagerのApcoordinator連携機能を使用していることが考えら

れます。

Interstage Interaction ManagerのApcoordinator連携機能ではApcoordinatorコア機

能を使用しないため、セッションBeanオプジェクトの自動削除機能は動作しません。このた

め、EJBCallFactoryクラスのfinalize処理でremove()を実行し、結果として例外が発生して

います。

[対処方法]

Apcoordinator以外のアプリケーションからApcoordinatorで作成したセションBeanを呼び出

す方法でEJBクライアントを実装してください。

Apcoordinator以外のEJBクライアントとの連携の詳細は、以下のマニュアルを参照してくださ

い。

V9、V8、V7、V6、V5

Apcoordinator ユーザーズガイド

 第25章 セションBeanの開発

  25.3 セションBeanとクライアントとの連携

   25.3.5 Apcoordinator以外のEJBクライアントとの連携

V7、V6、V5については、該当するマニュアル箇所を参照してください。

12115 Interstage Application Server 設計/開発 セションクラスにHttpControlStateProfileクラスを使って

二重処理の防止を実装していますが、二重処理されるこ

とがあります。原因と対処を教えてください。

[原因]セションクラスにHttpControlStateProfileクラスを使った場合、uji:dispatchタグの

動作中は二重処理が防止されます。しかし、uji:dispatch以降のJSP処理実行中の二重

処理は防止できません。[対処方法]uji:formタグのpostOnceアトリビュートを使うことで、

二重処理はブラウザ上で防止されます。2回目以降のリクエストはサーバに送信されません。

12116 Interstage Application Server 設計/開発 Apcoordinatorで同一画面からの二重リクエストを抑止

する方法について教えてください。

サーバで二重処理を防止する機能と、ブラウザで二重送信を防止する機能があります。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

V9、V8、V7、V6、V5

Apcoordinator ユーザーズガイド

 第17章 APIを使ったプログラミング

  17.1 セション管理

   17.1.5 高度なセション管理

V7、V6、V5については、該当するマニュアル箇所を参照してください。

12117 Interstage Application Server 構築(導入/移行) サーバパッケージをインストールガイドに記載されている

「install.shシェルによるインストール」でインストールする場

合、実行するinstall.shシェルはどこにありますか?

install.shシェルは、サーバパッケージCD2枚目に入っています。なお、「install.shシェルによる

インストール」を行う場合、サーバパッケージCD1枚目は使用しません。

12118 Interstage Application Server 構築(導入/移行) クライアントパッケージで、サイレントモードでインストールが

できるバージョンを教えてください。

V9.2.0以降のクライアントパッケージは、サイレントインストールができます。その他のバージョン

では、サイレントインストールはできません。

12119 Interstage Application Server 構築(導入/移行) サーバパッケージをインストールガイドに記載されている

「GUIインストーラからのインストール」でインストールする場

合、実行するGUIインストーラはどこにありますか?

install.shシェルは、サーバパッケージCD1枚目に入っています。

なお、バージョン・レベルにより、GUIインストーラの起動コマンド名が異なりますのでご注意くだ

さい。

 [V7以降]

 &lt;CD-ROMマウントディレクトリ&gt;/isinstaller

 [V6]

 &lt;CD-ROMマウントディレクトリ&gt;/isinstaller.sh

12120 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 上書きインストールできるバージョン・レベルを教えてくださ

い。

上書きインストールは、Windows版のV3からV7まででサポートしています。V8以降では、資

源移行による入れ替えをサポートしています。資源移行については、新しく入れ替える

Interstage Application Serverに同梱されている移行ガイドをご確認ください。

12121 Interstage Application Server 構築(導入/移行) インストール済みのパッケージを確認する方法を教えてく

ださい。

install.shシェルによるカスタムインストール(パッケージ選択)実行時に、表示されるパッ

ケージ一覧画面で確認してください。インストール済みのパッケージには“*”が表示されます。

なお、インストール済みの製品と同一バージョン・レベルかつ、同一エディションのinstall.shシェ

ルを利用する必要がありますのでご注意ください。

12122 Interstage Application Server 運用/保守 インストール済みの機能を確認する方法を教えてくださ

い。

インストールガイドの「機能の追加と削除」の手順でインストーラを起動させてください。「インス

トール機能の選択」画面において、チェックされている機能がインストール済みの機能です。な

お、インストール済みの製品と同一バージョン・レベルかつ、同一エディションのインストーラを

利用する必要がありますのでご注意ください。

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12123 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Solaris 10に対してカスタムインストールで"all"を選択した

場合にも、インストールできないパッケージはありますか?

Solaris 10では、Solaris 9でサポートしている以下の機能をサポートしていません。そのためこ

れらの機能は、Solaris 10にはインストールされません。

■global zoneの場合

 [V9]

UDDIレジストリサービス [FJSVuddis]

 [V8]

UDDIレジストリサービス [FJSVuddis]

Interstage Apworks J Business Kit(JBK 1.3) [FJSVawjbkの一部]

 [V7.0.1]

InfoProvider Pro [FSUNprovd]

InfoDirectory [FJSVdirs,FJSViddsa,FJSVidweb,FJSVildap,FJSViperl]

Tomcat 3.1ベースのServlet [FJSVjs2,FJSVjs2sr]

UDDIレジストリサービス [FJSVuddis]

JDK/JRE 1.3、JBK 1.3 [FJSVawjbkの一部]

12124 Interstage Application Server 運用/保守 インストール時の選択肢「Interstage運用コマンドを操作

するシステムのグループ名を入力してください。」で選択し

た値を、インストール後に確認する方法を教えてください。

issetsecuritymode -lコマンドで出力される、「Group」の値で、確認することができます。

12125 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 複数のSolaris 10コンテナがあり、すべてにInterstage

Application Serverをインストールしたいです。Solaris10

ではpkgaddのオプションによって、global zoneにインス

トールすると、存在するnon-global zoneに一括インス

トールすることができるようです。Interstage Application

Serverにおいても、一括インストールはできますか?

複数のSolaris 10コンテナ(non-global zone)へ一括インストールすることはできません。

Interstage Application Serverでは、pkgaddによるSolaris 10コンテナ(non-global

zone)への一括インストールが無効となるように各パッケージを作成しています。

12126 Interstage Application Server 構築(導入/移行) インストール対象とする基本ソフトウェアの違いにより利用

できない機能はありますか?

Interstage Application Serverのサーバパッケージでは、以下の基本ソフトウェアで利用で

きない機能があります。

Windows Server 2003 x64 Editions

Windows Server 2008

なお、対象となる機能は、バージョン・レベルおよびエディションにより異なります。対象製品の

インストールガイドの該当する基本ソフトウェアに関する記述を参照してください。

V9、V8

第3章 インストール時の注意事項

V7.0L11

1.2.5 Windows Server 2003 x64 Editionsにインストールする場合の注意事項

12127 Interstage Application Server 構築(導入/移行) 同一サーバー上に複数インストールすることはできます

か?

バージョン・レベルおよびエディションにかかわらず、同一サーバに複数のInterstage

Application Serverをインストールすることはできません。

12128 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application ServerとInterstage Web

Serverは、同一サーバー上にインストールすることはできま

すか?

バージョン・レベルにかかわらず、Interstage Application ServerとInterstage Web Server

は、同一サーバー上にインストールすることはできません。

12129 Interstage Application Server 構築(導入/移行) GUIインストーラでインストールする場合と、install.shシェ

ルでインストールする場合では、インストール後の環境設

定に違いはありますか?

機能選択および設定項目の入力値が同じであれば、どちらのインストーラを使ってもインス

トール後の環境設定に違いはありません。

12130 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Serverをインストール済みの環

境に、新たに機能を追加する方法を教えてください。

"アプリケーションサーバ機能"がインストールされている場合、install.shシェルによるカスタムイ

ンストール(機能選択またはパッケージ選択)の手順により、機能またはパッケージの追加イ

ンストールができます。ただし、インストール済み製品と同一バージョン・レベルかつ、同一エ

ディションの場合だけ追加できます。

12131 Interstage Application Server 構築(導入/移行) install.shシェルを実行しましたが、標準インストールを選

択する画面が表示されません。なぜですか?

標準インストールを選択するための画面は、新規インストールの場合にだけ表示します。すで

にInterstage Application Serverがインストールされている場合は、この画面は表示しませ

ん。

12132 Interstage Application Server 構築(導入/移行) install.shによるインストール作業中に、CD入れ替えの

メッセージが出力されましたが、CDの取り出し(イジェク

ト)ができません。対処方法を教えてください。

CD-ROMが自動排出されない場合、ほかの端末エミュレータなどからejectコマンドを実行し、

出力されたエラーメッセージに従って対処してください。なお、CD-ROMを手動でマウントした

場合は、手動でアンマウントしてCD-ROMを入れ替える必要があります。

12133 Interstage Application Server 構築(導入/移行) Interstage Application Serverをインストールする前に、

CHANGE USER /INSTALLコマンドを実行すると「リモー

ト管理用に構成されたターミナルサーバでインストールモー

ドは適用できません。」が表示されます。この環境での適

切なインストール方法を教えてください。

このメッセージが出力される環境では、インストールモードへ変更する必要はありません。イン

ストール前の作業として、ターミナルサービスを意識することなく、インストール作業を実施して

ください。

12134 Interstage Application Server 構築(導入/移行) インストール後にマシンをリブートするとInterstage

Application Serverのコマンドなど、インストール資材が

全くありませんでした。pkginfoコマンドではパッケージが存

在します。原因と対処方法を教えてください。

[原因]Interstage Application Serverインストールディレクトリのマウント先ディスクが、マ

シンリブート時に変更されていることが考えられます。[対処方法]Interstage Application

Serverの資材は、標準で/opt,/etc,/varにインストールされます。マシンリブート時の自動マウ

ントにより、マウント先のディスクが変わっていないかを確認してください。

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