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Ⅲ 同志社大学室町キャンパス寒梅館案内図
寒梅館
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室町キャンパス
至 鞍馬口
北大路
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相国寺
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同志社大学今出川
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同志社
女子大学
出川通
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最寄駅<京都市営地下鉄烏丸線「今出川」駅(①②番出口)>
R 「京者田駅から地下鉄烏丸線に乗換J
京阪・叡電「出町柳」駅より西へ徒歩15分、または市バス201号・203号で約10分
鉄「竹田」駅から地下鉄烏丸線に乗換
急「烏丸」駅から地下鉄烏丸線に乗換
四条京都駅
至
都御所
^
地下鉄「今出川」出入口
可川
バス停「烏丸今出川」
会場へは公共交通機関をご利用ください
通
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【駐車はありませんので、自家用車でのご来はご還慮ください】
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日
日
ン白く
2016
10.9⑪ 16.4小18.00
二立二
1 関連企画 1 2016.10.8 (士) 9姻)
欧刈なる京都と「香」のパリ(伺志社大学人文科学研突所第16研寛報告゛
シン寸{ジウム
「テロリズム時代のアートど美学の役割
第一部 12016.10.8.(土 10:00・稔.00シュリンゲンジーフの舞台アクションをめぐうで
@寒梅館IFハーディーホール
第二部 2016.10.9日 15・00-16;30スローターダイの暴力康諸をめぐって
@寒梅館IFハーデー・ホーノ
無料・一般来
ノξリ第一大学ノtンテオンーソノレボソヌ教授
通訳
岩崎暢子榔郎卸や瑚*御牝邪
入昜無料・申込不要
主催・お問合せ:同志社大学人文科学研究所
tel 075・253940 e・mail ji・[email protected]
後援:エコ・エステティック&サイエンス国際研光'
同志社大学室町キャンパス寒梅館1階ハーディーホーノレ伏*ー)(京都市営地下鉄鳥,腺「今出jlU 駅下車)
シャンタノレ・ジャケ講師
丹同志社大学人文科学汗九所即回公開講演会
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地下鉄【今出川】
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京
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香りが芸術として扱われてきた国が世界に二つだけあります。香道の文化をもつ日本と、香
水の歴史をもつフランスです。香りという、目に見えないながらも妙なる雰囲気を醸す存在に
ついて、洗練された文化を生み出したのは、香道発祥の地の京都と、宮廷貴族が香水の粋を競っ
たパリの二都市が中心なのです。
香りと音楽
今回、人文科学研究所公開講演会の件で、しぱらく香りというものの「妙」なる特質に思い
をはせながら、ふと京都とパリを架橋するような国際語がーつ誕生していることに気づいたの
です。揺世紀中頃のフランス百科全霄派、モンテスキューの言った美の「いわくいいがたき
Ie・je・ne・sais・quoU 特質にも、この京都の伝統文化の真舳である「妙」の訳がぴったりしてい
ると思います。
この度、京都・同志社大学にバリ第一大学ソルボンヌのシャンタル・ジャケ(chantel
Jaquet)教授をお迎えし、「香りと音楽」をテーマに講演していただくこととなりました。
すでにΠ本で刊行されているジャケ先生の翻訳本『匂いの哲学一香りたつ美と芸術の世界』
(シャンタル・ジャケ苦、岩崎陽子監訳、晃洋書房、 2015年)の中にも、ドビュッシーの音楽
と香りについての詳しい分析があります(ドビュッシーにおける匂いの音楽一《ペレアスとメ
リザンド》、「夜の薫り」、「音と香りは夕幕れの空気に漂う」、同書127-131頁)。
今回の講演で焦点があたるのは、現代における先進的な技術によって可能になった、香りの
音楽だと聞いています。これをジャケ先生は、独自の用語で「音峡的(sonolfactif=先生の造
Son0音とola「act廿喚党を連結)」芸術と呼んで北られます。ではなぜ現代アートにおいて豊益ロロ0
香りと音楽が結びつきやすいのかを、先生はその根源にまでさかのぽって究明されます。
音楽はしぱしぱ、香りの佛さや目に見えないことからインスピレーションを得ています。逆
に香水の創造は音楽のりズムやノート(音符と調性)で表現されます。ボードレールの『悪の
華』でもこの音楽と香りの親さが「万物照応」として表現されています。
こうした文学的な比喩や照応を越えて、実際に香りと音楽はここ数年緊密に結びつくように
なってきました。香りのするコンサート、香りとメロディが混ぜ合わされたパフォーマンスな
どが多く開催されています。こうしたことは現代アートの現場だけではなく、クラシック音楽
においても調香師によって香りがつけられたり、ジャズのインプロヴィゼーションで香りが部
分的に用いられたりしています。講演会では具体的な現代の音楽作品を例として挙げながら、
香りと音楽の豊饒な結びつきが説明されます。
京都嵯峨芸術大学短期大学部専任講師。
専門はフランス美学、香道研究、香りの現代アート。「味と匂い研究会」主宰。
Pedume Art project代表(http'//ped meartproject.com)。
=:冨早ーキ1..=:司.=キ1.
シャンタル・ジャケ(ch"nt.1 Jaquet)
パリ第一大学パンテオンーソルボンヌ哲学教授。
専門は近現代哲学史とりわけスピノザやべーコンの哲学、心身論。
●主要業績
rスピノザにおける心身結合、惜感性と行為」(ι'"πitι dtιιorpS ιt dι 1誕Pht,α』1ιCts, ach'011S
ChιZ sphloZω 2004年,「ベーコンにおける知の促進」(Bam"ιt la pm柳oti0π d" sauoirs)
2010年、匂いの哲学香りたつ美と芸術の世界」、晃洋排房(Pん"osophiι dι iわdora02015年、シャ
ンタノレ・ジャケ監修「現代の峡党アート」(ιHπ 0σ'此tσ'ι0"1ι抗つorahl, classiques Gamier)
2015年他多数
同志社大学人文科学研究所第16研究会代表
向志社大学文学部教授岡林洋
国際的研究プロジェクト
2010年2月から2013年1月までの 3年問フランス国立研究助成機関(上'Agence Nationale de la
Recherche, ANR, France)の助成を受け、 rKOD0プロジェクトー喚覚仰1造:香道から現代アー
トの実践まで」(projet KOD0 ια C地αガ0π OU'actルe; dl'κδdδ WrS 1ιS prahq1ιιS aガish'qπes
m"ル抗P0地m")実施、「番りのアートを鑑賞する際の喚覚の神経生理学の部門」や「演劇などの
嘆党芸術の実践的取り組み(創作の過程と鑑賞)を追求する部門」と並び、ジャケ先生ビ自身が「香
りの哲学や日本に北ける香道の成り立ちなどについての研究部門」を率いる。日本の香道研究分野
でも、洋の東西にわたる喚覚芸術研究の最先端を開拓。
子岩崎
.
■主業織
「香りと記号一源氏香之図をめぐってー」(「デザイン理論」49号、 2006年)、「香りとことぱ一生き
られた空間認識のための試論」(「文芸学研究」第18号、2014年)、ι鳳光 0加dジω"ie加Poraiπ(共
著、シャンタノレ・ジャケ監修, classiQues Garηier,2015)、「匂いの哲学香りたつ美と芸術の
世界」(シャンタルジャケ薯、岩崎陽子監訳、晃洋霄房、 2015年)。その他最近では、香りのアー
ト展会のキュレーションを手がける。