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清掃員研修実施要領
本社管理部にて以下のとおり実施いたしました。
【目 的】日常清掃の品質向上及び安全意識の向上。
【日時・場所】神戸支店 平成28年2月17日(水) 9:30~11:30 14:00~16:00
本 社 平成28年2月18日(木) 9:30~11:30 13:30~15:30
大阪支店 平成28年2月20日(土)10:00~12:00 14:00~16:00
【定 員】各回20名
【対 象 者】日常清掃作業員
研修テーマ
①作業の品質確保と統一・標準化
②お客様の描く現場作業員(存在感・期待)
③安全衛生管理
④安全管理
⑤注意事項
⑥質疑応答
内容要旨
①作業の品質確保と統一・標準化
⑴物件により作業の場所、時間、範囲はまちまちだが清掃業務の
品質判断は良い(○)か悪い(×)かのどちらかになる。
だから・・・
仕様に則り確実に作業を実施する。 (仕様=仕事の方法や頻度)
決められた範囲を守る。 (範囲=仕事をする場所、箇所)
⑵問題を抱え込まない。
汚れの落ちない場所、気になること。
設備面の不良、不具合。
お客さまからの指摘、苦情。
等々・・・
物件管理担当に報告・連絡・相談して対応してもらう。
基本を守り先手を打つことでお客さまの信頼を得られる基本を守り先手を打つことでお客さまの信頼を得られる基本を守り先手を打つことでお客さまの信頼を得られる基本を守り先手を打つことでお客さまの信頼を得られる
内容要旨
②お客様の描く現場作業員(存在感・期待)
存在=一番身近な管理会社の人。
期待=掃除のプロだからいつまでもピカピカのまま。(美観維持)
つまり・・・
お客さまは現場を一番分かっている人との意識がある。
だから・・・
期待の裏返しで無理難題を言われることもあるが当事者にはならない。
必ず物件管理担当者に報告、連絡して対応を相談、依頼する。
自分で判断して行動してしまうと問題が起こった場合、
お客さまvs皆さんの構図(当事者)になり解決が困難になることがある。
第三者の立場を意識することが重要第三者の立場を意識することが重要第三者の立場を意識することが重要第三者の立場を意識することが重要
内容要旨
③安全衛生管理(自分を守る)
⑴通勤災害の予防
通勤時の災害の原因の大部分は時間にゆとりが無く焦りが原因。
対策は・・・
数分家を早く出る。(心理的、時間的に余裕ができる。)
⑵労働災害の予防
作業は正しい姿勢、服装で。
たとえば・・・
無理な姿勢の作業はしない。(体を痛める危険)
動きやすく、滑りにくい靴を履く。(転倒の危険)
暑さ、寒さ対策をしっかりと。(熱中症、冷えによる体の変調の危険)
危険な箇所があれば作業を中断し、物件管理担当者に連絡、相談する。
万が一転倒や落下して身体を強打した場合は自己判断せず会社へ報告。
安全を最優先、無理はしない安全を最優先、無理はしない安全を最優先、無理はしない安全を最優先、無理はしない
内容要旨
④安全管理(お客さまを守る)
お客さまの身体、資産の安全が最優先
たとえば・・・
ドアの開閉時には周りに人がいないか。(挟み込みやぶつかる危険)
清掃道具は人通りのない所に。(つまづいて転倒の危険)
廊下、階段を濡らしたままにしない。(滑って転倒の危険)
鍵は紐やキーチェーン等でベルトに固定する。(紛失の危険)
お客さまの所有物にむやみに触れない。(損壊の危険)
他にも現場によってさまざまな危険が想定されますが、
自分の決められた範囲外の行動、言動はしないのが基本。
思わぬクレームにつながったり、責任を押し付けられる場合がある。
個人賠償保険という制度もあり掛け金も安価なので加入をお勧めする。
作業の進捗よりお客さまの安全を最優先させる作業の進捗よりお客さまの安全を最優先させる作業の進捗よりお客さまの安全を最優先させる作業の進捗よりお客さまの安全を最優先させる
内容要旨
⑤注意事項
資料「清掃業務基礎知識と作業規範について」
資料「基本マナー編」
上記資料に基づき事故事例、安全対策、清掃資材についての
注意事項、マナーを中心に再確認をし研修会のまとめとした。
※次頁に資料掲載
内容要旨
⑤注意事項(資料) ↓ 資料「清掃業務基礎知識と作業規範について」(一部抜粋)
↓ 資料「基本マナー編」(一部抜粋)
内容要旨
⑥質疑応答
Q. 人数が複数の現場なので出来栄えの差が気になる。
A. 人それぞれ美的感覚が違うので一概に言えないが、ばらつきがあるより
全員が同じレベルが理想。第三者の意見を聞いて出来栄えを統一してみては。
Q. 物件出入口付近に犬のフンが毎日のようにあるが、飼い主を見かけたら
注意すべきかどうか迷っている。(他に同様意見あり)
A. 忌避剤を撒いたり、ペットボトルなど障害物を置く方法もあるが、
管理員と相談して管理会社に対策をとってもらうのがよいと思う。
いずれにせよ自分で勝手に判断せず誰かに相談してください。
Q. 作業チェックリスト(仕様)を全て作業しようと思えば時間内に
終わらない。
A. 物件担当者と相談して時間内に終わらせられるように対策を
練ってください。
内容要旨
⑥質疑応答
Q. 物件敷地外の道路(歩道)の清掃はするべきか。
A. 公道については行政が行うのが原則だが、物件の状況によっては
作業しないと美観が保てない場合があるので物件担当者に相談してほしい。
Q. モップを洗った後、握力が弱くきっちり絞れないので困っている。
A. モップ絞り器(スクイザー)というものがあるので手配します。
Q. 掃除機は現在管理会社から貸与されているが壊れたらどうしたらいい。
A. 壊れたら物件担当者に相談して管理会社さんと話をしてもらってください。
Q. 各階段の手摺壁の清掃にジョーロがあれば便利なので支給してほしい。
A. 現場確認のうえ購入します。
Q. チェックリストが仕様書に則っているのかどうかはっきりわからない。
A. 物件担当者に確認させて説明させます。
研修風景