メディア棟125室 imac使い方...

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メディア棟 iMac 使い方 1 メディア棟 125 室 iMac 使い方 ver1.2 ※本稿は椙山女学園大学文化情報学部の授業「情報処理演習」(山根クラス)向けに作られたものです。 iMac:Apple 社のパソコン(Macintosh)の1つ。 OS は Apple 社の MacOSX(10.3)(⇔Microsoft 社の Windows) Mac の特徴:洗練されたデザイン、統一性のある操作体系、マルチメディア関係に強い。 1.1. 125 室使用上の注意 授業期間中は開放。夜 8 時まで使える。 飲食は禁止。消しゴムも使わない。 机の重心が後ろに偏っているので、後ろ側に体重をかけないこと 1.2. iMacG5 の特徴 モニターと本体が一体。モニター17 インチ 1440×900 ピクセル マウスにボタンがない。クリックはマウス全体を押す(2ボタンマウスを使えば右クリックが使える) 1.3. 快適な作業衣環境の設定 椅子の高さとモニタの調整 椅子の座面は膝より高くないこと(⇔下腿のうっ血) 背もたれに背中をつけて作業する(モニタから目を離す)。 肘・手首をできるだけ支える(⇔頚肩腕症候群) モニタ画面は目線より下がよい(⇔ドライアイ)。 ディスプレイの輝度を下げる(目の神経疲労を防ぐ)☞起動後 快適な視覚環境:照度は高く、輝度は低く 1.4. 凡例 ↓:操作の流れ >:メニューの階層 上位>下位 /:別のやり方。あるいは _:半角スペース ☞:参照先 :危険 :注意 :朗報 2. 起動と終了 2.1. 起動 ↓本体右背後の電源ボタンを押す ↓ジャーンと音がしてモニターが明るくなる。ログイン画 面が出るまで待つ。 ↓ログイン:名前(id)とパスワード([・]で表示)を入 力(大文字/小文字の区別に注意)、「ログイン」をクリッ 他人がパスワードを入力している時はその作業から目を 離すのがマナー⇔パスワードを盗み見ようとしている 次の入力項目への移動はマウスよりも tab キーを押した 方が楽 窓に出る青いボタンを選択する時は return を押せばよ ↓しばらく待つと Finder 画面になって起動作業が終る。Finder も一つの窓である。

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メディア棟 iMac 使い方

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メディア棟 125 室 iMac 使い方 ver1.2 ※本稿は椙山女学園大学文化情報学部の授業「情報処理演習」(山根クラス)向けに作られたものです。 iMac:Apple 社のパソコン(Macintosh)の1つ。 OS は Apple 社の MacOSX(10.3)(⇔Microsoft 社のWindows) Mac の特徴:洗練されたデザイン、統一性のある操作体系、マルチメディア関係に強い。

1.1. 125室使用上の注意 ✌授業期間中は開放。夜 8 時まで使える。 ☹飲食は禁止。消しゴムも使わない。 ☠机の重心が後ろに偏っているので、後ろ側に体重をかけないこと

1.2. iMacG5の特徴 モニターと本体が一体。モニター17インチ 1440×900 ピクセル マウスにボタンがない。クリックはマウス全体を押す(2ボタンマウスを使えば右クリックが使える)

1.3. 快適な作業衣環境の設定 椅子の高さとモニタの調整 椅子の座面は膝より高くないこと(⇔下腿のうっ血) 背もたれに背中をつけて作業する(モニタから目を離す)。 肘・手首をできるだけ支える(⇔頚肩腕症候群) モニタ画面は目線より下がよい(⇔ドライアイ)。 ディスプレイの輝度を下げる(目の神経疲労を防ぐ)☞起動後 快適な視覚環境:照度は高く、輝度は低く

1.4. 凡例 ↓:操作の流れ >:メニューの階層 上位>下位 /:別のやり方。あるいは _:半角スペース ☞:参照先 ☠:危険 ☹:注意 ✌:朗報

2. 起動と終了

2.1. 起動 ↓本体右背後の電源ボタンを押す ↓ジャーンと音がしてモニターが明るくなる。ログイン画面が出るまで待つ。 ↓ログイン:名前(id)とパスワード([・]で表示)を入力(大文字/小文字の区別に注意)、「ログイン」をクリック ☹他人がパスワードを入力している時はその作業から目を離すのがマナー⇔☠パスワードを盗み見ようとしている ✌次の入力項目への移動はマウスよりも tab キーを押した方が楽 ✌窓に出る青いボタンを選択する時は return を押せばよい ↓しばらく待つと Finder 画面になって起動作業が終る。Finder も一つの窓である。

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2.2. デスクトップ Finder 内の画面(右図)「机上」という意味

a) 右側の4つのアイコン ① Macintosh HD:起動システムが入っているボリューム(☞3.1.c)。内蔵 HD

② Extra:動画データ保存用のパーティション(☞3.1.e)ボリューム(上と同じ HD)

③ USERS:利用者のファイルサーバー(ネットワーク上)☞7.1.a)

④ DAVEDISK:課題・共用・提出フォルダ(ネットワーク上) これが最初に開いている。☞7.1.b) b) メニューバー

① 左上端の(アップルメニュー) システム環境設定(☞2.3):サウンド(☞2.3、5.1) Dock、終了、再起動、ログアウト

② Finder:ごみ箱を空にする ③ ファイル:情報を見る、検索 ④ 編集:カット、コピー、ペースト ⑤ 表示:表示オプションを表示 ⑥ 移動:ホーム、アプリケーション、サーバーへ接続

2.3. 環境のカスタマイズ ✌環境設定はユーザーごとに有効なので好きなように設定してよい。ただし今使っているマシンにのみ適用。 ↓>システム環境設定 ↓Dock:拡大に✓、Dock を自動的に隠すに✓ ↓Exposé:左上を「すべてのウインドウ」、左下を「デスクトップ」 ↓デスクトップとスクリーンセーバー:任意のものを選択 ↓サウンド:「サウンドエフェクト」で任意のビープ音を選択。「出力」は 内蔵スピーカか Headset

2.4. 再起動 用途:なんらかのトラブルによって強制終了して、再び使用したい時、他のディスクから起動したい時など ↓>再起動/電源ボタンを押しつづける

2.5. 終了 ↓>システム終了 ↓自動的にログアウトされ、その後終了(シャットダウン)する。 ログアウト:そのマシンを引き続き他の人が使用するので、シャットダウンはしない場合。自分がログインしなおす場合

3. ファイル管理

3.1. ディレクトリの構造 a) ファイル:データのまとまり。アプリケーションに対応したアイコンで表示。 b) フォルダ:ファイルをまとめる入れ物。ディレクトリに対応。 ① フォルダを作る ↓フォルダを置きたい窓を開いた状態で、Finder>新規フォルダ/shift+⌘+N ↓「名称未設定フォルダ」というフォルダができるので、任意の名称をつける☞3.2

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② 移動・消去などはファイルと同じ☞3.3 c) ボリューム:フォルダをまとめる入れ物 d) ディスク:ボリュームが書き込んである円板状の装置。通常は1ディスクに 1ボリューム。 e) パーティション 1つのディスク(内蔵 HD)に複数のボリュームを作ること。動画編集するなら内蔵 HD にパーティションを切ることをおすすすめ。

f) ルートディレクトリ 最上位のディレクトリ。下位にシステム・アプリケーション・ユーザフォルダがある

g) ホームディレクトリ

ログインしたユーザーが自由に使えるディレクトリ。ユーザディレクトリ内(他のユーザと同列)にあり、実際にはユーザー(id)名となっている。下位に Desktop・書類などがある。 ホームディレクトリは、授業用のデータ保管場所とする。 ☹授業期間後は学生のホームディレクトリは無条件に削除する予定なので、残しておきたいファイルはファイルサーバーに移動しておく。

3.2. 窓の表示 a) アイコン アイコンサイズの変更:表示>表示オプションを表示>アイコンの大きさ

b) リスト 上段の表示項目で並べる。▼をクリックして逆順に 項目の表示幅を変える:右端をドラッグ 項目の横並び順を変える:項目を選んでドラッグ 項目を変更:表示>表示オプションを表示>表示する項目を✓ フォルダのサイズを表示:表示>表示オプションを表示>すべてのサイズを計算するを✓

c) カラム 名前順にならぶ 表示>表示オプションを表示>プレビュー欄を表示を✓

3.3. ファイル名の変更 ↓アイコンの下のファイル名の部分をクリックして、マウスを離す ↓その部分の色が変わる ↓そのまま(文字を消さずに!)新しい名前を入力(☞文字入力の仕方は 7.) すると、上書きされる

3.4. ファイルの移動・複製・消去 a) ファイルの選択 マウスで1クリック(選択) 複数ファイルを選択:各アイコンの周囲をマウスで大きくドラッグ/shift を押しながらそれぞれをクリック

b) 移動:ファイルアイコンを移動したい先にドラッグ&ドロップ c) 他のボリュームに複製:他のボリュームに移動をするとそこに複製される(移動元のファイルは残る) d) 同ボリューム内の他のフォルダに複製:optionを押しながら、上の移動動作をする e) 複製元と同じ場所に複製:アイコンを選んで、ファイル>複製/⌘+D (ファイル名)のコピーというファイル名になる。元ファイルを同一名にはできない。

f) 消去 ↓マウスで選択し、ドックのごみ箱へ移動/⌘+delete ↓ごみ箱へ移動した(開けないが存在する) ↓本当に消去:Finder>ごみ箱を空にする ☹消去後、消したくないファイルとわかった場合は、それ以上何もせず、担当教員を呼ぶ(回復できるかもしれない)

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3.5. ファイル・フォルダの情報を見る ↓アイコンを選択して ↓ファイル>検索/⌘+F ひな型:データファイルではなくひな型ファイルに変更する ロック:ファイルの移動、消去、改名を禁じる ☠設定不必要 アクセス権:他のユーザーが見れない、書き込めないように設定できる。☠設定不必要

3.6. ファイルを探す(検索) ↓Finder を出して ↓ファイル>情報を見る/⌘+I ↓検査する場所(ボリューム)を指定するなら、「特定の場所」を選び、探したい場所をクリック ↓検索条件(たとえばファイル名の一部) 例)USERS にある自分のフォルダを探す:USERS>文化情報>04>

3.7. エイリアスを作る Windows でいう「ショートカット」のこと 用途:深い階層にあるファイルをそのままにして、浅い階層で開く。エイリアスを移動・削除してももとのファイルはそのまま。ただしデスクトップをアイコンだらけにしないこと。

a) メニューから作る ↓アイコンを選んで ↓ファイル>エイリアスを作る ↓「(ファイル名)のエイリアス」というアイコンが元フィアルと同じ階層にできる(アイコン左下に印がある)。 ↓「のエイリアス」の部分が不要ならそこを削除

b) マウスで他の場所にエイリアスを作る ↓アイコンを選んで、⌘+option を押しながら移動し(アイコンが右カーブの矢印になるのを確認) 他の場所(窓)にドラッグ 「のエイリアス」という余分な文字がつかない。

c) 例題)ネットサーバーの自分のフォルダのエイリアスをデスクトップに作る そうしておくとファイルを保存するのに便利 ↓ネットサーバー自分のフォルダを選択 ↓⌘+option を押しながら、デスクトップにドラッグ ↓マウスを離す

d) エイリアスかどうかの確認 アイコンの左下に黒い小さな矢印がついている ファイル>情報を見る(⌘+I)でも確認してみる

4. アプリケーションソフト(以下ソフト)を使う 個別のアプリケーションの使い方は別の機会に

4.1. ソフトの選択と起動 a) ドックから ↓カーソルを画面下端に移動し、ドックからアイコンを選ぶ。1クリック ↓ドックのアイコンがジャンプする ↓起動中の画面が出る ↓起動が終ると、メニューバーの左にそのソフト名が出る ドックに再登録:アプリケーション内のアイコンをドックの適当な位置(隙間を空けてくれる場所)にドラッグ ☠ドックからアイコンを内側に引っ張ると煙とともに消えてしまう

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例)USERS をドックに登録して、消してみる。 b) ドックに登録されていないソフト ↓HD アイコンを2クリックし、左窓からアプリケーションを選択 /メニューバーの移動>アプリケーション/shift+⌘+A ↓アプリケーションフォルダが開き、中身が右窓に出るので、その中から選ぶ

4.2. 起動中のソフト ドック上のアイコンに▲がついている

a) 起動中の他のソフト画面へ切り替え ① 背後にソフトの窓が見える場合

↓それを選択する。 ↓その窓が前面に出る

② 見えない場合 Exposéの設定が済んでいるのを前提 ↓カーソルを左上端に移動 ↓すべての窓が小さく表示される ↓そこから選択

4.3. Finder画面にする方法 ↓背後のデスクトップ(背景)をクリック /カーソルを画面の左下にする(Exposé設定済の場合) /Dock の Finder(左端)を選ぶ

4.4. 終了 Mac ではアプリケーションの窓を消してもソフトは起動したままで終了しない 現在起動しているアプリケーションの一覧☞11.1 ↓マウス:メニューバー左のソフト名>(ソフト名)を終了 ↓キーボード:⌘+Q(推奨) 強制終了:☞11.1

5. インターネットを使う

5.1. Safariを使ってみる 文化情報学部内ページ http://www.in.ci.sugiyama-u.ac.jp/(メディア棟内の初期画面向き) 山根一郎の世界 http://bach.ss.sugiyama-u.ac.jp/~yamane/(本稿最新版を PFD で掲載) 星が丘気象現況 i モード版 http://www1.ci.sugiyama-u.ac.jp/~yamane/imode.htm ※初期画面の設定:授業で

a) Safariを開いていなくても任意の URLにアクセスしたい 開いているURL を 3.クリックし、それを窓外(デスクトップ)にドラッグ URL 名の http アイコンができる。 それを2クリックすると Safari が起動していなくても開く

b) ページをファイルとしてパソコンに保存する ☹安易にカラー印刷しない(紙とインクを大切に!)

① 文字部分だけをテキストファイルに ↓Internet Explorer(IE)を起動し、そのページを出す ↓ファイル>別名で保存 ↓「形式」をテキスト形式にする ↓保存先を確認して、保存 保存されたファイルはエディタやワープロソフトから開く(ファイルをダブルクリックすると IE が起動する) ページのテキスト部分をコピーし、エディタやワープロ画面にペーストしてもよい。

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② ページそのままを ↓Internet Explorer を起動し、そのページを出す ↓ファイル>別名で保存 ↓「形式」を web アーカイブ形式にする オプションで含める階層(リンク)を指定 ↓保存先を確認して、保存 そのファイルを開けば、オフラインで閲覧できる ③ PDFに

↓任意のブラウザを起動し、そのページを出す ↓ファイル>プリント>PDF ページ自体が PDFの場合:ファイル>別名で保存

5.2. webメールを使う https://mail.sugiyama-u.ac.jp/am_bin/am_main.cgi/login

6. メディアを再生する

6.1. 出力装置(デバイス)の確認・変更 ↓>システム環境設定>サウンド ↓「出力」を選ぶ ↓内蔵スピーカ/Headset を選ぶ 左右バランスや音量を確認

6.2. iTunesでインターネットラジオを聴く ↓ドックから iTunes を選ぶ ↓iTunes 左窓内の「ラジオ」を選ぶ。右窓にラジオのジャンルが出る ↓ジャンル左の▶を選び、中が開いたら、 ↓ビットレート 128kbps 以上(以下でも可)のストリームをダブルクリック あちらの都合でつながらない場合がある。

6.3. CDを聴く a) CDを入れる ↓モニター右側面の縦の切れ目に CD の表を手前に向けて挿入 ↓ iTunes が起動 ↓ CD の曲情報がネットから取得される。あるいは詳細設定>CD トラック名を取得 ↓画面に曲名やアーティスト名が出る 出ない場合は世界のパソコンユーザーにとってはよほどマイナーな CD ということ 自分で情報を入力してネットに登録してもよい:詳細設定>CD トラック名を送信 ↓聴きたいトラックをダブルクリック

b) CDの曲を iTunesに登録 ☹課題制作のための一時的登録に使用し、個人的楽しみには使わないように。 ↓ 曲の再生を止める ↓登録したい曲を左窓上端の「ライブラリ」にドラッグ ↓iTunes 中央にコピー経過がでる。それが終れば転送完了 曲データの保存場所:ユーザ>ホーム>ミュージック>iTunes>iTunes Music>アーティストのフォルダ>アルバム>

c) 登録した曲情報の訂正 ↓ライブラリから曲を選んで、⌘+I(情報を見る) ↓窓が出るので、「情報」を選び、ジャンルなどを直す ↓「オプション」を選んで、イコライザプリセットを適したものに選択

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↓OK d) CDを取り出す iTunes から:窓右下端の取りだしボタンをクリック キーボード右上端の⏏を押す(右図) マウスで:Finder 上の CD のアイコンをごみ箱までドラッグ いずれの方法でも CD が出ない☞11.7

e) iTunesに登録した曲を CD-Rに書き込む:別途授業で説明

6.4. DVDを観る ↓DVD ディスクを入れる ↓自動的に「DVD プレーヤー」が起動する。画面が黒くなる。 ↓ビデオ>フルスクリーンにする/⌘+0 ↓プレーヤー上のコントローラの右端を開いて、字幕・言語などを選択する DVD を出す:コントローラで eject を選ぶ/キーボードの排出ボタンを押す/デスクトップの DVD アイコンをごみ箱へドラッグ。

6.5. 映像作品を DVD-Rに書き込む:別途授業で説明

7. 文字を扱う 日本語処理機能(Input Method)は 「EGBridge」(エルゴソフト社)を使用(言語力を向上させる機能が豊富なのが特徴):

メニューバーの□あで入力モードの種類を確認

7.1. 日本語入力 ひらがなモード:かな漢入力。ローマ字方式、変換はスぺース 小文字 :撥音・拗音。「ですぅ」 X を先に打つ,=DESUXU 打鍵はヘボン式通りではなく、てきるだけ短い入力法を使う。じゃ=JA し=SI ふぁ=FA

7.2. 英字入力 最初から英文字を入れるなら、「英数」キーを打ってから。 大文字は shift を押しながら。 大文字ばかりを打つなら、caps lock を押してから ローマ数字:英文字の I,V,X を使う。特殊記号のローマ数字は使わない(文字化けする)。 (1)なども同様 éや ü: ☞6.9 かな入力に戻る時は、「かな」キーを打ってから

7.3. かなと英文字のモード切り替え キーボード上の選択、メニューでの選択の他に ⌘+スペース:この方がメニューの表示が切り替わるので現在のモードが分かる

7.4. 文字種変換 入れてから他の文字種に直したい時 カタカナ変換:option+X 英字変換:option+S 変換範囲の変更:shift+←/→ 文字列の削除・選択・移動

a) 1文字づつ削除 カーソルの左側の文字の削除:[delete] カーソルの右側の文字の削除:return キー右の+[delete]または [fn]+[delete]

b) 選択 1 文字選択:カーソルで選択

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単語選択:文字上でカーソルを wクリック 段落選択:行上の任意の位置で 3 クリック

c) 文字列・段落単位の削除 上の方法で選択して、[delete]

d) 移動 上の方法で選択して、ドラッグ

e) 複製 上の方法移動する際、[option]+ドラッグ

7.5. 確定後の変換 再変換(アプリケーションによっては×):スヘースを 2 回 類義語変換:変換したい文字列を選択して,option+V 和英変換:option+F 敬体変換:option+P

7.6. 単語の意味を探る a) 電子辞典パレット:入力した語の意味 ↓意味を知りたい語の範囲を選ぶ

↓fn+F1/□あ>電子辞書パレット ↓他の電子辞典を選択してもよい

b) 電子辞典ビューア:単語を入れて辞書を引く

↓fn+F4/□あ>電子辞書ビューア ↓単語を入力

7.7. 漢字を探す

↓fn+F2/□あ>文字パレット よみがわかっている:複合検索でよみを入力 部首がわかっている:複合検索または部首で部首を選択 それ以外:手書き マウスで字を書く ↓目的の字に出会ったら、それを選ぶ(文字情報に字が出る)、 ↓もう一度クリック:画面に字が出る

7.8. 記号を探す

↓fn+F2/□あ>文字パレット ↓分類を選択 ↓目的の字に出会ったら、それを選ぶ(文字情報に字が出る)、 ↓もう一度クリック:画面に字が出る ↓左窓の分類を選んで、右窓から探す

7.9. 他の文字体系を使いたい

メニューバーの□あ >言語環境を開く(メニュー最下) 言語環境の窓が出る。「入力メニュー」を選ぶ ↓現在使用中のものは✓がついている。 ↓使いたい言語に✓を入れる

↓メニューバーの□あ >□あのかわりに使いたい言語を選ぶ

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文字とキーボードとの対応を確認するには

↓メニューバーの□あ >キーボードビューアを表示 ↓キーボードビューアの窓が出る ↓その中のキーをクリック:shift や option,option+shift も押してみる

7.10. アクサンやウムラウト付き文字 ↓キーボードビュアーを開いて アクサン:option+E(アクサンの選択)+アクサンをつける文字 é:option+E,+e ウムラウト:option+U、ウムラウトをつける文字 ü :option+U,+u

8. ファイルを保存する ファイル>保存/⌘+S

8.1. 保存先の指定 デフォルト(初期設定)では、パソコン内の自分(ホーム)の「書類」フォルダ:このパソコンでしか使えない☹

a) 容量の大きなファイルは、Extraに自分のフォルダを作って保存 Extra に新規フォルダを作り、名前をつける 保存しやすいように左窓にドラッグ

① 他人が開けないようにするには フォルダを選択して、 ファイル>情報を見る>使用権とアクセス権 「その他」をアクセス不可

b) ネットワークサーバーの自分のフォルダ(ディレクトリ)に保存 Windows の「マイコンピュータ」が入っている ↓左窓からUSERS を選ぶ ↓少し待って自分のフォルダを探す(アルファベット順) ↓自分のフォルダを開いて保存

c) 提出用フォルダに保存(提出) ↓一旦自分のフォルダに保存した後、「別名で保存」 ↓DAVEDISK を選ぶ。「提出」の中の教員名を選び、提出先のフォルダにドラッグ

d) 提出フォルダの「空き容量が足りない」と表示される時 ログインしなおしてみる ↓>ログアウト

8.2. 外付けメディアに保存 a) USBメモリ ✌学部で貸与してくれる(助手の松山さんに申し込む) ↓USB の受け口に直接差し込む(上下注意)。 ↓デスクトップにアイコンが出る。あとはボリュームの1つとして同じ扱い。 取り外す:CD の出し方と同じ。 ↓アイコンが消えたら、メモリを USB の口から抜く ☠メモリを先に抜かないこと!

b) フロッピーディスク(FD) 外付け FD ドライブ:2台に1つの割りでついている。自分のパソコンについてないなら、パソコンの USB ケーブルを抜いて、自分のパソコンにさしかえる。 ↓ドライブにフロッピーを入れると、作動音・点灯した後、デスクトップにアイコンが出る。あとはボリュームの1つ

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として同じ扱い。 フロッピーを取り出す:CD の出し方と同じ。 ↓アイコンが消えたらドライブの排出ボタンを押して、FDを取り出す ☠ドライブの排出ボタンを先に押さないこと!

8.3. CD-R,DVD-Rに保存 観賞用映像としてではなく、データファイルとして保存する 永久保存版ではなく、再度書込みに使うなら RW がよい(ただし作成時間は遅い)

a) 手順 dock>ディスクユーティリティを起動 「新規イメージ」をクリック 名前、保存先を指定 サイズ:CD-Rなら「660MB」,DVD-R なら「4.7GB」を選ぶ メディア本体の容量を確認しよう CD—R で 700MB,800MB ならカスタムを選んでサイズを入力 「作成」→作成の作業がされる デスクトップに白いボリューム作成した名前で出現(本体 dmg ファイルは指定した場所にある) そのボリュームを開く その中に保存したいファイル・フォルダをドラッグ(コピーされる) ボリュームの容量を確認する。 ディスクユーティリティの画面に戻り 指定したボリュームを選び(白、 dmg どちらでも) 「ディスクを作成」を選ぶ 本体のトレイが開くので、書き込むメディアを入れて閉める 作成が始まる:トラックを書き込み中→セッションを閉じています 検証は不要なのでキャンセルしてよい→メディアがトレイから排出 元のボリュームファイル(dmg)をごみ箱へ

b) すでに書き込んである RWを使う場合 ディスクユーティリティで RWメディアを選び 消去メニューの「クイック消去」を✓して「消去」 消去されたら Rと同じ処理 実はこの消去処理をしなくても上書きしてくれる。

印刷する A4 片面印刷

8.4. ページ設定 ↓ファイル>ページ設定 ↓対象プリンタを選択 ↓A-125-PR01(AT):モノクロ/A125-PR02:A4:カラー ↓用紙サイズを選択;A4 ↓印刷方向を指定 ↓倍率を指定(通常は 100%) ・ B5 で印刷したい場合は、紙を用意し、A-125-PR01(AT)で手差し ・A4原稿を B5で印刷する場合は倍率を 80%程度にするとよい

8.5. 印刷開始 ↓プリンタを選択:デフォルトはA-125-PR01(AT) ↓部数とページ範囲を設定

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↓一応「プレビュー」で確認した方がよい ↓「プリント」を選ぶ/return

8.6. PDFとして保存 パソコン閲覧用の PDFファイルとして保存する場合 ↓ファイル>プリント ↓「PDFとして保存」ボタンを選択した後、ファイル名と保存場所を指定

9. 画像を取り込む

9.1. スキャナーを使う 教室の前方に4台あり、どれでも使える ↓スキャナーの電源(手前下)を入れ、蓋を空けて、ガラス面に写真を置く。 写真をガラスの四隅につけて、斜めにならないように。 ↓蓋を静かに閉める(勢いよく閉めると風で写真が動く) ↓ドックから「EPSON SCAN の設定」を開き、スキャナーを SC01-SC04 から選び、OK ↓ドックから Photoshop Elements を開く ↓ファイル>読み込み>EPSON ↓EPSON SCAN が起動する ↓「プレビュー」して、取り込みたい範囲をマウスで確定 解像度指定:実物大なら 72、ムービー用なら 200、印刷用なら 300 くらい ↓「スキャン」をクリック ↓スキャナの写真を取り出す! PhotoshopElements で編集した後に保存。 EPSON SCAN なら保存先は、ホーム>Pictures、保存形式は PICT にしておく

9.2. デジカメのデータを取り込む データが入っているメディアを持参。 カメラとパソコンを結ぶ USB ケーブルを持参するか、教員から借りる 操作は USB メモリと同じ扱い。 メディア内のデータをパソコン側にコピー iPhoto で整理する

10. トラブル解決 再度ログイン/再起動で解決する場合が多い

10.1. DAVEDISKのフォルダに空き容量がなくファイルを保存できないとメッセージが出る 実際には空き容量がある。 アップルメニュー>ログアウト ログインしなおす。 DAVEDISK のボリュームを開き、容量がたっぷりあるのを確認。 それでもダメなら、起動しなおす。

10.2. カーソルがぐるぐる回ってソフトが使用不能になった 使用中のソフトを強制終了する。 ↓⌘+option+esc ↓「アプリケーションの強制終了」窓が出る ↓終りたいアプリケーションを選択 ↓「強制終了」をクリック ↓そのアプリケーションの窓が消える

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10.3. それでもダメ コンピュータを再起動するしかない(ログアウトしてログインでも OK かも) ↓背面の電源ボタンを数秒押す ↓パソコンが強制終了する ↓電源ボタンを押して起動する

10.4. それもできない ☠最後の手段(通常はやらないこと) ↓電源コードを抜く ↓5-30 秒ほど待つ ↓電源コードを入れ起動

10.5. 起動しない! ↓まず電源ケーブルがゆるんでいないか確認 ↓電源ボタンを押して、すかざず ⌘+option+P+R を同時に押す ↓ジャーンと二回鳴るまで押しつづける ↓再起動するはず。 ☠それでもだめなら、内蔵 HD が読めなくなっており、CD-ROM など他のディスクから起動するしかない。

10.6. CD-ROMから起動 ☠学生はやらない。教員・助手が担当 ↓システムの入っている CD-ROM を入れる ↓電源を入れる ↓Cを押しつづける ↓CD-ROMが読み込まれる音がして、CD-ROM が起動ボリュームになる。 ↓アプリケーション>ユーティリティ>ディスクユーティリティでパソコンの起動ボリュームを修復

10.7. なんとなく調子が悪い たとえば動作が鈍い、フリーズしやすいなど ↓とにかく再起動して ↓⌘+Sを押しつづける(シングルユーザーモードで起動) ↓画面が黒くなって、英文字がずらずら出てくる ↓localhost:/ root# とでたら 点滅(プロンプト)のある場所に ↓ fsck_-fy と打ち、リターンを押す ↓作業をしているような画面になる(しばらく待つ) ↓最後に OK という字が出たら ↓(successful と出ても、ok が出るまで fsck_-fy を繰り返す) ↓reboot と打ち、リターンを押す(再起動する)

10.8. CD,DVDが取り出せない ↓再起動を選択し、マウスキーを押したままにする それでもだめなら ↓再起動し、⌘+O+P を押しつづける ↓Welcome と出たらキーを離す ↓eject_cd と打つ ↓リターンを押して数秒待つ ↓ディスクが出て、OK と出たら、 ↓mac_boot と打ちリターン 再起動される

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10.9. スキャンができない 「使われている」というメッセージが出る 他の誰かが先に、使うスキャンを選んでいるため。 他のスキャンを選ぶ。