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ドクターカー運用のご案内 Yokohama Medical Center Rapid Response Car

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ドクターカー運用のご案内 Yokohama Medical Center Rapid Response Car

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ドクターカー運用を開始しました!

Critical Care and Emergency Medicine

National Yokohama Medical Center

ドクターカー 横浜医療センター

横浜医療センターでは平成29年4月よりドクターカー運用を開始いたしました。

“ドクターカー”とは、救急現場などにおいて搬送よりも現場での医師による処置が必要と判断された際に

消防からの要請におり医師・看護師等の医療スタッフ、現場で行う処置に必要な医療器材を搭載して現場に

急行する為の緊急自動車です。その他、有事の際には災害医療チーム等の派遣時にも出動します。

ドクターカーには、「救急車型」と「乗用車型」の2種類が存在します。

当院では、救命救急センターのモットーである「垣根が低く、フットワークの軽い救急・集中医療の展開」を実

践し、いち早く医療スタッフが現場に急行する事を目的とした「機動力」のある乗用車型のドクターカー(ラ

ピッドレスポンスカー)「通称:ラピッドカー」を導入しました。

運用エリア

戸塚区 ・ 栄区 ・ 泉区 を中心に運用を開始しました。

運用時間

平日

9:00‐16:00

運用パターン

横浜医療センターのドクターカーは、以下の 2パターンで運用します。

〇 消防要請型ドクターカー 〇 地域運用型ドクターカー

上記時間内の要請は出動可能です

Critical Care and Emergency Medicine

National Yokohama Medical Center

消防要請型ドクターカー

「消防要請型ドクターカー」は119番通報の内容から、横浜市消防局指令センターの管制員もしくは、同指

令センターに勤務する救命指導医が、医師を現場に派遣する必要があると判断し、ドクターカー出動範囲内

での事案であった場合に当院へドクターカー出動要請の依頼が入ります。

それを受けた当院担当医師は即時準備を整え、看護師等の医療スタッフと共に現場に急行するものです。

ドクターカー出動要請の基準は、次の項目に該当する場合です。

要請基準 ・ 高リスク受傷機転、閉じ込め外傷や救助事案などの重症外傷

・ 胸痛や背部痛などの重篤な循環器疾患を疑わせる病態

・ 意識障害や強い頭痛などの重篤な中枢神経疾患を疑わせる病態

・ 救急現場で医師による救命処置が必要とされる傷病者

・ 目撃のあるバイスタンダーCPRありの心肺停止事案

Critical Care and Emergency Medicine

National Yokohama Medical Center

運用フローチャート〔消防要請型〕

要請基準

・重症外傷

・重篤な循環器疾患疑い

・重篤な中枢神経疾患疑い

・現場での医師の救命処置が必要

・目撃ありバイスタンダーCPRあり事案

119番通報

指令センター

管制員

ドクターカー

救急車による搬送

指令センター勤務の

救命指導医

緊急度・重症度判断

搬送医療機関の決定

出場対象事案

出動要請 出動要請

救急隊と連絡

救急現場

Critical Care and Emergency Medicine

National Yokohama Medical Center

地域運用型ドクターカー

ドクターカーにより当院救命救急センター医師を派遣します。

それにより

① 重症度・緊急度の判断が早期に可能となります。

② 治療方針に関するコンサルテーションをすることができます。

③ 転院搬送の迅速化を図ることができます。

④ 転院時の患者引継ぎの簡略化が見込めます。

運用イメージ

地域運用型ドクターカーは、貴院で治療を受けられている患者様の病態急変、専門科での診療の要否

および治療方針の判断に悩む場合、当院救命救急センター医師が貴院へお伺いして、診療のサポートを

させて頂くものです。

ドクターカー要請時に、簡潔に患者状況をお聞きしたのち、救命救急センター医師・看護師などが貴院へ

の「緊急往診」を致します。到着後、診察と詳細な病態確認、必要に応じ追加検査を実施し、重症度・緊急度

判断を行います。その結果、専門加療必要と判断した場合、速やかに救急車で横浜医療センターなどへ搬

送、専門治療を行います。仮に貴院での経過観察が可能な状態であると判断した場合は、治療方針等の

ご提案をさせて頂きます。

ご依頼は、専用ホットラインへご連絡下さい。救急・集中治療専門の医師が対応いたします。

当院救命救急センターのモットー「垣根が低く、フットワークの軽い救急・集中医療を展開」を実践し、貴院

の診療に関する問題点をサポートいたします。

費用

ご入院中の患者様への「緊急往診」となりますので、診療報酬が算定できません。

費用については、改めてお打ち合わせいたします。

Critical Care and Emergency Medicine

National Yokohama Medical Center

運用フローチャート〔地域運用型〕

治療方針にお困りの際はご連絡ください。

横浜医療センター

医療連携ホットライン 045-851-6999

入院患者様の様態が急変して処置困難…

専門科での精査が必要…

自院での判断ができない… など 緊急往診該当患者発生

横浜医療センター

医療連携ホットライン

ドクターカー出動

貴院到着後、診察・検査データ等確認 ~精査加療が必要な場合~ 〇 搬送時に必要な処置を

行います。

〇 当院医師が転院搬送に

同乗します。 救急車手配をお願いする場合があります。

~経過観察が可能な場合~ 〇 治療方針のご提案をします。

〇 必要に応じて処置を

実施します。

救急車による搬送

〇担当医師からご連絡下さい。

※ 医師多忙の場合は看護師からでも可

〇患者情報・患者状態等をお教えください

Critical Care and Emergency Medicine

National Yokohama Medical Center