イントロンa注射用 300 イントロンa注射用 600 イントロンa...

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患者向医薬品ガイド 2012 年 2 月更新

イントロンＡ注射用 300

イントロンＡ注射用 600

イントロンＡ注射用 1,000

【この薬は？】

販売名

イントロン A 注射用

300

Intron A Powder for

Injection


600

Intron A Powder for

Injection


1,000

Intron A Powder for

Injection

一般名インターフェロンアルファ－２ｂ（遺伝子組換え）

Interferon Alfa-2b (Genetical Recombination)

含有量

（1 バイアル中） 300 万国際単位 600 万国際単位 1,000 万国際単位

患者向医薬品ガイドについて

患者向医薬品ガイドは、患者の皆様や家族の方などに、医療用医薬品の正しい理解

と、重大な副作用の早期発見などに役立てていただくために作成したものです。

したがって、この医薬品を使用するときに特に知っていただきたいことを、医療関

係者向けに作成されている添付文書を基に、わかりやすく記載しています。

医薬品の使用による重大な副作用と考えられる場合には、ただちに医師または薬剤

師に相談してください。

ご不明な点などありましたら、末尾に記載の「お問い合わせ先」にお尋ねください。

さらに詳しい情報として、「医薬品医療機器情報提供ホームページ」

http://www.info.pmda.go.jp/ に添付文書情報が掲載されています。

【この薬の効果は？】・この薬は、インターフェロン製剤と呼ばれるグループに属する注射薬です。

・この薬は、Ｂ型慢性活動性肝炎に対しては単独で、Ｃ型慢性肝炎に対しては単

独またはリバビリンと併用することにより、Ｂ型肝炎ウイルス・Ｃ型肝炎ウイ

ルス（ＨＣＶ）が増えるのを抑えたり、体がウイルスを排除しようとするのを

助けて、肝臓の機能を改善させます。また、からだの免疫力を高め、がん細胞

を死滅させるのを助ける働きがあります。

・次の目的で自己注射のために処方されます。

○次のＣ型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善

血中ＨＣＶＲＮＡ量が高値ではない患者への本剤単独投与の場合

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○ＨＢｅ抗原陽性でかつＤＮＡポリメラーゼ陽性※のＢ型慢性活動性肝炎のウ

イルス血症の改善

○腎癌、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫

※ ＨＢｅ抗原陽性でかつＤＮＡポリメラーゼ陽性：活動性が高い状態

・この薬は、医療機関において、適切な在宅自己注射教育を受けた患者さんまた

は家族の方は、自己注射できます。自己判断で使用を中止したり、量を加減し

たりせず、医師の指示に従ってください。

・次の目的で、医療機関で使用されます。

○次のいずれかのＣ型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善

１.本剤単独の場合

血中ＨＣＶＲＮＡ量が高値ではない患者

２.リバビリンとの併用の場合

（１）血中ＨＣＶＲＮＡ量が高値の患者

（２）インターフェロン製剤単独療法で無効の患者又はインターフェロン

製剤単独療法後再燃した患者

○ＨＢｅ抗原陽性でかつＤＮＡポリメラーゼ陽性のＢ型慢性活動性肝炎のウ

イルス血症の改善

○腎癌、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫

【この薬を使う前に、確認すべきことは？】 ○この薬により間質性肺炎、自殺企図（自殺を企てること）があらわれることがあ

ります。これら副作用の可能性について十分理解できるまで説明を受けてくださ

い。

○次の人は、この薬を使用することはできません。

・過去にイントロンＡに含まれる成分または他のインターフェロン製剤で過敏な

反応を経験したことがある人

・過去にワクチンなどの生物学的製剤で過敏な反応を経験したことがある人

・小柴胡湯（しょうさいことう）を飲んでいる人

・自己免疫性肝炎の人

・〔リバビリンと併用する場合〕妊婦または妊娠している可能性がある人

○次の人は、慎重に使う必要があります。使い始める前に医師または薬剤師に告げ

てください。

・使用開始前のヘモグロビン濃度が 14ｇ/dL 未満、好中球数が 2,500/mm３未満、

あるいは血小板数 120,000/mm３未満の人

・女性

・アレルギー素因がある人

・心臓に障害がある人または過去に心臓に障害があった人

・肝臓または腎臓に重篤な障害がある人

・高血圧の人

・高度の白血球減少または血小板減少がある人

・糖尿病の人または過去に糖尿病になったことがある人、血縁に糖尿病になった

人がいる人、耐糖能障害のある人

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・中枢・精神神経障害がある人または過去に中枢・精神神経障害があった人

・自己免疫疾患の人またはその素因がある人

・副甲状腺機能低下症の人

・高齢の人

・過去に間質性肺炎になったことがある人

○この薬には併用してはいけない薬[小柴胡湯（しょうさいことう）]や、併用を注意す

べき薬があります。他の薬を使用している場合や、新たに使用する場合は、必ず

医師または薬剤師に相談してください。

○この薬の使用を始める前に血液の検査が行われます。

○リバビリンと併用する場合は、避妊の必要性について、よく説明を受けてくださ

い。なお、リバビリン（販売名：レベトールカプセル 200mg）の患者向医薬品ガ

イドもあります。

○この薬を使用したときに過敏な反応が出ないかを予測するために、プリック試験

が行われることがあります。

【この薬の使い方は？】この薬は注射薬です。

〔自己注射する場合（Ｃ型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善またはＨＢｅ抗原陽性で

かつＤＮＡポリメラーゼ陽性のＢ型慢性活動性肝炎のウイルス血症の改善の目的で本剤

単独投与する場合、腎癌、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫の患者に使用する場合）〕

●使用量および回数

使用量および回数は、あなたの症状などにあわせて、医師が決めます。

通常、成人に使用する量は、インターフェロンアルファ－２ｂ（遺伝子組換え）

として 1 日 1 回 300 万～1,000 万国際単位を筋肉内に注射します。

●どのように使用するか？

指定された日に 1 回、筋肉内に注射します。この時、この薬の溶かし方、投与量、

注射方法は医師の指示にしたがってください。

・使う時に添付の溶解液（日本薬局方「注射用水」）で溶解し（＜自己注射の準

備＞参照）、溶解後は速やかに使用してください（やむを得ず冷所保存する場

合でも 24 時間以内に使用してください）。

・同一部位へ繰り返して注射しないようにしてください（＜注射部位は？＞参照）。

・使用後の針および注射器は、そのまま容器等に入れて子供の手の届かないとこ

ろに保管してください。

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＜自己注射の準備－イントロンＡ（粉末）の溶解と注射器に入れるまで＞

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●使用し忘れた場合の対応

決して２回分を一度に使用しないでください。

気付いた時に１回分を注射してください。ただし、１日１回を超えて使用しないで

ください。

●多く使用した時（過量使用時）の対応

異常を感じたら、医師または薬剤師に相談してください。

〔医療機関で使用される場合〕

使用量、使用回数、使用方法等は、あなたの体重や症状などにあわせて、医師が

決め、医療機関において注射されます。

【この薬の使用中に気をつけなければならないことは？】・リバビリンと併用する場合、ヘモグロビン減少、白血球減少、好中球減少およ

び血小板減少があらわれることがあるので、この薬の使用を始めて４週間は１

週間に１度、その後は４週間に１度血液検査が行われます。また 12 週間に１度甲

状腺機能検査が行われます。

・この薬の使用初期には、一般に発熱があらわれます。高熱になることもあるの

で、そのような場合には電解質を含む水分補給等をしてください。

・骨髄機能抑制（出血しやすい、あおあざができる、からだがだるいなど）、肝

機能障害があらわれることがあるので、定期的に検査が行われます。

・間質性肺炎があらわれることがあるので、発熱、から咳、息苦しいなどの呼吸

器症状の異常があらわれた場合には、胸部 X 線等の検査が行われます。特に過

去に間質性肺炎になったことのある人では、定期的に聴診、胸部 X 線等の検査

が行われます。

・この薬により、抑うつ気分になったり、死んでしまいたいと感じたりすること

があります。また、気分がたかぶったり、攻撃的になり、中には他人に対して

危害を加えたりすることもあります。患者やその家族の方は、このような症状

をはじめ、気分がたかぶる、眠れない、不安になる、いらいらする、あせる、

興奮しやすい、攻撃的になる、ちょっとした刺激で気持ちや体の変調を来す、

などの症状があらわれる可能性があることを十分に理解できるまで説明を受

け、これらの症状があらわれた場合にはただちに医師に連絡してください。

＜注射部位は？＞

注射に適した主な部位は、上腕部、腹部、太もも、お尻などです。

毎回同じ部位に注射せず、主治医の先生の指示に従って注射部位を変更し

てください。

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・この薬を自分自身で注射する場合、薬を溶かす方法、注射方法、使用済みの注

射器と注射針を再使用しないこと、使用済みの注射器と注射針の廃棄方法など

について十分理解できるまで説明を受けてください。自分自身で注射を続けら

れないと感じた場合は、ただちに医師または薬剤師に相談してください。また、

自分自身で注射をした時に副作用と思われる症状があらわれた場合は、ただち

に医師または薬剤師に相談してください。

・〔Ｃ型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善の目的で本剤単独投与する場合〕14 週

間使用しても効果が得られない場合には、投与を中止されることがあります。

・〔リバビリンと併用する場合〕この薬を 24 週間使用しても効果が得られない場合は、

使用が中止されることがあります。

・〔ＨＢe 抗原陽性でかつＤＮＡポリメラーゼ陽性のＢ型慢性活動性肝炎のウイルス血

症の改善の目的で本剤単独投与する場合〕４週間の使用をめやすに、その後の継

続については、効果と副作用の程度をみながら慎重に決められます。

・妊婦または妊娠している可能性のある人は医師に相談してください。

・授乳を避けてください。

・他の医師を受診する場合や、薬局などで他の薬を購入する場合は、必ずこの薬

を使用していることを医師または薬剤師に伝えてください。

副作用は？

〔イントロン A 単独で使用する場合〕と〔リバビリンと併用する場合〕とに分けて記載し

てありますので、該当する方をご覧下さい。

〔イントロン A 単独で使用する場合〕

特にご注意いただきたい重大な副作用と、それぞれの主な自覚症状を記載しま

した。副作用であれば、それぞれの重大な副作用ごとに記載した主な自覚症状

のうち、いくつかの症状が同じような時期にあらわれることが一般的です。

このような場合には、ただちに医師または薬剤師に相談してください。

重大な副作用主な自覚症状

間質性肺炎かんしつせいはいえん

息苦しい、発熱、から咳、息切れ

肺線維症はいせんいしょう


肺水腫はいすいしゅ

息切れ、息苦しい、吐き気、嘔吐（おうと）、横

になるより座っている時に呼吸が楽になる

抑うつ・うつ病よくうつ・うつびょう

気分が落ち込む、不眠、気分がふさぎ込む、や

る気がおきない、不安、焦燥

自殺企図じさつきと

自殺を企てる

躁状態そうじょうたい

色々な考えが浮かぶ、眠くならない、口数が多

くなる、気分が高ぶる、喜怒哀楽が激しくなる

攻撃的行動こうげきてきこうどう

いらいら、興奮、不安

意識障害いしきしょうがい

意識の低下、考えがまとまらない、判断力の低

下

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興奮こうふん

興奮しやすい

痙攣けいれん

けいれん

見当識障害けんとうしきしょうがい

自分のいる場所や時間、自分や人の名前などが

わからなくなる

せん妄せんもう

意識の混乱、意識が乱れる

幻覚げんかく

実際にはない物が見えたり聞こえたりするよう

に感じる

妄想もうそう

根拠のない思い込み、実際にはない物が見えた

り聞こえたりするように感じる、非現実的なこ

とを強く確信する

統合失調症様症状とうごうしっちょうしょうようしょう

じょう

やる気がなくなる、ばらばらな内容の会話や行

動、妄想、幻覚

失神しっしん

気を失う

認知症様症状（特に高齢

者）にんちしょうようしょうじょう（とくに

こうれいしゃ）

物忘れがひどい、時間や場所がわからない、覚

えられない、計算ができない

難聴なんちょう

声や音がきこえない、耳が聞こえにくい、耳鳴

り

錯乱さくらん

意識の混乱、意識が乱れる、考えがまとまらな

い

自己免疫現象じこめんえきげんしょう

〔甲状腺機能異常としてあらわれる場合〕

甲状腺のはれ、不眠、体重が減る、汗をかきや

すい、眼球突出、胸がドキドキする、手のふる

え、からだがだるい、動作やしゃべり方が遅い、

むくみ、寒がりになる

〔肝炎としてあらわれる場合〕

嘔吐（おうと）、からだがだるい、食欲不振、白

目が黄色くなる、皮膚が黄色くなる、吐き気

〔溶血性貧血としてあらわれる場合〕

ふらつき、立ちくらみ、白目が黄色くなる、皮

膚が黄色くなる、疲れやすい、褐色尿、頭が重

い、めまい、からだがだるい、動く時の動悸（ど

うき）や息切れ

〔特発性血小板減少性紫斑病としてあらわれる

場合〕

歯ぐきの出血、皮下出血、鼻血

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〔潰瘍性大腸炎としてあらわれる場合〕

発熱、腹痛、便に粘液や血液が混じる、下痢

〔関節リウマチとしてあらわれる場合〕

関節の痛み、朝の手のこわばり

〔乾癬としてあらわれる場合〕

かゆみ、かさぶた、皮膚の乾燥

〔全身性エリテマトーデスとしてあらわれる場

合〕

からだがだるい、関節の痛み、発熱、顔に蝶型

の赤い斑点

〔血管炎としてあらわれる場合〕

血管の痛み、紫色のあざ、はれ

〔フォークト・小柳・原田病としてあらわれる場

合〕

目の充血、光がないのにチラチラみえる、視野

の中に見えない部分がある、視力の低下、耳鳴

り、耳が聞こえにくい、めまい、頭痛、脱毛、

白毛、白斑

〔インスリン依存型糖尿病としてあらわれる場

合〕

水を多く飲む、尿の量が増える、からだがだる

い、体重が減る、のどの渇き

溶血性尿毒症症候群（ＨＵ

Ｓ）ようけつせいにょうどくしょうしょう

こうぐん（エイチユーエス）

息切れ、意識の低下、白目が黄色くなる、考え

がまとまらない、紫色のあざ、息苦しい、しび

れ、尿量が減る、けいれん、判断力の低下、皮

膚が黄色くなる、むくみ、尿が黄色い、貧血、

発熱

血栓性血小板減少性紫斑

病（ＴＴＰ）けっせんせいけっしょうばんげんしょ

うせいしはんびょう（ティーティー

ピー）

歯ぐきの出血、鼻血、発熱、皮下出血、あおあ

ざができる

糖尿病とうにょうびょう

水を多く飲む、尿の量が増える、からだがだる

い、体重が減る、のどの渇き

重篤な肝障害じゅうとくなかんしょうがい

嘔吐（おうと）、皮膚が黄色くなる、かゆみ、吐

き気、白目が黄色くなる、発疹、発熱、からだ

がだるい、食欲不振、考えがまとまらない、判

断力の低下、意識の低下、羽ばたくような手の

ふるえ

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急性腎不全等の重篤な腎

障害きゅうせいじんふぜんとうのじゅうと

くなじんしょうがい

意識の低下、眼がはれぼったい、疲れやすい、

尿量が減る、尿がでない、頭痛、からだがだる

い、息苦しい、からだのむくみ、発熱、食欲不

振、口の渇き、手足のむくみ、顔のむくみ

再生不良性貧血さいせいふりょうせいひんけつ

階段や坂を上る時の動悸（どうき）や息切れ、鼻

血、動悸、息切れ、あおあざができる、めまい、

歯ぐきの出血、出血が止まりにくい

汎血球減少はんけっきゅうげんしょう

めまい、動悸（どうき）、耳鳴り、鼻血、出血し

やすい、歯ぐきの出血、あおあざができる、息

切れ

無顆粒球症むかりゅうきゅうしょう

発熱、のどの痛み

白血球減少はっけっきゅうげんしょう


血小板減少けっしょうばんげんしょう

歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、あおあざ

ができる、鼻血、皮下出血

ショックショック

めまい、冷や汗、意識がうすれる、考えがまと

まらない、血の気が引く、息切れ、判断力の低

下

心筋症しんきんしょう

胸の痛み、息切れ、動悸（どうき）、むくみ

心不全しんふぜん

横になるより座っている時に呼吸が楽になる、

息苦しい、息切れ、全身のむくみ、からだがだ

るい、動く時の動悸（どうき）

心筋梗塞しんきんこうそく

息苦しい、急激に胸を強く押さえつけられた感

じ、狭心痛、冷や汗

狭心症きょうしんしょう

胸が押しつぶされるような感じ、冷や汗、胸の

痛み、胸がしめつけられる感じ、胸を強く押さ

えつけた感じ

不整脈（心室性不整脈、高

度房室ブロック、洞停止、

高度徐脈、心房細動）ふせいみゃく（しんしつせいふせいみゃ

く、こうどぼうしつブロック、どうてい

し、こうどじょみゃく、しんぼうさいど

う）

めまい、意識がなくなる、意識の低下、気を失

う、胸がドキドキする、胸の痛み、胸部異和感、

考えがまとまらない、心臓が止まる、息切れ、

動悸（どうき）、判断力の低下、脈がとぶ、脈が

速くなる、脈が遅くなる、胸の不快感、動く時

の動悸

消化管出血（下血、血便等）しょうかかんしゅっけつ（げけつ、けつ

べんとう）

血が混ざった便、黒色便、吐き気、血を吐く、

腹痛、嘔吐（おうと）

消化性潰瘍しょうかせいかいよう

胃もたれ、胸やけ、背中の痛み

虚血性大腸炎きょけつせいだいちょうえん

血が混ざった便、嘔吐（おうと）、急激な腹痛、

むかむかする、吐き気、発熱、下痢

脳出血のうしゅっけつ

片側のまひ、吐き気、嘔吐（おうと）、判断力の

低下、半身不随、しゃべりにくい、意識の低下、

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手足のまひ・しびれ、考えがまとまらない、頭

痛、意識を失って深く眠りこむ

脳梗塞のうこうそく

考えがまとまらない、判断力の低下、半身不随、

嘔吐（おうと）、片側のまひ、吐き気、しゃべり

にくい、意識を失って深く眠りこむ、手足のま

ひ・しびれ、意識の低下、頭痛

敗血症はいけつしょう

ふるえを伴う急激な高熱がでる、関節の痛み、

筋肉の痛み、さむけ

網膜症もうまくしょう

視力の低下、視野中の暗点

中毒性表皮壊死

融解症（Toxic Epidermal

Necrolysis：TEN）ちゅうどくせいひょうひえしゆうかい

しょう（トキシックエピダーマルネク

ロライシス：テン）

関節の痛み、全身の赤い斑点と破れやすい水ぶ

くれ(水疱)、からだがだるい、発熱、食欲不振

皮膚粘膜眼症候群

（Stevens-Johnson 症候群）ひふねんまくがんしょうこうぐん（ス

ティーブンス・ジョンソンしょうこうぐ

ん）

高熱、陰部の痛み、ひどい口内炎、唇や口内の

ただれ、発熱、中央にむくみをともなった赤い

斑点、赤い発疹、まぶたや眼の充血、食欲不振、

からだがだるい、結膜のただれ

横紋筋融解症おうもんきんゆうかいしょう

手足のこわばり、足のしびれ、手のしびれ、脱

力感、筋肉の痛み、赤褐色尿

以上の自覚症状を、副作用のあらわれる部位別に並び替えると次のとおりです。

これらの症状に気づいたら、重大な副作用ごとの表をご覧ください。

部位自覚症状

全身からだがだるい、からだのむくみ、けいれん、さむけ、ふらつ

き、ふるえを伴う急激な高熱がでる、むくみ、寒がりになる、

汗をかきやすい、関節の痛み、高熱、全身のむくみ、全身の赤

い斑点と破れやすい水ぶくれ（水疱）、体重が減る、脱力感、動

作やしゃべり方が遅い、発熱、疲れやすい、眠くならない、立

ちくらみ、冷や汗、貧血、片側のまひ

頭部めまい、意識がうすれる、意識がなくなる、意識が乱れる、意

識の混乱、意識の低下、考えがまとまらない、頭が重い、頭痛、

脱毛、白毛

顔面顔のむくみ、鼻血、血の気が引く、顔に蝶型の赤い斑点

眼まぶたや眼の充血、眼がはれぼったい、眼球突出、結膜のただ

れ、幻覚、視力の低下、白目が黄色くなる、視野中の暗点、目

の充血、光がないのにチラチラみえる、視野の中に見えない部

分がある

耳耳が聞こえにくい、耳鳴り、声や音がきこえない

口や喉から咳、しゃべりにくい、のどの渇き、のどの痛み、ひどい口

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部位自覚症状

内炎、血を吐く、口の渇き、甲状腺のはれ、歯ぐきの出血、唇

や口内のただれ、水を多く飲む、吐き気、嘔吐（おうと）

胸部横になるより座っている時に呼吸が楽になる、階段や坂を上る

時の動悸（どうき）や息切れ、急激に胸を強く押さえつけられた

感じ、狭心痛、胸がしめつけられる感じ、胸がドキドキする、

胸が押しつぶされるような感じ、胸の痛み、胸やけ、胸を強く

押さえつけた感じ、胸部異和感、心臓が止まる、息切れ、息苦

しい、吐き気、動く時の動悸、動く時の動悸や息切れ、動悸、

胸の不快感

腹部むかむかする、胃もたれ、急激な腹痛、食欲不振、吐き気、腹痛

背中背中の痛み

手・足羽ばたくような手のふるえ、関節の痛み、手のしびれ、手のふ

るえ、手足のこわばり、手足のまひ・しびれ、手足のむくみ、

足のしびれ、朝の手のこわばり、半身不随、片側のまひ、脈が

とぶ、脈が速くなる、脈が遅くなる

皮膚あおあざができる、かゆみ、むくみ、赤い発疹、全身の赤い斑

点と破れやすい水ぶくれ（水疱）、中央にむくみをともなった赤

い斑点、発疹、皮膚が黄色くなる、紫色のあざ、皮下出血、か

さぶた、皮膚の乾燥、はれ、白斑

筋肉筋肉の痛み

便下痢、血が混ざった便、黒色便、便に粘液や血液が混じる

尿褐色尿、赤褐色尿、尿がでない、尿の量がふえる、尿量が減る、

尿が黄色い

その他いらいら、ばらばらな内容の会話や行動、やる気がおきない、

やる気がなくなる、意識を失って深く眠りこむ、陰部の痛み、

覚えられない、喜怒哀楽が激しくなる、気を失う、気分がふさ

ぎ込む、気分が高ぶる、気分が落ち込む、興奮しやすい、計算

ができない、口数が多くなる、根拠のない思い込み、時間や場

所がわからない、自殺を企てる、自分のいる場所や時間、自分

や人の名前などがわからなくなる、実際にはない物が見えたり

聞こえたりするように感じる、出血が止まりにくい、出血しや

すい、色々な考えが浮かぶ、判断力の低下、非現実的なことを

強く確信する、不眠、物忘れがひどい、妄想、しびれ、不安、

焦燥、血管の痛み、不安、興奮

〔リバビリンと併用する場合〕

特にご注意いただきたい重大な副作用と、それぞれの主な自覚症状を記載しま

した。副作用であれば、それぞれの重大な副作用ごとに記載した主な自覚症状

のうち、いくつかの症状が同じような時期にあらわれることが一般的です。

このような場合には、ただちに医師または薬剤師に相談してください。


貧血階段や坂を上る時の動悸（どうき）や息切れ、頭

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重大な副作用主な自覚症状ひんけつ痛、息切れ、耳鳴り、めまい、からだがだるい

無顆粒球症むかりゅうきゅうしょう


白血球減少はっけっきゅうげんしょう


顆粒球減少かりゅうきゅうげんしょう


血小板減少けっしょうばんげんしょう

鼻血、歯ぐきの出血、あおあざができる、出血が

止まりにくい、皮下出血

再生不良性貧血さいせいふりょうせいひんけつ

階段や坂を上る時の動悸（どうき）や息切れ、鼻

血、動悸、息切れ、あおあざができる、めまい、

歯ぐきの出血、出血が止まりにくい

汎血球減少はんけっきゅうげんしょう

めまい、動悸（どうき）、耳鳴り、鼻血、出血し

やすい、歯ぐきの出血、あおあざができる、息切

れ

抑うつ・うつ病よくうつ・うつびょう

気分が落ち込む、不眠、気分がふさぎ込む、やる

気がおきない、不安、焦燥

自殺企図じさつきと

自殺を企てる

躁状態そうじょうたい

色々な考えが浮かぶ、眠くならない、口数が多く

なる、気分が高ぶる、喜怒哀楽が激しくなる

攻撃的行動こうげきてきこうどう

いらいら、興奮、不安

意識障害いしきしょうがい

意識の低下、考えがまとまらない、判断力の低下

痙攣けいれん

けいれん

見当識障害けんとうしきしょうがい

自分のいる場所や時間、自分や人の名前などがわ

からなくなる

せん妄せんもう

意識の混乱、意識が乱れる

錯乱さくらん

意識の混乱、意識が乱れる、考えがまとまらない

幻覚げんかく

実際にはない物が見えたり聞こえたりするよう

に感じる

妄想もうそう

根拠のない思い込み、実際にはない物が見えたり

聞こえたりするように感じる、非現実的なことを

強く確信する

昏迷こんめい

刺激を与えられたときだけ反応する

統合失調症様症状とうごうしっちょうしょうようしょう

じょう

やる気がなくなる、ばらばらな内容の会話や行

動、妄想、幻覚

失神しっしん

気を失う

認知症様症状（特に高齢物忘れがひどい、時間や場所がわからない、覚え

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者）にんちしょうようしょうじょう（とくに

こうれいしゃ）

られない、計算ができない

興奮こうふん

興奮しやすい

難聴なんちょう

声や音がきこえない、耳が聞こえにくい、耳鳴り

重篤な肝機能障害じゅうとくなかんきのうしょうがい

からだがだるい、発熱、意識の低下、考えがまと

まらない、白目が黄色くなる、吐き気、嘔吐（お

うと）、食欲不振、羽ばたくような手のふるえ、

かゆみ、発疹、皮膚が黄色くなる、判断力の低下

ショックショック

めまい、冷や汗、意識がうすれる、考えがまとま

らない、血の気が引く、息切れ、判断力の低下

消化管出血（下血、血便等）しょうかかんしゅっけつ（げけつ、けつ

べんとう）

血が混ざった便、黒色便、吐き気、血を吐く、腹

痛、嘔吐（おうと）

消化性潰瘍しょうかせいかいよう

胃もたれ、胸やけ、背中の痛み

虚血性大腸炎きょけつせいだいちょうえん

血が混ざった便、嘔吐（おうと）、急激な腹痛、

むかむかする、吐き気、発熱、下痢

呼吸困難こきゅうこんなん

息苦しい、息切れ

喀痰増加かくたんぞうか

痰が増える

脳出血のうしゅっけつ

片側のまひ、吐き気、嘔吐（おうと）、判断力の

低下、半身不随、しゃべりにくい、意識の低下、

手足のまひ・しびれ、考えがまとまらない、頭痛、

意識を失って深く眠りこむ

脳梗塞のうこうそく

考えがまとまらない、判断力の低下、半身不随、

嘔吐（おうと）、片側のまひ、吐き気、しゃべり

にくい、意識を失って深く眠りこむ、手足のま

ひ・しびれ、意識の低下、頭痛

間質性肺炎かんしつせいはいえん


肺線維症はいせんいしょう


肺水腫はいすいしゅ

息切れ、息苦しい、吐き気、嘔吐（おうと）、横

になるより座っている時に呼吸が楽になる

糖尿病とうにょうびょう

水を多く飲む、尿の量が増える、からだがだるい、

体重が減る、のどの渇き

急性腎不全等の重篤な腎

障害きゅうせいじんふぜんとうのじゅうと

くなじんしょうがい

意識の低下、眼がはれぼったい、疲れやすい、尿

量が減る、尿がでない、頭痛、からだがだるい、

息苦しい、からだのむくみ、発熱、食欲不振、口

の渇き、手足のむくみ、顔のむくみ

心筋症しんきんしょう

胸の痛み、息切れ、動悸（どうき）、むくみ

心不全横になるより座っている時に呼吸が楽になる、息

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重大な副作用主な自覚症状しんふぜん苦しい、息切れ、全身のむくみ、からだがだるい、

動く時の動悸（どうき）

心筋梗塞しんきんこうそく

息苦しい、急激に胸を強く押さえつけられた感

じ、狭心痛、冷や汗

狭心症きょうしんしょう

胸が押しつぶされるような感じ、冷や汗、胸の痛

み、胸がしめつけられる感じ、胸を強く押さえつ

けた感じ

不整脈（心室性不整脈、高

度房室ブロック、洞停止、

高度徐脈、心房細動）ふせいみゃく（しんしつせいふせいみゃ

く、こうどぼうしつブロック、どうてい

し、こうどじょみゃく、しんぼうさいど

う）

めまい、意識がなくなる、意識の低下、気を失う、

胸がドキドキする、胸の痛み、胸部異和感、考え

がまとまらない、心臓が止まる、息切れ、動悸（ど

うき）、判断力の低下、脈がとぶ、脈が速くなる、

脈が遅くなる、胸の不快感、動く時の動悸

敗血症はいけつしょう

ふるえを伴う急激な高熱がでる、関節の痛み、筋

肉の痛み、さむけ

網膜症もうまくしょう

視力の低下、視野中の暗点

自己免疫現象じこめんえきげんしょう

〔甲状腺機能異常としてあらわれる場合〕

甲状腺のはれ、不眠、体重が減る、汗をかきやす

い、眼球突出、胸がドキドキする、手のふるえ、

からだがだるい、動作やしゃべり方が遅い、むく

み、寒がりになる

〔肝炎としてあらわれる場合〕

嘔吐（おうと）、からだがだるい、食欲不振、白

目が黄色くなる、皮膚が黄色くなる、吐き気

〔溶血性貧血としてあらわれる場合〕

ふらつき、立ちくらみ、白目が黄色くなる、皮膚

が黄色くなる、疲れやすい、褐色尿、頭が重い、

めまい、からだがだるい、動く時の動悸（どうき）

や息切れ

〔特発性血小板減少性紫斑病としてあらわれる場

合〕

歯ぐきの出血、皮下出血、鼻血

〔潰瘍性大腸炎としてあらわれる場合〕

発熱、腹痛、便に粘液や血液が混じる、下痢

〔関節リウマチとしてあらわれる場合〕

関節の痛み、朝の手のこわばり

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〔乾癬としてあらわれる場合〕

かゆみ、かさぶた、皮膚の乾燥

〔全身性エリテマトーデスとしてあらわれる場

合〕

からだがだるい、関節の痛み、発熱、顔に蝶型の

赤い斑点

〔血管炎としてあらわれる場合〕

血管の痛み，紫色のあざ，はれ

〔フォークト・小柳・原田病としてあらわれる場

合〕

目の充血、光がないのにチラチラみえる、視野の

中に見えない部分がある、視力の低下、耳鳴り、

耳が聞こえにくい、めまい、頭痛、脱毛、白毛、

白斑

〔インスリン依存型糖尿病としてあらわれる場

合〕

水を多く飲む、尿の量が増える、からだがだるい、

体重が減る、のどの渇き

溶血性尿毒症症候群（ＨＵ

Ｓ）ようけつせいにょうどくしょうしょう

こうぐん（エイチユーエス）

けいれん、むくみ、発熱、貧血、意識の低下、考

えがまとまらない、白目が黄色くなる、息苦しい、

息切れ、むくみ、紫色のあざ、皮膚が黄色くなる、

尿が黄色い、尿量が減る、しびれ、判断力の低下

血栓性血小板減少性紫斑

病（ＴＴＰ）けっせんせいけっしょうばんげんしょ

うせいしはんびょう（ティーティー

ピー）

歯ぐきの出血、鼻血、発熱、皮下出血、あおあざ

ができる

中毒性表皮壊死

融解症（ Toxic Epidermal

Necrolysis：TEN）ちゅうどくせいひょうひえしゆうかい

しょう（トキシックエピダーマルネク

ロライシス：テン）

関節の痛み、全身の赤い斑点と破れやすい水ぶく

れ(水疱)、からだがだるい、発熱、食欲不振

皮膚粘膜眼症候群

（Stevens-Johnson 症候群）ひふねんまくがんしょうこうぐん（ス

ティーブンス・ジョンソンしょうこうぐ

ん）

高熱、陰部の痛み、ひどい口内炎、唇や口内のた

だれ、発熱、中央にむくみをともなった赤い斑点、

赤い発疹、まぶたや眼の充血、食欲不振、からだ

がだるい、結膜のただれ

横紋筋融解症おうもんきんゆうかいしょう

手足のこわばり、足のしびれ、手のしびれ、脱力

感、筋肉の痛み、赤褐色尿

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【この薬の形は？】性状白色、多孔質の固体

形状

注射用粉末製剤

（バイアル）

【この薬に含まれているのは？】

販売名イントロンA注射用

300

イントロンA注射用

600


1,000

有効成分インターフェロンアルファ-２ｂ（遺伝子組換え）

添加物グリシン、人血清アルブミン、無水リン酸一水素ナトリウム、

リン酸二水素ナトリウム一水和物

【その他】 ●この薬の保管方法は？

・凍結を避けて１０℃以下の冷所で保管してください。

・用時調製し、溶解後は速やかに使用してください（やむを得ず冷所保存する場

合でも 24 時間以内）。

・子供の手の届かないところに保管してください。

●薬が残ってしまったら？

・絶対に他の人に渡してはいけません。

・余った場合は、処分の方法について薬局や医療機関に相談してください。

●この薬の廃棄方法は？

・使用済みの注射針や注射器については、医療機関の指示どおりに廃棄してくだ

さい。

【この薬についてのお問い合わせ先は？】・症状、使用方法、副作用などのより詳しい質問がある場合は、主治医や薬剤師

にお尋ねください。

・一般的な事項に関する質問は下記へお問い合わせください。

製造販売会社：ＭＳＤ株式会社 (http://www.msd.co.jp)

ＭＳＤカスタマーサポートセンター

フリーダイヤル：０１２０－０２４－９６４

受付時間：９：００～１８：００

（土日祝日・製造販売会社休日を除く）

イントロンa注射用 300 イントロンa注射用 600 イントロンa...

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