リコーグループ喫煙対策についてランチョンセミナー...1 5 年度社内非...

リコーグループ

喫煙対策について

ランチョンセミナー

2015年5月15日

株式会社リコー日本統括本部

総務統括センターＨ＆Ｓ統括部

喫煙対策推進ＰＧ

＜配布版＞

1Version: [###] Classification: Internal Owner: [Insert name] 23/07/2015

1. 株式会社リコー会社紹介（省略）2. リコーグループの敷地内全面禁煙への道２－１．外部、内部環境動向

２－２．構築概念図

２－３．喫煙対策PG活動２－４．産業保健支援・啓発・健保補助について

３．リコーグループ喫煙対策方針の明示

４．2015年1月、方針施行後の姿４－１．現在の喫煙率

４－２．今後の課題について

目次

1


1. 株式会社リコー会社紹介2. リコーグループの敷地内全面禁煙への道２－１．外部、内部環境動向



２－５．喫煙：労災・メンタルとの相関について




目次

2

喫煙対策に関する外部環境動向

世界に比べて喫煙対策の大幅な遅れ日本の喫煙率（2010年：19.5％） 29位/先進国34カ国

出典：厚生労働省H24年度労働者健康状況調査

東京五輪開催による受動喫煙対策の促進化

新成長戦略がん対策基本計画（閣議決定）【２０２０年目標】 ①受動喫煙の無い職場の実現

②喫煙率：１９．５％⇒１２％（2010年４割減）により喫煙対策は加速する

◇世界における日本の喫煙対策の状況

WHO：「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」によるFCTC：Framework Convention on Tobacco Control

全世界での喫煙対策の展開：批准国：174ヵ国（日本2004年批准）

3

● リコー事業所 ■ 関連会社

活動以前の喫煙対策活動状況

■Ｙ事業所目的・狙い：健康増進実施策：建屋内禁煙

セミナー開催

■Ｏ事業所目的・狙い：受動喫煙防止実施策：来客以外屋外化

喫煙所段階的縮小

■Ｔ事業所目的・狙い：受動喫煙防止実施策：セミナー開催

喫煙所縮小化

各事業所・各社毎に独自の活動を展開している

グループ共通の喫煙対策方針が求められている

●Ｈ事業所目的・狙い：防災対策実施策：セミナー開催

喫煙所縮小化

●Ａ事業所目的・狙い：受動喫煙防止実施策：建屋内禁煙

セミナー開催スワンスワンデー設定

●Ｓ事業所目的・狙い：受動喫煙防止実施策：セミナー開催

喫煙所縮小化

●Ｎ事業所目的・狙い：受動喫煙・業務効率実施策：セミナー開催

喫煙所段階的縮小化

4

Ricoh Confidential

２０１５年度社内非喫煙化に向けた施策

リコーグループ非喫煙化スケジュール

２０１４年

２０１５年１月冬休み明け～（長期休暇で準備）

敷地内

非喫煙化

９月～１２月８月７月冬休み明け

★①通達発信１・２報

★②関連区説明会

★③ポータル掲載

◆敷地内禁煙に向けた整備

健康保険組合による禁煙支援

（禁煙補助薬費用補助、禁煙治療外来補助）

６月

6/18

経営層への説明

（経営会議）

《喫煙対策》・方針周知・事業所運営整備検討・立案（関連区含む）・保健スタッフによる啓発活動・喫煙対策推進PG ・他社BM情報収集立ち上げ・運用展開

２０１５年

① ① ③②

2011年喫煙率５％削減2012年～

2013年喫煙率データ収集

２０１１年～２０１４年

5









目次

6


リコーグループ喫煙対策方針の具現化

リコーグループ喫煙対策推進ＰＧ

経営層

総務安全衛生推進産業保健

喫煙対策方針に具現化：構築概念図

健康施策：受動喫煙防止・健康増進

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目次

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リコーグループ喫煙対策構築課題

喫煙対策構築スタート時の課題◇方針展開に向けた細かな運用ルール・禁煙支援策が必要②－１抜け漏れの無い全体整備②－２グループ各社・事業部門トップへの理解・浸透②－３産業保健スタッフ・健保支援策が必要②－４他社情報収集

課題②対応策

②－１全体整備構築計画策定⇒1回/２Wでの経営層進捗報告②－２各社・事業部門トップへの聞き取り/説明実施②－３産業保健スタッフ・健保支援策の策定②－４先行整備企業ベンチマーク活動

全体：関連区を巻き込んだ構築PGの立ち上げ・実践展開9

Ricoh Confidential



２０１４年


敷地内非喫煙化






健康保険組合による

禁煙支援

６月

6/18

経営会議説明


２０１５年

① ① ③②

喫煙対策推進PG活動変遷

★ 11/26経営会議説明

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リコーグループ喫煙対策推進ＰＧ：目的・詳細

【目的・狙い】「リコーグループ喫煙対策方針」明示に伴う、敷地内非喫煙化の

円滑なスタートを目指し、関連区を交え予想される整備案件・課題の潰しこみを行い、リコーグループ各社共通の対応を行う。

目指す姿

◇ＰＧ機能：事業所運営・禁煙サポート・健康啓発◇参画組織：事業所総務統括・グループ会社（代表）

リコー三愛健保組合・Ｈ&Ｓ統括部◇ＰＧ活動期間：2014年7月～2015年1月◇開催頻度：月次開催（案件に応じて、不定期開催）

※以下、体制図を次Ｐに表す

PG＝Project Group

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◇喫煙対策推進PGによる活動展開・実施事項

１、グループ各社・事業部門トップへの説明２、役員メッセージ発信３、先行他社情報収集４、共有ツール作成（対外部向け依頼文書）５、方針展開に向けた細かな運用ルールガイド策定・課題⇒共有ルール定義明確化（マナー/近隣対応/喫煙スペース活用/工事業者対応）

リコーグループ喫煙対策推進ＰＧ活動

PG活動による、機能横断型の施策案件検討・情報共有

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１、グループ各社・事業部門トップへの説明

説明結果より⇒本施策への理解を頂く。課題：受動喫煙への理解度が低い

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２、役員メッセージ発信

経営層の決意表明⇒社員への更なる周知・理解度浸透

◇社内ポータルを利用した役員メッセージを掲載

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３、先行他社情報収集

活動定着のキーワード⇒地道にコツコツ・ぶれない信念やりきる姿勢、全員参画

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◇リコーグループ共有ツールの作成【対外部（派遣・業務委託先）への協力依頼文書作成・配布】

◇産業保健スタッフ：総括産業医による説明Ｑ：禁煙補助薬の副作用？Ｑ：何故、敷地内禁煙が

必要なのか？Ｑ：三次喫煙とは？

４、共有ツールの策定・社員への周知

効率化精度向上

総括産業医より疑問点について丁寧に説明

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◇運用ルールを明確にしたガイド策定・発行①マナー全般②近隣対応③喫煙スペース④工事業者対応※予測される事象に対する共通の考えたかの明確化

４、共有ツール・運用ガイド策定

①休憩時間の扱いは？②隠れタバコ対策は？③違反者への対応は？④喫煙スペース活用は？

↓

グループ共通ルールの明確化

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Ricoh Confidential



２０１４年


敷地内非喫煙化

就業時間内

禁煙化






健康保険組合による

禁煙支援

６月

6/18

経営会議説明


２０１５年

① ① ③②

喫煙対策推進PG活動変遷

★ 11/26経営会議説明

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目次

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喫煙者への禁煙支援

１．H&S統括部(産業保健スタッフ)としての支援①産業保健スタッフによる支援(面談、セミナー)②総務との連携による情報発信(ポスター・パンフレット、デジタルサイネージ)

③安全衛生委員会での周知

２．健保としての支援(後ほど紹介)禁煙チャレンジプログラムの実施・禁煙外来治療費補助・禁煙補助薬購入費補助

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• 健診事後のフォロー面談時に、｢喫煙に関する質問票｣を記録用紙として追加

• 健診事後のフォロー面談時に、｢喫煙に関する質問票｣を記録用紙として追加

記録

• 状況により、臨機応変に実施• 禁煙に対して意欲のある社員からフォローしていく

• 状況により、臨機応変に実施• 禁煙に対して意欲のある社員からフォローしていく

面談

①産業保健スタッフによる支援

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共通したフォーム；｢喫煙に関する質問票｣

【記録】

(厚生労働省「禁煙支援マニュアル第２版」より) (オリジナル)

各事業所ごとに、記録フォーマットや記録方法などばらつきあり

↓統一フォーマットを使用し、質問内容のばらつきをなくす

↓共通した支援提供

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3回目

外来治療を行う人に関しては、継続してフォローを実施(受診確認・次回受診日を確認)その他、進捗の確認や悩みの相談等に対応

2回目約1ヵ月後に面談実施(状況確認)を行う。禁煙希望の社員に対して、具体的に、いつ・どのような方法で・どんな思いで禁煙を行うかなど、具体的目標を設定。情報開示に同意した社員は、

同部署で人数を集めて、同席した状態で2回目の面談を行うことも可能とする

初回

問診、状況確認、外来受診または薬物使用の勧奨、同部署同僚への情報開示の同意の有無

【面談】

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禁煙希望者(健保補助申込者)禁煙希望者(健保補助申込者)

ヘルスサポートセンターへ来室し、

禁煙を希望する者

ヘルスサポートセンターへ来室し、

禁煙を希望する者

生活習慣(ライフスタイル)チェックの問診にて、禁煙に対し「実行期・準備期・関心期」である者

生活習慣(ライフスタイル)チェックの問診にて、禁煙に対し「実行期・準備期・関心期」である者

健診事後フォローで、面談をした際、「喫煙している」という社員全員健診事後フォローで、面談をした際、「喫煙している」という社員全員

【対象者について】

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� 禁煙を希望しない社員(無関心期にある社員)については、無理やり呼び出して面談を行うことはしない

� フォローをしていても、禁煙できていない人については、ある一定のところまでフォローを実施し、終了

� 無関心期にある社員に対しても、健保補助支援の案内など、メール・電子掲示板などを利用して、情報提供を行う

� 喫煙に関する質問票は、個人ファイルに管理するのではなく、別管理とし、すぐに集計等しやすくしておく

～ポイント～

～ポイント～

優先順位づけ＆

STEP展開25

☆産業保健スタッフだけではなく、各事業所総務と連携し、

ポスターやパンフレットを設置したり、定例ミーティングを実施し、情報共有を行っている

☆喫煙室だけではなく、食堂スペースやヘルスサポートセンターなどにも、同ポスターやパンフレットを設置

②総務との連携による情報発信

【ポスター・パンフレット設置】 (リコー東品川事業所喫煙室）※現在は空部屋

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【デジタルサイネージ】� Digital Signage＝電子看板

� 表示と通信にデジタル技術を活用して平面ディスプレイやプロジェクターなどによって映像や情報を表示する広告媒体

� リコー14事業所のうち、10事業所に設置場所コンテンツ種類本社大森新横浜品川沼津福井池田やしろ中研厚木計

受付お客様向け動画 1 2 1 1 5

通路従業員向け通達等 1 1 1 1 1 1 6

食堂従業員向け会社情報 2 1 1 1 1 1 1 2 9

計 2 2 4 1 3 2 1 2 1 2 20

受付ロビー(福井) 社員通用口(新横浜) 食堂(厚木)

②総務との連携による情報発信

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【禁煙シリーズⅠ】

� 2014年10月～；喫煙者への禁煙よびかけ①� 2014年11月～；喫煙者への禁煙よびかけ②【禁煙シリーズⅡ】

� 2014年1月～；受動喫煙防止

サイネージでの配信内容

ターゲットを喫煙者にした、禁煙啓発、禁煙勧奨

ターゲットを喫煙者だけではなく非喫煙者も含めた、受動喫煙防止

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◎法的背景と禁煙支援

◎喫煙者本人への健康障害

◎受動喫煙による健康障害

◎喫煙と精神疾患・症状との関連、喫煙と労働災害との関連

③安全衛生委員会での周知徹底

2014年7月

2014年8月

2014年9月

2014年10月

2014年11月

産業医ミーティングで、喫煙について、産業保健スタッフが、共通のテーマで共通の資料を使用し、12月まで安全衛生委員会で連続講話することが決定

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喫煙者への禁煙支援

１．H&S統括部(産業保健スタッフ)としての支援①産業保健スタッフによる支援(面談、セミナー)②総務との連携による情報発信(ポスター・パンフレット、デジタルサイネージ)

③安全衛生委員会での周知

２．健保としての支援禁煙チャレンジプログラムの実施・禁煙外来治療費補助・禁煙補助薬購入費補助

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１．対象者被保険者

２．実施方法禁煙補助薬(ニコチンパッチ)コース又は禁煙治療コースを個人で選択

３．募集期間 ①2014年7月24日～８月22日⇒延長9月2日②2015年1月5日～3月31日

４．実施期間禁煙治療コース、禁煙補助薬コース共に準備が整い次第実施

５．応募方法データベースまたはエクセルファイルでの申請

６．個人負担額禁煙補助薬コース、禁煙治療コース共に個人が支払った費用の１／２を負担

７．周知方法リコーより喫煙に関する方針をグループ内に周知後、禁煙プログラムについて健保より通達発信

2014年7月～2015年3月までの禁煙支援事業

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禁煙支援：健保申し込み状況

現在、計731／10,708名参加率;7.04％が、禁煙チャレンジ中！

※2015年4月20日時点

【リコーグループ全体】外来治療成功者98名補助薬使用成功者12名

グループ全体の喫煙者数

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目次

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＜背景・狙い＞今般、医学的にも喫煙・受動喫煙と健康障害との因果関係がより明確になってきており、世界的な喫煙対策の加速化に伴い、日本政府の新成長戦略「がん対策基本計画」（２０１１年閣議決定）においても受動喫煙対策・喫煙率低減策等がおりこまれていますまた、『たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約（略称：ＷＨＯＦＣＴＣ）』のガイドラインにおいて受動喫煙を防止するためには敷地内禁煙がもっとも有効であることが明らかになっています今、喫煙対策はグローバルレベルでの潮流であり、グローバル企業をめざすリコーグループとして、リコーグループで働く人たちの能力を最大限に発揮いただくための環境整備の一環として、喫煙及び受動喫煙による健康障害防止を図るためにも、非喫煙化を推進していく必要があります

＜具体的な実施策と実施時期＞１．「社内（敷地内を含む）及び就業時間内の全面禁煙化」：２０１５年１月～２．「喫煙者への禁煙支援」：２０１5年１月～（実施中）

リコーグループ喫煙対策方針の明示

リコーグループ喫煙対策方針～非喫煙化により健康増進・快適職場を実現します～

＜目的＞Ⅰ リコーグループで働く人たちの健康障害防止・健康増進Ⅱ 社内における受動喫煙防止

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目次

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事例検証：喫煙対策実施後の喫煙者数変化について

敷地内禁煙施行（吸えない環境作り）により禁煙者が増加

◇開発系部署：Ｂｅｆｏｒｅ（喫煙対策前）①人員数→３３名②喫煙者数：１１名③喫煙率：３３％

↓

Ａｆｔｅｒ（喫煙対策後）①人員数→３３名②喫煙者数：８名（３名禁煙に成功）※２名自力禁煙１名禁煙外来

③喫煙率：２４％（－９％）

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目次

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実施直後の社内外の状況

�施行直後の課題と対策� 代表電話やWEB書き込みへの苦情対応・・・広報室に集約し、対応方法を協議・対応

� 休憩時間における近隣での喫煙・・・拠点における対策(パトロール・ルール化・通達による徹底)

� 就業時間内に外出しての喫煙・・・告発についての現状確認と対策の検討と早期実施。

�世の中の反応� ネットでは、オフィスでの喫煙を禁止しただけでなく、就業時間内であれば、外出先や出張先、移動中も対象に含んだ禁煙化について、賛否両論。

� 「うちの会社も導入してほしい」「むしろ分煙を推進すべき」「ここまで拘束するのはやりすぎだ」などと、さまざまな意見

� 「外出先でも禁煙」は、法的に問題ないのか? に対し、議論の過熱化の歯止めとなる見解が「弁護士ドットコム」で発信された。(1月26日)

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現状課題・今後の対応・効果測定

【喫煙対策方針展開後の課題】◇トイレ等隠れタバコ・外出による近隣クレーム※ＨＰへの書き込み・社内ホットライン等

【対応策：既に実施対応含む】①職制を通じ、ルール順守を徹底（各種会議体での啓発・通達配信等）②巡視・巡回による啓発・抑止③構内企業・協力会社の場合は、再度先方へ協力依頼

※それでも、再発するならば“禁煙対策推進ＰＧ”にて対応協議④保健指導への繋ぎ（産業保健スタッフ・健保支援）⑤受動喫煙周知・啓発活動の継続

（保健スタッフによる、各種会議体を通じての啓発・デジタルサイネージによる展開）

ひき続き、罰則措置などをせず、周知徹底と啓発でルールの遵守を呼びかけていく

【効果測定指標の確立】

喫煙率データ以外の代用特性データ(次頁)の推移・経年変化をみていくさらに、「健康経営」の一環として、本施策が寄与するかどうかについて、保健医療費の軽減効果を確認していく。

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2015年9月2日

株式会社リコーコーポレート統括本部

ジャパンビジネスサポートセンターＨ＆Ｓ統括部

喫煙対策推進ＰＧ

【健康管理】リコーグループ喫煙対策方針リリース後の状況報告について


◇（株）リコー喫煙率推移状況

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度

喫煙対策後の喫煙率結果（リコーのみ）

◇喫煙率推移、２０１３年度：２３.９％⇒方針開示・展開後：１８.８％“５.１％ダウン”

お礼：短期間での整備にも関らず御協力頂き、誠にありがとうございました今後も御協力の程お願い申し上げます。

4

Before

After

2011〜2015年度⽐較喫煙率(ウェルネスチェック・ライフスタイル結果より)

年度Ａ事業所Ｂ事業所Ｃ事業所Ｄ事業所Ｅ事業所Ｆ事業所Ｇ事業所Ｈ事業所Ｉ事業所Ｊ事業所Ｋ事業所Ｌ事業所Ｍ事業所Ｎ事業所総計

2011年度 20.9% 27.7% 38.5% 49.7% 21.1% 33.0% 21.9% 17.1% 19.5% 18.9% 16.2% 27.1% 13.4% 44.6% 25.6%

2012年度 19.5% 29.8% 36.5% 52.5% 22.0% 32.6% 21.6% 15.6% 17.2% 16.8% 14.1% 24.3% 9.4% 40.6% 24.7%

2013年度 17.9% 29.2% 35.4% 52.4% 21.4% 32.6% 21.7% 15.8% 20.5% 20.0% 14.3% 22.1% 12.0% 23.9%

2014年度 14.6% 27.4% 32.4% 46.0% 13.6% 29.8% 18.9% 13.2% 13.7% 20.0% 9.3% 22.8% 14.9% 20.2%

2015年度 13.7% 26.4% 30.6% 46.0% 15.1% 27.7% 17.6% 11.3% 14.1% 14.9% 7.5% 22.4% 14.3% 16.7% 18.8%

15年喫煙者数(名) 83 23 356 92 40 52 621 63 100 11 36 17 9 2 1505

対象者数(名) 604 87 1162 200 265 188 3525 560 707 74 483 76 63 12 8006

※喫煙者の2割（400名）

※未回答者は除く出向者は出向先に含む

その後の継続的活動

◇喫煙そのものを止めて頂く活動

１、健保支援：禁煙外来補助・禁煙補助薬購入補助（※2015年度1月～3月実施）

【2015年結果】申込者数；137名禁煙達成者数；35名(外来；26名、補助薬；9名)

２、産業保健スタッフによる面談・啓発活動

２－１、産業保健スタッフによる面談

２－２、安全衛生委員会での講話（参考資料Ｐ１～２）

２－３、デジタルサイネージ活用による啓発活動

◇喫煙を継続している方の喫煙マナー向上活動

１、各社・各事業所総務機能による、マナー向上のための啓発活動

※当初、各社・各地区で隠れタバコ、昼休み等の近隣での

喫煙マナーへの指摘等あったが、沈静化している

【サイネージ展開状況】

【面談支援・講話】

5

残課題あり

モラル・マナー面での再周知について【お願い】

◇昼休み・休憩時間、外出しての

近隣商業施設・公園等での喫煙マナーについて

【順守事項：具体例】

１、「譲り合い」

喫煙場所が既に満杯の場合は、喫煙を控える等、喫煙者は状況に応じ

お互い譲り合う配慮をお願いします。

２、「周辺を確認」

喫煙場所周辺特に、店舗入り口付近では喫煙スペースを守り且つ、往来される方

（特に小さな子供・妊婦さん）へ排煙が掛からない等の配慮をお願いします。

３、「長時間・複数人数は“×”」

長時間・複数人数での喫煙は、大量喫煙における、受動喫煙要因（三次喫煙）

及び、業務上情報漏えいリスク発生が懸念されるため、原則止めるようお願いします。

４、「喫煙場所は何時もキレイに」喫煙場所では吸殻処理等、後片付けの徹底をお願いします。

◇喫煙される方の行動は、周囲の方から常に観られています

近隣住民の皆様からクレームを頂くことのないよう節度ある行動をお願い致します。８


参考資料


◇禁煙した方の「やめて良かった」という感想を、各社・各拠点毎安全衛生委員会にてご紹介しています。

安全衛生委員会ポジティブキャンペーンの実施①

20代男性15本/日吸ってました事業所全面禁煙の施行がきっかけで、禁煙外来を利用し、禁煙成功しました！

＜やめてよかったこと、感想＞

口臭が気にならなくなった

【例】

30代男性20本/日吸ってました2015年1月から全社敷地内禁煙になるため＜やめてよかったこと、感想＞

まだ、禁煙1ヶ月でデメリットのウェイトが大きく感じます。これから、デメリットが減って、メリットを感じていけるのかなと思いながら続けています。

★メリット

睡眠の質が良くなった・家族が喜んだ・月約13000円の節約ができる★デメリット

眠い、イライラ、やる気の低下等あり・口寂しさに食べる量も増え、太る予感。


40代男性10～20本/日吸ってました家族に「犬を飼いたい」と強く迫られ、お金がかかると反対したら、

「パパがたばこをやめればお金は大丈夫、パパの健康にもいい！」と家族会議で敗北


毎月お金が浮いて、犬が飼えます！（笑）

あと、夜中にたばこが切れてパニックになったり、

外出先などで吸うところを求めて無駄に彷徨ったり、実はいろいろと縛られて

生きていた事を実感。そういう縛りから解放されるのは気楽で気持ちいいです。

病気で入院、再発防止のため卒煙


タバコ代がかからなくなる。1日1箱で約12,000円の節約。洋服がタバコくさくならなって、奥様や恋人に喜ばれる。

タバコの脂がつかないので、歯がきれいになる。

全面禁煙のスターバックスにいけるようになる。

なんといっても、健康にいい！！⇒朝の目覚めもすっきり、朝ごはんがおいしい。

50代男性20～25本/日吸ってました

安全衛生委員会ポジティブキャンペーンの実施②

2015-リコー喫煙対策（配布版）1509-リコー喫煙対策_大和先生報告版150902

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