テレワークだから働ける...
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テレワークだから働ける!
仕事も家族も自然も地域貢献も
株式会社 ワイズスタッフ
テレワーク導入企業の体験談1
寺田郷子
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弊社は、1998年の創業時より、ICTを活用してネット上に会社を構
築し、自宅にいても地方在住でも、チームで高度な仕事が可能な「ネットオフィス」というコンセプトで業務を行っています。全国100人以上の自営型・在宅型テレワーカーとチームを組み、さまざまなサービスを提供しています。
ネットオフィス
ウェブ関連サービス(HP制作・SNS運営)
テレワーク関連(人材紹介・導入支援)
テレエデュケーション
(遠隔教育・ネット講座)
●北見オフィス北海道北見市高栄西町4丁目7番13号●奈良オフィス奈良県生駒市東松ヶ丘2番1号
ワイズスタッフのご紹介
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仕事について
株式会社ワイズスタッフ 社員(北見オフィス所属)
完全在宅:月~金 9:00から17:30までのフルタイム勤務
在席管理システム・バーチャルコミュニケーションツール利用
業務内容
総務部・人事部・秘書・各種プロジェクトチーム参加など横断的業務
プログラマーやデザイナーではない←重要
在宅勤務者用に切り出した業務ではない
出勤して、同僚とプロジェクトを組んで作業するのと変わらない
2015年は札幌のコワーキングスペースに週に2日出勤も経験(出勤してもしなくても業務内容は同じ)
産業カウンセラー(日本カウンセラー協会認定 2016年取得)
相談相手(給湯室の主?)という立ち位置も
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ある日のタイムスケジュール
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母通院つきそい(私用外出)
9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00
1日の業務予定共有(メール)
奈良オフィス
北見オフィス
社長家では一人。でも、常にオフィスのスタッフや他の在宅勤務スタッフとつながっている
自宅で勤務
17:00 18:00 19:30
自宅で勤務
途中抜けた分をその日にカバー
終業報告(メール)
WEB会議
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オフィス勤務 在宅勤務
いつでもどこででも、仕事ができる環境
タイムカード
オフィス
会議室
スケジュール
キャビネット
パソコン電話
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テレワーク エピソード集(1)
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そういえば、8月は奈良オフィスは全員在宅勤務だった!
あまりにも「どこにいても同じ」という環境に慣れてしまって、「そういえば、今日は奈良オフィスも全員在宅勤務だったんだ」と夕方に気づく。
ラッシュアワーの出勤が新鮮!
2015年に久しぶりに出勤を経験。
早朝から札幌に向かう人・人・人。ファッションやトレンドが気になった。
最初は近所で理解が得られにくかった「在宅勤務」。でも近くに住む年配の方がこう言ってくれた。災害の多いこのごろ。日中、自宅にいる、地域にいる、ということに意味があった。
「あなたが家にいるというだけでどれだけ心強いか」
リアルにあって驚くのは身長だけ
常にWEB会議などで顔を見てコミュニケーション
をとっているため、顔や雰囲気はわかっている。実際に会うと「こんなに背の高い人だったのか」と驚くことがある。
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テレワーク エピソード集(2)
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バーチャルコミュニケーションツール「社長室」はどこでもドア
全国を飛び回る弊社社長(田澤由利)は、行った先々で、突然「社長室へ」と私を呼ぶ。
カメラの向こうに、あるときは安倍首相が! そしてあるときは石破衆議院議員が! そしてまたあるときは塩崎厚生労働大臣が!
私は在宅勤務ですが、社長がどこにでも連れて行ってくれるのです。
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テレワーク エピソード集(3) 家族編
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ただし、看病をしながら、仕事をすることはありません。弊社のルールとして、「業務が可能な環境で、業務に専念すること」が条件です。仕事以外の所用によりやむなく細切れとなる業務時間も、しっかり管理します。
家族の迎えで退席します
戻ったので仕事を再開します
母のそばについている必要があります
大学生も怪我をします(ギブス生活で本人運転できず大学まで送迎必要に)。大学の研究はテレワークできず(涙)
大学生も病気になります(肺気胸で緊急手術)
娘の受験同行時も首都圏のホテルでいつもどおりテレワーク
老犬も介護が必要です
子どもたちの晴れの姿が見たい!(途中抜けご免)→PTA活動にも積極的に参加したことが縁で町の教育委員に任命
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テレワーク エピソード 写真集
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テレワークの普及は必然&待ったなし
「在宅勤務してみない?」不安と自負と希望 最初は孤独。ON/OFF区別できず、オーバーワークに。家族も不安 次世代につなぐ好事例となりたいが辛い東京で共働きをする親友「それでも母親が家にいると違うよ。がんばれ」
ツールの劇的な進化 近所の理解を丁寧に得ていく。地域活動に積極的に参加 子どもたちの成長「お母さん、まだ終わらないの?」→「もう終わっちゃったの?」
父を見送る:当別町が気に入り、東京から移住してきた両親。孫育てで活躍。最期を大好きな自然のなかで一緒に過ごせた
転勤・育児・看護・介護。誰にでもいつでも起こりうる(自分の怪我や病気も) 普段からやってみて、課題抽出&改善しておくことが必要 仕事に全力投球できない時期もある。でも、人生のキャリアとしては立派なこと。人ひとりの役割は複雑。子であり学生であり伴侶であり親であり社会人であり家庭人であり、余暇も大事。そのときそのときを思うように自分らしく生きられるように。
働き方の選択肢として、もはやテレワークは誰にとっても必須です。
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総務省HAPPYテレワーク賞受賞:エピソード部門(2016年4月)
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ご清聴、ありがとうございました
自然豊かな田舎町に住み、早朝はダイヤモンドと見まごう雪景色の中を東京から移住してきた老母と散歩する。9時。パソコンを開けば全国の尊敬する仲間たちがいるプロジェクトの一員だ。
パートナーの転勤が契機となり、12年半は完全在宅勤務をしてきた。今、週2日はコワーキングスペースのオフィスブースに出勤、3日は在宅勤務。在宅勤務歴13年半(※応募時)。
子どもと親をそばで見守りながら、自然も仕事もご近所づきあいもある。