このワークブックの使い方 も く じ · プランづくりって、...

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S T E P テーマの決定 2 S T E P 下調べを しよう 3 S T E P 修学旅行の しおり S T E P 感想ノート みんなで、テーマを決めよう 1.インターネットで調べよう 2.図書館で調べよう 3.下調べ中の問い合わせ ●ボランティアガイド●ファックス●電話 [参考資料1]歴史テーマと来訪・見学候補地の例 [ 参考資料2]京都の博物館・美術館・資料館等 [ 参考資料3]京都の老舗を訪ねてみよう 京都の乗り物案内 次の来訪地への移動に必要な時間の算出の仕方 班別自主研修のコースづくり→ワークシート4 班別自主研修の行程計画づくり→ワークシート5 [修学旅行・日程表] [修学旅行・準備チェックリスト] [修学旅行・トラブルの予防と対応] 【班別自主研修のまとめと発表】 テーマについて分かったこと、 伝えたいことを効果的にまとめよう 1 S T E P コースづくりと 行程計画 4 1.事前学習で関心をもったことを書き出そう ●京都の地域個性をテーマにする場合のヒント ●中学歴史教科書で扱う京都に関連する事項 来訪・見学候補地のリストを作ろう 来訪・見学地と交通機関を選択し、 コースと行程計画を決定しよう 早めに準備して、 ゆとりをもって出発しよう! 5 6 S T E P 発表の準備 7 感想とふりかえり 2 32 34 35 48 36 37 38 40 39 50 50 51 52 53 S T E P 事前学習を しよう 歴史を訪ねる◆平安時代[その1] テーマづくりのヒント◆平安京の都づくり 歴史を訪ねる◆平安時代[その2] 歴史を訪ねる◆鎌倉時代 歴史を訪ねる◆室町時代 テーマづくりのヒント◆金閣寺と銀閣寺 歴史を訪ねる◆安土桃山時代 テーマづくりのヒント◆秀吉の京都大改造 歴史を訪ねる◆江戸時代 テーマづくりのヒント◆あこがれの舞妓さんのこと 歴史を訪ねる◆明治時代以降 テーマづくりのヒント◆東京遷 せん 、衰退への挑戦 伝統文化を訪ねる◆建築/庭園/美術 テーマづくりのヒント◆石と砂利の枯山水の庭のわけ 伝統文化を訪ねる◆文学/芸道・芸能/祭 体験学習のヒント◆お寺を体験して学ぼう 生活文化を訪ねる◆食べ物/町家/京ことば テーマづくりのヒント◆知るほどに面白い京町家 伝統産業を訪ねる◆伝統工芸/染織/その他 体験学習のヒント◆伝統文化を体験してみよう 体験学習のヒント◆インタビューをしてみよう 創生のまちづくり◆大学のまち/国際交流/ 映画のまち/ハイテク産業 京のお楽しみ◎門前菓子&スイーツ 京のお楽しみ◎おみやげさがし 京のお楽しみ◎京の人気スポット 京のお楽しみ◎ご利益スポット 8 京都のこと、 どのくらい知ってる? 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 7 6 4 32 55 54 56 56 58 57 60 62 このワークブックの使い方 班別自主研修プランづくりの進め方 42 46 47 ワ—クシート ワ—クシート ワ—クシート ワ—クシート ワ—クシート ワ—クシート ワ—クシート 2.メンバーの関心を班のテーマにまとめよう →ワークシート2 事前学習で関心をもったこと 班のテーマ 来訪・見学候補地のリスト コースづくり用地図 行程計画づくり 見学スポットと見学のポイント 1.大切な思い出として残せるよう、 メモリアル・ノートをつくろう。 このワークブックは、修学旅行の班別自主研修や校外学習などの準備段 階から事後の発表まで、そのつどワークシートに書き込みができるように なっている。いろいろな思いや体験を記録しながら、自分のオリジナルな メモリアル・ノートをつくろう。 2.修学旅行・校外学習をもっと楽しもう。 修学旅行や校外学習の大きな楽しみは、日常生活にないわくわくする楽 しい出会い、びっくりすること、感動すること、友情を深めること、食事 やおみやげの買い物など、いろいろあるだろうね。そうした楽しさが得ら れるよう、このワークブックを利用して好 こう しん や探 たん きゅう しん をもって見学しよ う。 3.修学旅行の班別自主研修にとりくもう。 修学旅行で班別自主研修をするときには、班のメンバーとテーマを共有 しながら、好奇心や探究心をもって京都の歴史や文化を学ぶ研修をするこ とが大切。旅行の前に準備することがいろいろあるよ。ワークブックを参 考にしながら、ステップをふんでとりくんでみよう。 4.役に立ちそうなステップだけ利用してもOK。 全体のステップは7つに分けてある。順番に全部しなくてもかまわない。 たとえば、「事 ぜん 学習をしよう」、「コースづくりと行 こうてい 程計画」、「感想ノート」 のステップだけを利用するということでも OK。先生の指示に従って利用し よう。 〈注意〉最新のたしかな情報の確認を心がけよう。 このワークブックの情報は発行した時点のものなので、最新の情報とは 違いが生じているかもしれない。そこで、下調べや行程計画のときに、必 要に応じて最新のものを確認しよう。インターネットで調べたり、電話で 直接問い合わせたりしてたしかめよう。 このワークブックの使い方 ステキな思い出、 残せるといいね

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Page 1: このワークブックの使い方 も く じ · プランづくりって、 自分たちで自由に 作っていいんです か? でも、どうやったら テーマやプランが

S

TE P

テーマの決定

2

S

TE P

下調べをしよう

3

S

TE P

修学旅行のしおり

S

TE P

感想ノート

も   く   じ

みんなで、テーマを決めよう   

1.インターネットで調べよう

2.図書館で調べよう

3.下調べ中の問い合わせ  ●ボランティアガイド●ファックス●電話

[ 参考資料1]歴史テーマと来訪・見学候補地の例

[ 参考資料2]京都の博物館・美術館・資料館等

[ 参考資料3]京都の老舗を訪ねてみよう

京都の乗り物案内

次の来訪地への移動に必要な時間の算出の仕方

班別自主研修のコースづくり→ワークシート4

班別自主研修の行程計画づくり→ワークシート5

[修学旅行・日程表]

[修学旅行・準備チェックリスト]

[修学旅行・トラブルの予防と対応]

【班別自主研修のまとめと発表】 

テーマについて分かったこと、

伝えたいことを効果的にまとめよう

1

S

TE P

コースづくりと行程計画

4

1.事前学習で関心をもったことを書き出そう

 ●京都の地域個性をテーマにする場合のヒント 

 ●中学歴史教科書で扱う京都に関連する事項

来訪・見学候補地のリストを作ろう

来訪・見学地と交通機関を選択し、

コースと行程計画を決定しよう

早めに準備して、

ゆとりをもって出発しよう!

5

6

S

TE P

発表の準備

7

感想とふりかえり

2

32

34

35

48

36

37

38

40

39

50

50

51

52

53

S

TE P

事前学習をしよう

歴史を訪ねる◆平安時代[その1]

テーマづくりのヒント◆平安京の都づくり歴史を訪ねる◆平安時代[その2]

歴史を訪ねる◆鎌倉時代歴史を訪ねる◆室町時代テーマづくりのヒント◆金閣寺と銀閣寺歴史を訪ねる◆安土桃山時代テーマづくりのヒント◆秀吉の京都大改造歴史を訪ねる◆江戸時代テーマづくりのヒント◆あこがれの舞妓さんのこと歴史を訪ねる◆明治時代以降テーマづくりのヒント◆東京遷

せ ん

都と

、衰退への挑戦伝統文化を訪ねる◆建築/庭園/美術テーマづくりのヒント◆石と砂利の枯山水の庭のわけ伝統文化を訪ねる◆文学/芸道・芸能/祭体験学習のヒント◆お寺を体験して学ぼう生活文化を訪ねる◆食べ物/町家/京ことばテーマづくりのヒント◆知るほどに面白い京町家伝統産業を訪ねる◆伝統工芸/染織/その他体験学習のヒント◆伝統文化を体験してみよう体験学習のヒント◆インタビューをしてみよう創生のまちづくり◆大学のまち/国際交流/    

       映画のまち/ハイテク産業 京のお楽しみ◎門前菓子&スイーツ京のお楽しみ◎おみやげさがし京のお楽しみ◎京の人気スポット京のお楽しみ◎ご利益スポット

8

京都のこと、どのくらい知ってる?

9

10

11

12

1314

1516

17

18

1920

2122

2324

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27

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31

7

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32

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54

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56

58

57

60

62

このワークブックの使い方

班別自主研修プランづくりの進め方

4246

47

ワ—クシート 2

ワ—クシート 3ワ—クシート 4

ワ—クシート 5ワ—クシート 6

ワ—クシート 7

ワ—クシート 1

2.メンバーの関心を班のテーマにまとめよう

  →ワークシート2

事前学習で関心をもったこと

班のテーマ

来訪・見学候補地のリスト

コースづくり用地図

行程計画づくり

見学スポットと見学のポイント

自 分 の

1.大切な思い出として残せるよう、  メモリアル・ノートをつくろう。

 このワークブックは、修学旅行の班別自主研修や校外学習などの準備段

階から事後の発表まで、そのつどワークシートに書き込みができるように

なっている。いろいろな思いや体験を記録しながら、自分のオリジナルな

メモリアル・ノートをつくろう。

2.修学旅行・校外学習をもっと楽しもう。

 修学旅行や校外学習の大きな楽しみは、日常生活にないわくわくする楽

しい出会い、びっくりすること、感動すること、友情を深めること、食事

やおみやげの買い物など、いろいろあるだろうね。そうした楽しさが得ら

れるよう、このワークブックを利用して好こう

奇き

心しん

や探たん

究きゅう

心しん

をもって見学しよ

う。

3.修学旅行の班別自主研修にとりくもう。

 修学旅行で班別自主研修をするときには、班のメンバーとテーマを共有

しながら、好奇心や探究心をもって京都の歴史や文化を学ぶ研修をするこ

とが大切。旅行の前に準備することがいろいろあるよ。ワークブックを参

考にしながら、ステップをふんでとりくんでみよう。

4.役に立ちそうなステップだけ利用してもOK。

 全体のステップは7つに分けてある。順番に全部しなくてもかまわない。

たとえば、「事じ

前ぜん

学習をしよう」、「コースづくりと行こうてい

程計画」、「感想ノート」

のステップだけを利用するということでもOK。先生の指示に従って利用し

よう。

〈注意〉最新のたしかな情報の確認を心がけよう。

 このワークブックの情報は発行した時点のものなので、最新の情報とは

違いが生じているかもしれない。そこで、下調べや行程計画のときに、必

要に応じて最新のものを確認しよう。インターネットで調べたり、電話で

直接問い合わせたりしてたしかめよう。

このワークブックの使い方

ステキな思い出、 

  残せるといいね

◎4.2ワークブックの使い方.indd 2 19/02/16 20:59

Page 2: このワークブックの使い方 も く じ · プランづくりって、 自分たちで自由に 作っていいんです か? でも、どうやったら テーマやプランが

班別自主研修プランづくりの進め方班のオリジナルなテーマを追

つい

求きゅう

し、

みんなで協力して、

楽しく 充じゅう

実じつ

した

自主研修プランを作ろう。

S

TE P

▲ ▲ ▲

事前学習を

しよう【4-31 頁】

1 S

TE P

テーマの決定

【32-35 頁】

2 S

TE P

下調べをしよう

【36-49 頁】

3

 事前に京都のことを学

習しよう。

 知りたいこと、疑問に

思うこと、体験したいこ

となどをさがそう。

 事前学習によって、

(1) 関心をもったこと

を書き記しる

そう。

(2) みんなで班のテー

マを決めよう。

(3) 班のメンバーを確

定しよう。

(1)テーマにかかわることに

ついて、下調べをしよう。

(2)来訪・見学する候補地の

リストを作り、位置や見ど

ころを整理しよう。

(3)来訪・見学候補地を地図

に記入しよう。

興味があること

好きなことができると

いいと思います

 ぼくは仲間と

 いっしょにやる

 のがいいな

今年はみんなの最大のイベント、

京都への修学旅行がある。

もちろん、楽しみは多いよね。

でも、歴史や文化の自主研修も

もっと楽しんでほしいんだ

人生は、旅にたとえられるね。

何も興味がないまま旅をすると、

つまらない旅になりがちだ。

でも、自分がほんとうに見たいもの、

知りたいことをテーマにして旅をす

ると、ワクワクする出会いや感動す

る発見があるだろうね。

だから一人ひとりが自分のテーマ

をもって旅をしよう。

まずはテーマをはっきり

させること。自分たちが

知りたいことをテーマに

して学習すると、興味が

わいてくるだろ?

ヤッタ〜!

2

このワークブックの

 順にやれば、いいプラ

 ンができるよ

1 2

3 4

で、そのためには

 どうすればいい?

 え〜と、

まず事前学習をして、

班のみんなでテーマを決め、

下調べ、コースづくりと

やるんですね

 そこでだ、これから

班別に自主研修のプラン

づくりにとりくんでもらう

  班は

6人くらいに

 しよう

プランづくりって、

自分たちで自由に

作っていいんです

か?

でも、どうやったら

テーマやプランが

できるんですか?

3

▲S

TE P

S

TE P

▲ ▲

コースづくりと

行程計画【50-55 頁】

4 S

TE P

修学旅行の

しおり【56-59 頁】

5 S

TE P

感想ノート【60-61 頁】

6

(1) 自主研修の時間内に

回れるよう交通機関を選

択し、STEP3 の地図で

コースづくりをしよう。

(2) 行程計画を作ろう。

 旅行の約1週間前ま

でに日程表、宿泊先、

携けいこうひん

行品リスト、服装、

注意事項など旅のしお

りをつくり、準備しよ

う。

 班別自主研修で見学

したこと、体験したこ

と、面白かったこと、

おどろいたこと、感動

したことなどをふりか

えり、記録しよう。

S

TE P

発表の準備

【62-63 頁】

7

 事前学習から修学旅行

後までのことを整理し、

成果をまとめよう。自分

の評価や班のメンバーの

評価を話し合い、発表に

向けて準備しよう。

事前学習でいろいろ調べていくと、

見たいところ、知りたいこと、

体験したいことが、

たくさんでてくるだろうね

私は絶対見たい

ところ、あるんだ

けどな〜?

 南禅寺に行ったときに、

石川五右衛門が三門に上がって

「絶景かな、絶景かな……」と

言ったことを知っていると、

自分もその楼閣にのぼりたくな

るだろうね。

 下調べで見学したい

候補地を探し出して、

それぞれの見どころも

調べるんですね

 そのコースには

スイーツのお店やおみやげ

の買物もはずせないわね!

 次に来訪する候補地を地図

 に記入して、自主研修のコ

 ースと行程計画を作るんだ。

バス乗りホーダイのチケ

ットは役立つね

テーマを決めて下調べをしてから

旅行に行くと、楽しさがまったくちがうよ。

それに、みんなで調べると思ってもみない

発見があったりするからね

5 6

7 8

先生、

アドバイスよろしく !

   一人ひとりの知りたいこと、

    関心があることなどを話して、

  みんなが関心をもてるテーマに

  するんですね?

 一人で自主研修するなら、

自分のテーマを決めるだけ

 でいいのにね……

 そうなんだ。

班のテーマを決めるために、 

みんなで意見を出し合って

テーマを決めてほしいんだ

 ワークブックの 32 〜

35 頁に説明があるから、

みんなでやってみよう

   すご〜い !!

 京都のまちって、バス

 で回れるテーマパーク

  みたいだ

Page 3: このワークブックの使い方 も く じ · プランづくりって、 自分たちで自由に 作っていいんです か? でも、どうやったら テーマやプランが

西暦   内  容

室町時代 鎌倉幕府を倒した足

あし

利かが

尊たか

氏うじ

は、後ご

醍だい

醐ご

天皇と対立して朝廷軍を

破って京都をおさえた。1336年に尊氏が北ほく

朝ちょう

をたてると、後醍醐

天皇は奈良の吉野に朝廷を移した。1338年に足利尊氏は京都に室町

幕府を開き、以後、約60年にわたって南なん

北ぼく

朝ちょう

時代として内乱がつ

づいた。室町時代になると再び京都は政治都市として復活する。商

工業も発展し、町まち

衆しゅう

と呼ばれる有力市民による自じ

治ち

の伝統が生まれ

た。室町幕府3代将軍足あし

利かが

義よし

満みつ

になってようやく南北朝が統一され、

金閣寺に代表される華はな

やかな北きた

山やま

文化が花開いた。

 8代将軍足あし

利かが

義よし

政まさ

は銀閣寺に代表される東ひがし

山やま

文化を生んだが、政

治は混こんめい

迷を深めた。戦国時代のきっかけとなった応おうにん

仁の乱で、京都

は北側の市街の大半が焼失。その後もたびたび戦乱にまきこまれた。

天てん

龍りゅう

寺じ

 足利尊氏が、敵対した後醍醐天皇と南北朝

の戦いの犠牲者のために建立した禅宗の寺。

足利尊氏は寺をつくる財源を得るために、天てん

龍りゅう

寺じ

船せん

を使って元げん

との貿易を再開させた。

相しょう

国こく

寺じ

 足あし

利かが

義よし

満みつ

が後ご

小こ

松まつ

天皇の命をうけて創建し

た禅宗の寺。京都五山のひとつ。応仁の乱や

相あい

次つ

ぐ火災で、ほとんどの建物を焼失したが、

豊臣秀吉、徳川家康、朝廷などによる援助で、

そのつど復興された。境けいだい

内にある承じょうてんかく

天閣美術

館には、相国寺の山さん

外がい

塔たっ

頭ちゅう

である金閣寺や銀

閣寺の国宝や重要文化財も収蔵されている。

応おうにん

仁の乱と西にしじん

陣  

 将軍家の後継者問題に端たん

を発はっ

した争いが、

有力守護大名の天下を二分する大たいらん

乱となった。

以後 11 年間に及んだ戦いは地方にも飛び火

し、長期の戦争へと発展。京都では約3万戸

が消失荒廃。幕府の権威はなくなった。荘しょうえん

制度は崩壊し、戦国大名の領りょう

国ごく

制せい

が発展した。

 西軍の陣地は平安時代に織おり

部べの

司つかさ

が置かれた

ところで、織おりこう

工たちは応仁の乱の戦火を逃れ

るために、京都を離れた。戦乱が終り、再び

京都に戻って織おり

物もの

業ぎょう

を再開した場所が西軍の

陣地跡だったため、その織物が「西にしじんおり

陣織」と

呼ばれるようになった。

龍りょう

安あん

寺じ

「龍安寺の石せきてい

庭」で知られる龍安寺は、細ほそ

川かわ

勝かつ

元もと

が 1450 年に創建した禅寺。応仁の乱で龍

安寺は焼失。このときの東軍の総そうすい

帥・勝元の

子の細ほそかわ

川政まさもと

元らによって 1488 年に再興され、

その後、豊臣秀吉と江戸幕府が保護した。

10

歴 史 を 訪 ね る 歴史の概観とこの時代に創建された名所・旧跡など

西陣のまちなみ

1333 建けん

武む

の新しんせい

政。

1334 世せ

相そう

を風ふう

刺し

する二条河原の落らく

書しょ

1336 足あし

利かが

尊たか

氏うじ

は光こう

明みょう

天皇をたて、

    後醍醐天皇は吉野に南なん

朝ちょう

を開く。

1337 花はなぞのほうおう

園法皇、妙みょう

心しん

寺じ

を創建。

1338 足利尊氏、征せい

夷い

大たい

将しょう

軍ぐん

となる。

1339 足利尊氏、後ご

醍だい

醐ご

天皇の冥めいふく

福を祈いの

るため、

    天龍寺を創建。

1375 このころ、観かん

阿あ

弥み

・世ぜ

阿あ

弥み

父子が足利義満

    の後援を受ける。

1378 足あし

利かが

義よし

満みつ

が室町殿 ( 花の御所 ) を造営。

1385 足利義満が 相しょう

国こく

寺じ

を創建した。

1392 南なん

北ぼく

朝ちょう

統一。

    このときの内だい

裏り

が現在の京都御所に発展。

1397 足利義満が鹿ろく

苑おん

寺じ

( 金閣寺 ) を建立。

1404 勘かん

合ごう

貿易(日にち

明みん

貿易)始まる。

1450 細ほそかわかつもと

川勝元が徳大寺の別荘を譲ゆず

り受け、

     龍りょう

安あん

寺じ

建立。

1456 茶さ

道どう

の先せん

駆く

者しゃ

、村むら

田た

珠じゅ

光こう

    一いっ

休きゅう

宗そう

純じゅん

を師とする。

1467 応おうにん

仁の乱、京都 焦しょう

土ど

となる。

    以後戦国時代。

1478 蓮れんにょ

如が山やま

科しな

本ほん

願がん

寺じ

を創建。

1482 足あし

利かが

義よし

政まさ

が東ひがし

山やま

に慈じ

照しょう

寺じ

( 銀閣寺 ) を建立。

1500 応仁の乱で三十余年とだえていた御ご

霊りょう

会え

    が復興。

テー

マづ

くり

の ヒ ン ト

? 銀閣寺にはなぜ銀

ぎんぱく

箔が貼ってないのだろう?

 最近の文化庁の調査で、創建時から銀箔は貼られて

いなかったことが分かった。「足利義政は応仁の乱で経済的

にいきづまり、銀箔が貼れなくなった」とか、「白しら

川かわ

砂すな

を盛

りあげた銀ぎん

砂さ

灘だん

が月光を反射して銀色に輝くから銀閣と呼

ばれた」などの説がある。でも、「銀閣」は江戸時代につけ

られた名前らしい。

?  北山文化と東山文化の違いは?

 3代将軍足利義満が北山にたてた鹿苑寺(金閣寺)

に代表される文化は、北山文

化とよばれる。伝統的な公家

文化と新しい武家文化が融合

し、明みん

との貿易や禅宗など大

陸文化の影響もある華やかな

文化。五ご

山ざん

文ぶん

学がく

、水すい

墨ぼく

画が

、観かん

阿あ

弥み

・世ぜ あ み

阿弥による能のう

なども

生まれた。

?  足あし

利かが

義よし

政まさ

が「大文字送り火」を始めた?

 足利義政は、合戦で亡くなった息子の精せいれい

を送るため、東とう

求ぐ

堂どう

の裏山に大の字形をつくらせ、

お盆の 16 日の夜に点てん

火か

した。これが「大文字送り

火」のはじめだったらしい。

 でも他にもいろいろな説があって、「空くうかい

海が疫

病退散のために人の形を表す〈大〉の字を書いて

護ご ま

摩を焚た

いたのがはじまり」というものもあるよ。

11

黄金の鳳ほう

凰おう

(聖なる天

子が出現したときに祝

福する想像上の鳥)

究くっ

竟きょう

頂ちょう

(禅宗仏殿風)

潮ちょう

音おん

洞どう

(武家造)

法ほうすいいん

水院(寝殿造風)

金閣寺と銀閣寺 ? を調べてみると……

●鹿ろく

苑おん

寺じ

(金閣寺)

●慈じ

照しょう

寺じ

(銀閣寺)

潮ちょう

音おん

閣かく

(禅宗様)

心しんくうでん

空殿(書院造)

事前学習をしよう

金閣(舎利殿)

銀閣(観音殿)

 金閣は、公家文化の寝殿造りの上に武家造りを重ね、禅宗仏

殿造りを重ねた建物となっていて、若いころから坐禅に打ち込

み、将軍から太だ

政じょう

大臣になって出家した義満らしい造りとなっ

ている。

 8代将軍足利義政の後継者問題から応仁の乱が

起こり、京都は焼け野原となった。足利義政は政

治に無関心だったが、学問や芸術に情熱を傾け、

東ひがし

山やま

殿でん

で文化人や芸術家たちと親しく交流した。

「同どう

朋ぼう

衆しゅう

」と呼ばれる芸術集団が集まり、茶をた

て、花をいけ、芸能を演じ、東山殿は芸術家たち

のサロンとなった。禅をとりいれた草庵の茶を重

んじた村むら

田た

珠じゅ

光こう

は、足利義政と東山殿で交流し、

ここから「わび、さび」の 極きょく

致ち

ともいわれる「茶

の湯」がはじまったとされているよ。

Page 4: このワークブックの使い方 も く じ · プランづくりって、 自分たちで自由に 作っていいんです か? でも、どうやったら テーマやプランが

京都で生まれた歌

・日本初の 勅ちょく

撰せん

和わ

歌か

集しゅう

…『古こ

今きん

和歌集』

 (平安時代に紀きの

貫つら

之ゆき

が醍だい

醐ご

天皇へ贈った)

・京都の歌うた

枕まくら

…「あだし野」「嵐山」「鳥とり

 辺べ

山やま

」「小お

倉ぐら

山やま

・ 鎌倉時代…『小お

倉ぐら

百ひゃく

人にん

一いっ

首しゅ

(藤ふじ

原わらの

定さだ

家いえ

)』

・京都で活躍した歌人…紀貫之、小お

野のの

小こ

町まち

 伊い

勢せ

、西さい

行ぎょう

、藤ふじ

原わらの

定さだ

家いえ

、与よ

謝さ

野の

晶あき

子こ

京都が舞台の古典文学の一例

・『源氏物語』…上賀茂神社、下鴨神社、鳥とり

 辺べ

野の

、野のの

宮みや

神社

芸道芸能

伝 統 文 化 を 訪 ね る

 奈良時代に大陸から伝わった散さんらく

楽は、平

安時代には猿さるがく

楽と呼ばれ、演劇的な要素が

加わって発展。室町時代には足利義満をは

じめとする武家や公家の協力によって、世ぜ

阿あ

弥み

が幽ゆう

玄げん

美び

を理想とする歌舞中心の能を

大成した。現在は京きょう

観かん

世ぜ

五ご

軒けん

家や

がおかれ、

金こん

剛ごう

家け

が唯一京都に家いえ

元もと

を構えている。

 能の合間に演じられる狂きょうげん

言は、京都では

大おお

蔵くら

流りゅう

狂言の茂しげ

山やま

家け

が現在も活躍してい

る。歌舞伎は、鴨川の四条河原や北野天満

宮の境けい

内だい

で出いず

雲も

大たい

社しゃ

の巫み

女こ

を名のる出いず

雲もの

阿お

国くに

が「かぶき踊り」をしたのがはじまり。

京都に家元がある伝統芸能の流派がいっぱい。

庶民の娯ご

楽らく

として広まり、多くの芝居小屋

が立ちならんだ。四条大橋の東側にある

「 南みなみ

座ざ

」で毎年 12 月に行われる「顔かお

見み

世せ

」は、

多くの観客を集めている。

 雅が

楽がく

も平安時代には宮廷の儀式に欠かせ

ない音楽・舞踊として発展し、受けつがれ

ている。他にも日にち

舞ぶ

の井上流など、京都に

本拠を置く伝統芸能の流派は多い。

●京都の伝統芸能スポット

・金剛能楽堂  ・大おお

江え

能楽堂

・河村能舞台  ・京都観かん

世ぜ

会館

・南座

文学京都はさまざまな歌や文学が生まれ、多くの文学作品の舞台ともなっている。文学作品を読みながら関連する史跡を訪ねて歩くと、発見が多いかも。

京都の三大祭といわれる祭は、

祇ぎ

園おん

祭、 葵あおい

祭、時代祭。

 祇園祭は八や

坂さか

神社の祭で、もとは平安時

代の疫えき

病びょう

の退たい

散さん

を願う祭(祇ぎ

園おん

御ご

霊りょう

会え

がはじまり。室町時代にはいると、商工業

者を中心とする町まち

衆しゅう

の手によって運営され

るようになり、都の大路を豪華な山やま

鉾ほこ

が進

んでいく山鉾巡行のパレードがはじまった。

 葵祭は平安時代から続く上賀茂・下鴨両

神社(総称して賀か

茂も

社しゃ

)の例祭で、『源氏物

語』にもこの祭の様子が登場する。天皇の

代理として神に仕える斎王(現在は斎さいおうだい

王代)

を主役とし、500 人以上の平安 装しょう

束ぞく

の行列

が御所を出発し、京都の町を練ね

り歩く。

 時代祭は、明治時代に平安京ができて

1100 年目を記念してはじまった祭。停滞し

た京都を復興する願いをこめて、平安時代

から幕末維新までの時代風ふう

俗ぞく

行列が京都御

所から平安神宮まで練り歩く。

 三大祭の他にも毎日のように祭が行われ

ている。祭を見学するときは、毎年日程が

変更される行事もあるので、必ず確認しよ

う。

祭京都の祭や行事には、宮中で行われていたものが神社や民間で行われるようになったものも多く、千年の都ならではの伝統行事や祭が現代に受けつがれている。

20

・『平家物語』…寂じゃっ

光こう

院いん

、八や

坂さか

神社、祇ぎ

王おう

寺じ

、長ちょう

楽らく

寺じ

、鹿しし

ヶが

谷たに

・『徒つれ

然づれ

草ぐさ

』…仁にん

和な

寺じ

、上賀茂神社、 化あだし

野の

 念仏寺

・『枕草子』…清水寺、伏見稲荷大社

京都が舞台の近代文学の一例

『細ささめ

雪ゆき

』谷崎潤一郎、『古都』川かわ

端ばた

康やす

成なり

『高たか

瀬せ

舟ぶね

』 森もり

鴎おう

外がい

、『檸れ

檬もん

』梶かじ

井い

基もと

次じ

郎ろう

『虞ぐ

美び

人じん

草そう

』夏なつ

目め

漱そう

石せき

、『暗あん

夜や

行こう

路ろ

』志し

賀が

直なお

哉や

、『金閣寺』三島由紀夫紫式部

南座

祇園祭

体験

学習

のヒ ン ト

お寺を体験して学ぼう 

● 大覚寺 ●●●●●●●●●●●●●●●●●

写 経

 大覚寺は嵯峨天皇の書いた般はん

若にゃ

心しん

経ぎょう

が伝えられる京

都でも有名な写しゃ

経きょう

の道場で、いつでも体験できる。

 写経の作さ

法ほう

については「大覚寺ホームページ」で分

かりやすく紹介しているから見てみよう。

● 天龍寺 ●●●●●●●●●●●●●●

坐 禅

 天龍寺は夢む

窓そう

疎そ

石せき

がつくった美しい庭園がある禅寺

で、世界遺産にも登録されている。この寺で禅の修行

法として古くから伝えられてきた坐ざ

禅ぜん

を体験できる。

 坐禅は心と体の健康、美容、リラクゼーションなどに、

とても効果があることが分かってきて、大いに注目さ

れている。坐禅や写経を体験して、日本の精神文化を

見直してみよう。

 室町時代のはじめごろから、禅寺の法はっとう

堂の天てん

井じょう

に龍の絵が描かれるようになった。龍は仏ぶっ

法ぽう

を守る神さまで、天井に龍の絵を描くのは火災か

ら寺を守るという意味もあるそうだ。

妙みょう

心しん

寺じ

(雲うん

龍りゅう

図ず

・狩か

野のう

探たん

幽ゆう

 狩野探幽が8年かけて描えが

いたという大作。東

から見ると龍がのぼっていくように見え、

西から見ると龍がおりてくるように見

える。

東とう

福ふく

寺じ

(雲龍図・堂どう

本もと

印いん

象しょう

 体長 54m、胴周り 6.2m。天

井いっぱいに描かれた宝ほう

珠じゅ

持つ巨大龍。

南なん

禅ぜん

寺じ

(雲龍図・今いま

尾お

景けい

年ねん

 明治時代の日本画家・今尾景

年の作。法堂のなかは暗いので

見えにくいが、かわいらしい感じ

がする龍。禅

 寺

 の

 龍 め ぐ り  

  妙 心 寺

建けん

仁にん

寺じ

(双そう

龍りゅう

図ず

・小こ

泉いずみ

淳じゅん

作さく

 2002 ( 平成 14) 年に建仁寺開創 800 年を記念して描

かれた。コミカルな顔の2匹の龍が、からみ合いながら

雄お

々お

しく舞っている。

天てん

龍りゅう

寺じ

(雲龍図・加か

山やま

又また

造ぞう

 ずっと天井の龍が首を持ち上げてこちらへ迫って

くるような立体感に圧倒される。どこから見

てもにらまれているように見えるので

「八はっ

方ぽう

睨にら

みの龍」とも呼ばれている。

相しょう

国こく

寺じ

(蟠ばん

龍りゅう

図ず

・狩か

野のう

光みつ

信のぶ

 日本で一番古い法堂に描かれ

ている。手をたたくと響きが

長くのこり、まるで天井の龍

が鳴いたように聞こえること

から「鳴き龍」と呼ばれる。

蟠龍とは地にとぐろを巻い

て、まだ天にのぼらない龍の

こと。春と秋に公開期間がある。

〈注意〉雲龍図の公開日は、それぞ

れ限られているので確認しよう。

事前学習をしよう

21

身体と心を整えると、

やすらぎが得られるはず

なんだけど………?

● 寺社体験—歴史的な空間で心を澄ませる

 お寺の体験学習は多種多様となっている。「きょうと修学旅行ナビ」のサイトで調べてみよう。□坐禅/□法話/□写経・写仏/□声明/□ 精

しょう

進じん

料りょう

理り

体験/□清掃体験/□尼に

僧そう

修行体験/□念ねん

珠じゅ

制作/□抹まっ

茶ちゃ

体験などができ、そのお寺ならではの法話も、提供されている。□本能寺…「本能寺の変」の歴史と法話。□廬

山ざん

寺じ

… 紫むらさき

式しき

部ぶ

の邸宅跡のお寺での法話。□直

じき

指し

庵あん

…「心がいやされる寺」として知られる寺の法話□ 龍

りょう

安あん

寺じ

…寺の歴史や庭の見方など事前に質問を Fax で送っておくと、当日返答してもらえる。

□川崎大師京都別院 笠りゅう

原げん

寺じ

…尼僧のお寺での法話。その他:□ 妙

みょう

心しん

寺じ

東とう

林りん

院いん

「添てん

菜さい

寮りょう

」…精しょう

進じん

料りょう

理り

の調理体験。

Page 5: このワークブックの使い方 も く じ · プランづくりって、 自分たちで自由に 作っていいんです か? でも、どうやったら テーマやプランが

30

錦もちつき屋

 店頭でつきたてのお餅が食べら

れる。「亀山」は、きな粉と餡が

たっぷりのった焼きたてのお餅に

お漬物とお茶がセット。

京都文化博物館

中京郵便局

麩屋町通

富小路通

柳馬場通

堺町通

高倉通

東洞院通

烏丸通

御幸町通

寺町通

1928 ビル旧毎日新聞社京都支局

YMCA

イノダコーヒ本店

六角堂

いけばな資料館

六角通

三条通

錦市場(錦小路通)

蛸薬師通黒豆茶庵

 丹波の豆の老舗「北尾」の2F。

黒豆づくしの料理「黒豆御膳」は、厳

選された素材で値段もリーズナブル。

わらび餅やみたらし団子は、自分で

挽いたきな粉でいただく。

かりかり博士

外はカリカリ、中はトロトロの

タコ焼に京ネギをトッピング。

味も値段も修学旅行生に

大人気。

ゆったりした空間でくつろぎのひとときがすごせるイノダコーヒ。

カフェ、レストラン、ギャラリー、劇場のある 1928 ビル。若者文化の発信地。

京都のへそ石と一言願

い地蔵などで知られる。

京の

気スポット

京のお楽しみ

 明治に建てられたレンガ造り

の京都文化博物館。ろうじ店舗では食事や買い物がで

きる。

話題のニュースポット、三条通と錦小路通

三条大橋は「東とう

海かい

道どう

五ご

十じゅう

三さん

次つぎ

」の終着点。そこから西へ進むと、明

治時代には京都のメインストリートとして栄え、数多くのレトロな近

代建築が残されている三条通。楽しいお店が増えている。そして、「京

都の台所」といわれる錦にしき

市場にも話題のお店がいっぱい。

外国に来たような雰囲気。おしゃれなカフェが並ぶ。

麩嘉(ふうか)

江戸時代創業の生麩のお店の「麩

まんじゅう」。生麩に青海苔をねり込

み、こし餡をつつんだものを笹で

くるんで仕上げたお菓子。こんなもんじゃ京豆腐の老舗がつくる極上の豆乳

を贅沢につかったソフトクリー

ムとドーナツが大人気。

冨美家(ふみや)

 冨美家の想いが込めら

れ、材料と手間を惜しまない

で作りつづけられてきた名

物鍋焼きうどん。

この郵便局

も明治時代の

近代建築

美術館・博物館等所蔵の

はがき・ファイル等販売。

京都便利堂三条富小路店

イノダコーヒ

ポールスミス

三条店

 

SACRAビル

錦天満宮

御池通

御池通の少し北に、

「京都国際マンガ

ミュージアム」が

 見えるよ。

姉小路通

京都国際マンガミュージアム

京都伝統工芸館

みずほ銀行

ベルア

メール

京都別邸

素そ む し

夢子 中国茶や韓国茶が

楽しめ、雰囲気も

エキゾチック。

モダンなファッ

ションビル。

曼殊院

修学院離宮

詩仙堂

神光院

京都御所

二条城

八坂神社

 知恩院

平安神宮南禅寺

永観堂

苔 寺

東寺

哲学の道

東福寺

泉涌寺

北野天満宮

大徳寺

妙心寺

伏見稲荷大社

松尾大社

大覚寺

桂離宮

鞍馬寺貴船神社

桃山

宇治

太秦

伏見稲荷

伏見桃山

伏見

西院

岩倉

貴船口

鞍馬

北野白梅町

国際会館

二条太秦天神川東映太秦映画村

上賀茂神社

下鴨神社

仁和寺

龍安寺

金閣寺

銀閣寺

清水寺

醍醐寺

平等院

高 雄

天龍寺

京都駅

北大路

出町柳

醍醐

修学院

一乗寺

宇 治

醍 醐

嵐山

東本願寺西本願寺

伏見稲荷

大原野

勝持寺

大原野神社

六地蔵

竹田

宇治

鈴虫寺

神護寺

黄檗 萬福寺

赤山禅院

延暦寺

高山寺

三千院寂光院

宇治上神社

● ●

●●

●●

● ●

●●

●●

●●

清涼寺

広隆寺

山科

小野

A1

A2

A3

A4

A5

A6

B1

B2

B3

B4

C1

C2

C3C4

D1

D2

D3地主神社

松尾大社

ご利

益スポット

 京都にはご利り

益やく

や霊れい

験げん

があら

たかとされる場

所が多く、遠く

から訪れる人も多

い。縁えん

起ぎ

や故こ

事じ

にあや

かるものも多いので、そのいわれを調

べてみると、思いがけない発見がある

かも?

31

A 合格祈願、学業・技芸成就

1. 北きた

野の

天てん

満まん

宮ぐう

 学問の神様・

菅すが

原わらの

道みち

真ざね

を祀まつ

り、受験生の信

仰を集める。「な

で牛」の頭をなでる

と、頭がよくなるといわれる。

2. 法ほう

輪りん

寺じ

 本尊の虚こ

空くう

蔵ぞう

菩ぼ

薩さつ

は、『今こん

昔じゃく

物もの

語がたり

『 枕まくらの

草そう

子し

』『平家物語』にも出てくる。

けがれを払い、知恵を授さず

けてくれる。

3. 錦にしきてんまんぐう

天満宮

 学問の神様・菅原道真を祀る。境内の牛

の頭をなでると知恵が授かるといわれる。

4. 白しら

峯みね

神じん

宮ぐう

 蹴け

鞠まり

の宗そう

家け

あったところで、

蹴鞠の神様が祀

られている。

 とくにサッカー上達の神様として有名。

5. 金こん

戒かい

光こう

明みょう

寺じ

/黒くろだに

谷さん

 文もん

殊じゅ

塔とう

に祀られる運うん

慶けい

作の文殊菩薩は日

本三大文殊菩薩のひとつ。受験シーズンは

合格を祈願する学生でにぎわう。

6. 壬み

生ぶ

寺でら

 この寺の「一いち

夜や

天てん

神じん

堂どう

」は、一夜にして

知恵を授かるといわれる。

B 諸願成就・一願成就

1. 一いち ごん じ

言寺/金こんごうおういん

剛王院

 千せん

手じゅ

観かん

音のん

菩薩像は、一言だけ祈願すれば

すぐに叶かな

うとして人気がある。

2. 頂ちょうほうじ

法寺/六ろっかくどう

角堂

 ひとつだけ願いがかなう

「一いち

言ごん

願い地蔵」や「縁結

びの柳」がある。生け花発

祥の地で、華か

道どう

上達のご利

益もあるとされる。

3. 清きよみずでら

水寺

 「 音おと

羽わ

滝」の清水は

古来から霊水

といわれ、長ちょう

寿じゅ

、恋愛、勉

学にご利益が

あるとされる。

4. 野ののみやじんじゃ

宮神社

 縁結び、進学の神様として知られ、境

内の「お亀かめ

石いし

」をなでると願いが叶うと

いう。

C 金運・出世・商売繁盛

1. 伏ふし

見み

稲いな

荷り

大たい

社しゃ

 商売繁盛・五ご

穀こく

豊ほう

穣じょう

の神様を祀る、稲

荷神社の総本宮。

2. 宗そう

旦たん

稲いな

荷り

 相しょう

国こく

寺じ

境内のお稲荷さんで、千せんの

利り

休きゅう

の孫の千せんの

宗そう

旦たん

に化ば

けた狐きつね

の伝説がある。

3. 京きょう

都と

ゑえ

びび

すす

神社

 日本三大ゑびすの一つで、ご利益は家か

運うん

隆りゅう

昌しょう

、商売繁盛。

4. 繁はん

昌じょう

神社

 豊臣秀吉の時代から、ここは「繁昌町」

と呼ばれ、商売繁盛、良りょう

縁えん

成じょう

就じゅ

のご利益

があるとされる。

D 縁結び・恋愛成就

1. 地じ

主しゅ

神社

 日本最古の

縁結びの神様。

本 殿 前 に「 恋

占いの石」が

10m ほ ど 隔 て

て 2 つ あ り、

石から石まで目を閉じて歩き、うまくた

どりつけば恋が成就するといわれる。良

縁・縁結びを願う男女や修学旅行生でに

ぎわう。

2. 鈴すずむしでら

虫寺/華け

厳ごん

寺じ

 一年中鈴虫の鳴き声が聞こえるので鈴

虫寺と呼ばれ、開運祈願・縁結びの寺と

して有名。女性に人気の幸福地蔵がある。

3. 安やす い こん ぴ ら ぐう

井金毘羅宮

 「縁切り・縁結び碑」がある。願い事

を書いて碑の表から裏へ通ると悪縁を切

り、裏から表へ通ると良縁に恵まれる。

1928 ビル旧毎日新聞社京都支局

京 の お 楽 し み

事前学習をしよう

どんないわれが

あるのかちょっと

気になるよネ

Page 6: このワークブックの使い方 も く じ · プランづくりって、 自分たちで自由に 作っていいんです か? でも、どうやったら テーマやプランが

    

 事前学習しながら、あるいは、その後に、自主研修の

テーマを決めるため関心をもったことを書き出そう。(34

頁のワークシートに記入しよう)

 また、このとき次のことに注意しよう。

   地域の個性・特性に注目

・自主研修のテーマは、来訪する地域にふさわしいテー

マとするよう、その個性や特性に注目しよう。

・地域の個性や特性は、自然、歴史、産業、社会、文化

など各分野にあるので、右表の京都の地域個性を参考に

しながら、自分が関心のある分野に注目しよう。

   

   京都は政治・文化の中心としての歴史が長 

 かったので、とくに歴史に注目

・中学歴史教科書には、国の歴史に関わる出来事や人物、

文化で、京都と関連する事物が多い。(右頁の表を参照)

その中から自分が関心をもったことを書き出そう。

・また、このワークブックの 6 〜 16 頁には、「京都の歴

史を訪ねる」として、京都の各時代の歴史年表と関連す

る名所・旧跡を紹介している。もう一度読んでみよう。

・さらに、テーマづくりのヒントとして、「平安京の都

づくり」、「金閣寺と銀閣寺」、「秀吉の京都大改造」、「東

京遷せん

都と

・衰退への挑戦」、「石と砂じゃ

利り

の枯かれ

山さん

水すい

の庭のわ

け」、「知るほどに面おも

白しろ

い京町家」、「あこがれの舞妓

さんのこと」を取り上げている。これらも参考にしよう。

   伝統文化、伝統工芸等の体験学習にも注目

・京都には、建築、庭園、美術、工芸、文学、芸能、芸げい

道どう

武道、宗教などについて、各時代ごとの個性や特性があ

る。 

・たくさんの国宝や重要文化財などがあって、実際に見

て体感できるものが多い。また、比較的狭い地域に公こう

設せつ

・私し

設せつ

のたくさんの博物館、資料館、美術館があるの

で、活用しやすい。(42 〜 45 頁の表参照)

・たくさんの修学旅行生が訪れるので、体験学習の機会が

豊ほう

富ふ

に提てい

供きょう

されていることにも注目しよう。(25 頁参照)

・また平安時代以降に創業した老し

舗にせ

がたくさんあって(46

頁の表参照)、今でもお店を続けている。だから、歴史

を思いながら、見て、触れて、味わって、体験できる。

みんなで、テーマを決めよう

32

S

TE P

テーマの決定

21

● 京都の地域個性をテーマにする場合のヒント (4〜5頁参照)

・約千年、政治・文化の中心地だった・天皇と貴族が居住しつづけた・権力者が遺

のこ

した多くの史跡、文化財・歴史的大事件の舞台の名

残ご

り(参照/ 40 〜 41 頁の時代別のテーマ)

・三方を囲まれた山から、川が流れる盆地・山

さん

紫し

水すい

明めい

の都・豊富な地下水・蒸

し暑い夏、底冷えの冬・生活習慣・町家・町並み・自然風土に根ざした生活文化・京料理や茶

ちゃ

の湯ゆ

の文化・伝統工芸の巧みな技術の保存・継承・伝統芸能の保存・継承・洗練された高い美意識・洗練されたもてなしの文化・京ことば(自然風土と共生する町家の工夫)(錦

にしき

市いち

場ば

はどのように繁盛してきたか?)(年中行事と和菓子の結びつきを探る)(名

めい

水すい

と暮らしの結びつき)(豊富な地下水と豆

とう

腐ふ

、湯ゆ

葉ば

、麩ふ

、味噌、京野菜、 京料理、名水と酒

しゅ

造ぞう

の結びつきなど)(名水と銘

めい

茶ちゃ

・茶の湯のつながりを探る)(老舗とお得意さんの関係は?)

・伝統産業の高い芸術性や、緻ち

密みつ

で高度な技術を生かした「京都ブランド」

・時代の動向を読む目め

利き

きの力・ハイテク企業の成長(老舗を巡って「京都ブランド」の知恵を探る)(琵琶湖疏水と水力発電事業の歴史を探る)(映画産業の足跡をたどる)(ハイテク企業の資料館で成長の秘訣を考える)

・大学の町、学問の町づくり・京都と多くのノーベル賞受賞者の関わり・国際交流都市、国際文化観光都市(大学のキャンパス・ミュージアム巡り—44・45頁参照)(外国人好みの観光スポットの魅力は何だろう?)(文化庁の京都移転を考える)

・地域個性 (たとえば、こんなテーマ)

 史

自然風土・生活・伝統産業・伝統文化

新しい産業

新しい文化

1

事前学習で関心をもったことを書き出そう

33

テーマの決定

主な出来事 人 物 文 化

平城京から長岡京へ遷都藤ふじわらたねつぐ

原種継暗殺長岡京から平安京へ遷都

桓かん

武む

天皇の律りつ

令りょう

政治の再建と蝦え

夷ぞ

(東北地方)の支配遣けん

唐とう

使し

の廃止藤原氏の摂

せっ

関かん

政治上

じょう

皇こう

の院いん

政せい

と荘しょう

園えん

の拡大武士の勢力の増大桓武天皇の子孫・平氏と清

せい

和わ

天皇の子孫・源氏の争い延えん

暦りゃく

寺じ

や興こう

福ふく

寺じ

の僧そう

兵へい

の増大平氏が政権を握り日

にっ

宋そう

貿易拡大源氏が平氏打

倒とう

の兵をあげる源

みなもと

義よし

経つね

、平氏を滅ぼす

後ご

鳥と

羽ば

上皇の承じょう

久きゅう

の乱六ろく

波は

羅ら

探たん

題だい

の設置

建けん

武む

の新しん

政せい

と南北朝時代足あし

利かが

尊たか

氏うじ

、室町幕府を開く足あし

利かが

義よし

満みつ

、室町に「花の御所」を造り、日にち

明みん

貿易を開始商人・手工業者が座

を作り発達京都は町

まち

衆しゅう

が寄より

合あい

で自治を行う交通が発達し、貨幣の流通が増加関所が設置され通

つう

行こう

税ぜい

が課か

された

応おう

仁にん

の乱(細ほそ

川かわ

氏し

・山やま

名な

氏し

が対立)戦国大名と下

克こく

上じょう

織田信長の入京本ほん

能のう

寺じ

の変山崎の合戦秀吉の京都大改造秀吉の大仏造りと刀

かたな

狩がり

朝ちょう

鮮せん

侵略と耳みみ

塚づか

徳川家康の全国支配徳川家康が二条城を築城(京都御所の守護と将軍上洛のときの宿泊所とした)都市が発達し、江戸、京都、大坂が三都とされた(京都は文化の中心地)商人、手工業者の組合が、株

かぶ

仲なか

間ま

を作り利益を上げた京都は西

にし

陣じん

織おり

、友ゆう

禅ぜん

染ぞめ

等で栄えた

禁きん

門もん

の変( 蛤はまぐり

御ご

門もん

の変)徳川慶

よし

喜のぶ

の大たい

政せい

奉ほう

還かん

桓かん

武む

天皇秦はた

氏し

陰おん

陽みょう

師じ

(小お

野のの

篁たかむら

・安あ

倍べの

晴せい

明めい

)坂

さかの

上うえ

田た

村むら

麻ま

呂ろ

空くう

海かい

、最さい

澄ちょう

菅すが

原わらの

道みち

真ざね

藤ふじ

原わらの

道みち

長なが

・頼より

道みち

紫むらさき

式しき

部ぶ

、清せい

少しょう

納な

言ごん

紀きの

貫つら

之ゆき

白しら

河かわ

上じょう

皇こう

平たいらの

清きよ

盛もり

、 源みなもとの

義よし

朝とも

後白河上皇牛若丸(源義経)空くう

也や

上しょう

人にん

(六ろく

波は

羅ら

蜜みつ

寺じ

源みなもとの

頼より

朝とも

後鳥羽上皇と 執

しっ

権けん

北ほう

条じょう

義よし

時とき

藤ふじ

原わらの

定さだ

家いえ

法ほう

然ねん

、親しん

鸞らん

一いっ

遍ぺん

、日にち

蓮れん

栄えい

西さい

( 臨りん

済ざい

宗しゅう

)道どう

元げん

( 曹そう

洞とう

宗しゅう

)鴨

かもの

長ちょう

明めい

、吉よし

田だ

兼けん

好こう

後ご

醍だい

醐ご

天皇足あし

利かが

尊たか

氏うじ

足あし

利かが

義よし

満みつ

と足あし

利かが

義よし

政まさ

雪せっ

舟しゅう

夢む

窓そう

疎そ

石せき

観かん

阿あ

弥み

、世ぜ

阿あ

弥み

織田信長豊臣秀吉千

せんの

利り

休きゅう

狩か

野のう

永えい

徳とく

、山さん

楽らく

( 障しょう

壁へき

画が

)長

谷せ

川がわ

等とう

伯はく

(水すい

墨ぼく

画が

)出いず

雲もの

阿お

国くに

(歌か

舞ぶ

伎き

徳川家康俵

たわら

屋や

宗そう

達たつ

(装そう

飾しょく

画が

)本ほん

阿あ

弥み

光こう

悦えつ

(蒔まき

絵え

等)尾

形がた

光こう

琳りん

(装飾画、蒔まき

絵え

等)松まつ

尾お

芭ば

蕉しょう

(俳はい

諧かい

)伊

藤とう

若じゃく

沖ちゅう

池いけの

大たい

雅が

円まる

山やま

応おう

挙きょ

坂本龍馬徳川慶喜岩いわ

倉くら

具とも

視み

、三さん

条じょう

実さね

美とみ

四し

神しん

相そう

応おう

、陰いん

陽よう

五ご

行ぎょう

悪あ く

霊りょう

を退散させる祭り真しん

言ごん

宗しゅう

(東とう

寺じ

)天てん

台だい

宗しゅう

(延えん

暦りゃく

寺じ

)日本人の生活に合った国

こく

風ふう

文化が興おこ

った文学の発展(源氏物語・ 枕

まくらの

草そう

子し

、古こ

今きん

和わ

歌か

集しゅう

・土と

佐さ

日にっ

記き

)平安貴族の衣食住と暮らし伝統工芸の発達寝しん

殿でん

造づくり

と池ち

泉せん

回かい

遊ゆう

式しき

庭てい

園えん

大や ま と

和絵え

、絵巻物(高こう

山ざん

寺じ

の鳥ちょう

獣じゅう

戯ぎ

画が

)浄

じょう

土ど

教きょう

と浄土教美術(阿

弥み

陀だ

堂どう

建築・阿あ

弥み

陀だ

如にょ

来らい

像ぞう

、末まっ

法ぽう

思し

想そう

と浄土の世界、平

びょう

等どう

院いん

の鳳ほう

凰おう

堂どう

平へい

家け

物もの

語がたり

( 軍記物 )新しん

古こ

今きん

和わ

歌か

集しゅう

鎌かま

倉くら

仏ぶっ

教きょう

(浄じょう

土ど

宗しゅう

、浄じょう

土ど

真しん

宗しゅう

、時じ

宗しゅう

、日にち

蓮れん

宗しゅう

、禅ぜん

宗しゅう

)禅ぜん

の文化(坐ざ

禅ぜん

、お茶、水墨画等)書しょ

院いん

造づくり

の建築と枯かれ

山さん

水すい

の庭園北山文化と東山文化金閣寺(義満)と銀閣寺(義政)田でん

楽がく

、猿さる

楽がく

、能のう

楽がく

、狂きょう

言げん

などが盛んになった和歌に変わり、連

れん

歌が

が流行庭づくり・芸能に優れた河

かわ

原ら

者もの

が活躍機はた

織おり

師し

、鍛か

冶じ

師し

など出現西陣織、染色、刀づくり町衆による祇園祭が行われた畳の部屋、木

綿めん

の衣服、味噌、醤油など和風の衣食住が普及

絢けん

爛らん

豪ごう

華か

な桃山文化平安京の大

だい

内だい

裏り

跡あと

の聚じゅ

楽らく

第だい

華やかな襖ふすま

絵え

、屏びょう

風ぶ

絵え

裕福な町衆の文化歌舞伎踊り茶ちゃ

道どう

の大たい

成せい

と「わび、さび」の文化茶ちゃ

室しつ

、茶ちゃ

庭にわ

、陶とう

器き

づくりが盛んになった

京都に町人の元げん

禄ろく

文化が開花観光旅行者が増え、寺社の祭

さい

礼れい

、縁えん

日にち

がにぎわった(祇園など花

街がい

の舞妓・芸妓が活躍し、もてなしの文化が盛んになり、都

みやこ

名めい

所しょ

図ず

会え

が当時のベストセラーになった)桂

かつら

離り

宮きゅう

、修しゅう

学がく

院いん

離り

宮きゅう

など簡素な建築

平安時代

鎌倉・室町時代

安土桃山時代

江戸時代

幕末

(注)黒字:中学社会の日本史の教科書より 青字:中学の日本史参考書より補足

平安以前

● 中学歴史教科書で扱う京都に関連する事項

Page 7: このワークブックの使い方 も く じ · プランづくりって、 自分たちで自由に 作っていいんです か? でも、どうやったら テーマやプランが

出 発  時  分

到 着   時   分

54

72

 昼食やお楽しみの時

間を見学時間に加え

て計画しよう

出発地

到着地

徒歩(   分)

徒歩   (   分)待機時間(   分)

到着

見学

出発

 時  分

(    分)

 時  分

費用

見学スポット

乗車

交通機関

下車

 時  分

(    分)

 時  分

費用

バス停 - 駅

バス停・駅

路線 - 系統

徒歩(   分)

徒歩   (   分)待機時間(   分)

到着

見学

出発

 時  分

(    分)

 時  分

費用

見学スポット

乗車

交通機関

下車

 時  分

(    分)

 時  分

費用

バス停 - 駅

バス停・駅

路線 - 系統

徒歩(   分)

徒歩   (   分)待機時間(   分)

到着

見学

出発

 時  分

(    分)

 時  分

費用

見学スポット

乗車

交通機関

下車

 時  分

(    分)

 時  分

費用

バス停 - 駅

バス停・駅

路線 - 系統

徒歩(   分)

徒歩   (   分)待機時間(   分)

到着

見学

出発

 時  分

(    分)

 時  分

費用

見学スポット

乗車

交通機関

下車

 時  分

(    分)

 時  分

費用

バス停 - 駅

バス停・駅

路線 - 系統

徒歩   (   分)待機時間(   分)

乗車

交通機関

下車

 時  分

(    分)

 時  分

費用

バス停 - 駅

バス停・駅

路線 - 系統

利用交通手段 □バス一日券           600 円       □地下鉄・バス一日券      900 円       □京都修学旅行1day チケット  700 円       □自主研修向タクシーサービス    円       □その他              円

徒歩(   分)

到着

見学

出発

 時  分

(    分)

 時  分

費用

見学スポット

徒歩(   分)

徒歩   (   分)待機時間(   分)

到着

見学

出発

 時  分

(    分)

 時  分

費用

見学スポット

乗車

交通機関

下車

 時  分

(    分)

 時  分

費用

バス停 - 駅

バス停・駅

路線 - 系統

徒歩(   分)

徒歩   (   分)待機時間(   分)

到着

見学

出発

 時  分

(    分)

 時  分

費用

見学スポット

乗車

交通機関

下車

 時  分

(    分)

 時  分

費用

バス停 - 駅

バス停・駅

路線 - 系統

徒歩   (   分)待機時間(   分)

乗車

交通機関

下車

 時  分

(    分)

 時  分

費用

バス停 - 駅

バス停・駅

路線 - 系統

徒歩(   分)

交通費             円

拝観・入場料          円

(駐車料)            円

昼食 - 飲み物代          円

おみやげ代           円

その他             円

費用合計

移動時間(バス、徒歩)  合計

待機時間        合計

移動時間(タクシー乗車)合計

見学時間        合計

昼食時間          

買い物・その他

計画時間の総計

100%

行程計画づくりワ—クシート 5このシートはコピーして使おう

55

 4コースづくりと行程計画

見学スポット   見学のポイント・知りたいこと・聞きたいこと(質問リスト)

見学時間を有効に活用できるよう、スポットごとの要

点を整理しておこう見学スポットと見学のポイントワ—クシート 6