ミャンマーの現在の経済および投資環境 ·...

ミャンマーの現在の経済および投資環境

ミン・スー大使

駐日ミャンマー連邦共和国大使館

2019年9月25日宮城県仙台市

Myanmar Embassy, Tokyo, 1


ミャンマー

貿易に関する最新情報

投資に関する最新情報

自由化と投資の機会

現在のミャンマー経済

未来へのビジョン

ミャンマーの経済成長

Myanmar Embassy, Tokyo,

3

Updates of GDP

4

アセアンにおける成長率の比較

Source – IMF WEO Myanmar Embassy, Tokyo,

ミャンマーの実質GDPにおけるセクターの貢献度 (%)

Source – IMF WEO


5


ミャンマー







ミャンマーの貿易額

(2015年-2016年) ～ (2018年-2019年8月)

The Ministry of Commerce, Myanmar

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

1 2 3

Content

2015-2016

2016-2017

2017-2018

2018 (Mini Budget)

2018-2019(Aug, 2019)

US$ Million


ミャンマーの貿易額

(2015年-2016年) ～ (2018年-2019 年8月)


数年次輸出輸入合計

1 2015-2016 11,136.88 16,577.95 27,714.83

2 2016-2017 11,998.54 17,211.06 29,209.61

3 2017-2018 14,850.66 18,686.95 33,537.62

4 2018 (Mini Budget) 8,832.18 9,859.32 18,691.50

5 2018-2019 (Aug, 2019)

15,474.24 16,576.96 32,051.19

主な輸出品目

1. 衣服

2. 天然ガス

3. バナナ（組織培養）

4. 牛、水牛など

5. ブラックマッぺ

6. 金属および天然鉱石

7. 緑豆

8. 天然ゴム

9. ゴマ

10. 落花生


ミャンマーの主要輸出入品目 ( 2018年-2019年8月)

主な輸入品目 1. 布地 2. 電気機器 3. 薬品 4. 肥料 5. 印刷用紙 6. プラスチック原料 7. 化学薬品 8. 小麦粉 9. 航空機および航空機関連部品 10. 飲料


分野別輸出商品

(2018 年– 2019年7月)

Myanmar Embassy, Tokyo, 10 The Ministry of Commerce, Myanmar

21%

3%

5%

10%

1%

55%

5%

Agricultural Products Animal & Animal Products Marine Products

Base Metal & Mineral Products Forest Products Industrial Products

Other Products

Myanmar Embassy, Tokyo, 11 The Ministry of Commerce, Myanmar

41%

32%

27%

2018-2019 (July) Import

1 Industrial Raw Material

2 Capital Goods

3 Consumer Goods

セクター別の商品の輸入

(2018 – 2019年 7月)

ミャンマーの主要輸出相手国

(2018年-2019年7月)


0.000

1000.000

2000.000

3000.000

4000.000

5000.000

6000.000

7000.000

8000.000

9000.000

China Thiland Singapore Japan India Indonesia American SouthKores

Malaysia Vietnam OtherCountries

US$ in Million

1486.150



ミャンマーと日本の貿易

(2015年-2016年)～ (2018年-2019年8月)


US$ in Million

0.00

500.00

1000.00

1500.00

2000.00

2500.00

2015-2016 2016-2017 2017-2018 2018 (Sep) 2018-2019 (Aug)

Export

Import

Trade Amount

ミャンマーと日本の間の主な取引品目 (2018年-2019年7月)


日本への主な輸出品目

衣服

エビ

ゴマ

ゴム

豆類


日本からの主な輸入品目

自動車・部品

機械および機械設備

建材

科学機器

鋼鉄


ミャンマー






分野別の投資認可 ( 1988年-89年) ～(2018 年- 2019 年7月)

Myanmar Embassy, Tokyo, 16 Source – DICA, Myanmar

投資法の下で

企業数 – 1779 社

総額 – 812億4919万3000

（US ドル）

経済特区法の下で

企業数 – 113 社

総額 – 17億2182万1000

（USドル）

分野別の投資認可（投資法）

( 1988年-89年) ～ (2018年 – 2019年7月)


分野別の投資認可（経済特区法）

( 1988年-89年) ～ (2018年 – 2019年7月)


国別の投資認可（投資法） ( 1988年-89年) ～ (2018 年- 2019年7月31日)


日本 - 第1o位企業数 - 116 社総投資額 - 12億846万4000（US ドル）

国数 - 50 ヵ国企業数 - 1779 社総額 ‐ 812億4919万3000 （USドル）

FDI Law Myanmar Investment Law

国別の投資認可（経済特区法） ( 1988年-89年) ～ (2018 年- 2019年7月31日)


日本 - 第2位企業数 - 39 社総投資額 - 5億3543万8000（ USドル）

国数 - 19 ヵ国企業数 – 113 社総額 – 17億2182万1000 （USドル）

分野別の稼働中の投資

( 1988年-89年) ～ (2018年 – 2019年7月31日)


投資法の下で

企業数– 1442社

総額 – 665億4621万8000 （ USドル）

経済特区法の下で

企業数– 110 社

総額 – 17億482万1000 （ USドル）

国別の稼働中の投資 (投資法）

( 1988年-89年) ～ (2018 年- 2019 年7月)


日本 - 第10位企業数 - 102 社総投資額 – 10億8707万8000（ US ドル）

国数 - 47 ヵ国企業数 – 1442 社総額 – 665億4621万8000（ USドル）

Myanmar Investment Law

国別の稼働中の投資（経済特区法） ( 1988年-89年) ～ (2018 年- 2019年7月)


日本 - 第2位企業数 - 37 社総投資額- 5億2643万8000（ US ドル）

国数 - 19 ヵ国企業数 - 110 社総額 – 17億482万1000（ US ドル）

分野別の稼働中の投資（投資法） ( 1988年-89年) ～ (2018年 – 2019年7月)


分野別の稼働中の投資（経済特区法） ( 1988年-89年) ～ (2018年 – 2019年7月)


ティラワ経済特区の現在の投資状況 ( 2014年11月25日～ 2019年8月)


2019年8月現在

113社に総投資額17億2407万ＵＳドルの投資を認可している

日本企業39社が5億3768万ＵＳドルを投資

ティラワ経済特区への投資国19カ国中、第2位という大きな投資

最新の会社登録数


2019年6月における会社登録数 – 65341件（100％オンライン申請）

2019年7月における会社登録数 - 66782 件 (100％オンライン申請）

Source – DICA, Myanmar


ミャンマー






近年における明確な自由化


4社にテレコムライセンス付与し

操業を許可金融サービス改革

新ミャンマー投資法経済特区法

会社法

卸売業および

小売業の自由化

自動車や自動車ショールームの輸入における

段階的な自由化

銀行および保険分野における

自由化

MyCo - ミャンマー企業オンライン

現行の自由化状況


• ミャンマー証券取引委員会（SECM）は、通知1/2019を

発した。内容は外国の団体や個人に、ヤンゴン証券

取引所（YSX）での株式の売買を許可するというもの。

株式市場における自由化

• 自動車ショールームからの預け入れ金額を１５憶

チャットから５億チャットに引き下げたことを商業省よ

り通知。

自動車ショールームの預け入れ額の

引き下げ

現行の自由化状況


観光業

の自由化

• ミャンマーは、二国間関係を強化し、またミャンマー

の観光部門を促進するため、日本、韓国、中国、

インドからの訪問者に、観光ビザの免除および到着

ビザの発給をさらに1年延長します。

投資の機会

Myanmar Embassy, Tokyo, 32 Source - DICA, Myanmar

33

ミャンマーの発電所設備容量（MW）

Sources : Ministry of Electricity and Energy (MOEE)

34

ミャンマーの発電所設備容量（MW）

Sources : Ministry of Electricity and Energy (MOEE)

総世帯数 : 1087 万7000世帯

電力供給済み世帯

2018-2019年度

480万 (44 %)

Source : World Bank

国家の電力マスタープラン（2014-2030）

35

MYANMAR Thai

Cambodia Lao

Vietnam China

Japan Korea

Malaysia Singapore

Brunei Philippines

Nepal India

Bangladesh Bhutan

Sri Lanka

• ASEAN, ASEAN+3, ＧＭＳ, BIMSTEC, BRI

• 統一された規則、規制と自由貿易ならびにサービスの開発

ACMEC エーヤワディー・チャオプラヤー・メコン経済協力

戦略

ASEAN (アセアン経済共同体 -2025)

ASEAN+3

GMS 大メコン圏

BIMSTEC ベンガル湾多分野技術経済協力イニシアチブ

36

地域の接続性と新たな傾向

ミャンマーの強みと機会

戦略的な場所

さまざまな分野への投資の可能性

改革への強い取り組み

低コストの労働力を提供する、大規模で若々しい人口

豊富な天然資源の供給 - 土地、水、ガス、鉱物

豊富な農業資源

観光の可能性

Myanmar Embassy, Tokyo 37

38 Myanmar Embassy, Tokyo,

大メコン圏経済回廊

南北回廊

東西回廊

南部回廊

北部回廊

西部回廊

中央回廊

東部回廊

南部沿岸回廊

北東回廊

昆明 - バンコク

モーラミャイン-ダナン

ダウェイ-クイニョン

ファンツェン-タム

タム-モーラミャイン

昆明-サッタヒープ

昆明-ホーチミン

バンコク-ナムカン

39

南寧市-バンコク


ミャンマー






ミャンマー連邦共和国の経済政策は人を中心としており、

包括的かつ継続的な発展を目指しています。

政府は2016年7月29日に12項目の経済政策を発表し、

「あらゆる分野で」市場志向型のシステムを開発すること

の重要性を強調し、国民和解を支持する経済的枠組みを

確立しました。

ミャンマーのビジョン

42

ミャンマーの持続可能な開発計画 (2018年–2030年)

目標 (1)

目標 (2)

目標 (3)

目標 (4)

目標 (5)

平和

国民和解

安全

健全な行政

経済の安定

確固とした

マクロ経済管理

雇用の創出

民間企業の主導に

よる発展

21世紀の社会における人材育成と社会生活の発展

国の次世代のための資源と自然環境

基盤となるもの(1) 基盤となるもの(2)

基盤となるもの(3)

平和と安定

豊かさと連携・協力

国民と大地

Myanmar Embassy, Tokyo 43

44

Email : [email protected] Web Page: http://www.myanmar-embassy-tokyo.net/eco2017


http://www.myanmar-embassy-tokyo.net/eco2017





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