メールニュース 第48号 2014. 5...3 第13回通常総会開催 第13...
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ASCoT メールニュース第 48 号をお届け致します。 暦の上では 5 月 5 日は立夏でした。同日,沖縄地方は梅雨入りとなりました。これからは
新緑とともに夏のおとずれが感じられると思いますが,異常気象が続く折,梅雨から夏に
かけ,この先はどうなるのでしょうか。皆様にはご健勝にてご活躍のことと存じます。 ASCoT の第 13 回通常総会は 5 月 23 日(金),名古屋プライムセントラルタワー・13 階・
名古屋会議室にて開催されました。(別掲参照) 通常総会に続いての特別講演会,情報交
換会にも多数の皆様が出席され大盛況にて終えることができました。皆様の御協力に感謝
申し上げます。 東日本大震災発生から、3 年以上が経過しましたが、現在も避難所での生活をされている
人達が多くいます。復興には解決すべき問題点が多々あるようで,多くのトラブルも発生
し、復興計画の見直しなども検討されているようです。特に東電福島第一原発では廃炉に
向けた作業が始まったようですが,関連する汚染水対策,放射性物質の除染など,まだま
だ時間がかかりそうです。 「がんばろう!日本」 NPO 法人 コンクリート技術支援機構(ASCoT)は、東日本大震災 被災地の復旧,復興
へのお役に立つよう支援を行ってきましたが,何かさらなる支援等出来ればと考えたいと
ころですので、皆様よりの関連情報等お待ちしております。 メールニュースは会員増,事業の拡大につながるよう、皆様の声を広くお聞きしながら
内容を充実して行きたいと考えています。本法人のさらなる発展のため、皆様からの情報,
近況等お寄せ下さるようよろしくお願い申し上げます。
■第 13 期・第1回理事会開催
平成 26 年 5 月 2 日(金)16:30~18:55,ASCoT 事務所隣の会議室にて、第 13 期・ 第 1 回理事会が開催されました。 理事会の前に、保険会社(東京海上日動)より、移動時の怪我や空撮事業に関連する保 険制度について説明を受けた。(今後は中島圭二理事に対応していただくこととした。)
メールニュース 第 48 号 2014. 5.28
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理事会での主な審議事項は下記のとおりです。 ☆ 各部会・委員会の状況報告並びに計画・審議 (検査診断部会,環境部会,補修部会,広報委員会[ホームページ,メールニュース], 教育・技術支援委員会,耐震性能評定委員会,恐竜像調査保存委員会,IT 化推進委
員会,研究委員会[コンクリート地球温暖化防止対策,コンクリート材料・製造・施 工の歴史調査,特殊構造物調査保存],将来ビジョン懇談会
☆ 会計報告 ☆ 技術認証委員会設置の現状報告 ☆ ASCoT 茶論の報告 ☆ 秋季研修会・特別研修会の件 ☆ 空撮事業の立上げと空撮委員会設置の件 ☆ 総会の件 ☆ 受託事業の件 ☆ その他 ■第 13 期・第 2回理事会開催
平成 26 年 5 月 23 日(金)(総会日),12:30~13:30,名古屋プライムセントラルタワ ー・1 階・HUGS にて、第 13 期・第 2 回理事会が開催されました。 主な審議事項は下記のとおりです。 ☆ 総会議案書の最終確認 ☆ 総会時の役割分担 ☆ その他
― 次回(第 13 期・第 3 回)理事会は平成 26 年 7 月 4 日(金)16:00~18:30,ASCoT 事務所隣の会議室にて開催予定です。―
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■第 13 回通常総会開催
第 13 回通常総会が平成 26 年 5 月 23 日(金)14:00~15:00,名古屋プライムセント
ラルタワー・名古屋会議室にて開催されました。
第 13 回通常総会
総会に引き続いて,特別講演会,情報交換会が開催されました。
主な内容は下記のとおりです。
日 時:平成 26 年 5 月 23 日(金)14:00~19:30 場所:名古屋プライムセントラルタワー 13F 名古屋会議室(総会,特別講演会) 2F The Opera (情報交換会) 主なプログラム
14:00~15:00 総会 15:30~17:00 特別講演会
演 題:「ブータン王国の国情と伝統的建造物の保存修復」 講 師:青木 孝義 氏
(名古屋市立大学大学院 芸術工学研究科 教授) 17:30~19:30 情報交換会
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概 要
― 総会は司会者・牧 保峯常務理事の開会宣言にて進行,谷川 恭雄理事長挨拶に続き、
議長に角 徹三理事を選任,会員総数 87 名のうち,過半数以上の委任状を含む出席者総
数 60 名の出席が確認され,総会の成立が宣言された。 続いて,議事録記名人として谷川 恭雄理事長と森野 奎二理事を指名し議事進行。
谷川 恭雄理事長による第 1 号議案・平成 25 年度(第 12 期)事業報告,小川 健常務理 事による第 2 号議案・平成 25 年度(第 12 期)活動計算書報告および田中 英雄監事によ る第 3 号議案・平成 25 年度(第 12 期)監査報告の説明がなされ,満場一致で承認され た。 続いて,谷川 恭雄理事長による第 4 号議案・平成 26 年度(第 13 期)事業計画(案)
および小川 健常務理事による第 5 号議案・平成 26 年度(第 13 期)活動予算書(案)の 説明がなされ,満場一致で承認された。 その他,渡辺 正雄専務理事より会員の動向が報告された。 以上をもって、すべての議案の審議が終了し,角 徹三議長は降壇,司会者・牧 保峯
常務理事より閉会の挨拶があり,第 13 回通常総会を閉会した。 総会終了後の特別講演会では青木 孝義教授による「ブータン王国の国情と伝統的建
造物の保存修復」の演題,親日的で幸せの王国と言われているブータンのお話に誰もが 期待感でいっぱい。独特の建築構造(版築*)による伝統的建造物の保存修復に奮闘さ れている青木先生のお話に興味深々,質問も多数,大いに盛り上がり、たいへん勉強に もなりました。
(*版築:木板などを用いた 2 枚の長方形のパネルで壁の両側を挟み、その間に土を盛っ
て突き固めながら一定の厚さの構造壁を積み上げる古代オリエント時代からの構造。) 会場を 2 階の The Opera に移しての情報交換会は仲野 壹理事,山口 昇三常務理事の 司会にて進行,畑中 重光副理事長の乾杯に始まり,途中,空撮委員会・渡辺 正雄委長, 中島 圭二幹事,谷川 寛委員ほかより会場に展示中のラジコンヘリの説明があった。 ほどよくお酒が入ったところで,アトラクションとして、
「Hatena」の奇術師 葉山 雅彦氏登場によるマジックショー開演,全員参加のマジック 「to be or not to be 」に挑戦,大いに盛り上がりました。 最後は吉兼 亨副理事長の締めにてお開きとなりました。
多数の皆様が参加され、明日の活力を得る有意義な一日となりました。―
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■コンクリート診断士受験講座開催のご案内
平成 26 年 5 月吉日
NPO 法人コンクリート技術支援機構 補修部会副部会長 犬飼利嗣
コンクリート診断士受験講座のお知らせ
拝啓 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚
く御礼申し上げます。
社会資本ストックの維持管理が注目されている中、コンクリート構造物の診断・補修・
補強に対する知識や業務に関して、コンクリート診断士の役割はますます重要性を増して
きています。こうした状況を踏まえ補修部会では例年行っている「コンクリート診断士受
験講座」を本年も開講したいと思います。受験生の皆様には、コンクリート診断士の試験
日を間近にして受験準備は怠りないと思います。本講座は、今年度も幅広い出題範囲の中
から基礎的な分野と受験者の皆様の弱点とされる分野を重点的に学びたいと考えています。
基礎的な理解をさらに深めたいと感じている点、ご自分の専門と違い理解しにくく苦手な
分野、過去問題の解説にどうも納得がいかない点がありましたら申し込み時にお知らせく
ださい。また、今年度は講師陣に愛知工業大学の森野奎二名誉教授と瀬古繁喜先生に加わ
っていただき例年にない強力な講師陣となり、興味深い講義内容となりました。
コンクリート診断士受験講座は下記の要項で実施いたします。参加希望者は、別紙申込
用紙に必要事項を記入し、6月9日(月)午前中までに ASCoT 事務所宛てにお申し込み下
さい。 敬具
記
日 時:平成 25 年 6 月 17 日(火)10 時 15 分~16 時 50 分
場 所:中日本ハイウエイ・エンジニアリング名古屋(株)9階 会議室
〒460-0003 名古屋市中区錦 1-8-11 DNI 錦ビル 講 師:犬飼利嗣(岐阜高専)、森野奎二(愛知工業大学名誉教授)、
瀬古繁喜(愛知工業大学)、山口昇三(ASCoT) 受講料:会員:1000 円・非会員:2000 円(当日集金・昼食は各自) 定 員:40 名程度
以上
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■インフラマネジメント講演会開催のご案内
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■ASCoT 茶論(常設公開講座)のご案内
NPO 法人「コンクリート技術支援機構」では、多くの方々と双方向での技術交流が
できる場を設定し、さらなる人材育成と技術の革新を推し進めるため「ASCoT 茶論」
を常設講座として開設しております。 第 1 回「ASCoT 茶論」を平成 23 年 4 月 13 日に開催(演題:良いコンクリートの見分
け方,論者:ASCoT 副理事長 吉兼 亨氏)し,以後,毎月 1 回開催を基本として続け
ています。 近々では,第 28 回を平成 26 年 4 月 18 日に開催・・・・(演題:東山動植物園コンクリ
ート製恐竜像の安全性に関する基礎的研究,論者:名古屋大学大学院 工学研究科 阪本 早弥菜氏)・・・し,東山動植物園にある昭和 13 年に作製されたコンクリート製恐竜像
の地震動に対する安全性評価(3 次元有限要素法を用いた応答挙動の評価)についてお話
をしていただき,皆様方と技術を柱に、親しく,楽しく,気楽に,大いに盛り上がって
います。 (ASCoT 茶論は建通新聞紙上に内容の概略,当日の状況等が報道されています。)
◇次回(第 29 回)は,6 月開催予定です。5 月は ASCoT の総会,特別講演があるため
ASCoT 茶論はお休みをいただき 6 月開催を予定しています。日時,演題等,確定次第,
次号のメールニュースほか、別途,配信・ご案内致します。ご期待下さい。 茶論は、普段、聞けないあるいはしゃべれない疑問点,思っていることなど,自由な本
音の対談会を行う場です。気楽にご参加下さい。
参加費:会員 1,000 円 / 会員外 2,000 円(情報交換会費を含む)*学生無料 問い合わせ及び申込み先: NPO 法人 コンクリート技術支援機構(ASCoT) 〒460-0006 名古屋市中区葵 1 丁目 27-37 新栄シティハイツ 202 号 TEL:052-979-2107 FAX:052-937-6553 E-mail:[email protected]
― 「ASCoT 茶論」のご案内は,別途,広報・配信しています。―
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〖 部会・委員会の動向 〗
■検査診断部会
・平成 26 年 4 月 24 日(木)14:00~17:00, ASCoT 事務所隣の会議室にて
「赤外線サーモグラフィによる構造物診断基礎セミナー」および第 13 期・第 1 回検査
診断部会を開催した。 (参加者:赤外線セミナー21 人,部会 17 人)
主な内容は下記のとおりです。
・14:00~15:00,「赤外線サーモグラフィによる構造物診断基礎セミナー」 日本アビオニクス(株)中部支店の寺岡孝祐氏および光束電子(株)山田隼人氏が
赤外線サーモグラフィによる構造物診断の事例,留意点などの説明講習を行った。 同時に ASCoT が購入した「サーモギア G100 シリーズ」についての操作手順など、
取り扱い説明を受けた。 ・ 15:00~17:00,第 13 期・第 1 回検査診断部会 ・自己紹介
・前回議事録の確認
・東山動植物園恐竜像の調査状況報告
・特殊構造物調査保存研究委員会の状況報告
・IT 化推進委員会について
・空撮委員会について ・総会について ・「山口利尚会員(㈱中研コンサルタント)によるインドの橋梁調査事例報告。」 ― 山口会員より国際協力機構(JICA)関連の海外橋梁整備調査のうち,インド
における橋梁整備調査に技術協力された大変貴重で興味深い体験談についてお
話をしていただいた。橋梁の劣化状況,インド人の日常生活など,その中に,
中日新聞に投稿して佳作を受賞した少女の写真もあり,大いに盛り上がった―
(部会終了後、同会議室において情報交換会を行った。) ・次回(第 13・第 2 回)部会は平成 26 年 7 月 28 日(月)15:00~17:30, ASCoT
事務所隣の会議室にて開催予定。
― 詳細については,別途,配信・ご案内致します。―
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■環境部会
・平成 26 年1月 8 日(水)開催の理事会にて潤田輝美常務理事(環境部会長)より平成
26 年1月 17 日(金)に名古屋都市センターで開催された環境創造研究センター主催の
講演会「戦略的環境アセスメントについて考える」(講師:名古屋大学名誉教授・島津
康男氏)の詳しい報告があった。
主な内容は下記のとおりです。
一般社団法人 環境創造研究センター 講演会
「 戦略的環境アセスメントについて考える 」
主 催:一般社団法人 環境創造研究センター
日 時:平成 26 年 1 月 17 日(金)14:00~16:00 会 場:名古屋都市センター14 階 特別会議室 (名古屋市中区金山町 1-1-1) 演 題:「戦略的環境アセスメントについて考える」 ~ 今、リニア新幹線,日韓トンネルは・・・ ~ 講 師:名古屋大学名誉教授 島津 康男 氏
(専門領域:地球物理学,地球システム科学,環境アセ
スメント,「アセス助っ人」)
コメンテーター:
中部国際空港連絡鉄道(株)代表取締役専務(元愛知県環境部長)
藤井 敏夫 氏
中部大学中部高等学術研究所教授
(一般社団法人 環境創造研究センター 理事長)
福井 弘道 氏
― 次回部会の開催日は未定。決定次第,別途,配信・ご案内致します。―
■補修部会
・平成 26 年 6 月 13 日(金),現場見学会を開催予定。
主な内容は以下のとおりです。
現場見学会のご案内
前略 時下益々ご清祥のこととお喜び申し上げます.日頃は,補修部会の活動にご協力
いただき誠にありがとうございます.
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さて,この度 JR 東海様のご厚意により東海道新幹線高架橋大規模改修工事の現場見学
会を開催させていただくことになりましたので奮ってご参加ください. 草々
記
日 時:平成 26 年 6 月 13 日(金)14:30 集合 見学時間:14 時 30 分から 17 時 15 分頃まで 集合場所:名鉄大里駅改札口 内 容:見学会 JR 東海 東海道新幹線 奥田高架橋の改修工事 募集人員:20 名程度(先着順) 会場の都合により定員 20 名程度で実施予定です。申込み先着順とさせて
いただきます。 参 加 費:会員(無料),非会員(1,000 円) 情報交換会:名古屋駅周辺(会費:3,000 円) <><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><
><><><> 申込み:コンクリート技術支援機構(ASCoT) 補修部会
平成26年6月13日(金) JR 東海 東海道新幹線奥田高架橋の改修工事
FAX:052-937-6553 , E-mail:[email protected]
会社名
参加者名 見学会 情報交換会 携帯番号
① 出・欠 出・欠
② 出・欠 出・欠
③ 出・欠 出・欠
先着順とさせていただきましたが、1社で複数名お申込みいただいた場合、申込み人数
によっては会員各社1名になるように調整させていただく場合がありますのでご了解
願います。
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■耐震性能評定委員会
・平成 26 年 1 月,2 月は 3 回開催。3 月は2回,4 月は 1 回開催した。5 月,6 月は 2 回
開催予定となっており,引き続き鋭意活動中。
■コンクリート地球温暖化防止対策研究委員会
・ 研究成果報告会を平成 26 年 3 月 27 日(木)15:00~17:00,ASCoT 事務所隣の会議
室(202 会議室)にて開催した。
「研究委員会報告書」の説明を木村正彦幹事が行った。
主な内容は下記のとおりです。
「コンクリート地球温暖化防止対策研究委員会報告書」
第 1 章 はじめに 第 2 章 副産物を有効活用したコンクリート 第 3 章 ヒートアイランド防止など環境保全に役立つコンクリート 第 4 章 コンクリートの二酸化炭素排出原単位 第 5 章 コンクリートのカーボンフットプリント 第 6 章 コンクリートによる地球温暖化防止対策の実施例 第 7 章 おわりに―オフセット・クレジットの浸透を
―「研究委員会報告書」は平成 26 年 5 月 23 日・第 13 回通常総会時に会員に配布した。―
■コンクリート材料・製造・施工の歴史調査研究委員会
(新規研究委員会,委員長:寺西浩司 名城大学教授,本法人理事) ・平成 25 年 7 月 26 日(金)16:00~18:00,ASCoT 会議室に於いて,準備委員会を
開催した。
◇委員会構成(敬称略) 委員長:寺西浩司(名城大学・ASCoT),副委員長:吉兼 亨(宇部生コンクリート㈱・
ASCoT),幹事:犬飼利嗣(岐阜高専),書記:朴 相俊(金城学院大学)・・・他各位 ◇活動内容
コンクリート材料・製造・施工の歴史に関連する文献調査を行う。 ・平成 25 年 9 月 3 日(火)第 1 回委員会開催。 ・平成 25 年 10 月 30 日(水)第 2 回委員会開催 ・平成 26 年 1 月 7 日(火)第 3 回委員会開催。
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・平成 26 年 3 月 28 日(金)第 4 回委員会開催。(ASCoT 事務所,15:00~17:30) 委員長より、報告書のイメージが示された。報告書をまとめた上で、本の出版を目
指したい意向。 ・平成 26 年 6 月 6 日(金)第 5 回委員会開催予定。
(ASCoT 事務所,16:00~203 号室) ■特殊構造物調査保存研究委員会
(新規研究委員会,委員長:河邊伸二 名古屋工業大学教授,本法人常務理事) 1)目的:昭和前期に多数築造された東山動植物園の恐竜像のような芸術性を持って、
広く民衆に親しまれているコンクリート造の造形物(主に宗教関係が多い)が劣化
してきている。これらは屋外に設置されており、地震や風雨に耐えている。補修さ
れているものもあるが、放置されている像も多く、このままでは、やがて崩壊して
貴重な文化財が消滅する恐れがある。 これらの像は設計図や工事記録等の資料はほとんど無く、そのためか補修も内部の
構造は理解せずに表面の劣化部の処理をして塗装しているだけである。 鉄筋コンクリート造の耐用年数と言われる築 60年前後に補修されているものもある
が、それから 30 年程度経過している。 そのため本研究委員会ではこれらの評価と調査方法や保存方法のマニュアルを作成
し、今後の調査保存に活用することを主な目的とする。
2)方法:現在,東山動植物園に昭和 13 年以来,地震,台風などの自然災害に耐えて, 棲息している金網モルタル造の恐竜像の調査が行われている。 今後,その調査・研究の成果を踏まえて、次年度以降に保存案を作成し,その後、
保存工事が行われる予定である。 その成果および金城学院大学・朴研究室が行っている「東海地方における巨大コン
クリート像の保存状況に関する調査研究」の成果も活用する。 ・平成 26 年 1 月 20(月)15:30~17:30,ASCoT 事務所に於いて第 1 回準備委員会
を開催した。
◇委員会構成 委員長:河邊伸二(名古屋工業大学・ASCoT),幹事:渡辺正雄((有)M&T・ASCoT), 委 員:牧保峯(ASCoT),朴相俊(金城学院大学),内田香寿美(金城学院大学),
野々山裕美(金城学院大学),中村慎吾(名古屋工業大学) 三浦泰人(名古屋大学),阪本早弥奈(名古屋大学),藤森繁(大同大学), 斎藤和秀(竹本油脂㈱),前田勝美(中部復建㈱),中村正行(㈱リノテック)
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・平成 26 年 2 月 27 日(木)18:00~20:00,ASCoT 会議室にて 第 2 回準備委員会開催。
・平成 26 年 4 月 11 日(金)16:00~18:00,ASCoT 会議室にて 第 3 回準備委員会開催。
委員会での役割分担として全体のまとめを藤森幹事にお願いする事とした。 ・平成 26 年 5 月 12 日(月)14:00~17:00,東山公園ガストにて幹事会開催。 今年度の計画
昨年度に続いて,空撮委員会と協働して 4 像を調査する。 成果報告は 27 年 4~5 月の予定。 各市の観光課に広報する。 役割分担と研究委員会報告書目次(案)
・平成 26 年 6 月 25 日(水)17:00~19:00,ASCoT 会議室にて
次回委員会開催予定。 〈これまでの主な調査〉
*東山動植物園恐竜像については別掲参照。
◇刈宿大仏(おおぼとけ)像(西尾市)
・平成 25 年 9 月 28 日(土),第 1 回現地調査を実施した。 西尾市刈宿,常福寺の大仏を調査 参加者 ASCoT:渡辺 正雄 専務理事,牧 保峯 常務理事
金城学院大学 朴研究室:内田 香寿美氏,野々山 裕美氏 西尾市 地元協力者:岩瀬 征之氏,岩瀬 信子氏
―RC+外皮金網モルタル造,高さ 14m,大正 13 年着工,昭和 3 年建立(開眼),昭和の
大典(昭和 3 年)を記念して建立された。通称「常福寺の大仏さん」,「刈宿の大仏」
と呼ばれている。 常福寺住職 渡邊 順一氏(浄土宗西山深草派 天澤山 西光院)より説明及び資料の提
供を受けた。今後,住職の許可が得られたので小径コアを採取し強度,成分分析等を
実施する予定。― 〈調査に合わせて,国宝・金蓮寺弥陀堂(1186 年,源頼朝の命によって,三河守護の 安達盛長が建立),及び旧糟谷邸(愛知県指定文化財),尾崎士郎記念館等を見学した。〉
・平成 25 年 11 月 16 日(土),第 2 回現地調査を実施した。 鉄筋探査,ソフトコアリングにてコア採取。 ・平成 26 年 3 月 28 日(金)および 29 日(土),3D レーザースキャナー計測実施。
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◇三谷子安弘法大師像(蒲郡市)
・平成 25 年 10 月 10 日(木),第 1 回現地調査を実施した。 蒲郡市三谷町,金剛寺の子安弘法大師像を調査 参加者 ASCoT:大谷 武雄氏(会員),渡辺 正雄 専務理事 金城学院大学 朴研究室:内田 香寿美氏,野々山 裕美氏 ―SRC+外皮金網モルタル造,30m(像高 17.78m),昭和 13 年建立, 金剛寺の住職,
和尚さん及び蒲郡市財務課 小野山 泰正係長より資料の提供と説明を受けた。 今後,内部に入る許可が得られたので次回は内部の調査を実施する予定。―
・第 2 回現地調査を予定。(期日未定) ◇聚楽園大仏像(東海市)
・平成 25 年 11 月 1 日(金),第 1 回現地調査を実施した。 RC+外皮金網モルタル造,19m,昭和 2 年建立,普済寺。
■広報委員会
・「ASCoT 茶論」,公開講座など、引き続き建通新聞等を利用し広報活動を行う。
広報先:ASCoT 会員,JCI 中部支部,中部セメントコンクリート研究会,生コンクリ
ート工業組合(愛知,岐阜,三重,静岡),日本建築学会東海支部,土木学会中部支部,
JSCA(日本構造技術者協会,柴田氏),建設事務所協会(奥村氏),コンサルタント協
会,建設業協会,ゼネコン,国交省,マンション管理会社,建通新聞他マスコミ,他
・入会申込書の書式を新たに作成(団体会員および個人会員)し、ホームページにて団
体用はアクセスできるようにし,個人用は ASCoT 事務所に問い合わせ要とした。
・将来ビジョン懇談会の意見を取り入れASCoT技術相談コーナーをホームページに開設。
・JCI コンクリートテクノプラザ 2013 への出展に関連して、建通新聞に ASCoT の特集
記事を掲載,合わせて団体会員の名称も紹介掲載した。(建通新聞 7 月 8 日(月)発行)
・建通新聞 平成 26 年 1 月 1 日(水)発刊の新春特集号に団体会員名を明記した ASCoT広告を掲載した。
― 予定行事はホームページにアップしています。―
■教育・技術支援委員会
・平成 25 年度、計画された研修会,講習会等に対し、主催者からの依頼による講師派遣,
講師紹介は好評を博し終了した。
・平成 26 年度計画されている研修会,講習会につき講師派遣,講師紹介は現時点では下記
のとおり進行中。
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〈 平成 26 年度計画中の講師派遣および講師紹介 〉
◇ 日 時: 平成 26年 6 月 6 日(金)13:30~16:30
主 催: 公益財団法人 三重県建設技術センター (共 催) 一般社団法人 三重県建設資材試験センター 後 援: 三重県県土整備部 場 所: 三重県総合文化センター 生涯学習センター4 階 大研修室 内 容: 平成 26 年度建設技術研修
「コンクリート施工の不具合対策(土木構造物編)」 講 師: 広島工業大学 工学部 都市デザイン工学科 教授 十河 茂幸 氏
◇ 日 時: 平成 26年 7 月 17 日(木)(予定)
主 催: 一般社団法人 三重県建設資材試験センター (共 催) 公益財団法人 三重県建設技術センター
場 所: 三重県総合文化センター 文化会館 内 容: 「コンクリート施工管理研修」~建築編~ 講 師: 愛知工業大学 工学部 建築学科 准教授 瀬古 繁喜 氏
■ASCoT 関係 DVD
☆ 平成 23 年 10 月,10 周年記念として DVD を作成。 Title 1「 ASCoT のあゆみ」(IRC の時代から ASCoT の設立に関わった方々,当時の
各部会長他にインタビューをし、総会,各部会活動,講演会活動とともに DVD に収録
したもの,21 分)。 Title 2「十周年祝賀会」(十周年祝賀会当日 10 月 20 日の様子を収録したもの,26 分)。
― 会員の皆様に平成 23 年 12 月に発送・配布。― ☆ 平成 24 年 3 月,ASCoT の紹介用に 3 分程度のプロモーション DVD を制作。
■将来ビジョン懇談会
平成 26 年 4 月 2 日(水)16:00~18:00,ASCoT 事務所にて,第 26 回将来ビジョン
懇談会を開催した。
・田中委員長より配布された資料「コンクリート製造の環境負荷低減に対する問題解決 の多様な課題に対する緩和・適応策に ASCoT として貢献できる取組み」・・・,等に
ついて懇談を行った。 ◇ 田中委員長が平成 22 年 4 月~平成 25 年 3 月までを纏めた「将来ビジョン懇談会」
―中間報告書― は,平成 25 年 5 月 24 日,第 12 回通常総会の折,会員に配布した。
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― 次回(第 27 回)将来ビジョン懇談会は,平成 26 年 6 月 4 日(水)16:00~18:00,ASCoT 事務所にて開催予定。多数の皆様の参加を歓迎致します。気楽にご参加下さい。―
■技術相談コーナーの設置について
・平成 25 年 8 月 22 日からホームページ上に「技術相談コーナー」を設置して,試行的
に技術相談に応じることとした。 ・「技術相談コーナー」のチェック等,担当窓口業務は,青山宏昭理事にお願いすること とした。
・平成 26 年 1 月 8 日の理事会にて、青山宏昭理事より、技術相談報告書のフォーマット
の提案があり、承認された。 ・今後の回答書作成の手順としては、青山理事に 1 週間程度でまとめていただいた回答
案(どの理事からも回答が寄せられない場合は、青山理事が指名)を全理事に提示し
て意見をいただいた上で、質問者に回答することとした。 尚,「技術相談コーナー」のチェック等,担当窓口業務は,青山宏昭理事にお願いする
こととした。
■技術認証委員会設置について
・平成 24 年 11 月 27 日開催の理事会にて審議した結果、まずコンクリート関連の大臣認
定の指定性能評価機関の認可申請に向け準備し,本法人は「建築基準法第 77 条の 56の規定に定める指定性能評価機関として行う法第 68 条の 26 第 3 項(法第 88 条第 1項において準用する場合を含む)の評価業務」を実施することを決議した。
現在,国土交通省大臣認定機関としての申請用書類を,長谷川哲也常務理事が作成準
備し,国土交通省担当官と折衝中。
■東山動植物園恐竜像調査保存委員会について
・平成 25 年 1 月~平成 25 年 7 月 1 日「東山動植物園恐竜像調査保存に関する連携と協
力の協定」締結までの活動内容については「メールニュース第 37 号」を参照。 ◇東山動植物園再生プランでは、開園 1 周年(昭和 13 年)を記念して建設された恐竜像
を歴史文化的施設として保存・活用することを目指している。
このため、設置から 70 年以上経過した恐竜像の保存を目的として、東山動植物園と
ASCoT,JCI 中部支部,中セメの 3 団体は「東山動植物園恐竜像調査保存に関する連
携と協力の協定」を締結し目的を推進することとなった。
委員会名称は「東山動植物園恐竜像調査保存委員会」とすることとした。
委員長:河邉 伸二氏(名古屋工業大学教授・本法人常務理事)
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◇「東山動植物園恐竜像調査保存に関する連携と協力の協定」の締結式を下記のとおり
開催した。
日 時:平成 25 年 7 月 1 日(月)午前 11 時 00 分~ 場 所:東山総合公園事務所 会議室(千種区東山元町 3 丁目 70 番地)
内 容:趣旨説明,協定書への署名,挨拶
出席者:
NPO 法人コンクリート技術支援機構 理事長 谷川 恭雄 氏
公益社団法人日本コンクリート工学会中部支部 支部長 梅原 秀哲 氏
(代理出席 河邊 伸二 氏)
中部セメントコンクリート研究会 会長 内田 祐市 氏
(代理出席 吉兼 亨 氏 )
名古屋市東山総合公園 総合公園長 小林 綾子 氏
◇平成 25 年 7 月 16 日(火)(株)リノテック,中村氏他 2 名が,恐竜像下部の浮きを調
査実施。(打音による外側の浮き調査。)
◇平成 25 年 7 月 18 日(木)全体工程表作成(渡辺専務理事,金森氏)
◇平成 25 年 8 月 19 日(月)13:30~第 1 回東山動植物園恐竜像調査保存委員会開催。
◇平成 25 年 11 月 11 日(月)10:00~11:30,東山公園事務所にて 7 月 1 日締結した
事項に関連し,調査保存の施行に関する覚書締結に向け,打ち合わせを行った。
― その後,平成 25 年 12 月 13 日(金),「平成 25 年度 東山動植物園恐竜像調査保存の施
行に関する覚書」を名古屋市と他 2団体を代表して NPO 法人 コンクリート技術支援機
構とで締結した。
調査対象:イグアノドンとブロントサウルス
調査期間:平成 26 年 3 月 31 日まで
調査内容:開腹,外観調査,コンクリート材料試験
◇平成 25 年 12 月 16 日(月),17 日(火)9:00~,東山動植物園恐竜像開腹による内
部調査実施。
恐竜像(イグアノドン,ブロントサウルス)に人が入れる大きさの穴(縦横約 50 ㎝)
をあけ、鉄骨,鉄筋の錆など内部状況の調査,表面の劣化状態調査,コンクリート強
度等を把握するための試験片採取等を実施した。
今後,鉄筋の劣化状況,耐震調査などもした上で、修復方法などを検討する。
― 胴体の一部を開けるなどの本格的な劣化調査は初めてであり,中京テレビ,メ~テレ,
中日新聞等,マスコミ多数取材,調査保存委員会委員長である河邊伸二・名古屋工業
大学教授(本法人:常務理事)はマスコミ取材にも追われて多忙であった。―
(中京テレビで放映,中日新聞 2013 年 12 月 17 日(火)記事他参照)
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◇平成 25 年 12 月 18 日(水),ASCoT 検査診断部会で、名古屋工業大学・河邊研究室の
中村慎吾氏が「東山動植物園恐竜像に関する研究」と題して、内視鏡を使用した調査
結果などを発表した。
◇平成 26 年 1 月 27 日(月),株式会社 セメント新聞社(東京都中央区京橋)記者、
改発 大輔氏が恐竜像調査保存委員会および ASCoT の活動状況について取材に来名。
18:00~19:00,ASCoT 事務所会議室にて,調査保存委員会委員長である河邉伸二氏
(名古屋工業大学教授,本法人常務理事)が主として対応。 他,渡辺正雄 専務理事,
牧保峯 常務理事も対応した。
◇平成 26 年 2 月 3 日(月),恐竜像内部 3D スキャナ測定。 ◇平成 26 年 2 月 10 日(月),検査・診断部会,恐竜像内部,外部見学会開催。 (中日新聞 2014 年 2 月 11 日(火)記事参照) ◇平成 26 年 2 月 27 日(木),第 2 回東山動植物園恐竜像調査保存委員会開催。 ◇平成 26 年 3 月 20 日(木),東山総合公園事務所にて成果報告会開催。 河辺伸二委員長(名古屋工業大学)ほか,東山総合公園,ASCoT,JCI 中部支部,
中部セメントコンクリート研究会,名古屋工業大学,名古屋大学,(株)リノテック 中部復建(株)が参加。 ◇平成 26 年 5 月 12 日(月),10:00~17:00,東山公園事務所にて
第 3 回東山動植物園恐竜像調査保存委員会開催。 主な内容は以下のとおりです。 1.恐竜像の調査 10:00~17:00 2.重要文化財の温室見学 13:00~14:00 3.委員会 14:00~16:00 委員長の挨拶 委員の自己紹介 昨年度の総括 構造解析の講演 今年度の計画 ・次年度に(コンサルに)設計発注が可能なような資料を作成する。 ・構造解析の見直し,地質調査,脚部基礎調査,鉄骨詳細調査,鉄筋・金網の詳細
調査,内部より赤外線調査,貫通クラック調査,腕や首,尾部分の内視鏡調査を
実施する予定。 ・劣化状況が著しい部分があるので,緊急に補修しなければならないところと補強
後でよいところは区別して調査し,補修・補強工法の提案。 ・その他
―今後の予定― 幹事と東山公園との打合わせを 6 月上旬に行い今年度の計画を推進する予定。
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■IT 化推進委員会
・平成 26 年 1 月 8 日(水)10:00~14:30,ASCoT 事務所隣の会議室にて第 3 回 ITリテラシー向上講習会を開催した。(講師:松阪興産㈱山田氏)
・平成 26 年 1 月 8 日(水)13:00~14:00,ASCoT 事務所隣の会議室にて IT 化推進
準備委員会を開催した。
委員会構成:中島,田中,渡辺,山口,青山,高垣内
平成 26 年 4 月に正式発足する予定。
年,2~3 回委員会開催予定。
・平成 26 年 3 月 7 日(金)13:00~14:00,ASCoT 事務所隣の会議室にて第 2 回準備
委員会開催。
・平成 26 年 3 月 25 日(火)10:00~16:00,ASCoT 事務所隣の会議室にて第 4 回 IT リテラシー向上講習会(iPad 講習会)を開催。(講師:松阪興産㈱山田氏)
■空撮委員会
(新規委員会)
・今年度新設された委員会で、空撮事業を行う。今年度は、特殊構造物調査研究委員会
が関わっている 4 像を空撮する予定。
後期より、会員からの仕事を受託し、来年度より本格的に事業活動を展開する予定。
ラジコンヘリを使用する。
・平成 26 年 4 月 11 日(金),第 1 回委員会を開催した。
〈委員会構成〉 委員長 :渡辺 正雄
(敬称略) 幹 事 :中島 圭二
広報・情報管理担当:杉田 実
事務局 :金森 芳夫
委 員 :谷川 寛, 藤森 繁
・平成 26 年 5 月 9 日(金), 第 1 回フライト実施(空撮初フライト) 10:00~長島の河畔で実施した。 渡辺専務理事(委員長)とオオスホビープラザの岩崎三男専務とで納品の確認を行っ
た。詳細は納品確認書による。 S-1000 は取扱の説明を受けた後,フライトで性能確認した。ファントムⅡも同様に説 明とフライトを行った。これは谷川 寛氏が管理することとした。 今後,安全管理を十分に行う必要があり,取り扱いマニュアルの作成,訓練計画の作 成を行う予定。
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・平成 26 年 5 月 23 日(金),ASCoT 第 13 回通常総会後の情報交換会(会場:名古屋 プライムセントラルタワー 2F The Opera)にて会場内にラジコンヘリを展示,説明を 行った。
■その他
☆ テストハンマーなどの非破壊試験用機器を購入,会員に貸し出すこととした。
☆ ASCoT の「コンクリートの収縮ひび割れ研究委員会報告書,2011 年 5 月」および
ASCoT「廃コンクリート塊を使用した再生コンクリートに関する研究報告書,[住宅
団地・建替え工事のケーススタディ]平成 22 年 3月について購入申し込みがあり,「コ
ンクリートの収縮ひび割れ・・・」,「廃コンクリート塊・・・」ともに、1 冊 3000円,両報告書を 1 冊づつ同時購入の場合は 2 冊で 5000 円,ひび割れのみ 2 冊,廃コ
ンクリートのみ 2 冊の場合は 1 冊 3000 円にて頒布することとした。
(国交省より、ASCOT が出版した書籍の価格について問い合わせがあったが、これに
ついては無料で寄付することとした。)
〖 会員の動向 〗
・住所変更(事務所移転)
団体会員
(株)中部都市整備センター 岩井 信幸氏 (建築部長)
部会:補修・環境
→ 新住所:〒460-0003 名古屋市中区錦三丁目 6 番 29 号サウスハウスビル 7F
TEL:052-957-1260(変更なし) ・新入会員(H26.4 月より)
個人会員
三浦 泰人氏(名古屋大学大学院 工学研究科 社会基盤工学専攻
構造・材料工学講座 助教授)
部会:検査診断
・新入会員(H26.5 月より)
個人会員
杉田 実 氏 (前 ㈱建通新聞社 中部支社 名古屋支局 部長)
部会:空撮委員会ほか広報
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〖 会員だより 〗
☆ ASCoT 理事 仲野 壹氏のご令嬢,仲野 麻紀氏(パリ在住)は現在,世界各国に於い
てコンサート「音楽の対話」活動を行っています。
日本における近々の活動は下記のとおりです。機会をみて是非ご参加下さい。
Stephane Tsapis + Ky “Charlie and Edna”
ギリシャとフランスの文化を併せ持つパリ在住新世代ジャズピアニスト・作曲家
ステファン・ツァピスのピアノトリオ
―フランスのエスプリ、ヨーロッパからギリシャへと続くアジアヨーロッパ民族音楽的
旋律を持つツァピスの楽曲。
作品はチャップリン映画「移民」のためにツァピスが作曲したテーマ「チャーリー」
に始まり、プロコフィエス、モンク、ビートルズ、オリジナルとを織り交ぜながら、
最後にチャップリン映画の女優「エドナ」のテーマで締めくくられている。
日本人サックス奏者 仲野麻紀とウード&ギター奏者 ヤン・ピタールによるユニット
Ky「キイ」が加わり民族音楽的エレメントを持つ新世代ジャズピアニストのタペストリ
ー的音楽世界をお楽しみ下さい。―
5 月 26 日(月)Doxy (名古屋市中区栄 4丁目 5-22 B1F)
open 18:30 start 19:30, 前売り:2,500/当日 3,000
空海・生命の海
高野山開創 1200 年(平成 27 年)記念プレイベント朗読コンサート
朗読:夢枕獏
演奏:Ky「キイ」 仲野 麻紀(Sax,Nay) Yann Pittard(Oud,Guitar) Thomas Ballarini(percussion) 5 月 31 日(土)高野山金剛峯寺(奥殿) (和歌山県伊都郡高野町高野山 132)
開場 17:00 開演 17:30,入場料:3,500
申し込み先・問い合わせ先:
TEL:090-3104—4201 (平日 10 時~18 時) E-mail:[email protected] チケットぴあ(226-876)
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☆ M&T 渡辺社長(ASCoT 専務理事)は現在,廃ガラスを詰めた土のう袋を構築物の
基礎下に 3段ほど敷き並べて,地盤補強をするという工法の減震効果を検証する実
験を名城大学と共同で行っています。 成果にご期待下さい。
☆ ASCoT 内に下記の同好会を立ち上げることとし、会員を募集しています。
参加ご希望の方は、メール([email protected])で参加希望部会をお知
らせ下さい。3 名以上(麻雀部会は 4 名以上)の参加希望がある部会を発足させる
予定です。また、下記以外で設置したい部会がありましたらお知らせ下さい。 囲碁・将棋部会*,麻雀部会,ゴルフ部会,カラオケ部会,ハイキング部会,
写真部会,絵画部会,詩吟部会,茶道部会,魚釣り部会,阿波踊り部会,
マジック部会,他 (* 既に楽しく活動中の部会です。)
◇ 囲碁・将棋部会 (角先生,金森氏,渡辺氏他 12 名で、部会長:角先生) *この同好会には将棋アマチュアトップクラスの遠山ゆりさんも出席されます。 (遠山ゆりさんの所属する名電高の女子将棋部は平成 24 年 8 月の全国大会で
優勝しました。全国大会優勝おめでとうございます。) *参加者募集中,気楽にご参加ください。(連絡は渡辺氏まで)
・第 39 回朝日アマ囲碁東海地区団体十傑戦に申込み出場。
第 39 回朝日アマ囲碁東海地区団体十傑戦(大会概要)
主 催:日本棋院中部総本部 朝日新聞社 期 日:平成 26 年 5 月 18 日(日),受 付 9:30~,開 始 10:00~17:30 会 場:日本棋院中部総本部 8 階大ホール
(市バス「東片端」下車又は地下鉄桜通線「高岳」下車徒歩 7 分) TEL:052-951-5588
チーム名称 順位 氏名 段位 年齢 性別 備考 昨年の結果
ASCoT A 主将 角 徹三 五段 73 男 2勝3敗
24位
副将 田中 猛 弐段 66 男
参将 杉浦京二 弐段 65 男
ASCoT B 主将 山本勝芳 五段 55 男 2勝3敗
23位
副将 金森芳夫 弐段 76 男
参将 渡辺正雄 二級 65 男
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第39回朝日アマ囲碁東海地区団体十傑戦結果
平成26年5月18日
ASCoT囲碁部会各位
460-0006 名古屋市中区葵1-27-37
NPO法人 コンクリート技術支援機構(略称ASCoT)
TEL 052-979-2107 / FAX 052-937-6553
アドレス:[email protected]
責任者 専務理事 渡辺正雄 ( 090-1094-5031)
所属会社:㈲エムアンドティー
052-222-4044
チーム名称 順位 氏名 段位 年齢 性別 備考 結果 38回(H25)結果
主将 角 徹三 五段 73 男 1勝4敗 2勝3敗
副将 杉浦京二 弐段 65 男 34位 24位
参将 * 5勝5敗5不戦敗 7勝8敗
主将 山本勝芳 五段 55 男 3勝2敗 2勝3敗
副将 金森芳夫 弐段 76 男 19位 23位
参将 渡辺正雄 二級 65 男 6勝9敗 7勝8敗
チーム数 37チーム 38チーム
* 田中猛弐段(66) 怪我のため欠場
* 珍記録 Bチームは、個人は負け越しだが、チームは1勝の余裕も無い勝ち越し
最年少 7歳 初段 と
対戦する山本勝芳五段
* 大会概要
期 日 平成26年5月18日 (日)
受付 9時30分~ 開始 10時00分~17時30分
会 場 日本棋院中部総本部 8階大ホール
(市バス「東片端」下車又は地下鉄桜通線「高岳」下車徒歩7分)
電話052(951)5588
主 催 日本棋院中部総本部 朝日新聞社
ASCoT A
ASCoT B
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◇茶道部会 (山本先生,柴田氏,渡辺氏,小川氏,金森,牧氏が現在参画、
部会長:山本先生) 無作法,無流派の部会です。茶道部会参加者募集中。(連絡は渡辺氏まで)
茶会のご案内
日 時:平氏 26 年年 6月 5日(木)午後 4時~5時
場 所:大同大学 白水校舎 8 号館 8408 室
(〒457-0818 愛知県名古屋市南区白水町 40) (ここにある利休の唯一の遺構である国宝「待庵」の写しの茶室にて茶会
を開催します。) 会 費:無料 申し込み方法:準備の都合上,6 月 4 日(水)までに下記宛てにメールで申し込
み下さい。 E-mail:[email protected],jp (大同大学・ 山本 俊彦 教授) ― 次回は 9 月 23 日(火),静岡市臨済宗茶会を計画中です。
詳細は確定次第,後日,別途,配信・ご案内致します。―
☆ この会員だよりのコーナーは皆様からの情報の場です。皆様の旅行記,趣味の世界, 近況等をお寄せいただき,楽しいページにしたいと思っていますのでどうぞ遠慮な
く情報を提供されるようお願い申し上げます。 《 関連学会・業界等の行事,予定 》 ■2014 年度 コンクリート診断士講習会および試験のご案内
(コンクリート工学 2013.12 月号および 2014.3 月号より抜粋)
*診断士講習会はすでに終了していますが参考のために掲示。
2014 年度コンクリート診断士講習会
コンクリート診断士試験の受験には診断士講習会受講が必須です。ただし,2013 年度 診断士講習会受講者は 2014 年度の受講は免除されます。2012 年度以前の受講者は再度
受講が必要です。 なお,受験希望者以外は受講出来ません。
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1)科目および時間割 1 日目 9:50~10:00 挨拶
10:00~11:40 基礎編:変状の種類,劣化の機構 11:40~12:40 昼食休憩
12:40~14:20 基礎編:調査手法,評価・判定 休憩 15 分 14:35~16:15 基礎編:調査手法,評価・判定 2 日目 10:00~11:40 基礎編:補修・補強の方法 11:40~12:40 昼食休憩 12:40~14:20 応用編:診断実例,技術・基準類の変遷 休憩 15 分 14:35~16:15 応用編:診断実例,技術・基準類の変遷 注)科目および開始・終了時間は都合により変更する場合があります。
2)開催地・期日・定員・会場
開催地 期 日 定員 会 場 札 幌 4 月 24 日(木)~25 日(金) 500 札幌ガーデンパレス 仙 台 4 月 10 日(木)~11 日(金) 400 仙台国際センター 東京‐1 4 月 3 日(木)~ 4 日(金) 500 日本都市センター会館・コスモスホール
東京‐2 4 月 5 日(土)~ 6 日(日) 500 日本都市センター会館・コスモスホール
東京‐3 4 月 10 日(木)~11 日(金) 500 日本都市センター会館・コスモスホール
東京‐4 4 月 19 日(土)~20 日(日) 500 日本都市センター会館・コスモスホール
名古屋 4 月 16 日(水)~17 日(木) 550 名古屋市公会堂 大阪‐1 4 月 17 日(木)~18 日(金) 400 シティプラザ大阪 大阪‐2 4 月 24 日(木)~25 日(金) 400 シティプラザ大阪 広 島 4 月 7 日(月)~8 日(火) 350 メルパルク広島 高 松 4 月 2 日(水)~3 日(木) 300 サンメッセ香川 福 岡 4 月 9 日(水)~10 日(木) 800 福岡国際会議場
*沖縄での開催は隔年となります。2014 年度は開催いたしません。 (次回は 2015 年度を予定) 3)受講料およびテキスト 受講料:21,600 円(テキスト,消費税含む) (注:4 月 1 日以降に実施される講習会ですので,消費税は引き上げ後の税率 8%の
適用となります。) テキスト:「コンクリート診断技術’14」
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4)受講申込み方法 ・受講申込書に必要事項を記入のうえ,受講料払込受領証の写し(コピー)を貼付し, 下記診断士講習会係宛へお送り下さい。 ・受講料は郵便局備付の払込取扱票にて下記郵便振替口座へ払い込み下さい。 〒102-0083 東京都千代田区麹町 1-7 相互半蔵門ビル 12 階 公益社団法人 日本コンクリート工学会 診断士講習会係 TEL:03-3263-1571 口座番号:00160-5-604564 加入者名:公益社団法人 日本コンクリート工学会
*通信欄に「診断士講習会・第一希望受講地」と「受講者氏名・電話番号」
を必ずご記入下さい。(複数まとめての払い込みは不可。払込手数料は
申込者にてご負担願います。)
5)受講申込み期間
2014 年 1 月 6 日(月)~1月 24 日(金)(消印有効)
会場の定員になり次第,締切ります。
講習会は受験希望者を対象としますので,受験資格を自己確認した上で受講申込み
をしてください。
なお,コンクリート診断士試験に関する願書提出の際は,あらためて資格審査があり
ますのでご承知おき下さい。
(*受験資格等,詳細については,公益社団法人 日本コンクリート工学会 診断士講習会
係にお問い合わせ下さい。)
2014 年度コンクリート診断士試験(概要)
1) 試験日 :2014 年 7 月 27 日(日)
午後 1 時 30 分より午後 5 時まで 2) 試験地 :札幌,仙台,東京,名古屋,大阪,広島(東広島市),高松,福岡,
沖縄 各試験地の試験会場は,案内図を添えて受験票とともに 7 月初旬に郵送 により受験者に通知します。 *受験願書提出後の試験地の変更はできません。
3) 試験方法:コンクリート診断士試験(3 時間 30 分)
① 四肢択一問題 ② 記述式問題 なお,四肢択一式および記述式のそれぞれに足切り点があります。
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願書・受験申込みの手引きの購入
1 部 1,000 円(消費税込み)
1)販売期間:2014 年 4 月 1 日(火)~5 月 16 日(金)(消印有効) (願書受付期間とは異なります。) 2)購入場所:①診断士講習会場(11:40~12:40 に販売) ②本学会窓口(平日 10:00~12:00 および 13:00~16:30) 3)郵送での購入方法:下記の公益社団法人 日本コンクリート工学会 診断士係にお問
い合わせ下さい。 願書等申込み書類提出
1)受付期間:2014 年 4 月 21 日(月)~5 月 23 日(金)(最終日消印有効) 本学会窓口提出は,最終日 17 時締切り(土・日・祝日は休業)
2)受験料 :10,800 円(消費税込み) 3)払込方法:願書に同封されている本学会所定の払込取扱票を用いて払込みください。 4)提出先 :下記の公益社団法人 日本コンクリート工学会 診断士係
☆ 詳細は公益社団法人 日本コンクリート工学会「診断士係」にお尋ね下さい。
〒102-0083 東京都千代田区麹町 1-7 相互半蔵門ビル 12F
公益社団法人 日本コンクリート工学会 診断士係 TEL:03-3263-1571 (代表) FAX:03-3263-2115
試験方法・選考の基準
1) 選考の基準
コンクリート診断士に必要とされる主な知識・技術などは下記のとおりです。
・変状の種類と原因
・劣化の機構
・調査手法
・劣化予測,評価および判定基準
・対策の種類,補修・補強工法
・建築物あるいは土木構造物の診断の考え方・調査方法
・技術および基準類の変遷
選考にあたっては,これらに関する一般的知識と理解力等についての筆記試験が
行われます。
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2) 試験方法 コンクリート診断士試験(3 時間 30 分)
① 四肢択一問題 ② 記述式問題 ただし,試験日からさかのぼって 1 年以内に制定された JIS および改正された基準
類(JIS,コンクリート標準示方書,JASS5 等)中の変更事項については,出題
の対象としません。
なお,コンクリート診断士試験の四肢択一問題および記述式問題のそれぞれに
足切り点があります。
☆ 詳細は公益社団法人 日本コンクリート工学会「診断士係」にお尋ね下さい。 〒102-0083 東京都千代田区麹町 1-7
相互半蔵門ビル 12F 公益社団法人 日本コンクリート工学会 診断士係
TEL:03-3263-1571 (代表) FAX:03-3263-2115
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■コンクリート工学年次大会 2014(高松)
「コンクリートテクノプラザ 2014」
主 催:公益社団法人 日本コンクリート工学会 開催日:2014 年 7 月 9 日(水)~7 月 11 日(金) 会 場:サンポート高松(〒760-0019 高松市サンポート 2-1) 問い合わせ先:公益社団法人 日本コンクリート工学会 学術課 「年次大会」係 (担当:戸口 氏) 〒102-0083 東京都千代田区麹町 1-7
相互半蔵門ビル 12F TEL:03-3263-8128 FAX:03-3263-2115 E-mail:[email protected]
■平成 26 年度 土木学会 全国大会・第 69 回年次学術講演会
主 催:公益社団法人 土木学会 開催日:平成 26 年 9 月 10 日(水)~9 月 12 日(金) 会 場:大阪大学 豊中キャンパス(〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町) 問い合わせ先:土木学会 全国大会係 〒160-0004 東京都新宿区四谷 1 丁目外濠公園内 TEL:03-3355-3442 FAX:03-5379-0125 E-mail:[email protected] および土木学会ホームページ ■2014 年度 日本建築学会大会(近畿)
主 催:一般社団法人 日本建築学会 開催日:2014 年 9 月 12 日(金)~9 月 14 日(日) 会 場:神戸大学(兵庫県神戸市) 問い合わせ先:日本建築学会事務局 〒108-8414 東京都港区芝 5-26-20 TEL:03-3456-2057 および日本建築学会ホームページ ■国土交通省,自治体に点検・診断義務付け(市町村管理の橋梁・トンネル)
国土交通省は 2014 年 2 月 7 日(金),社会資本整備審議会道路分科会の基本政策部会・ 国土幹線道路部会合同部会を開き、地方自治体に対して、統一基準による橋梁・トンネ ルの点検・診断を義務付ける方針を示した。
(建通新聞メールマガジン 2014・2・12 より)
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〈編集後記〉
ASCoT は学識経験者として著名な谷川恭雄理事長(名古屋大学名誉教授)ほか経験豊富
な理事各位,工学博士,技術士,構造設計一級建築士,一級建築士,コンクリート診断士,
コンクリート主任技士等、多くの有資格者が会員となっている技術集団です。 第 48 号メールニュースは平成 26 年 5 月 23 日(金),名古屋プライムセントラルタワー
名古屋会議室に於いて開催された,コンクリート技術支援機構(ASCoT)第 13 回通常総会
関連のニュースとともに,各部会・各委員会が新年度になって活発に活動を開始したため,
盛り沢山の内容となりました。
現状の事業活動は、耐震性能評定委員会の活動にウェイトが置かれていますが、会員の
皆様のご協力を得て、各部会・各委員会の活動がさらなる新規事業発展へとつながるよう
よろしくお願い申し上げます。 (ASCoT メールニュース担当:牧 保峯)
2010 年 3 月 29 日の中日新聞紙上では「NPO最前線」として、「コンクリート技術支援
機構」が取り上げられ、専務理事で一級建築士の渡辺正雄氏によって活動内容が紹介され
ています。 2011 年 12 月 7 日には「ボラみみより情報局」(名古屋・愛知のボランティア情報を集め
た月刊のフリーペーパー)の取材がありました。
また,2011 年 4 月 13 日から常設公開講座として開催した「ASCoT 茶論」他,最近での
東山動植物園恐竜像調査保存委員会(特殊構造物調査保存研究委員会)等の活動について
も建通新聞,中日新聞,テレビ局などでその活動内容が紹介されるようになってきました。 以 上