オリエンタルコンサルタンツでは、 · 2018. 12. 10. ·...
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オリエンタルコンサルタンツでは、社員一人ひとりの「やりがいづくり・見える化」に取り組んでいます。
その成果の一部を紹介します。
■冊子『情熱とやりがい』
社員一人ひとりが語る「会社への魅力」や「コンサルタントとしての仕事へのやりがい」について見える化することを目的に発刊しています。「社員が主役」をテーマに、社員全員の掲載を目指しています。
■作品集『LEGACY(レガシー)』
私たちが技術と情熱を込めてつくった施設や空間は、現代社会に貢献していると共に、将来の社会資産にもなります。現代に生きた技術者の証として、作品集を発刊しています。
www.oriconsul.com/recruit/
本 社〒151-0071 東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館
TEL:03-6311-7551(代表) FAX:03-6311-8011
北海道支社〒001-0019 北海道札幌市北区北19条西3-2-16TEL:011-776-6120(代表) FAX:011-776-6121
東北支社〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町4-6-1 仙台第一生命タワービルディング
TEL:022-215-5522(代表) FAX:022-215-5622
関東支社〒151-0071 東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館
TEL:03-6311-7851(代表) FAX:03-6311-8021
北陸支社〒950-0087 新潟県新潟市中央区東大通2-3-26 プレイス新潟
TEL:025-244-7881(代表) FAX:025-244-7387
中部支社〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南2-14-19 住友生命名古屋ビル
TEL:052-564-7711(代表) FAX:052-564-7721
関西支社〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-2-18 住友中之島ビル
TEL:06-6479-2551(代表) FAX:06-6479-2320
中国支社〒730-0013 広島県広島市中区八丁堀5-7 広島KSビルTEL:082-223-0030(代表) FAX:082-223-0005
四国支社〒760-0023 香川県高松市寿町1-3-2 高松第一生命ビルTEL:087-821-4012(代表) FAX:087-826-5251
九州支社〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3-2-8 住友生命博多ビル
TEL:092-411-6209(代表) FAX:092-411-3086
沖縄支社〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地2-12-21 電波堂ビルTEL:098-860-8403(代表) FAX:098-860-8406
〈 お問い合わせ 〉採用担当
TEL:03-6311-7551(代表) FAX:03-6311-8011E-Mail:[email protected]
入 社 案 内
君の“情熱”は燃えているか。
2018年12月
02 Oriental Consul tants 03Oriental Consul tants
経営理念
オリエンタルコンサルタンツ史これからも社員満足・顧客満足・社会貢献を追求我が社は、1957年(昭和32年)12月の創業以来、常に時代のニーズに対応するため、事業
の多様化、組織の変革・拡大を図りながら知的サービスを提供してきました。半世紀を超える歴
史の中で我が社を支えてきたものは、技術力の追求とたゆまぬチャレンジ力です。これは、創業
以来脈々と継承されているOCスピリッツです。
これからも、我が社は、経営理念に掲げる「社員満足」、「顧客満足」、「社会貢献」の3つの満足
を追求することで、真に魅力ある企業の実現を目指します。
■ 我が社の組織体制(2018年12月時点)
[子会社]株式会社中央設計技術研究所株式会社ジェーエステック株式会社オリエンタル群馬株式会社玉川・オリエンタルコンサルタンツ総合研究所株式会社フーディア株式会社南アルプスゲートウェイ株式会社瀬戸酒造店
[グループ会社]株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル株式会社アサノ大成基礎エンジニアリング株式会社エイテック株式会社リサーチアンドソリューション
201020052000199519901985198019751970196519601957 2015 2018
写真:新湊大橋[富山県]当社は、基本計画から全体の景観デザイン、主橋梁部詳細設計等を実施しました。
2014年4月子会社 株式会社トータルフリートサービス設立(事業経営の推進)
2014年10月海外部門がACKグループの子会社として独立し、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルを設立
2015年11月一般社団法人未知倶楽部設立
2016年3月子会社 株式会社玉川・オリエンタルコンサルタンツ総合研究所設立子会社 株式会社フーディア設立子会社 株式会社南アルプスゲートウェイ設立2017年6月株式会社瀬戸酒造店を子会社化
2018年12月株式会社ACKグループが株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスに商号変更
橋梁分野道路分野
トンネル分野交通分野環境分野
都市・地域計画分野景観分野
海外分野
流域管理(河川・港湾・砂防)分野観光分野保全・防災分野
事業経営分野
1974年4月海外事業室設置
1965年6月構造に加え、道路分野、施工管理分野を強化
1978年4月特定プロジェクト室設置(新規事業開拓、生産体制整備)
1972年5月技術開発室設置(新分野の環境、交通部門の生産体制整備)
1957年12月24日 創業PC構造物のパイオニアとしてスタート
2010年10月総合マネジメント事業部設置(事業領域の拡大)
2013年3月子会社 株式会社オリエンタル群馬設立(事業経営の推進)
2013年11月株式会社ジェーエステックを子会社化
2006年8月純粋持株会社の株式会社ACKグループ設立(OCは、ACKグループの基幹企業)
2008年8月株式会社パシフィックコンサルタンツインターナショナルからの海外事業の譲受け
『技術力とチャレンジ力』で社会に貢献
■事業の多様化と組織の変革・拡大
04 Oriental Consul tants 05Oriental Consul tants
経営姿勢と行動指針
■行動指針(全員経営の心)
社員一人ひとりは、“真に魅力ある企業の実現”に向けて「全員経営の心」を持
ち、行動しています。
全員経営の推進
経営基盤の強化
〇当事者意識を持つ〇チームワークをもって協働する〇自主・自律の精神をもって最善を尽くす
■「情熱とやりがいプロジェクト」の推進
我が社では、“情熱とやりがい”をさらに高めるために、「情熱とやりがいプロジ
ェクト」として、8つの経営施策を総合的に実践しています。プロジェクトの推進
にあたっては、若手から経営層までが全社一丸となって議論を行っています。
①社員数の増員②就業環境の改善③品質の確保④業務の効率化
⑤やりがいづくり・見える化⑥人材育成の強化⑦チームづくり⑧処遇の改善
『豊かさの実感』企業の成長による技術開発、優秀な人材の確保・育成、就業環境の改善、処遇の改善等への投資を行うことで、社員と家族が豊かさや幸せを実感し、さらに成長へのモチベーションを高める。
『情熱とやりがい』こうした好循環を生み出す原動力こそが、社員一人ひとりの“情熱とやりがい”である。
オリエンタルコンサルタンツの主役は、“あなた”です!オリエンタルコンサルタンツの主役は、“あなた”です!
個の成長をもとに、提供する成果における価値の成長、安定した活動のための事業規模の成長、顧客・社会からの信頼を表すブランドの成長により、企業の成長につなげる。
『企業の成長』
『情熱とやりがい』こそ、成長の原動力
■経営姿勢(大切にすべき考え方)
社員一人ひとりが自律した個として、そしてプロフェッショナルとして、ナンバーワン、オンリーワンの技術・サービスを追求し続け、より高いレベルへと成長する。そして、上司・仲間がその成長を支援する。
社員一人ひとりが自律した個として、そしてプロフェッショナルとして、ナンバーワン、オンリーワンの技術・サービスを追求し続け、より高いレベルへと成長する。そして、上司・仲間がその成長を支援する。
『個の成長』『個の成長』『個の成長』『個の成長』
我が社においては、『個の成長』が『企業の成長』につながり、『豊かさを実感』することで、さら
に個が成長するという好循環を生み出すことが大切だとしています。そして、その好循環を生
み出す原動力こそ、社員一人ひとりの“情熱とやりがい”だとしています。
我が社は、この考え方のもと、自由闊達でチャレンジ精神に富んだ企業風土を築き上げてきまし
た。これからも、こうした社風を大切にしながら、社員一人ひとりの“情熱とやりがい”を結集し、
真に魅力ある企業に向かって力強く成長していきます。
我が社においては、『個の成長』が『企業の成長』につながり、『豊かさを実感』することで、さら
に個が成長するという好循環を生み出すことが大切だとしています。そして、その好循環を生
み出す原動力こそ、社員一人ひとりの“情熱とやりがい”だとしています。
我が社は、この考え方のもと、自由闊達でチャレンジ精神に富んだ企業風土を築き上げてきまし
た。これからも、こうした社風を大切にしながら、社員一人ひとりの“情熱とやりがい”を結集し、
真に魅力ある企業に向かって力強く成長していきます。
適切な利益の追求
企業の成長
豊かさの実感
個の成長
(社員満足、顧客満足、社会貢献の追求)真に魅力ある企業へ
顧客・社会から信頼される企業
情熱とやりがい
06 Oriental Consul tants Oriental Consul tants 07
Vision OCの成長戦略
『革新』と『変革』と『挑戦』、そしてビジョンの実現我が社のビジョン(将来の目指すべき姿)は、次のように掲げています。
我が社は、長期的には、社員満足・顧客満足・社会貢献の視点から、日本一そして、世界と対等に
戦えるコンサルタント企業になることを目指しています。
創立60年を機に、新たな2025年ビジョン「社会価値創造企業」を掲げ、社会インフラの枠を
超え、次代の社会づくりに対して新たな価値を提供していくこととしました。
我が社では、こうしたビジョンの実現を一層確実なものにするため、国土強靭化やインフラ維持
管理、交通、地方創生など、社会的要請の高い政策に対応する「重点化事業」を設定し、事業展
開しています。
そして、積極的な投資を行い、ナンバーワン・オンリーワン技術の開発を進めているところで
す。すでに、我が社は新たなステージ、そして成長への道のりを歩みはじめています。
新たなステージ『社会価値創造企業』へ
新たなステージ『社会価値創造企業』へ
長期ビジョン(2030~2040年頃) : 日本一、世界に伍して戦えるコンサルタント企業の実現2025年ビジョン : 日本トップブランドの技術により、社会価値創造企業になる
■我が社における重点化事業
6つの重点化事業に対して、それぞれ具体的なプロジェクトを立ち上げ、事業を展開しています。
■社会価値創造企業への成長戦略
社会価値創造企業
官民連携受託業務
革 新イノベーション
総合化と高度化で新たな社会価値を創造
受動型ビジネスから主導型ビジネスへ転換自らが投資し、事業者として
インフラビジネスを推進
変 革チェンジ
挑 戦チャレンジ
事業経営
~自らが社会を創造する担い手になる~
更なる社会価値の創造
総合事業によるエリアマネジメントを展開先進技術(AI,IoTなど)導入に向けた研究開発
総合事業 研究開発+ 主導型ビジネス→官民連携 事業経営
受動型ビジネス
「革新」と「変革」と「挑戦」チェンジイノベーション チャレンジ
事業の上流から下流までを実施する垂直統合と複数の事業の複合化による“総合事業”や、先進技術の導入に向けた“研究開発”の推進により、新たな社会価値を創造
革新
自らが投資し、事業者としてビジネスを行う“事業経営”を推進するとともに、官と民が持てるリソースを最大限に有効活用する“官民連携”に積極的に取り組む
挑戦
受動型ビジネスから“主導型ビジネス”に転換変革
社会の変化を柔軟に捉え、既往の事業を充実するとともに、
幅広い分野に事業を拡大し、“更なる社会価値の創造”に取り
組みます。
これまで当社が提供してきた「安全・安心・快適・活力」という
価値に加え、「魅力ある社会づくり」や「持続可能な社会づく
り」につながる価値を提供していきます。
道路整備・保全事業 流域管理・保全事業 防災事業
交通運輸事業 地方創生事業 海外事業
08 Oriental Consul tants Oriental Consul tants 09
我が社では、社員とその家族が豊かさや幸せを実感するために、社員一人ひとりの価値観やワークライフスタイルに応じた働き方を
支援する制度を用意しています。
■人材育成の方針
■人材育成制度の概要
多様な人材が働きやすく、活躍できる人事制度
我が社の人材育成は、社員一人ひとりが自律した個であることを「社員の約束」、自律した個を尊重し成長を支援することを「会社・仲間の
約束」とし、2つの約束を両輪に力強く推進しています。
そして、個の成長を企業の成長に結びつける研修体系を構築すると共に、多様なキャリアアップ支援制度を用意しています。
プロフェッショナル人材の育成制度
成長を支援する制度成長を支援する制度
● 約1ヶ月間の新入社員研修●入社2・3年目の時点で、1年間の成長を振り返るフォローアップ研修
●昇格者を対象に、業務マネジメント力向上に資する研修制度(概ね3~5年間隔で全員が受講)
● 入社1年目は、先輩社員がコーチャーとなり、コンサルタントに必要な基本スキル習得をサポートする制度
新入社員研修2・3年目研修
階層別研修
新入社員コーチャー制度
プロフェッショナル人材の育成
マネジメント力の向上
若手社員の活躍
■多様な働き方支援制度
● 社員一人ひとりのライフスタイルをサポートするため、勤務地(国内)を指定できる制度を用意しています。
職務選択制度
勤務地域限定社員制度
一人ひとりに合ったキャリアアップを応援一人ひとりに合ったキャリアアップを応援『変革』と『挑戦』を成功させるためには、多くの優秀な人材が集い、そして個々が常に自己研鑽
し、プロフェッショナルとして成長していくことが不可欠です。
そのために、我が社では個の成長を支援する人材育成制度や、多様な人材が働きやすく、活躍
できる人事制度を用意しています。
『変革』と『挑戦』を成功させるためには、多くの優秀な人材が集い、そして個々が常に自己研鑽
し、プロフェッショナルとして成長していくことが不可欠です。
そのために、我が社では個の成長を支援する人材育成制度や、多様な人材が働きやすく、活躍
できる人事制度を用意しています。
『多様な人材が集い、成長する』支援制度
『多様な人材が集い、成長する』支援制度
●自らの価値観、ワークライフスタイルに応じて職務を選択することができます。また、成長に対するモチベーション向上や、各ライフステージに応じて働き方を選択できる制度も用意しています。
幹部職 管理者として、プロジェクトや組織のリーダーとしての役割を担う社員
一般職 勤務地域、勤務時間、職種を限定でき、自己のワークライフスタイルに応じて活躍する社員 ・ 希望する勤務地で働くことができ、原則転勤はありません。
総合一般職 勤務地域、勤務時間、職種を問わず、将来的には幹部職を目指して総合的に活躍する社員 ・ 一定期間(数年程度)、勤務地域や勤務時間、職種を限定できる制度を用意しています。 ・ 出産育児、介護、健康問題等、地域や時間の制約がある期間は、一般職に職務を変更することができます。
定年延長・再雇用制度
定年延長制度 定年60歳を65歳まで延長できる制度です。 ・ 当社規定で定めるところの幹部職相当の社員に対して、定年を65歳まで延長し、長くプロフェッショナル として活躍する環境づくりに努めています。 ・ 定年終了後の再雇用制度も用意しています。
再雇用制度 定年または定年延長終了後に再雇用契約をして勤務できる制度です。 ・ この他に、育児・介護に携わる社員を支援するための再雇用制度も用意しています。
真に魅力ある企業へ
“自律した個”を尊重し、成長を支援すること
会社・仲間の約束
両輪
プロフェッショナルとして育成
公正な処遇
“自律した個”であること
社員の約束
プロフェッショナルとして成長
主体性とチームワークを大切にした行動
人材育成の各種制度・仕組み
「個の成長」→「企業の成長」→「豊かさの実感」の好循環
● 育児・介護などのやむを得ない事情によって、帰宅時間に制限がある幹部職社員に対しても、定時勤務で仕事を終える制度を設けています。(但し、本給の低減あり)
● ナンバーワン・オンリーワン技術の確立を目的とした各分野の研修制度分野別研修 専門スキルの向上
● 経営マインドの醸成を目的に、30~40代社員を対象とした選抜型の教育制度選抜型教育 次世代経営層の育成
● 国内・海外双方での業務経験を蓄積し、グローバル人材を育成するための研修制度海外・国内研修 グローバル人材の育成
● 大学留学、グループ企業、民間企業、財団等への出向、博士号・修士号取得等のキャリア支援制度社外経験 多様なキャリアの蓄積
● 新たな事業へのチャレンジとして、子会社ベンチャー企業の立ち上げ(企画提案者の社長抜擢あり)社内ベンチャー 新事業へのチャレンジ
●キャリア入社の人材を対象に経営姿勢や業務遂行に必要な情報を共有する研修制度キャリア研修 早期の活躍・成長を支援
幹部職定時勤務制度
● 産前・産後休暇や育児休業に加え、短時間勤務制度やライフサポートフレックス(育児・介護の事由により活用)等の制度を用意しています。勤務地域限定社員制度等との組み合わせにより、結婚・出産・介護等のライフイベントにも対応しながら働き続けることができる環境を整備しています。
ライフサポートフレックス・育児休業
●1週間のうち一定の日数を出社せず在宅で業務遂行できる制度を用意しています。在宅勤務制度
● 技術士等の資格取得に向けた指導支援を行い、手当等を支給する制度資格取得 技術士等の取得を支援
10 Oriental Consul tants Oriental Consul tants 11
■『シゴトカイゼン活動』の施策体系 ■『Smile-3S活動』の基本方針定着と活躍のPDCAサイクル
『3』つの『S』でみんな『Smile』自己+家庭+仕事への価値ある時間の創出
行動を
変えるために
組織の行動レベルを上げる! =チームマネジメント● コミュニケーション ● 業務遂行(段取り)● 効率化 ● 会議・打合せ● 組織風土 ● 労務管理・勤怠管理
個人・組織行動の見える化/ノー残業デー/長期休暇取得 等
実践を促すための工夫・しかけ
シゴトカイゼンのPDCAサイクル
調査・モニタリング(実態把握・検証)
Check・Act ion
階層別研修(セルフ・チーム
マネジメントスキル習得)
Plan
行動立案(目標設定)
Plan
実 践(日常活動)
Do
個人の行動レベルを上げる! =セルフマネジメント● スケジュール ● 集中時間● ムダの排除 ● コミュニケーション
■~■全社員が受講するセルフ・チームマネジメントスキル講習の様子。■社員の家族をお招きした社内レクリエーションの様子。
支える Suppo r tSmile-3S活動によって女性社員自らの定着と活躍を実現できるように支援する。
1
共有・分かち合う Sha r eSmile-3Sサポート部隊(各支店の女性社員数名)が女性社員一人ひとりの相談窓口となり、仕事上の不安や悩みを共有・分かち合える環境を創出する。
定着し、活躍する Su c ce s s女性社員が主体的にキャリアビジョンを設定し、その実現のために自己研鑽し、成長や成果の達成を確認できるPDCAサイクルを構築する。
2
3
1
2
3
1 2
3
情熱とやりがいPJの推進● 社員数の増員 ● 出来高目標の低減● 人材育成 ● チームづくり 等
● キャリアビジョン(働き方)の設定● ライフイベント(結婚・出産)の仮説と 成長機会(技術習得・昇格)の設定
Plan
● 上長と本人で成長の確認
Check
● キャリアビジョンの見直し● 制度活用の見直し
Act ion
● 実践(制度活用含む)
DoSmile-3Sサポート部隊(支店女性社員)
本 人 会 社
8
CSR・CSV 真に魅力ある企業に向けて
「社会価値創造企業」として社会に貢献私たちは、中期ビジョン(2025年)において「社会価値創造企業」を掲げ、魅力ある社会づくり、持続可能な社会づくりを進め
ています。これは、2015年9月に国連サミットにおいて2030年に向けた「持続可能な開発のための目標(Sustainable
Development Goals :SDGs)」の活動に符合するものと捉えています。また、SDGsの取り組みは、企業としての社会的
責任(CSR)であり、社会との共通価値創造(CSV)の取り組みでもあると考えます。
このため、私たちは、「社会価値創造企業」として社会に貢献するために、SDGsに向けた活動を念頭に、次のようなCSR活
動やCSV活動の取り組みを進めています。
社会的責任としてのCSR
我が社では、全社員による全社員のための『シゴトカイゼン活動~私が変われば会社が変わる~』を実践しています。この活動は、自分
自身や組織の行動を変えることで、「自分+家庭+仕事への価値ある時間の創出」を目標としています。なお、当社は次世代育成支援
認定マーク(くるみんマーク)を取得し、様々な施策を行っています。
ワークライフバランス
私たちは、社会的責任を果たすために、CSR(Corporate Social Responsibility)を進めています。その活動の一環として、働き方
改革・女性活躍などの取り組みや、社会の一員としてのボランティア活動(シチズンシップ)に取り組んでいます。
女性意見交換会の様子。技術、営業から総務など多岐に渡る立場の社員が集まる。
我が社では、「女性社員自らが成長し、会社がそれをサポートする」ことを目的に、女性社員の定着と活躍に向けた『Smile-3S活動』を
実践しています。この活動を通して、多様な人材が働きやすく活躍できる職場環境づくりを目指していきます。なお、当社は女性活躍
推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定し様々な施策を推進しています。
女性の活躍推進
12 Oriental Consul tants Oriental Consul tants 13
慶応元年(1865年)創業の瀬戸酒造店を38年ぶりに再建・復活させ、地域資源を活かした酒造りを通じ、地域の魅力と発酵文化の発信を行っています。
開成町北部地域活性化の拠点として、古民家「あしがり郷 瀬戸屋敷」を指定管理者として運営し、季節行事やイベント等を開催しています。
開成町において、ホタルの再生による地域環境の再生を目指し、環境教育の場の提供や魅力ある地域ブランドづくり、持続可能な地域づくりに取り組んでいます。
左から、かつての蔵に居付いていた酵母と地元米で醸した伝統の酒、酒田錦。8種類の個性的な味わいのシリーズ、セトイチ。あじさいの花酵母で醸した地域の酒、あしがり郷。
東京農業大学と連携した未病PJの「はっこう大作戦」では地域住民とともに発酵を学び、ワークショップ、試作を繰り返し、町の新たなブランドとなる商品を開発しています。
稲刈り後に水を張る田んぼのこと。様々な生き物を守り、農薬を減らせることで、安全安心なお米作りや環境保全に貢献しています。冬のカモの餌場となる冬みず田んぼは、小田原で数が減っているカモを呼び戻します。
当社が事務局を務める「多世代交流型拠点整備を考える会」は、「明日の都市農地を考える~民間事業者は新しい生産緑地制度をどのように活用できるか~」と題したセミナーを開催しました。
小田原の箱根の芦ノ湖や小田原の酒匂川等の安全な水面で昼寝をし、夜は小田原の田んぼに餌を食べに来ます。
小田原にカモを呼び戻したい想いを込めて、地元の冬みず田んぼで作ったお米を「冬みず田んぼカモ米」と名付け、販売しました。
地元の子どもたちと一緒に、泥んこになりながら田植えをしたり、田んぼの自然と触れ合いながら生き物観察会を開きました。
CSR・CSV
冬みず田んぼ
冬みず田んぼのカモ
古民家の運営
地域住民との商品開発
グリーンインフラの整備
酒蔵の再生
地産米の販売
都市農地セミナー農業体験イベント
こだわりの酒造り
CSR・CSV 真に魅力ある企業に向けて
共通価値創造としてのCSV私たちは、2011年にマイケル・ポーター教授が提唱した“社会課題を解決し、それを企業の成長に繋げる、CSV(Creating
Shared Value)経営”を進めています。その活動の一環として、環境に配慮した持続可能な社会づくりや魅力ある地域づくり、地域
の防災・復興に向けての取り組みなど、新たな共通価値創造に向けて取り組んでいます。
私たちは、神奈川県開成町で、地域産業(酒蔵)の再生や歴史的資源(古民家)の運営などにより、地域の活性化や魅力ある地域づくり
を進めています。また、グリーンインフラの取り組みの一環としてホタルの生育場所の整備や、地域の子供たちへの環境学習の支援な
ど、環境に配慮した地域づくりに取り組んでいます。
酒蔵の再生と環境配慮への取り組み
私たちは、環境に配慮した米づくりである「冬みず田んぼ」の整備や、地産米の販売により、環境保全、農業振興に取り組んでいます。
また、“明日の都市農地を考える”をテーマにしたセミナーを企画・運営するなど、地方自治体、民間企業、地権者の皆様とともに、みど
り豊かで魅力的なまちづくりに取り組んでいます。
農業振興と環境配慮への取り組み
14 Oriental Consul tants Oriental Consul tants 15
CSR・CSV
地元との密接なパートナーシップを構築し、環境と調和した小水力発電事業を行っています。当社は自ら投資を行い、固定価格買取制度を活用した売電事業を行っています。
官民連携(PPP)事業として、災害時等の避難所となる公共施設へ太陽光発電施設を設置し、災害発生時等の非常用電源に活用することで地域の防災機能向上に貢献しています。
中津川小水力発電事業で利用する農業用水路の大正期に整備された部分は歴史的価値を保存するため補修して活用しています。
公共施設に太陽光発電設備を寄付・設置し、再生可能エネルギーの売電を行うと共に、緊急時の独立電源として活用することで、地域の防災機能向上に貢献しています。
水害に対する安全性と環境や利便性とを両立した「かわづくり」を目指して、住民参加のワークショップを何度も重ね、計画を策定しました。
東京都奥多摩町庁舎及び町営病院を対象に、土砂災害を想定した情報伝達訓練と病院での垂直避難訓練を実施しました。
九州北部豪雨災害で甚大な被害を受けた東峰村において、被災者や復興支援活動をされているボランティアの方々への支援を目的として、キッチンカーを用いた炊き出しを実施しました。
防災訓練
昭和町太陽光発電事業
防災シンポジウム
地域インフラの保全と事業の両立
中津川小水力発電事業
住民参加の避難マップづくり 被災者支援南アルプス市太陽光発電事業
当社が事務局を務める防災シンポジウム(日本自治体危機管理学会主催)を毎年実施しています。4年目となる2018年度は、災害情報のあり方をテーマに実施しました。
道路啓開訓練の実施
首都直下地震に備え、災害時に道路上の瓦礫除去を迅速に行い、道路啓開できるよう、実動訓練の企画、運営を行いました。
CSR・CSV 真に魅力ある企業に向けて
共通価値創造としてのCSV
私たちは、地域と連携した環境にやさしい再生可能エネルギーによる発電事業に取り組んでいます。例えば、岐阜県中津川市の小水
力発電事業では、小水力発電施設を整備すると共に、明治時代から地域の水田や畑に水を供給してきた農業用水路を改修・更新し、
機能性向上を図りました。また、山梨県南アルプス市や昭和町の太陽光発電事業では、災害時の非常用電源として、地域の方々が無
償で利用できる仕組みを導入しました。
地域と連携した再生可能エネルギーへの取り組み
私たちは、地域の防災力向上を目指し、行政と地域と協働する社会実験としての防災訓練の企画・実施や、防災対策のあり方を考える
シンポジウムの企画・運営に取り組んでいます。
また、災害が発生した際には直ちに現地に駆けつけて、地域の復旧・復興に貢献しています。
地域の防災・復興に向けての取り組み
16 Oriental Consul tants Oriental Consul tants 17
プロとして『主体的』に業務を遂行する先輩たち
Career 先輩のキャリア紹介①
我が社では、若手でも早い段階から案件の主担当者として活躍しています。
チャレンジ精神を持ってさまざまな業務を経験し、1人前のコンサルタントへと成長しましょう!
井口 恵2017年入社/明治学院大学卒
プロポーザル案件で技術者と協働連携して提案書と事業企画を作成
チャレンジ精神あふれる会社であり、海外業務も数多く手がけている
ことから入社を決意。営業として、技術者と協働してプロポーザル案
件を受注した際には大きなやりがいを感じました。将来は社会的な問
題を解決できるプロジェクトに参加したいです。
入社2年目入社2年目
入社3年目 入社4年目
今川 奈保2017年入社/金沢大学卒
若手の意見や考えも尊重する風土良いアイデアは採用されることも
学生時代は交通分野の研究を行っており、入社後も交差点設計など
の業務に従事。各々の意見や考えを尊重する社風であり、若手の意
見が採用されることも。お客様の要望にプラスαの回答ができるコン
サルタントを目指し、これからも努力を続けます。
森本 健介2016年入社/芝浦工業大学卒
地域の活性化を目指して歴史ある古民家や酒造を運営
神奈川県開成町の地域活性化を目指し、酒造「瀬戸酒造店」と古民
家「あしがり郷 瀬戸屋敷」を運営しています。建設コンサルタントで
ありながら、これまでにない事業にチャレンジできる社風がOCの強
み。将来はまた新たな分野で事業経営に挑戦したいと思っています。
松﨑 良子 2015年入社/奈良女子大学大学院了
敷地で完結するのではなく、広域の視点で仕事
大学・大学院での専門は建築でしたが、建物の敷地に捉われず広域
で仕事がしたいと考え、OCを選びました。今携わっているのは、地域
の歴史を伝える文化遺産を活用したまちづくりのサポート。今後は業
務の組み立てから携わってみたいです。
岩城 常修2016年入社/東京大学大学院了
幼い頃から興味があった環境分野で地域の課題解決に挑戦したい
幼い頃から動物が好きで、広く環境に携わりたく入社しました。今は主に
道路事業の工事の際に発生する騒音、振動等の影響測定を行っていま
す。将来挑戦したいのは、生態系の機能を利用した地域の課題解決。幅
広い分野に携わり、適切な解決策を提案できるコンサルになりたいです。
入社3年目 入社3年目
入社5年目 入社5年目
入原 渉2016年入社/山梨大学大学院了
ハードとソフトの両方を駆使し国内外の課題解決を目指す
所属する河川砂防・港湾部は、構造物設計とソフト防災対策の両方に
携われる部署です。平成30年に起きた7月豪雨に対応した際は、通
常では味わえないスピード感で業務を遂行。終わった時は達成感が
得られました。将来は国外の治水事業に関わるのが目標です。
細見 裕基 2014年入社/法政大学大学院了
国の事業に携わるため責任感を持って業務に従事
福島県内での除染で取り除いた土壌を円滑に輸送するために、通過
車両の台数を可視化するシステムの構築・運用などを担当。環境省の
方から意見を求められる場面もあり、やりがいに繋がっています。社
内外から頼られる人を目指し、今後も技術を磨きます。
高山 智衣 2014年入社/山梨大学卒
街づくりと橋、どちらにも興味を持ち、総合コンサルタントへ
学生時代は土木の学科に所属し、街づくりに携わりたいと考えていま
したが、次第に橋梁にも興味を持ち、どちらにも関われる総合コンサ
ルタントを志望しました。実家近くの橋梁を設計する案件を受注した
際には橋梁予備・詳細設計を担当し、大きなやりがいが得られました。
若手社員
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『魅力的』かつ『多彩』なキャリアを歩む、先輩たち
Career 先輩のキャリア紹介②
我が社には、様々な人事制度、人材育成制度を活用しながら、魅力あるキャリアを歩んでいる先輩たちが多くいます。
さあ、情熱とやりがいを持って、一緒に夢を追いかけましょう!!
松沼 毅2000年入社/日本大学卒
ベトナムでの海外研修をきっかけに視野が広がる面白さを実感
海外志向のきっかけは、ベトナムでの研修。現地のプロジェクトに携わ
るうちに世界をもっと知りたい気持ちが芽生え、現在は、開発途上国の
ODAプロジェクトに従事しています。世界で活躍するプロジェクトマネ
ージャーになるため、今後も経験を重ねていきたいです。
海外事業大学院大学への出向
多彩なキャリア 地域での活躍
添田 信行2009年入社/早稲田大学大学院了
大学院大学で身につけたスキルで農業分野の新規事業に挑戦
視野を広げるため、政策研究大学院大学へ出向。物事の本質をとらえ
る力や自分の想いを伝えるプレゼンテーションスキルの大切さを学び
ました。現在は、既存業務の枠にとらわれず、農業分野の新規事業立
ち上げに挑戦。社会課題の解決に取り組めるリーダーを目指します。
竹内 彩2010年入社/福岡大学卒
1年目から大規模プロジェクトに参加さまざまな業務を通じてキャリアアップ
入社1年目に携わった生麦ジャンクション高架橋の設計は、平成29
年度の田中賞にも選ばれ、手応えを感じました。その後も海外業務や
組合活動に従事し、さまざまな仕事を経験。今後は管理技術者とし
て、自分で作成したプロポーザルを受注することが目標です。
植村 尚子2016年入社/九州工業大学大学院了
結婚を機に勤務地域限定制度を利用地域に根差した働き方を目指す
もともとは東北支社で橋梁の設計業務に携わっていましたが、結婚を
機に勤務地域限定制度を利用し、関東支社に異動しました。制度によ
り長期にわたるプロジェクトにも深く関われるため、これまでとはまた
違ったやりがいを得ながら働き続けたいと考えています。
長尾 一輝2005年入社/金沢大学大学院了
普段の業務と博士取得を両立今後は大学との共同研究にも挑戦
前からの目標だった博士号の取得。業務と両立させるため、週末を利
用して研究と論文に取り組む生活は大変でしたが、学位を取得でき
たことは大きな自信になりました。今後は博士号を活かして、産学連
携による共同研究にも積極的にチャレンジしたいと考えています。
博士取得
社内ベンチャー 仕事と育児の両立
人材育成制度の活用
大西 康弘1994年入社/近畿大学大学院了
自らのアイデアで社内ベンチャーを設立経営の楽しさと難しさを実感
社内ベンチャーとして、玉川大学との共同出資による観光に関するシン
クタンクである、玉川オリエンタルコンサルタンツ総合研究所を設立。ア
イデアが事業として形になる喜びと会社経営の難しさを実感しました。
OCは自分の行動次第でどんなことにでもチャレンジできる会社です。
田中 枝里子2009年入社/奈良女子大学卒
社内制度や周りのサポートにより若手のうちから仕事と育児を両立
比較的早い段階で結婚・出産を経験。会社の制度や周りのサポートの
おかげで、仕事と家庭が両立できています。現在取り組んでいる公園
設計や地域活性化事業は、母としての目線も活かせる分野。若手社
員が私を見て希望を持てるような働き方を目指しています。
柴田 皓平2010年入社/大阪工業大学卒
社内の制度を活用し技術士を取得目指すのは信頼される技術者
入社8年目で技術士を取得。試験対策に関しては業務の調整による
就業中の勉強時間の確保、さらには社会動向を踏まえた模擬問題の
作成など、会社からのサポートが充実していました。発注者から信頼
される技術者を目指し、今後も幅広い知識の習得に取り組みます。
多様なキャリア
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『高度な専門スキル』を活かし、精力的に活躍する社員たち
Career 先輩のキャリア紹介③
我が社には、様々なスキル・経験を持った、多くのキャリア社員(中途)が働いています。
ぜひ、自らのキャリアを活かして、共に仲間として成長していきましょう!
鈴木 麻衣2017年入社/英国サセックス大学大学院了
仕事と家庭を両立しながらOCの海外事業部で活躍
OCの海外業務には短期出張案件もあり、ワークライフバランスの
観点から入社を決意。周囲のサポートもあり、仕事と育児が両立でき
ています。現在は、JICAによる中小企業支援の案件を担当。今後も
日本国内の技術が海外で活用されるよう、支援していきたいです。
ODA専門商社
キャリア採用
前職
原田 健彦2012年入社/九州産業大学大学院了
OCならではの総合力を駆使し多くの課題に社内で遂行可能
OCに転職した知人から新卒と中途で区別せず評価する会社だと
聞き、魅力に感じました。この会社の強みは、あらゆる課題に対して
社内で遂行できる総合力です。今後の目標は斜張橋などの計画・設
計に挑戦すること。そのために、これからも技術研鑽に励みます。
建設コンサルタント前職
青山 哲司2013年入社/岐阜県立大垣工業高校卒
自分の実力を試すために入社し、主担当者として事務所長表彰を獲得
前職では河川構造物や農業土木、道路などの設計業務に従事。自分
の力が全国でも通用するか試したいと考え、OCへ入社。主担当者と
して手がけた国交省の案件では、事務所長表彰をいただきました。
今後はあらゆる技術を活用し、森林分野で企画提案したいです。
設計事務所前職
太田 啓介2005年入社/東京工業大学大学院了
これまで培ってきたスキルを活かしてより総合的な業務に挑戦
前職で土木デザインの面白さを経験し、より総合的に携わりたいと
考え、OCに移りました。入社後は橋梁を始め、道路や河川、港湾な
ど、あらゆる分野の景観・デザインを担当。OCは、これまでの専門
性を活かしてより複合的な事業に関われる会社だと思います。
土木デザイン事務所前職
池永 美絵2016年入社/広島工業大学大学院了
法制度を整備する側から利用する側へ異業種転職で新たな視点から提案
前職までは都市計画に関する法制度の整備に従事。OCに入社し
たのは、新たな法制度を活用し、地域に根ざした案件に携わりたい
と考えたからです。OCには異業種からの転職者も多いため、幅広
い視点から意見を聴く機会があるのは強みだと思います。
シンクタンク前職
都築 正宏2016年入社/京都工芸繊維大学卒
国内外で事業を展開するOCで中小企業支援や国内施設の設計に従事
国内で技術を磨きながらその力を海外でも活かしたいと考え、OCへ
入社。現在は中小企業の海外展開支援から国内の公園に設置する
休憩施設の設計まで、幅広く携わっています。今後も、自分のノウハ
ウを活かせる枠組みを広げ、国内外で活躍し続けるのが目標です。
建築設計事務所前職
是 健一2013年入社/武蔵工業大学卒
道路分野の知見を広げるために入社橋梁やトンネルの担当者とも連携
OCでなら技術の幅が広がると考え入社。社内には橋梁やトンネル
の部門があるため、各分野の方々と連携して仕事を進められるの
は新鮮でした。新卒も中途も関係なく、お互いに尊重しあう環境の
中で、幅広いフィールドでインフラ整備に貢献できる会社です。
建設コンサルタント前職
鰐部 隆正1991年入社/名城大学卒
より大規模な業務を求めて転職中部支社長として、地域No.1を目指す
自分の提案がより反映される仕事に挑戦するため、OCに入社しま
した。現在は中部支社長として地域で一番の建設コンサルタントを
目指しています。OCは、転職者でも活躍している場所。皆さんにも
ぜひこの会社で充実した職業人生を歩んでほしいと思います。
建設コンサルタント前職
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■定年延長制度役職に応じて定年60歳を延長して勤務できる制度です。
■再雇用制度定年または定年延長終了後に再雇用契約をして勤務できる制度です。
この他に、育児・介護に携わる社員を支援するための再雇用制度も用意しています。
定年延長・再雇用制度
● 当社規定で定めるところの幹部職相当の社員に対して、定年を65歳まで延長し、長くプロフェッショナルとして活躍する環境づくりに努めています。●定年終了後の再雇用制度も用意しています。
副支社長 兼 事業企画部長 兼 技術部長都市分野
技師長橋梁分野
技師長河川分野 技師長
兒玉 隆昌(62歳)1990年入社/南九州大学卒
沖縄支社の副支社長として引き続き活躍気力・体力を維持し高みを目指す
公園緑地の計画・設計の専門家として、OCで公園緑地部門を確立
したいとの想いで入社しました。60歳になってもまだ気力・体力が
残っていたため、制度を利用。今後も、沖縄支店が一人前の生産拠
点に成長できるよう尽力していきたいです。
品質管理部 担当次長鉄道分野
中村 洋二(61歳)1981年入社/鳥取大学卒
鉄道設計に対する海外からのニーズの高まりに対応可能な人材を育成するため制度を利用
国内における鉄道の新規建設は減少する一方、国外では鉄道関連
の設計に対する需要は増加しています。そこで、ニーズに応えられ
る設計技術者を育成するために制度を利用。70歳以降も気力・体
力の続く限り、会社に貢献できればと考えています。
事業企画部営業分野
中村 秀一(60歳)1989年入社/法政大学卒
会社からの打診で制度利用を決意素早い意思決定と業務遂行が目標
定年延長制度を利用したきっかけは、会社からの打診。60歳という
大きな区切りを迎えた時に、周囲から継続勤務を期待されていたこ
とは、大きなやりがいに繋がりました。これまで以上に素早い意思
決定と計画的な業務遂行を目指します。
熟練の技術や経験を活かして社会に貢献
Career 先輩のキャリア紹介④
我が社では多くの社員が「定年延長・再雇用制度」を利用し、磨いてきたスキルで社会に貢献しています。
彼らが定年延長・再雇用の道を選んだ理由や現在のやりがいをご紹介します。
定年延長・再雇用制度
松崎 宏文(65歳)1989年入社/島根大学卒
業務に関して世代を超えて議論しこれまでの経験で得た知識をもとに指導
OCではシニア技術者が必要とされる場や役割を明確に示してい
るため、60歳を過ぎた後も働きやすいと感じます。また、プロジェク
ト評価など技術に関する事柄に専念できる業務が増え、今まで以
上に仕事の面白さを実感。今後もまだまだスキルを磨きます。
渡辺 英夫(64歳)1978年入社/日本大学大学院了
還暦を一区切りに、新たなことに挑戦大学の講義で自らの知識を次世代に伝える
還暦は人生の一区切りであり、新たなスタートを切る貴重な機会。
制度を利用して引き続きOCに勤務しながら、習得した知識を広め
るため、大学の非常勤講師として講義も始めました。今後は未踏科
学分野の仕事にも取り組んでいきたいと考えています。
技師長交通分野
辻 光弘(64歳)1978年入社/神戸大学卒
若手技術者への指導育成に従事し成果の品質向上や技術継承に貢献
現在は、交通関連の部署への技術指導や安全対策の評価を担当。
60歳以前は生産性の向上が主な課題でしたが、現在は中堅・若手
技術者のスキルの向上を目指しています。また、社会ニーズの変化
や科学技術の進歩を見据えたインフラ開拓も目標です。