アジアスーパーグリッド 構想から実現へ...2012/03/09 · 3. 電力融通の余力...
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２０１２年３月１０日
公益財団法人 自然エネルギー財団 設立者/会長 孫 正義
構想から実現へ
アジアスーパーグリッド
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アジアスーパーグリッド構想 ２０１１年９月１２日 発表
3
ブータン
ゴビ砂漠
上海
台北
デリー
ムンバイ
シンガポール
成都
北京 ソウル
マニラ
ダッカ
バンコク
香港
クアラルンプール
東京
ウラジオストク
アジア スーパーグリッド
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１. 電力供給の安定化
２. 適正価格の実現
３. ピークシフト
アジアスーパーグリッドの特徴
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１. 電力供給の安定化
２. 適正価格の実現
３. ピークシフト
アジアスーパーグリッドの特徴
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風力発電の出力変動例
※出典：電気事業連合会資料より作成（北海道電力ほりかっぷ発電所冬季データ）
（kW） 1,200
1,000
800
600
400
200
0 12 18 24 （時） 0
6
定格出力1,100kW
風況による 変動
7
太陽光発電の出力変動例
※出典：電気事業連合会資料より作成（山口県岩国市の春期データ）
（時）
（kW）
2.5
2
1.5
1
0.5
0 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
晴天
曇天
雨天
天候による 変動
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電力需要
電力供給安定化のイメージ
自然エネルギー
スーパーグリッド
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１. 電力供給の安定化
２. 適正価格の実現
３. ピークシフト
アジアスーパーグリッドの特徴
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ブータン
$0.03
台北 $0.1
デリー
$ 0.1
ムンバイ
$0.16 マニラ
$0.13
バンコク
$0.12
香港
$0.13 上海 $0.12
北京 $0.12
ソウル $0.06
ダッカ
$0.05
クアラルンプール
$0.09
東京
$0.2
１ｋＷｈあたりの 電気料金 単位:米ドル
※出典:日本貿易振興機構ジェトロ 各国の業務/産業用電気料金
シンガポール
$0.18
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１. 電力供給の安定化
２. 適正価格の実現
３. ピークシフト
アジアスーパーグリッドの特徴
12
ソウル
東京
ピークシフト （時差、気候）
-2h -3h -1h 0h
上海
台北
マニラ
ブータン
ゴビ砂漠
デリー
ムンバイ
成都
北京
ダッカ
バンコク
香港
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アジアスーパーグリッド 実現への疑問
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アジアスーパーグリッド実現への疑問
１. 安全保障上の問題
２. 国際海底ケーブルの現実性
３. 電力融通の余力
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アジアスーパーグリッド実現への疑問
１. 安全保障上の問題
２. 国際海底ケーブルの現実性
３. 電力融通の余力
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国家間の電力融通は
エネルギー安全保障上
問題があるのでは？
疑問１
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タンカー パイプライン
輸送手段の多様化
エネルギー安全保障の向上
送電網
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アジアスーパーグリッド実現への疑問
１. 安全保障上の問題
２. 国際海底ケーブルの現実性
３. 電力融通の余力
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国際海底ケーブルは 設置困難では？
疑問２
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NorNed BritNed Estlink
国際連系 ノルウェー
～ オランダ
イギリス ～
オランダ
フィンランド ～
エストニア
距離 580km 260km 105km
設備容量 600MW 1,000MW 350MW
運用開始 2008年 2011年 2007年
投資額 640億円 640億円 120億円
※€1=106円換算
オランダ
ノルウェー
イギリス
フィンランド
エストニア
欧州では 既に稼働済み
21 ※出典：日本経済新聞2011.7.27
国際海底ケーブル
追加プロジェクト １０件以上
22 ※出典：DESERTEC FOUNDATION
デザーテック構想
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スペイン-モロッコ間で 設置済み
（４００ＭＷ×２本）
デザーテック構想の 進捗状況
３０ｋｍ その他、ＧＷ規模のＨＶＤＣの実用化研究段階
・スペイン-モロッコ ・アルジェリア-スペイン ・チュニジア-イタリア
※Google マップ - ©2012 Google
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海底通信ケーブル
※出典：ＪＩＨケーブルプロジェクトの進捗状況について （１９９８年１月/ＫＤＤ報道資料）
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アジアスーパーグリッド実現への疑問
１. 安全保障上の問題
２. 国際海底ケーブルの現実性
３. 電力融通の余力
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疑問３
経済成長するアジア諸国には 電力に余裕がないのでは？
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ブータン
ゴビ砂漠
上海
台北
デリー
ムンバイ
シンガポール
成都
北京 ソウル
マニラ
ダッカ
バンコク
香港
クアラルンプール
東京
ウラジオストク
ゴビ砂漠が 自然エネ 供給基地に
28 ※出典: US National Renewable Energy Laboratory, Mongolian National Renewable Energy Center
世界の総発電量の
風力 太陽光
（２００９年）
モンゴルの自然エネルギーポテンシャル
７割
８,１００TWh/年 (日本の年間消費電力の８倍)
４,８００TWh/年 (日本の年間消費電力の４倍)
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構想から実現へ
アジアスーパーグリッド
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政府 研究機関 事業者
・安全保障の検討 ・法制度の検討 等
・課題点の洗い出し ・専門家による検討 等
・共同出資 ・共同開発 等
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政府 研究機関 事業者
・安全保障の検討 ・法制度の検討 等
・課題点の洗い出し ・専門家による検討 等
・共同出資 ・共同開発 等
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共同研究に関する覚書を締結
自然エネ開発、送電線整備
モンゴル国立 再生可能エネルギーセンター
自然エネ普及、知識/経験共有
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政府 研究機関 事業者
・安全保障の検討 ・法制度の検討 等
・課題点の洗い出し ・専門家による検討 等
・共同出資 ・共同開発 等
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・モンゴル初の風力発電事業への出資検討
・モンゴルの自然エネ開発
× ×
戦略的パートナーシップの覚書に合意
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構想から実現へ
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Energy for Peace in Asia