ブラックロック・ インド株ファンド...2019年12月10日...

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追加型投信/海外/株式 無期限(設定日:2005年12月13日) 12月10日(ただし休業日の場合は翌営業日) 投資信託財産の長期的な成長を目標に運用を行ないます。 主要運用対象 インド企業の株式および株式関連証券(DR(預託証券) を含みます)を主な投資対象とします。また、インドに おいて重要な事業展開を行なっていると考えられるイン ド以外の企業の株式等にも投資することがあります。 ①株式への投資割合には、制限を設けません。 ②外貨建資産への投資割合には、制限を設けません。 年 1 回 の 毎 決 算 時(12月10日。休 業 日 の 場 合 は 翌 営 業日。)に、経費控除後の繰越分を含めた利子・配当等収 益および売買損益(繰越欠損補填後、評価損益を含みま す。)等の全額を分配対象額の範囲として分配を行ない ます。分配金額は、委託者が基準価額水準、市況動向等 を勘案して決定します。基準価額水準、市況動向等に よっては分配を行なわないこともあります。留保益の 運用については特に制限を設けず、委託者の判断に基 づき、元本部分と同一の運用を行ないます。 当ファンドの仕組みは次の通りです。 ブラックロック・ジャパン株式会社 〒1 0 0 − 8 2 1 7 東京都千代田区丸の内一丁目 8 番 3 号 丸の内トラストタワー本館 運用報告書に関するお問合わせ先 電話番号:0 3 − 6 7 0 3 − 4 3 0 0 (受付時間 営業日の9:00〜17:00) ホームページアドレス www.blackrock.com/jp/ 第14期 運用報告書(全体版) (決算日:2019年12月10日) 平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。 さて、当ファンドは上記の通り決算を行ないましたので、 期中の運用状況と収益分配金をご報告申し上げます。 今後とも引き続きお引き立て賜りますよう お願い申し上げます。 ブラックロック・ インド株ファンド

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Page 1: ブラックロック・ インド株ファンド...2019年12月10日 ブラックロック・インド株ファンド − −2 基準価額の推移 (第14期:2018年12月11日~2019年12月10日)

商 品 分 類 追加型投信/海外/株式

信 託 期 間 無期限(設定日:2005年12月13日)

決 算 日 12月10日(ただし休業日の場合は翌営業日)

運 用 方 針 投資信託財産の長期的な成長を目標に運用を行ないます。

主要運用対象

インド企業の株式および株式関連証券(DR(預託証券)を含みます)を主な投資対象とします。また、インドにおいて重要な事業展開を行なっていると考えられるインド以外の企業の株式等にも投資することがあります。

組 入 制 限①株式への投資割合には、制限を設けません。②外貨建資産への投資割合には、制限を設けません。

分 配 方 針

年1回の毎決算時(12月10日。休業日の場合は翌営業日。)に、経費控除後の繰越分を含めた利子・配当等収益および売買損益(繰越欠損補填後、評価損益を含みます。)等の全額を分配対象額の範囲として分配を行ないます。分配金額は、委託者が基準価額水準、市況動向等を勘案して決定します。基準価額水準、市況動向等によっては分配を行なわないこともあります。留保益の運用については特に制限を設けず、委託者の判断に基づき、元本部分と同一の運用を行ないます。

当ファンドの仕組みは次の通りです。

ブラックロック・ジャパン株式会社〒100−8217東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 丸の内トラストタワー本館運用報告書に関するお問合わせ先電話番号:03 −67 0 3 −4 3 0 0(受付時間 営業日の9:00〜17:00)ホームページアドレス www.blackrock.com/jp/

第14期 運用報告書(全体版)(決算日:2019年12月10日)

平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、当ファンドは上記の通り決算を行ないましたので、

期中の運用状況と収益分配金をご報告申し上げます。

今後とも引き続きお引き立て賜りますよう

お願い申し上げます。

ブラックロック・インド株ファンド

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CONTENTS

◇ 基準価額の推移◇ 運用担当者コメント◇ ファンド状況◇ 運用内容◇ 資産状況

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2019年12月10日

ブラックロック・インド株ファンド

− −1

◇基準価額の推移■最近5期の運用実績

決  算  期基 準 価 額 (参考指数) 株 式 組 入

比 率 等株 式 先 物組 入 比 率 純 資 産

(分配落) 税 込分配金

期 中騰落率

MSCI Daily TR Gross Emerging Markets India (円ベース)

期 中騰落率

円 円 % % % % 百万円10期(2015年12月10日) 11,482 500 △ 5.6 607.75 △ 11.2 93.1 7.2 19,85811期(2016年12月12日) 11,431 500 3.9 605.40 △ 0.4 90.8 6.4 18,741 12期(2017年12月11日) 12,947 1,500 26.4 790.43 30.6 92.5 15.3 20,626 13期(2018年12月10日) 10,729 500 △ 13.3 709.41 △ 10.3 99.2 − 16,37914期(2019年12月10日) 10,559 1,000 7.7 765.15 7.9 98.0 − 14,957

(注1) 基準価額の騰落率は税込分配金込み。基準価額は1万口当り。(注2) 株式組入比率等には新株予約権証券を含みます。(注3) 株式先物組入比率=買建比率−売建比率。(注4) 2015年9月に当ファンドの参考指数をS&P IFCエマージング・マーケッツ・インベスタブル・インディア(円換算ベース)よりMSCI Daily

TR Gross Emerging Markets India(円ベース)に変更しました。(注5) MSCI Daily TR Gross Emerging Markets India(円ベース)に関する著作権、知的財産その他の一切の権利は、MSCI Inc.に帰属します。

また、MSCI Inc.は同指数の内容を変更する権利及び公表を停止する権利を有しています。(注6) 純資産総額の単位未満は切捨て。

■当期中の基準価額と市況の推移

年  月  日基 準 価 額 (参考指数) 株 式 組 入

比 率 等株 式 先 物組 入 比 率騰落率 MSCI Daily TR Gross Emerging

Markets India (円ベース) 騰落率(期 首) 円 % % % %

2018年12月10日 10,729 − 709.41 − 99.2 −12月末 10,770 0.4 735.73 3.7 99.6 −

2019年 1 月末 10,230 △ 4.7 713.42 0.6 97.8 −2 月末 10,609 △ 1.1 729.97 2.9 99.4 −3 月末 11,659 8.7 792.79 11.8 99.9 −4 月末 11,627 8.4 798.80 12.6 100.3 −5 月末 11,759 9.6 783.73 10.5 98.7 −6 月末 11,531 7.5 775.57 9.3 98.5 −7 月末 10,883 1.4 740.83 4.4 98.1 −8 月末 10,266 △ 4.3 703.07 △ 0.9 99.0 −9 月末 11,193 4.3 737.88 4.0 98.0 −10月末 11,498 7.2 770.01 8.5 99.6 −11月末 11,742 9.4 775.63 9.3 96.9 −

(期 末)2019年12月10日 11,559 7.7 765.15 7.9 98.0 −

(注1) 期末基準価額は税込分配金込み。基準価額は1万口当り。騰落率は期首比。(注2) 株式組入比率等には新株予約権証券を含みます。(注3) 株式先物組入比率=買建比率−売建比率。(注4) MSCI Daily TR Gross Emerging Markets India(円ベース)に関する著作権、知的財産その他の一切の権利は、MSCI Inc.に帰属します。

また、MSCI Inc.は同指数の内容を変更する権利及び公表を停止する権利を有しています。

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2019年12月10日

ブラックロック・インド株ファンド

− −2

■基準価額の推移(第14期:2018年12月11日~ 2019年12月10日)

20,000

15,000

10,000

5,000

0

400

300

200

100

0

(円) (億円)

第13期末(2018.12.10)

第14期末(2019.12.10)

基準価額(左軸)分配金再投資基準価額(左軸)参考指数(左軸)

純資産総額(右軸)

第14期首:10,729円 第14期末:10,559円(既払分配金1,000円) 騰落率 :7.7%(分配金再投資ベース)*分配金再投資基準価額は、収益分配金(税込み)を分配時に再投資

したものとみなして計算したもので、ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示すものです。

*分配金を再投資するかどうかについてはお客様がご利用のコースにより異なります。また、ファンドの購入価額により課税条件も異なります。従って、各個人のお客様の損益の状況を示すものではありません。

*参考指数は、MSCI Daily TR Gross Emerging Markets India(円ベース)です。

*分配金再投資基準価額および参考指数は、前期末の基準価額に合わせて指数化しています。

◇運用担当者コメント投資環境について

当期(2018年12月11日から2019年12月10日)のインド株式市場は、期初から2019年2月にかけては、世界的な景気減速懸念の高まりや企業の業績発表に対する失望などを背景に上値が重い展開が継続しました。3月に入り、マクロ変動要因(インフレ率、金利、為替など)が好ましい傾向を維持したことや総選挙でモディ首相が所属する与党人民党が引き続き政権を維持するとの期待感が高まったことなどを背景に上昇しました。4月から6月にかけては、5月の総選挙でモディ首相が所属するインド人民党が大勝し、政権の安定化観測から大きく上昇する局面があった一方で、米中の貿易戦争を巡る懸念の高まりを受けてリスク回避

の動きが進んだことなどから新興国株式市場が総じて苦戦したこともあり、一進一退の展開となりました。その後、8月末にかけて軟調に推移しましたが、9月に政府が法人税引下げを発表したことが好感され、インド株式市場は反発しました。10月に入り、米国と中国が貿易交渉について「第一段階」の合意に向けた進展を示唆し、地政学リスクが後退したことなどを背景に世界的に株価が上昇する中、インド株式市場も上昇しました。11月前半は、低迷し続けるマクロ経済指標を巡る懸念や格付機関のMoody'sがインドの格付け見通しを安定的からネガティブに引き下げたことなどから下落しましたが、11月後半以降、世界的なリスク・オンの動きとインド国内の前向きな改革を背景に上昇に転じました。期末にかけては、インド準備銀行(RBI)が市場予想に反し政策金利の据え置きを決定したことなどが嫌気され、下落して当期を終えました。

ポートフォリオについて当期、当ファンドは引き続き、グロース株や純粋な

ディフェンシブ株よりも、質が優れた国内銘柄を選好しました。セクター別では、コミュニケーション・サービスセクターと情報技術セクターの組入れを引き上げた一方で、金融セクターと生活必需品セクターの組入れを引き下げました。個別銘柄では、ファンダメンタルズが大幅に改善されたことなどからバーティ・エアテル

(電気通信サービス)、減税の恩恵を受けると考えられるヒンドゥスタン・ユニリーバ(家庭用品・パーソナル用品)、インドの天然ガス需要の増加の恩恵を受けると思われるペトロネットLNG(エネルギー)などを購入しました。一方で、バリュエーションの観点よりITC(食品・飲料・タバコ)、利益確定のためICICIロンバード・ゼネラル・インシュアランス(保険)、HDFC銀行(銀行)、HDFC(銀行)などを売却しました。

期末時点では、金融セクター(民間銀行を選好)、資本財・サービスセクター、素材セクターの組入れを高位

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ブラックロック・インド株ファンド

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とする一方、生活必需品セクター、情報技術セクターの組入れを低位としています。

(主なプラス要因) ・ 金融セクターの組入れ高位。 ・ ヘルスケアセクターの組入れ低位。 ・ 個別銘柄では相対的に良好なパフォーマンスとなったHDFC銀行(銀行)、ICICI銀行(銀行)、バジャジ・ファイナンス(各種金融)の組入れを高位としていたこと。

(主なマイナス要因) ・ 資本財・サービスセクターの組入れ高位。 ・ エネルギーの組入れ低位。 ・ 個別銘柄では相対的に良好なパフォーマンスとなったリライアンス・インダストリーズ(エネルギー)、ヒンドゥスタン・ユニリーバ(家庭用品・パーソナル用品)、HDFC(銀行)の組入れを低位としていたこと。

ベンチマークとの差異について当ファンドは運用の目標となるベンチマークを設け

ておりません。下記のグラフは、当ファンドの基準価額と参考指数の騰落率の対比です。

■基準価額と参考指数の対比(期別騰落率)

基準価額の主な変動要因当期、当ファンドの基準価額は7.7%の上昇となりま

した。また、MSCI Daily TR Gross Emerging Markets India(円ベース)は、7.9%上昇しました。当期、インド株式市場が上昇したことを受けて、基準価額は上昇しました。

分配金について今期の収益分配につきましては、1万口当り1000円

とさせていただきました。留保益の運用につきましては、運用の基本方針に基づき運用を行ないます。

■分配原資の内訳(1万口当り)

項目当期

2018 年 12 月 11 日~ 2019 年 12 月 10 日

当期分配金(税込み) 1,000円対基準価額比率 8.65%当期の収益 101円当期の収益以外 898

翌期繰越分配対象額 3,471(注1) 「当期の収益」は「経費控除後の配当等収益」および「経費控除

後の有価証券売買等損益」から分配に充当した金額です。また、「当期の収益以外」は「収益調整金」および「分配準備積立金」から分配に充当した金額です。

(注2) 円未満は切り捨てており、当期の収益と当期の収益以外の合計が当期分配金(税込み)に合致しない場合があります。

(注3) 当期分配金の対基準価額比率は当期分配金(税込み)の期末基準価額(分配金込み)に対する比率で、ファンドの収益率とは異なります。

今後の運用方針について2019年の総選挙において、モディ首相が率いるイン

ド人民党が勝利し、モディ首相の続投が決まり、インド人民党率いる与党連合・国民民主同盟は下院の過半数を大きく上回る議席を確保しました。この結果、市場ではインドの改革成長路線が更に推し進められることが期待されています。モディ政権による過去の経済改革は①ブラックマネー(不正蓄財)の取締り、②国民認識番号の付与と全世帯に開設させた銀行口座、③補助金直接支払い制度といった三つのカテゴリーに大きく分けられます。これらの改革は、長期的

第14期(2018.12.11~2019.12.10)

(%)12.0

10.0

8.0

6.0

4.0

2.0

0.0

基準価額MSCI Daily TR Gross Emerging Markets India(円ベース)

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ブラックロック・インド株ファンド

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な構造改革の観点からは重要な位置を占め、その果実は今後数年にわたり実現されると見ています。そして、今後は構造改革よりも経済成長の回復に重点が置かれると考えています。インド政府は、9月に経済成長を促す目的から法人税率を30%から22%に引き下げると発表しました。また、外国人投資家に対する増税案の撤回などを発表しています。11月末には、今後、公的銀行10 行を4 行に整理統合する方針を発表しました。銀行の財務力強化により与信の伸びが回復し、インド経済のダウンサイド・リスクが軽減されることを期待したものと思われます。

インドルピーは、過去1年間、米ドルの上昇、原油価格の上昇により財政赤字拡大圧力が高まったことなどを背景に、荒い値動きを見せました。なお、米国の利上げはしばらく行なわれないと予想されることから、新興国の株式や為替市場も落ち着きを見せると見ています。

インド株式市場に対して明るい見通しを持っているものの、GST(物品・サービス税)の税収不足による財政赤字の拡大、原油価格上昇による経常赤字の拡大、原油や食品価格上昇によるインフレ率の上昇、地政学リスクの高まりがリスク要因として挙げられます。

当ファンドは、一人当たりのGDP増加による消費拡大、金融セクターの成長、政府によるインフラ投資の拡大、繊維や特殊化学製品などの輸出の拡大、を今後のインドの経済成長を左右する可能性がある重要なテーマとして見ています。

当ファンドでは、ファンダメンタルズ分析に基づくボトムアップ・アプローチなどにより、リスクに注視しつつ、バリュエーションや構造改革の恩恵を受けると思われる銘柄などにも着眼して、銘柄選択を行なっていく方針です。

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ブラックロック・インド株ファンド

− −5

◇ファンド状況■1万口当りの費用の明細

項目 第14期

項目の概要 (2018.12.11~2019.12.10)金額 比率

円 %(a) 信託報酬 215 1.940 信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率

期中の平均基準価額は11,081円です。(投信会社) ( 102) (0.921) 投信会社分は、委託した資金の運用の対価(販売会社) ( 102) (0.921) 販売会社分は、交付運用報告書等各種書類の送付、口座内での各ファンドの

管理、購入後の情報提供等の対価(受託銀行) ( 11) (0.097) 受託銀行分は、運用財産の管理、投信会社からの指図の実行の対価

(b) 売買委託手数料 4 0.034 売買委託手数料=期中の売買委託手数料/期中の平均受益権口数売買委託手数料は、有価証券等の売買の際、売買仲介人に支払う手数料

(株式) ( 4) (0.034)(c) 有価証券取引税 8 0.072 有価証券取引税=期中の有価証券取引税/期中の平均受益権口数

有価証券取引税は、有価証券の取引の都度発生する取引に関する税金(株式) ( 8) (0.072)

(d) その他費用 23 0.204 その他費用=期中のその他費用/期中の平均受益権口数(保管費用) ( 17) (0.149) 保管費用は、海外における保管銀行等に支払う有価証券等の保管および

資金の送金・資産の移転等に要する費用(印刷費用・監査費用等) ( 1) (0.013) 目論見書および運用報告書の作成・印刷費用、監査法人等に支払うファンド

の監査に係る費用等の諸費用(その他) ( 5) (0.042) 信託事務の処理等に要するその他諸費用

合計 249 2.251(注1) 期中の費用(消費税のかかるものは消費税を含む)は追加、解約によって受益権口数に変動があるため、項目の概要の簡便法により算出

した結果です。(注2) 金額欄は各項目ごとに円未満は四捨五入してあります。(注3) 比率欄は「1万口当りのそれぞれの費用金額」を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。

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2019年12月10日

ブラックロック・インド株ファンド

− −6

(参考情報)■総経費率

※当期中の運用・管理にかかった費用の総額を期中の平均基準価額(1口当たり)を乗じた数で除した総経費率(年率)は2.14%です。

(注1)1万口当たりの費用明細において用いた簡便法により算出したものです。(注2)各費用は、原則として、募集手数料、売買委託手数料及び有価証券取引税を含みません。(注3)各比率は、年率換算した値です。

総経費率2.14%

運用管理費用(投信会社)0.92%

その他費用0.20%

運用管理費用(受託会社)0.10%

運用管理費用(販売会社)0.92%

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ブラックロック・インド株ファンド

− −7

◇運用内容■売買及び取引の状況(2018年12月11日から2019年12月10日まで)株式

買    付 売    付株  数 金  額 株  数 金  額

外 国

イ ン ド百株 千インドルピー 百株 千インドルピー

53,818 2,554,582 90,827 4,493,553(11,967) (△4,769)

(注1) 金額は受渡し代金。(注2) 単位未満は切捨て。(注3) ( )内は、増資割当、株式転換、合併等による増減分で上段の数字に含まれていません。

■株式売買金額の平均組入株式時価総額に対する割合(2018年12月11日から2019年12月10日まで)項    目 当    期

(a) 期 中 の 株 式 売 買 金 額 10,992,342 千円

(b) 期 中 の 平 均 組 入 株 式 時 価 総 額 16,324,631 千円

(c) 売 買 高 比 率 ( a )/( b ) 0.67

(注) (b)は各月末現在の組入株式時価総額の平均。

■主要な売買銘柄(2018年12月11日から2019年12月10日まで) 株式

買     付 売     付

銘    柄 株 数 金 額 平均単価 銘    柄 株 数 金 額 平均単価千株 千円 円 千株 千円 円

BHARTI AIRTEL LTD 920 505,826 549 ITC LTD 1,312 521,496 397 HINDUSTAN UNILEVER LIMITED 142 455,679 3,189 HOUSING DEVELOPMENT FINANCE 123 403,473 3,255 INFOSYS LTD 294 329,991 1,118 INFOSYS LTD 327 388,520 1,186 TECH MAHINDRA LTD 250 302,330 1,208 RELIANCE INDUSTRIES LIMITED 149 329,100 2,200 PETRONET LNG LTD 712 266,139 373 ICICI BANK LTD 407 298,615 732 L&T TECHNOLOGY SERVICES LTD 80 207,263 2,569 LARSEN & TOUBRO LIMITED 139 281,801 2,026 ASIAN PAINTS LTD 78 177,234 2,251 HCL TECHNOLOGIES 161 279,170 1,728 SBI LIFE INSURANCE CO LTD 129 166,699 1,285 STATE BANK OF INDIA 579 251,312 433 HOUSING DEVELOPMENT FINANCE 48 163,797 3,395 BRITANNIA INDUSTRIES LTD 58 247,066 4,246 CONTAINER CORP OF INDIA LTD 180 163,656 905 AXIS BANK LTD 213 243,020 1,137

(注1) 金額は受渡し代金。(注2) 単位未満は切捨て。

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ブラックロック・インド株ファンド

− −8

■利害関係人との取引状況(2018年12月11日から2019年12月10日まで)上記期間における利害関係人との取引はありません。

(注) 利害関係人とは、投資信託及び投資法人に関する法律第11条第1項に規定される利害関係人です。

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2019年12月10日

ブラックロック・インド株ファンド

− −9

■組入資産の明細外国株式

銘      柄期首(前期末) 当  期  末

業  種  等株 数 株 数

評 価 額外貨建金額 邦貨換算金額

(インド) 百株 百株 千インドルピー 千円RELIANCE INDUSTRIES LIMITED 7,593 6,097 958,960 1,476,799 エネルギーBHARAT PETROLEUM CORP LTD 4,655 2,503 125,072 192,612 エネルギーEICHER MOTORS LTD 35 − − − 資本財MAHINDRA & MAHINDRA LTD 1,128 − − − 自動車・自動車部品SHREE CEMENT LTD 77 70 142,695 219,750 素材INDUSIND BANK LTD 1,334 1,136 164,734 253,691 銀行HINDUSTAN PETROLEUM CORP 3,833 − − − エネルギーTATA STEEL LIMITED 1,902 − − − 素材NESTLE INDIA LIMITED 59 − − − 食品・飲料・タバコGAIL INDIA LTD 7,797 8,818 102,475 157,812 公益事業KOTAK MAHINDRA BANK LTD 2,428 1,999 331,846 511,043 各種金融SUPREME INDUSTRIES LTD 430 389 43,369 66,788 素材TITAN CO LTD 743 1,044 123,003 189,425 耐久消費財・アパレルLUPIN LTD 628 − − − 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンスAPOLLO TYRES LTD 3,865 − − − 自動車・自動車部品HOUSING DEVELOPMENT FINANCE 3,103 2,346 542,416 835,321 銀行INFOSYS LTD 11,888 11,565 829,506 1,277,439 ソフトウェア・サービスHINDUSTAN UNILEVER LIMITED − 1,324 266,049 409,716 家庭用品・パーソナル用品HCL TECHNOLOGIES 1,615 − − − ソフトウェア・サービスHERO HONDA 330 468 111,494 171,701 自動車・自動車部品SRF LTD 571 317 102,904 158,472 耐久消費財・アパレルBHARTI AIRTEL LTD − 8,366 373,005 574,428 電気通信サービスSUN PHARMACEUTICALS INDUSTRIES LTD 3,131 − − − 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンスMARUTI SUZUKI INDIA LTD 442 443 310,357 477,949 自動車・自動車部品JINDAL STEEL & POWER LTD 4,292 8,719 124,821 192,225 素材MOTHERSON SUMI SYSTEMS LTD 4,236 − − − 自動車・自動車部品PETRONET LNG LTD − 4,650 126,787 195,252 エネルギーLARSEN & TOUBRO LIMITED 3,203 1,813 231,407 356,367 資本財ULTRATECH CEMENT LTD 500 316 131,289 202,185 素材ASHOK LEYLAND LTD 10,686 17,611 136,227 209,790 資本財BHARAT FORGE LTD 1,073 − − − 自動車・自動車部品ITC LTD 12,568 − − − 食品・飲料・タバコUPL LTD 1,333 2,544 143,411 220,853 素材HIMATSINGKA SEIDE LTD 714 − − − 耐久消費財・アパレルFIEM INDUSTRIES LTD 421 − − − 自動車・自動車部品GODREJ INDUSTRIES LTD 1,187 1,450 62,768 96,663 素材FORTIS HEALTHCARE LTD 9,243 8,371 114,946 177,017 ヘルスケア機器・サービス

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2019年12月10日

ブラックロック・インド株ファンド

− −10

銘      柄期首(前期末) 当  期  末

業  種  等株 数 株 数

評 価 額外貨建金額 邦貨換算金額

百株 百株 千インドルピー 千円

通 貨 小 計株数、金額 170,067 145,026 9,518,499 14,658,489銘柄数〈比率〉 54 銘柄 42 銘柄 − 〈98.0%〉

合     計株数、金額 170,067 145,026 − 14,658,489銘柄数〈比率〉 54 銘柄 42 銘柄 − 〈98.0%〉

(注1) 邦貨換算金額は、期末の時価をわが国の対顧客電信売買相場の仲値により、邦貨換算したものです。(注2) 〈 〉内は、期末の純資産総額に対する各国別株式評価額の比率。(注3) 単位未満は切捨て。

OBEROI REALTY LTD − 1,379 76,067 117,144 不動産SKS MICROFINANCE LTD 585 − − − 各種金融DALMIA BHARAT LTD 224 − − − 素材L&T FINANCE HOLDINGS LTD 6,665 − − − 各種金融HDFC BANK LTD 4,567 − − − 銀行MAHINDRA & MAHINDRA FIN SECS 5,054 4,577 154,864 238,492 各種金融ASIAN PAINTS LTD − 712 123,062 189,516 素材BAJAJ FINANCE LTD 1,111 920 363,166 559,276 各種金融TATA STEEL LTD-PARTLY PAID 205 − − − 素材L&T TECHNOLOGY SERVICES LTD − 747 112,231 172,836 商業・専門サービスCROMPTON GREAVES CONSUMER ELECTRICALS 3,160 − − − 耐久消費財・アパレルHDFC LIFE INSURANCE CO LTD 2,673 2,138 122,452 188,576 保険AU SMALL FINANCE BANK LTD 936 848 68,649 105,720 銀行DALMIA BHARAT LTD − 324 27,062 41,675 素材CONTAINER CORP OF INDIA LTD − 1,675 93,684 144,274 運輸CHALET HOTELS LTD − 2,788 92,781 142,883 消費者サービスBRITANNIA INDUSTRIES LTD 581 − − − 食品・飲料・タバコHDFC BANK LIMITED − 7,112 884,107 1,361,526 銀行STERLING & WILSON SOLAR LTD − 940 26,968 41,531 資本財AXIS BANK LTD 7,479 6,479 474,335 730,476 銀行HAVELLS INDIA LTD 991 1,921 126,497 194,806 資本財STATE BANK OF INDIA 5,799 − − − 銀行ICICI BANK LTD 16,738 12,662 666,657 1,026,653 銀行TECH MAHINDRA LTD 1,421 3,578 268,547 413,562 ソフトウェア・サービスGUJARAT GAS LTD 558 − − − 公益事業ICICI LOMBARD GENERAL INSURA 1,132 − − − 保険ICICI PRUDENTIAL LIFE INSURA 1,536 1,391 68,154 104,957 保険QUESS CORP LTD 1,580 1,250 56,347 86,775 商業・専門サービスSBI LIFE INSURANCE CO LTD − 1,202 113,306 174,492 保険

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2019年12月10日

ブラックロック・インド株ファンド

− −11

◇資産状況■投資信託財産の構成 2019年12月10日現在

項    目当    期    末

評  価  額 比    率千円 %

株 式 14,658,489 88.6コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 1,882,032 11.4

投 資 信 託 財 産 総 額 16,540,521 100.0(注1) 当期末における外貨建資産(14,872,146千円)の投資信託財産総額(16,540,521千円)に対する比率は、89.9%です。(注2) 外貨建資産は、期末の時価をわが国の対顧客電信売買相場の仲値により邦貨換算したものです。換算レートは、1アメリカ・ドル=108.67円、

1インド・ルピー=1.54円です。(注3) 評価額の単位未満は切捨て。

■資産、負債、元本および基準価額の状況2019年12月10日現在

項    目 当 期 末

(A)資 産  コ ー ル ・ ロ ー ン 等 株       式 ( 評 価 額 ) 未 収 入 金

(B)負 債 未 払 収 益 分 配 金 未 払 解 約 金 未 払 信 託 報 酬 そ の 他 未 払 費 用

(C)純 資 産 総 額( A - B ) 元 本 次 期 繰 越 損 益 金

(D)受 益 権 総 口 数  1万口当り基準価額(C/D)  

<注記事項>期首元本額 15,266,682,043 円期中追加設定元本額 632,830,630 円期中一部解約元本額 1,734,174,037 円

■損益の状況自2018年12月11日 至2019年12月10日

項    目 当  期(A)配 当 等 収 益    

受 取 配 当 金  受 取 利 息  

(B)有 価 証 券 売 買 損 益    売 買 益  売 買 損    

(C)信 託 報 酬 等  (D)当 期 損 益 金(A+B+C)    (E)前 期 繰 越 損 益 金    (F)追 加 信 託 差 損 益 金  

( 配 当 等 相 当 額 )    ( 売 買 損 益 相 当 額 )    

(G)合 計(D+E+F)    (H)収 益 分 配 金  

次 期 繰 越 損 益 金(G+H)  追 加 信 託 差 損 益 金  

( 配 当 等 相 当 額 )      ( 売 買 損 益 相 当 額 )       

繰 越 損 益 金    (注1) 損益の状況の中で有価証券売買損益は、期末の評価換えによる

ものを含みます。(注2) 損益の状況の中の信託報酬等には、信託報酬に対する消費税等

相当額を含めて表示しております。(注3) 損益の状況の中で追加信託差損益金とは追加信託の際、追加

代金と元本の差額をいいます。(注4) 投資信託財産の運用指図に係わる権限の全部又は一部を委託

するために要する費用として委託者報酬の中から支弁している額は、76,915,879円です。

16,540,521,460 円 1,881,417,981 14,658,489,328 614,151 1,583,267,042 1,416,533,863 9,041,462 156,718,217 973,500 14,957,254,418 14,165,338,636 791,915,782 14,165,338,636 口 10,559 円

186,803,542 円 186,802,932 610 1,328,944,756 2,812,290,497 △ 1,483,345,741 △ 352,604,589 1,163,143,709 △ 1,234,723,911 2,280,029,847 (  5,013,143,767 ) (△ 2,733,113,920 ) 2,208,449,645 △ 1,416,533,863 791,915,782 2,185,025,456 (  4,918,139,376 ) (△ 2,733,113,920 ) △ 1,393,109,674

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2019年12月10日

ブラックロック・インド株ファンド

− −12

■当期の分配金

1万口当り分配金 1,000 円

(注1)分配金は、分配落ち後の基準価額と個々の受益者の個別元本との差により、普通分配金と元本払戻金(特別分配金)に分かれます。分配落ち後の基準価額が個別元本と同額または上回る場合は、全額普通分配金となります。分配落ち後の基準価額が個別元本を下回る場合は、下回る部分に相当する金額が元本払戻金(特別分配金)、残りの部分が普通分配金となります。

(注2)普通分配金は次の税率で課税されます。2037年12月31日までは、個人の受益者の場合は配当所得として、20.315%(所得税及び復興特別所得税15.315%、地方税5%)の税率による源泉徴収が行なわれます。原則として、申告は不要です。また、確定申告を行なうことにより総合課税(配当控除なし)と申告分離課税20.315%(所得税及び復興特別所得税15.315%、地方税5%)のいずれかを選択することができます。法人の受益者の場合、15.315%(所得税及び復興特別所得税15.315%、地方税の源泉徴収はありません。)の税率による源泉徴収が行なわれます。※なお、税法が改正された場合には、上記の内容が変更になることがあります。

(注3)元本払戻金(特別分配金)が発生した場合は、分配金発生時に個々の受益者の個別元本から当該元本払戻金(特別分配金)を控除した額が、その後の個々の受益者の個別元本となります。

(注4)分配金再投資コースの税引き後分配金は、販売会社がお客様との積立投資契約に基づいて、みなさまの口座に繰り入れて再投資いたしました。なお、第14期末の再投資は2019年12月10日現在の基準価額(1万口当り10,559円)に基づいて行ないました。

(注5)第14期計算期末における、費用控除後の配当等収益(143,362,657円)、費用控除及び繰越欠損金補填後の有価証券売買等損益(0円)、収益調整金(有価証券売買等損益相当額)(0円)、収益調整金(その他収益調整金)(5,013,143,767円)、分配準備積立金(1,178,166,815円)により、分配対象収益は6,334,673,239円となり、委託会社が基準価額水準・市況動向等を勘案し、1,416,533,863円(1万口当り1,000円)を分配に充てる事と決定いたしました。なお留保金につきましては、引き続き元本部分と同一の運用をしていきます。