キトーライトクレーンproシステム 組立要領書 - kito...3 はじめに...

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1 MT-PROCLZ-JPJ-05 お客様へ ・このたびは、キトーライトクレーン PRO システムをお買い上げいただきまして、誠にありがとうございました。 ・キトーライトクレーン PRO システムを組み立てられる方および保守管理される方は、必ずお読みください。 本書をお読みになった後は、いつでも読めるよう、手元に保管しておいてください。 キトーライトクレーン PRO システム 組立要領書 ®

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  • 1

    MT-PROCLZ-JPJ-05

    お客様へ

    ・このたびは、キトーライトクレーン PRO システムをお買い上げいただきまして、誠にありがとうございました。・キトーライトクレーン PRO システムを組み立てられる方および保守管理される方は、必ずお読みください。

    本書をお読みになった後は、いつでも読めるよう、手元に保管しておいてください。

    キトーライトクレーンPROシステム組立要領書

    ®

  • 2

    目次

    はじめに......................................................................................................... 3

    安全上のご注意............................................................................................. 4

    使用条件......................................................................................................... 6

    ライトクレーンの構成.................................................................................. 7

    基本仕様...................................................................................................... 20

    据え付け手順.............................................................................................. 22

    走行レール取付梁の測定........................................................................... 23

    各部の寸法.................................................................................................. 24

    スクリューバーの切断、穴明け加工........................................................ 31

    サスペンションと取付カナグ................................................................... 34

    ボルトストッパの取り付け....................................................................... 42

    バインディングボルトの取り付け............................................................ 43

    走行レールの上架....................................................................................... 43

    走行レールの接続....................................................................................... 44

    走行レールの取付精度............................................................................... 45

    エンドプレートとエンドクランプの取り付け........................................ 46

    ガーダ上架.................................................................................................. 47

    ツリテオシの取り付け............................................................................... 47

    ダブルガーダクレーンの各部名称............................................................ 48

    導体内蔵レールの各部名称....................................................................... 49

    取り付け後のボルト、ピン類の確認........................................................ 52

    試運転.......................................................................................................... 52

    システムの移設、レイアウト変更する際の注意事項............................. 52

    締め付けトルク一覧................................................................................... 53

    ライトクレーン組立使用工具リスト........................................................ 54

    落下防止装置(オプション)..................................................................... 55

  • 3

    はじめにこの組立要領書は、実際にキトーライトクレーン PRO システム(以下ライトクレーン)を加工、組立および据え付けされる作業者の方または保守管理者の方(専門知識を有する方※)を対象としています。ライトクレーンを使用する作業者の方は、別冊「キトーライトクレーン PRO システム取扱説明書」をご参照ください。

    ライトクレーンに結合される巻上機(電気チェーンブロック等)の取り扱いについては、当該製品に付属している取扱説明書をご参照ください。

    本書をお読みになった後は、いつでも読めるように、手元に保管しておいてください。

    ※ クレーンの構造や仕組みに関し精通し、専門知識を有すると事業体に認められた方。

    ■免責事項について

    ■用途制限について

    ● 火災、地震や雷などの自然災害、第三者による行為、その他の事故、お客様の故意または損失、誤用、その他使用環境条件を逸脱した使用により生じた損害に関して、弊社は一切責任を負いません。

    ● 本製品の使用中または使用可能から生ずる付随的な損害(事業利益の損失、事業の中断、つり荷の損傷など)に関して、弊社は一切責任を負いません。

    ● 組立要領書の記載内容を守らないこと、および仕様範囲を超えたことにより生じた損害に関して、弊社は一切の責任を負いません。

    ● 弊社が関与しない機器との組み合わせによる誤作動などから生じた損害に関して、弊社は一切責任を負いません。 ● 製品を引き渡した時から1年を経過した弊社製品について発生した、人の生命、身体または財産に関わる被害について弊社は損害賠償の責務を負いません。

    ● 人間の運搬用として設計・製作されたものではありません。人間の運搬用途として使用しないでください。 ● 通常の使用環境条件下において、巻上機との組み合わせにより荷を水平に手動で運搬させるなどの荷役作業用として設計されたものです。荷役作業以外に使用しないでください。

  • 4

    ■取り扱い全般・管理について

    ■改造について

    •組立、据え付け等は、専門業者、専門知識のある人以外絶対に行わないでください。• 組立要領書の内容を熟知していない人は加工、組立、据え付けを行わないでください。• 溶接は、資格のある人以外は絶対に行なわないでください。

    これらの内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。禁..止

    警告

    強..制

    • ライトクレーンを設置する場所に十分な強度があることを確認してください。• 配置図に基づいて各種部材を取り付けてください。• 壁(または設備)と最寄り時のつり荷との安全上の間隔を考慮し、クレーン設置位置とストッパ位置を決定してください。

    • アルミレールの端末には必ずボルトストッパを取り付けてください。エンドプレートにストッパとしての機能はありません。

    これらの内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

    図記号の説明

    は、禁止(してはいけないこと)を示します。具体的な禁止内容は、図記号の中や近くに絵や文章で示します。この取扱説明書では (一般禁止)図記号を使用しています。

    は、強制(必ずすること)を示します。具体的な指示内容は、図記号の中や近くに絵や文章で示します。この取扱説明書では (一般指示)図記号を使用しています。

    禁 止

    強.制

    安全上のご注意ライトクレーンはレール、ガーダおよび各種金具類の加工、組立および据え付けにおける過ちにより、つった荷物の自走や落下などの危険な状態が発生します。加工、組立・据え付けの前に、必ずこの組立要領書を熟読し、正しく作業してください。機器の知識、安全の情報、そして注意事項のすべてについて習熟してから組立、据え付けし、ご使用ください。この組立要領書では、注意事項を「危険」、「警告」、「注意」の 3 つに区分しています。

    なお、[注意]に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結びつく可能性があります。いずれも重要な内容を記載しているので、必ず守ってください。本書をお読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに保管してください。

    回避されないと死亡又は重度の傷害につながりうる切迫した危険な状況を示す表示。

    表示の説明

    危険

    注意 回避されないと軽度又は中程度の傷害につながりうる潜在的に危険な状況を示す表示。

    警告• 製品及び付属品の改造は絶対にしないでください。• キトー純正部品以外は絶対に使用しないでください。

    これらの内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。禁..止

    警告 回避されないと死亡又は重度の傷害につながりうる潜在的に危険な状況を示す表示。

  • 5

    注意 : この組立要領書は事前の予告なく、一部内容を変更することがあります。

    ■法的義務電気チェーンブロックやエアホイスト等、動力を用いて荷をつり上げる装置と組み合わせてクレーンとして使用される場合に適用を受けます。■設置する場合の義務について

    クレーンを設置する場合、クレーン等安全規則によって設置報告書の手続きと、設置後の点検が義務付けられています。

    0.5t 以上のクレーンを設置した場合、日常・月例・年次点検を実施しなければなりません。0.5t 以上 3t 未満のクレーンを設置する場合、あらかじめ所轄の労働基準監督署長に設置報告書を提出しなければなりません。設置報告書に記載する製造年月日はクレーンの製造年月日を記載してください。

    設 置 報 告 書

    荷 重 試 験

    使 用

    日常・月例点検

    年 次 点 検

    つり上げ荷重0.5t 以上 3t 未満

    所轄の労働基準監督署へ提出

    ■使用する場合の義務について

    • 法定資格のない人は、クレーン操作・玉掛け作業をしないでください。また、行わせないでください。

    この内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

    警告

    禁..止

    ■クレーンの運転および玉掛作業に関する諸規則クレーンの運転または玉掛けの業務にたずさわる作業者は、それぞれ定められた資格を持っていなければなりません。

    項目つり上げ荷重

    0.5t 未満 0.5t 以上 1t 未満 1t 以上5t 未満 5t 以上

    クレーン運転者の資格

    機上運転式クレーン無線操作式クレーン

    適用除外

    クレーン運転の業務に係わる特別の教育(クレーン則第 21 条)

    クレーン・デリック運転士免許(クレーン則第 22 条)

    床上運転式クレーン床上運転式クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許

    (クレーン則第 224 条の 4)

    床上操作式クレーン床上操作式クレーン

    技能講習(クレーン則第 22 条)

    玉掛作業者の資格玉掛の業務に係わる

    特別の教育(クレーン則第 222 条)

    玉掛技能講習(クレーン則第 221 条)

    * 定格荷重 :クレーンの下フックにかけたり、クラブバケット等でつかんだりすることができる最大の荷重のこと。* つり上げ荷重 :定格荷重にフックブロックやクラブバケット等のつり具の質量を含めたもの。* 床上操作式 :床上で操作し、かつ、当該運転をする者が荷の移動とともに移動する方式のクレーン。* 床上運転式 :床上で運転し、かつ、当該運転をする者がクレーンの走行とともに移動する方式のクレーン。

    つり上げ荷重=定格荷重+フック・クラブバケット等のつり具の質量※

  • 6

    使用条件ライトクレーン使用時は、以下の条件を守ってください。・(設置) 必ず屋内に設置して使用してください。・(温度) -20℃~+40℃の範囲で使用してください。・(防爆性) 爆発性ガスや蒸気のある作業環境では使用不可・(不適合環境) 有機溶剤、揮発性粉じんなどのある場所や一般粉じんの多い場所、酸や塩 分の多い場所

    注意

    強..制

    • 特殊環境下でご使用の際は、事前にキトーまでご相談ください。

    これらの内容を守らないと、傷害、または物的損害発生の恐れがあります。

  • 7

    ライトクレーンの構成

    リンクサスペンション

    エンドプレート

    エンドクランプクミ

    レールマウント トロリ用サスペンション

    ボルトストッパ

    ツリテクミ

    電気チェーンブロック

    ネームプレート(KITO銘板)

    ネームプレートSSK(製造者銘板)

    直線レール(横行用)

    スクリューバー

    ディスタンスサスペンション

    セイフティピン

    ネームプレート(容量表示)

    トロリ(横行用)

    ツリテオシ

    ジョイントセット

    ターミナルハコ

    ターミナルハコウケ

    直線レール(走行用)

    リードクサリセット

    トロリ(走行用)

    サスブラケット

    クランプ

    ST(スタンダード)サスペンション

    ボルトストッパ

    非給電側端末にも必ず取り付けのこと

    ボルトストッパ

    非給電側端末にも必ず取り付けのこと

    SH(ショート)サスペンション

    シングルガーダクレーン構成例(アルミ)

    図1

    ライトクレーンは以下に示す各部品及びユニットで構成されています。

    ■各部の名称

  • 8

    SH

    (ショ

    ート

    )サス

    ペン

    ショ

    エン

    ドプ

    レー

    エン

    ドク

    ラン

    プク

    レー

    ルマ

    ウン

    トロ

    リ用

    サス

    ペン

    ショ

    ボル

    トス

    トッ

    パ ツリ

    テク

    電気

    チェ

    ーン

    ブロ

    ック

    ネー

    ムプ

    レー

    ト(K

    ITO

    銘板

    ネー

    ムプ

    レー

    トS

    SK

    (製造

    者銘

    板)

    直線

    レー

    ル(横

    行用

    スク

    リュ

    ーバ

    ディ

    スタ

    ンス

    サス

    ペン

    ショ

    セイ

    フテ

    ィピ

    ネー

    ムプ

    レー

    ト(容

    量表

    示)

    トロ

    リ(横

    行用

    )ツ

    リテ

    オシ

    ジョ

    イン

    トセ

    ット

    ター

    ミナ

    ルハ

    ター

    ミナ

    ルハ

    コウ

    直線

    レー

    ル(走

    行用

    リー

    ドク

    サリ

    セッ

    トロ

    リ(走

    行用

    サス

    ブラ

    ケッ

    クラ

    ンプ

    ST(

    スタ

    ンダ

    ード

    )サス

    ペン

    ショ

    ンリ

    ンク

    サス

    ペン

    ショ

    シングルガーダクレーン構成例(スチール)

    図2

    各部の名称(つづき)

  • 9

    V(Vタイプ)サスペンション

    曲線レール

    IB(インクラインブレース)サスペンション

    IN(インクライン)サスペンション

    BR(ブレース)サスペンション

    曲線レール部(スチールレールのみ)

    直線レール

    電気チェーンブロック

    トロリ

    ツリテクミ

    エンドクランプクミ

    ボルトストッパ

    エンドプレート

    Vサスブラケット

    ヒンジエンド

    ターンバックルセット

    Vヒンジブラケット

    Vヒンジブラケット

    Vサスブラケット

    ジョイントナット

    非給電側端末にも必ず取り付けのこと

    テルハ構成例

    図3

    各部の名称(つづき)

  • 10

    ■主な構成部品ライトクレーンは下表に示すレール、トロリ、スクリューバー、サスペンション、各種取付カナグ、給電付属品などの各部品で構成されています。

    ItemNo.

    部品名 形状 用途・備考

    R1

    レール

    S レール ALU2 (ALU2 直線レール ) ( 単位質量:5.1kg/m)

    100

    105

    25

    • テルハ用レール• クレーン用走行レール• クレーン用ガーダレール

    R1S レール ALU3 (ALU3 直線レール ) ( 単位質量:7.6kg/m)

    100

    2514

    0

    R1S レール ALU4 (ALU4 直線レール ) ( 単位質量:9.4kg/m)

    100

    25

    180

    R1S レール ALU5 (ALU5 直線レール ) ( 単位質量:10.8kg/m)

    100

    220

    25

    R1S レール STL200(STL200 直線レール ) ( 単位質量:18.0kg/m)

    108

    197

    20

    R1S レール STL260(STL260 直線レール ) ( 単位質量:21.8kg/m)

    60

    108

    257

    20

  • 11

    ItemNo.

    部品名 形状 用途・備考

    R2

    レール

    S レール ALU4-R (ALU4-R 直線レール )  (単位質量:10.0kg/m) 導体内蔵レール  5P 4 mm ² 25 A 500 V

    100

    25

    180

    • テルハ用レール• クレーン用走行レール• クレーン用ガーダレール

    R2

    S レール ALU5-R (ALU5-R 直線レール )  (単位質量:11.4kg/m) 導体内蔵レール  5P 4 mm ² 25 A 500 V

    100

    220

    25

    R2

    S レール STL200-R (STL200-R 直線レール )  (単位質量:18.6kg/m) 導体内蔵レール  5P 4 mm ² 25 A 500 V

    108

    197

    20

    R2

    S レール STL260-R (STL260-R 直線レール )  (単位質量:22.4kg/m) 導体内蔵レール  5P 4 mm ² 25 A 500 V

    60

    108

    257

    20

    R3バインディングボルト STL260

    60

    • STL260 レール補強用ボルト

  • 12

    ItemNo.

    部品名 形状 用途・備考

    R4

    レール

    C レール STL200( 曲線レール )

    R:1500

    • テルハ用曲線レール (α =30°/ 45°)

    J1ジョイントセット ALU_500KG(ALU2,3,4,5 用)

    • レール接続カナグ定格荷重≦ 500kg 用

    J1ジョイントセットALU_1000KG(ALU4,5 用)

    • レール接続カナグ500kg <定格荷重≦ 1000kg 用

    J1ジョイントセット STL

    (STL200, 260 用) • レール接続ボルト

    T1

    トロリ

    トロリ ALU(ALU2,3,4,5 用)【使用荷重:600kg/5.9kN】

    220

    155.5

    52.5

    φ50

    φ20

    28

    • ガーダ用(巻上機結合用)• 走行用(クレーンサドル用)

    T1トロリ STL

    (STL200,260 用)【使用荷重:800kg/7.8kN】

    185

    85

    φ82

    φ20

    30

  • 13

    ItemNo.

    部品名 形状 用途・備考

    T2

    トロリ

    ボギーガーダ ALU(ALU2,3,4,5/STL200,260 用)【使用荷重:1200kg/11.8kN】

    520

    300

    φ20

    30

    • トロリ 2 ケとボギーガーダでダブルトロリを構成485

    300

    φ20

    30

    T2リンクボギーガーダ STL200

    (STL200 用)【使用荷重 1250kg/12.3kN】

    485

    300

    75φ20

    30

    • C レール STL200(曲線レール)用

    • トロリ STL 2ケとリンクボギーガーダでダブルトロリを構成

    S1

    サスペンション

    クランプALU2/3 (ALU2,3 用 ) ALU4/5/STL (ALU4,5,STL200,260 用 )

    • 取り付け梁(H 形鋼、I 形鋼)へのクランプ取付カナグ

    S1クランプ V-SUS

    (ALU2,3,4,5, STL200,260 用)• V サスブラケット

    B ALU/STL 専用

    S2レールマウント ALU (ALU2,3,4,5 用 )

    • 走行レール結合カナグ

    S2レールマウント STL(STL200,260 用 )

    ´

    "V" マーク有り

  • 14

    ItemNo.

    部品名 形状 用途・備考

    S3

    サスペンション

    ディスタンスサスペンション ALU/STL(ALU2,3,4,5, STL200,260 用 )

    • ST( スタンダード ) サスペンション等に使用

    S4リンクサスペンション ALU/STL

    (ALU2,3,4,5, STL200,260 用)

    • SH( ショート ) サスペンション用

    S5トロリ用サスペンション ALU(ALU2,3,4,5 用 )

    • ガーダと走行用トロリとの 結合カナグ

    S5トロリ用サスペンション STL(STL200,260 用 )

    S6

    サスブラケットA ALU2/3(ALU2,3 用 )B ALU2/3(ALU2,3 用 )A ALU4/5/STL

    (ALU4,5, STL200,260 用 )B ALU4/5/STL

    (ALU4,5, STL200,260 用 )

    • 取付梁への固定カナグサイズ 対応梁幅 (mm)

    A 70 ~ 130B 90 ~ 200

    S7

    V サスブラケット B ALU/STL

    (ALU2,3,4,5,STL200,260 用 )

    取付梁への固定カナグ• BR(ブレース )• IN(インクライン )• IB(インクラインブレース )• V(V タイプ ) サスペンション用

    (対応梁幅:90 ~ 200mm)

    S8V ヒンジブラケットALU(ALU2,3,4,5 用)STL(STL200,260 用)

    走行レール結合カナグ• BR( ブレース )• IB( インクラインブレース )• V(V タイプ ) サスペンション用

  • 15

    ItemNo.

    部品名 形状 用途・備考

    S9

    サスペンション

    スクリューバー M10 ALU2/3(ALU2,3 用)

    • 取付梁(角形鋼)への取付カナグの固定ボルト 長さ:300,600,1000mm

    S10スクリューバー M16

    (ALU2,3,4,5,STL200,260 用)

    • サスペンション用高さ調整ネジ• 取付梁(角形鋼)への取付カナ

    グの固定ボルト 長さ:100,300,600,1000,3000mm

    S11ジョイントナット M16

    (ALU2,3,4,5,STL200,260 用)( セイフティピンは含まれせん )

    セイフティピン

    • スクリューバー M16 の延長カナグ

    S12セイフティピン

    (ALU2,3,4,5,STL200,260 用)• サスペンションに使用する安全

    ピン

    S13ターンバックルセット ALU/STL

    (ALU2,3,4,5,STL200,260 用)

    • BR(ブレース )• IB(インクラインブレース )• V(V タイプ ) サスペンション用

    ターンバックル

    S14ヒンジエンド ALU/STL

    (ALU2,3,4,5,STL200,260 用)

    • BR(ブレース )• IN(インクライン )• IB(インクラインブレース )• V(V タイプ ) サスペンション用

    サスペンション用スクリューバーとの結合カナグ

    S15ディスタンスサスペンション IP ALU/STL

    (ALU2,3,4,5,STL200,260 用)

    • BR(ブレース ) サスペンションに使用

    S16レールマウント V ヒンジブラケットSTL

    (STL200,260 用)

    • BR(ブレース )• IB(インクラインブレース )• V(V タイプ ) サスペンション用

  • 16

    ItemNo.

    部品名 形状 用途・備考

    S17

    サスペンション

    プレートワッシャ ALU2/3 (ALU2,3 用 ) ALU4/5/STL (ALU4,5, STL200,260 用 )

    取付梁(角形鋼)への取付カナグのプレートワッシャー

    S18ロッカクナット M10 (ALU2,3 用 ) M16 (4,5, STL200,260 用 )

    取付梁(角形鋼)への取付カナグの固定ナット

    P1

    レールエンド部

    ボルトストッパ ALU/STL (ALU2,3,4,5, STL200,260 用 )

    • 横行および走行レール端末のストッパ

    P2

    エンドプレート  ALU2 (ALU2 用 ) ALU3 (ALU3 用 ) ALU4 (ALU4 用 ) ALU5 (ALU5 用 )

    • レール端末プレート (ストッパとしての機能はありません。)

    P2エンドプレート  STL200-R (STL200 用 ) STL260-R (STL260 用 )

    • レール端末プレート• 非給電側はストッパとして使用

    O1給電付属

    ツリテクミ ALU-C(ALU2,3,4,5 用 ) •

    給電用滑車• キャブタイヤケーブル用

  • 17

    ItemNo.

    部品名 形状 用途・備考

    O1

    給電付属

    ツリテクミ ALU-A(ALU2,3,4,5 用 )

    • 給気用滑車• エアホース用

    O1ツリテクミ ALU-S(ALU2,3,4,5 用 )

    • 給気用滑車• サクションホース用

    O1ツリテクミ K22L-C

    (STL200,260 用)• 給電用滑車• キャブタイヤケーブル用

    O1ツリテクミ K22L-A

    (STL200,260 用)• 給気用滑車• エアホース用

    O1ツリテクミ K22L-S

    (STL200,260 用)• 給気用滑車• サクションホース用

    O2エンドクランプ S-C(ALU2,3,4,5, STL200,260 用)

    • 端末固定カナグ• キャブタイヤケーブル用

  • 18

    ItemNo.

    部品名 形状 用途・備考

    O2

    給電付属

    エンドクランプ S-A(ALU2,3,4,5, STL200,260 用)

    • 端末固定カナグ• エアホース用

    O2エンドクランプ S-S(ALU2,3,4,5, STL200,260 用)

    • 端末固定カナグ• サクションホース用

    O3 ツリテオシ• 走行レール部のツリテに取付• ガーダ部の巻上機と走行給電

    ケーブルとの干渉防止

    O4 ケーブルガード 11 ~ 22 • ツリテクミ A、エンドクランプ A 用のエアホース保護ゴム

    O5 ツリバンド

    • ツリテクミ S およびエンドクランプ S 用のサクションホースつりカナグ

    O6 ツリバンドカナグ

    O7

    ① ターミナルハコ② ターミナルハコウケ ALU③ ターミナルハコウケ STL④ マウントネジセット ALU⑤ トラッククランプ STL

    • アルミレール

    • スチールレール

    • ケーブル中継箱• ガーダ、走行レールに取り付け

  • 19

    ItemNo.

    部品名 形状 用途・備考

    O8

    巻上機結合カナグ

    ツリカナグ ER

    80

    φ24

    • キトー電気チェーンブロック エクセル専用ツリカナグ

     (~ 1t)• キトー電気チェーンブロック

    セレクト専用ツリカナグ 取り付け向き 90°変更用

     (480kg)

    08 ツリカナグ ED

    75

    φ24 • キトー電気チェーンブロック

    セレクト専用ツリカナグ 取り付け向き 90°変更用

     (160kg・240kg)

    O8 ツリカナグ HSDL 80

    φ30

    カラー

    • キトー電気チェーンブロック セレクトをホイストサドルに結合する際に使用する 160kg・240kg:カラー使用 480kg:カラー不使用

  • 20

    基本仕様基本仕様は次のとおりです。

    (1)S レール(直線レール)部材 : ALU2、ALU3、ALU4、ALU5、STL200、STL260 の 6 種類(内 4 種類には、導体内蔵レールあり : ALU4-R、ALU5-R、STL200-R、STL260-R)レール定尺長さ

    ALU2、ALU3、ALU4、ALU5: 3m ~ 8m(各 1m 毎)STL200 : 3m ~ 8m(各 1m 毎)STL260 : 5m ~ 8m(各 1m 毎)

    (2)C レール(曲線レール)部材STL200 : 半径 1500mm、角度 30○/45○

    (3)取付金具 : クランプ(H/I 形鋼用)、ブラケット(角形鋼用)の 2 種類(4)サスペンション : スタンダード(ST)

    ショート(SH)ブレース(BR)インクライン(IN)インクラインブレース(IB)V タイプ(V)

    6 種類

    (5)金具の許容角度 : サスブラケット A ~ B は、1.5○以下V サスブラケット B は 30○以下※ V サスブラケットで傾斜梁に取り付ける時は、滑り止めピースを取り付けのこと。

    (6)ブレース(BR)サスペンション : H2 寸法が 500mm 以上または触れ止めとして使用(7)巻上機とトロリとの結合

    フック

    VEF020 ○ ED(H,C)06 ○○※1 ● EQ001IS ○ ● ER2-001H(IH) ○ ― TCSH03** ○ CX003 ○

    VEF035 ○ EDX(C)06 ○○※1 ● EQ003IS ○ ● ER2-003S(IS) ○ ― TCRH03** ○

    VEK(G)035 ○ ED(H,C)10 ○○※1 ● EQ004IS ○ ● ER2-003H(IH) ○ ― TCSH04** ○

    VEK(G)045 ○ EDX(C)10 ○○※1

    125

    490

    125

    500

    ● ER2-004L(IL) ○ ―250

    490TCRH04** ○

    VEK(G)065 ○ ED(C)16 ○ ○ ● ER2-004S(IS) ○ ―VEK(G)085 ○ EDX(C)16 ○ ○ ● ER2-005S(IS) ○ ―VEK(G)140 ○ ED(C)24 ○ ○VEG200 ○ EDX(C)24 ○ ○

    ED48 ○ ○EDX48 ○ ○

    ● EQ001IS ○ ● ER2-001H(IH) ○ ― CX003 ○● EQ003IS ○ ● ER2-003S(IS) ○ ― CX005 ○● EQ004IS ○ ● ER2-003H(IH) ○ ―● EQ009IS ○ ● ER2-004L(IL) ○ ―

    ● ER2-004S(IS) ○ ―125

    980

    125

    1000 ● ER2-005S(IS) ○ ―

    250

    1000● ER2-010L(IL) ×※2 ○

    ● ER2-010S(IS) ×※2 ○

    VEF020 ○ ED(H,C)06 ○○※1 ● EQ001IS ○ ● ER2-001H(IH) ○ ― TCSH03** ○ CX003 ○

    VEF035 ○ EDX(C)06 ○○※1 ● EQ003IS ○ ● ER2-003S(IS) ○ ― TCRH03** ○

    VEK(G)035 ○ ED(H,C)10 ○○※1 ● EQ004IS ○ ● ER2-003H(IH) ○ ― TCSH04** ○

    VEK(G)045 ○ EDX(C)10 ○○※1

    125

    490

    125

    500

    ● ER2-004L(IL) ○ ―250

    490TCRH04** ○

    VEK(G)065 ○ ED(C)16 ○ ○ ● ER2-004S(IS) ○ ―VEK(G)085 ○ EDX(C)16 ○ ○ ● ER2-005S(IS) ○ ―VEK(G)140 ○ ED(C)24 ○ ○VEG200 ○ EDX(C)24 ○ ○

    ED48 ○ ○EDX48 ○ ○

    巻 上 機バキュームハンド (VEF・VEK(G))

    基本本体

    C DC D B

    トロリ使用荷重(kg)

    トロリ種類電気チェーンブロック・ED 電気チェーンブロック・EQ 電気チェーンブロック・ER2 エアーホイスト チェーンブロック(CX・CB)

    定格荷重(kg)

    基本本体 結合方式機種 機種 機種機種機種機種

    結合方式

    カナグ フック カナグ

    トロリALU

    トロリALUダブル

    トロリSTL

    600

    1200

    800

    60

    480

    60

    480

    20

    200

    20

    200

    不要 不要 不要

    ● EQ001IS ○ ● ER2-001H(IH) ○ ― CX003 ○● EQ003IS ○ ● ER2-003S(IS) ○ ― CX005 ○● EQ004IS ○ ● ER2-003H(IH) ○ ―● EQ009IS ○ ● ER2-004L(IL) ○ ―

    ● ER2-004S(IS) ○ ―125

    980

    125

    1000 ● ER2-005S(IS) ○ ―● ER2-010L(IL) × ○

    ● ER2-010S(IS) × ○

    トロリSTLダブル1200 不要 不要 不要

    ※2

    ※2

    250

    500

    250

    500

    250

    1000

    結合方式結合方式

    サスペンションアイ

    結合方式

    カナグ

    結合方式

    フック

    結合方式

    カナグ

    定格荷重(kg)

    定格荷重(kg)

    定格荷重(kg)

    定格荷重(kg)

    定格荷重(kg)

    CX005 ○

    CB005 ○

    CB005 ○CX010L ○

    CX005 ○

    CB005 ○

    CB005 ○○

    CB010 ○

    CB010 ○CX010L

    次ページへ続く

  • 21

    ※1 条件付き○

    ※2 ×

    ※3

    ホイストサドル

    ALU4,5STL200STL260

    2000 対応不可

    60kg、100kg本体をツリカナグ式として使用する場合は、EDご購入時にツリカナグ結合式でご購入いただくか、専門業者に交換作業を依頼してください。EDのツリカナグは巻上機の向きを90°変更するために使用します。ER2-1t上フックは、ダブルトロリに入りません。ツリカナグ結合式にすると上フック式より、C寸法が25mm大きくなります。

    EDをホイストサドルに結合する際は、ホイストサドル専用のツリカナグが必要です。

    フック

    巻 上 機バキュームハンド (VEF・VEK(G))

    基本本体

    C DC D B

    トロリ使用荷重(kg)

    トロリ種類電気チェーンブロック・ED 電気チェーンブロック・EQ 電気チェーンブロック・ER2 エアーホイスト チェーンブロック(CX・CB)

    定格荷重(kg)

    基本本体 結合方式機種 機種 機種機種機種機種

    結合方式

    カナグ フック カナグ

    結合方式結合方式

    サスペンションアイ

    結合方式

    カナグ

    結合方式

    フック

    結合方式

    カナグ

    定格荷重(kg)

    定格荷重(kg)

    定格荷重(kg)

    定格荷重(kg)

    定格荷重(kg)

    ED(H,C)06 ×○※1

    EDX(C)06 ×○※1

    ED(H,C)10 ×○※1

    EDX(C)10 ×○※1

    ED(C)16 ×EDX(C)16 × ○ED(C)24 × ○EDX(C)24 × ○ED48 × ○EDX48 × ○

    ※3

    60

    480 ○

    ● ER2-001H(IH) ○ ×

    ● ER2-003S(IS) ○ ×

    ● ER2-003H(IH) ○ ×125

    1000

    ● ER2-004L(IL) ○ ×● ER2-004S(IS) ○ ×● ER2-005S(IS) ○ ×● ER2-010L(IL) ○ ×● ER2-010S(IS) ○ ×

    CX003 ○

    CX005 ○

    1000

    250CB005 ○

    CX010L ○対応不可 対応不可

    CB010 ○

    (巻上機結合の注意)カナグ式巻上機、EQ及びご使用になる巻上機の上フックの大きさによりスムーズに結合できない場合は、トロリの軸を外してから結合してください。軸を元に戻す際は、クリップを確実に固定してください。

    クリップ

    (8)レール仕様レール材質

    アルミレール : EN AW-6063 T66スチールレール : S235 J2

    レール表面処理アルミレール : アルマイト処理

    膜厚:10 μ mスチールレール : 焼付け塗装

    膜厚:80 μ m(9)たわみ基準

    ガーダ : 1/500 以下走行レール : 1/500 以下

    (10) カーブレール取り付けピッチSTL200

  • 22

    1 部品点数のチェック 12ガーダとトロリ用サスペンションとの事前組立(仮止めの状態)

    2走行レール取付梁の高さ

    スパン測定、墨出し13

    ガーダにツリテおよびトロリの挿入、さらにエンドプレート、ボルトストッパ、 エンドクランプとターミナルハコの取り付け

    3スクリューバーの切断、穴あけ

    レールのストッパ用穴あけ14 ガーダ上架 ( トロリの結合 )

    4 サスペンション金具上側の事前組立 15 結合部を本締めする

    5 手順 4 の部組を梁へ取り付け 16巻上機とトロリ(ガーダ用)との結合、

    および給電部品取付

    6 スクリューバーの取り付け 17各種ボルト、ナット、ピン類の締付状態確認

    7走行レールとレールマウントの事

    前組立(仮止め状態)18 無負荷状態による作動確認

    8走行レール上架

    ( スクリューバーとの結合 )19 試運転 ( 荷重テスト )

    9走行レールの接続

    (レール接続が必要な場合)20 タッチアップ・清掃

    10走行レールのレベル、スパン調整および固定

    11 走行レールへトロリ(走行用)を挿入

    据え付け手順添付のライトクレーン配置図に基づいて組立と据え付けを行ってください。据え付け手順は次のとおりです

    この手順は基本ですが、走行レール長さ、スパン、設置高さ、スクリューバー長さ、設置場所の周囲状況などによっては、手順が異なる場合があります。

    走行レール部

    ガーダ部

    仕上

    巻上機部

  • 23

    仮止め状態では落下の危険がありますので十分注意してください。

    走行レールまたはテルハレールの金具取付用梁部の高さ、クレーンスパンの芯出しなどを正確に測定し次の作業工程に備えてください。

    走行レール取付梁の測定

    ■組立に当たっての安全指示

    警告

    強..制

    • ユニット結合部は、指示されたボルト、ナット、セルフロックナット、スプリングピンなどで必ず固定してください。

    • 締め付けトルクが指示されている場合、必ずトルクレンチを用いて行なってください。• 配置図に基づき、指定された箇所へ、指定された部品を必ず使用してください。

    これらの内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

    お願い

    • 取付精度についてはP45をご参照ください。

  • 24

    各部の寸法■シングルガーダクレーン各部寸法

    ガーダ側面図

    走行レール側面図

    本図は、H 形鋼へのフランジクランプでの取り付けを示している。

  • 25

    記号 各部寸法と技術説明LHT[mm] ガーダ全長 LHT = LKr + UGL + UGR

    LKr[mm] ガーダスパン(P27 ページの「※ 1 ガーダ許容スパン Lkr、走行レール許容取付ピッチ Lw」)

    UGL/UGR[mm] ガーダ張出し最小張出し

    ALU2,3,4,5 : 100mmSTL200,260 : 100mm

    最大張出し基本的に荷重負荷範囲は、ガーダスパン間のみ張出し部で荷重を負荷する場合は、定格荷重、レールサイズおよび仕様等で変化する為、都度検討する

    HT[mm] 床から天井梁下面までの高さ

    HE[mm] 床からガーダ下面までの高さ

    H2[mm] 天井梁下面から走行レール上面までの寸法(P27 ※ 2 参照)

    H3[mm] 走行レール上面からガーダ下面までの寸法(P27 ※ 3 参照)

    H[mm] ガーダ下面からトロリジク上面までの距離ALU2,3,4,5 : 28mmSTL200,260 : 46mm

    C1[mm] ガーダ下面からシタフックまでの高さ =H+ 巻上機フック間最小距離

    N[ヶ] ツリテの数 キャプタイヤケーブルの場合  N=( ガーダ全長 (m) or 走行全長 (m)) x 1.2 ÷ 1.6-1 サクションホースの場合  N=( ガーダ全長 (m) or 走行全長 (m)) x 1.7 ÷ 1.6-1

    fkGR[mm] 横行非給電側フック寄りALU2,3,4,5 シングルトロリ : 115mm + KGALU(35mm)= 150mm

    ダブルトロリ : 265mm + KGALU(35mm)= 300mmSTL200,260 シングルトロリ : 95mm

    ダブルトロリ : 245mm

    fkGL[mm] 横行給電側フック寄りALU2,3,4,5 シングルトロリ : 115mm + KGP

    ダブルトロリ : 265mm + KGP< ツリテ無しの時 > シングルトロリ : 115mm + KGALU(35mm)= 150mm

    ダブルトロリ : 265mm + KGALU(35mm)= 300mmSTL200,260 シングルトロリ : 100mm + KGP

    ダブルトロリ : 250mm + KGP< ツリテ無しの時 > シングルトロリ : 95mm

    ダブルトロリ : 245mm

    KGALU[mm] 横行アルミレール端末のボルトストッパ穴あけ位置 : 35mm※アルミレールのエンドプレートはクランプ固定式のため、エンドプレートをストッパとせず、 手前に必ずボルトストッパを設置する

    KGP[mm] <ツリテクミ C,A の場合>ALU2,3,4,5 : KGP = N × 55 + 25 mmSTL200,260 : KGP = N × 55 + 25 mm

    <ツリテクミ S(VEK, VET) の場合>ALU2,3,4,5 : KGP = N × 90 + 80 mmSTL200,260 : KGP = N × 90 + 80 mm

  • 26

    記号 各部寸法と技術説明LKT[mm] トロリ及びサドル全長

     ALU2,3,4,5 シングルトロリ :220mmダブルトロリ :520mm

     STL200,260 シングルトロリ :185mmダブルトロリ :485mm

    L[mm] 走行レール全長

    Lw[mm] 走行レールつり間隔(P27 ※ 1 参照)

    USL/USR 走行レール張出し最小張出し ALU2,3,4,5 : 100mm STL200,260 : 100mm最大張出し 基本的に荷重負荷範囲は、走行レールつり間隔間のみ 張出し部で荷重を負荷する場合は、定格荷重、レールサイズおよび仕様等で変化する為、 都度検討する

    ST[mm] サスペンションからレールジョイントまでの距離最小値 ALU2,3,4,5 ST = 100mm STL200,260 ST = 100mm最大値 ALU2,3,4,5 ST = 0.1 × LW mm STL200,260 ST = 0.2 × LW mm

    fkSR[mm] 走行非給電側フック寄り ALU2,3,4,5 シングルトロリ : 115mm + KSALU(35mm)= 150mm

    ダブルトロリ : 265mm + KSALU(35mm)= 300mm STL200,260 シングルトロリ : 95mm

    ダブルトロリ : 245mm

    fkSL[mm] 走行給電側フック寄りALU2,3,4,5 シングルトロリ : 115mm + KSP

    ダブルトロリ : 265mm + KSP< ツリテ無しの時 > シングルトロリ : 115mm + KSALU(35mm)= 150mm

    ダブルトロリ : 265mm + KSALU(35mm)= 300mmSTL200,260 シングルトロリ : 100mm + KSP

    ダブルトロリ : 250mm + KSP< ツリテ無しの時 > シングルトロリ : 95mm

    ダブルトロリ : 245mm

    KSALU[mm] 走行アルミレール端末のボルトストッパ穴あけ位置 : 35mm※アルミレールのエンドプレートはクランプ固定式のため、エンドプレートをストッパとせず、 手前に必ずボルトストッパを設置する

    KSP[mm] 走行給電側のボルトストッパ穴あけ位置<ツリテクミ C,A の場合> ALU2,3,4,5    KSP = N × 55 + 310 mm STL200,260   KSP = N × 55 + 310 mm<ツリテクミ S(VEK, VET) の場合> ALU2,3,4,5    KSP = N × 90 + 80 mm (N ≧ 1, ツリテオシ無し )           KSP = N × 90 + 340 mm (N ≧ 10, ツリテオシ有り ) STL200,260   KSP = N × 90 + 80 mm (N ≧ 1, ツリテオシ無し )           KSP = N × 90 + 340 mm (N ≧ 10, ツリテオシ有り )

    UM/SI [mm] 壁との距離(走行/横行)H 2:1000 ㎜以下の場合= 200 ㎜以上H 2:1000 ㎜以上の場合= 0.2 × H 2以上

    GAB サスペンションにかかる最大荷重

  • 27

    ※ 1 ガーダ許容スパン LKr、走行レール許容取付ピッチ Lw                          (m)シングルガーダ

    クレーン定格荷重 / 荷の重さ (kg)

    ~ 30 ~ 60 ~100 ~150 ~160 ~240 ~250 ~480 ~490 ~500 ~ 1000

    ALU2 LKr ~ 7.6 ~ 5.4 ~ 4.1 ~ 3.4 ~ 3.3 ~ 2.6 ~ 2.6

    Lw ~ 5.5 ~ 4.3 ~ 3.5 ~ 3.0 ~ 3.0 ~ 2.5 ~ 2.3

    ALU3 LKr ~ 7.8 ~ 6.6 ~ 5.4 ~ 5.2 ~ 4.3 ~ 4.2 ~ 3.0 ~ 3.0 ~ 2.9

    Lw ~ 6.4 ~ 5.4 ~ 4.7 ~ 4.6 ~ 3.9 ~ 3.7 ~ 2.9 ~ 2.8 ~ 2.8

    ALU4 LKr ~ 7.8 ~ 7.8 ~ 7.5 ~ 6.1 ~ 6.0 ~ 4.3 ~ 4.3 ~ 4.2 ~ 3.0*

    Lw ~ 7.5 ~ 6.5 ~ 6.4 ~ 5.6 ~ 5.3 ~ 4.1 ~ 4.0 ~ 4.0 ~ 3.0*

    ALU5 LKr ~ 7.8 ~ 7.8 ~ 7.8 ~ 7.7 ~ 5.6 ~ 5.5 ~ 5.4 ~ 3.8*

    Lw ~ 8.2 ~ 8.1 ~ 7.0 ~ 6.6 ~ 5.2 ~ 5.1 ~ 5.1 ~ 3.8*

    STL200 LKr ~ 7.8 ~ 7.8 ~ 6.2 ~ 6.1 ~ 6.0 ~ 4.1*

    Lw ~ 7.4 ~ 7.0 ~ 5.6 ~ 5.5 ~ 5.5 ~ 4.1*

    STL260 LKr ~ 7.8 ~ 7.8 ~ 7.8 ~ 7.8 ~ 6.2*

    Lw ~ 9.8 ~ 8.0 ~ 7.8 ~ 7.8 ~ 5.9*荷の重さと取り付ける梁ピッチからお選びください。上記選定表は走行レールとガーダが同一レールを使用した場合であり、かつ弊社巻上機を使用した場合の参考値となります。別レールとの組み合わせ、弊社巻上機以外のご使用、レールが張り出してのご使用の場合は、別途お問い合わせください。* 印には、ダブルトロリのご使用が必要となります。

    ※ 2 天井梁下面から走行レール上面までの寸法(H2)ALU2,3,4,5 :最小 136 mm~最大 3000 mm(500mm以上は、ブレース(振れ止めあり)サスペンションを推奨します。)STL200,260 :最小 167 mm~最大 3000 mm(500mm以上は、ブレース(振れ止めあり)サスペンションを推奨します。)

    ※ 3 走行レール上面からガーダ下面までの寸法(H3)          (mm)

    ガーダ走行レール

    ALU2 ALU3 ALU4 ALU5 STL200 STL260

    ALU2 289 324 364 404 400 460

    ALU3 322 357 397 437 433 493

    ALU4 361 396 436 476 472 532

    ALU5 401 436 476 516 512 572

    STL200 414 449 489 529 524 584

    STL260 474 509 549 589 584 644

  • 28

    ■テルハ各部寸法

    横行レール側面図

  • 29

    記号 各部寸法と技術説明HT [㎜] 床から天井梁下面までの高さHE [㎜] 床から走行レール下面までの高さH2 [㎜] 天井梁下面から横行レール上面までの寸法(P30 ※ 4 参照)H3 [㎜] 横行レール上面から横行レール下面までの寸法(P30 ※ 5 参照)H [㎜] 横行レール下面からトロリジク上面までの寸法

    ALU2,3,4,5 : 28mmSTL200,260 : 46mm

    LKT [㎜] トロリ全長ALU2,3,4,5 シングルトロリ : 220mm

    ダブルトトリ : 520mmSTL200,260 シングルトロリ : 185mm

    ダブルトトリ : 485mmL [㎜] 横行レール全長LW  [㎜] 横行レールつり間隔(P30 ※ 6 参照)C1[㎜] 横行レール下面からシタフックまでの寸法= H +巻上機フック間最小寸法N [ヶ] ツリテの数

    キャプタイヤケーブルの場合N=(ガーダ全長 (m)or 走行全長 (m))× 1.2 ÷ 1.6 - 1

    サクションホースの場合N=(ガーダ全長 (m)or 走行全長 (m))× 1.7 ÷ 1.6 - 1

    USL/UGR[㎜] 横行レール張出し部 基本的に USL=USR とする最小張出し

    ALU2,3,4,5 : 100mmSTL200,260 : 100mm

    最大張出し基本的に荷重負荷範囲は、横行レールつり間隔間のみ張出し部で荷重を負荷する場合は、定格荷重、レールサイズおよび仕様等で変化する為、都度検討する

    ST [㎜] サスペンションからレールジョイントまでの距離最小値 ALU2,3,4,5 ST = 100mm STL200,260 ST = 100mm最大値 ALU2,3,4,5 ST = 0.1 × LW mm STL200,260 ST = 0.2 × LW mm

    fkSR[mm] 横行非給電側フック寄り ALU2,3,4,5 シングルトロリ : 115mm + KSALU(35mm)= 150mm

    ダブルトロリ : 265mm + KSALU(35mm)= 300mm STL200,260 シングルトロリ : 95mm

    ダブルトロリ : 245mm

    fkSL[mm] 横行給電側フック寄りALU2,3,4,5 シングルトロリ : 115mm + KSP

    ダブルトロリ : 265mm + KSP< ツリテ無しの時 > シングルトロリ : 115mm + KSALU(35mm)= 150mm

    ダブルトロリ : 265mm + KSALU(35mm)= 300mmSTL200,260 シングルトロリ : 100mm + KSP

    ダブルトロリ : 250mm + KSP< ツリテ無しの時 > シングルトロリ : 95mm

    ダブルトロリ : 245mm

    KSALU[mm] 横行アルミレール端末のボルトストッパ穴あけ位置 : 35mm※アルミレールのエンドプレートはクランプ固定式のため、エンドプレートをストッパとせず、 手前に必ずボルトストッパを設置する

  • 30

    記号 各部寸法と技術説明KSP[mm] 横行給電側のボルトストッパ穴あけ位置

    <ツリテクミ C,A の場合> ALU2,3,4,5 KSP = N × 55 + 25 mm STL200,260 KSP = N × 55 + 25 mm<ツリテクミ S(VEK, VET) の場合> ALU2,3,4,5 KSP = N × 90 + 80 mm STL200,260 KSP = N × 90 + 80 mm

    UM/SI [mm] 壁との距離(走行/横行)H 2:1000 ㎜以下の場合= 200 ㎜以上H 2:1000 ㎜以上の場合= 0.2 × H 2以上

    GAB サスペンションにかかる最大荷重

    ※ 4 天井梁下面から横行レール上面までの寸法(H2)ALU2,3,4,5 : 最小 136mm ~最大 3000mm (500mm 以上は、ブレース ( 振れ止めあり ) サスペンションを推奨します。)STL200,260 : 最小 167mm ~最大 3000mm (500mm 以上は、ブレース ( 振れ止めあり ) サスペンションを推奨します。)

    ※ 5 横行レール上面から横行レール下面までの寸法 (H3) (mm)

    横行レール

    ALU2 ALU3 ALU4 ALU5 STL200 STL260

    105 140 180 220 197 257

    ※ 6 横行レール許容取付ピッチ Lw                                                                             (m)

    テルハ 定格荷重 / 荷の重さ (kg)~ 30 ~ 60 ~100 ~150 ~160 ~240 ~250 ~480 ~490 ~500 ~ 1000ALU2 Lw ~ 7.6 ~ 5.4 ~ 4.1 ~ 3.4 ~ 3.3 ~ 2.6 ~ 2.6ALU3 Lw ~ 8.6 ~ 6.6 ~ 5.4 ~ 5.2 ~ 4.3 ~ 4.2 ~ 3.0 ~ 3.0 ~ 2.9ALU4 Lw ~ 8.7 ~ 7.8 ~ 7.5 ~ 6.1 ~ 6.0 ~ 4.3 ~ 4.3 ~ 4.2 ~ 3.0*ALU5 Lw ~ 8.7 ~ 8.7 ~ 7.9 ~ 7.7 ~ 5.6 ~ 5.5 ~ 5.4 ~ 3.8*

    STL200 Lw ~ 8.7 ~ 8.5 ~ 6.2 ~ 6.1 ~ 6.0 ~ 4.1*STL260 Lw ~ 9.8 ~ 8.9 ~ 8.9 ~ 8.8 ~ 6.2*荷の重さと取り付ける梁ピッチからお選びください。上記選定表は弊社巻上機を使用した場合の参考値となります。弊社巻上機以外のご使用、レールが張り出してのご使用の場合は、別途お問い合わせください。* 印には、ダブルトロリのご使用が必要となります。

  • 31

    スクリューバーの切断、穴明け加工高さ測定後、それぞれの長さを構造条件に合わせ、次の様に切断、穴明け加工してください。

    1) 加工 5 Φ5

    M16

    面取 H1

    お願いスクリューバーの穴明け加工には、ナットなどを加工した専用治具を製作しておこなってください。加工時には、ネジ山をキズ付けないように十分注意してください。

    2) 切断長さの決め方 例:H1 =スクリューバー長さ  H2 =取付梁下面から走行レール上面までの高さスクリューバー長さの決め方は、サスペンションの種類によって異なります。 図4-1 ~図 4-5 のを参照の上、スクリューバー長さを決めてください。

    H2

    H形鋼

    H1

    角形鋼

    プレート板厚*

    H2

    H1

    * プレート板厚については、P36 を参照してください。

  • 32

    2) 切断長さの決め方 図4-1 スタンダード (ST) サスペンションALU2,3,4,5 STL200,260

    図 4-2 ブレース (BR) サスペンションALU2,3,4,5 STL200,260

    図 4-3 V タイプ (V) サスペンションALU2,3,4,5 STL200,260

    図 4-4 インクライン(IN)サスペンションALU2,3,4,5 STL200,260

  • 33

    2) 切断長さの決め方 図 4-5 インクラインブレース(IB)サスペンションALU2,3,4,5 STL200,260

    3) 取り付け方 上部サスペンション ( ディスタンスサスペンション ) にスクリューバーをねじ込み、必ずセイフティピンを取り付けてください。ジョイントナット M16 によるスクリューバーの延長は右図をご参照ください。 ジョイントナットM16

    スクリューバーM16

    セイフティピン

  • 34

    サスペンションおよび取付カナグは建屋の構造により異なりますので、配置図に基づき該当製品を参照の上、組立、取り付けしてください。

    ■サスペンションの種類対応梁幅(mm)

    サスペンションサイズ

    A 70~130 ALU2, ALU3ALU4, ALU5

    STL200, STL260B 90~200

    スクリューバーのボルト径 (mm) 使用荷重適合レール

    M16

    750kg/7.4kN

    1700kg/16.7kN

    サスペンション種類

    STSH

    BRINIBV

    スクリューバーのボルト径 適用レール

    クランプ・ブラケットのボルト径

    M16

    ALU4,5STL200,260

    ALU2,3,4,5STL200,260

    M16

    レールの取付場所 サスペンション取付部の形状 振れ止め 最短取付

    サスペンション 取付部の梁

    サイズ 種 類

    H/I形鋼[クランプ]

    角形鋼[ブラケット]

    取り付ける梁がレールの真上

    設置する梁が平ら

    不要

    不要A

    Bスタンダードサスペンション

    ST● ●

    要A

    Bショートサスペンション

    SH● ●

    要 不要 B ブレースサスペンションBR

    ● ●

    設置する梁が斜め

    不要

    不要

    B インクラインサスペンションIN

    ● ●

    要 B インクラインブレースサスペンションIB

    ● ●

    取り付ける梁がレールの真上でない

    - 不要 B Vタイプサスペンション

    V

    ● ●

    ALU2,3 M10

    サスペンションと取付カナグ

  • 35

    ■スタンダード (ST) サスペンションの構成■STサスペンションとクランプ1) 用途 この組合わせは、H/I 形鋼などのフランジのある建屋構造物にクランプで固定し、走行レー

    ルをつり下げるものです。( 梁の最大傾斜角度は ± 1.5° )

    2) 形状、部品名称 アルミレール

    S1

    S6

    S10S3

    S2

    S1

    S3

    スチールレール

    S3

    S2

    S2

    S2

    3) 取り付け方 サスブラケットと H 形鋼、I 形鋼梁の中心を合わせます。クランプの突起部をサスブラケットの溝に入れます。取付ボルトが斜めにならないように調整し、ナットで固定してください。

    クランプと H/I 形鋼の適合フランジ厚さは下表のとおりです。

    種類 適合フランジ厚さクランプ ALU2/3 6mm ~ 17 mm

    クランプ ALU4/5/STL 6mm ~ 21 mmサス / クランプ K22L3

    サスペンションは配置図の指示位置に合わせて取り付けてください。スクリューバーが垂直となるように、位置調整してください。ボルトの締め付けトルクは「締め付けトルク一覧」P.53 を参照にしてください。

    クランプItem No.

    部品名称 部品番号 数量

    S1

    クランプ ALU2/3

    DNE23A121011クランプ

    ALU4/5/STL430037

    Item No.

    部品名称 数量

    S2 レールマウント STL 1※その他の部品はアルミレールと共通

    サスペンションセット構成部品Item No.

    部品名称 数量

    S2 レールマウント ALU 1

    S3ディスタンス サスペンション ALU/STL

    1

    S6 サスブラケット*** 1

    スクリューバーItem No.

    部品名称 数量

    S10 スクリューバー M16 1

  • 36

    警告

    強..制

    • 取付梁のフランジ厚さを確認してください。厚さが適合していないフランジに固定すると、レールが落下するおそれがあります。

    • 取付梁のフランジ幅が狭く、セイフティピンとクランプ固定ボルトが干渉する恐れがある場合は、セイフティピンの脱落防止対策を実施することを推奨します。安全対策部品(オプション)を参照してください。

    • 移設等によりセイフティピンを再利用する場合は、変形(開き)や傷がないことを確認した上で使用してください。変形や傷がある場合は、セイフティピンを交換してください。

    これらの内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

    ■STサスペンションとブラケット1) 用途 この組合わせは、角パイプ、角材形状の厚めの梁をサスブラケットで挟み込んで固定し、走

    行レールをつり下げるものです。

    2) 形状、部品名称

    角形鋼

    S18S17S6*S9/S10

    S3S10S3

    ブラケット部品構成Item No.

    部品名称 数量

    S6 サスブラケット*** 1S9/S10

    スクリューバー M10 or M16 2

    S17プレートワッシャ ALU2/3 or ALU4/5/STL

    2

    S18 ロッカクナット M10 or M16 8* プレートは、お客様にてご用意いただきます。

    角形鋼の幅+20

    A:260 / B:330

    90

    φ18

    t=6~12

    3) 取り付け方 上図に示す様に、プレート ( お客様ご用意,穴加工必要 ) を用いて角材にエッジ圧がかかるのを防止してください。ボルトには均等に力が加わるよう、締め付けてください。

  • 37

    ■ショート (SH) サスペンション1) 用途 このサスペンションは、取り付け梁下から走行レール上面までの高さ(H2 寸法)を最小寸

    法にする必要がある場合に使用します。( スクリューバーは使用しません )

    2) 形状、部品名称 アルミレール

    S2

    S1

    S4

    S6S1

    S4

    スチールレール

    S4

    S2

    3) 取り付け方 スタンダード (ST) サスペンションの取り付けを参照してください。

    サスペンションセット構成部品Item No.

    部品名称 数量

    S2 レールマウント ALU 1S4 リンクサスペンション ALU/STL 1S6 サスブラケット*** 1

    Item No.

    部品名称 数量

    S2 レールマウント STL 1※その他の部品はアルミレールと共通

    クランプItem No.

    部品名称 部品番号 数量

    S1

    クランプ ALU2/3

    DNE23A121011クランプ

    ALU4/5/STL430037

  • 38

    ■ブレース (BR) サスペンションの構成警告

    強..制

    • ブレース(BR)サスペンションの傾めつり材には、圧縮方向の荷重がかからないように傾めつり材を配置してください。

    これらの内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

    1) 用途 このサスペンションは、取り付け梁下から走行レール上面までの高さ H2=500mm 以上の場合、または建屋の壁などの障害物が近く、ガーダおよび走行レールの揺れを少なくする場合に使用します。

    2) 形状、部品名称 アルミレール

    S7

    S12S7S14

    S10

    S12S13S8

    S8S14

    S12

    S10

    S1

    S12

    S6S1

    S15

    S1́

    S1́

    エンドプレート ストッパレール端末側

    スチールレール

    エンドプレートレール端末側

    S12

    S14

    S8

    S16

    S8

    S12S13

    S8

    3) 取り付け方 スタンダード(ST)サスペンションの取り付け方を参照してください。

    サスペンション構成部品Item No.

    部品名称 数量

    S6サスブラケット B ALU4/5/STL

    1

    S7V サスブラケット B ALU/STL

    1

    S8V ヒンジブラケットALU

    1

    S12 セイフティピン 4

    S13 ターンバックルセットALU/STL 1

    S14 ヒンジエンド ALU/STL 2

    S15ディスタンスサスペンション 1P ALU/STL

    1

    Item No.

    部品名称 数量

    S8 V ヒンジブラケット STL 1

    S16レールマウントV ヒンジブラケット STL

    1

    ※その他の部品はアルミレールと共通

    * マーク部分にセイフティピンは不要です。

    クランプItem No.

    部品名称 部品番号 数量

    S1クランプ ALU4/5/STL

    430037 1

    ´S1 クランプ V-SUS

    DNE45A12101 1

    スクリューバーItem No.

    部品名称 数量

    S10 スクリューバー M16 2

    [ 注意 ]S1´「クランプ V-SUS」は、S7「V サスブラケット B ALU/STL」の専用クランプです。他の種類のサスペンションを併用する場合は、クランプの配置に注意してください。S1´には "V" マークが有ります。

  • 39

    ■インクライン (IN) サスペンション1) 用途 このサスペンションは、取り付け梁が傾斜(最大傾斜 30°まで対応)している場合に使用

    します。お客様に滑り止めピースをご用意していただく必要があります。

    2) 形状、部品名称 アルミレール

    S7

    S12

    S14

    S10

    S12S15

    S2

    S1́

    S1́

    スチールレール

    S12

    S2

    S2

    S2

    S15

    3) 取り付け方 クランプの突起部を V サスブラケットの溝にいれ、取付ボルトが斜めにならないように調整し、ナットで固定してください。サスペンションは配置図の指示位置に合わせて取り付けて下さい。取付カナグの滑りを防止するため、滑り止めピース ( 例:角材、アングル材 ) を溶接またはボルトにて取り付けてください。スクリューバーが垂直となるように、位置調整してください。ボルトの締め付けトルクは「締め付けトルク一覧」P.53 を参照にしてください。

    サスペンション構成部品Item No.

    部品名称 数量

    S2 レールマウント ALU 1S7 V サスブラケット B ALU/STL 1

    S12 セイフティピン 2S14 ヒンジエンド ALU/STL 1

    S15ディスタンスサスペンション 1P

    ALU/STL1

    *滑り止めピース

    (お客様にご用意いただきます。)1

    Item No.

    部品名称 数量

    S2 レールマウント STL 1※その他の部品はアルミレールと共通

    クランプItem No.

    部品名称 部品番号 数量

    ´S1 クランプV-SUS DNE45A12101 1

    スクリューバーItem No.

    部品名称 数量

    S10 スクリューバー M16 1[ 注意 ]S1´「クランプ V-SUS」は、S7「V サスブラケット B ALU/STL」の専用クランプです。他の種類のサスペンションを併用する場合は、クランプの配置に注意してください。S1´には "V" マークが有ります。

  • 40

    ■インクラインブレース (IB) サスペンション警告

    強..制

    • インクラインブレース(IB)サスペンションの傾めつり材には、圧縮方向の荷重がかからないように傾めつり材を配置してください。

    これらの内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

    1) 用途 ・ このサスペンションは、取り付け梁下から走行レール上面までの高さ H2=500mm以上の場合や建屋の壁などの障害物が近く、ガーダおよび走行レールの揺れを少なくする場合に使用します。

    ・ また、取り付け梁が傾斜(最大傾斜 30°まで対応)している場合に使用します。お客様に滑り止めピースをご用意していただく必要があります。

    2) 形状、部品名称

    S7S14

    S10

    S13S8

    S8

    S14

    S12

    S12

    S14

    S12

    ** S12

    S12

    エンドプレート ストッパレール端末側

    S1́

    S1́

    S11

    S10

    S10

    エンドプレートレール端末側

    S12

    S14

    S8

    S16

    S8

    S12S13

    S8

    3) 取り付け方 インクライン(IN)サスペンションの取り付け方を参照してください。

    サスペンション構成部品Item No.

    部品名称 数量

    S7V サスブラケット B ALU/STL

    2

    S8 V ヒンジブラケット ALU 1S11 ジョイントナット M16 1S12 セイフティピン 6

    S13 ターンバックルセットALU/STL 1

    S14 ヒンジエンド ALU/STL 3

    *滑り止めピース

    (お客様にご用意いただきます。)2

    Item No.

    部品名称 数量

    S8 V ヒンジブラケット STL 1

    S16レールマウント V ヒンジブラケット STL

    1

    ※その他の部品はアルミレールと共通

    **マーク部分にセイフティピンは不要です。

    クランプItem No.

    部品名称 部品番号 数量

    ´S1 クランプ V-SUS

    DNE45A12101 2

    スクリューバーItem No.

    部品名称 数量

    S10 スクリューバー M16 2

    [ 注意 ]S1´「クランプ V-SUS」は、S7「V サスブラケット B ALU/STL」の専用クランプです。他の種類のサスペンションを併用する場合は、クランプの配置に注意してください。S1´には "V" マークが有ります。

    アルミレール

    スチールレール

  • 41

    ■Vタイプ (V) サスペンション1) 用途 このサスペンションは、レールつり位置の真上に取り付け梁がない場合に使用します。

    2) 形状、部品名称 アルミレール

    S1́

    S14S12

    S12

    S7S12

    S10

    S13

    S8

    S12

    S14

    S1´

    S16

    S8 S8

    3) 取り付け方 クランプの突起部を V サスブラケットの溝にいれ、取付ボルトが斜めにならないように調整し、ナットで固定してください。サスペンションは配置図の指示位置に合わせて取り付けて下さい。 ボルトの締め付けトルクは「締め付けトルク一覧」P.53 を参照にしてください。

    サスペンション構成部品Item No.

    部品名称 数量

    S7V サスブラケット B ALU/STL

    2

    S8 V ヒンジブラケットALU 1

    S12 セイフティピン 4

    S13 ターンバックル セット ALU/STL 2

    S14 ヒンジエンド ALU/STL 2

    Item No.

    部品名称 数量

    S8 V ヒンジブラケット STL 1

    S16レールマウント V ヒンジブラケット STL

    1

    ※その他の部品はアルミレールと共通

    *マーク部分にセイフティピンは不要です。

    クランプItem No.

    部品名称 部品番号 数量

    ´S1 クランプ V-SUS

    DNE45A12101 2

    スクリューバーItem No.

    部品名称 数量

    S10 スクリューバー M16 2

    スチールレール

    [ 注意 ]S1´「クランプ V-SUS」は、S7「V サスブラケット B ALU/STL」の専用クランプです。他の種類のサスペンションを併用する場合は、クランプの配置に注意してください。S1´には "V" マークが有ります。

  • 42

    ボルトストッパの取り付け

    1) 用途 ストッパは横行トロリ、走行トロリの端末停止を果たし、給電側端末においてはツリテクミの留まりを確保するために用います。

    2) 形状、部品名称

    STL2

    00: 8

    5 ST

    L260

    : 145

    52

    アルミレール スチールレール

    52

    KGPKSP

    KGPKSPΦ13

    Φ13

    (貫通穴)

    (貫通穴)

    STL2

    00:8

    5ST

    L260:145

    非給電側

    非給電側

    給電側

    給電側

    アルミレール

    スチールレール

    35

    Φ13(貫通穴)

    ボルトストッパ六角ボルトM12x130

    3) 取り付け方 クレーンの場合、左右の走行レールの同じ位置に取り付けてください。レールとのガタがない程度に付属のナットを締め付けてください。ナットを締め付けすぎると、トロリが正常に動作しないおそれがあります。

    アルミレールの場合:レールの両端末にボルトストッパを取り付けます。

    (エンドプレートにストッパとしての機能はありません。)スチールレールの場合:給電側にボルトストッパを取り付けます。

    (非給電側はエンドプレートを端末ストッパとして使用します。)

    警告

    強..制

    • トロリをストッパに過度な頻度で衝突させないでください。ストッパでの端末停止を行わず、余裕を持った稼動範囲となるようにクレーンのレイアウトをご計画ください。

    これらの内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

  • 43

    バインディングボルトの取り付け1) 用途 バインディングボルトは STL260 レールの開き止めを目的に取り付けます。レールをご購

    入の際に必要な本数のバインディングボルトが付属されていますので、以下の図を参照に取り付けてください。

    2) 形状、部品名称

    (基本は1mピッチ)

    ボルト出代 最大6mm

    3) 取り付け方 レールとのガタがない程度に付属のナットを締め付けてください。ナット上面からボルト先端までの出代は最大で 6mm としてください。ナットを締め付けすぎると、レールが変形しトロリがスムーズに通過できないことがございます。ナット締め付け後に、レール全長に渡りトロリがスムーズに作動することをご確認ください。

    走行レールの上架1) 形状、部品名称

    スクリューバー

    走行レールエンドプレート

    レールマウント非給電側

    2) 取り付け方 地上にて、非給電側の端部にエンドプレートを取り付けます。配置図の指示に従い、走行レールとレールマウントがセットされたものをスクリューバーに接合してください。

  • 44

    1)形状・部品名称 ジョイントセット ALU_500KG(ALU2,3,4,5 用)(定格荷重≦ 500kg 用)

    ジョイントセット ALU_1000KG(ALU4,5 用)(500kg< 定格荷重≦ 1000kg 用)

    ジョイントセット STL(STL200,260 用)

    2)取り付け方 ジョイントセットを用いて接続します。レールの接続箇所(トロリ走行箇所)に、段差がないように取り付けます。接続した 2 本のレール長さが 10m 以内の場合は、地上であらかじめ接続してから上架することが可能です。

    アルミレールの場合ジョイントボルトを締め付ける場合は、上下のボルトを交互に締め付けます。(右図)

    ボルトの締め付けトルクは「締め付けトルク一覧」P.53 を参照にしてください。

    走行レールの接続

  • 45

    走行レール取付精度

    1000mm±

    2mm

    10mm以下

    1212

    Lkr

    1000mm

    Lkrの算出方法

    Lkr

    レール

    レール

    A B

    Lkr = A+B2

    基準高さ

    Lw = 走行レールのつり間隔Lkr = ガーダスパン

    1 : 走行レール・サスペンションの高さの許容誤差C: 基準高さに対して± 10mm 以下 ただし、支持点前後 1m の地点で± 2mm を超えないこと。

    2 : ガーダスパンの許容誤差3 : 左右の走行レール高さの許容誤差 D: Lkr の 0.3% , ただし最大でも 10mm 以下

    レール調整は、レベル、水平器、巻き尺などを用いて行ってください。サスペンション高さの調整はディスタンスサスペンション、リンクサスペンションまたはターンバックルを回して行ってください。調整後は、セイフティピンを確実に取り付けてください。レール位置合わせが済みましたら、以下の点をチェックしてください。1) 高さおよびクレーンスパンの許容誤差は、上図と一致しているか?2) 全てのスクリューバーは垂直位置にあるか?3) スクリューバーが垂直方向に動かないか?

    走行レールの取付精度注意

    •走行レールの取付精度が正確であればある程、走行性能は高くなり、走行装置およびレールの寿命も長くなります。従って、下図に示される限界値を越えてはなりません。

    これらの内容を守らないと、傷害または物的損害発生の恐れがあります。禁..止

  • 46

    1) 形状、部品名称 アルミレール

    マウントネジセット

    エンドプレート

    プレートナット

    エンドクランプ

    ボルト

    トロリ

    ツリテクミ

    スチールレール

    ボルト

    エンドプレート

    エンドクランプ

    ツリテクミ

    トロリ

    2) 取り付け方 トロリとツリテクミを入れ、エンドプレートをボルトで固定してください。給電側のレール端部には、エンドクランプを取り付け、給電ケーブルの固定に使用してください。アルミレールの場合はマウントネジセットを使用して取り付け、スチールレールの場合はエンドプレート固定ボルトを使用して、エンドプレートと一緒に取り付けてください。

    ボルトの締め付けトルクは「締め付けトルク一覧」P.53 を参照にしてください。

    エンドプレートとエンドクランプの取り付け

  • 47

    1) 形状、部品名称

    トロリジク

    トロリジク

    クリップ

    クリップ

    走行用トロリ

    走行レール

    トロリ

    ガーダ

    ネームプレート

    走行用トロリ

    走行レール

    トロリ用サスペンション

    トロリ用サスペンション

    ツリテクミ

    エンドクランプボルトストッパ

    ボルトストッパ

    2) 取り付け方 あらかじめ地上でトロリ、ツリテクミ、ボルトストッパ、エンドクランプ、エンドプレート、ネームプレートを取り付けて、走行用トロリに結合してください。ボルトの締め付けトルクは「締め付けトルク一覧」P.53 を参照にしてください。

    ガーダ上架

    ツリテオシの取り付け

    1) 用途 走行レール用 ( テルハは除く ) のケーブル捌きとしてツリテオシを取り付けます。ツリテクミをツリテオシに付属されているボルトで結合し、更に走行用トロリとツリテクミをリードクサリで結合して使用します。

    2) 形状、部品名称ツリテオシ

    リードクサリ

    走行用トロリ

    ツリテクミ

  • 48

    ダブルガーダクレーンの各部名称

    S

    W

    全体図はW=6m未満の場合(W=6m以上の場合は右下図参照のこと)

    L

    T

    m

    (W=6m以上の場合)

    No. 詳細図 対象レール 品名 品コード

    30

    φ25

    500720 800

    170

    ALU4,5

    ホイストサドルALU4/5/STL200

    445117

    30

    φ25

    500685 800

    152STL200

    30500685 800

    212

    φ25 STL260ホイストサドルSTL260

    445221

    ② ー すべてスペーサバー _800MM ALU4/5/STL

    430311

    W=6m 未満の場合は全体図参照 ALU 各レール用 エンドプレート

    *****

    STL *****

    W=6m 以上の場合 ALU4,5 都度製作

    STL200エンドプレートキットSTL200 都度お問い合

    わせください。STL260

    エンドプレートキットSTL260

  • 49

    導体内蔵レールの各部名称1) 基本仕様 定格電圧

    定格電流導体断面積インピーダンス保護等級

    :500V:25A(コレクター:16A):4 mm 2

    :4.25 x 10-3 Ω/m:IP23

    2) 形状、部品名称

    1ヶ所形状が異なります。

    No. 品名 品コード

    ① 各レール用エンドプレート *****

    ② パワーサプライ _ICB CC45001

    ③ ジョイントキット _ICB CC345005

    3) レールのジョイント方法

    ・ジョイントキットの施工

    ① ガイド 3A をあらかじめ各銅線に挿入してください。② 接線ピン 3B を片側のレールの PVC に挿入してください。(この時に、端部の凸部側を先

    に挿入します。)③ 銅線ジョイント 3C を片側のレールの各銅線に差し込みます。(銅線ジョイントが差し込

    みにくい場合は、あらかじめマイナスドライバー等で挿入口を軽く広げておくとスムーズに差し込みできます。)

    ・レールの接続

    ① レール側面にマークされているブラックライン側(アース線側)が同じ方向となるようにレールを接続します。(接続側のレールの銅線が、銅線ジョイント 3C に確実に差し込まれているのを確認しながら接続します。)

  • 50

    4) 給電ケーブルの接続

    固 定 ビ ス 差 し 込 み 位 置

    ① パワーサプライに付属されている圧着端子 2A を給電ケーブルに取り付け、銅線端末に差し込みます。

    ② 樹脂製キャップ 2B を固定ビスを使用して PVC 端末に取り付けます。③ 給電ケーブルをケーブグランド 2C に通してエンドプレートに固定します。

    (ケーブルグランド 2C の適用ケーブル外径:φ 9 ~φ 17mm)

    5) コレクターの取り付け

    下図と表を参照し、各トロリの種類に併せてコレクターをトロリに取り付けてください。

    アース線

    誤挿入防止用突起付属のケーブル(1m)

    (5c x 1sq) 誤挿入防止用突起

    アース線

    No. トロリの種類 品名 品コード

    ① 共通 コレクター VGE35516C

    アルミレール用シングル / ダブルトロリ

    コレクターキット ALU EAN18200

    スチールレール用シングルトロリ コレクターキット STL CCQPR011

    スチールレール用ダブルトロリ コレクターキット STL_ ボギーガーダ

    CCQPR021

  • 51

    ■スチールレール用シングルトロリと巻上機との結合について(注意事項)

    スチールレール用シングルトロリに結合可能な巻上機は下表の通りです。ED および ER2 の場合は、上フック式では結合できず、ツリカナグ結合式での対応となります。

    トロリ使用荷重

    (kg)

    トロリ種類電気チェーンブロック・ED 電気チェーンブロック・EQ 電気チェーンブロック・ER2

    定格荷重(kg)

    機種結合方式 定格

    荷重(kg)

    基本本体機種

    結合方式 定格荷重(kg)

    基本本体機種

    判定

    フック カナグ C D サスペンションアイ B C D結合方式

    フック カナグ

    800

    導体内蔵 スチール レール

    シングル トロリ

    トロリ STL+

    コレクターキット STL

    60

    480

    ED(H,C)06 x ○※ 1,2

    125~

    490

    ● EQ001IS ○

    125

    500

    ● ER2-001H(IH) X ○※ 3

    EDX(C)06 x ○※ 1,2 ● EQ003IS ○ ● ER2-003S(IS) X○

    ※ 3

    EDX(H,C)10 x ○※ 1,2 ● EQ004IS ○ ● ER2-003H(IH) X○

    ※ 3

    EDX(C)10 x ○※ 1,2 ● ER2-004L(IL) X○

    ※ 3

    ED(C)16 x ○※ 2 ● ER2-004S(IS) X○

    ※ 3

    EDX(C)16 x ○※ 2 ● ER2-005S(IS) X○

    ※ 3

    ED(C)24 x ○※ 2

    EDX(C)24 x ○※ 2

    ED48 x ○※ 2

    EDX48 x ○※ 2

    ※ 1 条件付き○ 60kg、100kg 本体をツリカナグ式として使用する場合は、ED ご購入時にツリカナグ結合式でご購入いただくか、専門業者に交換作業を依頼してください。

    ※ 2 ED をツリカナグ結合式にすると、上フック式から巻上機の向きが 90°変わります。※ 3 ER2 をツリカナグ結合式にすると上フック式より、C 寸法が 25mm 大きくなります。

  • 52

    • ライトクレーンは各種部品組立から成り立っています。次の部品欠落などありますと、重大な事故につながりますので、必ず確認してください。1) セイフティピン、トロリ用クリップ、各種ボルト、ナットの締め付け状態2) サスペンション部ディスタンスサスペンションの取り付け状態3) エンドプレート、ボルトストッパの取り付けボルト締め付け状態4) ディスタンスサスペンション、スクリューバーの締め付け状態5) クレーンレール取り付け精度6) 施工に際し、指定された部品の使用

    これらの内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

    警告

    強..制

    • 無負荷運転で全エリアを動かして、異音、走行レール接続部の段差など確認してください。• 荷重をつり無負荷運転同様全エリアを動かして、特に走行レールつなぎ部でスムーズにトロリが動くか確認してください。

    お願い

    取り付け後のボルト、ピン類の確認

    試運転

    システムの移設、レイアウト変更する際の注意事項

    No. 注意点 参照場所

    1 レール強度は問題ないか? シングルガーダの場合「ガーダ許容スパン LKr、走行レール許容取付ピッチ Lw」P.27テルハの場合

    「横行レール許容取付ピッチ LW」P.30

    2 トロリ強度は問題ないか? 「トロリ」の使用荷重 P.12/13

    3 ジョイントセットの強度は問題ないか? 「ジョイントセット」の定格荷重 P.12

    4 サスペンションの強度は問題ないか? 「サスペンションの種類」の使用荷重 P.34

    5

    クランプの組み違いに注意 BR、IN、IB、V サスペンションの構成部品である Vサスブラケット B ALU/STL に使用するクランプは、専用のクランプです。移設する際も必ずセットでご使用ください。P.38 ~ P.41

    6 各部品の破損、摩耗、腐食等は問題ないか? 取扱説明書

    7 500kg 以上のクレーンの場合、設置報告書が必要「法的義務」P.5

  • 53

    • 指定されたボルト・ナットの締め付けトルクは下表のとおりです。ボルト・ナットは確実に締め付けてください。

    お願い

    ネジサイズ 主な適用部品締め付けトルク(N・m)

    M6 V ヒンジブラケット ALU 10

    M8

    レールマウント ALU, STL

    25トロリ用サスペンション ALU, STL

    ジョイントセット ALU_500KG, 1000KG

    エンドプレート ALU

    M10 クランプ ALU2/3 45

    M12ジョイントセット STL

    80エンドプレート STL

    M16クランプ ALU4/5/STL

    クランプ V-SUS150

    締め付けトルク一覧

  • 54

    ライトクレーン据え付け工事に必要な工具は次のとおりです。なお、現場の状況および工事規模に応じて作業車等は選択してください。

    項目 品名 仕様レールサイズ

    主な適用部品ALU2,3 ALU4,5 STL200,260

    組立工具 スパナ ( ボックスレンチ ) 7mm(M4 用 ) 〇 〇 〇 ツリテオシスパナ ( ボックスレンチ ) 10mm(M6 用 ) 〇 〇 V ヒンジブラケット ALU

    スパナ ( ボックスレンチ ) 12mm(M8 用 ) 〇 〇 レールマウント (ALU 用 )エンドプレート (ALU 用 )

    スパナ ( ボックスレンチ ) 13mm(M8 用 ) 〇 〇 〇トロリ用サスペンションレールマウント (STL 用 )ジョイントセット (ALU 用 )

    スパナ ( ボックスレンチ ) 17mm(M10 用 ) 〇 〇 バインディングボルト、 クランプ

    スパナ ( ボックスレンチ ) 19mm(M12 用 ) 〇 〇 〇 エンドプレート (STL 用 )ボルトストッパスパナ ( ボックスレンチ ) 24mm(M16 用 ) 〇 〇 クランプモンキーレンチ 250mm 〇 〇 〇 ボルト・ナット固定用モンキーレンチ 300mm 〇 〇 〇 ボルト・ナット固定用六角レンチ 10mm(M12 用 ) 〇 ジョイントセット (STL 用 )トルクレンチ 10mm(M6 用 ) 〇 〇トルクレンチ 12mm(M8 用 ) 〇 〇トルクレンチ 13mm(M8 用 ) 〇 〇 〇トルクレンチ 17mm(M10 用 ) 〇トルクレンチ 19mm(M12 用 ) 〇トルクレンチ 24mm(M16 用 ) 〇 〇トルクレンチ ( 六角穴付用 ) 10mm(M12 用 ) 〇ハンマー 〇 〇 〇プラスチックハンマー 〇 〇 〇マイナスドライバー 〇 〇 〇プラスドライバー 〇 〇 〇プライヤー 〇 〇 〇ペンチ 〇 〇 〇

    ライトクレーン組立使用工具リスト

    項目 品名 用途

    作業車( 例 )

    Z リフト、ローリングタワーなど 測定、金具取付、レール、ガーダ等の作業用ユニック、レッカー、フォークリフト、チェーンブロックなど レール、ガーダ取付用梯子台車 横持ち用

    加 工工 具

    高速切断器またはノコ盤 スクリューバー切断用 (M10、M16)電動ドリルまたはマグネット付電動ドリル スクリューバー・ボルトストッパ穴明け用5mm キリ スクリューバー穴明け用13mm キリ (M12 用 ) ボルトストッパ穴明け用レベル 高さ測定、スクリューバー長さ決め水準器 レール高低差測定用巻き尺 クレーンスパン測定用レバーブロック レール仮つり用ポリエスタースリング レールつり用ヤスリ レール接続部修正用溶接機 傾斜梁対応サスペンション滑り止め用電工ドラム

    その他枕木 約 90mm 角、荷受け用および仮組用架台 (2 台 ) 高さ約 1m 仮組用ハケ タッチアップ用

  • 55

    落下防止装置(オプション)ライトクレーンには、より安全性を高めるための、安全対策部品が準備されております。

    ●ライトクレーンには、使用状