マーシャル史上、最も 高性能なモデルが登場! · 38...
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ヘッド部だけでも、4通りのプリセットを保存できる。下に紹介している付属のフット・スイッチを使えば、なんと28通りのプリセットの保存が可能。MIDI ならば、128プリセットもOKだ
➡リア・パネルのインプット/アウトプット類。外部エフェクトを接続できる他、ヘッドフォン・アウトはもちろんのこと、MIDI やプリアンプ・アウト、エミュレイテッド・アウトなど多彩な装備を誇る
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しかし、それらと決定的に違うものがJMD:1にはある。それは、マーシャル自身が持っている歴代の名機の遺産ともいえるトーンを、デジタル技術を使って甦らせてくれた点だ。そして、プリアンプ部はデジタルであるものの、パワー・アンプ部にマーシャルのシンボルともいえる真空管EL34というを使い、デジタル臭さのない伝統的なトーンを演出している点も注目だろう。マーシャルにおける一番の最新技術と、古き良き時代の技術が完璧に融合されたモデルなのだ。くわしくは、次ページからを読んでほしいのだが、まず弾いてみると、弾きやすい
マーシャルが、マーシャルにとってこれまで禁断の領域とされてきたと言っても過言ではないデジタル・アンプを発表した。しかし、そこは王者。既存のモデリング・アンプなどとは、ひと味もふた味も違う、王者ならではのサウンドを実現。ここでは、キャビネットに1960を使用して試奏してみた!
的楽器試奏会
JMD:1シリーズ デジタル・プリ+真空管パワー・アンプ完成! これまで、歪みにおいては徹底的にアナログにこだわっていたマーシャルが、2010年早々に発表したのが、なんと、プリアンプ部にデジタル技術を使用したアンプ、JMD:1シリーズだ。これまで、内蔵エフェクトでデジタル系を搭載したり、プリアンプの名機JMP-1でデジタルMIDI技術を導入したりしていたが、こと歪みやプリアンプに関しては、真空管やトランジスタというのが当たり前だったマーシャルが、このJMD:1でプリアンプ部を完全デジタル化したのだ。ご存じのとおり、他メーカーでは、多数デジタル・モデリング・アンプは発表されている。
JMD100(ヘッド部) ¥131,250
■発売元:ヤマハミュージックトレーディング㈱ /マーシャル・ブログ(http://blog.marshallamps.jp)
マーシャル 試奏協力:福島克彦(夜叉)
マーシャル史上、最も高性能なモデルが登場!
トーンにデジタル臭さがない、まとまったサウンドに驚かされる。いい意味でのヴィンテージ・マーシャルにあった “手強い暴れる音” ではなく、とにかく弾きやすい音である。トランジスタのきめ細やかさ、弾きやすさ、空間のキレイさを兼ね備えつつ、真空管ならではの暖かみを足した、いいとこ取りのモデルと言える。基本的な音色はモードによって極端に音が違うのだが、幅広い上にどれも使えるサウンドで、モードを変えると各コントローラーも、モデルとなったアンプと同じようなカーブの設定となるのも、マニアにはうれしい。
●出力:100w ●パワー・アンプ部: EL34×4、ECC83×1 ●コントロール:マスター・ヴォリューム、プレゼンス、リバーブ、ディレイ・レベル、ディレイ・アジャスト(ハイファイ、アナログ、テープ、マルチ)、モジュレーション・デプス、モジュレーション・アジャスト(コーラス、フェイザー、フランジャー、トレモロ)、ヴォリューム、トレブル、ミドル、ベース、ゲイン、プリアンプ・コントローラー(クリーン・セクション→1:モダン、2:フル、3:クラシック、4:ナチュラル。クランチ・セクション→5:ヴィンテージ、6クラシック、7:ディープ、8:フル。オーバードライブ・セクション→9:クラシック、10:モダン、11:ディープ、12:デチューン。リード・セクショ
ン→13:ディープ、14:ソリッド、15:クラシック、16:モダン) ●スイッチ類:フット・スイッチ/MIDIプログラム、Ext FX、ディレイ/タップ・テンポ、モジュレーション、チャンネル1、2、3、4、マニュアル ●入出力端子:インプット、スピーカー・アウト(1×16Ω/1×8Ω/2×16Ω)、シリアル/パラレル・FXループ(センド/リターン、FXレベル、ミックス・コントローラー)、プリアンプ・アウト、ライン・イン(CD/MP3インプット)、ヘッドフォン、エミュレレイテッド・ライン・アウト、フットスイッチ・コントローラー、MIDI(MIDIイン、MIDIスルー) ●外形寸法:750(幅)×310(高さ)×220(奥行き)mm ●重要:20.2kg
16種類のプリアンプ4種類のディレイ・トーン モジュレーション系エフェクトも4種類
好きな音色を保存できる拡張性を広げるスイッチ類
※心臓部は、真空管EL34!
マーシャル初となるデジタル・プリアンプは16種類を内蔵
パワー・アンプは、真空管!
プリアンプ部に搭載されているのは16種類の歴代マーシャル・サウンド。その詳細は、次ページに解説しているのだが、歪みの種類もヴィンテージ系からJCM2000、さらにデス・メタルやスラッシュでも使えるドンシャリ系ディストーション、そして最新のJVMのものまでと幅広い。
このJMD:1シリーズが、デジタル臭くないマーシャルらしいサウンドとなっているのは、パワー部に真空管を搭載している点だろう。試奏したJMD100には、ご覧のとおりEL34が4本搭載されていた
4種類のディレイは、デジタルなのにアナログ・テイスト!? 搭載されているエフェクターの中でも注目は、デジタル・ディレイだろう。なんと、4つのディレイ・トーンが選べる。試奏してわかった、各特徴は以下の通りだ。■ハイファイ→いわゆるデジタル・ディレイ。音の劣化がなく、透明感のあるディレイ音が得られる。■アナログ→アナログ・ディレイ好きにはたま
らないシミュレート。暖かみのある太さを持ち、原音を邪魔しない自然なディレイ音だ。■テープ・エコー→アナログよりも、さらに劣化させたようなマニアにはたまらない中域が豊かなディレイのトーンを演出。■マルチ→リピートが2通りランダムにかかったように聴こえるモード。2つ目のディレイは、設定したディレイ・タイムの3/4で出される。
モジュレーション系エフェクト+ノイズ・ゲイトも装備 ディレイ、リバーブの他、モジュレーション系のエフェクトも充実している。コーラス、フェイザー、フランジャー、トレモロという4種類で、どれも透明感のあるエフェクトが特徴だ。おもしろかったのはコーラスで、プリアンプでクリーンを選び、ONにすると、あのJCを彷彿とさせる甘く深いコーラス・サウンドが楽しめた。プリセットで、クリーンとオーバードライブの2種
類を用意しておけば、JCのようなコーラス・サウンドと、マーシャルの王道歪みの切り替えが可能。これまで1台のアンプで、両立しなかった2つのトーンが、このモデルは1台で可能になった。 なお、このツマミをいちばん絞ると、ゲートが作動し、ノイズ・ゲートとなる。シャーというノイズがなく、いきなりド~ンと鳴るぞ!
拡張性を広げる多彩なスイッチ類
ここまで読んで、もはやエフェクターいらずで、しかも拡張性もあるモデルだということに気づくと思うが、さらにリア・パネルを見ると、あらゆる可能性を示してくれている。こんなにエフェクターが搭載されているのに、外部のエ
独自のフットスイッチを標準装備+MIDIにも対応!
➡6つのフット・スイッチにフロント・パネルのスイッチを割り当てるスイッチ保存モードと、プリセット保存モードの2種類が選べる
フェクターをループ可能。さらに、エフェクト・ループのオン/オフもプリセットできる。 標準装備のフットスイッチの他、MIDIにも対応しており、MIDIスイッチを使えば他のMIDI機器とシンクロして128プリセットも実現!
➡モジュレーション・スイッチを押すと、瞬時にモジュレーション系エフェクトのオン/オフが行なえる
➡コーラス、フェイザー、フランジャー、トレモロという4つのモジュレーション系の他、なんとノイズ・ゲイトも装備
➡ディレイのトーンが 4 種類選べるというのは、うれしい
見た目でわかるとおり、16種類のアンプをにリバーブ、ディレイ、さらにモジュレーション・エフェクトを搭載していながら、そのツマミの数は必要最小限に押さえられている。シンプルでいながら、あらゆる拡張性を操作可能にしているのが、スイッチ類だ。向かって左に位置する5つのスイッチは、プリセットの記憶や外部
エフェクトのON/OFF、さらにディレイのタップ・テンポにモジュレーション・エフェクトのON/OFFができる。 一方、右側の5つのスイッチは、4つがプリセット用の保存スイッチ、そして “Manual” ボタンを押せば、プリセットには関係なく自由に音色をエディットできる。
ポイントは、ここだ! ◎多くの機能が搭載されているJMD:1シリーズだが、今回の試奏では、100wのヘッド、JMD100を試奏。以下に、ヘッド部からわかる、JMDのポイントを明記してみた。なお、キャビネットは、マーシャルの王道1960を使用。これが、かなりいいサウンドにつながっていた
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元となったモデルは? メーカー解説 WeROCK的試奏
クリーン
1 モダン JVM410H
設定 :クリーン・チャンネルのグリーン・モード。強力な JVMシリーズのクリーン・チャンネルをベースにしたこのプリアンプ・オプションのトーンは、マーシャルのクリーン・トーンの中で、もっとも明るいもののひとつです。バランスがよく、タイトで抑制された、バランスがいいトーンで、チャンネルのメインのゲイン・ステージの前にあるトーン・ネットワークのおかげで、とてもクリアでパンチがきいています。
たしかに、JVMだなと思わせるトーンだ。マーシャルのモダンさ、ハイファイさが、いいバランスで再現されている。JVMのグリーン・モードというと、いい意味で暴れるマーシャルならではのトーンを持っていたが、こちらはコントロールしやすい音になっている。すごくバランスのいいトーンだ。
2 フル JCM2000(DSL100)
設定 :クリーン・チャンネル、トーン・シフト : オン。マーシャル屈指のベスト・セラーとなったオール・バルブ・アンプのDSLは、今も世界のトップ・プレイヤーに選ばれ続けてます。その絶大の人気の理由のひとつは活気に満ちたクリーン・サウンドで、そのガラスのようなブライトなエッジと力強く響き渡るパンチのあるサウンドが完璧に再現されています。
1の JVMサウンドよりもエグい感じで、ややドンシャリ気味でボトムが効いたクリーンだ。それなのに、キレイなトーンを持っているのが、このモデルの特徴だろうか。
3 クラシック JMP-1設定 :クリーン1、ベース・シフト : オン。JMP-1から得た調和のとれたトーンです。ミドルが特徴的で、豊かなコードやソフトなトーンに最適のプリアンプ・オプション。ゲインを増やすとヴィンテージ・スタイルのディストーションが少し加わったクリーンなリード・ラインが得られます。
1や 2よりも、ミッドに寄ったナチュラルなトーンのクリーン・サウンドだ。暖かみのあるクリーンなので、どこか懐かしいヴィンテージ的なニュアンスも感じられる。
4 ナチュラル JMD:1JMD:1の新しいサウンドのひとつ目は、完全にフラットなレスポンスを生み出し、ギターのナチュラルなトーンとJMD:1のパワー・アンプを前面に押し出すための設定です。このプリアンプの調和のとれたウォームなトーンは、ジャズ・スタイルの演奏に最適です。
かなりフラットで、ナチュラルなクリーン・トーン。ギターの生音に近い感じすらする。1もナチュラルな方向だったが、こちらは、さらに自然。なのに、暖かみあるサウンドは、真空管のおかげだろうか。真空管の音をナチュラルに感じられるモードだ。これまでのマーシャルを超えたナチュラルなクリーン。
クランチ
5 ヴィンテージ 1974&1959コンビネーション
1974と1959という最も高い評価を得たマーシャルのヴィンテージ・アンプを融合したユニークなサウンド。1974 のトーンの性質が、1959のイコライザー・セクションとうまくマッチして、クラシックなリズム・サウンドに最適です。
“クワ”っていう、ピッキングによって食い付いてくるトーンがヴィンテージっぽい。1959というと、やはりアグレッシヴなトーンの印象のある音だが、このモデルだとかなり弾きやすい。
6 クラシック JCM800(2203)
荒削りで生々しい、伝説的な JCM800 2203をベースにしたプリアンプです。直接的でフォーカスされたサウンドは、“クランチ”という言葉を体現しています。
5よりも、“ジャリ”とハイの効いた歪みだ。いわゆる JCM800らしい、プレゼンスが出た明るいトーンを持っている。しかし、耳に痛い冷たい感じはせず、すごく状態のいい800を弾いているようだ。
7 ディープ Haze40設定:ノーマル・チャンネル、ブースト・スイッチとブライト・スイッチを〈入〉に設定。ブースト・スイッチとブライト・スイッチを両方入れた時のマーシャルHaze40に似た、温かく心地よいトーンです。エッジがスムーズで重低音に迫力のあるダークなオーバードライブが得られます。
ヴィンテージ系のアンプをモダンな音が出るようにセッティングした音だ。ヴィンテージ・アンプのクセを取った感じで、暖かみがありつつ、歪みが少ないのに、かなり弾きやすい音になっている。
8 フル 1974 ここで1974が再登場し、中音域がクリアな充実したリズム・トーンを実現します。コードをスムーズにサスティーンしながら個々のノートをクリアに保ちます。
5に続き、またまた1974 の登場だが、ぜんぜん違う。こちらは、7の歪みを増やして、もう少しダイナミックにした感じだ。中域の出方も7に近く感じる。
オーバドライブ
9 クラシック JMP-1設定 :OD2。JMD:1の先人である JMP-1の OD2チャンネルのトーンをベースにしたプリアンプ・オプションです。この設定は、アグレッシヴでフォーカスされたサウンドでありながら、中音域をクリアで滑らかに保ちます。
まさしくJMP-1の OD2の歪みだ。ミッドに寄っていてクリーミーで、ツブの細かい歪みである。JMP-1のユーザーなら、思わず“懐かしい”と叫んでしまうことだろう。JMP-1のスピーカー・エミュレーター・アウトで鳴らすと、こういう音になる。
10 モダン JVM410H設定 :クランチ・チャンネルのレッド・モード。JVMのクランチ・チャンネルのゲイン・ステージを最大に設定したプリアンプ・オプションです。JVMらしい切れ味があり、バランスのとれた充実したトーンを提供します。
フル・バルブである JVMの歪みが得られる。モダンで、低音も豊かで太いサウンドだ。こちらも、まとまりがあって弾きやすいオーバードライブ・サウンドとなっている。
11 ディープ JCM800(2203)+ブルース・ブレーカーⅡ
設定 :ブルース・ブレーカーⅡのブースト・モード、〈ドライブ〉を最大に設定+カスタム・フィルタ付きベース・コントロール、2203 のトポロジー。JCM800 2203の迫力とブースト・モードに設定したブルース・ブレーカー・エフェクト・ペダルのブースト・モードを合わせた実験的なトーン。80 年代の吠えるようなサウンドと70年代の重低音のブレンドが“中抜け”のカスタム・トーンを提供します。
かなりドンシャリで、歪みも強い。モダンな歪みの質と、昔ながらの暴れるローを持っている。でも、決して暴れることなく使いやすい低音感になっているのが、JMDの特徴だ。
12 デチューン MODE FOUR
設定 :OD2チャンネル、〈スクープ〉をオン、〈トーン・マトリックス〉を3に設定。非常にアグレッシヴでモダンなメタル・トーンは、MODE FOURの強烈なOD2チャンネルから生まれました。イコライザー・セクションの中周波音のレスポンスを引き下げることにより、威圧的な性質がさらに高められています。ダウン・チューニング/バリトン・ギターに最適です。
ドンシャリのディストーション・サウンドだ。JVMのように上品に激しく歪むのではなく、いい意味でアグレッシヴで荒く下品に歪んでくれる。近年に登場したモダンなアンプに通じるサウンドだ。
リード
13 ディープ Haze40+ブルース・ブレーカーⅡ
設定 :ブルース・ブレーカーⅡのブースト・モード、〈ドライブ〉を最大に設定+Haze のノーマル・チャンネル、ブースト・スイッチとブライト・スイッチを〈入〉に設定。“ブースト”されたブルース・ブレーカー・ペダルと、ブースト・スイッチとブライト・スイッチを入れたHaze40コンボを組み合わせ。非常にディープでうなるようなトーンを実現。このプリアンプのウォームなサスティーンは、広がりのあるソロ・トーンに最適です。
すごくミッドに寄った歪みだ。ヴィンテージ系のモデルをフルアップにして、さらにブースター系のエフェクターでブーストした音になっている。チューブ・スクリーマーを使ったような中域だ。
14 ソリッド Guv'nor(ガヴァナー)
非常に人気のあるオリジナルのGuv'norストンプ・ボックスをベースにしたこのプリアンプ設定は、ペダルにドライヴされたハスキーなオーバードライブ・トーンが得られます。特徴的な中音域とよく響く高音域により、独特の切れと遠吠えのような響きがあります。
レスポール的なロー・ミッドが足されて、その空気感が気持ちいい。13よりも歪みが強く、もう少しオーバードライブさせたモードだ。ディストーションほどツブは荒くなく、オーバードライブほどクリーミーすぎないという、まさにガヴァナーの音だ。
15 クラシック JCM2000(DSL100)+ブルース・ブレーカーⅡ
JCM2000 DSLシリーズの、トーンをシフトしたクランチと押し上げたゲインを、ブルース・ブレーカー・ペダルのトポロジーと合わせたこのプリアンプ・オプションは、広がりがあって切れ味の鋭い90年代のリード・トーンを生み出します。
JCM2000のドンシャリさを、さらに荒く暴れた感じにした音だ。2000にヴィンテージ系のアンプを足したようなブリブリの歪みになっている。
16 モダン JVM410H設定 :OD1チャンネルのオレンジ・モード。JVMシリーズから取り入れたオールラウンドに使えるモダン・リード・サウンドで、OD1チャンネルの2つめのゲイン・ステージがベースになっています。切れ味が鋭く、サスティーンが充実したトーンです。
リフからソロなど、最もオールラウンドに使える歪みのチャンネルじゃないだろうか。JVMは、ゲインをフルに近くすると、なかなか制御が難しい音になってしまうが、これはフルに近くしても弾きやすさを保ったままゲインを上げてくれる。
全16モードのプリアンプを公開&試奏!
JMD50ヘッド
¥110,250
その他のJMD:1シリーズ
JMD501 コンボ ¥126,000
今回、試奏した100wヘッドJMD100の 他、JMD:1シリーズは合計4種類が発表された。まず、50wヘッドであるJMD50は、100w寄りもミッドに寄ったサウンドで、アナログ的な空気感あるサウンドを出していた。100wコンボのJMD102は、100wヘッドよりも、まとまった音が出て、小さい音量でも充分に鳴ってくれるので、自宅でも弾けるサウンドを出してくれる。シャッキとしたハイも特徴だ。50wコ
ンボのJMD501は、JMD102よりも、さらにまとまったサウンドで、ミッド・ローの出方が印象的なサウンドだ。
◎メーカー解説内の「設定」は、モデルとなったアンプの設定を意味しています
JMD102 コンボ ¥141,750
的楽器試奏会