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ロシア・トルコのGHS情報及びTSCAの最新情報

2017年8月24日

付シュンヨウ

•ロシアGHS

•トルコGHS

• TSCAの更新


概要


ロシアGHS

• GOST規格（ГОСТ（Государственный стандарт）国家標準規格）

• 元々はソ連で国家主導で制定された標準規格

• 1991年ソ連崩壊後も、ロシアとその他の独立国家共同体の加盟国

の間で使用

• 広く使われ、ほとんどの分野に利用

• ロシアに限定した場合はGOST-R規格


GOST規格

GOSTの公布と伴い、GOSTを採用する国のリストも一緒に発表。

• GOST 32419-2013 化学製品分類の一般的要件（Classification of chemicals.

General Requirements）

➢採用国：アルメニア、キルギス、モルドバ、ロシア、タジキスタン

• GOST 30333-2007 化学製品安全パスポート一般要求要件（Chemical

production safety passport. General requirements）

➢採用国：アゼルバイジャン、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、モルドバ、ロ

シア、タジキスタン、ウズベキスタン

• GOST 31340-2013 化学製品のラベル表示一般要求要件（Labeling of chemicals.

General requirements）

➢採用国：アルメニア、ベラルーシ、キルギス、ロシア、タジキスタン、ウズベキス

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GOST規格 - GHS

http://toxi.dyndns.org/applications/gost32423-2013/gost32419-2013.pdf

https://cdcrus.ru/zakon/GOST -30333-2007.pdf

http://docs.cntd.ru/document/1200107846

• GOST 32419-2013、化学製品分類の一般的要件

➢UN GHS Rev. 4を採用、2014年8月1日から施行。

➢GOST R 53856 2010（UN GHS Rev.2ベース）を差し替え。

• 物理有害性：GOST 32421-2013、有害性が物理及び化学的性質に

よって引き起こされる化学物質の分類、爆薬の試験方法。

• 健康有害性：GOST 32423-2013、健康有害性における混合物の分類。

• 環境有害性：

➢GOST 32424-2013、環境有害性における化学物質の分類、一般要求要件；

➢GOST 32425-2013、環境有害性における混合物の分類、一般要求要件。

• UN GHS Rev. 4を採用、2014年8月1日から施行。©ChemADVISOR, Inc. 2017 6

化学製品分類

• 最終製品の医薬品と動物用医薬品;

• 最終製品の香水及び化粧品;

• 放射性物質、材料および廃棄物；

• 最終製品の食品、生物学的に活性な添加物および動物飼料;

• 使用中に化学組成や凝集状態を変化させないで、人の健康や環境

等に有害性を与える濃度以上の有害物を含むダスト、蒸気あるい

はエアロゾールを生成しない製品。


GOST 32419-2013除外

• GOST 31340-2013、化学製品のラベル表示一般要求要件

➢UN GHS Rev. 4を採用、2014年8月1日から施行；

➢GOST 31340-2007を取替；

➢除外：最終製品の医薬品、動物用医薬品及び香水あるいは化粧品。

• R 50.1.101-2014、GHOST 31340に従った注意書きの選択に関するガ

イダンス（Guidance on the selection of precautionary statements in

accordance GOST 31340）

➢2014年11月26日に発表。


ラベル

• GHSのラベル要素；

• 市場サーキュレーション・マック（Market circulation mark, i.e.

Mark of access to the market）保管条件および製品登録証明番号の

記載；

• 注意書き：できれば6個以下に抑える；

• 閾値以上の濃度を有する危険物質の記載；

• ラベルや絵表示について最小サイズの要求なし；

• 言語：必ずロシア語で記載、その他の言語の記載も可能。


ラベル注意事項

• ロシアSDS：安全パスポート（Safety Passport)

• GOST 30333-2007：化学製品の安全パスポートの一般的要件

（Chemical products safety passport. General requirements）

➢内容、フォマット等についての規定

• R 50.1.102-2014、化学製品安全データシートの作成と実施に関す

るガイダンス（Guidance on compilation and execution of safety data

sheet of chemical product ）

➢2015年1月に発表。


GOST 30333-2007 SDS

• 化学物質、混合物、原料及び工業廃棄物に対して、SDSを提供；

• SDSからの除外品：

➢自然状態のミネラル；

➢最終製品の医薬品;

➢最終製品の香水および化粧品;

➢放射性物質;

➢国産軍事、防衛、宇宙産業向けに製造された食品および化学品の最終製品。


SDSの対象

• 言語：ロシア語；

• SDSを登録する必要がある、SDSの最初ページはタイトルページで、

登録スタンプを含む

➢Coordinating Informational Service Center（CIS）はタイトルページのテンプ

レートを提供

• 16項フォマットのSDS

➢CISはSDSのテンプレートを提供。


SDS注意事項

• 担当機関：CIS

• 登録ステップ

➢申請者は書類を提出し、手数料を支払（手数料及び支払いの詳細について

メールで確認：[email protected]）；

➢CISはSDSはGOST 30333-2007に遵守するかレビュー；

➢SDSの有効期限が決定；

➢Rosstandardに登録したSDSを収録；

➢SDSのタイトルページ本物の登録要件2部を申請者に送付。


SDSの登録

• GOST 12.1.007-76 有害物質の分類、一般要件（Classification of

Hazardous Substances. General Requirements）

• 有害性によって有効期限は決定


SDS有効期限


SDS 2章


SDS 3章

• 2016年10月7日、ロシア連邦政府の第1019号決定「化学品の安全

性に関する技術規則」（a Technical Regulation on Safety of Chemical

Products）が公布；

➢新規物質の通知；

➢GHSの義務化。

• 2021年7月1日から実施

• SDSの登録有効期間：3－5年間；2021年7月1日以降：期間限定な

し。


第1019号決定


トルコGHS

• 物質および混合物の分類、表示ならびに包装に関する規約（By-

Law on Classification, Labelling & Packaging of Dangerous Chemicals and

Preparations, Turkey CLP)、2013年12月11日に公布。

• 移行期間

➢物質或いは混合物の分類：既に施行；

➢2015年6月1日以前に上市している物質に関して、トルコCLPに従うラベル

と包装の提供：2017年1月1日から実施；

➢2015年6月1日以前に上市している混合物に関して、トルコCLPに従うラベ

ルと包装の提供：2018年6月1日から実施；


GHS

• ラベル要素：標準なGHSラベル要素を採用；

• 言語：トルコ語。


GHSラベル

• 物質および混合物のSDSの作成及び配布に関する規制（ Regulation

on Preparation and Distribution of Safety Data Sheets regarding

Dangerous Substances and Preparations）、2014年12月15日に公布、

2016年6月1日から施行；

• 16項のSDSをトルコ語で提供；

• 有資格者よりSDSを作成する必要がある；

• 環境都市整備省（Ministry of Environment and Urbanization）にSDS

のコピーを提出。


GHS SDS

• トルコCLPによって、営業秘密を保護するため、一定の条件に満

たすれば、SDS或いはラベルに代替化学名を利用することが可能

です；

• 代替化学名利用の申請が必要；

• 環境都市整備省（Ministry of Environment and Urbanization）に申請

を提出；

• 代替化学名は6年間有効。


GHS営業秘密

• トルコのREACH規制、KKDIK規制は2017年6月23日にトルコ官報30105に公布

• 差し替えた規制：

➢化学品のインベントリとコントロール（Inventory and Control of Chemicals (27092)）、KKDIKに2017年6月23日に取替；

➢物質および混合物のSDSの作成及び配布に関する規制（Regulation on Safety Data Sheets for Hazardous Substances and Mixtures (29204)）、 KKDIKに2023年12月31日に取替；

➢特定物質および混合物の製造、販売及び使用に関する制限（Regulation on Restrictions

for the Manufacture, Marketing and Use of Certain Dangerous Substances & Preparations (27092) ）、 KKDIKに2017年6月23日に取替。

• 下記の規制について影響なし：

➢物質および混合物の分類、表示ならびに包装に関する規約（トルコCLP、By-Law on Classification, Labelling & Packaging of Dangerous Chemicals and Preparations (28848)）；

➢バイオサイドに関する規制（Biocidal Products Regulation (27449)）；

➢ SEVESO II (27676)。©ChemADVISOR, Inc. 2017 23

トルコKKDIK規制


LCSAの最新情報

• 2017年6月22日、米国EPAはLCSAの実施措置5つを発表：

➢TSCAリセットの最終規則：「アクティブ」または「非アクティブ」に指定

➢リスク評価のための優先度付け手続の最終規則

➢リスク評価手続の最終規則

➢リスク評価のための最初の10種類の化学物質のスコープ文書

➢EPAに検討されるためリスク評価草案の提出に関心のある外部組織用のガ

イダンス


EPAはLCSAの実施措置を発表

• 2017年8月11日にFederal Registerに公布・実施；

• TSCAインベントリ上の化学物質の遡及通知要件

➢10年間の期間：2006年6月21日〜2016年6月21日

➢製造、輸入または加工済み

➢締め切りー製造者、輸入者：180日間；加工者：420日間

• EPAは物質はアクティブまたは非アクティブを判定；

• 将来の見通しに関する報告要件は非アクティブ物質を再生産、輸

入或いは加工の際に適用；その際、EPAは物質をアクティブに指

定。


TSCA届出アクティブまたは非アクティブ規則


ご清聴どうもありがとうございます。

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