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して、忘れてはならないのが、ポジャギです。
服を作り、残った切れ端をだいじに1つずつつなぎ合わせて作るポジャギ
は、パッチワークのようなスタイルでありながらも、その形と色合いは同じも
のが1つもありません。展示されているポジャギのうち、120年もの前に作られ
た作品〔写真・上〕もありますが、昔のポジャギの特徴は、残りものの
切れ端で作ったということもあり、形が四角形ではなく不特定で、つ
なぎ目もまっすぐではなく、残った布の切れ端、そのままの形を活か
していたことがわかります。ポジャギの中でも、お客様からの関心が
最も高かった作品は、縫い目がきれいに仕上がっているチョガクポ
ジャギ〔写真・左〕でした。韓服の曲線美を表す、チョゴリ(上着)の丸
い袖を作る際に残った、袖裾の三角形の切れ端で作ったポジャギ
です。ポジャギの中でも、特に小さい切れ端を1つずつつないでいく
のに、どれほど長い時間と真心が込められているかをひと目でお
分かりいただける作品でした。
今回展示されてたポジャギの作品は、韓国の草田繊維キルト博物館所蔵のもので、伝統的な
ものから現代的なものまで展示されています。
草田繊維キルト博物館長の金順姫さんにポジャギの特徴について話を伺
いました。 『韓国のポジャギは、五方色を巧みに調和させながら作ります。
昔は、地位、年齢はもちろん、家庭内の大小様々な行事によって異なる
韓服を着ていましたし、チョゴリ(上着)とチマ(スカート)を別々の色で作る 韓服を着ていましたし、チョゴリ(上着)とチマ(スカート)を別々の色で作る
ので、このように様々な色合いの韓服を着ていたのです。そして、どんな
服でも、切れ端が必ず残りますが、それらを1つも捨てることなくポジャギと
して再活用するのです。』
ギャラリーを訪れた方々は、異口同音に韓国の服飾について、その固有の色使いや配色の使
い方が非常に独特で美しいとお話されていました。美術を通じて韓国の文化をお伝えする展示
会は来年も引き続き開催する予定です。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
そ
[草田繊維・キルト博物館 キム・スンヒ院長]
イベントリポート
ドラマで見た宮中衣装をひと目で!
「朝鮮王朝宮中衣裳及び韓服とチョガクポジャギの昔と今」展
本でも人気の高い韓国の歴史ドラマで目を惹くのは、やはりあの華麗な宮中衣装ですよね。
その宮中衣装を実際に生でご覧いただける貴重な展示会が去る10月29日から11月2日までギャ
ラリーMIで開かれました。
今回の展示は日本の皇族ご出身で英親王とご結婚された
李方子様と多くの関連があります。
お二人は日本で暮らされた後、1963年に韓国へ渡られまし
た。1970年英親王のご逝去後、李方子様は楽善斎に住居をた。1970年英親王のご逝去後、李方子様は楽善斎に住居を
移され、英親王のご遺志である社会慈善事業への思いを受
け継がれます。そして、その基金を準備するために、自らの
手で七宝や陶磁器、書画や絵画、宮中衣装などを制作、これらの作品を披露する展示会を開催
されながら、社会から疎外された恵まれない人々を救う事業及び教育と福祉のために半生を捧
げられ、89歳でご逝去されました。
その李方子様が作られた宮中衣装の素材とデザイン、紋様をそのまま再現して作った宮中衣
装が、今回の展示会で披露されており、多くの方々が絶え間なく訪れ、展示時間を延長した日も装が、今回の展示会で披露されており、多くの方々が絶え間なく訪れ、展示時間を延長した日も
ありました。他には、朝鮮王朝時代の宮中で王と王妃をはじめ、官職にあった方々が着用してい
た礼服、韓国の服飾文化に欠かせないポジャギの作品等が共に展示されました。中でも、多くの
方々の目に留まったのは、王の大礼服である九章服と王妃の大礼服である翟衣でした。韓国の
歴史ドラマでよく出てくる宮中衣装は日常生活用のものが多く、祭祀や婚礼などの時にしか着な
い大礼服の九章服と翟衣はあまり目にしないことから、多くのご来場者がその華麗な紋様と緻密
な装飾、そしてそれらに込められた意味などを感じ取りながら大変驚いている様子でした。
九章服とは、高麗時代から朝鮮時代に至るまで、王が宗廟社稷で
祭事を行うと き、または元旦・冬至・納妃(王妃を迎え入れる時)の際
に着用した大礼服で、玄色(赤味をおびた黒色)の繒(緋緞)を用いて
作られています。両肩には龍の紋章、背には山、袖には火・華虫(翟)
・宗彛 (酒杯)が3個ずつ描かれています。
翟衣とは、朝鮮時代後期に着用された王妃の大礼服で、大帯、
後綬、佩玉、蔽膝、革帯、圭、霞帔、青襪などと共に着用され、頭
部は、九龍四鳳冠の代わりに大首モリ(髪)で華麗に飾りました。
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