主催/昭和のくらし博物館・画家 吉井忠の部屋 「吉井忠の画業 … ·...
TRANSCRIPT
鵜の木特別出張所
画家吉井忠の部屋
「吉井忠の画業と思想」
12:30 開場・受付13:00-13:15 ごあいさつ 小泉和子(昭和のくらし博物館館長)
昭和のくらし博物館の一角にささやかな美術館「画家 吉井忠の部屋」をオープンしました。吉井忠は一貫して世界を考え、日本を考えて製作し、社会に向けて発言、行動した画家です。彼の残した作品からは、社会に対する鋭い眼差しや思想が読み取れます。いま日本は戦争の問題に真向から対峙しなければならないところにきています。こういう時、吉井忠の作品と思想は確かな道標です。
吉井忠(1908 ~ 1999)1908年福島市生まれ。県立福島中学卒業後、上京。太平洋画会研究所で絵画を学び、20才で帝展入選後、シュールレアリズムに傾倒。後に日本、特に東北の風土や文化に関心が移り全国を歩く。戦後は労働運動、農民運動、平和運動に関心を持ち、毎年平和展に出品。作品は寓意的な群像をはじめとして農民や女性など写実的で骨太の構成と清冽な色彩が特徴。小泉和子館長の絵の師でもあり、長い親交がありました。
主催/昭和のくらし博物館・画家 吉井忠の部屋
■日 時:2015年 9月 27日 ( 日 ) 13:00 ~ 16:30(12:30 開場)■会 場:鵜の木特別出張所 2階 第 1・2 会議室 (昭和のくらし博物館から西へ徒歩 1分)■参加費:700 円(昭和のくらし博物館・画家 吉井忠の部屋入館料込) *当日、受付時にお支払いください。*シンポジウムにご参加の方は、10:00~17:30 まで、画家 吉井忠の部屋と昭和のくらし博物館 を無料でご見学いただけます。10:00 ~ 12:30 までは、博物館の入館受付へお申し出ください。■定 員:50名■申 込:メール、電話、FAX にて お申し込みください。[email protected]/FAX 03-3750-1808*お電話での問い合わせは、 金・土・日・ 祝日の 10:00-17:00 に お願いいたします。
2015年 9月 27日 (日 ) 12:30 開場 13:00~ 16:30 シンポジウム
13:15-14:15 「吉井忠 /広がる視野・ぶれない視点」
伊藤匡氏(福島県立美術館学芸課長)
14:15-15:15 「吉井忠のヨーロッパ留学」
弘中智子氏(板橋区立美術館学芸員) - 休憩 15:15-15:30 -
—第1部— 講演
—第2部— 座談
昭和のくらし博物館 開 館:金・土・日・祝日(年末年始、9月上旬は臨時休館) 10:00-17:00 入館料:大人 500 円、小学生~高校生 300 円 画家吉井忠の部屋 大人 400 円、中学生~高校生 200 円 2館入館割引 大人 700 円、中学生~高校生 400 円 交 通:東急多摩川線下丸子駅または、 池上線久が原駅下車徒歩 8分
〒146-0084 東京都大田区南久が原 2-26-19 http://www.showanokurashi.com/
15:30-16:15 吉井爽子氏(吉井忠長女) 熊谷榧氏(豊島区立熊谷守一美術館館長) 伊藤匡氏 弘中智子氏 小泉和子(進行)16:15-16:30 質疑応答16:30 終了
※講演の内容など一部変更することがあります。
シンポジウム・プログラム
イラスト:小泉和子
(登録文化財旧小泉家住宅)
シンポジウム
協力/福島県立美術館