この度は、isdn用ターミナルアダプタts128ga- は …...i はじめに...

i

はじめにこの度は、ＩＳＤＮ用ターミナルアダプタTS128GA-Proをお買い上げ頂き、誠にありがとうございます。本書は、お客様に本装置を安全で正しくお使いいただくためのものです。本装置をお使いになる前に、必ず本書をよくお読みください。また、本書を読んでも、取扱方法がわからないときには、お買い求めの販売店または弊社ユーザーサポートセンターにお問い合わせください。

(１) 本書の内容の一部または全部を無断で転載すること

は、固くお断りします。

(２) 本書の内容について、将来予告なしに変更すること

があります。

(３) 本書に書かれた使用方法を守らずに起きた故障・事

故については補償できませんので、本書を良くお読

みの上、必ず保管してください。

(４) 正常にご使用になり不良が発生した場合は、保証期

間内に限り、本装置の修理または交換をさせて頂き

ますが、他の設備・機器への損害は補償できません。

(５) ご愛用登録カードはアフターサービスに必要なため、

各事項をご記入のうえ必ず返送してください。

(６) 乱丁、落丁はお取り替えいたします。

はじめに................................................................................................i目次......................................................................................................ii安全にお使いいただくために................................................................iv安全上の定期点検...............................................................................viii

お客様へのお願い..............................................................................1-2

梱包内容の確認.................................................................................1-3

正しくお使いいただくために.............................................................1-4

配線形態について..............................................................................1-5

本製品の特徴.....................................................................................1-6

本書の読み方.....................................................................................1-7

ii

第1章ご使用になる前に

第2章設置方法

各部の名称と働き..............................................................................2-2接続形態 ...........................................................................................2-3ISDN回線に接続する.........................................................................2-4アナログポートに接続する.................................................................2-6パソコンに接続する...........................................................................2-8電源に接続する.................................................................................2-9アースについて................................................................................2-10

第3章データ通信通信の準備........................................................................................3-2データ通信........................................................................................3-5

■目次

iii

第6章リファレンスATコマンド一覧表.............................................................................6-2Sレジスタ設定一覧表......................................................................6-11リザルトコード一覧表.....................................................................6-13ディップスイッチ設定一覧表...........................................................6-13アナログ電話機設定コマンド一覧....................................................6-15切断情報一覧表...............................................................................6-17

トラブル対処法.................................................................................A-2ファームウェアのバージョンアップ...................................................A-6仕様一覧...........................................................................................A-8索引..................................................................................................A-9

付　録

第4章基本機能ダイヤルインの設定...........................................................................4-2サブアドレスの設定...........................................................................4-4グローバル着信制御の設定................................................................4-6電話料金表示機能..............................................................................4-8日時設定 ...........................................................................................4-9初期化.............................................................................................4-10発信者番号通知機能........................................................................4-11フレックスホン機能.........................................................................4-12コールウェイティング機能...............................................................4-14通信中発信機能...............................................................................4-16三者通話機能 ..................................................................................4-18通信中転送機能...............................................................................4-20着信転送機能 ..................................................................................4-22その他機能......................................................................................4-28ボイスワープ機能............................................................................4-29

第5章高度な機能

着信制御機能 ....................................................................................5-2オートコールバック機能....................................................................5-4BOD機能 ..........................................................................................5-5設定の保存／初期化..........................................................................5-6

iv

異臭・煙が出たときは

万一、異常な臭いがしたり、過熱や煙が出るといった場合は、ただちに使用をやめ、電源を切り、電源コンセントからプラグを抜いて、お買い上げの販売

店、または弊社までご相談ください。

ご使用の用途について

この製品は一般オフィスや家庭のOA機器、ないしホビー用途の製品として設計されています。幹線通信機器や、業務の中心となるコンピュータシステム、人命に直接関わる医療機器のような、極めて高い信頼性ないし安全性が必要とされる機器には、接続しないで下さい。

ケースは絶対に開けない

分解して内部の部品に触れないでください。電圧の高い部分があるため、感電の危険があります。また故障の原因にもなりますが、この場合は保証期間であっても保証できなくなりますので、ご注意ください。

指定以外の電圧では使用しない

110Vを超える電圧で使用するとこの製品を破壊する恐れがあり、また、発火の原因ともなります。

このユーザーズマニュアルに使用している記号についてこのユーザーズマニュアルでは、安全にお使いいただくためにいろいろな絵表示をしています。この表示の内容を無視して取扱を誤った場合生じる可能性のある内容を以下のように表記しています。以下の内容をよく確認した上で、本文をお読み下さい。

記号は、注意すべき内容を示しています。

記号は、してはいけない内容を示しています。

記号は、しなければならない内容を示しています。

この製品は精密機器です。ご使用にあたっては、次の事項をよく読んで正しくお使い下さい。

絵表示の意味

警告　使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定されることを示しています。

注意　使用者が傷害を負う可能性、または物的損害のみの発生が想定されることを示し

ています。

■安全にお使いいただくために

警　告

v

電源コードが傷ついている場合

電源コードが傷ついたり、破損したりしている場合は、ただちに使用をやめ、電源を切り、電源コンセントからプラグを抜いて、お買い上げの販売店、または弊社までご相談ください。

内部に水などが入った場合内部に水などの液体が入った場合は、ただちに使用をやめ、この製品の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いて、お買い上げの販売店、または弊社までご相談ください。

電源コードの取扱いについて

電源コードの加工は絶対におやめください。漏電による感電や発火、また、故障の原因になります。

電源コードを引っ張ったり、上に重いものを乗せたりしないでください。漏電による感電や発火、また、故障の原因になります。

電源コードのタコ足配線はおやめください。故障、感電、発火の原因になります。

濡れた手で、電源コードのプラグを抜き差ししないでください。感電の原因になります。

電源コードはきちんと奥まで差し込んでください。差し込み方が不十分だと、ショートや発火の原因になります。

電源コードを抜くときはプラグを手に持って抜いてください。電源コードを持って引き抜くと、電源コードの故障、感電、発火の原因になります。

警　告

注　意

vi

内部に異物を入れない内部に異物（金属類や燃えやすい物）が入らないようにしてください。故障、発火、感電の原因になります。

モジュラーコネクタやRS232Cコネクタ等に指や鉛筆、針金等の異物を挿入しないでください。感電や故障の原因になります。

上にものを載せないこの製品の上に重いものを乗せないでください。故障の原因になります。

この製品の上部にある通風孔をふさがないで下さい。通風孔がふさがると内部に熱がこもり、発火の原因となります。次のような使い方はしないで下さい。

・あお向けにする・風通しの悪い狭い場所に押し込む・じゅうたんや布団の上に置く・布や紙など燃えやすいものを掛ける

取付・取り外しは電源を切っておこなうこの製品の取り付け、取り外しをおこなう際は、かならず電源をOFFにしておこなってください。電源を入れたままだと、故障、感電の原因になります。

長期間無人で使用する場合長期間無人で使用する場合は、必ず定期的に保守／点検を行ってください。電源プラグの間にたまったほこりやゴミに水がついてショートすると、発火の原因になります。

日常のお手入れこの製品の汚れは、やわらかい布に水または中性洗剤を含ませて軽くふいてください。ベンジン、シンナーなど（揮発性のもの）の薬品を用いてふいたりしますと、有害な気体が発生したり、変形や変色の原因になることがあります。

LINE PHONE

DTE

FG

注　意

vii

設置場所についてこの製品は、屋内での使用を前提に設計されています。屋外での設置／使用はおやめください。雨、ちり、ほこりなどによって、故障、破損、発火、感電の原因になります。

衝撃を与えたり、振動の加わる場所での設置／使用は避けてください。故障、破損の原因になります。

直射日光のあたる場所や高温多湿になる場所での設置／使用は避けてください。故障、破損の原因になります。

風呂場など水気の多い場所で設置／使用しないでください。発火、感電の原因になります。

薬品が触れる場所や、薬品のそばでの設置／使用は避けてください。故障、変色あるいは変形の原因になります。また、ケースの溶融による異臭、有害な気体が、発生することがあります。

小児の手の届かないところで設置／使用してください。故障、感電の原因になります。

落雷のおそれがある場合落雷のおそれがあるときは、ただちに使用をやめ、この製品の電源を切り、電源プラグをコンセントからはずしてください。また、この製品からISDN回線のモジュラーケーブルをはずしてください。落雷時に内部に電流が流れ込むと、この製品を破壊するおそれがあります。

この製品は、落雷などの影響を最小限に抑えるため、内部に安全装置を持っていますが、念のためこの製品のFG端子（アース端子）を使って接地してください。

注　意

viii

本装置を安全に使用するため、以下の項目に従って必ず定期的に保守点検をおこなってください。なお、以下の作業は、本装置の電源を切りACコードを抜いて作業してください。

チェックする箇所

ACコード

本体ケース

チェックする項目

電源プラグが汚れていないか、ゴミがついていないか。傷・破損はないか。

破損はないか。ガタツキはないか。上部通風穴にゴミはつまっていないか。

上に物が乗っていないか。

異音・異臭がしないか。

汚れていないか。

異常の場合の処置

使用をただちにやめ、プラグの清掃をおこなってください。販売店または弊社へ相談してください。販売店または弊社へ相談してください。掃除機などで吸い取ってください（内部にゴミなどの異物を落とさないように注意してください）。ただちに取り除いてください。販売店または弊社へ相談してください。やわらかい布に水または中性洗剤を含ませて軽くふいてください。

危険性

ショートによる発火

感電、発火

負傷、感電、故障発火、故障

発火、故障

発火、故障

安全上の定期点検

第1章ご使用になる前に

この章では本装置についての基本的な事項を説明しています。ご使用の前に必ずお読みください。

1-2

お客様への

お願い

本製品は外国為替および外国為替管理法に定める戦略

物資あるいは役務に該当します。従って日本国外に持ち

出す際には、同法に基づく輸出許可をお取り下さい。

輸出する際のご注意

本書に記載されているハードウエアもしくはソフトウ

エアの名称は各社の商標、もしくは登録商標です。

本装置をラジオ、テレビジョン受信機に近接してご使用にな

ると、受信障害の原因となることがあります。取扱説明書に

従って正しい取り扱いをして下さい。

本装置は日本国内でのみ使用可能です。海外では電源電

圧や通信規格が異なるため、使用できません。

●本製品をご使用にあたって、NTTのレンタル電話機が不要となる場合は、NTTへご連絡ください。ご連絡いただいた日をもって、「機器使用料」は、不要となります。詳しくは、局番なしの１１６番（無料）へお問い合わせください。

補足：従来、端末設備接続（変更）請求の手続きは、全て接続請求葉書によっておこなわれる必要がありましたが、平成６年１２月１９日よりNTTの電話サービス契約約款が一部改正され、口頭もしくは電話でも接続（変更）請求がおこなえる様になりました。このため、本品では接続請求葉書は付属しておりませんので、上記の説明にしたがって接続（変更）請求の手続きをおこなってください。

1-3

お買い求め頂いたTS128GA-Proには、以下のものが梱包

されています。箱から取り出して、すべて揃っているかど

うかを確認してください。

● TS128GA-Pro本体● RS232Cケーブル（D-SUB9 メス－メス）●変換コネクタ●添付フロッピーディスク● ISDNモジュラーケーブル（８極）●マニュアル●ご愛用登録カード（マニュアルに綴じ込み）●保証書

梱包内容の

確認

1-4

●本装置は「ＩＮＳネット６４」専用です。「ＩＮＳネット６４」以外の回線終端装置には接続しないで下さい。

●本装置はDSUへ直接接続が可能です。その場合には、2-5ページの説明を参照して本装置を終端抵抗ありに設定して接続して下さい。

●同じ回線に接続されている他の端末が通信中に、本装置の取り付け、取り外しはおこなわないでください。

●アナログポートに接続したアナログ通信機器は、トーン式（DTMF）の場合のみ、電話をかけることができます。パルス式のアナログ通信機器から電話をかけることはできません。（着信はどちらでも可能）

●アナログポートには、通常のNTTの電話回線に接続する通信機器を接続してください。ボタン電話、ビジネスホン、キーテレホン、ホームテレホン等またはPBX用の通信機器を接続すると、使用できない場合があります。

●本装置は端末審査協会の技術適合認定を受けています。従って回線との接続がモジュラージャック式になっていれば、工事無しで接続可能です。モジュラーローゼットから回線終端装置までの配線工事は、NTTに依頼してください。

正しくお使い

いただくために

1-5

回線終端装置�TS128GA-Pro

最大550m

DSU

ポイント－ポイント配線�

POWERON

OFF��

��

ISDN網�

ＩＮＳネット６４では、回線とターミナルアダプタの接続は、以下のいずれかの形態で接続することができます。下記の規格を外れる形態で配線をおこなった場合は、通信できなくなる場合がありますので、注意してください。

実際には、配線の状態やDSUによって、使用できる最大長は異なります。上記の配線の最大長は、NTTのDSUと心線径0.5mmの構内ケーブルを使用した場合の目安です。

回線終端装置�

DSU

TS128GA-Pro TS128GA-Pro TS128GA-Pro８極モジュラーローゼット�

最大150m

最大350m


DSU

TS128GA-Pro TS128GA-Pro TS128GA-Pro

８極モジュラーローゼット�最大50m

最大８台接続可能�

最大８台接続可能�短距離受動バス�

延長受動バス�ポイント－マルチポイント配線�

POWERON

OFFPOW

ERON

OFFPOW

ERON

OFF

POWERON

OFFPOW

ERON

OFFPOW

ERON

OFF

��

��

ISDN網�

��

��

ISDN網�

DSU（回線終端装置）に端末を１台のみ接続する場合、ポイント－ポイント配線と呼びます。ポイント－ポイント配線の場合は、DSU（回線終端装置）と端末装置との間隔は、最大550mまで接続可能です。

DSU（回線終端装置）に複数台の端末を接続する場合は、最大８台までの端末を接続することができます。この場合、ポイント－マルチポイント配線と呼びます。ポイント－マルチポイント配線の場合、DSU（回線終端装置）と端末装置との間隔は、各端末間の距離が最大50m以内であれば（延長受動バス）最大350m、それ以外の場合（短距離受動バス）は最大150mまで接続可能です。

参　考�

配線形態に

ついて

1-6

本装置の特徴本装置は、次のような特長を持っています。

■ 56K Central Site Modem搭載56Kホスト側デジタルモデム（セントラル・サイト・モデム）を搭載することにより、V.90、K56Flex対応の56Kのアナログモデムからアクセスが可能です。

■ PIAFS+V.42bis対応PIAFSプロトコルの搭載により、PHSと32Kbpsで通信できます。V.42bisデータ圧縮オプションにも対応しています。

■ 128K MultiLinkPPP対応128Kbpsで高速通信できます。

■ BOD機能搭載BOD機能搭載により、MultiLinkPPPまたはBACP/BAPで接続時に、回線の利用状況に応じて64Kbpsと128Kbpsを自動的に切り換えます。

■液晶表示パネル搭載液晶表示パネルに接続時の各種情報を表示できます。

■通信ログ表示可能時計、カレンダー機能を搭載しており、アクセス時間や通信モードなどの通信ログを表示できます。

■ S/T端子２ポート装備２ポートのS/T端子に他のTAを接続して本装置を経由することにより、複数のTAをバス配線できます。

■フラッシュROM搭載TA、内蔵56Kモデム、いずれもファームウェアのバージョンアップができます。

1-7

AT ←自分の入力

OK

↵

本書の読み方

●本文中の枠で囲まれている部分は、実際に端末（パソコン）からコマンドを入力する場合の入力例です。アミがかかっている部分がユーザーが端末から入力する部分、それ以外は本装置から送信されて画面に表示される部分を表しています。

● AT互換機をご使用の方で、¥キーの入力が必要な場合は、かわりに\キーを使用してください。

●コマンドの前についたマークは、その設定が工場出荷時の設定であることを表しています。

●本文中の表記で、「ターミナルアダプタ」のことを「TA」と略記する場合があります。

●特に注記がない限り、すべてのキー入力は半角英数字による入力を表しています。

● マークは、キーボードからのリターンキーの入力を表しています。

● マークは、キーボードからのスペースキーの入力を表しています。

↵

この表示がついている事項は、本装置の機能について特に注目していただきたい制限事項などについて説明しています。

この表示がついている事項は、本装置の機能について知っておいていただくと便利な事項などについて説明しています。

重　要�

参　考�

本装置の操作がうまくいかない、本書の説明通りに動かない、などといった場合は、この表示がついた事項を参照してください。

うまくいかないときは…

第2章設置方法

この章では、本装置を設置するにあたって必要な事項について説明します。説明に従って正く設置してください。

S/T LINEポート�ＤＴＥポート�

アナログポート�

アース端子�

電源コード�

S/T LINE1 S/T LINE2ON OFF

終端抵抗�

DTE

TEL

AC100V FG

終端抵抗スイッチ�

SD データを送信時に点灯

RD データを受信時に点灯

ER 端末が通信可能な時に点灯

B1 B1チャネル使用時に点灯

B2 B2チャネル使用時に点灯

PW 電源ONの時に点灯

S/Tﾗｲﾝが接続されていないとき、

56KCSMのﾌｧｰﾑｳｪｱｱｯﾌﾟﾛｰﾄﾞ時-----赤点灯

S/Tﾗｲﾝが接続されているとき------緑点灯

背面図

OFFON

12345678910

正側面図

POWERON

OFF

前面�

モニタランプ�

通風穴�

側面�

電源スイッチ�

液晶表示パネル�

●モニタランプ点灯の意味

点灯状態によって、本装置の各種状態を表示します。

電源をON/OFFします。

AC100Vコンセントに差し込みます。

接地に使用します。

本装置とパソコンの接続に使います。

本装置とISDN回線の接続に使います。

本装置と一般電話回線用アナログ通信機器の接続に使います。

下面図

ディップスイッチ

各スイッチの説明は、6-13ページのディップスイッチ設定一覧表を参照してください。

2-2

第2章　設置方法

接続状態等を表示します。

■各部の名称と働き

本装置とパソコンの接続に使います。

2-3


DTE 　S/T LINE�2

　S/T LINE�1

TELFGAC�100V

ON OFF

終端抵抗�

DSU/�ISDN回線�モジュラー�ローゼット�

RS232Cケーブル�

RS232C�9ピン�コネクタ�

RS232C�25ピン�コネクタ�

25PIN� 変換コネクタ�

AT互換機等� NEC PC98等�

AC100V±10V電源�

Apple�　Macintosh

モデムポート�

Macintosh対応�変換コネクタ�

アースを�とって�ください�

電話� FAX モデム等�

アナログ通信機器�

電話回線用モジュラーケーブル（６極２針）�

ISDN回線用モジュラーケーブル�

DTE 　S/T LINE�2

　S/T LINE�1

TELFGAC�100V

ON OFF

終端抵抗�


ISDN回線に接続された�他のTAのS/T LINEポート�

本装置の接続は、下図のような接続形態を取ります。

本装置を接続する場合は、電源スイッチがOFFであることを確認し、接続する各種機器

（パソコン、FAX、モデム等）の電源をOFFにし、電源プラグを抜いてください。各機

器の接続は、この後のページの説明に従って正しく接続してください。

■接続形態

● S/T LINEは、バス配線を可能にする為2口ついています。2口ともDSUに接続すると正しく動作しません。正しくは、2-5ページを参照してください。

●本装置を長くお使いいただくために、アースを取ることを推奨します。

2-4

第2章　設置方法第2章　接続方法

●本装置は「ＩＮＳネット６４」専用です。「ＩＮＳネット６４」以外の回線終端装置には接続しないで下さい。通信できなくなったり、誤動作の原因になります。

●同じ回線に接続されている他の端末が通信中に、本装置の取り付け、取り外しはおこなわないでください。誤動作の原因になります。

●モジュラーケーブルは、付属のISDN用モジュラーケーブルをお使いください。付属以外のケーブルを使用すると、通信できなくなったり誤動作の原因になります。


終端抵抗�

DTE

TEL

AC100V FG

S/T LINEポート�


終端抵抗�

DTE

TEL

AC100V FG

ISDN網へ�

DSU

ロックのある側�

ISDNモジュラー�ケーブル（８極）�


終端抵抗�

DTE

TEL

AC100V FG

S/T LINEポート�

他のターミナル�アダプタ�

他のターミナル�アダプタ�

本装置をISDN回線に接続します。下記の注意を良く読んで、正しく接続してください。

● S/T LINEポートに指など身体の一部や異物を挿入しないでください。

感電や故障の原因になります。

注意�

■ISDN回線に接続する

● S/T LINEポートからDSUまたは他のターミナルアダプタに接続できます。詳しくは右ページの図の形態を参照してください。

●モジュラーケーブルの接続は、カチッという音がしてロックがかかるまでしっかりと差し込んでください。入れ方が中途半端だと、接触不良で正常に通信できない可能性があります。

● S/T LINEポートはどちらも同様に接続できます。

2-5


ISDN回線の配線形態によっては、終端抵抗が必要になる場合があります。下図を参照して終端抵抗が必要な場合、本体背面の終端抵抗スイッチを以下のように設定してください。

DSU

��

��

ISDN網�DTE 　S/T LINE�

2　S/T LINE�

1TELFG

AC�100V

ON OFF

終端抵抗�

S/T

1終端抵抗�ONに設定�


DSU

��

��

ISDN網�DTE 　S/T LINE�

2　S/T LINE�

1TELFG

AC�100V

ON OFF

終端抵抗� DTE 　S/T LINE�2

　S/T LINE�1

TELFGAC�100V

ON OFF


　S/T LINE�1

TELFGAC�100V

ON OFF


　S/T LINE�1

TELFGAC�100V

ON OFF

終端抵抗�

S/T

3S/T

8S/T

2S/T

1

終端抵抗�ONに設定�終端抵抗OFFに設定�


上図8の場合でも、モジュラーローゼット経由の接続で、モジュラーローゼットが終端抵抗を内蔵している場合は、終端抵抗なしに設定する必要があります。詳しくは、回線終端装置からの配線工事者に確認してください。

ON OFF

終端抵抗�

ON OFF

終端抵抗�

終端抵抗について

ON OFF

終端抵抗�

2-6


●アナログポートに接続したアナログ通信機器は、トーン式（DTMF）の場合のみ、電話をかけることができます。パルス式のアナログ通信機器から電話をかけることはできません。（着信はどちらでも可能）

●アナログポートには１台のアナログ通信機器を接続してください。同一のポートに複数のアナログ通信機器を並列に接続すると、正しく使用できない場合があります。

●アナログポートには、通常のNTTの電話回線に接続する通信機器を接続してください。ボタン電話、ビジネスホン、キーテレホン、ホームテレホン等またはPBX用の通信機器を接続すると、使用できない場合があります。

●アナログポートには、NTTの公衆回線に適合しており、技術基準適合認定を取得しているアナログ通信機器を接続してください。ここに述べた以外のアナログ通信機器を接続した場合は、通信できない場合があります。

●モジュラーケーブルの接続は、カチッという音がしてロックがかかるまでしっかりと差し込んでください。入れ方が中途半端だと、接触不良で正常に通信できない場合があります。

本装置は、アナログポートを装備しており、電話やFAX、モデムなどのアナログ通信機

器を接続し、他のアナログ通信機器と通信できます。アナログポートにアナログ通信機

器を接続する場合は、以下の注意を良く読んで正しく接続してください。


終端抵抗�

DTE

TEL

AC100V FG

アナログポート�

電話回線用モジュラー�ケーブル（6極2芯）��

電話� FAX

●アナログポートに指など身体の一部や異物を挿入しないでください。

感電の原因になります。

■アナログポートに接続する

注意�

2-7


アナログポートに接続した機器に応じて本体下面のディップスイッチを以下のように設定して、本装置の電源を立ちあげ直してください。

ディップスイッチ10がON（3.1KHzオーディオ）に設定されている場合、デジタル電話器との通信はできなくなりますので、ご注意ください。

重　要�

電話機を接続（スピーチモード） DIP-SW10 OFFモデム／FAXを接続（3.1KHzｵｰﾃﾞｨｵﾓｰﾄﾞ）DIP-SW10 ON

ディップスイッチの設定

2-8


●本装置の取り付け、取り外しをおこなう際は、かならずパソコン本体および周辺機器の電源をOFFにしておこなってください。故障や誤動作の原因となる可能性があります。

●付属以外のRS232Cケーブルをご使用になる場合は、ストレートタイプをお使いください。クロスタイプのケーブルを接続した場合は、通信できません。

● RS232Cケーブルは、両側のネジを廻してDTEポートにしっかりと固定してください。取付方が不十分だと、コネクタが外れてうまく通信できなくなる場合があります。

本装置をパソコン（その他のデータ端末）に接続します。以下の注意を良く読んで正し

く接続してください。

■パソコンに接続する


終端抵抗�

DTE

TEL

AC100V FG


DTEポート�

RS232C�9ピンコネクタ�



モデムポート�

Macintosh変換�コネクタ�

25ピン変換コネクタ�

プリンタポート�もしくは�

AT互換機等�

PC-98

Macintosh

RS232C�25ピンコネクタ�

25ピン変換�コネクタ�


2-9

●濡れた手で、電源コードのプラグを抜き差ししないでください。感電の原

因になります。

●ACコードのタコ足配線はおやめください。故障、感電、発火の原因にな

ります。

● ACコードの抜き差しは、必ず電源プラグをもっておこなってください。

故障、破損、感電、発火の原因になります。

● ACコードはきちんと奧まで差し込んでください。差し込み方が不十分だと、

ショートや発火の原因になります。

AC100V�50/60HZ電源�


終端抵抗�

DTE

TEL

AC100V FG

本装置を電源に接続します。以下の警告、注意を良く読んで正しく接続してください。

●電源電圧はAC100V±10Vで使用してください。特に、110Vを超える電

圧で使用すると本装置を破壊する恐れがあり、また、発火の原因ともな

りますので、絶対に避けてください。

警告�

注意�

■電源に接続する

2-10


■アースについて

●本装置は、落雷などの影響を最小限に抑えるため、内部に安全装置を

持っていますが、念のため本装置のFG端子（アース端子）を使って接

地してください。

●落雷のおそれがあるときは、ただちに使用をやめ、本装置の電源を切

り、電源プラグをコンセントからはずしてください。また、本装置から

ISDN用モジュラーケーブルをはずしてください。落雷時に内部に電

流が流れ込むと、本装置を破壊するおそれがあります。

注意�


終端抵抗�

DTE

TEL

AC100V FG

FG端子�

市販のアース線

アース

第3章データ通信

この章では本装置が正常に接続され、データ通信可能であることを確認します。万一うまくいかなかった場合は、「うまくいかないときは…」を参照して確認をおこなってみてください。それでもうまくいかない場合は、この章の最初に戻って順番に手順を確認してください。トラブルのほとんどは、簡単な確認をおこなうことによって、解決できるはずです。

3-2

第3章　データ通信

■通信の準備

まず最初に本装置の電源を入れて、電源とISDN回線が正しく接続されていることを確認します。

PWランプが消灯している場合● 電源スイッチがONになっていることを確認してください。OFFになっている場合は、ONに

してください。PWランプが赤色に点灯している場合

● ISDN用モジュラーケーブルが、2-4ページの接続方法の説明に従って、正確に接続されていることを確認してください。

● 本装置の電源をいったんOFFにして、再度ONにしてみてください。● ISDN用モジュラーケーブルを、本装置に付属のケーブルを使用していることを確認してくだ

さい。使用していない場合は、正しいケーブルを使用してください。● 2-10ページの説明に従って、本装置のFG端子とアースを接続してください。● 上記の項目を確認しても緑色に点灯しない場合は、回線の異常が考えられます。最寄りの

NTTまでお問い合わせください。

SD RD ER B1 B2 PW

※　：点灯(赤)�　　：点灯(緑)


パソコンの電源を入れて、通信ソフトを起動してください。

本装置の電源スイッチをONにしてください。

本装置の操作は、RS232CケーブルでDTEポートに接続されたパソコン（もしくはその他の端末装置）からおこないます。本装置を使用するためには、パソコンに添付の通信ソフトか、市販の通信ソフトを準備してください。

電源の投入

通信ソフトを起動

● TS128GA-Proは電源を投入すると、PWランプが赤色に点灯して56KCSMのファームウェアをアップロードします。アップロード中はいっさいのキー入力を受け付けません。

●電源を再投入する場合は、電源切断後５秒以上待ってから投入してください。電源断直後に再投入すると、誤動作の原因になります。

●アップロードが終了すると、前面のPWランプが緑色に点灯します。

3-3


SD RD ER B1 B2 PW

※　：点灯(赤)�　　：点灯(緑)

PWランプが緑色に点灯していない場合● 左記のうまくいかないときは…を参照してください。

ERランプが消灯している場合● RS232Cケーブルが、2-8ページの接続方法の説明に従って、本装置のDTEポートと端末の

DTE接続コネクタに正確に接続されていることを確認してください。● RS232Cケーブルが、付属のケーブルを使用していることを確認してください。付属以外の

ケーブルを使用する場合は、ストレートタイプを使用してください。● パソコン（端末）上で通信ソフトが起動していることを確認してください。● 通信ソフトがER信号のON/OFFの切替をおこなえるものをご使用の場合は、通信ソフトで

ER信号がOFFになっていないことを確認してください。OFFになっていた場合は、ONにしてください。


通信ポートを合わせる

ご使用の通信ソフトのマニュアルを参照して、通信ポートの設定をおこなってください。

パソコンには、いくつか通信ポート（Windowsマシンの場合COMポート、Macintoshの場合はモデムポート、プリンタポート、PCMCIAカード等）を装備している場合があります。この様な場合、通信ソフトが入出力する先を、本装置が使用している通信ポートに合わせる必要があります。

通信ポートの設定を合わせると、本体前面のERランプが点灯します。

COM1

COM2 他の装置�

TS128

通信ソフト�

使用している�ポートに設定�

RS-232C�ケーブル�

ATOK

↵

3-4


パソコンのキーボードからAT と入力してみてください。通信ソフトの

画面に、下記のように表示されます。

↵

入力したAT が画面に表示されない場合

● ATE1 と入力して、再度AT と入力してください。

入力したAT が画面に文字化けして表示される場合

● 本体下面のディップスイッチ5～7がOFFに設定されていることを確認してください。異なる設定の場合はOFFに設定して、再度電源を入れ直してください。

● 通信ソフトの速度設定を「57600bps」より速い速度に合わせている場合は、通信速度を落とすか、使用している速度に合わせてDIPスイッチを設定し、電源を入れ直してください。

AT と入力して画面に「OK」と表示されない場合

● ATQ0 と入力して、再度AT と入力してください。

● OKの代わりに数字で「0」と表示される場合は、ATV1 と入力してください。↵↵↵

↵

↵

↵↵

↵

上記のように、AT と入力して画面にOKと表示されれば、本装置とパ

ソコンの間は正常に動作しています。

↵


通信ソフトの画面上でパソコンに本装置が正しく組み込まれ、正常に動作していることを確認します。

動作確認

3-5


■データ通信する

データ通信モード

本装置でデータ通信をおこなう場合、接続先に応じて以下の中から使用する通信モードを選択します。

V.110通信モード（V.110）

INS-C対応のアクセスポイントを利用してBBSと接続する場合に使用します。回線の1/2のみ使用するため、同時にもう１台の機器が回線を使用できます。

64KbpsPPP通信モード（64K）

インターネットプロバイダと64Kbpsで接続する場合に使用します。回線の1/2のみ使用するため、同時にもう１台の機器が回線を使用できます。

128KbpsMP/BACP通信モード（128K）

インターネットプロバイダと128Kbpsで接続する場合に使用します。回線を完全に占有してしまうため、このモードで通信中は、他の機器は回線を利用できない場合があります。詳しくは、5-5ページのBOD機能の説明を参照してください。

PIAFS通信モード（PIAFS）

PHSと通信する場合に使用します。回線の1/2のみ使用するため、同時にもう１台の機器が回線を使用できます。

アナログモデム通信モード

アナログモデムと通信する場合に使用します。回線の1/2のみ使用するため、同時にもう１台の機器が回線を使用できます。

POWERON

OFF

データ送信最大56K

データ送信最大33.6K

モデム� TA

モデム－TA間データ通信速度の注意

TAからモデムにデータを送信する場合の通信速度は、最大56Kbpsになります。逆に、モデムからTAにデータを送信する場合の通信速度は、最大33.6Kbpsになります。

3-6


データ通信モードの設定

適当な接続先を選んでください。接続先に合わせてデータ通信モードを設定します。

接続先に設定を合わせます。ご使用の通信ソフトのマニュアルを参照して、通信ソフトの設定をおこなってください。

設定が必要な項目には、以下のものがあります。

設定を合わせる

通信速度：ご使用のパソコンによって、使用可能な最高速度

が異なります。38400bps/115200bpsなど、ご使用のパソコンの機種で使用できる通信速度の中からなるべく高速に設定しておいてください。

データ長：ホスト側の通信条件に合わせてください。

パリティ：ホスト側の通信条件に合わせてください。

ストップビット：ホスト側の通信条件に合わせてください。

フロー制御：ハードウェアフロー制御（RS/CTS）に設定して

ください。改行コード：ホスト側の通信条件に合わせてください。

漢字コード：ホスト側の通信条件に合わせてください。

制御コマンド：Macintoshでご使用の場合は、以下のコマンドを

設定しておいてください。

AT&D0

接続先に応じて、以下のコマンドを入力してください。

相手がV.110通信の場合 AT$P0

相手がPHSの場合 AT$P5

相手がアナログモデムの場合 AT$P4

AT$P0

OK

↵

相手がV.110通信の場合は、以下のように入力します。

3-7


本装置の準備が整ったら、実際に通信ソフトからダイヤルして、データ通信をおこなってみます。

本装置から電話をかける場合、「ATD」コマンドの後に電話番号を続けます。

ATDコマンドを入力すると「NO CARRIER」と表示される場合● 3-5ページを参照して、通信ソフトの制御コマンド設定欄に、相手の通信モードに応じた適

切なコマンド（例：V.110通信の場合はAT$P0）が設定されていることを確認してください。

● 同じ回線に接続した端末２台が同時に通信していないことを確認してください。１本のINS64回線で同時に通信できる端末は最大２台までです。（128K PPP通信の場合は１台のみ）（3-5ページ参照）

● 技術基準の規定により、３分以内に同じ番号を再ダイヤルできるのは2回までに制限されて

います。同じ番号を3回以上再ダイヤルする場合は、３分以上後におこなってください。● 通信速度を相手局の通信速度に合わせてください。通信ソフトの通信速度を変更し、

AT$S0 と入力します。

● 通信相手が着信可能な状態にあることを確認してください。ATDコマンドを入力すると「BUSY」と表示される場合

● 相手端末は通信中です。しばらくしてからかけ直してください。

↵


ATDxxxxxx （XXXは接続先の電話番号）

CONNECT xxx （XXXは接続された通信速度）

↵

ダイヤルする

CONNECT xxxというメッセージが表示されたら接続が完了し、通信可

能な状態になっています。

3-8


CONNECTのメッセージが出たら、パソコンから入力した文字を相手方

端末に送信することができ、逆に相手方端末から送信された文字をパソコンの画面に表示させることができます。

通信中に入力を受け付けない場合● 半角英数字で入力していることを確認してください。「かなロック」がかかっている場合は解

除してください。FEP（漢字かな変換プログラム）が起動している場合は、入力方法を半角英数字入力に切り換えるか、FEPを終了してください。

通信中に文字化けが起こる場合● 相手先との漢字コードの設定が一致していない場合は、設定をあわせる必要があります。ご使用

の通信ソフトで、漢字コードの設定を相手先の設定（JISかシフトJIS）にあわせて下さい。● ご使用の通信ソフトで、データフォーマット（データ長、パリティビット、ストップビット

の設定）を通信先の設定条件と合わせて下さい。● ご使用の通信ソフトで、フロー制御をハードウェア（RTS/CTS）に設定してください。

● いったん回線を切断して、通信ソフトからAT¥Q1 と入力してから再度接続し直してください。

● AT&F と入力してから再度ダイアルしてください。（この場合、設定が初期化されるので、

再度通信設定をおこなう必要があります）通信中入力を受け付けなくなった場合

● ご使用の通信ソフトから、電話回線の切断を行ってください。回線は強制的に切断されます。● +++（＋キーを３回続けて）入力してください。データ通信中の状態から、データ通信中で

もコマンド入力が可能な状態に切り替えられます。（エスケープモード）その後、ATH と

入力すると回線は強制的に切断されます。通信中に回線が勝手に切断してしまう場合

● Macintoshでご使用の場合は、通信ソフトからAT&D0 と入力してから再度接続し直してください。↵

↵

↵

↵


データ通信をおこなう

3-9


回線を切断するためには、以下の２つの方法のいずれかの方法を用いることができます。

1 通信ソフトから切断します。ご使用の通信ソフトのマニュアルを参照してください。NO CARRIERというメッセージが表示されたら回線

切断です。

2 コマンドによって切断します。下記の手順でおこなってください。

+++ コマンド入力待ち（エスケープモード）にするコマンド

OK コマンド入力待ちになったことを確認するリザルトコード

ATH 回線を切断するコマンド

OK 回線が切断されたことを示すリザルトコード

↵

回線を切断する

3-10


第4章基本機能

この章では本装置の基本的な機能を説明します。

4-2

第4章　基本機能


DSU

123-0123 123-0456 123-0789

契約者回線番号　：123-4567�ダイヤルイン番号：123-0123�

123-0456�123-0789 123-0456

POWERON

OFFPOWERON

OFFPOWERON

OFF

電話� FAX モデム等�

��

��

ISDN網�

■ダイヤルインの設定

１本のINS64回線に接続させている各機器に個別の番号を付けたい場合は、ダイヤルイ

ン番号ないしサブアドレスを設定します。

ダイヤルイン番号を使用する場合は、NTTとダイヤルイン番号を契約してください。

AT$CA1=xxxx xxxxはアナログポートに設定するダイアルイン

番号

↵

A T コマンドで設定

パソコン上でターミナルソフトの画面から以下のように入力してください。

アナログポートのダイヤルイン番号の設定

AT$CB=xxxx xxxxはDTEポートに設定するダイアルイン番号↵

DTEポートのダイヤルイン番号の設定

例� AT$CA1=0123456789 ↵

例� AT$CB=0123456789 ↵

ダイヤルイン番号を利用する場合は、以下のいずれかの方法で設定できます。

4-3


1 と入力します。本装置から「ピッ」という音が聴こえます。

2 と入力します。

3パラメータを入力します。：アナログポートに設定：DTEポートに設定

4ダイヤルイン番号を入力します。市外局番なしで入力します。

5 と入力します。本装置から「ピーッ」という音が聴こえたら設定完了です。

# #

10

1

＊�＊�



3パラメータを入力します。：アナログポートを消去：DTEポートを消去


# #

10

1

＊�＊�

ダイヤルイン番号の設定

POWERON

OFF

ダイヤルイン番号の消去

POWERON

OFF

アナログ電話機から設定

アナログポートに接続された電話機の受話器を上げて、プッシュボタンから以下のように入力してください。

4-4



DSU

001 002 008

123-4567¥002

契約者回線番号�123-4567

サブアドレス�POWERON

OFFPOWERON

OFFPOWERON

OFF

��

��

ISDN網�

１本のINS64回線に接続させている各機器に個別の番号を付けたい場合は、ダイヤルイ

ン番号ないしサブアドレスを設定します。

アナログ電話回線等からはサブアドレスを付けて発信できません。

サブアドレスを利用するためには、NTTと契約は必要ありません。

■サブアドレスの設定

AT$EA1=xxxx xxxxはアナログポートに設定するサブアドレス↵



AT$EB=xxxx xxxxはDTEポートに設定するサブアドレス↵

例� AT$EA1=001 ↵

例� AT$EB=002 ↵

ダイヤルイン番号を利用する場合は、以下のいずれかの方法で設定できます。

アナログポートのサブアドレスの設定

DTEポートのサブアドレスの設定

4-5




3パラメータを入力します。：アナログポートに設定：DTEポートに設定

4サブアドレスを入力します。市外局番なしで入力します。


# #

10

2

＊�＊�



3パラメータを入力します。：アナログポートを消去：DTEポートを消去


# #

10

2

＊�＊�

サブアドレスの設定

POWERON

OFF

サブアドレスの消去

POWERON

OFF



4-6


ダイヤルイン番号を設定したアナログポートに接続されているアナログ通信機器は、ダイ

ヤルイン番号やサブアドレスが一致する呼び出し以外は着信させなくすることができます。

■グローバル着信制御の設定

グローバル着信制御機能を使用する場合は、NTTとグローバル着信機能を契約してください。



グローバル着信の制御は、ダイヤルイン番号とサブアドレスそれぞれについて設定できます。以下のいずれかの方法で設定します。

AT$A1=1:0 ダイヤルイン番号グローバル着信しない

AT$A1=1:1 ダイヤルイン番号グローバル着信する

AT$A1=2:0 サブアドレスグローバル着信しない

AT$A1=2:1 サブアドレスグローバル着信する↵↵↵↵

アナログポートのグローバル着信制御の設定

AT$D1=0 ダイヤルイン番号グローバル着信しない

AT$D1=1 ダイヤルイン番号グローバル着信する

AT$D2=0 サブアドレスグローバル着信しない

AT$D2=1 サブアドレスグローバル着信する↵↵↵↵

DTEポートのグローバル着信制御の設定

ｸ゙ﾛーﾊﾞﾙ着信グローバル着信応答するグローバル着信応答しない応答設定ダイヤルイン番号ダイヤルイン番号ダイヤルイン番号ダイヤルイン番号発側非設定(出荷時設定) 設定非設定設定契約者回線番号着信着信着信しない着信しないﾀ゙ｲﾔﾙｲﾝ番号着信一致した場合着信着信しない一致した場合着信

一致しない場合一致しない場合着信しない着信しない

着側

ダイヤルイン番号とグローバル着信応答設定の関係図

ｸ゙ﾛーﾊﾞﾙ着信グローバル着信応答するグローバル着信応答しない応答設定サブアドレスサブアドレスサブアドレスサブアドレス発側非設定(出荷時設定) 設定非設定設定ｻﾌ゙ｱﾄ゙ﾚｽなし着信着信着信着信しないサブアドレス着信一致した場合着信着信しない一致した場合着信付きで発信一致しない場合一致しない場合

着信しない着信しない

着側

サブアドレスとグローバル着信応答設定の関係図

4-7


ダイヤルイン番号／サブアドレスが一致する呼び出しのみに応答するように設定します。

123-0000�＊001

123-0000�＊002

123-0000に発信� 123-0000�＊003

123-0000�＊004

123-0000�＊005

（グローバルな呼出）�

グローバル着信設定の全ての端末に着信�

グローバル着信�する�



グローバル着信�しない�


契約者回線番号�サブアドレス��

��

ISDN網�

123-0000�＊001

123-0000�＊002

123-0000＊005�に発信�

123-0000�＊003

123-0000�＊004

123-0000�＊005

（サブアドレス付きの呼出）�

サブアドレス（もしくはダイヤルイン番号）が一致した場合のみ着信�






契約者回線番号�サブアドレス��

��

ISDN網�


2パラメータを入力します。ﾀ゙ｲﾔﾙｲﾝ番号の着信設定：：ｱﾅﾛｸ゙ﾎ゚ﾄー：DTEﾎ゚ﾄー

ｻﾌ゙ｱﾄ゙ﾚｽの着信設定：：ｱﾅﾛｸ゙ﾎ゚ﾄー：DTEﾎ゚ﾄー


1 # #

1404

1303

＊�＊�

グローバル着信するに設定

契約者回線番号宛の呼出にも応答するように設定します。

POWERON

OFF

グローバル着信しないに設定

POWERON

OFF1 と入力します。

本装置から「ピッ」という音が聴こえます。

2パラメータを入力します。ﾀ゙ｲﾔﾙｲﾝ番号の着信設定：：ｱﾅﾛｸ゙ﾎ゚ﾄー：DTEﾎ゚ﾄー

ｻﾌ゙ｱﾄ゙ﾚｽの着信設定：：ｱﾅﾛｸ゙ﾎ゚ﾄー：DTEﾎ゚ﾄー


0 # #

1404

1303

＊�＊�



4-8


本装置のアナログポートに接続されたアナログ電話機からかけた電話料金の累計金額を、液晶表示パネルに表示させることができます。


本装置の電源がOFFになると、累計金額は消去されます。参　考�

アナログ電話機から表示

料金表示

POWERON

OFF


2以下のいずれかの番号を入力します。アナログポートの料金表示

DTEポートの料金表示

累計料金表示

3最後にと入力します。本装置から「ピーッ」という音が聴こえたら液晶表示パネルに電話料金が表示されます。

# #

5 2

5 1

5 0

＊�＊�

■電話料金表示機能

A T コマンドで表示


アナログポートからかけた電話料金の累計金額を液晶表示パネルに表示させることができます。

AT$M0 全ての課金情報表示

AT$M1 直前の呼出の課金情報表示

AT$M2 累計課金情報表示

AT$M3 累計課金情報をクリアする↵↵↵↵

4-9

本装置の内蔵カレンダーと時計を合わせます。


日時の設定

POWERON

OFF



3年・月・日・時・分・秒を入力します。1998年1月2日午前3時4分5秒の場合は、

年は必ず西暦4桁で入力してください。

月・日・時・分・秒は必ず2桁で入力してください。1桁の月は10の位に０を付けて入力してください。

時は必ず２４時間制で入力してください。

4最後にと入力します。本装置から「ピーッ」という音が聴こえたら設定完了です。

# #

0 50 40 30 20 11 9 9 8

6

＊�＊�


■日時設定

AT%D=YYYY/MM/DD/hh/mm/ss

YYYY 年度（４桁西暦：1998年なら「1998」）

MM 月（２桁：１月なら「01」）

DD 日（２桁：２日なら「02」）

hh 時（２４時間制２桁：午後３時なら「15」）

mm 分（２桁：５９分なら「59」）

ss 秒（２桁：５９秒なら「59」）

↵



例� AT%D=1998/01/02/15/59/59 ↵


4-10


■初期化

本装置の設定内容を工場出荷時の設定に戻します。

初期化

POWERON

OFF



3以下のいずれかの番号を入力します。アナログポート初期化

DTEポート初期化

スーパーリセット

4最後にと入力します。本装置から「ピーッ」という音が聴こえたら初期化完了です。

# #

2

1

0

9

＊�＊�

ATZ0 初期化＋回線切断

ATZ1 初期化

ATZ2 初期化＋短縮ダイヤル消去↵↵↵

A T コマンドで初期化



アナログ電話機から初期化

本装置を初期化する場合は、以下のいずれかの方法で操作できます。

4-11


■発信者番号通知機能

発信者番号通知機能を利用すると、発信者番号（契約者番号またはダイヤルイン番号）を着信者側に通知します。


発信者番号通知の設定

POWERON

OFF 1 と入力します。本装置から「ピッ」という音が聴こえます。


3パラメータを入力します。通知しない

通知する

INSネット64の申込通り通知する


# #

2

1

0

0

＊�＊�＊�

AT$A1=3:0 通知しない

AT$A1=3:1 通知する

AT$A1=3:2 INSネット64の申込通り通知する↵↵↵




アナログポート発信者番号通知の設定

AT$D3=0 通知しない

AT$D3=1 通知する

AT$D3=2 INSネット64の申込通り通知する↵↵↵

DTEポート発信者番号通知の設定

発信者番号通知を利用する場合は、以下のいずれかの方法で設定できます。(設定と契約との関係は右表参照)

TS128設定通知する通知しない INS申込通り通知

INS64契約 (出荷時設定)

呼毎通知許可通知する通知しない通知する呼毎通知拒否通知しない常時通知拒否通知しない

4-12


通話中�

電話を受ける�ﾌｯｷﾝｸﾞ�

一方を切る�

(終話)ﾌｯｷﾝｸﾞ�

通話状態�呼出�呼出�

電話をかける�ﾌｯｷﾝｸﾞ�＋�ﾀﾞｲﾔﾙ�

電話をかける�ﾀﾞｲﾔﾙ�

電話を切る�

(終話)受話器おろす�

電話を受ける�受話器取る�

コールウェイティング（キャッチホン）機能

この製品は、NTTのフレックスホン機能に対応しています。以下の通話形態が利用可能です。

通信中発信機能

コールウェイティング機能について、詳しくは4-14ページの説明を参照してください。

コールウェイティング

（キャッチホン）

通信中発信

POWERON

OFF

通話中に他から別の通話を着信した場合、一方を保留したままもう片方と通話することができます。

通信中発信機能について、詳しくは4-16ページの説明を参照してください。

通話中に、電話を切らずに他の人に電話をかけることができます。

コールウェイティング機能を利用する場合はNTTと契約が必要です。

フレックスホン機能を利用する場合はNTTと契約が必要です。

通信中発信機能を利用する場合はNTTと契約が必要です。

■フレックスホン機能

4-13


通話中�通話中�

保留中�

三者通話状態�

通信中転送�

保留/通話状態�

三者通話に移行�ﾌｯｷﾝｸﾞ�＋�3

ﾌｯｷﾝｸﾞ�0＋�

戻す�

(終話)

ﾌｯｷﾝｸﾞ�

転送�

通話�

切断�

切断�


通話中�

保留中�


三者通話機能

通信中転送機能

三者通話機能について、詳しくは4-18ページの説明を参照してください。

通話中の相手と保留中の相手があるとき、三者で同時に通話（三者通話ミキシングモード）できます。

通信中転送機能について、詳しくは4-20ページの説明を参照してください。

通話中の相手と保留中の相手がいるとき、あるいは三者通話中のとき、通話中の電話を他の相手に転送できます。

三者通話機能を利用する場合はNTTと契約が必要です。

通信中転送機能を利用する場合はNTTと契約が必要です。

● フッキングとは、電話機のフックを一瞬押さえる動作のことです。

4-14


■コールウェイティング機能

コールウェイティング機能の使いかた

この製品のアナログポートに接続されたアナログ電話機で通話中に他から別の通話が着信した場合、電話機のフックを一瞬押すと一方を保留したままもう片方と通話することができます。

通話中� 保留中�

通話中�

着信�

1通話中に別の電話が着信すると、受話器から断続音が聞こえます。

コールウェイティング機能を利用する場合はNTTと契約が必要です。

2電話機のフックを一瞬押してください。

割り込んできた電話を受話します。

通話中�

ﾌﾟﾌﾟｯ�ﾌﾟﾌﾟｯ�

電話を切る場合

1受話器を置いてください。現在通話していた相手との通話は終話します。

2保留中の相手があった場合は、呼出ベルが鳴りますので、受話器を上げてください。保留していた相手と通話できます。

3受話器を置いてください。保留していた相手との通話も終話します。

相手を切り換える場合

1保留中に、電話機のフックを一瞬押してください。保留前に通話していた相手と再度通話できます。

4-15





31 1 # #

＊�＊�＊�

コールウェイティング機能の設定



31 0 # #

＊�＊�＊�

コールウェイティング機能の利用をやめる場合

POWERON

OFF

POWERON

OFF



コールウェイティングを利用する場合は、以下のいずれかの方法で設定できます。


AT$A1=4:0 コールウェイティングを使用しない

AT$A1=4:1 コールウェイティングを使用する↵↵

4-16


通話中に、電話を切らずに他の人に電話をかけることができます。

通信中発信を始めるには

1通話中に電話機のフックを一瞬押してください。受話器から「プープープープー」という音が聞こえます。

2電話機から、新たに電話をかける先の電話番号を入力してください。現在通話中の相手は保留となり、保留音が聞こえます。

3相手が出たら通話できます。相手が話し中だったり、電話に出ないときは受話器を置いてください。呼出ベルが鳴りますので、受話器を上げると再度最初の通話相手と通話できます。

通話相手を切り換える場合


2音が聞こえている間に電話機のボタンを押してください。

通話中の相手と保留中の相手が切り替わります。

ボタンを押さなくても、５秒後には相手が切り替わります。

1

■通信中発信機能

通話中�

発信�

保留�

かかってきた電話で話しているときに通信中発信をおこなうためには、NTTのフレックスホンの通信中転送か、三者通話の契約が必要です。こちらからかけた電話で話しているときに通信中発信をおこなうためには、NTTのフレックスホンの三者通話の契約が必要です

保留中�

通話中�

4-17


電話を完全に切る場合

1受話器を置いてください。現在通話していた相手との通話は終話します。

2保留中の相手があった場合は、呼出ベルが鳴りますので、受話器を上げてください。

保留していた相手と通話できます。

3受話器を置いてください。保留していた相手との通話も終話します。

設定方法

通信中発信をおこなうためには、以下の条件を満たしている必要があります。

●NTTと三者通話ないし通信中転送の契約を結んでいる

●三者通話ないし通信中転送を利用する設定になっている

三者通話の設定方法は本書4-18ページ、通信中転送の設定方法は本書4-20ページを参照してください。

通信中転送の契約を結んでいる場合は、相手からかかってきた場合のみ通信中発信できます。

4-18


■三者通話機能

三者通話を始めるには

コールウェイティングや通話中転送などによって、通話中の相手と保留中の相手があるとき、三者で通話（三者通話ミキシングモード）できます。

1コールウェイティングや通話中発信によって、一方を通話中、一方を保留中にしてください。


3音が聞こえている間に電話機のボタンを押してください。三者で通話できます。

もう一度電話機のフックを一瞬押した場合も、三者通話を開始できます。

3

三者通話の終了

三者通話は、以下のいずれかの方法で終了できます。

A三者通話中に受話器を置いてください。電話が切れます。

B通話中に電話機のフックを一瞬押してください。三者通話前の状態（一方が通話中で、一方が保留中）に戻ります。

通話中�

通話中�

通話中�保留中�

三者通話機能を利用する場合はNTTと契約が必要です。

4-19




01 1 # #

＊�＊�＊�

三者通話の設定



01 0 # #

＊�＊�＊�

三者通話の利用をやめる場合

POWERON

OFF

POWERON

OFF


三者通話を利用する場合は、以下のいずれかの方法で設定できます。




AT$A1=5:0 三者通話を使用しない

AT$A1=5:1 三者通話を使用する↵↵

4-20


■通信中転送機能

通信中転送を始めるには

コールウェイティングないし通信中発信等によって、通話中の相手と保留中の相手がいるとき、あるいは三者通話中のとき、通話中の電話を他の相手に転送できます。


2音が聞こえている間に電話機のボタンを押してください。受話器が無音になります。

3受話器を置いてください。

0

三者通話ないし通信中発信による通話を転送する場合は、最初の相手は向こうからかけてきた相手

でなければなりません。

通話中�

転送�

通話�

切断�

切断�保留中�

通信中転送機能を利用する場合はNTTと契約が必要です。

保留中�

通話中�通話中�

転送�

通話�

切断�

切断�

4-21




11 1 # #

＊�＊�＊�



11 0 # #

＊�＊�＊�

通信中転送の利用をやめる場合

通信中転送の設定

POWERON

OFF

POWERON

OFF


通信中転送を利用する場合は、以下のいずれかの方法で設定できます。




AT$A1=6:0 通信中転送を使用しない

AT$A1=6:1 通信中転送を使用する↵↵

4-22


■着信転送機能

かかってきた電話に応答せずに、他の電話に転送します。

転送�

着信�着信�

着信�

123-0123契約者回線�

123-0234ﾀﾞｲﾔﾙｲﾝ1


転送元�999-0789契約者回線�



転送先�

転送先は、転送元の番号ごとに別々に設定することができます。

着信転送機能を利用する場合、以下の設定が必要です。

着信転送の設定

着信転送機能を利用するかどうか設定します。

転送元／転送先電話番号の設定

転送元と転送先の電話番号を設定します。

呼出回数の設定

着信転送するまでに呼出音が鳴る回数を設定します。

音声ガイダンスの設定

着信転送時に音声ガイダンスが流れるかどうか設定します。

必要な設定

転送先の区別

1設定された回数呼出音が鳴った後で、指定の転送先に電話が転送されます。呼出音が鳴っている間に受話器を取ると、転送せずにそのまま通話することができます。

着信転送機能を利用する場合はNTTと契約が必要です。

POWERON

OFF

●着信転送はボイスワープ機能とは異なります。着信転送の場合本製品に上記全てを設定しておかなければなりません。

4-23



2以下のいずれかのコマンドを入力します。

＊�＊�＊�

契約者番号宛の電話がかかってきた場合、転送しない

契約者番号宛の電話がかかってきた場合、転送する

ダイヤルイン番号１宛の電話がかかってきた場合、転送しない

ダイヤルイン番号１宛の電話がかかってきた場合、転送する

ダイヤルイン番号２宛の電話がかかってきた場合、転送しない

ダイヤルイン番号２宛の電話がかかってきた場合、転送する

21 5

21 4

21 3

21 2

21 1

21 0


# #

POWERON

OFF

①着信転送の設定



着信転送機能を利用する場合は、以下のいずれかの方法で設定できます。

4-24




3以下のいずれかの設定番号を入力します。契約者回線番号着信時の転送先電話番号の設定

ダイヤルイン番号１着信時の転送先電話番号の設定

ダイヤルイン番号２着信時の転送先電話番号の設定

4転送先電話番号を入力します。


# #

5

3

1

21 ＊�

＊�＊�＊�

電話がかかってきた場合の転送先電話番号を設定します。POW

ERON

OFF

②転送元電話番号の設定

③転送先電話番号の設定

転送元の電話番号を設定します。



3以下のいずれかの設定番号を入力します。転送元契約者回線番号の設定

転送元ダイヤルイン番号１の設定

転送元ダイヤルイン番号２の設定

4転送元電話番号を入力します。


# #

4

2

0

21 ＊�

＊�＊�＊�

4-25




3以下のいずれかの設定番号を入力します。転送トーキあり、転送元トーキあり

転送トーキなし、転送元トーキあり

転送トーキあり、転送元トーキなし

転送トーキなし、転送元トーキなし

転送トーキ：電話をかけてきた側に現在転送中であることを知らせる音声ガイダンス

転送元トーキ：転送先に電話が転送されてくることを知らせる音声ガイダンス


# #

3

2

1

0

21 4＊�

＊�＊�＊�

転送時に音声ガイダンスが流れるかどうかを設定します。



3設定する呼出音回数を入力します。


# #

21 3＊�

＊�＊�＊�

呼出音が設定した回数なったあと、転送します。呼出音がなっている間に受話器を取ると、転送せずに通話することができます。

POWERON

OFF

POWERON

OFF

④呼出回数の設定

⑤転送トーキの設定

4-26


②転送元／転送先電話番号の設定



AT$T2=0 着信転送しない

AT$T2=x xは呼出の回数（最大９回まで）↵↵

①着信転送／転送呼出回数の設定

AT$Z0=xxx/yyy

契約者回線番号着信時の転送元／転送先の設定yyy：転送元契約者回線番号xxx：契約者回線番号着信時の転送先番号

AT$Z1=xxx/yyy

ダイヤルイン番号１着信時の転送元／転送先の設定yyy：転送元ダイヤルイン番号１xxx：ダイヤルイン番号１着信時の転送先番号

AT$Z2=xxx/yyy

ダイヤルイン番号２着信時の転送元／転送先の設定yyy：転送元ダイヤルイン番号２xxx：ダイヤルイン番号２着信時の転送先番号

↵

↵

↵

電話がかかってきた場合の転送先電話番号を設定します。

呼出音が設定した回数なったあと、転送します。０回に設定すると転送しません。転送するためには、最低１回以上（最大９回まで）に設定してください。

例� AT$T2=3 転送呼出回数を３回に設定↵

例� AT$Z2=0123456/1112345

転送元ダイヤルイン番号２を「0123456」に設定「0123456」着信時の転送先電話番号を「1112345」に設定

↵

4-27


③転送トーキの設定

AT$T1=0 転送トーキあり、転送元トーキあり

AT$T1=1 転送トーキあり、転送元トーキなし

AT$T1=2 転送トーキなし、転送元トーキあり

AT$T1=3 転送トーキなし、転送元トーキなし↵↵↵↵

転送時に音声ガイダンスが流れるかどうかを設定します。

4-28


本装置のアナログポートに接続されたアナログ電話機で、以下の機能を使用できます。

アナログ電話機から電話をかける場合、通常はダイヤルが終了してから呼び出しが開始するまで少し時間がかかりますが、電話番号の最後

にボタンを押すと、すぐに呼び出しを開始します。＃�

ダイヤル終了後即時呼出開始

■その他の機能

4-29


使用方法

NTTのボイスワープ機能を利用すると、本装置のアナログポートに接続されている電話機が話し中や応答しない場合等に、かかってきた電話を任意の電話番号に転送できます。

ボイスワープ機能には以下のような特徴があります。

1転送条件は無条件、話中、応答しない場合のいずれかから選択できます。

2電話機やPBXが故障中、ないし電源を切った状態でも転送できます。

3転送先は最大５箇所まで登録できます。

4外出先の電話から転送先の選択や、転送の開始／停止の切替ができます。

NTTと利用契約を結んでください。詳しくは、最寄りのNTTまでお問い合わせください。

「ダイヤルイン」ないし「代表取扱」サービスをご利用の場合は、「発信者番号通知」（4-11ページ参照）を設定する必要があります。

上記サービスを利用されていない場合は、設定する必要はありません。

「話中時転送サービス」をご利用の場合は、AT$J0コマンドを設定してください。（6-8ページ参照）

通信中発信ないしフレックスホンを使用する場合は、NTTと「三者通話」を契約してください。

■ボイスワープ機能

4-30


第5章高度な機能

この章ではその他の高度な機能について、解説します。

5-2

第5章　DTEポートの機能

モデム PIAFS V.110 128K 64K

AT＊B0 着信しない着信しない着信しない着信しない着信しない

AT＊B1 着信着信しない着信しない着信しない着信しない

AT＊B2 着信しない着信着信しない着信しない着信しない

AT＊B3 着信着信着信しない着信しない着信しない

AT＊B4 着信しない着信しない着信着信しない着信しない

AT＊B5 着信着信しない着信着信しない着信しない

AT＊B6 着信しない着信着信着信しない着信しない

AT＊B7 着信着信着信着信しない着信しない

AT＊B8 着信しない着信しない着信しない着信着信しない

AT＊B9 着信着信しない着信しない着信着信しない

AT＊B10 着信しない着信着信しない着信着信しない

AT＊B11 着信着信着信しない着信着信しない

AT＊B12 着信しない着信しない着信着信着信しない

AT＊B13 着信着信しない着信着信着信しない

AT＊B14 着信しない着信着信着信着信しない

AT＊B15 着信着信着信着信着信しない↵↵↵↵↵↵

↵↵↵↵↵↵↵↵↵↵

��

��

アナログ通信�

V.110通信�

PIAFS通信�

ｱﾅﾛｸﾞﾓﾃﾞﾑ通信�

電話� FAX

パソコン等�データ端末�

128K PPP通信�

TEL

DTE

S/T LINEISDN網�

B1チャネル(64Kbps)

B2チャネル(64Kbps)

本製品は、アナログポートに接続された一般電話回線用アナログ通信機器に対するアナログ通信、DTEポートに接続されたパソコンに対するV.110通信、128K PPP通信、アナログモデム通信、PIAFS通信の５種類の通信形態を使用することができます。本製品は、それぞれの通信モード別々に着信するかしないかを設定することが可能です。

DTEポートに接続されたデータ端末への着信の可否は、以下のコマンドで設定します。

■着信制御機能

5-3

AT$A1=0:0 電話機モード

AT$A1=0:1 モデムモード

AT$A1=0:2 FAXモード

AT$A1=0:3 使用しない↵↵↵↵

アナログポートの通信モードは、以下のコマンドで設定します。

モデム PIAFS V.110 128K 64K

AT＊B16 着信しない着信しない着信しない着信しない着信

AT＊B17 着信着信しない着信しない着信しない着信

AT＊B18 着信しない着信着信しない着信しない着信

AT＊B19 着信着信着信しない着信しない着信

AT＊B20 着信しない着信しない着信着信しない着信

AT＊B21 着信着信しない着信着信しない着信

AT＊B22 着信しない着信着信着信しない着信

AT＊B23 着信着信着信着信しない着信

AT＊B24 着信しない着信しない着信しない着信着信

AT＊B25 着信着信しない着信しない着信着信

AT＊B26 着信しない着信着信しない着信着信

AT＊B27 着信着信着信しない着信着信

AT＊B28 着信しない着信しない着信着信着信

AT＊B29 着信着信しない着信着信着信

AT＊B30 着信しない着信着信着信着信

AT＊B31 着信着信着信着信着信↵↵↵↵↵↵↵↵↵↵↵↵↵↵↵↵

5-4


■オートコールバック機能

オートコールバック機能とは、オートコールバック要求が付いた呼び出しが着信すると、着信側はいったん回線を切断して発信側にかけ直す機能です。

��

��

ISDN網�

��

��

ISDN網�

��

��

ISDN網�

要求� 許可�

コールバック�

切断�

POWERON

OFF

POWERON

OFF

POWERON

OFF

POWERON

OFF

POWERON

OFF

POWERON

OFF

オートコールバックをおこなうためには、以下の条件が必要です。

1発信者番号通知サービスをNTTと契約している。2発信側ターミナルアダプタがオートコールバック要求している。3着信側ターミナルアダプタがオートコールバックを許可するように設定されている。

4着信側ターミナルアダプタに、あらかじめオートコールバック許可するように設定してある番号からの着信であること。

AT$G1 発信側オートコールバックを要求↵

例� AT$N0=123-0000 ｵーﾄｺーﾙﾊﾞｯｸレジスタ0に123-0006を設定

OK

↵

●オートコールバックの設定（発信側）

オートコールバックを要求する場合、発信側には以下の設定をおこなってください。

AT$G2 着信側オートコールバックを許可↵

●オートコールバックの設定（着信側）

オートコールバックを受け付ける場合、着信側には以下の設定をおこなってください。1オートコールバックを許可する設定をおこなってください。

2オートコールバックを許可する番号を登録してください。

オートコールバック番号は0から3までの４個あり、最大４個までの電話番号を登録することができます。AT$Nコマンドの使用方法は、6-8ページを参照してください。


5-5

128Kbps（MP／BACP）でデータ通信時は、回線を完全に占有してしまうので、アナ

ログポートに接続されたアナログ通信機器は使用できなくなります。

BOD（Baundwith On Demand）機能を利用すると、回線の使用状況に応じて通信速

度を自動的に切り換えます。

リソースBOD：128K通信中に通信速度を64Kbpsに落として回線の１／２を開放することにより、アナログポートの発着信可能

スループットBOD：

データの通信量に応じて自動的に通信速度を64Kと128Kを切替（通信料金を節約）

AT!S0 リソースBODを使用しない

AT!S1 アナログ発信時のみ128Kbpsを64Kbpsに落とす

AT!S2 アナログ着信時のみ128Kbpsを64Kbpsに落とす

AT!S3 アナログ発着信とも128Kbpsを64Kbpsに落とす↵↵↵↵

●リソースBODの設定

アナログポートの使用状態に応じて自動的に回線速度を切り替えます。

AT!J0 スループットBODを使用しない

AT!J1 スループットBODを使用する↵↵

●スループットBODの設定

通信中のデータ量に応じて、自動的に回線速度を切り替えます。

●スループットBOD使用時の判定実行速度

回線速度の切替を判定するため実効速度を設定します。(単位:×100cps)

ATS160=xx 設定値より実効速度が大きい場合、64Kから128Kに戻す

ATS161=xx 設定値より実効速度が小さい場合、128Kから64Kに落とす↵↵

●スループットBOD使用時の判定実行時間

回線速度の切替を判定する時間を設定します。（単位：秒）

ATS162=xx 設定時間実効速度が上がった場合、64Kから128Kに戻す

ATS163=xx 設定時間実効速度が下がった場合、128Kから64Kに落とす↵↵

■BOD機能

5-6


AT&W 現在の設定を不揮発メモリーに保存します。↵

現在の設定値を不揮発メモリに保存するためには、AT&Wコマンドを用います。短縮ダイヤル番号の設定値は、自動的に不揮発メモリーに保存されます。

ATコマンドで設定した様々な値は、電源をOFFにするとすべて消えてしまいますが、不揮発メモリを使用することによって、電源をOFFにしても設定値を保存しておくことができます。ATコマンドを用いて設定をおこなった場合、設定を不揮発メモリに保存しておいてください。

AT&F 現在の設定を工場出荷時設定に戻します。↵

ATZ0 ソフトウェアリセットを行います。不揮発メモリに保存してあ

る内容が初期値になります。

↵

ATZ2 スーパーリセットをおこないます。短縮ダイヤルレジスタと不

揮発メモリの全ての内容が初期化され、工場出荷時の設定にもどります。

↵

不揮発メモリに保存してある値は、電源投入時か、ATZ0コマンドを用いてソフトウェアリセットを実施した場合に現在の設定になります。

現在の内容を工場出荷時の設定に戻すには、AT&FコマンドかATZコマンドを使用します。

ATZ0

AT&W

不揮発メモリ� 現在値エリア�

ATZ1�ATZ2

クリア�

ATZ1�ATZ2

AT&F

工場出荷設定�

短縮ダイヤルレジスタ０�

ATZ2

クリア�

電源投入時�

短縮ダイヤルレジスタ１�短縮ダイヤルレジスタ２�短縮ダイヤルレジスタ３�

ATNn=xx 短縮ダイヤルレジスタ０�

●設定の初期化

●設定の保存

■設定の保存／初期化

第6章リファレンス

この章では、本製品のATコマンド、Sレジスタ、リザルトコード等の一覧を参照できるようになっています。本製品の機能を一覧で参照したい方は、ここをご覧ください。

nはパラメータを示します。太文字で表記されているパラメーターは、工場出荷時設定です。前に●のついているコマンドは、AT&Wコマンドで設定値を不揮発メモリに保存します。前に○のついているコマンドは、コマンド発行と同時に設定値を不揮発メモリに保存します。

6-2

第6章　リファレンス

■ＡＴコマンド一覧表

ＡＴコマンドのフォーマットは、以下に示す形式を取ります。

AT コマンド　パラメータ　コマンド　パラメータ　……　CR LF

ｺﾏﾝﾄ゙機能A/ 直前のコマンドを再実行AT 端末速度､データフォーマット

の認識ATA 強制着信応答ATBn V.110自動速度調整

ATDxxxx ダイヤルコマンド

ATD[電話番号]

ATDNn

ATDN

ATD[電話番号]HATD[電話番号]RATD[電話番号]GATD[電話番号]VATD[電話番号]MATD[電話番号]¥[ｻﾌ゙ｱﾄ゙ﾚｽ]ATD[電話番号]UATD[電話番号]Sn

ﾊﾟﾗﾒーﾀー内容－－

－0 なし1 あり0～9 電話番号＊、＃－ AT$Pコマンドで設定した通信モー

ドで発信Nn 短縮ダイヤル(番号N0～N3）をダ

イヤルN 前回ダイヤルした電話番号を再ダイ

ヤルH PIAFSモードで発信R 64K PPPモードで発信G 128K MP/BACPモードで発信Ｖ　 V.110通信モードで発信M モデムモードの発信¥ サブアドレスＵ AT$Uで設定されたユーザ情報送信Sn 発信と同時に使用した場合のみ、一

時的にV.110通信速度を変更n=3：4800bpsn=5：9600bpsn=7：19200bpsn=8：38400bps

最大５７文字●コマンドとパラメータは一行に複数指定できます。●ＬＦコードは省略する事ができます。

参　考�

6-3


モデムモード時の通信規格、通信速度の設定コマンド：AT+MSコマンド：AT+MS= ＜通信規格＞,＜自動ﾓーﾄ゙＞,＜受信最低速度＞,＜受信最高速度＞,0,0,

＜送信最高速度＞　　　初期値：AT+MS=56,1,300,33600＜通信規格＞ 0：V.21 300bps

1：V.22 1200bps2：V.22bis 2400bps9：V.32 9600bps10：V.32bis 14400bps11：V.34 33600bps12：V.90 56000bps56：K56FLEX 56000bps64：BELL 103 300bps69：BELL 212A 1200bps

＜自動モード＞ 0：なし1：あり

＜受信最低速度＞ 300,1200,2400,4800,7200,9600,12000,14400,16800,19200,21600,24000,26400,28800,31200,32000,33600bps

＜受信最高速度＞ 300,1200,2400,4800,7200,9600,12000,14400,16800,19200,21600,24000,26400,28800,31200,32000,33600bps

＜送信最高速度＞V.90の最高速度の設定方法

AT+MS=12,1,300,33600,0,0,＜V.90の最高速度＞＜V.90の最高速度＞ 28000,29333,30667,32000,33333,34667,

36000,37333,38667,40000,41333,42667,44000,45333,46667,48000,49333,50667,52000,53333,54667,56000bps

K56FLEXの最高速度の設定方法AT+MS=56,1,300,33600,0,0,＜K56FLEXの最高速度＞

＜K56FLEXの最高速度＞ 32000,34000,36000,38000,40000,42000,44000,46000,48000,50000,52000,54000,56000bps

*通信規格でK56FLEXを選択した場合、最高速度は56000bpsとなります。最高応答速度は上記の速度から選択してください。

*内蔵56KCSM（Central Site Modem）でK56FLEXのアクセスポイントに接続できない際は、あらかじめAT+MSコマンドでV.34 に設定を行ってから通信を行ってください。

＜例＞AT+MS=11,1,300,33600：通信規格V.34で自動モードあり、最低速度が300bpsで最高速度が33600bps に設定。

6-4


●ﾊﾟﾗﾒーﾀー内容０なし１あり－0 128000と表示1 ROMのチェックサム表示2 ROMのバージョン表示0～3 短縮ダイヤル番号

－

0 あり1 なし

レジスタ番号

0 数字1 単語0 CONNECT､またはRINGﾒｯｾｰｼﾞのみ

を返す1 発信時:接続時にはCONNECT

ﾒｯｾーｼ゙に続けてﾌ゚ﾛﾄｺﾙ等を表示接続できなかった時はその原因を表示／接続完了後は接続時間、料金を表示着信時:RINGﾒｯｾーｼ゙と相手ｱﾄ゙ﾚｽ、相手ｻﾌ゙ｱﾄ゙ﾚｽ、ﾕーｻ゙情報を表示

0 なし1 あり0 回線切断

不揮発メモリの設定値に設定ディップスイッチの設定値に設定する

1 回線の切断なし不揮発メモリを工場出荷時に設定ディップスイッチの設定値に設定する（一部のSレジスタを除く）

2 スーパーリセット回線の切断なし不揮発メモリを工場出荷時に設定短縮ダイヤルの消去ディップスイッチの設定値に設定する

ｺﾏﾝﾄ゙機能ATEn コマンド入力時のエコー

ATH データ通信切断ATIn 装置ｺーﾄ゙､ROMﾊﾞｼー゙ｮﾝの表示

ATNn 短縮ﾀ゙ｲﾔﾙﾚ番号の設定、表示ATNn＝[電話番号] （設定）ATNn? （表示）ATNn= （削除）

ATO オンラインモード(ｴｽｹーﾌ゚ﾓーﾄ゙からの復帰）

ATQn リザルトコード

ATSn Sレジスタの設定、表示ATSn＝[設定値] （設定）ATSn? （表示）

ATVn リザルトコードの表示形式

ATWn 発着信時のメッセージ内容設定

ATXn 接続完了時の通信速度表示

ATZn ソフトウェアリセットディップスイッチの設定は、ATZ後ER信号を一度OFF/ONするまで有効になりません。

●

●

●

○

●

6-5


ﾊﾟﾗﾒーﾀー内容0 常時ON 1 通信中にCD信号ON0 常時ON 1 通信中にON→OFFで回線切断0 回線速度を表示1 端末速度を表示2 ＆Ｅ１と同じ－

0 常時ON1 シーケンスに従う2 ＆Ｓ1と同じ－0 バッファモード1 ダイレクトモード0，１端末速度固定モード2 MNPﾘﾗｲｱﾌ゙ﾙｵﾝﾘーﾓーﾄ゙3 V.42ﾘﾗｲｱﾌ゙ﾙｵﾝﾘーﾓーﾄ゙4 MNP/V.42自動切換ﾘﾗｲｱﾌ゙ﾙｵﾝﾘーﾓーﾄ゙5 MNP/V.42自動切換ｵｰﾄﾘﾗｲｱﾌﾞﾙﾓｰﾄﾞ0 なし1 Xon/Xoffフロー制御2 RS/CSフロー制御0 着信検出から通信開始までON1 ﾘﾝｸ゙信号検出から通信終了までON0 TS128GA-Proの設定状態のステー

タス表示1 通信記録表示2 ﾀ゙ｲﾔﾙｲﾝ番号及/ｻﾌ゙ｱﾄ゙ﾚｽ設定値表示3 モデム接続情報表示

（AT¥S3は、S/T LINE未接続時には"OK"のみのﾘｻ゙ﾙﾄｺーﾄ゙を返します。）

0 なし1 プロトコル表示0，１ 0：MNPクラス10有効（ﾃ゙ﾌｫﾙﾄ）

1：MNPクラス10無効（ﾃ゙ﾌｫﾙﾄ）0 端末速度と同じ3 4800bps5 9600bps7 19200bps8 38400bps0 データ圧縮なし1 MNP5(モデム通信時のみ)2 V.42bis3 自動設定

ｺﾏﾝﾄ゙機能AT&Cn CD信号制御方式の設定

AT&Dn ER信号制御方式の設定

AT&En 接続完了時の通信速度表示の選択

AT&F 工場出荷時設定に戻す（初期値設定）

AT&Sn DR信号制御方式の設定

AT&W 現在の設定を不揮発メモリに保存AT¥Jn バッファモードの設定

AT¥Nn エラー訂正プロトコルの設定

AT¥Qn 端末側のフロー制御方式の設定

AT¥Rn CI信号制御方式の設定

AT¥Sn ステータス表示TAの現在の設定状態を表示します。

AT¥Vn 接続時のプロトコル表示設定

AT¥Xn MNPクラス10の設定

AT%Bn V.110着信時最高通信速度設定

AT%Cn モデム、PIAFS通信時のデータ圧縮設定

●

●

●

●

●

●

●

●

●

●

●

6-6


ﾊﾟﾗﾒーﾀー内容YYYY 西暦(1997年なら「1997」)MM 月(1月なら｢01｣)DD 日(１日なら｢01｣)hh 時間(24時間制:午後1時なら｢13｣)mm 分(１秒なら｢01｣)ss 秒(省略時は｢00｣)0 着信履歴1 発信履歴

zzzzz 登録名（ｶﾅ、英数字、記号の半角10文字以内）

xxxxx 登録電話番号（数字、-の半角12文字以内）

n 登録番号（1～20：省略すると空いている最小の登録番号になります。）使用可能記号 <>[]-+*#$%&"'!()@

－

ｺﾏﾝﾄ゙機能AT%Dn 日付/時間の設定

AT%D＝YYYY/MM/DD/hh/mm/ss（設定）AT%D? （表示）

AT%Mn 発着信履歴の表示／消去AT%Mn （表示）AT%Mn=/（消去）

AT%Nn 電話帳の登録AT%Nn=zzzzz/xxxxx（設定）AT%Nn?（参照）AT%Nn=/（削除）データ入力時にBS、DELキーを使用すると正常にデータが入力できません。

AT%R Sレジスタ参照

6-7


ﾊﾟﾗﾒーﾀー内容モデム PIAFS V.110 128K 64K

0 OFF OFF OFF OFF OFF1 ON OFF OFF OFF OFF2 OFF ON OFF OFF OFF3 ON ON OFF OFF OFF4 OFF OFF ON OFF OFF5 ON OFF ON OFF OFF6 OFF ON ON OFF OFF7 ON ON ON OFF OFF8 OFF OFF OFF ON OFF9 ON OFF OFF ON OFF10 OFF ON OFF ON OFF11 ON ON OFF ON OFF12 OFF OFF ON ON OFF13 ON OFF ON ON OFF14 OFF ON ON ON OFF15 ON ON ON ON OFF16 OFF OFF OFF OFF ON17 ON OFF OFF OFF ON18 OFF ON OFF OFF ON19 ON ON OFF OFF ON20 OFF OFF ON OFF ON21 ON OFF ON OFF ON22 OFF ON ON OFF ON23 ON ON ON OFF ON24 OFF OFF OFF ON ON25 ON OFF OFF ON ON26 OFF ON OFF ON ON27 ON ON OFF ON ON28 OFF OFF ON ON ON29 ON OFF ON ON ON30 OFF ON ON ON ON31 ON ON ON ON ON0 AT$Pで指定されているﾌ゚ﾛﾄｺﾙで発信1 着信プロトコルで発信

ｺﾏﾝﾄ゙機能AT＊Bn データ通信着信設定

AT＊Cn 発信時のﾌ゚ﾛﾄｺﾙ指定●

出荷時設定（AT＊B19）ではV.110、128K通信が使用不可となっていますが、128Kを使用可とした場合にはMP（マルチリンクプロトコル）が有効となり、CHAP、SPAPなどのユーザー認証プロトコルがTAを通過しません。（PAPは有効）128K無効時に前記認証プロトコルを通過させることが可能になります。

出荷時設定（AT＊C1）で直前にクライアントから着信のあった通信モードをコールバック時に自動的に反映させて発信することが可能になります。この場合、AT$Pコマンドの設定およびATDコマンドの発信モード指定文字は無効となりますのでご注意ください。また、初期状態で着信がまだない場合はV.110での発信になります。

6-8


ﾊﾟﾗﾒーﾀー内容n=0 アナログポートモード選択

m=0 電話機m=1 モデムm=2 FAXm=3 使用しない

n=1 自己アドレス着信制御m=0 グローバル着信しないm=1 グローバル着信する

n=2 自己サブアドレス着信制御m=0 グローバル着信しないm=1 グローバル着信する

n=3 発信者番号通知m=0 通知しないm=1 通知するm=2 INSﾈｯﾄ64の申込通り通知

するn=4 コールウェイティング

m=0 ｺｰﾙｳｪｲﾃｨﾝｸﾞ使用しないm=1 NTTｺーﾙｳｪｲﾃｨﾝｸ゙使用

n=5 三者通話m=0 使用しないm=1 使用する

n=6 通信中転送m=0 使用しないm=1 使用する

A1 アナログポートの自己アドレスB DTEポートの自己アドレス

n=1 ダイヤルイン着信制御m=0 グローバル着信しないm=1 グローバル着信する

n=2 サブアドレス着信制御m=0 グローバル着信しないm=1 グローバル着信する

n=3 発信者番号通知m=0 通知しないm=1 通知するm=2 INSﾈｯﾄ64の申込通り通知

する

ｺﾏﾝﾄ゙機能AT$An アナログポートの設定、表示

AT$A1=n:m （設定）

AT$A1? （表示）※ダイヤルイン番号や代表取扱サービスを契約しているときにボイスワープ/なりわけ着信などのスティラミスプロトコルを使用したサービスをご利用の場合は、発信者番号通知設定を通知するに設定し、自己アドレスに利用するダイヤルイン番号を入力してください。契約者番号でも入力しなければなりません。ダイヤルイン番号や代表取扱サービスを契約していない場合は、発信者番号通知設定を通知するに設定して頂くだけで結構です。※アナログポートモード選択の

みは保存できません。ディップスイッチの設定が優先されます。

AT$Cn 自己アドレスの設定、表示AT$Cn=[番号](10桁以内)設定AT$Cn? 表示

AT$Dn DTEポートの設定、表示AT$Dn=m （設定）

AT$D? （表示）

○

○

○

6-9


ｺﾏﾝﾄ゙機能AT$En 自己ｻﾌ゙ｱﾄ゙ﾚｽの設定、表示

AT$En=[番号](19桁以内)設定AT$En? 表示

AT$Fn 切断情報の表示AT$Gn オートコールバック機能設定

（発信者番号通知サービスをNTT

と契約している場合のみ使用可能）

AT$Jn 端末ビジー時着信拒否時の理由の表示の設定

AT$Mn 直前の通信における課金情報の表示

AT$Nn オートコールバックを許可するダイヤルの設定、参照AT$Nn=[電話番号]（設定）AT$Nn？　（表示）AT$Nn= （削除）

AT$Pn 発信時DTEﾎ゚ﾄー通信方式設定

AT$Sn V.110発信時の回線速度の設定n=0以外は端末速度固定モードでのみ有効

ﾊﾟﾗﾒーﾀー内容A1 アナログポートのサブアドレスB DTEポートのサブアドレス

0 直前の通信における切断理由等の表示0 ｵーﾄｺーﾙﾊﾞｯｸを使用しない1 発信側ｵーﾄｺーﾙﾊﾞｯｸを使用2 着信側ｵーﾄｺーﾙﾊﾞｯｸ許可

着信側は$Nｺﾏﾝﾄ゙で設定した番号より着

信があった場合のみ一度切断し、その番

号に対して発呼する

0 端末ビジー1 着信拒否0 全ての情報表示1 直前の呼の課金情報表示2 累計表示3 課金累計情報をクリアする0～3 オートコールバックダイヤル番号

各ダイヤル10桁まで電話番号設定可能

0 V.110通信で通信1 同期-非同期PPP変換する2 マルチリンクPPPモードで通信4 モデムモードで通信5 PIAFSモードで通信0 端末速度と同じ3 4800bps5 9600bps7 19200bps8 38400bps

●

●

●

○

○

6-10


●

●

○

ｺﾏﾝﾄ゙機能AT$Tn 着信転送の設定、表示

AT$Tn=m （設定）

AT$T?（表示）

AT$U ユーザー情報設定AT$U=xxxx （設定）(xxxxは半角128文字まで)AT$U? （表示）

AT$Zn 着信転送で使用するダイヤルインの設定、参照AT$Zn=xxx/yyy（設定）AT$Zn? （表示）AT$Zn= （消去）※入力する番号は市外局番から入力してください

AT!Sn リソースBODの設定ﾘｿーｽBODとは、MP、またはBACPで128K通信中に自動的に速度を64Kに落として、ｱﾅﾛｸ゙ﾎ゚ｰﾄからの発信、着信を可能にする機能です。

AT!Jn スループットBODの設定ｽﾙーﾌ゚ｯﾄBODとは、通信中のﾃ゙ﾀー量を監視してS160～S163ﾚｼ゙ｽﾀで設定された条件に基づいて64K→128K、または128K→64Kの速度変更を自動的におこなう機能です。ﾃ゙ｰﾀ量にあった回線数を使用することにより、通信料金を節約できます。

AT+MV 内蔵CSM(Central Site Modem)のバージョン表示

ﾊﾟﾗﾒーﾀー内容n=0 転送設定

m=0 契約者回線宛電話転送しないm=1 契約者回線宛電話転送するm=2 ﾀ゙ｲﾔﾙｲﾝ1宛電話転送しないm=3 ﾀ゙ｲﾔﾙｲﾝ1宛電話転送するm=4 ﾀ゙ｲﾔﾙｲﾝ2宛電話転送しないm=5 ﾀ゙ｲﾔﾙｲﾝ2宛電話転送する

n=1 転送トーキ／転送元トーキの設定転送トーキ転送元トーキ

m=0 ありありm=1 ありなしm=2 なしありm=3 なしなし

n=2 呼出回数m=0 着信転送しないm=1～9 呼び出し回数

－

n=0 xxx：転送元契約者回線番号yyy：契約者回線番号着信時

転送先番号n=1 xxx：転送元ダイヤルイン番号１

yyy：ダイヤルイン番号１着信時転送先番号

n=2 xxx：転送元ダイヤルイン番号２yyy：ダイヤルイン番号２着信時

転送先番号0 ﾘｿーｽBODを使用しない1 ｱﾅﾛｸ゙発信時のみﾘｿーｽBODを使用する2 ｱﾅﾛｸ゙着信時のみﾘｿーｽBODを使用する3 ｱﾅﾛｸ゙発着信ともﾘｿーｽBODを使用する

0 スループットBODを使用しない1 スループットBODを使用する

- 内蔵CSMのバージョン表示

6-11

Sレジスタへの操作は、下記の書式に従っておこなってください。

ATSn=xx Snレジスタの値にxxを設定ATSn? Snレジスタの内容を参照

（n：レジスタ番号、xx：設定値）↵

↵

前に●のついているレジスタは、AT&Wコマンドで設定値を不揮発メモリに保存します。

Sﾚｼ゙ｽﾀ初期値設定範囲内容S0 0 0～255 自動着信の設定

（0：自動着信しない／1～255：RING認識回数）ディップスイッチの設定が優先されます。

S2 43 0～127 ｴｽｹーﾌ゚ｺーﾄ゙の設定S3 13 0～127 ｷｬﾘｯｼ゙ﾘﾀーﾝｺーﾄ゙の設定S4 10 0～127 LFｺーﾄ゙の設定S5 8 0～127 BSｺーﾄ゙の設定S7 50 固定オフフック制限タイマ（単位：秒）

発信した場合、設定した秒数が経過しても相手が応答しなかった場合、発信を終了する

S25 2 1～255 ER許容時間（単位：1/50秒）ER信号のON/OFFを確認するために必要な時間を設定する

S26 0 0～255 アボートタイマ値（単位：分 / V.110時のみ）端末との間で送受信が行われなかった時間が、設定してある時間を経過すると、通信を終了する

S43 4 0～14 端末速度の設定ディップスイッチ5～7がONの場合のみ参照する

S51 32 0～255 アナログ電話機フッキング（フラッシュ）検出時間（単位：1/40秒）

S52 60 0～255 桁間タイマ（単位：1/20秒）DTMF検出後、発信するまでの時間

●

●

●

●

参　考�

●

●

●

●

●

１本のBRI回線に複数のTAがバス接続されており、一つの番号で複数のTAが着信許可されている場合に、S0の設定内容を各TA間で変えることにより、着信のタイミングをずらすことができます。


■Sレジスタ設定一覧表

6-12


Ｓﾚｼ゙ｽﾀ初期値設定範囲内容S53 10 0～255 液晶表示パネル表示時間（単位：1秒）S55 10 0～255 ﾀ゙ｲﾚｸﾄｺーﾙ着信時の端末側のERｵﾝまでの待ち時間

（単位：秒）S74 0 0～1 発信者識別着信機能 0：着信可

1：電話帳に登録されていない相手からの着信をしない

S160 50 10～150 ｽﾙーﾌ゚ｯﾄBOD時の64K→128K判定実効速度(×100cps)S161 80 0～150 ｽﾙーﾌ゚ｯﾄBOD時の128K→64K判定実効速度(×100cps)S162 10 0～255 ｽﾙーﾌ゚ｯﾄBOD時の64K→128K判定時間(秒)S163 80 0～255 ｽﾙーﾌ゚ｯﾄBOD時の128K→64K判定時間(秒)

S43 速度0 1200bps1 2400bps2 4800bps4 9600bps6 19200bps8 38400bps10 57600bps13 115200bps14 230400bps

DIPスイッチをS43レジスタに従う設定にしてある場合、使用する端末速度は、S43レジスタの設定値によって右表の速度を使用します。S43レジスタへの操作は、下記の手順に従っておこなってください。

ATS43=xx S43レジスタの値にxxを設定

AT&W 設定を不揮発メモリに保存

上記のコマンドを実行後、電源を入れ直してください。

↵↵

■S43レジスタ設定一覧表

●●

●

●

●

●

●

Sレジスタの43、51、52、160-163はATZ1コマンドでは初期化されません。

6-13

ＡＴコマンドを実行した場合の結果をリザルトコードとして返します。リザルトコードのフォーマットは、下記に示す形式を取ります。単語形式： CR LF リザルトコード（単語） CR LF数字形式：リザルトコード（数字） CR

数字形式単語形式意味0 OK 正常終了1 CONNECT 接続完了2 RING 着信検出3 NO CARRIER 回線切断4 ERROR コマンドエラー5 CONNECT 1200 1200bps接続6 NO DIALTONE ISDN回線が正常に接続されていない7 BUSY 回線使用中、又はビジー状態10 CONNECT 2400 2400bps接続11 CONNECT 4800 4800bps接続12 CONNECT 9600 9600bps接続13 CONNECT 14400 14400bps接続14 CONNECT 19200 19200bps接続16 CONNECT 38400 38400bps接続18 CONNECT 7200 7200bps接続20 CONNECT 56000 56000bps接続22 CONNECT 57600 57600bps接続24 CONNECT 64000 64000bps接続26 CONNECT 115200 115200bps接続27 CONNECT 128000 128000bps接続28 CONNECT 230400 230400bps接続

■リザルトコード一覧表

リザルトコード10～28は、AT¥V1に設定されている場合「CONNECT xxxx」（xxxは通信速度）のメッセージの後に以下のメッセージが表示されます。

CONNECT xxxx /V.110 V.110通信で接続CONNECT xxxx /MLPPP マルチリンクPPP通信で接続CONNECT xxxx /PPP PPP通信で接続


6-14

第6章　リファレンス第6章　リファレンス

■ディップスイッチ設定一覧表

本装置の各種設定は、本体下面のディップスイッチでおこないます。ディップスイッチの設定を有効にするためには、かならず設定変更後に電源の入切か、ATZコマンドをおこなってください。

SW 内容 OFF ON1 モデム着信禁止許可2 PIAFS着信禁止許可3 V.110着信禁止許可4 128Kモード着信禁止許可5 端末速度設定 SW5 SW6 SW76 自動認識 OFF OFF OFF7 未使用 ON OFF OFF

未使用 OFF ON OFF38.4Kbps固定 ON ON OFF57.6Kbps固定 OFF OFF ON115.2Kbps固定 ON OFF ON230.4Kbps固定 OFF ON ONS43に従う ON ON ON

8 自動着信禁止許可9 アナログポート使用未使用10 アナログポート音声モード 3.1KhzAUDIO

出荷時はSW1・SW2以外すべてOFFに設定されています。本文中に特に注記がない限りは、通常はSW1・SW2以外全てOFFに設定しておいてください。

6-15

操作対象コマンド設定参照

ダイヤルイン設定ｱﾅﾛｸﾞﾎﾟｰﾄ [電話番号] 番号設定 4-2番号消去

DTEﾎﾟｰﾄ [電話番号] 番号設定番号消去

サブアドレス設定ｱﾅﾛｸﾞﾎﾟｰﾄ [ｻﾌ゙ｱﾄ゙ﾚｽ] 番号設定 4-4番号消去

DTEﾎﾟｰﾄ [ｻﾌ゙ｱﾄ゙ﾚｽ] 番号設定番号消去

グローバル着信設定ｱﾅﾛｸﾞﾎﾟｰﾄ使用しない 4-6（ダイアルイン番号）使用する

DTEﾎﾟｰﾄ使用しない使用する

グローバル着信設定ｱﾅﾛｸﾞﾎﾟｰﾄ使用しない 4-6（サブアドレス）使用する

DTEﾎﾟｰﾄ使用しない使用する

料金表示ｱﾅﾛｸﾞﾎﾟｰﾄ表示 4-8DTEﾎﾟｰﾄ

累計

日付、時間設定 YYYYMMDDhhmmss 4-9

YYYY：西暦（４桁／例：1998）MM：月（２桁／例：01）DD：日（２桁／例：31）hh：時間（２桁／例：24）mm：分（２桁／例：59）ss：秒（２桁／例：00）

初期化ｱﾅﾛｸﾞﾎﾟｰﾄ初期化 4-10DTEﾎﾟｰﾄ初期化全ポートｽーﾊﾟﾘーｾｯﾄ# #9 2＊�＊�

# #9 1＊�＊�

# #9 0＊�＊�

# #6＊�＊�

# #5 2＊�＊�

# #5 1＊�＊�

# #5 0＊�＊�

# #14 1＊�＊�

# #04 1＊�＊�

# #14 0＊�＊�

# #04 0＊�＊�

# #13 1＊�＊�

# #03 1＊�＊�

# #13 0＊�＊�

# #03 0＊�＊�

# #12＊�＊�

# #12＊�＊�

# #02＊�＊�

# #02＊�＊�

# #11＊�＊�

# #11＊�＊�

# #01＊�＊�

# #01＊�＊�


■アナログ電話機設定コマンド一覧

6-16


操作コマンド設定参照

発信者番号通知しない 4-11

通知通知するINSネット64申込通り通知

三者通話使用しない 4-18使用する

通信中転送使用しない 4-20使用する

着信転送契約者回線宛電話転送しない 4-23契約者回線宛電話転送するﾀ゙ｲﾔﾙｲﾝ1宛電話転送しないﾀ゙ｲﾔﾙｲﾝ1宛電話転送するﾀ゙ｲﾔﾙｲﾝ2宛電話転送しないﾀ゙ｲﾔﾙｲﾝ2宛電話転送する

[電話番号] 転送元契約者回線番号の設定 4-24[電話番号] 契約者回線番号着信時の

転送先電話番号の設定[電話番号] 転送元ダイヤルイン番号１

の設定[電話番号] ダイヤルイン番号１着信時

の転送先電話番号の設定[電話番号] 転送元ダイヤルイン番号２

の設定[電話番号] ダイヤルイン番号２着信時

の転送先電話番号の設定[回数] 転送するまでの呼出回数 4-25

転送ﾄーｷあり/転送元ﾄーｷあり 4-25転送ﾄーｷあり/転送元ﾄーｷなし転送ﾄーｷなし/転送元ﾄーｷあり転送ﾄーｷなし/転送元ﾄーｷなし

ｺｰﾙｳｪｲﾃｨﾝｸﾞ使用しない 4-14使用する

ダイヤル [電話番号] 終了後即時呼び出し開始 4-28＃�

31 1 # #＊�＊�＊�

31 0 # #＊�＊�＊�

# #21 7 3＊�＊�＊�＊�

# #21 7 2＊�＊�＊�＊�

# #21 7 1＊�＊�＊�＊�

# #21 7 0＊�＊�＊�＊�

# #21 6＊�＊�＊�＊�

# #21 5＊�＊�＊�＊�

# #21 4＊�＊�＊�＊�

# #21 3＊�＊�＊�＊�

# #21 2＊�＊�＊�＊�

# #21 1＊�＊�＊�＊�

# #21 0＊�＊�＊�＊�

# #21 5＊�＊�＊�

# #21 4＊�＊�＊�

# #21 3＊�＊�＊�

# #21 2＊�＊�＊�

# #21 1＊�＊�＊�

# #21 0＊�＊�＊�

11 1 # #＊�＊�＊�

11 0 # #＊�＊�＊�

01 1 # #＊�＊�＊�

01 0 # #＊�＊�＊�

# #0 2＊�＊�＊�

# #0 1＊�＊�＊�

# #0 0＊�＊�＊�

6-17

AT$Fコマンドを実行すると、直前の通信における切断理由を表示させることができます。通信がうまくいかなかった場合は、AT$Fコマンドのリザルトを下記の表に当てはめて理由を参照してみてください。

生成源0 ユーザ1 ローカルユーザ収容私設網（自分側）2 ローカルユーザ収容公衆網（自分側）3 中継網4 リモートユーザ収容私設網（相手側）5 リモートユーザ収容公衆網（相手側）6 インターワーキング先の網7 国際網その他予約済み

回線交換／生成源（ORG）

AT$F0 直前のV.110通信における切断理由を表示します。

CAUSE = 00 ORG = 00OK

↵例�

■回線交換理由表示


■切断情報一覧表

6-18

第6章　リファレンス第6章　リファレンス

理由種別番号正常イベントクラス

欠番 1指定中継網へのルートなし 2相手へのルートなし 3チャネル使用不可 6呼が設定済みのチャネルへの着呼 7正常切断 16着ユーザビジー 17着ユーザレスポンスなし 18相手ユーザー呼出中／応答なし 19加入者不在 20通信拒否 21相手加入者番号変更 22選択されなかったユーザの切断復旧 26相手端末故障中 27無効番号フォーマット 28ファシリティ拒否 29状態問い合わせへの応答 30その他の正常クラス 31

リソース使用不可クラス利用可回線／チャネルなし 34網障害 38一時的障害 41交換機輻輳 42アクセス情報破棄 43要求回線／チャネル利用不可 44その他のリソース使用不可クラス 47

サービス利用不可クラスQOS利用不可 49要求ファシリティ未契約 50伝達能力不許可 57現在利用不可伝達能力 58

理由種別番号その他のサービスまたは 63オプションの利用不可クラス

サービス未提供クラス未提供伝達能力指定 65未提供チャネル種別指定 66未提供ファシリティ要求 69制限ﾃ゙ｼ゙ﾀﾙ情報転送能力のみ可能 70その他のサービスまたはオプション 79の未提供クラス

無効メッセージクラス無効呼番号値使用 81無効チャネル番号使用 82指定された中断呼識別番号未使用 83中断呼識別番号使用中 84中断呼なし 85指定中断呼切断復旧済み 86ユーザはCUGメンバでない 87端末属性不一致 88無効中継網選択 91その他の無効メッセージクラス 95

手順誤りクラス必須情報要素不足 96メッセージ種別未定義または未提供 97呼状態とメッセージ不一致または 98メッセージ種別未定義または未提供

情報要素未定義 99情報要素内容無効 100呼状態とメッセージ不一致 101タイマ満了による回復 102その他の手順誤りクラス 111

インターワーキングクラスその他のインターワーキングクラス 127

回線交換／理由表示（CAUSE）

付　録

この章は本書についての補足説明です。

A-2

付　録

■トラブル対処法

通信できない、あるいはターミナルアダプタが正常に動作しないなどのトラブルが発生した場合、故障と考える前に、以下の手順で確認を行ってください。トラブルのほとんどは、簡単な確認を行うことによって、解決できるはずです。

PWランプが消灯している場合

●電源スイッチがONになっていることを確認してください。OFFになっている場合は、ONにしてください。

PWランプが赤色に点灯している場合

●電源投入直後は56KCSMへのアップロードのため赤色に点灯します。● ISDN用モジュラーケーブルが、2-4ページの接続方法の説明に従って、正確に接

続されていることを確認してください。●本装置の電源をいったんOFFにして、再度ONにしてみてください。（電源を再投入するさいは、電源切断後かならず５秒以上待ってから再投入してください。）

● ISDN用モジュラーケーブルを、本製品に付属のケーブルを使用していることを確認してください。使用していない場合は、正しいケーブルを使用してください。

●上記の項目を確認しても緑色に点灯しない場合は、回線の異常が考えられます。最寄りのNTTまでお問い合わせください。

ERランプが消灯している場合

●ご使用のパソコンによっては、通信ポートを２チャンネル以上装備している場合があります。通信ソフトで、使用するポートの設定を本装置が接続されているポートに合わせてください。

● RS232Cケーブルが、2-8ページの接続方法の説明に従って、本装置のDTEポートと端末のDTE接続コネクタに正確に接続されていることを確認してください。

● RS232Cケーブルが、付属のケーブルを使用していることを確認してください。付属以外のケーブルを使用する場合は、ストレートタイプを使用してください。

●パソコン（端末）上で通信ソフトが起動していることを確認してください。●通信ソフトがER信号のON/OFFの切替をおこなえるものをご使用の場合は、通信

ソフトでER信号がOFFになっていないことを確認してください。OFFになっていた場合は、ONにしてください。

A-3

付　録

入力したAT が画面に表示されない場合

● ATE1 と入力して、再度AT と入力してください。

入力したAT が画面に文字化けして表示される場合

●本体下面のディップスイッチ5～7がOFFに設定されていることを確認してください。異なる設定の場合はOFFに設定して、再度電源を入れ直してください。

●通信ソフトの速度設定を「57600bps」より速い速度に合わせている場合は、通信速度を落とすか、使用している速度に合わせてディップスイッチを設定し、電源を入れ直してください。（6-13ページ参照）

AT と入力して画面に「OK」と表示されない場合

● ATQ0 と入力して、再度AT と入力してください。

● OKの代わりに数字で「0」と表示される場合は、ATV1 と入力してください。↵

↵↵

↵

↵

↵↵

↵

BBSに接続できない場合

●通信ソフトの制御コマンド設定欄に、相手の通信モードに応じた適切なコマンド（例：V.110通信の場合はAT$P0）が設定されていることを確認してください。

●同じ回線に接続した端末２台が同時に通信していないことを確認してください。１本のINS64回線で同時に通信できる端末は最大２台までです。（128K PPP通信の場合は１台のみ）（3-5ページ参照）

●技術基準の規定により、３分以内に同じ番号を再ダイヤルできるのは2回までに制限されています。同じ番号を3回以上再ダイヤルする場合は、３分以上後におこなってください。

●通信速度を相手局の通信速度に合わせてください。通信ソフトの通信速度を変更

し、AT$S0 と入力します。

●Macintoshの場合は、通信ソフトの制御コマンドにAT$D0と設定されていること

を確認してください。●接続する前に、キーボードから何か入力をおこなっていませんか。キー入力をおこなうと、発信途中であっても回線を切断します。発信途中でキー入力をおこなわないでください。

●正しいユーザーID、パスワードを入力していることを確認してください。BBSをダイヤルすると「BUSY」と表示される場合

●相手端末は通信中です。しばらくしてからかけ直してください。

↵

A-4

付　録

BBSと通信中に文字化け、文字こぼれがおこる場合

●データフォーマット（データ長、パリティビット、ストップビット、およびJIS/シフトJISなどの漢字コードの設定）が通信先の設定条件と合っているかどうか確認してください。違う場合は、ご使用の通信ソフトで設定を合わせてください。

●相手先との漢字コードの設定が一致していない場合は、設定をあわせる必要があります。ご使用の通信ソフトで、漢字コードの設定を相手先の設定（JISかシフトJIS）にあわせて下さい。

●ご使用の通信ソフトで、フロー制御をハードウェア（RTS/CTS）に設定してください。

●いったん回線を切断して、通信ソフトからAT¥Q1 と入力してから再度接続し直

してください。BBSと通信中に入力を受け付けない場合

●半角英数字で入力していることを確認してください。「かなロック」がかかっている場合は解除してください。FEP（漢字かな変換プログラム）が起動している場合は、入力方法を半角英数字入力に切り換えるか、FEPを終了してください。

●ご使用の通信ソフトから、電話回線の切断を行ってください。回線は強制的に切断されます。

● +++（＋キーを３回続けて）入力してください。データ通信中の状態から、データ

通信中でもコマンド入力が可能な状態に切り替えられます。（エスケープモード）その後、ATH と入力すると回線は強制的に切断されます。

BBSと通信中に回線が勝手に切断してしまう場合

●Macintoshでご使用の場合は、通信ソフトからAT&D0 と入力してから再度接

続し直してください。●一定時間キー入力がないと、ホスト側から切断される場合があります。

↵

↵

↵

A-5

付　録

アナログポートに接続した電話機で通話できない場合

● 2-7ページを参照して、本体下面のディップスイッチ10がOFFであることを確認してください。ONになっている場合は、OFFにして電源を立ち上げ直してください。

●１本のINS64回線で同時に通話できる端末は２台までです。また、128KbpsのPPP通信をおこなっている場合には他の端末は通信できません。

アナログポートに接続したモデム／FAXで通信できない場合

● 2-7ページを参照して、本体下面のディップスイッチ10がONであることを確認してください。OFFになっている場合は、ONにして電源を立ち上げ直してください。

●１本のINS64回線で同時に通話できる端末は２台までです。また、128KbpsのPPP通信をおこなっている場合には他の端末は通信できません。

アナログポートに接続した電話機に電話をかけると応答しない場合

● 4-6、4-7ページの説明を参照してグローバル着信機能が無効になっていることを確認してください。有効になっている場合は、接続したアナログポートのダイヤルイン番号ないしサブアドレス宛にダイヤルするか、グローバル着信機能を無効にしてください。

フレックスホン機能が使用できない場合

● 4-12ページ以降を参照してフレックスホンを使用する設定にしてください。●フレックスホン機能を使用するためには、NTTと契約が必要です。

アップルリモートアクセスを利用したい場合

●製品に添付のMacintosh設定ディスクの中から"SUNTAC TS128GA-Pro"をシステムフォルダの"機能拡張"の中にコピーして下さい。

A-6

付　録

■ファームウェアのバージョンアップ

ファームウェアバージョンアップ方法

1 以下のいずれかの入手先から、TS128GA-Proファームウェアバージョンアップソフトをダウンロードしてください。

NIFTY-Serve：SMODEMVA データライブラリ７番

ホームページアドレス：http://www.sun-denshi.co.jp/

TS128GA-Pro(VerX.XX)アップデートWindows版

TS128GA-Pro(VerX.XX)アップデートMac版

2 パソコンから、ダウンロードしたTS128GA-Proファームウェアバージョンアップソフトを起動してください。

3 使用許諾画面が表示されます。内容を良く読み、許諾条件に同意する場合は、Yesボタンをクリックしてください。

4 本装置が接続されているCOMポートを選択して、OKボタンをクリックしてください。

5 バージョンアップがはじまります。

6 バージョンアップ終了のメッセージが表示されたら、OKボタンをクリックしてください。

7 いったん本装置の電源を切って、入れ直してください。

前面の動作ランプが正常に点灯したら、ファームウェアのバージョンアップは終了しました。

TS128GAProは、以下の方法でファームウェアをバージョンアップして最新の機能を利用できるようにすることができます。

A-7

付　録

動作ランプが正常に点灯しない場合は、以下の操作をおこなってください。

1 ディップスイッチの現在の設定を記録します。

2 本装置底面のディップスイッチを下記のように設定します。

3 いったん本装置の電源を切って、入れ直します。

●前面の液晶表示パネルに「SUNTAC TS128GA-ProフラッシュROMプログラム」と表示された場合は、バージョンアップ可能です。

1 ディップスイッチを上記に設定したまま、前ページ手順2から

手順6までをやり直してください。

2 ディップスイッチを元の状態に戻して、電源を入れ直してくだ

さい。

●前面の液晶表示パネに何も表示されなかった場合は、弊社サポートセンターまでご連絡ください。

バージョンアップが上手く行かない場合

1　2　3　4　5　6　7　8　9　10

ON

OFF

A-8

付　録

機種 TS128GA-Pro適用回線 INSネット64適用インターフェース P-MP接続起動方式常時起動S/Tインターフェース 2ポート(8ピンモジュラージャック(RJ-45))

ポート数１ポートインターフェース V.24/V.28（RS232C）接続手順拡張ATコマンド

使用チャネル Bチャネル同期方式同期、非同期（調歩同期）V.110速度変換方式 JT-V.110準拠V.110非同期(bps) 4800/9600/19.2K/38.4KbpsPPP通信方式同期-非同期PPP変換、Multi Link PPP、BACP/BAPPPP同期通信速度 64Kbps/128Kbps（MP時）PIAFS対応ﾌﾟﾛﾄｺﾙ PIAFS Ver1.0準拠PIAFSﾃﾞｰﾀ圧縮 V.42bisPIAFS通信速度 32Kbpsﾓﾃﾞﾑ通信規格 V.90/K56Flex/V.34/V.32bis/V.32/V.22bis/V.22/

V.21/BELL212A/BELL103ﾓﾃﾞﾑ通信速度着信のみ：56000/54667/53333/52000/50667/

50000/49333/48000/46667/46000/45333/44000/42667/42000/41333/40000/38667/38000/37333/36000/34667/33333/32000/30667/29333/28000bps

発着信　：33600/31200/28800/26400/24000/21600/19200/16800/14400/12000/9600/7200/4800/2400/1200/300bps

ﾓﾃﾞﾑ通信ﾌﾟﾛﾄｺﾙ MNP4/V.42ﾓﾃﾞﾑﾃﾞｰﾀ圧縮 MNP5/V42bisFAX制御ｺﾏﾝﾄﾞ EIA CLASS1/2準拠FAX通信規格 V.17/V.29/V.27ter/V.21(ch2)FAX通信速度 14400/12000/9600/7200/4800/2400/1200/300bps

ポート数 1ポート受信ダイヤル信号 PB信号供給電圧 24Vサービス機能自己ｱﾄﾞﾚｽ､ｻﾌﾞｱﾄﾞﾚｽ､ﾀﾞｲｱﾙｲﾝ､INSﾎﾞｲｽﾜｰﾌﾟ､ｺｰﾙｳｪｲﾃｨﾝｸﾞ､

ﾎﾞｲｽﾜｰﾌﾟｾﾚｸﾄ､なりわけｻｰﾋﾞｽ､着信なりわけｻｰﾋﾞｽメンテナンス機能自己診断、フラッシュＲＯＭ搭載その他機能時計機能（バックアップ付き）端末速度（非同期） 1.2K/2.4K/4.8K/7.2K/9.6K/19.2K/

38.4K/57.6K/115.2K/230.4Kbps使用電源 AC100V±10% 50/60Hz（電源内蔵）消費電力約7W外形寸法 203.5mm(D)×155mm(W)×43.8mm(H)重量約700g環境条件温度：0～40℃／湿度：25～90%（結露なきこと）

デ

ー

タ

ポ

ー

ト

回　線　交　換

■仕様一覧

アナログポート

付　録

A-9

英文字ATコマンド............................................................

3-4,4-2～4-27,5-2～5-6,6-2～6-9BBS .........................................................A-3,A-4BOD ..................................................1-6,5-5,6-9DTEポート..........2-2,2-8,3-2,3-3,4-2～4-10,

5-2,6-7,6-8,6-14DSU...................................................1-5,2-4,2-5PIAFS .....1-6,3-5,3-6,5-2,5-3,6-2,6-6,6-13,RS232Cケーブル....1-3,2-3,2-8,3-2,3-3,A-2S/T LINEポート.....................................2-3,2-4V.110通信..............................................................

3-5,5-2,5-3,6-2,6-6,6-8,6-12,A-3,A-8128KMP/BACP通信..........................................1-6,3-5,3-7,5-2,5-3,5-5,6-2,6-6,6-12,A-8

64K PPP通信........................................................1-6,3-5,3-7,5-2,5-3,5-5,6-2,6-6,A-8

あ行アース........................................vii,2-2,2-3,2-10アナログ通信機器.....1-4,2-2,2-3,2-6,4-6,5-2

5-5アナログ電話機........................4-3～4-28,6-10アナログポート...1-4,2-2,2-6,2-7,4-2～4-29,

5-2,5-5,6-7,6-8,6-13,6-14,A-5,A-8液晶表示パネル..............1-6,2-2,4-8,6-11,A-7オートコールバック機能.........................5-4,6-8

か行回線切断...........................................................3-9グローバル着信......................4-6,4-7,6-7,6-14コールウェイティング........4-14,6-7,6-15,A-8

さ行再ダイヤル........................................3-7,6-2,A-3サブアドレス...4-4,4-5,4-6,6-2,6-8,6-14,A-8三者通話.......4-13,4-17,4-18,4-19,6-7,6-15終端抵抗...........................................................2-5

た行ダイヤルイン番号...................................................

4-2,4-3,4-6,6-7,6-9,6-14,A-8着信転送.........................4-22～4-27,6-9,6-15通信中発信...............................4-13,4-16,4-17,通信中転送...4-13,4-17,4-20,4-21,6-7,6-15ディップスイッチ..................2-7,6-4,6-13,A-7

は行ボイスワープ.........................................4-29,A-8発信者番号通知..........................4-11,6-7,6-15フレックスホン...................................4-12,4-13

ま行モデム........................2-3,2-7,3-5,3-6,5-2,5-3,

6-2,6-6,6-7,6-13

■索　引

A-10

付　録

この度は、isdn用ターミナルアダプタts128ga- は …...i はじめに...

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