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JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 データの個数 / 発生状況 異物 の種 食品の分類 原料由来/製造工程由来/工場 環境由来/流通由来 寄生 昆虫 ハエ 幼虫 カビ アブラ ムシ 牛毛 低温 細菌 毛髪 ねず みの フラバ ノン配 糖体 ミミズ 人毛 アルカ ロイド ゴム ストラ バイト ソルビ トール タンニ ヨコエ 黄色 色素 金属 骨片 その 総計 % そう菜・そう菜半製品 集計 1 1 6 2.1% その他の食料品 集計 1 1 1 5 1.8% その他の動物性食品 集計 2 2 0.7% パン類・菓子類 集計 1 1 1 2 1 19 6.7% 飲料 集計 3 2 2 1 19 6.7% 飲料(酒精飲料) 集計 4 1.4% 食品類以外 集計 1 4 1.4% 水産食品とその加工品 原料由来 27 4 1 1 45 原料由来・製造工程由来 1 1 工場環境由来 2 3 製造工程由来 22 12 1 9 1 2 2 70 (空白) 2 2 6 水産食品とその加工品 集計 52 18 2 10 3 2 2 125 43.9% 畜産食品とその加工品 原料由来 1 9 工場環境由来 1 2 1 3 8 製造工程由来 2 1 3 1 1 22 (空白) 2 3 1 8 畜産食品とその加工品 集計 3 7 1 4 1 3 2 1 47 16.5% 農産食品とその加工品 原料由来 2 1 4 2 1 2 29 原料由来・製造工程由来 3 1 4 製造工程由来 1 1 5 流通由来 1 3 (空白) 1 1 2 7 農産食品とその加工品 集計 6 3 4 2 1 2 1 2 2 48 16.8% 複合調理食品 集計 1 4 1.4% 油脂 集計 1 1 0.4% 総計 55 25 12 11 8 4 4 4 4 3 3 3 3 2 2 2 2 2 2 2 2 2 127 285 % 19.3% 8.8% 4.2% 3.9% 2.8% 44.6% 累積% 28.1% 32.3% 36.1% 38.9%

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Page 1: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

JAFIC 警視庁に通告された内容を解析

データの個数 / 発生状況

異物の種類

食品の分類 原料由来/製造工程由来/工場環境由来/流通由来

寄生虫

昆虫 ハエ 幼虫 カビアブラムシ

牛毛低温細菌

毛髪ねずみの糞

フラバノン配糖体

ミミズ 人毛アルカロイド

ゴムストラバイト

ソルビトール

タンニン

ヨコエビ

黄色色素

金属片

骨片その他 総計 %

そう菜・そう菜半製品 集計 1 1 6 2.1%その他の食料品 集計 1 1 1 5 1.8%その他の動物性食品 集計 2 2 0.7%パン類・菓子類 集計 1 1 1 2 1 19 6.7%飲料 集計 3 2 2 1 19 6.7%飲料(酒精飲料) 集計 4 1.4%食品類以外 集計 1 4 1.4%水産食品とその加工品 原料由来 27 4 1 1 45

原料由来・製造工程由来 1 1工場環境由来 2 3製造工程由来 22 12 1 9 1 2 2 70(空白) 2 2 6

水産食品とその加工品 集計 52 18 2 10 3 2 2 125 43.9%畜産食品とその加工品 原料由来 1 9

工場環境由来 1 2 1 3 8製造工程由来 2 1 3 1 1 22(空白) 2 3 1 8

畜産食品とその加工品 集計 3 7 1 4 1 3 2 1 47 16.5%農産食品とその加工品 原料由来 2 1 4 2 1 2 29

原料由来・製造工程由来 3 1 4製造工程由来 1 1 5流通由来 1 3(空白) 1 1 2 7

農産食品とその加工品 集計 6 3 4 2 1 2 1 2 2 48 16.8%複合調理食品 集計 1 4 1.4%油脂 集計 1 1 0.4%総計 55 25 12 11 8 4 4 4 4 3 3 3 3 2 2 2 2 2 2 2 2 2 127 285

% 19.3% 8.8% 4.2% 3.9% 2.8% 44.6%

累積% 28.1% 32.3% 36.1% 38.9%

Page 2: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

1 鉱物性異物水産食品とその加工品

はまぐり 1984年以前 真珠はまぐりの身に白色の小さな異物があった

原料由来真珠の成分は炭酸カルシウムであり、食べても害は

食べられますか?

2 鉱物性異物水産食品とその加工品

コンブ 1991年以前 小石

佃煮のコンブを開封後3日目にコンブの中に意思のようなものが入っているのに気づいた

原料由来

産地では小石をしきつめた浜辺に海から取れたばかりのコンブを広げ天日乾燥する。コンブは乾燥が進むにつれて内側から縮んでいく。そのときに小石を巻き込んだ

食べ物110番

3 鉱物性異物水産食品とその加工品

コンブ 1991年以前 スタンプインキ「乾ノリ」を焼いてみたところ金粉がついたように光った

製造工程由来

ノリを束ねる紙テープにノリの品格を表すゴム印を押すがこのスタンプインキが付着した

消費者相談事例集

4 鉱物性異物水産食品とその加工品

かまぼこ(えび入り)

1992年以前 粉山椒海老蒲の海老の間に黒変した部分があったがカビではないか

製造工程由来粉山椒が均等にふりかからなかったため

山椒は深緑色だが製造工程で

90℃30分間蒸すと黒っぽくなる

担当保健所調査結果

5 鉱物性異物水産食品とその加工品

焼き海苔 1992年以前 塗料塗料状の異物が混入していた

製造工程由来海苔をミンチにする器械の塗料がはがれて混入

担当保健所調査結果

6 鉱物性異物水産食品とその加工品

マグロ缶詰 1993年以前 ストラバイト砂のようなものがいっぱい入っていて食べるとざらざらする

製造工程由来

マグロの肉質の成分であるリン酸化合物とにくの分解成分であるアンモニアや食塩などに含まれるマグネシウムが加熱されて析出し結晶化した

胃の中で溶けてしまう

担当保健所調査結果

7 鉱物性異物水産食品とその加工品

サケ缶詰 1993年以前 ストラバイト開缶したらガラス様の物質が出来ているがこれは何か

製造工程由来

ストラバイト(リン酸アンモニウム・マグネシウム)と言われ、無色長方形の結晶。冷水には難溶性であり大気中に放置すると乾燥して白色となる

食品衛生ダイジェスト

8 鉱物性異物畜産食品とその加工品

ウインナーソーセージ

1985年 鉄製の割りピンスーパーでウインナーソーセージを購入し喫食したところ金属片が出て

製造工程由来 特定できなかった昭和60年度食品衛生関係苦情処理事計表

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

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no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

9 鉱物性異物畜産食品とその加工品

卵 1986年 銅イオン銅鍋で酢を加えてゆで卵を作ったら、卵の殻に黒い斑点が出来た

銅鍋から遊離した銅イオンによるもの

銅鍋に調理した食品を放置しておくと微量の銅イオンが溶け出し

化学変化をおこし食品の表面や鍋の内側が薄青色に変色する場合

食品苦情処理事例集

10 鉱物性異物畜産食品とその加工品

生卵 1992年以前 カルシウム鶏卵を割ったところ中から白子様の異物が出てきた

原料由来

異物の成分の24%がカルシウムであり、鶏卵殻膜に酷似していた。親鶏の体内の中で卵殻が未成熟のまま別の卵に巻き込まれたと考えられる

害はない食品衛生関係苦情処理集計表

11 鉱物性異物畜産食品とその加工品

牛肉 1992年以前 散弾銃の弾肉の中に多数の金属異物を認めた

原料由来偶然放牧牛にあたった弾が自然治癒した為残存した

輸入時の金属探知機による検査、販売店における食肉の細断、包装時等各作業工程で異物発見のチェック体制の整

食品苦情処理事例集

12 鉱物性異物畜産食品とその加工品

冷凍食品(冷凍エビシュウマイ)

1992年以前 鉄粉黒色カビ様異物が混入していた

製造工程由来

成型工程の機械駆動部が摩擦する事により鉄粉が生じ、生型トレーにたまり商品に付着し、蒸煮により酸化して黒色を呈したものと思われる

機械類の改善食品苦情処理事例集

13 鉱物性異物畜産食品とその加工品

ミカン 1991年以前 石灰硫黄合剤表皮に白い粉がついている

原料由来

石灰硫黄合剤は主成分は五硫化カルシウムからなり希釈してミカンの木に散布すると、酸素や炭酸ガスで硫化水素が発生し、これが害虫防御の

東京都市場衛生検査所苦情処理事例集

14 鉱物性異物畜産食品とその加工品

卵ロール 1992年以前 硫化第一鉄卵ロールの加熱した部分に青カビ様の斑点があるがこれは何か

卵を比較的高温で長時間加熱すると、卵黄中の鉄イオンが卵白の蛋白質分解により生じた硫化水素と結合して硫化第一鉄となり、斑点模様と

これは何?(東京都衛生局出版物)

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no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

15 鉱物性異物畜産食品とその加工品

食肉(枝肉) 1992年以前メチルエチルケトオキシムガス

冷蔵庫に保管している食肉が数日で褐色に変色した

原料由来

冷蔵庫の壁面接合部に充填するシリコーン系コーキング材の硬化時に発生したメチルエチルケトオキシムガスにより食肉が変色

冷蔵庫に約30℃の空気を2日間連続して送り込み、さらにファンによる冷風の送風を自然対流式

食品苦情処理事例集

16 鉱物性異物畜産食品とその加工品

牛肉 1993年以前抗生物質クロラムフェニコール

牛肉が苦くて食べられない

原料由来0.25mg/gの抗生物質クロラムフェニコールの残留が認められた

食品衛生ダイジェスト

17 鉱物性異物農産食品とその加工品

パインアップル

1983年ポリオキシエチレンアルキルエーテル

葉付き、丸のままを水洗いしたところ異常に泡が出る

製造工程由来

フィリピンでココナッツオイルと呼ばれ、3~8%の濃度に溶かしたものにパイナップルを浸漬し品質、味等を保持できる。それが残っていたものと

食品衛生法第六条違反として措置

食品衛生関係苦情事例集

18 鉱物性異物農産食品とその加工品

みかん 1984年以前フルーツワックス

ミカン表面に金粉様物質が付着

原料由来フルーツワックスがはがれてきたもの

食べても消化されないので害はな

食べられますか?

19 鉱物性異物農産食品とその加工品

栗 1985年パラジクロルベンゼン

栗をゆでて食べたところ、異臭と口内に刺激を感じた

流通由来

生栗の保存の際、衣類の防虫剤として使用されるパラジクロルベンゼンを使用したと思われる

昭和61年度食品衛生関係苦情処理事計表

20 鉱物性異物農産食品とその加工品

モモ白桃缶詰

1988年 鉄とスズ中のシロップがまっ茶色だった

食品苦情処理事例集

21 鉱物性異物農産食品とその加工品

こんにゃく 1989年 消石灰

こんにゃく大きさ2ミリ程の黒褐色の異物が付着しているのに気づいた。カビではないか?

製造工程由来

当該品は輸入品であり何らかの原因で消石灰が析出したと考えられる。

担当保健所の調査結果

22 鉱物性異物農産食品とその加工品

トマト 1989年 農薬トマトを食べたら消毒薬のにおいがした

原料由来

登録外使用による違反、また、残留分析から使用基準を守っていても残留基準を超過する可能性が疑われる

平成元年度食品衛生関係苦情処理事計表

23 鉱物性異物農産食品とその加工品

ミカン缶詰 1991年以前 内面塗料缶の中に黒く細長いものが入っていた

無構造の非常に薄いフィルムのようなものであり、缶の内面塗料が剥離したものであった。従来の缶と違いメッキを2倍にしている。このため塗装

食品苦情処理事例集

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no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

24 鉱物性異物農産食品とその加工品

プルーン 1991年以前 砂袋入りのプルーンを食べると口の中でジャリジャリした

原料由来

実を採るときに地面に落としているが、そのときに実のくぼみに砂が入り、洗浄の際にも落ちないでそのまま梱包された

食べ物110番

25 鉱物性異物農産食品とその加工品

米 1992年以前炭酸カルシウム

米を炊いて食べたところ石または白ガラスのような異物があった

不明関東ブロック食品衛生監視員研修大会

26 鉱物性異物農産食品とその加工品

竹の子水煮 1992年以前 重油 鉱物油臭がした 流通由来

輸出国において生産地から工場へ運ばれる際にトラクターのガソリン排気及び廃油がかかった可能性がある

輸入業者に指導。国内業者に対してもロット毎の抜き取り検査(官能検査)を実施するように徹底

食品苦情処理事例集

27 鉱物性異物そう菜・そう菜半製品

焼きそば 1992年以前 注射針小学校給食の焼きそばから針が出てきた。

原料由来

豚の飼育段階での注射時の不注意により破損注射針が肉中に残存した

流通のそれぞれの段階において検収時の細目

チェック等を行な

食品苦情処理事例集

28 鉱物性異物そう菜・そう菜半製品

山菜御飯の素

1997年 温度計破片業務用温度計の頭部と思われるガラス片が混入していた

製造工程由来ボイル工程で温度計が破損していた

ステンレス等の温度計に変更

平成9年度食品衛生関係苦情処理事計表

29 鉱物性異物パン類・菓子類

最中 1992年以前 ナフタリン臭旅行土産の最中を食べようとしたらナフタリン臭がした

販売店において見本品の「ろう細工」の防虫のためにナフタリンが箱に入れられていることが判明した。今回のナフタリン臭はショーケースないの最中の包装紙等に移行

食品苦情処理事例集

30 鉱物性異物パン類・菓子類

ケーキ 1992年以前 錯化合物

フランボワーズケーキ(カステラ風のビスケットの中にラズベリームースを詰めた洋菓子)を食べようとしたところ、カステラの切断面にカビ様の青緑色の物質が付着してい

ケーキをカットする際に使用した包丁の鉄分がケーキの材料であるラズベリーに含まれるアントシアン色素と結合した

食品衛生関係苦情処理集計表

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no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

31 鉱物性異物パン類・菓子類

饅頭(蒸し) 1992年以前 アンモニア臭

蒸し饅頭を2日後に食べたところ、アンモニア臭が強くて強く吐き気を催した

製造工程由来

食品添加物の炭酸アンモニウムが使われていたがこの添加物が製品に残存した臭いである。放冷工程を省き直ちにビニール袋に詰めた為袋内にアンモニア臭が残っ

食品苦情処理事例集

32 鉱物性異物パン類・菓子類

饅頭(中華) 1992年4月 クレゾール臭購入した中華饅頭からクレゾール臭がした

製造工程由来

ハエを寄せ付けない為に放冷する際クレゾール液を散布しているが、その臭いが移行したものと考えられる

担当保健所調査結果

33 鉱物性異物パン類・菓子類

キャンディー

1992年以前 カッターの刃キャンデーの中にカッターの刃が混入していた

製造工程由来金属探知機が正常に働かなかった

金属探知機の増設及びベルトコンベアーとの連動、製造工程での改

食品苦情処理事例集

34 鉱物性異物パン類・菓子類

プリン 1993年以前 殺菌用の熱水プリンに水が入っていてジャブジャブの状態である

製造工程由来作業ミスでプリン充填機内に殺菌用の熱水が混入した

食べもの110番

35 鉱物性異物パン類・菓子類

アンパン 1993年以前 刷毛の毛アンパンの表面に白っぽい髪の毛が付着して

製造工程由来卵の黄身をパンの表面に塗抹する刷毛の毛で

担当保健所調査結果

36 鉱物性異物 飲料りんご果汁(ビン詰め)

1984年以前 りんごの果肉

りんご果汁(清涼飲料水)のビンを光で透かしてみると黒いごみの様な沈殿物が見える

りんごの果肉で、低温で長い間貯蔵すると沈殿がひどくなり、ビンがグリーンなので透かしてみると沈殿物が黒く見える

食べられますか?

37 鉱物性異物 飲料ブドウ果汁飲料

1992年以前 カリウム塩金属片様の異物が混入している

酒石酸はブドウに含まれる酸であり、貯蔵中に析出沈殿した

果汁の酸度低下、色素の沈着

などによって風味に関係する場合もあるので注意が

担当保健所調査結果

38 鉱物性異物 飲料 牛乳 1992年以前 牛乳炭化物パック内に黒褐色の異物が混入していた

製造工程由来パックシール加熱時に出来る乳汁のこげがパック内に混入した

カートン上部シール面とヒーターとの間隔を3mm以

内に設定する

食品苦情処理事例集ネズミの糞と見誤り苦情となりやすい

39 鉱物性異物 飲料 乳酸菌飲料 1992年以前ポリスチレン樹脂塊

容器内にプラスチック片が混入していた

製造工程由来容器の成型起動時にできた成型不全塊が混入

容器製造の起動時の検品に注意

食品苦情処理事例集

Page 7: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

40 鉱物性異物 飲料コーヒー飲料

1992年以前 過酸化水素飲んだところ、異味・異臭がした

製造工程由来

容器の殺菌に使用する過酸化水素噴霧装置に異常が生じ、過剰の過酸化水素が噴霧され、その後の熱風乾燥工程において、容器を転倒させる工程がなく、噴霧された過酸化水素を除去で

機械の故障等異常が発生した場合、迅速な対応が図れるよう組織全体の管理体制

を確立

食品苦情処理事例集

41 鉱物性異物 飲料コーヒー飲料

1992年以前タンニン鉄と鉄イオン

飲んだところ、異味を感じ、中が黒変していた

製造工程由来製缶工場の雨水滴下による缶内面の塗装が一部はがれた

容器の塗装を完全に行い、検缶

工程を強化し、不良缶を確実に排

食品苦情処理事例集

42 鉱物性異物 飲料オレンジジュース

1992年以前 アルコール子供に飲ませたところ顔が赤くなった

製造工程由来

取り扱いの不備によりアルコール発酵したオレンジジュースを飲んだ為、発赤、発疹等の症状を

衛生の確保食品苦情処理事例集

43 鉱物性異物 飲料ミネラルウォーター

1997年 プラスチック臭ミネラルウォーターからプラスチック臭がした

製造工程由来

貯水用ステンレスタンクのふた部分が鉄製であり、さびが発生した為、クレームの発生の前日に水性ペイントを塗装した。このプラスチック臭はペイントの臭いが付着したものと考えられる

アクリル板に改めた

平成9年度食品衛生関係苦情処理事計表

44 鉱物性異物飲料(酒精飲料)

飲料(ウィスキー)

1993年以前脂肪酸カルシウム

未開封の飲料の中に沈殿物がある

製造工程由来

樽の成分とウィスキーの成分が反応して出来る。高価なもの、貯蔵期間のながいもの、原酒の混和の多いものほどできやす

苦情相談の概要

45 鉱物性異物飲料(酒精飲料)

飲料(ビール)

1993年以前 コンパウンド飲料(缶)の中に異物が混入している

製造工程由来

缶蓋の部分にガス漏れを防ぐため、コンパウンドを塗布するが、このコンパウンドの微片が混入し

食品衛生ダイジェスト

46 鉱物性異物飲料(酒精飲料)

飲料(梅酒) 1993年以前カルシウムと含窒素物

ビンの中が白濁している 原料由来梅が傷ついていると白濁し易い。

食品苦情処理事例集

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no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

47 鉱物性異物複合調理食品

弁当 1985年 接着剤幕の内弁当を食べようとしたところ、接着剤様の臭いがした

製造工程由来トルエンを含む

熱い食品を十分な放冷をせずに詰めて蓋をした

トルエン含量が少ない接着剤を使用するとともに合成樹脂製のシールを内貼りし接着部分が直接食品に接触しないよう

昭和60年度食品衛生関係苦情処理事計表

48 鉱物性異物複合調理食品

仕出し弁当 1985年 洗浄剤仕出し弁当を食べたところ、唇が焼けたような気がした

製造工程由来

弁当の「かよい箱」を洗浄するため床洗浄用の粉末アルカリ洗浄剤を使用しており、それが混入した

食品や調理器具類の洗剤もきちんと区分して置き場を決め、調理場内は常に整理整頓するように指導

昭和60年度食品衛生関係苦情処理事計表

49 鉱物性異物複合調理食品

弁当(焼きそば&いなり)

1992年以前 金属片紅しょうがの中に金属片が混入していた。

製造工程由来切り口を切ったときの切れ端が混入していたが気づかなかった

出来上がり製品のチェック(焼きそばのもみほぐし

食品苦情処理事例集

50 鉱物性異物 食品類以外 練りからし 1992年以前 グルコースチューブ入り練りからしから堅くて透明な結晶が出てきた

ブドウ糖の配合割合が多かったためブドウ糖がグルコースとなってからし中に結晶として析出し

害はない食品衛生関係苦情事例集

51 鉱物性異物 食品類以外 醤油 1997年 塩醤油にガラス様異物が混入していた

流通由来保管中に醤油中の塩が結晶化したものと考えられる

健康上は特に問題がない

平成9年度食品衛生関係苦情処理事計表

52 植物性異物水産食品とその加工品

コンブ 1960年 マンニトールコンブに白粉が生じているがこれは何か?

原料由来

6価アルコールであるマンニトールであると言われる。時期、産地などによって異なる

食品衛生ダイジェスト

53 植物性異物水産食品とその加工品

ワカメ 1960年 ケイ藻類ワカメに付着している褐色の斑点状の堅いものは何か?

原料由来

ケイ藻類の一種であるLicmopora ehrenbergiiであることが判明。春先に大量発生しワカメに付着

食品衛生ダイジェスト

54 植物性異物水産食品とその加工品

ノリの佃煮 1991年以前酵母菌・グラム陽性菌

開封後室温保存しておいたところ3日目にカビに気づいた

保存料が無添加で低塩低糖の製品であるためカビが繁殖しやすい。冷蔵保存が必須の商品で

食べ物110番

55 植物性異物水産食品とその加工品

ヒジキ 1992年以前 アミノ酸ヒジキに白い綿ぼこりのようなものがついているがカビではないか

原料由来量が少ない為確定できない

これは何?苦情事例

Page 9: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

56 植物性異物水産食品とその加工品

タラコ 1993年以前 塩カビタラコ(塩蔵)の白い点々はなにか

原料由来 発生原因は不明

日本海産のものには少なくア

リューシャン産の甘塩のものに多くでる。新しいものはふくと取れるが古くなるとふいて

食品衛生ダイジェスト

57 植物性異物畜産食品とその加工品

チキンスティック

1992年以前 香辛料の塊フライドチキンにしたところ、異臭と舌を刺すような感じがした

製造工程由来

鶏肉、調味料、香辛料とをミキサーで混合する工程で不十分であったため、多量の香辛料が一部に付着し、塊となった

ミキサーへの調味料、香辛料の投入は一括投入ではなく、分割投入にするとともにミキシングの適正時

間を設定し、調合ミスの発生を防止

食品苦情処理事例集

58 植物性異物畜産食品とその加工品

牛肉の佃煮 1993年以前 カビ牛肉の佃煮を開栓すると、ビンの口のところにカビのような異物がある

製造工程由来

牛肉の佃煮をビンに詰める作業は現在スプーンを使用している。このためどうしてもビンの口部に肉が付着することが

食べ物110番

59 植物性異物農産食品とその加工品

グレープフルーツ缶詰

1980年 ヘスペリジン 白い沈殿物が見られた衛生上問題はないが商品価値は低下する

ヘスペリジナーゼという酵素で分解するか、メチルセルロース(糊料)で10ppm程度添

加すると白濁を防

食品衛生関係苦情事例集

60 植物性異物農産食品とその加工品

ナス 1985年 アルカロイドナスを塩もみして食べたところ喉がひりひりした

原料由来

干ばつ等の不適な環境下でナスを栽培するとアルカロイド系物質が多く産生され、これが原因となって刺激味を呈したと

昭和60年度食品衛生関係苦情処理集計表

61 植物性異物農産食品とその加工品

こんにゃく 1985年 タンニンゆがいてざるにとり一晩保管したところ緑色に変色

こんにゃくの原材料に由来する変色ではなく、ごぼうに含まれるクロロゲン酸類がこんにゃくに作用して生じたもの

解明するには至らなかった

食品苦情処理事例集

Page 10: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

62 植物性異物農産食品とその加工品

梅干 1985年 ペクチン質梅干がゼリー状になってしまった

原料由来

梅干の皮が破れてペクチン質が溶出し、酸と糖によってゲル化してゼリー状になったもの

無害なので問題はない

食品苦情処理事例集

63 植物性異物農産食品とその加工品

セリ 1986年 キツネノボタン

八百屋でセリを一山買い、自宅で調理の際、ドクゼリに似た有毒植物と思われるものが混入していた

原料由来

野生のセリを採取した地元の人が、同湿地帯に自生するキツネノボタンも一緒に取ってしまい、選別を十分にせず市場

昭和61年度食品衛生関係苦情処理集計表

64 植物性異物農産食品とその加工品

ミカン缶詰 1991年以前 ミカンの種子包装に使用するようなカンナ屑様なものが混入していた

原料由来顕微鏡で見るとミカンの種子の皮質と判明した

食品衛生ダイジェスト

65 植物性異物農産食品とその加工品

ブドウ 1991年以前 ソルビトールソルビトールが白い粉となってブドウの表面に付着した。

原料由来他に、石灰ボルドール液の散布が残存することも考えられる

東京都市場衛生検査所苦情事例集

66 植物性異物農産食品とその加工品

モモ白桃缶詰

1991年以前 白桃の種子合成樹脂様の異物が混入していた

原料由来 何らかの原因で混入した食品衛生ダイジェスト

67 植物性異物農産食品とその加工品

餃子の皮 1992年以前 むぎの外皮餃子の皮に黒い小さな斑点が点在しているがカビではないか

原料由来こむぎの外皮に起因し「ホシ」とよばれるものであろう

食品製造業者

68 植物性異物農産食品とその加工品

はるさめ 1992年以前 皮はるさめにカビのような斑点がついている

原料由来甘しょでんぷんにはしばしば皮が混入する

無害なので問題はない

平成3年度食品衛生関係苦情処理集計表

69 植物性異物農産食品とその加工品

サツマイモ 1992年以前クロロゲン酸とアンモニア

冷蔵庫に入れておいたら緑色に変色した

原料由来

サツマイモ中のクロロゲン酸と、冷蔵庫中で発生したアンモニアが反応して緑色の物質ができた

冷蔵庫内の腐敗細菌等により作られる微量のアンモニアガスによってサツマイモは変色するので、冷蔵庫内の洗浄及び殺菌を実施し、庫内を清潔にする事

食品苦情処理事例集

70 植物性異物農産食品とその加工品

パイナップル

1992年以前 種子切り口に黒褐色のつぶつぶが入っていた

原料由来

パイナップルは種子の出来にくい植物であるが、この事例では昆虫などが媒体となって異品種との受精が起こり種子を結んだものと思われる

食品苦情処理事例集

Page 11: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

71 植物性異物農産食品とその加工品

枝豆 1992年以前 タンニン枝豆をゆでたところ、ゆで汁がピンクに変色した

枝豆をゆでる過程で枝豆のさやに含まれていたフラボノイド色素またはタンニン(推定)が溶け出

新鮮なものでは起こりにくい

食品苦情処理事例集

72 植物性異物農産食品とその加工品

米飯 1992年以前 スプテノリンといだ米を一晩常温放置し、翌朝炊飯したところ茶色に変色した

原料由来

土壌にいるエクアドル茶米菌が増殖し、その代謝産物が炊飯により酸化が進み着色した

米を十分に研ぐこと、洗米後、長時間暖かい場所に置かないように指

食品苦情処理事例集

73 植物性異物農産食品とその加工品

イチジク 1992年以前 プソラレン食べたところ、口の中の粘膜が焼けただれた感じがした

原料由来イチジクの成分であるプソラレンが口の中の皮膚粘膜を侵した為

未熟なイチジクにはプソラレンの含有量が多いので食べないことが無

食品苦情処理事例集

74 植物性異物農産食品とその加工品

リンゴ 1993年以前 ソルビトールリンゴの表面に白い粉がふいている

原料由来 果粉のソルビトール 食品の苦情Q&A

75 植物性異物農産食品とその加工品

リンゴ果汁 1993年以前 果肉黒いゴミ様の沈殿物が見えた

原料由来低温で貯蔵すると沈殿がひどくなる

食品の苦情Q&A

76 植物性異物その他の動物性食品

チーズ 1992年以前 カビチーズを切ったところ黒色の塊が出てきた

製造工程由来

溶けたチーズを充填する際、チーズの粘度が増加し、空気中のカビを取り込んだ

室内の殺菌、殺カビ、チーズの粘度が増加しない製造方法に改良

食品苦情処理事例集

77 植物性異物その他の動物性食品

ホイップクリーム

1992年以前 カビクリーム内に黒色の塊を発見した

製造工程由来

製造ラインにおいては殺菌行程を有するが、充填室は無菌状態ではないため製品に真菌胞子が混入し、発芽増殖した

販売者、製造者に対する賞味期限の周知徹底

食品苦情処理事例集

78 植物性異物そう菜・そう菜半製品

蒸しうどん 1992年以前 低温細菌煮込みうどんを食べたところ苦味がした

製造工程由来製造工程中に低温細菌に汚染された為苦味が生じた

製造工程の使用器具類を出来るだけ分解洗浄するように改善。

食品苦情処理事例集

79 植物性異物そう菜・そう菜半製品

弁当(五目ちらし)

1992年以前 酵母食べようとしたらシンナー臭がした

陳列ケース内の照明による温度の上昇、弁当の放冷不足

調整時間の表示徹底と十分な放冷及び保存時における温度管理

食品苦情処理事例集

Page 12: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

80 植物性異物パン類・菓子類

グミキャンディー

1991年 カビ食べていたところカビらしきものが発生していることに気がついた

グミ製品にはカビ発生がないとの意識が製造者にあったこと、事前の保存試験でカビ発生のなかった事、天然のミルクカルシウムを使用し、乾燥しにくい配合割合の製品にもかかわらず糖度を低く設定したことなどが

平成3年度食品衛生関係苦情処理集計表

81 植物性異物パン類・菓子類

柏餅 1992年以前 黄色色素蒸したところ、葉と接触している餅の表面が黄色くなった

蒸しの工程を経ると苦情となり安い。

使用する際の洗う回数、程度に注

意が必要。また注意表示も必要

食品苦情処理事例集

82 植物性異物パン類・菓子類

ブドウパン 1993年以前 レーズンの茎干しブドウパンの中に金属片(古釘)が混入して

メーカーの原料選別が悪い

食品衛生ダイジェスト

83 植物性異物パン類・菓子類

氷菓(イチゴキャンデー)

1993年以前 イチゴの葉柄イチゴアイスキャンデーの中から茎のようなものが出てきた

アメリカから輸入している原料の冷凍イチゴはその中にイチゴの葉やがくなどが混入していること

食べ物110番

84 植物性異物パン類・菓子類

ココアケーキ

1993年以前 クモの巣カビのような白いものが付着していた

商品管理が行き届かず長時間店に放置されたためカビが発生した

食べ物110番

85 植物性異物 飲料グレープフルーツジュース缶

1985年 ヘスペリジン缶を開けたら中に白い「おかゆ」みたいなものが入っていた

水に難溶性のため結晶化しやすい

今月の消費者相談

86 植物性異物 飲料オレンジジュース

1991年以前 黄色色素果汁10%のオレンジジュースにレンガ色した沈殿物がある

長期間保存により沈降集合し、これに果汁質が付着したもの

食品製造業監視マニュアル

87 植物性異物 飲料オレンジジュース

1991年以前 ヘスペリジン濃縮ジュースを購入したらジュースの中に白い結晶が混入している

ビタミンPに属するヘスペリジンの結晶である

都薬雑誌

88 植物性異物 飲料 清涼飲料水 1992年以前 カビ清涼飲料水の中に菌糸の増殖したカビの塊が入っていた

製造工程由来ヒートシール不良の為カビが侵入した

シール部の改良

食品苦情処理事例集保存料を使用していないポリ容器で発生

Page 13: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

89 植物性異物 飲料 牛乳 1992年以前 低温細菌飲んだところ、苦味があり凝固していた

製造工程由来保管温度は適正で特に不備な点も見出せなかった

低温細菌については本事例のように十分発育増殖する事をよく認識し対応に努める

食品苦情処理事例集

90 植物性異物 飲料トマトジュース

1985年 カビ開缶したところ、缶の中から綿花様のものが出てきた

流通由来

物理的衝撃を受けて変形し目に見えないくらいのピンホールを生じて最近に汚染された

昭和60年度食品衛生関係苦情処理事計表

91 植物性異物 飲料 清涼飲料水 1993年以前 菌コロニー

ビンの底に黒っぽいものが密着していて、ビンをゆすっても離れない。黒褐色の異物以外に、小さな沈殿物がある

ビンは回収ビンであり、ビンの底に発生していたカビのコロニーが洗ビン不良で残り、この中に清涼飲料水が詰められた

食べ物110番

92 植物性異物 飲料 ウーロン茶 1993年以前 カビポリ容器に入ったウーロン茶に黒いものが認めら

製造工程由来東京都市場衛生検査所事業概要

93 植物性異物飲料(酒精飲料)

レモン酎ハイ

1992年以前 乳酸産生菌ヨーグルト様の酸臭がした

製造工程由来

製造過程で乳酸菌に汚染された。充填工程の開口部が関与していると思われる

製造工程の洗浄消毒を十分行う。巻締め後に殺菌工程を加えるよう

食品苦情処理事例集

94 植物性異物 油脂 バター 1992年以前 カビ小豆粒大の黒い異物が入っていた

製造工程由来

充填機周辺は、バターが空気中に露出する構造の為、浮遊カビ胞子が付着し、増殖した

施設における防カビ対策ととも

に、製造ラインでの製品露出及び流通時での温度

上昇の防止。

食品苦情処理事例集

95 植物性異物 食品類以外スイセンの球根

1992年以前 アルカロイドノビルの球根を食べて嘔吐、頭痛を呈した

原料由来スイセンの球根をノビルの球根と誤食した

食用類似有毒野草の周知が必要

食品苦情処理事例集

96 植物性異物 食品類以外ひょうたんの酢漬け

1992年以前ククルビタシン類

酢漬けを食べ吐き気、腹痛、下痢を呈した

原料由来

はし置きとして出荷した食用ではない生のひょうたんを酢漬け西、幕の内弁当のメニューの一部として使用した為

有害成分を含むひょうたんは、食用としない認識が必要であり生産者の出荷の意図が末端の使用者に伝わるような表示などによって徹底する必要があ

食品苦情処理事例集

97 動物性異物水産食品とその加工品

クロソイのひらき

寄生虫筋肉中に小さな黒色異物を認めた。

製造工程由来

Page 14: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

98 動物性異物水産食品とその加工品

しらす干し 1992年以前しらすの消化管

しらす干しの中虫様のいぶつがある。

製造工程由来製造工程で魚の腹部が折れ消化管が分離した。

原料魚の吟味及び製造加工過程での注意が必

食品苦情処理事例集

99 動物性異物水産食品とその加工品

タコ・イカ 1992年以前コガネウロコムシ

タコ及びイカにたわしの毛のようなものが刺さっていた。

製造工程由来

タコ・イカがウロコムシの虫体と接触し剛毛が抜け落ちて付着したか漁獲時に付着したもの。

食品苦情処理事例集

100 動物性異物水産食品とその加工品

海苔の佃煮 1992年以前ニホンコツブムシ

海苔の佃煮を食べたところ虫の死骸が出てきた。

製造工程由来異物除去の際に見落としたため製品に混入し

選別、異物除去を徹底する。

食品苦情処理事例集

101 動物性異物水産食品とその加工品

ロブスター 1992年以前 ウシの毛ロブスターの内臓部内に毛の塊を発見した。

製造工程由来

ロブスターが餌の牛足を摂食し毛が消化されず胃内容物として結毛状となり残っていた。

調理の際に異物の発見除去に注意を払うべきであ

る。

食品苦情処理事例集

102 動物性異物水産食品とその加工品

アサヒダイ 1992年以前 甲殻目アサヒダイの口中に寄生虫がいた。

製造工程由来

大型の寄生虫のため発見が容易であり、不快感を与えるため発見時には取り除くことが望ましい。

食品苦情処理事例集

103 動物性異物水産食品とその加工品

アユ 1992年以前 寄生虫

アユを煮たら長さ2cm位の糸状白色の虫のようなものが以上に多数出てきた。

原料由来アユの消化管に寄生したラフィドアスカリス・キギと判明した。

本寄生虫は通常の加熱処理(60度)や冷凍保存(-18度)で死滅

食品苦情処理事例集

104 動物性異物水産食品とその加工品

コチ 1992年以前 寄生虫コチの筋肉中に白い小さな寄生虫のようなものを見つけた。

原料由来魚に寄生した粘液胞子虫による筋肉クドア症と判明した。

食品苦情処理事例集

105 動物性異物水産食品とその加工品

スルメイカ 1992年以前 イカの精莢

スルメイカの内臓を生で食べたところ白色の寄生虫らしきものが口を刺し粘膜内に入り込みヒリヒリと痛い。

製造工程由来

スルメイカの雄の生殖器官である精莢嚢の中に入っている精莢が口を刺したもの。

イカの一匹丸ごと売りや内臓を販売する場合は精莢が刺さる場合があることを周知させることが必

食品苦情処理事例集

106 動物性異物水産食品とその加工品

トビウオ 1992年以前 寄生虫

トビウオを調理したところ多数の卵様のものが付着しているのに気づいた。

原料由来

筋肉中に粘液胞子虫が産生したシスト(胞子の詰まった袋)が多数形成されたもの。

食品苦情処理事例集

Page 15: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

107 動物性異物水産食品とその加工品

殻つきホタテガイ

1992年以前 寄生虫米粒状の黄橙色異物がえらの部分に付着していた。

原料由来節足動物門・甲殻網・橈脚目に属する新属新種の寄生虫と判明した。

食品の流通に注意すると共に営業者や消費者に対して正しい知識の啓蒙を図っていく必要がある。

食品苦情処理事例集

108 動物性異物水産食品とその加工品

タチウオ 1992年以前 寄生虫タチウオの内臓の表面に白い虫がいた。

製造工程由来

調理工程での過熱が十分でなかったことが推測される。冷凍流通にもかかわらず虫体が生きていた。

十分な冷凍流通を維持することが必要である(-20度で4時間以上冷凍すると死滅)喫食事には十分に加熱をし生食

アニサキス症による人体危害の可能性がある。食品苦情処理事例集

109 動物性異物水産食品とその加工品

カツオのたたき

1992年以前 寄生虫タタキの中に黄褐色物質が入っていた。

製造工程由来

扇形動物門・吸虫網・二生目・前口亜目ディディモゾイド科に属する寄生虫であった。

食品苦情処理事例集

110 動物性異物水産食品とその加工品

さつま揚げ 1984年以前 イカの眼球さつま揚げの中に真珠のような異物が混入して

東京都市場衛生検査所苦情処理事例

111 動物性異物水産食品とその加工品

ワカメ 1984年以前 ヒラハコケムシワカメに虫の卵のようなものがついていた。

原料由来食べても害はな

い東京都市場衛生検査所苦情処理事例

112 動物性異物水産食品とその加工品

アカウオ 2001年以前 寄生虫

アカウオを調理しようとしたら気味の悪い変なものが魚体から出てきており引っ張っても取れない。

原料由来・製造工程由来

終宿主のアカウオに固着寄生したものが見落とされ、流通したもの。

産地加工業者での体表のチェッ

ク、除去が必要。

人体には寄生しない。食品異物混入データ集

113 動物性異物水産食品とその加工品

アブラメ 2001年以前 寄生虫アブラメを調理しようとして虫を発見した。

製造工程由来切り身加工時に発見できなかったと思われる。

テラノーバは内臓寄生であるため加工調理段階での内臓除去後の洗浄を十分にすることが大切であ

食品異物混入データ集

114 動物性異物水産食品とその加工品

あら 2001年以前 昆虫魚のあらに生きた虫が入っている。

製造工程由来

調理加工施設においてある大葉、ケン、食用菊などの植物よ移行、迷入したものと思われる。

調理加工施設での検品による混

入防止。

食品異物混入データ集

115 動物性異物水産食品とその加工品

生スルメイカ

2001年以前 寄生虫生スルメイカの腹の中から異物が出てきた。

原料由来イカにアニサキスの幼虫が寄生していた。

食品異物混入データ集

Page 16: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

116 動物性異物水産食品とその加工品

冷凍スルメイカ

2001年以前 寄生虫冷凍スルメイカを取り出し解凍すると白い虫がついていた。

原料由来スルメイカは本虫の中間宿主であり寄生した。

生スルメイカの場合、死後時間経

過により体外に出てくるので除去す

ればよい。

食品異物混入データ集

117 動物性異物水産食品とその加工品

生スルメイカ

2001年以前 昆虫生スルメイカを焼いて食べたところ口の所から虫が出てきた。

原料由来

イカの漁獲は集魚灯を点灯するため、この灯火を求めて飛来した蛾が甲板に落下しイカと一緒に船倉に取り入れられ脚の中に巻き込まれたも

調理時の洗浄食品異物混入データ集

118 動物性異物水産食品とその加工品

凍結スルメイカ

2001年以前 昆虫船内凍結スルメイカに虫が付着していた。

原料由来本虫は灯火に飛来する習性がある。

調理時の洗浄食品異物混入データ集

119 動物性異物水産食品とその加工品

スルメイカ 2001年以前 昆虫

スルメイカを購入し冷蔵庫で保存し、翌日煮て食べていたら脚のところから虫が出てきた。

幼虫は生きていたため皿などに盛り付けた後に本虫が進入した。

食品異物混入データ集

120 動物性異物水産食品とその加工品

イカ 2001年以前 昆虫イカの刺身を食べていたら虫がいた。

製造工程由来刺身のツマの大葉に付着していた可能性が高い。

刺身盛り合わせ作業時に使用するツマの大葉、大根のケンなどの目視チェックが必要

である。

食品異物混入データ集

121 動物性異物水産食品とその加工品

イカ 2001年以前 昆虫ヒイカに毛のようなものがついている

製造工程由来

漁獲時にイカと共にウロコムシが網の中で接触しその体毛が突き刺さったり折れて付着したもので

包装作業時に除去する方法以外

ない

食品異物混入データ集

122 動物性異物水産食品とその加工品

モンゴウイカ

2001年以前 昆虫モンゴウイカの肉の中に髪の毛のようなものが5~6本入っている

製造工程由来

漁獲時にイカと共にウロコムシが網の中で接触しその体毛が突き刺さったり折れて付着したもので

包装作業時に除去する方法以外

ない

食品異物混入データ集

123 動物性異物水産食品とその加工品

イトヨリ 2001年以前 寄生虫イトヨリを調理していたら内臓の中に寄生虫の塊みたいなものがある。

原料由来

内臓、卵巣の中に長さ70mm内外、太さ約0.8mmの黒色の糸状の虫が4匹寄生している。線虫類のフィロメトラ属の寄生虫で虫体内に多数幼虫を

家庭での除去食品異物混入データ集

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no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

124 動物性異物水産食品とその加工品

アマエビ 2001年以前 ゾエアアマエビに黒いカビのようなものが見える。

原料由来アマエビの孵化後、成長過程の一時期であるゾエア期のものの眼であ

多数付着している場合はクレームとなるので除去も

食品異物混入データ集

125 動物性異物水産食品とその加工品

アマエビ 2001年以前 アマエビ卵粒アマエビに黒いカビのようなものがあった。

原料由来

産卵期で卵をかかえていた雌エビが減量中に入っていたため卵粒こぼれ落ち他のエビに付着

食品異物混入データ集

126 動物性異物水産食品とその加工品

むきエビ 2001年以前 蜂むきエビの中に黒い虫のようなものが入っている。

原料由来

国外現地で混入したものが、国内業者での袋詰作業時の選別で漏れたもの。

国外現地の防虫対策指導、及び国内業者の選別

の強化。

食品異物混入データ集

127 動物性異物水産食品とその加工品

むきエビ 2001年以前 ハエむきエビを出したらハエが入っている。

原料由来

国外現地で混入したものが、国内業者での袋詰作業時の選別で漏れたもの。

国外現地の防虫対策指導、及び国内業者の選別

の強化。

食品異物混入データ集

128 動物性異物水産食品とその加工品

アサリ 2001年以前 寄生虫アサリの開いた口から1cm位の白い木綿糸様の虫が多数浮いてきた。

原料由来塩分の淡い海に生棲するアサリの寄生虫サーカリア・テヌイクダである。

食品異物混入データ集

129 動物性異物水産食品とその加工品

カキ 2001年以前 抱卵カキカキの袋の部分に白い玉のようなものがいぼ状に出ている。

原料由来

急な水温の低下により産卵できずに体内に残り抱卵カキとなったもの。産地でパックされる際に見落とされたもの。

選別の強化食品異物混入データ集

130 動物性異物水産食品とその加工品

カキ 2001年以前 エボヤカキのパックの中に死んだネズミのようなものは入っている。

製造工程由来

カキの養殖筏の垂下カキに付着していたエボヤがカキの漁獲時に混入し工程で除去されずにパックされたものである。

パック作業時の産別の強化

食品異物混入データ集

131 動物性異物水産食品とその加工品

カキ 2001年以前 昆虫カキのパックの中に虫のようなものが入っている。

製造工程由来カキと共に水揚げされ、洗浄、パック詰め時点で除去されなかったもので

パック作業時の産別の強化

食品異物混入データ集

132 動物性異物水産食品とその加工品

カツオ 2001年以前 幼虫カツオを三枚におろしていたら内臓付近から多数の虫が出てきた。

原料由来終宿主はサメであるが中間宿主のカツオに寄生していたものである。

加工・包装時に除去できるが丸売りでは取りえな

食品異物混入データ集

133 動物性異物水産食品とその加工品

カツオのたたき

2001年以前 ゴキブリカツオのたたきとたれの間にゴキブリの小さいのが混入している。

製造工程由来

たたきの加工場でゴキブリがたたきとたれの間に入っているのを知らずに真空包装したもの。

加工場のゴキブリの駆除

食品異物混入データ集

Page 18: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

134 動物性異物水産食品とその加工品

カツオのたたき

2001年以前 寄生虫カツオのたたきの中に黄色のどろっとしたものが入っている。

原料由来

本虫は虫体が死ぬと宿主に吸収され黄褐色の小判形、卵蓋のある虫卵の塊となって残る。

調理時に除去する以外に対策は

ない。

食品異物混入データ集

135 動物性異物水産食品とその加工品

カツオのたたき

2001年以前 寄生虫

カツオのたたきの血合いのところに細長い寄生虫が折りたたまれてぎっしりと入っている。

原料由来

海水中に産出された仔虫がコペポーダに摂取され体内で発育し終宿主のカツオがこれを食べ感染したものである。

食品異物混入データ集

136 動物性異物水産食品とその加工品

コガネカレイ

2001年以前 シマミミズコガネカレイを食べようとしたらミミズが出てきた。

製造工程由来

排水溝、床を経ての混入が考えられるが、混入場所は切り身加工場と袋詰作業場の2箇所があり断定できない。

排水溝の洗浄、魚函の床への直

置き禁止など

食品異物混入データ集

137 動物性異物水産食品とその加工品

アカカレイ 2001年以前 寄生虫アカカレイを煮て食べようとしたら身の中から細長い幼虫が出てきた。

原料由来

中間宿主のカレイ類に寄生していることがあり食用とするため発見される。

生食するとアニサキス症を起こすことがあるため調理時に注意し除去すること。冷凍のものは死んでおり

人体に害はな

食品異物混入データ集

138 動物性異物水産食品とその加工品

生ズワイガニ

2001年以前 幼虫生ズワイガニの脚に黒い変なものが付着していた。

製造工程由来

本虫はカニに寄生する。日本近海のズワイガニに見られ、産地でこすりおとし、出荷しているが、見逃したものである。

食品異物混入データ集

139 動物性異物水産食品とその加工品

コチ 2001年以前 寄生虫コチの切り身の中のパックの中に虫がいる。

製造工程由来線虫類のシュードテラノーバ幼虫と思われる。

食品異物混入データ集

140 動物性異物水産食品とその加工品

生アキサケ 2001年以前 寄生虫生アキサケをなべに入れ調理しようとして白い虫を発見した。

原料由来体長約30cm、白色の線虫、アニサキスの幼虫である。

食品異物混入データ集

141 動物性異物水産食品とその加工品

生アキサケ 2001年以前 寄生虫生アキサケを買いマリネにし食べようとしたら虫がついていた。

原料由来丸まり乾燥しているがアニサキスの幼虫と思われる。

食品異物混入データ集

142 動物性異物水産食品とその加工品

生ベニサケ 2001年以前 寄生虫生ベニサケの切り身を焼いて食べようとしたときに虫がついていた。

原料由来体長約18cm、褐色の線虫、シュードテラノーバの幼虫と思われる。

食品異物混入データ集

Page 19: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

143 動物性異物水産食品とその加工品

ベニサケ 2001年以前 寄生虫ベニサケの切り身の中に白い異物が入っている。

原料由来第二中間宿主でるベニサケの筋肉内に寄生していたもの。

冷蔵魚の場合は感染の危険性があるため生食は

避け、加熱または冷凍処理の必要

食品異物混入データ集

144 動物性異物水産食品とその加工品

サワラ 2001年以前 寄生虫サワラの身全体に黄色っぽい虫のようなものがついている。

製造工程由来粘液胞子虫のクドア寄生魚が加工時に除去されずに冷凍されたもので

魚の二枚おろし時点で異常のあるものは除去す

食品異物混入データ集

145 動物性異物水産食品とその加工品

サンマ 2001年以前 寄生虫サンマを焼いて食べようとしたら内臓部より赤い虫様物が3匹出てきた。

原料由来丸売りの状態で焼いたため寄生がわからず、摂食時に発見されたもので

人体に害はないので除去すれば

よい。

食品異物混入データ集

146 動物性異物水産食品とその加工品

サンマ 2001年以前 寄生虫塩サンマの一匹の体に黒い紐状のものがついていた。

原料由来

サンマへの寄生率はオレゴンやワシントン州沖のサンマで0~21.6%と比較的高率である。塩サンマ加工時点で発見除去されなかったものであ

加工時及び包装時に検品除去の

強化。

食品異物混入データ集

147 動物性異物水産食品とその加工品

さしみ(マグロ、イカの盛り合わせ)

2001年以前 幼虫マグロ・イカの盛り合わせのパックのなかに生きた虫が混入している。

製造工程由来

刺身類とは直接関係ないが添え付けされる大根のケン、食用菊、大葉、パセリ植物から移行したものであり、添え付け時に見落とされたものであ

刺身類は魚のみならず添え付けする植物系野菜についても注意添付時に点検し洗浄を強化する

食品異物混入データ集

148 動物性異物水産食品とその加工品

ハマチの刺身

2001年以前 幼虫ハマチの刺身の上でり黄緑色の虫が動いている。

製造工程由来

刺身類とは直接関係ないが添え付けされる大根のケン、食用菊、大葉、パセリ植物から移行したものであり、添え付け時に見落とされたものであ

刺身類は魚のみならず添え付けする植物系野菜についても注意添付時に点検し洗浄を強化する

食品異物混入データ集

149 動物性異物水産食品とその加工品

刺身の盛り合わせ(大根のケン、菊、大葉、

2001年以前 幼虫刺身の盛り合わせを食べていたら最後に虫が出てきた。

製造工程由来食品異物混入データ集

150 動物性異物水産食品とその加工品

マグロ、タイ、大葉、大根のケン

2001年以前 幼虫皿に盛り付け食べていたら二匹の虫が出てきた。

製造工程由来食品異物混入データ集

151 動物性異物水産食品とその加工品

刺身盛り合わせ

2001年以前 幼虫大根のケンのなかで虫が動いている。

製造工程由来食品異物混入データ集

Page 20: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

152 動物性異物水産食品とその加工品

刺身盛り合わせ

2001年以前 幼虫刺身の盛り合わせの中に白い虫がいる。

製造工程由来食品異物混入データ集

153 動物性異物水産食品とその加工品

タイの刺身 2001年以前 幼虫タイの刺身を少し食べたところで大葉に虫がついているのに気がついた。

製造工程由来食品異物混入データ集

154 動物性異物水産食品とその加工品

タイの刺身 2001年以前 昆虫の卵タイの刺身に何かの卵がついている。

製造工程由来食品異物混入データ集

155 動物性異物水産食品とその加工品

赤貝 2001年以前 幼虫刺身の赤貝に1~2mmの虫が5~6匹動いている。

製造工程由来

店舗作業所内に侵入したニクバエが盛り合わせ材料あるいは大根ケンに産み落としたものであ

刺身加工作業場へのハエの侵入防止、補虫殺虫などの対策が必

食品異物混入データ集

156 動物性異物水産食品とその加工品

ヒラメの刺身 2001年以前 寄生虫ヒラメの刺身を食べていて虫を見つけた。

製造工程由来刺身の加工時に発見されなかったものである。

丸売りと違い刺身加工作業時の

チェックが必要。

食品異物混入データ集

157 動物性異物水産食品とその加工品

スルメイカの刺身

2001年以前 寄生虫スルメイカの刺身を食べていて虫に気がついた。

製造工程由来刺身の加工時に発見されなかったものである。

丸売りと違い刺身加工作業時の

チェックが必要。

食品異物混入データ集

158 動物性異物水産食品とその加工品

スケコ 2001年以前 寄生虫スケコを食べていたら中に白い虫が2匹いた。

製造工程由来

スケトウダラの腹腔に寄生していたニベリニアが魚卵を取り出したときに付着したもの。

スケトウダラの開封時に洗浄を強化し除去。スケコのパック作業時に表面をチェックし

食品異物混入データ集

159 動物性異物水産食品とその加工品

タイ 2001年以前 寄生虫ニベダイの身の中に白い粒々がある。

製造工程由来ニベダイに寄生していたものが除去されなかったため。

クドアによる人体被害は報告され

ていないが、多数の場合商品価値がないため切り身作業時に除去する必要がある。

食品異物混入データ集

160 動物性異物水産食品とその加工品

レンコダイ 2001年以前 節足動物レンコダイを煮たところ腹部から大きな虫がゴボッと出てきた。

製造工程由来

本虫はタイ類の口腔に雌雄2匹が寄生していることがよくあり内臓除去作業後、口腔内に寄生していたものが腹部に落

口腔までのチェックをする。

食品異物混入データ集

Page 21: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

161 動物性異物水産食品とその加工品

タラ 2001年以前 寄生虫タラの切り身を調理していたら虫が出てきた。

製造工程由来

タラにはアニサキス、シュードテラノーバの幼虫が寄生している場合が多く切り身加工時に発見されなかったものである。

生タラの場合には本虫は生きているため早期に内臓を除去し筋肉移行を防ぐことが必要。冷凍タラの場合はパック時に

除去が必要。

食品異物混入データ集

162 動物性異物水産食品とその加工品

タラ 2001年以前 寄生虫タラを用いて鍋をして食べた後、皿の上でミミズ様虫が動いていた。

製造工程由来

タラにはアニサキス、シュードテラノーバの幼虫が寄生している場合が多く切り身加工時に発見されなかったものである。

生タラの場合には本虫は生きているため早期に内臓を除去し筋肉移行を防ぐことが必要。冷凍タラの場合はパック時に

除去が必要。

食品異物混入データ集

163 動物性異物水産食品とその加工品

マダラ 2001年以前 寄生虫フライ用のマダラの切り身に虫が入っていた。

製造工程由来

タラにはアニサキス、シュードテラノーバの幼虫が寄生している場合が多く切り身加工時に発見されなかったものである。

生タラの場合には本虫は生きているため早期に内臓を除去し筋肉移行を防ぐことが必要。冷凍タラの場合はパック時に

除去が必要。

食品異物混入データ集

164 動物性異物水産食品とその加工品

マダラ 2001年以前 寄生虫フライ用のマダラの切り身に虫が入っていた。

製造工程由来

タラにはアニサキス、シュードテラノーバの幼虫が寄生している場合が多く切り身加工時に発見されなかったものである。

生タラの場合には本虫は生きているため早期に内臓を除去し筋肉移行を防ぐことが必要。冷凍タラの場合はパック時に

除去が必要。

食品異物混入データ集

165 動物性異物水産食品とその加工品

トビウオ 2001年以前 寄生虫トビウオの切り身の中に黄色の寄生虫のようなものがある。

食品異物混入データ集

Page 22: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

166 動物性異物水産食品とその加工品

ハマチ 2001年以前 寄生虫ハマチの切り身に包丁を入れたら断面に寄生虫がいた。

原料由来

海水中に産出された仔虫がコポペーダに摂食され体内で発育し終宿主のハマチ、ブリなどがこれを食べると感染する。

食品異物混入データ集

167 動物性異物水産食品とその加工品

ハマチ 2001年以前 放線菌類ハマチの身の中に茶色の異物が混入している。

原料由来

生育途中で怪我あるいは感染症の後にその場所の筋肉組織が軟化変質した模様。真の原因は

出荷時、販売時に発見除去

食品異物混入データ集

168 動物性異物水産食品とその加工品

マグロ 2001年以前 寄生虫マグロのぶつ切りの中に白い粒々があった。

原料由来ぶつ切り作業時に見落としたものである。

害はないがクレームとなるため表面より明らかに見えるものは除去する

必要がある。

食品異物混入データ集

169 動物性異物水産食品とその加工品

ウニ 1988年 寄生虫生うにを食べていたところ体長1.5cm位の赤い虫が出てきた。

原料由来食品衛生関係苦情処理集計表

170 動物性異物水産食品とその加工品

シメサバ 1986年 寄生虫

シメサバを食べたところ約5時間後に胃痙攣状の激しい腹痛や嘔吐の症状を呈し、検査するとアニサキス幼虫を発見し

原料由来サバがアニサキス幼虫を保有していた。

食品衛生関係苦情処理集計表

171 動物性異物水産食品とその加工品

ウナギ 2001年以前 ハエの卵塊ウナギのたれの袋に何かの卵が付着していた。

製造工程由来たれの袋詰作業所に侵入したハエが袋に産卵したため。

作業場へのハエの侵入防止と捕殺対策の強化・チェックの強化

食品異物混入データ集

172 動物性異物水産食品とその加工品

カズノコ 2001年以前 寄生虫カズノコの間から白い虫のようなものが出てきた。

原料由来

ニシンの腹腔に寄生していたアニサキスが開腹、採卵時の洗浄で除去されずその後の工程でも発見されなかったもの。

①魚卵の洗浄強化②加工場の各工程での発見除去③小分け、包装時の発見除去

食品異物混入データ集

173 動物性異物水産食品とその加工品

カワハギ 2001年以前 ネズミの体毛カワハギの開き干しを開封したら黒い異物が入っていた。

製造工程由来

韓国加工場で乾燥工程以降箱詰めまでの間にネズミの侵入がありカワハギに糞が付着した国内の包装作業時に見落

①国外か工場での防鼠②国内包装作業工程での

検品の強化

食品異物混入データ集

Page 23: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

174 動物性異物水産食品とその加工品

カワハギ 2001年以前 毛髪カワハギの開き干しの中に髪の毛らしきものが2本入っている。

工場環境由来

不十分な作業員の毛髪管理及び工場での混入防止対策、検品不良による。

作業者の毛髪管理と毛髪の脱落防止対策の徹

底、及び検品強

食品異物混入データ集

175 動物性異物水産食品とその加工品

スモークサーモン

2001年以前 寄生虫身の中に虫が入っている。

原料由来

中間宿主のサケにシュードテラノーバの幼虫が寄生していたものが切り身加工され発見除去されなかったため。

食品異物混入データ集

176 動物性異物水産食品とその加工品

スモークサーモン

2001年以前 ユスリカスモークサーモンのパックの中に虫が入っている。

工場環境由来

工場周囲で発生したユスリカが作業場の灯火に誘引され開口部より侵入したまたは開口部の気流の流れにより作業場に入り混入したことが考え

①工場周囲のユスリカ発生源の除去②工場の誘因

源の除去

食品異物混入データ集

177 動物性異物水産食品とその加工品

サケ 2001年以前 寄生虫購入後常温で2日たったサケの燻製から虫がわいてきた。

製造工程由来生きたまま混入していたウジが保管中に乾燥のため死滅した。

製造現場での洗浄・清掃不良によりハエが混入したものとすれば工場の衛生管理の改

善が必要。

食品異物混入データ集

178 動物性異物水産食品とその加工品

サヨリ 2001年以前 昆虫弁当のサヨリの塩干物の腹部に虫がついている。

製造工程由来

本来サヨリに寄生しているものが加工時に腹部に付着し発見除去されずに出荷されたもの。

加工所での検品の強化

食品異物混入データ集

179 動物性異物水産食品とその加工品

サワラ 2001年以前 寄生虫サワラのみりん付けの中から寄生虫が出てきた。

原料由来

シュードテラノーバの幼虫が寄生していたものが切り身加工され発見除去されなかったため。

食品異物混入データ集

180 動物性異物水産食品とその加工品

シシャモ 2001年以前 寄生虫子持ちシシャモのから揚げから虫が張り付いてい

原料由来シシャモに寄生していた。

調理時の発見除去

食品異物混入データ集

181 動物性異物水産食品とその加工品

シンコ 2001年以前 ハエボイルシンコを皿に移していたらハエが入っていた。

製造工程由来 ボイル工程以後の混入

作業場へのハエの侵入防止と捕殺対策の強化・チェックの強化/出荷前の検品及び販売店でのトレー詰め時点の

食品異物混入データ集

Page 24: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

182 動物性異物水産食品とその加工品

タラコ 2001年以前 爪辛子明太子の中に爪が入っていた。

製造工程由来作業者の切った爪が衣類に付着しそれが混入した。

個人衛生として日常の爪の手入れが必要である。

食品異物混入データ集

183 動物性異物水産食品とその加工品

タラコ 2001年以前 寄生虫辛子明太子に小さな丸いものが付着していた。

原料由来

タラの卵巣に寄生虫のメタルカリアが寄生しているものが原料に使われ辛子明太子が製造され

目視による除去が必要

食品異物混入データ集

184 動物性異物水産食品とその加工品

メバル 2001年以前 寄生虫メバルの中から黒いものが出てきた。

製造工程由来

リリアトレマの寄生魚であるが筋肉中にシストが存在していたため見落とされたものである。

商品価値がないため除去する必

要がある。

食品異物混入クレームデータ集

185 動物性異物水産食品とその加工品

エゾメバル 2001年以前 寄生虫エゾメバルの皮の下に触ると固い黒い小さなものが多数入っている。

製造工程由来

リリアトレマの寄生魚であるが筋肉中にシストが存在していたため見落とされたものである。

商品価値がないため除去する必

要がある。

食品異物混入クレームデータ集

186 動物性異物水産食品とその加工品

エゾメバル 2001年以前 寄生虫

エゾメバルを煮付け食べようとしたら黒い斑点があり身の中にも同じものがある。

製造工程由来

リリアトレマの寄生魚であるが筋肉中にシストが存在していたため見落とされたものである。

商品価値がないため除去する必

要がある。

食品異物混入クレームデータ集

187 動物性異物水産食品とその加工品

アカメバル 2001年以前 寄生虫アカメバルの身の中に何か入っていて調理したら身に穴が開いた。

製造工程由来外観で異常のあるものは除去す

べき

食品異物混入クレームデータ集

188 動物性異物水産食品とその加工品

メルルーサ 2001年以前 寄生虫袋から取り出すと切り身に黒い筋様異物があった。

製造工程由来黒い筋がかなり多く見られるにもかかわらず除去されなかったため。

多数寄生のものは除去すべきで

ある。

食品異物混入クレームデータ集

189 動物性異物水産食品とその加工品

ワカサギ 2001年以前 寄生虫ワカサギのパックの中に長さ10cmくらいの透明な虫が生きて動いていた。

原料由来魚類に寄生虫がいても不思議はない。

パック時の注意食品異物混入クレームデータ集

190 動物性異物水産食品とその加工品

アジの開き 2001年以前 寄生虫アジの開きの中にハエの卵のようなものがある。

製造工程由来産地での開き加工時およびパック工場での感染魚の除去ミス。

開き作業、パック作業時の目視検品の強化が必

食品異物混入クレームデータ集

191 動物性異物水産食品とその加工品

アジの開き 2001年以前 毛髪アジの開きの中に髪の毛が入っていた。

工場環境由来

産地での開き加工時かトレーパック工場での作業時に作業員から混入したもの。

①作業員の毛髪自己管理②作業場入室の前の毛髪の除去③作業場の毛髪除去設備の強化④検品

食品異物混入クレームデータ集

Page 25: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

192 動物性異物水産食品とその加工品

イカ明太漬け

2001年以前 寄生虫イカ明太漬けを食べていたら中に白い虫のようなものが入っていた。

食品異物混入クレームデータ集

193 動物性異物水産食品とその加工品

イクラ 2001年以前 寄生虫イクラの中に寄生虫がいる。

製造工程由来 親のさ食品異物混入データ集

194 動物性異物水産食品とその加工品

タラコ 2001年以前ヒメウミシダ科ヒゲウミシダ

タラコの袋の中に変なものが入っていた。

製造工程由来タラとともに水揚げされたものが卵巣に突き刺さったまま加工されたと考え

加工作業各工程での検品の強化

食品異物混入データ集

195 動物性異物水産食品とその加工品

チリメン 2001年以前 昆虫太白チリメン、青口チリメンなどの中に虫が入っていた。

製造工程由来

カタクチイワシの稚魚とともに水揚げされたものが加工段階で除去されなかったもの。

加工場での選別、小分け作業所での選別を強

食品異物混入データ集

196 動物性異物水産食品とその加工品

チリメン 2001年以前 ハエの幼虫釜揚げチリメンを食べているときに虫が入っているのを見つけた。

製造工程由来産地加工場あるいは小分け作業所で混入し両者での選別漏れ。

作業場への侵入防止対策の強

化。

食品異物混入データ集

197 動物性異物水産食品とその加工品

チリメン 2001年以前 昆虫青口チリメンを袋から出したら黒い虫が出てきた。

製造工程由来作業所の隅などに残存じている乾魚屑を食害していた本虫が混入したも

加工場、作業場の清掃の強化

食品異物混入データ集

198 動物性異物水産食品とその加工品

チリメン 2001年以前 昆虫青口チリメンを袋から出したら黒い虫が出てきた。

製造工程由来加工場内へ侵入したものが混入した。

加工場などの昆虫侵入防止対策

の強化

食品異物混入データ集

199 動物性異物水産食品とその加工品

生鮮珍味 2001年以前 昆虫生鮮珍味詰め合わせのシラウオの中に虫が入っていた。

原料由来

納入された原料中に混入していたものが選別、検品工程で除去されなかったもの。

作業所の光コントロールなどの侵入防止と清掃の

強化

食品異物混入データ集

200 動物性異物水産食品とその加工品

生鮮珍味 2001年以前 毛髪塩抜きくらげの中に髪の毛らしきものが入っている。

製造工程由来最終製品の外から見える位置に毛髪が混入しているのは製品チェック

製品チェック工程の強化

食品異物混入データ集

201 動物性異物水産食品とその加工品

ハモ 2001年以前 骨ハモの皮の中に白い固いものが入っている。

製造工程由来原料のハモの皮に付着していたものが加工時に除去されなかったもの。

現地での洗浄による除去および国内加工時の工程

での除去

食品異物混入データ集

202 動物性異物水産食品とその加工品

ホタテ 2001年以前 昆虫蒸しホタテを茹でていたら虫が浮いてきた。

原因不明食品異物混入データ集

203 動物性異物水産食品とその加工品

モズク 2001年以前 ヨコエビ味付けモズクを開封したら小さな虫が見つかった。

製造工程由来

モズク採取時に一緒に水揚げされその後の洗浄工程、加工工程で除去されなかったもの。

洗浄の強化食品異物混入データ集

Page 26: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

204 動物性異物水産食品とその加工品

モズク 2001年以前 昆虫味付けモズクの中に虫が入っていた。

製造工程由来原藻中に混入していたか製造作業場で混入した可能性がある。

原藻採取業者での混入防止、除去作業は難しく、国内製造所での防虫対策および

食品異物混入データ集

205 動物性異物水産食品とその加工品

ワカメ 2001年以前 昆虫生ワカメに付着物があり水洗いしても取れない。

原料由来産地、加工場で

の除去はほとんど不可能。

食品異物混入データ集

206 動物性異物水産食品とその加工品

ワカメ 2001年以前 ヨコエビ塩ワカメの中に虫が入っていた。

製造工程由来

ワカメと一緒に水揚げされ、葉に巻き込まれたものが除去されず製品となったもの。

産地、加工場での除去はほとんど

不可能。

食品異物混入データ集

207 動物性異物水産食品とその加工品

ワカメ 2001年以前 昆虫湯どうし塩ワカメの中に虫が入っていた。

製造工程由来

水揚げされたワカメに巻き込まれている場合や加工場での混入などが考えられる。

誘因となる水揚げ後の陸上での放置時間をなくし加工場への侵入防止、捕虫・殺虫の

食品異物混入データ集

208 動物性異物水産食品とその加工品

ミックス海藻 2001年以前 昆虫ミックス海藻を水で戻していたら動いているものがいた。

製造工程由来

採取された海藻の中に混在していたものが発見されずに乾燥袋詰めされたもの。

袋詰めまでの各工程での目視選別に頼るほかな

い。

食品異物混入データ集

209 動物性異物水産食品とその加工品

ミックス海藻 2001年以前 イソメ化の一種ミックス海藻を袋から出したら長い変なものが出てきた。

製造工程由来海藻の採取時に混入し、その後の加工工程で発見されずに袋詰めさ

各工程での目視選別

食品異物混入データ集

210 動物性異物畜産食品とその加工品

ミートボール

1992年 バエの卵

合成樹脂製袋詰めのミートボールの表面に白い粒状の異物がみられた。

製造工程由来

家庭においてミートボールを袋から出して放置したためにハエが卵を産みつけたものと考えられ

開封した食品の放置を避ける。衛生害虫の駆除を

徹底する。

食品苦情処理事例集

211 動物性異物畜産食品とその加工品

チキンナゲット

2000/9/14 ハエチキンナゲットにハエが混入していた。

製造工程由来 自主回収食品製造業者(食肉)

212 動物性異物畜産食品とその加工品

熊肉のルイベ

1992年 旋毛虫

1ヶ月前に熊肉を生食した5名中4名が喫食後15~29日にかけて発熱、疼痛、筋肉痛、眼瞼浮腫等の症状を呈した。

製造工程由来

原因食は熊肉(ルイベ)であり日本で3例目の旋毛虫の人体感染例である。

生食は絶対にやめるべき

食品苦情処理事例集

Page 27: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

213 動物性異物畜産食品とその加工品

ポークソテー

1992年 豚の動脈ポークソテーの中に寄生虫らしき異物を発見した。

製造工程由来豚の動脈が除去できずに残った。

従業員は肉の筋であると説明した。消費者が不快に感じることを考慮して対応す

食品苦情処理事例集

214 動物性異物畜産食品とその加工品

生卵 1984年発育途中の小さな卵

生卵の白味の中に黄色のぐにゃぐにゃしたものが混入していた。

原料由来

親鳥の卵巣が正常に働かなくなり発育途中の卵が死んでしまい、親鳥の病気が直った後に次の卵の中に死んだ卵が取り込まれてしまったため。めずらしくない。

食べないほうがよい

東京都畜産試験場

215 動物性異物畜産食品とその加工品

豚肉 1988年 寄生虫パック入りの豚肉に乳白色の線虫が這い回っていた。

工場環境由来

魚と肉の処理施設のうち計量とパックする場所と機械が同一であったため移行したと考えられ

食品衛生関係苦情処理集計表

216 動物性異物畜産食品とその加工品

ステーキ用牛肉

1988年 寄生虫ステーキ用牛肉を購入したらうじ虫のような虫体がついていた。

魚と肉の処理施設は完全に区画されてtるので家庭での冷蔵庫内での移行が疑われる。

食品衛生関係苦情処理集計表

217 動物性異物畜産食品とその加工品

牛肩ローススライス

1988年 寄生虫牛肩ロースを冷凍庫で保存後解凍して食べようとしたら寄生虫が動き

冷蔵庫内に一緒に保管していたタラから移行した可能性が高い。

食品衛生関係苦情処理集計表

218 動物性異物畜産食品とその加工品

牛ミンチ肉 2001年以前イエベエの卵塊

牛ハラミの串焼きに白い花粉のようなものが付着していた。

工場環境由来作業場内に飛来したイエバエにより産卵されたもの。

防虫設備、対策の強化

食品異物混入クレームデータ集

219 動物性異物畜産食品とその加工品

牛肉のたたき

2001年以前 人毛牛肉のたたきに毛がついていた。

工場環境由来焙焼後、スライスパックまでの間で作業者より脱落混入したことが考えられ

作業者の毛髪防止混入対策の強

化。

食品異物混入クレームデータ集

220 動物性異物畜産食品とその加工品

和牛肩ロース肉

2001年以前 牛毛肉に5mmほどの毛が束になってついていた。

原料由来

牛の放牧中に傷穴に毛および皮膚が埋まりこんだまま治癒したものが製品に残存した。

皮膚部分を残さない確実な剥皮作業およびスライスパック時の確

食品異物混入クレームデータ集

221 動物性異物畜産食品とその加工品

和牛煮込み用肉

2001年以前 牛毛肉の中に短い毛が入っているのを発見した。

製造工程由来

と畜場での剥皮作業で残った皮膚部分がその後の工程で除去されなかったもの。

皮膚部分を残さない確実な剥皮作業およびスライスパック時の確

食品異物混入クレームデータ集

Page 28: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

222 動物性異物畜産食品とその加工品

国産牛肉バラ

2001年以前 牛毛牛丼を作り食べようとしたら細かい毛が入っていた。

製造工程由来

と畜場での剥皮作業で残った皮膚部分がその後の工程で除去されなかったもの。

皮膚部分を残さない確実な剥皮作業およびスライスパック時の確

食品異物混入クレームデータ集

223 動物性異物畜産食品とその加工品

牛肉ミンチ 2001年以前 牛毛牛肉ミンチに細かい毛が混入していた。

製造工程由来

と畜場での剥皮作業で残った皮膚部分がその後の工程で除去されなかったもの。

皮膚部分を残さない確実な剥皮作業およびスライスパック時の確

食品異物混入クレームデータ集

224 動物性異物畜産食品とその加工品

牛肉ミンチ 2001年以前 骨片牛肉ミンチをそぼろにし食べていたら固いものが歯に当たった。

製造工程由来と体からの脱骨作業時に骨片が肉中に残りその部分がミンチにあされ

慎重な脱骨など作業者の注意を喚起すること。

食品異物混入クレームデータ集

225 動物性異物畜産食品とその加工品

和牛野菜炒め用肉

2001年以前 肉のスジ肉を調理していたらゴムが入っていた。

製造工程由来原料肉のスネ部分のスジが除去不十分であっ

原料肉作業者の注意を喚起

食品異物混入クレームデータ集

226 動物性異物畜産食品とその加工品

和牛薄切り肉

2001年以前 血餅肉を焼いていたら肉に黒いものがついていた。

製造工程由来と畜牛のストレスによりおきた内出血が十分に放血されずに血餅となりの

解体作業時の内出血部分の除去の確実性の強化

食品異物混入クレームデータ集

227 動物性異物畜産食品とその加工品

牛ミンチ肉 2001年以前 黄変した脂肪牛ミンチ肉の中に黄色のものが入っている。

製造工程由来

カロチンを多く含む飼料を多量に与えたために脂溶性カロチンが脂肪に蓄積し黄変したもの。

黄変の強い脂肪部分の除去。

食品異物混入クレームデータ集

228 動物性異物畜産食品とその加工品

豚肉 2001年以前 豚毛清浄豚肉の中に毛が入っている。

製造工程由来

皮剥ぎ工程で皮剥ぎ機を一頭ごとに洗浄不十分だった場合残った毛が付着する。

確実な洗浄により付着脱毛の除去と確認を行う。

食品異物混入クレームデータ集

229 動物性異物畜産食品とその加工品

豚肉 2001年以前 血管・腱など豚肉の中に寄生虫のようなものがいる。

製造工程由来消費者が動物の組織や血管、腱を寄生虫と思った。

寄生虫と思われやすい組織は除

去すべき。

食品異物混入クレームデータ集

230 動物性異物畜産食品とその加工品

豚ローススライス肉

2001年以前 ハエ肉を料理していると小さな虫が動いているのを見つけた。

工場環境由来

下水溝の汚泥などに生息している幼虫が一定の高さで行う作業中に肉に混入した原因は不明

チョウバエの生息場所の清掃の徹

底。

食品異物混入クレームデータ集

231 動物性異物畜産食品とその加工品

鶏手羽先 2001年以前 ハエ鶏手羽先を鍋に入れているときに生きている虫を二匹見つけた。

工場環境由来

解体からパックまでの作業所内で3令幼虫にまで成長した幼虫が侵入した。

食鳥処理、解体作業所や包装所内へのハエの侵入防止および所内の捕虫、殺虫

食品異物混入クレームデータ集

Page 29: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

232 動物性異物畜産食品とその加工品

若鶏きも 2001年以前 ハエ若鶏肝を再調理し食べようとしたら白いものが付着していた。

家庭で加熱調理されたものが室内に放置されている間に侵入したニクバエ科のハエにより産卵されたものと思われる。

食品異物混入クレームデータ集

233 動物性異物畜産食品とその加工品

鶏肉(加熱) 2001年以前 ハエ加熱された肉塊の表面に乳白色の虫卵と思われるものが付着してい

卵は加熱されていないため調理後室内放置時に産卵されたものと思わ

家庭での調理後無蓋放置しないこ

と。

食品異物混入クレームデータ集

234 動物性異物畜産食品とその加工品

鶏肉 2001年以前 ハエ肉の表面に大型のハエが付着している。

製造工程由来加工作業中に混入したハエが、肉とともに凍結されたもの。

食品異物混入クレームデータ集

235 動物性異物畜産食品とその加工品

若鶏骨付き肉

2001年以前 ハエ野菜ともにシチューを作り食べるときになって虫を発見した。

本虫は鶏肉とはまったく環形のない虫であり、シチューの材料の朝鮮人参に付着していたものと思われる。

消費家庭での混入

食品異物混入クレームデータ集

236 動物性異物畜産食品とその加工品

鶏肉 2001年以前 アブ鶏肉の表面に黒いものが付着している。

製造工程由来解体から包装までの間で混入が考えられる。

作業所内への昆虫の侵入防止、所内での捕虫、

殺虫およびパック時の検品の強

食品異物混入クレームデータ集

237 動物性異物畜産食品とその加工品

若鶏もも肉 2001年以前 チョウ目の幼虫

若鶏もも肉をパックから出しボールに移したときにウジのような黄色い虫を2匹見つけた。

製造工程由来

①業者の解体処理、パック作業時での混入②販売店内パック作業所での混入③同時に購入した野菜による買い物袋内および冷蔵庫内で

検品の強化以外方法はない。

食品異物混入クレームデータ集

238 動物性異物畜産食品とその加工品

若鶏唐揚げ用肉

2001年以前 ミミズ若鶏唐揚げ用肉の間から虫が出てきた。

工場環境由来

ぬれている床面に未包装の肉の入ったトレーがケースに入れられ置かれたために侵入したと考

排水溝の洗浄の強化、および床面への容器の直

置きの禁止。

食品異物混入クレームデータ集

239 動物性異物畜産食品とその加工品

冷凍ささみ 2001年以前 人毛冷凍ささみが配達され袋から取り出すと髪の毛が入っていた。

工場環境由来

加工包装作業中に作業員から脱落した毛髪が直接あるいは間接的に混入したものが最終検品で見落とされたもの。

作業員の毛髪混入防止対策の強

食品異物混入クレームデータ集

Page 30: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

240 動物性異物畜産食品とその加工品

冷凍鶏肉串セット

2001年以前 人毛冷凍鶏肉串セットに髪の毛が混入している。

工場環境由来

加工包装作業中に作業員から脱落した毛髪が直接あるいは間接的に混入したものが最終検品で見落とされたもの。

作業所内、特に検品場所の照度アップと検品の強

化。

食品異物混入クレームデータ集

241 動物性異物畜産食品とその加工品

若鶏むね肉 2001年以前 血管むね肉を調理していると皮の下に寄生虫のようなものが出てきた。

原料由来食品異物混入クレームデータ集

242 動物性異物畜産食品とその加工品

味付け鶏肉手羽

2001年以前 羽毛味付け鶏肉手羽に異物が入っている。

製造工程由来

脱羽工程で抜けた羽毛が間接的に手羽に付着し味付加工の時点およびパック工程でも発見されずに流れたもの。

脱羽後の各工程での付着物の除去、および味付け加工の時点およ

びパック時の検品の強化。

食品異物混入クレームデータ集

243 動物性異物畜産食品とその加工品

合挽きミンチ肉

2001年以前 骨片牛豚合挽きミンチ肉の中に硬い異物が入ってい

食品異物混入クレームデータ集

244 動物性異物畜産食品とその加工品

合挽きミンチ肉

2001年以前牛もしくは豚の組織の一部

合挽きミンチ肉を調理していたら白い糸状物が数本出てきた。

原料由来

豚肉、鶏肉などの柔らかい肉をミンチにかけると筋肉表面を覆う薄い膜が切れないで出てくる場合があり、引き伸ばすと

特になし食品異物混入クレームデータ集

245 動物性異物畜産食品とその加工品

鶏ミンチ肉 2001年以前 皮および腱鶏ミンチ肉の中にゴムのようなものが入っていた。

製造工程由来

鶏ミンチ製造所は皮ごとミンチ機で処理しているので混入していたものは全て皮および腱である。

食品異物混入クレームデータ集

246 動物性異物農産食品とその加工品

アスパラガス

2001年以前 ハエアスパラガスに沢山の小バエが付着していた。

有翅アブラムシの可能性あり。原因不明

クレーム現品が送付途中で行方不明

247 動物性異物農産食品とその加工品

カボチャ 2001年以前 ハエえびす南瓜の中に多数の幼虫が入っていた。

原料由来雌成虫が産卵管を差し込み産卵し孵化した幼虫が中心部を食害

衛生的な取り扱いを指示した。

食品異物混入データ集

248 動物性異物農産食品とその加工品

カリフラワー 2001年以前 アブラムシカリフラワーを入れシチューを調理すると小さな虫が浮いてきた。

原料由来カリフラワーの花らい部分のくぼみに寄生していた。

生産地における本中の防除対

策。調理前の十分な洗浄。

食品異物混入データ集

249 動物性異物農産食品とその加工品

きくな 2001年以前 アブラムシ鍋を調理中アブラムシが浮いてきた

原料由来きくなに寄生していた可能性があり

生産地でのアブラムシ対策。調理

前の十分な洗

食品異物混入データ集

Page 31: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

250 動物性異物農産食品とその加工品

マツタケ 2001年以前 ウジマツタケの軸を立てに切ったら乳白色の幼虫が出てきた。

原料由来マツタケにミバエが産卵孵化後幼虫となり侵入寄生し食害した。

食品異物混入データ集

251 動物性異物農産食品とその加工品

山菜ミックス水煮

2001年以前 昆虫山菜水煮のパックの中に虫が入っていた。

原料由来・製造工程由来

原料に混入していたか製造工場で混入したかは特定できない。

製造工場での昆虫進入防止対策及び原料選別の

食品異物混入データ集

252 動物性異物農産食品とその加工品

山菜ミックス水煮

2001年以前 昆虫山菜水煮で作った料理の中に羽の生えた虫が入っていた。

原料由来・製造工程由来

原料に混入していたか製造工場で混入したかは特定できない。

製造工場での昆虫進入防止対策及び原料選別の

食品異物混入データ集

253 動物性異物農産食品とその加工品

たけのこ水煮

2001年以前 昆虫たけのこ水煮の中に黒い虫が入っていた。

原料由来・製造工程由来

本虫は日本国内・中国に分布し竹に寄生するものもあり生産地で混入し

作業場内の進入防止対策及び選

別の強化

食品異物混入データ集

254 動物性異物農産食品とその加工品

たけのこ水煮

2001年以前 ハエたけのこ水煮の中に小さい虫が入っていた。

原料由来・製造工程由来

ショウジョウバエ科の虫が産地工場、国内工場で混入した可能性があ

作業場内の清掃、洗浄

食品異物混入データ集

255 動物性異物農産食品とその加工品

はくさい 2001年以前 ハリガネムシ目白菜の葉をはがしたら長い虫が出てきた。

原料由来畑で直接混入したか本虫が生息する水源より混入した。

対策は家庭での丁寧な洗浄

256 動物性異物農産食品とその加工品

はくさい 2001年以前 昆虫鍋を食べた後鍋の中に虫を見つけた。

原料由来はくさいに付着していた。

家庭での洗浄強化

257 動物性異物農産食品とその加工品

ブロッコリー 2001年以前 昆虫花らいの中に虫が入っていた

原料由来幼虫が産地でブロッコリーに侵入し食害している状態で輸入された。

産地での防虫殺虫対策と家庭での洗浄の強化。

食品異物混入データ集

258 動物性異物農産食品とその加工品

ブロッコリー 2001年以前 アブラムシブロッコリーを調理しようとしたら小さな虫がついていた。

原料由来植物寄生のアブラムシがブロッコリーの花蕾に寄生していたもの。

生産地におけるアブラムシの防除と家庭での洗浄

の強化。

食品異物混入データ集

259 動物性異物農産食品とその加工品

ホウレンソウ 2001年以前 アブラムシホウレンソウに小さな虫がついていた。

原料由来本虫は植物の葉や新芽に寄生するためホウレンソウにも寄生していた。

生産地におけるアブラムシの防除と家庭での洗浄

の強化。

食品異物混入データ集

260 動物性異物農産食品とその加工品

レタス 2001年以前 ミミズレタスの葉をはいでいると虫を見つけた。

原料由来生産地で土中のミミズがレタスの葉の間に侵入したもの。

家庭で一枚一枚洗浄する。

食品異物混入データ集

261 動物性異物農産食品とその加工品

レタス 2001年以前 ミミズレタスを皿に敷きカキフライを盛り食べた後に皿の上を虫がはっていた。

原料由来生産地で土中のミミズがレタスの葉の間に侵入したもの。

家庭で一枚一枚洗浄する。

食品異物混入データ集

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no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

262 動物性異物農産食品とその加工品

レタス 2001年以前 ハリガネムシ

レタスの葉をはがし洗浄、水切り後、皿に盛り付けし食卓に出したところ虫が葉の上で動いて

原料由来

川か池、たまり水から畑に給水したときに水中の成虫がレタスの葉にもぐりこんだものと思われる。

家庭で調理前に行う洗浄と目視チェックの強化。

食品異物混入データ集

263 動物性異物農産食品とその加工品

バナナ 2001年以前 ねずみの糞バナナの皮にねずみの糞のような黒いものがついていた。

流通由来

フィリピンで収穫後付着したか、国内での市場から消費者の手に渡るまでの間に付着したもの。

消費者の手に渡るまでの流通途

上における防鼠・殺鼠が必要。

食品異物混入データ集

264 動物性異物農産食品とその加工品

干しいも 2001年以前 ねずみの糞干しいもを袋から出してみるとねずみの糞のようなものが付着していた。

製造工程由来

サツマイモを蒸煮スライスした後の乾燥工程か、乾燥品の袋詰までの間の保管中にねずみが侵入し糞の排泄があったも

乾燥場、保管場などの防鼠対策、および選別の強

化。

食品異物混入データ集

265 動物性異物農産食品とその加工品

干しいも 2001年 鳥の糞干しいもを食べようとよく見ると何かの糞のようなものが付着していた。

製造工程由来

サツマイモを蒸煮、スライス後乾燥工程に屋外の天日乾燥時に飛来した鳥から排泄された糞が付着し選別工程で見逃

鳥の侵入を防ぐ、取り入れ時の一次選別、及び袋詰め作業場での二次選別を強化

食品異物混入データ集

266 動物性異物農産食品とその加工品

みかん 2001年以前 昆虫みかんの皮に黒いものが斑点状に付着してい

製造工程由来選果場で選別漏れしたものである。

選別の強化食品異物混入データ集

267 動物性異物そう菜・そう菜半製品

筑前煮水煮 2001年以前 毛髪筑前水煮の中に毛が入っていた。

製造工程由来加熱工程以前に従業員からの脱落混入

毛髪の脱落、混入防止の強化

食品異物混入データ集

268 動物性異物そう菜・そう菜半製品

野菜ミックス水煮

2001年以前 蛾の幼虫中華野菜水煮に虫が入っていた。

製造工程由来原料のしいたけの中に混入していたと考えられる。

しいたけの乾燥場、保管場所、袋詰作業場などの成虫の補虫・殺

虫対策、及びしいたけ屑の清掃除

食品異物混入データ集

269 動物性異物パン類・菓子類

せんべい 2000/10/4 アリせんべいに40匹以上のアリの死骸が混入。

流通由来せんべいの袋の一部が裂けていた。

工場、販売店を立ち入り調査

食品製造業者(菓子)

270 動物性異物パン類・菓子類

もち菓子 2000/9/24 ゴムもち菓子の中にゴムの切れ端が混入。

製造工程由来従業員のゴム手袋がちぎれて混入した。

自主回収食品製造業者(菓子)

271 動物性異物パン類・菓子類

チョコバナナクレープ

2000/8/17 ゴム菓子の中にゴムチューブが混入していた。

製造工程由来製造機械の劣化によりゴムチューブが外れ混入し

機械を新品に交換等混入防止措

食品製造業者(パン)

272 動物性異物パン類・菓子類

ミルクデニッシュドーナ

2000/8/19 糸菓子の中に糸状の異物が混入していた。

製造工程由来ベルトコンベヤーの端がほつれ混入した。

機械を新品に交換等混入防止措

食品製造業者(パン)

273 動物性異物パン類・菓子類

給食用パン 2000/9/11虫、毛髪、ビニール

給食用パンに虫などが混入していた。

製造工程由来従業員がうっかりしていたと釈明した。

市教委が納入業者を厳重注意し

健康被害はなし

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no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

274 動物性異物パン類・菓子類

蒸しうどん 1992年 低温細菌煮込みうどんを食べたところ苦味がした。

製造工程由来

うどんが製造工程中に低温細菌に汚染され増殖したため苦味を感じた。

製造工程の使用器具類を出来るだけ分解洗浄できるように改善す

食品苦情処理事例集

275 動物性異物パン類・菓子類

アーモンドチョコレート

1992年 幼虫アーモンドチョコレートにうじ虫に似た虫がいるのを発見した。

製造工程由来

製造後の流通過程で倉庫や店舗にいた成虫が産卵し孵化した幼虫が放送を食い破り侵入し

販売店における商品管理及び防虫対策の強化が

必要。

食品苦情処理事例集

276 動物性異物 飲料 牛乳 1992年 低温細菌牛乳を飲用したところ苦味があり凝固していた。

製造工程由来

保管温度は適正であったが製品の出し入れ等については卸業者任せでずさんであった。

製造所での汚染防止のための衛

生管理、出荷から消費者までの温度管理、販売店での製品管理当の総合的な衛生

管理が必要。

277 動物性異物 飲料 牛乳 1992年 ユスリカの卵宅配牛乳のビン底に虫のようなものが混入していた。

製造工程由来飲用後に入ったものと思われる。

消費者に衛生害虫の知識について啓蒙する必要

食品苦情処理事例集

278 動物性異物 飲料 清涼飲料 1984年口腔内上皮細胞

清涼飲料水の中に黒い異物が浮遊していた。

清涼飲料水に唾液が混入し発生したもの。

食品製造業者(清涼飲料)

279 動物性異物 油脂

280 動物性異物複合調理食品

学校給食(豚肉とピーマンの

2002/6/4 針豚肉とピーマンの細切り炒めの中に縫い針を発見。

工場環境由来 保健所に届出

281 動物性異物その他の食料品

ダイエットサプリ

2005/12/13 小麦粉商品の中に小麦粉が混入していた。

製造工程由来 工程管理の不備 自主回収アレルギーなどのトラブル報告なし。

282 動物性異物その他の食料品

お子さまヌードル

2000/9/19 金属片ヌードルの一部に金属片が混入していた。

自主回収を発表。返品にも応じ

食品製造業者(その他食料品)

283 動物性異物その他の食料品

醤油 1992年 日本マムシ醤油ビン(1.8l)の底に蛇が入っていた。

製造工程由来

回収ビンの中にマムシ酒に使用したビンがあり洗ビン工程で排除できなかったため。

回収ビンの再利用時は洗浄方法、検ビン時の

チェック等の改善

食品苦情処理事例集

284 動物性異物その他の食料品

白玉粉 1992年 ねずみの糞白玉粉に混じって6mm程の黒色米粒大の異物が出てきた。

製造工程由来

白玉粉を一時的にダンボール保存段階で保管場所にねずみが往来し糞が付着した。

原料並びに製造工程中での異物混入防止を図ると共にねずみの駆除、防ねずみ対

食品苦情処理事例集

Page 34: JAFIC 警視庁に通告された内容を解析 - BIGLOBEfood-safty/jaficpipot.pdf原料由来 製造工程由来 工場環境由来 流通由来 原因 措置 備考 1 鉱物性異物

no 異物の属性 食品の分類 食品の種類 発生日 異物の種類 発生状況

原料由来製造工程由来工場環境由来

流通由来

原因 措置 備考

物理的危害の情報として、過去に発生した、食品に対する苦情事例を参考情報として掲載しております。 したがいまして、HACCPにおける物理的危害に類さない事例も含まれています。 Jafic警視庁に消費者から寄せられた苦情相談1985-2000(285件)

285 動物性異物その他の食料品

パイナップルの缶詰

1984年 昆虫

タイから輸入されたパイナップルの缶詰から動物の手足と思われる異物が発見された。

不明 不明