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ロシアは人口 1 4,200 万人を抱え、うち都市人口が 73%を占める。心臓疾患、ガン、アルコール中毒 などが原因で人口は減少傾向にある。平均寿命は男性 60 歳、女性 73 歳で、特に男性と地方居住者ではヨ ーロッパと比較して著しく低い。家族の役割が依然大きく 3~4 世代同居もみられるが、一世帯当りの平均 人数は減少傾向にあり、現在では 2.6 人となっている。労働市場の特徴として、近年は自営業者が増えて いることが挙げられる。また、賃金が低いために同時に複数の仕事を持つことが一般的になりつつある。 女性の就業率は伝統的に高いことに加え、経済的な理由から近年増加傾向にあり、 70%以上と推定される。 ロシアでは 2000 年代の経済成長により国民所得が著しく増加し、消費市場が拡大した。2011 年の一人 当たりの実質 GDP 29 万ルーブル(約 84 万円)で、2006 年比 14%増、前年比 5%の伸び率となってい 88 。また、ロシア連邦統計局によれば、2011 年のロシア国民の平均年間所得は 28 4,300 ルピア(約 82 万円)である。ただ、ロシアでは統計上の数字と実態が乖離していることも多く、副業や過少申告など によって GDP や所得などの公式統計はかなり過小評価となっている可能性がある。 89 ユーロモニターが実施した調査によれば、ロシアの中位所得層(可処分所得 US$5,00035,000 未満) 2002 年から 2007 年にかけて大幅に増加しており、消費市場が急成長していることが伺える。特に、 30 代~40 代の比較的若い世代を中心とする都市型リッチ層と呼ばれるセグメントの購買意欲は高く、学 生時代にソ連が崩壊して早くから西欧文化に触れたため、消費の嗜好も西欧の消費者とあまり変わらない と言われている。 90 24 BRICs の可処分所得階層別の世帯数構成比の推移(2007/2002出所)(JETRO 2011) 55 頁より抜粋。元データは Euromonitor International88 IMF World Economic Outloook Databases 89 (此本と大久保 2007) 90 (此本と大久保 2007) 上位所得層 年可処分所得 US$35,000 以上 中位所得層: 年可処分所得 US$5,00035,000 未満 下位所得層: 年可処分所得 US$5005,000 未満 BRICS 中国 インド ロシア ブラジル

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Page 1: JETRO - maff.go.jp...設立され、ロシア全体で118 店舗を展開するPlaneta Sushi や、モスクワ市内に30 店舗を持つYakitoriya 等がある92。 なお日本、人シェフがいるような非常に高級な日本食レストラ

ロシアは人口 1 億 4,200 万人を抱え、うち都市人口が 73%を占める。心臓疾患、ガン、アルコール中毒

などが原因で人口は減少傾向にある。平均寿命は男性 60 歳、女性 73 歳で、特に男性と地方居住者ではヨ

ーロッパと比較して著しく低い。家族の役割が依然大きく 3~4 世代同居もみられるが、一世帯当りの平均

人数は減少傾向にあり、現在では 2.6 人となっている。労働市場の特徴として、近年は自営業者が増えて

いることが挙げられる。また、賃金が低いために同時に複数の仕事を持つことが一般的になりつつある。

女性の就業率は伝統的に高いことに加え、経済的な理由から近年増加傾向にあり、70%以上と推定される。

ロシアでは 2000 年代の経済成長により国民所得が著しく増加し、消費市場が拡大した。2011 年の一人

当たりの実質 GDP は 29 万ルーブル(約 84 万円)で、2006 年比 14%増、前年比 5%の伸び率となってい

る88。また、ロシア連邦統計局によれば、2011 年のロシア国民の平均年間所得は 28 万 4,300 ルピア(約

82 万円)である。ただ、ロシアでは統計上の数字と実態が乖離していることも多く、副業や過少申告など

によって GDP や所得などの公式統計はかなり過小評価となっている可能性がある。89

ユーロモニターが実施した調査によれば、ロシアの中位所得層(可処分所得 US$5,000~35,000 未満)

は 2002 年から 2007 年にかけて大幅に増加しており、消費市場が急成長していることが伺える。特に、

30 代~40 代の比較的若い世代を中心とする都市型リッチ層と呼ばれるセグメントの購買意欲は高く、学

生時代にソ連が崩壊して早くから西欧文化に触れたため、消費の嗜好も西欧の消費者とあまり変わらない

と言われている。90

図 24 BRICs の可処分所得階層別の世帯数構成比の推移(2007/2002)

出所)(JETRO 2011) 55 頁より抜粋。元データは Euromonitor International。

88

IMF World Economic Outloook Databases 89

(此本と大久保 2007) 90

(此本と大久保 2007)

上位所得層

年可処分所得 US$35,000 以上

中位所得層:

年可処分所得 US$5,000~35,000 未満

下位所得層:

年可処分所得 US$500~5,000 未満

BRICS 中国 インド ロシア ブラジル

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ロシアでは家計消費に占める外食の割合は 15%程度と欧州や米国に比べると少ないが、2000年代以降、

外食産業が大きく成長している。ホテル、レストランを含む外食産業は 2005 年から 2008 年にかけて 10‐

12%の成長率を記録した。2009 年は世界的な金融危機の影響で高級レストランが打撃を受けて売り上げ

が落ち込んだが、その後回復して 2011 年には前年比 15%増の 300 億ドルの売り上げを達成した。外食産

業は圧倒的に大都市で発展しており、ロシアの 2 大都市であるモスクワ(人口 1,150 万人)とサンクトペ

テルブルク(人口 480 万人)がそれぞれ売上の 15%と 6%を占めた(2011 年)。91

外食産業のなかでも、マクドナルドやケンタッキー等のファストフード、コーヒーショップ、カジュア

ルダイニングの伸びが著しく、一方で高級レストランは飽和状態で、カジュアルダイニングへの方向転換

を迫られている。カジュアルダイニングの中では、イタリアンと日本食レストランの人気が特に高い。日

本食レストランはロシアの外食産業の中で特別な位置を占めており、特に寿司やうなぎ丼等の魚介を使っ

たメニューが流行している。「日本食」の定義にもよるが、モスクワでは日本食レストラン約 300 店に加

え、約 300 店の中華、イタリア、フランス料理の店で寿司を提供しており、日本食を提供している店は合

計で 600 店程度になる。富裕層向けから中流層向けまで様々あり、主要なチェーン店としては 1991 年に

設立され、ロシア全体で 118 店舗を展開する Planeta Sushi や、モスクワ市内に 30 店舗を持つ Yakitoriya

等がある92。なお、日本人シェフがいるような非常に高級な日本食レストランは全部で 10 店舗程度である。

平均的なロシア人の昼食単価は約 2 百ルーブルであるが、カジュアルな日本食レストランの単価は約千

ルーブル、高級日本食レストランでは 2 千ルーブル近くになる。現地でのヒアリングでは、卸売業者の多

くは、モスクワの寿司市場はすでに飽和状態であり、新しいチェーン寿司店は進出する余地がないと見て

いた。より手ごろな日本食として、日本式カレー(ハウス食品によるプロモーション)、ラーメン(すでに

何店かあり)、うどん(多くの日本食店のメニューに登場)、牛丼(吉野家が検討)等が広まる傾向で、よ

り広く日本食が一般のロシア人に受け入れられる素地が生まれている。なお、直近では外食大手トリドー

ルが運営する讃岐うどん店「丸亀製麺」が 2013 年 2 月にモスクワ 1 号店を開店した。トリドールは 2017

年末までに 100 店舗を目指す意向であり、日本の外食大手としては初のロシアでの本格的なチェーン展開

として注目を集めている。

在露邦人は 2,000 人程度と少ないため、日本食の消費動向はロシア人消費者によって牽引されている。

消費者の間で健康的な食品への需要が高まる中、健康的なイメージを売りにする日本食レストランへの需

要は今後も伸びていくと予想される。ただし、現在モスクワで展開する日本食レストランの多くはヨーロ

ッパ産や中国産、豪州産等の冷凍の魚介類を輸入して使っており、特に日本からの鮮魚の輸入は、複雑な

輸入手続きに要する時間により困難となっている。

91

(米国農務省 2012h) 92

JETRO による 2010 年時点での日本食レストラン情報

(http://www.jetro.go.jp/world/russia_cis/ru/foods/data/201005_01.pdf)

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ロシアの小売市場は独立商店が約 5 割、食品市場と露店が 3 割、小売チェーンが 2 割に分けられる。小

売チェーンは、水産物販売ルートの中で最も成長している。スーパーマーケット、ハイパーマーケット、

ディスカウントショップ等の小売チェーンの成長によって、ロシア人消費者の食料品の購買に、より幅広

い選択肢が与えられるようになった。国際的な小売チェーンであるメトロ、オーシャン、スパー、ビラな

どがロシア市場に参入している。小売スーパーは今後も拡大を続けるものと予想される。小売チェーンは

他の従来型の小売業と比べて品揃えが豊富で、品質や包装など見た目も重視するため、日本や海外の品質

の高い食品にとっては、最も重要な小売流通ルートと考えられる。なお、ロシアではいわゆるコンビニは

発達していないが、伝統的に 24 時間スーパーが至る所で営業している。

ロシアでは中間層~富裕層に当たる幅広い消費者が輸入品を多く扱う高級スーパーを利用している。日

本食品を扱う代表的なスーパーとしては、「アズブカ・フクーサ」、「グローブス・グルメ」、「グリーン・ペ

レクレストク」などの高級スーパーの他、日本食品を中心に販売するスーパー「ジャプロ」などがある。

アジア食品コーナーを展開するケースが増えている。日本食品の輸入に際しては、輸入通関等の問題から

日本からの輸入に実績のある業者を利用するのが一般的で、日ソ貿易や東ホールディングス社等が輸入・

販売を担っている。93

本事業の現地調査では高級スーパー大手の「アズブカ・フクーサ」にインタビューを行った。

アズブカ・フクーサ(高級スーパー)

企業概要:モスクワを中心に展開する高級スーパーで、モスクワ市内に 50 店舗を構える他、サン

クトペテルブルクブルクにも新店舗をオープンしたばかりである。向こう 5 年間で店舗を倍増させ

る計画であり、キエフにも出店予定。

輸入・国産割合:取り扱う製品の約 6 割は輸入品、残りの 4 割が国産品である。

主な顧客:モスクワでは 640 万世帯のうち 200 万世帯が月額所得 4 万ルーブル(約 12 万円)以上

の中~高所得者層に属する。同社はこのセグメントの 40%程度、もしくはモスクワの消費者全体の

15%程度を主要顧客としている。この層には主として企業のマネジャーや企業家、専門職などが含

まれる。

消費トレンド:健康的なライフスタイルを求める傾向が強く、例えばウォッカよりワイン、冷凍食

品や保存食より生鮮食品、魚を多く消費する等の傾向が見られる。このため、同社が扱う製品のう

ち、冷凍された食品は 3-4%に過ぎない。ただし、有機食品についてはロシア国内で基準が明確に

されていないため、あまり人気がない。また、輸入品よりもロシア製品を買っていこうという動き

もあり、ロシア産の商品を求める消費者も多い。

日本製品の取り扱い:同社が日本製品を取り扱い始めたのは 2006 年で、日本食品は特に高級なた

め、主に高所得者層をターゲットとしている。農産物・食品関連では主に以下の取り扱いがある。

果物・野菜:いちご、りんご、かき、みかん、すいか

日本食材:寿司材料、米、しょうゆ、ソース類、みそ

飲料:ソフトドリンク、ジュース、ビール

93

(JETRO 2012b)

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また、同社は店舗内でパンやケーキを製造・販売しており、その原料となる小麦を日本から輸入し

ている。

食肉製品:取り扱っている食肉製品の内訳は鶏肉 40%、豚肉 32%、牛肉 27%となっている。牛肉

は一部国産のものを使っているが、主にオーストラリアやニュージーランドから輸入している。鶏

肉・豚肉については国産を利用。現在、放し飼いで鶏の飼育を行う国内農家を探している。

魚介類:魚介類は主にヨーロッパから輸入している。日本から鮮魚を輸入したいと考えており、何

度かカンパチを輸入した実績がある。しかし、生鮮で販売するためには発送から 24 時間以内に店

頭に並べなければならないが、輸入手続きに時間がかかり困難となっている。魚の輸入に係る手続

きを日本・ロシア双方で簡素化する必要がある。

小麦製品:パスタ類は 100%輸入されている。

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ロシアは、「我が国農林水産物・食品の総合的な輸出戦略」の中で重点輸出相手国として重視されており、

品目別には特にコメ、イチゴ、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、食肉、切り花、サバ、サンマ、缶詰、みそ

が輸出の重点対象品目として取り上げられている。2011 年の日本からの農林水産物の輸出実績は 31 億円

で、アルコール飲料(日本酒、ウイスキー)、冷凍さんま、インスタントコーヒー、清涼飲料水、ソース混

合調味料等が多い。モスクワに日本産生鮮果実を輸出していた日本企業が 2011 年 11 月に倒産し、日本産

果実は少量なニッチマーケットであることから担い手の確保が難しく、果実類は厳しい輸出環境となって

いる94。

ただし、個別企業による地道な取り組みも行われている。例えば島根県のロシア専門貿易商社であるエ

ル・アイ・ビーでは、地元で生産された米を始め、日本産の野菜や果物をロシア向けに輸出している。ま

た、極東地域の貿易商社が北海道産の玉ねぎや米、白菜などを輸入し始めた事例などもあり、WTO 加盟

によってロシア側の厳しい検疫条件、品質チェック等が緩和されれば、今後日本農産物のロシア向け輸出

が伸びていく可能性はある。

これまでロシア向け農林水産物等の輸出に関しては、以下の問題点が指摘されている。

円高が続いたことにより、海苔や乾麺等の日本食品でも、日本産から離れて、中国産や韓国産で代

替する動きが活発となっている。

日本・ロシア間の貿易全般が低迷しており、安定的な輸送航路の運航確保が困難である。また、ウ

ラジオストク港からモスクワまでのシベリア鉄道を食品輸送に用いる際には、依然として安定性や

信頼性に課題がある。

ロシアの輸入業者は一般的な貿易で良く用いられている信用状(L/C)取引をあまり使わず、現金

決済を好む。このため日本の業者は前払いを条件とすることが多いが、ロシア側で現金を事前に調

達できず 20~30%を前払い、残りを貨物が港に到着する前までに支払うことを希望するケースも

多くなっている。支払は米ドルで行われる。この支払方法ではもちろん、支払計画と通貨変動のリ

スクを日本側に与えることとなる。このため、代金決済のトラブルが頻発している。

コールドチェーン物流の発達が遅れており、冷蔵車・冷凍車であっても積み替えや搬入時に外気に

長時間晒されるケースも多い。またコールド配送を一貫して請け負う物流業者がほとんどない。

全般的に輸入制度が複雑で、手順段階も多い。しかも、制度運用において個々の担当官の裁量によ

る面も大きい。さらに、監督官庁が細かく分かれているので制度の全体像が見えにくいうえに、制

度変更が頻繁に行われている。

水産物では、輸入許可申請等のためコスト高となっている。一般的な貿易に必要な書類作成に加え、

水産物輸入の場合には特別の「輸入許可申請」が必要となる。輸入許可申請については、製品・ア

イテムごとに登録の必要がある。仕様に変更があった場合は、いかなる変更でも再登録し、新たに

登録をし直す必要がある。輸入業者は日本産水産物を輸入する場合、まず日本側輸出業者がロシア

政府の輸出番号を所持していること、生産施設が上記のリストに登録されていることを確認し、次

に輸出業者に対し、3 通の証明書(原産地証明書(商工会議所が発行)、衛生検査証明書(日本冷凍

食品検査協会が発行)、品質証明書(生産者が発行))の三種類の書類の提供を求める。それ以降の

94

ジェトロ 2011 年 3 月ニュースリリース「コメ、酒類が好調、生鮮果実は総じて減少 ‐ 2010 年のロシアの日本産

食品輸入実績」

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手続きについてはロシア側輸入業者がすべて行う。業界関係者によると、書類手続きのコストは、

1 キロあたり 30 セント(米ドル)の価格増加にしかならない。しかし、ロシアでの関税等諸税が

加わることにより、輸入価格に約 30%が上乗せされる。

ロシアでは水産品の品質の差がそれほど意識されておらず、またトレーサビリティ等に対する社会

的要請も薄いため、正規の手続きを経ずに非正規で輸入された水産品が相当量流通している。また、

他国産の産品が日本の水産食品として偽装表示されているとみられる製品も確認されている。

表 45 日本の農林水産物のロシア向け輸出

単位:百万円

主要品目 2011 2010 2009 2008 2007

農林水産物計 3,052 7,097 4,847 5,301 4,207

農産物 1,942 2,202 1,973 2,974 2,362

林産物 33 109 68 43 40

水産物 1,077 4,786 2,806 2,284 1,805

アルコール飲料 579 517 351 637 500

さんま(冷凍) 578 4,089 1,869 647 268

インスタントコーヒー 289 212 270 417 500

清涼飲料水 274 166 105 132 43

ソース混合調味料 168 267 174 217 181

すけとうだら(生・蔵・凍) 151 227 483 449 682

菓子(米菓を除く) 78 69 94 100 67

真珠(天然・養殖) 69 33 43 51 39

ぶり(生・蔵・凍) 65 46 8 73 -

即席麺 52 58 45 55 27

コーヒー 48 14 20 11 0

醤油 41 115 101 80 72

スープ ブロス 34 30 23 42 31

緑茶 20 18 34 35 13

かつお・まぐろ類(生・蔵・凍) 20 40 18 28 18

果汁 17 3 2 10 16

いか(生・蔵・凍) 15 38 33 109 86

米 13 14 4 28 3

さば(冷蔵・冷凍) 13 78 104 302 77

りんご 12 13 11 38 31

出所)農林水産省「二国間貿易統計」